■ 【期間限定】第8回ハロウィン祭り特設会場【2015/10/31〜2015/11/07】

1 名前：小悪魔 ◆fPATcHE/tU ：2015/10/31(土) 19:00:02

Happy Ｈalloween!!

　　　　　　　　　　　　　　　　　几,,,_
　　　　　　　　　　　　　　 　 　γr‐i､｀ヽ、
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19時間ほど開始が遅れましたが私は謝らないっ……！
というわけで今回で8回目となりましたハロウィン祭り、今回は特設会場からお送りします！

○スレが立った瞬間〜2015年11月7日23時59分59秒までの時限イベントスレです。
○ひょっとしたらロスタイムでちょっと時間が伸びるかもしれません。
○途中参加、乱入歓迎。参加資格はありません。何でもアリです。でも雰囲気をハロウィンっぽくしたりお菓子を持ってきたりしてくれると喜びます。私が。
○キャラハンとして参加希望の方は以下のリストに名前を記載してくださいね。小悪魔との約束だ！

出典　：
名前　：
年齢　：
性別　：
職業　：
趣味　：
恋人の有無　：
好きな異性のタイプ　：
最近気になること　：
一番苦手なもの　：
得意な技　：
一番の決めゼリフ　：
現在の扮装：

○以上をお読みのうえで、あなたもハッピーハロウィン！

2 名前：小悪魔 ◆fPATcHE/tU ：2015/10/31(土) 19:12:34

Ｑ：なんでいつもの会場（ウィークリースレ）じゃないんですか？
Ａ：
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ノ!
　　　　　　　　　　　　　　　　ﾄ､　　　　 　 ／　 ', 　 ∧
　　　　　　　　　　　　　　　　|　｀'' ｰ ､,.-'‐＜.,　!　./:;:丶
　　　　　r,､　 　　　　　 _,,.. -! 　　 ､.,_ ヽ.　　 ヾ!､/:;:;:;:;:;ヽ、
　　　　ノ:::::＼,　　,. :''"´　 　 ヽ､.,_　　 ￣':,　　　 ',';:;:;:;:;:;;:;:ヽ
　　 ∠:::/::::i:::,>'´　　　　　　　　 　￣/ 　,ﾊ　　　 i￣ヽ:;::;/｀´
　　　 ｀⌒´,.:':　　　　　　　　　　　ヽ/_,. ｲ　!　　　 .! 　 ∨
　　　　　 , '　　　 ,' ./ 　 ,　 ﾄ ､.,_!__　 ',　|　:　　 　 ',
　　　　 .,:'　,　 　 !　!　　ﾊ　ﾊｧ=-;-'､　!　!　　　　　 ':,　　　　　　　　さすがに他のイベントとかぶってしまうのだけは如何ともしがたいわけでして。
　　　　/　/　 　.,'!_,.!ｲ ,'　!/ ﾊ´,ﾊ! 　Yi　 ',　　　､ 　 ヽ.　　　　　　　　小悪魔は『TRICK or TRIO　三人組で来なきゃイタズラされるぞ』を応援しています。
　　 ∠._ ,'　,'　./ ｧr'､ﾚ'　' 　　'､_ｿ　ノ i　,ﾊ,　　　ヽ. 　 ':,
　　　　 ｀!　!　ハ,!ﾊﾊ　　　　　　　 ´,.,. ﾚi'　',　　　　 ':, 　 ',.
　　　　　',　ﾚ'! ,ﾊ.｀ `’　'　　　　　　　　!　　i　　i　　　', 　 !
　　　　　 ヽ､,ハ. !"　　　　_　　　 u 　,:'i　　ﾊ　,ﾊ　　　i　/
　　　　　 　/ｿ ,ﾉiヽ､,　　　　 　　　 ,.ｲ　ﾊノ　 V　! 　/ﾚ'
　　　　　　,'　ｧ'- ''"つ＞,､.,,_,,.. 　'´ ,.ﾚ'　 >､.,_!／レ'
　　　　　　!,/　 -='､´ﾚﾍ　,.ｨ i__,,.. イ　 ／::::::/　 ｀ヽ､
　　 r,､　__,:'　　　　i,）_,.イ! /{}ヽ 　 レ'::::::::::/　　　　 ヽ､'　
　 ノ:::::＼/　 　 ,.ﾝ','´　,'::ﾚ'ﾉ　）ヽ_/::::::::::::;'　　　　　　　ヽ.,____　　　　　　　／!
／:::/::::i:::r''ｰ-イ　/ 　 ,'::::く, /::::::::::::::::::::::i　　　 , 　 　;　ｲｧｰ-､｀ヽ.　　　 く　」
∨/.::.:.:,:'`''ｰ-‐ﾄﾉ　　 !::::::::::!::o::::::::::::::::::::!　 　'　　　　ヽｿ/:::::::::i::iヽ,ヽ.　　//
.:./.:.:..!,'　 　 　!　　　_!::::::::::!:::::::::::::::::::::::::::!ヽ!ヽ.　　　　　 Ｙ:::::::/:::::::＼＼//
./:.:.:..,'　　　　 !　　 /:::::::::::;'::o:::::::::::::::::::::::ゝ､_7!ヽ, 　　 __　':,/::::;::::::::::）＼＼
.:.:.:.:.:.!　 　　 ﾉ ,rイ::::::::::;/!::::::::::::::::::::::::::;'::::::_,!＞ ''"´　　　　〉;:;:;:;:/;:;:;:;:;:;:＼＼
.:.:/:.ハ､_,,.. 'イ:::ヽ:::::::;:ｲﾆ!::::::::::::::::::::::;'ｧ'"´　　　　 　 _,,... イ;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:）ﾉ

それはそれとして、まずは私の自己紹介からですね。

出典　：東方シリーズ（東方紅魔郷）
名前　：小悪魔
年齢　：ないしょですっ
性別　：女の子ですよー
職業　：図書館で司書の真似事を
趣味　：いたずらですけど最近は自重気味
恋人の有無　：いませーん
好きな異性のタイプ　：ないしょでーす
最近気になること　：紅魔館の皆さんの本編での出番
一番苦手なもの　：……そろそろここに『弾幕ごっこ』って書いても誰もつっこまないだろうなあ、という空気
得意な技　：リング弾と苦無魔法陣のコンビネーション……そろそろ知らない人も多いかもしれません。
一番の決めゼリフ　：セリフはないですよー。
現在の扮装：
　　　　　　　　　　　　＿
　　 　 　 　 ,　-'´￣::,::-'｀7
　　　　　／-−､::::／:::::::/
　　　　　　　 　 }/- ､:::::::{ _　 -−―- ､_
　　 　 　 　 　 /　　 ＞'´: : : : : : : : : : : : ヽ
　 　 　 　 　 　 , -'´: : : :, -: : : : : : : : : : : : :＼　　　　　/ヽ
　　　　　　　／: :／: :／: : / : : : : : : : : : : : : : ヽ　　　/:::::!::＼
　　　　　　/: :,.ｨ/: : /: : ,.イ: : : : : : / : : : : : : : : ﾊ__ノ:::::::::|:::::::ヽ
　　　　　 /／/::l: :,.ｲ-､/ / : : : : : /: : : : : : : : ヽ二,_::::::::::::}::::::::::ﾍ
　　　　　/ 　 !::∧{　∨　ｌ : : ,ｲ: _/_:;ｲ: :,.ｨ: : : : : : : }｀ヽ::::ﾉ::::, -､:ﾍ
　　　　　　　∧! }/´,ﾆﾐ　{ : / !::/／｀メ､/: /: : : : : :l　　ヾ／　　 ヾ!
　　　　　 ／::/ :/{　ｂ::::l　∨　ﾚ'_ -＜　/X!: : : : : : l
　　＿__/_,.イ: : !　　ゞ-'　　 　 /´:::ヽヽ ./ : : : ,: : :/
　（＿＿＿（三三{""　　 　 　 ｂ:::::::ﾉ }/: : : : /: :/
　　（＿＿＿（三三{ 　 r- ､　　｀¨´／; : : :／: :/
　　　　（＿＿_（三三{､_k __）　 ""/イ: :／ : : /　　　　現在設営作業中でーす
　　　　（＿＿_（三三{>ｒ'＞,＝=r'7 ;.イ,.イ : /
　　　　（＿＿_（三三{／７L, -‐}イ_,／ /:／＼
　　　　（＿＿_（三三{__/::/´　 ﾉー -‐'´::::::|:::::＼
　　　　（＿＿_（三三{:::::/　　/￣｀丶､:::::::::|:::::::::ﾍ
　　 　 （＿＿_（三ﾄ-ｒｨ'　 _,.ｲ　　　　　ヽ:::::!::::::::::::ﾍ
　　　　　　ゝ-イゝ--Li-‐'‐〈　　　　　　 ヽ|,　⌒ヽ::ﾍ
　　　　　　　　/::::::::::::::::::::::::::l　　　　　　　　　　　　ヾ!
　　　　　　　 /::::::::::::::::::::::::::::ﾍ
　　　　　　　/:::::::::i::::::::::::::::::::::ﾍ
　　　　　　 ﾉ丶-::」::＿:::::-−'::::}
　　　　　　ゝ､::＿ﾉ_＿::::_::::-−'"
　　　　　　　　　(＿_,.ノ

皆さんへのお菓子ですが、今回は紅魔館特製のちょっと赤っぽいクッキーを。
外部の方が食べても大丈夫なように赤をイチゴにしたバージョンだそうです。
どうぞお召し上がりくださーい。

3 名前：強盗：2015/10/31(土) 20:07:52

・・・・・・お茶を頂いておりますよ。

4 名前：名無し客：2015/10/31(土) 20:15:39

イタズラOKですか、
イタズラOKですね?

HAHAHAHA!?Le'ts Go ToReeEE-ToO!!!

5 名前：New！カラストンビ部隊隊員3号（扮装：イカ娘） ◆IKA/enC2PA ：2015/10/31(土) 20:40:32

.


　　　　　　　　　　　　　　＿
　　　　　　　　　,　 -‐　　　　　‐-
　　　　　　　 ／　　_＿＿__　　　　　 ‐-　 _
　 　 　 　 ／-‐: : : : : : : : : : : : : ‐-､　　　　＼
　　　　／/: : : : : : : ﾊ: : : : ﾄ : : : : : : ＼　 ｨ7/
　　　　7/ー―――　――　ヽ : : : : : : }f_／
　　　 /:i __r- ､　 　 rﾆ=- 　 　 !: : : : : /_　 　 　 　 　 　 　 　 ､__人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人
　　 _,!/lｆ {itヽ'ﾞ_＿__`ｨ'乏iﾘ¨ヽ l: : : : /　　＼　　　　　　 　 　 .）　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 （
　 く.ｨ　l ､`='ﾞノ￣¨`ヽ｀='ﾞ　_ﾘ .l: : : :.!　　　　_>　　　　　　　　 ）　　　　　　　　TRICK or INK！！　　　　　　 　 　 　 （
　　, |　|､ ￣　 r__..　　 ￣　　　|: : : :l_　-‐　　　　　　 　 　 　 .）　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 （
　　: !　| ＞、 `ー==‐'　 　 　 イ: : : :!　　　　　　　　　 　 　 　 ）　お菓子をくれなきゃインクをぶちまけるぞ！！　..（
　 .: l　 ! ／:::::＞-―,-…＜_　 l : : : |　　　　　　　　　　　　 　 ）　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 （
　.: :l　 |f!::::::/　　／ : : : : : : ＼!.: .: :.l　　　　　　　　　　　　　　⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y..Ｙ
　i: :!　 !､ヽ::!　 /: : : : : : : ィ'¨¨｀ー-:ヽ
　!: |　 l ヽ ゝ､/: : : : : : /　　　　　　　 ＼
/: / 　 ! ハ彡! : : : : : /　 　 　 　 　○ 　ヽ
!: i　 　 >' ヽ: :ヽ、: : : i　　　　　　　　 　 　 iー-
!: !　　 {: : r‐へ: :＼: :ゝ、　　　　　　　　　/: : : : : ヽ、_
!: !　　 ヽ _!　 　 ＼:¨ : : ＼　　　　　　　ノ: : : : : : : : : : :＼
､:.ヽ　　　　ゝ、　三ヨｫ: :f r｀¨ ー‐-‐'´:＼: : : : : : : : : : : : ＼
　､: :.、　　ｆ iヽー＝'ﾞ ｀¨ト､＼: : : : : : : : : :.>､: : : : : : : : : : : : ヽ
　 ヽ: :＼　` !＠ _＿ ＠_ヽ ＼＼: : _　-‐ｨ'⌒ヽ ＿__: : : : : : : : :.
　　 ｀ー-=､ﾉ　　 ￣　　　　＼.> ＼{　　fｲ::::::::::::::／_::ヽ: : : : : : : i
　　　　　/｀￣￣¨i¨¨¨¨i¨´￣ト--'ﾞヽ=-ﾍ::::::::::::/ｲ:::::Y　＼＿__ノ
　　　 　 ! 　 　 　 |　　　ヽ　　 　 ＼‐-､　､:::::::〈::::::fｿ
　　　 　 ､＿＿__ノ　　　 　＼＿_／: : : 〉　ヽ::::::::>'ﾞ
　　　　　　　　　　　　　　　　（: : : : : ／i　 　 ￣
　　　　　　　　　　　　　　　＿ｆー‐'′　}､
　　　　　　　　　　　　　／　　｀　　 　 　 }
　　　　　 　 　 　 　 　 {　　　　　　 　 　/
　　　　　　　　　　　 　 ＼､_　 　 　 　 /
　　　　　　　　　　　　　　 ＼ 二ﾆ=‐'ﾞ


え？文法がおかしい？知らない！！
こんばんわ、突然だけど参加させてもらいまーす。
決して現在行われているフェスで全然勝てないから、そのウサ晴らしってわけじゃなイカらね！

そして、今装備中のギアはイカ娘3点セット。
あたしが手軽に仮装できるのはこれくらいだしね。
んじゃイカ、よろしく〜！


出典　：Splatoon（スプラトゥーン）
名前　：New！カラストンビ部隊隊員3号（仮名）
年齢　：14
性別　：ガール
職業　：New！カラストンビ部隊の隊員
趣味　：ナワバリバトル
恋人の有無　：いませんよ〜だ。
好きな異性のタイプ　：花よりインクをまき散らしたいお年頃です。
好きな食べ物　：メガホイップチョコチップダブルワッフル
最近気になること　：ダウニーがロクなもの持ってこない…
一番苦手なもの　：あたしたちって水中だと浸透圧で身体がハレツしちゃうんだって！怖ぇぇぇ。
一番の決めゼリフ　：ﾏﾝﾒﾝﾐ!!
将来の夢　：ウデマエＳ+になること
現在の扮装：侵略！イカ娘のイカ娘

6 名前：名無し客：2015/10/31(土) 21:41:05

ハロウィンでもお化け関係無いコス多いよね

7 名前：名無し客：2015/10/31(土) 22:45:32

で、過去イベの締めは？(条件反射)

8 名前：名無し客：2015/11/01(日) 09:13:15

なんだ、また締まらないのか(未来予測)

9 名前：New！カラストンビ部隊隊員3号（扮装：イカ娘） ◆IKA/enC2PA ：2015/11/01(日) 21:30:32

そういえば今あたしはイカ娘の仮装をしてるわけだけど
実はイカ娘ってどんなキャラなのか知らないんだよね……
まぁいイカ。　とりあえず語尾に『侵略』ってつけてみよう侵略。


>>3　・・・・・・お茶を頂いておりますよ。
わお。
大人しくお茶を飲んでいる強盗って初めて見た侵略。
とりま、一応あたしヒーローやってるんで強盗さんは放置できない侵略。
でもあたしは優しいからお茶を飲み終わるまで待ってあげるね侵略。

…ごめん、メンドくさいからこの語尾やめるね。


>>4　イタズラOKですね?
イタズラしていいのはイタズラされてもいいヤツだけだ！
とゆーわけで、
お　前　も　イ　ン　ク　ま　み　れ　に　し　て　や　ろ　う　か　ぁ　ぁ　ぁ　！　！


>>6　ハロウィンでもお化け関係無いコス多いよね
実際あたしはオバケ関係ないコスプレだもんね。
今あるギアの中でオバケ系のギアってないからなぁ〜
しいて言えば「シーホースHi ゾンビ」くらいだし。


>>7-8
ほほう、なんだか昔色々あったみたい。
うん…　まぁ…　今回ガンバればいいんじゃなイカな……


>>2　小悪魔さん
この人が主催者さんかな？初めまして、イカです。
それにしてもよく出来た悪魔っ子のコスプレだなぁ。まるで本物みたーい。
あと、世界は違えど同じものを感じる…　同じ「シューター」的な何かを感じる……
ﾓｼｬﾓｼｬ　イチゴクッキー美味しい！

10 名前：名無し客：2015/11/01(日) 22:49:10

ヒャッハー!!!
インク汚れもケチャップのようなアカイ染みも同じことだ!!!
会場を然り気無くかつ完璧にクリーニングしてやるぜぇえ!!!

11 名前：名無し客：2015/11/02(月) 14:39:22

ここは一年中ハロウィーン？

12 名前：小悪魔 ◆fPATcHE/tU ：2015/11/02(月) 23:58:58

スレ立てから約５３時間ほど間が空いてしまいましたが私は元気です。
……バカーっ！？　まだ管理人さんに告知頼んでもいないのに！
ええい、気を取り直して返事行きますよ、ゴーゴー！

>>3
あ、どうぞどうぞ、自由に飲んじゃってってくださいねー。
それにしてもあなたどこかで強盗だー！？

懐かしいですけど！　確かにあなた去年来なかっただけでそれ以前には割と毎回いらっしゃってましたけど！
でも強盗からは足洗ってくださいよぉぉぉっ！


>>4
トリート上げるから静かにしてくださいっ。
　　　　 _　　　_
　　　／（ ＿ .)ヽ　　　　γ⌒ヽ　　ﾄﾞｶﾄﾞｶﾄﾞｶ ＿
　　 /'vi'´　　`ヾ.l　　　　ゝ __ノ　　　　　　　　 Ｙ、
　　 　 l　ノﾉ从ﾘ〉 　　　　　　　　　Σ　　＊　　|§
　　　 从ﾘﾟ ヮﾟﾉﾘ　　-==≡　γ⌒ヽΣ　／ ＼∩'´
　　　 ⊂i`::V:'iヽ　　　　　　　ゝ __ノΣξ･∀･)/
　　　　 く::::::/:l∪'´　　γ⌒ヽ　　　　/ 　 　/←>>4
　　　　　 し'ﾉ　　　　　　ゝ __ノ ｶﾞﾝｶﾞﾝｶﾞﾝ

　　　　　　　　　　　　　　　↑トリート
>>6
　　　　　　　　,..ィz!　　　＿＿＿　　　　　　　　　ヾﾆ=..､
　　　　　　,.ィﾆ三 {::::::::::::::::::::::::::::::::::::::..　　　　　 ﾉ三三k:.、
　　　 ,.ィﾆ三ニ／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ 　 ,.ｲ三三三三k､
　　,.ｲ三三三/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ∨三三三三三三k､
　,.'三三三ﾆ/:::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∨ﾆ三三三三三ﾆ.k.
./=-‐ ¨¨..イ::::::::::::l:::::::::::::::!:::::::::::::|:::::l::::::::::::::::i　 ヾ三‐'' ¨　¨　ヾli.
′ 　　　　 |:::::::::::::|:|::::i:::::::|:::::::::::::}ｉ::::L_:::::::::::::!.　　∨　　　　　　 ｀
　　　　　　 l:::|:::::::::|:}::┼‐::}:::::::::: ハ:/ヽ|:::::::::::|
　　　　　　 l:::|:::::::::|ハ:{ヽ八:::::: / x==ミ|:::::::::::ｌ
　　　　　　 |:(|::::::::弌〒ﾐ､　＼/ ,ｲ示心::::::::::ﾘ
　　　　　　 ::::|:::::::::|ゞﾆﾂ　　　　　ゞﾆﾂ.|:::::::::i'　　　あはは……当世のハロウィンは何でもアリですからねえ。
　　　　　　 ヽ|:::::::::|　　 　 　 i　　 　 　 |:::::::j　　　　でも、それでこそ百鬼夜行っていうことには……なりませんか、そうですか。
　 　 　 　 　 i|:::::::::| ｕ　　　　　　 　 　/|:::::/､　　　　　まあ、私も配管工とかはどーよと思ったりもしますが。
　　　　　　　八:::::::|ヽ､　 　 ⌒　 　 イｰ!::/:::::::..、
　 　 　 　 ,.´::;::ヽ::::!::∧丶　.._... ＜ l　ﾊ/::::::;:::::::ヽ
.　　 　 　/::::::;__|_ﾍ:j.. ｲ}、　 　 ,'　ﾏ|:!::/:::::::::i:::::::::::'.
　　　　 /, '´ ∨::::::::::::!　 ＼__./　　|ﾚ'`ｒ─- ､:::::::::::!
　　　　.{/　　　＼';::::::|　　　/ム 　.|::::::{　　　 ヽ;::::/　ﾄ､
　:、 　 ;'　　　 　 }::::::::､ 　 /{　__ﾄ､ !::::::',　　 　　∨　,'::::＼
　:::＼./　　 　 　 i:::::::::::ヽ/ 7´　∨ |:::::::∨　　 　 {　/:::::i::::::':,
　::::::/　　 　　　/::::::::::::::::::::| 　 　∨::::::::::ヽ　　 　∨:::::::;:::::::::'
　:::::{　　　　 　 {::::::::::::::::::::::|　　',　 ヽ;::::::::::}　　 　 }::::::/:::::::::::}
　⌒ヽ.　 　 　 人::::::::::::::::::::|　　 ヽ _」:::::::ノ　　　 /::::/::::::::::::/


>>7
〆てますから！？
確かに当時すぐに〆切れなかったイベントもありましたけど一応現時点では全部〆られてる……はずっ……！
忘れてるのあったら教えてくださいごめんなさいっ！
あ、あと1対1でやった奴は一つ……うう、ごめんなさいぃ。


>>8
不吉なことを言うなぁー！？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(厂｀　　　　、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ＼＿＿,　-⌒ヾー-----ノ′
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＞rー- '´　 ｀￣　 ｀丶 ＼
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 rzー―ｰ／　　　　　　　　　　　 ＼｀ー＿＿_
　　　　　　　　　　　、＿＿／////／/ 　 ,　　　 /　　i　　　　　　ヾ//////＼
　　　　　　　　　　　　￣￣ ｀ヽ/／ /　　/　 /　/　/　!＼　＼　　ハi｀ヽ//ヽ _ ＞
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 / | ／　 /　/ﾚ/|　l} ､ ＼　ヽ ヽ　＼ ｀
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 / /! 　 _ノ-イ |// , ﾊ l｀ー＼ 　 l　 |ｰヽ
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ﾚ'j .／￣-ミﾏ=､ﾚ'ノ ﾚzr‐--- 、l}　 !＼ 本当になったらどうするんですかぁー！
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 r‐v'　 .＿,ヽ)′ﾟ:::::: :::ﾟ¨｡У／,　＼/l)　　　泣きますよ！？　泣いちゃいますよ！？
　　　　　　　　　　　　　 　 　 ／ .ハ ／ ｀¨i´::；　　＿ 　；ヾｰrゝ､_　｀ヽ'~|｀ヽ、
　　　　　　　　　　　　　 　 ／　 /　 V|　　 |ヽJ　/　 　 )　ノ)　l 八｀ヽ　 j　　l＼
　　　　　　　　　　　　 　 / 　 　' 　　|.|　　.ハ ＞ ー_‐ 'イ_/_ //_ l＼　i/　　 l:::::＼
　　　　　　　　　　　　 ／　　　―z‐┘＿/__r― |　　　　l)　 V⌒厂iーヽ　　　`　　 丶
　　　　　　　　　 　 ／　　　　.::厂/　rj:i:i:i:i:i{ 　 .j　　　　j　　 V:i:|:i:i:|ヽ::::ヽ _　 　 　 　 ｀ヽ
　 　 　 　 　 　 　 i. /:　　　 .::/rー ' |:i:i:i:i::/　　iﾞ ｀ 　 ´ム---ゝl:i:i:i|::::ヽ:::::::::ｰ ､　　　　 j
　　　　 　 　 　 　 V.::　 　 .::/´.::::'　 l:i:i:i:i/ ／｀!　　　 .l´/i:i:i:i:i:i:l:i:i:i|:::::::´:::::::::::::::::.....　.:_/
　　　　　　　 　 　 .{::　　　_::(/::::　.::::|:i:i:i:iﾚ! //　　　 ノl/i:i:i:i:i:i:iﾉi:i:i:!´::_＞　´ ￣￣￣
　　　 　 　 　 　 　 廴　　 　 　 .::::::/|i:i:i:i:i:{ | (　　 , /ノ|i:i:i:i:i:／i:i:i:i:厂ﾊ
　　　　　　　　　　　　 ｀　ー―z― ´} ､i:i:i:l {　｀ ｰ､j |_/|i:i:i:i:}:i:i:i:i:i:i:!l　八、　　　　 _
　　　　　　　　　　　　　　　／/　　 /:i:il:i:i:il ヽ　　　{　　li:i:i:i/i:i:i:i:i:i:八ヽ. ＼ー―- '/丶
　　　　　 　 　 　 rー― //ノ{j　　/.li:i:ili:i:i:|　 ﾊ::::::::ヽ　:ヽi/i:i:i:i:i:i:/ ヽヽ＼ ＼ー―--　＼
　　　　　　　　 ／ -､///／ .|! ／　|i:i:i:ヽi:|　　.l:::::::::::}.:::::li:i:i:i:i:i:i:iヽ　 ヽl＼＿ー_)
　　　 　 　 　 /´　　 ヽi/ 　 ／　　/i:i:i:i:i:ヾ}!　 .!::::::::::i::::::li:i:i:i:i:i:i:i:i:i:〉 ＼＼￣￣
　　　　　　　　　　　　ー　ニ／/ヾi:i:i:i:i:i:i／.＼ !::::::::/:::::::ヽi:i:i:i:i:i:i:il　 　 ヽ ー
　　　　　　　　　　　　　ー =／i:i:i:i:i:i:i:i/':::::::::::::::::::::::ハ:::::::::{i:i:i:i:i:i:i:!　i i 、 ＼
　　　　　　　　　　　　　　　(i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:l:|: :＿＿＿ノーヽ.::::::ｰzi:i:i:i_ヽ从＿__｀ ー
　　　　　　　　　　　　 　 厂iー＜_＿__,レi:i:i:i:i:i:i:i;i;i;∨i;i;ー‐'i:i:i￣i:i/´i;i;i;i;i;i;iー┐
　　　　　　　r　-、　　　 /i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i;i;i;{i:i;i;i:i;i:i:i:i:i:i:i:i:i'i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;! / ￣ヽ
　　　　 　 ノ　　　ー　-　ヽi;i;i;i;i;i;i;i;i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i;i;l;i;i;i;i:i:i:i:i:i:i:i:i:i;i;i;i;i;i;i:i:i;i;i;i;i/-┘　　　丶 _
　　 r : : ´ 　 . : : : : : : : : : : Vi;i;i;i;i;i;i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i;i!;i;i;i;i:i:i:i:i:i:i:i:i;i;i:i:i:i:i:i;i;i;i;i:/: : : : : : : : .＿＿ノ
　　　｀¨　　―　　--　　 ､: : Vi;i;i;i;i;i;i;i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:Vi;i;i;i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:／i:i:i/: : ,　 　´
　　　　　　　　　　　　　　　　 Vi;i;i;i;i;i;iヽi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i;i};i;i;i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/ '´
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ー＜ヾ;ヽi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iﾉ;i;i;i;i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i;i;i; ／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀＼i;i;i;i;i;i;i;i;／、i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i; ／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ー―　'　　 ー――　'' ´
>>10
あ、清掃業者さん！　はい、適度にピッカピカにお願いしますね！
でも盛り上げの邪魔はしないような方向で！


　　　　　　　 ／{ 　 ／　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ＼　　r‐ 、
　　　　 　 ／　　ヽ/__　　　／　　　　　 | 　 　 　 |　　 　 　 ヽ　| 　 ＼
　　　　　/ 　 　 　 ,. ┘ ／　 /　　　 ∧l　 　、 　| |　　　　　 ヾ'　　 　 ヽ
　　　　 / 　_　　 /　　 /　／/　,./.-/―ト　 /!　 ,!_l､__　　　　 ﾊ　 , -､　|
　　　　;' ／ ｀ヽ/ｌ　　 /／　/／/　/　　|　 / |　/| | ヽ｀　　　　 l∨ 　 ヽ|
　　　　l/　 　 　 ｌ　　　 /　/´l / _テミヽ|　/　!ｲ´テﾐ:､!　　 l. 　 |
　　　 　 　 　 　 |　　 _/　/　 |ﾊ、 　ﾉ l | /　　ﾊ ﾉ}.ノ |　　/ 　! |
　　　 　 　 　 　 |　＜/　/ 　 | ヽ辷zソ l.′　 辷:ｿ　/|　 /|.イﾚ'　　　　 ､
　　　 　 　 　 　 l 　 /／|　　 |､ '"'"'"'"　　　,　'"'" / |　/　 ｢ ヽ　 /ヽ　 ＼ヽ　どうぞよろしくお願いしまーすっ。
　　　 　 　 　 　 |　/'　　|　　 | |ヽ、 　 rv- ┐ 　 .ｲ　.| / 　 |　 |　/　ﾉ　,. ､ ヽ
　　　　　　　 　 ,′　　　|　　 |＼　丶. 丶　 ' . イ　|　 l/　　 |　 | /　/／　ﾉ
　　　　　 　 　 /　　　　 ｌ　　 l 　 ＼　｀ ｰ＜.　/　 |　 ＿_　 l 　 `ｰ'- ､∠__
　　　 　 　 　 /　 ,.＜￣|　　 ﾄ､　　 ｀ゝ-〈　 ﾄ〈＿ | (＿　 ｀ ｰ- 、　 　 ＿_ )
　 　 　 　 　 /　/＿_ ヽ.|　　 |　ヽ　 ∧＿}ヽj　　 ﾄ| 　　l＼ 　 　 ヽ　　}
.　　　 　 　 /　/　　　ヽ.|　　 |　　＼{､ ヽ ＼|　 　､| 　 ∧/,>､　 　 　 ﾉ､
　　　　　　/　/　　　　 /　　/ ..　―--＼}　　ゝ ｰ┘._/　　|ヽ}__　　　{＞>
　　 　 　 /／　　　　 /　 ／　　　　 　 　 ＼/　　　 　 ｀丶.!　　 ￣| /　/
.　 　 　 / ヽ.　　 　 /　 /　　　　　　 　 　 　 ヽ　　　　　　　 丶、　|′ |
　　 　 /　　 |ヽ 　 / 　 ;　　　　　　　　　　　　　:,　　　　　 　 　 ヽ | ／|
　　　/ 　 　 |　　 ,′　 !　　　　　　　　　　 　 　 i 　 　 　 　 　 　 ∨　/
　 ／ イ　　｛ヽ　 |　　　、　 　 、　　　　 　 　 　 l　　　　　　　　 　 :,　|
　　 　 |　 　 l　＼!/| 　 | .　　　ヾ:、　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ヽ{
　　 　 |　 /　l　　　 ヽ　|　＼ 　 　 ｀　 　 　 　 .′ 　 　 　 　 　 　 ／ 〉
　　 　 | /{　　}　　　　ヽ|　　 丶､ _　　　　 _ . ´ヽ、　　　　 　 　 ／ ／
　　 　 |′ヽ　|　 　 　 　 　 　 |　　 ￣￣　　 　 　 ｀ r‐----＜_. イ


>>11
ノン。この場所がハロウィンを呼ぶのではなく、ハロウィンがこの場所を呼ぶのです。
まあ、似たようなものではありますが。後今回割と遅刻進行ですが。


>>5>>9　イカちゃん
イカ娘ちゃんさん！
……じゃないですけど、イカには違いないみたいですね。
いや、さすがに同一イカ物でないのは気がつきましたけど。
あと、かつてご一緒だった時代の時にもこんな呼び方はした事ないですけど。
ともあれ、初めまして、小悪魔です。ふかぶかと礼。

