蒼崎橙子だが、気が向いたので一週間スレの質問に答えよう

1 名前:蒼崎橙子 ◆HPv8dyzZiE :2007/06/08(金) 21:40:370

 但し、私が飽きたら即辞める。
 質問があるなら受け付けるがね、それに答えるかどうかは別問題だ。
 それでも良いというのなら、好きにしろ。
 そこまで行動を制限しようとは思わないよ。

2 名前:名無し客:2007/06/08(金) 21:49:100

あ、おばちゃん!

3 名前:名無し客:2007/06/08(金) 21:49:580

傷んだあ……有明コロシアム!

4 名前:名無し客:2007/06/08(金) 22:59:10O

痛んだ青!

5 名前:名無し客:2007/06/08(金) 23:05:260

あ、いたんだ。アカウント消しちゃったよ。

6 名前:名無し客:2007/06/08(金) 23:06:560

最近はオレンジといえばジェレミア卿にお株を奪われていますが、景気はいかばかりでしょうか。

7 名前:蒼崎橙子 ◆HPv8dyzZiE :2007/06/08(金) 23:32:240

>>458(良い人形? 悪い人形?)

 ふむ……最初から答え辛い質問があったものだ。
 これに答えるには、そもそも何を以って人形の善し悪しを定義するのかという問題から考
えなければならないだろうね。

 まず意識しなければならないのは、「自らの価値観」と「他人の価値観」との間には、絶
対的な溝があるという事だ。
 自らの「善い」と他人の「善い」が同一である事はありえない。
 逆もまた然りだ。

 例えば、稀代の人形師と言われたローゼン。
 彼が作った人形――その中でも《薔薇乙女》と呼ばれる六体の人形は、優れた人形を
多く遺した彼の作品の中でも、とりわけ最高傑作だと言われている。
 マニアたちの中には、それを手に入れられるなら自らの命を捧げても構わない、という奴さ
えいるくらいだ。

 ……だが、人形師ローゼンにとって、《薔薇乙女》は失敗作でしかなかった。
 何故なら、それは《薔薇乙女》達が彼のニーズを満たしていなかったからだ。
 ローゼンが自らの作品に求めたのは、気高く、美しく、孤高で、慈悲を持ち、無垢な心を
持った少女――《究極の一》、アリスの幻影に他ならない。
 《薔薇乙女》の中には、気高い者もいた。美しい者もいた。
 無垢な者も、孤高な者も、慈悲を持つ者もいた。

――しかし、それらを併せ持つ者はいなかった。

 だからこそ……他人にとっては《至高の芸術品》である《薔薇乙女》も、ローゼンにとっては
ただの失敗作でしかなかったのさ。

 結局のところ、物事の善し悪しというものはその人間が何を必要としているのかという点
で決定される。それは、何も人形だけに限った話ではない。

 例えば、そうだな……切手。切手だよ。
 クラスに一人くらい、集めてる奴が居ただろう?
 何? 居ない?
 ……ふむ。
 これがカルチャーショックか……。

 まぁ、それは良い。
 ともかく、切手というのはあれでマニアたちが広い市場を作っていてね。
 中には、数千万で取引されるものあるという話だ。
 信じられないか?
 そりゃあそうだ。使用済みの切手なんて、おまえにとってはただのゴミも同然だものね。
 だが、そのただのゴミも、必要とされているなら――つまり、需要さえあるなら途端に底知
れない価値を持つというわけさ。

 さて、話を戻そうか。
 確か、私の人形の話だったな?
 はっきり言えば、私が作った人形に不出来なものは存在しない。
 不出来なものが出来上がったとしても、それを世に出すなんて事はしないからな。

 ……だが、それはあくまで「他人が見れば」の話だ。
 私からしてみれば、私の造る人形は、全て私の目的を達成する為の副産物でしかなか
った。

 ……私も求めていたのさ。アルティメット・ワンを。
 ローゼンと同じようにね。
 もっとも、ローゼンはアルティメット・ワン自体に価値を見出していたのに対し、私はそこか
ら至ることの出来るものに価値を見出していたという違いはあるがな。

 だが、結局私は、「それ」に至る事が出来なかった。
 目的を果たせない以上……私の造る人形は、全て「悪い」人形だという事なのだろうね
……少なくとも、この蒼崎橙子にとっては。

8 名前:名無し客:2007/06/09(土) 00:20:160

人形師としてほすぃ人形とかありますか?

9 名前:名無し客:2007/06/09(土) 04:49:180

姉妹喧嘩はまだ継続中なんですか

10 名前:名無し客:2007/09/13(木) 10:00:58

ぶるああああ

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