■ SaGa Frontier - Still/Steel Memorys -

1 名前:メタルアルカイザー ◆8/KAIZERps :2007/12/19(水) 22:01:26






■ Metal brack:
(1)無機物と有機物の融合、自然界にありえるはずのないフリークスたち。
(2)サガフロンティア:レッド編に登場するブラッククロス四天王の一角。
 機械でありながら武人の魂を持つ鋼の騎士。


■ God is dead. Devil is vanished.

■ But, I still seek force of truth...





2 名前:名無し客:2007/12/21(金) 14:37:49
>>1
一日遅れだけど、スレ立ておめでとう。そしてお疲れ様。
また大殲に赴くみたいだね…。君と戦ってきた皆が君を見送るよ。
だから、一人で戦うのはしょうがないけど「独り」で戦わないでね?
では、ご武運を…。

3 名前:メタルアルカイザー ◆8/KAIZERps :2007/12/21(金) 16:08:36
 一旦、此処に拠点を置かせてもらうとしよう。
 曲がりなりにもこうして「在る」以上は、な。

 さて、注意事項についてだが―――スレッドの隠蔽(sage)を解除しない限りは、特に存在しない。
 敢えて一つ言うならば、有名/無名問わず、来訪も歓待する、とだけ告げておこう。

 ただし、必ず返答が出来るとは限らん。
 つまりは、そういうスレッド=地下スレだ。
 それでも構わぬなら、遠慮は要らん。気を置かず訪れると良い。

4 名前:メタルアルカイザー ◆8/KAIZERps :2007/12/21(金) 16:11:00
>>2

 ……後回しにしていたら先手を取られたな(何


 勿論だ。私は既に独りでは無い。
 あの戦いが、私に足りぬものを補ってくれたのだ。
 これからも、彼らの記憶は変わらずに私に留まることだろう。


 エピローグについては少し手直しをしている。
 その時、『私』に至る顛末を教えられるだろう。待たせて済まないな。

5 名前:名無し客:2007/12/21(金) 17:02:40
>>4
ううん。こっちも祈るだけしかできない暇人だから。待つのは慣れっこ。
だから無茶はしても無理はしないで(^_^)。

6 名前: ◆8/KAIZERps :2007/12/22(土) 01:53:58




■ load/memory/blood rust.html
http://charaneta.sakura.ne.jp/ikkoku/kako/1177/11772/1177248365.html

■ Epilogue...start.




7 名前: ◆8/KAIZERps :2007/12/22(土) 02:11:40
>>6




 神様は死んだ。
 悪魔は去った。

 /ダメージレポート:センサ=視覚・聴覚のみ通常性能の21%で稼動。




 太古より巣食いし狂える憎悪の嬌声も
 今は、はるか
 滅亡の彼方へ消え去り。

 /ダメージレポート:駆動系=左腕部・両脚部・腰部の完全損失/行動不可。
 右腕部/竜鱗の剣=フェニックスの反動により損壊/大破/刀身は健在。




 盛衰の於母影を
 ただ崩壊の切々たる胸中に
 残すのみ。

 /ダメージレポート:出力系/心術ジェネレータ・オーバーロードにより破損/停止=
予備電源で稼動/……推定残存稼動限界時間:四百秒。





 神も悪魔も
 降り立たぬ荒野に
 私はいる。

 /ダメージ・・・自己診断機能停止。




(―――私は、正しき道を歩めただろうか?)




 巨城の崩壊は神祖の死亡を告げていた。
 ノイズだらけの視覚センサで破滅の破滅を、ただ見つめる。
 終わったという安堵/終わったという空虚/終わったという感慨―――そして、最後に
待っているであろう自己の死を見つめる。
 崩壊の協奏は脱出への競走を導き、闘争/逃走不可能の自身+死+運命を受け入れる。


 ―――救世したという実感は無かった。

 ただ落ち着いている自分と満足感だけがあった。
 アルカイザーも、ブラッククロスを滅ぼしたときにはこんな心境だったのだろうか。
 自らの父を失い、戦い、倒し、そして―――。
 シンクロしていく生涯/その最後では交錯して分かれた。
 その違いは唯一つ―――彼は生き、私は死ぬ。
 偽りの生が、真の生と同じ道を歩み、最後に別れて往く。
 奇妙な感慨を覚える―――自身が英雄になり、終わりを迎えたかのような。

 いや、正しくそうなのだろう。
 彼の四人―――世界を救った英雄たちと同じく、私もそうなのだろう。


 四度目の生は、それほど永いものではなかった。
 ―――しかし、三度の生死の中で、最も多くのものを手に入れ、成し、そして正真正銘
の最後となる命だろう。
 記憶が過ぎる―――戦った者=シグナム。リア。共闘した四人の“剣”たち。
 彼らは多くを残して去っていった。
 そして私はそこから輝きを見出した。
 最強の再定義―――魂の輝き。
 後悔なき力を振るい、間違いなき道を捜し求めた。
 その果てに―――何かを掴めた。そんな風に思える。
 内蔵電源残り二百秒/近づく魂の解放。
 旅立つ時が来る―――長い旅路の終わりへ。

 ―――アルカイザーの姿が過ぎる。

 少しだけ未練があった。

 最後に、彼とまた刃を交えてみたかった。
 自分が正しき道を歩めたかどうかを確かめるために。
 何も背負わず、心行くまで力と技を交えたかった。
 だが、それは叶わぬ願い故に―――敢えて忘却して、呟く。
 それが、自身の最後の言葉だと信じて。


「さあ、往くか」


 ―――システムシャットダウン。
 最後の眠り。
 センサを全て停止し、




「―――たわけ。父より先に死ぬ息子があるか」




 その直前、不可思議なことに、自らの父の声を聞いたような気がした。





8 名前: ◆8/KAIZERps :2007/12/22(土) 02:13:50
>>6 >>7




 目を覚ましたとき、“天国”を体験しているのか、と思ってしまった。

 実際にはあまりに現実的な風景―――なんと、見慣れた自分用の調整室である。
 ここに居ると言うことは、同時に残った拠点であり、リージョンシップでもある“ブラ
ックレイ”の健在も意味する。あの大崩壊から、何故巻き込まれずに生き残ったのだろう。