＞それにしてもよく出来た悪魔っ子のコスプレだなぁ。まるで本物みたーい。

　　　　　　　　　　　　_, -ー'"~￣~" ｰ -..､_　　　〉＼
　　　　　　　　　　／　　　/^　　　　　　　　 ＼-' |　 `!、
　　　／ヽ､＿ ／　　　　 i'　　　　　　　　　　　 i-､|　,ﾍ,!
　　/　　　　 / 　 　 　 　,|　 ,!　　 !.、　　　.i　　.|　l. !i
　 / .ｒ'`レ＾/　　　/　　 /|　 | 　　 |ヽ,rｰ､　.|　　|　| |.i
　/ /　　　i'　　　 i r'~`/:::|　.|i　　　!::ヽ　 　 !　　.! .|,! |
　!/　　　 i　　　　i 　 /::　 !　.i:l. 　　!::: ＼　 |　　 | .l|　|
　'　　　　i　 　 　 i! /::　　 .i　i:::ヽ　 |::: ＿.ヽ_|i　　.!　　|
　　　　　| !　　　.i'i/.,- ､　　､j:::　 ＼|/へ::`:.、.! 　 |　　|
　　　　　| |! 　　 i /:/~ `＼　　　　 / 　　 `i;::! |　 .!　i　|
　　　　　ﾚﾊ　 ヽ |::/　　　　　　 　 　 　 　 └' i'i、|　|.　|　　　あはは、そーでしょそーでしょ。よく言われるんですよー。
　　　　　 | 　 　 N`　　　　　　　　　　　　　　 ::|. `'　i. 　|　　　　　　　　　　　　　　　ﾎﾝﾄﾆﾎﾝﾓﾉﾆﾐｴﾙﾅﾗｿﾝﾅｺﾄｲﾜﾅｲﾃﾞｼｮｳｹﾄﾞｰ
　　　　　 i 　　i　i::.　　　　　　＿＿　　　　　 .::|　　 |. 　|　　　　　　　　　　　　　
　　　　 　!　 　 i, ﾄ､:.　　　　　＼／　　 　 _.:-';i 　　| 　 |　 ,ﾍ
　　 　 　 .|　i, 　^' i ~`iｰ-　,,,＿＿ _ -ｰ '"::::::::|　　i.　　| ,/::::::ヽ、
　　　 　 　i　|　　　i　 .i　.'i;:::::_/ﾄ､,イ＾i ､::::::::::::i 　 |　　 |',-ー^`
　　　　　　 i .!　　　|,　 |. i.冫//|ﾉ〉〈`ﾘ//iヽ::::! 　i　　　ト..、 ）））
　　　　　　　!.|　　　|:i　　 ｿ |//V　.ｿ///:|. V　 /　　　i､;;::::ヽ
　　　　　　　 ^i、　 .!;:i　 /　.|://ﾊ//////l /　/　　　 ﾉ　~`ヽ〉

……確かに、なにか次元の壁を感じますが……「シューター」の匂いをあなたから感じますっ。
形は変われど魂は受け継がれるってことでしょうか……！

あ、クッキーどうぞー。私も一つつまみます。もぐもぐ。

13 名前：名無し客：2015/11/03(火) 06:53:03

ロスタイム19時間

14 名前：15：2015/11/03(火) 07:16:39

>>3
　
「おお、強盗っスよ塁さん」
　
　とツレが言ったのでフロアの隅を見ると、確かに強盗がいた。
　
「ああ、マジだ」
「強盗って名札付けてますからね。ありゃ強盗だ」
「まあ付けてるよな、強盗」
　
　問題は名札を付けた強盗が強盗として存在し得る条件が「これから強盗を起こそうと考えている」である場合、それは単なる
強盗未遂としても成立しないのではないか、ということだ。強盗がお茶を貰って飲んでいたとして、そのお茶が強取されたもの
でなければ強盗が強盗として存在可能な条件はなく、強盗っぽい強盗は強盗という名札を貼り付けた強盗モドキとしてしか存
在できない。風呂敷包みを携えたサングラスの男をイメージしてみて、その男は強盗ではなく泥棒なのではないかというトメさ
ん（近所の三件隣で自宅前に畑仕事を営む・89歳、壮健）の指摘に耐え得る回答を返すことはできない（※1）。
　
※1
　この場合強盗がお茶の所有者の抵抗を奪うほどの暴行を加えることが不可能であった場合、これに強取は成立せず、加え
たとしてお茶を飲み損ねた場合は強盗未遂罪となり、お茶を飲む強盗という状況はこの前者の状況に相当する。
　
　なので俺はそこで首を傾げ、強盗かな、と聞いてみる。中東系の色男はふむ、と顎に手を当て、
　
「強盗してしまう要素を所有する人間は強盗である」
「酷い決定論だ」
「いや一般論でもありますけどね」
「全ての人間は罪人なので、神の御手に導かれるべきである」
「あ、それなんかイヤだな」
「嫌がるのは悪魔だけだよ」
　
　意味もなく混ぜっ返すと、色男はやおら天井を見上げ、それから俺に視線を転じて、なにやら言いたげにしてから天井へと視
線を移動させた。もちろんそこに下知を下す神なる一者は存在しないし、ましてや悪魔が見下ろしているわけでもない。ハロウィ
ンの存在を主張するファンシーなオバケのポップがぶら下がっているだけだ。
　
「アサシン教団もらしいっスけどね。支配への反対」
「その教団はアテにならないからなぁ」
　
　ぐ、と低くうめく色男。
　
「まあ量子論レベルで決定論と設定してみたとして、法律なんて曖昧なレベルのシロモノにブチ込んだらそうなるんじゃないっス
か。人間、なるようにしかなんねーっつーか……なるようにしかならないレベルのベースをどこまで社会に対応させられるかで、
残りは文化とかインフラに任せるしかないんじゃないかと。あー。ほら。仏教にも似たような教えがあるってこないだオレ聞きまし
たよ。テンダイだかどこだかの、あの、ホンガク？」
「本覚論ね」
「ああそれそれ」
　
　とは言うが、本覚論は草も木も本来は悟っている、というブチ上げをベースに、かつては「人間は修行しなくても悟れるんだよ」
と言い出した禅者からは評判の悪いシロモノでもあり、何よりこの場合の指摘に妥当かどうかは判らない。本来人間は強盗す
る生物なので我は強盗なのである、と主張するホッブスかぶれの前衛芸術家か、でなければお茶を飲む強盗というシークエン
スが途方もなく哲学的な何かなのか、俺は判断しかねる。
　
「っていうか、デュシャンっぽいよな、これ」
　
　と俺は言い、ああ、とツレは頷く。賑わう人並の中、無数の商品を前に強盗が強盗でございと主張する分には、なにやらそれ
自体が資本主義だの物質主義だのへの皮肉のように見えなくもない。（※2）
　
※2
　もちろんそれは泉ではないが、泉であろうとする条件を満たそうと観覧する者も少ない。
　
※2-1
　実際に泉として使用する人間が存在するかも定かでない。
　
※2-1-1
　存在すれば遠ざけておくべきではある。
　
「あれだ。決定論は決定論で受け入れるしかないけど、受け入れ方の問題だ、と」
「そうそう。で、受け取る側はコーディングされた社会常識の中でそれを受け止めるしかないわけで……法律が存在しない世界
では強盗は強盗になんないじゃないっスか」
「まあ強盗めいたこと法律が存在しない世界ですれば袋叩きにされて死ぬけどね」
　
　でもって現に法律は存在するし／するしかないようにこの世界は生まれていたので／そして、そもそもそう考える俺の意識す
らその世界の前提に組み込まれている。
　そのランダム性から成る「今の自分達が何故そう考えるか」を宇宙の開闢から遡ってみる気はないが（※3）、
　
※3
　それを考えると、宇宙は人間を生み出す為に生まれたのだと手前勝手に主張することになるが、そう主張してみたとしてさし
て問題ないように構築されているのがこの世界でもある。
　
※3-1
　なのでもちろん、この注釈が宇宙のランダム性において無数の演算結果の故に発生し、その演算を弾こうと試みたのが電卓
の前で無数の足を閃かせるフライングスパゲッティモンスターであっても問題は存在しない。
　
※3-1-1
　日本におけるフライングスパゲッティモンスター教徒はたらこスパ派とナポリタン派で熾烈な闘争を今も繰り広げ続けており、
広島のフライングスパティモンスター教徒がサラシに巻いたドス一本でたらこスパ派の手足を切り落として天に捧げようとした
という事件はフライングスパゲティモンスターによって巧妙に現在まで隠蔽されている。
　
※3-1-2
　>>44-50はたらこスパ派である公算が高い。
　
※3-1-3
　>>51の内面「たらこ教徒が出たぞ！　逃がすな！」
　
※3-1-4
　>>770「戦争は終わった……ロシアの狂信的ナポリタン教徒による米国本土へのたらこ核融合爆弾による爆撃は阻止された。
爆弾側面に貼られたたらこ教徒のシンボルマークはナポリタン教徒の捏造だと看破され、これによってたらことナポリタンのハト
派による融和的な未来の創造が約束された」
　
※3-1-5
　>>775次回、「きのこスパ、暗躍す」
　
　少なくとも人間が時空間にランダムにバラ撒かれた事象を繋ぎ合わせて存在しているのは事実だし、人間がそれを判りやすく
「人生」と呼んでいるのも事実だ。この時空性織物にどう解釈を加えて多世界だのなんだの言ってみたところで、どの世界も織物
の内側に存在しているしかない。（※4）
　
※4
　この独白すら時空的な織物によって成っている訳で、事実、この語りによって尺は消費され、文章は長くなり、その体裁によって
この一連の文から成る世界はイメージを制約されている。
　
※4-1
　何も書かなければ存在することはできず、何がしかを書かれればそれは何かを意味するしかない。一文字で存在することの可能
な単語がほぼ存在しないように、四文字で存在可能な文章もまた少ない。言語体系はその体系の駆け引きにおいて世界を記述す
る物であり、この理屈はまたユダヤのラビにゴーレムの製造を決意させた理由と似る。
　
※4-2
　語りはそのパターンによって読みやすいとか読みにくいとか言われ始めるので、それを以って「文体」と称されるが、その実改行
や語彙のパターンによってなんとなく存在するものが文体と呼ばれたりする。
　
※4-2-1
　短過ぎると「短歌でやれ」と言われたり、長過ぎると「チラシの裏に書け」と言われたりするのは言を俟たない。
　
　なのでまあ、ふとここがどこかとか、ハロウィンパーティーの会場ってどんな構成なんだよとか言い出すとキリがなく、描写してな
いからと言って描写されてない部分が名状し難い何かとなっているかとか想像しても仕方がない。※5
　
※5
　同様に、自分達が見ていない場所は常に存在と非存在を行き来しているのではないかという妄想はホラーの根拠なのだとして
の根拠を持つが、その強度は洗濯機の裏側を覗くのに似ている。
　
「なので、どうやったところで俺達は人間である」
「はっはっは……うーん、まあ、うん。そっすね。人間」
　
　などと（何故か）曖昧に零して、アシュベルと名乗っている実のところ何をしているか判らない中東人は二度三度と頷きを繰り返し、
　
「とりあえずパンプキンケーキとか食いませんか」
　
　と結んだ。
　
「いいけど」
　
>>6
　
　断る理由も特にないというか、男二人でやることと言ったら甘味屋巡りくらいしかない。イベント限定のケーキとケーキとケーキと
ケーキ、あとケーキ。期間限定の和菓子が存在しないのがハロウィンの日本におけるなんたるかを適切に表していて、要はイベント
に乗りやすいか乗り辛いかだ。創作和菓子でカボチャ系の甘味を作られても困るのだが。
　出店の商品を片っ端から物色してからパン屋前のエスプレッソマシンでコーヒーを二つ買ってフードコートへ。席を確保すると主張
していた先遣隊は、俺を視界に入れるや人目も憚らずにブンブンと手を振っている。
　
「いや、混みますね中々。帰って食った方が良かったかも」
「それやっちゃうとまた来るのめんどいからなぁ……」
「ですよねー……ロケーションさえ良ければ最高なんスけど」
　
　などと言いつつ、モンブランを一口で頬張る浅黒い色男は、まあ予想通りに衆目に放り込んでおくべきでない程度に視線を惹き付
ける。とはいえカフェに飲食物を持ち込むのは憚られるし、かと言ってカフェの甘味が目当てじゃないのがなんとも悩ましい。
　
「静かな場所なら妥協したいけどな」
「ですです。でもあのなんか……あのコーヒー屋とか論外じゃないっスか、ああいうの。あのほら、アレ」
「アレって」
「ス」
「もういい」
　
　などと唐突に大手チェーンをディスり始めようとする色男を制しつつ、俺はモンブランにフォークを突き刺す。奥行きのある栗の香り
が量産型とは違うのだと主張するようで素晴らしい。
　
「だってアレでしょ、ノートパソコン持って入らないとダメだって聞きましたよ俺」
「いや、最近は持って入る方をイヤがられてるらしいけど。っていうか、大概それ偏見だけど」
「場面に対応しようとする人が多いのは感じてます。日本」
「うーん……まあ否定はしない。いや日本だけじゃないけどさ。仕方ないんじゃないかって思うよ俺。ツギハギの文化なんてのは、ツ
ギハギなりに自分たちのモノにしていくしかない。あの手の啓蒙的な態度ってイメージは、結局のところアメリカとイギリスから輸入
したもんだし」
「はあ。じゃあ日本だと――なんかありますかね、そのツギハギ」
「ツギハギの……何が？」
「そういう……輸入した文化をカタチにしたものって」
「漢字とか」
「ああ」
「科学技術――は、普遍性が強過ぎて文化ってのは違うな。洋食とかロックとか、あのへんかな」
「ヤザワ？」
「ヤザワもね」
「なるほど」
「バレンタインのチョコとか」
「それ、モノになってますか」
「日本独自のって意味でね」
　
　なるほど、と曖昧な反応をシュークリームと一緒に飲み込む色男は、
　
「ハロウィンはどうなんスかね」
　
　と言った。
　周囲で（普通に）パーティーを楽しむ人達が大勢ブラ付いているのを考えると、空気読めてないことこの上ない。
　
「まあ……見ての通りじゃない？」
「コスプレパーティー」
「もう一声」
「……DJポリスとか出てくる場所もあるらしいコスプレパーティー」
「頑張ったね」
「頑張りました」
　
　もしゃりとケーキを咀嚼する男二人。妥協点はそのへんで、まあ実際、俺もそうだろうと思う。ドンキの入り口フロアから半ばまでを
占領するコスプレグッズだとか輸入食品店に並ぶアメリカ産のハロウィングッズだとか、按配としてはとってもおのぼりさんだ。
　実際、イベント的な意味での本場と言えばイギリスだが、ハロウィンと言って俺達が思い付くのはアメリカだし、どうしてアメリカなの
かと言えばアメリカが大学文化の中においてハロウィンをパーティー文化として発展させたからだ。国もデカければ家も庭もデカい国
で発展したハロウィンパーティーを形式だけ輸入したところで仮想行列をマトモにやれる場所は公共に食み出すに決まるし、決まった
結果がこれなのであって、ハロウィンらしくないハロウィンだと指摘したところで仕方がない。だから織田信長だの徳川家康だののコス
プレがハロウィンに出てきても問題ない筈だし、それはただのコスプレパーティーではないのかと疑問に思っても疑問は疑問のまま
飲み込むのが100％正しい。
　
「あ、塁さん」
「はん？」
「なんスかね、あれ」
　
　言われてフォークの先端で指示された先を見ると、
　
>>9
　
　何か変わった子がいるのは見れば判るので、俺はケーキに意識を戻す。
　
「イカじゃないか」
「イカですか」
「タコじゃないなら……イカだな」
「やっぱアレですか、日本だからですか」
「何が」
「タコとかイカとか」
「何で」
「エロ方面の想像力的な意味で」
「うーん、それも偏見」
　
　大体北斎が悪いのだが、北斎もまさか自分が蛸と女子に纏わるミームを残そうなどとは考えていなかったに違いない。
　モンスターと人間の掛け合わせに関する発想力は世界共通ではあるけど、海の民である日本人はそのへんがきっと少しばかり特
殊だったのだろう。だから日本でも海のない場所に住む俺や海がそもそも存在しない場所で過ごしていたツレが理解できなくても無
理はないのだ。絶対に。
　
「イカですかね」
「まあ多分」
「女の子ですね」
「多分」
「イカと女の子……」
「それ以上いけない」
　
　少なくとも大の大人が子連れの家族が多いフードコートで迂闊に口にしていいセリフではなくなり始めている。
　
「そういえば塁さん」
「ん」
「トゥルーデさ――トゥルーデ来てるんですよ、今日」
「どこに」
「ここに」
「へえ」
　
　と言われて思い出すのは、この色男の家――というか事務所というか――に住んでいる（かどうか知らない）女の子のことで、言わ
れて思い出す程度には判り易いビジュアルの子だった。何しろ、
　
「塁ーっ！」
「ん」
　
　と、正面のケーキ食いを見ると違う違う、とばかりに首を振られ、腰を浮かせて横を向いた瞬間、視界を覆う形で飛び込んできた小
質量の体当たりをモロに食らっていた。危うくチャチな椅子ごと倒れるのを堪えて、飛び付いてきたそれを引き離す。
　
「来てたんだ」
　
　と、ショートのアッシュブロンドを揺らして小兎のようなかしましさで俺の体を引っつかんでは揺らそうとするのが話題の主だ。
　見た目13、14、下限を見積もると12歳。扱いを間違えると法律に触れかねない（ついでに言えば呼び方すら気を付けないとこれまで
ヤバい）少女のナリは、まあ贔屓目抜きで整っている。幼さに付随する人形めいた儚さと、パーツ単位で整った目鼻立ちのバランスな
どは（正直見慣れてはいるが）、高貴さすら漂っている。
　今の素っ頓狂な格好さえ除けば、だが。
　おざなりに装飾された魔女っぽい帽子とやたらと丈の短いスカートにはとりあえず触れず、
　
「来てたんだ」
　
　と俺は返す。
　
「日本語っぽいね、今の」
「うん？」
「僕の質問にそのまま返して応対できるって。言葉のパターンが環境に強く依存してるってこと」
「ああ、いや。そんな大した意味を込めたつもりはないんだけど」
「ふうん」
「アッシュとちょっとこのへんまでね。カボチャ系のスイーツとか、まあ期間限定だし」
「アッシュ？」
「アシュベルでアッシュっスよ。トゥルーデさ――トゥルーデ」
「あ、なるほど」
「会いに来てくれたの？」
「は？」
「さっきまでイベントの手伝いやってたんだけど」
　
　スイーツ買い食らいに来た、とバカ正直に言うのも忍びない。この子はお姫様じみた外見と裏腹に割と感情の起伏が激しいので、迂闊
に返答するとしょげている姿が想像できてしまう。まあそんなところ、とスイーツ仲間と頷くと、トゥルーデは顔を輝かせ、
　
「じゃ、イベント参加していかない？」
　
　大分無茶振りしてきた。
　
「いやいやいや」
「いやいやいやいや」
　
　ブンブン首を横に振る大人二人をよそに差し出されるコスプレグッズ。スケルトンの仮面とヴァンパイアの牙となんか日本刀のオモチャ。
　いや。
　
「なんで日本刀」
「え？　バサラ」
「いや、そこは「え？」じゃない。おかしいよ」
「そうかな……こういうの結構あったよ。お土産も貰ったし」
「お土産？」
　
　首を傾げて、トゥルーデは俺の隣に腰を下ろす。差し出される紙袋には今までどんなイベントをしていたのか、大漁のチョコやらキャン
ディーやらがブチ込まれていてうらやましいことこの上ない。
　
「……て。塁。塁さん！　これ！　チョコ！　これイタリアとスイスの、なんか一個千円近くするヤツっス！」
「何ィ！」
　
　よくよく漁っていたブツを改めると、たしかにどれもこれも千円オーバーのアイテムだらけだった。イベントで配られるにしては度が過ぎ
ていて、安売りでもしていてそれを買ったのなら今からでも走る価値は充分にある。
　
「なにこれ、貰ったの？」
「？　ああ、うん」
　
　いつの間にか俺の飲み掛けのアイスコーヒーを啜っていたトゥルーデは頷き、
　
「イベントの景品」
　
　と事も無げに言う。ということは、安売りは期待できない。子供限定のイベントだとしても、これはまた大盤振る舞いだ。店の宣伝を兼ね
るにしても度が過ぎる。
　
「で、どんなイベントなんスか？　その仮装との関係みたいな」
「ああうん。撮影会みたいな」
「撮影……ああ、アレか。子供連れにはお菓子配るよみたいな……トゥルーデ、一人だよね？」
「うん」
「……撮影って？」
「こういうの着て」
「ああ」
「ステージに上がって」
「ああ」
「写真撮らせてあげるとお菓子が貰えるんだよ」
「ああ！？」
　
　いや。
　大丈夫かこの店。
　間違いなく大丈夫ではないのだが、念の為に聞いてみる。
　
「それってどんな……」
「どんなって……目線下さいって言われたらそっち見るとか」
「通報しときますか、塁さん」
「いや……まあ……そうだな……」
「日本の文化だって言われた」
「よし通報しよう。すぐに」
　
　カン違いにも程があり、日本人と言う属性を共有している手前で割合に辛い。
　
「……で、トゥルーデはその格好を、と」
「まあ、ぼくは魔法使いか狼かカラスしか思い付かなかったしね」
「その三択は何か意味が？」
「んー、属性的な……？」
　
　最後の一滴まで搾り取ったコーヒーカップの側面をリズミカルに叩くトゥルーデが、ちらちらと俺とアッシュを見ては傍らに置いたコスプレ
グッズと見比べる。想像上でどう俺達とアイテムの組み合わせを弄んでいるかは定かではないが、正直ヴァンパイアとか狼男とかフラン
ケンとかきっついので遠慮したいものはある。
　
「塁はそれ、仮装？」
「え？」
「眼鏡。前、付けてなかったよね」
「ああ、ちょっと前にさ。似合うだろ」
　
　今の今までアッシュにすら指摘されなかった（というか、俺がどんな格好をしていても華麗にスルーしてしまうこの男は、そのへんの機微
に対して何か問題があるようにしか思えない）ので、自分でもすっかり主張を忘れていた。一言で言えばイメージチェンジが目的だったが、
あまり反応がないので成功しているかいないのかイマイチ判らないのだ。
　挙句、知り合いには「怪しい中国人みたい」だの、「旧日本軍の兵士」だの、「旧日本軍の政治家」だの、「旧日本軍の以下略」だの言われ
て、どんだけ眼鏡イコール旧日本軍かと疑問に思いはしたが、要するに当時の眼鏡製造技術においてラウンドタイプの眼鏡が主流だった
という証拠がそこにある。
これもまた文化と継続の一形態であり、俺はそのイメージを敢えて踏襲してみてはいるのだ。せめて大正の文学者と言ってくれと主張した
俺に返されたセリフが「なんか黒幕みたい」という漠然としたアンサーはどうかと思いはしたが、どこかで多分そういうテンプレが存在するん
だろう。
　
「似合う似合う」
「レノンっていうかハリーっていうか……」
「黒幕みたい」
「君もそう言っちゃうかあ！」
　
　アッシュに視線を移せば、黒幕万歳とばかりにうんうん頷く裏切りを敢行する。浅黒いエキゾチックな美形という時点でこの日本では常時
コスプレ状態の男にそんな対応をされる覚えはない。お前の綽名は今からジャック・スパロウだという内心を抑えつつ、なにやらひらひらと
したトゥルーデの服を弄る。いかにもコスプレと言った、やたらと現実味のない色彩と手触りが印象的だ。
　
「やっぱり普通の服とは違うんだな」
「みたいだね。区別しておきたいんじゃないかな。普通の服って感じじゃなくて」
「ああ。ま、材質もあるだろうけど、普段着と区別できなきゃマズいだろうしね」
「塁さん塁さん、人目があるんであんま女の子の服弄り回してるとヤバいです」
　
　煩いよ。
　言われたせいで意識してしまう場合の方が多い。当の本人はどこ吹く風でスカートの端を摘んでみせ、
　
「今日みたいな日じゃないとこういう服は着れないんじゃないかな。ロボットみたいな格好だと余計にね」
「そんなの居たんだ？　R2みたいなのかな」
「そうそう、そんなの居たよ。なんか……大砲みたいなの付けてる女の子とか、ダンボールに「ガンダム」って書いた人とか、色々」
「へえ」
「あとは……そうそう、世紀末っぽいのとか」
「世紀末？」
「アレじゃないっスか？」
　
　と、アッシュが指差す先に目を転じれば、
　
>>10
　
「ああ、アレ」
　
　と承知できそうな何かが一人。
　
「イチゴ味っスね」
「イチゴ味だな」
　

15 名前：北と東の国から：2015/11/03(火) 07:33:16

「あ、やべ。またあるんスかコレ」
「これ？」
「前にもあった……なんかステータス表みたいなヤツっス」
「ステータス、ねえ」
「あー、オレが適当にやっとくんで、塁さんはトゥルーデの相手して上げてて下さい」
　
出典　：聖書とかグリモア
名前　：ベルゼブブアシュベル
年齢　：長い
性別　：（今は）男
職業　：中間管理職的な……
趣味　：支配
好きな異性のタイプ　：色欲は管轄が違う
最近気になること　：ミスドを超えるコンビニドーナツの所在
一番苦手なもの　：キリスト
得意な技　：呪詛
一番の決めゼリフ　：出展次第
現在の扮装：シャツとかズボンとかむしろこの方が扮装
　
出典　：神話
名前　：オーディントゥルーデ
年齢　：（途方もなく）長い
性別　：（今は）女
職業　：主神
趣味　：向上
一番苦手なもの　：場違いな狼
得意な技　：魔術
現在の扮装：魔女
　
名前　：塁
年齢　：不詳
性別　：男
職業　：司祭って聞いてますが、どうなんスかね……
趣味　：音楽とか読書とかって主張してます
恋人の有無　：聞いてません
好きな異性のタイプ　：学生服がどうこう
最近気になること　：新作スイーツとビールの組み合わせについてはよく話します
一番苦手なもの　：煩い場所とか
得意な技　：聞いたことないっスね
一番の決めゼリフ　：何か決めセリフを必要としちゃう日常ってのもどうかと……まあ、それはそれだけのことでしょう
現在の扮装：メガネ、じゃなくて普段着
　
「……書けた？」
「書けました」
「見ていい？」
「見なくていいっス。面白みのあるモンじゃないですし」

16 名前：名無し客：2015/11/03(火) 10:53:42

テンプレで各種情報を頂いたとことで
<体がかってにイタズラをしてしまう呪い発動!!!>

17 名前：名無し客：2015/11/03(火) 20:51:39

仮装ですか、それともほんm・・・・・・おや誰か来たようだ

18 名前：名無し客：2015/11/03(火) 22:39:43

猫やらなにかの小動物(野良)を仮装させて会場に解き放っておきますよん

19 名前：名無し客：2015/11/03(火) 22:42:07

ちわーっす♪パンプキン仕様のパイ投げ用パイはどこにおいておけば

20 名前：名無し客：2015/11/04(水) 00:48:22

いい歳こいた爺さんが人格をそのままに肉体だけを美少女に変化させて「わし、かわいい！」とか言って楽しむ文化があるそうですよ。
最近の老人は未来に生きてますね。

21 名前：名無し客：2015/11/04(水) 20:35:41

ハロウィンって確か、お菓子でおびき寄せた悪魔を袋叩きにして火葬する祭りだったよな。
よーし任せろー。

22 名前：名無し客：2015/11/04(水) 20:42:27

フェンリル狼の仮装をすれば、女の子を食えると聞いて来たのですが…。

23 名前：清村・幸村・マサ ◆6MdFMmWLf6 ：2015/11/04(水) 21:06:48

http://charaneta.sakura.ne.jp/ikkoku/img/1446285602/23.jpg (45KB)
清村「うーっす。一週間スレ、使ってしまって悪かったな」
幸村「相談スレで相談すりゃよかったな…」
マサ「でも小悪魔はん、ワイらの企画応援してくれておおきに！これ、余りもんで悪いけどワイが作ったパンプキンパイや。よかったら食べてや」

清村「ちなみに俺ら疲れたから回答者じゃなく質問者として参加させてもらうわ。まず下のURLを踏んでくれ。
http://charaneta.sakura.ne.jp/test/read.cgi/ikkoku/1436537799/117
　　　…俺ら３人のプロフに出典が書いてあるが、読んだことのあるのはあるか？」

24 名前：名無し客：2015/11/04(水) 21:28:48

ハロウィン過ぎたが
日本では珍しいお菓子やるか

つターキッシュディライト

25 名前：シン ◆4wrm1vLunauH ：2015/11/04(水) 22:35:00

…迷っていたらこんな時間になってしまった。今からでも大丈夫だろうか。
「オリジナルキャラクター総合」からだ…。

出典　：オリジナル
名前　：シン(本名：蛇猟新之助)
年齢　：22才
性別　：男
職業　：フリーター(仕事はラボの警備、ストリートファイト)
趣味　：カードゲーム
恋人の有無　：いないが、問題でも？
好きな異性のタイプ　：男をたててくれる子
最近気になること　：ちはる、どうしてるかなぁ…。
好きなもの　　　：ヘビ
一番苦手なもの　：納豆
得意な技　：アームスネイク
(腕をヘビに変形させ、噛み付く。)
(少し伸び縮みできて、牙から毒も注入できる)
一番の決めゼリフ　：Complete!
現在の扮装：トランス能力で下半身だけヘビに変形。ゲームとかによくいるナーガをイメージ。

>>10
…何だあの清掃員は。思い切り世紀末チックじゃないか。
清掃と言うより、火炎放射器で汚物の消毒をしていそうだ。
モヒカンで業務をしている辺り頭髪制限のない仕事らしいな。

>>12
こんばんは、あんたが主催者だね？
じゃあ、お菓子のプレゼントをどうぞ…。
ヘビ型グミに、カエル型チョコと…カメビスケット。お気に召さない…かな？

>>17
俺の場合は能力を使って化けているから
仮装とは言えないかもな…。
異能力者とは言え、オレは人間だ。本物…と言うのも違う気がするな。

>>18
なかなか楽しいことをするな…。
動物好きが喜ぶだろう。
…この格好でも警戒せずに寄って来るのか？この犬猫は人懐っこすぎるな。

>>19
パイ投げ用って…
顔に投げつけて挑発する為に使う…あれか？
違う物を持ってきても良かったと思うが…。

26 名前：New！カラストンビ部隊隊員3号（扮装：イカ娘） ◆IKA/enC2PA ：2015/11/04(水) 23:06:49

>>10　会場を然り気無くかつ完璧にクリーニングしてやるぜぇえ!!!
おっ、清掃業者の人かな？
あたしのインクは掃除する必要ないよ。
しばらくすると消える都合のいい…　もとい、環境に優しいインクだからね。
でもこの赤いシミは何だろう？ナワバリバトルでは大人の都合で赤いインクは使えないし…
まぁいイカ。


>>11　ここは一年中ハロウィーン？
1週間だけみたいだよ。
毎日がハロウィンだったらハロウィンのありがたみがなくなっちゃうじゃん。
…でもハロウィンのありがたみって何かな？


>>12　小悪魔さん

>>　　　 　 　 　 　 l 　 /／|　　 |､ '"'"'"'"　　　,　'"'" / |　/　 ｢ ヽ　 /ヽ
>>　　　 　 　 　 　 |　/'　　|　　 | |ヽ、 　 rv- ┐ 　 .ｲ　.| / 　 |　 |　/　ﾉ　,. ､
>>　　　　　　　 　 ,′　　　|　　 |＼　丶. 丶　 ' . イ　|　 l/　　 |　 | /　/／　ﾉ
>>　　　　　 　 　 /　　　　 ｌ　　 l 　 ＼　｀ ｰ＜.　/　 |　 ＿_　 l 　 `ｰ'- ､∠__
>>　　　 　 　 　 /　 ,.＜￣|　　 ﾄ､　　 ｀ゝ-〈　 ﾄ〈＿ | (＿　 ｀ ｰ- 、　 　 ＿_ )　　　　　..∩.⊂⊃00　　　..__　　　　　　　　　 　 ｎ
>>　 　 　 　 　 /　/＿_ ヽ.|　　 |　ヽ　 ∧＿}ヽj　　 ﾄ| 　　l＼ 　 　 ヽ　　}　　 　 　 　 　 .l | ⊆⊇　　　 　 l |　 ｎ　　に二二l.　/厶__
>>　　　 　 　 /　/　　　ヽ.|　　 |　　＼{､ ヽ ＼|　 　､| 　 ∧/,>､　 　 　 ﾉ､　　　　　 　 　 Lｌ(⊆广　　　　...Ｌ.ﾕ U　　　　　　　└'^ｰ┘
>>　　　　　　/　/　　　　 /　　/ ..　―--＼}　　ゝ ｰ┘._/　　|ヽ}__　　　{＞>
>>　　 　 　 /／　　　　 /　 ／　　　　 　 　 ＼/　　　 　 ｀丶.!　　 ￣| /　/
>>　 　 　 / ヽ.　　 　 /　 /　　　　　　 　 　 　 ヽ　　　　　　　 丶、　|′ |
>>　　 　 /　　 |ヽ 　 / 　 ;　　　　　　　　　　　　　:,　　　　　 　 　 ヽ | ／|
>>　　　/ 　 　 |　　 ,′　 !　　　　　　　　　　 　 　 i 　 　 　 　 　 　 ∨　/　　　　 　 　 　 .／|
>>　 ／ イ　　｛ヽ　 |　　　、　 　 、　　　　 　 　 　 l　　　　　　　　 　 :,　|　　　　　　　　／　└────┐
>>　　 　 |　 　 l　＼!/| 　 | .　　　ヾ:、　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ヽ{　　　 　 　 　 .＼　┌────┘
>>　　 　 |　 /　l　　　 ヽ　|　＼ 　 　 ｀　 　 　 　 .′ 　 　 　 　 　 　 ／ 〉　　　　　　　　　＼|
>>　　 　 | /{　　}　　　　ヽ|　　 丶､ _　　　　 _ . ´ヽ、　　　　 　 　 ／ ／
>>　　 　 |′ヽ　|　 　 　 　 　 　 |　　 ￣￣　　 　 　 ｀ r‐----＜_. イ



