■ 【狼と香辛料】わっちは賢狼ホロじゃが、何かあるかや?【200限定】
- 1 名前:賢狼ホロ ◆1wqJqHoro. :2006/11/20(月) 04:38:16
- ふわああ……あふ。
ふむ、退屈じゃ。
なぁんにも、面白いことがありんせん。
そしてこんな時に限って、わっちの暇と寂しさを紛らわせてくれる
愛いひよっこの行商人は、傍におらん。
たまにはわっち抜きで商談をまとめねば、だのなんだの言っておったが…
やっぱり、わっちもついていけばよかったかや。
ふふん、まぁ、過ぎたことを言っても仕方がありんせん。
そうじゃな……なれば、此処でひとつ、ぬしらを相手に暇を紛らわせることにしようぞ。
人との語らいは、いつどんな時でも、わっちにとっては極上の遊戯ゆえな。
そう、何ぞ聞きたいことや、話したいことなんぞ、ぬしらにはないかや?
このわっち……賢狼ホロが、何でも答えて進ぜようほどに。
じゃが…その前に、少しばかり注意をさせてもらいんす。
これから僅かな一時を最大限楽しむための、最低限の規則じゃな。
・他の場所におる「きゃらはん」は、適当に来るがよい。
むろん、わっちの知り合いや連れを名乗って共に語らうもよし。
じゃが、いわゆる「すてはん」なんぞの無粋な輩による言い逃げなんぞはお断りじゃ。
・おらんとは思うが、わっちに喧嘩を売る輩がおったら、その時は穏便に帰ってもらいんす。
そんなのを一々相手にするほど、わっちも馬鹿ではありんせん。
・ぬしら名を持たぬ者同士による、わっちを介さぬ雑談はよしてくりゃれ。
わっちが目の前におるというのに、それはあまりに失敬じゃろう。
・この場での語らいは、ひとまず発言数150をもって終いにする。
じゃがわっちの気分しだいでは、延長もありえなくはない。
ま、後は適当にやってくりゃれ。
わっちもあまり煩いことはやいのやいのと言いたくないでな。
- 2 名前:賢狼ホロ ◆1wqJqHoro. :2006/11/20(月) 04:39:19
- おお、そういえば自己紹介がまだじゃったかや。
ふむ、簡単に、じゃが、おおよそこんなものになる。
名前 :ホロ。人からは賢狼なんぞと呼ばれておった。
年齢 :さて……数えたことがないの。
性別 :ご覧のとおり、可愛い雌狼じゃわいな。
職業 :麦の神……のようなものをやっておったこともあるの。今は行商人の連れじゃ。
恋人の有無 :ふふ、秘密じゃ。
好きな異性のタイプ :強い雄、あるいは強きを求める、弱く弄り甲斐のある雄じゃな。
好きな食べ物 :この間食うた桃の蜂蜜漬けは美味じゃった……おっと、涎が。
最近気になること :今はただ一目でも良い、わっちの故郷が見たい。
一番苦手なもの :寂しいのは嫌じゃの。もう二度と、あんな想いはしとうない。
得意な技 :噛み千切ること、かや。
一番の決めゼリフ :「ぬしが」
「わっちを選んでくれたことはよく覚えておく」
将来の夢 :さて、の。故郷を一目見て、その後どうするかは……何も考えてりゃせん。
一言:もう犬扱いは、なしじゃぞ?
では、よろしくな。
- 3 名前:名無し客:2006/11/20(月) 10:26:49
- 猫じゃらしに反応するのはやっぱり猫だけでしょうか?
- 4 名前:名無し客:2006/11/20(月) 10:51:35
- ホロさまはどのくらい賢いのでしょうか
ちょいとその片鱗を見せてみてくださいよ
- 5 名前:名無し客:2006/11/20(月) 16:56:00
- 保健所職員「(ホロをつかみ上げ保険所の野良犬捕獲車におしこむ)・・・あーあ最近捨ていぬおおいな。」
- 6 名前:名無し客:2006/11/20(月) 17:22:22
- 狼なのに桃が好き…
以外ですな。
- 7 名前:名無し客:2006/11/20(月) 18:29:06
- つドッグフード
- 8 名前:名無し客:2006/11/20(月) 19:22:09
- 1+1=?
- 9 名前:賢狼ホロ ◆1wqJqHoro. :2006/11/21(火) 01:48:30
- >>3
猫だけ、というよりは猫の血統を持つ輩は皆そうじゃの。
あ奴らが動く物に反応するのは獲物を狩るための至極当然の習慣であるからして。
何? ならわっちらはどうかと?
ふふ、わっちら狼とあ奴ら猫どもの狩りは基本的にやり方が違いんす。
あ奴らは獲物をじっと待ち構え、迂闊にも領域に踏み込んだ餌を一気に追い詰めて捕らえる。
わっちら狼は、この自慢の足でもって獲物をしつこく追っかけて、へたった所を食らうのよ。
まぁ、この辺りは、どちらが良い悪いなど、単純に比較できる話ではありんせん。
互いが互いに、己にとって効率の良い狩りの仕方をきちんと知っておると、それだけのことじゃの。
>>4
ふん。
わっちの持っておる知識とは、単に見せびらかして使うものではありんせん。
それが使われるべき時に正しく引き出して使ってみせるもんじゃ。
つまり、ぬしにわざわざ言われるまでもなく、わっちが賢狼たる由縁は
これからのぬしらとの話の中で、自然と分かってくるじゃろて。
>>5
くぅ〜ん……
……って、何じゃこれは。ふざけるのも大概にしんす。
失敬もここまで来ると呆れるしかありんせん。
……本来ならぬしよ、噛み殺されてもおかしくないところじゃぞ?
今はわっちは容易く人は殺さんと決めておるゆえ、そうはせぬがの。
しかしよく覚えておき。二度とこの冗談は通用せんぞよ。
わっちが何時までも可愛いだけの狼であるとは思わぬことじゃ。
- 10 名前:名無し客:2006/11/21(火) 10:21:01
- 毛糸球を転がしてみるつ~~~~~~@
- 11 名前:名無し客:2006/11/21(火) 15:30:40
- オオカミってネコ目イヌ科なんだってね
つ【マタタビ】
- 12 名前:名無し客:2006/11/21(火) 21:07:45
- 満月の夜はお好き?
- 13 名前:名無し客:2006/11/21(火) 21:28:07
- あの連れのところから逃げてきたんですか?
- 14 名前:名無し客:2006/11/21(火) 22:47:31
- ここに一つのお饅頭があります。
食べると美味しいのですけれど、お饅頭が無くなってしまいます。
食べなかったらお饅頭は無くならないけど美味しくありません。
私はいったいどうすればよいのでしょうか
- 15 名前:賢狼ホロ ◆1wqJqHoro. :2006/11/22(水) 04:18:50
- >>6
ふふ、わっちは狼じゃ、肉でも魚でも果物でも食べられる。
中でもわっちは、甘い物が特に好きでな。
……ぬしよ、ちと想像してみりゃれ。
良いか、桃じゃぞ? 更にその上に蜂蜜じゃぞ?
その結果がどれほどの甘味を産むか、よく考えてみよ。
わっちの涎が止まらなくなっても、それは致し方なかろ?
な? な?
>>7
……とそんな話をしておるうちに、随分とわっちの食欲を減退させる食物が来たもんじゃの。
なんじゃ、この醜い肉の塊は? これが生物の食うものか?
これでは生肉をそのまま食うより余程酷いの。
まず匂いからしていかん。これでは塵にも劣るわいな。
見た目もひどい。如何にもぞんざいな、畜生はこんなもんでも食ってろと言うような
厭らしい形をしておるわ。
全くもって、こんなものは見るのも汚らわしい。
さっさとどこへでも持っていってくりゃれ。
>>8
ふふ、それは算術かや?
大方単純な問題でわっちと馬鹿にするか、あるいは試そうとしておるのじゃろうが…そうはいきんせん。
さて、この問題……そこらの子供であろうと大人であろうと、たいていの人間は「2」と答えるじゃろな。
1個の林檎と1個の林檎、あわせて幾つと聞かれれば、2個。単純な話じゃな。
しかし……そもそも、じゃ。
「+」というのは、本当に、単純に「あわせる」と言う意味なのかや?
「=」というのは、本当に、「等しい」という意味なのかや?
それでは…理屈の合わん話も、多く出てくるのではないか?
たとえば1個の土団子と1個の土団子、二つを捏ねて「合わせれ」ば、
そこから導かれる答えは1個、じゃろ?
更に、そうして出来上がった土団子は、本当に以前の1個づつの土団子と、同じと言えるかや?
まぁ…これが最も簡単な否定のしかたじゃが、他にもまだまだありんす。
要するにわっちが言いたいのは、じゃ。
+だか=だか言う記号というのは、全部人間が「そういうものだ」と決めた勝手な規則じゃろ?
その規則にしたがってその「式」というものが成り立っている以上、その「式」は人間の常識とやらの
中から一歩も動くことはできんせん。
つまりはわっちら狼や、他の生き物の前では、全く通用せん理屈、とそういうことになってしまうの。
じゃから答えはこうじゃ。
「人間の考え方に合わせれば2じゃが、わっちら狼にはもともとそんな考え方はありんせんから答えられん」
と、な。
どうじゃ、間違ってはおらんじゃろう?
- 16 名前:名無し客:2006/11/23(木) 19:56:09
- 狼は生きろ、豚は死ね
- 17 名前:名無し客:2006/11/24(金) 11:50:58
- >>15
くそぅ頭良さそうじゃないか
オオカミのくせに生意気だぞ!
- 18 名前:名無し客:2006/11/24(金) 22:43:28
- 甘いものは別腹、ですか?
- 19 名前:名無し客:2006/11/25(土) 13:17:25
- チョコ食べますか?
- 20 名前:名無し客:2006/11/25(土) 22:12:12
- ・・・・ボシンタン(ボソリ
- 21 名前:名無し客:2006/12/02(土) 01:05:290
- 行商人の連れをしておられるホロたんですが、
あなたが知る商売のコツなどあれば是非教えてください。
ところで、賢狼って剣狼と書くと伝説の剣みたいで素敵ですよね。
- 22 名前:名無し客:2006/12/02(土) 06:41:410
- 姿が見えないのは放狼中だからですか?
- 23 名前:賢狼ホロ ◆1wqJqHoro. :2006/12/03(日) 22:10:380
- >>10
ふん、そんな物で戯れるのは猫どもか、せいぜい犬の子じゃろ。
狼はそんな道具に安直にじゃれ付いたりはせんわいな。
それとも何じゃ? これを使って人のように編み物でも作れと?
……ふ、ふふ、それもまた良いかも知れん。
あ奴に毛糸の襟巻を渡して、「わっちが編んだんじゃ」とでも言えば、
いったいどんな顔をするか……目を白黒、どころの騒ぎではないかもしれんの。
でもま、面倒じゃからやらん。
>>11
……むぅ、この植物は臭いし食っても辛くて好かん。
猫どもはこの臭いをかぐと腰砕けになって酔っ払うそうじゃが。
何? ネコモクイヌカ?
また、人間どもが勝手にわっちらを分類した話かや。
ふん、以前も別の場所で言うたじゃろ。
世の生き物なんぞは、元を辿れば人もサルも犬も猫も鳥も、みな同じところに行き着くと。
その分類が狼と人、狼と猫とで、近いか遠いかの違いじゃ。
そしてたとい犬と猫が狼と人よりは近いとはいえ、この植物で酔っ払うところまでは似ておらん。
猫は猫で似通った種族がおるし、わっちら狼は狼でまた別の似通った種族がおる。
分かったかや? 分かったらいい加減ぬしらも、わっちを犬や猫とひとくくりにするのは止めい。
ぬしらは人じゃろう? 芸のない同じ事の繰り返しは詰まらぬし、これ以上はわっちに対する侮辱にしかならぬでな。
>>12
好きか嫌いか、と問われれば、好きじゃな。
よく晴れた真夜中に見上げて拝む真ん丸い果実のような月を拝むのは、楽しくて心が躍るの。
思わず遠吠えの一つでもあげたくなってしまうかも知れぬな。
ぬしらとて、月を綺麗じゃ、美しいなどと思う心の一つや二つ、持ち合わせておろう?
狼とて一緒じゃよ。
じゃから楽しくもなるし、興奮とてするわいな。
>>14
ふむ。それはなかなかにして、難しい問題じゃの。
食わねば味は分からない。しかして食えば物は無くなる。
実に人らしい、人しか悩まない、そんな話じゃ。
よし、ならばひとつ、わっちが狼流の解決の仕方を教えてやろうかや。
なに、簡単なことじゃ。
食らえばよい。ぬしの赴くままに。
そして無くなったら、また探すが良い。なんとしてでもな。
それを繰り返せば、ぬしは死ぬまで、饅頭を食えるじゃろ。
だって、そうじゃろ。
食わぬままの餌に、いったい何の意味があるというのかや?
眺めてそれだけで満足できるのなら良いが、そうではないのじゃろうが。
ならば食らう以外にはなかろ。
そして次の餌を得る手段を探す。それが当然の営みじゃ。
それにの、ふふ。
そういう手元にある財は、一生懸命残しておけば残しておこうとするほど、えてして損をするものよ。
ぬしもせいぜい、肝に銘じておくことじゃな?
- 24 名前:名無し客:2006/12/05(火) 22:14:39O
- 月に代わってお仕置きしてやりたいやつはいる?
- 25 名前:名無し客:2006/12/08(金) 02:30:420
- 剣狼の導きがあらん事を
- 26 名前:名無し客:2006/12/08(金) 04:45:570
- ホロさんは群れるタイプの狼ですか?
それとも一匹狼ですか?
- 27 名前:賢狼ホロ ◆1wqJqHoro. :2006/12/18(月) 04:36:500
- >>16
ほう。
言葉の意味は良く分からんがとにかく凄い自信じゃの。
おかげで何が言いたいのやらさっぱりわかりんせん。
まぁ、わっちに言わせれば、豚とてただ死ぬだけでなく、生きる権利があるわいな。
ただ、それらを餌として無慈悲に奪い取るのが、わっちら狼や、人間だと言うだけよ。
抵抗すること自体を否定はせぬが、そこまでというわけじゃな。
>>17
ふふん、狼が賢くて何が悪いかや?
知識を蓄えたり扱ったりするのがぬしら人間だけの専売特許だと思ったら、
そいつは大間違いじゃ。
ほれ、今回のことでぬしも一つ賢くなったじゃろ?
ならば出てくるのは罵倒の言葉などではなく、自然感謝の言葉となるはずじゃがの。
なぜそういうつまらぬ言葉しかぬしの口からは出てこぬのかや? ふふ。
>>18
……うむ、まぁ、そうじゃな。
甘い物はまた、別じゃの。
どんなに腹が膨れておっても、いつでも甘味は受け付けておる。
何故かはいかに賢いわっちでも分かりんせん。
こればっかりは、生命の神秘としか言いようがないの。
というわけじゃから、ぬしらはどんどん、わっちに甘い物を貢ぐように。
無料より高いものはないが、それこそ別腹、というやつじゃよ。うふふ。
>>19
ふむ?
ふむふむ?
早速甘味の貢物かと思いきや、この黒い塊は何かや?
何? チョコ? カカオの実から作った甘い菓子?
ほう、ほうほう……こいつは初耳、初見じゃな。
何百年も生きておると、色々と珍しいものが見られるものじゃの。
しかし、なかなか美味そうじゃ……匂いも、なかなかに香ばしい。(ひくひく)
どれ、一つ……(ぺろり
………。
………うふふ。
おい、ぬしよ、この菓子は一体全体どこで売っておるのかや?
