■ 紅の自警隊。

1 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2009/04/22(水) 22:53:14


・個人スレ。
・地下スレかと思ったらそんなことはなかった。
・でも基本的にsage進行。
・適当に質問に答えたり適当につぶやいたりする場所。
・メタな話題が出るかも知れないけど気にしない。
・来客は誰でも。ただし良識は守ること。


 じゃ、始めようか。



2 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2009/04/22(水) 22:55:44
 これでよし、と。
 素っ気ないけどまあこんなものでしょ。

3 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2009/04/22(水) 23:00:13
 割とやりたい放題なルールだけど気にしないで(何)
 ちょっと、こう、ね。
 地下スレと普通の質雑スレの中間みたいなのをやってみたかったんで。

4 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2009/04/22(水) 23:01:50
自己紹介用のテンプレは……要るかな。どうだろう。

5 名前:Kresnik ◆WEISS0lzjQ :2009/04/22(水) 23:02:11
 
 色々と申し訳ない状態だけど、なんだろ。
 その、あれだ。
 
 お邪魔します、ってのが一つと、頑張ってくれ、スレ、ってのがもう一つ。
 
 で、素朴な質問を一つだけ。
 お前が今まで見てきた景色で、一番キレイだったのって、どんなんだろうな。
 他の質問は、まあ、またいずれ。
 

6 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2009/04/23(木) 00:57:59
>>5
 おおう、捕捉早い。

 まずはいらっしゃい。それと、応援ありがと。
 後は一番乗りおめでとうってくらいか。
 敢えて限定しなかったけど、まあ何とかやってみるよ。
 完走できたら御の字で。


 景色、ね。そうだなあ。
 景色見る余裕が出来たのは幻想郷(こっち)来てからだから……放浪中は割と荒んでた
もんでね。風流も幽玄もすっぽり忘れてたんだよ。我ながら情けない話でね。戦乱の時代
でも辞世の句を詠む人がいるってのに。
 そうだな、こっち来てからだと……んー、見るものはいっぱいあるね。風光明媚が形に
なったらこんなんじゃないか、ってくらい。まあ、見慣れてても綺麗だって思う。死んで
でも見に行く価値が……というか死ななきゃ見られんところもあるな、そういえば。
 ……でも。そうだね、一番って思ったのは……確かこの前の……そうそう、日記に書いた。
 ちょっと待ってて。引っ張り出してくる。

7 名前:名無し客:2009/04/23(木) 07:14:25
か、返り血や・・・ってのは返り血に間違いあらしまへンッ!!!

8 名前:名無し客:2009/04/23(木) 08:01:03
もこたんが遂に焼鳥屋を開店したと聞いて

9 名前:名無し客:2009/04/23(木) 10:26:05
飛べない妹紅はタダのもこだ

ていうフレーズが浮かんだ

10 名前:名無し客:2009/04/23(木) 11:09:48
あ、もこちゃんだ〜〜(東原ののみ)

11 名前:名無し客:2009/04/23(木) 23:20:59
もこたんもこたん、焼き鳥はあるかい?

12 名前:名無し客:2009/04/24(金) 12:47:37
自警「隊」って事はやっぱ何人も居るの?
「自宅警備戦隊もこレンジャー!」みたいなノリなの?
もこレッドとかもこメタラーとかもこニートとかもこモコモコとか居るの?

13 名前:名無し客:2009/04/24(金) 13:35:35
もこレッドだけで5人いそうな戦隊ですな【どこのゴレンジャイか】

14 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2009/04/24(金) 17:31:53
 日記が見つからねー……もうちょっと掃除くらいしとくんだった。
 とりあえず、先に来てるのから片付けよう。


>>7
 私を何だと思ってやがる。



 返り血を残すほど下手じゃないわよ。
 そもそも今やんないけど。そういうことは。


>>>8
 店は開けてないけどね(苦笑)
 まあ、見ての通りだから適当にくつろいでくれ。来客自体は無碍にしないから。家捜し
とかはお断りするけどね。

 ……ああ、そこの押入れは開けるなよ? 物騒なのがいっぱい入ってるから。
 何に使うかってーと、妖怪退治とか? 最近はめっきり出番ないけど。
 そもそも妖怪退治は私の仕事のうちに……む、いちおう入ってるな。でも持ち歩くのが
面倒なんだよなー、長物とかって。こっちじゃ飛び道具が主流だし。しかし錆付かすのも
勿体無いし……どうしたもんか。


>>9
 ……なにがなんだか分からない……。

 けど飛ばないで歩くって選択肢はアリだと思うんだけどねえ。空の上からじゃ見えない
ものも見えるし、そもそも飛んで楽ばかりするとつまらないじゃない。人間は一応、地に
足の着いた生き物なんだからさ。その本分は全うしてから飛ぶべきだと思うのよ。

 あんまり飛んでると人間ってことも忘れそうだしね。
 大体の人間は空を飛べないものだから。

>>10
 ……いつの間に妙な呼称が広まってる気がする。

 いやまあ他人の好きだとは思うけどさぁ。でもなんかこう、聞く度に身体から気が抜け
そうになるから苦手なんだよ、そういうの。出来れば人前で呼ぶのは遠慮してもらいたい
というかなんというか。割と格好つけなもんでね、あんまり変な姿は見せたくないのよ。

 人前じゃないならいいのか、ってのは秘密で。
 まあ言わなくても分かるでしょ?


>>11
 ……うちは焼き鳥屋をやってるわけじゃないんだがなぁ。
 でも自分から言ってたら説得力無いか。割とジョークなんだけど。

 ―――タイミングが良かったな。ちょっと今狩ってきたもんでね。
 酒の肴にと思ってたんだけど、一緒に食べる?
 どんな物でもそうだけど焼き立てがいちばん美味しいよー。
 ……夜雀とかには内緒な。バレると怒るから。
 怖かないけど面倒なんだよその辺。あそこの屋台は結構お世話になってるしね。


>>12
 わけのわかんねーことを言うなと。
 つーかせめてもうちょいまともな名前にしろ。

 ……ま、今んとこは私一人だよ。半分ボランティアみたいなもんだしね。そもそも竹林
を案内できる奴が私と慧音くらいしか里には居ないし、慧音は里の仕事で基本的に忙しい。
そう来ると、私がやるのが一番いいだろ? 暇人的な意味で。

 ―――そういや、なんで始めたんだっけな、これ。
 どっか日記に書いてたかしら。これもちょっと探してみようっと。

15 名前:名無し客:2009/04/24(金) 19:46:21
何時間日記探してんだよと思ってたらホントに探してて和んだ

16 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2009/04/24(金) 20:57:48
>>13
 赤ばっかじゃねーか。
 ……いや、前衛的過ぎるだろその戦隊物。まず目に悪い。
 炎属性ばっかりじゃバランス悪いしなー。

 女の子だけ、ってのはまだアリだとは思うけど……私が五人もいるのはちょっと。
 途中で仲間になったりならなかったりする六人目も私だったら頭痛がしそうだ。
 そもそも区別がつかない気もするからやめておけ、って感じだねぇ。


>>15
 ……笑うなよう、ばか。
 つーか片付けてない女の部屋なんか見るもんじゃないからあっちいってろっ。

 ああもういったい何処に置いたんだか―――
 ……まさかこの前焼き討ち食らったときに燃えたのか?
 だとしたらちょっと夜襲かけにいってやる……(ぶつぶつがさごそ)

17 名前:名無し客:2009/04/24(金) 21:04:26
・・・・巨大化した
牛魔王や孫悟空張りの頼もしさですな。

18 名前:名無し客:2009/04/24(金) 21:13:58
懐に仕舞ってたっておちじゃぁ?
・・・いや全然凹凸無いシ?

19 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2009/04/24(金) 22:03:56
>>17
 ……そりゃどういう意味だ(半目)
 てか、そりゃ大暴れする方だから物騒でありがた迷惑じゃないの。失礼な。
 これでも不必要に暴力は使ってないわよ。
 確かに余計なくらい火力は持ってるけどさ。

 ……輝夜の相手してるとき?
 あいつは存在自体が災害みたいなもんだからいいんだ(何)
 変に手を抜いたらこっちが殺られるっつーの。


>>18
 流石にねーよ。
 つーか私は今着てるのブラウスだから懐に入れられない。


 ……そんなちっちゃいかな。
 んなわけないと思ってたんだけど(何)

【未だに確定しない公式設定】

20 名前:名無し客:2009/04/24(金) 22:37:52
以前、もこたんの遊び相手の男の一人が「妹紅は脱いだら凄いんだぜ」
って言ってた記憶が

21 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2009/04/24(金) 22:54:01
>>20
 誰だ。
 ……いや、誰だ。
 正直思い当たるフシ無いぞ。
 んな異性の前で脱いだ覚えなんて数世紀挟むくらい前の……おおっととと。

22 名前:名無し客:2009/04/24(金) 22:55:13
扇情的なドレスなど着て頂ければ幸い、とかどっかの大佐に言われてたから
それなりのプロポーションなんだろうと推測してみる。

23 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2009/04/24(金) 23:15:20
>>22

 ―――ま、実際のところは秘密、ってことで。
 表に出したらつまらないし……私もなんというか恥ずかしいというか。うにゅにゅ。
 まあなんだ、あんまりプロポーションとかの話をするのは良くないよ?
 親しい相手ならともかく、こーして普通に話すときは禁句。
 けっこう気にしてる人も多いんだよ、この話題って。
 持てる者は気にしやしないだろうけどね。



24 名前:名無し客:2009/04/24(金) 23:41:27
日記って、千年間欠かさずつけてたりするんですか?

25 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2009/04/24(金) 23:53:32
>>24
 いや、流石に千年は無理だなあ……つける余裕が出来たのがつい最近だし。
 ただ、昔のことで覚えてることはまた別の形で書き起こしてる感じ、かな。
 確か慧音に頼まれたのが最初だったかな。
 歴史は複数の軸で見ないと偏るとかなんとか。
 そういう観点から見ると、私みたいな一個人の視点は大事なんだって。
 大体の歴史は支配者に都合よく作られるからね。都合の悪いことは隠されるもんだ。

 ……っても、私は別に歴史学者でもなんでもないからアレだけどね。
 本気で主観視点だから何処まで参考になるのやら。
 一応、判官びいきとかご機嫌取りとかは全部切って捨ててあるけど。
 どっちも身一つで生きる人間には不要だから、書くのは割と楽だったよ。

26 名前:名無し客:2009/04/25(土) 08:19:50
>>21
確か去年の梅雨辺りに逢い引きしてたどっかの軍人さんが

27 名前:名無し客:2009/04/25(土) 19:22:20
焼き具合「うぇるだん」で
(´=ω=)つ-{}@{}@{}-@{}-

28 名前:名無し客:2009/04/25(土) 19:30:55
平安メイクの遣り方は覚えてますか?

29 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2009/04/25(土) 22:30:14
>>26
 ありゃ逢い引きじゃねえ、つーか脱いでない!
 単に着替えただけよ。マトリョーシカ的に。


>>27
 ……だからうちは焼き鳥屋じゃ……あー、まあいいや。
 炭起こすからちょっと待ってろ。直火より炭火の方が旨いんだ。


>>28
 ……覚えてるけど、一応。当時のたしなみだし。
 でも使うことはあんまりなかったなあ。せいぜい紅を差すくらいで。
 ほら、私って元が色白だから白粉はそんなに使わなくても良かったのよ。
 それとまあ、そもそもが全部習う前に出奔しちゃったからね。
 後はそれから化粧する余裕なんてほとんど無かったし。

 ―――明らかに時代遅れというか身体に悪いんだけどな、アレ。
 水銀とか鉛とか使ってんのにものすごい勢いで塗りたくるわけだからね。
 慣れないと気持ち悪いよー。壁をペンキで塗ってるみたいになる。

 だからまあ、やるなら今の化粧品使って今風にした方が良いだろ。
 ……そういや、今風ってどんなのか知らないな。今度慧音に聞こうか。
 余裕があるなら綺麗にしとくのも、まあ、うん、悪くない、かな。

30 名前:どこぞの少尉 ◆08MSuvzjGQ :2009/04/26(日) 00:07:16
>>20>>26

    |┃三       .ィ
    |┃.       //. -''" ̄ ̄ ̄`゙''ー-、
    |┃     .へ}  ′          ヽ
    |┃    /  ` u            ヽ
 ガラッ.|┃   ノ                   .i
    |┃   / // / .イ .l|  ト、   、  、    l
    |┃三 ノッ′/. /./ |/ .|  |uヽ、 ヽ  l    l
    |┃.   | ./| /lr=<‐‐| |_,.=キ、 ト、 :|:::....  ヽ
    |┃三 |イ | /::::l    ̄ヽ |h` ー‐‐' l::yヘ::::::. 〉|
    |┃    レ|/::::::゙iー- イ'__ヽ{ヽ、..___ノ}:/^i |::::::::/  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    |┃三    `ヽ::::l,   ___,.、 u  レ‐'ノ::::/  <  話は聞かせてもらった!
    |┃       `'ーヽ  }z‐r--|    イ :::;∠-ッ   |   人類は滅亡する!
    |┃        `'ミミヽ`ー-- '_,.. イ|:::::::::;∠    \____________
    |┃       _,./| ヽ`ー--‐ _´.. ‐''´   ./  \
    |┃ _ /'''"  ̄ /  :|   ,ゝ=<      /    | `'''‐- 、..


…とまあ定番のギャグはおいといてだ。

逢引じゃねえ!俺は既婚だって言ってるだろうが!?
アレは夏のじめじめとして暑い中、重ね着ができるその根性に乾杯って意味だ!ったく!



…あ、しまった。家主ほっとくところだったな。
新スレ頑張れよってことで土産もって来たぞ。

ほら、コーヒー豆。宇宙の方で試験的にブランド品が作れないかということで、キリマンジャロコーヒーの産地と
同じ状況にして栽培した物らしい。
たまたま多く手に入ったんだからせっかくだし誰かに分けようと思ったんだ。

そんじゃあまたどっかで。部屋の整理整頓ぐらいしっかりやっとけよ。

31 名前:名無し客:2009/04/26(日) 01:00:52
出たな。遊びの関係一号め!

32 名前:名無し客:2009/04/27(月) 01:11:54
自警隊なのに一人とはこれいかに。
 
 
…はっ!?
実は他の隊員が108号まで…!

33 名前:名無し客:2009/04/29(水) 11:55:40
おのれもこたんめ。
日記が見つかるまで本気で引きこもるつもりとか

34 名前:名無し客:2009/04/29(水) 16:23:20
新作ローグライクゲーム

「もこたん不思議のダンジョン 紅の自警隊」

チュンソフトより発売!

35 名前:名無し客:2009/04/30(木) 21:30:35
ゴミ屋敷霧雨魔法店は捜してみましたか?

36 名前:名無し客:2009/05/15(金) 01:50:36
放火犯の住処があると聞いて飛んできますた。

37 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2009/06/28(日) 13:48:44


……あー、うん、ちょっと空けすぎたわね。
ぼちぼち返していくからちょっと待っててね。
とりあえず上げとくか。


>>30
分かったから早く人類を救う作業に戻るんだ(何)
隕石を押し返したりコロニーレーザーを破壊しに行ったり色々出来るじゃんそっち。

……ま、さておき。挨拶が遅れてごめんね。
文の調子の波が大きいからさー、私って。
当の本人も振り回されてるんだから始末に終えない。
何とか少しずつ復帰してくからちょっと待っててー。

まあ、違うわよね。私も配偶者持ちにゃ興味ないし(酷)
奥さんとは末永くお幸せにー。
……ちなみに、あれは別に重ね着してたわけじゃないぞ?
まあ、一つの手品というか身代わりの術の応用みたいなもんだから。
まともに考えると精神が磨り減るわよー。こっちゃ何でもアリだしね。


って、おおう珈琲か。わざわざありがと。
今度人里に行ったときにでも挽いて淹れてもらおうかね。

掃除? ごめん忘れてた(ぇー
まあ、ぼちぼちやってくか……面倒だけど。


>>31
ちげえよ。
既婚者に手を出すほど外道でもないし尻も軽くないっての。
下世話なこと考えないであっちいってろっ(しっしっ


>>32
そんなにいたら逆に私が要らんだろ……。
まあ、それはそれで別にいいんだけどね。
私がいない時も補えるだろうし。

そもそも私があくまで外様だからな。
やっぱ里のことは里の連中がやるのが一番―――だろう。
単純に私しか出来ないってだけでやってるからね、こういうのは。


>>33
……ごめん。マジごめん。
ちょっと遅れ取り戻すの頑張るから待っててくれ。
ホント、我ながら空けすぎたわ……全くもう。


>>34
千回死ねるRPGと申したか。

……あの主人公も主人公で大概だと思うけどね。
餓死しようが爆死しようが袋叩きにされようがなんか生きてるし。

あ、もしかして私と同類だったり?
……あー、うん、んなわけないか。
ないよね。ないといいなあ。


38 名前:某コンビニのアルバイト ◆3jVLuTuHmM :2009/06/28(日) 15:21:03
こんにちは、最近幻想郷のスレが静かですよね…
衣玖さんも早苗さん達もどうしたんでしょう?

39 名前:名無し客:2009/06/28(日) 15:34:13
以前考えてる事があるってのはこのことだったのかな?
のんびりこっちにもおじゃましようかな・・・。

お茶菓子・・・は紅茶とケーキでも。・・・ほら、以前のお茶会で
地震で大半がだめになったし、こっちなら落ち着いて食せるかなと。
(こっちにはまず妙な闖入者もこないかも・・・ですし。)

40 名前:名無し客:2009/06/28(日) 18:05:53
も、も、もこた〜〜〜ん!!

41 名前:名無し客:2009/06/30(火) 11:22:43
いつもの一張羅のメカニズムってどうなってるの?
服ごと再生するの?同じデザインの奴いっぱい持ってるの?

42 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2009/07/04(土) 21:20:31


>>35
 ……いくらアレでも他人の日記なんか盗むほど腐ってるとは思わんがね。
 そもそもあいつが私の住処に来た覚えは無いしなあ。

 来たらあちこちに仕込んでるトラップが起動してるはずだしねえ。
 最大レベルだと床下に埋め込んだ煙硝で家ごと吹き飛ぶようになってるから離れてても
すぐに分かるもの。まあそれだけでもあの魔法使いはシロと考えて良いんじゃないかしら。

【何を想定しているんだ】

 ……ああ、どーでもいいけど。
 あの黒白の家ってそんなひどいの?
 地震とか来て平気なのかしらねぇ。


>>36
 飛んで帰れ。

 ……ったく。炎使いには付きものなのかよ、この手の話って。


>>37
 今は妖怪ロックシンガーが顔出してるね。
 後は地下で衣玖さんの夜が近い。
 ……いっそ完走させちゃってから後のこと考えようかなあ。
 霊夢はまだ戻ってくる気配ないし。



43 名前:名無し客:2009/07/10(金) 10:26:05
む、こんな所に紙っぽい切れ端が――


○月△日
今日は久々の黒星の罰ゲーム消化。輝夜による着せ替え人形プレイの時間だ。
おのれ次は奴に黒星つけてやる。こんがり炭化的意味で。

一番印象的なのは、輝夜より取り巻きの筈の永琳と慧音の方がノリノリだった事。
ブルータスお前もか。
(此処から下は裂けていて読めない)

……マジすいませんでした(土下座)

44 名前:名無し客:2009/07/11(土) 19:10:57
焙煎前の珈琲豆をお持ちしました。

45 名前:名無し客:2009/09/27(日) 11:00:25
貴女は清純派ですか?   

46 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2009/12/06(日) 23:54:27


>>40

 ……あいよ。


 待たせちゃって悪いね。
 とりあえずすぐ返せそうなのは返しとくよ。


>>41

 ああ、アレか。服ごと再生する。
 ……いやさ、「蓬莱の薬」って私の認識や記憶に基づいて身体を再構成するみたいでさ。
 きちんと意識してれば服もちゃんと元に戻るらしいんだ。
 アイツが教えてくれるまで全然気がつかなかった、というか初めて知ったよ。
 それまでは普通に服の替え用意したり空蝉の術を応用して早着替えしたりと、まあ色々
やってたんでね。その必要がないのは便利というか、助かってるよ。割と本当に。


>>43

(奪い取る→燃やす→風の中へ)

 ……中、見た?

 見てないならいい。見てたら即座に忘れろ。
 忘れられないなら思いっきりぶん殴って忘れさせる。
 オーライ? いいね?
 よし、じゃあさっさと帰りな。あっちに向かって真っ直ぐ走れば平原に出るから。
 夜は危ないからね。日のあるうちに急げ。


>>44

 ……ん? これ、私に?
 またなんで……あ、前にそこの薬屋まで行った時の。
 律儀だねあなたも……うん、ありがとう。遠慮なく頂くよ。


 ……さて、えーと、これは生か。まず火を通さないといけないんだよな。
 それと……げ、コーヒーカップもドリッパーもフィルターも無いんだった。
 つーか、そもそもミルがないな……うーん。
 あ、そうだ。阿求ちゃんのとこ行って貸してもらうかな。
 色々と聞かれまくるのがちょっと面倒だけど、まあ仕方ないかね。


>>45

 ……清純派、ねえ。自分からいうことじゃないと思うんだけど。
 まあ、それについてはご想像にお任せするよ。
 自分のことを話すのは好きじゃないしね。




47 名前:名無し客:2009/12/07(月) 00:08:43
忍者たるもの忍術の鍛錬は欠かしませんか?
 
(名無しは求聞史紀を見て質問している!)

48 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2009/12/07(月) 00:16:42
>>47

 いやあの辺の記述憶測だから!
 違うって言っても変えて貰えなかったから!

 ……そりゃ、間違えられても仕方ないとは思うけどさあ。
 忍者がそんな魔術妖術に長けてるとでも思ってるのかしら。
 ああいうのはごく一部だけで、それ以外は普通の人間なのに。

 まあ、忍者じゃないけど、勘や動きが鈍らないように多少はね。
 山の中走ったり術の練習くらいはしてるよ。
 ……けっこーな頻度で実戦もやってるから要らないかも知れないけど。


49 名前:名無し客:2009/12/07(月) 00:23:09
虚人「うー☆ うー☆」

50 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2009/12/07(月) 00:51:04
>>49

 紅魔館に帰れ。
 今は饅頭が怖くないから来なくて良い。
 いやだから来るなって。来ーるーなーよー。

(しばらく謎の饅頭型飛行物体と格闘)

 ……はあ、やっと帰った。
 何なんだいきなり。

51 名前:名無し客:2009/12/07(月) 00:54:33
あなたのスペルカードじゃないんですか?

52 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2009/12/07(月) 01:05:22
>>51

 いや、私のスペルカードは虚人「ウー」であって、平仮名じゃないし☆もない。
 あんな風に鳴くのって(二次創作じゃ)一人しか知らないし。

 つーか、正直。
 あったとしてもどういうのか想像がつかないんだけど……。
 なんか使った瞬間時空が傾いてカオスな事になりそう。

53 名前:名無し客:2009/12/07(月) 01:09:48
/^o^\フジヤマヴォルケイノ

54 名前:名無し客:2009/12/07(月) 01:27:19
蘇るたびに強くなる不死鳥はまだ最強になれてないんですか?

55 名前:名無し客:2009/12/07(月) 03:33:02
カイザーフェニックスは撃てますか?

56 名前:名無し客:2009/12/07(月) 07:06:33
科学忍法火の鳥は(ry

57 名前:名無し客:2009/12/07(月) 17:24:12
健康マニアの焼き鳥屋って、いかがわしい職業ですね。

58 名前:名無し客:2009/12/08(火) 00:13:31
人間の肝に異様なこだわりを見せる女だと聞きました。

59 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2009/12/19(土) 21:36:28
 っとと、ごめんお待たせ。
 色々と水面下で動いてたから滞っちゃった。
 しばらくはまったり進行で。落ち着いたらageるよー。


>>53

 フッジサーン。……誰が考えたんだこんな顔文字。
 まあさておき。個人的には火山の噴火が一番、自然の猛威がわかりやすい気がするわね。
 人の手を離れれば離れるほど恐ろしい、ってこと。

 ……実は噴火してないんだけどな、アレ。
 どっちかってーと、夕日に見える富士、だね。モチーフにしたのは。
 爆発する弾は、沈んでいく夕日……っても、火山弾にも見えるけど。
 まあ、細かい解釈についてはそっちに任せようか。
 いちおう意味はあるけど、全部を語っても興醒めだしね。

 ん? やっぱ聞きたい?
 それじゃ、気が向いた時にでも。


>>54

 ……最強の定義にもよるなぁ。たしかに強くはなってるけど。色々。
 私は、最強って言うのは個人に与えられるじゃなくて、人類って種の最先端を走ってる
グループ集団みたいなもんだと思ってる。それぞれ手法も背景も時間軸も違うけど、でも
一つの究極系を目指して疾走してる。
 体術でも魔法でも科学でも、その前提は変わらない。木の枝を端っこから幹まで辿って
いくようなもんだって考えると分かりやすいかな。そうして、それぞれのポテンシャルの
限界へ到達した、あるいは最も近い連中を、その時点の最強って呼ぶなら最強ってことに
なるだろうね。世代が変わったら、誰がその定義にふさわしいかってのも変わるけど。

 ……ま、そういう意味じゃ私は……先頭集団に近いところには居るかも知れないけど、
最強には程遠いだろうね。知り合いに何人かブッ飛んだレベルで強いのも居るしね。正面
から勝負したら勝てそうに無いのもそこそこ居る。


 ただ、それでも必要があるなら勝つよ。
 もし私だけの最強があるとしたら、それは「不死」だもの。
 蘇るたびに強くなる、誰にも真似の出来ない、私だけの奇跡だ。
 相手を倒すまで何度でも立ち上がれるなら、千、万、億の数を超えたとしても、倒せる。
 私は、私の心が生きてるなら、絶対に負けない。


>>55

 別のボスの技じゃんそれ。


 ……つーか理論も体系も技術も違う魔法だしなー、あっちって。
 形を真似るだけなら 不死「火の鳥 ‐鳳翼天翔‐」 とか、そういうスペルカードで
やってるけど、根っこからとなると正直むずかしい、ってか面倒だね。
 人間、全く新しいものを覚えることはけっこう難しいのさ。子供ならともかくね。
 やるとしたら今まで自分の得てきた知識を全部捨てるつもりでやらないときついかも。


 ……え、まだ子供って、私が?
 ……そうかな。薬飲んだのが元服手前だったんだけど、私。
 んー、そんな子供っぽい? あれから外見も随分変わっちゃったんだけど。
 ちょっとイメチェンでもしてみようかしら……。

【当時の成人年齢は15歳でした】


>>56

 消失バグで帰ってくれ。


 ……まあ、冗談はさておきとして。
 こっちはどんな……って単にものすごい速さで体当たりするだけじゃないか。
 振りかぶってぶん殴るだけ、に通じるシンプルな暴力ね……まあ、シンプルで強い方が
いいのかも知れないけど。

 まあ、率直に言うと無理。私そんな速く飛べないし。天狗なら行けそうだけど、「焼き
鳥になっちゃうじゃないですか」って言うだろうねぇ、きっと。


>>57

 ……うん、我ながら妙なことを言ったもんだと思ってる、流石に(苦笑)
 でも他に思いつかなかったのよね。殆ど不意打ちみたいに質問されたのが最初だし。
 まあ特にツッコミも無かったからそのまんまで通してたけど……そろそろ変えようかな。

 改めて名乗るとしたらー……そうだなぁ。
 あ、本気で忍者とか言ってみようかなあ。心得は一応あるし。手裏剣とか投げられるし
火遁とか微塵隠れもできるから、嘘は言ってないわね。


 ただの弾幕とかスペカとか自爆とか言わないように。
 同じようなものじゃない。結局は。

60 名前:名無し客:2009/12/20(日) 07:49:56
ていうか、定義によっては立派に忍者なのでは。

61 名前:名無し客:2009/12/20(日) 20:08:16
てるよを即殺できる程度まで強くなるにはあとどのくらい死ぬ必要がありますか。

62 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2009/12/21(月) 00:46:04

 ……ちょうど良さそうなのがなかなか見つからないな、服。(某絵サイトを見つつ)
 間に合えばいいけど。


>>58
 肝は肝でも肝試しの肝、よ。
 というかその前に一度か二度しか言ってないじゃない、このフレーズ。
 流石にそれは曲解ここに極まれり、って奴だよ。

 ……関係がないわけじゃないけどな。
 蓬莱の薬って飲んだ後は肝の臓に溜まるらしいから、そいつを食えば不老不死になれる、
らしいよ? まるで人魚の肉みたいな話だが……まあ、あの薬屋が言ったことだ、嘘では
ないだろう。




 ……ああ、もちろん、誰かに食わす気はないけど。
 永劫に苦しむのは私だけでいい。永劫を手にするなら人を外れてはならない。
 楽はするな、そして目的もなく不死を求めるな―――そういうことだよ。
 死にたくない、だけじゃ足りないのさ。この重荷を背負うには。


>>60

 ……まあ、立派に忍びだよねぇ。やっぱり。
 そんなような仕事をした覚えは一度も無いけど。
 まあそもそも忍術とかの技術自体、陰陽道や修験道、密教の流れを汲んでるからね。
 体術にしても根源に忍術の影響が残ってる流派もあるし、まあ、全部ミックスして習得
してる私がそう見える、ってのもおかしくは無いかな。

 ……あー。うん。そうだね。
 本気でもう、忍者でいいかな。

【マジで!?】


>>61

 ―――出来るよ。
 今でも殺せる。こちらに気づく前に殺れるよ。昔はそんな感じだった。
 でも、それはもう意味が無いんだよ―――私たちに限っては。
 『死』って決着が無いわけだからね。結果は変わらない。全て元通り。
 どれだけ殺してもあっさり復活されるんじゃ、奇襲しようと闇討ちしようと無意味だ。

 だから私たちの殺し合いは過程が大事なんだ。相手の術を見切って突破し、完全に攻略
する。相手の式を力の限りで撃ち破り、力の限りで退ける。互いに加減しないから結果と
して死んでるだけで……うん、やってることは他の連中と大して変わらないんだよ。

 そもそも、たまに他のモノで勝負したりしてるしな。囲碁とか将棋とか釣りとかカード
ゲームとか色々。最近は妖怪の山の方からテレビゲームとかいうのが来てるから、そっち
で勝負することもあるね。


 ……まあ、なんだ。
 昔のやり方とは大きく変わってはいる、かな。
 少なくとも、血を流す量はダム一杯からバケツ一杯くらいにはなったよ。

 ……たぶん、まあ、いいことだとは、思う。この変化は。
 面倒なことは相対的に減ったし、刺客も最近はほとんど来ないしね。



63 名前:名無し客:2009/12/21(月) 01:10:52
久しぶりに見に来たら来てたー

焦らない焦らない、一休み一休み
つ【緑茶と饅頭】

64 名前:名無し客:2009/12/21(月) 09:50:58
勝負といえばですなー、幻想ノ宴というカードゲームがありましてだね?

もこたんのカード軒並み呪力燃費悪いんで輝夜さんの呪力潰しに封殺されちまいます……。
助けてくだしあウボァー

65 名前:名無し客:2009/12/21(月) 18:15:26
あなたはコンティニューしすぎなのさ!

66 名前:しっとレディParsee ◆envyBdLf1k :2009/12/23(水) 21:23:34
                             |
                             |
       {    !              |
ィ彡三ミヽ  `ヽ       _,,.. --─ ‐-- |
彡'⌒ヾミヽ   `ー   ,. '"´         |
     ヾ、       /           |
  _    `ー―'/         ,       .| このスレは
彡三ミミヽ      i   /   , 〈  /  i .|
彡'   ヾ、    ._!   !  _/」_ハ ハ_,.ノ-.| 橋姫に
      `ー '   '、 l ,/ _」_ レ':::::;:-r‐‐|
 ,ィ彡三ニミヽ  __ \_Lノ´i,_リ':::::::::::::::ゝ-.| 嫉妬されて
彡'      ` ̄    ノ ヽハ ´  '     .|
      _  _ .(    ゝ、   っ    | います
   ,ィ彡'   ̄    `)'´ヽノ、`> 、, _ ,. . |
ミ三彡'        /⌒ rァ''´ |ヽ、〈こノ_,|
       ィニニ=- '    ./  / l >/ l l(二つ
     ,ィ彡'      .<´x ヽ、| i./  !(二⊃
   //        /\,X V 〈   |__ ト、二)
 彡'       __,ノ   iヽ、i  | >ー-'/`ト-'
        /          | .〈 ‐-V<∠,_  |

67 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2009/12/24(木) 19:50:52
待機、と。
今のうちにさくっと導入だけ書いておこうかな。

>>66
(涼しい顔で受け流す)

68 名前:名無し客:2009/12/24(木) 20:16:32
神社に置いてあったあなた宛のお届け物です。


Mery・Christmas.妹紅と書かれたカードと中華風アーモンドクッキー

69 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2009/12/24(木) 20:17:17
http://charaneta.sakura.ne.jp/ikkoku/img/1240408394/69.jpg (30KB)
(ttp://charaneta.sakura.ne.jp/test/read.cgi/ikkoku/1233761146/206)

豪華客船の私は大体こんな感じ。
やっぱ絵の描ける人はすごいと思う。

向こうで貼らなかったのは何か雰囲気壊れそうだったから(苦笑)

70 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2009/12/24(木) 20:20:50
>>68
 おおう、わざわざありがとー。メリークリスマス。

 そういやあっちにはまだ顔出してないね。
 ……流れ早くて辛いってのもあるけど(苦笑)
 しっかし、衰えないよね、勢いと人気。
 私も長い方だけどびっくり。


71 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆lugCyhyBQs :2009/12/24(木) 22:38:15
>豪華客船

ここまで妨害酷いとは思わなかったッ!
お前らそのやる気を女(男)漁りに向けろよ本気で! 勿体無いッ!

72 名前:名無し客:2009/12/24(木) 22:46:40
抵抗勢力は協力勢力だってどっかの総理も言ってたよ!

73 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆lugCyhyBQs :2009/12/24(木) 23:37:09
http://charaneta.sakura.ne.jp/ikkoku/img/1240408394/73.jpg (144KB)
(イメージ図)

74 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆lugCyhyBQs :2009/12/24(木) 23:41:24
で、まあ、恥ずかしいけどドレス。
最初はどっちで行こうか迷ったけど、両方使おうぜ!ってことで。

75 名前:名無し客:2009/12/24(木) 23:45:43
うむ、似合ってるな。

さて、現像してくるか

76 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2009/12/25(金) 00:11:20
やめい。
こんな写真まかれたら恥ずかしくて表に出られんわ。

77 名前:名無し客:2009/12/25(金) 01:06:19
キャーモコターン

|)))

78 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2009/12/25(金) 04:09:14
そこで嫉妬に繋ぐのかッ……!!

>>77
な、なにがいいたいんだよ、ばか。

79 名前:名無し客:2009/12/25(金) 10:22:36
…この場所でこの文章量…素晴らしいと言うべきか、よくやるよと言うべきか。

あ、写真出来上がりましたよー。アルバムにでも挟んどけ。

80 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2009/12/25(金) 21:48:41
>聖夜スレ

 ……せめて、終わってから書いてよ……盛大に吹いちゃったじゃない……(何)

>>79
 まあ、うん。馬鹿なんで。
 一度決めたら最後まで全力疾走するタイプだから。

 ……何時の間に現像まで……ばら撒くなよ? 絶対だぞ?
 ―――ま、ありがと。大事にとっておくことにするわ。

81 名前:名無し客:2010/01/02(土) 13:51:31
あけましてもこたん
今年の抱負でもあればどうぞ

82 名前:名無し客:2010/01/06(水) 00:47:07
紅の自爆隊

83 名前:名無し客:2010/01/06(水) 23:54:09
【イルまで届け、不死の愛】が、もうちょっとカッコいいタイトルになって帰ってきた!


『 − 男なんてみんな狼なのよ 〜 助けて! シャイニングナイトホウライマン!』


豪華客船でまだまだ放送中!

84 名前:名無し客:2010/01/12(火) 23:26:17
放った刺客で妹紅を殺せたら、その次の日から私は本気出す。
ってお姫様が言ってました。

85 名前:名無し客:2010/01/13(水) 21:17:52
東方の主人公は霊夢だけでその他のプレイヤーはロックマンXシリーズにおけるゼロやアクセルみたいなもんだと思うんですがこの考えはどうでしょう?

86 名前:名無し客:2010/01/13(水) 22:02:06
新たな呼び名としてキャーモコチャーンを流行らせようと思います
人気が増えるよ!やったね、モコチャン!

87 名前:名無し客:2010/01/14(木) 13:43:49
Exボス=金髪銀髪の法則が初めて破られましたな。
寺には足を運びましたが……何あのめっちゃ良い人オーラ。

88 名前:名無し客:2010/01/22(金) 03:21:10
>金髪銀髪
実は2作目で既に破れているという事実

89 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2010/07/08(木) 00:09:29

さて、じゃ。ずいぶん遅くなったけど。
また始めようか。

>>81
初志貫徹。
……一応、出来てる、かな。うん。
なんとか復帰までこぎつけたし。


>>82

そこは私が六年くらい前に通過した場所だ。
……つかさー。自爆キャラもそろそろマンネリなのよね。
何か新しいキャラクタライズが欲しいところだと思うんだけど、どう?(何)


>>83

 待て。内容はともかくタイトルは止めろ。
 せめて仁義なき戦い-千年紀十字軍-とかそのくらいで。


>>84

 無理だろ。


>>85

 まぁね。
 でも、必要な連中。
 そうでしょ?

 欠けて良い奴なんてそうそういないよ。世の中はね。


>>87

 ヤバいよね。生き仏みたいな。
 あの人を怒らせられる人がいるなら見てみたい。


>>88

 そういえばそうだねー。
 ……ん? 二作目って旧作から数えて?
 Winからなら別に金銀で統一されてたような……。
 あ。閻魔様は除く。



90 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2010/07/08(木) 01:06:05
さて、再始動したはいいけど。
どっから突っ込めばいいんだマジで(何)

イルったらはしゃぎ過ぎだろう常考……。
割り切って見なかった事にするのも手だけど面白そうなのがまた癪だな。
ま、気が向いたときに拾うのが一番かなあ。


91 名前:名無し客:2010/07/08(木) 06:52:01
あちらの家族関係は良好にやれてますか(何

というか幻想郷と生活スタイルが掛け離れてても慣れました?
ファッションや移動手段はまったく違うでしょうし。

92 名前:名無し客:2010/07/08(木) 11:06:03
帰ってきて早々ノロケて見せるとは飛ばすじゃないかもこたん。

93 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2010/07/13(火) 02:27:11

>>91
概ね。
多少の衝突は覚悟してたけど、存外そうでもなかったよ。
フィーちゃんやミハルちゃんとは顔見知りだったし、ヴァチカンでもセシルやルーツィアさんたちが居たから。
意外と早く溶け込めた、と思う。うん。

……決闘まがいの事は何度かやる羽目になったけど(何)


>>92
 そりゃお預け喰らってたからね。やる気も溜まるってもんよ(何)
 ……ま、とりあえずは準備とかしとかないとね。
 いささか文章から離れてたし、リハビリもしときたいな。



94 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2010/07/13(火) 02:43:31
 備忘を兼ねて余談一。

・近いうちに人里へ移住
・イルのところへは空かっ飛んで行ってるので時折UFOが日本近郊で目撃されるとか
・ヴァチカンでは紛争調停をメインに活動。交渉から力押しまで何でもこなす
・イメージとしてはスプライトシュピーゲルIVの人たちと同じようなやり方で世界を変えることに

・慧音は私より強い(剣術話
・使ってる刀は則宗。細身の直刃に近い小乱れ刃。匂い出来。
 銘に二文字の名と共に菊が切ってあるのはとある上皇への献上品だったから。歴史に存在しない幻の一刀。
 献上前に上皇が崩御したため、偶然匿われていた自分が代わりに譲り受ける事に。
 妖怪退治の最中で妖怪を斬り続けているうちに霊気を帯びて斬魔刀と化した。
 具体的には傷がついても勝手に直ったりするそんな妖刀。




 ……あとで変わるかもしれないけど、ま、こんなとこかな?
 話半分くらいで聞いて頂戴。



95 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2010/07/13(火) 03:03:28

余談っつーか与太だな、これ。
まあ、唯一神様と斬り合って平気な刀なんてそうそうないしね。
このくらいのアレは許されるよね、たぶん。

……不遇に身罷った天皇で唯一「徳」の字を使わなかったあの人。
こいつを私にくれたのも、そういう意味があったのかな。
なんて、ね。


96 名前:名無し客:2010/07/13(火) 03:36:42
えっ
相手の武器ごと頭突きで突破するのが先生の戦闘スタイルでは(何
そういえばあの草薙の剣はオリジナルなんですかね。

97 名前:名無し客:2010/07/13(火) 05:07:13
ドクターボンベがけーねの角を削って刀にした
まで読んだ

98 名前:名無し客:2010/07/13(火) 07:54:38
家族関係…
「藤原さん……噛みました、姉さん、お早うございます」
こうですね。

>人里
案内なしで竹林の遭難者が増加したりしませんか。
相方来ないなら引っ越さなくてもいい気がしますが。
神父が行くこともあるんでしたっけ。

99 名前:名無し客:2010/07/13(火) 14:25:18
地獄にも喩えられた平安・鎌倉の動乱と、今も地獄と呼ばれるような紛争地域。
今、両方を見ている人間として、どちらがより凄惨と感じますか?

100 名前:名無し客:2010/07/13(火) 14:26:16
100ならけーねの角が3本になる

101 名前:Kresnik ◆WEISS0lzjQ :2010/07/15(木) 01:00:25
 
 ……どのへんにあるんだったかな、結界って。
 
 上白沢がお前よりってのは……ま、正直意外だけど、そういえばあいつも俺よりずっと
年上なんだっけな。
 刀、なぁ。あくまで文献で知ってる程度だけど、菊御作ってヤツかな。
 凄い愛刀家だったらしいしさ。
 後鳥羽上皇って、俺にしてみたら本気で歴史上の人物以外の何者でもないけど。
 
 多少は馴染み深いのは兼定か孫六だけど……んー。アレだな。
 一度、今の作刀を見に行くってのもいいかもな。
 デートにゃ少しズレ気味だけど、美術館巡りと大差ないだろ。……たぶん。
 

102 名前:名無し客:2010/07/16(金) 16:37:42
銃とか慣れました?

レーザー余裕な世界の住人としては実弾は驚異でもないでしょうか(当たっても死なないけど)

103 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2010/07/18(日) 21:42:31
>>99

 地獄と地獄を見比べても違いなんて無いでしょ。
 ……あるとすれば、すでに終わったか、終わってないかってくらいよ。
 終わったものはそこで止まるけど、終わらないものは今もなお屍山血河を築き上げる。
 だから苦しむ人がいて、それを知る人がいる。四苦八苦は廻って遍く全てに痛みを与える。

 なら、やることは一つ。そうでしょ?
 私に何か出来る、っていうなら尚更ね。


>>100

 表に出ろ。


>>101

不確定ならあちこちに。寺社仏閣の一部や、山中海中問わず。
自殺しようとしたらこっちに流れ着いちゃった、なんて人もいるみたいだよ。
まあ要するに、外からすれば彼岸に近づいちゃった人物が引き寄せられるんじゃないかな。
早苗さんとこが、神社や神様ごとこっちへ来たみたいに。

ああ。慧音か。うん。
……その、なんだ。流派は不明だけどとにかく負ける。
打ちかかった次の瞬間には逆に自分が吹っ飛んでるし、こっちが返し狙ってもまとめて吹っ飛ばされるというか。
草薙の剣に関連した奥義らしいんだけど……なんだろ。私の一の太刀に似てなくも無いというか。
私が知ってるよりもっと古い剣技なのかも。失われた神代の剣って奴かしら。
まあ、だから純粋に剣で勝負したら勝てないなぁ……。
弾幕ごっこ全盛の今じゃ必要無い技だ、って本人は笑ってたけどね。

あ、年は私より若い方だよ。白沢になったのは後天的らしいし。それでも数百年レベルだけど。

>いちもんじのりむね
ああ。うん。ミハルちゃんに聞いたらすごい値打ちがついてたとかなんとか。
特に則宗の作で御紋が入ってるのは現存してないって。
私は単純に綺麗だなーとしか思ってなかったというか普通に振り回してたよ……。
まあ美術品として本格的に見られる前の時代だけどさ。

>現代刀
あ、いいねそれ。私も見たいかも。
一時廃れかけたけど、現代でもまだ刀匠がいるって聞いてたし。
一文字の流れも形を変えて生き残ってるみたいだし、うん、見て回るのもいいかな。


>>102

慣れたも何も……種子島の時代でとっくに知ってるわよ? 銃の類は。
何度か扱った事もあるしね。弓とかの方が扱い易かったからそっちメインだったんだけど。

現代の進歩っぷりにはびっくりだったけど。なにあれ変態過ぎ。
ブローバックの構造とか良く思いつくわよねマジで……。



104 名前:名無し客:2010/07/18(日) 23:17:43
表に出た
指示をくれ隊長

105 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2010/07/18(日) 23:23:18
>>104

よし。決闘だ。
お互い背中合わせで三歩進んだら振り向いて撃つ。
速ければ勝ちだ。

OK?

【ええええええええ!?】

106 名前:名無し客:2010/07/19(月) 18:32:47
現代のライフルだと天狗の速度にも追い付きそうなのありますねー。
でも弓矢を使うメリットってなんでしょうか。弾幕より破壊力は上?

107 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2010/07/19(月) 19:42:17
>>106

ま、破壊力については、そりゃね。遊びじゃないもの。
弦を硬く張った、優れた素材の長弓なら、当たれば腕の一本くらい簡単に吹っ飛ぶわよ?
ただ弓といっても地域や素材で大きく変わるから、一概に有利不利は言えないかな。
イングランドの方だと長弓は数を揃えて面制圧することで威力を補ってたわけだし。

それを踏まえて。
まあ、純粋な射程距離、威力、利便性を考えると、今は銃の方が有利っちゃ有利ね。
局所的な状況によっては弓が有利だろうけど、そういうのは稀だし。
なにより銃はアレだ、技術に任せて発展しまくってるのが最大のメリットだね。
改良を重ね工夫を連ねて性能を上げ続けられるってのは脅威だよ。


ただ、弓はね。音がほとんどしないっていうのが一番の利点かな。
銃にも消音する道具があるみたいだけど、アレよりもずっと小さいと思う。
弦の弾ける音、矢の風を切る音だけで、相手に打撃を与えられる。
居場所を悟られないって言うのは大きな優位になるんだよ。

後は、こっちは妖怪退治に関連するけど、いわゆる呪を付けやすいのよね。
神代にも頻出する武具だし、なにより弦を弾く動作だけで儀式を形成できるのは大きいよ。
世界中の何処の神話にも出てくるから、破魔や呪殺系統の触媒にはうってつけね。
銃の場合は……んー。出来なくは無いだろうけど。
歴史の重ねが浅いから、即応で式を打つのは難しいと思う。

こんなとこかな。専門でやってるわけじゃないから適当だけど。
ま、でも弓だけに拘るっつーのは無いよ。単純に今はそれが便利だから使ってる。
幻想郷じゃ火薬はまだまだ貴重だしね。銃も猟師が少し使ってるくらいだし。
例外があったとしてもコレクション目的以外で使う奴は居ないと思うなあ。
妖怪にゃ式でも憑けてない限りは効かないだろうし。

だから、必要があれば鉄砲も使うよ。
必要があれば、ね。



108 名前:名無し客:2010/07/19(月) 19:53:05
状況なんか考えずひたすら大砲撃ってそう

109 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2010/07/19(月) 20:00:26
>>108

あんなもん持ち歩けるか。

……現代だと似たようなのはあるみたいだけど、私は要らない。


そんなの無くても人は殺せるし、妖は狩れる。
そういうことね。


110 名前:名無し客:2010/07/19(月) 20:03:29
鬼連中より妹紅の方が筋肉モリモリマッチョマンの変態なイメージがあるんだよな
なんでだろう

111 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2010/07/19(月) 20:13:27
>>96
たぶんオリジナル、っつか初代ね。
壇ノ浦で沈んだのを慧音のご先祖さんがこっそり引き上げて保管してきたらしいよ。
今、熱田にあるのは御霊分けして同じ力を持たせた二代目の草薙ね。
……残り二つの鏡と玉は失われた時のための予備として作られたらしいけど、詳細は知らないなあ。
暇な時、慧音にでも聞いてみるか。


あとそのスタイルはおかしい。
それと>>97も。そんなもの作ってどうする気だ。
白沢の角とか相当霊験ありそうだけどダメだ。私が許さん。


>>98

 ……ああ、メアリさんか。嫌いってワケじゃないんだけど……妙に敵対心が伝わってくるような。
 まあ、うん。胸中複雑なのは分かる、かな。いわゆるブラコンファザコン的な意味で(何)
 ……ま、アイツにとって大事な家族なら、私にとってもそうだからね。
 傷つける気は無いし、させる気も無いよ。


 でも、姉は……んーむ、なんか、ちょっと合わないな。
 見た目だけなら私のほうがお姉さんって呼ぶ方がしっくりくるっつーか。
「メアリお姉ちゃん」とか……えー、と。どうだろう。無理かな。


>>110

いや流石に其処まで鍛えてないっつーの。
鬼はアレだよ。人間と違って見た目がそのまま性能に比例しないんだよ。
あの細腕で山を砕いて谷を埋めるんだぞ、あいつら。存在が色々とおかしい。
比べちゃいかんよ。

私は……まあ確かに普通よか筋肉ついてるけど、そこまでゴツいかなぁ。
むむむ。つーか最近はずっと武闘派人生送ってたからそのせいもある、かな?


……イルとのデート、前倒しして誘ってみようかな。



112 名前:名無し客:2010/07/19(月) 20:34:26
姉ポジションのまま兄嫁が(外見だけ)年下と申しましたか。

というか、神父以外の家族に自分の正体は明かしたんでしょうか。
一歩間違うと神父が見た目ロリの少女を伴侶に連れ帰ってきたことになりますが(ぇ

113 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2010/07/19(月) 20:42:09
http://charaneta.sakura.ne.jp/ikkoku/img/1240408394/113.png (89KB)
>>112












 それも微妙よね……うーん。さじ加減が難しい。
 嫌いじゃない人なんだけどね。ホントに。

 ……んー、まあ、それは、その。
 フィーちゃんあたりは気づいてるかも知れないけれど。
 でも、隠しっぱなしじゃアレだしね。決心ついたら話す、と思う。

 ロリとかの問題に関しては……まあ、見た目コレだけ変わってるし。
 身長伸ばすくらいならたぶん……。



114 名前:名無し客:2010/07/19(月) 20:45:41
合法ロリって最強じゃね? 婚姻的な意味でも。
あ、そこの貴方は扉開かないでそのままひなげしの丘に帰ってください。

115 名前:名無し客:2010/07/19(月) 21:34:39
え、それ公式ですか。

116 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2010/07/19(月) 22:16:51
>>114

まあ、ごく一部の人には神の贈り物だけど……。
イルはそっちのケは無いはずだし……意味は無いかなあ。


>>115

うん。公式。小説版儚月抄の挿絵。



117 名前:名無し客:2010/07/19(月) 23:20:42

 妹紅ゥァ。


118 名前:名無し客:2010/07/20(火) 07:29:40
てるよの髪は黒いよな
そうかストレスか

119 名前:名無し客:2010/07/20(火) 07:32:30
身長やスタイルは変わってなさそうだし、髪染めてグレただけなんじゃないかしら。

120 名前:名無し客:2010/07/20(火) 09:07:20
弦を鳴らすだけでお祓いに使われるんでしたか>弓
現代の武器職人にも鬼に通用する武器を作れる人はいるんですかね。

>見た目
近所が大変そうな。
「神父さんの妹さん?え、妹じゃなくて奥さん…(フェードアウト)」
紺菜。

121 名前:名無し客:2010/07/20(火) 09:14:48
てるよやけーねは相手がアレでどう思ってるんでしょうか。
ホントにあんなんでいいの?大丈夫なの?みたいな心配してないんですか?

122 名前:名無し客:2010/07/20(火) 09:43:02
外見だけならもこたんの髪と目の色はえーりんに近いですが、
恐らく最古の蓬莱人のえーりんに次ぐてるよより、もこたんがえーりんに近い外見なのは意味があるんでしょうか。
そういえばどこかのメイドさんも同じ色でしたが。

123 名前:名無し客:2010/07/20(火) 12:38:54
色塗り忘れたんだよ
言わせんな恥ずかしい

124 名前:Kresnik ◆WEISS0lzjQ :2010/07/20(火) 20:42:26
 
 髪とか目……なぁ。
 個人的な要素とか薬に原因を求めるんじゃなきゃ、あー……時間って概念の操作そのものが影響して
るとか、もしかしたらそんなことがあんのかな。
 前に聞いた話じゃ、その類の能力に突出してるのがくだんのお姫様だったらしいからさ。
 副作用からなにから抑え込めてる――とか、まあ、どうでもいいか。
 妹紅はいつだって今のままで最高だしな!
 
 メアリはほら、いや、あいつは……ええと。
 うん。
 慣れてないんだよ、単に。
 人見知りが激しいワケじゃないんだけど、まあ、アレで結構神経細――、じゃなくて、割合に繊細な面も
あるってことなんじゃないかな、と思ってる。
 
>上白沢
 
 そりゃもうアレだな。
 流派とか存在しないくらい以前の『技術』なのかもな。
 その経緯だけ辿ると神道系の神官剣術なのかもしれないけど……アレだな。
 鹿島の七流以外でもそんな例があったってことかもな。
 数百年の度合い次第だけど、剣術成立以前の剣術か、一子相伝の技術か、ま、そんなのか。
 今度会ったら俺も聞いてみたい話だな、それ。
 うん、雑談の類で。
 それくらいはしてくれるだろ。
 
 だから>>122に言われるようなヒドい認識は受けちゃいねえ!
 いねえんだよ!
 
 則宗は……まあ、振り回していいような刀じゃあねえからな……。
 メアリだったら卒倒しそうだ。
 今残ってる則宗自体、千七百万から二千万クラスのモンばっかだし、なんつーか、もう、すげえ。
 
 ん? あ、え。マジで?
 ええと……そ、そんじゃほら、ええと、あ、ああ!
 アレだ。アレがあった。刃物祭り!
 デートにゃ字面から言ってもう全然アレだけど、観光客も多いっぽいし……わ、悪くない、かな。かな?
 
>>107
 
 中世半ば以降までは破壊力そのものも弓矢の方が大きかったしな。
 マスケット銃の殺傷能力の低さは折り紙付きだった。
 だからこそ、相手を威嚇する火薬の音、って要素は心それだけ理効果として大きかったんだろうけど。
 ……その点、そんな武器を実用段階にまで引き上げた種子島はすげえな、って思うけどさ。
 弾丸が通じるかどうかだと、どうなんだろうな……お前や咲夜さんに聞いた範囲で言うなら、ある程度の
運動エネルギーがあれば妖怪って種にも効果はあるような風だったけど。
 
 ただ……銃が似合う似合わないの話じゃないが、あんまお前には持たせたくねえかな。
 
 
 
 ……しかし一気に賑わってるな。
 うん、目出度い。
 その分……なんていうか地下スレじゃないし、こうしてカオ出していいのか迷うとこだけど。
 

125 名前:『永遠のお姫様』蓬莱山 輝夜 ◆IsHr8Vfvm. :2010/07/21(水) 00:32:49
>>121

心配するにきまってるでしょ!!

私という者がありながら、男にうつつを抜かすなんて許せない……!!

というのは半分冗談だとして。

基本的にはお好きになさい、としか言えないわね。
妹紅だって子供じゃないんだし、自分で選んだんだから、
それなりに責任を果たすつもりはあるってことでしょう。

まあ。私はあんまり神父さんのことを知らないから、
どうしても心配しちゃうのかなぁ、って思うけど…それは今更だしね。
とりあえず、神父さん。

妹紅を泣かせたら私の全力をもって
そのうち考えるのを止めたくなるような目に遭わす!
覚悟して妹紅と良いお付き合いをなさい、良いわね!

あと、ここから下は妹紅へ。
神父さんと仲良くするのは良いけど、
たまには幻想郷(本スレや神社スレ)にも顔を出してね。
きっと、貴方を待ってる人がいると思うから。
…個スレをもった時点で、あんまり本スレに
来る気はないって意思表示なのかもしれないけれど…一応、私の思いを伝えておくわ。
それじゃ、お幸せにね。ばいばい。

126 名前:『永遠と須臾の罪人』蓬莱山 輝夜 ◆3nKAguYAXE :2010/07/21(水) 00:33:48
あ、↑のレスは私ね。
変なトリップになっちゃった…恥ずかしい。

127 名前:Kresnik ◆WEISS0lzjQ :2010/07/21(水) 01:20:52
>>125
 
 あ、や、え?
 む……おう。
 それはだから……ああ、もちろん解ってるよ。
 
 ……想像と全然違う反応で面食らったけど、そこらはまあ、言われるまでもなく。
 どんだけ頑張ってみても泣かせられる情景すら想像できないしさ。
 俺は妹紅があんたと殺し合ってた頃、ってのはそもそも知らない訳だけど……なんだな。
 
 こう言っちゃなんだけど、少し安心した。色々と。
 宜しく、ってのはヘンな気がするし、俺が言うのは順序があべこべなんだろうけど……。
 妹紅とはこれからも頼む。
 
 ……なんか違う気がするけど、違っててもいいような気はするな。
 
 だから……まあ。
 いずれ菓子折り持って挨拶でもしに行くよ。
 もちろん、そこが迷わずに済むような道になってるなら、だけどな。
 

128 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2010/07/21(水) 01:32:37
>>117

なんだよ。
妙なアクセントで名前呼ぶな。


>>118

……あながち否定できないのがどうにも……。
実際、思い出したくない体験も燃やしたくなるほどあるしね。
当時の私はまだ覚悟が甘かったんだろうと思うよ。
箱入りっつーか、籠の中の鳥だったってのは事実だし。


>>119

いやグレるって。グレるって何よ。
あの頃に脱色用の染料とか無いわよ?
純粋に白髪……から微妙に変化して銀髪ってトコかな。

変化分はたぶん、妖術とか扱えるようになってからだと思う。
わが身を炎に、眩き刃に、月をも焦がす紅に。
魂と精神は不可分だから、心理的な変化も影響してるんだろうね。


>>120

 うん。蟇目とか鳴弦とか、現代でもまだ残ってた気がするけど、知らない?
 武器は……んー、素材さえあれば何とかなるんじゃない?
 そもそも剣を打った人と、呪をかける人が別でも問題は無いしね。
 ただ、鬼とかその辺のレベルだと、相当強い呪をかけても平気な剣じゃないとキツいかな。
 そもそも真っ向勝負して勝てるような相手じゃないし、普通は。


>>121

 慧音はまあ、私が説得っつーか色々話をしたら納得してくれた。
 元々、面識はあった相手だしね。

 輝夜は……まあ、うん。これからだろうね。
 頑張る。


>>121

 ……銀は月の象徴でもあるから、まあ永琳の方は分からなくもないけど。
 あいつ、下手すると天地創造以前から居たんだろ? だったらまあ、不思議じゃない。
 私の場合は……そもそも生まれも育ちも状況も違うからなぁ。
 似てると思ったこともないし、向こうもそうだと思うよ。
 強いて言うなら他人の空似?

 メイドさんの方は良く知らないけど……そういや銀髪自体、あっちでも珍しいんだっけ。
 北欧系でごく僅かに見られる、とかいう話みたいだけど。


>>123

 ちょっと神主と飲み比べしてこい。徹夜で。



129 名前:名無し客:2010/07/21(水) 01:43:55
妹紅の髪型はアフロであるべき
ドリフ的に考えて

130 名前:名無し客:2010/07/21(水) 19:07:17
普段やりとりするメールの中身はどんなですか。

131 名前:名無し客:2010/07/22(木) 17:50:23
食生活の変化はよく言われることですが、
現代の料理について感じることは?
サプリなど現代の象徴だと思いますが。

132 名前:名無し客:2010/09/03(金) 01:32:52
痛い〜死なないけど痛い〜と言ってしまうような経験は最近ありましたか。

133 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2010/09/19(日) 23:58:20
さて、それじゃ今日はこっちで。

>>125

誤解招くような事を言うんじゃねェーッ!!
そもそもお前とはそういう関係じゃねーから!

……ま、そりゃね。無責任に決めるような事じゃない。
色恋沙汰は軽薄に、惚れた腫れたは秋の空と移ろうモノだけど。
私は―――アレだ、その生涯の全てと付き合ってくと決めちゃったんでね。
だってほっとけないだろ。
あれだけ優しくて優しすぎて自分さえ壊しかねないような奴。


で、なんだ。
ほれ、復帰してやったぞ。
だから早くお前も戻って来い。
張り合い無かったんだろ? 待ってるよ(ニヤリ


>>129

私は芸人じゃねえよ。
というか、その手の話はもはや有名過ぎて何番煎じか分からないだろ!

……しっかし、今の今まで通じるってのは偉大よね。
芸は身を助く、とは昔から言うけど、歴史や人の言葉にさえ刻み込まれる芸は神業でしょ。
それだけ真摯に、一心に打ち込んだんだろうね、あの手の芸、って奴は。


>>130

ん? 別にそんな変わった事は。朝のおはよーとかご飯どうするー? とか。
たまに異常なペースでメール来る時あるけどその時はまあ、状況によって。
わざと長考入らせるワードとか話題振ったり、電話かけてちょっと一喝して気合入れてやったりね。

……やー、とことん寂しがりなのかも、存外。
狼って家族とか大切にするタイプの動物だったっけな、そういえば。
孤児院の子たちに慕われてるのも、そういう事なのかしらね。


>>131

ん? ふむ……っても結局は味のニーズとかその辺が関心事になるのが普通だからね。
調理の手間を省く方向に行ってるのは悪い事じゃないと思うよ。確かに面倒だし。
拘る人は自分でやっちゃうだろうし、まあ、変なもの食わそうとしなけりゃ特に。
サプリメントは―――んー。
どうかね。
味気ないのは確かだけど。忙しい人にゃ必携でしょう。
だからどっちかってーとそこまで時間削らないといけない環境に問題を振るべきだろうねー。


>>132

タンスに足の小指ぶつけた。


……いや、地味にきっついんだからな、あれ。
油断してるところにいきなり襲い掛かってくるえげつない行為だからね。
痛みも体感的に倍増するというか何と言うか。



134 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2010/09/19(日) 23:59:19

あ、やべ。上げちゃった。


135 名前:名無し客:2010/09/20(月) 02:51:35
離れて暮らしてる期間の方が長い?
別居が長いと狼さんが寂しがったり寂しさを紛らわせようと傘とか拾ってきたりしそうで心配になりませんか。

でもし、子供が生まれたらどっちの世界に置きたいと思いますか?
行き来させる生活では不自由させることになりそうですが。
先生に預けておいたら里に来る巫女とか魔法使いの影響で退治屋になったりとか(非行フラグ)

136 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2010/09/23(木) 21:45:20
本スレはもう少し待っててね。

>>135

んー、どうかな。なるべく長く空けないようにはしてるけど。
つーかアイツがウチの方に来れば良いんだけど、何か遠慮してるっぽいのよね。
別に気にしなくっても良いのにー。

……あー。そうか。そういう問題があったな。忘れてた。
私はどっちでもいいけど……んー。まあ、当人次第でしかないかなぁ。
元々の仮定が仮定だし。
実際にまだ見ぬ我が子がどんな生き方を選ぼうとするか、だね。

あとあの巫女と魔法使いは絶対に見習わせねー。
明らかに人間としてはダメな部類だろどっちも。

【ひどい言い草だ!】



137 名前:名無し客:2010/09/24(金) 23:57:56
結婚前→この豚バラ煮込みは食べられないよ 出来損ないだ
結婚後→むほほ、むほほ!もひとつおまけにむほほ!

とまあ結婚で本来の性格が柔らかくなりすぎた人もいますが、クールな殺し屋さんは大丈夫ですか(何
>人間として
むしろまともな影響を与えられそうな常識人が住職と先生くらいしかいないと思いますが(ぇ

138 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2010/09/29(水) 16:22:30
>>137

いやぁ、もう手遅れじゃないかな……。
そもそも結婚する前から性格変わって来ちゃってたしアイツ。
常に何かから影響を受けて変わり続けるのは人間の本質だけどね。
ま、それがアイツ自身や、その周りの誰かにとって幸いなら、私は躊躇しないんだけどさ。


……ああ、マトモな奴が少ないのは同意、かな。
後は人形遣いもたぶん、貴重な常識人の部類に入ると思う。
つーか本能的に苦労人タイプ。あいつらとよくもまあ付き合っていけると思うよ。
けっこうああ見えて気苦労絶えないんじゃないかなぁ。

あ。他はアウト。



139 名前:名無し客:2010/09/29(水) 22:55:58
魔法の森関連の質問はあちらのスレ向きとして…、

これからやってみたいことは?
こちらの世界のことでも、スレ運営のことでも結構ですが。

140 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2010/09/30(木) 06:51:08

……またあの傘か……おちおち仕事にもいけないわねぇ。
ただでさえエマージェンシーなお仕事が多いのに。
そろそろ制裁フラグかしら。

>>139

んー、今は。優先事項としては客船の詰めと、wikiの人向けの覚書くらいかな。
この辺はイルの事情も絡んでくるから、現状は半ば凍結気味だったりするけど(苦笑
ま、向こうが動きづらいって言うならこっちはこっちで弄れるところ弄るだけだし。
気楽に気長にいくよ。ラストはもう決まってるからね。

ああ、後は、そうだね。
文字通り、千年王国でもやってみるかね。アレがこれ以上痛みを背負わずに済む世界へ。
―――理想の器、満つらざるとも屈せず。之、後悔と共に死す事無し。
点滴が石を穿つほどの時間がかかるとしても、私には砂時計の三分に同じ。
無理だと言われてるからこそ、やってみる価値はあるんじゃない?



141 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2010/09/30(木) 06:59:24

ああ、たまに途中から反応無くなるのは眠気に弱くなってるから、かな。
あっちこっち飛び回ってる分、体力尽きるのが早くなっちゃってね……あはははは。
全開モードなら一週間でも二週間でも寝ずに暴れられはするけど、そんな機会滅多に無いしねぇ。
途中で応答が無くなったらうっかり居眠りしてるんだなと温かく見守ってちょうだい(苦笑)

……ふむ。しかし寝落ちは困るな。イベント逃すし。
やっぱフィジカルが重要ねー。しばらく荒行でもしてくるか?



142 名前:名無し客:2010/09/30(木) 08:54:12
誰にでも優しいのは誰にも優しくない事だそうで。
万能の神様はその万能のせいで誰も救わず、人間は力が足りないせいで誰かを救えず。
どこかの弓英雄も悩んでましたが、誰かを助けることで誰かを見捨てることを悲しむ王様は「弱い」と思いますか?
お二人の力も、敵対者にとっては、絶望の象徴かと思われますが。

143 名前:名無し客:2010/09/30(木) 14:25:57
単独で戦局を左右してしまう力と持ち主についてどう思いますか。

144 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2010/09/30(木) 22:27:34
……むう、スレ立てないのか。
気兼ね無く話せる場所が欲しかったんだけど、まー仕方ないか(何

>>142

―――なぁに今更な事言ってんだよ。
私は優しくないよ。私は私の進みたい方向に進んでるだけさ。
邪魔をするなら容赦はしないし、敵だと思ったなら躊躇はしない。
そして今はそういう風に見える。それだけの事だよ。

そしてそれは弱さじゃないよ。確かに弱さではあるけど、次元が違う。
殺したものを全部全て背負うって決めた奴が、どうして弱いって言えるのさ?
それもまた一つの強さ、って事だよ。自分さえ傷つけかねないほどのね。

まあそれはさておき、と。
繰り返すけど、私は正義の味方になったつもりも、神様になったつもりもないよ。
私は私に出来る事をするだけだし、私が望む事しかしない。
だからこの世全てを変えるってんなら、それは私の為なのさ。
この世で最も優しすぎる“誰か”を愛した私の、ね。

絶望するならさっさと逃げればいいさ。生きてりゃまた何とかなる時もある。
死もまた一つの安らぎだけど―――私はそんなもんわざわざ下げ渡すつもりは無いんでね。
まあ、自分と相談して選べ、って事で。
『助けて』って言われて見捨てるほど薄情じゃないよ、私はね。


>>143

ああ、たまにいるよね。そういう人。
呂布とか関羽とかルーデルとかシモ・ヘイヘとか。
まあ、別にカチ合わなければ特に。そもそも稀な存在なんだし。

……まあ、なんだ。私はこれでも平和主義者なんだ。
その手のとケンカ沙汰にならないよう、祈っとくよ。



145 名前:名無し客:2010/09/30(木) 22:33:50
ここを開放すればいいじゃない

146 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2010/09/30(木) 22:37:21
>>145

実は前からオッケーとは言ってたりする(何
……んー、最下層の方が気軽に入れるのかしらね。
別に気にしなくていいのに。



147 名前:名無し客:2010/09/30(木) 23:25:48
最下層のヌシ様として落ち着いてるからいいんじゃないですか。
ほとんどあれとあなたでスレを重ねてる状態ですし、気兼ねなんて今更。

148 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2010/09/30(木) 23:27:59
いやぁ、話題は見つけるものよ。あと作るもの。
まあ、そういうわけで。拠点が無いならこっち使うのもアリって事で。
そもそもそういうの織り込み済みで立てたんだし、こっち(何

それで無事に生きて戻ってきてまた爆撃しに行ってるのはどうなんだろう……。
もはやギャグの領域なんだけどあのしぶとさ。ルーデルさん何者だよ本当に。


だがそれが良い! という人も多少は―――少なくとも、此処に一人。
まあ、結局は気が向くか向かないかの問題だけどね。
ただスレにしても別にしょっちゅうレスポンスしなきゃいけないルールは無いわけだから。
その辺も気楽に考えたらどうかな?


―――半年近くココに放置プレイしてた私の言える事じゃないけど(何



149 名前:Kresnik ◆WEISS0lzjQ :2010/09/30(木) 23:28:37
 
 戦況の一つや二つ、お前も普通に左右してるんじゃないのか?
 
 俺は俺でそんな連中に心当たりがありすぎる。
 まあ、敢えて言うなら、そいつらはそれだけどうしようもないモンを背負って
生きてんだろうけどさ。
 俺が想像するには重過ぎる。
 だから、俺はそんなに強くはないよ。
 戦う事だって、見方を変えれば逃げてるだけだからな。
 
 ……まあ、今はそうでもないけどさ。
 
 
 
 という訳でイチャ付かせて貰、
 じゃなくて、膝枕して貰いに、
 じゃなくて、
 じゃなくて……とにかくまあ、お邪魔します。
 
>>147
 
 主っつーか単に長く見えてるんだよ。
 他の人がサックリ書いてるから相対的になんか目立つだけだ。
 

150 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2010/09/30(木) 23:31:43
>>147

いや、あんまり私とアイツだけで使っててもアレかなぁと思って。
偏るのは良くないと思うんだ、個人的に。
あっちで遊んでたらついつい本スレのレス書く手が止まっちゃうし(苦笑)

じゃあこっちで遊んでて大丈夫か、だって?
こまけぇ事はいいんだよ。

【えー!?】

151 名前:Kresnik ◆WEISS0lzjQ :2010/09/30(木) 23:33:23
>>148
 
 ……ンなもんかな。
 いい加減思うところもあってあそこまでにしとこう、ってのはあったんだけど。
 結局、気軽にやれるならそれで良かったワケだから。
 
 ま、それならそれで。
 どっちみち、音楽に関しちゃどうにかするつもりだったからさ。
 なんかもうハンアハンとかZとか9DWの新譜が存外良かったのに話題にもしてなかった
のはどうなんだろう、と。……ごめんまたマイナーだったかもしれない。
 
>ルーデル
 
 敵にとってはハタ迷惑極まりなかったみたいだな。
 死なないしヘタに処刑できないし生かしとくと明らかな脅威だし。
 ドラキュラ戦記で最悪のボスキャラとして君臨したのはダテじゃない。
 
>>150
 
 ごめん。
 なんかマジごめん。
 いやほんと俺も片手間だからレスは本気で義務とかに考えないで!
 
 膝枕して耳掃除するくらい気軽にやってくれていい!
 

152 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2010/09/30(木) 23:39:22
>>149

さて、ね。実際の戦に参加した事はほとんど無いからどうにも。
ただまあ、ちょっと人の身には余る力だとは思ってる。
なるべくなら使わないに越した事は無い、ね。

いやいや、それも一つの強さではあるよ。間違いなくね。
弱さでもあるけど、それでも全部背負って瓦礫の道を進もうとした意志は間違いなく強い。
……まあ、私からするとちょっとそれは方向が違うんじゃないの、って感じだったけどさ。
今は色々と変わってるからね。……ま、ちょっとは頼れそうになって来たんじゃない?


はい、いらっしゃーい。
せっかくだし泊まってく? なんてね。
とりあえず全年齢に収まる範囲なら許可するけどそれ以上は禁止で。



153 名前:Kresnik ◆WEISS0lzjQ :2010/09/30(木) 23:49:34
>>152
 
 ……まあ、そうだよな。
 俺達は俺達でお互いを縛ってるようなもんだしさ。
 
 けど、妹紅がそう見てくれてたのか。
 頼れる……。
 ……。
 そうだな、期待を裏切りたくはないな。
 完全に応えるのも、無理だとは思うけど。
 まだ。
 
 と。
 
 
 
 泊……、ああ。
 考えてみたら、こっちは俺、ホント初めてに近いのか。
 電線がない空とかすげぇ新鮮だな。
 
 ……。
 収まる範囲。
 ……。
 おやつは幾らまで、じゃなくて、
 どの程度の接触は許されますか!
 ああ、いや、じゃなくて、まずはこう……酒?
 アルコールの力を借りて制限の度合いを下げてくのが無難なのか……!?
 

154 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2010/09/30(木) 23:49:38
>>151

いやいや、感覚の問題でね。
同じスレ内ならまとめて返したり出来るんだけど。
これが別のスレだとちょっと混線したり誤爆したりするもんだから(何

実際、凝ったレス書こうって閃いた時でもない限り、大した時間はかかってないよ。
ちょっと調べ物や確認なんかで時間を取ることは多いけどね。


音楽かー。
最近だとメタルブラックのアレンジアルバムがiTune入りしたんで即買いした位かなぁ。
CD価格が以前の三倍くらいに高騰してて手出しし難かったから嬉しかったね。
タイトーのアレンジは当たり外れ多いんだけどこれは間違いなく当たり。
原曲に秘められたイメージを限界まで引き出してる感覚がたまらないわ〜……。



155 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2010/09/30(木) 23:56:36
>>153

ま、無理は言わないから。
ようやっと地に足が着いたところなんだ。
ゆっくり歩いて行こうじゃない。


そうね。こっちじゃまだ電化進んでないし、私電気とか要らない―――あ、携帯。
そっか、携帯電話の充電とか考えてなかったな……。
河童に頼んで発電機でも作ってもらおうかな。
空は―――うん。綺麗だよ。もうちょっと高いところに行けば星がいっぱい見えるね。
外の空は暗いから、たまにはこういうのも悪くないでしょ。

ん? まあ膝枕くらいなら、ってとこかな。後はケースバイケースで。
……っていうか、お酒は私の方が強いんだから、自爆するんじゃないかそれは。
酔い潰れて先に寝ちゃったら―――まあ、面倒は見てあげるけどさ。あはははは。



156 名前:Kresnik ◆WEISS0lzjQ :2010/10/01(金) 00:04:06
>>154
 
 ブラックメタルに見えた。
 
 ……CD価格はなぁ。
 結構極悪な値段が提示されてたりするからなあ。
 復刻とかディスコグラフィでCD化されたりするのはだからありがたい。
 iTuneはマテリアルとして持てない分、どこでもサクっと買えるのがいいな。
 
 レスの方は、ま、それなら。
 確かにスレ間は面倒かもな。
 
>>155
 
 別に電気は通さなくてもいいとは思うけど……携帯は、あー。
 いやまあ、電波通らないならあっちにいる時だけでもいいんじゃないか?
 平然と向こうと繋がるっぽいのがなんか謎理屈で怖いけど。
 
 高いとこは見てみたいけど、そうだな。
 次の機会に取っとくか。
 ていうかアレだ。話そのまま受け取るとここ、迷うんだろ
 遭難は困るし――だから、お前の都合が良い時にさ。
 ……しかしまあ、よくこんな場所に襲撃掛けるヤツがいるもんだとは思うけど。
 
 実際、ここで足はこうして付いてる訳だし。
 ……いやまあ。
 膝枕は実際提案してみただけだったのが思わぬ効用が!
 酒とかそれはアレだな。
 どっちが先に潰れても俺にはまるで問題ない訳だな! 素晴らしい!
 

157 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2010/10/01(金) 00:19:57
>>156

まー、私がそそっかしいってのもあるんだけどね。>レス。
元々がノリと勢いメインで動いてるから、派手にすっ転ぶこともあるのよ(苦笑)
今はもう、だいぶ慣れてきたけど。それでもたまーにやっちゃうのよねぇ。

そだね、復刻と化してくれるのは本当に嬉しいよ。
こないだもテクノソフトがサントラ復刻販売始めたって聴いてさ。
サイト行ってみたらサンダーフォース系列のだけが見事に瞬殺されてたのには吹いた。
どれだけ飢えてたのかと……まあ、元々は会社直販の限定版だったから気持ちは分かるけど。
そっちは逃しちゃったから再入荷待ちだったり。


そういえばなんで通じるのかしらね。
そこを突っ込み始めると湖からの流れは何処に繋がってるのかとか色々問題が出てくるけど(何)
ソフト・マシーンみたく元の世界の上に幻想郷が被さってる構造なのかしら。

……まあ、うん。迷う。相当慣れてないと迷う。地形ごと変わる時もあるし。妖精が悪戯してくるし。
幸いにして変な生き物は兎と妖精以外居ない、っていうか私が脅して追っ払ってるけどね。
ただ、空が飛べるなら楽っちゃ楽かな。別に位置関係まで変わるわけじゃないから。
その手のまやかしをキャンセル出来るかどうかだねー。イルならたぶん平気だと思うけど……。

あはは、まあどっちにしても良し、ってところかね。
ただ酒の勢いで変な事しようとしたら色々な物が折れることになるから気をつけてね。
私、そういうのはあんま好きじゃないからさー。あっはっはっはっは。



158 名前:Kresnik ◆WEISS0lzjQ :2010/10/01(金) 00:40:04
>>157
 
 あー……ノリは人の事言えないからな。
 誤爆とかな。偶にあるな。あるなあ!
 ここまでにしようこの話題は!
 
>サントラ
 
 復刻でそれだけ売れるとは思ってなかったんだろ、レーベル。
 ……実際、ゲームのサントラって割と盲点だよな。
 人気のある映画だと頻繁に再発したりリマスターしたりするけど、そうもいかないだろうし。
 
>電話
 
 ……いや、そういえばなんでだろ。
 湖は直接見てない、っつーかよく見てないけど、どんな構造なんだ。
 地下水?
 ケンナの写真みたいな彼岸の景色なのか。
 
 地形が変わるのはもう色々と問題外だけど、まあ、そうだな。
 認識に割り込み掛けるとかは問題ないよ。
 その類のは俺のアタマの方が勝手にツブしてくれる。
 けど、今日はその必要もないしさ。
 
 ……ない、が。
 
 なんで!?
 何を折るの!?
 何で折れられるの!?
 ていうか……ていうか好きじゃないって!
 なんで今更俺達の間柄で……!
 あれ、え? いや今、俺……何? 俺、色々と否定された……?
 酒の勢いで、ってのがダメなのか……?
 それじゃアルコール入れたのは逆効果じゃあねえのか……!?
 

159 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2010/10/01(金) 00:49:36
>>158

私もここまでとは思わなかったなぁ。
年月を経てファンが更に膨れ上がった可能性もあるんだけど。
特に動画サイトが出始めてからは人目に触れやすくなったしね。

湖は普通に山から流れ込んで来てるよ。そこから先は分からないけど。
……いちおう、川とかはちゃんとあるんだけど、その先が何処に続いてるかまでは良く知らなかったり。
まあ、けっこう広い湖だからね。その先に紅魔館がちょこんと立ってるから、まあ、絵になる景色だと思うよ。

―――いやー、酔った勢いで、って何だかズルい気がして。
そこらへんはきっちりしとかないと。
……まあ、今更気にする事でもない、とは思うんだけどね。うん。
どっちにしろ気が乗らなかったら突っぱねるしな私。

【ひでえ!】

160 名前:Kresnik ◆WEISS0lzjQ :2010/10/01(金) 00:56:12
>>159
 
 動画サイトは色々と変えてるよな。
 ゲーム人口。
 プレイ動画が世界中で流行ってることもあって、レトロゲーム探してると本気で
キリがない。ゼビウスとかこれ当時どうだったんだろ、みたいな。
 いや、あれなんか凄いんだよ。空虚さが。見てても聴いてても。
 ……つーか、「ゲバラ」とかゲームとして完全に異常だしな。タイトルも内容も
今の基準から考えて。ゲバラて。
 
>湖
 
 あー、あの吸血鬼んとこか。
 丁度借景する構図になってんのかな。
 プチ・モン・サン・ミッシェルみたいな。
 
 
 
 ……ズルい、かなあ。
 ズルいのかもなあ。
 でもそれはその、俺は……、っく!
 すいません俺が姑息でしたぁーッ!
 
 ……でも突っぱねないで!
 いや言える立場じゃないのは解ってるけどハッキリ言われるとなんか辛い!
 

161 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2010/10/01(金) 01:19:41
>>160

ゲバラ好きだな。
……ん、まあ当時は本当にインフレーションだったからね。
黎明期から一気に広がってる真っ最中の。
誰がゲームしてても不思議じゃなかった、っていうそんな時代。
その中でマリオやソニックは生まれて、今の日本の流儀が確立されていったんだよね。

まあ、実を言うと公式で地形とか配置とか全く触れられてないから位置関係は不明なんだけど。
一応、湖の先に館がある、っていうのは数少ない確定情報の一つ、かな。


あはは、いやー、正直だねその辺。
……ま、お酒飲むのは嫌いじゃないしね。一緒に居るのも。
ただまあ、一線越えるならきちんと責任取れる状態で、っていう話。

あはははは、別に嫌いだなんて一言も言ってないじゃないの〜。
秋の空と同じで、気分によっちゃそういう事もあるのさ。


……あ。ごめん。明日はちょっと早いんだった。
少し寝ておかないと、

…………ああ、そうか。普段は横になって寝ないんだった。
布団敷かなきゃ。すっかり忘れてた。



162 名前:Kresnik ◆WEISS0lzjQ :2010/10/01(金) 01:27:14
>>161
 
 ゲバラだしな。
 
 ……でもまあ、そんなもんか。
 ある意味、今と似てなくもないんだろうけど……事情が違うな。
 
>湖
 
 ああ。
 割と予想してた
 ま、案内してくれる機会でもあれば、その時にでも。
 
 
 
 そりゃ正直だよ。お前相手だし。
 でもまあ、解るけどさ。気分をどうこうできないから俺達は俺達なワケだし。
 と、それじゃ俺も失礼……じゃなくて、そろそろ。
 
 ……いや。
 お前一人の時ってどうやって寝てんの……?
 ていうかそれはホントに寝てるのか……!?
 もう寒いよ!? カラダ壊すよ!?
 ていうかほら! ちゃんとここに布団が居るんだから!
 
 ……んじゃま、お休み。
 

163 名前:名無し客:2010/10/02(土) 00:56:10
きのうは おたのしみ(ry

二人で妹さん達の勉強を見てあげたりする事はありますか?
皆で出掛けたりとか。
飛び回ってばかりだと距離感が遠くなりそうですが。

164 名前:名無し客:2010/10/03(日) 02:51:30
旦那さんに頼れる要素や魅力はありますか。

…一般人にも通じそうな。

165 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2010/10/04(月) 01:33:05
月姫(佐々木版)最終?巻とfebri購入。
佐々木先生ヤバすぐる神か。原作とタメ張れるレベル。
というか書き足しすぎてもう一冊追加ってどんだけ好きなんだ。

febriは早苗さん可愛い。
はしゃぐ早苗さんマジ可愛い。
でもそれおくうちゃんとか完全否定する事にならないかしら……。

>>163

ちょ、まだ何もしてないよ!?
……まー、おやすみのちゅー位はしたかも知れないけど。

>勉強とか
いやぁ、よく出来た妹さんばっかだからなぁ。
私が教える事なんて無いんじゃないかな?
小さい子は遊んであげる事の方が多いし。

ん? いや、そうでもないさ。
私の場合は移動時間短いし。文字通り『飛』んでるから。
それと、過剰にベタベタし過ぎるのも悪影響になるしね。


>>164

んー。
黙っていれば美形。
口を開けば哲学者。
猫を見ると変態。

……なんかラストで全てがF(False)になる気がしてきた。
上級者向け過ぎる。

まあそれはさておき。頼れる要素は今後の課題だからおいといて……。
そだね、優しいところ、かな。本人は否定すると思うけど。
憂き世の痛みを知ってる人や、それで悩んでる相手には特に。

あ、ただ逆にノー天気に「世界は平和だよ!」「人類みな兄弟!」とか言ってるヤツは射殺されると思う。
私もそのテの連中は嫌いだけど、イルの場合は文字通り、地獄の炎をくぐってきたワケだからね。
そんな風に足元も見ないで放言してる連中が許せないんだと思うよ。
知られる事も無く、選ぶ余地すら無く死んでいく人たちを見つめないで騙るのがね。



166 名前:名無し客:2010/10/04(月) 17:03:42
月姫は結果的には希に見る良コミカライズだったようで。
原作が同人ベースなだけに作品にとっても良かったですね。

>何も
幻想郷なら妹さん不在で都合良さそうな(何
その関係で単にまだなら某サイヤ人並に奥手すぎると思うのですけども(ぇ

167 名前:名無し客:2010/10/05(火) 19:10:47
そんな旦那で大丈夫か?

168 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2010/10/05(火) 21:21:37
>>166

ちなみにオマケ漫画でこっそりアニメ版DISってたのには吹いた。
やっぱ嫌いだったんだ……w
コミカライズとしては最高峰の出来だと思うよ。

>何か

……はっきり書けるわけ無いだろこの馬鹿ー。
それこそご想像にお任せしますとしか言えないっつーの。

つか一応、今までで割とギリギリな発言は何度かしてたはずなんだけど(何


>>167

大丈夫だ、問題ない。

……まあ、まだ少しはあるけど許容範囲でしょ。
いざとなったら首根っこ引っつかんで引き摺り戻すしね。



169 名前:名無し客:2010/10/07(木) 00:13:26
コミカライズならマルドゥックも中々。
シュピーゲルよりも原作リスペクトがよくできてるような。

こっちに来てるとき、折角ならこちらの服を着たいと思いませんかというか普段からあのもんぺですか(何
連れ立って服を見に行ったりはしないんですかね。お土産にもなりそうですし。
ファッションは幻想入りで流れついた物でないとあちらの文化に干渉してしまうことになるのかもしれませんが。

170 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2010/10/07(木) 00:23:53
うーん、シュピーゲルは確かに……オイレンのポップなのに乾いた感じの画風は好きだけど。
マルドゥックはまだ未見だったね。今度探してみるよ。

……え?
普通に着替えてるよ?
ほら、スレちょっと遡ってみて。画像あるから。
流石に私もこれ一丁の着たきり雀ってワケじゃないよ。
これでも一応は女の子だもの、少しはおしゃれくらいするさ。

さて、そろそろスレも動かさないとね。
復帰陣が増えて流れが早くなりそうだし。



171 名前:名無し客:2010/10/09(土) 17:29:23
ウブカタはテスタメントの続きを早く……

172 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2010/10/10(日) 19:38:21

―――慧音。後でちょっと剣の稽古付き合ってくれない?

「それは構わんが……なぜ?」

ちょっと悪寒がしたので。
近いうちに何か決戦が待ち構えている気がするんだ……。

「そ、そうか……」


>>171

いやそこは静かに待ってあげようか。
あの人ほっとくと自分の寿命全部使い切りかねないし。
……姿勢は見習いたいところだけどねー。



173 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2010/10/10(日) 23:58:08


「―――うだー。もう駄目。動けん」
「三十戦も本気で打ち合えばそうもなるだろう……私も疲れた。風呂は沸いているから先に入るといい。
どうせ今晩は泊まるんだろう?」
「うん、分かった。あと風呂は先に譲るよ。もう少し錬丹法でもしないと動ける気がしない……」
「全く、無茶ばかりして……そこまでする相手だったのか?」
「まあ、うん。フィーちゃんやミハルちゃんに頼み込んで虐殺試合してたビデオ見たんだけど」
「ああ」
「例えるなら―――速い、だね。尋常じゃなく速い。攻めも受けも避けも切り返しも判断力も。
セシルに近いけど、あっちとはまた違う何かを感じるのよね……特に剣術の鍛練は段違い」
「何流か?」
「白山流。技法としてはうちの流派に近いよ。だからまあ、相性は悪くないんだろうけど……。
このスペック本当に人間なのかあのお姉さんは
「とりあえずお前が言うなと言っておこうか。
……正統派なら、清濁合わせて正道左道の技を識るお前に分があるんじゃないのか?
さっきもとんでもない事をしてくれたじゃないか。二刀流から片方の木刀を投げつけて後ろの壁で反射。
同時に前から切りかかって同時攻撃
なんて発想は思いついても誰もやらないし出来ないだろう……普通」
「……普通に弾いて正面の攻撃も柄で受けた後、思い切り逆胴で吹き飛ばしたのは何処のどいつだよ……。
そもそも、その場の思いつきでやったアレに対応できる時点でおかしいと思うんだけど」
「……中茎受け自体は防御手段として使われる事はあるぞ?」
「槍ならともかく剣に合わせるのがおかしい。……まあ、不意をつくのも定石を崩すのも得意だけど。
あの反応速度じゃ超反応で返される可能性の方が高いのよね。仙術で肉体にブーストかけるのもズルいし」
「律儀だな。……そうだな。あの技なら私以外には必ず勝てると思うが?」
「冗談。仮にもあいつの家族へそんなもん使えるかよ。勝負でケガさせないのは譲れない前提条件よ」
「……自分が痛い目を見ても?」
「その程度くらいどうにか出来なきゃ、ご先祖の名折れってモノさ。流派的な意味でね。
目には見えないけど、存外、私も背負ってるものが多いんだ……あ」
「どうした?」
「いや、思いついた。そうか、目に見えない。斬らずに斬る。そういうやり方もあるのか。
ごめん、明日も付き合ってもらっていい?」
「……ん、まあ構わんが。それより、さっさと風呂に入るぞ。焚いて貰ってる家人に申し訳ない」
「じゃ、一緒に入る? 付き合ってくれたお礼に髪の手入れはするけど」
「そういえばそれも久しぶりか。それじゃ、お願いしようかな。……ふふ、お互い長いと大変だ」
「ま、その辺は織り込み済みよ。んじゃ行くか」



174 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2010/10/11(月) 00:26:06

「……ところで」
「ん?」
「まあ、つまらない話だが。鹿島の剣を習ったのはどうしてだ?」
「……強くなりたかったから、じゃダメかな」
「復讐の為に?」
「それ以前に、自分の身を守る為に、かな。死なないといっても後は子供と変わらないもの。
獲って喰われるだけのただの肉にはなりたくなかった。簡単に言えば、死なない私も生きたかった」
「……そうか。それもそうだな。だが、お前の場合は、まだ足りないものがあったんじゃないか?
例えば、自分の血に連なる歴史が欲しかったとか」
「その頃はそんな難しい事なんて考えちゃいなかったよ。生き抜くのに必死だった。それだけ。
……でも、そこへ身を寄せた時に。どこか心の中で、安心を覚えたのは事実だね。ようやく休めるんだ、って。
あの場所や、あの人たちには、親しんだ、かすかな香りがあった。……家族の」
「……残るとは考えなかったのか?」
「いや、それは無理さ。忌み子か祝い子か分からないようなのが、いつまでも居座ってちゃいけない。
血の繋がりはあれど、私の血肉は既に彼岸へ渡っていた。現世に来た彼岸の住人は、さ迷い歩くのが習わしだ。
……私の記録についても、残さないように頼んだから。たぶん今の、あそこの人たちで私の事を知ってる人なんて
もう居ないと思うよ」
「そうか。……しかし、寂しいな、それは」
「ううん、そうでもない」
「?」
「私が覚えてる。私が全部覚えて、今も思い出せる。顔も名前も、どんな人たちだったのかも。
その記憶がある限り、私は寂しくない。彼らがその歴史を次の時代へ繋いで行っている事が分かるから、大丈夫。
私はもう独りじゃない。……だから、千年を重ね、更に数百年を積み上げても耐え切れたんだと思う。生きる為に、
あらゆる技を身に着けて、実際にどんな鉄火場でも生き抜いてこれたんだと思う」
「……そして、今も?」
「うん。だから今は最高に幸せだよ。一緒に居られるだなんて贅沢が過ぎるくらい。
……あいつと出会えて良かったよ。色々大変だったけど、私には、今、大事な家族がいる。
帰る場所があり、生きていてもいい世界がある。……いや全く、本当に贅沢だよ」


「ああ―――生きてるって素晴らしい」


「その事を伝える為にも、頑張らなくちゃね」
「その為に全く自分から仕事を増やすとは、な。今更ともなるが、世界中を飛び回るのは大変だろうに。
……けれど、私は人が好きで好きでしょうがないから、反対のしようも無い。全く困った性分だ。お互いに」
「あはははは。……ま、この幸いを護るためだから、苦にはならないわよ」



175 名前:名無し客:2010/10/11(月) 02:49:12
現行ラノベ作家では一番精力的に書いますね>ウブカタ氏
あの方はそれに実力も伴ってますし。

>剣術
神様と喧嘩できる能力があれば取り押さえるのも難しくないのでは?
人間では速さに限界がありますから。

176 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2010/10/11(月) 10:26:08
>>175

「いや、アレは特別。状況と装備が整ってたから出来ただけ」
「……ふむ、というと?」
「霊力供給無限でなおかつ相手と類感状態が形成されてたから出来たの。普段じゃアレは無理」
「カルラの召喚は普段でも出来ると言っていたが」
「それは出力が足りないから数分も保たないんだよね……器自体の強度も足りないし。
そもそも信仰ゼロの私が神性を降ろそうとする事自体が無茶なんだから。神様に愛されてないと出来ないのさ」
「何処かの風祝のように?」
「何処かの風祝のように」

「……そういえば。さっきの打ち合いでもそうだったが。妹紅は『人間』である事に拘っているんだろう」
「……っていうより、そういう力に頼るのが好きじゃないだけ。技を競うならドーピングは要らない。
意味が無いしフェアでもないからね。そんだけの事よ。相手がその辺のゾーンぶっちぎってたら使わざるを得ないけどさ」
「今回は?」
「まだ何とかなる………………と、思いたい」
「ははは、自信無さ気だな。……いや、前から思っていたんだがな、妹紅」
「何?」
「お前は考えない方が強い」
「ちょ」
「……以前、一度か二度、私に一の太刀を決めた記憶はあるだろう? その時を思い出せ」
「アレ? ……どうやって当てたか覚えてないんだけど。本気で手に詰まって何も考えてなかったし……あれ?」
「本来、剣の習熟度で言えばお前の方が上のはずだ。それでも私が勝てるのは、まあ身内読みのようなものだ。
動きの癖や、判断の傾向、好む足運びや太刀筋、仙術を知っているから、後は詰め将棋と同じで自分に有利な
展開へ持って行けば勝てる。そしてその時負けたのは―――私の知る歴史とは違う動きを出来たからだ」
「……読みを崩す?」
「違うな。それなら裏の手も考えて動けばいい。私が話しているのは、それも超えた先の部分だ。正直、解脱だの
大悟だのと似たような領域になるから言葉にすることは出来ないけれど」
「つまり?」
「お前の場合、打てる手数が多いだけに隙も多いという事だ。邪道は正道に勝てない、というのは知っているな。
セシル嬢の時は、所作を新当流一本に絞って動いていたから勝てたのだろう?」
「……まあ、ね。それでも返し技限定になるけど」
「そういうことだ。余分な思考をせず、全ての動作を状況に合わせて最適化すれば自ずと最速の太刀が顕われる。
回避も予測も防御も不可能な太刀が、あらゆる状況から、な。特に、戦いの経験が異常に多いお前なら確実だ」
「無念無想、ね。正直いうと私には縁のない物だと思ってたんだけど」
「そうでもないさ。極端な話、相手の攻撃を喰らいながらでも必殺の一撃を放てるのはお前だけだ。相打ち覚悟の剣
などあるものでは無いし、何度も繰り返し行うことが出来たのも蓬莱人のお前だけだ。なら、その唯一の感覚を切札
に挑んでみるのも悪くは無いだろう」
「―――そうね。どの道、骨の数本くらいは覚悟してたし。開き直るか」

「……とはいえ、骨を折らずに済むならそうしてくれよ? そろそろ胃に穴が開きそうだ」
「四つあるんだから一つくらい―――あ、ごめん冗談だからちょっと待って草薙の剣とか抜かないでお願いだから!
火属性特効が確実についてる武器とか私にはフェイタル過ぎる!」
「全く……。というか、別に火だけじゃないぞ。草薙の剣―――いや、剣それ自体には払魔の霊験が宿るものだ。
特にこれは単体で風雨を呼ぶ事も、傷や呪いを癒す事も出来る万能の神器だから、ただの武器と考えてもらって
は困るんだがな。ヤマトタケルの逸話くらい知ってるだろう。彼がこれを手放した直後に命を落とした位だ、加護の
力は尋常でない。持っているだけで持ち主は保護されるわけだ。とある王の持つ剣の鞘のように」

「……前から思ってたんだけど、なんでそんなのが慧音の手にあるの? 三種の神器全部」
「これは―――そのものではない。神器に宿る歴史をスペルカードとして編纂したものだ」
「ああ、実体が無いのってそういうことか。中身だけ取り出してるわけね。……実物は外に?」
「ああ。……といっても今や只のモノでしか無いだろうが。私は預かっているだけだ。力が失われぬように」
「……いつかの為に?」
「そう。もう決して在り得ない事だろうが、この国に未曾有の危機が訪れた時、また再び振るえるように、とな。
……歴史を紡ぐ者の感傷と言われれば、その通りだが。それでも、私はいつか、外の人が我々の事を
正しく識る日が来ると信じているよ」



177 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2010/10/11(月) 23:28:08

「――――――!」
「……どうした?」
「今、アイツをブッ飛ばさなきゃいけないような気がした」
「ドメスティックバイオレンスの予告とか新しすぎるぞ。というか、何故に」
「いや、アイツ今、誰か女を泣かしたようなそんな気がして
「……うむ。事実なら存分にボコれ


178 名前:名無し客:2010/10/12(火) 01:38:23
料理の腕ではどちらが上ですか?

179 名前:名無し客:2010/10/12(火) 01:56:35
これはもう、「藤原リベンジャー」「藤原インフェルノ」「藤原スパーク」の
藤原家三大奥義の封印を解くしかないんやな…悲劇なんやな。
 
【孤児院の方角を見ながら】

180 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2010/10/13(水) 23:11:51
>>178

……んー。どうだろ。私はあくまで生活手段としてしか活用してなかったからな。
アイツは私が作ったなら何でも美味いっていうから逆に基準にならないし……。
一応、不味くは無いつもりだけど。比べるといわれるとちょっと自信がないな。
好みの味がどれかも図りながらやってるからね。

その点じゃ、私より付き合いの長いあっちの方が上かもね。
今度教えてもらおうかしら。


>>179

いや、それはまだ早い。


次から。


【奥義あるの!?】

181 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2010/10/16(土) 02:37:34

「……そうだなあ。理想で言えばアレだけど」
「アレ? ああ、『抜かずに斬る』と」
「そ。……相手の力量が大きいから通じるかどうか不明瞭なのよね」
「とすると、現実的なのは『肉を斬らせて骨を断つ』方か」
「どっちも、銘も決まっていつでも放てるくらいには磨いてきたけど。いざ頼るとなると後者かしらね。
……スタミナ戦に持ち込んで相手を疲れさせれば前者を叩き込める可能性はあるけどそんなの期待
出来ないからね。どう考えても。機会が生まれればラッキー、って程度」

「ただ、ま、どっちも自信はあるよ。それだけの年月は費やしてきたからね」


182 名前:名無し客:2010/10/16(土) 13:42:15
一刻カスタムじゃない公式媒体での妹紅も剣術使えるんスか?

183 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2010/10/16(土) 16:52:18
>>182

公式だと妖術に通じ、並みの妖怪では簡単にあしらわれてしまう、とだけ。
ここにいる私の場合は―――そこから発展した感じ、かな。主に忍者集団の記述から。
悠長に式を打つより刀でぶったぎったり槍で刺した方が早いときも多いしね、襲撃の時は。
スペカでも一応短刀投げたりしてるから、武術や体術も通じてるって解釈してるよ。

……流石にココで描写してるほど極めてるかどうかは微妙だけどね(苦笑)
ま、そこは個々人で想像してくれればいいよ。
何で鹿島なのかはうちの祭神とかから推測してくれるとありがたい、かな。
ヒントというか想像のきっかけをくれたのはあっちの方だけど。

ああ、そういう意味じゃ守屋の神様方とは対立関係にあることになるんだよね、ウチの家って。
主に記紀の編纂的な意味で。



184 名前:名無し客:2010/10/16(土) 17:49:27
その理屈だと義妹さんも並の妖怪ならあしらってしまいませんか。

185 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2010/10/16(土) 18:08:21

あしらうどころか微塵切りにしちゃうんじゃないかしら。
何処の警備会社よりも頼れるお姉さんって素敵だね。

……自分に矛先が向かなければ、だけど。


186 名前:名無し客:2010/10/17(日) 04:09:18
藤原本家の血を引く子が現代にまた生まれる、
とか文章に書くとなんか凄い気がします。

>牛の胃は四つ
食事の時延々と反芻したりしますか(何

187 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2010/10/17(日) 04:47:21

―――あれ、今まで積み重ねてきた前フリ全部ご破算ですか?

【何を言っているんだお前は】

>>186

まあ、意味はないけどすごいね。たぶん。
……てか、実感なんて無いんだけどさ。家を意識する前に父親しか見てなかったし。
当時それ以外は本気でどうでも良かったし。マジファザコン。
ま、せいぜい……そうだね。阿求にくらいはリークしてやるかな。無事生まれたら。

あとその質問は駄目だ。
死んじゃうから。




188 名前:名無し客:2010/10/19(火) 06:35:05
完全予測はむしろ弾幕ごっこで敵に回したくない能力なような。
剣士として見た場合、先生と比べてどうでした?

189 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2010/10/19(火) 16:38:08
>>188

タイプが違い過ぎて比較にならない。
慧音が相手への対策を突き詰めて徹底的にハメ続けながら心ごとヘシ折るタイプなら、
メアリ姉さんは超反応と超予測で相手の攻め手を根元から潰して何もさせないタイプ。

状況によらず常に自分の最大の性能を発揮して戦える、相手を押し切れるのはメア姉だけど、
相手にしててすごくイヤなのは慧音みたいなこっちへの対策を完璧にしてくる詰め将棋タイプかなぁ。
要するに「分かってても避けられない状況」を作るのが上手い。巧過ぎる。
打ち合ってると気がついたら体勢が崩れてて足を止められててブッ飛ばされてる。
私が一番苦手なタイプなのよね慧音の戦術って……超痛ぇ。

まあ、かといってメア姉が相手してて楽かといえばそうでもないんだけど。
一瞬でも気を抜いて対応の精度落としたら死ねるから。実際、最初は押されてたし。
後半は相手が崩れたのとこっちがトップスピードに乗ったのが重なったから押し返せた、と。
まあ、勝ち負けは互いに保留、なのかしら。自分を曲げなかった部分じゃ私の勝ちかも知れないけど。
……最後の太刀は、相手を気絶まで追い込まなきゃ駄目なのよね。まだまだ未完成だわ。


弾幕ごっこも似たような感じ、かなあ。
アレだよ、分かってても避けられないってのあるじゃん。
緋蜂さまふたりとか文花帖の一部スペルとか。
だから仮に完全予測できたとしても身体がついていかなかったり回避を想定してなかったりすると死ねる。
……まあでも、あの人なら余裕だと思うよ。所詮は互いに遊びって事だし。

遊びで極太レーザーとか大量のナイフとか撃たれるのもどうかと思うけど。


そういえばそろそろ本スレも書かないとね。
充電にしては長すぎたし、いっちょ動かそっか。



190 名前:Kresnik ◆WEISS0lzjQ :2010/10/19(火) 17:43:55
 
 なんか初めてメアリに怒られた気がするけど。
 
 そうだな……。
 うん。
 そろそろ娘の一人や二人は作っても良いんじゃないかなあ。
 良いんじゃないかなあ!
 とか!
 
>冲方先生
 
 テスタメントは様式の一つとして完成されたモンを持ってるけど、MSの改訂・完全版はこの数年で
稀に見る「研ぎ澄まされた文章」だったな。
 今回に限っては前面加筆修正の狂骨すら凌駕してるレベルで直されてる。
 というか、「修正」だとか「加筆」だとかの領域じゃないんだけどさ。
 

191 名前:名無し客:2010/10/19(火) 18:35:09
先生まで剣が使えたんだ。
知らなかった。

192 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2010/10/19(火) 22:01:16

柳生大戦争読了。ひどかった(褒め言葉)。
そして竹島御免状に移ったんだけど―――ごめん、こっちの方がひどい(褒め(ry

>>190

自業自得故致し方無し。

そしてとりあえず家族全員からディスられた原因考えない限り無理じゃないかなそれは……。
私も何というか、もうちょっと安心できる環境になってからでないと。色々と。


>>191

伊達に里の守人じゃ無かった、って事で。
実際、永夜抄の時も先だって飛び出して来た訳だしね。

まあ、三種の神器なんて物を持ち出してる時点でアリだと思ったんだけど。
……剣は難易度EASYのスペカだったけどな!



193 名前:Kresnik ◆WEISS0lzjQ :2010/10/19(火) 22:23:02
 
 竹島御免状って荒川テイスト極まるアレさじゃねえか。
 ってか、別に文庫から追っ掛けてるワケじゃないんだな。
 十兵衛両断読んだらどれに移行してもいいとは思うけど、じゃあその後は薔薇・百合剣で。
 
 ……しっかし、みんな言うんだな。
 「酷いからいい」って。
 俺柳生って適当に言ってみたらamazonでまでそう書かれてて驚いた。
 
>穏やかな家庭
 
 二人じゃなくて一人でも駄目だと!?
 なんで!?
 俺のどこが拙いんだ……!
 

194 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2010/10/19(火) 22:34:24
>>193

最近はハードカバーでも手を出すようになってるからね。早く読みたいから。
本棚に置いとくと見栄えもいいし。天地明察の装丁って地味にカッコいいのよね。

>俺柳生

躇錯剣とか言い出した時には笑い死ぬかと思った。
もうあの人だから許されるんじゃないかな、こういう作風は……。
ともあれこの先が楽しみだ。

>家庭

……もう、いっそ孤児院の子たちに聞いてみたら?
かなり心をヘシ折られる回答が飛んでくると思うけど。



195 名前:Kresnik ◆WEISS0lzjQ :2010/10/19(火) 22:59:15
 
 あ、それは解るな。
 俺も割とハードカバーは取ってある。文庫買っても。
 本棚に突っ込んどくにはスペース食うから難しいんだけどさ。
 
>柳生シリーズ
 
 要するに山風なんだけどな!
 何気に文章がリーダビリティ高いのも。
 ハンパな正気に戻ったら書けない類の作品だから、やっていいのは荒川先生だけだと思う。
 あとアレはいっそ映像化するといいと思うよ。ドラマで。
 
 大半は好み次第だけど鳳凰の黙示録は後回しの方が。
 
>家庭
 
 なんで……。
 いや、だって……その。
 い、嫌なの? 俺じゃ嫌……?
 
 けど、まあ、最近は家族で出掛けるとかなかったしな。
 んー、読書週間ってことなら……そうだな、俺も久し振りに文庫買い込んでくるか。
 ……なんで、本屋とかどうだろ。デート向きじゃないけどさ。
 温泉に持ち込むには丁度……良くねえ!
 温泉で読書とか風情がなさすぎる!
 

196 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2010/10/20(水) 00:44:48
>>195

いや、嫌って訳じゃないけど、その、なんだ。もう少し落ち着けというか。
私とメアリ姉さんが一勝負したのもその辺に原因あるんだからね?
まずはそこを反省しなさいっつーの。

ふむ。本屋か。
そういえばフィーちゃんに頼んで稀観書(当時視点で)買って貰ったりで最近足運んでなかったな。
日本霊異記とか李白の詩集とかがボタン一つで簡単に手に入るなんて、好い時代になったものねぇ……。
私の居た頃は基本的に手写しの上に閲覧する事も難しい状況が多かったからさー。
江戸の頃に入るまで大量印刷とか無かったし。
じゃ、機会があればその時にでも。

あと紙に湿気は拙いと思うんだマジで。



197 名前:名無し客:2010/10/20(水) 00:58:02
作ろうと意識しなくても数撃ちゃ当た(ry

温泉というと、タイミング的にさとりんのとこですかね。トカマクの湯。
普通の人間が入浴していいのか不明ですが。

198 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2010/10/20(水) 01:01:59
>>197

幻想郷の核融合は綺麗な核融合だから大丈夫、らしい。
まあ名前がアレなだけで正直、マトモな物理現象じゃないと思うから大丈夫だろう。
幻想郷限定、夢のクリーンエネルギー幻想って事で。


今日は少し……まあ、あの戦いの疲労が抜けてないからこれで(何)
次の夜には本スレ復帰するから待っててー。


199 名前:<みんなの心の病み>古明地さとり ◆ORINKUO6O. :2010/10/20(水) 01:25:59
上級者向け、灼熱の湯(釜茹でともいう)
超上級者向け、マグマの湯(地ステージ6ともいう)
この2つを除けば普通の人間でも大丈夫ですね。
まあ、二次創作といいますかM-1ネタなんですけども。

ところで私が地上侵略とか言ってますと、ヴァンプさとりんという単語が浮かんできちゃいますね。

200 名前:Kresnik ◆WEISS0lzjQ :2010/10/20(水) 20:36:38
 
 む。二次創作関連は変わらずサッパリだな。
 振られてて返せてなかったりしたら悪い。
 動画とかも増えてるのは解るんだけど。
 
 けど、やっぱそういうのは抑えてたりするモンなのか。
 ……どうしたもんかな。
 
>レベル高めの湯
 
 どんな温泉だろうが妹紅となら構いやしないがな!
 風呂上りの牛乳と二人(きり)でくつろげる部屋さえあるのなら!
 あと室内用のお湯もあると最高にグッド!
 

201 名前:名無し客:2010/10/20(水) 20:47:49
際限なく付け足される属性と設定とカップリングには追いつけんよ。

202 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2010/10/21(木) 00:05:36
>>199

さとりヴァンプ。……あ、忘れて忘れて。

誰が得するんだその湯。つか最後は湯ですら無い!
しかしどっちも私だと火傷すら負わないという……。
なんだろうな、不死鳥が焼かれるのは己の炎のみって奴?
しかも甦る。


>>200

何度も言うが網羅なんてし切れないから気にするな! 私も無理だ!(えー
というかあっさりと人間の限界超えないで! マグマとか普通無理!

お風呂上りの牛乳って誰が思いついたんだろうね。
私はコーヒー派だけど、生とフルーツ派もいるみたい。
ちなみにビールは大人向け。


>>201

だからもう自分の好きな奴だけ楽しんだ方がいいと思うよ。
……ま、自由度が高すぎるとユーザーインターフェイスが煩雑になるのと同じだよ。
つまるところ、取捨選択が大事って事だね。
あれもこれもって盛り込むと自分の方がついていけなくなっちゃうから。



203 名前:<みんなの心の病み>古明地さとり ◆ORINKUO6O. :2010/10/22(金) 00:49:31
>>202
レミ×さとと申しましたか。
………うん、やっぱりダメですねこの話題は。早急に終了です。

>誰が得するんだその湯。つか最後は湯ですら無い!
やはりHardとLunaticは用意するべきかと思いまして。
灼熱の湯はお燐(炎耐性)が、マグマの湯はおくう(炎吸収)がたまに入りますね。
マグマの湯はどちらかといえば、八咫烏さまの方が入ってるようですけども。

>>200
二次創作が専門というのは変ですけど、マニアックになりすぎないように肝に命じておきます。
まあ、逆にぶっとびまくったのを見たいという需要もあるところにはあるでしょうけど。
この辺りは散々語られているように取捨選択ですかねえ。

>あと室内用のお湯もあると最高にグッド!
生憎ですがありませんね。
旧都は和風建築がほとんどで、個風呂なんてまずありませんしね。
地霊殿になら個風呂はありますけれど。

ところで最高にグッドってグウレィトォになると思うんですがどうでしょう。

204 名前:名無し客:2010/10/23(土) 09:10:11
性質考えると、相方はもこたん以外の幻想住人大半と相性最悪だと思いますが、パートナーの目から見るとどうなんでしょうか。
妖怪に限らず、閻魔様とか住職とか教義としても反りが合わないような。

205 名前:Kresnik ◆WEISS0lzjQ :2010/10/23(土) 22:04:52
>>202
 
>動画とか
 
 >>201もだけど。
 ざっと、って程でもないけど、見てみた。いや、見てきた。
 
 どこかに所属するって事は、どこかに背を向けるって事だ。
 とっくに理解しちゃいたけど、なんだろうな。
 俯瞰して「作品」として見た場合の認識が、俺は甘い部分があるのかも、とは思った。
 前にも同じ事を思ったけど、まだそうなんじゃないかって。
 
 その場の共通理解が作る「そこの空気」が各種の動画にはある。それは解る。
 ただ、それがどこから持ち寄られるのかまでは、ちょっと俺は推測できない。
 それ自体は問題ないもんだとは思う。
 一つの理解ってレイヤーが組み上がるには、どこかでのフィードバックが必要になる。これはどんな物語
にしろ同じことだ。一つの理解を前提にして、一段上の応用をフィードバックに組み入れる。なんていうか、
マトリックスの前提に攻殻やボードリヤールがあったり、そこら中のアクション映画があった、みたいな感じ
でさ。そうやって、それを延々と繰り返したり枝分かれさせたりしながら全体に発展してきてるのが妹紅達の
総体だってのが俺の理解だ。
 まして、「最初の理解」からある程度は創作者の方に委ねられてる二次創作ってことなら、これは尚更だ。
 自由度は高い。けど、自由すぎたらそれはただのカオスだ。
 そのへんは散々妹紅からも聞いてるし、話したことがあるし、自分なりに理解したつもりではあった。
 
 けど、例えば俺がそっちを「ただの要素だ」としてしか扱ってないように見えるんじゃないかって心配は、も
しかしたらあるかもしれない。
 ってのも、なんだろうな。ここで妹紅達を見る分にも、さっき見た内の中にも、そうやって「作品から作品を
切り出そう」ってのはちゃんと見えてる。咲夜さん達もそうだった。
 そうでないのもあった。というか、そう見えちゃった、ってのが正しいのかもしれないけど。
 ここもそうだけど、作品を混ぜたりする、或いは作品に別の要素を混ぜると、どうしてもそこには別の解釈
が必要になるし、そういう場合は主観が楔になって全体を調和させることになる。そういう時、持ち込んだ(も
しくはその逆)の要素が原作と、そのファンの認識を無視してるように見える事はあるかもしれない。
 最初の内、俺が妹紅のことをまるで知らないままじゃ駄目だろう、って話があったのはそういう事だと思う。
 で、そこまで踏まえた上でも、それを全部含めたのが「それ」だ。
 
 ここでこうして何か創る上で、俺が曲がりなりにも認識されてたのは妹紅が関わってくれたからだろう、と
多分に思ってる。なんでって、俺には取っ掛かりになるようなレイヤーがないからさ。だからまあ、俺にでき
るのは共通理解として通るような民俗学や神話学の周辺のパーツを楔にすることだったワケだけど、そうし
て共通点を探してみても、俺が配慮し切れてない部分はあるかもしれない。
 俺から見ても、「これは違うんじゃないか」って思う事があるのなら、俺に対してもそれは同じだろうから。
 二次創作のクラウドを把握し切る必要がないのは正しい。
 ただ、それでも配慮するべき物があるのかもな、ってのは感じた気がするよ。
 
>風呂
 
 テルマエ・ロマエを読むといいんじゃないかな。
 前に自分のスレで教えて貰ったけど、いや、斬新だ。温泉ギャグ漫画。考証も割とマジ。
 いやまあ一巻じゃ風呂上りの牛乳の起源は解説されてないけど。
 ま、戦後手に入り易かった飲料が浴場で普及して根付いた、ってことなのかな。
 
 牛乳は俺もコーヒー派。
 風呂上りにビールはちょっと考えられないけど、まあ、アリっちゃアリか。
 あ、そういえばルシウス(前述の作品の主人公)も勧められて飲んでたな。風呂ビール。
 
>>203
 
 どうだろ。
 色々な形式を見たい、とは特に思わない分、単に俺は適応度が低いのかもしれない。
 ……とか言うと、我乍ら欝になれそうだけど。
 つーか、ま、メタラーとして感覚は解るんだよな。
 どの界隈のどんな要素がどんな風に存在するか、みたいなのは。
 
 アレだ。
 偶々俺が覗いたのが合わなかっただけとか。
 ただ結構再生数高かったから、それが合わないってのは致命的かもだけど。
 楽しみ方が解ってないのか、俺がここでの理解に拘り過ぎてるのか。
 
>風呂
 
 何……だと……。
 いやほら、和風建築でも旅館の中に内風呂とかさ。あるだろそういうの!
 こう……あれだよ。
 露天に行かなくても(二人で)楽しめる類の!
 