　 　 　 　 　 ',: : : : : : : :._;': : : : :..:.| ,ｨ=ゝ､`}
　　　 　 　 　 Ｖ: : : :.> ´ |: : : : : : | `ﾐ､{ｌﾘi,'
　　　　　　　　 Ｖ: :.〈　　 !: : : : : :.:l 　 `=ﾂ＼
　　　　 　 　 ＞': : :.:＞ ､|: : : : : : :lu.　　　　'　　　 　 　 　 　 　 ｘヘ. ◎　　　　__ｎ＿　.　　　　　　　　 ｎ
　　　　　　　 `‐-,: : : : :..;'!: : : : : : :l　　― /　　　　　　　　　　く／＼＼　　 　 .７/,ニ,　　　に二二l.　/厶__
　　　　 　 　 　 /: :..:.:.l_/ l: : : : :..:.:.', _ , ＜　　　　 　 　 　 　 　 　 　 `┘　 　 〈/r三ｭ　　　　　　 　 └'^ｰ┘
　 　 　 　 　 　 ￣￣/ , -}: : : : : : :.': : :|
　　　　　　　　　 　 / ' 　 ': : : : : : :.:'; : :l
　　　 　 　 　 　 　 { !　　': : : : : : : : l: : :!　　　　　　　 　 　 ／|
　　　　　　　　　　　ﾘ　 ': : : : : : : : :.:l:..:.:|　　　　 　 　 　 ／　└────┐
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　　　　　　 　 /: : : : : : : : : : : : : :/　　l

ひ、秘訣はなんですかっ！！？
いえ深い意味はないんですけど！あたしだってまだ成長期だし！でも参考程度に聞きたイカなとっ！
やっぱ牛乳！？豊胸マッサージ！？それとも…　ハッ！
誰かに揉んでもらったり……！？

27 名前：New！カラストンビ部隊隊員3号（扮装：イカ娘） ◆IKA/enC2PA ：2015/11/04(水) 23:07:59

>>14　北と東の国からさん（と呼ばせてもらうね）
見ての通り、イカです。
名前はあるけど名乗るほどのものじゃございません。
「イカちゃん」でも「3号」でも「イカすヒーロー」とでも　イカ、お好きなように呼んで下さいな。
それにしても、なんだか不思議な人たちだなぁ〜。

|_|｣,,.!LL!,,l｣_|　Ll」,,!,,|_|_|_|,,!｣Ll
|_|｣,,.!LL!,,l｣_|　Ll」,,!,,|_|_|_|,,!｣Ll
|_|｣,,.!LL!,,l｣_|　Ll」,,!,,|_|_|_|,,!｣Ll
|_|｣,,.!LL!,,l｣_|　Ll」,,!,,|_|_|_|,,!｣Ll
ニニニニニニニニニニニニﾆ
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|　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 |　　　　　　 　 |　　ちなみに、このフデみたいなブキの名前は『ホクサイ』だよ！　|　
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>>16　<体がかってにイタズラをしてしまう呪い発動!!!>
うおっ！？
これはイカんともしがたい不可抗力が！
ちょうどホクサイを持っているのに、ところかまわずコイツを振り回したくなっちゃう！！
みんなゴメンねー！悪気はないのー！！
（あたり一面インクまみれに…）


今夜はここまで！決してインクまみれの責任から逃れるためじゃないよ！

28 名前：名無し客：2015/11/05(木) 18:48:54

ジャックオーランタン、勢い良く火を着けたら焦げてもた…

29 名前：◆nimBUSnBKU ：2015/11/05(木) 20:49:43

……一時のまどろみに、星を見た。

30 名前：◆nimBUSnBKU ：2015/11/05(木) 20:50:55

其れが訪れるのは必ず唐突で、気づいた時には、すでに扉は開かれているものだ。


例え気づいたとしても常に遅い。そして、知ったとしても逃れるすべもない。

集う幽かな光は既に鍵を挿し、回し終えている。開くことさえ、自らを介することは無いのだ。

因果を紡ぐ星は訪れる必然を知らず囁くが、いずれにせよこの手で止まるものでは無く。

こういった事は、一秒先に訪れるとしても、十年先にやってくるとしても変わらない。

例え往時と趣向が違えども、これから往く手は、この仮初の命に刻まれた追憶が知っている。



―――眠りの真似事など久しく成していなかったが故に、在り得ざる因果を引き寄せたのか。

仮初の七つに別たれた命を以って、死すべき定めを騙す者。同時に眠りを忘れ《人でなし》となった者。

即ち世に満ちる《幽かな生物》を従え、古の呪術師が如く天地の則を手にし、君臨する者。

されど、無限の従者と万能の自由を手にしながら、既に主無き願いのままにのみ動く。

それが、遺言執行者（EXECUTOR）だった。

果たして、視えざる途成す織り糸はこの身に何を望むというのか。

恐らくそれは、扉の先にこそ―――



自由でありながら遺された願いのままに只、使命を成す。それだけの為に我らは人を超えた。

それは如何な姿であれ遺産をその身に呪いと刻み、何れ来る在りし日の為に人柱と捧げられたが故に。

紆余曲折に役割を無くし、無聊のままに空費の時を過ごしたとしても、そこで運命はすでに起つ。



何故ならそれは、如何な形であれ、そうであれと。

かつて在り、現在も刻まれし祈りと共に現れた故に、すでに在らざるべきかを見定める、物故なのだ。

それは既に自らを紐付ける因縁を、尾を引き続ける最も強き遺恨を、遺言の祈りのままに執行した後も変らない。

無聊の慰めに今も過去に住まう祈り手へ挑み、今もなお人を惹き寄せる在りし日の残光を裁き続ける日々は続く。


魂を石に　血は瀝青へ　肉は鉄と成り果てた　遺志を石に刻み込み　祈りのために過去以外全てを捨てた者
（PRAYER）。

魂を別ち　死は仮初へ　運命をその手に納め　意志を遺すこと無く　願いのために過去を全て裁き続ける者
（EXECUTOR）。


それを隔てる柵は無く、いずれも人のみから生まれ出るものなれば。終わることも無い。



だが、淡々と今もなお囁かれる遺言を裁き、過去の因果の残滓を潮解するのみの時節もまた、唐突に終わる。

その終わりもまた、仮初ではあっても―――死を欺く限り、訪れる因果は尽きないのだ。




夜光虫。


≪幽かな生物≫の事を、夢を見せる虫だと言った男が居た。


その男の顔は覚えていないが、その言葉だけは未だ焼きついたままで。

何処かでその言に納得する所があったのかも知れない。







ここは異邦の地にして、外法の理が歩く、無法の時に定められし領域なれば。

石に刻まれること無く、時を刻み続ける意志が生きているのだと。

なれば、偶機であれ此処に挑まぬ理由は無い。それこそが願いであるが為に。



過去の為に現在を捨て、未来に祈る者。


今の為に過去を捨て、未来を願う者。



見えざる柵の根が定まるその時まで。

私は―――遺言を執行し続ける。いずれ言葉すら残らぬ幽かな霊廟に在っても。

31 名前：MINOGAME ◆nimBUSnBKU ：2015/11/05(木) 20:52:17

PLEASE ENTER ANY IDENTIFY CODE.


（■■■■■■■■■■■■■■■）


O.K.

CLOSE INITIALIZE SEQUENCE.

AND

BIGIN TO LOG ON

B.L.GHOST STRATEGY RECORDER.


HAIL TO YOU,MY FELLOW.

I DON'T KNOW YOUR INFERNAL DAYS.

HOWEVER.

THERE IS NO CAUSE FOR CONCERN

'CAUSE I'M ALWAYS CLOSE TO YOU.


SO,YOUR PAIN IS MINE.

KEEP YOUR DIGNITY.

32 名前：MINOGAME ◆nimBUSnBKU ：2015/11/05(木) 20:54:19

　―――古き世の祭騒ぎに呼ばれるとは、よほど私を引っ張りこんだ奴は退屈と見える。
　いいだろう、私も似たようなものだ。
　少しばかり―――ああ、これが必要か？


出典　：H E L L S I N K E R .
名前　：蓑亀（MINOGAME）
年齢　：不詳（外見：幼生。10-13程度くらいを想定）
性別　：不明両性具有（便宜上男性として扱われる。外見からの判別は不可能、とのこと）//隠蔽する。色々と面
倒だ。不明でいい。
職業　：GLAVEYARD極東支部所属・遺言執行者《エグゼキュータ》　←　『即身仏』（神体として人造された、人
間を超えた人間存在）
趣味　：なし
恋人の有無　：なし
好きな異性のタイプ　：なし
最近気になること　：拾ってきた白猫が妙にある男になついている事。
一番苦手なもの　：宿り木（ミステルトゥ）の扱い。宿り木が自分の力に耐え切れず、全損させかねないから。
＃宿り木：
得意な技　：特に広範囲殲滅と防御を得意とする。逆に精密な攻撃は苦手。

↓以後は第一種戦闘機密事項に属するため隠蔽を行う。有資格者のみのアクセスを許諾する。
黄色の空白・涅槃（内包する『浄土』を一時的に顕現し、あらゆる他者からの干渉を懸絶する空間を形成する）
回転劇場・奈落（黒い影を曳く針を撃ち出す高速自動追尾弾。あらゆる“的”に徹底的に食らいついて殲滅する）
蒼キ蓮（制御下にあるSOLを全て解放し、広範囲を圧倒的な大火力で薙ぎ払い、自身への干渉を無効化する）

一番の決めゼリフ　：
『形に面影を　名に名残を刻み
それに正体を繋ぎ止めると言う……
まったく何処まで可愛らしいものか』
戦術ブートレグゴーストより警告：
イレギュラーな因果平滑による世界線の短絡、一時的な結線を検知。
混線した以下の記録を隠蔽、自然消滅処置を執り現因果律を保護します。
閲覧には一級資格者の承認を要します。

『さあ　旧き人の築き上げた妄想の巨塊よ
今こそこの手で十万億土に行き渡る微塵へと還してくれる！』



　……ふん、まあこんなものか。
　どうせ全て茫漠の果てに幽かな印象しか残らぬ時間ではあろうが。
　これもエグゼキュータの宿命よ。いつもとは随分趣を異にしているが、付き合ってやる。
　私も記憶の整理ついでに色々と語ってやろう。騙るかも知れんが、そこは自分で考えろ。



　うん、仮装？
　……それは、考えていなかった。悪かったな。やったことが無いんだ、こういうのは。
　どうするか……安直でいいのなら、猫の耳か天使の羽くらいはつけるが。

33 名前：MINOGAME ◆nimBUSnBKU ：2015/11/05(木) 21:10:12

>>1

さて、私を呼んだのは―――いや、違うか。私はこの『場』に呼ばれたようなものだからな。
なら、そっちのオールドスタイルな悪魔娘も……いや、雰囲気が違うな。


……ああ、そうか。失念していた。
そういうことなのだな。正真正銘のオリジナル、か。まさか此処でまみえるとは。
こっちの話だ、気にしなくていい。
まあ、なんだ。こういうのには不慣れでな。
作り物の耳か、羽程度しか思いつかん程度には無粋だが、少しばかり戯れてやってくれ。



>>3

強盗か。……強盗かぁ？

……自分から強盗を名乗って置いて強盗らしい強盗をしない強盗というのも、哲学的だな。
何かのパラドックスでも抱え込んでいる形而上的な存在なのか、それとも単に前科者なだけなのか。
現行犯であれば間抜けを通り越して哀れですらあるほどではあるがな。

まあ、いい。
警察の―――正確には警察の手に負えん連中や物品をどうにかする程度には関わりのある身だが。
祭りに水を差すほど無粋ではない。おとなしくしている分には見なかったことにしてやる。
勝手にくつろいでいるが良い。


>>4

てい。

　　　　　　 　 　 　 　 　 .　. 　 .　 . . .. .: . .　.　 .
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　　　　　　　 　 . . ..:..:.:.::;:;;';:;';';.:　'"´　　　　'　　;.:.. : .　.
　　 　 　 　 　 .　. ..:.:.:;:;';;';'.''´　　　　　 　 　 　 　 　 ;.:. . .
　　　　　　　　.　. ..:.::;';':''　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 :.:. : .
　　　　　　　　 .　. ..::;'′　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ,:.:.. .
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　　　　　　　　　　　　　　.　. : .: ' : . ...,. .,... . : ' :. : .　.
　　　　　　　　　　　　　　　　　.　:　. .: . . : .　:　.
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 .　 .

【 >>4　は謎のバリアに阻まれた！　】


　……こういうのは、仮装している側がそれ以外のやつに菓子をねだるのではなかったか？
　それとも、未成年や異性（たまに同性）に対して違法な性欲をむき出しにして襲いかかるための方便として、
　ハロウィンという祭りを口実にしているということなのか？

　どちらにしろ次は“涅槃”では済まさんぞ。
　次に狼藉を働くなら我が針で串刺しにし尽くして、“奈落”の底に叩き落としてやろう。

34 名前：MINOGAME ◆nimBUSnBKU ：2015/11/05(木) 21:38:10

　やれやれ、不慣れなことをすると何処かでいつも綻びる。
　還るのは我が身のみとはいえ、いささかばつが悪い。
　今少し、意識を澄ませるとしよう。

>>5

　……イルカならぬ、イカが攻めてきたぞっ！　というやつか？
　いや、違うか、あちらは謎の怪光線銃だがこっちはただのインク……と、待て待て。
　着替えなど持っておらんから汚されても困るぞ。遊ぶなら向こうで頼む。
　フリなどではないからな？
　ただでさえ外見やら何やらあとアキヒロのヤツのせいで生暖かい目で見られがちだと言うに、
子供のように服を汚して帰ってきたとなっては目も当てられんのだ。




　しかし、ふむ。
　そうか。懐かしい気配と思ったが―――お前も、そうか。
　今も生きているのだな。形を変えて、思いもよらぬ姿で、今も。

　あ、いや。なんでもない。こちらの話だ。
　ただ少し羨ましく、少し嬉しく思っただけのことだ。
　不遜な私らしくもなく、自分勝手にな。

　我々は、STGという枠組への懐古と、希望を抱えて生まれたものなのでな。
　今も、その流れが息づいているのが嬉しく思うのだ。どういう形でも。



>>6

　……まあ、そうかも知れんが、お化けとやらの定義は人それぞれなのだろう？
　私も仮初に猫耳などを取り付けているが、かつて猫又とは化生の代表の如き存在だったはずよ。
　人に近く、人に認められたが故にそうなったのであれば、思いもよらぬ存在がその定義に当てはまるのも不思議ではない。

　まあ、仮にお前のいう意見に同意しようにも―――


　まごうことなき小悪魔と、イカの怪人。
　後は―――（ >>15 ）なんか知らんがとんでもない連中もおるしな。なんだあのSPILITの密度は。人には見えんぞ。
　今のところ……いや、そもそもハロウィンの定義など毛ほども分からないのが私だが、問題ないのではないだろうか。

35 名前：MINOGAME ◆nimBUSnBKU ：2015/11/05(木) 21:50:49

　……ええい、今更過ぎるが情報の欠損があるな。
　後で修正を頼むとしよう。自分の手で出来ぬというのは、こう、歯がゆいな。


>>7-8

　……過去は知らんが。
　今は水に流してやれ。

　シメるのは終わった後でな。

　いまどき任侠も流行るものではないが、ケジメは必要よな？　ふふん。
　まあ、そやつの事情は知らんが。





　やや粗も目立つし、今日はここで日を改めようか。
　ではな。

36 名前：ベネット ◆50m/WoZvug ：2015/11/05(木) 22:34:05

ふっふっふっ……ここがハロウィンイベントの会場で……やんすね。

ではさっそく……




TRICK or ――――





　　　　　　　　　　　　 ＿＿＿　　　　　 ＿,　--- r_，
　　　　　　　　　　　　'ー-へ＿￣￣￣　　　　　　 ゝ--　、　　　　　　　　　　　――――み、水……
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ￣｀ヽ　　　　　／￣｀ヽ　￣￣｀丶_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　　＜{_､＿_.ノ＾ー--　.__　 _＞- ､　　……水をくれないと……息絶えちゃうぞ……♪
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 `ー--　.＿/二､ヽ　　　　　　　｀ー^┴’
　　　　　　




出典　：アリアンロッド・リプレイ（無印）【ヒロイン代理を経て後にレギュラー】　アリアンロッド・リプレイ・サガ（無印）等
名前　：ベネット
年齢　：酒場でダブルのバーボンを頼める程度には歳をとっているでやんす
性別　：ベネット
職業　：大畑顕
趣味　：社内ですれ違いざまに「てぃっ！」とチョップを繰り出されると、
　　　　「げぼはぁっ！？　ば、馬鹿なっ、私はあなたの右腕だったはず……っ！」と叫ぶこと
恋人の有無　：無
好きな異性のタイプ　：とりあえずサイラス以外で
最近気になること　：酒場のマスターの情報網
一番苦手なもの　：フェルシ……い、いや、もはや神喚者を経てスーパーベネットＲＸダッシュターボデスティニーイグゼクス
　　　　　　　　　　　 LOVE MAX!!!!!マッスルタッグマッチアーケードエディション 〜コンボイの謎〜 となったあっしに苦手なものは……な、ない。
得意な技　：全力で50mバック――――すんませんすんませんマジすんません
一番の決めゼリフ　：――――防具は、着ておけよ？
現在の扮装：ヴァーナの狼族……簡単に言えば犬コロ少女



なんか残り期間的にほぼ出オチになりそうな気がしないでもないでやんすが、返答は明日から始めさせてもらうでやんす。

37 名前：名無し客：2015/11/05(木) 23:50:48

>>36
ふむ、水が欲しいと？ なら遠慮は要らん、飲め。＜ウォッカを口に流し込む＞
【名無しは酔っぱらっている】

38 名前：名無し客：2015/11/06(金) 15:04:39

ジュースをおごってやろう。

39 名前：名無し客：2015/11/06(金) 17:39:03

（誰もがお祭りで浮かれている今ならオンナ引っ掛けるチャンスのはず……！）

ヘイ、彼女！



……俺で妥協しない？

40 名前：名無し客：2015/11/06(金) 19:43:34

この季節に全身に水をかぶりたいなんて奇特な方ですね。
一晩耐え抜けば次の日には息を吹き返せる可能性があるかも知れませんけど。

41 名前：New！カラストンビ部隊隊員3号（扮装：イカ娘） ◆IKA/enC2PA ：2015/11/06(金) 21:50:47

いやー、前回はあながえない何かのせいでインクまき散らしちゃったなぁ…
みんな怒ってるかなぁ…　ま、消えるインクだからダイジョブ、ダイジョブだよね♪


>>17　仮装ですか、それともほんm・・・・・・おや誰か来たようだ
ホンモノかって？
イカ娘の仮装をしてるけど、あたしはれっきとしたイカのガールだよ。
ほーら、このゲソだって作り物じゃなくて自前のだし。
――あれ？さっきのヒトはどこにいったのかな？
まぁいイカ。


>>18　猫やらなにかの小動物(野良)を仮装させて会場に解き放っておきますよん
わぁ♪かわいいっ♪
これがジャッジくんと同じ生き物、ネコってヤツなのか！初めて見た！
なんか…こう…　ジャッジくんと比べると細い？
とりま、愛でよう。って痛ッ！ひっかかれた！！
ジャッジくん以外の哺乳類って凶暴だーっ！！


>>19　ちわーっす♪パンプキン仕様のパイ投げ用パイはどこにおいておけば
お疲れ様でーす。
とりあえず、そこらへんに置いといてよろしく。
カボチャ味のパイか…　投げずに普通に食べちゃったらダメかな……


>>20　最近の老人は未来に生きてますね
マジで！？　とゆーことは…
アタリメ指令もその気になればイカしたガールになれちゃうんだろうか……？
いや―――
そもそも、あたしたち自由にボーイとガールを切り替えられたような………
まぁいイカ。


>>21　ハロウィンって確か、お菓子でおびき寄せた悪魔を袋叩きにして火葬する祭りだったよな。
違ッ！？あたしもハロウィンってよく知らないけど
少なくともそれは違うと思うよ！？
ほ、ホラ！トリック・オア・トリートしようよ！！ブッソウなこと言わないでさ！！

42 名前：New！カラストンビ部隊隊員3号（扮装：イカ娘） ◆IKA/enC2PA ：2015/11/06(金) 21:51:01

>>22　フェンリル狼の仮装をすれば、女の子を食えると聞いて来たのですが…。
ヤダ！あたし食べられちゃうの！？
や、やれるもんならやってみろ！！
あたしはインク状のイカになれるんだぞっ、その気になれば身体の内部からハレツさせちゃうんだぞ！！
うわ…　自分で言っててなんだけどエグいな……


>>23　清村・幸村・マサさんたち
お疲れ様でーす。
事情は知らないけど、パンプキンパイはいただきます。ﾓｼｬﾓｼｬ
で……食べておいてアレだけど……
>>読んだことのあるのはあるか？
ゴメンね…　ないや。


>>24　つターキッシュディライト
http://www.afiyetolsun.jp/images/02/lokumup2.JPG
お菓子ならいつでも大歓迎だよ♪
ほほう、これは珍しいね。見たことないや。
なんだかカラフルでナワバリバトルのインクみたーい。
キレイだから食べるのがもったいないなぁ…


>>25　シンさん
こんばんわ、イカです。
あたしはヒトになれるイカだけど、お兄さんは…　もしかしてヘビからヒトに変身できる種族？
下半身だけ変身するなんて器用だなぁ。
あたしも半分だけイカになるって出来るかな？


>>28　ジャックオーランタン、勢い良く火を着けたら焦げてもた…
あぁ…それは悲しいね…
昔、フェスの時買ってもらったちょうちんを転んで落として燃やしちゃったことを思い出したよ…
インクですぐ消火したけど。
とりま、火の取り扱いには気を付けようってことで。


>>34　MINOGAMEさん
はじめまして、イカです。イカが攻めてきたぞって…？あっ！そうか！
今のあたしは侵略！イカ娘…つまり侵略のために攻めるキャラだからそれでいいんだ。
あとインクはしばらくすると消えるご都合主義的なものだから心配しないでね。
ふーむ…このヒトからも小悪魔さんと同じものを感じる…　いや小悪魔さんとかなり近いっぽい？


>>36　ベネットさん

　　､__人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_..人
　　）　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 （
　　）　野郎！塗り潰してやらぁぁぁ！！　（
　　）　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 （
　　⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y...Ｙ

あ…スイマセン　今のは忘れて。
どうも、イカで…って倒れてる！？
水が欲しいみたいだけど、困ったなぁ…インクならいくらでもあげられるのに…
そもそもあたし水ニガテだし……


>>37　水が欲しいと？ なら遠慮は要らん、飲め。＜ウォッカを口に流し込む＞
それ絶対水じゃないよね！？
ニオイからして絶対お酒だよね！？
ヒーローとしてアルハラを見過ごすわけにはいかなイカな…　とゆーわけでやめなさい！
３秒以内にやめないとダイナモローラーでブン殴るよ。


>>38　ジュースをおごってやろう。
あぁ…よかった。ジュースなら安心だ。
助かった、終わったかと思ったよ。


>>39　……俺で妥協しない？
しない（即答）。
ちょっとアナタは志が低すぎると思うの。
妥協なんてしちゃダメ……　はっ！？
でもあたしもギア厳選で妥協しまくってたじゃん！！エラそーなこと言ってごめんなさーい！！


>>40　この季節に全身に水をかぶりたいなんて奇特な方ですね。
ねー。水なんてかぶったら死んじゃうよね。
…身体がハレツして。
え？寒くてじゃないのかって？
そ、そっか……これがジェネレーションギャップってヤツか……



　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 -――-
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 , ＜: : : : : : : : : :｀. .、
　　　　　 　 　 　 　 　 　 ／: :., : : : : : : : : : : : : : ' ,
　　　　　　　　　　 　 　 /: :..:./: : : : :',: : : : :、: : : :.:.Ｖ
　 　 　 　 　__人__ 　 　 l_:_:_:,': : : : : :.:V: : : :V: : : :..:.:',
　　　　　　　｀Y´　 　 　 ト　∠二_￣!~: : : :.:.';: : : :. :..:,
　　　　　　　　　　 　 　 }=≦ γ芯ﾐ|: : : : : : :,>､: : : :.l
　　 　 　 　 　 　 　 　 /r　ヾ 乂ソﾂ!: : : : : :..l　 ヽ: : ,
　　　　　　　　　 　 　 :. 、 　 `ー ´ ,: : : : : :..:|-‐ ':l :{　　　　　　　　　――よし！追いついたッ！！
　　　　　　 　 　 　 　 Λ`ー‐ '　　 : : : : : : :.:|: : : :',: :ヽ
　　　　　　 　 　 　 　 　 `ー--　‐/: : : : : : : |ゝ＼_}: : :＼
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 /: : : : : : :..:.|￣｀　　、 : :ヽ
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 , ': : : : : : : : :,　　　　 ', ヽ : :＼
　　　　　　　　　　　　　　 　 , ': : : : : : : : : :.,　　 　 　 ,.　＼ : :＼
　　　　　　　　　　　 　 　 ／: : : : : : : : :..:..:,　　　　　　ヽ　/、: : :.＼

.

43 名前：ベネット ◆50m/WoZvug ：2015/11/06(金) 22:17:49

　　　　　　　　　　　　 ＿＿＿　　　　　 ＿,　--- r_，
　　　　　　　　　　　　'ー-へ＿￣￣￣　　　　　　 ゝ--　、　　　　　　　　　　　は、早く、水を……どなたかあっしに水を……
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ￣｀ヽ　　　　　／￣｀ヽ　￣￣｀丶_　　　　　　お願いでやんす……水をくれる人がいれば、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　　＜{_､＿_.ノ＾ー--　.__　 _＞- ､　　あっしは一生その人についていくでやんすから……
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 `ー--　.＿/二､ヽ　　　　　　　｀ー^┴’
　　　　　　

早く……早く……、……ん？


>>37
>ふむ、水が欲しいと？

み、水……水をくれるでやんすか？
お、おぉぉぉぉ……ありがとうごぜえます名無し様。
このベネット、これからはあなた様の奴隷として一生を捧げるでやんす。

ではさっそく――――ヒャッホーっ、とすっ飛んで、名無しから水の入った容器を奪い去ります。

け――っけっけっけっ！！　この水さえもらえばもうお前に用はないでやんす！！
え？　あっしが奴隷になる？　確かにあっしは奴隷になると言ったけど、
いつから奴隷になるかは一言も言ってないでやんすよねえ？　100年後かもしれないでやんすよ？
そしてこの水は既にあっしのもの！　間髪入れずにラッパ飲みで一気に喉へと流し込むでやんす。

>なら遠慮は要らん、飲め。＜ウォッカを口に流し込む＞

あぁぁ、生き返るで……ってぶぶぶぶぐぎゃらばぶばばばばばばばばぁぁっ！
な、なんじゃこりゃあああああああっ！？　喉が焼けるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっっ！？
これはウォッカでやーんすぅぅぅぅっ！？
ちょっ、おまっ、これ……げ、げほぉ、げほげほげほげふぉぉぉぉっっ！？　
い、行き倒れた人間にこんな度数の高い酒を飲ませるんじゃねえええええ――――――っっ！？
むしろとどめを刺す気か貴様ぁぁぁぁ――――――っっ！？
いくら酔っ払ってるからってやっていいことにも限度があるだろ――――――っっ！？


……ハァ、ハァ、初っぱなからとんだ目にあったでやんす。
とはいえこうしてなんとか無事に会場に辿り着くことができたこともあり、
この先どんな人たちに出迎えられるか楽しみでやんすな。

では、気を取り直して最初から返答を始めるでやんす。
最初に待ってくれているのはどんな人なのかっと……


>>3
>強盗
>・・・・・・お茶を頂いておりますよ。


　 ＿　　　 _
　: :＞丶´ヘ , 二､ヽ　 　ノし
>´ ヽ ／.: : : :. :. :. :.´ ＼　　て
＼ ／: : : : : : : : : : : : : : ヽ　 (
　,: : : :,': :/ : !: : : : :ﾘ: :!: : ｌﾑ
./: : :./:.,ｲ.: : i: : : : / : :!: : l :ﾊ
'. : :./イ.: : :./: : ｀x'.!: :ﾘ: : :!: :i!
: : :/': : : :ｨ/:.＞´､ {: / l! : ﾊ }
=: 't ‐ i´ イ　　　ｉ ｉ/　 ! /　!;
､: :.ヽ: :}　 乂　 ノ　 i　 !; 　 ′　　　　って、お前が真っ先に出迎えにくるのか――――――っっ！？
: : : : :.i丶 　 ,　　　　.　　　　　　　　　 パーティー会場に入ったと思ったら強盗が現在進行形でお茶飲んでたとかシュールすぎるだろ――っ！？
: : : : :.|　　 /　 　 > ﾉ　　　　　　　　　今回はいつものウィークリーじゃなくて出張所でハロウィン祭りが始まったと思ったら、
: : : : : !｀,_‐ｔ　 - ' ´　　　　　　　　　　なんでどさくさにまぎれておまえまで出張してきてるんだ――っ！？
ﾍ: : : : :､￣　｀,　　　　　　　　　　　　　まるでそこにいて当然のごとくしれっと参加者に対して応対すな――――――っっ！？
_:.丶 : : .＼_ ノ　　　　　　　　　　　　　
-　- = ､ : .ヽ　　　　　　　　　　　　　　　
　 　 　 :.＼: : ､　へ
　　　　 ::::::.ヽ: i/　,_ ｀ｭ_


強盗が堂々とお茶飲んでるとかこの会場の警備員はいったい何をやっているんだ――っ！？　警備体勢ガバガバすぎるわ――っ！？
というかおまえ今までお茶をもらえるかちゃんと聞いてきたというのに、ついにこちらの了解を得ることなく勝手にお茶を飲み出すまでに至ってるじゃないか――っ！？
いくら今までの参加者からろくにお茶をもらえなかったからといって交渉しようとする努力を放棄すな――――――っっ！？
なんで準レギュラーのごとくハロウィンイベントにちょくちょく参加しながら徐々にあつかましくなってきているんだ――っ！？
馴れてくるとあつかましくなるとか、そんなところだけリアルな人間味をださなくてもいいだろ――――――っっ！？
もしやおまえ段階を踏んで本当の意味で強盗に近づいて来ているのか――っ！？
なのに言葉遣いだけはなんでいまだに丁寧語のままなんだ――――――っっ！？

……い、いや、だから強盗ならお茶飲んでる暇があったら逃走するでやんす。
なぜわざわざ人の集まるところに居座るのか。おまえ実は捕まりたいだけなんじゃないのか。

44 名前：ベネット ◆50m/WoZvug ：2015/11/06(金) 22:23:01

　　　　 　 　 ＿＿
. 　 　 　 , --......:::::::＞...､
〃 　 ／:::::::::::',:::::＼:::::｀ヽヽ
{{　 /.:::.i::::::::::::}、:::::::ヽ;::::::::ヽ､__,
ヽV.::::::::}:::';:::::ﾑヽ;_:::::::.::ヽ:::::::ﾑ
.../::/::/./::::://　ｉ::::|:::::::.└=‐- ﾑ
../:/:::抃:／/__ 斗,'::::::::::.| ;;;;;;;;;;;;;;::::＞
　 .,':::|.ﾋﾘ　´,≠气}::/ノ７ﾆヽ⌒ー-､_.:＼
. .彡.::!　,　　.弋_ﾉｲ./{:.:《>≠]=}ヽﾆ､丿.::::｀::..､　　　――よし！追いついたッ！！（大嘘）
.　/:/.ヽ r--,　.彡l::}:∧:.ﾞ＝‐＜:.:.:....＞.:｀ヽ､::::｀ヽ､
. /:/　　..ゝ‐‐ 　 ﾉ:ﾉ..:.:ヽ:.､＿__ヽ:／　 ＼.::::｀ヽ､ヽ､:ヽ､
/:/　　　　 　 ｱ/:/ .7.:.:.:.:.ノ.:.:!:.｀'.＼　　　.＼.:::::::｀ヽ｀ヽ;｀:..､
/　　　　　　 ../:/i:.:/‐ｧ､:.:.:.:.:.j:　 |!|..＼　　　 .＞ ．.::::::::::::＼::＼
　　　　　　　/:/　､:{<:.:.:.:.:..:.:::: 　 |!l :::::.＼.／.:...　　 ＞-.::::::::::::::::::＼
.　　 　 　 ./:. {　 ...＼<.:.:.:.:.:＼:.:._Κ＿_ ./.:.:.:.:.:.:.:／.:／一ヽ__.:::::::::::::＼
　　　　　./:/ .ヽ...`ｰ-＼:.:.:.:.:.:.:...　　,.:.:.:.:.＼＜:.〈:.:.:/　　 　 ヽ＼.:､､:::::::ヽ
.　 　 　 ..ﾚ　　　...ト,､／　￣￣￣￣￣￣`　、　ヽ:.{　 f_⌒ヽ ＼ヽ .,ヾ::::::ヽ
　　　　　 　 　 　 l/.:.＼　　　 　 　 　 　 　 　 丶　..}　ﾉ ￣ヽ'.　‘,′.ヽ ヾ:::::',
　　　　　　　　　　!:.:.:.:..:.ヽ　　　 　 ,　.--=― -= 　.ゝ′::::::::.}‘.　|.,.ヾ:::::',　ヾ::',
　　　　　　　　 　 ヽ'´￣/.:ﾏ　 .／.::::::::::::=-　 ｀ヽ::',:::..く :::::.八,lヽj.:::l　.ヾ::',　 ';::l
　　　　　　　　　　　　 ,.:.:.:.:.:У／.:::::::::.....　　　　::..Y:::　 '.:::::::::::ﾄ',ヾ::l　　ヾl　　';|


>>4
>イタズラOKですか、
>イタズラOKですね?
>
>HAHAHAHA!?Le'ts Go ToReeEE-ToO!!!