 無意識―――ほとんど条件反射的にに自己診断プログラムを起動。
 五体を構成するハードウェアの内、幾つかが取り外されている+交換されている―――
完全分解整備中であることの証明。さらに加えて言えば動力機関は復活+予備電源も完全
充電されている=まだ自分が生きている。

 にわかには信じがたかった。戸惑っていた、とも言える。
 何しろ死を悟り受け入れた直後のことなのだ。

 しかし今や、自己診断プログラムと復帰した複合センサ、そして有機的な構造を模した
思考回路とその意識の得る“感触”が、ここを実在の世界だと完全に認識している。

「…………」

 珍しく纏まらない思考のまま、ゆっくりと首を―――視覚を巡らせて見る。四肢は固定
されているか分離されているため、ほとんど動かすことはできない。
 その視線が―――見慣れた服装を捉える。

「ドクター?」

 死亡を確認したはずの科学者が、いつものようにコンピュータを相手取っている。
 違和感―――強い金属反応。

「おお、もう目が覚めたか。あの仮死状態からここまで早く意識を回復させるとは、お前
に根付いた精神もなかなか強靭になっているらしいな」

 違和感が解ける―――電子音混じりだが、間違いなくドクター・クラインの肉声。
 それでも。確認のために音声をつむぎだす。

「……本当に、ドクターなのか?」

 振り向くドクター・クライン―――鋼鉄製の顔で笑みを作りながら。

「ああ。正確にはドクター・クラインのバックアップだがな。お前にも話してはいなかっ
たが、万一の時のために私の知識と経験、ニューロン結合などを全て定期的に記録し、こ
のボディに保存していたのだよ。もっとも、バックアップと言っても本来のドクタークラ
インとは六万六千秒程度の差違しかないがね。このバックアップ手法は、以前レオナルド
教授が暗殺された際に使われたものでな。私も念のためと用意していたのが、なんとか役
に立ってくれたようだ……“私”からの生命パルスが途絶えたと同時にこの私は起動し、
通信記録から状況を察していた」

「つまり、抑制装置解除の承認は」
「正直、あまり乗り気ではなかったがね」

 肩をすくめる―――人間らしい仕草。何故かそれに平穏を覚えた。

「ともあれ、私から言えることはただ一つ、この戦いによって私の改造理論は一つの帰結
を見た、ということだ。あの伯爵に打ち勝った時点で、お前は私の手を離れ、一つの極致
となった。四天王の中で、メカを母体としたお前がついに私の目指した一つの場所に到達
したことを喜ばしく思うぞ。……良く生きていてくれた、息子よ」

 その言葉に、深い心の揺らぎを覚えながら、私は静かに頷いた。
 もしも神がいるならば、この五度目の奇跡/軌跡を感謝したかった。





9 名前: ◆8/KAIZERps :2007/12/22(土) 02:32:27
>>6 >>7 >>8




「さて、ところで」
「……ドクター?」
「残念なことにブラッククロスの残党はもう残っていない。あるのはこのブラックレイと
私、お前だけとなってしまった。……私はまだ研究を続け、成果を形にするつもりだ。一
つの究極を得たといっても、また別の形で理論が結実する可能性は否定できない。科学者
として、その可能性を放棄することは出来ん。茨の道だろうとな」

 滔々と、簡便に状況を報告するドクターを見つめる。
 ―――私に、何かを選択させるつもりらしい。
 そのために現状の情報を全て開示し、判断材料を可能な限り提供するつもりなのだろう。

「……だが、お前はお前の道を選ぶといい。実は頭部のメンテナンス終了時に、お前の設
計データを転送してある。それさえあれば私が居なくとも活動できるだろう。私は私の求
めるものをすでにお前から得た。後はお前だけだ。お前は―――何を望む?」

 ―――自立。

 考えてもいなかったことだ。これまではブラッククロスという“バック”の存在が自然
と闘争と武人を引き寄せてきたというのもあるが、四天王としてドクター・クラインと常
に接していた/肉体調整を依存していた自分がそこから離れることなど無いと思っていた。

 それが今、“父”は私が私のために生きろと言っている。
 その言葉の深奥に、自立の示唆を秘めながら。

 ……逡巡する。
 同時に想起する。

 この戦いで得た全てを―――止揚/軌道/到達点を。

 新たに道を切り開いたことを。突き進んだことを。

 しかし、まだ―――得るべきものは有り、探求することはある。

 そう。まだ自立するには、自分は未熟である。
 まだ、私は答えを得て、その道に一歩しか踏み出していないのだ。

 結論は出た。
 私は―――その解答を正確に、ドクター・クラインへと伝える。
 彼は一瞬驚いたような表情を作り―――続けて笑った。

「なるほど。それも良かろう。それならば、ブラッククロスの溜め込んだ情報もまた、役
に立つことだろう。……もうしばらく、私の夢に付き合ってくれよ?」
「はい」

 私は選んだ。
 “彼”の辿った足跡を、自分なりになぞろうと。
 同時に、ドクターの探求も支えようと。




10 名前: ◆8/KAIZERps :2007/12/22(土) 02:33:42
>>6 >>7 >>8 >>9




■ アクセス/ロード
■ IRPO捜査資料#70022122
■ 通信/映像記録を取得します...




『……こちらヒューズ。タレコミに間違いは無かった。旧ブラッククロス基地を根城にし
ているようだ』
『十二号船、了解。一番から七番、十一番から十三番まではすでに突入可能な位置に着け
ている。残りは到着に三分ほど掛かるそうだ』
『了解。現行犯で捕れるように頼むぜ。……ようやく尻尾を掴んだんだ。ヤクと金を押さ
えて根っこをまとめて引き抜いてやらないとな。……よし、見えた。間抜けめ、見られて
ないと思ってやがるな。取引の様子が丸見えだぜ。六号船、記録は取れてるか?』
『お前さんがそのスコープを壊さん限りは平気だ。ばっちり撮れてるぜ。突入のタイミン
グは?』
『俺じゃなくて一号船に聞けよ、それは……オーライ、ついさっき残りが到着した。十秒
後に押し込む―――何だ!?』
『こちら十二号船、どうした!?』
『分からん、いきなり爆発音がして……くそ、どうなってるんだ!? ヒューズ、そっち
から分かるか!?』
『駄目だ、火と煙も吹いて大騒ぎになってやがる。突っ込んでみないと分からん!』
『くそ、なんてこった。何が起きたってんだ!?』
『一号船より全部隊へ。逃げられる前に突入! 事前の打ち合わせどおりにやれ! アク
シデントには構うな!!』




