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▲キャラハンで参加！そらをめざして地下都市探索(9)

1 名前：ウルムナフ・ボルテ・ヒューガ ◆v8HYUGAZaA ：03/12/30 00:54

前スレ→▲キャラハンで参加！そらをめざして地下都市探索(8)
http://appletea.to/~charaneta/test/read.cgi/ikkoku/1070120752/
こっちは番外地の連絡所だ。
探索スレ・連絡所２
http://jbbs.shitaraba.com/bbs/read.cgi/game/116/1071795688/l100

詳細や詳しい事は>>2以降を参照にしてくれ。

2 名前：ウルムナフ・ボルテ・ヒューガ ◆v8HYUGAZaA ：03/12/30 00:58

▲キャラハンで参加！そらをめざして地下都市探索▲
ここは、外の世界から隔絶された地下都市です。
貴方達はどういうわけか、この都市に転送されています。
果たして、貴方達は生きて再び空を見ることができるでしょうか。

■ルール■
キャラハンで参加してください。この地下都市で何をするかは自由です。
なるべく協力して（殺し合いも可）この地下都市を脱出してください。
キャラハンはなるべく自分のレスに「現在地」「状況」等を記入するようにしてください。
事件・描写・選択などの問題提起は出来るだけ名無しがする。
キャラハンは探索者或いは幽霊・物の怪になりきり行動をとる。（オリジナルの幽霊、物の怪などは勿論可）
新参加者は地下都市の最下層・居住区からスタートする。
（但し幽霊等の人外で出演する場合は何処から出現してもよい。）
各階層の構造は、基本的に自由（自由にエリアを作って下さい）
ただし、地下都市の各階層の上下の位置関係を変えることはしないで下さい。
地下都市ですが、非居住区は基本的に無人です。
地下都市であるため、最上階まで上る以外の外への脱出は不可能。

地下都市の構造は、


最下層・廃棄物遺棄坑　→　最下層・居住区　→　下層・最下層行きリフト

→　下層・居住区　→　中層・氷結廃道　→　中層・工場地区　→　中層・居住区　→　中層・廃棄居住区

→　上層・居住区　→　上層・中央省庁区　→　最上層・エレベーター　→　最上層・地上ゲート


このようになっており、最上層から脱出するのが目的となります。
（エレベーターを発見すれば、その段階で最も高い場所にいるキャラハンに追いつけます）

物語の円滑な進行のため誰かは状況整理者になるのが望ましい。
基本的にはsage進行で。
参加人数は探索キャラクターは勝手ながら二十人以下が望ましいと思いますが、参加する際は各々の判断でお願いします。
尚、現在参加者募集中。
コテハンは、オリジナルキャラクターのみでお願いします。
また、オリジナルキャラクターで参加する場合、書ける範囲の設定をスレッド内に一度１〜５レスほど使って書いてください。
3人以上で盛り上がる場合出来る限り夜３時で切り上げるようにしてください。
切り上げ関係については、夜１時半〜２時半ぐらいからメール欄や業務連絡などで参加者同士で打ち合わせてください。
（基本的に落ちる落ちないは当人達の自由）
強力な魔法や連続攻撃に関しては詠唱（行動開始）→（相手の反応を待つ）→相手の行動によって発動するか決める…
といった流れを各自の判断で取っていただけると助かります。
行動開始→発動の流れの場合、相手の反応を待つ時間は自由…
敢えて基準を付けるとすればスレの流れが遅い場合は6〜8レス分、流れが速いなら１０分から１５分程度が目安。

さてと、こんなもんでいいだろう。
楽しい舞台を魅せてくれよ。

3 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：03/12/30 01:16

前スレ>1000
（少し離れた場所の天井に刺さっていた剣を抜き、戻るとそこにグミオウの姿は無かった）
あれ…？逃げ…た？
……まあ、いいかな。
（そう言い、剣を鞘に納め、弾き飛ばされた時に落とした道具袋を肩に掛けると…）
（「む…？何カあっタのか？」）
目が覚めましたか…大きいスライムが出たんですよ…しかも、目までついてる。
（「…なんだソレは…？」）
いや、急に出てきたんで…ん？
（ふと階段が目に止まり、言葉を切る）
階段…か…
（「…階段？…ふム…進むか？」）
迷ってますからねぇ…行きましょうか。
（そう言うと、階段の方へと歩いて行く…）

（上層・中央省庁区　通路→上層・中央省庁区　通路、階段前へ）

4 名前：◆cMasterAQo ：03/12/30 01:23

（業務連絡：最後に）

>>3
＜階段の上にあったのは魔方陣。
　…それと、左右に通路がひとつずつ存在している＞

5 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：03/12/30 01:36

>>4
（存在する道は、左右への通路と、魔方陣…魔方陣の前で足を止めると刀を収めた…が）
…ん？もしかして…少しだけですけど、曲がってません？
（「…あァ…曲がっテいる…」）
な、なんで言わないんですか？…どうしよう…
（「このぐラい、何とも無イ…だかラ黙っテいただけダ」）
はぁ…取り敢えず、直さないといけませんね…といっても、道具は無いんですけど。
（「…帰っテからデ構わん…鍛冶屋ニ預けれバ、七日程で済むしナ」）
…それまでもてばいいですね。
（「もタせろ…まァ、お前ガ持ってイれば、我ノ意思は大丈夫だガな」）
そうですか…さ…て、魔方陣は…多分、転送装置なんでしょうけど…どうしましょうか？
（「…取り敢えズ、暫く考えてみルか？」）
そうしておましょうか…

（現在地：上層・中央省庁区　通路、魔方陣前）

6 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：03/12/30 01:43

……
(無言で起き上がると最近ずっと纏っていた外套を脱いで、荷物袋にしまう)
民に愛を説く神父が、自ら戦に出てその衣を血で染めるなんて言語道断…
でも神子は、その身を戦に投じる事が出来る…
(先日のクピト戦で傷ついた身体を癒すと、近くの壁にもたれかかった)
今は…疲れを取らないと…
…(もう…戦う事を、拒みはしない…)
(そのまま目を閉じ、また眠る)

（現在位置：上層・中央省庁区　大広間）

7 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：03/12/30 01:59

…眠い…なあ…
（「…ま、明日でモ良かろウ…小僧モ見つかラんしな…」）
そうで…あっ…
（「どうシた？」）
あ、いや…カイさんを起こしてから来るんだったな…と。
（「……あノ機械兵は勝手に来るだろウ…いや、軟派でもしテいるか…？」）
…不安になる様な事を言わないで下さいよ…大丈夫かな？（汗）
（そんな事を言い、鎧や盾に少し着いたリューガの血を篭手を外して爪で削ると眠りについた…）

―――クレスの道具袋の中にある紙に文字が新たに浮き出…或いは消える…

持ち物（重要物のみ）
クレス・カードキー 契約の指輪「琥珀」 銅鏡 無銘、正宗
グラシア・Kの鍵 ちびっこハンマー 勾玉
リューガ・カードキー Dの鍵 魔術兵器“我、埋葬にあたわず”
瀬戸口・Jの鍵 Mの鍵
ウル・カードキー『転送装置管理用』
メイ・管理チップ（レベル1までの施設の使用認証用）

状況
・3ndレンジャー、ウルの説得？により行動を共に。
・下層、居住区リフト…タントラの仕掛けた爆発物？をジェズイットが作動させ使用不能。
・瀬戸口。ニーナと言う少女が人間空気浄化装置である事を反政府組織「トリニティー」リーダー・メベトから　聞かされる。
・外の世界の汚染は既に消えている、かも…しれない。
・外へ出るには4つの鍵が必要。内2つは瀬戸口の手に。残り2つの場所はまだ不明。
・タントラ、瀬戸口に倒された筈が復活…半幻獣化し、死者の魂と幻獣を融合させる能力を持ったが…倒された。
・冥王ジェダ、「真の救済」の為に魔界・人間界の者達の魂を1つにする事を計画…
　それをなす為の「神体」創造に「価値ある魂」を求めるが…倒された。
・中層から上に上がる手段は廃棄居住区の水道、発電施設（下水道の様なもの）から上がるか…
　居住区リフトから上がるかの二つ（カードキーが無ければリフトは利用不可）
・下層、元レンジャー基地から上層への直通エレベーターの封印が解かれた。
・工場地区の壁の一部が爆発…中には非常階段があり、通じる先は上層。
・メイ、バイソン将軍に洗脳された。
・ウルチームが発電所の屋上から、中央省庁区へ進む為の転送ゲートを開いた。
　尚、ウルの持つカードキーは発電所のセキュリティーも自由に操作可能
・ミクトラン…行方不明。諸葛孔明の身体を使っていたアンセム…正体を現し倒される。
・ロボカイ、アンセムの攻撃により胴体破損…頭部のみに…身体を造る為クレス、グラシア、ロボカイ…一度中層へ…
　身体造りは完了したが、以前使えた内蔵武器の一部は使用不能。尚、隠し武器としてドリル、仕込み刀を両手に搭載。
・オルドレイク、イスラの反乱にあう…イスラからグラシア達の殺害宣言が出されたが…
・上層、居住区の発電所…セキュリティが一部復活。
・中央省庁区通路、リューガとボッシュの決戦により崩壊。後にリューガの手によって氷漬けに。
・実はパイは、フェイスレスの変装…何故騙したかは不明。部屋へ誘い込まれローラーが迫った時…姿を明かす。
・リューガ…一人で“そら”に往く為、想いの鎖を断ち切る事を決める…
・リュウ、オールドディープ…龍による侵食により…体調が思わしくない。
・統治者の一人、クピト…グラシアに倒される。

現在状況
中層：居住区・月代
上層：居住区　宿・ ベガ ロボカイ
上層：居住区　宿屋前・アリシア&ユン+レミー
上層：居住区　表通り・ホワイト
上層：居住区　発電所前・ネフェルピトー
上層：居住区　発電所、内部（詳しい場所までは不明）・イフ
上層：居住区　発電所4F・ソル（背徳の炎）
上層：中央省庁区　ターミナル？医療カプセル内・メイ
上層：中央省庁区　通路・ クレス フェイスレス
上層：中央省庁区　調整室の一室・ 瀬戸口&ブータ
上層：中央省庁区　大広間・ウルチーム（構成：ウル、3rdRアルフ）　グラシア
上層：中央省庁区　統治者会議室・猫ワルク？

上層：中央省庁区　不明・リューガ

不明：アンバー&メカヒスイ オルドレイク+無色の派閥幹部 ケン ヒカリ　イスラ


行方不明・死亡、消滅など
アンセム（世界を闇に還す、闇の探求者…マサカドゥスによって滅ぼされた魔王が新たな肉体を求め…
　　　　　 闇の扉を開いたアンセムと一つになった存在。そして…諸葛孔明の身体を借りミクトラン以下数名を利用。
　　　　　 他の世界などの優れた魂を集めていた…グラシア、シャドウナイト、ロボカイに倒されかけ…
　　　　　 闇に飲まれWofcに変化したが…ミクトランの手助けによって何とか助けに駆けつけた…
　　　　　 クレスと正宗の力も合わさり…全員の猛攻後最後は光に飲まれ…消滅）
クピト（グラシアと二度対峙し、二度目の対峙の際放った炎に呑まれ…消滅。
　　　　 …統治者は歯車に過ぎないらしいが…）
ジェズイット（統治者「メンバー」の一人…リフト前にて瀬戸口、イフと激戦を繰り広げた果て…
　　　　　　　瀬戸口の急所への斬撃、イフの回し蹴りを喰らい死亡）
シャドウナイト（ジュリアスの魂を取り戻すという目的を果たし、ガルーダに乗り帰還…だが、無事に帰れたかは不明）
ゼノ（体内に爆弾を仕込まれ爆死）
タントラ（半幻獣化&ダオスの魂を取り込んでおり、脅威の再生力を有したが…
　　　　　氷漬けにされ、最後にクレス、グラシア、シャドウナイト、リューガの猛攻を受け次元の狭間へ送られる）
ダオス（傷付いていた所を、仮面の男によって刺され死亡…魂はタントラに吸収される）
デモネド（リューガと闘い、魔力による加速での流星の様な飛び蹴りに…身体が裂かれ倒された）
ボッシュ（上層、中央省庁区通路にてリューガと決戦。神罰剣・堕天によって切り裂かれた後、
　　　　　 ヴェクサシオンの手によって首をはねられる…その亡骸は氷の中へ）
ミクトラン（KHの扉から溢れる闇を扉を閉じて止めようとし…扉諸共行方不明に…生死は不明）
冥王ジェダ（魔次元空間内でウル、ソル、月代、メイ、ロボカイに倒される…復活出来る様で、100年程かかるらしいが…）
ライル（発電所、変電室でグラシア、パイと対峙…最終的に連撃をグラシアに見舞われ…倒れた）

（？は、ハッキリしない事項、及び居場所が正しいか確定しない人物）
（問題の指摘・訂正などがありましたなら連絡所までお願いします）

8 名前：ウルムナフ・ボルテ・ヒューガ＠犬神のマリス憑依中＆アルフ（3rdR）＆犬神 ◆v8HYUGAZaA ：03/12/30 23:11

(上層・中央省庁区・大広間)
（目を覚ます。）ウ:よく寝たぜ。
（伸びをする）
ア:戦いの方は終わったのかなあ？
（周囲の様子を窺う）

9 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/01/04 23:36

（目を覚ますと、無言で立ち上がり荷物を持つ。
顔色が普段よりよくないが…）
出口を、探さないと…
…（戦いを拒む事が長引かせる原因なら、逃げてはいられません…）

（現在位置：上層・中央省庁区　大広間）

10 名前：◆cMasterAQo ：04/01/04 23:40

>>9
＜クピトの通ってきた魔方陣が、
　輝きを保っている…
　乗ればそのまま別の場所に移動できそうだ＞

11 名前：フェイスレス司令 ◆9XwAuFLess ：04/01/04 23:41

「ん…んん……」
中央省庁区の通路。
情けなくも、クレス――いや、正宗との戦闘で吹き飛ばされ、頭から床に激突し気絶していた顔無しがようやく目を覚ます。

「っく……アタタタ…」
首を手を当て、頭を振りながら意識をはっきりとさせる。
どうやら、頭から落ちた割には怪我はしてない様子だ。
「う〜ん…油断しちゃったか。ま、いいさ」
そう言いって立ちあがると、周囲に目をやる。

「さて、どうするかねｪ〜」

（現在位置：上層・中央省庁区　通路）

12 名前：◆cMasterAQo ：04/01/04 23:44

>>11
＜隔壁も閉じていなければ、セキュリティーも作動していない。
　最早、無駄と判断したのだろうか…？＞

13 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/01/04 23:44

>>10
…使えそうですね。
行きましょうか、マサカドゥス。
（『ガラ悪兄さんはどうする？』）
私の力では、お二人を運べませんし…それに、よほどの事がない限り大丈夫でしょう。
（魔法陣にゆっくりと歩み寄り、足を乗せる）

（現在位置：上層・中央省庁区　大広間→？？？）

14 名前：◆cMasterAQo ：04/01/04 23:46

>>13
＜瞬間移動した先は、半ば宮殿のような場所。
　今までも豪華だったが…
　最大の違いは、陰気な機械類が見当たらないことだ＞

15 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/01/04 23:52

>>14
（ふっと視界が歪み、その一瞬後にはまったく違う場所に立っていた）
今度もまた、無駄に豪華な場所ですね…
（油断なく辺りを見回してから、魔法陣から降りる）
さて、今度は一体どんな仕掛けが…？
（『それとも、どんな敵さんが来るか…まあ、天使は来ないだろうね』）

（現在位置：上層・中央省庁区　？？？）

16 名前：フェイスレス司令 ◆9XwAuFLess ：04/01/04 23:54

>>12
「ふむ……」
周囲を見回しつつ、顔無しが呟く。

「えらく静かだねぇ〜……何があった」
と、急に真剣な口調で。
「防衛を諦めたのか。或いは、既にする必要も無くなったのか……まぁ考えても仕方あるまい」
そう踏ん切りをつけ、通路の先へと歩を向ける。
先がどこに繋がっているのかは不明だが、何処かには繋がっているだろう。

構うものか、と顔無しは心の中で言った。
この都市の構造、そしてこの場所の設備、自分の手にした情報を総合的に考慮。
（近いね…空は）
ならば、統治者＜メンバー＞との接触もありうるのかもしれない。

「構うものか。それはそれで――面白いじゃないか」
ﾆﾔっと、不適な笑みを浮かべつつ顔無しは、ゆっくりとした足取りで先に向かう。

（現在位置：上層・中央省庁区　通路移動中）

17 名前：◆cMasterAQo ：04/01/04 23:59

>>15
＜豪華で、見晴らしもいいのだが…
　調度品などは揃っているのに、
　人間の気配が、まるでない。
　…ドアが二つほど視界の中にある＞

>>16
＜無駄に長く続く赤絨毯の廊下。
　ガラス張りのドアがひとつ。
　その向こうには、庭…地下世界だというのに、
　地上のそれと変わらぬような、光の差し込む中庭がある。
　…太陽光でこそないようだが。
　中央省庁区に合わせるかのように、規模も大きい＞

18 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/01/05 00:04

>>17
（その辺りの調度品などを見つつ、ため息をついた）
…誰も、いない…調度品が無駄になるじゃないですか…
せっかくあるものは、ちゃんと活用するなり、見るなりしないと…
高い物を使う意味がまったくないですね…
（ぶつぶつ言いながら、一番近くのドアを開けようとする）

（現在位置：上層・中央省庁区　？？？）

19 名前：邪公・ザ・ロード ◆cMasterAQo ：04/01/05 00:08

>>18
＜広い部屋に出る…教会の聖堂のような荘厳な部屋だ。
　その中に佇む…７ｍはあろうかという巨大な鬼。
　頑強な甲冑と、巨大なハルバードを携え、
　ずっしりと構えてドアを開けたグラシアを睨んでいる……＞

20 名前：イスラ ◆lp7SqISURA ：04/01/05 00:15

建物の陰、突如地面が割れ其処から埃塗れのイスラが出てくる。
「全く、あの移動法は便利だけど服汚れるのが欠点だね。」
体に付着した汚れを叩き落としながら市街地を見回す。
「さあ、あの姿は見られてるしなぁ…」

（現在地：下層・居住区　市街地）

21 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/01/05 00:16

>>19
……
（無言で剣を抜き、邪公・ザ・ロードを見つめる）
さて…あなたは、私に敵対するおつもりですか？
それ相応のお相手をすることになりますが。

（現在位置：上層・中央省庁区　聖堂？）

22 名前：◆cMasterAQo ：04/01/05 00:18

>>20
＜下層は、最下層ほど荒れてはいない。
　比較的早く、治安が回復したのだろう。
　活気があり、街中には人の行き来が絶えない＞

23 名前：フェイスレス司令 ◆9XwAuFLess ：04/01/05 00:18

>>17
「……」
　通路の窓。その外に見える景色を眺めながら歩く顔無し。
　だがあるとこに気付く。
「そう言えば――」
　サングラスを外し、改めてその銀の瞳で外を凝視しながら。

「この光源はどこなんだろうね。太陽光…じゃないね」
　光差す中庭。
　その様子は一見、正しく太陽の下のそれと何ら変わりない。
「……まあいい。おいおい分かるだろ」

（現在位置：上層・中央省庁区　通路移動中）

24 名前：邪公・ザ・ロード ◆cMasterAQo ：04/01/05 00:21

>>21
＜グラシアの言葉に、鬼は行動で以って応えた。
　巨大なハルバードを素早く突き出す。
　力だけではない。技巧も伴った一撃だ。
　ただの人間なら、目視も叶わず串刺しになることだろう＞

25 名前：？？？ ◆cMasterAQo ：04/01/05 00:26

>>23
＜ぼこ、ぼこ、と小さな音が聞こえてくる。
　人工の光に照らされた中庭から。
　土が撒き散らされ…次に奇声が響いた＞


「もぉぉむぉいゅわぁぁぁぁああ」

＜次々と、同じような音、奇声が聞こえ始める＞

26 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/01/05 00:28

>>24
（身をかがめ、刃の下にもぐりこんだ。
剣を振り上げ、ハルバードの柄を切り落とそうとする。
あいている左手で、荷物袋から聖水を出し、邪公・ザ・ロードめがけてかける）

（現在位置：上層・中央省庁区　聖堂？）

27 名前：イスラ ◆lp7SqISURA ：04/01/05 00:34

>>22
活気に満ち溢れた街を長い間眺めている。
「…そうだな」

一言呟くと人の群れの中に加わり、前を歩いている一人の若い男に声をかけた。
「すいません、一寸聞きたい事があるんですけど…」

（現在地：下層・居住区　市街地）

28 名前：フェイスレス司令 ◆9XwAuFLess ：04/01/05 00:34

>>25
『もぉぉむぉいゅわぁぁぁぁああ』
「ん？」
　その奇妙な声は、窓の外。そう中庭からだった。
　立ち止まり中庭を見る。土が撒き散らされている。

「地面の…下かね」

（現在位置：上層・中央省庁区　通路中庭横）

29 名前：フェイスレス司令 ◆9XwAuFLess ：04/01/05 01:05

「……」
　窓の向こう、中庭に潜む何かに警戒する顔無し。

　だが、いくら待っても何も起きない。
「どうゆう…ことかな？」
　さっきほどの気配は、間違い無く自分を狙っていたもの。
　だと言うのに――
「何かあったのか……まぁ、来ないというなら留まる理由は無いね」

　再びサングラスを付け、顔無しは足早に窓の近くから去り先を急いだ。

（現在位置：上層・中央省庁区　通路中庭横　移動中）

30 名前：イスラ ◆lp7SqISURA ：04/01/05 01:08

「…有難う御座います。」
深々と礼をした後、男が指差した方向に向き直り歩き出した。
如何やら宿の場所を聞いたようだ。


『威簾螺』
自分の偽名を宿帳に記し、手続きを済ませると部屋へと入っていった。
「何も思いつかないときは何もしないのが一番いいね。」
それだけ言うと、何をするでもなくただ賑やかな街並みを見下ろした。

（現在地：下層・居住区　市街地　宿）

31 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/01/05 01:14

（業務連絡　本日はこれで落ちます…）

（邪公・ザ・ロードの隙をついて、聖堂を脱出。
扉を閉めると鍵の術を使って邪公・ザ・ロードを閉じ込める）
さて、逃げましょうか…！
（聖堂以外にもう一つあった扉の中に入り、内側から鍵をかける）
…今は…眠りましょうか…
（近くにあった椅子に腰かけ、眠りにつく）

（現在位置：上層・中央省庁区　空き部屋）

32 名前：フェイスレス司令 ◆9XwAuFLess ：04/01/05 01:21

「さて、ここまでくればいいだろう」
　あの場所から大分離れた所までやってきて、ようやく足を止めた。
　相変らず通路は、変わり映えもせず続いている。
「ま、構造が変わらないおかげで迷っちゃいそうだが……部屋探しは簡単だねぇ」
　そう言いながら、適当に近くの部屋に入る。

　中は予想通り前に使った休憩室と同じ作り。
「ここも…ふむ、やはりセキュリティー関係は死んでるか。おかげで余計な気を使わずに済むがね」
どっこらしょ、と大げさに言いながらソファーに横になる。
「先ずはしっかり体力を温存しないとね……」
誰に、とい言う訳ではないがそう話しかける様に。


「ん〜ふぁぁぁ……」
　存外、疲労が蓄積されていたのか横になった顔無しはあっとういう間に、その身を睡魔に委ねる事となった。

（採取現在地：上層・中央省庁区　休憩室）

33 名前：◆aOq1GRACIA ：04/01/05 01:33

―――クレスの道具袋の中にある紙に文字が新たに浮き出…或いは消える…

持ち物（重要物のみ）
クレス・カードキー 契約の指輪「琥珀」 銅鏡 無銘、正宗
グラシア・Kの鍵 ちびっこハンマー 勾玉
リューガ・カードキー Dの鍵 魔術兵器“我、埋葬にあたわず”
瀬戸口・Jの鍵 Mの鍵
ウル・カードキー『転送装置管理用』
メイ・管理チップ（レベル1までの施設の使用認証用）

状況
・3ndレンジャー、ウルの説得？により行動を共に。
・下層、居住区リフト…タントラの仕掛けた爆発物？をジェズイットが作動させ使用不能。
・瀬戸口。ニーナと言う少女が人間空気浄化装置である事を反政府組織「トリニティー」リーダー・メベトから　聞かされる。
・外の世界の汚染は既に消えている、かも…しれない。
・外へ出るには4つの鍵が必要。内2つは瀬戸口の手に。残り2つの場所はまだ不明。
・タントラ、瀬戸口に倒された筈が復活…半幻獣化し、死者の魂と幻獣を融合させる能力を持ったが…倒された。
・冥王ジェダ、「真の救済」の為に魔界・人間界の者達の魂を1つにする事を計画…
　それをなす為の「神体」創造に「価値ある魂」を求めるが…倒された。
・中層から上に上がる手段は廃棄居住区の水道、発電施設（下水道の様なもの）から上がるか…
　居住区リフトから上がるかの二つ（カードキーが無ければリフトは利用不可）
・下層、元レンジャー基地から上層への直通エレベーターの封印が解かれた。
・工場地区の壁の一部が爆発…中には非常階段があり、通じる先は上層。
・メイ、バイソン将軍に洗脳された。
・ウルチームが発電所の屋上から、中央省庁区へ進む為の転送ゲートを開いた。
　尚、ウルの持つカードキーは発電所のセキュリティーも自由に操作可能
・ミクトラン…行方不明。諸葛孔明の身体を使っていたアンセム…正体を現し倒される。
・ロボカイ、アンセムの攻撃により胴体破損…頭部のみに…身体を造る為クレス、グラシア、ロボカイ…一度中層へ…
　身体造りは完了したが、以前使えた内蔵武器の一部は使用不能。尚、隠し武器としてドリル、仕込み刀を両手に搭載。
・オルドレイク、イスラの反乱にあう…イスラからグラシア達の殺害宣言が出されたが…
・上層、居住区の発電所…セキュリティが一部復活。
・中央省庁区通路、リューガとボッシュの決戦により崩壊。後にリューガの手によって氷漬けに。
・実はパイは、フェイスレスの変装…何故騙したかは不明。部屋へ誘い込まれローラーが迫った時…姿を明かす。
・リューガ…一人で“そら”に往く為、想いの鎖を断ち切る事を決める…
・リュウ、オールドディープ…龍による侵食により…体調が思わしくない。
・統治者の一人、クピト…グラシアに倒される。

現在状況
下層：居住区　宿・イスラ
中層：居住区・月代
上層：居住区　宿・ ベガ ロボカイ
上層：居住区　宿屋前・アリシア&ユン+レミー
上層：居住区　表通り・ホワイト
上層：居住区　発電所前・ネフェルピトー
上層：居住区　発電所、内部（詳しい場所までは不明）・イフ
上層：居住区　発電所4F・ソル（背徳の炎）
上層：中央省庁区　ターミナル？医療カプセル内・メイ
上層：中央省庁区　通路・ クレス
上層：中央省庁区　調整室の一室・ 瀬戸口&ブータ
上層：中央省庁区　休憩室・フェイスレス
上層：中央省庁区　大広間・ウルチーム（構成：ウル、3rdRアルフ）
上層：中央省庁区　空き部屋・グラシア
上層：中央省庁区　統治者会議室・猫ワルク？

上層：中央省庁区　不明・リューガ

不明：アンバー&メカヒスイ オルドレイク+無色の派閥幹部 ケン ヒカリ


行方不明・死亡、消滅など
アンセム（世界を闇に還す、闇の探求者…マサカドゥスによって滅ぼされた魔王が新たな肉体を求め…
　　　　　 闇の扉を開いたアンセムと一つになった存在。そして…諸葛孔明の身体を借りミクトラン以下数名を利用。
　　　　　 他の世界などの優れた魂を集めていた…グラシア、シャドウナイト、ロボカイに倒されかけ…
　　　　　 闇に飲まれWofcに変化したが…ミクトランの手助けによって何とか助けに駆けつけた…
　　　　　 クレスと正宗の力も合わさり…全員の猛攻後最後は光に飲まれ…消滅）
クピト（グラシアと二度対峙し、二度目の対峙の際放った炎に呑まれ…消滅。
　　　　 …統治者は歯車に過ぎないらしいが…）
ジェズイット（統治者「メンバー」の一人…リフト前にて瀬戸口、イフと激戦を繰り広げた果て…
　　　　　　　瀬戸口の急所への斬撃、イフの回し蹴りを喰らい死亡）
シャドウナイト（ジュリアスの魂を取り戻すという目的を果たし、ガルーダに乗り帰還…だが、無事に帰れたかは不明）
ゼノ（体内に爆弾を仕込まれ爆死）
タントラ（半幻獣化&ダオスの魂を取り込んでおり、脅威の再生力を有したが…
　　　　　氷漬けにされ、最後にクレス、グラシア、シャドウナイト、リューガの猛攻を受け次元の狭間へ送られる）
ダオス（傷付いていた所を、仮面の男によって刺され死亡…魂はタントラに吸収される）
デモネド（リューガと闘い、魔力による加速での流星の様な飛び蹴りに…身体が裂かれ倒された）
ボッシュ（上層、中央省庁区通路にてリューガと決戦。神罰剣・堕天によって切り裂かれた後、
　　　　　 ヴェクサシオンの手によって首をはねられる…その亡骸は氷の中へ）
ミクトラン（KHの扉から溢れる闇を扉を閉じて止めようとし…扉諸共行方不明に…生死は不明）
冥王ジェダ（魔次元空間内でウル、ソル、月代、メイ、ロボカイに倒される…復活出来る様で、100年程かかるらしいが…）
ライル（発電所、変電室でグラシア、パイと対峙…最終的に連撃をグラシアに見舞われ…倒れた）

（？は、ハッキリしない事項、及び居場所が正しいか確定しない人物）
（問題の指摘・訂正などがありましたなら連絡所までお願いします）

34 名前：ウルムナフ・ボルテ・ヒューガ＠犬神のマリス憑依中＆アルフ（3rdR）＆犬神 ◆v8HYUGAZaA ：04/01/06 22:02

（目を覚ます。）ア:いつの間にか寝てしまった見たいですね。
ウ:この前は何もしないで眠ったな。
（上層・中央省庁区・大広間）

35 名前：◆cMasterAQo ：04/01/06 22:05

>>34
＜部屋の中には何の気配も無い。
　魔方陣が二つ…最初に入ってきた魔方陣と、
　もう一方の魔方陣が静かに光を放っているのみだ＞

36 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/01/06 22:09

（目を覚ましたが、すぐには立ち上がらずに天井を見つめる）
そらまで…おひさまの光差すの大地まで、あとどのくらいでしょうか…
（『さあね…最初に比べれば近づいてるんじゃない？』）
…最初の頃より遠ざかってたら、悲しいですよ。

（現在位置：上層・中央省庁区　空き部屋）

37 名前：ウルチーム＆犬神 ◆v8HYUGAZaA ：04/01/06 22:11

>>35
ウ:あるのは魔法陣があるだけか。
犬神先にお前達が魔法陣に乗ってくれ。
（命令を聞き犬神達は入って来た方向とは逆の陣に乗った。）
上層・中央省庁区・大広間

38 名前：瀬戸口隆之＆ブータニアス ◆o2ONiKid.s ：04/01/06 22:13

（目を覚ます。とりあえず大きく伸びをした）
ふっ……あぁ。少し長く眠りすぎたか。
それにしても…（リュウの方へ視線を送り、）
こいつの症状、かなりやばいんじゃないか。寝てる間も随分と辛そうだったし。
……早く手を打ったほうがよさそうだな。

現在地：上層中央省庁区・調整室の一室

39 名前：◆cMasterAQo ：04/01/06 22:16

>>36
＜グラシアの入った部屋は袋小路だ。
　…隙を突かれた邪公・ザ・ロードが、あえて追って来なかったのは、
　この理由からだろう＞

>>37
＜魔方陣がウルを運んだ先は、中世の宮殿そのものの趣のある空間。
　機械類は一切見当たらないのも、そういった印象に拍車をかけている＞

40 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/01/06 22:20

>>39
さて…出口は私が入ってきた扉一つだけ…
（『出たらあのでかい鬼が待ち構えてるだろうね』）
出口がないなら…作れませんかね？
（通風孔を探し始める。
見つからなかった場合は、扉をインフェルノ辺りで吹き飛ばす事も考え出している）

（現在位置：上層・中央省庁区　空き部屋）

41 名前：リュウ＆ニーナ ◆cMasterAQo ：04/01/06 22:23

>>38
＜ニーナはすやすやと眠っているが…
　リュウは、汗びっしょりで、息が荒い。
　たまに、龍の気配…存在力のようなものが、
　その身体から膨れ上がってくるような感覚を
　見るものに覚えさせるだろう＞


（現在地：上層・中央省庁区　調整室の一室）

42 名前：ウルチーム＆犬神 ◆v8HYUGAZaA ：04/01/06 22:27

>>39
ウ:(また妙な場所に出たな。)
犬神もう少しその場所を偵察してくれ。
（声を聞き犬神達は偵察を始める）ア:（ウルの様子を窺っている）
上層・中央省庁区・大広間

43 名前：◆cMasterAQo ：04/01/06 22:30

>>40
＜通風孔も、あるにはあるが、
　とても人間一人が通れる大きさではない。
　はまっている格子は引っ張れば簡単に取れそうではあるが＞

>>42
＜何か別のものが現れる気配は、今のところ無い。
　ドアが二つ…右と左にひとつずつ見えている。
　左のドアの方が、若干距離は近いが…＞

44 名前：瀬戸口隆之＆ブータニアス ◆o2ONiKid.s ：04/01/06 22:31

>>41
（時折膨れ上がってくるような龍の気配を感じ取り、唸るブータニアス）
ブータ「（むぅ、これほどまでの力を人の身で…まさか、この世界の決戦存在なのか？）」
人でありながら人で失くなった者。規格外か……
この世界にも存在するのだろうか？
いや、今はそんな事を言ってる場合じゃない、このままだといつまで保つか…
（軽く汗を拭いてやった）

現在地：上層中央省庁区・調整室の一室

45 名前：リュウ＆ニーナ ◆cMasterAQo ：04/01/06 22:35

>>44
「ん……………」
＜ニーナが起きた……直後に、リュウを見る＞

「………うー」
＜状況は一向に改善していないことを確認して、
　またすがるような目で瀬戸口とブータを見る＞


（現在地：上層・中央省庁区　調整室の一室　０８５．９％）

46 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/01/06 22:37

>>43
…いくら私でも、ここを通れるほど小さくはないですね…
（格子を引っ張って外し、右手を通風孔に入れてみる）
やはりずるしないで扉から出ろ、という事でしょうか。
（まだ未練がましく通風孔を覗き込んでいる）

（現在位置：上層・中央省庁区　空き部屋）

47 名前：瀬戸口隆之＆ブータニアス ◆o2ONiKid.s ：04/01/06 22:41

>>44
大丈夫だ、お嬢さん。……みすみす死なすような真似はしないさ。
そう、死なせるものかよ…。あんな思いはもうごめんだ。
ブータ「（とは言え、どうするべきか…あの黒き男を入れたカプセルもよもや使い物になるまいて）」

……お嬢さんはどこか変わったことはないかな？気分が悪いとか。

現在地：上層中央省庁区・調整室の一室

48 名前：ウルチーム＆犬神 ◆v8HYUGAZaA ：04/01/06 22:44

>>43
ウ:右の扉へ行け犬神。
（そう言った後自分達も犬神の後を追う
犬神は右の扉へ入る）
上層・中央省庁区・大広間→宮殿へ

49 名前：◆cMasterAQo ：04/01/06 22:48

>>46
＜通風孔を通る人間を警戒するほど、
　扉の向こうの番人は暇でもなければ、
　想像力豊かでもないらしい。
　状況に変化は無いが、
　部屋から出れば、また彼の番人は襲い掛かってくることだろう＞

50 名前：フェイスレス司令 ◆9XwAuFLess ：04/01/06 22:50

中央省庁区にある休憩室。

独り休息をとっていた顔無しがようやく目を覚ます。
「ン…んん〜――ふぁぁぁ〜〜」
口を思いっきりあけあくび。
首を左右に捻りながら、横になっていたソファーから立ちあがる。

「さて、そろそろ行くとするかね」
そのままマントを着込むと、休憩室から通路へと出た。

（現在位置：上層・中央省庁区　休憩室→通路）

51 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/01/06 22:52

>>49
面倒は避けたいですし…この位ならいけるでしょうか…？
（通風孔に入れた手で測った感じから試す価値はあるかもしれないと思い、
荷物袋を抱きかかえた状態で入り込む）
う…狭い…けど、ぎりぎりいけるかもしれませんね…けほっ…
（光量をぎりぎりまで抑えた灯を作る。
そして埃にむせながらも、芋虫のように這いずって通風孔を移動し始めた）

（現在位置：上層・中央省庁区　空き部屋→上層・中央省庁区　通風孔）

52 名前：リュウ＆ニーナ ◆cMasterAQo ：04/01/06 22:54

>>47
「……………」
＜ふるふる、と首を左右に振る＞

「…………………」
＜何かを言いたそうではあるが…
　弱弱しく声が漏れるだけで、言葉にならない＞

＜…リュウは、未だ起きない＞


（現在地：上層・中央省庁区　調整室の一室　０８６．０％）

53 名前：◆cMasterAQo ：04/01/06 22:58

>>48
＜部屋の内部は静まり返っている…
　だが、何かの気配は確かに存在している。
　実体を持たないのだろうか＞

>>50
＜何かが多数、付近をうろついている気配がある＞

54 名前：瀬戸口隆之＆ブータニアス ◆o2ONiKid.s ：04/01/06 23:01

>>52
そうか…大丈夫か。それならいいんだ。

……それにしても…まだ意識を取り戻さないか…
本当にやばくなってきたのかもしれない……
何処かに治療できるような施設はないのか？
（近くに有る端末から情報を取り寄せようと試みる）

現在地：上層中央省庁区・調整室の一室

55 名前：フェイスレス司令 ◆9XwAuFLess ：04/01/06 23:04

>>53
「……ふむ」
　通路に出た顔無し。すぐに、何かの気配を感じドアの前に立ったまま辺りの様子を探る。

「何だろうねぇ」

（現在位置：上層・中央省庁区　通路）

56 名前：？？？ ◆cMasterAQo ：04/01/06 23:07

>>55

「もぉぉむぉぃゅぁぁああ」

＜至る所で奇声が響いている。
　たくさんいるようだが…＞

57 名前：リュウ＆ニーナ ◆cMasterAQo ：04/01/06 23:09

>>54
「………うー…」
＜小さくうめくような声を出しながら、
　入り口の方向…今まで進んできた方向と
　逆方向と思しき方向を指差す。
　…入り口にあった医療ポッドは、
　ボッシュとリューガの戦闘で全滅したことを、ニーナは知らない＞


（現在地：上層・中央省庁区　調整室の一室　０８６．０％）

58 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/01/06 23:11

いたっ！
…あれ？　肩が動かない…
（『あーあー、無理やり行こうとするからはまっちゃった』）
このまま動けないのは嫌ですって！
（じたばた足を動かすが、何の解決にもならない）
（『ねー…前にさ、ポンコツを小さくしたりしなかったっけ？
何で自分にやらないわけ？』）
は？　…えっと…その…忘れてました…
（『…チビ、馬鹿？』）
（苦労して道具袋からちびっこハンマーを取り出し、自分の腕を叩く。
すると体が縮み、壁にはまっていた肩が抜けた）
ふう…助かりました…
（同じように縮んだちびっこハンマーを道具袋に入れ、背負って歩き出した）

（上層・中央省庁区　通風孔移動中）

59 名前：フェイスレス司令 ◆9XwAuFLess ：04/01/06 23:16

>>56
『もぉぉむぉぃゅぁぁああ』
「……」
辺りに響く奇声。
それを耳にした顔無しは、警戒をより強めながら声の主達の居所を探る。

「…いや。複数なら、ここでは不利か――」
自分が有利な場所を探すため、顔無しは通路の先へと駆け出した。

（現在位置：上層・中央省庁区　通路移動中）

60 名前：◆cMasterAQo ：04/01/06 23:20

>>58
＜途中にねずみが出現。
　普通のネズミだが、グラシアのサイズが小さいとなると話は別。
　牙を剥いて、シャー、と唸っている＞

61 名前：瀬戸口隆之＆ブータニアス ◆o2ONiKid.s ：04/01/06 23:23

>>57
そっちは駄目なんだよ、お嬢さん。皆壊れてて使えないんだ。
この前の騒ぎの時やられちまったんだろうな。
（少しだけ顔をニーナに向けて言った）

くそっ、ないのか…？他に使えるところは…！？

現在地：上層中央省庁区・調整室の一室

62 名前：魍魎兵 ◆cMasterAQo ：04/01/06 23:24

>>59

＜声の主のひとつは、案外すぐそばにいた。
　ふんどし一丁で禿頭の、異様な風体を持った人間。
　右腕をぐりんぐりんと回し、左腕は船を漕ぐように前に突き出す動作を繰り返しながら
　がに股姿勢で横歩きに全身を続ける。
　……どうやら、人間ではない。この世の存在かどうかも疑わしい＞