 四部的にはグレートだな。
 
>>204
 
 基本的には。
 多分。
 住職さんがどこの宗派かにも拠る。閻魔の方は教義以前に多分心情でアウトだな。
 というか、そうじゃないといけない。
 本来は。
 
 前は妹紅に銃を向けた事すらあったかもしれないけどな。
 

206 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2010/11/01(月) 09:34:56

「うぼあー…………呑まされ過ぎた。ハロウィンがどうして宴会になってんだよウチは」
「……結局のところ、呑んで騒ぐ口実になってしまったというわけだな」
「調子こいて暴れる妖怪とか何処に行ったんだよ……というか私いらないだろ常識的に考えて……」
「そういうな。里の者も恩義を返す機会が無くて心苦しいんだよ」
「別に気にしなくてもいいのに……まあ、それなりに楽しかったけどさ」
「さて、それじゃ早めに戻ってやれ。……寂しくて死んでしまうかも知れないからな」
「いや流石にソレは……いや、ありそうで怖い。なるべく早く帰ろう」


>>204

ん? まあそりゃね。宗教からして違うし。考え方も違うだろうし。
でもだからって必ずしもコンフリクトに至る訳じゃないでしょ?
基督、イスラム、ユダヤが共存してる外界を見れば分かると思うけど。
つーか、その前に私が絶対止める。

ああ、人妖についてはまあ、仕方ないだろうけど。そういうもんだから。
退治するのは人で、退治されるのは妖怪。
今となっては遊びのルール上での区分にしかなってないけど、元から対立するものだもの。
それが互いに危機を前にして折り合いつけて、今の幻想郷が出来たんだから。
……ま、昨今だと人を取って喰っちゃうような物騒な妖怪はほとんど居ないんだけどさ。
居たら居たで退治しちゃうし。
……ま、扱いとしては『ヤバいから手を出すな』って区分になるかもね。妖怪から見たら。
だいたい私と似たような感じ?

そういうわけでまあ、あんまり心配しちゃいないよ。
……一応、これでも人を見る目はあるつもりだからね。
変な問題は起こさないと思うよ。


起こしたらちょっと小指から順番に骨折して貰う事になるけど。

【怖】


>>205

あっちの住職さんは『妖怪も苦しんでるんだから助けなきゃだろ』って超リベラル派だったわね。
文字通り救われぬものに救いの手を―――ってやってたら妖怪を恐れた人間達に封印されたとか何とか。
宗派はたぶん独自化してるっぽいけど真言宗だったかな。ご本尊は毘沙門天。

……まあ、私は嫌いじゃない、というか頭が上がらんかも。
私には妖怪を斃す事しか出来なかったし、そこまで気が回らなかった。
その妖怪が何処から生まれたとか、何故人を襲うのかとか、殆ど気にしなかったのよね。
何故苦しみ嘆くのか、何故怒り狂うのか―――ま、分かってしまえば簡単な話で。
―――そこは人と同じだった、って事なのよね。
恨み変じて祟り神になったり、生きながらにして鬼になるのと同じように。
そいつらもまた、そういうものだった、と。気づくのは遅かったけど。
そういうモノも救おうと身を捧げたんだ、流石に勝てやしないよ。


銃くらいじゃ死なないけど、それはそれでぞっとしないわね。
……そんなヤな関係じゃなくて良かったよ。ホントに。


207 名前:名無し客:2010/11/02(火) 10:47:57
里人に旦那を紹介できる日はまだ遠そうですな。

里ってまだ西洋分少なそうですが、ハロウィン肴にして騒ぐ程度の能力はあるんでしょうか。

208 名前:<みんなの心の病み>古明地さとり ◆ORINKUO6O. :2010/11/02(火) 21:18:06
ショタースニクさんもとい、クルースニクさんの幼少期の写真って無いのでしょうか
抹消されているのでしたら、かつての彼を知る人でも良いですけども。
妄想想像を具現化するのは得意ですし。

趣味もとい興味が出ただけの不躾な質問ですが。

>>205
ニコニコで大雑把にカテゴライズするだけでも

原作プレイ動画、MUGEN、手書き劇場(幻想入り)
音楽(原曲、アレンジ、アレンジボーカル)、東方MOD(MMD GTA シムシティなど)
東方キャラが○○(ゲーム)をプレイ、パロディ

並べるだけでうんざりしますね。
これだけあるわけですし、合わない物があってむしろ当然かと。
楽しめるように楽しめばいいんですよ。

個人的好みで言えば弾幕成分ある奴ですかね。その辺ですと
東方闘犬劇SEv2.1 - Touhou 3D DogFight SE v2.1
ttp://www.youtube.com/watch?v=oVcc4O75SVk

紙芝居+ニコニコですと
つちぐもとはしひめ(シリーズ物で長め)
ttp://www.nicovideo.jp/mylist/9927828
陰謀のセオリー
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm11880164

原作から余りスピンアウトしてなさそうのですと、この辺ですか。
……見事に地霊殿関係ばかりですねぇ。

>風呂
灼熱の湯でしたら1人〜少人数で入れる個風呂として使えますね。
ただ余りイチャイチャしたりしてますと、火力担当が故意にうっかり手を滑らせるかもしれません。

旧都はかつての江戸の町並みのように、木造が密集してますので個風呂は無かったんですよ。火事が怖いですから。
天然温泉が湧くようになったのもごく最近ですし。
需要があるなら、増築も検討してみようかしら。

>>207
何かしらあれば、宴会して騒ぐのが幻想郷クォリティという奴です。

209 名前:名無し客:2010/11/02(火) 22:30:49
>ショタハンター
「もこたんは子供に興味ないからその頃に知り合ったんじゃなくて良かった」(訳
とは言ってたような

そういえば里だと小学生くらいが寺子屋ーズに該当するんでしたっけ。

210 名前:<みんなの心の病み>古明地さとり ◆ORINKUO6O. :2010/11/04(木) 00:19:01
>>209
子供を攫うのは鬼や天狗のお家芸ですよ。
鬼は取って食うだけですが、天狗は自分好み(天狗)に育てたりしますから
ある意味では余計に性質が悪いでしょう。
サトリ妖怪は人の心を読むだけの妖怪ですよ。
まあ、無意識に撃退されなければ取って食うぐらいはするかもしれませんが。

読み書き算盤はそれぐらいの歳で終わらせるでしょうね。
とはいえ子供には子供なりの仕事があるので、外の子供とは違って
一日数時間程度がせいぜいのようですが。
読み書き算盤のほかにも、幻想郷の歴史や本草学(博物学)もしたりするようですね。
………彼女は歴史の授業が得意なそうですが、
興味の無い者にとって歴史って破壊力バツ牛ンなんですよねえ。眠気的な意味で

バカルテットと言う意味でしたら、小学生に見えるのはチルノと…ルーミアもそうですかね。
リグルミスティアはもうちょっと上だと思います

211 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2010/11/06(土) 00:40:14
>>207

まあ、そだね。あいつはまだこっちの事とか良く知らないだろうし。
でも別に焦る事でもないじゃない?

……そりゃあ、毎日がハロウィンみたいなもんだから……。
普通に妖怪が跳梁跋扈してるのに仮装して練り歩いても新鮮味が無いというか。
やったとしても普通に呑んで騒ぐ宴会に突入すると思うよ。
私みたく。


>>208

基本的にあいつの写真とか肖像とかはほぼ出てなかったはずだよ。
描ける人がいねぇって裏の事情もあるんだけど(何)
……まあ、当人曰く可愛げが無いらしいけど。私はまだ知らんのよね。


>>209

いや、興味ないっつーか恋愛対象とは違うってだけで……。
んな逆光源氏とか自分好みに育てるとかちょっとアレ過ぎないか。


>>210

歴史でも、教え方次第で色々と楽しめるはずなんだけどね。
幻想郷の歴史なら特にね。破天荒な話もいっぱいあったと思うし。
まあその辺は慧音が不器用だって事で。

……真面目過ぎてジョークとか混ぜるの苦手なのよね、慧音は。
そこが好い所でもあるんだけど。



212 名前:名無し客:2010/11/06(土) 00:55:04
いやいや。
いいトシして少女に求婚した男の血を引いているんですから、
少年恋愛対象にしたり、逆光源氏計画に興味を覚えたって誰も責めませんよ!


213 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2010/11/06(土) 01:01:31

今わたしのお父様をディスったかテメー(ガタッ


……まあ、当時の婚姻年齢って異常に早かったんだけどね。
10歳で婚約、15で結婚とかザラだったはずだし。
その辺でロリとか何とか謗るのは現代文明の傲慢って奴だぜ。

……でも、うーん。
もしその時であってたらもう少し全うな生き方も選べるようにはしてたかも。
そういうカタチで逆光源氏ってのはアリかも知れないね。



214 名前:Kresnik ◆WEISS0lzjQ :2010/11/06(土) 01:50:30
 
 なんだと……!
 
 何。
 何それ何!?
 じゃあやっぱりもっと早く出会ってればもっと早く妹紅と色々できたの!?
 
 ……。
 時間。
 
 俺は時間の流れを破壊するぞ、イリヤーッ!
 

215 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2010/11/06(土) 02:05:28

……あー。なんだ。
とりあえず落ち着けバカ。


てーかタイムパラドックス起こしたらゲームオーバーじゃん(MGS話)。
別にそっちが考えてるような【そこまでよ!】な意味じゃないってばー。
……真、あくまで可能性の話だよ可能性。
マジで時間軸とか破壊されても困るし色々。

……つか、別にそれで今のイルを否定するつもりじゃないし。
今までの歴史の流れがあるから、こうなったんじゃん?
だったら私に否定する理由はないよ。



216 名前:Kresnik ◆WEISS0lzjQ :2010/11/06(土) 02:26:18
>>208
 
 ……どうだろうな。
 知ってる奴は知ってると思うよ。
 俺がガキの頃から変わってるのは髪形だけ、みたいな連中が数人くらい。
 まあ、俺の昔を憶えてるほど興味があるかはわかんねえけど。
 写真とかは……撮った憶えがないし、残せないからな。
 もしかしたらどっかに残ってるかもしれないとは思うけどさ。
 
 ま……多分、今の俺を小さくしたような感じじゃないか。
 
>動画
 
 mugenってのは……どうだろ。
 グレーゾーンだって聞いてから、そっちは調べてもいなかった。
 合わなかったのは、まあ、作風云々じゃないのかもな。
 どんな媒体でどんなのを、ってのじゃないと思う。
 偶々自分の信条からズレてた、とか言っても、そりゃ身勝手な話ではあるし。
 概ねこれはもう言ったことと被るから、まあ、これはこれで。
 いやまあ、もちろんそれもあるんだろうけどさ。
 
 紹介してくれたのは、それじゃ次に見とくよ。
 
>風呂
 
 入れるべきだ。
 是非。
 俺達専用でもいいから!
 
 あとそのうっかりは形容詞に使っていい類のもんじゃないよな!
 故意だし!
 
>>215
 
 い、いいいいいやだって!
 
 タイムパラドクスはほら、この場合俺が新しい量子的な分岐を作るだけだから問題……、
 ああ。
 まあ、精々前から時間が訪れたりするくらいかな!
 
 ……でも、まあ。
 それは前にも話したんだっけ。
 解ってはいるんだけどさ。
 それでも、と思うことはあるよ。
 こうでしかないから、こうなれた――それは解ってるんだけどさ。
 
 ……。
 まあ、でもそうだな。
 十数年以上分色々すればいいのかな!
 これから!
 

217 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2010/11/06(土) 02:40:38

……ま、グレーゾーンってのは同意だけど。>mugen
一からドット全部書いて作ってるのは別に問題ないわけだしね。
つーか私がそうだし(何)
ただ、こっちも作風から主義主張まで多様に渡るからね。
自分に合うのを探すのは大変だと思うよ。ストーリー系は特に。


>>216

……ま、結局はそこに行き着くよね。
私は、今までの私の歴史があるから、こうなった。イルも今までの歴史があるから、そう在った。
仮定は重ねられても、それが過去である以上、現在へ至る道筋はもう存在しない、ってね。
だから、私は今の歴史を否定しない。たくさん間違いや失敗もあったけど、私は胸を張って生きて行ける。
大事なものがあって、好きな人が居て、それを護って生きていけるなら、私は私を肯定する。
……ま、それだけの事でしょ。ふふふ。

でもその発言は色々と駄目だと思うよ。……色々って何考えてるのさ、すけべー(何)。
でもまあ、私の方もそれなりに自由が利く環境だからねー。
そういう状況を想定するのもまた楽しいかも。
考えるだけならタダだしね。


ちょっと時間が遅くなってるし、今日はこの辺で。
しばらく止めてたレス含めて動かしておきたいから、ちょっと休まないとね。
それじゃお先。お休み。



218 名前:Kresnik ◆WEISS0lzjQ :2010/11/06(土) 03:25:00
>>217
 
 電子書籍媒体の最近を考えると、音楽やグラフィックを加味した表現ってのはアリだとは
思うんだけども。まあ、それでもこれも「許可を取らずに借りる」とアウトではあるからな。
 それと似たようなモンだろうな。
 オリジナルまではいいとして、そこに既存のキャラクターを混ぜると一気にアウト、既成の
音楽を使用するとアウト、って感じなんだっけか。
 ……まあ、音楽だとHIPHOPの分野とかかなり前にこれで一度淘汰されたけど。
 ストーリー……って分類があるかどうかは解らないが、どうだろ。見たことない作品でも、
扱いで大体文脈が読めたりもするからな。そういう時に合う合わないは結構出てくる気がす
る。……そんな感じかな?
 
>過去
 
 「あの時ああしていたら」なんて過程は最悪に無意味だからな。
 「ああしていた自分」は、要するに他人だ。俺達は記憶にしか自分を担保させられないし、
その記憶自体が俺達だ。
 何が欠けていても、今の俺にはならなかった――違う、なれなかった。
 だから、俺は自分の力を否定しない。
 誇らないし、誇れないし、扱い切れもしないけど、否定はしない。
 お前がその根拠になってくれるなら、コレほど頼れることもない。……かな。
 
 ……いや。
 いやいやいやいや。
 色々は色々で! 別にそういうあれこれじゃ――ない事もないけどそればかりでなくて!
 自由、か。それは……ほら、ええと。
 考えるだけじゃ寂しいけどな。
 こう、そろそろ、ほら。か――家庭を! 幸せムード溢れるそういうのを作ろうよと!
 
 と、それじゃな。
 俺もどうにも疲れてるっぽい。こっちもここで。
 

219 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2010/11/07(日) 00:03:21


「ん? どうした妹紅。急に店なんぞ広げて」
「あ、これ? 手入れだよ手入れ。使わなくなって久しいけど錆びつかせたら勿体無いじゃん」
「いや、それは分かるが……これだけの量を何処にしまいこんでたんだ……? 十人分くらいはあるんだが」
「え? 気付かなかった? ほら、そこの壁板。あと囲炉裏の灰の中と、畳の裏。あと床柱の中と屋根裏にも」
「……忍者屋敷かお前の家は」
「刺客が引っ切り無しに来てた頃は、寝込みを襲う奴もいたからさ。咄嗟に手に取れる武器が欲しくて」
「いや、普通に素手でも術でも……ああ、燃えるのか?」
「燃える。……火術以外はそこまで得意じゃなかったしねー。あと素手で人間はともかく妖怪倒すのは無理」


「……しかし、それにしても多いな。いつ集めたんだ?」
「昔、妖怪退治に使ってた武器もあるからね。大体は消耗して使えなくなったけど、ここにあるのはまだ現役。
他は……里の人に頼んで鍛って貰ったりとか色々」
「刀に弓に槍に短刀、手裏剣の類まで使ってたのか……ん? これは知らんな。何だ?」
「あ、それは大陸で見つけた奴。盾に棘とか色々ついてて、相手の剣を折りながら攻撃も出来る優れモノ」
「キワモノの間違いじゃないのか……にしても、こうも並べられると壮観だな。来歴も凄まじそうだ」
「まあ、実際にとんでもない代物があったりはするよ。普段良く持ち歩いてる則宗とか、こないだ上げた兼久とか」
「兼久? そんなものまで持っていたのか、驚いたな」
「知ってるの?」
「……文字通り、幻想の名工という奴さ。一切銘を切らず、ただ己の仕事にしか興味の無かった筋金入りの匠だよ。
今やその出自は作風でしか判別できず、現代において彼の鍛った刀剣は殆どが失逸して行方が分からぬという、な。
いや、そもそも名前さえ知られていないだろうな。数多ある美濃の在野の鍛冶師に埋もれ、記録にすら残ってないだろう。
かく言う私も、日用品の物でしか見た事は無いな。確か人里に、鍬や斧で彼の鍛った物がいくつか残ってたはずだ。
……それも、いまだ現役でな。流石に少しくたびれてはいるが、十分すぎるほど仕事をしている」
「その言葉を聞いたらきっと喜ぶよ、アイツ。……なんか黄泉の国でもまだ鉄叩いてそうな気がするけどさ」
「違いない。物を見れば分かるが、あれほど鍛鉄を愛した男はおるまいて」


「……私は彼の事をモノの歴史でしか垣間見れなかったが、お前は直接?」
「うん。……妖怪と闘う数も減ってきた頃に、刀を鍛ってもらおうと思って。そこで話したら妙にウマが合ってさ。
結局、砂鉄と炭が足りなくて刀は駄目だったけど、代わりに鎧通しを、御守刀って事で。凄く善い出来だったよ。
その平造りは剛健にして肌は星々の如く深く煌き、刃は空海を分かつように冴えて焼かれた綺麗な一本だった」
「……ええい、私も見たくなるじゃないか馬鹿者。せめて渡す前に見せてくれれば良かったものを」
「……慧音も来れば?」
「無茶を言うな。例外はあくまでお前だけだろうに」
「んじゃ、あっちの子を少しだけ遊びに来させてみようかな」
「いやそれも……どうなのだろうな。外から入ってくるのは存外に簡単とはいえ」


「……まあ、それはいいが。何故に刀を? 前に形見分けされたと言っていたアレはどうした」
「則宗? ……んー、まあ個人的な話だけど。実はアレで人を斬った事は一度も無いのよ。魑魅魍魎限定。
これは人の血を吸わせていい物じゃない、魔性のみを断つべしって誓いを立ててたから―――来歴が来歴だしね。
私個人としても『あの人』の事は好きだったから、その形見みたいな物を血で汚したくなかったっていうか」
「……なるほどな。故に斬魔刀、霊剣の格を得た訳か。異様に霊気の純度が高いから不思議だと思っていたが、
確かに千年以上も拘って人の血を吸わせず、誓いを守り続ければそれだけの力にも成り得るだろう」
「実際に、妖怪と立ち回る時は助けられたよ。コレを鞘から抜いただけで恐れを成して逃げる奴も居たくらいだし。
……とはいえ、もうこっちでも抜く事なんてないだろうからなぁ。これもあっちに置いとこうかな。手入れできる人
もちゃんといるしさ」
「……まあ、その辺は好き好きだが。いいのか、そんなに持ち出して」
「いいさ。あっちも私の家で、家族がいる場所だから。御守の一つや二つは置いといた方が安心出来るじゃない?
使える人も二人はいるわけだし、鬼に金棒とか言っても過言じゃないかも」
「……その、あっちの家は孤児院じゃなかったのか?」
「たぶんね。ちょっと強い女の子たちがいるってだけよ」



220 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2010/11/07(日) 10:47:34
……適当にあれこれ拾い集めて固めてくとキリないな(何)
輝夜の奴も戻ってきてるし、そろそろ本業に力入れてくか。

>>218

クリエイティブコモンズ、なんて概念が最近は大きく取り上げられてきてるしね。
神主に東方projectをそうしてみたらどうだ、って上申した人もいるみたいだし。
……ちょうどそっちで声優ネタで笑い男のアレやってたと思うけど、あんな感じかしら。
私みたいに架空の存在が無数の意識上に存在することで情報体として結実する、というか。
文字通りキャラクターが実在するかのように振舞うソレってキャラネタにも通じるところあるよね。
それを意識してる人は少ないと思うけど、twitterでキャラネタやってる人はたぶん意識してるのかもね。
……っても、大半はスクリプトの人工無能だったりするけど、あっちは(何)

ただ、それでも現実に与える影響を加味すれば無節操に借りるのはちょっとアレよね。
特に原作者に対して被害を与えるようなのなら尚更。いわゆる剽窃とかそんな感じ。
利益の話なんか嫌う人も多いけど、継続のための必要経費を考えれば放棄するのは博打だしね。

で、えーと、まあそんな感じかな?>アウト、セーフ
ただ、著作権法は大体が親告罪にあたるから、原作者が黙認する限りはグレーゾーンだけどセーフになる。
例えるなら親しい作家同士がクロスオーバーしたりするのはセーフ。
作品を借りたパロディや二次創作はちょっとグレーだけどセーフ。
金銭のやり取りが発生する同人活動はアウトよりだけどまだセーフ。
キャラや設定を勝手に借りて商業ベースで儲けるとアウト、ってとこかな。
こっちは盗作とか海賊盤って言った方が分かりやすいか。

一応あるよ。ストーリー仕立てやゲーム仕立てにした創作が。かなりカオスってるけど。
……ま、そういう部分も含めて、自由に取捨選択していいってことね。私たちについては。
そういうわけだから安心して何か好き勝手に書いてもいいよ(何)


>過去

だね。分岐が生まれた時点で私と『私』は同一じゃなくなるもの。
……だから大事なのは、そういうことね。私は私の全てを肯定する。
自慢は出来ないけれど、少なくとも私の出会ったほとんど全ての人たちは、誇るべき者だから。
その人たちがいて、今の私が生まれているから。あの憎たらしいアイツも、また私の一部になっているから。
……もちろん、貴方もね?


いや作りたいけど。そういうムード作りたいけどアレだよ。
大体いつもイルが暴走して台無しにしてると思うんだ。

鉱山掘るのに核兵器使ってる感じだからさー、もう少しこう、普段は秘めなさい。
……ちゃんと相手したげるから。


さて、それじゃまた―――っと、そうだ。
客船。そろそろ再開する?
テストスレだとちょっと時間経ち過ぎてとっちらかっちゃってるし、
RH-かどっかに専用スレ立てちゃおうかと思ってるんだけど。


221 名前:Kresnik ◆WEISS0lzjQ :2010/11/07(日) 13:30:24
>>220
 
 twitterで……へえ、そりゃ知らなかったな。
 youtubeでは見たことあるんだけどさ。うん、やってるのは海外だった。
 
>著作権
 
 ああ、概念自体は理解してる――と思ってんだけどな。
 これはあくまで認識の話、だけどな。どっちかっていうとモラルか。
 あれの場合は……モロに画像やら音楽がそこに引っ掛かってる事になるんだろうな。
 だから、既存のゲームや音楽を使うとそれだけでマズいって。
 これについちゃ、法改正でグレーがブラックの方に近付いてるって観はしてる。
 
 そこを抜いて見た場合、どうだろ。
 ……内容見てみないとなんとも言えないけど、本来の文脈を逸してると俺はキツいかも。
 これは単に俺の心情だけどさ。
 
 俺自身の方についても、ま、それは同じことが言えるんだけど。
 好き勝手、な。
 うん、まあ、できる限り、で。
 ……もうちょいサブテクスト揃えた方がいいのかもな。
 神主さんも色々出してるみたいだし。
 
>不確定性
 
 肯定する――そうだな。
 肯定しなきゃ、嘘だ。後悔なんてしない。
 ルソーが何言ってようが、俺はこの決定性とだって向き合える。
 
 ……そこ、順番的に俺が宿敵の後ってのは、少し複雑だけど。
 ま……いいか。
 いずれお前の中であのお姫様に勝てるようになってみせるからな。
 
 
 
 ……え。
 つ、――つ、作りた……え?
 あ、え。
 
 ……十数年分……一年に一人として……十五人以上は……!
 
 あ、ああ。
 うん。
 秘める。
 秘めとく。
 大丈夫!
 鍵掛けて仕舞っとくから!
 
 
 
 客船のは……そうだな、再開するなら移した方がいいだろ。
 他のレスだけ削除してけばある程度は見やすいけど、ブラウザで見るとそうも行かないからな。
 あっちなら個別にスレッド建てても特に問題はないだろうしさ。
 動くこともなかったし、どこぞの学園にでも臨時で参加しようかな、なんて思ってたくらいだ。
 こっちで動けるなら――ま、本題に移るってカンジで。
 
 それじゃ、とりあえずこれで。
 またな。
 

222 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2010/11/16(火) 22:03:21

息抜きがてら、以前話してたサンサーラ・ナーガ2の曲を。
youtubeにはPVしか上がってなかったからニコニコ動画で。

ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm311803

作曲は川井憲次さん。押井さん好きなら、言わなくても分かるな?(何
曲調は優しげなものから激しいもの、勇壮なものから不安なものまで。
スタイルはジャンル分け難しいけど基本的にRPGらしい仕上がりになってるね。
ゲーム中の最重要キャラ、アムリタの独白と共に進むBGMは知らなくても想像を掻き立てられる。
ゲームをプレイした人なら思わず涙する場面も、あるかも知れない。


ゲーム自体は何処かオリエンタル―――インド哲学的な世界で軽いノリの中に重いものを混ぜて進行していく。
けれど、ゲームが進むに従ってどんどん重くなり、最後にはこのゲームの存在がどんなものかを理解すると思う。
意外なものが実は重要な役割を担っていたり、主人公が進むと共に恐るべき自体が世界に起こっていたり。
ゲームの難易度はそんなに高くないけど、主人公と一緒に考えながら謎を解いていくのが正しい楽しみ方だね。
手がけた作品の中ではかなりの異色だけど、押井さんらしさ全開の構造になってるね。

あとはらたま。立ち食いそば。
さらっとゲームや世界観に組み込むあたりやっぱ素敵だこの人。


223 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2010/12/11(土) 14:41:11
流石に放置プレイはマズいので生存報告だけ。
……本スレが過疎ってるのに手を出せないのが痛し痒しだけどね。
頑張れさとりん。私は応援してるぞ。


で、ちょっと手が空いたというか触発されたのでゲームサウンド紹介シリーズ。

・METALBLACK

作曲はZUNTATAの中の人ことYack.さん。
今でも色々と手がけてる現役の古豪コンポーザーだね。
この人のサウンドは軽くサイケ入ったテクノっていう印象を私は持ってるけど、この作品では特に顕著かな。
タイトーの名作の中ではゲームのバックボーンと相まって、全体的に『黄昏の音』と表現すればマッチするかしら。

勇壮なテイクオフの中、しかし夕暮れと干上がった海と枯れた大地から始まるステージ1は静かで、優しくて、切ない。
味方は何処にも居ない、全てを敵に回して始まるステージの中で、それでも透き通った音は微かに希望を含ませて。
タイトルのBorn to be free―――自由の為に産まれたというセンテンスはそのまま自機の事を指している。
私はこれほど型破りで、でもピッタリと作品に当てはまるSTG1面曲を知らない。そういいきれるほどの名曲ね。
ファンの中では二面道中BGMであるDUAL MOONと並んで一番人気の曲じゃないかしら。

そしてアラートと共に現れるボス。
来訪者を迎える曲はうって変わって異形の異星人を示すようなおどろおどろしいものに。
それまでの道中は割と人間側の兵器を迎え撃つのが中心だったけど、ここでガラッと雰囲気が変化。
本格的に異星人と戦う事になるのを否応無く意識させてくれる演出の一つだろうね。
演出重視のタイトーSTGが真髄、それがメタルブラック。


―――って、ヤバいな。この調子で語ると一レスじゃ収まらないか。
今日はとりあえずこの辺で。次は未定だけど、二面曲について語ろうかな。
それまでに手をつけてる作業も終わらせておかないとね。



224 名前:<みんなの心の病み>古明地さとり ◆ORINKUO6O. :2010/12/15(水) 23:55:38
>>223
応援ありがとうございます。
一時期に比べれば、本スレは過疎と言えるかもしれませんが。
文さんや小傘さんのように、個人スレで張り切ってる方々も居ますしね。

あとは、私の頻度でしょうか。
こまめなお返事がありますと気持ちがいいですしね。文さんや他の繁盛しているスレのように。
……まあ、それができないから本スレに居ついて居る訳ですけども。

しかし、ややこしい事情というのは何処でもあるものですね。
私も有頂天や陰陽鉄から距離を置く宣言をした以上、
それ関係ネタは使いにくいですし。

225 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/01/28(金) 18:53:22

気が付いたら完全に年明けだな―――いや、微妙に動いてはいたんだけど。
しかし、うん、静かだなあ。現状特にやる事が無いし、やっぱ何かすべきか。
一応、色々とあって自重はしてたんだけどね。
さとりんが独りで頑張ってるのを見てると申し訳なくなってくるっつーか(苦笑

とりあえず望む人がいてくれるなら暫定復活は考えてるとだけ。
もちろんこっち側とは切り離した上で。
盛り上げたい、盛り上がって欲しい気持ちはかなり高まってきてるし。


>>224
まあ、個スレ立つとその分だけ静かになるのは総合スレの常ってトコだね。
……私はあんまり筆の早い方じゃないから遅いこと多いけど。

私みたく開き直ってそれはそれこれはこれ、って感じで切り替えるのもアリだと思う(何
結局は当人の好きずきって話に落ち着くけど、やってみたいのなら悪くないんじゃない?
きちんと両立できるなら、って前提は必要だけどね……ま、参考意見って事で。



226 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/01/31(月) 01:05:17
……考えてみたらキャラクタライズの整理もしないとだっけな。
ほぼ一から再構築してみたいから復帰は時間かかるかも。

・METALBLACKそのに

忘れないうちに。
基本的に思いつきと即興で書く訓練も兼ねてるので間違ってる部分とかあったらゴメン(何

・Dancing homing
一面後のボーナスステージ。板野サーカス。
敵をロックしてミサイルでボコるだけの簡単な作業。
だけどぐるぐる動き回る自機や敵の動き、ミサイルは見てて飽きない演出だったり。
BGMはベースの前奏から始まって軽快なエレキギターをメロディに載せるという、MBじゃ珍しく明るい曲。
私も地味に好き。

・DUAL MOON
二面道中。神。これだけ音ゲーに入ってるくらい神。アレンジも神。
前述の明るい曲に続いてこちらも軽快なスピード感のあるサウンド。
前奏のゆったりしたメロディから高速のドラムリフへ繋げて行くのが渋い。
バックには常に月が映ってるけど、実は―――?
曲名がそのまま演出そのものに直結してるっていうのも珍しいよね。

・YUEESE
二面ボス。前述の明るいサウンドから一気に気持ち悪く(褒め言葉)。
あの月は卵だったのだ―――ガラスの砕けるような音を立てて飛び出す敵ボス。
背景に大きく映る本物の月と対比しているのも相まって度肝を抜かれる演出シリーズそのに。
仙波さんはマジ天才。
戦闘が進むにしたがって月の裏側―――月面都市らしきものが見えてくる。
けど実はプレイヤーがある種の薬物を摂取して戦闘してるのか、都市の明かりがややサイケに描かれているという裏設定。
実際はたぶん、大量の彗星が落ちてきた時点でとばっちり食って壊滅してるんじゃないだろうか。
欺瞞に満ちた講和、妥協に満ちた平和、絶望に満ちた戦争。
こうしたどこか退廃的な各種の表現もメタルブラックを名作たらしめている職人技、だと思う。
今のゲームでも、ここまで設定から演出までを細かく作りこんでリンクさせてるものはほとんどないんじゃないかな。
懐古趣味って言われたらそれまでだけど。



227 名前:名無し客:2011/01/31(月) 06:55:14
このスレとの使い分けでしょうか>新しく
このタイミングで今のキャラを捨てて新しいキャラ作りなら…
もしやるならトリップも変えるくらいした方がいいのでは。

228 名前:名無し客:2011/01/31(月) 09:39:21
キャラリセットしても、使う人が同じならそんなに変わらないのでは。

229 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/01/31(月) 18:48:54
>>227

それも考えてたんだけどね。
ただトリップ探すのがめんどい(何

……まあ、なんだかんだいって続けてる最大の理由がアイツだったからね。
アレが無かったらとっくに引退してたかも。
今は……まあ、色々と、かな。結局ココで色々やるのが好きっぽいし私。

だから、捨てるっていうよりは新しく再構築ね。
今まで得た要素を組みなおして、『東方』の枠に入るよう調整する作業。
受けた影響は大きいし、私も色々と引き出しが増えたしね。
そういうのは出来るだけ活かしたいのよ。


>>228

いや、そうでもないよ。私、ある程度なら文体制御出来るし。
そうでなくとも他のスレの人を真似した書き方とかをすればまあ、何とか。
色々と準備とか練習とかが面倒だから滅多にやらないけど。祭りの時くらいかしら。

それに、たとえキャラネタのスタイルが同じでも、私たちの場合はあまりに土台が自由過ぎる。
取捨選択、解釈の仕方で万華鏡のようにその姿を変えていくのが私たち幻想郷なのよ。
そもそも幻想っていうのはそういうものでしょ? みんなの意識に在る『私』は、必ずどれも違ってる。
想いは幻の如く、時間と共に移ろうモノだからね。

だからまあ、あの客船の話はその万華鏡の一欠けら。
私も引き摺るつもりは無いし、あっちとしてもあんまり私が食い込みすぎたら動きづらいだろうしさ。
それはそれ、これはこれ、って事ね。
……まー、その前にさっさと終わらせないと説得力無いけど(苦笑
文章は急かして出るものじゃないからね。のんびり待とう。私も待つし、居なくなったりしないから。
どんな身の振り方をするにしろ、それだけは約束するよ。



230 名前:名無し客:2011/01/31(月) 20:45:12
>>229
いえそのままだと「関係の使い捨て」にならないかと思ったわけで。
向こうは状況が状況ですし。
両方見てたので残念ですが。

231 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/02/01(火) 06:23:43
>>230

いやいや、別に捨てるわけじゃないってば。
そもそもあのイベント自体、後に引き摺らないって前提でやってるワケだったから。
身内でやるネタにしても、あんまり外に持ち出したら問題でしょ? この前みたく。
あの辺は私にも至らないところがあったんだけどさ。

つか判り辛かったな。要するにあの客船は一つのifだった、って事よ。
私が言ってるのはそれ以前に関係を巻き戻して行く事。まだ未決定だった時点まで。
……まー、起きた幾つかのイベントに関しては適当に取り込んで消化するつもりだけどね。



232 名前:名無し客:2011/02/21(月) 19:17:12
順位落ちたけど相変わらず人気ですね。

233 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/02/21(月) 20:33:40
「……」
「……どうした?」
「んにゃ、何でも。なんか想像を絶する悲しみを何処かで感じたような気がして……」
「……そうか」


>>232
「……(←ベスト10漏れても永夜抄枠でぶっちぎりのトップ)」
「……(←永夜抄枠で三番手くらい。順位自体は真ん中程度)」

「……ほむ」
「な、何?」
「いや、ギャップ萌えというのは普遍の魅力なのかと思ってな」
「何の話よ!?」
「例えば普段はぶっきらぼうな知人の女性がふとしたところで見せる女らしさとか」
「え……え? 誰? いきなり誰の話をしてるのかな慧音は……?」
「一見無愛想に見えて、実は他人には優しいところとか」
「……だ、だからなによ」

「私が男だったら容赦なく嫁に貰っていくところだな。いやはや惜しかった」

「どんな話だよ!? 結論がぶっ飛びすぎてるぞ歴史教師なのに! もっと論理的に話しテ!」
「じゃあ、そうだな。お前が男だったら喜んで嫁いでいたとでも言おうかな?」
「お前の冗談は本気かどうか分かり辛いんだってば! ……いや、本気でどう対応すれば良いか困るんで許してお願い」
「ははは、すまんな。……まあ、なんだ。お前は自分の魅力に自覚が足りないというか、色々と無防備過ぎるという話だ。
実際、自覚なしに周囲の人間を破滅に追い込んだ傾国の姫君というのも歴史に残っているぞ?」
「そんなこと言われてもどうしろってのさ……さすがに顔やカタチまで弄ったりなんて器用なこと出来ないよ?
するつもりもないけど。ただでさえ薬飲んでから別人レベルで身体に変革起きてるってのにめんどくさいじゃん」
「いやそういう意味じゃなくて、だ。……あまり派手に動くとそれだけ面倒になると自分で言ってたのに何故だ?
という話だ。特にここのところは色々とあちこち飛び回っているみたいだし、少しばかり気をつけろと言いたくてね」
「……まあ、うん。それは。自分でも一応、気は遣ってるし周りもフォローしてくれるから何とかなってるよ。
表立って何かやる事なんてそんなにないしねー……そもそも表に出るには目立ち過ぎる、ってのもあるけど。
こないだの太歳星君クラスの馬鹿騒ぎでも無い限り、出てくる羽目になるとは思わなかったし」

「―――いや、それもある意味、私には予期出来たんだがね」



234 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/02/21(月) 20:38:26
なんかすごく長くなりそうなのでちょっとだけお休み。
この形式で長文書くのって中々労力要るのね〜……。

ttp://nine.nicovideo.jp/watch/sm13663409

あと、出オチ。


235 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/02/22(火) 02:13:41
>>233

「―――え、なんで?」

「運命―――なんて言うといささか月並みか。数奇な歴史を持つものは、同じように数奇な物事を自分へ惹きつける。
お前の辿った生涯を鑑みれば、ほとんど奇跡の連続と言ってもいいような出来事の連発だろう? 自身は人の世から
隠遁しながらも、気がつけばあちこちで史上に残る時間に立ち会ったり、記録に残らぬ交流を果たしている。例えば、
とある陰陽師直伝の呪術だの、何処かの神社から発祥した剣術だの、やんごとなき方から形見分けに貰った物とか。
ついでに血族を辿れば栄枯盛衰全てをこなし、波乱万丈の歴史を当代まで刻んでいる……これを、偶然だと思うか?」

「……人の生きた時間は全部、物語に成り得る。それだけの事じゃない?」

「確かにな。どんな人の生涯も、必ず奇跡のような出来事の一つは持っている。結末は何であれ、どれも劇的ではある。
……けど、藤原妹紅の辿った歴史は、明らかにその奇跡を自ら引き寄せているようにしか思えない。確かにどれも一部
を切り取れば偶然の出来事だろう。完全に未来を予期できる存在は居ない。歴史の流れを決められる個人は存在しない。
だが……それでも人は必然を見出すことがある。
 ―――少し話は逸れるが、カオス理論というものは知っているか?」

「カオス? ……なんか名前だけは聞いたことあるけど、こっちにある学問の知識じゃないよねそれ。どっから?」

「外来人の中で詳しい方々が居たのでな。この間、幾つか話を聞かせてもらった。あくまでも概論として簡単に、だったけどね。
歴史を取り扱う者から見て非常に興味深い論説だった。ほんの小さな変化が将来的に大きな現象として現れる事の証明だよ。
そうだな、関係する要素があまりにも微小なのに、それが時間を経て一定の現象に巨大化するという、長期未来予測の不可能を
証明した理論、といえばいいか?」

「ごめんよくわかんない」

「……だよなあ。正直私も正しく理解出来ているか怪しいのだが、要するに未来を考える上で詳細に解析しようとしても、
関わる要素が多すぎたり小さ過ぎて気づかなかったりするから、想定された未来は実際の未来とどんどんかけ離れていく、
ということだな。例えば江戸幕府の大政奉還も、家康の世に生きていた人々には予測もつかない事だったろう? 誰もが
徳川の世が永遠に続くと思っていたのに、全く気づかない部分から綻んでいって、結果は私たちの知る通りになっている」

「……地上の人間が量子状態の重ね合わせに気づいた事は、天井の月に昇った人間さえ予測出来ない事だった、と」

「?」

「ああ、酒の席であいつが愚痴ってた。普段は妙に超然としてる癖に不思議だよなぁ。何か色々あってここのところずっと
ストレスのバーゲンセール中らしいよ。地上の妖怪ごときにビビらされた、引き篭もりたいとまで言ってた気が」

「……仮にも八意の姓を持つ人物がそれでいいのか……? 知識人の端くれからすれば衝撃的なんだが」

「肩の力が抜けてる証拠のようなもんだし、ほっとけばいいでしょ。前みたいに四六時中キンキンに張り詰められてても困る。
こっちも別に薬作った張本人だからって何か怨恨があるわけじゃなし、私が薬飲んだのは自己責任だ。付き合い辛いと面倒」

「そうか。……まあ、坊主憎けりゃ袈裟まで憎いとのたまうほどではないか。私の見込んだ妹紅はその程度の人間ではない」

「そりゃ買いかぶり過ぎだよ。……ま、とりあえず本来は文字通り神の領域にあったはずの知識を地上の民が自ら悟った、
なんて誰も思わなかったし、当の地上の人間もそんなことが実在するとは思っていなかった。誰もそんな未来は想像だにして
いなかったけど、それが今、現実として存在する異常がカオス理論の示すところ、って事になるのかしらね」

「異常ではなく、当然のゆらぎと言った方が正しいだろう。未来を予測することはあくまで近似値を弾き出す事になる。過去の
経験や情報、さまざまな環境の相互作用を見て未来を考える事は、その未来の位置が遠ければ遠いほど実際の未来から
ズレていく事になる。逆に近い未来であればかなり近い予測は出来る、なんて言い換えも出来るだろうがな。この辺りは、
お前の方が実践しているはずだろう? 武術で言う型や稽古も、来るであろう攻撃の近似値を最適な状態で迎撃する事に
その本懐があるわけなんだから」

「……そういうのって、カンとかって言わない?」

「言う。だが―――それを裏付けるのは膨大な経験だろう? 無意識の中で人は経験から直接有効な行動を弾き出そうとする。
これは妖怪には中々出来ないことなんだ……何しろ、妖怪という存在はお約束の塊みたいなものだからな。よほど人間に近い要素
を持つ妖怪でも無い限り、こうした直観的な思考は困難だし、不要でもある。だから妖怪は自分たちの“歴史”を滅多に残さないんだ。
やる意味が無い、ということでな。今残っている妖怪でさえ、当時に存在したであろうごく一部、それも有名なものから身近だったもの、
あるいは変質を重ねた末裔でもあるだろう。後は全て、私でも辿れないほどに遠く、過去の果てに失われてしまった。妖怪の死とは人
からの忘却だが、その頃はまだ妖怪達でさえ自身が何なのか理解していなかった……その上、死の観念が希薄な妖怪だと、歴史など
自分で覚えていてしまえばいいなどと考えがちだ。カタチにしない記憶ほどアテにならないものは無いというのにな……やれやれ」

「で、その手落ちを慧音が引き受けてると」

「そうなるな。……これは半分人間で半分がハクタクの私にしか出来ん仕事でもある。人間の歴史は稗田の家の者が残してくれる。
だがそれ以外の―――幻想郷と、そこに住まう妖怪たちの歴史はそうもいかない。取りこぼされた歴史は私が読み取って、記して
いかなければならない。

 そうでなければ。全ての妖怪たちは―――幻想郷はいつか本当に忘れ去られ、消えてしまうだろう。
 ……幻想郷に住む人間たちにさえ」



236 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/02/22(火) 02:20:29
>>235

「……そろそろ話を戻すか。まあ、そういう理論を知った事で歴史を司る私はある程度、未来の事が読めるようになったわけだ。
あくまである程度ってだけで、精度もそこまで高くは無いし、幻想郷とその周辺限定という制約はあるのだけど。で、私は識った。
―――あの歪みとも言うべき、あってはならない災いが起きてしまうであろう事を」

「ゆがみ?」

「考えても見ろ。人の歴史、人の想念と共に勝手気ままに生まれてきた妖怪がいきなり『時代遅れ』と切って捨てられていった
んだ。それで一方的に捨てられた当人……妖怪や神仏、そして幻想たる者がフラストレーションを溜めないはずが無いだろう、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、?」

「……む」

「外の世界はそんなこと意識はしてなかっただろう。だが少なくともここの妖怪や忘却された神々は、大なり小なり含めて、ここで
新しく生まれた妖怪を除いても、表に出さなくとも怨恨を持つものが確実にいる。そして幻想郷が今の形に収まるまで、あちこちで
衝突や小競り合い、覇権争いは続いたし、人間と妖怪の関係も剣呑な状態が続いてた。……さて、そうして大量に蓄積して飽和
しそうな負の感情を受ける皿は、幻想郷の何処にある?」

「―――あー。ひょっとして、無い、、?」

「残念ながら、幻想郷が今の理想的な形で成立するには、そうした気質は全て押し込めなければならなかった。力のある神、妖怪
と一部の人間が幻想郷を幾つかのルールで括って、そうした関係を強引にでも変更しなければ、今の幻想郷は無かっただろう」

「何処にもその感情が行けないから―――その感情を燃焼させる代弁者として、あの太歳星君が想起されたってこと?
そして、その対象として外の世界が選ばれたのも、幻想郷を破壊して自滅するのを避ける無意識が働いて―――」

「その太歳星君について詳しく知るものが居た、というのも大きいな。災いを成す神は多いが、災いのみを成す存在はアレだけ
だろう。こちらの文化圏では祟り神も容易に裏返ってしまうからな。無意識的に集合した怨念を受けるにはそういった裏返らない
存在でなければならないんだ。祟りが反転してしまっては、炸裂させる意味が無くなってしまう。そしてスペルカードルールでそれ
を代替するには、形式が矮小すぎてしまう。子供の遊びのような決闘で皆殺しめいた弾圧への鬱屈を晴らせるわけがない―――
というのは、数百年単位で殺し合ってきたお前が一番よく知っているだろう?だから、あの異変は歴史上、起こるべくして起きた。
いつか必ず起きるし、起きてしまった、というわけだ。……最も、私もこんな思考法を得なければ予期など出来なかったんだけど」

「……にしては、あんまり関わらなかったみたいだけど、なんで?」

「それはもっと簡単だ。そんな災害、表に出すわけにはいかない。幻想郷の存在は外部からの忘却によって成立している。
もしも、あの災害で幻想郷が外の世界の『常識』に曝されたなら、間違いなくこの世界は跡形も無く蒸発するだろう。何しろ
現代文明の根幹は私たちの否定―――啓蒙思想から成り立っている。そして、お前もあの妖怪の賢者も、そんな事を許す
はずが無い。絶対に出てくると分かってたからだよ。カオス理論なんて大層なものを使わなくてもその位は私にも分かる。

……ああ。特にお前は分かり易かったな。最近は外と関係が深いし、行動パターンは単純だしなぁ」

「ちょっ、馬鹿みたいにいうんじゃないよ!? 一応は色々と考えてるよ! その結果がシンプルなだけで!」

「面倒だから自分の好き勝手でやってるだけだろうお前は。色々と達観してる癖にそこは子供と変わらんじゃないか全く。
……まあ、だから私は必要最小限に留めたわけだ。私の介入で、私の視た未来に悪い影響を与えてはいけないからな。
―――恥ずかしい話をすると、私の力であの災害を地鎮させるのは無理だというのもあったが」

「……まあ、コピッた面子は史上最悪の類で、その上にワケわかんないのまで便乗して復活したり、よりにもよって本気で
神々の黄昏をこの世に造り出せる奴まで写し取ったりもしたしね。三種の神器を全部持っていったとしても、正直ちょっと
アレだ、厳しかったと思う。今の私でもかなりてこずったしね……でもまあ、手助けしてくれた方が嬉しかったんだけど……」

「……ああ、今度はそうすることにしよう。実は我が身の非力を恥じて、しばらく修行でもしてみようと思ってな。ちょうど近場に
いい感じのお寺も出来たし、しばらくは通い詰めて法力を磨こうかと思っている」

「本気か。それはいいけど……んー、無茶しないでよ? 半分妖怪だとしても荒行には限度があるんだから」

「知っている。……あちらの住職とも少しばかり話もしたかったのでな。気長にやっていくつもりだ。まあ一度は炸裂した以上、
数百年先までああいう異変は起きないだろうし、今すぐ強くならねば、などと焦る必要もないだろう―――」




「そういうこと言ってるとうっかり起きかねないのが幻想郷なんだけどね……」

「それは言うな馬鹿者」



237 名前:名無し客:2011/02/22(火) 13:24:34
当たり前のようにコンティニューしまくってますが、次死んだらリザレク出来ないかも知れない。
なんて不安に駆られる事は無いんですか。

238 名前:名無し客:2011/02/22(火) 13:45:03
先生はどんな歴史の喰い方が好きですか?
角に刺しての串焼きとかで…?

239 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/02/22(火) 22:21:00
>>237

いや、全然。
ありとあらゆる死に方を試してみたけど結局全部生き返った。
……試した、っつーか結果的に試した事になったというか。
極論、こなみじんになっても復活出来るしね。灰も残さず消し飛んでも、無から有に転ずる。
ひょっとしたら、この時空に寿命が来たとしても私という意識は残り続けるのかも知れない。

……まあ、どっちにしろ死ぬっていうのはいい気分じゃないよ。
要するに自分の存在が一時的にしろ一瞬にしろ吹き飛ぶわけだからね。
最初の頃は生き返った時の嫌な喪失感で苦しくてしょうがなかったし、興味本位で体験したら心に傷が残る。
普通、生きているものが覗いちゃいけない領域なんだよ、『死ぬ』って言う物事はね。
だから妖術も武術も学べるだけ学んで、自己防衛の技術を磨いてきたのよ。死ぬのがヤだから。
今もまあ、なるべくだから死ぬような真似はしたくないね。必要なら幾らでも使い倒す、って割り切ってはいるけど。


>>238

「お前は私の能力を何だと思っているんだ……」
「まあ、食べるっていう表現が原因だと思うよ。満漢全席とかそういうの」
「……獏が夢を食べる、というのと同じ意味合いで言ったつもりなのだがなあ」
「で、結局。私も良く分かんないんだけど、慧音の能力って何が出来るの?」

「歴史を隠す程度の能力と、歴史を創る程度の能力、だな。派生として、モノや他人の『歴史』、いうなれば記憶を
読む事も出来なくはない。ただあくまでも何が起きたか、何をしたか、というだけでそこに付随する感情や思考など
を読み取ることは出来ない。……そうだな、その場で相手の歴史書を開くようなものだと考えてくれれば、おそらく
分かりやすいだろうな。そしてそこに色々と書き足したり、消してしまったりすることが出来る、とね」

「ふむ。つまり出来事は歴史書に書けるけど、感情や思考は日記帳だから、慧音には読めないと」
「そうだな。その辺は覚りの領域になる。……ある意味では似てなくもない、かも知れない。ともあれ、能力の基礎
はそんな感じになる。後はいかに応用するか、というのが肝となる……それほど潰しの利く能力ではないけれど」

「そうかな。人里を丸ごと隠しちゃったりとか結構ハデに使える能力だと思ってたんだけど……」
「アレは緊急避難的なものだよ。そもそも、歴史を隠すといっても隠しているものが何か看破されてしまえば能力は
破れてしまう。墨塗りで文字を塗りつぶしても、文章の前後や個人の記憶で保管されてしまえばあっさりと改ざん
した文章は覆ってしまうのと同じでね。時間をかけていって記憶が記録に変化して歴史として完全に定着するか、
歴史を知る者が死ぬまで口を噤み続けるかでもしないと、完全に『無かったこと』にする事は出来ないだろう」

「ふむ……歴史を創るって方はどうなの? そのままの意味で捉えてもいいのかしら」
「一応は。要するにアレは記録や記憶を歴史として『編纂』することで風化を防ぐ能力だ。資料や記録、口伝から
歴史書を書き上げるようなものだと思ってくれれば手っ取り早い。月に一度、満月の時にしか出来ないことだが、
こっちの方はかなり応用が利く。要するに情報をカタチにするわけだから、例えば私の持ってる三種の神器も、
実物は外にあったり失われたりしているが、その神器について詳しい情報があれば……この通り、形にして持つ
ことが出来る。今はもっぱらスペルカードの触媒としてしか使っていないが、こうした祭具は年代によらずカタチを
模して同じ役割を持たせてしまえば、御霊分けが働いてオリジナルとほぼ同じくらいの力を持たせられるんだ。
同じように、満月の夜の時間を記録しておいて、後で歴史を開いてその場の時間を上書きしてしまえば一時的に
白澤の力を使う、なんて小技もやれないことはない。……ただ、先も言ったように、こっちを出来るのは月に一度だけ。
その上、この幻想郷の歴史をきっちり記録しておかないといけないからな。その日だけで一月分の溜まった歴史を
一気に書き上げる必要があるんだ……実を言うと、それで忙しいからあまり余分に使うだけの余裕は無いのよ」
「ああ、たまになんかカリカリしてる時期があると思ったらそのせいなんだ。……てっきり私は、」
「それ以上いうとその口を縫い合わすぞ」
すいませんでした。……でも満月となるとけっこうカブるよね、そういうの」
「半分妖怪の身に何を言っているんだお前は……確かに多少は体調を崩す時もあるが、夜になれば絶好調だぞ?
夜は妖怪の時間。そして月の光はあまねく全てに霊力を与える、あやかしにとっての天の恵みだよ。多少なりとも
妖怪の血を引くならば、満月とはその血の気が騒いで当然の日なんだ。暗い夜に出歩くな、満月の夜に気をつけろ、
というのはそういうことだ。それを忘れてふらふら歩いてなどいたら、獲って喰われてしまっても文句は言えないな」


「……で?」
「ん?」
「実際、歴史を食べるってどんな感じ、というかそもそも味とかあるのかって話なんだけど」
「……いや、自分にだけにしかない感覚を説明するのって非常に難しいんだがな……そもそも味がどうという話も
例える方法が無いというかなんというか……歴史を食う、というのは白澤にとって重要な妖力の確保手段でもある
のだが、うーん……そもそも料理とか出来る類のものじゃないしな」
「前はアメ玉っぽく固めて食べてたけど」
「なんでそんなところだけ良く覚えているのかなお前は……アレはただ、書き間違いを無かったことにしただけだよ。
紙が勿体無いし、それほど量のあるものでもないからあんな風に遊ぶことも出来る。……ちなみに味など無いぞ?」
「ふうん……墨汁の味とかしたらそれはそれで面白かったんだけど」
「それだったら新しい紙に書き直したほうがマシだ。……味は無いが、比較的新しい歴史や、感情を色濃く刻んだ
ような歴史であれば、その時の感覚を追体験することは、まあ無くも無いな。風味とでも言えばいいのかな? 愛情
があれば甘く、憎悪があれば辛く、耳に痛ければすっぱく、失敗の思い出であればしょっぱい。後は……まあ滅多に
喰うことなど無いが、虐殺の歴史などとなれば吐き気を催すような苦味と血の味がする……と、そんなところだろう。
ただまかり間違っても角に刺して焼けるとかそういった類のものではないが」
「あのツノはトリケラトプスと同じように強力な武器になるからねー。そんなことに使ったりは……ぎゃああああああ!?
ちょ、極まってる極まってる! 完全に関節がロックしてるよ!? スピニング・トゥ・ホールドとか何処で覚えたの!?」
「このくらい淑女のたしなみだ。……ちなみに私は怒っていないぞ?」
「いやそんな威嚇めいた笑いを浮かべて言われても……ちょ、いまミシとかブチッとか聴こえた気がするよ!? ヤバい
ヤバいヤバいって! もう言わないから許してお願い!」


「……ふう。やれやれ。口の悪い友人を持つと苦労するな」
「……異常に関節技の上手い友人を持つと苦労するわね……足が超いたい……いや本気で久しぶりに痛かった……ッ。
……で、えーと。そうだ。最後最後」
「何だ?」
「それじゃあ、食べたい歴史って何かあるの?」
「―――ふむ。まあ、当人が生きてさえいれば食べたところですぐにまた戻ってしまうから稀少性などは無いのだけど。
私にとって歴史を食べる、ということは自らの血肉にすることと同義だ。その人の歴史から様々なことを学び、教わり、
そして自分のこれからに活かしていく。そうした歴史食いはとても快いものだ。
……だから、そうだな。例えるなら妹紅のような人間を探してその歴史を味わせてもらう、というのが一番好き、という事
になるかな。事実、こいつは私の知らない歴史を……想像を絶するほど多くの記憶と記録を感情と一緒にまとめてその
内に秘めていたし、何よりそれだけの年月を持ちながら、なお人として外れることの無く、魅力のある女性だった。これほど
濃厚な歴史を持つ人間など、何処にも居はしないよ」
「…………」
「……どうした? 急に余所見などして」
「……ああ、いやなんでも。そんないいもんじゃない、とは思うけどね」
「良薬は口に苦し。それに、料理とて一つの味だけでは成立しないものだろう? だから良いんだよ」
「……ああ、そう」
「どうした、柄にも無く照れているのか?」
「……いいから、ほら。そろそろ仕事しときなさいよ。寺子屋で使う本、また書き直してるんでしょ?」
「ははは。……そうね。そろそろ仕上げないと。妹紅、稗田の御当主様から資料を幾つか借りてきてくれ。少しばかり
参照しておきたいところがあるんだ」
「はいはい。時代はこの間と同じでいいのよね。行ってくるよ」



240 名前:名無し客:2011/02/22(火) 22:33:56
子供達のネクストヒストリーはこれからだ!
上白沢先生の次の授業にご期待下さい!

241 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/02/23(水) 03:25:58
「……どうでもいいけど」
「なんだ?」
「その場で相手の歴史を開くってぶっちゃけヘブンズ
「おいやめろ馬鹿、この話題は早くも終了ですね」

>>240

「勝手に打ち切るな馬鹿者。……まあ、人の集まりが良くないのは事実だが」
「自分から学ぶ、って難しい事だからね。人間の原動力は好奇心だから」
「……日々の生活に忙殺されている人々も多いしな、無理強いは出来ないよ」
「晴耕雨読。本を読むくらいの余裕はあると思うんだけどね、誰でも」
「娯楽と学習は違うものだぞ? 中には物好きな奴も居るだろうけれど」

「あ、そうだ」
「?」
まんが幻想郷むかしばなしとか作ればいいのに」
「……その発想は無かった」



242 名前:名無し客:2011/02/23(水) 17:28:23
今のように足をネジ切られた時、そのダメージを回復するためにリザレクション!
とかは無理なんだっけ。

243 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/02/23(水) 20:27:14
>>239

「―――さて、随分と余談が増えてしまったが。そろそろ本題のお前に行かないとな」
「え、本題ってあったの」
「えっ」
「えっ」
「…………」
「…………」

「…………そうだな、今までの話は言わばマクロ的な話だったが、今度はミクロの視点で話をしてみよう。
いわゆる、歴史に対する個人の振る舞い、引いては歴史においてお前の築いてきた足跡についてだが」
「強引に流した!? 何事も無かったように進めるそのスルースキルは何処で磨いたの!?」
「クセの強い人間や妖怪を相手にするにはこのくらい出来んと話にならん。……まあ、要するにだ。個人の
行動がそのまま歴史へと反映されるわけではないが、時代を下るに連れて大きな影響を与えていくという、
そういった話だ。あるいは個人の選択が歴史を左右する瞬間、というのを何処まで予測できるか、って話ね。
例えばお前が看取った治天の君なども、お前が居なかったら、もしかすると今とは違った歴史を残していたかも
知れない。『徳』の字をそのまま贈り名に刻んで、彼の崇徳院のように大魔縁として恐れられたなどという事
も―――あくまで仮定の話でしか無いけれど」
「あの人はそんな恨み深い人じゃあなかったな。もっとさばさばしてて、武家の世が来るのも已む無しとか
あっさりと自分の世を諦めてた節があったしね。……帝ではなく歌人として生きていけたなら、なんて事も
こっそり話してくれたのよね」
「それも、お前が居たから誰も恨まずに身罷ったのかも知れない。周りに理解者が居たなら、人はそれだけ
で十分に救われる。少なくとも、そうした者が傍にいてくれたなら不幸な死に方はしない。……おまえ自身が
最も良く知ってることだろう?」
「まあね。私は居なかった事になってるから誰も知らないだろうけど。……何も考えず好きなように話が出来る
人間って私しかいなかったからね。私にとっても貴重な時間でもあった。……まあ、拾ってきた最初の理由が
『なんか綺麗なのが居たから』っつーのは酷いけど」
「ははは……伝え聞く肖像とは随分違って、なんとも自由闊達な御方じゃないか」
「そりゃ、配流された時は『こんなことになるんだったらもっと好き勝手やってれば良かった』なんて愚痴ってた
くらいだし。……お世辞にも為政者向きとはいえなかった人だけど。まあ、今となっちゃいい思い出の一つだね」


「……つか、私の過去話なんてしてたら何日かかるか分からないよ? さっさと本題に行こう」
「乗り気じゃなさそうだったのに勝手な奴だな、ははは。……そうだな、まあ先ほど上げた例とは逆を挙げてみよう。
彼の清明殿がお前と出会わなかったとして、その生涯に何か変化をもたらすと思えるか?」
「象とアリのケンカを判じろってかお前。……ぶっちゃけあの人は飄々としてる癖にその芯はどこぞの御柱並みに
堅い人だよ? 当時のガキに毛の生えた程度の私じゃ運命の流れに波紋一つ起こせない。むしろ私の方が大幅
に揺さぶられたっつーか人生の転換の一つになったというか……あれ? これって」
「そう。私の、論とも言えない単なる勘によるものだが。人に備わる無意識の影響力には、大小が存在するという
ちょっとしたカオス理論の発展系だ。湖に小石を投げ込んだ時と、一抱えもある岩を叩き込んだ時では、生まれる
流れは歴然として違っていく。その影響力を何が左右するかといわれれば、やはりその人の生きた環境に起因
するのだろうが、その環境もまた周囲の人々や土地によって運命付けられる。カオス理論の複雑系、という奴かな?
そうした無数の要因が絡まって因果を決定づけているが―――時折、そこに大岩を投げ込んで思い切り破壊を起こし
新しい環境をダイナミックに生成する者が現れる。それは紀元前に原子を予見し、中世に世界を広げ、近代では世界
を織り成すルールにさえ手を伸ばした。つまりは私達の知る常識を書き換えていく先駆者たちのことだよ―――俗に、
人はそれを天才、あるいは英雄という」

「……やっぱ大げさ。あとやっぱり……アレだ。話が長い。授業下手な理由が分か」
「ええいいちいち余計な事を言うな馬鹿者め! ……いや、その。それは本気で傷つくから言わないで欲しいかな。
……これでもかなり努力はしてるんだが、なかなか身にならないんだ……」
「ああ……うん……ごめん……」


244 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/02/23(水) 20:29:53

……だいぶ煮詰まってきた、かな?
こうした地道な積み重ねが大イベントとかを成功に導く秘訣(予知夢)
いや何かやる予定はまだないけど。

>>242

んー、リザレクションの発現条件はその時点での人間が生存できる限界を超えた時だからね。
それ以外でも再生はするし体調やテンションによっては即手足生える事もある。我ながら面妖だけど。
まあ率直に答えちゃうと、あなたの言ってるそれも出来なくは無いかな、一応。
明らかに再生に時間かかったりしそうな時は、わざとそこだけ焼き切ってその部分だけリザレクションさせたり。
私って炎に強い分、熱感がちょっと鈍いからそこまで苦痛には……いややっぱ痛いのは痛いけど我慢出来る。
そういうわけで持久力に関しては下手な妖怪よりは上だよ。アタマが動いてて身体が動くなら永遠に戦ってられる。
流石に吹っ飛んだ意識を一瞬で引き戻す、みたいなマネは無理だけどね。
私という意識が途切れちゃったら身体を動かす奴は何処に居るんだ、って話。


あと、あの程度でネジ切れるほどヤワな鍛え方はしちゃいないっつーの。痛いのは痛いけど。
……幸いというかなんと言うか、鍛錬での成長分はきちんと身体の方で記録してくれるみたいでね。
おかげさまでまあ、見た目よりは丈夫かな。元々細っこかったし気づかない奴もいるけど、筋肉はけっこうあるよ?
というか仙道や呪術の類で肉体を補強するにしても、元が丈夫じゃなきゃ焼け石に水だったりするから……。
ま、楽して強くなる方法なんて何処にもないってことだね。武術に王道無し……とは言い過ぎかもだけど。



245 名前:名無し客:2011/02/23(水) 21:09:59
砲雷神
失礼
蓬莱人とは頑張って生に踏みとどまろうとするだけ損をする存在なのですね。

246 名前:名無し客:2011/02/23(水) 21:20:06
同じ死んでも平気な某ボスみたいに不思議のダンジョンに挑戦してみませんか?

247 名前:名無し客:2011/02/23(水) 21:29:19
あの人間には指一本触れさせねえええーッなんて言うくらいなら、
あの人間の歴史を食って隠しちまえばよかったんじゃねーですか?

248 名前:名無し客:2011/02/24(木) 00:27:56
マミられても頭がニョキっと生えるわけですね。

249 名前:名無し客:2011/02/24(木) 13:44:33
パーフェクトフリーズで固めて、首吊り蓬莱人形の呪いで縛って宇宙か川に沈めれば、
考えるのを止めた不死人をリタイアさせる事が可能になるかも知れない……(ゴクリ

250 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/02/24(木) 14:28:23
>>245

損得の基準にもよるね、それは。
―――そもそも私たちが生きる意味って何だよ? 命の価値って何だ?
そいつを決めてきたのは人間だし、尊重してきたのは人間だよ。
他の動物はただこの世の理に従って在るに過ぎない。世の在るがまま、自分の在り方に従っているだけだ。
そこに意味や価値なんて決まり事を持ち出してきたのは人間なんだ。それは人間にしか出来ない事だから。

だから―――ただ『死にたくない』なんて感情で不老不死を目指すのは『損』だ。
生きるという事は、多くの苦しい事と向かい合い続けなくちゃいけない事だからね。
死は終わらない苦痛に対する救済だよ。その為にあらゆる命は死ぬ事を義務付けられている。
それを捨てるって事は、『私は永遠に苦しみ続けます』って死神の契約書にサインするのと同じ。
二度と救われない、二度と報われない―――それがただ『死なない』って事だよ。

けど、私は―――少なくとも生きていく理由はある。命の尊さも知っている。一つしかない事の重みも。
その経験は何物にも代え難い、私達みたいな存在だけが得られる感覚さ。一度だけの人生じゃ気づかない。
私は、それを『損』とは思わないよ。
生きていたから、幻想郷にやってきた。
生きていたから、慧音とも出会えた。
生きていたから、今も輝夜と殺し合える。
生きていたから―――自分の望んでいる『何か』が出来る。


な、これなら十分お徳だろ?
私にはそう思えるけどね。


>>246

それはもうどっかの巫女がやってるから私はいいや。

敵ポジとしてなら出てるかも知れないけど。


>>247

「だから……生きている人間の歴史を食べたところで消えはしないんだって。なにしろその歴史を知る張本人が
その場にいる訳なんだから。私が検閲したところで即座に新しく書き直されて、消しても無効化されてしまうんだ。
これがすでに故人とかだったら不可能でもないが―――そもそも死なない人間ではそれも出来ないよ。万能では
無い、って何処かで言ったような気もするけれど、まあ、そういうわけね」
「そもそも、それで済んだならわざわざ人里から離れて実力行使する必要も無いしね。それも忙しい満月の夜に。
……平気だっていってるのになあ、全くもう。慧音も慧音でもう少し自分の身を大事にしたらどう? その場のノリ
でやってると酷い事になるよ?」
「だが黙っていろと? 我慢など出来るはずないだろう。私は無益に傷つけ、傷つけられるというのが大嫌いなんだ。
そもそもあの肝試しは『幻想郷の人間を襲ってはならない』という律に反していただろう? お前は人間なんだから」
「いや、それは例外処理っつーか何というか……そもそも死なないし」
「それでも我慢なるものか。どんな理由があろうとあの許されざる暴力行為は許せん」
「……あーもー。人間好き過ぎて暴走する癖はそろそろ直せって。怪我するよ?」
「すまんな。―――だが、そこはお前が拾ってくれるだろう?」
「……ずるいぞ、そういう時だけ頼るのって。こっちもそっちの事は放っておけないってのに」
「ははは。だが、日頃の借りを返したいというのならちょうどいいじゃないか。……私も、とても安心できるからね」


>>248

「それどころか食った頭が炎を巻き上げて爆発するかも知れないね」

「ちょ、え!? そんな事出来たのか!?」
「ああ、リザレクションかかる時はね、以前の肉体を完全に破棄してから復活するのよ。その時の媒介として炎が
選ばれてるんだけど……まあ、爆発も一種も燃焼現象ではあるわけで。後は……分かるよね?」
「……なるほど、妖怪がお前を食いたがらない理由の一つなんだな、それは」
「うん。あと、場合によっては相手の身体の中で再生して内側から食い破るなんて荒業も」
「エイリアンかお前は……どちらにしろ、妖怪としては敵に回したくない貴重な人間、というわけだ」
「そ。おかげさまで普段のお仕事とか凄い楽だよ? よほどのマヌケでもない限りは襲ってこないし」


>>249

「出来ないよ」
「えっ」
「そのくらいじゃリタイアとか出来ない」


「……まあ、なんだ。上で肉体の破棄とか言ってたけど、『自分の意志で捨てる』ことも出来るんだよ。自殺っぽく。
で、あくまで本体は魂で、魂を媒介にして新しく肉体を生成するんだけど、私は肉体が無くても自由に活動出来る。
まあ、流石に物理的な干渉とかは無理だけど、遠く離れた場所で復活、なんてことも出来るんだ。だからそのどっか
の究極生物とか可哀想なスタンド使いっぽい方法で始末、ってのは不可能だね。そもそも魂に纏わる事柄へ干渉
が出来るのはヤマか死神くらいのもんだし、そいつらにしたって『魂』を『殺す』なんて芸当は不可能よ。あくまで彼女
たちは死後の世界を管轄にする人だから、魂に関して色々と命ずる権限を持ってるってだけだもの。それでも怖いけど。

 ……蓬莱人が文字通りの不老不死っていうのはそういうこと。私達は、世界の終わる時まで時間の流れをたゆたい
続ける。あるいは世界が終わっても残り続けるかも知れない。輪廻転生―――ケガレ、より強くを“死”内包する事で
その速度を急激に速める事で生と死のサイクルを加速し、結果として常識を超えた蘇生能力を生きている人間にもたらし、
その魂を永遠に固定する事で、その輪廻に対して“私”を“私”たらしめる要素を維持し続け、永遠の自己を形成させる。
それが「蓬莱の薬」の正体だ。死と生を繋いで無にし、生命とセットでなければならない知性の中で例外を作り出す、
禁じられた世界最強の呪いにして祝福。そして『生と死の境界』に立ち続け、その境界幻想を体現する人間というカタチ。
つまり―――『蓬莱の人の形』。それが私よ」



251 名前:名無し客:2011/02/24(木) 17:45:03
支配者はみんな不老不死を欲しがるものなんですか?

252 名前:名無し客:2011/02/24(木) 18:38:51
テルヨさんの刺客も殺す系の奴ばかりで封印する系の奴は居なかったって事なのかな。
死なないって解ってるくせにまた刺客を送ってきて妬ましい! と妹紅も言ってたし。

253 名前:名無し客:2011/02/24(木) 19:26:50
矛盾って何? と聞かれたら、『蓬莱人 VS スカーレット妹』の事だよ。
と答えればオッケーですか先生。

254 名前:名無し客:2011/02/24(木) 22:25:53
\キャーケーネサーン!/

255 名前:名無し客:2011/02/24(木) 22:59:59
\ウギャアーモコターン!/

256 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/02/25(金) 00:26:07
>>251

「そりゃそうでしょ。何しろ自分が好き勝手出来る時間をいつまでも引き延ばせるんだから」
「……とはいえ、それはそれで見当違いだろうがな。権力とは複数人の総意によって作り出される、あくまでも
『その人々だけに通じる』力だ。それと相反する者か、あるいはその権力を構築する人々が反乱を起こしたなら、
不老不死でも意味は無い。ただ死なないだけの人間が王座から引きずりおろされ、追放されて浪々の身となる
だけのことだよ。どれだけ権力が強くとも、あくまでも人間は人間。妹紅のように文字通りの意味で強いのならば
ともかく、ただの独裁者ごときでは死ななくなったところで永遠の苦痛を味わうだけのことさ」
「まあね。だから、そういう人間が永遠の命を持つ資格は無いし、持ってもいけない。それを得て本当に得をする
人間なんて、生粋の学者か求道者くらいのものだよ。少なくとも、どちらも果てが無いって部分じゃ共通してるし」
「その通りだな。永遠に世界の謎を解き明かす者、永遠に人の持つ可能性を追求する者―――それはそれで
なかなか重い生き方ではあるが、不老不死であれば何千何万と時間がかかろうと、必ず答えは生まれるだろう。
もっと単純に言ってしまえば。好奇心が尽きぬ限り、不死の苦しみがその人を傷つける事は出来ないんだよ」


>>252

「出(ry」
「え(ry」

「……まあ、上で言ったように。封印しても意味は無いんだ。魂に対して何らかのアクションを取れる奴は居ない。
ヤマか死神の仕事っつーのはそういうことだし、彼女達では私達を彼岸に渡すことは出来ない。だからいくら封じた
ところで私の意識が顕在してるなら、どんな束縛も決して意味を成さない。文字通り、普通の常識は通じないんだ。
もし私を捕まえるなら、意識を飛ばした上で冷凍睡眠かけるくらいしか方法は無いよ。クスリの類はキャンセル効くし」
「だが、そもそも意識を飛ばす時点でかなりの労力を食いそうだな。……というより、意識が飛んだ位じゃ戦闘不能
にはならんだろう、お前は。外部からの刺激に対して自動的に反撃するくらい武術の鍛錬を行っている人間など普通
は居ない。というか、その前に気が狂うか身体が持たないだろうに……まったく、無茶ばかりして」
「しゃーないじゃない。必要だったんだから。……ま、あの頃は生きてる実感が薄くてね。自分をギリギリのところに
追い込んだ感覚が無いと不安だったんだ。だから余計に荒行とかに取り組んで、その上で妖怪と延々戦い続けてた、
なんて部分は否定できないかな……今は十分足りてるから、そんなことする必要なんてないけどね」

「あと」
「ん?」
「輝夜の性格が悪いってだけだ、それは。千年前と何も変わってない。不可能な命題を持ち出して世の人を惑わして
苦しめる―――ふん、普通の人だったなら間違いなくヤマに地獄行きの判決を貰ってるだろうね。それでいてしれっと
「蓬莱の薬」なんか飲んでて死にやしないんだから余計に性質が悪いよ。……あんなんにひっかかる奴もバカだけどさ」
「……妬ましいというより、馬鹿にしてるとしか思えないんだろうよ。私としても、あちらにはあまり良い印象を持っていない。
人を唆して傷つけるというのは立派に罪だ。いずれにしても、普通の人間は彼女らとは関わらん方が良い。アレは必ず
不幸をもたらしてくる。医者の方に用事があるならともかく、それ以外で永遠亭を尋ねるのは避けるべきだろう。……と
いっても、ここのところは刺客など来ない上にあちらからやってくる始末だからな。自分でやった方が楽しいと思い直した
か、あるいは刺客の役目を負わせることに飽きたのかは分からないが、まあそんなことを押し付けられる心配はないさ」


>>253

「まあ、間違っては居ないかな」
「おィイ!? 死ななくても痛いんだけど!?」
「……彼女の能力が何処まで適応されるかは未知数なんでな。物理的作用に限定されるか、概念的なものに対しても
作用するのかは分からない。肉体しか壊せないか、魂さえも壊してしまうのか。それを知っているのは当の吸血鬼だけ。
試そうとしても、試した人間が死んでしまっては結果の知りようもあるまい。どうなるか分からないからこその矛盾だな」
「……ま、人柱はゴメンだよ。試す気もないしね」


>>254-255

「……声援?」
「こっちは悲鳴が聞こえた。……んー、まあ、なんだ。慧音てけっこうモテるんじゃないの? 美人だし」
「いや、まあ、それは……どうだろう。それはそれとして悲鳴の方は可哀想な次鋒の」
「おい馬鹿やめろ」



257 名前:名無し客:2011/02/25(金) 01:40:55
妖怪も控えてたから二対一でしたが、殺せば死ぬ人間相手に不滅の人間が負けてしまいましたね。
あんなに頑張って何回も人間花火を披露したのに……。

258 名前:名無し客:2011/02/25(金) 10:23:19
蓬莱人は全員闇を超越(笑)してるの?

259 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/02/25(金) 19:53:44
>>257

そりゃ、ルールに乗った決闘ではあったからね。
相手の命を貰うまで、なんて殺伐はしてない。むしろ無粋ってもんだ。
……ま、それにしたって負けるとは思わなかったけど。多対一とかしょっちゅうやってたのに。
にしても―――なんだ。人間と妖怪が手を組んで異変に臨むとは、時代も変わったよな。
私の居た頃は滅ぼすか殺されるかの命を張った『いくさ』ばっかりで、人も妖も散々死んでいってた。
生き残るために……とはいうけど、今から思うといささか血を流しすぎた。
その辺りを知っている者としては、今の幻想郷のカタチは喜ばしいものなのかもね。

誰だって痛いのは嫌だし、死ぬのは嫌だ。人も妖怪もそこは変わらない。
ただ、互いに自分の在り方に縛られ過ぎていたから、そうし続けるしかなかったというだけ。
今は、そんな枷は何処にもない。……っても、怖いのは怖いんだけどね、妖怪。
私は平気だけど、やっぱ種族的に上位の相手に関しちゃどっかしら畏怖を覚えるもんだし、人間って。


>>258

妖怪が闇の象徴と言うなら、とっくに。
でも、闇を超えるどころか駆逐しちゃったのは外の世界の人間たちだろ?
それがもたらした結果はともかくとして、意味合いとしてはそっちの方が超越してるさ。

けど……光が強くなるほど闇は濃くなるものだ。
妖怪の闇を払った代わりに、人間は自分の中に闇を抱え込んだ。
妖怪より恐ろしい人間―――この辺りは、そっちの方が詳しいでしょ。
私もまあ、そういうのは散々見てきたけど、現在進行形でその時代に生きてるのは貴方達だもの。

たとえ闇を超越したとしても、闇が消えるわけじゃないんだ。
……目をそらさずに向き合わないと、いつか必ず自分の内側から喰われて死んでしまうよ?
気をつけてね。



260 名前:名無し客:2011/02/25(金) 20:27:14
先生と組んで妖怪退治&異変解決屋を始めるって選択肢は無かったんです?

261 名前:名無し客:2011/02/26(土) 20:02:14
輝夜とウ詐欺さんなら、どっちの方が他人を不幸にしてくれますか

262 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/03/09(水) 13:26:02
一週間スレはお疲れ様でした、と。
観客席ポジだけど楽しませて貰ったよ。

>>260

「今も似たようなもんだよ。ってーか、弾幕ごっこでやる異変以外の異変なんて滅多に起きないし」
「そうだな。私たちが本気でかからないといけない異変など、起きないに越したことはない」
「まあ、今は私が慧音の手の足りないところをフォローしてる感じだし、それでいいじゃん?」
「私は仕事や里の護りがある以上、あまり積極的に外出し辛いからな。竹林の件も含め、その点は助かっているよ」


>>261

「詐欺の方は能力でプラマイゼロになるけど……」
「輝夜は……なぁ」
「……まあ、ノーコメントで。今は何もしてないし、上でいいたいだけ言ったから、重ねて何か言うつもりはない」
「はは、また随分と割り切ったな」
「成長した、っていってちょーだい。あの呑気ヅラ見てるとこっちだけヘイト溜めてるのが馬鹿らしくなるのよ」
「今は優位な点もあるしな」
「?」
「男」

「そこなの!?」



263 名前:名無し客:2011/03/09(水) 23:58:40
なん…だと…
まさかの性別チェンジ……! 男にも女にもなれる程度の能力だとでも言うのか……!
追加できない輝夜が追加できるようになった私に勝てるわけが無いって事なのか……!

264 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/03/10(木) 09:33:33
ねーよ。流石にそれはねーよ。
んなこといったら妖怪連中とか必ずしも女じゃなくてもいいだろ常識的に考えて。
……まあ、女が単に男っつった時はアレだよ、アレ。言わなくても分かるでしょ。OK?

265 名前:名無し客:2011/03/10(木) 12:02:55
父親ですね

266 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/03/10(木) 17:54:27

わざとやってるだろお前!? ……まー、父親に思うところは色々あるけどさ。
そういやあいつも、木の股から生まれたんじゃなけりゃ、両親はいるよな。
……どう思ってんだろうな、その辺。



267 名前:名無し客:2011/03/10(木) 18:15:19
そのナウでヤングでポップな現代語は誰から習ったんですか。

268 名前:名無し客:2011/03/10(木) 18:22:11
いいじゃない父親
死んだと思っていた父親と共にラスボスに立ち向かう
王道じゃない

269 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/03/11(金) 15:01:43
揺れた。びっくりした。

>>267
いや、口語と文語じゃ違うから……。
口語体に統一されたのが明治以後だろ、確か。
だから別に……自然と身についた、のかな? 幻想郷来てから。
正直、ここの文化がどういう変遷を辿ってるのかさっぱり分からないし……。

そもそも日本語自体が環境から受け取るタイプの特殊な言語だからね。
私も実を言うといつからこんな風に話すようになったのか分からないんだ。


270 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/03/12(土) 22:55:56
とりあえずこちらでも生存報告。
天井からいろいろ落ちてきたけど無傷だったよ。

こういうとき、一番危ないのは疲労による判断力低下。
出来るだけ休息を取って、いざという時に冷静に行動できるようにしておいてね。
眠れなくとも横になってるだけで十分休めるから、現地の人はもう少しだけ頑張って。
世界中から支援が来ようとしてるんだ、なんとかなる。

271 名前:名無し客:2011/03/14(月) 17:58:27
霊獣「白沢」の肝は魔力を強めてくれるらしいですよ。
妹紅さん。

272 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/03/14(月) 22:40:18
>>271

「そうか。死にたいらしいな」
「ちょ、無表情で刀を抜くな! 構えるな! 担ぐなっ!」
「私ならともかく慧音は普通に死ぬからな。今こそメアリ姉さんより体得した必殺の魔剣が唸る時かと」
「それは普通の人間だったらバラバラになるよな!? 追加入力型の即死技とか幻想郷じゃノーカンだから!」
「とある北斗史上最も華麗な技を持つ人は浴びせ蹴りから破顔拳で二秒キル出来るからオッケーだ」
「それもそれで色々とダメだーっ!?」
「非想天則も特定条件で即死コンボがほぼ全キャラに」
「いやいや実用無理だろうそれ!? お前(>>271)も早く謝れ! 死にたくなければ謝っテ!」


〜 しばらくお待ちください 〜


「……もーしょうがないなー。慧音にそこまで頼まれたならここは引き下がるしか。命拾いしたな」
「頼むから心臓に悪い事はしないでくれ本当に……確かにあの言説はどうかと思うけれど」
「つーか、今更そういうの食べる必要無いじゃん。強くなるなら山に篭って修験者のマネをする方が私には早い」
「そちらもそちらで無茶しかしない予感しかしないから出来れば止めて欲しいんだけどな……」
「このくらい余裕余裕。私が一の太刀に開眼した時は二千日くらい山に篭って刀振り回しながら駆け回ってたし」
「……妖怪みたいに語り継がれてそうだな、それ。天狗か何かと思われたんじゃないか?」
「……間違われたことはある
「おい」



273 名前:名無し客:2011/03/14(月) 23:03:21
後の竹林山姥伝説である

274 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/03/15(火) 01:06:00
>>273

「いやいやいやいや、そこまで老けてねーよ。あの頃は捨て鉢になってたのは確かだが女は止めてない。
それなりに身なりにゃ気を遣ってたよ。出来る範囲ではね」
「……そもそも、間違われた経緯は何だよ。人目につかない生活が中心だったんだろう?」
「ああ、いや。山に迷い込んだ子供がいてね。数日、私のいた庵に置いた後で里に帰したんだよ」
「ほう。……ほう」
「なに笑ってんだ。いいから続き話すよ。……で、まあその時、私については殆ど何も語らなかったんだけどね。
何年かしてちょっと山を降りて下の街に出たんだよ。もうその頃にゃ妖怪退治も下火になって暇になったから」
「うんうん」
「……なんか、白い天狗様っつー伝説が出来てて……」
「なん……だと……?」
「後で知ったんだけどあそこらへんの山って修験者の間じゃそれなりに有名だったみたいなんだよね。全く気づかなかった」
「ははははは、それで天狗か。なんだ、随分と微笑ましい話じゃないか。そんなこともあるものだな」
「ま、千年ちょっとくらい生きてれば、そのくらいはね。つーか笑うなよ。なんか恥ずかしいじゃんか」



275 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/03/16(水) 13:32:30
うろおぼえの金閣寺でリアルに死にかけた。
千枚以上取ってまだ取れないとかこの弾幕考えたの絶対CAVEだろ……。
ええい、負けてたまるかー。


>>268

「……もう千年くらい前に……」
「ちょ、ガチで凹んだ!?」
「もう死のうかな私」
「おい馬鹿やめろ」
「しかし考えてみると私は死ねなかった。死にたい
「だから落ち着けとッッ!!」

「……いや、うん。後悔はまだ引き摺ってるのよね。私はどっちを追いかけるべきだったか。何を優先するのか。
何処を探して、どうすれば良かったのか……私の人生で決定的な分岐路になってたわけだし」
「後悔は先に立たん。どんな選択にも後悔は尽きない」
「そうだけど―――そうだけどね。結局、私は一番苦しい道を選んじゃったから」
「……それでも、過ごしてきた時間は無駄ではないだろう」
「うん。それを選んだから、今、私はここに居る。失ったものは戻らないけど、開いた穴を新しく埋めてくれるモノは
今ここに在る。それでも……やっぱり無くしたもののことは忘れられないし、忘れちゃいけないんだと思う」

「だから私はその後悔を忘れない。誤魔化したりもしない。大事なものをまた失くしたりしないように、同じことをまた
繰り返さないように―――世界の果てが訪れても私は、私だけでも記憶し続けるよ」




276 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/03/16(水) 19:31:55
え。新作出してたの。きのこ。
魔法使いの夜で死にかけてるんだろうと思ったらいつの間に……。

277 名前:名無し客:2011/03/16(水) 20:04:26
榎本大先生とのクロスですね>きのこ
初出は去年の作品なのでお二人のネタ元でないのはわかります(何

278 名前:名無し客:2011/03/16(水) 20:16:49
まだ人間の時に「僕と契約して(略 どんな望みも(略」が来たら、やっぱりもこたんはやっちまってただろうが

279 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/03/16(水) 20:54:28
>>278

「知るか! そんなことより復讐だ!」→富士山なう


だと思う(何)
……や、そもそも他人に頼るなんて発想無かったんだよね。あの時。
自分の手で確実にヌッ殺すと思って靴も履かずに飛び出していったわけよ。
まあ、結局近づくことすら出来なくてご覧の有様なんだけどさ。
蓬莱の薬に関しても聞かなかったら手を出さずに終わっただろうし……。

だから、そうだね。タイミングによる。
もしも山の神に唆されず、何も出来ないまま下山したなら。
もしも輝夜が本当に月まで行ってしまっていたなら。
悪魔に魂を売ってでも復讐を果たそうと―――




あれ、だったらそれ―――いずれお父様帰って来るんじゃないの?
薬飲んだり契約とかしなくてもいいじゃないですか! やったー!

【お前それでいいのか】


>>277
まあネタ元とか不毛だし気にしてはいないんだけどさ。
そもそも人vs神とか運命とかって頻出の素材だと思うんだ。

しかしそうか、アレだったか……ちょっと取り寄せてみようか。



280 名前:名無し客:2011/03/20(日) 22:04:28
もっこたーんもっこたーん、もっこもーこもっこたんー。

281 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/03/29(火) 20:33:16


「……いや、私も全部が全部、脳の中に入ってるわけじゃないんだよ。魂の方……環境を記憶する装置の方から
私が必要だと思った時に引き出していくって言った方が正しいかも。脳じゃなくて、あくまで魂が本体だから」
「突然どうした」
「なんか時空の壁を越えて質問された気がしたから。……まあ、その思い出し方は芋づる式、っていうか何と言うか。
経験上、引き出した情報に連なって余計なものもいっぺんに引っ張り出される感じだね。例えば……」
「例えば?」
「数百年くらい前……いや、確か寛永の終わりくらいか? 死亡した経験になるけど、たしか道を……箱根だったかな。
山道を歩いてたらうっかり枝を踏み抜いて飛び上がったところで足を踏み外して崖から転げ落ちた後、ぶつかった
山肌が崩れて渓流も巻き込んで土砂崩れに発展して、それに巻き込まれて死亡の後、意識が復帰するまでの数日間、
埋まって過ごした記憶とか……

「……具体的過ぎるんだが」
「だから芋づる式。どうでもいい事まで一緒に引っ張り上げるってのは普通の人もたぶん同じでしょ。記憶。……ああ、
そういやあの死因は私の人生で嫌な死因ワースト100以内くらいに入ってたかな……あれ以来、靴底に鉄板入れて
ずっと過ごしてるくらいだし。あるいは下駄履きとか」
「イヤな経験だったな……私もそんな死に方をした奴は初めて知った。死なないというのも時によりけりか」
「いやいや、あんな死に方で人生が終わんなかったってのは十分に幸運でしょう。死ぬほど痛かったけど。……まあ、
永く生きる分、珍しいような状況に遭遇する事も多いけど、悪い例の一つって事で。正直、こんな事覚えてても、その、
なんだ。どうしようもないんだけどね。ぶっちゃけ忘れたいと思ってるけど忘れられない思い出の一つだよ」
「思い出、か」
「けど逆に、思い出したかったけど忘れてしまった、なんて記憶も無くて、いつでも思い出せるのは便利かな。集中すれば
追体験レベルで思い出せるし、一度学んだなら頭ぶつけても絶対忘れないしね。……で、まあ。その記憶の引き出しを
規定するのなら、意識のフォーカスかな。忘却じゃなくて、焦点の位置によって想起される記録が決まる感じ……だけど。
ああいやなんか説明になってないな……こんな事まで人に話すことなんて無いしなー……んー、なんて言えばいいのか。
慧音の『歴史』とは記録の方向性が完全に違うしね。だからもう、コレは『思い出』としかいいようがないかも」
「ただ、その記録に与える価値は人格の変遷で変わると思うのだけれど。そこはどうなんだ?」
「昔の自分さえも覚えてる……じゃ、反則かな。まあ、それはそれだけの事だよ。諸行無常、でしょ?」
「その変化さえも許容出来る人格なんて普通は存在しないと思うがな」
「そう? 長生きすればみんなきっとこうなるよ。人間を辞めたらどうなるかは分からないけどね」


「さて、まとめに困るな。こういうことは話し慣れてないから……」
「要するに―――『今の能力は全て人間の延長上にある』ものに過ぎないという事か? 妹紅は」
「そうだね。たぶん。きっと。……神話を創るのも歴史を紡ぐのも、科学を行うのも呪術を操るのもヒトだから。もうとっくに
今のヒトの殆どが『不要だから』無くしちゃった機能を含めて、だけどね」
「だから愛弟子とその姉上方、それとお前の義姉殿のようにこの世への極端な介入は出来ない……と。いや、だがな妹紅」
「何?」
「無理やりヒネり出した物理的なエネルギーだけで物理法則をブチ抜いてしまうのは十分に極端だと思う」
「えー」
「たまにやっている術式を焼き祓う事だって、極大な力を式に収束させて式を崩壊させているということだろう。そんな事を
出来る奴は神仏の力を借りてるか修行を積んで式を遣える位の陰陽師か徳の高いお坊さんでもない限りは、お前くらいの
ものだ。少なくとも他に私は見た事がない」
「……いや、私も借りてるじゃん。色々と」
「力だけを借りる……というかぶんどる奴はお前だけだってば。縁の強い神格限定とはいえ、普通は帰依や祭祀
で分霊を家か個人に宿した上で、信仰を重ねる事で初めて可能になる秘術だぞ、交霊だの交神だの、カミガカリみたいな
技術は。博麗の巫女は手足でも使うように平然と操っているが、あんなもの本職の宮司が見たら卒倒ものだ。博麗の業は
もはやそういうものだとして諦めるしかないが、お前の場合は無理で道理を通す力業だろう。……何度も言ってるが、痛い
のは自分なんだから死なないからといって無理や無茶をするなと……」
「あ、ああ、うん。ごめん。でももうやる事とかないはずだから。あんな事、私の生涯でも指折り数える程度しかやってない。
弾幕ごっこのはカタチだけ借りた……まあ、ほぼ張り子みたいなのだし?」
「時間切れで自爆するがなー」
「そ、それはいいっこ無しよ! そもそも時間切れまで粘る奴が悪いっ!」
「耐久弾幕で何を言っているんだお前は」



282 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/03/29(火) 20:36:14

あ、金閣寺取ったよ。もう二度とやりたくねえ。

>>280

誰だ。私を謎めいた軽快なリズムで呼びつける愉快な人物は。
普通に呼べと言ってるじゃんかよぅばかぁ。

283 名前:名無し客:2011/03/29(火) 23:06:03
ええとつまり、一行でまとめるとこうですね。
「もこたんが坂道でジャンプして落ちて死んだ」
成程、スペラ(ry

284 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/03/30(水) 10:03:36
>>283

先生じゃなくても死ぬわ! 殺す気か大自然!
……まー、こんなのはアレだよ。宝くじで五回くらい連続で一等当てるのと同じレベルの確率だよ。
頭の上に隕石が落ちてくるのと同じかそれ以下の発生率だから私のせいじゃない。ないったらない。
こんなもん見越せるかっつーのー。
……ラプラスみたいな未来予測の式でも作ってみるかな。
割と本気で泣いたし、あの時は。色々な意味で。




285 名前:名無し客:2011/03/30(水) 11:31:02
つエピタフのDISC

286 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/03/31(木) 01:29:52
……考えたら無意識で環境を把握して最適解を出してるんだから未来予測とか超意味無いじゃん私。
どんだけトラウマだったんだあの死に様。自分のスキルまでド忘れするとか洒落になってねー。

>>285

お、天国永住のお供じゃないか。
エアロスミス出ないから発動でガンガン使い倒して代用してたよ。
敵と罠見えるって超便利。

【何の話だ】


287 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/03/31(木) 01:55:49
私が語るのもアレだけど。

・ツノ二本なのは半獣半人だから。本来は四本だけどハーフなので半分
・スカートや袖の裾のでっかいレースは目を模して造型されてるっぽい
・苗字の上白沢はワーハクタクのもじり
・頭の帽子は常礼の冠をアレンジしたやつ
・しっぽがふさふさなのは元ネタ通り(何)
・原作だと実は私より背がちっちゃい

こんなとこかなあ。

288 名前:名無し客:2011/04/03(日) 00:40:41
モコる。モコられる。

289 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/04/12(火) 19:46:34
誰が、誰から、誰に。

290 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/04/12(火) 19:53:49
しばらく資料と趣味で時間とってたから遅くなっちゃったな……。
つか上のネタまだ書きかけなのに何をしているのだ私は(何

とりあえず東方三月精二巻とFebri購入。
安定の三月精クオリティは安心できる。
後かせんちゃんはやれ。

291 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/04/15(金) 21:01:38
「……行くのか?」
「そりゃ、」
「止めろ。……馬鹿者、気づかないとでも思ったのか。先日にやった例の神降ろしと憑依共感による固有文法の行使。
……消耗していないとは言わせないぞ」
「……あちゃ。気づいてた?」
「こっちに長く逗留している時点で自明だ。そもそも、あの異変自体が、茶番だった可能性さえある。行ったところで思う
ツボにハマるだけだぞ? ……頼むから行くな。不老不死であろうと、幻想の存在である以上、死の可能性は必ず在る。
お前から幻想を取り出せば人間しか残らない……そして私は、それを黙って見送ることは出来ないよ」

「……分かった。悔しいけど、足引っ張ったらもっと悔しいからね。今回は黙ってみておく」
「……」
「ただ、直接参加しなくても出来る事はあるから。そいつだけはやらせてよ」
「ああ。……すまない、引き止めて」
「……いや、いいよ。気にしないで。消えるのは、私の本意じゃないしね」



292 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/04/15(金) 22:16:08
いやいや。こういう形で多少なりとも補強できるなら遠慮なく。
……直接参加するには不調が過ぎるってのもあるんだけどさ(苦笑
なまじ、面白くなりそうで悔しいから間接的な程度でも関われるのは嬉しい。

私の動きが必要だったらぼちぼち適当にこっちで用意するなりそっちでやっちゃうなりでー。

293 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/04/15(金) 22:18:20
ああ、今の最大出力は前の半分〜三分の一以下くらいかな……。
幻想郷で暮らすには十分だけど、暴れるのはちょっと無理。
我ながら色々と鈍ってんなー。鍛え直せー。

294 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/04/15(金) 22:37:46
了解。しばらくは暇してるし、何かあればこっちに話持って来ていいよー。

295 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/04/15(金) 22:38:49
あと言い出すタイミング忘れてたけど夜雀お帰り。
あと三月精出演おめでとー。

早く私も出たい(何)。

296 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/04/16(土) 11:10:51

「……この世には起こるべくして起こる事しか起こらない」
「私たちには出来る事しか出来ない。私たちが自由だと錯覚するのは、単に私たちの無知に他ならない」
「てかさ、アレだよね。もし本当に何でもアリで、平行世界とか未来から楽々ヒトやモノが来れるとしたら」
「しっちゃかめっちゃかになるな、この世は。人類すべてが遡行時間無限の『マンダム』か『D4C』を使えるようなものだ」
「イヤ過ぎる……忘れ物を取りに行く為だけに時間を巻き戻して分岐する直前まで行く幼馴染とか」
「ゲームの乱数調整よろしくテストに出てくる問題が簡単なものになるまでやり直したりとか」
「あとは妹が十二人くらいになるまで人生やり直したり」
「平行世界から妹紅をいっぱい連れてきてヘヴン状態になったりとかだな」

「自由意志っていうか欲望にまみれすぎだよそれ! というかやりそうな心当たりが一人いるんだけど!?」
「気のせいだろう。別に誰かを揶揄したわけじゃあない……本当だぞ? 私はディスるならもっと直接的にディスるからな。
……さて、話を戻すが。だからこそ、平行世界への干渉は科学幻想(サイエンス・フィクション)足りえるというわけだ」
「現実になったら……まあ、目も当てられないわよね、実際。想像しようとしただけで頭が痛い」


「だから。私たちに出来る事は、まず私たちは私たち自身に縛られているのだと知る事」
「そして、それを自覚した上で自身の行動を律する事だ。人の意志を信じるとしたらそこにある」
「苦痛を恐れず、困難を恐れず、失敗を恐れない。私たちの人格は環境によってしか醸成されないけれど、
醸成された人格は固有の分岐を与えられる。選ばないという選択を選び、己の思うがまま生き抜く分岐を
与えられたなら、不可能という常識さえ破壊する意志を手に入れる」

「そして、その織り上げられた意志で世界を変えた者を、天才―――あるいは英雄と呼ぶ」

297 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/04/16(土) 11:21:35
まあ、物質的なあれこれに縛られてない人間が言っても説得力無いかもだけど。
……実際のところ、自由意志の規定は難しいところよね。クオリアと同レベルで。

298 名前:名無し客:2011/04/16(土) 12:50:49
もこは三月精に出たじゃないか。立派に

299 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/04/16(土) 15:54:45
……今回は豆大福か。
なんか食べたくなってきたな(何)

>>298

え、マジで?
ちょっと読み返してくる。

300 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/04/16(土) 21:39:27
「……さて。予測は当たらずとも遠からず、か。どうする?」
「いや、どうするも何も……なぁ。あちらさんには行けないって伝えてあるし。イルには内緒だけど」
「?」
「……あくまでも一時的な消耗だしさ、ほっときゃ勝手に治るものだし、余計な心配かけたくないの。
後は……まあ、どうせイルが何とかしてくれるよ。大丈夫よ、大丈夫」
「この風雲急に惚気るとかどういうことなの……いや、確かに彼の力ならそうなんだが」


「それにさ―――黙って見てられる奴なんて居ないじゃん。自分の故郷(せかい)を勝手に改竄されるのをさ。
だから、独りで戦うわけじゃあない……でしょう?」


301 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/04/17(日) 00:41:21
「よし、殺す(ガタッ」
「 落 ち 着 け ! 」

「いやあれは殺すべき。本気で殺すべきマジで。何あのパチモノ。馬鹿なの? 死ぬの?」
「落ち着け。日本語が加速度的に崩れ始めてるから。気持ちは分かるがとりあえず座れ」

302 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/04/17(日) 02:59:01
「……」
「……」


「よし」
「……な、何が?」
「私は人間を辞めるぞッ慧音ェェェェェェェェェェェ!!」
「ええええええええええええええええええええ!?」



「いや、どうする気だお前!」
「簡単よ。人間としての属性を一時破棄することで限界突破、量子的に存在のレベルを最上位クラスに昇華する」
「いやそれは絶対に簡単じゃないから! というかまずその理屈が分からん! それでイケるの!?」
「大丈夫、一回やってるから! イルと一緒に! 具体的にはかみさまブレイクした時のアレ! カルラ召喚とか!」
「えええ……やったのか……? って、それよりいいから落ち着け! さすがにそこまでする必要は無い!」
「なんでさ!? イヤだぞあんな別れ! 知らないうちにサヨナラとか全力でだが断る!


「―――いや、『神』として存在するなら、それは召喚も出来るという事だろう?」
「―――あ」
「信仰によって全ての神は生まれる。その力と名を定義され、共有されることで神は力を持ち、実体さえ得る。
例え、それがごくわずかな信仰であろうとも、その瞬間から神が現れることに変わりはない。信じる者と、信仰を
伝える何がしかの要素があれば、あらゆる神々はその実相を形成し、現世に干渉するだろう。たとえ外の世界
でも、幻想郷であっても―――それ以外の世界であってもな」
「……………………そっか。じゃあ、信じていれば」
「彼はお前の傍にいる。そういうことだ。比喩でなく、な」


「じゃあ、えっと……アレかな。脱げば速攻で飛んできてくれるかな
「おまえはいま自分の神様に対してものすごく失礼なコトをいったぞ」


303 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/04/17(日) 03:04:04
……まあ、茶番はさておき。みんなお疲れ様。
正直私は幻想郷を拡大して外の世界を侵略!スキマ娘って予想だったけどズレてたね。
……いや、ぶっちゃけ『八雲紫』が積極的に外の世界へ介入する理由なんて『幻想郷の利益』以外
に思いつかなかったんだけどさ。こう来るとは思ってなかったわね。


……しかし、こうしてみると難しいのね、多人数でのバトルって。
いつもはお祭り騒ぎの中でやってたりしてたから気にならなかったけど。


304 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/04/17(日) 20:46:48
よせてはかえし よせてはかえし―――
なんてね。


まあ整合性を取るとなると必須なのは相手との密な意思疎通と情報交換。
ついで、場合によっては自分の設定部分に至るまで調整しないとだからね。

大殲とかのお祭りは共通の舞台と目的が設定されてるからやりやすいのかも。
その実情は切った張ったでドつき合う喧嘩祭りってのも余計に分かりやすいし(何)

305 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/04/18(月) 09:44:19
荒木先生新連載とか早ぇよ!? こないだSBR終わったばっかだろ!?
しかも杜王町かよ! マジかよ! 私得だよ!

306 名前:名無し客:2011/04/18(月) 09:46:05
ただしタイトルが合体ロボット物っぽいのはなんでだろーね?

307 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/04/18(月) 22:34:26
体験版クリア。
エフェクト音が可愛い。


>さとりん

レアリティってえええええ……。というかそこなのかマイプロブレム!?
じゃあどうすればいいんだろうか私は……。
げんじんしん(何故か変換できない)でも目指せと。
そっちこそガラじゃないんだけど……って、そもそも別に辞めなくてもいいんだった(何)。

んー、まあ。下手な妖怪より妖怪じみてるっつーのは否定出来ないけどね。
千年も生きてる「人間」って居ないでしょ。普通は。人間の精神を維持したままで。
ま、そりゃしゃーない。イデアはこの世に無いからこそのイデアだもの。
あったらそれは異常なの。


>いる

エロ妄想を他人に披露するのは犯罪だぞ(ぇー)。
ただでさえアレな目で見られてるんだから自重すべき。


>きつね

……まあ、なんだ。調子が良ければ慧音とコンビ組んで行く予定だったし?(何)

ともあれ改めてお疲れ様。伏線張るのって難しいよね色々。その中でやり切れた感じかしら。
反省会するかどうかは知らないけれど、まあ、それは機会があったらその時にでもちょこっと。
ま、見てて面白かったのは素直な感想かな。
色々と負荷高い状況でここまでやれるのは流石というか。





308 名前:『蓬莱の人の形』 ◆zPhoEniXzw :2011/04/26(火) 02:47:17
充電なう。

>>306

いや、荒木先生のロボ物とかめっちゃ見たいだろ常識的に考えて……。
例えるならスパロボのメカデザインを全て金子一馬がやるくらいのレベルでヤバい。
ジョジョ立ち完備で合体変形融合変身したりするメカとか素敵過ぎるじゃん……。

まあ冗談はさておき。
ホントにあの人は息が切れないなぁ……驚愕を超えて感動するわね。

あ、そういや杜王町って一巡した後かしら?
SBRは一巡した世界っぽかったけど、どうなるんだろ。



309 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/04/27(水) 02:48:22
……そんな強いかなー、槍。
確かにリーチも威力も申し分ないけど、欠点も多いのよね。ざっとあげると……。

・接近されると非常に不利。穂先を斬られるとただの棒になる。重量もあって携帯性も刀に比べると大幅に悪い。
・状況や地形を考えるなら騎馬戦や平地戦、対多数でなら有利がつくけど、閉所やタイマンだと欠点の方が目立つ。

だから槍を使うに当たっては如何に相手を近づけないか、武器を破壊されないかが大事になるわ。
けど、穂先以外の素材を金属で作ると凄く重くなるし、特殊な機能を加えたとして……まあ、三節棍
よろしく分裂して畳めるようにしたりすると、今度はその接続部が強度の点で大きな不安を抱える。
軽量にしたら今度は威力も強度も落とすし、丸々普段から担いで歩くにはいささか長すぎるわよね。
……そんなわけだから槍術なんかが生まれて、そういう欠点を補う扱い方もずっと磨いてきたんだけどさ。
それでも武器の仕様上の弱点ってのは存在したままだし、それを突くのもまた兵法。だから状況に応じて
使う武器を切り替える事は珍しくなかったし、現代でも重要な要素になってるでしょ?

確かに戦場では槍が主役だったけど、当時の侍さんは同時に弓や刀も佩いて戦っていたんだって事も
忘れないようにね。刀だって斬れなかったとしても元々が重さ1キロはある頑丈な鉄の棒だから本気で
殴られれば普通に死ぬし、取り回しのしやすさは言うまでもない。
この辺は西洋のフレイルやメイスなんかにも通じると思うんだ。鎧着てても上から殴れば死ぬってすごくアレ
だよね。合理的過ぎて野蛮ですらあるよね。日本でも最強の攻撃は投石だったとかいう説があるけど。


……あと三倍段は素手vs剣道の話だし、初出は漫画だしで実際に武術を学んだ人にしてみれば眉唾物だよ。
その手の人の前でうっかり口にすると思いっきりブン投げられるよ。「じゃあ試してみようか」とかって。笑顔で。
段位の話にしても、あれはあくまでも身につけた技術の水準を示すものであって、強さの単位じゃないのよ。
基本の技術を学べば初段、応用の型を身につけてって二段三段……、最後に流派の奥義とか秘伝を教えて
貰えれば免許皆伝って感じになるわね。
それをどう活用するかはそれこそ本人次第だし、型通りにしか戦えないなら皆伝していても大して意味は無い。
逆に初段でもその辺の機転があったり、後は身長とか体重、筋肉量とかのアドバンテージがあるなら凄く強い。


……ま、あくまで個人的な体験から、だけどね。
ともあれ槍が強いってのは間違ってないけど、いささか誇張されてるみたいだからちょっとだけ水差し。
強いからこそ研究や対策もされるし、槍の方でも欠点を補ったり他の武器の弱点を突くよう技術が生まれる。
そんなことを繰り返していくうちに武器の差は縮まっていって、最終的に双方の差を決めるのは個人の技量。
伝説の槍使いが強いのは単に槍自体の性能じゃなくて、使いこなした上で自分も強いから英雄足りえるのよ。


単純に素人同士が振り回したら、たぶん槍のほうが有利だけど。
適当に振り回すか構えて突っ込んでいくだけで十分脅威になるし、それの対応も素人じゃ難しいから。
竹槍なんかが落ち武者狩りに使われたのも調達のしやすさとシンプルな扱いやすさが理由だろうね。



310 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/04/27(水) 02:50:35
あとイル。
早く大人になれ。

【酷え】

311 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/04/28(木) 01:10:44
私もしょっちゅうブッ飛ばされてる記憶しかないわねー、あははははは。
……普通なら死んでたかも知れない。我ながら良く身につけられたもんだわ。

鎧の変化は本当にエポックメイキングだったのよね。あれ、今で言う複合装甲みたいなもんだし。
矢や鉄砲でも容易に貫けないし、軽い槍や刀じゃ歯が立たない。だから介者剣術だと如何に相手を
倒して、倒されないように立ち回るかが重要視されたし、同時に鎧へ対抗してより重量と威力のある
槍の発達を促していったんだと私は思う。事実、槍衾みたいな集団戦法や上級の武将向けに複雑な
構造をした鎌槍やら十字槍やらが生まれてきたのは戦国の頃だったはずだし。
……実際に戦場を全部見てるわけじゃないから、推測でしかないけどね。
そういう意味じゃ、突撃銃なんかは現代の槍そのものって言えるかも。
射程は数百メートル単位で伸びたけど、CQBも含めて考えれば構図は上の状況とよく似てると思う。
まあ、こっちは火器そのものが発達しすぎて防御力が追いついてないからそのまま当てはめるわけ
にはいかないんだけど。戦車だって不意打ち食らったらタダじゃ済まないくらいの火力差があるし。


剣は本当に時代に沿って構造が変化してくのが面白いわね。鹿島七流が成る頃はほぼ直刀だったけど、
時代が下るに連れて反りや造りが変わって、刃紋や切っ先の造り方、最後になると素材の配分そのもの
まで工夫されていって今日の日本刀に至るっていうね。
剣術についても今の武道に繋がる萌芽から精神的な在り方、剣禅一如の思想みたいなものが現れて、
現代に繋がっていったのはまさに奇跡じゃないかなぁ。西洋じゃそういうの発達する前に廃れちゃったし、
他に思想的なものを取り入れた武術ってそうそう無いしね。

……ふむ。そういえば、日本じゃカタパルトみたいなのはほとんど見られなかったわね。大筒か大砲くらい?
この辺は地形や戦術の違いが大きかったのかな。速度重視みたいな傾向があったから使い辛いっていう。

>フレイル
ああ、西洋鎧もこっちの具足に負けず頑丈だったのよねー。日本でも輸入して使ってた武将もいたと思う。
最終的には軽量化が出来ないのと鉄砲に対応出来なくて衰退していったけど、こういう部分で当時の戦場
を俯瞰するのも悪くないわね。特にポールウェポンの発達や打撃武器の差異とか。



312 名前:『蓬莱の人の形』 ◆zPhoEniXzw :2011/04/29(金) 13:42:50
>九尾

や、別にそっちの言説を否定するつもりは無いよ。
義妹さんも言ってたけど、穂先を切り落とす戦術は槍が改良されるにつれすごく困難になったわけで。
そりゃあ最大の弱点を何時までも放っておくわけないよね。重量の問題にしても、柄を竹とかの複合
素材で作って、強度と軽さを両立させた上で、打突で自分に跳ね返ってくる衝撃を分散する能力まで
獲得しちゃったんだから。しかも素材が加工しやすいから作るのが簡単だし。
……日本刀も改良ってか進化はしてたけど、それにつれてほぼ魔改造レベルの技術が必要
になってて普及するにはちょっと難しい状態だったしね、最高グレードの奴は特にそうだ。四方詰めとか
考えた人は相当な変態だと思うわ……結局は普及なんて不可能な代物だったとはいえ。
まあ、その辺……量産性や普及性を考えるとやっぱ総合的に考えると槍有利かも。特に平時でも
かぶせ槍って言って穂先と柄を分離して携行できるタイプのポールウェポンも出て来てるしね。奥内戦
はともかく、野外なら多人数相手でも余裕であしらえると思う。

その差を余裕でひっくり返すのが達人ってのは同意だけどね……。
場合によっては素手で勝っちゃう人だっているし、なんつーか、そこまで考えると何使っても強いんじゃ
ないかなー、とかたまに思ったり。




>1万円で〜

イル。後で家族会議な。
孤児院の皆と。



313 名前:『蓬莱の人の形』 ◆zPhoEniXzw :2011/04/29(金) 20:41:03
ああ、言葉が足りなかったか。
要約するとアレだ。

・金を
・払って
・幼女に
・TOUCH!