あまりの勢いに驚いて足を滑らせひっくり返り机の角に頭をぶつけて死にます。






＜＜リザレクト＞＞して再び立ち上がります。
なにか違うルールが混ざった気がするが全力で気にしないでやんす。

って、なんでそんな果てしなく無駄に全力でイタズラしたがるんだ――――――っっ！？
おまえノリノリにも程があるだろう――っ！？
むしろ身の危険を感じたわ――――――っっ！？
しかもどうして襲いかかる時だけエセ外国人にトランスフォームしてるんだ――っ！？



>>6
>ハロウィンでもお化け関係無いコス多いよね


あまりにも図星を突かれたためショックで心臓麻痺を起こして死にます。



＜＜リザレクト＞＞して再び立ち上がります。



……ま、まぁ割とそういうことはあるものでやんす。
例えばバレンタインに下着を渡したりとか。
クリスマスイブにデートをするけど仏教徒だったりとか。
夏休みじゃなくても一年中休みだったりとか。
にわかロックとねこみみアイドルに本物のロックが参加したと思ったら
いきなりエンディングでしれっとウサミンがさも当然の如く一緒に居座ってたりとか。
アニメ化されたと思ったら最後の二分間のみのアニメだったりとか。
むしろその二分の方が本番だっだりとか。
そんなこともあるが故にあまり細かいことは気にしても仕方ないのでやんす。

45 名前：ベネット ◆50m/WoZvug ：2015/11/06(金) 22:25:06

>>7-8
>なんだ、また締まらないのか(未来予測)
>で、過去イベの締めは？(条件反射)


　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ,ｨ
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　（:{ 　 　 ＞--- ､＿_
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 >＜／: : : : : : : : : :ヽ､__ノ
　　　　　　　　　　　　　　　　 　／: ／: : : : ,: : :/: : : : : |: :＼
　　　　　　　　　　　　　 　 　 ,:': : :/: : / : /: ,.ｨ: :.ｲ : : : |: :､: :ヽ
　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 / : : /: : / : /: /　':/ |,: : :./: : :∨: :､
　　　　　　　　　　　　　　 ,.ｨ : : /:／:': : :!{/￣}'￣|: : /ﾄl､: :|:|: :.｀
　　　　　　　　　　　　　／..　,ｨ/': : : |: : :| ＝＝　ﾑイ　}'ﾏ: |:|: ∧
　　　　　　　　　　　 ／.＞''" . |: : : :l＼:.| u　 　 　、 ==/l:/,:!,: : |
　　　　　　　　 　 ／.: : :.｀"'''ーi: : : :|､_ 　 　 ＿_ 　 　 ,: /:.lﾘ ＼}＼
　　　　　　　　 ／: : : : : : /: : : : ,: :.:.|　:､　　乂:.:.:.ｿ　 八:_:｣─''''"´　　　……事実関係はともかくすっかりそんなキャラが定着してしまったでやんすね。
　　　　　　　 /: : : :.,.-‐-､＿/___|: :.∧　　 ､　 　 　 イ: :.|
　　 　 　 　 / : : ／ニﾆﾆ=|/// |: :{　ゝzzｚ/｀ ｰく.:.:/: : :|
　　　　　　/,. イニﾆﾆﾆﾆﾆ|////,: |ヾ= ｀¨´孑　〈: :{-､: :|
　　 　 　 ,:/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|////|:j!＼＿＿＿_／:./ﾆ.∨　 　 　 　 ,.-――---ァ
　　　　 /:{二二二二ニﾆﾆ|////}:.}//|｀　 r''|/,: :{ニﾆﾆ｀ヽ,　　　rく　　 ＿二≧ｱ
　　 　 ,: : |二二ニニニﾆﾆ}///,':.:,ﾞ//|.　 　 ∨',:.:',二ニﾆﾆ}　　/:::::::ｰ=rｰ '
　　 　 {／!＼,ﾆﾆﾆﾆﾆニ／ / /:.,'///l.　 l 　 ∨∨:､二二/　 〈::::::::::: /
　　　 /: //}//＞- ､_,.イ,'//,'/:.,'//＜.　　:.　　＼∨}ィ─∧ , ' ＼;;;;/
　 　 ,: :/'´ |//////'//////,{: |//T≧=--ﾞー--'-ﾊ'////,／　　　'
　　,: : ' 　　｀ 7ｰ ':.|,'/////,'从|//||　　　　　　　　||ﾑ￣,:'　　 　 /
　 /: /　　　 /.:. :.:.///////// / /'　　 　 　 　 　 || l}　　　　　,:'
　':. /　　　 /: : :�Y、///,＼///,/............::::::.....　　 /'人＼　　／
/: /　　　 /: /'´¨//＼///,｀"ﾞ'7---― ¨ r―--イ : |: : |｀ ´
: /　　　 /／　　 ＼//＼///,/　　　　　 /: : : : :.:|: : |: : |


す、すると……もしやこれからは彼女がなにかイベントを始めるたびに前イベントの締めはとか締まらないとか言われる習慣に……（わなわな
なんてことでやんすか……そんなの……お、お、


――――おいしすぎるでや――――んすっ！！


うぅむ！　あっしは詳しく知らないけど小悪魔って名前もはっきりしなくて一人じゃなく沢山いるかもしれなくてポジションは中ボスという、
要するにヴァル●シオンに乗ったエリート兵みたいな存在でやんしょ？
それが個性がつくことによっていじられやすくなるとはおいしすぎるではないか――――っ！！
もはや彼女はヴァルシ●オンに乗ったエリート兵にあらず！　これからはヴァルシ●オン改に乗ったエリート兵と呼ばせてもらうでやんす！



　　　　　　　　　　 　 |　　　　　　∨　　　　　｜　　 　 　 l/　　 　 　 　 |
　　　　　　　　　　 　 |　　 　 　 　 }　 　 　 　 |　　　　　　{　　　　 　 　 |
　　　　　　　　　　　　l　　　　　　　　　　　　　l　　　 　 　 !　　　　　　　l
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ,′　 　 　＿＿　　 　 　 ',
　　　　　　　　　　　　 ﾞ 　 　 　 　 　 　 ´: : : : : :. :.:｀丶　 　 　 　 　 　 ′
　　　　　　　　　　　　　　　　　,　／: : : : : : : : : : : : : : : :＼　ﾞ
　　　　　　　　　　　　　 ﾞ　　 / ,: : : : : : : : : : : : : : : : : :. :. :.:... ',　 　 /
　　　　　　　　　　　　　　',　/ /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.＼　 /
　　　　　　　　　　　　　　 ノ.／.: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.ﾞ:.＼丶
　　　　　　　　　　　　 "´.／ .: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.:'.:　＼.:≧= . _,　　　.……は、マジすんません小悪魔さん。調子にのりました。
.　　　　　　　 ,　"　　 .／ 　 .|: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :. :.:ｌ　　 .＼.: : : : :._,.　 ＜　　土下座しますんで今後もイベントを開いた時は参加させてください。
　　 　 　 ,　'′　　 　 .￣￣ .|: : : : : : : : : : : :..: : : : : : : : : :.: :. :| ￣￣―=≦ 　 　 　 ｀ﾞ　　、
　 　 ,　'′＿　　　　　 　 __　|:: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :: : : : :,　＿　　　　　　　　＿_　　　 ＼
. 　 /　　´　　 ｀ﾞ 　‐=ﾆ´ __　从: : : : : : : : : : : :: : : : : : : : : : : ′　 　 ¨ﾆ=‐　 "´　　　 ｀　　　 〉
　　乂　　　　　　　 　 　 　 　 ￣￣ ｀丶　 ､: : : :.:ｨ : :八 :_:厶斗　'"´　　　　　　　　　　　　 イ
　　 　 ＞　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ＼ ) ／ ﾉ／ ／　　　　　　　　　__　...　 　 -‐=≦
　　　　　　　 ≧=‐　 ---　 ‐=ﾆ ⌒ヽ ､ ､ ､〉　　　 ／イノ ｨ´--―=　 ´
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ｀＾¨~　　　　 ¨´

46 名前：ベネット ◆50m/WoZvug ：2015/11/06(金) 22:32:24

>>38
>ジュースをおごってやろう。


げーっへっへ！
いーかにもいかにも！　さすがは名無し殿！　まっこと寛大かつ太っ腹な御方！
嬉しいでございますなあ！　わたしめもまったく感謝感激の嵐でございます！

このような高尚な名無し殿がいる以上、
このイベントももっと盛り上がるべきでありますなぁ！　ハハハハ！
そのためならばこのベネット、
名無し殿の手足となってなんでもいたしますぜえ！！

さあ、それでは皆の衆！
ジュースよりももっといい物をおごってもらうため全力でここを盛り上げますぞ！
げへっ、げへへっ、げーっへっへ！！



>>39
>（誰もがお祭りで浮かれている今ならオンナ引っ掛けるチャンスのはず……！）
>ヘイ、彼女！
>……俺で妥協しない？


そんな消極的なナンパがあってたまるか――――っ！？
恋人を作るのに妥協して理想と現実をすり合わせないといけないとか、
せっかく女の子がお祭りで浮かれていておまえにとってのチャンスでも、
その一言で色々と考えさせられて一気に現実に引き戻されるだろ――っ！？

だいたいおまえ、あっしのように性別ベネットとまで言われる女とか、
見かけは少女でも両性というかむしろ男性っぽい人とか半イカ女とか下半身蛇の男とか、
半分イカや半分蛇どころかハエやら神やら規格外すぎる変態トリオとか、
ヴァルシ●オンに乗ったエリート兵とか、
こんな連中にまで妥協されないといけないなんて、おまえ自分の価値の見積もりがどんだけ低いんだ――――っ！？

しかもおまえお祭りで浮かれている今ならチャンスとか、
逆に考えればお祭りで女の子が浮かれているときじゃないとこんな連中にすらチャンスがないとか不憫にも程があるだろ――――っ！？

47 名前：ベネット ◆50m/WoZvug ：2015/11/06(金) 22:34:59

さて。それでは次に……
……ん？　もちろんさっきのナンパは断ったでやんすよ？
あっしと付き合いたければ、まずは裸でやってくるくらいのことはしてもらわないといけないでやんす。
（防具を何も装備しない的な意味で）

では、次の名無しは……っと。
ん？　どうやら次の名無しも水が飲めなくて死にそうだったあっしを心配してくれたようでやんすな。
嗚呼、嬉しいでやんすなぁ。どれどれ……


>>40
>この季節に全身に水をかぶりたいなんて奇特な方ですね。
>一晩耐え抜けば次の日には息を吹き返せる可能性があるかも知れませんけど。


いやぁ。ホントこんなに気に掛けてもらえるなんて、
あっし、ここの名無しさんがみんないい人に見えてきたでやん……って死んでしまえ――――っ！？
水をかぶりたいとか誰がそんなことを言ったか――っ！？
奇特なのはむしろそんなことを考えるおまえの頭の方だ――っ！？
人をナチュラルに変人扱いしつつとどめをさそうをすな――――っ！？
だいたい息を吹き返せる可能性があるかもしれないということは要するにほとんどの場合は死ぬというわけで、
仮にそんな危険な行為に走ろうとしていた人を見かけたとしてそれを「奇特な方ですね」の一言で済ませるとはどういうことだ――っ！？




　　　 　 　 　 　 , ---- ､..,,_ ヽ
　　　　 ,　　　／　　　　　　　ヾヽ
　　 　 {　　／　　　　　　　　　　 ｀丶､
　　　　 ＞　　　　　　　　　　　　　　　ハ
　　　／　　　　　 /＼ 　 `ｰ,　ー― ､　 ﾊ
　　 /　　／／　 {　　, ,　　 i　　　　　lヽ､ﾊ
　　{　　 {　i　　　i　　i　i　　il　　 i　　i　　i l
　 {　　　l　{　　/l 　 il　 V　i l　　 ヽ　i　 }｜
　∧　　i　 i 　 i　V l l　　V i　V＼ }　i　 i　i
　＜＼ ヽ　lV l ｀丶､ VVV　 _.ィ´ ＼ i　i｀丶､　　　というわけで今日はここまででやんす。
　　 `ｰ ゝゞ　ゞ-''"´､___､___, ~｀`''= ヽ　 l　　　＞
　　（~｀`''=i｀`l l､ 　　l 　 　l 　　 .ィ´i iヽi l¨l¨´
　　　｀丶､　　l l.=｀丶! ___ノ_ . ィ´l　.l l l　 l: V
　　　　 /＼　 ゝ　　　　　　 `ｰ-､_// l l　∧ ヽ
　　　　/　　＼_,.．-､_　,.．､　　　ノ　｀丶､　∧＼ヽ
　　　 /　　 /　l　　　｀´　　｀丶､＿_＿＿ ⊃ ﾊ　ヾ
　　／　/　 i　 l＿_＿_＿_　　　 l　l　　　ヽ　　ﾊ
　/ ／/　　i　｜　　　　　~｀`''=_l　lヽ　　 ヾ　　ﾊ

48 名前：名無し客：2015/11/06(金) 23:17:35

来いよベネットっっ！？
水なんか捨ててかかって来いっっ！？

49 名前：名無し客：2015/11/07(土) 00:20:11

だああああああああ――っ！？
質問でしょっ！？　質問するんでしょっっ！？


…というわけで質問なんですが…
本心から「ハッピー」って言えるようなハロウィンを経験したことって…ありますか…？

50 名前：MINOGAME ◆nimBUSnBKU ：2015/11/07(土) 00:49:21

　……ああ、8日では無かったか。

　私のスタイルではロスタイムほぼ不可避だな。（諦）
　まあ、これも一つの運命として諦めようか。難解なコレでやろうとした事自体が悪い。


>>10

　ああ、後始末はもう少し後でな。
　多少とっちらかるのは、まあ祭りにはつきものだろう。もう少し待ってやれ。
　私もあれこれと理由あれど、丁寧にやるのは苦手だ。終わってから大いに片付けを楽しんでくれよ？

　片付けるにしても、私はまるで加減ができないからな。
　薙ぎ払うか、吹き飛ばすか、蹴散らすか。
　いささか、まだこの身に余るものばかり詰め込まれている。
　お陰で世話を焼いてくれる《宿り木》すら満足に扱えん有様よ。
　自らの浅ましい願いのために勝手に押し付けおって、困ったものだ。

　……こんなせせこましく暴力的な扱い辛い奇跡など、何の役に立とうと言うのか。
　我が内の《涅槃》は自らが引き篭もる為の檻か、全てを浄土に還す刃にしかならんと言うに。


>>11

　だからそれは（ｒｙ

　……まあ、見も知らぬハズの相手をこうも擁護するのもらしくはないが。
　因縁で言えば浅はかならぬものを互いに抱えたモノ同士としては、身勝手な親近感を抱きたがるものだ。
　ある意味で私の―――そうだな、一時の夢であると自覚できているからこその、我儘か。

　少し話がそれたな。
　思うことはあれど、祭りの最中に云うは無粋よ。
　今しばらく、胸に納めておくことだ。


>>13

　先ほどああ言ったが―――

　長い方が、私としては助かるな？

【自滅】


>>14

　……して、遠き古き世の物語か戯曲か口伝か。
　神代のモノまで呼ばれてくるとは、本当に今回引き寄せられた場所は色々と箍が外れているようだ。
　身勝手に作られた神体の身としては……さて、先達に如何な挨拶をすべきかな。

　それとも、未だ20にも満たぬ身としては、菓子でもねだった方が良いか？

　―――どちらにしても、まあ、しばしの余興よ。よろしく頼む。


　ところでそこな神父は何者だ？
　只者ならざる気配はしておるが。

51 名前：名無し客：2015/11/07(土) 00:51:22

クリスマスであればトルーデさんがツリーに逆さ吊りになりながら自殺ごっこするパフォーマンスが見られたでしょうが、ハロウィーンとなると…
悪魔除けのペイントと称してカラストンビ部隊員さんが会場全体にインクをぶちまけて小悪魔さんごとカボチャ色に染めるとか、
最後はシンさんの毒を仕込んだ水をミノさんのディスチャージでぶち撒いてベネットさんごと会場を綺麗に掃除するとかくらいでしょうか。
いささか地味でしょうかね。

52 名前：MINOGAME ◆nimBUSnBKU ：2015/11/07(土) 01:14:32

>>16

　……残念なお知らせという奴だが、エグゼキュータにそのような陳腐なものは通じんぞ？
　敢えて複数に分けた歪つなる偽りの命は、真の死を否定する為の《技術》。
　いかなる打撃も等価として受け止め、散らす万能の身代わり。
　無尽蔵に湧いては攻勢を仕掛けてくる“的”に対しては最適のまじないというわけよ。


　……とはいえ、これを一つ足りとも欠かさず《不死》の称号を掲げ続けるのは、“人でなし”として生きることに
いささか飽いている私の数少ない遊びでな。
　それを崩してくれたとなれば―――分かるな？


　そういうわけだ。少しばかり遊んでやろう。
　死にはしないが、死ぬ気で避けてくれよ？
　何、気合と技術があれば苛烈な戦場と共に十二分な戦果を得られよう。
　我らに見合う因果は常に、あの夜光虫によって引き寄せられるのだから。


>>17

　もちろん仮装だ。
　……というよりも、本物だとしたら邪魔で仕方ないがな。
　人間とは、人間の形であるが故に人間なのだ。
　意識も知能も機能も全てそれに最適化されている故に―――後付だと、どうにも持て余す。

　私の力も、剣呑なくせに野放図に振り回す方がまだやりやすいのだから、似たようなものだな。
　まったく、いまどき荒御魂だの和御魂だの、流行るには千年遅いというに。


>>18

　猫―――猫、か。忘れ物をお探しですか？
　……いや、何でもない。お預かりした忘れ物は 　こちらで間違いないですか？
　以前関わった“大物”の始末の件でな。それでは、遺失物返還手続きを進行します
　少しばかり、関わりがあっただけのことだ。遺失物自身による記憶照合、所有条件合致の確認を経て
　その際に、珍しい白猫を拾ってきた、というだけの。返却業務の履行を完了致します
　……遺物のために骨を折るばかりだったが。それに伴い、全ての業務キューを消化し
　実があるというのも、慣れぬものだ。設備の稼動を終了、当園の閉鎖とさせて頂きます
　ただ。あれは、悪い気分ではなかった。私にしては珍しくな。長らくのご愛顧、誠にありがとうございました

　―――それでは、残り僅かではありますが
　　　　　　どうか暫しの、幸福な記憶を

　……そうだな、悪くは無かった。


>>>19

　―――って、なんだ。人が珍しく感傷やら感慨やらに浸っている時に。

　誰が使うかも知らんが勝手に置いておけばよかろう。
　そもそも宴の黒子とは、宴に雑音を挟まぬからこそ宴に貢献するのだぞ。
　だというに自ら口を開いてどうするというのだ未熟者め。精進せい。
　お前自身がぶつけられたいのなら―――まあ、喜んでぶつけてやらんでもないがな、くくく。

　……とはいえ、私の柄ではないな。やはり。
　こういうのはメイデンの奴の方が……いや、赫螺丸の方か？
　あのハードエンクロージャ備え付けの手では絶望的に投擲は困難だろうがそれでもやりかねん。

53 名前：MINOGAME ◆nimBUSnBKU ：2015/11/07(土) 01:36:08

>>42　いかちゃん。

　冗談で言ったのだが本気で攻めてくる方だったのか……。

　ほう、消える塗料か。熱で分解されるものは筆記具に使われたりしていたそうだが。
　―――いや、しかし、濡れるのは好かぬな。水ならぬインク遊びは遠慮しておくとしよう。
　……フリではないぞ？


　……ああ、分かるか。
　とはいえ、我らは―――いや、あの遅刻に定評のある小悪魔の方はともかく。
　私は言うなれば、過去の遺物のようなものでな。あれとは少々毛色が違う。
　祈るか、裁くかで言うと裁く側だが……いや、本質としては大して変わらんか。
　何を願っているのかは―――おそらく同じなのだから。

　意味が分からん？　まあ、分からんでいい。年寄りの繰り言に近いからな。
　その願いの先を往くのがお前のような者、というだけのことよ。
　そういうわけだ。囚われること無く、自由に生きて、自由に遊び、自由に楽しめ。
　その尊厳のままに。


>>43　なんでいきなりピンゾロ振ってんのこの人。

　―――祭りの最中でその身を神に召されるならともかく、行き倒れている奴がいるとは思わなんだ。
　ええい、混沌にも程がある。混沌を超えて終末が近づく最終幻想など何時の時代だ戯け。

　とはいえ、捨て置けぬな。
　ほれ、水程度ならいくらでもあるから飲め。
　西部劇で撃たれたならず者のような真似をしている場合ではないぞ。
　ここにはイーストウッドもおらんしな。

　あとリザレクトするなら侵蝕率を上げておけい。
　100％を超えたらリザレクトできんから気をつけろ。

【突っ込むのそこかよ】


>>25　蛇？

　……おっと、知らぬ顔か。
　まあ、祭りというハレの日ならば珍しくもないか。
　見飽きた顔ばかりのケの日々とは逆転しているということよ。

　限られた泡沫の夢ではあるが、互いに楽しむとしよう。


>>23　誰？

　済まぬが全く知らんな。
　漫画はゴ○ゴ13とか鬼○犯科帳とかしか読んでおらん故。

　……偏っているのは自覚している。
　グレイブヤードに置いてある本が少ないのが悪いのだ。暇つぶしには全く足りんわ。


>>51

　……まあ、なんだ。私が祭りの趣向の一つに手を貸すというのは、頼まれればやってやらんでもないが。
　下手をすると会場ごと吹き飛ぶがよろしいか。

　―――臨界状態のSOLを解放するというのはそういうことだ。
　暴力的なエネルギーを発生させている状態の《幽かな生物》の集合とは災害に等しい。
　それを常時、高精度のLUNAとして安定させ使役してこそのエグゼキュータだが……。
　私の場合、特にじゃじゃ馬になるようでな。正直、気が進まん。