「ぽぁい？」

＜駆け出したフェイスレスの足音に気付き、そちらを向いた＞

63 名前：リュウ＆ニーナ ◆cMasterAQo ：04/01/06 23:27

（>>62　全身×　前進○）

>>61
「………わぅー」
＜頭を左右にぶんぶん振りながら、
　ついにすすり泣きを始めてしまう＞

「…ぐっ…うぅぅ」
＜その声でか…ついに、リュウが起きた＞


（現在地：上層・中央省庁区　調整室の一室　０８６．１％）

64 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/01/06 23:27

>>60
（『でかっ！　ねずみなのに…』）
…ねずみというよりは…ポイズンワームくらいの大きさに見えますね…
（牽制として雷を落とす…が、術者自身が小さくなっているせいか、強力な静電気程度の物しか発生しなかった）

（現在位置：上層・中央省庁区　空き部屋）

65 名前：◆cMasterAQo ：04/01/06 23:31

>>64
＜静電気で充分だった。
　ねずみはすっかり肝を潰し、
　キュキュキュッ…と鳴いて逃走していった。
　…ねずみは、この一匹だけではないだろう。
　少し歩くと、十字路…下と上への道もある…に出た。
　当然、人間が通るようにはできていない。危険極まりない道だ＞

66 名前：フェイスレス司令 ◆9XwAuFLess ：04/01/06 23:32

>>62
「ちいい〜…気付かれたか」
魍魎兵に気付かれた事を察知すると、すぐに場所探しを諦め先制攻撃を取る。
迷うヒマなど一瞬もない。

「ならば――＜溶解＞のフェイスレス」
バシュ！
魍魎兵へと向けた掌より、溶解液を撃ち出す。
流石に、これで一撃だとは思えないが――

（現在位置：上層・中央省庁区　通路）

67 名前：瀬戸口隆之＆ブータニアス ◆o2ONiKid.s ：04/01/06 23:37

>>63
大丈夫さ。こいつはすぐに良くなる。
俺がなんとかするさ。約束だ。
（必死な筈なのに穏やかな声を出し、ニーナが安心できるように勤める。
　気持ちを押し殺して行動できるのはやはり長年の賜物だろうか）

（リュウが起きた事に気付き、）
気が付いたのか。…まだ無理はするな、
お前さんの身体は自分が思っている以上に深刻な状態だぞ。
（ニーナに聞こえないよう、極力小声で話している）

68 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/01/06 23:40

>>65
ちょっと可哀想な事をしてしまいましたね…
（『ねずみの餌になるよりましじゃない？』）
（十字路に出ると、少し考え込む。
上下移動は可能だろうが…）
上に行って見ましょう…
（半透明の白い翼で上へ向かって飛び上がる）
…空に近い場所に行きたいですからね…

（上層・中央省庁区　通風孔移動中）

69 名前：魍魎兵 ◆cMasterAQo ：04/01/06 23:40

>>66

「ほへあああああああ」

＜フェイスレスに完全に気付いた。
　殺意の雄叫びを上げる瞬間に溶解液を頭から被る。

「ふがぁあにぉ！？」

＜溶解液そのものは効いていないが…
　魍魎兵は煙を上げてのたうち回っている。
　溶解液に配合されている「なにがしかの成分」が致命傷を与えているようだ＞

「ほへああああああ」

「ほへああああああ」

＜付近から、二人、三人とぞろぞろ集まってくる。
　いち早く辿り着いた一人は、フェイスレスを見るなり、
　頭を後方へぐりんぐりんと振り始めた＞

70 名前：リュウ＆ニーナ ◆cMasterAQo ：04/01/06 23:52

>>67

「ニーナ、少し、ドアの外を覗いてきてくれないか？」
＜そう言って、ニーナをドアの向こうにやってから。
　瀬戸口の方に向き直る＞

「……何故、そんなことがわかるんだ…
　この力は、俺以外の…誰にもわからないはずだ」
＜巨大な力がときたま放出されていることに、本人は未だ気付いていない。
　もう、かなり前から苦痛に苛まれているのだろう＞


（現在地：上層・中央省庁区　調整室の一室　０８６．２％）

71 名前：フェイスレス司令 ◆9XwAuFLess ：04/01/06 23:55

>>69
『ふがぁあにぉ！？』
　顔無しの溶解液を受け、のた打ち回る魍魎兵。
「ふん…」
もうそれを見ようともせず、ぞろぞろと寄って来るほかの魍魎兵へと顔無しは視線を移す。

『ほへああああああ』
一番近くの一体の奇妙な動き。
「くっ…気持ち悪いじゃないか」
吐き棄てる様にそう言うと、グッと腰を入れそのままこぶしで殴りつけた。

（現在位置：上層・中央省庁区　通路）

72 名前：◆cMasterAQo ：04/01/06 23:57

>>68
＜上には、ごく細かい目の金網が張ってある。
　魔法か何かで、破れないことも無さそうだが…＞

73 名前：瀬戸口隆之＆ブータニアス ◆o2ONiKid.s ：04/01/06 23:59

>>70
少し変わった生い立ちでな、人　以　外　の力には敏感なんだ。
それに…その力は普通の人間でも少しの違和感を感じるだろうさ。
元々持ってるものだからな、そういう力を。

体調の不調はいつからだ？いつ始まった？

現在地：上層中央省庁区・調整室の一室

74 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/01/07 00:01

>>72
…これは流石に通れませんね…
（『壊せない？』）
さあ…スパークを使って感電したら嫌ですし…
（小さくなった剣で切れるか試してみる）

（現在位置：上層・中央省庁区　通風孔　金網前）

75 名前：魍魎兵 ◆cMasterAQo ：04/01/07 00:03

>>71

「ふごごぉぼ！？」

＜機先を制された魍魎兵は回避できずに頭を殴られ、
　ごろごろ転がりながら横転する。
　人外でも脳震盪は起こすのだろうか、腕をピクピク痙攣させるように
　しているだけで、しばらく起き上がりそうにない＞

＜…が、溶解液を受けた魍魎兵がむくりと起き上がり、
　先の同族と同じように、頭をぐりんぐりんと振り…＞

「ほへああああああああ」

＜火炎流を吐き出した。
　この身体のどこに火を吐く仕組みが整っているのかはともかく、
　充分に人を一瞬で焼き殺せるだけの火力があるのは確かだった＞

76 名前：リュウ＆ニーナ ◆cMasterAQo ：04/01/07 00:10

>>73

＜瀬戸口の言葉を、信じることにしたらしい＞

「もう、二週間以上は前、かな……
　……落ちて死んだ時に…選んでやる…と言ってきたんだ…
　死すべき時を見つけに行け……とも、言っていた……ぐぅうっ！！」

＜息が詰まり、咳にならない咳をする…＞

「あいつの名前は…アジーン………
　言ってるんだ…あいつも………そらを見たいって」

＜そのまま気を失った＞


（現在地：上層・中央省庁区　調整室の一室　０８６．２％）

77 名前：◆cMasterAQo ：04/01/07 00:11

>>74
＜剣で斬って傷くらいはつくものの…
　破るには、何十回も繰り返さねばならないようだった＞

78 名前：フェイスレス司令 ◆9XwAuFLess ：04/01/07 00:16

>>75
「ほう…なかなかに丈夫じゃ――！？」
　殴り飛ばされた魍魎兵を見てそう言いかけたとき、先ほど溶解液を受けた魍魎兵が放った火炎に気付いた。

「＜溶解＞！！」
――ジュバ！！
　他に手は無いと一瞬の判断で、溶解液を炎へ向かい全力発射。
「な…に。溶けていない…のか？」
　腕を前へと突き出し、溶解液を放射しつつ顔無しはその魍魎兵を観察する。
　確かにダメージは負っているが――それは、溶解液によるダメージとは明らかに違っている。
「何が――一体」
　何時になく真剣な口調でそう呟いた。

（現在位置：上層・中央省庁区　通路）

79 名前：瀬戸口隆之＆ブータニアス ◆o2ONiKid.s ：04/01/07 00:44

>>76
一度死んで、誰かに選んでやると言われたって？それで死すべき時を……
（だとすると今こいつを生かしているのはそいつ、蝕んでいるのもそいつだろう。厄介だな）
ブータ「（おそらくは古き神々の一柱であろう。
こちらから話ができないのは世界が違うからか…）」

空が見たい…か。一体どういう…って、おい！
──気を失ったか。我慢のしすぎだ、全く……
（リュウを寝かせて毛布を掛けてやる。そして自分はそのまま端末へ向き直って再び検索し始めた）

現在地：上層中央省庁区・調整室の一室

80 名前：ウルチーム＆犬神 ◆v8HYUGAZaA ：04/01/07 22:19

（上層・中央省庁区・宮殿）
（右扉の前で目を覚ます。）
ア:また寝てしまいましたね。
ウ:起きたなアルフ、中に入るぞ。
（扉の中へ入る）

81 名前：ファイアバグ ◆cMasterAQo ：04/01/07 22:22

>>80
＜気配が突然、目に見える形となって現出する。
　炎だ。炎そのものがプカプカと浮かんでいる＞

82 名前：ウルチーム＆犬神 ◆v8HYUGAZaA ：04/01/07 22:28

>>81
ウ:(やっぱり出たな！
今度の相手は炎の玉か。)
（そう思いつつ炎の玉に近づく）
上層・中央省庁区・宮殿

83 名前：瀬戸口隆之＆ブータニアス ◆o2ONiKid.s ：04/01/07 22:29

（未だに調整室に響くタイプ音。瀬戸口は寝ずに治療設備の検索をしていた）
くそっ、全滅か……。他にポッドが無いものかと捜しては見たが、
前見たので最後だったみたいだ……
ブータ「（あっても気休め程度であろう。やはり根本から何とかせねば）」
しかしあいつを生かしてるのはあいつを蝕んでるそれだ。…厄介だな。
（力の影響を抑える事が出来れば何とかなりそうだが……）

現在地：上層中央省庁区・調整室の一室

84 名前：ファイアバグ ◆cMasterAQo ：04/01/07 22:32

>>82
＜炎の玉も、ふわふわと近づいてくる。
　…接触したら、火傷ではすまないだろう。
　見た目以上の高温だ＞

85 名前：リュウ ◆cMasterAQo ：04/01/07 22:36

>>83
＜気絶したまま。
　今のところ、なんらかの症状が進んだりはしていない。
　昨日と様子は同じ…時折、力が立ち上るのみだ＞


（現在地：上層・中央省庁区　調整室の一室　０８６．２％）

86 名前：ウルチーム＆犬神 ◆v8HYUGAZaA ：04/01/07 22:40

>>84
（かまわず近づく。そして）
ウ:お前の炎がどの位の熱さか確かめさせて貰うぜ！
（そう言って炎の玉を触ろうとする）
上層・中央省庁区・宮殿

87 名前：瀬戸口隆之＆ブータニアス ◆o2ONiKid.s ：04/01/07 22:45

>>85
ブータ「（アジーンとやらが古き神々の一柱なれば
　　　　　こちらの言葉もわかる筈。やってみる価値はある筈だ）」
…頼む、おっさん。

（大猫、否、英雄妖精ブータニアス・ヌマ・ブフリゴラがリュウへと近付き、
　彼の内に居る筈の何かに語りかける）

―アジーン、アジーンとやら。聞こえるならば答えよ。我が名はブータニアス・ヌマ・ブフリゴラ、
　火の国を護りし猫神族が一柱なり―

現在地：上層中央省庁区・調整室の一室

88 名前：ファイアバグ ◆cMasterAQo ：04/01/07 22:58

>>86
＜炎が、ぶわっと膨れ上がった。
　ウルの体中に炎が燃え移り…
　炎に触った部分は炭になるだろう。
　…ウルが、それに対抗する術を持たなければの話だが＞

89 名前：リュウ ◆cMasterAQo ：04/01/07 23:00

>>87
＜何の反応も無いかに思えた、次の瞬間。
　瀬戸口、そしてブータの脳裏に、
　文字が浮かび、言葉となる＞


誰だ



私を呼ぶのは



（現在地：上層・中央省庁区　調整室の一室　０８６．３％）

90 名前：魍魎兵 ◆cMasterAQo ：04/01/07 23:05

>>78
「ほへあああああああ」

＜炎は溶解液で相殺される。
　炎が消えるや否やフェイスレスに飛びかかり、
　見た目より機敏な動きで引っ掻き、その身体をこそぎ落とそうとする＞

＜他の魍魎兵は、頭を後方にゆらりゆらりと振り始めている＞

91 名前：瀬戸口隆之＆ブータニアス ◆o2ONiKid.s ：04/01/07 23:08

>>89
（突如頭の中に浮かび上がる文字。それは気のせいではない。
　いつの日か感じた念話と同じような波動であることがその証である。
　その文字に従いブータニアスは言葉を続ける）
―我が名はブータニアス・ヌマ・ブフリゴラ。貴殿を呼びし者は我なり。
　貴殿にお聞きしたい事がある―

現在地：上層中央省庁区・調整室の一室

92 名前：リュウ ◆cMasterAQo ：04/01/07 23:12

>>91
＜リュウの身体自体には何の変化も無い。
　だが、その中に潜む何者かは、間違いなく顔を出していた＞


本来この地にあらざる者達か


よかろう


聞いてやろう



（現在地：上層・中央省庁区　調整室の一室　０８６．３％）

93 名前：瀬戸口隆之＆ブータニアス ◆o2ONiKid.s ：04/01/07 23:15

>>92
―貴殿は一度この者を蘇らせ、今一度死すべき時を捜せと申したはず、
　ならば何故この者を蝕む。貴殿はそらを見たいのではないのか？
　この者の身体は既に弱り切っている筈。このままでは余命如何程かわからんぞ―

現在地：上層中央省庁区・調整室の一室

94 名前：フェイスレス司令 ◆9XwAuFLess ：04/01/07 23:16

>>90
「早いね――だが」
　スッ――と僅かな動きで後ろに下がり、その引っ掻きをかわす。
「まだまだ襲いね――純白の手＜レ・マン・ブランシュ・ジマキュレ＞」
　空気すらも歪んで見える程の灼熱に腕。純白に光る左掌を突き出し、魍魎兵の頭を握る
　超高温。しかも、尋常でない握力。流石にコレには耐えられまいとの確信を持つ顔無し。

「さて――」
　左で魍魎兵の頭を握ったまま、残る兵に再び右掌を翳す。
「謎が分からないってのは嫌なんでね――＜溶解＞のフェイスレス」
　バシュ！
　溶解液の効果を確かめる為、顔無しは再び魍魎兵へと溶解液を発射する。

（現在位置：上層・中央省庁区　通路）

95 名前：魍魎兵 ◆cMasterAQo ：04/01/07 23:19

>>94
「ぐわぉぉぉああああぉあぉあああ」

＜頭が三つばかりに裂け、断末魔の叫びを上げた直後に消滅する。
　そう、跡形もなく。元からそこに無かったかのように＞

＜他の魍魎兵は、同時に炎を吐き出し溶解液を破ろうとする。
　…だが、隅の一体がもろに溶解液を被った＞

「ふぁがゃにぉ！？」

＜煙が上がる…しかし、溶けているわけではない。
　それでいて、のた打ち回りながら苦しんでいる＞

96 名前：ウルチーム＆犬神 ◆v8HYUGAZaA ：04/01/07 23:21

>>88
（炎はすぐにウルを包んだ。）
ア:うわ！ウルさんが燃えている。
（その光景を見て頭が混乱する。
その影響で慌てる事しか出来なかった。）
ウ:(アルフお前慌て過ぎだぞ。)
（そう思いつつ）
へぇ〜あんた中々いい炎を持っているな。
だが俺を燃やし尽くすには温度が足りないぜ！
（そう言った後犬神達に炎を消して貰う。）

97 名前：リュウ ◆cMasterAQo ：04/01/07 23:23

>>93

我はプログラム


そらを開く導き手


ヒトをためすもの


我は古の兵器


ヒトにより生み出されしもの


ヒトに力を与え、蝕むもの


（現在地：上層・中央省庁区　調整室の一室　０８６．３％）

98 名前：ファイアバグ ◆cMasterAQo ：04/01/07 23:25

>>96
＜炎の玉は離れ、再び体当たりを敢行する。
　密着して離れなければ、炎など消えない。

　…炎の中心部にだけ、炎の色のついていない、
　透明な部分がある＞

99 名前：リューガ＝クルセイド ◆RyUgaUMsiI ：04/01/07 23:28

　中央省庁区の通路に、その黒い影は佇んでいた。

「力が、揺れている」

　誰に言うでもなしに呟いて、棺を背負い直した。

（現在地：中央省庁区・通路）

100 名前：ブータニアス ◆o2ONiKid.s ：04/01/07 23:29

>>97
―汝、この者を蝕むならば、我らはそれを阻止せんとする。
　理解されよ、古き時代に作り出され、人を見守りし者よ。
　我らは暫し貴殿を眠らせることにする。来るべき時が来れば貴殿はまた動けるようになる…
　これはこの者の為であり、貴殿の為でもある―

現在地：上層中央省庁区・調整室の一室

101 名前：フェイスレス司令 ◆9XwAuFLess ：04/01/07 23:30

>>95
ブシュ！――
　手にその握りつぶした生々しい感触。が、直後にその感覚だけを残し魍魎兵の姿は消える。
「……」

『ふぁがゃにぉ！？』
　溶解液を浴び苦しむ魍魎兵。
「……なるほど」
　ニィっと笑みを浮かべる。ようやく、ソレに気付いた。
「そういや、この溶解液には聖水を混ぜておいたっけ――ふむふむ」
　溶解液が効いているのではない、その中の聖水が効いているのだ。
　しかし、致命傷を与えるのは足りない――と、声には出さず。

　ザッ！――
　両腕を左右斜めに突き出し、構えを取り。
「なら――＜溶解＞のフェイスレス。全力発射だ！」
　ジュバァァッ！！――今までで最大の放出量で放たれる溶解液。
　そのまま溶解液を放ちつつ魍魎兵へと駆け出す。

（現在位置：上層・中央省庁区　通路）

102 名前：リュウ ◆cMasterAQo ：04/01/07 23:36

>>100


我はこの者


この者は我


我が眠ればこの者も眠る


されど、この者は時経る毎に我となる


我が意志ではない


これは我が本能


作りし者達によりて定められし本能


（現在地：上層・中央省庁区　調整室の一室　０８６．３％）

103 名前：◆cMasterAQo ：04/01/07 23:39

>>99
＜階段がある…その先には魔方陣があるはずだ。
　さらに深く…いや。「そら」から見れば、より近い位置に
　移動するための魔方陣が＞

104 名前：ブータニアス ◆o2ONiKid.s ：04/01/07 23:42

―……異界の力にて世界の理を使おう。
　一人の娘の為、この者の為、貴殿の為に。
　理解されよ、古き者よ―
（それだけ告げるとアジーンとの対話を、やめた）

現在地：上層中央省庁区・調整室の一室

105 名前：魍魎兵 ◆cMasterAQo ：04/01/07 23:43

>>101
「ふごごぉにょぉお！？」

＜溶解液…の中に含まれた聖水を被り、
　右へ左へのたうち回る魍魎兵達。
　…炎を口から垂れ流しながら＞

106 名前：リューガ＝クルセイド ◆RyUgaUMsiI ：04/01/07 23:45

>>103
「魔力の流れを感じる・・・転移の術式か？」
　訝しみながらも、さしたる警戒も見せず魔法陣に足を乗せる。その先に何があるのか・・・
本能と直感は、「そら」より遠ざかりはしないと告げていた。
「さて、鬼が出るか蛇がでるか・・・」
　もっとも、どちらが出ようと堕天使には関係のないことではあろう。

　かつてのような笑みはなく、彼は魔法陣に足を踏み入れた。

（現在地：上層　中央省庁区・通路）

107 名前：リュウ ◆cMasterAQo ：04/01/07 23:48

>>104


我が力の繋がりを断ったものが一人だけ存在する


彼奴の名はエリュオン


そらを閉ざしたもの


そらを恐れたもの


＜そこで声は途切れ…リュウから他の何者かの気配は薄くなる＞


（現在地：上層・中央省庁区　調整室の一室　０８６．４％）

108 名前：◆cMasterAQo ：04/01/07 23:53

>>106
＜転送された先は中央省庁区の深部。
　機械類が姿を消し、中世的な建築様式の
　宮廷そのものの風景が広がっている＞

109 名前：瀬戸口隆之＆ブータニアス ◆o2ONiKid.s ：04/01/07 23:53

（そらを閉ざし、そらを恐れたもの…二人の脳裏にははっきりとそう焼きついていた）
エリュオン…そいつが鍵を握ってる訳だな。
ならそいつに会うしかないだろうな。空を目指す為、こいつを救う為にも。
（何者かの気配が薄くなったリュウに話しかける）
おい…おい…起きろ。

現在地：上層中央省庁区・調整室の一室

110 名前：フェイスレス司令 ◆9XwAuFLess ：04/01/07 23:56

>>105
「ビンゴ！」
　溶解液――いや、正確には聖水は間違い無く魍魎兵に効いている。
　自分の推測が正しかった事に満足しつつ、溶解液を放ちながら魍魎兵の群れに突っ込む。

　炎をかわし、あるいは溶解液で塞ぎ。のた打ち回り進路の妨げとなる魍魎兵は、容赦なく蹴飛ばし。そして――
（タイミングを間違わない様に……）
群れの中心まで来た所で急停止。と、同時に溶解液も止まる。

「今だ！！　緋色の手＜レ・マン・スカラティーヌ＞！　深緑の手＜レ・マン・ヴェール・フォンセ＞！！」
　溶解液から開放された魍魎兵が動くよりも早く、その右掌から無数の炸裂弾が撃ち出され。逆に左掌は、大量の空気を吸いこみ軸線上の総てを抉り取ろうとする。
「これで、終わりさ！」
　左右の掌を翳したまま、魍魎兵の間を走り回る。
　炸裂弾が次々と魍魎兵を吹き飛ばし、あるいは強力な吸引力により空気ごと抉られて行く。

（現在位置：上層・中央省庁区　通路）

111 名前：リューガ＝クルセイド ◆RyUgaUMsiI ：04/01/07 23:59

>>106
　転移した彼が見たものは、宮殿を思わせる重々しい場所であった。

「・・・・」
　これまで見てきた如何なる場所とも違う。明らかに重要な区画であると見えた。誘い込ま
れたのか、それとも・・・。
「まあいい、どちらでも同じことだ」
　淡々と呟いて、彼は油断なく視線を配りながら区画の探索を始めた。

（現在地：上層　中央省庁区・深部）

112 名前：魍魎兵 ◆cMasterAQo ：04/01/08 00:01

>>110
「ぼあああああああああああ」

「ぶわぉぁおあぉあぁおあぉあぁお」

「ぼろぅおぉわぁをぅぁぁあおあ」

＜片っ端から炸裂し、抉り取られて消えていく魍魎兵。
　…最後の一体が、断末魔のように炎を吐き出し、消えた＞

113 名前：リュウ ◆cMasterAQo ：04/01/08 00:08

>>109
＜起きる気配が無い…少しの間であっても、
　別のものが顔を出したことにより、
　体力を消耗してしまっているようだ＞


（現在地：上層・中央省庁区　調整室の一室　０８６．５％）

114 名前：フェイスレス司令 ◆9XwAuFLess ：04/01/08 00:11

>>112
　聞くに耐えない醜い断末魔――そして炎。それだけを残し魍魎兵は幻の様に消えて行った。
　ただ残る闘いの痕跡が、それが幻などではない事を証明している。
「ふん……仕掛ける相手を間違ったね」
　そう呟いた顔無しは、またいつもの様にマントを翻し通路の奥へと歩を進める。
　――と、一度だけ足を止め顔だけ後ろを向け。

「僕はもの凄いのさ」
　そう言い残し、ニィィィっと笑いかけた。

（現在位置：上層･中央省庁区　通路）

115 名前：◆cMasterAQo ：04/01/08 00:14

>>111
＜人間の気配が全く無い。
　調度品の類も、相当長い間いじられていないようだが…
　それでも、掃除は行き届いている…奇妙な光景だ＞

116 名前：瀬戸口隆之＆ブータニアス ◆o2ONiKid.s ：04/01/08 00:23

>>113
随分と体力を消耗してるみたいだ……少し無理をさせすぎたか？
自分でない者が自分の中に居て、それを呼び出してるんだからな、当たり前か。
ブータ「（暫し眠らせておいてやろう）」
ああ、そうしよう。俺ももう限界だ。

お嬢さんももういいから、少し休んで。
（廊下を見に行ったニーナを呼び寄せ、適当な所に寝せる。
　寝たのを確認すると二人に毛布を掛けてやり、自分も壁にもたれて眠った）

現在地：上層中央省庁区・調整室の一室

117 名前：リューガ＝クルセイド ◆RyUgaUMsiI ：04/01/08 00:29

>>115
　相当に広い空間を持つらしい区間を、彼は柱に手を当てたり、調度品を手にしたりと調べて
いく。警戒がないわけはないが、以前と比べ、その姿はむしろ自然体といった雰囲気を有して
いた。
　気配を消していようがいまいが、この広さで、今の彼が敵の存在を見過ごすとは思えない。
彼の五感が無人と告げるなら、ここは無人であるはずだった。
「魔力の反応はない」
　呟く。
　人に作られたものには、すべからく作られた目的があるはずだ。何の意味もなく、こんな
広い空間を建造するはずがないだろう。
「まあいい」
　敵がいないなら、と腰を下ろし、柱の一本に背を預けた。そのまま、彼は静かに瞳を閉じる。
　堕天使の見る夢など、悪夢以外あり得ない・・・。

（現在地：上層　中央省庁区・深部）
（業務：休ませてもらう）

118 名前：フェイスレス司令 ◆9XwAuFLess ：04/01/08 00:33

　暫く通路を歩いていたが探しているものが見つからず立ち止まる。
「ふむ……上に行く階段か何かが、どこかにあると思ったのだが……」
　だが悩んでもどうなるという話しではない。
　考えこみながらも、周囲の気配を探る。
「他に誰も居ない様だしなー。しっかたないか、今日は休んでおこうかねｪ」
　また明日ゆっくり探せばいいさ、と誰にとも無く言い訳しながら顔無しは床の隅に座り込んだ。

（最終現在位置：上層・中央省庁区　通路）

119 名前：◆9XwAuFLess ：04/01/08 02:48

―――クレスの道具袋の中にある紙に文字が新たに浮き出…或いは消える…

持ち物（重要物のみ）
クレス・カードキー 契約の指輪「琥珀」 銅鏡 無銘、正宗
グラシア・Kの鍵 ちびっこハンマー 勾玉
リューガ・カードキー Dの鍵 魔術兵器“我、埋葬にあたわず”
瀬戸口・Jの鍵 Mの鍵
ウル・カードキー『転送装置管理用』
メイ・管理チップ（レベル1までの施設の使用認証用）

状況
・3ndレンジャー、ウルの説得？により行動を共に。
・下層、居住区リフト…タントラの仕掛けた爆発物？をジェズイットが作動させ使用不能。
・瀬戸口。ニーナと言う少女が人間空気浄化装置である事を反政府組織「トリニティー」リーダー・メベトから　聞かされる。
・外の世界の汚染は既に消えている、かも…しれない。
・外へ出るには4つの鍵が必要。内2つは瀬戸口の手に。残り2つの場所はまだ不明。
・タントラ、瀬戸口に倒された筈が復活…半幻獣化し、死者の魂と幻獣を融合させる能力を持ったが…倒された。
・冥王ジェダ、「真の救済」の為に魔界・人間界の者達の魂を1つにする事を計画…
　それをなす為の「神体」創造に「価値ある魂」を求めるが…倒された。
・中層から上に上がる手段は廃棄居住区の水道、発電施設（下水道の様なもの）から上がるか…
　居住区リフトから上がるかの二つ（カードキーが無ければリフトは利用不可）
・下層、元レンジャー基地から上層への直通エレベーターの封印が解かれた。
・工場地区の壁の一部が爆発…中には非常階段があり、通じる先は上層。
・メイ、バイソン将軍に洗脳された。
・ウルチームが発電所の屋上から、中央省庁区へ進む為の転送ゲートを開いた。
　尚、ウルの持つカードキーは発電所のセキュリティーも自由に操作可能
・ミクトラン…行方不明。諸葛孔明の身体を使っていたアンセム…正体を現し倒される。
・ロボカイ、アンセムの攻撃により胴体破損…頭部のみに…身体を造る為クレス、グラシア、ロボカイ…一度中層へ…
　身体造りは完了したが、以前使えた内蔵武器の一部は使用不能。尚、隠し武器としてドリル、仕込み刀を両手に搭載。
・オルドレイク、イスラの反乱にあう…イスラからグラシア達の殺害宣言が出されたが…
・上層、居住区の発電所…セキュリティが一部復活。
・中央省庁区通路、リューガとボッシュの決戦により崩壊。後にリューガの手によって氷漬けに。
・実はパイは、フェイスレスの変装…何故騙したかは不明。部屋へ誘い込まれローラーが迫った時…姿を明かす。
・リューガ…一人で“そら”に往く為、想いの鎖を断ち切る事を決める…
・リュウ、オールドディープ…龍による侵食により…体調が思わしくない。
・統治者の一人、クピト…グラシアに倒される。

現在状況
中層：居住区・月代
上層：居住区　宿・ ベガ ロボカイ
上層：居住区　宿屋前・アリシア&ユン+レミー
上層：居住区　表通り・ホワイト
上層：居住区　発電所前・ネフェルピトー
上層：居住区　発電所、内部（詳しい場所までは不明）・イフ
上層：居住区　発電所4F・ソル（背徳の炎）
上層：中央省庁区　ターミナル？医療カプセル内・メイ
上層：中央省庁区　通路・ クレス フェイスレス
上層：中央省庁区　調整室の一室・ 瀬戸口&ブータ
上層：中央省庁区　大広間・ウルチーム（構成：ウル、3rdRアルフ）　グラシア
上層：中央省庁区　深部・リューガ
上層：中央省庁区　統治者会議室・猫ワルク？


不明：アンバー&メカヒスイ オルドレイク+無色の派閥幹部 ケン ヒカリ　イスラ


行方不明・死亡、消滅など
アンセム（世界を闇に還す、闇の探求者…マサカドゥスによって滅ぼされた魔王が新たな肉体を求め…
　　　　　 闇の扉を開いたアンセムと一つになった存在。そして…諸葛孔明の身体を借りミクトラン以下数名を利用。
　　　　　 他の世界などの優れた魂を集めていた…グラシア、シャドウナイト、ロボカイに倒されかけ…
　　　　　 闇に飲まれWofcに変化したが…ミクトランの手助けによって何とか助けに駆けつけた…
　　　　　 クレスと正宗の力も合わさり…全員の猛攻後最後は光に飲まれ…消滅）
クピト（グラシアと二度対峙し、二度目の対峙の際放った炎に呑まれ…消滅。
　　　　 …統治者は歯車に過ぎないらしいが…）
ジェズイット（統治者「メンバー」の一人…リフト前にて瀬戸口、イフと激戦を繰り広げた果て…
　　　　　　　瀬戸口の急所への斬撃、イフの回し蹴りを喰らい死亡）
シャドウナイト（ジュリアスの魂を取り戻すという目的を果たし、ガルーダに乗り帰還…だが、無事に帰れたかは不明）
ゼノ（体内に爆弾を仕込まれ爆死）
タントラ（半幻獣化&ダオスの魂を取り込んでおり、脅威の再生力を有したが…
　　　　　氷漬けにされ、最後にクレス、グラシア、シャドウナイト、リューガの猛攻を受け次元の狭間へ送られる）
ダオス（傷付いていた所を、仮面の男によって刺され死亡…魂はタントラに吸収される）
デモネド（リューガと闘い、魔力による加速での流星の様な飛び蹴りに…身体が裂かれ倒された）
ボッシュ（上層、中央省庁区通路にてリューガと決戦。神罰剣・堕天によって切り裂かれた後、
　　　　　 ヴェクサシオンの手によって首をはねられる…その亡骸は氷の中へ）
ミクトラン（KHの扉から溢れる闇を扉を閉じて止めようとし…扉諸共行方不明に…生死は不明）
冥王ジェダ（魔次元空間内でウル、ソル、月代、メイ、ロボカイに倒される…復活出来る様で、100年程かかるらしいが…）
ライル（発電所、変電室でグラシア、パイと対峙…最終的に連撃をグラシアに見舞われ…倒れた）

（？は、ハッキリしない事項、及び居場所が正しいか確定しない人物）
（問題の指摘・訂正などがありましたなら連絡所までお願いします）

120 名前：◆9XwAuFLess ：04/01/08 02:51

訂正：ウルチームの居場所は　上層・中央省庁区　宮殿　です。

121 名前：ウルチーム＆犬神 ◆v8HYUGAZaA ：04/01/08 22:40

>>98
（もし金剛石の腕輪を装備せず犬神のマリスも憑依させてなかったら
今頃は火傷が酷くて体を動かす事が出来なかったな。）
（火傷の痛みを感じつつそう考える。)
(体当たりを回避。
その後密着して離れ炎を消そうとする。）
上層・中央省庁区・宮殿

122 名前：ファイアバグ ◆cMasterAQo ：04/01/08 22:44

>>121
＜炎そのもの、炎という概念そのものとも言える
　この玉の炎は消えない。元を断たねば…
　密着されたが好都合、再び膨張しウルを呑み込もうとする＞

123 名前：瀬戸口隆之＆ブータニアス ◆o2ONiKid.s ：04/01/08 22:47

（目を覚ます）
・・・・・・・・・・・
（無言でリュウの方へと視線を送る。どうやらまだ寝ているようだ）

ブータ「（…やることはわかっておるな？）」
ああ、わかってるよ、大丈夫だ。
それじゃ、取り掛かるとするか。

上層：中央省庁区　調整室の一室

124 名前：ウルチーム＆犬神 ◆v8HYUGAZaA ：04/01/08 22:51

>>122
ウ:甘い！
（先程の行動中に見つけた透明な部分を殴る。）
上層・中央省庁区・宮殿

125 名前：リュウ ◆cMasterAQo ：04/01/08 22:52

>>123
＜すやすやと寝息を立てているが…
　症状は一向に改善していない。
　当然だ。侵食は進む一方なのだから＞


（現在地：上層・中央省庁区　調整室の一室　０８６．６％）

126 名前：ファイアバグ ◆cMasterAQo ：04/01/08 22:54

>>124
＜手応えあり。
　炎が歪み、一瞬切れ切れになる。
　地面に落下したが、すぐにふわふわ浮いてくる＞

127 名前：ウルチーム＆犬神 ◆v8HYUGAZaA ：04/01/08 23:00

>>126
（手応えを感じ）
ウ:（よし、一気にいくか！）
（連続で同じ部分を殴る）
上層・中央省庁区・宮殿

128 名前：ファイアバグ ◆cMasterAQo ：04/01/08 23:01

>>127
＜何かが砕けるような手応え。
　それと同時に、炎も雲散霧消していった＞

129 名前：瀬戸口隆之＆ブータニアス ◆o2ONiKid.s ：04/01/08 23:02

>>125
状態は変わらず……か。
早いところ済ませよう、あれの完成には時間が掛かる。
（ゆっくりとリュウに近付き、指で何かの模様を描いてゆく）
最初に模様ありき……

上層：中央省庁区　調整室の一室

130 名前：ニーナ ◆cMasterAQo ：04/01/08 23:05

>>129
「ん…………」
＜…起きた、と同時に瀬戸口の方を見る＞

「…あうー？」
＜何をやっているのか？
　…顔に、そう書いてあった＞


（現在地：上層・中央省庁区　調整室の一室　０８６．７％）

131 名前：瀬戸口隆之＆ブータニアス ◆o2ONiKid.s ：04/01/08 23:13

>>130
ああ、起きたのかい、お嬢さん？
（振り向いてニーナに笑顔を向ける瀬戸口。
　振り向いた先にあったのは、何をやっているのか？とでも書いていそうな顔）
ははは、「何をやっているんだろう？」って顔だな。
これはおまじないさ。これ以上こいつが悪くならないようにな。
早く治りますように、ってさ。
（大猫が「その通り」とでも言うかのように、鳴いた）
お嬢さんも祈ってくれたら更に確率が増すかもよ？
（そう言いながらも指ではリュウの身体に模様を描いていく）

上層：中央省庁区　調整室の一室

132 名前：ウルチーム＆犬神 ◆v8HYUGAZaA ：04/01/08 23:13

>>128
ウ:やっと火が消えたな。
（体についていた火が消えたのを見て呟いた後
周囲の様子を窺いながら火傷を癒やす為その場に座る）
上層・中央省庁区・宮殿

133 名前：ニーナ ◆cMasterAQo ：04/01/08 23:16

>>130
「うん」
＜ひとつ頷いて…杖を掲げる＞

「………うぅーん！！」
＜タクレマ。己の活力を相手に分け与える術だ。
　白い光がニーナの持つ杖の先から発生し、リュウの中に流れ込んでいく＞


（現在地：上層・中央省庁区　調整室の一室　０８６．７％）

134 名前：◆cMasterAQo ：04/01/08 23:17

>>132
＜他の気配は、一切、無い。
　傷の手当てなどをするなら今のうちだろう＞

135 名前：瀬戸口隆之＆ブータニアス ◆o2ONiKid.s ：04/01/08 23:25

>>133
驚いたな…おまじないどころか本物の魔法が使えるとは…
ブータ「（癒しの術は神々でも使える者が限られるというのに…
　　　　　巫女の血筋であろうか…）」
よし、お嬢さん、もういいよ。
あとは俺達の仕事だ。それに、お嬢さんもそれやるのは疲れるだろう？

上層：中央省庁区　調整室の一室

136 名前：ニーナ ◆cMasterAQo ：04/01/08 23:29

>>135
「……………うん」
＜杖を収めた＞

「………」
＜座り込み、リュウを見ていることにしたらしい。
　やはり、落ち着かない、気が気でない表情だ…＞


（現在地：上層・中央省庁区　調整室の一室　０８６．７％）

137 名前：アルギオペ：04/01/08 23:32

>>135-136
突然、開きっ放しになっていた扉から、
巨大な甲殻を持った芋虫のような生き物が現れた。数は…３。
その場に居る三人に狙いを定め、襲いかかる！

138 名前：ニーナ ◆cMasterAQo ：04/01/08 23:37

>>137
「！？」
＜その場から飛び退き、向き直る＞

「む、うぅーん！！」
＜有無を言わさず、杖から火炎を発射する。
　パダーマと名づけられた中級火炎術が、
　アルギオベを丸焼きにしようと襲い掛かっていく＞


（現在地：上層・中央省庁区　調整室の一室　０８６．８％）

139 名前：瀬戸口隆之＆ブータニアス ◆o2ONiKid.s ：04/01/08 23:47

>>137
くっ、こんな時に……！
（模様を描く手を一旦止め、剣鈴を手にする。初撃は切り払い、よけた）
おっさんはもう一体を頼む！！
ブータ「（承知！！）」
（一人と一匹が眼前の敵を打ち砕かんとその剣を、牙を、アルギオペへと突き立てる）

>>138
大丈夫か、お嬢さん！？


上層・中央省庁区 調整室の一室

140 名前：アルギオペ：04/01/09 00:00

>>138
豪火に焼かれ、悲鳴のような声をあげる芋虫の化け物。
しかし猛然とニーナに向かって突撃する！

>>139
剣鈴と牙の一撃はアルギオペの甲殻を突き破り、甲殻の内に隠された肉に達した。
「ギャァァァァァァァァ！！」
一匹は剣鈴をつけたまま、一匹は猫をその身にぶら下げたままのたうち回る

