【オリキャラ】王立学院楓紅茶部【お茶会】

1 名前:◆MaplepR7Wo :2006/02/06(月) 00:03:54 ID:???

大陸から遙か離れた、三日月状の島。そこに、ある王国がありました。
その王国には、「王立学院」という学校がありました。
これから紡ぐのは、その学校に存在する「王立学院楓紅茶部」についての
物語です。

楓紅茶部とは、普段は勉強会をしている部活動です。ただし、学院生の
依頼があったり、事件があったりした場合は、全力でこれにあたる。
これが、この部のポリシーです。
現在の部長は、シェルン・フラジェ。この物語は、主に彼女の視点で
語られることになります。

楓紅茶部の世界では、魔法と機械工学(私たちの世界よりちょっと進んでいる)
が混在する世界です。その解説は、おいおい「回想」というかたちで
明らかにしていきます。
スレッドのルールは>>2-3です。
登場人物一覧は>>62です。

設定紹介を兼ねる、別館スレッドはこちらです。

【紅茶】楓紅茶部裏舞台【珈琲】
http://charaneta.sakura.ne.jp/test/read.cgi/original/1141824845/l50

2 名前:シェルン・フラジェ ◆MaplepR7Wo :2006/02/06(月) 00:05:10 ID:???

【ルール】

オープニングでは、少々堅苦しい言いかたになりましたが。
このスレッドは、楓紅茶部部長「シェルン・フラジェ」が、皆さんの
質問に答える、あるいはおもてなしをするところです。

場所設定は、王立学院にある、楓紅茶部の部室です。
どうぞどなたでもお越し下さい。クロスオーバー歓迎です。
ただし当部室では、けんかは御法度です。ご承知置き下さい。

オリジナルキャラクターの方の越境は可能です。

3 名前:シェルン・フラジェ ◆MaplepR7Wo :2006/02/06(月) 00:06:25 ID:???

【ルール2】

このスレッドでは、占いのご相談を受け付けております。
占う内容は、「あなたの今後一週間の『一刻館』での運勢」です。

1.占いご希望の方は、書き込みの際に「占い希望」、
  またはそれとわかる内容の書き込みをお願いします。

2.占いは、タロットカードでおこないます。

3.占う方法は、大アルカナ22枚のうちから私が1枚
  引くかたちになります。引いたカードはこちらに
  書き込みます。

4.引く方法ですが、まず占者(私です)がカードを
  シャッフルし、表を下にしておきます。
  そして、上から[占いを希望された方の書き込み番号の下一桁]番目
  のカードを引き、それを見て、占者があなたの
  「一刻館での明日の運勢」を占います。

5.占う人数は、一日1名様までとさせていただきます。
  ご了承下さい。(そんなに来ないとは思いますが)

6.占いの手順、解釈の仕方に問題があるようでしたら、
  どうぞご指摘下さい。

7.私の占いの結果が、当たるとは限りません。
  もし悪い結果がでたら、あなたなりの方法で、明るい
  明日を切り開いていってくださいね。

8.そちらの曜日で言うところの、『土曜日』『日曜日』は
  占いをお休みいたします。ご了承下さい。

それでは、よろしくお願いします。

4 名前:シェルン・フラジェ ◆MaplepR7Wo :2006/02/06(月) 00:07:52 ID:???

【自己紹介】

それでは、質問にお答えする「シェルン・フラジェ」の
自己紹介を。

名前 : シェルン・フラジェ
年齢 : えっと、16です。
性別 : 女です。
職業 : 王立学院2年生。楓(かえで)紅茶部部長(学生)
趣味 : 読書。紅茶を淹れること。タロットを使った占い。
恋人の有無 : おりません。
好きな異性のタイプ : いざという時頼りになる人。
好きな食べ物 : 紅茶。たまにコーヒー。クッキー。
最近気になること : 楓紅茶部の新入部員のこと。
一番苦手なもの : 人の話を聞かない人。
得意な技 : ありますが、今は内緒にしておきます。
一番の決めゼリフ : 「これで決まりですね」
将来の夢 : 魔術師試験に合格して、正式な魔術師になること。
ここの住人として一言 : ゆったりのんびり参りましょう。
ここの仲間たちに一言 : このたびおじゃまさせて頂くことに
             なりました。よろしくお願いします。
ここの名無しに一言 : どうぞよろしくお願いします。

5 名前:紅茶色の回想 ◆MaplepR7Wo :2006/02/06(月) 00:10:03 ID:???

楓紅茶部の看板を思い出してみる。

・どなたでもお入り下さい。(部活動や所属は問いません)
・ご用の方は遠慮無く、お申し出下さい。
・室内でのけんかは、おやめください。
・会議、議論は、こぶしが出ない限り許可します。
・急件、事件により、部員が不在の場合があります。

・それでは、お茶の時間をお楽しみ下さい。

……空欄に一行書き込んでみる。
「あなたの、学園における明日の運勢を占います。」
これでよし、と。

それにしても、看板の一行一行、書くのは簡単でも実行するのは
なんと難しいことか。
「これから一年間、部長がつとまるのだろうか」
ふと、自分につぶやいてみる。
そしてもうひとこと。
「先輩の頃みたいに、お客さんこーい!!」

……つい声にでてしまったので、周りの人がびっくりしてしまった。
とても、恥ずかしかった……。


6 名前:紅茶色の回想 ◆MaplepR7Wo :2006/02/06(月) 00:47:12 ID:???

今日の依頼は、落とし物のペンダントを探すこと。
部員みんなで探したら、依頼人さんがすわっていた
ベンチの下から、鎖の切れた星形のペンダントが
みつかりました。

このように、私たちは雑用のようなことをしているの
ですが、依頼人さんの「ありがとうございました」の
言葉を聞くと、とてもうれしいきもちになるのです。

話は変わって、ちょっと困りごとが。
楓紅茶部の部室には、お菓子から簡単な料理まで作れる
自動調理装置があるのですが、ここのところ、ちょっと
機嫌が悪いのです……。

焦げたクッキーが出たら、機械の調子が悪いと思って
ください、いえ、そんなときは買ってきますけれど。
でも、部費にも限りがあるのですよね……困った困った。


7 名前:紅茶色の回想 ◆MaplepR7Wo :2006/02/06(月) 00:48:34 ID:???

「トゥルルル、トゥルルル……(呼び出し音)」
「あ、はい、楓紅茶部です。こんにちは〜。さっきはありがとう。
はい、はい……ああ、自動調理器の件ですね、はい……。
え、オーブントースターが一台あいてる? わかったよ〜、
こちらから取りに行きま〜す。ありがとうね。」

さっきの捜し物の時にお世話になった園芸部で、
オーブントースターが一台あまっているとのこと。
見てみると、古ぼけてはいるが、調理にはさしつかえは
ないようだった。
後輩たちと一緒にこれをはこんで、部室の調理器の横に
おく。
「さあ、ライバル登場よ。いつまでもいじけてると、出番
なくなっちゃうかもしれないからね?」
私は自動調理器に、そっとつぶやいた。

8 名前:紅茶色の回想 ◆MaplepR7Wo :2006/02/06(月) 00:50:06 ID:???

今日はクッキー作りの日。この間やってきたオーブントースターで
さっそく焼いてみたい! と後輩が言ったので、みんなで焼いてみる
ことになった。私も入れて合計7人。

とはいえ、言い出した水色の髪の女の子は、クッキー作りには不慣れ
な様子。そこで出てきたのは、男2、女1のトリオ。
彼らはお菓子作りに慣れているらしく、きちんと作業を分担して、
あれよあれよという間に生地を仕上げていく。その間にオーブンを
暖めることもわすれない。

焼き上がり……完成。材料がシンプルなので、正直味はあまり期待して
いなかったのだが、下手なお菓子屋さんのものより美味しい!
なんでもこの3人、高等学校の時は学校のお菓子作り大会で3位をとった
トリオだそうな。

凄い後輩がやってきたなあと思いながら、私はお茶を淹れるのだった。


9 名前:名無しさん:2006/02/06(月) 20:58:11 ID:???

お茶を出せッ!

10 名前:名無しさん:2006/02/06(月) 21:01:12 ID:???

一番自信のある魔法をば一発お願いします!

11 名前:シェルン・フラジェ ◆MaplepR7Wo :2006/02/06(月) 22:33:52 ID:???

>>9
はーいストップストップ。叫ばなくてもお茶は逃げませんよー。
少し興奮気味のあなたには、紅茶部特製ハーブティなど
いかがでしょう。きっとゆったりとした気持ちになりますよ。

>>10
うーん、一番目の魔法は、ちょっと危険なので使えないのです。
二番目の魔法なら使えますので、しばらくおまちくださいね。
(カーテンを閉めて部屋を暗くする)
ではでは、えいっ!
(光の玉が現れ、ふわふわと部屋の中を飛び回る)

はい、これで、暗いところもだいじょーぶ、というわけです。
地味な魔法ですが、お楽しみいただけましたか?


12 名前:シェルン・フラジェ ◆MaplepR7Wo :2006/02/06(月) 23:25:04 ID:???

さてさて、すっかり忘れていた、私たちの学院の紹介を。
王立学院は、学生総数1300人あまり(計画では約2000人)
の学校です。人数は一学年につき約500人。
学部は法学部、理工学部、社会科学部、農学部、そして
魔法学部。それぞれ、いろんな講義や演習をしています。

さて「計画では」となっているのは、なぜかというと、
私たちの学校は去年まで「2年制」、そちらの世界で
言うと「短期大学」だったのです。
4年制になって、この学校がどう変わるのか。
それはこれからのお楽しみ……なのかな?


13 名前:シェルン・フラジェ ◆MaplepR7Wo :2006/02/06(月) 23:28:12 ID:???

ところで、オーブントースターをくれた「園芸部」ですが。
活動内容は、学院内のお花や樹木を手入れすること。
わたしたちの学院の敷地はそこそこ広いので、それ
を手入れするにはそれなりの人数が必要になるのです。

いまのところ、部員の数は50人ほど。
お仕事の報酬にもらえる、お花の種目当ての部員さん
も多いみたいです。

そして手入れをしていると見つかるのが、落とし物。
なので、落とし物の依頼が私たちのところに来た時は
まっさきに園芸部に連絡をします。
この連絡だけで見つかる落とし物が多いこと多いこと
……園芸部おそるべし、です。

14 名前:名無しさん:2006/02/07(火) 21:34:22 ID:???

紅茶部部室に
英国の探偵セット(帽子、マント、パイプ)
・・・を御届けにあがりました。

受取にサインお願いしま〜っす。

15 名前:シェルン・フラジェ ◆MaplepR7Wo :2006/02/07(火) 22:08:41 ID:???

>>14
はい、いらっしゃいませー。サインをほしいという方が
あらわれるとは、わたしも有名人……
あ、荷物の受け取りですか。残念。
ちょいちょい、っと、はい、おつかれさまでした〜。
お時間おありなら、お茶でもいかがですか?

16 名前:紅茶色の回想 ◆MaplepR7Wo :2006/02/07(火) 22:40:32 ID:???

のんびり勉強会を開いていると、扉がノックされた。
開けてみると、宅配屋さんの姿。荷物に付いていた
タグにサインをして、返す。

荷物は、ひとかかえはあるダンボール箱。
差出人は、『楓紅茶部卒業生会』

「なにが入っているんでしょうね〜。先輩、開けてみません?」
「開けてみましょうよ。なんか面白そうだし」
開けてみると、中にはていねいにつつまれた帽子、マント、
そして喫煙用のパイプ。古風な探偵の3点セット、という感じだ。

「先輩着てみましょうよー」「そうそう、着てみましょうよ」
えええ、まじで? と、ぼやぼやしてる間に、むりやり着せられて
しまった。
「似合いますよ、先輩〜」「今度からその格好で部活しましょ」
「柊探偵部なんて目じゃないですよ!」

そのとき初めて、箱の底にある封書に気がついた。開いてみる。
「柊探偵部に対抗するために、この3点セットを贈ります
 初めての部長で心細いでしょうが、たくさんの後輩たちが
 いるのですから、彼らと相談しながらうまくやっていって
 ください。卒業生一同」
わたしは涙をこらえるのが精一杯だった。


17 名前:名無しさん:2006/02/08(水) 19:18:32 ID:???

チェスの御相手をお願いできますかな・・・・・・オセロにしますか?

18 名前:シェルン・フラジェ ◆MaplepR7Wo :2006/02/08(水) 22:42:23 ID:???

>>17
いらっしゃいませー。今日のお茶はミルクティーになっております。
え、チェスかオセロで勝負、ですか?
うーん、チェスは苦手なので、オセロでお願いしますね。
わたしは白でお願いします。

(しばらく後、見事に真っ黒の盤面)
あー……あはは。ついついたくさんひっくり返そうとするん
ですよね、わたし。もっと角を押さえないと。
勉強しておきますので、よろしければまたお越し下さいね。

19 名前:紅茶色の回想 ◆MaplepR7Wo :2006/02/09(木) 00:36:42 ID:???

……楓紅茶部の部室には、屋根裏部屋がある。
上には泊まり込み用の寝具類、ベッド、それから下に置けなくなった
ゲーム類が置いてある。
今日はそのゲームの中から「オセロ」というもので、お客様と対戦。
後輩の声援もむなしく、大敗。弱いなあ……わたし。
リベンジを期して、情報端末で「オセロ必勝法」とか「はじめての
オセロ」とかいうウェブサイトに目を通すのだった。
それよりも、チェスの勉強をしたほうがいいのだろうか。
迷う。

20 名前:名無しさん:2006/02/09(木) 21:18:22 ID:???

代々伝わるレポート課題の模範解答など・・・、
先輩達から素敵グッズを受け取ったときの気持ちを一言

21 名前:シェルン・フラジェ ◆MaplepR7Wo :2006/02/10(金) 01:47:34 ID:???

>>20
先輩から受け取るものと言えば、「楓紅茶部日誌」です。
あとあとまで残るので、書くには結構プレッシャーがありますね。
これが楓紅茶部のかけがえのない財産です。
この日誌を受け取ったときは、緊張感と、使命感がないまざった
気持ちになりましたね。

え、レポートの模範解答? そんなものあるわけないでしょう。
解答をみんなで導き出すのも、楓紅茶部勉強会がある理由ですから。
って、あ。
(ぱらぱらと紙が手から滑り落ちる。それには○○先生のレポート
 の模範解答、と記されている)
今のは見なかったことにしてくださいね?(にっこり)

22 名前:紅茶色の回想 ◆MaplepR7Wo :2006/02/10(金) 01:49:27 ID:???

「今日も勉強会はつつがなく終了。後輩たちの勉強意欲は高い。
 この調子だと、来年には私を超えていくかもしれない。
……ふう、これで今日の日誌はおわりと。
昔の記録をめくってみる。

「今日のお茶会は、樫の木探検部、魔法学院魔術部、楓紅茶部の
 3部合同で開かれた。やはり探検部のバイタリティと、魔術部の
 魔法技術の高さにはおどろかされる。今後ともこの関係を
 維持していきたい」
いいなあ、ここ一年、部にはこれだけの人があつまる土壌がなかった。
しかし、今年の新入部員は個性的な人物が多い。

魔法の羽を広げて空を飛ぶ子。ほうきで2階から部室に出入りする子。
回復魔法についてはプロ並みの技術を持つ子。
剣術と料理については達人級の腕前を持つ子。
期待の新人たちの長所が伸びるように、がんばっていきたい。

23 名前:名無しさん:2006/02/11(土) 18:44:37 ID:???

紅茶をティ−パックにしろ!!!・・・・・、と言われたらどうしますか。

24 名前:シェルン・フラジェ ◆MaplepR7Wo :2006/02/11(土) 19:21:56 ID:???

>>23
そうですね、それもいいかもしれないですね。
手間もかからないし、味もそこそこですし。
種類によっては手で淹れるよりも美味しいとか。

でも、部の規則ではティーパックは使わないことに
なっていますので、もし「ティーパックじゃなきゃやだ!」
という方には、その方だけティーパックで淹れた紅茶を
お出しいたします。いまのところ、そういう方は
いらっしゃらないようですが……。

25 名前:紅茶色の回想 ◆MaplepR7Wo :2006/02/13(月) 01:28:54 ID:???

今日は紅茶について詳しい先生が来てどきどきした。
なにしろ、わたしの知識といえば、去年一年に先輩に教えられたもの
だけだから。まだまだ勉強が必要なことを実感した。
それにしても、先生の名前を聞かなかったのは失敗。
いろいろ教えてもらおうと思ったのに……。

26 名前:名無しさん:2006/02/13(月) 21:17:16 ID:???

つ[美味しい珈琲とホットチョコレートの煎れ方のメモ]
ミ [美味しい珈琲とホットチョコレートの煎れ方のメモ]

27 名前:シェルン・フラジェ ◆MaplepR7Wo :2006/02/13(月) 21:54:23 ID:???

>>26

「郵便です〜」
部室の外から、声が聞こえた。
「あらどうも。いつもお疲れさまですー」
「いえいえ、これが仕事ですので」
書留なのでサインをする。
「それじゃどうも、ありがとうございました」
郵便屋さんを見送ると、届いた小包、というには薄い包みを開ける。

「あ」
中身は、先輩のレシピノートだった。コーヒー編、ホットチョコレート編、
とある。そして、中にメモ紙がはさまっている。
「おつかれさま。学校関連のものを整理していたら出てきたので送ります」

気にしてくれている先輩に感謝しながら、わたしはノートを読み始めた。


28 名前:紅茶色の回想 ◆MaplepR7Wo :2006/02/14(火) 22:36:27 ID:???

(♪携帯から呼び出し音)
はーい、もしもし。あ、ミシェル?
なんの用事ー? え、なに、プレゼント30個以上もらった?
はあ、そうなの。それで?
……いや、そこで怒られてもこまるんだけど。
用事はそれだけ? んじゃ、勉強会の真っ最中だから切るね。
はいはいはい、じゃあねー
(電話を切る)

あの自慢男が。と思いつつ、勉強会にもどる。
わたしたちは、クッキーやチョコレートを交換するささやかな
パーティを開いていた。
プレゼント30個をもらっても、一人ではつかい切れないだろう。
それならば、こんなふうにパーティを開く方がいい、と思った。
もちろん、プライベートで渡すものについてはそれぞれの自由
だけれど。

それにしても、30個もらってはしゃいでいるのはいいけど、
お返しはどうするんだろう。
あいつのことだから、忘れたことにするのだろうか。
来月が楽しみだ。

29 名前:名無しさん:2006/02/15(水) 21:19:55 ID:???

学生たるもの・・・・・先輩には・・・・・・(くどくど、
(後輩に先輩らしき人物が説教しています)
・・・・・・・・以上
(説教が終わって帰っていきます)



!!!
(自分が昔いた部活と違うと気付いたようです)

30 名前:レナード・クレイン@後輩 ◆MaplepR7Wo :2006/02/15(水) 21:39:46 ID:???

えーっと……先輩。
いつもと雰囲気が違う方が来まして。
僕らに「学生たるもの、先輩には……」と30分くらいお説教してったんですよ。
とりあえず「来るものは拒まず」ってことで、ありがたいお話は聞き流して
おいたんですが、これでよろしかったですか?
ああ、ちゃんとお茶とお菓子は出しておきましたので、ご心配なく。

31 名前:シェルン・フラジェ ◆MaplepR7Wo :2006/02/15(水) 21:45:41 ID:???

はいはい、レナード君ありがとう。
ごめんなさいねー。ちょっと急用で。
それにしても、どこの部活のOBさんなのかしら。
よっぽど何かいいたかったんでしょうねー。



32 名前:29:2006/02/15(水) 21:46:34 ID:???

・・・・(*・д・)つ[菓子折]

33 名前:シェルン・フラジェ ◆MaplepR7Wo :2006/02/15(水) 21:53:18 ID:???

ここでレナード君の紹介を。

名前 :レナード・クレイン
性別 :男
髪の色:金髪
職業 :王立学院1年生
趣味 :昼寝。
得意な技 :剣技、料理。
一人称:僕

よろしくお願いしますね。

34 名前:シェルン・フラジェ ◆MaplepR7Wo :2006/02/15(水) 21:56:55 ID:???

>>32
わわわ、先ほどの方ですか?
菓子折とは……まあまあ、そこまでお気になさらずに。
代わりにこちらのクッキーをどうぞ。
紅茶とコーヒー、どちらがよろしいですか?
お好きな方をどうぞ。

35 名前:紅茶色の回想@レナード ◆MaplepR7Wo :2006/02/15(水) 23:13:48 ID:???

屋根裏部屋に寝転がって、今日のお客さんのことを考える。
後輩は先輩に対して礼儀をつくさなくてはならない。
たしかに、先輩が「礼儀をつくすに値する人間」なら
そうだろう。でもそうでなかったら?
礼儀を尽くすのはいい。でも、絶対服従はいやだ。
と、僕はそう考える。

(♪携帯のメロディーが鳴る)
「もしもし、はいはい。なに、僕に夕飯つくれって?
 わかった、今帰る。部の日誌つけるまで待っててくれ」

僕ははしごをいそいそと降り、部の日誌の文面を考え出した。

36 名前:紅茶色の回想@シェルン ◆MaplepR7Wo :2006/02/15(水) 23:21:30 ID:???

演劇部に着いた。
「あーシェルン、ごめんねー。ちょっと人がたりなくて」
着くなり黒色の、いかにも悪役という感じの衣装を渡される。
いい感じ。なんとなく、気分も悪役という感じになってくる。
「台本はそこに置いてあるから。あ、でも、ほとんど台詞ないんだ」
がっくり。いや、台詞が多くてもこまるんだけれど。
それでは、リハーサルに……
(♪携帯のメロディーが鳴る)
「あ、部長ですか? 僕です。急用で帰ることになりましたので、
ごめんなさい。日誌は書いてありますので。それじゃ」
(電話が切れる)
よっし、今日はこれ一本に集中できるわけね。
わたしは、台本を読み始めた。

37 名前:名無しさん:2006/02/16(木) 20:23:34 ID:???

if・・・もしも悪の魔女がドジッ娘だったら



つ[滑りやすい四角なピニール袋(透明)]
ミ [滑りやすい四角なピニール袋(透明)]

38 名前:紅茶色の回想@シェルン ◆MaplepR7Wo :2006/02/17(金) 00:02:02 ID:???

>>37
「うふふふふ……貰っちゃった、貰っちゃったぁ…。
 あなたのいかづちの杖、貰っちゃったぁ。
 そぉねぇ、あなた達で杖の実験をするのもいいわねぇ。
 ほぅら、よく見なさい、この杖のちから。
 たぁっ……!?!?!?!?!?」

そのとたん、天地が一回転した。なにが起こったかわからない私。
そして、
「あっはははははははは!!!!」
笑い転げる他の演劇部員。
手に触ったのはビニール袋。わたしは足を一歩踏み出して、これに
ひっかっかったというわけらしい。
しばし呆然。
「いいなあ、この展開」「そうそう、このまま台本に組み入れちゃおう」
なんですとー!!
必死の抗議が受け入れるかどうかは……神のみぞ知る。


39 名前:紅茶色の回想@レナード ◆MaplepR7Wo :2006/02/17(金) 01:59:27 ID:???

部長の関わっている、演劇部の発表会ももうすぐだけれど、もう一つ、
ちかぢか開かれる大会がある。それは……
「部対抗剣技大会」。これは、各部ごとに3人のチームをつくって、
剣の技を競うというものだ。他の部ではひたすら練習しているが、
楓紅茶部ではそんな気配はみじんもない。
いや、僕は家が剣技の道場なので、毎日練習させられているのだが。

その道場に、部で一緒の、ある人物がやってきた。

「どーお? 練習してる?」
水色の髪に同じ色の瞳。スレンダーな体型に華麗な身ごなし。
黙っていれば、どこかのお嬢様……いや、本当にお嬢様なのだが、
いつもの口調はとてもお嬢様とは思えない。
彼女の名前は、レイチェル・ヴァイスフリューゲルという。

「あんたが別チームなら、こてんぱんにするところなんだけどねえ」
僕は練習の手を休めて、言った。
「なんならどこかの部に移籍してもいいんだけれど。引く手あまただろ?」
彼女はお手上げの様子をしめした。
「せっかくだけど遠慮するわ。あんたと剣を交えるとろくなことがないだろうし」
だが、ちっちっち、と彼女は人差し指をふってこう言った。
「でもいずれ、あんたとは決着をつけなきゃいけないから。そのことは忘れないで」
そう言うと、道場の他の練習生におじぎをして、彼女は帰っていった。

「いつか決着……か」
はたして彼女の実力がどれほどのものか。それは今度の大会で明らかになる。


40 名前:シェルン・フラジェ ◆MaplepR7Wo :2006/02/17(金) 02:05:46 ID:???

ここでレイチェルさんの紹介を。

名前 :レイチェル・ヴァイスフリューゲル
性別 :女
髪の色:水色
職業 :王立学院1年生
趣味 :体を動かすこと。魔法を使うこと。
得意な技 :剣技、護身魔法。
一人称:あたし

よろしくお願いしますね。


41 名前:レナード@自己紹介 ◆MaplepR7Wo :2006/02/17(金) 02:39:39 ID:???

僕は、レナード・クレインといいます。王立学院の1年生です。
髪の色は金色、目の色は緑色です。身長はそちらの単位で172cm。
趣味は……昼寝です。他には料理でしょうか。
得意技は、小さい頃から親父に仕込まれた剣技と、母親に仕込まれた
料理でしょうか。魔法はさっぱりです。
好きなものは、キャンディーやチョコレートなどの甘いものです。
苦手なものは、激辛カレーなどの辛いものです。

楓紅茶部では、たまに部長のかわりにお菓子を作ったり、お茶を
淹れたりしています。よろしく。

42 名前:レイチェル@自己紹介 ◆MaplepR7Wo :2006/02/17(金) 02:50:52 ID:???

部長の紹介があったけれど、細かく自己紹介。

あたしは、レイチェル・ヴァイスフリューゲル。王立学院の1年生。
髪の色は水色、目の色も同じ色。身長はそちらの単位で164cm。
趣味は……体を動かすことかな。あとは魔法を実践すること。
得意技は、じいやに仕込まれた剣の技。あとは身を守るための護身魔法。
好きなものは、アイスキャンディーやソフトクリームとかの冷たいもの。
嫌いなものは、熱いもの。あたし、猫舌でねえ。

楓紅茶部では、体を動かすような依頼の時に活躍してるかな。
よろしくね。

43 名前:紅茶色の回想@レイチェル ◆MaplepR7Wo :2006/02/17(金) 03:48:54 ID:???

あたしは家に帰ってきた。

「ただいまー、じいや」
じいや……我が家の執事……は、いつもの通りあたしを出迎えてくれた。
「おかえりなさいませ、お嬢様。今日はずいぶんと遅かったですな」
「お嬢様はいいって……ちょっと寄り道してきてね。それより、後から稽古
つけてくれない?」
「かまいませんが、なぜ急に?」
「ちょっと剣技を試してみたくてね。あとでお願いね」
「かしこまりました」

子供の頃は毎日やっていた稽古も、最近はさぼり気味だ。
部長のシェルンさんは「別に勝っても負けてもいいよ」と言っているが、
勝負事となると燃えるのがあたしだ。
自分の力でどこまで勝ち上がれるのか、試してみたい。

44 名前:名無しさん:2006/02/17(金) 19:47:40 ID:???

ちなみに部対抗魔術大会の成績はどのようなものでしたか?

45 名前:シェルン・フラジェ ◆MaplepR7Wo :2006/02/17(金) 20:32:18 ID:???

>>44
いらっしゃいませー。紅茶かコーヒーか、どちらかお選びくださいね。
今日のお菓子は焼きたてのクッキーでーす。

ええと、部対抗魔術大会ですが。
これは、ある魔法によって勝負を決めるのです。
それは「空を飛ぶ魔法」。種目は2つあって、
・いかに速く飛ぶか
・いかに綺麗に飛ぶか
それぞれで順位を競うのです。ちなみに今年の大会は
まだもうちょっと先なのです。
去年の順位は……15部中5位でしたが、今年は有望な子が入って
来ているので、どうぞお楽しみにー。

46 名前:紅茶色の回想@シェルン ◆MaplepR7Wo :2006/02/17(金) 23:35:33 ID:???

部対抗剣技大会のあとには、同じく部対抗の魔術大会がある。
競技は2つ。一つは、いかに速く飛ぶか。
規定のコースをどれだけ速くまわれるかが勝負になる。
そしてもう一つは、いかに綺麗に飛ぶか。
宙返りや、急上昇、急降下をいかに組み合わせるかが勝負。

去年は、先輩たちががんばって、速く飛ぶ方は2位、綺麗に
飛ぶ方は8位、総合5位。
ただし、まだ飛行魔法を習得していなかった私は応援する
だけだった……。

今年の私と言えば、なんとか飛べるようになったものの、
速度を出すのは無理。はたしてどうなるのか……。


47 名前:紅茶色の回想@シェルン ◆MaplepR7Wo :2006/02/18(土) 18:25:47 ID:???

部対抗剣技大会。
わたしたち楓紅茶部は、その会場にいた。
ルールは1チーム3人一組で、先に2人が勝つと、
そのチームは勝ちとなる。
わたしたちのチームは、最初にレナード、次にレイチェル、
最後はわたし。つまり、先の2人が勝ってしまうと、
最後の1人には出番がまわってこないのである。

そしてわたしたちのチームが、まさにそれだった。
緊張している私を背に、レナードとレイチェルの2人は
あっさりと勝ち進んでいったのである。

そして、決勝。
剣技に疎いわたしで申し訳ないけれど、試合の様子を
語らせていただく。
決勝の相手は剣技部。当然ながら、学院で一番剣技が
得意な部だ。こちらを見る視線にも、余裕が感じられる。
なにせ、我が部は去年は15部中14位だったのだ。

48 名前:紅茶色の回想@シェルン ◆MaplepR7Wo :2006/02/18(土) 18:27:53 ID:???

第一試合が始まる。
はじめ! の声で、両者が動き出す。レナードは両手で
剣を持つかたち。かたや相手は、片手に剣、片手に盾を
もつかたちだ。
両者ともプロテクターという鎧を身につけているので、
大きなけがの心配はないけれど、擦り傷やあざはできると
いう話だ。

話を戻す。
レナードの攻撃は盾にはばまれ、なかなか相手に打撃を
与えられない。かたや相手の攻撃も、レナードの剣に
はばまれている。
試合時間が残り少なくなったとき、相手の選手が突然、
盾を前にして突進してきた。下手をすると反則をとられる行為だ。
しかし、レナードはそれを、まるで牛をかわす闘牛士の
ようにひらりとかわし、相手の背後から、頭に一撃を
叩き込んだ。

審判の判定、レナードの勝ち。
あと一勝すれば、我が部の優勝である。


49 名前:紅茶色の回想@シェルン ◆MaplepR7Wo :2006/02/18(土) 18:29:13 ID:???

第二試合。
今度は両方とも、両手に剣を持つスタイル同士の戦いだ。
はじめ! の声がかかるが、今回は両者ともすぐに動き
出さない。じりじりと押す、押される、の繰り返しである。
だが徐々に、レイチェルが相手を押し始めた。
だんだんと相手選手が、ライン際へ追いつめられていく。
あせったのだろう、中段の構えのレイチェルに、相手選手
は頭をねらって剣を振るった。
その剣をはじき飛ばし、レイチェルは胴に一撃を叩き込んだ。
試合は終わった。

とうとう最後まで出番のなかった私は、「透明人間」
「いてもいなくてもかわらなかった部長」と、ありがたくない
あだ名でしばらく呼ばれることになったのだった。
優勝にくらべれば軽いものだけれど。


50 名前:シェルン・フラジェ ◆MaplepR7Wo :2006/02/18(土) 18:42:27 ID:???

コンコンコン。「あ〜け〜て〜」
あれ、なにか屋根裏部屋の窓の方から音がしたような。
あら、セシリアさんじゃない。だからあれほど中から
入った方がいいって言ったのに。
え、気分的に屋根からの方がいい? なら止めませんけど。
滑り落ちないようにきをつけなさいね。
それで、いつものコーヒーでいいのかな? 支度してきますね。

51 名前:セシリア@自己紹介 ◆MaplepR7Wo :2006/02/18(土) 19:03:52 ID:???

いまのうちに〜自己紹介ね。
こほん。
うちは、セシリア・シャルミ。王立学院の1年生。
髪の色は黒、目の色も同じ色。身長はそちらの単位で154cm。
趣味は……ほうきで空を飛ぶこと。気持ちがいいしね〜。
得意技は、ほうきで空を飛ぶ魔法。あとはね、けんか、じゃない格闘技ね。
好きなものは、コーヒーとかカフェオレとか。
嫌いなものは、閉鎖的な空間。空を見ないと、なにか落ち着かないね。
こんなとこかな。よろしくね。

52 名前:紅茶色の回想@シェルン ◆MaplepR7Wo :2006/02/18(土) 23:28:11 ID:???

昨日の夢見は悪かった。
突然爆発がおこって、ふきとばされると言う夢だったからだ。
でも、夢の中であった爆発くらいなら護りきる、という人物が、
今年の新入生の中には……いる。
別に体が頑丈というわけではない。防御魔法が得意なのだ。
そして治癒魔法も。
金髪碧眼の彼女の名は、ルーシア・クレアという。


53 名前:シェルン・フラジェ ◆MaplepR7Wo :2006/02/19(日) 00:39:25 ID:???

「先輩こんにちは〜」
「おじゃましまっす」

昼下がり、2人の部員がやってきた。一人は金髪碧眼の女の子……
ルーシア。もう一人は、黒髪黒眼の男の子、ライアス・ブレンという。
どちらも部には欠かせない存在だ。
「ええっと、いまからお茶の準備をするから、二人ともこのアンケート
用紙に自己紹介を書いてくれないかな? よろしくお願いしますね」

そういって私は、ミルク・ティーの準備を始めた。

54 名前:ルーシア@自己紹介 ◆MaplepR7Wo :2006/02/19(日) 00:40:34 ID:???

自己紹介ですね。
ええと。
私は、ルーシア・クレア。王立学院の1年生。
髪の色は金色、目の色は碧色。身長はそちらの単位で160cm。
趣味は……そうですね、お菓子をつくること、でしょうか。
得意技は、傷を癒す治癒魔法。あとはみんなを危険から護る防御魔法。
好きなものは、ミルクティーとかカフェオレとか。
嫌いなものは、雷。大の苦手なんです。
こんなとこでしょうか。よろしくお願いします。


55 名前:ライアス@自己紹介 ◆MaplepR7Wo :2006/02/19(日) 00:41:39 ID:???

自己紹介か。
ふむ。
俺は、ライアス・ブレン。王立学院の1年生。
髪の色は黒、目の色も黒。身長はそちらの単位で178cm。
趣味は……そうだな、飛び道具で的を射ること。
得意技は、木登り。あとは催涙弾で敵を混乱させること。
好きなものは、レモンティーとか。あとはチョコレート。
嫌いなものは、魚。苦手なんだよ、これ……。
こんなとこかな。よろしく頼むぜ。


56 名前:シェルン・フラジェ ◆MaplepR7Wo :2006/02/19(日) 19:03:42 ID:???

コンコン。「あけてくださ〜い」
あれ、またなにか屋根裏部屋の窓の方から音がしたような。
あら、レイチェル、じゃない、フィリスさん。
そちらの部活のほうはいいんですか?
え、こっちのほうが面白い? そりゃまた……。
紅茶はいつものミルクティーでいいのかな? 準備しますね。

楓紅茶部の登場人物、最後の一人は、隣の学校「魔法学院」の
1年生、フィリス・ヴァイスフリューゲルさん。
名前でわかるかもしれませんが、レイチェルさんの双子の妹さんです。
外見があまりにそっくりなので、間違えることもしばしば。
よろしくお願いしますね。

え、ほかの登場人物ですか? ええ、依頼人さんとかいらっしゃいますが……
はい、こないだのプレゼント30個男? ああ、彼ですか、
「脇役」に決まってるじゃないですか(断言)。
それでは、よろしくお願いしますね。


57 名前:フィリス@自己紹介 ◆MaplepR7Wo :2006/02/19(日) 19:05:29 ID:???

それでは、自己紹介ですね。
こほん。
わたしは、レイチェル・ヴァイスフリューゲル。隣、魔法学院の1年生。
髪の色は水色、目の色も同じ色。身長はそちらの単位で164cm。
趣味は……本を読むこと。魔法関係も普通のもですね。
得意技は、魔法の羽を広げて空を飛ぶ魔法。ほうきでも飛べます。
好きなものは、ミルクティーとか。あとはいちごジャムかな。
嫌いなものは、ねずみ。もう見るだけで鳥肌が。
こんなところですね。よろしくどうぞ。


58 名前:フィリス・ヴァイスフリューゲル ◆MaplepR7Wo :2006/02/19(日) 19:22:45 ID:???

>>57
うふふ、こっそり自己紹介、お姉ちゃんの真似しちゃいました。
正しくは、フィリス・ヴァイスフリューゲルです。よろしくね。

59 名前:シェルン・フラジェ ◆MaplepR7Wo :2006/02/19(日) 20:02:08 ID:???

それでは、これで……
「ちょーーーーっとまったぁーーーーーー!!!」
あぁー、ルリ! 忘れてました!!
「ちょっと部長、もし忘れたら、今度から部室の機械なおしてあげないよ?」
ごめんごめんー。それでは、自己紹介をどうぞ。


60 名前:ルリ@自己紹介 ◆MaplepR7Wo :2006/02/19(日) 20:03:05 ID:???

えへん。
あたいは、ルリ・ルフィーネ。王立学院の1年生。
髪の色は青、目の色も青色。身長はそちらの単位で156cm。
趣味は……機械をいじること。魔法がからむものもそうでないのも。
得意技は、機械の解体修理。たまにどじって壊しちゃうこともあるけど。
好きなものは、クッキーとか。あと、おいしいコーヒーね。
嫌いなものは、海草類、かなあ。感触が苦手。
こんなところで、よろしくね。


61 名前:シェルン・フラジェ ◆MaplepR7Wo :2006/02/19(日) 20:05:59 ID:???

登場順に名前と特徴をまとめますね。

■シェルン・フラジェ
 楓紅茶部部長。女。趣味は読書。タロットを使った占いを勉強中。
 栗色の髪、同じ色の瞳。王立学院2年。詳しくは>>4

■レナード・クレイン
 楓紅茶部部員。男。剣技と料理が得意。
 金色の髪、緑色の瞳。王立学院1年。詳しくは>>41

■レイチェル・ヴァイスフリューゲル
 楓紅茶部部員。女。剣技と、護身魔法が得意。
 水色の髪、同じ色の瞳。王立学院1年。詳しくは>>42

■セシリア・シェルミ
 楓紅茶部部員。ほうきで空を飛ぶことが得意。
 黒色の髪、同じ色の瞳。王立学院1年。詳しくは>>51

■ルーシア・クレア
 楓紅茶部部員。お菓子作りと防御魔法が得意。
 金色の髪、碧色の瞳。王立学院1年。詳しくは>>54

■ライアス・ブレン
 楓紅茶部部員。木登りが得意。飛び道具で的を射ることも。
 黒色の髪、同じ色の瞳。王立学院1年。詳しくは>>55

■フィリス・ヴァイスフリューゲル
 女。本を読むことが趣味。魔法で空を飛ぶことが得意。
 水色の髪、同じ色の瞳。魔法学院1年。詳しくは>>57-58

■ルリ・ルフィーネ
 楓紅茶部部員。女。機械いじりが得意。たまに壊してしまうことも。
 青色の髪、同じ色の瞳。王立学院1年。詳しくは>>60

それでは、どうぞよろしくお願いしますね。

62 名前:シェルン・フラジェ ◆MaplepR7Wo :2006/02/19(日) 20:53:04 ID:???

ちょっとミスがあったので訂正します。
こちらが登場人物一覧です。

■シェルン・フラジェ
 楓紅茶部部長。女。趣味は読書。タロットを使った占いを勉強中。
 栗色の髪、同じ色の瞳。王立学院2年。詳しくは>>4

■レナード・クレイン
 楓紅茶部部員。男。剣技と料理が得意。
 金色の髪、緑色の瞳。王立学院1年。詳しくは>>41

■レイチェル・ヴァイスフリューゲル
 楓紅茶部部員。女。剣技と、護身魔法が得意。
 水色の髪、同じ色の瞳。王立学院1年。詳しくは>>42

■セシリア・シェルミ
 楓紅茶部部員。女。ほうきで空を飛ぶことが得意。
 黒色の髪、同じ色の瞳。王立学院1年。詳しくは>>51

■ルーシア・クレア
 楓紅茶部部員。女。お菓子作りと防御魔法が得意。
 金色の髪、碧色の瞳。王立学院1年。詳しくは>>54

■ライアス・ブレン
 楓紅茶部部員。男。木登りが得意。飛び道具で的を射ることも。
 黒色の髪、同じ色の瞳。王立学院1年。詳しくは>>55

■フィリス・ヴァイスフリューゲル
 女。本を読むことが趣味。魔法で空を飛ぶことが得意。
 水色の髪、同じ色の瞳。魔法学院1年。詳しくは>>57-58

■ルリ・ルフィーネ
 楓紅茶部部員。女。機械いじりが得意。たまに壊してしまうことも。
 青色の髪、同じ色の瞳。王立学院1年。詳しくは>>60

それでは、どうぞよろしくお願いしますね。


63 名前:シェルン・フラジェ ◆MaplepR7Wo :2006/02/19(日) 20:54:12 ID:???

さてさて、次の「部対抗魔術大会」もまだ先なので、
お客さまを待つことにしましょう。
お気軽にお越し下さいね

64 名前:名無しさん:2006/02/19(日) 21:41:14 ID:???

身内で行なう大会、特に生徒主体で行なわれる大会では
「茶目っ気」の有る賞品が多いですが・・・・・・大丈夫でしたか?


65 名前:名無しさん:2006/02/19(日) 21:50:49 ID:???

必殺・スカートめくり!!!
おりゃ(/゚Д゚)/


66 名前:シェルン・フラジェ ◆MaplepR7Wo :2006/02/19(日) 22:22:49 ID:???

>>64
ところがところが。今年の賞品は「紅茶引換券100枚」だったのです!
これだけあれば、今年の分の紅茶は十分まかなえます。
レナード君とレイチェルさんに感謝!

ということで、紅茶とコーヒー、どちらになさいます?


67 名前:セシリア・シェルミ ◆MaplepR7Wo :2006/02/19(日) 22:25:30 ID:???

(廊下にて)
ひらり。
ちょっとそこのあんた、うちのスカートめくって楽しいの〜?
ほらほらほら、逃げようとしても、もう遅いの〜よね。
とりゃっ! ☆★☆★☆★
(>>65さんに得意技、一本背負いが決まりました。なむなむ……)

68 名前:名無しさん:2006/02/20(月) 19:29:13 ID:???

― スッ ―
そその客人は、手馴れた仕草で給仕された紅茶を、一口含み
干した果物の入った焼き菓子を、一つ(上品に)味わうと
何気ないような動きで席を立ち(少し残念そうに)
接客をしていた部員に(簡単な)挨拶をすると紅茶部部室を立ち去った…。

69 名前:レナード・クレイン ◆MaplepR7Wo :2006/02/20(月) 22:06:39 ID:???

「またいらして下さいね」
ふむう。何がまずかったのだろうか。僕の腕? お湯の温度?
それとも……。
「ああーっ!?」
気が付いた。お茶の葉の賞味期限がぎりぎりだったのだ。
そりゃ、新鮮な葉に比べれば味は落ちる。
しかし、これだけのことに気が付く学生とは……。
……後日僕は、その女性が学生会の書記だと知ることになる。

70 名前:紅茶色の回想@シェルン ◆MaplepR7Wo :2006/02/21(火) 00:34:16 ID:???

 学生総数1300人の学校となれば、学生会もそれなりの規模になる。
 学生会長、副学生会長、書記、会計、図書委員会、保健委員長、環境委員長……

 これ以外にも、たくさんの委員会や役職がある。
 普通の部活動は、体育委員会、文化委員会、理数委員会のどれかの下に所属して
いるのだけれど、楓紅茶部は、園芸部、柊探偵部とならんで、学生会直属になっている。
これは、学院創立時に、この3部が様々なトラブルを解決した名残、であるらしい。
 柊探偵部は、独自に依頼を受けてそれを解決するスタイル。
 園芸部は、学院の花の管理や、落とし物の届け出をする、縁の下の力持ちのスタイル。
 そして楓紅茶部は、他の部活動の人たちの交流の場所。だから、その会話を
円滑にするために、紅茶やコーヒー、お茶菓子を欠かしていない。決して自分の部活動
だけでお茶を楽しむような、排他的な部活動ではないのだ。
 さて、今日はどんなお客様がいらっしゃるか。楽しみだ。

71 名前:ルリ・ルフィーネ ◆MaplepR7Wo :2006/02/21(火) 19:03:50 ID:???

今日はめずらしくお客さんがこない。
こんな時はお菓子独占のちゃーんす。
ぽりぽり、むぐむぐ……。
「ちょっとルリルリ、食べ過ぎじゃないの〜?」
セシリアの声が聞こえる。しらんぷりしらんぷり。
「おーい、紅茶3杯目だぞ」
レナードの声が聞こえる。だまって紅茶淹れて。

「ルリさん?」
ぎく、その声は。ぶ、部長?
「あんまり食べ過ぎると、来月から部費あがりますからねー」
がーん。そ、それは困る、めちゃ困る。
わたしはそこで、食べるのをあきらめた。

72 名前:名無しさん:2006/02/22(水) 22:03:39 ID:???

ちょっと、探偵部の部員を捕獲しました

・・・アレ?
・・・・・・・・・部長さんでした。

73 名前:紅茶色の回想@シェルン ◆MaplepR7Wo :2006/02/22(水) 22:48:22 ID:???

>>72
「部長! 不審な人物を見つけました!」
ライアス君の声。ここ数日、わたしたちはある学生の依頼で、
彼女につきまとうストーカーを追跡していた。
そして、その犯人は……。

「あらららら、探偵部の部長、ケントさんじゃないですか。
ストーカー行為が学則違反なの、知ってますよね?」
わたしがいうと、ケント氏はこう反論した。
「ストーカーではない、捜査だっ! そちらこそ捜査妨害で
訴えるぞ!」
向こうの言い分では、学生が怪しい行動をしていたので、
その捜査のために追跡していたというのだが……。

……なぜわざわざ部長自身が捜査しているのだろう?
あやしい。

74 名前:紅茶色の回想@シェルン ◆MaplepR7Wo :2006/02/24(金) 20:45:38 ID:???

「こんちは〜」
「こんにちわっ」
やってきたのは、少年と少女のペア。
「あら、いらっしゃい。探偵部のお二人じゃないの。
ここに来たら、部長から小言のひとつもいわれない?」
少女の方が答える。
「あー、だいじょぶですよ、外の喫茶店行ってたって言いますし」
「そうですか。ミルクティーとレモンティーでよかったかしら?」
少年は目を丸くした。
「よく覚えてますね」
「そりゃあ、ここの部の部長になったからにはね。
それなりの修行もしたのよ」
わたしはにやりと笑うと、支度に取りかかった。


75 名前:紅茶色の回想@シェルン ◆MaplepR7Wo :2006/02/24(金) 23:50:41 ID:???

「……というわけで、10歳老ける薬と10歳若返る薬の話があったのよ」
わたしはお菓子作りトリオ、レナード、ライアス、ルーシアと話をしていた。

「それで、部長はどう答えたんです?」
レナード君が聞く。そこで、わたしは両方とも辞退した、と答えた。

「部長、先に10歳若返る薬を飲んで、好き放題やってから10歳老ける薬を
飲むってのはどうですかねぇ? 俺は結構面白いと思いますけど」
ライアス君の提案。なかなか意表をついている。

「うーん、それはどうかなあ。10歳若返ったときに、薬を飲むことも忘れ
ちゃうかもしれないよ?」
ルーシアさんの意見。それもそうだ、と思う。

なんにしても、効果があるかどうか確かめなかったのは惜しかったかもね、
という話で、今日のお茶会は終わったのだった。

76 名前:名無しさん:2006/02/25(土) 19:16:54 ID:???

一番こki……、
一番頼りにしている部員は誰です・・・か。

77 名前:シェルン・フラジェ ◆MaplepR7Wo :2006/02/25(土) 23:45:11 ID:???

>>76
そうですね、一番こきつかっているのは……ってなにをいわせるんですか。
いまのところ、平日に一番頼りにしているのはレナード君ですね。
お茶とかお菓子とかの作法が一番なっていますから。

ほかの部員さんたちは、適材適所という言葉どおり、それぞれが一番
能力を発揮できるときに呼ぶようにしています。
……とえらそうな事をいっていますが、なんだかわたしの出番がなくなって
きているのも事実ですね。

78 名前:紅茶色の回想@ルリ ◆MaplepR7Wo :2006/02/26(日) 00:34:39 ID:???

 あたいは、テスターと回路解析装置を使いながら、機械の壊れ具合を
判断していた。
(電圧、異常なし。回路、異常なし)
「ルリルリ、まだ原因わかんないんの?」
 セシリアの声が聞こえる。だからあたいはルリルリじゃなくてルリだっつーの。
 あたいが相手にしているのは、先日から調子の悪い自動調理装置。
焼き菓子を調理するときだけ調子が悪いという、いわくつきの代物だ。
 時計が5時を告げる。
「だめだー。あたいには無理」
 ざんねんながら無理。あたいは修理をあきらめた。


79 名前:シェルン・フラジェ ◆MaplepR7Wo :2006/02/26(日) 00:48:34 ID:???

ええと、境目が曖昧になっているので。
「フルネーム」→直接質問にお答えする場合
「紅茶色の回想@名前」→直接質問にお答えしない場合
といたします。ご了承下さい。

80 名前:名無しさん:2006/02/27(月) 20:38:52 ID:???

あ、紅茶部さん、
さっき、学園を揺るがす大陰謀ッ!?
・・・・なんて騒いでいる人が居ましたよ。

81 名前:セシリア・シェルミ ◆MaplepR7Wo :2006/02/27(月) 21:20:56 ID:???

>>80
「なぁんですってぇ〜」
うちは他の部員をせっついた。
「ほらほら、すぐに出かけるわよ〜、ライアスもルーシアもレナードも……
って、レナード、なに座ってるのよ?」
「どうせ欅(けやき)通信部の誤報だろうと思うよ? 僕は。ネット見た方が……」
うちはむっとした。
「いいもん、うちだけでもでかけっからね! じゃね〜」
わたしは廊下の窓をがらりとあけると、ほうきと一緒にそらへ飛び出した。

でも……しゃくにさわるけど、レナードの言うとおりだった。

82 名前:紅茶色の回想@シェルン ◆MaplepR7Wo :2006/02/28(火) 00:30:20 ID:???

>>81
欅(けやき)通信部。
学院のテレビ、ラジオ、ネットを担当する、学院でも指折りの規模の
部活動だ。入部希望者も多く、毎年選抜試験がおこなわれるという。

わたしは副部長の女学生と、コーヒーを飲みながら話をしていた。
「今回はごめんなさいねー。うちの部員が話をでっかくしちゃって」
先日の事件のことをわたしは謝った。
「いやいやいや、あれはこっちのミスだから、気にしないで。それより、
そっちの部の女の子、しょげてなかった?」
言われると、わたしは苦笑いをした。
「大丈夫大丈夫、その程度でしょげる部員はいないから」
むしろ、むくれていたセシリアの顔を思い浮かべながら、
わたしは苦笑いをした。


83 名前:紅茶色の回想@シェルン ◆MaplepR7Wo :2006/02/28(火) 18:40:53 ID:???

今日は紅茶な午後。

「せんぱ〜い、おとといの骨格標本の話聞きました〜?」
セシリアが言う。その骨格標本とは、だれかが魔法をかけて歩かせたもので、
わたしが【呪文解除】の魔法でバラバラにしてしまったものである。
骨格標本の歩く姿を見て、驚いたり腰を抜かしたりした人は結構いたらしいが、
実害は転んだ1年生が1人、足に擦り傷をつくったくらいですんだらしい。

「なんでも生物関係の先生3人がかりで、徹夜でくみ上げたらしいですよ〜」
あらららら、そんな大事になっていたのか。

「ちゃんと元通りに直ったのかな?」
わたしが聞くと、セシリアはこう答えた。
「ええもう〜、失敗作を5回作り上げた末、ようやくできあがったそうですよ〜」
それが6回目の失敗作ではないと言い切れるだろうか。

わたしはすこし不安になった。

84 名前:名無しさん:2006/02/28(火) 22:06:33 ID:???

その後、
何故か生物部が子どもに大人気になったことが、
後に語られる学園七不思議「幸運の骸骨」の伝説の始まりである・・・・。

85 名前:名無しさん:2006/02/28(火) 22:07:47 ID:???

う、占いのやり方忘れてませんか?

86 名前:紅茶色の回想@シェルン ◆MaplepR7Wo :2006/02/28(火) 23:30:07 ID:???

>>84
バラバラになった骨格標本。ふたたび組みあがったそれには、頸骨が6本しか
なかったという(本来は7本)。これは偶然なくなったとも、わざと誰かが
抜いてしまったともされた。
この7本目の頸骨……これを元通り骨格標本に組み入れることで幸運が訪れる……
そんな噂が流れるようになった。これが、後に言う「幸運の骸骨」のお話である……。



87 名前:シェルン・フラジェ ◆MaplepR7Wo :2006/02/28(火) 23:32:52 ID:???

>>85
どきっ。わすれていませんよ、わすれていませんとも。
ただ自分のことばかり占うのもあんまり……。なので最近カードはすっかり
お休み気味ですねえ。なんでも同じ事ばかり占うとよくないとか。


88 名前:紅茶色の回想@レイチェル ◆MaplepR7Wo :2006/02/28(火) 23:53:35 ID:???

ある日、紅茶部の部室に入ると、誰もいなかった。
しかし何かの気配はする。隠れているのだろうか?

テーブルの上には、やけに大きな箱があった。まるで開けてくれといわんばかりに
真ん中に置いてある。開けてみようかな……。
開けた。
びよん、とあっかんべーをしたバネ仕掛けの顔が飛び出す。ついでにクラッカーが
パンパンとなる。そして箱の底には「びっくり箱詰め合わせです。お楽しみ
いただけましたか?」

「あらら、レイチェルさんならいつもと違う反応があるかと思ったのに、残念」
テーブルの下からでてきたシェルン部長がそう言った。
「たしかに面白い趣向ですけど、これくらいのものではびっくりしませんねえ」
「それはそれは。来年はあなたを部長に指名しようかしら」
あまり冗談でもない顔つきで、彼女は言った。

89 名前:紅茶色の回想シェルン ◆MaplepR7Wo :2006/03/01(水) 02:17:44 ID:???

楓紅茶部、いや、この学院すべてにとって脅威なグループがある。

その名を「黒の魔術団」。

彼らは禁忌とされる魔法を扱い、学生達を襲い、あるいはあやしげな儀式の
生け贄にさえ捧げようとした。これは紅茶部と探偵部の先輩達が防いだのだが。
25年前の一斉捜査で、彼らは壊滅したはずだったのだが……。
いまでも陰でひっそりと活動している、という噂が後を絶たない。


90 名前:名無しさん:2006/03/01(水) 19:32:21 ID:???

素敵な人生の先輩と言える方はおられますか?

91 名前:シェルン・フラジェ ◆MaplepR7Wo :2006/03/01(水) 20:23:42 ID:???

>>90
そうですねー。この楓紅茶部の大先輩でしょうか。
学院卒業と同時に魔術師になって、あちこちの街をまわっているときに
いまの旦那さんと出会って結婚、それでも仕事は続けていて、もうすぐ
魔導師になるというお話でした。
お子さん、息子さんも娘さんも魔術師志望って言う話でした。
楽しみ。

92 名前:紅茶色の回想@シェルン ◆MaplepR7Wo :2006/03/02(木) 21:41:54 ID:???