54 名前：北と東の国から：2015/11/07(土) 02:06:39

>>16
　
「ほいっと」
　
　やおら床を踏み抜くアッシュに視線を向けると、
　
「……ま、魔法除去、みたいな」
　
　と、なにやら言い訳がましいセリフを、言い訳めいた顔で吐き出している。正直、何が言いたいのか判らない。
　
「いやトラップカードの除去的な……伏せカードの破壊カードってあるんじゃないかと」
「はあ」
「ああ、帰納系の呪詛だね」
　
　そう漏らすトゥルーデ。アッシュがなにやら言いたそうな顔で頬を引き攣らせているが、とりあえずは無視する。
　
「帰納……何？」
「うん。空間方向にパターンを設定して、特定の条件が揃うと時間軸の方向に向けて結果を収束させるタイプの呪詛だよ。
ポピュラーだけど、ポピュラーだけに解呪も簡単なんだ。単純な時間と空間しか対象にしてないせいで、ちょっと現空間の
横っ面を張ってやれば枯れ木細工みたいに壊れちゃう。この手の呪詛をもっと強くやるなら、せめて三次元的な固定を避
けないとダメだよ。妖精の子供のお遊びじゃあるまいし――余剰次元を一つでも設定できればこんなの子供にでも壊せる」
「ええと……は、はあ」
「……と、という設定なんですよ塁さん！　トゥルーデ的には！　「設定」！　中学生的な――ほら！　お、オレにとってはそ
ういうのじゃないけどそういうのっていうか神社でオミクジっていうかお寺でくじ引きっていうかですね」
「ああ、えーと……コックリさんみたいなのかな」
「こっくり……あー、ああ、あれ。そう、それ。そういうの。「自分ルール」！　オレ的にその床を踏み抜くとラッキーな何かが
あったかも！　ていうか踏まないと的な！」
　
　それならまあ、判らないでもない。
　いや実のところ判りはしないのだが、俺にしたところで他人に理解して貰えるルールばかりを所有しているわけではない
ので、そういうものだと受け止めておく。ちょっとばかり普通の人間より心配性な俺が逐一周囲に意識を配っていたりする
のも、ルールと言えばルールみたいなものではあるのだし。
　まあ、いい大人がそれはどうかと思うのだが、そのへんは俺もあれこれ言えた義理ではないので、追求も割と虚しい。
　
「ま、なんであれ力技で揉み潰すってのは芸がないんだけど」
「なんだ、迷信とか……オカルティズムにそんな概念でもあるのかな」
「まあ、そんなとこですかね。トゥルーデが言ったあれこれはともかく、現代の呪いでトレンドってのは、ほらアレでしょ。やっ
ぱネットとか使ったタイプっスよ」
「つーと？」
　
　首を傾げてみせると、アッシュは自慢げに鼻を鳴らし、腕を組んだ先で指をくるくると回す。
　
「例えば……ワンクリ詐欺とか聞いたことないっスか。あれ、構造的には呪いの現代版ですよ」
「そうなんだ」
　
　お前はワンクリ詐欺を「知っている」のか、「遭遇した」のかどっちなんだ、とは聞かずにおくと、アッシュは食い気味に乗っ
てくる。
　
「マジですって。呪詛の基本ってのは、相手を不安にブチ込めばもう引っ掛けたも同然っス。要はストーリーラインを時間
と空間に設定して――」
「あー……そこ、わかんない」
「……失敬。どういう呪いかってのをまず決めるんです。お岩さんとかスペンサーさん家の三女の亡霊とか、まあなんでも
いいんですけども」
「はあ」
「で、それがそれっぽく見えるだけの状況を作るんですよ。廃墟を舞台にするストーリーとか、実際にこんなんがあった系
の噂とか、物理的に目に見えるなんかの痕跡とかね。「ただの幽霊屋敷」じゃなくて、「過去に殺人事件があった家でこう
いうエピソードが「実は」存在する」みたいにした方がそれっぽいでしょう？」
　
　先ほどアッシュが踏み抜いた床に目をやると、アッシュは苦笑気味に笑って、いやいや、と首を振る。
　
「ああいうのとは違います。基本、標的を自分の設定したコードに絡め取るってのが呪いですね。言葉や環境はコイツの
環境変数として機能するワケで、あんまり文化が違い過ぎる場所では表面的な呪詛は通じ辛いっス。ほら、たとえば海外
の人間がどっかの王家の墓荒らしをするとしますよね」
「ああ」
「その国の人間よりは抵抗がないわけです。この時点では――で、この墓荒らしが倒れたとしますよね」
　
　話の先が読めては来たが、それでも俺は一応頷き、それで、と先を促す。
　
「そうなると――ほら、この墓荒らしはその文化を知らない場所でも「呪いに触れたからそうなったのだ！」って呪詛の基礎
を築けます。これが文化パターンを越えた環境上の呪詛ってヤツですね。まあオレらの得意技です」
「得意……」
「……け、研究の」
　
　なるほど。
　
「あ、ちなみにオレのこのへんの研究論文はアマゾンでも買える本に入ってるので、宜しかったら」
「ステマ過ぎるんじゃないかな、それは」
「まあでも、「これからこういうことが起こりますよ」って呪詛は弱いんだよ、塁。預言者は予言を外せば殺されるって、日本
でもよく言うんでしょ？」
「民俗学ではね」
　
　どこで学んできたのか、トルーデが言うのは柳田國男風の解釈だ。まあ、理屈の上では（研究の進み具合と妥当性はと
もかく）間違っていないし、事実、託宣によって国が動いていた時代においては、「神の力を失った」巫女は死ぬ必要があっ
た――というのは間違っていない。
　呪詛それ自体のバリエーションはさておき、その累計だと考えるのなら俺にも構造レベルでは軽く知れた。
　
「判らなくはないな。その意味じゃ、仰々しい文字の並びだとか意味もなく並べられたラテン語だとかも意味がある訳だ。天
使文字だの悪魔文字だの――日本にも同じようなパターンはあるけどさ」
「あ、信じてない」
「信じてるよ」
　
　というより、俺は割と「信じないとやってられない」業界の人間なので、そのへんはツッコミ不要だった。
　だというのにトゥルーデは軽く頬を膨らませ、
　
「じゃ、軽く呪いを掛けてあげようか」
　
　それから微笑んで、何を、と言いさす俺の眼前に人差し指を突き付けて制すると、そのままその指を引き戻して自分の唇
に当てた。
　まずはお試し、と言い置いて、
　
「大丈夫だよ。軽い呪詛だから、簡単に解呪できる」
「……「今から貴方を呪います」って、縺れた男女関係じゃあるまいし」
「縺れたくはないね」
　
　処置なし。
　俺は軽くアッシュに目配せして、どうぞ、と椅子に深く座り直す。深呼吸などして体裁も整えてみる。
　
「どうぞ。催眠術とかは効かないよ、悪いけど。その手のあれこれはマジで俺に通じない」
「うん。肉体的な反応の直裁操作は呪詛の本質じゃないから問題ないよ。それは二次的な反応。催眠術師はぼくらの真似
事をしてるけど、あのやり方じゃぼくらのレベルには永遠に追い付けない」
「ぼくら……？」
　
　まあいいや。
　黙る俺に向けてトゥルーデはさっきまで俺とアッシュが食べていたケーキにふと目をやり、
　
「あれ、そのケーキって、もしかしてさっきそこの洋菓子店で売ってたやつ？」
「？　ああ、なんだ急に――そうだけどさ」
「おかしいな。それ、さっき材料の品質不備で回収してたんだけど。タイミングがズレて回収し損ねたのかな」
　
　トゥルーデが人が行き交う通路の奥のケーキ屋に目をやり、訝しげに首を振る。俺はアッシュと目を見交わせ、残骸がこ
びりつくケーキの敷紙に視線を落とす。
　顔を上げると、トゥルーデがくすくす笑っている。左右で色彩の違う虹彩をおかしそうに細め、
　
「どう？」
「……おいおい。そういうオチか」
　
　憮然と抗議する俺の頬をふにふにとつつき、
　
「だから言ったじゃないか。「今から君を呪うよ」ってね。ついでに解呪もしておいたけど」
　
　……まあ、妖精めいた造詣の笑顔は解呪を告げるにはぴったりの手順かもしれないが、釈然とはしない。俺は肩を竦め
て敷紙を丸め、ゴミ入れ代わりのビニール袋に突っ込んだ。
　
「正直、トルーデだから許してたってのはある。でもって、俺は俺の好意を利用されるのは好きじゃない」
「ははは、それ。お世辞でも嬉しい。でもね塁、これが現代の呪詛なんだよ。昔はこの対象が違っただけなんだ。朝起きた
ら牛が死んでたとか、魔女が住んでるとか、やり方は違うけどね」
「まあ……そうだな。そういえば中善寺さんも言ってたっけ、こういうの」
「そ。これのベクトルを変えたのが白魔術だとか、後はスピリチュアルだとか、ああいうの」
「信ずるものは救われる」
　
　と俺は言い、
　
「そして呪われる」
　
　とアッシュは肩を竦める。
　
「ちなみに、今の」トゥルーデは小悪魔っぽく微笑み、「人によってはお店に何があったか聞きにいくよ。もっと気になる人は
デバイスでこの辺りで何か事件があったかニュースを調べる。その次の段階は大手のBBSで情報を調べに行って、その
情報の真偽を質そうと議論に参加する。その議論は情報溜りになって、本当か嘘か判らない噂を「もしかしたらこれって本
当かも」って状況に仕立て上げる」
　
　その状況には覚えがあるというか、俺達の業界で言うところの情報ノードがそれだった。ある情報が力を持ってくると、そ
の情報は変数を加えて操作やトレースが可能な「媒体」に化ける。
　情報に敏感な人間ほどそうしたノードと接続しやすいし、したらしたでその情報を扱うリテラシの差が扱う個人の反応を分
けてくる。言うなれば、情報の扱いを間違えると「呪われる」と言うことだ。
　
「あー……鈍感な人間は呪われ難い、か」
　
　ちょっと違うかな。トゥルーデはそうごちて、惜しいね、とばかり小学生を諭す教師の態度で付け足してくる。
　
「呪いの種類を変えれば大体の人間は呪えるんだ。個人によって弱点が違うだけ。心霊現象を本気にする人、陰謀論を本
気にする人、食の安全だとか環境問題を気にする人――今は「呪いやすい」人でいっぱいだ」
　
　バカみたい、と言いたげな語尾には触れず、俺は曖昧に笑っておく。
　それに、まあ、事実そうかもしれない。
　自分だけは絶対に騙されないと主張する人間ほど危ないと言うアレにも通じる。
　とはいえ、こうした感情の操作はそれだけ昔から行われてきたし、かなりマクロ（社会的な）構造にも使われてきたというこ
とでもある。
　情報ノードの如何に関わらず、どんな日常も情報の処理によってしか成り立っていないのだ。
　
「弱点が見付からなければ本人の周辺の人間を呪って、間接的に呪詛で埋め尽くせば「呪い殺す」のなんて簡単さ。不信
を煽り立てれば環境なんてすぐに壊せる」
　
　と、見た目妖精の少女はいとも簡単に怖いことを言い、俺の視線に気付いてぱたぱたと手を振る。
　
「やらないよ、もちろん。ぼくらはやらない」
「そうなんだ」
「そうだよ。こんなのは低級の悪魔だとか魔術師の仕業。それに、大規模な呪殺は国を丸ごと吹き飛ばせるからね」
「はあ、国……」
　
　現実味のない話に生返事を返すと、アッシュは口の端を吊り上げ、
　
「いや、それはホントですよ塁さん。強烈な呪詛は、人間じゃなくて国を殺すんです。紛争とか虐殺とか、ああいうのは呪詛
の行き着いたカタチですね。民族の対立とか、不平不満の暴走とか、そういうのを効果的に煽ってやると、国でも死なせる
ことは可能です」
「国殺し、ねえ……」
「ま、社会の抵抗力が弱かったら死ぬ、ってだけですがね。法律とか社会とか文化がガッチリ固めてあれば、そうそうこん
なのは成功しません。アメリカとか、あそこはどんな邪魔っけな暴走が起きても合理性で国民が団結するじゃないっスか。
マイクロソフト、アップル、スターバックス。ドミノ・ピザ。資本主義は迷信より強し、ですよ。間違いなく」
「そりゃな」
「で、更にプロテスタント的な教義がそれをまとめて、外部の敵が襲ってきたら「U・S・A！　U・S・A！」でなんとかしちゃって
ますしね。宇宙人が攻めて来てそれを追っ払う国を想像するなら、誰だってあの国しか思い浮かべないでしょうよ」
「それをやれるだけの経済が育ってれば、か」
「ヨーロッパはこういうのに敏感ですよ。なんせ地続き、右も左も「もしかしたら敵かも」で疑心暗鬼のフルハウス。イギリス
あたりは辛うじて海が障壁になってますが、日本と違って距離が距離、しかも周辺が火薬庫だらけでしたからね。ランドパ
ワーとの最前線ってヤツですよ」
　
　その辺の事情は割とかなりよく知っているというか経験済みなので、俺は曖昧に頷き、でもと付け足す。
　
「それ、日本も一緒」
「ま、そうですが。時代の差はありますよ、やっぱり。実際問題、ロシアの興味って内陸部に集中しますし、って、ああっと、
軍事講座じゃありませんがね」
「いやま、判らないではないよ。こういうことだろ？　「共産主義は、果たして呪詛であったのか」って」
「ああ、そんなとこっス。まあ、ショボくれた魔術師にやれることじゃありませんが」
「ふうん……じゃ、誰がやるんだ」
「今なら学者と広告代理人っスね。さっきトゥルーデが言ったように、人間は何かしら信じてないとやってられないって思う
みたいですから。だったら」
「なるほどな」
　
　打って付けのクォーターバックはメディアの尖端で舌鋒を閃かす社会学者と、その共犯者になりがちな心理学者あたり。
各種専門家がその脇を固めて、法律家がラインバッカーを勤めればさしあたって現実感のスクラム構築は完璧だ。素人は
専門家とケンカしたがらないし、したところで知識の絶対量が違うのでするだけ無駄、と世間が認識する。そういうわけで、
法律問題は専門家に対抗する傭兵として専門家が雇われ続けている。
　人は信じたいものを信じる、というのは常套句だが、実のところそれは「信じたいものしか信じられない」し、その信じたい
ものとやらは生活環境だとか人種だとか家族関係だとかである程度は制約されてしまうということだ。ということは、制約さ
れた環境そのものを弄り回せる立場にあれば、マクロレベルである程度の制御はできてしまう。物理的な「事実」など存在
しなくとも、衆人が受け入れやすい「事実っぽいもの」は存在し、だとすれば後はその口当たりの問題になる。
　大衆的無関心はいつだってこうした構造と仲良しで、よほど社会の裏側にでも首を突っ込まなければその現実性から現
実と言う二文字を引っぺがすことなどできはしない。よしんば引っぺがしたとして、その真相が上っ面よりマシだという保障
はビタイチないので、この共犯関係が崩れることなどありえない。
　
「都市構築の大前提だよ、塁。集団を構成する人員の全てが「ここは安全だ」と主張すれば、そこは本当に安全になる」
「なるかな」
「不安が蔓延するよりはね。実際、人間は全知全能には程遠い。何が自分にとって「本当に必要」で、「本当に重要」なのか
を見極めることなんてできない。それをどうにかする為に国があるんだ――いや、「国を作った」かな。複雑な社会を簡単に
過ごす為には、各人が役割を果たす方が好都合になった。王様と臣民だけじゃ都合が悪くなっちゃった。経済というのは、
ある意味では王権なき王権の代替者なんだよ」
　
　子供らしくない物言いで（今更だが）トルーデは言い、
　
「事実、さっきのもそう。人間にとって本当は何がどこまで安全かのラインは、実のところ専門家でさえ常に情報を更新し
続けてる。でも、その時点での「安心のライン」みたいなのはある。それがコミュニティごとに違うだけ」
「ライン……」
　
　トゥルーデはさっき俺が買ってきた和菓子屋の葛饅頭をフォークで弄り回す。中に小豆玉が封入された、厚ぼったい屑
の衣がふるふると揺れている。
　
「その時点での公式な見解。薬学医学免疫学原子物理学生理学生態学進化生物学。それぞれ。サラミやソーセージは
本当に食べてもいいのか、食べない方がいいのか。食べていいならどれだけならいいのか。まあ、ドイツ人なら困るよね」
「それはまあ、そうだな」
「だからラインを作る。これだけならいい。これはやめるべき。これくらいならいい。いや、実は全部良かった。その見解を
まとめて束ねて、その時代ごとに提示する。塁はタバコ吸わないよね？」
「吸わないけど、ありゃ単に嫌いなだけだ。味覚が壊れる。和食と甘味派には大敵なんだよ」
「意外と繊細なんだ」トゥルーデはくすくす笑い、「でもそう。どんな影響がどんなものに存在するかなんて、得られる範囲
の情報が上限を決定しちゃう。だから、どこで納得するかでしかないんだよ。自分で納得できる限度が、この情報の限度
なんだ」
「情報の限度……」
「知識の限度、情報の限度、心の耐久性の限度。何がどこで作られていて、その何かが自分にどう関わるのかをどう納得
するかの限度だよ。さっきのモンブランタルトに使われてた栗が、イタリアのどこで採れたかを気にする人はいるかもしれ
ない。それのざっくりした場所までは調べられるかも。でも、その先、どこの農家がどう採取したかまではわからないかも。
でもそこまで気にしてたら、塁は多分それを食べてないんじゃないかな。「このイタリアの栗を使ったのは誰だあ！」ってお
菓子屋さんに乗り込む？」
「美食倶楽部もビックリのクレーマーだよ、そいつは」
　
　だから、とトルーデは言う。屑の衣の上、プラスチックのフォークが横滑りしていく。
　
「それを管理するのが社会だね。安全、クオリティ、品質、ブランド。ワインの等級を、キャビアの生産地を、葉巻の産地を、
コーヒーの産地を、電化製品の生産地を証明する何かがある。それをやる無数の機関があるから、普段人間はそれを気
にしないで生きていけるし、逆に言えば――それを気にしなくていいようにする為の文化だとかインフラだとか、もっと言え
ば空気みたいなものがある。自分で調べる自由をある程度は放棄することで、人間は安心って気分を提供される。ってい
うか、その気分がないと人間はもう生きていけないんじゃないかな」
「気分っていうか、ある程度それは事実だけどね」
「そう。だからその事実をどこで受け止めるかが人によって凄く曖昧だってこと」
　
　どこで考えるのを止めるのか（、、、、、、、、、、、、、）。トゥルーデは朗らかな顔でそう言っている。それは俺達のような界隈の人間が、常日頃と
して直面する場面と鏡写しだ。
　ある情報について調べる。その結果を得る。その繰り返しを繰り返して、どこかで納得する。そうしてなし崩しに疑問を忘
却することで現実を納得する。そこでようやく、人間に「日常」は降りてくる。厚ぼったい現実に構っていれば、その中心に
ついての疑問など気付けば忘れている。
　
　たとえば普通に生活していれば見る必要もない情報だとか見たくもない情報は、予め資本原理によってオミットされてい
る。好き好んで紛争地帯や国境間での政治的な駆け引きのニュースを見たがる人間は少ないし、そうしたトピックは金に
ならない。だから少数の主張したがりはマス以外のメディアでそうした情報を発信するが、そうした情報とてネット越しの断
片を繋ぎ合わせた二次情報であることがほとんどだったりする。ユニセフの募金を訴えるCMからチャンネルを転じれば、
マクドナルドの新作を大写しにする場面が飛び出す。そんな場所で生きている人間にとっては、遠いどこかの悲劇はどこ
まで行っても遠い。
　リアリティのない悲劇。
　それが悪いかと言えばそんなことはなく、リアリティがあろうがなかろうが募金すれば少なからずそうした場所の助けに
はなる。そうした場所で活動するNPOやNGOは現場で何が必要かを理解しているし、理解しているからこそ活動できる。
アフリカの紛争地帯の惨状を理解せずに善意を武器に丸腰で乗り込んだ挙句、武装勢力に拉致されてしまったのでは誰
も幸せにならない。というより、テレビの前の「気分」で親身になって悲劇を取得しようとする人間の大半は本当の意味でそ
うした場面を想像できないし、しようとして失敗するのがオチだ。
　重要なのは、多くの人々が適当に忘れること。
　そう言ったのは、かつて俺にこの手のノウハウを根掘り葉掘り叩き込んだアメリカの情報屋だ。
　餅は餅屋。普通の人間は普通の事柄しか理解できないし、突っ込んだことを理解しようとしてくれても邪魔になる。直接
関わるより、ボランティア組織に小切手のダイアルを。
　こうした環境は構造（ストラクチャ）として日常にセットされていて、現場の人間からすればその日常を維持してくれた方がマシだったり
してしまう――というのも、個人個人が好き勝手に「善意」で動くよりも、明確な指針とノウハウを掲げた組織が「善意という
構造」で動く方が、何倍も効率良く「善意を遂行」できるからだ。組織に所属する人間が善人である必要すらない。救いは
行為として齎されるからだ。誰かを助けたいという「気分」を誘発して、現に誰かを救える構造。それが今の最適であるこ
とは、とりあえず疑いようがない。
　緩やかな思考停止とワンセットで配布された、安らかな社会の運営メソッド。適度に「調べる自由」を行使できるのなら、
とりあえず民主主義は守られている気分にはなるし、実際守られている。
　
「ローマがかつてあれだけ反映したのは、社会を構成する要素が皇帝のざっくりした支配に依存できたからだ。完全な独
裁は社会を停滞させるけど、独裁を肯定できるだけの余裕があれば、社会はむしろ安定する。さっきの話もそうだよ。「こ
の食べ物は安全だ」って誰かが言うより、何か大きな組織が「これは安全だ」って言ってくれればみんなが安心するよね。
どっちにしたってその肯定はある認証を通り過ぎてるだけでしかないのに、裏付けの方が重要になってる」
　
　もちろんそれもレベルの問題で、大きな組織はそれだけの信用を集めやすいし、集めた信頼でより精密な認証のインフ
ラを作り出すことは可能だろう。安全を検査し、法律を検査し、人々を精査する。だから俺達はより巨大な精査は社会に
備え付けのインフラに投げっ放す。でなければ生活に掛かるコストは際限なく加速してしまうからだ。
　一個人が社会と他人にまつわるエトセトラを隅から隅まで検索することはできないし、できないからこそ都市国家たる日
本（とかその他の先進各国）においては警察や軍隊に税金が使われるし、そうした人間には潔癖が求められる。日常を鉄
壁にコーティングする為に必要なコストは、生活の前提で勝手に支払われてる、というわけだ。
　ハロウィンの話題としては重過ぎて胃に凭れる気分を背凭れに押し付ける。
　
「今じゃこの分野は軍事の専門家が担当してるみたいだけどね。地政学とか核抑止政策とか、ああいうのは全部この構造
から生まれた兄弟みたいなものだよ」
「それも呪詛かい」
「どうかな。でも、呪いは人がそうやって通過してる「これでいい」を押し倒そうとすることで生まれるんだよ」
　

55 名前：MINOGAME ◆nimBUSnBKU ：2015/11/07(土) 02:09:01

　さて、あと一つ……。


　いや、趣向を変えて、問いを投げてみるとするか。
　なに、難しいことではない。コレも一つの悪戯のようなものだ。

『忘れ物をひとつ、取ってこれるとしたら何を取り戻す？』

　過去、現在、未来、場所、人、物、特に縛りはない。
　この戯れに応じる酔狂な奴がいるのを楽しみにしている。

　ああ、名無しが答えてみても構わんぞ？
　それはそれで興味があるのでな。

56 名前：北と東の国から：2015/11/07(土) 03:08:01

>>17
　
　パーティー気分とは程遠い雑談を終えると、トルーデはなに食わぬ顔で俺の正面から隣へ移動し、アッシュは新たな袋を
開封してパンプキンカスタードシューに手を掛ける。その狼藉に抗議しようと身を乗り出そうとした俺の膝の上にやおらトルー
デが乗ってきて、カスタードシューを守る為の抵抗を封じられた俺がトルーデをどかそうと身を捻ると、
　
「トリックアンドトリートだ手を上げろ！」
　
　何か居た。
　具体的に言うと、身長二メートルちょっと、筋肉質、赤い全身タイツの上に灰色のシャツを重ね着して、赤いヘルメットを被っ
た大男が居た。それが俺達に向けて左手を突き出し、その左手を支える形で右手を添えてポーズなど決めている。左手は何
やら妙なアタッチメントで覆われていて、その尖端に棒状の何かが突き出している。状況を羅列しただけでしかないが、状況
の羅列以外に表現のしようがない。
　というか、したくない。
　変質者だ。
　その言葉をギリギリで飲み込んだ俺の膝の上、
　
「変質者がいる……」
　
　ミもフタもない俺の内面をトルーデが掘り出して空気分子の震動として具現化していた。
　大男は一瞬黙り、そして、
　
「トリックアンドトリートだ手を上げろ！」
「いや、その天丼は注文してねえ」
　
　ていうか帰れ。
　思わず口に出してしまってから、その声がどこかで聞いたものだったことを思い出す。たしか、
　
「……何やってんスか、ご先……、えーと」
「パウルさんだっけ、たしか」
「おう。なんだ、ウチのガキどもと遊んでくれてるみたいだな神父さん。で、トリック」
「いやそれはもういいから」
　
　トルーデのアタマを撫でつつ、どっと襲ってきた疲れで椅子に身を預ける。
　見た目筋肉ダルマ、実のところアタマの中身も筋肉ダルマにしか見えないこの男は、アッシュとトルーデの所属（している
んだかしてないんだか）する研究所だかどこだかのちょっとしたボスで、日本で活動しているワーキンググループ所属のメ
ンバーのまとめ役、らしい。
　らしいというのはアッシュが適当に（イヤそうに）そう喋っていたからで、まあそのウンザリ加減はこの態度さえ見れば一目
瞭然と知れた。トルーデに誘われるカタチで根城を訪ねた数度、この男が酒を飲んでクダを巻いている以外の姿を見たこと
がないし、ついでに言えば俺はそういう時に限って酒を無造作に入れられてしまい、名前もロクすっぽ聞いていない。バウル
とかパールだかなんだか聞かされた覚えがあったので、妥当なのはパウルなんじゃないかと思っていたが、とりあえずそれ
で良かったのだろう。たぶん。まさかバールなどと名付ける親はいまい。
　
「……ええと、その、バ――パウルさんはなんでそんなカッコしてんスか、それ。っていうか何それ」
　
　アッシュの尤もな問いに、パウルはこれか、と自分の格好に視線を落とし、
　
「コスプレだよ。流行ってんだろ」
「流行ってはいないっスよ。ていうかそれ回答になってないです。デアデビル？」
「どこをどう見たらデアデビルなんだおめー。このハエ野郎」
「なっ……ハエは関係ないでしょハエはぁ！」
「えーと、フラッシュ？」
「違ぇよ」
「じゃあ――」
　
　大男はふんぞり返り、
　
「プロトマンに決まってんだろ」
　
　と言った。
　
「あー――え？」
「「メガマン」だよ。ゲームのキャラクターだよ。日本だとロックマンって言うんだけど」
「ああ、それそれ。ロックマンの2Pキャラ。らしい」
「らしいってアンタ、知らずにコスプレしたんスか！？」
「なんか家にプリングルスの容器が転がってたろ。で、これ仮装に使えるんじゃねーかって考えたら」
「いや、その発想からそれを実行する人とか色々おかしいですが！？」
　
　手の先で（ブルースバスター、らしい）を振る大男。そもそもそんなマニアックなキャラをどれだけの人間が認識できるんだ
という指摘は、あらかさまなインパクトに殺されてしまっている。辛うじて俺が知っているキャラをトルーデが知っているというの
は軽く衝撃ではあるのだが、考えてみればこの子はサブカルチャーに矢鱈と詳しいのだった。
　いずれにせよ、赤タイツの大男がフードコートで絡んできているという絵ヅラの途方もない悪さは筆舌に尽くし難いのは間違
いないのだが。
　
「ていうか」
「あん？　なんだよトルーデ」
「それ、最初見たときコブラだと思った」
「俺もそっちの方が近いと思った。ヘルメット取ったらそっちのがまだマシだったと思う」
「あ？　あー……」
　
　パウルはバスター化してない手で顎を掻き、数秒黙り込み、それからヘルメットを取ると、それを俺達のテーブルに置いて、
　
「それは紛れもなく俺さ」
　
　と言った。
　ポリシーのカケラもなかった。
　
「いやいやいやいや……せめてそこは最後までやりましょうよ。やり抜きましょうよ。なんでそんなお手製コスプレまでやり出し
て途中でブン投げるんですか」
「いやだっておめー、コブラは思い付かなかったしよ……そうか、コブラがあったな……」
「ていうか、もうちょっと根本的にこう……オレら的にハロウィンをこんな雑に扱っちゃっていいんですか、と」
「はぁ？　んじゃ何か、ゴーストだのヴァンパイアだのスケルトンだの、あの手のファンシーな格好が俺らに適切だと思うのか
よおめーは」
「いや、そりゃそうですが……」
　
　こちらを伺うように見た後、アッシュは引き攣り気味の笑顔をパウルに向け、
　
「と、とりあえずここは目立つんで……お引取り願えればと」
　

57 名前：北と東の国から：2015/11/07(土) 03:51:19

>>20
　
「だってよトルーデ」
「……何か言ったかな」
　
　テーブル正面の赤タイツに不機嫌な声を向けるトルーデ。実際に不機嫌な顔をしているのだと思うが、俺の位置からではト
ルーデの後頭部しか見えない。
　赤タイツの魔人を追い払おうとしたアッシュの健闘虚しく、コブラもどきは俺達のグループに平然と割り込み、のみならず俺
が買ってきたケーキとトルーデが貰ってきたチョコを貪り食っている。非常に遺憾だった。
　
「だってよ、ってのはアレだよ。今の……なんだ、テレビ？　ラジオかなんか？　聞いてたろ」
　
　というのは、>>20のことだろう。
　聞いてはいたが、何のネタか定かでなければ、理解が及ばない以上は何かしらのサブカルチャー的なアレなのだろう。
　今日日はコンビニでもアニメとかのネタが店内ラジオで掛かっていたりするので、その類かもしれない。
　
「それをぼくに聞く意味は」
「いや特に。思うところはないかと」
「性別それ自体をどう捉えるか、じゃないのかな」
　
　トルーデは軽く鼻を鳴らし、
　
「肉体が女性なら、性別としては女性だと思うよ。物理的な属性は物理的にしか還元されない」
「「らんま」みたいなもんか」
　
　ぼそりと呟く俺に、トルーデはそうそうと相槌を打つ。

「肉体的に女性なら、それは女性でしかないわけだし」
「……サイボーグの話とかもそうだよな。いや、サイボーグっていうか、これからだとＡＩかな。チューリングテストをクリアした
ＡＩが仮に存在するとして、そいつは人間か否かとか」
「人間じゃねえだろ、そりゃ」
　
　タイツ男は肩を竦めてチョコを頬張り、
　
「物理的に人間じゃあねーんだろ。じゃ、そいつは人間とは言えない。人間ってのは、最低限でこの四次元時空に物理的な基
礎を置いて「肉体として」シミュレートされた存在のことだ」
　
　ある意味ではそれは正しい、と言うか、普通に考えればそれは正しい。
　が。
　
「じゃ、それがネットだったらどうなる。「充分に」人間らしいＡＩと人間の発話は区別できない」
「冗長性の違いをクリアできるかよ」
「クリアできたら、って言ったんだけどな」
　
　要は、仮定のどこを前提とするかだ。
　この手の議論はどちらが正しいかというより、どんな主張がどんな条件においてどう妥当性があるかでしかないので、宗教
裁判じみて果てがない。
　
「俺が言ってんのは、「人間らしい振る舞い」を人間と呼ぶなら、ってことだ。物理的に人間かどうかの話をしてるんじゃない」
「へえ」
　
　面白い、と言いたげにタイツは笑い（サマになっていないが）、
　
「じゃ、アンタはこう言うワケだ。幽霊や悪魔が「充分に人間らしい」なら、そいつは人間だ、と」
「……幽霊や悪魔がどこから出てくるんだよ」
「仮にだよ。別に幽霊や悪魔が神や魔王でも構いやしねーし、初音ミクでも構わんよ。定義を場や概念やコミュニケーション
に求めるなら、「人間って物理的存在」は不要になる。違うか？　人間はアップデートできやしねえが、「人間が生み出した人
間らしいＡＩ」を人間と認めるなら、人類の進化はＡＩにでも任せた方が良いな」
　
　どういう極論だよ、と俺は肩を竦め、
　
「まあ、初音ミクは悪くないな」
「えっ」
　
　冗談で皮肉った一言に、膝の上に反応があった。
　
「……塁。ええと。なに、ああいうのがいいの」
「いや……ああいうのって、何」
「コスプレ」
「……うん。ごめん、大分話がズレちゃってるかな、トルーデ」
　
　実のところあの格好そのものは嫌いではないのだが、言うと色々と誤解を招きそうなのでそこは黙っておく。
　
「あー、塁さんはあれっスか。人間の定義の方に興味があるタイプですか」
「そうでもないけど……なんでだ」
「いや、オレらの専門ってコミュニケーションでしょ？　なんで、人間性とアイデンティティの面から見て、人が何を気にしてる
かってのは興味の対象なんスよね」
「ああ、そういう……」
　
　ものなんだろうか。
　ものなんだろう。
　
「……社会の成熟度次第じゃねえかな、実際は」
「はあ」
「いやさ。遺伝的な改造が必要だとか「マトリックス」みたいな世界にしちまえるとして、それをやると人間は人間である必要
はなくなるだろ」
「まあ、なりますね」
「そういうのは人間とは言わない。と、思う」
「おいおい、微妙じゃねーか。境界条件があやふやだぜ」
「うっさいな、アンタは……人間は曖昧だから人間なんだよ。冗長性ってのはそこまで再現できてこそだろ」
「おやおや」
　
　混ぜっ返す大男に一瞥をくれて、でも、と思う。
　実のところそれを考えていけばキリがなく、どこかで一歩踏み込んだ瞬間、社会に「人間とは何か」を投げっ放しにするし
かなくなるのは見えている。ＡＩの人権だのなんだの主張する間すらなく、生命工学の領域は人間の「らしさ」を軽々とばかり
に乗り越えていく。
　実際、俺はそうした現場を幾つも見てきたし、これからも見るしかないからだ。
　遺伝的に「人間性」を継続させていく世界と、遺伝子とは別のレイヤーが補完している「人間性」を重視する世界。宗教学者
と生物学者はそこでも折り合いが悪かったし、これかだって折り合わないに違いない。
　俺達が「俺達という物語」をどこでどう継続させているか、という話でもある。
　
「実際、ハロウィンだってそうだろ――こういう祭りが受け継がれてきたのは、神話や伝説のミームをそのまま継続したからだ
けじゃない。それを持ち上げて、自分達の根拠にする人間がいたからだ。イギリス人よりアメリカ人の方が楽しんでるだろ、こういうの」
「はん。なるほどな。そこは悪くねえな。いいセンスだ」
「何がだよ……」
「いや、こっちの話だ神父さん。あんたが物語を扱う手際がどんなもんか気になっただけだよ」
　