141 名前：ニーナ ◆cMasterAQo ：04/01/09 00:05

>>140
「！！」
＜杖を振り上げ、慌てて次の術を発動しようとするが…間に合わない＞

「きゃうっ！！」
＜炎の熱を纏った体当たりを受け、吹き飛ばされて周囲の機器に激突＞

「きゅん………」
＜防具らしい防具も無ければ、受身の類を習熟しているわけでもない。
　あっさりと気絶してしまった＞


（現在地：上層・中央省庁区　調整室の一室　０８６．８％）

142 名前：瀬戸口隆之＆ブータニアス ◆o2ONiKid.s ：04/01/09 00:14

>>140
くっ……こいつめ！！
（剣鈴を力任せに引き抜いて一撃。そして遠心力を利用した二撃目を放つ）

ブータ「にゃぁぁぁぁ！」
（ブータニアスも猫特有の反射神経で離れる）

>>141
お嬢さん！！
（瀬戸口の瞳が紫色から血のような真紅に染まり、肉体が異形の者に変化する。
長く伸びた爪がアルギオペを蹂躙する！）

143 名前：アルギオペ：04/01/09 00:20

>>141 倒れているニーナにとどめを刺そうとするが…

>>142
一匹は剣鈴により三枚に下ろされ、残る二匹もばらばらに、完全に打ち倒された。
残ったのはばらばらになった肉片だけだ。

144 名前：瀬戸口隆之＆ブータニアス ◆o2ONiKid.s ：04/01/09 00:30

>>144
（絶命したのを確認して、もとの姿に戻る）
絶対にこいつらは殺させない…誰にもな。

お嬢さん…お嬢さん…。
駄目だ、意識が無い。あれだけの衝撃を喰らって、受け身も取れてなかったし、当たり前か。
仕方が無い、寝かせておこう……
ブータ「（それがいいだろう。して、あれはどうする？）」
仕上げるさ。こいつには時間が無いからな。
（それだけ言うと瀬戸口はまた模様を描き始める）

145 名前：瀬戸口隆之＆ブータニアス ◆o2ONiKid.s ：04/01/09 00:40

(続き)
（線の一本一本が輝き始め、リューンが、世界の力が集まってくる。
リュウのその体に刻まれしものは『回路』。
それは魔法であり、奇跡。有り得ない事を存在させる方法。
力の浸蝕を止める為、『精霊回路』がここに完成した）
完成だ…これでもう大丈夫な筈だ。
これでこいつは死ななくて済む。
ブータ「（よくやった、キッド）」
よせやい、俺はこいつらが気に入ってるからやっただけさ。
さぁて、俺も寝るかな。
ブータ「（まぁ、そういうことにしといてやろう）」

(就寝)


上層・中央省庁区 調整室の一室

146 名前：◆9XwAuFLess ：04/01/09 01:15

―――クレスの道具袋の中にある紙に文字が新たに浮き出…或いは消える…

持ち物（重要物のみ）
クレス・カードキー 契約の指輪「琥珀」 銅鏡 無銘、正宗
グラシア・Kの鍵 ちびっこハンマー 勾玉
リューガ・カードキー Dの鍵 魔術兵器“我、埋葬にあたわず”
瀬戸口・Jの鍵 Mの鍵
ウル・カードキー『転送装置管理用』
メイ・管理チップ（レベル1までの施設の使用認証用）

状況
・3ndレンジャー、ウルの説得？により行動を共に。
・下層、居住区リフト…タントラの仕掛けた爆発物？をジェズイットが作動させ使用不能。
・瀬戸口。ニーナと言う少女が人間空気浄化装置である事を反政府組織「トリニティー」リーダー・メベトから　聞かされる。
・外の世界の汚染は既に消えている、かも…しれない。
・外へ出るには4つの鍵が必要。内2つは瀬戸口の手に。残り2つの場所はまだ不明。
・タントラ、瀬戸口に倒された筈が復活…半幻獣化し、死者の魂と幻獣を融合させる能力を持ったが…倒された。
・冥王ジェダ、「真の救済」の為に魔界・人間界の者達の魂を1つにする事を計画…
　それをなす為の「神体」創造に「価値ある魂」を求めるが…倒された。
・中層から上に上がる手段は廃棄居住区の水道、発電施設（下水道の様なもの）から上がるか…
　居住区リフトから上がるかの二つ（カードキーが無ければリフトは利用不可）
・下層、元レンジャー基地から上層への直通エレベーターの封印が解かれた。
・工場地区の壁の一部が爆発…中には非常階段があり、通じる先は上層。
・メイ、バイソン将軍に洗脳された。
・ウルチームが発電所の屋上から、中央省庁区へ進む為の転送ゲートを開いた。
　尚、ウルの持つカードキーは発電所のセキュリティーも自由に操作可能
・ミクトラン…行方不明。諸葛孔明の身体を使っていたアンセム…正体を現し倒される。
・ロボカイ、アンセムの攻撃により胴体破損…頭部のみに…身体を造る為クレス、グラシア、ロボカイ…一度中層へ…
　身体造りは完了したが、以前使えた内蔵武器の一部は使用不能。尚、隠し武器としてドリル、仕込み刀を両手に搭載。
・オルドレイク、イスラの反乱にあう…イスラからグラシア達の殺害宣言が出されたが…
・上層、居住区の発電所…セキュリティが一部復活。
・中央省庁区通路、リューガとボッシュの決戦により崩壊。後にリューガの手によって氷漬けに。
・実はパイは、フェイスレスの変装…何故騙したかは不明。部屋へ誘い込まれローラーが迫った時…姿を明かす。
・リューガ…一人で“そら”に往く為、想いの鎖を断ち切る事を決める…
・リュウ、オールドディープ…龍による侵食により…体調が思わしくない。
・統治者の一人、クピト…グラシアに倒される。
・リュウの侵食、瀬戸口の施した精霊回路により一時的に止まる。

現在状況
中層：居住区・月代
上層：居住区　宿・ ベガ ロボカイ
上層：居住区　宿屋前・アリシア&ユン+レミー
上層：居住区　表通り・ホワイト
上層：居住区　発電所前・ネフェルピトー
上層：居住区　発電所、内部（詳しい場所までは不明）・イフ
上層：居住区　発電所4F・ソル（背徳の炎）
上層：中央省庁区　ターミナル？医療カプセル内・メイ
上層：中央省庁区　通路・ クレス フェイスレス
上層：中央省庁区　調整室の一室・ 瀬戸口&ブータ
上層：中央省庁区　大広間・グラシア
上層：中央省庁区　宮殿・ウルチム（構成：ウル、3rdRアルフ）
上層：中央省庁区　深部・リューガ
上層：中央省庁区　統治者会議室・猫ワルク？


不明：アンバー&メカヒスイ オルドレイク+無色の派閥幹部 ケン ヒカリ　イスラ


行方不明・死亡、消滅など
アンセム（世界を闇に還す、闇の探求者…マサカドゥスによって滅ぼされた魔王が新たな肉体を求め…
　　　　　 闇の扉を開いたアンセムと一つになった存在。そして…諸葛孔明の身体を借りミクトラン以下数名を利用。
　　　　　 他の世界などの優れた魂を集めていた…グラシア、シャドウナイト、ロボカイに倒されかけ…
　　　　　 闇に飲まれWofcに変化したが…ミクトランの手助けによって何とか助けに駆けつけた…
　　　　　 クレスと正宗の力も合わさり…全員の猛攻後最後は光に飲まれ…消滅）
クピト（グラシアと二度対峙し、二度目の対峙の際放った炎に呑まれ…消滅。
　　　　 …統治者は歯車に過ぎないらしいが…）
ジェズイット（統治者「メンバー」の一人…リフト前にて瀬戸口、イフと激戦を繰り広げた果て…
　　　　　　　瀬戸口の急所への斬撃、イフの回し蹴りを喰らい死亡）
シャドウナイト（ジュリアスの魂を取り戻すという目的を果たし、ガルーダに乗り帰還…だが、無事に帰れたかは不明）
ゼノ（体内に爆弾を仕込まれ爆死）
タントラ（半幻獣化&ダオスの魂を取り込んでおり、脅威の再生力を有したが…
　　　　　氷漬けにされ、最後にクレス、グラシア、シャドウナイト、リューガの猛攻を受け次元の狭間へ送られる）
ダオス（傷付いていた所を、仮面の男によって刺され死亡…魂はタントラに吸収される）
デモネド（リューガと闘い、魔力による加速での流星の様な飛び蹴りに…身体が裂かれ倒された）
ボッシュ（上層、中央省庁区通路にてリューガと決戦。神罰剣・堕天によって切り裂かれた後、
　　　　　 ヴェクサシオンの手によって首をはねられる…その亡骸は氷の中へ）
ミクトラン（KHの扉から溢れる闇を扉を閉じて止めようとし…扉諸共行方不明に…生死は不明）
冥王ジェダ（魔次元空間内でウル、ソル、月代、メイ、ロボカイに倒される…復活出来る様で、100年程かかるらしいが…）
ライル（発電所、変電室でグラシア、パイと対峙…最終的に連撃をグラシアに見舞われ…倒れた）

（？は、ハッキリしない事項、及び居場所が正しいか確定しない人物）
（問題の指摘・訂正などがありましたなら連絡所までお願いします）

147 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/01/11 21:59

（剣では金網が破れそうにないと見て、少し離れる）
これだけ離れていれば、感電しませんよね…？
…雷よ、来たれ！
（普段より集中して術を放つ。
金網の表面に小さな青い火花が飛んだ）

（現在位置：上層・中央省庁区　通風孔　金網前）

148 名前：◆cMasterAQo ：04/01/11 22:03

>>147
＜金網に火がついた。
　パチパチと火花を散らしながら燃えている。
　…もう少し離れないと危なそうだ＞

149 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/01/11 22:08

>>148
熱い…
（『馬鹿、ばてるな！
火花で焼死体になったなんて、情けない最期迎えるつもり？！』）
（金網が燃える事で、通風孔内に熱気が漂い始めた。
少しぐったりとしながら、金網から離れた場所の壁にもたれかかる）
…冷たくて気持ちいい…

（現在位置：上層・中央省庁区　通風孔　金網前）

150 名前：◆cMasterAQo ：04/01/11 22:09

>>149
＜その近くに、小さな穴。
　グラシアがくぐれるくらいの穴がある。
　熱をしのぐには最適だろうが…＞

151 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/01/11 22:15

>>150
あ…穴…涼しそうです…
（穴に入り込むと、ぐったり倒れこむ）
炎の熱気は…辛いです…
（『自分だって高熱の炎を操るくせに、なに言ってるんだか』）

（現在位置：上層・中央省庁区　通風孔　金網前）

152 名前：◆cMasterAQo ：04/01/11 22:16

>>151
＜グラシアが中に入った直後、
　数匹のネズミが穴の中に駆け込んできた。
　熱に追われてきたのだろう。
　興奮して殺気立っている…襲ってくる！！＞

153 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/01/11 22:19

…ん…ふあ…
（目を覚ますと、立ち上がり拳を何度か握り込む）
随分寝てた気がするけど…うん、問題は無いな。
さて…と…進める道は三つか…
（呟くと、左右への道と転送装置らしき魔方陣を見た）

（現在地：上層・中央省庁区　通路、魔方陣前）

154 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/01/11 22:24

>>152
…お願いですから、静かにしてくださいよ…
（雷を自分の周りに停滞させてネズミが寄ってこれないようにした。
荷物袋からフリーズボールを出して頬に当てる）
最初からこうしておけば冷たくて気持ちよかったですね…

（現在位置：上層・中央省庁区　通風孔）

155 名前：◆cMasterAQo ：04/01/11 22:28

>>153
＜気配の類は全く無い…
　周囲では、セキュリティーすら稼動していないようだ＞

>>154
＜突然、奥の壁が動き出す…
　否。壁ではない。ネズミがびっしり詰まっていたのだ。
　突然、雷によって強い光に晒されたネズミ達は大混乱に陥り、
　狭い空間の中を駆けずり回る…引き倒され集団に踏みつけられでもしたら
　ひとたまりもないだろう＞

156 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/01/11 22:34

>>155
え…？
（『ネズミの集団ー？！　こいつら苦しくなかったのかな？』）
…マサカドゥス、代わってください。
（『りょーかーい』）
（気のなさそうな返事と共に、勾玉が身体を動かす主導権を取る）

さてと…眠りの雲！
（そこらじゅうを駆け回るネズミたちを眠らせて大人しくなってもらおうとする）

（現在位置：上層・中央省庁区　通風孔）

157 名前：ウルチーム＆犬神 ◆v8HYUGAZaA ：04/01/11 22:35

（傷を癒やす前に眠ってしまったせいか痛みと共に目を覚ます。）
ウ:早く傷を治さないとまずいな。
（メディリゾームを3つ使用し傷を癒やす。）
上層・中央省庁区・宮殿

158 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/01/11 22:37

>>155
これだけ静かだと、かえって不気味なくらいだな…
（「ム…先に起きテいたカ…」）
あ、ええ…で、どうしましょう…？
（「ふゥム…取り敢えズ、転送装置かラ行くか？
　左右どちラに行っても、変ワり映えセんだロうし…」）
…それじゃあ、上に乗ってみますか。
（道具袋を拾い上げ、肩にかけると転送装置の上へ乗ろうと歩き出した）

（現在地：上層・中央省庁区　通路、魔方陣前）

159 名前：◆cMasterAQo ：04/01/11 22:42

>>156
＜ネズミは全て眠った……
　だが、出口が塞がってしまった。
　入り口付近で多数のネズミが眠りこけてしまったのだ。
　さらに小さくなるようなことができれば、そう苦労せず
　抜け出すこともできるのだろうが…＞

>>157
＜宝箱がひとつ、鎮座している…＞

>>158
＜転送装置の上に乗ると、大広間に転送される…
　魔法が飛び交った、戦闘の傷跡が残されている。
　特に、炎系の魔法のそれは、柱のひとつを完全に消し炭としている＞

160 名前：グラシア＠勾玉憑依（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/01/11 22:50

>>159
…毛玉団子…どうやってここから出るのさ…
（『あのハンマーでもう一回叩いたら小さくなって通り抜け出来ますかね？』）
無理だと思うけど。
試してみて、元のサイズに戻って動けません、なんて事になるのはごめんだね。
（入口付近のネズミによじ登り、抜け出そうと試してみる）
うー…何でこの僕がこんな事…

（現在位置：上層・中央省庁区　通風孔）

161 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/01/11 22:51

>>159
んー…ワープ装置って、やっぱり慣れないな。
モーリア坑道なんかで使った経験はある…
（と、大広間の消し炭状態の柱、一部が砕けた壁などの様を見て言葉を止めた…）
炎…か…もしかして、グラシア君と誰かが…
（「フむ…魔力ノ残滓がまだあルな…」）
…先を、急ぎましょうか…何処かに扉は…
（そのまま扉や、転送装置はないかと辺りを見回し始めた）

（現在地：上層・中央省庁区　大広間）

162 名前：◆cMasterAQo ：04/01/11 22:55

>>160
＜通り抜けるのは、このままではどうやっても無理。
　だが、何か方法はあるはずだ。
　グラシア自身が、これ以上小さくなれないのなら…？＞

>>161
＜探していた転送装置は程なく見つかる。
　もうひとつ、大きな扉もあるにはあったが＞

163 名前：ウルチーム＆犬神 ◆v8HYUGAZaA ：04/01/11 22:56

>>159
ア:宝箱ですね。
（近づき開ける）
上層・中央省庁区・宮殿

164 名前：グラシア＠勾玉憑依（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/01/11 22:59

>>162
あーもういらつくなぁっ！
何で普通のネズミごときに僕がてこずるのさ！
（やけくそで近くのネズミをちびっこハンマーで殴ってみる）
（『小さくなったネズミさんは後でどうするんです？』）
知らないよそんな事！　こんなにいるんだ、多少減っても問題なし！

（現在位置：上層・中央省庁区　通風孔）

165 名前：ワンダーＢＯＸ ◆cMasterAQo ：04/01/11 23:00

>>163
＜宝箱の下から突然、軟体生物が現れた。
　宝箱を殻とした貝のような生物らしい＞

166 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/01/11 23:05

>>162
はぁ……また分かれ道か…
（大扉と転送装置を見つけると溜息…とは言え、迷う暇も無い）
扉の方に行ってみるか…その前に、開くのかどうかわからないけど。
（「ま、好きな様ニしロ…」）
（そのまま大扉の方へと歩を進める）

（現在地：上層・中央省庁区　大広間）

167 名前：◆cMasterAQo ：04/01/11 23:06

>>164
＜ネズミが程よく縮んだところで、
　楽々通れるようになった。
　…外の熱も、引いてきているようだった＞

>>166
＜扉には、例のごとくロシア語で
　「この先　食用ディク養殖区画」と書いてある。
　…どうやら開いているようだ＞

168 名前：グラシア＠勾玉憑依（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/01/11 23:10

>>167
ほーら、これで出れるでしょう？！
（『威張らないでくださいよ…』）
炎は消えたのかな？　網に穴が開いてるといいけど。
（穴から出ると、金網の方に向かって飛ぶ）

（現在位置：上層・中央省庁区　通風孔）

169 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/01/11 23:14

>>167
…開いてるみたいだけど…
なんだろう…この文字…古代エルフ語じゃなさそうだな。
（「ちょっト、目を借りタが…英文デもなさそウだな…」）
エイブン…って…まあ、いいか…先に行ってみましょう。
（扉を開け、先へと進む）

（上層・中央省庁区　大広間→上層・中央省庁区　ディク養殖場）

170 名前：◆cMasterAQo ：04/01/11 23:18

>>168
＜金網の周囲は、まださすがに熱気が強い。
　…とはいえ、通れないほどでもない。
　金網は所々崩れ落ち、衝撃を与えれば簡単に砕け散りそうだ＞

>>169
＜やや長い廊下の先、
　ガラスで仕切られた多数の部屋を左右に臨む通路に出る。
　その部屋の中で、何か芋虫状の巨大な生物がころころと転がっている。
　部屋の区切り毎に扉も存在し、簡単に中へ入れそうだ＞

171 名前：グラシア＠勾玉憑依（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/01/11 23:22

>>170
うーん、まだ熱いかな…
金網を壊すのにも役立つし、やっぱりこれだね。
氷柱の槍よ、凍りつかせろ！
（鋭い氷柱──といっても、大人の指ほどだが──が、金網に当たる）

（現在位置：上層・中央省庁区　通風孔）

172 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/01/11 23:28

>>170
結構長い廊下だな…
（歩いている内に、ガラスで仕切られた部屋がある通路へと出た…
　そして、その部屋の中の生物が目に入る）
…なんだろう…大きい…
（「何デもいイだろう…先ヲ急ぐぞ」）
（部屋の扉には目もくれず、そのまま直進を続ける）

（現在地：上層・中央省庁区　ディク養殖場移動中）

173 名前：◆cMasterAQo ：04/01/11 23:31

>>171
＜金網は、あっけなく砕けた。
　カラカラと焼けたての破片が落ちてくる。
　外枠ごと壊れたらしく、
　金網のあった場所は、最初から何も無かったかのようだ＞

>>172
＜行き着いた先は、倉庫。
　どうも、部屋の中にいる生物への飼料が積んであるらしい。
　…ここからどこかに繋がっている、ということは無さそうだ。
　ダストシュートと思しき場所がひとつと、
　人が通れそうな換気口がひとつ、目に付く＞

174 名前：グラシア＠勾玉憑依（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/01/11 23:36

>>173
おっと…
（自分めがけて落ちてくる破片には先ほどと同じ氷柱を当てて冷やした）
さて、これで進めるだろ？
というわけで、チビ。頑張って進んで。
（破片の雨が止んだのを見計らって身体を返した）

さて、進みますか…
（金網のあった場所を通り越し、さらに上へと飛んで行く）

（上層・中央省庁区　通風孔移動中）

175 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/01/11 23:39

>>173
うーん…倉庫…か…
（「倉庫トいう事は、先へノ道は無さソうだな…」）
ですね…あ、ちょっと待って下さい。
通気口というか…換気口というか…通れそうな場所が…
（「…わざわザ狭い所ヲ通りたイというなラ、通れば良いダロう」）
ええ、そうしますよ。
（そう言って、換気口の網を外し、淵に手を掛けると中へ入っていった）

（上層・中央省庁区　ディク養殖場倉庫→上層・中央省庁区　換気口）

176 名前：◆cMasterAQo ：04/01/11 23:43

>>174
＜金網のような障害物も特に無く、
　天井に突き当たったところで、左右、二つの道に分かれる。
　左側からは、なにやら物音がするようだが…＞

>>175
＜換気口の内部は、人一人通るのがやっと。
　その分、魔物の類との遭遇の危険は少ないと言えるだろう。
　少し進んだ所で、上から下まで縦一直線に続く穴に出る。
　両手両足で踏ん張れば、昇れないこともないだろうが…
　下からは、なにやらゴウン、ゴウン、と何かが回っている音が聞こえる＞

177 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/01/11 23:49

>>176
（天井に頭をぶつける手前で止まると、左右の道を交互に見た）
何の音でしょうか？
（物音に興味を持ち、左側に向かって進む）

（上層・中央省庁区　通風孔移動中）

178 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/01/11 23:57

>>176
…やっぱり、狭い…盾だけでも外せばよかったかな…
（片方の手で道具袋を持ち、もう片方の手で匍匐全身のように進んでいる。
　…鎧や篭手が壁などに擦れ、結構喧しいが、なんだかんだで縦一直線の穴の前に到着）
…あー…昇らなきゃ駄目か…なんだか五月蝿いけど、下は…
（「大方、空気循環ノ為のふぁんだロう…落ちン様に気をつけロ」）
もし下がそれで、落ちたらどうなります？
（「ばらばらダな」）
………気をつけなきゃ（汗）
（そう言うと、盾を外して道具袋に入れ…道具袋を腕に通すと、壁に手と足を着け昇り始めた）

（現在地：上層・中央省庁区　換気口移動中）

179 名前：◆cMasterAQo ：04/01/12 00:03

>>177
＜広い換気口に出る。
　元の大きさでも、匍匐前進で通れるような広さだ。
　…水が流れる音が聞こえた。
　少し先に、金網がある。
　その下に、何か部屋があるようだった。
　無論、普通のサイズの人間が入れるスペースの、だ＞

>>178
＜上までは、かなりの距離がある。
　途中にひとつ、通路…というより、
　現在の状況では休憩所、と言えそうな、
　わずかな空間があった。
　何かの機械、スイッチも多数存在している＞

180 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/01/12 00:07

>>179
あ、これなら戻っても動けそうですね…
（金網の元まで行ってからちびっこハンマーで自分を叩き、元に戻る）
さて、この金網は簡単に外す事が出来るでしょうか？
（金網に手をかけ、力任せに押したり引いたりしてみる）

（現在位置：上層・中央省庁区　通風孔）

181 名前：ヴェクサシオン ◆cMasterAQo ：04/01/12 00:10

>>180
何奴！！

＜丁度、洋式便所から立ち上がった剣士風のいでたちの
　壮年期の男は、上からのガタガタ、という音に
　すぐさま気付き抜刀し、金網を剣で貫く＞

182 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/01/12 00:13

>>179
…まだ…結構…距離が…ある…なぁ…
（全力で踏ん張り、昇っていると横穴の様な空間が目に入る）
入…って…みるか。
（「一気ニは昇リ切れんだろうしナ…賢明な判断だ」）
ですよね…っと…はぁ…
鎧を着て昇るものじゃないな…ん？これは機械と…何かのスイッチかな…？
（横に開いた空間に入り込み、見つけたのは機械とスイッチ…）
（「ふぅム…何故こんな所ニ…」）
さぁ？

（現在地：上層・中央省庁区　換気口内）

183 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/01/12 00:15

>>181
…（わわ、人が…失礼しました…）
（慌てて後ろに下がった瞬間、鼻先に刃が出てくる）
…（後で降りましょう…）
（もう一度ちびっこハンマーを使って小さくなり、その場で息を潜める）

（現在位置：上層・中央省庁区　通風孔）

184 名前：◆cMasterAQo ：04/01/12 00:16

>>182
＜スイッチのひとつには、またロシア語で「換気扇」とある＞

185 名前：ヴェクサシオン ◆cMasterAQo ：04/01/12 00:18

>>183
こんな所にいる曲者は、奴らしかおるまい。
ナラカとリケドを置いておくとしよう…

＜手を洗って、去っていった＞

186 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/01/12 00:23

>>184
…また読めない文字…
（「…ここにあル物…良く考えれば、下のでかい換気扇ノ制御機器などか…？」）
あ…成程…でも、どうやって止めたりするんでしょうね？
（「判らん…適当に押しテみるンだな」）
…やっぱりそれしかありませんか…はぁ…取り敢えず、押してみますよ。
（ブツブツ言いながらスイッチをを一つ押す…運がいいのか、そのスイッチは…
　一番最初に押したのは換気扇と書かれているスイッチだった）

（現在地：上層・中央省庁区　換気口内）

187 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/01/12 00:24

（業務連絡　本日はここで落ちさせていただきます）

>>185
…（今すぐに降りるのは止めた方がいいですね…）
（聞き覚えのある名前を耳にして顔を上げた）
…（ナラカとリケド…発電所で戦ったお二人ですね…）
（そんな事を考えているうちに、いつの間にか眠っていた）

（現在位置：上層・中央省庁区　通風孔）

188 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/01/12 00:52

（ボタンを押すと、下から響いていた換気扇の駆動音が止まった…）
…これで落ちても大丈夫かな…落ちたら普通に痛いだろうけど…
（「…お前ハ、本当に運が良いンだか、悪いんダか判らンな…」）
運は、交互に傾いてきたりとかしててバランスが取れてるものだと思いますけど？
良いことが続けば、突然悪いことが続いたり…
（「そウかもしレんが…」）
なら、曖昧で良いじゃないですか…良いことばかりが続くのも逆に気味が悪いですし。
あー…疲れた…ちょっと、寝ますね…
（「あァ…ではナ…」）
（最後にそう言うと、クレスの意識はまどろみの中へと落ちていった）

―――クレスの道具袋の中にある紙に文字が新たに浮き出…或いは消える…

持ち物（重要物のみ）
クレス・カードキー 契約の指輪「琥珀」 銅鏡 無銘、正宗
グラシア・Kの鍵 ちびっこハンマー 勾玉
リューガ・カードキー Dの鍵 魔術兵器“我、埋葬にあたわず”
瀬戸口・Jの鍵 Mの鍵
ウル・カードキー『転送装置管理用』
メイ・管理チップ（レベル1までの施設の使用認証用）

状況
・3ndレンジャー、ウルの説得？により行動を共に。
・下層、居住区リフト…タントラの仕掛けた爆発物？をジェズイットが作動させ使用不能。
・瀬戸口。ニーナと言う少女が人間空気浄化装置である事を反政府組織「トリニティー」リーダー・メベトから　聞かされる。
・外の世界の汚染は既に消えている、かも…しれない。
・外へ出るには4つの鍵が必要。内2つは瀬戸口の手に。残り2つの場所はまだ不明。
・タントラ、瀬戸口に倒された筈が復活…半幻獣化し、死者の魂と幻獣を融合させる能力を持ったが…倒された。
・冥王ジェダ、「真の救済」の為に魔界・人間界の者達の魂を1つにする事を計画…
　それをなす為の「神体」創造に「価値ある魂」を求めるが…倒された。
・中層から上に上がる手段は廃棄居住区の水道、発電施設（下水道の様なもの）から上がるか…
　居住区リフトから上がるかの二つ（カードキーが無ければリフトは利用不可）
・下層、元レンジャー基地から上層への直通エレベーターの封印が解かれた。
・工場地区の壁の一部が爆発…中には非常階段があり、通じる先は上層。
・メイ、バイソン将軍に洗脳された。
・ウルチームが発電所の屋上から、中央省庁区へ進む為の転送ゲートを開いた。
　尚、ウルの持つカードキーは発電所のセキュリティーも自由に操作可能
・ミクトラン…行方不明。諸葛孔明の身体を使っていたアンセム…正体を現し倒される。
・ロボカイ、アンセムの攻撃により胴体破損…頭部のみに…身体を造る為クレス、グラシア、ロボカイ…一度中層へ…
　身体造りは完了したが、以前使えた内蔵武器の一部は使用不能。尚、隠し武器としてドリル、仕込み刀を両手に搭載。
・オルドレイク、イスラの反乱にあう…イスラからグラシア達の殺害宣言が出されたが…
・上層、居住区の発電所…セキュリティが一部復活。
・中央省庁区通路、リューガとボッシュの決戦により崩壊。後にリューガの手によって氷漬けに。
・実はパイは、フェイスレスの変装…何故騙したかは不明。部屋へ誘い込まれローラーが迫った時…姿を明かす。
・リューガ…一人で“そら”に往く為、想いの鎖を断ち切る事を決める…
・リュウ、オールドディープ…龍による侵食により…体調が思わしくない。
・統治者の一人、クピト…グラシアに倒される。
・リュウの侵食、瀬戸口の施した精霊回路により一時的に止まる。

現在状況
中層：居住区・月代
上層：居住区　宿・ ベガ ロボカイ
上層：居住区　宿屋前・アリシア&ユン+レミー
上層：居住区　表通り・ホワイト
上層：居住区　発電所前・ネフェルピトー
上層：居住区　発電所、内部（詳しい場所までは不明）・イフ
上層：居住区　発電所4F・ソル（背徳の炎）
上層：中央省庁区　ターミナル？医療カプセル内・メイ
上層：中央省庁区　通路・フェイスレス
上層：中央省庁区　調整室の一室・ 瀬戸口&ブータ
上層：中央省庁区　換気口内・クレス
上層：中央省庁区　通風孔・グラシア
上層：中央省庁区　宮殿・ウルチム（構成：ウル、3rdRアルフ）
上層：中央省庁区　深部・リューガ
上層：中央省庁区　統治者会議室・猫ワルク？


不明：アンバー&メカヒスイ オルドレイク+無色の派閥幹部 ケン ヒカリ　イスラ


行方不明・死亡、消滅など
アンセム（世界を闇に還す、闇の探求者…マサカドゥスによって滅ぼされた魔王が新たな肉体を求め…
　　　　　 闇の扉を開いたアンセムと一つになった存在。そして…諸葛孔明の身体を借りミクトラン以下数名を利用。
　　　　　 他の世界などの優れた魂を集めていた…グラシア、シャドウナイト、ロボカイに倒されかけ…
　　　　　 闇に飲まれWofcに変化したが…ミクトランの手助けによって何とか助けに駆けつけた…
　　　　　 クレスと正宗の力も合わさり…全員の猛攻後最後は光に飲まれ…消滅）
クピト（グラシアと二度対峙し、二度目の対峙の際放った炎に呑まれ…消滅。
　　　　 …統治者は歯車に過ぎないらしいが…）
ジェズイット（統治者「メンバー」の一人…リフト前にて瀬戸口、イフと激戦を繰り広げた果て…
　　　　　　　瀬戸口の急所への斬撃、イフの回し蹴りを喰らい死亡）
シャドウナイト（ジュリアスの魂を取り戻すという目的を果たし、ガルーダに乗り帰還…だが、無事に帰れたかは不明）
ゼノ（体内に爆弾を仕込まれ爆死）
タントラ（半幻獣化&ダオスの魂を取り込んでおり、脅威の再生力を有したが…
　　　　　氷漬けにされ、最後にクレス、グラシア、シャドウナイト、リューガの猛攻を受け次元の狭間へ送られる）
ダオス（傷付いていた所を、仮面の男によって刺され死亡…魂はタントラに吸収される）
デモネド（リューガと闘い、魔力による加速での流星の様な飛び蹴りに…身体が裂かれ倒された）
ボッシュ（上層、中央省庁区通路にてリューガと決戦。神罰剣・堕天によって切り裂かれた後、
　　　　　 ヴェクサシオンの手によって首をはねられる…その亡骸は氷の中へ）
ミクトラン（KHの扉から溢れる闇を扉を閉じて止めようとし…扉諸共行方不明に…生死は不明）
冥王ジェダ（魔次元空間内でウル、ソル、月代、メイ、ロボカイに倒される…復活出来る様で、100年程かかるらしいが…）
ライル（発電所、変電室でグラシア、パイと対峙…最終的に連撃をグラシアに見舞われ…倒れた）

（？は、ハッキリしない事項、及び居場所が正しいか確定しない人物）
（問題の指摘・訂正などがありましたなら連絡所までお願いします）

189 名前：全米格闘王 ◆8Tt8/w5nFo ：04/01/24 21:18

（ﾟДﾟ；）（久しく来たが、すんげえ停滞してるＹＯ！）
…ふん、まあいい。時は俺に流れ始めた…

（そう言い残し上層の宿へ去るあふぉ）

190 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/01/27 21:47

んー…
（目を覚ますと、一度身体を元のサイズに戻してから通風孔の下をうかがう）
…下に降りる事は可能でしょうか？
…（誰も近くにいませんように…）

（現在位置：上層・中央省庁区　通風孔）

191 名前：◆cMasterAQo ：04/01/27 21:49

>>190
＜視界には誰もいないが…
　明らかに誰かが近所を歩き回っている＞

192 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/01/27 21:52

…う…ん…
（もそもそと、狭い所で寝ている人が蠢き…）
ふあ…うーん…っ！？
（上体を起こして伸びを一つ…ガン、と鈍い音が響いた）
…痛…そういえばここで寝てた事忘れてたなぁ…
（「阿呆…忘れルな」）
いや、そんな事言われても…
（取り敢えず、道具袋を引き寄せるとリンゴを齧り始めた）

（現在地：上層・中央省庁区　換気口内）

193 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/01/27 21:59

>>191
…誰か、居ますね…
（『トイレでバトル？　なんか嫌だなぁ…』）
そんな事言っても…
（出来るだけ音を立てないように金網を外すと、
翼を作ってゆっくりと舞い降りていく）

（現在位置：上層・中央省庁区　通風孔→上層・中央省庁区　男子トイレ）

194 名前：◆cMasterAQo ：04/01/27 22:03

>>192
＜機械音が止まった通風孔は無音状態。
　どこか、空気が濁ったような気もする＞

>>193
＜大便器の個室。
　扉は開いていない。
　外の様子を伺うには出るしかなさそうだが…
　心なしか、足音が近くなった＞

195 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/01/27 22:08

>>194
…ちょっと、空気が淀んでるかな…
（そう言い、リンゴを食べ終え一息…）
一応、スイッチを入れ直すか。
（「マ、その方が良イかもナ…換気ふぁんガ止まっテると、空気が汚れル可能性もアル」）
（そんなやり取りの後に、換気扇を止めた時のスイッチを押し込む）

これで良し…と。そろそろ昇ろうかな。
（そう呟くと、道具袋を肩に掛け壁に手と足を着け踏ん張りながら上へと進み始めた）

（上層・中央省庁区　換気口内　上へ移動中）

196 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/01/27 22:17

>>194
近くにいますね。
でも…ここにずっといても仕方がないですね。
（『いや…シリアスぶっても場所が場所だから』）
…いらないつっこみしないでください。
（いつでも剣を抜けるよう、柄に右手をかけて、左手で個室の扉を開けた）

（現在位置：上層・中央省庁区　男子トイレ）

197 名前：フェイスレス司令 ◆eGKaonaSII ：04/01/27 22:17

「さて･･･休息は十分かな」
　通路で休んでいた顔無しは、立ちあがると前後の通路を見回す。
　どちらも何の変哲も無い通路。所々ドアがあるが、人の気配はない。

「さてどうするかね」
　その場で考えこむ顔無しであった。

（現在位置：上層・中央省庁区　通路）

198 名前：◆cMasterAQo ：04/01/27 22:19

>>195
＜少し進むと、上からも下と似た様な音がしてきた＞

>>196
＜出るとそこには小便器が四つばかり並んでいる。
　…無駄にプラチナ性だったりするが、年季が入っているのが
　パッと見でわかる＞

199 名前：◆cMasterAQo ：04/01/27 22:26

>>197
＜付近には何の気配も無い。
　ただ、所々、隔壁が閉じているようだ＞

>>196　補足
＜足音は、さらに外でしているようだ＞

200 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/01/27 22:29

>>198
…も…しかして…
（上に行くにつれて、聞こえて来る回転音）
（「……戻っテ、止めるしカあるまイ…」）
…は…あ…
（溜息と共に、下へ戻り始めた）

（上層・中央省庁区　換気口内　下へと移動中）

201 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/01/27 22:31

>>198、>>199
何で無駄にお金をかけているんですか…
（『…統治者って…派手好き？』）
（プラチナ製の小便器を見て呆然としたがすぐに気を取り直す）
っと…外の状況を確認しないと
（翼で足を宙に浮かせたまま出入り口まで近寄る）

（現在位置：上層・中央省庁区　通風孔）

202 名前：リケド ◆cMasterAQo ：04/01/27 22:34

>>201
「誰だ！！」

＜さすがに気配に気付いたらしい。
　ドアが突然蹴り開けられ、中に抜刀した剣士…
　二人組みの片方が飛び込んでくる＞

203 名前：フェイスレス司令 ◆eGKaonaSII ：04/01/27 22:38

>>199
所々降りている隔壁が、進路を塞ぐ。
「ちぇ…ありゃ邪魔だね」

そう呟きながら隔壁へと歩み寄る。
「ま、でも僕には関係無いけどね――溶解のフェイスレス」

ﾊﾞｼｭ！
翳した右手の平から溶解液を発射し、隔壁に穴をあけようとする。
この程度の隔壁なら問題は無い――そう考えながら作業を続けた。

204 名前：◆cMasterAQo ：04/01/27 22:41

>>200
＜下に戻ると、先ほどと様子の変わらない
　部屋が見えた＞

>>203
＜隔壁の表面はどんどん溶けるが、なかなか向こう側が見えない。
　ひとつの隔壁を溶かしきるには、およそ一分は
　溶解液をかけ続け泣ければならないようだ＞

205 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/01/27 22:43

>>202
くっ…！
（後ろに下がり、水道管のすぐ側で止まる）
…お久しぶりですね…発電所以来ですか。
（じっとリケドの目を見つつ、剣を抜く）

（現在位置：上層・中央省庁区　通風孔）

206 名前：リケド ◆cMasterAQo ：04/01/27 22:45

>>205
「…………」

＜何も言わず、背を向けることもなく、
　トイレから出て行く。
　扉を閉める時、丸い鉄球のようなものを落としていった＞

207 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/01/27 22:46

>>204
よ…っと。
（狭い部屋の所へ足を引っ掛け、壁に着けている手を押し出し反動で部屋へと降り立つ）
…はあ…参ったな。
（「上ニも換気ふぁんガあるとはナ…」）
ええ…
（もう一度、換気扇のスタート、ストップスイッチを押し込み…
　回転を止めると、再び手と足を壁に着けて上へと昇り始める）

（上層・中央省庁区　換気口内　上へ移動中）

208 名前：フェイスレス司令 ◆eGKaonaSII ：04/01/27 22:47

>>204
ｼｭﾊﾞｧｧｧｯ！！
「存外に丈夫な隔壁だわな…」
（さて、このまま無事に済めば良いが）

とは言え、こうゆう時にこそ嫌な事はおこるものだと過去の経験が語る。
「ま、急ぐとしようかね」

（現在位置：上層・中央省庁区　通路）

209 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/01/27 22:53

>>206
……
（その場から身動きせず、リケドを見送る）
次は何が出てくるのでしょうか…？
（床に落ちている鉄球もどきにむけて、フリーズボールを投げつける。
あわよくば鉄球もどきの状態のままで凍らせてしまおうという魂胆だ）

（現在位置：上層・中央省庁区　男子トイレ）

210 名前：◆cMasterAQo ：04/01/27 22:53

>>207
＜ファンの回る音が止まった。
　しばらくすれば、また空気が濁ってくるだろう…＞

>>208
＜隔壁を破った向こうには、さらに隔壁。
　これを仕掛けたものの意図は、明らかに
　侵入者をどこかへ誘導することだろう。
　…以前、魍魎兵が出てきた方角の隔壁も
　閉ざされていた＞

211 名前：フェイスレス司令 ◆eGKaonaSII ：04/01/27 23:00

>>210
ｼﾞｭ……
「ふぅ〜ようやくか」

予定以上の時間をかけ隔壁を破る。
その破った隔壁の先は通路――と、再び隔壁。
「……おいおい。また破れというのか」
悪態をつきつつ、反対側の方を見る。
勿論その先も隔壁。この分ではあちらを破った所で結果は同じだろう。

「どうするかね……このまま破り続けてちゃ、溶解液が――」
どこか道は無いものかと、隔壁に空けた穴をくぐり周囲を探す。

212 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/01/27 23:01

>>210
…ふ…ん…
（また手と足を踏ん張らせて昇る…疲れているのか口数は少ない。
　そして…上で回っていた換気扇の少し前に来ると…）
この上…どう…なってるんだろう…な…
（一言呟き、換気扇の前へと進む）

（上層・中央省庁区　換気口内　上へ移動中）

213 名前：◆cMasterAQo ：04/01/27 23:05

>>209
＜凍りついた鉄球…手榴弾は、甲高い音を立てて破裂した。
　爆発力はガタ落ちだが、大量の破片が猛スピードで
　飛んでくる現状に変わりは無い。
　…本来なら、これに灼熱の突風が加わっていたのだ＞

>>211
＜通風孔が天井にひとつある…が、小さい。
　子供なら通れるかも知れないが…＞

>>212
＜金網を隔てて、広い部屋が頭上に広がる。
　通風孔の中継点のような所なのだろう＞

214 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/01/27 23:11

>>213
つっ…！
（顔を両手でかばい、その場にしゃがみこむ。
ぎりぎりの所で結界を張ってもらったので無傷ですんだ。
熱を防げたのは幸いだった）
…行きましょう。
（床に着地すると、駆け出し、トイレから出て行こうとする）