お昼の休憩時間。

「2年生数十名の成績表流出……これ、部長のもふくまれるのでは?」
部室の情報端末でニュースを見ていたレナードが言った。
「かもね。でも別にわたしには関係ないわ」
私は答えた。あまりにもあっさりしていたので、レナードは不安な顔になった。

「自分の成績が外にばれちゃっても構わないんですか?」
「ばれてこまるような成績は取っていないつもりだけど」
私はレナードに言うと、自信ありげに微笑んで見せた。

……それが虚勢だったのは、ここだけの秘密だ。

93 名前:紅茶色の回想@シェルン ◆MaplepR7Wo :2006/03/02(木) 22:53:40 ID:???

いよいよ、部対抗魔術大会の日が近づいてきた。
まずはリハーサル。

いかに速く飛ぶか、の種目には、セシリアが選ばれた。
なにせ毎日、ほうきで通学するつわもの。彼女以外に候補はいない。
そしてもう一つ、いかに綺麗に飛ぶか、の種目には、レイチェルが
選ばれた。白い魔法の羽を広げて飛ぶ彼女の演技には、多くの人が
目を奪われるだろう。

まず先に、レイチェルさんの方から演技を披露して貰った。
呪文の詠唱の後、白い翼が彼女の背中一杯に広がる。そして舞い上がる。
ふわり、と舞い上がると、まず空中を駆け、大きな円を描いて飛ぶ。
そして、きりもみ回転を加え、最後には、くるりと前転をして、
すたっと地面に降り立つ。

「おー、すごいすごい。いつものやんちゃぶりに比べると
天と地ほどの差があるねえ」
といったのはレナード。彼はあまり魔法が使えないので、今回は選外だ。
「だれがやんちゃですって?」
レイチェルが言うと、レナードはさてだれでしょう、と言うように首を振った。


94 名前:紅茶色の回想@シェルン ◆MaplepR7Wo :2006/03/02(木) 22:55:52 ID:???

さて次は、セシリアさんの番である。
「木にひっかかるなよ」
ライアス君の言葉に、セシリアさんは機嫌を悪くしたようだ。
「そんなもんにはひっかからないの〜よね」
彼女が愛用のほうきにまたがり、素早く呪文を唱えると、ほうきごと彼女は
ふわりと浮いた。

「それじゃ、いってきま〜す」

そういうと、彼女はあっというまに、コースになっている山の方へ飛んでいった。
しばらく、待つ。
20分もしない内に、彼女は帰ってきた。
みんなの前にすたっとおりると、彼女は胸をはった。
「えっへん、はやいでしょ〜」
時間計測をしていたルリが、結果を報告した。
「15分26秒。大会の過去最高記録に近いです」
おお〜、とどよめきが起こる。

「それじゃみんな、明日は朝9時に集合ね。体調崩さないようにきをつけてね」
わたしはそう言って、今日の部活動を解散した。
あしたは、どんな結果になるのだろうか。

95 名前:紅茶色の回想@シェルン ◆MaplepR7Wo :2006/03/03(金) 00:36:46 ID:???

翌日。
まずは最初に、「いかに綺麗に飛ぶか」の種目がおこなわれた。
今日はゲストで、魔法学院のフィリスさんも来ている。

わたしたち楓紅茶部は6番目。
他の部も、3回転ひねりなど趣向をこらしてはいるが、レイチェルの
演技にはかなわない、とみる。

そして、6番目。レイチェルの演技である。最初の羽を広げるところ
から、どよめきが起こる。そして、円を描き、きりもみ回転を加え、
そして前転をして舞い降りる。

周囲から拍手がわきおこる。完璧だ。
戻ってきたレイチェルは、わたしに言った。
「いかがでした? 私の演技」
「もう完璧ですよー。すごいすごい」
レイチェルは、すこし顔をあからめた。

そしてこのあと、「速度を競う種目」に入るのだが、ここでおもわぬ
アクシデントが起こるとは、だれにも予測できないことであった。


96 名前:紅茶色の回想@セシリア ◆MaplepR7Wo :2006/03/03(金) 00:40:00 ID:???

「よーい、はじめ!」
声が響くやいなや、戦いは始まった。
うちはトップ集団に付けて、体力を温存しながら飛ぶ。
飛ぶときは、ほうきの先に魔法の障壁をはり、風が当たらないようにするのだが。

第1チェックポイント、第2チェックポイント、軽々と通過する。そして、
はやばやとここでスパートをかける。
みるみるうちに、いままで一緒に飛んでいた連中が見えなくなる。
いや、一人だけくっついてくる者がいた。
「魔法研究会」の選手である。
そして、第3ポイントの旗をくぐるや、スパートをかけてきた。
うちを追い越そうと、わたしの左下、森の木すれすれを飛ぼうとしたのである。
ばきばきばき、と嫌な音がした。

「魔法研究会」の選手……彼女が木に引っかかったのである。
あのスピードでは、枝を突き抜けて下に落ちたのはまちがいない。
「このまま放っておいてはいけない」「ほうっておけ、そんなの」
心の中の天使と悪魔が交錯する。でも、それは一瞬だった。

うちは向きを変えると、彼女の落ちたあたりへと向かった。
そして失格になる行為──試合中に通信すること──をした。
「部長、うちです。試合中にけが人発生。至急救援をお願いします」


97 名前:紅茶色の回想@セシリア ◆MaplepR7Wo :2006/03/03(金) 00:42:04 ID:???

「試合中にけが人発生──」
座標はセシリアの持っている携帯端末でわかる。問題は、どうやって
人をそこまで運ぶかなのだが……
「人を治療するなら私に任せてください、部長」
ルーシアさんの声。
「飛べる人がいないのなら、わたしが乗せていきますよ」
フィリスさんの声。
「わかりました、お二人とも気を付けて行ってきてください。
なにかあったらすぐに連絡をお願いしますね」
彼女たち2人は空へ飛び立っていった。


98 名前:紅茶色の回想@セシリア ◆MaplepR7Wo :2006/03/03(金) 00:44:22 ID:???

うちは木の枝をかき分けながら、下へ降りた。
木の根のそばに、彼女は倒れていた。
うちはほうきを降りて駆け寄ると、まず声をかけた。
「ちょっと、大丈夫?」
彼女は弱々しく応えた。
「わたし……ここで……死ぬのかな……」
うちは声をはりあげた。
「人間、それくらいのけがで死ぬことないの! それにいま、治療の
専門家も呼んでるんだから、そんなに弱気にならない!」
「うん……わかった……」

しかし、実際よく見ると、あちこちに擦り傷、切り傷が見える。あれだけ
高いところから落ちたのなら、打撲傷もあるだろう。

じっと待つのに我慢が出来なくなった頃。
がさ、がさっ、と木の枝をよけながら、2人乗りのほうきが降りてきた。


99 名前:紅茶色の回想@ルーシア ◆MaplepR7Wo :2006/03/03(金) 00:46:13 ID:???

わたしはフィリスさんのほうきから降りた。
さっそくけが人の介抱をする。
まず【診断の手】の魔法を使い、体のどこが傷ついているかをしらべる。
「内臓や脳には異常なし……」
わたしの声に、セシリアがほっとした表情を見せる。
それから私は、【治癒の光】の魔法を唱えた。これはけが人の体を
光で包み、傷を治すという魔法だ。
体のあちこちにあった切り傷や、擦り傷が治っていく。しかしこれは
あくまで応急処置なので、実際にはもっと本格的な治療が必要である。

とりあえずわたしたちは、セシリア&魔法研究会の子、とフィリスさん&私の
2組に分かれて学院へと向かった。

100 名前:楓紅茶部@ルーシア ◆MaplepR7Wo :2006/03/03(金) 00:47:56 ID:???

学院へ帰ってみると、まだ結果発表は行われていないようだった。
魔法研究会の人には熱烈歓迎を受け、姉妹提携をしないかとまで言われた。
それは部長の判断によるとして……。
結果は、演技種目1位。スピード種目失格。結果8位となった。
まあ、あれだけのアクシデントがあったのだから仕方ない、と思う。
そして、部長のセシリアへの言葉。
「あなたの判断は間違っていませんでしたよ」
楓紅茶部は、そういう部活なのである。


101 名前:シェルン・フラジェ ◆MaplepR7Wo :2006/03/03(金) 00:49:36 ID:???

※お知らせ

>>97のタイトルは「紅茶色の回想@シェルン」でした。
失礼いたしました。

102 名前:シェルン・フラジェ ◆MaplepR7Wo :2006/03/03(金) 23:40:10 ID:???

さて、魔術大会もおわったので、しばらくのんびりした日々が続きます。
楓紅茶部では、紅茶とコーヒーを用意して、お客様をいつでもお待ち
しております。

103 名前:レナード&ライアス ◆MaplepR7Wo :2006/03/04(土) 18:53:01 ID:???

レナード「やれやれ、女性陣のおかげでえらい目にあったね」
ライアス「えらい目、で、さらりと流すお前がこわいぞ」
レナード「とりあえず、ちらし寿司が好評だったようでよかったよ」
ライアス「どこかの美食家みたいに、投げ返されてもこまるがな」
レナード「まああれくらいなら、まだ軽いもんだよ」
ライアス「ってことはなにか、あれ以上のことをやってるのか?」
レナード「まあ僕、お昼に学食でアルバイトしてたりするしね」
ライアス「なにぃ、いつのまにそんなアルバイトを!
     俺には教えてくれなかったのか!」
レナード「急な仕事だったからね。あとはそのままずるずると……」
ライアス「それで、時給はどれくらいなんだ?」
レナード「ひみつ」

104 名前:レナード&ライアス ◆MaplepR7Wo :2006/03/04(土) 19:32:54 ID:???

ライアス「それで、魔術大会も終わったわけだが……」
レナード「出番ないねえ、ライアス」
ライアス「はっきり言うな! 悲しくなるだろうが……」
レナード「まあまあ、そのうち出番があるよ」
ライアス「剣技大会で出番があったお前はいいよな……ううっ」

105 名前:名無しさん:2006/03/04(土) 19:53:02 ID:???

なんだか部室の雰囲気に合わないかもしれませんが・・・ダーツ・セットを置いておきますね。

106 名前:ライアス・ブレン ◆MaplepR7Wo :2006/03/04(土) 20:52:13 ID:???

今日のお客さんの置いていった箱の中身……それはなんと。
「おおー、ダーツのセットじゃん」
これは、俺の得意分野。さっそく部長に聞いてみる。
「これ部室に置いてもいいですよね?」
「ええ、いいけど、あんまり壁に穴開けないようにね」
……ありがたいお言葉。しかしこの俺が、壁に穴を開けるような
へまをするだろうか、いや、しない。
レナードに手伝ってもらい、準備を整える。
「なになに〜、なにやるの〜?」
「あたいになにか、することあるー?」
セシリアにルリだ。ありがたいことにギャラリーも集まってきた。
「それじゃ、はじめるぜ」
俺はねらいを澄まし、第一投を投じた……!

107 名前:レナード・クレイン ◆MaplepR7Wo :2006/03/05(日) 00:11:28 ID:???

ハットトリック。3本連続でダートを中心に当てるという
その妙技を、あいつは2回披露した。
さすがは飛び道具のプロフェッショナルを名乗るだけのことはある。
僕の投げたダートはあっちへ行ったりこっちへ行ったり。
まるでライアスの引き立て役だった。でも、それでいいのだ。
これだけ活き活きとした、あいつを見るのは久しぶりだったから。

108 名前:シェルン・フラジェ ◆MaplepR7Wo :2006/03/05(日) 15:24:46

えっと、こほん。
このたびOG板からお引っ越ししてきたシェルン・フラジェと申します。
このスレッドのローカルルールは>>2-3、登場人物は>>62です。
ほかにわからないことがありましたら、なんなりとお申し付け下さい。
御意見、ご質問、ご感想、お待ちしております。
それでは、ゆったりとした紅茶の時間をお楽しみ下さい。

109 名前:名無し客:2006/03/05(日) 16:06:41

こちらの世界の各国のお茶は正式にやろうとすると、淹れ方にも飲み方にも
逐一小うるさい作法が付き物です。
そちらの世界の紅茶はいかがなものでしょうか。
また、こちらの紅茶部では普段、どのようにお茶を淹れているのでしょうか。

110 名前:シェルン・フラジェ ◆MaplepR7Wo :2006/03/05(日) 16:26:04

ええと、当部では特別なことはしておりません。
お湯をわかし(このあたりの水は軟水です)、あたためていた陶器製の
ポットに茶葉を入れ、沸騰したお湯を注ぎ、蒸らす。
あとは、ポットの中をスプーンでひとまぜし、茶こしを使いながら
カップに注ぐ。こんな感じです。

こだわる所ではもっと複雑なことをしているようですが、わたしたちの
ところでは「紅茶(コーヒー)を気楽に味わうところ」という主義から、
上のシンプルな方法を採用しています。
(というか、わたしは先輩からこれしか習っていなかったり……)

もちろん、正式なやり方もあります。それについては、そちらの世界と
同じく、淹れ方や飲み方にいろいろな作法があります。面倒ですが。
もっともこちらの世界では、茶葉を入れるだけで紅茶が出てくる
ティサーバーなどもあったりするので、だいぶ廃れてきているようですが……。


111 名前:紅茶色の回想@シェルン ◆MaplepR7Wo :2006/03/05(日) 16:43:54

ときおりお客さんに、お茶の淹れ方を聞かれると、ドキッとする。
わたし自身、どこかのスクールなどに通って習ったわけではないからだ。
頼りは先輩に教わったやり方と、ノート。それだけ。


112 名前:名無し客:2006/03/06(月) 01:58:41

部員の皆さんは、何故紅茶部に入部しようと思ったのですか?

113 名前:シェルン・フラジェ ◆MaplepR7Wo :2006/03/06(月) 17:21:05

>>112
ということで、聞いてみましたー。

まずはお菓子作り3人組の方から。
「えっと、私は大事な魔除けを探していただいたからですね」
「僕は↑に引っ張られた形かな。親父の言うとおり剣術部に入るのも嫌だったし」
「俺も↑の2人に引っ張られた形かな。なんか面白そうだったし」

続いて専門家の2人から。
「うちは、ただでコーヒーを飲めるって聞いたから〜」
「あたいも、ただでお菓子を食べられるって聞いたから」

……。
最後に、美人の双子さんから。
「あたしは、剣術でライバルになってくれる腕前の奴がいるって聞いたから」
「わたしは学校が違うので、こちらには入っていませんが……興味深い部だと
思いますよ」

ということですが……え、わたしですか?
わたしは最初の子と一緒で、先輩達に大事な耳飾りを探していただいたのです。
なんか雰囲気もアットホームな感じでしたし。
ではでは、この辺で。

114 名前:紅茶色の回想@シェルン ◆MaplepR7Wo :2006/03/06(月) 18:13:50

今日は眠い。お客さんもこない。
わたしはふわふわとまどろみながら、どうしてこの部に入ったのかを
思い出していた。
試験の日。帰り際。ああ、そうだ。

わたしは大切なお守り────耳飾りを無くしてしまったのだ。
それは我が家に伝わる幸運のお守り。試験の日の朝、母が付けてくれたのだ。
それの片方が、ない。どうしよう。
わたしは試験の総合案内に行って、ここ、「楓紅茶部」を紹介されたのだ。

当時……といっても去年だけれど、部には女性5人と男性1人がいた。
とりあえず椅子をすすめられると、女性の内のひとりが優雅な手つきで
お茶をいれはじめた。

わたしは叫んだ。
「あの、わたし、お茶飲んでる暇なんかないんです、その、早く──」
「……早く耳飾りを探して帰らなければならない、ですね?」
声を制するように、お茶を淹れていた女性が言った。
「大丈夫、あなたの捜し物は必ず見つけますよ。そう、ほら、『急いては事を
し損じる』とも言うでしょう。とりあえず、いまは落ち着いて」
そういうと、私の前に紅茶が出された。
その味を、わたしは今も忘れない。

115 名前:紅茶色の回想@シェルン ◆MaplepR7Wo :2006/03/06(月) 18:16:17

わたしが紅茶を飲んでいる間にも、部員の人たちはあちこちに連絡して、
耳飾りがなかったか聞いていた。でも、とうとう見つからなくて……。
「しかたありませんね。現場に行って探してみましょう」
さっきお茶を淹れてくれた人を先頭に、部員の人たちは部屋を出て行こうとした。
「あの、わたしも行きます!」
その声に、先頭の部員の人はにっこりと微笑んだ。
「そうですね、お手伝いをお願いできますか?」
「は、はい!」
わたしは即座に答えていた。

一番可能性のありそうな場所。中央玄関から船着き場に行くルート。
ここでわたしは人混みにもまれたのだ。
部員の人たちが、地面をじっと見つめる。先頭の人──後に部長さんだと知った──
は、淡い輝きを放つ杖を地面に近づけていた。

根気のいる作業がつづいた。それが30分ほど続いたころ……
「あった」
部長さんが、泥だらけの耳飾りを取り上げていた。彼女が自分のハンカチでそれを拭く。
「特に傷ついたりはしていないようね。よかった」
ていねいに拭くと、彼女は私に耳飾りを渡してくれた。
「あ、ありがとうございます!」
わたしは探してくれた部員さんたち全員に頭をさげた。
「まあ、部の勧誘活動と思えば楽なもんよね」「そうそう」
部員さんたちが言う。そして、部長さんの言葉……
「春にまた、お会いしましょうね……」

116 名前:紅茶色の回想@シェルン ◆MaplepR7Wo :2006/03/06(月) 18:18:48

……。
「部長!」
はっ、っと目が覚めた。ルリの声だ。
「なーんだ、起きてたんですか、せっかくお菓子を独占するチャンスだと
おもってたのに」
そう、いまは自分が部長と呼ばれる立場なのだ。すこし頭を振って、私は言った。
「別に、ほどほどの量なら構わないわよ。こないだみたいに食べ過ぎは──」
「はいはいわかりました、では不肖ルリ、ほどほどに頂くことにいたします」
わたしは思い出して、言った。
「そうそう、今日はレナード君帰ったから、お茶は自前でね。なんならコーチ
つけてもいいけど?」
ルリの表情が、がっかりに変わる。
「がーん、そんなことはもっと早く……」
「はいはい、大丈夫だから、ちょっと手を貸してね」
わたしは笑いながら、お茶を淹れるコーチを付け始めた。

117 名前:シェルン・フラジェ ◆MaplepR7Wo :2006/03/07(火) 03:45:21

>>2-3
上記にいろいろとルールが書いてありますが、書き忘れていたことをここに記します。

ここのレスはあくまでも名無しさん(あるいは他のキャラハンさん)の質問によって
成り立っています。ですので、>>112さんの質問が、>>113-116のように、
長いお返事になることもございます。
基本的には、「レスをいただく」→「ショートストーリーを考える」→
「お返事する」、と、このような感じで成り立っております。
もちろん「お茶よこせー」といったお話でも結構です。ただし、一部の質問には
お答えしかねる場合があります。あくまで一部ですが。

それでは、どうぞよろしくお願いいたします。

118 名前:シェルン・フラジェ ◆MaplepR7Wo :2006/03/07(火) 04:03:46

ええと、補足です。
>>117は、このスレッドを「オリキャラ専用のお茶会」と思っていらっしゃる方がいらっしゃるかも
しれないと思って書きました。
失礼いたしました。

119 名前:名無し客:2006/03/07(火) 21:12:32

窓から見える庭の
ちっちゃな林檎の木から
…すっぱいリンゴを収穫してみました。

120 名前:名無し客:2006/03/07(火) 23:47:11

コーヒー党とは上手く付き合っていってますか?

121 名前:シェルン・フラジェ ◆MaplepR7Wo :2006/03/07(火) 23:55:28

>>119
あらら、いらないんですか……?
でしたら、ありがたく頂いておきます。
甘酸っぱいりんごですが、お菓子には向いているんですよ。
ケーキとかタルトとか。
あ、お菓子作り班が来たみたいです。あなたもお時間が
あれば、どうぞ召し上がっていってくださいね。

122 名前:シェルン・フラジェ ◆MaplepR7Wo :2006/03/08(水) 00:14:54

>>120
いらっしゃいませー。そんなあなたは紅茶派ですか、
コーヒー派ですか? 当部は紅茶とコーヒー、両方とも
用意しております。実際コーヒー好きの部員もいたりします。
ですので、どちらの派も仲良くやっていますよ。
どうぞ、お好きな方をお選び下さい。

あと、ココアや緑茶なども用意しておりますので、ご希望の方は
おっしゃってくださいねー。ココアはともかく、緑茶の入れ方は
まだまだ研究中なんですが……。

123 名前:シェルン・フラジェ ◆MaplepR7Wo :2006/03/08(水) 01:39:04

「楓紅茶部」。
この部の名前は、何回も、変えようと言う意見が出されたことがある。
たとえば、「実際はコーヒーもココアも出しているから」という意見。
しかしそうなると、新しい名前はどうなるのか。
「楓紅茶珈琲ココア部」と言うことになるのだろうか。
いくらなんでも、これはあんまりである。まるでどこかのごたまぜ
メニューである。

結局、この意見をはねのけたのは、先代の部長だった。
「特に名前を変えなくても、直接問題が起こるわけではない」
「現在の『紅茶部』の名前の方が、親しまれている」
「名称を変えると、パンフレットや部の扉の変更など、それなりの費用がかかる」
と。
……そのおかげで、いまでもこの部は、「王立学院楓紅茶部」のままなのである。


124 名前:紅茶色の回想@シェルン ◆MaplepR7Wo :2006/03/08(水) 02:36:04

りんご。他の果実もそうだけれど、ただ肥料をやって、なるのを待って
いるだけで出来るわけではない。花の受粉作業、樹の手入れ、実が全部
赤くなるように、葉の位置を変える作業。
いまの果樹園では、すべて自動作業でおこなわれるのが多いようだが、
このカゴのりんごは、そうでは無いようだ。
持ってきた人に感謝しつつ、今日のお茶菓子はアップルパイにした。
ありがたい。

125 名前:名無し客:2006/03/09(木) 22:10:05

ちょっと探偵部の方に「あくまの囁き」をしてみました・・・。

126 名前:シェルン・フラジェ ◆MaplepR7Wo :2006/03/09(木) 22:54:34

>>125
だいじょうぶ、向こうに悪魔のささやきをすれば──

「ちょっと、とつぜんこんな量の依頼こなすのむりっすよー」
「部長に文句言いたいけど、あの態度じゃ無理っ!」
「楓紅茶部つぶしっていうけど、それならいっそ向こうに走ろっかなー」

──というぐあいに、自滅するのが落ちなのです。
しかし、ということは逆をすると、……ということに。
気を付けましょうね。
(と、自分に言い聞かせるのでした)

127 名前:柊探偵部の日常@ある1年生 ◆MaplepR7Wo :2006/03/09(木) 23:10:31

僕とあいつは待つのが日課。1年のくせに生意気だと言われるが
聞き流す。実際、他の1年生は先輩にこき使われるのが仕事だ。

依頼者がやってくると、まずは紅茶や珈琲でもてなし、リラックスしてもらう。
そこからが本番で、依頼の内容、経緯、調査のターゲットの聞き取りなどをする。
とりあえず依頼者にはお帰り頂き、調査の段取りを決める。

そして、調査開始。ケースによっては6時間も張り込んだり、有名なクイズ番組
「クイズ100人に聞いてみました」のまねごとのようなことをする。
調査が終わり、結果レポートを依頼人に示す。
この時の依頼者の表情は様々だ。やったー、とか、むむむ、とか、がっかり、とか。
意に沿わないときは申し訳ないが、しかしこれが自分たちが調査にあたった結果
なのだ。

僕らが楓紅茶部と違うのは、秘密を伴う依頼が多いと言うこと。
決して某部長の大号令で、バカな調査ばかりやっているわけでは、ない。
いや、たまにお茶菓子を食べに、楓紅茶部にはお世話になってますけど、ね?

128 名前:紅茶色の回想@シェルン ◆MaplepR7Wo :2006/03/11(土) 02:18:50

「悪魔のささやき」……。
わたしにとって、これを他人にする人物が一人いる。
欅通信部副部長、アリス。彼女はどこからか仕入れてきた情報を、
他の人に言いふらすのが得意。そして、今日も……。

「えー、本当ですか?」
楓紅茶部の部員がびっくりしている。これは例の話に違いない。
走っていくと、すばやくアリス先輩は逃げようとした。
しかし、こちらの足の方が速い。

「先輩、また例の話してましたね?」
アリス先輩はわるびれる風もなく言った。
「だって、事実ですもの。あなたがミシェルを熱烈応援していたのは
ちゃんと通信部のビデオ記録にも残っているんですよ?」

わたしはむきになった。
「だからって、わたしがミシェルを好きだったとかそういうことには……」
アリス先輩は余裕しゃくしゃくだ。
「あらぁ? 複数の情報筋から、あなたが彼に電子ラブレターを送った
って話が流れてるわよ?」
わたしは頭が真っ白になり、しばらく放心状態だった。
「ま、通信部の情報収集能力を相手にするなら、もうちょっと修行を
積みなさいね。うふふふふ……」

先輩は、わたしと含み笑いを残すと、欅通信部の方へ去っていった。

129 名前:名無し客:2006/03/12(日) 14:36:47

皆さんにとっての「悪魔」とは、何ですか?

130 名前:名無し客:2006/03/12(日) 18:37:19

人間の感情が極端に走るとき、残酷は生まれると思いますか?

131 名前:シェルン・フラジェ ◆MaplepR7Wo :2006/03/12(日) 23:38:03

>>129
いらっしゃいませ。紅茶と珈琲、どちらにいたしますか?
お好きな方をどうぞ。

さて、おたずねの件ですが。
黒魔術に深く関わっているのが、悪魔です。といいますか、
悪魔を召喚して使うのが黒魔術、と言っても差し支えないでしょう。

悪魔の外見は、鬼……角が生え、コウモリの翼を生やしている、
という典型的なものから、外見はもこもこしていて可愛く見える、
というものまで、いろいろな種類があります。

ですが。

彼らのねらいは、自分を召喚した人間に策をめぐらし、堕落させ、
そして自分の思うままに操れるようにする、というものです。
極端な嫉妬や怒りの思いから、黒魔術に走る者もまれにいますが、
最期はとてもみじめなものです。気を付けましょう。

あとですね、「悪魔的な人間」ですが……え、これを話すとまずいって?
わわわ、いまのは忘れてくださいね。

132 名前:シェルン・フラジェ ◆MaplepR7Wo :2006/03/12(日) 23:39:41

いらっしゃいませ。どうぞ紅茶か珈琲、お好きな方をお選び下さい。
えーと……。

昔々のお話です。
ある一神教の宗教の長が、聖地奪還という名目で軍隊を起こしました。
彼らは宗教の聖書、それ自体を事実と信じ、
「聖書に反するものは異教徒。異教徒には死あるのみ」
という、とても過激な思想を抱いておりました。

彼らの遠征するところ、石畳は血でおおわれ、金品は略奪され、それは
とても正視に耐えないものだったといわれています。

おっと、紅茶がさめるようなお話でしたね。
とりあえず、私たちの世界にはこのようなお話が伝わっています。
ちょっとこわいですね。

133 名前:シェルン・フラジェ ◆MaplepR7Wo :2006/03/13(月) 08:21:48

わわわ、上のは>>130さんへの回答でした。
失礼いたしました。

134 名前:紅茶色の回想@シェルン ◆MaplepR7Wo :2006/03/14(火) 01:28:01

 今日の楓紅茶部。
「はいはーい、それではプレゼント交換会と参りましょう」
 先月のお返し、ということで、男性陣から女性陣にプレゼントが手渡される。
「うーん、いまいちねえ」「おいおい、結構高かったんだぞ」
そんなやりとりも聞こえる。
 プレゼントに作り置きのお茶菓子を加えて、お茶会。
「おい、ルリルリ、あいかわらず食い意地はってるな」
「だーっ、ライアスまで! あたいはルリルリじゃなくて、ルリ!」
「セシリアー、食い過ぎじゃないのか? ふとるぞ?」
「レナードうるさ〜い、ほっといて〜」
 そんなこんなで、今日のお茶会は終了。男性より女性の方が圧倒的に多いので、
ちょっと男性陣にはかわいそうだったかも。

「それじゃまたねー。かいさーん」

135 名前:シェルン・フラジェ ◆MaplepR7Wo :2006/03/15(水) 01:35:24

「ひまだねー」
「ひまでしたね」
 ここのところ、楓紅茶部はひま続き。お茶も、ほとんど自分のために
入れている状態だ。お茶菓子も余っている。
「宣伝でも出します?」「さすがにそこまではねー」
 とりあえずしばらく待ってみよう。

136 名前:紅茶色の回想@シェルン ◆MaplepR7Wo :2006/03/15(水) 12:47:08

楓紅茶部でも、人の来ない週がある。
そんなときは、水上バスに乗ってお出かけ。行く先は、白百合通りの
「紅葉亭」。紅茶部のお茶やコーヒーは、いつもここで仕入れている。
カランカラン──
「あら、シェルンちゃん、ひさしぶり! 部長直々に買いだしかい?」
 40代後半の女性……この人がマスターだ……が出迎えてくれる。
「あはは、うちの部はいつも、部長が買いだししてますけど」
「あれれ、1年生に買い出しにやらせる部はどこだったか……爪の
 あかでも煎じて飲ませたいもんだね」

 そこそこ混んでいるカウンターに座ると、注文票をマスターに渡す。
「いつもややこしい注文ですみませんが、お願いしますね」
「いやいや、かまわないよ、うちは大口注文は大歓迎でね」
 マスターは注文票を見ながら、てきぱきと注文の茶葉・珈琲豆を
そろえていく。目を見張るようなあざやかさだ。

 この人も昔は紅茶部員だったのだ……と考えると、部の歴史の長さが
わかる。そしてこれから先どのくらい、楓紅茶部はその歴史を紡ぎ続けるの
だろうか──
 と、大事なことを忘れていた。
「マスター、別勘定でオレンジペコ、おねがいしますね」


137 名前:名無し客:2006/03/16(木) 00:53:18

紅葉亭マスターのおすすめ紅茶は、どのようなものですか?

138 名前:名無し客:2006/03/16(木) 00:53:48

紅茶部が宣伝を打つとしたら、どのようなものになると思いますか?

139 名前:紅茶色の回想@シェルン ◆MaplepR7Wo :2006/03/16(木) 01:44:43

>>137
 いらっしゃいませ。今日の紅茶部のお茶はミルクティーとなっております。
 コーヒー党の方はカフェオレをどうぞ。
「じゃあカフェオレ〜」「はいはい、わかりましたよ、セシリア」

 紅茶部のおすすめ紅茶の出し方は、紅葉亭のやり方を見習っています。
 昨日はアールグレイでしたが、今日はウバのミルクティー。
 マスターさん個人の最高のおすすめは、ダージリンのストレートティだそうです。
 今日わたしがオレンジペコをお願いしたのは、個人的な趣味です。
 これからもレパートリーは増やしていきますので、どんどんリクエストくださいね。

140 名前:シェルン・フラジェ ◆MaplepR7Wo :2006/03/16(木) 01:46:29

>>138
 おや、宣伝と言うことは、欅通信部の方ですか? まずはお茶をどうぞ。
そうですね、楓紅茶部で宣伝を出すとすれば……。

「あなた、普段の学院生活に退屈していませんか?」
(勉強風景を流す)
「わたしたち楓紅茶部では、普段は勉強会をしています、でも」
(みんながあわただしく動き出す。そして学園中を走り回る姿)
「もしなにか事件がおこると、わたしたちの部は全力で事件の解決にあたります」
(紅茶部での反省会の様子を流す。もちろん紅茶付き)
「もし楓紅茶部の活動に興味を持たれた方。ちょっと見だけでもいいかなと言う方」
(部員一同並んで、お辞儀をする)
「おまちしていまーす!!!」

こんな感じでしょうか。ああ、この案はまだ検討中なので、ご内密に。


141 名前:紅茶色の回想@シェルン ◆MaplepR7Wo :2006/03/16(木) 02:10:34

>>137
 紅茶のレパートリーと言っても、様々な種類がある。楓紅茶部でも
そろえているのはその一部にすぎない。昔の先輩のレシピでも、AからEまでの
ランク付けがされていて、「これは必ずそろえる」から「品切れでもやむをえない」
までの5段階の評価がされている。
 もちろん、これは楓紅茶部の基準で、紅茶亭の基準とはまた違うと思う。
 なにせ、向こうはプロだから……。

142 名前:紅茶色の回想@シェルン ◆MaplepR7Wo :2006/03/16(木) 02:24:23

>>138
ライアス君が、なぜか意気揚々と部室に入ってきた。
「部長、聞きましたよ? なんでも広告ビデオつくるって」
あちゃー、もうどこかに流れてる。口に戸は立てられない、というものか。
「あれねえ、まだ本決まりじゃないのよ」

ライアスはまたまたにっこり。
「でも、かなり確率の高い話だって聞きましたよ? その時にはぜひ俺を主役に」
後から恨まれるのもいやなので、わたしはここで言い切ることにした。
「でもねえ、部費からして、もうこの部は人数一杯なの。募集をかけるとしたら、
来年あたりになると思うなあ」
「そうすか……」

ライアスはしょんぼりして部屋を出て行った。

143 名前:名無し客:2006/03/16(木) 22:12:59

部室で薬草等をリキュールにしたり、
暖炉の脇に香草(?)を吊るしたり、
といった魔法に関連の有りそうな活動はしていますか?

144 名前:名無し客:2006/03/17(金) 01:05:29

魔法や機械工学のおかげで、「世にも摩訶不思議な紅茶」が発明された、
という事はありませんか?

145 名前:シェルン・フラジェ ◆MaplepR7Wo :2006/03/17(金) 01:23:04

>>143
 いらっしゃいませ。
 紅茶かコーヒー、お好きな方をどうぞお選びください。

 ええと。
 まずここですが、学院なのでお酒はつくれないのです。
 お隣の魔法学院だと、実習で作る機会があるとかないとか……。

 それから香草のことですが、当部では、精油を水で薄めたものを
 部屋にスプレーしていたりします。

 あまり魔法っぽくなくて、ごめんなさいね。

 その代わりですが、あなたの通られたドアには、守護の魔法陣が描いてあります。
 そして窓には、クモをかたどった紋章(守りを意味する)が、すみにちっちゃく
描いてあります。
 よろしければ、帰り際にご覧になっていって下さいね。

146 名前:シェルン・フラジェ ◆MaplepR7Wo :2006/03/17(金) 01:48:32

>>144
いらっしゃいませ。紅茶とコーヒー、どちらになさいますか?
お好みの方をどうぞ。

摩訶不思議な紅茶と言えば、もう20年くらい前のある教授たちの話があります。
彼らの望みはただ一つ……

「おいしい紅茶をこの手で作り出したい!」

機械工学の教授は、温度調節器の設計に明け暮れ、生物工学の教授は品種改良
に没頭し、魔術学の教授は植物魔法でお茶の木をいじる毎日。

そして2年の歳月が流れ、できあがったお茶の木を彼らはこう名付けました。
「シルバームーン」と。
このお茶はあちこちで飲まれましたが、飲んだ人はみな「絶句」したそうです。
おそらく、それほど美味、だったのでしょう。
ただし、たった一つ、このお茶の木には致命的な弱点がありました。
それが、この紅茶が今に残っていない理由──そう。
このお茶の木は、みな次の季節を迎えることなく、枯れてしまったのです。

……というわけで、「シルバームーン」というと、ここでは「幻のお茶」と
言われているのです。
まだどこかにあるんじゃないか、とも言われていますけど、ほんとうでしょうか
ねえ。一度飲んでみたくはありますけど……ね。

147 名前:名無し客:2006/03/18(土) 02:17:22

実は、「他の部活の方が良かったな……」「今でも他の部活に目移りしちゃう」
なんて事、あったりしませんかね?

148 名前:セシリア・シェルミ ◆MaplepR7Wo :2006/03/18(土) 02:54:33

ううん、そうだねえ──
実はここに入るかどうか、ずいぶん迷ったのよ〜。
いいな〜って思うとこでは、お菓子食べ放題の、「料理研究会」のほうかなあ。
でも、「料理にそこそこの自信がある方募集」ってとこで引っかかっちゃう
のよね〜、うち。向こうじゃコーヒーも出ないらしいし。
やっぱここでいいかな。



149 名前:セシリア・シェルミ ◆MaplepR7Wo :2006/03/18(土) 03:03:13

>>147

うーん、そだねえ。あたいの専門の機械工学を生かすなら、機械研究部
なんだけどなあ。結構なやんだのよ。
向こうの部は機械はばらし放題だし、組み立て放題だし。ただ、大きな機械を
組み立てたりすると、徹夜作業とかになっちゃうのよね……。
紅茶部はかけ持ちオッケーらしいし、今度部長に相談してみよっかな。

150 名前:ルリ・ルフィーネ ◆MaplepR7Wo :2006/03/18(土) 03:05:30

あー、うっかり他人の名前名乗っちゃった。
上の149は「ルリ・ルフィーネ」ね。ごめんなさいっ!

151 名前:名無し客:2006/03/18(土) 21:31:40

|  |
|  |∧_∧
|_|▽-▽)    ・・・・シッカリやってる
|先| o□〆        ざ〜〜ますか
| ̄|―u'
""""""""""


152 名前:ライアス・ブレン ◆MaplepR7Wo :2006/03/18(土) 22:33:41

うつら、うつら……。
「こら、ブレン君、しっかり聞いてるざますか?」
うへ、チェック入ってる。くわばらくわばら。
しかし、歴史の時間、俺にとっちゃひまでたまらないんだよね。
「そして、神々の時代から魔法の時代となり、機械の時代となって今日にいたる
わけざますが……なにか質問があるものは?」
けど、異説もある。
俺たちの世界は、いちど滅びた……ってやつだ。
街のすぐ横にはどでかいクレーターがあいてるし、世界のあちこちにもそれはある。
それは過去の、神々達の戦争の跡ともいわれているのだ。
いまの歴史の授業では、いろいろといいつくろっているけど、異説の方が説得力が
ある……。
「こらっ! ブレン君。そんな上の空では講義の内容が頭に入りませんざます!
もっと集中するざます!」
あー、なんでこの講義だけチェック厳しいんだろ。まいったぜ。
もっと楽勝科目とっときゃよかったかな……。

153 名前:名無し客:2006/03/19(日) 00:07:45

オススメ授業とオススメ先生と、
これだけは嫌だ! な授業と、こいつだけは嫌だ! な先生を、
こっそり教えて下さい。

154 名前:ライアス・ブレン ◆MaplepR7Wo :2006/03/19(日) 00:50:46

ああ、そうだな。
まずおすすめなのは、社会学。ふだん寝てても単位が取れる。
てーいっても、試験が楽だってーわけじゃない。
ちゃんと論理的に答案をかける奴には楽だって言うだけだ。
穏和な先生だけど、そこんところだけは厳しいからな。
でも、いちばん筋が通ってる先生だとはおもうぜ。

これだけは嫌だ、っていうと、さっきの歴史学の先生だと思ったらさにあらず。
体育のあの教師だな。人がなにかポカやると、くどくどと文句を付ける。
俺みたいに運動神経に自信がある奴はともかく、そうじゃないやつには地獄だな。
運動に自信の無い奴は避けた方が無難だぜ。もっとも、半分必修科目になってる
のが問題だがな。
俺の情報網では、こんなとこかな。気を付けて科目を選ぶんだぜ。

155 名前:名無し客:2006/03/20(月) 22:10:19

街にたむろしている
不良っぽい方から預かったコレどうぞ
つ[お手紙]


156 名前:ライアス・ブレン ◆MaplepR7Wo :2006/03/21(火) 00:08:33

>>155

 コンコン。
 紅茶部の扉がたたかれた。
「あのー、こんなお手紙を預かったんですが、こちらにライアスさん
と言う方はいらっしゃいますか?」
 素早く俺が受け取る。どんな奴から受け取ったかを聞くが、『ガラが
悪かった』以外の答えは返ってこない。とりあえず、お茶を飲んでも
らうことに。
 手紙の文面は。

「おまえたちの秘密をばらされたくなかったら、いつもの場所へ来い」

 まず、『おまえたち』と言う点で、俺たちのことをよく知っている、
ということは間違いない。さらに『いつもの場所』。
 奴らか。赤薔薇通りのいつもの悪ども。ガキの歳ならまだしも、こんな
歳になってもこんなことをやってるって言うのか。ばからしい。
 ついでに付け加えておくと、「ばらす秘密」とは、俺たちが向こうの連中
と喧嘩を繰り返していた、っていうところだろう。

 レナードに手紙を差し出す。奴もさっと目を通すと、うなずく。
 別に、俺たちにはばらされて困る秘密もないのだが、一度連中には痛い
目に合ってもらうべきだろう。
「ね〜ね〜、その手紙なに?」
「なんか面白そうだよね、その手紙」
 ちっ、セシリアとレイチェルにみつかっちまった。とりあえず、手短に
事態を話す。
「おー、白薔薇通りのOBとしては、見過ごせないね〜」
「なんか悪の連中をたたき伏せるなんて、こんなチャンスめったにない
ねえ、こりゃ。あたしも参加OK?」

 いつものタッグと、その他2人で、俺はいつもの場所である、
『薔薇橋』に向かった。


157 名前:ライアス・ブレン ◆MaplepR7Wo :2006/03/21(火) 00:10:06

 薔薇通りにある橋、『薔薇橋』。
 ここは赤薔薇通りと白薔薇通りの境界線で、昔から俺たち白薔薇通りの
連中と、赤薔薇通りの連中が喧嘩したところだ。
「よーお、もっと団体連れで来ると思ったら4人か。しかも2人は女かよ」
 赤薔薇通りの頭……と呼ぶべきだろう、昔は月に1度は殴り合ってた奴が、
木箱の上から姿を現した。他にも10人くらい引き連れており、余裕の表情だ。

「女の方をよく見るんだな。見覚えがあるのがいるはずだぜ」
 奴はじーっとセシリアとレイチェルの方を見た。セシリアの方を見たとき、
あわてた表情をみせる。
「げっ、セシリアじゃねえか。いつのまに、てめえらつるんでやがった?!」
「類は友を呼ぶ、って言葉をしらねえのか? さあ、これでも一戦交える
つもりか?」
「や、やってみなけりゃわからねえだろうが、いくぞ野郎ども!」
「たしかに、痛みはやってみなけりゃわからねえだろうな」
 俺はパチンコの用意をすると、そう言い放った。
 俺の戦術を知っている楓紅茶部一同は、敵に向かって背を向けた。
 そして俺は安心して、閃光弾を相手のど真ん中に撃ち込んだ。
 相手の中からは、目が見えねえ、だの、まぶしいだのと、うめき声が聞こえて
くる。その隙に、レナードは練習刀、レイチェルはその辺で拾ったほうき、
セシリアは素手で相手の陣地へ殴り込む。
 卑怯者、だのなんだのと罵声が飛ぶが、呼び出したのは向こうである。
 レナードの上段斬り、レイチェルの中段打ち、セシリアの殴り、蹴り、投げで
10分もしないうちに勝負はついていた。
「さて、これで役者の違いがわかったか? 二度とふざけた手紙よこすんじゃねえぞ」

俺たちは連中に背を向けて、白薔薇通りの方へ向きを変えた。そこには……。
「おつかれさま。レイチェルさんの手際は見せてもらったけど、他のみんなも
これだけの技を持っているなんてね」
「部長!」
そこにはシェルン部長が立っていた。
「いやー、その、これはお遊びというか、なんというか……」
「まあ、隠さなくてもいいのよ。いざというときは、これくらいの手腕を持っている
人の方が頼りになるしね。それじゃ、帰りましょうか」
 俺たちはなんとなく気まずい表情で、楓紅茶部への帰り道へついた。

158 名前:名無し客:2006/03/21(火) 02:51:30

自分が「果たし状」の文面を考えるとしたら、どのようなものにしますか?

159 名前:レナード・クレイン ◆MaplepR7Wo :2006/03/21(火) 19:02:39

>>158
……これは難しいね。まず、僕が決闘を申し込むなんてことは
よほどのことだから──。

「先日はやってくれたね。今度は正々堂々と勝負しよう。
 場所は○○通りの××水路で。返答を待つ」

むむむ。どうもいまいちかな。なにしろライアスと組むように
なってから、果たし状を書いたりとかそんなことは無かったから
なあ……。こりゃ、こないだの連中を笑えないね。

160 名前:名無し客:2006/03/21(火) 20:09:23

喧嘩に閃光弾ってかなり卑怯なような――――。

最近やってしまった「汚い手」って、なにかありますか?
カンニング、とか。

161 名前:レナード・クレイン ◆MaplepR7Wo :2006/03/21(火) 20:26:53

 カンニングはやってないですが……おい、ライアス。
「なんだよ」
 喧嘩に閃光弾ってのは卑怯じゃないか、という御意見が来てるぞ。
「おいおい、あれのおかげでちゃっちゃと素早くカタがついたん
 だろうが。それにあの弾、結構値が張るんだぞ?」
 そう言う問題じゃない。
「そう言う問題じゃない、って、じゃ、どういう問題なんだ、俺に
土下座して謝れと?」
 その通りだ。
 と、いうことで。
「すみませんでした」「申し訳ない」「すみませんでした」
「すみませんでした〜」
 あ、そうそう、部長も。
「紅茶部部長として、喧嘩を助長するような言動をしてしまい、
誠に申し訳ありませんでした。深くお詫びいたします」

162 名前:レイチェル・ヴァイスフリューゲル ◆MaplepR7Wo :2006/03/21(火) 20:59:00

>>160
 最近やった卑怯なことと言えば──って、
「そんなこと言えるわけない!」
 うっかり口に出してしまった。
「えー、言えないほど卑怯なことやってるの〜?」
 ぐ、うるさいセシリア、そんなことやってる、わけが……
「食べたと見せてお菓子持ち出しとかやってるよね〜」
 !!!!
「ないない!」「あるある!」「な〜い!!」「あ〜る!!」

 どうでもいいような細かいことを争いながら、紅茶部の日は
暮れていくのであった。

163 名前:名無し客:2006/03/22(水) 00:57:22

閃光弾には、どのような材料が使用されているのでしょうか?
これも魔法の一種?

164 名前:名無し客:2006/03/22(水) 00:57:41

今日の日記と明日の日記を書いてみて下さい。

165 名前:シェルン・フラジェ ◆MaplepR7Wo :2006/03/22(水) 01:26:19

>>163
 いらっしゃいませ。どうぞおかけ下さい。紅茶かコーヒーかお好きな方をどうぞ。

 ライアス君が使ったのは魔法【閃光】がかかったものです。化学的反応で閃光を
発するものもあるのですが、それはちょっと値が張ります。
 ライアス君たちの住んでいる白薔薇通りは、錬金術師が多いので、その筋で
手に入れているようです。もっとも、あまり使うことは無いようですが。

166 名前:シェルン・フラジェ ◆MaplepR7Wo :2006/03/22(水) 01:29:48

>>164
では、日記から。

■今日の日記
 はらぺこのお客さんがいらっしゃったので、お菓子を振る舞う。
 ツイストドーナツとリングドーナツ、10分で無くなる。
 そのあと追加のクッキーでお茶会。お菓子の作り方で盛り上がる。
 次のリクエストはイチゴのショートケーキらしい。
                   [日記当番:シェルン]

■明日の日記(予定)
 明日はお菓子作りの日の予定。すでに冷蔵庫にはバターや小麦粉、卵などなど、
いろいろな材料が調っている。ああ、あと生クリームも。
 これだけ揃えば、美味しいお菓子が出来るはず!乞うご期待!
(ここで書かれていることは○月×日現在の事です。場合によっては変更される
ことがあります……)

167 名前:名無し客:2006/03/22(水) 12:28:21

何気なく道を歩いていると「墓場は 暗く……」という立て札がありました。
無視して進むと「罠は 時を 刻みしもの……」という立て札が。
更に無視して進むと「この先は 行かぬが得策 さもなくば……」という立て札が見えます。

貴方なら無視して進みますか? それとも引き返しますか?
また、「さもなくば……」の後に続く台詞(立て札)があるとしたら、貴方の場合はどう考えますか?

168 名前:シェルン・フラジェ ◆MaplepR7Wo :2006/03/22(水) 14:02:21

 ああ、ありましたねえ、昔、お化け屋敷に。
 最初に、墓場のセットがあって、「墓場は、暗く……」と立て札が
 立っているんです。恐がりの子は、ここで出口に向かってまっしぐら。
 それから、「罠は、時を刻みしもの……」とあるんですが、子供達は
あんまり反応しませんね。字が難しいですし。それで、
「この先は行かぬが得策。さもなくば……」
このへんで反応が分かれるんです。出口にまっしぐらの子、しゃがんで
泣き出す子、なにもない風をつくろって看板の向こうへ進む子。
じつはわたし、ここで出口にまっしぐらだったので、看板の向こうの
ことは知らないんですよ。
 あの向こうには、何があったんでしょうねえ。

 おや、部室が騒がしいみたいですけど、何があったんでしょう。

169 名前:紅茶色の回想@レナード ◆MaplepR7Wo :2006/03/22(水) 14:06:35

 レナードは、部室の端末で古めのRPGを遊んでいた。
 ここまでパーティを3回壊滅させ、4度目のチャレンジだった。
 たしかここは、地下だったか地上だったかの3階。
 2500ゴールドで入り口まで送ってやるだの何だの、という
タクシーをかわし、パーティは奥までやって来ていた。

 その時だ。
『墓場は、暗く……』
 そんなメッセージが出た。無視して進む。
『罠は、時を刻みしもの……』
 かなり危うそうなのだが、無視して進む。
『この先は行かぬが得策、さもなくば……』

「むー。このゲーム、行くなと言うとたいていヤバいものが控えてる
んだよな。お宝なんてまず無いし……」
 引き返そう。そうしてレナードがキーに指をかけた瞬間。

「わっ!!」

 突然の背後からの声に、うっかり進む方にキーを押してしまう。
そして無情にも。
『* い し の な か に い る *』のメッセージ。
典型的なパーティ全滅の形だった。
「て、こらっ!!」
レナードは身をひるがえすと、セシリアのえりをひっつかんだ。
「だってだって、いくら暇だからって部室の端末でゲームはいけないと〜」
「そんなこと、空き時間にお菓子のつまみ食いしてる奴に言われても
迫力無いぞ!」

 こうして、レナードは見事4回も、パーティを全滅させたのであった。
 もうやる気が起きなかったのは言うまでもない。


170 名前:名無し客:2006/03/23(木) 05:28:34

学校と言えば、いたるところに密室に成り得るべき場所が溢れています。
『* い し の な か に い る *』のように、何処かに閉じ込められた経験は
ございませんか?

171 名前:名無し客:2006/03/23(木) 05:29:34

そちらの世界のお化け屋敷って、何がウリでしょうか?
オススメの出し物があればご紹介下さい。

172 名前:レナード・クレイン ◆MaplepR7Wo :2006/03/23(木) 20:45:12

>>170
「おーい、誰かいないのかー」
日当たりの良い理科研究室のドア。そこを叩きながら僕は叫んでいた。
たまたま僕が昼寝をしているときに、誰かが扉を閉めてしまったらしい。
携帯端末は部室に置いたまま。最悪である。
「おーい、カレーライスおごるから、誰か開けてくれー」
誰もいない。むむー。

このままだと、材質が偽物だとわかっている骨格標本とかはまだしも、
ホルマリン漬けの標本とか、見てるだけでこわい人体図鑑とかと一緒に
夜を過ごさなければならないのだろうか。勘弁してくれ……。

──

結局、僕を助けに来てくれたのは部長だった。物の持ち主を捜す魔法を
使ってくれたらしい。それにしても、恥ずかしい出来事だった。
[教訓:昼寝は場所を選んでしよう]

173 名前:シェルン・フラジェ ◆MaplepR7Wo :2006/03/23(木) 20:46:56

>>171
お化け屋敷のウリ。
そうですね、まず、遠方から続々と迫ってくる骸骨軍団。
人間だと思っていたら、突然変身して襲いかかってくる狼男。
それから、まるでBGMのように、すすり泣く泣き女の集団。
あとはやっぱり、吸血鬼! 飛びかかってくるんですよ、まるですぐ前に
いるように! 怖いですよこれは、わたし逃げ回ってましたし。

というのが一昔前のお話で、いまはもっと怖いのが出来たらしいです。
わたしは怖くて、ちょっと立ち入れないですけど。
いろいろ科学技術の粋をこらしているそうなので、怖い物見たさの方は
どうぞー。

174 名前:名無し客:2006/03/24(金) 03:48:07

女優に対して男優という言葉があります。
では、何故魔女に対しては魔法使いという言葉しかないのでしょうか。

175 名前:名無し客:2006/03/24(金) 03:48:22

「使ってはいけない魔法」というものは、やはり存在していたりするものなんでしょうか?

176 名前:ルーシア・クレア ◆MaplepR7Wo :2006/03/24(金) 07:08:00

>>174
 うーん、なんででしょうね。
 昔から魔女というのは、村や街に住み、魔法の薬や薬草を売っていました。
 今で言うところの、薬屋さんと同じようなことをしていたのです。

 もっとも、魔女には蔑称の意味もあって、怪しいことをしているのでは
ないか、とか、悪魔と契約しているのではないか、とか言われることが
ありました。特に友達のセシリアは、蔑称の意味で「魔女」と呼ばれて、
いつもけんかしていました。けんかの強い彼女はめったに負けませんでしたが、
一度だけ多人数のけんかに負けて、
「なんでうちだけこんな目にあわなきゃならないの」
と泣いていたことがあります。もう5〜6年は経ちますが、わたしは
はっきりと覚えています。

ちなみに彼女が継ぐ「伝統魔法」は、代々女性だけが受け継ぐそうです。
このあたりが、「魔女」に対しての男性形がない理由ではないかと、
私は考えています。

177 名前:レイチェル・ヴァイスフリューゲル ◆MaplepR7Wo :2006/03/24(金) 07:11:29

>>175
 そうね、まず一般的なところでは、相手を傷つける魔法かな。
【火球】とか【吹雪】【稲妻】とかね。
 この種類の魔法は「護身魔法」と呼ばれていて、護身の名の通り、相手が
自分に襲いかかってきたときだけ使えることになっているね。
 それより上級になると、呪いの魔法。これは上級の魔導師ならたいてい
やり方を知っているけれど、使ってはいけないことになっている。
 そして最上級となると、街規模で被害を及ぼす魔法。隕石を降らす魔法
とか、そういうやつね。これは使った例がほとんどないけれど、もう100年
ほど前、ある有名な魔導師が、街に攻め入ってきた軍勢に対してやむなく
使ったといわれているね。
 こんなところかな。

178 名前:名無し客:2006/03/24(金) 21:03:35

つ[世界を変える魔法が書かれた禁書]
ミ [世界を変える魔法が書かれた禁書]

179 名前:シェルン・フラジェ ◆MaplepR7Wo :2006/03/24(金) 21:27:46

>>178
ある日の王立学院中央図書館地下。

こっ、これは……。世界を変えるという伝説の……。
でも、世界の変え方が……そう、「性別を変える」ことによって世界の
あり方を変える禁書なのよね。
このまま眠っていなさいね……そう、永遠に。
ちょっとだけ興味あるかな……

180 名前:名無し客:2006/03/25(土) 01:01:32

せっかくの紅茶部なのですから、紅茶を使った魔法、紅茶に関する魔法を
見せていただけないでしょうか。

181 名前:シェルン・フラジェ ◆MaplepR7Wo :2006/03/25(土) 02:31:46

>>180
むむー、紅茶に関する魔法ですか。ある魔法大国には、お茶を淹れる魔法人形
があるらしいですが、こちらにはないので。

まず一つは、【紅茶蒸散】の魔法。この魔法を使うと、紅茶が蒸気になって
部屋に充満し、部屋中が紅茶の香りで満たされる、というものです。

もう一つは、【茶葉凍結】の魔法。この魔法を使うと、お茶の葉が凍結して、
長期間保存が可能になります……とはいえ、本当にこの保存法が必要なのは
コーヒー豆だそうです。お茶の葉は常温でよいとか。

最後の一つは、ちょっとはずれますが【紅茶占い】。呪文を唱えた後、紅茶の
表面に映る影を見て、いろいろなことを占う魔法、だそうです。
わたしは使ったことがないのでわからないのですが。
とりあえず、こんなところでしょうか。

182 名前:名無し客:2006/03/26(日) 04:21:37

こちらの世界で「最も威力のある」と言われている魔法は何なんでしょう?
王国を一つ吹き飛ばす魔法?
魂さえ消滅した死者をも蘇生してしまう魔法?