是非わっちに教えてくりゃれ。
今すぐロレンスの奴にねだって、沢山仕入れてもらいんす。
そんでもってたらふく食べ……いや、商売の種にするのじゃ。
ふふ、楽しみじゃのう。色々な意味でな。
- 28 名前:名無し客:2006/12/18(月) 05:09:250
- 子供A「あ、わんわんだ。」
子供B「あ、本当だ。」
子供C「わー可愛い。
子供D「触ろう。」
そして子供たちに遊ばれる
- 29 名前:賢狼ホロ ◆1wqJqHoro. :2006/12/29(金) 03:01:040
- >>20
ボシンタン? ……なんじゃそれは。
長く生きておるが、そんな物の名は聞いた事がないの。
うぅむ……まぁ、少し調べてみるとするか。
・ ・ ・
なになに? 異国で食されておる犬鍋じゃと?
ほぅ、余所にはそんな風習もあるのかや。なかなか面白い。
いつぞや出会ったあの羊飼いの娘が聞いたら卒倒しそうな話じゃが。
しかし、人と言うものはわっちら以上に何でも食すものじゃな。
自分以外の全ての生き物は己の餌じゃ、と言っておるようじゃ。
それでいて、己らが食われる可能性については普段から考慮しておらんのじゃから不思議なものじゃ。
本来自然と言うものは、食って食われてが至極当たり前の道理であると言うのにの。
……ん? なんじゃ、そんな怯えた目をしよってからに。
うふ、何、心配せんでも取って食ったりはしやせぬよ。
とりあえず今は、の。
>>21
ふふ、いくら商人の連れと言っても、わっちは基本的には門外漢じゃぞ?
そんな話ならそれこそわっちの連れに聞いたほうが、もっと良い言葉を得られると思うがの。
……まあ、こんなわっちの与太話でよければ、少しだけなら語ってやっても良いが。
伊達にあ奴の傍におるわけではないし、それ以前にもわっちを神にした村で、幾つもの行商を
目の当たりにしておる。その程度ならば、よいかや?
そうじゃな、これはコツというか、至極当たり前の話なのじゃが……
商売と言うのは、要するに、「ハッタリ」じゃ。
いかに己が得をするように、相手が損をするように、話を持っていけるか、と言うところが
結局は人相手の商売の本質じゃろ。
当然そこには、嘘も欺瞞も詐称も、溢れ返っておるわな。
その中で、己が語る話に説得力を持たせたり、相手の言の隅を突いたり、
あるいは信頼を得たりする為に必要なのが、その「ハッタリ」。
そして、それを為し得る、度胸じゃの。
これが出来ておらねば、商売人としては成り立たんし、逆に言えば、
平気な顔で嘘を吐ける輩は、商売人に成るための第一関門を突破しておると言えるじゃろ。
で、わっち自身については……もはや、言うまでもないじゃろ。うふふ。
>>21
わっちはどこにでもおる。そして、どこにもおらん。
なんて、の。ふふ。どこぞの犬耳をした少年ではないが。
あれじゃ、自分で言うのもなんじゃが、わっちは気まぐれな狼ゆえな。
気が向いたら来るし、気が向かなんだら来ない。
そもそも元より暇つぶしに作った場所じゃから、わっちの気構えなぞこんなもんじゃ。
……それでもよければ、また来るとよかろ。
何時でも会える、とまでは行かぬかも知れぬが、わっちはぬしらのことを
何時でも見ておるよってな。ふふふ。
- 30 名前:名無し客:2006/12/29(金) 17:27:130
- 純情な人間の男性を誘惑するのはお好きですか?
- 31 名前:賢狼ホロ ◆1wqJqHoro. :2007/01/08(月) 00:29:270
- うむ、遅くなったがこちらでもあけおめじゃ。
昨年は蜂蜜漬けも貰うたし、それなりに暇を潰すことも出来た。
今年もまた、わっちにとっても、ぬしらにとっても、良い年になればよいな。
で、一つ抜かしておった質問があったので、答えておくぞ。
……決してわざと見逃したのではありんせん。
>>13
ふふ、逃げ出しておったほうがよかったかや?
それならば可愛いわっちは晴れて自由じゃから、
ぬしらが捕まえておくことも、あるいは――等と、思ったのじゃろ。
うむ、わっちも罪な雌よの。
じゃが……残念であったな。
わっちは今しばらく、あ奴の傍に居りたいがゆえ。
ここでのわっちは……まあ、以前言ったとおりの暇つぶしじゃ。
あ奴が居らん間の、な。ふふふ。
>>24
いんや、別に居らぬよ。
恨みという奴は、どうにも者から者へ、伝染りよる癖がある。
その上いつまでも、何年たってもそ奴の中へと居残り、
大体においては殆ど一生消えることはありんせん。
わっちのように長く生きた者がそんな感情をずっと抱えておっては、
とてもではないが身も心も持たぬゆえ、な。
じゃから、わっちは相手に与えられた貸し・借りは、
基本的にはその場できっちり返すことにしておる。
その方が後腐れがないからじゃ。
もっともこれはわっちに限らず、人の商人でも基本的には同じことじゃろうがの。
>>25
剣狼?
……わっちがそんな鋭く危険な狼に見えるのかや?
うぅむ、わっちに騎士なんぞの先行きを祈られても困るんじゃが……
まあ、それを言うとわっちが商人なんぞに同行しておるのも
相当に風変わりな話ではあるがの。
……どっちにしても、わっちは豊穣の神は気取っても戦の神なぞ気取る気はありんせん。
そういう祈祷は他所でやってはくれぬかや。
- 32 名前:賢狼ホロ ◆1wqJqHoro. :2007/01/08(月) 00:58:220
- >>26
どちらか、と言われればどっちも、と答えるより他にありんせん。
……わっちが何時、どのようなきっかけでこのような長い生を手に入れたか、
もう覚えてはおらぬ。
じゃが、わっちのように長く生きられる狼は、他に全く居らぬわけではないが、
それでもそう多くはありんせん。
幾度わっちが、持ち合わせたるこの知恵で、仲間を救っておっても。
気付けばいつの間にか、周りは皆、死に絶えておった。
そうして一人になって、そこらを彷徨って、ふと気付けば、また別の仲間が出来ておる。
……北で過ごした何百年かは、ずっとこんな調子じゃったように思う。
まあ、南に下りてきて、神として崇め奉られるようになってからは……
そう寂しい思いをすることもなくなったがの。
しかし、それ故に、わっちはあの故郷に、もう一度、帰りたい。
帰って、もう一度、わっちが多くの仲間と過ごした、あの場所の姿を見たい。
……本当は、分かっておるのじゃ。
全てがあのまま、元のまま残っておるはずなんて、有り得ぬということくらい。
しかし、それでも未だ……未だ、わっちは、わっちの生まれ育ったあの場所に、
思いを馳せる資格くらいはある筈じゃ。
なあぬしよ、そうではないかや?
おっと、話が少し逸れたかの……済まぬ、>>26よ。
少し、昔の話を思い出してしもうた故にな。許してくりゃれ? ふふ。
>>28
おお、これこれ、わっちは犬ではないと……
ぁぅん! これ、どこを触っておる! 耳をそんな風に弄くるな!
ぁ、そこは……やめ……くすぐった……
……くぅ……
……ぬしら……
……いい加減にせぬと……
……食らうぞ?
・ ・ ・
……おーおー。蜘蛛の子を散らすように逃げていきよったわ。
やれやれ、躾のなっとらん餓鬼どもに格の差を見せてやるのは、面倒な話じゃの。
こういうのはまず初めに、親がきちんと面倒を見ねばならぬというにな。
狼が自然とやっておることを、人間が出来ぬ道理はないと言うに……全く。
- 33 名前:名無し客:2007/01/08(月) 02:36:460
- そういえば、その独特な口調はどこで習得されたンでしょうか?
- 34 名前:名無し客:2007/01/08(月) 02:37:440
- 人を騙して食べるのは好きですか?
いや、物理的な意味で。
- 35 名前:名無し客:2007/01/08(月) 02:39:310
- ホロさンは人語を解すようですが、他の獣もそういった力を持つのが
いるのでしょうか?
- 36 名前:名無し客:2007/01/08(月) 02:40:500
- ところで肉は調理したほうが好みですか?
それともフレッシュなヤツに限るぜ!な方ですか?
- 37 名前:名無し客:2007/01/08(月) 02:43:330
- 世の中には獣用の色々な罠がありますが、その中でもこれは凶悪だと思う罠はありますか?
- 38 名前:名無し客:2007/01/08(月) 02:44:370
- 賢狼といいますが、一つ賢いところを見せてください。
- 39 名前:名無し客:2007/01/08(月) 02:49:320
- 賢狼というからには、愚狼も世の中にいるのですか?
- 40 名前:名無し客:2007/01/08(月) 02:50:350
- どうして生き物は、一つでいると、一人でいると寂しいんでしょうね。
- 41 名前:名無し客:2007/01/08(月) 09:44:350
- ホロン部ですか?
- 42 名前:名無し客:2007/01/08(月) 10:53:170
- 駆り立てるのは野心と欲望、横たわるのは犬と豚
- 43 名前:名無し客:2007/01/08(月) 14:12:340
- ちっ 今年の小麦は不作か
相場で設けてやろうと思ったのにな
ホロ野郎の気まぐれにはまいるぜ
- 44 名前:名無し客:2007/01/14(日) 01:21:32O
- 名前はホロウで合っていますか?
- 45 名前:賢狼ホロ ◆1wqJqHoro. :2007/01/31(水) 00:21:000
- >>30
うん? それはわっちの最近の所業についてを言っておるのかや?
だとするなら、それだけが趣味、のような言われ方をするのは心外じゃの。
それはまあ、純情な人間をわっちの魅力でからかうのは、少しばかり愉快ではあるが…
まるでわっちを悪女、のように言われるのは嫌じゃなあ。
それに言うておくがの。
こう見えてもわっちは、惚れた相手には一途なんじゃぞ? ふふ。
>>33
さてなあ。いつどこで、と言われると全く記憶にありんせんな。
長く生きて人語を解するようになって、気がついたらこんな言葉遣いになっておった。
強いて言うなら、幾年の歳月が、わっちにこの言葉を教え込んだ、ということになるのかのう。
……ひょっとして、この言葉遣い、変かや?
まあ……意識すればそこらの若い娘のような話し方も出来ぬではないが。
なんというかな、毛皮の下がむず痒くなるんじゃよ、そうすると。
>>34
……ここでは、何も言いたくないの。
この質問に関して、わっちがどう答えても、
きっとぬしらは嫌な思いをするじゃろうから。
こればかりはちと、茶化すこともまじめに答えることもできんせん。
……堪忍してくりゃれ。
>>35
わっちも会うことは滅多に無いのじゃが、どうも、少なからず
わっちと同等の知恵を身につけて人に紛れておる獣がおるようじゃな。
この間もほれ、祭りをやっておったクメルスンという町でな、
わっちの同類に巡り会ったぞ。
もっともそ奴は狼ではのうて、鳥じゃったがな。
ま、たいていの場合、互いに出会ったとしても、それと知らずに、
あるいは知っておっても干渉せずに別れてしまう事が大方じゃろうな。
その方が双方にとって幸せじゃと、わっちらは身に染みて知っておるゆえに。
- 46 名前:名無し客:2007/02/04(日) 14:07:120
- なんでその一人称なんですか?
- 47 名前:名無し客:2007/02/20(火) 19:52:31
- >>45
じゃあ人を騙して食べるのは好きですか?
性的な意味で。
- 48 名前:名無し客:2007/02/21(水) 00:37:32
- お腹すいた
- 49 名前:名無し客:2007/02/21(水) 17:59:33
- いちご大福食べます?
- 50 名前:名無し客:2007/02/21(水) 18:45:57
- ホロさんは珈琲派ですか? 紅茶派ですか?
- 51 名前:名無し客:2007/02/21(水) 18:58:05
- ロレンスの髭を剃ってくる
- 52 名前:名無し客:2007/02/25(日) 02:15:52
- 東洋の竜と西洋のドラゴンって、似て異なるモノだと思う?
- 53 名前:名無し客:2007/02/27(火) 00:38:27
- ホロちんこない
- 54 名前:名無し客:2007/06/06(水) 00:14:130
- テケリ=リ、テケリ=リ……
- 55 名前:賢狼ホロ ◆1wqJqHoro. :2007/06/12(火) 04:00:530
- >36
確かに昔はわっちも生肉ばかり食ろうておったの。
それは当然じゃ、わっちら獣は大抵においてまず火を起こす術を知りんせん。
ゆえにそもそも火で食物を炙ろうなどという考えに至りんせんかった。
そのうえわっちらは、元来火を恐れる。それが自分を骨まで焼き尽くす危険なものだと、
きちんと知っておるからじゃ。
故に獣は、火を使った食べ物なんぞ食うことは滅多にない。
いや、食うことはできるじゃろうが、それに頓着はしない。
しかし、ぬしらも知っておる通り、わっちは賢狼じゃ。
火を起こす術も知っておるし、火そのものも既に慣れておる。
そんなわっちが、焼いた肉や魚をもぐもぐと食らい、ぐいっと葡萄酒を飲み干す。
その光景を見ていれば……果たしてどちらが答えか、直ぐに判りそうなもんじゃが?
>>37
しつこいようじゃが、わっちは賢狼と呼ばれておる。
長い時間を生き抜いてきたわっちにとって、人の仕掛ける罠なんぞどれも高が知れておる。
ぬしらの言葉を使えば「子供だまし」じゃな。
人がわっちらの潜む森や草原に立ち入り、何かしらを弄くる以上、必ずそこに大小の差があれ、
「跡」が残るのよ。それさえ感付くことが出来るなら、かからぬように動くのはさほど難しいことではない。
じゃが、わっちのような賢狼には軽くあしらわれる罠でも、他の獣ではそうはいかぬ。
ぬしとて知らぬわけではあるまい? 罠にかかったやつらの末路を。
人に捕らえられ殺され皮を剥かれるのもいれば、獣挟みに足を捉われ無理に抜け出したは良いが
足に手ひどい傷を負って、次第に腐っていき歩けなくなりそのまま野垂れ死ぬ、なんてのもおる。
まあ、まず十中八九、待っておるのは死じゃろうよ。
つまりわっちの答えはこうじゃ。
わっちにとって罠なんぞなにも恐れるに足りんせんが、他の獣にとって見れば、凶悪でない罠なんぞ存在せん。
と、な。
>>38
ふっふ、ぬしはこの期に及んで未だわっちを試そうとするのかや?
賢さというのは見せびらかすものではなく、然るべき時に披露する物だと何度も言っておるのじゃがな。
……ふん、まあ良いわ。仕方がないから、ここいらで一つ、ぬしらに謎掛けをしてやるとしよう。
答えられた者には何か褒美をやろう。そうさな、林檎の一個でも、分けてやらんこともない。
他ならぬこのわっちが食らう美味な林檎じゃ、これ以上の商品はあるまいて。
では、行くぞ。
ちなみに話す前に言っておくが、これはわっちの考え出した問題ではありんせん。
わっちがロレンスから聞いた、商人の間で有名な詐術の謎掛けなんだそうじゃ。
これくらいの道理が分からねば、商人になる資格なぞ無いとあやつは師匠から教わったそうじゃが……
さてさて、ぬしらにその資格はあるかの?
ある労働者3人が、そこらの店で昼飯を食ろうた。
食い終えて、さて勘定は幾らかやと労働者の一人が店員に尋ねると、
「60リュートになります」という。
3人は1人20リュート支払い、勘定を終えようとしたが、そこを店員が呼びとめ、
「申し訳ありません、計算が間違っておりました。本当は52リュートです」
等という。
それゆえ店員は8リュートを3人の労働者に返したが、8リュートという枚数は
3人に均等に分けることが出来ぬ。まさか銀貨をぶった切るわけにも行かず、
仕方なく3人は1人2リュートずつ返してもらい、残った2リュートを店員に駄賃として
やることにした。
さて、これで3人は1人18リュート、3人で54リュート支払った。
しかし、こいつに店員の持つ2リュートを合わせても、全部で56リュートにしかならぬ。
さて、最初に払ったのは60リュートなのじゃが、残りの4リュートはどこへ行ったのか?
ま、ちと簡単じゃったかの?