（現在位置：上層・中央省庁区　男子トイレ→上層・中央省庁区　廊下）

215 名前：フェイスレス司令 ◆eGKaonaSII ：04/01/27 23:14

>>213
左右は単なる壁。前後は隔壁。
「……」
天井を見上げると――

「通風孔か」
だがその小さな穴は、如何にも自分では大きすぎる。
「とはいえ他に道は無いし……どうするかね」

216 名前：ナラカ＆リケド ◆cMasterAQo ：04/01/27 23:16

>>214
＜トイレの外の廊下で待ち構えている二人。
　どうやら、先ほど逃げたように見えたのは、
　もう一人と合流するためだったらしい＞

リケド「やはり、あの程度ではダメか」

ナラカ「複数個投げておくべきだったやも知れんな」

リケド「今更言っても仕方が無かろう」

ナラカ「二体一」

リケド「負ける要素は見当たらんな」

＜二人同時に剣を構える＞


ナラカ＆リケド「いざ」

217 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/01/27 23:16

>>213
…金網…か…どうしようかな…
（体勢をそのままで少し考える…剣を抜いて壊すにしても、少しの時間しか持たない。
　その他…使えそうな物は道具袋の中…）
これしか手は…無いか…と、いうわけで…頼みます…
（「フん…」）
（左腰の刀の柄に一瞬手を触れ、意思交代…すぐに壁へと手を戻す）
ふむ…破壊するのは簡単だな。
（右手で金網を掴み、ぶら下がる。そして、空いている左手を翻し…
　金網へと一触れる…と、一瞬手と金網の接点が光り金網を半分程破った）
氣の応用くらいやってみせろ…炎は出せるならな。さて、戻るのは上がった後でいいな？
（「…すいませんね…ええ、戻るのは上がった後でいいですよ」）
（そう意思を交わすと、換気扇の間から上へ…）

（上層・中央省庁区　換気口内→上層・中央省庁区　換気口、中継地点）

218 名前：◆cMasterAQo ：04/01/27 23:22

>>215
＜一方、隔壁の閉じていない通路は、一本道になっている。
　隔壁が各所で下ろされた結果、そうなったようだ＞

>>217
＜周囲には、小さな通風孔が多数見える。
　淀んだ空気はここに集まって、今まで通ってきた通風孔へと
　流れていく仕組みになっているようだ＞

219 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/01/27 23:22

>>216
残念ながら、簡単に死ぬつもりはないので。
…甘く見ないでください。私は一人ではない。
（開いている左手で勾玉を軽く撫でる）

お相手、願いましょう。
（剣を構え、左足を一歩下げる）

（現在位置：上層・中央省庁区　廊下）

220 名前：フェイスレス司令 ◆eGKaonaSII ：04/01/27 23:24

>>218
「ん〜……」
隔壁の閉じていない道――だがそれは、何者かの意思が感じられる。

「ま、卸せるはずの隔壁が降りてないんだからね……気に食わないな」
そう言った所で何か思いついたのか、通風孔の真下にくるとその穴に向かって――

「おおーい！！　誰かーー！！」
力の限り叫んでみた。

221 名前：ナラカ＆リケド ◆cMasterAQo ：04/01/27 23:26

>>219
ナラカ＆リケド「双・麒麟翔！！」

＜グラシアが剣を構えるや否や、
　すでに構えていた剣から二人同時に衝撃波を撃ち出す。
　以前は街中、広い空間で放ったが、
　ここは通路…狭い通路中を殺人的な突風が席巻する＞

222 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/01/27 23:26

>>218
ふぅむ…
（辺りを見まわし、唸る）
ここから何処へ行けるのか…判らんのが問題だな。
（「ですね…どうしましょうか…」）
まあ、一度身体を返す…ゆっくり考える時間くらいもあるだろうしな。
（そう言うと、刀の柄に触れ…本来の意思が身体へと戻った）
……通れそうなところは…と…
（もう一度ゆっくり辺りを見回し始める）

（現在地：上層・中央省庁区　換気口、中継地点）

223 名前：◆cMasterAQo ：04/01/27 23:31

>>220
＜その声は、通風孔を通して……＞

>>222
＜クレスに届いた。
　とは言っても、かなりか細いものだったのだが。
　換気扇を止めていなければ、完全に聞こえなかっただろう。
　…今まで通ってきた、下の方から聞こえる。
　つまり、ここから上は、さらに上の階に繋がると考えても良さそうだ＞

224 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/01/27 23:35

>>221
…！
（吹き飛ばされ近くの壁に体が叩きつけられる。
強く打ちつけた肩を抑えながら立ち上がる）
お返し、です…！
（二発のかまいたちを放った後、ナラカめがけて短剣を投げる。
投げつけられたそれは、赤紫の光に見えるほどの速さを持っていた）

（現在位置：上層・中央省庁区　廊下）

225 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/01/27 23:36

>>220 >>223
…んっ？
（微かに聞こえた人の声らしき音…方向は下）
もしかして、下の方に誰かいる？
…と、いう事は…この上に行けばもっと上に行ける…のかな？
（「…ふーム…だろうナ…で、どウするンだ…？」）
取り敢えず、誰かわかりませんけど、返事だけでもしておきましょうか…
（息を吸いこみ、しゃがみこんで今まで通ってきた下へと口を向け）
下に誰か居るんですかーーー！！
（思いっきり叫んだ）

（現在地：上層・中央省庁区　換気口、中継地点）

226 名前：フェイスレス司令 ◆eGKaonaSII ：04/01/27 23:41

>>225
『下に誰か居るんですかーーー！！』
「お？　この声は――」
微かに通風孔より聞える声。
本来なら判別など出来ないであろう微かな声だが、人の５倍以上の聴覚を持つ顔無しには判った。

「クレス君か……どうやら上だね。おおーい！！　僕だフェイスレスだよ〜〜！！」
この想い彼に届けとばかりに、先ほど以上の声量で叫ぶ。

（現在位置：上層・中央省庁区　通路）

227 名前：ナラカ＆リケド ◆cMasterAQo ：04/01/27 23:46

>>224
ナラカ「…！！」

＜飛んできた短剣を、すんでの所で剣ではじくナラカ。
　防御に集中せざるを得なかったようだ。
　…だが、リケドの方がその間にグラシアの懐に飛び込んで
　剣を鋭く突き出してくる＞

リケド「せりゃあ」

228 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/01/27 23:52

>>227
（剣を避けようとしゃがみ前に転がる。
致命傷は免れたものの、避けた時に腕を剣が掠め、血が少量飛び散った）
…この程度…！

（現在位置：上層・中央省庁区　廊下）

229 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/01/27 23:53

>>226
……
（瞼を閉じて、耳を澄ます…
　しかし、聞こえてきた声は先程よりも大きい声量…はっきりと耳に届いた）
フェイスレスさんか…どうしよう…僕が行っても、戻るだけだし…
（「下は通れルかどうカも判らンからな…取り敢エず、来れルかどウか訊いたラどうだ？」）
そう…ですね。
（そう言うと息を吸いこみ…）
フェイスレスさん！！こっちに来れそうですかーー！！！
ゴホッゲホ…
（声を張り上げ過ぎたのか、言い終えると少し咽た）

（現在地：上層・中央省庁区　換気口、中継地点）

230 名前：ナラカ＆リケド ◆cMasterAQo ：04/01/28 00:01

>>228
リケド「このまま押し切らせてもらう」

ナラカ「…リケド」

リケド「……！？」

＜一瞬、何かいぶかしげな顔をした直後、
　リケドは飛びのき、ナラカはそこに麒麟翔…
　先ほどの衝撃波を飛ばしてくる。
　リケドはナラカの傍まで戻った＞


リケド「どういうことだ、このような時に」

ナラカ「オリジンの勅命とあらば、聞かぬわけにもいくまい」

リケド「御大を通さず、直接とはな…」

ナラカ「ここにいるイレギュラーよりも差し迫った事態のようだが」

＜二人揃ってグラシアに目を向ける＞

リケド「またしても勝負を預けることになるとはな」

ナラカ「さらばだ」

＜発煙筒を盛大に焚いて、逃げていった＞

231 名前：フェイスレス司令 ◆eGKaonaSII ：04/01/28 00:04

>>229
『フェイスレスさん！！こっちに来れそうですかーー！！！　ゴホッゲホ…』
聞える。先ほどよりもなおハッキリと、クレスの声は耳に届いた。

「おやおや、無理しちゃってさ。オーケーだー！　今から向かおう！！」
通風孔に向かい再び叫ぶと、顔無しは何事か準備を始める。

「やれやれ……一応可能とは言え、これだけ体格を弄るのだね〜」
そう言うながら――

「よし！　それじゃ行きます」
グラシアへの変装を終えた。
人工骨格を弄り、体格もグラシアと全く同じだ。

「流石にこの身長じゃ、天井は遠いですね――っと」
暫く天井の通風孔を見上げていたが、意を決すると壁に向かって走り出す。
「えい！」
タン！――タン！
助走をつけ壁に飛び、今度はその壁を蹴ると一気に通風孔に手をかける。
所謂三角跳びだ。

「……」
通風孔へと取り付いたグラシア（顔無し）は、そのまま中に潜り込み昇り出した。

（現在位置：上層・中央省庁区　通路）

232 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/01/28 00:10

>>231
ゴホ…うぅん！
（咳払いを一つし、呼吸を整えていると、再びフェイスレスの声が聞こえた）
来れるみたいですね…
（「うム、その様ダな…後は待ツのみカ。」）
（そう言うと、足を動かし自分の今居る位置から端の方へと移動を始めた）

（現在地：上層・中央省庁区　換気口、中継地点）

233 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/01/28 00:10

>>230
…？
（ナラカとリケドの間で交わされる会話に聞き耳を立てていたが、
目を向けられたので剣を構えようとする）
またしても…？　うわっ！
（辺りに立ち込める煙をもろに吸い込み、派手にむせる）
げほっげほっ…

（煙が晴れ、誰もいない事を確認した）
…逃げられましたか。
（その辺りの壁にもたれかかり、ため息をつく）
マサカドゥス…結界をお願いします…私は、少し眠りますので…
（『りょーかい』）
（気のない返事で勾玉が結界を張る中、目を閉じ、眠りについた…）

（現在位置：上層・中央省庁区　廊下）

234 名前：グラシア（顔無し変装） ◆eGKaonaSII ：04/01/28 00:15

「よいしょ･･･よいしょ･･･」
ジリジリと通風孔を登っていく。
暗い通風孔――聞えるのは風の音のみ。

>>232
と、先に光が見える。
「出口ですか――あと一息ですね」
ラストスパート、とばかりに力を入れると一気に上り詰める。

数分後。
「よいしょっと･･･こんにちは、クレスさん」

235 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/01/28 00:19

>>234
待つこと数分…人の気配が近づいて来る。

『よいしょっと･･･こんにちは、クレスさん』

そして聞こえてきた声…刀は既に休んでいる。
聞き覚えのある声に思わず振り向き…

「ぐ、グラシア君…って、あー…杖が無い…っていう事は…
　フェイスレスさんですね？」

一瞬間違えたが、杖を持っていない事で変装だと見破れたクレスだった。

「で、どうして変装を？」

（現在地：上層・中央省庁区　換気口、中継地点）

236 名前：グラシア（顔無し変装） ◆eGKaonaSII ：04/01/28 00:27

>>235
『で、どうして変装を？』
「あはは、この体じゃないと通風孔を通れなくって」
　グラシアとうりふたつの顔で屈託無く笑う顔無し。
　確かに、杖が無い事に思い至らなければ見破れなかったかもしれない。

「でも、ちょっと疲れ…まし…た……」
　バタンキュー…という表現がピッタリな動作で、その場に崩れる様に横になる。
　無理に骨格を弄った上に、通風孔を昇った事で大分疲労していた様子だ。
「ｸｰ…ｸｰ…」
　寝ている様まで、グラシアそっくりであった。

（最終現在位置：上層・中央省庁区　換気口　中継地点）

237 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/01/28 00:34

>>236
『あはは、この体じゃないと通風孔を通れなくって』

ああ、そんなに狭い通風孔を通ってきたのか…と、思い成程と頷くクレス。

「…（じゃあ、僕は恵まれていたのかな…通れる広さだったし。）」

『でも、ちょっと疲れ…まし…た……』

と、言って崩れるように横になったグラシアの姿をしたフェイスレス。

「だ、大丈夫です…」

そう声をかけたが…

『ｸｰ…ｸｰ…』

発しているのは寝息…
それを聞くと苦笑しながら座り込んで、左腕に道具袋から出した盾をつける。

「…そっくりだけど、フェイスレスさんだから敬語を使う…なんだか、変な感じかな。」

そう思いながらまた苦笑すると、壁に背を預けてクレスもまた、眠りについた。

238 名前：◆97if46KF6s ：04/01/28 00:37

―――クレスの道具袋の中に在る紙に文字が新たに浮き出…或いは消える…

持ち物（重要物のみ）
クレス・カードキー 契約の指輪「琥珀」 銅鏡 無銘、正宗
グラシア・Kの鍵 ちびっこハンマー 勾玉
リューガ・カードキー Dの鍵 魔術兵器“我、埋葬にあたわず”
瀬戸口・Jの鍵 Mの鍵
ウル・カードキー『転送装置管理用』
メイ・管理チップ（レベル1までの施設の使用認証用）

状況
・3ndレンジャー、ウルの説得？により行動を共に。
・下層、居住区リフト…タントラの仕掛けた爆発物？をジェズイットが作動させ使用不能。
・瀬戸口。ニーナと言う少女が人間空気浄化装置である事を反政府組織「トリニティー」リーダー・メベトから　聞かされる。
・外の世界の汚染は既に消えている、かも…しれない。
・外へ出るには4つの鍵が必要。内2つは瀬戸口の手に。残り2つの場所はまだ不明。
・タントラ、瀬戸口に倒された筈が復活…半幻獣化し、死者の魂と幻獣を融合させる能力を持ったが…倒された。
・冥王ジェダ、「真の救済」の為に魔界・人間界の者達の魂を1つにする事を計画…
　それをなす為の「神体」創造に「価値ある魂」を求めるが…倒された。
・中層から上に上がる手段は廃棄居住区の水道、発電施設（下水道の様なもの）から上がるか…
　居住区リフトから上がるかの二つ（カードキーが無ければリフトは利用不可）
・下層、元レンジャー基地から上層への直通エレベーターの封印が解かれた。
・工場地区の壁の一部が爆発…中には非常階段があり、通じる先は上層。
・メイ、バイソン将軍に洗脳された。
・ウルチームが発電所の屋上から、中央省庁区へ進む為の転送ゲートを開いた。
　尚、ウルの持つカードキーは発電所のセキュリティーも自由に操作可能
・ミクトラン…行方不明。諸葛孔明の身体を使っていたアンセム…正体を現し倒される。
・ロボカイ、アンセムの攻撃により胴体破損…頭部のみに…身体を造る為クレス、グラシア、ロボカイ…一度中層へ…
　身体造りは完了したが、以前使えた内蔵武器の一部は使用不能。尚、隠し武器としてドリル、仕込み刀を両手に搭載。
・オルドレイク、イスラの反乱にあう…イスラからグラシア達の殺害宣言が出されたが…
・上層、居住区の発電所…セキュリティが一部復活。
・中央省庁区通路、リューガとボッシュの決戦により崩壊。後にリューガの手によって氷漬けに。
・実はパイは、フェイスレスの変装…何故騙したかは不明。部屋へ誘い込まれローラーが迫った時…姿を明かす。
・リューガ…一人で“そら”に往く為、想いの鎖を断ち切る事を決める…
・リュウ、オールドディープ…龍による侵食により…体調が思わしくない。
・統治者の一人、クピト…グラシアに倒される。
・リュウの侵食、瀬戸口の施した精霊回路により一時的に止まる。

現在状況
中層：居住区・月代
上層：居住区　宿・ ベガ ロボカイ
上層：居住区　宿屋前・アリシア&ユン+レミー
上層：居住区　表通り・ホワイト
上層：居住区　発電所前・ネフェルピトー
上層：居住区　発電所、内部（詳しい場所までは不明）・イフ
上層：居住区　発電所4F・ソル（背徳の炎）
上層：中央省庁区　ターミナル？医療カプセル内・メイ
上層：中央省庁区　調整室の一室・ 瀬戸口&ブータ
上層・中央省庁区　換気口、中継地点・クレス フェイスレス
上層・中央省庁区　廊下・グラシア
上層：中央省庁区　宮殿・ウルチム（構成：ウル、3rdRアルフ）
上層：中央省庁区　深部・リューガ
上層：中央省庁区　統治者会議室・猫ワルク？


不明：アンバー&メカヒスイ オルドレイク+無色の派閥幹部 ケン ヒカリ　イスラ


行方不明・死亡、消滅など
アンセム（世界を闇に還す、闇の探求者…マサカドゥスによって滅ぼされた魔王が新たな肉体を求め…
　　　　　 闇の扉を開いたアンセムと一つになった存在。そして…諸葛孔明の身体を借りミクトラン以下数名を利用。
　　　　　 他の世界などの優れた魂を集めていた…グラシア、シャドウナイト、ロボカイに倒されかけ…
　　　　　 闇に飲まれWofcに変化したが…ミクトランの手助けによって何とか助けに駆けつけた…
　　　　　 クレスと正宗の力も合わさり…全員の猛攻後最後は光に飲まれ…消滅）
クピト（グラシアと二度対峙し、二度目の対峙の際放った炎に呑まれ…消滅。
　　　　 …統治者は歯車に過ぎないらしいが…）
ジェズイット（統治者「メンバー」の一人…リフト前にて瀬戸口、イフと激戦を繰り広げた果て…
　　　　　　　瀬戸口の急所への斬撃、イフの回し蹴りを喰らい死亡）
シャドウナイト（ジュリアスの魂を取り戻すという目的を果たし、ガルーダに乗り帰還…だが、無事に帰れたかは不明）
ゼノ（体内に爆弾を仕込まれ爆死）
タントラ（半幻獣化&ダオスの魂を取り込んでおり、脅威の再生力を有したが…
　　　　　氷漬けにされ、最後にクレス、グラシア、シャドウナイト、リューガの猛攻を受け次元の狭間へ送られる）
ダオス（傷付いていた所を、仮面の男によって刺され死亡…魂はタントラに吸収される）
デモネド（リューガと闘い、魔力による加速での流星の様な飛び蹴りに…身体が裂かれ倒された）
ボッシュ（上層、中央省庁区通路にてリューガと決戦。神罰剣・堕天によって切り裂かれた後、
　　　　　 ヴェクサシオンの手によって首をはねられる…その亡骸は氷の中へ）
ミクトラン（KHの扉から溢れる闇を扉を閉じて止めようとし…扉諸共行方不明に…生死は不明）
冥王ジェダ（魔次元空間内でウル、ソル、月代、メイ、ロボカイに倒される…復活出来る様で、100年程かかるらしいが…）
ライル（発電所、変電室でグラシア、パイと対峙…最終的に連撃をグラシアに見舞われ…倒れた）

（？は、ハッキリしない事項、及び居場所が正しいか確定しない人物）
（問題の指摘・訂正などがありましたなら連絡所までお願いします）

239 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/01/28 22:09

…ん…
（起き出し、辺りを見回す）
フェイスレスさんは…まだ起きてない…か。

（現在地：上層・中央省庁区　換気口、中継地点）

240 名前：◆cMasterAQo ：04/01/28 22:18

>>239
＜空気がかなり濁っている。
　空気の中継地点だけに、
　一箇所空調が止まるとこうなるわけである＞

241 名前：グラシア（顔無し変装） ◆eGKaonaSII ：04/01/28 22:28

「ん…んん〜……」
　クレスの起きた気配につられたのか、顔無しが目を覚ます。

「――あれ？」
　ぽややん、とした顔付きで周囲を見まわす。
　この期におよんでなお、グラシアになりきったままだ。
「あ、おはようございます」

（現在位置：上層・中央省庁区　換気口、中継地点）

242 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/01/28 22:28

>>240
昨日より、ちょっと空気が酷いな…
（口に手を当てて呟く…）
…（スイッチを入れ直して作動させても、戻って来れないと意味がないからな。
　　 でも、ここからの遠隔操作は、僕に出来そうに無い…だったら、先に進んだ方が…うーん…
　　 取り敢えず、フェイスレスさんが起きたら相談しようか…）
（座り込んだまま、思考を回らせている）

（現在地：上層・中央省庁区　換気口、中継地点）

243 名前：◆cMasterAQo ：04/01/28 22:32

>>241-242
＜空気は着々と濁っている。
　だが、酸欠のような事態に陥るには
　あと一時間以上はあるようだ…＞

244 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/01/28 22:33

>>241
ん…あ、おはよう御座います。
（まだ、グラシアの変装を解いていないフェイスレスに多少違和感を感じながら挨拶を返す）
それで、これからの事の相談なんですけど…ここは空気が濁ってるんですよね…
早く先に進むか、何かの方法でここから遠隔操作でもしてファンを作動させるか…
どっちにしましょう…僕は、遠隔操作の手段は持ってないんですけど…

（現在地：上層・中央省庁区　換気口、中継地点）

245 名前：グラシア（顔無し変装） ◆eGKaonaSII ：04/01/28 22:36

>>243
「そうですね……ん？」
　クレスの話にどうし様かと考えこもうとして――その様子に気付く。
「ああ、このままでしたね。少し待っててください」

　そう言って物蔭に隠れること数分。
「よし。これでいいだろう。――さて、換気だが操作装置がここにないなら移動するしかないね」

（現在位置：上層・中央省庁区　換気口　中継地点）

246 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/01/28 22:41

>>245
…え？あ、はい。
（そう言ってフェイスレスが物蔭に隠れたのを見ると、数分程待ち…
　変装を解いて出てきた時の言葉を聞くと、それしかないか…というような表情で立ち上がる）
やっぱり、そうですよね。
それじゃあ、まず抜けらそうな所を探しましょうか。

（現在地：上層・中央省庁区　換気口、中継地点）

247 名前：◆cMasterAQo ：04/01/28 22:42

>>244-245
＜周囲には、人一人が潜って通れる程度の通風孔が
　各所に点在している。
　主に天井近くの位置だ。
　部屋の中央部には、金属製のシャフトがある＞

248 名前：フェイスレス司令 ◆eGKaonaSII ：04/01/28 22:46

>>246
「そうだね」
　クレスの言葉に頷き、周囲（>>247）を見まわす。

「僕等が目指すは上――無難なのは通風孔だが……クレス君はどう思うかね？」

（現在位置：上層・中央省庁区　換気口、中継地点）

249 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/01/28 22:54

>>248
そう…ですね…
（>>247中央にあるシャフトと、周囲の通風孔を交互に見…）
上に行くなら、シャフトの方がいいでしょうけど僕は昇り切れる自信がちょっと…
（そう言い苦笑…何処まで続いているか判らない分、長ければ戻る事になるかも…と、考えたらしい）
通風孔は…確かに無難ですよね。
少なくとも、ここはフェイスレスさんがいた通路や僕がここに来る前に通った通路よりは上の方みたいですから。

（現在地：上層・中央省庁区　換気口、中継地点）

250 名前：オルテンシア ◆cMasterAQo ：04/01/28 22:58

……………。

＜シャフトの上方の張り出し状の場所にテレポートしてきた女が一人＞


そろそろ、頃合でしょう…

＜どういうわけか、オルテンシアの前の空間に
　クレスとフェイスレスの映像のような幻影が出現している。
　様子を伺っているようだ＞

251 名前：フェイスレス司令 ◆eGKaonaSII ：04/01/28 23:00

>>249
「よろしい。それじゃ、通風孔から昇ろうか」
　顔無しはそう言いつつ、通風孔の１つの真下に来る。
「よっと！」
　タン――腕を伸ばしジャンプ。通風孔の端にしがみ付くと、通風孔に張ってある網を分解。
　そのまま中に潜り込む。

「よーし、上に繋がってるようだ。何か障害物があっても、僕なら排除できるだろ。来給えクレスくん」

（現在位置：上層・中央省庁区　換気口、中継地点→通風孔）

252 名前：オルテンシア ◆cMasterAQo ：04/01/28 23:05

>>249　>>251
話はまとまったようですね。

＜二人に聞こえるように声を出す。
　数瞬おいて、術を発動させる＞


パダーマ。

＜爆発音のような音と共に、
　上方から爆炎が二人に向かって降り注ぐ＞

253 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/01/28 23:06

>>250
（「…ム…」）
…（目が覚めましたか…どうしたんです？）
（「ふゥむ…鼠か何かだロうナ、ま、気にすルな」）
…（はあ…そう言うなら気にしませんけど…）

>>251
あっ、はい！
（駆け出したフェイスレスを見ると盾を外して道具袋へ仕舞い…
　後に続き、剣を抜いて走り…）
はッ！！
（壁に剣を突き刺し、通風孔へと這い上がると剣を壁から抜き、鞘へ）
障害物は…無いと思いますけどね…
たまたま、僕が通って来た所だけなかったのかもしれませんけど。

（上層・中央省庁区　換気口、中継地点→上層・中央省庁区　通風孔へ）

254 名前：フェイスレス司令 ◆eGKaonaSII ：04/01/28 23:11

>>252
『パダーマ』
　その声は突然聞えた。

　直後に、通風孔の上から爆炎が降る。
「何っ！？」
　爆炎に伴う凄まじい突風。通風孔という狭い空間ゆえに、その勢いは凄まじい。
　しかし、炎を食らうよりはと、顔無しはあえてそれに流される。

　――が、その下にはクレス（>>253）が。当然クレスにぶつかりながら床へ落ちる・

（現在位置：上層・中央省庁区　換気口、中継地点）

255 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/01/28 23:16

>>252-254
「…え…」
（「ち…鼠は鼠でも、そこらにいル普通のではナく大物カ…」）

降り注いだ爆炎…つい手を顔の前に押し出した…が、フェイスレスが落ちて来る。

「痛たたたっ！？」

ぶつかられ、下へ落ちながらも、床に落ちる直前受身は取った。

「お…重い…」
（「…やれやレ…」）

…フェイスレスに押し潰されている状態だが。

（上層・中央省庁区　通風孔→上層・中央省庁区　換気口、中継地点）

256 名前：オルテンシア ◆cMasterAQo ：04/01/28 23:19

>>254-255
ババル。

＜間髪入れずに次の術。
　雷がシャフトを中心として降り注ぐ。
　シャフトの上に乗っているオルテンシアは
　なぜか感電するような様子も無い＞


パダーマ、ババル…
＜次から次に術を発動。
　こちらへの反撃に移る前に
　このまま蒸し焼きにでもするつもりらしい＞

257 名前：フェイスレス司令 ◆eGKaonaSII ：04/01/28 23:25

>>255-256
「ﾁｯ！」
　クレスの上から素早く飛び起きると、ｷｯと上を睨みつけるが。

「ぬぅ！！」
　今度は雷の嵐。
　今の顔無しなら、一発やそこいら食らった所で問題は無いだろうが、連続で受けてはまず。
　壁際に走りより姿勢を低くして叫ぶ。
「クレス君！　誰かいる。気をつけ給え！！」
　そう言い、手を考える。

　まだ、オルテンシアには気付いていない。

（現在位置：上層・中央省庁区　換気口、中継地点）

258 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/01/28 23:35

>>256-257
フェイスレスがクレスの上から退く。
身体に掛かっていた重みが無くなり、右へと転がり起き上がろうとした所への雷。

「くっ…撃ちまくりか…」
（「上かラだな…」）

そのままの体勢で刀を抜き払い、雷を刀身に帯電させる。
―――だが、再び炎が降り注ぐ。

「…ちょっとキツイかな…」

渋い顔をすると、そのまま一気に横へ飛び退きそれを回避。

『クレス君！　誰かいる。気をつけ給え！！』

「ええ、そうみたいですね。居るとしたら上です！！」

フェイスレスの声に答えると、間髪入れずに落ちた雷を再び帯電させた。

（「どうする…」）
「どうするって言われても…上にいるなら断然あっちが有利ですよ…」

（現在地：上層・中央省庁区　換気口、中継地点）

259 名前：オルテンシア ◆cMasterAQo ：04/01/28 23:48

>>257-258
レイギル。

＜足を止めようと考えたのだろう。
　今度は冷気の術を発動させ、
　シャフトに沿って冷気の塊が降りてきて、
　地面が凍りついていく。
　回避できなければ、氷に足をとられて動けなくなるだろう。

　…だが、シャフトや壁面に、足場になりそうな氷の塊がいくつかできている＞

260 名前：フェイスレス司令 ◆eGKaonaSII ：04/01/28 23:58

>>258-259
（うぬ…これでは手がだせんか）
　雷撃と炎を凌ぎつつ、敵の様子を探る。
　相手はどうやら、シャフトの上に居るらしいがここからでは手が出せない。

　と、それまでの攻撃が一変。今度は冷気の塊が降り辺りを凍らせていく。
「純白の手＜レ・マン・ブランシュ・ジマキュレ＞！」
ｼﾞｭｯ！――灼熱の掌が、氷を熔かして行く。

　こちらの方がまだ対処がしやすい。
「！？」
　その時、シャフトに取り付いた冷気が固まり足場になっている事に気付く。

（好機だ！）
「クレス君！　僕が援護する。シャフトについた氷を上り、上にいるヤツを引き摺り下ろし給え！！」
　そう叫びながら、掌をシャフトの上に向け。
「緋色の手＜レ・マン・スカラティーヌ＞！」
　炸裂弾を放った。

（現在位置：上層・中央省庁区　換気口、中継地点）

　

261 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/01/29 00:06

>>259-260
「ッ！？氷…紅蓮…剣！」
（「よし…そのまま前に我を突き立てろ。」）

冷気で凍って行くのを確認…
自身の扱える一つの技を応用して刀身から炎を出し、指示通り自分の前へと刀を突き立てる。
炎の勢いは、地面に突き立てると同時に吹き上がり壁となって冷気と攻め合い、炎が氷を溶かす。

「…ふっ…はぁ…危な…ん？」

呟く声を切る…壁面やシャフトに出来た氷の塊が目についたからだ。

「あれは…」
（「…ふむ、使えそうだな…」）

と、その時。

『クレス君！　僕が援護する。シャフトについた氷を上り、上にいるヤツを引き摺り下ろし給え！！』

フェイスレスの声が耳に入った。

「わかりました！それじゃあ、お願いします！！」

そう応えると、刀を床から抜いて右手に携えると…
地面を蹴り、足場になりそうな壁の氷塊へと飛び、シャフトの氷塊へと飛び移り上へ進み始めた。

（現在地：上層・中央省庁区　換気口、中継地点）

262 名前：オルテンシア ◆cMasterAQo ：04/01/29 00:13

>>260-261
………！！

＜駆け上がってくるクレスに気付いた。
　それよりも先に到達する炸裂弾。
　術を編み、炸裂弾が爆ぜる瞬間に発動＞

パドラーム！！

＜術者の眼前で発動した、灼熱の嵐。
　炸裂弾も熱に煽られはじけ飛び、
　熱でシャフトが溶解し崩れ落ちる。
　天井に大穴が開いた。

　…オルテンシアの姿は見えない。
　炎に呑まれて消滅してしまったのか？＞

263 名前：フェイスレス司令 ◆eGKaonaSII ：04/01/29 00:18

>>261-262
　シャフトに出来た、氷の足場を上るクレス。
　その上にいる人物へと迫る炸裂弾。

ドォンッ！！――炸裂弾が弾ける。
　いや、
（誘爆した……自らの術でか？）
　炸裂弾と、相手の術とで生まれた高温で溶解していくシャフト。そこに、敵の姿はない。
「やった…か――はっ、クレス君！？」
　と、敵の姿が無い事に首を傾げていたが、直にクレスの事を思い出しその姿を探した。

（現在位置：上層・中央省庁区　換気口、中継地点）

264 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/01/29 00:24

>>262-263
「っ！？不味…」

上へと進んでいたが…炸裂弾と、それを食らう筈だった者の術でシャフトが熱で溶解し始め…
崩れようとしている事に気づくと、すぐさま壁の氷塊へと飛び移る。
そして、上を見上げ開いた穴が視界に入った…

「逃げた…？」
（「さァな…だが、油断だけはするな…
　もし 統治者の一人だったならば、これぐらいでは倒れんだろう。」）

そうですね…と、相槌を打つと下へと飛び降り…

「何とか、無事ですよ…フェイスレスさんこそ大丈夫ですか？」

自分の姿を探しているらしきフェイスレスへと声をかけた。

（現在地：上層・中央省庁区　換気口、中継地点）

265 名前：オルテンシア ◆cMasterAQo ：04/01/29 00:31

>>263-264
＜穴の上…中央省庁区、中枢部の廊下の一角。
　そこに、オルテンシアはいた。
　火傷どころか、服に焦げ目すらもついていない。
　まるで、炎など浴びなかったかのように＞

あのまま消せると思っていたら…油断でした。
ともあれ…今の崩落から生き延びたとしても、
通風孔は破壊されている。

ここに上ってくるしかないという事です…

＜近場の手すりに腰掛けて、待ち続ける…＞

266 名前：フェイスレス司令 ◆eGKaonaSII ：04/01/29 00:37

>>264-265
『何とか、無事ですよ…フェイスレスさんこそ大丈夫ですか？』
「無事だったか。ああ、僕も大丈夫だ」

　クレスの無事を確認しホッと胸を撫で下ろす。
　顔無しはクレスとグラシアの事を気に入っている。その１人がこんな所で簡単に死んでしまってはたまったものではない。
　まぁこの感覚は、お気に入りの玩具を大事にするのに近いものがあるのだろう。
　また、自分１人では危険だとの判断もある。
「さて、通風孔は塞がれてしまったね〜」
　先ほどの崩落で、天井は破壊されてしまった。もうこの場所から上へ向かうのは不可能である。こうなっては、別の場所げ移動し、そこで改めて上へ上がる術を探すより他ない。
「仕方ない。クレス君、移動するとしようか」

（現在位置：上層・中央省庁区　換気口　中継地点）

267 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/01/29 00:45

（業務連絡：他の場所への移動が無いので、>>238のまとめ表を参考にして下さい）

>>266
『無事だったか。ああ、僕も大丈夫だ』

「そうですか…」

フェイスレスの言葉を聞き、安心しながら刀を鯉口へと入れ…収める。
そして、改めて天井に開いた穴を見る…結構な距離だ…

『さて、通風孔は塞がれてしまったね〜』

はっとして、フェイスレスの方を見る…
確かに、通風孔も塞がれ他の場所からしか上へは行けない。

『仕方ない。クレス君、移動するとしようか』

「はぁ…そうですね…行きましょうか」

（現在地：上層・中央省庁区　換気口、中継地点）

268 名前：オルテンシア ◆cMasterAQo ：04/01/30 22:23

……………。

＜ここでふと考え直す。
　今までも、彼等はこの施設の仕組みを
　全て突破してきたのだ。
　自分の思惑通りに動くと考えるのは危険ではないか＞


…………。
やはり、私自ら出向くしかないようですわね。

＜穴の中へとテレポート…
　瓦礫だらけになった、部屋の中央部に出現する＞

269 名前：フェイスレス司令 ◆eGKaonaSII ：04/01/30 22:27

>>267-268
『はぁ…そうですね…行きましょうか』
　クレスのその言葉に、ウムと頷くと部屋を出て廊下に向かおうとした――が。

「ん？」
　何か気配。それに気付き振り向くと、そこに一人の女性が。
　直感的に、顔無しは気付いた。彼女が、彼女こそが敵。
　今まで自分たちを攻撃していたものなのだろうと。

「……君は統治者＜メンバー＞、だね？」

270 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/01/30 22:34

>>268-269
移動しようと言い、部屋の中心から視線を逸らした時…気配が現れた。

「…っ…」

振り向き、部屋の中央を見る…そこに立っているのは一人の女性。
誰だ…と、クレスが思考を巡らせている時に、フェイスレスはその女性に声をかけた…

『……君は統治者＜メンバー＞、だね？』

と…
彼女が統治者＜メンバー＞であれば、先程攻撃してきたのは紛れも無くこの女性。

「…この人が統治者＜メンバー＞…」
（「…ふむ…確かに、統治者というならば先の一戦の力も頷けるな」）

呟くと、左腕を剣の柄にかけた。

（現在地：上層・中央省庁区　換気口、中継地点）

271 名前：オルテンシア ◆cMasterAQo ：04/01/30 22:37

>>269-270
…お久しぶりですね。
＜フェイスレスの方を向いて、微笑する＞

私は統治者が一人、オルテンシア。

できればあのまま、こちらに戻って来なければ互いのためだったのですが…
小細工が通用しない相手だということはよくわかりました。
この上は、私自らがお相手いたしましょう。

では…参ります。

『神曲』

＜オルテンシアの手の平から、異次元空間が出現。
　部屋の全て…いや、クレスとフェイスレス、そして
　オルテンシアのみをその中に飲み込んでいく。
　直接の攻撃力は一切無いようだが…＞

272 名前：フェイスレス司令 ◆eGKaonaSII ：04/01/30 22:45

>>270-271
（グラシア君らの話で、統治者が動いてる事は知っていたが――完全に敵に回したか）
　オルテシアの言葉に耳を傾けつつ、この先のことを考える。
（取り敢えずは、こいつは倒しちゃわないとね。クレス君もいるから、やれるだろうが……）

『では…参ります。　『神曲』　』
「ぬっ！？」
　　ダンテの名作と同じ名を冠したその技。いや、技であるかは顔無しには判断できなかったのだが、ともかくその言葉と共にオルテンシアの腕から発生した異空間が、クレスと顔無しを飲みこむ。

「……なんの小細工か分らないが。ならば」
　と、右腕をオルテンシアへと掲げ、
「溶解のフェイスレス！！」
　ｼｭﾊﾞｯ！――溶解液を放つ。
　相手が女だろうか、それは顔無しの知った事ではない。手加減している余裕もなければ、その気もなかった。

273 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/01/30 22:54

>>271-272
『私は統治者が一人、オルテンシア。』

やはり、彼女が統治者…先の雷と炎の雨も納得がいく。
そう思考を巡らすと、道具袋を床へ落とし剣の柄を握り、力を込める…
統治者との戦いは、避けては通れない…そう思いながら。

『では…参ります。

　…「神曲」』

「神曲」という言葉と共に手の平から異次元空間が出、クレスとフェイスレスを飲み込み始める。

「ッ！…空間を作っている…？」
（「…その様だ」）

盾を左腕にはめ、言葉と共に剣を抜き、すぐに右手へ持ち返えた…その時。

『溶解のフェイスレス！！』

フェイスレスが眼前のオルテンシアに溶解液を放った。
それに反応したのか、すぐさま剣を軽く振り被り…

「魔神剣、双牙ッ！！」

振り抜く！
フェイスレスの溶解液に続き、剣圧から生まれた地を這う二段の衝撃波がオルテンシアに向かって行く…

（現在地：上層・中央省庁区　換気口、中継地点）

274 名前：オルテンシア ◆cMasterAQo ：04/01/30 22:56

>>272-273
……………。

＜発射された溶解液に対して、無言で右手をかざす。
　溶解液は一直線にオルテンシアに進み、直撃…
　しない。右手の先、数センチで空に留まり、
　やがて地面…異次元空間にも一応あり、重力も働いていた…の上に落下。
　ジュン…と、無力な音を立てて消えた。
　直後に飛来する衝撃波は、オルテンシアの挙げられたままの右手から
　発された…ように見えた、無色の衝撃波で相殺された＞


…攻撃は、一切通用しません。

＜表情ひとつ変えずに、そう言い放った後。
　右手を下ろし、今度は左手をかざす。
　特に意味は無さそうだ。気分だろう＞


パダーマ。

＜今までと同様、火炎の突風がフェイスレス、クレスに襲い掛かる＞

275 名前：フェイスレス司令 ◆eGKaonaSII ：04/01/30 23:03

>>273-274
　顔無しの溶解液、そしてクレスの衝撃波による2段攻撃。
　だが、それもメンバーの前では無力過ぎた。
「……」
　あっさり防がれた攻撃。

『…攻撃は、一切通用しません』
　そう表情をすら変えず言った女に、顔無しはサングラス越しの鋭い視線で返した。

『パダーマ』
　ｺﾞｵｯ！！――
　先ほどの様に、火炎が２人を襲う。が、顔無しも今度は一方的に攻撃に去らされるつもりはなかった。
　先ほど違い、今度ははっきりと相手が見えているのだ。

　ﾀﾀｯ――迫る火炎に対し正面から突っ込む。
　機械の体の自分なら簡単に燃える事は無い。そして、火炎を突っ切っての攻撃は、なによりの奇襲となるはずだ。
（接近だ、接近さえできれば――あとは関節を分解できる）