183 名前:名無し客:2006/03/26(日) 04:22:43

いわゆる「普通の魔法」と、「伝統魔法」の違いって、
「女性にのみ受け継がれる」以外で、何があるのでしょうか?

184 名前:フィリス・ヴァイスフリューゲル ◆MaplepR7Wo :2006/03/26(日) 05:19:46

>>182
 お邪魔するわね。
今までに使われた「究極の魔法」、つまり最も威力のある魔法といえば、
西の魔法大国で使われた【隕石雨攻撃】の魔法と言われているわね。
小規模の都市なら跡形もなく消滅するとか。

 ただし、術者を100人規模で用意しなければいけないことや、
あまりに被害が大きく、残虐であるということから、条約で使用が禁止
されたとか。他にも、【絶対防壁】などの、あらゆる魔法から身を守る
という「究極の防御魔法」が開発されたこともあって、現在【隕石雨攻撃】
の魔法は本の中だけの存在になっているとか。

 こんな魔法は、本に封印してほしいものですけれどね。

 死んだ者を生き返らせる魔法は……試みる術者も多いですけど、ことごとく
悲惨な結果に終わるようですね……。

185 名前:フィリス・ヴァイスフリューゲル ◆MaplepR7Wo :2006/03/26(日) 05:21:51

>>183
おっといけない。お二方とも紅茶かコーヒーか、どちらかお好きな方をどうぞ。
少なくとも姉よりはおいしいお飲物をお入れしますよ。

 現在の魔法と伝統魔法との違いは、現在の魔法は呪文の詠唱と精神集中
だけでよいのに、伝統魔法は何らかの「触媒」が必要なことが多いこと。
 たとえば薬草だとか、薬品であるとか、宝石であるとか。

 生け贄を使って魔法をつかっているというのはデマで、これは私の通って
いる魔法学院でも認めています。でも、いまでも差別は絶えないみたい。
 ちなみに空を飛ぶ魔法の触媒は「ほうき」。いかなる達人でも、ほうき
なしでは空を飛べないらしいわね。デッキブラシでとんだ強者も、昔は
いたらしいですけど。

186 名前:紅茶色の回想@フィリス ◆MaplepR7Wo :2006/03/26(日) 05:59:20

 人の所(部活)に上がり込んで、といわれそうだけど、許可はもらって
あるので、紅茶とコーヒーを淹れる。
 他の部活の人間がこういうことをしても問題にならないところが、紅茶部の
おおらかさ、というか、おおざっぱさである。
 さて、今日の飲み物は、お客様を満足させられただろうか?
 姉ちゃんだったら無理だな、と思い、くすりと笑う。

187 名前:名無し客:2006/03/27(月) 01:53:53

「オリーブ色」と提示されても、すぐにはその色が思い浮かばないように、
「紅茶色」というのも、人それぞれで思い浮かべる色の様は違うのでは
ないかと思います。

皆さんの思い浮かべる「紅茶色」とは、どのような色ですか?

188 名前:名無し客:2006/03/27(月) 01:55:43

もしかして、「伝統魔法」の使い手って、「黒い地味な服」に「黒猫」を連れて歩く、
という掟があったりしませんか?

189 名前:シェルン・フラジェ ◆MaplepR7Wo :2006/03/27(月) 02:03:32

>>187
「うーん、紅色に、ちょっとくすんだ茶色がまじっているって感じですかねー」

他の部員に聞いてみると。
「そうですね、ルビー色をちょっと薄目にした色ですかね」
「赤色とオレンジ色を混ぜたって感じかなあ」
「そんなことよりカフェオレ入れてよ〜」

こんな感じでした。やっぱり色の感じ方は人それぞれなのですね。
でもみんな、同じ「紅茶」って認識できるところがすごいですけれどね。


190 名前:セシリア・シェルミ ◆MaplepR7Wo :2006/03/27(月) 02:12:59

お母さんの代はそれがありましたし、猫と一緒に旅に出たそうです。
格好は、うん、あなたの言うとおり黒が基調の地味な服だったそうよ。
うちの代は……いまうちが学校に通っているから、猫をパートナーにして
どうこうと言うことは、お母さんは考えてないみたい。
でもいずれ、学校を出たら、猫を連れて旅に出るかもしれないね。
有名な、宅急便をお仕事にした魔女さんみたいにね〜。

191 名前:名無し客:2006/03/28(火) 00:26:51

世の中には大きく分けて、「紅茶派」と「コーヒー党」の二種類の人々がいますが、
彼ら双方とも満足させられるような飲み物を、魔法や科学で作り出す事は可能でしょうか。

192 名前:シェルン・フラジェ ◆MaplepR7Wo :2006/03/28(火) 01:03:45

残念ながら……いかに科学と魔法の力をもってしても、両方を満足
させられるような飲み物は未だに開発されていません。
(両方の成分を混ぜたものを試飲した人は、一様に『まずい』という
判断を下しています)

楓紅茶部では、そのようなことはしない代わりに、紅茶党の人には
「たまにはコーヒーでもいかがですか? 美味しい銘柄がはいって
いますよ?」と誘いをかけたり、コーヒー党には「美味しい紅茶が
入荷したんですが、一杯どうですか?」という風なかたちで、両者の
交流を図るようにしています。

それでも埋まらない溝というのはたしかにあるのですが、紅茶・コーヒー
両方が好きな人がいる限りは、楓紅茶部ではこのようなやり方を続けて
行くつもりです。

193 名前:紅茶色の回想@シェルン ◆MaplepR7Wo :2006/03/28(火) 01:30:31

紅茶党とコーヒー党。この二つがせめぎ合っているのは紅茶部設立
以来らしい。これは情報端末で、過去の部日誌をみてわかったことだけれど。
最初は紅茶だけ、だった紅茶部も、第8代の部長さんがコーヒー好きで、
それがきっかけでコーヒーもいれるようになったとか。
ホットチョコレートはそのあとの第11代の部長さんが大好きで、
その影響でメニューに加わったそうな。

その積み重ねの延長に、わたし、第30代部長がいる。

194 名前:名無し客:2006/03/28(火) 22:48:14

そして、
薬湯派なる闇に追いやられた一派が居ることは
一部の人間を除いて知られていない・・・。

195 名前:紅茶色の回想@シェルン ◆MaplepR7Wo :2006/03/29(水) 00:52:25

>>194
かなり昔のこと。
楓紅茶部のメニューには、「薬湯」というものがあった。
これは薬を煎じだしたお湯のことで、健康に気をつかっている
学生が飲んでいた。そう、飲んでいた。
しかし、ごく、きわめて、まれに、である。

当時の紅茶部は、財政的に厳しく、とうとう当時の部長は決断した。
「紅茶部のメニューから薬湯を廃止する!」
これに猛然と抗議したのが、当時2年のある部員である。
彼女は薬湯の良さをこんこんと説き、理解を求めたが、それは
得られなかった。
結局彼女は紅茶部を退部し、薬湯同好会を設立するが、それも
彼女の卒業とともになくなった。

これが、紅茶部における薬湯問題の一部始終である。

196 名前:名無し客:2006/03/29(水) 02:25:37

「薬湯」って、実のところ、効能は差し置いて、変な臭いとキツイ味がするから
廃止されたって噂、本当ですか?

197 名前:名無し客:2006/03/29(水) 02:26:18

皆さんの世界で、「春が来たなあ」と感じる、季節の風物詩は何かありますか?

198 名前:シェルン・フラジェ ◆MaplepR7Wo :2006/03/29(水) 02:44:26

>>196
そうですね、飲む人がきわめて限られていた、と言う点からして
その味は推して知るところですね。なんでも相当苦いとか。
しかしそれだけで廃止することは無いでしょうから、一番の原因は
「原材料の高さ」というところでしょう。
もっとも今では、「薬草研究会」という部活動が、「薬湯」の
研究を引き継いでいるようです。

199 名前:シェルン・フラジェ ◆MaplepR7Wo :2006/03/29(水) 02:46:40

>>197
春と言えば、お花見なのです。私たちの世界の春はもう過ぎ去って、
そろそろ初夏に入りつつあるのですが、他の春の風物詩をいくつか。

春の風物詩と言えば、まず、入学式。これをおいてないでしょう。
続いて部活動の入部式、お花見会、それに部対抗の
剣技大会、魔術大会。と、いろいろありますね。
それから、高等学校からの見学会。未来の王立学院生が来るかも
しれませんので、これには気をつかいます。

とまあ、学校中心のご紹介になってしまいましたが。
見学会は高校生に限らず、一般の方も受け付けていますので、あなたも
お暇があれば、見学いかがですか?

200 名前:名無し客:2006/03/29(水) 02:48:36

「紅茶」の種類を語る上で外しておけないのが、「薬湯」に近い「ハーブティ」では
ないでしょうか。
そちらの世界特有の、素敵なハーブティをご紹介お願い出来ませんか。

201 名前:シェルン・フラジェ ◆MaplepR7Wo :2006/03/29(水) 03:21:12

>>200
一応情報端末を使って、そちらのハーブティを調べたりしては
いるのですが……あ、こちらのハーブティですね。それでは。

『グリーンストーン』
ストーンと名がついていますが、別に石ではありません。といいますか、
「石についた苔」のような色のお茶です。ベースは緑茶。
色の割にすっきりとして飲みやすいです。効能は目が覚める、疲れが
とれる、などでしょうか。長丁場の会議などで使われることもあるようです。

『ゴールドムーン』
まるで満月のような色をしているためにこの名が付きました。
幻の紅茶「シルバームーン」の味をなんとか再現しよう、と、有志が
3年の月日を費やしてようやく作り出したハーブティです。
効能としては、緊張がやわらぐ、不眠が治る、と、ふだんストレスのたまる
お仕事をしているひとに効果有り、というものです。

上二つとも結構お値段が張るので、なかなか毎日お出しすると言うことは
できませんが、よろしければ注文してみてくださいね。
なお、上二つとも、白百合通りの「紅葉亭」ではいつもメニューに並んで
いますので、そちらで飲んでみるのもよろしいかと。


202 名前:シェルン・フラジェ ◆MaplepR7Wo :2006/03/29(水) 03:29:31

>>196-197 >>200
ということで。ちょうど準備ができておりますので、みなさま紅茶か
コーヒー、もしくは緑茶でも、お好きなものをどうぞ。
今日はハーブティも全部揃っていますので、注文のチャンスですよ?
200ゲットのあなた! もれなくハーブティをプレゼントです!

203 名前:シェルン・フラジェ ◆MaplepR7Wo :2006/03/29(水) 06:15:11

>>200
あ、そうだ。肝心なハーブティを紹介し忘れていました。
その名は「メイプルリーフ」。当楓紅茶部特製のハーブティです。
別に楓の葉っぱを使っているわけではないのですが、「なんとなくそんな
味がする」ということでその名が付きました。
効用としては、高揚した気分を落ち着かせる、過度の緊張感をほぐすと、
そんな感じです。色は紅葉した楓の色と同じ、紅色です。
こちらは常に置いてありますので、いつでもご注文下さいね。


204 名前:名無し客:2006/03/30(木) 02:02:26

メイプルシロップの香りのする紅茶は飲んだ事あるな。
砂糖を入れないでも、とても甘〜い香りのする紅茶。

皆さんは、紅茶に砂糖入れる派? ミルク入れる派?
レモンは紅茶の味を乱してしまうから絶対入れない! って人も結構いるそう
だけれど、皆さんの紅茶へ「入れるもの」のこだわりを教えて下さい。

205 名前:名無し客:2006/03/30(木) 02:03:14

何の約束もない休日。
どのようにして過ごしますか?

206 名前:フレイ・ハミルトン ◆MaplepR7Wo :2006/03/30(木) 04:19:25

どうもはじめまして。柊探偵部員のフレイ・ハミルトンです。
紅茶になにを入れるか、紅茶部員のみなさんに聞いてみました。

■ストレート派
「やっぱり紅茶はストレートですね。風味を最大限に感じられますし」
──シェルン・フラジェ
「うーん、どちらかと言えば何も入れない方かな。昔から」
──レナード・クレイン

■ミルク派
「ミルクを入れますね。味がまろやかになりますし」
──フィリス・ヴァイスフリューゲル
「いつもミルクを入れるね。妹のがうつっちゃたかな」
──レイチェル・ヴァイスフリューゲル
「コーヒーでもなんでもミルク入れるの〜。好きだから」
──セシリア・シェルミ
「子供の頃から好きなんです。ミルク入れて飲むのが」
──ルーシア・クレア

■砂糖派
「ふだんはコーヒーだけど、紅茶飲むなら砂糖入りかな」
──ルリ・ルフィーネ

■レモン派
「レモン味の方がきりっとするな。まあ、きつい味はごめんこうむるけど」
──ライアス・ブレア

という結果になりました。ミルク派優勢のようです。ご参考になりましたか?


207 名前:フレイ・ハミルトン ◆MaplepR7Wo :2006/03/30(木) 04:29:23

>>204
え、僕ですか? 僕はやっぱりストレートで。
紅茶の風味は最大限に味わって、甘みとかはお菓子でカバー、と言う感じですか。
外出の時、ちょっとあれな味の紅茶に出会ったときは、ミルクをいれてカバー
しますけどね、ええ。

208 名前:シェルン・フラジェ ◆MaplepR7Wo :2006/03/30(木) 04:52:11

>>205
──ある学生の休日

予定のない日曜日。朝は遅い。
昨日夜ふかししたせいで頭はしゃっきりしない。ベッドでごろごろする。
9時頃扉がノックされる。弟だ。ごはんできたからね、の声に起きる。
親子揃って、遅い朝食。パンにベーコンエッグ、ソーセージ。

それが終わると、また部屋に戻る。ノート型の情報端末を取り出し、
ニュース、おしゃれ情報、街の情報の順番にスフィア(インターネット)サイト
を見る。そんなことをしていると11時。

着替えをし、おめかしをして家を出る。向かうのは白百合通り。この街の
中心街。といっても、すぐ近所だ。
洋服屋さんを一通りウィンドウショッピング。それから香水やマニキュアとかも
見る。お昼はファストフードで簡単にすませる。
それから靴屋さんに行き、以前修理を頼んでいた靴を受け取る。綺麗に直っている。

あとは歩いて家に戻り、しばらく時間を過ごしてから夕食。
部活のことが話題のことになるが、どうやら親や弟の印象は、
「のんびりお菓子を食べてお茶を飲んでいるだけ」の部活と映っている模様。
そりゃ、そう言う面もあるけれど、ショック。弟はベースボール部なので、
親の注意はそちらに向いているようだ。

部屋に戻り、明日の予習をしていると、気がつくと11時半。
明日遅刻するわけにはいかないので、就寝

209 名前:名無し客:2006/03/31(金) 23:26:46

普段、どのような服を着ていますか?

210 名前:名無し客:2006/03/31(金) 23:27:28

自分にキャッチコピーをつけてみて下さい。

211 名前:シェルン・フラジェ ◆MaplepR7Wo :2006/03/31(金) 23:50:57

>>209
そうですねえ。私は普段は白とか水色のワンピースですけど、休みの日は
Tシャツにショートパンツだったりもしますね。街を出歩くならワンピース
ですけど。
セシリアさんだったりすると、学校に来るときはもっぱらセーラー服、
レイチェルさんだと、ブラウスにフレアスカートですね。
男性陣はシャツにズボンというオーソドックスな格好が多いみたいですね。
まあ、ひとそれぞれということで。


212 名前:シェルン・フラジェ ◆MaplepR7Wo :2006/03/31(金) 23:53:25

>>210
むー……。難しいですね。
「歩くトラブル受付所」
こんなところでしょうか。去年のある部員の方は、「歩くトラブルメーカー」
だったから、それよりはましかな。


213 名前:名無し客:2006/04/01(土) 19:16:44

|  |
|  |∧_∧
|_| ゜∀゜) かつて…そう、学園の「おもて」全てを敵にまわしても
|萌| o[本]o   …自らの欲望を追い求めた、かの一団の……遺産ですが……ドウゾ
| ̄|―u'
""""""""""


214 名前:シェルン・フラジェ ◆MaplepR7Wo :2006/04/01(土) 20:05:53

>>213
ある日のこと、紅茶部のテーブルの上に薄い本の山が置いてあった。
こ、これは……まさか。ぱらっとめくってみたページの台詞。

「おかえりなさいませ、ご主人様★」

うひゃー。これ、漫画部で大論争になった同人誌じゃない!
いや、どこがどう論争になったかは言わないけど!
他の本も、なんていうかその……えーと。
というか、なんでこんな本がうちの部にあるのよっ!
うちにあったら、また論争がまきおこるじゃない!
それも今度は、うちが論争のどまんなかよ!

過去の「メイドさん萌え萌え研究会★」の遺産は、処分っ!

215 名前:シェルン・フラジェ ◆MaplepR7Wo :2006/04/01(土) 20:19:47

うひゃあ、うっかり上げちゃった。

これから約3時間あまり、【紅茶】楓紅茶部裏舞台【珈琲】
http://charaneta.sakura.ne.jp/test/read.cgi/original/1141824845/l50

にて「エイプリルフール祭り」
を開催いたしますので、みなさまふるってご参加下さい。
(そしてだれも来なかったという……ほろり)

216 名前:シェルン・フラジェ ◆MaplepR7Wo :2006/04/02(日) 00:36:02

ええと、「エイプリルフール祭り」に参加頂きました方、本当に
ありがとうございました。おかげさまで時間までに終了すること
ができました。
また機会がありましたら、このようなことをやりたいとおもいます
ので、どうぞよろしくお願いいたします。

217 名前:名無し客:2006/04/02(日) 01:00:52

エイプリールフールは終わってしまいましたが、「一度つかれてみたい嘘」を
教えて下さい。

218 名前:名無し客:2006/04/02(日) 01:02:33

紅茶部でも、一年に一度、

「おかえりなさいませ、ご主人様★」

と言って部外者を迎える日がある。
という噂は本当ですか。

219 名前:シェルン・フラジェ ◆MaplepR7Wo :2006/04/02(日) 07:43:31

>>217
いらっしゃいませ。今日は紅茶の日なのですがよろしいですか?
ええと。
昨日のネタでもやりましたが、やってみたいウソは、
「当部の名称を楓珈琲部に変更する!」
です。いや、今度から日替わりで変えてみましょうかねー。
冗談はさておき、本当に珈琲部になりそうなことがあったんですよ。
詳しくはいつか、裏舞台でお話することになるでしょう。


220 名前:シェルン・フラジェ ◆MaplepR7Wo :2006/04/02(日) 07:44:35

>>218
しーっ!
あなた、どこでそんなことを聞き込んだんですか!
それは1年でも特別な日。とても大事な日にやるんですよ。
もちろん日付は……教えてあげませーん。
他の部にばれたら大変ですから。

とりあえず今日は紅茶の日なのですが……どの紅茶になさいます?

221 名前:名無し客:2006/04/02(日) 22:48:14

毎回の「紅茶の日」にちなんだ、オリジナルティーを作ったり試飲したりは
しないのですか?

あ、紅茶部おすすめの紅茶を一丁お願いします。

222 名前:名無し客:2006/04/02(日) 22:49:11

紅茶にブランデーを一滴垂らして飲む……なんて事を部室でやっているのを
発見されると、廃部の刑に処されたりするのでしょうか。

223 名前:シェルン・フラジェ ◆MaplepR7Wo :2006/04/02(日) 23:21:07

>>221
いつも改良を重ねているオリジナルティーといえば、「メイプルリーフ」ですね。
中に入れるメイプルシュガーの分量とか、いろいろ試行錯誤を重ねています。

そして、今日のおすすめメニューは、「ストロベリーティー」です。
これは紅茶の上にイチゴとミントが乗っているというものです。
だまされたと思って、おひとついかがですか?

224 名前:シェルン・フラジェ ◆MaplepR7Wo :2006/04/02(日) 23:22:27

>>222
そんな飲み方をしている方が、そちらの小説の中にいましたねー。
たしか名前は、ヤン……そう、ヤン・ウェンリーさんですか。
ええと、こちらでそう言うことをすると、まず本人が謹慎処分、
部活も活動停止処分になりますねー。
なので、くれぐれもそんなことがないよう、私たちも誓約書を
書いていたりするのです。「お酒は持ち込まない」と。

225 名前:名無し客:2006/04/03(月) 22:42:44

学校にまことしやかに伝えられる伝説や怪談で
………どんな物が一番面白そうですか?

226 名前:アリス・シャーロット ◆MaplepR7Wo :2006/04/03(月) 23:02:17

>>225
うふふ、そうねぇ……怪談と言えば、「すすり泣く女学生」っていうのは
ご存じ? 知らないわよねぇ、マイナーだし。
昔、何かの事故で亡くなった子がいたんだけど、その子の亡霊が夜、ある
階段に現れるっていうお話。それで、すすり泣く……というのは文字通り
飲み物を「すすり・泣く」の。それで、その亡霊を見てしまった人は、
呪われてしまうんだけど、紅茶を差し出せば呪われずにすむんだそうよ。
その亡霊は……紅茶をすすりながら泣くそうで……ね、どの部活動か
おわかりになった?

伝説と言えば、「楓紅茶部の部長を2年続けてやると留年する」っていう
のがあるわねぇ。だからみんな、1年ごとに交代してやっていたんだけど、
今年は果たしてそれが出来るか、見物ねえ。
あら、どちらも紅茶部の話になっちゃったわね。例の紅茶部長には内緒よ?

227 名前:名無し客:2006/04/04(火) 19:40:05

つ[桜の花の塩漬け]
ミ [桜の花の塩漬け]

228 名前:しぇる ◆MaplepR7Wo :2006/04/04(火) 20:14:40

コンコン。おや、なんだろう。
「お届け物でーす」
はいわかりましたー。えーと、サイン、と。なんだろう。
差出人は、紅茶部の先輩の名前か。これは……花の漬け物?
ついているメモはっと、なになに?
「水で一洗いした後にお湯を注ぐと、それだけで桜の風味を楽しめます。
お菓子やごはんにも使えますので、ぜひお試しあれ」
そうなのか。そんじゃま、実験。
(しばらく後)
おー、これは美味しい。これだけあれば、部員全員分はあるし、今日は
優雅に桜「味」会といきましょうかね。
また先輩に礼状を書いておかないといけませんね。

229 名前:シェルン・フラジェ ◆MaplepR7Wo :2006/04/04(火) 20:19:05

きゃー。名前間違えた!
どうするどうする、ここは削除依頼に……。
……いや、おとなしく、のちのちへの教訓にしておこう……。


230 名前:名無し客:2006/04/04(火) 22:46:15

あなたが普段使っている言語は何語ですか?

231 名前:シェルン・フラジェ ◆MaplepR7Wo :2006/04/04(火) 23:13:01

ええと。それはですね……。
(情報端末を一刻館側につないでしばらく考えている……)

ふだん使っているのは、ルディナ語という、そちらの世界で言うと
「日本語」の様な位置づけの言葉です。これは、私たちの住んでいる
島だけで通じる言葉です。ついでに言いますと、ルディナというのは、
私たちの住んでいるこの島の名前でもあります。

そして、国際交流などで使うのは、メルファルト語という言葉です。
これは……すこし意味合いが異なりますが、そちらの世界で言うと、
「英語」の様な位置づけです。もちろん、この言葉を使わない国も
あったりします。

なので、ここでの表記で、「紅茶」とか「こうちゃ」という書き方なら
ルディナ語、"Tea" "Coffee"という表記ならメルファルト語を使っている
と言うことになります。

ちょっとややこしいですが、おわかり頂けましたでしょうか。

232 名前:名無し客:2006/04/05(水) 00:06:41

ルディナ語文化圏とメルファト語文化圏に大きな差異はありますか?

233 名前:名無し客:2006/04/05(水) 00:23:13

こちらの世界はそろそろ初夏のようですが、部活動の一環として
お花見はされるものなのでしょうか。

234 名前:名無し客:2006/04/05(水) 00:23:53

魔法が発達しているので、言語の違いもさほど苦にならなかったりしますか?

235 名前:シェルン・フラジェ ◆MaplepR7Wo :2006/04/05(水) 01:30:07

はい、いらっしゃいませー。今日は特別メニューとして「桜茶」もありますよ。
お一ついかがですか?

>>232
ええとですね、まず習慣、風習などで、違いはあります。もちろん言葉でも、
メルファルト語にはない言葉、あるいは逆にルディナ語にはない言葉も
あります。
習慣では、家に靴を脱いであがるとか、細かいことをあげると
きりがありません。そして、わたしたち学生にとって一番重要なのは、
本。メルファルト語圏の本は当然メルファルト語で書かれているので、それを
読むには当然向こうの言語を理解していなければいけません。
これが最大の、文化圏同士の差、でしょうか。
いまではスフィア(インターネット)が主な情報収集源になっているので、
メルファルト語は必須、という雰囲気になっています。

追記
両者の科学技術についての差はほとんどありません。似たり寄ったり、という
ところです。


236 名前:シェルン・フラジェ ◆MaplepR7Wo :2006/04/05(水) 01:31:28

>>233
よいしょ、桜茶もう一つ入りましたよ。どうぞー。

やります。といいますか、今年は諸事情で遅れていますが、花見は
楓紅茶部の年中行事です。時期によって梅だったり桜だったり、
山桜だったりするのですが、新入部員と既存部員の顔合わせという
役割もあります。
どこかの部では新入生に芸をさせるとかそういうことをやるらしい
ですが、こちらではそのような風習はありません。
ただし、先輩部員からお茶の入れ方とかをみっちり教えられるので、
もしかすると他の部よりも内容は厳しいかも知れませんね。

237 名前:シェルン・フラジェ ◆MaplepR7Wo :2006/04/05(水) 01:32:47

>>234
はいどうぞ。結構珍しいものらしいですので、どうぞこの機会に。

魔法ですが、【自動翻訳】とか【テレパシー】の魔法をつかえば、
たしかに言葉の壁は無くなるはずなんです。なんですが、伝える言葉の
意味合い、微妙なニュアンス、そう言うところは、いかに魔法と
いえどもカバーできないんです。
なので、語呂合わせとか、掛詞とか、ことわざとかは、魔法に
よっても伝えるのがかなり難しいんです。
結局、最後の勝負は語学力、ということになるんですよね。

ということで、みなさま「桜茶」はご堪能頂けましたでしょうか。
よろしければ、またお越し下さいね。


238 名前:名無し客:2006/04/05(水) 21:57:55

お茶を淹れる時に一番大事なものを教えてください。

239 名前:シェルン・フラジェ ◆MaplepR7Wo :2006/04/05(水) 22:14:01

>>238
ううん、そうですね。やはり「タイミング」でしょうか。
タイミング……正確にはお湯の温度、ですが、これを逃してしまうと、
どんなに良い茶葉を使っていても、おいしくない紅茶になってしまいます。
ですから、楓紅茶部では、1にタイミング、2に心、3に茶葉、というよう
に言われています。

今日の紅茶はアールグレイとなっています。ごゆっくりどうぞ。

240 名前:名無し客:2006/04/06(木) 01:33:30

誰かと一対一でゆっくりお茶を飲む機会を得られるとしたら、どなたを選びますか?

241 名前:名無し客:2006/04/06(木) 01:35:44

割と古い紅茶の作法(?)で、「スプーン一杯は自分の為、もう一杯はポットの為」と
言って、人数分の紅茶よりも一杯多く入れる、マナーというか、迷信じみたものがあります。
ちょっとこういうのって、素敵ですよね。
紅茶部にも、そのような、ちょっとおかしみを感じるマナーのようなもの、ありますか?

242 名前:シェルン・フラジェ ◆MaplepR7Wo :2006/04/06(木) 01:55:43

>>240
そうですね、先代の部長です。
部活の運営方法とか、お茶の入れ方とか、他の部とのつき合い方とか
聞きたいことはいっぱいありますので。
もしかすると、みなさんには私がうまく紅茶部を「運営している」と
うつっているかもしれませんが、全然そんなことはないんですよ。
いつも試行錯誤の繰り返し、です。

243 名前:シェルン・フラジェ ◆MaplepR7Wo :2006/04/06(木) 01:57:04

>>241
それは素敵な習慣ですねー。わたしたちの部でもやってみようかな。
それで、私たちの部の習慣ですが、それは、「いかに満員でも、必ず
席は一つ空けておく」というものです。
これは、飛び入りの人が座れない、ということを防ぐためにできた
習慣だそうです。なので、人数が一杯になると、最後の一席が埋まる
まえに、隣の家庭科室に移る、というのが、紅茶部の習慣になって
います。

244 名前:名無し客:2006/04/07(金) 01:28:45

お茶する相手を選ぶ基準ってありますか?

245 名前:名無し客:2006/04/07(金) 01:30:28

血のように紅い紅茶、なんて表現が小説なんかでたまにありますが、
こんな感じでお気に入りのお茶を描写してみてください。

246 名前:シェルン・フラジェ ◆MaplepR7Wo :2006/04/07(金) 01:56:45

>>244
いらっしゃいませ。紅茶にしますか、それともコーヒーにしますか?
お好きな方をどうぞ。
……というわけで、楓紅茶部では来る人を拒んだりはしません。
よほど横暴だとか、わがままだとか、ということでしたら別ですが。
ふつうにお話ができる方なら大丈夫ですよ。
……え、わたし個人ですか? いやいやいや、それは……秘密です。
しいて言うなら、人の話を聞かない人とか、強引な人とか、そういう
人はお断りですねー。

247 名前:シェルン・フラジェ ◆MaplepR7Wo :2006/04/07(金) 01:58:15

>>245
そうですね、部のオリジナルティーの「メイプルリーフ」だと、
「まるでルビーを溶かし込んだような色」です。
色を文字で表現するなら、真紅、です。
もう一つ、変わった色の「ゴールドムーン」ならば、「満月の色を
テーブルに再現したような色」ですね。黄色いんですよ。

さて、今日の紅茶は「メイプルリーフ」の日です。ごゆっくり
おくつろぎ下さいね。

248 名前:名無し客:2006/04/07(金) 19:11:54

(・∀・)〜♪

・・・、
つ(レモン)
ミ (レモン)

249 名前:シェルン・フラジェ ◆GkrCrudLJk :2006/04/07(金) 22:17:01

>>248
「お届け物でーす」
はいどうもー。とサインをする。箱の中身は……。
「きゃー!!」
思わず叫び声をあげてしまった。通りがかった学生さんにけげんな
表情をされる。箱の中身は、ぎっしりのレモン。
毎日レモンティーにしてもあまるよね、これ……しかも今の紅茶部
はレモン派少ないし……。
そうだ! 今日は例の日。これでレモンを使ってしまおう。
送ってくれた先輩には申し訳なく思ったけど、私はそうすることにした。
たぶん、それでも一杯余るし……。

250 名前:名無し客:2006/04/07(金) 23:43:26

…………例の日って?

レモンを搾ってレモン風呂にするとか?

251 名前:名無し客:2006/04/07(金) 23:44:32

>、「いかに満員でも、必ず席は一つ空けておく」

「知らぬ間に、幽霊が座っていた」……って事は、ありませんか?

252 名前:名無し客:2006/04/08(土) 00:59:33

「助けに来てくれたんですね兄さん!」

とこのように、世間ではヒロインのピンチには必ず誰かが助けに来てくれるのが王道。
あなたに、こうやって助けに来てくれる人がいますか、ヒロインのシェルンさん?

253 名前:シェルン・フラジェ ◆GkrCrudLJk :2006/04/08(土) 01:13:54

>>250
「例の日」というのは、今週から始めた、公園でのお茶会です。
人がいっぱい来ればレモンもさばけるかなーと。
なかなかうまくいかないものですけど。
あなたもレモン、いかがですか?
あなたの案のレモン風呂、っていうのもいいかも知れないですねえ。


254 名前:シェルン・フラジェ ◆GkrCrudLJk :2006/04/08(土) 01:14:46

>>251
惜しい! 知らぬ間に「幽霊部員が座っている」です。
まだ一席空いている……という時に、いつのまにやらあんまり姿を見せない
部員が座っていた、ということが結構あったそうです。
今年はまだそのようなことはありませんが、一昨年は「最後の一席を取り合う
ゲーム」とかいう、不真面目なゲームがはやったそうですよ。

255 名前:シェルン・フラジェ ◆GkrCrudLJk :2006/04/08(土) 01:16:04

>>252
残念! 実はわたしはヒロイン役ではないのです。
だから決まって助けてくれる人はいないのです。もっとも、部長ですから、
一応部のみんなが助けに来てくれますが。
「大丈夫ですか部長!」と言って。
今のところ影が薄いですが、紅茶部でのヒロインとはルーシア・クレアさん
なのです。たぐいまれなる防御と治癒の魔法を操る魔法使い……。
わたしとは大違いですね。

256 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/04/08(土) 01:46:11

ちょっとどじったので、名札(トリップ)を変えました。
今後は上の名札で行きますので、よろしくお願いします。

257 名前:名無し客:2006/04/08(土) 22:36:11

王様の一族の方についてコソッと一言 お願いします。

258 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/04/08(土) 23:57:42

>>257
えーとですね……。
一応わたしたちの国は議会民主制をとっているので、悪口をいったら
どうのと言うことはないんですが……。

現国王陛下は、この学校に大きな影響を与えた方ですね。
ただの2年制学校を、総合大学に変えた方ですから。
もちろん、その結果がどうなるかは十年、あるいは二十年たたないと
わからないのですが、「それでもかまわない」と陛下はおっしゃっています。
ただ、次期国王候補の皇太子殿下は、「結果を押しつけられるのは私
でしょう」と苦言を呈したそうですが。
こんなところでしょうか。

さて、今日は有無を言わさずレモンティーです。ごゆっくりどうぞ。

259 名前:名無し客:2006/04/08(土) 23:59:43

楓紅茶部の人々は、いつまでレモンティーを飲まなければならない計算になりますか。

260 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/04/09(日) 00:15:29

>>259
そうですね……このまま行きますと、再来月!
うそです、ごめんなさい。
いろいろ手を尽くして、お菓子作り同好会とかにももらって頂いてるので、
たぶん来週にはなくなるでしょう。レモンティー好きの部員にはかならず
レモンティー飲ませてますし。
ミルクなら、すぐなくなるんですけどねえ。日持ちがしないというのも
ありますけれどね。

261 名前:名無し客:2006/04/09(日) 00:16:21

こっそり、ライバル視している部活はありますか?

262 名前:名無し客:2006/04/09(日) 00:17:26

年度末になると、紅茶部の人々も予算獲得の為に東西奔走したり
予算委員を丸め込んだり、他の部活の人と大議論大バトルしたりするのでしょうか。

263 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/04/09(日) 00:30:47

>>261
みなさまいらっしゃいませー。今週はレモンティーの週となっております。
なるべくレモンティーでお願いしまーす。
それはさておいて。

月並みな答えだと、柊探偵部となるんですが。なにか事件が起こると、
必ず現場ではちあわせますので。おまけに現部長とは仲が悪い……。
おっとっと、これは置いといて。

ライバル視するというと、楓紅茶部の場合、「ここに来る部活動がライバル」
と言う風になるのです。いろいろお話をしながら、向こうの部活動の運営
方法だとか、活動内容だとかを聞いて、わたしたちの部活動の参考にさせて
もらっているんですね。
でも最近だと、特にマークしているのは魔法同好会でしょうか。まだできあ
がったばかりの同好会ですが、合同練習会だとか、学習会だとか、いろいろ
と行事の運営のことで参考になることが多いです。

264 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/04/09(日) 00:43:11

>>262
ああ、そうですねえ……去年は先輩がやってくれたけれど、今年は私が
やらないといけないんですねえ。
年度末の予算交渉は、一週間をかけて行います。毎日学生会の会議室に
通って、あれやこれやと議論するのですが。

昔は探偵部と紅茶部どちらが高い、と争ったこともありましたが、今は
探偵部優勢のままきているみたいです。
幸い紅茶部は、「卒業生の寄付」「部員からの部費」そして「学生会から
の予算」と3本だてになっているので、突然活動費がなくなってしまう
ということはありません。

でもやっぱり「学生会からの予算」の割合は大きいので、予算交渉には
力が入ります。もっとも、紅茶部の場合、「他の部からの推薦」で予算が
つくことが多いのですが。

265 名前:名無し客:2006/04/09(日) 01:59:43

戦争というものについて一言。

266 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/04/09(日) 02:30:13

>>265
──戦争について
戦争とは、両国間の争いを解決するための最後の手段である。
むろん、最後の手段であるため、これは本当に最終段階に至った
時に使用する手段である。
まずは交渉し、なんらかの合意をみるのが得策といえる。
近年、スフィア戦争なる情報戦が行われるようになったが、これは
かつてのテレビ、ラジオなどによって行われたプロパガンダと類似
するものである。ただし、スフィアウィルスなどの手段で、敵国の
情報端末ネットワークを破壊する点で、プロパガンダとは異なると
言えよう──

ふう。
政治学のノートをぱらぱらめくってみたけど、私のノートには
これだけしか書いてないかな。
なんにしても、戦争は避けるもの、と教官は言っていた。
昔の戦争の時代の映像を見ても、悲惨なものばかり映っていたし。
長くなったけれど、最後に一言。

戦争は避けるべきもの。開戦を叫ぶよりまず、ねばり強く交渉を重ね、
交渉による解決を目指すべきだ。

こんなところでしょうか。

267 名前:名無し客:2006/04/09(日) 22:10:19

お茶を淹れるのにティープレスって邪道ですか?

268 名前:名無し客:2006/04/09(日) 22:10:37

レモンティーのレモンに、あえてこだわってみてください。

269 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/04/10(月) 00:01:02

>>267
ティープレスですか。おっと、こんな紅茶の入れ方が。
立方体のものが主流ですけど、球形のものもかわいくていいですね。
これで午後のティータイム、というのもいいのではないでしょうか。

節操がない、といわれれば一言もないですが、こういう器具を使う
のも良いのではないでしょうか。楓紅茶部のポリシーとしては、
「おいしい紅茶を提供できればそれでいい」というものがあります
ので、美味しい紅茶が楽しめれば、邪道とかそういうことはないと
思うのですが、いかがでしょう?

270 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/04/10(月) 00:04:37

>>268
そうですね、通の方々には西方の諸国のレモンが好評らしいです。
航空便で届くので、お値段は……かなり張りますが。
そして私たちがいつも使うのは、国産のレモンです。香りもそこそこで、
レモンティーに使うにはまったく問題ないレモンです。
さすがに、丸かじりするには向かないものですが……。
まだ先輩から送られた国産レモンがいっぱいありますので、レモンティー
がお好きな方は、紅茶部にお越しいただければ存分に振る舞えますよ。
おひとつ、いかがですか?

271 名前:名無し客:2006/04/10(月) 01:15:46

レモン以外にも柑橘系のフルーツだと、紅茶との相性によってはオレンジ、
変わり種では柚子もイケるとの事です。
紅茶と柑橘系フルーツの組み合わせで、シェルンさんオススメのものを教えて下さい。

272 名前:名無し客:2006/04/10(月) 01:16:30

「スフィア戦争」「スフィアウィルス」という単語の中の「スフィア」って何ですか?

273 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/04/10(月) 05:30:29

>>271
アールグレイの香料はベルガモットオレンジ、というのは有名なお話
ですが、うーん、柑橘系の果物をそこまで挙げられてしまうと、
残りは……。なかなか実験とかしないたちなもので。
ですが、そうそう、某大手メーカーから、ホワイトグレープフルーツ
を入れた冷たい紅茶がでるそうですよ! 味の方はまだわかりません
けど。紅茶にグレープフルーツ……どんな味なんでしょうねー。

274 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/04/10(月) 05:32:26

>>272
あっと、説明し忘れていました。
スフィアとは、そちらの世界で言うところのインターネットです。
そちらではクモの網に例えて「ウェブ」と言うそうですが、こちらは
世界……球体の星にたとえて、「スフィア」と呼ぶのです。
なので、説明なしに「スフィア」とでたら、インターネットのこと
だと思ってください。

275 名前:名無し客:2006/04/11(火) 00:23:26

100パック200円の安物ティーバッグでしか紅茶を飲めない貧乏名無しを嗤ってください(涙

276 名前:名無し客:2006/04/11(火) 00:24:51

お茶の飲みすぎで胸焼けがします、助けてー

277 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/04/11(火) 00:46:20

>>275
いえいえ、紅茶を飲まれていることだけでも良いことだと思いますよ。
当紅茶部でも、予算がないときは半年間ティーバッグでしのいだことも
あるそうですし。
紅茶はもちろん味も大事ですが、ゆったりした時間と場……これを創り
出すことが出来れば、十分にその役割を果たしているといえるのでは
ないでしょうか。

278 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/04/11(火) 00:47:34

>>276
むむむ、紅茶の飲み過ぎで胸焼けですか? もしかして他の原因はないでしょうか?
食欲がなくなったり、吐き気がするようでしたらお医者さんにかかることを
おすすめします。
とりあえずお水を飲んだり、リラックスしてみましょう。
なんにしても、なんでも飲み過ぎはいけない、ということでしょうか。


279 名前:名無し客:2006/04/11(火) 02:02:31

逆に、胸焼けを抑えるお茶ってありませんか?
ここ最近どうも……。

280 名前:名無し客:2006/04/11(火) 02:04:55

飲む人全てに吐き気や胸焼けなど不快な症状を起こす、「禁断の紅茶」が
存在したという伝説……。

なんてあったりするのでしょうか。

281 名前:名無し客:2006/04/11(火) 02:06:27

「そろそろ、彼氏が欲しい年頃なんじゃないの?」




と、率直に聞いてくる人は、どのように思いますか?

282 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/04/11(火) 06:14:19

>>279

うーん、ハーブティーの一種であるペパーミントティーが、「胸焼けに
優しいお茶」とは言われてるようですが……。
どちらにしても、胃の調子がお悪いようですから、長く続くようでしたら
いちど病院にゆかれたほうが良いと思いますよ。
どうぞお大事に。

283 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/04/11(火) 06:15:48

>>280

「禁断の紅茶」というより、悪夢の紅茶ですね……。
>>146でお話しした「シルバームーン」の騒ぎから1年後、「シルバームーン
の再来を創る!」と意気込んだある教授が、一般的に美味しいといわれる
紅茶、調味料、その他を混ぜた紅茶を作ったんです。
それで結果はどうなったかというと……まず作った教授が一口飲んで倒れ、
それを見た助手が介抱しながら匂いをかぐと、とてもこの世のものとは思えない
香りに絶句した、と言われています。
ブレンドするなら淹れる前、という教訓をこの事件は残しました。


284 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/04/11(火) 06:16:44

>>281
ええと。
余計なお世話d……いやいや。
今しばらくはいいかな、というのが実感ですか。
いえ、前の彼氏が移り気だったとかそういうことではないですよ?
バレンタインの日にプレゼントいくつもらったとかいって自慢してくるのに
嫌気がさしたというわけでもないですよ?
いやまあ……なんか疲れちゃいまして、はあ。

285 名前:名無し客:2006/04/11(火) 21:56:02

|  |
|薬|∧_∧
|_| ゜∀゜) アノ・・・肝臓や胃に効くターメリック(ウコン)ですが…ドウゾ
|湯| o o旦   ……………もちろん………不味いですが(゚∀゚)アヒャ
| ̄|―u'
""""""""""


286 名前:名無し客:2006/04/11(火) 23:53:56

皆さんにとって「理想の彼氏・彼女」を語って下さい。
無記名でも結構です。

287 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/04/11(火) 23:54:18

>>285
「お届け物でーす」
あ、はーい。あわてて玄関にでて、サインをする。
む、この香りは。とりあえず開けてみると……。
『あなたの胃腸のために! ターメリック』
やっぱり。カレー粉とかには使うんだけど、こんなに大量にはね……。

とりあえずわたしは部室の鍵を閉めると、薬草研究会の部屋へと歩き始めた。
向こうの研究会なら、喜んでもらってくれるはず。
しかしこれで何回目だろうか。紅茶部にこれが届くのは……。
再び紅茶部にこのメニューを置きなさい、ということなのだろうか。
謎だ。

288 名前:紅茶部員一同 ◆MapleMHsxU :2006/04/12(水) 00:32:21

>>286
「顔とスタイルがいい人っ!」

 茶をすする音。

「直球だな、お前。それでいいのか?」
「悪女に引っかかるタイプだよ〜」
「そーだそーだー」(女性陣の声)
「じゃあお前らはどうなんだよ?」
「うちの魔法実験にケチ付けない人〜」
「なんとなく、不思議な香りのする人」
「うわ、ハードル高っ!」
「なんか言った〜?」
「言った」

しばらく、また茶をすする音。

「まあ、お互い考えを理解しあえる人だな、僕は」
「優等生的発言」
「テストじゃないんだからさー」
「じゃあこれはいったい何なんだ?」
「お茶の余興に決まってるじゃん」
(ちゃんちゃん)

289 名前:名無し客:2006/04/12(水) 00:56:59

魔法とはどれぐらいに日常的なものなのですか?

290 名前:名無し客:2006/04/12(水) 01:25:08

今まで紅茶部に届いたモノの中で、最も奇妙だった一品をご紹介下さい。

291 名前:名無し客:2006/04/12(水) 01:26:49

紅茶部にも「部員が全然集まらない」「予算が獲得出来ない」「先輩が毎日
怪しい儀式をしている」「後輩がグレて紅茶の中に煙草のヤニを落とす」と
いったような、「暗黒時代」があったのでしょうか。

292 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/04/12(水) 05:37:20

>>289
そうですね。たとえばほうきで空を飛んで学校に通ったり、
夜桜を見ながら光の矢の魔法を打ち上げて、花火代わりに
楽しんだり、急いでいるときに「水歩き」の魔法で水面を
歩いて近道をしたり……というように、生活の中に魔法は
とけこんでいますね。魔法を学習した人のほとんどは、
なにかの魔法を使えますし。得手不得手はありますけれど。
ただ、魔法を使って完全犯罪をしようと言う人にご忠告。
「魔力感知」の魔法を使うと、どんな人間がこの場所で
魔法をつかったかばれてしまうのです。ご注意を。


293 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/04/12(水) 05:37:55

>>290
壺です。それもただの壺ではありません。
壺を中心にして見ると、ただのくびれた壺なのですが、
まわりの空間を中心にしてみると、二人の人間が顔を突き
合わせているように見える、という変わった壺なのです。
今は花がいけてありますけれど。
変わった先輩もいたものです。


294 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/04/12(水) 05:39:18

>>291
部員がぜんぜん集まらない、ということはあったようです。
というより、去年がそうでした。
いま2年生は私一人で、3年生はいません。ありがたい
ことに、1年生はたくさんいるので廃部の危険性はありま
せんけれども。去年の先輩は、わたしにお茶の淹れかたを
伝授したり、他の人を部にひきこもうとしてかなりの苦労
をしていたようです。先輩にとっては「暗黒時代」と言えた
かもしれません。

もともと開放的な部なので、あやしい儀式を出来る環境では
ありませんし、ましてやたばこを吸える環境でもないです。
やったら停学ものですし。
予算ですが、この部に来てくれる他の部のみなさんのおかげ
で、それなりの額は確保できています。
それに、紅茶亭の学生割引(もともと安いのですが)と、
部対抗剣技大会の賞品である紅茶券で、今年の紅茶代は
安泰といえそうです。


295 名前:名無し客:2006/04/12(水) 16:43:08

髪型にはこだわりますか?

296 名前:紅茶部員一同 ◆MapleMHsxU :2006/04/13(木) 00:56:28

>>295
(そして茶飲み話は踊る……)

「髪型ねえ」
「この年でオールバックってのはちょっとな」
「そぉ〜? 法学部のあの人なら結構いい線いってると思うけどな〜」
「あー、あのキザな奴か……」
「レナードの6:4分けってありがちだよねー」
「ほっといてくれ」

しばらく紅茶を飲む音。

「理工学部の頭つんつんの彼なんて個性的だね」
「あー、あいつか。なんでも朝は家を出るまで1時間はかけるらしいぜ」
「そんなの、1時間はともかく30分は普通よ〜」
「そーだそーだー」(女性陣の声)
「ライアスなんて時間かけてなさそうだよねー」
「ほっといてくれ」
「レイチェルの髪型に何分かけてるか興味あるな」
「それはひみつ」

またしばらくお茶を飲む音。

「結局好きな髪型はなんなんだ?」
「個性的な髪型の人!!」
「……めずらしく意見が一致したな……」

297 名前:名無し客:2006/04/13(木) 01:07:28

「死神」があなたの目の前に現れたとしたら、どのような格好をしていると
思いますか。

298 名前:名無し客:2006/04/13(木) 01:07:46

子供の頃の夢を教えて下さい。

299 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/04/13(木) 01:45:01

>>297
おそらく姿を現してはくれないと思います。タロット(タロー)では、
フード付きのローブに大きな鎌を持った姿で現れますが、実際にその
姿を見たものはいないからです。
本人の気づかぬところから透明な姿であらわれ、その鎌を振り下ろす。
それが死神のやり方というものではないでしょうか。

300 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/04/13(木) 01:46:30

>>298
わたしの夢は、子供の頃はお菓子屋さん、初等学校に上がると作家さん、
そして高等学校にあがると魔法使い、といろいろ変わってきました。
子供のころのお菓子屋さんというのは、単に「お菓子が一杯食べられる!」
という、いまとなっては笑うしかない理由でした。もっとも、いまの
部活は「ある程度お菓子が食べられる」ところなので、子供の頃の夢が
反映されているのかも知れないですが(苦笑)。

301 名前:名無し客:2006/04/13(木) 02:47:32

>部対抗剣技大会の賞品

実は剣が強い人ばかりのお茶会って怖いんですけど……。
作法を間違えたら一刀両断!?

302 名前:名無し客:2006/04/13(木) 02:49:39

ハーブティっていまいち苦手なんすけど、何か慣れるコツってあります?

303 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/04/13(木) 02:55:09

>>301
当部は作法にはうるさくないので大丈夫ですよー。
なにせ勉強会しながらお茶を飲んでますので。
雑誌とか漫画をよんでいる部員もちらほら……。

剣技が強いのは、今いる1年生のうち2人だけ。それも、普段の性格は
いたって温厚……こほん、温厚なので、大丈夫ですよ。
お気軽にいらしてくださいねー。なにかあったら、わたしがストップを
かけますので。

304 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/04/13(木) 03:32:31

>>302
うーん、そうですねえ……。

よく「慣れてくると……」と書いてあるのを見かけるのですが、薬用
として飲んでいるならしかたがないかも知れませんが、趣味で飲んで
いるのなら辛いものですよね。

今飲んでいるハーブティがお口に合わないと言うのであれば、
他の組み合わせを探ってみるのもいいかもしれません。
専門のお店の方といろいろと相談してみてはいかがでしょうか。
調合するハーブの種類によっても、まったく味が違ってくるものです。

といいますのも、当楓紅茶部でも、ハーブティのアドバイザー
(某喫茶店のオーナーです)に相談して、いろいろと調合について
相談していますので。
 種類によっては、ミルクを混ぜたりすることもあるようですよ。
というのが、紅茶部2年目の部員のアドバイスでした。参考にならなくて
ごめんなさいねー。

305 名前:名無し客:2006/04/13(木) 22:34:14

なぜ、「楓」紅茶部なのですか?

306 名前:名無し客:2006/04/13(木) 22:56:46

饅頭は怖いですか?

307 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/04/13(木) 23:54:24

>>305
ようこそいらっしゃいませ。紅茶かコーヒー、どちらかおすきな方をどうぞ。
この部の「楓(かえで)」の由来ですが……ほら、窓の外を見てください。
楓の木があるでしょう。これが由来です。

この王立学院中央棟は、庭が植物園になるように設計してあります。なので、
たいていの窓からは、何かの植物が見えるようになっているのです。
ですから、探偵部は「柊(ひいらぎ)」探偵部、通信部は「欅(けやき)」
探偵部というように、植物の名前になっているのです。
また、紅茶部は"Maple Tea Party"ともいって、別名「楓お茶会」とも呼ばれて
います。こちらのほうが、いつもの風景にあっているような気もしますね。

308 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/04/13(木) 23:55:54

>>306
まんじゅう?
ああ、東方のお菓子ですね。それがなにか……怖い?
ふふ、こんな小さなものを怖がるなんて、なにかおかしいですね。
え、まんじゅうを食べたい男が、まんじゅうを怖いと言って
たくさん集めさせて、食べ終わった後は「最後にお茶が一杯こわい」
というお話があるんですって?
それはずいぶん図々しいお話ですねえ。でも、お話としたら、結構
面白いお話ですね。

309 名前:名無し客:2006/04/14(金) 01:26:13

悪食で有名な料理部は「ハエトリソウ」料理部、なんて呼ばれていたりするのでしょうか。

310 名前:名無し客:2006/04/14(金) 01:29:24

仲の良い、相性の良い部活はありますか?
あと、個人的に仲の良い部活も。

311 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/04/14(金) 05:18:04

>>309
ええー。いかにあの「なんでも調理してしまう」調理研究会でも、
「ハエトリソウ」なんて名前はついていませんよー。
もっとも、食材がどうやってあの料理になるか、というところでは、
あの研究会は「ブラックボックス」とか言われてますけど。
ついでに、料理を手際よく片づけてしまうところは、「ブラックホール」
と言われています。

312 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/04/14(金) 05:19:31

>>310
仲の良い部活といえば、昔からですと園芸部だとか欅通信部、探検部、
その他色々……それから近頃仲良くなったのは魔法同好会ですね。
部活としては、仲の悪い方を数えた方が少ないくらいです。

個人的に仲の良いのは、部長がわたしの知り合いの演劇部でしょうか。
あとはよくお茶を飲みに来る柊探偵部の2人とか。
部活同士が仲が悪くても、こういうつき合いは大事にしたいですよね。

313 名前:名無し客:2006/04/15(土) 01:56:24

料理系の部活は実は食いしん坊の集まり、これはいわば定説!
――シェルンさんもうっかり食べ過ぎると太りますよ?

314 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/04/15(土) 02:21:00

>>313
ぎくぎく。そうですねえ、たしかに料理研究会はやや太めの方が多い……
ごほんごほん。いまのはオフレコで。
楓紅茶部でもルリ(>>62をご参照)あたりはよく食べますね。わたしは
紅茶が3、お菓子が1くらいでしょうか。男性陣はそこそこ食べますが、
日頃から運動しているのであんまり太らないようです。

わたしも、家の周りをランニングしたりして、一応体を鍛えたりはしている
んですよ。魔法を使うにも、体力が必要になりますからね。
というわけで、みなそれぞれ、それなりの苦労をしているようです。


315 名前:名無し客:2006/04/15(土) 02:42:00

魔法を使うのって、体力がいるのですか。
てっきり、ガリガリに痩せて不健康な方が揃っているのかと……。
特に体力の必要な魔法というと、何がありますか?

316 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/04/15(土) 04:32:56

>>315
そんなことはないですよ。健康的な人が多いです、魔法学部。
それはさておいて。

ええと、そうですね。どんな魔法でも、多少なりとも体力は使います。
もちろん魔力の方が、比重は大きいですが。

特に、【火球】【吹雪】【稲妻】のような派手な魔法は、それだけの
体力と魔力を消耗します。なので、このような魔法を使おうとする
魔法使いは、それなりに体力も鍛えておかなければいけません。
図書館にこもって研究に明け暮れる魔法使いは、魔法の「技術」を
高めて、体力の消耗を抑えています。
体力をとるか、魔法の技術をとるか。難しいところです。

317 名前:名無し客:2006/04/16(日) 01:44:45

王立学院には制服というものはあるのですか?

318 名前:名無し客:2006/04/16(日) 02:48:55

学院に入学するのに、苦労はされたのでしょうか。

319 名前:名無し客:2006/04/16(日) 02:49:49

そちらの魔法は、力と技、どちらが大切ですか?
シェルンさんは力と技、どちら派ですか?