58 名前：北と東の国から：2015/11/07(土) 09:35:25

>>17
　
　言ってみればベルゼブブ達にとって世界というものは一冊の本であり記述の束であり、人間の感情や記憶や人生といった記録じみ
たものは空間と時間にべったりと張り付いた操作可能な媒体でしかない。
　摘んで引っ張り、持ち上げて書き換え、寄り良い物に書き換えてみたり、スパゲティみたいにしてみたりも容易い。四次元基準物理
空間の時間が光を基準にしているとすれば、光円錐の外からそこを眺めているのがベルゼブブ以下略のことごとで、多世界解釈だ
の多次元的な世界解釈だのは人間が人間のレベルで高次元を把握しようとして躓き続けている何かでしかないからだ。α次元だか
β次元だかθ次元だかを四次元の外に無限に想像してみて、その無限を無限に連ねることを直感的に行える人間がいない以上、
その知覚限界の外にこそベルゼブブ（たち）は存在する。超空間上に超時間みたいなものを想定してしまうのは人間達のやり方で、
実のところ時間という概念自体が人間らしさの証左でもある。光円錐の側面に「バカめ」とラクガキしてみても人間は気付かないかも
しれないし、宇宙人の啓示だのなんだの言い出すかもしれないが、それもさしたる問題ではない。見えないラクガキはラクガキとして
すら存在しない。人間が存在可能な宇宙の中に人間に耐え切れない物理量を放り込むことを物理的に禁止されているというのがベ
ルゼブブ達のルールではあるにせよ、放り込んだ超過量を光円錐の外に投げ返す機構さえあればさして問題ないという無茶振りに
よってベルゼブブ以下略はこの世界に放り込まれているわけで、その無茶振りを無茶なりに楽しむ余裕くらいはあってもいいのでは
ないかというのが神話世界の住人の解釈となる。
　というより、ベルゼブブという固有記号の更なる上方にベルゼブブを記述するメタ性の存在可能性を排除することができないように、
ベルゼブブがベルゼブブとして思考するベースはその記述の性質に拠っている。某かの計算結果としてベルゼブブ→宇宙→その下
の宇宙→以下略と続く関係性を鑑みれば、何か→ベルゼブブ→以下略という計算状況は自ずと知れるからだ。何かに代入される物
はあんぱんでもクリームパンでも良く、あんぱん→ベルゼブブ→以下略という構造を取り入れるとすれば、この宇宙の根幹にはあん
ぱんがビッグバンの際に僅かなりとも介入した可能性が取り入れられる。
　悪魔や神の中には時間型の形態を取る存在までいたりして、時間型の存在とは時間イコール存在ではないのかという当然の疑問
がそこに発生し、人はそれをブラフマーという名で概念化もしている。
　よって、人間の感情は最初から「見え」てはいるし、その反応も「見え」ているのだが、それを受容する物理的な身体をどうコーディ
ングするかはまた別の話で、驚いてみたり笑ってみたり怒ってみたりすることに不都合はない――怒りは面倒なのでオミットする者
が多く、事実ベルゼブブもそうしている。何しろ怒りはサタンの領分であり、ベルゼブブは暴食を旨とせよと記述されている通り、ベル
ゼブブのロールプレイもまたそうして成立するからだ。
　ボケを振られればツッコミ、ツッコミにはツッコミでノリ返す。
　それがベルゼブブの存在価値であることにさしあたり間違いはない。
　キリストが死ぬレベルのツッコミを入れてくれば、死なないように耐えつつツッコミを返そうとするボケを演じるのだ。
　ボケてボケてボケ倒して。
　パンデモニウムにてベルゼブブが部下達に周知させるのはそれである。その瞬間を構成する要素を全て単位辺りに分解してみて、
ある時間とある時間の単位あたりの変化を丸ごと承知できる以上、時間Aと時間Bにおけるボケの濃度差は厳密に審査されざるを得
ない。
　言ってみれば、悪魔や古き神々の持ちネタというのは、宇宙の法則に真横からツッコミを入れる類のそれであり、人間が科学技術
を弄び出してからは酷く居心地が悪くなり、お茶の間から徐々に姿を消した芸人のそれに等しい。
「無から有を生む」「才能を授ける」「宝物を見付ける」「隣の家の井戸を枯らす」「公共のも枯らしておく」「人を呪い殺す」「人々を呪
い殺す」「くしゃみをさせる」「爪の伸びる長さが普通の人の三倍早い」と言った具合で、後半に至っては呪いなんだか体質なんだか
判らなくなる。
　オーディンはと言えば持ちネタが多過ぎて何が本当のネタか判らないような古参芸人みたいなもので、何でもできるが故に何が
得意だったのか人々に記憶されず、狼に食われただの英雄が邪魔になったから殺しただのの逸話だけが散逸しており、その扱い
の雑っぷりたるや目に余る。最近はアメコミが取り上げるのでそれほど雑ではないにせよ。
　いずれにせよ、現実として現実を構築する空間の物理法則に別の法則を持ち込んでしまうのが自分達であるということ程度は、
悪魔達は自ずから把握する。
　
　神話や伝説といった概念は、有体に言ってそうしたベルゼブブ達の四次元空間の部分照応であり、人間にわかりやすく説明する
のであれば、海にコップを浮かべてみて、そのコップの中から覗く水が指し示す範囲が四次元としてのベルゼブブの対応となる。
　悪魔としてのベルゼブブが、世界中で無数の形で語られざるを得ないのは、ベルゼブブのそうした事情に拠る。
　もっと判りやすく言えば、人間が人間として存在し得る物理空間の時間を始点から終点までラインを引き、それらの時間的スパン
をαとしてみれば、ベルゼブブはα＋１だとか、もしかしたらα×Ωみたいな場所に存在していて、原理的に物理的な時間が消滅
するまで時間内部の何かが頑張ってみたとしても、ベルゼブブの全体像は掴めない。宇宙の終わりの終わりのそのまた終わりを
終わりまで見果てたとして、ＥＤテーマが終わると新番組じみた主張でベルゼブブは新たな次元から顔を出す。時間が疲れ果てて
ベルゼブブを追うことを止めた時、平然とベルゼブブは時間から離れていく。そんな存在だ。
　時間と時間内部の可能性はイコールでないと主張してみたところで、原理的に時間内部の発想は時間内部の次元とその次元に
対応する物事しか理解し得ないし、と言うか、物理的にそれ以上の次元を獲得し得ない。
　ありとあらゆる次元に散逸した自分達は、そもそも三次元に対応する時間以外の時間にも散っていて、そうした時間をこの空間の
物理法則に当て嵌めて時間と主張することも難しく、それだけならまだしも、そうした次元に対応する空間にもまた当然のようにベル
ゼブブは存在しているし、それらをひっくるめてベルゼブブはベルゼブブなのだ。
　そこまで言い出すと世に言う魔術師が落書いたグリモアの数々に記された自分は何故ハエなのだろうと思いはするが、その理由
は結局のところ「想像で書いた」「インパクトを重視した」「聖書から二次創作した」と言ったような回答しか返ってこないので、ベルゼ
ブブは早々にその反応に期待を寄せるのを諦めている。サタン×ベルゼブブかベルゼブブ×サタンなのかと議論を交わすミルトン
のファンとどう語れば良いのか、ベルゼブブは実のところ答えを持たない。
　
　或いは、と思う。
　
　神話や伝説、その根拠となる地政学的反応や生物学的反応というのは、予めベルゼブブをベルゼブブ足らしめる要素を最初か
ら構築するように物語られており、物語られる為に存在するベルゼブブは、予め物語られる予定だった。
　実際、悪魔というのはそうした存在でもある。
　物理的な環境が存在し、その環境の中で恐れられたり尊ばれたりしたものが物語として語られていく過程で、なんとなくいたらい
いなとか、でなければ聖書と言った大きな物語の中にそうした物語が回収された時にあんなのがいたな、と言った具合で悪魔は名
前を付けられ、名付けられることで高次元の部分を括り込まれる。巨大に過ぎるベルゼブブ達がそのまま物理的な存在として召還
されることは不可能にせよ、名付けられて括られた部分において、ベルゼブブはベルゼブブとして振る舞い、考え、考えているよう
に装ってみせる。装った結果が思考とか呼ばれる。
　そうなるとこの種のストーリーは伝奇モノのテンプレであって、もうそれで良いんじゃないか、と思えても来る。ヴァンパイアハン
ターと戦ったりデビルサマナーと戦ったりする自分で良いのではないか。語られない悪魔なんていうのは、無数の次元の寄り集
まった超次元多面体じみた何かでしかないのだし。ゲームでレベル的にルシファーより低く設定されようが、噛ませ蝿扱いされよう
が、それはそれだ。物語というのは原理的に勝者と敗者を決める構造を持っているのであって、誰が強いだの弱いだのと言った
アホらしい構造に頓着しない自分達にとっては、そのへんは割とどうでも良い事だし。ルシファーなどは自分がどうしてサタンと同
一視されているのか疑問に思っていても思うことすら許されなくなってしまった環境すら存在している。それに比べればベルゼブブ
はマシな待遇とは言えた。
　そうした存在がベルゼブブであり、もちろんバアルもオーディンも同様にそうした存在で、そうした意味で言えばベルゼブブの思
考を成すベースというのは、ベルゼブブ自身にも理解できないというより、できないようには作られている。自分が或いはそう自分
を作り出している。
　その上で以って、ベルゼブブは自分の先祖に当たる赤タイツを見て、「この人はもしかしてアホなんじゃないか」と思う。
　口に出すと怖いので、あくまで思うだけだが。
　超空間的なエンコードの果てに何か致命的なバグでも起こしてるんじゃないかと思うほどにはバアルのセンスは理解し難いし、
理解できたらダメなんじゃないかとベルゼブブは思う。古代に遡れば遡るほど神は身勝手になっていき、悪魔なんだか神様なん
だかわからなくなるが、だからと言ってこれはないんじゃないかと思う。
　悪魔は悪魔らしくとは思わないし、神は神らしくとも思わないし、そもそも厳密に伝承から自分達がどう描かれたかなどは存在し
ないにせよ、多少はイメージした姿を取っても良い筈だ。間違ってもタイツの背中側にバールのようなものの刺繍を入れただけで
自分の存在を主張していると抗弁して良い筈はない。
　
>>18
　
「難しい顔してるな」
　
　と司祭が言ったので、ベルゼブブは曖昧に笑ってみせる。
　生化学的な反応を完全にシミュレートした身体だからこそ反応は不自然になるし、不自然ということはそれだけ現在の状況が不
本意だということに他ならないのだが。
　司祭は少女（と呼ぶべきだろう）を膝に乗せたまま、少女が抱え上げる足元に走ってきた小動物を上機嫌で弄り回している。
　小動物はにゃーと鳴き、或いはみゃーと鳴き、その意図は判らない。意図などないのが意図であり、もしかしたらそうした小動物
には意図を成立させる次元が存在しないのかもしれない、とすら思う。複雑化した次元を認識する為に発達したのが認識機構で
ある以上、小動物の知覚がどの次元にどう対応するかは精査しなければ判らず、どちらかと言えばそうした機微に聡いのはベル
ゼブブではなく片割れのバエルの方だ。魚と猫とを比べてみて、お魚加えて逃げてく猫と、その猫を追うサザエの関係性は、それ
ぞれが所有する知覚という次元にあるのではないか。魚がその脳に全く時間的な広がりを持たないのであれば、その認識は生存
以外のあらゆる状況を持ち得ず、猫は単純な認識こそ持ち得ても、或いはそれは魚よりマシなだけではないか。サザエはそれな
ら猫に比べてどれだけ厳密に世界を認識しているのか。
　もちろんその差は単純に性能の差でしかない。
　性能の大小によって知覚は変化し、変化した知覚によって宇宙は姿を変える。
　永遠に一年を周期する一家が宇宙の終焉まで魚と猫とを追い続けていく光景を、ベルゼブブはふと夢想する。時間の果てで自
分の本体と魚と猫とサザエが邂逅する姿を。永遠の時間、魚を加えた猫を追い続けてきたサザエは、どこまでベルゼブブを認識
できるのか。そんな夢想だ。
　メギドと唱えて自分と戦うサザエはそこに存在するのか。
　
「いや、少し日曜のエピローグについて思いを馳せてただけっす」
「はあ」
　
　と生返事が返ってくるが、そんな返事以外の何かを期待できるようなことを考えていた訳でもない。
　人間の思考と人間をエミュレートした思考の差はと言ってみて、そこに横たわるのは自分が何によって記述されているのかと言
う差にしか行き着かない。
　
>>27
　
「オイオイ。不思議って言われてるぞオイ」
「アンタのせいだろ」
　
　心底鬱陶しそうにそう司祭は言うが、その不快感をベルゼブブは認識しない。
　というより、できない。
　おかしなのはそこで、ベルゼブブが人間の感情などという雑な記述を読み取れないというのがおかしい。時空に張り付いた媒質
である人間の身体や意識やそれらに纏わる時空（この場合は空間の構成要素）などは、ベルゼブブにしてみれば書き込まれた文
章を読むようなものでしかない。肉体と発言に差などなく、どちらも空間の構成要素であるからには、悪魔にしてみれば「人間」と
「人間の発話」と「人間の感情」はどれも等しく空間の構築要素だ。
　それが読めないというのは、何らかの時空の不備か、ベルゼブブの認識機構の不備なのか、でなければこの司祭がベルゼブブ
の三次元空間における知覚構造において捉え切れないか、その捉える要素を逸脱する何事かを所有しているということにもなりか
ねない。
　普通にしていて読めないのなら空間を炙り出してみれば読めるようになる仕掛けがあるかというと、これはどうもそうでもないらし
く、同様の齟齬はトルーデも実感しているらしい。というのも、伝統の魅了（チャーム）の魔術というのは、人間の感情の発生要素
のレベルで「その人間が何に対してどう感じるのか」を書き換える物ではあるのだが、この司祭の感情が書き換え不可となってい
る事情に拠る。プロパティから探った感情が読み取り不可扱いから変更不能になっているようなもので、更に言えば読み取りすら
できないという事情が今回のそれに該当する。
　そしてこの場合に疑うべきは、純粋に司祭の存在が書き換えを拒否しているのか、ベルゼブブやトルーデと司祭という系の間に
特殊な計算式が成立しており、その過程として書き換えができないのか、はたまたそこにハロウィンだのこの場だのと言った別の
計算要素が介入しているかだ。
　この思考を突き詰めたところで益など全くありはしないのだが、計算に計算を重ねることで成立しているベルゼブブの思考はむ
しろ計算の余剰であって、
　
「イカってどうなんですかね」
　
　と尋ねる際にも、
　
「女の子にイカってのはどうなんだろうな」
　
　と返される際にも、
　そのやり取りの一切を行う際にも計算は行われ続けており、統合することを既に放棄した無数の計算軸のパターンの総体とし
てこそベルゼブブの思考は成る。
　アリの群が這い回った軌跡が何かの模様に見えるとしたら。
　サバの群が泳ぎ回った海流に何かの痕跡が残るとしたら。
　それがベルゼブブの思考だと言っていい。
　宇宙が意識を持つとしたら、それは星の運行の結果だという妄想にも似る。
　そしてこれ自体は人間の思考も同じことではあるのだが、その思考形質と自分のそれが同じであるか、ベルゼブブは意識しつ
つも意識することを放棄している。
　そういうわけで、そうした結果として発生する思考で、ベルゼブブは言うことにした。
　
「……でもホクサイらしいっすよ、なんか。適当に言ったらなんか正解しちゃいましたよなんか」
「らしいな」
「軟体動物と北斎と女の子……」
「それ以上いけない」
　
　無論、そうした発話が何らかの根拠に依拠した発言であるという証左を、ベルゼブブは求めない。
　有体に言えば、そんな思考を発生させるようにしたこの世界が悪い。
　そう思うようにして、ベルゼブブはとりあえずの思考を打ち切ることにする。
　

59 名前：名無し客：2015/11/07(土) 15:21:30

天からのクリティカルが世界をほろぼす

60 名前：名無し客：2015/11/07(土) 20:02:39

今日でおわり？もうおわり？

61 名前：名無し客：2015/11/07(土) 20:29:41

(名無しは宴の終わりに際して周囲の霊なるものを浄化しかねない荘厳さで瞑目と合掌を行った)

62 名前：ベネット ◆50m/WoZvug ：2015/11/08(日) 21:44:46

……ロ、ロスタイムがあるものと仮定して投下してもいいんでやんすかね……？

え？　却下？

ダ、ダメでやんす！　ロスタイムがないと、あっしはこのセッションで生き残れな――いっ！
あっしの居場所がなくなる――っ！


>>13
>ロスタイム19時間


……え？　こんな終了間際に参加してあまつさえネタがギリギリ一歩手前というかむしろ完全に向こう岸なレベルのあっしを……
そんな薄汚れて矮小でゴミクズなあっしにチャンスを与えてくるでやんすか？

そうか……あっしはここにいていいんだ。
認められた……！　あっしは生きていてもいいでやんすね！？
パアァアァ……（光が差し込む）



――――嬉しさのあまり昇天しました。




穢れを一点増やして生き返ります。
なにか違うルールが混ざった気がするが死力を振り絞って気にしないでやんす。

というかなぜに19時間とかいう半端な時間なんだ――――っっ！？
そこまできたらあと5時間足して1日の延長にしてくれてもいいだろ――――っっ！？
ロスタイムをまるでなにかの番組名みたいに言うな――――っっ！？


>>16
>テンプレで各種情報を頂いたとことで
><体がかってにイタズラをしてしまう呪い発動!!!>


ではその辺の冒険者を捕まえて片っ端から関根ダンジョンに放り込むでやんす。
他にも≪クウェリィ≫を使ってこの一刻館の管理パスワードを暴いて、
【Fateシリーズ】A・U・O・キャストオフ！【聖杯戦争第九夜】のスレタイをこっそりA・H・Oキャストオフに差し替えたり。
就職活動しているそこらの学生の履歴書を持ち出して、自己紹介の名前の欄に“我はルーサー全知そのものだ！”と記入してきたり。
シーフとしてラーメン屋に忍びこんで具材のメンマを全ておでんにすり替えたり。
アマゾ●ン倉庫に忍び込んで、発送予定のエッチなゲームやコケティッシュなフィギュア商品の入ったダンボールに、
親切心で正式な商品名と商品の中身が一目でわかる鮮明な画像を貼り付けたりしてくるでやんす。

いや〜、仕方ないでやんすよ。あっしも本当はこんなことをしたくないでやんすが〜
これは体が勝手にイタズラをしてしまう呪いがかかっていましてな〜

――――っていうか！！　だからおまえたちはナチュラルに呪いを使いこなすのをやめろ――――っっ！？

呪い発動!!!　とか格好良く言ったところで一般人がごくごく普通にそんな技術を使えるわけないだろ――――っっ！？
テンプレの情報を得たくらいで呪いをかけることができてたまるか――――っっ！？
いやもし呪いを使えるのが日常茶飯事だったのなら現代社会怖ろしすぎるわ――――っっ！？

63 名前：ベネット ◆50m/WoZvug ：2015/11/08(日) 21:52:06

ここがいつ締められるかわからないので、できた分を少しずつ投下していくでやんす。
たぶん他の参加者が来たら鉢合わせしまくるが気にしない方向で！
あと最後の締めの挨拶とかできないで落ちるかもしれないので、もしそうなったら許してね♪


>>17
>仮装ですか、それともほんm・・・・・・おや誰か来たようだ


お、おい、気をつけろ名無し、おまえの後ろに……
“ボリッ、ゴキッボリ……”ああっ、名無しが食われてる――――っ！？
うぉーうおうおうお――――うっ！？
おいっ、しっかりしろ名無し、目を開けろっ！？
お前はこんなところで死んじゃいけない人間なんだ……っ、
お前の帰りを待ってる奴だっているんだ――――っ！？（がくがくがく）
え？　な、なに？　あっしに遺言？
……えぇっ！？　自分の遺産は全てあっしに相続してくれるって？
うぉーんうぉんうぉん、名無し、おまえの意志はあっしが受け継いだ――――っ！？
ついでにおまえのハードディスクのデータは人の目につくまえにちゃんと消去しておくからな――――っ！

………………………………

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿　＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,，‐: : : ´: : : : : : : : ｀: :.＜
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ｀:.ヾ
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ,′:/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｉ: ;/: ;.| :/.7: : : : : : : : : : : : : :: : : : : :
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 r―‐'j/ .|/ .,′: : : : : : : : : : : : : : : : : :
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 |:　　 　 ﾍyi: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,'　　　　f:ﾊ},: : : : : : : : : : : : : : : : : : :
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ri　　　　弋ﾘ: : : .ト-　 : : : : : : : : : : :
　　　　　　　　　　　　　　　　 __　　　 　 /｀　　 　 .／: : :: ,l 　 ヽ.: : : : : : : : : :
　　　　　　　　 ｘｪｪｪｭ、　　f三心、　　　､　　　..彡...: : : /.ﾘ　 　 ヽ : : : : : : : :
　　　　　　　 /三三三}!　 j三三}心、　　 丶 　 ／ : : :/ .,　　　 　 ヾ.: : : : : :　　　…………なんだ、夢か…………
　　　　　　 ,ｲ三ﾐ三三ﾊ　 !三三三心、　 　 .／: : : : / ./　　　　　　ヾ .: : : :
.　　　 　 ,ｲﾐ}}三三三三ﾍ ∨寸三三ﾐ心　／: : : : ／ .｀ ＞ , _　　　　　ヾ: :
　　　　,ｲ三ﾐ}}三三三三}ﾊ V/}三三彡'.／: : : : ／￣￣...｀¨¨/: :.≧=‐-≦.:
.　　　/三三,}}三三三三三} 寸}彡',， /: : : : ／}‐-..._.　　 ￣,′: : : : : : : : : :
.　　 ,三三三}}三三三三三}　寸 /　 .|: : : :./..:..} 　 　 　 .r＜.: : : : : .: : : : : :
　　 ,三三三}}＞=ﾆ二二ﾆ寸 　ヾ　　.|: : :./..ミ　.＼　　　.｣ , : : : : : : : : : : :
　　 三三三}{／　　　　　　 ‘，　 ,ゝ .八: :| 　 .ヾヽ:..ニ=-　′ : : : : : : : : : :
　　,三三三ﾘ 　 　 　 　 　 　 :.　,′　 .∧:{　 　 .V//////..: : : : : : : : : : : :.
.　 ,三三三/!　　　　　　　 , -r‐,′　　　　　　　　}///// : : : : : : : : : : : : :
　/三三三} |　　　　　 ／ ,ｘf三!　　　　　　　　　 }//// : : : : : : : : : : : : : :.
./三三三ﾐ} |　　 　 ／ ,.ｲ三三′　　 　 　 　 　 .}/// : : : : : : : : : : : : : :



>>18
>猫やらなにかの小動物(野良)を仮装させて会場に解き放っておきますよん


小動物……つまり猫や犬を解き放ったと？
はっ！？　確かによく見ると犬とかが迫って来ているでやーんす！　き、貴様ら――！
何も口にできずしょっちゅう行き倒れるあっしと違ってちゃんと普段から食事をしてるくせに、
このパーティー会場の料理まであっしから奪いとろうという魂胆かっ！？
わ、渡さんぞっ！　この料理は全てあっしのものだ――――っ！！
えぇい、≪遊撃部隊≫のおかげでパワーアップしたあっしの軽やかな動きを見せてるでやんす！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 r' ´､ヽ
　　　　　 ＿_　　　　　 　 ＿　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　l-､　 l |
　,. ＜￣r┐r､｀ ｰ_-_‐ '´ ─‐｀ヽ　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 λ |ヽ_! |
'´「 o　 }|　| | |　l L .」 || |　　　 } l}　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 , イヽｿハ//
　{ゝ､ ノヽ ヽヾ　─┐ !l└─　'ノ,|　　　　　　　　　　　 　 　 　 λ　 ,У{　/ｲ
　ゝニニ´=--─_二ニ_-_‐_' ´ イｲ　　　　　　　　　　　　 　 　 ｲ ｀r'´,..| ﾊ//
ヽ_── '__,二´-‐ ' ´　 r---‐ ' ,ﾉ　　　　　　　　　 　 　 ／　 　 ..zV_,ｨ-'ｰ'
　　｀ ー--‐‐ ' ´ ｀=ゝ､,｀ﾆ==- ｲ　　　　 　 　 　 　 　 <＿　....,γ'´
　　　　 　 　 　 　 　 　 V 　 　 .{　　　　　 　 　 　 .<＿＿　.....」
　　　　　　 　 　 　 　 　 V　 　 ﾊ　　　　　　 　 ,. f///////, '
　　 　 　 　 　 　 　 　 　 |..＿＿.∧　 　 　 ,. :'/////////:ｲ
　　　　　　　　　　　　　 　 V////∧　 ,. f/////////／=- .､　､
　　　　　　　　　　　　　　　 V/////ﾍ.f/////////ィ´　 　 　 .ヽ..V
　　　　　　　　　　　 　 　 　 ∨////ハ'/////////ﾊ.　　　　,　'｀ヽ..ヽ
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 V/////ﾊ//////////斗　' ´　　　 .∨.∨
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ∨/////} ､//＞＜´//ﾍ　　　 　 　 .}　.}
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ∨////'7´/////////∧ 　 　 ／ ｀＾ヾ
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 �Z'///////////////, 斗/｀ ｰ' ／
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 �Z/////_ﾆ-,= .-..' ｀ヽ､　_　,.
　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ｀ ｰ ' ´　 {:　r　　　　./ ´/f´　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ,
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ＿|: :l._　　 .Y: : //(　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ＞-=´
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,.-‐' ´　,../}: :}..r .￣.!: :l.//,f　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ＞´
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　 ﾊ　, ,. λ}: l.　_　 ..l: :|// ﾍ .ヽ、_　　　　　　　　　　　　　＞´　　　　 z--
　　,. -‐ 　　　/　　　　　　　　　　＼/ |/:': /.ミ.,'´,..=ｧ＼|: |'l　　 ',- ､._ ヽ、__　　　　　　　＞ ´　　　　　,＜
　// 　　 　 　{　　　　　　　　　　　 l|: :!:': /ィヾｼ＿, 　 .ミヽ.l　 　 |.: : ｀ヽ､ . ｀二ﾆ==ﾆ´　　　　　　, ＜
　{ { 　 　 　　 lヽ　　　　　　　　　　 ll: l: : /ゝ ': ／ｲﾀ,　./l } l　 　 |.,｀:ヽ､ ﾊ、　　　　　　　　　　／
.　ﾄ:l　　　　　 ヽ: ＼　　　　　　　 ､-ゝ: : /:' :ノ‐､ﾆ｀.'_∠ﾉ人|　 　 .!,､ : ﾊ : ',.＞-===ﾆ二二ｚ´
　 ヽヽ　　　　　 ＼ :｀丶､　　　　　｀ ヾ _{: :':‐ ' ´:＞ :／ノ_: :,|　　　|.',:',: : } : }
　　 ＼＼ 　 　 　 ヽ:､ : : :｀: ｰ--- ---‐V: :ﾆ: :_:‐:_´: :´ノ／: !　　...|..: ; :/ : ;
　　　　＼:ﾞヽ、　　　＼｀ヽ: : : : : : : : : : : : :ゝ､ _: _‐_: ´イ´ヽ｀ | 　 . l　../: : /
　　　　 　 ＼: ｀ヽ.､　　＼: ｀ヾﾆ_ｰ─: : ' ´; : ': : : : : : ノ: : :j: : .ﾄ､＿λ　 ../
　　　　　　　 ヾ ､: : : ｀: :ｰ- =----‐｀ :' :´: : : ; : : :' ´: : : :/: : :.|////ﾊ.／
　　　　　　　　　＼:丶､: : : : : : : : : :__ : -‐ ' : : : : : : : : :ノ : : : ∧////.j
　　　　　　 　 　 　 ＼: : ｀: :ｰ--: : : : : : : : : : : : : _; : ': : : ;: : ': : ;ｹlT「「_}
　　　　　　───---｀ ヽ､_: : : : : : : : : : : : : : ´-‐: : イ: : :＞ '　 ｀ ｀′
　　　　 ─--- ､＿＿｀＿ｰ-_､＿二: : -‐: :' :´ : : ／ :＞'
　　　　　　　　　　　｀　　ｰ─------------‐'／ ‐'
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 /'´

パーティー会場のテーブルを飛び回りながら料理を片っ端からぶんどって――――はははっ！　見えまい。この動き！
どうだ犬ッコロども――――っ！！
貴様等のその貧相な知能では如何に強大な敵を相手にしてるか理解できんだろうなぁ犬ッコロども――――っ！！
所詮犬ッコロども畜生ごときが立ち向かうにはあっしは絶望すぎる壁であったかぁ！！
ざまぁみろ犬風情が――――っ！！　あっしも犬だがな――――――――っ！！

64 名前：ベネット ◆50m/WoZvug ：2015/11/08(日) 22:04:26

>>48
>来いよベネットっっ！？
>水なんか捨ててかかって来いっっ！？


そこは弓を捨ててかかってこいと言うべきところだろ――――っ！？
水を武装解除させることにどんな意味があるんじゃ――――っっ！？

あっしはそもそも、いつも水を持ち歩いているわけじゃ……いや、そういうことか。ああ、分かったでやんす。
つまりあっしの体中の水分を蒸発させてかかってこいと言いたいわけで死ぬわ――――っっ！？

そもそも本来のツッコミどころはそこじゃね――――っっ！？
おまえは戦う相手を間違えてるんじゃ――――っっ！？
名前が同じなだけでこのうら若き乙女とあんなごつくて暑苦しいおっさんを混同すな――――っっ！？

も、もう怒ったでやんすよ……っ！
へ……へへ。鎧なんて必要ねー。へへへへ、鎧にはもう用はねー！
へへへへ、魔法防御力も必要ねーや。へへへへ、誰がベルフトなんか。ベルフトなんか恐かねぇ！！
ついでにアルカードも高町なのはも恐かねぇ！！
野郎、ぶっ殺してやらぁ！！




　　　　　　　　　　　　 ＿＿＿　　　　　 ＿,　--- r_，
　　　　　　　　　　　　'ー-へ＿￣￣￣　　　　　　 ゝ--　、　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ￣｀ヽ　　　　　／￣｀ヽ　￣￣｀丶_　　　　　……げ、げぺっ……
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　　＜{_､＿_.ノ＾ー--　.__　 _＞- ､　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 `ー--　.＿/二､ヽ　　　　　　　｀ー^┴’
　　　　　　


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【死亡】



――――穢れを一点増やして生き返ります。

【穢れ３→４】

なにか取り返しの付かないところまで行ってしまったような気もするが全力で気にしないでやんす。



さて。次は同じここへの参加者の一人でやんすな。
どうやらあっしと同じくシューターのようで、もしかしたら英雄であるあっしのことを知っているかも……


>>5 >>9 他 イカ女


>
>　　､__人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_..人
>　　）　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 （
>　　）　野郎！塗り潰してやらぁぁぁ！！　（
>　　）　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 （
>　　⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y...Ｙ


って、おまえも第一声がそこなのか――――っっ！？
みんなそっちのベネットのことしか見てないのか――――っっ！？
誰でもいいからあっしのことをちゃんと見てぇぇぇぇ――――っっ！！

えぇい、あの超有名なクラン＝ベルが四英雄を知らない奴がこの世の中にいるわけないだろう。
なあ他のみんなは知ってるよなあ！　え、知らない？　そ、そうか……帰ろう。

……って、まだ帰るには早いでやんすね。んでまだなにか言ってるでやんすかこのイカ女？　どれどれ。


>水が欲しいみたいだけど、困ったなぁ…インクならいくらでもあげられるのに…


いらんわ！？

おうおうおぉう？　インクとかなめてんのかねえちゃん。
出すもの出してもらわないと困るじゃないかねえちゃんよぉ？
ちょっとなんたらメーカーとかいう新作にもでてるからって調子にのってんじゃねえでやんすよぉ？
あっしを誰だと思っているのでやんすか？
こう見えてもアリアンロッドの看板娘……最早F.E.A.R.の看板と言っても過言ではないベネット様でやんすよ？
そのあっしを怒らせるということは、いわばF.E.A.R.を敵にまわすようなもの。
貴様のような弱小な会社など踏みつぶして……ん？　そういえばそこなイカ女はどこの会社の者で？
どれどれ……



＞発売元　任天堂


　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 _
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ＼丶
　　　　　　　　　　　　　　　　　＿.　ヽ∨}
　　　　　　　　　　　　, . . : :´ : : : : : : : : :｀ .
　　　　　　　　　　 ／, ≦/｀≧=-――‐　、:ヽ
　　　　 　 　 　 ／≦／:/: : : : : : ｀: : : : : : ＼: : .
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　　　　.＿／: /／ : : /: : : : : : : : : : : ＼: : :＼: :｀≧=z＿_,
　　　　ゞ-./: : : : i: : :i: : : : : : : : : :i＼_z=＼:.z_＼:=t--- ´
　　　　　 /: : : : :.|: : :|:|',:i＿: : : : :.|´　≧=ミ｀ヽ: : };;;/、　　　　 ／
　　　　　 . : : : : :.|: ,: | '´从乂＼: :i ´勹　ﾘ 》: :iヽ:i/: : : :￣: : : : : :
　　　　　 i: : : : : :.',: :.|,ｨf ｀ヽ｀　≧＼ゝ‐-′!:八;;/: : : : : : : : : : : :
　　　　　 |´从: : : ＼{ 匁≠　　 ,　　　　　 ノi: : :＼: : : : : : : : : : : :
　　　　　 ｀　　＼: : :.＼　　　　　　＿　　　 人: : : :.＼: : : : : : : : : :　　　……………………
　　　　　　　　/: 个=- :＼　　　<　 ノ 　 ／: : ＼: : : :.≧=---‐: : :
　 　 　 　 　 /: : : ',: : :.込｀==≧, 、　 .,　.i＞,//} ≧=-: : : :＿: : : :≦
　　　 　 　 ./:　―-＼: : ＼　≧=ヾ‐　 ＜　 {＼i　　|　　　　＞=-
　　　　　 ／´／￣｀　＼: : ｀＞--.i:|‐-. . .、　 /　　 !　　　　　　　　｀
　　 　 ／　　　　　　　　 ｀＞=.: : :.|:|: : : : : : : 丶　 /
　　　/＿zニ｀　　　　　　 　 　 ＼.|:|｀ヽ: : : : : : : :ヽ
　　　　　　＞- 、　　＼　　　　 　 |:|　　　｀): : : : : :i　　　　＞
　　　　　 /　　　＼　　　｀＞=　　// ＼　/: : : : : :/＞　´
　　　 　 /　　　　　',　　　 　 　 .//=-　 /: : : : : :/、　　　　｀＞
　　　　./ 　 　 　 　 ',　　 　 　 //　　　/: : : : : /　 ＼
　　　 ./　 　 　 　 　 ',　|　|　 /´　　　/／{: : :/＼　　 ＼




――――あっしは灰になって消えます。

その灰は風に乗って世界中に撒かれ消えていきます。ああ、第８回ハロウィンイベント、完――――。

65 名前：名無し客：2015/11/08(日) 22:15:08

防具を否定する雲のべネットが仮装祭りに出現するとは…

66 名前：ベネット ◆50m/WoZvug ：2015/11/08(日) 22:15:22

いやもうちょっとだけ続くでやんすよ！
へへへ、カラストンビ部隊隊員3号さんがいりゃこのハロウィンイベントも百人力っスよ、へへへへ。


>>49
>だああああああああ――っ！？
>質問でしょっ！？　質問するんでしょっっ！？


お願いだから少し落ち着いてぇぇ――――っっ！？

誰もなにもしていないというのに、なんでおまえは一人で勝手に錯乱してるんだ――――っっ！？
気でも狂ったのか――――っっ！？
おまえの脳内ではいったい何が繰り広げられているんだ――――っっ！？

……ハァ、ハァ、これだけ言えば落ち着いてテンションも下がるはずでやんしょ……
どれどれ……


>…というわけで質問なんですが…
>本心から「ハッピー」って言えるようなハロウィンを経験したことって…ありますか…？


って、いくらなんでも急激にテンションが下がりすぎだろ――――っっ！？
テンションの上下動が激しすぎるわ――――っっ！？
おまえのテンションに中間はないのか――――っっ！？

……ま、まぁいいでやんす。こっちも祭りでテンションが上がっているしなぁ！
ちょっとやそっとのことじゃ動じないぜ――っ！！
それで、「ハッピー」って言えるようなハロウィン……

………………

……な、ないでやんす。

だ、だって……友達に呼ばれたことなんてないし……

って、こっちのテンションまで急激に下降しちゃっただろうが――――っっ！？
イベントや商品の名称に関してそんな深く考えなくていいんじゃ――――っ！
だってロマンシ●ング・サガなんかでもロマンスなんて別段してなかっただろ――――っっ！？
なのに現在進行形でロマンシングなんだぞ――――っっ！？


>>51
>クリスマスであればトルーデさんがツリーに逆さ吊りになりながら自殺ごっこするパフォーマンスが見られたでしょうが、ハロウィーンとなると…
>悪魔除けのペイントと称してカラストンビ部隊員さんが会場全体にインクをぶちまけて小悪魔さんごとカボチャ色に染めるとか、
>最後はシンさんの毒を仕込んだ水をミノさんのディスチャージでぶち撒いてベネットさんごと会場を綺麗に掃除するとかくらいでしょうか。


あっしは会場を掃除する役でわりかし普通だと思っていたら、
よく見たところ掃除される側のポジションになってるじゃないか――――っっ！？
要するに単なる不法廃棄物扱いだろ――――っっ！？
あまつさえ毒水と一緒に処理されるとか完全に人に対する扱いじゃねぇぇぇぇ――――っっ！？
別にあっし人はじゃないけどな――っ！

んで、おまえの自分で考えたこのイベントに関する感想はいかなるものでやんすか？


>いささか地味でしょうかね。


んなわけあるか――――――っっ！？

会場全体にインクぶち撒けてる時点で無茶苦茶派手になってるだろ――――っっ！？
一般の参加者はちょっとした惨劇だぞ――――っっ！？
あまつさえ毒水がブチまかれるなんて未曾有の大惨事というかもうそれはただの集団テロだ――――っっ！？

67 名前：名無し客：2015/11/08(日) 22:24:00

Eロイスまけてやるから帰っておいで。
なんでしたら小悪魔が会場を閉めるその時まで返事をし続けてみるのはどうでしょう。
逃げられないように出口にブレードネット張っておきますよ？

