■ 【冬季限定】白銀に輝く山+温泉もあるよ【雑談スレッド】
- 1 名前:名無し客:2010/12/01(水) 00:02:41
- / ̄⌒⌒ ̄\
/⌒ ̄\ / /』/』 \/⌒\
│ \ / /』/』 \ \/⌒\
/ / /』/』 ⌒\ \ \
, ‐ ‐ \ ⌒\
` ー 、 \ \
` ー 、. \ \
__ _ ー 、 \ \
/ /─\ ` ー 、  ̄ ̄ \
/ /─── \ ` ー 、 \
/ /── 田──\ ` ー 、ー 、 、、、 \ /
/ /─────── \ ヽ、 ` ー 、 \ /
(__/‖ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄‖「...▽ ∞∧_,,∧ ∧_,,∧ \⌒\
‖ ‖ ̄ ̄│ ̄│ ̄ ̄‖⌒‖ヽ ( ‘ ワ‘) ( ’ワ’ ) \ \
‖ ‖ ̄ ̄│。 │ ̄ ̄‖ ‖ | ⊂ ⊃ ⊂ ⊃ \
‖ ‖ ̄ ̄│ │ ̄ ̄‖ | ̄| ⌒ヽ、 // く \ / / く \
 ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄〜〜〜〜〜 ∈ (ノ⌒(丿 ∋ ∈ (ノ⌒ヽ) ∋
// // // ゝ\
・ここは冬季(2月末日)までの雑談スレッドです。
・スキーが楽しめたり、ロッジでくつろげたりします
・一角には温泉もわいていたりする様です
・雪山で遭難したり、温泉に飛び込んだりするのも一興でしょう。
・老若男女人外問わず、楽しくお使いください。
,--、、、._
,/,i´.'゙"ヽ''ー"ヽ;;-、、.,_、
,,/i´ .i゙_,,、、-‐`゙''''``'ヽ,:、、、 ( )
,rぐ.,..,,...、‐''''`.,、、-'''~ヽ`,`,`,丶三:l゙゙`''ヘ--,,,,、 ( )
∠-丶-、!ー──'''''~~~'|:il:|_::、彡'"`..__.:;:;:..,、,,,`>
| l:|ケ~~~''───l:l!:i| ll'lYl'""゙゙~ |:l ( ( )
| l:| l:l!:i| | l:| |:l r'゙''ヽ,,.,,,,_( 丿..,,,,,,,,,,,,,,_
| l:| l:l!:i| | l:| |:l_,,r" ,;;,;;;;;( ,,,,゙,,___.. ゙~゙″
| l:l .,,,,,,,,,,,,,,,,,l,l!:i| | l:|.,,,,_ ,,,, |:.l 丿,, (
.,'⌒ヽr─、w,., | l:| ,ー'゙,:;::;;:;:;: :: ;l:l!:i|~;:;: :; :;ヾ /゙゙゙゙'''ヾ,,|.ヾl゙゙゙゙゙゙''''─── )─、,,,,,,,,,,
,,ll゙;;;;_;;www─l',,,/゙゙゙:;;;::゚ ̄ヽ~~~〜 l:l!:i|~~~~~゚゚゚゚゚〜ー、;;;ll゙l.彡l、 ( )
.,il゜::;;;::;;:::;:;;:;丿〜 .|llll|,,,,、rー-、, 〜 ゙゙'''─、,,,,,,,,_
゙ヽ_;_;_;_r=--'゙,,,''''ノ,','l''゙''''゙′..__,,,,,,ir-、, 〜 `゙゙゚゚''─、,,,
llwww,,,、:;;:.,:;;l゙゙:;;;:;:;:;;::;;:;:;ヽ、 , 〜
`゚゙゙゙゙゙'─ww','_,,,:;:l:;;:),,,,,,_~~: 〜
` :  ゙゙゙̄ヽ 〜
゙゙'ヽ、,,,
- 2 名前:M60T『サブラ』 ◆Mk3/la.KyI :2010/12/04(土) 22:58:23
- 「……本来、こういう仕事って野砲がやるんじゃなかったかなぁ」
俺は今、雪山に居る。と、いきなり状況説明されても判らないだろうなぁ。
今回雪山に居るのは、仕事だったりする。雪山で恐ろしいのは雪崩な訳だが。
スキー場なんかでは、雪崩をあらかじめ人為的に起して、人的被害が出ないようにしている。
ん?『なんで雪崩被害防止の為に、戦車が出てくるんだ?』だって?よく聞いてくれた。
普通ではダイナマイトなんかを使って、遠距離から爆破して人工雪崩を起すんだが。
中には払い下げ野砲で斜面を撃って、人工雪崩を起こしているところもある。ってか、アメリカじゃ大体そう。
んで、今回は人工雪崩を起す器具が揃わなかった為、近隣に居た俺にお鉢が回ってきた。と言う訳。
流石に今からじゃないけどな。朝方搭乗員たちが乗ってからだけども。
「にしても冷えるな。不凍液でも凍りそうだ」
【入場】
- 3 名前:ディアボロ ◆IAd1rUKHuQ :2010/12/04(土) 23:29:35
おかしい。
今、わたしは「ほんの気分転換」のために テキトーな装備を持って
「ホテルの外」の「山岳地帯」にたどり着いたハズだぞ。
なぜこんな………
どす白い雪山の中にいるのだッ!?
道を間違えたか? こんなことは今まで一度もなかったというのに。
ともかく…… 寒いッ。
装備していた『ホルス神のDISC』がなくては凍死していただろう………
そんなに貴重なアイテムは持ってないが、おめおめと死ぬのはごめんだ。
「さて…… 悲観的になるつもりはないが、安心もできないといったところか。
どうしにかしてッ! この雪山からふもとに降りる方法を見つけなくてはッ!!」
しばらく雪の中をかきわけて進む。
その先のほうに――― なにやら黒い影が見える。
>>2
「車……か? いや違う、『戦車』だと!?」
- 4 名前:M60T『サブラ』 ◆Mk3/la.KyI :2010/12/04(土) 23:41:53
- しかしまぁ、世界的に不景気だっつってるのに、よく新しいリゾート地なんか作れたな。
駐車場所から辺りを見回すと、夜目にも白い雪山が照準器に飛び込んでくる。
スキー場には、今は消えているけども照明設備もあるそうだが、それでも白い。
稜線もはっきりわかるほどだ。
>>3
山肌を観察しながら、雪崩が置きそうなポイントをチェックしておく。
南向きで、草木以上の高さに雪が積もっている場所。見渡してみると意外に多い。
しかも一部は、固定の野砲じゃ狙いにくそうな尾根越しだ。これなら自走可能な砲の方が、効率はいいわな。
- 5 名前:ディアボロ ◆IAd1rUKHuQ :2010/12/04(土) 23:49:38
>>4
なぜこんな雪山の中に戦車があるのか?
確かに奇妙な状況だが、このディアボロにとって重要なのは……
この中に人間が乗っているか! ということだ。
うまく取り合ってふもとまで案内させればいい。
ガンッ ガンッ
「ノックしてもしもぉ…… オホン 失礼。
誰か乗っているのか? 悪いが遭難してしまったようなんだ…… 助けてくれるとありがたいんだがなあああああっ」
さて、『返事』は返ってくるか………
無人の可能性もあるからな。 その時は死を覚悟で下山するしかあるまい。
- 6 名前:M60T『サブラ』 ◆Mk3/la.KyI :2010/12/05(日) 00:02:21
- >>5
……え?こんな人里近いところで遭難とか、マジウケるんですけど。
そんな冗談は他所にして。
なんだかさっきから車体ガンガン叩いて、救助を求めてる人がいる。方向を見失って迷ったレベルなんだろうなぁ。
うーむ。変に会話して騒ぎにでもなったら困るし……。しかし朝になって凍死体が転がってたら、さらにやだし。
しゃぁねぇ。どっかの誰かがやってたように、ディスプレイを使ってみるか。
ガチン!
車体前面のドライバーズハッチをロックだけ解除する。音に気が付けば車内に入ってくるだろ。
後はエンジンかけてヒーター入れれば何とかなるだろ。
- 7 名前:ディアボロ ◆IAd1rUKHuQ :2010/12/05(日) 00:17:43
>>6
今…… ハッチの「ロックが外れる」音がしたぞ。
なんだ、やっぱり誰か乗っているようだな。
「入って来いということか?
好意はありがたいが…… 一声こちらに声をかけてくれてもいいんじゃあないのかね?」
………やはり返事はない。
かまわん、入ってしまっても問題はないだろう。
この冷凍庫のような寒さにもそろそろウンザリしていたところだ。
/´〉,、 | ̄|rヘ
l、 ̄ ̄了〈_ノ<_/(^ーヵ L__」L/ ∧ /~7 /)
二コ ,| r三'_」 r--、 (/ /二~|/_/∠/
/__」 _,,,ニコ〈 〈〉 / ̄ 」 /^ヽ、 /〉
'´ (__,,,-ー'' ~~ ̄ ャー-、フ /´く//>
`ー-、__,| ''
中に誰もいない…… だとォッ!?
すばやく周りを警戒する!
「新手のスタンド使いかァーッ!?
『船』や『車』のスタンドがいるのだ…… 戦車があったとしてもおかしくはない!
どこだ!? 『本体』はどこにいるッ!!
3秒以内に返答が無い場合は……!」
【クレイジー・DのDISCを攻撃用に装備した。】
「こいつを『破壊』するッ! 3秒もかからずになぁ!!」
どこまでも未知の危険と隣りあわせというわけかッ! このオレは!!
- 8 名前:M60T『サブラ』 ◆Mk3/la.KyI :2010/12/05(日) 00:26:27
- >>7
なんか喚いてる……。『スタンド』とか言ってたがシ○ルとかジ○モの給油所か?
ついでにこの人。俺を破壊とか叫んでたが、阿呆かコイツは。
あ、コイツも妖怪変化の類で、俺を破壊できたとして。また寒い中戻りたいのかコイツは?
なんと言うか。こう、答える気も無くすな……。
取り合えず、大人しくエンジンかけてヒーター入れようって頭にならんのか。
- 9 名前:ディアボロ ◆IAd1rUKHuQ :2010/12/05(日) 00:39:17
>>8
3秒経過――――
何も起こりはしない。 誰かが出てくる様子もない。
「どうやら…… スタンド使いの仕業ではないようだな。」
【クレイジー・DのDISCをはずした。】
『破壊』するというのはハッタリだ。
ふつうスタンド使いならば、あのおどしに対してなんらかのアクションをみせるハズ。
つまりこれはスタンド使いによるものではない…… おそらくは。
仮に本当に破壊してしまったとしても、クレイジー・Dならば問題なく直せるからなあああぁ〜っ
しかしこの状況がわたしにとって「異常」であることは変わらない。
まだ警戒心を解くことはできんが………
ひとまず、害はないと判断してよさそうだ。
どうにかこの『戦車』の持ち主とコンタクトを取りたいが――― 会話ができんのではな。
「ひとまず、戦車の中に入ろう…… 寒くてかなわんよ。」
- 10 名前:M60T『サブラ』 ◆Mk3/la.KyI :2010/12/05(日) 00:52:05
- >>9
ドライバーズハッチを潜って入ってきた遭難者に、本当なら茶とジョークの一つでも出してやればいいんだが。ココは我慢だ。
エンジンが切れている今現在、車内温度は……50°F前後だろう。普通の人ならかなり寒い筈だ。
ま、エンジンは自分でかけてやるか。
キュルゥキュキュキュ……ガボロォンン!ボボボボボボボ……
セルモーターも始動も上手く行った。エアコンも動くから、これで凍死する心配はないだろう。
さてさて。これでちょっと様子見てみますか。
- 11 名前:ディアボロ ◆IAd1rUKHuQ :2010/12/05(日) 01:03:20
>>10
今度はひとりでにエンジンがかかった…… 一体どうなっているのだ?!
今のところ、こちらに危害を加えることはないが
元ボスであること ダンジョン探検者であることのふたつが、
「気を抜くな」とわたしに訴えている……… 耳がタコだらけになるくらいにな。
とりあえず今は凍死する危険が去ったという結果が重要だな。
ここで待っていれば、そのうちコイツの『運転手』がやってくるだろう……
そいつが敵かどうかはわからんが…… 待つしかないだろう。
『機械』はあまり詳しくないが、戦車の内部を見てみる。
「……どこもおかしくはない、ふつうの『戦車』だ。
勝手にエンジンやエアコンがかかったりすること以外は… だが。
調べたいところだが 『ヘブンズ・ドアー』もさすがに無生物には通用しないだろう。」
しばし、この場所にて何かしらの「変化」を待つとするか。
- 12 名前:M60T『サブラ』 ◆Mk3/la.KyI :2010/12/05(日) 01:16:36
- >>11
あぁ、驚いてる驚いてる。さて、ここらでディスプレイに文字でも……。
そこで俺は重大な事に気が付いた。
トルコ語かヘブライ語表示しても、読める訳無いじゃん!
そうだった。改修受けた際にコンピューター類はヘブライ語表示。注意書きはトルコ語表記になってたんだ。
仕方ないなぁ。ココは車載コンピューターの振りして話をするか……。
「待機時間60秒経過。指示をお願いします」
- 13 名前:ディアボロ ◆IAd1rUKHuQ :2010/12/05(日) 01:25:22
>>12
「口を聞いただとッ!?
いや…… 『音声ガイド』と言うヤツか? まったくおどかしてくれる……!」
最近の機械はよくできているな。
まさか、勝手にエンジンがかかったりしたのも 誰かがしくんだことではなく
そーゆープログラムでもあるというのか?
……さすがにそれはないか。
で、指示だと?
フン どれ、戯れにちょいとコンピューターをからかってやるか。
「よしッ! このディアボロをふもとまで案内しろッ!!
スチュワーデスがファーストクラスの客に 酒とキャビアをサービスするようにな………
ま、できないだろうがな。 フハハハッ」
- 14 名前:M60T『サブラ』 ◆Mk3/la.KyI :2010/12/05(日) 01:34:29
- >>13
……死に掛けて置いてよくもまぁ。とりあえずふもとまで行けって?
「命令内容に不明瞭点あり。基地点として設定されている登録点へ向かいます」
座席右のディスプレイにマップを表示し、駐屯基地へのルートを表示する。
ギアロー。スロースタート。
ゆっくり駐車場からでて、来るときに登った道を、今度は逆に降りる。
速度は変に出してもしょうがないな。40km/h位で良いだろう。
- 15 名前:ディアボロ ◆IAd1rUKHuQ :2010/12/05(日) 01:43:09
>>14
「ほ、本当に動いた……だと……!!」
スタンドも月までブッ飛ぶ、この衝撃……… 最近の戦車は音声入力できるのかッ!?
ほんの冗談で言ってみただけだというのに。
「何かわからんが… 利用できるぞッ!
登録点とやらに行けば誰かがいるだろう…… 助かった! 一時は終わったかと思ったが……
贈り物だ! この戦車は遭難したわたしへの、運命からの贈り物と受け取ったぞッ!
すべてはこのオレのために利用されるというわけだァーッ!!」
座席でふんぞりかえって、目的地につくのを待つとしようか……
……。
………。
スースースー。
【ディアボロは眠ってしまった。】
- 16 名前:名無し客:2010/12/05(日) 01:46:56
- ???「ラリホーッ」
- 17 名前:M60T『サブラ』 ◆Mk3/la.KyI :2010/12/05(日) 01:54:50
- >>15
多分。もし俺に顔が有ったら、相当に邪悪な笑みを浮かべていたかもしれない……。
とりあえず基地にまで帰り着き、寝ている遭難者を閉じ込めたままハッチをロック。
翌朝。巡回兵に見つかった遭難者は、寝ている間に御用と相成りました……。
(退 土易)
……とかやったら顰蹙ものだよなぁ。どうしたものかなこれは。と、そこへ。
『>>16』
なんだなんだ?今度はヨーデルか?
- 18 名前:ディアボロ ◆IAd1rUKHuQ :2010/12/05(日) 02:00:13
- >>16
はっ!?
この声は…… まさかッ、デス13だと!?
今まで敵が出てこなかったら油断したッ くそッ!!
急に眠気が襲ってきたと思ったら… こいつの仕業だったか!
だ… ダメだ…… 眠くて…… 何もでき――――
| | ‖ | || ‖ │ | | ‖ |
| | ‖ | || ‖ │ | | ‖,//
| | ‖ | || ‖_,,r--、-,. -"/ ,," ;;
| | ‖.,,. -''" '';;:::;) ゙ 、 ''"",, ゙\
| | .r'"/;;'' i / \; ;; i '''ヽ、 ;;:ヾ
| | .i ,, i '' ! /") )/ ./ヾ' ' 'ヽ ';i
| | { ;;::: i | .i//;;i/_,,ソ) , |!ヾ;: |
| |i.! | |ノY".'>ミ;;"《_;,ノリノ ! ;;:} /
| ! ヾ ! ! /゙"..::" 、゙;〉u./ |./ //"'':: うっぎゃああぁぁぁぁぁ―――――――――ッ
|.i;;:: ::;; ヽ ヽ u ,- ‐ヘ u// /' '';:
| .ノ; ヽ;;;\i. 〈""" .{ //! _,,,.....,
-''"ノ ,, ;'ヽ\v ヽ、_)ノ'-―=ニ''''
;;:, :;;''i ノ; \、 u ゙'''/<、>< ヽヽ
_,,.,,="-'",,( \ \ -/,/,,,_ /''\,.へヽ
;'"! | ' ,... .,, \";;ヽi_」 へ /\/ヽ
. ! !/ iヽ.\'' )ヽ!゙'''ト-''!\ /i 〉
'';; { ;" i ヽ \ ./-i"|::;;;,, /\ >'"r
ヽ;;: / : :' i " >,゙''‐''ヽ、>::::''"::<>゚。!
ヽ! / / , :./{ ゙),,r-(,_/ !:::::::::> <! ヘ
Y /= .i , i;;::^'"! :::i:i i
. ゙〈_ /! | ! ! !
ヽ,,)! i
゙-'
【今日のディアボロ デス13に胴体真っ二つにされて死亡】
/|___________
く to be continued | | / |
\| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
- 19 名前:M60T『サブラ』 ◆Mk3/la.KyI :2010/12/05(日) 02:18:22
- >>18
>「うっぎゃああぁぁぁぁぁ―――――――――ッ」
なん!なんなんだ今度は!?
慌ててフルブレーキングで停車する。周囲に人影や車両無し。
今の叫び声は一体なんだ?と、ともかくいったん戻ろう。
翌朝。山で任務についていた筈の戦車が、基地格納庫に戻っていた事でトラブルになったのはまた違う機会に。
無論、あの時の叫び声が遭難者で。しかも車内から忽然と姿を消していた事に気が付く筈もなく。
この事は後々まで『M60の怪談』として語り継がれる事になった。まったくいい迷惑だ。
【退場】
- 20 名前:イカ娘 ◆IKA/U.MUq6 :2010/12/15(水) 23:44:12
- _____
, ' `ヽ,
___/\ / ヽ ヽ
|: : : :_:: : : \ ∨. \
. /: : : :| .\/______ /\ \
. /: :/ ̄ /' ´: : : : : : : : : ` 丶 /: : :  ̄ ̄ ̄ ̄\
/: :/ /.: : : : : : : : : : : : : : : : : ` \/´ ̄ ̄ ̄\ :\
./: :/ /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ` i / \: \
i: : i { /i.: : : Xi,_∧ : : : : /i .i : : : : : : ` イ! \: \
l: : | i/ ∨.:/i .i/ー∨ :/ i ∧.: : : ∧ : : i! \:ハ
∨∧ ∨: } ≡= ∨ ー‐ ''キi'''∨.:/ i ∨: :| 〉 !
\ \ /: ::{ =≡≡ ∨: :∨: : .| / /
. \ >‐‐<: : /|\ u.∧: : ∨: :.| / /
>‐―‐<......|: : > _ヽ ,,_. <..∧ : : ゝ.:| //
| / 〃// \ / ゝゝ.: : : >――― ' :/
/ 〃 iヽ `. i / ≠=^ ` < ,,,__ , <
/ ii ゝ`.. |/ 〃 / , ∨:∧
/ /. `i !,,.〃 /〃´ ヽi i
. / /. /ゝ _ /: :`) 〃 /i i
むむ…見渡す限り、真っ白じゃなイカ。
しかし、この雪とかいうのは海の中でも見かけるでゲソが、まさか地上にもあったとは思わなかったでゲソ。
マリンスノー - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%8E%E3%83%BC
http://awamorimorimori.iza.ne.jp/images/user/20071212/184076.jpg
懐かしいじゃなイカ。
エビが取れない時にこうやって食べていたりしたじゃなイカ(ぱくん
, ´`ヽ丶
/ ∨ \
/ ∨ \
〃′ ゞヽ /
⌒ゝ / i
. i'⌒|.: : : ー―‐‐ ",ゝ""''',,,,__
/ /\/\/∨∨ゝ---/i -二ヽ
. / / > i:.:iゝ-‐"┤:| | |ヽ:.:丶:ヽ
〈__/´ |:.:|∧ ∨.|: | ∨' :|.i: :∧ :ヽ
|:.:|.i: :i. |: | /i :.| |: :| |: :|
|:.:|.| : | |: l^‐′i /..|: :|. .|: :|
// .i ト |└┐ ∧ / :/ └┐ヽ
\\ / └┐| iヽ└┐...|/
└/ /: :| \|
つ、冷たいでゲソ!
頭がきーんとするでゲソ!!
- 21 名前:名無し客:2010/12/16(木) 18:43:24
- つあたりめ
- 22 名前:一方通行(アクセラレータ) ◆Accel.skt. :2010/12/18(土) 20:07:06
「―――っつーかよォ」
一面の銀景色の中、微かに滲んだ汗で曇るゴーグルを剥いだ一方通行は、誰にでもなく毒づいた。
「イイのかよ、遊ンでて」
「うん? やっぱ気乗りしないのかー? せっかくボードもレンタルしたのに」
「それ以前にいきなり連れて来られてさァ『滑れ』っつわれても困るだろォがよ!?」
引率係を務めている(というか絶対に自分が遊びたかっただけだろうが)黄泉川の返事に頭を抱える。
……自分のブーツにはがっちりスノーボードが装着されていて、さっきは山頂から一気に滑り降りて来た
ところなので、説得力はあまり無いのだが。
もちろん本気で遊ぶつもりは無い。何か怪しい人物は無いか、他に学園都市内からの旅行者や能力者、
どこか人の動きやあちこちを走るスノーモービルの姿に不審な点は無いかを丁寧にチェックしていただけだ。
その際に、遊んでいるだけだと見せかける為にはわざわざこんな格好をして滑ってきた方が都合がいい。
「……はァ。本気で遊ンで帰るだけになりそォだな、コイツは」
ため息をつく一方通行。視界の端には何時の間に引き込んだのか、同年代の子供とソリで遊び倒している
打ち止めの姿がある。さりげなく周囲に視線を這わせて、違和感のある挙動をしている誰かを探すが、誰も居ない。
流石に少し馬鹿馬鹿しくなって来るが、もはや呼吸をするのと同じくらいに染み付いた人生の癖のようなものだ。
だからこそ命を拾えるのだし、だからこそ護るべき者を守れる。
延々と非日常を生きてきた一方通行には、それこそが必要な感覚なのである。
「もォちょい滑ってくる。あのガキの事はちゃンと見とけよ」
「はっはっは。当然じゃんよー。ウチにどーんと任しとき」
「もしアイツに何かあったらアンチスキルの経費使って遊びに来てるっつー事バラすからな」
「ぐほっ!? 何時の間にウチらの会計をっていうかこんなトコで怖い交渉カード切って欲しくないじゃんよ!?」
「保護者なンだろ? だったらきっちり責任果たしやがれ」
言い捨てて、ざんざんと切り裂くような音を立てて雪を蹴り、遠ざかっていく。
ウィンタースポーツなど触れた事も無かったが、要するに人間のスポーツとは運動量の方向を操作する
為に体系化された技術に過ぎない。生まれながらにして周囲の物体のベクトルを感覚出来る一方通行に
とっては、能力の行使が無くとも自分の身体から生まれるベクトルであれば、自分の身体を操作する事で
自在に制御できるものなのである。
―――ただ、もちろん、酷使しただけ筋肉は疲労するし筋組織は負荷により損傷する。
後に襲ってくる筋肉痛の事は、あまり考えたくなかった。
治癒を促進出来る湯治場がすぐにあったとしても。
- 23 名前:一方通行(アクセラレータ) ◆Accel.skt. :2010/12/18(土) 20:56:34
―――結局、二度目も収穫無し。当然といえば当然だが。
ボードを外して誂えられたカフェテラスに座り込んでしばらく休憩する事にした。
手の中で先ほど何本か開墾できたホットの缶コーヒーを転がしつつ、
「……まァ、なンだ。存外」
小さく呟いた。確かに悪くない戯れではあった。
自分の中で普段は停止している興味や関心、好奇心といったものがもぞもぞ動くのを感じている。
それだけでなく全身運動を余儀なく求められるタイプのスポーツは身体能力の向上にも効果がある。
能力が使えない状況での戦闘が増えてきた一方通行にとっては悪くない状況だ。
(ま、通えるだけの余裕があれば、って事なンだがよ)
そこまで一方通行は楽観論者でもない。
自分が日常を謳歌出来るような立場では無い事も良く知っているし、その通りだと思っている。
だからもし、イフを考えるなら。打ち止め達の居る場所へ戻ってくる時があるとするなら。
学園都市に関する全ての闇を―――かつて一方通行が見てきたモノと決着をつけた時だろう。
だから今は束の間の遊び。
だから今は―――
「気が緩まねェ程度にしとかねェとな」
呟いて、一本目の缶を空っぽにした。
- 24 名前:イカ娘 ◆IKA/U.MUq6 :2010/12/18(土) 22:11:41
- >>21
,. -.、
,凵@ ヾ 、
/ / _ ', \
. く _,.f‐'´ ``‐i..,_ >
ハハX_,∨,_メハハ
┌‐| io⌒ ""⌒o! |ー┐
,.^ニニノノ\(⌒⌒)/ゝ、ニニ^ 、
く く. //| | o、 ̄/ | | | | 〉〉
. く 〉| | | | `´ .| | | | く 〉
 ̄ ̄ ` く X二) ̄ ̄ ̄(二X > ̄'´ ̄
彡,ハ} {ヘ ミ´
) (
⌒γ⌒V⌒ヽf⌒
そんなダブルミーニングで納得するめイカ!!
>>22 >>23
ふむふむ……人間どもが何か板に乗って山から転落してるじゃなイカ。
妙に楽しそうでゲソが、むむむ……
人間どもに出来て、私に出来ない道理はどこでもないでゲソ!
今から、このゲレンデを阿鼻叫喚の地獄絵図に変えてやろうじゃなイカ!
こう板に乗って……バランスがとりづらいでゲソ……
体重を最大まで重くして……これでバランスが取れ……
…あ、板が……勝手に滑り始めたでゲソ!
ちょっと待たなイカ! まだ私ははじめの合図をかけてないでゲソよ!
イカ3号、私の言うことを聞かなイカ!
あーーーーーーーっ!!
このままだと、あそこのカフェテラスに激突するでゲソ!?
そこの人間、のんびりコーヒーなんか飲んでないんで、今すぐどかなイカ!!
- 25 名前:一方通行(アクセラレータ) ◆Accel.skt. :2010/12/18(土) 22:35:08
- >>24
三本目の缶コーヒーに手をつけた時だった。
「…………あァ?」
なにやら騒ぎ声が聞こえる。遠くから近づいてくる。
横目で視線をやると―――暴走しているスキーヤーが居た。
それも通常では考えられないレベルで加速しながら。
呑気に滑っていた連中はというと、それこそ慌てて飛びのいてすっころんだり林の中に突っ込むなどの
阿鼻叫喚に巻き込まれていた。まるで雪崩がやってきたかのような騒ぎだった。事実、それだけの運動
エネルギーをどういうわけか持っていたのだから激突したら死人さえ出かねない。
そして最悪な事に―――その軌道上には一方通行がいたりする。
「……確かに、何も無ェからヒマもてあましてたのは認めるがよ」
ため息をついて―――首筋のスイッチを最大の位置にまでずらした。
「こンな馬鹿げたトラブルはお呼びじゃねェよ!」
そして拳を振り上げて―――落石のように突っ込んできた少女を文字通り『叩き伏せた』。
ベクトルを変換し、拡散に拡散を重ね、ひたすら微分を繰り返してエネルギーを可能な限り消滅させる。
後に残るのはちょっと蹴り躓いてすっ転んだという程度のささやかなベクトルだけだ。
つまり―――この謎の初心者スキーヤーを含めて、周囲は全て無傷。
ただ雪が舞い散って、それだけで終わり。
「―――さァて、と」
首筋にあるスイッチを通常の位置に戻しながら、呆れたように口にした。
「せめてインストラクターに鍛えて貰ってから滑れっつーの、馬鹿野郎」
- 26 名前:イカ娘 ◆IKA/U.MUq6 :2010/12/18(土) 23:00:34
- >>25
(カフェテリア前)
………ぷぎゅ!
痛いじゃなイカ!
ひざ小僧をすりむいてしまったでゲソ。
まあ、この程度で済んだのは私の侵略者としての才能でゲソね!
って、何で私が人間共に教えを請わないといけないのでゲソ!?
この私が海を汚す様な人間共に教わることは何ひとつないのでゲソ!
/ / ,.イ: : : i: : : : : : : : : : : : :`:ー_フ , -、
ー 、 /イ: : : : : :.l:∧ : : : : ;ィ: : : : : :..:ヘ ,イ i
l/:/: : : : : /≧x \:/ i;:ィ´: : : :.ト、; / !
/:,ハ: : :..:〃,イ::(,j` ,イrヾ ト、:..: :.l ` / /
. /´: ハ:/ト、弋:::ノ 弋:リ }i:.ヘヾ:ノ _, - ' , '
. /: : : ゝ }: : l ///__ ' ///i: ; ィ::::フ´ /
´: : : /.: : :__V:ヘ /  ̄ 7 ,.イ::::::f´ :、r'
: : /: :,.イ ` ー-` __ , '-‐'7:::::::/ ヽ ヽ
/: : : i ,.:´ {::::::::{ ヽ ヽ }--‐-、
: : : : /l ヽ::::::ヽヽ ヽ }_,∠ __ ノ
: : : /!:ヘ ::-:、.. \:::::`ゝ‐:´ ̄イ
: .: : !: :ヽ /` ー 、 __ _, -く: `: r― '´l: : l
ならば、海の使者の実力を見せてやろうじゃなイカ!!
その目に焼き付けておくでゲソよ!
ちょっとそこで待っているでゲソ!!
(再度、ゲレンデ頂上)
さっきは体重を重くしすぎたでゲソ。
今度は極限まで軽くして、滑れば軽やかにいくんじゃなイカ?
いくでゲソ!!
/: :〆ー――ミ.丶、: :: : : : : :>
ソ´___ \ \: : : : : :: >
、―- 、 _ノ"": : : : : : : : : : ヽ ヽ \: : : : :>
>: : : :」 <_: : : : : : : : : : : : : : : : :\. /: : : :>
\\ /: : :.ノ ノ: :/\: :{\: : : : :./: : : : ノ
ヽヽ ∠: :ノ爪`ノ'メ、 .,,>ヒ' ゝ、: : :ヽ: :.ノ _
|: :ヘ 丿|:.i 0 0 .{: { ν` } ノ: : :|
\: :ヽy ´ .ハ ____ ι!: V / .ノ: :ノ´
(\ Y ノノ^丶(: : : : : )∠、:|. V,: ノ
,.__\\, ―-く / ` ̄´ y ./ / 、、
>ー-、 \::::::\/ ,|,.-/ /、 /丿j
` ̄> ):::::::::) /::::./ /ー`//
⊂.,ノ´` ̄`! ヽヒ'´ {.ノ´ <,,,,,...
丶-ゝ ⊂, ̄´ ノー―"
 ̄´` ̄`"'"´
おお! 滑る、滑る、滑るでゲソ!
更に風に乗って軽やかに空に舞って……他の人間共を何倍も大ジャンプをしているじゃなイカ!
見るでゲソ! まるで人がゴミの様じゃなイカ!
さっきの男の驚く顔が目に浮かぶじゃなイカ!!
……
………ってこれはいくらなんでも飛びすぎじゃなイカ?
これは飛んでるというより、飛ばされているの間違いじゃなイカ?
これは流石に降りないと不味いでゲソ!
どこか降りる目印は…あのカフェテリアで……体重を再び極限まで重くして……
………これは下降というより、墜落じゃなイカ?
ゲソーーーーーーーォォッ
- 27 名前:一方通行(アクセラレータ) ◆Accel.skt. :2010/12/18(土) 23:38:21
- >>26
「うるせェよ。ノシイカにならなかっただけマシだと思いやがれ。大体アレは初心者の出してイイ速度じゃねェだろォがよ。
馬鹿にならねェ程度には死人も出ンだだから冬の雪山を舐めるンじゃねっつの。高い金払って他人に滑り方習うっての
はそンだけ危ねェ遊びでもあンだよ。アホな事言ってねェでさっさと―――チ、言うだけ言って行きやがったあの女」
勝手にしやがれ、とひらひら手を振って適当に応じながら一方通行が告げると、なにやら息巻いた様子であの少女は
再び山頂へと向かっていったのだった。
―――放っておいて良かったのだろうか。
そんな疑問が脳裏を掠めるが、最終的には当人の責任だから、と忘れる事にした。
その矢先だった。
>
> /: :〆ー――ミ.丶、: :: : : : : :>
> ソ´___ \ \: : : : : :: >
> 、―- 、 _ノ"": : : : : : : : : : ヽ ヽ \: : : : :>
> >: : : :」 <_: : : : : : : : : : : : : : : : :\. /: : : :>
> \\ /: : :.ノ ノ: :/\: :{\: : : : :./: : : : ノ
> ヽヽ ∠: :ノ爪`ノ'メ、 .,,>ヒ' ゝ、: : :ヽ: :.ノ _
> |: :ヘ 丿|:.i 0 0 .{: { ν` } ノ: : :|
> \: :ヽy ´ .ハ ____ ι!: V / .ノ: :ノ´
> (\ Y ノノ^丶(: : : : : )∠、:|. V,: ノ
> ,.__\\, ―-く / ` ̄´ y ./ / 、、
> >ー-、 \::::::\/ ,|,.-/ /、 /丿j
> ` ̄> ):::::::::) /::::./ /ー`//
> ⊂.,ノ´` ̄`! ヽヒ'´ {.ノ´ <,,,,,...
> 丶-ゝ ⊂, ̄´ ノー―"
>  ̄´` ̄`"'"´
「アレは何だ!?」
「鳥―――いや、飛行機だ!?」
「違う! アレは―――イカ娘ちゃんだッッ……!!」
何だそれは。
天を仰ぐと、馬鹿が一人、落下してきている。
さっきの娘だった。
どうしてこうなった。
ココはスキー場であって飛行場ではない。なのに、どうしてこうなった?
何故飛んでいるのか、何故落ちているのか。そして名前はイカ娘でいいのか。
あらゆる疑問が脳裏をよぎったが、最終的に一方通行が判断したのは―――
このままだと空から落ちてくる系のヒロインに自分が抹殺されるという事実だった。
「ふざけンじゃねェぞこの野郎ォォォォォォォォォォォォォォォォォッ!?」
再びベクトル変換能力を最大に―――これでもう、すでに半日分のバッテリーを使っている。死にたくなった。
だがそんな事はもうどうでも良かった。
今やるべきは最善の回避方法。
下手に落とせば周囲にも被害が出る気がする―――いや、出ても割と何でもないように過ぎるような気も
しなくはないが、とにかく一方通行にとっては我慢ならない結果だからとにかくどうにかしないといけない。
地上には落とせない。クッションになりそうなものも見当たらない。
後は―――
「こっちも飛ぶしかねェよなァ、クソッタレ」
呟いて―――風が吹き荒れた。
雪交じりの風のベクトルを集めて、竜巻を翼にして飛翔する。
やる事は簡単だ。自分のベクトルで相手の落下エネルギーを相殺してしまえばいい。
触れるだけで可能な事だから、激突の衝撃を気にする必要さえない。
自分は―――学園都市最強の能力者なのだから。物理法則に則る限り不可能は無いのだ。
やってる事が馬鹿げているだという事は別として。
馬鹿げた事をやるなら、自分も頭をカラッポにしなければならない。
だからもう、そうする事にした。
// / /〃 _j ィ{ __ \}j、 / /// ∨
// / // i | 八 {_r 从 \/_, //,〃 i、
/ / //. /i | , 从丶\___ }} 厶}}イ//// | \
. ,___ ,彡 /从j { /{ {三  ̄  ̄三″ ,ィ≦ ̄}/ . 、_ \_
i ! / //7 { i ∨厶 、__ 二 __ {{{r ∨ / / 厂 ̄ ̄`
|从 / { {/ 人 、{  ̄\{_ _ , 、_j}// / ,′
、{ /幺ィ⌒ \\ 仄 ̄ /  ̄ 不 / }/
. / /个ー; `≧={{\ ̄ ̄ ̄__ミ 、 / 小 V /
∧{ ./ ∧ ∨ ̄ ̄ ̄\:::\\ 厶j厶 厶
/ \{ . / 、 〈ヘ、 〈__jУ / }}/ ̄
ー=≦__ / // ./{ \ \\_ ___}/ 厶 ノ'___
ア // .,{/ヘ. \ \ \___ア / 三三三≧x,__
/ / /,厶イ∧//\ \ 丶 _ _.≠ 二三三三 ̄  ̄  ̄三二=
.' .∠{__彡 ,{ ______j\//\____ __>、 _.≠´/ 二三三三 三ニ=
{/ :=:=:≠{ . ̄ ̄i ̄` </ / / /____≧: : : : / 二三三 三ニ
〃,: : : : : ∧ 、\ __j { ̄ ̄≧/ /: : : : / __ 二三 ____
{{ {: : : : : i \ \ ` __ 、____.≠ . : : : _ 二三 二三三三三三三三三三三三
Y : : : : i i\ \______≠ . : : _三 ニ三 二三三三三三三三三三三三三三
| \__j____j__: ≫.、  ̄ ̄/ /: : :二三/三 二三三三三三二三三三三三三三三三
|: : : : ̄{ ̄ ̄!: : : : | \___,〃 /: :二三三__ 二三三 ̄ ̄  ̄三三三三三
∧: : : : : :、 !: : : : | /// /:二三三三_ 二三  ̄三三三]
「悪りィがァ! こっから先は一方通行だ―――大人しく止まりやがれこンクソガキャァァァァァァァァ!!」
強烈な豪腕ラリアート―――ごきんと首の辺りから愉快な音が聞こえた気がする。
ともあれその一撃で強引に落下する爆弾のような少女を絡め取って、同時に落下速度を相殺させる。
相殺した後に残るのは、パラグライダーが着陸を試みる程度の下降だ。
先ほどの危機感溢れるスピードはない。雪と一緒にゆっくりと地に足をつけて、今度こそ終わりだ。
だがその前に、
「……はーァ……馬鹿だろオマエ。本ッ気で馬鹿だろ。こンなお遊びで転落死とか笑うに笑えねっつの。
どォいう原理で飛んだり跳ねたり軽くなったり重くなったりしてるかは知らねェが、下手クソならそれなり
に練習くらいしろっつってンだよ。分からねェ事を習うのは恥でもなンでもねェンだから意地張ってねェで
保護者にでも何でも泣きついてさっさとイチから勉強してきやがれ、このタコ」
……どちらかというとイカのような気がしたが、もう一方通行にはどうでもいい。
言うだけは言った。やれそうな事は大体やった。
後は当人任せだ。人の話を聴ける馬鹿なら良し。そうでないなら―――文字通りの自業自得だ。
流石に、そこまで面倒を見る気はない。
「……もォこんなアホらしい事はゴメンだぜ。マジで」
すっかり冷めてしまったコーヒーの缶を空けながら、ぐったりとチェアにもたれかかる。
遠くからは、騒ぎを聞きつけたのか黄泉川と打ち止めが駆け寄ってきているのが見えていた。
- 28 名前:イカ娘 ◆IKA/U.MUq6 :2010/12/19(日) 00:06:06
- >>27
何か来たでゲソ?!