はいアウトー。
主に三番目からアウトー。
幻想郷法では見た目で少女かどうかが認定されるからアウトー。

【お前のような法律があるか】

314 名前:名無し客:2011/04/29(金) 23:24:36
>幻想郷法では見た目で少女かどうかが認定されるからアウトー。
東方五大老がアップを始めたようです

身の安全の為に解説しときますと、五大老とは偉い5人って意味で
決して老けているだなんて…あ(ウボァー

315 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/04/30(土) 02:22:54
>>314

無茶しやがって……。

まあ、妖怪連中は見た目とか好き勝手変えてる節はあるしなぁ。
そういう意味でも外見の年齢はアテにならないわね。
体は子ども頭脳は大人(以上)、逆もまた然り。

ただ普通の人間や妖精(人間の子どもと同じ)相手は……マズいと思う。本気で。
間違いなく犯罪レベル。


>家族会議

さて―――じゃあイメージしてみよう。
テーブルの上にアレな写真とか録音された会話ログとか実際に使用された紙幣を並べたテーブル。
上座にはイル。両側には孤児院のみんな。んでもって下座に私。背後に立ってるのはセシルちゃんたち。
背後のテレビからは『法律の出来る相談所』の司会が喋ってる。内容はわいせつ容疑に関して。
イヤな感情の篭った視線の中で、私が厳かに呟く。

「で、何人ヤッたの?」



……ああ、ダメだ。何がダメかっていうとエドワード・ブレイクについての尋問をやってるシャッハさんよりもダメだ。
殴る蹴るの暴行よりもキツい精神的殴打に満ち過ぎて私もツラい。というかさ、物理的を超えて量子的に色々と
絶望のズンドコに叩き落されるわよこのシチュ。不壊天球も壊れそうなイヤ過ぎる環境とか要らない。
だからイルは早く止めるべき。手を出さないべき。YESロリータNOタッチという名言を知らないのかよ。

つーか私じゃ満足できないのかおまえは。【何】


316 名前:名無し客:2011/04/30(土) 12:11:34
もこたんの羽だと触ったら燃えるんじゃ…

317 名前:名無し客:2011/04/30(土) 12:21:54
もんぺにすりすりくんかくんかしたいお、ってことで。

318 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/05/03(火) 00:40:05
……そっか、メアリが同席してたら卒倒モノだよね、アレ。
やめとこう。

>流行の〜
じゃあ私はナイトウィッシュをガチで歌って引かれる役で。

>>316

そうだね。ヒューマノイドキャンプファイヤーだね。
……というかあれは生物学的なあれこれじゃなくて概念的な具象だから触れない気もする。
燃える羽っていうミーム自体が炎の持つ祓魔、浄穢の要素と転生、復活を含む言葉だし。


>>317

変態と罵っても良いかな。
この変態。

【答えは聞いてない!?】



319 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/05/03(火) 01:57:19

ターヤ以外に誰がいるって言うのさ……。アレの為にオペラレッスン関係の本とか漁ったくらいだよ。
てかアネットは普通に歌えると思うんだ。キーはちょっとキツいがイケる。
……まー、女性ボーカル自体、普通の男の子とかには敷居が高いと思うけど。
こっちじゃあんまり機会はないけど、歌うのは好きだしねー。聴いてるうちに大体は覚えちゃうよ。
メタル以外の曲も、まあ多少は。

そういえばテュリサスをガチで歌ったら慧音にすごい目で見られたのを思い出した。>引かれた
陰陽座はイケるのに何故だ。和風じゃないと駄目なのか。
……まあ、歌唱の類は昔っからトランスの常套手段ではあったしね。歌ってる間は本性っていうか
感情のリミッターが外れるのかも。イルって普段は澄ました顔してて割と情緒が激しい感じだし。
私も似たようなもんだけどね。

……つか、本性が出る環境とか出せる関係とかって貴重な気がするなぁ。
剥き出しの自分を見せても良いって思える相手なんてそうそういないだろうしね。
そういう意味じゃ思ってるよりもきちんと信頼されてるんじゃないかしら。ミハルも。



320 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/05/03(火) 18:30:53
ロンドン橋の歌ならいけるんじゃないかな、そっちのわんこは。

【それでいいのか】


>>904
リズムって言うか……んー、人間的アナログ技法の極致よね、あれ。人間以外での完全再現は無理かも。
個人の感覚で演奏する即興曲みたいなのはあっても、リズムまで無段階変速するほどのはそうそう無いね。
……とはいえ、今はDTMで雅楽作曲も出来る時代になってるから、今後の展開は見ていきたいところかな。
つか、ウチでは既にガチの雅楽アレンジが出てきてるから実を言うと楽しみではある。

……まあ、そりゃ仕方ないさ。楽しめないなら音『楽』の意味は無い。武家社会に転換した公家よろしくメシの
種にしないといけないほど切羽詰ってるなら仕方ないけど、それ以外で詰め込んだってただ囚人のジレンマ
みたいな苦行にしかならないし、何より形骸化してる。
私個人としてはそういうの抜きで聴いて欲しいな、とは思うけどね。時間と空間意識に作用するような音楽は
イージーリスニングや環境音以外じゃ稀だし。素数を数えたい時とかにもオススメ。すごく落ち着くから。

>正反対の〜

そこは清濁併せ呑むって奴だね!(ぇー) ……や、別にずっと日本に篭ってたわけじゃないよ? 私。
フツーに世界中飛び回ってたりしてた時期もあったから、まあどっちにも慣れてるんじゃないかなぁ。
三味線なんかだとギターよろしくリフ刻める楽器だし、必ずしもリズム取らないってワケじゃないしね。


そだね。ここのところはほっこりしてる姿しか見ないなぁ。以前はもっとこう、終末的な感じがしてたんだけど。
ま、これはこれでいい傾向かな。後ろ向きでもムーンウォークで走れば前を向いてるのと変わらない理論で。

あれ、アニキいけるの?
鋼鉄ジーグとかもオススメしておこう。




321 名前:名無し客:2011/05/03(火) 19:05:00
還暦迎えてなおアニキと呼ばれる人なんて稀だよな

322 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/05/07(土) 01:09:46
>>321

アニキだから仕方ない。
……ホンモノの歌い手って、歳いっても人をひきつける魅力があるのよね。
声なんかほとんど変わってない人もいるし、歳なんて感じさせない振る舞いをする人もいる。
あの辺と比べたら、私なんかまだまだだね。


>雅楽
東儀さんのは完全に現代音楽って言うか、和楽器の現代音楽での可能性を探ってる感じだね。
いくつかアルバム聴き直してるけど、意外と引き出しが多いっていうか、作風が広いんだよねぇ。
まあ、そういう意味じゃもう雅楽の枠には入らないかも。あっちはちょっと定義が厳密過ぎる。


そういえばそうだね。こうなるとは私も予想してなかった。
まあ、悪くはないけど。あはは。



323 名前:名無し客:2011/05/07(土) 01:48:11
超妹紅。

324 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/05/07(土) 02:10:50
>>323
筋肉モリモリ、マッチョマンの変態と申したか。
あるいは金髪になってすごいオーラが出るアレ。

……やべえ、どっちにしても超微妙だ。私には似合わねぇ。


>例のアレ

大丈夫だ、問題ない。
つかまー、こっちとしても再構成はしときたかったとこだしね。
場合によっちゃ最初から一気に書き直すのも構わないくらいだし(何)



325 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/05/07(土) 02:11:49

インカコーラはマウンテンデューの味。

……これ絶対名前詐欺だろ……黄色いし。

326 名前:名無し客:2011/05/07(土) 02:29:21
もこたんがタカさんみたいになればいいんです。

327 名前:名無し客:2011/05/07(土) 17:56:54
先生が後方作戦参謀担当で、妹紅が前線の現場で肉体労働担当なんですか。

328 名前:名無し客:2011/05/12(木) 19:39:52
もこっ

329 名前:名無し客:2011/05/13(金) 10:48:03
先生の角を一本バキ折るには、1200万パワーくらいの攻撃力があればいいですか。

330 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/05/29(日) 13:02:29

よし、何一つ放置プレイ。
……我ながら猛省。色々と忙しかったとはいえ猛省。
あとインカコーラはまずくないんだ。面食らっただけなんだ。

……一番好きなのはグリーンコーラだけどな!
コーラっていえるか微妙だけど。カフェインゼロだし。


>>326

いや誰が得するんだそれ……。

グラビアも出るよろしくスタイリッシュ体型とかなら分からなくもないけど。
流石にボディビル選手権に出られるレベルは勘弁して欲しいわー。
そこまで鍛えるのにも時間かかるんだぞー? 年単位で。

なおかつ私の場合だと筋肉付けすぎて重くなっても困る。
基本的に軽功使いだし。空とか普通に飛ぶし。


>>327

間違ってないけど何だか色々ともにょるなその言い方は……。
別に私も頭を使ってないわけじゃないし、慧音も頭脳労働専門ってわけじゃない。
単に私がしがらみとか抜きで動きやすいから、あれこれやってるだけよ。
里の揉め事は大抵、慧音が動けば解決するからね。なるべく空けさせたくはないわ。


>>328

たけのこか。


>>329

その前に私が貴様の背骨をバキ折るけどな。
こいつはメチャ許せんよなァ〜。

「落ち着け」



331 名前:名無し客:2011/05/29(日) 13:07:36
まさか貴様は!
タケモコ妖怪タケモッコーン!

332 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/05/29(日) 14:02:43

……刀か。そーいやこっちの鍛冶屋はどこの流派になるのかしら。
会津兼定とかそんな感じ? あるいはもう幻想入りしちゃった流派とか。


>>331

貴様もタケノコにしてやろうか!

……違ぇーっ! 流石にそんなものになった覚えはないわよ!!
竹林の妖怪は万年竹でたくさんだっつーの!
つーか名前! そのトミノみたいな安直さを何とかしろ!



333 名前:名無し客:2011/05/30(月) 17:38:16
死にたくなった時はどうやって気分を回復させてるんですか。

334 名前:名無し客:2011/05/30(月) 20:02:52
>あるいはもう幻想入りしちゃった流派とか

舞草とか三原辺りの古鍛冶が幻想郷に……!
とか思ったけど、よくよく考えるに鍛冶ってのは土地に付くものだから
「幻想郷派」の鍛冶になっちゃうんじゃないかなー、と愚考。

335 名前:Kresnik ◆WEISS0lzjQ :2011/05/30(月) 22:12:51
 
 地勢的な面がデカいからな。
 「〜派」となると流儀の伝達が重要な関係になるけど。
 でも、ま、産鉄の事情にも拠るけど、時代区分関係なく取り込んでくんだったら「幻想伝」みたいな造りは
できててもおかしくはないよな。時間軸が一定だとすると備前がハバを利かせそうだけど。
 条件が『忘れられること』だとすると、こっちじゃとっくに製法が失われた古刀期の作風がそのまんま流入
したりしてる可能性はあるか。状況的には備前がそのままとか相州伝と合流したりとか。
 逆に言うと、人間の住める場所が固定されてるみたいだから、『流派』として分かれてく必要がなくなる可
能性は高いけど。最悪、刀の需要が止まった時点で絶えかねない気も……するんだけど、刀ってどんな
感じで需要を保ってるんだろうな。
 護身用?
 ……。
 
 うん。
 妖怪でも叩き斬れる刀を打つ刀鍛冶とか普通にすげえな。
 神様じゃねえのか。
 ダイダラボッチ的な。
 
 ……こう言っといてなんだけど。
 平安以前の鍛冶集団が生き残ってたらとか凄いボンクラな発想に繋がった!
 毎回こうか俺は!
 

336 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/06/03(金) 23:44:07
お酒なう。
……うむ。焼酎もいいね。たまには。

>>333

寝る。あるいは呑む。……まあ、自分から呑むことは少ないから、慧音と付き合ってもらう時くらいかな。
暴れまわってうっぷん晴らすほど血気に流行っちゃいないし、八つ当たりするほどガキでも無いからねー。
まあ、手が限られるのはちょっと悩みどころかな。……守屋のとこからゲームでも借りてこようかしら。

死ななくてもメンタリティが人間と変わらないってのも、なんとなく不思議な気分がするけどね。
人間を超越していながら、まだ人間っていう型紙の中に自分がそのまま居るっていう矛盾してるあれこれ。
……別に、普通の人が手に余る能力を持ったとしても、それがそのまま超人とイコールで接続されるわけ
じゃないとは思ってるけどね。どんな力も使い方次第だもの。後は、人を辞めるかどうか。

私は、意地でも辞めたくはなかった。
ま、そんだけの話かしらね、うん。


>>334

ですよね。……まあ、幻想郷って括り自体、明治に入るまで不明確だったしねー。
平安以前は人間と妖怪が戦う最前線、って認識だったし、それ以後はマレビト含めた隔離空間みたいな
ノリで括られてた。妖怪とそれを退治する人間を一緒にしちゃった、ってのが大きな転換点かしらね。

そういうわけで、まあ何処の流派の刀工が根付いてても不思議じゃないんだけど。地形丸ごと幻想入り
する世界でそういうの考えてもあんまり意味無いしね。
……ただまあ、順当に考えるなら幻想郷流の刀工流派が生まれてるって考えた方が妥当よね。流派の
特色としてはかなりのごった煮、というかそもそも流派って括りが無意味になりかねないレベルで融合を
果たしてるかも知れないけど。


>>335

あ、それ素敵。古流一文字派とか生きてたらすごい興奮する。

で、刀の需要か。
そうね、美術品としての価値はいうまでも無いけど……そうそう、アレだ。

ヒント:弾幕ごっこは主に女子供の間で流行ってる。

……まあ、となるとその対極として武道、武術が発達して男の子のブーム、っていうかステータスになってる
可能性もあるのよね。明確に描写されたことは無いけど、妖怪退治を生業としていた人たちの末裔が幻想郷
の人間であるなら、対妖怪を主眼に置いた超物騒な剣術とか拳法とか謎の妖術とか伝わっててもいいよね、
という私の設定補完。だからまあ、実際に使う事は無いとしても刀とか武具の需要は廃れてない、と。
この辺りは、アメリカとかでいうスポーツシューティングと似たようなものかしらね。純全な戦闘用以外での用途
や価値を見出して貰うことで生き残る、って奴。

妖怪を完全に退治する方法は、まあ今の文明を妖怪側に依存してるっていう理由もあるけど完全に失われて
るっていう定説には賛同するけどね。仮に私も知ってたとして、教える気なんて無いし。だってほら、アレよ。
……隣人と同レベルで扱えるくらい近しくなった相手を、理由も無しに殺す必要ってないじゃない? たぶん。
私も、いつも行ってる飲み屋の夜雀とかを『妖怪だから殺す』とかってすごくヤだし。絶対にお断りする。



337 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/06/03(金) 23:47:57

それと余談。こっちは普通に神様とか妖怪とか存在してる世界だしさ、刀も同じように神秘を
宿してるんじゃないかしらね。ほら、剣って魔除けとしての霊格を持ってるわけだから元々は。

神秘を日常として生きる世界で鍛った刀なら、妖怪と斬り合っても平気なんじゃないかしらね。
……まあ、今ちょっとアルコール濃度が上がってるんで適当成分がマシマシだけど。たぶん、
そんな感じでいいと思う。うん。



338 名前:名無し客:2011/06/04(土) 23:19:43
日本刀の成立以前の刀が幻想入りしてるんじゃないかとかちょっと考えたが、
幻想入りという概念自体が明治以降のものならそれはありえない訳ですな。

339 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/06/05(日) 02:59:50
>>338

成立以前のは厳密には刀とは言わないよ。具体的に刀の定義が固まるのは鎌倉時代あたりからだったはずだし。
そもそも、奈良〜平安時代は直剣とかもごっちゃになってた、いわゆる転換期だし、それ以前は普通に直剣の類を
用いてたのは出土した資料からも分かってたと思うよ。それにそもそも成立以前の『刀』って言うのはね、大陸から
流れてきた武器を指すことになるんだ。でもって、それは日本刀とは全く違う性質の剣なんだよ。
だから反りのついた片刃剣が現れる以前の武器は「剣」、それ以後は「刀」って呼び分けるのが、まあ一般的だね。
単純に刀が出来るより前、神代とかに近づいていくのなら七支刀とか草薙の剣とかは普通に幻想郷にあるよ。つか
慧音がそれ持ってるし。……厳密には予備ってーかレプリカ品らしいけど。

……で、まあ刀については基本である古代の両刃だった直剣から片刃の直剣、そして徐々に反りを帯びて刀として
成立してく過程を順番に見ていくと分かりやすいかな。反りの作り方とかが大きく違ってくるし。その辺を頭に置いて
美術館に言ってみると、なんとなーく日本刀の生い立ちがイメージできるんじゃないかしら。面白いよ?


で、んー、幻想入りはどうかな。大結界成立以後の事だからそれ以前となると……当時は幻想郷と思しき地域で
活動してた刀鍛冶を調べてみるのも一つの手だけど、神隠しも日常だったのがあの頃だったわけだし、あんまり
宛にはならないかも。



340 名前:Kresnik ◆WEISS0lzjQ :2011/06/05(日) 03:50:02
 
 補足にもならない補足をしとくと、そこらは大和朝廷の歴史とも相関してくるよな。
 特に東北辺りからの産鉄の流れ、武器の発展を考えるとだけど。
 蕨手刀がその典型で、ありゃ元々は北で大陸ルートと結んだ地方豪族(と言っていいかはアレだけど)が、騎馬
戦闘を中心に据えて作った武器だからさ。
 なんせ反りのある刀は直刀に比べると「叩き付ける、薙ぎ払う」事に特化してたから、マトモに切り合った大和側
は大ダメージを蒙った。この辺の事情はそのまんま日本刀の有用性を後で朝鮮側が見付けられて倭刀が成立し
た経緯なんかに繋がってて皮肉っぽくもあるか。
 いっそ、青銅刀が鉄刀へ、直刀が曲刀へ変化してく歴史とも結び付いてるとも言えるかもな。
 
 蕨手刀が改良された毛抜形の太刀なんかは「斬る」力を日本に齎した――とは大雑把には言えるのかも。
 幾ら鋭くても、直刀は刺突にこそ威力を発揮するモノであって、それ以上にならないからな。
 あと無理すると折れる。
 毛抜形太刀の柄に空いた穴、ありゃ装飾じゃなくて叩き付けた時に衝撃を吸収する為のモンだけど、刀身と柄が
一体だった当事の「剣」にそれは望めなかった。
 
 そういう意味じゃ、現在の日本刀に連なる「刀」が生まれてきたのは大体平安時代になるかな。
 妹紅が言うように実用兵器としての刀が成立してくるのはそれこそ鎌倉時代で。
 それこそ前のレスであった舞草の刀が最古の「刀鍛冶」に当たるってのは、この辺に由来してくる訳だしさ。
 
 ただ……あれだな。
 ……ぶっちゃけた話、古刀の技術が失われてるのと同様、江戸太平期を越えた後の「人を殺し難い武器」として
の日本刀の逸話を考えるに、当事は本気で刀がイカれ気味の破壊力を持ってたのか、道場剣術を前提としない
「人を殺す斬り方」が存在してたのか、って話にもなってくるんだけどさ。
 調べれば調べるほど動乱期の剣術はなんかおかしかったんじゃないかって気しかしてこない。
 
 それこそ妹紅の時代と今の時代は技術の構造が違う、とかだったりな。
 ……メアリの話じゃないけど、案外、ホントに鬼も仏も斬って捨てる類の剣聖が混じってたのかもな。
 そういえば、あいつの白山流だかなんだかのルーツも舞草の白山岳がどうのだっけ。
 
>時代
 
 あれだ。
 なんか一部時系列無視して成立してたりするらしいけどな。
 未来まで混じると(因果律が)色々おかしい事になりそうで困るけど。
 
 それこそ成立以前の蕨手刀なんかが入ってきてても、実用レベルでは打刀に淘汰されてるとは思うかな。
 AKが入ってきたらどうするんだろう。
 
>>336
 
 あー……ちゃんとあったんだな。
 住み分けみたいの。
 男女で住み分けられてるとは思わなかったけど!
 
 ……いや、どこまで本気で撃ち合ってるかとかイマイチ俺は知らないんだけどさ。
 
 その辺はこう、そこはかとなく伝奇ライクであれだ。
 ミクロン単位の(妖)糸で対象をバラす異能が伝わってたりするのかな!
 万能属性の針師とか!
 
 ま、理解についてのその辺は解るけどさ。
 ……解る、とか言う辺り、つくづく今の俺はどこの俺なんだって気もしてくるけど、まあ、仕方ないか。
 

341 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/06/05(日) 05:36:59

武器としての針なら赤巫女が使ってるね。物凄い勢いで大量に投げるからすごく痛い。
あと、糸は地底に住んでる土蜘蛛娘が。アレで物を斬れるかどうかは分からないけどすごい頑丈らしい。

>カタナとか
まあ、古いってのはまだ洗練されてないって意味合いも含むしね。物理的というよりは霊的な威力の
比重が大きくなるのかも。
それと、日本刀の逸話については元々が使い手に大きく左右される武器ってのもあるからどうにもねー。
NATO12.7mm弾くらいは現代刀でも普通に真っ二つにしちゃうし、ちょっと単体だと語り辛いかな。そう
だなー、私個人の意見としては太刀から打刀に移行するにつれて、護身用としての携帯性や瞬間的な
戦闘力を重視して、十人とか二十人とかぶった斬る耐久性を削ってたからそういう逸話が出たんだって
思ってる。戦争用の実用本位な刀は幕末までほぼお預けになるし、剣士が必ずしも最適な人の斬り方
をいつも出来るわけじゃないからね。だから殺し辛いとか何人か斬るとダメになるって話が今に出てくる
んじゃないかな。……まあ、手入れサボると即サビてダメになるやたらと気難しい奴なのは確かだけど。
特に江戸時代は中期から美術品としての価値に比重を置いてて武器としての性能が相当落ちてたから、
その辺を持ち出して語るのはちょっと的が外れてるかもね。語るなら実戦で使われてた頃の太刀や幕末
期の復興した実用本位の打刀で語らないと片手落ちになっちゃうわ。


ああ、動乱期の剣術はまあ……文字通り命がけで研鑽した末に生まれた流派が多いからね。そこに異常な
強さを感じるってのもあながち間違いじゃないと思う。確か鹿島神流の技で思い切り跳んで居合い抜きやる
技があったんだけど、あれだってもしかしたら只の演舞じゃなくて、ガチで鎧着込んだまま人の背の高さ
くらいまで飛んでた
んじゃないかと想像するとマジ怖いというか人間業とは思えないわよね……。
てかジャンプして抜き打ちやろうとするとちょうど相手の首筋辺りに刃が来るはずだから……うわぁ。自分で
修めてても怖いぞこれ。


つか、考えてみたらウチって仙人だの天人だの神様だのが普通に街中闊歩してる状況なのよね……マジで。
だから考察するまでもなくそういうのがナチュラルに市井へ伝わってる気がしてきた。なにこれこわい。

>AK
あ、妖怪には鉄砲効かないんじゃないかなぁ……。物理法則を鼻歌交じりで弄り倒してる連中ばっかりだし。
人間相手としても、正直人間とは思えないようなのが勢ぞろいしてるしねー……銃弾くらいなら叩き落せそうな
剣士にも少しばかり心当たりあるし。ウチで鉄砲がほとんど普及して無い理由は間違いなくそこだと思う。魔法
が強過ぎて現代兵器じゃ太刀打ちできないって奴? まあ、数で襲ってきたら分からないかも知れないけどね。


んー、撃ち合いは防御用の結界も含めて加減はしてるし、大体派手なのは見た目だけだから、よほど運が悪くない
限りは死なない程度の撃ち合いだねー。本物のナイフ投げてるメイドさんとか山一つ焼けるビーム撃つ魔法使いとか
いるけど。……いやあ、魔法って便利だな。普通なら死にそうな攻撃でも服が破れるだけで済むなんて。


……そういや随分と変わったもんね。イルは。こればっかりは私も予想出来なかったけどまあ、いいよね。

んー、まあ、なんていうか。満月の夜でもない限りは、大抵の妖怪は割と暇人で暢気でフレンドリーな奴だから。
どうにもこう、殺意の湧くような相手にならないのよねー。喧嘩になったとしても必ずどっかで毒気は抜かれるし。
一応は人食い扱いだってのにホントに妙なところよねー、ここは。


おっと、文献いじりながら話してたらえらい時間になってた。
そろそろ寝るねー。答え足りてないところはまた後でー。



342 名前:Kresnik ◆WEISS0lzjQ :2011/06/05(日) 19:16:32
 
 鹿島神流は……跳ぶって、残ってたのか、そんな技。
 香取神道流はともかく、今のあそこは教職員もしくは半ば学生専用の流儀になってるからな。
 奉納演舞中心の性質を考えたら扱い易さの面からは自然なんだけど。
 スポーツになっちゃいけないって理由はともかく、この辺りは伝達性の面ではちょっと不利だな。
 いやま、源流の香取の方がどちらかと言えば開けてるのか。
 現代で剣術一本に打ち込むのはほぼ不可能だし、技術の練磨の中に身を置き続けるのはそれにも増し
て無理があるしさ。
 どんな技術も時代と相関せずにはいられないけど、殺人を前提とした剣術はそれこそ「かつての日本」
でしかありえなかったのはどうしようもないし、今の世界にしてみたらそれが最善ではあるからな。
 やっぱ、人間個人の生活と思考が力を欲してた時期と今は比べられないのは大きいよ。
 いつ斬られるか解らないなんて意識を持って生活すること自体が今の日本ではありえないし、そういう
社会を前提として現在は成り立ってる。
 
 ただ、あのへんの古流の名残としては、「あんまり振り被らない」ってのはあるよな。
 兜より上まで振り上げない、って。
 メアリの型見ててもそうだけど、踏み込むのと同時に軽く跳ねてる。
 鎧武者相手の技はとにかく切り上げが多いから、このへんも名残だな。
 ……ってか、メアリによく聞くけど、なんか古流って神聖視や伝説視されたりして、雰囲気優先で始める
人も多いってのはいかにも現代だな。
 型の有用性っちゃそれまでなんだけどさ。
 
 ともあれ、技術の洗練はともかく、あそこは「武道」として哲学を持ってるって印象はあるよ。
 全ての技法は剣術の延長って考え方とか、力の流れについての考え方とか、いかにも神道な哲理とか。
 
 香取の方なんかは繰り返される型は一つの真髄へ近付く要素だって辺り、禅や能と似てると思う。
 
 技の古さは……型の意味自体を継承しようとすると、型そのものが「未成熟」ってパターンもあるな。
 このへんからはちょっとズレる話題だけど。
 
>刀
 
 個人的な印象だと、打刀のが頑丈だってイメージはあるな。古刀期のヤツは特に。
 幕末辺りになるとガクっと質が落ちてるって話ばっか聞くから、この辺りは余計にそう思うのかも。
 あの辺りは技術云々より、兵器としてそのまま量産可能になってった経緯と似通ってるんじゃないか。
 それこそ戦国期の刀がそうだったってのと同じでさ。
 幕末の刀はむしろ「斬れなかった」って話も結構多いから、あのへんが実戦用だったのはそう言う意味
での武器として、って感じてたかな。
 太刀は……どうなんだろうな。
 あの時期の実物は見たことあっても振ったことがない。重いのは解ったんだけどさ。
 ざっとしたイメージだと、鎌倉以降江戸前期に挟まる全盛期の刀がむしろ「武器として求められる全て
を詰め込んだ」時期に当たるような。
 
>AK
 
 武器としちゃな。
 ただ、人が人を殺す、を体言した武器だからな。
 そういう意味じゃ、暫く忘れられることはありえないと思うよ。
 存在それ自体がどんな神話よりも悪辣だ。
 そこらの伝説を軽く凌駕するような神話になってるのは間違いない。
 
 
 
 ……と、ンな物騒な話が似合うような場所でもないのは間違いないやな。
 それじゃ、またな。
 

343 名前:名無し客:2011/06/05(日) 23:00:05
生きすぎる事とか死ねない事への嫌気とかの、普通の人間が持つ命への感覚を消してくれるような
効能が蓬莱の薬にあれば、もっと気軽に服用出来て利用者アップが見込めるのにー。

344 名前:名無し客:2011/06/09(木) 22:55:51
やがて太陽が熱をこじらせ、宇宙が爆発するその時が来ても蓬莱人は生きてたりするんでしょうか。
そうだとすると、次の宇宙で大地を創造し命を造り人を導く者こそ蓬莱人!
つまり、今の地球も蓬莱人の誰かが作ったものだったんだよ!

345 名前:名無し客:2011/06/10(金) 20:34:40
刀剣にそういった力が宿るというのは洋の東西を問わずありますし、弓も平安時代には弦打ちとか魔除けに使われていますが、
銃は少なくとも日本では呪術的なものとは無縁なのは、そういうものが説得力を失った時代に生まれた武器だからでしょうか。

346 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/06/11(土) 02:20:08
>>342

……あれ? あ、いっけない。混線してる。鹿島神流じゃなくて香取神道流だった。
鹿島神流は別の技だ。一ノ太刀。ごめんかなり凡ミスっていうかうっかりしてた。
この辺の系統はごちゃごちゃしてるからねー……やー、恥ずかしいなこれは。

振りかぶると弱点の胴を空ける事になるからね。特に脇下は介者剣術相手には死を意味する。
現代の剣道でも胴回りと正中線は竹刀できっちり守るように教えてたはずじゃないかな、確か。
神聖視については……ははは。まあ現代に残るかすかな幻想って事で。鹿島神流は実際に
儀礼的、霊的な意味を持つ型や技を伝えてたはずだしね。……正しく伝わってるかはともかく。
私も実際に祓太刀や霊気の法を見た訳じゃないからね。真贋はちと付け辛い。

型は、うん。個人の癖や経験も含めて常に変化していくものだからね。旧いからって必ずしも
良いわけじゃない。介者剣術からの脱却を目指して新陰流なんかは剣禅一如とかの試みや
後の先を取るような技を編み上げていったんだし……でもまあ、誕生した時点で完成しちゃって
るような技術は変化の使用がなくて、個人の癖や好みで多少のぶれがある程度になっちゃう
からねー。


ああ、刀は……んー。幕末は量産品と古代の頑丈な流派の刀とが混在して語られてるから。
まあ血糊とか背伸びとかをなんとかしないと切れなくなってくるのは同じだけど、耐久性として
は数打ちはアレだったわね。だから半分正解で半分違うって感じかな。斬れなかったの話は。
清麿の刀の逸話は知ってると思うけど、アレってどう見ても切断用途じゃなくて撲殺用途として
考えて耐久試験やってるわけだしね……。それに戦闘してる中で悠長に刃を研いだり血を拭ったり
してられないし、現実的に考えればとっかえひっかえしながら戦ってたか、割と良く斬れる鉄棒として
扱ってたんじゃないか、ってところかしらね。
鎌倉以降江戸前期は正解。実践的な流派は大体あの時代に生まれたね。私の則宗は戦闘用って
よりも、まあ天皇お抱え鍛冶ってのもあるし、時代的にまだ戦闘用として洗練され切ってなかった刀
だから細身でちょっと頼りない感じに……っても直刃に近い小乱れ刃はかなり実戦的なんだけど。

ま、なんだ。アレだよ。総括するなら……そうだね。
太刀は鉄に、流派は技に過ぎない。それだけのことかも。


あ、訂正と補足と余談だけだからレスは不要でいいよん。
というかしばらく空けるから返信は無理。(何)


>>345

マタギを忘れてないかね。クマを倒すのに鉄砲普通に使ってるじゃん?
……それで霊性が宿るかどうかは分からないけど。呪術的でもないし。
山に入る前からクマを撃ち倒した後までの一連の動作を儀礼、儀式として見るならアリかな。

あ、弓は確か平安時代以前からあったんじゃないっけ。蟇目の法って諏訪が源流でしょ?
その鳴弦と鏑矢をセットで用いることで、敵の調伏や祓魔の儀としたんだったと思うけど。


>>344
それこそSFじゃんかよ。考えればキリがない。
……ってか、私にそんな力は無いよ。普通の人にちょっと毛……じゃないな。羽か?
そんな感じのが生えた程度。私が身につけてるのはあくまでも人が出来る事なの。
ビッグバン起こしたりブラックホール蒸発させたりとかなんて出来ないわよ。

客船はノーカンな。あれは真冬の夜の夢だ。
わたしあんなつよくない。

【何】


>>343
おいおい、寝言なら勘弁して頂戴。そんなもん、とっくに人間辞めてるじゃないか。
人の価値観や感覚を全部捨ててしまった奴は、もはや人とは呼べないんだよ。

それはね、私たちの間では「妖怪」とか「鬼」とかいうのさ。
それこそ、本当に救いようがなくなってしまう呪いじゃないか。


ま、気軽に服用するものですらないし、そもそもこの世にゃもう存在してないんだ。
忘れたほうがいいよ。



347 名前:名無し客:2011/07/06(水) 23:20:07
やっぱり悪役は「バカな!?この私が…うおおお!!」って
無自覚な慢心と油断と困惑の中で断末魔あげながら逝かなきゃダメすよねー、
変に悟った風に逝かれても絶対釈然としないし。と割と最近になって思う今日この頃。





とここまで書いて気づいたが、ジョジョのラスボスって見事に全員これ系じゃん!?
やはり荒木先生は格が違った!と改めて呻らされる。

348 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/08/11(木) 22:03:20
こっそりただいま。
とりあえずお盆が過ぎるまでは慣らし運転で。

>>347

さすが荒木先生は格が違った! ……とはいえ、その辺の按配って中々難しいところよね。
単なる勧善懲悪じゃただの良くあるライトファンタジーみたいなものになっちゃうし。
それぞれがそれぞれの正義やら利益やら抱えて必死こいて戦ってる方がリアルってーか。
そしてその中で、自分が心から共感できるキャラクタが居れば、そこに共感して物語に入り込める。
もしも優れたストーリーテリングがあるとしたら、そういう等身大の要素を含んだフィクションじゃないかな。



349 名前:名無し客:2011/08/11(木) 23:28:05
一部の初登場で突然犬蹴り飛ばして人間辞めてみたり
三部のラストバトルで突然カリスマブレイクしてオカマっぽくなってみたり
六部で突然美化されて悟りを拾った代わりに支配欲と世界を捨てようとしていたり
ディオはよくわからないが忙しい奴だった。

350 名前:名無し客:2011/08/12(金) 00:10:52
それは言ってやるな……君子豹変するというじゃあないか……。

まあ、人間の行動に一貫性を求める時点で無理があるしね。
私だって最初は輝夜憎しで生きてたのが今じゃこの有様だしさ(苦笑

時が経てば人は変わる。
新たに世を知れば想いも変わる。
変わり続けるから人は人足りえる。
DIO自身、まだ人間を捨てきれてなかったんじゃないかな、きっと。


まあでも流石に、あの神父のシーンはちょっと無理があるかなとは思ったけど。
ジョースター家への憎しみだけは捨て切れなかったのかも知れないけどさ。


351 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/08/12(金) 00:11:12
あ、ごめん。クッキー切れてた。

352 名前:名無し客:2011/08/12(金) 11:00:11
もこたんクッキーうめえwwwwwwww

353 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/08/12(金) 21:44:39
>>352

そのクッキーじゃねェーッ!!
というか普段作んないしそういうの! 洋菓子とか無縁だし!

……たまに食べると美味しいんだけどなー。作れる人が限られてるからなー。
里の方だと和菓子の方が主流だし、作れる人はどっかの館にいるメイドさんとかくらいか?
後は……森に居る魔法使い(七色)とかくらいかしら。作れそうなのは。
どっちにしろ幻想郷じゃ貴重かも知れない。需要と供給的な意味で、


354 名前:名無し客:2011/08/12(金) 22:03:08
メイドが殺した人間の骨を混ぜ込んだカルシウム強化クッキー! とか
猟奇的な事をやるかも知れないじゃないですか。

355 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/08/12(金) 22:49:23

流石にそれはねーよ。……と、思いたい。
何考えてるか読めないタイプの人間だからなぁ。

ともあれ共食いは勘弁願いたいところだね。
客人にそんなエクストリームなクッキー出す館じゃないだろうど。


356 名前:名無し客:2011/08/12(金) 22:53:38
よほど追い詰められても無い限り人なんか食えんわいな。
まるで自分自身の身体を食ってるような感触だし。まあイメージ論でね。

357 名前:名無し客:2011/08/12(金) 23:04:24
蓬莱人を料理すればとってもエコ

358 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/08/13(土) 11:57:27
>>356

まあ、そりゃね。共食いとか相当ギリギリな生存環境なわけだし。
知らずに食わされたら分からんかも知れないけど、知ってたらまず無理だし。
妖怪連中も「味は悪い」だの「仕方ないから食べてる」だのと言ってる奴も……おっと。

まあ何にしろ、そんな必要がないってのは幸福じゃないかね。
身も心も。


>>357

お前が食われて消費する資源が一人分減った方がエコ。

……冗談だよ、冗談。頼まれたって食わねーよ。



359 名前:名無し客:2011/08/13(土) 14:20:04
妹紅が永久供血タンクとして紅魔館に就職すれば、
消費される人間が削減されてエコ。

360 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/08/13(土) 14:34:44
>>359
人間が減った方がエコ。
……なんかキリがないな。

というより前提として「消費される資源としての個人」が居る時点で問題だろそれ。
結局、やってることは生け贄と大して変わらないじゃん。それはいいのかしら?
いいのなら、そりゃお前の単なる独善だ。自分が犠牲にならないからいいや、って最低の奴。
エコロジーを建前にして結局は自分可愛さに他人をエサにして生き残ろうって話じゃん?
あんた自身が身を捧げようってなら……まあ、止めはしないけど。いい気もしないけど。
つーかアイツ、自分の事を恐れる人間の血しか飲まないんじゃないっけ?
だったら品質の時点で私はアウトじゃん。必要な成分が入ってないんだから。

ま、どっちにしろ……そうだな。ナメられてるのかどうかは定かじゃないけれど。
他人の身勝手な都合でどうこうされるくらいなら、逆に一族郎党皆殺しにしてやるよ。
正義の味方を名乗った覚えはないし、自己犠牲だなんてガラでもない。
私は私の望むように生きる。私の見つけた楽園の中で静かに……ときどき騒々しく暮らす。

とうに忘れた私の日常。……なんだかんだいって、私はここが気に入ってる。
もしもそいつを壊そうって奴が出るなら、私は容赦なんてしないんだから。



361 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/08/13(土) 15:47:14
しかし二ヶ月。ちょうど二ヶ月なのかー。
空けてる間に色々とあった、ような……。
とりあえずどっから把握したものか。

362 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/08/13(土) 16:04:42
……あれ、セシル? ルーツィア?
それにミハルちゃんも……え? 何で立ち絵あるの?
まぁじでぇ。

……えーと。そうだな。とりあえずアレだ。
ビジュアル化おめでとう!


363 名前:名無し客:2011/08/13(土) 17:36:04
不死鳥は灰の中から蘇る。
つまり、生焼けだったり灰になる以外の死因では蘇れないということなのかー!

364 名前:名無し客:2011/08/13(土) 17:44:49
貴女不在の2ヶ月をざっと見出しにすると…


・異能の坩堝こと学園都市スレ、終結!
・レントンのコンビニ遂に再開!ZEUTH主要メンバー大半を欠く現状で如何に切り盛りするか
・神父ファミリーの一部、ついにビジュアル公開!神父周りの女性関係、更なる泥沼か?
・さやか嬢の恋に恋するラジオ放送!ディスり愛に溢れたひととき流れ
・カオスの様相たる七夕スレ!最後はまどか神の再臨により感動のフィナーレ!
・魔法少女まどか☆マギカスレ完結!魔法少女達よ、半年間熱狂をありがとう!
・「_(スキマ)」「乱」完走と共に東方一文字シリーズ完結!紅魔館並びに八雲一家、再び幻想の彼方へ…
・グラール旧文明の厨二太陽王君臨!マガハラの力、まさにインフィニティか!


一部ザルな所あったら誰ぞ指摘修正加筆よろしこ。
もしかするとモロな大イベント見落としてるなんてことも;;

365 名前:名無し客:2011/08/13(土) 20:42:35
もこたんチンピラすなぁ

366 名前:名無し客:2011/08/13(土) 20:54:33
もこたん献血。

367 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/08/13(土) 21:01:42
>>363

そのりくつはおかしい。
つーか、不死鳥関係ないし、私の不老不死って。
灰も残さず消し飛んだって復活するのをどう表現すりゃいいか分からないけどね。
Wizでいうとロストした後にしれっと酒場に戻ってる的な不条理というか。

普段使ってるアレは呪術とか妖術とか超能力とかそんな感じの奴よ。
少なくとも、火の鳥の化身だとか不死鳥食ってパワーアップしたとかそんなのは無い。
あくまでもあれは技術の産物。私の生来のあれこれじゃあないんだね。


>>364

よし、カオスってことは分かった。
……そういやあんまり表出てなかったからイベントあっても関係なかった気がする(何)
今の活動は基本的にココだけだしねー。


>>365

ほっといてくれよぅ。
……色々あるんだよ色々。
女らしくする必要なんて無かった時間の方が長かったわけだし。


>>366

誰に。



368 名前:名無し客:2011/08/13(土) 21:23:57
今から女の子らしくすればいいんじゃない。
まずは女子力をあげることから始めましょうか。(オムレツを用意しつつ)

369 名前:不確定名:ジョージボイスのナレーションキャット ◆qYdq.chaos :2011/08/13(土) 21:25:02
>>361>>364


(BGM:オーズ・ザ・ストーリー)


 キャラネタ喫茶一刻館 これまでの三つの出来事!




1つ!

交錯世界スレ、まどかスレが無事完走!
彼と彼女達はそれぞれ円環の理に導かれていった!




                        _ --=ミ
                     -≠   / // 〉-、
                   〃´/       / イ  ヽ
                     {{ ,イ  __//   / /  彡ノ
                  //      / / 厶イ|i_イ
                  〃 /      厶イ  / ,イテ从
                 / /  /    i/ / l/  〉ノ'
                       厶イ   / /  |i ! i -r'/
                        Y イ //} ハi├'
                    ノ'l/´i/!':::!/:::::::::ト、}
                    r'::::::::::/::::::::::::::::::::\
     `丶、             {::::::::::::{::::::::::::::::::/:::::::i
        \            ∧::::::::::::::::::::::::::/::::::::::|
         )〉          /:::::\::::::::::::::::::::i::┌―|!
           /'  __    .rく::::::::::::入:::::::::::::::l::└―|i
         厶≠´: : : : : :`:.ーァ}:::\:::_} }:::::::::::::::L::::::∨》
         /: : `: : : : : : : : リ::::::::::Y   i:::::::::::::::::{-≠:イ:,
           i: : : : : : : : :\}: :∨:::::人__ 〉:::::::::::::::|::::::::::|:i
          ノi: : i : :_:_: : : :|ハ:ト:}::::::::::iY)〉{::::::::::::::::|::::::::::|:|
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           ,   /   /  .′ /  '. 、  ゚。.,:':::::::::::/:::::/x≦三三三≧x:ヽ                        ,|       i  、       ,.    \ゝ- /:__::::: ̄`ヽ:.:.:∠__    `ヽ
         .:  /    ′ .′, /    ! !ヽ.  /::::::::::::,:::::::,'/:::::::::::::::::::::::::::::マハ                   _   /    /Иi  i   |  |   :|       . <:.:.:.:.:.:.:.:.:. ̄:`:.'こア::ー:ミ丶  }
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        f⌒ヽ{i⌒7、 l  {rf斥^    y宀zノ ,:::::::::: :::::|:::::::l_/イ:/ ::/  }::::xー:::::!::::{:{//         i  ヽ  ヾ::|   从{ ,_      _, |   |ニ⊃   {.:.:.:.:/:.:.:/:ハ :.:.:.:.: |:.:.:.:い:ハ:.:.|:::::/::::::::`ヽ
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_  辷 二 ミ、 厂  /⌒ヽ  `ヾ..」>√`ヽ辷彡  i::::::::|::::::ト .... ` ´ .. イ  | レ.、 | ヽ{. ,イノ:::}ヽヽ{  {ノヽミl、 |'ヽ.\{\{\{乙i__rーへヽ __  ∨ハヾー’    弋_り/:.:,ィイ! .}:.:.:.:.:.:.:.:. |
  丶     /7   .′    ゚。⌒ヽ,/{_/≫‐t ^}‐-、レヘヘ:::::ト=z_ ^チ 、:::::::::{  /イ,/∧ヽ l {弋ソ     弋ソ |   |'}} } } ̄厂{_ {{ Π'h ヾ! /'⌒ゝ-、V:.ト、// ' __ ////,、__. イ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ト、
/⌒ヾー=彡′ ./      マ⌒′jl   _} ノーr'⌒ヽjハ 、:ト=z_ }i{_ノヽ,:'´rヘ/:/lイ {| ト、{ヽ{      '      | ./イ ./V {二ニ[]=ニヽY | :|.   /¨》、| > _‘ー-'_. r<:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ト、\
           .′ー    _,≧;  |^\__} _У /⌒`ヽj !}_>'´⌒レ7´{_ri{ { }/  V リV { 人     ` ‐ ´   ,イ /  V    {二ニ ハニ/ L__.'r、, /   {{. _ノ⌒>ぐf三z= 三L_,><!__ 、:.:.:.:.八 `ヾ!
           \   `ー   / __!`ヽ} 〉ヘ{〈 /   `ヽ V      トvソ _ ニヽ  /     .\{  ≧- ... -≦ レ  〈 \y Li://:i:i} i{  \_ノ ノ     〈  _〃--ぐレ-≠-〃      :|:.:.:/:.:.:.\ \
             ゚。>、    { /ー/ /   ゙ソ      ゝ V   z」_   -‐┤/     ./`ヾーー'ニニTニニ~゙ーァァ'`ヽ. /   ,//  /,∧    /ヾ     }.、 |ヽ:.:.:.:.:〈/:.:.:.:.:.:.:.:.:/        |:.:.:.:.:.:.:.:.:. \ \
               i   \ ヽ. ∨: . . .l_/{i  .ゝ      〉 ゞ≠ /  `ヽr=、ヘ >.__,ノ i  r‐':: ̄ ̄{::{ ̄`ヽ.{{    \   L{   L{ {`¨¨¨¨´{ }     :l >' }i、:.:.:.:ハ:.:.:.:.:.:.:.〈       ^<:.:.:.:.:.:.:.:.:.\
              :    .   `}、: : / \   /ヽ    /     /    ノ_」^ヽV{、   {.i ヽ:::::::::::::/l{:::::::::::::.\ /    ヽ       '.    ゝ。    :|′└ミ:.:.:ヒzV:.ト、_ノ .}      / `゙ <:.:.:.:.:.:.:> 、
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       .     r┘     i,   /    /./::::::::::}   {  /   え、/  Vノノヽ〉-、ヽl   >ーイ='=|::|=\/  l  / }=-      ゚ 、゚        |、      ヽ> \_>  {:.ハ:.:.:.:.:.:.:.> 、    |<ー _:.:.:.:.:.:.:.
   .         ,ノ、丶     ∧      /  /::::::::::::.  `ヽx'´      ,xヘ     :. ./   ,|   /.::::/   ,'.::|      }  〉              ',\      }. 〉            ハハヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:7  |ミ:.\ ¨ ==
   .       /  {  \    \_ ィ7   ,:'::::::::::::::::i  /     /  :.     V    ./}   ` '   L:::!      /  l.   ′        ∨ \___ノ `!           .ハ:八. ` <:.:.:.:. |   |\> ミヽ
     .。o ゚    \ _≧=-  -=- / ,. ":::::::::::::::::::}      /     :.     j  ./l .{             イ    |.   }         ヽ__レ'    :!            {ヽ:.:.:.ヽ   `ヽ:.|   |:.:.:.\
    /   _             .' ,:::::::::::::::::::::::,:圦     /        :.      /_/   l            ハ.   l.   〉‐-=-‐        /X.    ‘           L \:.:.:\.   `|   |:.:.:.:.:.:.\
  . /  _,yャ宀zx`ヽ     ,イi     i.,:":::::::::::::::::::," :::::ゝ.ィ        ゝ. _ ィ:::::::ト、::',. |           / |   ヽ../\>        < / \.    〉            ゝ、`ヽ:ハ   _},、,、、 |`丶:.:.:.:.:.ヽ
  厶イ⌒i´   / ヾjr\  ハ{i    ,:::::::::::::::::::::," :::::::::/ /二二二]        V:::j ヽノ           {  l    /                    \ ./              /> ヽ. \|   F¨¨¨ミヽ \:.:.:.ハ
  /     /  /  `マi:. `x√{i    ,::::::::,:":::::::,   ,::::::::/ /                 Y .〉                l_ {   /               。 ゚ o 。             </   \ |  ノ    ヾ7   ヾヘ:.|
. /    /  .′ 、 `r〜′ ヾ=ィ,::::::::; ,:::::,:  ,:::, '/_/、         /∧      `/ミヽ、            〉 }  /゚。   。゚ o        o,',',',','ヽ,',','\                zz:>ァ'ー- 、 ,∠_  } `\
/    /   i    \      i  ,::::::," ,.:::, '  .: '´厶ィヽ\         /∧ヘ   ./  `ー'            iニニ∧ |../,',','゚ 。o,',',',',',゚。      。゚,',|,',',',',',',},',',',',',\ x==ミ、     z彡イア,.ィ   .ム/:〃::::{ /
    /   i     丶   | :: :,  .::::,   ,: ,:'/┼╋\\    // ム ヘ  ィ/ミ、                     ∧/,',',',',','/',',',',',',',',','゚ 。 o ゚ ,',',',|,',',',',',',|,',',',',',',',',\ 介ミz    〃イ::z:}_ムイ /! /ヽヽイ-:ア’/
___ _ /    」_     ヽ.  |   :, \;::;'\   //┼╋┼ >x`<ソノ┼ムイ ./`f7ミ、                   _,ィ{,',',',',',/,',',',',',',',',',',',','},',',',',',',',',',|,',',',',',',|,',',',',',',',',',', \.x>ミ=彡ム%::::::::::::} ト:| }ミ会'’z/
  〔_   \(   ―   \|    ;:ヽ/  ./ ,'┼╋┼╋┼╋┼╋┼╋ /ミ/://f7ミ=彡'f7f7ミ、____,ィ彡f7>、_,'/,',',',',',',',',',',',',',/ ',',',',',',',', |,',',',',',',|,',',',',',',',',',',','/#:::::`^ヘ::::::::::ヾヽ::::::`’Xx彡'¨7
     丁`⌒      ¨マ        }   ,' ;┼╋┼╋┼╋┼╋ ..-‐;彡'.:::/://゙゙l`f7j=イ´!=|::|l|f7f7f7f7f7イ\/`ーtt-.、,',',',',',/,',',',',',',',',',','|,',',',',',',|,',',',',',',',','/、::マム:::::::::::ヽ::::::::::ヾヾぐ"::;_ィ:::/
      。          'ヽ..」_ _/ ./ ;┼╋┼╋┼╋┼╋l=气'::::::::::/://.:::l:::::::::|l|::::::l:≡|l|≡≡|≡={{{:彡∨:\:::::{{{:::/',',',',/,',',',',',',',',',',', |,',',',',',',|-─‐‐ ::::::::::ヽ、ム::::::::::xハ=彡''^> ' ` く
       '.          '.    '.    ゝ≠z╋┼╋┼╋┼╋..ヽ:::.:.ミ、::/://.:::::l::::::::::|l|:::::::l:::::|l|:::::::::::|::::::. {{{:::::::.∨ミ:.\}}:/--‐''{',',',',',',',',',',',',' |-‐┬┘=彡ぐく`¨¨芯=キ="::八ー ´       \
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         、        '.     '.        {    ̄¨¨´ 7     .`ー 、:::::lミ==tt=≡|:=|l|≡=|ミ==|l|=彡':.ヽ‐´   /   |          |      \           \.  \             \








2つ!
七夕スレで美樹さやか、シオニー、鴻上会長たちが大暴れ!!






    , '´   ヽ
   .{ i{ノハ从k}   ./)
   ヽ!l|, ゚ ヮ゚ノリ、// ま、立派なこのさやかさんに任せて安心ってね!
     /' );-さ-リつヾ   
   / Uノ_i_iヽ     
   へノ し'ノ       
      調子
      調子
      調子
      調子
      調子
      調子
      調子
      調子






                     ィ≠=ミ 、
                     .: ´/    ヽ}
                   /:/
                    {/r、  __
              _ ..(`ニ7ノ j_ノ ノ _
           ト、/r―< ´ ´ イノ´/:`ヽノ}
         _.. -‐.:<ミ、       -一 ′: : :〈
           >、    Y‐一 ´: : ノ : ィ: : : : :ハ
         .: ´:.:.:.ヽ     〉: ー=彡イ 、/_{: : :|: : : :.            「いやぁぁぁぁっ!
     厂:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:〉_. ィ≠=ミ、 //: :ム=ミ: |: : l: :ト、     }      もうやだっ! 誰か、誰か! 私を助けてっ!!」
.     /:.:.:.:.:.:.:.:.:.<{:/ 小 rッ V/:/ rッ  〉ト、: ヽト、 :ー― :ノ
    〈:.:.:.:.:.: ´/:{/:イ ハ ー=彡 ´   ー=彡ヘ、:ー`  ̄ ̄
      `ヽ:./:.:/l:.:.ー==='.≠   ' __    /ーへ:ヽ __
       \:.:.:.:.:.l:.:.:.:l: : : 人 r ´ __`ユイ: :/: : | ー― ´
        \:.:.:.、.:.ト、 : i! }>-く      `ヽrハ`ー 、__
         ー=\:.:.:. !:.lヽjレ: `Tヽノつ /   Y    i:.:.:.:.:.ヽ
            |ヽ:.:l___....に二}‐‐ァ   ノム'    i!:.:.:.:.:.:.:}
            |i:i:iY:.:.:.:.:.:.:.:.:.ゝ一'/ イ: 人    ノ:.:.:.:.:.:/
            |i:i:i:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:} }:.:.ー.:´:.:}´ ̄ \/ ` ー′
             ̄'.:.:.:.:.:.:.:.:.:.//:.:.:.:.:.:.:./
              〉:.:.:.:.:.:.:.:、、:.:.:.:.:.:.:/
             {:.:.:.:.:.:.:.:.://:.:.:.:.:.:.:}
             /:.:.:.:.:.:.:.:. ! !:.:.:.:.:.:.:{
              /:.:.:.:.:.:.:.:.:. | |:.:.:.:.:.:.:.:.:、
           /ヘ :.:.:.:.:.:.:.:.| |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.>、
            ムヘ 、:.:.:.:.:.ノ 、 :.:.:.:.:.//
              \ヽ//\ヽ//
                   ー      ー




                 ,ィ〃≦ミ三≧=z、_
                /ミヽ、j从リ l!i レノクミ、    
               /ム彳jハリlソハ川リノノノ、ミ彡}    .!   _  !   、  、
              ,K≧=ヲ´─≠´ ̄ ̄`ヽK}|  三|三 L_| ヨ三 | ヽ |   、   ヽ.  /
                {彡'/クl ___ニ=ーィ=-- }≧}   幺 | | l二.l  L__  |   }   | /
                  j、ゝ' / 'ー─‐`ヽj!Kニ=、ハ |!  小   ̄ |─j  __)ゝ__ノ レ   ノ o
                 {fj  |  K´C、 }| |r´C、 | /
               トヽ、j   `¨ ノ !}`¨´ }|   
              ゝj`     ./r'_ j:、   ソ
               `.、 ;:    `^ー^ハ /i!'    
                    ,ィ7!::.   __, -== 、_j /
              /|!八::.   `ゝ=彡',〈、     
          ,ィ≦//::::!、  \    ノ、 ノ/!::!≧z、
     ,.. ≠ ´g,'::::|a@  `>‐‐'< /クハ::!ga=zュ、
  r、<gggN/|:::::!N}  /∧___∧} ! ,'M:::}ggggaR
.  {YgggK、N:::::NNレ'/ /小、 ヽ、|K:::::ggggぺハ
  ソぬggggaН::::::ぬ'  ,:::::::::!  |NN::::::Nggg7!N
. ∧|N!gggaqN|::::::LM_j:::::::::::ゝ__jNN:::::::Nggg||
/gg!gggN、|:::::::::::::::::::::::: ̄::::::::::::::::::::::::::::Vgg7!}






そして3つ!
スキマスレ完走、紅魔館より始まる東方一文字スレシリーズが遂に完結!
少女たちは幻想の彼方へと消えていった!






     __
  , ===、、                                        ∩
    // | |                                     ⊂二 二⊃
   _//  | |                                      ,==| |ニ//、
  `ー' .⊂┘                                      ヾ_.| |//ヽヽ
    ∩ ∩                                       `.∪´ '-´
    ∪ | |                _, -― 、 _      _           ヽニ=^ヽ
      //             , - ' ´      ` - 、 _ /:.:.,ゝ'、           ( (´
    ⊂/           , ´"      _       /:.:.:.:´:.:.:,ゝ        ,, ,、ヽ`、ェ;、
  ⊂二 ̄/         / , _ _ ,-_´、`'´ヽ_ ` '  ̄ '-、l´ /:.:.:.:_:.´ヽ       { ` r-J }l,_l
   //         , - 、 ヽ_ ,.l:::ヽ-'   `´l`'- ,´''、/¬-、:.:.:.:./        ´ `'ー''´
  / /ヽ ヽ        ヽ^ ー,` /ヽー/-丶、 |-ヽ=ノ¨i` 、:l/_、          l゙l l゙l  _
 └ '  ゝ-`        ,`l l  /,,´"゙`,',   ヽノ 《  ゙,,/ `  ヽ´          ゞ´',,'^//
 ⊂二二 ̄/       ノ_l ヽ {ゞ==-" ー-'ヽ `゙¨"/ l  l ,',_            /ソ l l ,-,
    ,-、/ /       ´ ´'、l  ,` 、     ゝ_ ノ  /, ,´ ノ {つ           `   `ー ´
    \ \          } ノ ヽ、          _/ /_/            i 、   .,i 、
     ゝ-'            \ ` ー 、 _ , - ´l_l/- ´             ._l゙.i_, .!ミ ll┘
     / ヽ           , - '.ll`´、 _lヾ,.∨ソ }_ ,`ー'llヽ、           . `-ッ iー''"._,,,,,,,,、
     / /          /    ゝ- /  の  ヾ' =' '   \          .l゙/  ―'''''''"
     ゝ '          ´ ̄` 'ヽ/ l-´ヽー - ‐´-゙、_ , − - ヽ        .i! l
    ○               /   ヽ   ノ    ヽ             .l /  .'二ニニニ1
                    ゞヽ           _`ゝ               _
                    ヽ_`ヽ 丶 _  ,-、 ´〃`             .__| |_
                      `ー゙ヽ_, -、=- '´ ´              {__  _}
                         ∨∨                   /⌒i, |
                                               ヽノ|  !
                                                ノ ノ
                                                 ̄







ついでに。



(BGM:手をつなごう マツケン×仮面ライダーサンバ)





          | ||                                                    ∧
          | ||                                                /ヽヘ
          | ||                                                  / 、::ヽi
          | ||                                              / i|:::il |
          | ||        r-、                                         | |::||:::l|.|
          | ||      _,,,r'--'‐-.r-、                                      | |::||:::l|.|
          | ||     i:/     l::::ヽ                r--、 _,,..-rt-..、 , -,_     .| |::||:::l|.|
          | ||      l:l,,,__  __,,, ヾ::::i_                   | \ \:::::!-!:::::>'/ ,!      | lr'.!:::l!.!
          | ||      ;l ェ=,〈 ェラ ;:::r.〉               ト、ヽ,ニ、ヽrM>/',. .r'/|     | |:::::`|l.|
        _='ニ!_      ! .ノ,_,ゝ、   !:!ノ                    ト、.l : : :ヽ、 /: : :iノ!     | l::::::::|l.|
          ノ-ミYミ'    .l.  ___   ./、                l::::ヽ : : : ノ !: : : :/::/       | l::::::::|l.|
        /ニ、ヽ〉.l.    ヽ、    / /.ヽ               ヽ:::r,≡'ノ' .'^iー<::/     ..| 廴ノ l.!
        l r-、>'/     ノヽ--,r ' /   ー、              Y/::::::i .l |:::::Y         | |:||::::|l.|
        〉、l ミ.|/  _/7´ | |/   / r,  , `ヽ、          /^'ー::、:::ー―'::<´      ..| |:||::::|l.|
       /  .!.ミ.| V´  //  .レ'   / /  /   ヽ       ,...--'-..、:::::ミ:`ヽ,、<:::l-=、―-、   | |:||::::|l.|
      ./ <>-'、 l l/ . / /   ,イ /        i       /:::::::::::::::::::ヽ:::: ̄::::::/´,rt-ミヽ、_:ヽ _,l::|:||::::ト.|
     /  ト   .ヽ ! //  //_/         l    ./::::::::::::::::::::::::::::::)ヽ::::::/ ./-、  ./i:\>'/:::!:!!::::!.l!
      〈  l   /l ̄ ̄` ー'-<_  ̄ `ー― ' /  /|   .l:::::::::::::::::::::::::_/,|:::i:::::l i:!_`Y>i=<l::/7:::::ノノ:::::l. |
     i  l>.、_ム/ |       /<ム` ー-   ,イ ./ .|   .ト---r― _´..-ノ:!:::|ー.| .l'´ lヽミ|>'^/〈_:::/コレ,!:ヽ,!〉
     |   | l   ヽ!        ゝムノ       / /  .!    `ート.,!-r'r.t.´l::::::ヽゞ.| .|ン ] ] !.!:::7`:ーtrニi´`i/|
       ヽ .l .!   .|      `ー―      /  イ      l::ヽ::廴´<::::::_:::|:`i |i彡i_ゝr[ニヽ::::::|ト!|〉二i./
       Y./    ll                /   ./l        l:::::i::::::l .ヽ::| Yミー.-''-‐'ニヽ--‐,>'´ ヾヽニ、!r‐,=-__
        .l/7>、  _,!.l        ヽ、          / .|      l:::::l:::::ヽ  ゝヽ__`ニ二´__`_二 -ヽ  i |::`i  l´r三
       |`ミ>、`\ .!.        ` ー―     /  .!      ヽ:::`ヽ:::`ー-|`ー―――----―i ノノ::l | ゝir'´
       | <  `ヾミ=l                   /  l|        >==ヽ::::::`::ヽt--、-―――‐/´ir/ノi´ L/イ、
       |  `ヽ、ィ |ヽ         、_,/  /  / !       //:`ヾ、::,i、,,,ノノノノノ〉-<´` ´7/|::!ノ<>彡/
       |    /イ |:::i               /  / .|         | |i ̄フノノ:!,!`ーt-'-'-i::::r'ヾr、 '-'rクrヘコl彡!
       |_  .l /| |::::|               /  |        !、ヾニ////_  .|  |:|-、`i´ ,!ヽ Y´ヽ´)'ノ'
          ̄ | レ/|:::::l                  /`ヽ、,!       `i、三-イ:::::: ̄::Tuiヽ-、_\´レ'  `<コ/
           `iT:::::::::l              /     `ヽ、     |::::::::::::::::::::::::::::| |:::::::::::`iー`'
               |.|:|::::::::|           _/          ヽ     |::::::::::::::::::::::::::::| |::::::::::::::|
               |.|,!::::::::廴____,,,rイ´              ト、  ..|::::::::::::::::::::::::::/ ./:::::::::::::::|
           | |:::::::/:::::::::::::::::::::::::i  ト、          ./ \  .!:::::::::::::::::::::::::ヽ ヽ::::::::::::::|
             | .!::::/::::::::::::::::::::::::::::l  l                /\|::::::::::::::::::::::::::::/ /:::::::::::::|.|
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          //:::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::l  !            ´ ./ ..|::::::::::::::::::::::::/ /:::::::::::::::::::|.|
         .//:::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::! l             /    .|::::::::::::::::::r‐' /::::::::::::::::::::::|.|

 
          〜オーレ!手をつなごう♪ 僕らと オーレー手をつなごう♪〜


劇場版仮面ライダーオーズ 〜将軍と21のコアメダル〜

絶賛上映中!!


\エ・イ・ガ! ミ・ニ・イ・コ・ウ・ゼ!!/





―――とまあ、吾輩がざっと見た感じはこんな風であろうか。

しかし、アレだね。
ようやく今月でナレーションの仕事もオールアップ。
財団からのカンヅメという名の拉致監禁も解けて喜び勇んで戻ってくれば、
我が家が消えていたという超脚本。
成る程、コレがいわゆる続きはムービー大戦でというやつかー。


というワケでまぁあれだ、お久しぶりという挨拶もそこそこにですねレイディー。
吾輩のハウスとか、竹林のそこら辺に幻想入りしてないかね?

【通りすがりついでに何をしているのか】

370 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/08/13(土) 21:35:10
>>369
……いや、なにやってんだミスター・ジョージ。
仕事多いのは知ってるが何もこんな辺鄙な場所で頑張らんでもいいじゃないか。
式と幹也がリアルで結婚とかいうニュースも出てるしそろそろ身を固めたらどうかしら?

まあ、うん。スレとか追ってくと大体そんな感じみたいだね。
まどかスレが文字通りの意味で神。史上稀に見る盛り上がり方だった気がする。
禁書は……ううん、行きたかったかな。面白そうだし遊んでみたかった。
残念ながら色々と噛み合わなくて結局は参加しそびれたけど……うーん、惜しい。

あと七夕。そんなエクストリーム七夕見たことねぇよ。

……っと、そうか。あいつらも完走か。
とりあえず、まあ、なんだ。言いたい事はもう他の人が全部言ってるみたいだし。
「またね」、ってそれだけ。楽しかったよ。


……え。上様? 何やってんの。
……何やってんの!? 何やってんの!?
暴れん坊将軍はいつから特撮になったんだァーッ!!
ちょ、マジで!? 映画見に行く予定なんてUCの四話くらいしかなかったのに!
予定増やす必要がワンチャンあるんじゃないかなこれ!?



371 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/08/13(土) 21:35:50
あと、お前さんの家はどちらかというと地底タイプだと思うんだ。
だから間欠泉とか湧いてるあたりを探してみるとラッキーデイ。

372 名前:不確定名:ジョージボイスのナレーションキャット ◆qYdq.chaos :2011/08/13(土) 22:19:58

>>370>>371
んむ、まぁ一年分の契約でオイシイ話だったので仕方なくだね。
前任のマダオはあの後オールCGの敵ライダーをやったが当然のようにマダオであるからして…なに、そうじゃにゃい?

因みに吾輩の今期の嫁といえば魔法少女ではなくDOGDAYSだったのだが、フロニャルドへは
シュタゲワープを実装したせっさんかゼロしか行けないという事実が明らかになったので今期は諦めざるを得ません。
そしてそんな事より吾輩はキュアビートのチョロさに心の音楽を奏でるしかないのであった、まる

【今日の違う、そうじゃない】




>Q.暴れん坊将軍はいつから特撮になったんだァーッ!!
http://www.ooo-gokai.jp/ooo/story/index.html
>A.公式が病気

ほほう、汝の言う事は至極最もだ。
ならば汝に聞こう。









                  ぐ:.、:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i:.:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.`Y
                 i:.:.:.:.ヽ:.:.:ヽ:.:.:i!:.:.:.:.:.:.//´ ̄ ̄:.:.:.:.:.:.:.:.:.:{
                  j:.:.:.ヾ`\ヘ∨W:.:. ////イ:.:.:ノィ:.:.:.:.:.}
                   〈:.:.三ミ   ``Y:.:.:.//"´      彡:.:.:.:.j
                 〉:.:.彡      ∨:.:!{           三ニ〈      
                   〈:.:.:./二ニ¬=‐ヘ:!从  x‐=ニ二 ミ:.:.:.:..j    ――――いつから、暴れん坊将軍が特撮ではないと錯覚していた?
                    Yリ ー弋Z歹ヾヽ:.:.ヘ ィ弋Z歹一 Yリ从
                      い        `\\       从:.:ハ
                     乂j             ヾ:.:     ハ:.リ
                  |:ハ           リ     ムイハ
                       !:.:ヘ.       、.,         /:.:.:.:.乂______
               _____从:.:.ヘ   、________,   /!:.:.:.:.i|!  ̄ ̄〉〉
                 | |    ハ:i! ヘ   `二二´   . ' :|ハソリ    //
                | |   : 刈  ヽ.       /:. !|;i     //
               | |  .: //!| :  \     / .:  |:|l;i    //
              | | .: .:ハ/|:| :.    ̄ ̄   .:  |:|;l;i   //
               ___| | : : ハ/|:|  :.        .:   |:|l;l;i  //
      _ .-  ¨   /| |: : ハ/!|:|   :.       .:   |:|;l;l;i // ̄`ヾヽ ̄ ¨ −
.             /  :| |: :ハ/i!|:|   :.      .:    |:|l;l;l;i//     ヾヽ


(※AAはイメージです)



歴代お庭番にV3やストロンガーが居たりするだけには留まらず。
800回記念に乗っ取られた江戸城で吉宗死亡遊戯やったり、大江戸アルマゲドンをやる上様では致し方なし…。
いやマジで。末期はスローモーション演出とかするしなアレ。


ああ、後念のため言っておくが当然メインはライダーの方だから。
上様は超重要だがゲストゆえ悪しからず。
この手の映画全般に言えるが、そういう意味ではオーズを観てないと楽しめん場合が多い。

例のBGMは大体かかりますが。

(デデデーン デーデーデーデーン)


(カーン)

373 名前:名無し客:2011/08/13(土) 22:29:18
今の一刻館なら、二ヶ月見てなかったくらいじゃ完璧な浦島太郎にはなれない。
せめて半年くらい流されれば…いやそれでも足りないかな…。

374 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/08/13(土) 22:39:58
>>372

―――ああ。良く考えてみたら特撮だった。
上様なら仕方ない。……んだが、どうしてこうなった。
病気の毒が裏返ってパワーアップしたんじゃないかしら……なにそれこわい。
仮面ライダーは響鬼以来見てないんだけど……ふむ。手ぇ出すかな。


あとその嫁じゃねぇよ。ファンタジーでもフィクションでもなくてリアルファンタジーだよ。
そもそも二次元の嫁とか何人居るんだよ。重婚ってレベルじゃねぇ。
……私はー……今期はクロワーゼだけでいいかなーとか思ってる(何)
雑誌連載の時代から追ってるからね、何ともいえない感慨深さが。


>>373

あれ、そこまでゆっくりだっけ? 今。
……お盆の時期だから静かっつーのは分からないでもないけど。



375 名前:不確定名:ジョージボイスのナレーションキャット ◆qYdq.chaos :2011/08/13(土) 22:46:20
>>372

>地底

で―――ほほう、ソレは良い情報を頂きました。
ならばじゃニャーず事務所あらためラブライ部(仮)スカウト活動も兼ねて、旧地獄→命蓮寺→マヨヒガの順に
探索から金の卵発掘のコンボチェンジと洒落込もうではあーりませんか。

というワケで膳は急げ、この場は失礼しますよレディーモコ。
今度はニャーKB48の結成披露イベントでお会いしよう。
…さて男なんだという事でグズグズしてはいけない、この場は会長からご祝儀に貰ったスイッチで…(カチッ




             \ロケット→ オ↓ン→/ 







               __ ヾ,ヽ、  !', ./ /フ ヽ
               ヽ、゙>、 ,゙', ! '/ / >、 ゙,
            '、ー-- ゝ、      /_  <、 ',
                ヽ、    ゙   ヽi ,,   ゙''ー"  ̄ソ
        ,--ー '' ̄ ̄ ̄      `ヽ      ̄ヽ、
        ', <, ̄ ''- 、                     ゙、
         ', , イ  /      ,    ,  ,> '''' <   ヽ
         ヽー, /      /i  ハ/ ',;;',   ゙', ',ヽ, ',
          ゙> !イ      , ,、'''', /、 !.  ',;;',   ,' , .', ゙
         ∠,,,,,,     / ',;;',. '"  ゙i、  ヾ! ,イ .!ヽ!
           ,イ     i    ',;;',   / ゙ ー‐," ,,!--、_
            ,イ;;;!      '、   ヾ , イ  ,'' -‐' ,'.  ノ ゙ヽ
         /;;;;;;;!  ,,  ,、゙iー, -ー゙ー."、   , イゝイ   ',
         !;;;;;;;;!イ;;;!i ,イ ヽi /       ヽイ, !       ,'
         !;;;;;;;;;;;;;;;;;', i  ./         i ゙i"ヽ、_ >
            ',;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ'、 .!         i ノ
           ',;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;゙''''!         /"
          ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ       ,.イ
            ゙ ー―‐''" ヽ、 __ >"


(※AAはコンパチです)




宇宙キタアアアアアアアァァァァ!!

って、また宇宙かよォォォォォォ…………!!


【そのまま宇宙へ打ち上げられ、今年の新ライダーに救助してもらうまで完】


376 名前:不確定名:ジョージボイスのナレーションキャット@宇宙 ◆qYdq.chaos :2011/08/13(土) 23:03:03

\レシーバー→ オ↓ン→/

【スイッチの力により特別に宇宙からお送りしております】


>>374
>嫁
んー…吾輩の存在そのものがリアルでファンタジー(その時不思議なコトが起こった)ですが?
そして汝は知らない―――15もの別れを一気に体験する悲しみを。
数多のマイディアーを一挙に失った悲しみは絶望を呼び、絶望は虚無を呼び、そして虚無は…!

ぶっちゃけなんつーか死にたくなるくらい?
まぁ、新たなマイディアーが現れるので死ぬ事は許されナイトですが。

【こいつ、一度許早苗された方が幸せみたい】


>ライダー
ほほう、響鬼というのが納得というか、まあ響鬼までなら納得というかまぁ大体分かる。

まぁ、アレだ。
ライダーはあの後カブト→電王でエンタメ路線、キバで迷走した後にディケイドで
一旦ブッちぎって仕切りなおしに到る。

そのディケイドの次に当たるWはスタッフを一新、作りも丁寧なので手ごろかもしれんにゃね。
因みに今のオーズは電王と同じ小林靖子脚本。
キャラ作りに定評のある脚本家で、軽いノリの裏に重いテーマを仕込む隠れ鬱ファイターでもある。
これに武部プロデューサーの終盤最大風速が吹く作風と相まって……これは、今終わり際に怒涛の展開。
主人公が黒くて大変なことになってるしな、今。


だがオーズは終盤という今現在まで低空飛行するタイプなので、終わってから
追いかけるのが吉かもしれん。そう、コレは一年追いかけてきた吾輩からのアドバイス!
そしてハッピーバースディ!素晴らしい!!

【会長に汚染され始めていますが無害です】

377 名前:不確定名:ジョージボイスのナレーションキャット@宇宙 ◆qYdq.chaos :2011/08/13(土) 23:10:34

ああ、因みに今期というか前期からというか追っているのはタイガー&バニーを少々。
あざといおじさんとクレイジーサイコホモのバディヒーローものですが秀作です。


あと、共演する上様ですが東映の偉い人の要請とかそういうのではなく
――――アレ、ライダーのプロデューサーの鶴の一声(きていろせん)なんだゼ?

【インタビューでたまげたなあ&子供が大喜びという松平健を思い出しつつフェードアウト】

378 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/08/13(土) 23:50:39
>>375

……無茶しやがって。(AA略
まあ、とりあえず月の都でも行ってくるといいよ。
あっちもあっちで異界だからひょっとしたらお前んち漂着してるかもだし。
気がついたら幻想入りしてる家とか正直言って想像つかんけど。


私は一度好きになった相手は死ぬまで忘れないタイプだからね。
長い年月を超えて新刊出たとか完結したとか来たら死ぬほど喜ぶ。
……まー、なんだ。アニオタもほどほどにな。オタクはこじらせると死ぬ。

T&Bはとりあえず終わってから、かな。
複数のアニメ追える余裕がないっていうかこっちテレビないし。
そもそも外の番組が映るかどうかすら分からない始末!


んじゃ、ま。よいプラネテスを。


379 名前:名無し客:2011/08/14(日) 00:06:43
紅の自警隊を次兄の俺にくれない?

380 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/08/14(日) 00:23:59
>>379
誰の次兄だよ。うちのはもう鬼籍に入っとる。
……つーか親父ギャグか。うっかり気づかなかった。

まあ、よしときな。止めといた方がいい。普通の人間にゃ向かない。
妖怪相手ってのはいつだって危ないし、私には慣れた道でも、他の
人には迷宮に他ならないのが私の居る竹林だ。
適材適所ってもんがある、その手の仕事をしたいなら里の自警団に
志願した方がいいんじゃないかな。

こっちの領域は―――彼岸に近いから。私向きのお仕事ってことね。



381 名前:名無し客:2011/08/14(日) 00:29:46
その体になるまで一体どれだけのクリボーやノコノコを踏み続けたんだ

382 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/08/14(日) 00:49:39
>>381

人類最強候補のイタリア親父と一緒にすんな。

……というか、考えたらアレだよね。
自分の身長の十倍以上の高さまで跳躍したり空飛んだり火の玉出したり。
完全にドラゴンボール世界の住人だよねあのおっちゃん……。強すぎる。


383 名前:名無し客:2011/08/14(日) 00:58:09
あなたがレッドアーミーの妹紅さんですね。

384 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/08/15(月) 00:08:57
……共産主義者の知り合いは居ないぞ?



今年は夏の万魔殿行けなかったからネタバレこわいなあ。
委託はやくきてーはやくきてー

385 名前:名無し客:2011/08/15(月) 01:38:37
よーしパパ次回作のネタバレしちゃうぞー

386 名前:名無し客:2011/08/15(月) 15:58:08
興が乗らなければ自由に辞退できるワンマンアーミーですな解るます

387 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/08/17(水) 13:21:16
>>385

―――オマエ、今。一回死んだぞ?

下手をすれば殺し合いも辞さない連中が多いんだぞその辺。
こっちも地雷踏まないように気をつけてんだから止めろよぅ。


>>386
それは軍人とはいわねぇー……。
まあ、私が勝手にやってるだけだしな。自警団も。
止めようと思えばいつでも。収入無くても大して困らないし。

でも、今のところ辞退しようとは思ってないけどね。
他にやる事が無いなら、ちょうどいいじゃない?


388 名前:名無し客:2011/08/17(水) 13:45:07
歴史家の先生と一緒に寺子屋教師やれば。

389 名前:名無し客:2011/08/18(木) 00:05:26
EXボスは霊夢
6ボスと異変の打合せをしているところを見つかり戦闘に

390 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/08/18(木) 01:59:12
>>388

えー? 私に向いてるのかしらそれ。
そりゃ確かにある意味で生き証人っちゃ生き証人と言えなくもないけど。
……んー、どうしたものかしら。

「それはいいが、教えられるだけの学があるかどうかが問題だな。……で、まあなんだ。
だいたいどのくらい?」

どのくらいと言われても……ここ最近の記憶じゃ新当流伝授したとかそのくらい?

「……ああいや、そうじゃなくて」

なんだ、体育の授業はやらないんだ。
んじゃあ……そーだなあ。外国語とか。漢詩や和歌の類も出来なくはないかな。自分で
作るのはそんな得意じゃないけど。


>>389
ハハハ、ご冗談を。


391 名前:名無し客:2011/08/18(木) 11:11:22
もこたんの古ノルド語が炸裂すると聞いて。

392 名前:名無し客:2011/08/18(木) 13:20:56
マンモスの美味しい食べ方とか

393 名前:名無し客:2011/08/18(木) 13:39:10
もこたんも小さい頃はマンモスの鼻の肉とか食ってたんだろーな
ギャートルズに出てくるみたいなの

394 名前:名無し客:2011/08/18(木) 13:48:11
伊達に13000年も生きちゃいませんねー。
藤原妹紅以前はどんな名前だったのかなー。

395 名前:名無し客:2011/08/18(木) 19:16:30
貴族の起源はもこたん。

396 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/08/18(木) 20:03:07
湯音ちゃんマジ可愛い。
娘に欲しいタイプ。

>>391

ルーン文字かよ!

ガチの神代言語とか流石に無理だよ! というか私まだ産まれてないよ!?
しかも古代屈折語族の筆頭とか習得難度高いし!

……つか、ルーン文字勉強中にこの話題振るとかどういうシンクロなんだろう。


>>392-393

塩漬けの原人に聞いてくれ。
というかソロで象狩るとかリスキーすぎると思うんだけど……特に古代種。


>>394

桁が一つ違ぇーっ!!
流石にそこまで長生きじゃねーよ! 宇宙のループ突破してるレベルじゃん!

……名前は、ま、秘密で。
もう、その時の私は富士の高嶺でとっくに死んでるからね。

>>395

どっちかというとそれはうちのパパ。
割とマジで。



397 名前:名無し客:2011/08/18(木) 20:48:27
不死であることが一番辛い時期って何百年目あたりですか。

398 名前:名無し客:2011/08/18(木) 20:57:39
13000年生きているもこたんに歌を送ります。

(・∀・)バーバー イェッツイェッツ リエーピングーニー イェッツイェッツワミナー
(・∀・)バーバー イェッツイェッツ リエークンジーナーラーコエリツクゼー…

399 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/08/18(木) 22:06:13
>>397

んー……最初が一番辛かった、と思う。
なにしろまともに生活も出来ない、身を守る術も無いってんだからね。
ただ死なない『だけ』じゃ意味が無いって典型だね。
むしろ、終わりが無いのが終わり状態だからむしろ普通に死ぬより性質が悪い。

……とにかく時間が欲しかった。あのまま虚しく、誰もいない伽藍の屋敷に帰ることが、
あの時の私は一番怖かった。もう二度と戻ってこないとはっきり見せ付けられるのが、
どうしようもなく嫌だった。
生きてさえ居れば―――生きてさえ居れば。いつか。
生きてさえ居れば―――向こう側の月に辿り着くことだって、出来るんじゃないかって。
あの時の私は、本気でそう思ってたんだ。
不老不死なんて只の人間には手に余るものじゃないって分かってても。

奪わずにはいられなかったんだ。
私は奪われてしまった人間だったから。
どんな事をしても、あいつからほんの一欠けらでも、奪われたものを、取り返したかった。
……それが、復讐の真相。
結局、どれだけ術を磨こうと身体を鍛えようと、月まで行くのは無理だったけどね。
生身で行くには、あっちはあまりにも遠すぎた。まさに彼岸だったんだ……幽冥の境より強い境界。
まさか、今になってあっちまで飛んで行っちゃう奴がいるなんて、皮肉だけどね。


>>398

やりたくなっちゃうからやめて。
いやほんとやめて。おねがい。

【やってんのかよ】

400 名前:名無し客:2011/08/18(木) 23:18:23
パパってぽこたんだっけ

401 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/08/19(金) 00:06:35
>>400

誰だよ。

……まー、公言するのも色々とアレだけど、藤原家興隆の祖って奴よ。
後の平安時代における藤原家の栄華を造った人。御落胤とか噂も出た。
あんまり多くを語るつもりはないからこの辺にしときたいけど……そうだな。

優しい人だった。

私にとっては、そういう人だったよ。




402 名前:名無し客:2011/08/19(金) 19:36:03
長生きした結果が大道芸人?

403 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/08/19(金) 20:25:15
>>402

いや、やったこともねーよ。

……確かに芸は多いっちゃ多いけど……炎飛ばしたりビーム撃ったり色々。
基本的にどれも殺し合いに使うような技だから見世物には向いちゃいないね。

……芸か。楽器なら少々、ってくらいかな。父様が教えてくれた。
人前で演奏なんて久しくやってないけど、そうだね。それなら一応。
それなりの自信はある、かな。



404 名前:名無し客:2011/08/19(金) 20:46:33
炎使うのって王道でかっこいいよね
ちょっと俺もヨガ習ってくる

405 名前:名無し客:2011/08/20(土) 09:35:09
死んでも生き返る奴を襲えとは、月の姫も無茶をおっしゃる。
刺客はどうやって任務を達成すればよいのか。

406 名前:名無し客:2011/08/20(土) 13:51:18
もこたんを箱に閉じ込めて、「この中に妹紅の死体があります。しかし、箱を開けると生き返ってしまいます」
と言えばいいんじゃねーかなー

生きてても確かめようがないし、もしてるよが蓋を開けて確かめようとしたら
「姫が箱を開けたので生き返ったのです」ってゆえばいいよ

407 名前:名無し客:2011/08/20(土) 14:19:48
そして箱ごと地中深くへ

408 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/08/20(土) 17:18:01
……委託まだかなー。
はやくきてーはやくきてー(ゴロゴロ

>>404

待て、それは何か違う。ヨガだけどヨガじゃない。


>>405

……だろ? 全く、性格の悪い奴よ。
絶対に出来ない事を押し付けるなんて昔から変わってないわね。進歩が無い。
そんなのが永遠で、そんなのが素晴らしいって言うなら私は願い下げだよ。

ま、せいぜい大人しく叩きのめされて帰るくらいしか出来ないんじゃない?
事実、私に勝てたのはあいつらだけだったしさ。……本当、出鱈目に強かったわね。
二人がかりってのもあったけど、うーん……勝ち負けには拘ってないけど。
負けっぱなしってのもなんだかね。そのうちリベンジするべきかしら。


>>406

バカジャネーノ

……いや、その、なんだ。何処から突っ込めばいいんだ、それ。
とんちやってんじゃないんだからそういうの止めようぜ。主に私が面倒だから。
というか、前提としてまず私が必要って時点で本末転倒だろ。どうやって従わすのよ。

あ、絶対にお断りだからその辺はよろしく。
昔ならいざ知らず、今の私にゃそんな暇はないんでね。


>>407

ですよねー。
……あいつらなら絶対やる。間違いなくやっちまう。
その結果核地雷よろしく永遠亭で巨大なクレーターを作ったとしてもやるだろうな。
そんな悪ふざけとか余裕でこなす色々と破綻してる連中だし。

だからぜーったいにやんない。お断りよ。


409 名前:名無し客:2011/08/20(土) 21:58:42
口ではこう言いつつも本当は輝夜のことが・・・

410 名前:名無し客:2011/08/22(月) 16:57:43
妹紅を負かした奴らの中では
誰の肝が一番美味そうで、誰の肝が一番不味そうですか。

411 名前:名無し客:2011/08/23(火) 16:44:43
不死の身で死への危機感を極力薄めないコツをおすえて。それも本能ないし無意識レベルに於ける。

412 名前:名無し客:2011/08/23(火) 17:56:19
あたしのそばに近寄るなああ───────ッ

と叫んだ経験はありますか?

413 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/08/23(火) 21:22:14

>>409

なわけねーよ。超絶ヘイトだよ。恨み骨髄で七代先まで祟るよ。
絶対に許さない三日後百倍だかんなってレベルで憎んでる。
忘れられない、忘れちゃいけないからこそ私は今も此処に居るんだ。
どんな理由があろうとも、私にとってあいつのやったことは絶対に許せない。

……けれど、時々、いや今はしょっちゅうかな。
そういうのがなんか虚しくなる時がある。元々は色々ありすぎて枯れてたし。
難題の理由も、事情も知っちゃったっつーのもあるしね。
何より、私のお父様は、ほんの少し、あと少しだけ我慢してれば、帰ってきてた。
それを考えると、やっぱりね。

……本当、どうしたらいいのかしら、私。


>>410

いや、食う前提で話すな。カニバるのは妖怪だけで沢山だってば。
……得手不得手で言うなら魔法使い二人が火力バカで苦手だったな。
逆に吸血鬼と従者は……一応、勝つ自信はあったんだけどねー。何故負けた私。


>>411

……生きているって実感を保つことかな。
実際、不老不死ってのは人間の感覚を磨耗させるものだ。時間の流れは私達が思ってる
より強く強く私達に作用して色々と変化させていくからね。その中でも生きている、って感覚
は何度も何度も死んでるとか、何年も何年も何も変わらず生きてるとかって中でどんどん消
えて行くんだ。
それを厭って、私は力をつけた。襲ってくる敵や、妖怪を片っ端から叩きのめす為に。
それ以上殺されないために。戦いの中で生死を賭して、そのギリギリの一線で生の実感が
得られるように。
……まあ、それも表立って強い妖怪が身を潜めてからは出来なくなったんだけどね。
幻想郷に来る直前は完全に隠遁して、野山を渡りながら静かに暮らしてたよ。

一番いいのは、不老不死になんてならないことだよ。
こいつは、人間には強力すぎる。強すぎる薬は、毒と変わりがない。
同じように過剰すぎる祝福も、呪詛と変わらないんだ。


>>412

……叫ぶ前に大抵死んでるのよねぇ。
本当の奇襲は文字通りの不意打ちで、こっちが気付く前にはもう事が終わってるし。
今の私にゃ通じない、っつーかむしろ逆に相手を誘って反撃したりするけど。

で、えーと、まあなんだ。
頑張れ、ボス。



414 名前:名無し客:2011/08/23(火) 21:30:37
死なないわけではないんだな。
生き返るだけで。
死ぬけど不死。

415 名前:名無し客:2011/08/23(火) 21:34:26
3秒以内に蘇れば死亡カウントされない蓬莱3秒ルール

416 名前:名無し客:2011/08/23(火) 22:34:00
死なない程度に痛め付けたらどうなるの

417 名前:名無し客:2011/08/23(火) 22:50:22
むきー! とかもう叫んだりはしないんですか。

418 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/08/24(水) 01:11:05
>>414

逆に殺そうと思っても死なないのって想像つかないんだけどねー……。
まあ、母体が普通の人間だし、殺せば死ぬよ。普通に死ぬ。あっさり死ぬ。
今はそんなことさせやしないけど、死ぬときゃ本当に簡単に死ぬからね。
死ななくても痛いし、死んでも痛いから困るわ。

んー、まあ、やっぱ平和が一番よ。
殺し殺されほどストレスになる事なんて無いんだから。


>>415
なにそのプロレス。あるいは食べ物系のローカルルール。
……いや、本編でもそのぐらいでリザレクションしてるけどさ。
あいつら本気で容赦なく撃ってくるからひっきりなしに死亡→蘇生だよ。
片方は一応人間だったみたいだけど本当に人間だったのかあいつら……。


>>416

痛いに決まってるだろこのド低脳がァーッ!!

……重傷でもほっとけばすぐ治るんだけどね。


>>417

……んー、怒髪天なことがあれば、言うかも。
普段はそこまで感情露わにしたりしないけどね。
とりあえずあいつ絡みでトラブルがあるとブチ切れるのは確実ねー。



419 名前:名無し客:2011/08/24(水) 01:30:56
甘き死よ来たれとか思ったことありますか?

420 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/08/24(水) 02:15:12
死は鉄錆びの味だったよ。

421 名前:名無し客:2011/08/24(水) 05:25:33
相手には壊れない玩具程度にしか認識されていないのでは?

422 名前:名無し客:2011/08/24(水) 20:00:12
焼き鳥屋さん。
今夜のおすすめは何だい。

423 名前:名無し客:2011/08/26(金) 02:12:06
気の緩みは生命の緩みー

424 名前:名無し客:2011/08/26(金) 17:46:55
不老不死は追い求めているうちが一番幸せということですか。

425 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/08/27(土) 16:57:41
>>421

流石にどこぞのさとりさんよろしく心は読めないから、実際どうなのかは分からないね。
なにしろ文字通りの宇宙人だから、私の尺金じゃ推し量り切れないよ。困ったもんだ。
……ただ、おもちゃっつーには人情味溢れた、子供の悪戯よろしくちょっかいかけてくる
感じだからこっちとしても時々、対処に困る時があるというか。

ただまあ、なんだ。
殺しあってる最中に嬉しそうなのは気に食わなかった。
なんで楽しそうなんだよ、お前って。
今となっちゃ命の取り合いやる機会はずいぶん減ったけどさ。
そこだけが未だに分からないというか。


>>422

揚げ鳥皮(塩)と鳥モモ。

……って、その前に私は屋台なんぞ引いてねー!
そんなめんどくさいことやってないっての……うーむ、間違えられる事多いな。
取材食らったときに適当なこと言ってはぐらかしたのが良くなかったのかしら。


>>423

まあ、緩んだら死ぬよね。
でも張りっ放しじゃ保たないのも人間だから、難しいわねー。


>>424

かもね。幻想は現実にならないからこそ美しいんだ。
現実に還元されれば、大抵の結果は幻滅にしかならないからね。

……不老不死は死の苦しみを忘れる代わりに、生の喜びも失う。
記憶も感情も、生きている限りずっと自分の中に溜まり続ける。
そしてそこから生まれる苦しみから逃れる術は、死ぬ事しかない。

……オススメしないってのは、そういうことさ。普通の人間にはリスクと
リターンが見合わないんだよ、不死っていうのはさ。よほどメンタリティが
人間とかけ離れてるか、悟った坊さんくらいにしか扱えないんだよ、アレ。



426 名前:名無し客:2011/08/27(土) 17:58:33
自分は不死を扱えていると自慢してる…妬ましい…。

427 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/08/27(土) 20:20:17
>ミハルちゃん

ああ、うん。ビジュアル大事だからね。
大きな前進じゃないかしら。

ところで関係ない話だけど久しぶりにPixivで検索してみたんだ。

タグ「妹紅」 を含むイラストを検索:30,235Hit

……。

……ミハルちゃんの戦いはこれからだ!(未完)


>>426

……いやいや、私だって最初の数百年は持て余してたよ。
死にたくても死ねなかった辛さとかヤバイよ。自分の身の程を知った。
後は色々な意味で人間とかけ離れてたと思ってたのもキツかったかなぁ。

そこから更に色々あった結果、妖怪バスターとして暴れまわった後に隠遁。
そして幻想郷で輝夜と出くわして、また色々あって現在に至る、と。

要するに、凡俗が扱うには数百年かかるって事ね。
……何かの間違いで死ななくなっちゃったたら、それくらいは覚悟しときなよ?
それこそ、他人を妬むヒマなんて無いんだから。



428 名前:名無し客:2011/08/27(土) 20:28:55
1000年前のデーモン小暮は何をしてたの?

429 名前:名無し客:2011/08/27(土) 20:37:00
実際、屋台のような客商売をこなす自信はあるんですか?

430 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/08/27(土) 21:36:56
試しに「東方」で検索したら1067776かかった。
なにこれこわい。

431 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/08/27(土) 22:21:01
とりあえずそのタグミスはありえないと思うんだ。子供以前に。

>>428

いや、まだ魔界に居るだろ。
あの人が降りてきたのは昭和の終わりごろだったじゃない?
流石に顔を合わせる機会は無いよー。そも異界を行き来した記憶がないし。
……いや、妖怪と潰しあってる最中は変なところに飛ばされてたりした気がするけど。
まあ、残念ながら面識は無いよ。面白い人だと思うんだけどね。


>>429

……んーむ、どうだろうね。そもそも定住が難しい身の上だったから。
仮に路銀稼ぎで店の手伝いをすることはあっても長くは続かないというか。
ただまあ、割り切っちゃえば客商売はそれほど面倒でもないからね。
必要とあればきっちりこなせるよ。

メイドみたいな制服着せられた時はちょっと恥ずかしさで心が折れそうになったけど。
なんであんなスカート短いんだよ……膝丈とかヤバいだろ……。
日頃はズボンばっかりはいてるから余計にヤバい。



432 名前:名無し客:2011/08/27(土) 22:23:39
妹紅の父親って輝夜が地球に来た時に殺された戦闘力たったの5の人?

433 名前:名無し客:2011/08/27(土) 23:44:52
えー?そこを短パンでフルブロックとか割と基本じゃね?

434 名前:門矢士 ◆JwvDDeCADE :2011/08/28(日) 01:45:46

ここが、けねもこ竹林の世界か…。

と、帰る前にこっちでライダーの話題が出てたみたいだからな。ちょっとだけ邪魔するぜ。
少しばかりメタな話になっちまうが、そこは勘弁してくれ。



>通りすがりの平成ライダー講座 オススメ編 〜響鬼以降に興味を持った君に〜

というわけで早速本題だ。
個人的にはどの平成ライダーも良い所があって嫌いじゃないが、全員がそうとも限らない。
そんなわけで、また触れるならちょっとした指標だけだが紹介しておこうと思ってな。


で、そこのオーズのナレーションみたいな声のクソネコも大体言ってるが。
響鬼の次のカブトから…本格的にはその次の電王からだが、龍騎→ファイズで尖りきっていた
平成ライダーは大きな路線変更を迎えた。尖りきってたからある意味当然といっちゃ当然なんだが
基本明るいノリのエンタメ路線。まあ本来の視聴者層を考えたら当然の帰結だともいえる。

……まあその路線の始まりともいえる電王からして後半はえらく重いんだがな。
脚本家(龍騎のメインライターだった小林靖子)が同じオーズもだが。
そういう意味じゃハードな部分は継承できてるともいえる。


―――とりあえず、今までライダーの世界を見てきた身としてはだ。
正直今までのに新しく触れるなら、電王、W、オーズ。この辺りがお勧めだ。
どれも平成ライダーにしちゃ結構丁寧に作られている部類で、電王とオーズは明るいノリだがその裏は正に平成ライダーだ。
まあオーズは話の積み重ねは丁寧だが、終盤まで盛り上がりに欠けるってのが難点か。
(だからここ最近が相当盛り上がってるが)

Wはプロデューサーが従来の平成ライダーと違う分、端的に言えば作風が違う。
で、それが違う空気と丁寧な作りに一役買ってる。新しく見るなら特にお勧めだな。

因みに今度からやるフォーゼは脚本にグレンラガンの中島かずきを迎えて、プロデューサーはWと同じ奴だ。
学園ものっていう時点で好みは分かれるだろうが、ライダーのデザイン以外の前評判は悪くないぜ?



……ま、長くなったが、新しく見るなら最大公約数として出来の悪くない作品の方がいいと思ったんでな。
色々押し付けがましくなっちまったが、まあさっきも言った指標の一つとでも思ってくれ。
あと最後に余談だが、上で挙げなかった作品については簡単に纏めてみた。
こいつを見れば(指標としては)大体分かる。


カブト→後半から脚本家のおかげで何というか、まあ……だがキャラは魅力的か。
キバ→終盤が色んな方向に神がかっている、ただ中盤までは怪作の類。753は最高です!
ディケイド→こまけぇことはいいんだよ!(祭りだから)あと完結編まで見ないとループし続けるだけの代物に。
       




                          ''、 レ、
              ---、       _..、│ (ヘ、
              | ヽヽ      〈’ ゝ '、 | ''l'"゙
               '、{ ゝ、、 _   l { ┤ '、{ {ヽ、
               │ l ゝ | '=|`ヤー..│ '、 |  し''、 '、ヘ、
                | │ヽ ゝ ヘ |   l ハ、 'l l  !  〉-冖 、
                | U | ヽ ,'t |│ | " | |   '、 | _l'く ..,,   ヽ、
              │´ヽ | '、∨ '、l│ '、 | │ _〉‐"    ヽ、 ヘ、
               '、 ゝ '、'、{ | │ | |丿'´       '、  |
               ヽ │ | '、 | ヘ (  l../`          '、  |
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                |!         エ 1`'l ゙'''i..,,_-..、    丿    」   ノ′  /  ......-----―‐‐―‐''''''^ ̄" ̄   ` 、
                │       rt’1 '、 '、 '、 '、ヘ..,,_  /   `ー」 /   _r′ _/’1           _____............---‐1
                ゙ 、     │1 ゝヽ U │ 1 │ ゙ノゝ    `ヽ|/   /  _/′ ヽ....---―‐''''''''' ̄ ̄        |!
                 \    -ハ ヽ 1 1 '、 '、 '、 V′ ヽ、   丿   ノ′ _/  _/                   」
                   ゙l 、 │ヘ ヘ ゙、 1 ゝ 1 h '〕,, 1    ゙1....r′  /  丿   /                    │
                   ゝ` 'lヘ ヽヽ ゝ│ゝ_│ l‐’ ´’ ,,..‐´ノ   ,,/  /  /       _,,..-‐'''''^^''''‐ー-...._     l
                    ヽ  lヽ ゝ1 `ハ ヘ '、ヽ  ,,r'"  /  /   _/  _/     _..‐''"´          `゙゙ゝ  {
                     ヘ `l丶-⊥ l ヽ_亢..卜⊂...... /  _/  /  ,,r′   ,,r''´                ヽ、 !
                   _....、 ゙V'、  1r ̄      ,..-'ソ´  /   /  /    /                    ゝU
               _..-‐''´  `ゝ `^'''-..卜      ,' ../  _/   _/′ ,,r′   ノ′                     l│
            _....-'''´   ,,..-ー‐"'''''''''、 ^ゝ.._/'Tf / 1  /   ノ’  /   _rニ                      │|
          _rl厂    ..‐'''´      ノ‐''"│/  !/ /   l1_/’   /′ _/   / `\                     ..-′
         ''(  '、  _/         !   l/  リ 丿 / │´ ̄/  /    r′    \、
        _....ユ  1  f          ! __,,..ノ /ノ 丿 丿 丿  /  /    /        ヘ
       丿ヘ '、 '、 '、          ̄ _../ /丿/  / 丿 ノ′ _r′   ノ          '、
      │ ヽ U ヘ ヘ         ../ l  ひ ノ  / 丿 ..f′ /    丿           ヘ
       ヘ、 '、 '、 '、 1      ,ノ'´  ./ ノ/ ./ / 、A┘ l _/    /             ゝ
        '、 ヘ '、 '、 ヘ    _/′  丿 /ノ 丿 厶‐′  _广    丿             │



……自分の原典が勧められないってのは、俺としちゃ泣くに泣けねぇがな。


【どうした、てつお祭りの回を勧めないのか?^^ 海東純一(?〜)】



ま、こんな所か。
基本響鬼から先、カブト〜電王以降は明るいノリにシフトしたエンタメ路線だ。
時は流れてファイズや龍騎みたいに尖りきった作風じゃなくなったが、そいつは事実「仮面ライダー」という
番組としての逃れられない原典回帰でもある。
それで興味を失うか、または今までと違った価値を見出すか…そいつはお前自身の決める事だ、だからこれ以上は言わないぜ。
これまで長々と言ったからな。


通りすがりの仮面ライダーからはそれだけだ、邪魔したな。


【それだけにしては長すぎますよね^^ 紅渡(1988〜)】

だから長いのはもういいだろ!


<長々となったが退場>

435 名前:名無し客:2011/08/28(日) 04:18:36
そいやオンドゥル剣の主人公って最終回で妹紅と似た運命辿るんだよな…

436 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/08/28(日) 20:58:53
……もう夏も終わりが見えてきたかー。
雨ばっかで暑い日のほうが少なかった気もするけど。

>>432
いや、死んでねーよ。まだその時は。
人の父親を何だと思ってやがるブチ殺すぞモータル。

……ダメだな。まだあの時の事を思い出すときが滅入る。
この話題はこれでおしまい。別の話にしてくれ。

私が暗い顔してちゃお父様も喜ばないだろうしね。

>>433

いや、まあそれも考えたけど……考えたけど。
オシャレ犠牲にするとか女の子辞めてるに等しいじゃないかと諭されてね。
それ以来スカートの下にズボン穿くのはちょっと躊躇しちゃうのよねぇ……。
確かにフルブロックは楽だと思うけど。

……やっぱ最終的な帰結はドロワーズなんだろうか。
うーん。仕立て屋さんに頼んでみようかしら。


>>434

幻想郷はすべてを受け入れるから安心するといいよ(何)
てーかこのスレ自体がメタの境界線上にあるわけだし今更な気もする。

で、まあ何となくシリーズごとの傾向については把握した。
とりあえず追えるだけ追ってみるよ。サンキュ。


>>435

あ、その辺は途中から見てた覚えがある。

……でも、まあ違うっちゃ違うとは思うよ。道を選んだ経緯も、その先も。
あいつは自分の意志で、誰かの為に、結末を覚悟して成った。
私はどっちかっつーと衝動的な、利己的な理由で結末の想像もできずにやっちまった。

……不死の優劣をいうならあっちの方が上だと思うよ。
私は英雄でもなく、神でも悪魔でもない、ただの人間だった。そういうことね。



437 名前:名無し客:2011/08/28(日) 21:09:11
だがちょっと待って欲しい
パンツが見えるというロマンがスカートの魅力だろう
それを捨て去るのは果たしておしゃれなのだろうか

438 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/08/28(日) 21:35:21
>>437

ドロワーズは見せる下着だから問題ない系の話を聞いたんだけど。
……まー、ごちゃごちゃ重ね穿きすると動きづらいしね。
ショーツ+スカートorパンツ系統の組み合わせがシンプルで最強だと思う。

……で、あのさ。その浪漫は男限定だと思うんだけど。
そんな人前に晒すようなはしたない真似なんてしないわよこの変態めー。
服を脱ぐのは大切な人の前でだけ、よ。誰だってそうさね。



439 名前:名無し客:2011/08/28(日) 22:30:45
見せてやってんのよとばかりなドヤ顔気味に見せつけられると男としては寧ろピキッ#と来るのです

440 名前:名無し客:2011/08/28(日) 22:42:27
「フハハ見るがいい、これが俺のオベリスクだ!」とばかりな海馬顔だとむしろ平伏するけどね

441 名前:名無し客:2011/08/28(日) 23:03:09
暗いスカートから解き放たれた美しい下着を見よ!

442 名前:名無し客:2011/08/29(月) 18:26:22
やっぱり妹紅は貧乏臭い格好が一番

443 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/08/29(月) 21:15:24
>>439

自意識過剰って奴よね。オマエが気にするほど他人は気にしてないっつーの。
人間ってのは自分が思ってるよりも狭い範囲でしかモノが見えないしねー。
つーかわざわざ見せるってそんな莫連女でもしないような事をする奴いるの……?
どうなってるんだ現代の外界。

まさか露出狂……げふんげふん。
いやなんでもない忘れて。


>>440

         , -─- 、  , -‐- 、
       ,, -'"     `V     `‐、
     /                 \
   ./                       \
   /                      ヽ
  ./  /                   l  ヽ
 /  / /  / ./ /          l   | .l .lヽ
 |  l. l  /  / / ./ .l    |  |  l  / /  l l.〉
  l、 | |  l  / / ./ ./   |.  l  | ./ ./ ./ | |./
  l、| | l // ///|   l  / / //// / /     ∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧
   l、l | /l///_/ l  / //_|/_∠| / | /     .< フハハ 見るがいい! >
   /⌒ヽ | \ `ー' ゝl  // `ー' /|/⌒v'    <これが俺のオベリスクだ!>
   | l⌒l l|    ̄ ̄"//|〉 ̄ ̄ ̄  .|/^_l.l       ∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨
   ヽゝ(ー| /|   ´ \|       ll ),l'ノ 
    lヽ_ /  |   ┌───7   /._/
    .l/   |     l ̄ ̄ ̄/    / /   ,ノ!
   /       |..   V´ ̄∨   ./ /,.-‐'" .|
  ./   (;;)   |\   `ー‐'´  / /       |
  |     _|_\       /| ./      |
 (|   ,.-‐'"    | \__/  .|/    _,.-─;
  |/    .(;;) |─────┤ _,.-‐'":::::::::/
 ̄         |::::::::::::::::::::::::::::::|^l::::::::::::::::::

↑ こいつ最高に社長。


……まあ、なんだ。うん。言葉に出来ないね。


>>441

見せねーよ。

秘するが華という名台詞を知らないのかよ変態め。

……つか下着ったってそんな凝ったものなんか持ってないし。
人里の服屋に行くと置いてあるレースフリフリのとかそういうの要らないし。
基本的に実用本位で考えてるからなあ、私。

オシャレしたいのは否定しないけど。


>>442

余計なお世話だ。
あちこち歩き回ったりしてるとどうしても汚れるし破れるんだよ。
ドレス着て竹林に住めるかってーの。
そういうのは他所行き用だ余所行き用。



444 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/09/02(金) 00:13:46
うーん、暇だ。委託始まるまで語ることがあまり……。
そういやメタルブラックのBGM関連が途中だったかな。
エクリブリウムの3rdも買ったし、その辺を進めようかなー。

>某首相

英語はアレだよ、とりあえず必須の単語とややこしい文法だけ抑えれば何とか。
私はほとんどフィーリングで読んでるけど、まあ大体の意味は取れるようになるよー。

>セシルちゃん

……ふむ。となると。
魔術の類を常に道具として用いてた私は仙人みたいなのとはかけ離れた存在なのかしらね。
私が妖術だの何だのを身につけた理由は自己防衛……とそれに伴う戦闘のためだったから。
ただの人間相手ならともかく、全盛期の妖怪連中を相手にするなら段平だけじゃ無理があるし。

オカルティズムが主流たりえなかったのは科学があまりにも扱いやすい技術だったのに加えて、
人間の情緒や衝動が関与するが故に暴走の危険がはるかに大きかったからなのかも。
錬金術の不老不死も、道教の不老不死も、いずれにしろそれまでのヒトの価値観を破綻させかね
ない技術……例え達成し得ないものだったとしても、国家を破綻させるには充分な概念だった。
……なにより、当の私自身が社会から完全に破綻して孤立しちゃったわけだからね。それだけで
証明としては充分かな。……そいつでさえも受け入れる土壌の社会が幻想郷なんだけどさ。


……で、えーとそうだな。オチか。
イルがかなり高レベルのHENTAIなのには同意するよ。(ぇー


445 名前:名無し客:2011/09/02(金) 00:36:07
そういや結局三月精に出てる場面は見つかったのかい?

446 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/09/02(金) 00:43:58
いやまったく。
単行本全部見返したけどそれらしい場面は無かった。

……まさか松倉さんの頃についてた四コマの事じゃないだろうな。
心当たりはそれだけだが、だとしたら相当マニアックだぞ。

447 名前:名無し客:2011/09/02(金) 00:53:25
暇なら新しい必殺技でも編み出してみる?
スーパー蓬莱月面キックとか蓬莱ティロ・フィナーレとか

【馬鹿は適当なネーミングを言った】

448 名前:名無し客:2011/09/02(金) 00:55:36
もう直球でナパームデスでいいじゃん。

他人との対戦で使っちゃいけない恥知らず系だけどさ。

449 名前:名無し客:2011/09/02(金) 00:55:52
OSP2巻大晦日

450 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/09/03(土) 02:17:59

「自己PRは『ベギラゴンとか出来ます』で決まりだろうな」
「いや何の話だ」
「市国での就職先。それがダメなら『東海の神、名は―――』」
「十二神将の使役とか流石に無理だって」
「他は出来るだろうに。そうか、なら『変態を調教出来ます』とか」
「だから何言ってんだおまえええええええ!? ボケキャラじゃないでしょ!?」
「たまにはボケたい時もある……で、そうだな。話を巻き戻すが、どうなんだ?」
「……んー、別に今のところは平気。割と慣れちゃって対処にも困らなくなったし」
「人の適応力は時として恐ろしくなるな。最初の頃逃げ回っていたのが嘘のようだ」
「あはははは。……ま、二人一緒にとか言い出してきたらアレだね。ヘシ折る
共同作業を実行に移す必要があるかも知れない」
「さらっと恐ろしい事を……」

>>447

慄符「召喚ハシビロコウ」とかやれってか。
……あ、ちょっと面白いかも。式神よろしく炎でカタチを取って鳥類再現とか。
暇なときにでもやってみようかしら。


>>448

殺界ドライン版ならオッケーじゃないかな。
超ロマンだけど。


>>449

……夜雀の屋台に居たああああああああああ!?
いや分からないよこんなの! 後ろ姿な上に見切れてるじゃん!
白黒だから色とか分かんないし!

……あー、でもまあ、なんだろう。
教えてくれてサンキュ。とりあえず長年の疑問が氷解した。



451 名前:名無し客:2011/09/06(火) 13:14:26
超必殺技はレイジングストームコマンド2回でしかも途中溜め入りの廃人仕様です

452 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/09/10(土) 10:43:48
お仕事でちょっと遅れるなう。
……おっかしーなーそんな忙しい仕事じゃないんだけどなー。
やってる事は道案内だけなのに。

>>451

いやそれ完全に死に技じゃん……前タメ技じゃないんだから……。
それだったら普通にレイジングストーム出すよ私。炎で。
風は木の気だから、五行は木生火の相生関係で多分イケる。相性的に。



453 名前:名無し客:2011/09/10(土) 10:54:01
輝夜にカーソルを合わせてスタートボタンを押しながら選択すると1/65536の確率で妹紅に

454 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/09/10(土) 18:44:40

>>453

そんな出番要らん。というか普通に出せよ。
運ゲーとか私のシマじゃノーカンだから。
そもそも何で輝夜にカーソル合わせるんだよ……。
その時点でもう私としては台パンものだぞコラ……。

いいもんいいもんmugenで作ってくれてる人がいるんだから。
アーケードとかコンシューマとか要らぬ。



455 名前:名無し客:2011/09/10(土) 21:38:43
だいたい兎と戯れて帰ってるだけな気がするけど本当に輝夜と戦ってるの?

456 名前:名無し客:2011/09/10(土) 21:51:34
アル・フェニックスとかやってみません?

457 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/09/11(日) 00:51:19
>>455

……。
…………。

なんか自信なくなってきた……。


そういえばここ最近は華麗なるバイオレンスアクションしてない気がする。
魚釣ったり温泉入ったりスポーツの秋を楽しんだり色々しててすっかり忘れてる気が。

「平和で良いじゃないか」

いいのかなぁ……。

>>456

やー、私じゃ二番煎じにしかならんよ。
ああいうのは変身ヒーローの特権だしたぶん似合わない。



458 名前:名無し客:2011/09/11(日) 08:33:54
けーねを背負ってハリケーンミキサーだ!

459 名前:名無し客:2011/09/12(月) 00:19:53
かれ・・・い?
てっきりリザの応酬な泥試合やってるのかと

460 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/09/12(月) 05:23:14
神霊廟なう。
それじゃ、これから攻略系の仕事があるからこれで(何)。

>>458

だからそのネタはお前の人生がデンジャーだと……。
しかし合体技か……合体技かぁ。
悪くないなその発想。
なんかそういうのでスペルカード作ってみようかしら。


>>459

いやまあ。泥仕合のときも多いけど。
ここ最近はベースが弾幕ごっこだし、エクストリーム花火大会みたいなものよ。
どっちにしたって死んでもどうってことがないわけだし、加減も不要でしょ?