320 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/04/16(日) 06:28:19

>>317
あります。入学式や卒業式などの式典に着るものです。
上は白いブラウス(シャツ)、下は濃緑色のスカート(ズボン)、
その上から濃緑色のケープを羽織ります。

これは王立学院の歴史の中で、改良を重ねてきたもの
だそうです。最初は全員登校時着用だったそうですが、徐々に
ゆるくなり、いまのような服装自由になったそうです。
もっとも服を考えるのが面倒な人は、制服を着ているらしいですが。


321 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/04/16(日) 06:29:47

>>318
実はここへ入る前に、魔法学院への編入試験を受けたのですが、
見事に落ちました。なので、それよりは楽だったのかも知れません。
もともと王立学院は、「入るより出る方が大変」な学校なので。
とはいえ、結構、「入る方も難しい」学校かも知れません。
普通の勉強に加えて2ヶ月間、ずーっとこの学校の傾向と対策
問題集をやっていましたから。

322 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/04/16(日) 06:30:58

>>319
どちらも大事です。魔法学院を卒業して、いまは魔導師のある方は、
「魔力と魔法の技、どちらも欠けてはいけない。前者がなければ
魔法の力を十分に発揮出来ないだろうし、後者がなければ魔法の
制御が出来ないだろうからだ」と言っています。
ちなみにわたしは、「力」で押す質でした。今のように「技」も
身につけるようになったのは、紅茶部に入ってからですね。

323 名前:いじめられっ子:2006/04/17(月) 00:33:34

魔法さえあれば、僕だってみんなを見返してやれるんだ!

324 名前:名無し客:2006/04/17(月) 00:34:10

魔法を使ったテロって、そっちの世界でもあるんでしょうか?

325 名前:名無し客:2006/04/17(月) 00:37:30

「力の魔法」、「技の魔法」はありますか?
「力の紅茶」、「技の紅茶」はありますか?

326 名前:名無し客:2006/04/17(月) 00:38:08

学院を卒業すると、皆さんどういう職につくのですか?
普通は魔導師の道に進むのでしょうか。

327 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/04/17(月) 01:18:58

>>323
あら、こんにちは。紅茶とコーヒー、あとココアもあるわよ。どれがいい?
まあ、まあ、落ち着きなさいな。
魔法さえあれば、君の相手より確かに強い力を得ることは出来るでしょう。
でも、それは一時のこと。きっと相手は、何かの方法で──一番可能性が
高いのは人手をあつめることね──君を上回るような力を手にするでしょうね。

ううん、じゃあ、どうするかって? そうね……。
いまはいま。未来は未来。相手が人数であなたに勝って、勝ち誇っている間に、
あなたは勉強して、魔法だけじゃなくていろいろな学問を勉強したらどうかしら?
あなたが上の学校に進んだとき、その差はすごく開いていると思うわよ?
もしまた、なにかあったら、ここにいらっしゃい。少しは力になれると思うから。


328 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/04/17(月) 01:20:21

>>324
魔法を使ったテロリズム、というと……そうですね、もう10年は前の
航空機爆破事件がありますね。西の魔法大国での内紛が原因だとか。
あのときは魔術師を航空機に乗せない、などという規制ができかけたほどです。
もっとも、爆薬を使った方法よりも威力が低い、魔力探知の魔法で必ず犯人が
明らかになる、と言う点で、あまり使われない方法ですが。
学院では、いたずら好きなとあるグループが、ときどき【光の矢】の打ち上げ
花火をあげてみんなをびっくりさせたりしますが、かわいいものですね。



329 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/04/17(月) 01:21:44

>>325
たとえば炎の魔法を例に挙げると、力の魔法は【爆発】。魔力をできるだけ
集めて解放して、爆発させるというものですね。
反対に技の魔法は【熱線】。魔法を放つ方向を一点に定めて撃つ。服が焦げる
くらいではすまない威力らしいですよ。

力の紅茶と言えば、やはり紅茶の葉のすごさで相手を感嘆させる、というところ
でしょうか。反対に技の紅茶は、紅茶を淹れる技で相手を感嘆させる、という
ものです。紅茶に詳しい人には、力の紅茶は葉のすごさを知らせる効果はありま
すが、味については技の紅茶にかなわないそうです。
最高級の茶葉を使えない当部では、もっぱら「技の紅茶」で勝負しています。



330 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/04/17(月) 01:22:50

>>326
学院を卒業した後の進路ですが、学部によって違います。
法学部の人は、公務員だったり弁護士だったり裁判官だったり。理工学部の人は
技術職や研究員だったり。社会科学部の人は学者だったり公務員だったり、会社員
だったり。農学部は農業研究機関やバイオテクノロジー研究機関だったり。
そして、わたしの所属する魔法学部は魔法研究機関へ進んだり、あるいは魔術師
として魔法学部の大学院にすすんで研究を続けたり。
これは一例で、途中で学部を変わったりして全く別の道へ進む人もいます。

様々な可能性をもてるように、と転部などいろいろな制度が整えられているのが、
王立学院の特色でもあります。

331 名前:名無し客:2006/04/17(月) 01:37:48

禁忌とされる魔法というものはありますか?

332 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/04/17(月) 01:58:47

>>331
もっとも禁忌とされているのは、死者をよみがえらせる魔法です。
完全な形でよみがえらせる魔法はもちろん、中途半端な状態──生ける屍──
としてよみがえらせる魔法も禁止されています。後者は正道から道を踏み外した
魔術師、いわゆる死霊魔術師の得意技となっています。

25年前、学院を震撼させる事件を起こした「黒の魔術団」は、これらの魔法を
ためらいもなく使い、学院の学生たちを恐怖におとしいれたと言われています。

完全な形でよみがえらせる魔法がなぜ禁忌かというと、結果が間違いなく悲惨な
ものになる、という過去の教訓からです。やはり失われたものは二度ともどらない、
ということなのでしょうか……。

333 名前:名無し客:2006/04/17(月) 11:28:54

「魔法を使わぬことこそ、真なる魔法なり」とは
とある老魔法使いが口癖のようにしていた言葉ですが、どのように思いますか?

334 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/04/17(月) 14:39:08

>>333
ええと。状況によるでしょうね。
お茶でも飲みながらお話ししましょうか。お好きな飲み物をどうぞ。

例えば目の前にけが人がいるようなときに、治癒魔法を使うのを
ためらっていれば大変なことになります。このような場合は、その
言葉は意味のないものになるでしょう。

しかし、これが戦いの場、ということならば話は別です。もともと
戦いにおける魔法の役割は、「使わずして相手を威圧する」ことに
あります。
その場合は、相手に「自分はこれだけの魔法を使えるのだぞ」と
思わせて、戦うことへの意志をにぶらせることが重要です。
このような場合、「魔法を使わぬことこそ、真なる魔法なり」と言う
言葉はたしかに真理をあらわした言葉になるでしょうね。



335 名前:名無し客:2006/04/18(火) 01:54:15

「呪い」やら「祟り」やらは禁忌とされる魔法に入っているのでしょうか。

336 名前:名無し客:2006/04/18(火) 01:55:10

魔法を使えない一般市民です!
「紅茶が美味しくなる魔法」「水を美味しく沸かせる呪文」を掛けてもらいにきました!

337 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/04/18(火) 03:32:18

>>335
おっと、言い忘れていました。もちろんです。
>>177でレイチェルさんが言っているとおり、これらの魔法は使い方は
知っていても、使ってはいけない魔法になっています。
何年か前に、色恋沙汰で呪いの魔法を使った魔術師がいましたが、発覚
次第追放処分になりました。
いかにルールで縛ろうとも、人間の心の闇というのは恐ろしいものですね……。

338 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/04/18(火) 03:33:57

>>336
えっと、それでは。
まずは「水を美味しく湧かせる魔法」急なお客さんの時に使います。
それから、「紅茶を美味しくする魔法」。ミルクティーや砂糖入りの
紅茶ならば、中の成分が均等になる魔法。これでたいていのお客さん
は満足して頂ける魔法。
え、「古くなった茶葉を新鮮にする魔法」ですか?
それは……秘密です。それにしても、このような魔法なら、練習次第
なら覚えることができますよ。王立学院の「社会人コース」に入って
見てはいかがですか?

339 名前:名無し客:2006/04/18(火) 04:16:38

魔法と相反するものは何だとおもいますか

340 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/04/18(火) 04:30:43

>>339
相反する、というには語弊があるかも知れませんが……。
科学の力です。
魔法を習っていない人にも、習っているのと同様のことができる機械
を提供したり、電波さえ届けば魔法よりずっと便利な携帯端末だったり。
「進歩した科学は魔法と同じである」と言った作家さんがいましたが、
まさにその言葉を現実にしたのが、今の科学の力です。

とはいえ、それでも魔法でしかできないことがあり、魔法について
学ぶわたしのような学生がいることも確かなのですが。


341 名前:名無し客:2006/04/18(火) 19:12:44

ところで、シェルン嬢の世界に於ける魔法は、自らの精神力そのものを具象化して行使するものなのでしょうか?
それとも、他者(精霊/魔族/神々など)の力を自らに宿し(或いは導き入れ)て行使するものなのでしょうか?

また、「気(功)」や「サイキック」といった、術者の精神力そのものをそのまま用いる特能に関してはどうお考えでしょうか。

342 名前:名無し客:2006/04/18(火) 21:31:45

定期テストの結果はいかがなものでしたか?

343 名前:名無し客:2006/04/18(火) 21:38:04

ある朝、目が覚めたら自分が巨大な毒虫に変身しちゃってたらどうします?

344 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/04/18(火) 23:18:25

>>341
ええと。あのー、「嬢」はいいですよ。「嬢」は。
ここに来ているお嬢様2人組なら話は別ですが……。
長くなりそうなので、お先に紅茶かコーヒーをどうぞ。

今わたしが使っている魔法は、精霊さんや神様の力を必要と
しません。純粋に魔術の言葉と、指先で描く魔法陣の力で
魔法を発動します。なので、水辺なので炎の魔法が使えない、
とか、炎の要素が足りないから炎の魔法は使えない、という
ことはありません。

「気功」については、似たような技が東方の諸国にあると
言われているのですが、自らの体と技だけで、癒しの力と
打撃の力の両方を発揮するというのはすごいですね。
「サイキック」……超能力については、言葉もありませんね。
魔法陣を描く必要もなければ、呪文を詠唱する必要もない
のですから。ただひとつ魔法が有利な点は、自分で習得したい
能力を選べる、ということでしょうか。

あらら、お茶が冷めてしまいましたか。わたしの考えはこんな
ところなのですけれど、いかがでしょうか?

345 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/04/18(火) 23:20:00

>>342
ざーんねん、まだまだ先ですよー。
いま教官たちが、あーでもないこーでもないと言って問題を
作っている頃です。というか、学院は前期と後期の二つの
学期にわかれて、期末にしか試験がないのです。
そちらでいうと、「大学」の制度に近いでしょうか。
去年はわたしも、最初の試験は緊張しましたねえ……。

346 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/04/18(火) 23:21:13

>>343
うひゃ……そんなことありえませんよ、絶対に。
もしそんなことがあったら、あちこち歩き回って……いや、
怖がられるだけだからだめか。ベッドにもぐりこんで元に
もどるのをひたすら待つ……ううん、元にもどる保証はない
のだから、それならいっそ……。
そうだ。それを聞いているあなたならどうするのです?
ぜひ聞かせてくれませんか。

347 名前:名無し客:2006/04/19(水) 20:34:03

お気に入りの占い札の絵柄はどのヤツですかな?

348 名前:名無し客:2006/04/19(水) 21:26:40

部長に就任したいきさつを語ってください

349 名前:名無し客:2006/04/19(水) 21:56:50

最近起こったミステリーな出来事を教えてください。

350 名前:名無し客:2006/04/19(水) 21:59:02

アールグレイはお好きですか?

351 名前:名無し客:2006/04/19(水) 21:59:32

リトルグレイはお好きですか?

352 名前:名無し客:2006/04/19(水) 22:57:01

物体使役の魔法を使って美味しい紅茶は入れられますか?

353 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/04/20(木) 02:51:39

>>347
そうですね……タロットの札でいうなら。
「世界(The World)」の札でしょうか。この札は、たとえ逆位置
でも、そんなに悪い運勢はでないですし。正位置で出たら最高!
っていう感じですね。タロットの絵柄も色々ありますが、この札
は「世界」というだけあって、地球を表している札が多いですね。

354 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/04/20(木) 02:52:34

>>348
ええと。
わたしが入部したとき、1年生の部員はわたし一人だったんですね。
それで先輩達は他の人を引きずり込もうと躍起になったんですが、
結局私一人。それで先輩達は、わたしを一人前の部員に仕立てよう
と、毎日マンツーマンで練習を繰り返したんです。
ある事情でわたしがベースボール部のマネージャーに移籍しようと
思ったときは、必死の形相で引き留められました。
結局その話もなくなり、そのまま学年があがり、部長に、という
感じですね。

355 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/04/20(木) 02:53:20

>>349
このあいだお茶会で起こったことなのですが。
ちゃんと紅茶とケーキを人数分用意したはずなのに、一つ足りない。
その次の日も、紅茶とスコーンを人数分用意したのに、一つ足りない。
そしてその次の日も……いえ、無くなったのはわたしのだけだったので
よかったのですが。
結局次の日、棚の中からカップと、お菓子を乗せていたお皿がみつかり
ました。ミステリーというほどでもないですけれど。
しかし、一体だれが……。

356 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/04/20(木) 02:54:31

>>350
好きですね、アールグレイ。お茶の香りにくわえて、あのベルガモット
の香り。これを飲んでゆったりするのが好きです。
他の部員にも好きな人はいるらしくて、前の日に「明日はアールグレイ
だよー」と知らせておくと、結構な人数が集まります。
他の部からも人がやってきて、部屋は満員寸前になることもあります。



357 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/04/20(木) 02:55:50

>>351
リトルグレイ……ですか? 聞いたことがないですね。
(情報端末で調べている)
うひゃ、なにこれ! これ生き物……って、宇宙人?
こんなの好き、っていわれても、好きなひといるの? いや、ネタなら
わかりますけど。
とりあえず私はパス、です。

358 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/04/20(木) 02:57:03

>>352
うーん、いまの私たちの魔法では難しいですね。決められた動作はでき
ますけど、微妙な温度管理とか、注ぐタイミングとか、そういうのが
難しいんです。西の魔法王国ではできるとかなんとか……。
一応部室にも、「お茶くみ君1号」という人形がいますが、これは本当に
忙しいときだけ使うもので、めったに出番がありません。
やっぱりお茶は人間の手で、というところでしょうか。


359 名前:名無し客:2006/04/21(金) 04:46:17

ずばり。

空に月は幾つ浮かんでいますか?

360 名前:名無し客:2006/04/21(金) 04:48:01

ミステリーというと。

「……この中に、紅茶に毒を盛った犯人がいるっ――!
 ばっちゃんの名にかけて!!」

みたいな事件も過去にはあったりしたのでしょうか。

361 名前:名無し客:2006/04/21(金) 04:48:59

「自分」を表すタロットの札は、何だと思いますか?

362 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/04/21(金) 05:31:42

>>359
ひとつです。満ちたり欠けたりします。
周期は28日で……おや、そちらと一緒ですか?
昔はこの部に「ムーンカレンダー」というのがあって、
月の満ち欠けによってその日のメニューを決めていたとか。
今は残念ながらありませんけれど。

363 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/04/21(金) 05:33:09

>>360
そうですねえ。
十年くらい前、研究室のお茶に毒が盛られると言う事件があって、
紅茶部と探偵部総出で捜査しましたね。
犯人はつかまったんですが、動機がなんともやりきれないお話で。
ここではちょっとお話しできないですね。
それで、その時の探偵部部長の決めぜりふが、たしか……
「親父の名にかけて!」
だったような気が。でも親父さん、探偵じゃなくて刑事だったらしいです。
それも腕利きの。

364 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/04/21(金) 05:34:33

>>361
わたしだけでなく、歴代の紅茶部部長もそうですが、
「節制(Temperance)」でありたいと思っています。
この札の意味は、順応や調和、交流の意味がありますし。
楓紅茶部の存在意義と重なるところがあります。
もっとも逆位置になると、惰性、淀みという意味になってしまうので、
常に正位置でありたいですが。

365 名前:名無し客:2006/04/22(土) 20:41:18

街に出かける時の交通機関で
お気に入りのヤツはありますかな?

366 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/04/23(日) 03:12:38

>>365
わたしたちの街で主に使われている交通機関は、水上バスです。
というのも、水路が街のあちこちに走っているからです。
船の底に揺れを防ぐ技術が凝らされているので、乗り心地も
快適ですよ。なのでこれが一番のお気に入りでしょうか。

また、気分転換のときには、学院の前に1時間に1本くらい
やってくる路面電車を使います。降りてから階段を上がったり
しないですむのが利点ですね。
また、これは移動手段ではないですが、街のはずれの山の麓に、
ロープウェイがあります。これに乗ると、街が一望できますよ。
特に夜などは、街の明かりが綺麗です。お暇がありましたらぜひ。

367 名前:名無し客:2006/04/23(日) 03:19:02

特に尊敬する歴代の紅茶部部長さんがいましたら、教えて下さい。

368 名前:名無し客:2006/04/23(日) 03:39:18

朝の目覚めの一杯におすすめの銘柄は何?

369 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/04/23(日) 04:19:40

>>367
そうですね、25年前の「黒の魔術団」の騒ぎの時に部長を務めていた
方ですね。事件の現場で恐ろしい場面にあっても一歩も引かず、自ら
先頭に立って事件の究明、解決に努めたそうです。
さらにこのときは、柊探偵部や他の部と協定を結び、「黒の魔術団」に
対しての包囲網を作っていったそうです。
わたしにはとても真似できないですねえ。


370 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/04/23(日) 04:20:48

>>368
そうですねえ。本当に目覚めの一杯、というならダージリンですが、
一般的に朝食と一緒に飲むと言えば、濃いめに淹れた紅茶にミルクを
そそいだミルクティーですね。
茶葉はオレンジペコだったり、アッサム、ダージリンなどをブレンド
したものだったりします。
ちなみに私は後者だったりしますが。

371 名前:名無し客:2006/04/23(日) 21:28:36

大陸極東のライスをこよなく愛する国
でポピュラーなライスケーキを持ってきました・・・、
薄力粉もバターも砂糖も入ってませんがレシピに間違いは有りません。

372 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/04/23(日) 22:43:56

>>371
いらっしゃいませー。紅茶かコーヒーか……え、あの国のお菓子ですか?
ちょっとまってくださいね。……あったあった。
緑茶とほうじ茶がありますけど、どちらになさいます?
────────(しばらくして)────────
それではいただきまーす。
むぐむぐ……これは、独特の歯ごたえがあって美味しいですね。
前に「あん」が入ったものを食べたことがあるんですが、それがなくても
美味しい!
ごちそうさまでした。ああ、お返しにこちらのクッキーをどうぞ。
いろいろ取りそろえてますよー。

373 名前:名無し客:2006/04/24(月) 02:23:00

「いろいろ取り揃えているクッキー」ですが、いつも部ではどんなものを
常備してあるのですか?

374 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/04/24(月) 06:02:24

>>373
いらっしゃいませ。まあ、まずはおかけ下さい。
そうですね、まず手近なところから、ソフトクッキー、アーモンドクッキー、
チョコチップクッキー、アイスボックスクッキー、ラングドシャ……
こんなところでしょうか。場合によっては他のクッキーも作ったりします。
まあ、お好きなものを選んでから、紅茶かコーヒーかお選びください。
午後のクッキーバイキング、というのもおつなものかもしれませんね。

375 名前:名無し客:2006/04/25(火) 01:33:38

あえてコーヒー豆についてのこだわりを語ってください。

376 名前:名無し客:2006/04/25(火) 02:03:47

今日の時間割はどんなでした?

377 名前:名無し客:2006/04/25(火) 02:08:05

財布を落としてしまったのですが、どこで落としたか占ってはもらえないでしょうか?

378 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/04/25(火) 07:48:52

>>375
そうですね。
例えばモカは、酸味は強いですが後味がすっきりしています。あとは
ブルーマウンテン。口中に味が広がると言いますか、贅沢な味わいです。
あとは、よくお店で出ているブレンドですが、これはお店だったり人に
よって違いますね。わたしが通っている喫茶店では、ブレンドにAから
Dまで名前が付いていて、それぞれ中身が違うそうです。
まだAしか飲んでないのですが……。

379 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/04/25(火) 07:49:42

>>376
今日の時間割と言えば。
1限:中級魔法概論
2限:メルファルト語II
(ここでお昼)
3限:中級魔法実技
4限:社会学基礎

こんな感じでしょうか。個人的には2限と4限が眠い……いやいや、
そんなことを言ってはいけませんね。


380 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/04/25(火) 07:52:07

>>377
(ごそごそとタロットを取り出す)
えーと、愚者(The fool)の正位置です。これは愚行とか自由とかという
意味があって……
って、占っている時間があったら探した方が早いです!
さあみんな、探しに出かけるよ! 園芸部に連絡とって!
(紅茶部の面々、さっそうと部室から去っていく)

381 名前:名無し客:2006/04/26(水) 22:19:11

使い魔の実習で使うとしたら
・・・どんな動物を選びますか?

382 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/04/26(水) 23:44:29

>>381
こほん。それにはまず、いまの魔法のことからお話ししなければ
いけませんね。
まず、いまの魔法は、術者……魔法をかける人ですが、この人に
「対して」宙に浮く効果とか、この人「から」炎の弾をだすとか、
吹雪の効果をだすとか、ということはできるのです。
つまり、自分中心の魔法、ということです。
なので、ほかの生き物を、言い方は悪いですが「しばりつける」という
ことについては不得手なのです。できないことはありませんが、膨大な
魔力が必要になります。なので、この種類の魔法を覚える人はあまり
いません。

対して、当部の部員であるセシリアさんの使う「伝統魔法」には、この
種類の魔法が存在します。なんでも3日3晩の儀式のあと、使い魔となる
動物と、感覚を共有できたりとか、しゃべったりすることができるそう
だとか。それで、彼女の選ぶ動物は……
「猫!」
だそうです。王道と言えば王道ですが。年に一度会う彼女の知り合いでは、
カラスとかタカを使い魔にする人もいるそうですが。
一口に使い魔といっても、いろいろあるものですね。

383 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/04/26(水) 23:49:38

なんといいますか、恥をさらすようですが。
http://charaneta.sakura.ne.jp/test/read.cgi/original/1141824845/69n
から、「部員による自画像を発表するコーナー」をはじめました。
自画像なので、美化120%になっている可能性もありますが、とりあえずの
特徴を知りたい方はどうぞご覧下さい。
しかし自分の自画像……恥ずかしいですねえ。

384 名前:名無し客:2006/04/27(木) 18:26:01

>>383のリンク先参照しつつ
美化……?
…………美化、ねぇ。

……ああ、なんでもないです。

えーと、質問質問。
校内の美化には勤めていますか?

385 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/04/27(木) 18:45:17

>>384
校内の美化ですねえ……そりゃまあ、部室の中には花を飾ったり、
毎日部室と前の廊下をお掃除したり、洗い物はその日に片づけたり
と、気をつかっていますよ。
広い意味の学校の美化を担当しているのは園芸部でしょうね。
花を植えたり、雑草を取ったり、ごみを片づけたり。
わたしたちよりもよほど、気をつかっています。

……おや、お茶が苦いですか? ちょっと葉っぱの量を間違えたかも。
ごめんなさいねー。

美化美化美化〜……どうせ私は絵が下手ですよーだ。ぐすん。

386 名前:名無し客:2006/04/27(木) 22:38:30

歴史の中でしか語られていない魔法、
またはあったかどうかもわからない魔法ってありますか?

387 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/04/28(金) 00:47:59

いまでも魔法書が探し求められている、といえば、
【月の雫】の魔法でしょうか。
これは、月の輝きの力を得て効果を発揮する魔法なのですが、
最大の特徴は、『月の満ち欠けによって、まったく違う効果を
発揮する』ということです。

言い伝えによれば、街一つがまるで昼のように照らされたとか、
光を浴びた人が昼夜を分かたず踊り狂ったとか、また光を浴びた
重傷の人が見違えるように治ったとか。
魔法書を探す人にとっては、良い効果の方がその興味を引きつける
のでしょうが、この魔法の最大の特徴は、『術者では効果を制御
できない』ということでしょう。

現代の魔法は、魔法の効果を制御する、ということに重点を置いて
いるので、その点では現代の魔法とは相容れない魔法でしょう。


388 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/04/28(金) 00:49:38

上と同じく>>386
それから、いまでも偽書が出回る魔法ですが。
【死者蘇生】の魔法。
さまざまな方法、さまざまな儀式、さまざまな呪文……このような
ものが出回ったのですが、それらを試した人は、みな失敗に終わり
ました。ある意味、もっとも悲劇を呼んだ魔法といえるかも知れません。
かつて伝説の大魔導師がこの魔法を成功させたという話もありますが、
それも断片的なもの、一つの物語で語られているわけではなく、たくさん
の話に分割されて現在に伝えられています。

これら二つの魔法に共通することは、『術者が魔法を完全にコントロール
できない』ということです。前の魔法で申し上げましたが、現代の魔法は、
魔法の効果を術者が完全に制御する、ということに重点を置いているので、
これら2つの完全な魔導書が見つかっても、図書館の深い領域に封印される
のが落ちでしょう。

魔法というのは難しいものです。


389 名前:名無し客:2006/04/28(金) 19:26:52

目の前に突然大きなライオンが現れました。



…なんてことになったら、どんなリアクションをとりますか?

390 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/04/28(金) 20:17:14

>>489
『きゃーーーーーーーー』
と、叫びたくなるのをぐっとこらえて、刺激しないように愛想笑いを
浮かべつつじりじりと後退……そして出口へ……。
と、という感じでしょうか。
こほん。
本当にこんな感じで応対できればいいんですけど、実際のところは
どうでしょうねー。自信ないです。

391 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/04/28(金) 20:19:59

>>390
きゃーーーーー! 番号100も間違えちゃった!!
どうしよどうしよーーーー!!!

<やっぱりダメだったシェルン・フラジェ>

392 名前:名無し客:2006/04/29(土) 02:55:15

シェルンさんは、ライオンが現れると番号を100番も間違える程、
大慌てする……と。φ(.. )メモメモ

393 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/04/29(土) 12:39:19

>>392
ちょっとそこ、メモしない!
いや、だってその、いきなりライオンとかびっくり箱とか
謎の物体Xとかあったらびっくりするでしょ、そうでしょ?
これは他の人もおんなじ。わたしだけじゃないです。
ね、そうでしょ? でしょ? でしょ?

<やたら必死なシェルン・フラジェ>

394 名前:名無し客:2006/04/29(土) 23:50:58

ナルシーな気はありますか?

395 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/04/30(日) 00:31:54

>>394
ありません! そもそもそんな気があったら、自分の自画像を
みて、「ああ、わたしってなんて美しいんでしょう」とか
言ってますよ!
自己陶酔は優越意識につながります。わたしは某探偵部の
現部長のようになるのは嫌ですから、いつも自分を客観的に
見るようにしていますよ。
……なんか硬い言葉ばっかりになってしまいました。
ごめんなさいね。

396 名前:名無し客:2006/04/30(日) 03:51:28

「この人に自画像を描いてもらいたいなあ」という人や画家はいますか?

397 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/04/30(日) 20:25:03

>>396
そうですねー。
学院で言いますと、美術部にとても肖像画を描くのがうまい
部員さんがいるとか。なんでも、もう男性のモデル希望者が
山ほどいて、もう大変なんだそうですよ。
そのラッシュがおさまったら、その方に描いてもらおうかな
と思ってます。まだしばらくかかりそうですけどね。
ああ、その方──女性です。念のため。

398 名前:名無し客:2006/05/01(月) 03:57:54

美しく描かれたり、収められたりした絵や写真を見て、ナルシーな気分に
なったりしませんかねー?

399 名前:名無し客:2006/05/01(月) 04:01:30

砂糖は何杯入れますか?

400 名前:名無し客:2006/05/01(月) 04:01:53

ミルクは先ですか? 後ですか?

401 名前:名無し客:2006/05/01(月) 04:06:33

入学試験はどんな出来でしたか?

402 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/05/01(月) 17:26:39

>>398
うふふ……わたしってなんて美しいのかしら。
この知性を感じさせる瞳、整った顔立ち。
この学院には私を超える美少女はいないわね……。

って。
なにやらせるんですかっ! だいたい写真をみても、
「はぁー、もっと綺麗な顔に生まれたかったなー」
なんてため息ついてる人間つかまえて!
……とりあえず、お茶飲も。


403 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/05/01(月) 17:27:45

>>399
お砂糖はふだん入れませんが、入れるときはスプーン一杯。
それも少なめに。紅茶部では少ない方ですね。
中にはカップの底にたまっちゃうほど入れる人もいるんですが……
あんまり入れすぎもよくないですよね。
なにより、お砂糖がもったいない……いや、これは言わないで
おきましょう。


404 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/05/01(月) 17:29:16

>>400
基本的には先です。小鍋でミルクティーをつくるんですが、
うっかり鍋から目を離すと、ミルクが吹きこぼれて大変な
ことに……この失敗何度やったやら。
後からいれる、というのは……んー、あまりやらないですね。
たまーに、ミルクたくさん入れて、「ひょうめんちょうりょく〜」
とかいって遊んでる人もいますけど……。


405 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/05/01(月) 17:31:00

>>401
さ、さあ……どうだったんでしょう。
少なくとも首席じゃなかったことだけは確かですけど。
いまでもそんなに成績優秀、ってわけでもないですからねー。
ああ、というのも……入学試験の結果って、非公開なんですよ。
請求したら教えてくれるらしいですけど、見るのが怖くて、
請求できません……。


406 名前:名無し客:2006/05/01(月) 17:31:03

環境保護に役立つ魔法はありますか?

407 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/05/01(月) 17:39:26

>>406
目に見えてわかると言えば、【水浄化】と【空気浄化】の魔法
でしょうか。これはそれぞれ、綺麗な水、空気と、汚れを分離
する魔法です。どちらも透明な立方体のますのなかで実験する
んですが、綺麗に分かれますよ。
あとは【植物育成】の魔法でしょうか。地味ですけど、長く続
ければ続けるほど、確実に植物の育ちが早くなりますね。
毎日毎日、日々の努力、といったところでしょうか。

408 名前:名無し客:2006/05/01(月) 20:36:28

紅茶部や他の倶楽部で
…あ、あの人たちだ!
と判る素敵な特徴に御心当たり………有りますか?

409 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/05/01(月) 20:55:35

>>408
ええとですね。
王立学院の学生がどこに所属しているかは、だいたい徽章で表されます。
例えば柊探偵部だと、襟元に柊(ひいらぎ)の葉をかたどった徽章を
つけているんですよね。ちなみに学生会長は、銀の星をかたどった徽章
をつけています。これ、目立つんですよね。
もっとも、今の学生会長、美形なのでそれだけでも目立つんですが……。

うちの部ですか? うちは楓(かえで)の葉をかたどった徽章で、役割に
よって色が違います。入り立てなら緑で、上級生なら赤、部長なら銀、
というようにです。もっともわたしは、銀ではなく、まだ赤の徽章をつけて
いますけれども。結構目立つみたいですよ? ふふ。

410 名前:名無し客:2006/05/01(月) 22:50:44

恋愛経験はおありですか?

411 名前:名無し客:2006/05/02(火) 03:01:29

スフィアの中で使用できる魔法というのはあるのでしょうか?

412 名前:名無し客:2006/05/02(火) 03:01:50

政治体制について思う所をお願いします。

413 名前:名無し客:2006/05/02(火) 03:33:38

学生会長は、シェルンさんから見て、どのくらいの美形ですか?
サングラスをしないと目が潰れる、とか。
見た相手を一瞬にして恋に落ちさせる光線を発射している、とか。

414 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/05/02(火) 15:37:42

>>410
ええと。
その。
そ、そりゃ、みんなの前で手をつないで歩いたとか。
夕暮れの公園で話し込んだりとか。
出場してるスポーツの応援に毎週行ったりとか。
休みの日にお洒落をしてデートに行ったりとか。
しましたよ、いろいろ。
でもやっぱり、人に言わせると「友達以上恋人未満」
なんですよね。だから……微妙です。

415 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/05/02(火) 15:38:34

>>411
スフィア(インターネット)はコンピュータ上のネットワーク
なので、今のところ魔法の入る余地はないです。いえ、【電撃】
の魔法で端末を壊しちゃうとかそういうのは別ですけれど。
スフィアを操る人は、求める情報を秒単位で検索しちゃうとか、
いろんな仕掛けのあるウェブサイトをつくりあげちゃうとか、
はたまた世界の他の国の人と通信したりとかしてますね。
ある意味、あの人たちも「魔法使い」なのかもしれません。

416 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/05/02(火) 15:39:41

>>412
まだわたしは選挙権がないのですけれども。
いろいろと問題はあったりしますが、そんなに深刻な問題は今の
ところないような気がします。うちの父親は「酒税をさげろー」
とか言ってますが、デモ行進するほどの問題ではないみたいですし。
毎回毎回、法律を作るときに議会を通すのはまだるっこしい、という
人もいますけれど、議会ではいろんな意見が出るので、やっぱり
今の手順でやったほうがいいと思いますね。


417 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/05/02(火) 15:40:23

>>413
そ、そんな人間離れした美形ではないですよ。
少なくとも、「あ! この人いいかも!」とすぐ思えるほどには
美形ですね。声もよく通るし、頭脳明晰だし。
ファンクラブもあるらしいです……ある意味親衛隊?
でも本人いわく、「いつも人に囲まれていて疲れるー」だそうです。
人気者も大変ですね。暇があったら紅茶部へ来てね、と言っているん
ですが、ファンクラブのみんなで席が埋まっちゃいそうでこわいです。

418 名前:名無し客:2006/05/02(火) 20:59:01

夜、無人の音楽室のピアノが鳴るという噂の真相を解明してください。

419 名前:紅茶色の回想@シェルン ◆MapleMHsxU :2006/05/02(火) 21:44:12

>>418
楓紅茶部の屋根裏部屋。
ぴぴぴ、と目覚ましが鳴った。午後11時。
「時間よ」「りょうかい」
仮眠をとっていたわたしたち──わたしとレイチェルは、一路
噂の現場へと歩いていった。その現場とは、夜間は無人のはずの
第2音楽室。ここ数週間、ここから夜中にピアノの音がする、と
学院内で噂になっていた。そして紅茶部の投書箱にも、
「原因がわからなくて夜も眠れない」
という投書があったので、今夜の張り込みとなったわけ。

音楽室に着く。レイチェルが慎重に扉を開ける。問題なし、のサイン。
中にはいると、だれもいなかった。とりあえず隠れる場所を探す。
わたしは楽器の陰。レイチェルは練習用の剣を構えて机の陰へ。
じっと息をひそめる。
……15分、30分。しんと静まった時間が続く。そして──

ちょうど0時。
するすると音楽室の扉が開いた。楽譜を持った女学生が入ってくる。
隠れているわたしたちには気づかず、グランドピアノへ向かう。
弾きはじめたのは、学院の校歌をピアノ用にアレンジしたもの。
そうだ、あの人は……。
「あなただったんですね、ピアノ部の部長さん」
曲が終わると同時に、わたしとレイチェルは立ち上がった。
ピアノ部の部長は、わたしたちを見て、ふう、とためいきをつく。
「はた迷惑なのはわかっていたの。でも、文化祭の練習のためには、
どうしてもこのピアノが必要でね……」
わたしはうなずいた。
「わかりました。ではこの件を内緒にする代わり、夜中の練習は
控えていただけませんか?」
わたしは、そう提案した。
──その後、夜中に第2音楽室のピアノが鳴ることはなかったという。

420 名前:名無し客:2006/05/03(水) 05:05:25

紅茶部の部長だって、人気があるのではないでしょうか。
という事で、シェルンさんご自身のファンクラブなんてのは、存在していないんですか?

421 名前:名無し客:2006/05/03(水) 12:02:11

奇人変人が多い部活動はありますか?

422 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/05/03(水) 17:29:58

>>420
いらっしゃいませ。紅茶かコーヒー、お好きな方をどうぞ。
ファンクラブ、ファンクラブ……そうですねえ。
わたしのファンクラブ……うーん、あったら天地がひっくり返り
そうですねえ。いやほんとに。人気ないですよー。
なにせほら、>>384の人に言われたように顔がこんなですからねえ。
(参考資料)
http://charaneta.sakura.ne.jp/test/read.cgi/original/1141824845/69n

やってみます? ファンクラブ会長。
どちらかというと、わたしは紅茶部のファンクラブができたほうが
ありがたいんですけどね……新入部員にも困ることなさそうですし。
年会費無料でどうでしょー?

423 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/05/03(水) 17:31:21

>>421
奇人変人……それはやっぱり探偵部ですかねえ。
「灰色の脳細胞が……」が口癖の人とか、「簡単なことだよ○○君」
というちょっとかんに障る言葉が口癖の人とか、いろいろと。
え、うちの部にはいないのかって? そりゃ機械ばらしては組み立てる
のが趣味の部員とか、こっそり飛び道具用に閃光弾用意してる部員とか、
ほうきで曲芸飛行するのが趣味の部員とかいたりします……あ。
言っちゃった……。

424 名前:名無しエレメトロン ◆5mKxkOU6og :2006/05/03(水) 19:43:07

>>422
(‐д‐)<ジギャクスンナ
(бヮб)<ブチョーサンハカワイイヨ!

425 名前:猫耳メイドのシェルン・フラジェ ◆MaidMAidsQ :2006/05/03(水) 21:21:30

>>424
んー、ありがと、ね。
がんばっていくよー。それなりに。

426 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/05/04(木) 13:50:21

>>425(名前欄)
しまった、お祭り準備中とはいえこんな格好で出ちゃったとは……。
あー、大失敗!

427 名前:紅茶色の回想@シェルン ◆MapleMHsxU :2006/05/05(金) 21:04:32

誰も来ない昼下がり。
紅茶を飲みながら、ふと魔法の練習のことを思い出す。
────

「はい、まず呪文を唱えて、それから指で印を描いて……」
王立学院に入って1ヶ月。魔法の実技で、わたしは苦戦していた。
なかなか呪文の詠唱に、指先の動きがついてこないのだ。
「うまくいかない人は、まず呪文の詠唱から練習ね」
先生の声。うまく行かなかったわたしは、がっくりした。
しかたなく、呪文の詠唱の練習だけ繰り返す。
練習していたのは、【光の矢】の魔法。手から光の矢が飛んで、
その先で炸裂する、という魔法だ。
成功か失敗かがわかりやすいので、魔法の練習によく使われている。

しばらく経った後、先生が告げる。
「それでは、今日の実技はこのあたりで──」
「待ってください!」
わたしは叫んでいた。そして続ける。
「あと一回だけ、試させてください!」
先生はうなずくと、わたしに魔法を唱えるようにうながした。
……呪文の詠唱、そしてタイミングをあわせて印を描き、そして、
手を高々と空に向けた。今度はうまくいく──そんな手応えがあった。
パーン!
まるで花火のように、空に光が散った。まわりの学生からどよめきの声。
ぱんぱん、と先生が手を叩いた。
「おみごとでした。その調子で次回もがんばってくださいね」
わたしはにっこりとうなずいた。

────
「本当は次の週でもよかったんだけどね……」
ふと、ひとりごと。
誰もいない部室で、午後の時間はゆっくりと流れていく……。


428 名前:名無し客:2006/05/06(土) 20:23:42

今度は美術室の肖像画が夜笑うという噂が流れています。

429 名前:名無し客:2006/05/06(土) 20:25:57

あの… この手紙、後で読んでください!
改善のビジョン(脱兎

430 名前:紅茶色の回想@シェルン ◆MapleMHsxU :2006/05/06(土) 21:56:31

楓紅茶部にはいろいろと依頼が舞い込む。
今度は美術室の絵が笑う、という噂。
スケジュールを調整し、セシリアさんと泊まり込みの捜査。
夜11時。問題の美術室に到着する。一応、静かに部屋に入る。
件の絵は、無表情の顔をこちらに向けて座る貴婦人。
いまのところ、笑ってはいないようだ。
「なにもないよ〜、部長」
「そうね。いまのところは」

とりあえず、しばらく張り込む。そして日が変わり、少し経ったとき。
ふと、だれかの笑い声がしたような気がした。
例の絵を見る。そこには……
「!」
「部長、あ、あれ、笑ってるよ〜〜!」
たしかに絵が……口元が笑っている。
「「きゃーーーーーーー!!」」
わたしたちはたまらず、美術室から逃げ出した。うしろを振り向くことなく。
絵が……追ってくるような気がしたからだ。

────後日。
ねばりづよい、1年生の探偵部員コンビが、
「絵が笑うのは、光の加減のせいであり、けっして心霊的な現象ではない」
という捜査レポートをまとめた。それによると、絵の具の微妙な陰影が、
絵の顔を「笑って」いるように見せていたと言うことだ。

この件で、楓紅茶部は、柊探偵部に一歩後れを取ることになった。

431 名前:紅茶色の回想@シェルン ◆MapleMHsxU :2006/05/06(土) 21:57:18

ある日、部室の扉にはさまっていた紙片。
『改善のビジョン』

……考える。
今までの部の運営方法は、外部の人にわかりやすかっただろうか?
わたしたちのやっていることは、外部の人に受け入れられるもの
だっただろうか?
……日々、このことについて、省みて、善い方向に進める。
それが、『改善のビジョン』。
しかし、これは内部の人間だけでできることなのだろうか。
一度、外部の人たちに意見を求めようか。
……考える。



432 名前:名無し客:2006/05/07(日) 05:01:11

今現在の自分ならではの密かなブームを密やかに語ってみて下さい。

433 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/05/07(日) 12:52:01

>>432
あらためて、紅茶の飲み比べ、でしょうか。
いままでは先輩に教えてもらったものの受け売りでしたから。
いつもお茶の葉を買っている「紅茶亭」で、、「お試しセット」
というのを売っているのですが、それを買って、家で飲み比べ
をしています。おかげで、ここしばらく、休日はいつも紅茶、
という感じになっているのですが。

いま飲んでいるのはダージリンですけど、いま飲んでいる葉っぱ
は淹れるのに時間がかかるんですよね。5分とか6分とか。
いままでは淹れるのに必死で、注意書きの時間通りにいれて、
時間は特に覚えていなかったんですよね。
こうして家でのんびり飲んでいるので、そういうところも覚え
られるのですけれど。
紅茶に関してもまだまだ勉強、ですね。

434 名前:名無し客:2006/05/07(日) 21:00:25

魔法の起源とは何でしょうか。

435 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/05/07(日) 21:23:23

>>434
魔法の起源──
遙か昔、12柱の神がいた。神々は思い思いに世界を創り、世界は
生命に満ちあふれた。ある時までは……
──

この後、お話は続くのですが、このとき神々が世界を創るときに
使った言葉、これが現在の魔法の起源とされています。
厳密に言えば、約200年前、ある高名な魔導師がまとめた魔法体系、
これが今現在わたしたちの使っている魔法の元です。

これに対して、神々の創った世界に適応して、さまざまなことをする
道具や機械を創る力のことを「科学」と呼んでいます。わたしの家の
なかは、テレビや携帯端末など、科学の産物ばかりです。
神々の存在を信じない人々も中にはいます。

けれど、彼らにしても、魔法の力を完全に否定することは出来ません。
わたしたち魔法使いが、実際にその力を使ってみせるのですから……。

436 名前:名無し客:2006/05/08(月) 00:40:23

科学を発達させる大きな手がかりになったという「錬金術」。
こちらの世界では、今どのような扱いを受けていますか?

437 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/05/08(月) 01:25:59

>>436
かつては「完全な物質」を作り出すことを目標としていた錬金術も、
いまは魔法的な金属の合成や、魔法的な薬品の合成を主な目的に
しています。錬金術によって、一般的な化学によって作り出される
金属や薬品より、優れた効果があるものが作り出されています。
それらは高値で取引されていて、あまり一般的ではありませんが。

なお、わたしたちの世界でも、錬金術は化学の先祖です。
魔法的な化学、それが錬金術といったところでしょうか。

438 名前:名無し客:2006/05/08(月) 09:46:27

いわゆる「愛の妙薬」を作れる人はいますか?

439 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/05/08(月) 21:06:27

>>438
こんにちは。紅茶とコーヒー、どちらがよろしいでしょうか?
お好きな方をどうぞ。

あー……妙薬、あれですか。いわゆる媚薬というものですね。
魔法使いにはよく知られている話なんですが、魔法詐欺で一番
有名なのは体の能力を高める薬、つぎに健康になる即効性の
薬、そして3番目が媚薬……なんです。
もちろんこれらの薬がまったくない、というわけではないのですが、
特に即効性のある薬はほとんど出回っていないというのが実情です。
ほとんど、と言うことは、作れる人はいる、ということなのですけどね。

昔のお話ですが、ある錬金術師の弟子が、見よう見まねで媚薬を
作ったら、「朝最初に見たものに恋をしてしまう薬」ができあがって
しまったそうです。飲んだ人が枕だったりベッドだったりに恋を
して大変だったそうですよ?

必ず効き目のある薬を探すのと、自分を磨く努力をするのと
どちらが大変か。興味深いところですね……。

440 名前:名無し客:2006/05/09(火) 18:33:58

猫が子供を産んだのですが、引き取り手がいなくて困っています。
どなたか引き取ってくれる心当たりはありませんか?

441 名前:紅茶色の回想@シェルン ◆MapleMHsxU :2006/05/09(火) 19:28:16

>>440
「こんにちは……」
めずらしく全員が揃っているところに、お客さんがやってきた。
手には段ボール箱。そしてみゃーみゃーと言う声。
「あのう、猫、もらってくれませんか?」
と、その女学生は言った。胸の徽章から見て1年生だろう。
そのあと、ねこねこかわいい〜、とか、まあとりあえずお茶を、とか
やりとりがあったあと、わたしは決めた。

「よーし、それじゃまず猫のもらい手を探しましょう」
「どうします? 張り紙でも行きましょうか?」
ライアス君が立ち上がったけれど、わたしはそれを抑えた。
「欅通信部に応援を頼みましょう。ちょっと連絡するわね」

わたしは欅通信部に連絡を取った。いつものアリス先輩。
「……ということで、お願いしてもいいかな?」
「いいけど、猫ちゃんたちの写真データ一枚おねがいね」
……なにに使うんだろう?

とりあえずお茶の時間にして、ラジオを付ける。いくつかある欅通信部の
ラジオのうちのメインチャンネルで、もっとも人気があるチャンネルだ。
街中はもちろん、スフィア(インターネット)で流され、海外にもファンが
いるという。
「どうなるんでしょうね」
レナード君が心配そうな顔をしてつぶやく。
「まあ、しばらく待ちましょう」


442 名前:紅茶色の回想@シェルン ◆MapleMHsxU :2006/05/09(火) 19:29:42

……しばらくして。音楽番組の合間に。

「……はーい、ここでお知らせです。王立学院楓紅茶部では、かわいい子猫
ちゃんを引き取っていただける方を探しています。5名さままで!
ご応募の方は、ご住所、お名前、電話番号に、『猫にかける想い』を表現
されたものを添えて、王立学院楓紅茶部のアドレスまでメールをお願い
します。詳しくはこの番組のウェブサイトをご覧下さいね。たくさんの
ご応募おまちしていまーす。いえいっ。
それでは次のリクエストです……赤薔薇通りにお住まいの……」

『猫にかける想い?』 番組のウェブサイト?
あわてて番組のウェブサイトを見ると、さっき撮った写真データが載っていた。
「綺麗に取れていてよかったですね〜」
「そうね、ほんとうに」
わたしはセシリアさんにうなずいた。

「うわ、なんだこりゃ。部長、見てくださいよこれ」
ライアス君が部の情報端末の画面を示す。どれどれー、げ、メール26件?
とりあえず一通一通プリントアウトする。
「どうします? 届いた時間順にします?」
「そうね……」
わたしは依頼人の女学生を振り返った。
「ちょっとお手間ですけど、ねこちゃんのもらい手を選んでいただけます?」
彼女はにっこり笑ってうなずいた。

「……最後はこの人。うん、これでおわり」
女学生がわたしの方を向くと、わたしはぱんぱん、と手を叩いた。
「よーし、これからがわたしたちの仕事よ。無事に5匹のねこちゃんを届ける。
これが今日の依頼よ!」
わたしは部員たちの方を振り返った。みなうなずく。
「それでは、開始!」
わたしたち紅茶部員は、本当の意味で依頼をはたすため、動きはじめた。

443 名前:名無し客:2006/05/09(火) 22:04:42

学食はありますか?

444 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/05/09(火) 22:25:09

>>443
こんにちはー。はいはい、魔法学院からいらっしゃったんですか。
ええと、「学食」ですか? ありますよー、ここの一階です。
ほかにも西とか東にもあるんですけど、ここ……中央が一番メニューが
豊富ですね。いろいろありますよ。お昼は人でごったがえすんですが、
いまのこの時間なら空いているでしょう。
2時間目の始まる前とか、3時間目の終わった後とかはいつも空いて
いますね。

まあ、立ち話もなんなので、ご案内しましょう。階段を降りて廊下を
まっすぐ……そのあたりでいい匂いがしてくるんですよ。
はい、こちらが学生食堂の入り口です。そこに食券の発売機があります
ので、お好きなメニューをえらんでくださいね。ちょっと混んでるみたい
ですけど。
おすすめメニューですか? そうですねー、今日は……Aランチあたり
でしょうか。カレーにサラダにスープ、と定番のメニューですけど、
値段と量と味のバランスがとれていておすすめですよ。
いかがですか?

445 名前:名無し客:2006/05/09(火) 23:02:44

魔法の成分が入った、ちょっと珍しい学食とかはないんですか?

446 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/05/09(火) 23:18:38

>>445
そうですね。
東の学食では、薬草研究会と組んで、夏ばて予防のメニューとか、
健康増進のメニューを出したりするみたいです。ちょっとお値段が
張りますが。

この手のメニューに一番熱心なのは隣の学院……魔法学院ですね。
体の能力が一時的に上昇する……といわれるメニューとか、体が
不調の時によく効くメニューとか、いろいろと実験的なメニューを
出しているようです。これは魔法学院の錬金術部と組んでやっている
みたいですけれど。
ただ、食べたときに体の不調を訴える人も少なくないようで、
あまりメニューには人気がないようです。

447 名前:名無し客:2006/05/10(水) 00:58:42

ある魔法学園では、箒に乗って行うスピード感溢れる球技が大変な人気を
誇っているようですが、王立学院にはそのような、全校で人気のあるスポーツは
ありますか?

また、シェルンさんはそういうスポーツの選手に興味はあったりしますか?

448 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/05/10(水) 21:15:14

>>447
いらっしゃいませ。紅茶がよろしいですか? それともコーヒーでしょうか。
お好きな方をどうぞ。

そうですね……魔法学部限定ですが、ほうきに乗っての曲芸飛行、
またはスピード競争でしょうか。
学院の3分の1は集まりますよ。観客は。

曲芸飛行はあらかじめどのような形に沿って飛ぶかを決めて、それに
沿って飛びます。それで、どれだけ形に沿っていたか、どれだけ美し
かったかを競います。

スピード競争は、チェックポイントを何か所か決めて、できるだけ
速く飛びます。飛んでいる様子は欅通信部がカメラで中継するので、
ほかの学生が参考にすることがありますね。
今のところ曲芸飛行は、わたしたち楓紅茶部。スピード競争は柊探偵
部が記録を持っていますけど、来年はわたしたちと魔法同好会の一騎
打ちかな? と思っていますよ。
……にしても、ほうきで飛んで球技って、どれだけスペースいるんだろう。
すごいスケールですね。

わたし、ですか? 今年は後輩たちを思いっきり応援してますよ。
曲芸飛行で一位をとる人もいますし。
去年まではベースボール部の選手を応援してて、マネージャーになろうか
とも思いましたけど……ええ、過去のお話ですね。

449 名前:名無し客:2006/05/10(水) 21:18:12

アルバイトは何かしています?

450 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/05/10(水) 22:26:45

>>449
わたしはしていませんけど、紅茶部の部員でしている人はいますね。
わたしの場合、実家が酒屋なんですけど、わたしがまだ成人していない
もので……でも、学院の購買部の人から、それとなく声をかけられては
いますよ。

紅茶部の部員で一番目立つアルバイトをしているといえば、剣技と料理が
得意なレナード君ですね。彼はいつも、激戦区と言われている中央食堂で
奮闘しています。なんでも彼を一目見た料理長がスカウトしたとか。
彼は剣技部からも勧誘を受けていて、いろいろと大変みたいですね。
本人は紅茶部で、のんびりお茶を飲んでいたいらしいですけど。

あとは、おそらく学院内で一番速い飛行記録をもつセシリアさん。
週に一回だけ、街中で宅配便のアルバイトをしているらしいです。
速さも接客も、評判は上々だとか。ここにいると、いつもわがまま
ばっかり言っているので、あまり想像できませんけど、ね。

451 名前:名無し客:2006/05/11(木) 16:40:42

学園の七不思議を教えてください。

452 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/05/11(木) 21:28:32

>>451
いらっしゃいませ。紅茶がよろしいですか? それともコーヒー?
お好きな方をどうぞ。

……学院の七不思議、と言っても、開学以来だと相当な数になるん
ですよね。今一番有名なものといえば……。
この中央棟の3階、一番端の部屋に、使われていない研究室がある
んです。なぜかそこから、人の話し声や、カップが擦れる音が聞こ
えてくるとか。そこは立ち入り禁止なので、詳しいことはよくわか
らないのですが。
立ち入り禁止の研究室に人の声……不思議ですよねー。

453 名前:名無し客:2006/05/11(木) 21:38:44

ウィンナーコーヒーは邪道ですか?

454 名前:名無し客:2006/05/11(木) 21:41:25

楓紅茶部からコーヒー党が分裂して
コーヒー同好会を設立しようとしている
という噂は本当ですか?

455 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/05/11(木) 22:53:10

>>453
コーヒーの上に、クリームの華麗な花……美しいですねえ。
いいんではないでしょうか、ウィンナーコーヒー。
ただ、用意できる部員が、わたしをふくめて2人しかいないのと、
コーヒーの味が少々劣るという点で、本物のウィンナーコーヒー
を再現するには、うちの部ではちょっと難しいですね。
あとは……クリームたっぷりですから、ダイエットを考えている
人にはちょっと向かないかなと。
でもいいですよねえ、あのクリームの花が浮いている様は……。


456 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/05/11(木) 22:53:54

>>454
コーヒー党が分裂!?
いまの部員は7+1人のうち、2人しかコーヒー党がいないはず。
まさか彼女たちが……。
いやいや、そんなことはないはず。通信部の誤報か、ただの噂で
しょう。え、あらたにコーヒー同好会が発足の動き?
これは一大事ですね。さっそく情報を仕入れなければ……。



457 名前:名無し客:2006/05/12(金) 01:39:15

情報を仕入れるとき、どういうところに気をつけていますか?

458 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/05/12(金) 02:04:31

>>457
情報と言えばまず新しさ。古い情報では意味がありません。
それから、情報の正確さ。複数の情報筋から情報を得て、それを
もとにして行動を決めます。
あとは学食や中庭などの、人が多く集まるところで話されている
噂。これも重要な情報源になります。

……結局、今回の噂は、コーヒー好きの教官と紅茶好きの教官が
対立して、コーヒー好きの教官が集まりをつくろうという話が
元だった、と言うことが判明しました。学生の話じゃなかったん
ですね。
いつかは、学生の中でもそう言う話がでてくるかもしれませんが。


459 名前:名無し客:2006/05/13(土) 02:41:53

ウィンナーコーヒーは邪道ですか?

460 名前:名無し客:2006/05/13(土) 02:42:22

いい喫茶店って、コーヒーや紅茶の味以外になにがあるでしょうね?