分かった輩は、適当に答えるがよい。
- 56 名前:賢狼ホロ ◆1wqJqHoro. :2007/06/12(火) 04:31:250
- >>39
それはそうじゃろう。狼にとて色々おる、わっちのように人語を解し人に化ける狼もおれば、
どうしようもなく愚図で鈍間で馬鹿な狼とておるに違いないわ。
じゃが何もわっち以外の全ての狼が愚狼であるなどというつもりはないぞ?
そんな不当な誹りは狼全体、引いてはわっち自身にも返ってくる種への愚弄じゃからな。
ま、人にとて、周囲を驚かすほど頭の切れる輩もおれば、どうしようもなく愚図で以下略な輩もおるじゃろう。
それと同じことよ。
>>40
さてのう。
わっちにはそも、「寂しい」などといった感情に理由を求めること自体が、無意味なものじゃと感じるがの。
大体ぬしら人間は、「楽しい」「苦しい」「腹が立つ」などといった感情に、その理由を聞かれて、
きちんとした答えを用意することが出来るのかや?
少なくとも、わっちには出来ぬよ。知りたいとも、知ろうとも思わぬ。
理由に対する答えそのものが、ぬしら自身やわっち自身を、完全に否定するからじゃ。
誰に何を言われようとも、寂しいものは寂しいし、楽しいものは楽しい。
わっちらはそれを黙って教授しておればよい。
そうでなければ、わっちらという生き物それ自体の意味が、無くのうてしまうのでな。
>>41
ほろんぶ? ほろんべ?
どっちかはようわからぬが、わっちはホロ。賢狼ホロじゃ。
全く…長い間留守にしておるうち、わっちの名前まで忘れてしもうたか?
何を勘違いしておるのか知らぬが、あまりわっちを馬鹿にするでない。
>>42
なんじゃ、前後の繋がりが見えぬ文じゃの。
駆り立てるのは野心、欲望。これは分かる。人とは時にその見えぬ鞭によって尻を叩かれることがままある。
しかし、それによって何故犬と豚が横たわらねばならんのか?
犬と豚が駆り立てられた者によってどういった被害を受けるのか?
野心やら何やらを持って人間が動くのであれば、犬や豚なんぞ目もくれずに進めばよかろうに。
さて…この言葉の真意は、一体どこにあるのやら…ううむ。
>>43
………………。
ほれ。見たじゃろ皆の衆。
これでぬしらも、よぅく身に染みて分かったはずじゃ。
わっちが、殊に「神」と人から呼ばれることを、嫌う所以がな。
全く、碌な物ではありんせん。
勝手に崇め奉っておいて、少しの間不作の年があればあれやこれやと不平を言う。
その人間どもの浅ましさ、高慢さと来たら! これこの通りじゃ!
こやつらが損をするのはこやつらの責任じゃ、わっちが誹りを受ける理由なぞ
欠片も存在しないというのに!
全く持って、腹立たしい限りよ! わっちに、あの村での嫌な記憶までも、呼び起こさせよってからに!
狼を馬鹿にするにも程がありんす!
>>44
「ホロ」じゃ!
いい加減にしんす! わっちのこの短く呼びやすく美しい素晴らしき名前を、
どうやったら何度も何度も間違えるというのかや?
失礼も度が過ぎれば、温厚なわっちとて、終いには怒るぞ?
- 57 名前:名無し客:2007/06/12(火) 06:03:13O
- 思い出ほろほろ
- 58 名前:名無し客:2007/06/12(火) 14:18:280
- 狼王ロボとなにか関係が?
- 59 名前:名無し客:2007/06/12(火) 15:44:29O
- Ω11≪イジェークト!!≫
- 60 名前:名無し客:2007/06/12(火) 16:06:190
- 抱き枕発売おめでとうございます
我々工場で働く人間もついに表に出せてとても嬉しく思います
- 61 名前:名無し客:2007/06/16(土) 16:26:55O
- 肉喰ってますか?
- 62 名前:名無し客:2007/06/21(木) 13:18:300
- >>55
ちょいと待ちなされ、最初に52リュート払って駄賃を2リュートやったから54リュートになったのじゃろう。
残りの6リュートは3人の労働者の懐へ返ったのじゃから、合計は60リュートになるはずじゃが。
お前さんの言うことはどこかおかしいぞ。
- 63 名前:賢狼ホロ ◆1wqJqHoro. :2007/07/14(土) 04:18:150
- >>46
なぜ、と言われてもな。
わっちがわっちをわっちと呼ぶことに一体全体なんの理由が必要かや?
奇な事を聞くものじゃのう、ぬしも。
…敢えて答えるとするなら、言葉遣いの件と同じじゃ。
特に意識せぬうち、こうなっておったというだけよ。
それほどまでに、この口調が珍しいかや?
良いではないか、これもまた、個性と呼べるものじゃろうが。
ぬしらにとやかく言われる類のものでもあるまいに。
>>47
ふふ、想像にお任せ…といったところじゃな。
ま、それだけではちと可哀想じゃから、幾つかヒントをやろう。
まずわっちは人ではなく狼じゃ。
ゆえに弱い雄と番うよりはより強き雄と番うことを望む。
つまり食べるよりは…というわけじゃな。
そしてわっちのよく知る雄…特に今、わっちの旅の連れをしておる雄は。
そういった諸々に関する甲斐性というものを、およそ持ち合わせている者ではないということ。
ここまで言えば、もう答えは明白じゃろう?
>>48
ほれ、これでも食っておれ。
_,
,-┸-、
ヾY^7′
ノハヘ、
{! い} }
ヾY1/
ノハ{
<潤オヘハ
 ̄´
わっちの食い残し、じゃがの。ふふ。
>>49
うむ、わっちは他人には厳しいが、貰える物は貰っておく主義ゆえな。
その面妖な食べ物も当然戴いておく。
……むむ、なんじゃこれは。
むにむにとよく伸びる食べ物じゃの。なかなか噛み千切れぬ。
しかし中に何やら甘い蜜のようなものが……そして酸い果実の匂いが……
うむうむ、なかなかに美味じゃ。
しかしこの外側の皮は些か邪魔くさいの。もっと食いやすく美味い皮で包めば、
もっと美味になると思うんじゃがなぁ。
むぐ。美味かったぞ。
このような菓子はわっちらの住む地域にはない代物ゆえ、なかなか物珍しい。
また何かわっちの見たこともないような食べ物があったら、持ってくるとよい。
>>50
ふむ、どちらの飲物も名前は聞いたことがある。しかしわっちは生憎とどちらも味わったことはありんせんな。
そこらの店なんぞで容易く飲める代物ではないゆえ。どちらかと言えば人間の貴族連中御用達の飲物じゃな、それらは。
わっちとわっちの連れにとっては縁のない…せいぜい商売道具として、程度じゃな。
実際あ奴も原材料の豆なんぞ扱ったこともあると聞いたが……あまり良い商売にはならんかったようじゃ。
で、何派かと聞かれれば、わっちは断然酒派じゃの。
やはり商人について回るという生活をしておる以上、わっちが飲むのは専ら果実酒が多いが、
わっちは麦酒もラムも嫌いではありんせん。少し癖の強い味もたまには味わってみたくなるもんじゃ。
かといって、一番好きなのがぶどうの酒であることに変わりはないがの。ふふ。
- 64 名前:賢狼ホロ ◆1wqJqHoro. :2007/07/14(土) 04:49:590
- >>51
それで困るのはわっちではなくあ奴の方じゃのう。
少しでも凄みと風格を持たせるために生やしておる顎髭が無くなってしまっては、
あ奴もさぞかし商売がやりがたくなることじゃろうよ、ふふ。
しかし、わっちはあ奴の髭を気に入っておるとは言ったが、
あ奴、人の基準から見れば実のところ中々の美男子じゃからの。
あの髭を綺麗に剃り取って少し身なりを綺麗に整えれば、さぞかし雌泣かせの色男に
変身することじゃろうな。
そんなあ奴も、たまには見てみるのも面白いやもしれぬ。
まあもっとも、本人が断固として嫌がるじゃろうがな。
過剰な身だしなみに掛ける銀貨なぞ一枚も持ち合わせていない、などと言ってな。
ふふ、そんなところが実にあ奴らしいし、そしてまたわっちが好きな所でもあるんじゃが。
>>52
ドラゴン、つまり蛇の親玉のような生物の伝説ならばわっちも聞いたことはありんす。
なんでも翼が生えておって空を飛んだり、火を噴いたりするとか言うんじゃろ?
大方、わっちのように長く生きた蛇か鰐かを見た人間が適当に噂を広め、
話に尾鰭がついた、と言うような落ちじゃろうな。
わっちでさえ神などと大それた呼ばれ方をしておったんじゃ、特に珍しい話でもなかろ。
しかし、東洋にもそれと似たような話が残っておるのかや?
竜と言うモノの話は寡聞にして知らなんだが、それほどドラゴンに似ておるのかのう。
東洋にも、わっちらのように長生きしておる奴らがおるということじゃろうかな、それは。
>>53
ふふ、待っておってくれたのかや?
以前も言ったが、わっちは気まぐれゆえな。
ひょっとすると何ヶ月も姿を見せなんだりということもあるやもしれぬ。
今回のことがまさにそうじゃ。
このことについて、わっちはぬしらに謝る口を持ち合わせてはおらぬが―――
それでも猶ぬしがわっちを待ち望んでいてくれたと言うのならば、
わっちは素直にぬしに礼を言おう。
ありがとうな。
>>54
てけり…り?
ふむ…何故か知らぬが、この面妖な言葉には、良からぬ気配を感じるのう。
余り口に出すべきではない、出せば何か大変なことが起こるような…そんな気がしてならぬ。
そしてこういうときのわっちの勘は、非常に良く当たるものよ。年の功ゆえに、な。
というわけで忠告はしたぞ、ぬしよ。
後はぬし次第じゃが、せいぜいぬしが巻き込まれる難事に、他を巻き込まぬようにしてくりゃれ。
- 65 名前:名無し客:2007/07/14(土) 05:04:01O
- 剣狼よ!我に力を!
- 66 名前:名無し客:2007/07/14(土) 22:43:250
- なんの骨がすき?
- 67 名前:名無し客:2007/07/15(日) 13:51:330
- さて。実家の蔵から出てきた武具も、これで最後となってしまいました。
良ければひきとってもらえますか?
お試しはご自由に。斬れ味や能力は保証しますよ。
・名剣リンケ&不破の盾レヒテ
“銀兜”と称えられた騎士が、「世にも奇妙に使った」と伝えられている武具。
名剣リンケはどう見ても盾にしか見えないし、盾の形をした“剣”。
金属製で長さ1m50cm、重量15kgという超規格外の代物。しかし敵を前にすれば重さは消えます。
ただしあなたが、この“盾”が“剣”である事を誰かに打ち明け、
相手がそれを信じた場合、この“剣”の魔法は解け、ただの鉄くずになってしまいます。
そして不破の盾レヒテは、どう見ても剣にしか見えないし、
剣の形をした“盾”(“盾”ですので、この“剣”は抜くことができません)。
幅18cm、長さ1m50cm、重量8kgと、こちらも常識外れ。
やはり、この“剣”が“盾”であることを誰かに打ち明け、
相手がそれを信じてしまうと、この“盾”も魔法が解けて鉄くずになってしまいます。
- 68 名前:名無し客:2007/07/18(水) 02:11:020
- アニメに出演されると小耳に挟みましたが事実でしょうか?
- 69 名前:名無し客:2007/07/19(木) 23:25:09
- 肉はフレッシュなのに限りますか?
- 70 名前:名無し客:2007/07/20(金) 00:31:34
- 狂犬予防接種の注射打ちますね
プス
- 71 名前:名無し客:2007/07/22(日) 21:04:35
- 発情期の間はどのように過ごしていますか?
- 72 名前:名無し客:2007/07/26(木) 16:45:59
- 狼の乳房って二つだけじゃなかったと記憶しているのですが。
- 73 名前:賢狼ホロ ◆1wqJqHoro. :2007/07/31(火) 00:54:37
- >>57
思い出かや。
ふむ……まぁ、ぬしらにも色々、ずっと手放したくない思い出、出来れば忘れたい思い出、
双方あるじゃろうが、わっちにも当然、そういうものはある。
それこそぬしらよりずっと長い時間を掛けて……わっちの頭に刻まれた、記憶がな。
酸いことも甘いことも、辛いことも、皆分け隔てなく、わっちは覚えている。
何もかも、全てを。
忘れようとしても忘れることの出来ない、皆、わっちの生きた証じゃ。
しかし……やはり出来れば、酸い思い出や辛い思い出よりは、わっちは甘いほうが好物じゃ。
きっとぬしらも、そうじゃろう。
じゃから今は、わっちはなるだけ、甘い思い出を作れるように、日々を生きておる。
あ奴や、ぬしらと共に居ることによって、な。ふふ。
じゃからそう……わっちが、かつての記憶に思いを寄せ、故郷に心を馳せる気持ちも、
きっと分かってもらえるじゃろ? なぁ、ぬしらよ。
>>58
ロボ? ……ロボ、のぅ。
いんや、わっちは知りんせんなぁ。
しかし、「王」の名前を冠する狼ならば、さぞや賢く気高く美しい狼なのじゃろう。
それでもわっちには敵いやせぬじゃろうがな。
確かに、なんじゃか名前も少し似ておるし、言われてみれば何かしらの因縁を感じても
仕方がありんせん。
じゃがそれはきっと、わっちの名前を参考にして人がその気高き狼につけた名前なのじゃろう。
うむ、そうに違いありんせんな。
>>59
??
>>60
う、うむ……しかし、喜んでよいものかのう。
そこらの人間の雄が、わっちの似絵の描かれた枕を旨に眠るかと思うと……
ちと、複雑な物を感じずにはおれぬ。
たとえわっちの相方がそんなものを使っておったとしても、気持ちは同じじゃ。
ぬしよ、本物が近くに居るのになんじゃそれは……とな。
それよりも遂に、とは、ぬしら一体いつから、あんな品物の構想を練っておったのかや?
ひょっとするとわっちが思っておるよりも、ずっと前から……
い、いや、何でもないぞ。
世の中には、聞いておかぬ方が幸せな事実もあるゆえ。
- 74 名前:賢狼ホロ ◆1wqJqHoro. :2007/07/31(火) 01:38:35
- >>61
おう、喰っておるとも。
果物よりは少ぅしばかり割高ゆえ、そうそう頻繁には喰えやせぬがな。
焼いた肉も喰えば、保存の効く干し肉も喰らう。
喰いたくなったときにちぃと頼み込めば、あ奴も出し渋りはすれど
最後には大方断りきれぬからな。ふふ、狩り要らず、という奴じゃ。
なんじゃ、ぬしはわっちがそこらの家畜を捕まえて頭から喰っておるとでも思うたかや?
昔はともかく、人の世に紛れた今になって、そんな愚は犯しんせん。
ごく当たり前の話じゃろ。なぁ?
>>62
その通り、わっちの言うておることはどこかおかしいのよ。
そうやって怪しむところから、詐欺の看破というのは始まるのじゃ。
まあ…少し説明は足りておらぬような気もするが、大方ぬしの答えは及第点じゃ。
要するに、じゃな。
注目するべきはぬしの言うとおり、「労働者が実際に払った金額」これじゃ。
これに気をつければ、この簡単な詐術のからくりは直ぐに解ける。
店が要求した「代金」は確かに52リュートじゃったが、実質2リュート店員に支払ったことになっておるので、
労働者が払った金額は、本当は54リュート、ということになる。
この54リュートには言うたとおり、店員に支払った2リュートも含まれておるのじゃから、
「54リュートに店員の持つ2リュートを合わせても56リュートにしかならぬ」
というわっちの言葉は、実は全く意味も内容もない、嘘っぱちの計算ということになるわけじゃな。
計算があわぬのも当然、というか、もともと意味のない計算なのじゃから、考えるにすら値しない話という
ことよ。
この話の肝は、払った金額と店員に渡した金額を足すと全額になる、と誤解してしまうところにある。
本来労働者の元に戻った金額もあるというのに、それをつい忘れてしまうのは、目先に嘘の計算があるゆえじゃ。
出題する側、話を持ちかける側の「嘘」を鵜呑みにしてしまっては、ぬしらは一生その掌から逃れることはできんせん。
以上が、詐術の基本中の基本、というわけじゃな。ふふ。
というわけで、騙されずに正解を出した>>62には、ちゃんとした林檎をやろう。
今度は喰い残しなんかではありんせんぞ。ほれ。
__
\  ̄ `ヽ|
, `―― ⊥ ̄"' 、
/ /⌒) \
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`―――――´
ふふ、少しは頭を使ったかや?