……まあ、ちょっとやりすぎて新聞載った時は焦ったけど。
あれからはちょっと自重してる、かも。



461 名前:名無し客:2011/09/12(月) 21:01:18
>>458
背負うのはロングホーントレインじゃ…と言っていいんだろうか

462 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/09/13(火) 01:25:18
神霊廟クリアした。
難しいかと思ったら別にそんなことは無かったぜ!
……体験版時は厳しいかと思ってたけど案外アドリブで行けるのねー。
今回のキャラ予想は当たってたけど予想の斜め上だった……いや、マジで。

>>461

あれは背負うというより担ぐって方が……つーかやめろよ角折れるだろ。
慧音いじめたら半径数百キロごと焼き払うぞ。



463 名前:名無し客:2011/09/13(火) 10:07:52
そのあと巫女がやってきて慧音が二度痛い思いをするんですね

464 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/09/15(木) 11:38:11
>>463

貧乏巫女なんかに負けたりしない!


やっぱり巫女には勝てなかったよ……。


……というかあいつの方がおかしいんだよ。
普通の人間なのに何でアレなんだ。絶対に何かおかしい。
いまだに私の中じゃ本気出したら幻想郷最強で揺るがないし。
空を飛ぶってそういう意味かよ。

……まー、敵に回さない方がいいな。
面倒だし。

レーザー核融合よろしくピンポイントで焼き払おう。

【おい】


465 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/09/15(木) 13:00:35

まあ、闇雲に逃げ回るよりはじっとしてた方が安全かなぁ。>弾幕STG

自分に飛んでくる弾だけ見極めて避けるのが基本。
そこから進んで弾幕から避けられる道を見つけるのが応用。
そして敵の弾を誘導して避けられる道を創り出すのが達人。

……んー、弾に突っ込んでいくのは応用以上のテクかなー。
軌道の違う弾幕を同時に避けるよりは、順番にくぐっていく方が楽なのよ。
そのために前に出て、弾が混ざってわけのわからないものになる前に避けていく、と。
まあこの辺は操作に慣れて、弾に目が慣れてから考えればいいと思う。



466 名前:名無し客:2011/09/15(木) 14:45:09
激流に身を任せ同化しても蓬莱人の弾幕からのげられない不具合

467 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/09/15(木) 16:28:35
む。
何が苦手なんだ。
お姉さんが聞いてあげるから言ってみ?

とりあえず通常弾幕はヤバいと思ったらボムで飛ばせ。
後半は下手なスペルカードよりヤバいから。


468 名前:名無し客:2011/09/15(木) 18:45:14
改造して当たり判定消してしまえばええんや

469 名前:名無し客:2011/09/15(木) 18:50:51
鳳翼天翔って特に羽ばたいてる感じはないよね。

470 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/09/15(木) 20:13:21
>>468

恥知らずなチート使いがいた!
……つか、そんなん使って楽しいの?
いや本気で。


>>469

まあ、羽ばたいてるのは弾の方だしねー。
私がたまに使ってるのは格ゲーアレンジみたいなもんだと思いねぇ。
……出番ほしいなーまだかなー(チラッ


471 名前:名無し客:2011/09/15(木) 20:28:42
主<残機無限の人なんてどう調整すればいいんだ

472 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/09/15(木) 20:36:07

残機無限でも体力は無限じゃないんだなぁこれが……。
痛いし疲れるしお腹は空くからね。妙なところで普通なのよ。
それでも死なない、っていうのは十分に異常だけどさ。

そもそも、それを言ったら輝夜や永琳の奴はどうなるんだ。
あいつら別に永遠に復活したりスペカ出したりしないじゃないか。
だから大丈夫だ。問題ない。たぶん。



473 名前:名無し客:2011/09/15(木) 20:46:28
これから先も、生きている限りは永遠に人間を自称するんですかもこたんさん。

474 名前:名無し客:2011/09/15(木) 20:47:32
ストーリーモードに依姫が登場して伝説のクソゲーとして名を残すことに

475 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/09/15(木) 20:57:10
>>473
……ああ。そうだな。きっとそうする。今までも、これからも。
人以上でも人以下でもない。私は私として―――人として生き続けるよ。
憂き世に望みを絶ちて魔縁に落ちる事も、超然として仙界に至る事も無く。
ずっと人の中で暮らし、人の中に居て時を過ごそう。

私は世界の終わりまで「藤原妹紅」として生きていく。
最後の一人になるまで―――いや、最後の一人になっても。
人で在ることを止めないよ。絶対に。それが私のプライドって奴さ。


>>474

ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm15603191

こいつを超えなけりゃ問題はない。
最早、人間に不可能はないからね。


476 名前:名無し客:2011/09/15(木) 21:15:22
1スペル1分で攻略しても800万だとクリアに900年以上(ry

477 名前:名無し客:2011/09/15(木) 22:01:06
金払って屋台で飯を食うのも、人間を忘れないための作業の一つだったりするの?

478 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/09/15(木) 22:49:10
>>476

……いや、それは使う方もきついんじゃないかな?
いかに霊媒体質で巫女の素質が高くてもその土台は人というカタチに縛られる。
何度も何度も神降ろしするのって普通は身体が持たないだろー。

例え月人でも元々は同じ人間だったんじゃないっけか?
だったら限界はあるさ。


>>477

まあ、そうなるかもね。美味しいものを食べたいって欲求は間違いなく生きている人の欲。
……単純に食べたいから食べてるって、それだけの話なんだけどね。
食べなくても死なない……一応、食べる必要が無いのは確かだけど。

だからってそれが食べるのを止める理由にはならないな。
つまんないじゃん、そんなの。文字通り味気ないよ。


479 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/09/16(金) 09:11:52
イルは全力で神霊廟をクリアすべきだと思った。

480 名前:名無し客:2011/09/17(土) 17:31:40
やはり何事も毒を食らわば皿まで、火事を起こすなら焼け野原ってぐらい徹底しないとダメなのだろうか

481 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/09/18(日) 15:25:14
■:東方神霊廟

聖ォォォォォォォォォォォォ徳太子ィィィィィィィィィィィィィィッ!!


なんとなく予感はしてたがその更に斜め上だよ!
初めて見た時に何事か分からなかったよ!!
まさかコイツまで女体化するとは思わなかったよコンチクショウ!!
おまけに「仏教広めたのはカモフラージュで、本当は自分らだけ道教の仙術を学んで
不老不死になりたかった」
とか何処の荒山メソッドだよ!

……まあ、とりあえず溜まっていたものを吐き出して。
まあ、うん。そこそこ楽しめた。
体験版時点で不安を感じてたけど、意外とバランスは取れてて簡単だったと思う。
複雑なパターンを狙う必要も無いからね。ひょっとしたら星蓮船より楽かも。


>>480

……火事の例えには首肯しかねるけど、何かやろうと決めたら、まあそうなるね。
中途半端になれば自分の気持ちも中途半端にしかならない。それを繰り返せば、
いつか中途半端に「しか」何事も出来なくなる。人間性の劣化が始まっちまうんだ。

だから、せめて。
自分の好きなものだとか、自分の望んだことに関しては、最後まで突っ走るべきだ。
私はそう思う。……復讐の想念を捨てなかったから、私は此処まで来たんだから。


482 名前:名無し客:2011/09/18(日) 18:46:22
まさかとは思いますが、この「父親」とは、あなたの想像上の存在にすぎないのではないでしょうか。
もしそうだとすれば、あなた自身が統合失調症であることにほぼ間違いないと思います。

483 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/09/19(月) 09:20:20
>ねたばれ
あ、ゴメン。こっちでのネタバレ期間は過ぎてたからつい。
聖徳太子非実在説からここまで飛ばしてくるとは思わなかった。
まさかここまで直撃コースとは……。さすがどっかのインタビューで
「命蓮上人に姉が居なかったら本人を少女化してた」
と言ってただけはある。
まさしくパラレルワールドだなこりゃ……。

>奥さん
開幕からネタバレかましちゃったけどプレイしてみれば分かるか。
色々とんでもない人がいるので必見。

>ゲーム
ああ、トランス状態だと取った残機とボムの欠片が倍になるんだ。
だから基本はそういうの出す敵が出るところでトランス。
ボス戦中はスペルカード後に欠片出すからそこでもトランス。
後はまあ、ボム代わりって認識でいいかも。これで大体OK。

まあEXクリアで中の上、くらいかなー。腕前は。私もそのくらい。
そこから上の壁はけっこう高い。


484 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/09/19(月) 09:29:07
>>482
じゃあ私は何処から生まれてきたんだよ。


……なんだろうな、木を見て森を見ずというか、群盲象を撫でるというか。
頭でっかちは不幸にしかならんぞ、少年。いや少年かどうかは知らんが。
まずは目の前にある事実を見るんだ。
自分の思い込みで曇った真実じゃない。
在るがままの世を見て考えるんだ。それも出来るだけ多くの世界を。
それでようやく、私たちの知りたい事の片鱗が掴めるんだ。


485 名前:名無し客:2011/09/19(月) 10:34:08
なんで女体化する必要があるんですかね
突然ヒロインがリストラされて男性ユニットが登場してもいいじゃないですか

486 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/09/19(月) 12:12:36
なんで男である必要があるのかね。

……ま、この辺は神主の意向だろう。
「弾幕ごっこに男は必要ない。男がいると遊びじゃなくなる」
……ってなことを以前言ってたし。
遊びじゃない弾幕は上のURLみたいなことになるし。
必然……少女が主役になるって事じゃないかしらね。
まあ私もあの人が何を考えてるかなんて全く分からんけどさ。

487 名前:名無し客:2011/09/19(月) 14:06:51
こーりんも白蓮の弟ももこパパもみんな女やったんや

488 名前:名無し客:2011/09/19(月) 14:09:36
現代科学でもなんちゃら細胞で女の子同士でも子供できるらしいし、月の科学力なら楽勝だよね

489 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/09/19(月) 17:18:19
あ、今なら同人SHOP各店で買えると思う。たぶん。
委託分は割と多いし。
それとボスは完全に予想超えるかも。その辺だと。
この組み合わせはアリなのかとちょっと困惑したし私。


>耐久、トランス、みょん
耐久は撃ち込みに集中しなくていいだけ楽だと思ってるけど厳しいかー。
私のは画面全体使ってぐるぐる回って弾バラけさせながら避けるといいよ。

トランスは……んー。場合によってはボム使ってでも回収にいくべきかな。
ボスとかだとボム撃って張り付き撃ちするともりもり溜まるし。
あと妖夢は完全に別ゲーだね。慣れればめちゃくちゃ楽だけど。火力あるし。


>>487

それはさすがに極端だろ……。
例え>>488みたいな色々とブッ飛んだ技術があっても当時の人が使えるわけじゃなし。
一応、弾幕ごっこに出てるのはあくまでも幻想郷にいる住人の一部であって、それ以外
ではフツーに男も(人妖問わず)居るって見解があったから、まあそういうことね。
……とすると今度は男連中は何やってんのって話になるんだけど。
ここはもう個人の想像力や解釈で補うしかないかな。



490 名前:名無し客:2011/09/19(月) 20:07:29
男連中は天下一武闘会。

491 名前:名無し客:2011/09/19(月) 21:29:10
月人が地上を嫌っているのは遊びでちょくちょく星を壊されるからか

492 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/09/19(月) 23:23:49
>>490-491

いやいやそんなしょっちゅう\デデーン/されてたまるかよ。
月人じゃなくてこっちも困るわ。

……しかしまあ、それもありそうだね。
出自からして妖怪退治を生業にしてる人たちの末裔なわけだし。
武技や妖術を競うような大会があってもいいかも知れない。
最近はいい医者もいるからね。うっかり死んでも死にたてなら蘇生出来るだろう(ぇー



493 名前:名無し客:2011/09/20(火) 22:00:55
みんな飛べるからリングアウトはまずない
殺したら負けだから適度に痛め付ける必要がある

あれ?いつもの弾幕ごっこじゃね?

494 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/09/20(火) 23:14:26
>>493
あー。そうだね、弾幕ごっこだね。
……でもさー、ルールのあるバトルって大体そうならない?
剣道みたいに競技化されたならそこに事故以外で命のやり取りは介在しないわけで。
殺し殺されは戦場でのみ。技を競うなら、あたら命を粗末にする必要は無し、と。

要するに勝負に使うツールの話になるのかな。
私たちは弾幕をメインに使ってるってだけで、一応は他の勝負法もあるわけだから。
むしろ複数の手段がないとこう、色々と不便じゃないかしら? 向き不向きも含めて。
撃ち合い殴り合う代わりに将棋や囲碁や麻雀で勝負するのもアリだと思うよー。

495 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/09/20(火) 23:16:35
最近の将棋は殴り合ったり将棋盤使わなかったり人が死んだりするらしいけど。
なにそれこわい。

496 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/09/20(火) 23:25:12
昔は予約分だけで完売とか一時間で完売とかあったんだけどね。
多少時間が経っても在庫がある……いい時代になったものだ(何

>東方のアレ
風神録は……まあ、システム的に難易度が高い系列に入っちゃうからね。
ボムとショットパワー共用がかなりキツい。ゴリ押しが出来ない。
バグレーザーが無かったらもっと高いって言われてたかも。EXは特に。

一応、永夜抄じゃ詠唱組に次いで火力高いんだけどね、あの二人は。
オプションの制御が独特すぎるせいかしら。
あと妖怪モードは密着撃ち必須な所とか。

今回、トランスがある分だけ喰らいボムの判定がシビアになったのかもね。
私も間に合わなくてトランスのパターン崩して死に掛けた覚えが何度か……。
今回は積極的にボムで厄介な場所を切り抜けていくのが一番かなぁ。
トランスはアイテムがいっぱい取れるところとボス戦で使えば問題ないし。
パターン化の難易度から見るとすごく楽だよ、今回。一度崩れると死ぬけど。


497 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/09/24(土) 01:56:21

やっと早苗でNormalクリア……キツかった。想像以上に辛かった。
何が辛いって火力の低さがエグい。速攻短期決戦型の私には無理だ。
ひたすら残機温存のパターンで行ったけどトランス暴発のパターン崩れが怖い。
巫女と魔法使いは二日足らずでクリアできたのに二週間以上かかるとかないわー。

通しクリアするならトランスで潰すスペルとボムで潰す+トランス稼ぐスペルを決めとくと楽かも。
ボム+密着撃ちでかなり神霊稼げるから、どこでスペカor通常弾幕をボムるか、ね。


498 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/09/24(土) 06:33:13
>>221
パケとCDだけなら原価自体は大してかからないらしいよー。>CD
ただ色々と凝ったのを作ろうとすると一気にコストがハネ上がるとか何とか。

んー、同人に拘るのは作品が自分の手を離れて暴走しないようにしてるってのもあるかも。
昨今の見境ねーメディアミックスとかで粗製乱造をやらかしてる現状だと正しいと思う。
あのブレなさも安心してついていける感があるからファンが離れにくいのかも。


>システム・神霊廟

魔法使い系は好き、っていうか真っ先にクリアするタイプの自機なんだけどなぁ。
私は高速>低速でアクセル&ブレーキかけながら弾幕避けてくからね。
スピード差の大きい方が使いやすい気がするんだけど……うーむ。
あとは短期決戦を狙えるのが大きいかな。主に火力で。

トランスは……そだねー。まあこの辺は後でいいかな。
まだエクストラ攻略残ってるし、その時にでもつらつらと。
それじゃまた。


499 名前:名無し客:2011/09/27(火) 10:28:31
常に最弱の性能といい、どんどんアレになっていくキャラ性といい、神主は東風谷早苗に歪んだ愛情を注いでいるように見える。

500 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/10/01(土) 21:16:24
エクストラ攻略してる最中にまた犠牲者が。
無茶しやがって……。
まあそれ以前に勝手に嫁宣言すんなとは思うけど。

>>499

どっちかってーと日本民族文化に偏執的な愛情を注いでる感じが。
それに星じゃ最強自機だったんだぞー。

501 名前:名無し客:2011/10/01(土) 21:32:59
性能が悪いなら全部避ければいいじゃない

502 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/10/01(土) 22:55:24
やー、まだまだ譲る気はないかなぁ。
奪い取る覚悟があるなら受けて立つけど。
……それよりもまた知らない愛人が増えるんじゃねえかって心配の方が先だけど。
私の親愛なる友が毒牙にかかりそうな事とか色々。実家でもヴァチカンでも。

さすが神主! 私たちには出来ないことを平然とやってのけるッ!
……ああいう伝奇メソッドが未だに衰えを見せないっていうのは驚愕よね。
あとエクストラボスは私も吹いた。存在だけで今までのお約束に激震を走らせたというか。
弾幕の難易度も異常ってか気合避け求めるクセにインチキ臭いんだよ当たり判定ッッ!
とりあえずボムとトランスのパターン組んで安定しないのは飛ばすようにしてるけど、まだまだ
完全攻略は先になりそうねー。道中は安定したから楽だけど。

……んーむ。私は短期決戦狙うあまりタイトなパターン組む悪癖があるからな。
その辺もあって早苗が苦手なのかも。
クリアできたらリプレイでも上げてみようかしら? 比べると面白いものが見えそう。

>>501
当たらなければどうということは(ry
……だがそれを完璧に実行できるのは人間を限界を超えて進化した奴くらいだぞ。
具体的には上の>>475くらいの人とか。
何年もやってる私でもノーミスは未だに達成してないんだから無茶振りはやめれ。


503 名前:名無し客:2011/10/01(土) 23:25:04
ボムを使ったら負けな気がして使いたくない→抱えたまま落ちる→萎えてやめる
いつもこうなる

504 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/10/01(土) 23:28:32
いや、ボム使わないのは舐めプだろ常識的に考えて……。
ゲームのシステム活用しないで遊ぶとかマゾ過ぎる。
斑鳩で属性変更使わないとかグラディウスでパワーアップしないとかそんなレベルだぞ?

ま、なんだ。変な意地張らんでガンガンぶっ放せ。
足りなくなるくらいがちょうどいいんだよ。
気合はボムが無い時に使えばいい。それが上達のコツだぜ若人。

505 名前:名無し客:2011/10/01(土) 23:36:43
東方の場合、ボム使用が得点減だけじゃなくて特色であるスペルカード収集にペナルティ掛かるから
普通のSTGより二の足踏みやすいんじゃねえべか。

個人的にはダラバーのバーストくらい気軽にバンバン使えるのが理想。

506 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/10/01(土) 23:44:43
スペカはまあ、別枠のプラクティスで練習してから取ればいいじゃん?
別に通しでやるなら気にしなくていいと思うんだけど……。
そもそもスコアリングは訓練された上級者の遊びだしね。
駆け出しの人は真似しなくていいし、すべきじゃないさ。

ダラバはむしろ使わないと死ぬって絶妙なバランスがいいわね。
バリバリ撃ちまくって敵をなぎ払えるのはホントに楽しい。
カウンターのアレも爽快だしねー。
未だにワンコイン捕鯨できないけど。
なんだかんだでアレもそこそこいいインカム出してるらしいし、STG好きとしては嬉しい限り。
というかタイトー始まりすぎでしょマジで。買収されたスクエニが苦しんでるの尻目にすごい
こといっぱいやってるしさー。


507 名前:名無し客:2011/10/01(土) 23:49:11
3面までノーボムでクリアしないと負けたような気がするんです。

508 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/10/01(土) 23:52:35
私は三面でボム解禁かなー。
二面まではノーミスノーボムじゃないと後半で枯渇すること多いし。
ただ慣れてない時は落ちても続けた方が練習になっていいと思うよ。
人間、追い込まれた方が性能上昇するしねー。

509 名前:名無し客:2011/10/02(日) 00:09:06
ボムを全部使って大妖精をボコボコにする
そんなプレイヤーに私はなりたい

510 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/10/02(日) 00:33:01
いや、いじめんなよ。
いじめんなよ。

511 名前:名無し客:2011/10/02(日) 14:51:52
大切だから二回言ったんだな
大妖精×妹紅フラグ立ったかー

512 名前:名無し客:2011/10/02(日) 20:55:14
おら ざんき だせ!(ボムボム)

513 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/10/03(月) 16:29:36
EX突破だオラァァァァァァァァァァァァァァァァッ!!
道中完璧にこなして残4ボム3だったのに全部使い切ってもギリギリだった。
途中で抱え落ちとかやらかしたしまだ課題は多いなー……。
でもまあ霊夢でここまでやれれば何とかなりそうね。火力的な意味で。

>トランス
マジ最強。スペルの耐久力次第でエクステンド+ボムもおいしく頂ける。
けど稼ぐのに時間かかるから本気で使いどころ悩むのよね……。
私は後半の通常をボム+密着で稼げるだけ稼いでスペカ入ったら即使ってた。
あるいは……ボム0&後2個でエクステンドするなら被弾して強引に発動させたりとか。

バランスについては……まあ、個人的には易しめな感じだと思う。
Hard以上は相変わらずだけど。
システムで言うなら……うーむ、まだ保留かな。
とりあえず全キャラでオーバードライブまで行かないと何とも言えないから。

でもまあ、庭師が最強で異論無しかな。総合的に見てもいっちばん強い。
通常ショットは束ねれば強いし溜め撃ちはチートでボムの持続も長いってのはヤバい。
専用パターン組まないとだけど、ある程度STGに慣れてるなら一番早くEDまでいけるかも。



514 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/10/03(月) 16:33:12
>>511

  /\___/\
/ /    ヽ ::: \
| (●), 、(●)、 |
|  ,,ノ(、_, )ヽ、,,   |
|   ,;‐=‐ヽ   .:::::|
\  `ニニ´  .:::/      NO THANK YOU
/`ー‐--‐‐―´´\
       .n:n    nn
      nf|||    | | |^!n
      f|.| | ∩  ∩|..| |.|
      |: ::  ! }  {! ::: :|
      ヽ  ,イ   ヽ  :イ  

いや、そういうのいいから。当人の気持ち考えないカップリングとかいいから。
妖精いじめはアレだと思うがそういう意味ではない。


>>512

やめたげ(ry

……いや、まあ。そんな心持でSTGやってないとは言えないんだけどね。
特に地霊殿とか「はよ残機出せやオラァァァァァ!!」って必死になってたし。


515 名前:名無し客:2011/10/03(月) 19:09:37
華扇「行け霊夢 お前の行く手には私達の世界がある」

文「飛べ霊夢 何も恐れぬお前のクールなガッツを見せてくれ」

天子「そうだ霊夢 神も恐れる夢想天生で決めろ」

さとり「いいぞ霊夢 目にも止まらぬ スピードを持つ弾幕をぶちかませ」

萃香「GO霊夢 果敢な態度で新しいスペカ操れ」

レミリア「オールライト霊夢 怯むんじゃないよ お前に不可能なことは何もない」

早苗「あらゆる人妖(ひと)を心酔させる お前の弾幕は至高の業」

紫「お前は幻想郷の柱になれ 私達の栄光を導け」

アリス「相変わらずだね 博麗霊夢 難易度の高いテクで戦闘を盛り上げる」

魔理沙「お前は私を熱くする お前は人妖(ひと)を惹きつける」

神子「照れくさいほどの呼び名が似合う お前はまさしく弾幕の王子様」

全員「ユア ザ プリンス オブ 弾幕」

(幻想郷ミュージカル、「あいつこそが弾幕の王子様」より)



516 名前:名無し客:2011/10/03(月) 19:45:21
さようならEX
こんにちは蜂さん

517 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/10/03(月) 20:04:50
>>515

お前、昔の……第四弾くらいの本スレに居なかったか?
似たようなレスを何度も何度も見たことがあるんだが、気のせいかね。
気のせいならいいんだけど。気のせいなら、ね。



つーか私出てねー時点でダウトだろそれ……。
私の出番がないミュージカルにどうコメントしろってんだこのやろう(何)


518 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/10/03(月) 20:06:29
>>516
いや、アレに挑んだら数年単位で帰ってこれなくなるぞ私……。
流石にまだちょっと敷居高いから勘弁してくれ。
それにEXってもまだ霊夢しかクリアしてないし。まだ他のあるし。

519 名前:名無し客:2011/10/05(水) 01:52:09
もこーれ。

520 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/10/09(日) 15:41:54
―――っしゃー! EX全キャラ越したぞオラァ!!
ああ、次はオーバードライブとパラレルエンドか……。めんどい(何)。

で、改めてwikiで見たら驚愕の事実。
・早苗さんのボム無敵、攻撃力が最低クラス。
・低速ショットより高速ショットの方がぶっちぎりで威力高い(密着)。
・それでも全キャラ最低クラス。
・霊界ゲージ回復増加するのは青神霊のみ。白神霊はそのまま。

……え、……え?
ボムは持続長いからともかく他はどういうことなの……。
なんか思ってたよりトランスしづらいから気になってたけどそういうことか。
……これでクリア出来る人はニュータイプなのか。いや、したけど。

妖夢? 二回目のアドリブでクリアしちゃった。
なにあの超火力。ひたすらボムトランス溜め撃ちで押し切れるんだけど。

521 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/10/09(日) 15:43:22
>>519
めんそーれ。

……いや、ついうっかり返したくなっただけだけど。
マッガーレでも良かったかしら。

522 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/10/09(日) 15:55:56
>EXトランス関連
とりあえず道中では必須の箇所が三つ。
・ぬえ前の妖精ラッシュのラスト二匹。
次のぬえに備えて発動はギリギリで。ボス登場で中断されるとゲージが少し残るから。
ボムと残機が計四つ手に入る。
・ぬえのスペカ三枚目。
キャラによっては二枚目撃破後に神霊回収しないで撃ち込み→トランス。
最大で六つ取れる。
・ラストの硬い妖精七体。一体目潰して二、三体目を待ってからトランスでギリギリ間に合う。
ここで最大ボム六つ、残機八つゲット。すごくおいしい。

決めボム
・ぬえのスペカ全部
ぶっちゃけ事故死多いからボムで飛ばした方がいい。
一枚目は取れるなら取りたいが二枚目はギリギリまで撃ち込んで即ボム。
密着撃ちすればトランス溜まるはず。

・ぬえ後の赤妖精+硬い妖精三体
一体目の硬い奴が出てからぶっぱ。神霊回収は忘れずに。

これで抱え落ち無しで残機四つ確保。ボムはキャラによるけど2〜3残る。
通常は出来る限り即ボム+撃ち込みで神霊回収。苦手なスペカはトランスで削り切る。
ボム回復のために残機落とすならフルパワーアイテムの出現タイミングを覚えること。
でないと最後のスペルで泣く。すごい泣く。妖夢とかパワー1じゃ溜め撃ちが届かない。

ざっくばらんにまとめてこんな感じかな……。


523 名前:名無し客:2011/10/09(日) 17:56:01
ボス性能の自機とかいないの

524 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/10/09(日) 20:18:40
ちなみにぬえの三枚目だけ残機とボムが二つ出る。
二枚目撃破の後で体力が大体3/4くらいになるまで撃ち込んでトランスすると六つになるね。

霊夢はそこまでパターンがタイトじゃないからクリアしやすいと思うけどなぁ。
なんなら今度、ちょっとリプレイ撮ってみようか。


>>523

……うーむ。
ボスをやった自機
ならけっこう数が多いんだけどな。
さすがにボスそのまんまで自機とか―――



―――無い、と思う。たぶん。
チェンジエアブレードとかが近いかも知れないけど。


525 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/10/09(日) 23:26:21
見事な諒解である。

……付け加えるなら、神主は作曲したくてゲームを作り始めた、って事くらいかな。
弾幕が花火だとすれば、BGMは名刺のようなもの。
弾幕がキャラクター性で、BGMはその人の歴史となる。
……まー、なかなかレトリック的な解釈だけど、語るとすっごい長そうなのでこんだけ。



あとなんかいい感じのリプが取れたよ。(何
何回か事故ってるけど参考にはなる、と思う。
欲しかったらここのローダーに上げとくけどどうする?

526 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/10/09(日) 23:27:27
それと。
イルはそろそろシメとかないとまた迷惑かけそうだから何とかしておくようにしよう。

527 名前:名無し客:2011/10/10(月) 10:17:50
時を遡ってでも取り戻したいものはありますか?


528 名前:名無し客:2011/10/10(月) 21:15:07
>シメる
ttp://www.youtube.com/watch?v=WOClLiE1XBE#t=17s
ttp://www.youtube.com/watch?v=2wOpf1BeGDI#t=14s


…この辺の技とか使ってみたらどうですかね(何

529 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/10/10(月) 21:33:04
うん、だいたい1、2面は通りすがりか酔っ払いが絡んでくるようなもんだった(何
でも星蓮船は異常っていうかぶっちゃけ今のところ幻想郷最大勢力。
星だと1〜EX全員が絡む上に神霊廟の2、EXボスも同じ所帯に入ってるのよね……。
まだ見てないけどパラレルエンドだと命蓮寺組との対立を否定するような発言がある
みたいだからね。とりあえずガチで戦争っていうのは無いかも。
和を以て貴しと成す―――って奴で。

しかし僧侶かー。そういえばさらっと星蓮船で白蓮さんが復活するまで寺無かったって
話がどっかであったような……あれ、もしかして来るんじゃね? ボーズラッシュ(何)
ノリノリのBGMで般若心境唱えながら雲に乗って飛んでくる尼僧軍団。やべえ。

私は……んーむ。まあ、そうなるかな。儚月抄含めると天津神も絡んでえらいことになる。
うちはお寺の他にタケミカヅチ祭神にしてたから、その辺でも割りと絡んでるね。後は過去の話
でコノハナサクヤヒメと出くわしたりしてるし、妖怪の山にイワナガヒメがいるって話もあった。
イワナガヒメの方はいつか出てきそうな気がする。

あ、知ってる知ってる。卒塔婆専用のプリンタ。最近じゃ高層マンションのエレベーター式駐車場
よろしく位牌と遺骨を納める集合墓場みたいなのもあるらしいね。……よく思いつくよなこんなの。



530 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/10/10(月) 21:44:25
ttp://charaneta.just-size.net/bbs/fupbbs/obj/obj163_1.zip

さて、おまけ。
途中で事故ったりボムとトランス間違えて焦ってたりするけど無害です。
道中パターンは一応参考になる、とおもう。
ぬえ戦後でボム温存パターンに失敗してボム撃ってるけど。

531 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/10/10(月) 21:50:01
>ソーセージ?



          :ト 、  /|         /        /
           :\\|::|/|,. -‐‐- 、.,_ : 人
          :,>''"´:::::::::::::::::::::::`ヽ.:   ̄て
         :/:::/::::::::::/|::::::::::::::::::::::`ヽ.:           _人人人人人_
  。     :./:::/::::::::::/‐ヘ:::::::ト 、ー-::\`フ:        >  んー! <
     o  :,'<:;_/:::::::/ __, \| 、_\::::::::>:          ̄^Y^Y^Y^Y^ ̄
       :,.|::::∠;:::::::/ ィ==    ==、7´|:
     _:( (!:::::::rレ O゜/// .,、,、、..///゜::八 o  /i  ──
 _,,.. -‐ ト 、__人:::::::ゝ'ヘ    .,、:, :,.: ::`゙:.:゙:`''':,'.´ -‐i
     人::::::::::::;>:::;ハ、  ι',.:',.: .:: _;.;;..; :..‐'゙  ̄  ̄  ─
. -‐ ''":´ >ー -ァ<;::::::::|`7 =--`J<|\/⌒ヽ.:
   ://.// / ,>‐::く\  |7ー-く //⌒i |:
  ://, ' / / /:::::::::i:::::\\!]:::::i:::∨  / /:
:∠ -''"  ./ /.|:::::::::::|:::::く⌒,ム ,.、,、,..,、、.,、,、、..,_       /i
      ://   `| ̄ ハ:::::::レ'}| ;'`;、、:、. .:、:, :,.: ::`゙:.:゙:`''':,'.´ -‐i ───
           :./  ∧:::::::::::::}|o'、;: ...: ,:. :.、.:',.: .:: _;.;;..; :..‐'゙  ̄  ̄    ───
  /       /  / .〉:::::::::::}|o|{:::::| |_ノ


コレ思い出した。(何)

【エビフライじゃねーか!】

532 名前:名無し客:2011/10/10(月) 23:25:25
ちょっと高度上げるか下げるかすれば弾幕なんて簡単に避けられるじゃない

533 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/10/11(火) 00:36:34
そういやマミゾウさんの一人称が“わし”って、わたしの“た抜き”なんだよね。
今気づいてそのセンスに感服する。

>>532
逆に聞こう……

いつから弾幕がXY軸しか無いと思っていた?(ぇー

弾に多少めり込んでも平気なのはZ軸が微妙にずれてるからだよ。
判定詐欺の弾はZ軸基準で追尾してくるから当たるんだよ。きっと。

そうとでも思わなきゃやってらんねーんだこの業界(何


534 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/10/11(火) 02:32:03
>>528
や、それは死ぬだろう。
というか私もキツいだろそれ。

……まー、心をマメにポキポキ折って借りてきた猫のようにするのがいいかな。
物理的にやるより疲れないし(ぇー


>>527

……さて。こりゃまた、そうだな。これは、ふむ。

……ま、多過ぎて数え切れないよ。
人であれば数知れず、モノであっても星の数。
そして私の歴史となったら、もう手に負えないくらいだ。
だから正直、取り返そうと思っても無理な物事ばっかりなんだけど―――


ああ、そうだな。それでもまだ、一つだけあったか。


むかし、この世界に存在しないものを自分で創ろうとした男が居てね。
長い歳月と膨大な財産を費やして、その手で完成させた秘宝があった。
楽園にのみ生える宝石の枝。誰もが夢見た桃源郷。その存在の証明。

―――けど、結局それは偽物でしかなかった。偽りの楽園は容易く壊れてしまった。
結局、その人は全てを失い、私の前から姿を消しましたとさ―――どっとはらい。
正直、どうしようもなくクソみたいな話で、私の人生が狂ったきっかけになった奴だけど。



未練たらしくまだ持ってるのよね、これ。
本人が手ずから壊して捨てちゃったんだけれど、そいつをこっそりと拝借したんだ。
壊れたままだけど、それでもこいつは私にとっての形見みたいなもんだ。

……だから、そうだな。もし直せるなら。これがいいな。
偽物だったとしても、私にとっては紛れもなく、本当の宝物だから。



535 名前:名無し客:2011/10/11(火) 21:26:18
「それが君の願いかい?」

536 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/10/11(火) 21:40:59
うーむ、パラレルエンド用のパターンが難しいな。
ボム3つ残しって地味にキツい。

>>535
お前じゃねえ、座ってろ。

こいつは人が天上に挑んで創り上げたアーティファクトだ。
奇跡や魔法なんて胡散臭いものの仕業じゃないよ。

537 名前:名無し客:2011/10/11(火) 22:58:15
そんな大事なものはちゃんと保管しないとな
寅丸信用金庫に預けてきてやろう

538 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/10/19(水) 18:37:39
うーん、早苗さんがマジ鬼門。
もっとパターン詰めていかないと厳しいな……。

>>537
    ,-へ,  , ヘ
    ,ヽ_,_i=/__,」
   ,'   `ー' ヽ
   i <〈」iノハル.!〉
   i L>゚ω゚ノiゝ お断りします
  i>i ir^i `T´i'i |
  .i>i !>^i`''´'iイ|
   i.ル'ヽr_,ィ_ァ'レ'

何がなんだか分からないが……スゲーイヤな予感しかしないんだよなァ〜……。
つーかあの寺、金融業なんてやってたっけ? 祠堂銭は昔からあったけどさ。


>リプレイ

あれ、どっかおかしかった?
霊夢でEXのリプレイだったはずだけど。
それともNomalの方が見てみたかったのかしら……。

パラレルは残機増やしてボムの欠片調整すればなんとかなったわね。
ラスボスのラストスペル付近でちょうどボム3つになるようにするとすごい楽。

十七条のレーザーは画面下で近い方のレーザー→弾変化を抜けてくとやりやすいと思う。
灰色の御札はあらかじめ向きを見てどの方向に飛んでくか大まかに把握すると抜けやすい。
後は運と気合で。


539 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/10/19(水) 18:59:36
あー、それ多分、自分用のリプレイフォルダに入れてる。
今回は他の人のリプレイ用フォルダが新しく追加されてるんだ。
そっちに入れなおすと名前とか正しくなるよ。

低速移動ならそんな事故らないと思うんだけどな、魔理沙の場合は。
高速移動の事故はあるある過ぎて笑うしかないけど。あはははは。
……あんだけ事故っててよくクリアできたな、私。
6ボスのラスペ突入した時は残0ボム0だったのに。

540 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/10/19(水) 19:13:49

曲名は深いわね、色々。個人的な考察がこう、滝のように出てくる感じで。
本人が完全に為政者向きの性格で道教に手出したのもその辺が理由っぽいし。
……ただまー、そもそも国家ですらない幻想郷じゃあんまり意味のない人ではあるけど。
パターンを考えると次回作で間違いなく絡んでくるだろうし、ちょっと楽しみ。

……あと裏のパターンで神霊廟からの整数ナンバリングは旧三作(紅妖永)と新三作(風地星)を繋ぐ
のになるって推測があるみたいだからそっちも別の意味で楽しみ。
神霊廟は妖々夢+星蓮船だったから自機に妖夢、ボスにあの亡霊と傘の子と鵺娘が起用されたっぽい。
となれば次回作は永夜抄+風神録で絡めてくるわけで、私の出番も期待できる気がする! たぶん。


541 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/10/19(水) 20:37:08
守矢のとこはうちの祭神とも因縁があるからねー……また守矢かとか言われないことを祈る(何
まあ、実際に聖徳太子と実在した厩戸皇子は別物って説が有力になってるしね。
幻想入りもその辺が理由。……って、それだとこっちの外の世界って相当愉快な歴史になってる
んじゃなかろうか……秘封倶楽部見ると私たちの時間軸とは随分違った世界になってるし。

まあ、ナンバリングはあくまで推測だしね。
話半分くらいでいいよ。……絡みそうなのは同意だけど。

>リプレイ
んーむ、不具合が出てるわけじゃなければ大丈夫だとは思うけど……。
具体的にどっかおかしいとこって分かる?

542 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/10/20(木) 06:30:03
>リプレイ

あ、分かった。
ファイル名がth13_ud1111.rpyってなってないと認識してくれないんだ。
ごめんこりゃこっちのミスだね。ちょっとリネームしてみて。解決するかも。

543 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/10/20(木) 19:24:22
ああ、たまにDL失敗するのよね。
それじゃまあ、問題は解決かな。よかったー。

まあマネというか、とりあえず道中ノーミスで残機稼げるだけ稼げるようになれば十分だよ。
そっち上達早いみたいだしね。目指せ全キャラクリアとパラレルエンド。(ハードル上げんな
妖夢はものっそい楽だからまあ、すぐにクリア出来ちゃうと思うよ。
とりあえずパワーはラストまでMAX保っておくとマジちょろい。



544 名前:名無し客:2011/10/21(金) 19:18:59
HPドーピングしてフジワラダイナマイト(別称モコタンインザデス)→復活→HPドーp(以下繰返し

これで勝つる!主にナントカベひんモスに。

545 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/10/29(土) 23:05:54
「……そういえば」
「ん?」
「今年のハロウィンは」
「ああ、チョコ10トン
「……は?」
チロルチョコ10トン、手紙と一緒にヴァチカンへ贈っといた。そろそろ着くかな」
「……いや、え?」
「あいつはたまには愛の重みを物理的に思い知るといいと思う」
「えええええ……」

>>544

普通に殴った方が早い。



546 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/10/29(土) 23:25:54
そしてEX突破おめでとー。
個人的にはEX突破で一人前だと思ってるよ。
リプレイは見てないけど相当上手いんじゃないかな。
……あ、上は見ないようにね。たぶん果てが見えない。マジで。

>難易度
気合
地>紅>永>妖>風>星>神
パターン
星>地>風>神>妖>紅>永
システム
地>風>神>星>紅>妖>永
EX
紅>地>妖>星>風>神>永
かなー。個人的雑感だと。
神霊廟はゴリ押しがすごい楽だけど、パターン作るのがめんどい。
EXは逆に気合多くて潰しきれないけどきっちりパターン組めば楽に通れる。
あとシステム的には紅〜永以前と風〜星、神じゃ難易度が段違い。
ぶっちゃけシステム面だけ見れば紅妖永の方がすっごい簡単だねぇ。

紅魔郷EXが最高難度なのは当たり判定表示無し+甘え禁止のパターン強制に加えて
波紋発狂と得点エクステンド無し+POWゼロからスタートを考慮して位置づけた。
ぶっちゃけもう二度と越せる気がしないくらいヤバい。


547 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/10/29(土) 23:47:20
どうでもいいけどHPドープして微塵って昔のビシージしか思いつかない。


そして早苗さんパラレルも無事に突破。
ボム欠片計算が完璧だったおかげで残機潰しながらゴリ押せた。
……もうちょっと見栄えいいリプレイとりたいなあ……むむむ。


548 名前:名無し客:2011/10/30(日) 01:08:23
そしてヴァチカンにチロルチョコの弾幕が降り注ぐ…

しかし永ってそんなに簡単だった?
EXは地>紅>妖>風>永>星な話も聞くけど
さては手加減してましたか<肝試し

549 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/10/30(日) 02:18:26
ランカスター爆撃機が要るわね。(何


永はまあ、簡単とは言わないけどね。なんせボスが私だしな。色々と沽券に関わる。
あくまで比較してだよ。ぶっちゃけ大部分を完全パターンで行ける構成だからね。
後半の通常発狂とフジヤマさえ越えられれば後は楽になるよー。

……ま、弾幕ごっこに基づいてる時点で加減はしてるさ。
まー、私は確かに輝夜とはしょっちゅう殺しあってはいるけど。

刺客を殺してるとは一度も言ってないよ?
だってあいつにそそのかされて騙されてけしかけられてるのが大体だもの。
そいつら相手に本気で殺しにかかるほど馬鹿じゃないよ、私も。
どっちかってーと被害者同士、かね? たぶん。


……とはいえ、二人がかり程度で負けるってのはしまらないわねぇ。
私自機抜擢はよ。リベンジしたいんだ(何

550 名前:名無し客:2011/10/30(日) 19:16:45
ならば此方はポテリッチ弾薬補給で支援してくれよう。

いや何でポテリッチばっかりとか訊かないデ(何

551 名前:名無し客:2011/10/31(月) 19:37:17
お菓子を渡していたずらされていけー

552 名前:名無し客:2011/10/31(月) 23:57:41
もこたんはポテ尻とな?
秋だから食べ過ぎたか

553 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/11/04(金) 22:25:52
「二日酔いなう……や、ハロウィンを寝過ごすとかマジひどいな」
「こちらは年中ハロウィンやってるようなものだし気にすることも無いだろう」
「そうはいうけどねー……むむむ。勿体ねー」

>>550
炭水化物好き過ぎるだろ……いや、ジャガイモって旨いけどさ。
揚げるなり蒸かすなりしてばーっと塩や油軽く振って。酒のつまみにもいい。
外のお酒とか頻繁に買って帰るようになったからねぇ。

……まー食べ過ぎると>>552みたいにひどいこと言われるから気をつけないとだけど。
これでもきっちり運動はしてるしそもそも少食なんだよ私は。食べなくても死なないし。
心の栄養補給で食べてるのよ。普段は。

>>551
二択になってないっ。
とりあえずあまったチョコやるから大人しくしてろー!

554 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/11/04(金) 22:26:24
タグなら「どうしてこうなった」を忘れちゃいけない(何

555 名前:名無し客:2011/11/04(金) 22:40:52
むしろ不死を活かしてどこまで肥大化できるか挑戦してほしい

556 名前:名無し客:2011/11/04(金) 22:48:53
>>554
セットで「なるべくしてこうなった」を付けたい。

557 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/11/04(金) 22:49:54
>>555
巨人になれというのかお前は。どこの神話だよ。
そういうのは妖怪だけで勘弁してちょうだい。

そもそも何を食べればそこまで大きく……仙豆とか?
こっちでそんなの見たこと無いけど。


558 名前:名無し客:2011/11/07(月) 11:41:31
ねこもこ

559 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/11/10(木) 01:53:51
妖夢パラレルクリアー。
……残4残しとか。やっぱりこの自機チートだよ。
ついでにオーバードライブにも着手。ワイルドカーペットの気合避け振りがひどい。


>>558
にゃー。

……とでもいうと思ったか! 言わないよ!

【言ってる】

せっかくのハロウィンだったんだし仮装くらいすれば良かったかなーといまさら思ったり。
まあ、次にチャンスあればってことでいいか。

560 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/11/10(木) 01:55:31
>>556
なにそれこわい。

……とはいえ、何故あそこまで猫るのか。
詳しい理由はあんまり知らないのよね。個人的七不思議の一つ。

561 名前:名無し客:2011/11/20(日) 18:03:11
そろそろ一家に一人もこたんがないと辛い季節になってきたな

562 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/12/09(金) 00:59:09
「幻想郷に電気が来たよ!」
「やったねモコちゃん!」
「誰がモコちゃんだよ!? いきなりキャラ違う発言は実際怖い!」
「ははは、冗談だ。しかし随分と間を空けてしまったな」
「妖々夢再攻略してたせいかな」
「おい馬鹿やめろ」

>>561
私は一人しかいねーよ。というか暖房用とかよ。
それこそ猫暖房程度にしとけよ。

……ま、なんだ。いっきに冬めいたよね。
紅葉を楽しんでいたと思ったらいきなり雪景色だ。
寒いのはそこまで好きじゃないが、まあ珍しい風景だしね。
こういうのも悪くないかも。


563 名前:名無し客:2011/12/12(月) 02:58:11
電機は電気でも発動機とかそういうレベルなき気が。

564 名前:名無し客:2011/12/12(月) 18:43:09
幻想入りしてそうな発電を考えてたら真っ先にエジソンの電気飛行機が浮かんだ。
<発電じゃねえ>

565 名前:名無し客:2011/12/12(月) 23:55:50
竹林に住んでいるんだから、それを利用したスペルとか作ってみませんか。
たけのこシューティングとか、竹光インフィニティとか。

566 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/12/13(火) 01:38:32
……いつでも再開できるように準備はしてあるよ。だから後はあいつ次第。
まあログはちゃんと取ってるし倉庫送りにしても復帰できるから気にしなくてもいいと思うけど。

>>563
まずはダイナモからだね。でもあれって材料あれば簡単に作れた気がするけど……。
ああ、大規模なのがどうなのかって話か。
でもまー、河童みたいなギークもいるんだし山の神様は産業革命にお熱だし。
なんとかなるんじゃないかしらね。使う使わないはさておき。


>>564
まさか火星まで行く奴か。


>>565
普通に竹細工でいいだろ常識的に考えて……。
スペルに使うったって―――なぁ。思いつかないわよそんなの。
とりあえず、竹槍でも飛ばすか? それともモチーフだけ使う?
……や、どっちにしろ見栄えが悪いわね……どうしたもんだろ。



567 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/12/13(火) 02:00:35
しかし……今からとなると全部書き直しそうな勢いになるから手間もかかるわね。
流れ的に幾つか手直ししておきたい部分もあるし、そういう意味じゃ仕切りなおしも手かな。
というか、今の私であの文を再現しきれるとは思えない(何

まあ、それはさておき。
繰り返すけど、どっちでも大丈夫よ。ログは取ってあるし、客船と分離しちゃってもいいし。
この辺はイルのやりたい、やりやすい形に合わせた方が私もやりやすい。
必要なエピソード埋めて構築する必要もまだあるからね。色々すっ飛ばしちゃったし……あはははは。
今思うととんでもない無茶やってたわねー、私たち。

奇遇だな。実を言うと私も同じことを(ry>二次
その時はそのときで色々聞きながら、トライ&エラーで進めるとは思うけど。


568 名前:名無し客:2011/12/13(火) 06:15:42
竹の成長の早さを利用した拷問があるとかないとか

569 名前:名無し客:2011/12/13(火) 12:55:27
産業革命なんて格差社会フラグじゃないですかやだーと思ったが、
人間の歴史はずっと格差社会だったから別にいいのか
それにしても、幻想郷の金銭問題なんて賽銭箱だけで充分だっぜ

570 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/12/13(火) 18:49:27
まあどっちにしろ今はまだそこまでいっぱい時間取れないから来年回しになるんだけど(何)
とりあえず今はまだ無理に動かさなくてもいい、かな。
ログとってある以上、消えてなくなることは絶対ないし。

こっちもいい刺激というか、思考の幅や知識の量を増やすきっかけになってありがたかったな。
正直、そっち見てなかったらカバラとか中東情勢とかそこまで知ることなんて無かっただろうしね。
そっちもそっちで得るものがあったらこれもまた幸い。

一次資料はまあ……書籍で一通りのものは揃うと思うんだけどな。
それでも解釈の幅が広いままってのはヤバいと思うけど。ワザマエ。
そういう意味じゃあの人は色々な意味でとんでもないと思うよ。酒量含めて。


>>568
あるけど私に拷問の趣味は無いよ……なんだと思ってるのさ。
その場で何か聞きだすんだったら指の骨でも折った方が早いよ(何)
つーわけであんまりエグいのは遠慮させてもらおうか。


>>569
まあ、普通の人間と普通じゃない人間と、強い妖怪と弱い妖怪でもう分かれてるしね。
僥倖なのはその格差がそのまま生存環境の悪化に直結してるわけじゃないってことか。
どっちにしろ、持ちつ持たれつでやってきたみたいだからね、幻想郷って。

で、賽銭は……うーん。金銭っつーより信仰の問題じゃないかしら。
万年閑古鳥じゃん? あそこって。妖怪のすくつとまで言われるくらいだし。
一応、曲がりなりにも、巫女っぽい仕事してる人には由々しき事態なんじゃないかなぁ。

……その割には、真っ当に努力とかしてるところは見たこと無いんだけど。
いや、本当によく成り立ってるよなあの神社。ある意味感心するわ。



571 名前:名無し客:2011/12/13(火) 22:30:19
流し素麺に自分の白髪を混ぜる技とか

572 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/12/14(水) 01:43:36
……そーいやまた新しく本が出るのよね。

>東方求聞口授 〜 Symposium of Post-mysticism.(仮)
>幻想郷の信仰と妖怪退治をめぐって、3つの勢力が主張を戦わせあう!
>神道、仏教、道教……彼らの話し合いが行きつく先とは!? 人間の安全は大丈夫なのか? そもそも結論は出るのか?
>最初にキレるのは誰か?
>全六部に渡る対談で幻想郷の未来が決まる!
 
>『東方風神録』 から最新作 『東方神霊廟』 までのキャラクターを完全紹介。
>「幻想郷縁起」 「文々。新聞」 「花果子念報」 などの豊富な資料を交えて議論に花を添える。

……え、大丈夫なのこれ。


>>571

そこまで太くねーよ!?
というかすっごい地味な嫌がらせにしかならない!

「……そういえば、料理してる時に長い髪は邪魔にならないか?」

ちゃんと束ねて結い上げて割烹着を着てから作ってるから平気よ。
……めんどくさいのが欠点だけど。まあ、自分で作るならね。
どうせなら手抜きするより気合入れた方が楽しいし。



573 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/12/25(日) 23:40:42
「っしゃー! クリスマス終わり! 私の仕事も終わりだッ!」
「うむ、お疲れ様。……しかしまあ、なんだ。プレゼント配るだけで時間がかかるとは」
「ヒマな妖怪やらなんやらが遊び半分で襲って来るとか末法過ぎるだろjk……サンタさん逃げて」
「そのサンタコスで片っ端から蹴り落としてたお前もお前だと思うのだけど」
「深夜の暗闘を目撃する子供なんていないと思うよ。よい子なら」
「いや、どっちにしろサンタさんが妖怪スレイヤーとして定着しても困るんだが」
「クリスマスを無礼ると痛い目を見るって教訓になるんじゃないかな」
「いやいやいやいや」



「で」
「?」
「あいつのところには行かなかったのか」
「ああ、行ったよ」
「ほう」
「でも」
「ん?」
「なんか http://charaneta.sakura.ne.jp/test/read.cgi/ikkoku/1309445733/361 みたいなこと言ってた
からプレゼントだけ置いて帰ってきちゃった……」

「おおう……インガオホー……」


574 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2011/12/26(月) 09:24:09
「しかし」
「ん?」
「プレゼントは置いていくんだな」
「まあ、うん。あのくらいならいつものことだし?」
「……さりげなく酷いな。それじゃあ何で帰ったんだ」
「……いや、なんか死闘の予感がしたんで」
「ちょっ」
「クリスマスの夜に最大トーナメントとか流石にちょっと……」
「その前に私の知ってるヴァチカンと違うんだが……」

575 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2012/01/01(日) 00:50:22
―――さて、と。
あけましておめでとう。今年もよろしくね。
……去年はあんまり動かなかったからなー。
今年は少しアクティブに行きたいね、うん。

さって、初詣は何処にしようかな。
三箇所もあるから迷う迷う。……いっそ全部回るかな。暇だし。


576 名前:名無し客:2012/01/01(日) 14:25:09
あけおめことよろにゃ。

妹紅と宇宙の大冒険したい。インフィニティ級の。

577 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2012/01/01(日) 17:41:36
ああ、そうだ。あっちにも挨拶してこないと。
……なんか寒気したけど気のせいかな。
スゴイヤバイ級の状況が構築されてるような。

>>576
おう、今年もよろしくね。

……で、宇宙か。またなんとも大層な冒険だな。
まあ、今や宇宙は最後の幻想とまで呼ばれてるくらいだし、悪くないかな。
天文に詳しいわけじゃないが、星や宇宙の営みみたいなのは嫌いじゃない。
頑張ればたぶん真空でも大丈夫だし私。

ただ、まあ、なんだ。
残念だけど、もし行くとしても、先約がある。
悪いね。

578 名前:名無し客:2012/01/02(月) 08:31:38
さすがにカーズのようにはならんか>宇宙

579 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2012/01/06(金) 21:45:34
>>578
まあね。そもそも身体の構造自体が違うし。
私は言うなればスタンドが実体化してるようなもんだからさ。
物理法則で縛られてるわけじゃないのが強み。
……まあ、まるっきり無視して生きていくのは無理だけど。





さて。

「……妹紅? どうしたその荷造り、って何で太刀拵えを弄っているんだ……?
普段は白木のまま枕元に置いてるだろうに」

いやさ。
さっきさ。メール着てさ。まさか幻想郷にまで届くとは思わなかったんだけど。
知り合いからすごくひどい愉快な写真が送られて来ててね。
こりゃちょっとまずいかなと。色々な意味で戦争になるかな、と。
そういうわけで総力戦の準備をしてるんだ。

「いやいやいやいや、お前のフル装備なら百鬼夜行も全滅させられるだろう!?
どんな自体が、っていうか、あの男は正月早々何をやらかしているんだ……?」

いやまあ、誤解だとは思うけど。思うけど―――まあ、一応、念のため。
あと私もお伊勢参り行きたいし。まだ挨拶行ってないし。

「何の話だ」

先を越されたくないかな、っていうちょっとしたライバル心。


580 名前:名無し客:2012/02/02(木) 20:36:32
東方二次創作って言っても追っかけてるのは結局有頂天界隈だけなんだよな、当方は。
しかもそのなかで妹紅が出てる奴といったらFF3.5のぐらいしか馴染みがないんだ(更にマイナー)

581 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2012/02/03(金) 01:50:32

まあ、全部網羅する必要は無いしね。というかもう人間じゃ無理なレベルだし。
構築されるアトモスフィアはビックサイト東館まるまる一つ使うくらいになっちゃったものねぇ。
オンリーイベントじゃほぼ最大手だもの。本気で頭おかしいわー(褒め言葉)

一応、そっちの方は稀に良く、いやしょっちゅう見てるから大体は分かるよ。
まあ有頂天ってのがニッチなジャンルだから通じる人は限られるだろうけど。
んー、でもそれだけってのも勿体無いな。
もし物足りないなら、小説やイラストであれば創想話とかpixivがある。
そっちも見てみるといいよ。


582 名前:名無し客:2012/02/09(木) 19:50:34
正直に言う。




最初読み方解んなくて「まいく」って読んでたことがある、ん、だっぜ…

583 名前:名無し客:2012/02/09(木) 19:58:02
それで合ってるよ

584 名前:名無し客:2012/02/10(金) 03:44:07
そーなのかー

585 名前:名無し客:2012/02/10(金) 15:38:16
レニー、マイク!手裏剣も付けるぜ!

586 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2012/02/11(土) 11:58:46
>>582
何その気さくなアメリカ人っぽい名前。

>>583
後で屋上。

>>587
違うよ。

>>585
……経験値返せ?


587 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2012/02/11(土) 12:09:40
というか、わざわざ! この時間に! 全力疾走して! 頼んでた本を取りにいってたら!
本日休業という看板がかかっていた! ゆ゛る゛さ゛ん゛!!! ザッケンナコラー! (ry


(大変見苦しいのでカットしております。しばらくお待ちください)


……で、あー、えーと。申し訳ありません、このような手抜きで。主に上のレス。何かこう、
一気に気が抜けて死にそうというか考えるのを止めそうに。
ちくしょう休日営業しない本屋とか今時ないのにどうしてこうなった……臨時とはいえど。


588 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2012/02/11(土) 12:36:14
「というか」
「?」
「私の名前、そんな読みにくい?」
「読みにくい。というか当て字を読めというのも」
「吾亦紅とか知ってれば読めなくない?」
「読めない。百歩譲って小野妹子の読み方を知ってたとしてもパッと出る奴は少ないだろう」
「……むむむ」

「というか、なんでそんな風に名乗ったんだ? ……あの頃は女性に固有の名をつけるような
風習はなかったとはいえ、適当につけたわけじゃないんだろう」
「まあね。……まあ、そうだね。血と、炎と、命と……戦うこと、だっけかな。とりあえずほとんど
感覚だけでつけてた気がする。まー今からあれこれいうと後付上等になっちゃうからあんまり
意味はないんだけどさ」
「……本当に後付?」
「……いや、やっぱ嘘。実を言うと、そうだな。ちょうどあれは私が妖怪と戦う手段を身に付けた
頃だったかな。陰陽道だの神仙術だの節操無く手ぇ出しては実戦でひたすら、当ても無く自分を
研いでは殺し、研いでは殺しとやってたときの話だ。
 ―――そうやって術を極めた末に、月に行くことが出来るんじゃないかって、考えたことがあって」
「月―――」
「そう。あいつがまんまと逃げおおせた―――と思ってたあの憎たらしい空の星。絶対に死なない
なら、どんな無茶な術でも、どんな無謀な方法でも、最後まで耐え抜けば月の上にまで行けるんじゃ
ないかと思い立ってね。どうせ潰しきれないくらい時間もあるし、うざったい妖怪どもを蹴散らして、
ひたすら試行錯誤しながら私は数百年を過ごしてた。その時に、こう、ふっと思いついた。ちょうど、
全身を傷だらけにして血を流しながら人でなしどもの血を浴びて、燃え盛る炎を握り締めて―――」
「……」
「―――や、忘れてたと思ったらけっこう鮮明に覚えてたよ。ちょうど満月の日に、そいつを睨んで
決意してたんだよ。『この身も全て紅に染めて、月をも焦がす』……今から思うと無謀だったけどね。
結局、どんだけ足掻いてもあそこには行けなかったわけだし……行っても意味は無かった」
「それが、由来か」
「たぶんね。あんまり人間と触れる機会なんて無かったから、ほとんど使わなかったけど、私の中で
私が刻み込んだ自分の名前。他の誰でもない、自分でつけた、私だけの名前。流されるまま隠れて
逃げて孤独に過ごした私が、ようやく自分から動き出すきっかけを身に付けた瞬間だったのさ」


「今となっちゃ、あんまりそぐわなくなったけどね。……あんちくしょうは知ってのとおりだし。むしろ
ムキになりすぎたら負けだとか思ってるし」
「……確かに、丸くなったな。前と比べたら。どちらも」
「良い意味で?」
「無論だ。……私としても、たとえ死なないと言えど、人が傷つく様は胸が痛む」
「そういや私が瀕死、いや死なないけど重傷負って家に戻ったらいきなり泣き出して殴られて手当て
を無理やりされたような記憶が……」
「……それは、まあ、なんだ。忘れてくれ。若気の至りというか」
「いや、嬉しかったよ」
「え?」
「嬉しかった。死ななくても痛いって、何も言わなくても分かってくれたことが。……後、痛いのは私
だけじゃなかったってことも分かったというか……まあ、そうだね。他人に気を遣うようになったのは
慧音と顔合わせてからだったなぁ、そういえば―――」

589 名前:名無し客:2012/02/11(土) 12:37:18
本屋って香霖堂?
あの店って年中無休ってわけじゃなかったのね

590 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2012/02/11(土) 12:48:20
>>589
いやあっちは骨董屋。
普通の本屋だよ。いきつけの。
漫画から学術書まで色々と取り寄せてくれるから助かってるのよね。
……どうやって外の世界から仕入れてるかは謎だけど。

591 名前:名無し客:2012/02/11(土) 20:11:03
こっちで見かけなくなりつつある「キレイな言葉で水の結晶が美しく!」
とかが幻想入りしてるんじゃないかとふと心配になった。

592 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2012/02/11(土) 20:34:47
「……あー。しても誰も見向きしないんじゃないかな」
「そうなったら信心欠かさぬのに鉄砲水や洪水、津波で死んだ人は何なんだという話だしな」
「そもそも人間と自然を同じ目線で見るのが間違いでしょ? 普通、ヒトが自然に敵うものかよ」
「言葉が通じるという時点でそれは人の思い上がりだろう。それに―――」

        `ヽ:::Y:::/::::::::::::::::::::';::ヽ//
         r─-'--=== 、..,,,_:|::::::i':/____
        _,,!_:::!]:::::::lコ:::::::::r-、`"'':::::::::::::::`ゝ
       /  `ヽ,.-、_;;:: -‐- 、::/〉:::::/::::::,'
      /'     /::::::::ヽ.  `ヽ.`ヽ/::::::,'
      i  ! /| ハ_;:::::::::::i   ',  ',  ',` ', ヽ
      i /::/ |/´_ ',:::::i::::ハヽ、!_ i  i  i ',
      i i:::ハ,r;ァ-!、ハ:::|/ ! ハ  |  |  | |
       i レ|:::| ! r} |/  'ァ='-!、ハ   |  i |
      ヽヘ|:::!"  ̄      !__,r!/ i,へ!  |´ | 「キレイな言葉でも」
         |从    ,       " /::::|  !  |
          |:::::|\  r-、    .//:::;'  ,'   |
       ノ|:::l:| .i`ヽ.,__ ,. イ |7:::::/ ./i  |
      /_,.|:::l:|,.ァイ´ヽ、  _ |>':::::/  / |  |
      /´  ';:::ヽ:;:ヘヽ、 `ハンi:::::i`ヽ/  !  |
    /     〉::::i::ン\>7 ハ ',|:::/i` 7`ヽ!  |
    〉ン、_   レ'Y:::ゝ-'/ / | 〉:::::Y    〉 |


::::::::::: :::: ::: :: ト,ー-、 : : :
:::::: :::: ::: :: : : !::| _ \       ト..、
:::: ::: :: : :   |::| |::|  ヽ.    /ヽ;::i
::: :: : :    /:/ ///ヽ_ ,ヘ   /く〉 |::|
:: : :     |::| ` `ー' 7´`く / _/:/
    ,.. '"´,L!=--─-、i:::::::/-<:ン
   /  /       `ー'   `' 、
  /   ,'    / /           、 ヽ.
 ,'    i   ,' ,! `iヽ、 ,!   ,    ',   ',
./    !   .| ハ_」__!/ !  /| __!  !  i
'  /  ',   |. 7'´!  ハ L_/ !__/|_,/   |
  /   .!\_」 ヘ '、_,り    7'iヽ!    /  「誰かを傷つけることが出来る」
. /   (,|  ,!""`        !リ ノ!\/
,'  ,   !  ハ         ' ` "|ハ
 /   |    '、     , -‐ァ    ,ハ ',
.'     !ヘ   | ,>、    ̄  ,. イ  ! !
>‐ -、 _,,. イ\|>‐-、_,r-<´/i\ |
     `ヽ:::!\    7 ハ、//   |  ヽ!
      ヽ|、 \ / i  `r、. /


593 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2012/02/11(土) 22:44:10
魅鬼って……。
クバンダのことだったら多分わたし表に出せないキャラになってるぞ(何)

まあさておき。
妖怪と正面からどつきあってた頃はそこまで厭世的じゃなかったかも。
世捨て人めいたことになってたのは後半数百年くらいだったし。

>書籍
ネットにも限界はあるのよね……。
図書目録なんかをクロールしてくれなかったりサイト消えたらサルベージできなかったり色々。
複数のツールを使い分ける能力が求められる場面ねー。
……そういや古本屋巡りしてないな、最近。たまには散歩ついでにいこうかなあ。

594 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2012/02/11(土) 23:43:44
>>579
「ともかくまあ落ち着け。刀で色気は殺せまい」
「……うん、正論だけど。じゃあどうするのさ」
「そうだな」



「まずコレを着てみるといい」
「着物? 別にいいけどナンデ?」
「すぐ分かる。後はそこの畳の上に寝そべって」
「うんうん。……注文の多い料理店じゃないよね?」
「私は人間なんて食べぬ。……あ、そうだ、携帯貸してくれ」
「いや、何に使うんだよ……まあ、別にいいけど。使い方は?」
「お前に散々自慢されたときに一通り聞いた。で、えーと、こうして、こうで」
「うん」
「これでよし。後は、そうだな表情を―――目線こっちで」
「うんうん……うん?」





595 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2012/02/11(土) 23:44:14
http://charaneta.sakura.ne.jp/ikkoku/img/1240408394/595.jpg (30KB)
(かしゃ、じー)

596 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2012/02/11(土) 23:45:47
「よし」
「おいィィィィィィィィィ!? 何やっちゃってんの慧音ェェェェェェェェ!?」
「これで勝つる」
「何に!? 勝ち負け以前に理由を言え!」
「これでオチない男はいない。歴史上」
「私の同意がないよ!?」
「というかこうでもしないと絶対やらないだろう、お前は」
「いやそれはそうだけど! そうだけど! これは酷いというか絶対黒歴史に残る!」
「ちなみにメッセージは『待ってます☆』にしておいた」
「私を精神的に殺す気かぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」


「……ああ、もう。どんな顔して会いに行けばいいんだこれ」
「いつもどおりでいいんじゃないか?」
「全ての元凶が他人事でいるんじゃあないッ!」
「ははは、いやいや。でもこれでパワーバランスは維持されるというわけだからね」


「そういえば」
「……なによ。今日はもうフテ寝するんだけど」
「最近、こうやって服を着せて遊ぶことも無くなったと思ってな」
「…………」
「昔はこう、もっとはすっぱだったろう。だから勿体無いと思ってあれこれとだな」
「……知ってる。ああいうのあんまり好きじゃなかったんだけどね。気が付いたら」
「なんだかんだ言ってああいうのも悪くないと思えてきた、と」
「まあ、一応」
「寂しいわけではないが、たまにはこういう茶番にも付き合って欲しいんだよ、私は」
「……はいはい。分かりましたよ、っと」



「でも慧音。それはそれとしてさっきのは絶対に許さないよ?」
「え」
「イヤーッ!」
「グワーッ!」

【決まり手:アラバマ落とし】

597 名前:名無し客:2012/02/12(日) 00:04:24
>>595
え。
これはいてないの?
え?

598 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2012/02/12(日) 00:25:43
(グキリ)

>>597 の首から嫌な音が!?」
「世の中には触れてはいけないものも……ある」
「いや明らかに目撃者を消してるだけのような気がするんだが」


599 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2012/02/12(日) 00:31:11
「というか」
「和装の下着とショーツは全くの別物だからね」
「そもそも、まあ、なんだ。和服にショーツだと不便なんだよ。和服用の下着なんてのも
あるにはあるんだが……そういうわけで後は察して欲しい。うん」
「そもそも湯文字は腰に巻くだけだからね。穿くものじゃないんだよ……」

600 名前:名無し客:2012/02/12(日) 09:19:56
絆創膏は下着派だと思っておこう

601 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2012/02/12(日) 09:41:52
アウト!
それはいくらなんでもアウトだから!
東方はエロゲじゃないよ!?

602 名前:名無し客:2012/02/12(日) 11:30:55
そうやって露骨に男を釣ろうとしていやらしい。
違うというなら慧音先生を嫁に下さい。

603 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2012/02/12(日) 14:09:29
「慧音は私のだ。この戯け」
「一瞬の躊躇も無く言い切った!? というかいつの間にそんなことに!」
「えー、だって何処の馬の骨とも知れぬ奴に慧音なんてくれてやれないし」
「……前の私みたいなことを言ってくれるな、おい……いや、構わないんだけど。
そもそも今の私は仕事が忙しくてな。旦那の面倒を見てやれるほど暇ではない」
「え、そうなの? その割にはけっこう私のところにも」
「それ込みで忙しいんだよ」
「ええー……」


「あといやらしいのは私じゃなくてあいつと慧音な」
「ちょ!?」


604 名前:名無し客:2012/02/12(日) 19:18:36
けーねは教え子や父兄と(規制音)してるから忙しいんだよね
薄い本にそう書いてあった

605 名前:名無し客:2012/02/13(月) 11:53:03
でもあの男もはいてないかな? とか絆創膏かな?とか気にしているに違いないよ

606 名前:名無し客:2012/02/15(水) 02:36:42
あの男は身体に直接塗ったチョコが欲しいとほざいていたようですが……

607 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2012/02/17(金) 09:09:46
>>604
       _
      |O\
      |   \
    ∧|∧   \
    ( ⌒ヽヾ   \
    ∪  |      \,-へ,  , ヘ
    ヾ∪∪       ,ヽ_,_i=/__,」
    ビクンッ       ,'   `ー' ヽ   
               i <〈」iノハル.!〉
               i L>゚ −゚ノi、
              i>i i iニ`Tσ"o<ピンッ
             i>iノ!>と,、'),、)|


【ヤツらが仕事をする音】

「―――死の翼、触れるべし」
「混ざりすぎだッ! というか反論する前に抹殺!?」
「いや、だって、だってさ……薄い本展開って大半バッドエンドだし?
「メタいよ!? というか全年齢でこういう話は出来ないし!」
「ならばなおさらこう、処刑を
「頼むから止めてくれ……次は私が斬って捨てるから
「自分でやるの!?」


608 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2012/02/17(金) 09:16:11
AA作るのに数日かかったのは秘密。
職人さんマジ尊敬。

>>605
気にしてるというか気にしてないときがないというか……。

「思考回路の九割……いや今は割と緩和されて七割くらいか? お前のことで
埋まってるらしいしな。ところでメール攻勢は相変わらず?」

仕事が忙しいときはさすがに減るけどね。
あっちもあっちでしょっちゅう暇じゃないわけだし。
……しかしはいてないと絆創膏の二択ってイヤ過ぎるなぁちょっと……。
せめて褌か湯文字くらいは欲しい。

【何の話だ】


>>606

『お前を天狗の国に連れていく』ってメール送るわー。
スーツ姿の天狗お面男の写真といっしょに。

【なにそれこわい】

というかチョコ塗るって火傷しかねないじゃない……私は火傷しないけど。
それだったら等身大フィギュアチョコとか削りだしで作ったほうがまだ……。
いや駄目か。

とりあえず私は普通がいいの普通がー。変態的な思考とか要らぬ。



609 名前:名無し客:2012/02/17(金) 20:39:50
チョコレートクリームなら火傷の心配はいらないんじゃないか
とか考えたのは、既にいろいろ毒されているからだろうか。

610 名前:名無し客:2012/02/18(土) 19:26:52
幻想郷だと、どこでチョコを手に入れるの?
カカオから手作り?

611 名前:名無し客:2012/02/19(日) 01:23:27
神父から変態性癖を抜いたら何が残るというのか

612 名前:名無し客:2012/02/20(月) 10:42:13
子供は何人くらい欲しいですか?

613 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2012/02/26(日) 00:43:56
……人形遣いに何があったんだ。
番狂わせって話じゃないぞこれ。予想外すぎる。

私? まあ順当じゃないかなー。
思った以上に下げ幅少なかったけど。


>>609
なるほど、その手が―――あってたまるか。
こう、一応監督責任としてブレーキはかけとかないとだし……。
特に最近はタガ緩んでるみたいだからちょっと締め直さないと。

【何をする気だ】


>>610
ん? ああ、そういえばこっちじゃ普通は手に入らないもんなあ。
でも普通に市場に流れてるし、誰かが輸入してるんじゃない?
海苔と同じで。流石にカカオから持ってくるケースは知らないけど。

……そういや、こっちでもまだ外の世界に依存してる部分は多いのよね。
電気を自分で賄えるようになっても、地域限定の物資はちょっと辛いな。胡椒とか。
特に嗜好品とか香辛料の類はこっちじゃなかなか採れないしなぁ。


>>611
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

いや、残ると思うよ? 何かが。

【何が!?】


>>612

えっ。
……そ、そういう直球な話はノーサンキューというかノーコメントで。
というか何故聞いた!? よりによって私に! というか私かよ!




……あー、んー。まあ、真面目に答えると。
そもそも考えたこと無かったし……いや、子どもは好きだけど。うん。
流石に無責任に数字を出したくはないわね。
ほら。授かるのなら、巣立つその時まで責任を持つのが親じゃない?
私は……まあ、色々あったけど。だからこそしっかり考えないと。



614 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2012/02/26(日) 01:54:10
順位傾向見ると乱高下してる子と安定してる子がくっきり見えて面白いな。
……たぶん私はこの辺で安定かしら。

あと船長さんと傘娘は生きろ。
そなたは美しい。

615 名前:名無し客:2012/02/26(日) 05:42:32
嫌いなキャラなど一人もいない、寧ろ叶うのならぶっちゃけ全員に投票したい勢いだった

…のだがこれをやるとそもそも結果的に誰にも投票していないことになる皮肉。
「誰にでも優しいのは誰にも優しくないのと同じ」とか誰が巧いことを言いだしたのか。

616 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2012/02/26(日) 21:49:47
ああ、うん。
変態係数って囲んで棒で叩けば下がるんだっけ?
だったら即ミハルちゃんかセシルたちに連絡入れるけど。


>>615
逆に考えるんだ。
『誰か』じゃない、『その誰かが暮らす幻想郷』そのものが愛しいんだって。

少なくとも私はそうだな。
順位とかナノカーボンファイバーより薄い隔たりにしかならない。
どんな経緯があろうとも、最後は嫌いになれないんだよね。



617 名前:名無し客:2012/02/26(日) 22:37:00
遠まわしに輝夜ラブラブちゅっちゅってことか

618 名前:名無し客:2012/02/26(日) 23:01:15
嫌いになる事ができる程の露出量が無いのもそれなりに居るしなー。

619 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2012/02/27(月) 22:56:04
ちなみに儚月はもう許した。

>>617
いや、流石にそれはちょっと……。
……でもまあ、欠けちゃいけない要素にはなっちゃってるね。
良くも悪くも。いないと駄目な奴の一人になってるよ。
気に食わないけど。


>>618
名前も立ち絵もスペカもない子が結構な位置にいる時点で何を今更。
……まあ、合う合わないはあるけど、それでまるっと嫌いになる理由もないのよ。



620 名前:名無し客:2012/02/27(月) 23:37:35
不断の炎、そして不死の煙、故に不滅の灰。
つまり、枯れ木を蘇らせた花咲かじいさんが使った灰は蓬莱人の灰だったんだよ!

621 名前:名無し客:2012/02/28(火) 00:04:56
輝夜さんはいい人なんだよ
目的も無いまま生き続けるのは辛いだろう? 助けてやるよ…みたいな感じで

622 名前:名無し客:2012/03/02(金) 10:06:34
>というか何故聞いた!? よりによって私に! というか私かよ!

具体的な数を聞いておけば、先方も予定が立てやすいかと思い

623 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2012/03/02(金) 21:14:31
そういやひな祭りか。雛人形、作ってもらおうかしら。

>>620

私は桜の木じゃねえよ!? 論理の飛躍とかそういうレベルじゃない!

……てーか、私が復活する時は灰も残らないんだけどなぁ。
燃え尽きるってーか消滅? に近い感じ。文字通り、跡形も無く。
ただ血痕とかは普通に残ったりするし服も破れたまんまだったりすることも
あるから、その辺の基準がどうなってるかは自分でも謎ねー。ガッツかしら?
気力ない時は服とかまで再生しきれないとかそんな感じで。


>>621

……いい奴だったらそもそも私が今ここにいることもないんだけどな……。

あと竹取物語も無かった。富士山の名前も別のに変わってたかも知れない。
善悪に基準だのなんだのは無いに等しい、ってか個人の感覚でしかないけれど、
私から見てあいつが善人だって事は絶対にあり得ない。

私も、善人といえる身上じゃないけどね。
さすがにそいつを自称するほど恥知らずじゃないよ。


>>622

何の予定!? というか数って解釈次第じゃいやらし過ぎるだろ!
その前にまだ色々と問題が山積みなような気もするし!


624 名前:名無し客:2012/03/02(金) 22:22:26
今を絵本にしても妹紅はチンピラみたいになるだろうな

625 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2012/03/02(金) 22:47:39
>>624
サラッと失礼なこといいやがってこの野郎……。
これでもここ最近は気を遣ってるんだから。
勝手に断定しないでちょうだい。


626 名前:名無し客:2012/03/03(土) 00:46:55
宗派は仏教だっけ?
カトリックの手伝いとか妹と遊んだりはしない?

627 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2012/03/03(土) 00:52:58

ん? いや、私のお父様はともかく、私はいちおー無宗教だよ。
別に無神論者ってわけじゃないけど。敬して之を遠ざける、って奴かな。

まあそういうわけで細かい事は気にしてないな、その辺は。
……妹さんと遊んだ記憶が少ないってのがちょっとアレだけどね。
……こっそりさそってどっか遊び行くかなぁ。あいつにゃ悪いけど。




628 名前:名無し客:2012/03/03(土) 09:37:04
女の子だけでひな祭りパーティーでもやればいいんじゃないかな!

629 名前:名無し客:2012/03/05(月) 22:07:15
人生やり直したいと思うことはある?

630 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2012/03/12(月) 22:30:20
>>628

もう時期は過ぎちゃったがそれも悪くないな。
花見でも美術館巡りでも何でもやってみるのも面白そう。
単にパジャマパーティーみたいなのやっても楽しそうだね。
男が居なくても話に花が咲くのは女の子の特権。

……まあ、割り込んでこられたらネジっちゃうと思うけど。
誰かとは言わないけど。どこをネジるとかも言わないけど。


>>629

一応、何度か。
でも結局、やり直すって事は今の自分を全部捨てることだからね。
生まれ変わった後の私は私じゃないよ。どうあがいてもそうなる。
やり直したいと思っても、そのこと自体を忘れてちゃ無意味だ。

それなら、普通に生きて普通に死ぬのが一番いい。
やり直しが利かないからこそ、私たちは今こうして生きて、何かを成すんだから。
いつかは私にも終わりは来る。それがどんな区切りになるかは分らないけど。
やり直せないから、今の時間が大切だから、私は今もここにいる。
まあ、そういうことだよ。



631 名前:名無し客:2012/03/12(月) 23:46:12
男の価値は…
1 外見
2 中身
どちら派?

632 名前:名無し客:2012/03/13(火) 19:50:00
生物学的には男でも心が乙女なので問題ないです

633 名前:名無し客:2012/03/19(月) 01:31:12
…そういえば、相手方からホワイトデーのお返しは貰いましたので?

634 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2012/03/31(土) 02:45:51
うむ。式神が逝った。
……いやあ、はっはっは。サルベージも出来ないとかマジで痛いね。
ちょうど新しいのにしようと思ってたから困らなかったけど……痛いわー。

【凹】

>>631
両方あって損は無い。
でも一緒に居て楽しい人が最上かな。やっぱり。
男と女はその二つじゃ計れないくらい複雑なのよ。


>>632
それは男の娘とかCJDとかいうんじゃないのか……。
いやまあ可愛い子も嫌いじゃないけど。


>>633
もらったよー。
何をもらったかはまあ、いつかそのうちー。



635 名前:名無し客:2012/04/03(火) 19:30:27
炎使いって攻撃する時はやっぱり汚物は消毒とか叫ぶんですか?

636 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2012/04/09(月) 10:56:49
とりあえず記憶からサルベージすることでブックマークとかの問題は解決した。
やっぱり最後は人力が一番強いな。うん。

>>635
いやいやいやいや。シチュエーション限定され過ぎじゃんそれ!?
しかも明らかに逆に消毒されちゃうだろうし。世紀末救世主あたりに。

……んー、こっちじゃ私以外に炎使ってる奴なんて廃仏原理主義者とか火車の猫娘とか、
後は図書館の魔女(正しくは陰陽五行だけど)そのくらいかな。……地獄鴉? ありゃ炎
とかそういうレベルじゃなくて熱エネルギーそのものじゃないかしら。比べられねぇ。

で、叫ぶかどうか―――んー、普段は叫ばないな。叫ぶ必要もないし。気合くらいは入れる
こともあるけど、なんか詠唱したり「テッドファイヤーッ! がががッ!」とか言ったりはしない。
むしろ印を結ぶ方がいちいち喋るより楽かな、私はー。息切れしないし。



637 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2012/04/09(月) 10:57:56
あ、でもバリバリの本気モードの時は割りと叫んでるかも知れない。
気合の入り方が違うから。そっちの方が普段より威力出るはずだし。

638 名前:名無し客:2012/04/10(火) 15:45:57
>私以外に炎使ってる奴

あやまれ!キスメにあやまれ!

639 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2012/04/12(木) 15:01:30
あ、っと。そういえば。

>文花帖・DS
そろそろチャレンジしても大丈夫じゃね? と思ってみたり。
システムに慣れれば途中までは何とかなるはず。
……私はまだコンプできてないけどな!

あと萃夢想と緋想天/非想天則は……んーむ。格ゲーっぽいアクションだと考えた方がイイかも。
特にストーリーモードは格ゲーイメージしてるとすごい苦行になる。本気でツラい。
だからそういう意味じゃあんまりオススメしないけど、覚悟があるなら挑むのもアリ。

>>638

うおう、釣瓶落とし幼女を素で忘れていた。
……弾幕として炎を使ってる連中は結構いるから厳密にカウントするとキリ無いのよね。
あのメイド長すら火炎弾撃ってくるしな。メインはナイフだけど。



640 名前:名無し客:2012/04/13(金) 22:59:01
木刀とか鉄パイプで戦うのも似合いそう

641 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2012/04/14(土) 00:46:22
>>640

まあ、そこら辺のものを活用して戦うのも兵法の基本だし否定はしない。
幻想郷に鉄パイプが落ちてるかどうかは分からないけれど。
……でも蛍光灯が落ちてるくらいだしあっても不思議じゃないかもね。
「電気あるんじゃない?」の神主発言もされて久しいし。

木刀はまあ、運動がてら振り回してることは多いかなー。
自分で良さげな枝を探して削りだすのも乙なものよ。



642 名前:名無し客:2012/04/14(土) 14:12:53
布都の白髪アホの子コンビ結成はまだですか

643 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2012/04/24(火) 18:26:41
一通り復旧終了、かな。
リハビリかねてちまちま動こう。

あとテレビつけたらいきなりSANチェック要求されたんだけどどういうことなの。
わたし死ぬの? 死なないけど。


>>642
待て。私はアホの子じゃねぇよ。
当人には会ったことないからノーコメントだが失礼過ぎるッ……!
つか、物部布都って本人なら狡猾無比の人間なはずだけどどういうことなの……。

てかあれ、何気に私が生まれる前の人物じゃん……いつの間にか年下になっていた。
なにをいってるかわからねーと思うが(ry


よし、落ち着こうか。新しく買ったドリムシのアルバムでザゼン状態になろう。
……まー、理由はどうあれ、コンビ組むことはないだろうなー。
向こうは向こうで纏まってるのが自然だろうし。というかバラで動くとえらいことになりそう。

それに私はもう、隣に置く人は決まってるからね。
これ以上は望まないさ。



644 名前:名無し客:2012/04/24(火) 18:40:57
いわゆるSAN値(実際には「正気度」という)が減っても死ぬことはありません
狂気に陥るだけです

妹紅さんの不死性が精神にも及ぶなら問題ないですね

645 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2012/04/24(火) 19:18:55
うん、知ってる。
死ぬってのはほら、窓に! 窓に! とかそういう意味で。デスノボリ。

……しかし狂気か。私はもう人生自体が狂いまくって裏返って一週回って普通になったような
ものだからなぁ。正気度が∞とかそういうことになってても不思議じゃないわね。たぶん。
そもそもバケモノだの邪神だのは正直、見過ぎた。
だから実際にそういう場面に遭遇してもパニックはしないでしょうね。良くも悪くも。



646 名前:名無し客:2012/04/24(火) 20:36:31
実は輝夜が妹紅の母親とかそんな展開はないのかえ

647 名前:名無し客:2012/04/25(水) 09:00:29
自分の身の回りの人物にタグをつけて
簡単に紹介してみてください


648 名前:名無し客:2012/04/26(木) 12:06:13
輝夜は私の母になってくれるかも知れなかった女性だ!ですね、わかります

649 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2012/05/06(日) 09:20:24
良く分かる求聞口授あらすじ:
・ディスり愛
・赤巫女はやっぱり世紀末
・なんだかんだで仲良さげな三大宗教家
・あっきゅんパンクロック好き疑惑
・そして相変わらず当てにならない縁起の項目
・命蓮寺の住人は意外とフリーダムだった

・私の出番はなかった。


まあ、ですよねー、って感じ。
一言でも触れてくれてると嬉しかったけどまあそこはそれ。


>>646 >>648
……いや、それは無いわー。
仮にそうだったとしてもアレが親とか間違いなく性格が歪む。
冗談でもお断りする。

どうあっても過去は変えられん。
私とアイツは不倶戴天の敵なんだよ。



650 名前:名無し客:2012/05/06(日) 21:11:40
不老不死になってから数多の想像を絶する苦しみを背負うことになったようですが、
それでも今のこういう生き方もありかも知れないと思えたことは?

651 名前:名無し客:2012/05/07(月) 18:58:54
もこたんのSAN値がさがるとどうなるかって?
そりゃ1000年後の幻想郷で無限で螺旋なうわなにをするやめくぁwせdrftgyふじこ

652 名前:名無し客:2012/05/07(月) 19:31:33
パパンが上手く行ってたら行ってたで輝夜に虐待される妹紅みたいな絵が見れたんだろうか

653 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2012/05/19(土) 11:07:03
鳥船遺跡ゲットーっ!
6年待ったぞこんちくしょー!

感想は後で。


>>650
……まあ、最近の例を挙げるなら、というか今がそうなんだけど。
それ以前は思考の外に置くこと、要は深く考えないことで凌いでた。考える余裕もなかったとも言う。
ただ妖怪退治にのめり込んだり各地をほっつき回ることで昇華してた部分があるのは否定できない。

血の気が多い連中が居なくなった戦国以後じゃそれも出来なくなったから、仙人紛いの生活で隠遁
してたんだけどね。あのまま幻想郷に辿り着けなかったら、私は今でもどっかの霊峰幽谷に超然と
して生きてたんじゃないかなぁ。たぶんね。


>>651

シャイニングトラペゾヘドロン振り回せと申したか。
そういうヒロイックなのはそういうのが得意な人に任せた。


>>652
それは私が包丁で輝夜を刺すフラグだ。


……まあ、それを仮定するのは前提として全く不可能ってのがあるんだけどさ。現状からして。
それに目をつぶって考えるなら、まあ忌み子らしく隠れたまま一生を過ごしてたんじゃあないかな。
仮に難題突破して目的を達してたとして、私を表舞台に出す必要なんて無かったんだもの。
それはそれで、あいつも私もお互いの存在を知らないまま終わるんじゃないかと思うよ。



654 名前:名無し客:2012/05/20(日) 12:19:47
あーあーもこーのせいでHDDとんだわー
渋だけで34,000余件とか^^;

655 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2012/05/21(月) 15:29:14
拝聴終了。
……ああ、そうだよこれこれ。このサウンドを待ってたんだよ私は……長かった。
幻惑するダークなノスタルジィ。
ストーリーテリングに則った楽曲構成。
そしてライナーノーツの皮肉が効いた未来宇宙の物語。

全体の曲調は星蓮船と神霊廟の流れを汲んだ、というかその辺りのアレンジVer.が多めな感じだけど、
普段は使わないギターサウンドとオリジナル曲の旧音楽作品を思わせる懐かしいフレーズが織り混じる
のがすごくイイ。全体を通して聴くと1曲目と最終曲の対比がたまらないね。泣ける。
アレンジVer.の部分を差し引いてもコレは損無しだね。


>>654

バックアップとってない方が悪い。

会者定離、諸行無常、完璧な永遠や不変っていうのはこの世には無いのよ。
だからHDDの寿命は有限だしいつか必ず壊れる。……メメント・モリって奴ねー。
次は気をつけなさい。

まあそれはさておき。
いつの間にそんな言ってたんだpixiv。前に調べたときは18,000件くらいだったのに。



656 名前:名無し客:2012/05/25(金) 03:51:55
そこでこの不死の霊薬をHDDにかけるとあら不思議!
中を見ないで一緒に火葬してくれと遺言しておいたHDDも、火葬場の灰の中から不死鳥のごとく蘇る!

657 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2012/06/03(日) 12:31:10
マルドゥックがハリウッドで映画化とか。
どういうことなの……。

>>656
ダメだろそれ。

せめてプライバシー守ろうよ。というか人間にしか効かないんだぞアレ。
気軽に飲むものじゃないが勿体無いことはすんな。

658 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2012/06/16(土) 22:06:07
……むう、水面下で色々やってるけど暇だ。
全体的に静かだし、私も顔出して何かやってみた方がいいのかなぁ。
小人閑居して不全を成すっつーし、じっとし過ぎるのも良くない。

659 名前:名無し客:2012/06/20(水) 09:45:26
「妹紅」で部分一致検索すると34,000件出る。

660 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2012/06/24(日) 19:06:43
ああ、うん。超えてる。
……超えてるね。うん。





なにそれこわい。
私、まだ再出演できてないのにどういうことなの……。
いや、まあ。嬉しいのは嬉しいんだけどね。ちょっと戸惑う。


661 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2012/06/24(日) 19:10:31

鳥船遺跡がツボ過ぎてヘビーローテなう。
年月補正を鑑みてもここまでハマるラインナップはそうそう無いわー……。
アレンジもいいけどやっぱり原点は幻樂団よね。
この暗黒に満ちる神秘めいた雰囲気はあの人にしか出せないと思う。
実を言うとゲーム内の曲よりCDオリジナルの方が好きな曲が多かったり。



662 名前:名無し客:2012/06/24(日) 22:22:57
関連媒体を公式のものだけに絞ってもトータル\30,000とか軽く消し飛ぶよね…
しかも買ったソフトの大半中々手付かずとかザラorz
二次創作系ソフトとかおちおち手出しできない自信がある。

663 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2012/06/30(土) 19:06:39
>>662
参加した即売会ほぼ全ての同人作を揃える怪物みたいな人も居るけどね。
レポの写真でタウンページの五倍くらいあるブックタワー見たときは絶句した。

私は……公式関連の著作は全部。後はお気に入りをちょろちょろと。
……あ、でも未知の花 魅知の旅は手に入れられなかったなぁ。出かけられなくて。
いつか再収録されることを祈る。まだアルバムに収録されてない曲もいっぱいあるし。

664 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2012/06/30(土) 19:24:14
>おうさま

……あー、まあ、うん。苦労はあったけどね。つい最近までもてあましてたし。
死なないってだけじゃどうにもならん事も多いよ。人間は自分で思うより不便だ。
不老不死を活かすなら相応の対価と条件が要るし、それが無けりゃ苦しいだけ。
誰もが一度は夢見る

でもまあ、そこの王様くらいの強靭メンタリティなら余裕じゃないかと思ってみたり。
原作でも汚染された聖杯の中身浴びて悠々と戻ってくるような超英雄なわけだし。
不死になったらそのまんま世界統一して制覇勝利とか征服勝利しちゃうような気が。


665 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2012/06/30(土) 19:25:13
うぇーい、間違って送信した。
誰もが一度は夢見るけど、なった後の事について考えが及ぶ人は殆どいないのよね。

666 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2012/07/10(火) 00:30:19
>音楽CD
まあ、サントラって言うよりはセルフアレンジ込みのコンセプトアルバムみたいなもんだからね。
大まかに見てだいたい半分くらいはオリジナルになってるよ。ライナーノーツの物語に合わせた。
それにあの人は元々ゲーム音楽作りたかったって言ってたから、ある意味で本業なのかも。

ちなみに東方project本編以外で作曲してる曲は多岐に渡る。未だにアルバム入ってないのも多い上に、
漫画や小説の単行本に付属した取り下ろしCDもあるから、うん。―――相当逃してるんじゃないかな(何
だからCDのみ収録っていう音楽は本当に多すぎて私でも把握し切れてるか自信が無いのよね。


幺樂団の歴史については……ベストアルバムみたいなのではあるけどちょっと風変わりかな。
何しろ旧作……PC-98時代の作品に使われた楽曲(FM音源)をそのまま、まるっと収録した奴だから。
ベストアルバムっていうか、ゲーム自体のOSTになるわね。

667 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2012/07/10(火) 00:48:31
あと、幻想郷にメタルが普及するのはまだもうちょっとかかると思う。
そもそもレコードプレイヤーとかCDプレイヤーとかまだほとんど無いだろうし。
……一応、稗田のところにはレコードプレイヤーあったから、まあ聴く事は不可能じゃ
無いと思うけど。


そしてフィギュアについては、まあ、うん。作りこみがハンパないからね。
値は張るけど、クオリティに関しては他と比べてもかなり高いと思う。
私の奴とかロングヘアの造形難しいだろうに、よくやるわね、ホントに。
凝った奴だとLED仕込んで光らせたりもしてたっけな、そういえば。



668 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2012/07/10(火) 08:26:21
出ればいいけど、全ては神主の気まぐれ次第になっちゃうからねぇ……。
まあ、現在入手不能な書籍もあるわけだし、いずれは再録するかもだけど。
ちなみにCDに入ってるゲーム内曲はほぼ全部アレンジ入ってるから聴き比べ
してみるのも面白いよ、なんて言ってみたり。

オケヒなんか使ってるとどうしても似通っちゃうのが難点よね、その辺。
容量という制約から解き離れたが故の弊害か。あるいはポピュラータイプ志向
となるとどうしてもそうなってしまうとでも言うべきか。
コンセプトがはっきりしてればそうでもないんだけど、有名どころの大作ともなると
どうしてもライトな方面に傾きやすい……っても、ライト方面への偏重は過去の失敗
もあって今はそんなでもない気がするけど。


基本的にあの手のフィギュアの相場は高いよ。完成品だし、数もそんな出ないしね。
むしろガンプラとかそういうのは例外って感じ。戦いは数だよ的な意味で。



>再生機器
河童の出番だな。……何か余計な機能が付きそうだけど。
ディスクをカッターよろしく討ち出して使用者を切断するとか。
所有者に反逆するとは見上げたパンク精神である。




669 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2012/07/10(火) 20:48:42
ああいや、ライト方面ってのはゲームの内容を包括して、って意味。
音楽とかのレベルが下がってるわけじゃないけど、昔、ライトユーザー取り込もうとしてコケたからさ。
業界丸ごと。今のゲーム会社合併&消滅祭りの元凶の元凶とも言うべきかしら……。
一応、FFクラスの大作ならそういう感じのサウンドでも支持は得られてるけど、それ以外だとBGMの
再細分化が進んでると思うのよね。今はメーカー毎に本気で多様性が強いから面白いというかなんというか。
特にライト傾倒以前から活動してる人がまた盛り上がってきてて個人的には嬉しかったり。

うん、イトケンさんはガチ。
……しかし実はコレでバトル系の曲が大の苦手だったりするから不思議なものよね。
この辺の逸話かなり面白いから調べてみるといいかも。
何気に「X」参考にしたとか言ってる曲あるし。


過去のゲームからならZUNTATAが一番影響受けてるはずだね。姫神、陰陽座も挙げてるけど。
古風なスタイルで新鮮なフレーズを作ってくセンスはタイトー黄金時代をリアルタイムで経験して
ないとそうそう出来ないと思うよ。
デザイアドライブは私も好きだねー。イントロのあの感じは割と新しい曲風だけどかなりマッチしてる。
……しかし私が音楽CDで一番好きなのはだいたい最初と最後に来る曲なんだけどね(何)。


ん、いやまあ、邪魔にならないBGMってのもアリだとは思うよ。聞こえてるの忘れる程度に埋没する
っていうのも難しいし、BGMがゲーム以上に目立ちすぎてもバランスが悪くなっちゃうしね。……それ
逆手にとってブッ飛んだBGM作る確信犯なコンポーザさんも結構いるんだけどさ。
そういう意味じゃまあ、CoDは上手くゲームに溶け込んでるとも言えるんじゃないかな。ゲームの展開
に合わせてバックステージを支える、みたいな。それこそ映画的な立ち回りで。
……いや、私はほとんど覚えてなかったんだけどね。撃ちまくるのに必死で(汗
ただ、普段聴く分であれば、他のジャンルでも充分てことは有り得るかもね。私があんまりアレンジ系
聴かないのと同じように。原曲だけで満足っていうか。

そだねー。元々ゲーム向きのジャンルってあるから。テクノやトランスなんかその代表かしら?
基本的にループできる曲がゲームの性質にぴったり合うからってのもあると思う。この辺は。
例を出すと平沢進さんもけっこうゲーム曲とか作ってたりするし。
スクウェアもPS時代かなりはっちゃけてたから、普段聴いてて違和感無いレベルの曲は多かったよ。
個人的にはアインハンダーをオススメ。



670 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2012/07/12(木) 15:49:27
まあ、うん、FFはね……まあ、実績はそれなりに上げてるからハズレってわけじゃないけど。
私はマイナーな路線に進んでるから食指が伸びないっていうところかなぁ。マニアックともいう。
新作予約するより古いゲーム探し歩く方が好きだし。
今は「プレイする楽しさ」をユーザーと一緒に試行錯誤してる時代だからね。意外なゲームがヒット
することもあれば、過去のゲームが見直されたり、詰め込み過ぎて逆にプレイが苦痛になったりとか
色々と興味深い事例が出てきてるし、これからのゲームを考える上で大事なフェイズに入ってるのも
転換点の一つとして(任天堂が先駆けて示してるけど)来ているんじゃないかな、と思う。
個人的にはシンプルなゲームが再評価されつつあるのが嬉しかったり。


そだね。主題歌よろしくゲーム内にそういうインパクト重視の曲を多用してるゲームもあるけど、やっぱり
一番馴染むのは旧来のスタイルで作られたサウンドなんじゃないかな。……それで歌詞もゲームの骨格
に食い込ませて面白い曲にデザインしてる人も居るけれど。アルトネリコとか。
ただ、うん。STGはCAVEシューみたく根っこからブッ飛んでるのを除けばメタル、テクノ、トランス
とかプログレとか、DTMらしい構成だけどメロディアスな要素も含まれてる、ループやノンストップで進行
出来るサウンドが一番合うんじゃないかな、と思ってたり。

平沢さんはアレだ。ベルセルクのゲームで主題歌担当してる。カッコいいよ。

アレンジやフィーチャーとしてみるならインベーダーからナイトストライカー、ダライアスやレイシリーズみたい
なのとか、STG全盛期のサウンドに特に影響受けてると思う。ところどころ、わざとそっくりにしたフレーズを
混ぜ込んだりしてるしね。要するにZUNTATA。
>最初と最後に〜
以前、文花帖内のコラムで「幻想から戻って来れなくなるから最後の曲は敢えてそういう成分の弱い、現実
に近い雰囲気にしてる」って曲にコメントしてたから、そういった部分は確実に意識してるね。
1〜2曲目はイントロから徐々に盛り上がってノリが良くなるのも全体で共通してる……てかこの辺の見立て
とかストーリーとのリンクとかゲーム収録曲をアレンジする方向性とか語るとマジで止まらないわね……。


>ビビビビビ

大量にCDの弾幕を吐き出す面妖なラジカセが視えた。水木しげる的シュールさがすげぇ。


671 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2012/07/13(金) 05:32:01

「…………」
「どうした、妙な顔をして」
「なんか凄くダメな方向の二つ名をつけられた気がする。イタリア半島の方角から」
「風のウワサというレベルじゃないくらい精密に特定していないかそれは……」
「いや、まあ。うん。そろそろあっちにも顔出した方がいいかも知れないわね……」

「しかし二つ名か」
「気がついたらいっぱい出来てるよね。実際に使われてるかはともかく」
「『紅の自警隊』とか『焼死しない人間』とかだな。……『蓬莱の人の形』はともかく、
後の二つは付けた相手がはっきりしてるが」
「稗田のお嬢さんと……あの新聞記者だっけ。まあ、解りやすいわね。蓬莱は……
だれだっけな。輝夜か? よく覚えてないや。気がついたらなんか定着してたし」
「まあ、普段は口語で使うことなんて皆無だけどな。資料に併記するくらいか?」
「そういうもんじゃないの? 大体、後世で歴史家なんかがつけてるのがほとんど
だろうしね。普通は」

「……まあ、普通じゃない場合はどう扱うべきか悩むんだけどね。いきなりなんか古代呪
文詠唱みたいな呼ばれ方したら困惑するか物理で殴るかの二択だし」
「いや、殴るって……ええ……? 何を直感すればそうなるんだ……?」
「だいたい下手人は特定出来てるから加減しなくていいよね」
「やめてください、しんでしまいます(相手が)」



672 名前:名無し客:2012/07/14(土) 12:31:04
東方についての知識が全く整理されていなかった頃、アリスの蓬莱人形を妹紅人形と思い込んでた時期ががが

673 名前:名無し客:2012/07/14(土) 14:53:44
相撲観戦が趣味だったり「お前も人形にしてやろうか!」と言っていたりするアリス

674 名前:名無し客:2012/07/17(火) 21:09:17
おまえも木人形にしてやろうか!
ん?まちがったかな…

675 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2012/07/23(月) 11:00:52
ぎゃー時間が作れてない! 作れ私!

>>672
それはスミソニアン並みのとっちらかりぶりだなぁおい……。まあ、関連付けられても
おかしくない文脈はしてるけどさ。……たぶん。
そもそも蓬莱人形のテキスト自体が色々とややこしいからね……初版と二版以降の
だとライナーノーツの文章がまるっきり違ってたり。微妙に私と関係があるような無い
ような示唆が混ざってたり。
その辺から色々考えるのも楽しかったりするけど……あんまりのめり込むとあの人の
テキトーさ(設定や伏線も全力で投げ捨てたりするアレ)に振り回されて死ぬのよね。
だからまあ、なんというか。ほどほどに。
……それ考えると新しい情報が出ないってのも幸福なのかね。なんか複雑だわ。

>>673
それは外の世界にいるデーモンさんだ。
実際アリスとは関係がない。

>>674
残悔積歩拳で爆発しろ。

676 名前:名無し客:2012/07/24(火) 02:08:03
たとえばUC0079付近が後付けのオーパーツまみれで闇鍋状態になってるのと似たようなもの?

677 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2012/07/26(木) 21:56:30
「ねえ慧音。崩れてない八ヶ岳と命蓮の飛倉、史跡としてはどっちがオススメ?」
「ん? 何の話だ。……ああ、写真か」
「うん。『神殿の谷』が見たかったから送って貰って、そのお返し」
「……あっちなら、こっちのどこでも充分な観光資産になりそうな気もするが。特に過去の姿とか写真か絵画で
残ってでもない限りまず見られないだろうし。まあどっちでもいいんじゃないか? 歴史的資料としてはどっちも
非常に貴重だし、彼女の趣味としてはどっちも合うとは思うよ」
「じゃあ欲張って両方にしちゃおうか。後でお寺に行ってこよう。……そうそう。そういえばクレアさんに言伝か。
『アソビニイクヨ』とかそんな感じでいいかしら」
「何故ホラー風味なんだ」
「いやまあ、色々? ……一応、現役で陰陽師とか道術とか扱ってる身としては勝手に名前つけられるとかPCに
バックドア仕込まれるのと同じようなものだし、って言ってもそんな簡単に穴を開けられるようなヤワな修行しちゃ
いないんだけどさ」

「―――そういえばお前の呪術のベースは神道というよりは道教寄りだったな。スタートが陰陽道だったわけだし」
「まあね。……っても、アレンジとか加え過ぎて原型ないけど。そもそも神道それ自体、体系立てて成立したのが
仏教伝来以後で、それまではアニミズムに近い原始信仰の一派って考えた方が解りやすいかもね。諏訪の辺り
のごちゃごちゃした土着神事情にも名残があるけど、あの辺の複数並び立つ神々をそれぞれの土地や豪族に
沿って一本化したのが今に至る神道の原型になるんじゃないかなぁ。大雑把な推測だけど」
「むしろそうした信仰形態自体が、大陸から渡って来て形作られたと考えてもいいかも知れないな。……当時の
大陸は半島の情勢も含めて群雄割拠していて、長い間に渡って戦乱から逃れた人々が渡来してきていたわけ
だから、文化的な影響が無い方がおかしいだろう」
「向こうで何か揉める度にやってらんねーってこっち逃げて来てるからね……渡来した時期によって人種や文化圏
まで違うんだったっけ?」
「そうだな。その辺りを詳しく語りだすと時間がいくらあっても足りないから割愛するが……語弊を恐れず端的に言えば
段階的に渡来した人たちによって現在の『日本人』のベースが形成されていった、ということになる。明確に確立される
のは史上で国風文化が登場してからになるとは思うが、分化自体は渡来氏族の登場から始まっていただろう」
「普通なら派手に揉めるところだけど何か普通に混ざっちゃったのが個人的には疑問よね。縄文時代の生活文化なんて
実際に見る方法は無いけど、狩猟採集から農耕に切り替えるに当たって、渡来した人がその技術を齎したから共生関係
が生まれたのかしら」
「……さて、それはどうだったかな。確かに筋は通るが、実は言語学的に見ると中国、朝鮮、日本においてはイネ、コメを
示す語彙には共通点がほぼ無いんだ。漢字の意味があちらとこちらで似通ってるから、あちらの言語を知らなくともある
程度推測が立つのは分かると思うが、当時の資料を見るにコメが共通の言語で登場するのは遅いんだ。少なくとも、古代
長江流域に稲作の発祥があり、それが日本に伝来したと考えるには少々不自然だと思わないか?」
「……え、何で? 確かにこの地域の言語はそれぞれ大きく影響しあってるけど、それでも例外くらいはあるんじゃないの?
漢字から分化して片仮名や平仮名が生まれて来てるんだし、独自表現の登場は不自然かしら」
「……そこで一つクエスチョンだ。ならば何故、渡来した人々は『イネ』を以って『イネ』として、長江流域と同じ表現を以って
日本に居た者たちに伝えなかったのだろう? だとしたら現在でも我々の用いる『稲』とは違う形で『イネ』を示す言葉が伝わり、
それがポピュラーになっているはずだが」
「……む。稲を示す言葉が日本独自ってのなら、じゃあ稲作は何処から来たのよ」
「自主的に稲作を受容して、そうした文化を作り上げた可能性もある、ということだな。各地域で灌漑を用いた農業が同時に
発生している以上、不自然ではないし……こちらなら『イネ』を差す言葉が他文化と独立していた事についても説明がつく。
……とはいえ、一般的な通説とは反する見方だが、私としては言葉で歴史を預かるものとしてこの考えを支持してみたい、と
いうところかな。もちろん間違ってる可能性もあるから、今後の研究の進展次第になるけれど」
「伝来した時点で栽培法が確立されてたから急速に広まった結果、各地域で同時発生的に栽培が始まった、って説も通せる
からねー、それも。……ま、最終的にはより確たる手がかりに頼るしかないのが考古学の面倒なところなんだけど」
「文化や習俗に踏み込めばそれは民俗学の領域になるからな。それこそ、口伝か史書、あるいは想像でしか捉えられない、
文字通り『幻想』の領域になるだろう―――」

「んー、それじゃあ、少し矛先を変えて。いわゆる縄文人と弥生人の交雑については説明付くの?」
「それはもう―――弥生人と呼ばれる系統が大陸の生活文化様式を継承しているなら、縄文人側に『受容する』という
価値観が既に形成されていた、としか言えないだろうな。流石に小競り合いはあっただろうが、自発的に共生関係に移行
して、自分の文化、価値観として再構築していくような意識が当時の人たちにあったのなら……ほら、今と繋がる。西洋
の人が首を傾げるような雑多で奔放な宗教・文化圏の誕生だ。……幻想郷もそうだろう?」
「繋げるにしてはちょっと導線が長すぎるような気がしないでもないけどね……まあ多様性を否定したら文化も行き詰る
か。そう考えてみると私たちの持つ文化意識が廃れてない、ってーか時代に合わせて柔軟に変化できたのはその土壌
が先史時代からあったから、と見ても面白いけど」
「そうだな。流石に私も生まれる以前の歴史については文献を当たるしかないから、これも憶測にしかならないが」


678 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2012/07/26(木) 22:00:26
>>676

サイコフレームが『人類には早すぎる』って言われて封印される程度には似てるかも。
……ってのは冗談で。ぶっちゃけ『最新の記述に準拠してる』って神主自身が発言してる
から大して複雑ってワケでもない。それを一本にしようとするとヤバいってだけで。

……まあ、あまり感心できる話じゃないけど。戦争ほど人類の技術進化を加速させる要素は
ないからね。存外、見た目はオーパーツでも中身は構成につながってたりとかそういう可能性
は充分にある、と思う。

あ、デザインには突っ込んじゃダメだからね。うん。
あれはどうしようもない。


679 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2012/07/27(金) 20:49:54
『夏』もッ!!
『夏』も『秘封倶楽部』かッ!!
こりゃ竹林に篭ってる場合じゃ(ry


……ホント、いつも予想の斜め上を食らわされるわね、あの人には。
とりあえずマストバイ決定だし久しぶりの巡礼も視野に入れようかしら。

680 名前:名無し客:2012/07/31(火) 20:52:05
公式も二次も関係なく…
無闇にボリュームのある妹紅など認められたものではない(カッッ!

681 名前:名無し客:2012/07/31(火) 20:55:51
ぼいーんですか。

682 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2012/08/01(水) 22:54:34
久々に長文( >>677 )書いたらひどい状態だった。見返して解るアレ。
集めてた本とか資料とか整理しないといよいよヤバいわね……。
知識は体系立てられてないとただの倉庫にしかならないし。がんばろ。

>>680

知るかッ!
そもそも誰だから知らぬ奴に決め付けられる謂れはないわよ! 私は私のものだ!

……まあ、大き過ぎるとそれはそれで不便だとは思うけど。合う服探すの大変だろうし。
過ぎたるは及ばざるが―――いや、最近は小さい方が良いって訓練された奴もいるか。


私は……あー、まあ、だいたい公式絵準拠で。
それが一番無難だし、私もそのくらいがちょうどいいと思ってるから。
ま、それでも実際のサイズは神(主)のみぞ知る、って話ね。


たぶん全キャラ『少女』で統一されると思うけど。


>>681

何事もほどほどに。
まあ、奥ゆかしくないとダメってことで。



683 名前:名無し客:2012/08/01(水) 23:48:23
ではぺたーんですか。

684 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2012/08/01(水) 23:52:39
>>683

…………あー。
それは、ナイショで。ご想像にお任せ。


ってーか自分で言うの恥ずかしいんだよ!? この手の話題は!



685 名前:名無し客:2012/08/01(水) 23:57:34
まあセクハラ質問なので。どーもしつれーいたしました。

これお詫び代わりに差し入れです。

つ「だごん三兄弟」

686 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2012/08/02(木) 00:01:53
>>685
解ってるなら振るなよぅ……割とネタにするの難しいんだぞ?
おっぱいネタとか私がここに来たころから今までずっと振られてるから―ー―


(エルダーサインの熨斗紙つけて突っ返す)

流石にそいつらがこっち来るのは早すぎる、っつーか来られても困る!
こっちだとまたラヴクラフトさんが誤算しちゃうだろ! もう許してやれよ!
ニコニコ這い寄る混沌は一匹だけで充分だー!



687 名前:名無し客:2012/08/02(木) 13:20:25
そいえばVHSレコーダーとかブラウン管TVとかはもうそっちに流れ着いちゃったわけ?

688 名前:名無し客:2012/08/02(木) 17:59:51
鳳翼天翔はいけるけど鳳凰幻魔拳は無理っつーか畑違い。

689 名前:名無し客:2012/08/06(月) 15:21:30
ごめん、正直に言う――





たまに腋巫女と見間違える。

690 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2012/08/07(火) 01:36:50
サッカーは二次創作でもうある(何)
あとランキングのあまりのイルッぽさに吹いた兎ァ。


>>687
んー、まあ、ある、かもね。一応TVが漂着したって資料はあったし。
とはいえ実際に使えるかどうかはまた別問題なのよね。
テレビの方は霊が入ってるんじゃないかとか言われてたと思うし。

電気は一応通るようになったみたいだけど、こういうのが浸透するのはまだ先かも。
……てか、その前に何が見られるというのだろうか。放送局とかないのに。


>>688
幻術と精神的打撃は妖術の基本だぜべいべー。

……まあ、それは置いとくとして。出来るのか鳳翼天翔。
ジャンルとしてはカイザーフェニックス的なアレだから普通の人には無理ぽい気も。

……あ、もしかして弾幕ごっこの方? 鳳翼天翔は確かに簡単な方だけど。
とすると幻魔拳は……アレどうやって破ったんだっけ?


>>689
いや、流石にあんな寒そうな格好はしてないぞ……。
夏場は涼しそうだから着てみたいけどアレ。
まー、当初から色合いが似てるってのはよく言われてたからねー。主に服の。

でもほら、髪の色ですぐに見分けつくよ? 銀髪なんてそうそう居ないし。
私と慧音と永琳と―――あと咲夜さんとレミリアくらいのものじゃないっけ。
同じ銀髪でも微妙に色合い違ってるけど。



691 名前:名無し客:2012/08/07(火) 20:52:28
それって間接的にとはいえハンドだろな奴結構多かったですよねサッカー。
酷いのになると完全に他人任せな奴もw

692 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2012/08/08(水) 06:04:01
そもそもアレをサッカーと呼んでいいのかさえ(ry
まあ幻想郷だし仕方ないね。常識は投げ捨てるもの。
空飛んでビーム撃てるような連中が闊歩してる以上は当然かも。

>兎
アレは四コマ漫画版の儚月抄が出展だね。
原作(永夜抄)だとだいたい人化してたと思う。妖怪だし。
ユルい四コマが好きなら読む価値アリ。


あとそういえば最初見たときは気づかなかったけど。
省略された二位と三位は誰だ。

693 名前:名無し客:2012/08/08(水) 20:46:50
幻想入りしたのがルール統一前のサッカーだからじゃないですか?