461 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/05/13(土) 19:28:09

>>459
あれれ? >>455でも同じ質問にお答えしたような?
気のせいでしょうかねー。ま、いいか。
喫茶店とかでカウンターに座ってると、目の前でクリームの
花を作ってくれるんですよね。綺麗綺麗。
お店によっては、花がコーヒーに乗ってくるんじゃなくて、
自分でスプーンに乗っけるとこもあるらしいです。

462 名前:紅茶色の回想 ◆MapleMHsxU :2006/05/13(土) 19:29:09

>>459
「部長ー。ウィンナーコーヒーってできます〜?」
ぐ。いつか言われると思ってた。しかもコーヒー党の彼女には。
あー。むー。……やるしかないか。でも高くつくぞ、これは。
「ああ、できるけど。ちょっと待ってね」
平静を装いつつ、道具を出す。むに、むに、むにっと。
しばらくして、コーヒーを出す。これなら大丈夫。でも──
『次からは、自分でやってもらいますからね?』
そんなメッセージがこめられていたことを、彼女は知っていたかどうか。


463 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/05/13(土) 19:30:16

>>460
まず落ち着いた雰囲気。ファストフード店のようにせわしない雰囲気
では、コーヒーや紅茶を味わっている余裕は生まれません。
それから、お客様をもてなす道具。雑誌や新聞があると、注文した
メニューが来るまでの時間を有意義に過ごせます。これが目的って
いうお客さんもいますけどね。あとは……なんでしょ。わたしだと
これくらいしか思いつきませんねー。

464 名前:某紅茶部部長 ◆MapleMHsxU :2006/05/13(土) 19:30:58

>>460
午後の時間。ふだんなら部室にいる時間だけど、今日は白百合通りの
喫茶店、「紅葉亭」にやってきた。
今日は茶葉の買い出しと、もうすぐ行われる文化祭の資料に目を通すこと。
どちらも部室にいては出来ないことなので、ここに来たというわけ。
「はぁー、去年なら先輩がやってくれたのになぁ」
おもわず声がでてしまう。と、その時、目の前に影。
「だれでもいつかは苦労するものよ。この紅茶を飲んでゆっくりなさい」
かつて紅茶部員だった、店長さんのありがたいお言葉だった。

465 名前:名無し客:2006/05/13(土) 19:32:48

魔法生物は作れますか?
スライムとか簡単なのでいいですから。

466 名前:名無し客:2006/05/13(土) 19:34:18

ウィンナーコーヒーって、普通のコーヒーにたこさんウィンナーが
入っているんじゃないかと思っていた時期、ありませんでしたか?

467 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/05/13(土) 20:26:51

>>465
あー、魔法生物ですか……。
ざんねんですけど、わたしたちは守備範囲外なんですよねえ。
ほら、あそこに高い塔が見えるでしょ。あそこの6階。
そこに錬金術部があるから、そちらに行ってみてはどうですか?


468 名前:紅茶色の回想 ◆MapleMHsxU :2006/05/13(土) 20:29:12

>>465
ごんごん、といつもと違うノックの音がした。
「はーい、ドジな楓紅茶部員とその部長さん! 今日はボクに魔法生物
の作り方をおしえてくれないかなぁ?」

身長は低い、が、性格がそれをおぎなってあまりあるいたずらっ子。
学院一のトラブルメーカー、それが彼につけられたあだ名である。
とゆーか、なぜここに来る。
「あのね、うちは魔法を使うところじゃないの。そんなに魔法生物を
みたければ、魔法塔の6階、錬金術部に行ってはいかが?」
「あ、そう。やっぱり役にたたない部なんだね。じゃあねー」
去っていった。わたしは素早く携帯端末を取り上げると、錬金術部に
電話をかけた。

「あ、こんにちは……うん、うん、そーなのよ、それで、例の奴がそちら
に行ったから、思いっきり驚かしてほしいのよ。かわりに今度出張茶会
するから。じゃ、よろしくねー」
電話を切ると、わたしはにやりとした。

469 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/05/13(土) 20:30:01

>>466
な、ないですよ、そんなことは。わたしは小さい頃から親に連れられて
喫茶店に来てましたし。
ウィンナーというのは地名で、どちらも語源は一緒らしいですね。
ただ、ウィンナー「ソーセージ」コーヒーではないというだけのこと
で……。

470 名前:紅茶色の回想 ◆MapleMHsxU :2006/05/13(土) 20:31:46

>>466
過去の思い出。

「ねー、まだぁ? うぃんなーこーひー」
「もうちょっとだから、おとなしくまちなさい、シェルン」
今よりもうちょっと新しい紅葉亭。お父さんもお母さんも若かった。
「おまたせしました、ウィンナーコーヒーになります」
ウェイターさんはそう言って、上にクリームを乗せたコーヒーを
置いていった。
「ほら、きたぞ、ウィンナーコーヒー。どうした? シェルン」
「ねーねー、これってうぃんなーこーひーじゃないよ! だって
たこさんうぃんなー入ってないもん!」

……つぎにわたしがウィンナーコーヒーを注文するのは、高等学校に
入ってからのことになる。

471 名前:名無し客:2006/05/13(土) 22:46:46

紅茶のように琥珀色の透明感のある人だと思っていたら。
実は、さりげなく黒い人だったんですね。
紅茶部の部長さ






(名無しの質問はここで途切れている)

472 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/05/13(土) 23:40:39

>>471
え、黒い、ですか? ああ、今日の服装はたしかに黒が基調ですけど。
はい? そうじゃなくて、私の性格ですか?
いやだなあ、そんな、わたしはどこかの黒幕みたいな性格じゃない
ですよー。ところで、失礼ですが、どこでこのお話を聞いていらしたの
ですか? 場合によってはにがにがコーヒーとこげこげクッキーで……




(ここで音声記録がとだえている)

473 名前:名無し客:2006/05/14(日) 03:11:06

嫌な相手はぶぶ漬けならぬ、こげこげクッキーで撃退、ですか?

474 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/05/14(日) 05:06:08

>>473
はあ、「ぶぶ漬け」ですか。なんでも絶対でてこないメニューだとか……
紅茶部でも長居する人はいますけど、無理に追い立てるようなことは
しませんよ。お話が上手で、場を盛り上げる方もいらっしゃいますし。

ただし──絶対に話が通じない方──こういう方は別です。
もっとも、露骨に、あなたがおっしゃる「こげこげクッキー」を出して
追い立てるようなことはしません。その時は部員を集めて、徐々に包囲網
を作っていきます。

それでも場の雰囲気がよめない剛の者には、「そろそろお時間なのでは?」
と話を振ったり、紅茶やコーヒーを出すスピードを落としたりします。

最後の手段はただ一つ。「今日の部活の時間はこれまでです。みなさん、
お帰りのお支度をどうぞ」。これです。この台詞にはいかな剛のものでも
抵抗できないでしょう。部室自体を閉めてしまうのですから。

え、こげこげクッキーですか? 最近はお菓子作りトリオのおかげで、
失敗作のできる確率はかなり低くなっているのです。
昔から我が部につたわる、おどし文句みたいなものでしょうか。

475 名前:名無し客:2006/05/14(日) 20:45:29

つ[究極!マスタードクッキーの造り方★]
ミ [究極!マスタードクッキーの造り方★]

476 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/05/14(日) 22:13:31

>>475
トゥルルル……。
錬金術部からの電話。それが事態を告げた。
あのトラブルメーカーが、またここにやってくるというのだ。
(>>468参照)

彼のこと、お菓子を全部(!)食い散らかすことや、部の食器
に何か細工することや、部員をからかって遊ぶこと(これはいいか)
など朝飯前だろう。

しかし、彼には一つだけ弱点がある、と錬金術部の人は教えてくれた。
からし、特にマスタードのたぐいが全くダメらしいのだ。
錬金術部からのメールには、ごていねいに『究極!マスタードクッキーの
造り方★』までついていた。

しかし、いかなトラブルメーカー相手とは言え、こんなお菓子を出して
もいいものか。しかも作るのはわたしではないのだ。
その日の終わりまで考えて、わたしはお菓子作りトリオを前にして言った。

「──明日、だけど。こんなお菓子をつくってほしいの。お願いね」

477 名前:名無し客:2006/05/15(月) 20:06:22

錬金術部につながっている下水道は
化け物の巣窟だと聞いたのですが…。

478 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/05/15(月) 21:24:54

>>477
錬金術部につながる下水道ですか?
あそこはこの学院でも新しいところなんですよ。
錬金術部のある魔法塔自体、5年前に建てられたものですし。
化け物とかそういうものは住み着きそうにないですけどねー。



479 名前:紅茶色の回想 ◆MapleMHsxU :2006/05/15(月) 21:27:21

>>477
「魔法塔の下水道には化け物が住み着いているのではないか」
この話を聞いた、われわれ楓紅茶部員は、調査を開始した。

まずは魔法塔と下水処理場の中間点から、下水道に潜り込む。
もちろんマスクは完備。方向を確認し、慎重に進む。
「さわるな危険」とか「スライム危険」とか書いてあるゴミをよけ
ながら進む。そろそろ魔法塔の下だ……その時!

突然赤い光りが点った。左、中央、右。無数にだ。
これが化け物!?
おもわず叫び声を上げそうになったその時。

「あー、あー、君たち。魔法塔の保安地域に入ってはいかんよ。
すぐに出るように。ああ、そこの光は保安ロボットだから。
君たちがなにもしなければ、なにもせんよ」
ロボットから声がした。それは聞き慣れた教官の声だった。

……というわけで、結局、化け物=保安ロボットという調査結果
となった。しかし、あの流れていった「さわるな危険」とか
「スライム危険」と書いてあったゴミはいったい何だったのか……。

反対に謎は深まるのだった。

480 名前:名無し客:2006/05/15(月) 23:07:16

図書館で古い本を見つけたんですけどなんですかね、これ。
えっと、ゴ…ー…レム…の秘術?

481 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/05/15(月) 23:51:24

>>480
いらっしゃいませ。紅茶がよろしいですか? それともコーヒー?
お好きな方をどうぞ。
……おや、これは古い本ですね。ゴーレム……ふむふむ。
実はこれと似たような本を、錬金術部で見たことがあるんですよ。
ちょうど先月でしたか。なんでも剣術部用の練習ゴーレムを造る、
とか……。どうなったんでしょうね。
とりあえずその本は、図書委員の人に引き渡すといいですよ。
少しくらいはお礼をもらえるはずです。

482 名前:紅茶色の回想 ◆MapleMHsxU :2006/05/15(月) 23:52:46

>>480
のんびり紅茶を飲んでいると、どこからともなく、ガラスの割れる
音が響いた。カップを置き、窓の外を見る。

なにか大勢の学生が、一つの方向へ動き回っている。そして、
部の電話が鳴った。
「……はい、はい。どうしました? え、剣術部のゴーレムが
暴走? わかりました。今すぐそちらに向かいますね」

ちょうどこの場には、腕の立つ部員が2人。わたしたちは準備を
ととのえると、現場へと走り出した──。

(続きは、こちらへ……
http://charaneta.sakura.ne.jp/test/read.cgi/original/1141824845/91-92n


483 名前:名無し客:2006/05/16(火) 03:21:13

憶測で私の正体を語ってください。

484 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/05/16(火) 04:31:59

>>483
そうですねー。
まず、訪問者がいない時間を選んでいる慎重さ。
それから、あらかじめ訪問する場所を選んでいる手回しの良さ。
最後に、「どのような回答もあり得る」という質問文を用意
していること。
これらの点から判断して、あなたは、
「前もって相手の通り道を読んでおいて、そこに落とし穴を
しかけて反応を楽しむタイプ」
と、判断いたします。いえ、自信ないですけどね。


485 名前:名無し客:2006/05/16(火) 18:33:04

http://charaneta.sakura.ne.jp/ikkoku/img/1139151834/485.jpg (24KB)
あられ

486 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/05/16(火) 19:16:31

>>485
一通のメール。
「おきのどくですが ぼうけんのしょは きえてしまいました」
……この絵と、このメッセージはなにかしら?
『ぼうけんのしょ』ってなに? 『ゾーマ』ってなに?
んー……。
新手の宣伝メールね。処分処分、と。
(メールを『ゴミ箱フォルダ』へぽい)
さてさて、今日の準備を始めなくちゃ。


487 名前:名無し客:2006/05/16(火) 22:13:46

学院の心霊スポットを教えてください。

488 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/05/16(火) 22:33:06

>>487
王立学院の心霊スポットと言えば、最も歴史の古い中央棟に集中
しています。つまりこの紅茶部部室がある建物です。
そのなかでももっとも有名なのは……中央棟入り口にある女性の
像でしょうか。この像には、髪が伸びるとか、目が輝くとか、
不吉なことの前には目から涙を流すとか、そんな言い伝えがいろ
いろとあります。最近見た人はいないようですが。


489 名前:紅茶色の回想 ◆MapleMHsxU :2006/05/16(火) 22:33:51

>>487
すっかり遅くなってしまった。
わたしは、紅茶部の部室から出て、階段を降り、中央棟の入り口
にやってきた。しかし、雰囲気がいつもとおかしい。
なにがおかしいかと言えば……入り口にある女性の像からふわり
と光の粒が巻き起こり、そして……像の目から、水……涙?
が、頬を伝っているのだ。わたしは、呆然と立ちつくした……。

490 名前:名無し客:2006/05/17(水) 01:48:40

もし、心霊現象、非科学的で魔法でもなかなか説明出来ないような現象に
立ち会ってしまったら、どのような対応をいたしますか?

491 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/05/17(水) 02:10:18

>>490
そうですね。
まずは、なんとか既存の科学や魔法で説明できないか試みます。
カメラで記録を撮ったり、魔法の力が働いていないか、【魔法感知】の
魔法で調べてみたり。これは後日、資料にするためのものです。

それでも説明できない場合は……撤退する、いや、言葉を飾っても
しかたないですね、逃げます。ひとり、または少人数でいるのが
一番あぶないですから。

492 名前:紅茶色の回想 ◆MapleMHsxU :2006/05/17(水) 02:11:07

>>490
わたしはおそるおそる、女性の像に近づいた。

女性の像からたちのぼる光の粒。最初それは魔法だと思ったけれど、
【魔法感知】の魔法には反応がなかった。

持っていたカメラで記録を撮る。特に光の粒と、涙の出ている顔を
中心に。目に、水の出る穴でも開いているかと思ったけれど、そんな
ものは見あたらなかった。

わたしにとっては、ここまでが限界──わたしはきびすを返すと、
玄関から逃げ出した。後ろを振り返らずに。

493 名前:名無し客:2006/05/17(水) 03:54:10

臆病者ー! それでも部長かー!

494 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/05/17(水) 08:07:45

>>493
部長だって怖いものは怖いんです!
それに部員を見捨てて逃げたというなら非難されてもしかたが
ないですが、そんなことはしていません!
……そりゃまあ、なにがあっても動じない、っていう部長さん
も、過去にはいらっしゃいましたけど……。

495 名前:名無し客:2006/05/17(水) 21:49:19

懐中電灯を持ってこの学園の夜の校舎をうろついてみたいです。
ほら、何か出そうじゃないですか?

496 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/05/17(水) 23:25:38

>>495
過去、怪奇現象の原因として挙がったもの。
・こうもり
・いかにも怖そうな絵画
・こっそり夜中にピアノ練習をしていた学生
・猫
・自分の影

そして。
・懐中電灯を持った学生

ということで、怪奇現象の原因にならないように気を付けて
くださいね?(にっこり)

497 名前:名無し客:2006/05/18(木) 23:13:00

図書室から貸し出し禁止の魔法書が紛失したようです。

498 名前:名無し客:2006/05/18(木) 23:37:07

『MS』←これは何の頭文字でしょう?

499 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/05/19(金) 00:15:53

>>497
(情報端末を見ながら)
図書委員会の人が動いているみたいですね。
ランクは……B? あまり大したことがないみたいです。
まあ、おかけになってください。紅茶とコーヒーがありますが、
どちらがよろしいですか?

500 名前:紅茶色の回想 ◆MapleMHsxU :2006/05/19(金) 00:17:00

>>497
(ある図書委員ふたりの会話)
「とりあえず、委員長にはランクBだって報告したけど……」
『いいじゃないか、あんなマイナーな魔導書、だれも使えやしないよ!』
「本当はランクAAAになるようなもんなんだぞ!」
『じゃあ……なにか? いまさら間違えてました、って報告するか?』
「……………………。」
『ま、俺たちは運命共同体ってわけだ。よろしく頼むぜ』
(図書委員たち、書庫の暗闇に消える)

501 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/05/19(金) 00:24:34

>>498
「MS」……そうですねえ。"Maple syrup"か"Maple suger"でしょうか。
どちらも「楓」と「甘味」が共通していておかしいですけど。
こちらの部でお答えすると、こんな感じでしょうか。

502 名前:名無し客:2006/05/19(金) 11:58:53

存在の理解に苦しむ魔法をちょこっと教えてください。

503 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/05/19(金) 22:37:31

>>502
そうですねー。
てのひらの先の液体をぐるぐるかきまぜる魔法……まあ、これは
コーヒーを飲むときに便利ですね、スプーンいらずで。

理解に苦しむ……いえ、役には立つのですが、そんな魔法は、
あります。それは、【人間時計】の魔法です。
なにがすごいかというと……。

左手が短針、右手が長針。魔法を唱え終わると、しゃきっと今の
時間を両手であらわす、のです。

役には立つのですが……ちょっと恥ずかしい魔法ですね。
一体だれが編み出したのやら。記録には残っていないそうです。

504 名前:名無し客:2006/05/20(土) 02:29:26

紅茶とコーヒーどちらかと言わずに両方もらえませんか?

505 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/05/20(土) 02:36:57

>>504
いらっしゃいませ、あ、はい……わかりました。
ちょっとお待ち下さいね。

紅茶を淹れつつ、コーヒーをドリップ、と。
これ、かなり難しいんだよね……コーヒーメーカー
使えば良かったかな。

おまたせしました。でも、両方ともカフェインたっぷり
ですから、一度に飲むと、夜眠れないかもしれませんよ?

506 名前:紅茶色の回想 ◆MapleMHsxU :2006/05/20(土) 02:46:45

>>504
『ねえ部長、紅茶も自動の機械入れちゃだめなんです?』
ほうきで空を駆ける紅茶部員、セシリアさんの質問。
ちょっと考える。

「うーん、やっぱり紅茶部員というからには、紅茶くらい
は手で入れられないとねー」
去年の練習の日々を思い出しながら、わたしは言う。
やっぱり、これくらいは……。

『それじゃ〜、お客さんがこ〜んなにいっぱいやってきたら
ど〜するんですか? 間に合いませんよ〜?』
こ〜んなに、というところで思いっきり手を広げて、彼女は
言う。そんなにお客さん来ることもないんだけどな。

「ま、考えておきましょう」
そこでわたしは話を打ち切ったのだけれど……。

……そのあとすぐ、たった一人のお客さんを相手に、わたしは
てんてこ舞いする羽目になったのだった。

507 名前:名無し客:2006/05/20(土) 03:06:31

学院の闇の仕置人への依頼口はこちらでよろしいのでしょうか?

508 名前:名無し客:2006/05/20(土) 03:19:48

アンダーグラウンドな部活、闇に紛れている部活、のようなものは存在しているのでしょうか?

509 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/05/20(土) 05:38:50

>>507
いえ、こちらではないです。ほかをおあたり下さい。
学院にそういうところってないと思うんですが……。







……ヒントは曲芸部かも。(ぼそり)

510 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/05/20(土) 05:40:11

>>508
雰囲気がアンダーグラウンドなのは、工学部棟にある「スフィア・
コンピュータ部」です。コンピュータとかソフトウェアの開発を
やってるらしいんですが、雰囲気が……。
なんていうか、近寄りがたいんですよね。なんとなく。
いえ、やっていることは真っ当ですよ、たぶん。

闇に紛れているのは天文部。彼らの活動時間は夜です。
街の明かりを避けながら、お目当ての星を探すそうですが、
結構大変らしいです。もっとも、最近はコンピュータ連動の
望遠鏡を使っているので、だいぶ楽になったらしいですけどね。

存在自体が闇なのは……「黒の魔術団」……。
いえ、なんでもありません。聞き流しておいてください。


511 名前:某紅茶部部長 ◆MapleMHsxU :2006/05/20(土) 05:42:03

こっそり企画。楓紅茶部で、わたしと対談してくれる人を募集します。
応募される方は、そのことと、ご都合のよいお時間を、
【紅茶】楓紅茶部裏舞台【珈琲】
http://charaneta.sakura.ne.jp/test/read.cgi/original/1141824845/l50
に書いてください。お返事します。なお、名無しさんの応募はご遠慮下さい。
以上、こっそり企画でしたっ!

512 名前:名無し客:2006/05/20(土) 16:29:18

地震、雷、火事、オヤジ。
何が一番こわい?

513 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/05/20(土) 22:39:07

>>512
ええと。まずは紅茶をどうぞ。

そうですねえ、一番怖いのは地震でしょうか。このへんは地盤が
安定しているので、あまり起こらないのですけど。
ただ、起こったときは大変……というのは、記録に残っています。
そのために、新しく作られた工学棟と魔法塔はとくに地震に対する
設計になっていますね。

次は火事。昔の記録を見ても、一晩でたくさんの家が焼けてしまう
ということが数多くありました。一軒から起こった火事が、あっと
いうまに燃え広がってしまうということもありますし。
今はたいていの家が、耐火仕様にはなっていますけど。

その次は雷ですね。コンピュータとかの電子機器がだめになってしまう
こともありますし。うちですか? 全部サージフィルターとかが
ついている製品にしていますよ。ここの部室もそうです。端末壊れたら
たいへんですし。

……? あと、なにかありましたっけ?
ああ、父親ですか……。ふふっ……(振り向いて昏い笑み)

まあ、ほかのものよりは、怖くない、ですよ。

514 名前:名無し客:2006/05/20(土) 22:58:31

人知を越えた超自然の意志なんてのは存在すると思う?

515 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/05/21(日) 00:16:59

>>514
わたしたちの世界には、まず、科学技術があります。これでかなりの
現象は説明できます。

加えて、魔法技術があります。これも加えると、ほとんどの現象は
説明できます。

ですが、この二つをもってしても、説明できないことは多くあります。
これはもちろん、科学技術や魔法技術の進歩によって解明されるかも
しれません。しかし、今のところは未解明です。

……よって、わたしは、『人知を超えた超自然の意志』は存在するのでは
ないかと考えます。心霊現象などはその最たるものですけれど。

516 名前:某紅茶部部長 ◆MapleMHsxU :2006/05/21(日) 00:32:17

「こっそり企画」、募集を終了いたします。
お騒がせいたしましたー。

517 名前:名無し客:2006/05/21(日) 18:15:28

たまには占ってください。
えっと…楽天の未来を…。

518 名前:名無し客:2006/05/21(日) 21:18:22

心霊現象は、魔法では説明つかないのですか?

墓場に火の玉が……!
古い人物画の目が動く……!

とかは割と解明できちゃうのではないでしょうか!

519 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/05/21(日) 21:53:41

>>517
はあ、「らくてん」さんですか。個人の方ですか?
とりあえず、個人の方と考えて、占いを。

「[XI]正義(Justice)の、逆位置」
タロットをよく知る方はご存じかも知れませんが、このカードに
描かれる人物は、天秤を持っていることが多いです。
そこから、バランス、アンバランス、という意味合いがあります。

さて、逆位置のカードの意味合いは「アンバランス」です。
これから先ですが、ふらふらしたり、優柔不断だったりする可能性が
あります。

……ですが、揺れている天秤は、いつかは止まるもの。希望は
あるでしょう。

こんなところでしょうか。ご参考までに。

520 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/05/21(日) 21:54:55

>>518
そうですね。その物から「魔力」が感じられるなら、すぐに解決です。
魔法が使われているものからは、全て魔力が発せられていますから。

しかし、魔力が感じられない場合……これは問題です。
火の玉の上に糸があったりとか、肖像画の中にモーターなり液晶なりが
仕込まれているなら、これもすぐに解決ですが。

でも、どちらでもない場合……これは問題です。
魔法でも科学でもない……そうなると事態は深刻です。
もしや、だれかの呪いかも……!

と、思考停止しないように、紅茶部も、探偵部も調査をしています。
……たまに逃げちゃうことは、ありますけど、ね。

521 名前:名無し客:2006/05/22(月) 01:24:56

こちらの世界で大人気の、魔法使いの少年が活躍するベストセラーシリーズの中で、
成績優秀なヒロインが「占い学」について、ボロカスクソミソに言ってました。
古いだの役に立たないだの何だのと。

タロット占いを趣味(?)にしているシェルンさんから、そんなヒロインに一言お願いします。

522 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/05/22(月) 01:42:31

>>521
まずは、紅茶かコーヒーをどうぞ。

ふむう。それはそれは。
その人が批判したのは、なんでもかんでも占いの通りに行動する
人たちではないでしょうか?

本来占いというのは、占いを希望する人に「道を示す」ためのものです。
良い結果が出れば、その結果を頭の片隅において進んでいってもらう。
悪い結果が出れば、悪い結果にならないように行動してもらう。

おもうに、その批判された方は、上記のような占いと、密室に
こもって、「占いの結果が世界の全て」と勘違いしている人々を
混同しているのでしょう。

わたしから言えることは、

「闇雲に批判するより、少しは『占い』について教養を深めては
いかがですか? 意味のないものが、はるか昔から引き継がれる
可能性は低いと思うのですが」

こんなかんじでしょうか。

わたしだって、「占いが全てを決める」とか言ってる人は
苦手ですけどね。

523 名前:名無し客:2006/05/22(月) 18:04:04

緑茶と紅茶の違いについて、貴女の意見を述べてください

524 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/05/22(月) 20:45:12

>>523
ふーむ……。
部長をやっている割にはあまり舌が肥えていないのですが、
それでもよろしければ。

紅茶にも緑茶にも、いろいろな種類がありますが、色々と
飲んでなんとなく感じたことなのですが、それは……

「紅茶は、甘味の中に渋みがある」
「緑茶は、渋みの中に甘味がある」

……こんな感じでしょうか。なんとなく、味のメインに
なっているものが違うような気がするのです。
あくまで私見ですけれど。

525 名前:名無し客:2006/05/23(火) 22:31:24

水泳はお好き?

526 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/05/23(火) 22:45:58

>>525
いらっしゃいませ。紅茶かコーヒー、お好きな方をどうぞ。

水泳、ですか。うーん……まだこちらでは、季節的に早いですね。
市立の温水プールとかだと、年中みんな泳いでますけどね。

ルディナの街は水に面しているので、水泳は結構小さいころから
習わされますね。なにせ、仮に乗っている船や水上バスがひっくり
返ったりしたら大変ですから。

でもどちらかっていうと……その、わたしは水泳が好きじゃないですね。
ほら、その、あの格好が。ええ、あの水着。

もちろん今なら水着は自由なんですけど、あの水着のインパクトは
いまでも……頭に残っているんですよ。

527 名前:名無し客:2006/05/23(火) 23:02:30

>あの水着

どんな水着ですか?
図解入りで解説お願いしまつ

528 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/05/23(火) 23:09:47

>>527
ええーとぉ、紫で、それから名前書くとこがあって……。
って、だだだ、だめですっ!
図解なんてもってのほか!
これについては永遠の秘密です!

529 名前:名無し客:2006/05/24(水) 00:50:49

まあ、水着については後ほど、という事で。
ええ、後ほど。


魔法を使った泳法なんて、存在するのですか?
魔法サーフィンとか良さそう〜。

530 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/05/24(水) 02:21:24

>>529
そうですねー。
空気の膜で体を覆ってやる「エア・サーフィン」とかがありますね。
簡単におぼれる心配がないので、好評みたいです。
また、魔法で追い風を作って、スピードに乗って波の上を駆け抜ける
サーフィンもありますね。

また身近なところでは、【水歩き】という、水の上を歩ける魔法をかけて
おこなう「ウォーター・スケート」というのがあります。
泳ぐわけではありませんが。

これは、氷の上をスケート靴で滑る代わりに、水の上を魔法の靴で滑る、
というものです。回転とかジャンプとか、いろいろと技があります。

わたしも小さいころにスケートの心得があったので、このスポーツの
基本は、案外と簡単にマスターできました。この間もある人の前で
披露したのですが……。

ほかにもいろいろと水に関するスポーツがあるのですが、それは
またシーズンに入ってから、ということで。

531 名前:名無し客:2006/05/24(水) 09:16:34

魔法で空を飛ぶのは箒だけですか?
絨毯とか椅子は飛びませんか?

532 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/05/24(水) 19:35:54

>>531

魔法で空を飛ぶのは、ほうきだけではないです。
たとえば東の国では、魔法の雲を作ってそれに乗るらしいですし。

じゅうたんで空を飛ぶ魔法というのはあります。ただ、ここが
「現代の魔法」の融通の利かないところなのですが、ほうきで
空を飛ぶ魔法と、じゅうたんでそらを飛ぶ魔法は別に覚えなければ
いけないんです。

椅子で空を飛ぶ人は……いますよ。でも、サーカスとかでしか
みかけませんね。でも、椅子ごと人が飛び上がる様は見事です。
ちっちゃなころはそれを見て拍手していましたね。

あっと、お話が先になってしまいましたね。
紅茶とコーヒー、お好きな方をどうぞ。

533 名前:紅茶色の回想 ◆MapleMHsxU :2006/05/24(水) 20:38:09

飛行魔法の学科。

みな続々とほうき飛行を選ぶ中、ただひとり、じゅうたん飛行を
選ぶ彼。身長は低いが、スポーツ抜群。そんな彼がじゅうたんを
選んだのは、『人を一緒に乗せて飛びたいから』だった。

飛行魔法は、ありふれているように見えるけれども、習得は結構
難しい部類に入る。『飛行魔法実技』の授業は、通年でしかも
週に2講義、という、もっとも時間数の多い部類の授業だ。

みなが、数人の指導教官から、グループになって【ほうき飛行】を
習っている間、問題の彼はたった一人の教官と一対一で【じゅうたん
飛行】の練習をしていた。「君があきらめると、教官がひとり浮く
んだけどねえ」という冗談めかした言葉は、その教官が発したもの。

そして、習得が一番遅いグループにいたわたしが、ようやくよたよたと
ほうきで飛べるようになった頃。

「浮いた!」「浮いたぞ!」
そんな声が耳に入る。ふとそちらを見ると、問題の彼が浮いていた……
じゅうたんに乗って!

「やったぞぉぉぉぉぉ!!!」

彼の叫び。ついでにじゅうたんも震えているように見えた。
紙吹雪の手持ちは、ない。でも、わたしのポケットには何か入っている。
これでいいか。

わたしはよたよたと飛んでいくと、彼の上から、ポケットに入っていた
キャンディを降らせてお祝いしてあげた。

534 名前:名無し客:2006/05/24(水) 22:33:30

楓紅茶部のいちばん長かった日について教えてください

535 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/05/25(木) 03:02:23

>>534
本当に「一番長い日」と言えば、25年前の出来事でしょうけど、
最近では……わたしに関することですね。

ちょうど去年の今頃、わたしは楓紅茶部に居続けるか、ベースボール部
のマネージャーになるか悩んでいました。それでベースボール部の
手続き締め切り日が、紅茶部にとって「一番長い日」になったわけです。

というのも、当時いた部員は全員が卒業予定。わたしがいなければ
廃部確定でした。わたしはどちらの部からもお話を聞いて、3日ほど悩んで
結論をだしました。「楓紅茶部に残留」と。

当時の部長は、朝からずっと部室にいて、ずっとお茶を飲んでわたし
を待っていたそうです。部長にとっては、文字通り「一番長い日」
だったでしょうね。

536 名前:名無し客:2006/05/25(木) 17:16:59

「戦争用」の魔法ってありますか?
毒ガス、地割れ、山津波、相転移を伴わない瞬間移動による核融合、etc...

537 名前:名無し客:2006/05/25(木) 18:50:16

部長さんの弟さんを・・・、
此方で預かっています…帰して欲しければ、
弟さんの好物の御菓子を持って来て下さい。
(ガタギタ、ガーギャー!ウワーン!!!)
・・・
・・・
・・・・大至急で!!!

538 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/05/25(木) 21:33:49

>>536
いにしえの昔、そのような魔法が濫用されたことがありました。
その結果、多くの悲劇が起こり、それらの魔法は封印されました。

封印された理由は2つ。
一つは、先ほど述べたように、多くの悲劇を巻き起こしたこと。
そしてもう一つは、それらの魔法は威力が大きいとともに、制御が
非常に難しいこと。

敵の軍勢を攻撃しようとして、魔法を詠唱した魔術師団が、魔法の
暴走により自ら滅んだことが多々ありました。その数は両手両足の
指の数では足りないくらいだったと言われています。

その結果、いまは「規模は小さいけれど制御が容易な魔法」が多く
使われています。今から200年前に今の魔法をまとめた、ある高名な
魔導師は、「汝、魔法を使うも、魔法に使われる事なかれ」という
言葉を残しています。

……とてつもない威力の魔法に興味がおありのようですが、あなたは
それを制御する自信がおありですか?

539 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/05/25(木) 21:34:55

>>537
家にて。

(♪携帯端末が鳴る)
はい、はい、え、なにかの間違いじゃないですか?
(リビングで寝っ転がる弟の姿を確認)
はあ……失礼ですが、かけてるところをお間違えではないですか?
はい、大至急で。わかりました。
(携帯端末を切る)

場所がわからないのに、どこにもってけというのだろう。
しかも本人はここにいるし。これって、噂の「振り込め詐欺」?

わたしは、弟の大好きなお菓子店の写真を、携帯スフィアメールで
発信元に送ってあげた。



540 名前:名無し客:2006/05/25(木) 21:47:56

倉庫を調べていると方刃だけの刀を見つけたんですが。

541 名前:名無し客:2006/05/25(木) 22:33:19

資格や免許はもってますか?

542 名前:紅茶部の扉の貼り紙 ◆MapleMHsxU :2006/05/25(木) 23:32:12

【お知らせ】

本日、急用によりお休みします。
お返事は明日までお待ち頂きますようお願いいたします。

                          楓紅茶部部長

543 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/05/26(金) 06:03:11

>>540
わわわ、これってまさか真剣?
なんか刃が反ってますけど。ごついですね。しかも重いし。
これはうちの部じゃわからないですねえ。
どことなく東方の雰囲気がしますけど、これだけほこりだらけだと……。
鑑定倶楽部に連絡とりますね。


544 名前:紅茶色の回想 ◆MapleMHsxU :2006/05/26(金) 06:05:19

>>540
「倉庫を整理してたら、こんな物が出てきたんですよ」
連絡を受けてやって来た、中央棟の第5倉庫。やじうまが集まる中
学生が見せてくれたのは、片刃の長剣だった。

さっそくやって来たのは、王立学院でも有名な「鑑定倶楽部」。
彼らに鑑定できない物はない、とまでいわれる部だ。
ちなみに、通信部で「なんでも鑑定倶楽部」というテレビ番組を持っている。

鑑定部員達と、そして顧問の先生が、慎重に鑑定する。刃の根本や、
柄、つば。そして顧問の先生が言った。

「これは東方の国で作られた、刀ですね。年代物で、200年は経って
ますよ。しかしなぜ、この学院の倉庫に眠っていたんでしょうね」

200年前と言えば、今の魔法の基礎が作られた頃。わたしはその刀の
過ごしてきた時間に、思いをはせずにはいられなかった。

545 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/05/26(金) 06:06:26

>>541
まずは紅茶かコーヒーをどうぞ。

ええとですねー、うーん……あ、そうそう、スフィア(インターネット)
検定2級、あとはメルファルト語検定2級、コンピュータ検定初級、
2級ばっかりだなあ、うーんうーん、あとは……
あ、そうだ! 魔術師検定銅クラス、です。これが一番高いかも。

546 名前:名無し客:2006/05/26(金) 22:31:37

夏に遊びに行くとしたら何処?

547 名前:名無し客:2006/05/26(金) 23:05:38

カラオケの持ち歌は何?

548 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/05/26(金) 23:44:35

>>546
まあ、紅茶かコーヒーをどうぞ。

夏ですかー。夏と言えば海! なんですが、日焼けがちょっと心配ですね。
この街に面している海は、断崖絶壁……深度100m以上になっているので、
泳ぎに行くにはずいぶんと遠くまで行かなければならないんですよね。
鉄道に乗っていくんですけど、人いっぱいです。

あとは山に入って、ほうきに乗って空を飛ぶ、と言う感じでしょうか。
わたしはへたっぴなのでよたよたとしか飛べませんけど、上手い人は滑る
ように飛んでいきますよ。
陽光のなか、風に乗って滑るように飛んでいく、これも夏の醍醐味かも
しれませんね。

549 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/05/26(金) 23:45:29

>>547
残念ながらもう活動休止になってしまいましたけど、"daylight"という
グループの、"Star Heaven"という歌ですね。遠くにいるある人を想う、
というのがいいですね。いまでも、ラジオでたまにかかります。
あとは、"Mr.Adult"というバンドの"くるみ"という歌でしょうか。
ちょっとキーを合わせるのが大変ですけれど。

550 名前:名無し客:2006/05/27(土) 00:17:27

“Mr.Adult”に、物凄く興味がわきました。

というわけで、なにかAdultな話題を一つ。

551 名前:名無し客:2006/05/27(土) 16:54:01

"daylight"はどうして活動休止してしまったのでしょうか?
シェルンさんは随分とファンだったようですが、活動休止発表のとき、
どう思いました?

552 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/05/27(土) 21:42:48

>>550
まずは紅茶かコーヒーをどうぞ。

これはプロモーションヴィジョンのための、架空のバンドなんですけどね。
もう年配のおじさんたちが集まって、バンドを結成すると言うお話なんです。

実際に、いま年配の方が楽器をはじめるとか、バンドを結成するというのが
こちらではブームなんですよね。昔の「The lady beetles(テントウムシ)」とか、
「Roll stones」とかを聞いた人たちが。

年配の方が、昔は買えなかった楽器を購入したりして、バンドをはじめるのは、
立派に"Adult"な……大人の趣味とは言えないでしょうか?



553 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/05/27(土) 21:43:57

>>551
最初に、友達からその話を聞いたときは信じられませんでした。
それで、スフィア(インターネット)を見たり、あちこち情報交換
したりして、それが事実だとわかりました。

ショックでした。

その日の夕飯は食べませんでしたし、3日くらいご飯は少なめでした。
やっと区切りがついたのは4日目くらいだったでしょうか。

活動休止の理由は、このグループで出来る全てのことを出し尽くした、
ということだそうで、これからはソロ活動や楽曲提供という形で
がんばっていく、ということだそうです。

グループの人たちが、今後も活躍していくことを祈っています。

554 名前:名無し客:2006/05/27(土) 21:49:12

公道での飛行魔法の使用には許可はいらないの?

555 名前:名無し客:2006/05/27(土) 21:53:27

プロスポーツに興味はありますか?

556 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/05/28(日) 05:05:43

>>554
いらっしゃいませ。まずは紅茶かコーヒーをどうぞ。

公道や水路の上での飛行魔法は、免許が必要になります。
それで、その証明に使うのが、「魔術師クラス証明」です。

これは銅から金まであって、それぞれの試験をパスした者だけが
持つことの出来る徽章です。色はそれぞれのクラスの色をしています。

また、徽章を機械にかざすと、その人がどの魔法を習得しているかが
表示されます。そして、その中に【飛行魔法】の免状があればOK
なのです。

わたしの場合は「銅」クラスなのですが、一応飛行魔法の免状を
持っているので、公道や水路の上を飛ぶことが出来ます。
……よたよたしてますが。

557 名前:紅茶色の回想 ◆MapleMHsxU :2006/05/28(日) 05:07:17

>>554
ちょっとお使いで、街の上をほうきで飛んでいたとき。

「ちょっとそこの君、降りてきなさい」

下から声をかけられた。見ると青色スーツの警察官。
しょうがないので降りる。

「あーきみ、飛行魔法の免状は持っているのかね。少し調べさせてもらう」

確かに飛んでたでしょ、という言葉をぐっとこらえ、応対をする。
警察官はわたしの徽章に機械をあて、情報を読みとった。

「たしかに免状は持っているようだね。しかし、持っているなら、もっと
上手に飛びたまえ。無免許飛行と勘違いされるぞ」

わたしは心の中で舌をだしながら一礼すると、再び空へ舞い上がった。


558 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/05/28(日) 05:09:06

>>555
一時期、のめり込みそうになったことがありました。ベースボール。
当時の知り合いがベースボールをやっていて……その関係です。

今は、というとあまり関心がないですね。もちろん魔法を使った
ウォータースケートや、スピードフライト(ほうきでいかに早く飛べるか
を競う競技)とかには関心がありますけどね。

とはいえ、なんといいますか。

とあるところの策師さんのように、あれだけ一つのスポーツにのめり
込めるのはうらやましいですね。情熱がひしひしと伝わってきますし。

559 名前:名無し客:2006/05/28(日) 19:28:59

昔の鉄人(偉人?)に倣って、デッキブラシで空を飛ぶのが一時大流行した、
という噂は本当ですか?

560 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/05/29(月) 00:06:41

まずは紅茶をどうぞ。今日はオレンジペコーになっております。

そうですね。
むかし、街にでてきて、小荷物の宅配をする少女が主人公のアニメ・
ヴィジョンが流行になったんです。それで、その子はほうきで空を
飛ぶのが主だったんですが、あるとき、スランプになって飛べなくなって
しまったんです。

そして起こったのが、飛行船のトラブル。彼女の好きな男の子が、
飛行船のロープにつかまって、いまにも落ちそうになってしまったのです。
そこで彼女は、近くにいたおじさんのデッキブラシを借りて、
空に飛びだしたのです……。

このヴィジョンが爆発的に流行して、真似をしようとした魔術師見習いが
一杯現れました。それで水路に墜落したり、はたまた地面に不時着したり。
街では「デッキブラシで空を飛ぶことを禁止する」という条例まで出る
始末でした。

わたしが子供の頃の話でしたけど、いまでも試す人がいるとかいないとか……。

561 名前:名無し客:2006/05/29(月) 21:31:20

水路の発達した町なのでしたら、
ゴンドラやボート等の小舟に(緊急用としてでも)飛行魔法が付与されていませんか?

562 名前:名無し客:2006/05/29(月) 22:09:22

部長さ〜ん、お隣の部室の方が
「もらい物で悪いんだけど良かったらどうぞ」
って、御菓子のお裾分けに参られていますよ〜。

563 名前:紅茶部の貼り紙 ◆MapleMHsxU :2006/05/29(月) 23:53:17

【お知らせ】

本日、急用によりお休みします。
お返事は明日までお待ち頂きますようお願いいたします。
たびたび申し訳ありません。

                          楓紅茶部部長


564 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/05/30(火) 06:02:16

>>561

まずは、コーヒーか紅茶をどうぞ。

そうですね。
基本的には、船には飛行の魔法ではなくて、【不沈】、つまり
沈まない魔法がかかっています。これは街を行き交う船のほとんど
にかかっています。

この魔法は船が進水するときにかけるもので、この魔法を使える
人は、そうそう仕事に困ることはないと言われています。
わたしはまだ勉強中で、ほんの小さなものにしかかけられないん
ですけど。

とはいえ、いかに魔法がかかっていても、沈むときは沈むもの、
たとえば定員オーバーだったり、重量オーバーだったりする時
ですね。

なので、あくまで魔法は「保険」の意味が強いです。
絶対に沈まない、ということではないのでお間違えないよう。

565 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/05/30(火) 06:03:09

>>562

おー、これはこれは、天文部の方。
ありがとうございます。って、みんな星の形してるんですねえ。
天文部オーダーメイド、だったりして。
いいなあ、うちも変わったお菓子つくってみるかなー。



566 名前:紅茶色の回想 ◆MapleMHsxU :2006/05/30(火) 06:04:28

>>562
こんこん、と扉がノックされた。
開けると、隣の天文部の部員さん。

「これ、お菓子作り同好会さんからもらったんですけど、あまっちゃって。
いかがですか?」
見れば星の形をかたどったお菓子ばかり。天文部オーダーメイド、って
とこかしら。

「ありがとうございます。では、いただきますね」
にっこりと笑みを返して、わたしはお菓子を受け取った。

今度はなにか作って、こちらからお返しをしないといけないかも。

567 名前:名無し客:2006/05/30(火) 19:35:44

やはり魔法のチェスもあるのでしょうか?
できれば魔法の将棋もほしいのですが。

568 名前:名無し客:2006/05/30(火) 19:44:43

やっぱり、テストの前になると、
頭の回転がよくなる薬(偽)とか、物覚えがよくなる薬(嘘)が、
裏で取引されるんでしょうか?

569 名前:名無し客:2006/05/30(火) 21:54:51

校舎裏で恐喝が行われているとの噂が流れてます。

570 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/05/31(水) 18:51:50

>>567
まずは紅茶かコーヒー、どちらかをどうぞ。

魔法のチェス……そうですね、駒と盤ならあります。
全部クリスタル製で、駒の形に削るのも魔法なら、
よりいっそう美しく輝かせるのも魔法だそうです。」
今は、王立美術館に保管されています。

将棋……しょーぎというと、東方のチェスのようなもの
でしょうか。特に魔法の道具があるとは聞いたことがない
のですが……とった駒を再利用するというルールは、ある
意味魔法かも知れませんね。

ちなみにどちらも、魔法がかかっているとしても、駒が
入れ替わるとか、一時的に駒がかわるとかということは
ないですよ。そんなことになると、勝負が成り立たなく
なってしまいますからね。

え、すりかえる魔法のかかったものはないのかって?
それは奇術師の得意魔法です。

その魔法は「いかさま」って言うんですよ。

571 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/05/31(水) 18:56:51

>>568
別に試験前でなくても、そんなことはよくありますよ。
例えば……。

・ある魚の目に含まれる物質が目にいい! というテレビ番組が
 ながれると、その日お店からその魚が消える。

・ある加工食品が、ダイエットに効果大! というテレビ番組が
 ながれると、同じくその日お店からその食品が消える。

・魚に含まれるある物質が、頭の回転にいい! というテレビ番組
 があると、勉強もしないで、試験前必死になってその魚を食べる。

……などなど。

まあ、効果がないとはいいませんけど、そんなにすぐ効果があったら
苦労しませんよね(くすり)。
さて、勉強勉強……っと、わ!

(ぱらり、と紙が落ちる。紙には『特効薬!「魔法学」過去10年の試験問題』と
書かれている)

これは別のお薬で……いまのは見なかったことにしてくださいね?(にやり)



572 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/05/31(水) 19:10:50

>>569
校舎裏……? ううん、どの校舎でしょう。
この学院は、校舎が中央、東、西、魔法塔、工学棟に分かれているんですよ。
それがわからないと、張り込みとかができないんですよね。
とりあえず、情報は集めてみますけれど……。

573 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/05/31(水) 19:12:34

>>569
「中央棟校舎裏にて恐喝の噂!」
こう書かれていた紙片が、紅茶部の扉にはさまっていたのは昨日。
「全員、張り込んで現場をおさえるわよ!」
部長、シェルンの号令一下、この日部室にいた部員達は動き出した。

……しかし、彼らの後ろにカメラが光っていたのに気づいた者は
ひとりもいなかった。そのカメラのシールに曰く。
「密着・楓紅茶部による捜査の実態〜欅通信部〜」
と。

574 名前:名無し客:2006/05/31(水) 19:35:45

奇妙な習性を持った、魔法が関わった生物って居ますか?

575 名前:名無し客:2006/05/31(水) 20:15:52

紅茶部部長の習性が一番、奇妙だって噂があります。

576 名前:名無し客:2006/05/31(水) 20:38:21

一言余計な人間の撃退方法を伝授してください。

577 名前:名無し客:2006/05/31(水) 22:06:51

旅の思いでを語ってください。

578 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/05/31(水) 22:14:57

>>574
まずは紅茶かコーヒーをどうぞ。

そうですね……魔法が関わっている生物と言えば、「魔法リス」でしょうか。
てのひらに乗っかるくらいのリスで、可愛いんですよ。
ほら、こんな感じで。

【魔法を使って、てのひらにリスの像を浮かび上がらせました】

このリスの変わったところは、魔力の反応があるところに近づくと、毛が
光り出す、というところでしょうか。なので、なにか事件が起こったときに、
魔力の反応がないかどうか調べる目的で、このリスが放されることがあります。
光るときは薄い、青白い色なんですよね。ふだんの毛並みは茶色なんですけど。

なぜ光るか、ということですが、数百年前の魔法使いが品種改良をして、
その末裔が今ここにいる、ということらしいですね。

……うちの部にいるか、ですか? 残念ながら紅茶部では飼っていないんですよ。
本物が見たければ、生物部か探偵部に行ってみてくださいね。

579 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/05/31(水) 22:16:36

>>575
(目に氷のような光を宿して)
噂……ですか? あなたが言い出したことではないでしょうね。
他人のせいにするのは良くないですよ?

もし、あなたが言い出したことならば……。










おわかりですね?(くすり)

580 名前:王立学院探偵部員・二人組 ◆MapleMHsxU :2006/05/31(水) 22:18:52

>>575
柊探偵部サロンにて、敏腕1年探偵部員2人の会話。

「楓紅茶部長、観察依頼。結果その1」
『うれしいことがあると、部室の前で3回転する』

「結果その2」
『待っている人が来ないと、砂糖も入れない紅茶にスプーンを
 入れて、ぐるぐるかきまわす』

「結果その3」
『情報端末(パソコン)を開くときは、かならず上を3回叩いてから
 開ける』

「このことから、回転する、3回、この2点に共通点がみられる」
『これだけかなあ、普通だねえ』

「そお?」


581 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/05/31(水) 22:20:15

>>576
そうですね。
出番を奪うことです。これが一番でしょう。

……出番は、人間の命。これがなければなにも話せないし、活躍することも
できません。
たとえその人物がどれだけ一言多いとしても、出番がなければしゃべること
すらかなわないでしょう。

……なーんてね。横から口をぴしゃり、とか、横にらみで「しゃべるな!」
と押さえ込むのが一番でしょうね。それでだめなら【沈黙】の魔法とかが
ありますけど。ためしてみますか?

582 名前:名無し客:2006/05/31(水) 22:29:52

>>581
どこかの主人公(笑)をピンポイントで想像してしまったのは俺の邪推だろうか。

583 名前:名無し客:2006/06/01(木) 02:18:45

>>582
友よ、お前は間違っていない。
というかむしろ発言者もそのつもりだ。
俺にはわかる。

584 名前:名無し客:2006/06/01(木) 16:25:39

部長が学院の黒幕だというのは本当ですか?

585 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/06/01(木) 21:19:58

>>577
そうですね、真冬に行った北の島でしょうか。
家の屋根も真っ白、道も真っ白、道路でスキーができそうな
風景でしたね。
それで、その島の東の街でレストランに入ったんですが、
普通は水だけ出てくるのに、なんとメロンソーダがでてきた
んです! まだメニュー頼んでないのにですよ! もうびっくり。
もう一度あのレストラン行ってみようかな、とおもってます。


586 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/06/01(木) 21:20:43

>>582
それはあなたの気のせいでしょう。
たぶん……ね。(くす)

>>583
どうでしょうね……わかりませんよ?
誰を指して言ったかなんて、ね。

587 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/06/01(木) 21:21:43

>>584
黒幕……部長じゃないですけど、いまの学生会の総務委員長の人は
たしかに黒幕っぽいですね。派手なところは学生会長にまかせて、
地味な仕事に専念してますし。

歴代の総務委員長の人はだいたいそういう仕事をしてるんですけど、
今の代のひとは輪をかけて地味ですね。まあ、そう言う仕事がお好き
なんでしょうけど……。

え、わたしが黒幕?
…………(不気味な沈黙)…………。

そんなわけないじゃないですかー。だってほら、まだ2年だし。
そういうことにしておきましょうね(にっこり)。

588 名前:名無し客:2006/06/02(金) 00:35:55

>>587
……そういうことにしておかなかったら、どうなるんでしょうか?

589 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/06/02(金) 07:45:29

>>588
さあ、どうなるんでしょう。

どちらにしても、たとえ探偵部の調査をもってしても、わたしが
黒幕なんていう結果はでないでしょうね。
だって、違うんですから。

……ちがうったらちがうんですっ。おわかりですね?(ふふっ)

590 名前:名無し客:2006/06/02(金) 10:47:59

生物室の骨格標本が、
夜中になると動き出して、
生徒を見つけると捕まえて、



骨の名前を延々と講義するそうです。






591 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/06/02(金) 22:51:07

>>590
はあ、「あの」骨格標本がねえ……。
(>>83をご参照)

夜中になると動き出す、って、一体誰が捕まったのやら。
お化け屋敷でもあるまいし。

……そろそろ夏だから、肝試しの予行演習かな。
まさか、ね。

592 名前:紅茶色の回想 ◆MapleMHsxU :2006/06/02(金) 22:52:16

>>590
午後11時半、生物研究室入り口。
部長シェルンと、部員のレイチェルは、扉を開けて部屋の中を見ていた。

「……変化無し、と」
「ありませんね」

二人は顔を見合わせた。とりあえず、あと30分様子を見てから帰ろう、
という結論を二人は出した。

「まったく、ただの幻覚だよねえ」
「そーですね」

話し合う二人。だが、その後ろから影が近づいていることには、二人とも
気づかなかった。
そしてその影が、「頸椎胸椎腰椎仙椎尾椎……」とつぶやいていることも。

593 名前:名無し客:2006/06/02(金) 23:24:17

私服はどんなのが好み?

594 名前:名無し客:2006/06/02(金) 23:25:17

私腹はどれくらい肥やしてる?

595 名前:名無し客:2006/06/02(金) 23:47:17

大地は丸い?

596 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/06/03(土) 00:48:23

>>593
そうですねー。ワンピースでしょうか。

暑いときは、たまにTシャツにジーンズだったりしますが。
これは夏限定ですね。運動するときとか。

色はあまり目立たないもので。

基本はブラウスにスカートに、上からボレロかジャケット。
それから……これでもスーツ一式持ってるんですよ。儀礼用のために。


597 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/06/03(土) 00:49:25

>>594
ふふふ……さあ、いくらでしょうね。

なんて言うと思ったら大間違い! 紅茶部の財政はぎ・り・ぎ・りなんです。
紅茶だけは心配いらないですけど、他のお菓子とかは大変なんですよ!
私腹をこやしてるひまがあったら、お勘定をする方にまわします!

ああ、会計は非公開でお願いしますね(ふふっ)。


598 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/06/03(土) 00:50:20

>>595
今から約100年前、宇宙に初めて飛び出した人は、こう言いました。

「われわれの大地は球だった」と。

これは過去、さまざまな人たちが唱えたことを実証するものでした。
「地面は平ら」とあくまで主張する一部の人々を除いて、私たちの星が球体
であるということは、瞬く間に広まっていきました。

これにちなんで、世界をつなぐ情報端末ネットワークは、「スフィア」、
つまり「球体」と名付けられたのでした。

599 名前:名無し客:2006/06/03(土) 01:18:31

シェルンさんはやりくり上手そうですよね。
部費の節約倹約術をぜひ教えていただきたく。

600 名前:名無し客:2006/06/03(土) 16:16:52

カップはどんなの使ってる?

601 名前:名無し客:2006/06/03(土) 21:37:24

魔法の杖はどのくらいの寸法が一般的なんでしょうか?