それならば、わっちも問題を出した甲斐があったというものじゃ。
- 75 名前:名無し客:2007/08/05(日) 10:46:46
- アニメ化おめでとうございます。
今から最終回で旅はこれからも続くがほぼ確定してるが楽しみでなりません
- 76 名前:名無し客:2007/08/11(土) 23:11:39
- ホロさんの訛りはどこの地方のもの?
- 77 名前:名無し客:2007/08/16(木) 12:26:24
- 「ギギギ……くやしいのう、あんちゃん」と思わず言いたくなるようなエピソードがあったら教えて下さい。
- 78 名前:賢狼ホロ ◆1wqJqHoro. :2007/08/19(日) 03:06:08
- ………ふぅ、全く。
…たわけじゃ、あやつは。
たわけもたわけ、大たわけよ。
今回の一件とて、あ奴は己が夢を叶えるもうほんの一歩手前まで来ておったと言うに。
それをのこのこ出し抜かれ、全くの不意にしてしまいよって。
のみならず……ああもはっきりと、別れを告げたはずのわっちに……
全く、全くもってあやつは、賢いのか愚かなのか、たまにわっちでもわからなくなる。
じゃが……そう、そうなんじゃな。ここでくらいは、認めねばならぬのじゃろう。
まだわっちとあやつが、一緒に旅を出来ること。
その、喜びを。
ま、本当にここくらいでしか言えぬ本音よな。
あ奴の前でなど、こんなことは絶対に、絶対に言いんせん。言えるはずもなかろ。
だからこそ、言うんじゃぞ。
ぬしら、分かっておろうな? ここに足を運ぶからには? ふふん。
>>65
また剣狼とやらか。
なんぞ、剣狼やら狼王やら、わっちはいろんな狼に間違えられるのう。
ふふ、これも有名税と言うやつかや。
しかしわっちは残念ながら剣狼でも拳狼でも犬狼でも、いずれでもありんせん。
わっちは賢き狼、本来荒事なんぞそれほど好みではありんせんのよ。
戦の勝利を祈りたいならどこぞ余所でやってくりゃれ。
以後、同じ間違いをされてもわっちは聞き入れやせぬぞ。もうこの話も幾度となく出ておるゆえな。
>>66
骨なんぞ、肉を喰らった後に残る残骸であってそれそのものを喰らう物でなかろ。
そんな塵にいくばくの価値でもあるものかや。
それとも何か? ぬしはわっちがそこらの獣のように、わずかでも残った肉の味を求めて
いつまでもぴちゃぴちゃと卑しく骨をしゃぶっておるとでも思ったか?
だとすれば相当にぬしは失礼な輩じゃぞ。そのところ分かっておろうな?
>>67
ふむ、商談かや。生憎ここに連れはおらぬゆえ、また別の機会に……
……ほう、ほう。
ぬしよ、話は分かった。
ここでわっちとしては本来なら、急いで連れを呼んできて、本格的な商談をまとめねばならぬ所であろう。
が、ぬしの話を聞いた限りでは、そうするまでもありんせん。
今ここで、あ奴に代わってわっちが、その商談の結論を出してやろう。
悪いがそんな品物は、引き取れぬな。
……いや何、何もぬしが信用できぬとか、その品物の真贋を疑っておるとか、そういう話ではありんせん。
むしろ、逆なのじゃよ。
ぬしの言うことがすべて真実だとするなら、ますますそんな品物は商品としての価値を持たぬ、と。
そう言っておるのじゃ。
その理由をこれから説明してやろう。
よいか、ぬしよ。
まず、今このご時勢に、どんな武具が求められておるか、ぬしは知っておるかや?
いや、知らぬからこそ、ぬしはこんな代物をわっちらに売りつけようとしたのじゃろう。
では言うぞ。
そのひとつは、「大量に作れること」。もうひとつは「誰にでも扱えること」。
これじゃな。
戦ではまず何事においても数が物を言う。多少質は落ちても、大量に同じ武具を使うのが当然じゃ。
つまり、戦において一本しかない伝説の剣やら武具やら、そんな代物は全くの不要なのよ。
むしろ却って目立つだけ、と敬遠される要因にもなりかねぬ。
まあそれとて不要なだけであって、使わない理由にはならん、と思うかも知れぬ。
しかし百歩譲ってその武具が例え目立っても使う価値があるほど強力な品であったとしても、じゃ。
もうひとつの武具の資質が邪魔をしよる。
聞いた話では、その武具は盾が実は剣で、剣が実は盾であるという。
更にはその事実を他人から教えられ、それを信じた場合、たんなる鉄屑に成り下がると。
つまりその武具を本当に使いこなすためには、使う者自身が、武具の与えられた役割が
実は正逆であると気付かねばならぬということになる。
さて……この武具を手に入れたとして、果たして軍におる兵士のうち何人が、自力でその事に気付けるかのぅ?
普通、わっちらのおる世の中での武具というもんは、女子供には無理でも、大の大人一人なら誰でも
当たり前のように扱うことが出来る、というものを言いんす。
そうでないものを果たして人は何という? ……単なるがらくた、じゃ。
と、いうわけじゃ。これは残念ながら、武具として他人に扱える代物ではありんせん。
せいぜいが貴族連中の酔狂な調度品として飾られる程度にしか、価値はないじゃろな。
そして貴族相手の商売なら、こんな市井の商人なぞ相手にせず、そこらの商会にでも話を持っていくが良い。
そこでも相手にしてもらえるかどうかなぞ、わっちの知ったことではありんせんがな。
ではまたのお越しを、お待ちしておるぞ。
はて、こんなところでよかったかのぅ?
ふん、じゃがこんな事でわっちの連れの手を煩わせるよりは、まだましじゃろう。
- 79 名前:賢狼ホロ ◆1wqJqHoro. :2007/08/19(日) 03:38:03
- >>68
アニメ、というのは何でも絵がまるで生きておるかのように動いて、人のように喋ったりする物のようじゃの。
いかんせんわっちはそんな魔法のような代物は見たことがないゆえ、わっちがそれに出ると言われても
未だにちと実感が湧いておらぬのじゃが……どうやら、事実には違いないらしい。
さてそうすると、わっちではない誰かがわっちの声を出したりするのじゃろう?
当然じゃ、わっちはわっちであってその動く絵のなかにはおらぬのじゃから。
ふーむ…一体、どのような輩がわっちの声になるんじゃろうの…それに連れの声も…。
ま、何はともあれ、わっちとしては今作っておると言うそのアニメとやらを、ただ座して待つだけじゃな。
ぬしらもせいぜい、期待しておくがよかろ。
>>69
>>36に対する>>55の答えを見た上で言っておるのか、それとも見逃しておったのか。
そのどちらにせよ、わっちはこれ以上語る口を持ちんせん。
ああ…しかし、あの子豚の丸焼きは美味であった。
またどこかで食わせてくれぬもんかのぅ……じゅるり。
>>70
ん?
ぬしは一体地面に面妖な針を突き刺して、何をやっておるのかや?
何? その針から薬をわっちの身体の中に入れようとした?
たわけ。例えそうだとしてもこっちの了承もなしにいきなりやる奴がおるか。常識知らずめ。
大体何の病気か知らぬが、わっちがそこらの野にある病気にそんな簡単にかかるとでも思うかや。
ぬしらやそこらの獣とは年季が違うのじゃぞ、年季が。甘く見るでないわ。
>>71
可憐な雌の秘密じゃ♥
と、こういっておいた方が、想像が掻き立てられて良かろう?
世の中、何事も知らんでおった方が良いこともありんす。ふっふ。
>>72
それはそうじゃろう。わっちら狼はぬしらと違って一度に五匹も六匹も子を産むゆえな。
たった二つの乳房ではとてもではないが乳が間に合いんせん。
それでなくても乳の奪い合いの末飢えて死んでしまう子もおるのじゃ。
わっちら狼の世界というものは、ぬしらが考えておるよりもずっと厳しい世界なのじゃぞ。
……それで、何が言いたいのかや?
今のわっちの身体のことなら、わっちは単に人の姿を模しておるに過ぎんせん。
むしろ今のこの格好で乳房が五つも六つもあったら、その方が異常じゃろうが。
何もおかしなことはなかろ? 気にせぬことじゃ。
同様に、髪に隠れている側頭部分はどうなっているのとか、本当の耳はどっちにあるのとか、
そういう話もしてはいかぬ。良いか、決して気にしてはならぬぞ。
- 80 名前:名無し客:2007/09/04(火) 20:46:06
- 狼と聞いたが、あんたは随分と優しいな。
……いや、どんな獣も 人間に比べれば純粋で優しいのかもしれないな。
話し相手になってくれてありがとう。これは俺の国の菓子だ。
良かったら食うといい。保存に最適でな。いつも持ち歩いているんだ
【干し柿】
- 81 名前:名無し客:2007/09/15(土) 16:28:31
- 賢狼がいるのなら、賢犬とか賢猫とか賢モリアオガエルなんてのもいるんでしょうか?
- 82 名前:名無し客:2007/10/07(日) 21:44:42
- 激獣ウルフ拳
- 83 名前:名無し客:2007/11/01(木) 04:00:04
- 日本のいわゆる「妖怪」とは違うんですか?
- 84 名前:名無し客:2008/01/07(月) 01:18:06
- アニメがはじまるね。
- 85 名前:名無し客:2008/01/17(木) 00:21:18
- 可愛いよホロ様可愛いよ
- 86 名前:名無し客:2008/01/17(木) 21:46:29
- http://www.nicovideo.jp/watch/sm2046265
流石だホロ様、エロカワイイぜ
- 87 名前:名無し客:2008/01/17(木) 21:56:04
- つシュールストレミング
- 88 名前:名無し客:2008/01/18(金) 17:28:21
- ロレンスのことは男として意識できませんか
- 89 名前:名無し客:2008/01/19(土) 15:06:10
- あの麦を無くしたら、元の村に強制送還されるんですか?
道に迷ったときには便利ですね
- 90 名前:名無し客:2008/01/20(日) 18:06:09
- 犬耳と犬尻尾は消せないの?
- 91 名前:名無し客:2008/01/20(日) 19:27:37
- 正直なトコ、ホロさんの本来の姿を見せたときの、奴の怯えようを見てどう思いました?
- 92 名前:名無し客:2008/01/20(日) 20:39:33
- ここにリンゴ置いておけば帰ってくるかな?
- 93 名前:名無し客:2008/01/21(月) 00:55:14
- 狼なのにリンゴが好きなの?
- 94 名前:名無し客:2008/01/21(月) 15:28:27
- 彼が商売に失敗して一文無しになり、もう旅ができなくなったとしたらどうしますか?
- 95 名前:名無し客:2008/01/22(火) 15:34:36
- ホロという名前は誰が付けてくれたんですか?
昔の男?
- 96 名前:名無し客:2008/01/22(火) 17:28:59
- あなたの目の前に、宝箱が一つおいてあります。
中身はなんだと思いますか?
- 97 名前:名無し客:2008/01/24(木) 11:45:52
- 銀貨の種類は全部憶えられました?
- 98 名前:名無し客:2008/01/31(木) 00:40:55
- 人間のことは好き?
- 99 名前:名無し客:2008/01/31(木) 11:34:49
- ふかふか尻尾〜
触らせて触らせて〜〜〜〜
- 100 名前:名無し客:2008/02/05(火) 13:41:01
- 100!
100と聞いて一番に思い浮かべることはなんですか?
- 101 名前:名無し客:2008/02/11(月) 11:22:56
- 狼?うちらの国ではもう絶滅したよ。一匹二匹どっかにいるかもしれないけど。
- 102 名前:名無し客:2008/02/22(金) 12:38:46
- 昨日のアニメ見ていたら懇願しているホロたんの姿が写っていました。 おもわず萌えました 舌をだすし艶っぽい声だし。
狙っているのですか? ここだけの話おっきした。
- 103 名前:名無し客:2008/02/22(金) 18:31:28
- おお、かみよ!
- 104 名前:名無し客:2008/02/26(火) 11:40:51
- ふむ…
同じ動物として問おう。
♂として最も魅力を感じるのは何か。
より具体的に頼む
- 105 名前:名無し客:2008/03/15(土) 17:30:59
- 狼王ロボと賢狼ホロとでは、どちらが頭いいんだろう
- 106 名前:『天空宙心拳伝承者』ロム・ストール:2008/03/24(月) 14:29:29
- 行くぞ、剣狼よ!
- 107 名前:White Fang:2008/03/24(月) 21:35:26
- わしゃアラスカの森に棲む賢狼じゃが、ホロとやら、わしのナゾかけに答えてみい。
綿一貫と鉄一貫・どっちが重たいか!!!
- 108 名前:White Fang:2008/03/26(水) 00:00:38
- それでじゃのう、わしがアルファ狼≠務めているパックでは、最近日本から輸入された『狼と香辛料』なる御伽草子に出て来る雌狼の美しさが評判で、わしの配下の若狼供が各々の持ち場を放り出して草子や動画に耽溺し、通常業務に差し障りが生じる有様で、わしゃ大変困っておる。聞くと、その雌狼とは、そなたのことらしいのう。そこでじゃ、そなた直々にこちらに出張って、若狼供相手に握手・サイン会でも開いてくれぬかの?
- 109 名前:名無し客:2008/03/26(水) 01:19:33
- ノーラかわいいよノーラ
- 110 名前:名無し客:2008/03/26(水) 13:20:35
- . -──- .
,. '" ` 、
/ `丶、
/ \
'´ \
. / // / ヽ \ `ヽ、
/イ / jノ / 〉 \ ゝ、_
j/ / / ,. ヘ ヽ \
. 〃 / 〃 '´ ':. ヘ ヽ }
〈(. / 〃 / / ':. } } } }
、{ レい {{ / / _,. ‐' ,.、V / }ノ
八 ,r { {V/ / ̄_ /__ `∨ }jノ
( V {从 |7¨fて「乏` fラてハ>从jノ丿
、ゝj| | `弋::::::ノ ヒ::ノ / |/
):| ', 、 ハ |
rく:::| {\ / ノ リ ロレンスさんは
` ー--=彡 `| { { ト、 -‐ァ .ィ ′ ロリコンなんですか・・・?
≠´ ̄ j/,ハ リ 、 `¨´ , イ /l 人
/ / . -‐彡ノ 八{ ` . _, '′ l/ | / )
/ / , -‐'⌒ン {=ミ 、 j/
〃 / r<::.::.::.::.:.:..\ {\::.:`'ー- 、
. {{. '" ∧::.::..`ヽ::.::.::.:.:..\ ,. -‐- 、 j ____::.:..\
. // ノ '::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::/ ニ二.ミ(,. -─-ヽ::/\
- 111 名前:賢狼ホロ ◆1wqJqHoro. :2008/03/30(日) 02:36:02
- さて、と。
- 112 名前:賢狼ホロ ◆1wqJqHoro. :2008/03/30(日) 03:04:09
- うむ、長らく待たせてしもうたのぅ。
わっちの留守の間、ぬしらは息災じゃったかや?