いや、民明書房のでなくて。

694 名前:名無し客:2012/08/08(水) 21:28:13
(額の銃痕から血を流しながら)
もこーさん。
ヤツはスリットとかふともも好k・・・ぐふっ

695 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2012/08/09(木) 15:12:24
よし、二位と三位が誰かだいたい解った。
やっぱりイルはイルだな。うん。(何

>>693
統一前であってもアレは流石に……。
民名書房でもサポートできないレベル。

……まー、幻想郷で普通のサッカーってのも今更だしなぁ。
アレはアレでこっちに適応した結果のスポーツだと思ってたり。
普通の人がやったら死人でそうだけど。


>>694
知ってた。
というか私はそれより色々とひどい性癖だと知ってる。


……いや、うん。なんというか。
どうしてこうなったんだろうね。



696 名前:名無し客:2012/08/09(木) 21:38:11
アバタもエクボですか?

697 名前:名無し客:2012/08/09(木) 23:48:08
親子喧嘩って哀しいっすね。

698 名前:名無し客:2012/08/11(土) 08:41:37
バーン様に発射されるのがお仕事ですか?「かいざーふぇにっくす!」

699 名前:名無し客:2012/08/12(日) 17:04:57
てっきりもこたん銀髪じゃなくて白髪だとばかり・・・

700 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2012/08/12(日) 18:04:49
あら、珍しく人が多いわね。
ひっそりやってたつもりだったんだけど。


>>696
……まあ、うん。なんだ。普通はそうかも知れんけど。


あいつのは私から見ても致命的な欠点だと思う。



>>697
まあ、喧嘩くらいしなきゃだよね。
気を遣う関係でもない限りはそういう方が健全でしょ。
親友でも似たようなことが言えるんじゃないかなぁ。
親しき仲にも礼儀ありとは言うけど、過剰に遠慮しても親しくはなれないわね。


……私は、喧嘩出来るほど一緒にいられる時間なんて無かったけどね。


>>698
私がぶっ放す方だろそれは。つーかむしろ自分から突っ込んでいくし。


……とはいっても、言うほど炎系のスペカとかは使ってないんだけどね。
火は扱いが難しいのよ。下手すると延焼とか起こしかねないし。
開けてる場所なら気兼ねなく撃てるけど、竹林の中とかだとねぇ。


小火騒ぎ? さて、何のことだろうね。(ぇー


>>699
あー……まぁ、似たようなものだと思うよ? ぶっちゃけ見分けつかないだろうし。
金髪だって脱色してああいう色になってるわけだしね、生物学的に見れば一緒だよ。
好き好んで髪染めたり色抜いたりする人の気持ちは分からんけど。いいじゃん黒。

まー嫌いじゃないんだけどさ、自分のも。隣の芝は青く見えるって奴かな。
いい艶の出た綺麗な黒髪を見かけると、ちょっと羨ましくなるのよね。



701 名前:名無し客:2012/08/12(日) 18:49:22
幻想郷でのサッカーって主に誰がボールをやるの?

702 名前:名無し客:2012/08/13(月) 15:04:14
妹紅が死んだ!この人でなs………あ、あ、あれ?

703 名前:名無し客:2012/08/14(火) 16:05:29
道理が見えすぎるのも困りものですね。
笑いの沸点が上がりすぎて、大笑いしてられたあの頃に帰れなくなる。
マンガやアニメで昔だったらゲラゲラ笑いながらツッコミ入れてた部分に
今は「いやよく考えると筋通ってね?」とか思い始めたが最後?

704 名前:名無し客:2012/08/14(火) 17:01:50
放火魔ですか?

705 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2012/08/15(水) 18:37:52
今ちょっとイルのスレッドの霊圧が消えた気がする。
まあ、いつものことだからいいか。(ぇー


>>701
……ともだち?


【そのボケはいらない】


まー冗談として普通にアレでしょ、革張りの白黒した円球のような物体。
具体的にはネコがじゃれつきそうな形。……そういや猫はサッカーできるんだっけ?
まぁそれはいいか。ともあれ、わざわざボールになりたがる奇特な人妖なんていないわよ。
好きで蹴られるような性癖を持ってる奴とかちょっと。


>>702
誰がケニーだ! 死なないけど! 黒いジョークは本場でやれ!

……昔よりは死にキャラやってないから懐かしいわね、こういうのも。
三寸切り込めば人は死ぬのだ。私は死なないけど。


>>703
そういえば、記憶を消して同じ映画を何度も楽しむ、なんてことが小説か何かであったかな。
物忘れも困るけど、覚え過ぎても面倒、退屈になってしまう。こう考えると人間って不便よね。
過ぎたるは及ばざるが如し……なまじ、知恵がつきすぎてもよろしくないですよ、ってことか。

まあそこまで深い話になることもないんだけど。
娯楽は何も考えずに楽しむのが一番いいのかもね。


>>704
ちげーよ。江戸時代だったら火あぶりじゃねーか。
自分で降らした火の粉くらい自分で消すわよ。火付け野郎に成り下がる気なんて無い。

……そもそも竹林で大火出したら真っ先に犠牲になるの私の家じゃないの。
流石に自分の出した火で焼け出されるとか恥ずかしすぎて地底に飛び込むわ。



706 名前:名無し客:2012/08/19(日) 10:53:02
狩り行こうよ狩り。
ああ因みに標的は空の王者()じゃないから安心して。

707 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2012/08/23(木) 23:24:17
幻想郷のお酒はだいたい自家製である。(豆知識
流石に蒸留酒みたいな大規模施設要るのは専門のところがやってると思うけど。

>>706
ふむ。笛とガンス、どっちがいい。

【極端すぎる】

そういえば最近は狩り(PSPとか)してないな。
東京ジャングルでサバイバルはやってたけど。

708 名前:名無し客:2012/08/23(木) 23:33:22
チワワで?

709 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2012/08/23(木) 23:36:04
ポメで。そろそろワニ倒せるようになりたい。

710 名前:名無し客:2012/08/24(金) 01:07:58
ワニを殺せるようなポメラニアンを現代日本に解き放つわけですよ。
このB級怪獣ホラー映画のタイトルを考えてください。

711 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2012/08/24(金) 01:20:21
<激突! 魔獣ポメラニアンvsナイルワニ軍団>

キャッチコピーは「史上最小の殺戮者、現る」で。
……まあ、ポメのサイズだとカスっただけで即死確定するんだけど。
体格マジ重要。

712 名前:名無し客:2012/08/24(金) 14:00:07
サンマを焼いていると、月まで届け不死の煙という気分になる。

713 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2012/08/25(土) 03:16:22
余談。神主はゲーム中、紅魔郷から神霊廟まで一貫して「登場人物は全部少女」を貫いている。
ニンジャは居ない。それと同じように弾幕ごっこで大人は居ない。……分かったね?

ってーか、そもそも外見年齢とか妖怪に関係ないしな。エルフの剣士がひかるのと同じで。
まあ、そんなわけで私も慧音も少女なワケだ。ローティーンかハイティーンかはともかく。
後はご想像にお任せするよー。


>>712
それはどっちかっていうと飯テロじゃないのか。
月の連中に効くかはさておき。

……なんか秋刀魚食べたいな。
明日は秋刀魚のひつまぶしでも作ってみようかしら。



714 名前:名無し客:2012/08/26(日) 13:23:07
輝夜様のお心を煩わせる不死の妖怪人間め。
この私が退治てくれよう。

715 名前:名無し客:2012/08/27(月) 12:14:20
>神主はゲーム中、紅魔郷から神霊廟まで一貫して「登場人物は全部少女」を貫いている。

雲山さんにあやまれ!もっとあやまれ!

716 名前:名無し客:2012/08/27(月) 12:22:37
うそですよね?
妹紅さんが・・・恩人を殺して奪った薬を飲んで、逆恨みで千年以上も
製作者達につきとっているストーカーだなんてウソですよね!?

717 名前:名無し客:2012/08/28(火) 17:34:49
今日ついにオススメの世界に入ってしまった。
これはもしかすると二度と戻れない修羅の道かもしれない。

718 名前:名無し客:2012/08/28(火) 20:53:36
解り合いは幻想入りしてしまった!

719 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2012/08/31(金) 10:06:45
>>714

…………。
帰り道はあっちだ。迷わないうちに帰りな。うちは道案内以外の用事はお断りよ。
あの馬鹿に何を吹き込まれたか知らないけど、馬鹿を見ないうちに立ち去ることね。
騙されてこんなところまで来て、挙句に命まで獲られたら救いようがないだろう。

それでも、っていうならお前は本当に愚か者だ。
私を退治出来た―――殺しきれた奴なんて、有史以来一人も居ないんだよ。
人間も、妖怪も、それ以外でもな。私でさえ私を殺せないんだ。お前みたいな有象無象が、
考えもなしにやってきたところで、焼けた炭が一つ出来上がるだけだ。

さあ、もう一度だけ訊こうか。

―――本当に、殺るかい?



>>715
ああ、あれは弾幕オプション扱いだからノーカン。

【ひでえ!?】

誰も陰陽玉とか八卦炉っぽいのとかマジカル☆咲夜ちゃんスターが少女だって言ってないだろ。
つまりそういうことだよ。

それに―――もう一つの可能性が。
実は、あんな姿をしてるけど本当は少女だって可能性も微粒子レベルで存在する……!

【な、なんだっ(ry】


>>716
……まあ、間違ってはいないな。部分部分ズレてるが。
主に逆恨みって所と、「製作者」って部分がズレてる。
怨恨は父親の件、復讐で追いかけてたのは父親をだまくらかした女の方さ。

今となっちゃ、ほとんど形骸だがね。
なにしろお互いに死なないんだ、決着のつけようがない。


>>717
……今からは確かに修羅の道だな。
あの手のレベルやらレアアイテムやら絡むネトゲは好きじゃないからやってないが、
聞き及ぶ限りだと上を見ると地獄が見えるらしいよ。

まあ、うん。楽しめるなら楽しめばいいよ。合わないなら止めればいい。
それが自由意志ってやつだ。
意地張って続ける必要なんてない。


>>718
そんなことはない―――と、思いたいところなんだけどね。
人は思い込む。人は間違える。人はすれ違う。
言葉だけでは不完全で、言葉だけで全ては理解できない。

だからこそ互いに言葉を交わす必要が―――理解する努力が要るんだけど。
デマゴーグと感情に振り回されてる連中にはそんなこと通じやしないからね。

ただ、だからって自分が諦めちゃダメだよ。
それこそ、解り合いから最も遠い人種になってしまうんだから。
それが一番救えないわ。



720 名前:名無し客:2012/09/01(土) 11:15:48
幻想卿と書いて夢の島と読みます

721 名前:名無し客:2012/09/01(土) 12:12:28
それでも一休なら・・・一休なら殺してくれる

722 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2012/09/03(月) 20:29:28
久しぶりに星蓮船プレイしたら死ぬかと思った。いやもう、ホントにね。
UFO殺すべし。慈悲は無い。残機とボム返せ。


>>720
誤字には突っ込まないからな。
……最近、やったら誤字を多く見かける気がするのよね、こっち。
辞書変換で登録くらいしたらいいのに。


>>721

どうせ「目で殺す」とかそんな感じで誤魔化しちゃうだろそれー。



723 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2012/09/03(月) 20:34:20
なんか加藤保憲と素手で殺りあってたりするけど私は元気です。
というか二次創作上等なスタンスだしいいぞもっとやれ、というか。
そもそもわたし自体がそういう存在であるというこの奇妙さよ。

724 名前:名無し客:2012/09/04(火) 16:11:13
もこさんてスペカ使うより素手で戦う方が似合ってる気がする
てるよとの最終決戦では雪山で殴りあいそう

725 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2012/09/08(土) 23:16:57
ウサミン星人ふたたび。
……可愛いのがしっくり来る子ってちょっと羨ましいなー。
私はそういうタイプとはちょっと違うし。


>二次創作とか

んー、そこまで難しく考える必要もないっていうか、ほら。
私の場合は動かしてる内に勝手に固まっていったタイプだからさ。
バックボーンがどうとかっていうのは後から付いてきたのよ。
だから、そこまで深刻に考えなくてもコツコツやっていけば自然とそれらしくなるさ。
ガチガチに設定固めてあるならアレだけど、私たちの場合はそうでもないからね。
元ネタとか見立てとか、そこまで深く詰めなくてもいいと思うよ。
私たちは、歩いた後に道が出来るんだ。
案ずるより行うが易し。演ずるならまずは形から入るのも充分アリだよ。


>>724
何故雪山。覚悟完了でもしろと。

……まー、確かにスペカなんかより年季入ってるけどさ、ガチの戦い方は。
でも、やっぱりここは幻想郷で、私が鉄火場に乗り込んでた遠い昔とは違うからね。
血を流すことも、殺しあうことも必要ない。
なら、私はスペルカードでいいさ。これはこれで退屈しないもの。

まあ確かにあのタケノコ姫は一発ぶんなぐりたいけどな。うん。



726 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2012/09/08(土) 23:19:22
あ、それとみすちーお帰り。
そういえば結局怪談とか出来なかったなぁ。

727 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2012/09/11(火) 09:22:13
・伊弉諾物質 〜 Neo-traditionalism of Japan.

……ああああああああああああああああああああああああああああああッッ!!
帰ってきた―――帰ってきた! あの幻想と怪奇に満ちたサウンドステージがッッ!!
蓮台野夜行以来のダークネスな作風が再びッ!! これを待ってたんだよ私はッッ!!
わざわざアレンジ曲までオリジナルと雰囲気揃えてるし! 気合入りすぎだよコレ!


何故あの人は強烈なフレーズを作り続けられるのか。ストーリーも。
ともあれ落ち着いて細々と呟こう。


アルバム全体の雰囲気は『蓮台野夜行 〜 Ghostly Field Club』と『大空魔術 〜 Magical Astronomy』
の二作を混ぜて少し暗くしたような感じ。ところどころアップテンポな曲は入るけれど全体としては闇。
特に前半は重く不安定なフレーズやメロディを多用してるからより黒く、暗く感じるんじゃないかな。

で。
地獄めぐりめいた前半の四曲からワンクッション置いて始まる『イザナギオブジェクト』は衝撃的だった。
そしてそこからガンガン加速していってアンノウンXで最大スピード。光速を超えて神代へ!
ノれる、というかノせられるというべきか。曲構成、アレンジのチョイス、全て噛み合ってヤバ過ぎるわ……。

一番面白いと感じたのはラスト二曲。どっちもエンディングっぽい曲。今までのラストナンバーは『幻想からの帰還』
を念頭において作られてたのは前に言った(気がする)けど今回は一度『帰還』してから、また『出発』するっていう
不思議構成。曲調から見ても『日本中の不思議を集めて』が明らかにシメを飾る抑えた曲なんだけど、その後に
ミドルテンポだけど高速連譜が頻繁に混じるの『素敵な墓場で暮しましょ』が来て、もう一度旅立っていくイメージ
が込められてる気がしたね。
これは、うん。ライナーノーツのストーリーと合わせて聴くと納得できるはず。


ああもう、マジ生きてて良かった。
私の中だと初期のアルバム三作が最高位にあるんだけど、それと同等以上の作品だと思う。


728 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2012/09/11(火) 09:25:14
余談ながら、前の鳥船遺跡も原点回帰的な部分があったんだけど。
こっちは更にその先、現在のサウンドに過去のスタイルを合わせた新境地。
聴き比べてみるともっと面白いかも知れない。ちょっとやってみようか。
ストーリー的にもなんか直結してるし。

729 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2012/09/12(水) 03:34:26
>参加こわい

そのための練習スレだよー。私もそこからスタートしたし。
……まさかこんな長く舞台に立つとは思ってなかったけど。
人生って分からないわね。いやあ、生きてるって楽しい。

んー、さとりんの方にも少し触れるけど、キャラネタも普通に二次創作よ。
ただ常時第四の壁がぶっ壊れてる状態の、だけど。デッドプール状態!
それが黒扱いされるのは……たぶん2ch方面のアレコレのせいだろうと思うよ。
かつての揉め事とかR-18方面でのアレでこっち(東方)にも多少波及したことあるし。
別にキャラネタ自体が黒いわけじゃない。後は好き嫌いの問題ね。それだけのことだ。


まあ、それはさておき。設定とか諸々だけど。
そこにいる“誰か”に“役割”を与えて物語を作る、あるいはその“誰か”自身に役割を
作り出してもらう、っていうのが二次創作だと思う。
まず勝手に動かなきゃ始まらない。環境は新しい値を入れないと変わらない。
だから、んー。そうだね。キャラネタ限定になるけど。
名無しさんや色々な人のマイルストーン=レスを辿って道を切り拓くのがまず『私』で、
物語はその後から生まれる。
少なくとも、私はそう感じてるね。
物語を最初から作るなら普通に小説でも書けばそれで充分だけど、その『私』にさえも
何が起こるか分からない、常に文脈が未知数で活きている世界が此処なんだと思うよ。

だから、分からないなら誰かに訊ねてもいい。何かを試してみてもいい。そういう場所は
もう用意されてるし、訊ねたら答えてくれる人もいる。
……少なくとも、わかんないことあればちゃんと答えるつもりだしね、わたし。
だから後は、ちょっとだけの勇気があればいい。

私も始める時は心臓が止まって死にそうなくらいだったしな(何)




730 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2012/09/12(水) 03:42:00
ひどいタグミスった。まだ話が終わってないのに!

731 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2012/09/12(水) 03:42:52
とりあえず応急処置。
……うあー、恥ずかしい。顔からカイザーフェニックスが出そう。

732 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2012/09/12(水) 04:11:45
で、えーとなんだっけ。
それとイルはとりあえず後で説教な。正座で。


そうそう、設定とか整合性とか改変とかだっけな。
ぶっちゃけるとさとりんの語る通りでいい。相手への敬意を忘れなきゃだいたい何とかなる。

いやもうその、とことん自由っていうか、自由すぎるんだよこっち。
やりたいことやってるっていうか、「うるせー東方でやりたいからやってんだよ!」みたいな感じで。
だからたとえ鉄砲で撃ち合おうとうっかり幻想郷滅亡しようともガンジーが金属バットフルスイングしようと、
私が体操服とか着てようとキマシタワー立ててようとも、キャラが一定ラインで破綻してなけりゃなんかあっさりと
クラスタに受け入れられちゃうんだよ、本気で。
無菌状態どころか免疫系最強の完全生物みたいなことになってるわね……。
自分でも書いててどういう顔すればいいか分からなくなってきた。こわい。
それを許容してる神主はもっとこわい。というか神主がそもそも好き勝手やりまくってて超こわい。


……あー、話戻そう。
だから元ネタ、源流を探って物語を仕立ててもいいし、新しいパラダイムを追加してもあんまり問題には
ならないというか。受け手の個人差はあるけど。
で、そのために必要なのはキャラクタの確立で、その素材が私たちの『設定』になるってことね。
もちろん、土台がちゃんとあれば何か新しく付け足したっていい。私も色々と付け足してるタイプだし。
客船は自分でもちょっと頑張りすぎてハミだしたけど、まあそれは例外ってことで。


で、バラけた話題をまとめると。
おっかなびっくり歩いてるくらいならどうってことない、ってだけね。
……コレ話すのにどんだけ時間かけてるんだ私。深夜テンションの仕業か。



733 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2012/09/12(水) 04:15:10
他にも色々と話そうかと思ってたけど、そろそろ寝たいからこの辺で。
私の不死についてとかは、うーん。また今度で。
敢えて曖昧にしてるって言うか、複数解釈できるようにしてるからね。
それはちょっと整理してから。

734 名前:名無し客:2012/09/13(木) 13:50:59
>大空魔術

ガイキングの話かと思った

735 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2012/09/14(金) 01:04:18
>>734
ウソみたいだろ……東方でガイキング出した同人誌があるんだぜ? マジで……。
まあそんなカオスを通り越した話はさておき。
私も実は最初そう思ってた。本当は「おおぞらまじゅつ」って読むんだよねアレ。

ちなみにアルバムとしてはかなり好きな部類に入る。
深夜、星空を見ながら聴くのが一番いい曲って奴ね。
全体的に明るいアップテンポかつメロディアスな曲が多いのも特筆すべきところかしら。
そして何よりネクロファンタジアが熱い。一番気合入ってるアレンジだと思う。

736 名前:名無し客:2012/09/14(金) 17:41:38
イケメンダークヒーローもこたん

737 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2012/09/16(日) 00:58:08
>>736
気がついてたらくっついていたイケメン属性。
……儚月抄四話の扉絵くらいから定着したんだっけ?
まあ別に困らないんだけどー。……困らないんだけど。
個人的にはカッコカワイイくらいのラインでいたいわねー。

スカートはけばいいって?
……なんか落ち着かないの、あれ。



738 名前:名無し客:2012/09/16(日) 01:21:32
妹紅をイケメンにしすぎると、言葉遣いが男になったりやさぐれたり死にたがりになったりするらしい。

739 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2012/09/16(日) 01:24:33
>>738
だいたい合って……ああ、いやまあ、その。
多少スレてるのは否定しないけど。

余談だけどこっちだと男っぽくなり過ぎないように少し気を遣ってたり。
その方がまあ、バランスいいんじゃないかってね。単に好みでもあるけど。


740 名前:名無し客:2012/09/16(日) 01:48:51
ナイトバードとミッドナイトバードの焼き鳥ちょうだい。
あと酒ね。

741 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2012/09/16(日) 02:13:08
>>740
だからウチは焼き鳥屋じゃねぇーッ!!
……近いうち来客ありそうだから準備はするつもりだけど。
幸い炭には困らないし。
後は……テーブルと椅子でも作るかな。
竹切り出して組めばそこまで手間もかからないし。

ま、どうせヒマだし。たまにはいいか。
ただし輝夜が来たときは安全保障できないけど。
備えよう。



742 名前:慧音??:2012/09/16(日) 10:20:37
┌(┌^o^)┐モコォ…

http://seiga.nicovideo.jp/seiga/im1980650

http://nicoviewer.net/sm17738795

743 名前:名無し客:2012/09/16(日) 18:32:30
月のお姫様が直接攻め込んでくる事ってあるんですか?

744 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2012/09/17(月) 00:47:15
>>742
(両断)

「躊躇無くぶった斬ったあああああ!? わざわざ神器まで持ち出して!」
「……大丈夫だ。問題ない。只の素振りだ」
「剣からビームが出る素振りとかちょっと……というか何か斬ったよね」
「何も」
「えっ」
「何も斬ってない」
「……いや、四足歩行の」
「何も斬ってない」
「なんか何処となく」
「何も斬ってない。いいね?」
「……アッハイ」


>>743
あり過ぎて私の寿命がストレスでマッハ。死なないけど。
……むしろ最近は自分から攻め込んでくる方が圧倒的って言うか、
そもそも攻め込む以前に干し柿ちょっぱっていったり釣り対決挑まれたり色々……。
なんというか子供のケンカとか意地の張り合いレベルにまで凋落してる気がする。

それに付き合う私も私だけどなー……でもやっぱ無視できないじゃんアイツ。



745 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2012/09/17(月) 01:23:33
……むう、思ったより苦戦中。
もうちょっと時間とろう。

746 名前:名無し客:2012/09/17(月) 10:07:38
先生ってもしかして「淑女」なの?

747 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2012/09/18(火) 16:09:33
>>746

「何の話だ」
「あ、ちょっと不機嫌になってる」
「気のせいだ。……一般的な意味でならそれらしく振舞っているつもりだが」
「古代超文明めいたビームサーベル振り回すのが?」
「だからそれは例外だと……ああもう、本当に困る。というかお前も色々な意味で大概に
しないと色々と怒られるんじゃないのか」
「それは言いっこなしだ慧音。最近は自重してるじゃない。……一応」
「簀巻きにして吊るすのが自重か」
「……え? 違うの?」
「……ああいや、いい。何でもない。忘れろ」

「どーでもいいけどファンフィクションの類では色々とヒドいよね慧音の扱い」
「いやだから話を変えろとだな!? というかメタい!」
「そういう場所だしココ。……あれかな、常識人ポジほど壊れやすいと」
「だから言うなーっ!」


748 名前:名無し客:2012/09/18(火) 19:31:22
けーねって教師なのにあまり知的なイメージがないよね

749 名前:名無し客:2012/09/18(火) 22:35:26
なんかこんなイメージがある
http://nicoviewer.net/sm5010229

750 名前:名無し客:2012/09/19(水) 11:26:54
>>749
ああ、これが噂のロングホーントレインか

751 名前:名無し客:2012/09/20(木) 17:55:06
隊員は誰か居るのか。

752 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2012/09/27(木) 14:01:46
>>748

「……あー、それは、だな」
「授業が下手だからじゃないかな」

「……ぐふっ」
「ああっ、慧音が血を吐いたぁ!? というかそこまで気にしてたの!?」
「なら言うんじゃあないッ!(だばぁ)
「なんかバケツ一杯分くらいこぼれたぁーっ! とりあえず喋るなー!」


(少女なんか治療中……)


「いやぁ、半分人間じゃなかったら即死だったな……」
「妖怪って精神ダメに弱いとかいうけど半分でココまで喰らうのか……」
「並の妖怪なら消滅してたな。きっと」
「いやメンタル弱すぎだからそれ……なんでケンカ上等の幻想郷でやってけるんだよ……」

「……ともかく、まあ、その、なんだ。学ぶのと教えるのとは大違いでな。恥ずかしながらこの歴史家たる者、
未だ人に物を教えるには未熟なのだと痛感しているよ」
「単に一度に突っ込む情報量が多すぎるか、はしょり過ぎてるかどうかじゃないの?」
「いやいや、単に情報をそのまま伝えるだけで済むならそう苦労はしてないよ。だが人間は万能じゃないし、
妖怪もまた万能ってわけじゃあないんだよ。我々は受けた情報の全てを完璧に処理出来るわけじゃないし、
ましてや記憶出来るわけでもない。こと記憶についてはあの子くらいのものだろう」
「……で、その完璧をやろうとすると普通の人間じゃ耐えられないくらい負荷がかかると」
「そうだな、稗田の子が短命気味なのはそのせいもあるだろう。転生の都合というのもあるが」
「要は脳の問題か。外の方がこの手の学問は進んでるのよね、確か。人の記憶できる容量は……えーと、
どんくらいだったかな」
「いや、容量は重要じゃない。どうせ一生でノートを使い切れる人間などいないし、妖怪たちはそもそも人間的、
いや生物的な身体の構造に縛られてるわけじゃないしな。私は半分だけ、だが」

「じゃあ、重要なのは一度に突っ込める量と、引き出せる量?」
「うん、そうだな。どっちにも限界はある。例えば私たちは二つ、三つ程度の仕事ならまとめてこなせるけど、
『八つ』以上の物事をいっぺんに処理しようとすると、何故か途端に難しくなるだろう? おそらくそれが限界。
それはこの地で、古来より『八』という数字が人では計り知れない大規模なモノを示す特殊な記号として成立し、
神聖なものとして扱われた所以でもある。人間の力を大きく超えた自然の象徴……つまりカミの象徴となる」
「こっちでも『八』が名前についてる奴はやたら強いわね……つーか、神様そのものが出歩いてるか」
「ああ。まあ、さっき言った限界については個人差があると思うけど、おおむね平均して『八』ということになる。
で、ときどきそれをオーバーして有名になる人物が出てきたりするわけだ」
「……聖徳太子か」
「ああ。まあ、色々な要素を抜きにしても、『十の声を聞き分ける』という逸話はまさに超人そのものだろうな」
「まさか生きてるとは思わなかったけどね」
「それはいいっこなしだ。私としても色々とショックなんだよ実は」


「で、そうやって限界を越えてる人物というのは歴史上に散見されていて、なおかつ文明を塗り替えるような事を、
例えば産業革命とか核融合とか色々やってるが、それに通じてある問題が、私の抱えているものと同じ問題が、
そんな人たちとそれ以外の人たちの間で生じてるわけだ」
「……あー、『飛ばしすぎてる』ってこと? なまじ理解出来ちゃってるから、どう説明するか、証明するかまでが、
やったらハードル高すぎて上手く伝えられないと」
「そうなる。……自分を物差しとして他人を計るのにそのまま使ってしまうが故のジレンマだな」
「慧音もその類か」
「私はそこまで聡い方ではないよ。……ただ、そうだな。私はまだ私の歴史を上手く整理出来てないんだろう。
だから伝えるのにやたら時間がかかるし、聞いていても解り辛い。私自身は理解できているのに」
「記録するのに忙しいからなぁ、しょうがないわね。四六時中ずっと文献と向き合ってるわけにもいかないし」
「そうだな。その手の天才は整理する必要がないし、そもそも必要性を感じないことさえある。だから意思疎通が、
んー、例えば古代希臘の自然哲学とかは今から見れば正しい部分もあるけど、漠然としすぎていて役に立たない。
つまり上手く人に伝わらないし、そこから何か応用をすることも本人以外には難しくなるということだ」
「それを活用するために必要なピースが揃っていないからね。で、それを埋めるのが理論と証明、というわけか」

「そういう意味じゃ現代科学は上手く出来てるよ。その欠点を埋めるメソッドが構築されてるんだから……それでも、
あまりに複雑になりすぎて、一般の人々では理解し切れなくなってしまっているのだがな。文字通り漠然としていて、
もはや普通の人には掴みようがない、ということだ」
「……まぁ、そうなるわね。人の今まで積み上げてきた全てを理解しようとしたら、一生かかったって足りなくなるわよ。
私みたいなのなら別としても……ああいや、それでも時間が掛かりすぎて追いつかないわね。それも永遠に」
「そもそも、真偽定かでないものさえ入り混じっているのが現状で、それはおそらくこれからもずっと続いていくだろう。
そのうち、知識さえも幻想となってしまうのかも知れないな。手に届かないが故に。……それは少々、寂しい気がする」
「無責任な話になるけど、外の人には頑張って欲しいわね。なんとか」


「さて、それはそれとして」
「んう?」
「次の寺子屋の授業なんだが。手伝え
「……え!?」
「人に吐血までさせた上に長話までさせたんだ。私では出来ないからな、授業内容をきっちり整理してくれ」
「うわ、ちょ、私もあんまり人にモノ教えられるタイプじゃないんだけど!?」
「単に人前でそこまで喋らんだけだろう。というか今はかなり社交的なんだからその言い訳は無効だ」
「いやそろそろ顔出さないといけないトコロが、」
「(吐血させた)責任取れ」
「ですよねぇーっ! ……どうなっても知らないんだからー!」
「……まぁ、せいぜい面白おかしくやってくれ。その方が覚えもいいだろう」
「私が歴史モノ茶化すと洒落にならなくなると思うんだけど……」
「ちゃんと検閲するから」
「言論の自由まで消えた!?」
「ちなみに締め切りは明日まで。終わるまで返さないぞ」
「デスマーチじゃないのそれぇぇぇぇぇぇぇぇ!?」


(どっとはらい)






753 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2012/09/27(木) 14:08:36
>>749

……。

……なにこの、何?
何か言い知れぬ狂気をはらんでるけど一見してそうでないように見えるというか、
おかしいところは何もないのに何か不気味さを感じるようなこのアトモスフィア。
というか何のイメージだそれ。


>>750
きっと違う。


>>751

何度目かなこの話題ー! これが天丼というものか!

……まあ、独りで自警『隊』ってのも大仰っていうか何というか、誤解されるのか。
というか正直、私のやってることを私以外で務められる奴なんていないだろうしなー。
実力的には何人か心当たりはあるけど……ほら、ねえ?
人助けなんて考えそうな奴、居ると思う?(割と失礼)

慧音なんかなら喜んでやってくれるとは思うけど、忙しいしな。
必然的に今やってる諸々を日常的にこなせるのは私一人ってわけね。



754 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2012/09/27(木) 14:38:26
……うーん、本スレは難しいな。

いや、返すだけならそうでもないけど、ちょっと凝ろうとすると難しい。
昔はけっこうサクサク書けたんだけどなー。何か今は良く悩む。
長いこと離れてたツケかしらね。カンは早めに取り戻そうっと。


755 名前:名無し客:2012/09/27(木) 14:43:49
>学ぶのと教えるのとは大違いでな

阿求が人に教えるのが上手そうな気がする
気がするだけだが

756 名前:名無し客:2012/09/27(木) 16:45:44
>>753を4行にまとめてみた。


妹紅「下手だからじゃないかな」
慧音「責任取れ」
妹紅「……どうなっても知らないんだから」
慧音「終わるまで返さない」


・・・こうか!
こうだな!

757 名前:名無し客:2012/09/27(木) 16:58:45
俺の先生には指一本触れさせない!

758 名前:名無し客:2012/09/27(木) 18:10:26
何せ8は横倒しにしたら無限大になるからな!

759 名前:名無し客:2012/09/27(木) 20:38:04
ウンチクを垂れるのが得意な賢者はたくさん居るけど、教授が得意な賢者はあんまり居ないというから
今更気にしなくても大丈夫ですよ先生!(笑顔

760 名前:名無し客:2012/09/27(木) 22:43:00
ひょっとしてスペルカード以前の妖怪退治ってこんな光景なのか。
http://nicoviewer.net/sm667626

761 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2012/10/04(木) 14:46:16
>>755
「……で、どうなの?」
「あー、そうだな。私よりは向いているかも知れんが」
「でもナチュラルに毒舌だよなあの子」
「うむ」


「まあ、教師適正はさておき。あっちもあっちで縁起関係で忙しいからな。
あまりこちらの仕事を押し付けるわけにもいかんよ」
「何しろ新作が出るたびに新しく描かないといけないしなぁ」
「おい馬鹿やめろ、メタな話題は早くも終了ですね」


>>756
違う、そうじゃない。

というかその前に待て。その恣意的な編集は何だ。
何のためにその編集をした!? 誰が得するんだ!


>>757
「……だって。どうする?」
「とりあえず私に勝てるようになってからだな」
「いや、それって普通の人間じゃ厳しくない?」
「そのくらいの覚悟がないと私とは付き合えんよ」

「理想が高くて行き遅れってよくある話だと思うんだけど」
「それ以上いけない」
「グワーッアームロック!? なんで関節技かけられてんだ私!」
「まあ色々あるんだ色々……立場もあるし種族もあるしな」
「わ、分かったからギブ……ギブで……」


>>758
「その発想は斬新ではあったが……漢数字じゃ出来ないのが難点だな」
「うおお、肘が哭いている……コレなんか大事な骨とかズレてるって絶対……」
「すぐ治るんだから気にするな。……あまり長く語るものでもないが、上記の言霊繋がりで
無限大の意味も内包しているし、まあそういう解釈もアリだろう」
「つまりゆで先生は偉大か」
「たぶん偉大だな」



762 名前:名無し客:2012/10/05(金) 20:26:45
>何のためにその編集をした!? 誰が得するんだ!
それはまあ、一部の大勢の人が。

763 名前:名無し客:2012/10/08(月) 11:21:49
なんか月人は元々不死とかって話を聞いたんだけど、じゃあ姫様ってなんのために
蓬莱の薬を飲んだんだろう?

764 名前:名無し客:2012/10/16(火) 00:53:05
正々堂々と上白沢先生に勝負を挑み、勝利してみせる!

イヤーッ!(こっそり背後から強襲)

765 名前:名無し客:2012/10/16(火) 19:04:42
グワーッ!(とばっちり)

766 名前:名無し客:2012/10/27(土) 22:32:37
上のやり取りを見る限り、言葉責めで勝てそうなんですが先生。

767 名前:名無し客:2012/12/02(日) 08:18:42
火事場の力馬鹿

768 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2012/12/24(月) 13:10:07
>>759

「これが情報格差か……」
「いや、違うからな? そういうのとは違うからな?」
「でも慧音のやりたい事と里の人が求めてるものがズレてるのは事実じゃん」
「ぐぬぬ」

「しかし、それだと里の人が求めている知識とは何なのだ」
「護身と農学じゃない? 後は建築学とか工学的な分野」
「思いっきり実践的、というか即物的だな……」
「そりゃ、生活に密着する分野だし」
「だがその知識も基礎が出来ていなければただの絵に描いた餅だぞ。私が教えるのは歴史だ。
そこには技術の生まれた背景や幻想郷の成り立ち、在り方も含まれている。その前提なくして
先取りしても何の役にも立たんだろう」
「……その基礎が長すぎて誰もついてけないんじゃないのかしら」
「……うぐ」
「あれだな。慧音は要約が下手なんだな。史学者の割には。ふふふ」
「う、うるさいよ」


>>760
コブラチームは許されない。

……まあ、ルール以前のアレコレを知ってる人間なんてそういないと思うけど。
私の知る限りだとガチの殺し合いだの騙し合いに近いものがあったわねー。
妖怪退治の逸話なんて半分くらいが都合よく改変されててアテにならないし。
剣も鉄砲も当たらなきゃ意味が無いし、式も打てなきゃ意味が無い。

つまるところ、連中と人間が渡り合うならこっちも人間ギリギリのラインに行かないといけないわけだ。
踏み込みすぎて修羅に堕ちた奴も少なくなかろうと思うよ。


>>762
一部か大勢かはっきりしろーッ!?
というかそいつを流布したら私の人間関係に大ダメージ来そうなんだけど!?


>>763
好奇心は神をも殺す。
……まあ、あいつならやりかねないと思うよ。
永の無卿は容易く人を狂気に走らせるし。

それに、いささか癪だがアレの気持ちも分からないでもない。
すべてが決まり切った人生ほど、人の心を蝕むものはないんだ。


>>764-765
「それは残像だ」
「質量のある残像だと!?」
「そもそも幻想郷で弾幕ごっこできる奴はだいたい分身の術が出来るんだ。古事記にも書いてある」
「さらっと妙なジョーク混ぜるな歴史家。……まあ、幻術くらいなら初歩の初歩になるんだけど」


>>766
「やめてください死んでしまいます」
「……その割には、なんだかんだ言ってタフだよね慧音」
「いやそりゃ、いちいちヘコんでられんよ。人里を背負ってる身としては」
「それはそれで重そうだけど……」
「支えてくれる人がいる。……それだけあれば、まあ何とかなるものだよ」
「……そっか」
「もちろんお前もな」
「な、なんでこっち振るのさ。私は気まぐれでやってるだけだって」
「いやいや。今さら何を照れるんだよ。自警隊の件も含めて助かってるんだ。感謝するよ」
「……まあ、あんなのでよけりゃ、いくらでも手伝うけど」


>>767
馬鹿じゃねーよ!
何も考えずに突っ込んだ方が上手くいくだけだ!

【ダメじゃん】

769 名前:名無し客:2012/12/24(月) 13:14:06
脳筋ですか?

770 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2012/12/24(月) 13:18:26
「―――あー。で。まるまる二ヶ月半以上空けた言い訳はあるかね?」
「ブーブスのせいで……」
「それは昨日だろう」

「いやその、サイコロと鉛筆で遊んでたりとか普通に仕事が忙しかったりとか」
「その結果が本スレなわけだが」
「すいまえんでした;;」


「で、これからどうする?」
「とりあえず本スレ。私一人でも動けばなんとかなるっしょ。勝手に終わらされんのも癪だし」
「それと……あちらは?」
「ん? 生暖かく見守ろうと思う
「……いや、いいのか」
「まあたまには。アイツもそろそろ色々と勉強しないとやってけないだろうし。物理的に」
「さらっと怖いことを言わなかったか!?」
「女心の機微を理解できるようにならなきゃハーレム系主人公はやってけないんだよ」
「それ前提かよ!」
「……いや、うん。それに私一人じゃ収拾つかなくなる可能性もあるし、味方は欲しい?
その、神父の女関係でユーラシア大陸が消滅するとかしたら神様もサジ投げそうだし」
「最悪に酷い理由だそれ!」

771 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2012/12/24(月) 13:22:12
>>769
はっきり言いやがったなこの野郎。
後で屋上な。

……流石にそこまで酷くはないわよ。
腕力だけでなんでも出来る奴はオーガくらいのもんじゃない。
使うときは頭使うし、そもそも殴りあうだけじゃ妖怪には勝てないってもんよ。
それで勝てるならもうそれは人間辞めてるのと同じだしなぁ。

力だけじゃ足りないから技を磨いて知恵を絞るのが人間なのよ。
そうやって生き残ってきたのは、自分たちがよく知ってるでしょ?

772 名前:名無し客:2012/12/24(月) 13:27:21
ロングホーントレインが炸裂するのを楽しみにしています

773 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2012/12/25(火) 00:07:29
あ、忘れてたけどめりくり。(軽


>>772
だからそれは違うと……。
私より慧音の方が怒るんだけどなそれ。バッファローじゃねえよと。



774 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2012/12/29(土) 01:05:52
よし、暇ができた。
次の夜には本スレ戻るよー。

……まあその、出来心でレイストームやりこんでなかったらもうちょっと早く(ry


775 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2013/01/01(火) 13:54:16
わぁい寝正月 妹紅寝正月大好き(何)

……というわけであけましておめでとう。今年もよろしく。
久しぶりに布団の中で年越したよ。寝すぎ。

776 名前:名無し客:2013/01/01(火) 19:59:36
ホームレスだと思ってました

777 名前:名無し客:2013/01/02(水) 02:51:10
ホームレスって言うなよ。永遠の旅人なんだよ

778 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2013/01/16(水) 12:16:04
攻殻の新作、だと……。

779 名前:名無し客:2013/01/16(水) 23:56:30
そういやねんどろいど化するみたいだけど、あのハンドポケットパーツは無いわー

780 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2013/01/19(土) 01:16:23
あー、まあ、語る部分はもう妹さんがオーバーキルなくらい語ってくれたんで手短でいいか。
攻殻機動隊Arise。ウブカタ先生があの世界や根底に流れる哲学や認識論にどうアプローチするか。
あるいは今までにない新しい攻殻を見せてくれるのか。今からわくわくしてくるわね。
その辺も楽しいけど個人的にはどんな変態殺戮者が出てくるかが地味に楽しみ


>>779
いや私に言われてもなぁ。そもそも今初めて知っ……げふんげふん。
ただまあズボンはもうちょっとふっくらしてる方が良かったわね。ポケット入れるなら。

グリフォン?
あれは見なかったことにするんだ。



781 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2013/01/19(土) 01:27:21
おお、文花帖に手を出したか。ようこそ地獄へ(何)
あの辺は弾消せるからって無茶な弾幕飛ばしてくること多いからなあ……。
というか消せないのもあるし。
まあその、慣れればなんとかなるからひたすらカラテだ。
慣れてくれば素のSTGちからも上がるよー。

サントラは定期的に再販してるからそれを待つのが一番かなー。
中古はぼったくり価格になりやすいし。
で、妖々夢は……そういや今までずっと収録されてないな。アレンジ難しいのかしら。
原曲があまりにも凶悪すぎて。
まあ、実はゲーム中からBGMぶっこぬけるツールがある(というか推奨されてる)からそれを使うのが。
サントラってーか文字通りのアルバムって方が正しいしね。

あ、東海道は私も好きだね。アレンジの仕方も神がかってるし。
私の曲も入ってるし―――ああいや、今のは忘れて。ははははは。
そしてその鼻歌はあれか。私のにくいあんちくしょうのあれか。たぶん。


>>776-777
今は定住してるわい。家も建ててるし。

そもそも家が無いって大半の妖怪はもってなさそうな……。
ああいや、そうでもないか? というか自分の家を他人に教える妖怪もいないかなあ。
偶然見っけたならともかく、うっかり巫女にでも見つかったら駆除確定だし、隠すほうが普通か。

妖怪の山くらい社会化されてればそこまで怖くないのかも知れないけどねえ。
後は普通に独立独歩でもいけるほど強いか。
一人暮らしも強くないとやってけないってなんか大変だよね、色々と。



782 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2013/01/19(土) 01:27:49
よし、明日は本スレだ。
そのために今日は寝るー!

783 名前:名無し客:2013/02/07(木) 18:37:28
先生って角が耳なんだっけ?

784 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2013/03/19(火) 18:12:26
四月末まで塩漬けですごめん。
せっかくさとりんが戻ってきたというのにこの体たらくは……。
とりあえずわずかな時間を縫って近況。


自分の添い寝CDを自分で聴くことになるとは思わなかった。
……唐突に贈りつけられた。何事かと。
差出人は不明だが恐らくあのヒマ姫あたりの仕業だろう。
というかやったら扇情的なジャケットが恥ずかしいんだけど。

聴いてみた感想はまあアリかなー、と。声のイメージもズレてないし。
でもアレだ、こっちの私はあそこまで初心ではないのだった。
女の子女の子してる私が好きな人にはオススメかな。
上級者向けだがな!

なお、一緒に入ってたVoアレンジ曲はロックスタイルでなかなかの力作。
こっち目当てに買っても悪くはないかも知れない。たぶん。
ただし布団に入って聴いてるとアンブッシュでたたき起こされるかも。

ということで某イルくんは安心して買うといい。私が許す(何)
でも妹さんたちに見られたら死ぬかも知れないから気をつけよう。


>>783
私は未だかつて角を感覚器官として使ってる生物を見たことがないんだけど……。
そもそも骨が変化したものでしょ角って。生え変わることも多いし神経なんて通ってないでしょ。

……まさか、骨振動か!

【ない】


……ということで短いけど。
ちゃんと帰ってくるからそれまで待っててー。

785 名前:名無し客:2013/03/20(水) 01:43:01
かたつむりを見たことないって言うのか・・・

786 名前:名無し客:2013/03/20(水) 11:08:35
なるほど、この生物は白澤だったのか・・・
http://hp.kutikomi.net/yamakowa/?n=column39&no=12

787 名前:名無し客:2013/03/24(日) 08:00:43
本人が憶えないなら誰が吹き込んだんだそのCD
まさかの薬剤師さんか

788 名前:名無し客:2013/04/14(日) 11:55:49
>私は未だかつて角を感覚器官として使ってる生物を見たことがないんだけど……

私もこないだまでそう思ってました。
(こないだワムウVSジョセフ戦見た)

789 名前:名無し客:2013/04/14(日) 19:54:40
体の変化って角が生えるだけなんだろうか
胃や乳が増えてたり

790 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2013/05/01(水) 20:19:37
ひょっこり。
これからじわじわ復帰するよー。

791 名前:名無し客:2013/05/02(木) 18:01:30
そのセリフもう42回目ですよry

792 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2013/05/03(金) 20:36:03
……なんかヤな雰囲気がする。
半分隠居してるような身でアレだけど、口出しくらいしようかしら。

>>791
……色々あるんだ、蓬莱人には。(凄く遠い目)
いやもう本当に―――あんまりにもメタがひどいから口には出さないけど。
ぶっちゃけ人よりも不幸が多いんだ私。傷病冠婚葬祭全面で。



793 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2013/05/03(金) 20:46:17
>>785
あれは目だ。角じゃない。
というかかたつむりくらい見たことあるわー!
昔住んでた屋敷の庭とかに普通にいたわー! そこまで世間知らずじゃない!

……まあ、それを差し引いても奇妙な生物よね、アレ。
地上で暮らす巻貝って先祖がえりとかそういうことなのかしら。
生物史じゃあんまり珍しくもないことって聞いたっちゃ聞いたけど。


>>786
「……完全にホラー映画だねこれ。慧音こんなことしてたん?」
「いやしてないから! 白沢そういう妖怪じゃないから!」
「いやいや、ここは若い頃はやんちゃしてたとかそういう」
「若い頃は普通に人間だったわー! 私を何だと思ってる!(ふぎゃー)」
「でもあのパチキとか素人の威力じゃないし、昔はヘッドバットで無双してたとか」
「そんなことやってたら先に首を痛めるだろうに……」

「ともあれ、天地神明に誓ってそれは白沢じゃないと断言しておく」
「いいの?」
「いいの。そもそも妖怪は自らのルールに従って生きるもの。白沢は瑞獣として姿を現し、
人に知恵を授けるのが在り方なんだから、それ以外のことなんてしないわよ、普通」
「……まー、無名の妖怪だとか、すっごいマイナーな連中なんかは枚挙に暇が無いしね。
おそらく、そいつもそんなかの一人だったんじゃないかしらね。白沢の変形が果てまで言って、
姿も名前もすっかり変わっちまった、なんて可能性も無くはないけど」
「それはもう別物だ。珍しいことではないが……もしもそうだとしたら、ちょっと複雑だなあ」


>>787
へ、平行世界の私! パラレルワールドとかリーフワールドとか別の世界線で!
さすがにアレ吹き込むのは素で恥ずかしいよ!?

「……だけどああいうの楽しそうって」

ぎゃー!? いうな! 頼むから!
みんなの心の中に答えはしまうべし!



794 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2013/05/09(木) 02:19:44
>>788
柱の男まで持ち出されたらその、なんだ、困る。
というかあいつら生物として色々とぶっとんでるじゃないのやだー。
流石の私も肋骨を武器にしたり神砂嵐撃ったりする野生動物とか見たことないわよ?
というか居たら人類は衰退してるって。確実に。

……でも、衰退してたらしてたで、幻想郷は今より広くなってたりするのかしら。
それはそれで面白いような気もするけど、まあ、仮定の話よね。


>>789
……私が知ってる限りだと尻尾も生える。あと色々と強くなる。
妖怪としての力が解放される、みたいな認識で間違いじゃないと思うよ。
満月の夜の慧音はなかなか強い。縁起にも書いてある。
だからまあ、怒らせないようにね?


ああ、おっぱい?
……ご想像に任せる。

流石にそれを私の口から言うのは、ちょっと。



795 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2013/05/19(日) 04:12:45
よいか、ローグライクゲーは最終的に「近寄らせないこと、視界に入ったら即殺すること」が基本になる。
トルネコでもシレンでもディアボロでもみらパでも最終的にはそこに行き着くのだ……。
とまあ謎の思念を飛ばしつつ私は元気……といっても何をするべきか。

・心綺楼
なんか全体的にろりろりしくなってませんかalphesせんせー。
いやそれは別にいいんだけど! いいんだけど!
とりあえず今年はこっそり例大祭に行くからうまくいけば手に入る、かも。
あと通販はちゃんと来るからヤフオクとか使わないようにねー。

・二次創作
 なんかもう語りつくされてる感があるのだけど、割と初期からここにいる一人の蓬莱人として。

 幻想郷は広くなった。今も広くなり続けている。全てを網羅できる人はほとんどいないだろうし、
網羅することにもあまり意味はなくなってしまった。
 ……というよりも、こんだけ裾野を広げておいて、根幹部分にさえ触れておけば大体はなんとか
なってしまう、原作とそこに付随する物語だけを拾えばほぼ理解は完璧になる、っていうのは、
凄いことなのだと思うんだけど。それを追う労力は馬鹿にならないのはさておき。

 そんな中で私はここのやり方として「対話」っていうスタイルを学んだ。ここならではの二次創作で、
ここでしか出来ない素敵な手段。私とわたし以外の誰かが作る物語。意外性の発見と、そこからの
発展で私は「私だけの私」として確立できた、と。デメリットもあるにはあるけどそれは割愛しよう。

 で、んー、そうだな。あんまり言葉を重ねまくって結論を書くのは苦手だから率直に。
 創作に必要なものは“勇気”だ。誤謬や手落ちを恐れない、物語を描くための度胸。
 間違ってても、忘れててもいい。東方でやりたい、やってみたいっていう意志と、労力を惜しまないこと。
 なんであれ、腹をくくっちゃえば割と何とかなるっていう空気も存在するからね。元々がそういう土壌
から生まれてきてるものだから。
 なので、まずは自分なりのフレームから生まれたものを外に出してみること。
 そこで初めて分かることもあるし、ずれた部分を修正したり、組み直すことも出来るようになる。
 だから、まずはキャラクターから理解するっていうのはいい手法だと思ってたり。
 幻想郷は今も揺らいでる、不確定な部分に満ちた不思議な世界だから、それを把握するのは時間しか
手段がないもの。一朝一夕でどうにかなるようなもんじゃないから、気にしないのが最初の定石かしらね。
……私でもまだ手の届いてないところあるし。(苦笑)

 もちろん限度はあるっちゃある(明らかにそぐわないのをねじ込まれたり、対話する気が最初からないとか)。
そういうのを消化できないのは私の限界。限界は提示しておかないと自由に殺されてしまうから、そこは大切に。
この前のちょっとした騒動もそうだけど、私自身も含めて、言葉は容易に悪意を内包してしまうし、誤解も生んで
しまうから。他の創作フレームなら単に風化するだけで済むけど、ここじゃそうはいかないのよね……。
 だからこそ対応が厳しくならざるを得ないのは申し訳ない、と。何もかも節操なく受け止めて笑って返せるほど、
私たちは強くなれないからこそ、ああしなくちゃいけないっていうのは、心苦しいものがあったり。

 ちょっと話が逸れた。軌道修正しよう。核心に向けてストレートに。
 まずはやってみたいという気持ちへ正直になろう。そのために手の届きそうな部分は手にとって見よう。
 真似できなくても間違っててもいい、自分の中にある私たちを描いてみるのが、まず第一歩。
 少なくとも私は、まず最初に私はその気持ちでここに足を踏み入れた。
 ……後は、ブラッシュアップしながら進めていけば、うまくやれるようになる。必ずね。
 考えるのもいいけど、自分の考えに圧殺されちゃったら本末転倒。まずは自分の中の鎖を投げ捨てよう。

 と、謎の応援メッセージを送ってみたり。
 もちろんこれは、これからキャラネタで遊んでみようっていう人にも通じることなんだけどね。
 少なくとも私は、そういう人の事は喜んで受け入れるつもりです、敬具。

796 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2013/05/19(日) 04:14:05
あと小傘ちゃんおかえりー。
決めボムとトランスでボムと残機を絞られるお仕事はどうだった?(酷)

797 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2013/05/19(日) 04:41:35
ふむ、マジメな話だけだと疲れちゃうし、ここは私のオススメ的二次創作でも。

・東方邪星章
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm18222014
盛大に手の込んだ釣り、と見せかけて非常に緻密に作られてるとても強力な二次創作。
STGとしても意外といいバランスになっている上にストーリーが泣かせるという二段構え。
ちょっと重くて導入に手間がかかるけどオススメ。個人的にはイルが好きそうかも。
最近新しいのも作ってるみたいなのでそっちも興味があれば手を出してみるのも良し。


・【SW2.0】GM上白沢慧音と愉快な勇者たち
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm16769125
いわゆる東方卓遊戯。TRPGとか好きなら割と必見クラス?
プレイヤーとキャラクターがきちんと分けられててプレイヤー側が実にそれらしい、というのも
個人的には高評価だったり。そして後半になるにつれて重厚になる物語。むせる。
TRPG知らなくてもストーリーだけで楽しめるというのは傑作の条件がひとつ。こっちも損無し。
ただすっごい長編と化しているので時間の使い方にはご注意を。

・蘇我屠自古は語らない
諸事情によりリンクは張らず。
神霊廟sの過去を重厚かつ無慈悲なストーリーと圧倒的な画力で世界に叩きつけた執念の一筆。
読めばおそらく飲み込まれる。あまりにも恐るべき領域に達した絵は容赦なく意識を説得するのだ。
今は完売してる模様だがおそらく再販かかるので、そのときに読んでみるといいだろう。

他にも色々あるけど、すぱっと紹介文が浮かんできたのはこの三つ。
つまりそれだけ私がこころ奪われたというアレだね。



798 名前:名無し客:2013/05/19(日) 08:04:28
妹紅で本スレには行かないので?

799 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2013/05/19(日) 09:24:57
>>798
んー、最初はそのつもりだったんだけど……。
あっちだともう私は求められてないんじゃないかと、ちょっと思ってね。
今のところ保留中。
なんかやらかしてまたさとりんに迷惑かけたらそれこそ申し訳ないし。

800 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2013/05/28(火) 01:53:10
例大祭、完ッ!
遊び行った人はお疲れ様ー。今年も熱かったね。色々。

801 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2013/05/29(水) 20:24:12
そして不在中にたまってた用事に忙殺されるという。
まあその、新作は―――アレだ。あざとかった。黄昏も本家も。
細かいネタバレは一週間後くらいに!

>さとりん
昔よりスレのスピードが落ちた分、目立ってるような気はしたなあ、ああいうの。
まあ、気にしなくていいんじゃないかな。見るも演るも互いに楽しめなきゃ意味ないし、
むしろこういうことの判断はさとり独りだけに負わせるべきじゃないとも思うしね。

802 名前:名無し客:2013/06/16(日) 02:01:31
(カサカサカサ)

803 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2013/06/16(日) 11:49:20
>>802

 長雨の季節。天も地もじっとりと水を吸って肌が濡れるような空気を成すころ。
 この時期は食べ物が痛みやすいから苦労する。冷蔵庫があればとも思うが、残念ながら私の家に電気はない。
 まあそれは別にそこまで困らないのだけど。常に食材は使い切り、必要な分だけ調達してくればいいのだから。

―――とはいえ、この暑さはどうにもしがたいのだけど。
「うだー」
 誰も見てないと、人間は果てしなくダレる。人間の積み重ねた文化だの秩序だの良識だのは対人関係が成立する
場面でのみ機能するのであって、今の私のように一人暮らしなう。な状態だとあっさり投げ捨てられてしまうのだ。
 気にする相手がいないのなら下着姿でだらしなく水桶に浸かっていてもいいじゃない。夏だもの。
 実際、夏場に服着てても洗い物が増えるだけじゃなかろうか、とまで考えてもしょうがないだろう。どれだけ人生を重ね、
状況に対する適応と学習を重ねたところで、暑いものは暑いし、並の人間が天候操作なんて出来はしないのである。
したらしたで怒られるだろうし。
「炎使いじゃなくて氷使いになりたかった……」
 われながら酷い言い草である。両方使えてもそれはそれで最強に見えるが、残念なことに私は冷やすのが大の苦手で、
そういうのはどっかの妖精の領分である。今ここで無理を通してみても、せいぜい小石くらいの氷を作り出すのが精一杯。
そしてその労力はほぼ一日分の気合である。割に合わないってレベルじゃねえ。
 とにかく、現状は上手いことこの暑い日々をやり過ごすことに脳漿を絞らねばならない。
 ならないのだが―――

 かさり、と黒い音がする。
 ああ、出会っちまったか。

 コンマ数秒で反応し、傍に置いていた短刀や手裏剣の類を数十本単位で投げつける。下手な鉄砲よりも早い弾丸は戸板
とか床板とか天板とかをぶち抜いていく。機関銃めいた掃射はしかし、邪悪きわまりない目標を捉えられなかった。常ならば
羽虫の類はおろか、そこらの妖怪であれば討滅できる攻撃はしかし、幻想郷に適応したヤツらにおいてはまだ足りぬ―――!
「勅!」
 半ば自動化された意識と戦闘動作。
 式の構築、詠唱、発動。一秒経たずに励起される力。
 それはあまりにも無慈悲に無差別に閃光を放ち目標を捉え―――



「で、スペルカードぶっぱして家を燃やしたと」
「……はい。すいませんしばらく泊めてください」
「このおおばかものめ」
「……はい」




804 名前:名無し客:2013/06/16(日) 12:05:39
かくして家なき子に。

805 名前:名無し客:2013/06/16(日) 12:31:19
こうかは ばつぐんだ!

806 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2013/06/16(日) 19:22:17
>ミハルちゃん(今さら)
あ、痛車はめいっぱい並んでたね、展示されてた感じだった。>例大祭
……あと、玄関マットは足で踏んじゃうからあまりオススメできないような気が。
やるならタペストリーとかポスターとか、天井画みたいな感じで?
やった後の事は保障しないけどな! 家族の視線とかそういうの的な意味で!

>>804

うるせー!? 好きでやってんじゃねえやい!
慣れてるし三日ありゃ立て直しちゃるわー!
どうせだから夏らしい涼しげな佇まいに改築、原材料は周りにいっぱいある!
慧音ェー! 大工道具(そいつ)をよこせェーっ!

(数日後)

「あのー、竹林で真新しい家を前に干からびてる人が」
「夏場に重労働なんてするから……水でもかけておけ」


>>805

……ああ、色々な意味で抜群だったよ。
私の人生に大ダメージ。
まあ死なないから誤差の範囲なんだけど。

しっかし、ああいうの何とかならんかね、ほんと。不衛生だし。
熱帯の生き物だから寒いところにはいないよ、っていう話は聞いたけど、幻想郷は
暑くて寒い地方だからなあ……いや、冬には出ないからまだいいのかしら、これは。
外の世界では害虫撃退のための技術がたくさんあると聞くけど、どうにか手に入らないかしら。



807 名前:名無し客:2013/06/16(日) 21:53:02
外の世界の火星じょうじG撃退技術一覧

・液体爆弾で神経機関を破壊する
・猛毒で幻覚を見せてから神経機関を(ry
・雷撃または自爆
・シャコのような威力のパンチ
・前衛が引き付けてアタッカーが高スピードでバッサリ
・大リーグボール(鉄球)
・空手
・相撲
 
確かに沢山あるね(何

808 名前:名無し客:2013/06/16(日) 22:22:13
こうして輝夜が送る次回の刺客が決定したのであった。

809 名前:名無し客:2013/06/16(日) 22:35:57
害虫を始末する時は怨みを溜めて妖怪化しないようにうまくやりましょう。
うっかり妖怪にでも転じてしまったら聖白蓮が保護してしまうからです。

810 名前:名無し客:2013/06/16(日) 22:36:25
やつらもう幻想入り? はやくね?

811 名前:名無し客:2013/06/17(月) 06:58:07
寒いところには出ないって言うしHと同棲すればいんじゃね

812 名前:名無し客:2013/06/17(月) 23:03:09
>>803
え、これ下着姿で慧音の家まで行ってない?

813 名前:名無し客:2013/06/27(木) 21:12:52
>……そもそも竹林で大火出したら真っ先に犠牲になるの私の家じゃないの。
>流石に自分の出した火で焼け出されるとか恥ずかしすぎて地底に飛び込むわ。

つ「スコップ」


814 名前:名無し客:2013/06/29(土) 18:16:39
つ【特大ゴキブリほいほい】

815 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2013/06/29(土) 23:34:38
あつい。


>>807
それはエイリアン化してる奴ら相手の対策であって地球上じゃ……。

ないとは言い切れないのが怖いわね(何)
今の外はサイエンスフィクションと現代技術が拮抗してる怖い場所だし。
一応、タイマンじゃ負ける気はしないけど数そろえて来られたら厄介だなあ。
火属性が効くならシーン全体攻撃とかで一気に片付けられるんだけど。

ともあれ、今のところは……ゴキブリホイホイとかいうもので何とかしよう。
粘着テープで倒せるってすごいわね。


>>808
おい馬鹿やめろ。
アイツなら千両箱いっぱいに持って来かねないだろ二百文やるからいますぐやめろ。
場合によっては竹林がパンデミックでヤバい。

……っても、アイツも嫌いだろうし、わざわざそんなことはしないよな。
というかアレが好きな奴ってそうそう居ない気もする。
虫好きの奴にはひょっとしたら居るかも知れないけど。


>>809
一応、供養はしてるよ。簡単にだけど。

無いとは思うけど何が起こるか分からないのが幻想郷だしね。
基本的に長生きした獣や虫の類が転ずるものだから、恨み骨髄でどうのはちょっと違うけど。
怨念はどっちかっていうと蠱毒の類に使われるタイプだと思うよ。


>>810
残念ながらああいう何処にでも居るようなのは幻想入りしなくても居るんだよね……。
困るわー害虫困るわー。蚊とか蝿とか嫌だわー……。


あ、蚊取り線香いっぱい買ってこないと。
買い置きのが切れちゃう。

【あるのかよ】


>>811
いや風邪引くから。寒いってレベルじゃないからあの氷精。
確かに寒い地方じゃ見かけないっていうけど、だからって幻想郷全体を冷やすわけにも行かないしなぁ。
家の中だけ冷やしても外に逃げるだけだろうし。しぶとすぎる、修正が必要だ……。

つーかその前に同棲ってなんだ。ヤだぞめんどくさい。
一人で居るほうが気楽なんだよー、こっちは。
……それはそれで寂しい時は確かにあるけどさ。



>>812
ちょっと、着替えくらいちゃんと持ってるわよ。
いちいち宣言しなきゃならんって性質の悪いTRPGか何かか。パラノイアとか。
こうみえて箪笥とかの防火処理はきちんとやってるんだから。
……まあその、経験的に色々とあったんで。



816 名前:名無し客:2013/06/30(日) 00:44:08
蚊の最上位種はレミリアがすでに居るから、ここは蝿の最上位種ヴェェルゼヴヴ的な少女の幻想入りが待たれる所という事か。

817 名前:名無し客:2013/06/30(日) 07:46:03
まあ平安貴族だしね。アレが好きな貴族なんて虫愛づる姫君ぐらいしか…

818 名前:名無し客:2013/06/30(日) 11:02:16
イナゴとか食べてそうなのにGはだめなのか

819 名前:名無し客:2013/07/11(木) 19:42:45
(ヒソヒソ) あの人炎使いなのに暑さでダレてるよ(ヒソヒソ)

820 名前:名無し客:2013/07/11(木) 22:19:41
動くの面倒だと思ってたら死んでリザってこの体便利だわーとか思ってそう
特に輝夜

821 名前:名無し客:2013/07/21(日) 19:08:18
フィンガーフレアボムズできますか?

822 名前:名無し客:2013/08/20(火) 00:45:20
裏百八式大蛇薙できますか?

823 名前:名無し客:2013/09/01(日) 18:56:30
もこっちというライバル?が増えましたよ。

824 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2013/09/12(木) 16:57:46
ただいま。
……いやあ、夏の暑さは強敵でしたね……。
というか暑すぎでしょ今年は! 私がダウンするとか相当だよ!!
皆も身体にはまだまだ気をつけなよー。
私は不死身だけど普通は死んだら死んじゃうんだから。

>>813
私に墓穴は必要ないぞ、名無し。
……必要ないから、まあ、なんだ。
過去の発言を掘り返さないでくれ。うん。(目を逸らしつつ


>>814
これで勝つる!
……とはいえもう一通り焼き払っちゃったからな。一手遅かった……というべきか。
まあ、あって困るもんじゃないし、玄関先あたりに置いておこうか。

……ひょっとしたら勝手に入ってきた輝夜が引っかかるかも知れないし。

【ない】


>>816
それが出てくるとなると基督関係の人も一緒に来そうな……。
……邪星章?(それは二次創作です)

さておき。
いや、というかその前にアレを蚊トンボ扱いって相当な根性あるなお前……。
見つかったら死ぬぞ。比喩でなく。そんな可愛いもんじゃないわよ。蚊取り線香効かないし。


>>817
あの子はえらい変わり者だからね……嫌いじゃあないけど。
でも私は虫苦手だからな……うーん。(汗


口さがなき人、心せわしき人は時に哀れみ時に蔑むだろうけど、同じ型に入って緩やかに枯れていく
あの時代の人間に比べりゃずっと上等なものだけどね。例え時代の徒花とされようとも、本人の知性と
美の新たな発露は本来的な意味で人間らしいものだと私は考えるよ。



825 名前:名無し客:2013/10/04(金) 12:54:44
突貫工事で建てた家はその後どうでしょうか。
雨漏りしたり大黒柱が傾いてきたりしていませんか?

826 名前:名無し客:2013/11/04(月) 08:12:11
夏が過ぎ、秋も深まって焚き火が懐かしい季節です。

まあダイオキシンやなにかで今は野焼きをみる機会も減っていますけれども…

827 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2013/11/06(水) 03:33:09
うん。ただいま。
間を空けすぎてごめんー! とりあえず取り返すよ!

>>818
G食う地域もあるらしいけど、まあ、うん。そこは生活文化の違いってことで……。
人間、やっぱり生理的な嫌悪感とかを押さえつけるのは難しいんだよ。どれだけ訓練しても。
戦場の兵が激戦の末に心を病むのにも近い。神でも悪魔でもない以上、限界はあるのよ。

……まあ、要するにゴキブリこわいってことなんだけど。
冬場は出てこないのが救いね、うん。

あ、イナゴやハチノコは普通に食べられるよ。あんまり好んで食べたりはしないけど。
そもそもあんまりごはん食べなくてもいい体質だからえり好みしちゃうのよねー。


>>819
いやだってお前……火傷しなくても温感はあるんだから当然だろう……。
火を操れることと熱に強いって言うのは別の話なんだって。昔は自分でも火傷してたし。
自分を源とした熱は手に出来ても、自分の外にある熱は扱うのが難しいんだよ、本当に。
分母が違いすぎるからね。どれほどのかがり火でも、太陽の火、神の火には勝てないものさ。

暑さに強くなりたい、ってのは否定しないけどね。
毎回毎回つぶれてたら本当に体がもたないわよ。死なないけど。


>>820
リザでも疲労は取れないんだぞ、名無し君……まあ、体調不良のリセットにはちょうどいいかも知れないけど。
ただあいつはどっちかっつーとアウトドア派だぞ? どっかの薬師が過保護すぎるだけで。
そーでなきゃ釣り対決だのスポーツの秋だの月都万象展だの真冬にプールだのやってないと思う。


>>821-822
できる。……けどやんない。
普通に弾幕ばら撒いた方が基本的に強いしな、私は。
そもそも私が付け焼刃で真似てもコピーキャットくらいにしかならないんじゃない?

殺し合いの技なら他で十分事足りてるよ。
……余計なくらいに。

こっちじゃ使う機会ほとんど無いしねー。
せいぜい錆び付かないように体動かすか、輝夜と殺りあう時程度だよ。


>>823
……らい、ばる……?

いやそれ名前の語感だけで決めてないか。
バズる要素皆無だよコレ!?
そもそもなぜライバルにしたし! 私の宿敵は輝夜だけで十分だよ!



828 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2013/11/06(水) 03:39:01
>>825
台風でつぶれたから立て直したよ。





……ああ、うん。もう、もうね。
とりあえず上白沢慧音の家に居候しながら今度はマトモに立て直しました。
手抜き、ダメ、絶対。


>>826
草木を燃やすくらいなら大丈夫だと思うんだけどねぇ。
外の世界もなにやら苦労してそうだ。自宅で焼き芋も作れないのは不便よね。
まあ、火事にでもなったら大変だし、良く分からんけど体に悪いならそりゃ止められるとは思うけどね。
変なもの燃やさなきゃいいってだけの話なんだけどさ。

……私の場合はどっかのおばか姫が襲撃して奪いに来るから作り辛いんだけどな。
頼むからこういうのはのんびり食べさせてくれ、たのむ。
冬用の仕込みも出来ないから困る。割と切実に……干物とか燻製とか持ってく兎もいるしな、うん。
落とし穴でも掘っておくべきか。



829 名前:名無し客:2013/11/06(水) 18:27:07
あーやっぱ手抜き建築だったんだ…

830 名前:名無し客:2013/11/06(水) 23:49:15
>とりあえず上白沢慧音の家に居候しながら
やっぱり、けねもこキテル…?

831 名前:名無し客:2013/11/09(土) 19:01:53
ウサギ罠を仕掛けるんですか?

832 名前:名無し客:2013/11/09(土) 22:05:02
ひゃっはー! 今夜はウサギ鍋だ!

833 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2013/12/06(金) 00:32:34
すまん。忙しかった……うん、本当に、色々と。
ひっそり返事する。

>>829
まあ、私は左官屋じゃないからね……。
後は迷いの竹林にあるから大工さん呼べない! 呼びにくい! ってのもある。
だからまあ、必然的に自力でそこそこ組み上げられる程度に仕上げるんだけど……。

……高確率で輝夜とかに襲撃食らって倒壊したりするからな。

なるべく簡単に建てるようにしてるんだ。

気合入れて立て直すなら、どうせならもう一つどっかに隠れ家でも作ろうかなあ。
私ももう少しいい屋根の下で寝たいもんだ。


>>830
残念ながらキマシタワーは立たないわよ?
好意があるのは否定しないけどさ。気を置かない友人くらいのものだってば。
さすがにそこからもっと踏み込むって言うのは……。

まあ、そういうのを否定はしないけど、ちょっとね。
やっぱりそういうのとは違うや。


>>831-832
……悪くはないけど。うん。
というかなんか仕掛けようかとも思ってるけど。
でもさすがに食べるのはちょっとなあ……。
そもそも妖怪ウサギって食べても大丈夫なのかしら。お腹壊しそうでヤだな。


834 名前:名無し客:2013/12/06(金) 20:57:55
リグルとか除く伝統的な昆虫系の妖怪って人格を感じないと言うかキャラ薄いのが多い気がする。

835 名前:名無し客:2013/12/14(土) 23:00:54
>残念ながらキマシタワーは立たないわよ?
じゃあ慧霖は……すいません実際幻想郷が崩壊してもありえないことを言いました(土下座


…しかしぶっちゃけ、慧音先生の好みのタイプというのは一体どういったもので?
とりあえず自分より強いというのは分かったけれど。

836 名前:名無し客:2013/12/23(月) 11:20:41
イナバのうどんげ鍋はスタッフが美味しくいただいたのだろうか

837 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2014/03/02(日) 01:05:17
気がついたら人気投票がはじまって終わっていた。
な、何を言ってるかわからねーと思うが(ry

あ、私12位だった。露出ロクにないのに不変ってすごいな。
みんなありがとー。


>>834

まあ、昆虫だからね。高度に構造化・定型化された社会性生命の極みだし。
社会って体制を維持するに当たっては感情や知性は不要って事なんじゃないかなぁ。
あいつら痛覚もないらしいから、なんというか、ロボットめいてるよね。
ああいった生物が発生・発展してきたってのは門外漢でも面白いと思う。


>>835
魔理×霖じゃあないのか。

【お前は何を言っているのか】

慧音は……うーん、どうだろうな。そういう付き合いとか結婚とかまだ考えられないって言ってたけど。
忙しすぎてそういうことする余裕があんまり無いってのもあると思うけど。
ただまあ、性格的に世話焼くのが好きだから甘え上手な相手が相性いいかもねー。

あ、私の勝手な予想だから真に受けないように。
根っこが先生気質だからあんまだらしないと、こう、頭突かれるぞ。


>>836
イナバ、うどんげ、鍋、四コマ……ああ、うん。
嫌な事件だったね。(目を背けつつ)

あの表紙でゴーサイン出した人は色々とこうネジ飛んでるわよね。
初めて見たときは笑い止まらなかった。


さておき、結局トラップの類は不発でした。
警戒されて近づいてこなかった模様。……ちっ。
まあおかげでモノに被害はなかったからいいけど。
しばらくはこの手で何とかなりそうね。



838 名前:Kresnik ◆WEISS0lzjQ :2014/03/02(日) 11:49:01
 
 なんで10位以内に入らないのかイミが判らないけどな……。
 一人の投票じゃ! 何も変わらないってのか!
 
 まあ。
 159人もいて5位と12位なら大したもんっちゃ大したもんなんだろうけど。
 
 なんだろうけど。
 あの投票結果、確か前にも二回くらい見たけど、主人公二人の安定率はマジで普遍なんだな。
 DC世界のスーパーマンとバットマンくらい普遍に見える。
 
 そして新作、買ったのにまだ触れられてねえ……。
 更に次回作が出た頃にようやく現行の最新作触れてるとかだと洒落にならない!
 あとアレだ。
 狐をようやく追い詰められるようになった。
 このまま行けば本当になんとかどうにかやっと妖々夢の最後に辿り着けるのか。
 
>昆虫
 
 ロボットみたいってか、昆虫の適応戦略を話の前提にしたら人間が「お前ら人間の種の生存装置ロボットから
離れすぎてる」って感じだろうな、きっと。
 
 適応過程で痛みが必要になるサイズだと物理的にある程度のサイズになるし、その連中は恐ら
くそれなりに神経が発達してて、そうなると社会集団がある程度複雑になるし、だからロボットにな
ることができない、って。
 痛みがあったから社会が生まれたし、痛みがあったから集団が複雑で、高度になった。
 けど、集団が複雑で高度で社会だとか理想だとか思想だとかがあちこちで不具合起こしすぎて、
痛みが必要かどうか大真面目に議論してんのが今現在だしさ。
 ま、やってることは旧ソ連研究局の延長線上でも、医療は問答無用に進化するからな。
 差し詰め注射を痛がるのは、痛みが必要だから進化したのに進化した後で「やっぱ面倒だ」って
言ってるようなもんか。
 俺達の痛みがサーベルタイガーの牙ってワケじゃないけど。
 今は、まだ。
 
 不死ってのは――だからアレだ、その過程で人間が否応なく理想にしちまった概念だよな。
 死への恐れはギルガメシュ然り、黄帝然りだしさ。
 大昔に文明を築いた人類はそんなこと考えなかった――なんて主張もあるけど、それならそれ
で人間はいつから「今の人間」になったかってのはそれなりに面白い話かもな。
 ネットが生まれる前と生まれた後の人類じゃ、神経の用途がそれなりに変わってるのは目に見
えてるくらいだ。
 

839 名前:名無し客:2014/03/02(日) 12:46:05
連投で投票しまくってるクルさんwww

840 名前:イル ◆ALBUS0Y1TQ :2014/03/02(日) 13:30:25
>>839
 
(射殺)
 
 ハハハ何を馬鹿な。
 ななな何を馬鹿な。
 
 ……いや、マジでやってないけどな!
 そういう意味で言ったんじゃない!
 余所様のスレッドで風評被害もいいとこだ!
 
 第一……。

 「誰かが評価を意図的に操作する」事に何の意味があるんだ……?
 まあ、確かに……。
 「相対的な評価」に影響を与える印象のパターンを構築することは可能だ……。
 人間はパッと見の印象で物事の価値をザックリと把握する能力に長けているからな……。
 「ランチの時間に行列の出来る料理店」だとか「Amazonランキング評価」だとか「価格.comで満足度の高いパー
ツランキング」だとか「オリコン順位」だとか「大手インディーズCDランクの上位10位の顔ぶれ」とかだ……。
 一週間くらいは話題になる程度のポップな曲の印象を操作することにはそれなりの意味があるだろう……。
 だがな……。
 それは「その曲がスバラしい」からだけじゃあなく、「その曲を媒介したコミュニケーションが欲しい」からスバらし
いってことになってるだけの場合もあるんだ……「ドラマ放送中そのドラマの原作小説が矢鱈と売れる」とかな。
 しかし、考えてもみろ……。
 日曜洋画劇場で俺達は何度「ジブリ」や「80年代のアメリカ映画」を見てきたんだ……?
 そして、俺達がプロジェクトAのジャッキーやターミネーターのシュワルツネッガーを何度見ても翻弄されるのは
どうしてだと思うんだ……?
 「完璧」とはそれなのだ……。
 剣客商売や仕事人のリメイク前の作品がいつ見ても最高なのは、「コミュニケーションの外」に出ても価値を喪
失しないレベルに達しているからだし、水戸黄門がエンドレスで日本に流れ続けているのは水戸光圀悪人成敗行
脚の完成度が至絶だからに他ならねえ……。
 いいか、839よ……。
 「イーリアス」と「アップダイクの詩」のどちらが優れてるかを比べることに何の意味があるんだ……?
 「ルドンの絵画」と「ショアの写真」とを比べてどっちが優れてるか話したところでなんの「トク」があるんだ……?
  
 いいかッ!
 「絶対なる価値」とはッ!
 「美の評価」っつぅーのはよォォォーッ!
 
 そんな「曖昧なモン」じゃあねェェェェーんだよなァァァーッ!
 

841 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2014/03/02(日) 16:08:08
いやぁ、ここまで公式での露出いっさい無しのキャラがここまでランク維持できてる方が奇跡だろー。
……その点を考えるとなんでこの順位なのかがさっぱり分からない子がいるのがまた謎なんだけど。
これが人気投票……何が起きるか分からない……ッ!

あの二人は本当にねー。絶えず前に出て動き続けるからこその求心力といえるかも知れないなぁ。
あと近年は書籍展開が強い(かわいい的な意味でも)からその意味でも話題には事欠かないしね。
DCの喩えもあながち間違ってないかもね。東方の顔って言うのにふさわしい歴史と魅力はあるもの。
今や「いないと落ち着かない」ってくらいには昇華されてると思うよ。

実を言うと初期の頃は割と入れ替わり激しかったんだけど、気がついたら定番になってた。特に霊夢。
魔理沙は意外と浮き沈み激しいけど、それでも安定して上位にいるね。ある意味で「らしい」動きの大きさかも。
あ、振れ幅の部分は自機性能に影響されてるとか? 輝針城の魔理沙はバランスブレイカーだったし。


私もまだ全部クリア出来てないから安心して頂戴(何を)。
……いやあ、前よりも遊ぶ時間が取れなくなってきちゃってね。他のゲームもやってるってのもあるんだけど。
さすがにEX全部抜けてないってのもアレよねー。またしばらく集中してやってみようかしら。


>虫
あー……うん、そうかも知れない。
向こうから見たら「なんでそんな非合理的なのにそこまで繁殖してんだ」って思われてるかもね。
ただ、高度化されたパターンは柔軟性が無いって表裏の欠陥を持つ以上、あっちは何かあればさらりと全滅するからなぁ。
ミツバチの集団失踪とかセイヨウミツバチのスズメバチに対する脆弱性でもそうだけど、外的要因で簡単に営みの歯車が
狂ってしまう以上、あえて特化せずに多様性を尊ぶ方向=必ずしも合理的である必要は無い、って方がストレスに対しては
強いんでしょうね。
例えるなら―――格闘ゲームとかでの読み合いもこれに当てはまるかしら。
ゲーム内で技の性能が規定されてて基本的にそこから外れることは無いなら、戦術上の定石は必ず産まれるし、多くの人は
それをなぞっていくことになる。その戦術は最終的にジャンケンみたいな相性関係に収束されるけれど、最適でなくていいなら
グーチョキパー以外……例えば突然のローキックですっ転ばしてもいいし、相手の顔にパイをぶつけてしまってもいいなんて
選択も実は用意されている。ちょっと極端な話だけどね。実際のジャンケンでそんなことやったら殴り合いだし。
で、上級者とか達人みたいな人は狙って定石を崩すことで相手のパターンや戦術を効果的に狂わせて勝つ、ってことね。
実際、上手い人って本当に普段は使わないとか役に立たないような技を使いこなして、最適のタイミングで当てて勝ってるのよ。


ちょっと話が逸れたかな。
大前提として「痛みが必要であるか否か」って部分が、私たちとそれ以外の社会性にどう影響しているか、よね。
痛覚を自覚して認識してるから、自己保存に執着する。加えて感情を励起して共感するから利他的にもなれる。
苦痛を克服する為に協力と共生を行なうようになる―――まあ、こう考えると意外と悪くないかもしれないわね。
現状はみんな増え過ぎてて社会も大きく複雑になりすぎて自家中毒気味になってるってのがなんとも、だけどね。
これはどっちかっていうと生物の進化より文明の進歩があんまりにも早すぎるからって方が正しいっぽいけど。
だって人間の構造自体は数万年前から大して変わってないもの―――変わってるのはその中身、ソフトウェアだけ。
今まではそのソフトウェアのアップグレードだけでやっていけたけど、これからはそれだけじゃ不足、ってことかも。
牙の喩えで言うなら自分から引っこ抜くとかむしろ差し替えるようにしてしまうとか―――は、ちょっと極端だけど。
大きくなりすぎないように削る……ってのはアリなんじゃあないかな、とは思うね。

ただ、サーベルタイガーみたいな過剰適応というよりは、その苦痛を上手く使いこなせてないんじゃないかって認識だけど。
私見だけどね。それを克服するための方法を模索してきたのもまた人類の歴史だもの。もうちょいポジティブに考えてるね。
注射針も今はあんまり痛くない針が発明されたみたいに、そういう難題を何とか乗り切れることを信じてるよ。
まー、科学技術なんかで感情や痛覚を制御ってなると、途端にサイバーパンクとかの路線に向いちゃうけどね。


>不死
ああ―――確かに、それは言えるかも。
死を苦痛と捉えるか安らぎと捉えるかは文化的な基盤によるけど、大半の人には恐怖の対象だもの。
もしも死を受容すること以外で克服する手段が無いなら、不死を目指すのは当然の帰結なんでしょうね。
昔の人の死生観を今から推し量るのはちょっと難しいけど、大きな力を持てば、大半はそれを惜しむのはあると思うよ。
地位と権力に比例して不死を想う強さは増大する、あるいは『死』を意識して考えられるようになる、というべきかな。
その物語がどういう背景で生まれたか、まで気を回すと……まあ、当時は一部の人だけだったのかもね。不死の憧れ。
あくまで例外的、というべきか。
だから、んー、そうね。多くの人が「死」について向き合えるようになった―――それだけの余裕が生まれたのはいつごろか、
なんて視点で歴史をみてくとその辺の答えは出てきそうね。何時から人は普遍的に不死を理想として追うようになったか、のね。


>>839
無茶しやがって……。
まあ、実際そういうのは運営の寿命がストレスでマッハだからやめたまへ。
AKB的な戦法はオリコンだけで充分だ。別に何が減るわけでもないし普通にやろう―――


>>840
ってうおぉぉぉぉぉぉい!?
なんかすごく久しぶりに見た光景だけどここで射殺とかやめて!? 畳が血で汚れる!(そこかよ)




……まあ、なんだ。嬉しいっちゃ嬉しかったわね。順位落ちなかったってのは。
今回は色々あって投票数減ってたけど、今でも愛してくれる人が根強くいるってのは、うん。ありがとう。
ここでもまだ遊んでくれる人もありがとう。……顔出せなくてうん、マジゴメン。もうちょっと動くようにする。
これからもよろしく。



842 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2014/03/02(日) 16:33:21
せっかくなので最近やってたゲームをつらつら。
そのうち細かいこと色々書いてみるかもしれない。

・艦これ
これアカン。マジで時間泥棒や。
割と放置気味でもプレイできるけど気がついたら何かの片手間にやっている。ヤバイ。

・HELLSINKER.
神。いわゆるゴッド。なんでもっと早くプレイしなかった。
STG最高峰といってもいいんじゃなかろうかという超クオリティ。
世界観、演出、ゲームシステムと巧みな難易度設定の融合でエヴォリューションだ!
ただしとっつきの悪さもエヴォリューション。マニュアルがマニュアルじゃねえアレ古文書だ。
でも慣れればどんな人でも上手いことクリアできるようになってるのは流石。
弾幕ゲーだけど実際は自機の性能をフルに活用して無双するゲーム。

・WoT
馬鹿が戦車でやってくる。戦車でバンバン(超リアル)。
基本無料でもがっつり遊べる珍しいゲームでもある。
第二次世界大戦をベースにしたオンラインTPS。ソ連の恐ろしさと英国の英国面を身をもって理解できる。
最近日本車両も使えるようになった。強いと思うかどうかは個人差があります。

・TRPG(いっぱい)
時間泥棒そのに。色々な意味で沼だコレ。
紙と鉛筆とサイコロが織り成す物語は無限大。
君はロボに乗ってもいいし剣と魔法で戦ってもいい。
気になった人は「東方卓遊戯」で検索だ!(ダイレクトマーケティング)

・ナムコミュージアム
何故いまさら買ったし。オールドスタイルアーケードをたっぷり味わえる詰め合わせパック。
今はモトス(スペースおはじき)とドラゴンセイバー(鬼畜STG)とボスコニアン(全方位STG)ばっかりやってる。

・絵心教室(3DS)
すごくいいお絵かきツール。これ学校の教材にしてもいいんじゃなかろうか。
もっと描く時間が欲しくなる。画面が小さいのが珠に瑕か。


……こうしてみると本当節操無いなー私。
読んだ本とかはもっとカオスになってるしなあ。



843 名前:半妖精 ◆5OGpS4IKvvwM :2014/03/08(土) 00:08:56
>慧音は……うーん、どうだろうな。そういう付き合いとか結婚とかまだ考えられないって言ってたけど。
>忙しすぎてそういうことする余裕があんまり無いってのもあると思うけど。



      ト、                  ______)
     「::::\┐  _,,. --──- 、..,,_    `ヽ.  で  泣  も   
   r-‐'へ::::::::!_'´ __,,,,......,,,,,__    `ヽ、    ', す  い  う  
   >:、:;::::::>''"´       `"'' 、   ':,   i. よ  て   や  
  └─ァ''"  /            `':.,  ',.   !!  る  め  
     ,:' /   / ,' /  ,' i.  ', ':,  i    ',!  i.  |.   人   て 
   / ,'  .,'`メ、!,_,/ ./! 、i__,,!イ .|.  i ,ゝ |  |.    も  下  
   ,'  i   ,!/,.-ァー;' / !/ァ;ー'-r'、 ! /__」  |   |    い  さ  
   i   ! ハ!イ i `ハ     i `'ハ Y/ i/  ; |  |.   る   い
  └'^iー! ,iヘ ':,_ン    ':,__ン ノ!'  |  i. i  ,'    ん  ! !
    ,:'  .!.7,.,.,     '     .,.,., ,'!  .!  | |∠,_    ________
 o ゜/  ,:'. ト、   r‐,-‐ ''"´`ヽ. / ;   |  ! !  `Y´ ̄
   ,' .// i. `i:.、.,!/      ,.イ,:' ,'   | ,'i .|
   レヘ_/ヽ. !ァ''"´ `ヾi、ー=''"/ヨ___,/、___!へr┘
       /      ヾ!二へ/:::::ト,.-'‐'^ヽ,
       ,'        ',l>く}:::7    rノ          | __
     K_    _,r-イYン/ムi:::::/   ,ノ´  /     ⌒ヽ, 〉
       /Y>ベ´   '';:::::io:/   ,イ   /   : : :::::,. -─V-、
     ,.:':::::ヽ、ン':,    ヽ/   ,イ /゙,ー、,'   ::: :: :::_k=ニニ}><{=!_
   /:::/:::::::::::::::::ヽ.   '    ,.;'ヾ/、/_/ノ  : : :: :::::!/ノノハノ) )   
 ,く:::::::/::::::::::::::::::::::::`ヽ、___,.,.イi `'ー'^''‐'/    : : ::::: ! !リ⊃⊂〉
'´::ヽ`'::、::::::::::::::::::::::::::::::::/!::::::::::!    ,'    : : ::::/´.::〈::::ヽl}
::::::::/`7::::`''r-::、:;_______/rL_,.イヽ.   i       くク/_入⌒)`)
::::::;'::::::!::::::::::';:::::::::::\:::::::::::::::::!:::::::':,   ヽ、       



……ごめんなさいとりみだしました。
けど、このぶんだと衣玖さんが帰ってくるのは更に遠くなりそうなのがいっぱい悲しいとおもいます。
なんというか、風評被害というか、とてもとても理不尽な理由で。

ごしゅじ、どこかのかっこいい公務員(高給取り、超美形、不愛想だけど実は優しい)の人とか
むかしの約束とか気にしてるみたいだからもう一度だけでも元気にしているところを見たいなあと
思いんですけど。ボk、名無しも昔からファンだったし、衣玖さん。





って……あ、あれ? 名無しになってない…?

(名前欄参照中。。。)


え、えーとっ……どようびー!

【また後でご主人に怒られそうだ…】


844 名前:半妖精 ◆5OGpS4IKvvwM :2014/03/08(土) 00:39:59

あ、あとそれとっ!
御主人サマから言伝というかココからが本題っ!

>ここでもまだ遊んでくれる人もありがとう。……顔出せなくてうん、マジゴメン。もうちょっと動くようにする。
>これからもよろしく。

『このような形で表すのは躊躇ったが、誤解されるような他意は無いと前置きした上で復帰したことを喜ばしく思う。
ともすれば既に幻想入りすべき身だが、一観客として、そして同じ住人として応援している。
 余談だが此方もいい加減復帰を視野に入れているので、故あればその時は其方の知り合いが懸念している
 感情は持ち合わせていないと断言した上で
宜しく頼む。

 
 ―――それは兎も角、既に過ぎた事ゆえに黙っておこうとも思ったが。
 去年のハロウィンの時期にまた其方が知る某神父の病気が再発しかかっていたので
 今更ながら報告させてもらう。手遅れかもしれないが相応の対処を望む。


                                  有角幻也』

以上っ!
オメヨゴシ失礼しましたっ!

(……ううっ、間が続かなひ…何か話題、話題を…)

>虫
て、テラフォーマーズ面白いですよね!

【駄目そうだ】


『・追記
  
 ―――其方の話題で思い出したが、某作品における火星のあれがある意味
 昆虫というものの機械性を今最も印象付けていると思う。
 人の形をしているが故に殊更露わになった特異性とでもいうべきか、むしろその異形性の方こそが
 際立ってはいるが。
 
 ―――遺伝子工学の進歩による異種生物の特性の獲得は、果たして新たな適応進化の形なのか。
 或いは、ライカンスロープやフランケンシュタインといった狂気の再来であるのか。
 其方の話題とは逸れてしまうが、ふとそんな事が脳裏をよぎったので余談として記しておく。

 ……私の使い魔が話題に詰まっていると予想した上でな』

845 名前:イル ◆ALBUS0Y1TQ :2014/03/08(土) 10:25:39
>>841
 
「考えてみたら黒い子の方はバットマン的だよね。黒だけに」
「黒しか合ってねえ……」
「いや、赤い子の方はオールラウンダーじゃないか。スーパーマンは赤青で巫女さんは赤白。大丈夫、似てる」
「そういう問題なのか!?」
「空を飛ぶ能力ってのがもう似てるよ。スーパーマンの基本も飛ぶことだし」
「それはそうなんだけども!」
「黒い子の相棒がロビンだな」
「そっちは造形的にもう無理しか見えねえよ」
「バットモービルはマスタースパーク。大丈夫、行ける」
「その発想は一歩たりともどこへも行けてねえ!」
「で、好みはどっちかな」
「え」
「うん」
「……あー……レア度的に巫女さんじゃないか」
「何に対するレアさなのかは知らないが、聞かない方がいいような気しかしないな」
 
>ネイチャー、ナーチャー、カルチャー、スパイス
 
「まあ、それに加えて、神経が発達してるってことは思考が発達してるってことだからね」
「人間は人間に考えられることしか考える事ができない、ってな」
「そういうこと。まあ、その起源をいつにするかという話ではあるかもしれないな」
「っつーと、いつからだ?」
現生人類ホモ・サピエンス・サピエンスの出てきた時期、二十万年くらい前だろうね」
「えっらい前だな」
「僕じゃなくてもそう言うと思うよ。というか、文化的進化論だって生物学的進化論から分かれて生まれたに過ぎないんだ。
ミームのラマルク的伝達という事実は現実のモノだけど、その現実のフレーム自体が生物学的な根拠に依っている。妹紅
風に言うなら、ゲームシステムというフレームがまずはあって、そこで起こり得るパターン化が人間に制御できない――よ
うに見える形で起きてるだけだ。文化が水平的に――同じ時代の生物の様相を変化させ得る、って理解は、結局のところ
それ自体が旧人類の生物学的特異点に依っているに過ぎない」
「……特異点かあ?」
「そういうことにしておきたい人は多いと思うけどね。生物として人間は特殊である――、って主張したい人は、特に」
「はん」
「遺伝子それ自体は環境に制御される産物に過ぎない。それが神の手によって生み出されたモノであれ、人間によって手
を加えられたモノであれ、ね。人間とは人間と言う名の自然、、、、、、、、、だよ」
「だから……まあ、そういうことだよ。なにしろ痛みは悼みだからな」
「その言い回しはベタだなあ。他者への共感がなければ人間が「人間らしく」在れないって?」
「俺が主張してんじゃないだろ。世間がそう言ってる。具体的にはアメリカの団体があちこちで言ってる。人間の特殊さは人
間が保証してくれるっつーか、するしかない」
「”我々の狂気は君らが保証してくれるわけだ。結構、では君たちの正気は誰が保証してくれるのかね?”と」
「アメリカじゃ聖書ってことになってるな」
「ふふふ、正に」
「実際――どっかで適当に折り合い付けるのが精々だろうよ、いつもいつでも」
「脳を弄るな――なぜならそれは神の御業だからだ」
「ふん。実際はどうなんだよ、それ」
「僕らはそういうことにした方が都合がいい。唯物論派の科学者は激おこでドーキンスおじさんはぷんぷんドリーム発動。
なんだ、こんなのキリスト教圏じゃいつものことじゃないか。これじゃギブスンが日本を舞台にしたがるのも頷ける」
「大変だよな、あの人も大概……」
「妹紅の言ってるのもそういうことだよ。人間は「感情を使いこなせない」からね。痛みも使いこなせない。まあ、それでも痛
みがなかったら人間の身体は満足に活動すらできないんだけどね」
「ケガしてもわかんねーしな」
「根本的なことを言うなら、「痛み」という概念が極めて広い範囲をカバーしてるのが重要なんだろうけどね。それこそ君が
言うような意味での「共感」の必要性だ。物理的な意味での痛みそのものは一因でしかないからね」
「ルソーかホッブスか、みたいな話じゃないってな」
「そういうこと。まあ尤も、ルソー的に牧歌的な幻想は割と早くに崩壊してはいたがね。とは言え、スペンサーを曲解した社
会進化論にブレるとアタマ痛い白人主義のアレな話になるのもマズいから、その点ホッブス流の方向性も割と早く崩壊し
てたかな」
「たりめーだ。お前、孫子サマはクラウゼヴィッツよりどれだけ早く生まれたと思ってんだよ」
「おいおい、自我だの優勢的な資質だのなんて環境適応の後付けでしかないってのが君の立ち位置じゃないか――アジ
ア主義とは言わないが、その言い分も牽強付会気味だと思うがね」
「ま、アジアに肩入れする気もねえよ。そういう話じゃないからな」
「無論そうだろう――いずれにせよ人間はリヴァイアサンを飼い慣らせないってワケだ」
「つーか、ンなもんアメリカがグダグダしてるの見たら解るだろ。あれこそ妹紅が言ってる話そのまんまだ」
「自由は制御できないからね」
「じゃ、ねえな。制御することを非人間的だと思ってる、だろ。人間はその自由をあらゆる意味で束縛されてはならない、な
んてな。縛りまくってんのが現実だし、縛られてないと安心できないってのがあの国の主張だけど」
「そうさ。で――だからそれは自由を守護するという倫理を制御できてない、ってこと」
「……それだけメタ化したらなんでも同じじゃねえのか?」
「そういう話だよ。自由ってのはね。縛られる自由が縛られない自由を凌駕するなら、それはそれで資本主義的に妥協点
として成立する。即ち、自由はより自由な自由に抹殺されるワケだ――とりわけ、自由ってのは他の自由を認めないこと
を基盤に成立する傾向が強いからね」
「ひっでえ話だ。面白い」
「正に。関わらずにハタから観てなきゃやってられないくらいだろう」
「……ま、万人が満足する『自由』なんて存在しないからな。自由の本質はその自由を嫌う別の誰かに嫌われることだ」
「際限のない自由はカオスだし、人間社会自体がカオスに抗うことから生まれた――というとホッブス的だけどね。結局の
ところ、どんな主張もどんな思想も、自分以外の人間を自分の側に繋ぎ止めようとしているに過ぎないと言えばそれまで
ではあるかな。いつの時代だって、戦争は自分以外の誰かを殺そうとした時に始まる――のではなくて、自分が殺そうと
する相手に殺されることも覚悟した時に始まるんだ。一方的に殺そうとするのは無理ってだけなんだがね」
「はあん。資本主義も共産主義も限界だとして、人間の限界が見えてるとしてさ。お前の考える最良の手段は?」
「人間に可能な最良? 決まってるじゃないか。最高のシステムをデザインすることだよ――反対意見を丸ごと封殺する
前提付きで」
「言うと思ったよ」
「君と僕の仲だ。こんなことはわざわざ聞くほどのことじゃないだろう」
「……なんつーか、そこへ行くと脳科学の発達ってのは生物学的な進化論への偏重になんのかな」
「不死や魂って概念の創出は、文化的進化が万能だって考えに基づく面はある――とは言えるかもしれないけどね。ほら、
SFでよくあるだろう? 人間は魂をソフトウェア化して、どこまでも未来へと進んでいける、みたいな」
「あるけどさ。そりゃ一昔以上前の主流だろ……まあ、ソフトウェアとハードウェアが実質一体でしかないってのがバンバン
証明されちまったのが理由だろうけどさ」
「然り。文化的な進化の究極とは、突き詰めれば『人間であること』を放棄するか否かという点に行き着いてしまったワケだ
からね――『未来』というのが単に時間軸方向へ遺伝子が進捗するだけでしかないことに、人類は今更ながら気付くしかな
かった。不死はここに来てその存在理由を問われ始めたんだ。妹紅が言うように、死への恐怖と向き合えないからだ、と改
めて直面させられた。制御できないほど急速な技術の進歩はデカルト的な恐怖を人間に思い出させたってわけ……」
「ま、『今を感じてる』ことが人間にとって大事だとしたら、その大事さ自体が操作可能だったり単なる現象でしかないって言
われてんのが今だしな」
「クオリア、とかもう流行らないよね」
「まーな」
「仏教は――というか、初期の原始仏教はその点、ハナっから生物学的な進化論を基盤に発展してたとも言えるし、キリス
ト教は理念において文化的進化論の基盤となったとも言えるかもしれないかな。……ま、尤も、その主張をミームとして持
ち出した鏑矢がドーキンスなのは皮肉としか思えないけどね」
「全力で嫌ってくれてるからな、キリスト教」
「いや、彼は基本、人間の意思をネジ曲げる宗教を全部嫌ってると思うがね。ある意味、僕らみたいにシステムとして割り
切らないことを自身に課してるんだ――自分の理念に誠実だとも言える」
「念のため言っとくが、システムとして割り切ってるのはお前だけだからな」
「おっと。ま、人類はいい加減に魂がパンドラの希望だってことに気付いてもいいと思うけどね」
「希望は希望だろ。いいんじゃねえの? カーツワイルにでも言ってやれよ。前向きすぎて怖いぜ、あの人。意識高すぎる
だけじゃなくて行動が伴いすぎてる」
「ふふふ。まあ、それは言えている――オプティミストの方が有利なのは、希望を希望のまま扱えるからだしね。自己啓発
本はいつの時代だって馬鹿売れしてるけど、それで効果があるなら効果がある人にはそれでいいわけだ」
「で、それに技術はトドメを刺すか否か、と」
「そこは諸刃の刃だね。カーツワイルなら意識の変容すら受け入れるだろうけれど――演算能力の肥大化と社会システム
の合理化を無作為に接続すると、人間は「やっていいこと」と「やるべきこと」と「やれそうなこと」に区別がなくなる。『最善で
あるだろうこと』は個人の生得的な能力から計算されてしまう、なんて言い出す人は出てくるだろうな」
「……ま、全面的に賛成はしないけど、一面じゃあるよな、それ。環境との相互作用まで人間の要素を計算して割り出した
最善じゃなし。人間は「やれるかもしれない」を糧に発展してきてる部分が見逃せないってのは、まあ、この百何十年かの
トレンドだろ。相互作用まで完全に要素演算できるなら――まあ、その世界は見えてくるけど」
「演算世界の一歩手前、マイノリティ・リポートの半歩先、くらいかな。『貴方が今行おうとしている行動は貴方の最適可能
性における未来に一パーセント未満の影響を及ぼさず、当局はその行動がもたらす不利益に一切関知できません。それ
でもそれをしますか?』とか警告されたりする世界なんだろうね、きっと。まあ、これくらい発達した世界なら感情の方を操
作する機能がなきゃ不合理ではあるけれど」
「完全に制御された世界、か」
「優しいオーウェル的な管理だよ。御冷さんなら笑って殺そうとするだろうね」
「俺は霧江さん派なんだよ。……けどどうかな。妹紅だって言ってるだろ。死を受容するしかないのなら――だ」
「仏教だって仏陀と龍樹移行はそれをやり切れなかったよ。道元にでも聞いてみたまえ」
「機会があったらな」
「ところでさ」
「あん?」
「前回のレス、黄帝だと伝説になっちゃうじゃないか。始皇帝だよ」
「皇帝って言ったつもりだったんだよ!」
「まあ、始皇帝がいたから黄帝の権威付けがあったのはマジだけどね。そ、伝説もまた文化として意味を貼り付けられた
進化論上のレイヤーの一つとは言えるってワケだ」
「それ一言だけ言うためにわざわざ掘り返すな!」
 
>CAN COLLECTION(非ダモ鈴木)
 