あれはさっきの男じゃなイカ!?
>「悪りィがァ! こっから先は一方通行だ―――大人しく止まりやがれこンクソガキャァァァァァァァァ!!」
あの顔はまるで千鶴の様じゃなイカ!!
. // __,,.. .-‐ '''""~"'''-.\._`ヽ、
/ ./ _,. -'''" i、 `、、 `ヽ、ゝ
.l , -'" .i `、 ',`ヽ、 `、、ヽ
l ./ .i! /\ _,ィ ./`‐‐`、i---` 、 .i `ヽ
.l ./ /i ./ _,..\ / _, - .,_ \ .i
./ ./, i/" _,,.. 、 `' ' , -‐- 、ヽ i .トノ
..//i i / , - 、` .(:::::::::::,:、}_,-,.i .iノ、
/ `、 イ / /:::::::::::`, (,´-´-'ゝ ' `、 i .`、
. l /`、 i i ヽ (, -_,'、.) //// } i `、
..l. i. `、i .i ト-'` ´ J J./ i `、
/ .i \i .i , -、_, '"´`"ヽ _,イ i. `、
. .l .i .l u ( _,.、__,ィ'"´, -'"_ l i `、
. l .i l'‐-..,_ `゛´ _,,...‐'", i i.i `ヽ i `、
l i i´ `ヽ ヽ゛゛"´ .l.l ./ l i.i ', i `、
ゲソォォォォッ……むぎゅ…
, ´`ヽ丶
/ ∨ \
/ ∨ \
〃′ ゞヽ /
⌒ゝ / i
. i'⌒|.: : : ー―‐‐ ",ゝ""''',,,,__
/ /\/\/∨∨ゝ---/i -二ヽ
. / / > i:.:iゝ-‐"┤:| | |ヽ:.:丶:ヽ
〈__/´ |:.:|∧ ∨.|: | ∨' :|.i: :∧ :ヽ
|:.:|.i: :i. |: | /i :.| |: :| |: :|
|:.:|.| : | |: l^‐′i /..|: :|. .|: :|
// .i ト |└┐ ∧ / :/ └┐ヽ
\\ / └┐| iヽ└┐...|/
└/ /: :| \|
首が…首がズキズキするでゲソ……
って。おぬしが助けてくれたんでゲソか。
人間にしてはやるじゃなイカ。
_____
, ' `ヽ,
___/\ / ヽ ヽ
|: : : :_:: : : \ ∨. \
. /: : : :| .\/______ /\ \
. /: :/ ̄ /' ´: : : : : : : : : ` 丶 /: : :  ̄ ̄ ̄ ̄\
/: :/ /.: : : : : : : : : : : : : : : : : ` \/´ ̄ ̄ ̄\ :\
./: :/ /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ` i / \: \
i: : i { /i.: : : Xi,_∧ : : : : /i .i : : : : : : ` イ! \: \
l: : | i/ ∨.:/i .i/ー∨ :/ i ∧.: : : ∧ : : i! \:ハ
∨∧ ∨: } ≡= ∨ ー‐ ''キi'''∨.:/ i ∨: :| 〉 !
\ \ /: ::{ =≡≡ ∨: :∨: : .| / /
. \ >‐‐<: : /|\ u.∧: : ∨: :.| / /
>‐―‐<......|: : > _ヽ ,,_. <..∧ : : ゝ.:| //
| / 〃// \ / ゝゝ.: : : >――― ' :/
/ 〃 iヽ `. i / ≠=^ ` < ,,,__ , <
/ ii ゝ`.. |/ 〃 / , ∨:∧
/ /. `i !,,.〃 /〃´ ヽi i
. / /. /ゝ _ /: :`) 〃 /i i
(こ、これは不味いでゲソ。侵略者の)…威厳がストップ安しそうな勢いじゃなイカ。
何とか威厳を示さないといかんゲソ…
更にこの男に助けてもらった借りが出来てしまったじゃなイカ。
人間と違ってイカは受けた恩は忘れないでゲソ……
侵略者の威厳を示しつつ、恩返しをする……二律背反じゃなイカ!
でも、それの両方をやらないといけないのが侵略者のつらいところでゲソ…(ブツブツ
,. -.、
,凵@ ヾ 、
/ / _ ', \
. く _,.f‐'´ ``‐i..,_ >
ハハX_,∨,_メハハ
┌‐| io⌒ ""⌒o! |ー┐
,.^ニニノノ\(⌒⌒)/ゝ、ニニ^ 、
く く. //| | o、 ̄/ | | | | 〉〉
. く 〉| | | | `´ .| | | | く 〉
 ̄ ̄ ` く X二) ̄ ̄ ̄(二X > ̄'´ ̄
彡,ハ} {ヘ ミ´
) (
⌒γ⌒V⌒ヽf⌒
って、誰がタコでゲソ! 私はもっと強いイカ娘でゲソ!!
\ 〉
_ ______ \/
/: : : : : : : : : : : : : : :  ̄\
: : : /|: ;ヘ: : : :./|: :ハ: : : : :ヽ
: /ニ=|/ ヘ: :./ |:/ _,.ゝ: : : : :!
イ´ん,心` ∨ 'イ.心 ヽイ^' ぐぬぬ・・・
込::::ノ l::'''::l ;': :l
.::::..  ̄ `ー´ /: :/ ./\
::::::: ' .::::. |: :{. ¨|: :「
人: ヽ \:ヽ
\ ⊂==っ , イ: :|. ヾ: \. ): )
すっかりこの男のペースに乗せられているでゲソ……
何か、何かいいものは……あ!
____ ,.へへ 、
, '´ ,. -‐―‐- . / k 〉j/_〉
. , ' ,‘: : : : : : : : : : : : : ‘: , ≠{  ̄´,-ィ′
, " / : : : : : : : : : : : : : : : : : : :': ,/ : : ゝ. /_丿
. , ' ,.': : : : : :∧: :八: : : : 八 __: : : : :\: : : :  ̄: }
. \ ./ : : : : : /¨∨\\//i∧: : : : : ∧}ゝ: __;ノ
. \ i : : : : : / " " ′ ',: : / /
\∨\/|==-- --==∧;イ /
/: {γi: :.:i.┌――――‐┐ {: : :| , '
/: : :\|: : :i. i : : : : : : : : : V }: : |_/
/ : : : : : : l: : :l ゝ. : : : : : : : / _.∠_:_:_:_:_: \
. ∠_:_:___/ : : l| ̄ ‐-┌ i¨ヾ /ヽ ヽ: :ヽ
: :_:_:_:_:_:_:_:_:_/. ヽ l V/|: :| i: : |
 ̄ ̄ / / 、__i`i. \ヽ "j i丿/: :/ l: └┐
,. -γ |. ) ヽ / i ヽ: :ヽ  ̄i :|
. /: : :.{ j´. ∨ } /: :/ /: : |
八: : :.:ゝ.__≠′ / \/ \;/
ゝ: : : : : :,イ / /
`ー一' }/ / / {
そこのひょろ男! 一緒にカフェテリアに戻るでゲソ!
お礼をしてやるでゲソ! そして、私の恐ろしさを教えてやろうじゃなイカ!!
- 29 名前:一方通行(アクセラレータ) ◆Accel.skt. :2010/12/19(日) 00:16:38
- >>28
「―――いや、フツーにスノーボードやってくれりゃ他に何も要らねェンだがな俺は」
そもそも怖くねェし、とぶつぶつ呟きつつも、結局はついていく事にした。
ヘソを曲げられるとまたぞろ面倒になりそうな気がしたからだ。
加えて―――
「一方通行ー? 何かあったのー?」
「なんか派手な竜巻が上がったらしいじゃん。お前の仕業か?」
「あァ。……空から落ちてきた馬鹿を止めるのにちょっとな。不本意だが能力使った」
黄泉川と打ち止めの合流である。
時間的にも休息と食事にちょうどいい。
だったら、一緒にカフェテリアへ入ってしまった方が楽だ。
「……で、助けてくれた礼がしたいってよ。期待はしてねェが、とりあえず少し付き合え」
「ほほう。フラグ建設か? なかなかやるじゃん」
「違ェっつの。すぐそっちの話に持ってくなっつの」
だが、何故か打ち止めの視線が尖っている気がする。
誤解されているような気がして、一方通行はため息をついた。
- 30 名前:イカ娘 ◆IKA/U.MUq6 :2010/12/19(日) 00:34:02
- >>29
何か増えたでゲソ!?
. / \\
/ . i .ヽ
厶─ . :´ ̄ ̄ ̄`: .、 i .
/: : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ | '.
|;∧: :/.|.:/\: : : ∧:_/ヘ: : 、 !__,!
∨: レ _メ,\;/''∨\Y.: :\| ̄
|ハ 0 ○o i: : : : |
ι l:八 ハ ! ノ: |
|: : .> ._c- っ イ :人.: :|
ι |: : :| ,ハ ,! .:i :│` 、: \
|: !l \. │: ! r=ミi: : :\_
|: | |l '\_/! : | | il:\:_:_: : :\__
|: | |l . l .: ! ! |l:\. \: : : :
他にも何人も店内にいるし、こう緊張してきたでゲソ…
だけど、もういまさら後には引けないでゲソね……
何より、期待を裏切る訳にはいかないじゃなイカ!
店主! ステージを借りるでゲソ!
……イ、イカスミを吐くでゲソ!
______
_..∠..____ `ヽ`ヽ.
::::::::`: . ,. ,. . : '"´ : : : : : : : : `ヽ. \ \
. :::::::::::::::::::` , ,. :'´: : : : : : : : : : : : : : : : : : \ .ヽ ヽ
. ‘ ,:::::::::::ヽ../: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ. ∨ \
‘ ,::::\.: : : : : : : : : :/|: : : : /|: : : : ハ: : : \ ∨ ヽ
/` , ヽ.: : ̄/`×、|: : / |; ‐:/"∨: : : :ヽ. ∨ ヽ
. //{: : \ \,イ |/ /|/ ∨: : : : : ヽ ∨ ',
′ \ : : ヾ ヽ _ _. ∨: : : : : :',| .〉
\/i ! ヾ\≧、 ,.x≦三ミミ V: : : : : : :',! /
i ;. ヾ\ l /i: : : : : : : } /
// ヾ\ , / | ,.イ ',: /イ
/ { 、⌒{ /: :レ' / }/: :|
/ 八 ` /: : : :/ ノ: : : |
/: : : : >. /: : : :/"´: : : : : :!
/: : : :, イ: :` . {: : : :.{: : : : : : : : :',
/: : : : :./ |: : : : i`: . _ _ <|: : : :.|: : : : :ト、: : : ゝ.
/: : : : :./ . |: : : :λ: : : | Τ .|: : : :.|: : : : :|: :ヽ: : : :.\
光ります!
〈 \
〈 \\ \ ,. -≠  ̄ ̄ ̄` 、
〈 \\ \\ \ / } / / . -―――- 、\
\ \\ \〉 ヽ | | / , /: : : : : : : : : : : : : : \\
\ \〉 '.| | / / /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : \\
___ヽ V i/: : : : :|_:八: : : : : 八: : }: : : : : :ヽ ヽ
‘ー---- 、 / / | ' : : /´| :/ \;/ ̄|`メ、 : : : : : : ! 〉
\ { j:\_! : : : : /x:≠ミ、 |;ハ: : : : : : : |/
/:\ ,ノ : : }| : : : :〃んィハ ',: : : 人|
{:o:。:`¨¨´: : : : 八∧: 从 Vuり -=ミ、 ∧, イ
\ : : : : : : : /∨:{ V: | ___ ' . : :|:|
` ーt‐ ´ ∨ヽ|: :| { `ヽ j: : l/7ハ
‘ 、 }\|: :|\ 、 .ノ //7'//「}
/: . |: :| }丶 . _ . <ー/ / ノ∧
/: : :/\ |: :| ハ {ヽ { / /、: :、
/: : :/ / : 丶|: :| :,\ /| ハ.__,/: : } : :、
i : : ′ i : : / :|: :| \ | {o:。: : : : ∧ : :,
|: : | |: : :| ; :| ヽ ! ヽ:__:/ヽ | : i
|: : | |: : :|,/: :/ . : : : . V . : |: :, }| : |
|: : | l: : /: :∧ : : : : : : :/| : |\__,/': :/
/: : :| ヽ:{: : {、 } | ハ| : |:/ 〈: :〈
\: :く__ / : /:rヘ、 /| :{ :/: :/ _,/ : /
i : : : | \: :∨_ ___/ |/ }ハ: :ヽ l : : : |
└─┘ i : : : | \_ _∨ : / └―┘
/└―┘ |: : : : |
/| \ └―‐'\
更に!
/ /: : : : : : : : : : : :` : . 、 \ :,
/\ {/: : : : : :{: : : : : : 人: : : : : \ }
____/ : : : :\ ヾ / : : : |:'⌒八: : : : /'⌒ト: } : : : : ヽ } /
| : : : : : : : : : : : : 〉 }} /: : : : : |: :/,x=ミ、/ ,x=ミ、八 : : : : : :, _}
|: : : : : : : : : : :/ |∧: : : : V〃f_,ハ f_,ハ Yハ: : : : : :∨ 静まるでげそぉ
/: : : : | ̄ヽ/ ': : : ∧ Vり Vり |ハ: : /: /:|
〃 /: : : : :/ \{: :} , |: :∨}/ :|
{{ | : : : : { | : :、 .__, |: : |: : : :!
、: : : : :\ | : : |\ // / |: : |8: : : :、
\ : : : : \ | : : | rヘ /8丁「 ,: : :|8\{: : :、
ヽ: : : : : : /´ ̄`ヽ_} 88{、_ __,/: : ,' / }、: : \
} : : : : } }} / ', 88、_,,/: : / / | : 、: : :
/: : : : :/ 〃 { }/ 8 ゚ ∞i: : :f .′ {: : : \
/: : : : :/ ,,-r'⌒\ /{ 8 |: : :| j ハ : : : |
/: : : : :/ ./: : :ノ 二>ー‐ 、 -く: : :、 ‘’∞'|: : :|/ ノ .ハ : : : |
: : : : :/ {: : :{ ニ7ニニ ヾ⌒ヽ} \|: :// | | }: : :|
____|: : : :{_____ \_:`7ニニ ': : : :,ー--≠ニ’、 | | 〈: : 〈
(ー=ニ二L:_:」二ニ=ー;) / /丁 ̄`\ _,ノ: : : } \ | |_/: : /
ミニ三三ニ三三三ニニ三彡;ハ / / V_____{: : : : : : /| __ _,ノ \:{
|ミニ三三ニニ三三三ニニ三彡|.(0)’ _____,>ー=彳 } ,xく_/ /
最後は……これでゲソ!!
スコココバシッスコバドドトスコココバシッスコバドドトスコココバシッスコバドドトスコココバシッスコバドドトスコココ
スコココバシッスコバドドドンスコバン 、シッスコバドト ☆_∧_∧_∧_∧_∧_∧_
スコココバシッスコバドドト从☆`ヾ/゛/'"\' /". ☆ | |
スコココバシッスコハ≡≪≡ゞシ彡//-― ヽ从≡=< げそぉぉぉぉぉぉぉー!! >
スットコドッコイスコココ'=巛≡从ミ.ヽ' ノノ、ノヽ)/ノ≡》〉≡ .|_ _ _ _ _ _ ___|
ドッコイショドスドスドス=!|l|》リn | (!| ゚ ヮ゚ノl从=≡|l≫,゙ ∨ ∨ ∨ ∨ ∨ ∨ ∨
スコココバシッスコバドト《l|!|!l!'~'⌒^⌒(⌒)⌒^~~~ヾ!|l!|l;"スコココバシッスコバドドドンスコバンスコスコココ
スコココバシッスコバドドl|l|(( (〇) ))(( (〇) ))|l|》;スコココバシッスコバドドドンスコバンスコスコココ
スコココバシッスコバドド`へヾ―-― ―-― .へヾスコココバシッスコバドドドンスコバンスコスコココ
/|\人 _.ノ _||_. /|\
…どうでゲソ!? 参ったゲソか!?
(南風での経験が役にたったでゲソ! 侵略以外の才能なのが悲しいでゲソが…)
- 31 名前:一方通行(アクセラレータ) ◆Accel.skt. :2010/12/19(日) 01:04:52
- >>30
/ / . i/ / / / i \ \, 、 !V
// i i l ___/ / / i | ヽ } 、〈\i ,
// | | l /\__,//! '! ,ハ i . 〈 、_jV\ ¨{二
/ /| | | /| _≫‐ミ 、| / | /i ハ l . ∨\_ \ __)
/,ハ| | l,/i |/\ {.ン\〈_,ノ ,/_,|厶j__ l i | }__j廴) よ
/{二} | 、、 ` ̄` `}イ不ぅ寸| i l | | \( つ
、| |\\\\\ヽ 〉、ー勹| i l | | ___〕 `>'´
\ヽ| || U /\\ | i l | | \ (__
i iト| |l .∠二二ヽ、 |V八、 | | __,> __i_
| i|| | U ////////{__〉 从 ヽ| | _ \_ (j
|/'i|| || |'///////// U ∧ \ |\|/ `⌒7 .ノ
| i| i iト| { ̄ ̄`'〈// 'ヽ } 丶| ` 厶, | ┼``
| i|ハl |i、 \____.) / 、{ ∠, レ .ノ
|/| lハ|| \ イ / ,ハ 、 い 厶/ ヽ
_.ノ || 丶 ___,..イ .リ / / | ハ i | 勹 ¨フ
一≧x,,__ ` / }/| /|/ |/ ', ハ| / /`i__
二二二三≧x,,_{ |/ }/ ヘ√l/ つ
二二三 三 三 ≧x,_ _ / / / / || 、
二二三≧x,_______ {_} / / ,勹/l/ !! 、 ∨`
二三三 三 三 ___| / / jノ '⌒i |/V| i\l\|
三三三 三 三三三三三三≧x,_ ,/ /∨ | |/|√|,√iハ|
三三三 三 三三三三三三三三≧x,,_ {__,/ \_ _/
「うおおおおおお!? ただのカフェテリアが一瞬にして大ホールの大舞台にっ!?
冬の雪山はエンターテイナーの手によって熱く燃える世界に変貌したよってミサカはミサカは驚いてみる!」
「カメラカメラえーっと携帯でいいか! あ、ついでにちょっと呼ぶか! 月読ー! 芳川ー! ちょっと来いよ
今すごいのやってるじゃんよ! 謎のゲリラショーが始まって店中から大歓声がっ!」
コングラッチュレーション
,―==7 Congratulation! コングラッチュレーション
|く ___ _> Congratulation!
fll`ーU+'
`''、 ー=| アンコール・・・・・・・・!
_,,..-´:|ヽー-;ー..,,_
. ,−=-, ,,..-‘≡≡:| ><´|≡::|ヽ アンコール・・・・・・・・! アンコール・・・・・・・・!
. | l____ヽ.|≡l≡≡≡| |::| |≡:::/::|
. |(llー´_ヽ|≡|≡≡≡|.|:::|l≡::/::::| アンコール・・・・・・・・・・・・!
.. 4 l__`=|_|≡:|≡≡≡::||:::|'≡/≡|
/|\,.・|::≡:|ヽ|≡≡≡≡≡:::/|≡::| _,,.........、
≡|/}:ヽ|:≡|::::|{≡≡≡≡≡:::{ .|≡::| ヽ_,, ヽ
≡:| |:::|l≡:|≡|:|≡≡≡≡≡:::|. .|≡::| /_> |
:::≡l|:::|'≡:|≡:|::|≡≡≡≡≡:::|. .|≡::| |7 llう.. |
≡≡≡≡/|≡ヽ≡≡≡≡≡::::|. ..|≡::|. z-..,〃、 ム__ ll´.. |
::≡≡≡::/ ヽ≡ヽ≡::|―、≡≡::l ..|≡::| / ミ 1´/ヽ==,...
::≡≡≡| \≡ヽ::| ヽ≡≡l .ljヽl | 刀、ミ _,,,..-`‐三=ー-
::≡≡≡| |ヽ/ー.、.. ヽ≡≡l. .|/ | ノ= ∠i /ヽ、≡≡≡≡≡
:|¬、≡≡ヽ. |≡ゞー=ッ |≡≡| __/ (ll ー゜\|ヽ. /≡::ヽ≡≡≡≡≡
:| ヽ≡≡ヽ |≡≡ヽミ. |≡≡| l|. ll7| ヽu=/l二ll二l'''ヽ /≡:::/≡≡≡≡≡
:| ヽ≡≡ヽ≡≡| |≡≡| | | llヽ|w-ヽ/Nヽll | | /≡:::/≡≡≡≡≡≡
(スタンディングオベーション中につきしばらくお待ちください)
……まさかココまでとはな。正直驚かされたぜ。
才能っつーのは恐ろしいな。ある意味じゃその辺の能力者よりすげェ。
俺にココまで言わせンだ、誇っていいぜ。テメェは間違いなく―――
○
ノ|) 「世界最強の―――芸人だ」
_| ̄|○ <し
【侵略者じゃねえー!?】
- 32 名前:イカ娘 ◆IKA/U.MUq6 :2010/12/19(日) 01:15:38
- >>30
. -=ニ二ニ=‐- .
, <´ <´ `> `> 、
/ / _ -======- 、 \ \
/ /‐'":::::::::::::::::::::::::::::::::::>、\ . \
/ /´:::::y::∧:::::::::::::::::::::::∧:::::::入ゞ、 .:\
. , ′ /:::::::::r-十‐一::::::::::::::::7´丁`ヽ::::::::ヽ. ',
/ ./:::::::::::::::∧/ \:::::::::/ .∨::::ヘ::::::人 !
\__/:::::::::::::::/.,,-─-、 ヽ/ , -‐- 、_::::::::::::レ'"
. イ :::::::::::::// /} レx イ/) {`ヽヘゞ :::::::::ト、
∨ :::::::/ i {=z, r=} |={ 〉=! .}ヘ::::::: ∧|
. ∨::::/ :|乂_}_{,ノ 乂) (_,ノノ!八::::/ `
〉W :::! ⊂ ⊃ ' ⊂ ⊃|:::::i〉{
/:::::::〉:::!. | ̄ ̄ ̄ ̄ | /|:::::|:∧
/:::::::/l::::|Yr===z,!::::::::::::::::::::::, r=='、_ :::ト、:::\
. /:::::, ' ::!:::// /ヽ、____ノ r'X´¨ヽゝト、ヾ::: \
. / :::/:::::/l { ´ ./ / .〉ー‐一イヽ、 \ .〉 .i::::\::: \
. ' :::/.::::::i ソ入 ト、 .ィ! / |::::: : \::: \
, ′, '.:::::::/! 〈:::::`ーx__ノ::::', ,':: 乂__>' :〉 ト、:::::::::: ヽ::::::\
/:::/ /:::::/ | V::::::::::::::::::::::::::! i:::::::::::::::::::::::ノ .| ヽ:::::::::::ヾ::::::::\
や、やっぱり、ウけると気持ちいいでゲソ!
この人間共の驚いた顔は気持ちがいいじゃなイカ!!
あのひょろ男も……
>世界最強の―――芸人だ
……わ、私は侵略者でゲソーーーッ!
どうしていつもこうなるでゲソ!
侵略させてくれでゲソーーーー!!
,. ----- 、__
/ \`丶、
/ _____ ヽ \
/, . : ´: : : : : : : : :` : . 、 } ヽ ___
ー=ニ´: : : : : : : : : : : : : : : : : :\| /O´:,o―┐:└┐
/: : : : : : :、: : : : : |\: 、: : : : :,>ーっ: / n/〉/〉/〉:|
o |: : : : :, |、:/\: : : :| ,X|\/^ う:゚:^ーx'-、 ′'/ ̄
__/|: : /: :|/\ ` ー/ ,x=(r: T⌒´ ̄ ̄_): :) (__
_/or○∨⌒^>x==ミ、 〃 | : | ,x<´ }_:ゝイ⌒ ー’
|: : :}‘⌒ン^Y’ {ニ} _ /⌒ヽ| : :V_}:_:} __}: : |
 ̄/⌒{: : { ⌒とニ}__(___ . イ \: : : : : : `⌒ヽ:」
{___,人__;)┬一'ハ \- '´| / ̄「 ̄ ⌒〉: :,〉、
{: : { | : | / /\ ` ー' ¨´  ̄|O|
く: :く_| : L/\ {`¨ 一'/ | |
. | : :├‐x、:/ ____ / '
 ̄ |O{ /´ O ` ー一'O/
! ‘、_/ O /厂 ̄ ̄入ー┬;r-‐′
\ /\:{ //: :,ノ ||
 ̄ ̄ ヽ.__/ヾT´ ||
\ ( ,リ
{:ヽ.ノ:下、
,ゝ--く }
{ 〃
ゞ===='′
次に会う事があったら、侵略者として絶対にギャフンと言わせてやるでゲソ!
(退場)
- 33 名前:一方通行(アクセラレータ) ◆Accel.skt. :2010/12/19(日) 01:26:37
- >>32
―――あン?
何か知らンが逃げちまった。
「何故か風のように去っていってしまった、なんというミステリーってミサカはミサカは伝説を目撃した事に感動してみる」
「名乗ることも無く鮮やかに去っていく手際は間違いなく伝説じゃん。ウチらはすごいラッキーだったんじゃないか?」
……かもな。居るもンだな、そォいう奴が。
ともあれ、イイのも見れたし、キリもイイから温泉でも行くか?
「うんうんそうだね、ってミサカはミサカはこの感動を胸に抱きながらお風呂でとろけたい系の願望を表に出してみる!」
「そだなー。一方通行も久しぶりの運動で全身疲れてるだろうしなー。ゆっくり休んでいくといいじゃんよー」
「……そォいう割には打ち止めの面倒は俺に押し付ける気に見えンだがな、俺には」
「仲良いんだからオッケーっしょ。それにここ、混浴らしいからどのみち一緒になるよ」
「マジかよ……ま、イイか。さっさと行こうぜ」
【情報:学園都市の伝説に「謎の超芸能力者(エンターテイニスト)」が追加されました】
(退場)
- 34 名前:射命丸文 ◆KRKLWCroWU :2010/12/19(日) 20:46:05
パシャッ!
シャッターの音ではない。
これはつま先で蹴立てられた湯の音。
ここは山の中ほどにある足湯場。
足から温まれば平気とでも思ったか、
申し訳程度に屋根がついているだけで吹きさらしも同然だが
逆にそのせいで見晴らしはなかなかのものだ。
普段はロッジで休憩するスキーヤーなどによって親しまれているのだが、
日が落ちて見晴らしというメリットを失った今、彼女以外に利用者の影はない。
「ターゲットが目撃されたという情報は確かのようですが、
たまたま……という可能性が高そうねぇ」
使い魔の鴉から発見できずの報を受け、
湯に裸足を突っ込んで傍らに置いた急須から注いだお茶を啜るのは、
そう、我らが特派員、射命丸文であります。
「ま、外の世界をうろつく大義名分みたいなもんだし、
出会わないならそれはそれで構わないんだけどね」
スキマ妖怪の公認で外を出歩けるチャンスを見逃すほど彼女の好奇心はちゃちではない。
これをエサにかえってなにかの事件から遠ざけられている可能性もあるので、
一応、中の事件の事ははたてを煽っておいた。
不在時の情報収集に保険となってくれるといいなと思っている。
あまり期待はしていないが。
「しかし、山肌滑ってそんなに楽しいのかしらね?」
スキーヤーの楽しみは空を翔る妖怪には理解しがたいものだった。
<入場>
- 35 名前:射命丸文 ◆KRKLWCroWU :2010/12/19(日) 20:58:02
「しかしこの足湯というのはいいわね。
実に私ら向けだわ、今度お山の連中にも教えて上げるべきね」
鴉天狗は風呂に入るのがあまり好きではない。
羽を乾かすのが億劫だからだ。
そのかわり入る時はしっかりと入る。
無論、人型をとって羽を隠せば解決するわけだが、
それにしたって幼い頃の記憶からなんとなく避けてしまうのは
まさに無意識の賜物といえる。悪い意味で。
半年ほど前に温泉で霊夢に「ええい、まだるっこしい」と
羽をわしゃわしゃ洗われた一件を思い出して身震いする。
あれで何本羽が抜けた事か。
蝙蝠羽の吸血鬼がちょっとだけ羨ましく思ったものだ。
……まぁ、あの吸血鬼連中、というか悪魔連中の羽も
蝙蝠だったりクリスタルの成った枝だったりとよくわからないのだが。
- 36 名前:射命丸文 ◆KRKLWCroWU :2010/12/19(日) 21:09:43
「ふむ……」
使い魔のもってきた外の世界の新聞を広げる。
事故、放火、殺人、汚職、戦争、芸能……
載っている情報はさまざまだ。
「むむむ……」
レイアウトや文章の書き方などにひとつひとつ感心したりがっかりしたり、
相変わらず外の新聞と幻想郷の新聞の違いは大きなもののようだ。
そして前もよくわからなかったこのテレビ欄。
羅列されるタイトルの共通性のなさに眉を顰める。
3分クッキングとドラゴンボールに一体どれほどの関係があるというのだろうか。
「ん?干上がった諏訪湖を復活させよう?地元の必死の取り組みにも関わらず原因は不明のまま?」
……どこかで聞いたような話題だ。
湖がどうとか、そう、たしかあれはお山の神社が出来た時くらいに……
「…………」
黙って記事を目で追う。
……が、そこに神社の話題は載っていなかった。
「ふぅん……彼女らにもそれなりに背景あっての事ってわけなのかしらね」
外の世界の人間は魔法を忘れ、妖怪を忘れ、そして神も忘れ行くのだろうか。
果たして進化しているのか、それとも退化してるのか。
鴉天狗は黙ってお茶を啜った。
- 37 名前:サーナイト♂@探検隊オスメスズ ◆suKEbEVebI :2010/12/19(日) 21:35:45
「ふはぁ……… とぉ〜ってもいいお湯………
来てよかったなぁ〜! へへっ♪」
【温泉につかっているのは10代後半とおぼしきうら若き少女。】
【きめ細かい白い肌に、スラッと伸びた細い脚…… 湯気はその艶かしい身体をところどころ隠しており】
【なんとも官能的な………】
「………。
だからさぁ… いい加減……
マンネリだって言ってるだろーがあぁぁぁッ!!
食らえ新技! 念波を実体化して相手に叩きつける…… サイコショオォォッック!!」
【ぐえぇぇっ!?
………なんてね。 ナレーターはきあいのタスキでもちこたえ―――ー】
「それがどーした! 俺にはルールなんざ見えやしねぇぜ?
一発で倒れなきゃ…… サイコショック、もいっぱあああああああつッ!!」
【うわぁあああああ!!!】
はぁ………。
またしてもお約束というかなんというか、メタ的なことが起こったわけで。
とりあえずまとめると、
1:俺は温泉で日ごろの疲れを癒すためにテレポートでここにやってきて
2:そしたらふざけたナレーターがクソふざけたナレーションをやりやがったので
3:ボコった
うむ。バッチリすぎて怖いくらいだぜ。
- 38 名前:射命丸文 ◆KRKLWCroWU :2010/12/19(日) 21:45:58
「えーと何々?羽生蛇村で大規模土砂崩れ。行方不明者多数。
救助されたのは少女が一人……」
土砂崩れか。
ふと目をあげて開発された山々を目に写す。
木を切ってしまえば山肌が露出する。
山肌が露出すれば雨で削れもするし、そのうちに地すべりのひとつも起こるだろう。
それは考えれば誰にでも分かりそうな事。
「木を切るのは勝手ですが、それなりの切り方ってものがあるでしょうに」
ともすれば外の世界の事件たちは、こういった自業自得ともいえる
原因ばかりなのかもしれない。
山を領域として迂闊な人の侵入を防いでいた妖怪たちはきっともう居ないのだろう。
「人間って賢いようで愚かな連中ばかりなんですよね。
こうやって新聞で最新の情報を手に入れたところで
きっと分かった気になるだけで本当に身には沁みないんでしょうな」
新聞の目的が其処にあるわけではないとは言え、
なんだか物悲しいような、空しいような、そんな気がした。
>>37
ばしゃ。
突然の音と気配に顔を上げるとそこには……
足湯の湯にしっかと全身でつかって「いいお湯」とのたまう
謎のヒトガタモンスターの姿が!?
「えっ?」
まるでこっちが悪いかのような気分になり、
おずおずと湯から足をひっこぬく。
「えーと……
す、すいません。こんな時、どんな顔をしていいかわからないのですが……
此処はその……足湯の施設らしいですよ?
人間の間では、ですが……」
文化が違うのかもしれない。
特派員は慎重に言葉を選んだ。
ただし、内心は「ギャワー!足湯に全身でつかるポケモンとかないわー!!」
とかひどい事を考えていたが!
- 39 名前:サーナイト♂@探検隊オスメスズ ◆suKEbEVebI :2010/12/19(日) 21:56:50
で、でだ。
もちろん俺がここにやってきたのは疲れを癒すためだけじゃねぇ。
温泉といえば混浴!
混浴といえばバスタオル一枚のおねいさん!
バスタオル一枚のおねいさんといえばおねいさんハァハァ!!
だからおねいさんがこの温泉にやってきやしないかと、
俺はかいがいしく待っているわけだぜ。
しかし………
「誰もこねぇ〜ッ!」
おねいさんどころか、温泉好きのバーサンすらいねぇ。
ひょっとして俺…… 人気のない温泉にいるんだろーか?
うううっ…… 無駄足だったかなぁ………(まぁ温泉でリラックスはできたけどよ)
>>38
ピコーン ピコーン
ムッ!? 「サイコ・おねいさんレーダー」に反応!!
すぐ近くだぜ!!
てゆーか目の前だったとかありかよ…… へへへ、俺もまだまだ精進が足りないなぁ……
とりあえず、本に書いてあった「ナンパの始め方」ってヤツをやるぜ。
「こんばんわ、そこのおねいさん(キリッ☆)
今夜はいい夜なナイトですね……… フッ。」
決まった。
これで彼女はメロメロの骨抜き状態まちがいナシ!
>> 此処はその……足湯の施設らしいですよ?
「えっ。
そーいえば…… なんか浅いフロだなぁ、とは思ってたんだけど……
もしかして寝そべってつかる温泉なのかなぁ…… かと………」
赤っ恥だあぁぁぁー!! 赤を通り越して真紅っ恥だぁぁぁぁぁ〜〜〜〜ッ!!
俺もうお嫁にいけない!元々行く気はないけど。
こうなったら… こうなったらッ……!
/ / l,| | | | | | | | | | | | |,/
/ / {エエエエエエエエエエエl}
/ ( ( /
/ ,..---..,, / ./ /
/ /.,__,....、 ヽ/ / /
.r,.、,.-、! i /
〉6) 6) i l6l ./ いきおいでごまかしたるぜぇぇぇぇ〜〜〜ッ!!
,..-|__^___, l,|ソ /
i ヽ、 ,/ )/. / (AAは例によってイメージだぜ。)
/ ~ \ \ / /
./ ./""'' -- ''" ̄ ヽ ヽ /
/ ./ ヽ ヽ. / /
( (-..,_ _,,.....---') ) / /
"' -.,_ "'^l'^'" __,,,......---''"/ /
 ̄"ゝi /" /
iul,ソ
- 40 名前:射命丸文 ◆KRKLWCroWU :2010/12/19(日) 22:04:52
- >>39
なんでしょうこのドジっ子さんは。
新手の珍獣?もしやこれはスクープの予感ですか?
サーナイトまさかの足フェチ疑惑!?
明日の一面はこうですか!?
いや、まだ自己紹介きいてないから名前知りませんけどね!めめたぁ!
とか考えてたらまさかのルパンダイブ。
しかし、悲しいかなその女性然とした姿ではいやらしさは感じられず、
可愛い小動物のダイブにしか見えないという現実……ッ!そう!これが現実……ッ!
だが、さらに現実は非情だった。
,、 ,、
/ハ\三三ハ\
_/-─-i‐ヘ- ..,,_三三 ..,,_ 【 分 身 】
,..::'"´:└──'─'::::::::::::`'::.、三三`'::.、
/:::::::/::::::::!::::::::::::';::::::::::::`ヽ;:::::ヽ.三三::::ヽ.
/:::::::::::;'::::/::ハ:::::::::!:::!:::::::::::i:::::::';::::::::',三三::::::',
!::::::::::::|:::/メ!_|::::::/!/|-‐ァ:;ハ:::::::ト、::;;_!_三三:;;_!_
!::::::::::;ハ:7´i'ハ|/ ァテァく!::!::::::/:::::::::| `ヽ三三 `ヽ
八:::::/|::::i` ,!_リ | ハ〉|:/:::::::::::::! くソ三三三三 /)三三 /) 下ッ駄ービジョン!
! ヽ;ハ|::7" ' `ー'/:::!::::::::/:::::;ハ三三三三_/),/、三三´),/、
ム /;:>、, `こフ ";'::::/-‐-'、/!:::|_,,.. -‐''"´ ノ '、__)三三 '、__)
_ノ´:::::_ノ`>ァ-r、イ|::/ 7r' ̄ _,,.. -‐ー‐'´三三ー‐'´
´ ̄/´::::::_ノイ/|__/ レi } |__,,.. -‐''"´ 三三'"´
レ'"´ /´! /ム /ゝ、.___ン´八ノ三三´八ノ
rっEヨ,ーr、rイ |/ハ」レ' ヽ/|:::::/三三 _ノ´ヽ.三三ノ´ヽ
{,)◎】]::|::|>,!、 〈く八」 ノ `'くゝ-‐''"´:::::::::::ハ三三:::::ハ
ヾ─‐‐く/`ー'ヘ. io / ン、⌒ヽ;:::::/::::::|三三:/:::::|
\ `ヽ. /,ハ、 -‐ /:iヽ! レ'::::::::::::::|三三:::::::::|
/ヽ、__,/-く__/\_,,.. イ::::::/:::::', /:::::::::::/::::|三三:::/::::|
/::::::r'|::::/´ /:::/::::::::::::::::::!:::::;':::::::::∨:::::::::::;':::::::!三三:;':::::::!
|::::::/::レ' rく::::/::::::::/::::::::/::::::i::::::::::::!:::::::/|::::::;'三三/|::::::;'
|/|:::/三 ヽ,ン、:::::::;':::::::::;':::::::::';:::::::::::レ'i::::/|::::/三三:/|::::/
レ'三三 ./`ヽ、こヽ、__::::i::::::__'r-‐r'_,r'レ'!::レ'三三'レ'!::レ'
,' /ヽ、こ.二こンァ'"´ 三レ'三三 レ
ヽ、__,,.. ‐''"/ /三三 /
〈 , イ三三 , イ
\__,ノヽ.三三__,ノヽ.
\_,ノ|`i三三_,ノ|`i
ト‐':::メ、三三ト‐':::メ、
'、_ノ、__>三三_ノ、__
50%で発生の分身特殊回避によりダイブは回避されたのであった。
「この射命丸に当てようなど甘い甘い!