長さは15cm前後で直径が1cm以下?(ボールペン等
長さ30〜40cmで直径2cm程度?(大き目の筆
長さ1〜1.5mで直径3cm?(歩行補助用杖
長さ2m超過で直径5cm?(八尺棒

602 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/06/03(土) 22:15:36

>>599
うーん、そうですね……そんなにやりくりは上手くないですよ。
あえてやっていることと言えば、

「細かいことよりまず、一番大きい問題からなたをふるう」

ということでしょうか。よく細かいことからちまちま削っていく
人がいますけど、そんなことをやっていては手遅れですね。

603 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/06/03(土) 22:16:44

>>600
今わたしが使っているのは、グレーを基調にしたカップですね。
口もそこそこ広いもので。

部員のみんなはマイカップを持ってきているんですけど、
みんなそれぞれ個性があって、「間違って別の人のカップ
使っちゃった!」ってことはまずおこりそうにないですね。

変わった物では、スープ用のカップ持ってきて、1.5人分
飲むって人もいますけれど。

うっかり割ったりしないように、洗うときにはみんな気を
つかっているようですよ。


604 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/06/03(土) 22:18:39

>>601
そうですね、魔法の杖のサイズというと、だいたい……。

魔法の杖は、そちらの単位で長さ30cmくらいのものが標準です。
先に小さな宝石がついていて、その下に持つところがついています。
こだわる人は、大きな宝石がついていたり、文様が彫られていたり
します。

上級になると、長い杖(1mくらい)のものを使う人もいます。
初級の人間では、これだけ長い杖は使いこなせないので、これは
「上級の証」というものですね。

ただ、変わった人だと、指輪だったり、剣だったり、水晶球だったり、
カードだったりと、様々なものを使ったりします。
これも初級の人間では使いこなせませんが。

まずは長めのものさしくらい、と思っていただければ間違いないですね。

605 名前:名無し客:2006/06/03(土) 23:23:56

こだわりの杖は普通の杖とどう違うんでしょうか?
見た目以外で。

606 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/06/04(日) 07:48:36

>>605

こだわりの魔法の杖が、普通の杖とどう違うかですか?

まずは宝石。たいていこの宝石には魔力がこもっています。合い言葉を
唱えると、魔法が発動する……というものが多いですね。
または、宝石の力で、魔法を使ったときの疲労を軽減する、というもの
もあります。

変わったところでは、杖をかざして合い言葉をとなえると、変身する、
というのがあります。よくアニメヴィジョンの題材になったりしますけれど。
もっともこれは、上の「合い言葉を唱えると、魔法が発動する」の変種
かもしれませんが。

いずれにしても、これらの杖はそうとう値が張るので、わたしのような
人間が買うのは無理ですね。お金持ちの印、または代々続く魔術師の印
なのかもしれません。

607 名前:紅茶色の回想 ◆MapleMHsxU :2006/06/04(日) 12:19:55

>>605
あたらしい魔法を習うと、一つやることがある。
それは、魔法の杖に、魔法の文字を彫り込むこと。これをしないと、
杖を使って魔法をかけることはできない。

もちろん、毎回指で印を描いて呪文を唱えれば、杖はいらないのだけど。
だいたいの人は面倒なので、杖に魔法の文字を彫ってしまうのだ。

そんな中で、彫る作業をしない学生が一人。

彼の家は代々魔導師。そして、彼は代々受け継がれた杖を持っている。
その杖には「彫られていない魔法は無い」というほど、びっしりと魔法文字が
彫られている。

いいなー、とわたしたちが言うと、彼は苦笑いをしてこう言った。

「本当は、どの魔法が彫られているかわからない、っていうのが本当なんだけどね……」

608 名前:名無し客:2006/06/04(日) 20:46:29

呪文の詠唱ってあるんですか?

609 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/06/04(日) 23:47:18

>>608
ほにゃ?

あ、ああ、すみません。紅茶かコーヒー、お好きな方をどうぞ。
魔法を使うときには、

呪文の詠唱+魔法の杖 or 呪文の詠唱+魔法の印

というように、どちらの使い方でも魔法の詠唱は必ず必要なのです。
なので、魔法を学ぶ人間にとっては、呪文の詠唱の練習は
日課になっています。

肝心なときに、呪文が頭に浮かんでこなかったら大変ですからね。
……しかし「呪文の詠唱ってあるんですか」って……ああびっくりした。

610 名前:名無し客:2006/06/05(月) 02:26:53

ある英国の紳士が君の教養を試すと言って、こういう問いを投げかけた?

紅茶?それともコーヒー?

さて、なんと答えますか?

611 名前:名無し客:2006/06/05(月) 18:42:44

伝説に歌われる真なる達人は、杖もなく呪文もなく、
身じろぎ一つしないで魔法をかけ得ると言いますが。

612 名前:名無し客:2006/06/05(月) 18:45:32

町の噂と店舗の外見だけで結構ですので、
王室御用達の超☆高級店を紹介して下さいませんか。

613 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/06/05(月) 22:19:52

>>610
「それではお言葉に甘えまして、紅茶を一杯いただきたいのですが。
 よろしいでしょうか、Sir?」

こう言って、にっこり笑いましょうか。

614 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/06/05(月) 22:21:18

>>611
まずは紅茶をどうぞ。

学院にも、達人クラスの魔導師は何人かいらっしゃいます。
全世界でも、トップクラスの人たちです。

普通の人の目から見れば、身じろぎ一つせずに魔法を使って
いるように見えます。けれど本当は、指先で印を描いたり、
魔法の装飾品に触れたりしているのです。

もちろん、真の達人……200年前にこの魔法の基礎を作ったと
いう魔導師は、なにも使わなくても魔法を使えたといわれていますが。

わたしたちのようなひよっこ魔法使いは、まず基本から、という
ところでしょうか。


615 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/06/05(月) 22:22:19

>>612
「この店にくれば、かならず自分にあった食器が見つかる」
と言われる、街の中心部、薔薇通り3番街にある食器屋さん。

外見は石造りで、扉は木製。重厚な感じがします。
中には……。棚にも、クロスが敷かれたテーブルにも、
食器の数々が並んでいました。

ただ、たしかに「自分にあった食器が見つかる」のですが……。
質に応じて、といいますか、値段はすごい額。
とても手が出る金額じゃない、というのがほとんどです。

え、別に冷やかしで行ったわけじゃないですよ?
ティーカップを一つ、買ってきましたから、ね。

616 名前:名無し客:2006/06/05(月) 23:01:52

楽器を用意したので何か詩を歌ってください

617 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/06/05(月) 23:28:05

>>616
それでは、ギターで。



なぜ、いま争わなければならないのだろうか?
なぜ、いま戦わなければならないのだろうか?

時は今、旧き者を倒した者たちのもの
力もまた、旧き者を倒したものたちのもの

考えは、ひとつでなくてもいい
想いもまた、ひとつでなくてもいい

けれど

同じ間違いを、二度と繰り返さないで欲しい



……戦乱時代の末期に、ある無名の兵士が書いた詩だそうです。
え、なぜこの詩かって?
父のお気に入りで、よく聞かされていたからですよ。


618 名前:名無し客:2006/06/06(火) 06:37:48

>>613
さすがにご見識が高い。そのとおり、正解です。
実は、その質問。当然のように続きがあるんですよ。
3問目は普通は全くわからない謎かけですので、2問目までにしておきましょう。
では、2問目。英国の老紳士に変わって、貴方の教養を試させていただきます。

では、紅茶はミルク?それとも、レモン?

619 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/06/06(火) 20:21:03

>>618
うーん、そうですねえ。

「ミルクにレモンですか。せっかくのお心遣いなのですが、
 風味と味を楽しむために、ストレートでよろしいですか、Sir?」

こんなところでしょうか。あまり良い返答が見つからない……。

620 名前:名無し客:2006/06/06(火) 21:24:05

・∀・)〜♪学園図書館の地下室に
更なる下層へが存在すると言う噂を流しておきました。

621 名前:名無し客:2006/06/06(火) 21:50:15

体育の授業はブルマーになるんですか?

622 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/06/06(火) 22:15:10

>>620
はあ、またそんな噂が流れているんですか……。

(携帯端末をとりあげて、図書委員会に電話をかける)

「あ、もしもし、こんにちはー、元気してるー?(中略)でね、でね、
 またそっちの地下に下があるんじゃないかって話なんだけど。え、
 もう探検部が完全装備で来てる? そーなんだ。そっちも大変ね。
 じゃ、今度またお茶でも飲みましょ。じゃあねー」

(携帯端末を切る)

誰が流したか知らないけど、この噂は今年に入ってもう3回目。そろそろ
おさまってくれないかなあ……。


623 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/06/06(火) 22:16:49

>>621

ほにゃっ?

ぶるまー?

ええと。

うーん、昔は体操着だったらしいですけど、今はだいたいシャツに
ハーフパンツが主流ですね。高等学校でも。
いまブルマーが体操着のところと言えば、初等学校のごく一部……。

王立学院は、体操着は自由なので持ち込みなんですよ。でも、ブルマー
はいてる人はまず見かけないですね。

624 名前:名無し客:2006/06/07(水) 01:33:02

「狙って」ブルマー穿いていたり、「そーいう格好」している破廉恥な
女生徒はいるのでしょうか。
あ、いえ、シェルンさんがそうであるとは全く思っていませんが。

625 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/06/07(水) 21:23:20

>>624
…………。
(無言で紅茶とコーヒーが出てくる)

……あなたがいま、なにを考えているかわかるような気がしますが。
口に出したら、即刻ハラスメント防止委員会に告発ものです。
ええ、口に出したら。考えるだけにしておいてくださいね。

(冷たい視線)

一人だけ狙ってブルマーをはいても、一人だけミニスカートをはくような
もので、周りから「浮く」だけでしょう。もちろんそれが「個性」
になることもありますけど、この場合はリスクが高すぎますね。

へんなひとに目をつけられますし。

とりあえず、わたしが気になっているのは、

『あ、いえ、シェルンさんがそうであるとは全く思っていませんが。』

の一語なんですけど。そう言う人に限って、考えているんですよね……。
とりあえずここ部室なので、礼儀は守らせていただきますが。

……あとは、おわかりですね?

626 名前:紅茶色の回想 ◆MapleMHsxU :2006/06/07(水) 21:34:09

(紅茶部部長と、バレーボール部部長との通話)

あ、もしもしー。紅茶部です。女子部長お願いします。
……あ、どもども。おせわになってます。実はね、えーとほら、
そっちのユニフォームはブルマーでしょ。んでね、こっちにきたのよ、
ブルマーのマニアっぽいのが。うん。

たぶんそっちに行くと思うから、気をつけて。とりあえず奴が
お茶飲んでる間にカメラで画像撮ったから、証拠は押さえてあるし。
あと音声記録もね。

ということで、うん、トラブルにならないようにしましょう。
いちおうこっちの部員には声をかけてあるから。いつでも呼んでね。
それじゃあねー。

(通話終了)

627 名前:名無し客:2006/06/07(水) 21:57:52

魔法の力を加えた、もしくは魔法で作られた道具ってあります?

628 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/06/07(水) 23:51:09

>>627
いらっしゃいませ。紅茶、いかがですか?

魔法の道具……ありますよ、いっぱい。子供の頃に出会った道具を挙げていくと、

○魔法のハサミ
生きているものは切れないという、魔法の安全ハサミ。髪の毛を切ったりする
いたずらはできないし、うっかり指を滑らせて刃でけがをすることもない。
ただ、生えている髪の毛は切れなくても、抜けた髪の毛は切れるという謎道具。

○魔法の万年筆
思い描いた文章を、自ら動いて記す万年筆。でも、書くときにいけないことを
頭に思い描くと大変なことに。インクは普通のものを使うが、自分の手で補充
しなければならない。

○魔法のものさし
計りたいものにこのものさしをあてると、自動的に長さを読み上げる。
便利だけれど、地面にこれを置いたりすると、地球の直径を読み上げたりして
大変なことになる。また、円を計るときは、【おおよそ】機能を使わないと
どこまでも長さを読み上げるので注意(円周率の関係)。

……こんなところでしょうか。ほかにも数え切れないほどありますよ。

629 名前:名無し客:2006/06/08(木) 00:03:55

流れている音楽の譜面を自動で書き出すペンもありそうですね。
後は、譜面をセットするだけで自動演奏する楽器とか。

630 名前:名無し客:2006/06/08(木) 00:20:02

シェルンさんが挙げていらっしゃる、「魔法のハサミ」「魔法の万年筆」「魔法のものさし」を
実際に使ってみて、どのようなご感想を持ったか、「魔法の万年筆」を使ってちょっと綴って
みて下さいませんか?

631 名前:名無し客:2006/06/08(木) 10:58:01

シェルンさんの住んでいる街は「水に面した水路の街」と言う事のようですが、
高潮の害はないのでしょうか?

こちらの世界で言うヴェネチアの「アクア・アルタ」のような。

632 名前:名無し客:2006/06/08(木) 11:06:39

たまには、珍しい人を招待押してみませんか?

互いに反目しあっているような人を。

633 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/06/08(木) 19:47:22

>>629
いらっしゃいませ。紅茶をどうぞ。

音楽を譜面に記すペンはありますけど、これにはいろいろな逸話が……。
とくに盗作関係に多いんですよ。たとえば、ある作曲家が、有名な作曲家の
家の庭にこのペンをもちこんで、こっそり新曲のアイディアを盗んだりとか。

もっとも、その有名な作曲家も、同じペンを使って譜面を書いていた、
というんですから笑えますけど。

譜面をセットして、自動的に演奏する楽器には、ピアノとかオルガンとかの
大型の楽器が多いです。ほかの楽器は、「ある一曲だけを演奏できる楽器」
というのが多いですね。楽器を集めて、いっせいに演奏する、という感じに。

最近は、コンピュータで作曲する人が多いので、魔法の楽器の出番も
少なくなってきたみたいですね。


634 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/06/08(木) 19:48:12

>>630
……昔のノートの記録に、万年筆の記録が記されています。

「わー、このハサミよく切れるー。じゃ、ちょっと爪伸びてるから
 ついでに切っちゃおうかなー……ってあれ、なんでこのハサミ
 逃げちゃうの? 爪切れないし。ん、もう、いーらない(ぽい)」

「このものさし、勝手に長さをはかってくれるんだって。それじゃあ
 このボールの長さでも……ちょ、ちょっと、このものさし、えんえん
 数字をよみあげるんだけど。こわれちゃった? こわいから、ぽいっ!」

……まあ、使い方がわかってないと、どんな魔法の道具も役に立たない、
ということですね。

635 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/06/08(木) 19:49:11

>>631
この街……ルディナが面しているのは、「静かなる海」と呼ばれる海
なので、めったに高潮が起きることはありません。

けれど、何年かに一回、満潮と高潮がかさなって、洪水に
なることがあります。
その対策のために、街と海の境目にはたくさんの水門と防潮堤が
造られています。

いざというときはこれを閉めて、少なくとも水路には水が入らないよう
にするのです。

ここ数年はそんなことは起こっていないのですが……最後に起こったのは、
そうですね、わたしが子供の頃、10年くらい前のことでしょうか。


636 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/06/08(木) 19:50:08

>>632
はあ、そうですね……まあ、こちらから呼んでも来ないでしょう、たぶん。

それより、明日の夜、珍しいお客様がいらっしゃる予定なんですが……。
そろそろ準備をしておかないと。

637 名前:名無し客:2006/06/08(木) 20:39:34

今度迎えるのは世界屈指の大天才だと聞いたのですが、どんなイメージでしょうか?

638 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/06/09(金) 00:29:12

>>637
そうですねえ、やっぱり眼鏡かけて、すらっとして、スーツに身を包んで、
手には小型のコンピュータ……こんな感じでしょうか。

でも、電話の声がやたら子供っぽかったのが気になるんですよねー。

639 名前:紅茶部部室の貼り紙 ◆MapleMHsxU :2006/06/09(金) 04:15:59

【お知らせ】
当部部長シェルン・フラジェが過労で倒れたため、本日の部室での
対談は中止となりました。ご了承下さい。

また、しばらくの間、部室でのおもてなし、部長によるお返事が
とどこおりますが、こちらもご了承下さいますよう、お願いいたします。

640 名前:名無し客:2006/06/09(金) 12:03:33

|∧∧
|・ω・`) そ〜〜・・・
|o旦o
|―u'


| ∧∧
|(´・ω・`) オクスリ オイトキマスネ
|o   ヾ
|―u' 旦 <コトッ

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


| ミ  ピャッ!  オダイジニ…
|    旦

641 名前:名無し客:2006/06/09(金) 20:16:07

む、残念ですね。
でもそういった事情では仕方ありませんか。
無理せずゆっくり休んでくださいね。

642 名前:名無し客:2006/06/10(土) 02:03:51

お疲れのようですね。
工芸茶を差し入れておきますので、お茶の中に咲く美しい花を眺めながら
ごゆっくりお過ごし下さい。
http://www.verygoodtea.com/shop/teapictures/china-j11.jpg

ところで、↑のように、茶の中から花が出てくるような工芸茶というものが
こちらではあるのですが、そちらにはこのようなお茶、ありませんか?
お湯を注ぐとトンデモないモノがお茶っ葉の間から出てくる!! ……のような。

643 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/06/12(月) 05:47:02

>>640

……ああ、どうも、ありがとうございます……。
む、ちょっと苦いですね、これ……。
でも、良薬口に苦し、とも言いますものね。
ありがとうございました。

644 名前:紅茶色の回想 ◆MapleMHsxU :2006/06/12(月) 05:48:20

忙しい週だった。

文化祭の準備をし、打ち合わせをし、
特別行事の準備もする。もちろん準備だけではなく、
部室に来るお客さんの応対もする。

それに加えて、講義や実技も文化祭に伴って、繰り上げで実施
されることが多かった。そして、最大の難関。

体育での、2日連続の長距離走。

本来無理ではないかと言われていたのだが、若い体育教師が
強行した。そして、2日目の長距離を走りきった後。

わたしは、倒れた。なにかうわごとを言っていたともいわれた
けれど、記憶にない。そのまま病院に担ぎ込まれた。

過労、という診断で、わたしは数日、病院に入院することになった。

645 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/06/12(月) 05:49:29

>>641
楽しみにしていただいているのに、申し訳ありません。
ご期待に沿えるイベントになるように、また準備をやり直しますので、
よろしくお願いいたします。


646 名前:紅茶色の回想 ◆MapleMHsxU :2006/06/12(月) 05:50:15

>>641
ちょうど倒れた日が、前から準備をしていたあるイベントの日だった。
後輩には準備を頼み、お客様を迎える準備をして、万端の状態だった。
しかし、肝心の部長自身が倒れては……。

わたしの出来ることは、情報端末経由でお詫びのメールを出すことだけだった。
じっと返事を待つことしか、わたしにはできない。

647 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/06/12(月) 05:51:15

>>642
ありがとうございます。おかげさまでゆったりとした時間を過ごすことが
できました。感謝いたします。

お茶の中から花が出る、とは洒落た趣向ですね。てっきり増える海藻……
いえいえ、葉っぱが出てくるものと思っていたので。
とても凝っていますね。

こちらの変わったものと言えば、お茶の中に入れると、ほのかに光る
「光粒」ですね。ガラスのカップにお茶を注ぎ、その中にこれを入れると
ほんのり光って、とても神秘的です。

紅茶部にはあまり用意していませんが、こちらのお茶屋さんや、喫茶店では
メニューに上がっていることが多いですね。


648 名前:紅茶色の回想 ◆MapleMHsxU :2006/06/12(月) 05:52:26

>>642
病室にて。

「せんぱーい、これうちのじーさまが持たせてくれたんだけど、お見舞いです」

部対抗剣術大会で、紅茶部を優勝に導いた水色の髪の彼女。その彼女が
差し出したのは、なにやらボール状の物だった。指でつまめるくらい。

「東方のお茶です。ガラスのカップに入れて、その中にお湯を注ぐと
面白いですよ。それでは」

そういうと、彼女……レイチェルさんは帰っていった。

試してみるか。
わたしはガラスのカップを用意してもらい、言われたとおりにやってみた。
カップの底から、だんだんとなにかが広がる。

花だ。それに葉も。とても綺麗な花。お茶も美味しい。

洒落た贈り物だ、と思った。とても彼女らしい。
わたしはひとり、花に向かって微笑んだ。


649 名前:紅茶部部室の貼り紙 ◆MapleMHsxU :2006/06/12(月) 05:53:36

【お知らせ】

部長が退院いたしましたので、通常通り部活動を行います。
みなさまのご来訪、お待ちしています。

また、休み中はご迷惑をおかけしまして申し訳ありませんでした。
お詫びいたします。

650 名前:名無し客:2006/06/12(月) 20:26:53

部長!そっちにゴキブリが行きました!

651 名前:名無し客:2006/06/12(月) 21:40:25

ごめんなさい部長!
コーヒーをブレンドさせてたら、謎の怪生物を生み出してしまいました!
ああ〜そっちに一目散に走ってってます!
部長! 逃げて部長〜〜!!

652 名前:名無し客:2006/06/12(月) 21:54:50

えーと、廊下を不定形の物体が……
通り道にある小さなものを取り込みながら這いずっています。

避難させてください。

653 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/06/12(月) 22:28:56

>>650
ほにゃっ? あ、あの黒い悪魔っ?
この、この、この、このっ!

(はたき、ほうき、ごみ箱、ホイホイゴキブリ、殺虫スプレー、
 魔法の杖、テーブルなどが入り乱れる修羅場が展開されています。
 しばらくお待ち下さい)

654 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/06/12(月) 22:30:12

>>651
ほにゃっっ?!

一体なにをどうブレンドしたらそうなるの!
こうなれば取る手段は一つ。
これを持っててよかった……。


>>652
ええ、もう、見えてます。あなたは早く避難して。
わたしは最後まで残ります。

……ゲームの敵みたいに、お金も取り込んでないかな(ぼそ)

655 名前:紅茶色の回想 ◆MapleMHsxU :2006/06/12(月) 22:31:46

>>651-652
先日のいたずらっ子の件(>>468)でお世話になった、錬金術部の人と
お茶会を開いていた。わたしがちょっとお手洗いに行き、
部室に戻ろうとしたとき。

「部長、逃げて下さい!」

と言う声とともに、こちらにずりずりとやって来たのは
コーヒー色のスライム。なにがどうなったかは、なんとなく
想像がついた。

──錬金術の暴走。

不測の事態に備えて持っていた、魔法の杖。それを右手に持つ。
そして、自分がなじんだ呪文を唱える。
スライムがわたしの間合いに入った瞬間、杖をふりかざした。

【吹雪】の魔法。

めったに使わないけれど、わたしの十八番の魔法だ。杖の先から
極寒の吹雪がほとばしり、スライムを凍らせる。

隅まで凍ったとき、スライムは砕け散った。けれど……。
砕け散った破片は、あらたに意志を持ったスライムになり、
むにょむにょと動き出した。

「きゃー!」

結局、錬金術部の処理班が来てスライムをかたづけるまで、
約1時間を要したのだった。

……喰われなくてよかった。

656 名前:名無し客:2006/06/13(火) 18:56:17

予習復習はちゃんとやってる?

657 名前:名無し客:2006/06/13(火) 21:32:26

吹雪の魔法みたいな物騒なものを
学院内で勝手に使っちゃっていいんですか?

658 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/06/13(火) 21:44:36

予習と復習……そうですねえ。
土日はお休みですけど、平日はやっていますよ。

普通の勉強なら、紅茶部部室と家で。魔法の実技なら、
学院の魔法練習場でしょうか。夜9時まで開いてますし。

ああ、そうだ。

魔法の実技は、こっそり近所の公園でやったりすることも
ありますけど、危ない魔法は使えないですね。
あと、たいていの魔法は失敗すると恥ずかしいので、それなりの
覚悟を持ってやって下さいね。

【水歩き】の魔法を練習しようとして、池にどぼんした人間が
ここにいますので。

659 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/06/13(火) 21:47:59

>>657
【非常時】で【身の危険が迫っているとき】ですから。
とはいえ、あとで学生会に報告書を提出する羽目になったんですけどね。
とほほ……。みなさん、危ない魔法は使わないようにしましょう。

660 名前:名無し客:2006/06/13(火) 21:56:22

>>658
>【水歩き】の魔法を練習しようとして、池にどぼん

……お風呂でやればよかったのに。

661 名前:名無し客:2006/06/13(火) 21:59:36

このところ客の間で部長の「ほにゃ?」が人気だそうです。

662 名前:名無し客:2006/06/13(火) 22:19:02

遺伝や体質的なもので、魔法の得手不得手はあるんでしょうか?

あそこの家系は代々空を上手く飛ぶとか、
こっちの家は【速駆け】と【水歩き】の複合で凄い真似をするとか。

663 名前:名無し客:2006/06/13(火) 22:22:28

お折檻でよく使われる魔法ってありますか?

664 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/06/13(火) 22:23:32

>>660
お風呂……。
……そうですね、「浮く」練習だけならお風呂でもいいんですけど、
スケートのように滑るのは無理なんですよね。

我が家の風呂も、そんなことが出来るほど広ければいいんですけど……。
残念ながら、敷地の関係で無理ですね。

665 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/06/13(火) 22:25:21

>>661

ほにゃっ?!

いやその、これが流行られても困るんですけど。わたしの口癖ですし……。
あんまり真似してからかう人には、とっときの魔法をプレゼントしちゃおう
かなーっと……ごほん!

とりあえず、あんまり真似しないで下さいね?(にっこり)

666 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/06/13(火) 22:56:22

>>662
とりあえず、紅茶をどうぞ。

現代魔法は、使い手の遺伝的、体質的な差がなるべく出ないように
理論が構築されているのですが、やはりどうしても差は出ます。

たとえば、わたしは吹雪の魔法は使えても、炎の魔法はからっきしですし、
友人は風の魔法は使えても土の魔法はからっきしです。
やはりどうしても、得手不得手、というものは出てしまうようです。

また、ある部員の子が使う伝統魔法などは、家によって代々伝えられる
魔法が違い、その魔法は他の人には絶対教えないそうです。その代わり、
現代魔法で飛ぶ場合は船で進むくらいのスピードしか出せないのに、
その子は高速船を追い越すようなスピードで飛びます。ある意味、
ある用途に特化しているとも言えるでしょう。

ですから、おっしゃるとおり、速く走る【速駆け】の魔法と【水歩き】の
魔法が両方得意な人ならば、スピードスケートのような速さで水路を
駆ける、ということも出来るでしょうね。

ある程度の理論はわかっているのですが、まだまだ現代魔法も謎が多いのです。

667 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/06/13(火) 22:57:27

>>663
あー、そうですねえ……お仕置きによく使われる魔法は……。
いきなり真っ暗闇にしてしまう【暗闇】の魔法なんてよく使われますね。
それから、動けなくしてしまう【空気の呪縛】などの魔法ですか。

え、わたしもよくお仕置きされただろうって?
べつにそんなことはないですよ? 父親の使う暗闇の魔法が嫌だったから
魔法書を盗み見て光の魔法を覚えたなんて事は……ありません!

668 名前:名無し客:2006/06/15(木) 20:14:13

|  |
|  |∧_∧
|_| ゜∀゜) アノ…部長さん以外の方の口癖を調べるために
|湯| o oc□~   ……ソルトコーヒー……一服、盛ってキマシタ
| ̄|―u'
""""""""""


669 名前:名無し客:2006/06/16(金) 00:18:02

四季は有りますか?

670 名前:紅茶部員一同 ◆MapleMHsxU :2006/06/16(金) 06:30:01

>>668
「うー……」(剣技大会で、紅茶部を優勝させた人)
「にゃっ!」(ほうきでハイスピードで空を飛ぶ人)
「うひゃっ!」(紅茶部で機械いじりが一番得意な人)

そして、

「ほにゃっ!」

「ちょっと、誰よこれ、コーヒーに塩なんて入れたの!
 さっそく犯人を調査開始よ!」

部長はすぐさま、全員に調査を命じたのだった。
食い物、いや、飲み物の恨みは恐ろしい……。

671 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/06/16(金) 06:30:53

>>669
まず、紅茶をどうぞ。

春夏秋冬は、あります。春は3月から5月、夏は6月から8月、
秋は9月から11月、そして冬は12月から2月。

ルディナの春は温暖そのもの。様々な花が咲き始めるのは、
だいたい4月から5月頃です。

また、本格的な夏は、だいたい6月半ば頃から。照りつける日差しが
厳しくなるのはこのころです。日焼け防止の装備はかかせません。
ただ、ここはやや北の方に位置しているので、気温はそんなに上がりません。
ルディナの少し北には、世界的に有名な避暑地の街があるくらいです。

そして秋。過ごしやすいのは9月中旬頃から10月中旬頃です。
舞い落ちる葉っぱを見ながら読書、というのは風情があるのですが、
お掃除も大変なので、掃除を担当している園芸部の人は大変ですね。

そして冬。ルディナの本格的な冬は12月下旬から2月下旬くらいです。
雪はあまり降りませんが、池がアイススケートになるような寒さに
なることもあります。防寒装備必須です。

とりあえず、こんなところでしょうか。

672 名前:名無し客:2006/06/16(金) 20:35:57

雪や氷の上で滑らない魔法ってありますか?

673 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/06/17(土) 20:17:33

>>672
まずは、紅茶をいかがですか?

……雪と氷の上で滑らない魔法と言えば、【滑り止め】の魔法が
あります。つるつるの金属板の上を歩いても滑らない、という魔法
ですが、逆に滑ってほしいところで滑らなくなってしまう、という
魔法でもあります。

これと反対の魔法で【滑走】という魔法があるのですが、これは
石畳だろうが土の上だろうが、滑りまくる魔法です。別名、
「どこでもスケート」魔法と言われています。
ぶつかると危険なので、人の多いところではつかってはいけない
ことになっていますが。

どちらにしても、使い方は魔法使いの発想しだい。なので、わたし
たちは、いつも発想のこころを磨くことを忘れないのです。
……忘れてないといいなあ。

674 名前:名無し客:2006/06/17(土) 20:58:43

紅茶ばかり飲んでると頭が「紅茶脳」になってしまう
という論文が学会に提出されたようです。

675 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/06/17(土) 21:52:46

>>674
ほほう、紅茶脳。それはいったいどのような脳なのでしょうね。
もちろん、「紅茶を飲んだら頭が良くなる〜」のたぐいなのでしょうね。

……え、もし違ったらどうするか、ですか?

それはもちろん、通信部にかけあって、その件の放送をストップ。
それから、スフィアを介して、論文の一部に偽データのひとつやふたつを
紛れ込ませておきましょうか。これで論文の信憑性も失墜、と。
もともと科学的信憑性もあやしいからいいでしょ。

……と、この件については、他言無用におねがいしますね。
もし他に話したらどうなるか……ふふっ。おわかりですね?


676 名前:名無し客:2006/06/17(土) 22:09:32

「お見事!」と言ってしまった魔法の応用を教えて下さい。

677 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/06/18(日) 20:56:45

>>676
そうですね、以前運河の近くを歩いていたときのことです。
たまたま私が橋にさしかかったとき、運河の端で遊んでいた
男の子が、運河におっこちちゃったのです。

何人かの人が川に飛び込もうとしたのですが、それに先んじて
銀の魔術師章をつけた男の人が、自分の足に【水歩き】の魔法
をかけて飛び込みました。

そして、スケートのように男の子に近づいて、手に【滑り止め】
の魔法をかけて、水の中からすっと引き上げたのです。あっと
いう間のことでした。おもわず拍手してしまいましたが。

わたしも魔法を使いこなすなら、あんなふうに使いこなしたいな
と思う出来事でした。

678 名前:名無し客:2006/06/18(日) 22:04:13

>>銀の魔術師章

なにやら魔術師団体みたいなものがあるみたいですね。
その魔術師匠のデザインを階級に応じて教えてください。

679 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/06/19(月) 19:50:16

>>678
まずは紅茶をどうぞ。

わたしたちの世界にはいくつかの魔術師組合があって、そのうちの一つが、
ここルディナにあります。建物は高い2つの塔からなっていて、街の人からは
「双子塔」と呼ばれています。

さて、魔術師章ですが、これは組合が魔術師をランクづけしたものです。
一番ランクが低いのが銅。これはわたしがもっているもので、「魔術師見習い」
を表すものです。

この上が銀。これは一人前の魔術師であることを表すものです。つまり、先日
お話しした魔法使いの方は、一人前の魔術師と認められる腕前と言うことです。
この上に、金、プラチナとあるのですが、これはあまりにも雲の上の人なので
ここではお話ししません。

魔術師章を得るための試験は年4回行われていて、魔法の筆記、実技、一般教養
と様々な科目があります。魔法を専門に勉強している、魔術学院の学生に有利、
とも言われていますが、難しいのは彼らにとっても変わらないようです。

わたしもいつか、金とは言わず、銀の章をつけたいものですけど……。

680 名前:名無し客:2006/06/19(月) 20:24:04

ランクによって共通の称号の他に、
その人物固有の称号を持っている方は居られますかな。

681 名前:名無し客:2006/06/20(火) 00:37:58

二つ名、通り名、異名。
そんなものを、知り合いに付けてみてください。

682 名前:名無し客:2006/06/20(火) 18:31:58

男子更衣室から盗撮用のカメラが発見されたというのは本当ですか?
あと、犯人に心当たりは?

683 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/06/20(火) 23:00:07

>>680
「知恵の泉」のクラウス。
当学院、魔法学部長のクラウス先生の異名です。
先生は修めている魔法の数もさることながら、魔法を組み合わせて
使う発想に優れていて、そこから「知恵の泉」という称号がつきました。

私たちに対抗する魔法学院にも、有名な魔法使いはいっぱいいますけれど、
先生の発想にはかなわないそうです。

684 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/06/20(火) 23:00:53

>>681
そうですね、後輩の子ですが、「白き翼のレイチェル」ですか。
彼女の魔法は、白い翼を背中に生やすというもので、そのつばさを
羽ばたかせて本当に空を飛べるんです。
その美しさから、呪文を知りたがる人が多いんですが、彼女の魔法は
彼女の家系の人しか使えないそうです。

685 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/06/20(火) 23:03:47

>>682
…………はい?
はぁ、そうなんですか。いまのところ、こちらにはそのような話は
入っていないんですが……。
はあ、犯人ですか。わかりませんねえ。まったく。

…………え、探偵部が動いてる? それならこちらも動かなければ!
(部長は非常呼集のボタンを押した)

686 名前:名無し客:2006/06/20(火) 23:09:54

「対抗する魔法学院」について詳しく。

687 名前:名無し客:2006/06/21(水) 11:49:55

今までに食べた珍味。
食べてみたい珍味。
皆さんそれぞれお答え下さい。

688 名前:名無し客:2006/06/21(水) 17:11:09

なぜ、探偵部と張り合ってるんですか?

689 名前:名無し客:2006/06/21(水) 21:04:42

魔法使いの成人の儀式みたいなものはありますか?

690 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/06/22(木) 00:42:07

>>686
まずは紅茶をどうぞ。

魔法学院についてですが……少し長くなりますよ。
それでもよろしければ。

魔術師組合の、魔術師養成機関として作られた学院。
初等・中等・高等・学術院の4つに分かれ、それぞれは2年ごとの学年に
分かれている。王立学院のカリキュラムと照らし合わせると、中等、高等
部が、ちょうど王立学院の年代にあたる。

学生数は各学年400人で、全学生数は2000人あまりに上る。
カリキュラムは魔法に関する学習が主で、一般教養や、体育などはわきに
おかれる傾向がある。
ただし、学年間の行き来は活発で、中等部の学生が高等部の講義に参加
していたり、高等部の学生が中等部や初等部の学生に講義をしていたり
など、学生間の活動は活発であるといえる。

なお、魔法学院でもっとも活発な部活動は「魔術部」「魔法実践部」であり、
両者とも100人近い部員を抱えている。
もっとも、人数が多すぎて、部員の管理に一苦労しているという話もある。

……とまあ、一般に知られているのはこの程度です。
一部ではあやしい魔法に手を出している学生がいるとか、いろいろ言われて
いますが、大半の学生はまっとうな魔法を習得するのに精を出しているという
ことですよ。

この部にも、時々遊びにくる子もいることですしね。


691 名前:紅茶色の回想 ◆MapleMHsxU :2006/06/22(木) 00:43:03

>>686
こんこん。
屋根裏部屋の窓が叩かれた。ここから入ってくるのは、この部では2人しかいない。
行ってみると、魔法学院に通っているフィリスさんだった。この人は、
剣道にも魔術にも秀でているレイチェルさんの、双子の妹に当たる。

「あらフィリスさん。ちょうどいまウバの紅茶が入ったところなのよ。
 たまには一緒にどう? ミルクティーにして」

フィリスさんはにっこり微笑んで言った。

「おー、それはらっきー。じつはこっちも、魔法のクッキーを焼いたので、
 こちらにおすそわけと思って持ってきたんですよ。ちょっと元気になる、
 ってくらいの効果ですけどね」

わたしはミルクを用意すると、彼女の好物であるミルクティーを淹れ始めた。

692 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/06/22(木) 00:44:12

>>687
ちょっと部員が出払っているので、わたしが。
まずはこの間送られてきた、「ライスケーキ」でしょうね。
むにゅむにゅとした食感が面白いです。
ほかにマグワートを加えた「くさもち」というものも
あるそうですね。

あとは「おせんべい」ですか。当方の調味料「しょうゆ」という
もので味付けしたものですか、緑茶のお茶請けにはぴったりですね。

食べてみたい、といえば「らくがん」でしょうか。なんでもすべて
砂糖で出来ているらしいですが、ストレートティでも緑茶でも、
どちらでもお茶請けにあいそうですね。

なんだか、東方のお菓子ばかりになってしまいましたが。


693 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/06/22(木) 00:45:16

>>688
この話は、学院設立のころにさかのぼります。

当時の学院は、まだしっかり確立した組織が無く、学生のボランティア
組織が学院の治安を守るために活動していました。
この、当初からあった組織が、「柊探偵部」であり、「楓紅茶部」でした。
協力したり、競争したり。そんなことをしながら、学院で起こる難事件
を解決していきました。

雲行きが怪しくなったのは、探偵部の部長が今の部長に変わってから。
彼はやたらと紅茶部を敵視し、事件の捜査では妨害の姿勢をとり、こちら
が受けた事件についても、情報をださなかったりなど、いろいろな敵対
姿勢をとるようになったのです。

そのため、結果的に……当部は柊探偵部と対抗せざるを得なくなって
いるのです。


694 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/06/22(木) 00:45:59

>>689
魔法使いの儀式と言えば、「銀」の魔術師になるときの儀式でしょうか。

まず、魔導師さまが、魔術師になる人に銀の徽章をつけ、それから
杖を一振りして、その徽章に魔力を与えます。このことによって、
その徽章はその人だけの物になります。

そして、魔力のこもった水を一振り。これは魔力が一時的に上昇する
水と言われていますが、意味合いとしては魔術師としての門出を祝う、
ということが大きいみたいです。

わたしもいつか、この儀式を受けてみたいと思いますけどね。


695 名前:名無し客:2006/06/22(木) 17:53:42

特別なランクの人は特別な素材でできた魔術師章がもらえるんですか?
魔法の木だとかミスリルでできたものとか。

696 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/06/22(木) 23:59:34

>>695
まずは紅茶をどうぞ。

そうですね、西方の魔法大国の長は、魔法の銀……ミスリルでできた印を
着けていると言われていますね。すごくゴージャスですけれど。

魔法の樹の印というのは聞いたことはないですが、東方の国の魔術師組合は、
一本の高い高い樹のもとに、建物を造っているというはなしですよ。その
建物も木製の物が多いそうです。

ランクによってもそうですけど、国によってもいろいろとあるものなのですよ。

697 名前:名無し客:2006/06/23(金) 19:09:21

シェルンさんはきっとダークマターでできた魔術師章がもらえますよ。

698 名前:名無し客:2006/06/23(金) 21:41:31

複数の部をかけもちするのはありですか?

699 名前:名無し客:2006/06/24(土) 00:13:15

あなたの知ってる怪人物を教えて下さい。

……猫っぽ怖い(ガクガクブルブル

700 名前:名無し客:2006/06/24(土) 18:40:18

700杯目のお茶をいただきました。

701 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/06/26(月) 04:22:38

>>697
ダークマター……?

直訳すると「暗黒物質」ですけど……「なになに、電磁波による
通常の方法では直接観測されない星間物質」……。

それはもしかして、「黒い」のと「影が薄い」のをかけていらっ
しゃるのですか?(にやり)

そんなあなたには、特別レシピを用意しております。さあ、
こちらのにがにがコーヒーとこげこげクッキーで……。



702 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/06/26(月) 04:23:40

>>698
紅茶と珈琲がありますが、どちらになさいますか?

かけ持ちはありですよ。この部はかけ持ちでなっているような
ものですし。最近は機械いじりが得意なルリさんも、機械工学部に
行っているみたいですね。

ただ、部長だけはかけ持ち禁止なのですよ。わたしも部長を退いたら、
他の部に遊びに行ってみようとおもうんですけどね。

703 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/06/26(月) 04:25:33

>>699
まずは紅茶をどうぞ。

あー、怪人物ですか。
中央棟3階の自称「教授と助教授」とかいますけど、あれは影が薄い
ですからねえ。

どちらかと言えば、有名なのは通信部副部長のアリス・シャーロット
先輩ですね。どこからともなく情報を仕入れては放送するという、
いろんな意味で怪しい人ですが……おっと。

「なにか私の名前が聞こえたようだけど?」

いえいえ、なんでもありませんよ。
……というように、自分の悪口をいわれているとかならず姿を現す
人物でもあるんですね。これだけでも怪人物の名に値するでしょう。

……猫っぽ?


704 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/06/26(月) 04:26:28

>>700
700杯目ですか……そうですね。

今日は有名な紅茶、ゴールドムーンにしましょうか。
味については折り紙付きですよ。
ご賞味下さい。

705 名前:名無し客:2006/06/26(月) 13:12:05

平均すると、年間何杯召し上がっていらっしゃることになるのですか?
計算してみてください。

706 名前:705:2006/06/26(月) 13:14:35

ごめんなさい、一ヶ月にです。
一日に平均何杯飲むかを仮定して、一ヶ月の間に飲む量を計算してみてください。

707 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/06/26(月) 21:04:57

>>705-706
まあまあ、おちついて。紅茶をどうぞ。

わたしは一日一杯ですから、単純に計算して……学院が約3分の1
お休みとして、月約20杯、年なら約240杯になりますね。
もちろん他の部員の分も入れると、結構な量になるわけですが。

もっともどこかのだれかさんのように、一日4杯も飲む部員もいたり
するので、単純計算は出来ませんけどね。

紅茶部の会計は外に公開してますので、詳しくはスフィア(インターネット)
をどうぞ。

708 名前:名無し客:2006/06/27(火) 04:31:23

「にゃー」って言ってみてください。

709 名前:シェルン・フラジェ? ◆MapleMHsxU :2006/06/27(火) 09:04:22

「にゃー」
「にゃーん」
「ふにゃー、ごろごろ」

ご満足いただけましたか? いえ、ここの部室によく来る猫に
代理をしてもらったんですけど。
そろそろ1限が始まりますので、失礼しますねー。

710 名前:名無し客:2006/06/27(火) 09:13:56

通信部の窓の外には何の樹が生えてるんですか?

711 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/06/28(水) 01:26:12

>>710
まずは紅茶をどうぞ。

通信部の窓の外には……少し距離が離れていますが、欅(けやき)の
樹が生えているのです。だから、「欅通信部」なのです。

この樹は、紅茶部の楓と並んで古くから生えているらしいですが、
どんな嵐にも小揺るぎもしないそうです。ある意味、この学院の
主、とも言えるかも知れないですね。

712 名前:名無し客:2006/06/28(水) 21:08:31

顧問の先生は・・・・・・・・・抹殺済デスカ?

713 名前:名無し客:2006/06/30(金) 00:43:47

なぜ、その欅はそんなにも丈夫なのでしょうか?
未知の科学の力?
それともやはり、昔何かの魔法が掛けられたとか?

714 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/07/01(土) 02:11:44

>>712
あのう、顧問の先生はちゃんと健在なのですが……3つほど兼部して
いらっしゃるので、こちらにはなかなか姿を現さないのですが。

「こんにちはシェルン君。また美味しい紅茶を一杯頼めるかね?」

わわわ、クラウス先生、いきなりのご訪問とは。はい、今すぐ用意
しますので。いつものアッサムのミルクティーでよろしかったですか?


715 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/07/01(土) 02:13:22

>>713
欅の木には、いろいろとお話があります。

まず、この樹は他のところから植樹されてきたこと。それから、植樹されて
以来、魔法同好会と園芸部が、一日も休まず世話をしてきたと言うこと。
もちろん、肥料の関係や、成長を促す魔法は、この部の人たちが担当してきた
と言われています。

それに加えて、この樹の生命力。この樹は台風でいったん折れてしまったそう
ですが、次の年には元の通り青々と茂っていたそうです。

もともとの生命力と、人間のサポート。これが、この樹の頑丈さの秘密
ではないでしょうか。

716 名前:名無し客:2006/07/01(土) 02:59:19

シェルンさんにとって「紅茶」とは、どのようなものですか。

717 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/07/02(日) 00:30:23

>>716
紅茶、ですか。まずは一杯どうぞ。

そうですねえ、ひとつには自分の気持ちをやわらげるもの。
のんびりしている学院生活ですが、やはりいろいろとストレスになるもの
はあるものなのですよ。

もう一つは、ここにいらっしゃるお客様との接点を持つための物ですね。
紅茶が苦手、と言う方はいらっしゃるという方はいらっしゃる方はいる
かもしれませんが、その時はコーヒーで。
お茶菓子だけでも、お話の種にはなる物です。

とりあえず、こんなところでしょうか。

718 名前:名無し客:2006/07/02(日) 04:28:13

こっちは只今雨の季節でじとじとむしむししています。
そちらには湿気の多い季節はありますか?
また、そういう季節があるとしたら、シェルンさんはどう思い(思って)ますか?

719 名前:名無し客:2006/07/02(日) 05:22:15

いつもいただいてばかりなので、たまにはシェルンさんへ、
「まずは一杯どうぞ」。
http://www.lupicia.com/tayori/images/0607/ph_sub01_08.jpg




と、名無し不意打ちされた気分はいかがですか?

720 名前:名無し客:2006/07/02(日) 19:22:55

タ、大変です部長さん!狂信的珈琲派の理系教授が・・・、教授が・・・、
自身が開発した新型エスプレッソマシンを食堂や教授棟に設置し、
学園中のティータイムを珈琲色に染め上げようと・・・・・。

721 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/07/02(日) 23:30:31

>>718
まずはお茶をどうぞ。ダージリンのファーストフラッシュで、
東方の緑茶みたいな味がしますよ。

じめじめしている……というと、どこぞで出てきた「かびるんるん」
とかが発生しそうな天候ですね。雨が続くと憂鬱な気分になりますよねー。
こちら、ルディナではあまり長く続く雨の期間というのはありません。

ただ、海に面している、ということから、年がら年中「比較的」湿度が高い、
ということはありますね。お茶っ葉の管理にも気をつかっているくらいです。

昔なら、雨が降っているとお母さんが幼稚園まで迎えに来てくれる、っていう
こともあったんですが……今となっては、あまりメリットはないですねえ、
雨の日は。


722 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/07/02(日) 23:31:15

>>719
いらっしゃいませ、まずはお茶を……あら、差し入れですか。
ありがとうございます。しかもアイスティーとは。
(こくこくと飲み干す)

それでは、お礼に焼きたてのお菓子をプレゼントしますね。
お好きなものをお選び下さい。

え、差し入れの感想ですか? そうですね、一言で言えば、

「ありがとうございますっ!」

ですね。今後とも、楓紅茶部をお引き立て頂きますようお願い申し上げます。

723 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/07/02(日) 23:32:11

>>720
ほほー、あの教授がそんなことを……。

でも、ご心配にはおよびません。じつはあの機械で使うエスプレッソの
消耗品、もう品薄になるように手配してあるんです。
わたしたちの情報網をもってすれば、簡単なことですね。

ディータイムとコーヒータイムはお互い不可侵。
そういう決まりがあったはずなんですけどねえ……ふふふ。

724 名前:名無し客:2006/07/03(月) 04:07:36

ここで抹茶を広めてみようと工作していいですか?

725 名前:名無し客:2006/07/03(月) 04:08:51

楓紅茶部に入部する時は、バケツ一杯の紅茶を一気飲みする儀式があると聞いたのですが
本当なのですか?

726 名前:名無し客:2006/07/03(月) 20:56:21

魔法探知をごまかす魔法というものを編み出すのは不可能?

727 名前:名無し客:2006/07/03(月) 23:47:08

いたずら用の魔法ってありますか?

728 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/07/03(月) 23:56:46

>>724
抹茶ですか……まあ、この部室を使うのは構いませんけれど。

ただ、あまりに頻繁になるのなら、独立していただかないといけない
ですね。たとえば「東方茶道同好会」とか。聞くところによると、お茶請けの
お菓子とかも全く異なるそうですし。

ただ、当部を乗っ取ろうという意図でしたら。

つつしんでお断りいたします。はい。

729 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/07/03(月) 23:58:28

>>725
はぁ〜、どこの体育会系の部ですか、それは。
第一紅茶がもったいない……それなら、みんなでお茶会を開いた方が
よっぽど紅茶を有意義に使えるというものです。

ということで、そのお話はまったくのデマです。

紅茶部の試練は、入ってから……自分で一人前の紅茶を淹れられるように
なるか……あるいはコーヒーを淹れられるか、ですが、それが大事です。
紅茶の方は練習すれば、案外と早く上達するものですよ。

新しく入部をお考えの方、歓迎いたします。


730 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/07/03(月) 23:59:29

>>726
現在のところ不可能です。したがって、魔法を使っての完全犯罪は不可能
です。もちろんこれについては、ありとあらゆる犯罪者が抜け道を探って
きました。

最近でもっともひどい例としては、魔法で犯罪をはたらき、そのあと、
共犯者に派手な魔法──この時は家を焼き尽くすほどの魔法でしたが──
をかけ、主犯の魔法の痕跡を消そうとしたものです。

しかしこのもくろみは、捜査当局の、共犯者に対する取り調べと、希代の
魔導師、クラウス氏による綿密な魔法の痕跡調査で真犯人があきらかに
なることにより、潰えました。

これは魔法を悪用してはいけない、という、後々の世代への警告にも
なりました。

731 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/07/04(火) 00:11:55

>>727
そうですねえ……あんまり使ってはいけない、魔法の使い方ですが。
まずは【染色】の魔法。これはスプレーのように色を吹き付ける魔法なのですが、
相手の後ろからこっそり吹き付けて恥をかかせたりとか……。

あるいは【粘着】の魔法。こっそりと相手の靴にこれをかけておくと、
靴がべったりと床にくっついてしまって動けなくなります。下手をすると
すってんころりん。これもよく使われる魔法ですね。

極めつけは、少し上級になりますが、幻覚の魔法に分類される【着せ替え】の
魔法。これで、相手の服を──それも男性を──ドレス姿に変装される、
というのが一時期流行りましたね。いまでは禁止令がでてますけど。

なんにしても、これはいたずらで済む範囲の魔法です。なにか深刻な感情を
抱いているとか、相手からひどい仕打ちをうけたというのであれば、学院の
カウンセリング室に行って話を聞いてもらうと良いでしょう。
一つのいたずらが、大変なことを引き起こした、ということも多々あること
ですし……。

732 名前:名無し客:2006/07/04(火) 01:35:52

もし、シェルンさんが>>731で説明されているような「いたずら魔法」で
いたずらされたら、どう思いますか?

割と鈍臭そうだから、実際に被害あってたり…………いえ、何でもありません。

733 名前:名無し客:2006/07/04(火) 20:03:22

魔法で変異してしまった動物による被害と言うのはありますか?

734 名前:名無し客:2006/07/04(火) 20:05:34

「育毛」の魔法はありますか?

頭の寂しい方から獣毛の収穫安定まで幅広いと思いますが。

735 名前:名無し客:2006/07/04(火) 22:38:03

まず〜い!
もう一杯!

736 名前:名無し客:2006/07/05(水) 22:38:47

>ありとあらゆる犯罪者が抜け道を探ってきました。

実際に探求して挫折した人の言葉は重みがありますね。

737 名前:名無し客:2006/07/07(金) 23:20:58

夏限定の銘柄ってあります?

738 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/07/08(土) 14:43:06

>>732【いたずら魔法】
まずは紅茶をどうぞ。

なにか聞こえたような……気のせいでしょうか。
まあ、笑ってすませられるようないたずらならいいですけど、
あとに尾を引くとか、かたづけが大変とかいうのは止めてほしいですね。

わたしたちが、後かたづけに呼ばれることもあることですし。

739 名前:紅茶色の回想 ◆MapleMHsxU :2006/07/08(土) 14:44:27

>>732
──ケース♯1

楓紅茶部の部長を追う、一つの影。
「くっくっく、日頃恨みの深い楓紅茶部、ここで一矢をむくいてやる」
部長の後ろを取ると、彼は【染色】の魔法を唱えた。
ところがその時、急に彼の方に風が吹いて、部長にかかるはずの染料は
彼の顔に……。

『あらあら、顔がまだらになってますけど、大丈夫ですか?』
部長は不思議そうに彼を見た。
「いえ、大丈夫です……」

──ケース#2

楓紅茶部の部長の靴。それを狙う影が一人。
「さっきは不覚をとったが、今度こそ……」
彼は靴を手に取ると、【粘着】の魔法を唱えるはずだった。……が、しかし。
緊張していたのか、まちがえて自分の手に【粘着】の魔法をかけてしまった。
そのままつんのめる。手は当然床とお友達。

『あらら、こんなところで運動ですか?』
「ええ、ちょっと……腕立て伏せを」
彼はそうごまかすしかなかった。

──ケース#3

「今度こそは!」
空けて翌日。今度こそ楓紅茶部の部長に、一矢を報いるのだ。
彼女が、もっとも人の多いところに集まったとき、とんでもない格好を
させてやるのだ。今度こそ狙いは完璧!
学食で昼食をとる彼女に向けて、魔法は放たれた。見事にペンギンの着ぐるみに
なる彼女……が、しかし。
「おー、文化祭の前準備?」「かわいー」「うちの部もあれにしようかなー」

影の男は、がっくりと、まだべたべたする手を床についた。
「ミッション失敗。中止する……」
彼の部内評価は、また低下しそうだった。

740 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/07/08(土) 14:45:23

>>733【魔法変異動物の被害】
うーん、これで一番多いのは、【巨大化】の魔法ですね。
これで猫がでっかくなって暴れ回ったりとか、蚊がでっかくなって
ぶんぶん飛び回ったりとか。ふんづかまえたり叩きつぶしたりして
片づけましたけど。

あとは【縮小化】でねずみの群れが網から逃げ出しちゃったりとか。
犯人はすぐ捕まりましたけどね。ねずみ嫌いの人には、大変な
光景だったようです。

変わったところでは、【発光】の魔法をかけられた虫たちが屋上を
飛び回って、天文部の観測を邪魔したというのがありましたね。

なんにしても、あんまり動物に魔法をかけるものではない、という
ことですね。

741 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/07/08(土) 14:46:25

>>734【育毛の魔法】
うーん、これは導師クラスの魔法使いの方が、日々追い求めている
魔法らしいのですが……『必ず効く』という魔法はまだ開発できて
いないみたいです。残念ながら。

動物の毛も、ある程度長くなると魔法による伸びが鈍化するという
研究報告もでていますし、なかなか難しいようですね。

自然をあやつる、というのは難しいものです。


742 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/07/08(土) 14:47:41

>>735【もう一杯】
あら? 蒸らす時間を間違えた……かな?
とりあえず、代わりのお茶をどうぞ。

どこか異国の方には、飲んだ人にこういわせるコマーシャルがある
そうですね。心臓に悪いったらありゃしない、と思いませんか?

743 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/07/08(土) 14:48:30

>>736【抜け道】
ん? ……聞き捨てなりませんね。わたしがいつ法を破るような
ことをしたと?
はいはいはい、四の五の言わない、たっぷりとこげこげクッキー
とにがにがコーヒーをプレゼントしてさしあげますよ?(にやり)

744 名前:名無し客:2006/07/08(土) 14:48:32

歴史の浅い 大多数の部活は生徒の自主性に任せていると聞きますが、
古参の部活である紅茶部や探偵部の顧問の先生は・・・・どの様な指導方針を?

745 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/07/08(土) 14:49:21

>>737【夏限定】
限定、というわけではありませんが、この時期よく飲まれるのが
アイスティーですね。茶葉でもそれにあったものがよく入荷して
きます。銘柄限定というわけではないですけどね。

……というわけで、今夏初めてのアイスティー、いかがですか?