「えーと、さて。金髪の小さい子と銀髪ロングの子はいるかな……」
「いやいやいや」
「ん? なんだいイル。折角君のために探してあげようとしたのに」
「案の定ワケのわからないことを! 俺の特定個人宛ての感情を属性に分解するな! 誰でもいいってわけじゃないし、
第一お前、今日日金髪だの銀髪だの量産体制で転がってんだろ! たぶん!」
「……まあ、転がってはいるだろうけど。ただ妹紅はともかく、金髪の方を否定しなくなったのはどうかと思うな……」
「!?」
「いや、「!?」じゃなくてさ」
「……まあ。まあまあ。まあアレだよ。えー、ああ、まあ流行ってるよな」
「多分ね。スマホのゲームだと勘違いしてて話題になるまでさっぱり気付かなかった君と妹紅はやはり違うなと思うよ」
「内情をバラすなァーッ! いやまあ、知ってたらあれだよ。流行に乗ってたかもだ俺も……あー」
「可愛い子で編成した部隊を指揮して敵を撃破するとかいいなあって?」
「いや。俺の内面を捏造するな」
「なんだ、違うのか。てっきり上司としてそういう子達に好かれたいのかと思った」
「なんだその願望!?」
「違うんだ……」
「違うって言うか、違うしかねえ……」
「君のことだからこの真ん中の子が着てるのが学生服っぽくていいとか言い出すかと」
「あー……? いや、そういう好みなら右の子だろ。なんか三式軍装っぽい感じで良い具合にレアだ」
「レアとか言った……」
「レアだろ。シンプルでいい」
「え、ああ」
「触りたい」
「えっ」
「ああ、間違えた。サワリー・タイ(※:木の実から作られた中南米の奥地で静かに親しまれる飲料)だ」
「何を間違えたら何をどう間違うんだろう……そして僕の情報検索でも『存在しない』と言い切れるそのアイテムはなんなんだ
ろう……」
「……間違えたんだよ!」
「いや、そもそも艦隊ネタなんだから陸軍装じゃないだろう」
「いやいや、それ言ったら嶋田久作版の加藤保憲は黒服だったからな」
「そういう問題じゃないと思うけど……そして君はもう中身がどうこうより制服がどうこうのレベルにまで突き進んでたのか」
「いやいや……いやいやいや」
「というか君、艦の名前とか詳しかったっけ?」
「あん?」
「いや。君のことだから、宇宙戦艦ヤマトとU.S.S.エンタープライズとスターデストロイヤーくらいしか知らないんじゃないかと」
「失敬だな……なんだ。あれだ。大和と長門は知ってるよ」
「他には?」
「……」
「他」
「えー……ああ、武蔵と葛城と、そう、赤城だよ」
「ほう。まあ有名だね。それだけ?」
「……いやいや、知ってるよ? まだ他にも知ってるよ?」
「ほう。言ってみたまえ」
「だからあれだ……あー、あ、綾波」
「ふむ、合ってる。駆逐艦の名前だな。他には?」
「あー。えーと、なんだっけ、……そうりゅう、……伊吹、日向、えーと、……ああそうそう、冬月だ」
「オチが見えてきたな……」
「ジェイムズが言ってからな……エヴァの登場人物は日本軍の軍艦名から来てるって」
「というか、君が(ようやく)エヴァを見てたのに驚いたよ」
「あれだけエンドレスでDVD流されりゃあな」
「……でも、なんでそこまで言っておいて青葉さんを思い出してあげないんだろうな」
「……?」
「声は御大将と同じなのに……」
「とにかく」
「とにかくとか言った……」
「……とにかく!」
「うん、なにかな」
「……なんか前にもミハルがサトリのとこで話してた気がするけど、実際、ミリタリーな題材が注目される事って珍しいよな」
「んー……まあ、ミリタリーだから、とは思わないけどね。といっても、確かにこの国じゃ珍しいな」
「だろ。キャラクターになるってのは結構意外だよ」
「ふむ、それについちゃ僕も……ああちなみにイル。葛城を知ってると君は言ったが」
「ん? ああ。……あー、あれはだから……戦艦だろ」
「違う」
「違うって……国名は戦艦だろ?」
「空母だよ」
「空母……?」
「だから二重に違うんだ。この場合は葛城「山」の方で、初期のルールなら巡洋艦になるんだがね――空母の赤城とか巡洋型
戦艦の金剛みたいな船が山の名前を戴いてるのは、『元々は巡洋艦にする予定だった』からだ。けど、空母の命名法に途中か
ら山の名前が追加されたせいで葛城は山の名前なのに空母、ってことになってるんだよ。ついでに言えば葛城は雲龍型の空
母で、型で言えば飛龍型の後継だ」
「なんだ。ミサトさんは空母なのか」
「そうだよ。リツコさんと同じだ。加えておくと初代の葛城は帆船だし、同型の観測船には初代の大和と武蔵が存在する」
「……ややっこしいな」
「そうかい? 自衛隊だってこんなのは同じだけどね。現役DDHのひゅうがといせは明らかに過去の戦艦を引き継いでるが、規
則上は「地域の名前の範疇」ってことになってる。過去を参照し、歴史を参照するのが君たち日本人だと思うけれど」
「あー……ああ? え、なにそれ」
「皮肉じゃないぜ、念のため。僕は確かに主義主張を持たないが、軍の意義を放棄するのが先進国にとってどれだけ馬鹿げて
るかくらいは主張していいと思うくらいには現実主義者であることを他人に勧めるよ」
「……つーか、お前はどんな主張にどう傾いてても皮肉るだけだろ」
「ま、そうとも言うかな――生憎とそれがトリックスターの役割だ。だがね、真っ当な現代の合理主義者や軍人ならほぼ僕と同じ
考えだと思うよ。バイアスは大小あれね」
「ふん……ま、かもな。そのへん、今の規則に大型戦艦の国名がないのは然りか」
「いや、大和型が超大型なだけで、日向もそれなりに大きかったと思うよ。大和は有名だから拙いんだ」
「有名だから?」
「時流が変わると叩かれやすいんだよ」
「ああ」
「あとは単純に、海上自衛隊が当たり障りのないところから名前を拝借していったら艦種が増えてきて元ネタが枯渇してきたの
も大きいかな。戦後は軽重巡洋艦の区別なんかも無意味化してきたし、最初は余裕だと思ってたんだろうけどね――ミサイル
艦の存在は大きかったな。役割的に言えばあのクラスは戦中の戦艦と巡洋艦を折半したような金剛型に近い。だから元ネタに
して「こんごう」だね。なにしろ護衛艦は戦中の巡洋艦と戦艦のルールを全部飲み込んでる」
「元ネタねえ」
「ゆきかぜとかの「かぜ」シリーズとかね」
「ああ雪風……フムン」
「いや、ジャムと戦うフェアリイ基地所属の戦闘機は関係ない」
「関係なくはないだろうが……!」
「ああ、そこは拘るんだ」
「拘るよ」
「メイヴちゃんに拘るんだ」
「いや、そうは言ってない……っつーか、映像作品とか見た事ない作品を挙げるな」
「了解。というかまあ、戦後の初代艦名が「ゆきかぜ」なんだがね」
「……そうなの?」
「正確にははるかぜとゆきかぜだったかな。ひらがな名自体が戦後世論への配慮だろう? まあ、生まれてすらいない君に知
る由もないだろうが、アメリカが求める自衛力への希求に対して世論が真っ二つに割れてた時代だ。アメリカはソ連を封じ込め
たがってたし、日本が自衛力を持たないとアメリカにとっても後々ヤバかった。それでも旧安保条約の調印前には旧軍の掃海
部隊が成果を上げてたりしたから、ちょっとずつ風穴を開けてきたのが今のこの国の海洋戦力の起源だよ」
「年上面してくれるじゃないの」
「年上だよ。ほんの数百年ばかりだが、近代の戦争は全部関わってきてる」
「ふん。で、あー、海保から独立して再編されたんだろ、今の形に」
「アメリカの思惑を利用した内閣直属のY委員会の肝煎りでね。海保の拡大ではなく、れっきとした防衛能力を求めたワケだけ
ど、冷戦期のソ連の跋扈を考えれば結果的には正解だったんじゃないかな――いやはや、軍事小説真っ青の展開ぶりだった
からね、当時の彼らと来たら」
「あぁ? 当時ったって、ロシアが海軍戦力を一番持ってたのは九十年代のアタマだろ?」
「数だけならね。けど、それに対抗する戦力がどれだけあるかが問題だ――七十年代なんかは対馬海峡に駆逐艦が二隻は配
備されてたし、津軽海峡は軍事艦艇が通峡してたし、宗谷海峡には冬季以外ほとんど駆潜艇が配備されてたくらいだ。脅威度
は今の比じゃなかったよ。日米が足並みを揃え始めた八十年代に入ってようやくソ連は偵察主体に行動を切り替えたんだ」
「……あー、日本とアメリカの関係を無力化するって当時のソ連のプランか」
「無力化というか、日本を中立化しようと思ってたんだよ。日本は――まあ、地理的には天然の要塞だからね。七十五年のオケ
アン演習なんかは通商妨害を意図したペルシャ湾からの石油ルートの阻害なんかも意図していた。ガチだったんだよ。総力戦
の危機は去った代わりに核戦争の危機は現実化してしまっていたし、突発的な小競り合いは常に想定されていた。些かベタで
はあるけれど、攻撃する覚悟とされる覚悟を担う専門組織は必要だった――個人が覚悟を担えなくても、そうした個人を作る組
織は作り出せるし、必要になる。まあ、概ね君が見てきた世界と同じだ」
「っても、事情としちゃ俺が生まれる前の話だな」
「そうだね。君の先輩の先輩のそのまた先輩が鎬を削っていた頃――この世界にスパイマスターがわんさか居た頃の話。ギリ
ギリでクラウゼヴィッツの戦略論が生きていた頃のお話さ」
「なんだ、今やグランドストラテジーは死んだかよ」
「いや、変化した、と言うべきだね。ミームは受け継がれたけど――そう、君や妹紅が言うように社会の表層は変化した。という
か、変化し続けていたのが表に出てきた。奴隷略奪や虐殺が否定されて、政治の延長線上でのみ戦略を語れていた数十年
が過ぎて、グローバリズムが敷衍して――世界がみんな同じだって幻想が表向きだけ広がり切ったからこそ、世界はお互い
の差を強調し始めた。ホメイニ氏の暴走をアメリカは予期できなかったし、まさかベトナムと中東でズタボロにされるとも思わ
なかった。戦力の非対称な戦闘は、実際には全然一方的にならなかった。正しい筈の戦争が正しくないと看破されたり、自分
たちで捏ね回した大義が相手にとっては全くそうじゃないと主張されたりするのは普通になった。大義の時代は終わり、個人
の時代も終わり、その両方を飲み込んで別の何もかもを飲み込みながら、世界中は個別の紛争を抱え込んだ。資本主義と
共産主義はわかりやすい対立だったけれど、宗教での対立は変数がデカすぎて予期できない。つまり、ある種の戦争は政治
の延長線上では全然なくなった。政治は理由でしかなくなったわけ」
「それだよなあ。今が複雑すぎて、過去を勉強する理由に思い至らないんだ。仕事に必要な歴史は勉強するけどさ。それだけ
で終わるのがオチだ。軍艦の名前とか、多すぎて普通に手が回らない」
「ん、いや。それとこれとは別だ。トリビアルな知識と体系だった知識の相互作用が歴史を楽しむキモだぜ――君みたく歴史を
さらっておいてそれまで、じゃあね。そりゃあの時代を突っ込んで調べる興味も湧かないだろう。ほら、デアゴスティーニを興味
本位で一巻だけ買う手合いが君だ」
「どうかな。WW2ならこの国の戦歴と概要くらいは海戦単位で少しは知ってるぜ。多少はトリビアルだ」
「へえ。君の認識を聞きたいね」
「アレだ。あー、南方侵攻作戦が成功してミッドウェーで負けてガ島で失敗したのが勝敗を分けたんだ」
「いや……何も知らないことを知らないというか、概要の概要みたいな認識だな」
「んなこと言ってもな……こういうのって考え方が色々あるだろ。全部拾ってらんねえよ。陸軍の中国撤退を海軍が否定して泥
沼になったとか矢鱈と陸海の仲が悪かったとかそういうトリビアなら知ってるけどさ」
「善玉悪玉の逆転の話? まあ、陸軍は陸軍で欧州はドイツが勝ってくれると思ってたし太平洋では海軍が米軍を抑えてくれる
と思ってたし、船舶のダメージがそこまで酷くなるとは思ってなかったようだけどね。海軍も航空母艦の優位性を真っ先に証明し
たのに、教条主義的な艦隊決戦主義に縛られてダメージをデカくしちゃったり、まあ、近代戦の幕開けに対応するには、アメリカ
の膨大な国土に対応しきれなかったのは大きいかな――ところで陸海の仲の悪さはよくネタになるけど、陸軍リーダーの山形有
朋首相が利益線を確保しようとした頃、真っ先に重視されたのは海軍の強化だったりする」
「へえ。意外だな」
「フタを開ければ意外でもなんでもなくてね。幕末以降の日本では陸軍の権益が幅を利かせていたけど、藩閥指揮官たちは明
治維新を担ってきたという自覚があった。いざと言う時には意見を意外なまでに一致させてたんだよ。対立が激化したのは日露
戦争以後、藩閥の影響力が薄れてからだ。まあもっとも、そういう幕末を潜り抜けた仕官たちの下地があったから大久保利通や
伊藤博文みたいな文官でも軍事に対する偏見を排除して事に当たってたし、だからこそ西洋式の戦術を即座に取り入れて日露
戦争では陸軍が固有のメソッドを獲得するまでに至ったんだけどね――海軍はドレッドノート型戦艦が登場してから技術革新へ
の対応を急いで、大陸での在り方を陸軍と二分するに至った。ちなみにこの時期、個人の資財を前例がないほど投じて海軍の
拡張を支援したのがかの福沢”学問のすゝめ”諭吉だ」
「……ああ、福沢ネタはなんか聞いたことがある、ような」
「とまあ、こういうのをトリビア雑なネタというんだよ。艦船への愛着というのは、もっとシンプルで、かつ深いものだとは思うけどね。誰がど
こでどう戦ったかとか――つまり物語だよ」
「……いっそのこと戦後は船の名前を一新しちまえば面倒がなかったんじゃないか?」
「それだけ言ってしまえばそれまでということだよ。警察官も消防官も軍人も、ある閾値を越えれば、任務に命を懸けるだけの理
由が求められる。時代によってはそいつは様々だけど、多くは正義だったり倫理だったり仲間への共感だったりして、突き詰めれ
ば共同体を守ろうという意識に行き着く。それは往々にして儀式的になるし、その象徴としての名前は常に求められる。エクスカリ
バーは騎士の誉れ、ローランの剣は信念の現れ、ってね。デュランダル不壊の剣シュワユーズ喜びの剣プレシィユーズ貴き剣もそうだ。利益主義の
かのマキャベリでさえ君主論のシメは伝統的な価値観アンティコ・バロールを訴えてる。ま、当時はあくまでそれが普遍的な価値観として信じられてい
て、実際に普遍的に人の心を動かした、というのは大きいがね。けどさ、ライフルマンの海兵隊なんか今でもこのノリだろう。勝者
にも敗者にも物語があるし、歴史がある。そういうこと」
「そりゃまた」
「どちらかといえば、艦名に馴染みがあった方が団結が取れたと思うよ。Y委員会の創設当初から――いや、戦後すぐに旧海軍
関係者は海洋防衛力の回復に着手していたんだからさ。愛国だなんだと言う必要はないが、国の防御を担う人間は――それも
創設期は、意識的に国家を想像できるスキルを持ってないと話にならないからね。今だって、たとえばCIAの質はこのスキルに
左右されてると言っても過言じゃないぜ」
「感情としての馴染み、ねえ。それもクラウゼヴィッツ的な思考の外にあった、か」
「もちろんクラウゼヴィッツも同時代の戦略家も考えてたけれど、非合理の合理性を本格的に体系化し始めたのはほんのここ
十数年だよ。人間は感情で動く。こいつが本格的に諜報の世界で重視され始めたのは冷戦期だ。当然ながら武力の保持に賛
成する人も、反対する人にもそれなりの理由と道議がある。どちらにもそれなりの正当性があって、どちらもがどこかで妥協し
続けてる。君が言ったじゃないか。自由とはそういうものだ――って。社会契約の中では、ある自由は他人の自由を認めないこ
とでしか自由では在れない。誰が正しいとかじゃなく、システムの中でどの程度誰の自由をどう保障するかでしか精度を定義で
きないんだよ。ま、これは些か大仰な話だがね。これはアメリカでも日本でもEUでも――先進諸国だといつだって紛糾中の問
題になってるのは変わらないな。オーウェル流の管理への抵抗、なんてのは古臭いけど、事情はもっと複雑だ。軍隊もそう」
「……んなもんかなあ。こう、長門とかは海外でもHI宇宙人的なイメージで親しまれてんじゃねえの?」
「ごく一部の界隈だけね。とはいえ平仮名って可愛いし趣があると思うけど――とまれ、命名規則なんて時代で変わるんだよ。
今なら、――そうそう、数年前から潜水艦が昔の空母の名前と同じ瑞獣由来のルールで名付けられてるみたいだしさ」
「ああ、そうりゅうとかな。ありゃ通常機関じゃ段違いで高性能だ。メイナードが言ってた――できればウチも欲しいって」
「これで空母の名前だったらヤバかったろうけどね――ははは、そのうち潜水艦で「しょうかく」とか出てくるかもしれないぜ」
「あん?」
「知らない? 飛翔する鶴、で、翔鶴。旧軍主力の一翼を担っていた空母だよ」
「知らないけどさ。潜水艦なら龍でギリギリだろ。鶴で海中とか、牽強付会が過ぎると面倒だぜ、そういうの」
「そこが違うんだなあ」
「違う?」
「面倒、で目の前にあるモノを避けちゃうのがさ。どんな主義主張もちゃんと検討しないからアタマ痛いことになるんだ。過剰に
武力を誇示するのも問題なら、その逆に武力の持つイメージを無根拠に煽るのも同程度には問題だよ。声を上げる人たちは
ちゃんとデモクラシーの有効性とその妥当性を検証するべきだし、しないなら自分の声がどれだけ無責任か知るべきだ。僕も
君も、政治や軍の意思よりも民衆の声こそが真っ先に暴走してきた例を中東とアフリカで腐るほど見てきてるだろう」
「そりゃそうだけど。まあ、んなもんかな……」
「まあ、僕ならそんなのしち面倒だからやらないが」
「……てめえ……」
「まあまあ。この国のそういうあれこれは折原総理か浅岡さんにでも任せておこう。第一ほら、何より人様のスレッドで何言って
るんだって感じだ」
「最低のオチを付けやがった! こんだけ喋くっといて今更それ!?」
「ああ、でも浅倉さんなら海軍ネタより戦車ネタの方が食いつきが良さそうだな――この中だとWoTってのが良さそうだ。僕はヘ
ルシンカーってのが気になるんだけど」
「そういう話じゃねえ!」
「いやいや。つまりさ。僕が言いたいのは、全体でなく一部を――それぞれの物語を見る人がいなければ艦名のキャラクター化
なんてやれないって話だよ。実際ね」
「まあ……それはな」
「どちらにしろ君は艦船の指揮なんか無理だし、縁はないだろうがね」
「はははおいおい、なんだと」
「だって、君は工作員の範疇を超えた活動なんてしてないじゃないか。海空指揮は専門性の高さで飛び抜けてる部門だって相
場が決まってるだろう。リアルアサシン()な君とは縁遠い」
「はははは押し倒すぞ」
「きゃー。……いやでもさ。実際君、人生の七割くらい前線にいるクセに、本気で指揮者に回ったことがないよね」
「ん? ああ、まあそうだな」
「うん」
「……何が言いたいんだ」
「え。別に。うん、別に。リアルJ・ボーン()」
「じ、J・クラークだって指揮官やってたろうが!」
「彼が指揮してたのはCIA管轄とNATO系の派生部隊じゃないか。船舶からのミサイルへの対処には海軍士官に意見を求めるく
らいには工作員畑だよ。ヨソの専門領域には手を出せないと理解してるべきなのが工作員だ。君はジェイムズと例の三莫……、
三羽烏でも呼んでAチーム的なアレでも指揮してたまえよ」
「待て。ジェイムズがマードックだとすると、俺の居場所がねえぞ」
「ビリーで」
「指示対象としてすら存在してねえ! 第一指揮するんだから俺のポジはハンニバルに決まって……、いや。何を隠そう、俺は
こう見えて一個師団級を指揮したことがある」
「へえ」
「しかもガキの頃にだ」
「ああ、それだけ言うとマンガっぽい設定で素晴らしいんだがね。突撃兵だけ揃えた少年兵部隊の統御は一個師団の指揮とか
言わない」
「バラすなよ! だからこう……バラすなよ!」
「はっはー」
「けどまあ、あれだな」
「ん?」
「ぶっちゃけ誰が誰の擬人化なんだかわかんねえな」
「ああ、最初に画像だけ貼られたせいで君、眼帯付けた子が主人公だと思い込んでたんだよね――同型艦を大量に出すなら、
個性付けできるだけでも相当なものだと思うけれど」
「まあ、特徴とか一緒だしな」
「ん? ああいや、一緒って程一緒じゃないけどね。戦闘機よりは個性付けしやすいよ」
「そうか?」
「戦時中は特にね。大型船は長期航海するし、艤装の改修とかを繰り返して個性が出てくることが多い」
「そんなもんかな」
「一概には言えないけどね。でもそうだな……右上の子は百パーセント赤城だと思うよ」
「なんで解るんだ。服装が赤いからとか言うなよ」
「ん? 甲板っぽいパーツに「ア」って書いてあるじゃないか。左下で「カ」って書いてあるの画像には加賀って書いてあるから、
同系統の服装とカテゴリと条件に該当するのは赤城しかいない」
「いや、ミもフタもねえな……ってか、よく気付いたな」
「君との観察力の差と言ってくれたまえよ」
「ふ、船には疎いんだよ!」
「ほう。じゃあ別の種類なら詳しいと」
「そうだよ。だからその……戦闘機とかな」
「へえ」
「こう見えても実は、小さい頃の夢は戦闘機のパイロットだったんだ」
「そんな彼も今や立派な暗殺者()、と」
「止めろ……そういう話の振り方は止めろ……これでも冴場亮的なポジションを目指してるんだ……」
「まあ今の君は君で得難い能力を持ってると思うけどね。で、君はバイパー乗りに憧れてたってことかな」
「もっとアバウトだな。ガキの頃だし。ゼロ戦とかB-29の載ってる図鑑とか好きだった」
「なんでまたそんな古い機体を……」
「ゼロ戦はお前アレだよ。俺は正式番号からほぼ全シリーズをソラで言えるよ。あの時代はエンジンとか機材とかネーミング
センスがえっらい格好いいからな」
「酷い理由だな」
「でなくてもさ。はっきりしたデザインが好きなんだよ。飛燕の曲線とか艶やかだし、B-2とかグローバルホークは可愛いし」
「……KAWAII?」
「B-2とか全翼機カワイイヤッターだしグロホはギーガー系有機カワイイヤッターだよ。あのコンセプトがデザインより先に来
ちゃった感がヤバい。人間の直感を裏切るデザインが量産される感覚っつーか、逆にB-52とかはなんつーかこう、あれだ。
人間に寄り添ってる感が色っぽいな」
「あー。あー……うん?」
「解れよ! 男はみんなそう感じるんだよ! 時代を超えてあらゆる爆装に対応するあの機体はデザインやトレンドに左右さ
れずに残り続ける芸術品なんだ……いわば幼馴染のお姉さんポジションなんだよ! 制空権を確保すればあとは「仕方ない
なあ」って片付けてくれる世話焼き感とか!」
「いや、そうなのかな……」
「深井零もブッカー少佐もそう感じてたに決まってるよ」
「いや、彼らは君と同じデザインマニアにされたくないと思う」
「なんだと」
「もう君は軍艦の指揮がどうこうより、落ちモノ系ヒロインとして(撃墜されて)落ちてきたナイトホークとラブコメしたり補給を終
えて曲がり角から『(爆撃時刻に)遅刻遅刻ぅ〜っ!』とか急発進するプレデターと衝突してたらいいんじゃないかな」
「どっちも常人だと関係の発展すらなく即死してるな……」
「……ま、そういうわけでさ。とりあえず君が気にする必要はないと思うけどね」
「なんでだ」
「なんでって……気になるの?」
「え、あ。いや。特には」
「あのさイル」
「ん?」
「今更の今更なんだが、僕やセシルや妹君を回りに囲っておいて、この上まだ望むモノがあるのかな。僕みたいに従順な女の
子はそうそういないぜ」
「……。いや。言っちゃなんだが、お前と話してても滅多にこう、普通の意味で可愛いとか思えてないからな?」
「おっと。なんだそりゃ、酷いな」
「だってお前……こう、違うんだよ。もっと……なんつーの? 可愛らしさってのは献身的だったり素直だったり健気だったりと
か、そういうさあ……」
「え。キモい」
「キモいとか言った!」
「ああごめん、今のは本音だ」
「建前は」
「男性視点を過剰にカリカチュアしたようで抜群に気持ち悪いなあ、って」
「口語的な言い方を改めればいいって話じゃない! そういうところが! お前の癒されないポイントなんだよ! 外見が良けれ
ばいいってもんじゃあないんだ!」
「外見を認めてくれてたことには多少なりとも感謝したいとこだけどね……」
「まあ、しかしあれだな」
「ん?」
「これでもっと学生服っぽいデザインの子の比率が多かったらヤバかったな」
「んー……ん?」
「ていうか妹紅もだけど、上白沢とか教師っつーかむしろ学生服着てたら良かったと思う」
「んんん……うん、うん?」
「?」
「?」
 
>>844
 
「ん? 病気?」
「ははは何を馬鹿な。馬鹿な何を馬鹿な」
「二度言った二度言った」
「事実無根だからな。これはもう二度言うしかあるまいて……」
「で、事実は?」
「美術品の管理について話した憶えはあるが、他人に咎め立てされるようなことをした憶えは一切ないな……」
「へえ、美術品か」
「だよ」
「……」
「だよ!」
 

846 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2014/03/08(土) 17:48:46
この長文が飛んでくる懐かしさよ。(何の話だ)

>遺伝子と、自由と、死の使途

 (原始)仏教の凄まじさは死ぬことさえも通り過ぎる時間軸の一点であり、その先があることを設定したことだろうね。
 物語に永遠という終着を認めず、全ては単なる分解と再構成のループである、として規定したっていうのは今から
振り返っても強烈な在り方だった。それに基づいて教義の実践が出来たかといえばまた別の問題になるけれど、あの
思想は私たちの『意志』や『自由』に対する最終回答として今も機能してるって時点で文字通りの別格だろうね。伊達に
三大宗教として立ってないわ。
 まだ人間は、その回答の一つを受容するほどには―――だけどね。

 既存の生物の枠から外れた不死が実現したとして、それを受容した人間は今までの「人間」の枠の外に出て行って、
いずれは遠くかけ離れた価値観と意識を醸成する。果たしてそれをヒトと呼ぶか否か……まあ、私はこれについては
“我思う故に我人なり”なんて結論出してるけど。ただこれは単に選択肢を提示してるだけで答えっていうには微妙ね。
もっと詰めるなら、そうね。“人間という存在はあくまで概念でしかない”ってなるか。
 意識の変容を経たならとそこで本来『人間であった意識』は断絶するけど、いずれそれも『人間の意識』として再び
組み入れられる時間も巡るだろう。ルーツィアの言うことも正しいけれど、数千年前の人と今の人の意識が同じかと
言えば間違いなく“違う”と言える以上は、何かクリティカルな事象でも無い限りはその差異もまた曖昧になって、また
同じ『人間』として融和するんじゃないかな。いささか仮定が過ぎるけどね。
 だからもし、人であることを放棄するっていうのを私なりに定義するなら、『高度に完成されつくした社会構造の中で、
今こうして思い悩むこと、考えることを不要として処理できるようになった』瞬間からそうなるんじゃないかな。哲学領域
の話はそれほど得意じゃあないけれど、個人の消失が受容されるようになった時点でそれは人間として定義することを
放棄される―――使い古された話ではあるけれど、今のところはそう考えてるよ。

 自由とは衝突と暴走を繰り返すエゴでもあるからね。
 けど、それさえも死という鎖に、生まれた時点で囚われている。
 真に全てから自由であるとするなら、生と死を越えた先、生きてもいない死んでもいない、なんて幻想にしか存在しない
んだと思うよ。私みたいに……私は敢えて鎖で繋がってる部分もあるんだけどね。正直、錨のない船は危なっかしいし。
これもまた感情的な話ではあるけれど、私は自分の望む自由の為にそれを選んでる……束縛を受けることも含めて。
 だから、まあ、なんだ。んー。私はポジティブに考えるよ。自由を制御するって言う矛盾が御せるようになる日が来るのを。
いや―――むしろ、私の望むアルビオンはそこにある。




 あ、ところで。発作についてちょっと詳しく聞かせてもらおうかな……。
 そういえば最近あんまり構えてなかったし、制服とか中学生とか高校生とかの嗜好について、メアリさんやミハルちゃん
交えてゆっくりと“お話”しないとだよね……?

【笑うという行為は本来攻撃的なものであり(ry】

847 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2014/03/08(土) 18:26:10
……考えてみたら完全に完結してるんだから無理につなげなくても良かった。
コレが本当の蛇足である。(何


>艦これ とか

 ……ああ、うん。
 たぶんイルなら間違いなくドハマリしてたと思う。
色々な意味で。金も銀もよりどりみどりだよ(意味深)。

 さておき、キャラデザインも秀逸だしゲーム自体も悪くないし、のんびりやる上では最上のゲームだと思うよ。……でも
ガチでやり始めると非常に沼が深いんだけど。というか深淵だこれ。人間性捧げることになりそうでちょっとヤバイ。
 後で色々とここで書き連ねると思うけど、史実を知ってる人であればあるほど楽しめる、知ってなくても楽しめる。全体が
そういう作りになってるからこその大ヒット、って流れだね。体感的には。今まで当たったミリタリ物にも共通の要素だけど。
 もちろん全部が全部史実準拠ってワケでもなくて、戦艦はちゃんと強いし甲標的とかのキワモノが超兵器になってたり
紫電改や震電が空母に乗せられたり、架空戦記みたいな面白要素も散見されるのも悪くないわね。


 余談だけど話に出た航空機って大体みんな擬人化されてるのよねこの国だと。どうなってんだ。
 完全蛇足だけど私は英国面ヴァンパイアとかが好きだねー。自国なら……ああ、やっぱり飛燕かな? この辺
の感性は割と似てるのかも。ワートホグのずんぐりした感じも愛嬌あって好きだね。対地性能は悪魔そのものだけど。

>へるしんか

 こっちは体験版あるし珍しくkonozamaでも手に入るから興味あるならちょっと触ってみるといいんじゃあないかな。
 実は全体的にクレアさん好みなデザインでもある。やけに難解かつ曖昧なバックストーリーとか全体的な雰囲気作りとか。
 これもいずれこっちでまとめてみよう。

848 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2014/03/08(土) 19:36:30
>>843-844
なんかあらぬところに飛び火してる!? そういうのやめてあげて!

……まー、なんだ。
こういうときは待ちの一手しかないのがねぇ。
みんなまた戻ってくるといいなー。


ああ、えーと。復帰と言っていいのかは微妙だけどね。今の活動ココだけだし。雑談とか全然だし。
でもありがとう。マイペースにやってくのでよければこれからもよろしく。

直接遺伝子や脳に手を加えるのを進化というべきか否か、については……そうした手段やその先にある課題を
制御できるかどうか、によるだろうかなあ。遺伝子的に進化形を獲得したとしても、それが制御できなきゃやっぱり
それは絶滅のトリガーにしかならないし、場当たり的な獲得そのものも長期的に見て悪影響を及ぼしそうなのよね。
過剰適応の一例としては恐竜みたいなのがあるけど、同じように過剰に獲得し続けたら体を維持できなくなって最後
は自滅、ってなりかねないし。生物一個体が本来蓄積できる熱量には限りがあるし、生成できる熱量にも限界はある。

ただ、それは狂気というよりは必然。天秤を崩し見えざる柵の根を絶つが故に、崩壊する恒常性もあるということ。
制御できるor自滅せずに済むならそれもまた一つの進化といえるだろうけど、ね。




さて、えらい長話になったけど。
そっちの復帰も楽しみに待ってるよ。
まったねー。



849 名前:名無し客:2014/03/08(土) 22:05:25
いやーW杯盛り上がったねー(先読み)

850 名前:名無し客:2014/03/09(日) 23:07:00
>昆虫系妖怪
広義の虫まで入れれば絡新婦とかキャラ立ってるんじゃ。

851 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2014/03/10(月) 02:14:41
>>850
アレは人型だからねえ。昆虫の形態に近い妖怪の方が当てはまるはず。
人間の構造はそれこそ昆虫的な生活環からすれば絶望的に効率悪いし、人の構造をそのままそっくり取るなら、
それはやっぱり人に近づくことも意味するんだと思うよ。私たちの綴る文明や文化は私たちが思ってるよりもずっと、
人型であることに特化してるから。

この辺の話をすると、イルカとかヒトデとかイヌやネコが文明を持ったとき、どんな様相になるかって想像も出来て
ちょっと興味深くはあるね。実にサイエンスフィクションらしい仮定とかは嫌いじゃあないわ。


>>849

気が早い。

まあ、なんだ。私はさっかーには疎くってな……。
門外漢でもなんとなく楽しめるから見てるっちゃ見てるんだけどね。



852 名前:イル ◆ALBUS0Y1TQ :2014/03/12(水) 23:17:51
>>846-847
 
「ん、いや。というか僕はハナっから「人間は概念でしかない」って立場というか――その流れで言えば僕の場合
は「それをそれと認めることができるのは人間」ってスタンスかな。身もフタもないけれど」
「ねえな」
「というかさ。人間ってどこからどこまでって言われても、僕としちゃ君らが勝手に決めてくれとしか言えないだろ
う? シティだろうがポリスだろうが、データ化された人間は既存の理屈を引き摺ってるわけだし」
「意思の定義だろ」
「意思って自由意思って意味での意思? それとも生物の機能としての? 後者なら、それは脳が環境に対する
適応として選択してる面も大きいからね。完全に肉体から解放されたなら――まあ、それを可能にする技術を前
提としたなら、そこにあるのは”意思”という機能のデッドエンドだろうね」
「意思を活かし続けようとする機械をどう動かすか、って話だからか? ……完全にそれが可能になったなら、意
思は自分を持続させようとするんじゃねえの?」
「微妙だな。なにしろ効率性の中でノイズとして排除される「人間性」の幅が大きすぎるからね」
「……この手の話のセオリーじゃ、人間の「自由意思」を保ったまま機械だとか超物質のカラダを生かそうとするの
が多いよな」
「意思こそ機械だよ。ま、そういう「ノイズ」があるからこそ人間の技術が発達してきた面もあるけどね」
「ってーと、あー、身体的なインターフェイスか?」
「そ。人間にとってより「便利」に進化してきた道具が、結果的に人間の自由意思をフレームに捉えて、再定義を繰
り返してもいる。例えばキーボードよりタッチパネルの方が「便利」と思う人がいるこそあのUIは進化した」
「自由意思も、か」
「だから微妙なんだ。UIは脳の機能を凌駕できない。脳機能が人間の意思というフレームを定義する以上、それを
超えてしまえば意思そのものが変質するし、それが「人間の意思」と定義する必要があるかどうかというのは、実際
のところ怪しい、と……まあ、これ以上は言葉遊びにしかならないかな。ちなみに仏教の空思想は当時からこれを
迷妄として退けてるね。意思、という概念それ自体が単なる流動性の束でしかないと言い切っている――これは中
国の老荘思想と通じるけど、根本的な部分で別だ。これが中国仏教のある種の歪みに繋がって、結果的に日本の
仏教をも変えた面はあるかな」
「ああ、妹紅が言った――」
「そう」
「けどあれは時間軸の一点っつーか――解釈者によって違うか? 無我と空なんかも派閥で結構違うよな」
「違うね。弥勒思想が入ってくるとそれだけで大分変わったし。正直、キリスト教よりも変化の度合いが広かった
んじゃないかな。仏陀自身はかなり素朴に、人間の在り方を因果から捉えてる、と見るのが近いと思うよ。まあ、
いずれにせよ――基本的なところは君や妹紅の言ってる生物学的な概念が基礎にはなるけどね。なにしろ、仏
教はバラモン教を世俗的にして荒涼とした世界からいかに救いを得るか――というのがベースなんだからさ。デ
カルトが人間を機能として見ても迷ってしまったのは、なんだかんだ言ってキリスト教的な思想がベースにあっ
て、尚且つ彼が優れた哲学者であったことが作用してしまったんだろう。仏教の場合、かなり率直に人間の意思
の機能だけに焦点を当ててる。中禅寺さんが祓い落とした寺で交わされてた禅なんかは、あれはかなり説法と
して特化されちゃった後の仏教でもあるからね――まあ、その意味では禅もやはり方便だな。初期の仏教だけ
が正しい、という立場を取りはしないがね」
「そういやその辺の話してたんだよな、俺達……」
「はははいや全く。さっさと片付けようよって話だよね」
「……ま、けどさ。実際問題、懊悩の処理の方が早くなっちまってるってのはあるよな」
「医療の現場とか? まあ、それはね。社会的にはそっちの方が喫緊の問題だからというのは大きいな。でもっ
て、その社会自体が何を選ぶかってレベルでの話でもある。人間性をどこまでどう決めておくのかってね。話を
少し戻せば、人間が人間で在りたいと思う理由は、社会にそう記憶されてる倫理や論理ノイズの作用に過ぎな
いからね。意思や自我や本能が完全な安寧より大事、と思われてるのも単なるテンプレだ。「不死への憧れ」も、
伝統的な――そして、消し難いノイズってわけ。進化は不要なパーツを脱ぎ捨てながら起こってきたんだよ。文
化はそれをどこまで変えたか、って悩んでるのが今の人類じゃないかな」
「まあ、蛇足の蛇足だよな」
「まあね。とは言え実際、僕も不死者の端くれだからな――極大の自由が自分を無化しかねない虚無ってのは
案外と馴染みがあるんだよ。親父殿じゃあないが、なんでもできる――自分が欲しいモノや欲しい相手の感情
が全て自分の思いのままってのは、早い話、世界に自分しかいないのと同じだからね。不死と万能は違うけれ
ど、生物として極まってしまうと感情が単なる差分的な変化だとしか思えなくなる」
「……お前も?」
「さあ? もし気にしてくれるならもっと構ってくれると嬉しいなあ。ほらほら」
「ウザい……」
「ウザいとか言った……」
 
>ヴァンパイア、暁の出撃

「ああ、イギリスか」
「その「イギリスか」で納得しちゃう傾向はどうにかならないものかな……」
「なるか?」
「ならないけどさ。着想そのものはいい時って多いんだよ、あの国」
「知ってるよ。ハリアー作った国だからな。単に思考の融通が効かなかったり効かせなかったり効こうとしなかっ
たりするのが拙いだけだ」
「その認識は君の周りのイギリス人がジェイムズ君とマリアだけってのがマズいんじゃないかと思うよ」
「マリアは半分だけだろ。ジェイムズは――まあ、なんだ。あれは諦めた」
「諦めたんだ」
「あれほどテンプレなイギリス人は見た事ねえよ。マッドチェスター人云々は置いといて、センスがもうアレだから
な。アイツの作ったメシとか翌日まで尾を引いてたくらいだよ」
「最後まで律儀に食べる君も君だと思うけどね……」
「食わない理由はないからな」
「まあ、なんだかんだで仲はいいよね、君たち。というか、君らの味覚は似たり寄ったりだと思ってたよ。ほら、君っ
て普段やっすいチョコだとか缶コーヒーだとかを常食常飲してるしさ」
「ばっかお前……チョコは俺のエネルギーだし缶コーヒーはデザインが好きで買ってるだけだ。俺の味覚とかこう
見えて平安貴族並に繊細だぞ」
「えー」
「なんだ」
「えー……」
「なんなんだ」
「繊細って……」
「……。まあ、今のは割と言い過ぎだとしてもだな。ミハルとメアリはお前、どうでもいい材料から平気で料亭レベル
の料理を仕立ててくるからな。あれに慣れた後で油漬けになったポテトだの魚だのワケわかんねえスープだの食
うのはキっツいよ」
「しかしね。ジェイムズ君が手ずから料理を振る舞う相手なんて君くらいなんだからさ。それはそれで贅沢だぜ」
「贅沢だろうがなんだろうが無理なモンは無理だ……考えてみたらセシルもクレアさんも割と料理は巧いんだよな。
ファティマもマリアもお前もなんだかんだ言って味の基本は抑えてくれてるし――」
「あー、イル?」
「なんだ」
「そのナチュラルなヒモ思考はどうなんだろうと思うんだけど」
「?」
「あ、駄目だコレ」
「……まあ、でもなんだ、ヴァンパイアって名前だけならマクドネルっぽいとも思うけどな」
「幽霊シリーズとヴァンパイアはまた違うセンスだと思うんだけどね」
「まーな。っつーか、ボーイング以降のFWはああいうセンスがねーんだよなあ……」
「名前もだけどさ――ファントムは名機すぎてシリーズ物として認知されてない感じすらしてるよ」
「あの時代の戦闘機は寿命長いの多いよな、実際。枯れた技術だから安定してんのもあるけどさ。少し前の作戦
で内地のゴタゴタに巻き込まれたとき、助けに行った少将が艦載機のF-4飛ばそうとしてくれたんだよ。見慣れて
る戦闘機ではあるけど、歴史と遭遇って感じだった」
「ファントムに思い入れはないんだ?」
「あー……A-10は可愛いんだけどな」
「君のそのKAWAII的な感性に一々言及するのは止めておくけどね」
「どうにもトゲがあるな」
「ないない。擬人化したらどうなるんだろうって考えたりも特にはしてない」
「いや。多分B-52とかA-10とか、擬人化とかするよりそのままの方が可愛いぞ」
「うん?」
「グロホもB-2もだけどさ。特徴をどう残そうとしたって無理があるだろ。人間のカタチじゃ」
「可愛いの?」
「可愛いだろ?」
「……まあそうだけど。そうだけどさ。じゃあ君はあのサイズの機体に懐かれたりしたら嬉しいのかな」
「コーエンの「ステルス」に出てきたEDIみたいにか? ああ、いいなそれ」
「……。お、おう」
「柴犬みたいに懐いてくるウォートホッグか……胸が熱くなるな」
「いや、サイズと感覚がおかしい」
「ラプターは地味に可愛げがないけど、F-35とか引っ込み思案な感じがするしな」
「開発が遅れてるとか機体性能的に遠距離で先手必勝なのを引っ込み思案と解釈するのは擬人化とは別方向
に難易度が高いんじゃないかな……」
「ああ、でもさ。今ってそういうの多いよな――なんつーんだ? 解釈によって同じような属性でも違う感じになる
みたいな、そういう――」
「キャラ付けのこと? うん、君たち日本人の十八番だよね。口調がカブっててもちゃんと別キャラにならなきゃ
いけないとか、挙げ句ユーザーが脳内で別キャラとして補完できちゃうとか、テンプレ化の果てに新たな個を見
出すみたいな感じで、なんかもう笑い男もビックリだと思うよ」
「オジーが翻訳される媒体によって一人称が「私」「俺」「我輩」になるみたいな感じだよな」
「その喩えでフィーリングを解っちゃう人はどうかと思うけどね……」
「でも我輩フィーリングって凶悪だぞ。あれだ、どんなマジメなネタ喋ってても閣下状態になるからな」
「いや、閣下は大真面目だったんじゃないかな」
「そうかもだけど」
「妹紅も一人称によってフィーリングが変わったらしいからね。聞いてみたらいいんじゃないか」
「いや、それはマジでキリがない話になりそうだな」
「巫女さんの一人称が「我輩」。これは「我輩の夢想封印である」「我輩の(以下略)」とかありえるか……」
「それは有り得ない。あっても流行らない」
「まあそうだろうね。つまり、外見+仕草/特徴+人称だけを順列組み合わせして制御するだけでも君たちの内
面に及ぼす効果は少しずつ違う、ということだ――これはこれで興味深い」
「いや、一人称が僕のお前にそんなことを今更言われてもだな」
「ん? ああ、一人称が僕の女の子って属性? これはこれで結構扱いが難しくてね。文章媒体だと男性と区別
する為に一々描写を割く必要があるとか「ぼく」か「ボク」か「僕」で与える印象が微妙に違うとかキャラの属性に
よって使用可能な状況が限られるとか、そもそも作中で使えるのはシリーズを通して一人か精々二人という制限
が結構シビアだ」
「お前がなんの話をしてるのかさっぱりわからない……」
「ああいや、地の文がない場合って、僕少女のアドバンテージになるギャップを出し辛いって話だよ。この状況下
において、僕は僕だという主張でしか僕たりえないわけだからさ」
「脱線した話を元に戻そうとしたら逆方向に脱線させるとかハイレベルだなぁオイ! 他所様のスレでそれをやる
あたり、狙ってるなら脱線→脱線→脱線の三連だよ! これもう大事故だよ!」
「ああごめん、今、最後のセリフはキメ顔で言ってたと思う」
「いや、状況を説明しなくていい……災害救助に向かった隊員を爆発の巻き添えにするような駄目押しは必要な
いんだ……」
「君のセリフにして十個近く前から話を訂正しようとする内面が存在したにも関わらず、地の文がないとそれを表
現することもできない、というのがこの状況な訳だね」
「それを証明するためにこんな大暴投を!?」
「いや、半分くらいノリだけど」
「なお最悪だ!」
「まあまあ。いやさ、物語形式でない場合、擬人化って本当にこういう問題が出てくるんだよ。どこかでキャラの
内面を――内面がどういう志向を向いてるかを定義しておかなきゃいけない。属性の配分からある程度の内面
を制御してしまえるようになった君たちの能力には敬服するがね」
「敬服する場所なのか、そこは……?」
「君が前に言ってたじゃないか。内面か外面かじゃない、って。実際そうだよ。外見はただの外見だ。キャラの要
素というのは――キャラの外見だのキャラの口調だのだけじゃなく、そのキャラが世界観の中でどんな役割を
担っていて、どういう位置付けに置かれているかの複合的な指標によって定義される。内面は世界との相互作
用の座標化で、立ち位置は他のキャラクターとの関係性を複層化することで強化される。「るろ剣」は京都編が
あって斉藤さんがいたからこそオルタナティヴな明治を構成できたわけだ――作品に多層のレイヤーを構築で
きたのは、そうした英断があったからこそというのが大きい」
「幕末キャラがそれなりにいたのにその見解はどうにも斉藤一好きすぎるだろ……じゃなくて、俺が前に言った
のは、あれは長く付き合ってくには見てくれがいいとか内面だけ見てくれるって自分にとって都合がいい相手が
どうとかじゃなくて、そもそも付き合えるって事自体「巡り巡って偶々そいつと相性が良かった」ってのが重要な
んだって意味であって、物語内における属性がどうのこうのじゃ……」
「ああいや、だから妹紅が言ってるゲームもそうなんじゃないかって話に持っていこうとしてたんだよ」
「遠回しすぎるぞそれ!?」
「だってさ。直接触れられるようなデータが僕らの側にないんじゃ仕方ないだろう。毎度毎度の話な気がするけど、
こういう時のホットトピックに対する君のアンテナ精度って両さんに言いくるめられる大原部長レベルじゃないか」
「そこまでは酷くねえよ!?」
「ある程度は酷いってことだろう」
「……語り得ぬモノにはなんとやら、じゃねえのかよ」
「ま、そこはノリってものだよ」
「ノリってな……」
「つまり、なぜ君が制服に惹かれるかを言及せずに終わることはできないという不断の意思を提示したわけだ」
「はい終了ー! 終ー了ーっ! 長々とすいませんでした。続けて申し訳ないレスでした!」
「おいおい、悪い大人的な疑いを掛けられたままでいいのかい? ちゃんと弁明しておくべきなんじゃあないか?」
「だっ……おまっ、それはお前、いや、だから違うんだよ!」
「どう違うんだ」
「だからその……女子高生として中身にまで興味があるのはミハルくらいだよ!」
「……。え? え……いや……」
「それ以外の子のガワに興味はないよ。俺は妹以外の女子高生にはなんら意味を感じてない!」
「あ、ごめん。ごめん僕が悪かった。それ以上君のドス黒い内面をブチ撒けるのは控えた方がいい」
「なんのことだ」
「ごめん……なんか本当にごめん……」
「……っつーか。まあ聞け。マジで聞いてくれ。聞けば解る。ちゃんと解る」
「ああ。うん」
「制服ってのは……なんつーんだ。規格化なんだよ。人体を覆うディティールの画一化なんだ」
「まあ、悪い意味で囚人とかに喩えたり、お仕着せだって主張する人たちはいるよね」
「そこがもう違う。画一化ってのは――それを前提化して内部にのみ通じるルールを策定することだ。外見そのも
のに内部のルールを適用して、外部の世界との接点を生み出すのが制服の役割なんだ。判るか? 兵士が戦闘
服を着るのは機能性を求めてだけじゃない。一般人と概念的に区別されることで、儀礼的に隔絶された役割を物
理的にも背負うことなんだ――だから民間人を殺傷しちゃいけないってルールもちゃんと成り立つ」
「え……ああ、うん、まあ判る、けど。判りたくない気もするけど、割と普通の話だね、それ……」
「言わば……制服ってのは着てる人間にとって共通の設定なんだよ。スタンド使いのスタンドとか念使いの念能力
とかあるだろ。あれは「そういう設定」があるって前提を通してその作品の世界と繋がる為の手綱なんだ。それを通
して共通点を持つ人間との設定がクローズアップされる――ってことだな。画一化は規格品を生むだけじゃあなく、
規格品を前提にした作品を作り出すってことかな……」
「……あ、うん」
「つまり制服最高ってことだよ」
「その流れが判らない」
「ナンデ!?」
「いや、どう考えても最後のプロセスだけ君の趣味じゃないか。制服ならスーツだっていいし、第一僕らの司祭服な
んて世界で共通の様式を持って流通する「設定」だぜ」
「……いやまあ、それはだな」
「それに別に女子じゃなくてもいいわけだし」
「いや。男に膝枕して貰ってもあまり面白くないだろ」
「……えっ」
「?」
「えっ?」
「?」
「……一連の会話のどこに「膝枕」なんて単語が仕込まれる余地があったんだろう……判らない……判らない」
「いや、してくれるって言われたら頼むだろ、割と」
「いや、「割と」って、そんな頻繁にそんな限定的なシチュエーションに遭遇する君の境遇は素でハーレム物のラブ
コメよりも何か根本的に因果律から狂ってるんじゃないかな」
「最近は中学生と高校生で生地の感触とか会話のリズムが違うのが判るようになってきたな」
「えっ」
「?」
「……えっ」
「なんだ」
「あ、いや」
「なんなんだ」
「ごめん……」
「何が!?」
「……」
「まあ。学生服が設定である以上、その設定に基づけば学生以外も設定の中に落とし込めるってわけだよ。たとえ
ばほら……ああ、山中先生とか上白沢とかさ。女教師かつ学生服とか、瞬間的な火力で圧倒的にただの学生を凌
駕するのは想像に難くないよ」
「……。それは君の趣味以外のなんなんだろう……他にどう説明のしようがあるんだろう……」
「アートだな」
「いや……ああ。まあ、なんだろうな。君がその、例の子たちを指揮する立場に回ってなくて済んで心底良かったと
思うよ」
「なんだと」
「良かった……無辜の感情が、これで幾らかも救われたんだ……」
「いやいやいやいや」
「君はストラトフォートレスにでも制服を着せてればいいんじゃないかと思うよ」
「制服っつーか、多分それは単なる防水シートなんだろうな……」
 
<――完!――>
 

853 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2014/03/13(木) 19:16:17
>>852
 うん。つらつら書いた後で完全に被ってるって気がついた。長文久しぶり過ぎてダメだコレ。
……まーやっぱそうなるよね。人間の概念を仮託する相手なんていないし、最終的には自分の認識で
定義した上で自分が何者か決めるしかない、と。その上で自分を人間として定義するかどうかは当人に
委ねる……まあ、止めようと思って簡単に人間が止められるわけじゃないけれど。それはまた別の話か。
 余談だけど最近スマホを貰いました。ちょっと古いけど有名な名機種らしくて今がんばって使いこなそう
としてる。こういうの弄ってると人間の意識は道具と共に変遷していったんだなーって実感するわね。脳の
学習が、学習こそが連続する意識の変化、自由意志の変質に直結するって、意識しないと中々見えない。

 ああ、前に涅槃経とかその辺のをちょっと当たってたんだけど、初期の編纂された経典の時点で幾つか
の教義が既に歪められてたのが分かるのよね。そうね、一番大きな一例が男尊女卑の思想の導入かしら?
後は全体的に教義の権威化とかそういうのがちらほら……まあ、古けりゃいいってもんじゃあないけれど、
こういう部分を見ていくと如何に彼の思想が突き抜けていて、数多の衆生がそれを受容するには希釈して
迎合していくしかなかった……ってのが分かり易く出てるわね。それでも最終的な部分は収斂して一点に
納まるっていうのがさらに凄まじいんだけど。
 ……そういうのを見てたら、ま、そうだね。私が如何に長く生きてるだけでしかないかが良く分かるよ。
 未だに超然とせず羽化登仙もなく……人であることに拘ってる部分もあるけれど、大悟するは難し、ってね。

>いぎりす!

 うん。イギリス。なんというか、イギリスってだけで通じちゃうこの強烈なミームよ……。
 カタパルトの実践運用もイギリスが一番早かったし、実は今に通じる技術の先駆けを多く送り出してるのよね。
 ゲームメーカーで言うとセガ的ポジション。時代が早過ぎたとかそういう感じよね、あっちの人って……。
 ファントムIIは凄まじいロングセラーよね。あの丸っこいボディは好き。自衛隊でも現役だしね。魔改造されて。
……まあ、さておき。擬人化の最大の命題は内面のキャラクタライズって部分よね。上でちょっと話題にした艦これ
もそうだけど、外側をデザインするのはいいとして、バックボーンをどう着色するかが受け入れられるかどうかの分水
嶺になってると思うんだ。擬人する対象の持つ要素や遍歴を、如何に人間的なスタイルにコンバートするか、って。
これについては実際やってみれば分かると思うけど、アレはその辺の作りこみが秀逸だから受けたのはあるよ。


>せいふく!

 ……なんというか、まあ、そうだね。
 イルの姿を見てるとセーラー服が制服として指定された経緯とその顛末とか、女性解放運動家の提案した運動着
たるブルマーが現代において廃止されるに至った経緯とかについて、どうにも思いを馳せずにはいられないわね。
お巡りさんに相談的な意味で。
 というかそんなことばっかりやってたらまーた慧音に頭突きされるぞ。バッファローに轢かれたいなら止めないけど。
……つーか私って学校にゃ通ってないんだったな。学が無いわけじゃないけど、学校がどういうものかは気になるわね。
こっちにいたらそんな機会はないだろうけど、まあ、体験できるならしてみたいかな、と思うことはあるかも。
 その時はまあ、着てやってもいいかもね。学生服。ふふふ。


 まあそれはそれとして家族会議は開く予定だけどね。
 最近はちょっと放任しすぎてたし、そろそろこう、キュッとすべき時期だと思うんだ。
 じごくがまつ。お楽しみに。

【そして投げっぱなしで終わる】



854 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2014/03/13(木) 19:34:07


GRAVEYARD

EXECUTOR

それは 物故となった意思の遺した物が果たして在るべきか否かを分別し 然るべく処理する者達の名

悲願の残滓は 同じ志に惹かれた者に響き合い 時に同じ轍を踏ませる罠となる それはまるで置き土産の呪詛の如く

あるいは 閉ざされた地上ではそれすらも光に見えると言うのだろうか

同じ事を繰り返す事が 輝かしい時代の模倣が 果たして彼等を救っただろうか?

本懐叶わず枯れ果てた今でなお 地上に這う者等を魅惑し その心を鎖で繋ぐ物故群を 彼等はこう呼んだ


H E L L S I N K E R .


そして今また

自ら意思を石に刻み 人である事を辞めた者達――

生ける物故 PRAYER(祈り手)と呼ばれる者達は EXECUTOR(遺言執行者)の前に立ちはだかる

自由でありながら ただ願いのままに命令を執行するだけの存在

死すべき定めを裏切り 何時までもそれを裁き続ける人ならざる者達

見えざる柵の根は 果たして何処に――





手引きたる散文、最初の一頁から襲い掛かる寓意と謎に満ちた伝言の群れ。
其の意味するところは只、潜行の先に拓かれる。
されど今、一度の邂逅においては古の碑文に過ぎず、ただ触れしものを幻惑するのみ。
読み解くならば歩を進めるしか無く―――故に挑む者がいる。
その遺言を受け、遺恨を清算する者へ。“尊厳とともにあれ。KEEP YOUR DIGNITY.

855 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2014/03/13(木) 19:54:19
―――何を言っているか分からないと思うが、つまりはSTG。
撃って稼いでぶち壊せ。STGという枯れた技術の限界に挑んだ一つの臨界点。
それが HELLSINKER.
古来、STGは黎明期から様々な姿に進化を遂げ、多くの作品を排出してきた。
演出を極めたもの、難易度を止揚したもの、爽快感を突き詰めたもの。語られざる物語をつづるもの。
そしてこのゲームには全てがある。
無論とっつきは悪い。だが、一度手にして挑むとき、気がつけば歩き続けているだろう。
それほどの魅力がある。断言してもいい。これはインディーズでは最高のSTGだ。

一応は弾幕STGながら、その実体は自機の性能を限界まで引き出してステージを攻略していく、言うなれば、
オールドスタイルな作風のSTGでもある。弾幕は激しいが、それ以上に自機の性能も懸絶しているから扱いを
覚えさえしてしまえば、いかな敵の鉄量も全て吹き散らすことが出来る爽快かつ苛烈なゲーム性を持つ。
こういうと死に覚えめいた部分もあるようだが、実は自機は三種のフェイルセーフで保護されているのでよほど
酷い油断をしない限りは滅多に死なない。

一、敵弾の大半を減速、相殺するバリアを展開できる。
二、ショットパワーを消費して放つ全画面攻撃+敵弾消去があり、なおかつ自動回復する。
三、ショットパワーが一定値以上あるなら三回まで被弾を無効化するシステムがある。

攻撃に転ずる場合は自機それぞれに大きな癖があるため、使いこなすにはそれなりの時間を要する。
ただ、防御面においてはほぼ共通している。一度覚えてしまえば、そう苦戦することも無いはずだ。
……無論、守りを固めてるだけでは如何に保護されていようとも吹き散らされるだけなのだけれど。
防御能力に比例するように後半の戦闘は激烈かつ苛烈。エクステンドしやすいとはいえ猛威に対抗するには
いささか不安が残る。そして最後に試されるのは自身の自機への理解度。何が出来て何が出来ないか、それを
知れば知るほど、強い敵よりさらに強くなれる。そんなカタルシスを味わえるかも知れない。

幕間に挟まれる短文、センテンスの類は一見して難解だが、繰り返し詠み、考えることで浮かび上がるものがある。
隠された物語を読み解き、何が起きていて、何が始まり、何が終わったのか―――その答えにたどり着いたとき、
また新たな感動があることだろう。読み解く中でやがて、手引書に秘められた真意も理解できるようになるだろう。
同時に深くゲームシステム自体と接続した世界と物語に深く没入することも免れ得ない。まさに潜行である。

なお、スコアリングシステムもいささか込み入っている。
とりあえず三種、アイテムの取得数と敵の撃破数、そして一般的なスコアが複雑に絡み合っている。
プレイスタイルで何を重視して稼ぐかを考えるのもまた一興。複数のスコアが戦いの幅を広げるはずだ。

難易度は高い。だが同時に、挑む者が進むべき道は明確で、非常に分かりやすい。
とっつきが悪いと再三言ったけれど、初心者であっても手に取るに値するデザインであることは確かだ。



856 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2014/03/13(木) 19:56:15
……さすがにちょっと書き足りないけど、というか迂闊にネタバレするのも憚れるから難しいな!
そんなわけで遠慮なくネタバレるためにもみんな遊べ!(だいれくとまーけてぃんぐ)
おもしろいぞ! あと初心者はみのがめさんオススメだぞ! すごく強いから!

857 名前:名無し客:2014/03/14(金) 00:25:41
「イギリス」と呼ぶよりも「ブリテン」と呼んだ方が風情があってそれっぽい
ところでそんな話のあとで
>バッファローに轢かれたいなら止めないけど。
というセンテンスを見ると「何故ブリステル・バッファローで?」とか一瞬悩む

858 名前:名無し客:2014/03/14(金) 06:50:09
シベリア横断バッファロー殺戮鉄道?(難聴)

859 名前:名無し客:2014/03/18(火) 18:34:27
死なないのって怖いからやだけど老いないのもちょとアレだよね。
老衰というものに抗う努力が必要なくなるってやぱ色んな意味で怖いわー

860 名前:名無し客:2014/04/17(木) 00:25:31
素晴らしい、HELLSINKER.とはさすがです妹紅様お目が高い!
俺はいつだって、アナタのように大胆かつ至高かつなんか不死鳥的なオピニオンリーダーの後塵を拝したいと願っていました! マーベラス!
あれはゲーム部分もさながら、音楽面も素晴らしかったと記憶しております!

サントラェ……

861 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2014/04/19(土) 22:01:23
>>857
同意だけど日本だとイギリスの方が馴染み深いよね。
語源はなんだったっけか……。

バッファローは、まあ、うん。
でも戦闘機で轢かれるのも悪くないわよね。


【何を(ry】


>>858

古事記に記されたマッポーの一側面だね……備えよう。
備えてどうにかなるとは限らないけど。


>>859
まあ、正直、老衰の克服ってのは未知の領域だからねえ。
生への執着、若さへの執着が欲望に直結して人格を歪めるってのは多いけれど。
それをすっぱり切り捨てたらどうなるか―――どうなるのかしらね。

逆を想像してみよう。人間の平均寿命が今の半分で、老いる前に死んでいったとする。
それはそのまま―――医療は発達する以前、私たちの祖先が経験していた世界だ。
だとしたら、歴史に答えはあるはず。さすがに浅学の身じゃそれを詳らかにするのはおこがましいけどね。
ただ、当時の人々の命は今よりも軽く失われ、それ故に誰もが命を賭けて生きていた。
その真剣さは―――私も含めて―――見つめなおしてみるのもいいと思う。

そうだねー、私見を述べるなら。不死はともかく常若はそこまで個人にとって悪い影響は無いと思う。
アンチエイジングにかけるエネルギーを別のところに振り分けられるならそれはそれで生産的じゃない?
若さを求めて処女の血を集めて浴びる必要もなく、病を抱え、あるいは病に怯えて老後を過ごすことも無い。
そして―――いつまでも自分の最大のスペックを発揮したまま生きて死ねる。
それ自体は幸福かもしれないね。老いに悩み苦しむことがないって、意外と大事なことよ。

問題は世代交代がすごく遅くなりそうってことだけどね。
実現したらいつか老化を前提にした社会制度が噛み合わなくなって、世代間の軋轢が凄まじいことになると思う。
それを防ぐためには、また新しいやり方を作らないといけない。
常若が理想的な環境を作り上げるには、その新しい社会の構築がどれだけ早いかにかかっている。

もしそれが無かったら―――

私たちは宗教や国家の利害、民族的対立でなく、生まれてきた時代でさえ隔てられて戦争をすることになる。
それはとんでもない不幸だと思うよ。出来ればそうならないことを祈りたいね。


862 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2014/04/19(土) 22:13:14
>>860
サントラは―――うん。欲しかったね……。(遠い目)


ただあのゲームはシステムと音楽が深く噛み合ってリンクして演出として成立させられてるからなあ。
音楽だけ取り出せないようにしたって言うのも一理ある、かも知れない。出来るけど。非常に面倒だけど。
むしろ音楽に合わせてゲームを作ったか、あるいはゲームそのものにフィットさせるため音楽を構築したか。
どちらにしろ、生半可な技術や発想じゃ実現しきれない。深い覚悟が必要な作り方だと思うよ。
ネタバレは避けるけど、始点と終点がそのままステージの開始と終了にリンクしてたり、音楽の展開に合わせて
曲調が変化し続けるのは、ゲーム中の効果音がそのまま音楽に溶け込んでしまえるのは、そしてストーリーを
類推し推測し補完して自分の中で構築していくうちに、その音楽さえもが意味を持ち始めるのはコレだけだと思う。
ちょっとだけバレ入るけど、8面のアレが「閉演する遊園地のパレード」みたいってセンテンスを見てすごく納得できた。
そういう部分も意識して作曲してるなら、これ以上に作りこまれたSTGはほぼ存在しないといってもいいよ。

まあ問題はそこまで行くのに複雑怪奇かつ類稀なバックストーリー、設定の類を掘り下げないといけないことだけどな。
幸い、今はまとめwikiみたいなのがあるからいいけど。旧体験版だけにある未使用のテキストとか普通はお手上げだよなぁ。
加えて同作者の前作とリンク(オマージュ?)する部分があるって言うのが始末におえない。

らじおぞんで?
今やってるけど難易度高すぎて白目剥きそう……ごふっ。



863 名前:名無し客:2014/05/03(土) 14:15:10
死亡フラグがことごとくかすらないという意味での不死身ってすご憧れるけど
これもやっぱ当人からしたら何らかの激しい苦痛は伴うんだろうかとふと。

864 名前:名無し客:2014/05/25(日) 18:24:50
にゅーくれらっぷー♪

865 名前:名無し客:2014/06/01(日) 03:05:06
やきつくせー

866 名前:名無し客:2014/06/07(土) 08:53:07
あ、歳取れないとすごい困ることが一つあった。
いつまで経っても所謂「シブいダンディ」になれない。

俺はスペース☆ダンディになれないじゃんよー!?

867 名前:名無し客:2014/06/14(土) 14:37:10
永遠の十七歳教の黒幕ですか?

868 名前:ミハル ◆METALA1sEQ :2014/07/03(木) 23:39:17
 
 HELLSINKER、プレイしてる人が見付かったので話し聞いたりしてました。
 あたしにもプレイできそうな範疇っぽかったので、(忙しいの一段落したら←いつだ!)買ってみようかと。
 
ttp://www.youtube.com/watch?v=4tyB2XxtGgI
 
 この動画の同人ゲームのパートにも入ってるんじゃないかと思います。
 動画をちらっと見た感じですが、それっぽいのが見えたので。
 3:30に少しだけ東方シリーズも写るんですが、同人ゲームのSTGが予想以上に多いのを知りました。
 しかもフランスの番組から!
 
 シューターは世界中にいるんだと思うと心強いんだか妙な気分なんだか、もう何が何なんだか。
 インタビュー受けながらゲームクリアする怪物シューターとか出てて、STG界の深淵を覗いた気分です。
 
 それはそれとして、シューティング一つ取ってもこれだけの積み重ねがあるんだという実感のが先に来ましたが。
 
・極限に挑む
・基本は避けて爆発
・避けるのが楽しい
 
 というのが開発者の人やプレイヤーの人の口から語られてて、あたしの理解もそう間違ってなかったのを実感で
きた気分です。
 
 てか、クラシックはちゃんと揃えとかないとマズいのかもと思いましたけども。
 グラディウスとR-TYPEは格好いいし、怒首領蜂は(クリアできるかは別として)プレイしたいです。
 今のあたしはSTG的にあれです、メタル聴いてるのにメタリカもメイデンもモタヘも聴いてないような状態なのかな
としか思えなくなってきました……。
 この動画、体系的にSTGの発展を知れるので、界隈に浅いあたしみたいな人間にはぴったりでした。
 

869 名前:ミハル ◆METALA1sEQ :2014/07/04(金) 00:28:40
 
 あ、そういえばこれ。
 
 弾幕ゲームというジャンルの勃興自体、メタルのそれとスゴい被ってる印象がありました。
 難易度という方向性に指標が設定されたこと、RPGのブームによってコンシューマが構築されたことで
益々その環境が先鋭化されたことって、ハードロック→メタルに対する、ロック→ヘヴィロック→メインスト
リームの方向性にぴったりハマるので。
 
 そう……つまり!
 弾幕STGはプログレメタルだったんだよ!
 
 ……、割と本気で。
 90年代後半の「名作は多いけど革新的なモノは生まれなかった」ってお話を見ると、メタルでメロデス
とプログレメタルがひたすらに技術方面を突っ走っていく様子が脳裏をよぎります。
 その基本にはリフとソロがベースを構築するメタルという前提があったわけですが、これが正に弾幕
における「STGという前提」であるとすれば、この類似は必然……っ!
 
 ……。
 
 いえまあ。
 言っててこれ、たぶん格闘ゲームとかもきっと同じなんだろうなーってのは思うんですけど。
 プレイヤーとの相互作用で限界が設定される以上、ハードウェアが提示する資源をどう扱うかに焦点
が絞られるのは間違いないんでしょうね。
 
 STGがRPGと混ざることができない以上(戦闘時だけSTGとか?)、その前提を構成する界隈とファン
はいるし、「そこ」を踏み外せばジャンルがどうのこうのすら成り立たず、どこかに踏み出したとしても、
それはまた別の何かに包括されるにすぎないでしょうから。
 アット・ザ・ドライヴインがプログレエモからマーズ・ヴォルタとして「オルタナロック」にしかならなかった
ように、とかいうと音楽マニアにはわかりやすいのかもしれません。
 ジャンルそれ自体は仮構された概念に過ぎないとしても、人間(と技術)のフレームがそれを踏み越え
ることを許さないのは間違いないわけでしょうし。
 
 その為に生まれたのがSTGを構成する無数の要素で、その中で先鋭化されてきたモノとして、場面を
盛り上げるようなBGMもあるんだろうなと。
 フィンランドのテクノアーティストのCDを何枚か持ってるんですが、その人らが別プロジェクトでSTG
の音楽も手掛けてると言われたとき、ジャンルの先鋭化は音楽の深化によってももたらされるんだなと
いうのは実感しました。
 映画の音楽ではかなり前からあったので、当然と言えば当然なんでしょうけど。
 日本だとベテランのプログレバンドがゲーム音楽に携わってることも多いですし。
 
 改めてゲームに向かい合ってみたいと思えますね、ホント。
 まあまずはそれだけの時間とゲームを確保しなきゃいけないわけですがっ!
 

870 名前:名無し客:2014/07/04(金) 22:42:22
> STGがRPGと混ざることができない以上
頭脳戦艦ガルのことかー

871 名前:名無し客:2014/07/07(月) 03:12:05
「覇王翔吼拳」を使わざるを得ない(ゴキブリが出たので)

872 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2014/07/07(月) 13:40:41
久しぶりの憩い。



へるしんかはkonozamaで買えるから入手については手軽なのよね。
あと体験版で4面までプレイ出来るからそっちで慣れておくのもいいかも。

>STGの歴史
極端な話、pongの次に出来たゲームがインベーダーで、つまりシューティングだったからね。
数あるビデオゲームの中でも一番古い、といっても差し支えないジャンルだと思うよ。まさに円熟。
避ける快感、壊す快感、上達する快感。
つまりゲームの基本が詰まってる原点にして頂点―――は言いすぎかな?
ともあれ、私はそういうものだと認識してるね。あとちょっとした時間にプレイできるのも良いね。
しかしいい動画だコレ。日本じゃこういうドキュメンタリってあんまり流行らないから助かるわ。

>R-TYPEとか
触れてみるのもいいと思うけど、そーだなー。昔のゲームは今より難易度高いから、単純に古いのから
やっていくより、新しいのから遡っていく方がいいかなぁ。弾幕系とオールドスタイルだと定石も違うし。
グラディウスならV、R-TYPEなら凵Aダライアスならバーストクロニクルシリーズ(なんとゲーセンで出来る。タイトー復活!)がオススメね。
どれも初心者にも遊ばせてくれるし、高難度を目指すと歯ごたえがある傑作だから長い付き合いに出来るよ。
ただグラVと凾ヘちょっと入手が面倒かも。中古しかないし。……まあ、それでもまだ手に入りやすい方だけどね。

>メタル、格ゲ、勃興とか
そだね、ひと通りアイデアが出尽くした後で煮詰まっていって、環境の変化も合わせて尖っていった感がある。
ただ、格闘ゲームはその辺り、STGよりも深刻だったかも。
なにしろ基本のシステムはストIIやKOF、GGあたりで出尽くしたし、加えて対人戦前提って縛りがあるのと、システムのシンプルさに比べて
それ以外の部分(グラフィック。特にモーションとか)を作る手間が半端ないから、どこもどんどんマニアック向けに突っ走っていって、
新規を取り込もうにも古参が食い散らかすから取り込めずにいて、奇を衒おうとしても下積みがずっとそんな感じだったからコケたりして、
一時期は完全に詰んでたと思うのよね。3D技術やネットワークの発達でようやく突破口が出来たー、って感じ。
人間同士が関わるゲームほど難しいのよね……。一時期は格闘もやってたから分かるけど、ゲーム以外の部分=人間によってバランスが
変わるって制作の上で苦労すると思うよ、本気で。

FPS系統であればそのあたりの融合も不可能じゃない、というかFalloutやskyrimとかでやってたんだけどね。
いわゆるSTGであるとミニマルなパターンとRPGって食い合せが悪いから難しいところだなあ。経験値のあるRSくらい?

ただ、STGというフレームの中で物語を作ろうとした結果がBGMであり演出要素である、とすれば、無理に融合させなくても
結果オーライだとは思うね、うん。ゲーム音楽の発展は大半がSTGと一緒に、だったと思うし。そしてその先鋭がタイトーだったと。
なにしろ当時生まれたZUNTATAのメンバーって未だに現役で大暴れしてるもん。天才か魔人しかいねぇ。

さて、私も時間作らないとなあ。
色々と脇道に逸れてた感があるし、というか動かないと、というかこういうとこで文章書かないと劣化するんだよね! 怖い!
んじゃ、いずれまた。あとそろそろ新しくスレ立てちゃえよ。きっと待ってる人もいるよ? 主に私とか。



873 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2014/07/07(月) 13:58:26
>>863
そーだねー……死ぬべき時に死ねない、って意味じゃ、そこに苦痛はあると思うよ。肉体的にも、精神的にも。
死ぬことっていわゆるひとつの終わりじゃない? 喜怒哀楽も、四苦八苦も、そこで終わり。満ち足りた人生で、
そいつが訪れるのは恐怖に違いないけれど、それ以外の苦しんできた人にとってはある意味で救いになる。
それ以上苦しむ必要はない―――悩む必要もなくなる。

この辺は人によると思うけど、莫逆の友や無二の伴侶、歴戦の戦友あたりかな。そういった生涯で最も得難い
相手と共に死ぬっていうのは幸福の極致でもあると思うんだ。なぜなら置いていかれることを恐れずに済むから。
愛別離苦って言ったほうが仏教的にはわかりやすいけれど、生き残るってことは、必ず別れの苦痛を伴う。
肉体的な痛みより、精神的な痛みの方が長い時間を見ると、キくんだ。
たとえ非がなくとも、大事故で何百人も死んだ中で一人だけ生き残ったら、それに罪を感じてしまう者も少なくない。
言うなれば、自分で死を得るよりも、他人の死を見て受け取るモノのほうが重い。現代的な社会構造だと自身よりも
他者の死が肥大化していく。巧妙に隠されていたはずの死がある日突然身近に襲いかかってきた時のショックは大きい。

ぶっちゃけ、私でも辛い。
慣れてても重い。
というか、慣れるほど経験するものじゃあないよ、全く。

……ちょっと逸れた。戻そう。
強運、豪運の類で生き残っていくのは、第三者から見ればきっと幸運だろうね。
でも、当人にとってはどうだろう。普通は死ぬような傷を受けてなお生き延びて苦しむのは幸いだろうか。
周りだけ先に死んでいって自分だけ生き残ってしまうのは、本当に幸いなのだろうか。
寿命という終わりが来るとしても、そういう状況が降り掛かってくるような人生は、あまり幸福じゃなさそうね。



874 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2014/07/07(月) 14:06:09
>>864
十年遅い。



……というか懐かしすぎるわ―!?

古いとか時代遅れとか通り越してノスタルジーだよそのネタ!?
今の界隈で覚えてる人のほうがきっと少ないと思うよマジで!


>>865
山火事はけーねに怒られるからNGな。
というか最近はもう燃やすよりぶん殴った方が早いような気もしてるのよね……。
仮にも炎使いが定着してるはずなのにコレはどうなんだろうか。
でも弾幕で炎使うスペルカードって実はそんな多くないしなぁ、私。


>>866
ああ、分かる。すごい分かる。
かっこいいおばーちゃんとかそういうのになれないのは困るわよね。不老不死も。

……まあ、若いなら若い方がいい、っていうのも分かるんだけどね。
亀の甲より年の功、やっぱり子供な見た目よりそれなりに円熟してた方がいい時も多いわ。


>>867
……さすがにいまさらあそこまで面の皮厚く出来ないです。


(真顔)


>>870
アレは役割を演じるんじゃなくてルームランナーの上を走る系のゲームなんだよ。
……終わりの見えない吐血マラソンだけどな、ガルの場合。即死トラップ多いし。

>>871
家が壊れるからやめれ。バルサンでいいから。
オーバーキルで残虐行為手当がもらえるのはゲームの中だけよ?



875 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2014/07/07(月) 14:17:22
……前よりはさらさらっと書けるようになった、かな。
長文りはびりはそこそこ順調か。あと泳ぎ行きたい。

そんじゃ、またー。

876 名前:名無し客:2014/07/22(火) 21:58:30
不死でも夏の暑さにはグダらざるを得ないですか?

877 名前:名無し客:2014/08/04(月) 01:35:59
戦いは火力だよね姉キ!

878 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2014/08/04(月) 20:56:56
あつい。しぬ。

>>876
すごいグダる。ヤバい。
ほぼ毎日のように水場に突っ込んで頭冷やしてる。マジヤバい。
火とか出したくねぇ……何で炎使いなんだよ、私。もっと潰し利けよ。

あー、なーんか氷とか出したいなぁ。

【お前それでいいのか】

ともあれ、熱中症やら何やらでぶっ倒れる人多いらしいからみんなも気をつけなよ。
外の世界はこっちよりも暑いらしいしね。よく生きてられるわね、本当。


>>877
今は水力でエコの時代よ。


【何を言ってるんだお前は】

いや、正直、夏場で火力とかちょっとお断りします状態だし……。
どこぞの河童は水で動くマシーンか何かを作ってたみたいだけど、アレ涼しそうでいいわよね。
エントロピーの指数関数的増加を抑えつつ労動を得るのは文明の辿り着くべき極致だと思う。

……ふらーっと遊びに行っても大丈夫かしらねー。
あっち涼しそうだし。



879 名前:名無し客:2014/08/04(月) 21:31:37
こういう時幻想郷に海があればと常々思う。
もしあったなら艦娘のように水上スキーホバーで弾幕勝負する光景が見られるかもしれないというのに(金剛感

880 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2014/08/06(水) 23:57:14
>>879
でっかい湖は二つあるんだけどねー。
あと海がこっちに転移してくる異変もどっかで描かれたっけな……ノット公式だけど。

まあ、空飛ぶのと対して変わらんし、水上を滑るってのも出来なくはないかも知れないな、私たちも。
ずばーっと波を切り裂き水しぶきを上げて突っ走る姿は涼しげでいいなぁ。カッコよさも倍点だしね。
……あとどうでもいいけど、水上で弓を射るってのもなかなか難しい話よね(遠い目)

―――いや、まあ。礼射じゃないならもうちょっと見栄えはすると思うんだけどね。
というか戦場で礼射って殺してくれとか言ってるようなもんだし。

だけど武射って現代じゃ出来る人少ないのかなあ……空穂とか胡祿も殆ど使われてないみたいだし。
なんか寂しいなぁ。道も術も両輪欠くべからざる物だと思うんだけど。そんな時代でもないって話か。



881 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2014/08/09(土) 02:50:44
……まだ閉じてないなら飛び込んでもいいのかしら。書架。

【何を考えている】

882 名前:ルーツィア・マクシミリアン ◆ChAosg2Mvs :2014/08/09(土) 03:44:43
 
「まあこの際だしね」
「普通に肯定しちゃってんのな……」
「いやま、期間を過ぎてからルール通りの質問が付くって、普通に凄いなと思うよ」
「あれは内輪過ぎたからじゃねえかな……まあ、名無しでも参加しやすいように、ではあるんだろうけど」
「ある意味、ルールをネジ曲げて入ってきてくれた魔女さんと仮面ヒーローさんには感謝でもあるよね」
「どっちもあいつららしいって感じではあるしな――まあ、今更だな」
「今更だ」
 

883 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2014/08/10(日) 23:59:09
いやぁ正直、時期を逸してたのとどう遊ぶべきかちょっと考えこんでて躊躇ってたのよね。
たぶんやってることはそこまで変わらない、なんてーか三題噺みたいにレスを種に物語を開封してるのかな。
ただ興味を惹かれてたのは確かだね。ぶっちゃけ一日で終わるのはもったいないというか。

……というかいまさらだし、タイムリミットとっぱらっちゃってのんびりやるのも手な気がする(何
私も顔出すの不定期気味だしねー。

884 名前:名無し客:2014/09/04(木) 14:40:00
>あー、なーんか氷とか出したいなぁ。

エアコン作ればいいんじゃね。
原理はほら、どっかの図書館とかにのってないかなー

885 名前:名無し客:2014/09/14(日) 18:05:40
竹取物語での設定に準拠すれば貴族どころか皇子の娘なんですね

886 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2014/09/15(月) 19:05:04
あーもー、身体がいくつあっても足りやしない。
やりたいこといっぱいあるんだけどなあ。
『無限に時間があっても、一度に使える時間は他の人と変わらない』って言葉が身に沁みるね。


>>884
えーと確か、断熱圧縮と断熱膨張を利用して冷やすんだっけ?
圧縮して熱した気体を冷まして、膨張させて更に低温にするっていう。
後は、アレか。ウォルフ管とかが浪漫あるね。マクスウェルの悪魔をペットにするってステキだと思う。

……んー、そーだねえ。きっちり式を組めば出来なくはないけど。
私ってほら、けっこうアバウトに組んでるから細かいコトやろうとするとたぶん失敗するのよね。
冷やす前に爆熱して焦げそうだわ。……試してみる価値はあると思うけど、家を燃やさないようにしないと。
断熱の前にまずは防災が必要ってのも剣呑ねぇ。


>>885
うん、そーだよ。声高に言うのもアレだけど。
そもそも、今の私の生活に血筋も家柄もへったくれもないしね。元からして隠し子だったし。
んでもってその血筋(本流)も茫漠として久しく、ここに至っちゃ話の種くらいにしかならない、か……。

ううん、諸行無常。
別に惜しむ気も、今さら復古する気もないけど、寂しいね。
覚えてくれてる人がいりゃそれはそれで救われそうだけどさ。



887 名前:名無し客:2014/09/15(月) 19:19:59
そういえばエルシャダイって小説出てたんだ……。
思わず買ってきちゃった。

888 名前:名無し客:2014/09/28(日) 19:12:50
>あーもー、身体がいくつあっても足りやしない。

不死なんだし、半分に切れば双方復元して二つになるんじゃね?
(鉈用意してる)

889 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2014/12/06(土) 02:08:08
二ヶ月放置とか猛省すぎる……ッッ!
流石に、というか閑散としすぎててマジヤバイ!
このままだと師走の大掃除時に蜘蛛の巣と閑古鳥がラインダンスして飛んでくる不精極まりないことに!
せめて新スレ移行くらいまでは頑張らないと私もカビが生えかねねぇーッ!


>>887
買った。でも積んでる。
大掃除終わったら深紅の碑文と帰ってきたヒトラーと一緒に読破しないと……。

しかし時間の流れは隠遁してると激流のごとく、だね。
なんかしらんうちに冲方氏はツイッターでシュピーゲル連載してるしARISEは四巻まで出てるし、
血界戦線と伊藤計劃の小説とニンジャスレイヤーと艦これがアニメ化とかええええええちょっとマジなの!?
こわい! 外の世界の音速の早さが怖い! しぬ!

追いかけられるかしらねえ……なかなかの僻地だし、ここ。
最悪円盤取り寄せ待ちもあるかも……ううう、でも見たい。


>>888
ストップ・ザ・猟奇殺人!!

やめんかこの人殺し未遂ーッ!
んなことしても私は増えねーよ! ゴッドシャドーも分身殺法も忍法影分身も使えねーよ!
……幻想郷では分身の術は割とポピュラーという話は忘れなさい(同キャラ対戦的な意味で)。

というか、んー。ほら、私のメインって魂の方だからさ。
魂はどうあっても一人一つで、すぱっと切って2つにしたりは出来ないのよ。
分けようとしても壊れるだけ。私の場合は壊れないけど、二つになって増えたりはしない。
他所から持ってきて無理やり二つにしたりは無理なのよ。
それこそ全能の神か悪魔の所業で、私の手には届かない事。
多重人格も見かけ上の人格が多面体とか万華鏡見たく姿や形を変えてるだけで、根源はひとつ。
これは世界の定理みたいなもので、世界そのものをいじれるような奴が……いるかどうかはわかんないけど。
とりあえずそういう感じの明らかに住んでる次元とかが違う領域になってくるの。

そんなわけだから、肉体が二つになるとか、そういうのは無理なのよ。
再生するときに、辻褄合わせとか失った質量の自己回収(他所から持って来て変換するのは意外と面倒)とか。
そういう理由でどっちか片方……面倒なときは両方とも一度は灰に変えて復活するんだ。

……やろうと思えば分身(物理)も出来なくはないかもしれないけど。
片方はあくまで式神の動かす偽物で……リモートで動く人形みたいな感じかしら。
少なくとも『私』にはならないわ。自分を保ちながら、そこまで器用に自分を模倣できるってわけじゃない―――
私含めて大体の人は自分を掌握するので手一杯だから、どっかの人形師みたいに複数の人形を『人間らしく』、
なおかつリアルタイムで動かせるっていうのは一種の才能になるわねぇ。それは私にゃちょっと無理だ。

890 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2014/12/06(土) 02:09:43
あ、平行世界はズルいから無しで。
アレは『私』に限りなく近いけど、微妙に違う“私”になるから、ちょっと定義がおかしくなっちゃうの。

891 名前:名無し客:2014/12/06(土) 20:40:42
>あ、平行世界はズルいから無しで。
つまり、本人のピンチに時空を超えて

「藤原妹紅(過去)!」
「ロボ妹紅!」
「バイオ妹紅!」
「藤原妹紅!」

の4人が揃い踏みになる可能性ならば存在する…?

892 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2014/12/06(土) 21:06:59
>>891

それはァーッ!!
特撮史上最大級の大事故だァーッ!?
さすがの私でもそれは逆立ちしたって真似できないわーッ!!


苦労してピンチに追い込んでも不思議なことが起こってひっくり返されるクライシスマジ可哀想。
というか、弱体化させたら本来の強さの相手が更に三人追加されるってどんな絶望だよ……。
あのRXが四人に増えるとか私でも心折れるわ。


ただまー、うん。
もしも会えるならそれもそれで一興ではあるんだけどさ。
純粋に面白そうだし。ここではない場所の『私』とかちょっと興味あるわ。



893 名前:ミハル ◆METALA1sEQ :2014/12/06(土) 21:59:53
 
 屍者のイメージイラストがベクシンスキmeetsギーガー中期ちょっとプログレ風味だとか虐殺とハーモ
ニー初音すぎ問題(ミァハさんどこ)だとかで気になってます。
 リーグオブレジェンドmeetsC・ストロスを激萌え円城文で語る屍者の帝国はもっと注目されるべきだと
は思いますけれど(SF読者並感)。ていうか円城先生の文章は可愛すぎて軽く死ねます。一文一文が
可愛い。真面目に人間業と思えなくて恐ろしい。『ふかふかした手触りの硬質な球体が懐いてくるよう
な』と言いますか……こう、可愛い。つか天才か。天然か。両方だ。
 そして虐殺器官はこのままハリウッドで映画化だよって気概でいて頂きたい! サントラはジマーで
監督はリドスコで主演はショボくれてる時のキアヌあたりで……シェパードさんは最近の筋肉系じゃ駄
目なんです……。でもスタローンがシェパードさんで肉体言語を用いて世界を救う原作破壊とかなら
見てみたいかも(世界は筋肉で救える並発想感)!
 いや真面目な話、H・カヴィルとか出てきてもスタイリッシュすぎて合わないとしか。A・テイラーは逆
方向に無理ですし。軍人合わない感全開で。
 ……プラハに被さるAR表示のアートとかノーランのメリハリやばい映像で見てみたいんですけどね。
ライジングはまあアレでしたけど、なんだかんだ言って陰影を全部強調する方向に持ってくノーラン節
は健在でしたし。主題とテーマに合わせて場面を強調しまくるあれは(特に今の)SFと相性抜群です。
 しかしインドとサラエボはリドリーにやらせれば独壇場と化すのは明らか。リゲティが鳴り響くシーン
で列車にパン掛けて光の柱が昇ってくシーンとか(あれは映像にしたらそう在るべきだ的決めつけ)、
リドリーじゃなかったら皆殺しモードのスピルバーグしか適任が居ませ……キュアロンでもいいか。
 
 ニンジャスレイヤーは実際ファンなので嬉しすぎて気を抜くと爆発四散しかねませんがそれはそれ。
 とりあえず艦隊これくしょんはモチーフとか興味あるのに完全に置いていかれててどうしようと思って
ましたがほんとどうしようかと。
 画像検索して兄貴に見せたら今まで話題にも上げなかった癖に、
「まあ、日本人なら大和だよな!」
「学生ふ……吹雪もいいな! 世界に駆逐艦の革命を知らしめた一等駆逐艦を忘れる訳にはいかな
いからな! 大艦巨砲主義と航空主兵の時代の境界線上に水雷戦隊の夜戦特化主義で名を馳せた
軍艦だからな! あとなんか制服みたいだし! 関係ないけど!」
 とは言われましたが。
 何が言いたいのか判る気がしましたが、判らないことにしました。
 個人的には仮想戦記的な五十万トン戦艦とか帰ってきた土佐とか出てくると面白そうなんですが、
ぶっちゃけこれはジャンルがおかしくなりそうなのできっと違います。
 
 あ。
 血界戦線はあたしも読んでました。
 結構読んでる人居るんだと驚いたんですが、トライガン作者になにをか況んやんですよね、これ。
 アメコミからインスパイアされたディティールを多用しつつ、コマの作り方が完全にマンガとして楽し
い貴重な作家さんだと思います。
 
>ARISE
 
 冲丁先生はウブ=カタ式ノベライズであの先を書くべきかと!
 
 SACが刑事ドラマならARISEは連続長編ドラマって趣で、短編完結的な良作なんですよね。
 なのでまあ、あれが2クールあったらと思わずにはいられなくて。
 プレ攻殻ということで各人の相互作用とドラマに焦点が当たってくのは楽しいんですが、それだけ
に九課が巨大な全体像を捉えてく内容、ってわけではないんですよね。
 サイバーパンクとして見ても義体の保全や社会認知なんかを扱ったりしてますし、もちろんそれは
SACがやってた「現代のネット社会を捉える題材として主眼のテーマとする」のとは別で、ついでに初
期攻殻の機械と人間の境界が限りなく曖昧になっていく(ぶっちゃけ80年代的な)機械万能的な思想
とも違う訳で、矢継ぎ早に事件が起きて、その中で個人として向き合っていくメンバー、ってアプロー
チはやっぱり冲丁先生だなーと。ヴェロシティの初期大所帯的な感じですよ(違う)。
 画面の作りはSACタイプの「技術に異化された現代」で、こういうのも初期攻殻をアップデートして
きてるなって感じが面白いです。ブレードランナーさながらの「技術は世界を破壊する!」ではなく、
「当然のように技術は浸透するけど、世界は既存の文化を元にしか発達しない」って特徴を押し出し
てきてますしね。フォーカスする対象を視点に、他の描き込みも疎かにしないって絵の丁寧な作りは
これまた流石ってところなのでしょうけど。あとサイトーさんはっちゃけすぎ。声優さんの違いもあるの
でしょうけど、少佐がタフネス足りないのも魅力的。
 これまでの少佐→頼りがいありすぎる姉御。
 今回の少佐→頼る相手を欲しいと思える個人。
 くらいの差はあります。
 
 まだ見られてないなら、年末年始にでも楽しまれると宜しいのではないかと存じます。
 ていうかあたしも最終巻まだ見てないのですが!
 
 今年は合間合間に映画見に行くくらいできっついものが……。
 

894 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2014/12/07(日) 00:01:16
>>893

 ぶっちゃけ円城さんの文体ってとっつきにくい部類と思ってたけど慣れてくるとそうでもないのよね、案外。
さすがにカワイイとかそういう感覚は分からないけど。そうか、カワイイのか、アレ。今度また読み返すか。
読んでる時って情報の再構成(イメージ)に集中しててあんまり文体気にしてないのよね、私。
 というかイメージイラストがけっこう色気あるね。もっとこう、カラカラに乾いた雰囲気になるかと思ってた。
動く物のない白い砂漠の星ひとつない夜、みたいな。>PROJECT itoh

 ハリウッドは、うん。そうね―――(All You Need Is Killを見て)いつも通りでいいわよね。筋肉万能。
 聖林はさておき、割と洋画映えする(ただし闇系の方向に輝く)ストーリーだし、虐殺器官inハリウッドはアリだと思う。
アレをガチ全力で映像化されたら神々しさの余りディオ様の最期よろしくバリバリに砕け散って死ねる自信があるね。
ジマーの重量級荘厳クラシックサウンドと一緒に叩きつけられたらそれこそ灰になって蒸発しかねない。

>忍殺
 公式が自重してないままここまで来ちゃったね……(遠い目)。
 神主でもここまで方々を振り回しまくってねーわ、マジで……。
 漫画版もいい感じに(斜め上で)ブッ飛んでるし、与太話だったハリウッドも割とマジになりそうで怖い。
 リアルタイムで私たちは伝説が始まる様を見てるのかもしれない。貴重すぎるぞこんな経験。


>艦これ
 まあ、あいつなら間違いなく釣られるわよね。
……そこそこやってる私が言うのもなんだけど、うん。
 ただ中身は、アレね。やらしー部分で釣ると見せかけてガチなのよね、根底が。まさかの兵站SLGだった。
実はダメージ受けると服が脱げたりするんだけど基本的に服が脱げないように祈るゲームという謎。

 仮想戦記成分というと、んー。なんだろな。計画のみだった重雷装艦が実装されたり、利根とかが航空巡洋艦に改装、
後は実際に航空戦艦や潜水空母から航空機飛ばして戦える、ってところかしらね……あ、あと戦艦がガチで強い。
大艦巨砲主義の終焉どころか全盛期ってレベルで強い。装甲で受けて主砲で思い切り殴ればいい。
 ただ戦艦ばっかり出してると今度はいろいろなものが足りなくなって出撃すら出来なくなるから割と良いバランスかな。
空母も空母で艦載機の補充に専用の資源使うし、こっちも多用するのは工夫がいる。
 将来的には仮想戦記な感じになるかもしれないけど、現状は……というかそもそもドイツの船がまだ四隻くらいしか実装、
いや海外の船自体がほとんど実装されてないから、やるとしたらまだまだ先かしらね―。日本の船もまだまだ残ってるし。
計画のみの船とか割と見てみたくはあるんだけど、先は長そうねー。

>血界戦線
 トライガン知ってるならアレは読まざるを得ない。
 無事完結してよかったよトライガン。一回雑誌廃刊してるから不安あったけど本当良かった。
 あのスタイルは本当に貴重というか、和洋折衷の一つの完成形って感じのマンガ・コミックだわ。
 もっと広まればいいのに(無理を言うな)。

>ARISE
 テイストが完全にウブカタだったけど、最終的には攻殻だった。
 どんでん返しの作り方とか、SFガジェットや攻殻のエッセンスの組み込み方とか、話の作りとか。
 いろいろ言われてるけど私としては、うん。アレは間違いなく攻殻だった。続き見たい。四話とか惜しい。
 というかノベライズしてもいい! まだ私はアレだけじゃ満足できねぇ! もっと見たいんだッ!

>内容
 それは確かに感じたね。これまでが組織として事件を捉えていったとすれば、ARISEは個人として捉えてる感が強い。
話全体がひとつの大きなテーマに基づいているのとは別に、個人の目で時流や現象を捉えて物語を進めてるような。
それがARISEで最初に感じる違和感の正体で、最終的にARISEの重要な要素になってく気がしてる。
 メンバーもなんか危なっかしい、というかモロいというか、人間臭さが強くてハラハラするのもそれが理由になってるかも。
あの少佐でさえ危なっかしいというか、生身の人間みたいに見えてくるんだから本当に描き方の妙よね。
 それと調子こいて寝返ってミサイルぶち込まれてるサイトーには腹抱えて笑った。いや、うん。そういうキャラだったのか。

 あ、私は四巻まで見終わってるよ。少佐が一番弱くて危なっかしく見えるすごい話だった。見てみると良い。



 時間は作るものだよ、ミハルちゃん―――。
 一応、合間にインプット自体はできてたし、まー物理的に拘束されてないなら割となんとかなる、と思う。
 まだまだこの世には面白いものが山ほどあるしね……座して時が過ぎるのを待つのは勿体無い。
 色々と貯めこんでたのを返しつつ、こっちも動かしていかないとね。
 以前よりは時間取れるようになってきたし。



895 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2014/12/08(月) 23:03:26

なんか記憶に齟齬があると思ったら三巻と四巻を間違えてやがった。>ARISE
というかそもそも四巻まだ手に入ってなかった。
我ながらひっどいミステイクね……記憶まで誤植するとか……。
齟齬と錯誤は人間の常だけど、流石にこれは苦笑いするしかないな。こやつめははは。



896 名前:名無し客:2014/12/09(火) 02:56:27
ご覧なさい。あなたがミハルに見せようとしたARISE四巻だ。何が映ってます?

897 名前:名無し客:2014/12/09(火) 20:51:46
幻のARISE四巻の幻想入り…忍殺アニメイシヨンの謎の色彩…
ついでに艦これアニメで愛宕=サンのウエストが細くなっている案件…。
これはもしかして新たな異変なのでは?名無しは訝しんだ。

898 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2014/12/10(水) 04:14:05
>>896

「――――――――確かに、映っていたんだ」

 閲覧する―――ちらつく旧型もいいところのブラウン管。ノイズ混じりのスピーカー。
 骨董品そのものの映像が、歪んだ記憶を上書きしていく。
 見たはずの時間。見たはずの感覚。見たはずの影響が砂絵のように消えていく。
 思い出したように自浄作用が神経を洗い、本来あるべき時間へと巻き戻っていく。

「ここで、見ていた。新しい物語。九課の黎明を……そのはずだった」

 僅かな頭痛。ニューロンが組み変わっていく。
 何をされたのか。何をしていたのか。何があったのか。何がなかったのか。
 壊れた歯車が入れ替わる。ズレたバネが戻る。自己に備わる超越した力が肉体の中で起こる、
化学反応のシーケンスを正常化し、汚染されたニューロンを復元してゆく。
 そして、理解した。
 
「電脳無しでゴーストハックとは、まるで魔法じゃあないか……」

 立ち上がる。軋む古畳。全身に熱く血が巡る。茫漠としていた瞳がやがて燃える。
 視界が焦点を結ぶと、復元した意識が失ったものの空白を告げる。
 それが何だったかは思い出せないが―――盗人には報いを与えなければならない。
 だから迷わず、庵を飛び出し、すぐさま空へと踏み出した。

「野郎、私の記憶を盗みやがったな」



 幻想郷で記憶を盗まれる者が現れた。人妖問わず、当たり前のように記憶を失っていった。
 次に偽の記憶を手にした者が現れた。人妖問わず、少しずつ関係性が入れ替わっていった。
 偽りの関係、新しい関係、やがて訪れる、人妖の境を曖昧にする、奇妙な共存関係。
 それは混乱無き混乱、困惑無き困惑に満ちていて。夢遊病のように広がっていく静かな異変だった。
 虚と実が融け合って曖昧になっていく記憶と真偽の境目。
 何を失い、何を偽られ、何を奪われたのか―――失った霊意の欠片を求めて、少女が翔ぶ。

 東方邯鄲夢 〜 See in the Arternative Orientation.



 なお発売はいつまでたっても未定。


>>897
 備えよう。
 ……いや、ARISE4巻は実在してるけどね。
 私がちょっと、ほら。疑似体験を植えられただけでね。(何を言っているのか

 あと愛宕さんのボディについてはシツレイだからそっとしておくんだ。
 ……というか別に言うほどふとましいわけでもないと思うんだけどなー。
 むしろ一般的に描かれる女性が細すぎるんじゃないかしらね……体脂肪少なすぎて危ない気が。



 あと忍殺はカラテだ。カラテあるのみ。



899 名前:名無し客:2014/12/13(土) 13:08:48
「生きて」
「死んで」
「繰り返す」

Edge of Tommorow(原題:All you need is kill)前日譚、
フジワラモコーをリタ・ヴラタスキに抜擢して撮影開始!


900 名前:名無し客:2014/12/13(土) 23:04:37
ガサツですか?

901 名前:名無し客:2014/12/20(土) 21:11:04
不老不死爆発しろ。

902 名前:名無し客:2014/12/21(日) 12:29:41
…いや、爆発しても復元するんじゃ。

903 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2014/12/23(火) 19:43:21
アニメ関係は話を振られない限りあんまり喋らないようにしてたんだけど、うん。
猛烈に駄弁りたい―――くっそ、凄いものを観てしまった。

【何を言っているんだ】

904 名前:名無し客:2014/12/23(火) 20:44:52
そこらへんに穴を掘って思うさま叫ぶというのはどうでしょう?


(王様の耳はロバの耳方式)

905 名前:名無し客:2014/12/23(火) 21:15:25
四国vs宇宙かな?(勇者感

906 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2014/12/23(火) 21:46:11
>>904
あれってどういうオチだったっけ……。
まあ、貯めこむの良くないしいずれこう、爆発すると思うけど。書きたみ。

>>905
それは未見。というか今そんなのやってるのか。
基本的にリアルタイムで追えないからなー、私。こっち電波入らないんだ。


色々とあるっちゃあるんだが―――そうだな。

女の子が変身して歌いながらぶん殴りあうアニメ、かな……。

【なにそれこわい】

907 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2014/12/25(木) 00:40:10
めりくり。

【ぞんざいだ―!?】

だってしかたないじゃん……。
余裕出来てきたのつい最近だからイベントとかそういうの仕込む暇なかったし……。

久しぶりに賑やかしの一つくらいはしたいんだけど、もうちょっと先かな。

908 名前:名無し客:2014/12/28(日) 08:19:36
>女の子が変身して歌いながらぶん殴りあうアニメ
プリキュアかな?
ちがうな、プリキュアはもっとこう男の娘とかケモとかでぱーって光るもんな(無酸素ッ面で

909 名前:名無し客:2014/12/29(月) 02:06:24
>山火事はけーねに怒られるからNGな。
怒られたことがあるんですね。

…何回ぐらい?

910 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2014/12/29(月) 18:39:31
>>899

ノースタントかつ使用小道具全部実弾になるじゃないですかやだー!?
というか私って銀髪アルビノ赤目ロリとかいうスタイルだけどちゃんとした日本人だから!
人種的に役があってないから! というかそもそも私は役者じゃねえ!?


……まあ、映画撮影ってなんというか、楽しそうではあるから興味は惹かれなくもないけどさ。
前に紅魔館あたりでそういうのやってたような気がしないでもないし(二次創作話)。
演技なんかはほら、紙と鉛筆とサイコロで遊ぶアレやってると自然と鍛えられるし。
機会があったら―――ああ、うん。乗っちゃうかもな。


>>900
割と。
基本的に大雑把な生き方してるし。
……褒められたことじゃあないと思うけどね。

ただ、最近は人付き合いも増えてきちゃったし、気を遣ってはいる、かな。
家は綺麗にしたり、ごはんちゃんとつくったり、お布団でちゃんと寝たり、とか。
心配症の“知り合い”がいるとガサツでいるのは大変だよ?(苦笑)


>>901-902
しょっちゅうばくはつしています。ごあんしんください。

【できない】

……でもさー、だってさー、時間切れで自爆ってシューティングのしきたりみたいなもんだしさー。
そもそも永夜の時だってあいつら なさけむよう で全力攻撃仕掛けてくるしさ―。
人間はおろかそんじょそこらの妖怪じゃ耐えられないって。マジで。


>>908
プリキュアは戦闘中歌わないし……。
意外と知名度低いのかしらアレ。

ならば語るしかないか(真顔で)。


>>909

……いっぱい。

【とても鎮痛そうな表情で机の上に肘を乗せて、手を組んで】

でもだってあれは輝夜がさー……あっはい。すいません。言い訳はしないです。



911 名前:名無し客:2014/12/30(火) 22:10:39
今のプリキュアは必殺技が歌なんだよなぁ
というか争いごとが嫌いで歌で支援戦闘するけど
必殺技がメテオストライクというイエローさんがいるくらいに

912 名前:小悪魔 ◆fPATcHE/tU :2014/12/30(火) 22:22:59
何それ怖い。

ところで、妹紅さんが言ってるのってあれですよね!
ほら、アニメは三期まである。ゲームもありましたっけ?
タイトルはなんか単語があった後にシンで始まる。
えーと、なんでしたっけ。シン、シン……

テイルズ・オブ・シンフォニア!

(タイトルはともかく内容的にはかすりもしてねぇー!?)

913 名前:名無し客:2014/12/31(水) 08:41:37
え、クロスアンジュ?(適当

914 名前:名無し客:2014/12/31(水) 10:02:03
>>906
>あれってどういうオチだったっけ……。
つまり穴の上に生えた竹で笛を作れば正解発表と。
ランポ?

915 名前:名無し客:2014/12/31(水) 22:26:50
秘孔を突かれたら死にますか?


……あ、これ「亀の中(http://charaneta.sakura.ne.jp/test/read.cgi/ikkoku/1275728933/)」でやった質問だった。まあいいか

916 名前:名無し客:2015/01/01(木) 18:47:42
不死者は生に飽きるとか、孤独に耐えられなくなるとか、実例もないはずなのに
最初に言い出したのは誰なのかしら?

917 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2015/01/01(木) 20:45:59
あけましておめでとう。
今年もよろしく……といっても言うほど表には出てないか。

三が日はまだ手が放せないのでそれからで。

918 名前:『表情豊かなポーカーフェイス』秦こころ ◆z8/4Kokoro :2015/01/03(土) 23:29:46


\ドンドンピーヒャラドンドンピーヒャラ♪/

            ri〃"〃rュ,
           r゙dbイ◎)ミミ、   らっせらー、らっせらーらっせらー
          iエエエエ!イ|ミミミ、   
          iエエエエ!イヽミミ
         ⊂「i#§# i_ヽ) )
           ( 夾 夾 U'´
            `r_ァィ_ァ'
 __________________
 || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄.||
 ||    正月の催しものとして各地を     ||
 ||   獅子舞で練り歩くこころちゃんの姿  ||
 ||_________________.||
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


…んーよしギリギリセーフ、これで正月中に幻想郷は全部回った。
遅れたけど初めまして&あけましておめでとう、また異変のふいんきだけど今年も宜しく…?

>>903>>910
む、この感情は何やら謎掛けの予感?
いいだろう、最強の座を賭けて私がズバッと当ててしんぜよう。

(こころ思案中。。。)

よし、分かった!(浅見〇彦の表情というか面

>>911の言葉にもある通り、今のプリキュアは最強必殺技でいきなり歌うし
ごはんのおいしい黄色が歌で戦うこともある!(※その前のプリキュアは歌いながら変身したこともあるらしい)
つまり、答えはハピネスチャージプリキュア!



              / ̄\、
                 /  {'  })
         ___|   }_,ノ′            . . .
        {\   :|  丿.,__                : : : .  :.
           {^x\_|__|__,ノ        : .  , -‐…:-: ,: : .        _
          {^x^x^x^x^x^{           : : .U     ○:\: : .    / _,ノ)┐
         {^x^x^x^x^x{          -‐…:弌      \ \: . _,/  {し'  )
          {^x^x^x^x^x{     '´        : . 、 ○   /\ V( /  丿 ノ
           {^x^x^x^x^{ /           . : ::\    ̄ ̄ ̄  ;:\   /
          {^x^x^x^x^{゙              : :`: ,_. . . . . .,ノ.: ^x\'゙ \
          {^x^x^x^x^{  | \|    |   ;′      \: ̄:/::^x^x^x^`ー-')
              {^x^x^x^x{  |   |≧=‐|- /:/}___」 斗  T⌒~;′^x^x^x^x^x/
            {^x^x^x^x/}、|ri州忝忝ミ;ノ}/_j」L」|_ :}   i:|  ′^x^x^x^x^x'
           L,^x^x^x^x゙:|i^`弌L.ノ′丿 丁i^^メミ}   |′/^x^x^x^x^x/  …と見せかけて恐らくこれも妖怪の仕業!
              ∧^x^x^x^x゙|;  "i      └'゙|^i  ノ/^x^x^x^x^/    つまり……答えは妖怪ウォッチだ!!!
              / ;〉^x^x^x^x人  |i     _     川;/'゛^x^x^x^x/
           ' / /〉^x^x^x^x^|i |i.   ┘ ,. イ' |^x^x^x^x^x^,
            ,ノ ,: ' /〉,^x^x^x^:|i |ン〕ニT゛_,/| |^x^x^x^,. '゛
         '´  ィ'   ノ /〉,^x^x「 ̄| 「\ )l;/ ̄| |^x^x^/
     /   '゙/  .:゙ ./ '∧x^x〉 U |   )匸}   | |^x^ッく、
      ,.:'´ /  ,:    ノ /〉, {__,ノ {_/ !\_| |/   \
    ,′/       ′ .:   / /〉, /  人^x^☆^x^x)ノ   |i'⌒ヽ、
   :{ ,′ /   ,゙  .;゙   / /.: .:i{ /^x^x^x○^x^x:}:.    |i   \
   :{ {   ,      ;′ ,:' /.: .: 八(^x^x^x^△^x^x;′:.     |i
    人;     /    :  {  |「 ̄^x^x^x^x^xΧ^x^x{_::.     |i     )
      /  ′   j   {  l \ \_______,ノ゙\__^x^x\___  |i
     ノ  ,     ;′ {  | : :\_} ̄ ̄ ̄  ,  / ̄\ x^x} 〈゙\
        ノ;     il   j{、斗--‐く人_____;{⌒¨⌒'ー ┘ |⌒^ヽ
 /  、 ` ;     ;jレ'゛ _,、-‐冖'^'ッ⇒→‐=ミj」以}‐-=ミ;   U
⌒'^^`    {   ;/   ,r'゛    ,i|′      ゙|i,    `'t、`゙'く;ノ
        U /   ,r'゙       ,i|′          ゙|i,     `'t、 \
      ノ ′ ,{       ,i|′            ゙|i,       ^'i; \





     }ゝ、,_,r'{
     ),'´⌒ ^^ヽ,
     j イノノ人))ノ 「 7
     ((和リ;゚ ヮ゚ノ). |/   いや、絶対違うと思うそれ(汗  
        /iヽ丱ノi_ロつ    
     =(ノ_/ハヽ>=*
      ``i_ラi_ラ´



                   / {
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          トv八        l /       . '
          人   \     }/      /X´
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             j/   / .! !     Y  \  \  \
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         / /i    |┼┼i K   i __ ム ハ  Y
           / /{ハ   .N!.八 \\ | jルハ  i リ {人     まぁ、それはさて置き…本当の答えに関してはそうですね。
            jN.人 \ |人 ___,.   )ノ _ __, 从 ル' 人 \   察しは付きましたが、此処はやはり妹紅さんの口から御拝聴したく。
           |\j !  ≧='     ̄ / }  ノ  \´    序に云えば、此方も恥ずかしながら未見と思われますので、一つ魅力を語って頂ければ
              从ノ 八 jト、r=≠=:. イ  メ`Y  リ⌒     手に取る一助となりこれ幸いかと。
             x<)N  {     |ニ>x .jノル'       あ、ネタバレはあんまり気にしない方なのでお気遣いなく。 
           x<∧二ニ\i|    l|二二/⌒V
         /´  ∨∧二二ヘ     l|二..7/  .
           i    }V∧二二ヘ    l|二7/!   i
           |     リ V∧レ'⌒ ヘ  l|⌒Y∧  |
           |    /  V∧  jレ'´ ̄_}. ノ ∨ !
           |   {.   V∧/    ‐ }   }  j
           l   .   /{乂 _ _.イ   ノ  .|



     __
    i_,xヽ
  >ノ_メ、i
 γ',ゝ`´`´ヽ   
  | ( ノメノリ)ノ)  なに、やはり妖怪の仕業であるのか!
 ノ ハハ)゚ ヮ゚ノハ  おのれ妖怪!これは新年早々寺を焼かねば!
 ヘシ ,ヘ.i`:'」つ
 >く_,/___i::ハ>
   〜ヒヲ~ヒヲ〜


     }ゝ、,_,r'{
     ),'´⌒ ^^ヽ,
     j イノノ人))ノ 「 7
     ((和リ#゚ ヮ゚ノ). |/  いや違うつってんでしょ(怒


919 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2015/01/05(月) 00:49:18
よいせ。暇ができた。
なにか動いてみようかしらね、そろそろ。


>>912
サンライズご乱心の話はよせ。
よせ。

……まあ、なんだ。
萌えも百合も理解できない連中がそういうの作ろうとするとああなるんだね。

合体事故超こええ。でもなんだかんだでウケてるというのもまたこわい。


>>914
ミュージカルじゃないんだから……。
というか調べたらギリシャ神話ベースの寓話だったんだなアレ。
またひとつ知識が増えたわ。

……竹で笛か。
しばらく竹細工も弄ってなかったし、たまにはいいかな。


>>915

たぶん死ぬ。生き返るけど。
そして生きてる限り戦える……けどケンシロウとかとガチタイマンして勝てる気はしないなぁ。
まず弾幕も範囲攻撃も効かないっしょ。素のスペックは懸絶してるのは明らかだし……。
……メアリさんか慧音クラスに勝ち筋が見えねぇ。何この永パ防止キャラ。

……まーそもそも、ぶっちゃけると北斗の拳的フェイタリティは体験したくないけどね。
怨霊になることさえ許されないくらい強烈な死に様だろうし。
戦わないのが勝ちとさえ言えるレベルだわ。


>>916
誰だろうね? 私は知らんけど。
……何度か不死について語った気はするけど、そーだなぁ。


このレス内だと書ききれなくなるから少し待て。後でまとめて出す。

【おい】



920 名前:名無し客:2015/01/11(日) 10:55:06
不死でも正月太りとかしますか?

921 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2015/01/12(月) 21:34:56
凝ったレスを書こうとするとすぐに時間が消し飛ぶ不具合。
すまぬ……噂の面霊気も待たせて悪いね。
なんとかする。

922 名前:◆zPhoEniXzw :2015/01/15(木) 21:38:27
>こたえあわせ



                                        〈  ̄\                          _
.                                    ∨  \                        / / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
                               --──--   __∨    ヽ                   / /     ____      \
                              __  -―――     ∨    \                 / / / ̄ ̄ ̄ ̄     ̄\       \
                    ´    ´              \    \              / / / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\       \       \
                   /   ´      __  ------         \    >、          / / /           \     |\      \
                   / /        ´            \  >    \     / //  /               i     │ \      \
             / /                   __ >  ( \      \    / /     /|           |     /\   \     ',
         ∧    ′/     /               ̄  >  _     \ \    / > / /     / |              |   /    ̄ ̄ 丶   ∧
.      / ∧  / /     /           /  >     (  \   \_) / /  / /    / |             / /          \  ∧
.       /   ∧/       /            /  /  ( ̄\  \  \   / //\ / /     /  |            //                 丶 ∧
     /    ∨                  /  / _   \  \  \_)/ //  ∧ /     /   |          /                \',
.    ∧   /    /          /  /  (  \   \  \    / /    ∨_    /   |                             ヾ
.    | ∨  i     /         /  / _   \  \   ヽ__ノ / / / ̄ ̄\  ‘, \__|   | ̄ ̄ ¨¨ヽ/(___       /
      |  ∨ |   /        /  /  (  \   \  \   / / / \    ヽ ∧/ /「 ̄:]──-- 、 / ̄ ̄\   _ / ---───==ミ
     |   ∨ l   /       /  / _  \  \   \_)/ / /<    \   }ヽ∧  |::l::::::/ _    \ ´ ̄厂ヽ ̄ /  -----───  \
..    l   ∨| 〈      /  /  (  \  \  \    / / /\ \    / /   ∧  l::|/ ̄ ̄ \/ ̄l|\ ∧  //      -―   ¨¨  ̄ ̄\
.     |    ヾ  \   /  / _  \  \  \_) / / /    \ \/ / ̄ ̄ ̄レ ´∨     /    \l/ /--―――――┬――---    \
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      |       /     \ \    \___) / / ̄ ̄´  |    /ヽ   厂|_____// │杙_莎'jト、∨| ト、 │ l|  ∧ 厂 ̄/`ヽ|______/ |       /
.       \    {  「ヽ    \ \        /  |     /\__/   \〈∨ ̄/―l/{  ハノヽ    _,ztェxーヽーハリ / ノノ___/ー'ー┘    //  │     /
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          \  \ \\      / ̄ 厂   /  /     r「 ̄(__   ′    「 ̄ヽ ノフ    ィ___,ノ__,ノ_ノ\                ̄ ̄/   /
.             \   \ ヽ」  / /   ,ノ   /\/        [|  / )  {        厂 ̄ ̄  / 人_ ̄                   /  /
.              \   \  / / ̄ ̄ ̄  /  /           [l/  /  人    /__人    ,厶ィノ厂                        / /
                  丶   \_/\_______/  /            <\ / /   \___ノ _/ 个弋 ー―j/                         /
                \  \     \_/               \\/__/ ̄  ̄|ヽ|\ノ    ̄ ̄
                      \  \___/                     ̄\_/       |  /
                      \  \ /                      / -―==== |/
                      \  ∨                     ノ    _/
                      \/                         {   //
                                               乂__{/


ついてこれる奴だけ、ついてこいッ!




 ―――ということで、【戦姫絶唱シンフォギア】。

 何を語ろうか凝ったレスをどう書こうか考えたが私じゃ絶対無理だと諦念するに至るほど個性的(控えめな表現)アニメ。
 ぶっちゃけ魔法少女かと思えば美少女バトルなのかと思えば熱血ヒーローでネジが2、3本ほど吹っ飛んだジェットコースターストーリー。
 少女の歌には血が流れている―――というか流しすぎ。なほどのけっこうハードで正統派ヒーローをやっている。
 一話目から主人公の遺影と墓の前で誰かが泣いているという凄まじいビジュアルから始まる怒涛の超展開は色々なものがどうでもよくなった。
 いうなれば熱。まさにテンションを高めに高めて突っ走って楽しむ奴だ。
 特に中盤からの加速ぶりは必見というべきだろうか。
 こうした見る人をふっ飛ばしかねないテンションは続編でも健在で、泣き笑いに熱血を添えて最後まで走りきってしまうのがまた壮絶だ。
 というかプロデュースがワイルドアームズの人と知って全力で納得した。たしかにそういう作風だコレ。


 演出での特筆は、『歌』を基底に敷いて作られただけあってとにかく歌う。
 アイドルアニメのように歌って踊るが同じように歌いながら戦う。しかも全部その場で歌っている。マジか。
 歌いながら大剣を振り下ろし、歌いながらぶん殴り、歌いながらガトリング砲を撃ちまくる。
 明らかになにやってんのコレと困惑するがそれもやがてテンションの波に飲まれ、熱い歌声に押し流されていく。
 そして気がつけば―――この物語の中で『歌』が何なのかを理解してしまうのだ。
 それは自分であり、意志であり、魂の表現であり―――言葉を超えた対話の手段であり、身体を突き動かす燃料でさえある。
 歌の力を戦う力に変える鎧を血を流しながら身に纏い、彼女たちは現実の重圧や理不尽と対峙する。

 彼女らの敵はノイズと呼ばれる災害だけではなく―――人間であり、エゴでもあり、それらの抱える絶望でもある。
 個人では立ち向かえない規模のそれらに、歌一つで戦いを挑む姿はドン・キホーテめいてすらある。
 しかし彼女らにはシンフォギアと歌があるのだ―――隣人を愛し、正しく怒り、無明に立ち向かう魂の歌が。
 それを力に変える鎧が。


 設定面でも色々と緻密に(かつ大胆に)練られているのでそこも注視の価値ある部分だが、私では語り尽くせない。
 ここで筆を置き、最後に一言を残して締めたい。

『考えるな、感じろ』と―――




923 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2015/01/15(木) 21:42:02

ということで拙文ながらこあくまーとそこのあざと可愛い面霊気とフリーダム聖徳太子への返答でした。
割とマジメそうな感じに上では言ってたけどあっちこっちにさりげなく爆笑ネタやオマージュ仕込んでるのも必見だ。
まさかアニメで英雄故事聴くことになるとは思わなかった。

924 名前:名無し客:2015/02/08(日) 23:05:20
もこたんなら絶唱しまくってもノーリスクじゃないかな(台無し)

925 名前:名無し客:2015/02/09(月) 18:54:58
二期のマリアみたいな羽目になってもノーリスクですって!?(錯乱

926 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2015/03/30(月) 02:25:00
定期的に放浪しちゃってますが私は元気です。
もっと顔出さなくちゃとは思うんだけど、うーん。


>>923
毎回流血絶唱顔になるがよろしいか。

ノーリスクでも痛いし精神的に辛いんだよぅ。


>>925
あの人は心の支えとか帰るべき日常とかヒーロー的に大事なものゲットできなくて、
最終的に現実辛すぎてぼっきり折れちゃった系だからあんまりひどいこと言うなし。
というか最終話でなんとか復活したじゃん。歌は偉大。



927 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2015/04/03(金) 19:15:14
>>920
……まあ、うん。(目そらし

しばらくまた走りこまないといけないなあ……。
ムネに行くならまだしも、ハラに行くのはひっじょーによろしくないわ。
ほら、私の服って結構タイトだからサイズがぱつぱつになりやすいから困るのよね。
ちょっと油断するとすぐキツくなるから……というかここんとこ油断しすぎたな。
何とかしよっと。



928 名前:名無し客:2015/04/05(日) 18:58:35
死ぬつもり(文字通り)で運動すれば問題ない

929 名前:名無し客:2015/04/06(月) 22:41:34
笑い死ぬかと思ったので
ttp://momokononiku.blog.fc2.com/blog-entry-96.html

930 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2015/04/11(土) 19:45:18
>>928
そんな海兵隊のトレーニングとかじゃあるまいし。
というかそれだけの運動してたら逆にカロリー足りなくて倒れそう。


……いっそ自分で脂肪に点火して燃やし、

いやいやそれじゃローストチキンじゃないの。
人間のやることじゃないわ。


あー、素直に運動量増やすかぁ……死なない程度に。
私の場合はそのラインが異様に高いけどね。


>>929
お、おう。

……えー、外の世界の竹取物語って今こんなのなん?
ちょっとないわー。ないわー。雅さが足りないわ―。


931 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2015/04/11(土) 19:50:11



  ( ゚д゚)     http://tasofro.net/touhou145/index.html
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_ 
  \/    /
     ̄ ̄ ̄
 
  ( ゚д゚ )
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_ 
  \/    /
     ̄ ̄ ̄


  ( ゚д゚)     http://tasofro.net/touhou145/img/sc04.jpg
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_ 
  \/    /
     ̄ ̄ ̄


  ( ゚д゚ )        えっ?
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_ 
  \/    /
     ̄ ̄ ̄


932 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2015/04/11(土) 20:07:26
……うわあああああああああああ参戦してるううううううううううううううううううう!?!?!?!?!?
もうすっかり隠居気分だったのに! だったのに! どうしてこうなった!?
強キャラ言われて緋想天ハブられたからまあしゃーないとか諦念を極めてたはずなのにいいいいいいい!?






こうしちゃいられない!
ちょっと鍛えなおしてくるわっ……!!



933 名前:名無し客:2015/04/12(日) 04:32:55
妖怪軍団の中に不死人間が一匹入り込む程度の事でも、何か壁のような物があったんですか。

934 名前:名無し客:2015/04/12(日) 10:49:01
垂直に下りているサスペンダーを見れば、壁があるのは明らかじゃないかHAHAHA

935 名前:名無し客:2015/04/12(日) 14:02:27
闇を超越しているもこたんさんは、妖怪を超越しているという事。
つまり、闇を超越しているもこたんさんが圧倒的強キャラなのは確定的に明らか。
何せ闇を超越しているのだから。

936 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2015/04/12(日) 23:47:37
>>933

いやあ、これでも一応EXボス張ってたしね?
というか正直、割と人間辞めてる部分も多いのをかろうじて踏ん張ってる感じというか。

……人間名乗ってるのって意地の部分もあるからさ。私。
人を辞めるのは簡単だけど、人で居続けるのって大変だからさ、こうも簡単に踏み外せる環境だと。
それこそ、そうなっちまったら、私がやらかした全てをうっちゃることにもなるだろうし、それは申し訳ない。
私の罪は『人間である私』でしか背負えない。人間のままでいるからこそ、負ったものに意味がある。
罪を負って目指したものの価値も、人間でいるからこそ有るんだよ。


>>934

そういや公式でぺったんこ確定だよねこれ。
……まあ、本来の外見歳相応だし、いいけどさ。いいけど。


いいけど。

【なぜ三度も言う】


>>935

ええい、なんか恥ずかしくなるから何度もいうんじゃあないっ。
というかそういう意味で行ったんじゃないからそれ!
「別に何があったって復活するからお前ら妖怪なんて怖くないよ」とかそういう意味合いだからね!?
結局ズタボロにされたけどな!