わっちの方はそれはもう、あちらこちらで話題になってしもうて大忙しじゃった。
アニメとやらも無事に最終回を迎えることが出来たようじゃし、
ま、なんじゃ、終わりよければ全てよし、というわけじゃな。
しかしあちらが終わっても、こちらが終わってはおりんせん…ちゅうことで、
大分遅れてはおるが、わっちのできる範囲でもう一度、ぬしらとの語らいを続けようぞ。
何、今までと何も変わるところはありんせん。肩の力を抜いて、また楽しくやろうではないかや。
>>75
うむ、苦しゅうない。
アニメとやらは見事ぬしの予測どおりとなったわけじゃが、ま、それも当然よな。
何せわっちと連れの旅は、まだ終わってはおらぬ。
否、まだ終わってもらっては困るゆえな。
故にぬしはもう少し、わっちらの旅を肴にここで語らうことが出来るわけじゃな。
ふふ、実に幸せなことではないかや? のぅ?
それにしてもぬしよ、その事前の期待分は、わっちらのアニメとやらを楽しめたかの?
そのあたりの感想も、是非聞かせてくりゃれ?
>>76
さぁて、のぅ。
何処の何という場所じゃったか……。
いかんせん麦畑に住み着くまでは、永いことあちこち回っておったからの。
以前も言うたが、渡り歩くうちに自然と身に付いたとしかわかりんせん。
ただ恐らく、じゃが、わっちのこの言葉をそのまま使っておる地方、というのはありんせんじゃろう。
一つの言葉ではなく、あちこちの場所の言葉が少しづつ混ざりあっておるから、
ぬしらには聞き慣れぬ訛りになってしまっておるのではないかや?
ま、詳しいことが知りたければそこらの言語学者にでも聞いてみるとよかろ。
わっちはこの言葉のことなぞ特に気にしてもおらぬし、その由来を詳しく知ろうとは思わぬゆえな。
>>77
とりあえずわっちに兄ちゃんなど居った覚えはありんせんが、
思わずギギギ……と歯軋りを上げたくなるような出来事ならば、ありんす。
そう、あれは忘れもせぬリュビンハイゲンの酒場で……!
あ奴と来たらわっちというものがありながら、あんな羊飼いの娘っ子なんぞと……!
ほんにあ奴は、全くもって度し難い朴念仁よの! 天才と阿呆は紙一重とはよく言ったものじゃ!
ああ全く、今思い出しても腸が煮える思いじゃ!
何? 詳しくその話を聞きたい?
ほほぅ、ぬしよ、今のこのわっちの様子を見て、それでもまだそのような事を言えるのかや?
好奇心は猫どころか、人とて時には……分かるじゃろうな?
- 113 名前:賢狼ホロ ◆1wqJqHoro. :2008/03/30(日) 03:45:04
- >>80
ふっふ、褒めても何も出やせぬぞ?
それにな、わっちは別段優しいというわけではありんせん。
単にわっちはわっちが楽しい、面白いと思うままに、気ままに行動しておるに過ぎんせん。
それがぬしらの目には優しいように映るのやもしれぬが、そこまではわっちの知ったことではありんせんな。
要するにあれじゃ、わっちは確かに獣じゃが、時に人より俗っぽい所もあるという事よ。
唯の獣というには、少しばかりわっちは齢を重ねすぎておるゆえな。
しかしまぁ、褒められる事それ自体は嫌いではありんせん。
むしろそれだけの言葉が出てくる分だけ、連れよりは大分ましじゃと評してやろう。
貢物も有難くもらってやりんす。
何? 干しガキ? ほうほう、異国の果物とな。それはまた珍しい。
早速いただきじゃ… … … もぐもぐ、うむ、甘い。
これは砂糖を使っておらぬのかや? むぅ、ただ干すだけで、このような甘みが出るとは……
全くもって、不思議な果実もあったものじゃ。
うむ、美味じゃな。良い物を頂いた。
また話をしたければ、今度もこれくらい珍しく美味な土産を持ってくるがよいぞ。ふふ。
>>81
さてなぁ。
生憎とそういった輩にはお目にかかったことはありんせんが、
わっちと同じくらい年を経た犬やら猫やら蛙やらがおるとするなら、
ひょっとしたらということもあるのやも知れぬ。
しかしそもそも、わっちの様に長く生き、知識を積み重ねるという事自体が
そうそう容易に叶う物ではない、ということは知っておかねばならぬぞ。
もしそれならば、この世の中には言葉を喋って人の姿を取れる
犬やら猫やら馬やら牛やら鳥やら蛙やらがあちらこちらに溢れかえっておることになってしまいんす。
いかほどわっちのような賢狼が、稀な存在かということを、ぬしらはきちんと頭の中に留めておく事じゃな。
>>82
なんじゃそれは?
激獣とは? 拳とは?
ん、何々? 狼の動きを模した、人の拳を用いた戦法の事じゃと?
ふぅむ…よく分からぬが、何故わざわざ戦うために剣やら鎧やら弓やらを用いず、
己の拳のみで戦うのかのぅ?
そも人という生き物はわっちら獣とは肉も骨も全く違う弱き者なのじゃから、
それを補うために武器と呼ばれる道具を使うのであって、
獣でないものが獣を模した戦い方をして何らかの徳がある物かのぅ?
確かにわっちら狼の戦い方を真似るというのは見上げた心掛けじゃが、
人の身体でそれをわざわざやる理由となると……ふぅむ、どうにも解せぬなぁ。
勿論、その戦法を用いる者が狼に近い、あるいは狼以上の身体の強さを持っておるとかいうのならば、
決して無理な話ではなかろうが……本当に、そんな輩がおるのかや?
>>83
ふむ。
ぬしのいう「ヨウカイ」とやらが何のことかは分からぬが。
もし日本という国にわっちと同じような
長く年を経て様々な知識や人に化ける術を得た者がおったとして、
それを「ヨウカイ」と呼ぶのであれば、それは確かにわっちのことになるじゃろうな。
とはいえ結局は呼び方の違いじゃろう? 所が変われば名前も変わる。
至極ありふれた、それだけの話じゃな。
- 114 名前:賢狼ホロ ◆1wqJqHoro. :2008/03/30(日) 03:52:15
- 今日はここまでじゃ。
あと30近く残っておるが、それはまた後日に返すとしんす。
ところで、じゃな。
これほど待たせて残りがあと40程というのも少しつまらぬし、
待ちぼうけを食わされたぬしらもそれは同様じゃろう。
それゆえ、あと50ほどこの場所の存在期間の延長を考えておる。
これに関しては、次返すときに管理あたりに申請を出しておこうと思っておるがな。
では、またの。
- 115 名前:名無し客:2008/03/30(日) 13:43:04
- ロレンスは良い男ですね?
- 116 名前:名無し客:2008/03/31(月) 01:38:47
- お帰りんす
コミック版のホロ様はサービス多めですね
- 117 名前:名無し客:2008/04/01(火) 00:05:32
- わっちお帰りんす〜
これ、欲しかったんでしょ?あげるよ
つ[桃の蜂蜜漬け]
- 118 名前:名無し客:2008/04/01(火) 14:02:10
- 正直シャオムゥとストリートファイターのイングリッドと
思いっきりキャラ被ってるような気がするのですけどどうですか
- 119 名前:名無し客:2008/04/02(水) 13:32:26
- 賢狼ロボ
- 120 名前:名無し客:2008/04/03(木) 01:45:02
- 賢狼ボロ
- 121 名前:名無し客:2008/04/03(木) 02:45:02
- 賢犬ホーロー
- 122 名前:賢狼ホロ ◆1wqJqHoro. :2008/04/03(木) 03:00:09
- >>84
うむ。
はじまるというか何というか、もう既に始まって終わってしもうたわけじゃがな。
さてさて、ぬし様はどうじゃったかの?
わっちのアニメとやらは、楽しんでもらえたかや?
是というならばこれ幸い、否というならばそれもまた一つの考え方じゃ。
どちらにせよわっちがあのように皆に姿を見せることが出来たという事実だけ、ぬしの心に残るならば、
わっちとしてはそれで満足じゃな。ふっふ。
>>85
うむ。
当然じゃな。
この姿を取ったわっちは人の目から見てとても可愛い。
それを知っておるからこそ、あのように連れや他の雄どもを弄って楽しめるわけじゃ。
従ってそのように当然なことを今更言われても、何も出やせぬぞ?
直接言葉に出して愛情を表現すること、それはそれで評価できるが、
次からはもう少し気の利いた言葉を用いてくるがよかろ。そう、それこそわっちの連れのように、な。
>>86
ほぅほぅ。
これはこれは、なかなか面白い代物じゃ。
こうして二つの視点から物を見てみれば、また新たに発見することもありんすな。
わっちの魅力が最大限生かされるよう、よく工夫されておるではないかや。
うむ、良い見世物じゃった。
まぁまぁ楽しめたぞ? ぬしよ。
>>87
はて、なんじゃこれは?
見たところ円形の、金属で出来た缶のようじゃが…これは一体?
恐らくは何かが中に詰まっておるのじゃろうが、蓋がしっかりと閉まっておって、
これでは中が覗けぬではないかや。何かこじ開ける道具でもなければのぅ…。
わっちの爪や牙でどうにかならんこともないが、それでは中身がどうなるか
わかったものではありんせん。うぅむ……
……むむ? なんじゃこの鼻が曲がりそうな臭いは!?
金属の匂いに混じり、微かに漂ってきておるぞ?
これは……わっちもよく知っておる臭いじゃな。
生ものが腐る時に漂う、なんとも言えぬ臭いよな。
ぬしよ……もしや、わっちを謀ろうとしておったな?
残念じゃがそれでは人は騙せても、狼の鼻は騙せやせぬ。
こんな腐った何かを封じ込めた代物、受け取ると思うたかや!
この、たわけが!
>>88
あん?
ぬしは一体、何を言っておるのかや?
ふぅやれやれ、こんな所にもおったとはの。
連れと同じく、雌心を理解できぬ愚か者の朴念仁が。
あんなうつけは連れ一人で十分じゃと思っておったが…全く、居るところには居るもんじゃ。
あのな、良いかぬしよ。
わっちがあ奴に対して見せる、様々な言動の数々……
ぬしは本当にその全てを読み取った上で、そのような事を本気で言っておるのかや?
ちゃんとわっちの言っておることが理解できるのならば、
わっちがあ奴の事を本当はどう思っておるのかくらい、直ぐにわかりんす。
それが出来ぬということは、すなわちぬしはあ奴、わっちの連れと同等の程度ということよ。
もう少し、雌という生き物への理解を深めてから出直してきんす。
そもそもじゃな。この場合、雄として雌として、意識をしておらぬのは
どう考えてもわっちではなくあ奴のほうであろう!?
それなのに何ゆえ、何ゆえわっちがこんな理不尽な質問をされねばならぬ!?
全くもって、この世の雄は皆そろいもそろって阿呆どもばかりかや!!?
腹立たしい限りよな、全く!
- 123 名前:賢狼ホロ ◆1wqJqHoro. :2008/04/03(木) 04:15:19
- >>89
さてどうじゃかな。
実の所、麦が本当に無くなった場合、わっちがどうなってしまうのかはわかりんせん。
何せ試したことがないからの。
あの村に住み着いた時からわっちに与えられた枷が外れるのやも知れぬし、
或いは長く生きたこの命があっさりと尽きてしまうのやもしれぬ。
最も、前者はかなり楽観的な物の見方じゃがな。
まず無事では済まぬじゃろう、というのがとりあえずのわっちの見解じゃ。
ただ突然あの村に戻る、というような事は有り得ぬとは思うがの。
一先ずあ奴の持ってきた麦に移った時点で、あの村との縁は切れておるゆえな。
どこぞに移るにしても、最も近くに存在する麦の中ということになるじゃろう。
ただ、その麦が無かったら? とすると……そこで、話は最初に逆戻りじゃ。
まあどうなるにせよ、実際に試す気にはなりんせんわな。
>>90
それが出来るのであれば、わざわざ人里に赴く時に
頭から被り物をする必要はありんせんわな。
断っておくが、かつては一応試したりしたのじゃぞ?
しかし何故かは知らぬが、どうしてもこの耳と尻尾だけは隠すことができんせんかった。
まぁ、わっちらはどれだけ人の似姿を取ろうとも本質は狼ゆえ。
身体のいずれかにその特徴を残さぬと、わっちは狼ではなくなってしまうのやも知れぬな。
しかしいずれにせよ、わっちのこの可愛らしい耳と毛並みの良い尻尾は
他の何者にも替えがたい自慢ゆえな。
例え消すことが出来たとしても、敢えてそうはせぬじゃろう。
多少の窮屈なぞ何するものぞ、といったところじゃな。ふふ。
>>91
正直に、かや?
そうじゃな……はっきりと言ってしまえば、大体二つになるじゃろう。
一つは、無理もない、という諦めと。
もう一つは、少しばかりの哀しみじゃ。
実の所、永きに渡る旅の間、ああして人にわっちの本当の姿を見せたのは、
あ奴が初めてというわけではありんせん。
そしてあ奴の反応は、それ以前にわっちの姿を見た人間と、それほど大きな違いはありんせんかった。
それはそうじゃろう。わっちは今も昔も、決して人の常識の内に納まるような狼ではありんせん。
誰もが怯え、恐怖し、そしてわっちの元から去っていった。
じゃから此度も、同じじゃと思った。
これでまた一人に戻るのかと、哀しくなりもした。
しかし、結果はどうじゃ?
全く、気付けばこんな体たらくよ。
あの度し難い愚かで、うつけで、がめつく、そして優しい商人が。
わっちの期待を裏切り、同時に応えてくれた。
おかげでわっちもすっかり……参ってしまったわ。
全くもって、わっちともあろうものが、な。
何? 結局、惚気になっておる?
ふふ、良いではないか。わっちは精々このような場所でしか惚気られぬのじゃから。
偶にはこういうのも、悪くなかろ?
>>92
置かんでもかえってきたわい、全く。
わっちの身を心配しておる心掛けは立派じゃが、
そうやって安直に食べ物で釣ろうという魂胆が気に食わぬ。
それではとてもではないが、満点はあげられぬな? ふん。
>>93
うん?
狼が林檎を好きでは、いかぬ道理でもあるのかや?
全くもっておかしな物言いじゃのぅ。
それとも何かや?
ぬしの考える狼の好物というのは、やはり肉じゃとでも?
うむ、もちろん肉も好みじゃぞ。
羊の肉も牛の肉も、どちらも大の好物じゃ。
そして勿論……
なんじゃ、突然そんな顔をして。
ぬしはわっちのそういう答えを望んでおったのではないのかや?
そうでなければそんな質問が出てくるはずはないと思うんじゃがのぅ。ふっふ。
- 124 名前:名無し客:2008/04/03(木) 07:12:05
____
/__.))ノヽ
.|ミ.l _ ._ i.)
(^'ミ/.´・ .〈・ リ
.しi r、_) | ホロはわっちが育てた
| `ニニ' /
ノ `ー―i´
- 125 名前:名無し客:2008/04/03(木) 23:38:31
- 故郷に帰った後はなにするんですか?
- 126 名前:名無し客:2008/04/04(金) 00:25:59
- そこの行商の娘さん
黒狼鳥っていう生き物を探しているんだが知らないか?
身の丈より大きく、強力な爪を持ち火を吐く。
クチバシで岩を穿ち尻尾に毒をもつ危険な生き物。
奴の鱗からは上質な鎧が作れるんだが、逃げられてしまってな。
金は無いが、ハチミツや薬草なら山ほどあるので
それを見返りに教えてくれると有難い。
- 127 名前:名無し客:2008/04/04(金) 09:49:51
- つガルルセイバー
これで好きなだけ暴れてください
- 128 名前:名無し客:2008/04/05(土) 01:48:25
- 狼ねぇ・・・
知り合いにドギー・クルーガーっていない?
- 129 名前:名無し客:2008/04/06(日) 05:56:21
- お手
- 130 名前:名無し客:2008/04/07(月) 04:51:33
- お座り
- 131 名前:名無し客:2008/04/07(月) 06:39:16
- ちんちん
- 132 名前:名無し客:2008/04/07(月) 06:39:53
- 伏せ
- 133 名前:名無し客:2008/04/08(火) 05:40:22
- 赤ずきんだの三匹の子豚だの、童話での狼が狡賢い悪役として扱われることが多いことについて、
なにか思うところはありますか?