746 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/07/08(土) 14:56:02

>>744
まずは紅茶をどうぞ。

そうですね、楓紅茶部の場合は、
『旧い伝統の良いところは学び、新しいもので良いところは取り入れよ。
 これは部活動のつき合いでも同じ事である。良いところは取り入れ、
 他と比べて悪いと認めるものはあらためよ』
となっています。長い伝統を持つところは、どうしても保守的に
なるので、「新しいところと」つながりを持つようにしています。

もっとも、長いと言っても30年くらいなのですけれどね。


747 名前:名無し客:2006/07/08(土) 19:02:36

あなたの血の色イメージカラーは何色ですか?

748 名前:名無し客:2006/07/09(日) 02:40:47

手間隙掛けて淹れた紅茶やコーヒーを、目の前の人に「不味い!」と
一蹴されたら、どんなお気持ちですか?

749 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/07/09(日) 14:20:40

>>747【血の色】
えーとですね、緑色。

あれ、わたしなにか変なこと言いました?
じゃあ、透明。

──冗談ですよ。いま、もしかして本気にしました? ふふっ。
赤色、というより、紅色ですね。
あまり見たくはない色ですけれどね。

750 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/07/09(日) 14:21:56

>>748【まずい!】
そりゃあ悲しいですね。部費で買った茶葉を時間と手間を
かけてお茶にしているわけですから。

でも、言われるときはなんとなく予感がするものです。
蒸らす時間がいつもより長かったりとか、妙なところで
手間取ったりとか、やかんを取り上げるのがいつもより
早かったりとか。

そんなときは一言、「ごめんなさい、いま代わりのものを
用意しますから」といって、今度はよく注意して、もう
一度お茶を淹れるのです。

え、例の部の部長が来たときはどうするかって? まずい
お茶を淹れるんだろうって?
ちがいます、とっときの美味しいお茶を淹れて、相手の口を
封じてしまうのです。それが一番楽ですからね。

751 名前:名無し客:2006/07/10(月) 10:04:19

部長さんはとても高度な「祝福」の魔法を常にかけていらっしゃるとの噂がありますが。

752 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/07/10(月) 18:32:43

>>751【祝福の魔法】
ん? ととと、まずはお茶をどうぞ。

そうですねえ、朝のおまじない以外は、そんなに魔法とかかけて
ないんですけど。え、おまじない? あはは……そんな凝ったもの
じゃないです、子供でもやってるようなものですよ。

うーん、だれかがこっそり、わたしに魔法をかけてくれる……
わけないですよねえ。それも、祝福の魔法と言ったら、聖職者でも
かなりの高位の方が使う魔法ですから。そんな方がわざわざわたしに
かけてくれるなんて考えられませんね。

【といいながら、部長は首から下げたアミュレットをもてあそんでいた】

753 名前:名無し客:2006/07/11(火) 01:44:30

はやりアレですか。
「この科学万能の時代に魔法なんて古めかしいものを!」なんて言ってくる
輩もいるんでしょうか。

754 名前:名無し客:2006/07/11(火) 01:56:48

鬼の目にも涙。
部長の目にも涙。
最近、ついつい涙してしまった出来事を教えて下さい。
ついでに、そのときのお気持ちもご一緒に……。

755 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/07/11(火) 17:11:47

>>753
まずはお茶をどうぞ。今日はちょっと苦めかも。

科学万能、なんていいますけど、科学だけでは説明できないこと
っていっぱいあるんですよね。これは魔法でも同じことですけど。
両方合わせても無理、ってこともあります。

現実はそんな感じなのに、「魔法は時代錯誤」なんていわれたら、
怒る前にあきれてものも言えないですねえ。
いえ、言ってる人はこの学院にもいらっしゃるんですけど。
工学部の某教授とか。

こまったものです。

756 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/07/11(火) 17:13:18

>>754
鬼の目にも涙……って、わたしはそんな冷酷非情じゃないですよ。
そうですねえ、最近涙を流したと言えば料理でたまねぎを切った
時とか……冗談ですよ。(ふふっ)

わたしが高等学校時代の映画ですけど、世界の中心で……ええと、
タイトルど忘れしちゃいましたが、そういう映画がありました。
主人公が、ずっと前に亡くなった恋人が録音した音声通りに、
卒業した学校をたどっていく、という場面は結構ぐっとくるものが
ありましたね。おもわず泣いてしまいました。

はぁ、最近映画とか本とか、あんまり触れていませんねえ。
たまには部活をお休みして行ってみようかな。


757 名前:名無し客:2006/07/11(火) 19:07:20

魔法学院の教授を続けて、千と数百年〜!
ナドと仰るクリーチャーの如き教授は存在しますか。

………((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

758 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/07/11(火) 21:16:43

>>757

うーん、たしかにお向かいの「魔法学院」なら、そんな教授も
いるかも知れませんね。なんでも歴史は数百年らしいですし。
でも、わたしはあまり、あの学院のことは詳しくないのですよ。
教授歴数百年の教授がいたら怖いですけど。

王立学院は、そもそも学院ができたのが50年ほど前なので、
それ以上長くいることができないのですね。
もちろん、どこかの学校から移ってきたというなら、話はまた
違ってくるのですけれど。

……そういえば、3階突き当たりの部屋にいる『教授』と
『助教授』は、何年あそこにいるんでしょうねえ。
気になるところではありますが……。


759 名前:名無し客:2006/07/11(火) 21:27:09

プール開き&水着披露マダー?

760 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/07/11(火) 21:38:48

>>759
(カレンダーをめくる)
そういえば、今週末は文化祭でしたね。土曜日が。
それが終わって少しすると、プール開きですね。

……ん? まさか例の、紫とも紺ともつかない水着を期待してるんじゃ
ないでしょうね? わたしは着ませんからねー。

文化祭では、皆様のご来場をお待ちしております。
「こんなシチュエーションで紅茶部員はどうする?」なんて質問も。
とりあえず、全ては今週の土曜日に。


761 名前:紅茶色の回想? ◆MapleMHsxU :2006/07/12(水) 00:04:32

珍しく、欅通信部のアリス先輩がやってきた。

「あなたについて語ったレポートがあるけど、興味ある?」

そりゃ、興味がないはずがない。誰だって、自分が他人からどう見られて
いるか、多かれ少なかれ気にしないはずがないもの。

「それじゃ、これあげる。入手経路は秘密だから。じゃあね」

そう言うと、アリス先輩は去っていった。

気になるレポートは……ええと、名前は「K・A」?
……………………。
ちょ、これ、めちゃめちゃ誤解されてるじゃない!
わたしこんなS属性じゃないよ?
このイメージが広がったらどーしよー。

そ、そうね、誤解を解くために、招待状でも出してみようかしら。
それともアクションを待つ……かな。
どちらにしても、この誤解はとかなくちゃね……ふふふ……。

762 名前:名無し客:2006/07/12(水) 19:39:03

紅茶部ブラックリストに載っているぐらいの珈琲党の方は居ますか?


・・・・あと、
紅茶部・紅茶色リストに載っているぐらいの紅茶党のかたも。

763 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/07/12(水) 22:37:03

>>762
うーん……別にコーヒー党だからといってどうの、って
ことはないんですけど。

コーヒーが好き、っていう部員ですと、やっぱりセシリアさん
でしょうか。あの、ほうきですごいスピードで飛ぶ子ですけど。
ここに来たときは、いつもブラックのコーヒーかカフェオレを
飲んでますね。

反対に紅茶が好きと言えば、機械いじりの得意なルリさんでしょうか。
多いときは一日に4杯も飲んでいったことがありますし。
もちろんお菓子とセットですけれど。

昔はいちいちリストを作って、ランク付けしていた部長さんも
いたみたいですけど、わたしはやる気がないですねえ……。

【部員の説明はこちら】
セシリア・シェルミ
http://charaneta.sakura.ne.jp/test/read.cgi/original/1141824845/14n
ルリ・ルフィーネ
http://charaneta.sakura.ne.jp/test/read.cgi/original/1141824845/18n

764 名前:名無し客:2006/07/13(木) 21:53:12

天文部(占星術部)の方が寂しそうに部長さんを見ています。
占い同好会の方が寂しそうに部長さんを見ています。
探偵部の方が・・・・・・(re

765 名前:名無し客:2006/07/14(金) 17:51:42

もう公園で夜のお茶会はしないんですか?

766 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/07/14(金) 23:20:36

……ええと。
文化祭が今週末というのは私の勘違いで、本当は来週末でした!
ごめんなさい。
各部がいろいろ出し物を用意しているようなので、申し訳ありませんが
あと一週間お待ち下さい。お願いいたします。

767 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/07/14(金) 23:21:40

>>764
うーん、わたしを見られても……。
お茶くらいしかだせないのであしからず。
それより、文化祭の出し物考えましょうよ〜。
きっと人集まりますから。

なお、楓紅茶部は、出し物として喫茶店をやることに決定しております。

768 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/07/14(金) 23:22:41

>>765
そうですねえ……いろいろとありまして。
とりあえず、もう少し企画を練ってからやりなおしをしたいと
考えています。
もし、なにか企画がありましたら、目安箱にでも投書していただけると
ありがたいです。

よろしくお願いいたします。

769 名前:名無し客:2006/07/15(土) 23:31:52

体育祭はお好き?

770 名前:名無し客:2006/07/16(日) 04:21:27

これ以上、腹黒にならない為にブラックコーヒーはひかえている、
という噂は本当ですか?

771 名前:名無し客:2006/07/16(日) 04:22:12

最近起こった「クスリと出来る物事」を教えて下さい。

772 名前:名無し客:2006/07/16(日) 23:25:55

最近、腹黒のイメージが強い部長さんですが、
そのイメージを払拭するような行動を取ってみてください。

773 名前:名無し客:2006/07/16(日) 23:28:11

アイスクリームは何味が好き?

774 名前:名無し客:2006/07/17(月) 01:46:53

女性の食べる甘いものは何処に消えているんでしょうか。

775 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/07/17(月) 02:43:01

>>769
まずはお茶をどうぞ。

そうですねえ……運動は苦手なので、あまり体育祭は好きではないですね。
あ、いえ、応援するとかそういうことは好きなんですけど、選手として
出るのはちょっと……。足も速くないし、運動神経もよくないですし。

なんというか、体育祭というと、準備と片づけをしていた印象が強いですね。
この頃から、裏方向きだったのかも知れません。
あなたはどうですか?

776 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/07/17(月) 02:43:54

>>770
はい? 腹黒いのとブラックコーヒーにどういう関係が?
なんでもある国では、紫色の服を着た人は腹黒、という話があるようですけど、
なぜそういう話になるのでしょうね……?

ともかく、わたしは紫の服も着ていませんし、腹黒でもありませんよ。
お間違えなく。

……ああでも、ブラックコーヒーはあまり飲みませんけれど。


777 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/07/17(月) 02:45:14

>>771
ほにゃっ?
「クスリと出来る」出来事ですか……うーん。そうですねえ。
難しい……。

錬金術部と学生食堂が合同で開発している新しいメニューなんですが、
運動部を対象にした試験の結果、ついに「目に見えて運動能力が上がる」
というものができあがったそうなんです。もちろんいろんな薬が入ってるんですが。
中には今まで出来なかったことが出来るようになった人もいたとか。

これが、「薬」と「出来る」出来事ですね。
え……クスリ違い? あ、あはははは……。

778 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/07/17(月) 02:46:39

>>772
そんな……。
(顔を手でおおう。上からスポットライト)

名無しさんったらひどいですぅ。わたしが腹黒だという証拠が
どこにあるんです? これは濡れ衣ですぅ!
わたしが部長だからって、みんなしていじめるですぅ〜……

──こほん。
演劇部協力でお送りいたしましたが、わたしが腹黒ではないと
おわかりいただけましたか?(えっへん)

……え、なに、あれはおもいっきり腹黒役の台詞?
ちょ、それまって!

(これにて終幕)

779 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/07/17(月) 02:47:46

>>773
そうですねー。やっぱりまずはバニラでしょうか。チョコチップとか
ストロベリーとかも好きですけど。

……アイスクリーム占いの資料集め、とかじゃないでしょうね。
この質問。

780 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/07/17(月) 02:49:29

>>774
そうですねえ、別腹……ごほごほ、なにを言わせるんですか。

世の中には高さが1mもあるパフェを平らげるかたもいらっしゃる
みたいですけど……その方は女性でしたが、なにもそれは女性に
限らないですよ。4人前分のパフェを平らげる男性もいらっしゃる
ことですし。

つまりなにを言いたいかというと……
「甘いものが行くのは女性にかぎらず胃袋であって、それ以外のなにものでもない」
ということなのです。

他にご質問はおありでしょうか?(にっこり)

781 名前:名無し客:2006/07/17(月) 15:23:47

食べたものを「転移」の魔法で何処かにやって、ひたすら甘味を味わう、
といったようなグルメや大食漢はいらっしゃいますか?

……実はそれをシェルンさんが実験・実行しようとしているという噂は、
本当ですか?

782 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/07/17(月) 17:34:16

>>781
まずは紅茶をどうぞ。

それは……かなり危険な魔法ですねえ。下手をすると胃袋ごと転送
してしまいますよ? まさに「マッド・マジシャン」の領域ですね。
自分の胃袋を賭けて、甘味を味わうというのは。

……で、根も葉もない噂が流れているみたいですけど、わたしは
そんなことしませんよ。というか、まだ【転移】の魔法を使えないの
ですが。

もし使えたら、噂をまいた張本人を【転移】の魔法で……ふふっ、
なんでもないですよ。

783 名前:名無し客:2006/07/17(月) 22:54:00

手っ取り早く黒幕説から逃れる方法、
・・・・それは被害者となる事である。
さいきんのがくいんできおつけなければいけない
あやしいそしきやじんぶつをおしえていただけますか

784 名前:名無し客:2006/07/17(月) 23:37:21

>>778
演劇部の力を借りる時点で、
自分の言動に腹黒さが付きまとっているという事を認識していると考えていいですね。(断定

785 名前:名無し客:2006/07/19(水) 22:50:05

ギムネマ茶に興味はありますか?

786 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/07/20(木) 18:46:22

>>783
とりあえずお茶をどうぞ。
ふーむ……でもここにいると、わたしが天変地異に襲われようが
刺客に襲われようが、「黒い」とかいうイメージから逃げられ
なさそうな気がするのですが……。

それはともかく。

怪しい組織と言えば柊探偵部……冗談ですよ。
最近の学院だと、曲芸部の一部が怪しい活動をしているという
話なのですが……噂に聞くところによると……「しごとにん」?
よくわかりません。

参加すると危険といえば、探検部ですね。図書館の地下だったり、
近所の山だったり、あちらこちらへ探検に行っているようですし。
チャレンジャーですね。

あとは……黒の魔術団……いえ、聞かなかったことにしてください。
それがあなたの身のためです。

787 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/07/20(木) 18:47:59

>>784
(アールグレイの茶葉の香りに、鼻をくすぐらせてうっとりしながら)

んー?
親友の部活動のちからをちょっと借りただけで、なんでわたしが
自分の言動が腹黒だと認識していることになるのです?
具体的に説明してもらいましょうか。

わたしはどこぞの研究室にこもっている助教授や教授のように
腹黒くはありませんよ。念のため。

788 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/07/20(木) 18:48:49

>>785
うーん……飲むと甘味を感じなくなるお茶ですか。
まあ、健康にはいいんでしょうけど、ちょっとこちらに置くには
味がきつすぎるような気がしますね。

もっとも、ダイエット派が多くなってきたら、こちらも考えなければ
ならないでしょうけど、いまのところは薬草研究会におまかせして
おいたほうが良いように思いますね。

789 名前:名無し客:2006/07/20(木) 23:01:02

実はぽっちゃり系?

790 名前:名無し客:2006/07/20(木) 23:36:30

>>787
自分が腹黒だと認識していない人は、
自分だけの力をもって、自分の言葉で反論するからです。

791 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/07/21(金) 18:27:49

>>789
まずはお茶をどうぞ。

あんまりスタイルのことを言われると、良い気分はしないの
ですが……太ってはいないですよ? お茶菓子もあまり食べない
ですし。カロリーには気をつかっていますよ。

世の中いくら食べても太らない、と言う体質の人もいるみたい
ですけれど……うらやましいですねえ。とっかえてほしいくらい
です。ほんとに。


792 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/07/21(金) 18:29:11

>>790
んー……とはいっても。
学内の大部分が「黒い」と認める某教授は、助教授に手伝いを
させて「黒くない」と言っていますけど、あいかわらず本人は
自分を「黒くない」と固く信じているみたいですよ?

あんな例にしたがいたくはないですけど、わたしは「黒くない」
ですよ。はい。あなたが信じるも信じないも勝手ですけど、ね。

793 名前:学祭実行委員会よりお知らせ ◆MapleMHsxU :2006/07/21(金) 21:03:20

このたび王立学院では、文化祭を開催いたします。
これは、秋に行われる学園祭の予行演習も兼ねたお祭りです。
主なイベントについては、下記の通りです。

◆文化祭イベント(王立学院発行のパンフレットより)

●占い同好会による、占いイベント。
あなたの運勢を、カードかダイス(サイコロ)で占います。
占いには少々時間を頂きますが、ご了承下さい。
はたしてどんな結果がでるのでしょうか?

●スフィア番組で有名な鑑定倶楽部による、物品鑑定イベント。
持ち込んでいただいた品を鑑定し、その価値を、こちらの通貨単位
(メル)にてご報告させて頂きます。(1メル=約1円)
価値がわからないからちょっと知りたいという一品、おまちしています。

●楓紅茶部による、喫茶店イベント。
各種紅茶やコーヒーなどを用意して、皆様をお待ちしております。
部長はなぜかメイド服だそうです。お楽しみに?

この他、様々な部が「文化祭」にふさわしい出し物を用意して
皆様をお待ちしています。どうぞお気軽に来てくださいね。


期日は、明日7月22日(土曜日)
一刻館時間で午後8時から午後11時30分を予定しています。

たくさんの皆様のご来場、お待ちしております。
詳しいことは、学祭実行委員会までお気軽にお問い合わせ下さい。

794 名前:学祭実行委員会 ◆MapleMHsxU :2006/07/22(土) 05:54:16

お問い合わせがありましたので、こちらでもお知らせいたします。
文化祭の会場は、こちら(紅茶部スレッド)にて行います。
たくさんのご来場、お待ちしております。

また、なにかご不明の点がありましたらお気軽にお申し出下さい。
学祭実行委員会、広報係よりのお知らせでした。

795 名前:◆MapleMHsxU :2006/07/22(土) 19:59:43

……いつもとは違った雰囲気の王立学院。
学生たちがあっちへ、こっちへと、忙しそうに走り回っている。

「王立学院・文化祭」

そう、今日は文化祭の日。学院では体育祭、学園祭とならぶ大規模な
お祭りの日だ。学院の各委員会や、ある意味主役とも言える、学内の
文化部は準備に忙しい。

天文部は夜の部に備えて、コンピュータ連動の望遠鏡の準備に忙しく、
欅通信部は文化祭の一部始終を生中継するための準備を整えている。
園芸部は外部のお客様を迎えるための掃除をしつつ、花壇に植えてある
花をチェックしてまわっている。


796 名前:◆MapleMHsxU :2006/07/22(土) 20:00:41

そして……楓紅茶部では。

「はいはーい、みんな準備整った?」
部長のシェルンは、去年の文化祭の経験者だけあって、他の部員より
手際よく準備を整えている。ただ、みなの視線が集中するのはその
ことではなかった。

「あのお、部長……僕はちょっと気になったんですが」
おずおずと部員の一人、レナードが聞いた。
「なに?」
シェルンはうきうきの上機嫌だ。
「その……部長の格好なんですが」
「ああ、これ。ある筋から手に入れたのよ。いいでしょ、これできまりね!」

……彼女の格好は、典型的なメイドさんだった。頭にはカチューシャつき。

「いやその、部長がいいなら止めませんけど……」
レナードの言わんとするところを、どうやらシェルンは分かっていないようで、
「えーっと、ウェイター用の服も2着ほどあるけど、着てみる?」
とまで言い出す始末だった。
「け、結構です!」
レナードは引き下がらざるをえなかった。
もし、『その手』のお客さんにうけたらどうする……? と
彼は本気で心配したのだが。はたしてどうなるか。

かくして、文化祭の幕は上がった。

797 名前:◆MapleMHsxU :2006/07/22(土) 20:01:25

◆出展委員会・部活動・同好会のリスト

図書委員会 広報委員会 学祭実行委員会 文化委員会 理数委員会

楓紅茶部 柊探偵部 欅通信部 錬金術部 漫画部 生物部 園芸部
探検部 演劇部 美術部 吹奏楽部 管弦楽部 ピアノ部 天文部
スフィア・コンピュータ部 物理科学部

料理研究会 お菓子作り同好会 魔法同好会 薬草研究会
鑑定倶楽部 写真同好会 占い同好会 など多数

798 名前:メイド姿のシェルン・フラジェ ◆MaidMAidsQ :2006/07/22(土) 20:04:38

さて今回、王立学院を舞台として文化祭を開催することとなりました。
主な出し物は3つとなっておりますが、他の部の部員に質問するもよし、
あるいは学食でランチを楽しむも良し、ご自由にお楽しみ下さい。
なお計算しましたところ、時間は一刻館時間で午後11時30分までとなっております。

それでは、ごゆっくり。

799 名前:名無し客:2006/07/22(土) 21:04:47

|  |
|  | ∧_∧
|_|■-■)    ・・・受付のキミ、
|富| o[札]o         これを文化祭の券に換えてくれたまえ。
| ̄|―u'
""""""""""


800 名前:文化祭受付係 ◆MapleMHsxU :2006/07/22(土) 21:08:32

はい、いらっしゃいませ……あら? 見慣れないお金ですね。
ええと、見たところ他のところからいらっしゃったようですね。
そういう方には無料でこちらの券をお渡しすることになっております。

どうぞごゆっくり。休憩場はまっすぐ行って右にございます。

801 名前:名無し客:2006/07/22(土) 21:20:13

・・・・!?
(廊下の片隅に「いかにも」なフードの人物を発見して吃驚しています)

・・・・・・、
(目(もとい顔)を反らして通り過ぎようとしています。)

ッ!!!
(しかし、回り込まれましたッ!!!)

・・・〜〜!
(気迫のようなものに負けてチケットを取り出しました。)

・・・、
(冗談か本気か・・・占い師から逃げる方法を占って欲しいようです。)

802 名前:名無し客:2006/07/22(土) 21:23:39

工学部の出し物でエスプレッソマシン2号が活躍していました、
紅茶部では、文化祭に特別に配合した紅茶などはありますか?

803 名前:メイド姿のシェルン・フラジェ ◆MaidMAidsQ :2006/07/22(土) 21:38:17

>>801
いらっしゃいませ……ほにゃっ?
わたしに、占いですか? はいはい、ふむふむ。
わかりました、それではこちらの席へどうぞ。
(こっそりフード姿の子にウインクする)
[XVI The Tower「塔」の逆位置]

ふむふむ……ううん、このカード、正位置も逆位置も、
ほぼ同じようなような意味なんですよね……。
まあ、アクシデントと思ってあきらめてください。

あら、例のフードの子、いなくなったみたいですよ?
まあまあ、ここでお茶でも一杯いかがですか?
おちつきますよ。

804 名前:メイド姿のシェルン・フラジェ ◆MaidMAidsQ :2006/07/22(土) 21:40:38

>>802
いらっしゃいませー。え、向こうのエスプレッソマシンですか?
こないだうちにも売り込みにきたんですけど……まあ、あちらは
あちらということで。

文化祭での楓紅茶部のウリは、紅い色と濃厚な味が魅力の
「メイプルリーフ」と、上品な飲み口が魅力の「ゴールドムーン」
ですね。こちらの水色は黄色に近いので、ゴールド、と呼ばれて
います。王室御用達なんですよ。
お得意先のお茶屋さんに、特別にブレンドして頂きました。

エスプレッソにかなうかどうかはわかりませんが、お好きなお茶をどうぞ。

805 名前:名無し客:2006/07/22(土) 21:43:23

その頃、紅茶部の裏方の人達はと言うと・・・・、

806 名前:名無し客:2006/07/22(土) 21:45:35

|  |
|  |∧_∧
|_|■-■)    ・・・そこのキミ、すまないが
|茶| o o         紅茶部への道順を教えてくれまいか。
| ̄|―u'
""""""""""


807 名前:◆MapleMHsxU :2006/07/22(土) 21:54:42

>>805
紅茶部の部室と壁一枚を隔てたキッチンでは、1年生がかけずり回っていた。
たとえば、部長よりお茶を淹れるのが上手いと言われるレナード君。
「Aの紅茶3人分ね〜」「Bの紅茶2人分」「Cの紅茶4人分ね」
そう言われて、ほとんどしゃべる間もなく紅茶を淹れ続けていた。

もう一人の1年生、ライアス君は、ずーっとお湯を沸かしていた。
「昨日のうちにお菓子をつくっておいて良かった……」
で、レナードの持っているやかんのお湯がなくなったのを見計らって、
沸騰したお湯の入ったやかんを渡す。

「なあ、なんでこんなに忙しいんだろうな」
ライアス君がつぶやく。
「さあ、なんでこんなに忙しいんだろうね」
レナード君もつぶやく。

一瞬の空白。

「「他の連中はどこへいったんだ!!」」

二人は同時に、そう叫んだのだった。

808 名前:名無し客:2006/07/22(土) 21:59:32

(裏)漫画部などと言う存在が、
活動資金を荒稼ぎしようと暗躍していると聞いたのですが・・・、

809 名前:セシリア・シェルミ ◆MapleMHsxU :2006/07/22(土) 22:02:22

>>806
あたしは空から舞い降りるなり、サングラスの人から道を聞かれた。
なんでも楓紅茶部に行きたいらしい。ちょうどあたしも行くところ
だったので、案内しますよ、とおっけーした。
中央棟の中央入口から入り、学生食堂手前の階段を上がり、右に曲がって
すぐ。
「部長、お客様ひとりご案内です〜」
そう言ってサングラスの人を部屋の中へ案内した。

用件聞くのわすれたけど。

810 名前:名無し客:2006/07/22(土) 22:02:37

向こうで他校の生徒がケンカ始めたみたいです。
こういう時こそ裏番の出番なのでは?

811 名前:学祭実行委員会・広報係 ◆MapleMHsxU :2006/07/22(土) 22:13:35

>>808
本文化祭において、頒布する書籍、パンフレット類については、
事前に許可を得たもののみとなっております。また、許可を
得ていない団体が書籍類を頒布しているのを発見された場合は、
すみやかに学祭実行委員会までお知らせ下さい。
以上、公式声明でした。


812 名前:メイド姿のシェルン・フラジェ ◆MaidMAidsQ :2006/07/22(土) 22:14:32

>>810
ん? 必要ありませんよ。だって……。

「はいはいはい、おさえておさえて」
「ここがどこだかわかって暴れてんの?」
「これ以上やるなら、おう、良い根性や、こちとら出番がなくて
うずうずしとったんや」

……運動部の方、出番ないので警備係やってるんですよ。
ちょうど良いでしょ?

813 名前:名無し客:2006/07/22(土) 22:22:16

|  |
|  |∧_∧
|_|■-■)    (・・・おいしい紅茶だ、)
|甘 |o o c▽        (だが、・・・この御菓子は)
| ̄|―u'
""""""""""


814 名前:メイド姿のシェルン・フラジェ ◆MaidMAidsQ :2006/07/22(土) 22:26:53

>>813
あら。そうですね、ちょっとこれは……。
すぐに取り替えますね、お待ち下さい。

うーん、あのお菓子作りトリオといえどもたまにはこういう事が
あるのねえ。ちょっと頼り過ぎちゃったかしら。
まあ、誤差の範囲内、ね。

815 名前:名無し客:2006/07/22(土) 22:27:30

文化祭、それは弱小同好会にとり倶楽部への昇格の第一歩
自らの活動を示し新たな会員を集め、部費を稼ぎ
・・・そんな、・・・そんな夢を掴むために 今、新たな同好会が奮戦していた。

お菓子作り同好会の作品では癒されない極限まで抑え込まれた渇望を抱えた
甘い菓子を求める漢達の集団「甘研」
ここに、また一つ文化祭の伝説が生まれようとしていた・・・。


816 名前:名無し客:2006/07/22(土) 22:32:32

やはり探偵部さんの出し物は、
迷go・・・・・・人捜しの実演とかですか?

817 名前:レイチェル・ヴァイスフリューゲル ◆MapleMHsxU :2006/07/22(土) 22:37:59

>>815
ふ〜ん、ふんふん♪
あたしが廊下を歩いていると、東方の筆で書いたのか、でかでかと
「甘研」と書いてある看板を見つけた。
ふーん。
なんか「漢!」って書いているのが気になるけど、入ってみるか。
わたしは財布の残りを確かめると、東方の「のれん」というのを
くぐって中に入った……。

818 名前:探偵部員ふたり ◆MapleMHsxU :2006/07/22(土) 22:46:07

>>816
「うえーん、おかあさーん」「おとうさんどこ?」
探偵部部室は、迷子の集まりと化していた。
文化祭は街の人たちにも開放されているので、このようなことが
起こるのである。

「ねえフレイ、これだけの人数どうやって探すの?」
期待の新入部員、セリーナは相棒の方を向いた。
「そうだね……欅通信部に頼んだ方が早いんじゃない?」

結局欅通信部の放送により、迷子の親は見つかった。だが、衝撃は
この後に控えていた。

フレイが迷子の男の子を見送ると、その子は言ったのだ。

「ありがとう、おじさん」

────フレイはしばらく、精神的に立ち上がれなかったと言うことだ。

819 名前:名無し客:2006/07/22(土) 22:52:40

「甘研」その作品の多くは、
甘味に対する愛情・執念・欲望が磨き上げた職人芸と言っても良かった、
・・・だが、作り手の求めるモノを追求した結果
……客がメニューを選ぶのではなく作品が客を選ぶ通好みの店となっていた、
一見にして客の嗜好・体調を見抜き店が選んだメニューが運ばれる・・・、

だが、極限まで甘味を追求した結果甘研の店舗は

一日の消費iが3000i以上の者は感涙にむせび
満たない者は暫くの間悶絶した挙句
涙ながらに命乞いをし、甘味恐怖症に陥る
一種異様な空間と化していた。

820 名前:名無し客:2006/07/22(土) 23:01:41

部長さん大変ですッ!
部長さんの弟さんが紅茶部の部員の方に、
かいぐり倒されていますよ。

821 名前:◆MapleMHsxU :2006/07/22(土) 23:02:55

>>819
しかしレイチェルとてただものではない。
運ばれてきたお菓子を綺麗に切り分けると、彼女はこういった。
「あたしが食べられるのこれだけなので、あとは持ち帰りにしてもらえます?」
手持ちのラップにお菓子を包むと、彼女は「甘研」を後にした……。

「味はまあまあだけど、接客態度と運営方針がだめね。学園祭でまたチェック
してみようかしら」
そうつぶやくと、彼女はまた別の場所へと向かった。

822 名前:メイド姿のシェルン・フラジェ ◆MaidMAidsQ :2006/07/22(土) 23:07:11

>>820
あ、そう。それはどうも。
どうせデマでしょうけど、べつにほんとでもかまわないし。
まあせいぜい、遊ばれててくださいなー。

あの弟なら、なんとか自力できりぬけるでしょ。
一応ベースボール部部長なんだし。高等学校のだけど。

823 名前:名無し客:2006/07/22(土) 23:09:53

打ち上げ用のアルコールの準備はお済みですか?(コッソット


824 名前:メイド姿のシェルン・フラジェ ◆MaidMAidsQ :2006/07/22(土) 23:14:52

>>823
ほにゃっ? ななな、なんですか?
そんなもの用意してませんよ? わたしたち未成年ですし。
「部長、シャンパンの用意できてますよー」
出しちゃだめ!

825 名前:名無し客:2006/07/22(土) 23:17:46

・∀・)部長さんの弟君から興味深い事など聞きだせましたか?

826 名前:名無し客:2006/07/22(土) 23:21:10

文化祭のクライマックスを一緒に過ごすような
あなたの素敵なパートナーさんは・・・・・・あ゛、いえ…ゴメンナサイ

827 名前:メイド姿のシェルン・フラジェ ◆MaidMAidsQ :2006/07/22(土) 23:24:56

>>825
ふふふ、こんなこともあろうかと、きつく口止めを……、
ってあんた、あっさりお菓子につられてんじゃないわよ!
なにか言ったらあんたの秘密をばらすんだからねっ!

(しばらくお待ち下さい)

はぁ、はぁ、え、なにかありました?
いまのことは気にしないでくださいね?(にっこり)

828 名前:名無し客:2006/07/22(土) 23:26:57

文化祭のフィナーレといったらライブですよね!

829 名前:メイド姿のシェルン・フラジェ ◆MaidMAidsQ :2006/07/22(土) 23:27:36

>>826
実は二人で良い雰囲気、になるのはこの後の夜の部なんですよね。
とはいえ……ええ、いませんよ、いません!
断言します(涙)

830 名前:二見瑛理子:2006/07/22(土) 23:29:36


人ごみは嫌い。騒がしいのは嫌い。ひとりでいれば寂しくない。
私はいつもそうしてきたし、これからもそうしていくと思う。

寂しくはないけれど、ひとりでいると困る事もある。
たとえば、手にしたものの客観的価値を知りたいとき。
私にとっての値千金が、他人の眼にはどう映るのか。
自分と他人はかけ離れていることを、私はよくわかってる。
だけど、それでも時々知りたくなる。私の収集物は、
どれだけ他人の心を動かせるのかを。

だから、私はここに来た。

入り混じってもう意味を成さなくなっている雑多な音声を締め出しながら、
案内板にしたがって廊下を歩く。人ごみは嫌い。騒がしいのは嫌い。
ここには私を知っている人はいないと思うと、まだいくらかは楽だけれど。

「……ここね」

大書された“鑑定倶楽部”の文字。間違いない。
他のところではことごとく一笑に付された私の掌中の珠玉も、
ここでなら正当な評価をされるに違いないわ。
さしたる根拠もなしにこんなことを思うのは、私らしくないけれど。

「……鑑定、お願いしたいんですけど」

室内の独特の雰囲気のせいか、言葉は思ったよりもあっさり出てきた。
これで価値が証明される。私の収集物の中でもとびっきりの、
希少品にして貴重品。このタコ焼きラーメン(未開封)の価値が。

「蓋だけじゃない、未開封品よ。そこのところをきちんと正当に評価して頂戴」



 注1:タコ焼きラーメン=日清食品製のカップめん。20年以上も前に発売されあっという間に生産終了。
    当時人気の悪役女子プロレスラー、ダンプ松本によるCMは今なお語り草。
    肝心の中身は、タコ無しのタコ焼きが2個入っただけの、カップ麺としてはお粗末な出来。

 注2:二見瑛理子が好きなカップめんは、いつもあっという間に生産終了する。

831 名前:メイド姿のシェルン・フラジェ ◆MaidMAidsQ :2006/07/22(土) 23:32:26

>>828
夜の部では、主に天文部の観測会と、学内有志のバンドによる
ライブが予定されています。どんな出し物になるのか、楽しみ
ですねー。さて、わたしたちはそろそろ……。

832 名前:名無し客:2006/07/22(土) 23:34:04

>>829
弟とふたりで良い雰囲気、というのもアリではないでしょうか。

833 名前:鑑定倶楽部部長 ◆MapleMHsxU :2006/07/22(土) 23:47:50

>>830
はい、「なんでも鑑定倶楽部・出張鑑定in文化祭」にいらっしゃいませ。
それでは鑑定する品を拝見しましょう。

お宝はこちらの「たこやきラーメン」ですね。ふむ、たしかに未開封品。
しかし20年の時が流れているということですね。
食品としての価値と、コレクションとしての価値……難しいところですね。
ちょっとみんな呼んできて。

(集まる鑑定倶楽部の面々、そしてやってくるカメラ)

「うーん、これは」「難しいですね……食品としては」「めずらしい仕事してますねぇ」
「いやー、これ欲しかったんですよ」

ということで、鑑定の結果、オープン・ザ・プライス!
一・十・百・千・万、……10万!

はい、これは確かに20数年前のものですねえ。コレクションとしては
非常に価値があるものです。ただ……残念ながら、食品としては、賞味期限
切れと言うことで価値がありません。
しかしながら、当時でもめずらしいといわれたものを、20数年たっても
お手元に保管しているのは、あなたのコレクター眼の確かさを証明しています。
ちょっと残念な鑑定結果になったかも知れませんが、ほしがる方はおそらくいる
……実はここに一人いますが……わけで、大事に保管しておいてください。

今日は大変めずらしいものをおもちいただき、ありがとうございました!

(鑑定倶楽部と、ほかのお客さんから拍手)

834 名前:メイド姿のシェルン・フラジェ ◆MaidMAidsQ :2006/07/22(土) 23:51:26

>>832
……ないですね。あの手を焼かせた弟となんて……太陽が西から昇っても
ありえません。ええ、ほんとに。
……冗談でおっしゃっているんですよね?(にっこり)

835 名前:◆MapleMHsxU :2006/07/23(日) 00:10:08

日の傾いた王立学院。
出し物が終わった部の部員たちが、後かたづけに忙しそうに走り回っている。

「王立学院・文化祭」

その文字も夕日で赤く染まり、ひとまずこの旗が役目を終えたことを
示している。これから夜の部では、電光掲示板がその役割を引き継ぐ
ことになる。

天文部の、夜の部のための準備はほぼ整って、コンピュータ連動の望遠鏡4台が
空を向き、星の精霊をモチーフとした格好をした部員たちが開幕を待っている。
欅通信部は夜の部の舞台裏も放送するために、学院を走り回っている。。
写真同好会では、あちこちの部を取材したデータやフィルムを整理するのに忙しい。

そして……楓紅茶部では。

「はい、おつかれさまー。あとはカップ洗えばおわりだからねー」
部長のシェルンは『例の格好』でそのまま台所に立っている。
ある意味、とても機能的なのかも知れない。
他の部員たちは、テーブルを拭いたり、臨時の椅子を片づけたりしていた。

……そして。
夜の部の主役、天文部では、あちこちの天体や星雲を部員たちがガイドする。
星を見るために、学院の明かりも最小限に抑えられた。
ふだん目にしないような星を見た子供たちが歓声を上げる。
また、学院生や大人たちも、望遠鏡をのぞいて不思議そうな顔をしていた。

そして中庭では、学内有志のバンドによるライブが行われていた。
人気バンドが登場したときの盛り上がりは、普段の学院生活では
見られないものがあった。

かくして、文化祭は幕を閉じた。

836 名前:二見瑛理子:2006/07/23(日) 00:12:25

>>833



最初はみんなわかってくれなかった。



拍手が鳴り響いた。その上にまた拍手が重なる。
この子の価値が今、証明された。

「ふ、ふふふ、ふ……」

喜んでいるのか、ほっとしているのか、自分でもわからない。
ただ、笑いがこぼれてくる。不器用な笑い。
そうか、私は笑い音痴でもあったのね。でも。

「ありがとう」

生まれてから数えるほどしか使ったことのないその言葉は自然に、
本当に自然に口に出来た。この感情が、私だけのものじゃないから?

そうね。選考段階でふるい落とされたオロチョン、東京ラーメンこれだね、
お湯をかける少女、ケンちゃんラーメン、とっぱちからくさやんつきラーメン……。
日陰に種を落としてしまったコスモスのように、世間に顧みられず、
それでも自分なりに精一杯あり続けたものたちの、怨念とも執念ともいえる思いが、
今昇華する。あなたたちを認める人たちはここにいたの。おめでとう。

「今日は大変めずらしいものをおもちいただき、ありがとうございました!」

鑑定員から締めの言葉がかかる。こちらこそありがとう。
この子たちのあるがままを認めてくれてありがとう。

私は一礼して、その場を立ち去った。
もしかしたら明日は、何か新しいことが始まるかもしれない。
やっぱりさしたる根拠はないけど、今は少し、そう思ってみたかった。

(二見瑛理子、退場)

837 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/07/23(日) 00:24:08

よっこらしょ、と。

はい、本日は皆様、「王立学院文化祭」にお越し頂きまして
ありがとうございました!
準備が不十分なところがありまして、かなりアドリブで応対
させていただいたところがありました。申し訳ありませんでした。

次回のイベントはプール開き……じゃない、学園祭と言うことになります。
時期は秋を予定しております。内容としては今回と似たり寄ったりという
事になるかも知れませんが、新しい企画を盛り込みたいと思いますので、
よろしくお願いいたします。

それではまた、楓紅茶部のティールームでお会いしましょう。

838 名前:名無し客:2006/07/24(月) 01:23:30

後夜祭はないのですか?
または、文化祭の片づけ中に起こった出来事について、ご感想をお願いします。

839 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/07/24(月) 03:03:18

>>838
えっとですね、文化祭には後夜祭というのはありません。
強いて言うなら、「夜の部」がそれにあたります。

後かたづけをしていた時のお話ですか……。
じつは紅茶部には、同じカップが10個あるのですが、
片づけをするとなぜか11個あったのです。

「11個ある!」

と、部では大騒ぎになったのですが、なんのことはなくて、
予備のカップを一個、倉庫から出しただけのお話でした。

学園祭では、前夜祭もありますのでどうぞお楽しみに。

840 名前:名無し客:2006/07/25(火) 20:23:33

夏休みに帰省の予定はありますか?

841 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/07/25(火) 21:54:08

ふーむ……帰省ですか。
うちは、ひいおじいさんの代から今のところに住んでいるので、
お里帰り、という習慣がないんですよね。

他の人はと言うと、ずっと北の人とか、ずっと南東の人とかが
いて、夏休み明けはみんなで、おみやげ合戦なんてことになるん
ですよね。あとは海外から留学してる人もいらっしゃるので、
そういう人を含めるともっとすごいことになりますね。

紅茶部はと言うと……全般的にこの街の近郊の人が多いみたい
なので、あまり変わったものが出ることはなさそうですね。

ふたを開けてみるまではわかりませんけれど。

842 名前:名無し客:2006/07/25(火) 22:23:09

では、どこか旅行にいく予定はありますか?

843 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/07/25(火) 23:04:36

旅行ですか……うーん。
のんびり一人旅、ということならいいですけど、絶対「あの」
弟がついてきますからね……そうですね、ベースボール部の
合宿の日あたりをねらって旅行に行きましょうか。

……たぶんむりでしょうけどね(嘆息)。

そうですね、この季節なら北方の街に行って、涼しい風を
受けながらのんびりすると言うのもいいでしょうね。
南東の街に行って、海水浴というのも良いでしょうけど。

でも。

先立つものはお金なんですよね。これはわたしが仕事について
からのお話ですねえ……はあ。

──ああ、家族旅行の予定はないので、この夏はずっと家にいる、
ということになるでしょうね。残念ながら。

844 名前:名無し客:2006/07/26(水) 01:32:57

目を閉じると浮かんでくる、「心の落ち着く風景」……。
シェルンさんにはありますか?
もしあるならば、それは、どういう風景ですか?

845 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/07/26(水) 21:48:30

>>844
「心の落ち着く風景」……ですか。そうですねえ。

春。花が咲く地面の向こうを横切る、水上バス。
夏。太陽が照らされた、木々が作る木陰。
秋。部室の外に生えている楓の葉の色と、舞い散る葉の様。
冬。雪で真っ白に染まった、外の風景。

こんな感じでしょうか。ちょっと表現力が足りなくて
申し訳ないですけれど。

846 名前:名無し客:2006/07/26(水) 22:00:20

 フラジェさんが「あの」よばわりしている弟さんですが、
もし彼がフラジェさんに道ならぬ想いを抱いていたらどうしますか?
夕暮れの海や、はるか北のライラック畑で、一世一代の告白をされたら?

847 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/07/26(水) 23:19:36

>>846

──去年。

旅行でやって来たラベンダー畑。そこでぽややんとしていた
わたしに、弟が近寄ってきた。妙にかしこまっていたので、
わたしは少し警戒した。

「姉さん、あのね……」

姉さん? そんな言葉使ったの何年ぶりだろう。いつも姉で
呼び捨てとか、ねーちゃんとかそんな感じだったのに。

「姉さんのこと、好きなんだ、本当に」

「ほにゃっ?!」

わたしの頭は真っ白になった。いつもいつも、いたずらだの
けんかだので争っている弟からこんな事を言われるとは思って
いなかったからだ。なにが弟を変えさせたのだろうか。

「え、ええっと、その、お姉ちゃんはね……」

混乱したわたしは、頭を何とか整理しようとしていた。
そのとき、真剣そうに見えていた弟の表情が一変する。

「ひっかかった、ひっかかったー!」

な、なぬぅ?

「友達から、告白の練習にはねえちゃん使うと良いって言われた
 んだよ。ありがと、これで度胸ついたよ」

「お〜ま〜え〜は〜!!」

この後、観光そっちのけで、わたしが弟を追いかけまくったのは
言うまでもない。


──そんなわけで。
こういう前科があるので、そういうことはあり得ないのです……。


848 名前:名無し客:2006/07/27(木) 13:06:33

それで、弟さんは彼女を得られたんでしょうか?

849 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/07/27(木) 20:36:46

>>848
さあ、ね……。まあ、わたしをこけにした報いは受けて
もらわないと……(くっくっく)。

冗談ですよ。でも典型的な内弁慶の弟に、それだけの勇気が
あったかどうか。外では寡黙な努力やさんで通っている
はずですよ。家と、友人の間いがいではね。

850 名前:名無し客:2006/07/27(木) 20:41:54

弟さんは

可愛い系
格好良い系
渋い系
どれでもない

のどのタイプですか?


また成長したらどんなのになると想像出来ますか?

851 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/07/27(木) 21:32:31

>>850
ん? そうですねえ……。
本人や両親からはまた別の評価があるでしょうけど……

どちらかというと「かわいい系」、なんでしょうかね。
これについては、じーさま、じゃない、祖父と祖母と
意見が一致しているんですけど、あんまりあてにならない
ですねえ。

もっとも毎日けんかを繰り返したわたしからいえば、
とてもかわいいなんて言えないんですけどね。

あれが成長したらどうなるのか……ちょっと見当がつきません
ねえ。それは数年後のおたのしみー、なーんてね。

852 名前:名無し客:2006/07/28(金) 22:30:15

暑いので魔法で雪でも降らせてください。

853 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/07/29(土) 00:06:17

>>852
まずはアイスティーをどうぞ。
そうですねえ、こう言った人がいたじゃないですか。

「真冬に火山が噴火しても、真夏になるわけではない」

夏があるから冬がある。春があるから秋がある。それが自然の
摂理というものです。
でも聞いたところ、そちらでは今までにない気象状況が起こって、
「異常気象」と呼ばれているようですけれど。

夏を冬には出来ませんけど、知恵を絞って快適に過ごしていける
ように努力しましょう。

……としか言えませんねえ、はい。

854 名前:紅茶色の回想 ◆MapleMHsxU :2006/07/29(土) 11:03:35

ぱしゃん。人がはねる水音。

水泳部による式典が行われて、今年も王立学院にプールの時期が
やってきた。とはいえ、実のところ水上スケート部がプールを
年中使っているので、このプールは凍ったとき以外はフル回転、
と言ってもいい。

それはともかく。

プールには連日、学生達が訪れていた。これほど広いプールは
街でもめずらしく、街の人たちが訪れることも多い。
その中に一人、プールの水に足をつけてぼーっとする女子学生。

「せんぱーい、泳がないんですか?」

プールの真ん中から声をかけるのは、空を飛ぶのが得意な少女。
空だけでなく、水も得意なようだ。彼女の名はセシリアという。

「んー、そのうちねー」

セシリアにぼんやりと声を返すのは、楓紅茶部長シェルン・フラジェ。
今日は楓紅茶部がプールに入る順番。彼女は引率係というわけだ。
彼女自身はあまり泳ぎが得意でないので、このようにプールサイドで
ぼーっとしているというわけ。

しばらくして、シェルンはちらりと腕時計に目をやると、言った。

「はいはーい、紅茶部のプールの時間はおしまーい。みんな集まってー」

その声に、めいめいにプールを楽しんでいた部員達が、シェルンの
もとに集まってきた……。

855 名前:名無し客:2006/07/29(土) 11:05:01

貴女が憧れるのはどんな人ですか?

856 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/07/29(土) 11:17:03

>>855
まずはアイスティーをどうぞ。
そうですね……わたしの場合は単純なんですけど。

「なにか一つ、自分を上回る能力を持つ人」

なんか方向が別に行くと、嫉妬とかそう言う風な方向に
いくんですけど、わたしはあまりそう言う方向には行かない
みたいなんですよ。
まあ、わたし自身がたいした能力を持っていない、という
こともあるんですけどね。

ま、こんなとこでしょうか。

857 名前:名無し客:2006/07/29(土) 15:42:22

学院で「自由研究」の課題が出ました。
どんな研究に取り組みますか?

858 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/07/29(土) 23:41:42

>>857
そうですね。「おいしい紅茶の入れ方(アイスティー含む)」
でしょう。すぐ役に立つ研究ですし。

……って、え? 紅茶部の半分以上がそのタイトルで研究
してる? あ、あははは……。
紅茶部論文集にでもして、まとめておきましょうかね。


──それにしても、自由研究って矛盾してますよね。
名前と研究内容は「自由」でも、研究することは「強制」。
本当にわかりやすいタイトルをつけるなら、

「研究内容は自由、でも強制的な研究」

とでもいいましょうか。
本当に自由で、喜んでやる研究なら、いいんですけどねえ……。

859 名前:名無し客:2006/08/02(水) 02:00:04

「魔法少女」……というと、シェルンさんもそれに当てはまるのでしょうかね?
そちらには、小さい女の子が憧れる「変身ヒロイン」は存在しているのでしょうか。
もし、存在しているのなら、シェルンさんは幼い頃、夢中になっていたりしましたか?

860 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/08/02(水) 07:53:03

>>859
「レガシィ、マジック……」とか、「星に変わっておしおきよ!」とか……
いろいろありましたね、魔法少女。
初等学校のころは、かならず全部ビデオでチェック、翌朝は友達と
感想を交換したりしたものです。
いまの魔術師志望にも、ほんのちょっぴりは関係したかも知れません。

わたしは【着せ替え】の魔法が使えるので、見栄えだけは「魔法少女」の
まねごとができるかもしれません。地味な魔法を使える魔法少女、という
感じで(苦笑)。

現実に、お子さんが憧れるような、派手な魔法使いもいらっしゃるんですけどね、
同年代で。

861 名前:名無し客:2006/08/02(水) 14:55:18

その「同年代で派手な魔法使い」さんを呼んで見てください。

どんな派手な現れ方をするのか楽しみです。

862 名前:名無し客:2006/08/02(水) 20:11:54

部長が人の髪の毛を集めていたという噂が流れています。
それともう一つ、校舎裏に大量のワラ人形と五寸釘が落ちていたという噂も。
何か関連性はあるのでしょうか?

863 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/08/02(水) 23:10:59

>>861
──話は先日の文化祭にさかのぼる。

ふっと、中庭の空気が変わった。

大勢の人が見守る中、地面に現れる、光の魔法陣。
そして、魔法陣から現れる、七色に輝く人影。
人影がポーズを取るたび、魔法の衣装、魔法の杖、魔法の装飾品が
実体化する。そして、現れたのは典型的な「魔法少女」の姿。
ふりふりの服に、短めのスカート。そして派手な装飾の杖。

はぁ〜、と思わずため息がでてしまう。これくらいの技をやって
みたいものだ、と。当の魔法少女は、どうも通信部が魔法学院から
呼んだ子らしい。ふう、とため息をついて立ち去ろうとした時。

「あー、しぇるっちじゃない!」
「ほにゃっ?」

わたしはびっくりした。魔法少女に知り合いはいない……あ。
その声が、わたしの記憶の扉を開いた。

「ルナじゃない! 服装違うからわからなかったよ!」
「あはは、ちょっとバイトでね〜」

初等学校時代の友達、ルナ。彼女は高等学校から編入で魔法学院の
初等科に進んだのだ。わたしにとっては憧れでもある。
わたしたち2人は注目を浴びながら、話をするために学食へ歩き出した。

864 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/08/02(水) 23:12:17

>>862
まずはお茶をどうぞ。

東方の国に、わら人形に髪の毛を入れて、五寸釘で樹にうちつけると、
相手を呪うことが出来る、という話があるそうですね。
……で、わたしがそんなことをすると?

じつはこの間、部室に来た人から「髪の毛をちょっといただけますか?」
と言われたので、あげたんですけど、それからちょっと体調が悪いんですよね。
胸のあたりがちくちくしたりとか。

むしろ、わたしが呪われているような気がするのですが……。
噂を流している方に、心当たりはありませんか?

865 名前:名無し客:2006/08/02(水) 23:14:12

>>864
ひいいっ!
お茶の中から髪の毛がっ!

866 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/08/02(水) 23:19:35

>>865
確信しました。犯人はア・ナ・タですね?
ちょっとこちらの部屋でこげこげクッキーとにがにがコーヒーを……。
嫌とはいわせませんよ?(にこり)

867 名前:紅茶色の回想 ◆MapleMHsxU :2006/08/05(土) 00:33:40

>>863のつづき

文化祭の学生食堂はにぎわっていた。

シェルンとルナは、飲み物はそれぞれ紅茶。ケーキはいちごの
ショートケーキをはんぶんこ。
トレイを持ったシェルンが、適当な席を確保する。
二人とも、座って紅茶を一口。それから、話をはじめた。
切り出したのはシェルン。

「どう? 魔法学院。3年もいたら慣れたでしょ」
「うーん、そうねえ。こっちの事はあまり知らないから、比較は
できないけど……」

紅茶のカップのふちを、指でなぞりながらルナは言った。
「……なんというか、魔法オンリー、っていう感じはするわね」
シェルンはくるくると紅茶の中で回していたスプーンを上げた。

「あなたの志望からいったら、それで良かったんじゃない?」
とにかく魔法を勉強したい、といって魔法学院に行ったルナ。
それを知っているだけに、不思議そうな顔をするシェルンだった。

「そうね……こんな可愛い女の子がいるのに、一心不乱に魔法に
うちこむ男だらけ……って感じかな」
「ほほー、その自信過剰なところはあいかわらずね」
シェルンが茶化した。ルナはシェルンをじーっと見返すと言った。
「そういうことにうとい誰かさんより、よっぽど健全だと思うけど」
といって彼女はすました。シェルンはあはは、と笑って降参の身振り。


ルナが話題を変えた。
「ところで、部長さん、ってことは結構忙しいんじゃない?」
「ああ、できる後輩がいるから、全部投げてきたの」
「あらあら、それは後輩さんも気の毒ね」

シェルンはちらりと、ルナの顔を見る。
「あなたこそ、仕事がおわったらすぐ帰らないといけないんじゃ?」
「あー、友達に代返たのんどいたから、大丈夫大丈夫」

それを聞いてシェルンは、にっと笑った。
「おぬしも悪よのう」
「いやいや、部長様にはかないませぬよ」
ルナもにやりとした笑みで応じる。

「「あっはっはっはっは!」」

普通の喫茶店なら眉をひそめられるくらいの大声だったが、
そこは文化祭、周りももっと騒がしい。

さわがしい学生食堂の中で、話は互いの授業や、部活動の話に
広がっていくのだった……。

868 名前:名無し客:2006/08/05(土) 18:25:50

部員の皆さんにお聞きします。
部長さんの部長さんらしい所は、何処ですか?