 ―――突入後、参加したIRPOの隊員は、口を揃えて『妖魔に化かされたみたいだ』、と
呟いていた。
 幸いにして、麻薬組織のメンバーは全員逮捕できた。麻薬も現物を押さえられ、刑務所
へ押し込むには十分すぎるほどの戦果だった。
 問題は、クレジット札が根こそぎ消えていたことと、メンバー全員が傷を負い、震えて
いたことである。彼らもまた武装はしていたが、その有様は凄まじいものだった。何しろ
戦闘用のメカまで用意していたというのに、全て根こそぎ破壊され、武装していた彼らも
何も出来ないまま袋叩きにあった、ということだ。
 しかも、それが約一名の、正体不明の存在によってなされている。

「あいつだ、あいつが出たんだ」

「この前も別の組織が襲われていた」

「銃弾が効かない。ミサイルも切り払われた」

「黒い炎を纏っていた。前に見たことのあるような奴だった」

 それぞれの証言も的を得ず―――結局、この哀れな連中を撃滅した者の正体は分からず
じまいだった。


 このようなことが何度も続き、そのたびにIRPOは死力を尽くして捜索した。
 しかし、得られた情報はたった一つ、それもロスター“ヒューズ”捜査官の口述のみで
あった。

 直接、彼と出会った者の言葉のみが。



11 名前: ◆8/KAIZERps :2007/12/22(土) 02:37:50
>>6 >>7 >>8 >>9 >>10




■ データロード/形式:口述記録形式
■ 証言者:ロスター捜査官
■ より具体的な状況を記録するため、再現映像も添付されています。
■ 再生しますか? Y/N
■ Y.




 今度も空振りだった。いや、正確には横取りとも言えなくは無い。
 ともかく名だけは貰っておくに越したことは無いが、どうも気に喰わない。
 今回は内偵していた組織が襲われた。すぐ近くに居合わせていたもんだから、なんとか
踏み込んだが、そのときには何もかもが滅茶苦茶になってて、犯罪者どもは虫の息。切札
扱いと思しい戦闘メカは完全に破壊。惚れ惚れするような三日月の切り口が残っていた。
よほどの腕前というのは間違いなさそうだった。

 油断無くハンドブラスターを構えながら、ゆっくりと狭いビルの二階へと上がっていく。
一階の爆発の跡と、二階に開いた大穴から察するに、一階で何がしか爆発物を使って、二
階から飛び込み、挟撃と勘違いさせて動きを封じたのだろう。どう考えてもプロだった。
 パトロールシップを十台くらい応援で呼びつけようか。
 そんなことを考えながら、俺は半壊した部屋へ踏み込み。

 そして―――差し込む月光の中、そいつに出会った。

「―――あ、アルカイザー!?」

 そのシルエットは良く覚えている。かつてブラッククロス関連の事件を追っていた時、
俺の行く先々に現れていた正義のヒーローだった。
 ただ、その色合いは動に対して静、みたいに対照的で、アルカイザーを真っ黒に塗って
馬鹿でかい剣を持たせたらこんな感じになるんじゃないか、って雰囲気だった。
 その造形も禍々しさに荘厳を混ぜ込んだような姿で、よく観察してみればアレとは全く
別物なように思えた。

「……いや、違ったか。お前は何者だ?」
「……さて、何と名乗ったものか。過去の名前はとうに使っていなくてな」

 名前……名前が無いのか。
 いや、過去に使っていた名前―――それはなんだ?

 そこまで考えたところで、脳裏にひらめくものがあった。
 それは、ブラッククロス本部に乗り込んだ、いわゆる最終決戦のときだった。


 ―――“アルカイザーの能力をコピーすることが最強であるという結論に……”。
 マッドサイエンティストの口上とともに表れた黒い姿。
 それは生き写しのように。


 一気に記憶の映像が閃く。
 間違いない。シルエットも細かい造形も違うが、全体の雰囲気は。

「まさか、お前は!?」
「……今の私はブラッククロス四天王でも、アルカイザーのコピーでもない」

 分かっていたかのように、そいつは静かに答えを口にする。

「……ブラックカイザー。そう呼ぶがいい」

 そして、轟音とともに閃光が輝き、空気をかき乱して、そいつは夜の帳に消えていった。

 待てという暇も無かった。


 ……だが、もう一度会えるかもしれない。


 その予感だけは、唯一この場に残っていた―――




12 名前: ◆8/KAIZERps :2007/12/22(土) 02:39:04
>>6 >>7 >>8 >>9 >>10 >>11




■ IRPO捜査資料#70022122+
■ 追加資料―――IRPOの対処方針について




『……以上の記録から、確定的要素は低いものの、ブラッククロスの残党がまだ活動して
いるとIRPO本部は判断し、重要参考人として“ブラックカイザー”を指名手配することと
決定した。なお、彼らはかつてブラッククロスの張っていた組織網を利用し、他の犯罪組
織へ攻撃を繰り返している模様。各員は注意されたし……』














 ―――かつて生まれた闇の中で。
 新たな英雄の物語が生まれ始めていた。

 そのことを知る者は、まだほんの僅かだった。



【Fin/And, to be continued...】

13 名前:メタルアルカイザー ◆8/KAIZERps :2007/12/22(土) 02:41:41


 ……蛇足に過ぎるかも知れんが、これが顛末だ。
 長らく待たせてしまったな。

 例の文体は少し自重した。
 さすがに戦闘描写や説明以外では使いづらくてな(何)

14 名前:メタルアルカイザー ◆8/KAIZERps :2007/12/22(土) 02:46:13
 ……しかし、私がこの身で再び闘争するとは思わなかったな。
 ロジックオーバーは覚悟の上で望み、華々しく散った時点で満足だったのだが。

15 名前:メタルアルカイザー ◆8/KAIZERps :2007/12/24(月) 01:33:53
 異端は異端であるが故の徒花だが―――実を結ばせてくれる相手がいた。
 それが私の幸福なのだろう。

 ……変わらず時は不安定で、私もまだ立ち位置は決定していない。
 だが、今はこの場で闘争を続けられてることをありがたく思いたい。

16 名前:メタルアルカイザー ◆8/KAIZERps :2008/01/02(水) 17:09:52
 さて、手隙な合間に情報収集を行っていたのだが―――


http://www.nicovideo.jp/watch/sm1235067
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1782690


