ファイティング・ファンタジー

1 名前:背景 1:04/04/06 01:07

 現代は野蛮で荒あらしい時代だ。タイタンというこの世界の大部分は無人で、
冒険を追い求める勇敢な戦士によって探検されているばかり。
かつては道や都市をそこかしこに築いた文明が存在したものなのだが。
往時の人びとは強力な魔法使いによって治められていたが、<魔法大戦>が引き起こした
大変動が秩序を破壊し、大多数の人びとは無秩序界の軍勢に圧倒されてしまった。
当時の名残りは今もあちこちに散見される。崩れた塔や地下迷宮、廃虚と化した村や町、
なかには都市ひとつまるごと見捨てられていることもあり、伸び放題の草の中に棲むものは
凶暴な怪物のみというありさまだ。

 魔法使いは今も存在しているが、彼らの用いる術は時代とともに歪曲されおとしめられ、
先祖の持っていた知識の多くは忘れられてしまっている。
魔法をさらに恐るべきものにしたのが使い手の無知だ。
忌まわしい怪物たちの真の恐ろしさを知らぬままこの世に送りこんでいるからであり、
その結果、魔法使いや魔道士のほとんどが畏怖の対象とされている。

 昨今は世界のところどころに文明の卵めいたものが、それぞれ他と切りはなされておこり始めた。
きびしい自然環境によって孤立させられたこれらの集落は、人間と人間でない者とを問わず、
あらゆる野蛮で危険な生き物がより集まる所となっている。
名声と富の追求に命を賭けようと新たな英雄がなん人も出現している。
多くの土地のなかでももっとも悪名高いのがアランシアであり、平原と丘陵におおわれた
この野蛮な土地にひそむ危険の数かずは吟遊詩人の歌をとおして広く知られるところである。

2 名前:背景 2:04/04/06 01:22

 アランシアは四方をきびしい地形に囲まれて他から隔絶している。
北には氷指山脈の凍れる峰、南にはどくろ砂漠の灼熱の広がり。
風ふきすさぶ逆風平原が低地へと続く東のかたには、人間ならざる部族が狩りをし、有史以前の遺跡の散らばるはてしない荒野。
そして西にはたえず嵐の荒れ狂う海があり、船を水浸しにするのも水夫をを溺れさすのも
いっしゅんにしてやってのける巨大な怪物がうろついている。
ポート・ブラックサンドを出て海岸沿いを往き来するガレー船は多いが、
西の海を横ぎるような暴挙に出るのはよほど覚悟ある愚かな者に限られる。

海の横断に取り組んだ者で旅の終わりまで命があった者は少なく、ましてもどってこられた者はさらにわずかだ。
もどってきた者も絶望をいだいて帰り、海の彼方のカーカバードでもやはり無秩序が横行しているとの知らせをもたらしたのみ。
カーカバードの奥地に入りこもうとした冒険者たちは大陸全土を探検するのが不可能なことを知ったのだ。
なにしろ北への道はザンズヌ連峰にはばまれ、南への道は危険なジャバジ河へと続き、西には雲峰山脈が行く手に立ちふさがっている。

 アランシアかカーカバードを訪ねてみさえすれば、君にも容易に理解できるだろう。
 土地の住人で三十歳を無事に迎えられる者の少ないわけを……。


 さあレスをつけたまえ

3 名前:名無し却:04/04/06 20:27

技術点・7の私でも、この危険な世界で生き延びることができるでしょうか?

4 名前:戦闘:04/04/07 01:08

>>3
 悩みながら歩いていた君は角を曲がったところで、革の鎧を着て短剣を腰に差した、醜い小柄な怪物とぶつかりそうになる。
その怪物・オークは君と同じようにびっくりしていたが、すぐに気をとりなおして襲いかかってくる。
君は身を守るために剣を抜く。

  オーク     技術点・5    体力点・5

 倒したなら、自信をつけたので運に1点を加えて先へ進め。○○○へ。

5 名前:名無し却:04/04/07 23:16

ガンジーの住処にようこそ!
もう逃げられないよ。

6 名前:ガンジー:04/04/08 03:00

>>5
「気の毒だが、ここがおまえの目にする最後の部屋だ……ああ、いや、お前にはなにも見えぬだろうな、ええ?
 だがわしらにはおまえが見える、なあ、兄弟たちよ?」
笑い声が真っ暗な室内のそこらじゅうから聞こえる。
とつぜん、悪魔的なほくそ笑みにゆがんだ蒼白い顔が君めがけて飛んでくる。
その顔のあまりのおぞましさに、君は悲鳴をあげて震えあがる。
ひどい恐怖を覚えたため技術点から1点、体力点から2点、運から1点を引くこと。
この恐るべき存在に君はどう立ち向かう?