その回避たるやスパロボ的な意味で98%、さらに分身付きと知りなさい!」
<大人気なさに定評のある特派員>
- 41 名前:サーナイト♂@探検隊オスメスズ ◆suKEbEVebI :2010/12/19(日) 22:15:09
>>40
【あやは かげぶんしんを くりだした!】
「ふごおおぉぉぉんっ!!?」
ズサ――ッ
と、ネオ・ジオンのモビルスーツよろしく 渾身のダイブをよけられた俺はそのまま
コンクリの地面さんと熱烈なハグをしちまったわけで。
痛い、痛いよぉ… サナくんのもみじおろしになっちまったよぉ………
だがこれしきのことでヘコたれる俺じゃねぇ。
スックと立ち上がると、俺は身体についたほこりその他モロモロをはらって立ち上がり…
「イテテ… いや、見事なかげぶんしんと御見それしましたぜ。
唐突だが自己紹介ッ!
俺はサーナイト、しがない探検隊員をやってるッス。
あと♂ッス。どこからどーみても♂で雄で男だぜ。」
ヒジョーに重要なので何度でも言うぜ。
「さきほどのご無礼をお許ししてほしいッス、何せステキなおねいさんをみると
サナくんはついやっちゃうんだ☆キリッ
で、あなたはどなたッスか? ヤミカラスっぽいおねいさん。」
- 42 名前:射命丸文 ◆KRKLWCroWU :2010/12/19(日) 22:24:25
- >>41
赤。
鮮烈な赤……!
視界に映る光景はちょっと猟奇的な光景だった。
しかし、何事も無かったかのように立ち上がるモンスター、いやさ、サーナイト嬢氏。
優雅に自己紹介をしつつ、だくだくと顔面を血が流れている。
うわぁ……
「こ、こんばんは。
初めまして……射命丸文です……
というか大丈夫ですか……血ィどくどく出てますけど?」
面食らって普通に自己紹介してしまう私。
はっ!いけない!
こんなところで普通の少女のような反応をしてどうするって言うんですかぁ!
「あ、いえ、気を取り直してもう一度。
初めまして!文々。新聞の記者、射命丸文と申します!
今後とも是非お見知りおきをっ!」
//\
,. -/\/______.'r 、 早速ですが探検隊とのことですが
/:::::::::\/__ M __」::::ヽ、
,':::::::;:::::::::::i:::::::T:::::::::::::::::::ゝ ,. -─-、
,'::::::;':::/::::::/::::::ハ::::!::::!::i:::::', /::::::::::::::::::',
|::::/:::::i::イ-、ノ!ノ レニ、ハ:::!::ハ! ト、::::::::::::::::::!
|::::レヘハ ォ'-=!、 'ト,リ ハ::!イ! ゝ'ー-=ニン´
!::::::!::!ハ .!、_,リ ` "!::|:|:ハ /`'ー,r'"´
ノハ::::!::::ハ、" ,.-┐ ,.イハ:!;;;;!,.--,.-,/ヽ/
_,.!'-、!::!:::!::>.、、,,_,..イ-7/ /! しゝ_/!
アホー >〉゜::)、レV,.ィ'7ヽ/ !/ ヽ !_ ヽ〈ヽ、_,.ノ
`ヽ;::!:: / !/ ハ ! ` 7-‐''"´)
ヽ〈 i V ム ヽ_! / (
∧ '〉''7 |: / ) 一体どのような場所を探検なさっているのですか!?
/ !ヘ / / |: 〈 /
ヘ! `ヽ/ /━ /| ━ゝ、 〈
! ヽ Y) 〉、 /:::::ヽ /::::ヽ、 \
- 43 名前:サーナイト♂@探検隊オスメスズ ◆suKEbEVebI :2010/12/19(日) 22:36:08
>>42
「しゃめいまる・あや! なんと知的でクレヴァーなお名前かーッ!!
へ?血? ああ、ご心配無用だぜ。
日ごろ俺がもぐってる不思議のダンジョンじゃ、このくらいのケガはわりとよくあることッス。
たとえ『ハサミギロチン』とか食らっても 倒れることはあっても死にはないッスッ!(キリッ☆)」
まぁうたれ強さだけが俺のとりえみたいな?
ポケモンタワーありのダンジョンだと、相手の攻撃をモロに受ける一番下を担当とかしてるしよ〜っ。
>>一体どのような場所を探検なさっているのですか!?
「さっきも言ったけど、不思議のダンジョンッスね。
―――ま、探検隊といっても便利屋みたいなモンで たいていは依頼を受けて
ダンジョンの中で探し物をしたり、おたずねものをボコって警察(サツ)に渡して
賞金をかせいだりとか…… ダーティな仕事ッスよぉぉ〜〜〜っ。
本当に探検らしい探検は俺んとこみたいな弱小チームには回ってこないんス………」
うわぁお。
我ながら説明っぽいセリフだと関心するが、俺は気にしないぜ。
- 44 名前:サーナイト♂@探検隊オスメスズ ◆suKEbEVebI :2010/12/19(日) 22:37:18
さて、彼女のインタビューを受けつつ
俺は気を取り直して、今度こそ足湯に「足だけ」つかることにした。
――チャポン。
/  ̄`ヽ
/  ̄`ヽ
/ / , へィ7\
/ / / / /_ ヽ
/ / / /ィ=ミ / | 「ほおぉ〜っ、なーるほど 気持ちいいぜ。
,′ ∧ ./ / 辷ソ < !
| / ∨ / _ ノ丁 / やっぱり本来はこーやってつかるモンだったんスねェ〜」
レ' ∧ i>-< ∨/ /
/ >∨ ./ /、
`¨¨¨´/ / イ ヽ
__j/_ | ヽ ヽ
〈 | _ノ ∧ ',
\ レ´ /ハ ', ',
\ レ´ ̄∨ ', ',
i\ノ ', ',. ',
/ ', ', ヽ
/ i ヽ \ー、
___/ | \ \ \
, ´ ノ \ \ ト-′
/ , -―ヘ イ `¨¨´
/ / / |
/ / / `ヽ
/ / / | `¨¨¨¨ `ヽ
,′ / / ', \
i / ̄`ヽ,へ、ノ ヽ \
| / i `ー-‐へ ヽ
|. / | /`ヽ ,へ ',
ヾ./ | / {_ノ \ ノ
| /  ̄`ヽ__ ノ \/
`ヽノ
やっぱ温泉は正しくつからないとな!
……この俺の姿をみて『まるで女の子』みたいと思ったヤツ。
鮮血のクリスマスが待ってるから楽しみにしてろよなぁ?
- 45 名前:射命丸文 ◆KRKLWCroWU :2010/12/19(日) 22:46:58
- >>43-44
「ほうほう成る程。
見事な説明台詞と感心しますが何も問題ありませんな。
つまり、ファンタジー物で言う冒険者みたいなものですか」
不思議なダンジョン。
むう、聞いた事がある。
なんでも異世界には入るたびに構造の変わる幻想の迷宮があるとか。
盗る猫(キャッツアイ)という伝説の遺跡荒しによって開かれたジャンルで、
数多くの風来人やモンスター、果ては華撃団員までもが潜っていると言う。
しかし、まさか実在していたとは……!
と、それはそれとして、サーナイトが気を取り直して足湯に足を入れなおす。
それを見てなんとなく出したままの足を私も湯の中に戻す事にした。
ちょっと外気に触れて寒かったのだ。
何?さっき下駄履いてただろうって?
ああ、あれは残像だから大丈夫、問題ありません。
「それにしても……」
特派員は口元に手をあてて考え込むような素振りをした挙句、
サーナイトを見つめる。
「会ったばかりでこんなこと言うのはしたないかと思うんですけど……」
目を潤ませてサーナイトの耳元に口を近づけてささやく。
「ふふ、実はお願いがあるのですよ……聞いて、いただけますか?」
- 46 名前:射命丸文 ◆KRKLWCroWU :2010/12/19(日) 22:54:20
,.へ
∠______ヘ\
_,|/ ',_7.._
,. '"::::`ー──'ヽ、::`ヽ、
/::::::::::::i::::::::i::::::::;::::::ヽ;::::::',
/:::/:::::、:::ハ:::::ハ::::::ハ:::::::ハ::::::::!
イ:::i:::/::ハト、_レ' V,.イレ/:::!:::::::| そのままの体勢で……
__r‐┐_!イ_/:レ;イ「'ハ -‐‐- レ'i:::::::::|
「「] [|  ̄|,.!、:iハ! ゝ-' , ""/!:::::::::::|
| | 【○】 |-,i:::/l."" r─┐ /::ハ:::ハ:::|
,(ヽ、====,/ !::::/>.、 、__/ ,.イ/ー'、/!/
iヽヽ、 ̄ iVレ>''/`T'''T〈/ ハ〈 写真とってもよろしいですか?
ヽi`'ー-、, 'く_/´' ! /|// 〉
`ヽ ヘ 'く / ヽ! レ 〈_r,へ_ _/
', 〈' , \ /ハ/ `>_r'
', 'へ、 `ヽ' // ,.-─-、 ローアングルから。
ヽ、__/ ト 、 / 〈 !。::::。::!
く `'r-r'" >、 i⌒7:::::::'、
//へ/ \ // \.ヽ/:::::::i:::ヽ,
-‐''"/ / /ヽイ i ハ ハ:::::::::|:::::ハ
<何言ってんだこの特派員>
- 47 名前:サーナイト♂@探検隊オスメスズ ◆suKEbEVebI :2010/12/19(日) 23:00:55
>>45
「そう!俺は冒険者、いわゆるアドベンチャー!!
そして未知の迷宮に挑むチャレンジャーでもあるぜッ!!
列車に飛び乗ったりとかはしないッスけど〜」
他人から言われて実感するってことあるよな〜。
俺って冒険者だったんだ… な、なんか いや、やっぱり俺ってカッコいい職についてたんだッ!
死ぬか生きるか! ゼロから始まるぅ〜 大冒険♪
そんなロマンに満ちた冒険者なサナくんがモテないのはおかしいぜ。
世の中間違ってるぜ。
とか考えてたら、文さんが俺のことを見つめてきた。
えっ…… まさかそんな?!
>>「会ったばかりでこんなこと言うのはしたないかと思うんですけど……」
>>「ふふ、実はお願いがあるのですよ……聞いて、いただけますか?」
………。
……… ……… ………。
わ… 我が世の春が来たああぁぁぁぁッ!!!/b>(目からハイドロポンプ)
これはアレだ! モテ期ってヤツに違いないぜッ!!
いやいやいやいや、落ち着け俺。
物事は常にエレガンスに、だぜ……… ごくり。
「え、えとキモチは嬉しいんスけど
俺たちってまだ知り合ったばっかりだし その、あの、交換日記から始めたほーがいいんじゃ……」
だー! 何をいってんだぁぁぁぁ
ダメだ、思考回路はシドロモドロの右往左往だぜーッ!!
- 48 名前:一方通行(アクセラレータ) ◆Accel.skt. :2010/12/19(日) 23:02:13
―――昼間は疲れた。本気で疲れた。
ついでに温泉でも打ち止めが暴れまくったおかげで湯治にもならなかった。
しかも何故か、日帰りのはずがいつの間にか宿泊コースになっていたという罠までついてきた。
もうやだこの教師。
「……ま、この時間なら流石に誰も居ねェだろ」
そんなわけで二度風呂である。
人が多いと落ち着かないのと、一人で湯船を占領する贅沢さとで二度おいしい状況だ。
筋肉痛でややぎこちない身体を杖で支えつつ移動するのは重労働だったが、それだけの価値はある。
>>42 >>44
―――あン?
はずだったのだが。
「チ、流石に独占は禁止か」
見覚えのある顔、見覚えの無い顔。
なにやら他に客が居ないのをいい事にじゃれている。
それを横目に、なるべく静かに一方通行は少し離れた場所の湯船に陣取った。
「……つーか、なンでこンなトコに居るンだ?」
呟いた声の先には、黒い羽を生やした自称新聞記者が居た。
ここで何か事件でもあったのだろうか?
- 49 名前:サーナイト♂@探検隊オスメスズ ◆suKEbEVebI :2010/12/19(日) 23:08:38
>>46
そんな じょうたい:こんらん な俺を一気に現実に引き戻す彼女のひとこと。
>>写真とってもよろしいですか?ローアングルから。
「………。
……… ……… ………。
・・・ ・・・ ・・・。
つまりあれッスか? 俺を『女』もしくは『男の娘』とやらとして認識した上で
写真を撮りたいとあなたはおっしゃるのですね?
お前かみなりパンチでボコるわ……」
俺の左手が怒りでうなるッ!
あいつをボコれと輝き叫ぶゥゥ!
豪雷! かみなりプワァァァァン………!!
【MISS あやには あたらない!】
……俺の拳は空を切るばかりで。 グスン
- 50 名前:射命丸文 ◆KRKLWCroWU :2010/12/19(日) 23:17:31
- >>49
// ヽ= =/ i\
ヒュン ,.└''"´ ̄ ̄ 二ヽ、 / ´  ̄ ̄ ̄`゛''┘_ ヒュン
=´ 、、 ヽ=三 ,r' `=、
ノ , lヽ j /、lヽ ト、_ =イ ,r'l、\ j ハ , !、
三´ r'"イ .ノ\| .レ r=;ァ'レ' ニ } 'レ' r=- レ. |/(,. ト゛'、`三
三 !、 l rr=- 三 '''` ニ r=;ァ i ,.! 三
三ヽ.,ト' -=‐' ニ 二 三 '‐=ー 'ト,.,r'三
{ ,}' ', /ヘ, ,三 ,ベi /{, }
'´レ1 ヽ 人ニ人 ,r' 「レ`' ヒュン
レ〜i` ヽ 、_ ( " ゛ ) _ ,. ,r' `i〜レ
` /|__,、 ,-,ニ"、 _三 一 '
ヒュン __ハフ .| `ハ′/ ヽ
l フ〈∧〉〈、 ノ>、 おお、こわいこわい
! く ・ /` ´゙ヽ ヽ
>、__,. '´ ・ ', , '´ ノ
>┘ / ・ ', し'
/ヽ /ヽ 〉
, '´ ´ `-‐ ' ´ |
rr'´ |
ゞ,、_ |
`~ヾ,、 |
〉ゝ、_,,=、_.,. __ ,,=、ノ
', 〈 ~ 1`''/´`="
ヽ_, l /
〉l |_/
1ノ <.| 【 無駄に発揮される回避力 】
ソ
あややややや!
そんなに怒らなくても良いではありませんか。
せっかくアドベンチャラーのご雄姿を写真におさめ、
記事に添えさせていただこうかと思ったと言うのに。
もっとも、可愛らしいアドベンチャラーと枕詞付きを予定していましたがね!
<まさにマスゴミ!!>
>>48
……と、おや?
またも来場者のようですね。
こんな暗くなって寒い足湯施設に人など来ないかと思いましたが、
どうにもそうでもないようで。
さらに言うと見覚えのある顔のようですねぇ。
にこやかに手を振ってみましょう。
清く正しい射命丸の千両ばりのスマイルです。
記者は愛想があってありすぎることはないのですから。
- 51 名前:サーナイト♂@探検隊オスメスズ ◆suKEbEVebI :2010/12/19(日) 23:24:57
>>50
まるでカスりもしねぇ…… こんなのは「よちむ」がウザいスリープとか、
いやそんなもん比較にもならねーや……
ちくしょう…
__,冖__ ,、 __冖__ / //
`,-. -、'ヽ' └ァ --'、 〔/ /
ヽ_'_ノ)_ノ `r=_ノ /
__,冖__ ,、 ,へ / ,ィ
`,-. -、'ヽ' く <´ 7_//
ヽ_'_ノ)_ノ \> / _ ...... - ..... _
n 「 | /. , - ´ _ `ヽ_
ll || .,ヘ / / _ ..... _ `ヽ ヽ,
ll ヽ二ノ__ { / _∠´ ´.l ! `i:t:、 ヽ }i
l| _| ゙っ  ̄フ. _ /, - ´ ヽ,.,,>-' ''゙ヽ } .}}
|l (,・_,゙> / ,, - ´ ,......,', .} .ノ'
ll __,冖__ ,、 > ` '' -i--,..._, / ノl//
l| `,-. -、'ヽ' \ l .l 〉''´ _, { ./ノ
|l ヽ_'_ノ)_ノ ト l∠... - ''V _.., `..´ '´ニ=-''フ
ll __,冖__ ,、 | l ヽ、´ `- ..._∠´ノi ̄ /
ll `,-. -、'ヽ' iヾ ヽ、 `'' -─ ''' ´ノ /
|l ヽ_'_ノ)_ノ { `丶、 _ ../ヽ<´_,,..,
. n. n. n l
|! |! |! l
o o o ,へ l
/ ヽ
>>48
んあ?
そんなバカ騒ぎをやってたら、別のお客さんがやってきたらしい。
「しかもこのサナくんのたまによく当たらないカンによれば
俺と同じ… エスパーっぽいな。」
人間にもエスパーはいるって知識では知ってたけど、実際に会うのはハジメテだぜ。
見ての通り俺はポケモンで一般人があったら「キャー怖い」とか「キャーカッコいい♪」とか
大騒ぎになるだろーけど、ひとりだけだし エスパーだったら
こーゆー『普通じゃないモノ』は慣れてるから 正体は隠さなくていいよな。
どうやら文さんとも知り合いらしーし。
「よう、あんたも温泉に来たのかい?」
- 52 名前:一方通行(アクセラレータ) ◆Accel.skt. :2010/12/19(日) 23:34:50
- >>50
「……おォ」
まあ、当然知ってる顔なら居るだけで反応するわけで。
少し悩んだ後、『空気抵抗で速度の落ちたブーメランよろしく疲れてますよ』といった感じで
気も無く片手を上げて応じることにした。
元々あまり口数が多いというわけでもないが、妙なところで反応されても困る。
以前だったら、これも平然と無視して湯船で寝るなどのマイペース振りを発揮していたのだが。
多少なりとも他人に関心を持つように―――持てるようになっているのかも知れない。
>>51
人かと思ったら謎の生物だった。そして話しかけられた。
―――あれ、これって人類初のファーストコンタクトじゃねェ?
その瞬間が温泉でアフターファイブのサラリーマンよろしく疲れを癒してる最中とかイヤ過ぎる。
……どう反応したものか。思考にして十秒ほど。
「一応な。っつってもエスパーってよりサイキッカーの方が能力的には近いが」
結局、悩んでもしょうがないので普通に回答した。
エスパーはどちらかというと透視だとか念話だとか未来予知とかそういう能力を指す言葉だ。
一方通行の場合は物体、法則に直接干渉するタイプの能力だからそれとは少しズレている。
「……見ただけで分かるっつー事は、オマエもか?」
また少し間を置いて、そう訊いた。
学園都市にいたら速攻捕獲されて研究素材にされそうな相手だ。
超能力くらい持っていても不思議ではない。SF的に。
- 53 名前:射命丸文 ◆KRKLWCroWU :2010/12/19(日) 23:46:10
- >>51
悔しがる姿がちょっと可愛い。
どことなく騙されたと気付いた時のチルノにも似たこの慟哭……
胸が熱くなりますね!
ふむ……
サーナイトさんでしたね。
ひとつ調べて……もとい、覚えておきましょう。
「まぁまぁ、落ち着いて。
見目麗しいに越した事はないではありませんか。
男女問わずそれは同じ事でしょう?」
頭をなでてしまったのは無意識の仕業です。
私は悪くぬぇ。
>>52
気だるげな返事に逡巡する。
嫌そうに返事をしたならばスクープのチャンス。
辺に愛想の良い返事が返ってくるなら何かを隠そうという兆候。
では疲れている返事であればどうか。
「おや、お疲れのようですね、ヒーロー殿。
せっかく突撃インタビューのチャンスかと思ったのですが」
疲れている返事であればどうか。
諦めか、煙たがられているか、本当に疲れているか。
いずれにせよ、スクープには繋がり難いのは確かだ。
なんとなくため息をつく。
空気を読めないフリってのも時にはつらいこともあるものでして。
「ま、そういう日もあるわよね」
営業モードを解除して苦笑。
足先で湯を蹴立てながら、すっかり冷え切ったお茶を啜った。
- 54 名前:サーナイト♂@探検隊オスメスズ ◆suKEbEVebI :2010/12/19(日) 23:51:04
>>52
俺を見てさすがにちょっととまどってるっぽいな。
まぁ無理もねーか。
「驚かしちまったんならスマねぇ。
俺はサーナイトっていうポケモンで…… あ〜、よーするにモンスターのイッシュ地方 もとい一種だぜ。
自分で言うのもなんだけど人畜無害だから安心してくれな〜
やっぱアンタもエスパーっつーか、サイキッカーなのか!?
すげーっ! 俺人間で超能力を使えるヤツを初めて見たんだぜ!!
俺もホレ、このとおり……」
とりあえず目に付いた、そこらへんのイスやらテーブルやらをサイコキネシスで宙に浮かせてみせる。
「ま、俺はいわゆるひとつの落ちこぼれで 他の個体に比べりゃサイコパワーは
弱いほーなんだけどな…… その点、アンタはものスゴいパワーを感じるぜ。
えーっと 名前はなんだい?
ココロを読んだりするテレパシーや、予知もわりとニガテでよぉ………」
>>53
「やだいっ! 俺はもっと♂らしくなりたいんだいッ!!
♀あつかいされるのは、イヤなんだぁ〜〜〜〜〜いッ!!
って…… おわぁ………」
不意打ち気味に頭をナデられて思わず言葉を失う俺……
むしろ至福と言っていいだろう。
おねいさんに頭ナデナデとかなんつーご褒美ッ!
さっきまでの怒りや悔しさがどこへやら! ニヤケ顔になっちまうぜぇ〜〜〜ッ。
「……もっとナデナデしてくれてもいいんだぜ? チラッ」
- 55 名前:一方通行(アクセラレータ) ◆Accel.skt. :2010/12/20(月) 00:11:07
- >>53
「……ま、色々とな。色々とあり過ぎた。どっから話してイイか分からねェくらいだ」
慣れないスノーボードであちこち滑りまわってたのもある。
謎のイカ娘に二度も致死レベルで襲撃されたこともある。
打ち止めのお守りで振り回されたこともある。
「ふン? 今日は訊かないのな。ま、そっちの方が楽っちゃ楽だが」
空気を読めるのは意外だった。……普段読まないのはわざとだろうか。
ともあれ、無関心一歩手前の機微を察するのは対人スキルでも高度な技術だ。
「しかし、こンなトコに取材するもンなンざあるのか? 遭難者が出たなら話は別だがよ。
基本的にはタダの遊び場だぜ、ココは」
まあ、謎の芸人が突如降臨して瞬く間に伝説を作り上げたような事はあったが。
>>54
……とりあえず、普通に会話は出来るようだ。日本語で。
なら問題はない。多分。意思の疎通が出来るなら相手がタコ型の宇宙人でも何とかなる。
「……最近じゃ珍しくないぜ、超能力者は。ピンキリあるが」
何しろ人口の六割以上が学生で、更にその殆どが超能力者で構成されている学園都市出身である。
百万人単位で居ると伝えたら、どんな顔をするのだろうか。
「……念動力か。複数の物体を操作出来るなら十分だとは思うがよ」
呟いて、名前を尋ねられた。
……ふと脳裏によぎったのは自分だった名前だ。
だが、それはもう過去の中で消えていったものだ。
「……一方通行だ。今はソレで通してる」
だから、それ以外で最も自分を完璧に表せる二つ名を告げた。
唯一無二の力を示すその名詞を。
- 56 名前:射命丸文 ◆KRKLWCroWU :2010/12/20(月) 00:21:10
- >>54
おや、おとなしくなりましたね?
あやや、ふにゃけた表情しちゃって。
いいなぁ。
こういう子供らしい子、お姉さんは結構好きですよ?
「撫で撫でくらいならいくらでもしてあげますよ。
それはそうとサーナイトさんはエスパーだそうですが、
専門はどちらで?」
撫で撫では継続したまま、宙に浮くイスを眺めながら尋ねてみる。
念動力。
幻想郷では珍しい系統の力だ。
レミリアさんがそれなりに使っていたようだが、
他にはせいぜい騒霊姉妹が使うくらいであまり目にしない。
>>55
「英雄には事件の方から寄って来るものよ。
運命かどうかは知らないけど」
意外そうにこっちを見ているなぁ。
苦笑に苦笑を重ねる。
まぁ、これでも1000年生きてますからね。
多少の機微は利かないはずもない。
ですが、記者には逆のスキルってもんが必要なんです。
「何もない、そう見える?
たしかに、ここは人が集まるだけの遊び場だけど、
事件っていうのはね、人妖が集まる場所でよく起こるものなのですよ」
だから遊んでるんじゃないのよ?
言外にそう言ってみるが、まぁ信じられないよね。
自分が信じてないくらいだし。
ただ、十分なんですよねぇ。
少なくともここで二人、スクープの種にはお遭いできてんですから。
- 57 名前:サーナイト♂@探検隊オスメスズ ◆suKEbEVebI :2010/12/20(月) 00:34:12
>>55
人間がしゃべる言葉と同じ言葉はしゃべれる。
ま〜「本家」の連中は一部例外を除きしゃべれないらしーがな。なんだ「本家」って。
「へえぇ〜っ 珍しくないのか、じゃあ他にもいっぱいいるんだなぁ……
まるで超能力者のバーゲンセールだぜ! ま、たくさんいてピンキリなのは俺んこともそーだけど。
十分か… そー言われたのは初めてだな。
何せ俺より強い連中ばっかり身近にいるから…… おっとすまねぇ、グチっぽくなったな。
で、一方通行(アクセラレータ)っつー名前なのか。
……ずいぶん変わった名前だぜ。
ともかく、よろしくな! 一方通行!!」
名前かぁ。 俺… とゆーかポケモンはあんまり名前にはこだわらないから
種族名がそのまま呼び名になることが多いんだよなぁ。
なんで人間は名前にこだわるんだろう? よくわかんねぇし、考えすぎると頭痛が激痛だから
考えないことにするぜ。
>>56
えへへへ……♪
最初は「なんだこの女!俺を♀あつかいして写真撮ろうとしやがって」って
思ったけど……… なかなかどーしていいおねいさんではないかッ!
うまく手玉に取られてる気もしなくもないが、それがなんだ!
おねいさんとのふれあいこそ…… 俺の喜びだぜえぇぇぇ!!
「ほへ? 専門ッスか?
ご覧の通り、『年上・お姉さん属性』が専門で………
そーゆー意味じゃない?
ああ、エスパーとしてのッスか。
単純なワザとして、こーやってサイコキネシスだのテレポートだのは使えるッスけど、
『サーナイト』としての専門の力は『未来予知』ッスね。
なんでも『守るべき相手の危機を予知して、その時最大のサイコパワーを発揮し 小さなブラックホールをも作り出す』とか……
ま〜俺にはピンとこない話ッスよ。
………好きで守りたい相手はいるけど、俺が守るまでもなく強いし。」
ルカリオさん、波導の使い手だけあってめっちゃ強いしなぁ………
でも いつかは………
- 58 名前:サーナイト♂@探検隊オスメスズ ◆suKEbEVebI :2010/12/20(月) 00:36:54
「っと、もうこんな時間じゃねーか……
そろそろ帰らないと また隊長にボコられるぜ。
……微妙にリストラの危険も感じなくないしな、早く戻らないとヤバいかも!
とゆーわけで名残惜しいがおふたりさん!
このへんでサヨナラだぜ〜ッ!!」
【サーナイトは テレポートをくりだした!】
【退場】
- 59 名前:一方通行(アクセラレータ) ◆Accel.skt. :2010/12/20(月) 00:41:14
- >>56
とりあえず、警戒はしなくても大丈夫そうだと確認して、ようやく肩の力を抜いた。
昔のように無尽蔵に能力が使えたなら戦場のど真ん中で昼寝をしても平気なのだが、
今はそういうわけには行かない。必然的に眠りも浅くなるし周囲への警戒も鋭くなる。
疲れやすいのはそういった理由があるからなのかも知れない。
「神話の英雄の殆どは悲劇的な結末を迎えてやがるからな。こっちとしちゃ遠慮してェよ。
……そもそも、英雄っつわれるほど大したもンじゃねェっつの。俺はそういうのじゃねェな」
確かに、怪物じみた英雄も神話では珍しくないが。
「―――ま、人が居なけりゃ事件も起きないしな。スッパ抜くなら人の多い場所か人は居るが
目立たない場所を探すのが一番だろォしよ。……どっちかっつーとその全力くつろぎスタイルは
どォ見ても遊びに来たようにしか見えねェがな。それとも、温泉宿の紹介記事でも書くか?」
微かに笑って視線をスキー場のほうに向けた。
照明で照らされた斜面にはまだ人がぽつぽつと見えている。
「ま、今日の俺は久しぶりの休憩モードなンでな。記事のネタには期待しない方がイイぜ」
そっちの知的生命体の方が取材対象としては面白そうだろう、と言外に含めて言ってみた。
- 60 名前:射命丸文 ◆KRKLWCroWU :2010/12/20(月) 00:57:52
- >>57-58
年上専門と笑うサーナイトの表情にしかし、わずかな照れを見て取った。
ふぅん……成る程ねぇ。
「気を引くと言うのもなかなか面倒なものねぇ。
ま、わからないでもないわ。
フリが素になっちゃうってのは……ね」
未来予知。
先が分かると言うのはどういう感覚なのだろうか。
それは変えられる未来を見るということなのか、それとも不可避の事実を見てしまうのか。
いずれにせよ、欲しくはない能力だ。
事実は、起こって真っ先に知るのがいい。
起こる前から分かっても面白くはない。
その点、捏造した事件の報道は真実のスクープとは比較にならないのだ。
どこまでいっても。
知れず、溜息をひとつついた。
「お疲れ様です。
次回はお仕事の話も聞きたいですねぇ」
……なにしろ、紅魔館で見かけたという噂がありますからね、貴方は。
最後の言葉は口に出さずに、瞬間移動で姿を消す、彼を見送った。
>>59
「英雄になる人の多くはかつてそうであることを欲したからそうなったそうです。
理由は様々だけど、そうすることで何かを護りたかったのかもしれないわね」
彼の気配から緊張が消える。
どうやら警戒されていたようだ。
まぁ、妖怪の身では無理もないのだが、しかし、彼の警戒の質はそういうのとはちょっと違うように思えた。
どちらかと言うとその警戒はむしろ同胞に対しての……
……ま、詮索はやめておきますか。
せっかく営業モードを解除したのだから。
「ふふん、遊びにきたように見える?
甘いわね。私の分、部下が働いています。
私はまぁ監督兼休暇……ってところかしらね」
指差す先には証明の塔の上に数羽のカラス。
鳥目とは言え、これだけ照らされたスキー場ならば飛行に問題もない。
実の所、今日の情報収集は彼らの仕事なのだ。
「しかし、温泉宿の紹介記事か。
あまりやったことなかったけど、たまにはそういうのもいいのかなぁ。
……地霊殿の記事でも書いて見ようかしら」
- 61 名前:一方通行(アクセラレータ) ◆Accel.skt. :2010/12/20(月) 01:11:23
- >>57
「大事なのは使い方だ。ちっぽけな能力でも使う奴の頭が良けりゃ格上にも勝てる―――
って、行っちまったか」
気がつくと、そこにいたはずの相手が居なくなっていた。
……一瞬多重能力者かと戦慄したが、考えてみれば人間の範疇じゃないのだ。
二つ三つ、同時に使えても不思議ではないのかもしれない。
>>60
「……ま、くだらねー理由で英雄になった奴は過分にして知らねェしな。そンなもンか。
ただ、何かを護りたいっつーのは……大抵の人間に共通する願い事じゃねェのかな」
戦う理由のほとんどはそうだ。
よほどイカれて無い限り、わざわざ血を流そうなどとは誰も思わないはずだ。
少なくとも、その程度にはまだ、世界は終わっていないのだから。
「―――っつーかソレは余計にタチ悪いじゃねェかよ、おい。監督は一番忙しくなる
仕事だと思ってたンだがな。……ま、イイか。何処かは知らないが、やれるなら色々
試してみるのもアリだろ。少なくとも、まじめな記事一辺倒か、捏造だらけの愉快な
ジョークしか書いてねェよォな新聞よりはずっとイイ」
- 62 名前:一方通行(アクセラレータ) ◆Accel.skt. :2010/12/20(月) 01:13:49
……少し、考える速度が鈍ってきた。
湯当たりの前兆だろうか。
ともあれ、そろそろ湯治は終わらせておく方がいいだろう、と判断する。
「……ンじゃ、先上がるか。愉快な事が見つかるよォ祈っとくぜ」
【退場】
- 63 名前:射命丸文 ◆KRKLWCroWU :2010/12/20(月) 01:30:18
- >>61-62
「そう、何かを護りたいってのは多くの人間に共通する願いよね。
けれど、見知らぬ誰かですらも護りたいなんてのは普通じゃない。
そういうのを持ってる人間を英雄と呼ぶのかもしれませんよ?」
でもそれはあくまで人間の話。
戦う理由が「戦いたいから」ってだけの連中と多く付き合ってると
さすがに手放しで同意はできないのよねぇ。鬼とか。
人間にもたまに居るでしょう?
バトルマニアってんですか。たしか。
「あやや、皮肉のおつもりで?
ハードル上げられちゃったわねぇ。
まぁ、それなりに頑張っては見るつもりですよ。
そのうちお届けにあがりますのでできれば読んでやってくださいな」
上がる彼に視線は向けず、手だけを振って別れを告げる。
愉快な事を探す必要はとりあえずない。
いや、探して、既に見つけた。
やはり、人が集まる所を探すと言う基本方針は間違っていなかったということだろう。
ふふ。営業モードはやめたと言ったが、
記事にしないとは言ってないんですよねぇ、これが。
「さて、じゃ帰って得た情報をまとめるとしましょうか」
湯から足を引き抜いて手ぬぐいで拭く。
靴を履いて鴉たちを呼び戻すと特派員は一陣の風と共に其処から姿を消したのであった。
<退場>
- 64 名前:<みんなの心の病み>古明地さとり ◆ORINKUO6O. :2010/12/23(木) 23:31:48
- 「結界の中でも外でも、人はあんまり変わり映えしないものねえ」
ロッジのロビーで、ソファーに座り込みながらそう独りごちる。
結界の外へ来て、人がごった返すレジャー場で一通り遊んだのは良いけれど。
少し疲れたので、連れより先に帰って一休みする事にしたのだ。
…本当は一人で来たかったですけど、子供が一人で居ると何かと面倒ですからねぇ。
ソファーに体を預けながら、何となしに人が動いていくのをぼーっと見ていた。
【入場】
【外見年齢はティーンズ以下の少女。まあ所謂小五ロリです】
- 65 名前:題名「海からの脅威の侵略者!」 ◆IKA/U.MUq6 :2010/12/24(金) 00:22:47
- ,、 _
/└―――┐ ,、 /_ \
\┌―┐ | /└┘│\ \____
` \ \ \┌―┘ \____ `ヽ
\ \ ,. -―――- 、 `ヽ }
○、__/\ \ \ , ´ `ヽ \ } |
八ノ__ > \ ./ -―――――- 、 ヽ \ Λ |
〈〈ヽヽ.ヽ/ / // / ヽ ヘ \ / N
\ } } / ム' 人 Λ ト、 ヽ V \/ |
\ .\ | | \/ イ |||||\、 ノノ/!!ハ|!A \V \ /
\ `| l / /ZV||||||||\ノ/||||||||||||V V //
\! \______/ //,.人h´ ̄`゙Zレ'Z.h´ ̄`゙Z ノノ | // /
V \ { /V/オW. ◎ k|||W. ◎ kノノ/ /イ ̄ /
\  ̄ ̄ ̄レ||||V|||叭 爪||.叭 爪ム Λ ≧―<
\____/ Λ|||||≧zzt彡||||||||||≧zzt彡||||V´ r―z_ \
/ / マ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||≧/ ノr\ \
/ / 从マ|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||ノ ノ´フ} }
/ ∠z、__フ ゝくヽ||||/Vヽ|||||||||Λ||||||||/ f_ / /
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ Z ̄`Z ::: ::: :\V V|||/^ `´ ̄ く / /
- 66 名前:イカ娘 ◆IKA/U.MUq6 :2010/12/24(金) 00:23:06
____ ,.へへ 、
, '´ ,. -‐―‐- . / k 〉j/_〉
. , ' ,‘: : : : : : : : : : : : : ‘: , ≠{  ̄´,-ィ′
, " / : : : : : : : : : : : : : : : : : : :': ,/ : : ゝ. /_丿
. , ' ,.': : : : : :∧: :八: : : : 八 __: : : : :\: : : :  ̄: }
. \ ./ : : : : : /¨∨\\//i∧: : : : : ∧}ゝ: __;ノ
. \ i : : : : : / " " ′ ',: : / /
\∨\/|==-- --==∧;イ /
/: {γi: :.:i.┌――――‐┐ {: : :| , '
/: : :\|: : :i. i : : : : : : : : : V }: : |_/
/ : : : : : : l: : :l ゝ. : : : : : : : / _.∠_:_:_:_:_: \
. ∠_:_:___/ : : l| ̄ ‐-┌ i¨ヾ /ヽ ヽ: :ヽ
: :_:_:_:_:_:_:_:_:_/. ヽ l V/|: :| i: : |
 ̄ ̄ / / 、__i`i. \ヽ "j i丿/: :/ l: └┐
,. -γ |. ) ヽ / i ヽ: :ヽ  ̄i :|
. /: : :.{ j´. ∨ } /: :/ /: : |
八: : :.:ゝ.__≠′ / \/ \;/
ゝ: : : : : :,イ / /
`ー一' }/ / / {
完璧すぎる私自身の雪像>>65じゃなイカ!
やはり、私は侵略者としてだけでなく、芸術家としての才能もある様でゲソね。
人が大勢集まるロッジの前でこんな恐ろしい雪像があれば、人間共はすくみ上がるに違いないでゲソ。
これでまた地上侵略が一歩進むでゲソね。
さて、後はロッジの中から優雅に人間共が私の雪像>>65におびえるところを
鑑賞しようじゃなイカ!
………何かどこかで見た様な顔が……
……あれは……
/ヘ 厂 ̄`ヽ
ィヽ, : : ヽ /: : : /`i:|
/\__>' , ∨ : : /: : : .i:|
<.: : : : : : : ∨\ :/: : :/ ∧`ヽ > ' `ヽ
\/7.: : :  ̄ 7: : :∧ ∧ \ | : : 〉
/: :\―‐./.: :/ ̄ > ._ !: :∨_
\ : : \/.: :∧'': : ,,.: : : > .,/: :∨: .ヽ
厂\ : : :/.: :/ ∨ ∧\//: ∨: : /
/ 丶: :\/.: :/ゝー‐∨ 〉': :/: :∨:./
__>: : .\ :|: : |.: : : \〉'' ¨ //: : / ‐┐
i: : : \: : : |: : | : : /: : / :/: : :/ : : :|
└――\:|: : | /: : /: : : /:: : :/ ̄| :└‐\
/.:|: : | /: : : :/:: : :/_ `.└―‐i/
. _,: : ': : : : | :└┐: : :/ : : /_ ¨ /
ヘ_,, イ .└┐ | :/ : : / ', >-´
/:.: .┌┘ | : : _/ > ', \
/.: //\.: :∨. ∧>,,_ : : > ∧
. 〈.: : : : : :/ ̄/ ∧ i>: :__:/
ゝ>イ ゝ- ' ヽ⌒∧_,`ヽ
ゝ: : : : :丿 .{: : : : : :丿
/  ̄ | >ー ' i
i i ゝ__丿
ゝー ''
(こ、こうして、ただの置物として擬態していれば大丈夫でゲソ…
雪像の様子を見る、目の前の脅威から身を隠す、どっちもやらないといけないのが
侵略者のつらいところでゲソね…)
- 67 名前:<みんなの心の病み>古明地さとり ◆ORINKUO6O. :2010/12/24(金) 00:39:08
- >>65-66
ふと気づくと、ロッジの前に人だかりが出来ている。
人山に遮られて良く見えないが、出入り口のまん前に何かオプジェが鎮座しているようだ。
第三の眼で人だかりの中から適当に心を読んでみる。
(なんかイカみたいな帽子を被った娘があっという間に作ったんだってさ)
(でかい顔に触手がいっぱい生えてるみたいだけど、何だこれ?タコ?イカ?)