- 134 名前:名無し客:2008/04/08(火) 07:57:37
- >>133
狼がヒーローの作品もあるよ?
『牙狼<GARO>』とか。
- 135 名前:名無し客:2008/04/08(火) 08:00:48
- 「狼は生きろ、豚は死ね」という言葉について、賢狼さまはいかが思われますか
- 136 名前:名無し客:2008/04/08(火) 08:57:59
- 詐欺師と商人の違いはなんなんだろう
リンゴの香りを染み込ませたテンの毛皮を高値で買い取らせるのは詐欺とは違うのだろうか
- 137 名前:賢狼ホロ ◆1wqJqHoro. :2008/04/19(土) 04:04:35
- >>94
ふふ、そんなことは絶対にありえぬよ。
何故なら、あ奴の傍には、いつだって賢狼たるわっちがついておるのじゃから…
というのは実にありきたりな返答じゃわな。
それに実際のところ「あり得ぬ」などと断言ができるような話でもありんせん。
事実、かのリュビンハイゲンではぬしの言うような状況の一歩、否、半歩手前まで
来ておったのじゃからな。
むしろぬしの言うことは常に念頭においておくべき話であろうよ。
さて…その時はどうするか、かや…
旅が続けられぬ以上、わっちはあ奴とともに故郷の土を踏むことはできんせんし、
そうなった場合何をどう考慮してもわっちとあ奴が共に居る理由はなくなってしまうわけじゃ。
なれば答えは一つ…あ奴を置いて、わっち一人でも旅を続けるしか…
と、あ奴と出会ったばかりのわっちなら、そう言ったやもしれぬなぁ。
今は、そうはいきんせんじゃろう。
あ奴は既に一度、己の夢を棒に振ってまで、わっちと共に居ることを選んでくれたのじゃ。
なれば今度は連れが似た状況に陥った場合………それに応えてやるのが、情というものじゃろ?
つまりは、そういうことじゃ。その程度の困難では、今やわっちとあ奴を引き離すことは出来んせん。
いやはや…なんとも、難儀なことよのぅ。我ながら、な。ふっふ。
>>95
ふふ、さぁてな―――わっちは何時ごろからこの名前じゃったかのぅ。
ま、今はその件については多くを語るのは止めておきんす。
そのうちぬしにも分かる時が来るやも知りんせん。
それまで精々、想像を膨らませておくことじゃな。
>>96
それは勿論……ずばり! 林檎じゃろう!
大きな宝物箱いっぱいにみつしりと詰まった、甘くて大振りの林檎じゃ!
一つ噛むごとに瑞々しい白い果肉が顔をのぞかせ、たっぷりの汁が口いっぱいに満ちてじゃな…
芯までもしゃぶりつくさねば気が済まぬ、魔性の果実なのじゃ。
そして何と、その宝箱は特別な魔法にかけられておってじゃな。
中の林檎を須らく平らげた後ふたをしっかり閉めて鍵を掛け、
一晩置いてまた開けたらば、再びその中身は大量の林檎で埋め尽くされておるのじゃ!
これで毎日いくらでも、好きなだけ美味い美味い林檎を頬張れるという、実に夢のような…
ああ…考えただけで涎が止まらぬ…!
……な、何じゃ、そのような顔をして。
た、例えば、の話じゃぞ?
実際にはそんな便利な代物なんぞ存在せぬことくらい、わっちにだって分かっておるわ!
ただもし、そんなものがあったらば、さぞかし幸せじゃろうなぁ、という…じゃな…
うー、良いではないか、わっちとて空想に耽ることくらい、ありんす!
>>97
うむ、流石のわっちも最初はちと戸惑ったが、
伊達に商人の連れと長いこと旅をしておるわけではありんせん。
大分銀貨銅貨の分別にも慣れてきおったともよ。
良いか、これがトレニー銀貨じゃろ。
そして、これがリュート銀貨…これがフィリング銀貨。
さらに、これが…これが…ミ、ミッチー…いや、ミッツ…
いや、それはこっちじゃったかな?
いやいや、こいつはミッチなんちゃらの偽銀貨じゃったような…
う、うぅむ… ぬぅ…
きょ、今日はこのくらいにしておきんす! ふふん、有難く思うことじゃな!
- 138 名前:名無し客:2008/04/19(土) 12:32:23
- ホロ様は牝としての魅力で、クロエやノーラに勝っていると思いますか?
- 139 名前:賢狼ホロ ◆1wqJqHoro. :2008/04/28(月) 00:22:25
- >>98
それはもう、言うまでもありんせんな。
人が嫌いであるならわっちはこんな姿を取ったりはせぬし、
また人の傍に寄り添うこともしやあせぬじゃろ。
わっちは人が好きじゃ。
賢い所も、愚かな所も、愛い所も、醜い所も。
全部をひっくるめて、人という種を好いておる。
まあ、じゃがそれも、時と場合によりんすな。
何かを好いておる、ということは、その相手に何をされてもよい、という事とは
まったく同じにはなりんせん。わっちは神や聖人ではありんせんゆえな。
……言いたいことはわかるな、ぬしらよ。つまりは、そういうことじゃ。
>>99
これこれ、そう焦るでない。
わっちの尻尾はそう安い代物ではありんせんぞ?
自慢ではないが、この尻尾を触らせるのは
わっちが心から気に入った物にのみ許された特権なのじゃ。
ぬしとはまだ一度あるいは数度言葉を交わした間柄ゆえ、
未だその段階ではありんせんなぁ。
もしぬしが心からそうしたいのであれば、もう少し己を磨いてから来やしゃんせ。ふふ。
>>100
100、かのぅ。うーむ…そうじゃなぁ…
100の林檎を一度に頂くことが出来れば、それはなんと幸せなことじゃろうかのぅ…。
しかし果たしてわっちの胃袋を満足させるに、100の林檎で足るじゃろうか?
うぅむ、これはなかなか難しい命題じゃなぁ…。
>>101
ふむ、そういえばかの東方の地ではわっちの同族がいなくなったと聞いたのぅ。
なんでも余所から持ち込まれた新種の流行り病にかかって次々と倒れてしもうたと…
いかに賢く屈強な種といえど、病には勝てなかった、ということのようじゃな。
何とも世知辛い話よのぅ。わっちとて他人事ではありんせんな…気をつけねばなるまいて。
しかし、ぬしらよ。
それは決して、ぬしらとて他人事ではありんせんのじゃぞ?
人もまたわっちらと同じく、賢く屈強な種として世界に増えつつあるわけじゃが、
かといって奢り高ぶっておれば、かのごとくに思わぬ所から足を掬われることもあるやもしれぬ。
実に些細な、なんでもないような出来事で、容易く命という物は失われてしまうのじゃから。
まあ、ぬしら人ならば、その持ち前の賢さでもって、病ごときは乗り越えてしまうのやも、知れぬがな…
>>102
……なんじゃかよくわからぬが、褒められておるということは理解した。
艶っぽいのは当然じゃ、そのように振舞っておるのじゃからな。
そんなわっちの魅力にまんまと当てられたということなら、なぁに気にすることはありんせん。
存分にそんな己を受け入れて、身も心もわっちの虜となるがよかろ♪
…ところで、おっきしたというのは一体どういう意味かや?
- 140 名前:賢狼ホロ ◆1wqJqHoro. :2008/04/28(月) 01:35:02
- >>103
神よ、と祈ったところで応えるものなんぞありんせんわ。
何せ少し前までくだらなくも神なんぞと呼ばれておったわっちが言うのじゃから間違いないの。
全くもって、何かしら困ったときに神なんぞという曖昧な代物に頼るのはぬしら人くらいのものじゃ。
なぜぬしらは、自分の手で物事を解決しようという心構えを常に持ち合わせておりんせんのか…。
ぬしらには元来持ち合わせた知恵と勇気があるのじゃから、もっとどっしりと構えておればよいものを。
……ふぅ、なんぞ下らぬ戯言から、妙に真面目な説教をしてしもうたわ。
なぜこんなおかしなことになっておるのか。全く、調子が狂いんす。
>>104
なんじゃ、>>2で示したものだけでは足りぬと言うかや?
全く困った奴じゃのぅ……まぁ、良いわ。そもそもわっちは
あまり多くを語りすぎることは好きではありんせんのじゃが、
今回は特別じゃ。少し突っ込んだ話をしてやろう。
以前も言うたとおり、わっちが最も雄に魅力を感じる部分は、「強さ」じゃ。
しかし強さというのは、何も肉体的に目に見えるような話だけではありんせん。
狼であるわっちを組み伏せられるような屈強な雄こそ、我が理想……などとまで
言うつもりはありんせんのよ。否、無論それも理想の一つではあるのじゃが。
わっちが求めるのはそれだけではありんせんな。
言うなれば「心」の強さこそ、わっちが真に試したいものよ。
度胸と勇気、そして知恵を持ち、どんな不利な状況が訪れようとも
決して諦めることなく、最良の路を探し出し迷わず歩めるような……そんな強さじゃ。
いかな逆境に立たされてもそこから這い上がってきた今のわっちの連れもそうじゃし、
かつてほんの僅かな間わっちと旅を共にした、連れの女子を護るために
己よりずっと巨大な森の主を相手取り果敢に戦った小僧っ子もまた然りじゃ。
わっちが好きな雄というのは、そういう「強い」うつけ共のことのいうのじゃよ。
>>105
むぅ、またそのロボとやらの話かや。
わっちがそ奴のことを知らぬのに何かと比べられるのはいかにも癪じゃのぅ。
仕方が無い、ちと調べてみるとするかや……
・ ・ ・
……ふむふむ。人を手玉にとって羊や牛を狩れるほど賢い狼が、
妻を囚われて遂に人に屈した、という話かや。
なるほどなるほど……その狼王とやら、確かに小僧ながら
なかなかに聡い輩であったようじゃ。その上己の身をも省みず
妻を助けようとする辺り、中々に見上げた心がけじゃろう。
恐らくロボとやらは、その妻を囚われた時から、己も人に捕まるだろうことを
予期しておったことじゃろう。しかしそれでも、そやつは妻を助けに行かずには
いられなんだ。それは一見愚かな行為じゃが、しかしその逸話があるからこそ、
人はロボという狼に気高さと美しさを見るのじゃろう。
うむ……これぞ先程わっちの言った、「心の強きうつけ者」というわけじゃな。
いやしかし、惜しい狼を亡くしたものよ。
こ奴がもう少し長生きしておれば、きっとわっちのような賢狼となったものをな……。
- 141 名前:名無し客:2008/04/28(月) 15:48:19
- ロレンスはホロさんに女を感じていないんでしょうか
- 142 名前:リューク:2008/04/28(月) 20:26:48
- http://charaneta.sakura.ne.jp/ikkoku/img/1163965096/142.jpg (24KB)
やっぱ人間界のリンゴはジューシーで美味ぇなぁ!
(荷車にあるリンゴを勝手に食べる)
- 143 名前:名無し客:2008/05/14(水) 11:46:44
- ロレンスを食べたい、あるいはロレンスに食べられたい、と思ったことはありますか
性的な意味で
- 144 名前:名無し客:2008/05/29(木) 10:08:38
- クロエなんか、食っちゃえばよかったのに
- 145 名前:名無し客:2008/05/31(土) 02:09:09
- わっちわっちにされました。
責任…取ってもらうからな!!
そうだな…まずは今晩一緒に寝ようか。
ああ、尻尾もふもふしたい…
- 146 名前:名無し客:2008/06/12(木) 09:33:00
- ホロってあんまり神さまらしくないよね
- 147 名前:名無し客:2008/06/28(土) 05:11:18
- ホロとロレンスのどっちが主人なんですか?
- 148 名前:名無し客:2008/08/30(土) 20:14:22
- つピザ
- 149 名前:賢狼ホロ ◆1wqJqHoro. :2008/09/30(火) 01:13:37
- さて。
- 150 名前:名無し客:2008/09/30(火) 01:21:47
- おかえりなさいませ♪
- 151 名前:賢狼ホロ ◆1wqJqHoro. :2008/09/30(火) 01:24:39
- 実に半年振りとなるかのぅ。
また我ながら随分と空けたものじゃなぁ…ふふ。
いい加減此処の埃もたまってきた事じゃし、偶には掃除をせにゃなるまいて。
何? 今まで顔を出さなんだ理由?
以前にも言ったであろ。わっちは気まぐれゆえ、いついなくなっても
その時はその時じゃ、とな。
どうしても理由が欲しいなら、ほれ、
例のケルーベでの騒動でそれどころではなかった、
とでもしておいてくりゃれ。
それにしてもあの一件を思い出すに、腹立たしきはあの女狐……!
あれじゃからあ奴と関わるのは嫌じゃったんじゃ!
あ奴がああして五体満足で居られたのは連れの功労だけでなく、
わっち(とコル坊)の助力あってのことじゃと、勘付いておらぬわけでもあるまいに…!
全て分かっておってああいう真似をするのじゃから、ほんにあ奴は…!
まぁもっとも、相応の報いは既に連れに与えておるゆえ、な。
今となってはそれも詮無きこと、よな。ふっふ。
- 152 名前:賢狼ホロ ◆1wqJqHoro. :2008/09/30(火) 01:50:17
- >>106
? 何者かや、ぬしは。
もはや飽くほど何度も何度も言うておるが、
わっちは「剣」狼ではなく「賢」狼じゃ。
どこからそういった誤解が生まれておるのやら知りんせんが、
もう大概にしてくりゃれ。
本来わっちは荒事とはなるだけ無縁でいたいんじゃからな。
もっとも、最近は連れの用心棒のような真似をやっておるゆえ、
あまりわっちの言葉にも説得力はありんせんかも知れぬがの。
しかしそれとて、何も好んでやっておるわけではない。
これも惚れたがゆえの…ふふ、後は、分かるじゃろ?
>>107
ほほぅ、わっちの他に不遜にも賢狼と名乗る輩がいるとはのぅ。
自称か他称か知りんせんが、なかなか見上げた者じゃ。
で、さて、謎かけとな?
綿一貫と鉄一貫・どっちが重たいか=H
ふむ、まずその謎かけに答えるには、
わっちの知らぬ異国の言葉「貫」の意味について知らねばいかんゆえ、
まずその点でこの問いは公平ではありんせんなぁ。
わっちと対等な知恵比べがしたいのなら、わっちの分かる言葉で来て欲しいものじゃな?
…などと言えば、きっとぬしらはわっちの言葉を誤魔化しと取るじゃろう。
ゆえに、答えてやろう。
「貫」という言葉が「量」を示す言葉ならば、鉄の方が重かろう。
じゃが、それが「重さ」を示す言葉ならば、両方は同じ重さとなる。
…まぁ、これごとき、答えられぬわっちではありんせんな。
連れでもこの程度の道理はわかっておろう。
>>108
ふむ、何々、握手会とな?
まぁ、わっちの人気がそちらで高いのは当然のこととして、それは良いとしよう。
しかしなぜ、わっちがぬしらの住む地に出向かねばならぬ?
わっちは連れとの旅を満喫するので忙しいゆえ、そんな暇はとてもありんせんなぁ。
悪いがそんな話はとても受けられる物ではありんせん。
ただ、わっちらの行く先にぬしらの住処があるというのであれば、話は別じゃがの。
それならばちらと寄ってわっちを応援する者たちに挨拶くらいはできるやもしれぬな?