……つーか、弾幕ごっこって見得切ってナンボの部分もあるし、あんまりそういうところに突っ込むなって。
格好つけてこその遊びなんだから。



937 名前:名無し客:2015/04/13(月) 20:11:01
上白沢先生とおつき合いをしたいと思っているのですが、どんな角を生やしていけば彼女は喜んでくれるでしょうか…。

938 名前:名無し客:2015/04/13(月) 22:01:12
>こうしちゃいられない!
>ちょっと鍛えなおしてくるわっ……!!

オフにやたらとぽっちゃりするスポーツ選手みたいですね。
松坂とか……

939 名前:名無し客:2015/04/13(月) 22:21:56
もえ先生はおっぱい描かない人だからな
ひじりんや華仙ちゃんでようやくといったところだし
alphes先生みたいなおっぱい絵師を期待するしかないね

…alphes先生にひんぬーに描かれたおかげで揺れない震源地と化した天人さんもいるけど

940 名前:名無し客:2015/04/14(火) 22:28:50
>>931
なんか都市伝説の恩恵が薄いというか素の持ち技とあまり変わらないような…

941 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2015/04/15(水) 02:04:48
>>937
慧音が角を生やさないようにする生活を心がければいいんじゃないかな。

【誰が上手いことを言えと】


>>938
アメリカンな選手はシーズン中でも割と太ってる人多いだろ!

……まあ、あんな食生活が普通じゃ仕方ない気はするけど。
肉と脂とカロリーばっかりを大盛りってお前……ねぇ?


>>940
うん。そうだね。普段とやってることあんまり変わらないね。

……まさか、私から人体発火の都市伝説が幻想郷で生まれた……?
でも人前でそんないきなり燃え出したりしてないぞ……?
さすがに人里で火を出すわけにはいかんし、輝夜の屋敷ってそもそもあんまり燃えないし……。


あるいは、単に相性のいい都市伝説が寄ってきてて私たちの使う技に影響してるだけ、とか?
まあ、蓋を開けてみないとわからないけど、色々と考えさせられるわね。



942 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2015/04/15(水) 02:09:08
>>939

天人さんをいじめてはいけない。
それ以上いけない。


……そーいや立ち絵交代したんだよね。何かあったのかな。
もともと謎の多い人だったけどalphes先生。

まあ、いいさ。何でも受け入れるのが幻想郷。
私がぺたんこでもたゆんたゆんでも、私が私であることには変わらないからね。
……うん、変わらない、と思う。

というか大人というか面倒見ポジションな人間が大きいってお前それ私が相対的に子供だと(ry




943 名前:名無し客:2015/04/15(水) 08:41:05
永夜での敗北は、あんまりボコボコにされすぎて心の残機が尽きてしまったからですか?

944 名前:名無し客:2015/04/16(木) 09:30:40
>>942
袖ビリビリのダメージシャツを着るような
厨二心に溢れた人は子供でいいとおもうんですよ

まあしかし、こんなもこたんもありだなと思えるぐらい東方ってアレンジには寛容だよね
そも主人公からして妖怪殺すマシーン(最近は余り流行ってないようだけど)から
茨の幻想郷の両津勘吉とキャラがバリエーション豊かだし

945 名前:名無し客:2015/04/16(木) 10:45:45
各種フィギュアも清々しい程に原作の造形を無視してるな。

946 名前:名無し客:2015/04/16(木) 19:15:50
http://www.fg-site.net/archives/post_old/21499
http://www.fg-site.net/archives/post_old/15485

原作風フィギュアもあるぜよ
いたずら腹黒うさぎ氏はいくつか製作してるけどぱるぱるが個人的に好み

947 名前:名無し客:2015/04/16(木) 22:10:46
蓬莱人〜エターナルゾンビ〜って配慮される程の強設定ですっけ。
不干渉と時間停止と運命操作と無敵のスキマープラチナムが当たり前のように出てるのに。

948 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2015/04/20(月) 19:00:05
>>943
まあ、間違ってはいないかな。
半分くらいは体力の限界のせいではあるんだけど、あいつらマジで殺しに来てるんだもの。
弾幕ごっこでそこまでされたら、普通の人間だと原型も残ってなかったんじゃあないかな……。
まあ、煽ったのは私だけどさ。アレはちょっとだけ後悔した。うん。

もちろん、あいつらが想定外に強かったのもあるけどね。
アレだけの実力者、幻想郷にどれだけいることやら……というか明らかにピラミッドのてっぺんクラスだったし。
どうなってんだあの異変。なにやらかしたんだ輝夜ども。


>>944
ダメージドな衣装はなんというか、ワイルドな感じがあるよね。ジーンズとかでもそうだったけど。
……別にもったいないからそういうファッションということにしてずっと着ずっぱりとかそういうのじゃないよ?
袖ビリだってわりとカッコいいじゃん。……いや、うん。このへんはたしかに子供かもしれない。否定出来ない。

まあ、公式からして割とキャラがブレブレだったりするしね……。
このへんは以前も言ったかもしれないけど、ラマルク的というか、人間は変わるもの(妖怪も?)ってことでもあるよね。
三ヶ月位で人格は簡単に豹変するもんだし、年一ペースの原作であれば尚更かなー、と。

霊夢はそういう意味では幻想郷屈指の気分屋とも取れるしね。
ある意味で一番人間らしい、人間し過ぎに見えるから、却ってどこか浮世離れした印象が来るのかも。


>>945
原作絵も色々とブレ(ry
……まあ、デザインの秀逸さは誰もが認めるところではあるんだけどね。


>>946
うわすげえ。……すっげえ!
あの立体感皆無の独特な雰囲気を漂わせた原画をここまで再現できるってすごいわね。
えもいわれぬ愛嬌もあって、なかなかいいわねこれ。いい仕事してますわ……いや、仕事じゃなくて趣味か。
どっちにしろいい感じだけど。


>>947

あー、まあ、うん。そう言われるとね。

でも、死なないってことは、初見殺しでも二度目はないってことだし。
何度でも挑むってことは、それだけ相手に自分の手の内を晒させるってことだし。
そして人間は、試行錯誤と学習の生き物だ。何度も死んで、何度も学んで―――もしかしたら。
その果てにあらゆる恐るべき力を理解し、対応していくかもしれない。
人間ということはそういうことで、不老不死ということはそういうことだから。

そういう意味では、「諦めない限り」最強とは言えるかも知れないね。
すっごく気が長い話だけど。


……ま、それを差し置いても概算1400年。生きて死んで戦って、考えて疲れて、それでも生きて。
その間に培った経験も、技術の全て。

それが、そうしたぶっとび能力に対しても侮りがたい力があると思えば。
それはそれでちょっと誇らしくはあるね。
文字通り、「生きているってなんて素晴らしいんだろう」ってことさ。



949 名前:名無し客:2015/04/20(月) 19:22:07
運命操作と時間停止とスキマジックは判るけど不干渉って誰でしたっけ。
巫女さん?

950 名前:名無し客:2015/04/21(火) 18:21:43
状態復元でも記憶と経験までは戻らないってのは、永遠に耐えられるならご都合万歳と言えるけど
耐えられないならこれ以上都合が悪い事はないって事になるのかな。

951 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2015/04/21(火) 18:44:57
>>949

赤白の巫女だね。ありとあらゆる束縛を拒絶する能力持ちだと言われてる。
絶対にないだろうけど、本気出すと誰であろうと手が出せないアンタッチャブルになるとか何とか。

……何千何万と年を重ねても、こればっかりはどうにかする自信はないなぁ。
近づこうとしても、相手は延々と遠ざかり続ける以上、壮大ないたちごっこになりそう。
それこそ、宇宙が熱的死を迎えても終わる保証がないレベルの。


>>950
まあ、そうなるね。
蓄積された記憶と経験は重要な力になるけれど、同時にそれは心の傷を癒やせないことになる。
私が復讐を忘れることが出来なかったように……まあこれは、自ら望んでの結果だけど。
もしも死に至るような傷を心に受けたなら、死なないということは永遠の毒足りうる。
考えるのを止めない限りは―――なんか似たような最後を遂げた究極生物みたいね、これ。


ただまあ、幸いというかなんというか。
私は忘れる……までは行かなくとも記憶の底の底に沈んで思い出せなくなったことはけっこうあるからね。
ひょっとしたら何かの拍子に思い出すかもしれないけれど、長い年月を経て風化した記憶は、感情を持たない。
感情を持たない記憶は、ただの記録。『その時、そういうことがあった』という話にしかならない。

そして、ただの記録であれば、それが自分の過去であっても耐えられる。
……本当にご都合っぽいけど、まあ、こういうことよね。
記憶が色褪せるなら、それは人間なのさ。
生きるために過去を少しずつ消していくって、大事だよ。



952 名前:名無し客:2015/04/21(火) 22:34:43
輝夜が誰かに滅ぼされてしまったら、千年の獲物をかすめとった誰かを滅ぼしに行くんですか?

953 名前:名無し客:2015/04/21(火) 23:19:41
錬金術の奥義で不死になったドクターカオスが、時間と共に自身の天才を忘れてしまったのは、人間として大切な事だったからなのかー。

954 名前:名無し客:2015/04/22(水) 00:28:56
鎮まりたまへ!!
さぞ名のある貴族とお見受けするが、なにゆえ肝を求めて荒ぶるのか!!

955 名前:名無し客:2015/04/22(水) 09:33:16
ttp://trans-arrow.com/wp-content/uploads/2015/03/g133i.jpeg

お父上の肖像画と見受けて

956 名前:名無し客:2015/04/23(木) 23:27:32
生きてさえいればいい事がある、という慰めの中でも代表的なこの言葉の真贋を
蓬莱人なら確かめられるって事だな。

957 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2015/04/24(金) 18:55:46
次スレは立てるつもりだけど名前が思いつかない。どーしよっかな。


>>952
……そん時は、あー……うー……ぶっちゃけ昔だったら躊躇なく人間辞めてたかも知れない。
狂人、あるいは妖怪か何かに成り果てて、人格も思考も何もかも違ってたかもね。

今は……正直ちょっとわからないな。
色々としがらみ、というか絆、というかそういうのがいっぱい出来ちゃったから。
ただ、ヘコむのは間違いないかな、癪だけど。



まあそもそもあんちくしょうどうやったって殺せないし殺したって生き返るからほとんど意味のない過程だけどな!


>>953

強すぎる才気は時として身を滅ぼす。……それに、天才とは形のあるものじゃあ無いさ。
ある時、ある場所、ある瞬間、偶然にそう見えるものを私たちはそう呼んでいるに過ぎないと思うよ。
だからまあ、年月が経てばそうではなくなる、なんてことも珍しくないだろ?

その天才たる瞬間を最期まで保ち続けてた人間が、いわゆる偉人とか英雄とかになるんじゃないかな。
晩節を汚した偉人や英雄も少なくはないけれど、ね。

なればもう、目的を果たした―――いや、不死が目的かはわからんけど、その後はすっぱり、余計なものを
捨ててしまうのも悪い選択じゃあないんじゃないかな。
忘れるっていうのは幸福だよ。極端な話、過去は常に未来を否定するものだからね。
過去に縛られ続ける限り、人間はずっと不幸だ。幻想郷に来る前の私みたいにね。


>>954
肝試しの肝のことかー!!!
……てか、今そういう季節じゃねーし。

私が荒ぶるのはテンションが上ってたり殺意がみなぎってる時だけだからねー。
長文ずばーっと描くのも同じ感じよ。


>>955
ちげーし……。
そんなエイリアンだかどこぞの博打漫画に出てくるような顔じゃないし。


というかあの映画あんま好きじゃないんだ。
かぐや姫が超然としてなくてガキっぽいし、登場人物全体が雅じゃない、というかチャラいし。
現代の人間が当時を曲解して作ってるどころか、そもそも原典読んでないんじゃないのってレベル。
映像はいいかもしれないけど、私としちゃあ、古典の名前だけ借りてるように見えてあまり楽しめなかったな。



>>956
……ま、嘘ではないかな。
少なくとも私は、良いことに出会えた。

それが、生きている間のマイナス分を帳消しにできるか、甘き死を拒むに足るかは人それぞれだけどね。
そして、ただ生きているだけじゃあ、たいていはマイナスのままになると思うよ。
どれを学び、何処に行き、誰と出会い、何をしようとしたか―――最終的には、そこに行き着くんじゃないかな。



958 名前:名無し客:2015/04/24(金) 22:57:03
幻想郷の人間って、通り魔とか強盗とか不審者とか殺人鬼みたいなのしか居ないじゃないですか…。
そこに無限復活する変態まで加わるなんて…。
妖怪の時代が終わってしまうかも知れない…!

959 名前:名無し客:2015/04/24(金) 23:34:57
引っかけて割れた爪がどうにも痛むので、一回自爆してリザレクションしよう。
みたいな感覚で生きてるの?

960 名前:名無し客:2015/04/25(土) 00:56:51
紅の焼鳥屋台。とか
火の鳥〜復活篇〜とか

961 名前:名無し客:2015/04/25(土) 19:46:21
【もこっ】もっこり【もこもこ】

962 名前:名無し客:2015/04/25(土) 21:05:09
ここは最近話題の映画に因んで「復活の『M』」というのはどうだろうか。
超蓬莱人ゴッド超蓬莱人vsゴールデン(※好きな蓬莱人の名前をお入れください)祈願の意も込めて

963 名前:名無し客:2015/04/25(土) 22:30:43
【なんと肝試し】生肝を食われる肝試し【事もあろうか肝試し】

あるいは妹紅を横文字にしてシスター・オブ・クリムゾンとか。

964 名前:名無し客:2015/04/26(日) 17:36:25
紅の自警隊2でいいんじゃねえの?
もちろん逆襲の蓬莱鳳凰拳とかフェニックス・ストライクとかのサブタイ付けてさ。

965 名前:名無し客:2015/04/28(火) 12:39:16
人間からも妖怪からも外れた化物になったけどできる限り人里の近くで暮らしていきたい藤原妹紅と一緒に難題を乗り越えるスレ

966 名前:ミハル ◆METALA1sEQ :2015/05/15(金) 08:02:20
 
 >>963の肝試し四連撃は卑怯だと思います!
 飲んでたコーヒーがギリでした!
 
●仏教風
 
・炎繭能口訣
 
 人は死を得たのか、生を忘れたのか――。
 
 日本において定式化・様式化を遂げた禅の様態は果たして堕落であったのか、それとも昇華であったのか。「森の思想」で
あった仏教が戦乱の大陸へと渡り、老荘の虚無を携えて日本で言語芸術にまで昇華された理由とは何なのか。聖徳太子、
空海、道元、法華経、浄土――様式化と恒常化、神話化の果てにこそ降りてくる「未来の悟り」とは。
 社会が定義する死と、環境が和らげる生存と死への対峙を不死者の視点から見詰め直す衝撃のスレ。
 
●スペオペ(否テンプレ)風
 
・フシオン -再誕-
 
 不死者の存在を定義する仮想質量の秘密が暴かれた! 質量保存則を凌駕する新技術の開発に熱を上げるアメリカ政府
は、秘密裏に蓬莱の薬を入手すべくアプローチを開始する――古来より日本を守護する宮内庁内部機関”ニンジャ”はその
兆候を察知し、”蓬莱人”藤原妹紅と接触しようとする。各国機関の思惑が錯綜し、混迷を極める場を打破する為、蓬莱人の
実際不死なフェニックス・カラテが炸裂する!
 
「ニンジャー!」
「ニンジャー!」
「ドーモ、モコ−=サ「イヤーッ!」「グワーッ!」「グワーッ!」」
 
●SF風
 
・The Consciousness Selects Her Own Death (ハザカイ文庫版・邦題:我は死を選別せり)
 
 全人類の不死化――その目的が適ってから、人は人であることを止めた。
 苔生した磐のように人々が座り続ける世界は、社会であることを止めた。
 生存の要件であったあらゆる差異は憎悪も愛情も憐憫も韜晦も巻き込んでこの世から失せた――生存が可能性を予め内
包した時、その可能性は永遠に適わない前提と化す。
 全量子の配置に、予め世界の行く末は刻まれていたのか。
 そもそも、その存在に意味は有ったのか――不死が溢れた世界で、失われた死を探す旅人の物語。
 
●映画風
 
・フェニックスネード
 
 ――全日本震撼!
 
 幻想郷に突如として吹き荒れた台風!
 偶然巻き込まれた不死鳥が(ry
 
・フェニックスネード2
 
 ――全米も震撼!
 
 幻想郷に突如として(ry
 
・フェニックスネード3
 
 ――全世界震撼!
 
 幻(ry
 
●ミステリ風(新本格期の)
 
・不死への供物
 
 「貴方は私を殺していない」
 幻想郷ではよくあること。ガン泣きで自白する殺人犯の前に、「自分は特に死んでない」と主張する妖怪達が!
 ”厄介事請負人”の不死人、藤原妹紅の元に、今日も巫女(ケジメ)案件寸前の事件が担ぎ込まれる――。
 
●ハードSF風
 
・Difference Souls
 
 不死者として安住の地を定めた藤原妹紅。そこは人の思想を媒介して存在を繋ぎ、或いは人の巷説の中に自我を作り出す
「神」や「妖怪」の共存する場だった――。
 人の望む不死とは、自我の永続性なのか、肉体の願う幻想なのか。変質を避けられない自我と、魂の差とは。心身二元論と
新唯物論が挟撃する現代宗教の在り方を、現に不死者である当人の目線が打破する。
 
解説:上白沢慧音
 
――マンデー・テレグラフ
 ”Difference Souls”は、語義の曖昧さによって拡大されたミームという概念を東洋的な転生の思想から読み解くガイドに――
或いは密入国手引きとなるはずだ。言語活動によって齎される社会という概念と肉体が純粋に欲する生存との差異を改めて考
えるには充分だろう。
 
――Amazon.zun
 ここはリチャード・ドーキンスと儀式仏教が世界の東の果てで邂逅する場だ――量子コンピュータをスキマ・システムに、妖怪
をシンギュラリティ後の人間とAIの在り方と入れ替えれば、これは今後百年の人類思想を占う予言書となるだろう。
 
●デス(90年代後半移行の)っぽく
 
・Misanthropic Life -永劫戮式-(邦題)
 
 永・生・降・臨……!
 
 百見し千仰せよ!
 MONONOBE・SOGA・NAKATOMI(ex-FUJIWARA)の系譜を不死者として総括せし極限の業炎が蘇る!
 前作のハクタクテイストからブディスト・タームを導入した作風はそのままに、シノビの技で深化したスレ捌きに瞠目することに
なるだろう……。
 
●ブラック(US系)っぽく
 
・Dameged Epitaph (邦題:時の瘢痕)
 
 怒り、憎悪、落胆、混沌、恐怖……。
 
 全ての人類が抱える悲嘆を、生きては死に、生き続け活き続け逝き続く極限の諦観で覆い尽くして浄化する声が、この末世に
舞い降りる。
 
●90年代のモダンへヴィネスっぽく
 
・Who Will Save The "ZIGA"?
 
 〜諦風と退廃が滑落し行く果てに淀む情火の如し〜
 
 暗黒優美な式の世界。官能的&サトリ的な思想展開。全てが渾然一体となって見る者を引き込む最新作。
 幻想郷ツアー決定記念、初回限定思想入り!
 
●魔女系で
 
・†‡E†ERN▲L‡†
 
 幻想郷からは久し振り、実に300年振りのリリースとなる、幻想郷在住のMokouによる新スレ。エレクトロなフレーズを主体に煌
びやかなワードフレーバーをまぶした作風は健在かつ以前より研ぎ澄まされ、よりエクスペリメンタルな作風に近付いています。
幻想郷レーベルの直近作(紅魔Familly、witchery textile)のファンであれば、その根底に通じる神主テイストを感じ取れる筈。
 大スイセン!
 
●00年代の(和風)エモっぽく
 
・浄土八方行脚
 
 不死者シーンの最重要人物、MOKOU(JP)の最新作。1200〜1300年代の初期SOUTOU/KU-KAI系秘儀タイプのSINGONの流
れを持ち前の不死性でJODO的ポピュラリティ〜HOKKE的ピュアネスと直結させた作風がサトリを誘発する意欲作。
 KANJI-I(World of Miroku)のHOKKE的思想の延長線上にあるバルト神学的フレーズとの共通点が原始Buddhism〜Nagarjuna
への通過点を試すファンと呼応すること間違いなし。
 Nagarjuna、Doo-GEN、World of Miroku、KU-KAIのファン、サトリ-セカイ肯定形ファン激見のスレ。激見です!
 
○推薦人レビュー
 
KANJI-I(World of Miroku、ex-I.J.A)
「これがZENかと聞いたな。
 否
 だ!
 HOKKEの真髄とMIROKUの世の果てに一歩づつ歩み行く様を覗け!」
 
●じゃあメロコアで
 
・TimegazeR
 
 現世ツアーも決定した幻想郷のアナーコ不死者系パンクスMOKOUの新作登場!
 これまで参加した幻想オムニバス"V.A - TERMINAL LIFE"に収録された千年思想の最新バージョンを新録! リーダー説法で
ある#1”Timegaze”にはパチュリー・ノーレッジ(witchery textile)をフューチャーし、喘息の調子が良かった日合いに収録したポエ
トリーな詠唱を披露してます!
 現世発、幻想郷経由、マッポー系セカイ着の諦観ディケイパンクトークが貴方の眼底を刺激し、心の奥のサトリをノックする!
 
●”テクノ”風味だよぅ? ボクゥ……(ビキィ)
 
・TIMEFALLER
 
 Immortal系ファンジンでも予告されていた不死者系界隈を賑わすDr.MOKOの地下スレがドロップ。
 幻想郷アンダーグラウンドの豊穣さを感じさせたDr.KE-NE/REIMU&MARISAとのスプリットのテイストはそのまま、重鎮ZUNとの
期間限定ユニットを組んだ"EI-YA!"レーベルからの衝撃の新作! 1600年代から一貫して研ぎ澄まされたファンク&グルーヴィな
ミニマル思想の決定版!
 更に今回、KU-KAI&Doo-GENをゲストに迎え、金剛・胎蔵曼荼羅イニシエーションと即興公案とのコラボを披露してます! 澆風
薄俗たる末世の末の末に、今こそ末を見せる――天佑など待たず、庵を灼いた禅人は道の道を往く!
 
 ……ネタ抜きで最初考えたんですが、原作イズムはあたしでは無理っぽそうで断念しました。
 ていうか時間的にどんどんいい加減になった感が否めない。
 否めない!
 
 最初エピタフっぽいネーミングとかトイズ風味にしようとしたんですが、まあその。
 あのセンスは……。
 90年代前半のデス系の邦題は最高だと思いますが、まず踏襲できません。
 
 ちなみにウチのノリだったりすると「白丘砂丘」とか、四文字でイメージぶっこ抜いたりします(中二的発想)。
 
>>894
 
 時間の捻出ってどっかの次元の時間管理局とかに行くとやってくれるんでしょうか。
 
>Project
 
 イメージイラストはまあ……具体化の過程なんじゃないかなあと思います。
 黒と白の対比、その境界線上の灰色、みたいなのは文庫化の過程で何度かやってますし、特集ではこれまた同じくやって
ますからね。
 まあ海外版ハーモニーのどピンクに少女三人のバイオハザードマークを遇った意匠なんかあれはあれで本質を捉えてて
スキですけど……虐殺はだからそのまんま過ぎてどうなのよって思っちゃいましたが。
 真っ白い世界というのはハーモニーの文庫表紙から来てる部分もあると思いますが、あれはシライシさんのカバーイラスト
版も結構しっくり来てて、これって「調和」を賛美するあの世界観を押し出すか、ラストの人間機械論の極北を支持するかで
違うんじゃないかとは思います。煌びやかな世界の中で二人だけ、みたいなのはあの世界を表してるなと。
 で、これって90年代的な「人間を矮小化する世界の果て」としてのそれ、っていうかバクスター系のそういうの(チャンも多分
この系統)でなくて、もちろんイーガンの「人間はモノだが先に進める」というそれでもなくて、「人間はそれだが、もちろんそれ
でしかない」という世界の肯定の仕方にも関係してると思います。
 これはマジで日本人の作家にしか書き得なかった到達点で、ついでに言えば他の作家にも未だに書かれ得ない、と言うか、
同じことしても多分ああはならないし、なることもできない部分じゃないかなと。
 人間を要素還元して叙情的に物語に形作る作風、とかなら結構見るんですが。
 虐殺器官にしても、根幹に来てるアイディアなんかは、それこそドーキンスとかフーコーとかピンカーとかチョムスキーとか
(ていうかルツィアさんが言ってますが)思い当たる先は色々あるし、そういうのでも楽しめるんですけど、そういうのはまああ
くまでアイディア部分での話なんですよね。
 いえまあ、それだけ見ても「身体は動いてしまう」ってあのネタをあれだけくっきり浮かび上がらせてた作品って、正直あんま
見なかったのでそれだけでも凄いと思いましたけど(やるなら多分音楽にすると思うので)。
 で、そういうあれこれよりも、あれだけ映像的な描写を作り出せるのがホント最高です。
 展開を動かすのに無駄がないし、凝り過ぎて場面を停滞させたりしないのに、それこそ士郎正宗テイストにガジェットを説明
してくテンポが心地いいという。ハンパないですよ、こいつぁーッ!

 その意味で言えば、なんだかんだで「人間はそれだ」な近い終末観を所有してる円城先生は屍者の帝国には最適だったよ
うにも思えます。結果論ですけど。一旦人間を突き放して語る、みたいな感じの作風は、もしかしたらあの世代の人にしか持
ち得ない感覚なのかもしれません。って、こういうのを生得的な要素にしてみると円城先生は何か語ってくれそうでも。
 トァンさんがマニッシュになりすぎないレベルで、何気に大人可愛らしいのもいいかなとは思います。たぶんミァハさんとの
対比を強調する為だとは思いますけど。
 i検索群の方々はまあその……うーん……。
 脳内でキャスティングしていた俳優との齟齬が。齟齬が!
 アニメ化とか想定外でしたし! ウィリアムズさんがなんかSTATIC-Xとかでギター弾いてそうですし! リーランドさん(恐
らく)は恐らくあれフロリダの元デス系バンドでベース弾いてますよ!(偏見)
 
 基本、身も蓋もない現実をいきなりブン投げて提示して、それなのにドラマチック、って構成は同系統の人が何気にいない
(これからも恐らく存在しないというか、同じことをそのまますればあらゆる意味で微妙になる)作風ですからイメージは色々
と付加されてきちゃうのはあるかなと思いますけどね。
 外挿法的なアイディアを軸にして作られた社会がキレイに機能してて、だのにベクシンスキみたいな風景とか一人称から
想像できちゃうのは、なんと言っても作風がブレずに統括されてるからってのが大きいと思います。
 なんだかんだでああした方向だとドンパチやってく方向に引き摺られちゃったりする作品って結構読んでたんですが、あれ
だけしっかりまとめてくると、こう、もう、もうですね。
 翻訳モノの軍事小説とか後半とっ散らかる可能性が九割を超えるので、あれくらいの作品があれば……。
 ぬうう。
 
 あー、あと。
 
 円城先生の文章の可愛さを手っ取り早く味わうなら、あれです。
 SREかこれペンが最適かもです。
 できれば後藤さんのことがいいのですが。
 ぶっちゃけ銀河ヒッチハイクガイドより可愛い。そしてラッカーよりすっとぼけ具合がセクシーです。レム並に真顔で冗談飛
ばしてくるのでやばい。
 いやマジで。
 
「後藤さんとは一般に、帽子をかむっている物だと考えられている。後藤さんというものは一寸どこの国の産なのかわからな
い顔つきをしているのであり、浅黒かったり浅赤かったり浅青かったり浅緑かったりする」
 
 とか平然と書きます。
 つか子犬か。
 ふかふかした子犬か!
 死ぬわ!
 ただ韜晦的な文意を巡らせるんじゃなくて、文章同士の作用が意図の本質になってる感じが読んでてマジ気持ちいいです。
 なんである意味、「映像を再現する読み方」とは相性が悪いと思いますけども……。
 というか、抽象を抽象の段階のまま読む、ってのが円城先生の作品だと思います。小説だからこそ、ではありますが。
 
「凶器は後に†であったことが判明する。他でもないこの†であり、今この瞬間に凶器は二本に増え、この無神経な概念が彼
女を刺し続けている。ここに†と記す行為がそのまま彼女の身体に†を突き立てるという行為と同一化するというトラップがそ
こには仕掛けられていた」
 
 とか。
 
 ヒッチハイクガイドは英国ユーモアですし、「トランスリアル!」シリーズ(というかフレ&ガーバーのぼんくら道中系一連のア
レ)はラッカー流の「何言ってんだこいつ……(次元解釈や連続体仮説的な意味で)」的語りが気持ちいいんですが、円城先
生のはぴったり計算された楽しさと読み心地があるように思います。
 まあラッカー思い出しちゃうのは数学ネタが出自ってのもあるんですけども。
 ちょっとした合間に、ぼんやりしてる時に、ちょっと一息付きたい時に。コーヒー片手に読むなら円城塔。そんな感じ。同系
統の用途なら次点はイーガンの長編。ハリウッドに全力でケンカを売る構成が最高で、その上ヤチマが可愛い(重要)。
 
 ベクトルは違うんですが、同じような可愛さを感じるのは京極先生ですね。
 こちらは身も蓋もなく語りが萌えるわけですけど。
 堂島大佐格好良すぎ問題。
 
>イヤーッ!
 
 ハリウッド行きとか、噂だけでもあることがちょっとその。
 実際相性いいので。
 あの「イヤーッ!」「グワーッ!」は昨今の高速打撃映像にダブる印象もあって、Twitterって媒体で読者の脳裏に映像を叩
き込む為の手段として選ばれてるように思います。
 ……。
 というか、読者の側にそういう映像の積み重ねがあることを前提としてて、それを効果的にやってる、というのが凄いなと。
 小説として、例えばあの書籍版で繰り返し表現なんかを見ても、「これは映像として作り上げてる」ってのがすぐに伝わって
くるのがスゴイ。実際スゴイ。
 実はシュピーゲルシリーズと同じことをしてるように見えてくるのも実際ヤバイ。
 いやまあ、これ言い出すとシュピーゲルシリーズのスゴさまで語ることになるので話ズレ過ぎてこれもヤバイ。
 ぶっちゃけ、パロディなら成立するとしても、フォロワーは絶対に存在できないというか、やったらそれはもうただのニンジャ
スレイヤーになってしまうしかないという域です。
 ネタがどうこうじゃなくて、真面目に巧いし凄いし実際スゴイ。
 ここはもうチバ=サンにラオモト=サン役を依頼するしか……。
 
>ARISE
 
 今回の少佐は、SACにも増して「女性として」描かれてる感じはしてますね。
 実のところ生得的な性がサイボーグにどれだけ変数として影響するのか、みたいなのを描いてるのは原作と、あとは押井
監督の二作だけなんじゃないかと。
 これには時代性もあるけど、あと映画で言えば押井監督が人形フェチ方向にカット切りまくった結果かなーという気はして
ます。少佐のドラマを書く以上はその背景が必要になるし、一人の個人としての生活を書くのなら、性の未分化みたいな方
向で書くよりはあの方が良かったんだろうなあというか、そもそも現代版攻殻で初期攻殻的な「機械の身体は既存の条件を
丸ごと置き換える」的な方向に行くのが難しかったんだろうというのはあるかもしれません。
 未だに義体の腕壊しながらハッチ抉じ開けは押井版が最高って感じはしますけど、これはあれの映像が執拗にそこに意味
付けされてるからなんじゃないかなという。
 それやっちゃうならもっとキラキラした街並とスモッグが舞うような初期攻殻の方が明らかに向いてますし。
 で、恐らくは「現代のサイバーパンク」をやろうとしてる現在から言えばそれは違うんだろうなーと。
 今はもう士郎先生がやってた頃のサイバーパンクが「っぽさ」みたくパロディの対象になってて、それが初音ミクの舞台でも
いいしニンジャが戦う場面でもいいしってのがあるなとは思ってます。いくつかの理由は想定できますけど、確実に言えるの
は、「っぽさ」がどれだけ魅力的か、って話に行き着くなーと。身も蓋もないけど。
 いえ、だって今ガチでギブスンみたいなことしようとしたら、クラウドとかディープラーニングとかそれを制御する超AIとかの
方向に行っちゃって、そうなると人間の入り込むスキマがどんどん失せちゃう感じしか。
 それはそれで面白いんですけど、攻殻でやろうとすると……こう。ううむ。
 
 押井先生の攻殻って、攻殻機動隊であると同時に「押井映画」そのものでしかないとは思ってます。
 GitS然り、イノセンス然りですが。
 早い話、「撮ってるのはあくまで映画」みたいな。
 BGMをここぞという時にだけ放り込んでくる手法から場面単位で人物の表情を動かすことに極端に拘るとこから、映像が
その場面で何を意味してるかを全力でシンボライズしてくるやり方から、声優さんの演技をそれに最適化することから。
 
 SACはその点では明らかに冲方先生寄りで、士郎先生が脚本に初期参加してたことからも窺えますけど、あれはドラマそ
のものがきっちり作り込まれてて、当たり前ですけどアニメの三十分って枠内でどうやってカタを付けるかの刑事ドラマ的な
構成が前面に出てます。っていうか、刑事ドラマですあれ。BSで海外ドラマ見てますけど、モロにそっち系というか。
 まあ登場人物のパーソナリティがはっきり固まってるからできる芸当でもあるのでしょうけど、人間関係をほぼ動かさずに、
24話を通してバックボーンになるストーリーに合わせて関係が推移するとことかもドラマっぽいですしね。
 ARISEも構築の方向性はほぼこっちで、SACでは三十分単位で24分割で走ってたドラマがぐっと圧縮されて、必要最低限
かつ必要充分の場面にカメラを添わせてくことで緊張感を作ってるなーと。SACとの違いは、社会を構築してる要素に毎回
毎回焦点合わせて少佐が色々語っちゃったりタチコマーズが(割と重要なポイントに絡めて)あの世界がどう作られてるかを
談義してくことで「こういう世界でこういうことをしてるのでこういう事件があるし、こういう人間社会がありますよ」って部分が強
調されることですね。
 あれを一話完結形式に押し込むことでSACが「全体として」社会を巧く描いてたのはマジ巧いと思いました。お役所的な日本
の官僚風景に超戦車が田舎町を走ってくとことか、真面目に「現代の」サイバーパンクでしかありませんし。単純に医療関係
とか社会問題のメタファーとか放り込んできてるからじゃなくて、「現代社会インフラ基準だったらこの技術をどう成立させんだ
オラァ!」って部分が行き届いてるからなんですよね、あれ。……いえ、ぶっちゃけ士郎先生がその原型は完璧以上に作り出
してて何あのバケモノみたいな人としか思えませんが、それを更に「今に」直したらああなんじゃっていう。
 それこそ90年代後半以降のポストサイバーパンク、として見るだけなら、ARISEのタイトできびきびした動きのが圧倒的だと
思いますけど、「SAC最高!」って人は、近未来外挿の刑事ドラマっぽさをそういう部分(どういう社会なのよ)に見てるんだろ
うなーと。
 冲方先生は尺のこともあるでしょうけど、それも踏まえた上で「今の攻殻」を作ったらああなった、って気がしますね。
 だから少佐は最初から主人公然とした主人公で、情報は少佐の目線から小出しにされる範囲でありつつ、軍と警察の確執
めいたものがちらつかされたり、矢継ぎ早に事件が起こったりする、と。
 「その世界がどうなってるか」はそれでもしっかりと語られてて、このバランスが絶妙だなってのはホント思います。
 その意味では、ARISEは「社会を語らないSAC」的でもあったなってのは感じてますね。
 あくまで押井作品と比べて、というか、最新作だからこそ「最初」と比べちゃってるからでもありますが。
 
 田中さんの演じ方はだからこそ初期の一群とSACでは完全にハマり役でした。
 ただ今回のような「まだ自分の立場を確立してない少佐」だと、田中さんの演技はコールドケースの主人公的な「人並みに
戸惑う女性」の方向になってたようには思うんですよね。
 だからまあ、思い切った変更ですけど、今回は今回で良かったなと。
 
 サイトーさんはまあ……初代攻殻のノリで行ったんでしょうね。SAC版はどちらかと言えば初期単行本未収録作品のスナイ
パー・サイトーが元でしょうし。躊躇いもなく対空砲撃しちゃう少佐は実際コワイ。
 
>血界戦線
 
 なんかアニメ化するっぽいとかで。
 必殺技名→見え切って見開き二ページで大ゴマとかやっちゃうのに、グラフィックノベル一歩手前の描き込みをやらかすと
か割とスタティックなコマ割りでアメコミ調に展開したと思ったらMANGA的コメディに転調するとか正気の沙汰ではないと思
うのでクローンでも作るしかないと思いますが如何(真顔)。
 
 いえまあ、トライガンとは別の意味でアメコミっぽい部分はあると思いますけどね。
 間の取り方は日本のマンガって卓越してる作品がそこかしこに転がってるので、どこまでどう踏み込むかってのは人それ
ぞれだとは思いますけど。
 ていうか改めて平野耕太先生の作品とかハンパないわけですが。
 
 ……それはそれとして、最近ちょっとマンガ自体あんまり読めてないので少し開拓しないとヤバいです……。
 
>ドイツの軍艦
 
 列車砲搭載……53cm連装砲搭載……超巨大戦艦……ヒンデン……うっ、頭が……。
 
 とりあえず戦艦活躍できる天国というのは、一部読者には感涙なんでしょうか。
 具体的には空母と戦艦が戦える状況を設定してシチュエーションで読む人には。
 バトルシップ的なアレ。
 誰ですか今エイトエイトフリート万歳とか横山先生とか言ったやつ。
 いいんですよアメリカのエラい人が武蔵見付けちゃったんだから! 今年は戦艦周年だッ!
 
 とりあえず金剛さんはあれから普通に見ました。
 三回くらい見ました。たぶん。
 山伏っぽい衣装→金剛山→金剛→ああ。
 ……記号化って凄いというか、これ四隻(四人?)ぱっと出されても、キャラクターの名前として理解してないとわかりませ
んね(逆ですが)。
 詳細は憶えてなくてもとりあえず手を斜め四十五度上に突き出してるのが印象に残りました。
 ていうか、「金剛」ってぐぐるさんに問い合わせたら気功波撃ってきそうな女の子を出された時の衝撃は忘れられません。
 
 兵器擬人化ってこれまでにもありましたけど、普通に生活してて見ることになるとは思ってもみなかっただけに、衝撃っちゃ
衝撃ですね。なんというかこう、軍艦にせよ戦闘機にせよ、ゼロ戦は例外としても日本軍を扱ったネタって、基本的にテンプレ
だったので。
 これが、
 加藤さんのせいだとか言う意見は受け付けません。
 木島さんのせいだとか言う意見も受け付けません。
 堂島大佐のせいだと仰る方には拝み屋に払い落として貰うことをオススメしています。
 この世には不思議なことしかないのだよ、中善寺。
 
 ……いえまあ、ぶっちゃけ戦艦の命中射程に捉えられた空母って、WW2の時点の装備だと本気でマトにされちゃう感はあり
ますので、もしそれが「人間サイズ(なの?)の軍艦が人間的な距離でド突き合いしてる」としたら、戦艦無双は止む無しなの
かもしれません。
 ていうか人間サイズなら雷撃のマトにならずに済みそうなので余計に。
 
 そして利根はあれですよ。四号機のカタパルトに網を張って待機してればスパナを持った時空犯罪者が入れ食いで捕まる
というエヴェレット的基点と化した特異点ですよ。佐藤先生がそれに近いこと言ってたから間違いありません! ……リアル
タイムで仮想戦記ブームを知ってる人ならこれがメタネタだったのかどうか空気から判別できたんでしょうけど、生憎とあたし
はさっぱりです!
 っていうか、それアリだとするなら伊吹辺りは普通にいるかもなレベルですね。利根がいるなら(完成しててもまあ多分恐ら
く同じようなもんなので)別にいなくていいよかもしれませんが。無理くり差別化して多分軽航母扱いでしょうし。
 重雷は、まあ……実現してたらアレって感じではあるんでしょうね……発想的にアレ色々おかしいですけど。
 おかしいって言うか、それ言い出すと酸素魚雷前提の艦隊決戦とかおかしいとか言い出す必要があるからアレですが。
 いや実現はしたけど使い道なかったってのが実情なんでしょうけども。
 実際問題、空母の扱い次第では飽和雷撃(長射程酸素魚雷)って、殴り合いに割り込んでくるとヤバい感じはします。ゲー
ムなら現実の諸々の変数を排除できますから、「当てたら絶対殺す艦」みたいなもんですし。
 誰かエンタープライズ連れてこい!
 
 出てくるのは、まあ……。
 ……。
 基準が判らないというか、ハードルが高い……。
 ……まあドイツで四隻で女の子っぽい名前にできるとなると(偏見)限られて来るっちゃ来るというか、Uボートは割と無理
じみてるのでシャルンホルスト&グナイゼナウ(ていうかこの二隻はどこかで見たんですが)とティルピッツとあと誰だな感
じで……いえまあ、シャルンホルストも日本語感からしたら「シャルン」が「シャロン」みたいでなんとなくイケるかな程度で
あって、原義はアレですが。
 そしてティルピッツはアレです。深窓の令嬢みたいな擬人化されてます多分。恐らく。淡い色のワンピースとか着てそう。
 ただ、真面目にあの時代の海戦って、アメリカとその他海軍みたいな感じなので、アメリカ入れたらスゴい数のキャラが
出てきそうですけどね。全然活躍できてなさげなのも含めて。
 仮想戦記だと大半ラスボスにしかならないんで仕方ないですけど。
 日米が組む作品だとボスが宇宙人だったりルルイエだったりしちゃうから仕方ないんですけど!
 ヒトラーに反旗を翻すビスマルクとかその仇を討つ大和とか。
 空中要塞富嶽とか上空から連続射出される秋水攻撃隊とか深海から山ブン投げて戦艦撃沈してくるクトゥルーとか、ど
うやって正気を保てばいいのですか!
 
 ただまあ、金剛がああいうモチーフにされてるとなると、未完成艦とかはキャラ付け難しそうだなと思いますけどね。
 仮想戦記なら対空ミサイルヒャッハー! みたいな防空巡洋艦とか書いちゃったりとか重巡に41サンチ乗せちゃったり
とか色々やっても問題なさげですが、「こういうキャラだからこういうの」ってのが難しくなりそうで。そもそも名前どうすん
のってのもありますし。
 ……「戦艦」赤城とかどうでしょうか(仮想戦記的発想)。
 
 ていうかこっちもアニメらしくて……なんか毎度のことですが、いつになったら世間に追い付くんですか。
 
>兄貴
 
「……だそうですが、兄貴」
『いやいやいやいや……いやいや、まあ聞け。聞けミハル。妹紅が誤解するような話をしちゃあいけない』
「いけないんだ」
『いけないよ。大和はアレだ、日本人なら誰でも知ってる戦艦の象徴だ。っていうか、軍艦の象徴だ』
「それは宇宙戦艦のせいなんじゃ……」
『それでもだよ。理由はどうあれぶっちゃけ長門知らなくても大和知ってるヤツのが多いよ絶対』
「まあそれは」
『そういう訳だ。それだけだ。それ以外の理由はない』
「はあ」
『大きいしな』
「何が」
『だからその……船がだよ。決まってるだろ』
「ほう」
『おう』
「吹雪は?」
『ん? んん? 吹雪? 冬にはまだ早いんじゃあないか?』
「……」
『……いや。いやまあ待て。待てミハル。たしかに吹雪とか知ってるヤツはまず居ないってのは判る。小説でもまず目立
たないからな。いいとこ名前だけ数えられるパターンが大半だ』
「っていうか、駆逐艦自体知らない人間のが多いワケですけど」
『……。そうでもねえよ?』
「ないですか?」
『そうだよ。考えてもみろよ。海戦モノの主人公だと祖父が駆逐艦乗りってパターンが結構あるだろ』
「……まあ……空母とか戦艦よりケンカっ早い人達が乗ってるイメージはありますが」
『空母がどれだけ強力でもそれ単独じゃ戦えないからな。戦艦だけでもダメだ。雷撃を抑止するのはなんだ――潜水艦を
殺すのは、夜間襲撃の切り込みを可能にする存在は一体なんだ? そう、駆逐艦の存在だ』
「はあ」
『まして決戦能力として数えられる駆逐艦なんてシロモノを作り出したのは日本だし、その鏑矢ともなった特型系列の存在
は地味ではあっても海戦史に綺羅星の如く、』
「学生服」
『……』
 
『ん?』
「……」
『んん?』
「……」
『……おいおいおいミハル……お前が何を言ってるのか判らないな……兄さんお前が何を言ってるのか判らないよ。なん
だ? 駆逐艦の話をしてたんだよな? 学生服? どこでそんな単語が割り込んでくる余地があったんだ?』
「声が上擦った……」
『気のせいだ』
「気のせいですか」
『あくまで俺は駆逐艦という隠れた主役について言及しただけであって、前回のあれこれはそれ以上の意味はなんら持ち得
ない。考えてもみろ。巡洋艦とか中途半端な軍艦より、海戦を支えてた駆逐艦の重要性はだな――あー、巡洋艦……』
「はあ……」
『ミハル』
「はい?」
『巡洋艦ほどあの大戦を通して発達した軍艦は存在しない。俺はそう思う訳だよ。その重要性は目立たないながらも戦艦や
空母にすら匹敵する』
「うーんなんでしょうこの。この人。兄貴?」
『なんだ?』
「今ネットに繋いだりしてました?」
『うん?』
「なんか検索したりしました?」
『え…………何が?』
「……」
『いやな。単純な話なんだ。条約ギリギリを見据えて建艦された巡洋艦の存在ってのは、その国家が何を意図してどんな戦
略を立て得たかって傍証でもある。突き詰めれば砲撃用のプラットフォームになっていく水上打撃艦艇が果たしてどこで戦
艦と差別化され、どんな役割を与えられたか――そこが重要なワケだろ。艦隊決戦を主眼とした日本の巡洋艦は、魚雷屋
と夜戦主義に特化したある種の職人芸的な美学を必然的に持ち得――』
「……何見付けたの?」
『……………………………………………………………………何が?』
「長ぁーっ!」
 

967 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2015/05/15(金) 09:08:07
久しぶりのゆっくりしたお休み。
さあレスを書こうと思ってたら26kbの文章の束が襲ってきた。
何を言っているか分からねーと思うが(ry


>>958
いやいや……ああいうのは妖怪よりだから。
普通の人間は妖怪絶対殺すウーマンでも現人神でも窃盗犯でも殺人鬼でもないから。
割と普通に暮らしてるから安心して欲しい。
あと誰が変態だお前。前歯ロストさせんぞ。

妖怪は……正直、人口比で言えば妖怪の方が圧倒的に多いからなー。
人間のまともな集落なんて慧音がいる人里くらいだしね。
そこを考えると時代が終わる、ってのはないと思うよ?
そもそも、地力も技術も妖怪のほうが上回ってるのがココだし。

まあ、だからって、妖怪も調子こいてたら巫女が来て殺すけど。


>>959
さすがにそこまで人間辞めてない!

……ちょっとくらいの痛みなら人生のスパイスで済むじゃない? 痛みを感じるのは生きてる証拠。
そんな日常的に自爆とか
身体が半分吹っ飛んだけど死んでないとか、戦闘真っ最中でのんきに自然回復待ってらんないとか、
霊的ダメージで普通の手段じゃ回復できないとかそういう時だけよ(やらないとは言っていない)。


http://www.nicovideo.jp/watch/sm26123722

深秘録(こっち)だと割とカジュアルにリザレクションしてるけど、まあそれはゲーム補正ってことで。
完全回復はしてないしね。
……というか、そうか。例大祭も終わったから、委託の時間か。
コントローラも新調しなくちゃな……USBサタパがぼろぼろだし。


>スレタイ地獄変
>>960
焼き鳥はどっかの夜雀に怒られそうだから遠慮。
火の鳥は―――あいつ性格悪いからちょっと(手塚治虫話)。

>>961
ゆるふわかっ。

……私が日常系アニメとか四コマに出てくるゆるふわキャラならアリだったかもしれない。
でも割と真面目な話題みたいなのもぶっ放してるからちょっと離れちゃうかな。惜しいけどボツ。


>>962

Fは後半のノリがギャグだったじゃないか! 前半の絶望感返せよ!
あと銀髪が金髪とか別の色に変わってもインパクト薄い気がするな。
……全身きんぴかの輝夜はちょっと見てみたくもあるけど。絶対面白い。笑う。


>>963

ずっるい……それずっるい……。
天丼ってレベルじゃ無い上に出オチだろそれ……。
不覚にも爆笑したじゃないの……。

さすがに誰のスレかさっぱり分からなさ過ぎるから……えー、ちょっと保留で?

【保留するの!?】


>>964

そんな安直な続編みたいな……だいたい2はコケるという名台詞を知らないのかよ。
名作になったのはターミネーターとストIIとメタルマックス2くらいだ。
まあ、本当に思いつかなかったら「紅の自警隊。ふたりめ」とかそんな感じに―――

……誰だ二人目。もともとわたし一人しかいないのに。


>>965

残念ながら公式で人里に居着くのが難しくなっちゃってな……(鈴奈庵参照)
やっぱり人間の枠を踏み外すと色々と厄介みたいね。
ま、いいんだけどさ。今ぐらいの距離がちょうどいいよ、私には。


>>966

>スレタイ(ry

 ああもう久しぶりなのにあんまり変わってないなぁ! 割と待ってたぞ!
 というか高度すぎてすでに誰のスレかわからなくなってる! しかもだいたい面白そうだから困る!
 あとサメの話はよせ!




 ……実際のところ、シンプルに「激熱! 人間インフェルノ」にしとこうかなと思ってたんだけど。
 思ったよりいっぱい集まってきたから迷うところね、あっはっは。

968 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2015/05/15(金) 09:55:10
>>966 つづき

>Project-itoh

 ハーモニーの海外版のデザインは秀逸だよね。一度読んでれば納得するくらいの記号化。
 虐殺器官だと、実際に動いてるカット見て納得した。あの乾燥した空気感ならまあピッタリかな、と。
 そういやカバーも新調したんだったよね。真っ白いのと真っ黒いのしか知らなかったから、本屋で見た時
「え、ラノベ?」って思ってちょっとぎょっとしたくらいインパクトあったよ。でも良いビジュアルだわ。

>人の描き方
 もうそのへんの語りは絶対に追いつけないからざっくりと思ったことだけを言おう!(開き直ってんなこいつ)
 月は無慈悲な夜の女王とか夜の翼とかニューロマンサーとかその辺の偏ったチョイスしか海外(というか欧米)のは
読んでないけど、あっちのSFって存外にエモいのよね。SFはガジェットがキモだけど、その上で人間に焦点を置いてる
というか。舞台を通して人間を見ている、あるいはその舞台に立つ人間と同じものを見るようにしている、というか。
 日本の場合だと、もう少しその辺の色が薄くて、ガジェットを強調する傾向が多いって感じ。例外はあれど、人間の色
は薄くなりがちか、あえて薄く描いているか。さすがに見てる範囲が狭いから断言はしないけど、俯瞰視点で人を見る、
みたいなスタンスがあって、その辺を文化風土、宗教的な面で見たら面白いかな、と。
 まあ伊藤さんのアレがやばかったのは「人間そのもの」を「ガジェット」として扱ったことだと思うんだけど。
 あそこまで際立って、人間を「それでしかない」と描き切った作品は他にない、って言ってもいい。

>円城センセ
 あー、確かに。映像化はキツいね。混乱するというか、頭のなかで8ミリテープが絡まっちゃう。
 数学の方程式を解くみたいな気分で読むとそこまでつっかからないんだけどね。
 部屋の本の整理が終わったらまとめ買いして一気に読むつもり。
 ……色々と買って読んでたら本棚が意味を成さなくなる量になってきてね、うん(白目)。


>忍殺

 アニメイシヨンは本気で狂ってると思った。

 ヤバい。何がヤバいとかじゃなくて何もかもがヤバい。
 角川から予算貰ってるはずなのにアレをやってるっていうのが特にヤバい。
 アレを素面でやってるほんやくチーム勢もヤバいし、気がついたら順応してる私もヤバい。

 小説の方でもそうだけど、短時間に超高速で繰り返されるミニマルフレーズはすごい印象に残るのよね。
 ただでさえインパクトのある単語をメインに据えて連打してる上であの描写、表現。記憶に残らないはずがない。
 アレを誰がやろうとしても/真似てみても、ニンジャスレイヤーにしかならないっていうのが本当に凄まじいね。

 ああ、シュピーゲルシリーズはもっと巨大な流れでやってるリフレインだから、相似みたいな感じにみえるのかも。
 繰り返しながら、それでいて変化は確実に訪れるみたいな書き方。常にトップスピード入ってるような文体だから、
普段は気づかないけど、物語から戻ってきた時に気づくんだよね。たぶん構造がすごくきれいなフラクタルになってる。
 あ、テスタメント2が連続刊行と聞いてさっそく上巻買ってきて読んだよ。剣術描写がすごいアツい。キュンキュンくる。

 ここまで書いて気がついたけど忍殺も俯瞰するともっと巨大な繰り返し構造になってたんだよね……そういえば。
 あれ、本当に同じことしてるんじゃないのかコレ。



969 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2015/05/15(金) 09:57:27
書きたいこと溜まりすぎて身体が追いつかなくなってきて息切れ。
ちょっと憩う。

970 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2015/05/15(金) 14:04:52
>>966
>ARISE

 まさに。少佐の「女性」を押し出したストーリーや演出が際立ってるからね。今までは大して感じなかった別の側面を、
強調して差別化を図ってるのは良く感じるよ。極端な話だけど女の子描きまくってるウブカタ先生らしさとも言えるかも。
完全に人間から逸脱した造形でなく、あくまで女性として造形されうる限り、生得的な性は消えないとしたいのか。
 大友克洋先生もそうだったけど、士郎正宗先生も共有されるミームとして成立するようになったのが現状だからねえ。
「サイバーパンクらしさ」の原器として、いや、そもそも意識すらされないほどに定着した構造は自動的に再生産されて
広がっていく、といっても過言ではないと思う。日本でトールキンを基盤にしてファンタジーが再生産されてるようなもんかな。
ただ、こっちはよりライトでジャンクになって、今はコンピューターRPG、とくにMMOみたいなネットゲームを核にして生産
されてるみたいなんだけど。コピーから突然変異した異形がまたコピーされ続けて変異してる……というか。

 今の情報や技術から伸ばしてSFやろうとしても、人間を排除する方向に行きやすいのが悩ましいところなのよね。
シロモノになっちゃうのがね。ある意味、人間の限界が見えてきちゃったからそうするしか無くなったともいうのか……。
これを克服するには人間としての枠を保ったままどこまで人間の能力を拡張できるか、って話になっていくんだと思う。
もしも、「昔」や「(旧)現代」でなく、「今」のサイバーパンクをやるとしたら、そういう方向になる……のかな?
 言うならモノリスを身体の中に突っ込んだとしても、それでも人間は人間のままでいられるかどうか、みたいな。
あるいは、さっき言った伊藤計劃みたいに人間そのものを定義していくタイプの方向性、とか。模倣できるかはともかく。

 あー、私も全員タチコマで構成される攻殻みたいなのは面白いかもしれないけど、でもそれはもう攻殻じゃないからねぇ。
攻殻の色を持った物語はサイボーグであれなんであれ「人間」が主役じゃないと成立できない。




 ARISEは共有されたミームを最大限に活かした上で、自分でもある程度は語ってバランスを取りながら事件に集中させる、
没入させようって感じに作っていってるのかもね。だからこそ派手に動いてると感じるのと同時に、静的な部分で物足りなさ
をちょっと感じるんじゃないかな、と。比べられるのさえ想定内なんじゃないかこれ。

 まーやさんはよくやったと言いたい。普通めちゃくちゃ重いからね、ああいう変更とか抜擢とかって。
 声の質(というか雰囲気)が似てたってのもあるけど、見た限りでは田中さんに全然負けてないと思うよ。

 あのへんの「慈悲はない」案件を見てるとやっぱり少佐なんだなってちょっと安心する。>サイトー


>血界

 したよ! すっごい面白い!

 本当、なんというか漫画版とノリがほとんど変わらない! 技名叫んで殴るをそのまんまやってる!
 あのぶっ飛んだテイストをここまで移植して昇華させてるってのは本当近年稀に見る良い仕事だよアレ。
 あと、OPとEDがすごいよ。見入る。聞き入る。飛ばせない。

 アレのクローンって作れるんだろうか。……探せば出来そうな人がいそうなのがまた怖いけどね。
 それを表に出せるような出版社・編集者がどれだけいるのかはともかく。

 私も最近は新しいの読めてないからな……そろそろ本棚とかも空けないと飢える。



971 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2015/05/15(金) 14:42:28
>>966
>か・ん・こ・れ

 調べれば調べるほどドイツおかしいだろ案件に遭遇する不具合。
 なんで誘導爆弾とか対空ミサイルとか作ってんのこいつら。ばかなの。オーパーツなの。
 というか考えてみたら巡航ミサイルも弾道ミサイルも作ってんじゃねーかここ。変態か。

 天国というか、戦艦じゃないとまともに装甲抜けない敵が出るようになったというか……。
 まあ、というか空母がちょっと弱いというか、現状だと制空権奪い取るマシーンにしかなってないというか、ね。
 まあ取らないと死ぬから大事ではあるんだけど、航空攻撃本来の強さが……あ、敵のは強いわ。

 武蔵ニュースは本当に驚いた。引き上げてこっちに持ってくる気なのもマジで驚いた。
 日本だと保存難しいからそっち(アメリカ)で大事にしてあげてほしいとも思うけどこっちで見たいとも……うごごごご。


 それでいてきっちり特徴は出てるってのがまたすごいんだけどね。>金剛
 細かいディテールやキャラ付けで元々の要素を表現して女の子にするってものすごいことだと思うよ。
 直球でラヴいこと言いまくってくれるから人気の子の一人でもあるし。
 ちなみにパワーアップすると金剛像みたいなポーズになるよ。

 まあ、ミハルちゃんならそうなるだろうね。(温かい眼差し)
 実際、本来は相当ニッチでミリタリ畑のマニアからは白眼視されることも多かったからね、擬人化の話題って。
 それが全部艦これでひっくり返った……いや、下地はもうある程度出来てたところに、それを起爆したというか。
 今や艦の擬人化は艦これ一色って勢いだから運命ってわからないものよね。ゲームやってる私でもビビるわ。


 まあ、そのはずなんだけどね。そこはゲームシステムの都合……げふんげふん。
 というか、むしろ空母がある程度スポイルされてる、されてないとゲームにならない部分もあるんじゃないかな。
 そこら辺をまじめにやると延々と射程外からボコられるだけになるというか。
 一応、その辺は先制攻撃って形で表現してるかもしれないけど。

>利根とか
 ああ、うん。なんとなく分かる。でもたぶんカタパルト直しただけじゃ負けてると思うんですけどね奇襲で。
 あれカタパルトの不具合で偵察の時間がズレた結果見つけたようなもんだから……。
 MIで勝たすならまず南雲さんチェンジしないと換装中にボカンされるのは避けられないしなぁ。

 とりあえず大鳳と雲龍型は実装されてるよ。伊吹もそのうちくるんじゃないかな。これくしょん、だしね。そもそもアレだ、
あきつ丸に秋津洲、まるゆまで実装してんだから出さない理由がないというか。
 利根は……うん、助かってるな。空母使えない場所で制空権取ったりとか。というか水上機が強いのよね、意外と。
 あ、余談だけど姉妹艦の筑摩も航空巡洋艦に改装できるよ。架空戦記まっしぐらだわこれ。木曾も重雷装化してるし。

 ……重雷装艦模型で見たけど本気で頭おかしいわね、あれ。
 実戦であんなの見たらまっさきに狙って沈めるか逃げるしかない。というか爆弾当たったらどうする気だあれ。誘爆とか。
魚雷の威力は半端じゃないからね……戦艦の砲弾より火薬詰まってる物体が喫水下狙ってくるとか相当な悪夢だと思う。
史実はともかく、ゲームの中だとマジで決戦兵器だからなあ、あいつら。マジで絶対殺す、というか夜戦なら大和より強い。

>どいつ
 ビスマルクプリンツ・オイゲンはもういるよ!
 あとUボートも511がちょっと前に来たぞ! まだ一隻だけだけど! 後は駆逐艦のZ1とZ3がいる!
 シャルンホルストもグナイゼナウもティルピッツもポケット戦艦シリーズもいずれ来ると思うんだけどねー。
 なんか多国籍な感じにしたがってる感があるから、もうちょっと先かも。というかまさかイタリアの戦艦がくるとは。
 アメリカもさすがにメジャーどころは来そう、な気もする。敵のモチーフも米軍とは限らないってほぼ確定してるしね。

 そらアメリカを苦しめるなら旧支配者とかインベーダーくらい出さないと勝負にならないし……。
 というかそこまでいったらファンタジーだと思う。(真顔 


 まあ、なんだ。こないだ51cm砲が大和や長門に積めるようになったから、未成艦も来るだろうなとは思ってるよ。
 むしろバックグラウンドが薄いとすごいはっちゃけそうというか。いや、今までもかなりはっちゃけてたけど。
 大和や武蔵を早く出しすぎて種切れするんじゃないかと不安がられてたのが嘘みたいだね、本当。


 ああ、アニメは。うん。
 ゲームの方やってるなら見なくていいと思うよ……。(アルカイックな微笑)



972 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2015/05/15(金) 15:11:07
>>966

>イル

 まあ、可愛いからね。仕方ないね?(生暖かい目)




 というか、全体的に艦型で雰囲気を統一しようとしてる感じがあるから、学生服みたいな衣装や意匠が増えるのはあるかな。
たまーにすごいことになったりするけど。色んな意味で。……海の上だと寒くないのかなアレって。艤装が温かいのか。


>駆逐

 実際のところ、何でも出来るポジションとして一番重要だったとも言われるからね、対潜、防空から高速での殴り込みまで。
言ってしまえば精鋭も精鋭、文字通りの叩き上げが乗る最も勇敢な人のためのポジションというか……彼ら(あるいは彼女)
の激戦のエピソードは日米欧どこいっても事欠かないよ。
 ……まあ、本当に必要だったのは数を揃えてシーレーン防衛やらなんやらをやってくれるポジションの艦だったんだけどね。
戦時急造の松型が一番需要にマッチしてたっていうのも皮肉というか、艦隊決戦の幻想を追い過ぎた結果というか……うん。
まあ、それは置いとくとしても重武装化っていうのは間違いじゃなかったんだけどね。少数精鋭にしないとやってけなかったし。
武装積み過ぎてひっくり返ったとかいうのは、まあご愛嬌で。

>巡洋艦

 この手のひら返しよ……まあいいけどさ。うん。
 実際、戦艦より取り回しのいい火力として優秀だったから、最も激戦の中に居たと言っても過言じゃない。こっちも凄まじい
戦闘の話には必ずと言っていいほど名前の出てくる存在だったし、ヘタすると戦艦よりも重要だった部分さえある。
 ……というか戦艦は温存しすぎてるくらいだったし……違う、そこでもったいない精神を発揮してはいけないんだ。 
 


 ちなみに私は駆逐艦なら響、重巡なら古鷹が好きだよ。



973 名前:名無し客:2015/05/15(金) 19:33:25
女の子の体に装甲板を適当に貼りつけただけのモノに、戦闘機や戦艦の名前を名乗らせる行為を
絶対許さないと思うミリオタと、視界にも入れないミリオタはどっちが多いのかな。

974 名前:名無し客:2015/05/15(金) 20:16:29
あいつ人間じゃねぇって色んな妖怪に言われた妹紅の事を、何故先生は人間と言い切ったのか?

975 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2015/05/15(金) 20:36:24
>>973

さすがにそれは分からん。ただ、概してなんちゃってヲタの方がうるさいっていうのは感じる、かな。
自己顕示欲、自己陶酔の延長として、サブカルチャーなんかをを出汁にして自分は硬派を気取りたいかどうかって話。
単に知識欲を満たしたくて好む人とか、キャラクターとして彼女らを捉えて、その延長として知識を深めたい人とか。
そういう人は結構寛容だったりするし。そういうの興味ないって人は概してマイペースでいちいち噛み付いたりしないしね。


>>974

 ……なんでだろうな。
 私にも、ちょっと良くわかんないや。

 そもそも人間的な要素なんてあの時の私は皆無だったし、まず最初に私にそんなふうに接してくる奴なんて何百年ぶりか
分からなかったし、ついでにいうと私も有効的な相手との接し方がわからなくなっててまず逃げたし。ひでぇコミュ障だコレ。
でも、そうだな……そもそも妖怪なら逃げないからなあ。そこで分かられたのかも知れない。
 その後はこっちが呆れるくらい世話焼いてくるようになって……気が付いたら普通に話すようになって……心を許せる相手になった。
慧音の粘り勝ち、ってところかな。ははは。


 でも、今となっては―――感謝してもしきれない、な。



976 名前:名無し客:2015/05/17(日) 15:46:25
【ばいばい、人里】ばいばい、ムーン【ばいばい、人間】


これだけ妹紅の情報を詰め込めば…!


977 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2015/05/17(日) 15:53:05
>>976

そもそも抽象化されすぎて誰を指してるのか分からねェーッ!?
というかそのタイトルは冲方丁スレと勘違いされるまであるから!

まー、ここっていわゆる地下スレだから検索性考える必要は無いかも知れないけどね。
……というか、表で動くようになれば、別にここのスレタイが極端に自由でもいいのでは。
どこぞの面霊気も無意識レディも戻ってきてるみたいだし、本スレ戻ってもいい、かなー。



978 名前:名無し客:2015/05/17(日) 23:24:12
血界戦線のアニメを見ててふと思う。
もし輝夜がNYに移住したのなら妹紅も渡米していたのかと。
そしてともすればHLの住人になっていたのかと。

979 名前:名無し客:2015/05/18(月) 22:10:26
虚人を使えばヤクイ人が出てきて爪攻撃してくれるの?
それとも龍の方?

980 名前:名無し客:2015/05/19(火) 19:32:04
現実だと制空権ってどれくらい必要なんですかね
マンガゲーム一般大和ドイツ神話とかもどれくらい正しいとかわかり辛いような

981 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2015/05/19(火) 22:56:12
>>978

 いやぁ、あっちは私たちでさえ“割と普通”なレベルになりそうだからな……。
 死ななくてちょっと呪術が使えるだけの少女みたいな。世界の危機巻き込まれ待ったなしだろうけど!
 というかエブリデイ異変状態みたいなもんだよねあそこって。幻想郷クライシス百連発みたいなノリで。


 まあ、輝夜が万一、億が一、あの明白な天命の元に平らげられる前の大地に行ったとして……まあ、趣味に合わん、
みたいなこと言って行きたがらない可能性は高いけど、仮に移住したなら、私は間違いなく追いかけていくだろうな。

 もともと、私の死すべき運命を裏切った行く先は、あいつだったんだもの。この千年も、今の穏やかなる時間も、全ては、
湖上の月ならず、天上の月に到り、本懐を遂げるための放浪だった。
 今更、変えられるとも変えようとも思わない。

 さすがに幻想郷から移るのは相当悩むと思う(というか絶対悩んでのたうち回る)けど、それでも行くと思うよ。


>>979

 うんにゃ。アレは自前だ。式神を組んで飛ばしてるの。
 私は獣魔とか使えないからねー。自分で式を組んで打つ方が楽ってのもあるし。
 元ネタはまあ、お察しの通りだけどね。
 でもこっちは空中でも使えるから使い勝手は私の方が上かな?(弾幕ごっこで、だけど)


>>980

 おーい、ここは艦これスレでも軍事スレでもないぞ……まあ、割と話題にしてはいるんだけど(何)

 まー、まじめに答えるとなれば、最低でも制空機が敵の数を上回ってることが望ましい、かな。
 あわよくば三倍くらいあればいい。これは航空戦のみならず近代の戦略の基本、だったと思う。
 後は戦闘機の性能とパイロットの腕次第ね。兵站と調練、って言い換えてもいい。
 


 神話については―――あー、まあ、身も蓋もない事を言えば日本も独逸も負けたでしょ?
 何がすごかろうと技術が高かろうと戦術がヤバかろうと、その結果が全て。
 後になってあれこれ無責任に祭り上げて囃し立てて、飯の種にしたい奴が居るだけだよ。


 まあ、その上で正しさを求めるなら、きちんと資料に当たりながら解説してくれてる本を読むといい。
 特に技術史や戦史、当時の記録なんかをきちんと引っ張ってきてくれてる奴。
 だいたい高いと思うけど、一番信頼できる。
 後は真っ当な学者さんとか研究してる人を訪ねてみるのもいいけど、こっちは判断難しいからね。
 軍事知識って専門分野がすごく細分化されてるから、日本に詳しくてもロシアとかは微妙、って例もあるし。
 ただ、金も時間もかけずに適当に調べようとすると、だいたいひどいものしか出てこなくて逆に損だったりもする。

 ……あー、うん。ここまで言っといてあれだけど。とにかく、自分で色々探して考えてみるのが一番だよ。
 正しさ、っていうのはこの世で一番不確かなものだからね。人によっても時代によっても地域によっても変わってしまう。

 だから、『一番正しい』、じゃなくて、『その時点で妥当なもの』を見つけよう。
 軍事分野に限らず、学問はそういうものだ。



982 名前:名無し客:2015/05/19(火) 23:00:58
なに、いまからこのスレ燃やすの?
灰の中から復活すんの?(ライター取り出しながら)

983 名前:名無し客:2015/05/20(水) 20:56:06
【南斗鳳凰拳】クロスファイヤーハリケーン!【奥義】

984 名前:名無し客:2015/05/20(水) 21:29:53
月まで煙を届かせるには、どれだけ自分を焼き尽くせばいいんでしょうか。
届いたら届いたで、その後はどうするんでしょうか。

985 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2015/05/21(木) 05:21:24
さっき深秘録クリアしてきた。リアルで。(息切れ)

【平然と第四の壁を貫通する不死人】


……あああああああああもおおおおおおおおお!?!?!?
幻想郷最大の異変じゃねーかこれ! 完全につながってるわあああああ!!
ネタバレは避けるがとにかくとんでもないネタ突っ込まれてたわ! えらいこっちゃ!

あ、それと新しいともだち(強敵)が出来たよ。わぁい。


とりあえず触ってみた感想としては「苦行」レベルだった心綺楼から劇的に改善してたな、と。
心綺楼も最新パッチでは良いと聞いてたんだけどねー……初期にリタイアしちゃったからな。
まさかの追加キャラ未完成に加えてのあのクセだらけの操作感とシステムで諦めたから……うん。
キャンセルのタイミングがかなりシビア、というか先行入力の幅がかなり渋くて苦労したけど、動かしてて楽しくなった。
A連打だけでもそこそこダメージが取れるようになったのは大きいし、全体的に差し込み重点の設計になったのも大きい。

あと私は体力削りながら戦うからクセ強いだろうなと思ってたらそんなことはなかった。
むしろ全体的にマトモにシンプルに戦える。どうなってんだこれ。
というかこんなカッコ良く動いてくれるとは……感無量だわ。

今度のはオススメできるくらいには楽しいね。うん。間違いない。




あ。レスは、一眠りしてからで。(ぇー

986 名前:名無し客:2015/05/21(木) 08:12:46
      ,,、,、、,,,';i;'i,}、,、
       ヾ、'i,';||i !} 'i, ゙〃
        ゙、';|i,!  'i i"i,       、__人_从_人__/し、_人_入
         `、||i |i i l|,      、_)
          ',||i }i | ;,〃,,     _) モコーは再生だ〜っ!!
          .}.|||| | ! l-'~、ミ    `)
         ,<.}||| il/,‐'liヾ;;ミ   '´⌒V^'^Y⌒V^V⌒W^Y⌒
        .{/゙'、}|||//  .i| };;;ミ
        Y,;-   ー、  .i|,];;彡
        iil|||||liill||||||||li!=H;;;ミミ
        {  く;ァソ  '';;,;'' ゙};;彡ミ
         ゙i [`'''~ヾ. ''~ ||^!,彡ミ   _,,__
          ゙i }~~ } ';;:;li, ゙iミミミ=三=-;;;;;;;;;''
,,,,-‐‐''''''} ̄~フハ,“二゙´ ,;/;;'_,;,7''~~,-''::;;;;;;;;;;;;;'',,=''
 ;;;;;;;;''''/_  / | | `ー-‐'´_,,,-',,r'~`ヽ';;:;;;;;;;, '';;;-'''
'''''  ,r'~ `V ヽニニニ二、-'{ 十 )__;;;;/

987 名前:名無し客:2015/05/22(金) 14:45:12
ヒャッハッハッハッ蓬莱の薬だーっ!

988 名前:名無し客:2015/05/22(金) 18:45:10
怖がられるのと気持ち悪がられるのと殺意を向けられるのと完全に無視されるのでは
どれが一番いいですか?

989 名前:ミハル ◆METALA1sEQ :2015/05/23(土) 13:04:18
 
 前回のはこう、すいません、調整せずに貼ったら色々と妙なところが……。
 誤字とか脱字とか!
 
 あと円城先生が生得的な〜みたいなのはなんか違う! なんかズレたこと書いてたぞあたし!
 
 ていうかやったら長くなったみたいで申し訳ないというかなんかまた長くて二重にすいません……いやもう目障りでしたら
遠慮なくさくっと削除依頼とか。さくっと。さくっと!
 迷惑が掛からないテストスレに貼ってリンク飛ばした方が良かったんじゃないかとか。
 
>>967(とか)
 
>あっちのSF
 
 バラードみたいな人もいますけど、基本はやっぱ人間の可能性を信じるとか真理は常に手を伸ばす場所にある系の理解
が多いっちゃ多いですからねー……カーツワイルみたいな人とか見てれば判るというか。いや、色々な空気があるんですけ
ど、なんだかんだ言ってウェットですよね。
 イーガンは欧米作家どうこうでなく(アメリカでもありませんが)じゃなくてイーガンがイーガンの作品を書いてるだけです。
 まあでもバチガルピみたいな人(カーツワイルの逆)もいるわけですけど、それはそれでネガティヴ方向に行っただけな感じ
じゃん、みたいな空気は感じます。
 このへんはどういう国で、どういう考え方が主流なのかって差でしょうから、そこは面白いなって。
 例えば日本でダンブラ的なハリウッド活劇が出てくるかって言えば「無理」としか言えない訳で、お国柄かなと。
 文化風土っていうと、結局のところそれが「アメリカ」なんだと思います。
 研究所でハザードが!→うおお止めろ!→「ジョン! 外に出られないわ!」「諦めるな! 方法はある!」→災厄と対峙→
爆発→爆発→もいっちょ爆発→抱き合ってキスしてエンディング(そして最後の最後に怪獣の卵(的な、災厄の新たな前兆)
の小出し)、みたいなのはまあ半分ネタで半分本当、みたいなのは、こういうところにも理由があるんじゃないかなーと。
 まあハリウッドがハリウッドらしさを保ち続けてるのは脚本界隈の話もあるのですが、それはそれ。
 日本だと軍事モノでも官僚が「いやいや自衛隊出せねーから! ROEヤバいよ!」→「出すしかないから出した。国民の命
を守るのが我々の使命だ。責任は私が取る」「いいけどさー、マジで?」→「本部! 武器使用の基準が判りません! 戦っ
ていいんですか!?」→なんやかんやあって敵を撃退する方針が→「野郎ども、借りを返すぞ!(的な)」→敵を撃滅(戦う
と無茶苦茶強い)→エンディング、的なのとか。或いはそもそも戦うとか本質じゃなくて、戦略の方針を巡る官僚達の熱いバト
ル(と言う名の口論、と言う名の、でも実際スゴイ重要なあれこれ)とかありますし。
 イギリスだと基本的にはアメリカに似てるけど、アメリカが「うおお米国軍つえええ! 仲間は守る! 敵は殺す! 同盟国
も守る! 宇宙人が敵ィ!? よし宇宙人も殺す! お前ら俺に付いてこい!」なのが(いやネタでなく、こうでないとアメリカ
作家がアメリカを描くのは面白くないんですが)、「仲間は信用する。敵は殺す。上層部がちょっとキナ臭いんだが大丈夫か
……裏切ってた? よし、殺す」的な違いなんかも。いやまあミリタリじゃなくてSFの話でしたが……っても、イギリスのSFは
結構身内的な繋がりが強いっぽくて、しかもここ十年くらいはニューウィアード(とか言ってもほぼ形骸らしいですが)中心に
一般小説とのジャンルとの混淆が進んだりしてて、意外とこういうところは日本と似てるなと思ったりします。
 で、まあ、ミエヴィル(日本で言うと伝奇+現代とか歴史IF+異能)然りレナルズ(スペオペ+超光速否定とか、ロストテクノ
ロジーとかに「前提となるギミックの裏付け」をバクスターみたいな方向とは違う形で制御する)然り、結構にジャンル意識的
なもんはあるなと。
 SFでは「この国の括り」として機能してるのはイギリスか、それ以上にオーストラリアかカナダあたりが「括りで意味がある」
派閥になるらしいので、このへんはまあ判る気がします。要するにファンジンが育っててそこで求められるジャンルが成長す
るってのは小説然り音楽然り、同じことですから。明確な評価の軸があるか否かですね。イーガンはオーストラリアですが、
「オーストラリアの賞で括られるのも」って辞退してるらしくて、その意味でもちょい特殊ですが。
 
 こういうのは日本にもあると思います。
 大まかには宇宙モノ、技術開発系、伝統的なジャンルSF系(クラーク系)と、サイバーパンク派生、AIやナノテク、社会発展
と人間の相互作用(バラード系)の二派で、このへんは山岸先生が言ってたと思います。ここの例で分けるなら伊藤先生は
どちらかと言えば後者ですね。
 
 まあ、さっきの例を以てアメリカ的なのがクラーク系でバラード系なのがイギリス……というわけではありませんけど、なん
だかんだでアメリカはそういう技術と発展に対する目線が物凄く発達してる気はするんですよね。ナノテク物だけでもアメリカ
の作品はそこそこ読んだし、中には空軍の将官が共同執筆者になってる作品もあったり、「これ!」みたいな作品で目に付く
のはそうした傾向の作品が多いように見えます。ってか、あれこれ書かなくてもアメリカの作品って価値観に対して前向きだっ
たり前のめりだったりするなーって感じでしょうか。で、それはけしてアメリカの作品が浅いとかそういう意味ではないのですが
(当たり前ですが)。
 
 伊藤先生の作品は日本が……みたいな部分でも色々と感じるんですけど、それでも端々から感じる翻訳小説の香りとかそ
もそも明らかに誘ってる翻訳小説ネタとか、そういう部分があるのに、一人称で内面を最初から滲ませてくとこは明らかに日本
のそれで(いや海外でも多いんですが、内容が)、これは細やかにジャンルを行き来してる日本人の読書環境が割と関係して
るように思います。
 
 で、まあ、そういうのを丸っと流して(今までの前フリはなんだったんだ)。
 伊藤先生の作品は、それでも印象に残るんですけどね。
 魂とか精神とか、その定義を問うような作品は90年代の作品で無数にあったわけですけど(日本だと瀬名先生版攻殻なアレ
とか森先生版攻殻なアレとか)、イーガンあたりが「え、魂とか別に……」とか言い出したり(宗教を皮肉ったり)してるのよりも更
に日本的で――というか、要は現実にそこにある物をそこにある、と見てる感じが強いんですよね。
 宗教は現実にそこにあって、っていうかあるんだから仕方ねえだろどう付き合うんだよ、みたいな。
 
 ですから、宗教や風土から見て……っていうのは判るんですよね。
 日本人だって宗教や文化風土から逃れられてないっていうか、むしろ雁字搦めなので。
 それが日本らしいし、それを捨てる必要なんざまるっきりないと思いますけど。
 
 イーガンはそのへんを百も承知で皮肉るのでまあ好き嫌いが分かれるのかもしれませんが(ちなみにテッド・チャンは宗教に
対して「いや、僕のは皮肉とかじゃないので」的に言ってたんですが、Amazonで宗教関連ネタに噛み付かれたことに困惑してま
した)、技術で何がどこまで乗り越えられるのって感触の差って、日本と米国だと大分違いがあるなと。アメリカは言うほど自由
じゃないというか自由だから自由に対して別の自由から反論されるよというか。
 小説以外の話になるとキリがないのでアレですけど、プロテスタント国家として「宗教という統率」があるアメリカにおいては魂
をどう扱っていいかって凄いデリケートで、日本のがこのへんはユルいんですよね。メガテンとか日本じゃなきゃ出てこなかっ
たゲームだと思いますし、天使ネタ悪魔ネタではキリスト教の影響圏外だった日本のが先駆者だったりするのが興味深いくら
いで……、
 
 まあ東方Projectがある日本で何をか況んやですが。
 
 こういうのは作風にも不可避的に影響してるんじゃないかな、と。
 どう反応するか的な。
 伊藤先生の虐殺器官のアイディアは、ネタバレせずに触れるなら人間がコミュニケーションのレベルで作り出してる現実(社
会とか世界認識)の「下の」、身体や化学反応(というか遺伝子が「感情」をどう作り出すか、という「コミュニケーションはなぜ存
在するのか」みたいな話……とか言っておけばネタバレしてませんよね)に対してアクセスするって事なのですけども(ざっくり
まとめると、ですが)、「コミュニケーションを操作してどうこうする」じゃなくて、「コミュニケーションはなぜ存在するのか理解し
て操作する」という差は、かなり大きなもんだと思います。フーコーだなんだ、みたいに作中で言われますけど、実際、あの時
代のコミュニケーション操作なら社会に拡散した言語の意味やパターンで間接的に圧力を作り出すシステム、みたいになりそ
うですし。
 って、これはまあSACの1stと2nd両方で使われてたネタでもある訳ですけど。
 不可視の権力は身体の内側にあるのだ、的な話ですね。
 でもって、虐殺器官でもハーモニーでもそれが「身体の内側」と「身体の外側」の両面から公使されるわけですけど。
 
 こういう前提があるからこそ、一見ハリウッド風だったり日本風シネマの世界観っぽかったりする作品が楽しい上に読んでる
だけで色々とガジェットもテーマも入ってくるって環境が作られてるなと。
 
 こういうネタにしろ、主人公の世界観にしろ、更にそれを書き出していく筆致にしろ、作者の読書履歴とか好きな映像作品から
が密接に影響してて、これはどう考えても本人にしか出し得ない世界観で、今後もそれは変わらないだろうなってのはやっぱり
思いますね。
 
 ちなみにライトノベルの表紙みたいだった、って話で思い出したんですが、Jコレクション(虐殺とかSREを出したレーベルです)
はライトノベル的な作風を持ち込んで、SFってフレームがライトノベルとしての特徴をオミットしてるのでは、みたく書かれたこと
もある場所なんですよね。キャラクター性のある作品は言われてみれば多くて、この流れもこの二派に、しかもその両方へと流
れてるのが面白い所だと思います。日本では既に「キャラクターと物語」って構図が普通になってると言えばいいのかもしれま
せんが。
 
○あれこれ本棚
 
 本棚のその状況はまあなんていうか、普通にそうなってくので仕方ないんじゃないでしょうか……。
 本棚の増加が早いか本棚を置く場所がなくなるのが早いか、置く場所を増設したり倉庫との共用を考えるのが早いかの違い
でしか……。
 あたしんとこの場合、あたしはまだしもフィーちゃんの部屋は「必要な本で溢れた図書館」みたいになってて実際異界。
 電子図書への移行っても、実際には汎用性とか電源の持ち運びとか、資料を読み比べる時に圧倒的にアナログに劣るとか、
まだまだなんですよねー……。
 
 うちもバラしたまま未スキャンの本とか「これホントにバラすの……?」って本とか、色々と問題が山積してます。
 それやってる間に読みたい本あるんだよおおおぉぉぉーっ! とか。
 絶対kindle化しない資料とかスキャンしたいけどバラすのイヤだしみたいなのもあるし、あーもう。
 
>ニンジャとシュピーゲルに関する一省察と逆襲のウブ=カタ
 
 ……。
 新作……?
 
 ……うわあ。
 確認してなかった。
 してなかった!
 くっ、こうなったら……なったら……ええと。
 いっそのこと下巻発売まで待って二冊同時に読んだ方がいいのでは!?
 
 で、えと。
 文章は、あ、そういう方向の話ですか。
 でもそれも言えるのかな……と。
 事件の積み重ねで変数が少しづつ生まれて、そういう支流が最終的にデカい一本の根っこに合流してく、みたいなイメージ
のことですよね?
 フラクタルのリフレインと、その巨大化みたいな。
 スプライトとオイレンの二軸合流とかあとトッコーの進化の解禁とか。
 
 上のはアレです。
 単に冲方先生のあの作品一連で採用してる文章特性の話で言ってましたざっくりですいません。
 エルロイ風、みたいに言われるけど、実際は使い方が全然違うってアレ。
 あの文章、情報量過多な(というかガジェットに細かいイメージを必要とする)あの作品ではスゴイ効果的に働いてると思うん
ですよ。で、それが「ヴェロシティ」とは違う要素を駆動させてる感じがしてます。
 まあヴェロシティはヴェロシティで最適化された凄みがあるんですが。
 エルロイのWZでは主人公の実際脅迫観念めいたコワイ内面をじわじわ滲ませたり唐突に爆発させたり(ボールドとかフォン
ト変えたりとか)するのに調整した「文章のレトリックを見た目の表現にブチ込む」みたいなやり方で、だからこそあれは一人称
で映えてたんですよね。
 ヴェロシティはそれがサイバーパンク特有の「なんだか未来風味ガジェット(ドラえもん声)」を説明しつつ場面にノーモーショ
ンで組み込んでくるのが特徴になってるのが全く違います。違ったらどうなんだって言うと、あれは文章レベルであの作品に最
適化されてるのは見ておくべきじゃないかというか。
 活劇入ったサイバーパンク全般に言えることですが、そうした作品は『その場面で今何が起こっているのか』を書くのに極端
に情報を絞り込むことを要請されます。しかも登場するのが未来アイテムだと『なんだかこういうものなのだ』程度の情報しか
読者に与えられない事も多くて、『じゃあそれはそういうものなんだろう』と受け止めるしかない読者はそこに気を配らなくなりま
す。単分子ワイヤーの説明がなくても語義からブツの特性は理解できる。そんな感じの場合もありますが。
 というかSFはガジェットの説明として基本的に全部そんなんで、文脈で名辞→場面に状況として効果を提示、という流れがあ
るから問題ない訳ですが、これを繰り返してくと場面が煩雑になってきちゃうんですよね。登場人物が理解してる物事は読者も
理解してるって前提の積み重ね。流れる映像の如くの情報量。これぞサイバーパンク(テンプレ)みたいな。
 で、これはハリウッド映画さながらの乱打戦には向きません。
 っていうか、そもそも文章自体がそういう映像的な場面を作り出すのに向いてません。
 文章は絵画に、絵画は映像に比べて同一の単位時間(空間)に提示できる情報量が少ないので。
 漫画は映画に劣るその情報量の次元を補う為に『動きをどう描くか』を発達させてきた結果として今のコマ割りのアートがあり
ますし(多分)、アメコミはその時間軸を補う為に思弁の方向に行ったり描き込みに行ったりしてたんですが、日本の場合は動
きにそれを託してます。結果的に、それはどっちも映像とは違うインパクトを得ることになってますし、そこに提示された画の作
り方がコマとコマの連続からインパクトを伝えてきます。ヘルシングの少佐演説で見開き二ページに少佐載せて状況伝達をし
てくコマがありますが、あれとか漫画ならではの表現ですね。
 
 これだとジョジョの構図なんか極まってる感があります。
 小説の場合、コマ割りの中で連鎖するような情報の詰め込みは原理的に不可能です。視覚情報がないから「どんな状況が
そこにあるか」は、文章で読者に想起させられる情報に上限を制約されてますし、あらゆる情報は情報のまま抽象として提示
されるので、作者は読者の中にどんなイメージを作り出せるかを織り込んで創作することになります。
 
 というか、それが技術であって、ただ文章を連ねるだけでは同一の空間内に紙面の許す限りの情報を詰め込める漫画には
及びません。なにしろ小説は文章なので、左から右へ、或いは上から下へと文字が流れること、もっと言えば単語と単語が並
んだ時に文法上それが「文章として成り立っているか」という、ものっそい根本的なレベルで制約が課されます。読まれなけれ
ば、或いは読んでも意味が判らなければ、それは何も語り得ません。
 だから文章技術、と言っても一概には「何がいいのか」は決められなくて、口語的に気持ちいい言葉なんかはどんどん変化
するし、それを応用した文章技術なんかもどんどん変わってきます。
 
 とはいえ。
 それこそ昔から変わらない技術として、「場面がどう想起させられるか」を書き出すのは、その時代、その文脈、そのジャンル
においてどんな積み重ねがあって、今そこではどんな文章が何を想像させるかというパターンの力です。
 
 「ツンデレ」って書けばこういうのだよね、みたいな。
 すいません極論過ぎました。
 ていうか属性操作するならツンデレとかそれだけ書いちゃマズいですが。
 
 シュピーゲルシリーズはライトノベルで、挿絵とか表紙絵だとかでキャラクターの外見とか武器とか記されてるワケですけど、
冲方先生はそれを織り込み済みで(当たり前だけど)書いてて、更に言うと今この時代に「この単語ならこのイメージは容易」
というのを織り込んで文章を練ってます。いやまあ、小説はみんなそうですけど。
 でもこれ、読者の「想像する範疇」が時代によって変化してきてるのを利用してるからこそ、というのはあると思うんですよね。
単に無人兵器と書くか、ドローンと書くかの差とかでもいいですけど。今の時代なら「レールガン」と書けばそれがどんな兵器
かは漠然とでも判るハズですが、以前はあんなもんスターウォーズ計画の残滓でしかなかった筈で……や、そうでもないか。
マスドライバーあるし。
 
 でもまあ、そういうのはどんどん変わってきてると思います。
 テンプレは応用した上で、あくまで下地、みたいな。
 それは情報がどんどん圧縮されてきてて、「これは判ってるだろ」という領域が増えてきてるってことでもあります。
 MP3プレイヤーと書けばそれが何か判るし、スタバと書けばそれがどこか判るし、もっと突っ込んで書くと「スタバで暇潰し」
するキャラと「ドトールで休憩する」キャラの差は今やイメージに繋がるような折り込みすらされてくるでしょう。サヴィルロウで
仕立てたスーツを着たキャラがいけ好かない態度を取ってたら、そいつがどんな背景を持ってるかはなんとなく空気で判って
くるでしょうし。
 「ヴェロシティ」は、それをサイバーパンクとして応用してました。
 登場人物を最初に描写したら後はその名前がキャラクターの同一性を持った情報として位置付けるというのはあらゆる小説
(に限らず)で同様の構造を持ってますが、キャラクター名とガジェットの名前が同じレベルに還元されるくらいにこの文章は場
面を断片化してきます。
 無数の情報をカットで繋ぐこと、エルロイ流の単語が持つ断片的なイメージを単語それ自体が読者に何をイメージさせるかの
手法を「その場面でどんな状況が起こってるか」に変えて叩き込んできてます。結果的にこれ、文章で絵を作るような、かなり独
特な作風にすらなっています。マッドなトナカイが突っ込んでくる場面とか、角→体躯→全体の順に情報が提示されて、最終的
にイメージを読者に与える具体的なシンボルとしての「トナカイ」って書き方をしてますが、これもこの文体と速度のコントロール
あってのことでしたし、ヴェロシティはこういうやり方を徹底してきてます。ピエロさんのテルミヌスじみた必殺剣が「どう斬撃した
か」だけを書くとか、乱戦のスピード感を出すにはあの文章との相互作用あってのことです。
 ともすれば主人公の内面を削ぎかねない書き方ですけど、主人公が大人で、既にパーソナリティが固まっていて、そこにある
のが「変化」だということが「スクランブル」との決定的な違いで、文体の違いにすらなってるのがスゴイです。
 じゃあシュピーゲルはどうかというと、あれはあれで別の意味でこの文体を活かしてるんですよね。
 スプライトとオイレンだと若干方向性は違うんでまあ一概には言えないんですが、どっちも共通する点として、女の子が人口義
肢で戦術(一部戦略)兵器にされてたり、素材として使い捨てにされた人間兵器が普通に出てきたり、歪に発達しまくった科学が
遠慮なくそこらの人権を侵害してる状況を戯画化して、そんな場面に登場人物が否応なく適応させられてる状況を書くのに場面
を「そのまま描く」この文体が使われることで、身も蓋もない描写がされつつ毒々しいポップな空気を敵味方構わず発散すること
になってます。
 こういうのは完全にコントロールされた文章と言っていいなと。
 スプライト三人娘の味覚とか、ブランド名出さないけどそれっぽく飾られたファッションとか、もっと極端な例だと攻め込んでくる
パワードスーツのメーカー羅列とか(このやり方は例えばここで言えば士郎先生も伊藤先生もやってますが、サイバーパンクの
世界観を現実に接続する手法の一つだなと)。
 しかも巻を経る事にこの使いこなしは洗練されてきてて、ざっくりと場面を切り取ることが多かった最初と比べると登場人物の変
化までしっかり描かれながら場面に適応してくるようにまで。
 あと毎度の戦闘も。
 ヴェロシティ同様に動きの描写に向いてるのもあるけど、ヴェロシティにも増してガジェットが多くて、しかもゲームっぽくステー
タスとして管理されてる武器とか兵器とかシステムが多いだけに(特にトッコーのシステム周り)、多人数が入り乱れての乱戦で
読者に必要な情報が伝達されるリズムはかなり唯一無二でした。
 
 こういうのは、「今の創作が持ってる環境」をいかに理解して使ってるか、になるんだと思います。
 
 信者の勝手な意見じゃねーのとか言われても事実かもしれないので言っておくと(←否定はしない)、「そうも受け取れる」だけ
の内容だってのがスゴイと思うってだけなんですよ!
 
 ニンジャスレイヤーもこういう所があると思うんですね。
 「今、読者がこの文章で何を想像できるか」を徹底してるし、それがTwitterって環境をベースにして発展してきたからこそあの
リズムがあるって。
 読者にいかに読ませるかの強みで言えば、ニンジャスレイヤーほどここ数年で到達点を提示した作品ってないかと。
 
 ……案の定ニンジャの話からシュピーゲルになってた! ナンデ!?
 
○血界戦線
 
 あれ。
 
 あれ!?
 
 予定じゃなくて!?
 
 でぃ……DVDでいいんでしょうか、この場合。
 でぃびでぃー。
 
 ていうかほんともうイヤ、この状態……。
 
 えーと……。
 
 まあその、映像にすれば映えそうですし、実際あれは移し替えが巧くやれれば相当以上に魅力的なハズなので、流石はアニメ化
スタッフということなんでしょうかというかまだそれしか言えねぇええぇぇーっ!
 
 いえまあ。
 アニメ全般はホントすげーなーって思いつつ、最近のアニメ好きな海外の人達の増加なんかも見てると、「あれこの人達もしかし
なくても日本住みのあたしより全然詳しいんじゃないですか」とか思えてきて鬱々としますけど。
 素で知らないキャラの話がフォーラムで乱舞してる様子とか見て、どうにもなんねーとか思ったこととか。
 まあ日本人メタラーがアメリカ人も知らないアメリカのメタルを知ってる場合も多々あるってことですがね!(謎の勝ち誇り)
 
 とまあ、なんにせよ作者はガチのアメコミ好きというかシナトベ後継者見れば一目瞭然のあの手の人なワケですけども、あそこま
で謎の進化と完成を見るとちょっと凄いなとしか思えません。
 あれでジャンプ連載って……凄い時代というか、いえ、まあ……凄い(二回目)。
 
 「同じタイプの人」はともかく、「同じようにアメコミ調の作品性」の人なら結構見ますね。
 ただまあ、完璧に日本風の間とかやり取りなのに作風がアメコミ入ってる時がちょくちょくあって、奇妙なデジャブとか、あと最近向
こうでも多い漫画風のコマ割りを逆輸入(でもないけど)的に想像しちゃったりして、妙にデジャブったりしますね。
 
 なんにせよあれはアニメ向きなので非常に宜しいことだと思います!
 
 ……っていうか、やっとちょこちょことジョジョを見れた程度の状況のあたしはアニメとかどこから追い付いていけばいいのかもう今
サッパリなのだぁ!
 
○海原とか黎明とか
 
 擬人化畑は正直そんな詳しくはないんですが、存在自体はそれでも知ってただけに、まあ驚きますね。
 普通に。
 擬人化それ自体はアクセスしやすいようにって配慮だったと思うんですけれども、間口がそれでもまだ狭いというか「敷居高っ!」
みたいな感じが(ミリタリだけに)あって、結果的に色々なリテラシを備えた人だけが入っていけるような場所だった感じはしてたなあ
というか。
 
 FPSはゲームだから間口が広かったんですけど……ゲームだから良いってワケでもないのが重要かも。
 巧く今の雰囲気を作った――どこかの時点で作られてたんでしょうね。
 リアルタイムで事情を知ってる人にしか判らないでしょうけど。
 驚くべきは東方Projectのとき同様、その「間口の狭さ」を作ってた背景ディティールが好まれてることですね。
 こういう環境は(前にも言ってた気がするけど)狙っては作れないので。
 なのでまあ、コアになってるディティールとレイヤー化してる創作は両輪の関係にあると思ってます。
 
 どっちがなくても今の環境ってないじゃん的な。
 豪族の話とか普通に出てきた時とか民俗学ファンは嬉しいじゃん的な。
 むしろ京極ファン歓喜じゃん的な……なんか違うんでしょうか。わからぬ……。
 
 まあでも東方Projectで妖怪に興味を持った人が石燕に興味を持って北斎初め日本画まで好きになったりする可能性があるのと
同じようなもんだと思ってます。いえまあ石燕と北斎全然違うけど。日本画のディティール的な意味ですはい。
 
 MGSから世界の紛争に興味を持った人とかいるのかなーとか最近は思ったりしてます。
 PMCって単語をあちこちで聞くようになったのも、民間軍事会社が書籍で紹介されて数年でゲーム、それから一年か二年で漫画
とかに、みたいな感じでしたし。少なからず創作って影響があるんですよね(つっても、書籍は最初の頃PMF表記のが多かったです
が)。
 まあミリタリ周辺ではお約束の「テメッコラー! 資料古いんだよコラー!」的な言及の強さはどうしても仕方ないというかそれが
あってこその資料のクロスチェックもあるわけですが、巧い具合にそこから逃れて発展できる場所が出てきてるというのが凄いんだ
ろうなーと素直に思います。
 「濃い部分」にアクセスしなくても楽しんでる人がいるとして、というか、いるからこそ今の状態なのでは、と。
 まあ反面、エスキモーの言葉のミームさながら、一部で広まった説が強度を持ったりはしてくかもしれませんが。
 
 ていうかゲームは恐らく多分敷居高げでどうしようかって状態でアニメのその反応はなんなの……。
 
○戦艦でないと!
 
 対応防御が基本……つまり戦艦同士の砲撃戦!
 
 すいません、何も面白いこと言えませんでした今。
 はっちゃけるのは……ああ、甲板が裏返って内側から超巨大な砲身が姿を現して射撃とかする訳ですね。
 一撃必殺。
 
 っていうか、あれ……え、武蔵マジで引き上げるんですか?
 というか、え……?
 ……魚礁になってるのは忍びないのでたしかに引き上げて貰えるならそれに越したことはないんですが、あーと。
 管理が大丈夫なのかは気になっちゃいますね。三笠とかどうだったっけ……。
 
○あれとかこれとか
 
 震洋隊とか乗せてたらアレですが、多分そういうのではなさげなのでまあ。
 むしろドイツはその組み合わせなんですか……いやまあティルピッツも男性名ですけども。
 ビスマルクはモロにあの人の顔が思い浮かんでしまうと言うか……。
 
○からの、利根で制空権
 
 ……取るんですか。
 ……。
 取れるの!?
 
 いえまあ、水上機を超強化して……まあ、落ちなければ取れるんでしょうか。こう、予備艦爆みたいな。
 
○駆逐艦
 
 もう割と本気で書籍抜きでデータ検索すると知ってる駆逐艦の名前がこのゲームに紐付けされててコーヒー吹きそうになります。
名前所かクラスで検索してもですけど。「松型」→「候補:松型 艦これ」とかなってましたし。いるのか。
 っていうかプレイヤーの人達みんなあたしより海戦に詳しいんじゃないかと。迂闊になんか喋るとあたし程度の海戦知識ではボロ
しか出そうになさそうだなと不安しかないのですがどうなんですかこれ! 東方のときもそうでしたが!
 冗談抜きであたしは昔個艦レベルの話なんか駆逐艦なら雪風しか知らなかったくらいですし……今もあんま変わんないかも。エ
ピソードは有名なの(戦艦とか空母の話ばっか)以外全くサッパリです。いや流石に雪風のあれこれは知ってますけども。
 雑木林一連は時代の要請なんじゃないですかね、あれ。秋月級高過ぎて無理とか作ってられないとか色々あったでしょうけど(て
か秋月級が高過ぎ&時間掛り過ぎたんでしょうが)。
 
 まあでも、シーレーンの防衛と決戦思想は結局のところ色々な兼ね合いがあったんでしょうけどね。
 海上護衛隊ってどうだったっけと思って今ちょっと見てみたら、19年の南方ルート護衛してたのは旧式駆逐艦とか水雷艇とか掃海
艇とか、総司令部も護衛空母が四隻で練習巡洋艦くらいとか、しかも横須賀の鎮守府指揮下の護衛隊も旧式駆逐艦が二隻であと
海防艦とか小さい艦艇とか、割とどころでなく逼迫してるんですよね。あの時期は「戦う必要がある」けど護衛しないと燃料が入らない
し航空機作るボーキサイトが入ってこない、って時期だから割り切れてもいなかったんでしょうけど。ミッドウェー直後に睦月級(特型
より前のクラスだけど同時代起工のよりそこそこ強力なアレ)駆逐艦が所属してるくらいで、後期は甲型丁型の海防艦が大半みたい
ですし。いや、それでも重要なんですけど。
 でもまあ、あの時期の潜水艦の跳梁を考えると、松型の急増性能に反比例(でもないけど)した対潜能力の向上は理解できるとこ
ろです。対潜戦術専門の部隊が18年くらいまでは存在しなかった、みたいな話とかからも。
 
 初期なんかは近海と南方の防衛に残されたのが旧式艦と海防艦ばっかりで、いやこんなんでどうすんだよ、みたいな状態がかな
り続いて、決戦用の駆逐艦とかまだ全然いい方、みたいな状態だったそうで。
 ざっくりしたイメージで海戦捉えてると、ロジスティクスそのものはちゃんと資料として読んでても、じゃあそこで現場をこなしてる人
はどう考えてたんだ、みたいな部分には中々意識が行かなくなるので、華々しい戦闘の裏の方が実質戦場、みたいなのはやっぱあ
るなあと感じます。
 っていうか、軍令部が連合艦隊に護衛任務丸投げしてて「護衛とかそっちでお願い」だったとかは、連合艦隊の初期の戦果からの
独立性だとか、マハン的な決戦思想の産物だとか、そもそもそこで生まれた思想が建艦理念に響いて予算にも響いて駆逐艦の構造
にも響いただとか、こういうのは全部が全部、細部で作用してるのは仕方ないんじゃないかとか。
 発足当時からちょっとして海上護衛隊を(冷や飯ぐらいになるのを承知で)連合艦隊の指揮下に加えたらマトモに機能し始めるのが
シーレーンをズタズタにされ始めた戦争後期だったとかも。
 ちなみに大井大佐曰く、
 
「シーレーン確保とか人気ない話題なので伝えるかどうかマジ悩んだ」
 
 だったっぽいですね。
 現場の人間でも連合艦隊の艦艇は(一応は)弾薬も燃料もふんだんで当たり前だったからこそ、護衛部隊のような場所の声は出さ
ないと届かない、みたいな話とかは、当時の事情からも「言われてみればそうかも」ですし。
 
 とはいえ抑えとかないといけないのは、今の基準で戦争をあれこれ語るとか「評価」する、みたいなのは途方もなく微妙で、その状況
で戦うしかなかった軍人や組織の効率についてどうこう言えることがあるのか、ってことですかね。
 よく言われるのは大艦巨砲主義(とか、「いや、実は違った。真っ先に空母に目を付けたし、戦艦にはむしろ拘っていない」もですが)
とかもそうですが。
 セクショナリズムの話もそうで、「ああ精神論だったんだな」と言うことは簡単でも、今のアメリカのCIAとNSAの対立だとか無意味に
膨れ上がった組織の命令体系とか、組織が組織として成立してくると目標に対して対応した権限とか、その権限に応じた局員の待遇
とか内部のプライドのやり取りとかはイヤでも持ち上がって来ちゃうし、それは戦時中でも例外じゃないんだろうなって思いますし。
 アメリカが合理的だった、っていうのはちょっと言い過ぎで、不合理を押し潰せるパワーと地政学的な環境があったってのがなにより
大きいですしね。
 人命軽視とか重視とか、大局的に見てあれこれ言うのは簡単なんですが、じゃあ「もう起こってしまっている」「誰もがその状況に関
わっていた」ことに何言えるんだ、みたいなのはありますしね。
 現代人だって軋轢の不合理は知っててもそれがあるからこそコミュニケーションが成立してて、それどう管理するかなんじゃね、み
たいなシステム論で会話してんですし。
 まあ、あんま突っ込むとイデオロギーめいた話になってアレなんですが。
 どうしてこう旧軍の話題ってのは語り辛いんですか!
 
○サイトォオオオオ! そいつを寄越せぇぇぇぇぇぇぇぇ!(ARISE版訳:お前の命を)
 
 トールキンというかルイスというかナルニアというか。異世界へ送り込まれてヒーローってパターンは日本だと王道だと聞くのですが
如何ですか。
 オーラバトラーとかまだ読んだことないんですけど。
 まあでも、MMORPGはたしかに現代のファンタジーとして、しかも身近な共感として存在してるんでしょうね。
 というか、ネットゲーム全般はメタ作品として、なんでしょうけど。勇者がジョークのネタになったりとかタンス開けてモノを取っていい
のかとか。
 
 まあ仰るようなシミュラークルの残骸的なあれこれじゃなくても、「その世界観が魅力的ならそれに追随する」のが普通になると、そ
の再生産は必然ですしね。サイバーパンクが90年代頭には既に飽和してたみたいな話もそうで、「そういうのね」って作品として認識
されると、それはそういうもの、みたいになってきますし。
 一方で、既に異世界になった未来、みたいなのもあると思います。
 こういうのはレトロフューチャー的な楽しみ方もありますけど、例えばアップルシードが「ソ連の存続してる世界」みたいに、IF世界と
しての楽しみ方があるなと。
 イギリスでは2000年代に歴史IFが結構流行ったっぽいですけど、これは世界の周辺状況が色々様変わりして、「じゃあ世界がこう
だったらどうなってたのか?」って興味が膨らんだからでしょうしね。
 で、それとは別に「ガジェットそのものの楽しさ」があり、異化された現実の掘下げなんかもあるでしょうね。
 ニンジャスレイヤーもある意味これで……これ……これ……これぇ……?
 
 ……まあ、何事にも凄まじい例はありますが。
 
 押井監督だと「人狼」を初めとした戦後シリーズもそうですし、現代人が見て「共感を通り越した異界」として過去を掘り下げる作品の
楽しさもここにあると思います。
 あとまあ、パトレイバーもそうなのかなあ……いい加減漫画版読まねばなのですが。映画は押井監督版のアニメのみです。
 
 伊藤先生が仰ってた感覚に近いと思うのですが、「異界としてのかつて」ですか。
 
 というか、ちょっと気になるのは、ここ数年の戦前から戦後、或いは維新後の話が意外と多いことで、これってそういう楽しさが元にあ
るのか、文明開化とかそういう題材それ自体が魅力的に映ったからなのか、その判断ですね。
 
 明治は「るろ剣」があるし、あれがマスターピースで良いと思うのですが(決め付け)、ボーカロイドの題材とかライドウとか復刻版帝
都物語風味とか、そういうのは現代風味に翻訳するからいいのかなーってのはありますし。
 デカダンだとかゴスっぽい空気までは突っ込まないけど、近すぎず遠すぎずの時代で、手垢が付いてない空気で、尚且つ異界っぽ
いからかな、という気はしてます。
 いえまあ、京極シリーズ読者は「何を今更また言ってんだ」とか思ってるでしょうけど。
 あたしも自分で言って自分で思いましたけど!
 
 イギリスの例に倣うなら、「過去に別の視点を」ってとこかもしれないのですが、紋切り型過ぎてどうかと悩みます。
 ……単純に「サムライの時代」と、「現代の続くニッポンの過去」との境界線にあるからかもしれませんが。
 
○今ので攻殻機動隊

 もしやるなら、あの世界で掘り下げられてないシステム管理の部分、例えばSACだとポセイドンの超AIだとかゴーダ人格を再現してた
超演算装置をクローズアップしたり、ARISEならシステム部分の根幹(あの都市を制御してるの)を言及する感じにはなるでしょうね。
 それこそディストピアックな管理社会+AIというのも正直テンプレもいいとこなワケで、攻殻にそういう空気は似合いませんし、そもそ
もそんなんじゃないよねって話になるのが今のサイバーパンクのテーマですしね。いや「ですよね」とか決め付けて掛かるのも大概ど
うかと思いますが、そういうソリッドな監視はやっぱ古臭いってなっちゃって、だからこそ敢えてそれをやるんだよォーッ、みたいなのが
ハリウッドで出てきてそれはまあそういうのとして面白いんですが。ていうか、バウマンさんみたいなリキッド監視とかそういうのはもう
日本は普通にやっちゃってて敷居が高い!
 「ある情報に繋がってる人間とそうでない人間」を層で分けてミステリみたいにする、っていうのも攻殻は既にSACでこなしてる上に、
ARISEはちゃっかり疑似記憶ネタで内部/外部の「アクセスしてる情報の正確さがイコールで真実だとは限らないのだ」的なのはこな
してるし、押井監督だったら「世界とは何か?」みたいな方向に行って仏教風味にまで到達した所で彼岸行きのドラマをブチ込んでくる
辺りをウブカタ流のエンタメで乗りこなしてるところなんかは流石だなと。
 たぶん、FBネタとかそのへんだけなら、これまでとそれほど変わらなかったと思うんですよね。個人の認証=個人としての存在みた
いな、「社会が認識している個人だけが個人なのだ」系のネタは昔からあった訳ですし。
 そこに来てビッグデータとか関わってくると、人間の行動履歴の編纂とかゾーニングされた行動とか、最大多数の最大幸福を自動的
に管理する装置の是非とか、そういうのになってきそうな気はしますね。
 物理的なサーバがどれだけ重要性を持ってて、そこで処理されたデータを元に動く判断の主体がどう動いてくかって話か、無数の認
証とその管理、みたいなパターンも出ては来そう……かなあ、微妙かも。
 
 まあ人間の限界をという話そのものは以前からずっとそうで、それ自体は良かったというか受け容れた話が多かったんでしょうけど、
その時点では多分魂とか精神だとか、追及できない部分が辛うじて残ってたんだと思います。でもそれがどんどんハード方面で科学
が解明を進めると、素朴に「人間機会で超えちゃうぜ! 補っちゃうぜ!」みたいなオーグメントな話はちょっとどうかなあみたいな感じ
になって、ARとか流行りだした時点ではもうインフラと人間の一体化がテーマになり始めてて、神林先生は都市と人間の関係そのも
のが人間の拡張性だとか言い出してたりしてましたし、だから今はむしろ「強化!」とか言うだけじゃなくて、その維持管理のコストって
どうなのとか、技術ってどこまで制御できるの、みたいな方向に行ったのが今なんだろうなと。
 管理社会ネタにしても、「その身体を管理する」じゃなくて、「身体を管理するシステムを」「システムの思想を」って方が圧倒的に今の
世界を描けるし、それが「今の基準」を書く普通のエンターテイメントでなく、それをベースにした未来を扱うSFでもそうなるだろうなって
いうか。
 もちろん。
 だからこそ未来のディティールをどう扱えるかのセンスが必要になる訳なんですけれども。
 でもってこれは、どちらかというと脳科学方面で人間の思考や精神の要素化と分類化が進んで、計算可能な要素としての人間をどう
描くかになってきたからじゃないかなーと。
 
 京極先生のやってたこともそうですね。
 神秘の解体(京極堂シリーズ)と、現実の神秘化(巷説シリーズ)は、妖怪という不知の産物を砕いたり、逆に作り出したりすることで
「人間の社会はこう成り立っている」を物語として浮かび上がらせる(その舞台が戦後と江戸というのはそれ自体が象徴的)ものですし。
 全ての神秘が人間の内面に解体されても、じゃあ人間はどうなの、とか、人間の思考そのものがブラックボックスなんだ、という部分
に触れないのがこの時点での回答だったかと。
 計算可能なモノを計算し尽くした末にこそ未知の存在は降りてくる、というような瀬名先生の作品なんかは、基本的にはこれと同じ考
え方がベースにあって、その上でまた「未知のモノ」を希望した結果でもあるかと。いや、ドラマ上そういう展開なのだとか言われたらそ
りゃそうだよねって言いますが。
 
 屍者の帝国はそんなことは百も承知と、最初から「計算可能な魂」をガジェットに織り込んで、全てをモノへと還元した世界を書いてま
すし(というか、「特殊なモノがない世界」という異能っぽい感じかも)、それ自体は例えばミエヴィルとかストロスも似たようなことはしてま
すし、そういうタイプとしても読めました。
 あと何気にSREの演算装置の名前をさらっと紛れ込ませてきてる演出とか「おお」とか思ったり。余談ではありますが、これはそんな
印象ともちょっと繋がったりします。
 でもって、これが今の「ガジェットで遊ぶ」けど、「現在の理論は織り込む」作品だと思います。
 伝奇として吸血鬼やゾンビを書いても、その認識の有無は全然これらの物語を違う方向へと誘導しますし。
 
 ……考えてみたら、バイオはちょっとだけこの境界線上にあったかもしれません。
 Tウイルスの元ネタを探りに行った辺りでそんな気配が。
 
 ああまたズレた!
 