276 名前：オルテンシア ◆cMasterAQo ：04/01/30 23:13

>>275
自ら飛び込むとは…

＜何か策があるのか、という言葉に続けることはせず、
　反撃の動作でもって、顔無しに応える＞


レイギル。

＜炎が止まぬうちに、氷河が大地を席巻する。
　直撃していれば、動こうにもあちらこちらが凍りつき、
　動くことそのものが不可能となるはずだ。
　…たとえ、炎に耐えうる身体であっても、同じ事＞

277 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/01/30 23:17

>>274
自分が造り出し、放った二段の衝撃波はあっさりと消し去られる。

「…同じ様に衝撃波で相殺…？」
（「…だろうな…全く、厄介な…」）
「…（厄介過ぎますねぇ…）」

などと、刀と意思を交わしていると…

『…攻撃は、一切通用しません。』

表情一つ変えず、言う目の前の女性。
彼女は余裕を見せているのかどうか、クレスには判らないが…
オルテンシアを見る視線は鋭い。

「…それじゃあ、全部試すだけです」
（「まァ、現時点ではそれしか手が無いからな。」）

そう言い、剣を構え直した…その時。

『パダーマ。』

何度目かの火炎の風…その中へフェイスレスが正面から突っ込むのを見た。
―――そして、クレスも迫る炎には構わない。
炎を自分の周りに噴出、身体の周りに纏いながらそのまま前へ跳躍し…

「鳳凰天駆ッ！！」

頂点に達すると、剣を突き出しオルテンシアへと急降下！

（現在地：上層・中央省庁区　換気口、中継地点）

278 名前：フェイスレス司令 ◆eGKaonaSII ：04/01/30 23:22

>>276
（よし、これを抜ければ……）
『レイギル』
　と、もう少しでオルテンシアに迫る――と言う所で、彼女の言葉と共に炎を打ち消し氷河が顔無しを襲う。

「ちぃぃぃぃ！！　こうきおったか！！」
　顔無しの叫び。
　確かに、炎に燃えぬ機械の体であっても、凍らせてしまえば行動不能となる。そうなれば、まな板の鯉も同じ。
　文字通り煮るなり焼くなり彼女の自由だ。

「くっ！純白の手＜レ・マン・ブランシュ・ジマキュレ＞！！――な！？」
　一足遅かった。灼熱の腕で、熔かそうと考えたが、すでに冷気がに機構に決定的なダメージを与えている。
　これでは、純白の手は使えない。
　正しく、打つ手無し。

　だが、ならばせめてクレスの勝率を上げるべく何かしらの手を打つのが、最善の策。
「緋色の手＜レ・マン・スカラティーヌ＞！」
　こちらの機構も死ぬ前に、炸裂弾を撃つ。
　本来ならす数発を同じ発射する技だが、打てたのは1発のみ。
　ギリギリであった。

（あとは…クレス君次第か――）
　氷漬けにされ、動けぬ身となっては、あとは信じてもいない神に祈るしか手はなかった。

279 名前：オルテンシア ◆cMasterAQo ：04/01/30 23:33

>>277
………！！

＜レイギルを放った直後、炎を纏い飛び込んでくるクレスに気付く。
　多少慌てて両手を掲げ、クレスの方へと向き直る。
　そのまま突っ込んでくるクレス。傍目にはどう見ても、オルテンシアには
　避けようの無い状況だが…
　クレスの剣の切っ先は、オルテンシアの直前、数センチから
　いつまでたっても先に進まない。

　…クレスは気付いたはずだ。
　自分自身は、確かにいつも通りの距離を飛翔していることに＞


>>278
＜氷漬けになった顔無しから飛来する炸裂弾。
　オルテンシアは対処できなかった。
　クレスに手一杯だったらしい。
　飛びのいて地面に伏せた直後、爆発＞


………くぅぅ！！

＜…ここで初めて、自らの身体を動かした回避行動を行った＞

280 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/01/30 23:46

>>278
空中を駆けている時…下で、フェイスレスが氷漬けにされたのを見た。

『緋色の手＜レ・マン・スカラティーヌ＞！』

最後に、炸裂弾を撃ったと共に凍りつくフェイスレス。

「フェイスレスさん！？」
（「顔無し！」）

思わず叫んだが、下に降りても氷を溶かし助ける暇は無い。

「く…っ！」

苦虫を噛み潰したような表情になりながらも、オルテンシアへの急降下の勢いはそのまま…

>>279
「とっ…」

この隙に刃が届くとと思い、思わず「とった」…と言おうとしたが、言葉は続かない。
後一息の所で切っ先を止められたからだ…そのまま身体は進まない。

「…なんで…いつも通りなのに…」
（「むぅ…こういう、全く力押しでは無いタイプはやり辛いな…」）

やがて、勢いが無くなり床へと着地…そこにフェイスレスが撃った炸裂弾が届く。

「空間…翔転移！！」

炸裂弾を避けると共に、攻撃を加えようと剣を自身の前に構え、空間移動…
移動するその先は―――人ならば、確実に死角となる背後。

（現在地：上層・中央省庁区　換気口、中継地点）

281 名前：オルテンシア ◆cMasterAQo ：04/01/30 23:55

>>280
………消えた？

＜起き上がった直後、空間を移動する直前のクレスが視界に一瞬収まるも、
　その一瞬の後に空間からその姿が掻き消えてしまう＞


まさか、貴方も空間を操る能力を………

…ッ！？

＜咄嗟に、相手の行動の先を読む。
　このようなことが可能ならば、死角に回って
　すぐさま止めに来るだろう…上？…いや＞


後ろか！！

＜振り向くこともせず…その暇もないと判断したのか。
　オルテンシアの背後に、突如、衝撃波が発生する。
　先ほど魔神剣を相殺したものと全く同じものだ＞

282 名前：クレス・アルベイン ◆lPU.Ca9MWk ：04/01/31 00:13

>>281
『後ろか！！』

「はァァァッ！！」

オルテンシアの読みが通り、クレスは死角となる後ろへ出現。
気合と共に剣を下から上へ振るう―――が…

「っ！？うぐッ…！」

先程、二段の衝撃波へ当て相殺させた衝撃波がクレスに直撃…
身体は宙を舞う。

「くぅ…っ！」

何とか滞空中に身体を後ろに一回転させ、体勢を立て直して着地。
そして、構え直すと口を開いた…

「…空間を操る能力なんて…僕はそんな、大した事は出来ませんよ…
　出来るのは、空間の移動だけ…ある剣があれば時空も越えられますけど。」

自分が消えている時に、オルテンシアが呟いた疑問にそう答える。

（「…ふぅむ…空間を操る…か…予測は大体合っていたな」）
「…（…なんで、その予測を言ってくれなかったんですか…）」
（「予測だからだ…だが、これで判ったな。奴は攻撃の来る方向…
　 見えている場所からの攻撃以外は防げない…と、言うことだろうな。」）

その答える中で、刀とも意思を交わす。
ならば…そう思い、再び…

「空間…翔転移！」

…剣を自身の前に構え、再び空間を飛翔した。
（トリップ判定、アルファベットなら現れる地点は頭上、記号か数字なら後ろへ出現）

（現在地：上層・中央省庁区　換気口、中継地点）

283 名前：オルテンシア ◆O/ygSCr8Cc ：04/01/31 00:30

>>282
空間の移動ができるというのなら…
これは、呑気に構えている場合では無いようですね。

＜そしてまた、空間を転移して姿を消すクレス。
　今度はどこから来るか…
　ひとまず、その場から飛びのきながら、
　右手を掲げ、空間を無限大に延長していくバリアを展開する＞


（トリップ判定、アルファベットなら頭上に、記号か数字なら後ろにバリア）

284 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/01/31 00:54

（業務連絡：今日も移動の動きは無いので、まとめは>>238を参照でお願いします…）

>>283
ふっ…とオルテンシアの頭上に姿を現したクレス…

「たァァッ！！」

勢い良く、下へと剣を突き落ちていく…が…

「っ！？」

それが延々と続きオルテンシアまでは届かない。

「く…ッ！！…今まで戦った人よりも…強い…！」
（「…まさか、二度も攻撃を受け付けんとは…本格的に辛くなりそうだな…」）

呟き、このままでは拙いと思い何かこれから抜ける策は無いかと考える…

「…三回目…か…結構…辛いんだけどなぁ…」
（「文句を言っても、仕方ないだろうが。」）
「えぇ、はい…そうですね…空間…翔転移ッ！」

三度空間転移…
だが、この空間転移は攻撃が目的ではなく移動の為。
少々隙が出来るだろうが…
構わずに、オルテンシアの真上から…10メートル程後方を予定地点として消えた。

（現在地：上層・中央省庁区　換気口、中継地点）

285 名前：オルテンシア ◆cMasterAQo ：04/01/31 21:27

>>284
……………。

＜今の一撃はどうにか回避したが…
　ひとたび判断を誤れば、その時点で負け…死は確定する。
　防戦一方ではまずい。こちらから仕掛けなければ＞


パダーマ…

＜今までのそれと同じ、火炎の術を発動…
　しかしそれは、オルテンシアの手前、数センチで膜状に圧縮され…
　一瞬置いて、小さく、しかし強烈な高熱の衝撃波がクレスに襲い掛かった＞


パダーマ、パダーマ…

＜狙いを定め、次々と同様のものを放っていく＞

286 名前：ウルチーム＆犬神×３ ◆v8HYUGAZaA ：04/01/31 21:29

(ウルは目を覚ます。）
ウ：箱型モンスターは何処だ？
（アルフは驚いた格好のまま固まっている。）
（上層・中央省庁区・宮殿）

287 名前：ワンダーＢＯＸ ◆cMasterAQo ：04/01/31 21:33

>>286
＜元のように、ただの箱を装って部屋の隅に鎮座している＞

288 名前：瀬戸口隆之＆ブータニアス ◆o2ONiKid.s ：04/01/31 21:35

（目を覚ます）
ふ……ぁ、少し寝過ぎたか？
（大きく伸びをしてあくびを噛み殺す）

…リュウの容体はどうだろう？


（上層、中央省庁区・調整室の一室）

289 名前：フェイスレス司令 ◆eGKaonaSII ：04/01/31 21:36

>>285
『パダーマ…パダーマ、パダーマ…』
　クレスに対し、次々と高熱の衝撃波を放つオルテンシア。クレスを手強いと認識し、その対応に集中するあまりある事を失念してしまっていた。

「……」
（よし…あと、少しだ――）
　先にオルテンシアの技で氷漬けにされた顔無し。
　だが、氷漬けにされながらもジッとチャンスを伺っていた。

　何度も放たれる高温の衝撃波は、部屋の温度を上げ凍る顔無しを少しづつ、しかし確実に熔かし始めていた。

290 名前：ウルチーム＆犬神×３ ◆v8HYUGAZaA ：04/01/31 21:38

>>287
（攻撃してくれと言いたいのか固まっているアルフを箱の前に運ぶ。
犬神のマリスが憑依しているため苦労せずに運べた。）

291 名前：リュウ ◆cMasterAQo ：04/01/31 21:41

>>288
＜すやすやと寝息を立てている…
　オールド・ディープの侵食によって受けた
　身体へのダメージはすぐに回復するものではないが、
　これ以降、容態が悪化することは考えなくても良さそうだ＞


（現在地：上層・中央省庁区　調整室）

292 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/01/31 21:41

（目覚めると、すぐに立ち上がる）
おはようございます、マサカドゥス。
（『おはよ。で、どうする？』）
廊下を歩いて何か探しますよ。

（現在位置：上層・中央省庁区　廊下）

293 名前：ワンダーＢＯＸ ◆cMasterAQo ：04/01/31 21:43

>>290
＜再び、箱が持ち上がり、
　下から軟体状の生物が顔を出した。
　…体当たりを仕掛けてくる＞

294 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/01/31 21:46

>>285
『パダーマ…』

クレスが現れた瞬間、小さき炎が向かって来る。
今までと違い小さいが圧縮され、威力が増している火球…

「う…っ！？」

反応が遅れた、なんとか防ごうと着地と共に剣を振り払い火球を切り裂くが…

『パダーマ、パダーマ…』

次々と正確な狙いで放たれる火球…

「く…そっ…これじゃ、ジリ貧…」
（「…むぅ…」）

呟きながら盾を前面へ押し出し一度防ぎ、二度目は剣を構え防ぐ。
だが…

「ッ！？うあっ…！」

三度目に放たれた火球は両手が使えず身に纏った鎧へと直撃。
軽く後ろへ吹っ飛び、床へと倒れ伏す…

「…う…ぅ…」
（「寝ている暇は無いぞ…立たんか、阿呆が。」）
「分かって…ますよ…」

剣を床へ指し、支えにして立ち上がる…
背中のマントが焦げ、煙が立ちあがっているが気にする暇は無い。

「…はァァッ！！」

すぐさまオルテンシアへと駆け出した。
…スピードは…ダメージの所為かさっきまでよりも少し遅い…

（現在地：上層・中央省庁区　換気口、中継地点）

295 名前：瀬戸口隆之＆ブータニアス ◆o2ONiKid.s ：04/01/31 21:50

>>291
ふ、手術は成功ですってところだな。
ブータ「（寝息も穏やかだ。これなら暫くすれば完全に回復するだろう）」
あれ？おっさん、起きてたのか。
ブータ「（お前よりずっと早く起きておったよ）」
で、ニーナの直ぐ傍にってか？
ブータ「（これは…わしってばつくづく人気職業？）」
はいはい、わかったわかった。
…あの芋虫みたいなのももういないみたいだな。
とりあえずは暫くここでリュウとニーナを休ませておくか。

296 名前：ウルチーム＆犬神×３ ◆v8HYUGAZaA ：04/01/31 21:51

>>293
（見事命中！）
ア：は！
（吹っ飛ばされつつやっと目が覚めるがそのまま壁に激突）
ウ：（試して見るのが一番だな。）
（シルバーファングを装備した拳で軟体部分を殴る）
上層・中央省庁区・宮殿

297 名前：オルテンシア ◆cMasterAQo ：04/01/31 21:57

>>289　>>294
……くっ！？

＜気付いた。
　最初に固めた相手…銀髪の男が、溶け始めた氷から
　脱出する機会を伺っていることに。
　…だが、目の前には突っ込んでくるクレス。
　あの男に直接攻撃を加える暇などない＞


…ならば。
グレイゴル！！

＜発動したのは、レイギル以上に強力な凍気の術式。
　瓦礫の部屋を冷凍庫に変え、さらに猛吹雪で
　部屋中を埋め尽くす…はずだった凍気が、
　オルテンシアの周囲に展開している。
　空間を延長し、凍気の領域を作り出したのだ。
　…当然、凍気はオルテンシアの周囲に留まるのみで、
　部屋にはなんら影響を及ぼさないが、
　少なくとも、室温が上がるようなことは決して無い＞


…そして。

＜クレスに向かって、ゆっくりと歩き出した＞

298 名前：ニーナ ◆cMasterAQo ：04/01/31 22:03

>>295
………んっ…？

＜目を覚ました。
　身体を起こして、付近を見回し…＞


……あぅっ。

＜リュウに飛びつく。
　…が、しばらくして＞


………あはっ。
＜状況が改善していることがわかったのだろう。
　安心したように微笑する＞


（現在地：上層・中央省庁区　調整室）

299 名前：ワンダーＢＯＸ ◆cMasterAQo ：04/01/31 22:05

>>296
＜攻撃を避けようとする様子もない。
　体が裂け、緑色の血液（？）を撒き散らす＞

300 名前：瀬戸口隆之＆ブータニアス ◆o2ONiKid.s ：04/01/31 22:08

>>298
（なんていい笑顔だ…。まるで、あの娘みたいな…）
よかったな、お嬢さん。おまじない、効いて。
これでもう安心だぞ。
（大猫もそうだと言うような鳴いた）

301 名前：フェイスレス司令 ◆eGKaonaSII ：04/01/31 22:09

>>297
『グレイゴル！！』
　オルテンシアの術。
　直接的には何もダメージになるようなものでは、今の所ない。（もっとも、氷漬けなのだから冷気は効かないのだが）
　だがしかし、上がりかけていた室温が一気に冷めていく。当然、せっかく溶け掛けた居た顔無しの氷も再び元の如くだ。

（気付きおったか……）
　目を守るために、瞳は閉じたまま。気配だけで、クレスとオルテンシアの２人を探る。

302 名前：◆cMasterAQo ：04/01/31 22:09

>>292
＜付近はただの通路だが…相変わらず、むやみやたらと豪奢な作りだ。
　…やはり、年季が入ってはいるのだが。
　壁にかかっている絵などは、軽く二百年は経過しているような代物だ。

　通路は、行き止まりになっている場所もない。
　トイレ以外の部屋も、探せばありそうだが…＞

303 名前：クレス・アルベイン ◆J99RNZKKfU ：04/01/31 22:10

>>297 >>301
『…ならば。
　グレイゴル！！』

走っている最中、強烈な冷気で部屋の室温が下がる。
一瞬走る足を止めかけたが、此方には向かって来ずオルテンシアの周りに展開している…
勿論、クレスはフェイスレスが脱出の機会を伺っていることは知らない。
その為オルテンシアの考えは理解していないが…止めかけた足を再び動かし…

「だァァァッ！！」

オルテンシアの懐まで、後10数メートルというところで―――跳躍。

「紅蓮…剣ッ！！」

剣に紅蓮の如き真紅の炎が集まり、空中で頂点に達すると…
紅蓮の剣を氷漬けのフェイスレスへ思いっきり投げつけた！
（トリップ判定：一文字目がA〜Lのアルファベットか数字でフェイスレスへ届く…
　　　　　　　　 M〜Zのアルファベット、記号なら失敗）

（現在地：上層・中央省庁区　換気口、中継地点）

304 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/01/31 22:14

>>302
まったく…どうしてこう無駄に豪華なんですか…
多分、統治者の住居もかねているからでしょうが…
…（こういう装飾の類をお金に換えて、下のほうに住む人達に分け与えた方が有意義です）
（出来るだけ足音を立てないように歩き出す。
ここから出るための手がかりはないかと、辺りに注意を払いながら）

（上層・中央省庁区　廊下　移動中）

305 名前：ウルチーム＆犬神×３ ◆v8HYUGAZaA ：04/01/31 22:17

>>299
（嫌な予感がしたのでシルバーファングに付いた血液を犬神の鉄砲水で洗い流す。）
ウ：（こいつは燃やした方がいいかもな。
犬神憑依解除だ。）
（憑依を解除する。瞳の色は金から赤に戻る。
そして・・・）
ウ：犬神、ティンダルスと交代だ！
（そう言うと犬神達は炎属性の獣魔ティンダルスと交代する。）
上層・中央省庁区・宮殿

306 名前：オルテンシア ◆AIWzGKQHlQ ：04/01/31 22:18

>>301　>>303
拙い。

＜顔無しに向かって投げつけられた炎の剣。
　…こちらの目論見は、完全に外れることになった＞


はぁっ！！

＜急遽、凍気を開放する。
　先ほどのパダーマと同様、延長された空間上に圧縮された凍気が、
　指向性と衝撃波の破壊力とを持って顔無しに殺到していく。

　…本来ならば、クレスが突っ込んできた所でこれを行い、
　二人まとめて冷たい世界の住人にしてしまうつもりだったのだが＞


（トリップ判定：一文字目が大文字または数字ならば紅蓮剣の相殺に成功。その他ならば失敗）

307 名前：リュウ ◆cMasterAQo ：04/01/31 22:25

>>300
く…………

＜こちらも目を覚ます。
　難儀そうに身体を起こすと…
　自らの身体を戸惑うように見回す＞


……何が……？

＜何かが起こったことははっきりとわかるのだろう。
　瀬戸口に、困ったような顔を向けた＞


（現在地：上層・中央省庁区　調整室）

308 名前：◆cMasterAQo ：04/01/31 22:28

>>304
＜背後に青い光が出現する……
　蛍のような、小さな光だが…
　それが次第に集合し、大きくなっていく＞

309 名前：フェイスレス司令 ◆eGKaonaSII ：04/01/31 22:29

>>303>>306
『紅蓮…剣ッ！！』
　オルテンシアの隙を付いたクレスの行動。
　紅蓮の剣が顔無しへと飛ぶ。

（うわ！　ムチャやるねー。でも…）
　これならば、自分は解放されるはず。顔無しがそう考えていたその時。

『はぁっ！』
　紅蓮剣に気付いたオルテンシアが行動に出た。
　空間圧縮された冷気が顔無しを襲う。

「ぬおぉ！！」
　ゴッ！――
　一瞬紅蓮剣で、氷を溶かされるも何も出来ない内に衝撃波で吹き飛ばされ、冷気で今度は壁に氷漬けにされる。
（くっ…自分では何も出来ぬとは――）
　再び身動きが取れぬ状況で、チャンスを伺いつづける。
　

310 名前：瀬戸口隆之＆ブータニアス ◆o2ONiKid.s ：04/01/31 22:30

>>307
（かすかにリュウの口から漏れた声に反応して振り向く）

……起きたか。
まだあんまり無理はするなよ。
随分と疲れていたみたいだからな。

ん？ニーナと俺とでお前さんがよくなるようにおまじないをやったのさ。
それも特別なやつをな。
…体の調子はどうだい？前よりはいいと思うけど。

311 名前：ワンダーＢＯＸ ◆cMasterAQo ：04/01/31 22:31

>>305
＜その場からしばらく動かず蠢いていたが…
　やがて、一言、言葉を発した＞


あなたには、これをプレゼント！！

＜大爆発。
　高熱と爆風が部屋を満たした＞

312 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/01/31 22:35

>>308
…？
（近くの銀の額縁に、青い光が反射したのを見て、不思議そうに後ろを振り返った）
綺麗、ですね…
（無防備に集まっていく光をじっと見つめている）

（現在位置：上層・中央省庁区　廊下）

313 名前：リュウ ◆cMasterAQo ：04/01/31 22:35

>>310
おまじない？
そんなもので、これ…

＜身体を一瞬見回す＞

…あれが、どうにか……
なったみたいだ……

何者、なんだ？

＜困った、に、唖然、が加わったような顔で、
　また瀬戸口を見る＞


（現在地：上層・中央省庁区　調整室）

314 名前：クレス・アルベイン ◆J8VgoS6GEw ：04/01/31 22:36

>>306 >>309
「っ…く…防がれた…！」
（「むゥ…やはり、奴もやる…統治者というのも、伊達ではないな。」）

冷気がフェイスレスへ向かう。
一瞬、剣が近づいた時に多少氷を溶かしたが、フェイスレスは吹き飛ばされ今度は壁に氷漬けの状態…

「諦めるもんか…！鳳凰…天駆ッ！！」
（「よし…行くぞ！」）

空中で刀の鯉口を切り、抜き払うと炎がクレスの周りに噴出。
強引に勢いをつけ、フェイスレスへと炎を纏って急降下体当たりを仕掛ける魂胆だ。
（トリップ判定：一文字目がアルファベットの小文字か数字なら、成功。
　　　　　　　　 大文字か記号なら失敗。）

（現在地：上層・中央省庁区　換気口、中継地点）

315 名前：エリュオン ◆cMasterAQo ：04/01/31 22:38

>>312
＜大きくなった光は、やがて人の形を為し、
　血走ったような青い光を全身に纏った、白髪の男が現出する＞


ここまで…来たか。

＜目を閉じたまま、ただ一言だけを発する＞

316 名前：ウルチーム＆ティンダルス ◆v8HYUGAZaA ：04/01/31 22:41

>>311
（二人＋１匹は爆発に巻き込まれる。
ウルは金剛石の腕輪をしていた為幾分ダメージを抑える事が出来た。
ティンダルスも炎属性だったためダメージを抑える事が出来た。
そして燃やすのは危険と判断し水の力を溜め始めた。
アルフは相当のダメージを受ける。）
上層・中央省庁区・宮殿

317 名前：瀬戸口隆之＆ブータニアス ◆o2ONiKid.s ：04/01/31 22:41

>>313
おまじないってのも結構役に立つモンだろう？
ま、あれだ。魔法と言うのは魔法を信じる事から始まるっていうのかな？
お前さんが治ったのも事実だし、おまじないをしたのも事実だ。

あ、俺かい？俺は顔以外はてんで駄目な男さ。
ただの一学生。
で、こっちが大猫ブータだ。
ブータ「にゃぁぁぁ…」

ところで、お前さんたちは「そら」を目指すんだよな。
だったら俺も一緒についていきたいんだが…どうかな？

318 名前：オルテンシア ◆AIWzGKQHlQ ：04/01/31 22:55

>>309　>>314

＜今度は、自ら炎を纏って顔無しへと跳んでいくクレス。
　今からでは、冷気を放つには間に合わない…
　だが、これはかえって好機と見るべきか＞


それほどまでに彼の氷を砕きたいのならば…
砕かせて差し上げましょう。

＜跳んだクレスの元いた場所にテレポート…
　そして、クレスの背後の空間を圧縮、すぐさま解除。
　空間の復元力。これでもって衝撃波を発生させていたのだ。
　これを遠隔で使用する際は、己の守りに空間を操る能力は使用できないが、
　今の場合、攻撃を受ける心配をする必要は無い＞


二人そろって、砕け散りなさい。

（トリップ判定。トリップ全体に、小文字か数字が６つ以上あれば、
　クレスは砲弾ばりの体当たりをフェイスレスに喰らわせることになる。
　６つ以下なら、当初のクレスの目論見は、成功する）


（トリップ判定：一文字目が大文字または数字ならば紅蓮剣の相殺に成功。その他ならば失敗）

319 名前：オルテンシア ◆aMOWlcFvRY ：04/01/31 22:57

>>318
（一番下の行のトリップ判定は、脳内あぼーんして下さいませ。
　そして、全く同じトリップで書き込んでしまったので、
　今書き込んだトリップで判定して下さい…）

320 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/01/31 22:59

>>315
（光が人の形を取っていくのを、じっと見つめていた）
あなたは…？
（杖も剣も構えることなく、両手を体の前で組んでじっと見つめる）
（『なんだ…？
普通の人間じゃない事は確かだけれど…この力の波動は…』）

（現在位置：上層・中央省庁区　廊下）

321 名前：◆cMasterAQo ：04/01/31 23:01

>>316
＜どうやら自爆だったようだ。
　箱は四散し、中身とおぼしき物体は
　黒焦げになって箱同様に散らばっていた。

　…だが、ひとつだけ、小さな袋が残されている＞

322 名前：リュウ ◆cMasterAQo ：04/01/31 23:04

>>317
「そら」を目指すのは…
俺の身体の中にいた、被験体の意志だって聞いたけど…

どうも、嘘だったみたいだ。

一緒に来てくれるというのなら…嬉しいよ。
アジーンの力は……
この様子だと、失われたみたいだから…
＜自分の身体の変化を、リュウはそのように判断した＞


（現在地：上層・中央省庁区　調整室）

323 名前：エリュオン ◆cMasterAQo ：04/01/31 23:07

>>320
始原の唯人「オリジン・メンバー」、エリュオン。
統治者の元締め…とでも、言っておこうか。

＜何をするでもなく、腕を組んで壁に寄りかかっている＞

324 名前：フェイスレス司令 ◆hiyTCqwF.2 ：04/01/31 23:11

>>314>>318
　何とか顔無しを助けるべく、努力するクレス。
　だが相手が統治者とあっては、なかなかその機会もない。

　そして、焦りからかクレスはとんでもない事をしてしまう。
『鳳凰…天駆ッ！！』
　ゴオッ！！――
　自ら炎を纏い顔無しへと駆ける。だが、だがそれは。
（いけない！　それではダメだクレス君！！）
　顔無しは心で叫ぶ。出来るならば、無理をしてでも声に出したいがこの氷がそれを許さない。

　クレスは今、オルテンシアに対して無防備なのだ。
　先ほど、クレスが紅蓮剣を放てたのは、オルテンシアを抑えて一瞬の隙を突いたからである。
　だが、今はそれすらしていない。

　案の定……
『二人そろって、砕け散りなさい』
　クレスの背後に回ったオルテンシアは、空間を圧縮、そして解放。それにより生まれる衝撃波。
　これを受けては、一気に加速したクレスが顔無しに突っ込んでくる。そうなっては、氷漬けの顔無しは成す統べなくバラバラに――

（くっ！）
　万事休す―――と思われたが。

　ドゴーンッ！――
　一気に加速したクレスが突っ込む――顔無しの横の壁に！
　衝撃波のせいで、進路がズレたのだ。

　それでも、クレス自身は危険なのだが、彼には正宗の結界がある。
　そして、そのクレスの纏う炎は顔無しの氷を溶かし――

「緋色の手＜レ・マン・スカラティーヌ＞！！」
　腕が動く様になると、顔無しはすかさず灰炸裂弾を撃つ。
　まだ、腕の機構は元に戻っているか分らないが、もし撃てるのであれば確実に、今なら届くはずである。

（トリップ判定：１文字目は数字なら成功。それ以外は不発）

325 名前：クレス・アルベイン ◆J8VgoS6GEw ：04/01/31 23:11

>>314
やはり、強引過ぎて身体が付いて来れなかったのか徐々に失速。

「…！？まだ……まだっ！！」

まだ、諦めずに炎を噴出したままフェイスレスの方へと急降下して行くが…
オルテンシアの気配が後方に現れた。

「っ…後ろ…？もしかしてあの衝撃波…避けないと…」
（「我を後ろに翳せ…これを利用してやる…」）
「分かりました！」

言われた通り、振り向きはせずに刀を後ろへと刀を翳す…

（「良いタイミングだ…今回ばかりは感謝するぞ、統治者」）

刀身が淡く光り、クレスの後方の一部に壁らしきものを展開。
光りの壁は壁だが…その色は聖障壁の透明に近いものでは無く、黄色い…
そして、その壁が衝撃波の三分のニ程の力を吸収残り三分の一を弾いた。
結果…

「く…ぅっ…勢いが…これなら…届く！」

反発力で勢いがつき、失速前の速度を取り戻す。
そして、炎を纏ったまま遅過ぎず、早過ぎずの速度でフェイスレスへと体当たり。
氷を溶かした。

（現在地：上層・中央省庁区　換気口、中継地点）

326 名前：ウルチーム＆ティンダルス ◆v8HYUGAZaA ：04/01/31 23:14

>>321
ウ：自爆だったのか・・・
（そう呟きつつ袋を拾う）

327 名前：瀬戸口隆之＆ブータニアス ◆o2ONiKid.s ：04/01/31 23:16

>>322
そう言ってくれると嬉しいな。ありがとう。

来るべき時が来れば、
代わりの何かがでるさ。
新しい何かが……

さて。それじゃ、これからどうするか決めないとな。
いつまでもこんな所に立ち往生なんてしてられないし。
（何より、ここの空気があの娘にどんな影響を及ぼすかわからないからな）

328 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/01/31 23:16

>>323
オリジン・メンバー…？
…（オリジンは…特定の個人を示す言葉ではなかったと…？）
（『それで…その忙しいはずの元締めが何の用だか…』）
…（マサカドゥスは黙っていてください。話がこんがらがります）
私は、神子グラシア。
貴殿の用を、お聞きいたしましょう。
（何も仕掛けてこないようなので、こちらも武器を手に取ろうとはしない。
エリュオンとは反対側の壁よりに、一歩だけ動く）

（現在位置：上層・中央省庁区　廊下）

329 名前：オルテンシア ◆cMasterAQo ：04/01/31 23:21

>>324-325
しまった……

＜一石二鳥を狙った攻撃は、
　二兎を追うもの一兎も得ず、の結果に終わった。
　自らの放った衝撃波が、かえってクレスを手助けし、
　顔無しを捕える氷を溶かすのみに留まってしまった。

　そして、自由になった顔無しは、すぐさま反撃に移る。
　手から発射される炸裂弾が、オルテンシアに迫る＞


くっ！！

＜すぐさま、自分に至る空間を引き伸ばし、
　炸裂弾の爆発をやり過ごしたが…＞


レイギル！！

＜ここで後手に回れば、そのまま一気にやられかねない。
　素早く、氷の術式を編み、放つ。
　フェイスレス、そしてそのすぐ傍のクレスに、
　地面を凍てつかせながら凍気が迫っていく＞

330 名前：エリュオン ◆cMasterAQo ：04/01/31 23:27

>>328
統治者の一人を倒し、ここにまで迫っている者がいる。
私としては、その力を量りたいものでな…

私を倒せば、Ｄ値によって人間の価値が測られる世界は
終わりを告げるだろう。

＜無言で、ふわりと宙に浮く…床から、数センチだが＞

331 名前：◆cMasterAQo ：04/01/31 23:29

>>326
＜中には、高性能爆弾が入っていた。
　同封のスイッチを押すことで、遠隔爆破できるものだろう＞

332 名前：フェイスレス司令 ◆eGKaonaSII ：04/01/31 23:30

>>329
「チッ…」
　炸裂弾はギリギリで防がれてしまう。

　だが、顔無しが復活した今２対１の戦いだ。
　オルテンシアの技は、２人を相手にするには向かない。

　本人もそれをわかっているのだろう。余裕無く、次の行動に移った。
『レイギル！！』
一気にかたをつけるつもりか。先ほどの冷気の術でこちらに動きを封じようとする。

「でも、それじゃーもうダメだ」
　ﾆﾔと笑い、腕を差し出す。
　もう腕の氷も完全に溶け、機構も動く。ならば――
『純白の手＜レ・マン・ブランシュ・ジマキュレ＞』
　ジュゥゥゥッ――
　超高温の掌。空気すら歪む高熱に、迫る冷気は一瞬で打ち消されて行く。

「２度も同じ手は食わないよ〜ん♪」
　いつもの調子を取り戻した顔無しは、舌をペロッと突き出しながらオルテンシアを嘲笑った。

333 名前：ウルチーム＆ティンダルス ◆v8HYUGAZaA ：04/01/31 23:33

>>331
（ティンダルスは溜めるのをやめた）
ウ：中身は爆弾か・・・・これはアルフの管轄だな。
（そう言った後怪我が酷いアルフを抱え宮殿から何処かへ移動。）

334 名前：クレス・アルベイン ◆J8VgoS6GEw ：04/01/31 23:34

（業務連絡：>>325は脳内あぼーんでお願いします…）

>>324
壁に突っ込み、開いた穴の中に居るクレス…
意識は半分程無い。

「う…痛ぅっ…」
（「…ちぃっ…顔無しの氷が溶けて、結果としては良いが…
　いくら結界を我が張っていると言っても、クレスの身体が持たんぞ…」）

穴の中で呻き、小さな瓦礫を払い除け…頭を軽く振りながらながら身を起こした…その時。

『緋色の手＜レ・マン・スカラティーヌ＞！！』

フェイスレスの声が聞こえた…ここでクレスはようやく氷を溶かせた事に気づいた。
そして、丁度近くの壁に刺さっていた剣を回収し鞘へと収める。

>>329
その時に、この空間に敵として存在する彼女が動いた。
どうやら、フェイスレスが撃った炸裂弾は当たらなかったらしい…

『レイギル！！』

放たれ、床を凍らせながら向かって来る氷の術。

「…避ける…方法は…上…」

そのまま強く地を蹴りオルテンシアの方向へと跳び―――

「飛燕…連脚ッ！！」

二段の跳び蹴りを繰り出した。

（現在地：上層・中央省庁区　換気口、中継地点）

335 名前：リュウ＆ニーナ ◆cMasterAQo ：04/01/31 23:36

>>327
…そう、そうだ。
ここの空気はまだきれいだとは言っても…

＜ニーナをちらりと見る。
　神妙そうな顔をしたニーナは、その場に座り込んでいたが、
　すぐに立ち上がる＞

だから、俺は「そら」を目指していたんだ。

……行こう。
早く、上に。


（現在地：上層・中央省庁区　調整室）

336 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/01/31 23:36

>>330
…それ、は…
（『チビ、だねぇ。てかチビ以外の何者でもないね。
ふーん…元締めが手を出したくなるほどには、上に来てたんだ』）

ここの財を整理して、民衆に与えてからにしてくださいよ…
と言うか…人に自分を倒させて、政治を終わらせようなんてどういうおつもりです？
（杖を左手に握ると、体の前で構えた。
そのまま動かず、エリュオンの動向を見守る）
…（自分から動くのは、得策ではなさそうです…）

（現在位置：上層・中央省庁区　廊下）

337 名前：瀬戸口隆之＆ブータニアス ◆o2ONiKid.s ：04/01/31 23:44

>>325
いくのはいいが、道順はわかるのか？
この建物は結構複雑な造りになってる。
おまけにこんな端末からじゃハッキングできないみたいだしな。
（と、近くの端末を見やる）

338 名前：オルテンシア ◆cMasterAQo ：04/01/31 23:45

>>332　>>334
くっ………

＜顔無しの嘲笑に歯軋りをしながら、一歩後ずさる。
　二体一。最初に確保した状況は、覆されてしまった。
　今度は、クレスが直接攻撃しようと飛びかかってくる＞


しかし…それでもあなた方に私を倒すことはできません。
……パドラーム。

＜即座に、クレスの方向へ空間延長のシールドを発生。
　炎の術式を発動させ…先ほどの凍気のように、
　周囲の部分的に圧縮した空間の中に留まらせ…＞

339 名前：フェイスレス司令 ◆eGKaonaSII ：04/01/31 23:53

>>334>>338
　歯軋りをしながら１歩後退するオルテンシアに、クレスが飛び掛る。
　そのクレスに対して、またも空間を操りガード。

「だがその隙は逃さないよ！」
　と、相手の判断を一瞬でも迷わせる為、わざと聞える様に声をあげると、取り出した錐の様に鋭く尖った工具を投擲。
　次いで、自身も駆け出す。

　顔無しの攻撃方法は、中距離〜近距離用である。
　唯一に遠距離攻撃は緋色の手だが、炸裂弾では簡単に防がれてしまうからだ。

　クレスの相手をすれば、顔無しが。顔無しに気を取られればクレスが。
　２対１の数の優位さが、ここで発揮されていた。

340 名前：エリュオン ◆cMasterAQo ：04/01/31 23:55

>>336
財……？
とうの昔に、有用なものは民間に渡っている。
ここにあるものは、旧統治者が権力を濫用してこしらえた、
歴史的価値以外は何も無い、無用の長物ばかりだ。

統治者は、倒されることで正当な交代が行われた。
…少なくとも、この世界ではな。

341 名前：リュウ＆ニーナ ◆cMasterAQo ：04/02/01 00:00

>>337
ともかく、出ないことには始まらない。
来た方向さえ覚えていれば…どうにかなると思う。

それに…もう何人か先行していると思う。
大掛かりな機械が、なんにも動いてない。
ここで俺達侵入者を始末することは、諦めたように見えるけど…

……起きたばかりじゃ、正しい判断もできない。


（現在地：上層・中央省庁区　調整室）

342 名前：◆cMasterAQo ：04/02/01 00:01

>>333
＜廊下に出ても、やはり宮殿風の調度が施された
　豪奢な通路が延々と続いている…
　ドアが至るところに存在している＞

343 名前：クレス・アルベイン ◆J8VgoS6GEw ：04/02/01 00:02

>>338
「…ちぃっ…！」
（「これでは攻撃出来んな…結界を足に集中」）

一度放った蹴りは止められない…刀身が淡く光る。
身体全体へ張った結界を足に集中させ、炎のシールドへマトモに蹴りが入る。

「ぐぅっ…！！」

炎と蹴りが反発し合い、反動でクレスは後ろへと下がりながらも着地。

「はっ…はっ…はっ…」
（「…結構な攻撃を食らい、その上無茶な技の使用…無理も無いか…」
「…大丈…夫ですよ…まだ立ててるじゃ…ないですか」
（「ふん、それもそうだ…」）


>>339
と、そこへフェイスレスが駆け込んで来る。
工具での近接戦闘…この機に乗じれば…行ける。

「はっ…はぁ…」

呼吸を整え…刀を鞘へ収め…

「ふんッ！！」

姿勢を低くし、地を蹴りオルテンシアの右手へと回り込み…
抜刀し、そのまま一気に横薙ぎに振るった。

（現在地：上層・中央省庁区　換気口、中継地点）

344 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/02/01 00:06

>>340
…要らないなら博物館にでも渡せばいいのに…
（『流石にもうやっていたか…贅沢好きってわけじゃなさそうだ、元締めは』）

それならなおさら、私では駄目でしょう？
この世界を本当の意味で変えるなら、この世界の人でないと意味がない。
…（…多分、私から仕掛けても簡単にやられる…
向こうが動いたその隙を狙うしか…）

（現在位置：上層・中央省庁区　廊下）

345 名前：オルテンシア ◆cMasterAQo ：04/02/01 00:09

>>339-343
＜クレスがシールドから逃れる。
　それを止めようと、圧縮した空間の中の炎を
　先ほどの凍気のように開放しようとした瞬間＞


うぅぅっ………

＜顔無しの投擲した工具が命中。
　開放された炎は暴発して天井の穴から出て行ってしまった。
　わき腹を押さえる時間も惜しい。
　せめてもの足止めに、顔無しへ再び冷気の術式、レイギルを放つが…＞