その際は、当然報酬の方は弾んでくれるんじゃろうな。
額の方の交渉は、後で連れも交えてじっくりたっぷりとじゃな……ふふふ。
- 153 名前:賢狼ホロ ◆1wqJqHoro. :2008/09/30(火) 02:59:09
- >>109
……ふん。
あのような乳臭い小娘の、どこが良いのやら。
まだまだわっちに比べればあ奴なんぞひよっ娘じゃ。
知識も経験も艶も、わっちに勝るところは一つとしてありんせん。
まぁしかし未熟がゆえに、雄の庇護欲をそそるという意味では、
魅力を感じる輩もおるやもしれぬな。
わっちの連れが良い例じゃ。
……そして、ぬしがわざわざそのような意思をこの場所で顕していったからには。
ぬしも、相応の覚悟があっての事であると、わっちは受け取ったぞ。
……良いな? (にぃっ
>>110
ロリコン? それはいったいいかなる意味かや……何々。
自分より年下の娘を愛でる趣味?
ふむ…そうじゃなぁ。
あ奴もいい加減良い歳ゆえ、ちっと若い娘に目が行けばそのように言われることも
あるやも知れぬなぁ。
しかしわっちは見た目こそこの通りじゃが、実際の齢はぬしらも知っての通りゆえ、
その言葉は当てはまらぬじゃろう。
もっとも、前述の通りノーラなんぞに目移りしておったなら、
そのように言われても何も文句は言えぬがな? ふふ。
>>115
うむ、その疑問符はわっちに問いかけておるのかどうか知らぬが、
ああ見えてもこのわっちが見込んだ雄じゃ。
ぬしの言うことは今更改めて顕すことでもなかろうて。
ただし、まだまだ詰めが甘いゆえ、わっちが普段からああして鍛えておる次第じゃ。
口でわっちに勝てるようになるまでは、まだもう少し時間が掛かりそうじゃがな? ふふ。
>>116
あの絵本かや?
あれはちと絵描きがやりすぎておる気がせんでもないのぅ。ふふ。
なんでもあの本、他所の国で売り出そうとしたところ、
「大人以外は読んではならぬ」
というような指定を国から受けたそうではないか。
わっちの裸はちぃと子供には刺激が強すぎたかの?
まぁ、あの程度のさぁびすで、ぬしらのような単純な雄や
わっちの連れがあたふたと右往左往するのなら、安いものじゃな。
- 154 名前:賢狼ホロ ◆1wqJqHoro. :2008/09/30(火) 03:06:14
- >>150
うむ、ひとまずはただいま帰宅した、といったところじゃ。
例のごとく、次に何時現れるかなんぞは一切確約ができぬわけじゃが、
それでもぬしらは待っておってくれるかや?
……否、答えを聞く必要はありんせんな。
現にぬしのような輩がそこに居ってねぎらってくれておる、
その事実以外には何も要らぬゆえ。
では、またしばしの別れじゃな。
またの。
- 155 名前:White Fang:2008/10/06(月) 00:31:18
- 丁寧な返事、恐縮したぞよ。しかと承った。
それと、テレビ絵草子の第二期制作決定、めでたし。祝福するぞえ〜☆
- 156 名前:名無し客:2008/10/21(火) 19:18:09
- いつ帰って来てもいいように、ここに林檎の木を植えて育てますね
- 157 名前:ノーラ・アレント:2008/10/30(木) 19:32:23
- あたしの出番は終ったみたいですけど
ロレンスさんは諦めたわけじゃありませんからね
第二期で出る機会があったらホロさんからロレンスさん取っちゃいますから!!
- 158 名前:名無し客:2008/11/07(金) 10:04:29
- ロレンスはいつになったら自分の店を持てるの?
- 159 名前:名無し客:2008/11/08(土) 05:52:09
- 弱点は尻尾ですか?
- 160 名前:名無し客:2008/11/09(日) 13:07:01
- ロレンスが突然、性的な意味で狼になって襲い掛かってきたらどうする?
- 161 名前:名無し客:2008/11/10(月) 17:32:45
- 林檎はどのように料理して食べるのが一番美味いと思いますか?
- 162 名前:低額納税者:2008/11/11(火) 21:57:07
- 今、巷で話題(顰蹙?)の景気対策の目玉・生活支援金、政府から支給された
ら、何に使いますか?
- 163 名前:名無し客:2008/11/12(水) 15:39:27
- 狼のクセに肉より林檎が好きだなんて変わり者ですね
- 164 名前:名無し客:2008/11/13(木) 09:13:09
- ロレンスが予備の服を持っていなかったら、ずっと裸で過ごすつもりだった?
- 165 名前:名無し客:2008/11/14(金) 13:38:32
- 狼だけに、おお神よ!というわけですね。
上手いなぁ。
- 166 名前:名無し客:2008/11/28(金) 19:53:05
- ロレンスが店を構えたら、一緒に住もうとは考えてないの?
- 167 名前:名無し客:2008/11/30(日) 14:31:42
- えっちなのはいけないと思いますか?
- 168 名前:名無し客:2008/11/30(日) 20:07:23
- わっちのはいけないと思いますか?
- 169 名前:名無し客:2008/12/02(火) 23:19:44
- あっちには行けないと思いますか?
- 170 名前:名無し客:2009/04/23(木) 15:56:29
- どっちかに行きたいと思いますか?
- 171 名前:名無し客:2009/06/12(金) 14:56:14
- , }
/ ト、 ∧ /
(( l ト 、ヽ (( / ,ハ __[_
││ 'vハ / ./ ゚, ,'⌒┴⌒',
l. │ j斗‐=¬=ん .._〉 (( { }
l | / ` 、 ヽ. ノ
ノ l′, l ト、 、 、、 \ ` ̄´
/ ′│ | │|│ |_」LLハ .
そ、そんな ′ / 仆Tフ丁「リ !,从从∧ ,
餌で { i 从,rヤ卞. 仄Y{ } } } }
l | 〈 V'゚Y} ∨八,刈 jノ
. /{ l l ヘ.`ー'゚ _ ┐ っ从 わっちが釣れると思うたか?
/{/ レ | 、 とつ | _ソ r-仆 ヽ
,〃 ′ (. | 、 ヾ≧=y-rくト┤ \
,イ ソ \ ヾ,ミ辷メj_ノ : ト 、 ) つ、釣られ・・・
(( l /しィ'/ , , >、 '.| | 〉 i | )'′
| , " { イ ハ, / /ヘ, } |_レ'入リ ノ
∨ V^j/ V⌒V'ヽノハ,ノ┴=彡、 `Y´
. ヽ. `ー'′__/ | 彡、人
\ /〈 ′ } }
`ー -- - =ァァヘ八__/ _,ノ ,ノ
◎′ ∨ `^^'ー'^" _.ィ゚
`7^^7^ー'^'く_彡、
辷彡 `ー'′
〈__/
- 172 名前:建御名方命:2009/10/05(月) 10:31:30
- 以前、苗が大木になるのを見た、とおっしゃってましたが
いくら成長の早い木でも3000〜4000年はかかるとい言われてるはず、
そう考えたらもう1万年は生きてるということですか?
- 173 名前:有栖レイジ:2009/10/08(木) 20:46:47
- まったく!何処をほっつき歩いてる。
少しばかり注意のつもりで尻を叩いたら怒りおって!あの女は
しかし、ここは何処だ・・・見たところ物質界みたいだが・・、 ん?見つけたぞシャオムゥ!
- 174 名前:名無し客:2010/01/31(日) 08:07:03
- 光戦隊マスクマン34
ttp://www.youtube.com/watch?v=F6sGlbHEKuI&feature=related
- 175 名前:◆1wqJqHoro. :2011/02/19(土) 01:50:24
- ふう……やれやれ。
- 176 名前:名無し客:2011/02/19(土) 01:53:27
- ようやく旅が終わりましたね
- 177 名前:賢狼ホロ ◆1wqJqHoro. :2011/02/19(土) 01:57:09
- 何度も何度も…そう、この場所でさえ何度も愚痴りはしたのじゃが。
本当に、あやつは…底抜けの大たわけじゃ。全く、処置なしのな。
そしてきっと、そんな底抜けの大たわけにこれ以上ないほど参っておる、
そんなわっちもまた、大たわけなのじゃろう。これでは賢狼の名も返上じゃな。
だが…まぁ、わっちらには似合いの結末じゃろうて。
何せわっちらを出会わせたのも、わっちらの間をここまで強く結びつけたのも。
旅と、身の擦り切れるような緊張の中での交渉と。
つまりはそういったものなのじゃからな。
だからわっちは、この先どんなことがあろうとも…
あやつの。クラフト=ロレンスの傍に、ずっと居るとしよう。
わっち自身が、ずっと前から、そう決めたことなのじゃから。
- 178 名前:賢狼ホロ ◆1wqJqHoro. :2011/02/19(土) 02:05:24
- さて、もう何年ぶりになるかは分からぬが。
こうして旅も一段落したがゆえ、久しぶりに舞い戻ることとした。
まずは、長いことこの場所をほっぽっておいた不義理をぬしらに詫びておこう。
すまなかったな、ぬしらよ。
兎にも角にも、今は残っておる質問に答えることを優先していくとしんす。
できれば今夜中に返しておきたいところじゃが…さて、な。どうなるか。
まぁ、今日中に終わるにせよ終わらぬにせよ、これだけははっきり言っておかねばならぬ
と思うので、先に言うておく。
全ての問いに答え終えた時をもって、この場での語らいはお開きとさせてもらう。
では、毎度ながら勝手で悪いのじゃが。
今しばし、わっちの戯れに付き合ってくりゃれ?
- 179 名前:賢狼ホロ ◆1wqJqHoro. :2011/02/19(土) 02:06:08
- >>117
おう、これはこれは。
帰ってきた早々、よい土産ではないかや。
わっちの大好物をこうして用意してあるとは、気が利いておる。
蜂蜜漬けじゃから、まぁ数年経っておっても食えるだろうて。
むしろ甘さが染み込んで、より美味になっておるやもしれぬなぁ。
まぁ今はちと身辺整理に忙しいゆえ、それらが終わってから
ゆっくり飲み物などと一緒にいただくこととしんす。
>>118
ふむ、そういえばそのような輩もかつてはこの辺りにおった気がするの。
今はどこでどうしておるのやらわからぬが、
あのイングリッドとかいう小娘は少なくとも只者ではないの。
人間のような…そうでないような、
わっちら獣とも違う何やら面妖な気配を放っておったな。
シャオムゥとやらは知らぬ。
>>119-121
…もはや相手にするのも阿呆らしい言い間違いじゃな。
というより、わざとやっておるじゃろうぬしら。
あまつさえわっちを犬風情扱いする輩まで現れる始末か。
相手を怒らせるというのは交渉術の中でも基礎の部類に
入るであろう行いじゃが、どうもぬしらは、その行いに常に付きまとう
「危険性」というものを充分に承知しておらぬように見える。
怒らせるようなことを言ったからには、その頬張り飛ばされる覚悟くらいは
当然、できておるんじゃろうな? なぁぬしらよ。
- 180 名前:賢狼ホロ ◆1wqJqHoro. :2011/02/19(土) 02:08:12
- >>124
誰じゃぬしは。ぬしのことなど知らぬ。
狼は人に育てられなどせぬわい。逆はあるやもしれぬがな。
>>125
さて…何を、するべきかのう。
わっちとしては、今現在のわっちの故郷がどうなっているか、
それだけが確認できればそれで良いのであって。
その先のことは、特に考えてはおらぬのじゃがな。
もちろん一番良いのは、あやつと一緒にあの土地で共に…
といったところじゃが、まぁ、無理じゃろうて。
あの連れが北の外れの地にどっしりと居を構えられるような
落ち着いた雄であれば、わっちも苦労なんぞせんのじゃから。
何にせよ、全ては彼の地に着いてからじゃな。それからのことは
それから考えればよかろうて。うむ。
>>126
はて…知らぬなぁ。
今も昔も、わっちらの世界にそんなおどろおどろしい
怪物がおるなどという話、とんと聞いたことはありんせん。
熊も蛇もおるにはおったが、あれらはでかいだけで熊は熊、
蛇は蛇じゃ。そのような、どの獣にも分類できぬような生き物は
この辺りにはおらぬじゃろうて。
というわけで、知らぬものはいくら何を積まれても
どうしようもありんせん。蜂蜜はちと惜しいが、
適当なことを言われるよりはましじゃろう?
>>127
なんじゃ? この面妖な剣は。
これで暴れてください、と言われても…
わっちには人の剣術の心得なんぞありんせんぞ。
そういった荒事を好むのならば、それこそ傭兵でも雇いんす。
少なくともわっちに頼むよりはよほど簡単じゃと思うがの。
- 181 名前:賢狼ホロ ◆1wqJqHoro. :2011/02/19(土) 02:24:11
- >>128
ドギー?
さて…わっちの知り合いにはおらぬ名前じゃの。
しかし何となくじゃが、その名には犬っぽい何かを嗅ぎ取れたので、
いい加減犬と同類扱いはやめにしんす、とわっちはわっちは立腹しておこう。
…む、なんじゃこの口調は。どこぞの誰かの口癖が移ったかの?
>>129-132
……なぁ。
いい加減温厚なわっちも、これについては怒っても良いな?
わっちのことを何じゃと思っておる、このたわけが!
>>133-134
ま、所詮は物語じゃからな。
何もわっちら狼は、人間どもに称えられ崇められる為だけに生きておるわけではありんせん。
狡賢い面もわっちらの性質の一端としては確かにあるが、そういった現実の諸々を
面白おかしく誇張して仕立て上げるのが物語というものであるゆえ。
いちいちそのようなものに腹を立てておっては、身が持ちんせんな。
とはいえ、良く描かれるのが嫌と言う訳ではもちろんありんせん。
そのがろう、とやらは知りんせんが、わっちらが格好よく物語で描かれると
いうのであれば、それに越したことはないじゃろう。
そういえば、悪役として描かれる、というのであれば、商人もまた同様じゃな。
それも狼とほとんど同じ理由で、じゃ。
そうして考えると、やはりわっちとあやつというのは、似合いの番かもしれぬの? ふふ。
>>135
ん? 何やらどこぞで見た言葉じゃの…以前、この言葉に関しては
何か応えたのではなかったかや?
……うむ、やはりそうじゃ。>>16にありんす。
今は忙しいゆえ、終わった話をまた蒸し返すような余裕はありんせんゆえ、な。
そこらのところは堪忍してくりゃれ。
- 182 名前:名無し客:2011/02/19(土) 02:50:20
- 賢狼さまキタ!
せっかくなら、今晩のうちに200まで目指しちゃいましょうよ!
- 183 名前:賢狼ホロ ◆1wqJqHoro. :2011/02/19(土) 02:53:58
- >>136
端的に言うと、騙すのが目的か稼ぐのが目的か、の違いじゃろうな。
恐らくわっちの連れならそう言うじゃろう。一緒にするな、と怒りもするじゃろう。
あやつはどうも未だに商人の誇り、みたいなものを胸に抱いておるようじゃからなぁ。
それがあやつの良い所でもあり、悪い所でもあるんじゃが…
まぁ、あの時わっちがやったのは、詐術と言われても否定はできんじゃろう。
ただわっちはそういった詐術を仕掛ける相手を選んで仕掛けたつもりではある。
敢えて違いをつけるとするなら、その辺りじゃろうな。
>>138
言うまでもなかろうよ。
それとも…何か? わっちがあやつらに魅力で負けておるとでも?
まさかとは思うがな…わっちの陣地にまでやってきて…なぁ? ぬしよ?
わかっておろうな? んん?
>>141
わっちの見立てでは、あやつがわっちに雌を感じておらんかった事なんぞ、
なかったと思うがの。ぬしにはそう見えたのかや?
そもそもが女っ気の欠片もない一人旅をしておった雄じゃ、
わっちのような雌が傍におって何も感じなかったわけがなかろうて。ふふ。
しかし最近、ようやく少し積極的になったかと思えば…ああ、じゃからな。
もう少し雰囲気と言うものを大事にしてじゃな…そうすれば、わっちとて拒みはせぬものを…
おっと、この先はちとここらの連中には早い話かの?
>>142
む? なんじゃ、林檎がまるで見えない何者かに齧られたように消えていく…?
何者だか知らぬが、不届きな輩め! おのれこうなっては、
消える前にわっちが全て胃の中に収めてしまいんす! それ!