「ふむ、困りましたね。私の背丈じゃとてもじゃないけど見れそうにありません。
こんなに人だかりができる物ですもの。さぞかし素晴らしいものなんでしょうけど。
見たら歓心…いえ、慄いてしまうかもしれませんが、見えないんじゃしょうがないですねえ」
横目で触手の塊のように擬態している彼女を見ながら、わざとらしく大きめの声で呟いてみる。
………そんな触手の塊の置物が居てたまるか!と全力でツッコミたいのを抑えながら。
- 68 名前:イカ娘 ◆IKA/U.MUq6 :2010/12/24(金) 00:50:44
- >>67
………………………
| ー┼ / _
| __| ./ _ _ 一 ´  ̄ ` = 、
l (__ノヽ | _ ,∠-- '  ̄ ̄ ` ー- _ \ `ヽ
____ | /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ \ \
__) \ , /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :\ヽ \
/ く/: : : : : : : : :/\: : : : :/ヽ: : : ハ : : : :ヽ.、 ヽ
| ー┼ / /: : : : : ー-;;_/. \/ ヽ_;;/-i-: : : : ヽ_ /
| __| | ./: : : : : : : / V ̄=- -= ̄ V l: : : : : : :〃
l (__ノヽ | レ'´\: : : / l: : : : : ::|
____ ヽ \∧ _;;==ミ ,x==;;_ |ヽ/\|
__) \ ( | i |: : |^ } |
/ v::i. ,--──-- 、 |: : |_/ :|
| ー┼ / |: :!, i i .|: : |: : : |
| __| | l: : ::|\. \_ _ノ _/|: : |: : :.:.|
l (__ノヽ | .l: : i l: : `i ー _  ̄ ̄_-:´: |: :|: : |: : : :.:|
ヽ l: : :i .l: : : l.|: : :|. ̄ l: |: : ||: : : :.:|
|| || \ l: : :i l: : :.:l_l_ノ `.|: : |_|: : : : |
|| || / l: : :i l _ィ´/ .|: : |/``ヽ,: |
o o / l: : :i ./ / i`ー- _.-一' |: : |i ヽ|
| l: : :i / .i i ´ .|: : |i ヽ
, '⌒ヽ, | l: : :i / i \ /|: : |i ヽ
⌒V ヽ l: : :i / i ` ー-一' ´ |: : |.iヘ ヽ
l: : :i i i |: : |.ゝノ\
そこまでいうのなら、仕方ないじゃなイカ!
そろそろ、お主も私の真の恐ろしさを知ってもいいころじゃなイカ?
触手で持ち上げて、一番見やすい位置を確保してやるでゲソ。
どうでゲソ?
私自身の雪像でゲソが、再現度ばつぐんじゃなイカ?
- 69 名前:<みんなの心の病み>古明地さとり ◆ORINKUO6O. :2010/12/24(金) 01:11:48
- >>68
「わっ……」
触手が胴にくるくると巻きついたかと思うと、ぎゅーんと上へと持ち上げられる。
人を軽く持ち上げられるパワーがある触手…確かに侵略者を名乗るほどの力はあるようです。
オツムの方はお察しですが………ああ、なんだか身近に似たようなのが居るような気がします。
それはさておき、視界がクリアになったので
出入り口前のオブジェが見えるようになりましたが………。
(>>65を見る)
(下で高笑いしている>>68を見る)
「ああ、なるほど。海から顔(と触手)を出して人を襲っている図なんですね。首だけ星人かと思ってしまいました」
(>>65を見る)
(下で高笑いしている>>68を見る)
「ええと、前にも言ったと思いますが。私は人の心が読めるんですよ。
この場に居る人たちがどう思ってるか。言った方が宜しいですか?」
個人的見解としては、船の一隻でも沈めてる時に。被害者が見ればこう見えるかもしれないな。といった所ですが。
99%の人間は雪像とイカ娘さんが同じとは思ってないですね。
あ、私は人間じゃないので100%でしょうか。
- 70 名前:イカ娘 ◆IKA/U.MUq6 :2010/12/24(金) 01:18:56
- >>69
そうでゲソ!
よく分かってるじゃなイカ!
私の繊細な触手は私自身のもつイメージを正確にトレースすることができるのでゲソ!
//: : : : : : : : : : : : : : : : : :\ ヽ \
/ : : : : : : : : : : : :/}i: : : : : : : \ ′ /
. / : :/ : :i| : : : : : :/⌒ハ : : : : : : : : \} /
/ : : : :′ ,ハ : : : :/ ,x===ミ、: : : : : : :i}: :\_ハ
〃 : : : : iレ´⌒ \/ 〃rノ心 }\ : : : :∧ : : ′:.}
∠,{i : : : : :∧ x=ミ、 弋)ソ ′ i\_,イ'ミ}: : : : V
′ : : /: :'〃_,心 |: : : :| ' : : : : {
, : :/i : 小弋)ソ |: : : :| }: : : : ′
. iノ | : :ii ′ , |: : : :|_,.イ : : : : :.
| :.,人 、 ´ |: : : :|: : \: : : : :.
| : : : :ヽ |: : : :|\_,. -‐- 、:',
| : : : : i iヘ , |: : : :|´/ ヽ
| : : : : |八: :> _ ィ |: : : :| ′、
| : : : : | \, -‐/ ∧ |: : : :| i i: : \
なるほど…人間共が私におびえすくんでいるのはもう火を見るより明らかでゲソが、
それを確認してみるのも気持ちがいいことじゃなイカ!
じゃあ、言ってほしいでゲソ。
そしたら、お礼におぬしの雪像を作ってあげてもいいのでゲソよ?
- 71 名前:通りすがりのスキーヤー:2010/12/24(金) 01:37:24
- (>>65を指差し)
A「モンジャラの雪像だぜ!スゲー」
B「シャメ撮ろうぜシャメ」
C「上手なモンジャラだ……」
A「俺モンジャラ大好きなんだよ」
B&C「変だよお前」
- 72 名前:<みんなの心の病み>古明地さとり ◆ORINKUO6O. :2010/12/24(金) 01:38:05
- >>70
「それでは……」
両目を閉じて、本格的に群集の心を覗きにかかる。
既に質問は投げかけられているので(>私自身の雪像でゲソが、再現度ばつぐんじゃなイカ?)
それに対する反応を読むだけで良いから楽なものである。
(コレとあの娘が一緒だって?ねーよw)
(入り口前にこんな物を作った馬鹿はどこのどいつだ!?)
(こっち可愛い、あっち可愛くない。完 全 論 破)
(ロリっ娘の生パンktkr)
………?
何か妙な心の声を拾ってしまい。ふと自分の状態を思い出す。
触手に持ち上げられて、スカートの中覗き放題状態!?
「お、お、降ろしてください。きゃー!離してー!」
手足をじたばたさせるが、がっちりと絡み付いて振りほどけそうにない!?
- 73 名前:M60T『サブラ』 ◆Mk3/la.KyI :2010/12/24(金) 01:47:47
- 「おらー。散れーこの馬鹿野郎ども!出入り口の前に雪像立てた奴は誰だ!!」
今回は普通に言葉を発しておく。
耐寒試験の一部が残っていて、山に留め置かれていたのが幸いしたな。
ロッジの影からのそのそと、ローギアで回り込み群集を散らす。流石に空に向かって威嚇射撃はしないけど……。
とりあえず、ドーザーブレードで>>65の雪像(だった物)を建物脇に寄せる。
【入場】
- 74 名前:イカ娘 ◆IKA/U.MUq6 :2010/12/24(金) 01:50:27
- >>71
,. -.、
,凵@ ヾ 、
/ / _ ', \
. く _,.f‐'´ ``‐i..,_ >
ハハX_,∨,_メハハ
┌‐| io⌒ ""⌒o! |ー┐
,.^ニニノノ\(⌒⌒)/ゝ、ニニ^ 、
く く. //| | o、 ̄/ | | | | 〉〉
. く 〉| | | | `´ .| | | | く 〉
 ̄ ̄ ` く X二) ̄ ̄ ̄(二X > ̄'´ ̄
彡,ハ} {ヘ ミ´
) (
⌒γ⌒V⌒ヽf⌒
私はポケモンじゃないでゲソ!
酷いじゃなイカ! 私は恐怖の侵略者、イカ娘でゲソ!
>>72
\ 〉
_ ______ \/
/: : : : : : : : : : : : : : :  ̄\
: : : /|: ;ヘ: : : :./|: :ハ: : : : :ヽ
: /ニ=|/ ヘ: :./ |:/ _,.ゝ: : : : :!
イ´ん,心` ∨ 'イ.心 ヽイ^' ぐぬぬ・・・
込::::ノ l::'''::l ;': :l
.::::..  ̄ `ー´ /: :/ ./\
::::::: ' .::::. |: :{. ¨|: :「
人: ヽ \:ヽ
\ ⊂==っ , イ: :|. ヾ: \. ): )
何かいい反応じゃなさそうじゃなイカ?
人間どもめ…感性を疑うでゲソ…!
侵略がまた一歩遠のいてしまったでゲソ。
うん? 何をそんなにあわてているでゲソ?
というか、人間どもは何を見ているのでゲソ?
視線の先にはイチゴパンツしか……
/ / `、`、
/ / \\
/ / __,,.. .-‐ '''"" ''''- .._ ヽ ヽ
/ / , - '": : : : : : : : : : : : : : : : : : : : "'- 、 `、
l .l , . :' : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : "' ..、>
`====、l, ' ´.: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :l
l ./ : : : : : : : : : :/l: : :/ヽ : : : : : : : : : : ;、: : l: : : : : : : : : :l
l/: : : : : : : : : : : /__l__/__ヽ: : : : : : : / .l: : l: : : : : : : : :/
l: : :ヽ: : : : : : :/._|/__ 、: : : :/‐--l: :ハ: : : : : : : /
l: : : : :l、: : : : / |::::::::| 、;/____|/ /l : : : : : /
}: : : : :| iヽ: ;イ |_____l |::::::::l /::ハ: : : /
/: : : : :ヽl : : | |____,! ./::::l レ'´
/: : : : :/: :l : : l /: :/
/: : : ;、/,、 ,! : : l / : :l
/: :r-゙ l:ヽl : : lヽ ‐---‐ ._/ : : l
/,.'ヾ、 ヽ;l : : l "'''- ..____,,.. .-‐.<i゙: : : : l
/: / `、:i l : : !、 / `i:::| l: : : : l
/: :{ !、 !、: : :l '゙ ,'゙l:::l l : : : :l
/ : : l ! l: : : l ‐-、 -゙ /::/ l: : : : l
…私の渾身の雪像はイチゴパンツ以下でゲソか……
離せというのなら、離すでゲソが、ちょっとショックでゲソ…
イチゴパンツがそんなに恐怖されるとは思わなかったじゃなイカ…
- 75 名前:イカ娘 ◆IKA/U.MUq6 :2010/12/24(金) 02:02:14
- >>73
,. ´ ̄ ` 、
. // ` 、
/ / \ \
/ / \ \
/ / \ \
/ .′ _,.-―――- 、 \ \
く i . ´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\ \
.. \ :! /:.:.:.ノ:.:j:.:.:..!:.:,.イ.:.:∧:.:.:.:.:.\/
\ |/__:.イ:.:`メ、/|:/ |:.//レ.:.〈 |
\/.:.:.|/リレ',ィrそド"´ レ ィチxV:.!:.V}
/.:.:.:/!:.:.! 〈. トzリ トzリ }:!::Nリ
/.:.:.: /ソ:.:.:i. xx`¨´ , `¨x{:从.:.:.:}
/.:.:.:.:. //|:.:.込、 /:.|ハ:.:.ヽ
./.:.:.:.:.:/:厶|:.:.:.:ト ヽ、 r つ ,. く:.:.:! ∧.:.:.ヽ
/.:.:.:.:./.:.: / |:.:.:.:| i> ミ 、 <}. |:.:.:| ヽ.:.:.!
/.:.:.:.:.:.〃.:.:.:/ .レ‐‐く \  ̄´ 〃 i:.:.:<フ二ヽ:.:.|
./.:.:.:.:.://.:.:.:.:/ / /⌒く \ // |:.:.:厶--、 }:.|
.:.:.:.:.:/ /.:.:.:.:/ ( /,. ┤\ヽ // |:.:厶--、 /::.|
ああ! せっかく作った私の雪像が崩れたじゃなイカ!
これを作るのには結構時間がかかったというのに酷いじゃなイカ!
侵略が一歩どころか二歩も三歩も遠のいてしまったでゲソ!
やはり、威圧感が足りなかったでゲソか…
触れたらやられると思うぐらい、SAN値が下がる強烈なものを作るべきだったかもしれないでゲソ
- 76 名前:<みんなの心の病み>古明地さとり ◆ORINKUO6O. :2010/12/24(金) 02:07:40
- >>74
「ぜえ…ぜえ。ふう」
何とか事なき…いえ、事は残ってますが。
とにかく地面に足を付ける事ができました。
「いえ、えーと、そのう。アレは私が大声を出したから注目されただけですよ」
わたわたと取り繕ってみますが、どうにも信じてもらえてません。
こうなったら勢いで…
「いえ!そもそも!
さっきの状態は、悲鳴をあげるか弱い少女を触手で縛り上げる侵略者という
雪像と同じシチェーションで群集に認めてもらうチャンスだったんですよ!
それを逃してしまうだなんて貴方は侵略者失格です!」
ビッと指を突きつけて宣言する。
ドォーン!とかジャキイ!とかSEが聞こえた気がしますが気のせいでしょう。
ついでにか弱い(プッ)とか見えた気がしますが。空耳もとい眼の錯覚に違いありません。
「今からでも遅くありません。チャンスを拾ってあげ…」
>>73(雪像終了のお知らせ)
「遅かったですかね?」
コメカミに汗を垂らしながら、精一杯笑みを浮かべて言ってみる。
- 77 名前:M60T『サブラ』 ◆Mk3/la.KyI :2010/12/24(金) 02:13:27
- >>75
「いやなんと言うかね。そんな長時間掛かっていたなら、何で誰も止めなかったのかと問いたい。問い詰めたい」
小一時間問い詰めたい。マジで。
「悪いが雪像作るなら、もっと邪魔にならない所に作ってくれ。
邪魔にならない所なら、太陽の像作ろうが、ゲルニカ地上絵作ろうが誰も止めないよ」
他人の迷惑考えろよ。と。
- 78 名前:イカ娘 ◆IKA/U.MUq6 :2010/12/24(金) 02:29:43
- >>76
、_,人_,人
、_) て
) ____ て
, '´ ヽ`.ヽ
. , ', ' 丶 \
. / / ____ ∨ \
/ ./ ,: : ' ´: : : : : :`丶 ∨ .\
\ .././. :/i. :,イ. :∧. :ヘ:.:ヽ ./
. \i/. :/_|/__∨.__∨__∨:∨/
i:∨ , '⌒ヽ '⌒ヽ∨ i
| | と ○ ○ つ|.||
| |:.| ! :|:|
/ .l :ゝ. (⌒⌒) .イ.|:.:|.:|
/.:.:.|: : :| .≧`.ー.´≦´ ̄i:.:|.:|
. i.:/|: : :|ハ∨ ./ ハ |:.:|`\
そ、そうだったのでゲソか!?
せ、せっかくのチャンスを逃してしまったでゲソ……
そこまで私のことを考えていてくれたとは思わなかったでゲソ…
お主には悪いことをしたじゃなイカ…
>>77
……そうでゲソね。
本当は私のリベンジをしたいところでゲソが、さとりには大きな貸しが出来てしまったでゲソ。
道理をわきまえぬ人間共とは違い、イカは礼を尽くすのでゲソ!
邪魔にならないところに作ればいいのでゲソね!
ならば、ロッジの隣の空き地にさとりの雪像をお詫びとして作ろうじゃなイカ!
(イカ作成中。。。)
/|
/ ::::|::::::::::::::::::::::::::::
/:::::::::::|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
|:::::::::::::::|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
|:::::::::::::::|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
|:::::::::::::::|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l<
|:::::::::::::::|::::::::::,,ヅ彡ニミ;;,,::::::::::::::::::::F
|:::::::::::::::||::::ィ<" , ‐ 、 ゙ミ、:::::::::::::::l
|:::::::::::::::||Fミミ、, ゝ__゚,ノ,, イ〃ノ::::::::::|=-<
|:::::::::::::::||::::::::゙゙'ヾ三≡彡'":::::::::::::::::,'、
|:::::::::::::::||::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ ト
|:::::::::::::::||::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,ィ'
|:::::::::::::::||::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,/\_
|:::::::::::::::||::::::::::::::::::::::::::::::::::,イ |
|:::::::::::::::||::::::::::::::::::::_,, ┐' ト-
\:::::::::::||| ̄乃'゙人 ∧
\ ::::|| ∴ ・ ∵
\||
触手のイメージのまま、作ったら、こうなったでゲソが、
これではさとりの侵略者としての一面が十分にあらわれていない>>72ゲソね。
これは破棄!
鍵はいちごぱんつらしいじゃなイカ、それをイメージして作ってみるでゲソ!
(イカ作成中。。。)
i';
,.. - ' ´  ̄ `' v',.'
,.::'´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`'::.,
,.:'::::::::::_:,ゝ-ニニニ'''‐ ,/´`';_:::::':,
,:':::::::; '´:'::´:::::::::::::::::::::i .)::::::',
,':::::,;':'´:::::::::::::::::::::::::::::::::::'‐‐‐く:::::::::',
i:::::::::::::::::::::::::::::::::::、:::::::::N::::::\ '、::::::',
l:::::::::::::i:::::::ノ:i::::::::::::lヾ::---:::::::::\ '、:::',
. ,':::::::::::::_l/l:/ \:::::l ヽ__/l::::::::::::::' ,.' ,;ゝ
. ,:'ノ';::::;:::::::i riテ.、.\;! '´ `l::::::::::::::::N、.\
'.;::ハ:::ヽ` .'.;;:ノ xwx.|/i::::::/l/::::::l\\
'.l .il:::;:::ゝ.xwx ' ' /レ':::::::ハ/ .\\
l:レ::V::'.、 ヽつ ,ィ::::::::::::N \\
l/ ';::;、::::l>'r - .'´ l∧/´`ー--, i i
iノ,.-'´:::::ノ /::::`::::/ミξ' 、_ / /
, -.'´ζl:::::::::l /::::::::::::/ミζ `>, ',,
/ ζl:::::::::l_/:::::::::::::/ミζ´ // ',
/ ζl:::∠_,.ゝ::::::::::/ミζ // .',
, ,.' ̄!. -<,´フζ1 ノ; ;:/ζ /∠ '.,
/ .l i'',.' `'., i i'、. < .!,`' ー '' ´"'' 、ゝ、_ '.,
. | l.,.' ,.'、,.ゝ- ., ,`'''""_' 〈:::::l`'' ‐ 、 _ '.,
| , ' .i.,´ `.>' , '´ィ'´ , ζ:::l ,,. -、 ` 、:,
| , ' li νゝ´, - ´,' .,...,,,. ゝ:::::l .', く ',
|,' ,' ', ' ' ´' ,@,' / 〉 ノ::::::l ' - ' '.,
. l' / ', ' ,'´‐'´ 〉 ):::::::l l l /
,' ,.' ',', '.,、 /V__,.-- ., l l /
. ,' ,.' .',.', '.,':/_ `l l- , , '
,.' ., ' .',.', ',::'.,ニ;;;; 、 i i `'´
,.' , .' ; ', ',::'., ` ニ'ニ〆
. ,' .,イ .i::', '., ',:::`', __
,' ,.:':::.l .l..i.', '., .',:::::: ̄`''‐''´ `' ,
,' ,:':::::::::l ',:: ', ' , ';:::::::::::::::::::::::::::::::::'.,
.,' ,.'\:::::::::'., .,'::::::', '., ';::::::::::::::::::::::::::::, -''
. ,' .,.' i:::::::::::':., ,.'::::::::::'., .' , ';:::::::::::::::::::/
,;''┴ '´`iゝ、,'_,.., ゝ、::::::::::::':..., _,..::;.ィ、;;;;ゝ, '.、 ' , '.;:::::::::; -'
ζミ≡≡=-<, <;;;;;::::::::::::::`"´::::::::::::::::`:'::'---‐':., '.,,_
……さとりの雪像が完成でゲソ!
. -―――- 、__
/ . -―――- 、\ ` 、
/ /: : : : : : : : : : : : : \ヽ \
//: : : : : : : : : : : : : : : : : : :\ ヽ
〃: : : : : : : : : : : : : ;ハ: : ;ハ: : : :ヽ /
〃: : : : : : : :八: : : : / ┼/- i: : : : :∨
/f : : : : : : :|斗- \;/ ,x≠ミ、|: : : : :|
ヽ|: : : : : : :∧;|≠ミ、 んハ Y : : :人|
∨\ : : {〃 んハ 弋:り ハ;/| }|
\从 弋:り |: : |ノ: !
i:, ' --、 |: : | : : :,
|: :、 く ノ /|: : |_ : :、
|: : |` .. _ . ´ V;|: : | ヽ: 、
|: : |.ィ/ 〃 } 〃|: : | :, : 、
さとり! 人間どもがさっき恐怖したのを見て、忠実に再現してみたでゲソ!
これで借りは返してでゲソよ! イカは受けた恩は絶対に忘れないのでゲソ!
さてと、今日はよく働いたし、疲れたからそろそろ帰るでゲソ!
今日はよく眠れそうじゃなイカ!
(退場)
- 79 名前:M60T『サブラ』 ◆Mk3/la.KyI :2010/12/24(金) 02:40:52
- >>78
なんだかなぁ……。芸術家ってのは、時々訳判らん事するなぁ。
これも春になる前に、融けて無くなっちまうのか。そう考えると、日本で言う“儚い”ってこういう事を言うのかねぇ。
「さて。俺も定位置戻るわ」
粗方の除雪を終えて、駐車場に戻る道を下る。と、その前に。
車内のパーツを上手く使って、ハッチから缶入りのホットココアをコメイジさんに投げてやる。
「ヒーターの前に置いてあったから、冷めちゃ居ない筈だ。温かくして寝なよ」
そう言って駐車場に戻り、エンジンを止める。まぁ、朝になればまた試験の続きだ。
【退場】
- 80 名前:<みんなの心の病み>古明地さとり ◆ORINKUO6O. :2010/12/24(金) 02:46:27
- >>78
「………やだ、何なんですかコレ」
あっという間に作られた、私の雪像を見ながら
そう呟かざるを得ませんでした。
といいますか、こんな物を放置していては良い恥さらしです。
>>77
「ええと、一つお伺いしますが貴方が今まで食らった攻撃で一番恐ろしかったのは何ですか?
それと同時に彼の心を読み、浮かび上がってきたイメージを現実のものとして再現する。
人の想念を現実化させるそれが私のスペル。想起。
戦う為の物が一度は壊される程のものだ。こんな雪像なんか木っ端微塵にできるだろう。
想起『―――――
………。
ふう、跡形も無く吹き飛んだ雪像を確認し、汗を拭う。
「さて、申し訳ありませんが少し用事がありますので。」
パンツを覗いた輩の、記憶を吹き飛ばすというお仕事が。
ふふふ、新作が思いつきました。
想起『古典的記憶喪失術』とでも名付けてみましょうか。
「うふふふふ…おっとごめんなさい。それでは」
矢張り金属バットが王道でしょうか。なんて考えつつその場を後にするのでありました。
【退場】
- 81 名前:サーナイト♂(サンタの服)@探検隊オスメスズ ◆suKEbEVebI :2010/12/24(金) 22:09:49
,..―- ..,,
_..-''''''''''!ニ,,,;;;;;;;;;;;;;;;;;゙゙'-..、
i'" .`''-,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;゙''-、
,ト''',゙ ゙゙゙̄''ー..,,. `'、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.!
,/‐":::::::::::::::::::::`ゝ、 ゙'i,;;;;;;;;;;l,;;;;;.!
r'":::::./ ::::....:::::::::::::::::::::゙'-, .ヽ;;;;;;;,!;;;;;;!、
l:::::./ :::./ :::::::,,./ __>ー''/'r, .l,;;/;;;;;;;;;.l,
l:::!::::/:::::.,ィ/ー'' ,−、 "'―┴ 、)lii、;;;;;;;;;;`l´ .´゙|'!、
/.!:::,!_ノ´ '、c;入 ,,......y 、......,,,彡ーi-′. l,〃 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
,..r'"::::レ゙ l ー "'' ., ヽ:::/'" .゙'-.... ゙'′< メリークリスマスみなさん♪
.`'―;;ッr;;''''''/=ッ;;r‐iッイ、 .|.\.!/ | プレゼントをどうぞ〜♪
,i┴ 、;;;゙‐;;;;;;;;|,,..iノ゙;;,i"::゙l,,!:::.ノ" \____________
_.. /゙゙|;゙'、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|./゙;;./ ::::::::,..イ
./;;l、;!;;;;.l 、iヽ;;;;__..- l!゙;,ノ_,,,..-''ヽ .ヽ
.l、;./ ヽ/`-゙,,)、.´゛ ./ ;;;;,/ |-、 ヽ ヽ
/ ゛ |゙|"" `'Y''''";;;;,lニ ィ";;`'i ヽ `'ー ..,,,,、
.l′../ .| `'―'ニi|,,;;;;;,ィ,,.. '"''、;;/ l `゙'''ー、
! .,゙,,, | ._..-'゙ /  ̄:::::::: `| ! ヽ
.´ `ー-;;〉'";;;;;./ ::::::::::::::::::: ! / _,,,....,,,_ \
.,/丶;;;;;./ : ::::::::::::::::::::: /.i′ .../、;;;;;;;;;;;;゙ヽ `'-、
../ ;;;;;;;;;;;;;;,/ : ::::::::::::::::::::: .,イ ! / ゙'i`゙゙゙'j;;;;;;;.! │
/;;;;;;;;;;;;;;;;;/ : :::::::、:::::::::::: / ::::::! .l. `ーーミ-./ ./
|;;;;;;;;;;;;;;;./ ::::::::l゙:::::::::./ :::::::::,! \,,,,,,,,,, ゞ /
.ヽ;;;;;;;;;/゛ : ::::::.!::::::::ノ:::::::::::::ヽ /
゙'i,;;;;/ : ::::::: l::::::::::::::::::::::::::::\ /
゙'i" ::::::: l,:::::::::::::::::::::::''、 | _,,,,,/
.l゙ :::::::: . l:::::::::::::::::::::::::`'ミ――――'''''"゙´::::::::゙'>
! :::::::::: ヽ::::::::::: ::::::::::::::::゙'-..、:::::::::::::::::::::::,,/
! :::::::::: ゙'、.::::: : :::::::::::::::::::::`゙'''ーi、::::,,/´;;.彡
│ : :::::::::: `'、: :::::::::::::::::::::::::::_イ,,l_/゙;/゛
.l゙ _,.. -‐--、::::: : ゙'l''.:-.._____,../;;;;;;;; /
`゙゛ `' -....,,,,,,,,,,,.. / .`''-..,_;;;;;.__,,./
……… ………。
えーと? なんで俺はサンタの格好をして(しかも女サンタだ。 サンタなのに女っておかしいだろ?!)
スキー場でプレゼントを配ってるんだ?
お、落ち着いて思い出せ……整数を数えて落ち着くんだぜ……
1、2、3、4、5、6―― ってこんなモン数えて落ち着けるかッ!
はっ イカンイカン。
えぇと…… なんだっけ、確かこの前ここの温泉で仕事をサボったことが隊長にバレて………
そうだ。
『罰として、サンタのコスプレをして お前がサボった場所でプレゼントを100個配って来い』って言われたんだっけ。
………Oh my god!だぜ。
俺はサボってなんかない! 自主的に休みを取っただけだあぁ〜〜〜〜っ!!
そーゆーのをサボるって言うんだって言われそうだけど気にしないッ!
てゆーかポケモンの俺がこんなおおっぴらに人間たちの前に出ちゃマズいと違うか?
隊長は『今はクリスマスだから、ちょっと変わったコンパニオンとしか思われない』と
言ってたが…… うぅ〜む。
確かにそんな感じだぜ。誰一人として疑いの感情を出しちゃあいねぇ。
むしろ俺をナンパしてくるチャラ男がいるくらいだぜ。
もちろん、そんなヤツらには……みぞおちに怒りの鉄拳をお見舞いしてやったけどなッ!!
- 82 名前:サーナイト♂(サンタの服)@探検隊オスメスズ ◆suKEbEVebI :2010/12/24(金) 22:10:30
ガサッ ガサッ
まだまだ背負ったプレゼント袋はずっしりと重い。
これならまだケツバット100回とかの罰のほーがマシってモンだぜ。
「はあぁ…… やってらんねーよなぁ………
かといって、プレゼントを捨てたりしたら絶対バレてもっとヒドい目に会うし………
ん―――? >>65
スゲー、モンジャラの雪像だ!
でもど〜せ作るんだったらサーナイトの雪像を作るべきだよなぁ〜っ。もちろんイケメンな♂の。」
- 83 名前:サキ ◆SAKI.Jv/pA :2010/12/24(金) 22:40:54
―――メリークリスマース!
まう〜っ、サンタさんのお土産ですよー!
と、いうわけで!
一夜限定のスペシャルルールでお贈りしますっ!
突発イベント、サンタクロースの奇跡!
とあるくりすましゅ〜の人親切な方から衣装も借りて準備万端ですよ〜!
「……ええっと。それはいいんだけど。私は何をすればいいの?」
大丈夫です。この魔法の袋から勝手にプレゼントが出てくるので。
やってきた良い子の皆さんにお渡しするだけの簡単な作業ですよ〜。
例えば、
「うおおおおおおおおおお! この際ちんちくりんでいい! いいから俺に聖夜の思い出をくれ!
ヒャア我慢出来ねぇ、膝枕だ!」
きゃあああああああああ!?
シフさん、じゃないNONAMEさんなにやってんですかぁ!?
そういうイベントじゃないですからこれっ! サンタさんに襲い掛からないでください!
踊り子には手を触れないで下さいって名台詞があるじゃないですかっ!?
だ、誰か助けてぇー!!
「―――Compleate...START UP.」
えっ。
「えっ」
- 84 名前:スグリ ◆uSUGURI/lA :2010/12/24(金) 22:42:21
- http://charaneta.sakura.ne.jp/ikkoku/img/1291129361/84.jpg (106KB)
悪い子にはお仕置き……っ!!
《3...2...1...Time out.》
__,,:::========:::,,__
...‐''゙ . ` ´ ´、 ゝ ''‐...
..‐´ ゙ `‐..
/ \
.................;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::´ ヽ.:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.................
.......;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙ .' ヽ ゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;......
;;;;;;゙゙゙゙゙ / ゙: ゙゙゙゙゙;;;;;;
゙゙゙゙゙;;;;;;;;............ ;゙ ゙; .............;;;;;;;;゙゙゙゙゙
゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;;;;;;;;.......;............................. ................................;.......;;;;;;;;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙
゙゙゙゙i;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;l゙゙゙゙゙
ノi|lli; i . .;, 、 .,, ` ; 、 .; ´ ;,il||iγ
/゙||lii|li||,;,.il|i;, ; . ., ,li ' ; .` .; il,.;;.:||i .i| :;il|l||;(゙
`;;i|l|li||lll|||il;i:ii,..,.i||l´i,,.;,.. .il `, ,i|;.,l;;:`ii||iil||il||il||l||i|lii゙ゝ
゙゙´`´゙-;il||||il|||li||i||iiii;ilii;lili;||i;;;,,|i;,:,i|liil||ill|||ilill|||ii||lli゙/`゙
´゙`゙⌒ゞ;iill|||lli|llii:;゙i|||||l||ilil||i|llii;|;_゙ι´゚゙´
「うぼわぁーっ!」
「まうああああああああああっ!? ちょっ、ガチですか!?」
……悪い子にはちょっと痛い目を見てもらおうかと。
とりあえず、こんな感じでいいよね?
「いえまあ、異論はありませんけど……と、とにかくやりましょう!」
【ルール説明】
・サンタさんがスレを訪れた人に適当にプレゼントを贈ります
・○○が欲しい、なんていうご要望にも可能な限りお応えします
・ただし本当に欲しいものが来るとは限りません。コレジャナイロボになっても泣かない
・あと無茶なお願い(神龍! 俺を不老不死にしろ! など)は勘弁してくだしあ;;
・すけべーな願い事には容赦なくクリムゾンスマッシュします
・お手伝いさんは常に募集中です
・タイムリミットは夜明けまで!
……それじゃあ、よろしくお願いします。
こういうことするのは初めてだけど、うん。頑張る。
- 85 名前:スグリ ◆uSUGURI/lA :2010/12/24(金) 22:49:35
「まう〜、それじゃあ私は一歩引いて、スグリさんのフォローに徹しますね」
……あれ? 文字の色は変えないの?
「……見づらいので。」
……そっか。
>>81-82
……で、サキ。
「まう? 何でしょう」
ご同業の方がいるみたいだけど大丈夫なの?
「ちょっ」
……ああ、予定外なんだ……誰か絶対にやると思ってたんだけど、私は。
「だ、大丈夫です! 今夜はオレとオマエでダブルサンタクロースです!
せっかくなので一緒にやることにしましょうかっ!」
……前向きだ。
……まあ、そういうわけなんだけど、君も一緒にやる?
- 86 名前:サーナイト♂(サンタの服)@探検隊オスメスズ ◆suKEbEVebI :2010/12/24(金) 22:55:27
>>83-84
フガッ!?
プレゼントが減らなくてアンニュ〜イな気分になってた俺を突如爆音が襲ったッ!
「な… なんだありゃ? サンタの服を着てる……
っつーことは『同業者』なのかぁ?」
よくわかんねーけど、欲しいものをくれるらしい。
もちろん俺はソッコーで『俺のエッチな望みを叶えてくれるおねいさんをくれッ!!』と
願いたかったが………
>>・すけべーな願い事には容赦なくクリムゾンスマッシュします
ソッコーでその願いは蹴られた。 グッスン
>>85 せっかくなので一緒にやることにしましょうかっ!
「俺は別にかまわねーッスよ?
とりあえず軽く自己紹介しとくと、俺はサーナイト。
あんたたちとは違って 罰として『サンタ』をやらされてるしがないポケモンさ………
そーだ! 『女装サンタでプレゼント100個配れ』って罰なんで
まず俺からプレゼント受け取ってくんないッスか?
うん、ほんの5、60個ほど。
……サンタがサンタからプレゼントもらうのはおかしい?
いや!それはそーなんスけど! 俺のノルマ達成のためにもッ!! ねぇっ!?」
- 87 名前:スグリ ◆uSUGURI/lA :2010/12/24(金) 23:06:03
- >>86
いやそれは……いいのかな……。
色々な意味で。
「一応、もらってもいいんですけど……私たちもたくさん持ってきてますからね〜」
まあ、残ってから考えよう。
私たちは朝まで頑張るつもりだし。
こっちのストックが尽きたらそっちからもらってくよ。
……あ、自己紹介もしないと。
私はスグリ。星を治すお仕事をしてます。
「サキです。そのお手伝いをしてます。調査とか観測とかがメインですね〜」
偵察機だしね。
……それじゃよろしく、サーナイト。
- 88 名前:名無し客:2010/12/24(金) 23:10:41
- 空を自由に飛びたいんですが何とかなりませんか?
- 89 名前:サーナイト♂(サンタの服)@探検隊オスメスズ ◆suKEbEVebI :2010/12/24(金) 23:19:52
>>87 私たちもたくさん持ってきてますからね〜
「あ、そりゃそうッスよね…… ハハハ……
やっぱ自分でさばかないとダメかぁ………
でも もしどーしてもダメっぽかったらお願いしちゃうぜ!」
他力本願時とかゆーな。
あちらさんは夜明けまでやるらしーけど、俺は無理っぽいぜ……
とりあえずやれるとこまでは プレゼント配ってやるつもりさ。
>>私はスグリ。星を治すお仕事をしてます。
「ほへぇ〜 動物のお医者さんならぬ、星のお医者さんってところか?
ちなみに俺は探検隊だぜッ!
具体的な内容は…… >>43 あたりにあると思うんだぜッ!! キリッ☆」
なんというメタグロスッ!
恥も外聞もありゃしねぇぜ………
>>88 空を自由に飛びたいんですが何とかなりませんか?
ゴソゴソ……(←袋をまさぐっている)
ぺこぺこん☆
「まどわしのタネ」!
こいつを使えば色々幻覚とか見ちゃうから、トべるぜ。
イテテテ! じょ、冗談だって!! 雪玉投げるなよ!!
- 90 名前:スグリ ◆uSUGURI/lA :2010/12/24(金) 23:36:16
- >>88
「そ〜ら〜を自由に〜と〜びた〜いな〜♪」
……はい、反重力ユニット。
「ガチSFだこれー!? ちょっ、スグリさん!? せめてもうちょっと夢のある感じの
オモチャとかあげましょうよ!」
実はタケ○プターも反重力ユニットなんだよ。知ってた?
「き、聞きたくなかったですそれは……っ! 魔法で空を飛ぶとかそっちの方がまだマシだった
気がします、割と本気で!」
>>89
大丈夫、私たちもたまに第四の壁とか見えるから。
「それは言っていいんでしょうか……? 今更な気もしますけど」
まあそれはそれとして、うん。そんなところかな。今は一段落ついたところ。
色々大変だったけど、夢が叶って良かった。
「……人が住めなくなるくらい荒れ果ててたのを全部綺麗にしちゃいましたからね。
医者とかそういうレベルじゃない気もします」
別に、大した事じゃないよ。
少しずつ出来る事をやっていっただけだから。
「……さらっと言ってのけられる時点で凄いと思いますけどね。まあともあれ、とりあえず」
うん。とりあえず。
クスリ、ダメ、絶対。
「ですね。サンタさんがそんなダークサイドなプレゼントしちゃダメです。
……おしおきしちゃいますよ?」
- 91 名前:名無し客:2010/12/24(金) 23:46:45
- じゃあ、この世界に平和をプレゼントしてください。
- 92 名前:<みんなの心の病み>古明地さとり ◆ORINKUO6O. :2010/12/24(金) 23:47:36
- 割と無理なお願いだとは思いますが
『鉄壁スカート』を
ドロワーズを履けばいいのは分かっています。分かっているんですが。
- 93 名前:サーナイト♂(サンタの服)@探検隊オスメスズ ◆suKEbEVebI :2010/12/24(金) 23:58:00
>>90 医者とかそういうレベルじゃない気もします
「ぬわぁるほど。
とゆーことはあれッスね。「人間コスモクリーナー」とかそのへんのレベルかな?