 ……まさかこんな形で、とはな。
 色々と楽しみだ。

17 名前:名無し客:2008/01/02(水) 21:10:30
>>6-12
・・・・・・・・・・・・・(◎_◎)←呆気にとられた顔
答えはいらないが、自分は今、猛烈に問いたい。(何
この一切を読んで、貴殿が生きて帰ってくれた事実を大喜びするべきか。
最後までただで転ばなかった貴殿の「父」の生き様に最早あきれるべきなのか。
…あれ?目から水が…(つ_;)トマラナイ・・・。

18 名前:メタルアルカイザー ◆8/KAIZERps :2008/01/02(水) 22:09:20
>>17

 ふむ。まあ、蛇足に蛇足を足すようで何だが少し話すとしようか。
 ああ、ドクターの強かさには幾らでも呆れても構わん。
 ……「科学者たるものどんなことがあろうと対応できるべきだ」、ということらしい。
 ”こんなこともあろうかと”は科学者たち共通の、一種の理想だそうだ(何)。


 ともあれ、ああいったバックアップは珍しいことではない。
 以前に暗殺されたレオナルド博士も同じような手段で復活している。
 それに伏線自体は抑制装置解除で張ってあったからな。
 あの結末だけでも終わらせられたが―――やはり投げっぱなしでは問題がある。
 そういうわけで長い時間を取らせて上のような蛇足を書いたわけだ。

 つまり、二通りの未来。
 私が生きているのか、死んでいるのかは、そちらにゆだねられる、ということだ。
 少々メタが過ぎる話ではあるが。

 ともあれ、『今』闘争している私は上記の変遷を経て戦いを始めている。
 流石に死んだままでは闘争を行えないからな。納得してもらえると助かる。


 ……とはいえ、言葉は不要だったかも知れんな。
 すでに、貴公の涙が全てを語っているのだから。

19 名前:BLACK KAIZER ◆8/KAIZERps :2008/01/05(土) 16:22:35
 ……カッとなってやった。後悔はしていない(何)


 それはさておき。
 反省点はあるが、得られるものはそれ以上にあった。
 同席した全員に感謝を。

20 名前:名無し客:2008/01/07(月) 20:24:50
闘争スレの打ち合わせ、ちょっと覗いてみました。
あの御前死合いで、討伐側の支援に当たってくださったヴァン・フェム殿が今回の黒幕ですか。
探求者兼商売人のあの方なら、ナイスポジションですね。
でも思わず「あなたイイ者ですか?悪者ですか?」と聞きたくなっちゃいますが(笑)。
あ、お花ですね。
宗教が違いますからこれはどうかと思いましたけど、薔薇も高いので
つ【仏花&お線香】
まあ、せめてのなぐさみになるかと思います。失礼しました。

21 名前:メタルアルカイザー ◆8/KAIZERps :2008/01/20(日) 10:03:36
>>20
 ……これは助かる。有難い。
 花を贈ると言ってもその辺りは不慣れでな。
 何を選ぼうか迷っていたところだった(何)


 ―――ふむ、善か悪かでは、何とも言えないな。
 善と悪の境界は朧で、時、人、地、あらゆる要素で変動していく、いわば常に不確定の概念だ。
 私の求める“正しき力”もまた、時として善、時として悪と、人の目に映ることもあるだろう。

 ……しかし、彼は自らの道を躊躇い無く突き進んでいる。
 求める命題の解答を、ブレイクスルーを得るために。
 その過程が善だろうと悪だろうと、大した問題ではなかろう。

 そしてそれは、私も同じことだ。
 私の在り方もまた、時として善であり、悪となるだろう。
 “正しき力”―――私の求める命題であり、同時に定める道標を歩むために。
 ……もっとも、字面から見てしまえば“善”と断ぜられるかも知れんがな。

 だがそれは表層に過ぎない。
 真に重要なのは、“何を求め、何処を歩むのか? そして、何を残すのか”だ。
 知性あるゆえに―――価値を定義し意味を創出した者たちにとっては。
 これが、おそらくは共通の命題だろう。私にとっても。彼にとっても。




 朝方というのに長話をしてしまったな。
 今日は休息を得る日だと言うのを失念していた(何)
 ともあれ、次に会う時は夜の何処かで、と言ったところだな。
 では―――さらばだ。

22 名前:名無し客:2008/01/20(日) 23:34:54
茶でも飲みながら、くつろぎつつ、世間話でも、って日でもありますよ。
まあ、善悪の定義なんて結局個人の判断だったり、借り物だったりしますから。
フェム殿の場合は、それより優先させたいものを持っている。優先できる確固たる意思がある。
あの人に限った話ではないのでしょうね。
願うのと、行動に移すのは違う。大概は願うだけで終る。

…偉そうな長話になりそうなので、切りましょう…。
今日もお疲れ様です。博士によろしく。

23 名前:名無し客:2008/01/26(土) 23:48:48
吸血大孅(隠)を確認してきました。
メタザー…(失礼と知りつつ必死でふきだすのをこらえる。)
「ナイスなことを」と思う反面、あんな風にうちとける彼女が羨ましいです。

24 名前:BLACK KAIZER ◆8/KAIZERps :2008/01/27(日) 21:52:09
>>22

 ……そうだな。
 彼の御仁は願い、進む『覚悟』を決めている。確実に。
 ではな。そちらも息災であることを。


>>23

 まあ、呼称については割とどうでもいいのだが(何)

 何しろメタルブラック(ver.3〜5)、メタルアルカイザー、そしてブラックカイザー。
 これだけ揃っているのも稀有な話だ。これ以上増えたところで別に困らん。

 ……使い分け?
 基本的に気分だが―――「メタルアルカイザー」はあの“祭り”のみ、だな。
 向こうの闘争も、完成後は「ブラックカイザー」でスレに張る予定だ。

 大して違わんが、まあこれも一つの矜持、あるいは哲学だ。
 気にせず流してくれればそれで良い。

25 名前:名無し客:2008/01/27(日) 22:24:32
いえ、呼称云々もそうですが、さつき嬢が羨ま…何でもありません(///)!
とりあえずは「ブラックカイザーさん」と呼ばせてください…。(照)

闘争の結果は………信じます。あなたを

26 名前:名無し客:2008/01/27(日) 22:51:15
いや、ブラックは英語でカイザーはドイツ語だからなんかおかしくね?
ここは英語に統一して「ブラックエンペラー」と名乗ってみるのはいかがでしょ?
 