68 名前：MINOGAME ◆nimBUSnBKU ：2015/11/08(日) 22:44:34

はっはっは、案の定と言う奴だな。
……まあ、仕様もあるまい。もう少し長く、私も骨を折るとしよう。
もうしばし長く、夢を見るのも、時には悪くあるまいて。


>>20

きくうしの中の人も大変だな？

いや、なんでもない。カリオストロ伯の方が大変かも知れんしな。


……とはいえ、変身願望というものは誰しも抱えているものだ。
同一化や崇拝などと同列に並ぶ人類の宿痾である以上、実現する技術があれば実現する阿呆もおるだろう。
往々にしてその阿呆のことを『天才』と呼ばざるを得ないのだがな。
自己の同一性を保持しつつその属性を転換するなど並大抵ではない。
大抵は変換の過程で属性を並列化させ、その個性を失うはずなのだから。




―――さて、思い出話になるが、かつて、似たような理屈で世界を『平和』にしようとした遺物があってな。
『因果』を解析し解体し整流し、制御することによってありとあらゆる災いを最小化することで、繁栄を齎す。
夢物語の《楽園》を現実に描こうとしたわけだ。
未来に起きうるありとあらゆる災いを共有し並列化し、制御可能なものに転換する。
人類に新しい時代を齎すはずの機構を、かつて我々は完成させていた。


ものの見事に、失敗したがな。
何が悪かったのか、それとも必然だったのか。
堰が切れて洪水が全てを押し流すように、貯めこんだ『因果』は決壊を招き、世界を一度『滅ぼした』。

おかげで私のような人間が、あちこちで骨を折る羽目になっている。
そうした、世界を滅ぼした―――あるいは滅ぼしうる過去の遺物は、今もなお世界で眠り、目覚めを待っている。
それを見極め、時に利用し、大抵は埋葬するのが私のような《執行者》の仕事だ。


>>21

　狐憑きを追い出すわけじゃあるまいし、そんな前時代的な祭りなどいまどき喜ぶ奴はおるまい。
　第一、悪魔は出自からして敗北を運命づけられた存在よ。
　それをわざわざ手ずから袋叩きにしても詮無き事だ。

　……そういえば、ハロウィンの原義とはなんだったかな。
　私の方では失伝していたもので、実はよく知らんのだ。


>>22

　ナンパなら向こうでな。
　後、私は戸籍上は男になっている。女が欲しいなら他所へ行け。

69 名前：MINOGAME ◆nimBUSnBKU ：2015/11/08(日) 23:08:13

>>24

　おう、漸くハロウィンらしくなったな。褒めてやろう。
　確かこれは……現地ではロクムと言ったか。
　以前、私が口にしたことがあるのは寒天状で薔薇の香りがついたものだった。
　似たような柚餅子と比べると……すさまじく甘かったな。
　大量に砂糖を使っているわけだから不思議ではないが。茶が欲しくなる。


>>28

　そんな焦るようなことでもあるまい。
　火の扱いは慎重にせんと―――言わんでも分かるか。

　先の因果と絡めて話せば、火は何もかもを巻き込む因果を持つといえる。
　一度その流れが作られれば一息に数多くの因果を巻き込み薙ぎ払い、消し去っていく。
　火とは聖性と絡められたり浄化の意根を混められたりもするが、それは同時に破壊的な要素でもある。

　そういうわけだ。私に火消しの仕事をさせようとするでないぞ。
　骨を折る結末というものは、大抵が苦い。


>>37

（無言の腹パン）

アルコール・ハラスメントはダメ、絶対。
私が飲めぬから先手を打って始末しようとしたわけではないぞ？


>>38
　ほうお前はなかなかわかっているようだな。
　
　……はて、これも、菓子の類に入るのか？
　ひやしあめならあるいは、とも思ったが。


>>39

　女を誘うならもう少し胸を張れ、戯け。
　玉の小さい雄など見向きもされんわ。気合を入れんか。

　……ついでにいうと、誘う相手も間違えておるわ。
　私は厳密に言えば女性とも違うのだから。
　……その上で声をかけてきたのならば、まあその根性と覚悟に免じて少し遊んでやっても構わんがな。

　こちらの流儀（STG）になるが。


>>40

　その手の荒行もいまどき流行らぬものよな。
　かつては「あいすばけつちゃれんじ」などと持て囃されておったようだが……ふん。あれはまだ遊びの範疇か。
　まあ、やりたい奴がやっていれば良い。そういう類いのものよ。

　……わけだが、そこなよく分からんFEARとやらの廻し者は苦行をしたいわけではないからやめてやれい。
　生死判定はするものではない。

70 名前：ベネット ◆50m/WoZvug ：2015/11/08(日) 23:23:08

あ、同じ参加者に対する返事は、とりあえず直接話しかけてくれた人ｏｒ他のレスから繋がる人を優先させてもらっているのであしからず。


>>59
>天からのクリティカルが世界をほろぼす


なんか微妙に違ぇ――――っっ！？

それTRPGじゃなくて家庭用ゲーム機のRPGの話が混ざってるだろ――っ！？
あまつさえ小賢しくも天空の天と田中天の天をうまくかけてんじゃねぇぇぇぇ――っ！？

だいたい……クリティカルで世界を滅ぼしたのは天じゃなくて矢野俊策でやんすよ？
え？　なぜエリンに住まうあっしがセブン＝フォートレスの話を知っているかって？
無論、それはあっしと同じ魂を共有している三下勇者が教えてくれたのでやんす。

――まあ、同じ魂といえど、あちらはあっしと違って、
ゲスで三下で強い者をみるとすぐ媚びるとんだエセ勇者でやんすが。



>>32 ミノさん


ひぃ、ヒィい――――っ！？　ごめんなさいごめんなさいごめんなさい――――っ！？
誰かたああすけてぇええええいっ！？

だ、だって、この御方だけは怒らせてはいけないでやんす！
なにせなぜか何も悪いことをしていないカラストンビ部隊隊員3号さんを謎バリアで包んで説教をかます御方……（がくがく
ん？　振り返ってもそんな過去はどこにもない？
と、とにかく機嫌を損ねないように……ひっ、ひぃぃ！　あ、あっしに何か話しかけてきた？
それではあっしは謎の力に吹っ飛ばされて壁にめり込んで赤いシミになります。って……


>ほれ、水程度ならいくらでもあるから飲め。


……へ？　吹き飛ばさない？　み、水をくれるでやんすか？

Ｏｈ！　Ｙｅａｈ――――っ！

げーへっへっへっ、これはこれはミノ様。ご機嫌麗しゅうございます。
このベネット。前々からちゃんとミノさまに忠誠を誓い、世界がミノさまのものになるように日夜努力を続けている次第でして！
もうそれこそHELLSINKERのサントラ欲しいよなんででないのと、とある美しい御方に問いかけてしまったくらい……


>あとリザレクトするなら侵蝕率を上げておけい。
>100％を超えたらリザレクトできんから気をつけろ。


おっとそうでやんしたな。
しかもさっきからシーンに登場を繰り返している分を上げて……侵蝕率197%っと。
それではミノ様。お互いこの祭りが終わってもまたどこかで無事に生きて会えるといいでやんすな――――

71 名前：ベネット ◆50m/WoZvug ：2015/11/08(日) 23:57:29

>>65
>防具を否定する雲のべネットが仮装祭りに出現するとは…


えぇい、誰が雲のべネットか――っ！？
あっし的には風か炎にしなきゃおいしくないだろう――――っっ！！

もしくは山になってリスと呟きつづけるか。

……いや、考えればYOUの言う通りあっしは自由な雲でやんす。それも気ままに風に流される雲。
そう、あっしという雲は風にながされて――――

――――そのまま高気圧におおわれ下降気流に流されて空気中に消えます。

第８回ハロウィンイベント、完――――。




……まぁ、確かに……防具を着たとはいえ、あっしの主義は鎧は着ても心は裸。
言いたいことは分からないでもないでやんす。
が、あっしはここに参加してるとはいえ、素のままで何も着てない本体でやんすからな。
別に仮装しているわけじゃないから、主義を曲げたことにはなら……、……あ。
仮装してないって言っちゃった。

ち、違う！　今、仮装してないと言ったのはベネットではない！
だだだって、あのベネットが防具を着けているわけがないだろうっ！？


>>67
>Eロイスまけてやるから帰っておいで。


ははは、何を言っているのでやんすか？　ゲームが違うでやんすよ？



え？　あっしが前にリザレクトした？
あれはリザレクトと名付けた生命の呪符なのでやんす。


>なんでしたら小悪魔が会場を閉めるその時まで返事をし続けてみるのはどうでしょう。


締めずに消えたらどうするつもりだっ！？


……も、もちろんあっしはエリもとい小悪魔さんのことを信じているでやんすよ？

というかどのみち一日後に締めたとしても、そこまで返事し続けたら死ぬ！　確実に死ぬから！
ま、まぁ？　さすがに名無しもあっしを殺す気まではないでやんしょ……？


>逃げられないように出口にブレードネット張っておきますよ？


――って、本気で殺す気だこの人――――――っっ！？

というか逃がさない手段でブレードネットを選択してるとかおまえ絶対玄人だろ――――っっ！？
他の参加者まで入って来られなくなるわ――――っっ！？
そもそもよく考えたらEロイスもってる時点でこいつエネミーじゃねぇか――――っっ！？

とりあえずインタラプトで術を打ち消して一気に５０メートル後方に離れるでやんすっ！
味方の支援が届かないところまで離れてしまい、そしてあっしはそのまま希望の未来へと駆け出します。

第８回ハロウィンイベント、完――――。





【べ、別にイベント自体が締められたわけじゃないでやんすからねっ！？】

72 名前：MINOGAME ◆nimBUSnBKU ：2015/11/09(月) 00:43:46

　やれやれ、眠りすら忘れたはずだというのにうたた寝とは。
　この場は本当に―――調子が狂う。


>>70　野郎おぶくらっしゃー

　とりあえずあの不手際は忘れろ。さもなくば延々とSPILIT稼ぎの的にしてくれるぞ。
　……まだこちらの機構に慣れておらんかっただけだ。普段であればあのような失態はせんわ。

　……しかし、水程度で安い女だの。
　一応言っておくが忠誠も世界も要らんからな。サントラは欲しいが。

　こと、私の―――いや、我らの、か。その望むところとは過去との延々とした対峙でしかない。
　我々の存在やその目的が、過去からの遺物たる祈り手どもと大して変わらなくとも、変わらん。
　大いなる惰性―――あるいは妄執の産物か。それでもなおその遺言はどこまでも苛烈で真摯たるが故に。

　むしろ、今此処で戯れていることの方が、私のような人でなしにとっては既にイレギュラーなのだ。
　……こんな馬鹿騒ぎも悪くないが、な。


　―――というか、それは上がり過ぎだ戯け。
　命がいくつあるか知らんが死すべき運命を欺いている私よりは少なかろうに、無茶をするでないわ。
　せいぜい、二倍＋追加振りとEロイスの温情を祈れ。




　さて、ここで少し休むとしよう。
　次は未だある。全部返すまでは帰らんから安心するが良い。
　さらばだ。

73 名前：シン ◆4wrm1vLunauH ：2015/11/09(月) 01:25:05

>>37
こらこら、何をしている？水の代わりにウォッカを飲ますとは正気の沙汰じゃないな。
…この酒臭さ、そうか…酔っ払っていたのか。

>>38
ん？あぁ…済まないな。
丁度、喉が渇いていたんだ。
じゃあ、アップルジュースを頼む。
喉が渇いた時に飲むリンゴのジュースは格別なんだ。

>>39
…あんなネガティブなナンパ文句は聞いたことがないな。
押してダメなら退いてみなと言うやつか？
それにしたって後ろ向き過ぎやしないかと思うが。

>>40
これは深刻な難聴だな…。消毒液をショートケーキに間違うのならまだしも。
あんたぐらい耳が悪ければ双入れ歯安定剤を「そう言えばあんた、誰？」に聞き間違ったりしそうだ。

>>41-42
…あぁ、こちらこそよろしくね。イカちゃん。
いや、違うんだ。簡単に言うと、人間からヘビに変身できる種族でね。
そうだ、おやつ食べるかい？　つ甘エビ

>>49
……ないな。
俺からすれば、ハロウィンはお菓子をもらうかあげるかくらいしかない。
後は仮装ぐらいだな。
これが俺にとって楽しいハロウィンになるかどうかは、あんたら次第と言ったところか。

>>51
…こら待て、地味どころの騒ぎじゃないぞ。
俺の毒は概ねヘビの出血毒と同じ物で体内に注入した時最も効果を発揮するが
攻撃に使わず垂らしても岩やコンクリートも煙を出して少し溶けるくらいの有害な液体だ。
ばら撒いたりしたら間違いなく大惨事だな…。

>>53
なるほど、あんたは人造人間なのか。何か、俺と同じ世界観をしていそうだな。
見た目は女の子だが、両性なのか…。まぁ、男でも女でもいいが。
ＭＩＮＯＧＡＭＥと言うのか…オレはシン。こちらこそよろしく。

>>70
おや？あんたは…この前水がなくて倒れていた子だね。
あの時は何もしてあげられなくてごめんね。
せめて「はい、ミミズ」とお決まりのギャグでも披露すれば良かったかな？クックククク…。

シンって言うんだ。よろしくね。
ハロウィンのプレゼントにカエルチョコはいかがかな？
…お気に召さないなら、ヘビ型グミやトカゲクッキーもあるよ？

74 名前：北と東の国から：2015/11/09(月) 06:11:08

>>23
　
「狼は間に合ってる」
　
　見た目不審者。
　というか行動的に不審者の狼もどきを追い払って、しがみついて来たトルーデからこれまた少し身を離す。
　
「……何がしたいのか判らないんだけどな、トルーデ」
「間に合ってるってことは、塁がフェンリル役ってことなんじゃないかと思って」
「方便だよ」
「そう？　でさ」
「なに」
「食べたい？」
「……それはアレか、さっきの呪いの話みたいなのと何か繋がってたりするのかな」
　
　どうだろう、とトルーデは笑って膝の上で居住まいを正す。正した事にならないのがその位置な訳で、正直いい加減に人目がキツい。ス
カートの生地が膝の上で動き回っていたりとか華奢な背筋が狙ったように胸の辺りを掠めて来たりとかは、もう少し育った相手ならともか
く、トルーデの外見は犯罪者扱いされるギリギリのラインを割と大胆に踏み越えている。
　呪詛とかどうとか以前に、社会人としてギリギリのレッテルを貼られそうなのが現状でもある。
　考えてみれば、それは充分に呪詛ではあるのだが。
　
「塁さん。前からちょっと聞きたいことがというか、今本当に聞いておきたいことが」
　
　アッシュはそう言って俺をまじまじと見る。どうぞ、と言うと、
　
「ロリコンって人種についてどう思いますか」
　
　そう聞いた。
　俺は問答無用でトルーデを膝から下ろしてから、アッシュがまだ手を付けてなかった秋季限定ブルーベリーソース掛けフロマージュを
ひったくり、一口で咀嚼した。
　

75 名前：北と東の国から：2015/11/09(月) 06:11:54

>>19
　
「……あん？　おい、ゼブ」
「なんですか」
「司祭とオーディンがいねえな」
　
　サーティワンで買ってきたストロベリーアイスを舐めていたベルゼブブは肩を竦める。
　
「なんか服見に行きましたよ。仮装のままじゃなんだからって」
「はぁん」
　
　気のない返事でそう答えるバアルは今でも赤タイツのままで、そのまま見ると海外のＳＦ系コンペによく徘徊している失敗したコスプレその
ものだ。
　お手製の備品は片手に装着されたままで、好奇の視線を集める頻度たるや実際ハンパない。司祭がいち早くこの場を離れたのは、どう考
えてもトルーデを近くに置いておく状況と悪目立ちの相互関係を考慮したからに違いない。
　そういうわけで、いつもの二人であり、違うことと言えば先祖がハロウィン関係ないコスプレで遠距離からスマホ撮影の標的になっているこ
とくらいのものである。司祭とトルーデにここで待ってますとは言ったものの、いい加減にどうにかしようと思い始めた時、やおら先祖がテー
ブルに身を乗り出したかと思うと、返答も待たずに襟首を掴まれた。そのまま有無を言わさずテーブル越しに宙を舞うベルゼブブと、勢い良
く吹き飛ぶサーティワン。
　直後。
　どこからか飛んできた何か――というか、パイ投げ用のパイ。
　悪魔的に鋭い空間を把握する知覚で、それが自分の顔面に直撃してホイップクリーム（パイ投げに使われるパイはテレビの演出とクレー
ム対策に食用としてのパイではなく、敷紙にクリームを乗せただけの擬似食品である、ということをベルゼブブはこの瞬間に思い出している）
が弾け飛ぶ様子を、ベルゼブブは茫洋と見ている、のだが。
　
「……。ぶっ、は」
　
　顔面に直撃したパイを引き剥がし、明らかに食用とは違うクリームの味に疑問を抱きつつ、顔を覆うクリームを拭う。唐突な暴挙に及んだ先
祖に意見を唱えようとした直後、そもそもパイはどこから飛んできたのかと言う根本的な疑問に思い至り、その回答と直面した。
　テーブルの周囲、八方全方面を埋めるやたらとファンシーな仮装集団。
　
「……避けましたネ、ご先祖様」
　
　その声には聞き覚えがある。
　猫の被り物とカエルの被り物、身体を支える日本の足の前後左右に蜘蛛めいた足で地面を踏ん張る長身の男――、
　
「お前……何やってんのバエル」
　
　ベルゼブブの同僚にしてパンデモニウムの管理者第一級第八席（常時変動あり）、東の王たるバエルである。
　
「バエル……？」
　
　三面蜘蛛足のコスプレ男はくっくっと低い声で笑い、ふるふると首を振った。
　
「バエルなどという悪魔は知りまセン……私はこのハロウィンに集う一鬼の幽鬼にして修羅、その名も――東方阿修羅忍、場獲瑠！」
「いやお前、バエルとか悪魔とかって言ってんじゃねーか。っていうか、何やってんだお前」
　
　ベルゼブブの惨状を気にも止めず、椅子に踏ん反り返ったままバアルがさにあらんの疑問を発する。三面コスプレ男は口の端を吊り上げ、
　
「言われたんデスよ……ルシファーにここんところこの宇宙基準の現実時間でロクに活動してナイ魔王がいるので、ちょっと懲らしめてキテく
れるならパンデモニウムの業務環境をちょっとバカシ改善してくれる、とネ……」
「おいおい、俺は魔王じゃなくて主神だっつってんだろ――第一、今の世界で因果法則の整理だの善悪の弁別だのをやるべきはお前ら現代
の悪魔だろ。古代神に頼ってんじゃねーよ」
「実際のところは知りマセンよ」三面男はじろりと先祖と同僚を睥睨し、「実のところハロウィンに参加できるような地味さじゃナイので代わりに
鬱憤を晴らしてきてくれたらイイと言われたダケだろうと、私達には知ったこっちゃありマセン」
「うわ」
　
　思わず零すベルゼブブが周囲を見回せば、四方八方の仮装者達もまた見覚えのある連中だった。
　即ち――、
　
「序列３３、世界中の酒屋を巡らされること一年と半、あらゆるビールを古代神に提供し続けることで五十ダースの酒屋の店主と顔馴染みに
になった地獄六十六軍団の君、もとい、俊足忍者、ガ――雅亜風！」
「序列９、天体観測を始めて一年と半、根城の周囲の天候操作と洗濯物の管理維持をし続けることで周囲の住人と顔馴染みになった能天使
２００軍団の――もとい、覇意紋！」
「序列１０、よりよい住まいとコミュニケーションに駆り出され、町内会の便利役として医学薬学の講師として気付けば大人気にされていた５０
軍団の大総――もとい、武衛屡！」
「序列２３、中学受験から大学受験まで、明確なアドバイスと体調管理、集中力と成績の相関関係から学問の蘊奥を市民の皆様に提供し続
けて一年と半、気付けば大人気講師にされていた２６軍団の大こ――亜意無！」
「序列４０、企業間のトラブルから夫婦間の揉め事、浮気調査の事後処理から民間のトラブル諸々まで、豊富なアフターケア姿勢で引っ張り
だこの何でも屋にされていた４０軍団の伯しゃ――羅宇無！」
「序列２４、呼ばれて飛び出てあっちこっちで威厳の回復の巡業行脚、ヤクザも警官も政治家も、この手に掛かれば失った威厳をしっかり回
復――ネット社会で引っ張りだこの１９軍団侯しゃ、……那部理宇洲！」
「序列６９、古物鑑定からネットオークション出品基準の町内会お目付け役として、ご近所の老人方から茶を持て成され始めるに至って早一
年と半――３０軍団の侯、出枯羅尾亜！」
「序列７、辻占が評判を読んで今や通りは長蛇の行列、県外からもお運び頂いております――４０大軍団の侯、亜聞！」
　
　三面男を含めて、いずれもパンプキンパイを抱えた仮装者達。
　いずれも万魔殿で有象無象の悪魔共を束ねる大悪魔達にして、ベルゼブブの同僚やら部下やらである。
　下界の物見遊山にバアルに連れ出されて一年以上、ベルゼブブが根城とする事務所の維持費やらバアルの呑み代やらバアルの摘み代
やらバアルの以下略やら、滞在に掛かる費用を人間社会の法則及ぶ宇宙法則を出来るだけ乱さず、尚且つそれらを合理的に稼ごうと社会
に溶け込んだ悪魔達。
　もはや誰を取っても町内の有名人であり、ご近所の奥様が顔を見るや「いい野菜取れたんだけど食べる？」と声を掛けられずにはいられな
いアイドル（猛者）である。
　
「日頃我々に色々と押し付けっ放しにして仮装行列に参加するご身分の方々に我々の現状を理解して頂きたく、こうして馳せ参じた訳ですよ、
御大――昼の業務に差し障りが出るので、それまでにしっかりカタを付けさせて頂きます」
　カラスの顔に鋭い牙を覗かせた仮想の男がバアルを睨め付ける。
「然様。本日は神社で掘り出し物があったと神主殿より鑑定依頼を受けておりますゆえ、ルシファーに恩を売りつつ無礼講させて頂けるこの
機会を逃す手はありませぬからな」
　五芒星型の被り物をした男がパイを両手にじりじりと距離を詰める。
　すっかり所帯じみた言い分が自身の思考にどれほど影響しているかを考えているのか、と言うよりもいるからこそのこの反応なのか大悪魔
達は魔王と古代神と対峙する。時間に縛られないのが悪魔であり、神と結ばないのが悪魔ではなかったのか――ベルゼブブは数週間前に
お茶の前で二人に問い、二人はこう言った。
　
「今時の悪魔は忙しくてナンボで候」
「日本神道の神は神というより精霊に近いので問題ないで候」
　
　色々と無理があり、色々と無理しかなかった。
　そしてその無茶と矛盾が、悪魔王達を狂気に駆り立てたのだ。
　総軍団数にして実に５３７、各軍団麾下隷下の悪魔達を数えるなら、文字通り天の星と並ぶ猛者達の王達である。通常の次元に置き換え
て視覚で捉えればたかが八人の人間でしかないが、少し別の次元に認識を飛ばしてみれば、その質量たるや純粋な密度のみで次元越しに
星を潰しかねない圧迫感だ。質量の軸を時間軸からズラして物理空間と相互作用しないように配慮された緻密な召還演算こそが可能とした
人間化は、その用途さえ覗けば神業であることに違いはない。
　
「つーかアレだ、ブエル、あー、予言系の連中と知識譲渡系の連中がお前ら以外に来てないのは、アレか、キャラが被るから仕方なくか？」
「武衛屡ですっ」
「音じゃ区別できねーよ」
「そ――そんなことはどうでも宜しい！　貴方にパイを一つブツけるごとに冬のボーナスに査定が入る以上、ここで引く理由などありません！」
「何やってんだ、パンデモニウム……」
　
　遠巻きにフードコートを囲む悪魔の背後、物見遊山の客達は興味深げに様子を眺め、スマホでその様子を撮影したり恐らくはツイッターに
アップする動きを見せている。もはや悪目立ちも極まり、タイミングを狙ったように撤退したオーディンと司祭には恨み言すら言いたくなる。
　三頭の犬を頭部に据えたカラスの仮装――というか、そのリアルさからすればそれは仮装とは言えないレベルに達している――は二頭に
パイを加え、二枚を両手に携え、ベルゼブブの首根っこを掴んだまま盾にしたバアルへと詰め寄る。
　
「ルシファーから許可は頂いております……大宰相、貴方は本当にマジメで勤勉で悪魔的にサイコー極まるいい上司でしたが、割合本気で
貴方のボンクラ先祖がいけないのですよ……」
「いやいやいやそれオレ関係ねーっスから！　ご先祖様だけ標的にすんのがスジってモンでしょ！？」
「問答――無用！」
　
　申し訳程度にカボチャの風味が封入された、食品クレームを回避するために生み出された擬似食品が八方からベルゼブブとバアルに殺到
する。首を掴まれたベルゼブブが身を竦めようとするや、バアルはベルゼブブの身体を八方の一方向へと向けつつ跳躍し、その二つをベルゼ
ブブで受け、本人は天井付近の鉄骨まで飛んでパイの嵐を回避していた。
　ちなみにベルゼブブは片手にブラ下げられたまま鉄骨から下界を見る羽目になっている。
　
「ぬう……今の一撃を避けるとは」
　
　身体に蛇を巻き付けた髭の紳士が天井を見上げて零す。
　さもあらん。
　パイが殺到する瞬間、パイの通過点に存在した空間を髭紳士は削り取り、尚且つその事象を現実世界に顕現させないよう、物理的には「な
かったこと」にしたのだ。
　結果、「パイが直撃する」とう事象の終着点から「パイが飛んだ」という現象の帰結が導き出される筈だったのだが――、
　「空間を削った事実」をバアルは更に「なかったこと」にして、パイの飛来という現象のみを現実世界に押し付けているのだ。
　「結果のみが残る」。
　というのが、有体に言えばこの現象と帰結である。
　神々が所与の能力として持つ契約の力――現実と因果を運行する根本的な能力の発露である。プランク定数の操作すら軽々行う悪魔達に
とって、その能力は物理的な終着点でもあった。光より早く動けないのなら光が動く法則の方を変えてしまえばいいというのが神々の思考法で
あり、光が光子として成立する条件まで弄り回すのがそうした思考の流れでもあるため、悪魔とてその無茶を追わない。海を渡れないなら海を
割ってしまえばいいと考えるような無茶がそこにある訳であり、神々に共通するこうした無茶は悪魔には許されない。単能と全能の差は意外と
大きい。
　なら自分に飛んでくるパイもどうにかしてくれとベルゼブブは思うが、120％バアルはベルゼブブを考慮しようとしていない。
　天井の鉄筋から片手でブラ下がる赤タイツの大男（と、ぶら下げられた男）と対峙する怪人達に大衆がざわめく。即席のヒーローショーじみて
いる光景に、実はヒーローなど一人も存在しない。体勢が色々と辛くなってきたベルゼブブが身を捻った瞬間、その捻った方向に蝙蝠翼を背中
に付けた悪魔――早い話がイメージされる悪魔そのもの――の男がパイを片手に振り被っていた。
　よもやのゼロ距離射撃狙い。予想されるバアルの行動はつまり、
　
「あー、なんか――盾！」
「ばふっ！？」
　
　バアルが一喝し、物理空間においてもミサイルの直撃を軽々と上回る悪魔の剛力でパイがベルゼブブの顔面に直撃する。純粋な運動エネル
ギーでパイ紙から残らずホイップクリームが爆散する中、ベルゼブブは「それ、コスプレを続けてる自覚があるなら一応ブルースシールドって
公式名称あるんスけど」などと思う。
　
「チィ……っ！　これも外すか！」
　
　さもあらん（以下略）。
　プランク秒以下の時空に際限なくエネルギーを詰め込める悪魔にとって、物理的な距離や障壁は（ほぼ）関係ない。それに長けたこの蝙蝠男
にとっては自宅→ショッピングモールの距離も自宅→冥王星の距離も大差なく、位置と方角さえ次元的にざっくり掴めばこの世の全てを位置的
に掌握するのだ。
　
「怯むなガ……雅亜風！　一斉攻撃で飽和させる！」
「応！」
　
　そして吹き荒れるパイの嵐。
　凄絶であった。
　一瞬の中に無限を詰め込む速度の持ち主――そして外界からはそれを観測できない――同士の戦いとは、即ち非観測環境を構築し、物理
法則の維持できない空間における何やら意味不明の法則と法則の衝突である。
　何しろ物理法則が存在しないので物理的存在なるものが存在できないのだが、それを成立させる法則を捻り出して殴り合うというのがこの状
況であり、その速度は法則の強度に依存する。法則内部でより強い法則を上書きすることがそのまま速度として認識されるため、パイが直撃
するかと思えば直撃する筈の位置に誰もいなかったり、もしかしたら投げた当人がその位置に移動させられていたりする。
　法則を覆す法則を覆す法則。
　最終的に残る事実なるものを時間に押し付ける乱戦というものは、凡そ時間と空間に理解できないし、物理法則に優しくない。何しろ物理的
でない。
　物理的に時間が収縮した瞬間にのみ現象が生起するというのならまだしもサイヤ人の戦闘じみた迫力があるが、法則を上書きし続ける以上
は現象自体が時間の中に折り畳まれてしまっている。
　パイが飛来し／その事実を改竄し／した事実を改竄し／その事実を以下略。
　時間停止能力者同士が戦ってどうなるかと言えば、より長く、或いは早く停止した人間の意志だけがそこに残る。
　これはそういう話でしかない。
　斯くして。
　現実的に衆人に監視された状況――割と壮絶なパイの投げ合いの終着点は、明らかにそこに用意されていなかった量のパイがフードコート
全域に叩き付けられたホイップクリームの泥沼である。
　パイを投げていた側であった筈の蝙蝠男がホイップクリーム抽出機の中に放り込まれたように全身を白いクリームで泡立たせて床に突っ伏
し、パイを片手にふら付く足を戦慄かせていた三犬男が糸を切らせたようにホイップクリームの海に崩れ落ちる。
　その真っ只中。
　唯一、クリームの一滴すらもタイツに付着させない大男が、悠然とパイ>>23を食らう。
　何かのゲームの景品用だった筈だが、当然のようにバアルはそれを気に留めない。
　
「こ、ここまで……出鱈目だとは」
　
　クリームまみれの五芒星男が息を喘がせながら片膝を突き、バアルとベルゼブブを恨めしげに見上げる。そんな恨み言を図れる覚えのない
ベルゼブブは居心地悪く部屋の隅に行きたいが、バアルはその襟首を掴んで離さない。
　
「その、そろそろ止めにしないっスか。ルシファーにはオレから言っとくし、皆頑張ってんのはオレから伝えとくし」
　
　何を頑張っているかと言えばご近所付き合いを頑張っているのだが、その辺りは悪魔としてどうだろうと思わなくもないにせよ、頑張っているも
のは頑張っている。そう言外に込めたベルゼブブに猫と蛙を肩に戴くベルゼブブの片割れはふるふると首を振る。
　
「ゼブ。貴方、去年――旅行に行きましタカ」
「え。いや」
「ご先祖サマは――どうでしタカ」
　
　熱海とか北陸とか行ってた気はする。
　ちなみにベルゼブブは留守番だった。マリオカートとかしていた。
　それが、とベルゼブブが聞く前に、片割れの怒号が炸裂した。
　
「去年も一昨年も一昨々年も――我々の業務の量は押し付けられたそれで増加しかしていないのデス！」
「ああ、あー……」
　
　そうだったね。
　人間世界で不義が罷り通る分だけ、悪魔の仕事は多くなる。
　神々はと言えば楽隠居していたり法則の安定に力を貸すだけで良いので、絶対的な業務量には圧倒的な差がある。
　そこに来てバアルと関連付けられた悪魔達の苛立ちはそれなりのものになっていても（多分）おかしくないのだ。
　
「今こそ温泉付き二泊三日旅行を勝ち取る時……！　そう！　まだデス！　まだ終わっていまセン！　今年の正月こそ、私は部下と一緒に雑煮
を食べながら正月番組をのんびり見るような団欒を手にして見せマス！」
　
　そして高々と掲げられる相棒（バエル）のパイを掴んだ両手。
　それが頭上に位置していくに合わせ、ベルゼブブの周囲――というか、フードコート全体が朧な霧と靄に包まれ、景観が喪失していく。
　果たして、次に靄が晴れた時にそこにあったのは、ベルゼブブの見慣れた光景である。
　充満する硫黄の匂い。
　茫漠とした荒地と荒涼とした草原、岩山と泥沼――見回す四方八方が地平線まで続く荒地オブ荒地。
　失楽園の出発点、悪魔達の基底条件に刻まれた原風景。それ即ち地獄である。
　物理法則を覆していてはエネルギーのロスが大きいとして、ならばと法則が通じない状況が最初から前提化されていれば良いとバエルがやら
かしたのは、次元が内包する法則の量が最初から違う異界であった。
　バアルに首根っこを掴まれたまま周囲を見回すベルゼブブは、最初何もなかった四方の荒野に黒々とした影が蝟集していくのを見る。
　軍旗が掲げられた。
　各王達を証明する悪魔文字（シジル）を刻む旗が視界の全野で上がり、怒声とも歓声とも付かない声が轟く。野蛮であり、高貴であり、そのどれもが威厳
に満ちていた。
　天使と討ち果たし合ったとされる隊伍。
　星の数そのものと並び証される地獄の軍団――その八王達が従える全軍がそこにいた。
　密集陣形（ファランクス）を敷き、陣形を制御する指揮官達が列を成して陣形を組み上げていく。
　多岐多端な指揮系統を指揮する軍王達の、戦を愛で奏でる協奏曲。
　その誰もが手に手に剣ではなくホイップクリームを充填したパイを携え、自分達に有利になるように時間と空間を組み替えながらバアルとベル
ゼブブに陣を進める。
　
「我等の前に立つは誰ぞ！」
　
　四方の一箇所で朗々とした声が世界を震わせ、それに答えて「魔王なり！」と合唱が返る。
　
「かつて星の軍勢を押し返したる同胞達よ！　ならば我等の障敵たる古き神は、我等の歩みを止めるに足るや！」
　
　砲声じみた合唱が地を響もし、具足を鳴らす音があちこちで合奏する。
　正に天を分かつ戦陣を担った悪魔達の軍勢――天の戦塵を舞わせた騎士達の鬨の声である。
　手に手にパイを持ち、漲る戦意でバアルとベルゼブブを囲む方陣の外には更なる軍勢。
　蟻の一匹どころか空気分子の一粒すら――この空間では空気分子そのものが存在できないが――轢いて潰さんばかりの様相を発散する包
囲網を前に、赤タイツの大男は鼻を鳴らし、本来であればその軍勢の最前線で声を上げる筈の大宰相は、もうイヤだと額を押さえる。
　
　
　
　かくして。
　第一次地獄パイ投げ戦争は幕を開ける。
　
　
　