ともかくスゲー! っつーことはわかるッスよ。」
……そういやフレアちゃんやコナちゃんも世界を救ってたっけか。
やっぱりビッグになるにはそれくらいやってのけなきゃダメかなぁ〜〜っ。
ま、俺は俺でやれることをやるさ。
>>クスリ、ダメ、絶対。……おしおきしちゃいますよ?
「うーむ。 おしおきされるんなら、『年上・お姉さん属性』の方からのほーが……
いえッ!なんでもありませんッ!!
すんませんでしたぁ〜ッ 俺が悪かったでーすっ!!
―――とゆーわけで、>>88には ゴソゴソ………
『ひでんマシン・そらをとぶ』を改めてプレゼントするぜ!
ポケモンにしか使えないけどな!!」
まさに外道!
いいじゃないか、たまにはダークなサンタさんがいても。
>>91 この世界に平和をプレゼントしてください。
まぁた難しいモンをねだってくるよなぁ……
えーっと… ゴソゴソ………
これだ! ぺこぺこん☆
風来の世界から取り寄せた「聖域の巻物」!
これをガンバって世界中にしきつめるんだぜ。 おまえがな!!
>>92 『鉄壁スカート』
スカートがめくれるのがイヤなのか?
俺はスカートじゃないけど、別にめくれてもへーきだぜ。
だってポケモンだから はいてなくてもはずかしくないもん☆
………もちろん、俺のを覗いてくるよーなヤツはブチのめすけどよぉッ!
おっと。話がそれたぜ。ゴソゴソ………
ぺこぺこん☆
「技マシン・トリックルーム」!
こいつでスカートの中の時空をゆがめちまえば絶対に見えないぜ!
例によってポケモンにしか(ry
- 94 名前:スグリ ◆uSUGURI/lA :2010/12/25(土) 00:05:27
- >>91
「……平和」
ああ、この時代はまだ……そっか、そうだよね。
ごめん、それはそう簡単にプレゼントできる物じゃないんだ。
だから今すぐには無理かな。
平和って言うのはとんでもなく長い時間をかけないと創れない。
独りだけでも創れない。どんなに強くても独りだけじゃ創れない。
だから―――少しでも平和が早く訪れる為に出来るおまじないを教えるね。
少しだけでいいから、自分の周りの人の事を考えて下さい。
少しだけ、遠い世界の人の事を考えて下さい。
自分の事から少しだけ意識を離して、遠くの誰かの事を想って下さい。
それはほんの少ししかない力。とっても小さなもので、それだけじゃ足りないけれど。
たくさんの人が考えられるようになって、たくさん集まれば、きっと大きな嵐を起こせるから。
傷ついた世界だって変えられる、人間だけが持つ力―――誰かの為に行動する事。
私が生まれたのはその想いから。私がこの星を治したのはその力。
この星に住む人の為に―――皆を守る為に。私の想う、素敵な夢を叶える為の、この力。
それは、たくさんの人がそう想ってくれたから、出来た事なの。
難しいとは思うけど、絶対に不可能じゃない。
だからキミも、諦めないで。ゆっくりでいいから、少しずつ、出来る事から。
そこから始めよう。
大丈夫。同じ事を考えてる人は、きっと沢山いるから。
- 95 名前:スグリ ◆uSUGURI/lA :2010/12/25(土) 00:11:44
- >>92
「スグリさんっ、コレはアレの出番ですね!」
うん、間違いなく来ると思ってた!
そんな貴女のためにスペシャルプレゼント!
橙汁プレゼンツ―――
「「スカートの中が見えない装置っ!!」」
使用方法は簡単、ベルト代わりに巻くだけ!
するとあら不思議、音速で飛び回ってもスカートの中だけ見えなくなるよ!
「コレで(戦闘が)多い日も安心ですねっ!」
その言い方は止めろ。
あ、そうそう注意点が一つ。充電は忘れないで。
電池が切れると動かなくなっちゃうから毎日寝る前に充電すること。
サンタさんとの約束だよ?
【ちなみに公式設定です】
- 96 名前:スグリ ◆uSUGURI/lA :2010/12/25(土) 00:27:18
- >>93
むしろ原理的にはデビ○ガンダムと同j
「はいはいはいストップストップっ! それ以上はアレなのでっ!」
別に隠すほどの事でも……ナノマシンは万能だし。
それと私は、そんな大した事を考えてたわけじゃないよ。
綺麗な空が見たかった。綺麗な星が見たかった。綺麗な海が見たかった。
そして私が生まれる前にあった、緑の森や色とりどりの花をこの目で見たかった。
後は、他の皆も同じ事を考えてて、力を合わせて頑張った。それだけだよ。
「……あ。ちなみにスグリさんは大体一万年ほど生きてますよ?
年上のお姉さん……っていうにはちょっとちっちゃいですけどね。
人のことは言えませんが」
サキ、そういうことは別に言わなくていいから(汗)
- 97 名前:名無し客:2010/12/25(土) 00:28:14
- 「リア充爆発しろ」という願い事は可能ですか?
- 98 名前:名無し客:2010/12/25(土) 00:29:43
- 残機ください残機
- 99 名前:サーナイト♂(サンタの服)@探検隊オスメスズ ◆suKEbEVebI :2010/12/25(土) 00:40:05
>>96 大体一万年ほど生きてますよ?
「うん…… そーなんだろうけどさぁ〜〜〜っ
なんつーか、色気というかボデーに凹凸というか………
あッ! す、すすすすすんませぇ〜んッ!!
失言でした! サナくんは失言大魔王でしたッ!! 許してくだしうすッ!!」
>>97 「リア充爆発しろ」という願い事は可能ですか?
うんうん、キモチは痛いほどわかるぜ。 ゴソゴソ………
ぺこぺこん☆
「ばくれつのタネ」「メガンテの巻物」「四二鉢」
三点セットだ! 大サービスでくれてやるぜッ、華と散ってこい!!
>>98
こりゃまたわかりやすいぜ。ゴソゴソ………
ぺこぺこん☆
「ぷっかつのタネ」!
これでやられても復活できる…… つまり残機が1upってことだぜ!
(むふふ… 気づくかなぁ、アイツ……!)
- 100 名前:スグリ ◆uSUGURI/lA :2010/12/25(土) 00:54:02
- >>97
…………爆発?
「ああ、ええっと、え〜と、そですね。何といいましょうか」
「リア充=モテる男=俺! 参上ッッ!! さすが天才ロボットは格が違った!
頑丈さがあまりにも違いすぎた! 今の俺ならライダーキックにも耐えてみせる!」
「ちょっ!? 話がこじれるから出てこないで下さいよ!? どうせ後でパーティーやるんですから
今は静かに、」
よし。分かった。
「えっ」
「えっ」
《Complete...Start UP.》
(>>83-84のバンク)
《3...2...1...Time out.》
__,,:::========:::,,__
...‐''゙ . ` ´ ´、 ゝ ''‐...
..‐´ ゙ `‐..
/ \
.................;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::´ ヽ.:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.................
.......;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙ .' ヽ ゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;......
;;;;;;゙゙゙゙゙ / ゙: ゙゙゙゙゙;;;;;;
゙゙゙゙゙;;;;;;;;............ ;゙ ゙; .............;;;;;;;;゙゙゙゙゙
゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;;;;;;;;.......;............................. ................................;.......;;;;;;;;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙
゙゙゙゙i;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;l゙゙゙゙゙
ノi|lli; i . .;, 、 .,, ` ; 、 .; ´ ;,il||iγ
/゙||lii|li||,;,.il|i;, ; . ., ,li ' ; .` .; il,.;;.:||i .i| :;il|l||;(゙
`;;i|l|li||lll|||il;i:ii,..,.i||l´i,,.;,.. .il `, ,i|;.,l;;:`ii||iil||il||il||l||i|lii゙ゝ
゙゙´`´゙-;il||||il|||li||i||iiii;ilii;lili;||i;;;,,|i;,:,i|liil||ill|||ilill|||ii||lli゙/`゙
´゙`゙⌒ゞ;iill|||lli|llii:;゙i|||||l||ilil||i|llii;|;_゙ι´゚゙´
……悪は去った。
「まさかの二度ネタとか汚いぞちんちくりん……。
俺の自慢のボディがまた吹き飛ぶところだったじゃないか」
うるさいよバカ。あとちんちくりんは余計。
「成長の見込みが無いからって拗ねないで下さいよ私まで悲しくなります……。
あ、後でNONAMEさんはビームタンバリンでボコりますんで覚悟しててください」
「え、まだボコられるの俺!?」
>>98
「あ、ごめんなさい。ライフ制なんです私たち」
……残念だけどシールド装備がデフォルトなんだ。
だからその、残機という概念自体無いからプレゼントは、出来ない。
「うーん、でもここで諦めたらサンタさん終了な気がしますね。ちょっと何か無いか
探して―――あ、これなんてどうですかね」
……なにそれ。鳥とボンバーが三つ?
「ボンバーで鳥を焼くと一気に三百万点くらい入って残機が増えr」
かわいそうだから、駄目。
「あう。やっぱり駄目ですか……じゃあカメの甲羅と段差で」
シューティングですらないよ!?
- 101 名前:窓つき:2010/12/25(土) 01:01:09
- お
わらない
ゆめ
- 102 名前:スグリ ◆uSUGURI/lA :2010/12/25(土) 01:05:16
- >>99
……いや、なんていうかもう言われ慣れてるから良いんだけど。
そこでぐったりしてる変態さんのせいで。
「べ、別にちんちくりんが悪いとは言わん! 胸だけが女の価値じゃない。
むしろ胸が小さいから逆に希少価値が生まれることも」
分かったから黙れ。
子供のままなのは、荒れ果てた星を治せるように身体を弄った代償なの。
子供の頃から何年も掛けて創っていったから、成長できなかったんだ。
後悔はしてないけどね。私がやりたかった事で、私にしか出来ない事だったから。
- 103 名前:サーナイト♂(サンタの服)@探検隊オスメスズ ◆suKEbEVebI :2010/12/25(土) 01:11:04
- >>101
ん? なんか… 前に会ったことがあるよーな…… まぁいいか。
ゴソゴソ……… ぺこぺこん☆
「すいみんのタネがらのまくら」!
死人すらも眠らせる!とのキャッチフレーズでお馴染みのこの商品。
永遠に夢を見続けられることうけあいだぜ。
>>102 荒れ果てた星を治せるように身体を弄った代償なの。
「お、おおぅ…… そんな事情があったとは
ますます申し訳ないんだぜ………! サナくんダイビング土下座で許してほしいんだぜーっ!!」
ズサ――ッ
まただよ…(呆)と頭を地面にすりつける俺。
痛くないぜ! 彼女のココロに痛みに比べりゃあ、こんなモン……!
「いっでぇぇぇぇぇッ!!」
……さて。
気づけばけっこうプレゼントの袋の中身もだいぶ減ってきた。
みんなに見えない場所で配りまくってるおかげである。
見えないなら意味ないとか言うなッ! バカには見えないんだぜ!!
「と、ゆーわけで そろそろ退場させてもらうぜ。
残りのプレゼントは俺自身だけでなんとかなりそーだしな!
月並みだけど ガンバってくれよ!!」
【サーナイトは テレポートをくりだした!】
【退場】
- 104 名前:スグリ ◆uSUGURI/lA :2010/12/25(土) 01:13:48
- >>101
……なんだろ。寒気?
「まう〜、今日は寒いですからね〜。きちんと服のボタンしめてますか?」
そのはずだけど……なんでだろ。
―――まあ、それは置いといて。終わらない夢かぁ。
「……それこそ、なんというか救いようのない状態しか浮かばないような」
一生目が覚めないっていうのも残酷、だと思うな。
んー……でも、別に終わるのを怖がる必要なんて無いと思うけど。
「まう? どういう事でしょう」
私も夢を追っかけて、夢を叶えたけど、そこで終わりって事にはならなかった。
むしろやりたいこと、やりたかったことが沢山生まれて、数え切れないくらいに増えた。
皆と外で遊んだり、読みたかった本を読んだり、色々。
夢は終わるものだけど、何度でも始まるものでもある。
朝に太陽が昇って夜に太陽が沈んでも、また日は昇る。
月も、昼には沈んでも夜にはまた昇る。
だから、私がキミにプレゼントするものは、新しい夢。
一度終わっても、また新しく始まる沢山の夢。
一つの夢を追い続けるのもいいけど、たくさんの夢の世界を飛び回るのも素敵な事だと思う。
何の夢を選ぶかはキミの自由だけど、夢は一度見たら終わりじゃない。
また新しく夢を見る事が出来るっていう事も、知っていて欲しいな。
- 105 名前:スグリ ◆uSUGURI/lA :2010/12/25(土) 01:33:43
ん? もう一時回ったんだ。早いね。
「そうですね〜、ここからこそがクリスマス本番っ。いよいよサンタさんがやってくる時間帯です。たぶん」
疑問形なんだ……。
>>103
……うん、また。
別に気にしなくていいんだけどな。
「まう〜……スグリさんは達観しすぎなんですよ。普通は気を遣うものなんですよぅ」
あはは。……まあ、もうちょっとこう……欲しいな、って思うことはあるけど。
でも私は今の私が一番好きだから、別にいいかな、って。
「キョウコさんと同レベルで大人の女じゃないですか今のスグリさんの発言……。
カッコいいとかわいいが合わさると女の子は最強になるんですよ?」
何の話なの?(汗)
まあ、いちいちいわれると腹が立つのは立つけど、すぐ忘れちゃうしね。
「じゃあなんで俺はボコられるんでしょうか……ロボでも痛いのは痛いんだぞ」
変なことしようとするからだ。
- 106 名前:スグリ ◆uSUGURI/lA :2010/12/25(土) 02:14:47
「流石に寝静まりましたね〜。良い子はだいたい寝ちゃいますから」
……夜明けまでって無謀だったんじゃないの?
そもそもサンタさんは配る側の人なわけだから。
「まぅ〜、でも勝手に押しかけたら迷惑になると思いますよ」
いや、その理屈はおかしい。
- 107 名前:一方通行(アクセラレータ) ◆Accel.skt. :2010/12/25(土) 02:18:34
「ねーねー一方通行。あっちで何かやってるよ?」
ありゃ風の音だろ。イイから寝ろよオマエ、明日もまた滑るってンなら。
身体もたねェっつの。睡眠不足ほどスポーツに対して致命的な状態は、
>>105
「ほら、アレ!」
…………あー?
俺が寝ボケてンじゃなけりゃ、アレはサンタさンじゃねェのか。
つか、男じゃねェのか。サンタクロースの仕事にも男女平等参画が始まったのか?
……そもそもなンで居るンだ?
「そんなことはどうでもいい! プレゼントもらえるかもってミサカはミサカは全力で誘ってみる!」
……俺はイイっつの。オマエ一人で行って来いよ。
そもそも俺ァ悪りィ子だからプレゼントとか貰えませンよォ〜。
行っても無駄足ですよォ〜。
「寒いから布団から出たくないだけじゃないかなってミサカはミサカは出不精に怒ってみる!」
いや要らねっつの布団剥ぐな! そンな歳は過ぎちまったっつの!
そもそもクリスマスなンざ今まで祝った覚えすらねェよ! 毛布返せ!
【※良い子の皆は深夜に騒がないようにね!】
- 108 名前:『愉快な忘れ傘』多々良 小傘 ◆8OBAKEP44A :2010/12/25(土) 02:26:57
- おどろけー!
驚いて私のお腹を満たせー!
- 109 名前:スグリ ◆uSUGURI/lA :2010/12/25(土) 02:40:42
- >>107
(ぴきーん!)
「まさかの時のサンタクロース! 参上っ! 良い子の皆は元気にしてたかな!?
プレゼントを届けに来ましたよー!」
……約一名に引かれてる気がするんだけど、それはいいの?
というか、そもそも何をプレゼントすれば。
「それはこれから訊けばいいんですっ! さあ、オマエの願いを一つだけ叶えてやろう!」
それサンタクロースじゃないよね。もっと別の何かだよね?
>>108
えっ。
「えっ」
……サキ? この子はどうしようか、って何で震えてるの?
「おおおおおおおおおおおおおおおおおおお化けですよお化け化け化け化け」
落ち着け。
何があったかは知らないけど、お化け?
「か、河原の調査に行った時に出くわしたんですよ。その時は気づかなかったんですけど!
色々調べたらそんな人居なくて!」
だから落ち着け。
そもそも時代が違うんだから調べても分からないのは普通だから。
「と、とって食おうだなんて思わないで下さいね! ビームタンバリンでしばきますよ!?」
ああ、うん。分かったから黙れ。
……ごめんごめん。ちょっと今日は疲れてるみたいだからこの子。
で、えーと。そうだね。何か欲しいプレゼントはある?
私たちはサンタクロースなんだ。
- 110 名前:一方通行(アクセラレータ) ◆Accel.skt. :2010/12/25(土) 02:50:35
- >>109
……騒いだから来ちまっただろォが。夜中なんだからもォチョイ考えろっつの。
大体のガキはこの時間は寝てンだよ。
「えー、せっかく来てくれたんだからそんな事いっちゃダメってミサカはミサカは言ってみる。
ほら、一方通行も何か―――」
……いや、無ェっつの。
「空を自由に飛びたいとか!」
飛べる。
「……世界を平和に!」
今やってる。
「鉄壁スカート!」
何に使うンだよ!?
……ま、願うモノがねェっつーのは最高の贅沢でもあるがな。
俺にやるプレゼントがあるなら、その分を他のガキに回してやれ。
俺の願いはソレでイイ。
「……やだ、かっこいい……って違う違う違う違う。そういう趣旨じゃないよねって
ミサカはミサカは話の脱線から逃れようとしてみる!」
つか、オマエの願いはなンだよ。そっち先に言えよ。
「え? えーと、えーと……んーと。うん、やっぱりコレだよねってミサカはミサカは決断してみる。
―――これから先、一方通行やヨミカワと、みんなとずっと一緒にいられますように」
…………。
「……ダメかな?」
そりゃサンタクロースが決める事だ。
ソレでイイならそォしろ。
>>108
またオマエか。
「一蹴したー!? 流石に少しくらいはびっくりしてあげようよってミサカはミサカは言ってみる!」
じゃァオマエがやれよ……。
ちょうど似たよォな年齢帯だから仲良くやれンだろ?
そもそも俺を驚かすなンざ地球の自転止めるより難しいだろ。
- 111 名前:スグリ ◆uSUGURI/lA :2010/12/25(土) 03:27:53
……もしかして、驚いて欲しいのが願い事だったのかな。
だとしたら悪い事しちゃったかも知れない。
「……もう遅いような気がします。まあ私が本気でビビったのでその辺は」
>>110
……んー、そっか。それじゃ、そうするね。
キミは誰かの幸せを願える人みたいだから。
またいつか、何か欲しい物が出来た時に言ってくれればいいよ。
「……何処かの人とは大違いですね。色々と」
あいつの事はもうそっとしておいてあげなよ……。
この時間に騒がれても、その、なんていうか、困るし。
「それじゃ、今度はえーと、ミサカちゃんでいいのかな? とりあえずそう呼ばせて貰いましょう。
ではでは、そっちのお願いお聞きします―――ってプレゼントし辛いですよそれっ!?
すごく素敵な事を言ってくれてますけど私たちに出来る事あるんでしょうか……」
……んー、と。じゃあ、これかな。
「何ですかそれ」
御守り。不思議なものが入った特製の御守り。
「神頼み……」
あはは、流石にそういうわけじゃないよ。でも、思いついたのはこれだけだったから。
……もしも、キミや、キミの周りにいる大切な人が危なくなったら、この御守りを開けて。
その時、きっと誰かが助けてくれるはずだから。それまでは大事に持っててね。
それじゃ、良いクリスマスを!
「……結局、何だったんですか? あの御守り」
ああ。中に私のナノマシンが入ってるの。
「ちょっ」
もしもの時に何も出来ないっていうのも癪だから、いっそ私が出て行ってみようかなって。
「まぅ〜、それはマズいんじゃないですかね……」
使わなければ普通の御守りだから大丈夫だよ。
それに、彼がついてるならよっぽどの事が無い限り使う必要も無いよ。きっと。
- 112 名前:スグリ ◆uSUGURI/lA :2010/12/25(土) 04:05:21
「まぅ〜、なるほど四時ですね」
そだね。……そろそろ引き上げる?
「冬の夜明けは遅いじゃないですか〜。まだ平気ですよ〜……ふあ」
なんだか眠そうだけど。
「まあ、普段は寝てる時間ですから。スグリさんこそ良く平気ですね」
昔は寝る間も惜しんで飛び回ってたからね。
一日でも早く、この星を治したかったから。おかげで何日か寝なくても平気になったよ。
……まあ、寝た方がすっきりするんだけど。やっぱり。
- 113 名前:スグリ ◆uSUGURI/lA :2010/12/25(土) 06:52:19
「あ、ほら! 明るくなって来ましたよ!」
うん。そろそろ撤収でいいかな。
プレゼントも思ってたよりけっこう渡せたし、後は寝てるヒメたちの分と、
「サーナイトさんの分もですよね、それと」
私と、サキと。
……なんだか意味がない気もするけどね。
「あはは。まあ、サンタさんも頑張ってますから。
私たちもプレゼントを貰ってもいいんじゃないでしょうか」
……うん、私もそう思うかな。
―――本物のサンタさんもお疲れ様でした。
それじゃ、おやすみなさい。
【退場】
- 114 名前:M60T『サブラ』 ◆Mk3/la.KyI :2010/12/26(日) 01:03:26
- 雪が降る。カリフォルニア州は珍しく州全体で雪が降っていると、BBCが伝えていた。
この土地でも雪が降っている。あの土地とここでは、違う雲から降る雪なのだろうけど。
この空は、思い出のあの土地まで繋がってるんだよなぁ……。
ホワイトクリスマス。ゲレンデに人の姿は無く。ただ静かに、昼間作られたであろう雪だるまが雪原を眺めている。
遠くのコテージから、時折笑い声が聞こえてくる。俺は雪を被りながら、白く染まった世界を見ていた。
クリスマスに降る雪か……。
「……So this is Christmas.」
ぼんやりと、ジョン・レノンの『ハッピー・クリスマス』を歌ってみる。
兵器が戦争の終わりを歌うなんて、愚かかも知れないけどな。どうせ誰も聞いてないさ。
【入場】
- 115 名前:M60T『サブラ』 ◆Mk3/la.KyI :2010/12/26(日) 03:18:49
- 歌い終わって、ゲレンデをどの位眺めていたんだろうか。雪はまだ止まない。
「……何やってるんだろうなぁ」
感傷か?生まれ故郷から離れて、二度と戻れない事が寂しいのか?
車体の上に降り積もった雪が装甲の傾斜から滑り、『ドサリ ドサリ』と落ちる音。
……多分違うな。何かを『落としてしまった』事が悲しいんだ。
戻らない時間。戻せない時間。照準器で暗い空を仰ぐと、砲身から雪の塊がまた音を立てて落ちた。
- 116 名前:M60T『サブラ』 ◆Mk3/la.KyI :2010/12/26(日) 04:57:12
- 「そろそろ戻るか」
雪を眺めて、色々想う事に整理も出来たと思う。
「……戦うさ。まだ戦える」
装甲も攻撃力も強化された筈なのに、魂は弱体化したような気がする。
それとも渇望なのか。どっちにしても確実に言えるのは、人に似て来たということだ。
すでに明かりの落ちた道を、履帯の擦れる音とエンジン音を撒き散らして、俺は基地に戻った。
【退場】
- 117 名前:常世神オオクニヌシ ◆Qave8f74bM :2010/12/26(日) 16:38:49
- (登山者の服装で参上、髪型も解いてるのでロング。普通の人にはイケメン登山者にしか見えない)
ふふふ、来春の準備もできたことですしスレのことはひとまずあの二人に任せ
私は温泉やスキーを楽しむとしましょう。
まぁまずはロッジへ行って一休みとしましょう。
「ここまで徒歩で着て少し疲れましたしね…」
【入場】
- 118 名前:常世神オオクニヌシ ◆Qave8f74bM :2010/12/26(日) 17:45:10
- (ロッジにて)
「すいません店長さーん、コーヒーとカツカレーを一人前お願いします。」
我ながら俗っぽい。こういうのを食べるのは神らしく…というがイメージ破壊しかねませんが
何もいつだって上品な和食ばかりじゃあきるし新しい味には興味がある。せっかくのお忍びなわけですしね。
それに日本人の生んだ英知の結晶だと思うカツカレー。カロリーはすごーく高いけど、まぁここまで歩いてきたんだし。
「さて待ってる間先日買ったシレン5でもしますか。」
ちなみに大神伝は前作を買ってないので買えません。評判はいいですがそんな冒険できませんよ。
(熱心にゲームをやり始める)
- 119 名前:常世神オオクニヌシ ◆Qave8f74bM :2010/12/26(日) 21:34:16
- ふぅ…晩御飯も食べた、温泉にも入った。
後は夜のゲレンデに行きましょう!
「ヒャッホウ!ハメはずしても怒られないってイイ!」
これ宮司さんとか他の神連中が見たら怒るでしょうね。
でも!そんなことは今の私には関係ない!
「銀氷属華麗なる滑りをゲレンデ中の人間に見せてあげましょう!フハハハハハハ!」
うん、これ後から悶絶するわ。テンションがハイになっていますもの。
(ゲレンデに直行)
- 120 名前:常世神オオクニヌシ ◆Qave8f74bM :2010/12/28(火) 10:59:08
- さて…出会いはなかったですがスノボに温泉は楽しかったですねー
また次はタケミナカタやアマツミカボシも連れてきますか。
…タケミナカタの容姿は周囲を怖がらせますねぇ…
ちょっと控えさせた方がいいんでしょうか、アレ。
でもまぁ一刻館だしいいんでしょうか?
戦車とかのキャタピラ跡がありますしよっぽどのことは受け入れてくれるでしょうし。
それでは次はいい出会いがありますように!
【退場】
- 121 名前:射命丸文 ◆KRKLWCroWU :2011/01/02(日) 22:40:46
ここは雪山の一角。
立ち寄りも泊まりもOKの旅館。
スキーの傍ら、ちょっとひと風呂浴びていく者が大半ではあるが、
しこたまスキーを楽しみたい、
ちょっとでもスキー場との距離を縮めたいなんて若者に宿泊の方も需要があるようだ。
そんな温泉に一人の妖怪の姿があった。
そう、われらが特派員、射命丸文である。
「さすがに正月中はスキー客もそう多くはありませんか」
他に客の姿はない。
一応怪しまれないように羽はひっこめているが、
これなら気にしなくてもよかったかもしれない。
露天の温泉、その湯船に肩までつかって頭に手ぬぐいをのせ、
麓の景観をぼんやりとながめる。
人の生活の光がまたたくその光景は幻想郷にはあり得ない明るさと数であった。
<入場>
- 122 名前:射命丸文 ◆KRKLWCroWU :2011/01/02(日) 23:08:18
「や、どうも!」
旅館の人に注文してあった日本酒を届けてもらい、たらいに載せて湯船に浮かべる。
温泉でお酒と言うのも悪くないわねぇ。
せっかく取材対象に会えるかもという口実で
紫の目を盗んで藍をごまかしてここまで来たのだ。
せいぜい楽しまなくては損である。
それに今は正月。
今くらいはのんびりしても罰は当たらないだろう。
「うーむ……」
残念なことに外の世界のお酒は幻想郷のそれより少しばかり味の劣るものであった。
ちょっと期待してたのだが……
- 123 名前:M60T『サブラ』 ◆Mk3/la.KyI :2011/01/02(日) 23:16:40
- 「相変わらずひなびてんなぁ……」
今日は雪こそ降っていないが、だいぶ冷え込みが激しくなってきた。
麓は新年の祝賀ムード真っ盛り。なのは結構だが、お祝い一色でみんな弛んでるんじゃねぇかな。
さっき、危なく普通車にオカマ掘られそうになったし……。
「さてと……」
……あれ?俺何の用があって登ってきたんだっけ?
【入場】
- 124 名前:射命丸文 ◆KRKLWCroWU :2011/01/02(日) 23:23:51
- >>123
ぼんやりと露天風呂から景観を眺めていると
ふと眼下の道路で戸惑うかのように徐行する戦車の姿。
ほう、こんな雪山に戦車?
事件の匂いがしますね。
「しかし……」
そう、しかし、だからと言って風呂から飛ぶ出すのは早計だろう。
他の野次馬などの動きを観察するために今しばらく様子を見ることにする。
決して頼んだばかりの酒が勿体ないとかそういう理由ではないのだ。
- 125 名前:M60T『サブラ』 ◆Mk3/la.KyI :2011/01/02(日) 23:35:57
- とりあえず、エンジンを絞りつつ旅館・ロッジ前の道を通り抜ける。
「んで。この道を右……と」
Y字路を右に折れ、リフトを潜ってゲレンデに出た。
相変わらず広いゲレンデだが、今は特に人影は無い。
ゆっくり。履帯下の雪を踏み固める様に、樹木の傍によって登る。
こうしないと、作業用車両の履帯痕と違うことがばれちまうからなぁ……。
「ここらかな」
見晴らしの良い所で、停車。砲塔を回して周囲を確認する。
さて、雪崩が起きそうなポイントは無いかなー。明朝のミッションはさっさと終らせたいしな。
(>>2の任務を継続中です)
- 126 名前:射命丸文 ◆KRKLWCroWU :2011/01/02(日) 23:43:29
「ふむ……」
戦車と言えば以前に届けられた招待状の事を思い出す。
藍がもってきたそれにはトルコ軍だかなにかの引き渡し式なるものの取材許可証がついていた。
「仕方がないな」という藍の表情を見る限り紫の手配ではなさそうであり、
それはつまり外の世界からの手紙と言うことなのだろう。
しかし、なぜ私に?
その疑問はずっと私の脳内について回っていた。
戦車と見ればどれでも情報を共有しているというわけでもあるまいから、
尋ねてみても無駄であろうし、なにより、戦車と言うものが一部の例外を除いて意志など持っていない事を私は知っている。
であれば、やはり戦車の元へインタビューしにいくというわけでも行かないだろう。
今は状況を見守るしかない。
日本酒の残りを一気に喉に流し込みながら、射命丸文はそんな事を考えていた。
>>125
作戦行動中なのだろうか。
停車、そして砲塔を回すその姿はまさに「これから撃ちますよ」という意思表示に見える。
「どうやら、インタビューするにせよ、しないにせよ、湯からは上がっておいたほうがよさそうですな」
ざぶ。
烏の一羽に後を追うように声をかけ、
湯船から飛び出すと服を着るために中へと移動する。
- 127 名前:M60T『サブラ』 ◆Mk3/la.KyI :2011/01/02(日) 23:52:53
- 「あのポイントと……あそこも不味そうだな。チェック」
雪崩が起きそうな所をポイント登録し、レーザー測距器で彼我距離を測って記録しておく。
こうする事で、多少は時間の短縮が図れるってコトだ。
「しかしやたら広いなここ……」
銃塔をぐるりと廻らせる。ここから見渡せるのは、ゲレンデの2/3程度。
もう1/3は、ゲレンデの反対側に行かないと見えなさそうだ。
『仕方ねぇ』と愚痴ってから、ゲレンデを縦断して登録作業に戻る。
>>126
「……?」
おかしいな。カラスの鳴き声が聞こえたような気がする。
- 128 名前:射命丸文 ◆KRKLWCroWU :2011/01/03(月) 00:11:12
- >>127
服を着て、フルーツ牛乳を一気飲みし、
旅館のおばちゃんにお金を渡して、悠々と旅館を出る。
周りに人影がないのを確認して大きく翼を広げ、夜空に舞いあがる。
使い魔の鴉の位置は把握しているから迷うことはない。
ゲレンデの向こう側へ移動する戦車の後方の空から見下ろして
パシャリとひとつ写真を撮った。
「ふむ。教授のとこの戦車とは形が違う。
外の世界の戦車なんでしょうが……詳しければどこの国のものか見るだけで分かるんですかねぇ?」
さて、少し様子を見るとしようか。
- 129 名前:M60T『サブラ』 ◆Mk3/la.KyI :2011/01/03(月) 00:21:38
- 「……ざっとこんなもんか」
大まかな危険マップは作り終わった。後は特にやる事も無いが……。
ただ登って帰るのも味気ないなぁ。なんか面白そうな事はねぇかなぁ。
無いか。でもま、もうちょっとここからの夜景でも眺めてから行くか。
>>128
そんな事を考えて、砲塔を回した時だった。
カシャリ!
シャッター音!?撮られたか……。
銃塔を廻らせ、音の主を探す。雪山の空気は澄んでいるし、他の音が無い分小さな音でもよく聞こえる。
って……。
「あれ?」
ブレーキを掛けて急停車。銃塔と砲塔で別方向を探すが、人影なんか何処にも無い。
おっかしいなぁ……。
- 130 名前:射命丸文 ◆KRKLWCroWU :2011/01/03(月) 00:34:08
- >>129
「む……」
眉をひそめる。
シャッター音が聞こえたのかあたりを探る戦車。
それはいい。
別に見つかってもかまわないと思っていたのだから。
しかし、なぜ「探すのに砲塔や銃塔を巡らせる」?
センサーで見つからないからか?
ならば目視捜索するのではないか?狙撃を警戒しているのか?
……まさか、見つけ次第掃射するつもりなのか?
「……これはまた……」
なにか知られると都合の悪い作戦中ってわけですか。
油断をするわけにはいかなくなりましたね。
- 131 名前:M60T『サブラ』 ◆Mk3/la.KyI :2011/01/03(月) 00:44:19
- >>130
結局、木陰や潅木の向こうに隠れてるのかと思って、熱分布カメラも使ってみたが、何処にも居ない。
「……気のせいかなぁ」
やだやだ。幻聴まで聞こえるようになるなんて。
多分、疲れてるんだな。今日は早く帰ろ……。
>>130
そう思って走り出した時だった。
雪原に影が落ちた。
銃塔を後方に向け、月を探す。目的の月はすぐ見つかり、それを遮った者の姿がシルエットで浮かび上がる。
鳥。それも2mは下らないであろう大鳥。
いや待て。鳥の羽を背中から生やした人間?天使像か何かか?
月明かりで故障しない事を祈って、光量増幅暗視装置で観察してみる。
- 132 名前:射命丸文 ◆KRKLWCroWU :2011/01/03(月) 00:51:32
- >>131
気付かれたようですね。
風を操って極力羽ばたきも抑えていましたが、
どうやら地に落ちるかすかな影まではみおとして下さらなかったようで。
「…………!」
銃塔がこちらを向く。
大丈夫だ。「銃弾よりも私の方が早い」故に当たらない。
なんにせよ、撃つか否か、その反応でこの戦車の立ち位置が分かるというものだ。
このまま様子を見るに十分。
ただ、ここはマナーを守るといたしましょう。
外の世界のマナーを。
いかに幻想郷が隔絶されているとはいえ、何も知らないわけではないのです。
山も、天も、そして地底も。
そこまで紫の思い通りにはなっていない。
「……今晩は。こちらは報道関係者。貴官の所属と作戦目的をお尋ねしても?」
- 133 名前:M60T『サブラ』 ◆Mk3/la.KyI :2011/01/03(月) 01:02:44
- はってー……?
あれ?もしかして俺、また滑ってる?
>>132
うん。多分これは完全に警戒モードだね。下手打つとこの場で破壊られちゃうかもね。
最近会う妖怪が、会う奴会う奴非常識極まりないので、若干ナーバスになってるかも知れない。
とは言え、照準器の先に居るのは、下調べで浮かび上がった人物(?)と同一人物と見て良いだろう。
>「……今晩は。こちらは報道関係者。貴官の所属と作戦目的をお尋ねしても?」
おおぅ。思索していたら向こうから声を掛けられた。
「明けましておめでとうございます。トルコ陸軍所属のM60T戦車。明日の雪崩予防工事の下見に来ていました。ちなみに搭乗員は今は居りません」
……さて。どう出るか。
- 134 名前:射命丸文 ◆KRKLWCroWU :2011/01/03(月) 01:10:33
- >>133
「……これはご丁寧にどうも。
あけましておめでとうございます」
ニコニコ笑って応えるが内心は眉をひそめている。
ほう、トルコ軍の所属戦車が雪崩の予防工事に。
それも搭乗員なしで。
人と出会うかもしれないこの場所で。
へー。
「成る程、環境対策に積極的に協力する姿と言うわけですな。
それも、無人戦車での協力……これはスクープと見てよろしいんでしょうかね?」
報道と名乗ったのに無人を自ら口にするとはね。
はてさて意図はどこにあるのやら。
- 135 名前:M60T『サブラ』 ◆Mk3/la.KyI :2011/01/03(月) 01:21:06
- >>134
多分。もし俺に顔があって、彼女に見えなかったら。多分俺は笑っていただろう。
「環境対策よりも、このゲレンデの安全対策。と、お考えください射命丸 文さん」
スクープと見れば食いついてくる。事前調査と寸分たがわない。
「報道に関して、自分は阻止せよとの命令も受けていませんから。それに貴女は少々特殊な報道網をお持ちだとか?」
『向こうは知りえぬ。こちらは知りうる』こういうのを化かし合いと言うのか?
ともかく、情報集めには、この人物が最適なことは間違いないだろう。
- 136 名前:M60T『サブラ』 ◆Mk3/la.KyI :2011/01/03(月) 02:19:50
- 固まってる……。
そりゃそうだわな。いきなり名前呼ばれた挙句、自分の仕事について言及されたんだから。
「まぁ、タネを明かせば簡単でね。たまたまそちらの知り合いと知り合う機会があってさ」
「その時色々と聞かせて貰う内、貴女の話になって。あとはまぁ、伝聞で色々教えてもらったと言う訳さ」
銃塔をくるくると回しながら、事情を掻い摘んで説明する。
「それでだ。俺たち兵器しか知らない情報と、貴女しか知らない情報を交換しないか?」
『ズビシィ』と音がしそうなほど、勢い良く銃身を向け……てからすぐ下げた。
「等価かどうかは判らないけどね。そんなに面白くない情報ではないと思う」
「その情報を新聞に仕立てるも良し。胸の内に仕舞うも良し。そこは貴女の胸内三寸って奴だ」
さて、どんな反応をしてくるかな?
- 137 名前:射命丸文 ◆KRKLWCroWU :2011/01/03(月) 02:46:05
- 随分と逡巡した。
ありていに言って危険だからだ。
私の名前が外に知られている可能性。
これはまず無いと言っていい。
もちろん藍あたりが話していれば話は別だろうが、
それにしては彼女の反応がおかしい。
そして、すべて承知だったと言うのなら、最初の反応がまたおかしい。
なぜ何も知らないふりをする?
なぜ今になって私の情報を知っていた事を明かす?
数々の疑問が疑念となって私から反応を奪う。
- 138 名前:射命丸文 ◆KRKLWCroWU :2011/01/03(月) 02:53:56
- >>136
私の知り合いから話を聞いた。
確かにそうだろう。
それ以外に情報の入手方法は無いと言っていい。
だが疑問は解決されていない。
なぜ、今までそれを隠していた?
何も知らないふりをして私の反応をうかがうのはなぜ?
これがもし、招待状すらも含めての事であれば……
もし、それがそういう意味であれば……
「……そのご提案に御返事する前に、ひとつだけお聞かせいただけますか?」
情報交換?