国道134号線のあたりから直管とか集合管とか3連ホーンの音が聞こえてきそうなのはきっと気のせいです。

27 名前:BLACK KAIZER ◆8/KAIZERps :2008/01/28(月) 01:33:10
 久々だったからか一時的にスリープモードに入っていた。
 レスポンスが鈍かったのはそのためだ。失礼した。

>>25

 ……どうした? 体温偏差を感知したが。
 まあ、詮無いことか。呼び方については好き好きで構わない。

 闘争は―――神のみぞ知る、だな。
 ともあれ、全力を投じるとしよう。


>>26
 ……ふむ。しかしそれでは少々意味合いが変わってしまうな。
 私のカイザーは「アルカイザー」からのもじりだ。
 つづりも本来の「S」ではなく「Z」だ。
 そしてアルカイザー自体は固有名詞だ。
 ……そういうことだから、混ざっていても特に問題は無い(何)

28 名前:名無し(♀):2008/01/28(月) 04:52:56
温泉の警備。お疲れ様です。あの後大丈夫でしたか?
博士の好みは存じませんが、よかったらお土産に。
つ「一刻の湯で作った温泉玉子」

29 名前:名無し客:2008/02/03(日) 22:05:01
最後にえらい目に遭ってましたな。
温泉スレで…。

30 名前:BLACK KAIZER ◆8/KAIZERps :2008/02/12(火) 17:50:20
 ―――情報収集に時間を割き過ぎていたな。
 近日中に動き出すつもりだ。

 しかし、“原典”については入手に成功した。
 これで心置きなく戦える、というものだ。

31 名前:BLACK KAIZER ◆8/KAIZERps :2008/02/12(火) 17:53:50
 そして予断だが“大殲四天王”は全て揃えている。
 加えるならばファントム・オブ・インフェルノもコンプリート済みだ(何)

32 名前:名無し客:2008/02/13(水) 08:22:54
雪がすごいです。
何か雪にまつわるエピソードをどうぞ。

33 名前:名無し客:2008/02/15(金) 00:18:02
遅くなりました。日が変わりましたが
つ「さつまいもトリュフ」
博士へのお土産にどうぞ。

34 名前:BLACK KAIZER ◆8/KAIZERps :2008/03/08(土) 22:41:06
 ―――待たせたな。(何処かで聞いたようなBGM(何))

>>28
 卵か。
 何か因果を感じるな。文体的な意味で(何)

 ……しかし、その心遣いはありがたいのだが。
 残念なことに“大殲”におけるドクターは……。
 ふさわしい表現を比喩として用いるならばボトムズと化している。
 詳しくは“血狂い”祭りを参照してもらえると助かる。
 そういうわけで、現在食事を行える人員は皆無だ。すまん。

 ……いわゆる有機物の摂取によるエネルギー変換か。
 炭水化物の代謝機能を搭載するよう要望してみるか。
 非常時の補給手段ともなるし、有益だろう。


>>29
 ……クーロンではあのぐらい日常茶飯事だった(何)

 ともあれ、対応に戸惑う部分もあったが―――いい経験にはなった。
 これから活かせるように努めたいところだ。
 対人とのコミュニケーションは非常に重要かつ哲学的な要素を含むゆえ、な。

>>32
 雪か……京の庭園に拠点を構えていた時のことを思い出すな。
 その頃、私を含めた基地の人員は京の住人として生活していたのだが、その時に借りて
いた屋敷が見事な庭園を有していてな。いわゆる枯山水という、一種の抽象表現的な技法
を用いた風景だったのだが……ある時、雪が降ってな。

 それは、白であり、銀であり、光であり、影であった。
 あらゆる植物が、苔生した石が、並べられた白砂が、埋め込まれた道石が、全て。
 気がつけば、無音のままに全て同じ輝きに、同じ影に染まっていた。

 ―――その光景は未だに記憶へ焼きついている。
 そのときの感覚は、未だに自身にも理解不能な情動だったが、もし『空』『色』と同じ
ようなものであれば、私はいわゆる真理、悟りの一端に触れていたのかも知れん。……今
となっては検証不能だが。悟りにしても、何なのかを悟ることは不可能であったしな。
 もっとも、悟りというものは、そうしたまったく形無く、どうとも説明できぬものなの
だろうがな。

 ……私にもまた、訪れるのだろうか。
 そうした、哲の果てに在る概念が。
 言葉を超えた識=色が。


>>33

 ―――ドクター。
 緊急の用件だ。至急、炭水化物代謝機能の搭載を要請する。
 チョコレートの支給だ。さすがに同じ轍を踏むわけには行かない。

「い、いきなり何を言っておる! そんなことを急に言われてもすぐ開発など出来るか。
そもそも食事の出来るボトムズは居らんだろう!」

中の人は食べるだろう!

中の人など居ない!


(御見苦しき故以下省略)


 ……失礼した。ドクターとの協議の結果、代謝機能の搭載については検討する。
 ただし現状を鑑みるに、早急な搭載は不可能だ。
 ゆえに、そのカカオマス及びスイートポテトを原料とした菓子は暫定的に冷凍保存する。
 決して廃棄したりはしないことを約束しよう。

35 名前:33:2008/03/09(日) 00:01:04
壁|_・;)
すいません。失念でした…。
時期ネタってことで軽い気持でやっちゃいました(謝)
無理はなさらず、博士の協力者にあげちゃってください。
お役には立つと思いますから。では。

36 名前:BLACK KAIZER ◆8/KAIZERps :2008/03/10(月) 06:43:41
>>35

 ……話の種にしただけなのだ、気にすることは無い。
 こういう時は多少茶化して笑い話にするのが良いと思ったのでな。
 そういうことだ―――もう一度言うが、気にするな。

 『食事』という行為の文化的要素も興味深いしな。
 良い機会だった。

37 名前:BLACK KAIZER ◆8/KAIZERps :2008/03/13(木) 13:41:20
>>26 (追記)

 ……ふむ。少し記憶に齟齬があったようだな。
 アルカイザーは「S」だが、私の場合は「Z」になっている。
 裏解体新書に掲載されている初期設定稿の表記に準じる形だったのだが……。
 どこかで混同してしまったようだ。失礼した。


 ついで言えば、ほとんど使っていないが専用のバイクを持っていたのも思い出した(何)

38 名前:名無し客:2008/03/17(月) 01:51:35
貴方がドラグーンさんと瓦礫の中で戦ってる間に、世界(北半球)はもうすぐ春です。
瓦礫の中で晴れた青空を見上げること。穏やかな風の中でふと焼かれた街の記憶を想うこと。
こんなことをやるは平和ボケでしょうか?