剣を抜くか?                   ○△×へ
ザックからなにかを出して使うか?         □●◎へ
魔法を使うか?                  △□○へ

7 名前:名無し冒険者:04/04/08 21:22

あーっ、せっかくの食糧を失くしたーっ!!

8 名前:シャムタンティ式減点:04/04/09 01:30

>>7
君は自らの不注意を呪うが、どうにもならない。
野宿することに決めた場所の周囲をいくら探してみても、食糧のかわりになりそうな動物や植物はみつからない。
食事抜きで一日をすごし、ひどい空腹をおぼえているので体力点3を失う。
◇×◎へ。

9 名前:古き冒険者:04/04/09 01:36

 私は、己の身がひどく老いた事を知った。
 くすぶっていた思いを告白する為に、私は道なき道を進み、
そして今日この地に辿り着いた。

 私は姿なき主に問うた。

「こんにち、FFというとコンピュータゲームしか思い浮かべない
 輩が増えてきたことに、主は何を感じるか」

10 名前:幻影:04/04/10 01:44

>>9
 君は奇妙な幻を見る。
君の前にいるのは、世界を恐怖におとしいれた邪悪な者どもだ。
彼らはいずれ劣らぬ暗黒と混沌の輩だが、ふしぎと脅威は感じずむしろ懐かしさすら感じてしまう。
彼らは君に向かってつぎつぎに語りかけてくる。
「世界を救うばかりが冒険ではない。富と栄誉をもとめることもれっきとした冒険よ」
火吹山の支配者である魔術師、ザゴールが低い声をもらす。
「力なき下郎でも、智恵と偶然の助けによって大いなる任務を果たしうる。ごくわずかな望みだが!」
ぎざ岩山の領主、邪悪な妖術師バルサス・ダイアがうなる。
「逆に、いかに力ある者であろうとも誤った道を進めば、待つのは死のみじゃ!」
氷指山脈に巣くう雪の魔女シャリーラが嘲笑する。
「やつらは知らぬ、ひとつひとつの選択に生死がかかっておる危難に満ちた旅を」
闇エルフの魔術を習得した”嵐の子”マルボルダスがほくそえむ。
「奴らに知らしめねばならぬ。偉大なる冒険と邪悪なる怪物に満ちた、いまは忘れさられた想像もつかぬ世界があることを」
カーカバードの、いや旧世界全域の支配を企むマンパンの大魔王がその声をとどろかせる。

 やがて目を覚ました君は、いまの幻影がなにを意味するのか考えながら先へ進む。○◇×へ。

11 名前:古き冒険者:04/04/10 03:55

 ああ! 何という幻影を見たのだろうか!
 あのような幻影を見ても、自身の精神には何の影響も受けなかった事に
大いなる神に多大なる感謝をし、己の幸運をひたすらに喜び(なんたる奇跡!)、
私は先へと続く道を進んだ。

 しかし、歩き始めてふと気づいた。
 腰に刺していた筈の長剣がなくなっている。
 先程の幻影を前にして、恐怖のあまり落としてしまったのだろうか?
 ここから次の街までは、頼り無い短剣だけで旅を進めないといけないとは!

 私は一体どうなってしまうのだろうか?

12 名前:岐路:04/04/13 02:15

>>11
 君はみずからの迂闊さを呪うが、引き返して探すわけにもいかない。新たな剣を見つけるまで技術点から2を失うことになる。
しばらく歩きつづけた君はやがて、東西に流れる川に面した分かれ道にたどりつく。
行く手には道が二本ある。
森に向かって北へ向かう(▲□■へ)か、それとも川沿いに西へ向かう(●◎◆へ)か?