そこに私の情報を一方的に得られる立場の者にどのようなメリットが考えられるか……
「私の話を聞いたと仰るそのお知り合いのお名前をお聞かせいただけませんか?」
目を細めて問う。
返答次第では……握る団扇に力がこもる。
だれかを人質にとって私を呼び出す。
そういうことであれば私にも考えがあると言う事だ。
戦闘は望まないが……弱いつもりもない。
- 139 名前:M60T『サブラ』 ◆Mk3/la.KyI :2011/01/03(月) 03:03:34
- まだ続く沈黙。逡巡するか、それは仕方ない。と言うか。
「それはともかくとして、貴女寒くな……」
>>138
>「……そのご提案に御返事する前に、ひとつだけお聞かせいただけますか?」
「おう!びっくりした。まぁ答えられる範囲なら」
ブッちゃけて言えば、今の状況で向こうから聞けることは少ない筈だ。
>「私の話を聞いたと仰るそのお知り合いのお名前をお聞かせいただけませんか?」
え?名前?
「あぁ『ヤクモチェン』だ。あっちはルーミアって妖怪から、俺の話を聞いたと言ってたが」
アレきり会ってないが、元気だろうか?
- 140 名前:射命丸文 ◆KRKLWCroWU :2011/01/03(月) 03:50:47
- >>139
ルーミアに橙。
考えすぎだろうか?
人質のセンは無くなったように思えるが……
しかし、まだいくつか腑に落ちない点がある。
さて……
「ふむ。とりあえずは了解としておきましょう。
しかし、疑ってかかって申し訳ありませんでした、とは申しませんよ?
それだけの理由あっての事と思っていただければ幸いです」
ごう
風が吹く。
もう夜風から夜明けの風に変わりつつある風が。
「しかし、情報交換はやめておきましょう。
生憎と兵器の詳細情報を記事にしても読者に喜んでもらえそうにないのです。
なにかあればまたの機会に」
一礼して団扇を一振り。
風が一瞬竜巻となり特派員を飲み込む。
旋風過ぎ去った後には、もう何も残されてはいなかった。
<退場>
- 141 名前:M60T『サブラ』 ◆Mk3/la.KyI :2011/01/03(月) 04:10:27
- こちらから答えはしたものの、それに対しての返答が無い。
月で逆光になっているため、表情は窺い知れないし、何をしようとしているのかイマイチ良くわからない。
……そう言えば、射命丸には妹だか、妹分の部下が居るって言ってなかったか?
>>140
「作戦失敗。あー、やっぱ俺には向いてねぇなぁ」
風に巻かれて射命丸が消えちまった虚空を、ぶー垂れながら見上げる。
そもそも説明不足もいい所だ。オマケに芝居がった仕草で、かなり不信感持たれた様だし。
やっぱ俺は、ポーカーとか苦手なんだろうな。
「まぁ、良いか……」
今回は札の切り方が悪かった。次回が有れば、下手に交渉を打つとかやらないで置こう。
仕方ないな。そのまま切り札を渡しちまおう。そうしよう。
今回は破壊られなかっただけマシと、幸運の女神様に投げキッスして諦めよう。
「……ア゛ァァァァァァァァ」
しばらく打ちひしがれていよう。そうしよう。
- 142 名前:M60T『サブラ』 ◆Mk3/la.KyI :2011/01/03(月) 04:35:07
- さてと。ソロソロ帰るか。
この短時間で立ち直るとか。単純も良い所だが、へこたれるのは時間の有る時にやればいい。
とにかく、情報通を囲って置かないと、また以前の二の舞になりそうだ。
CIAやSOG連中が殆ど役に立たない……と言うか、連中の言う事逆なこと多いから、まったくなんだが。
情報の収集方法がまったく違う人物を引き込んで、それらを統合整理して考えられる状態にしたいな。
さて。夜が明ける前に帰るべ。
【退場】
- 143 名前:窓付き:2011/01/31(月) 23:39:44
- つめたい雪が なんて言えばいいんだろう
ちら
ちら ちら
ちら ちら
ちら
ちら
ちら
ちょっと違う。
もっとこう
びゅおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
これもちょっとちがう。
やりすぎはよくないよね。
だから雪山にわたしはただ一人。
たたずんで 寒くて
雪が降っていた。
- 144 名前:イカ娘 ◆IKA/U.MUq6 :2011/02/01(火) 00:30:21
- ふむ、見渡す限り、一面の白、白、白……
そして、何より、鬱陶しい人間共がいないじゃなイカ。
| ー┼ / ,.-――- 、
| __| ./ // \
l (__ノヽ | / / `丶`丶
____ | / / ,。:: ´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄` :.、 \
__) \ / / /..::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\/
/ \ |/:::::::::::: | /\:::::::::∧ ∧::::::::\
| ー┼ / \/ :::::::::::.:::::|:::/.--\::/ ‐∨::::∨:::::::::i
| __| | ./::∧:::::::::::/l/ ヽ .!\::::::i
l (__ノヽ | .r:゙:ヽ .l ::::::!\/! _ _ l:::::l∨ r:゙:ヽ
____ ヽ /:::::::::\ .| ::::::| ::::::::|,ィ=ミ , ィ=ミy1::: |:|. /:::::::::\
__) \ \::::::::/ .| ::::::| ::::::::| , , ___ , , |:::: |:|. \::::::::/
/ |:::::::| | ::::r| ::::::::| T´ −、 `T |:::: |:| |:::::::|
| ー┼ / ./:::/ | ::::t| ::::::::| V \/ ,:|:::: |::| \:::\
| __| | |:::::::| ./::::::::| ::::::::| \ / /::|::::: !::ヽ |:::::::|
l (__ノヽ | |:::::::| ./::::::::/| ::::::::|ゝ..,,_ _,,. イ::::::|::::::|:::::::\ .|:::::::|
ヽ \::::\_/:::::::::/::| ::::::::|::::|:::::l l::::::|::::::|::::::|::::::|\:::::::\_/::::/
|| || \ \:::::::::::::::::::/i:::|::::::::::|::::|:::ノ ヽ::::|:::::::|::::::|::::::|. \::::::::::::::::/
|| || / . ̄ ̄ ̄ |_,|::::::::::|T「--、 ,- ̄}T -::::::|::::::|  ̄ ̄ ̄
o o / / .|::::::::::| ゝ ノ i. `|::::::|
, '⌒ヽ, | / .|::::::::::| 丶======' .} |::::::|\
⌒V ヽ / |::::::::::| } |::::::|. \
/ /|::::::::::|| ./|\|::::::| \
/ /i::::|::::::::::|| |:::|:::::|::::::| \
\ く |::::|::::::::::|| |::::|:::::|::::::|> /
たまには侵略の営業時間(午前8時〜午後5時)まで以外にも、侵略をしてみるものでゲソね。
ここの山は私が侵略したでゲソ!
◯ _____
// ____/ \_________
// |\_____/ ´ ̄` 、 /
// │. // ____ \\ /
// │ ./ , . : ´: : : : : : : : :` : . 、 \ (
// │ / /: : : : : : : : : : : : : : : : : :\. \ )
// │ / ./ : : : : ,:|--八 : : : : 八--|、: : ヽ \ /
// │ く / : : : /:∧/ \/ Vハ:\: : : :, 冫 ./
// / \| : : : : : /,x≠ミ、 |: : : : : i/ /
// / |/\: : :〃 んハ _ | : :,:イヽ:| ./
// / {ヽ从 弋:り , ´ ̄`ヾイ }:! │
// / .!ヽ|:. ____ |: |.ノ:| ./
// /. .| : |: i:、 { } ,|: |: : :, /
// / | : |: |: :`ト . _ . イ |: |: : : :, (
//< この山は侵略されました _____\
// \__ ______/  ̄
// \________/
//
記念に旗を立てておこうじゃなイカ!
ん……よくみると、誰かいるじゃなイカ。お主は一体何をしているのでゲソ?
ひとりあそびでゲソか?
- 145 名前:窓付き:2011/02/01(火) 00:40:56
- >>144
雪の中で白をうずめて
見えなくてだれも気づいていなくなるかも
はたも
私も
あのおねえさんも
「さんぽしてるんだよ」
「いつもそうなの。とびらをあけたらそのあとには雪が待ってるの」
「でもおねえさんを見るのは初めてだよ」
「ゆめの中ではいつもあそんでるんだよ」
はたは、はためくから、はたなのかな。
つよいかぜがふいたらとんで行ってしまいそう。
「おねえさんも、何でこんな所にいるの?」
- 146 名前:クロイツェル ◆KREU/c.SEU :2011/02/01(火) 00:47:01
- 雪は等しく降り積もる。
望もうとも、望まざろうとも。
人形師の上にも、○○の上にも。
と、言うわけで。
「さ……寒い……」
私、絶賛凍え中。
……遭難中じゃないだけましか。
早く隠れ家に帰ろうと雪道を急いでいると……。
>>144
変な旗が!
……は、どうでもいいとして。
>>143
雪が弱くなったり強くなったり。
その中心にいる(気がする)女の子。
なんとなく気にかかって。
「ぐーてんあーべんと! こんな夜中にどうしたの、風邪ひくよ?」
とりあえず声をかけてみた。
(イカちゃんには気がついてないようです。保護色じゃなイカ?)
- 147 名前:イカ娘 ◆IKA/U.MUq6 :2011/02/01(火) 00:51:09
- ___
. ´ l\
/ | \
,.≠――- 、 | `、
/: : : :,:! : : : : : : ` .、 j 〉
/ : : : : / |: : :/|: /|: : : :\/-一テ''´
 ̄|: :/!斗-|/ ‐|/‐ト、 : : : :ヽ/|
∨|,r=、 r≠ミ、:/|∨: : :∨
| ん} んィ}ハ | : : : : :ハ
|弋リ 弋:り !´} : : : : !
/:,{ r'人 : : : :!、
/://:\ r‐ 、 . イl: : :|': : : |:\___
. /:/ / : :.!.`ト---r ´_/.:}: : :!:! : : !、: : : : : : : : `\
. /:/ / : / i: :l ./:::::|.l .'/:.:.:,イ: : l: : : ヽ ̄ ̄ ̄ ̄`ハ}
散歩でゲソか。私も暇な時はたまに侵略の下調べとして、街を散歩したりするでゲソが、
色々な発見があるでゲソね。
人間共は日々進歩している様で侵略は大変だと思い知らされるでゲソ。
私? 私はもちろん、海を汚す人間共を懲らしめる為に海からやってきたのでゲソ!
まあ、いずれ地上全てを征服するのでゲソから、山を今征服しておいても問題ないでゲソね。
どうしようもない人間共の事……
この一面の雪の下には絶対にゴミを巻き散らかしているに違いないでゲソ。
海どころか山にも迷惑をかけている…人間共は全く反省をしないでゲソね!
- 148 名前:窓付き:2011/02/01(火) 00:58:29
- >>146
「ぐーてん?それってえいご?」
外国の言葉はよくわからない。
でも、わたしの家には外国の音楽のCDがあった。
きっと、お父さんかお母さんが、好きだったんだ。
「かぜなんてひかないよ。ゆめの中でかぜをひくわけなんてないよ」
きずつくこともない。
■ぬこともない。
でも でも でも でも
心がいたくてなみだが出そうなものばかり見ている気がする。
「ゆき、ちょうどいいよね。つよすぎないし、よわすぎないもの」
>>147
「しんりゃく?」
テレビの中でしか聞かない言葉だなあ。
あくのそしきがちきゅうをせいふくしてしまおうとするお話。
せいぎのみかたがやってきてそのやぼうをそしするんだ。
「おねえさん、わるい人なの?」
せいぎのみかたがやってきてこらしめてくれるの?
あくのそしきっていうとだれかをきずつけるんだ。
よわい人たちを、くるしめるんだ。
- 149 名前:イカ娘 ◆IKA/U.MUq6 :2011/02/01(火) 01:02:22
- >>146
,. -.、
,凵@ ヾ 、
/ / _ ', \
. く _,.f‐'´ ``‐i..,_ >
ハハX_,∨,_メハハ
┌‐| io⌒ ""⌒o! |ー┐
,.^ニニノノ\(⌒⌒)/ゝ、ニニ^ 、
く く. //| | o、 ̄/ | | | | 〉〉
. く 〉| | | | `´ .| | | | く 〉
 ̄ ̄ ` く X二) ̄ ̄ ̄(二X > ̄'´ ̄
彡,ハ} {ヘ ミ´
) (
⌒γ⌒V⌒ヽf⌒
未来の支配者を無視するとは、良い度胸じゃなイカ!
しかも、私が立てた旗を変!?
お主はどういうセンスをしているのでゲソ!
, ' " ´  ̄ i\
. , ' ´ i \
. / i .\
/ i .\
. / _ -―‐- _ i ./′
/ ,: : ´: : : : : : ト.,, __..`.ヽ .i ..〃i
...//´: : : : : : : .ハ:.:i/ヽ: : : i : : 丶__ // i
.../: : : : : : : : : : : :/.:.i_i-‐ ∨ ∧: : : : : :`i i
/.: : : : : : : : .:∧.:.:/ <.i ,,≠≡≡=i: : : ,イ: : i ′
. /: : : : : : _,イ''/⌒∨ '"ィ尓ミ;ヽ .i. :./.:| : : i′
/,ヘ:.:.: : : : :| i//⌒ マ;;C;;ソ ∨. :.|`ヽ i
' 丶: : : :.:| ≠≡ミ ゞ'"´ .|: : | }.:i
. \:. :.i .′i心 |: : | / :|
... \lヽ. 乂少 .|: : |´ i: :|
|: :i "´ .ゝ .. -‐,' |: : |i : i :|
|: : } < __/ ..!: : |丶:i |
.i: : :{ /: : :! 丶
i: : :丶 _ /,i! : |
.i : : : i! . ┬ −-- イ ∨.i.: : :|
i: : :.:.| .|: : : :|: : : :.|: : 〉|: :.:.:|
|: : : :| i: : : :i: : : :.i: :/ i : : :| 〃
ふん、深海では温度はマイナスは常識でゲソよ。
これぐらいで寒いとか……
………
風が吹いてくると凄く寒いでゲソ!
!!
これは侵略者の私の力を見せてやるチャンスでゲソね!
さあ、恐れおののくといいでゲソ!
l .: _..-‐' ...-.‐''.″ '. l
" .‐ .,〃 .,..-'"゛ ,..、- '"゛ ‐ |
" ゙, ,ノ゙/ ._..-'" .,,, ー'"゛ ", l |
.‐ _'i .〈rlr'" _..-'"゛ |.ヽ .|! ′ i
. _ゝ゛ ,..-'" ! . l .l゙| ._,, -−''.'''''''''".''丶ヽ.! !
'`-、 彡=┘ ′ .l .,! !,/´ ! |
.'“゙7 ./ '!ッ、 l ゙'‐ ゛ .....| ,i
./ ._ l _..__. ,,,,,, ._ヾ'″ ,/″ ! l!
,/ ./.彡i,i. l. ., .、 .−'.'.'.`゛´ / | ′
/ ./ .j″ l .゙l,゙´ / ._ ! |
../ . / !_ -''丶 .ヽ .........-.‥‐.¬'''丶- ..、 "丶''.'._./ ´ ! l
..." ,./ ,,, -'"´ ′ .ヽ uii_-----┴ , / .,! l
.,i彡'"´ _ . -'''" '、 .ヽ  ̄"'''';;r ,゙ニ+ | "
./ _,..-‐'″ .l ヽ ,..-'" ._,, /ヶ ‐ i′
. / '″ ..l ヽ .,..-',゙.. -'''ジ″ l l
″ .ヽ .i=゙‐'^゛ ._∠―''T l │ /
l \ r l l /
ヽ ヽ. / .i、i、 .=R / / 、
ヽ \ / / ′| ゙ \ |ヽ .ヽ/ /.,.〃
ヽ ゙'、./ ./ .! l \.,, l .l.ュ.l /"./ _,,
ヽ \ ,/ l! ゙'!,゙'-、 l `゙ /''ン"
_.‥‐-ヽ、、......、 ヽ ヽ, / l, `'″ ゙”.'''"″
http://www.matsunoyama.com/blog/ichizen/wp-content/uploads/2008/01/img_2604.JPG
私の触手にかかれば、この程度のかまくらの設営等造作もないのゲソよ?
三つ指ついて、お願いしますとでもいえば、ここを使わせてやろうじゃなイカ?
- 150 名前:イカ娘 ◆IKA/U.MUq6 :2011/02/01(火) 01:10:58
- >>148
/ / _,,. ....,,,__ ヽ \l
/ / ,.ィ:´ : : : : : : : ::.: : :>.、 V l
,.' ,' /: : : /: ト; : : : : .: ハ: : : : ;\ V l
\ /: : :i : /::/ V: : : : :/ V: i、: : : :ヽ', l
. \ /: : : : :!:/ V V: : :/ V l_L: .:::.: V /.
. `Y: : : :/ l/─--.,,_ ∨w--ーーヾ'; :::::;、.:V.
レ^i、:/: l ,┳.━┳` ´┯━┳‐,: : /l:/
/ :l: i: : l .トイzj´} . ::: . んィ´:} ’V、: : l
. /: : : V: : ! ヽ辷ソ:::::::::::::::弋z。ソ l: : lノ: : :l
. /: : /: :l: : i. ' i: : l: : : : :l
/,.---,‐‐l: : l tー------‐っ l: : i:'r‐‐--,,.
/´ ヽ`l: ; ;l丶、 `‐- -‐´ ,. '. l: : i/ `ヽ
l l: : :l, ヽ、 ~ ‐--‐ .' " / /l: : l l
そうでゲソ! 私は恐ろしい、悪い侵略者なのでゲソよ?
今日も賄いのエビピラフのエビだけつまみ食いしたり、
お使いのお釣りをこっそり50円抜き取っていただいたでゲソ。
ふふふ、恐怖と感動で声も出ない様ではなイカ?
,. -――――- 、
/ \
/_____ ヽ\
/´: : : : : : : : : :` : . 、 : \
/ : : : : : : : : : : : : : : : : : \ i ヽ
/ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : \ | ,,
: : : : : : | : : {: : : : : : :,ハ : :ヽ : : : : : ヽ ,' /ノ
| : : : : : |\八: : : / } /:} : : : : : : :∨ //
∨\: : :∨,≫ミ、/ ー;≦=x;ハ: : : : : : : :', イ
\;〃 んハ 〃 んィ} Y|: : : : : : }: :∨
八 V:り V:り 从;/|\/: : :|
_/: : {.:.:.:. , .:.:.:.:.:. | : : |ノ ノ : :|
, . : ´ : : : : ;人 r‐ 、 | : : |´: : : : :|
/: : : /´ ̄ 丶. ) /,: : : /: : : | : :|
/: : : : / /^Y`ア丁´ /: : ∧{: : : | : : .
ヽ: : : : \ __/ //ノ /: :/ ∧ : : :、 : : :、
/: : : : : :/_/´: : :`/ / /: :/´ ̄ }\: : \: : \
/: : : : : : : :/{ : /⌒{ //: :/´ ̄`\ ハ: : :ヽ: : :\: : \
/: : : : : : : :/ ∨/⌒ヾ : / }/: ハ : : } : : }ハ: : : :ヽ
 ̄ ̄ ̄ ̄ / {_,r‐个/ /: /: : {: : :{ : : |: :|ハ : : : |
/ 「 ||し’ / /:{:/: : :/}: : :l : : |: :| i : : :|
; しし'’ ,x<__,.イ/: :/V: : /}: : :|: :| |: : : |
{ ,, ´ 人: ∧;/ : / ,: : :/ : | ,: : : /
` ー‐ァ ´ \ / } \{ : : 〈 / : /: : //: : /
まあ、でも、どうしようもない人間共でも、中には良い人間共もいるのはこの前学んだでゲソ。
お主も、きちんと悔い改めて、侵略者である私を崇め奉り、海を汚さないでゴミを捨てないと
誓うなら、特別に許してやってもいいのでゲソよ?
- 151 名前:窓付き:2011/02/01(火) 01:23:02
- >>150
「いいよ」
なにがいいのかはわからない
あがめたてまつるってなんだかわからない。
わ
ど た
け
し
だ て
い い の
ま 黒 る な
ず か
う に
い心がわたしをギチギチ キリキリ しめつけて
おねがいしてしまう。
「ゴミをすてる、大人たちは、おねえさんを傷つけたんだよね?」
こんな
にげみちをつくってしまうわたしは
だからきらわれるのかも しれない
だけど
「だから、このせかいにいる人たちみんなを、しんりゃくして、消してください」
- 152 名前:イカ娘 ◆IKA/U.MUq6 :2011/02/01(火) 01:36:09
- >>151
うむ、子供ながら、中々物分りの良い奴じゃなイカ。
将来、有望でゲソね。
| え l <‐.._
| ? / \ ` 、
rゝ、,, / \ \ ,、
/ | ∨ \_.-' ー,,_
/ ! ,,..-‐''  ̄ ̄''''ー- .. ゙┐ ┌´
/ | /: : : : : : : : : : : : : : : :`l/\l>
ー-../ : : :/| :/ゝ: : : :ノl/ヽ: : : : :\/
/ : : :レ, ‐-、 ` ‐' -‐ 、 l: : : : : :l
/{/ヽ :l / ヽ / ヽ ∨ヽ/`′
/ : :/ : :l ゝ_ ノ ゝ_ ノ | :ヘ
/: : :,' : :⊂⊃ ⊂⊃ : |
/: : : :/! : : :! \u (⌒) /、 : : :|
: : : :/ | : : :|: :/ :>‐-.....-‐< : : | : : :|
| : : :|l∧__丿 (__l: : :| : : :ト
| : : :| || `\ // || ̄ヽ : :|: :ヘ
消す? 消すという事は………
……………
……………
,. ´ ̄ ` 、
. // ` 、
/ / \ \
/ / \ \
/ / \ \
/ .′ _,.-―――- 、 \ \
く i . ´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\ \
.. \ :! /:.:.:.ノ:.:j:.:.:..!:.:,.イ.:.:∧:.:.:.:.:.\/
\ |/__:.イ:.:`メ、/|:/ |:.//レ.:.〈 |
\/.:.:.|/リレ',ィrそド"´ レ ィチxV:.!:.V}
/.:.:.:/!:.:.! 〈. トzリ トzリ }:!::Nリ
/.:.:.: /ソ:.:.:i. xx`¨´ , `¨x{:从.:.:.:}
/.:.:.:.:. //|:.:.込、 /:.|ハ:.:.ヽ
./.:.:.:.:.:/:厶|:.:.:.:ト ヽ、 r つ ,. く:.:.:! ∧.:.:.ヽ
/.:.:.:.:./.:.: / |:.:.:.:| i> ミ 、 <}. |:.:.:| ヽ.:.:.!
/.:.:.:.:.:.〃.:.:.:/ .レ‐‐く \  ̄´ 〃 i:.:.:<フ二ヽ:.:.|
./.:.:.:.:.://.:.:.:.:/ / /⌒く \ // |:.:.:厶--、 }:.|
.:.:.:.:.:/ /.:.:.:.:/ ( /,. ┤\ヽ // |:.:厶--、 /::.|
おおおお、お主は何を言っているのでゲソか!
幾らなんでもそれはやり過ぎじゃなイカ!
已む無く傷つける事はあっても、それは行き過ぎでゲソ!
野生の、過酷な海の世界ですら、誰も彼も生きる為に必要以上の殺生はしないでゲソよ!!
必要以上にやったら、何れ回りまわって自分も、取り巻く世界も壊れてしまうじゃなイカ!
お主はそれでもいいというのでゲソか!?
物分りの悪い人間共はこの十本の触手で蹴散らして、平伏させればいいのでゲソ!
- 153 名前:窓付き:2011/02/01(火) 01:45:40
- >>152
「うん、ひつよういじょうのことはしないんだよね、やせいのどうぶつ、は」
だけど どうしてかな
「ゆめの中だけがいい。わたしは、食べられもしないのに、何で傷ついてばっかりなんだろう」
「何でおきている間は楽しくないの?わたしは何もしていなかったのに」
「何もしないのに傷ついてばっかりなのかな」
せまい、くらい、つめたい、さびしい
なにもかものせかいのはてでなみだを流す。
どうしてわたしはこんなに悪い子になっちゃったんだろう。
「こわれてしまえばいいの」
そうしたらわたしだって、ベランダから■■■■■こともないんだ。
「ゆめの中なら、じゃまするなら、こわせた。でもおきている間は私はとっても力がよわい」
ポタリ、ポタリ、ポタリ、ポタリ
「おねえさん、力がつよいなら、コワシテシマエバイインダ」
なんでかな、なんでだろう。
呼んだおぼえもないのに何でわたしは
真っ赤なほうちょうをもっているんだろう。
- 154 名前:クロイツェル ◆KREU/c.SEU :2011/02/01(火) 01:51:40
- >>148
「えいごじゃないなあ。どいつご」
海越えた向こうの国の言語とは大分違うと思うんだけど。
この子のお国はどこなのかしら? 英語とドイツ語が同じに聞こえるくらい、遠い遠い国なのかもね。
「そっか、元気なのね。元気なのはいいことよ。
……ん?」
なんか不自然な言葉があった気がするけど、すぐにそれは記憶の水底に沈んでしまった。
「丁度いい……まあ、そうかな。風情を楽しむにはこのくらいがいいかもね」
ほんとは、暖炉であったまった部屋の中から眺めるのが一番好きだけど。
とは、言わないでおいた。
>>149
「……って、わあっ!?」
横から急に叫ばれてびっくりする私。
どうやら、もう一人女の子がいたらしい。
「あはは、ごめんごめん。無視した訳じゃないんだけどね。
ちょっと、白くて見落としちゃって……」
余計ひどいよ、と、ローザがいたらつっこまれたかもしれない。
「センスは、悪くは無いと思うけどなあ。一応デザインとかもしてるし。
あと、この旗は変。どっかの独裁者じゃないんだから」
大事なことだから2回言いました。
「しょうがないじゃない。人間はこんな雪の中でいられるようにはできてないんだ……」
から、と言い終えようとした瞬間。
風が吹いた気がして……。
次の瞬間、かまくらが!
「……す、すごいわ」
暢気してたクロイツェルお姉さんもこれにはびびった!
「み、三つ指……は、突きたくないなあ」
なけなしのプライドで躊躇する私。
しかし、その隙に……。
「ぼんばー」「ぼんばー」「ぬくいー」
「あ」
私が連れてきてた人形たちが、一足先にかまくらに入っていたのであった。
- 155 名前:クロイツェル ◆KREU/c.SEU :2011/02/01(火) 01:59:55
- >>150-153
「……え?」
二人の少女の会話。
聞くともなしに聞いていたそれに、狂気の灯火が灯ったのはいつからだったか。
気がつけば、片方の少女は血まみれの包丁を……。
「っ……!」
気がつけば、二人の間に飛び出していた。
- 156 名前:イカ娘 ◆IKA/U.MUq6 :2011/02/01(火) 02:03:16
- >>153
, ' , : : ': : : : : : : : : : :  ̄: :`: : .
/ ./ /.: : : : : : : :,へ : : : : : : : : : : : : ヽ
/ , ' : : : : : : :/i / \: : : : : :!: : : : : : :ヘ
| /.: : : : : ―/‐∨''' ̄´ \ : : :ハ: : :| : : : : :ヘ
| ./.: : : : : : : /≠=ミ , .\/ ∨:|: : : : : : :∨
|/: : : : : : : :./〃.,'⌒ヽ u ≠=x ∨: : : : : ∧;
./: : : : : : : :/.{ { 0 .} r‐ 、. } .∨: : :/
∨ \: : : :/i ゝ‐ ' { 0 } .∧/
. i :!: :/ .ヽ;/:.:| `ー′ ./: :|
. | :∨乂_|:.:.:.:| u ′ {: : |
. |: : : : :.:.|: : :.| u /⌒ ー‐┐ }: :.|
. |: : : : :.:.|: : :.| ( / ': :.:|
. |: : : :l: :.|: : :.| ゝ ` ー一′.. イ|: : : :.|
./: : :.:.|: :.l: : :.| ` ┬: : ´|: :.:.:.| i: :.:.:.:|
/ヽ^ ヽ: : ヽ .|: : : :.!: :.:.:.| .i: :.:.:.|
/ ヽ \: : \ ゝー/ー――┤: : | '
ヽ ヽ: : ヽー丶 .┤ ヽヽ ...i.:.:.:.|
お、お主は何をしているのでゲソか!?
子供がそんな危ないものを持ってはいけないでゲソ!
私に貸さなイカ!!
それにどんなに力が強くても、それ以上の力が必ずどこかにあるのでゲソよ。
私の場合は黄金聖闘士しか思えない千鶴とか
力で何でもできると思ったら、間違いだと私は思うのでゲソ。
______
/´ \ ` 、
/ ヽ \
, '. //
. / ____ ', //
/ . ´: : : : : : :` 、 i //
/| /: : : : : :!\ : |、 :_: : :\/∧
//: : |: : : : : | X!´\ : : : ヽ:\|
〃: : :|:|\: : :!/,r=≠ミ、 : ∧|、: !
i: : : : |斗― \| {いハ ∨: :|r} : :、
|: : : ∧ 弋tり | : :l/: : : :\
|∧∧ハ __,, _ | : :l:、:\: : : \
Vハ  ̄´ '/ ヽ | : :|: :\:\: : : 丶. ___
ハ: 、 く{ } /| : :| \: \:\、:___ : \
/: :!: :!> . `__ . イ | : :|ァ-、\: \:\ `丶:\
/:,:ィ|: :|{ _|! || ノ :| : :| ハ \: \:\
いいでゲソか?
生きていくと言うのは困難と理不尽の連続でゲソ。
海では暢気に泳いでいたら、いきなり後ろから鯱に食われて終わりとか普通にあるのでゲソよ。
でも、そんなところでも決してめげていてはいけないのでゲソ。
今がどんなに辛くても、常に前向きに生きていれば、嫌な事が忘れるぐらいの良い事が待っているのでゲソ。
それでも、不安なら 私がガンガン進んでいくから、私についてくればいいのでゲソよ!」
- 157 名前:イカ娘 ◆IKA/U.MUq6 :2011/02/01(火) 02:15:38
- >>154
/ / ,.イ: : : i: : : : : : : : : : : : :`:ー_フ , -、
ー 、 /イ: : : : : :.l:∧ : : : : ;ィ: : : : : :..:ヘ ,イ i
l/:/: : : : : /≧x \:/ i;:ィ´: : : :.ト、; / !
/:,ハ: : :..:〃,イ::(,j` ,イrヾ ト、:..: :.l ` / /
. /´: ハ:/ト、弋:::ノ 弋:リ }i:.ヘヾ:ノ _, - ' , '
. /: : : ゝ }: : l ///__ ' ///i: ; ィ::::フ´ /
´: : : /.: : :__V:ヘ /  ̄ 7 ,.イ::::::f´ :、r'
: : /: :,.イ ` ー-` __ , '-‐'7:::::::/ ヽ ヽ
/: : : i ,.:´ {::::::::{ ヽ ヽ }--‐-、
: : : : /l ヽ::::::ヽヽ ヽ }_,∠ __ ノ
: : : /!:ヘ ::-:、.. \:::::`ゝ‐:´ ̄イ
: .: : !: :ヽ /` ー 、 __ _, -く: `: r― '´l: : l
独裁者とひとくくりにするなでゲソ!
私は良い独裁者でゲソ!
私が地上を侵略した暁には……
侵略した暁には…・・・
……
ま、毎日、エビを食べ放題でゲソ!
悪い独裁者とは、うぼぁとか言って憤死する皇帝みたいな奴をいうのでゲソ。
というか、そもそも皇帝とか名乗るのはろくでもない奴しかいないでゲソね。
皇帝=悪の帝国は既にお約束でゲソ。
//: : : : : : : : : : : : : : : : : :\ ヽ \
/ : : : : : : : : : : : :/}i: : : : : : : \ ′ /
. / : :/ : :i| : : : : : :/⌒ハ : : : : : : : : \} /
/ : : : :′ ,ハ : : : :/ ,x===ミ、: : : : : : :i}: :\_ハ
〃 : : : : iレ´⌒ \/ 〃rノ心 }\ : : : :∧ : : ′:.}
∠,{i : : : : :∧ x=ミ、 弋)ソ ′ i\_,イ'ミ}: : : : V
′ : : /: :'〃_,心 |: : : :| ' : : : : {
, : :/i : 小弋)ソ |: : : :| }: : : : ′
. iノ | : :ii ′ , |: : : :|_,.イ : : : : :.
| :.,人 、 ´ |: : : :|: : \: : : : :.
| : : : :ヽ |: : : :|\_,. -‐- 、:',
| : : : : i iヘ , |: : : :|´/ ヽ
| : : : : |八: :> _ ィ |: : : :| ′、
| : : : : | \, -‐/ ∧ |: : : :| i i: : \
| : : : : | / ./ i{ ヽ |: : : :| | |: : : : :
おお、この人形は結構すごいじゃなイカ。
知り合いの3バカの人形はトランスフォームしたり、自爆したりで碌でもないでゲソが、
これは完成度高そうじゃなイカ。
少しは見直したでゲソよ。かまくらは特別に使うことを許可してやろうじゃなイカ。
>>155
_ -‐  ̄  ̄ ̄ ̄ ` ‐- _
_ -‐―― ―――>、
>: ´: : : : : : : : : : : : : : : : : \
/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : \
/: : : : : : : : i、: : : : : : : : : : ハ: : : : : : \
: : : : : : : : : イ\: : : : : : : : /‐ト::_|: : : : : ヽ
: : : : : , 人´ |.u \: : : : / l: : |`ヽ: : : : :ヽ
: : : // \l__ \ :/,,,===ネ: : : : : : :
: : : : : | / __ ̄~゙ ` , ミミ \ \: : : : :
: : : : : l / .J ヽ J .} | ∧: : : :
: : : : : |.| | ノU`| !ノU`l ノ |: \: :
\: : : | ヽ. _ノ ヽ _丿 .|: : : :\
⌒,\∧ , |: : :
∧: : : \ |: : :
\ ∧: : : : \u / ̄ `ヽ ノ: : :
` ィ\: : : : \u` ―‐ ´ /l: : : :
| \: : : : \. /: : :l|: : :
l , ゝ‐-ノi \ /: : : : : l\:
おぬしも何をしているのでゲソ!
刺さったら、ただじゃすまないじゃなイカ!!
私みたいに触手で防御とか人間共はできない癖に無理をするなでゲソ!
- 158 名前:窓付き:2011/02/01(火) 02:18:12
- >>154-155
ドイツという遠い国からのおねえさん。
でもね、ここはきっとゆめの中だから、だれも傷つかないんだ。
さされても、また、気がついたら同じ所にいるんだ。
元の形にもどって。
あの、火星さん、いがいは。
「おねえさん、あぶないよ?わたしはね、私に話しかけてくる人を、さしたくないの」
だって、みんなしゃべらないのに
かおがないのに
きっとあなたはわたしが好きになれそうな人だから。
>>156
「ほうちょうがほしいの?あげるよ、ほら」
ひょいと投げた。
そのほうちょうはちゅうで クルクル 回っているうちに 『たまご』 になって
おねえさんの頭をとびこえて、白いおねえさんの足元に落ちた。
「おもしろいでしょ?これ、エフェクトっていうの。起きているあいだはこんなことできない」
だからわたしはゆめからはなれたくないんだ。
つらいことは何もない、どんなにおもしろいせかいがあるんだろう。
「おきているせかいはいらないんだ。わたしは力も、心も、つよくなかったんだ。
だからわたしは、朝を向かえたらわたしの中には何もなかったんだ。からっぽだったんだ。
歩く足も、なくしてしまってたんだ。いつのまにか。わたしは生きる力もなくなってたんだ、きっと」
ほうちょうが、たまごのほうちょうが雪の中にうずもれる。
「だけど、ゆめのなかなら、ゆめの中ならまだからっぽのわたしでもそらがとべる
キット だから
これ ハ」
ああ、白い白いせかいなにもかもみんななくなってものくろのなかにうずもれたわたしでも
ふしぎでいきていくちからもなかったはずなのにふわふわとんでわけもわからないところに
うずもれたわたしがおぼれてしまってでもあのこはきっとわたしのおきているあいだに力になって
くれたはずなのになんでわらいかけたらすぐにきえてしまってわたしはなにをなくしたのかもわからな
くなってなってなってなってなってなってなってなってなってなってなってなってなってなってなって
「わ た し の ゆ め の せ か い だ か ら」
- 159 名前:イカ娘 ◆IKA/U.MUq6 :2011/02/01(火) 02:32:47
- >>158
,. -―- 、 __
__/ ̄~ヽ┐, ´ , -‐‐- ,へ/ヽ/: : : : : :\
/: : : : :_/ ̄l_| , ´: ´: : : : : : `: : 、ヽ、,-ヘ: : / ̄ ̄\:.\
/: / ̄ ̄ ///: : : : : : : : : : : : : : : : :\ !\.`' ヽ: `,
/ ,' / /: : : : :ハ: : ヘ : : : : /l : : : : : ヽ \ i: :l
l: l \ /: : : : :メ`'∀‐-\/,斗-|、: : : l / }: :l
l: { レヘ: : : 〃__ __ |、 :;ハ| l: :l
l: l .!ヽ/  ̄ ̄  ̄ ̄ l イ l: :l
i : 、 /: {. u }: :l、 ノ: /
ゝ \___ /: :人 ,.-‐-、 人: : \___/: :,'
ヽ: : : : : : : : : / `ー───── '" ゝ: : : : : : : : : : /
凄い手品でゲソね。私にはちょっと出来そうにないじゃなイカ。
で……
>  ̄ ̄ > _ i
/ `ヽ >. i
/ __. . . ――. . . . __ \ >..i.
/ ./.: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : \. i 私はイカ娘!
/ ./.: : : : : : : : : : : : : : ∧: : : : : : : `ヽ .i
\/: : : : : : /\ : : : : : : / ∨ ∧ : : : : ∧ i 海を汚す人間共を
/.: : : : : ∧ | \.: : : / ∨ ∨.: : : : : i
/.: : : : : : | 十==- \/-‐==キ ̄ ∨.: : : :i 懲らしめる為に地上に
._ |/\: : : : | / ん::ハ だ:下\∨ /:: i
/ `.i \: : | { ト.イ_j.} ト.イ_j.}. } ∨ヽ:.i やってきた誇り高き
/ i .\| .乂_::ノ 乂_:ノ .i |丿:.:i
{ i { ∧ 丶 _ - ., i.:.i : : .i 侵略者でゲソ!
∧ ∧ ゝ|: :i ヽー‐ ': : : : : : : i イ:. |: : : i
∧ ∧__ ∧: :ゝ ∨.: : : : : : : /イ :i: :|: :< これは断じて
__/\ .∧ : : `ヽ∨∧`>┘ _ -<| | .|: :.i.::!: : ∨
i / ゝ ヽ : : ∧_∨∧┐_| !___| .|: :.:i∧: : ∨夢ではないでゲソ!
/ | 〈 // }. : : : i ∨:∧ \ .ゝ∧ ∨:.:i∧ : : \
i | .∧ `ヽ―i ∧.: : : } ∨: :∧\\ー _ -‐∧ ∨:.i:∧: : : : > - __ - <
| ! >‐―=¨ 〉 : : ! i : : : i \ || ∨:i \\ : : \
> _ `ヽ! _ /: :∨//|: : : : |. .\ || \i .\i: : : : i
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄: : : : / .厂ゝl: : : : | \ || .\ \ : : i
ゝ ー―‐‐´ /:∧ |: : : ::| \.\|| } .\:.i
/: : :.∨: : : : | | .\
/: : : //: : : :./ ∧ .\
余り、馬鹿にするなでゲソよ。
それに夢でも現実でも全く別々という事はありえないじゃなイカ!
夢は覚めるし、疲れればまた眠り夢を見る…いわば一本の続く線の様なものじゃなイカ!
どちらもダメとはいってはいけない両輪でゲソ!