39 名前:BLACK KAIZER ◆8/KAIZERps :2008/03/19(水) 18:47:11
>>38

 ―――平和とは凪だ。
 そして、呆けると言うことは平和のみしか見ないことだ。

 瓦礫という破壊の象徴があり。
 消失した町の記憶を脳裏に刻み込んでいるのならば。
 それは平和が決して恒常のものではないと悟っているのと同じこと。

 平和を求めるのと、平和に酔うのとは、違う。
 そしてお前は酔ってはいない。……そういうことだろう。


 同時に、戦いを常に求めてはならず、酔ってもならない。
 常なる戦いは修羅そのもの―――私は力の意味を求めている。
 決して力そのものに酔うことは無い。
 そうあるべく心身を鍛造するものが、武術家のあるべき姿だ。

 和の中で戦いを忘れず、戦いの中で和を忘れぬこと。
 ―――私が求めているものへ辿り着くには、そうした精神も必要だろう。
 私を打ち倒した英雄は、決して力に酔うことは無かったのだから。

40 名前:名無し客:2008/03/29(土) 02:34:14
もうすぐ桜が咲きますね。

41 名前:名無し客:2008/04/01(火) 17:54:16
桜が咲きだしました。
今年の早咲きに何か思うとこがあればどうぞ?
それと、花見スレに出ますか?

42 名前:BLACK KAIZER ◆8/KAIZERps :2008/04/05(土) 20:55:26
 ―――桜、か。

43 名前:BLACK KAIZER ◆8/KAIZERps :2008/04/05(土) 20:56:48
>>40-41




 ―――花見? 酒宴を行うのか、ドクター。

「そうだな。ようやく我々も落ち着いて腰を下ろせる環境が出来た頃だ。人手不足で他に
残った者へも負担がかかっている。ここは構造的な歪曲を修正するために『遊び』を取り
いれる必要がある。……そうは思わんか?」

 ―――そのメリットが我々の姿を表に出すというリスクに対して吊り合うのなら。

「ふむ。リスクに関しては問題あるまい。我々の活動で伝わっているのは黒き十字の名と、
そこに座する鬼神の名のみ。そしてワシは対外的には失踪したと見なされ、見ての通りの
姿。下位の連中は……まあ戦闘服などを着なければ普通と変わらんだろう。そしてこちら
のリージョンであればIRPO、時空管理局も表立って我らを追撃することも出来まい。当初
から交流のあったリージョンと違って保護規定が働いているのだからな」

 ―――了解。つまりリスクに関しての軽減は済んでいる、ということか。

「然り。……後はお前の心次第だな。桜は剣士の心にも通ずるという花。何か感銘を受け
ることも無くは無かろう。これも勉強だ。書を捨て町を出るのもまた一興であろう?」

 ―――そうか。なら、私も訪れぬ理由は無さそうだ。行こう。



44 名前:BLACK KAIZER ◆8/KAIZERps :2008/04/05(土) 20:59:50
 ……そういうことになった。
 では少し行ってこよう。

45 名前:BLACK KAIZER ◆8/KAIZERps :2008/04/07(月) 03:36:31
 ……さて。若干の自省を兼ねて。

 普通の雑談と変わらなかったな(何)

 内容を見れば良いものになったとは思えるが、な。有角には感謝したい。
 やはり砕けた内容を語るには、私は固すぎるのかも知れん。留意するとしよう。

 まあ、良い経験だった。
 それでは少し休むとしよう―――。

46 名前:名無し客:2008/04/17(木) 16:39:59
桜も殆んど散りました。
お疲れ様です。

47 名前:BLACK KAIZER ◆8/KAIZERps :2008/06/01(日) 20:35:23
 ―――長らく空けたが。
 これより復帰する。

>>46

 すでに二月近く経っているがな。
 ……まあ、瑣末だな。

 今更言うのも何だが、存外『楽しむ』ことが出来た。
 あの場にいた全員に感謝を。

48 名前:名無し客:2008/06/03(火) 16:05:15
おま…!!肩と腕!!!(鬼焔を覗いて)

49 名前:BLACK KAIZER ◆8/KAIZERps :2008/06/04(水) 13:18:41
 ……残った右がやけに熱い(ry

 まあ無事なのは左なのだが。

50 名前:名無し客:2008/06/19(木) 23:08:46
湿気対策おK?

51 名前:BLACK KAIZER ◆8/KAIZERps :2008/06/28(土) 10:14:14
 ふむ、最近は静かだな。
 ……禅を組むのも良いが、偶には身体を動かしたいところだ。

>>50

 水中での行動など滅多に無いが、深度100メートルまでの完全防水は保障されている。
 この国の湿度で起こる誤動作は無いと考えてもいいだろう。

 ……というよりも、私の躯体は苛酷な実戦環境での動作を前提としているからな。
 むしろ動作不良を起こしては話になるまい。
 この点、生体であれば気にかける必要も無いのだろうがな。羨むつもりは無いが。

52 名前:BLACK KAIZER ◆8/KAIZERps :2008/07/14(月) 17:05:29
 ふむ、捕捉するのが遅れたか。

 待たされる分には構わん。こちらも以前より動ける時間が狭いのでな。
 出来ることから順にやっていけば良かろう。

 蛇足を言うならばこちらの熱は冷めていない。
 むしろ加熱されている位だ(何)

53 名前:名無し客:2008/09/23(火) 02:33:05
鈴虫が切なく騒がしい…。
秋ですな。

54 名前:BLACK KAIZER ◆8/KAIZERps :2008/12/31(水) 19:13:32
 ―――気がつけばもう年が変わってしまうとは。
 少々怠惰が過ぎた、か。