(盛大な咀嚼音が長いこと響き渡る)
・ ・ ・ うっぷ。…ちと食いすぎたかの。
しかしまぁこれで、わっちの林檎が誰にも取られることはありんせん。
なくなったものは、また買ってくれば良い訳じゃしな。
わっちは悪くありんせん、悪いのは林檎を勝手に食べた不届き者じゃ。
うむ。これで万事丸く収まったの。
>>143
>>141に対し言ったとおり、じゃな。
ぬしらなら分かってくれるじゃろう、とは思うが、あの時はいかんせん、
連れは強引に行き過ぎた。わっちはあんな雰囲気に流されるほど、安い雌ではありんせん。
きちんと時と場所さえわきまえれば、わっちとしても……のう? ふふ。
- 184 名前:賢狼ホロ ◆1wqJqHoro. :2011/02/19(土) 03:46:56
- >>144
まぁそう言うでない。
あの娘とてそもそもは、雌特有の情念でもってああいう事を起こしたのじゃ。
ただ、それを伝える手段がちっとばかし歪で、幼稚に過ぎただけでな。
じゃから、あの娘に対する罰としては、あのくらいが丁度よかろうて。
命まで取ってしまうのでは、ちとやり過ぎというものじゃろう。
しかし、何だかんだで連れも罪作りな雄じゃのう?
今となっても、あやつのことじゃから、己がわっち以外の異性に
好意を向けられておるなんぞとは、露ほどにも思ってはおらんじゃろうからな。
思えば、この件を持ち出せば、またあやつをからかう話の種になりんす。
よいことを思い出させてくれたのう。なぁぬしよ?
>>145
出直すがよい。
初対面の相手と一緒に寝たり尻尾を触らせたり、などと。
わっちがさせると思うたか?
少しでも近づきたい、と考えるのであれば、せめてもうちっとましな台詞を
用意してくることじゃな。
欲望を露にするだけでは、わっちだけではなくどんな雌もかどわかすことは出来ぬぞよ?
>>146
らしくない、というか、そもそも神ではない、と何度も言っておろうに。
全知でもなければ全能でもない、わっちはわっちの出来ることしか出来ぬ。
むしろ神様だ、などと言われるよりらしくない、と言われた方が余程嬉しいくらいじゃ。
全くもって、神なんぞ……碌なもんではありんせんからな。ふん。
>>147
さて、どちらが主人に見えるかの?
わっちらの旅路をずっと見てきたであろうぬしらなら、その答えは
自ずから分かると思うがな。
わっちとあやつ、主導権を握っておるのは、果たしてどちらか、とな。
これ以上ないほどに、簡単な問題じゃろう? のう。
>>148
む、むむ?
なんじゃこの料理は? 一見して食材が多く使われており、豪華に見える…
肉も乗っておるし、なかなかに美味そうではあるのう。
が、味はどうか? どれ、まずは一口…
むぐ、むぐ、これは……美味い!
一見してパン生地のようにも見えたが、ちと違うな。食感が良い。
それにこのソースに、やわらかいチーズ…全て渾然一体となって、
素晴らしい調和を形成しておるではないか!
うむ、馳走になった。
しかしこれは、いったい何処で作られておるのかや?
もっと食したいぞ。連れにも是非とも、食わせてやらねばなるまいて。
こういう食べ物にならば、いくらでもわっちは連れの財布を開かせるぞ?
あくまで連れの、な。ふふ。
- 185 名前:賢狼ホロ ◆1wqJqHoro. :2011/02/19(土) 03:55:42
- うむ。
疲れた。
やはり旅疲れが出たのかのう。まぁ、無理はせんでおくとするか。
もうちぃと答えたかったが…今日はここまでじゃ。
ともあれこれで今残っている分の半分程度は返せたはずじゃから、
明日で何とか全て終わらせることは出来るじゃろう。
それまでもう少し、もう少しだけ待っててくりゃれ。
>>182
というわけじゃ。
期待してくれておったのに悪いが、の。
眠気と疲れには抗わん方が、美容には良いとも言うしな?
では、今宵はひとまずお別れじゃ。
またの。
- 186 名前:賢狼ホロ ◆1wqJqHoro. :2011/02/20(日) 01:27:31
- 待たせたの、皆の衆。
今夜で、仕舞いにしよう…そう思っておる。
それまで今少し、わっちとの語らいに付き合ってくりゃれ。
>>155
うむ、素直な賛辞じゃの。有難く頂戴するぞ。
しかし「あにめ」の二期というのも、最早それほど前になるのかのう…。
あの絵草子も、あのまんま女狐めにやられたままではちと具合が悪いんじゃがな。
コル坊もまだ出てきてはおらぬし、皆には是非あの続きを見てもらいたいところじゃが…
さて、こればかりはいかにわっち一人がどうこう言ってもどうにもならぬな。
出来るだけ大勢が、わっちと連れの物語を応援してくれれば…あるいは、といったところかの。
>>156
ふふ、なかなか小憎らしい置き土産じゃの。
さすがに数年程度では、実が生るほどにはならんかったようじゃが…
まだこれから幾年も時が経てば、いつかは立派な実をつける樹となるじゃろうよ。
それはわっちが保証する。
そうさな…また、いつか、この場所に戻ってくる時があったなら。
その時、ゆっくりと林檎の味を楽しむとしんす。
…ありがとうな、ぬしよ。
>>157
というわけで、見事にぬしの出番はなかったわけじゃが。
良いか、あにめに出番がないのと同じように、最早わっちと連れの間にも、
ぬしの入り込む余地はありんせんよ、残念ながらな。
ぬしはせいぜい、ぬしの大事な犬っころと戯れてるのが似合いじゃ。
そも、ぬしごとき小娘が、色恋沙汰に首を突っ込む余裕なんぞあるのかや?
ぬしにゃあ夢があるんじゃろうに。ぬしなりの、大きな夢が。
それを叶えんことには、わっちから連れを奪うなぞどだい無理な話じゃろうて。
ま、そうじゃな。
いつかぬしがその夢の通り、服の一着でも己で仕立てることが出来たなら。
その時はわっちがそいつを着てやらんこともないぞ。
せいぜい楽しみにしていんす。
>>158
うむ…今回はその直前まで行ったんじゃがな。
……ああいう事件が起こってしまったのじゃ、仕方なかろうて。
おかげで店を持つのはまだまだ先になりそうじゃ。
もっとも、何となくではあるが、の。
こうなるような気は薄々ではあるが、しておった。
何せたわけもたわけ、大たわけのあの連れのこと。
あやつが何をどう考えるかに関わらず、このまま平穏無事に済むわけがないと。
そして結果はご覧のとおり、元の鞘に逆戻りというわけよ。
まぁ、あやつが店を持とうが持つまいが…わっちのやることといえば、もう一つしかないんじゃからな。
後はもう、散々言った通りじゃ。分かるじゃろう?
- 187 名前:賢狼ホロ ◆1wqJqHoro. :2011/02/20(日) 03:36:41
- >>159
弱点、というほど弱点でもないがのう。
身体の一部であるが故、踏まれれば痛いし、やさしく櫛で梳かれれば、
良い気持ちにもなる。
それで特別に弱い、というわけではありんせんな。
で、それをわっちに聴いて一体どうするつもりだったのかや?
ふふ、全くしょうがない輩よの、雄というものは。
>>160
それこそこの間まさにそういう出来事があったばかりじゃの。
しかしいきなり、あのような形であやつの感情が爆発するとは、
さしものわっちも少しばかり意外ではあったがな?
前の返答でも言ったが、もう少しあやつは雰囲気と言うものをじゃな…全く。
ともあれ、そうやって野性をむき出しにしたあやつがどうなったか…
それはもう既に、皆のよく知るところであろう。
>>161
ふむ、そうさな。
肉なんぞは、火を通した料理を味わうにつけ、人の賢さと
味への追求と言うものに素直に賛辞を送ったものじゃが。
こと林檎となると…やはり生の果実を齧るのが最高じゃとわっちは思う。
あの赤い赤いはちきれんばかりに膨れた果実の皮を食い破り、
中の瑞々しい汁と肉を口いっぱいに満たして存分に味わう。
うむ、言っておるだけで涎が出てきそうじゃな。はしたないわっちを許してくりゃれ?
…いやだが、蜂蜜漬けが決して不味い調理法などと言うつもりはないぞ?
あの甘美なる味もまた、他にはない唯一無比の美味さであってじゃな…。
うむ、前言撤回じゃ。林檎は…どんな調理をしようが美味い!
>>162
恐らく時期からみて、ぬしの言っていることはこちらの場所で政府とやらが支給した
「ていがくきゅうふきん」とやらのことだと思うのじゃが。
国民全員にいくらか金をばらまいたというアレじゃろう?
まぁ、わっちの居る所では当然そんなものは配られてないゆえ、仮定の話になるが…
わっちであれば、なんといっても林檎じゃな。
そも、「使わせるのが目的」の給付金じゃったのじゃから、
そこは使うのが筋というものであろう。のう?
溜め込んで得をするほどの額でもなし、そうなればパーッと好きなことに使うべきじゃ。
連れに言わせれば、もう少し違った答えが得られるかも知れぬが、わっちの意見としては
そんなところじゃな。
- 188 名前:賢狼ホロ ◆1wqJqHoro. :2011/02/20(日) 04:03:39
- >>163
これも以前に言ったような気がするがの。
狼が肉よりも林檎が好きであったなら、なんぞ問題でもあるかいのう?
ぬしらの抱いておる狼の印象だけで、わっちの好みを語るでないわ。全く。
というか、別に肉より林檎の方が好きである、などと言った覚えもないんじゃがな。
わっちは美味なものならなんでも好きじゃぞ?
物事に単純な優劣をつけて悦に入る考え方は、わっちはあまり好きではありんせんな。
楽しいものは楽しい、美味いものは美味い。それでいいのではないかや。
>>164
いやいや、流石にこの姿で街に入るわけにはいかんじゃろう。
いかに狼のわっちとて、その程度の常識はわきまえていんす。
そも、あの時は別に何の計算もなしにあやつの所へ潜り込んだ訳ではありんせんぞ。
あのくらいの身なりの行商人であれば、替えの服くらいは持っておるじゃろうと
きちんと踏んでのことじゃからな。
まぁ、高級服しかなかった、というのは誤算じゃったがの。
そこはあやつの服への無頓着さ、がめつさを計算に入れなかったわっちの手落ちじゃな。
>>165
ちっともうまくありんせんな。
しかしこの場所を見返してみると、ぬしに限らずどうもここの奴等は
そういう下らない駄洒落が大好きのようじゃのう。
わっちをくすりとでも笑わせたいのなら、せめてわっちの連れ程度の
小粋な話でも持ってくればよかろうに。
あまつさえ人の名前を小馬鹿にした洒落なんぞ、
不快以外の何者でもありんせんわい。ふん。
>>166
これに対する答えは、わっちの物語を読めばよくわかるじゃろうて。
この場所でも再三言っておるがな。
最早わっちの居場所は、あやつの傍以外には考えられぬのよ。
そしてあやつもまた、わっちのおらぬ己の店なんぞ、考えられぬじゃろうて。
後は、皆まで言わすでない、といったところじゃな。
- 189 名前:賢狼ホロ ◆1wqJqHoro. :2011/02/20(日) 04:54:26
- >>167-170
そう、まさにこういうものが「下らぬ駄洒落」というやつじゃ。
語感の良さだけで真っ直ぐ突き進むからこうなる。
後半なんぞは全く意味の分からんことになっておるし、全く持って失格じゃな。
あっちに行きたいとかどっちに行きたいとか、知らぬわとしか答えようがありんせん。
うむ…しかしまぁ、こういう下らない質問が増えるのも、
わっちが長いことこの場所を空けておった所為なのは、否定できぬからの。
一概にぬしらだけを責めるのもまた、お門違いと言うやつじゃろうな。
それに関しては……うむ、済まなかったな、ぬしらよ。
>>171
つ、釣られ…釣られぬ…ぞ。
いくら林檎といえど…そんな餌では…あまりわっちを…馬鹿にするで…ないわっ!
ふぅ…手強い罠であった。
全く人の知恵と言うものは、どこまでもどこまでも小賢しくなるものよの。
だがわっちをちと侮りすぎたの。
わっちはそこまで欲望に忠実な狼ではありんせんぞ?
見えている罠に突っ込むほど、阿呆に思われておるのなら…全く持って心外じゃな。
>>172
……はて。
いつぞやそんなことを言ったじゃろうか? わっちの記憶にはありんせんが…
しかし木の成長が三千年、というのは桁が一つ違いやせぬか?
わっちの知っておる木の成長具合というなら、せいぜい数百年、といったところだと
記憶しておるんじゃが…どこぞに勘違いがあるのではないかや?
千年以上となるとわっちより余程長生きな代物じゃと思うがな。
というわけで、わっちの歳については、大体その辺りから察することが出来るじゃろう。
もっと詳しい話が聴きたい?
ふふ、雌に年齢を聞くなどと野暮なこと、紳士であるぬしらはせぬじゃろう? まさかの?
>>173
ぬしなど知らん。
シャオムウとかいう輩なら人違いじゃ。少なくともこの界隈にはおらんはずだがの。
- 190 名前:賢狼ホロ ◆1wqJqHoro. :2011/02/20(日) 05:28:17
- さて、こんな所じゃろう。
いかんせん久しぶりなゆえ、勝手が分からぬところもないではないが…
何はともあれ、これでここでの返答は仕舞いじゃ。
……先ずは、この場所が今日この日まで、変わらぬままで在り続けてくれたこと。
ずっとわっちの帰りを待ってくれていたかのように、の。
そして今、わっちとわっちの連れの物語が、一先ずの節目を迎えたこと。
どちらも、ずっとずっと、わっちらのことを応援してくれた、
この場所に集う皆の衆がいなければ、叶うこともなかったであろうよ。
だから今、わっちは改めて、ぬしらに礼を言わねばなるまい。
本当に、ありがとうな、ぬしらよ。
>>176
うむ、そうじゃな。一先ずは、じゃが。
そも、旅の終わりと言うものは、次なる旅の始まりでもあるのじゃから。
それにまだわっちは…あやつと一緒に、ヨイツに行くと言う約束を守ってもらっておりんせん。
まだまだこれからも、続くんじゃよ。わっちらの旅も、そしてぬしらの旅も。
と、いうわけじゃ。
看板に掲げておった200にはちと足りぬが…ここらが潮時というところじゃろう。
最後までわっちのこのような戯れに付き合ってくれたぬしらも、
この場所を今の今まで残してくれておった管理の連中も。
最後にもう一度だけ礼を言うぞ。ありがとうな。
では、名残惜しいが……ここらで、な。
- 191 名前:賢狼ホロ ◆1wqJqHoro. :2011/02/20(日) 05:28:45
- ,.イi
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. /:.:/:.:.//:.:/{:i:i:i:i >' : : : |:i:i:i:i:|:l:.:|:ノ..::.Vi:i:ハ ,;,:.:.\:.ヽ',:.:.',
/:.:/:.:.//:l:.l \i/: : : : : :li:i:i:i:i:|:l:.:l: : : : :l:i:i:iハ ,;l:.ヽ:.\: l:.:.l
//l:.:/ l:/l:l /´: : : : : :l、i:i:i:i:/从l ' ⌒ヽi:i:i:iハ ;l:.:.ヽ:.:ヽVノ
. / l:/ ll l /: : , - :|: /三≧ニニ、ヘ----<┬┘l:l.:.:..', ヽ:.ヽ
|l ll l / /: : : :|/ >r{〈::\ \:i:i:i:i:i:ヽヽ l:l、:.N V:.l
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l|:::::V >三三三三>:i:i:i:i:i:>、;;;;;;;;;;;;\;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヾ、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;rv'^三三三三
V::::::::::::: 丁 三三三 ┴ュi:i:i:i:i:i:i:>、;;;;;;;;;` ー ;;;;;;;;;;;;;;;;\;;;;;;;;;;;;;;;; ,ィ{三三三三三三三
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