13 名前:名無し却:04/04/16 02:34

頑張ってマッピングしていたつもりなんですけど、分からなくなっちゃいました……。
どうしたら良いのでしょう……。
ここはどこ……。

14 名前:レプリコーン:04/04/17 00:20

>>13
道に迷って途方にくれていた君は、どこからともなく聞こえてくる陽気な笑い声を耳にする。
君は声の主を探して前後左右を見回すが、誰もいない。
「こんばんは!」
さえずるような声が背後でし、ぱっと振り返ると、若草色の服を着た身長1メートルたらずのとても小さな男が立っている。
男は大きな笑みをうかべると、
「お困りのようだね、なにかお役に立てるかな?」
と話しかけてくる。
君は道をたずねるか(◆□●へ)、それとも剣を抜いて斬りかかるか(◇▽△へ)?

15 名前:名無し却:04/04/21 17:51

私は突然現れた小男を訝しく思ったが……。
しかし、世間では小人が主人公の大作が流行りなのだ。
この者が善良である保証はない代わりに、邪悪である確証もない。

完全に道に迷っている今、他に選択肢はないということに気づく。
私は小男に道を尋ねることにした。

16 名前:名無し却:04/04/25 02:50

失敗した………!
そもそも、自分を過信したのが間違いだったのだ。

この剣さえと自分の腕があれば大抵の事も切伏せられると思っていた。
だが、そんなものはただの慢心だった。
目の前の巨人にはこんな剣などただの鉄屑にしか過ぎない。

巨人が迫ってくる。
私は――――――――――――

17 名前:レプリコーン:04/04/29 23:13

>>15
 小さな男はいたずら好きで悪名高い種族、レプリコーンだ。
彼らにかんする芳しからぬ数々の噂を知る君は警戒しつつも、道をたずねてみることにする。
「ふんふん、そういうことなら話は早い!僕についておいで!」
君の話を聞いたレプリコーンはそう言うや否や、飛ぶように走りだす。
君はあわててその後を追いかけるが、これまでの疲労と剣やザックなどの装備のせいで足は遅れがちだ。
レプリコーンは何度か立ち止まるのだが、肩越しに君を振り返りくすくすと笑うと再び走りだし、
追いつきそうになった君との距離を広げてしまう。
やがて君たちは十字路にたどりつくが、レプリコーンは脇目もふらずにまっすぐ走り続ける。
君はあくまでレプリコーンを信頼して直進するか(◎●■へ)、
またはこの不愉快な小男と別れるために、十字路を左折(▲▲□へ)または右折(◇○●へ)してもいい。

18 名前:洞窟巨人:04/04/29 23:25

>>16
 洞窟巨人はひさしぶりに柔らかい肉を食べられる(オークやゴブリンは筋張っているうえに臭くてまずいらしい!)
喜びに涎を垂らしながら、棍棒を振り上げる。
命が惜しければ、すばやく行動を決めなければならない。

あくまで剣で勝負を挑むか?        □▲◎へ
ザックからなにか使える物を探すか?    ■●○へ
背を向けて逃げ出すか?          ○▽▼へ

19 名前:t:04/04/29 23:41

tesuto

20 名前:名無し却:04/04/30 01:17

>18
だが、このような窮地に諦めこそが死を招くというのは良く分かっている。
私は――――――

>あくまで剣で勝負を挑むか?

論外だ。
腕力、体力が違いすぎる。
瞬く間にひき肉にされてしまうだろう。

>ザックからなにか使える物を探すか?

何かあった筈だ、何か――――――!
私はザックに手を突っ込み………


                  『スカ』


と書かれた紙が出てきた。
どうやら、私は運にも見放されたらしい。

21 名前:デッドエンド:04/04/30 22:09

>>20
洞窟巨人は君のすぐそばまで歩み寄るが、君はこの怪物に対抗するすべを持たない。
君が最後に見たものは、すさまじい勢いで振り下ろされ視界いっぱいに広がる巨大な棍棒だった。

君の冒険はここで終わる…。

22 名前:不確定名:売れない歌手:04/05/29 02:54

 大島いずみさんの最強武器「サイコソード」を
私はデフォルトで持っています!
ここはやはり、私がネバーランドのリンゴを取り戻すべきでしょうか?
エスメレーさんやカミーリアさんにキスするのも私の役目ですね。

 え? タイガー暗殺拳でヤーモン氏を倒せ……?
そんな、ひどい……。

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