う…………

＜横合いから飛び込んできたクレスに、ばっさりとやられた。
　…倒れながらも、クレスにも凍気の風を叩きつける。
　まだ、意識はある。戦いは終わっていない＞

346 名前：瀬戸口隆之＆ブータニアス ◆o2ONiKid.s ：04/02/01 00:12

>>341
ずいぶんと単純な考えだが、今はそうするしかない、か。
ＯＫ、わかった。とりあえずは外に出よう。
話はそれからだ。
何をするにしても、な。

（しかし、妙だな。今まで散々追手を繰り出してきたのに
ここに入ってからはあの生物が入って来ただけで
あとは音沙汰がない。
どうにも腑に落ちないな）

347 名前：エリュオン ◆cMasterAQo ：04/02/01 00:15

>>344
君は知らないだろうが…。
君達に下層のレンジャーが敗退した後、
Ｄ値の低い人間たち…いわゆるローディー達が反乱を起こし、
それが成功を収めている。

わかるな？
結果的には、君達が彼等を立たせたのだ。

＜エリュオンも、グラシアが動くまで動く気は無さそうだ…＞

348 名前：リュウ＆ニーナ ◆cMasterAQo ：04/02/01 00:18

>>346
リュウ「…まるで、ただ俺達を試していたみたいだ…なんか、そう思うんだ」

ニーナ「…………………」
＜首をかしげている＞

リュウ「俺が倒れている間なら、どうとでもできただろうに…」


（現在地：上層・中央省庁区　調整室）

349 名前：フェイスレス司令 ◆eGKaonaSII ：04/02/01 00:18

>>343>>345
　ザッ！――顔無しの放った工具が。
　ザシュッ！――クレスの斬撃が。
　オルテンシアと捉えた。

　しかし、まだ、まだ終わってはいない。相手は、統治者の一員。
　現に、斬られながらもクレスへと術を放っている。
　何より、その瞳に映る闘志が、彼女が諦めていない事を物語っていた。

「だが、もう終わらせるよ。抉れ給え！」
　と、一気に速度をあげオルテンシアへ迫り右掌を突き出す。

「深緑の手＜レ・マン・ヴェール・フォンセ＞」
　シュゴッ――
　強力な吸引が、空気を飲みこむ音。そして、その延長線上の彼女へと……

350 名前：グレーターデーモン：04/02/01 00:21

産道を駆け下りていく胎児のように。
暖かな煉獄から引きずり出される不快感とともに『それ』は目覚めた。
瞼を開けるよりも早く寒気が肌を刺し、
気道を駆け下りる空気の匂いに速く吐きそうになった。
瞼を開けたときに、飛び込んできた醜悪極まりない光景にはむしろ安堵を覚えた。
これで心置きなく、この世界を憎むことができる！
憤怒をもって周囲を見渡し、嫌悪によってすべてを悟る。
誰かが、自分をこの世界へ召還したのだ！
「ウルルルルルルルルルルウウウゥゥ・・・・」
唸り声と一緒に猛毒の唾液が乱杭歯だらけの口から漏れ、
鉄板の上に水滴を落としたような音を立てて、床に穴を開ける。
ここがどこかは分からない。だが、自分が何をすればいいのかは分かる。
『それ』は壊すためにあった。溶かすためにあった。犯すためにあった。
切り裂くために、焼くために、凍らせるために、抉るために、痛めつけるために、
そして何よりも殺し、殺し、殺し――――！！！

ナイフの切れ目に似た鼻を蠢かせると、この階層に自分以外の匂い（けはい）を感じた。
なんと言う不愉快な匂いだ。一分一秒、否コンマの単位すらも我慢できそうにない！
誰かは分からない。誰だろうと構うものか！！
今すぐ、この匂いを止めてやる！
「ルオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ！！！」
壁を、床を、天井を雄たけびで震わせ、ガラスの窓を振動のみで砕きながら、
巨大な悪魔はこの新世界における第一歩を踏み出した。

（現在地：上層・中央省庁区　調整室）

351 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/02/01 00:24

>>347
その気はなくとも、革命の波を最初に立たせてしまったのだから、統治者を倒す権利はあると？
…（そういえば…私が戦ったあの少年も同じような事を…）

（『だぁー、まだるっこしいなもう！
いい加減なんか動けチビ！』）
…煩い…これでまけたら、マサカドゥスの責任ですからね…！
（姿勢を低くして駆け寄ると、飛び上がりざまに身体をひねり、
杖で殴りつけようとする）

（現在位置：上層・中央省庁区　廊下）

352 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/02/01 00:26

>>345
凍気の風…それが叩きつけられる寸前、盾を顔の構える。

「…っ…く…」
（「耐えろ…」）

結果、左腕が凍り付き使い物にならなくなったが…
目の前のオルテンシアよりはかなりマシなのは確か。
そのまま右手の刀を後ろへ引き…倒れ伏せたオルテンシアへいつでも突き出せる様にすると…

「貴女達統治者は…何にここまで命を掛けられるんです…？
　…とどめを刺したくはありませんけど…最後に答えて下さい。」
（「…無理はするな…」）
「…（…ここで倒さなければ…またこの人は向かって来る事ぐらい判っているんですよ…だから…最後に…）」
（「まあ…止めはしないがな…そこまで決めているなら止める理由も無い。」）

口を開き、尋ねた。

>>349
『深緑の手＜レ・マン・ヴェール・フォンセ＞』

顔無しの声が響き、空気を吸引する音が響く。

「…ちょっと待って下さい！！」

フェイスレスへ叫ぶ…珍しく大声で。

「この人に、最後に…聞きたいことがあるんです…その…答えを聞くまで…待って下さい」

フェイスレスの方を横目で見ながら、しかし構えは崩さずにそう言った。

（現在地：上層・中央省庁区　換気口、中継地点）

353 名前：瀬戸口隆之＆ブータニアス ◆o2ONiKid.s ：04/02/01 00:27

>>348
例え試しているとしても、今のこの状況じゃ知ることはできないな。
今は上へ向かう経路を探すことが先決だ。
真相なんて奴らが出て来たときについでに聞けばいいしな。
案ずるより生むが安し、てな♪
さ、行こうぜ、二人とも。

（調整室→廊下）

354 名前：オルテンシア ◆cMasterAQo ：04/02/01 00:33

>>349　>>352
＜最早、あの攻撃に対して抵抗するのは得策ではない。
　どうやら自分の生存は諦めるべきのようだ。
　瞬間移動しようにも、した先で失血死するのは確定した運命だった＞


………ならば。

＜手の中の「Ｈのカギ」を外…穴の上へと瞬間移動させ、
　今現在のこの部屋の中…瓦礫だらけとなった通風孔の中継点を模した
　異次元空間…の中の空間を、己を中心に、一気に圧縮をかける。
　のこのこと歩いてくるクレスも、今まさに止めを刺さんとする顔無しも
　これには全く気付いていない。
　当然だ。彼等も含めた空間そのものが圧縮されているのだから。

　…そして、顔無しの一撃が、オルテンシアの生命を絶った瞬間。
　空間は復元され…かつてない衝撃波が、解除された異次元空間の外、
　通風孔中継点へと開放された。
　クレスとフェイスレスは、オルテンシアを倒し、
　異次元空間から開放されると全く同時に、
　衝撃波の嵐の真っ只中に放り出された。

　…クレスが最後にかけてきた言葉は、オルテンシアの耳には届かなかった＞

355 名前：エリュオン ◆cMasterAQo ：04/02/01 00:40

>>351
＜グラシアが動いた。エリュオンもそれに応えて体術で捌こうとした瞬間。

　>>354の衝撃波による震動が、二人の立つ場所までも達した。
　激しい揺れ、ひび割れる天井…
　崩れるまでは至らなかったが、元の美しい廊下はどこにもない＞


…オルテンシアが、敗れたか。

＜少し、無念そうな顔をするが、すぐに元の無表情に戻りグラシアを見る＞


状況が変わった。
またすぐ会うことになるだろう。
…ババル。

＜手から雷撃を放ちグラシアへと投げつけた直後、
　元の青い光となってその場から掻き消える＞

356 名前：フェイスレス司令 ◆eGKaonaSII ：04/02/01 00:42

>>352>>354
『この人に、最後に…聞きたいことがあるんです…その…答えを聞くまで…待って下さい』
　クレスが叫び。

（甘い！　その余裕など、僕等にありはしない）
　サングラス越しに、チラリとクレスを見る。そのセリフは口には出さず、胸中で留めたまま。

ヒュオォォォォ…どし！　どし！　どし！――
　深緑の手が、オルテンシアの体を抉りとって行く。
　胴が抉れ、四肢が引き千切れ、鮮血が舞う。

　死んだ。これでは如何に統治者といえ、確実に死んだはず。
「……」
　それを冷徹な目で見つめる顔無し。

　と、その時だった。オルテンシアが最後に仕掛けたアレが起ったのは。
　空間の復元――そして、衝撃波。
「なにっ！？」
　衝撃波の嵐に放り出され、成すがままに衝撃波に襲われる。

357 名前：瀬戸口隆之＆ブータニアス ◆o2ONiKid.s ：04/02/01 00:49

>>350
寒気がした。まるでこの世が一瞬のうちに異世界に飲み込まれ、
全く異質なモノに変わってしまったかのような違和感。
そしてあしきゆめと同等、いや、それ以上の障気が、
瀬戸口と、ブータニアスにはわかった。

「部屋の中か！」
瀬戸口とブータは今来た道を引き返し、調整室へと舞い戻る。

「こいつは……西洋の悪魔ってやつか」
「（確かにデーモン族。こやつらはしぶというえに強暴だ、気をつけろキッド！）」
「わかってるよ！」

瀬戸口は長い剣にして楽器である剣鈴を油断なく構え、目の前にいる悪意の塊を睨みつける。

358 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/02/01 00:49

>>354 >>356
―――突然の事だった。
異次元空間内だという事はわかっていた…
クレスは、剣士は剣士、時を越える剣がないと言っても空間を転移する能力を持つ時空剣士…
時を越える時、空間を転移する時の感覚と似たようなものをこの空間に感じていた。
だが―――突然その空間から吐き出された…理由は一つ、能力者の命が尽きた…
フェイスレスに静止を頼んだが…攻撃は止めなかった。
…自分の掛けた言葉の答えは最早、別の統治者に訊くしか無い。

「く…ぅっ…」

衝撃波の嵐の中…吹き飛ばされない様耐えながらもそんな事を考えていた。

「この…ままだと…腕が持っていかれる…」

左腕はまだ凍ったまま…威力の高い衝撃が襲えば持っていかれるだろう。

「痛っ……」

クレスにはただ、今は右腕で凍りついた左腕を庇い耐えるしか出来なかった。

（現在地：上層・中央省庁区　換気口、中継地点）

359 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/02/01 00:50

>>355
えっ…？！
（振動に驚き、とっさに杖をひいてその場に着地する。
揺れのせいでそこから動けず、じっと身を低くして耐えた）
一体…
（『空間の歪み、か…？』）

状況が…一体何が起こったか、あなたは分かったのですか？！
（立ち上がって詰め寄ろうとしたところで、放たれた雷。
横に跳んで避け、そのまま床に倒れる）
行ってしまったよう、ですね…
（半身を起こし、さっきまで統治者のリーダーがいた場所をじっと見つめる）
私や、みんなの行動がこの世界を変えるきっかけになっていた…
そう考えると…少しだけ重いですね…
（『何、プレッシャー？』）
そういう訳でもないのですけれど…
（言いよどみ、ため息をついた）

（現在位置：上層・中央省庁区　廊下）

360 名前：フェイスレス司令 ◆eGKaonaSII ：04/02/01 01:06

衝撃波にその身を蹂躙され、弾かれ飛ばされ、そして床に叩き付けられる。

ドン！――
「く…最後に……こうやるとは」
　クレスたちと違い、直接的防御手段の無い顔無し。ダメージは大きかった。

（ぬ…動けぬか。仕方ない、敵を撃退した直後が一番危険なのだが――ここは一度休むか）
　視線を動かしクレスの姿を探す。

　居た。
　どうやたクレスも、無傷では無さそうだが――
（だが、仕方あるまい）
　新たに敵が来ない事を祈りつつ――顔無しの意識は、闇に落ちた。

（最終現在位置：上層・中央省庁区　換気口、中継地点）

361 名前：グレーターデーモン：04/02/01 01:08

>>375
自分以外の生者を見たとき―――、
細胞の一つ一つまでもが、これから流される血を予想して悦びに呻き震えた。
まるで、長い間離れ離れになっていた恋人に再会したかのようだ。
おお、愛しいものらよ！どれほど汝を想い続けた事か！どれほど我が心を痛めた事か！
さあ、来い！我が胸に飛び込んでくるのだ！
そして、貴様らの内臓を見せろ！！！

体高６ｍ。体重ゆうに１トン以上。
アフリカ象に匹敵する巨体が、時速50ｋｍの砲弾となって人間たちに突進する！

362 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/02/01 01:12

……もう、こうなったらやるしかないですよね…
（『何を』）
誰かを倒してでも…自分の道を行く事です。
その為にも、体力を回復したいので。
（『はいはい、ちゃんと僕が結界を張っとくよ』）
ええ…おやすみなさい…
（ぼろぼろになった廊下に横になり、眠りについた）

（現在位置：上層・中央省庁区　廊下）

363 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/02/01 01:15

>>360
…下手に動けないな…
（「むゥ…顔無しノ様子はどウだ？」）
結構弾かれていたみたいですからね…多分、辛いと思いますよ。
あ、そうだ…フェイスレスさんを頼みますね。
（「む、ワ、我をどうすル…」）
え？フェイスレスさんの近くに投げるだけですけど？僕より、辛そうですし。
（「ちょ、ちょっトまテ…我は少シ歪んデ…」）
一応、持ってるじゃないですか…それじゃ、頼みましたよ。
（「…後デ覚えテおレよ！！」）
（フェイスレスの手前へと、刀を投げる…と、衝撃波に弾かれ微妙に位置がずれた。
　クレスにはギャー…とかいう叫びも聞こえただろう…やがて、刀身が淡く光出した）
これで…大丈夫…と…腕は…
（座り込み剣を抜き、炎を出すと腕に近づけ溶かす…相変わらず、衝撃波は吹き荒れているが）
…低い姿勢でいれば当たる事も無さそうだしな…僕も休もう…
（そのまま壁にもたれかかるとすぐに寝息を立て始めた…）

（現在地：上層・中央省庁区　換気口、中継地点）

364 名前：◆97if46KF6s ：04/02/01 01:41

―――クレスの道具袋の中に在る紙に文字が新たに浮き出…或いは消える…

持ち物（重要物のみ）
クレス・カードキー 契約の指輪「琥珀」 銅鏡 無銘、正宗
グラシア・Kの鍵 ちびっこハンマー 勾玉
リューガ・カードキー Dの鍵 魔術兵器“我、埋葬にあたわず”
瀬戸口・Jの鍵 Mの鍵
ウル・カードキー『転送装置管理用』
メイ・管理チップ（レベル1までの施設の使用認証用）

状況
・3ndレンジャー、ウルの説得？により行動を共に。
・下層、居住区リフト…タントラの仕掛けた爆発物？をジェズイットが作動させ使用不能。
・瀬戸口。ニーナと言う少女が人間空気浄化装置である事を反政府組織「トリニティー」リーダー・メベトから　聞かされる。
・外の世界の汚染は既に消えている、かも…しれない。
・外へ出るには4つの鍵が必要。内2つは瀬戸口の手に。残り2つの場所はまだ不明。
・タントラ、瀬戸口に倒された筈が復活…半幻獣化し、死者の魂と幻獣を融合させる能力を持ったが…倒された。
・冥王ジェダ、「真の救済」の為に魔界・人間界の者達の魂を1つにする事を計画…
　それをなす為の「神体」創造に「価値ある魂」を求めるが…倒された。
・中層から上に上がる手段は廃棄居住区の水道、発電施設（下水道の様なもの）から上がるか…
　居住区リフトから上がるかの二つ（カードキーが無ければリフトは利用不可）
・下層、元レンジャー基地から上層への直通エレベーターの封印が解かれた。
・工場地区の壁の一部が爆発…中には非常階段があり、通じる先は上層。
・メイ、バイソン将軍に洗脳された。
・ウルチームが発電所の屋上から、中央省庁区へ進む為の転送ゲートを開いた。
　尚、ウルの持つカードキーは発電所のセキュリティーも自由に操作可能
・ミクトラン…行方不明。諸葛孔明の身体を使っていたアンセム…正体を現し倒される。
・ロボカイ、アンセムの攻撃により胴体破損…頭部のみに…身体を造る為クレス、グラシア、ロボカイ…一度中層へ…
　身体造りは完了したが、以前使えた内蔵武器の一部は使用不能。尚、隠し武器としてドリル、仕込み刀を両手に搭載。
・オルドレイク、イスラの反乱にあう…イスラからグラシア達の殺害宣言が出されたが…
・上層、居住区の発電所…セキュリティが一部復活。
・中央省庁区通路、リューガとボッシュの決戦により崩壊。後にリューガの手によって氷漬けに。
・実はパイは、フェイスレスの変装…何故騙したかは不明。部屋へ誘い込まれローラーが迫った時…姿を明かす。
・リューガ…一人で“そら”に往く為、想いの鎖を断ち切る事を決める…
・リュウ、オールドディープ…龍による侵食により…体調が思わしくない。
・統治者の一人、クピト…グラシアに倒される。
・リュウの侵食、瀬戸口の施した精霊回路により一時的に止まる。
・グレーターデーモン調整室に出現。
・統治者のトップらしき人物…エリュオン、グラシアと接触。
・Hの鍵は上層・中央省庁区　換気口、中継地点の天井に開いた穴の上。

現在状況
中層：居住区・月代
上層：居住区　宿・ ベガ ロボカイ
上層：居住区　宿屋前・アリシア&ユン+レミー
上層：居住区　表通り・ホワイト
上層：居住区　発電所前・ネフェルピトー
上層：居住区　発電所、内部（詳しい場所までは不明）・イフ
上層：居住区　発電所4F・ソル（背徳の炎）
上層：中央省庁区　ターミナル？医療カプセル内・メイ
上層・中央省庁区　換気口、中継地点・クレス フェイスレス
上層・中央省庁区　廊下・グラシア
上層・中央省庁区　調整室・瀬戸口＆ブータニアス
上層：中央省庁区　深部・リューガ
上層：中央省庁区　統治者会議室・猫ワルク？

上層：中央省庁区　不明・ウルチーム（構成：ウル、3rdRアルフ）

不明：アンバー&メカヒスイ オルドレイク+無色の派閥幹部 ケン ヒカリ　イスラ


行方不明・死亡、消滅など
アンセム（世界を闇に還す、闇の探求者…マサカドゥスによって滅ぼされた魔王が新たな肉体を求め…
　　　　　 闇の扉を開いたアンセムと一つになった存在。そして…諸葛孔明の身体を借りミクトラン以下数名を利用。
　　　　　 他の世界などの優れた魂を集めていた…グラシア、シャドウナイト、ロボカイに倒されかけ…
　　　　　 闇に飲まれWofcに変化したが…ミクトランの手助けによって何とか助けに駆けつけた…
　　　　　 クレスと正宗の力も合わさり…全員の猛攻後最後は光に飲まれ…消滅）
オルテンシア（換気口、中継地点でクレス、フェイスレスと対峙…空間を操る能力、炎、氷、雷の術が使え…
　　　　　　　　 フェイスレスを氷漬けにしたりなどして強敵だったが、死角からの攻撃ニ対一などに弱く弱点も有った。
　　　　　　　　　最後は二人の動きを同時には見切れず致命傷を受け…フェイスレスに倒された）
クピト（グラシアと二度対峙し、二度目の対峙の際放った炎に呑まれ…消滅。
　　　　 …統治者は歯車に過ぎないらしいが…）
ジェズイット（統治者「メンバー」の一人…リフト前にて瀬戸口、イフと激戦を繰り広げた果て…
　　　　　　　瀬戸口の急所への斬撃、イフの回し蹴りを喰らい死亡）
シャドウナイト（ジュリアスの魂を取り戻すという目的を果たし、ガルーダに乗り帰還…だが、無事に帰れたかは不明）
ゼノ（体内に爆弾を仕込まれ爆死）
タントラ（半幻獣化&ダオスの魂を取り込んでおり、脅威の再生力を有したが…
　　　　　氷漬けにされ、最後にクレス、グラシア、シャドウナイト、リューガの猛攻を受け次元の狭間へ送られる）
ダオス（傷付いていた所を、仮面の男によって刺され死亡…魂はタントラに吸収される）
デモネド（リューガと闘い、魔力による加速での流星の様な飛び蹴りに…身体が裂かれ倒された）
ボッシュ（上層、中央省庁区通路にてリューガと決戦。神罰剣・堕天によって切り裂かれた後、
　　　　　 ヴェクサシオンの手によって首をはねられる…その亡骸は氷の中へ）
ミクトラン（KHの扉から溢れる闇を扉を閉じて止めようとし…扉諸共行方不明に…生死は不明）
冥王ジェダ（魔次元空間内でウル、ソル、月代、メイ、ロボカイに倒される…復活出来る様で、100年程かかるらしいが…）
ライル（発電所、変電室でグラシア、パイと対峙…最終的に連撃をグラシアに見舞われ…倒れた）

（？は、ハッキリしない事項、及び居場所が正しいか確定しない人物）
（問題の指摘・訂正などがありましたなら連絡所までお願いします）

365 名前：◆cMasterAQo ：04/02/01 22:08

＜リューガが氷で固めた、中央省庁区の入り口付近。
　…さすがに時間が立ち、壁に張り付いていた氷などは
　部分的に溶け始めている。

　…………その中にあって、なおも溶けない氷の床の上に、
　腕が一本、足が三本。
　そして、剣が二本、無造作に打ち捨てられている。
　どれも模造品の類ではない。本物だ。
　腕や足の切れ目は、完全に炭化してこそいるが、
　その先の、紫がかった皮膚の色は、到底、贋物と思うことは適わないだろう。

　落ちた二本の剣の先。
　氷が溶け、穴を形成している部分が一箇所。
　中には水が溜まっているが…
　明らかに、自然に溶けたものではない。
　何か、中から熱源が………

　腕や、足の持ち主は、その何かを見たに違いない＞

366 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/02/01 22:10

……
（『分かってんのかな、このチビは。
元締めが出てくる程度には、中枢部に近づいちゃってるって事。
…分かってるならこんなにぐーすか寝てないか』）

（現在位置：上層・中央省庁区　廊下）

367 名前：◆cMasterAQo ：04/02/01 22:18

>>366
＜付近の廊下は先日の震動で部分的に崩落が始まっている。
　行動を起こすなら危険な道は避けた方が良い、とも言えるが…
　震動のおかげで、破壊された壁を経由した
　ショートカットが可能になる、とも言えなくもない＞

368 名前：瀬戸口隆之＆ブータニアス ◆o2ONiKid.s ：04/02/01 22:24

>>361
大地を揺るがす叫びを上げながら、
目の前の巨大な悪意がその巨体に似合わぬ速さで突進してくる。

――見た目も思考もミノタウルスと同じだな。

そう、彼は知っている。今目の前に居る悪魔と全く同じ戦法を取る相手を。
幾度となく倒し、殺してきた相手。
思考が同じならば、こちらがする事も同じ。
ぎりぎりまで引き付けて、擦れ違いざまに一閃するだけだ。
白刃が、煌めいた。

（中央省庁区・調整室）

369 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/02/01 22:25

（『起きろー、チビー』）
う…何か、変わったことでも…？
（『いやさー、昨日の振動のせいだかなんだか知らないけど、
壁やら床やらが落ちかかってるんだ』）
…本当ですね…

（軽く頭を振りながら立ち上がると、手近な壁の穴を覗き込む）
こっちの道なら、警備されているわけはないですよね…
（足元に気をつけながら、そっと穴の中に足を踏み入れる）

（現在位置：上層・中央省庁区　廊下→上層・中央省庁区　壁の穴）

370 名前：リュウ＆ニーナ ◆cMasterAQo ：04/02/01 22:29

>>361
リュウ「なっ………くっ！！」
＜瀬戸口の後を追って戻るなり、悪魔の姿が目に入る。
　気配くらいは感じていたが、それを目の前にすると、
　その異様な威容。異形の威容に思わず圧倒される。
　こちらを目にするなり、体当たりを仕掛けてくる悪魔。
　あんなものの衝突には……＞

ニーナ「うーん！！」
＜掲げた杖の下端を、地面へと打ち下ろす。
　悪魔の目前に展開する魔方陣は、雷の術式。
　魔方陣状に停滞する超高電圧の稲妻。
　悪魔の突進の勢いが収まらなければ、
　そこへと突っ込んでいくはず……＞

371 名前：◆cMasterAQo ：04/02/01 22:34

>>369
＜壁の穴の先には、蝋燭が多数灯った、
　薄暗い、会議室のような部屋が広がっている。

　こんな所にあるのは、統治者の会議室くらいのものだろう＞

372 名前：グレーターデーモン：04/02/01 22:39

>>368,370
悪魔の愚鈍なまでに直線的な突進はあっさりかわされ、
青年の獲物がすれ違いざまにその肉体を凪ぐ！
噴出す青黒い血液、鼓膜を破らんばかりの絶叫！
しかしながら、慣性の法則はなおも悪魔の体を突き動かし、
巨体は雷鳴の檻の中に頭から突っ込み、突き破り―――

さらなる悲鳴、悲鳴、雄たけび。
悪魔の体は建物を崩壊しかねない激震とともに壁に突き刺さり、
一瞬の痙攣の後・・・・・その動きを止めた。

（中央省庁区・調整室）

373 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/02/01 22:44

>>371
結構簡単に通り抜けられましたね。
…？　ここは…会議室、でしょうか？
（室内に入ると、机に手を置いて部屋の中をぐるっと見回した）
（『後何人、ここで会議を開ける人間がいることやら』）
…そういう事言わないでくださいよ。
（『だってそうだろ？　こんな上の方の会議に参加できるようなのは、かなり位の高い奴なはず。
統治者だったら、後何人僕らの行く手を阻むか…それを考えたくもなるさ』）

（現在位置：上層・中央省庁区　会議室）

374 名前：◆cMasterAQo ：04/02/01 22:48

>>373
＜会議室にある椅子の数は五つ。
　それぞれ、燭台がひとつずつ机上に設置されているが…
　火がついているのは、そのうちのひとつだけ。
　…何かを暗示しているように。

　机の隅に、ひとつ、ファイルが放り出してある＞

375 名前：グレーターデーモン：04/02/01 22:50

(>>372の続き)

果たして、悪魔は死んだのか？
青年の一閃は並みの幻獣、魔獣ならば一刀の元に切り伏せたであろう。
少女の魔法が作り出した雷撃の檻の中で生きていられる生物など居るだろうか？

しかし、彼らの前に居るのは高位の悪魔は並でもなければ、生物ですらなかった！
刀は堅牢な皮膚に勢いを殺され、刃は柔剛な筋肉によって受け止められた。
魔法は悪魔の肉体より溢れかえる魔素によるボイド効果によって完全に打ち消されていた。
壁に埋まった牙をむき出した邪悪な笑顔を刻む。
その口よりもれるのは唸り声に極似した異世界の呪文。
この世界に溢れる精霊たちを陵辱し、法を破り、律を砕き、魔の法となって顕現する。

『猛火（マハリト）！！！』

青年や少年と悪魔の間にオレンジ色の光の玉が現れたかと思うと、
爆発散華し500度を超える爆炎の渦となる。
もし、悪魔に止めを誘うとしたり、
その生死を伺おうとしたならばその火炎の渦の中に自ら飛び込むことになるだろう。

（中央省庁区・調整室）

376 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/02/01 22:51

>>374
（『やーな象徴』）
もしかしたら、自分の分を間違えて消した人がいるのかもしれませんよ？
（放り出されているファイルに近づき、そっと開く）
ここには一体何が…？
（『良い事じゃなさそうだね』）

（現在位置：上層・中央省庁区　会議室）

377 名前：リュウ＆ニーナ ◆cMasterAQo ：04/02/01 23:00

>>372
リュウ「…………死んだ、のか？」
＜壁に突っ込み、動きを止めた悪魔。
　もしこれで終わりならば…あまりにも、呆気なさすぎる。
　これは念のため、爆薬で吹き飛ばしておくべきだと判断…＞


リュウ「ニーナ。下がってて」

ニーナ「うん」

＜ニーナを部屋の外まで下がらせ、高性能爆薬を片手に
　悪魔の傍へと近づいていくリュウ。
　……………その時。悪魔が微笑んだ＞

リュウ「！？」


>>375
『猛火（マハリト）！！！』

＜瞬時に炎に包まれるリュウ。
　その手には、高性能の爆薬。
　これだけの温度の中で、爆発しない道理は無かった。
　悪魔のそれの中に、さらに温度の高い空間が部分的に発生。
　爆風で周囲を吹き飛ばす。
　これだけの破壊力の中心部に居合わせれば。

　………苦しむ暇すらない最期を迎えるはずだ＞

378 名前：◆cMasterAQo ：04/02/01 23:04

>>376
＜ファイルのタイトルには、一言だけ書かれている。

　『歴史』と。＞

379 名前：瀬戸口隆之＆ブータニアス ◆o2ONiKid.s ：04/02/01 23:11

＞グレーターデーモン
「死んだのか？」
瀬戸口は眉を潜めながら壁に突き刺さったまま動かなくなった悪魔を凝視した。
その目には疑念の色が浮かんでいた。
…違和感があったからだ。
手応えがいつもと違っていた。皮膚を切り裂く際に勢いは死に、
さらには体のしなやかな筋肉によって受け止められたような感覚。
それが瀬戸口の疑念の眼差しを生んでいた。
…例え剣鈴の一撃で死んでなくとも、あの雷撃で命が絶たれているはずだが。

380 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/02/01 23:11

>>378
歴史…
この世界の、物でしょうね…
（『真実は、ここにあるってか』）
多分。統治者とは何のためにいるのか、この世界がこんな形になったのは何故か…
その謎は、ある程度解けるでしょう。
（燭台に灯のついている席に座ると、ファイルを開き、中を読み始めた）

（現在位置：上層・中央省庁区　会議室）

381 名前：瀬戸口隆之＆ブータニアス ◆o2ONiKid.s ：04/02/01 23:21

「（障気が…まだ収まらん…）」
「なんだって？」
ブータニアスの言葉を思わず聞き返す瀬戸口。

――確かに思考は同じだったが能力まで同じとは限らない。

瀬戸口が悪魔にとどめをさそうと近づくリュウを静止しようとしたとき、
それは起こった。

悪魔が笑みを浮かべ、呪を唱える。
それは異世界の轟火を呼び、轟火はリュウを飲み込む。
リュウの持っていた爆薬が引火して
さらに勢いを増す。

瀬戸口は轟火をさえぎらんと轟火とニーナの間に割って入った。
それと同時に、呼ぶ。
剣鈴と同じ武楽器を…

382 名前：◆cMasterAQo ：04/02/01 23:22

>>380

−（マイナス）４年：地上世界各地で紛争が勃発

−２年：二大国家が正式に戦争状態へ突入

−１年：オールドディープ一号『アジーン』開発
　　　　　二ヵ月後、二号『ドワー』、三号『トリー』開発
　　　　　三ヵ月後、四号『チェトレ』開発
　　　　　二号は敵国に渡り、同様のものが数体生産される

０年：オールドディープの戦線投入により、世界が壊滅的な打撃を受ける
　　　　地上での人類の生存が不可能になる

383 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/02/01 23:27

>>382
戦争…か。
それがこの世界が地下に潜るはめになった原因…
（『バッカみたい…
自分も制御できないような強い力なんか生み出して、その結果滅びるなんて…』）
…ですね…強すぎる力は、危険すぎる…
身をもって知らないと、その事を理解することが出来ないのでしょうか…

（現在位置：上層・中央省庁区　会議室）

384 名前：瀬戸口隆之＆ブータニアス ◆o2ONiKid.s ：04/02/01 23:32

それは盾にして笛たる神々の武具。認められし者のみが扱えし物。
それが、持ち主の呼び掛けに呼応し、時を越え、世界を越えて顕れる。

世界を越えて顕れた盾は地獄の轟火さえ遮り、主とその被守護者を護った。

「リュウゥゥゥゥゥゥゥ！！」

盾に護られながら瀬戸口は叫ぶ。
絶望という韻を乗せて…

385 名前：グレーターデーモン：04/02/01 23:37

>>377、381
高性能爆薬の爆炎はもちろん悪魔も巻き込んでいた。
だが、地獄の業火の中で生まれ育った『それ』にとって、
人間の爆薬などは所詮小春日和のようなもの、鼻歌を歌いながら散歩ができる。

火炎がその勢いを収めるより早く、壁に埋まった体を引きずり出す。
赤黒い濁った瞳が同じ色の炎の膜を貫いて、自分の体に刃を埋めた青年をにらんだ。
致命傷ではなかったが、悪魔の誇りはしくしくと痛んでいた。
両の拳を握り締め、顔の両側で構えながら、じりじりと青年への距離を縮めていく。
小僧はあの爆発で生きているはずもない。
魔の化身たる自分に魔法が通じない以上、小娘には後で嬲り者にする以外価値はなく。
今の自分の敵はただ目の前に立ちふさがる、神の武器を使う青年と猫の形をした精霊だけだ。
―――少なくとも、悪魔はそう考えていた。

さあ、切りかかるがいい。我が腕を切れ、腹を割け、足を切り落とし、目をえぐれ！
どの部分でも好きにもぎ取るがいい！我は代わりに汝の魂を頂く！

青年対達に肉薄する悪魔の顔には、
生まれながらの超越者とくゆうの傲慢さに満ち溢れていた。

（中央省庁区・調整室）

386 名前：リュウ＠ドラゴナイズド・フォーム ◆cMasterAQo ：04/02/01 23:52

>>384-385

＜……ただし。それが人間であったなら、だが＞




　　　　Ｄ　‐　ＤＩＶＥ




＜未だ勢いの収まらぬ業火の中から、唸りが響く。
　古の超兵器、龍の咆哮が部屋を揺らすと同時に、
　火炎の中から、さらに苛烈な炎の奔流が発生した＞



　Ｄ　−　ＢＲＥＡＴＨ


＜魔の術などではない。
　純然たる兵器が放つ、灼熱の吐息。
　その進路上にあった物体は例外なく蒸発し、
　周辺にあったものも一瞬にして燃え上がる＞



……………。

＜龍の力を纏ったリュウが、炎の中より躍り出た＞

387 名前：リュウ＠ドラゴナイズド・フォーム ◆cMasterAQo ：04/02/01 23:53

>>386（補足）

＜龍の吐息の行き着く先は、言うまでも無く…悪魔＞

388 名前：瀬戸口隆之＆ブータニアス ◆o2ONiKid.s ：04/02/02 00:07

>>385-387
あの爆発では助かるはずも無い。
瀬戸口は悪魔の企みに気付かなかった愚かな自分を呪った。
自分のミスでまた一人の少女を不幸にしてしまった。
一人の少年を殺してしまった。
深い悲しみと己に対する怒りが込み上げる。
歯を食いしばって傲慢な笑みを顔に張り付けている悪魔を睨みつける。
この娘だけは護る。自分の命に代えても。

しかし、瀬戸口とブータニアスが悪魔に飛びかかろうとした時、
それは現れた。
以前感じた事のある大きな力の波。
それは正しく、リュウの中に居る徴兵器、＜アジーン＞の波動であった。

389 名前：グレーターデーモン：04/02/02 00:11

>>386
―――震えた。
悪魔の体が自分の意思を無視して小刻みに振動を繰り返す。
なんだ、これは！何なんだ、これは！？
本物はその衝動の正体を見抜いていたが、理性がそれを否定した。
ありえない！我がこのような感情を感じるわけがない！
我は闇、我は悪、人間など想像もつかぬ混沌の中に存在し続けた背徳のイデア！
少なくとも、魔界の闇の奥の奥、絶望の玉座に居られるあのお方達以外に―――

―――恐怖など感じるはずがないのだ！！！

誰かが耳元で吼えていた。
その耳障りなわめき声が自分のものだと気づく暇こそあらば、悪魔は竜の吐息の中に飲み込まれた。
悪魔の絶叫すらもかき消して、紅蓮が走る！
熱い！馬鹿な！
痛い！そんな馬鹿な！！
吹き付けられるブレスの衝撃のあまりの激しさに１トンを超える悪魔の巨体が吹き飛ばされ、
蜘蛛の巣状の皹を走らせながら、壁にたたきつけられる。
もはや、隠しようもないほどの恐怖を目に宿しながら、自分の体を見下ろす。
煉獄の劫火すら耐え切るはずの強靭な皮膚と肉が・・・焼け焦げ傷ついていた。


（中央省庁区・調整室）

390 名前：瀬戸口隆之＆ブータニアス ◆o2ONiKid.s ：04/02/02 00:15

そしてそれを証明するかのごとく炎を切り裂いて現れる巨大な影。
それは＜龍＞だった。

「（あれは、あれは正しくアジーン！あれこそが奴の本当の姿か！）」「あいつめ、生きてたのか！全く、心配させやがって」

ブータが髭をふるわせる。瀬戸口が龍の吐き出した炎に髪を揺らしながら笑う。

反撃の時はきた。
瀬戸口とブータニアスはお互いに目配せし、
各々の配置につく。一人と一匹にはそれで充分なのだ。
一人と一匹は悪魔の両脇につき、同時に刃と牙を突き立てる！

391 名前：◆97if46KF6s ：04/02/02 01:25

何時間か前に、衝撃波の嵐は収まっている…その中で…

「…う…ん…」

クレスが目を覚ます…そして、上体を起こすと辺りを見回した。

「もう…大丈夫か…」

そう呟くと、自分がフェイスレス近くの床に投げ刺した刀を見る…
既に刀身に光は無い。

「…ずっと起きていたんですか？」
（「当タり前だ、貴様が投ゲたんだロうが…」）
「はいはい…すいませんでした…」

一言謝罪の言葉を刀へかけると、それを抜き鞘へと収める。

（「ヤれやレ…気持ちがこもっテ無いゾ？」）
「…そうですか？気のせいですよ、きっと。フェイスレスさんは…起きてないか。」

起きていない事を確認すると、踵を返し元いた場所に戻り座り込む…

「身体の調子が…悪いな…もう少し寝よう…」
（「無茶ヲしたからダ…ま、ゆっくリ休むンだな。我も少々疲レた…」）

そのまま再び瞼を閉じ、クレスは眠りへ落ちていった。

―――クレスの道具袋の中に在る紙に文字が新たに浮き出…或いは消える…

持ち物（重要物のみ）
クレス・カードキー 契約の指輪「琥珀」 銅鏡 無銘、正宗
グラシア・Kの鍵 ちびっこハンマー 勾玉
リューガ・カードキー Dの鍵 魔術兵器“我、埋葬にあたわず”
瀬戸口・Jの鍵 Mの鍵
ウル・カードキー『転送装置管理用』
メイ・管理チップ（レベル1までの施設の使用認証用）

状況
・3ndレンジャー、ウルの説得？により行動を共に。
・瀬戸口。ニーナと言う少女が人間空気浄化装置である事を反政府組織「トリニティー」リーダー・メベトから　聞かされる。
・外の世界の汚染は既に消えている、かも…しれない。
・外へ出るには4つの鍵が必要。内2つは瀬戸口の手に。残り2つの場所はまだ不明。
・タントラ、瀬戸口に倒された筈が復活…半幻獣化し、死者の魂と幻獣を融合させる能力を持ったが…倒された。
・冥王ジェダ、「真の救済」の為に魔界・人間界の者達の魂を1つにする事を計画…
　それをなす為の「神体」創造に「価値ある魂」を求めるが…倒された。
・中層から上に上がる手段は廃棄居住区の水道、発電施設（下水道の様なもの）から上がるか…
　居住区リフトから上がるかの二つ（カードキーが無ければリフトは利用不可）
・下層、元レンジャー基地から上層への直通エレベーターの封印が解かれた。
・工場地区の壁の一部が爆発…中には非常階段があり、通じる先は上層。
・メイ、バイソン将軍に洗脳された。
・ウルチームが発電所の屋上から、中央省庁区へ進む為の転送ゲートを開いた。
　尚、ウルの持つカードキーは発電所のセキュリティーも自由に操作可能
・ミクトラン…行方不明。諸葛孔明の身体を使っていたアンセム…正体を現し倒される。
・ロボカイ、アンセムの攻撃により胴体破損…頭部のみに…身体を造る為クレス、グラシア、ロボカイ…一度中層へ…
　身体造りは完了したが、以前使えた内蔵武器の一部は使用不能。尚、隠し武器としてドリル、仕込み刀を両手に搭載。
・オルドレイク、イスラの反乱にあう…イスラからグラシア達の殺害宣言が出されたが…
・上層、居住区の発電所…セキュリティが一部復活。
・実はパイは、フェイスレスの変装…何故騙したかは不明。部屋へ誘い込まれローラーが迫った時…姿を明かす。
・リューガ…一人で“そら”に往く為、想いの鎖を断ち切る事を決める…
・リュウ、オールドディープ…龍による侵食により…体調が思わしくない。
・統治者の一人、クピト…グラシアに倒される。
・リュウの侵食、瀬戸口の施した精霊回路により一時的に止まる。
・グレーターデーモン調整室に出現。
・統治者のトップらしき人物…エリュオン、グラシアと接触。
・Hの鍵は上層・中央省庁区　換気口、中継地点の天井に開いた穴の上。
・中央省庁区通路、リューガとボッシュの決戦により崩壊。後にリューガの手によって氷漬けに…
　だが…何かが起こりつつある模様…