片方が欠ければ、いずれは転倒してしまうじゃなイカ。
何でそんなこともおぬしは分からないのでゲソ!!
- 160 名前:窓付き:2011/02/01(火) 02:41:38
- ,,..r ‐''''''‐- .,,
./ , 、 `ヽ.
/ i ) .... )
l ,,.. ., ヽ ノ/(....フ.ヽ)
」::^::-::、> /::"´ `゛ i
. / '´ 、 )
( 、 /´ iノ
. ヽ ノ ヽ | f
Y ) i ヽ i
ヽ. ;' / ヽ ├´
`‐( 、 ノ
ゝ ( )´ ) ) )
`ヽ /
) (
/ ヽ
/ ,.-‐- i.
(´ (.. ) ヽ
<ク;ュ )ιm nn)
` `´ ` ~
空をふうせんが飛んでいる。
こんな雪の中でもあんなふうせんが飛んでいる。
「 」
おきなくても、わたしは、てんとうすることはないんだ。
えいえんにゆめのなかを歩き続けるたびびとになれるひがきっとくる。
だからわたしはまたねむるんだ。いつまでもまた。
「ひどいよね、おねえさん。あなたは悪い人だって言ったのに、きっと私だけが悪い子になっちゃった」
雪の中のたまごを拾いまたほうちょうになる。
このたまごを全部すてたらわたしは外に出られるだろうか。
きっと出られるだろう。
ずっと前に見たゆめのけつまつどおりに、外に出て、わたしは、終わるんだ
「ゆめはえいえんなんだ。さめることもないの。きっと。わたしはその方法を、知っているの。
ずっとむかしにゆめの中で見たんだ。どんどん地面が大きくなって になるのを」
- 161 名前:クロイツェル ◆KREU/c.SEU :2011/02/01(火) 02:56:08
- >>157
「いや、独裁者なの?」
例えで言ったのに真に受けられた……別れたいどうしたものだろう。
しかも目が本気だし。
「へー海老食べ放題すごいなー憧れちゃうなー」
甘いパンチに、ジト目と棒読みのコンボでカウンター。
これは効いたでしょ……と、思うもつかのま。
「ぐ……た、確かに皇帝名乗るのにはろくでもないのが多い……否定できないわ」
私の住んでる帝国の皇帝も歴代色々とあれだしなあ……。
……。
……何で胸が痛むのかしら。
とりあえず、目の前の少女(白)が侵略者(自称)であることは確定。
対応:実害でるまで放置。
……間違ってないよね。多分。
とりあえず、人形を誉められて悪い気はしないし(あの子達も自爆できることは内緒だ)、かまくらを使う許可も貰った。
万々歳……で、済まないのが今の状況。
「まあ、心配しないでよ。触手持ってない人間のやり方を見てなさいって」
そう言って私は、もう一人の少女に向き直った。(続く)
- 162 名前:イカ娘 ◆IKA/U.MUq6 :2011/02/01(火) 03:06:11
- >>160
- ー - .
, ' ´ ;\
/ l ヽ
/ l ヽ
/ l ヽ
/ _ -―― ― - _ l \
/´: : : : : : : : : : : : : : : :: :` ヽ、 :l \
/: ! : !: : !: :|: : : : : : !: !: ハ: : : : \ ヽ
/: : !: : ハ\ハ: !: : : : ムイ∠ ヘ: :/V: ヽニニ=´
`ヘ:从:| f⌒心\:/ー 仇⌒ヽV: : :/(
|: |: ! ヒリ ヒリ |: : :!:ハ: :l
/: |: { 、、 ' _ 、、 !: : l: : : l
/: : |: :\ マ´  ̄ ) _ハ: : |: :l: l
/: :/ |: : | !> 、 __"´ ィ |: : :l: : l: l
/: :/ |: :/~7ヘ」_ヽ rくY~\|: : :l: : l: l
(: :( |: :| ハ Y ハ ヽ ノ: : :l: : l: l',
ヽ: :ヽノ: :ノ>r---个 , ィ}|: : :l: : l: :ヽ、
): :/: ://:`ヽ ∧ レヘ: : :ヽ: :ヽ、: :ヽ
/: :/l: : l 入: :ヽ、} ヘ √: :/\: : \: : }ゞ: :ゝ
/: ://: :/ ヽ: :/ (: : :/ }: : : }: :{ ゝ: ゝ
{: : 〈: ( / ´ `´ \ /: : :∧: \: :\
ヾ、_〉:丶/l `l `〈: : 〈 〉: : 〉:/
―――――――馬鹿じゃなイカ?
お主は良いとか悪いじゃなくて、単に弱いだけじゃなイカ。
矢鱈、ビビリっぽいところはまるで私を見ている様でゲソが……
兎も角!
単に夢から覚めたくないと言ってるだけじゃなイカ。
布団は気持ちいいし、出たくない気持ちは分かるでゲソが、そんな訳にはいかないでゲソよ。
それにお主は全部一人で勝手に完結してるじゃなイカ。
まともに他に助けを求めた事はあるのでゲソか?
逆に他にそのエフェクトとかで他を助けた事は?
一方通行もいいところじゃなイカ。
それでは何も進まないでゲソ。
私も地上に来てから、この辺は散々痛感したでゲソよ。
お主も頭を冷やして考えなイカ!
>>161
| ー┼ / _
| __| ./ _ _ 一 ´  ̄ ` = 、
l (__ノヽ | _ ,∠-- '  ̄ ̄ ` ー- _ \ `ヽ
____ | /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ \ \
__) \ , /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :\ヽ \
/ く/: : : : : : : : :/\: : : : :/ヽ: : : ハ : : : :ヽ.、 ヽ
| ー┼ / /: : : : : ー-;;_/. \/ ヽ_;;/-i-: : : : ヽ_ /
| __| | ./: : : : : : : / V ̄=- -= ̄ V l: : : : : : :〃
l (__ノヽ | レ'´\: : : / l: : : : : ::|
____ ヽ \∧ _;;==ミ ,x==;;_ |ヽ/\|
__) \ ( | i |: : |^ } |
/ v::i. ,--──-- 、 |: : |_/ :|
| ー┼ / |: :!, i i .|: : |: : : |
| __| | l: : ::|\. \_ _ノ _/|: : |: : :.:.|
l (__ノヽ | .l: : i l: : `i ー _  ̄ ̄_-:´: |: :|: : |: : : :.:|
ヽ l: : :i .l: : : l.|: : :|. ̄ l: |: : ||: : : :.:|
|| || \ l: : :i l: : :.:l_l_ノ `.|: : |_|: : : : |
|| || / l: : :i l _ィ´/ .|: : |/``ヽ,: |
o o / l: : :i ./ / i`ー- _.-一' |: : |i ヽ|
| l: : :i / .i i ´ .|: : |i ヽ
, '⌒ヽ, | l: : :i / i \ /|: : |i ヽ
⌒V ヽ l: : :i / i ` ー-一' ´ |: : |.iヘ ヽ
l: : :i i i |: : |.ゝノ\
今はまだ海の家を拠点とすべく、侵略を続けているでゲソが、将来は偉大な支配者、独裁者になることは
核的敵に明らかでゲソね。
エビを食べたいというのは生き物なら当然じゃなイカ。
おぬしも私に従うなら、エビを分けてあげてもいいのでゲソよ?
そう、全く、皇帝と名乗るのは話にならない奴等ばかりでゲソ。
特に一番最後にいきなりどんでん返し的に出てくるとか、ストレスが溜まるだけでゲソね。
うむ、任せるでゲソ。
というか、私はそろそろ帰らないと千鶴や栄子達に怒られるでゲソ。
後は人間同士に任せようじゃなイカ。
では、私は帰るでゲソ!
見よ! 陸・海・空、三界の支配者の勇姿を!!
i⌒_ン /⌒_、
| | / /´
.j .| ./ /
_,―, _,へ| | / ./
>: : /´/: : rv⊥へk /,、
/: :〆ー――ミ.丶、: :: : : : : :>
ソ´___ \ \: : : : : :: >
、―- 、 _ノ"": : : : : : : : : : ヽ ヽ \: : : : :>
>: : : :」 <_: : : : : : : : : : : : : : : : :\. /: : : :>
\\ /: : :.ノ ノ: :/\: :{\: : : : :./: : : : ノ
ヽヽ ∠: :ノ爪`ノ'メ、 .,,>ヒ' ゝ、: : :ヽ: :.ノ _
|: :ヘ 丿|:.i 0 0 .{: { ν` } ノ: : :|
\: :ヽy ´ .ハ ____ ι!: V / .ノ: :ノ´
(\ Y ノノ^丶(: : : : : )∠、:|. V,: ノ
,.__\\, ―-く / ` ̄´ y ./ / 、、
>ー-、 \::::::\/ ,|,.-/ /、 /丿j
` ̄> ):::::::::) /::::./ /ー`//
⊂.,ノ´` ̄`! ヽヒ'´ {.ノ´ <,,,,,...
丶-ゝ ⊂, ̄´ ノー―"
 ̄´` ̄`"'"´
(空を飛んで退場―――――――)
ゲソーーーーーッ! 風に飛ばされるじゃなイカ!
(フェードアウト)
- 163 名前:クロイツェル ◆KREU/c.SEU :2011/02/01(火) 03:22:24
- (>>161から続き)
>>158-160
「とりあえず、その包丁をしまおうか? 私も痛いのは好きじゃないからね」
にっこり笑って歩み寄る。
空には奇妙な物体が飛んでいる。
少女はそれを知っているようだ。
そして、少女の言動。以前見た夢の話。
定数が導く解は、一つ。
「なるほど、こ こ は あ な た の ゆ め の せ か い な の ね」
解は一つ。
「ただし」
ただし。
「ど う じ に、あ な た と わ た し た ち の げ ん じ つ で も あ る」
解は一つ。意味は二つ。
美しく残酷な、この世界をカタる解。
「ま、とりあえず」
口調を和らげ、にこりと笑う。
「夢も現実も、楽しくないとつまらないのは一緒。
まずはお姉さんと、あのかまくらの中であそばない?」
- 164 名前:窓付き:2011/02/01(火) 03:31:28
- >>162
ごめんね、おねえさん。
エフェクトで人は助けられないの。だってわたしの中だけのものだから。
きっとこの雪山だってわたしのゆめの中のできごと。
寒さを感じないの。
雪をふむかんしょくだって本当にふんだ時とは違う。
ごめんね、ごめんね、ごめんね、おねえさん。
わたしはよわくてずっと一人になるしかなかった。
きっとこれからも一人なんだ。
ゆめの中でしか一人ではなくなるそんな子供でしかないんだ
ごめんね、ごめんね、ごめんね。
もっと早くあなたに会えればよかったのに。
そしたらわたしも何かかわれたかもしれないのに。
全部が全部、おそかったんだ。
気がついたら傷だけのこってわたしがまもれるものもわたしがまもらないといけないものも
全部全部なくしていたんだ。
だからゆめのなかで、なくしたものも、もらえなかったものも
みんな集めようとした。
そんなの、自分かってなのにね。
>>163
…………「どうだろう、あなたのゆめのなかかもしれないよ?」
…………「よくはわからないんだけど、いつからかゆめの中でわたしに話しかけてくれる人が出てきた」
むいみな数字が出てくるゲームの中とはまたちがった。
あたたかい、ひとの、ぬくい、ふれあい、かな。
そんなものがあったんだ。
「かまくらはわたしも大好き。ゆめの中でもいっぱいあった」
ほうちょうが手の中からきえて、気がつけばマフラーと帽子をかぶってる。
- 165 名前:クロイツェル ◆KREU/c.SEU :2011/02/01(火) 03:39:48
- >>162
「エビ……いや、嫌いじゃないけど、いいや。
私には自分でやらなきゃいけない目標があるし」
そう、私の唯一の望み。
それを果たすまで、よそ見はできない。
「ふふ……皇帝の話してるのにざくざく胸に刺さるのは何でかしらね……」
まるで私がそれに該当するみたいじゃない。
そして、白い少女は空を飛んで帰っていった。
……ほんとに寒くないのかなあ。
- 166 名前:窓付き:2011/02/01(火) 05:09:55
- >>165
おひさまがのぼる。
もうすぐで朝だ。
ゆめの時間がおわる。
もうすぐでおきないといけない。
「やっぱりおねえさん、これはゆめだったね」
★しんごう★
みんなの動きが止まって。
まるで時間がこおりついたよう。
とうぜんおねえさんの動きも止まっていた。
このとまった時の中で動けるのはしんごうきで赤になったわたしだけだった。
「けっきょく、むりょくなんだ。だれも、わたしを―――ううん、わたしひとりでかかえることだよね」
だれにもめいわくをかけることなくひっそり消えるべきなのはわたしだ
だから……
「めをさました時、ガッカリするかな」
けっきょくこれもゆめだったんだ。げんじつではなかった。
あわい出会いはコワレテ光がふってくる。
きっとおきた時には雪も何もかんけいない所で目をさますんだろうな。
そこはどこだろう、おねえさんのお家のベッドの中?
ともだちの家で見たきみょうなゆめ?
「じゃあ、おねえさん。さようなら。あえるならまたゆめのなかで」
まばたきもしない、止まった雪の中に立つおねえさんにおわかれのあいさつ。
朝が来る前わたしはほほをつねってせかいはコワレテ消えてナクナッタ。
★たいじょう★
- 167 名前:クロイツェル ◆KREU/c.SEU :2011/02/01(火) 09:47:36
- >>166
意識の間隙。
気がつくと、少女はいなかった。
「……名前、聞きそびれちゃったな」
ちょっとした後悔。ちょっとした決意。
「また、会いましょう。会って、もっといっぱいお話ししましょう」
そう決めると、私は雪路を歩き始めた。
雪は、もう止んでいた。
【退場】
- 168 名前:M60T『サブラ』 ◆Mk3/la.KyI :2011/02/05(土) 02:08:44
- 「クソッ……」
昼の陽光で緩み、夜の冷気で凍り付いた深雪に辟易しながら、履帯一こま一こまを確認するように踏み固めて進む。
世の中ってのは、本当に上手く出来てないもんだ。
デモやら事故やら。挙句タイじゃカンボジア相手に軍事衝突と来たもんだ。
タイやエジプトに居る、M60系の兄弟たちはどうしてるだろうか?
嫌な時代だぜ。戦争の火種は何時だって転がってやがる。
【入場】
- 169 名前:M60T『サブラ』 ◆Mk3/la.KyI :2011/02/05(土) 03:41:01
- 「さて……と」
帰り道の事を考えると、そろそろ引き上げないとだな。
凍り付いた斜面でスリップしない事を、信じても居ない神に祈りながら俺は山をゆっくり下り始める。
さて。一応手紙を出しとくか。
【退場】
- 170 名前:M60T『サブラ』 ◆Mk3/la.KyI :2011/02/18(金) 23:43:05
- 「暖かくなってきたなぁ……」
辺りを銃塔で見回しながら、山へと続く道を登っていく。
降り積もった雪は、日中の日差しで一度融けて、夜の冷気でまた凍るを繰り返した結果、一枚の氷板のようになっている。
履帯が進むたびに、車体下から氷を踏み割る騒音が響く。
「もうじきシーズンオフだねぇ」
結局、雪崩防止の爆破作業は、俺がすべてやる羽目になっていたが……。
とまれ雪崩や遭難者を出して、人死にが出なかったのが幸いか。
「流石に、平時に死体は見たかねぇわなぁ」
そんな事を考えながら、曲がりくねった細い登山道を登っていく。
【入場】
- 171 名前:M60T『サブラ』 ◆Mk3/la.KyI :2011/02/19(土) 00:55:30
- さってと。あんな事の後だと、多分コレ受け取ってもいい気はしないだろうなぁ。
一応、読み易い様にはしておいたが。ま、どうやって渡すかも未定だし。直渡しの方が良いんだがな。
それにしても。エイブラムス戦車のくれたゲームのお陰で、あの事件全てが一点に集約されるなんてなぁ。
しかも出会った人間たちがまさか……ね。違う世界の人間とは驚いた。
そりゃぁ。空飛んだり、戦車に喧嘩売ったりと非常識極まりない行動も頷ける。
ま、書類眺めて適当に選んだ人材だったが……。
まさかあの現場を嗅ぎ付けちまうとはね。もうチョイ行動早くして、上手くこっちに引き込めばよかったかな?
……だけど、あいつにまた会えたのは少し嬉しかったな。
- 172 名前:クロイツェル ◆KREU/c.SEU :2011/02/19(土) 01:25:53
- 今日も今日とて雪中行軍。
山に隠れ住んでるとこの季節は大変よねー。
>>171
とか思いながら移動してると……戦車の駆動音!
思わず左右を見渡す。
隠れられる場所は……ない。
しょうがない、一般人のふりして乗りきろう、と、腹をくくった私の前に表れた戦車。
……あれ、帝国のWafflioじゃない?
というか、このフォルムはむしろ……。
- 173 名前:M60T『サブラ』 ◆Mk3/la.KyI :2011/02/19(土) 01:45:44
- 「チィッ!路肩穿り返してあるからシャーベットになってやがるクソッ!!」
路駐のワンBOXを避けて路肩に片輪突っ込むと、ぐずぐずのシャーベット状になっていた。
汚れちまうじゃねぇか……。
>>172
半ば凍った泥を路面に撒き散らしながら、カーブを曲ると人影が見えた。
「……お」
懐かしい顔だ。たしか……最初に逢った時は。
『クレイジーな女だ!』
『痛い目見てもらうわ!!』
『キャー!タスケテルカリオサーン!?』
……止めよう。思い出したくなくなってきた。
とりあえず、スピードを落として、そーっと避けてそーっと脇を抜ける事にする。
また巻き込むのはゴメンだ。
- 174 名前:クロイツェル ◆KREU/c.SEU :2011/02/19(土) 02:07:04
- >>173
戦車は黙って(?)私の横を通り抜けようとする。
私も黙ってそのまますれ違おうとする。
天下太平、世は並べて事もなし。
……で、すめば話は早かったんだけど。
「ぼんばー」
「あ、こらっ!?」
突然、私の連れていたリーフ(私の人形)のうちの一体が、進路を
変えて戦車を追いかけ始めた。
置いていくわけにもいかず、それを追いかける私と他のリーフ。
どうしたんだろう、急に……。
「パットンー」
え、パットン?
- 175 名前:M60T『サブラ』 ◆Mk3/la.KyI :2011/02/19(土) 02:27:41
- >>174
>「パットンー」
とりあえず思考の中で、松田優作がコーヒーを吹き出していた。
砲塔も車体形状もえらく変わっちまったのに、わかるのかよおい……。
「……」
銃塔だけをクロイツェルの方にくるっと回転させ、路肩に寄りながらブレーキを掛ける。
ブレーキランプの灯りで、紅く照らされる姿は間違いなく彼女だった。
さて、まぁ。今更だが、ばれちまってるし……。
「よう。傀儡子」
ん?クグツシで合ってたっけ?
- 176 名前:M60T『サブラ』 ◆Mk3/la.KyI :2011/02/19(土) 04:11:20
- 「ありゃ?」
※へんじがない ただの しかばねのようだ
あまりの事に、声も出ないとはこの事だろうか。ぽかんとこっちを見つめて固まっている。
しかたねぇ。ショック状態から回復するのを待つか。
- 177 名前:クロイツェル ◆KREU/c.SEU :2011/02/19(土) 21:57:52
- >>175-176
短いようでいて長く、長いようでいて短い時間が過ぎた。気がした。
どうも私は、事実を認識するのに時間がかかって固まっていたらしい。いやはや。
「え、ほんとにパットンなんだ……!
やっほー、お久しぶりっ」
とりあえず挨拶。
彼(?)とはなんだかんだで浅からぬ縁だ。自然と気軽な口調になりもする。
「あと、私は人形師っ。傀儡師とは似てるようで違うっ」
ぶんぶん手を振って主張してみたり。
- 178 名前:M60T『サブラ』 ◆Mk3/la.KyI :2011/02/19(土) 22:28:15
- さて。かなり長い時間経った様な気も、しないでは無いが。車内の時計はそれほど時間経過をしていない。
なるほど。メイド長は大変な物を盗んでいきました。私たちの時間です。
そう言うことにしておこう。
>>177
おぉ。どうやら再起動したようだな。
「んー。まぁ久しぶり……だな。俺としては『ただいま』と言いたい位だけど」
主に死後の世界的な意味で。
それに、パットン名義で呼ばれるのも久しぶりだな。名前が変わった事に後悔は無いけど。
「あぁ、後久しぶりついでに。実は所属軍が変わって、それにあわせてM60T『サブラMk3』って改名されたんだ」
「パットンでも俺はかまわないから、好きな方で呼んでくれ」
「なんだ。無視して行っちまおうとして悪かったな……」
一応謝っておく。俺の身勝手だったんだからな。
「あ。すまん」
人形を操る人ではなく、人形を製作する人のほうなのか。この辺りの日本語から英語への変換がうまく出来てないなぁ。
- 179 名前:ヴィネガー・ドッピオ ◆IAd1rUKHuQ :2011/02/19(土) 22:36:18
「ボスと出会って♪ エピタフ使えば♪
みっ! らいがあぁ〜〜〜ッ!!
スタンド・ファイヤー♪ 見えてきたッ♪
―――キン♪ キン♪ キング・クリムゾン♪」
今 ボスから電話があったんだ…
ぼくの任務は………
そうッ!『休暇』でェ〜〜〜すッ!!
ボスから「温泉でも行って休んでこい」って休暇をとる許可をもらったんだ。
右腕としてはたらくぼくの大変さを理解し
こうしてお休みまでくれるなんて…… さすがボスだッ
そこにシビれる!あこがれるゥ!
というわけで(どうやってここまで来たかはあまり覚えてないけど)
こないだ『亀の中』のTVでやってたジャッポーネのアニメの歌の替え歌なんてものを
ゴキゲンで歌いながら、この温泉のあるスキー場へやってきた。
ハズなんだけど……………
>>177-178
実にッ!
実に奇怪だった! なんと女の子が戦車に向かって話しかけているではないかッ!!
どうなってるんだ………?
戦車には誰も乗っているように見えないし………
まるで『カエルやアイスクリームを電話だと思って話している』くらい奇妙だよッ!
ど… どうしよぉぉぉ〜〜〜っ
ぼくはただ休暇を楽しみに来ただけなのにさぁーッ
とりあえず、話しかけてみても大丈夫――だよね?
_
_, -‐'´〈〈 ̄`ヽ、
∠__ 〉〉 \
/ .ヘt,'/ ̄ ̄ヾ/ ̄ヽ }
レ'ハ/ミl l-、!
lミ! ノ `ヽ lミ、.| あ、あのぉ〜〜〜〜ッ
lミl ○ ○ |^)!
`ヽ⊃ 、_,、_,⊂⊃i-' 一体何をやってるんですかぁ?
/⌒l,、 __, イ-、
. /i~i,,/_|三/ニ/i^iヽ
| l l li i l l lェ=ュ}i l ,,|
- 180 名前:M60T『サブラ』 ◆Mk3/la.KyI :2011/02/19(土) 22:57:27
- ……まぁ、こういう公共の場に居ると、こういう事故は起こるわけで。
(外観:ttp://img293.imageshack.us/img293/82/m60t030ag4wm4.jpg)
>>179
掛けられた声の方向に銃塔を振り向けると、若い男が立っていた。
むーん。確かに予備知識無しでこの状況を見せられたら、クロイツェルがキチ○イや可哀想な人に思えるよなぁ。
思わず、二人を交互に銃塔で見比べる。
やってから気が付く。この光景も十分怪異だな。とりあえず疑問には答えておこう。
「あぁ、こんばんは。『何をやってるか』と言われると、まぁ……井戸端会議?」
何か微妙に違うような気がするが。確かこういう用法であってたはずだ。
- 181 名前:クロイツェル ◆KREU/c.SEU :2011/02/19(土) 23:00:49
- なるほど、全てはメイド長のせいってことね。把握した。
あれ、メイド長って誰だっけ……。
>>178
おかげ様で平常に再起動されました。というのはさておき。
「あ、なるほど……」
確かに、最後の最後に合った時の彼は、控えめに言って三途の河を半分ぐらいまで行ってた感じだったわね……。
いや、戦車に三途の河とかあるのか分からないけど。
「それじゃ……『お帰りなさいっ』」
にっこり笑って迎えてあげた。
「名前変わったんだ? 戦車だとそういう事もあるのねー……というか、外装大体変わってるし普通はそうなるか」
最初に見た時は、同系の戦車だって事は分かっても同じ車両だとは気付けなかったし。
「じゃ、サブラって呼ぶね。たまに間違えるかもしれないけど」
まあ、名前覚えるのは早い方だから多分大丈夫だとは思うけど。
「そうそう、それ。なんで無視するのよー。この子が気付かなかったらそのまま通り過ぎるところだったじゃない」
「ぼんばー」
お手柄のリーフを抱っこしてあげる。
ほんと、この子が気付かなかったらお話にもならないじゃない。
「ま、謝らなくてもいいけど。少しは操りもするしね……そんなにうまくないけど」
人形遣いの名を名乗るほどには自惚れられない。上には上がいるしね。
- 182 名前:クロイツェル ◆KREU/c.SEU :2011/02/19(土) 23:16:40
- (外観:http://super-urialtujyou.seesaa.net/image/hitoImage72.jpg 中央の赤いリボンの少女が私)
>>179-180
「ありゃ?」
声に振り返ると、若い男の人が1人。
どうも、今の光景を見られてたらしい。
まあ、見られて恥ずかしい光景では……。
………。
……あったよ!? 戦車に話しかける女の子はわりと奇妙だよ!?
と、ちょっと傷ついていたら、サブラの方が男の人に話しかけていた。
あ、これでOK。サブラがしゃべることが分かればそこまで変な眼でも見られないでしょ。
「ま、そんな感じね。井戸端会議というか、立ち話というか?」
- 183 名前:ヴィネガー・ドッピオ ◆IAd1rUKHuQ :2011/02/19(土) 23:24:11
- (外観:http://blog-imgs-10.fc2.com/i/c/e/icesjojo/diavolo3.jpg 右の顔の少年)
>>180
「ヒィィッ!!
しゃ…… しゃべったあああああああッ
コイツまさかッ! スタンド使いなのかッ!?」
えらくフレンドリーに話しかけられちゃったけど、戦車がしゃべるなんて
スタンド以外ありえないことだッ。
こいつが危害を加えてくるのかどうなのかよくわかんないけど……
「ええっと…… あ、あんたはスタンド使いなのか?
車のスタンドがいるってボスに聞いたこともあるけど……
ぼくの敵じゃあ…… ないんだよね?」
一体何がどうなってんだぁ?!
電話!そうだ、ボスに『電話』して………
ああ なんてことだッ!休暇中くらいは仕事のことを忘れようと思って、
『亀の中』に携帯電話をおいてきちまってるよぉ〜〜〜っ
どうすりゃあいいんだッ! ちくしょおぉぉぉッ――――――
-=ニ゙゙ ̄ ̄ ̄"'ヽ-―――,,..,,
"'‐、'‐_、.ニ゙____ "゙‐、 ノ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ
>" ヽ_ ヽ / .る る と |
〈エ`l ='''エヱ ‐/ /\ l l. る る う 〈
. /(・)| /(・) 〉 \ \ | | る る お 〉
. l::〈 ~"' ` ̄ ."i /\ l 〉 .る る る |
|::::`ー` .. '. ' l ヽ__ / 〈 る る る |
|::::('ニ,ヽ / 6`i, _l. る る る 〈
. l::::( ニノ / (_/l -=二_ る る /
!:: / 入| \ る /
ヽ=ニニニ=―- /|| ||  ̄ ̄ ̄ ̄
);;;;;;;;:::::::::'' _/|| ||/ヽ
--|| ̄|| ̄|| ̄|| ||/ \
で……電話だ………
『電話』が…… どっかで電話が鳴ってるぞ!
あッ!!(雪だるまを見つける)
信じられねぇぜ……
こういうのを奇跡っていうんだな めったにある事じゃねぇ………
こんな雪の中に偶然公衆電話があるなんて……
き…きっとボスからだ………
「はいィィ〜 もしもし はい ドッピオです。」
(雪だるまのバケツに耳を当てている)
- 184 名前:ヴィネガー・ドッピオ ◆IAd1rUKHuQ :2011/02/19(土) 23:34:59
「そうなんです、ボス!
女の子が戦車にしゃべっていて……… スタンド使いの可能性が………
えっ!?
ボスも前にこの雪山で奇妙な戦車に出会ったことが?
――はい! とにかく 害はない相手だから
『目立ったおかしな行動はとるな』ですねッ!! 了解ですッ。」
>>182
と、ボスと公衆電話で話していたら、
女の子のほうもぼくに話しかけてきた。
「きみは…… スタンド使いじゃあないのか?
でもなんだか違う感じだ。
もしこの戦車がスタンドだとしても、自分のスタンドと立ち話する本体なんておかしいもんなぁ〜ッ。
どっちかというと、きみのそばにいる人形たちがそれっぽいもん。」
ボスから聞いたことがある……
ダンジョンには『バッド・カンパニー』とか『ハーヴェスト』とかいう
群体型のタイプも出現すると!
とりあえず怪しまれないように名乗っておかなきゃねッ!
「オホン オホーン えーと……
ぼくはヴィネガー・ドッピオといいます。 ちょいと『休暇』を楽しもうと
この雪山にやってきました。」
- 185 名前:クロイツェル ◆KREU/c.SEU :2011/02/19(土) 23:40:49
- >>183
あらら、すっかり警戒されちゃってる。
スタンド使いっていうのが何かはわからないけど、何かの特殊能力者かってことかな?
そういう意味では、サブラは確かに特殊と言えなくもないけど……。
「ええと、別に私も彼もあなたの敵じゃ……えっ」
言葉が思わず途中で止まる。
奇怪! 男は突如口から奇妙な音を発すると、雪だるまのバケツを耳に付けたっ!
暢気してたクロイツェルさんもこれにはびびったっ!
え、ええと……どうしよ。
助けを求めるようにサブラの方を見てみたり。
- 186 名前:M60T『サブラ』 ◆Mk3/la.KyI :2011/02/20(日) 00:00:36
- さて、時間泥棒の正体が判った所で……。どうもしないんだが。
そう言えば、あのメイドさん“長”なのか?なんだか暗い過去背負ってそうだな。
>>181
俺がふと零した言葉に、納得したようにクロイツェルは頷き
>「それじゃ……『お帰りなさいっ』」
満面の笑みで言われた。
それを見て『なんかドラマで見たニーヅマみたいだなぁ』とか言う感想が思い浮かんだのは、俺の名誉に掛けて秘密だ。
「『ただいま』……なんだか我侭に付き合わせたようで悪いなぁ」
「改名は、まぁ。日本式に言えば婿入りして名前が変わった。程度のもんだな」
もしくは、仮○ラ○ダーが再改造(?)受けて『RX』とかなるような物。
「実際、残ってるパーツなんか砲塔と車体。それに転輪位な物で、ほかは殆ど入れ替えだ」
大きい物から細かい物まで、かなり入れ替わってるから気が付かないのは無理もない。
「横すり抜けようとしたのは……」
……物凄い形相で、凄く怖かったから。と正直に言うほど俺はバカじゃない。
「この間。知り合いをイザコザに巻き込んで、怪我させてね。少しナーバスになってたようだ」
>>183
と、こっちはこっちで驚き中&警戒中。
前にも『スタンド』発言してた奴が居たが、そんなにシェルやジョモみたいなペトロスタンドに行きたいのか?
「とりあえず、危害を加えてこないなら、危害を加える理由がな……い……」
い、今俺が見たことを(ry いや、この人何やってる?
雪だるまのバケツに耳当てて喋ってるぞ。一体これは。
うーむ。状況説明が難しくて、銃塔をクロイツェルのほうに向けたら、あちらもこっちを見ていた。
とりあえず、銃身を少し持ち上げてから大きく下げて『溜息』を表現し、銃塔を振って『首を振る』表現をしておいた。
- 187 名前:ヴィネガー・ドッピオ ◆IAd1rUKHuQ :2011/02/20(日) 00:15:57
>>185-186
おっかしいなぁ〜〜〜〜っ
この1人と1台…… 安全だとわかったのはいいんだけど、
なんだかぼくがボスと電話でしゃべっているのを
まるで『電柱に話しかける酔っ払い』みたいな目で見てるぞ……?
戦車のほうにいたっては なんだかアキレられているような感じがするッ!
「ねえきみたち…… ぼくの顔に何かついているのかい?
あっ! そうか、今時携帯じゃあなく『公衆電話』で話してるのが珍しいんだ!
うん… 今の時代はそうかも知れないよね。
この『公衆電話』は雪の中にあっただけあって、耳に当てるとスゴく冷たいんだもん……
ふつうは携帯を使うよなぁッ。でも今忘れちゃってるんだ。」
- 188 名前:M60T『サブラ』 ◆Mk3/la.KyI :2011/02/20(日) 00:29:17
- >>187
……あぁ。常識は投げ捨てる物って言うのはたしか……なんだっけ?
むしろ常識ハズレの説明だけに、自分の常識に当てはめてみる。
「……公衆電話は鳴ってなんか無い。君の頭の中だけで鳴ってるんだ」
……俺は何を言ってるんだ?
- 189 名前:クロイツェル ◆KREU/c.SEU :2011/02/20(日) 00:41:17
- >>184
うわ、まるで通信機に話しかけるみたいにバケツに話しかけてる……。
お、おかしな人?
いや、こういう感じ、どこかで聞いたような……。
と、通信(?)を終えた男の人が話しかけてくる。
「えーと、そのスタンド使い? っていうのが何なのかよく分からないけど……。
そういうのじゃないよ。私はただの人形師」
ただの、かどうかは意見が別れるところかもしれないけど。
「ドッピオさんね。私はクロイツェル。
この山には……用事済ませた帰り道、かな」
一応本当の事を言っておく。
いや、後ろ暗いことは(今回は)無いんだけどね?
>>186
「あはは、このくらいはサービスサービス」
手をひらひら振って答える。
意外とサービス精神旺盛な私。
「そんな感じなんだ……部隊によって名前違ったりするの?」
首を傾げて訊いてみる。
軍隊と戦ってるって言っても、そこまでそういう事に詳しい訳じゃないのだ。
「総取っ替えね。一部でも残っただけ御の字なのかしら?」
新規に作るとコストがかさむ、とかそういう理由なのだろう。
そのぐらいの理屈は私にも分かる。
「いざこざ、ねえ……また、何かあったの?」
知り合いを巻き込んだ、というのが気になった。
彼らの『本業』なら、そういう事はあまりないと思うからだ。
となると思いつくのが、非正規の戦闘。
例えば、あの、影との戦いのような。
「あ、あはは……」
何となく、サブラがため息ついて首を振ったのが分かった。
私も乾いた笑いを浮かべるしかなかったり。
- 190 名前:ヴィネガー・ドッピオ ◆IAd1rUKHuQ :2011/02/20(日) 00:53:31
>>188
「アハハハ 何を言ってるのさぁ!
『電話』ならここにあるじゃあないか………
――ああ、そうか。『戦車』には聞こえなかったのかな?
ちゃあんと呼び出し音が鳴ってたのに」
イルカやコウモリは人間には聞こえない音を出すっていうし
戦車には聞こえない音があったっておかしくないよね。
いや… スタンドでもない戦車がしゃべることもおかしいんだけど。
「まぁそれはともかく。
えーと 戦車に名前があるかどうかはわかんないけど、きみのことは
なんて呼べばいいんだい?」
>>189
「スタンド使い…… じゃあないのか?
世の中には色んな『才能』の持ち主がいるってことかな?」
そういえば前におかしな占い師にあったことがあるような気もするぞ。
……あの人が最後にどうなったのかは「なぜか」覚えてないけど。
「スタンドっていうのは、超能力みたいなものだってボスが言ってたな。
ぼくは持ってないけどボスから『右腕と一部の能力』を貸してもらうことができるんだ。
……クロイツェルっていうのかい
ピアチェーレ・ミオ。(どうぞよろしく)
ぼくはさっきも言ったように休暇を過ごすために来たのさ。」
- 191 名前:M60T『サブラ』 ◆Mk3/la.KyI :2011/02/20(日) 01:15:59
- >>189
「サービスな。サンクス」
まぁ、見知った顔が元気にしてるか知れただけでも、ありがたい話だろうな。
「あー。さすがに部隊毎で名称が異なることは無いなぁ。国が変わったり、装備の違いで呼び名が違うことは多いけど」
「俺の兄弟なら、基本型のA1/A3が『スーパーパットン』。外国で改修された奴で装備違いの『マガフ』と『サブラ』とか」
「まぁ、俺たち兄弟は設計が古いクセに製造が新しいから、廃棄処分するのが勿体無いだけだと思うけど」
他にも砲塔が違う台湾の『勇虎』とかな。流石に全部挙げてくとややこしいので止めて置く。
「んー……」
いざこざの件は……別に説明しちまってもかまわないよな。
「8月の一件。まぁあの黒巫女とかが暴れた件だな。あの残党が1名生き残っててね」
「また性懲りも無く活動再開しようとしてた所を、学園都市……だったか?そこの治安維持部隊が鎮圧したんだわ」
「で、鎮圧時に現場に居合わせたプレス関係者が受傷したと。そう言うわけ」
「その居合わせたプレス関係者に、俺が情報をリークしてたからちょっと責任感じててね」
掻い摘んだ説明だが、理解はしてもらえるだろう。多分。
>>190
ふむん。説明したほうがいいか。
「いや、ちょっと常識的には信じられない話だったんでね」
「それに俺には呼び出し『信号』は受信できなかったし、それらしい電波波形の変化も感じ取れなかった」
「だからまぁ……『電話』の形を採った『テレパシー』見たいなモノなのかなと、そう思って『頭の中』と表現したんだわ」
「判りにくい言い方で悪かったな」
恐らく電話と言ってるのも、それに似通ったものを使って精神集中しないと、通話しづらかったり、出来ないからだろう。
まぁ、ス○ラ○クウィッ○ーズの受け売りだが。
「あー。トルコ陸軍所属のM60T『サブラ』戦車だ。M60でもサブラでも好きに呼んでくれ」
- 192 名前:ヴィネガー・ドッピオ ◆IAd1rUKHuQ :2011/02/20(日) 01:24:05
- >>191
なんだか『信号』だの『テレパシー』だの言っているみたいだけど、
おかしなことを言う戦車だなぁ………
「うーん、細かい理屈はわからないけど 少なくともボスから『電話』が
かかってきてることは確かだよ。
ぼくは『電話』でボスと話したり指令を受け取っているわけだしね。
気にしないで……
きっと何にだってわかりにくいことだってあると思うし。
じゃあ「サブラ」って呼ばせてもらうよ。ピアチェーレ・ミオ。(どうぞよろしく)
まさか戦車と知り合えるなんて…… スタンドも月までブッ飛ぶこの衝撃………」
- 193 名前:ヴィネガー・ドッピオ ◆IAd1rUKHuQ :2011/02/20(日) 01:24:32
さて、ひとだんらくついた所で………
温泉がある場所まで行こうかな?
「さっきも言ったけど、ぼくはテルメ(温泉)を目指しているんだ。
悪いけど、ここで失礼させてもらうよ。
ちょいとビックリしたけど…… 面白い人と戦車に出会えて楽しかった!