 あまり表舞台に出られん身の上だが、これは少々問題か。
 近日中にでも何らかの形で復帰し、活動を再開する。
 空けすぎて少々錆びているかも知れんが、何かしら動くだけでも、OJTにはちょうど
良いだろう。大殲の方も今少し洗練させておきたいところだからな。

55 名前:名無し客:2009/01/02(金) 04:25:40
明けましておめでとうございます。
今年の抱負をお願いします。

56 名前:BLACK KAIZER ◆8/KAIZERps :2009/01/06(火) 00:35:16
 ―――謹んで新春の慶を申し上げる。今年も宜しく頼む。

 抱負だが、案外悩んでしまってな。
 随分と遅くなったが、
http://charaneta.sakura.ne.jp/test/read.cgi/ikkoku/1230215374/181
 こうと相成った。
 いつもと変わらん気もするが、だが、私の願うことではある。
 変わり映えはしないと思うが、やはりこれが現状では適切だろう。

 動く準備は少しずつ進めているところだ。
 気長に待ってもらえれば助かる。

57 名前:名無し客:2009/01/15(木) 20:48:48
サガフロンティアか。懐かしいな。
モンスターの変身とか妖魔武具とか機械の鏡花とか面白かった。

個人的に好きなキャラはヴァジュイールとヌサカーンと時の君。
時の君はチートだけどボス戦では重宝にした。
ちゃんと真アルフェニックスは習得させた上でブラックを
タイムリープ使用して一方的にボコったのも今ではよい思い出だ。

58 名前:名無し客:2009/01/16(金) 20:49:26
(大孅の関係で)一杯どうですか?

つ「E缶」

59 名前:BLACK KAIZER ◆8/KAIZERps :2009/01/18(日) 06:35:35
 ……早い時間にセンサーが反応したと思ったら、引っかかったのは猫だった。
 まあこういう日もある。

>>57
 同意だ。私もあれほど遊べる要素を詰め込んだRPGはそうそう無いと思っている。
 惜しむらくは少々詰めが甘いことだったが、また挑戦してもらいたいものだな。
 多少の冒険をしたところでブランドの力はまだ顕在しているのだから。

 ―――そういえば術対策は不完全だったな。
 というより、法術を機械技術に落とし込むこと自体が現状上手く行ってない。
 成功したのは陰術と陽術、そして心術の再現と防御応用くらいだろうか。
 それにしてもまだ通常の術に比べて応用範囲も狭く、効率も良くは無い。
 ダークフェニックスにしても相当量のエネルギーを消費するから連発は出来ん。
 そしてその動力源である心術炉もまた私の精神状態によって不安定になる。
 いずれにしろ、まだ科学は魔法に届いていない。

 ……ドクターは「だからこそ挑戦の価値がある」と言っていたがな。
 まさしく研究者の鑑たる姿―――尊敬すべき「父」だ。

 ……話が長くなったが、私が時術などに対して全く無防備なのもその辺りが理由だ。
 魅了や状態異常の類は機械ゆえに無効化できるんだが……時術などは、な。
 時間を操るなら同じ術を使ってそれを相殺するという芸当は私には出来ん。
 ここはやはり相手が使う前に倒すのが定石となるが―――未だ蹊は険しい。
 だが、それでこそ往く価値があるのだろう。
 困難な蹊の果てに手にしたものは決して失われないのだから。


>>58
 ……ふむ。ありがたく頂いておこう。
 といってもいわゆる口が無いから飲むというわけにはいかんのだが。

 そうだな。ここは。
 「ロックマンスーパーアドベンチャー」形式で補給することにしよう。
 アレならば外部動力供給型として扱える。

【黒歴史……?】

60 名前:名無し客:2009/01/19(月) 20:14:08
現在進行中な貴殿の大孅を一読して以来、去年が去年だけに原典をあさったのですが…

ロボット工学者の老人―

一人は、自らの欲の為に数多の戦闘型ロボットを作り
――最後に科学のなせる業に取り憑かれて、破壊神を遺した

もう一人は、平和の為に数多のロボットを作り
――最後に練金術師の最大の夢にして、最終目的。
機械の体の『人間』を遺した。


ここにおわす博士はいずこを目指すのか?
と、思うこの頃でした。

61 名前:BLACK KAIZER ◆8/KAIZERps :2009/01/26(月) 23:49:04
>>60
 それは―――ふむ、そうだな。
 ドクターは「最強」の「存在」を求めていることは前にも話したと思うが。

 基本的に平和や欲望といったものには無縁だ。ある意味では純粋な科学者に近い。
 好奇心と探究心、向上心が全てという―――まあ、マッドサイエンティストの典型だろう。
 なにしろブラッククロスの首領(張子とはいえ)まで改造したくらいだからな(何)
 自身の研究のためになるなら何でもやるタイプの人間だろう。

 さておく。そういうわけでどちらのケースかは若干微妙だな。
 ドクター自体が方向性のないエネルギーだと考えると分かりやすいかも知れん。
 どう使うかはドクターを拾ったもの次第……言わば、
「ブラッククロスであれば前者、それ以外であれば後者になる可能性がある」
 ということになるな。

 そういう意味では危ういかも知れんが―――研究者としては正しい姿勢だろう。

62 名前:名無し客:2009/02/16(月) 12:29:31
遅くなりました。

つ『白い忘れな草』

この寒いのに、まだ花を咲かせているすごいのがいたので一つ

63 名前:名無し客:2009/02/22(日) 02:04:50
他のシリーズに出てくる武器で使ってみたい物はありますか?

某サガ系二次創作ではサルーインソードを使われていたようでしたが

64 名前:BLACK KAIZER ◆8/KAIZERps :2009/04/11(土) 01:03:11
 ……気がつけば随分と空けてしまったな。
 これから少しずつ活動をしていくとしよう。

>>62
 ……ふむ。確かに珍しいな。
 せっかく咲いているのを凍えさせるのも忍びない。預かろう。


 ―――花の世話は、まあ専門外だったのだが。
 どうにか無事に春を迎えることが出来たようだ。
 旬を逃す前に見に来るといいだろう。


>>63
 武器か……ふむ、そうだな。
 基本的に得物は選ばないがレイブレード(光の剣)は一度使ってみたかった。
 まあこちらは以前の祭りで実現したから除外としておこう。

 それ以外となると、そうだな。
 丙子椒林剣、というのはどうだろうか。
 古くに打たれながらも美しい刀身は今の世にも通じ、またその切れ味も鮮やかと聞く。
 おそらく手にする機会は無いだろうが、一度は振るってみたいものだ。


 しかしサルーインソードとはまた奇なるものを選んだな、私は(何)
 まあその創作については未見だが、未だに物語り想い描かれるというのは悪くない。
 それが“読める”ものであるならなおさら良いことだろう。
 それだけの想いで綴るわけなのだから。

65 名前:名無し客:2009/04/26(日) 21:49:57
止まってた闘争のレスが返ってきたみたいですね。
  
そういえば今川某の最新作ことマジンガーが放映中ですが
もし今以上の「神にも悪魔にもなれる力」を得たとしても、
今の信念は揺らぎませんか?
 