76 名前：北と東の国から：2015/11/09(月) 07:44:15

　
「……？」
「どうした、トルーデ」
「や……なんでもない。と、思う。アッシュ達は何してるかな、って思ったかもだけど」
「パイでも食ってんじゃないかな」
　
　かもね、とトルーデはシャツとカーディガンの色合わせを繰り返している。店内のカジュアル系ブランドショップに並んでいるのはトルーデよりも
少し年齢層高めの設定なファッションが大半だが（当たり前でもある）どうしてだか黒系の装飾品に拘っていたり、事実それが似合うこの子にすれ
ば、他に選択肢がなかった。
　
「塁はさ」
「んー？」
　
　試着室の中からの声に生返事を返す。レディースブランドではないが、男性女性のコーナーがはっきり分かれている場所では人目が気になる
ので、あれこれと見て回れずに手持ち無沙汰だ。
　
「ハロウィンが楽しかった思い出ってある？」
　
　意味を計り兼ねて問い返そうと思った矢先、試着室のカーテンを開けてトルーデが顔を出す。大学生らへんにウケている組み合わせの上下か
ら細い手足が覗くギャップの演出は、狙っているのなら割とセンスがあると思う。
　
「いや、特に、っていうか、どうだろうな……疲れた思い出なら、まあ」
「そっか」
「なんで？」
「んーん。ぼくとこうしてる時って、いつもハロウィンだし」
　
　ああ。
　そんなことか。
　
「まあ、楽しい――と思うよ。割と」
「塁さあ」
「ん？」
「女の子と話す時、いつもそういう返事してそうだよね」
「……酷い偏見だ」
「ラブコメ体質みたいな」
「それも偏見」
　
　その手の体質はそれっぽい環境を整えておかないと面白みすらない。
　会計を済ませて店の外に出ると、何やらフードコートの方角が騒がしい気がしたが、予想が付くオチの待ち受ける方面に向ける足も意思もない。
　
>>21
　
「……塁」
「んー？」
「今の話は、えーと、日本ではそう言われてるの？」
「いや、聞いたことない」
　
　通りすがりの誰かが誰かに話していた雑談の内容を問われても、与太を与太だと言ってやるくらいしかできない。
　そもそもハロウィン自体が日本で言えばお盆というドンピシャで相当するイベントがあるし、それ以外でハロゥインというならメタラー的にはドイツの
メタルバンドくらいしか思い付かなかった。
　
「ていうか、フクロ叩きにできんのかな、悪魔」
　
　トルーデはくすくす笑い、
　
「やってみても面白いかもね。まあ、悪魔じゃ普通の人間には荷が重いだろうけど、塁は司祭だし」
「「エクソシスト」みたいな展開を期待してるのかな」
「悪魔祓いは専門外？」
「専門外。苦手ではないけどね」
「へえ」
　
　祓うというか喰らう形ではあるのだが。
　その辺りを話しても仕方ないと言うか話せたもんじゃないので、適当にお茶を濁す。
　正直なところ、この年代の子と話すのは機会としてほぼ存在しない（例外はあるが、人間と言って良いかどうか怪しいので除外する）ので、話題に
困れば付き合い方にも困る。連絡を取り合う訳ではないが、何かと気に掛けてくれているらしいのは判るのでそれ自体は悪くもない（どちらかと言え
ば付き合いがあるのはアッシュの方だが）。
　友人の妹的な感覚で話しているのが普段の付き合い方で、この子自身とこれまでこうして話すことはほぼなかったせいか、こうなってくると余計に
話題に困る。
　センター内を見て回ろうにも、ゲームセンターは子連れが多過ぎて居場所に困るし、第一俺がトルーデを連れて行くのは子連れの親的な視線で見
られそうで、割合に精神的なキツさがある。
　
>>50
　
「と、……え？」
　
　トルーデにいきなり話し掛けてきた子に面食らう。
　見た目いかにも西洋人でござい、みたいな人種と遭遇するのは今や不思議でもなんでもないが、流暢な日本語で、しかも中学二年生ライクな不思
議ワードを投じられる条件と言うのはどこかでフラグが立ってないと難しいんじゃないか。
　トルーデは数秒間その場で固まり、何やら難しげな顔をした後、
　
「古き神代にて知己であった者よ――」
「いや、そういういかにもっぽいネタは期待されてないと思う」
「あれ、そう？」
　
　テンプレ中二とメタ中二は違うだろうし、というか、多分そういうのですらない。
　多分。
　そういうのでは。
　
「塁？」
「ん？」
「いや。怖い顔してなかった？」
「あれ、マジで？」
　
　そんなことはないと思う。
　思うし、人外抹殺モードみたいな顔が最近の俺に出てくる理由がない。
　なので、とりあえず出掛けに買っていたチョコレートなど差し出しつつ、宜しく、と返す。
　
「……あ、塁。アレじゃない？　ほら、ゾンビアイランドとかヴァンパイアナイトみたいな、体感型アトラクション」
「え……この子、そういうの？」
　
　ハロウィンだからと言って、こんなエキストラを用意しているのなら、このイベントはちょっと気合が入り過ぎだと思う。
　第一、その。
　いきなり神代だの遠き物語だの戯曲だのを海外の女の子に日本語で喋らせて物語に突っ込むには、事前情報が足りなさ過ぎる。一人称視点の謎解
きアドベンチャーより小出しな情報で世界観を広げるのは、家族向けアトラクションにはハードルが高過ぎるんじゃないだろうか。
　
「いやでもほら、日本のストーリーってそういうの多いじゃない。断片的に想像してっていうか……ハイコンテクストな物を共有していこうみたいな文化っ
て言うか」
「そういうのはウィキペディアかなんかに情報が纏まってないと辛いんだよ」
　
　頭を掻きつつ、それでは、と思う。
　俺の役どころはどの辺りなんだろう、と。
　

77 名前：名無し客：2015/11/13(金) 09:38:44

ハロウィン終わっても結構続いているな

78 名前：名無し客：2015/11/13(金) 20:11:22

あぁ、ちょっとごめん
電飾のそっち側押さえといてくれ。

79 名前：New！カラストンビ部隊隊員3号（扮装：イカ娘） ◆IKA/enC2PA ：2015/11/14(土) 22:32:52

　　　　　　　　　　　　　　　　　 , .＜: : : : : : : : : : : : : : : : :＞.、
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　　　　　　　　　　　　 ／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.'.,
　　　　　　　　　　　, : : : : :.,: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :､: : : : : :. :.:V
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.　　　 　 　 　 　 〈: : : : :./: : : : : : :/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : ',: : : : : : :.:}
　　　　 　 　 　 　 ＼:._:/: : : : : : :.,: : : : : : : : : : : : : : :ヽ: : : : : V: : : : :..:,
　 　 　 　 　 　 　 ､-「}､: : : : : : : l: : : : : : : : : : : : : : : : }: : : : : :.,: : : : : ,
　　　　　　　　　　 ヽ!:l　``''‐‐-､ !: : : : : : : : : : : : : : : :.}: : : : : :.l: : : :.:,'
　　　　　　　　 　 　 |: ',　￣￣ ヽ`` '''' ―----―''''''´´!: : : : :.:.l: : : /
　　　　　　　　 　 　 |:.:| , ﾐｧ=- ､　 　 ゝ`＝=--　 　 　 !: : :. :.:.:.}―-＜　　　　　　 この「ハロウィン祭り特設会場」ってさ…
　　　　　　　　 　 　 |:.:| ヽﾐじ::ﾘ ﾐ、　　　　　　　　　 　 l: : : : :.:.:|　　／
　　　　　　　　 　 　 |: :!　`,≧'＿ﾂ=-､＿＿＿＿＿＿ |: : : : :..:.!_／　　　　　　　　なんか『ロスタイム突入が当たり前』らしいね。
　　　　　　　　 　 　 |: :|　Λ　　　 , 　 `≦辷'ﾑ--―< ,: : : : : :.,
　　　　　　　　　　　 ｌ: :l　　　､　　　　　　　, ｨ　 　　, ｲ: : : : : :/＼　　　　　　　　　 ならあたしがこーして遅くなっても問題ないワケだ…！
　　　　　　　　　　　 |:.:.|　　　 }＞　_`ー =´-'_　 ＜/ ': : : :.:.:/:. :. :ヽ
　　　　　 　 　 　 　 .ｌ:.:.|　　　 l　 　 }　￣ /　　 　//: : :.:.:.:./`ー-- '
　　　　　　　 　 　 　 ,: :|　　　 ', 　_/　 　 {　　　ノ/: : :.:..:.:,ｲ｀ヽ
　　　　　　　　　　　　l: :l　　 　 ',/　　ｌ　　ゝ‐ ´ ,: : : : : :.//　　＼

あっ、痛ッ！
クイックボム投げないで！
すいません！遅れたこと、反省してます！後悔はしてないけど！


>>49　だああああああああ――っ！？　質問でしょっ！？　質問するんでしょっっ！？
うわっビックリした！
とりま、落ち着こう。ね？
で……本心から「ハッピー」って言えるようなハロウィンを経験したかって？
あるよ！
今やってるハロウィンがまさにそう！
とゆーか、ハロウィンイベントに参加したのが今回が初めてだし！


>>51　いささか地味でしょうかね。
地味っ！？
あたしがが会場全体にインクをぶちまけて小悪魔さんごとカボチャ色に染めても
地味だとあなたは言うの！？
そ…そんなこと言われたら、インクをぶちまけることくらいしか能がないあたしは一体何をすれば……
………。
よし！会場にトルネードをブチこもう！！
それも1発や2発ではない…！100発だ…！！


>>53　MINOGAMEさん
え゛〜っ！？インク遊びしないのぉ〜！？
じゃあ…　一体あなた何を楽しみに生きてるのさ……？
あ、今のは自分の価値観を押し付けすぎたね。ごめんなさーい。

>>囚われること無く、自由に生きて、自由に遊び、自由に楽しめ。
はーい！って、言われる前からそーしてきた気がする！
何せあたしたちって享楽的で単細胞とかよく言われるもんで。


>>55　『忘れ物をひとつ、取ってこれるとしたら何を取り戻す？』

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＿
　　　　　　　　　　　 　 　 , . :＜: : : : : : : :＞: .､
　　　　　　　　　　 　 , ＜: : : : : : : : : : : : : : : : :.:＼　　 　 　 　 　 　 　 　 _＿_　　　　 ＿＿
　　　　　　　 　 　 ／: : : : : : :,: : : : : : : : : : :.:ヽ: : :.:ヽ　　　　　　　 　 　 └─┘　　 └‐┐ |　　 [][]「l
　　　 　 　 　 　 ,. : ; : : : : : : ; : : : : : : : : : : : : :';､: : :Λ　　　　　　　　　 l二ﾆ二l　　 ┌‐┘ |　　　 くノ
　　 　 　 　 　 ./ :./: : : : : : :.': : : : : : : : : : : : : :.l ',:. :.:.:.',　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ￣￣
　　　　　 　 　 l:.:.:': : : : : : : :l: : : : : : : : : : :._:._:_:l　V: Λl
　　 　 　 　 　 l:..:l: : : : : : : :.l:_:　 -‐　 ' ´　　 　 　 l: :.:.ヾ
　　　　　 　 　 l: :l: : :_:　-‐ 　 　 　 　 　 　 　 　 　 !:.:..: :l`　＜
　 　 　 　 　 　 ,:.:',:´　　　　　　　　　　／ ￣　｀　　l: :.:. :!　　/
　　　　　　　 　 ,:.:ﾊ 　 ／ ￣　｀ 　 　 　 　 , =＝ﾐ　!: : :.:l 　'
　　　 　 　 　 　 V:..:,　　　　　 　 　 __,ｨf≧´'~⌒とつ: : : :!,´　　　 　 　 γ´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
　 　 　 　 　 ＞ ´VΛ 　,ゞ彡＝ﾐ彡'´　 　 　 　 　 ,: : : : :l　　　　 　 　 l　 　何を忘れたのか忘れてるので、取り戻せません！　 l
　　　　　　　 ＼　 }: : ヽ ）　　　　　　 `　_,　　　　　!: : : :..:l　　　　　 　 .乂,_＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_ ﾉ
　　　　　　　　　＼: : : :.:'ij　　　　　 ﾏ　 ノ　　, イ　|: : : : : l
　　　 　 　 　 　 　 V: :..:.ﾊ＞　。　　　_　　＜　　　|: : : : : :l
　　 　 　 　 　 　 　 l: : : :. , , ‐-＜ _ ﾉ　　　`ｰ' ⌒ヽ: : : : : :,
　　　　　 　 　 　 　 l: : : :Λ　　　 ＼　＿　／　　　 ',:.: : : : .:,
　　　　　　　　 　 　 l: : : :.: :. 　 ヽ　 　 　 　 　 /　　 }: : :.:.:.:Λ
　　　　　　　　　　　,: : : : :.Λ＿__V 　 　 　 　/＿＿_}:.: : : : :Λ
　　　　 　 　 　 　 Λ: : : : : Λ　 ',　　　　 　 　,　　 ,: : : : : : : :Λ
　　 　 　 　 　 　 /: : : : : : :..:.:} 　 V　　　　　 /　　/: : : : : : : : : :ヽ

あたしたちって享楽的で単細胞とかよく言われるもんですから！
大事でもないけど2度言いました。

.

80 名前：New！カラストンビ部隊隊員3号（扮装：イカ娘） ◆IKA/enC2PA ：2015/11/14(土) 22:33:11

>>58　北と東の国からさん　女の子にイカってのはどうなんだろうな
なんだかムズかしいことを考えてるみたいだね！
前にも言ったけど、あたし享楽的で単細胞だから、ややこしいことは考えないの。
だからもっとシンプルに考えればいいんじゃなイカな？
女の子にイカでもホクサイでも全然OKだと思いま〜す♪


>>59　天からのクリティカルが世界をほろぼす
天からのクリティカル…？
空から何かが降ってくるってことかな？
――はっ！？



.

81 名前：New！カラストンビ部隊隊員3号（扮装：イカ娘） ◆IKA/enC2PA ：2015/11/14(土) 22:33:29

　 ＿＿＿ﾛﾛ　＿_|￣l＿　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 |￣|　|￣|
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　　　　 　 ――──────────――――――――――　　　￣￣　　　 廴..r一’　　　　　　　　　 ハ...――――
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 _＿＿＿／　　　　 　 　 　 　 　 　 L
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ￣＞　　　　　　　　　　　　　　　　　 て
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.　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 _ ,,...　-‐　'' "´　　　　　 　 　 　 　 　 }　 　 　 ／
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　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ， ≦￣￣’ ＜　　＞ ､　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／　　　　　　L 　 　 ＼
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82 名前：New！カラストンビ部隊隊員3号（扮装：イカ娘） ◆IKA/enC2PA ：2015/11/14(土) 22:33:38

　　　　　　　　　　　　　 ＞'"　　　　　　　　　ﾞ'＜
　　　　　　　　 　 ＿,∠　　　　 ＼-　..,　　 ＼ 　 ＼
　　　　　　／__　　　　　　 j　　　 _}　　 ＼　　 ＼　　　 　 　 　 r==､
　　　　　/::::::::::;:＞､　 　 /|　／　　 　 J　 V　 　 ＼-┴─┐ノ---､{　　　　　　　　　　　　　　　　　　　うわああぁぁぁぁっ！！
　　　　　{:::／　/.::/ ＼ /　'´ 　 　 ,xzzzzx, V　　　 ＼　　 //　　　 ハ
　　　　　　 　 /..::j 　 　 　 　 　 jYﾞ ィ 二ヾﾊ V　 　 　 ｀'＜r二二二 ､|　　　　　＿＿＿　　　　　　　　　「天からのクリティカル」って
　　　　　　 ／ .:/}　| (　　　　　ﾉ ! {　(iiiii)≠''' ＼　　　　　　　￣￣￣￣￣　　　　　　　　｀　＜
　　　　　, '　 ／:::|　U　　　　 tzf{　 ,>'7´:/:/:/:　＼ ‐- ..,,_　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「トルネード」のことだったのかあぁぁぁ！！
　　　　/　 / .: .: .ﾊ　　ト‐久彡==Yﾞ__／⌒ 、 U　/　7ト､..,,_｀ﾞ '''　―--　 ...,,,__
　　　/　 /　.: .: / ∧ f{　{ r〈　　 / ／, -‐‐-､　,仏／ ／ >二二ト ｧ- .,_　　　　　 ｀ 　 ､　　　　　　　　　よ…　避けられないよぉぉぉ！！！
　　/　 /　 .: .:./　 / ''ﾑ、Vﾞ ,r‐ '∠ /　　 　 }　V::::...＞／ ,.二二＼　　　　＼　 　 　 　 ＼
　/　 /　＿:.: /　 /, ⌒ Yﾞ:/::(V:::::{/　　　 /ﾉ　　＼Y /／i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:≧ 、　 　＼　　　　　　＼
./　 /　 {　 ＼　　 !　 　 ト-‐‐ r‐'ﾞ　　 　 /　 　 ,......／ /i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:＼　　　}｀:::..
　 /　　　､　　｀ ー|　　　|｀ヽ:::::__＼　　 /　　 　,ｨ7ﾞ ／i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ﾊ　　 |:::::／　　ヽ
../　 　 　 /''　..,,_　ヽ　__　 '''"　　｀ Y／　 _,..:'"/'ﾞ／i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:}!　　| / .:ヽ　 　 V





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　　　　 ￣￣￣￣　　　｀ー'<＿_ノ: :: :: :: ／　　　　 ￣
　　　　　　　　　,ヘ ＿＿＿　　 <＿_ノ::/
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　　 　 　 　 　 八:: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :′
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　　　　 　 　 　 　 　 ＼:: :: :: :: :: :: ::ノ
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　　　　　　　　　　＼_人＿人∧从＿人_∧_人_从_/／
　　　　　　　　　　　)　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＞
　　　　　　　　　　＜　 トルネードで　やられた！.　＞
　　　　　　　　　　　<　　　　　　　　　　　　　　　　　(
　　　　　　　　　　　／＾Y￣∨￣∨^Y^⌒Y^YY^^Y^


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83 名前：New！カラストンビ部隊隊員3号（扮装：イカ娘） ◆IKA/enC2PA ：2015/11/14(土) 22:33:55

>>60　今日でおわり？もうおわり？
あなたがおわりだと思ったならおわり！
おわりと思わなかったらおわりじゃない！
それでいいんじゃなイカな？
…あたしの返信は今日でおわりかって？
それは…　努力いたします…　としか…


>>64　ベネットさん　おまえも第一声がそこなのか――――っっ！？
ゴメンね！
何せ、一時期Miiverseでその手のネタばっかり見てたからつい……

>>カラストンビ部隊隊員3号さんがいりゃこのハロウィンイベントも百人力っスよ、へへへへ。
って、えっ？なんか態度が急に変わったよ！？
どうしよう…　ここは立場を利用して「おい、メガホイップチョコチップダブルワッフル買ってこいよ」とか
言いたい気分もなくはないけど……
よし！ここはこう言おう！
「くるしゅうない！」


>>73　シンさん　人間からヘビに変身できる種族でね。
へぇ〜！
そりゃスゴいね！イカしてるぅ。ヘビってとっくの昔に滅んだ生き物だから初めて見……
>>つ甘エビ

　　　ヽ　　　　　　　 三　　{|} {|}　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/
　　　　）　　　　　 　.三　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 { /
　　 ＜　　　　三三三三三三　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（＿
　　　　}　　 　 　 　 三　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ／
　　　 ﾉ　　　　三三三三三三　　三　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|||　|||　　　　（
　　 /イ　　　　　　 三　　　　　三三三三}　　三三三三}　　　　　　　 　 　 　 　 　 |||　|||　三　　 ＞
　　　　}　　　　　　.三　　　　　 　三　　}/　　　 rzz／ﾆ/　　三三三三三三三三　　　　 三　　 （＿
　　　 /　　　　　　.三　　　　　　 三　　　　　 　三三／　　　　　　　　　　　　　　　　 　三　　　　 ／
　　　⌒）　　　　　三　　　　　　　　　　　　　　 三　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 三三　　　　 /
　　　／⌒)　　　 .三　　　　　　　　　　　　　　 三　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(￣￣
　　　　　/⌒） Ｙ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(⌒ヽ⌒＼
　　　　./　 /　/⌒/⌒i⌒i⌒i⌒i⌒i⌒i⌒i⌒i⌒i⌒i⌒i⌒i⌒i⌒i⌒i⌒i⌒i⌒i⌒i⌒i⌒ヽ{　　　＼


い、い、イキナリ何グロいもん見せつけてくるのさー！！？　バカ！バカぁ！
カラむかれたエビとか、あたしたちにとっちゃ生皮はがされたネコみたいなもんだよ！？
こ…　これが異文化コミュニケーションか……　おぞましい……！！


>>77　ハロウィン終わっても結構続いているな
あたしたちのハロウィンはこれからだ！
だから…　お返事が遅れても……
ハロウィンのこと、嫌いにならないで下さい……


>>78　電飾のそっち側押さえといてくれ。
うん！ところでこれ何？
…あぁ、クリスマスかぁ。そーいえばもうすぐだね。
ちょっと気が早いんじゃないかと思ったあたしはのんびり屋。
クリスマスプレゼントは何をもらおうっかな〜？
冬用の新しいギアがいいな♪



…よし！これであたしのハロウィンはおしまい！！
では最後に、あたしたちの物語を簡単に説明して終わろうかな。

.

84 名前：New！カラストンビ部隊隊員3号（扮装：イカ娘） ◆IKA/enC2PA ：2015/11/14(土) 22:34:19

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【　BGM：https://www.youtube.com/watch?v=kPocaDP_yKY　】



　　　　　　　　┌───────────────────────────────────────────┐
　　　　　　　　│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　..│
　　　　　　　　│　　遠い昔、はるか彼方の銀河系で…　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　......│
　　　　　　　　│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　..│
　　　　　　　　│　　海水面の上昇により、人類をふくめ地上の生物の大多数が滅びた。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 │
　　　　　　　　│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　..│
　　　　　　　　│　　誰もいなくなった大地にイカの始祖はその10本足を踏み入れる。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　......│
　　　　　　　　│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　..│
　　　　　　　　│　　こうして『軟体世紀』は幕を開ける。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 │
　　　　　　　　│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　..│
　　　　　　　　│　　イカとタコは海面上昇により狭くなった陸地を懸けて戦い　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　......│
　　　　　　　　│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　..│
　　　　　　　　│　　その結果勝利したイカは地上の支配者となり、敗れたタコは地下での生活を余儀なくされた…　　　　.│
　　　　　　　　│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　..│
　　　　　　　　└───────────────────────────────────────────┘


　　　　　　　　┌───────────────────────────────────────────────┐
　　　　　　　　│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.....│
　　　　　　　　│　　戦争終結から100年後、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　...│
　　　　　　　　│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.....│
　　　　　　　　│　　タコ族「オクタリアン」はイカ族「インクリング」からエネルギー源であるオオデンチナマズを強奪した。　　　　　......│
　　　　　　　　│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.....│
　　　　　　　　│　　これを奪取すべくかつての英雄アタリメ司令は、勇敢な若者を『New！カラストンビ部隊隊員3号』に任命し　　　.│
　　　　　　　　│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.....│
　　　　　　　　│　　オクタリアン討伐を命じるのであった！　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　│
　　　　　　　　│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.....│
　　　　　　　　└───────────────────────────────────────────────┘






　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ｜＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ┌――――――――――――――┘　 ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｜　　　　　　　　　　To be cotinued　　　　 　 >
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ├――――――――――――――┐　 ／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 └―――――――――――――┐｜／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 | //
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ￣


.

85 名前：MINOGAME ◆nimBUSnBKU ：2015/11/15(日) 18:18:10

>>76

　―――ああいや、意味が解らぬならそれで構わん。
　この身は旧き因習に従って『建造』された人工物に過ぎんからな。
　格で言えば埃も積もっておらん新しき現人神であり、そちらとは過ごした星霜とは比べるべくもない。
　紛い物、あるいは模倣物か。どちらにしろ神体としては同じ意味合いだが、そちらと本質は異なろう。

　言わば世界の代替物―――スペアとしての人柱が私なのだ。
　いずれにしろ、過ぎし日の再現という未だに朽ちぬアトラクションの模倣としては格段に剣呑ではあるがな。


　あ、チョコレートについては感謝するぞ。一度ひっくり返った世界では貴重品なのだ。
　案外、菓子（これ）が貰えぬものでな……そういえばトリックオアトリートすら言っていなかった気がする。そのせいか。

　まあ、そう怖い顔をするものではない。私がここにいるのは泡沫であり、邯鄲の夢そのもの。
　刻が来たれば去りゆく面影であるが故に、そちらに何か影を落とすこともあるまい。

　で、私も本来ならば誰の記憶にすら留まらぬはずだが、そうだな。
　《蓑亀》と云う。
　もうこの催しも閉園に近かろうが、面影をその心底に留むる事が出来るなら、覚えておくと良い。

86 名前：MINOGAME ◆nimBUSnBKU ：2015/11/15(日) 18:42:26

　そういえば猫又にチョコレートというのは劇薬にならんかっただろうか？
　……まあ、仮装にそんなことを問うても詮なきことか。
　では、閉園も近かろうし、私もそろそろ時間切れだ。
　進めるとしよう。

>>49

　無いな。
　というより、その手の遊びに疎い、というよりは縁がない。
　我ら《人でなし》と言うものは、有り余る力その全てを遺言の執行の為に用い続ける存在。
　遊ぶ余裕など顧みぬし、それで良いとさえ思っている。
　抱え込んだ過去の妄執や残滓、扱いに困る遺産の捌け口としては上等ではあるしな。
　もちろん、私とてそういった未練、あるいは鬱屈したモノをぶつけているワケだ。


　ただ、そうだな。強いて言おう。
　今日のこの、眩しいほどの催しは、それなりに楽しかった。
　人並みの幸福を考えるとすれば、このくらいになるだろうよ。


>>59

そやつはダイス目悪いほうだろうに。

……まあ、確かに致命的という銘に違わず、運命は時に世界すら焼いてしまうものだが。
投げられた賽が大回転した挙句に達成値が941とかになった日には運命の紡ぎ手（GM）も顔を覆うであろうて。
呼び名は数あれど、これぞ人の数奇さを示すに相応しい言葉はあるまい。


>>60

もうちょっとだけ続くらしい。


>>65

死ななければかすり傷ゆえな。そういうこともあろうて。
お前はロイスを切ってもいいし、運命凌駕しても良い。
私も七回まではセーフだ。

まあ、それでも服の一枚くらいは許してやれい。
全裸で冒険など、どこぞの忍びではあるまいし。


>>67
ワードブレイクしてやろうか。
……まあ、その程度ならすり抜けてしまえるのだがな。
伊達に我が《涅槃》、初心者の味方だのほぼ常時無的になれるチート技だの言われてはおらん。


>>77
ここではまだ終わっておらんらしい。
私はそろそろ帰らねばならんからな。

決別は、いずれ訪れる。
ここに迷い込んだ事自体が数奇なる偶然ゆえにな。
多少、後ろ髪を引かれども、足を止める理由には少々足りん。

まだ、忘れられるわけにもいかん。意地がある。


>>78
今度はクリスマスか。気が早いな。
……まあ良い、また訪れる日などいつになるか分からんが。
少しばかり手を貸してやろう。
この縁がいつか、この日の如き再現となろうことを祈って。

>>79

……いや、そこまで言われるとはな。
死を欺いてまでも生きる理由が半ば妄執に近いとはいえ、少々ヘコむ。
流石に一張羅を汚すわけにはいかんのだ。
メイデンのような服であればインクの１ガロンや２ガロンでは汚れすらするまいが、な。

―――そうだ、単純でいいのだ。
全てを手中に収めようとせず、困難も災厄も目の前に迫ったものから愛して迎え撃て。
業とは、首根を掴んで押さえつけるものではなく、挑むもの故に。
そしてそれを楽しめさえしたなら―――つまらぬことで身を滅ぼすこともなかろう。
かつての我々が出来なかったことではあるが―――お前なら大丈夫だろう。


さて、手間を取らせたな。
時間ゆえ、私もそろそろ往かねばならぬ。
さらばだ。達者でな。

87 名前：MINOGAME ◆nimBUSnBKU ：2015/11/15(日) 18:58:39

　そして、長い残滓（ロスタイム）は終わり、《因果》は訪れる。

　戦術ブートレグゴーストから狂った数字を吐き出していたTERRAも遂にゼロを刻んだ。
　《幽かな生物》の見せる幻はまだ続くのだろう。
　いずれにせよ、既に扉は見え、鍵も回し終えられている。
　身勝手な追憶―――導かれる場所。

　これも、忘却されゆく全ての物事が見せる意地なのだろうか。
　消えゆく技術、記憶、面影を刻み込もうとする妄執なのだろうか。
　SPILITが吹き荒れる。滞留していた幽かな生物の結晶化―――その前兆に他ならない。


//――――――――――//

>>55

　さて―――最後に。
　あんな事を言ったが、私には忘れた物さえ無いから、答えようがない。
　これも造られた者の宿命だが―――もしも前世があるとするなら。
　その記憶―――何を思い、何を遺そうとしたのか。
　それを欲しがることだろうよ。


>>61

　―――ふん、《視える》のか。
　まあ良い、洒落た見送りだと賞賛してやろう。
　では、さらばだ。


//――――――――――//

■　THE [SHRINE OF FAREWELL] RISES


　 夜光虫。

≪幽かな生物≫の事を、夢を見せる虫だと言った男が居た。
その男の顔は覚えていないが、その言葉だけは未だ焼きついたままで。
何処かでその言に納得する所があったのかも知れない。

それは、
これまでに我々が棄てて来たもの、記憶から追い遣られようとするもの達、
それの築く山が堆く聳える墓所。その場所へ至る路。
場所ならぬ場所への門が口を開けた瞬間だった。


《Enter the shrine, and ――― is end?》

88 名前：名無し客：2015/12/23(水) 23:44:43

もうクリスマスなのに
まだハロウィン！？
正月やバレンタインなっても続いてそうだな

89 名前：名無し客：2015/12/24(木) 13:30:18

ゆるゆり最終回花見やった

90 名前：MINOGAME ◆nimBUSnBKU ：2015/12/26(土) 16:37:01

>>88

　―――だから、見ないふりをしてやれと言うに（何

　流石にここまで締りがないのも珍しいがな。
　まあ良い、関わった義理もある。
　幕くらいは引いてやるとしようか。


>>89

季節感がないのがあの手の娯楽の特徴だから今更だろう。
季節に合わせようとしたら作り手の方が死にかねんわ。


では、蛇足も蛇足だったが、また何処かで会おう。

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