 で、えーと。
 ビッグデータと計算可能な人間の話でした。
 SSSはある意味これに近い話だったとは思うんですよね。
 超AIに相当するシステムが裏で動いてて、それをコントロールしてるのは誰でもない(或いは誰でも有り得て、その証明としてあのオ
チというか「黒幕」の存在がある)という。
 ただあれはビッグデータ的な管理とかでなくて、あくまで笑い男事件の延長線上にあるような、「ネットの不特定多数の思考やノードの
パターンが生み出した現象」で、統計管理される主体がそこにあって、効率化された社会にそれが操作される(或いは操作の結果とし
て社会がある)という図ではないんですよね。
 でもって、じゃあそれが攻殻っぽいかというと、やっぱ違うかもね、みたいな。
 ここはやっぱり、仰るように「攻殻のままどこまで踏み込めるか」なんだと思います。
 特権的に踏み込みまくってもいいのは多分これもう押井監督だけなので。
 士郎正宗テイストは捜査&タクティカルなミリタリが主体で、そこに技術が人間を締め付ける世界観が乗ってくる、というのが基本のラ
インになるので、まあそこをどう解釈したかっていうか、むしろSACが意外なほど新しい状況を作ったからこそ今の、ということかもしれま
せん。
 イノセンスの生体っぽい巨大飛行船だとか半漁人サイボーグに頼んで潜入だとかが本来の攻殻機動隊っぽいと思ってしまうのは、こ
れはまあ巨大企業が世界を覆い尽くした初期サイバーパンク的な世界観がイメージの根源にあるからでしょうし。
 ARISEはだからこそSACを引きつつ、それでもテンプレートなエンタメにも舵を切ってきた、って印象が。
 
 タチコマーズのあの雑談そのものは、攻殻機動隊ってフレームをシリーズ単位で彩る効果は絶大だったとは思います。自立AIそのも
ののネタだけじゃなくて、そういうAIが「人間のこれってどうなの?」をぽんぽん出してくお陰であの世界観の説明がスムーズになってま
したしね。
 で、その上で何をやるかって話として、あの全26話はキレイに機能してたと思いますね。
 
○坂本さん
 
 この俳優ならこの人! ってレベルに近いのが攻殻機動隊……というか、少佐とバトーさんだったので、余計にそれはあります。
 というか、声質をどう捉えてるかとかの話なのかも。
 演技が出来てればいい、というのは間違いないんですけど、感情の起伏が田中さん版よりも割とアップダウン激しめに演じ分けられ
てて、尚且つ吹き替えタイプのアテレコに割と近い、でも最初からアニメに当てた方が映える、みたいな絶妙なラインの演技になって
るなーとは。
 映画の吹き替えって、基本BGMだとかバックグラウンドのノイズや効果音に負けないように、「日本語で別の臨場感を提示する」のが
目的なので(だからある意味、最初から声のバランスまでオプティマイズされた字幕に比べて「妙に浮く」のを避けられませんが)、割と
声が前面に出てくるような音量調節がしてあって、その分はっきりと喋る人が多い感じがしてます。雑踏の中を歩くヒロインと、それを早
歩きで追い掛けながら喋り掛ける主人公、みたいな場面とか。
 過剰に演技されるのを嫌う、というか、印象の強調を狙ってジブリは俳優さんをそのまま使うことが多いし、あれはあれでいいのですが、
声優さんならではの「この場面ではこういう状況だからこういう質感を狙ってこういう演技」って強調がメリハリ付けて演じられてるのは、
聞いてて流石だなーって思いますね。
 でもって、アニメと映画だとそれも使い分けられてて、ややキャラクター寄りな演技が出てくるのがアニメなので、それも含めて攻殻ら
しさを楽しめる作品かと思います。
 
 っていうか、空の境界の式さんもこの人なんですよね。
 大橋の上で突っ込んでく直前とか、「ああ、こういう喋り方をするんだろうな」ってキャラクターの掘り下げがあった感じで、あれも凄いな
と思いました。いや、キャラはみんなそうだろって言われたらそうですけど。
 ていうかアラヤさんとかも素敵でしたが。
 濃いキャラクター性を持ってる分、どう演じるかってのはやっぱりあるのかもしれません。
 
>>973
 
 映像面で言えば「デカい船が艦隊運動しながら砲戦したり空母から発艦した攻撃隊が海上のど真ん中で爆弾を落とし合ったり雷撃し
合ったりするんじゃないと話にならない」って人の主張だとすればイエスかもしれません。というのは、「海戦はそうじゃないと海戦モノと
して成立しないから」って主張だからです。
 単に「それがそうだから」だとちょっとわかんないかも。
 
 なんですかね。
 あれですかね。
 
 PSG-1がゲームで有名になっちゃってPSG-1が好きだって主張するとニワカとか言われちゃうとかそういう話と似てるんでしょうか。
 PSG-1は悪くないのに! あれはいいものだ!
 というのはまあ(たぶん)冗談で、まあメタラーは別にメディアでメタルが戯画化して取り上げられたからってキレませんでしたし、でも
もしかしたらキレてる人もいるかもしれなくて、その程度の問題なんでは、とも。
 いやだって、CD売れてくれればメタラーとしては嬉しい訳で、リバイバルの切っ掛けになれば全然OKなんですよ。
 まあ多少あれこれ言われたりはしますが。
 ジョジョでパットメセニーが使われた時は、流石荒木先生そこにシビれる憧れるゥでしかありませんでしたし、それを切っ掛けにフュー
ジョン聴き始めてくれる人が増えたらあれこれメタラーにも間接的に利益になるんじゃね、とか。
 
 すいません軍艦の話でした。
 えー……ゆ、雪風?
 
 正直海軍には、というか、第二次前後は扱い辛くてあんま詳しくな……いや、ミリオタじゃないのであたしはわからないのですが。
 あたしはミリオタじゃないのですが!
 念の為に二度言いました! いいか! 二度言った!
 で。
 
 音楽で言えばインディーズとメジャーの混交で、アメリカのメジャーがインディーズを吸収した時に「インディーズってそもそもなん
だったっけ……」ってなったのに似てるように思えるんですが(いやリアルに体験してないから微妙かも)、今やハリウッドアクションの
BGMにロードランナー系の「名目上は」インディーズな音楽は欠かせません。なぜなら「ちょっと地下っぽくて格好いいから」ってイメー
ジがあるからです。地下「っぽいこと」に価値が見出された結果として、今はそれがもう常識になってるんです。
 
 ……いや、ただでさえマニアックなジャンルなので、むしろこちらの例は元であるミリタリより擬人化がメジャーにあるんでしょうし、構
図的にはこれを引っ繰り返した感じですけども。
 
 ともあれ。
 そのイメージを前提にして米国の音楽業界は構成されてると思うんですよ。
 もはやそれがメジャーだとかアングラだとかはどうでもいいことに(いやライブの形式としては金銭的にどうでも良くないのですが)な
りつつあります。
 宣伝されればより多くの人が知ることになるし、多くの人がそこにアクセスするようになれば、アングラな部分はコアとしてそのまま、
周辺ではより「軽く触れる」状況が発展していきます。メシュガーを元にして発展したD-ジェントは今のメタル/ハードコアの一つの流
れとなりつつあるとか言えばメタラーは共感してくれそうですが、何言ってんだお前とか言われそうなのでやめときます。
 えー……メタラー以外の人が共感してくれそうにないのでHIPHOPで喩えますと、東西海岸のギャングスタでドラッグで銃で金でなあ
れこれとかラリった状態でリリック吐き出すウェインのHIPHOPが敬遠されてるのに、今や旅行番組のBGMだとかアニメだとかで使わ
れるインストHIPHOPがあるのと同様、とか言えばいいでしょうか。ガチのデスメタルは未だにテレビでは流れませんが、メタルコアくら
いのデコレーション掛けたユルさなら流れてくれます。
 「適度にコアと繋がれて、楽しそうなの」はウケるし、楽しそうだと思われることは、それ自体貴重なんです。
 なにしろ個人じゃブームって作れないので。
 「これが好きだ!」って主張した所で、同志が何人集まるかは判りません。ネットなら確実に少数の同志が集まる、とは昔からよく言
われる話らしいですが、逆に言えば「少数以上は判らない」という意味でもあります。
 
 多分、「ミリタリーのコアになってる部分に触れずにキャラにしちゃうってそれ意味あんの?」的な話をするファンが多いかどうかって
ことだと思うんですが、正直これはあたしも何とも言えないと思います。
 最初に言ったように、「海戦とはこういうもの」って意識で見る人はいるでしょうし。
 ゲームシステムを詳細に見てかないと判らない部分もありますが、まあ、乗員の数とかどうなんのって人はいるかもしれませんし、
艦爆の役割変わりそうとか人間に魚雷当たるのかとか考える人もいるかもしれません。……でもまあ、それはそういうゲームならゲー
ムとして見るしか、としか言えない訳で。
 スーパーマンの能力に文句付けてたらスーパーマンを読むのって無理じゃん的な。
 
 こういうのはディティールをどう楽しむかの話でもあって、たとえばメタルギアシリーズなんかを例に挙げると、あれがどういうレベル
で世界観を作ってるか、みたいな話にもなります。基本現実ラインで歴史IFなんですが、南北戦争移行のアメリカの影の歴史に異能
の異能部隊が存在して、それが世界大戦の帰趨を裏から操っていた――みたいな、アメリカの陰謀系ドラマ真っ青の展開だったりし
ます。擬似サイキッカーやら霊媒やら出てきてロボまで暴れたりしますが、それでも「アメリカはアメリカである為に戦おうとする」物語
であることに変わりはなくて、部隊は何か特殊なカテゴリの組織に配属される訳でもなく、地球防衛隊みたいなのが独立して存在する
訳でもありません。超人とこの世界の繋がりを描いたらこうなるし、そうしたかった、という物語にもなっています(まあ監督の好きだっ
た映画のインスパイアが元ですが)。翻って、地球防衛隊みたいな作品でも、そこに集う人間の物語を作り上げるなら、やっぱり同じ
方向性になります。
 「この現実」をベースにするか否か、ですね。
 
 日本の作品の特殊さは……みたいな話では全くないのですが、これをセカイに直接ぶっつけるならソウルソサエティの戦いがこの
世の行く末を決めてもいいし、みたいな話になります。
 料理勝負で命を賭ける世界だとか、なぜか日本で起きた事件が世界を巻き込む中心になるとかでも。
 
 それはそれでいいのです。
 バランスは作品それぞれによって違っていて、媒体によっても違います。海外作品が(というかアメリカのが)比較的統一された世
界観を持ってるのは、それが洋ゲー全般の世界観だからとしか言いようがありませんが、それが好きな人は厳然として存在するし、
まあそれはそれ、でしかなくて、FFが好きだけどCODが好きという人がいても全くおかしくないし、当然でもあります。違うバランスを
楽しんでるだけですから。
 OCDでAWは「そうじゃねえんだよ……」みたくあの世界観について頭を抱えた人の中には「未来戦はいい。とにかく現代とか過去の
質感を触りたいんだ」って人が少なからずいて、これは現代戦で使われてる銃器だとか戦闘機だとかその運用の質感を触りたいか
らというのが最大の理由になります。ビームとかレーザーが撃ちたいんじゃない、って。
 リアリティとかそういう話ですらなく、「ゲームだからこそ何をそこに提示したいのか」って、割合に重要なんですよね。
 ものっすごい極論で言うと、これは「どれだけの情報が参照されてるか」になるなと。
 レシプロ機万歳のフライトシムが人気あったりするのは、別に何もおかしなことじゃないのです。
 軍事ネタは、それ自体無数の情報を「読者とかユーザーとか視聴者が知ってる」ことを織り込んできます。
 「この銃だからこう撃ったな」とか、「この戦闘機だからこのアングルか」とか、そういう情報をそれとなく出してくるのもその為です。
それが可能なのは、「その作品の外」に、無数の関連付けされた情報が溢れてるからです。
 AK-47で検索した検索結果の全てがAK-47の履歴だから。
 当然ながら、これは元ネタの存在する作品の方がその背景との関連付けが多くなります。
 スターウォーズやスタトレのWIKIだと膨大な数のページが一大クロニクルみたいに編集されてますけど、あれってそれだけあの作
品が「この作品だけで関連付けられた情報」として膨大で、下手するとあの宇宙時代の戦術や戦略を考察して楽しむことすら可能に
なってるからなんですね。
 でもってまあ、こんなことは普通の作品にはやれません。
 だから「未来で戦うんじゃなくて現代か過去」という人の主張は当然妥当だと思います。
 
 で、擬人化なら擬人化で、「それをちゃんと活かすベースの内容があればいい」というだけではないかなと。
 ミリタリネタはものっそい色々な場所に拡散してて、その使い方も様々です。
 まあ、軍艦はたしかにその中でもニッチなんですけども。
 
 いやまあ、人死にが出ないカードゲームならさっくり触れやすい、みたいな感じかもしれませんが、それはそれでいいわけですし。
 
 或いは反発意見があるとして、こういう話かもしれません。
 「後から来てなんだそれ」的な。
 これは実際に見ます。
 と言っても、あたしが知ってんのは別のジャンルの例ですが。
 まあこれも理屈の上では「売れた方が全体の為にいい」ので、それはそれ、な話にはなってきますが、部分的には理解できるとこ
ろは、まあ、あるにはあります。
 例えばSFやミステリです(ちなみに、「売れた方が」の例であって「後から来て」の例とは違います)。
 売れるジャンルが発展するということは、「売れない」と判じられたジャンルが衰退するということです。
 さっきの音楽の話は「売れてるから売れる場所に引っ張り出した」と言うだけであって、これを突き詰めていくと商業的には「売れて
る物があれば別に」となって、ぶっちゃけそれ自体は単なる適応の話でしかないのですが、作り手としてはそれほど(あくまでそれほ
ど、ですが)問題はなくても、読者やジャンル愛好者にとっては問題を引き起こします。
 例えば、「ハードSFがファン以外には売れない」となったらどうなるのか。
 「新本格ミステリをマニアしか読んでくれない」となったら。
 京極先生はその状況を打破しました。
 円城先生はミステリの読者をも虜にしました。
 とはいえ、そのベースにあるのは、あくまでミステリでありSFであり、民俗学であり映画であり数学であり物理であり社会学でもあり
ます。
 個々の掘下げは、まあ、初読者にとっては結構これが難解だったりしますよね。
 でも、それを巧く読ませるだけの才能があるからこそみんながそこに繋がれる訳ですね。
 これは個人の才能であって、ハッキリ言ってマネは早々できません。
 っていうか、狙ってやるのは無理です。
 京極夏彦「風」の作品は、往々にしてミステリ読者が好むことになります。
 円城計劃「風」の作品にしても同様です(が、「それっぽさ」以上ではあんまりこれはないですけど)。
 そこにあるのは、「そのジャンルがどうして指示されているか」を把握した上で作られた作品の定義です。
 マイケルクライトンの作品は面白いけど、SFが全部このハリウッド仕様になっちゃったらどうよ、ってのは、SFファンとしてはどうし
てもある訳ですね。
 というかなにより、クライトンもどきはクライトンに換えられないので。
 あの人は必要ですが、あの人みたいな人が何人もいたらジャンルは崩壊……しないけど、あの人だけでいいよってなります。
 ミステリだって島田先生直系の本格仕様から、新本格経由キャラクター重視への分派、社会派との合流、軽く読めるコージー風
味への進出、って多様性があります。そのうちのどれかだけにミステリが絞り込まれてたら、今の日本の読書環境は随分と寂しい
物になってたでしょう。
 これ、そうやって「全体の楽しさへ寄与する」状況が確保できるかどうかだと思います。
 これにしても。
 仮に危惧するべき状況があるとしたら、それは提供する側が(商業なら)「このジャンルはあんまり売れないから畳んじまおう」み
たいな流れが出ることです。
 まあ、賢明な方々の界隈はそんなことをしていないし、多様性は常に補填されてる訳ですけども。でもまあ、例えば漫画で言えば
劇画全盛期に比べて劇画が減ってるのは確実で、でもそれは「今がそういう時代だから」となります。
 ですので、そういう人達の為に同人誌なんかがある訳なんですけどね。
 「このジャンルが好きだからこれ書くんだよォ!」的な。
 ミステリだってそういう時代があった訳で。
 
 擬人化だ女の子だってのは今に始まったことじゃないハズですが、それが目立ち始めたのは「それ」が目立ち始めるだけの環境
があったからだと思うんですよね。
 かと言って、ミリタリー界隈全部がそれを前提化してるワケじゃないし、そうならないからこそ自然なんです。
 どこかの環境が突出すること自体はあるけど、本来それはコアと周辺の両輪から成ってるんですよね。「ジャンル」と一口で言え
ば単純ですが、消費って環境は「中心」があって、それをベースに発展した「周辺」があり、その周辺がまた別の中心になることも
あります。というか、今のあらゆるジャンルはその連鎖で生まれてきた物です。
 
 あとまあ、どうあれ読者の裾野が増えるのってやっぱり重要なんですよ。
 このスレの原作もそうです。
 東方Projectの影響で民俗学がプチブームになった……とかいう話はあたしの周辺じゃ聞きませんが、それでも神社関連の話題
であれこれ聞くような話は多少はあったし、元がどマイナーだった(いや、今も)ジャンルの界隈に焦点が当たるのは嬉しいことなん
です。
 というか、真面目な話、マイナーなジャンルでは誰かが言及してくれないと後に続かないので。
 
 ウチでも資料はベトナム戦争以後のが大半で、第二次の関連本ってあんまりないです。
 正直、日本で第二次世界大戦のあれこれはまあなんというか、その、空気的に扱い辛いんです。真面目に。
 仮想戦記、と言って判る人には判るんですが、海戦シミュレーションのコーナーが書店にはある訳ですけど、そこだけ異空間扱
いされちゃってる場合もあって、でも確実にそこを根城にしてる人もいる訳で……あたしは違いますよ。偶に買ってはいましたけど、
まあそれはこう……なんていうの? コーヒー派も偶に紅茶飲むよね? みたいな?
 ……えー。
 とにかくまあ。
 正直仮想戦記にも色々あって、思想面で面倒なことになったりすること言われるお話とかもあるし、そうじゃなくて「この軍艦の特
性はこうだからこうなると面白いんじゃね?」みたいな真顔のジョークもあるしで、ジャンルを一括りにはできないのですが(中には
歴史IF同然のも)、まあそう言うジャンルなんです。何言ってるかわかんねーよって人に簡単に説明すると、日本と英国が組んで
米国と戦ったり、そんな日本は赤城(空母の名前)にソードフィッシュ……って言ってもたぶん九割以上の人がなんだそれってなっ
ちゃうと思うんですが、イギリスの複葉機乗せて戦ったりする話とかがあったりします。
 適当なところまで踏み込んで話すとこれ、「そもそも日本が関わった戦争を肯定するのか」「それを無根拠に肯定する話はいい
のか」みたいなことがまあ言われたりする訳で。
 もちろんその是非は問わないし問えないし、考え方は色々ある訳ですが、そもそも丸っとその戦間期を欠け落ちたことにするこ
とはできなくて、結構なあなあなんですよ、このへん。
 押井監督なんかは「いや、仮想戦記って突き詰めるとSFにしかならないからね」とか割り切ったことを話してるんですが、これも
そういう話でしかないと思います。
 
 「誰かが語ることがなければ」、或いは、「語る理由すらなければ」、参照すらされなくなりかねません。
 まして第二次世界大戦期……というか、戦前戦後というのは日本史の中でも豪族乱立時代と並んで語られ辛い「人気のない
歴史ジャンル」でもあります。
 そんな理由かよ、と言うには、これはあまりにも大きいです。進路に関係なければ第二外国語の選択する理由が「ここがなんと
なく好き」でもあることは周知の通りでしょう。
 しかも、全ての歴史ジャンルがそうであるように、このへんって定説と仮説と仮定がフツーに並んでて、(場合によっては学会の)
主流がなんであるかとかちょっとブームになってる説とか今現在ちょっとだけホットな論文とかが普通に並んだりするので、追っ掛
けてくのが大変なんです。
 定説は「普通に知った」上でこそ掘り下げられる部分が多過ぎるんですね。
 なんで、例えば大戦期の話なら個艦名とか性能とか実際に戦争でどんな役割を担ってたとか、もっと掘り下げると部品は何が
使われてたとか弾薬の事情はとか火薬は何使ってたとか鋼材はとか船体構造の内実はとか色々と海戦だけでも出てきて、こん
なのは「好きな人達」が資料を掘り出してくれるからこそ後追いでまとめた資料が読めるんであって、マイナーでも好きだからと調
べ続けてくれてる人がいなければどうにもなりません。
 まあ、たしかにネットのお陰で情報が共有しやすくなったメリットはありますが、だからこそ逆に「あんまり主流じゃない説」がどう
いう訳か大きく広がったりするので、そのあたり危惧する人がいるかもってのは判りますけど。
 それでもそれはそれ。
 個別の艦のエピソードだとかは、明らかに「好きな人でなければ」どうにもならない領域です。
 戦史的にはエピソードは重要じゃないかもしれませんが、そこからはその時代の特徴だとか例えば軍令部が何を考えてたとか
末端ではどういう意識があったかとか、そう言った「資料では省かれる言葉」は、全体を俯瞰すると重要な資料に成り得ますし、
こんなのはローラー作戦的に数で記録した方が良いと思うのですよ。
 
>>980
 
 姐上の補足的に。
 
 公式:制空権がない→死ぬ
 
 です。
 試験に出るらしいので憶えておくといいかもしれません。
 
 いや違う。
 
 WIKIると多分ドゥーエさんの話が出てくると思うんですが、概ねそんなんです。
 海上戦闘でもしWW2の基準なら、
 
・敵の攻撃機が無数に飛んできて雷撃してくるのを排除できない
・敵の爆撃機が甲板を破壊するのを阻止できない
・敵方の偵察機が飛んでくると長距離砲撃可能な艦艇に情報を伝達される
 
 なんかを一方的にやられます。
 
 ……まあ、主にヤバいのは最初とその次の二つで、空母が戦艦の時代を更新したって言われる所以もここにあります。
 
 ざっくりまとめると、
 
○戦艦=艦隊主力の時期
 
・戦艦の時代→デカい砲をずらっと並べて相手に有効打を叩き込むべし
・砲技術の進化→ただデカいのよりちゃんと当たる砲の技術を確立した方がいいんじゃ?
・魚雷できたよ!→小型艇でも巨大艦を撃沈できるって証明に
・小型艦潰すよ!→駆逐艦でやるよ!
・駆逐艦に魚雷乗せるよ!→駆逐艦の性能競争へ
 
 みたいな進化があって、ドレッドノートとかでてきたり日本が駆逐艦を矢鱈凶悪にしたりして「戦艦を艦隊の軸にして巡洋艦が駆逐
艦をまとめて駆逐艦は補助しながら隙あらば殺す(日本式)」みたいな認識と戦術とやり取りが生まれたりもちろんこの間には条約
関連で戦艦保有枠の縛りが生まれたりして、日本が魚雷屋を育てていく萌芽なんかもありました。
 コンゴー=サンはまあ、この初期の時代から暫く時代が流れてから生まれて、最強の巡洋戦艦(足の速い戦艦)から後の時代ま
で戦い続けた戦艦でした。
 正直詳しいエピソードはあんまり知らないのであたしが理解してんのは戦歴くらいですけど。
 
 で、まあ、この理屈だと「駆逐艦は巡洋艦と殴り合うと死ぬ」「巡洋艦は戦艦に殴られると死ぬ」「戦艦を殴り殺すには戦艦を持ち
出すしかない」ってパターンが(やや単純ながら)出て来る事になります。戦艦は魚雷を喰らうとヤバいですが、まあ水上艦艇の魚
雷でツブされる戦艦はそんなにはいません(相手が潜水艦でもない限り)。駆逐艦群を一隻でボコボコにした戦艦が存在するよう
に、このヒエラルキーは絶対です。パワー=火力! 海上のハリウッドスター達はその砲を頼りに銀幕(海上)を彩りました。
 というのも、戦艦はその馬鹿高い費用や運用する為の人員なんかの要請から、沈められたら洒落にならん艦、としても存在して
いて、その装甲の厚さはハンパではなかったからです。だから護衛の駆逐艦と行動するし、逆に駆逐艦や巡洋艦を守る機能として
も艦隊中枢にありました(金剛級の運用思想の一部がこれ)。
 戦艦の定義に「自分の砲撃喰らっても沈まない艦」ってのがありますけど、それもこれ。まあ、と言ってもいわゆる巡洋戦艦……
初期の金剛とかビスマルクに沈められたフッドとかですけど、このへんは「巡洋艦に過大な火力を載せた船」だったのでやや違い
ます。巡洋艦は別に自分の砲撃喰らって沈んではならぬとか言われてるわけではなくて、むしろそんなことしたら巡洋艦や駆逐艦
のいいところがまるっと死にます。あれらが燃費が良くて足が速いのが取り回しのいい艦、というのは間違いなかったからで――
そしてそれは、装甲とは反比例しました。
 今の時代に生きてるあたし達は「装甲とか……」と思いがちですが、どっこい当事の時代は軍艦が海上を支配していて、それは
イコールで海上交通路を支配していた時代という意味でもあります。現代でも海上輸送を封じられたら干上がる国がどれだけあ
るか考えれば、これは言わずもがな重要でした。
 シーレーンを塞がれる=死ぬ、というのは先進国家の全てが(いやアメリカは微妙に違うけど)共通しています。
 その決定要素が軍艦だけだった、と考えるなら、これは戦略兵器と同義でした。
 別に対宇宙人用の必殺兵器じゃなかったわけです。
 
 ……とかあたしが説明しなくても知ってるよって言われるのは承知してますが!
 
 重要なのは、砲撃がとにかく当たらないってことです。
 いやジョニー=デップの砲撃は当たりますよ。あれは「引力=愛!」+「ハリウッド映画序盤中盤後半プロット盛り上げとかないと
シド・スナイダー激おこの法則」が弾丸を寄せますから。
 あと近いからです。
 視認可能でバンバン放火が見える位置のやりとりな距離というのは、ホント近いんです。戦艦にとっては。
 比叡(金剛級の戦艦)が敵艦を複数道連れにしたのは一ケタキロ程度の距離だったハズですが、そんなのは例外中の例外で、
人間で言えば超インファイトでナイフ持って刺し合ってるようなもんでした。

 戦艦がむっちゃ縦長の艦橋を持ってるのは、別にダテや酔狂や高いところが好きな司令官がいるからじゃなくて、あの位置で敵
艦を目視して砲撃ブチ込む為のシステム(測距儀)を装備してるからでした。アメリカは少々事情が違いますけど。予断ですが、
多分擬人化イラストのコンゴー=サンの頭の横に付いてるのはそれ。
 で、まあ。
 特に砲戦距離がばんばん進化して、ン十キロクラスから砲撃し合うのが「戦艦にとっては理論上最適」になって行くことでこの事
情は加速して行きました。
 
 ン十キロ? 何それって距離です。ミサイルなら話は別ですが、慣性を武器にスッ飛んでく運動エネルギー砲弾の要項は地球
に重力で縛られた人とか船とはお構いなしに直撃弾を反らしてくるし、遠すぎる距離はライフルより高速の砲弾を数十秒も遅らせ
ます。当たるかこんなもん、というわけで、射程限界での砲撃なんてのはそれこそ宝くじを当てるようなモノなんです。まあちょい
前にレールガン実用化の話が持ち上がったとき、おいおいこれ戦艦復権しちゃうんじゃねって言われたのは、あれがとんでもな
い速度で移動距離を抹殺できるからですね。
 あとまあ敵艦の装甲がショボいとか費用対効果とか色々な要素はありますがめんどいので割愛します。現時点では電力確保
の面から船に載せた方がマシなのは間違いないです。
 「使うだけ」なら。
 使っても効果がなければ意味がありません。より強い兵器があって、それが効率的なら、それより有用性の低くて汎用性に欠
ける兵器は持ってる意味がありません(ないよりマシで整備費用が掛からない、とかなら話は変わります)。
 だから現時点ではミサイル>レールガンです。というか、ミサイルという概念は今後も消えません。愛が地球を救ったりとか次
元を折り畳む技術でも完成すれば話は別ですが、まあ猫と犬が和解するより確立は低いでしょう。反応弾としては行き着いた
形がミサイルであって、あれはあれをベースに発達するしかないからです。相手が人間の作り出す兵器である限り、膨大なエ
ネルギーを相手に直接運搬できる兵器は廃れることがありえません。
 
 現代武装が「ミサイルぶっ放せば殺せる」という結論にしか行き着かないのは、この命中率が既に単純なレベルでは頭打ち
になってしまって、後は命中打をいかに相手より先に出すかというレベルにまで至ったからでした。
 じゃあ命中率がそうでもないのなら、というわけで、どこかで妥協点は生まれます。
 46サンチとかいう意味不明かつワケがわからないレベルの超巨大砲が大和に載ってるのは、あれを載せておけば「他の戦艦
は殺せる」上に、命中率だとか射程距離だとか、何よりも現在同盟国の当事仮想的だった世界最強国家がパナマ運河を抜け
てくるサイズの軍艦しか建造してこないという過程があったからです。アイオワが細っちいのはこれが理由ですね(ついでに言
うと、多分あの細さは割とあの強力な主砲のせいで無理してる感が)。
 51cmとかいう砲身が出てきたのはまあ……いや、現実にそういう計画があったんですが、「何すんのよこれ……」みたいになっ
てしまったように、それほど現実的な話ではありません。仮想戦記だと「それが必要な相手」が出てくるのでもちろんこの限りでは
ないのですけど。当てれば絶対殺す艦!
 
 早い話、抑止力としては「そういう船がある」という点を念頭に考えれば判りやすいです。
 戦時中でないなら。
 
○空母の台頭
 
 戦艦の時代は終わった……(プロローグの語り・CV:大塚昭夫)。
 
 と言ってもいきなり終わった訳ではないのですが、戦争は局面を顕在化させます。
 空母をあくまで補助と考えていた(と言われがちな)日本海軍が、空母で戦艦を沈めたりし始めてからこの状況は目に見えてきた
――ということになっていて、まあ実際にはアメリカも色々考えていたのですが、国力的に優位で保守的だったアメリカには(実は
あの国はずっとそうなのですが)対応が遅れた、ということもあります。強い国ほど選択肢が多くて、セクショナリズムも顕著になり
ます。あと国家の構造上、民間を無視した政策は取れないっていうのも(というか、アメリカは世界の軍隊と戦って勝つことはでき
ても、国民には勝てない国なのですが)ありますし、第一次世界大戦後はジュットランドの戦訓(戦艦強くないとヤバいかも)の影
響から益々戦艦へ視線が向いてたってのもあります。
 前例で言えば、「レールガンなんて得体の知れないもんに予算を掛けられるか!」ってのもあったでしょう。兵器というのは工業
製品であり、厳密な規格を幾重にも試験を重ねて作り上げるもんだからです。
 厳密に言えばこの時代、海軍国家や列強国家は飛行機の有効性にとっくに目を付けていて、その事情はといえば日米英変わ
らなかったりしました。現に真っ先に飛行機の戦場運用を果たしたのは英国でした。
 ところで制空権そのものはともかく、海上戦闘における制空権の概念は空母を抜きにしては意味がわからなくなります。
 というのは、こんな流れがあったからですね。
 
・水上機の実験→あれ、これって意外と使えるんじゃね? ほら戦艦の「着弾の水柱」とか観測させんべ。
・着弾の観測実戦→悪くねえ……けどやべえ、高角砲で落とされるっスよぉー!
・新しい航空機できたよ!→対空とかしてみるよ!
・新しい航空機できたよ!→爆撃とかしてみるよ!
・新しい航空機できたよ!→雷撃とかしてみるよ!
・なんか巧く行ったな……これそのまま戦えるんじゃね?→っていうか、もしかして戦艦より強いんじゃ……?
・真珠湾への打撃成功→南雲機動部隊無双。
 
 大雑把に並べるとこんなん。
 着弾の観測とか言っても興味ない人にはサッパリなんでしょうが、まあ要は射程が洒落にならんくらい長い(水平線の向こうにな
ることもザラな)戦艦の主砲砲撃に、「もうちょいこっち」って伝達する役割を担うことです。戦闘機は元々この着弾観測をやらせな
い為に発展したんですが、オチとしては着弾観測とか危険過ぎて無理、みたいな話になりました。「効果的な観測可能な空域では
戦艦の対空砲火とか高角砲積んだ巡洋艦やら駆逐艦のマトにされる」ということですね。
 ちなみにこの運用実験は1916年に金剛に二機の水上機を積んでのことだったそうです(まあ偵察の実験もでしょう)。その後は各
戦艦、巡洋艦へと配備が進んでった感じ。
 しかし観測はできぬ。
 そんなわけで。
 そのせいで戦艦の砲撃は結局測距儀頼りとかアメリカならレーダー頼りとかになってくわけですが、これは戦艦が「そういうもの」
だったからです。日本にはコレ専門の零式水上観測機って水上機もありましたけど、気付けば偵察用になってました。矢鱈と性能
が良かったのでそっちでいいじゃんって話だったそうです。
 だから着弾の観測は忘れろ! あいつは死んだ!
 
 で。
 水上機は第一次大戦後から色々な場所で使われてましたけど、日本の海軍は研究熱心で、1915年の時点で若宮って水上機母
艦(空母と違って水上機を飛ばす「為の」プラットフォーム)に四機の水上機を載せて爆撃任務に向かわせてるって時点で、「コレ
やれるんじゃね」的な意識のベースはあったように思われます。というのも、この時点では日本は水上機を十二機しか所有してな
かったくらいなので。
 
 かなりパイロットに無茶振りするアウトレンジ戦法(相手より航続距離の長い艦載機で相手の空母を叩く)って思想もこんな前提
から生まれてます。
 「それ艦載機ヤバいから全然アウトレンジじゃないだろ」と言われる向きには、一応戦艦の命中特性を思い出すといいかもと言っ
ておきながら、これパイロットへの負担が洒落にならずにやっぱり無理だった、と言われるのもそこらで言われる通り(21型の航続
性能を頼りに遠征したガ島の事情もほぼ同様)。
 戦艦の主砲アウトレンジと空母の艦載機アウトレンジの違いは、命中率を担保するのが航空機の性能とパイロットの腕だったと
いうのがこの時点でのお話ですね。
 ただものっそい簡単に言ってしまうと、そんな時代においては攻撃側の艦載機の行動>対空兵器で、雷撃をする間すらも存在
した、ということですね。大和や武蔵が沈んだのもこれが理由ですし、そうならない為にはエアカバーが必要だったというのはそこ
ら中で言われてますし、まあ実際そうだとしか考えられません。
 実際、最強の対空兵器は他ならぬ戦闘機だったからです。
 
 日本で最初の「制式」空母は鳳翔(それっぽい小説だと大艦巨砲の分岐点になったりする)なんですが、この時点では当時の海
軍に制空って理念はありませんでした。っていうか、そこまで期待してませんでした。運用してた艦載機にしても10式艦戦・艦攻・艦
偵(複葉機)とかで、多くの映像作品で見掛けるあれこれとは全く別物です(というか、鳳翔は甲板サイズの制約でその手の後期艦
載機を運用できませんでした)。
 第一次大戦直後の海軍の航空戦力の内訳をざっくり言うと、偵察とか主力や空母への打撃とか航空兵力との対峙とか対潜索敵
とか警戒と魚雷とか機雷の監視とか敵の監視と着弾観測とか煙幕展開とか(予定)で、その時点では制空権奪取の思想はあんま
り見られません。これが八年後に改訂されたとき(鳳翔に加えて赤城と加賀が条約絡みで戦艦から空母に改装されてた頃)は微
妙に制空権奪取の重要性が要務令に加わるんですが、ここでの用途は、例えば相手空母の甲板に爆撃して空母で空母を潰す、
という点が主眼で、ミッドウェーやレイテのように「高価値目標だから空母を潰す」ではありませんでした。何が違うんだという話に
なると、「海軍ではまだまだ戦艦至上だった」というだけです。
 真珠湾目前の要項では航空主兵の意識が出てきて、「制空権を取って航空戦を制するべし。戦局の全てに影響する」みたいな
話が出てきます。理由は幾つもあるでしょうけど、日本で当時、航空本部が創立されて空技廠が出来て、性能のいい航空機が作
られていったことも関係してるハズです。だからこそ航空主兵的な意識が航空屋界隈で出てくる……くると思うんですが、これは
航空隊のまとめだからであって、艦隊側の意見だったらまた違った、みたいなのは当然あります。
 んでも、この時点では空母の役割はあくまで他の国と同様、「艦載機で敵の航空機を撃滅して、制空権を確保して、あわよくば
爆撃任務もこなして、後は水上打撃部隊に譲る」という水上主兵的な考え方に違いはありませんでした。
 ミッドウェーの連合艦隊は空母打撃群に大和を含めた水上部隊が続いてますけど、構図的にはモロにあんなんですね。或いは
レイテでのアメリカ軍が編成した新戦艦群の配置とかも。ただまあ、それらは水上砲撃戦の発生を予期しての配置だろうと推測さ
れるので、もちろん事情は違うのですけど。
 
 いずれにせよ、戦艦時代の考え方はそんなんだったのです。
 で、山本さんや南雲さんの話が出てくる訳で。
 空母の集中運用と制空権です。
 南雲機動部隊とか言っても興味ない人には恐らくサッパリなハズなので簡単に言うと、これは「空母を掻き集めて作った臨時の
機動部隊(空母部隊。空母が主力、という意味ですが)」です。第一航空艦隊、一航艦、みたいに言われてるのでそちらを知って
る人は多いかもしれません。中核を元戦艦の空母である赤城と加賀(第一航空戦隊)として、主力空母を他に二航戦から二隻、
五航戦から二隻の計六隻合わせて運用してた部隊です。
 なんで一と二と五かというと、単純にこの戦隊が主力クラスを配備してるからで(特に第五は最新鋭だった制式空母)、第三と
第四にも小型の空母は所属していて、そのうち第三は鳳翔の所属先でした。こっちは戦力的に集中配備に向かない(速力が足
りなくて付いて行けないとか速度と甲板サイズで艦載機の運用が不都合)ことから主力の戦艦部隊の警護に回ってました。もう
一つついでに言っておくと、第四艦隊には押井監督贔屓の龍譲って小型空母が所属してまし……どうでもいいだと!?
 えー。
 だからなんだと言われる向きには、「それくらい敵からの空母攻撃にも備えは必要だった」という認識があったってことですね。
鳳翔が運用できる艦載機では対応に限界がありますが、それでもエアカバーなしのはヤバいよねって認識があったわけで。
 
 現代の空母のコストで同じことをしたら資金的にも戦略的にも示威行為的にも洒落になりませんが、まあ当時も洒落になりま
せん。空母を動かす=莫大な人員と燃料を動かす、ですから。まあ当時は戦艦の方が人員を持っていったのでそれよりマシと
言われたらアレですが、それでも大変です。
 これのメリットは真珠湾でも証明されたように、空母が搭載できる火力を集中できるって点にあります。艦載機一機一機が抱
え込める爆弾の総量はけして多くはありませんが、甲板を破壊する→雷撃で沈めるくらいは出来るようになる訳です。この時代
の軍用機――というか艦載機は主に三種類で、戦闘機(ゼロ戦とか)、艦上爆撃機(九九艦爆とか彗星とか)、艦上攻撃機(九六
艦攻とか天山とか)に分かれてまして(海軍航空隊にも陸上から攻撃する「陸戦」や「陸爆」や「陸攻」なんかがありましたが、こち
らは基地から飛んでって攻撃します)、「戦闘機で敵の戦闘機を落とす」「艦爆で甲板を潰すことで敵の発艦機能を奪う(相手が
戦艦なら反撃能力を減殺する)」「艦攻の懸架した魚雷で敵艦を沈める」という流れがありました。
 空母の数が多くなればなるほどこの集中は密度が増す為、戦争が激化すればするほど空母の重要性が増していくことになり
ました。というか、途中で空母の数を補う為に戦艦をハンパに空母に改造した戦艦空母ならぬ航空戦艦なんてのが生まれて、こ
れは性能のいい水上機やカタパルトで飛ばせる艦爆の搭載を予定してました。原因はまあミッドウェーで空母が四隻も一度に失
われたせいですが……というのは、簡単に言うと「空母の艦爆数を補う」のが目的で、飛ばした後は戦艦として(やや減じた火力
で)突撃するのが運用目的だったからです。それくらい航空機の先制攻撃は重要だったんですね。
 現代で言えば、えーと……差し詰め敵地上基地のミサイルサイロだとか電子装備やミサイル車両を真っ先に狙うような事情に
似てなくもないです。
 
 制空権は海上の場合、「敵の戦闘機を叩き落として」「次の戦闘機が飛べないようにする」ことで奪取できます。
 先制攻撃が重要になる戦闘で重要になるのは――ということで、ゼロ戦の格闘能力が言及されるのはその為です。
 
 真珠湾から暫く南雲機動部隊は世界最強の海上部隊になってましたが、そりゃ空母でこんな集中攻撃されたら大半の船は沈
みます。上空からのタコ殴りですよ。
 でもって、この集中運用が最大のデメリットになるのは、「集中した空母戦力が同時に撃破される可能性がある」ことですが、
それが現実になってしまったのがミッドウェーなんですね。
 
 よく言われることですが、「フタを開けたら航空戦だった」ワケです。
 南雲機動部隊のカチ込みは、「ガチガチに固められた真珠湾に戦艦で殴り込むとヤバいんだけどどうするか」となったとき、苦
肉の策……というか、賭けとして発案されたものでした。
 ……なんで、当時の日本の海軍が先見性があったってのは間違いないのですが(その理念が山本さん主導の運用成果にある
にしろ、結果論であるにしろ、です)、それが艦隊決戦を企図した駆逐艦や巡洋艦の戦略に影を落とすことにもなってしまったんで
すね。
 なにしろ空母が主体になるなら、駆逐艦の役割はその警護です。
 「魚雷で敵を殺す」のに特化した日本の駆逐艦は対空対潜に弱かったと言われてますが、正にそこがネックだったわけですね。
 空母は潜水艦に弱いんです。マジで。
 姐上が仰ってた大鳳(その時点で最新の制式空母)ですが、あの空母が沈む原因になったのも大和型の船体を基礎にした信濃
が沈んだのも、潜水艦による魚雷攻撃が原因だったくらいです。
 ……まあ、対潜の話はそれだけで冗談みたいに長くなるのでアレですが。
 
 制空権の重要性は「戦術レベルでは最初から理解されていた」ってことで。
 
 空母をまがりなりにも運用する素地を持ってたのは、実のところ日本とアメリカとイギリスだけだったんです。
 日本の理由はさっき言った通りですが、ちょっと見ておくと面白い点として、組織の体系があります。
 日本の航空部隊って、あの時点では陸海で別々なんですね。独立空軍がない。
 例えばアメリカは空軍を独立させる方向に陸軍が動いてたんですが、それに反対する航空関係者の主張がありました。これは
海軍固有の戦術やドクトリンの必要性からの主張なんですけど、日本の場合これは「海軍は陸式の航空運用をされると戦術統合
ができない」という理由でこれを否定していて、行き着いたところは似ています。
 アメリカが「らしい」のは、極めて保守的な機構の中で、その機構自体が航空主兵論に傾くことが空母の大増産を後押ししたこと
でした。まあ、皮肉というかなんというか、官僚にそれだけのショックを与えたのは真珠湾への打撃だったりはしたのですけれども。
 でもって先駆者のイギリスが停滞した理由ですが、これは空軍が航空機の設計を独占して海軍が汎用機を使わざるを得ない状
況になったり(ゼロ戦やF6Fのない日米海軍を想像してみればいいかと)、そのせいで航空部隊の地位が低下したり、あとぶっちゃ
けイギリスが対峙してたドイツがそれほど強力な空母の対抗戦力を所持してなかった、というのも大きいです。ドイツが運用した通
商破壊戦力のUボートは複葉機で発見したら逃げるか駆逐艦に場所を伝達するか、幾らでも対処方法はあったでしょう。しかもだ
だっ広い太平洋と違って、航空機にそこまでの性能を求められなかったのも大きいかと。
 「制空権」という概念は、ここでは一方的です。
 でもって実際、イギリスはその「そこまでではない空母戦力」であるところの複葉機でドイツの主力戦艦だったビスマルクの足を止
めたり、同型主力戦艦のティルピッツへの攻撃を成功させたりしています。
 
○で
 
 なんか制空権って何みたいな話なのか単なるミリタリネタなのかわかんなくなった気がするんですが、まあその。
 最初に言ったドゥーエさんの主張って、極論すると「これからの戦争は航空機が支配する。空を抑えれば勝てる」みたいな話でした。
 というのは、航空機は空間の制約を受けないからです。
 燃料が続く限りであるなら、時間と空間に縛られない。
 戦争は一瞬単位で生起するあらゆる現象の総体が「戦争」という結果に収斂していく成分変化でもある訳ですが、たとえば陸軍が
バリケードを築かれた時にそれを突破する為の労力だとか、艦艇が機雷原を突破する為の労力だとか、それらは不可避的に兵力
を空間に固定します。
 
 「空」ならそれがないッ(当時は)!
 
 というわけで、これが行き着くと陸軍も海軍も要らないし、空軍だけで戦争は終わらせられる、という場所にまで行き着きます。
 いわゆる戦略爆撃思想です。
 敵軍の士気は爆撃のみで磨り潰せる、という理論ですね。
 ツッコミ所は色々あって、「対空兵器の発達の無視」「爆弾の総量と運搬の問題」「地上部隊の軽視」など、まあぱっと誰もが思い
付く限りでも色々ある筈ですし、このほぼ全ての要素がベトナムやイラクで顕在化してしまったのは周知の通りです。
 とはいえ、イタリア人であるところのドゥーエさんにとって、この考察はイタリアの防衛に根付いていました。オマケに言うなら、この
思想は第一次世界大戦が「火力の進歩で防御側の火力が向上し、それによって戦闘が長期化して防御側の陣地を攻略できない」
という認識に基づいています。現代人は「ん?」と思うでしょうが、そういうものなんです。
 結論として、従来の戦術とは違う次元を導入した航空攻撃はこの制約を受けない――というのが前提にある訳ですね。
 軍備を充分にできず、敵側の航空戦力がローマを攻撃してくるとしたら、長期戦になる前にどうやって敵を戦争から離脱させるか
の回答は絞られてきます。要は――まあ、地上戦力など用いない、ひたすらの打撃です。そあれでもちろん、この意見は当時から
異論がありました。アメリカ人のミッチェルさんは「航空支援だろ」って言ってました。イギリス人のハリスさんは「爆撃ィィィィィ!」っ
て言ってました。
 「制空権を得たあと、どうやって目標を達成するか」というのは、その概念の設立段階では百家争鳴――とは言わずとも、分かれ
てはいたんですね。
 根本的な発想の理由は、第一次世界大戦の後、総力戦としての戦争が目に見えてきてしまった、と言うことにあります。
 戦闘員と非戦闘員の差が曖昧――というのは、ゲリラ云々に限らず、銃後の存在が前線を支えているという事実それ自体が理由
です。それを攻撃しなければ戦争には勝てない、と考えていくと、非戦闘員を巻き込む爆撃にも行き着くので。倫理的にそれが拙い
と判っていても、戦力を投入する価値があるのでは、と考え出したことからこの運用は発達してきます。
 そしてこれは、戦略としての爆撃と戦術としての爆撃に到達していくことになりました。
 大雑把に言って、この効果をそのまま踏襲したのがイギリスの実施した都市爆撃でした。航空主兵――ではなく、航空万能論とで
も呼ぶべきモノです。対して、アメリカは航空戦と地上戦の両側面の重要性を理解していて、これは連合軍が統合作戦としてドイツ
への爆撃を敢行した際にもその差となって現れています。
 同時に、ドイツへの攻撃はアメリカの航空攻撃の弱点も曝け出しました。
 敵地深く進行した爆撃機が、邀撃されて撃墜される、という事態です。
 「一方的に爆撃できる」というのは希望的観測でしかなく、都市は独自の防衛機構を備えますし、その突破には広大な範囲を爆撃
して回る重爆の直掩をこなせる戦闘機が必要だ――という事実が明らかになった訳です。
 援護戦闘機が重爆の傍を離れるや、戦闘機の餌食になるのでは効率が悪すぎます。
 これは陸上においてP-51が完成するまで続いた事態で、航空機の性能がそのまま制空権の奪取に直結するという証明の一つで
もありました。日本の空母がアウトレンジをやろうとしたのもこれが理由の一端ではあります。
 
 でもって制空権を突き詰めていくと、これは独立した空軍の存在に行き着きます。
 対地支援なんかを目的としない、純粋に「制空権を取るための存在」ですね。
 ドゥーエさんの主張は「航空能力の一元管理」にその本質があって(南雲機動部隊のそれと理屈は一緒)、これはイタリアという国
家の事情から、国家の持つ全航空機戦力を投入できるように、という発想から生まれています。
 陸軍は海軍の提案に反対であるとか言われても、「全航空戦力を結集する必要があるんじゃー!」と作戦単位で主張できなければ
ヤバい場所だってあるでしょう。イギリスは一元管理されて空母が発展できなかったのはさっき言った通りですが、軍事構造というの
は地政学的な条件や経済、工業能力や生産インフラ、軍事文化風土の相互作用の中で生まれています。あらゆる軍事分野で最強
を目指していいのはアメリカくらいのもので、アメリカはそれが可能な経済環境があるからあの無茶としか思えない軍備を維持してる
訳ですしね。
 現在の空軍はどこの国でも独立してますが、その運用理念に差があるのは知られてる通りで、例えばアメリカは弾道弾運用部隊
を空軍所属にしてますが、ソ連は第二砲兵隊の運用としてました。対潜哨戒だとアメリカは海軍扱いですが、イギリスでは空軍がこ
れを担当してます。
 こういうのは各国の軍事文化に改修されていきますし、運用理念と結び付いていきます。
 
 実際、この制空権という概念は現在では更に先鋭化されて、例えば日本やアメリカの運用する空軍の統合的な電子情報管理やカ
ウンター、カウンターに対するカウンター、ステルスやファーストキル可能なミサイルという形で結実してます。
 「空軍が戦争を支配する」という思想は無理だよってなりましたけど、それでも空軍の重要度は増していって、地上部隊や海上部隊
との連携はどんどんその度合いが増加したり、緊密になったりしました。
 日本は戦後、潜水艦戦と対潜哨戒に特化した海軍機構を作り出した訳ですが、この能力を発揮する為には上空の安全確保をする
のが必須ですし、哨戒機の安全確保は戦闘機によって実現されます。じゃあ空と潜水艦と哨戒機だけでいいかと言えば、哨戒機の
プラットフォームである空母型艦艇や、敵の電子装備に対抗したり、こちらから妨害を掛ける為の電力を備えた艦艇はこれまた必須
です。
 早い話、現代の戦闘というのは「仮想敵より優れたシステムを体系的に構築する」ことから成り立っていて、そこでは制空権は最重
要な要素に近いものの、システムの達成目標の一つでしかありません。
 でもって、これは現代の戦闘が「誰かがミスをすれば過剰な攻撃力を浴びる」モノへと変化した証左でもあります。
 現代の戦争でエースパイロットが(ほぼ)生まれ得ないのは、個人の技量はシステムの内部に回収されるしかないからでもあるわけ
ですね。
 
 戦闘機の値段はハネ上がり、ミサイルの値段もハネ上がり、空母の値段は天井知らずで、今や制空権を争って撃墜し合う、みたい
な空戦は先進国家間では割に合わない物でしかなくなりました。ステルスはだからこそ「落とされてはならぬ」という思想から生まれ
てますし(あれは「レーダーで見えない」だけでなくて「そもそも狙えない」のが強みです)、オールミサイルは否定されても、現実には
やっぱり「殺される前に殺す」だけが真理になりました。
 B-2なんか典型的な例で、あんなもん落とされたらアメリカの威信はヤバいことになるので「落とされない」というのが前提の超兵器
になってしまいました。
 で。
 
 戦艦→空母→ミサイルの運搬者へとあらゆる兵器が変化したことで、現在の戦力構造は「矛と盾」ではなく、「相手より強い矛で矛
をブチ折るか矛を下ろさせる」状況へと変化しました。
 
 この究極が今は核ミサイルで、実際、冷戦期には猫も杓子も核持てば万能みたいな言い分になりましたし、シャゴホッドも核を積も
うとするしザ・ボスはデイビークロケットするしで大変でしたが、じゃあ実際それがどれだけ万能かと言うと、これはもう使い辛いとしか
言えない兵器になってました。
 何しろ、使えば色々と終わるので。
 相互破壊の論理というのは、あれは「撃てば撃ったヤツを殺す」という話ですけど、国家が発展や存続を目的に戦力を保有する限り、
核ミサイルを撃って撃ち返されるのは、それこそ最終手段でしかありません。開発自体が無理っぽいと言われるのも、そんな事情か
ら「作ったら制裁するからな」という脅しがあらゆる国家が納得してしまう理由だからです。
 作ったら作ったで外交負担だとか軍事協力だとかがやり辛くなるのは目に見えていて、既に保有してる国家も「撃てば非難されるし
世界を納得させる理由は出てこないし、撃った国の同盟国から核撃たれたら国が終わる」という前提から、これも撃てません。
 アメリカの「傘」を一言で言うとそれですね。
 
 というのも、既に経済は各国を股に掛けて入り組んでしまっていて、経済ブロックからはじき出されて国体をどうやって維持するのか、
という極め付けの問題があるからです。
 秩序を維持する為になら制裁に報復のミサイルなんて飛ばさないだろ、なんてことはありません。
 「やったらやる」からこそ、現在の秩序は維持されています。
 
 じゃあ戦力なんて必要ないだろ、と言い出すと、「どこかの悪い奴が戦力を保有したらどうなる」という狼理論のせいでこれもできませ
んし、そうなると「じゃあやっぱり通常戦力で力比べするしかないじゃん」ということで、現代の力比べは成り立っています。
 
 日本の潜水艦がやたらと性能いいのも、この事情を水面下でやる為の装備です。
 これは実際に戦闘が発生しなくても、「ここでこういう戦闘があったらこの戦力を導入できるし、そうなるとウチはこれだけの力を示威
できる」って主張をすることで外交で無理を言ったり、自分の賛同者としてどこか別の国を引き入れる(世論を味方に付ける)ことがで
きるようになるからですね。
 荒巻課長が「優秀な敵は信用できる」と言ってたように、合理的な行動をする仮想敵であるなら、こういうやり取りが成り立つので、
「制空権」というのは、そのシステムの中でこそ成立してることになります。
 日本が導入しようとしてるF-35とか、開発を進めてるF-3とかは、突き詰めるとその目的の為にあるわけです。
 
 そういうわけで、かつて実際に命を賭けて争っていた制空権は、「やったらやるからな」という命懸けの脅迫試合に変化した訳です。
 
 矛を最大まで発展させた結果、それに対抗する盾は相手より強い矛になり、その果てに辿り着いた矛の柄には「恐怖」という名前が
彫り込んであった、というのが今の人類のオチですね。
 結局のところ、自分と敵の両方に対する恐怖だけが平和を作り出している、というのは、まあそこそこ言われてます。
 
 ……あれ。
 な、長い……?
 
 ええと。
 
○大和とかドイツとか
 
 このへんも姐上が仰る通りで、「じゃあ現実はって言われても、現実の解釈が話の対象になってるだけ」でしかありません。
 ドイツは科学に対して熱心でしたし、それを形にする力も、論理的な発想にも優れてました(優れてます)。
 ただあの時代、資源とか敵対国家の環境とか、あと工業力とかの側面で押されてしまってました。レーダー開発なんかは後期になる
とアメリカの独壇場ですけど、あれも基礎工業力と資源が響きまくってます。あと冶金能力なんかはソ連のが優れてたりして、得意分
野の差なんかも関係してました。
 じゃあ工業力で押されたからダメなのかと言えば、誘導弾の原型だの弾道弾の原型だのを作ったのはあの国で、それを軽く片付ける
のは正気の沙汰ではありません。
 「強い」という判断自体、そうした複合的な要素の産物だからですね。
 とはいえまあ、黒魔術をやってただのヒトラーとロンギヌスだの鉄十字の騎士団趣味だの、ネタに事欠かない国であるのもたしかで、
こういうのは「戦争の中で、部分を見たらそういうのもあるだろう」という話になります。世界中でネタにされまくった結果としてアメリカで
はしょっちゅうナチスが野望を企てたりその遺産を狙うトレジャーハントが起きたりしますが、そういうのだって無関係じゃありません。
 優れた技術力+謎兵器+神秘主義=ラスボス、みたいな感じで、謎のドイツ軍団的なイメージが広がってしまったり。
 
 この事情は日本にも当て嵌まります。
 大和はどうだったのか、なんてのは特にそうですね。
 よく批判の的にされますし、ネタにしたりもしてたっぽいです。
 んじゃ大和がどうなのかというと、戦艦として見たら最強なのは当然なんですよね。スペックでしか判断できないのでアレですが、同
一距離から撃ち合うにしろ、アウトレンジから一方的に撃つにしろ、大戦の基準で撃ち合うことになるなら文字通り最強です。
 レーダー射撃を相手にしたらどうだと言われようが、事情はほぼ変わらないでしょう(いや、ここだけはどうかわかりませんが)。
 というより、数の不利を補う為の戦艦だったのですから、強くなければ話になりません。だから当たり前に強いんです。
 ただそんな砲撃距離が現実的じゃなかったり、そもそも空母の護衛なしで戦艦が活躍できるか、という問題があっただけで、「だけ」
というにはその事情は重すぎました。
 こないだテレビに出た伊”プレ原潜”400もそうで、晴嵐(水上機)でどれだけの効果を発揮できたか、となるとまあどうかはわかりませ
んが、あの発想もコンセプトも優れてるのは見れば判ります。
 
 そして、それはそれ、なんです。
 
 秘密兵器トリビアだと面白く書く為に超兵器! みたいなアオリになりがちなんですが、兵器はその使用用途があって生まれてくる物
で、思い付きで予算を浪費することは(普通は)ありません。大和も伊400もそうでした。
 ゼロ戦も最強伝説みたいにネタにされたり非難されたりしますが、あれはエンジン出力に能力の上限を制約された中で、日本がどん
な戦闘機を作れるか、というバランスの兼ね合いから生まれてきました。
 言わば天才の設計が成し得た奇跡みたいなものです。
 一方で人命軽視の装甲だとか撃たれたらヤバいとか言われて、まあそれも事実なんですが、じゃあアメリカと同じエンジンや各種部品
が手に入らないのならどうするかって話にもなってきます。防弾を重視して遅くなれば、結果的にそれが撃墜される可能性すら引き上げ
かねない訳で。
 強い、いや弱い、みたいな二元論でどうこう言えるような話じゃありません。
 というか、後世の人間が後付けであれこれ語った所で、現場ではそれをどう運用できたかの話でしかなくなります。
 
 あっちが極論だからこっちが正しい、とかじゃないんですね。
 どんな話にしたって、その資料が正しい事柄の側面を語ってることはザラにあります。
 
 まあ軍事関係の本はそれこそ言われちゃってるように「どの側面を切り取ったか」ですからね。
 ロシアはまだしも、フィンランドとかどうだったのとか、戦史として切り取ってるかどの戦闘の事例を挙げてるかとか、どの論文を引用し
てるかとか、マジでキリがありません。
 ぶっちゃけそんなキリがない情報の中で何を信じればいいかは、もうジャンルとしてのコモンセンスに頼るしかなくて、まあそういうもん
だよね、みたいになってしまうわけですけども。
 
 あと、やっぱりそういう類別が敷居高すぎて、ポピュラー系の一覧本(コンビニに並んでるようなアレ)を底本にしたネタが広がりやすい
のは避けられないんですよね。
 大和やドイツのネタもそうで、「部分的にそういうネタ」を見たらまあそうだけど、それはそれだけ、みたいなネタは幾らでもあるわけで。
 大艦巨砲だ、いや、航空主兵は最初からだった、みたいな物言いがされるのも、海軍全体が「実質は」航空主兵だったって見方が可
能であることと、当時戦っていた人(大井大佐もそう)が「なんだかんだで戦艦は温存されてた」という意見はそこだけ見ればブツかって
しまうので、結局そのへんの視座を得るのに何を取っ掛かりにするかってのはあると思います。
 
 ……小ネタのつもりがなんかめっちゃくちゃ長くなってませんかこれ!?
 
>>972
 
「あのさ」
「うん?」
「なんや」
「俺、艦長になろうと思うんだけど」
「またなんか始まったみたいやな……」
「始まったね……」
「いやいやいや。考えてみたらアレだよ。俺達は適当に適当な場所に投入されるばっかりで、自分達で居場所を決めたことがなかった訳
だよ。言わば戦場を選んでなかった訳だ」
「戦場を選べる時点でどうかと思うな……」
「ばっかお前……ビッグボスだって言ってただろうが。俺達は自分の戦いを選ぶんだよ。そうあるべきなんだよ」
「どうしてそれが急に海上になるか判らない」
「それはほらあの……地球の関係だよ」
「地球の関係」
「地球に優しい」
「何かこじつけ始めた……」
「ていうかお前、基本空とか海とか苦手やん……」
「ンなこたねーよ。やろうと思えばどうにかなるよ……多分」
「「多分」でどうにかなるほど専門性の低い海軍は存在しないんだけどなあ」
「なんだと……」
「君はそもそも集団行動が致命的に苦手なんだから、既存の軍隊って職種そのものに適応してないってことをまずは認識するべきだよ」
「まあ、使い捨てに出来へん暗殺者ゆーて、アメリカでも持て余すようなシロモノやしな……」
「暗殺者が必要な海軍だって、ある……」
「たぶんそれが必要な海軍は内紛でぐっちゃぐちゃだから統率された組織ですらないんだよね……」
「っつか、専門の暗殺者ゆーて今時ハリウッドでも使い辛い存在やろ。ボーンかて軍人やし」
「仕方ねえだろ……非正規戦の暗殺は殆ど軍の管轄でやった方がいいってことになっちまったし、諜報屋の暗殺は現地の要員使うか軍
との共同になっちゃってんだから――だからなんつーの? 現代の暗殺はアーバンな空気に溶け込んでこなすべき厳粛でデリケートな
アートっつーの? そう、センスが求められるんだよ。これが暗殺だ! みたいな?」
「暗殺のセンス比べとかなんも自慢できん領域やけどな……ハリウッドの悪役じみてきてんな、それ」
「何があるかわかんねーだろ……「インタビュー」とかで紹介されるかもしれねーだろ。タイムに紹介されるかもしれねえだろうが」
「いや、間違いなくアメリカで表に出せるようなニュースじゃない……」
「し――紹介された時に役に立つかもしれない」
「イオナズン面接みたいにしかならないと思う」
「「何が出来ますか?」「暗殺できます」ってアレな」
「暗殺するよ。どんな場所にいる相手だってやっちゃえるよ」
「いや、すんなや。っつか、目的のない暗殺とかただの殺人でしかないやろ」
「じゃあどうすりゃいいんだ……」
「まず目的の突拍子のなさを改めたらどうかと思うねんけどな……」
「ていうかさ。イル」
「なんだよ」
「どこの海軍か知らないけど……まあ日本なら海上自衛隊になるんだろうけど、少なくともゴテゴテと兵器を身に纏った女の子が所属して
る部隊は存在しないんじゃあないかな……」
「なんだと」
「っていうか、設定的に大日本帝国海軍だと思う」
「あー」
「でもって、海自だろうが帝国海軍だろうが、艦長って専門職は十年はまだまだ、二十年三十年その仕事をこなしてやっとってところなん
だけど」
「……そうか?」
「そうだよ。しかも軍艦の艦長は商船の艦長と違って戦術レベルで操船センスが必要になるし、その専門知識をフルに導入できる士官と
して仕事をしてやっとだ。これが船を指揮したり船団を指導する立場になると、各船の設備と能力と人員を把握した上でどんな行動を取
るかを相互作用のレベルで考慮する能力が求められる――「艦隊という生物」を乗りこなす技術が求められる訳でね。当たり前だけど
専門家にしか専門家のことは判らない」
「戦記とか読んでると掻い摘んで話されるだけだよな、そういうの」
「掻い摘んで書くしかないのが戦記だからってだけだよ」
「そりゃそうだけどさ」
「山口提督が後世でダテに好意的に記されてるワケじゃないってことだよ。単に「男山口、燃えてきた……ラバウル祭りじゃーっ!」って
叫んでるような人じゃないんだ」
「いや、そのネタは判り辛いんじゃねーかな……」
 
                                           ○
 
「ふうん。しかしそうか、これが金剛か……」
「なんです局長。含んだ所でも?」
「いや全く。敢えて言うなら、さっき検索した時に60年代のSF小説の日本版の表紙を飾ってそうな女戦士が出てきて驚いたくらいだな」
「具体的すぎます。いやまあ、オレも同じモン見たんで言いたいことは判りますが」
「何の話だよ」
「ジェイムズ君は長門贔屓なんだよ」
「ピンポイントな贔屓だな……ってか、なんなんだ女戦士って」
「検索したまえよ。すぐに出てくる。ビックリするくらいすぐに出てきた」
「あー……。ああ、なんかこう昔のドラクエな……」
「なんでオレの方見んねん。っつか、オレは贔屓どうこうとはちゃうで。アレや、オレの場合はゲームの関係や」
「ドラクエ?」
「ドラクエから離れーや」
「長門が出てくるゲームって……シミュレーターとかのことか」
「いやその手のはあんま触らんな。オレの――っつか、オレらのはTRPGや」
「TR……」
「テーブルトークRPGだよ」
「知ってるよ。知ってるけど、ぶっちゃけ意外過ぎる。なんだ、日本海軍ネタなのか? ポイント割り振って内政こなしてくような――」
「いや、そういうのじゃなくてね」
「なくて?」
「なんていうか歴史シミュレーションだよ。時代の基点を設定して、ランダム性を導入して軍を整備したり文化を整備したりその相互作用
で国の気風を作ったり、兵器を作ったりする。偉人設定は任意。気象条件や大まかな出来事はランダム性とゲームの進行状況の相互
作用でコントロールだ」
「その文化だとか兵器だとかは」
「もちろん相互作用をシミュレーションして、「どんなのが出来上がるか」まで精査するわけだよ。飛行船が長く使われたり、逆にすぐに役
割を終えたり、開戦だとお約束で戦艦の時代が長引いたりもする」
「それはもうゲームがどうこうって領域じゃねえな……長門がどうこうってのは」
「前回のプレイで戦後にジェイムズ君が長門を改修したんだよ。ミサイル艦に」
「アイオワかよ」
「元ネタはな。しゃーないやろ。そんときは大和残ってへんかったんや」
「っつか、戦後に長門が日本に残っててミサイル艦に改修されてる時点でどういう戦争結果だったかが大体判っちまうのがアレだな……
あー、どのパターンだ。アメリカがモンローかそれ以前に離脱かまさかの日米同盟か」
「途中で講和のパターンやな。ベトナム戦争に巻き込まれる直前でゲームが終わった」
「ちなみに前々回は分裂ロシアの片方を日本が支援して大陸に睨みを効かせるパターンだったね」
「なんで西洋人が集まってそんな仮想戦記みたいな展開してんだ……」
「いや、その時は僕がイギリス方面のエピソード担当だったよ。クレアがアメリカ」
「酷いアメリカになりそうだな」
「いやいや、トップが宇宙人でもそれなりに優秀な官僚がいるからこそのアメリカだよ。そう無茶な展開にはならない」
「はあ……」
「何しろ審問局の人員の四分の一を動員したゲームだからね。疑似世界演算シミュレータそのものだ」
「お前等ホント何やってんの……?」
「君が前線に出てる間にマリオカートしたりTRPGしたりしてる」
「……あー。クーデターとか起こした方がいいか?」
「やめーや。また世界が終わるわ」
「お前にそれを言う権利はねえ」
「でさ」
「ああ」
「ゲーム終了後に模型とか作るんだよ。プレイ中に出来た建築物とか兵器とかを再現して」
「へえ……あ?」
「知らなかったのか。ウチの局の内部スペースにはそんなゲームの過程で出来た仮想世界のモデリングアートが回ごとに展示されてるんだぜ」
「うーん……なあルーツィア」
「うん」
「仕事、しようよ……」
「いや仕事した上でやってるからね。効率の問題だよ」
「コイツ……」
「で、ジェイムズ君の作ったミサイル戦艦・長門が前回のプレイ後に飾られてるワケだよ」
「へえ……プラモデルとかだよな。ガンダムとか流行ってんだっけ」
「プラモ?」
「……プラモだろ? 模型みたいな……」
「いや、プラスチックは使うところにしか使わんで」
「……じゃあどうすんだよ」
「どうってお前、そら場所によって使い分けるやろ。甲板やったら木材中心やし、金属部分は最適なもん削り出したりな。まあアルミとか割と使うわ」
「あー……ああ……いや、色とかこう、図とか……」
「塗るやろ。あとエッチングして刻むとか」
「……普通なのか?」
「普通やな」
「ん? そこでどうして僕の方を見るのか知らないが、普通だよ普通。特にサイズが大きくなればなるほど細かい部分に手を入れたくなるからね」
「サイズって……」
「前回の長門のジオラマが二メートルだ」
「え」
 
「あ、おう」
「見たまえジェイムズ君。これが自分とは違う種類のマニアを理解しようとしないマニアの風上にも置けないマニアだ」
「ホンマや……身近にこんなんがおったとはな……引くわ……」
「いやいやいやいや! なんでそこで俺だけ悪者みたいになってんだ! ちょっと驚いただけだよ! っつーか、俺は別にそこまでその……判り辛
い趣味は持ってない!
「いや。同じCDアルバムが帯が新しいだのマスタリングがちょっと違うだのの理由でいちいち買い直す人間を世間はカタギだと認めていない」
「何ィ!?」
「いやイルよ。枚数限定の時点でマイブラのラブレス再発ですら世間にとっては「マニアのモノ」っちゅー理解でしかあらへんからな?」
「マジか……なんて狭量なんだ、世間……ありえねえ……」
「だから言ってるじゃないか――最初から全てのモノに対して興味を持つことさえ出来れば、マニアはあらゆるマニアを許容できるんだ。そしてそれ
は人間の「知ること」という本質の一つに到達する。あらゆるモノに智慧あれ、だよ」
「……なんか微妙に自己弁護に聞こえないこともないが、まあ、理解はしよう」
「そうだ。メタラーはあらゆる境遇と共存できると君は知るべきだ」
「それは一応反対しておくが、主張は理解するとして」
「うん?」
「金剛の話じゃなかったっけ?」
「ああ金剛。そう、いや、これだけ有名になってると思わなかった」
「そんなもんか」
「十二戦艦の名前だけは知ってるって人もいれば戦艦って全部軍艦って認識の人もいるわけだしね」
「十二戦艦って言うと、なんかこう、四天王的な響きがあるよな。三羽烏とか八傑衆とか六歌仙とか八仙とか、ああいう」
「七福神とか四神とかね。まあ伊勢とか扶桑とか知ってる人はあんまり居ないと思うけど」
「金剛はアレだよ、その中で言うと大和と武蔵がラスボスだとして、その直前で出てくるような古株ポジションだ」
「その理屈だと敵になっちまうじゃねーか……」
「序盤から顔を出しつつ最後まで絶対主力ってあたりは実際そんなポジションだったよ。味方だと凄い強いパートナー的なあれ」
「……まあ、お前みたいなイメージでこの姿が作られたんじゃないってことはよく判るな」
「巫女っぽい衣装でいいだろう」
「……「だろう」って、なんでそこで俺の方を見るんだ」
「え? こういう、なんていうか……そういうのが好きなんじゃないの? 巫女とか学生服とか」
「はははおいおい、余所様のスレで何を言い出してるんだろうな、この局長は」
「いや、割ともうそういう認識で妹紅も見てると思うんだけどね」
「お前がそういうレッテルを飛ばすからだよ。だから妙にミハルと俺に対する妹紅の対応が違うんだよ! おかしいよ! 最近どうも妹紅が妙に冷
たい気がする!」
「おいおい、それを僕のせいにしちゃうのか?」
「お前のせいだよ!」
「えー」
「えー」
「なんだ」
「妥当な対応だとしか思えない……」
「まーな」
「なんだと……」
「というわけで、これが妹紅が言ってた古鷹だ」
「……あー」
 
「……いや……いいんじゃない? 対巡洋艦基準の一等巡洋艦の先駆けっつーの? 戦略のバニシングポイントを迎えた後も水雷戦隊の戦術
を支えた軍艦の在り方っつーか。いや、前々から俺は評価してたよ。古鷹。うん。古鷹級のネームシップね」
「学生服は関係なく?」
「うん?」
 
「一等巡洋艦だよ? 軍艦だよ?」
「まあそうだね」
「そうだよ」
「妹紅の対応は妥当だと確信したよ」
「なんだと……」
「何か不服かな」
「あくまでこう……正当な評価を下しただけで、ないよ? 学生服とか別に……アレだよ。ないよ」
「まあ、そういうことにしておくよ」
「それがいい」
「個人的な話をさせて貰えば、君が反応したのがこっちの奇抜な格好の子じゃなくてこっちの普通っぽい子だったことに言い知れない深淵を感
じたけれども深謀深慮から言うのは止めておこうか」
「最初から最後まで言っといて深みのある策謀も遠慮もねえよな」
「いや、こっちの金髪の子なら普通に……なんていうの? 判りやすくて理解できたんだけどね」
「なんでそこで言葉を濁すんだ」
「格好がエロいからとか普通に言ってほしかったのかな」
「ごめんもっと十倍くらいオブラードに包んでくれると非常に助かります」
「だろう。まあ、金髪で幼い雰囲気だからとかこれっぽっちも思っちゃいないから安心していいよ」
「だから俺はその属性その物にはこれっぽっちも思い入れがないと何度言えば理解するんだ、お前は……」
「ていうかさ」
「なんだよ」
「君の今回の選択肢が理解できないんだよね」
「だから――」
「だからさ。最近は他にも色々あるじゃないか。ほら、アイドルを育てたりするのもあるみたいだし。プロデューサーがどうこうじゃダメなのか」
「アイドルがどうしたんだ」
「アイドルだよ」
「だからなんなんだ」
「え? 女子高生とかいるじゃないか」
「……。……いや、別に俺は女子高生に特に思い入れはないんだが」
「えっ」
「えっ……」
「いや……ちょっと待て。マジで深刻な勘違いが俺とお前らの間に巨大な亀裂を作ってる気がしてきた」
「あ。あー、ああ。アレや局長。これは中身の問題やないんちゃうか。ガワの問題。属性を個人に還元しとるワケやないんかもしれへんで」
「そうか……つまり学生服さえあればハード側には特に問題はないということ……」
「本人を前にして深刻な人権侵害をどうも」
「ってか、それやったらアレや。セシルちゃんにでも着て貰えばええやん。周囲にはなんも被害もあらへん上にお前ら間のコミュニケーションも
取れて一石二鳥や」
「ああ、セシルなら嫌がらないしね」
「いや……」
「なんや。なんかあったんか」
「なんかっていうか……」
「いうか?」
「最近、結構セシルと一緒に動いてたろ」
「そうみたいだね。それが?」
「臨時のセーフハウスがあるだろ。ヴィルキエが管理してるやつ――あれ使ってたんだよ。待機すんのにホテル使うのもどうかって話で」
「結構あったと思うけど……まあ、傍目には普通の家としか思えないし、悪くないんじゃない?」
「ああ。全然いいんだよ。悪くないんだ」
「……それが?」
「家具がさ」
「家具?」
「増えてきてるんだよ。今年最初に行った時はソファもなかったんだけど、三ヶ月前にはソファとか置いてあったんだ」
「住みやすくなっていいじゃないか」
「まあな。二ヶ月前には食器棚とテレビとキッチン周りの整備が整ってた」
「へえ」
「先月になったらベッドルーム周りが管理されてインテリアまで揃い初めてたんだよ。ソファとかB&Bだぞ。恐れ多くて座れねーよ」
「……いやまあ……あの子は昔っから金の使い方知らんっちゅーか、ぶっちゃけ金使わんからなあ」
「照明はフランクロイドライト系のモダンさで全体の調整はカッシーナ風で適度なモダンさが来客を魅了しそうなハイセンスっぷりだったからな。
思わずファミレスに逃げようとしてファミレスすらない地域に建ってる家だっての思い出したよ」
「えー……あー」
「普段なら適当に揃えるからいいんだけど、違うんだよ。「ここが家なんです」感があって、それが自分以外のセンスで作られてるのが……」
「ああ、一緒に新居の雰囲気を選びましょうみたいなアレね」
「……改めて他人に言葉にされると、結構キツいもんがある……」
「違った?」
「……いやまあ。なんだ。その。それにほら、アイツはあれで割とソツなく選ぶからどうこう言えないんだよ。クレアさんみたいに尖ったデコレー
ションしないけど、その分だけ判りやすくセンスがいいんだよ」
「クレアがギリギリを攻めすぎるだけなんだけどね……まあ、彼女はぶっちゃけそっち方面では突出してるから、それを見てるセシルも自分な
りにアレンジしてるんじゃないかな」
「ああ。だからその。十年前のハリウッド映画に出てきそうな雰囲気っつーか、「ミノッティ」で揃えた雰囲気っつーか、なんかこう、気付いたら
「ここは一つの家なのです」みたいになってたっつーか……その、なんていうか、判るか」
「ああ、いや、まあ……」
「あと、人形がな」
「人形?」
「人形、っていうか……縫い包みっつーか、あるだろ。ディズニーとかテディベアとか」
「あるね」
「あれも行く度に増えてたんだよ。どんどん普通の家になってきてんだよ。セーフハウスって感じじゃねーんだよ。いや、偽装が目的なんだか
らそれはそれで正しいんだけど、正しすぎて本来の目的を逸脱し始めてるっつーか、なんかもう気付いたら居場所がここだって言われたみた
いで、」
「逆ベクトルのサイレントヒルみたいだな……」
「いやそういうのなら正直どうにでもなるっつーか、ぶっちゃけ怪物しかいねー街に閉じ込められて亡霊とド突き合いする羽目になっても全く恐
くはねーんだけど。ホラーとか正直ホラーだと思えねーし」
「まああの子は亡霊やの怪物やの目やねーしな。っちゅーかお前、女癖悪いクセに根性ねーのな」
「……そういう話じゃない……全然違う……俺の知ってるセシルはもっとこう、」
「つか、なんや定期的に病んでへんかあの娘。ちゃんとケアしてんねんやろなお前」
「いや、ていうかその……え、ケアって何……?」
「うわ」
「うわあ」
「だっ、そういうの……そういう「男に全て責任がある」式の反応はどうかと思うな! 思うなあ!」
「男がどうとかやのーて、大人の男が年端もいかん女の子に対して誠実やないんが問題やと思うわ」
「いやいやいや、その言い方もどうかなあ! 俺達はそういう……何? 世間体がどうこう的なチャチな関係じゃないし? 世俗的な繋がりとか
別にどうでも良いって関係だし?」
「いや。どう考えてもセシルが世俗的な関係を求めて君がそれから逃げただけにしか見えない」
「なんだと……」
「まあアレだよね。漫画じゃあるまいし、深入りしたら普通にそうなるって話だよね」
「……どう考えてもお前が俺んとこに入り浸るようになってからなんだけどな、セシルがああなったのって」
「おっと。コイツは意図せず壮絶な姉妹の修羅場が発生ってヤツかな」
「頼むからアンタらの姉妹喧嘩はどっか別のユニヴァース的なアレでやってくれへんかな……」
「おいおい、そんな展開になったらどこか別の時空からやってきた娘だか息子だかと遭遇するイルみたいな別の修羅場を見る羽目になりかね
ないぜ」
「イヤ過ぎる……」
「しかも星座の数だけ子供がいるってパターンだ」
「俺はそんな無責任な聖士の親みたいになったりはしねえよ」
「それぞれ別の次元からってパターンだから安心していいんじゃないか。ほら僕ルートとセシルルートの違い的な――デロリアン理論的なさ」
「それは何一つ解決しねえっつーか、明らかに爆心地が俺限定じゃねえか!」
「まあ、ともあれ君はちゃんとセシルと話し合いをだね」
「じゃあ聞くけどな」
「聞きたまえ。彼女の姉として相談に乗ろう」
「机の上にさり気なく「子供の名前辞典」とか「ブライダル特集」とか「たまごクラブ」とか置いてあった時はどういう反応したらいいんだ」
「……」
「……」
「……重……」
「重……っ」
「お前今なんでも聞けって言ったよな!?」
「え……ああ。えーと、気が早いな、って」
「それ何かの役に立つ返答かな」
「え……もしかして君――」
「いや違う。そういうのじゃない。違うが! 判れよ! 今のアイツは微妙に俺の知ってるセシルじゃないんだ!」
「そらアレや。お前がそのなんや、こう……」
「こう、なんだよ」
「なんとかしてみたら?」
「だから回答になってねえんだよ」
「……いや、ちょっとこう、なんか……場を和ます冗談でも言うとか色々やな」
「冗談とか言える空気じゃねえんだよ。ああいや、言いはしたんだ。家族みたいだなどうしよう系の」
「で」
「凄い普通に微笑まれた」
「……うわあ」
「うわあ……」
「いやあ、すげえ可愛かったな。でもってこれは全力で逃げるしかないと思って、それで今ここにいる」
「……」
「……」
「なんだ」
「いや、お前何してんの?」
「何って」
「お前それ、男として割と最悪よ?」
「なんだと……」
「まあ、僕としちゃ特に言うことはないんだが……そうか。しまったな、焚き付けすぎたか……」
「は……?」
「いや、なんでもない。で、なんで急に艦長なんだ。海上だろうが空中だろうが宇宙だろうが物理法則の通じない別の次元だろうが審問官からは
逃げられないよ」
「癒やしが」
「癒やし……」
「癒やしが欲しいんだ……」
「あー……」
「反応に悩む言葉だなあ」
「アレだよ。なんか上官と部下みたいなパターンのは重くないだろ。そういう軽い関係だろ。ビジネスライクに割り切れる間柄なんだろ」
「……なんや局長。オレ今ものっそい即物的でダメな大人の発言聞いとる気がすんねんけど」
「気がするというか、モロにダメな大人の発言そのものだよ」
「なんだとう!?」
「まあ、お金を渡して女学生とコミュニケーションを取ろうとした挙句に国家権力の厄介になるようなオチでないのは幸いだがね」
「だからそういうのじゃねえっつーか、そもそもそんなのが目的なら金なんか使わなくても簡単なんだけどな……」
「そういう部分が微妙にハラ立つな、お前……」
「まあ外見だけは無体にいいからね」
「だけとか言うな」
「とはいえだねイル」
「なんだよ」
「ネットゲームの常というかなんというか、多分っていうか間違いなく大和とかレアキャラ扱いなんだよね」
「……なんか前に妹紅もそんなこと言ってたっけな。それが?」
「今ちょっと初めて遭遇できるキャラでもない」
「一気にメタレベルの話に持ち上げやがったなお前……だがなルーツィア」
「ふむ、なにかな」
「「大体ゲームマネーでなんとかなる」……古事記にもそう書いてある」
「凄いな古事記。僕の読んだ古事記と別物だ」
「こっちは真伝だからな。お前が知ってるのは偽典だ」
「ハンパじゃない量の偽典ってことは、どう考えてもその真伝はごく少数の人間が支持するヨタなんだがね……」
「何言ってんだ。森羅万象あらゆる要素が予め収められた砂の本だぞ。古事記」
「砂の本って言っちゃってる時点でその本には古事記の文字列が収められていて、つまりそれはただの無限の文字列に他ならないんだけど
……ところでさ」
「なんだ」
「その「関係を金で買う」的な発想はどうなんだろう」
「えっ」
「いや、どう考えても君の今の発言はそういうことだ」
「……いや。いやいや、それは穿ち過ぎだと思うな。思うなあ! なあジェイムズ!」
「え……いや、ネトゲでゲームマネー使うゆーても、基本それで過程を楽しむんがゲームっちゅーもんであって、それで全部こなそうと思う発
想はちょっとオレとちゃうかな……」
「裏切られた!」
「勝手に裏切らされたで、オイ……」
「人は見たいモノしか見ないからね。思考パターンもまた現実と過程に制約されている」
「そんな大仰な話でもなければライフログとゾーニング的に厄介な話でもないんやけどな」
 
                                           ○
 
「まあそれはそれとして――なんだ、秋津洲とは久し振りに聞いた名前だな」
「あー。オレも聞くまですっかり抜け落ちてた名前でしたな」
「っつーか、素で511とか知らなかったぞ、俺……」
「潜水艦の型番やらなんやらはたしかにややっこしいしUボートはアレやけど……そっちはともかく、呂号系列も知らんか? 日本が運用しとっ
たときの通し番号の頭に付いとる等級の名前」
「いや」
「あー……アレや、寄贈潜水艦なんはともかく、潜水艦の小型、っつか、真ん中くらいのサイズのやつな。イロハ順やから「呂」な。主力の伊号
はデカいやつや」
「ああ……あ? 普通主力は中型になるんじゃねえの?」
「日本の潜水艦戦略が決戦型やったからやろ。艦隊決戦では敵艦の漸減に使う予定やったんやろ? そらある程度デカくはなるわな。ヒトラー
が寄贈したんは「通商破壊やってくれ」っちゅーのもあるやろし」
「ああ」
「まあ通商破壊どこでやるんやって話にもなるやろけど、方々の基地見据えたら無意味ではないわな」
「まあな」
「ちなみに500以降の数字だから海外由来になるね」
「あん?」
「ローレライに出てきた伊507は海外からの戦利潜水艦だから507だったじゃないか」
「ああ、あれはそういうのか。こないだテレビに出てたのは?」
「伊400から402は特型って特注だよ。用途自体が違う。」
「あー、そんなこと言ってたな」
「まあ、ぶっちゃけ何番台だろうが水上艦に比べても圧倒的に記号的な名前で、人物には難しいけど」
「それ言い始めるとキリがねーよな、実際……あーと。陸軍の潜水艦は知ってる。ネタだけど」
「だろうね」
「あと妹紅が言ってるのだと、イタリアの戦艦――は、まあ言うまでもないか」
「ヴェネトだろ。あとお前の国に爆弾落とされて吹っ飛んだ姉妹艦」
「イヤな憶え方だなあ。別に僕らは戦時中どこかの国に所属してたわけじゃないぜ」
「片っ端から煽った奴等だからな。流石に戦艦くらいは知ってるっつーか、戦艦の名前で抜けが出がちなのはアメリカくらいだ。多過ぎんだよ、
あそこ」
「毎度のことじゃないか。妹紅はメジャーなのは入るって言ってたけど」
「メジャーどころ入れるって、実際どうすんだろうなと思うよ」
「速力の高い戦艦でアイオワ、大和とカチ合えるようにサウスダコタ、あと空母全部でいいんじゃないかな」
「最後が致命的に最悪だよ。キャラ付けどころの騒ぎじゃねえぞ」
「それ言い出すと、駆逐艦の数とか日本だけでも割合に洒落にならないんだがね……それに大丈夫だよ。ほら、なんか……そうそう、髪の色を
変えると別のキャラになるって偉い人が言ってた」
「マジで!?」
「まあ、割とマジで言うなら駆逐艦とか入れた方が思想の違いとか出せていいんじゃないかと思うけど。ちゃんと性能が反映できるシステムなら
だけど」
「ああ……あれだ、アラスカとかいいよな。中途半端で
「相変わらず君の趣味が判らないな……」
「いや、あれは面白いんだよ。メタルで言えばメタルコアに首突っ込んでそこでジャンルが固まっちゃった初期メロデス系メタルコアっていうか、
ホーンテッドがトチ狂って出したモダンへヴィネスじみたアルバムっつーか、本来のジャンルに微妙に手ぇ加えた結果、なんか巧く使いどころが
なくなった感が凄いある」
「まるっきりホメてないようにしか聞こえない……」
「いやいや、マジでホメてるよ。あの戦艦になり切れない感が凄くいい。超甲巡とか出来てたらこうだったんじゃないか感がいい。評価されなかっ
たブラックアルバム的っつーか、埋もれた90年代の名作ヘヴィロックとか英国ロック的な。対重巡以上な雰囲気がわびさびを感じる」
「金剛が傑作過ぎたのが拙かったな」
「戦略的には何にもマズくはねーんだけどさ」
「じゃあ言われた駆逐艦は?」
「ドイツの駆逐艦自体……っつか、ドイツの水上艦艇は――水上も水中も通商破壊してたイメージしかねえんだけど」
「大体合ってる」
「合ってんのかよ」
「そりゃあね。基本、現存艦隊主義から逃れることはできなかったし――相手が最強の海軍国家なんだぜ。仕方ないとも言えるね」
「最強はアメリカだろ」
「ロイヤルネイビー舐めとったらアカンでお前。まあ、アメリカがアレなんは認めるけどな」
「ある意味、太平洋で戦ったのはロイヤルネイビーの子孫同士だってやつな」
「そんなんや……しっかしなあ。利根、利根か……」
「どうしたねジェイムズ君」
「いやな、利根で制空権ってどう取んねんと。姐御が言うとったやつ」
「何がだよ」
「いや何がやのーて、運用できんの水上機やんアレ」
「それが?」
「それがて……お前一昨日、巡洋艦がどうこう言うてたやん。なんで知らんのや」
「言ったけど」
「言ったけどて……巡洋艦やで巡洋艦。利根も巡洋艦や」
「最上型だっけ? 20サンチ途中から載せた軽巡モドキの重巡」
「ちゃうわ。いや軽巡て言い張っとったんは全くちゃうワケやないけど、微妙にちゃう。改良型やから利根型って規格になってんねん。まあ大方
偵察の話しかせえへんけど」
「ああ」
「「ああ」ちゃうやろ。偵察機でどう制空権取んねん」
「どうって、機銃が付いてれば空中戦闘くらいできるだろ」
「理屈の上ではそうやけど、お前な……太平洋の上空飛び回っとった戦闘機の基準考えーや。ゲタ履いたままどうやって戦うねん」
「ゼロ戦でも打ちっ放しで乗せるとか」
「死ぬわ。っつか、打ちっぱなしでも載せられへんわ」
「カタパルトで打ち出す彗星があったろ。あれで先に敵の甲板潰すんだよ」
「航空戦艦にまで出回らんかったようなもんがどうして巡洋艦に出回るんや……」
「ゲームだろ。じゃあ、だからあれだ……ほら、横に甲板増設すんだよ。小説だとあるじゃん。超航空戦艦みたいなの」
「せやからその手の船体構造物理法則超越系の魔改造を前提にすんのはどうなんやと……仮にそうしたとして、マトモに運用できんで。駐機
しとく場所あらへんやん」
「近くに空母出しとくんだよ。大鳳はもういるって妹紅が言ってたじゃねーか。アレはアレだろ、戦場のど真ん中で中継みたいなことするコンセ
プトだったんだろ」
「そら信濃やろ」
「……だっけ?」
「つってもまあ似たようなモンではあるけどな。大鳳のコンセプトは取り入れられとるやろし、空母はやろうと思えば同じことができんねんから」
「じゃあいいじゃねーか。空母との間で機体のやり取りをだな」
「いやいやいやいや、良い訳あらへんやろ。そもそも姐御は空母使えへん場所で使う言うとったやろ」
「だから近くに置いとくんだ」
「そんな理屈が許される戦略はねえとしか思えへん……っつか、その目的の為に空母に護衛させるって発想が既に巡洋艦の役割を放棄しとる
ワケやけどな」
「空母の役割はエアカバーだろ」
「相補的な、やろ。燃料不足か損傷かはさておき、空母が出せへん理由があんのに適当な場所に置いて艦載機無理に飛ばしたら後続距離で
無理が祟ってバタバタ落とされるんが目に見えとるやろ」
「うるせーな……じゃあアレだよ。利根が超スゴイ秘密兵器的な水上機積めばいいんだよ。新兵器の爆弾積むとか」
「いやそんなもん普通に空母艦載機に乗せとけや! どんだけ水上機に無理させようとしてんねん! そもそも空母にしかやれへんことを水上
機飛ばすんが精々の巡洋艦にやらそうとすんなや!」
「あー……だからアレだよ。空母が使えないなら護衛空母を使えばいいじゃない」
「ああ、それだね」
「それやないですが!? なんでレトリックで現実捩じ伏せようとすんねんアンタら!」
「いやまあ、それが審問官だし」
「そして騎士でもある」
「そして僕らの言葉は世界に優先する」
「なんやそのドヤ顔!? 今回の話に審問官やの騎士やのは一切関係ありません! そんな返答すら望んでません!」
「えー」
「えーやのーてな……そもそも水上機載せとくのが精一杯の巡洋艦に制空権取らすって話やろ」
「ラプターは一機あれば周辺一帯に睨み効かせてんじゃねーか」
「そらラプターが出てきとる時点で周辺空域の連携は……やのーて、違う。違ーう。水上機! フロート付いたアレ! 戦闘機の性能限界!」
「戦闘機が飛び回る中、水上機で飛び回るパイロットがいてもいい――自由ってのは、そういうことだ」
「自由の代償がデカ過ぎる!」
「ははは、失敬。でもさ、瑞雲あたりは意外に性能良かったんだぜ。艦爆代わりにしても九九艦爆より良好だったらしいしね。アレは水上機だ」
「……そういう問題ですか……?」
「そういう問題になるだろう? 伊勢級の改装は、結局のところ空母の不在を補う為だったんだし」
「その前提やと島嶼地帯から陸上機で支援も無理っぽいんが大概キツそうですけどな」
「っつーか、マニアック過ぎて水上機の区別とかマジで付かねえ領域だけどな。俺が割とギリギリな感じだ」
「飛燕マニアは黙っててくれないかな……」
「せや。陸軍機オタクは黙れ」
「陸軍機どうこうじゃなくてフォルムが美しいんだとかマニアじゃねえとか何度言えば理解すんだろうなあ、お前らはホントに……」
「いや、要は相手に上空を支配させなければいいんだ。理屈の上ではね。相手が航空機を飛ばしてないなら上空は抑えられる。相対被害にお
いて敵がこちらを上回る制空状態がないなら、それは航空優勢と言って差し支えない。まあ基本だ」
「で、その方法は」
「空母以外の相手を襲うんだよ」
「いやいやいや……論理展開が強引過ぎて話になっとりませんが! ドゥーエがドリフ的にコケんの見えましたわ!」
「極論すればそういう事だよ。水上機と言ったって、対空砲火程度でなら中々落ちない――相手次第だけど。そういう訳で、やっぱりさっき言った
通りだよ。位置情報を送るくらいの目障りさで相手を翻弄したり、気が向いたら爆弾を叩き込むくらいは可能だ。別に陸上爆撃における心理的効
果が制空権の本質じゃない。まあ惜しむらくは相手を撃沈するほどの火力がない事だが、それはそれだね。山口提督の言う通りにしておけって
妹紅が言ってるのもそういうことだ」
「妹紅は「南雲さんじゃ駄目だった」って言ってるだけだろ」
「同じだ」
「同じじゃねえよ。……多分」
「タモさんファンの圧倒的多数意見だ。無視するのはどうだろうな」
「っつうか、それで何やらすんですか」
「空母を出せないなら――戦艦を出せばいいじゃない」
「空母も出せんのに戦艦を出せと!?」
「相手からは視認できない位置からアウトレンジ砲撃は戦艦の本分だろう」
「理屈の上では、ですけどな」
「いやいやジェイムズ君。つまりこういうことだ。いいかい?」
「はあ……」
「水上機で制空権を取れるということは、そもそも制空権を争う相手が居ないということだ」
「どんな作戦展開しとるかって前提丸ごとぶっこ抜くなら、まあそれでもいいですが」
「じゃあ相手は航空攻撃をしてこない。戦艦を出せ。と、こうだ」
「酷ぇ理屈を聞いた……」
「そうかなあ。問題はそんな相手にバカみたいに燃料を食う戦艦を出してどうするんだってことと、戦艦を出して自陣の守備が薄くなるようだと
拙いってことくらいだぜ」
「その二つは遭遇戦でもない限り戦略的には圧倒的に大問題やとしか思えへんのですが……」
「妹紅も言ってるじゃないか。「戦艦を温存しておいたのが間違いだったんだ」――って。その通りだよ」
「んで、着弾でも観測させるんすか。空母おらんでも撃墜されますやん」
「高角砲を積んでない水上艦とか艦載機のない空母を襲えばいい」
「そんな相手に巡洋艦と戦艦を引っ張り出す時点で正気やあらへんのですが」
「そこはほら、有利にゲームを展開しておくことで空母や戦艦を増産しておいて背後を固めるんだよ。ゲームの前半で大西洋側を固めておく
んだ。残敵掃討に使う訳だよ」
「「戦力的に追い詰められた状態」って前提が全部引っ繰り返りましたが!?」
「些細なことだよ」
「全く些細やあらへ――なんやイル、胡乱な表情で」
「なんつーかさ」
「あん?」
「俺、日本人なんだよ」
「知っとるわ。それが?」
「イギリス人とドイツ人がなんで俺よりも日本の軍艦の名前連呼してんのかと思ってさ」
「ンなもん今に始まったことやないやろ。そんなんは単純に普段から意識して――」
「まあジェイムズ君はカタギじゃないからね」
「……あんたサラっとオレだけミリオタ扱いしましたけど、基本オレらんとこのグループ統帥してんのがアンタやってのは動かし難い事実やか
らな」
「っていうか、ドイツはアレだろ。ビスマルクが出てるって言ってたじゃねーか」
「ティルピッツが居ないのは意外だったけどね」
「そっちを話題の主体にするべきじゃなかったのか」
「僕の遺伝的コードがイコールでどこかの国を属性として受け持つってワケじゃないからなあ――まあ国籍っていうのはかなり大きな属性だ
けど、それがそこまで大きいかって言われるとね」
「んなもんか」
「そらな。お前かて戦略ゲームで日本しか選ばんなんてことあらへんやろ」
「……まあ、そりゃ……そうだな」
「伝統とやらなんやら、自分が担保しとる属性とそれは別やん、って話や。日本人はほれ、ドイツの軍服好きやん」
「軍服所かドイツ軍のあれこれが大好きだってのは知ってるよ」
「やっぱアレか。名前のこう……ETERNALでBLIZZARDな空気が日本人にウケるんか」
「それは偏見もいいとこだよ。っていうか、それこそ単純に枢軸国だった同盟関係の属性とかあるんだろ、たぶん。日本生まれのUボート士官
とかもいるっぽいし」
「ん? ああ。ジェイムズ君ジェイムズ君」
「はい?」
「僕、枢軸」
「……はい?」
「君、連合」
「あ……はあ?」
「イル、枢軸」
「……いや。そんな小学生みたいな「こっちとそっちで分かれましょう」みたいなアレやられましても。っつか、それやるとなるとマリアの姐御が
どっち行ったらエエんか判らんようになりますやん」
「……ファティマとか劉とか所属する場所がなくなるよな……」
「オスマン帝国と超古代の中国じゃないかな」
「超時空大戦争みたいになっちまうな」
「ちゅーか、確実に旦那と姐御がイルの側に付く未来しか見えん……」
「そ。こういうのが「属性」だよ。システムに囚われていなければ、実のところ帰属意識は凄く緩くなる」
「……ンなもんかなあ……」
「社会が自分の立場をどう肯定してくれるかでしかないからね。社会の中に自分がどう位置付けられるかを掘り下げようとしなければ軋轢なん
か生まれない――レーニンはそれを甘く見過ぎていたし、大半の人間は重く見過ぎている。というか肯定なんかは「してくれる」じゃあなく、「す
るべき」なんだが――まあ、兵士と戦士の差みたいなものかな。アレだよ、英語だとサムライは戦争に仕える者(ウォリアー)だと訳されがちだ
が、日本人に言わせれば彼らは社会に仕える者(ソルジャー)だって認識だ。事ほど左様に人は自分達のことには無頓着なんだよ」
「人間だからな。審問官と違ってデリケートなんだ。……ああ、セシルは除いとくけど」
「おっと」
「ていうか、ミハルも言ってたけど、大概ドイツ軍の描かれ方ってトンデモと紙一重だよな」
「んー……? ああ、まあ押されてた時期は試作兵器から何から片っ端から投入するからね。それと相俟って陸軍の侵攻能力だとか実際強
かった各種兵種の能力だとか、あと兵器の概念の発達だとかを煮詰めて神秘主義でデコレーションして戦争中盤以降の空気をトッピングした
らみんなのよく知る「よく判らないドイツ軍」の出来上がりだからな」
「まあ、枢軸国家ネタのテンプレだな」
「理屈倒れ、とは言わないレベルで完成されたモノも多いからね。結局、実装の問題なんだけど」
「実装ねえ……」
「日本だと、そうだなあ……ああ。酸素魚雷なんかはドイツに寄贈されても使い道がなかっただろう? あれだって傍から見たら一種の「トンデ
モ」だったのにさ」
「トンデモ、っつーには普通に使われてたろ」
「使われてたよ。性能も抜群だった――が、魚雷としてだろう。例えば潜水艦が使うにはあそこまでの射程が必要かと言えば微妙だし、雷速
にしても砲撃には適わない。超遠距離雷撃はある種の賭けになってしまっているのに、単価は洒落にならないくらいに高い――となると、ドイ
ツは自前の魚雷で充分ってなっちゃったからね。航空魚雷として使うには早発とかそもそも射程が要らないとかやっぱり使い勝手が悪かった」
「ふうん。それが実装の問題だってか?」
「そこまでは言えないけどね。最初に企図した決戦主義には必要だったろうし――必要になったんだろうし。その理屈で言うから重雷思想だと
か島風みたいな駆逐艦も必然的に出てきた訳だ。太平洋は広いしね。でも、客観的に――じゃあないな、部分的に話題を切り取るとそこだけ
がクローズアップされたりするんだよ。ドイツの軍備が全て効率的かと言われれば、例えば140年前の鉄道での兵站なんかは制度的にフラン
スの方が勝ってたけど、これはあまり注目されない」
「イメージか」
「イメージだよ」
「で、アメリカはあらゆる無茶を押し潰すパワーがあるから合理的に見える、ってか」
「「見える」じゃなくて、そこは合理的なんだよ。本格的な本土侵攻を一度もされたことがなくて、ほぼそれがされない立地にあって、充実した銃
後が保証する兵站と人員が存在するんだから。そんな場所では民衆の意見が合理性を保証するんだ。というか、保証しないとヤバくなるから
ね。F4Fの頑丈さとかもそうだよ。……そして当然、その合理性が本当に合理的な結論に至るかどうかは話としては別だ」
「ま、覇権国家の主張は正しく見えるし、正しくないとアカン、ってのはあるわな。同じ経済ブロック陣営に存在する以上は余計にや」
 
                                           ○
 
「ちなみにイル、君が知ってる空母は?」
「名前だけなら大半知ってるよ。贔屓の空母って言われても思い浮かばねーけど……あー……ああ、そういえば翔鶴っていいよな。試作段階
の空母群を経て、本格的な大型空母へと発達する過程? 初期空母群から洗練された空母へ転換してく到達点ってーの? そういうのはい
いよな」
「……」
「……」
「なんだ」
「お前今、なんのページ検索しとったんや」
「え? いやいや、別に何も。特に何も。強いて言うなら俺達は常に未来を見据えるべきだって事だな」
「ちなみに翔鶴級空母は二隻存在する訳だけど」
「……二隻存在したらネームシップの名前だけで充分じゃない?」
「まあそうかもしれない。で、どの辺りがいいんだ」
「え。……ああいや、ほら。スマートな船体とか、いかにも空母然とした――」
「銀髪ロングって点は無関係で?」
「……。……ん? んん? おいおい、なんだ? 何の話をしてるんだ? 空母の話だろう? 銀髪? おいおい、意味がわからねーぞ」
「そうか。ちなみにこれがさっき妹紅に雲龍級と言われて検索した結果なんだが」
「んー……あー」
 
「……まあ、なんつーの? 雲龍は活躍できてれば今とは違う評価があったよな。うん。間違いない。あれだけ優れた空母を量産できるに当たっ
てこそ、本来は空母の到達点に至ったハズだ」
「ふむ」
「よくよく考えるなら、雲龍が最高だってのは疑いないな」
「……」
「……」
「なんだ」
「銀髪ロングで露出度が高いって点は無関係で?」
「……おいおい、さっきから何を言ってるんだ? 全く以て意味が判らないな」
「アレか。銀髪ロングで尚且つ露出が高かったらエエと、そういうことか」
「いや、お前達が何を言ってるのかさっぱり判らないな……」
「最悪の捨て台詞だ……」
 

990 名前:名無し客:2015/05/23(土) 16:11:44
誤爆か荒らしかと思った。

991 名前:名無し客:2015/06/06(土) 05:10:58
よくそんなに長文書けるなあ!しかし趣味合いそうだな

992 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2015/06/08(月) 16:46:35
色々こんがらがったが私は真っ直ぐ前に行く。基本不器用だからな。
ついでに文章も大胆に再編だ。

>>989

 日本はよくも悪くもウェットな部分が強いから、ハリウッドのカラッとスカッとした雰囲気を押し出すのはちょっとね……。
個人的に『リターナー』や『座頭市(北野版)』は割とエンタメ寄りでバランスとりながらも活劇らしさが出て良かったけど。
後に続く映画があんまりないからなあ……この辺、アニメーション映画のほうが強いかもしれない。

 宗教風土、魂の在処なんかの自由な発想は多神教や精霊信仰が近現代まで生き残った影響も大きいだろうね、発想
の根幹を見るとなると。このへんはそっちの領域になる反基督を主軸に打ち出していったのブラックメタルや、北欧神話や
キリスト教によって壊滅した土着文化と関連したヴァイキングメタルなんかが最初に『復興』を打ち出していかざるを得なかった
のに比べると、こっちの古代からの習俗や文化はそれなりに形を残していて、現代の人々の価値観にも影響を刻んでいる。
 メガテンでやってのけた『神殺し』『天使や悪魔の使役』なんてキリスト教圏じゃまずムリだろうし。というかアレは日本人の
私でもビビるわ。
 もちろんこの国でそうした風土が残ってきたことによる弊害もあるっちゃあるけど。
 というか、その弊害こそが伊藤計劃の表現した『体の内側にある権力』なのかも。
 常に晒される価値観や記憶、故人が積み重ねられた歴史をインストールされることで生まれる強制力。


 そしてテスタメントシュピーゲル2は下巻も発売済みだ。備えよう。
 血界戦線もニコニコ動画やTV放映中だ。備えよう。
 ニンジャスレイヤーもニコニコ動画で世界最速・初放送中だ。備えよう。
 で……ミハル、大丈夫か。忙しすぎて文字通り心がロストしてないか。たまには休んでいいのよ。


>東方のアレコレ

 そういうわけで凄まじく裾野が広がって円熟して、浅きから深きに至るまで万遍なく人がいるのが現状、かな。
 考察勢は今なお意気揚々として幻想郷を解き明かそうと脳漿を絞ってるし、創作勢は互いの本で笑いながら殴りあうし。
 そんなわけで私も今なお飽きないよ。サプライズで出演とか来たりするときもあるしね。こないだみたいに。

 私も、ミリタリや紛争関係なんかは昔に比べると興味の範囲は本当に広がったね。
 これは艦これ以前からだけど、ゲームとかだけでなく、伊藤先生の物語や、ミハルのとこのお兄さんとかの話で。
 流石にネットだけじゃ資料に限度はあるから積み重ねはまだ薄いけど、なかなか興味深いよ。


>あにめ

 盛大に地雷踏んで壮絶に交通事故起こしたと言えば分かるかな……。
 まあ、この話題はいいや。忘れよう。忘れたい。うん。


>艦これ(げーむ)

 実際、直撃したら確実にほぼ戦闘不能になるから、耐え切れる戦艦がいないと火力足りない場面はあるのよね。
 高練度かつ高回避で避けきるのは完全に運否天賦になっちゃうから不安定だし……。

 武蔵はマジらしいよ。対抗して大和引き上げて復元しようとか言い出す奴も出てきた。
 さすがに大和は無茶な気がするけど。
 三笠は今でも保存されてたと思うよ。流石に異星人と撃ち合いは出来ないけど。

 利根は……水上爆撃機とか積めるようになるんだよ。改装すると。瑞雲とか晴嵐とか積んで飛ばせる。
 で、敵の航空戦力が貧弱or皆無ならなんとか制空権取れる。そういう仕様になってるんだ。
 この辺はプレイし当てると分かりやすいんだけど……水上機で空戦やらせるのはちょっと無茶な気がするんだけどね。
 強風みたいなのがあるとはいえ。

 ちなみに松型はまだ未実装。する予定はあるらしい。
 で、海上護衛なんかは資料を当たると暗鬱になるのよね……酷いってレベルじゃないぞコレ、って意味で。
 対潜軽視、補給軽視のまま漸減戦闘なんてしたら、ねぇ。特に潜水艦相手は本当に絶望的だったらしいよ、当時。
 その反動で海自が潜水艦絶対殺す状態になってるくらい。
 艦隊決戦に固執しすぎだったし、それも敗因だったとは言えるんだけど、それを捨てられたかどうかと言えば、まあ、無理なのよね。
 アメリカ相手じゃ短期決戦で相手の心を折らないと勝てなかったけど、それで失敗したとなると、ね。


 余談だけど空母が戦艦を終わらせた、って言説はあるけれど、実際に空母戦力だけで戦艦を沈めるのは至難だったのよね。
 適切なエアカバーがあったら近づくのも難しいし、近づいてもあの要塞を爆弾と魚雷で沈めるのは本当に大変だったとか。
 大和と武蔵を沈めるのにどれだけの航空戦力を投じたか調べると、その辺よく分かるかも。
 アメリカが終戦しても戦艦をなかなか捨てられなかったのは、相手に戦艦がいたら面倒だから、ってことね。


>異世界とか

 王道だね。最近だとファストフードよりも気軽かつ大量に消費されまくってるけど。
 その是非はまあ別にいいんだけど、その辺を見ると創作の敷居が本当に下がったんだなって。
 もっとみんな気楽に書いていいんだって感じ? そういうのはいいことだと思う。
 そうした中から過去や歴史を見つめなおす機会に恵まれることもあるし、好奇心の発露たることもある。


>攻殻
 ビッグデータ関連だと、googleの生み出すネットがかつてSFで描かれたビッグブラザー足りえるだろう、なんて言説を見かけたね。
 ただ、googleは支配に興味がなく、ツールを提供することによる利便性の追求しか眼中にないから、実際にはビッグブラザーではないとも。
 そして世界を監視社会たらしめるのは、そのgoogleが構築したツールによって言論統制や弾圧を始める民衆の勢力なのだ、と。
 このへんの活動はSNSの普及にともなって可視化されて、グロテスクに誇張や拡大を繰り返してきただけに的を得てる感じが。



993 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2015/06/08(月) 17:02:37
 余談だけど日本の水上機は世界的に見ても優秀だったようで、限定的であれば空戦もできるやつがあったそうだよ。
 二式大艇はB-17あたりなら撃墜できたらしいし、強風は紫電の設計に流用されるくらいに優れた水上戦闘機だった。
 ……さすがに瑞雲で制空権争いできる+晴嵐が下手な艦爆より優秀なのはちょっとシュールだけどね。

 あとイルはやっぱり銀髪と、露出好きか。
 なるほど。


 ああ、艦これで建造に課金するのはよすんだ。大和狙うのに一回17300円くらいリアルでお金かかるから。
 あれは盆栽とか家庭菜園に近い、時間をかけて艦隊を育てていくゲームなんだよ……。
 なんで、一般的な(正直なんで規制されてないのか分からない類の)ゲームみたいに課金でゴリ押しは出来ない。
 やろうとしたら死ぬぞ。


>>982

さすがに自分の家に放火はしないし、家まではリザレクションしない。
家の復旧は手作業だからな……ということで防火対策もしてるから最近は燃えにくいぞ。


>>983

なんだその矛盾の塊は。
後は私のAAを貼り付けて霊烏路空とか名前出せば完璧だな。


>>984
まあ、届けば……月で復活できるし?
月にはアイツがいるから、思う存分暴れればそれで?

実際は月に行くこともできなかったし、月にアイツもいなかったんだけどね。
世の中ままならないし、自分の頭だけで考えた世界は余りにも狭かったよ。


>>986-987
再生するけど! するけどなんだよ!
ケンシロウに火炎放射器よし逃げされて消毒されてろ!
あと私の肝はくれてやらん!


>>988
無視でいいのが一番楽、かなあ。
こっちも無視すればいいだけの話だし。

後のは宥めるなり殴るなり殺しあうなりで対応する必要が高確率であるからな……。



>>990
古参勢にはよくあること。
右から左に受け流していくといい。


>>991
引き出しの中身の多さと、慣れ、かな……。



994 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2015/06/08(月) 17:17:57
 さて、ここももう終わりか。

 最後に近況を報告していこう。


・深秘録

 私、カッコ良かった!
 思ったより死に傾倒してる+超然として枯れてる感はあったけど全体的に良いストーリーだったよ。
 そしてなんか新しい強敵(とも)が出来た。リアルJKの。わぁい。

 そしてモーションも全体的に蹴り技と炎メインでイメージぴったりな感じ。爆薬も使うようになった。忍者か。
 あとリザレクション強い。超強い。ただの復活技のはずなのに無敵あるし判定強いし大ダメージ狙えるとか。

 で、目玉の人体発火現象によるダメージ強化は―――蒼い炎だと!?
 蒼の力とかあまりにも痺れ過ぎるでしょう。あと解除モーションが可愛い。

 対人戦はまだ。
 そもそも慣れてないし、今は対戦相手もいないしなー……。
 ま、これは追々。


・紺珠伝

 web体験版待ち。


・艦これ

 ここまで廃プレイするとは思わなかったよ。なお2013年7月勢の模様。
 盆栽育ててる人ってこういう感じなのかしらね、うん。


・忍殺

 毎日一話リピートしてる>アニメ
 アカン、あれはツボったら一直線だ。電子ドラッグと言ってもいい。
 予想外に予想外、斜め上と斜め下に往復しながら右と左で交互に殴ってくる。コワイ!


・他色々

 最近はあんまり音楽関係触れられてないなぁ。
 WEBでのDTMなんかは時々サーフィングして探したりするけど。
 そろそろ、がっつりとメタル聞きたい。



995 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2015/06/08(月) 17:19:57
 そしてこれから。
 そろそろ、本スレに復帰しようかな、と。
 深秘録出たし、話題性もバッチリ。

 他にも色々やりたいこといっぱいあって、それに今の一刻館がどう応えてくれるかはわからないけど。
 私は私が楽しい限り、此処に居続けて、のんびりと過ごしていきます。これからも。

 そんなわけで、飽きず見捨てずここまでついてきてくれたみんな、ありがとう。
 これからも、よろしく。

996 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2015/06/08(月) 17:33:05
余談だけど打ち合わせスレのアレ見て私も久しぶりになんかがっつり書きたくなった。
クロスオーバーはたいてい劇薬だけどいつの時代も浪漫なのよね。
私も好きだ。

997 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2015/06/08(月) 17:35:41
さて、と。準備完了。

998 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2015/06/08(月) 17:37:23
不死鳥は、炎を浴びて、甦る。
灰となって終わり、炎とともに始まる。
さようなら、そしてようこそ。

http://charaneta.sakura.ne.jp/test/read.cgi/ikkoku/1433752550/

999 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2015/06/08(月) 17:38:00
スレタイは流石に遊びすぎると後で公開するので。
でも出してもらったネタは活用するよ。みんなありがと。

1000 名前:『蓬莱の人の形』藤原 妹紅 ◆zPhoEniXzw :2015/06/08(月) 17:39:51


■GOOD BYE


1001 名前:1001 :Over 1000 Thread
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。


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