現在状況
中層：居住区・月代
上層：居住区　宿・ ベガ ロボカイ
上層：居住区　宿屋前・アリシア&ユン+レミー
上層：居住区　表通り・ホワイト
上層：居住区　発電所前・ネフェルピトー
上層：居住区　発電所、内部（詳しい場所までは不明）・イフ
上層：居住区　発電所4F・ソル（背徳の炎）
上層：中央省庁区　ターミナル？医療カプセル内・メイ
上層・中央省庁区　換気口、中継地点・クレス フェイスレス
上層・中央省庁区　会議室・グラシア
上層・中央省庁区　調整室・瀬戸口＆ブータニアス
上層：中央省庁区　深部・リューガ
上層：中央省庁区　統治者会議室・猫ワルク？

上層：中央省庁区　不明・ウルチーム（構成：ウル、3rdRアルフ）

不明：アンバー&メカヒスイ オルドレイク+無色の派閥幹部 ケン ヒカリ　イスラ


行方不明・死亡、消滅など
アンセム（世界を闇に還す、闇の探求者…マサカドゥスによって滅ぼされた魔王が新たな肉体を求め…
　　　　　 闇の扉を開いたアンセムと一つになった存在。そして…諸葛孔明の身体を借りミクトラン以下数名を利用。
　　　　　 他の世界などの優れた魂を集めていた…グラシア、シャドウナイト、ロボカイに倒されかけ…
　　　　　 闇に飲まれWofcに変化したが…ミクトランの手助けによって何とか助けに駆けつけた…
　　　　　 クレスと正宗の力も合わさり…全員の猛攻後最後は光に飲まれ…消滅）
オルテンシア（換気口、中継地点でクレス、フェイスレスと対峙…空間を操る能力、炎、氷、雷の術が使え…
　　　　　　　　 フェイスレスを氷漬けにしたりなどして強敵だったが、死角からの攻撃ニ対一などに弱く弱点も有った。
　　　　　　　　　最後は二人の動きを同時には見切れず致命傷を受け…フェイスレスに倒された）
クピト（グラシアと二度対峙し、二度目の対峙の際放った炎に呑まれ…消滅。
　　　　 …統治者は歯車に過ぎないらしいが…）
ジェズイット（統治者「メンバー」の一人…リフト前にて瀬戸口、イフと激戦を繰り広げた果て…
　　　　　　　瀬戸口の急所への斬撃、イフの回し蹴りを喰らい死亡）
シャドウナイト（ジュリアスの魂を取り戻すという目的を果たし、ガルーダに乗り帰還…だが、無事に帰れたかは不明）
ゼノ（体内に爆弾を仕込まれ爆死）
タントラ（半幻獣化&ダオスの魂を取り込んでおり、脅威の再生力を有したが…
　　　　　氷漬けにされ、最後にクレス、グラシア、シャドウナイト、リューガの猛攻を受け次元の狭間へ送られる）
ダオス（傷付いていた所を、仮面の男によって刺され死亡…魂はタントラに吸収される）
デモネド（リューガと闘い、魔力による加速での流星の様な飛び蹴りに…身体が裂かれ倒された）
ボッシュ（上層、中央省庁区通路にてリューガと決戦。神罰剣・堕天によって切り裂かれた後、
　　　　　 ヴェクサシオンの手によって首をはねられる…その亡骸は氷の中へ）
ミクトラン（KHの扉から溢れる闇を扉を閉じて止めようとし…扉諸共行方不明に…生死は不明）
冥王ジェダ（魔次元空間内でウル、ソル、月代、メイ、ロボカイに倒される…復活出来る様で、100年程かかるらしいが…）
ライル（発電所、変電室でグラシア、パイと対峙…最終的に連撃をグラシアに見舞われ…倒れた）

（？は、ハッキリしない事項、及び居場所が正しいか確定しない人物）
（問題の指摘・訂正などがありましたなら連絡所までお願いします）

392 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/02/02 01:29

（…名前ミス…脳内訂正をお願いします…）

393 名前：◆cMasterAQo ：04/02/02 12:01

>>383

０〜１２０年：およそ八万人のシェルター内での生存を確認
　　　　　　　　シェルター内環境整備計画が旧軍指導者の下、行われる
　　　　　　　　自給自足システムの確立
　　　　　　　　鉱物資源の確保
　　　　　　　　これにより、一億人規模の居住が可能となる

１２０〜１９０年：人口が増加の一途を辿る
　　　　　　　　　　１８４年にピークを迎え、一億三千万人に達する
　　　　　　　　　　同時に貧富の差が増大

１９０〜６３０年：旧軍指導者の末裔による特権階級的統治
　　　　　　　　　　後に『搾取の時代』と呼ばれる
　　　　　　　　　　市民階級のエンゲル係数、平均７６．４
　　　　　　　　　　人口は五千万人にまで減少
　　　　　　　　　　頻発する反乱の鎮圧に『アジーン』『チェトレ』が使用されるが
　　　　　　　　　　中層区の下級市民エリュオンが『アジーン』とのリンクを果たし
　　　　　　　　　　オルテンシア、クピトを伴い旧軍指導者の末裔のほぼ全てを殺害
　　　　　　　　　　旧軍指導者の末裔、ヴェクサシオン、デモネド、メベトは
　　　　　　　　　　エリュオンに恭順し、新たな統治体制を発足する
　　　　　　　　　　市民のオールドディープとの同調率の調査が秘密裏に行われる

６３１年：Ｄ値の概念が導入され、各所で反感を生む
　　　　　　各所で反乱が頻発するも、ヴェクサシオン主導で再編成された
　　　　　　警察組織『レンジャー』によって、その全てが鎮圧される
　　　　　　『チェトレ』封印される

６５１年：上層市民の一人が『アジーン』とのリンクを果たす
　　　　　　暗殺部隊『ネガティブ』によってこれを殺害
　　　　　　その五親等以内の親族の殺害もこれに並行して行われる

７０２年：中層市民の一人が『アジーン』とのリンクを果たす
　　　　　　処置は前回と同様に行われる

７９８年：メベト主導により反政府組織『トリニティ』結成
　　　　　市民のガス抜き、反乱分子の早期粛清、
　　　　　オールドディープとのリンク保持の可能性のある人間『適格者』の早期発見に貢献

８０１年：上層市民の一人が『アジーン』とのリンクを果たす
　　　　　　直後に差し向けられたレンジャー部隊を壊滅。
　　　　　　中央省庁区内に侵入の際、オルテンシアにより外次元に放逐

８５５年：適格者の全滅を確認

８７２年：大気汚染浄化プログラム立案

８７５年：大気汚染浄化プログラム始動

９３３年：大気汚染が深刻化
　　　　　　浄化装置の破損により、最下層市民の三割、四百万人が死亡する事故が発生
　　　　　　責任者は公開処刑

９８８年：中層市民、ジェズイットが中央省庁区を単独突破しエレベーターに到達するも
　　　　　　エリュオンに敗北、転向して統治者の一人となる

９９３年：大気汚染浄化プログラムの成果として、肺機能強化人間の開発に成功


＜ここで、終わっている＞

394 名前：グレーターデーモン：04/02/02 22:27

>>390

背中から壁の欠片をぱらぱら溢しながら、悪魔は壁から身を起した。
苦々しい思いを篭めて、自分を取り囲む敵たちを見渡す。
火龍を宿した少年。人を象ったインモータルの小僧。猫の姿をした精霊。
一人でも侮りがたい敵が、三人も自分を取り囲んでいる。
さて、どうしたものか。普通に戦って勝てそうにも無い・・・。
壁に背と翼を預けながら、敵の様子を伺う。
龍が自分の様子を伺っている。
小僧めは生意気にも刀を構え、また自分の身体を斬りつけようとしている。
猫までもが、自分に牙を剥き――――――――――ん？
ふと、稲妻のように閃いた。この不利な状況を180度転換させる妙手を。

（中央省庁区・調整室）

395 名前：グレーターデーモン：04/02/02 22:28

>>394の続き

猫と小僧の方を射殺さんばかりに睨みつけ、軋るような声で呪を唱える。
調整室の薄暗い闇の中に二度、オレンジ色の火玉が浮かび出た。
『烈火（ラハリト）！！』
最後の言霊を合図に先ほどに倍する威力の爆炎が破裂する。

―――だが、これはフェイント！

悪魔が狙ったのは小僧と猫に有らず、呪文の標的は調整室の天井。
さきほどの呪文と爆薬、悪魔の大暴れで死に掛けていた天井は、
最後の駄目押しを受けて崩落し、小僧と猫を生き埋めにせんと降り注ぐ。
その瓦礫が地面に届くよりも早く、壁を蹴って悪魔が疾駆する。
爆発の衝撃波を背に受けてさらに加速し、
麻痺毒を秘めた爪を龍目掛けて振り上げる。

―――だが、これもフェイント！

龍への距離を半分も消費しないうちに、悪魔の豪腕が床を叩いた。
爆弾の直撃のような衝撃で床を砕き振るわせ、強引に方向転換。
瀬戸口の一撃で三分の一ほど斬られていた腕はその反動で半分まで千切れ、
凄まじいGに片方の視界が真っ黒に染まり、
人間の言葉では名前すらない内臓の幾つか破裂する。
重傷を負いながら、それでも悪魔が目指したのは―――ニーナ！！！
小僧と猫、竜が彼に意識を集中させた結果、一人無防備になってしまった少女であった！
千切れかけた腕の代りに、大蛇の如き尾を伸ばして彼女をから絡め取ろうと―――

396 名前：瀬戸口隆之 ◆o2ONiKid.s ：04/02/03 22:51

>>394-395　グレーターデーモン
復活し、龍の力を手に入れたリュウ、
そして自分と英雄妖精ブータニアス。
このメンバーなら勝てる、と瀬戸口は確信していた。

しかし、この、今目の前にいる純然たる悪意の化身はそう簡単には死んではくれなかった。

悪魔は瀬戸口とブータニアスの方をそれだけで殺す事ができるような目で睨みつけ、
人を、精霊を、世界を侵食する呪を唱える。
閃光が辺りを包み、悪しき炎が、悪しき大風が、戦闘で脆くなった天井を砕いた。
瀬戸口とブータニアス目掛けて降り注ぐ瓦礫の雨、雨、雨。

「うぉぉぉぉぉぉぉ…！！」
「ニギャァァァァァァァ…！」

瓦礫は瀬戸口とブータニアスを飲み込み、声さえもかき消した……

397 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/02/03 22:57

>>393
（年表を読み終え、ファイルを机に置くとため息をつく）
…統治者って、不老長寿なのでしょうか？
（『第一声がそれ？！』）
いや、ちょっと疑問だったので。

でも…気になるのは、大気汚染浄化プログラムの内容ですね。
人を改造したようですが…その人の身体はどうなってしまうと言うのでしょうか…
（椅子に座ったまま足をぶらつかせ、天井を見つめた）

（現在位置：上層・中央省庁区　会議室）

398 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/02/03 23:06

……
（無言で瞼を開き、身を起こす…どうやら浅い眠りだったようだ）
…うん、体調も万全…フェイスレスさんは…まだ、起きてないか…
（「…その様ダ…どうすル？」）
どうするって言われても…起きない様だったら、先に行くしかないですね。
（そう言いつつ、天井の穴を見上げ立ち上がりつつ…道具袋からリンゴを取り出し一齧り…）

（現在地：上層・中央省庁区　換気口、中継地点）

399 名前：リュウ＆ニーナ ◆cMasterAQo ：04/02/03 23:12

>>395
＜突如、加速の方向を変え迫る悪魔に、
　ニーナは身をすくめる。
　…だが、抜けた腰を押して、悪魔をキッと睨むと、
　杖をトンと振り下ろした。
　効き目がないかも、などと考えている暇はない＞

「………うううっ！！」

＜風の術式、シェザーフ。
　殺傷力の全く無いこの魔の術は、
　半径およそ２メートル内に存在するものを
　全てその外へ放逐する暴風を引き起こす。

　……そして、悪魔の背後からは＞




　Ｄ　‐　ＤＡＳＨ

＜悪魔が飛ばした瓦礫や体液を吹き飛ばし、蒸発させながら驀進する
　オールドディープ『アジーン』…リュウが、悪魔の背に灼熱の爪を突き立てんと
　その右腕を大振りに振り上げていた＞

400 名前：◆cMasterAQo ：04/02/03 23:21

>>397
＜その他、ファイルなどは落ちてはいない。
　天井からは、人工的な淡い光がわずかに降り注ぐのみ。
　……左右にひとつずつ、通路がある＞

>>398
＜天井の穴までは、かなり距離がある。
　オルテンシアのように、瞬間移動でもしなければ到達は難しいだろう。
　……外壁には、あちこち崩れて手足をかけられそうな場所もできているが＞

401 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/02/03 23:31

>>400
―――やっぱり、楽に行くのはこの方法しかないよ…なぁ…
（リンゴの芯を自分の座っていた場所に置き、ふと…呟いた…）
フェイスレスさんは…置いていく事になるけど仕方ないか。
（「…ま、奴なラ自力で登ルだろう…」）
だと、いいんですけど…といっても、二人同時に運ぶのはキツイですけど。
（そう言うと、剣を抜き…自分の身体の前に構える）
穴の上は無理だけど、穴の直前は見えてる訳だし…行くか。
（道具袋を肩に掛けると穴の手前をイメージし始める…）
空間……翔転移…
（次の瞬間、クレスの周りに軽く光が発し始め…姿が消えた。
　…現れた場所は、穴の手前…穴の淵を手で掴み…）
ふっ…！
（気合を入れたような一言と共に、腕に力を込め上へと昇った）
…うーん…やっぱり、フェイスレスさんを持ってだったら無理だったろうな。
（それだけ言うと、多少鎧やマントに着いていた埃を払った）

（上層・中央省庁区　換気口、中継地点→上層・中央省庁区　？？？）

402 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/02/03 23:32

>>400
さて…どうしましょうか。
（淡い光の下で髪を解くと固く結びなおす）
どちらがより地上に近いか…確立は二分の一…
（椅子から跳ねるように立ち上がると、左側に向かって歩き出す）
勘で、行きますか。

（現在位置：上層・中央省庁区　会議室→上層・中央省庁区　左側の道）

403 名前：グレーターデーモン：04/02/03 23:35

>>396,399

火炎魔法の衝撃と破格の筋力。
二つの推進力を得た悪魔の体は無論、風の術式ごときで止まる訳がない！
だが・・・少女から吹き寄せる突風は僅かながら悪魔の突進の勢いをそぐことになった。
その時間、わずかにコンマ数秒。
瞬きにも満たないその時間が調整室の戦いの勝敗を大きく左右することになった。

後数ｃｍ、僅かに数十ｍｍ。それはまさに勝利の距離。
今までのぬるい反応から言って、あの少女を人質にとればこの戦いは半ば勝ったも同然だ。
そうだと言うのに・・・。
あと少しだというのに・・・。
なぜ、この体は動かないのだ！！！

悪魔の怒号が調整室を振るわせる！
勝利の鍵（ニーナ）目と鼻の先までたどり着きながら、悪魔の巨体は龍のつめによって床に縫い付けられることになった。
ぶちぶちと体を引きちぎりながら、尻尾を伸ばすが、どうしても後一歩で届かない。
ついに堪えきれずに内臓と血が混じった真っ黒な吐瀉物を床にぶちまけた。
しかし、悪魔はまだ諦めていなかった。
最後の力を振り絞り、最大の呪文を編み上げる。
断末魔のような呪いは周囲の大気に漂う精霊らを陵辱し、その苦悶の中から超常の力を呼び起こす。
真空中にて生成消滅を繰り返すワームホール。それが調整室の大気の中に大量に出現する。
量子レベルの異次元への門は室内の熱量を吸収し、コキュウトスに劣らぬ地獄を作り出そうとしていた。
もし、龍がこの瞬間止めを誘うとして爪を抜けば、悪魔は少女に襲い掛かり、
なおも悪魔を抑え続けるのであれば呪文が完成する。
貴様ら全員道ずれにしてくれる！！
悪魔の最後の怨念を乗せた声が空気をただれさせながら、今解き放たれる！

『貪る闇よ、来たれ―――大凍（マダ・・・）』


（中央省庁区・調整室）

404 名前：◆cMasterAQo ：04/02/03 23:35

>>401
＜足元に、鍵…鍵とカードキーを、足して二で割ったようなものが落ちている＞


―――重要アイテム　Ｈのカギ―――


>>402
＜左側には、今まで見てきたような魔方陣がある。
　……向かいにある、右側にも、同じものがあるようだ＞

405 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/02/03 23:40

>>404
（『さて…どうする？』）
行きます。立ち止まっているより、何かをした方がましです。
…空は、近いはず…
（ゆっくりと廊下を踏みしめながら前に向かって歩き、左側の魔方陣に入った）

（現在位置：上層・中央省庁区　左の道）

406 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/02/03 23:50

>>404
（進もうと、足を動かすと…カツンッ…と、何かが足に当たった）
…？
（屈み、それを拾う…それは不思議な形状をしていた…）
鍵…か、何かかな…
（「ふム、もしかすルとあの統治者の娘ガ転送サせたノかもナ」）
…最後の力で…でしょうかね…
（クレスの声のトーンが少し落ちる…だが、刀は…」）
（「さテな…今となってハ知る手立ては無イ…ま、回収シておけ。」）
（意に返さずといった感じで言葉を返した）
まあ…そうですけどね…回収はしておきますよ。

（「ああ…で、それよりモ……コこはドの辺だ？」）
……ん？ここですか…？…………さぁ？
（またまた、迷子になりかけてるクレスと刀だった…）

（現在地：上層・中央省庁区　？？？）

407 名前：◆cMasterAQo ：04/02/03 23:52

>>405
＜魔方陣に入り、転送された先は……
　今までに増して瓦礫だらけの廊下だった。
　むしろ、下に下りてきている様子である＞

>>406
＜少し向こうから、なにやら光が見えた。
　魔方陣に乗った時に見える光と同じものだ。
　…曲がり角の向こうに、それはあるのだろう＞

408 名前：瀬戸口隆之＆ブータニアス ◆o2ONiKid.s ：04/02/03 23:54

>>403
龍が悪魔を床に縫い付け、悪魔が今までで最大の呪祖を吐いたとき、
それは現れた。

突如として瀬戸口達が生き埋めになり、
今まで動きが無かった瓦礫が吹き飛び、
あしきゆめを払う青き輝きを背負う大猫と
同朋を殺す、赤き気を纏った碧眼の鬼族の戦士が現れた。
それは疾風の如く駆け、赤と青の閃光となりて
滅すべき闇へ、悪意の塊へと牙を剣を振るう。
その輝きは豪華絢爛にして
明日を、朝を呼ぶ足音。
光の軍勢は、たったの二柱だけだが、
確実にここに舞降りたのだ。

409 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/02/03 23:56

>>407
んっ…？
（「全く、お前ハいつ…む…どうシた？」）
あ、いや…光りが見えたような気が…
（「光り…？……ならバ、行け」）
はいはい、行きますよ…また迷うのは御免ですから。
（ブツブツ言いながら剣を収め、光りの見えた方へと歩き出した）

（上層・中央省庁区　？？？→上層・中央省庁区　光りの見えた方向へ）

410 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/02/03 23:58

>>407
何で…こんなズタボロのところに…
（『あははー、地下に潜ったみたいだねー。
うわーチビの勘ってば、全然当てにならないねー』）
人の不幸を面白そうに言わないでください！
まったく…
（魔方陣から降りると、腕を組んで考え込む）
となると…さっきの分かれ道はもう一つの方が正解でしょうか？

（現在位置：上層・中央省庁区　左の道→上層・中央省庁区　？？？）

411 名前：◆cMasterAQo ：04/02/04 00:00

>>409
＜曲がり角の先に見えたものは>>410＞

>>410
＜腕を組んで考え込んでいる間に聞こえてきた足音。
　そして目の前に現れたのは>>409＞

412 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/02/04 00:07

>>411
―――ん…？
（何かが見え、聞こえた…見覚えのある姿…聞き覚えのある声…
　曲がり角の先にある姿が見えるとピタリと足を止めた）
（「こノ声…恐らク、間違いハ無いな…」）
…ですよね？
（そう、探していた人物が居る…そう思うと、安堵の息を漏らし…）
グラシア君…
（再び足を動かし進みながらその人物…グラシアへと声をかけた。
　…クレスはマントや前髪が多少も焦げたりしているが…）

（現在地：上層・中央省庁区　魔方陣前）

413 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/02/04 00:15

>>411
（『んー？　この感覚…おじさん達だね』）
え…？
（本当かどうか聞き返すまえに、>>412の姿が見えた）
…クレス、さん…ご無事で、何よりです…
…（ご無事なのは嬉しいですけれど…いつ、イスラ殿が接触してくるか分からない今は…
あまり、逢いたくなかったですね…）
（喜びと困惑が複雑に混じった表情を浮かべながら、軽く頭を下げた。
今までなら揺れたであろう外套は、今はない）
（『バンダナ君、おじさん。久しぶりだね』）
（主の感情などまったく知らないかのように、勾玉は軽い口調で歩み寄ってくる剣士に声をかけた）

（現在位置：上層・中央省庁区　魔法陣前）

414 名前：リュウ＆ニーナ ◆cMasterAQo ：04/02/04 00:17

>>403
＜爪を突き刺し、地面に縫い付けた悪魔は、
　呪詛を編み上げリュウを死語の世界へ誘おうとしている…
　リュウにもそれはわかる。
　…だが、ここで爪を離せば、腰を抜かしたニーナが……＞

>>408
＜その時だ。
　二柱の光が室内を駆け、悪魔の肉体を切り裂く。
　鬼。そして、猫。
　それが何者であるかは、リュウにはわからない。
　だが、ただひとつ。
　それがとても優しい光であることは、リュウははっきりと理解していた。

　……為すべきことはひとつ＞

ハァァァァァァァァァァァァァァァァァァ！！！！！



　　Ｄ　−　ＣＨＡＲＧＥ

＜リュウを取り巻く火炎の煌きがその輝きを増し…
　龍の咆哮を響かせながら、突き刺した右腕を引き抜くと同時に
　悪魔を宙に放り、もう片腕を振り上げ……放つ＞



『タルナーダ』


＜空気が、割れる。

　そのようにしか形容できない大音響と同時に、
　悪魔は向かいの壁を突き破り、さらに先の壁を破り、
　その先の分厚い壁に盛大な亀裂を入れ、施設内に大地震を起こし……止まった＞

415 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/02/04 00:24

>>413
ああ、僕の方は、リューガさんや統治者に襲われたりもしたけど、何とか無事…かな。
グラシア君も無事みたいでよかったよ…
（複雑な表情を読み取りながらも、微笑しつつ言葉を返す…）
（「ふム、確かに久シぶりト言えバ、その通リだな…しかシ、刀身が曲ガッたり我ハ最悪ダ」）
そんな事言っても始まらないじゃないですか…僕には直せませんし。
…お久しぶりです、マサカドゥスさん。
……所で、グラシア君…急に一人で上に来りして、何かあった…のかな？

（現在地：上層・中央省庁区　魔方陣前）

416 名前：グレーターデーモン：04/02/04 00:30

>>408、414
絢爛なる光は悪魔の呼び出した闇もろとも、その肉体を十文字に切り裂いた！
龍の一撃は肉体の芯を破壊し、その不定なる生命の源を断った！
煤けた悪霊はついに溜まらず、死に行く肉体から逃げ出し、
怨嗟の木霊と共に炎の回廊を故郷―――即ち、地獄へと一直線に下り堕ちていった。

轟音、爆音、激震。
音の上に音が積み重なり、その激しさは津波のようにすべてを飲みつくす。
一瞬の狂乱と破壊が過ぎ去って後は、静寂の凪。

後に残ったのは悪臭を放ちながら、ゆっくりと解け崩れる悪魔の残骸。
そして、音もなく、鳥の羽のように舞い降りる白いもの。
しんしんと、止め処なく降り注ぎ、悪魔も床も真っ白に染めて埋め尽くしていく。
青年と猫は知っていただろう。
それは空気中の水分が瞬間的に凍りつくことによって引き起こされたダイヤモンドダスト現象。
そして、恐らくは一度も「そら」を見たことのない少年と少女にとって始めてみる。


―――――雪だった。

417 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/02/04 00:32

>>415
私も…リューガさんとは戦いました…
それと…私が倒した統治者の一人は…以前、死者を愚弄する物と戦った際に手を貸してくれた少年でした…
（大丈夫だ、と言う代わりに笑ってはいるが、それはどこかぎこちない）
（『あー、僕はチビの首から下がっているだけでよかった。
おじさんみたいな苦労はしなくてすむからね。
まあ、鍛冶屋が見つかったら直してもらいなよ』）

……イスラさんにとって、一番憎いのは私のようですから…
あの人の狙いである私が個人行動を取れば皆さんは無事だと思ったんです…
（俯き、足元を見つめた。
前髪に隠れ、クレスからはグラシアの表情は見えないだろう）

（現在位置：上層・中央省庁区　魔法陣前）

418 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/02/04 00:46

>>417
…そ…っか。
僕とフェイスレスさんが対峙した人は、僕と同じ力を持っている人だったよ。
その他にも、空間を造ったり魔術の類も使えたけど…
（笑っているのを見るが…明らかにいつもとは違う笑顔。
　だが、追求はせずに…クレスはただ出来るだけ明る目に語る）
（「鍛冶屋なド、ここにハいなイだろウかラ帰ってかラになりそウだな…」）

…
（と、一人で来た理由がイスラという少年にある事を聞いた…一瞬の沈黙。
　しかし、すぐに気を取り直して口を開く…）
……はぁ…それだけの理由か…
もし、一人で対処出来ないような不足の事態が起こる事だってあるのに。
（「それニ、小僧が憎まレるなら、こノ阿呆だって当に憎まれテいるト思うガな？
　…どう思う？」）
（グラシアの表情は見えないが、敢えて「そんな事か…」といったように言う…同時に、グラシアらしいと思いながら。
　しかしクレスは危険など、今まで何度もその身に浴びている…今更一つそれが増えた所でなんとも思わない。
　それに…あの少年の事も何か訳が有っての事と感じているが…）

（現在地：上層・中央省庁区　魔方陣前）

419 名前：リュウ＆ニーナ ◆cMasterAQo ：04/02/04 00:54

>>416
……………………。

＜淡い光を放ちながら、元の姿に戻っていくリュウ。
　ニーナを助け起こし、しばし、漂う細かい氷の粒に見とれる＞

ニーナ「……わぁぁ………」

リュウ「………………」

＜リュウはにっこり微笑むと、そのまま倒れてしまった。
　……一瞬にして、熟睡してしまったようだ＞

420 名前：瀬戸口隆之＆ブータニアス ◆o2ONiKid.s ：04/02/04 00:54

>>416
「雪、だな」

ひたすらに上から舞落ちる白いものを見上げながら、
ぼろになってしまった服を着た瀬戸口は口を開いた。

手にした剣にどす黒い液体がついていることから
あの鬼のような影が瀬戸口で、
大猫はブータだったことが伺えた。

「綺麗だな…あの『そら』から舞落ちるのと同じで」「ナオゥ」

大猫と青年はしばらくその雪を見ていることにした。

421 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/02/04 00:57

>>418
私が戦った方は…私と同じように魔法を得意とした方でした。
一緒にいたネズミさんも巨大な鬼になって同時攻撃されましたけれど…

それだけって…！
（一気に顔を上げ、廃青の目でクレスを見上げた）
確かに、イスラさんからすればクレスさんも嫌いな部類の人間だとは思いますよ。
でも、一番憎いのは、私だって言っていました。
それに、私は自分の手で決着をつけたかったんです…
（だんだん語尾が弱まり、それと同時に顔もまた俯いていく。
視線の先は、胸元で組んだ自分の両手）
…あの人を殺さないで、ちゃんと自分で終わらせたいんです…

（現在位置：上層・中央省庁区　魔法陣前）

422 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/02/04 01:08

>>421
…まあ、お互い大変だったみたいだね。
僕は最後に訊きたい事があっあんだけど、フェイスレスさんにとどめを刺されちゃってさ…
（乾いた笑いを漏らした…何処か寂しそうな笑い…）

…うーん…憎しみなんて一番も最後も関係無いと思うけど。
（「同ジ負の感情ダからナ…しかし、小僧も相当重症ダな」）
いいじゃないですか…グラシア君らしいですし…
（グラシアの様子を見ながら少しずれた額のバンダナを、指で持ち上げると一息）
…決めた…そう言うなら僕は手を出さないよ。
グラシア君が、本当に危なくならない限りはね…
勿論、グラシア君が殺さないで…って決めてるならその時も刃は使わないで。
（「…こノ、和菓子共が……ま、お前達らシくて、不自然にハ思えんガ」）
（二人の言葉を聞き、刀が苦笑する様に…言った…いつもの事だな…と、思いながら…）

（現在地：上層・中央省庁区　魔方陣前）

423 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/02/04 01:15

>>422
私も、出来るなら命を奪いたくはなかったのですけれど…
（組んでいた手を開き、ため息をつく）

…お願いします…
（『ごめんねー、うちの甘い主が世話かけて』）
（小さな声で呟いたグラシアの言葉の上から、マサカドゥスが明るい口調で言った）
あの人の命を奪っても、何も解決しないような気がするんです…

すみません、先に、休ませていただきます…
（そう言うと手近な瓦礫に腰掛け、目を閉じる。
10秒も立たないうちに、寝息が聞こえてきた）

424 名前：瀬戸口隆之＆ブータニアス ◆o2ONiKid.s ：04/02/04 01:20

>>419
（どさ、と人が倒れるような音がしたので振り返る。）
リュウ……！
（急いで駆け寄ろうとするが）
・・・・・・？
（急に視界がゆらぎ、思わず膝をついた）
「（まともに喰らってしまったからな、
深手は負ってないにしろ、それなりのダメージはある）」
そうみたいだな。今日もここで休むことになるとは…
結構…時間食ったな……と。
（リュウの状態を調べ、寝ているだけだとわかると
軽く毛布をかけてやり、自分も壁にもたれて座った）
（いつになったら『そら』に出られるんだろうか…）

425 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/02/04 01:26

>>423
まあ…僕もだったけど…それは無理そうだったからね。
答えを聞いた後に…とは思ってたんだけど…
（同じ様に溜息…）

いや、いいよ…いつもの事っていう訳じゃないけどさ。
（「ま、安心しロ、こっチの阿呆も小僧ニは負けルかもしれんガ、相当甘イ…羊羹ノ様にナ」）
…羊羹ってなんです…？
（「和菓子ダ、和菓子」）
（そんな事を一人と、一振りは言う…羊羹の話題は真面目とは言い難いが）
…まぁ、命を奪って解決する事なんてないだろうしね…恨みとか、憎しみもも後に残すし。

ああ…わかった…おやすみ、グラシア君。
（グラシアが眠るのを見ると、自分も床に座り込み…蹲る格好で瞼を閉じた…）

（就寝：上層・中央省庁区　魔方陣前）

426 名前：◆97if46KF6s ：04/02/04 01:52

―――クレスの道具袋の中に在る紙に文字が新たに浮き出…或いは消える…

持ち物（重要物のみ）
クレス・Hの鍵 カードキー 契約の指輪「琥珀」 銅鏡 無銘、正宗
グラシア・Kの鍵 ちびっこハンマー 勾玉
リューガ・カードキー Dの鍵 魔術兵器“我、埋葬にあたわず”
瀬戸口・Jの鍵 Mの鍵
ウル・カードキー『転送装置管理用』
メイ・管理チップ（レベル1までの施設の使用認証用）

状況
・3ndレンジャー、ウルの説得？により行動を共に。
・瀬戸口。ニーナと言う少女が人間空気浄化装置である事を反政府組織「トリニティー」リーダー・メベトから　聞かされる。
・外の世界の汚染は既に消えている、かも…しれない。
・外へ出るには4つの鍵が必要。内2つは瀬戸口の手に。残り2つの場所はまだ不明。
・タントラ、瀬戸口に倒された筈が復活…半幻獣化し、死者の魂と幻獣を融合させる能力を持ったが…倒された。
・冥王ジェダ、「真の救済」の為に魔界・人間界の者達の魂を1つにする事を計画…
　それをなす為の「神体」創造に「価値ある魂」を求めるが…倒された。
・メイ、バイソン将軍に洗脳された。
・ウルチームが発電所の屋上から、中央省庁区へ進む為の転送ゲートを開いた。
　尚、ウルの持つカードキーは発電所のセキュリティーも自由に操作可能
・ミクトラン…行方不明。諸葛孔明の身体を使っていたアンセム…正体を現し倒される。
・ロボカイ、アンセムの攻撃により胴体破損…頭部のみに…身体を造る為クレス、グラシア、ロボカイ…一度中層へ…
　身体造りは完了したが、以前使えた内蔵武器の一部は使用不能。尚、隠し武器としてドリル、仕込み刀を両手に搭載。
・オルドレイク、イスラの反乱にあう…イスラからグラシア達の殺害宣言が出されたが…
・上層、居住区の発電所…セキュリティが一部復活。
・実はパイは、フェイスレスの変装…何故騙したかは不明。部屋へ誘い込まれローラーが迫った時…姿を明かす。
・リューガ…一人で“そら”に往く為、想いの鎖を断ち切る事を決める…
・リュウ、オールドディープ…龍による侵食により…体調が思わしくない。
・統治者の一人、クピト…グラシアに倒される。
・リュウの侵食、瀬戸口の施した精霊回路により一時的に止まる。
・グレーターデーモン調整室に出現…だが、瀬戸口とブータ…リュウとニーナにより倒された。
・統治者のトップらしき人物…エリュオン、グラシアと接触。
・中央省庁区通路、リューガとボッシュの決戦により崩壊。後にリューガの手によって氷漬けに…
　だが…何かが起こりつつある模様…

現在状況
中層：居住区・月代
上層：居住区　宿・ ベガ ロボカイ
上層：居住区　宿屋前・アリシア&ユン+レミー
上層：居住区　表通り・ホワイト
上層：居住区　発電所前・ネフェルピトー
上層：居住区　発電所、内部（詳しい場所までは不明）・イフ
上層：居住区　発電所4F・ソル（背徳の炎）
上層：中央省庁区　ターミナル？医療カプセル内・メイ
上層・中央省庁区　換気口、中継地点・フェイスレス
上層・中央省庁区　魔方陣前・クレス グラシア
上層・中央省庁区　調整室・瀬戸口＆ブータニアス
上層：中央省庁区　深部・リューガ
上層：中央省庁区　統治者会議室・猫ワルク？

上層：中央省庁区　不明・ウルチーム（構成：ウル、3rdRアルフ）

不明：アンバー&メカヒスイ オルドレイク+無色の派閥幹部 ケン ヒカリ　イスラ


行方不明・死亡、消滅など
アンセム（世界を闇に還す、闇の探求者…マサカドゥスによって滅ぼされた魔王が新たな肉体を求め…
　　　　　 闇の扉を開いたアンセムと一つになった存在。そして…諸葛孔明の身体を借りミクトラン以下数名を利用。
　　　　　 他の世界などの優れた魂を集めていた…グラシア、シャドウナイト、ロボカイに倒されかけ…
　　　　　 闇に飲まれWofcに変化したが…ミクトランの手助けによって何とか助けに駆けつけた…
　　　　　 クレスと正宗の力も合わさり…全員の猛攻後最後は光に飲まれ…消滅）
オルテンシア（換気口、中継地点でクレス、フェイスレスと対峙…空間を操る能力、炎、氷、雷の術が使え…
　　　　　　　　 フェイスレスを氷漬けにしたりなどして強敵だったが、死角からの攻撃ニ対一などに弱く弱点も有った。
　　　　　　　　　最後は二人の動きを同時には見切れず致命傷を受け…フェイスレスに倒された）
クピト（グラシアと二度対峙し、二度目の対峙の際放った炎に呑まれ…消滅。
　　　　 …統治者は歯車に過ぎないらしいが…）
ジェズイット（統治者「メンバー」の一人…リフト前にて瀬戸口、イフと激戦を繰り広げた果て…
　　　　　　　瀬戸口の急所への斬撃、イフの回し蹴りを喰らい死亡）
シャドウナイト（ジュリアスの魂を取り戻すという目的を果たし、ガルーダに乗り帰還…だが、無事に帰れたかは不明）
ゼノ（体内に爆弾を仕込まれ爆死）
タントラ（半幻獣化&ダオスの魂を取り込んでおり、脅威の再生力を有したが…
　　　　　氷漬けにされ、最後にクレス、グラシア、シャドウナイト、リューガの猛攻を受け次元の狭間へ送られる）
ダオス（傷付いていた所を、仮面の男によって刺され死亡…魂はタントラに吸収される）
デモネド（リューガと闘い、魔力による加速での流星の様な飛び蹴りに…身体が裂かれ倒された）
ボッシュ（上層、中央省庁区通路にてリューガと決戦。神罰剣・堕天によって切り裂かれた後、
　　　　　 ヴェクサシオンの手によって首をはねられる…その亡骸は氷の中へ）
ミクトラン（KHの扉から溢れる闇を扉を閉じて止めようとし…扉諸共行方不明に…生死は不明）
冥王ジェダ（魔次元空間内でウル、ソル、月代、メイ、ロボカイに倒される…復活出来る様で、100年程かかるらしいが…）
ライル（発電所、変電室でグラシア、パイと対峙…最終的に連撃をグラシアに見舞われ…倒れた）

（？は、ハッキリしない事項、及び居場所が正しいか確定しない人物）
（問題の指摘・訂正などがありましたなら連絡所までお願いします）

427 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/02/04 23:05

（コロン…と寝返りを打ち、そのまま瓦礫の中に倒れこむ）
…痛い…でも眠い…
（『こらこらこら！　頭半分瓦礫につっこんだまま寝るな！』）
だって…何故だか、凄く眠いのです…

（現在位置：上層・中央省庁区　魔方陣前）

428 名前：◆cMasterAQo ：04/02/04 23:09

>>427
＜周囲の状況に、これといって変化は無い。
　元より生活感の皆無だった廊下一帯は、
　崩落により、遺跡のような風情を湛えてさえいた＞

429 名前：ウルチーム＆ティンダルス ◆v8HYUGAZaA ：04/02/04 23:12

（あれから休む事無く先に進み続けたので結構深い所まで来ることが出来た。）
ウ：結構深い所まできたみたいだな。
（現在位置：上層・中央省庁区・通路）

430 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/02/04 23:16

>>428
（無理やり眠気を追い払い、半身を起こす）
なんだか…寂しい空間ですね…
（『人もあんまりいないみたいだしね。
…統治者の秘書とかいないのかな』）

（現在位置：上層・中央省庁区　魔方陣前）

431 名前：◆cMasterAQo ：04/02/04 23:19

>>429
＜進路の先には、曲がり角がひとつ。
　その先から、小さく声が聞こえてくる＞

>>430
＜その寂しい空間に、人の気配が現れた。
　…かなり、近い＞

432 名前：ウルチーム＆ティンダルス ◆v8HYUGAZaA ：04/02/04 23:23

>>431
ウ：（声が聞こえる。敵か？）
ティンダルス確かめて来い！
（そう言うとティンダルスは曲がり角の所へ行く）
（現在位置：上層・中央省庁区・通路）

433 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/02/04 23:25

>>431
（『いるね…この気配は…あ、知ってる奴だ』）
誰ですか？
（『自分で考えなよ。
ま、統治者の元締めじゃないから安心しなよ』）

（現在位置：上層・中央省庁区　魔方陣前）

434 名前：◆cMasterAQo ：04/02/04 23:31

>>432
＜ティンダルスの視界に入ったものは、
　紛れも無く…グラシア、だ＞

>>433
＜目の前に飛び出してきたティンダルスが、
　グラシアの方に首を向けた＞

435 名前：ウルチーム＆ティンダルス ◆v8HYUGAZaA ：04/02/04 23:31

>>433
（グラシアの存在に気づき近寄る。
攻撃する気配はない。）
ウ：（あの声はグラシアだったのか？）
（ティンダルスを通して見ている）
（現在位置：上層・中央省庁区・通路）