869 名前:紅茶色の回想 ◆MapleMHsxU :2006/08/05(土) 19:17:58

「はい、こちら欅通信部の取材係です。お手数ですが
こちらのアンケート用紙にお答え下さい」

みんなの前に配られる紙。それにはこう書いてあった。
>>868
『あなたの部の部長が、部長らしいところはどこですか』

部員であるライアスとレナードは、タイトルを見るなりうなった。
「おい、ライアス……どう答えるよ、これ」
「さあな……回答拒否、ってのはどうだ、ライアス」

同じく部員のレイチェルとセシリアは、頭をかかえていた。
「セシリア、なにか思いつく?」
「思いつかないけど、書かないとあとで怒られる気がするの〜」

また、同じく部員のルーシアとルリは、迷うことなく書き込んだ。
「ねえ、ルリ。なんて書いたの?」
「ひみつ。これって名前書かなくていいんでしょ?」

とりあえず回答は出そろった。あとは……。


870 名前:紅茶色の回想・つづき ◆MapleMHsxU :2006/08/05(土) 19:19:48

>>869のつづき

数日後。番組が放映される時が来た。
「なーんか、いやな予感がする番組ねえ。何が出るのかしら」

ナレーターが言う。
「それでは、楓紅茶部の結果の発表です!」

『物識りなところ』3票 37.5%
『みんなをまとめることができること』2票 25.0%
『紅茶を淹れるのがうまいこと』2票 25.0%

そして。

『黒いところ』1票 12.5%

『黒いところ』

シェルンは部員全員を振り返ると、引きつった笑みで言った。
「これは、だれがいれたのかなあ?」

ぼくじゃないですよ、あたしじゃないよ、ちがいますちがいます、
あたしなわけないでしょetc,etc。
たった一票のおかげで、楓紅茶部の部員達はそれぞれが言い訳する
はめになったのだった。

この様子を見ていた、欅通信部のアリス・シャーロット女史は。
「引きつった笑みだけで、部員全員をあわてさせる。重要な部長の資質ね」
そう言ったのだった。


871 名前:名無し客:2006/08/05(土) 20:51:55

では、皆さんが部長さんに持っているイメージをお聞かせ下さい。

872 名前:紅茶色の回想 ◆MapleMHsxU :2006/08/05(土) 21:22:09

>>871
前のアンケートと同時に行われたインタビュー。

──部員の証言

「なんというか、イメージの落差が激しい人ですよね。いつも地味に
紅茶をすすってると思えば、メイド服調達してルンルン気分だったり。
僕なんて、ウェイターの格好させられそうになりましたよ」
                         L.C君(仮名)

「うーん、部長なんだからもうちょっと派手に行動してもいいんじゃ
ないですかね。いつもお茶飲んでるところしか想像できないですね」
                         R.Wさん(仮名)

「なんっていうか、けち。もうちょっとお菓子食べさせてくれても
いーのに。それって部員の特権でしょお? え、ちがう?」
                         R.Lさん(仮名)

            ──彼らがその後どうなったか、知るものはいない。

873 名前:名無し客:2006/08/06(日) 03:20:04

「いつも地味に紅茶をすすっている」――という部分を拝見して、
シェルンさんは意外とじじむさい方だな、と思ってしまいました。
一応、謝っておきます。

874 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/08/06(日) 18:22:59

>>873
……。
まあ、見方はいろいろとあるかもしれませんが、わたしとしては
年相応に紅茶を飲んでいるつもりなのですが。

たとえば、紅茶の葉を選ぶとき。今日の気分と体調を考えて
紅茶の葉を選びます。葉っぱの香りをかいで葉を選ぶ日もしばしば。
たまには香りの強いフレーバードティを選びます。
ストロベリーティやアップルティーもそうですが、有名なアールグレイ
もそうですね。

お客さんによっては、ちょっとお遊びを入れて、味が強めなお茶を
選んだりもします。もちろん、前もってことわりをいれてからですが。

……なので、来る日も来る日も同じお茶を飲んだりはしていませんよ。
どの紅茶も同じに見える、という人なら、同じ事の繰り返しに見える
のでしょうけれど。

875 名前:名無し客:2006/08/07(月) 02:17:12

うーん、身近な人だけを例にとると――自分も好きだけど――アールグレイを
好む方って、割と年配の方が多い。
若い頃はこの臭いが合わなかったけど歳を取って良さに気づいた……ってやつ。

と、シェルンさんを「腹黒じじむさ女生徒」に仕立て上げるのは辞めにして。

明日からちょっと昼夜問わず頑張らなければなりません。
気合の入る紅茶とお茶菓子を下さい。

876 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/08/07(月) 06:16:43

>>875
あらら、それは大変ですねえ。それでは紅茶部でも
一番高い部類のものを。

まず紅茶ですが、こちらでは一番高い、そして味も一品の
「ゴールドムーン」を。上品でなおかつコクがあるお茶です。

お茶菓子は、ややカロリー高めのチョコレートケーキを。
当部が誇るお菓子作り3人組がつくった、甘味抑えめの
一品です。

アールグレイは……紅茶部に入るまではちょっと苦手だった
のですが、毎日触れるたびにその良さがわかってきたという
感じですね。

それでは、がんばってくださいね。

877 名前:名無し客:2006/08/07(月) 20:09:03

ttp://charaneta.sakura.ne.jp/test/read.cgi/ikkoku/1140292785/13
これに【シェルン・フラジェ】を加えて
暗黒四天王にしていいですか?

878 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/08/07(月) 22:26:13

いらっしゃいませ、紅茶を──
──はい? 四天王? 暗黒……?

(スフィアから取り出した資料に目を通しながら)

……お話はわかりましたが、わたしが黒い黒くないはさておき、
行動力、知名度、そしてなにより実績という点で、わたしは
ほかの3名の方に遠く及ばないと思いますね。
わたしなどの名前が挙がっても、「それって誰ですか?」と
言う人々が目に浮かびますよ。

──といっても、引き下がるおつもりはないようですね。

ふう。いいでしょう。暗黒だろうが四天王だろうがお好きに
なさいませ。わたしは公認するつもりはないですし、なにより──
──一刻館の方々が認めるとは思えませんからね。
それがジョークであったとしても。

それでは、わたしはティータイムとさせていただきますね。

879 名前:名無し客:2006/08/07(月) 23:03:45

千利休の絵をどうぞ。

880 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/08/07(月) 23:19:25

>>879
ふむう。
これは変わったイメージデータですね。東方の国の物でしょうか。
白と黒だけで景色が表現されていますね。
これが実物なら、鑑定倶楽部に持ち込んで調べてもらうのですけれどね。

でも、うちの部だけに置いておくにはもったいないですね。
薬草研究会と鑑定倶楽部に、必要ないか聞いてみましょうか。
あの部だと、うちの部よりも有効に活用してくれそうですし。
ああ、もちろん、紅茶部にも飾らせてもらいますよ。

ありがとうございました。

881 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/08/08(火) 03:49:41

さて、少しおくれましたが。
この楓紅茶部スレッドも、おかげさまで一刻館時間で半年を迎える
ことができました。これもひとえに書き込んでくださる方のおかげ
です。ありがとうございます。
これからもまだまだ続きますので、また書き込んでいただければ
幸いです。

それから、これはお知らせになりますが。
このスレッドの古巣にあたる「一刻館OG板」ですが、新しく
いらっしゃったかたが思い思いのスレッドを運営していらっしゃいます。
こちらもご覧いただければと思います(わたしより遙かにうまいかたも
いらっしゃいますし)。URLは下記です。

http://charaneta.sakura.ne.jp/original/

おまけですが、わたしの地下スレッドもあったりします。
お暇があればご覧下さい。

それでは、どうぞよろしくお願いいたします。

882 名前:名無し客:2006/08/08(火) 18:54:40

紅茶を飲みながらよく聞く音楽はありますか?

883 名前:名無し客:2006/08/08(火) 19:27:23

なんだか学園内に試験管が落ちてましたよ。
蓋をされているんですが、中に黒い粉末が入ってますね。

884 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/08/08(火) 20:56:16

>>882
いらっしゃいませ。まずは紅茶をどうぞ。

音楽、ですか。そうですね、普段はお聞きの通り、ポップスか
クラシックの静かな音楽を聴いていますね。
欅通信部の音楽チャンネルで、そういう音楽専門のチャンネルが
あるんですよ。

……というのは表向きで、部でだれもいないときとか、家で
お茶を飲むときは最新のポップ音楽を聴いていますね。
お気に入りのアーティストもいろいろありますけれど。

あとは、変わり種としてはゲーム音楽のチャンネルを聴いていたり
しますね。どれもインストゥルメンタルですけど、妙に心が
安らぐんです。最近聴いた曲と言えば、もうすぐリメイク版が
出るという「悠久の風伝説」でしょうか。

あなたのお聴きの曲はなんですか? お好みにあわせてチャンネルを
切り替えますよ。

885 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/08/08(火) 20:58:50

>>883
うーん……酸化鉄の実験をしたあとの実験管かなあ……でもあやしい
物体Xだったりしても困るしなあ……こういうときは。

(携帯端末をとりだす)

「あ、もしもし、化学部ですか? お世話になっています、楓紅茶部です。
いえ、たいした用事ではないんですが、ちょっと不審物が落ちてまして、
鑑定してもらえないかなあと。はい、はい、そちらに持っていきますので、
よろしくお願いします」

これでよし、と。それじゃあ、この試験管は責任もってお預かりしますね。
結果の方は学生掲示板に張り出されますので。
それでは。

886 名前:名無し客:2006/08/09(水) 17:39:53

夏の課題の「魔法を使って雑巾を縫う」のコツってありますか?
糸を針に通す所で挫折しそうなんですけど。

887 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/08/09(水) 21:41:29

>>886
まずはお茶をどうぞ。

針に糸を通すまでは簡単ですよ。糸を持って、【この先半分】の
魔法で糸を半分に折って、その先を針に近づけて【糸通し】の魔法で
糸を通してしまえばおしまいです。まあ、ここまででも結構な手間
かもしれませんが……。

問題は、出題者が「全て魔法でやらなければいけない」ことを要求
しているかどうかですね。自分の手で出来ることは自分の手で、
どうにもならないところは魔法で、という風に読み替えることも
できます。

そういうことであれば、あとはぞうきんを縫うだけだと思うのですが、
いかがですか?

888 名前:名無し客:2006/08/10(木) 03:39:22

暑い日におすすめの魔法を、幾つか教えて下さい。
ところでシェルンさんは、暑くて暑くてたまらない日はどうやって
過ごしているんですか?

889 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/08/10(木) 03:59:37

>>888
そうですね……頭上から【霧雨】の魔法を降らせて、涼むとか。
【氷結】とか【吹雪】の魔法は、寒すぎて使えないんですよね。
おまけに危ないし。
魔法の効果をより引き出すには、日傘は必須ですね。

……普段はどうしてるか、ですか? いつもはエアコン完備の
部室や講義室にいますねえ。家に帰ってもエアコンありますし。

こんな生活しているから、たまに炎天下にさらされると弱いんですよね。
みなさんも気をつけましょう。

890 名前:名無し客:2006/08/10(木) 16:48:59

ファッションショー、と言うわけではないですが、
普段着ないけど、お気に入りの服を披露してください。

891 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/08/10(木) 21:16:22

>>890
まずはお茶をどうぞ。
お気に入りの服は……
……………………………………………。

ふりふりのワンピース(リボンつき)。

……なんです、その疑惑の目は。
かわいい、という点ではこれが一番。

かっこいい、と言う点では、タンクトップとか
キャミソールとかありますけどね……。

え、なに? その後ろにはメイド服隠してるんだろうって?
ノーコメントです。

892 名前:名無し客:2006/08/10(木) 22:25:27

海原雄山を唸らせる自身はありますか?

893 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/08/10(木) 22:44:28

>>892
(スフィアからのデータを見ている)

【シミュレートその1】
出した紅茶を一口すすって。
「なんだこの紅茶は! 女将を、女将を出せい!」
「……わたしが、女将ですがなにか?(背後に黒いオーラ全開)」
「………………。」

【シミュレートその2】
出した紅茶を一口すすって。
「この紅茶はできそこないだ、飲めないよ」
「……わたしが、その紅茶を淹れたんですが?(背後に黒いオーラ全開)」
「………………。」

ああ、2の方は息子さんですか。
どちらにしても、食通さんをうならせる紅茶を淹れる自信はないですねえ。
まずくはないと思うんですけれど。
あなたも一度飲んでみますか?

894 名前:名無し客:2006/08/10(木) 23:10:09

いやいや、雄山はともかく山岡さんは美味いものは美味いと言いますから。
たぶん大丈夫だと思いますよ。

895 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/08/10(木) 23:42:50

>>894
まあ、紅茶部の方針は「おいしい紅茶を楽しんで飲む」という
ものですから……あんまりどこと比べてどうとか、どの年と
比べてどうとかということはしないんですよね。

もちろん、いろいろと批評してくれるひとはありがたくはある
んですけれど……そればっかりだと、ぎすぎすしちゃいますし。
「天下一茶道会」なんて開いてもあんまり意味はないように
おもいますよ。

少なくともうちの部では。

ん、私の紅茶ですか?
自分で飲んでみても、及第点のちょっと上、くらいですかねえ。
そんなに自信はないですよ。

896 名前:名無し客:2006/08/12(土) 00:28:32

お墓参りにはいつ行きますか?

897 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/08/12(土) 01:25:55

>>896
まずはおかけ下さい。いまお茶をお持ちしますので。

……そうですね。うちはひいおじいさんも、ひいおばあさんも
長生きでしたからね。今でもみな命日を覚えているので、主に
命日にお墓参りをすることにしていますよ。
真冬なので、少々寒くはありますが……。

一般の人がお墓参りをするのは、10月末から11月初旬の一週間
のお休みの間ですね。なんでも、この期間には亡くなった方の霊が
戻ってくるとか。我が家はこの日にもお参りをするのですが、それが
できるのもお墓に近いところに住んでいるからですね。
人によっては、片道1日かけてお墓参りに行くとか。

東方の国では、7月中旬や8月中旬にお墓参りに行くそうですね。

……と、お茶が入りました。
今日はオリジナルブレンドの「メープルリーフ」です。

ごゆっくりどうぞ。

898 名前:名無し客:2006/08/12(土) 13:54:33

シェルンさんが考える、長生きのコツって何だと思いますか?
また、寿命を削ってしまう魔法なんてものはあるのですか?

899 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/08/12(土) 20:55:08

>>898
「おお、あなたはこの国の民のために、その命をなげうつとおっしゃるか!」
「はい、わたしの命と魔法で、民の命を救えるのならば」

……歌劇「アンジェリーナ」で、アンジェリーナ姫とレオニード王子の間で
かわされる台詞です。自己犠牲がどこまで美化させることを認めるか
については、ここではさておきまして。

アンジェリーナ姫は強大な力を持つ魔法使いだった、ということに
なっています。その彼女が自らの魔法、魔力だけではなく、命までも
賭けなければならなかったということは、それだけ彼女の前に立ちふさがる
困難が強大なものだったことを表しています。

彼女の前に立ちはだかっていたのは、敵の大軍勢でした。

空から降り注ぐ魔法の隕石が、敵の軍勢を叩きのめし、軍勢は撤退を
余儀なくされます。そして、レオニード王子が、アンジェリーナ姫の立っていた
山の頂上に登ったとき、彼女はすでに息絶えていた、というのが、この
歌劇の……悲劇の終幕になります。

詳しくは、演劇部部長におたずね頂きたいのですが。

現実でも、自らの魔力を補うために、みずから血を流したりすることが
あります。これは文字通り「命を削っている」ことになります。
魔法学院でも王立学院でも、この方法は「よほどのことがないかぎり
使ってはならない」と言われていますが。

……それで、長生きするコツですが。
歌劇のアンジェリーナ姫は、自分の愛する民のために自らを犠牲に
しました。彼女が守ったのは、民の平穏な生活でした。
健康法や運動法など、いろいろありますが、なにより大事なのは
平穏な生活を守ること、ということではないでしょうか。
これがなければ、健康法も運動法も無意味でしょうし。

900 名前:名無し客:2006/08/12(土) 21:14:35

シェルンさんのいらっしゃる地域では、どのような宗教が信仰されていますか?

901 名前:名無し客:2006/08/12(土) 21:25:36

自己犠牲とはすばらしいことなのでしょか?
とりあえず「レディ・ゴディヴァ」の複製画をおいておきますね。

ついでにピーピング・トムは誰だと思いますか?

902 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/08/12(土) 21:36:07

>>900
まずはお茶をどうぞ。

とりあえず、基本なのは、メル・ルク・クゥムの三神です。
女神メルは大地を統べ、男神ルクは海を統べ、女神クゥムは
空を統べる。三人の神は姉弟で、この世界を共同して統べるように
大神から命じられた……。

これがルディナで信仰されている三神です。他の、精霊さんや妖精さん、
あるいは人が神として信仰されているものを数えるときりがありません。
三神については大陸でも同じ、東方の国でも多少名前が違うだけで、
役割は一緒とされています。

各神の神殿では神官や司祭の人たちがいて、それぞれの神についての
神事を行ったり、日々の修行を行ったりしています。
わたしの同級生でも、何人か神学校に行った人がいますよ。

どこの神殿でも、「昔に比べて神を敬う心が薄れた」と嘆いている
ようですが。

903 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/08/12(土) 21:58:05

>>901
(画像データを見て、驚くと言うよりあきれる)
ふう。
時と場合によるでしょうね。時として全く無意味な自己犠牲という
ものもあります。あなたの世界でも、そんなことがあったのでは
ないでしょうか?

お話はお話、現実は現実。

まず、このあたりの区別をつけてから、お話をしたほうがよいと
思うのですが。
こちらの世界でも、この歌劇のお話がでると、ほとんど必ず論争に
なることなんですけどね……。

それで、そちらの世界でだれがのぞき見たかということですけれど、
「一番好奇心が強くて自制心がないひと」
ということではないでしょうか。

いかがでしょう?

904 名前:名無し客:2006/08/12(土) 22:53:47

神の実在は証明されてはいないのでしょうか?

905 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/08/12(土) 23:12:19

>>904
まずは紅茶をどうぞ。

三柱の神については、実際に触れたという話はありませんが、話をしたとか、
遭難したところを救われたとか言う話は、数え切れないほどあります。
なので、三柱の神については「神は存在するのだろう」という説が最も有力です。

他の精霊や妖精については、実際に話したり触れたりしたという話は
数多くあります。存在を否定する人々もいますが、「存在する」と
考える人の方が多勢です。
三柱の神よりはこちらのほうが、身近な神様かも知れません。

わたしの家でも、新年には三柱の神様の神殿にお参りに行きますね。
もっとも、同じ事をする人がたくさんいるので、神殿はごった返して
いますけれどね。

906 名前:名無し客:2006/08/15(火) 20:49:24

紅茶など、・・・嗜好品など要らぬ!
カフェインだけ寄越せ!!!
などと、ティータイムを冒涜する輩をどう思いますか?

907 名前:名無し客:2006/08/15(火) 20:54:14

錬金術みたいな物質を変換させる魔法はありますか?


908 名前:名無し客:2006/08/15(火) 21:28:24

お菓子づくりトリオさんはいつお菓子を作っているのですか?
もしかして授業をエスケープ?

909 名前:名無し客:2006/08/15(火) 21:37:23

人が死ぬとその想いは何処へ行くのでしょう?

910 名前:名無し客:2006/08/15(火) 21:41:00

過去に大きな戦争はありましたか?

911 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/08/15(火) 23:45:28

>>906
まずはお茶をどうぞ。
そーですね。その対応は3つに分けられます。

ひとつめ。まず、ドアの外にいる場合。
ほおっておきます。こちらから行って話しかけるなんて、
わざわざけんかを売りに行っているようなものです。

ふたつめ。ドアの入り口の場合。
「薬屋さんの売り込みは間に合ってます」
バタン。

みっつめ。ドアのこちらがわの場合。
わたしならこう言います。
「あなたのおっしゃることはわかりました。でも、わたし
たちはお茶の時間を楽しみたいのです。ですから……」
(氷のような笑みを浮かべて)
「薬屋さんに行きなさい」

こんな感じでしょうか。え、最後のがこわい?
じょうだんですよ、じょうだん。

912 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/08/15(火) 23:46:33

>>907
はじめにおっしゃっているとおり、物質を変換するのは
錬金術のお家芸です。では、現代魔法で物質を変換する
ものがないかというと……性質、つまり、気体、液体、
固体に変換するものならあります。

そのへんを流れている水が、物を貫く氷の槍となり、
はたまた人を傷つける剣が、ぐにゃりと曲がってただの
棒になる。そんな芸当ができます。

「魔法の効用は、使う人間しだいである」という言葉が
ありますけど、実際、魔法をどう使いこなすかはその
人しだい。まるで物質を変換しているような芸当も
できるのですよ。

913 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/08/15(火) 23:47:37

>>908
エスケープ……はさすがに3人に悪いので、3日に一回
くらいに部室に来てもらって、お菓子を作ってもらって
います。2日がかりのお菓子は、わたしが後の工程を
やったりもしていますけれど。

そろそろあの3人だけじゃなくて、ほかの人にも
作ってもらわないといけないんですけどねえ……。

914 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/08/15(火) 23:48:37

>>909
亡くなった方の想いは……一説には、三柱の神の御許へ
行くと言われています。そして、また新たな命のもとへ
と赴くのだとか。

生前にとても強い想いを残した人は、そのままこの世界に
その想いを残したりもするそうです。それは形によって、
地方の小さな規模の神様だったり、幽霊だったりするそうです。

もちろん、東方の国では、また別の言い伝えがあるそうですが。
死後の世界から戻ってきた人がいないので、定説がつくられる
ことはおそらくないでしょうね……。


915 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/08/15(火) 23:50:14

>>910
もっとも近い戦争は、250年ほど前の大陸間戦争ですが、
この時はそれぞれ軍艦や飛行船をくりだしての戦いになりました。
結局はお互い引き分けという形になったのですが、戦争に参加した
国は、それぞれ深い傷を負うことになりました。

この時に、魔法が無秩序に使われたことを憂慮したある魔導師が、
現在使われている「現代魔法」の基礎になるものを作ったとも
いわれています。

しかしこれよりもはるかに大規模な戦争は、遙か昔、3000年
ほど前の「十二神戦争」と言われています。これはほとんど資料が
残されていないのですが、当時存在していた十二柱の神が争い、
今とは比べものにならない兵器で争ったというものです。

そして戦争の結果、十二神とも深手を負い、ある神たちは倒れ、
ある神たちは、新たに生み出した三柱の神に後を託して、この
世界を去っていったというものです。
……このとき存在した文明は、ほとんど跡形もなく消滅したと
言われています。

これを信じない人もいますが、世界のあちこちに残る巨大な穴や
人間の手とは思えない地形は、この戦争が実際に「あった」と
思わせるに足りるものです。

……いずれの戦争にしても、参加した者はすべて深い傷を負うことに
なりました。これは、戦争というものがいかに割に合わないもので
あるかということを、後世に伝えていると言えるでしょう。

……高等学校の時に聞いた、語り部の方の受け売りですけれど。

916 名前:名無し客:2006/08/16(水) 17:01:54

「ああ、夏が終わるなあ……」と感じる物事はありますか?

917 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/08/17(木) 02:18:22

>>916
まずはお茶をどうぞ。

そうですねえ、とっても私的ですが……。
「弟が夏休みの宿題をやりはじめる」でしょうか。

なにせ、夏休みの前半は全国ベースボール大会の放送に
くぎ付け、宿題なんてさらさらやる気ないですし。
宿題よりもテレビ! つぎに部の練習! って感じですね。

こちらでは、まだ本格的な夏は来ていないのですが、また
今年もあの光景が見られると思うと、楽しみですね(ふふっ)。



918 名前:名無し客:2006/08/17(木) 16:44:22

魔獣、魔物、モンスター、亜人etc...と言った存在は確認されていますか

919 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/08/18(金) 02:44:44

>>918
まずは紅茶をどうぞ。

世界には、まだまだ開かれていない土地が多くあります。
南方の密林、西方の大樹海、そして海中。
そこには、いわゆる魔獣や、魔物といわれる生物たちが
多くいると言われています。
時には、住みかを離れて、人間の領域に入ってくる者たち
もいます。

また、人間に近い者たちといえば、森妖精と岩妖精がいます。
森妖精は、背は人間とほぼ同じ高さ。端正な顔だちと、少し
とがった耳が特徴です。古代魔法を得意とします。
岩妖精は、背は人間の3分の2くらいの高さ。頑健な体つきと、
その体から生み出される力が特徴です。鍛冶や宝石細工を
得意とします。

ほかにも妖精といえば、あちこちを渡り歩く草原妖精や、
いにしえの巨人の末裔といわれる巨人族もいるのですが、ここ
では割愛します。

世界は拓かれているようで、まだまだ未知の場所が多いのです。

920 名前:名無し客:2006/08/18(金) 10:21:15

お茶に合う珍味を紹介してください。

921 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/08/18(金) 15:20:09

>>920
そうですねえ……。

以前食べたことのあるものといえば、東方のお菓子でしょうか。
こう、黒色で、ゼリーのような食感で、とても甘い……。
先輩は、そのお菓子を等分するのに苦労していましたねえ。


たしか、名前は「ようかん」とか言っていたような。
東方の国では、お茶菓子によく出るそうですが。

922 名前:名無し客:2006/08/19(土) 18:53:58

なんの遠慮もない身内が人気の歌劇などの、
特別招待券を手に入れたならどうしますか?
● そう、かんけいないね
● ゆずってくれ、たのむ
● ころしてでもうばいとる

923 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/08/19(土) 20:00:22

>>922
なんの遠慮もない身内……。ふむう。
でも無料券とか特別招待券とかもらうのって、たいてい

わたしだったりするんですよね。

と言うことで、お答えは4番。

「意地にかけてもまもりきる」

こんなところでしょうか。


924 名前:名無し客:2006/08/20(日) 15:45:31

今、若い女性を始めとして、紅茶は長いブームになっているようです。

――――が、シェルンさんは「老成してるね〜」とか言われる事、多くありませんか?

925 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/08/20(日) 17:59:57

老成する、といいますと……

(1)おとなびること。
「年の割に―している」
(2)経験を積み、物事に慣れてじょうずである・こと(さま)。
「―した筆さばき」「此―なる代言人は、生来冷淡で/小公子(賤子)」

                             (大辞林 第二版より)

ということなのですね。いえ、てっきり……。

(回想)

「あ、フラジェさんちのおばちゃんだー」
「おばちゃーん!」

なんですとぉー!!
ちょっとそこの悪ガキ、なおりなさーい! ただじゃおかないわよ!

(回想終わり)

……ということを考えてしまいまして。ええ。
いえ、考えすぎですよねえ。ほんとに。

2学年の割には、とはいわれますけど、部長だから当然かあ、と
納得されることが多いですね。ええ。

926 名前:名無し客:2006/08/21(月) 02:25:07

忘れてしまった記憶は、何処に行っているのだと思いますか?

927 名前:名無し客:2006/08/21(月) 02:26:27

紅茶部の方々は「子猫ちゃん」なんて呼ばれた事、ありますか?

928 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/08/21(月) 08:55:08

まずは紅茶をどうぞ。

一説によれば、人は今まであった記憶を「全て覚えている」と
言われています。「忘れた」と思っている記憶は、他の記憶との
つながりを絶たれ、記憶の海の底に沈んでいるのだとも。

だから、ふとしたきっかけで、昔の記憶がよみがえるのかも
しれませんね。

考えてみれば、昨日食べたメニュー、どうやって学校まで来たか、
端末をいつ立ち上げたか……全部覚えている方が怖いですよね。

忘れる、と言うのも、またひとつの重要な要素なのではないでしょうか。

929 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/08/21(月) 08:56:17

子猫ちゃん……。
少なくともわたしはないですけど、奔放に空を飛び回るあの子
ならあるいは……。
ああ、でも、おとなしい子じゃないですよ。ちょっとちょっかい
かけると、豪快に投げ技でぶん投げられますから。

そういう気まぐれなところが、「猫」に例えられる原因かも
しれませんけれどね。

まあ、でも他人をそう呼ぶひとも……見てみたくはあるかも。

930 名前:名無し客:2006/08/21(月) 15:29:42

変わった異性の趣味をしている人は身近にいますか?

931 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/08/21(月) 19:10:45

>>930
ほにゃっ?

変わった趣味……そうですねえ、女性なのに剣をぶんまわして試合
するとか、男性なのにやけにティーポットとカップが似合う人とか。
ううん、こういう事を言うと性差別になってしまいますねえ。

あきらかに違う、といえば、演劇部の女学生のひとりですか。
演劇部は伝統的に男性が少ないんですが、彼女は男装をして、役を
演じるんですよね。それがやけに「はまっている」というか……。

彼女は、男性の歩き方とかも研究して演じているそうですよ。
舞台を降りれば、長身の丁寧な女学生さんなんですけれどね。

……そういうのじゃなくて、もっと変わった趣味?
他をおあたり下さい。

932 名前:名無し客:2006/08/22(火) 00:56:42

>>931
>女性なのに剣をぶんまわして試合する

この人について詳しく。
剣が
それは剣と言うにはあまりに大きすぎた

 大きく分厚く重く
 そして大雑把すぎた

 それはまさに鉄塊だった

とか描写されるような代物だったりするんですか?

933 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/08/22(火) 01:38:29

>>932
ちょっと失言でした。
そちらの世界ではわかりませんが、こちらのほうでは比較的に、
剣技を習う女性が少ないのです。なので、そのめずらしさから
「女性なのに……」という表現を使ったのです。
もっとも今時、このようなことを言うこと自体が時代錯誤で、
誤解を招くことでしたね。

大変失礼いたしました。

なお、この人の活躍は、>>482をどうぞ。剣だけでなく魔法の腕も
立つ人です。
剣と魔法の両方とも極めてみせるその努力は、見習わないと
いけませんね。

ちなみに彼女が使うのは、ちょっと重めの、練習用の剣だそうです。
普通のものでは、ちょっと物足りないとか。

934 名前:名無し客:2006/08/22(火) 22:03:45

そちらの世界では銃火器の類は発達していないのですか?

935 名前:名無し客:2006/08/22(火) 22:48:39

そちらの世界では兄妹で結婚とかはできないのですか?

936 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/08/22(火) 23:27:32

>>934
まずはお茶をどうぞ。

わたしは、このあたりはあまり詳しくはないんですが。
現在主流になっているのは、レーザーを用いた銃火器です。
この火器の利点は、なにより弾薬……弾ですね、を持ち
歩かないで済むことだそうです。

弾薬を使う火器もありますが、なにしろ大きな戦争が行われなく
なって二百数十年が経ち、銃火器自体が廃れて行っている
という事情もあります。
いずれにしても、恐ろしい威力を持っていることには変わり
ありませんが。

剣術や他の武術も、武器を持てば恐ろしい威力を発揮しますが、
銃火器と同様、法律で許可された人しか武器を持てないため、
持てる武器はせいぜい練習用のもの、となっています。

争いごとにならなければ、それに越したことはないのですけどね。

937 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/08/22(火) 23:29:27

>>935
ええと……これは……。
現在では法律で禁止されています。
その理由についてはいろいろと言われていますが、詳しく
知りたい方は、民法か文化人類学の教授にでもおたずね下さい。
はい。

……ああ、びっくりした……。


938 名前:名無し客:2006/08/23(水) 01:55:52

人間の住処に入ってくる魔物にはどのような対処がなされていますか?

939 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/08/23(水) 07:26:56

『♪わたし待つわ いつまでも待つわ たとえあなたが 振り向いてくれなくても』

ん? ほにゃっ!
(聞かれてないよね? いまの聞かれてないよね?!)

ええと、とりあえずお茶をどうぞ。コーヒーもありますよ。

>>938

魔物避け、といってもいろいろな種類があります。
もともと魔物、といわれている者たちは、あえて人間の住みかに
踏み入ろうとしないのが大半で、そのため魔除けも必要がないのが
大半です。

あえて踏み入ってくる者たちに対しては、たとえば特定の薬草を
燃やしたり、聖水を振りまいたり、魔法陣を描いたりといった
対策を施したりします。あるいは建物の上に特定の動物をあしらった
彫刻を置いたりとか。
これは大都市よりも、地方の街や村で行われていることが多いようです。

むしろトラブルになるのは、人間から魔物の住みかに入り込んで
しまう時です。これを避けるために、深い森に分け入る時には、
地元のガイドさんに案内をお願いすることが多いようですね。

940 名前:名無し客:2006/08/23(水) 12:03:04

魔物が集団で襲ってきて、村が壊滅したとか言うようなことはないんですね?

941 名前:名無し客:2006/08/23(水) 12:03:36

結婚は一夫多妻制でしょうか?

942 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/08/23(水) 19:01:36

>>940
まずはお茶をどうぞ。

ほとんど人が入らないような、辺境の村などでは起こりえます。
よほど貴重な資源があったり、珍しい産物があったりしなければ、
そんなところに村が出来たりはしないのですが。

そのような村には、国から警備隊が派遣されます。銃士、剣士、
魔導師などからなっていて、魔物から村を守っています。
もちろん、その彼らでもかなわない魔物がいる場合もあるのですが……。

943 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/08/23(水) 19:03:35

>>941
(こめかみがぴくぴく)

それでは、一妻多夫制をどうお考えになりますか?
いえ、ちょっと質問してみたかったもので。

本当に聞きたかったのは……

「どういう根拠で一夫多妻制と決めつけてるんだっ!」

……ってことです。はい。
ひとりで多数を、経済的にも精神的にも養うのって、すっごく
たいへんなことなんですよ? 社会学部の知り合いの受け売りですけど。

ということで、わたしの国は「一夫一婦制」、なのです。

944 名前:名無し客:2006/08/23(水) 21:41:39

姉ちゃん、いや美しく気高く賢く優しいお姉さま。
宿題手伝ってくれええぇ!!

……って、弟クンに言われたらどうしますか?

945 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/08/23(水) 21:50:58

>>944
そうですねえ。

「いいわよぉ。そのかわり毎日の雑用はみんなあんたもちで、ついでに
 おこづかいの半分もわたしに献上ね!」

こんなところでしょうか。
え、おこづかい半分献上のあたりがせこすぎるって?
これは弟に対する愛の鞭、ってやつですよ。本気なわけないじゃないですか。

ね?

946 名前:名無し客:2006/08/23(水) 23:26:32

本気ならお小遣全額ですもんね。

947 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/08/23(水) 23:45:12

>>946
なにかおっしゃいましたか?
わたしが本気じゃない? いいでしょう。

そうですね。実際にやるなら、「おこづかい前借り3か月分献上」の上に
植木鉢の水やりに窓ふきに玄関マットの洗濯に夕飯のお買い物に……。
あと忘れたことはなかったかなあ。

どうです、この、本来の宿題もできなくなるような雑用の数々。
これが、姉が弟に課す試練の数々なのです!

ああ、それなら一人でやったほうが早いって?
それは、言いっこなしで。

948 名前:名無し客:2006/08/24(木) 00:18:45

貨幣価値と単位を教えて下さい。

また、毎月のお小遣いはどの位ですか?

949 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/08/24(木) 00:42:05

>>948
ええとですね。

文化祭の説明(>>793)でも出ていたのですが、こちらでは「メル」
という単位を使っています。これは世界──主に大地──を見守っている
女神様の名前です。昔はもっとほかの通貨もあったようですが、今は
この通貨のみとなっています。

価値……というと、難しいのですが、そちらの通貨単位1に対して、
こちらの通貨単位1、という感じのようです。つまり、こちらで5000
なら、そちらでも5000、ということですね。

おこづかいですが……本当は秘密にしておきたいのですが、今回だけ
特別に。
いちおう、月に5000メルほどもらっています。弟はよく知りませんが、
たぶん3000メルくらいでしょう。

なかなか、おこづかいだけでやりくりするのも難しいので、ちょっとした
アルバイトも探さないといけないですね。

950 名前:ルリ・ルフィーネ ◆MapleMHsxU :2006/08/24(木) 03:21:02

http://charaneta.sakura.ne.jp/ikkoku/img/1139151834/950.jpg (16KB)
……ついにこの紅茶部のレスも950らしいです。
ええ、そんなことより、あたいはいつもの通り、
お菓子をほおばるのにいそがしいのですが。

「ルリさぁーん? いつもお菓子の独占はだめだとあれほど」

部長に見っかっちゃったみたいです。それではあたいはこのへんで。
縁があったらまたお会いしましょー。

(図のように、お菓子をくわえたままとんずら)

951 名前:名無し客:2006/08/24(木) 23:18:54

部員の皆さん。
部長さんに

似合うアルバイト、似合わないアルバイト、一度は見てみたいアルバイトを

それぞれお答え下さい。

952 名前:名無し客:2006/08/25(金) 18:06:00

魔物といえばスライムですか?ゴブリンですか?

953 名前:名無し客:2006/08/25(金) 19:24:31

>>950
ジ〜ット(*・д・)―→(おなかの辺りなど)

954 名前:紅茶部員一同 ◆MapleMHsxU :2006/08/25(金) 22:18:05

>>951
王立学院中央棟の某部屋。窓はカーテンで仕切られている。
そこに入ってくる一人の部員。中にはすでに他の部員が。

「部長巻いてきたよー」
「早く入って、みつかったら意味ないでしょ!」

◆似合うアルバイト

『喫茶店の店員さん、もしくは他の販売系の店員さん』

「まあ、あれだけやってるしなあ」
「これ以外にないでしょ」

◆似合わないアルバイト

『住宅地図の調査アルバイト』

「なんとゆーか……」
「決定的に方向音痴ですからね」

「さて、最後の一つですが……」

◆見てみたいアルバイト

『メイドの格好をしたアルバイト』

「まあ、なんというか……」
「趣味ですから……いや、僕のじゃないよ?」
「しょうがないよね……ここは部長の顔を立てて」
「……命が惜しいだけじゃない?」

「それではこれにて、散会とさせて頂きます」

955 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/08/25(金) 22:19:39

どちらも魔物ですね。

魔法実験室の跡地や、じめじめした洞窟で見つかるスライムは、
触れた者をじわじわと溶かしてしまうと言う恐ろしい魔物。
まれに錬金術の失敗から生み出されることがあるという話ですが、
生み出され方はどうあれ、恐ろしい魔物に変わりはありません。

森の奥地や、辺境の地に住まうゴブリン。
人間と同じく道具を扱い、集団で村や集落を襲う恐ろしい魔物。
その背は人間の半分程度ですが、これが20〜30体といった
多勢で襲いかかってくると、熟練した戦士でも対処するのは
難しいと言うことです。

いかに科学と魔法の力をもってしても。

どちらも実際に出会ってしまったときは、とても恐ろしい魔物ですね。

956 名前:ルリ・ルフィーネ ◆MapleMHsxU :2006/08/25(金) 22:24:02

>>953
ちゃきっ。

「ちょっとそこのあなたぁ? いったいどこみてるかしら?
 あたいがお菓子たくさん食べてるからって、ふとっちゃいないのよぉ?」

ぱん、ぱん、ぱん!

(エアガンが乱射されました。ここを押しても逃げられません)

957 名前:名無し客:2006/08/26(土) 12:48:23

校舎内に持込が制限されている物品を教えて下さい。
ついでに、ルリさんが何故エアガンを持っているのかの説明も。

958 名前:名無し客:2006/08/26(土) 20:26:17

部長さんたちでも対処できる魔物
熟練の戦士なら一人でも対処できる魔物
集団を作らないと対処できない魔物
国が対処する魔物に分けてみてください。

959 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/08/26(土) 20:26:38

>>957
持ち込み制限ですか?

まず、メモ紙、つぎに携帯端末。それからコンピュータ。
あとは辞書に、自前のノート。つぎに教科書……。

え、試験の持ち込み制限じゃない? 失礼しました。

街中でもっていて大丈夫なものなら、学校に持ち込んでも
大丈夫ですよ。

え、ルリさんのエアガンは十分危ないんじゃないかって?

(声を潜めて)






あの子の頭脳なら、簡単なレーザーガンも組み立てられる
らしいですよ? エアガンで済んでよかったですね……。
もっとも、エアガンのほうが、彼女の趣味に合っているらしい
ですけど。

ま、そういうことで。もっとも、あからさまに危険なものは
没収、と言うことになっているのでご安心を。

960 名前:名無し客:2006/08/26(土) 20:30:01

エアガンは普通でも、弾の方が呪いの6ミリBB弾だったりしませんか?

961 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/08/26(土) 20:57:08

>>958
うーん、あのですねえ……。
ふつう、街中で一体現れただけで大騒ぎなんですよ、この手のものは。
25年前の「黒の魔術団」事件の時でも、学院中が大騒ぎに
なったらしいですし。

この間の小さなゴーレム──魔法生物ですが──くらいなら
部のメンバーでも片づけられますけれど、ほかのものとなると
想像もつきませんね。

そのあたりを調べたいのであれば、中央図書館で、辺境の
警備隊の方が書いた本を読んでみるのがいいかもしれません。
わたしよりはよほど、詳しい記録を残されているでしょうから。


962 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/08/26(土) 20:59:13

>>960
ふふっ。

(弾をひろいあげる。ひとつ、ふたつ、みっつ……)

そうですね、ここに落ちている弾を見る限りでは、なにも
細工はしていないみたいですね。

……

(やっつ、ここのつ、???)

言えない、なぜ……。

???が言えない! これは……呪い?

963 名前:迷える名無し子羊:2006/08/28(月) 15:49:36

スライムを品種改良して、
「体表の老廃物のみを消化します!」
とか言う商品はないんでしょうか?

964 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/08/28(月) 22:29:17

>>963
まずはお茶をどうぞ。

うーん、スライムはもっとも原生生物に近いもの、と
言われているんですよね。だから、品種改良しても、
もし改良部分がはずれたら……。

理科室の人体模型のようになっているかも知れませんね。
(以上、怖い想像を含む部分でした)

わたしの知る限り、そういった商品はないですねえ。
あのねばねばよりは、石けんで落とした方がマシ、という
こともあるかもしれませんけれど。

965 名前:迷える名無し子羊:2006/08/29(火) 00:07:24

魔物を品種改良しようと言う実験はありますか?

966 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/08/29(火) 00:35:03

>>965
率直に申し上げて、禁止されています。
科学的にしても魔法的にしても、魔物を人間の好みに改造しよう、
という試みが行われて、良い方向に向かったことがなかったことに
よります。

想像してみてください。禍々しい雰囲気がしませんか?

967 名前:迷える名無し子羊:2006/08/29(火) 22:08:19

えーと、部長さんはどの位方向音痴なのか教えて下さい。
らんま1/2の響良牙並なんでしょうか。

968 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/08/29(火) 22:26:21

>>967
ほにゃっ?!

だ、だれがそんなことを……ま、まあ、お茶をどうぞ。
え、えーと、こまったなあ、いいます、いいますよ。

良くある例としては、なじみの洋服屋さんのまわりで
道をぐるぐるまわるのはしょっちゅう、いつも紅茶の
仕入れで入っている「紅葉亭」にたどり着くのに、
ふだんならたった5分で着くところを1時間かかった
なんてこともありますし。

……まだなにか隠してるだろうって?

……。

……そうですね、自宅に帰り着くのに、たった10分で
たどり着くところをたどりつけなくて、おまわりさんの
ところ──交番ですね──に駆け込んで、あきれられた
ってことがありましたね……。
いくらなんでもこれは初等学校の時ですけど。
しばらく親が学校まで送り迎えしてくれましたよ……。

これ、秘密ですよ? ってそこ、メモしない!

969 名前:迷える名無し子羊:2006/08/29(火) 23:59:11

>>968
一人でも目的地につける程度、と。...〆(@_@)

因みに、なじみの洋服屋さんでは、どのような物をお探しで?

970 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/08/30(水) 00:36:59

>>969
ですからあれほどメモしないでと……ふう。

そうですね、今からだと秋物ですね。ブラウスとかスカート、
ワンピースとか。あとは冬に備えてセーターとかもチェックしてます。
問題はコーディネイトなんですけど……。

そのへん結構適当なので……お店の人にお任せしてるんですよ。


971 名前:迷える名無し子羊:2006/08/30(水) 02:02:47

では下着はどうなんでしょう。
色とか種類とかデザインとか。
やっぱりお店の人に投げっぱなしですか?
試着してみたりはしないんですか?
好みの下着って、どういうものですか?

972 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/08/30(水) 02:24:34

>>971
なっ……!
あのー、そこまで聞きます? はっきり言ってセクハラ質問なんですが。
いいでしょう、差し支えのない程度でお答えしましょう。

基本的にはブラ、ショーツですね。キャミソールも試したりしますが。
これらは体にフィットする物なので、必ず試着します。
あとでサイズが合わなかった、なんてことになると悲惨ですからね。
でも、見えないところにリボンが着いている、というようなおしゃれな
物を選んだりもしますね。予算によりますが。

基本的にこのあたりは、デザインと予算の戦いです。
カラーはピンク、水色、ホワイトと、あまり目立たないものにしています。

全般的に、わたしはあまり露出のないものを選んでいます。
あんまり刺激的な格好で歩いていると、街中で変な人に目をつけられ
かねませんからね。

こんなところでしょうか。

973 名前:迷える名無し子羊:2006/08/30(水) 03:35:45

「刺激的な格好」をしている知人を紹介してください。

974 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/08/30(水) 03:44:18

>>973
はぁ……。
知人とか知り合いにはいないですねえ。
もちろん、プールに行ったりしたら水着に着替えたりはしますが。
せいぜいが、ノースリーブのワンピースや、キャミソール程度の
露出ですね。

……ところであなた、そこまで調べてどうするおつもりです?
わたしの身辺をさぐっても、あんまりお好みの人物には出会わないと
思うんですけどね。


975 名前:迷える名無し子羊:2006/08/30(水) 11:14:05

装いを変えたら美人になりそうな人はいますか?

976 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/08/30(水) 22:34:59

>>975
……む。
装いを変えたら、といいますけど、装いを変えなくても
美人の子はいますよ。金髪碧眼のあの子とか。

そもそも美人であるかないか、という定義自体がどこに
あるかわからないのですから、装いを変えてどうなる、
ということを問うこと自体無意味ではないでしょうか。

……もっとも、装いを変えても変わらない、というのが
わたしだったりするのですけれどね(はふ)。

977 名前:迷える名無し子羊:2006/08/31(木) 01:30:03

シェルンさんもお年頃でしょう?
化粧道具の十や二十、お持ちなのではないですか?
実は休日になるとパリッと化粧してお出掛けしていたりして。

978 名前:迷える名無し子羊:2006/08/31(木) 21:26:34

>>976
では質問を変えます。
美人であるのに、服装や髪型で地味に見える人はいますか?

979 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/08/31(木) 22:29:39

>>977
まずはお茶をどうぞ。

そうですねえ、アイライナーにアイシャドウ、リップペンシルに
口紅、ファンデーションにほお紅……その他色々……取りそろえて
いるんですけど、どれだけ効果があるかは疑問ですねえ。
なんか「綺麗ですよ」っていわれても、お世辞に聞こえちゃうん
ですよねえ(ふう)。

休みの日ですか? いつもよりお化粧には時間かけますけど、
外見はあまりかわらないですねえ。あんまり濃いのもあれですし。

問題は適度なバランスですね。

980 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/08/31(木) 22:31:37

>>978
ん?
それを言ったら、こないだつまみ食いして逃げた彼女も、いつも
ほうきでその辺を猛スピードで飛ばしてる彼女も、お化粧すれば
そこそこの美人なんですよ?
むしろ、普段は制服を着て、美人なのを隠してる、っていう感じですねえ。

信じられない? ふふっ、呆然とするあなたの顔が目に浮かびますね。
まあ、いつかご披露する日もあるでしょうし。
その日をお楽しみに。

981 名前:迷える名無し子羊:2006/09/01(金) 23:01:55

新学期の抱負はありますか?

982 名前:迷える名無し子羊:2006/09/01(金) 23:19:32

近所の名所案内をお願いします。

983 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/09/01(金) 23:39:10

>>981
まずはお茶をどうぞ。

そうですね。まずはもっと多くの魔法を覚えることでしょうか。
魔術師になるには、それが絶対に必要ですし。
そしてそのためには、魔法文字の勉強が必須なんですよね。

他にも必修科目とかいろいろとありますけど、まずは魔法関係から、
という感じですね。

あとは紅茶部関連でしょうか。おいしい紅茶の入れ方とか、多人数の
お客さんが来たときにどう対処するかとか、いろいろ課題はありますね。

こんなところでしょうか。

984 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/09/01(金) 23:42:04

ええと。
近所、というわけでもないのですが、ルディナの街で一番目立つのは
「双子塔」という建物です。高さ約150mの、2つの白亜の塔は、
それ自体が魔術師組合の建物になっています。

また、いくらかの拝観料を払えば、中層部にある展望台までの内部を
見せてもらえます。ルディナの街を一望できるので、おすすめですよ。

他にもいろいろと名所はあるのですが、今日はこの辺で。


985 名前:名無し客:2006/09/04(月) 00:34:48

この約七ヶ月間を振り返ってみてください。
また、次の何ヶ月かへの抱負を語ってください。

986 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/09/04(月) 00:52:42

>>985
そうですねえ。

わたしたちの「スレッド」は、もともとOG板というところにあったのですね。
そこから引っ越してきたのが、始めて1か月後くらいだったでしょうか。
そのあと、いろいろ他の部員を登場させたり、紅茶のお勉強をあらためて
やったり、と基礎を固めたのが5か月目くらい。
あっという間でしたね。

そのあいだ、こちらでいうところの「エイプリルフール」というお祭りに
便乗させてもらったり、文化祭を開いたりといろいろありました。
参加して頂いた方には厚くお礼申し上げます。

さて……これからのお話ですが。

この「場」が終わったら、少しお時間を頂きたいと思います。
これはまだ、管理陣の方とお話していないので未定ですが、本館の
あるところをつかって、ちょっとした企画をしてみたいと思います。
今、そのための準備をしているのですが、それはいずれOG板の
舞台裏でちまちまと出てくるかも知れません。

この「スレッド」でも、1000記念のちょっとした企画を用意してあります。
なので、999と1000は開けておいてほしいな、と思います。

みなさん、よろしくお願いしますね。

987 名前:名無し客:2006/09/05(火) 10:28:31

大きなお城(隠し通路つき!)が全寮制の学校だったら楽しいと思いませんか?

988 名前:名無し客:2006/09/05(火) 22:07:39

残暑がきついざんしょ?

989 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/09/05(火) 23:03:08

>>987
まずはお茶をどうぞ。

うーん、お城……ねえ。たしかに、エンターテイメント用に
作られたお城なら、「毎日がご機嫌!」なのかもしれませんが。

じつはそんな話が、20年くらい前にあったらしいんですよ。
昔のお城を改修して、工科学院の寮にしようと言う話が。
ところが……。

やれ部屋を見てみれば5部屋に一つは幽霊話があるわ、階段で
実際に幽霊を見た! なんていう作業員があらわれるわ、
もともと攻め込まれないための建物だから歩きにくいわ、
エレベータはつけられないわ……。

そして。

男子寮と女子寮をつなぐ隠し通路が発見されるわ。

というわけで、この計画はおじゃんになったそうです。
再利用も大変みたいですねえ。


990 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/09/05(火) 23:05:24

>>988
紅茶を飲んでいないときでよかった……。

ええ、たしかに残暑は毎年それなりにきびしいですけど、
ここは緯度的に言うと北の方ですから。
毎年8月の末になると、涼しい風が吹いてきますね。

今は8月の始め。ようやく夏休みが始まるころですね。
休みの間はどうするか……ですが、ずーっと寝ているのもあれですから、
いろいろなところに行ったり、運動したりしてみましょうか。

ああ、さっきのお話ですか?

3点。

何点満点かはご想像におまかせしますが、どちらにしても微妙な点数でしょうねえ。

991 名前:名無し客:2006/09/07(木) 23:24:52

モンスターを手懐けられる、「魔獣使い」と呼ばれる人たちは居ますか?

992 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/09/08(金) 07:45:13

>>991
まずは紅茶をどうぞ。

そうですねえ、いにしえの伝説にはそのような人々も
いたらしいですが、現在はせいぜいアトラクションの
猛獣使い、という人がそのような伝統を引き継いでいる
ようですね。

そもそも、魔物をてなずけられるとして、なにをさせるか、
と言う問題もありますし……。

993 名前:名無し客:2006/09/08(金) 10:07:40

>>989
歩きにくさは改修で何とかなりそうですし、
エレベーターは二点間転送魔方陣で代用できそうですし、
致命的なところにある隠し通路は魔力・物理双方での「壁」を作れば……。

幽霊は除去で。
知性を残していて、害になりそうでないならそのままでも良さそうですが。

994 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/09/08(金) 23:42:01

>>993
再びお茶をどうぞ。

うーん、そうなんですが……当時、寮を新築するという話も
同時にあったんですよねえ。それで、城を改築した寮と新築の寮と
どっちがいいかと、当時の学生、関係者にアンケートを採ったところ……

258対3で、圧倒的に新築派の勝ち

となったそうです。他にも改築するより新築した方が結果的に
費用が安いとか、公共工事の枠がどうのとかで、最終的に
寮を新築することに決まったそうです。

ん、城がどうなったか、ですか?
結局城はそのままで、少々手を入れて観光地になったそうですよ。
お化けがでるとか歩きにくいとかそういうのも、「古城らしい」
ということで、それが好きな人には人気になったとか。

寮になるよりは、そのほうが良かったかもしれませんね。

995 名前:名無し客:2006/09/11(月) 00:31:44

体操着はスパッツですか? ブルマーですか?
それともハイレグレオタードですか?

996 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/09/11(月) 01:30:53

>>995
とりあえずお茶をどうぞ。
ふむ……後にいくほど露出が大きくなるのは気のせいでしょうか?

王立学院の体操服は自由なので、人それぞれと言うことに
なるのですが、ほとんどの人はスパッツやハーフパンツですねえ。
ブルマーは……いまでは初等学校や、一部の部活動でしか
使われてないですねえ。

まして、ハイレグレオタードなんて、新体操部くらいのものです。
着てるのは。

それにしても、わたしが気になるのは、どういう意図でこの質問を
なさったのかと言うことですねえ。
あやしい妄想をふくらましちゃだめですよ。

997 名前:名無し客:2006/09/12(火) 23:07:58

紅茶部外の常連さんっていますか?

998 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/09/12(火) 23:37:26

>>997
まずは紅茶をどうぞ。今日はダージリンとなっております。

そうですね、紅茶部以外の常連さんと言えば……。

まずは、部員のレイチェルさんの双子の妹、フィリス・
ヴァイスフリューゲルさん。髪も瞳も水色で、かなり目立つ
人ですね。
魔法学院の中等部に所属していて、部活動は魔術部だとか。
本人いわく幽霊部員らしいですけど。
空を飛ぶ魔法が得意なので、たいてい屋根裏の窓から入って
きますね。好きなのはミルクティー。

あとは。

柊探偵部のお二人さん。どちらも一年生ですけど、将来有望、
って感じですね。うちも出し抜かれたことが何度もありますし。

男女のコンビで、男性の方がフレイ・ハミルトンさん。
どちらかというと、机で推理をするタイプみたいですね。
コンビの常識的な部分は、この人が担当しているみたいです。

女性の方は、セリーナ・マグデブルグさん。
足で情報を集める方で、突拍子もない行動をとったりもするとか。
ここ一番の推理では、彼女が優れているみたいです。

今年はいままでに、この2人で30件の事件を解決しているとか。
なかなか才能があるみたいです。


ほかにも顧問のクラウス教授とか、いろいろいらっしゃるのですが、
いつも現れると言えば上の3人ですね。
なかなかここでは出番がありませんが……そのうちまた。

他にも常連さんがいらっしゃるかもしれないのですが……メモし
忘れているかもしれません。ごめんなさいね。


楓紅茶部はいつでもお客様をお待ちしています。

999 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/09/12(火) 23:39:16

一刻館時間で、約7ヶ月。
こちらはちょうど、夏休みを迎える時期となりました。

このスレッドも、おかげさまで1000を迎えることができました。
最初は100も行けばいいだろう、と部のみんなも考えていただけに、
感慨もひとしおです。

さて、王立学院楓紅茶部はまだ続きますが、この章はひとまずこれを
もって、幕とさせていただきます。

ご来場いただきました皆様、本当にありがとうございました。
それでは、また新たな章でお会いできることを祈って。


                楓紅茶部部長 シェルン・フラジェ

1000 名前:シェルン・フラジェ ◆MapleMHsxU :2006/09/12(火) 23:39:46

http://charaneta.sakura.ne.jp/ikkoku/img/1139151834/1000.jpg (35KB)
たくさんの皆様のご来場、ありがとうございました!

1001 名前:1001:Over 1001 Thread

このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。

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