 
 
…あと、今川作品のノリで24時間無茶できますか? 
(もっともサガフロ自体が“あの”ノリに近いといえば近いけど)

66 名前:名無し客:2010/01/19(火) 06:50:40
遅くなりました。
明けましておめでとうございます。

つ【お歳暮のリペアキット一式】

今年も宜しく。

67 名前:BLACK KAIZER ◆8/KAIZERps :2010/01/24(日) 17:24:19

 ―――遅参が過ぎたな。各方面の関係者には謝罪する。
 諸事情により潜伏場所を変えていたものでな、連絡を付けられなかった。
 闘争関連についても現在執筆中だ。済まんがもう少しだけ待たさせてくれ。



68 名前:名無し客:2010/02/26(金) 10:29:37
そういえば闘争以外でもサガフロ関連のスレができてましたね。(謎
それについて一言。

69 名前:BLACK KAIZER ◆8/KAIZERps :2010/02/27(土) 20:57:53
 ……いささか遅滞していて済まないな。
 ともあれ、僅かながら回答する。

>>68

 ……ふむ。出来ていたようだな。
 まあまだ立って日が浅い。何かを口にすべきでは無かろう。
 それに、私はいささか出自が異端でな。関わることも難しいだろう。
 だが、強いて言うなら―――楽しみにしている、とだけ言い置いておこう。
 それではな。いずれ近い内に。

70 名前:名無し客:2010/08/12(木) 19:23:59
とくいの連携技は?

71 名前:BLACK KAIZER ◆8/KAIZERps :2012/01/24(火) 23:12:14
―――ということで、しばらくぶりの復帰だ。
各方面の遅滞に関しては謝罪と行動を以っての贖罪にて返礼する。
いずれにせよ、止まった時間を再び動かすのは容易い事ではないが……。
成すべきことは成そう。

>>70

……残念ながら、単独で戦うことが多いのでな。連携をする機会は無かった。
部下とのスペック差が大き過ぎた。連携を取るには私の方にリミッターをかける必要すら
あったほどで……まあこれは他の四天王も同じだったが、ともあれそういう観点から見て
私は単独で運用されたほうが効果的だった、ということだ。


ただ、ワカツの古い伝承には秘伝とされた三つの剣技は元々一つの型だった、というもの
があってな。いまやそれを受け継いでいるものはほとんど居ないそうだが……もし、独りで
連携というものを成し遂げられたらそれは新たな私自身の進化、と言えるかも知れん。
いずれは試してみるつもりだ。



72 名前:BLACK KAIZER ◆8/KAIZERps :2012/01/27(金) 13:32:39
>>65
今度は私が止めてしまったがな。

―――言っておいて何だが、自虐とは虚しいものだな。
教訓として受け止めるに留めるか。
今はリハビリテーションを兼ねて執筆をしている。もう少し待っていてくれ。

……そして、「神にも悪魔にもなれる力」か。さて、またスケールの大きいものが出たな。
そうだな。最終的にはその時になってみないと分からないが、仮定するとして、だ。
力とは方向性に過ぎない。力に向きを与えるのは信念だ。
力無き正義が無力に消えるように、正義無き力も拡散して消えるだろう。
力を持続させるのは信念。信念を支えるのは力だ。
ならば、私の信念は揺るがぬ。……いや、むしろそれだけの力を手にしても、目指すもの
に届くかどうかすら分からんな。技術の進歩は著しい。さらに超古代文明の技術は現在でも
未だにオーパーツのままだ。最強とは何か例えるなら、時代の先頭を進み続けるランナー
だ。今は最強であろうとも、いずれ、歳月が人を進歩させ続けるなら、追い抜かれる日も来る
だろう。―――基本的に寿命という概念の無い私のようなものであれば、なおさらだ。

……さて、やや蛇足だが。神にも悪魔にもなる気はないぞ?
私には荷が勝ちすぎるし、……そうだな、やや非論理的だが“面白そうではない”のだ。
チーティングを用いたビデオゲームに飽いてしまうのと同じだ。結果が全てではない。
人と同じ価値観、人と同じ精神構造を持つなら、結果より過程が重要なのだよ。


で、限界稼働時間の話か。
パーツの消耗、劣化、戦闘での損傷を無視するならほぼ半永久的に稼動できる。
……もし最強の兵器を目指すに当たるなら、まず問題となるのは運用面での手間だろう? あの
ドクターがそうした欠陥を真っ先に潰さないでおくはずはあるまいて。ワンオフでの製作ではあるが、
消耗が激しい部位については容易に交換、修理や加工が可能なようにしてある。

もしブラッククロスが健在だったなら、いずれそうした要素をエンハンスして“私”の量産型の
ようなものも造っていたかも知れんな。流石に私のような人間的精神を鋳込むことは難しい
だろうが、手前味噌となるが戦力としてはそれだけでも充分過ぎる。
……まあそれも、仮定の話にしかならなくなってしまったのだが。


>>66
感謝する。流石に各地を転々としながら生活していると物資や資金繰りが面倒でな。
ありがたく使わせて……ああ、そうだ。ドクター。

「ん? 何か用かな?」

いわゆるインスタントキットの類についてですが……。
汎用機械からハンドメイドの試作型まで対応しているんですよね。

「そうだが」

いったいどうやって修復をs

「訊くな」


―――は?

「訊くな。頼む。深く考えると頭がおかしくなるぞ

……どういうことだ……超古代文明の産物とでも言うのかアレは……。

【※ゲームの都合です】

73 名前:名無し客:2012/10/08(月) 11:58:29
>半永久的に稼動できる。

あなたの精神は磨耗しないの?
わたしはもう生きるのに疲れちゃった・・・


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