それじゃあ、また会えるといいね。
アリーヴェデルチ(さよならだ)!」
【展開をキング・クリムゾンッ!】
はぁ… ようやく温泉に着いたよ………
それじゃあ、服を脱いで―――――
∨ {:::|│ \--、 \ \ \ \
. /:::::l_ / ∨`{:l | \:.\ \ \ ヽ._ \
{:::/ / ,V |V´\ \.:\ \ \_ ̄ ̄/>、
. /// __./ ∨ | lV: : :\ \:.ヽ. \/ ___} | _
. / |l / ̄ ̄ ̄\ \ ヘ : : : \ \.:\ / / ̄ ̄  ̄`ヽ
ト.、 |l/ 、_ニニミヽ |ヽ::j\: : : :\  ̄` l | __
〈:::ハ ,/ f化ノ/'" ヽ \ \ : : : \ , j /  ̄ ̄  ̄__二ニ
∨:ハ `エニ´ 〈 \{\ : : : l|ヽ j/ -‐
| V ∧ ´ ヽ \ \_\: :リノ / ̄ ̄`ー---─┐
∨ ヽ \ \__/ }ト、 \__/ ・ . : }ノ
. ∨::ヽ \__.> ,へ--ァコ : : :\ / l . { j
∨:::| | |l /_/二´___ ヽ: : :\ハ : / ・ , 〉//
. Vノ ヽ|ヘ 〈_ --─\ ∨ l ___,.z===-/ ケ
. ∨ | ∧ 「ヽ\ / . ー‐=ァ二ヽ、__ノ /-ノ
∨ \∧ |: : :\\: :/, , /・ 〈 fッi} ノ , し'
. \ヽ ヽ', \__: :ヽ. / 〈 : ヽ'^ー┬く / fl
\\ \ ,. - \ :〈 ノ : . / /リ
|\\::\___/ -、 \ ノ‐'´ : . 。 / /一'
|〔:: \| ̄| \ \ ト-__、 : , ' /ヽ-
. |/ ̄} |::) | `ー==ミヽこ __, / ィ
. V::::ノ V (|-─= T  ̄人 _ <
\ \| ノ `ー--- <
- 194 名前:ディアボロ ◆IAd1rUKHuQ :2011/02/20(日) 01:25:39
【ドッピオと交代した。】
フフフフフ……… フハハハハハ――ッ!
ご苦労だったなドッピオよ……
すべては! すべてはこのディアボロが温泉に『安全に』たどり着くためだったのだッ!
温泉には入りたい……
だが そこまで安全に向かいたい。あまり人目につきたくはない。
だからドッピオに『休暇』を与え ここに向かわせたッ!
ドッピオ……わたしののドッピオよ。
どれだけおまえは立派に役に立ったことか………
このオレのためにな……!!あとはこの温泉で日ごろのダンジョンでの『疲れ』を癒すだけだ。
(ザッポオォォォン)
フゥ〜〜〜
心地よい湯加減だ………
やはりテルメ(温泉)はいい ついてる。
(スポン)
………お?
今、腕を動かしたひょうしに 何かをひっこぬいてしまったようだが…?
(ゴボボボボボボボオオオオッ)
| | ‖ | || ‖ │ | | ‖ |
| | ‖ | || ‖ │ | | ‖,//
| | ‖ | || ‖_,,r--、-,. -"/ ,," ;;
| | ‖.,,. -''" '';;:::;) ゙ 、 ''"",, ゙\
| | .r'"/;;'' i / \; ;; i '''ヽ、 ;;:ヾ
| | .i ,, i '' ! /") )/ ./ヾ' ' 'ヽ ';i
| | { ;;::: i | .i//;;i/_,,ソ) , |!ヾ;: | しまったあぁ――ッ こ、これはッ!!
| |i.! | |ノY".'>ミ;;"《_;,ノリノ ! ;;:} / この温泉の『栓』だったのかああ
| ! ヾ ! ! /゙"..::" 、゙;〉u./ |./ //"'':: ―――――――――‐ッ
|.i;;:: ::;; ヽ ヽ u ,- ‐ヘ u// /' '';:
| .ノ; ヽ;;;\i. 〈""" .{ //! _,,,.....,
-''"ノ ,, ;'ヽ\v ヽ、_)ノ'-―=ニ''''
;;:, :;;''i ノ; \、 u ゙'''/<、>< ヽヽ
_,,.,,="-'",,( \ \ -/,/,,,_ /''\,.へヽ
;'"! | ' ,... .,, \";;ヽi_」 へ /\/ヽ
. ! !/ iヽ.\'' )ヽ!゙'''ト-''!\ /i 〉
'';; { ;" i ヽ \ ./-i"|::;;;,, /\ >'"r
ヽ;;: / : :' i " >,゙''‐''ヽ、>::::''"::<>゚。!
ヽ! / / , :./{ ゙),,r-(,_/ !:::::::::> <! ヘ
Y /= .i , i;;::^'"! :::i:i i
. ゙〈_ /! | ! ! !
ヽ,,)! i
゙-'
【今日のディアボロ 温泉の排水溝に吸い込まれて死亡】
/|___________
く to be continued | | / |
\| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
- 195 名前:クロイツェル ◆KREU/c.SEU :2011/02/20(日) 01:37:13
- >>187
「こ、『公衆電話』ね……」
口元がひきつってるのが分かる。
実は公衆電話って何なのかよく分かってないとか(※)そんなことはどうでもいい。
重要なのは、この男の人が何か致命的な錯誤をしているって事で……。
「そ、そっか。忘れたんなら仕方ないよね、あはは……」
こういう時に誤魔化してしまう程度には、私は大人だった。
悲しいことに。
(※)クロイツェルの世界では、科学が歪な進歩をしたため、一般向けの電話というものが存在しない。
軍用の通信機が精々である。
>>188>>190
(……ああ)
何となく納得した。
この人はどんなに説明しても、自らの錯誤を解かないだろう。
『そういうふうに出来ている』から……。
何となく、そんな気がした。
「そういう事じゃない? 世界にはいろんな才能があるのね」
系統立てられない能力というのは枚挙にいとまがない。
それを才能と呼ぶのなら、確かにそういう事なのだろう。
「超能力か……流石に直にお目にかかれたことはないわねー」
ローザの未来を見る過程で、幾人かの特殊能力者を見知ってはいたけれど。
話がややこしくなるので口に出すのは避ける。
「右腕って……人型なんだ。どんな超能力なの?」
ちょっと興味がある。
うまくいけば人形のアイデアにつかえるかもしれない。
「よろしくー。休暇か……でもこの辺、ほんとに雪山しかないよ?」
あまり休暇には向いてなさそうだけど。
- 196 名前:M60T『サブラ』 ◆Mk3/la.KyI :2011/02/20(日) 01:37:47
- >>192-194
「大丈夫だ。外から見ただけじゃ理解できないから、そう言う屁理屈を捏ねて見た。問題ない」
『電話』で『会話』していたって主張は信じてるから、まぁ問題ないんだが。
とりあえず、そう言うものなんだろうという認識でいいと、この人も認めてるようだしそう考えておこう。
「ん?温泉だとこの時間からじゃ、そう長い事入ってられないかもだが。よく暖まりなよ、おやすみ」
そう言葉にして、去って行くドッピオに銃塔の銃身を振ってやった。
もっともその後、奇妙な悲鳴が聞こえてきたが……。
- 197 名前:クロイツェル ◆KREU/c.SEU :2011/02/20(日) 02:11:26
- >>192-193
温泉か! そういえばそういうのもあったなあ。
「ん、ゆっくり浸かってきてねー。いい休暇を!」
手を振ってドッピオさんと別れる。
ちょっと変だけど……悪い人じゃなかったかな。
でもなんでだろ……彼が無事温泉に浸かることは無いような気がする。
>>191
「ふむふむ、国とか装備とかか」
スーパーパットン、という名称にちょっと吹き出したりしつつ、サブラの説明を聞く。
なにやら由緒ある系列らしく、サブラの兄弟は沢山いるそうだ。
私は兄弟姉妹にあまりいい思い出がないから、ちょっとだけ羨ましい。
いや、人間の感覚で話しちゃいけないんだろうけど。
「あいつらの……残党、ね」
あの、人形を侮辱した彼女とその仲間たち。
それの残党。
もっとも、すでに鎮圧されたならもう私の出る幕ではない。
「ありがと、教えてくれて」
ぺこりと一礼。
教えてもらえてよかった。
知らなかったら、妙に悶々として過ごしていただろう。
「ところで、そのプレス……報道の人の怪我はどんなもんだったの?」
ちょっと気になる。
命に別状がないといいんだけど。
- 198 名前:M60T『サブラ』 ◆Mk3/la.KyI :2011/02/20(日) 02:30:42
- エンジンを切ってからどれ位になるだろうか。と言うか、よくよく考えたら彼等人間なんだから、体温奪われちゃ不味くないか?
>>197
「そうだな。ちなみに『パットン』って名前は、初代のM46に始まってM47・M48・M60と四代続いてる」
「結構伝統的な名前なんだからな」
なにか、名前が面白かったらしく噴き出しそうになっていたので、パットンは偉大と誇示しておく。
「礼なんかいらんよ。ま、残党と言うか残滓というか。特に口止めもされてないし、死人も出なかったからな」
「それに翌日の演習で、あの場所は砲撃で耕されてる筈なんで、もう出てこないと思いたいよ」
「でも口外無用な。事情を知ってる人間以外には」
頭を下げて礼を言うクロイツェルに、一応注意だけしておく。もし下手に話を広められると、八雲家が辛いだろう。
「あ、射命丸さんか。鼻骨骨折と前歯が何本か折れた程度で、命に別状は無かったんだが」
「ちょっとまぁ……。黒巫女に操られた所を、俺が殺そうとしちゃってね……」
アレは少しやりすぎた。本気で殺そうとしてたし、それ以外の選択肢を用意すらしていなかった。
あの白髪男が居なかったら、多分……。止そう。幸い無事だったんだから。
「所で……、表だと寒くないか?ヒーター入れるから車内に乗るか?」
ちょっと提案してみる。
- 199 名前:M60T『サブラ』 ◆Mk3/la.KyI :2011/02/20(日) 03:22:42
- あれ?返事が無いなぁと思ったら……。
「あっつぁー……」
俺のシュルツェンスカートにもたれ掛って、リーフに支えられて寝てるクロイツェルが居た。仕方ないなぁ。
「あーお前等。ご主人様を持ち上げたりできるか?」
結局リーフ達と協力してクロイツェルを、一番低い位置にある俺の操縦席に引き擦り込み。
誘導をリーフに頼んで、クロイツェルの家まで運んで帰ることになった。
流石にあのまま放置しておくのも可哀想だし、何より凍死する可能性もあるしな。
「ちぇっ。いい気なお姫様だぜまったく……。お前等ハッチはちゃんと閉めてくれよ」
『ぼんばー』
リーフ達を砲塔内に乗せて、山道を駆け下る。どうやら道路がシャーベットにはなっていない様だ。
「なるべくスピードは出さないようにするが、ご主人様が頭打ったりしない様、気をつけてくれ」
騒音と排気ガス。そして履帯の跡を残して俺は雪山を後にした。
【退場】
- 200 名前:クロイツェル ◆KREU/c.SEU :2011/02/20(日) 22:45:16
- >>198-199
……
………
…………はっ。
あ、あれ、ここは……私の隠れ家?
「あ、起きたね眠り姫クロイツェル」
……ローザ?
「雪山で寝ちゃったんだって? リーフ達が心配してたよ。
最近、根詰めすぎだったんじゃないのー?」
そ、そっか。リーフ達が運んできてくれたのね。
それにしても、何もない雪道で急に寝ちゃうなんて、さすがに疲れすぎ……。
……ん?
『達』?
「それで、クロイツェル?(にこにこ)」
あ、あの、ローザ。アップにならないで。なんか笑顔が怖いよ?
「あの戦車さんとはどういうご関係で?(にこり)」
……あっ、急にまた眠気が……。
「こら、ごーまーかーすーなー! 色々聞きたい事はあるんだからねー!
馴れ初めとか、帝国とは関係ないのかとかー!」
【どたばたしつつも……】
【退場】
- 201 名前:『愉快な忘れ傘』多々良 小傘 ◆8OBAKEP44A :2011/02/26(土) 00:11:41
- __', / / \ \ _, ‐''":::::::/
´ ./ \ \ _, ‐''"::::::::::::::::/
/ \ \__,..-‐ '"´`ヽ、:::::::::::::/
/ _>ーー - ‐ ‐‐ ==ニ `ヽ、/
|', . : ´/ , ´ `、 /〜
| ', . イ´ハ // `、 ○'
|. i . : ´::::::Vハ´ ', ノ
. |斗 ´::::::::::::::::::Vハ , /ヽ ',ヽ、. `ヽ___ ',\ヽ (
.!:::::::::::::::::::::::::::∧.ハ , |‐‐/-、 ヽ ', `ゝ< ̄_', ` ', ヽ'., )
|:::::::::::::::::::::::::;;;| ∧ハ. '~/'| / ヽ; ´  ̄ヽ、 ', l ヽ、
.i::::::::::::_, ‐''" | {. Vハ / i,' |\ ',|
',_ ‐''" ∨ Vハ∧ r===ミ r===ミ ! \',`ヽ、ヽ
', /Vハ i , / ト、ヽ ゆぅ〜きやこんこんっあられやこんこんっ♪
', i ,、Vハ.!xxx ___ xxx / ', `´ ふぅってはふってはZUN ZUNつ〜もる〜♪
', l/ ',Vハヽ、 { `i ./ }
',`ー 、 ',Vハ ` 、_ 、______ノ //,_'; iヽ ,'
', `ヽ レVハ`、_,-'`; ‐- -‐' {ノ_' {_',,,.._/ヽ { ',i
} , 'ーVハr‐'┐`ヽ /~´ ノ i´ `ヽ',
,i / />' r'`ト、 ' , / / | ヽ
ノ / , '´ /`i`、,|ト- ' | ヽ、
, '" / / ノ}ヾニニシ i ,i
ー -‐ ' {__ / ノ__|__, | /r'
r' / _ -,´>__,* く !_ / ヽ、
. /, / rー´ Vハ. | `´,_ ,!l / ヽ
. レ ;' |ヽ、 _Vへ- 、/|,、ヽ、_ ,,....,!_ - 、 ソ
/ ,' | `、 / `ヽフー }} ~¨` ',
おお、のんびり風に身を任せて飛んでたら一面銀世界!
珍しくもなんともないわねえ〜冬の妖怪が幻想郷にいたし。
なんか面白いものないかな〜ザックザック雪の道〜。
- 202 名前:-ガンガン行く僧侶- 聖 白蓮 ◆Lotus.Ly3I :2011/02/26(土) 00:43:26
x==''" ゙̄::::⌒`:ヽ.
イ:::::::-ミx==ミ、:::::::::::::\
/::::::::::::::::::::::i:ヾ:::::::::::\:::::::::::::ヽ
/:::::::/:::::/::::::::}:::::::::::::::::::::::::::ヘ:::::::ハ
f:::::::/::::::::ノi::::::::リ::::::::::::::::ヾ:::::::::::!:::::::::! 觀自在菩薩。行深般若波羅蜜多時。照見五蘊皆空。度一切苦厄。
ノ:.:〃:.:.:./:.:.:.:.:λ.:.:.:.:.i,:.:.:.:.:!:.:.:.:.:.}.:.:.:.:} 舍利子。色不異空。空不異色。色即是空。空即是色。受想行識亦復如是。
〃/:.i:.:.:.:y.:.:.i}:.:リ_ヽ.:.:!:.:}.:.:.:.:.i!:.:.:.:.:.:.:.:.:.! 舍利子。是諸法空相。不生不滅。不垢不淨不?摯s減。
{.:.i:.:.:{:.:.:.:.:.''リ}:./ ̄ \!リ.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.}.:.:λ 是故空中。無色。無受想行識。無眼耳鼻舌身意。
. λ:ト、.:i!:./ノ:ノ.jノ ≧=彳}:.:}.:ノ.:.:.:.:.:.:リ.:.:.:.}\ 無色聲香味觸法。無眼界。乃至無意識界。
ゝミ弋:=ィ ノノ: : : : : : :ノi: : :人: :>- 、 無無明。亦無無明盡。乃至無老死。亦無老死盡。無苦集滅道。無智亦無得。
ヽ: :く 〃: : : : // i : : : : ヽ : : : ヾ:、 以無所得故。菩提薩タ。依般若波羅蜜多故。
}} ゝ -::.‐ ' {: : : : : :( : : :ハ : : : : : : : : : :i: } 心無ケ礙。無ケ礙故。無有恐怖。遠離顛倒夢想。究竟涅槃。
ノ: : : \.゙ 弋 : :'; : :ヽ: : : ゝ : : : : : : : ノノ 三世諸佛。依般若波羅蜜多故。得阿耨多羅三藐三菩提。
〃 ノ : !: : :ー''"i, ヽ: i : : : ): : : : : : : :( 故知般若波羅蜜多。是大神咒。是大明咒是無上咒。
{{ :(( : : }: : :リ:.:.〈 ̄ ソ :/ゝ: _>イ⌒゙ヽ`ヽ、 是無等等咒。能除一切苦。真實不虚故。
弋__: : ソ: : ノ:.:.:f`''〃 /-彳::::/ィ::::::::::::::::::::ヽ ヽ. 説般若波羅蜜多咒即説呪曰
〃::y" /^"::ノ={i :λ彡::::/:::::::::::::::::::::::::::::::} : i 羯諦羯諦。波羅羯諦。般羅僧羯諦菩提莎婆呵
i':〃 ./::::::::::/:ノ>弋__ : ヽ、)::i/:::::::::::::::::::::::::::::::i: :リ. 般若波羅蜜多心經
ノ:::{ {、:::/:ノ\,,..イ ヽ: :ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::ハ :ノ
. _r.i,^i:、::λ: ~ヽ::f< \__.ノ ノ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::!(
rl ',::::::⌒) }リ ヽ.r'" 〜"λ::::::::::::::::::::::::::::::::::::} \
} i. '-、::〃 ノ\ /.{: (::::::::::::::ヽ〈ヽ、::::::::::::〆::ノ : ヽ
.i i ヽヽ ノ /\〃ゝ: ヽ__:::::::::::〉``ミヽ≧/: : ト、 :)
.{λ ; }/\/.}}::::::´⌒)ノ:::::::/≧=z::::::::/ リ ノノ ノ:ノ
.ヘハ : i .∧\f::::::::::::::::::::::::/ 、::::⌒ミ/ソ从(
ヘヽ : ゝノ::::Y::λ::::::::::::::::::::/:ヽヽ-_:/
弋\ :ィ⌒::::::::ト、ソ::::::::::::::::::/: ̄\\/
.(:::::゜。 〃:::::://:/>:、:::::::::/≒ニニヽ/
ゝ::: "' ノ:::::::/ /::::::i//゙ 'ーヽ\\-‐/
}:::::゙~:〜-'' ヘ:/ イ::::::::} }ノノヾ~ヽ /
……このくらいでよろしいでしょうか。
…………いえ、まだちょっと足りないかも知れませんね。あと四枚くらい追加でやっておきましょう。
魔縁を調伏するならちょっとやり過ぎなくらいが良いでしょうからね。
【護摩法要なう】
>>201
……あら?
今何か空を飛んでいたような……傘?
でも傘が飛ぶほど風は強くありませんしねぇ。
- 203 名前:『愉快な忘れ傘』多々良 小傘 ◆8OBAKEP44A :2011/02/26(土) 00:56:09
- >>202
むむむっ!人間の気配がする!
……人間?ちょっと違うような気がするわねえ。少なくとも妖怪じゃないみたいだけど。
まあいいわ、驚かせばお腹の足しになるし張りきっていきましょー!
伝斗ゃ'で ̄Τ ̄.¨.功ァュ。.
_. <. 'i, .|. / . `丶、
,.rf厂 'i,. | / 劣ix.
/.\. 'i, . |. / /.\
]. \ _.。ャぁて丕刀フ7ゎ。._. /. .ヽ
\ \ ,.ィ炙ヲi≠┼⇒弍j込ス>。/ .]
. ..,_ ,ィ升ヲナ'´ 'i,.. .│ /..`゙'<弖心、 ,\ (こうやって傘の後ろに隠れてごろごろ転がればいかにも自然よね!)
∧ "'''- _ .;夕フア\ 'i, .| / / ヽホi心. _,.-'''" .Y
,′ "'んfiУ. .\ 'i, . | . / ../ .▽ij∧'" Z
. φ 从j'Y"'''-.,_ \..'i,..| / ./. _,.-'''"∨iハ [
i 斤W . "'''-.,_ XΤX _,.-'''" kい キ
┼────..|友カ.────‐┼ *..┼─────}ソ川 ────┼
l . い叭. _, -'''" X上X "'''-.,_ 仄ガ l
. キ W,'´ ̄ ヽ" /../ | 'i, \ "'''-.,_.从ノリ. i
. [ ,./ ': / ./. |. 'i, . \ .∧fリ/-.,_ .√
Z. .,.-'''" { i / | 'i, \ ./リiУ "'''-.,_. .,'
. Y" ! {、.-=ニ二●二ニ=ー , イ!刋/ ∨
.\ ': 'i「≧ェ。,....|..,。。っ夭テ少'゚ 、 \
]. ', ', ミ芝玉竺壬云=‐'´ \ ]
ヽ. ./ \ ヽ ト 、.,,_____.ノ) \. ≠
\ 丶、___>r'ァ‐-、___,./ /
ヽ、 /. |. 'i, ,.ィ{
`ミ< | 'i,. rf〔
`≧=‐-=ニ二二ニ=孑≦
<不審な傘が雪道を転がってきました>
- 204 名前:-ガンガン行く僧侶- 聖 白蓮 ◆Lotus.Ly3I :2011/02/26(土) 01:03:08
- >>203
……とりあえずとことん焚きましたが、調伏だけじゃかたより過ぎですかね。
今後を考えるなら息災法と敬愛法もやって置くべきかも知れません(ぶつぶつ)。
―――と、あら。こんなところに唐傘が。
風で飛ばされてきたのか、誰かが落としてしまったのか。
ともあれ珍しいデザインの傘ですね。まるでお化けみたい。
最近は前衛的なのが流行ってるのでしょうか?
まあ、これだけ個性的ならすぐ持ち主も見つかるわね。
いったんこちらで預かって、後で人里に届けておきましょうか。
【転がってきた傘のはしっこをつかんでみました】
- 205 名前:『愉快な忘れ傘』多々良 小傘 ◆8OBAKEP44A :2011/02/26(土) 01:08:40
- >>204
(ガバッ)
_,.. -┴- 、.,_
,. '"\/\/\> 、
, '´ ,. -──- 、 `' 、
./ <. ,'⌒ヽ. 〉 \
/ `''ー┴--‐'‐' \
./ / \__r─、--、ノ ハ
/__/ \ \ \ ,| うらめしやー!おどろけー!
,- 、_ \__/\_. \ \ \─| ̄ ̄/
, '"´ ̄/ \`''<::::::::::::::::::::::\/:::':, ':;:::::::::::/
./ ./ \ ::::::::::::::::::| |:::::::;ハ 'r'' ̄
/ |-‐ | \ ヽ. ハ\/`ヽ| |/\| |
ノ ハ_」_ ハ ,ハ‐-ヽ. ',. !. | | | |
'⌒i ./ィァ'7ヽ | / |_/_,ハ | | | | | |
r-、 ノ、ハ 弋_rソ レ' ァ:7ハ | / 人. | | / /
r// ̄ / /7⊃ 弋;;rソ'レ' イ ) ,.-っ!、 / / ./`ヽ
`\ |∧ ト、 lr ̄ `! ⊂⊃/ ノ ,.>'"| |`{ニ}.7 ( / .!
\ レ'\> 、.,__,,. イ/-‐ァ'" ヽ-| |' .| ヽ.,_/ |
\i /|/二二7イ/ / _,,. -| | 八 /
`'ァ'::::::─-::::::::::| _,,.. ''"´ ..| | \ /
/::::::><:::::::::::::::!7´ ̄ l二二二二l\`''ー---‐ ''"
_rく:::::::::><:::::::::::::::::;! \| |、 | |、 \!
r‐ァ‐''"´ \::::::::::::_;;:::-‐<| \_\_「 ̄
/o' -‐ ´ / ̄ ̄ | |
r‐r--‐ ''"´ ̄ヽ`o o _ `ヽ 八_
ヽソ_,,. -‐、ァ'"´\_r‐''"´::::|`ヽo `ヽ
 ̄ ̄  ̄\::::::| 7ヽ\ ノ
 ̄| ./ ̄ヽ-‐''
| .,'
| )、
し'/ァ
└'´
ふははははー!誰かと思ったら命蓮寺の聖じゃないの!
どうだー!私の完璧な奇襲は!びっくりしたでしょー!ねっ?ねっ?
- 206 名前:-ガンガン行く僧侶- 聖 白蓮 ◆Lotus.Ly3I :2011/02/26(土) 01:24:50
- >>205
,..-―-..、_
/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.¨`ヽ、
_,../:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ..、
,..:´/:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,:.:.:.:.:.:.:.:.:.\
/:.:.:/:.:/:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
/:.:.:.:.:/:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.i.:.:.:!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:、.:.:.:.'.,
!:.:.:.:.:.:./.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.;.:.:.:./.:.:∧.:.:.:.:.:.:.:';.:.:\.:.:.i
|:.:l.:.:./.:.:.:.:._/_.:.:.:.:.:/:.:._/_!_/ ';.:.:.:.:.:.:.:.i:.:.:.:.ヽ::|
l.:.|:.:/:.:.:'":/.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:./ レ`゙`ヾ、:.l:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:..|
!:.V.:.:.:.:.:;'.:.:._:_:.:.:/:.:/ _ |:.:i.:.:.:.:.!:.:.:.:.:.:.!
∨ : i,ィ'"テ示i// ィテ弐ァ、、!/: : : | : :/
//| l !i トヒ j トヒ !} ゞ! i /
,'/ l ', ト、 ゙ー" ゙ー-" ノ l ,'
!l ! , i !゙"゙ ' "゙"゙'/, / |
!| | i. ノ r−、 / ./ '、
゙、 l l ´ \ ヽ_) ,! l、 ヽ \ …………。
\! i ゙> .,,.__.,,....:::'" i l `ヽ | ヽ、
,' ./ .,r‐‐i´ ( l:::::::::::: ゝ'" ノ ./ i ヽ \_
/ / /:::::::/t ヽ、__,, "´.., (/ /-..、 '、 ヽ\
/ / /:::::::/:くゝ _,, '" / /:::::::::ヽ 、', ',、 \
ー┼_, _,,.. -─‐- 、.,_ \/
/´| /ヽ ,..::'"´::::::::::::::::::::::::::::::` 、 ∧/
し'i´ ノ | ゝ ./:: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: ヽ |
. └- , ': : : : : : : : /: : ::| :_ : : :ヽ、 : ハ ー┼_,
/ ./ / -|‐ ' ハ .|` ハ } /´| /ヽ
\| /' ; ./ |__/| /|ァ'ァ=r|、! | .| し'i´ ノ | ゝ
|\' ̄| | 'ァァt=r|/ j_,zり'| | .人 └- 、
| |.|イ j_rり //// / ) _ノ ,. -────-
人 '、/// ' ∠.,_,..イ { /
( \ __,>__ l7' ̄`! / | 八 、_/ 落し物かと思ったら妖怪さんだったんですのね
ヽ.|///// } ノ /{ | / \ \
/ / |.{ { 〈|!>,、.,_,.イ{_ 人 、 { ハ | すみません、護摩符を焚いていたものですから
ー┼‐ / {__八ヽ `ヽ、___ノ }-─‐- 、 | |
 ̄| ̄ノ/ ア´::::::「|ヘ_r‐、}-、 八|:::::::::::::ヽ. / | 妖気が散って気づかなかったようです
(.ノ ,:' { /:::::::::::::|:::::::::::!:::::::// --‐イ::::!/:::::::::::::::\{ 、
{ {:::::::::::::;'ヽ、___|::ン/ ===<ヽ::\::::::::::::::::::}、 ー┼‐ `゙'' ー---------‐
'、 ヽ::__::∧::::::::::::ヽ/>===,r'´ ̄`ヽ__::::イ )  ̄| ̄ ー┼_,
\ ∨/:::::\::::::_,/::}>=== { 、 ∨}|∧ (ノ`ヽ /´| /ヽ
/ ヽ ;':::::::::::::;>;'::::リ\ /` ヽ /:ム、: :\ し'l´ ノ
./: : : : :{-‐''"´:::::/::イ-‐ '"` rく::|‐''"::/:::::ハ: : : \
こんな寒い中に出歩くなんて大変だったでしょう。
せっかくこちらで火も焚いておりますし、少し暖まっていきませんか?
妖怪でも風邪は引くらしいですし、お体には気をつけてくださいね。
- 207 名前:『愉快な忘れ傘』多々良 小傘 ◆8OBAKEP44A :2011/02/26(土) 01:39:15
- >>206
>すみません、護摩符を焚いていたものですから
>妖気が散って気づかなかったようです
……。
渾身の一撃だったのに……うう、ひもじい……。
>せっかくこちらで火も焚いておりますし、少し暖まっていきませんか?
>妖怪でも風邪は引くらしいですし、お体には気をつけてくださいね。
いいのよ、いいのよ、わちきなんて聖一人おどろかせない落ちこぼれ九十九神でありんす。
だれにも愛されることのないまま一そこの雪山で雪と一体化して忘れられたほうが幸せかもしれない。
ああ、なんて悲しい妖怪の一生なのかしら風が身にしみてこのまま安らかに眠り……。
ビュオオオオオォォォ
…………。
やっぱり寒いから温まるー。
まっ、こんな日もあるわよねえ。はあ、寒い時にあたる火って何でこんなに幸せな気分になれるのかしら〜。
- 208 名前:-ガンガン行く僧侶- 聖 白蓮 ◆Lotus.Ly3I :2011/02/26(土) 01:52:55
- >>207
それは私たちが暖かいからなのですよ。
火に雪をかければ消えるように、暖かいものに冷たいものをかけると色々消えてしまいます。
ですので、こうして火を焚いて命を分けて貰うことで暖かい私たちは生きていけるんですね。
何か、あるいは誰かに支えて貰える安心感―――幸せな気持ちとは、そういうものではないでしょうか。
ああ、いえいえ。驚きましたよ? ちゃんと。
……ちょっとだけですけど。
それとも、あのくらいじゃ足りないんでしょうか……びっくり系のお化けも大変なのですね。
あまりにひもじいならいっそこちらで少しばかり修行でもしていきますか?
ちゃんと三食出ますし残業とかも無いですし、ついでに心も健やかになると思いますよ。
- 209 名前:『愉快な忘れ傘』多々良 小傘 ◆8OBAKEP44A :2011/02/26(土) 02:06:08
- >208
残念だけどそれじゃあお腹は膨れないのよねえ。
人間がご飯を食べるのはご飯から栄養を摂って体を動かすため。
確かに私もご飯は食べられるけど栄養分は一切とれないから物理的に腹が膨れても精神的な快楽でしかないのよ。
だから別にご飯は食べても食べなくてもかまわないんだけどー……人間の心は別。
あれこそが私が体を動かす栄養源だからねえ。
人を驚かす事が出来ないとわちきひもじい。栄養が無いから体の動きは鈍るし体が悲鳴を上げる。
まあ修行で何とかできるレベルじゃないわねー。むしろ今ですら常に断食で苦行積んでいるような状態なのに。
支えるも何も私はずっと昔に持ち主を打ちなったからね。
今の幸せは人がとっても驚いてくれること。というか存在意義なんだから欠けると困っちゃうっていうか。
火に当たるのは雪に当たるのよりもましとはいえあんまり近づきすぎると燃え移っちゃうわ。
……うー、にしても割と冷えるわねえ。山にいるせいかしら。
- 210 名前:-ガンガン行く僧侶- 聖 白蓮 ◆Lotus.Ly3I :2011/02/26(土) 02:19:47
- >>209
いえ、修行と言うのは心の在り方を切り替えるというか……まあ、そうですね。
誤解を恐れず言えば悟りを開くことでそうしたことを不要にする、という感じですね。
うちのムラサや一輪たちを見れば分かるかも知れないけど、人間を食べなくても元気にやっていますよ。
修行と言うのは、別の方法で栄養を取れるようにする、という意味ですね。
流石に苦行とかそういうことは……まあ、本気で強くなりたいのでしたら無くは無いのですが。
そういうのは基本的にやってませんね。釈迦も基本的に苦行については否定してましたし。
まあ、無理強いは致しませんよ。他人の嫌がることをしてはいけませんからね。
……ああ、なるほど。付喪神の類と。捨てられた悲しみで妖怪になったのですね。
新しい持ち主の方が現れればいいですね。……あ。うちで使えば解決かしら?
けっこう大所帯だし、それだけ傘を揃えるのも大変ですから。来るのでしたら歓迎しますよ。
何より、私たちは自然からも妖怪からも沢山のものを貰いながら生きている。
それを無駄にしたら勿体無いじゃないですか。
まあ、山は寒いですね。私は日頃から滝に打たれたりなどしていたので平気なのですが。
たしか、ええとこの辺に気温計が―――ああ、ありました。最近は本当に便利になりましたね。
便利さに慣れすぎると堕落してしまうので気を付けねばなりませんが、こういった者を創れる方は尊敬します―――
【ぴんぽんぱんぽん ただいま外気温−10度をお知らせします】
あらやだ南無三。
……これは、ちょっとまずいかも。流石に冷え込みすぎね。
法要もそろそろ終わりますし、遭難してしまう前に帰った方が良いかも知れません。
星たちに心配をかけてはいけませんし、そろそろお暇しようかと思うのですが―――
あ、そちらはどうなさいます? この雪と寒さですし、一夜の宿を貸すくらいの事は出来ますけど。
- 211 名前:『愉快な忘れ傘』多々良 小傘 ◆8OBAKEP44A :2011/02/26(土) 02:41:14
- >>210
んー、ちょっと難しいと思うのよねえ。
私は基本的に人の肉を食らわない代わりに心を食うことを存在意義にしているというか……。
あ、でも驚かすのはやめられないけど驚かさずとも体を維持できるのはいいかも。
もう、最近本当に驚いてくれる人間減ったからガリガリなのよ。
どっかの巫女が体重が増えるとかで悩んでいたけどぜいたくな悩みよねえ。
私なんて日に日に減る一方よ……。
>新しい持ち主の方が現れればいいですね。……あ。うちで使えば解決かしら?
>けっこう大所帯だし、それだけ傘を揃えるのも大変ですから。来るのでしたら歓迎しますよ。
……結局デザインが悪いって理由でさけられがちになるのよねえ。昔、人間が誰が私を使うかで押しつけ合いに……。
うう、古傷がっ、古傷がっ!
と、とりあえず人間を見返すまでもとの傘に戻るつもりはない!見返しても元の傘には戻らない!
……でもそろそろ暖かい寝床と布団でぐっすり寝たい。
あれ?結構悪くないかも。お寺暮らし。
>ぴんぽんぱんぽん ただいま外気温−10度をお知らせします
道理で寒いと思った!鼻水ずるずるする!
……そういえばここら辺り飛んでたらここからちょっとくだった所に湯気が立ってたのよねー。
あの宿の様子なら屋内にもお風呂がありそうだったし。
ねえねえ、御寺にも寄らせてもらうけどその前に温泉に入って帰らない?
こんな時間なんだしちょっとぐらい遅れても大丈夫でしょ〜。
- 212 名前:-ガンガン行く僧侶- 聖 白蓮 ◆Lotus.Ly3I :2011/02/26(土) 02:52:16
- >>211
まあ、そこまで難しい話では無いと思いますよ?
要するに驚かす以外でも何か食べられる感情を得られればいいというわけですから。
……ただ、そうですね。直接そうした部分ではお力にはなれそうにないですね。
たとえわざと驚いたところで食べられるわけではないでしょうし……申し訳ありません。
うーん、うちでは強いて言うなら星が驚かしやすい類なのですが(何
ああ、でしたら私が使いますよ(きっぱり)。
確かに変わったデザインですけど、傘として使えるなら何も問題は無いじゃないですか?
ほら、大丈夫です大丈夫。そういうわけで、気が向いたら一度お越しくださいな。歓迎しますよ。
ええ、そうですね。大きく火を使っていたので気づきませんでしたが。これは困りましたねぇ。
元々寒暖には強いというか、鍛えられてるので寒殺状態! って感じなので平気ですが……身体には良くありませんね。
このまま布団に入っても寝付くのは難しいかしら―――おや、温泉ですか。
ああ、それはいいですね。そういえばこの近所にありましたか。
それでは、一旦そちらにお邪魔してから帰りましょうか。
それでは参りましょうか―――と、そうそう。
……雪も多いですし、お隣よろしいですか?
服が濡れたら余計に冷たくなってしまいますからね。
よろしければお願いします。
- 213 名前:『愉快な忘れ傘』多々良 小傘 ◆8OBAKEP44A :2011/02/26(土) 03:11:01
- >>212
えー、私はこんな身形でも恨みの集合体だからある程度マイナス方向じゃないとお腹膨れないわよ?
かといって血生臭いことは御免だけどね。
いいじゃない驚かすって感情は。無意味な恐怖を忘れないって大事なことよ。
私はそれを人間に伝え続けることは悪いことじゃないと思ってるわ。
そういう訳で食べられるのはあくまで人間の心。妖怪は食えたもんじゃないわねー。
原点回帰はいいんだけど……それはそれで暇なのよね。
使われる喜びっていうのは少なからずあるはずなんだけど……うーん。
呪いから生まれる妖怪になった時点でおしまいだったかしら。
昔より暇になったけどただの傘だった時よりかは楽しい生活おくれてるし。
やったー!温泉だー!
お風呂上がりに牛乳飲むのがマナーなんだって!
私の分もお金出して頂戴ね!
おっと、入るの?
大丈夫よーこの傘柄の部分が伸びたり縮んだりもすれば傘布の部分も広がったりするんだから。
伊達に妖怪やっている訳じゃないのよー。
よいしょっと、これでだいじょうぶね。
じゃあ温泉に入りに行きましょー!れっつごー!
<退場>
- 214 名前:-ガンガン行く僧侶- 聖 白蓮 ◆Lotus.Ly3I :2011/02/26(土) 03:22:47
- >>213
そうですね、そこの折り合いをつけるのに妖怪の方々は苦労しておられるようです。
持って生まれた性を克服するのは本当に大変なようで、星も毘沙門天様に弟子入りして長いのですが、
今もときどき、獣の性が表に出るのを抑えきれずに寝込んだり寝転がったりマタタビで酔っ払ったりなど……。
まあそれはさておき。いやあ、そういえば星が妖怪だと言うことをすっかり忘れてしまいましたね(苦笑)。
今も立派にお勤めを果たしているから、ついついうっかり……ふふふ。でもこれもあの子の成長なのでしょうね。
……ってあれ? そういえば私を驚かしておなかいっぱいになるのかしら……私も一応は妖怪なのに。
まあ、無理にとは申しません。
その人にはその人なりの生き方というものがございます。あ、妖怪ですが。
それを強いて曲げると言うのは身も心も痛めるというものでしょう。
……なので、本当に気が向いたら、ということでいいですよ。お気になさらず。
その気が無いならさっぱりと忘れていただいても構いませんので〜。
あらあら。……私が居なかったら無銭飲食でもする気だったの?
それは だ め よ 。悪いことしたらちゃんと叱りますからね。
……さて、それでは。幸い風も止んで雪が綺麗ですね。
うっかり長湯をし過ぎないように気をつけませんと―――
【退場】
- 215 名前:停止しました。。。:停止
- 真・スレッドストッパー。。。( ̄ー ̄)ニヤリッ
■掲示板に戻る■
■過去ログ倉庫めにゅーに戻る■
generated by img0ch - 2011/06/21 23:32:28