436 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/02/04 23:34

>>435
えっと…確かに敵じゃないみたい、ですね…
（ティンダルスをじっと見つめながらゆっくりと歩み寄る）
あなたは、どこから来たのですか？

（現在位置：上層・中央省庁区　魔方陣前）

437 名前：ウルチーム＆ティンダルス ◆v8HYUGAZaA ：04/02/04 23:39

>>436
（ティンダルスは曲がって来た角の方を見る。）
ウ：（何かいろいろと言われそうな気もするが和解するか）
（そう思いつつ魔方陣前に移動）

438 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/02/04 23:43

>>437
（角を曲がってきたウルを見て、困ったように眉をしかめる）
…（ウル殿…また戦うつもりでしょうか？
結構嫌われているみたいでしたし…）
（『やあ、ガラ悪ご一行。
こんなところで奇遇だね。迷子にでもなった？』）

（現在位置：上層・中央省庁区　魔方陣前）

439 名前：ウルチーム＆ティンダルス ◆v8HYUGAZaA ：04/02/04 23:52

>>438
ウ：（迷子にはなってない！）
それよりもグラシアこの前の件で話がある。
実はあの時俺の心は魔物になりかけていたんだ。
だからあんな事を言ったんだ。
今更こんな事をいうのも何だが・・・・和解しないか？
現在位置：上層・中央省庁区　魔方陣前）

440 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/02/04 23:59

>>439
魔物に、ね…
いいですよ。
（あっけらかんと和解を受け入れる）
でも…何でそんな風になったのか、何が原因なのか、
と言うか最初に下層で襲い掛かってきた何でなのか。
私に納得するように説明してください。
そちらが勝手に襲い掛かってきて、勝手に和解しようと言うのですから…そのくらいの事情説明は当たり前ですよね？
（にっこり笑いかける少年の左手には、いつの間にか分厚い聖書があった）

（現在位置：上層・中央省庁区　魔方陣前）

441 名前：ウルチーム＆ティンダルス ◆v8HYUGAZaA ：04/02/05 00:17

>>440
（やはり来た！と思いつつ）
ウ：それは・・・・・
（と言った瞬間ウル（影）が突然登場）
ウ（影）：それについては俺が説明する。
本体が魔物に変身出来るのは知っているだろ？
この時に変身する魔物は心の思いが具象化したものなんだ。
心の思いというと恨みや憎しみ、仲間を思う気持ち何かがあるだろ。
今回はその中の恨みや憎しみの気持ちが強くなって本体に影響を与えたんだ。
（現在位置：上層・中央省庁区　魔方陣前）

442 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/02/05 00:24

>>441
ふむ…なるほど。
（『信じるの？』）
疑うのは性に合いません。
最近の件はそれでいいでしょう。
でも…最初は協力しようと言ってきたのに、いきなり襲われて。
また協力できるかと思ったら、「お前は俺の敵だ」みたいなことを言われて…
ただで和解するのも癪に障りますね…
（聖書の表紙を軽く叩きながら、楽しそうに考え込む）

（現在位置：上層・中央省庁区　魔方陣前）

443 名前：ウルチーム＆ティンダルス ◆v8HYUGAZaA ：04/02/05 22:57

>>442
ウ（影）：その事なんだが・・・・あの時は本体の悪い癖が出たんだ。
先の事も考えず行動するという癖がな。
おそらくあの時はグラシアや他のメンバーと戦いたいという気持ちが
先走ったんだろう。それであんな行動にでたんだ。
もちろん行動は失敗してその後にはきつい罰を受けたんだけどな。
（現在位置：上層・中央省庁区　魔方陣前）

444 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/02/05 23:03

>>443
後先考えずに、ね…
そういうのは、嫌いじゃないですよ。
…ちゃんと罰を受けているなら、これで許してあげます。
（そう言うと、一歩踏み出した。
そして左足をウルの右足に伸ばし、ぎゅーっと体重をかけて踏みつける）

（現在位置：上層・中央省庁区　魔方陣前）

445 名前：ウルチーム＆ティンダルス ◆v8HYUGAZaA ：04/02/05 23:09

>>444
ウ：・・・・・・・・・
（踏みつけられて痛いが叫び声は我慢した。
これくらいの仕返しは覚悟していたようだ。）
（現在位置：上層・中央省庁区　魔方陣前）

446 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/02/05 23:20

>>445
はい、これでおしまいです。
（足を退けると、にっこり笑う）
もう、裏切りは無しですよ？
（『え？　これだけ？　もっと色々やらせればいいのに。
荷物もちとか』）
流石にそこまでは…謝ってくれましたし。

それで、これからどういたします？
そこの魔法陣に乗れば、かなり上のほう…統治者達の会議室近くに出れますけれど。

（現在位置：上層・中央省庁区　魔方陣前）

447 名前：ウルチーム＆ティンダルス ◆v8HYUGAZaA ：04/02/05 23:25

>>466
ウ（影）：なら魔法陣に入ってそこまで行ってみようぜ。
もしかしたら統治者のリーダーに会えるかもしれないからな。
ウ：ああ、裏切ったりはしないさ。約束する。
それと、俺も影と同じ意見だ。リーダーに会ってみたいしな。
（現在位置：上層・中央省庁区　魔方陣前）

448 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/02/05 23:31

>>447
約束、ですよ？
一応…統治者のリーダー、エリュオン殿には会いました。
戦う前にあの振動が起きて、立ち去ってしまいましたけれど…

それじゃあ行きましょう…あ。
…クレスさん、置いていってしまってよいのでしょうか…
（眠っているクレスを背負おうとして、毎度のごとく引きずる羽目になる）

（現在位置：上層・中央省庁区　魔方陣前）

449 名前：◆cMasterAQo ：04/02/05 23:37

>>447-448
＜周囲には何の気配も無い。
　魔方陣がひとつ、淡い光を放つのみ…＞

450 名前：ウルチーム＆ティンダルス ◆v8HYUGAZaA ：04/02/05 23:37

>>448
ウ：なんだ、グラシアはもうリーダーに会っていたんだな。
（となると最終決戦が近いのか？）
ウ（影）：なんなら俺が背負って行ってもいいがどうする？
（現在位置：上層・中央省庁区　魔方陣前）

451 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/02/05 23:43

>>450
ええ…かなりの実力者…
そして、かなりのご長寿のようです。
（『元締めの見た目は若い兄ちゃんだけどね』）
すみません、お任せします…
ところで、2人のウル殿をどう呼び分ければよろしいでしょうか？
（クレスを影ウルに預けながら、首をかしげた）

>>449
行きましょうか…
（そっと魔方陣に足を踏み入れた）

（現在位置：上層・中央省庁区　魔方陣前）

452 名前：◆cMasterAQo ：04/02/05 23:46

>>450-451
＜魔方陣が二人を転送した先には、
　相変わらず薄暗く、殺風景な会議室。
　…様子は、変わっていない＞

453 名前：ウルチーム＆ティンダルス ◆v8HYUGAZaA ：04/02/05 23:49

>>451
（クレスを受け取り背負う）
ウ（影）：そうだな・・・・・元々狐の面をかぶっていたから・・・
狐面と呼んでくれ。
>>449
ウ：よし、行くぞ。
（続けて足を踏み入れる）
（現在位置：上層・中央省庁区　魔方陣前）

454 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/02/05 23:53

>>453
狐面殿、ですね。
はい、分かりました。

>>452
到着、です。
…何も変わっていないようですね…
（この前読んだファイルがまだあるかどうか探す）

（現在位置：上層・中央省庁区　魔方陣前→上層・中央省庁区　会議室）

455 名前：◆cMasterAQo ：04/02/05 23:54

>>454
＜様子は、変わっていない。
　ファイルは、以前のまま放り出してある＞

456 名前：ウルチーム＆ティンダルス ◆v8HYUGAZaA ：04/02/05 23:56

>>452
ウ：到着したみたいだな。
（しかし殺風景だな。）
（と思いつつ全員会議室を調べる。）
（現在位置：上層・中央省庁区　魔方陣前→上層・中央省庁区　会議室）

457 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/02/06 00:01

>>455
ありましたね…
と言う事は…ここには統治者が暫く来ていないと言う事でしょうか？
（ファイルを手に取り、少し考える）

>>456
ウル殿、この世界の歴史についての資料ならまだ残ってましたよ。
（ファイルを開き、>>382、>>393の歴史年表を見せる）
それ以外に、何か見つかりました？

（現在位置：上層・中央省庁区　会議室）

458 名前：ウルチーム＆ティンダルス ◆v8HYUGAZaA ：04/02/06 00:14

>>457
（返事の替わりに寝息が聞こえてくる。
どうやら寝てしまったらしい。
クレスは既に背中から降ろしてあるらしく近くで横になっている。
ティンダルスだけ起きており年表を受け取りに来る。）
（現在位置：上層・中央省庁区　会議室）

459 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/02/06 00:17

>>458
あらら…寝てしまっていましたか…
はい、これですよ、どうぞ。
（ティンダルスに年表を渡す）

…私も休みますか…
（手近な椅子に座ると、机にうつ伏せになる）
おやすみなさい…
（その言葉から数10秒後、こちらからも寝息が聞こえてきた…）

（現在位置：上層・中央省庁区　会議室）

460 名前：◆v8HYUGAZaA ：04/02/06 00:20

―――クレスの道具袋の中に在る紙に文字が新たに浮き出…或いは消える…

持ち物（重要物のみ）
クレス・Hの鍵 カードキー 契約の指輪「琥珀」 銅鏡 無銘、正宗
グラシア・Kの鍵 ちびっこハンマー 勾玉
リューガ・カードキー Dの鍵 魔術兵器“我、埋葬にあたわず”
瀬戸口・Jの鍵 Mの鍵
ウル・カードキー『転送装置管理用』
メイ・管理チップ（レベル1までの施設の使用認証用）

状況
・3ndレンジャー、ウルの説得？により行動を共に。
・瀬戸口。ニーナと言う少女が人間空気浄化装置である事を反政府組織「トリニティー」リーダー・メベトから　聞かされる。
・外の世界の汚染は既に消えている、かも…しれない。
・外へ出るには4つの鍵が必要。内2つは瀬戸口の手に。残り2つの場所はまだ不明。
・タントラ、瀬戸口に倒された筈が復活…半幻獣化し、死者の魂と幻獣を融合させる能力を持ったが…倒された。
・冥王ジェダ、「真の救済」の為に魔界・人間界の者達の魂を1つにする事を計画…
　それをなす為の「神体」創造に「価値ある魂」を求めるが…倒された。
・メイ、バイソン将軍に洗脳された。
・ウルチームが発電所の屋上から、中央省庁区へ進む為の転送ゲートを開いた。
　尚、ウルの持つカードキーは発電所のセキュリティーも自由に操作可能
・ミクトラン…行方不明。諸葛孔明の身体を使っていたアンセム…正体を現し倒される。
・ロボカイ、アンセムの攻撃により胴体破損…頭部のみに…身体を造る為クレス、グラシア、ロボカイ…一度中層へ…
　身体造りは完了したが、以前使えた内蔵武器の一部は使用不能。尚、隠し武器としてドリル、仕込み刀を両手に搭載。
・オルドレイク、イスラの反乱にあう…イスラからグラシア達の殺害宣言が出されたが…
・上層、居住区の発電所…セキュリティが一部復活。
・実はパイは、フェイスレスの変装…何故騙したかは不明。部屋へ誘い込まれローラーが迫った時…姿を明かす。
・リューガ…一人で“そら”に往く為、想いの鎖を断ち切る事を決める…
・リュウ、オールドディープ…龍による侵食により…体調が思わしくない。
・統治者の一人、クピト…グラシアに倒される。
・リュウの侵食、瀬戸口の施した精霊回路により一時的に止まる。
・グレーターデーモン調整室に出現…だが、瀬戸口とブータ…リュウとニーナにより倒された。
・統治者のトップらしき人物…エリュオン、グラシアと接触。
・中央省庁区通路、リューガとボッシュの決戦により崩壊。後にリューガの手によって氷漬けに…
　だが…何かが起こりつつある模様…

現在状況
中層：居住区・月代
上層：居住区　宿・ ベガ ロボカイ
上層：居住区　宿屋前・アリシア&ユン+レミー
上層：居住区　表通り・ホワイト
上層：居住区　発電所前・ネフェルピトー
上層：居住区　発電所、内部（詳しい場所までは不明）・イフ
上層：居住区　発電所4F・ソル（背徳の炎）
上層：中央省庁区　ターミナル？医療カプセル内・メイ
上層・中央省庁区　換気口、中継地点・フェイスレス
上層・中央省庁区　会議室・クレス グラシア　ウルチーム（構成：ウル、3rdRアルフ）
上層・中央省庁区　調整室・瀬戸口＆ブータニアス
上層：中央省庁区　深部・リューガ
上層：中央省庁区　統治者会議室・猫ワルク？


不明：アンバー&メカヒスイ オルドレイク+無色の派閥幹部 ケン ヒカリ　イスラ


行方不明・死亡、消滅など
アンセム（世界を闇に還す、闇の探求者…マサカドゥスによって滅ぼされた魔王が新たな肉体を求め…
　　　　　 闇の扉を開いたアンセムと一つになった存在。そして…諸葛孔明の身体を借りミクトラン以下数名を利用。
　　　　　 他の世界などの優れた魂を集めていた…グラシア、シャドウナイト、ロボカイに倒されかけ…
　　　　　 闇に飲まれWofcに変化したが…ミクトランの手助けによって何とか助けに駆けつけた…
　　　　　 クレスと正宗の力も合わさり…全員の猛攻後最後は光に飲まれ…消滅）
オルテンシア（換気口、中継地点でクレス、フェイスレスと対峙…空間を操る能力、炎、氷、雷の術が使え…
　　　　　　　　 フェイスレスを氷漬けにしたりなどして強敵だったが、死角からの攻撃ニ対一などに弱く弱点も有った。
　　　　　　　　　最後は二人の動きを同時には見切れず致命傷を受け…フェイスレスに倒された）
クピト（グラシアと二度対峙し、二度目の対峙の際放った炎に呑まれ…消滅。
　　　　 …統治者は歯車に過ぎないらしいが…）
ジェズイット（統治者「メンバー」の一人…リフト前にて瀬戸口、イフと激戦を繰り広げた果て…
　　　　　　　瀬戸口の急所への斬撃、イフの回し蹴りを喰らい死亡）
シャドウナイト（ジュリアスの魂を取り戻すという目的を果たし、ガルーダに乗り帰還…だが、無事に帰れたかは不明）
ゼノ（体内に爆弾を仕込まれ爆死）
タントラ（半幻獣化&ダオスの魂を取り込んでおり、脅威の再生力を有したが…
　　　　　氷漬けにされ、最後にクレス、グラシア、シャドウナイト、リューガの猛攻を受け次元の狭間へ送られる）
ダオス（傷付いていた所を、仮面の男によって刺され死亡…魂はタントラに吸収される）
デモネド（リューガと闘い、魔力による加速での流星の様な飛び蹴りに…身体が裂かれ倒された）
ボッシュ（上層、中央省庁区通路にてリューガと決戦。神罰剣・堕天によって切り裂かれた後、
　　　　　 ヴェクサシオンの手によって首をはねられる…その亡骸は氷の中へ）
ミクトラン（KHの扉から溢れる闇を扉を閉じて止めようとし…扉諸共行方不明に…生死は不明）
冥王ジェダ（魔次元空間内でウル、ソル、月代、メイ、ロボカイに倒される…復活出来る様で、100年程かかるらしいが…）
ライル（発電所、変電室でグラシア、パイと対峙…最終的に連撃をグラシアに見舞われ…倒れた）

（？は、ハッキリしない事項、及び居場所が正しいか確定しない人物）
（問題の指摘・訂正などがありましたなら連絡所までお願いします）

461 名前：ウルチーム＆ティンダルス ◆v8HYUGAZaA ：04/02/06 22:24

（アルフは目を覚ます。）
ア：あーよく寝た。
さて、ここは何処なんだろう？
（現在位置：上層・中央省庁区　会議室）

462 名前：◆cMasterAQo ：04/02/06 22:27

>>461
＜言うまでも無く、会議室だった。
　無数の蝋燭が灯り、淡い光が天井から差し込んでいる。
　…左右に通路がひとつずつ。
　昨日は、左から来たはずだ＞

463 名前：ウルチーム＆ティンダルス ◆v8HYUGAZaA ：04/02/06 22:34

>>462
ア：会議室か・・・・。
僕が怪我をして休んでる間にこんな所まできたのか。
（通路を見て）
まだウルさんが起きてないから動けないな。
（と呟くとティンダルスが寄ってきて歴史年表をアルフに渡す。）
ア：これは年表？
（受け取り読み始める。）
（現在位置：上層・中央省庁区　会議室）

464 名前：◆cMasterAQo ：04/02/06 22:36

>>463
＜文章の内容に、あぶり出しがあるわけでもなければ、
　グラシアに読めない字があったわけでもない。
　…内容に、変わりは無い＞

465 名前：ウルチーム＆ティンダルス ◆v8HYUGAZaA ：04/02/06 22:45

>>464
（一通り読み終える。）
ア：ここが出来る迄にこんな出来事があったのか。
（ウル達も目を覚ます。その直後ウル「影」は右の通路に入って行く）
ウ：おい、アルフお前何を読んでいたんだ？
ア：ここの年表ですよ。読みますか？
ウ：いや、起きたばかりだから止めておく。
（現在位置：上層・中央省庁区　会議室）

466 名前：ウルチーム＆ティンダルス ◆v8HYUGAZaA ：04/02/06 22:57

（現在位置：上層・中央省庁区　会議室）
ウ：さてと、年表以外に何か役に立つ情報があるか調べるか。
（アルフと共に会議室の本棚を調べ始める）

467 名前：◆cMasterAQo ：04/02/06 22:59

>>466
＜本棚は、あるにはあるが…空っぽだ。
　グラシアも見た通り、部屋にある情報は、ファイルのみである＞

468 名前：ウルチーム＆ティンダルス ◆v8HYUGAZaA ：04/02/06 23:04

>>467
ウ：本はまったくなしか・・・・・。
ア：ウルさん、本がないなら散らばっているファイルを調べてみましょう。
ウ：そうするか・・・・・
（散らばっているファイルを一つずつ調べる。）
（現在位置：上層・中央省庁区　会議室）

469 名前：ウルチーム＆ティンダルス ◆v8HYUGAZaA ：04/02/06 23:15

>>468の続き
（予定だったが）
ウ：・・・・・・・・もしかして年表以外にはファイルがないのか？
（という事にやっと気がつきあたりを見回す。）
（現在位置：上層・中央省庁区　会議室）

470 名前：◆cMasterAQo ：04/02/06 23:22

>>469
＜右と左、二つの通路の先から、魔方陣の淡い光が漏れるのみ＞

471 名前：ウルチーム＆ティンダルス ◆v8HYUGAZaA ：04/02/06 23:30

>>470
ウ：しょうがない先へ進むか。
（全員右側の通路へ移動し魔法陣にのる。）

472 名前：◆cMasterAQo ：04/02/06 23:33

>>471
＜転移した先は…地下墓地のような場所。
　巨大なシャッターの前に広がる空間に、
　三つ、円を描くように、墓標が並んでいる。
　…その表面には、鍵穴が＞

473 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/02/07 22:37

（顔を上げながら目をこする）
あふ…
マサカドゥス、変わったことは…？
（『ガラ悪ご一行が先に行っただけ』）
そうですか…
（さて、どうしようかと辺りを見回す）

（現在位置：上層・中央省庁区　会議室）

474 名前：◆cMasterAQo ：04/02/07 22:40

>>473
＜特に変わった様子は無い。
　…ただひとつ、違和感を感じざるを得ない光景といえば、
　蝋燭が一向に減る気配を見せない所だった＞

475 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/02/07 22:50

>>474
…何か、気になりますね…
（立ち上がると、近くの蝋燭をじっと見つめる）
（『長さ、だよ。全然減ってない。
誰かが取り替えているわけでもないのに』）
蝋燭に、魔法が…？
（蝋燭に手を伸ばしてみる）

（現在位置：上層・中央省庁区　会議室）

476 名前：◆cMasterAQo ：04/02/07 22:53

>>475
＜どうやら、よくできた作り物らしい。
　蝋燭の模型（？）の先からガスが出て燃えているようだ。
　…よく、先だっての震動で、ガス管が壊れなかったものである＞

477 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/02/07 23:01

>>476
（『何だ、作り物か…』）
これが隠し部屋のスイッチとかでしたら、面白いのですけれどね。
（蝋燭の模型に興味をなくし、魔方陣とは反対側の出入り口に近づく）
他の統治者が近くに来ていないでしょうね…
（『来てたらどうなのさ？』）
…戦いになったらまた大変ではないですか。

（現在位置：上層・中央省庁区　会議室）

478 名前：◆cMasterAQo ：04/02/07 23:03

>>477
＜ひとつ、小さな震動が響いた。
　…下からのようだ＞

479 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/02/07 23:08

>>478
…？　今、何か…
（振動を感じ、首を傾げる）
確認しに行って見ましょうか。
（小走りに左側の魔法陣に乗り込み、廃墟と化した廊下へ降りる）

（現在位置：上層・中央省庁区　会議室→上層・中央省庁区　魔方陣前）

480 名前：◆cMasterAQo ：04/02/07 23:09

>>479
＜少なくとも、魔方陣の近くには
　先ほどの震動の源は無いようだ。
　…もっと、下だろうか？＞

481 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/02/07 23:17

>>480
はて…ここではないようですね…
（震源の元を探して、廊下を歩き回るうちに、
崩れかけた床を踏み外して落下する）
うわぁぁっ！
（落ちながら、翼を出そうとする）

（現在位置：上層・中央省庁区　魔方陣前→上層・中央省庁区　？？？）

482 名前：？？？？ ◆cMasterAQo ：04/02/07 23:24

＜所は、中央省庁区、下層。
　多数の隔壁が閉ざされ、区としての機能を失ったその場所で、
　隔壁のひとつが真っ赤に変色、輝きを放ち…溶け落ちる。

　それを目にしたのは、中枢から指令を受け待機していた、
　改造人間の部隊。心を持たぬ兵隊達。
　扉の溶解を確認すると同時に、その手の火器が、一斉に吼える。

　だが、放たれた撤甲弾と榴弾の嵐は、
　攻撃対象に対し、何の効果も示さない。
　命中する前に、消滅…蒸発しているのだ

　扉を溶かし、そこに立っていた人影…
　というより、人の原型を保った龍が、宙を駆ける＞




　　Ｄ　−　ＤＡＳＨ


＜兵達の布陣の中心部を走り抜ける。

　…たった、それだけで。

　廊下の壁にヒビが入り、瓦解し、崩壊し、溶解する。
　兵達の末路は、言うまでもなく。
　ただ全滅という事実と、燃え尽きてなお燃え盛る消し炭が残されるのみ。


　…龍は、進んでいく。

　目指すは…………＞




　　　　　『そら』

483 名前：◆cMasterAQo ：04/02/07 23:25

>>481
＜落ちた穴は、クレスとフェイスレスが
　オルテンシアと戦った、通風孔の中継点だった。
　…やはり、瓦礫だらけである。
　最早、壊れた場所の整備すら行われなくなったようだ＞

484 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/02/07 23:35

>>483
(瓦礫に叩きつけられる寸前で翼を出し、空中に停滞した)
ここでも、ないようですね…
（『さっきの振動、かなり下の方じゃない？　そんな感じがする』）
となると、一日で戻ってこれる距離ではないと…

にしても…すでにここの機能は完全に停止したと思ってよいようですね…
（瓦礫だらけの辺りを見回してため息をつく）
ここまで壊れると、再利用なんて出来ませんよね…

（現在位置：上層・中央省庁区　通風孔　中継地点）

485 名前：◆cMasterAQo ：04/02/07 23:38

>>484
＜またひとつ、震動が来た。
　断続的に続く…大きな震動ではないが。

　瓦礫の一部が、崩れた＞

486 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/02/07 23:44

>>485
っとと…この振動がここの破壊に拍車をかけて…
（『チビ、後ろ！』）
…！！
（避ける間も無く、崩れた瓦礫に埋まる…）

…うぅ…
…（何とか生きてますが…どうやって脱出しましょう…）

（現在位置：上層・中央省庁区　通風孔　中継地点）

487 名前：◆cMasterAQo ：04/02/07 23:46

>>486
＜クレスが空間転移で以って脱出を行うという結論を下したように…
　先ほど落ちた穴までは、かなりの距離がある。

　瓦礫を登れば、戻れないこともないだろうが………＞

488 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/02/07 23:53

>>478
（瓦礫の隙間から上を見て、自分が落ちた穴を確認した）
出口が遠いですね…まあそれは飛べばいいとして…
（瓦礫の下から出ようともがいてみる）
…出れない…足が完璧に埋まってますね…
…（下手な術で吹き飛ばすと足ごとなくなってしまいそうですし…）
誰かいませんかー？！
（この際誰でもいいから出てこないかと叫んでみた）

（現在位置：上層・中央省庁区　通風孔　中継地点）

489 名前：◆cMasterAQo ：04/02/08 00:00

>>488
＜声はただ周囲に響くだけ。
　改めて、誰もいないことを実感させられるだろう。

　…手の届く範囲に、細い鉄パイプが一本、転がっている＞

490 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/02/08 00:04

>>489
……泣いてもいいですか？
（『駄目。一人で頑張って脱出しろ』）
言っただけですって…一人で寂しいので。

（鉄パイプを見つけると、手に取り、瓦礫と床の間に入れる）
これで、隙間を作って足を抜けば…

（現在位置：上層・中央省庁区　通風孔　中継地点）

491 名前：◆cMasterAQo ：04/02/08 00:09

>>490
＜隙間には、わりとあっさり入る。
　…だが、抜くことが出来なくなった。
　グラシア本人がわかっていることだろうが、
　瓦礫それぞれは大きく、隙間も大きい。

　方法次第では、出られそうではある＞

492 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/02/08 00:11

>>491
…駄目ですね…
（『やっぱりあれしかないんじゃない？』）
それをやってもし私が潰れたら…あなたのせいですからね。
（ちびっこハンマーで自分を小さくして、瓦礫の隙間を縫って脱出する方法を取る事にした）

（現在位置：上層・中央省庁区　通風孔　中継地点）

493 名前：◆cMasterAQo ：04/02/08 00:16

>>492
＜小さくなった瞬間、今まで上半身が出ていた穴が、崩れて塞がってしまった。

　…今度は、グラシアの目から見れば、大きな岩がひとつあるだけ、である＞

494 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/02/08 00:23

>>493
…ほら、埋まってしまいましたよ。
（『…潰れてないじゃん』）

この状態で元に戻ったら、上にある瓦礫をどかせませんかね？
（『お好きに…僕はもう面倒だから口出ししない』）
（目の前の岩に身体を押し付けた状態で、もう一度ちびっこハンマーを使う）

（現在位置：上層・中央省庁区　通風孔　中継地点）

495 名前：◆cMasterAQo ：04/02/08 00:24

>>494
＜今度は、足の先だけが埋まった。

　…何かを使って部分的に削り取れば、脱出はできそうだ＞

496 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/02/08 00:28

>>495
……
（無言で剣を振るい、足先を埋めている瓦礫を壊そうとする）
もういい…斬り傷くらい、自分で治しますよ…

（現在位置：上層・中央省庁区　通風孔　中継地点）

497 名前：◆cMasterAQo ：04/02/08 00:30

>>496
＜瓦礫は、壊れた。
　グラシアは自由になるが…

　どうやって、ここから出るのか。
　空でも飛べれば、話は別なのだろうが＞

498 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/02/08 00:34

>>497
（自由になった足を軽く振ってから、瓦礫を蹴って跳ぶ。
翼を作り出すとそのまま穴から脱出する）
…無駄足でしたね…まったく。
（そのまま無言で会議室まで戻る）

（現在位置：上層・中央省庁区　通風孔　中継地点→上層・中央省庁区　会議室）

499 名前：◆cMasterAQo ：04/02/08 00:35

>>498
＜蝋燭が消えて、全体的に暗くなった。

　…ついに、ガス管が破断したのだろう＞

500 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/02/08 00:40

>>499
ついにここも…ですか。
（『元締め、まともな生活してんのかな…』）
…やめましょう、残り少なくなった仲間と肩寄せ合って焚き火でもしてたら笑えませんから…
（手探りで椅子までたどり着くと、座って目を閉じる）
おやすみなさい…
（暗い室内に、寝息だけが聞こえるようになった）

（現在位置：上層・中央省庁区　会議室）

501 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/02/11 22:12

（目覚めて立ち上がるが、暗い室内で他の椅子につまずく）
あいたっ…
明かりが消えた事を忘れていました…
（『馬鹿、とっとと灯作りなよ』）
言われなくても作りますよ。
（魔法で作り出した小さな光球が、会議室内を少しだけ照らし出した）

（現在位置：上層・中央省庁区　会議室）

502 名前：◆cMasterAQo ：04/02/11 22:21

>>501
＜室内がガス臭い…
　換気扇は動いているので、
　人体に悪影響を与えるまでには至っていないようだが＞

503 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/02/11 22:23

（―――深い眠りから覚めたように…ゆっくりとクレスの瞼が開く）
……ここは…
（思わず、小さく呟く…自分が眠りについた場所とは部屋の感じが違うからだろう）
（「む…我まデ寝てイたか…」）
…（ああ、寝てたんですか…お互い、深く寝てたみたいですね）
（それだけ意思を交わすと、身を起こした…と、近くに感じるグラシアの気配…そして、部屋を照らす小さい光球）
おはよう、グラシア君。
（篭手を外して瞼を軽く擦りつつ起き上がると、立っていたグラシアに声をかけた）

（現在地：上層・中央省庁区　会議室）

504 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/02/11 22:26

>>502
…なんだか、変な臭いがしますね…
（ガスと言う物を知らないため、それがどこから来る臭いなのかも分からずに
首をかしげた）

>>503
クレスさん、おはようございます。
（『やっほー、寝坊２人組』）
えっと…近くの魔方陣から会議室の方に連れてきてしまったんですけれど…
ご迷惑でしたか？

（現在位置：上層・中央省庁区　会議室）

505 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/02/11 22:37

…うん…？瘴気に近いような匂いが…
でも、瘴気じゃ無いな…この匂い…なんだろ？
（「ふム…我にハ嗅覚が無いかラ分からンな…どういウ匂イか言わレれば分かルが。」）
うーん…どう表現すればいいのか…

>>504
寝坊二人組って…
（「………くれすハ偶に寝過ごスが…我はタまたマだ、たマたま…一緒ニするな」）

ああ、全然迷惑じゃないけど…寧ろ助かるし…
と、言うか…鎧の所為もあるけど重くなかった？
（どうやら、グラシアが自分を運んだと思っているようだ）

506 名前：◆cMasterAQo ：04/02/11 22:40

>>504-505
＜とはいえ、ガスはガスである。
　ガス管の傍で火花が起きでもすれば、
　一気に引火の恐れもあるのだ＞

507 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/02/11 22:43

>>505
（『まとめて呼んだほうが楽だから。
じゃ、バンダナ君は寝坊剣士とか呼んでもいいわけ、おじさん？』）

あ、いえ、私が運んだのではなくウル殿がクレスさんを運んでくれたんです。
…一応、ウル殿とは和解できたので…
（どう説明した物かと思い、困ったように首を傾けた）

>>506
…臭い、消えませんね…
（『どんな臭いさ？』）
んー…初めて嗅いだ臭いです。

（現在位置：上層・中央省庁区　会議室）

508 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/02/11 22:51

>>506-507
…ね…寝坊剣士…
（「…好きニ呼べバ良いだロう。」）
ちょ…勘弁して下さいよ（汗）
流石に僕は嫌です。

あ、グラシア君じゃなくてウルさ―――って…え？和解って…
…随分あっさり言ってるけど…あ…そう言えば、あの時少し様子も変だったな…
（一瞬戸惑ったが、思い出したように一人呟く）
まあ…それは後でもいいとして、取り敢えずここ出ない？
何か嫌な予感もするし…
（「あァ、同感ダ…」）

（現在地：上層・中央省庁区　会議室）

509 名前：◆cMasterAQo ：04/02/11 22:52

>>507-508
＜現状では、火元は無い。
　引火の心配は無いだろう。
　…彼等が、ガスに対する無理解からくる行動を取らない限りは＞

510 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/02/11 22:57

>>508
（『おじさんの了解が取れたところで…』）
…人の嫌がることは止めなさい。
嬉しそうにやることではないでしょうが…
（『ちぇー…つまんないの』）

ですね。
ここにずっといると頭がくらくらしてきますし。
（まだ通っていない魔法陣のほうに歩き出す）
右の方の魔方陣の行き先が、地上に近いように…

（現在位置：上層・中央省庁区　会議室→上層・中央省庁区　右の魔方陣前）

511 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/02/11 23:06

>>510
助かった…
でも、なんだかんだ言っても、良いコンビだね。
（「マ…長く見る限リ、そうだナ…」）
（苦笑しつつ言葉を返す）

（「…ム…頭がくらくら…？まさカ…」）
…？どうしたんです？
（「がすカもな…引火したり、多量に吸い込むと中毒死ヲ引き起こす気体だ。」）
なんでまたそんなのが…（汗）
…やっぱり拙いみたいだし、さっさと行こうか。
（右手に篭手を嵌めると、道具袋を肩に掛けグラシアに続く）

（上層・中央省庁区　会議室→上層・中央省庁区　右の魔方陣前）

512 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/02/11 23:12

>>511
良いコンビ、ですか？
…私、マサカドゥスみたいに性格悪くないです。
（『僕だってチビみたく真面目の塊じゃない！
大体、そっちの方が良いコンビじゃん』）
ですよね。父親と息子、師匠と弟子、と言った感じで。

あー…そんなにまずい物があの会議室にあったんですね…
でも、なんでいきなりそんな気体が会議室に流れてきたのでしょうね？
（魔方陣前に着くと、物怖じせずに足を踏み入れた）

（現在位置：上層・中央省庁区　右の魔方陣前→上層・中央省庁区　？？？）

513 名前：◆cMasterAQo ：04/02/11 23:13

>>510-511
＜魔方陣が転送した先は、半ば墓場のような雰囲気の漂う場所。
　巨大なシャッターを正面に、墓石のようなものが、三つ＞

514 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/02/11 23:25

>>512
…まあ、正反対だからこそ足りない部分を補い合ってると言うか…
（「うム、確かニな。……我とくれすハそこマで良いこんびトは思えンが…」）
というより、似てるからなぁ…考え方自体は流石に違うけど。

（「あァ…その様ダ…何故かは分からンが…使い方ヲ誤らなけレば、便利だからナ。」）
そりゃそうでしょうね…引火したりするなら、例えば明かりとか…？
（そんな事を言いながら、同じ様に魔方陣の上へと乗り転送…）

>>513
…ここは…
（―――転送された場所は、墓場の独特な雰囲気に似たものが漂う場所…）
少し気味が悪いな…
（「まァな…」）
（そんな事を言いながら、辺りを見回す…見えたのはシャッターと墓石のようなもの）
はぁ…本当に墓地だったりして。
（「…墓地？墓石でモあるのか？」）
似た物は三つほどあります。

（上層・中央省庁区　右の魔方陣前→上層・中央省庁区　墓地？）

515 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/02/11 23:31

>>513
(転移した先で、深呼吸をする)
さっきの会議室よりは、空気がいいですね。
(とても小さな声で呟く)
外の空気、どんな感じだったか忘れそうで怖いですよ…

これは…墓石でしょうか？
（一番近くの墓石もどきに歩み寄り、しゃがみこんでじっと見つめる）

>>514
まあ、それは分かりますけれど…
（『なんかなぁ…僕に足りない物なんて、人間の体以外ないし』）
…その自信はどうにかならないんですか、まったく。

（現在位置：上層・中央省庁区　墓地？）

516 名前：◆cMasterAQo ：04/02/11 23:33

>>514-515
＜それぞれの墓石の表側には、
　鍵穴のようなものが、ひとつずつ＞

517 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/02/11 23:43

>>515
だろ？
（「…貴様のそコが欠点ナんだ…自信ガあるノはいいガ、過剰過ぎダ。」）
…確かに、自信家過ぎますよね…少し。
（「だれでモ欠点ハある…精々、足元ヲ掬わレん様にな…」）

>>516
（ボーっとそれぞれの墓石を見ていたが…）
…ん…？何か穴みたいなのが…
（鍵穴とは気づいていないがそう呟き、道具袋を置いてしゃがみ込む。
　ゴソゴソと中を探り…取り出した物は…Hの鍵…契約の指輪「琥珀」 の二つ）
使えそうなのはこれだけ…かな？でも、指輪は…
（「入らなイだろうナ…ま、この際ダ…指輪ノ事を小僧ニ訊いたラどうだ？」）
そうしますか。

（現在地：上層・中央省庁区　墓地？）

518 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/02/11 23:49

>>516
うーん…この穴に入りそうなものは、この鍵くらいですね。
（Ｋの鍵を財布から取り出し、見比べる）
入るでしょうか？
（Ｋの鍵を鍵穴に近づけてみた）

>>517
（『チビみたく自信なさ気にしてるよりはましでしょ？
僕は、自分の良い所を極めてるから、欠点の一つや二つ関係ないんだ』）
誰かマサカドゥスの性格矯正してください…
（『そんなの出来ないに決まってるじゃん』）

（正宗の言葉を聞いて、墓石から眼を離し、クレスたちのほうを見る）
…？
指輪が、どうかしましたか？

（現在位置：上層・中央省庁区　墓地？）

519 名前：◆cMasterAQo ：04/02/11 23:51

>>517-518
＜Ｋのカギは…鍵穴にぴったりだ。
　…それと同じ墓石が、あとふたつ。
　これの示すところは…＞

520 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/02/12 00:00

>>518
…なんとも言えませんね。
（「…右に同ジだ…」）
ごめん、マサカドゥスさんの性格は多分無理だと思う。
（「コれまた右に同じダ…全く、始末ガ悪い。」）

ん？ああ、指輪を見つけたんだけど…どうも普通の指輪じゃ無いみたいでさ。
精霊と契約出来る指輪は知ってるんだけど…ちょっと似てるかも。
（「我達デは詳しく判らンのデな…ちょっと見てくレ。」）
（そう言うと、道具袋の口を閉め…肩に掛け直すとグラシアの方へ行き指輪を渡した）

>>519
…やっぱり、鍵か…僕の持ってる鍵も合うのかな…
（グラシアの近づけた鍵をが穴にぴったりなのを見ると、手の中の鍵に視線を落とし…呟く）

（現在地：上層・中央省庁区　墓地？）

521 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/02/12 00:08

>>519
ぴったりですね…
（鍵穴にＫの鍵を差し込み、左右のどちらかに回らないかと試してみる）

>>520
猫のしつけなら、物でつったり褒めたりすれば出来るんですけれどね…
この人の性根をまっすぐに戻す手はないものか…
（『ねえチビ、それって僕が猫よりたちが悪いとでも…？』）

指輪、ですか？
（受け取ると、親指と人差し指でつまみ上げ、しげしげと見つめる）
うーん…何でしょうね…私の知っている魔力を秘めた物とは違うようですが…
（琥珀を灯に透かしてみたり、裏側から見たりして何かないかと調べる）

（現在位置：上層・中央省庁区　墓地？）

522 名前：◆cMasterAQo ：04/02/12 00:11

>>520-521
＜カギは、右側に回り…カチリ、と音を立てて止まる。
　…それだけで、何も起こらない＞



＜指輪の表面には、細かい文字のようなものが刻み込まれている。
　超一級の腕を持つ職人でなければ、作ることなど不可能の代物だ。
　そして、琥珀の純度も、極めて高い＞

523 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/02/12 00:19

>>521
…それは動物だからだと思うけど…
トイレなんかをちゃんとしたら撫でて、これをすれば褒められるって思わせる訳だし。
（「…ま、猫を引き合イに出すノはどうカと思うが、性質が悪イのは合っていルな…」）

…うーん…考え違いかな…？
（「ふム…特別なるーん文字なドの刻印ガあれバ、一目で判るんだガな…
　 表面に細かい文字ハ刻マれているが。」）
その分、普通の指輪とは思えませんよね…機械兵器の残骸から出てきましたし。

>>522
…試してみるか。
（しゃがみ込むと、まだ差さっていない一つの墓石【のような物】の鍵穴へと、自分の持っているHの鍵を近づけた）

（現在地：上層・中央省庁区　墓地？）

524 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/02/12 00:25

>>522
何にもおきませんね…
やはり、３つ鍵が必要なのでしょうか？

にしても、綺麗ですよね
あれ、これは……えっと…うぅ…
（『なになに、指輪に何か見つけた？』）
何か文字があるようなのですが……読めません…

>>523
猫のしつけのほうがマサカドゥスの面倒を見るより何倍もましです。
（『うう…みんなして僕を苛めるー！』）
…こんな楽しそうに、泣き真似しませんし。

この、表面の文字が読めれば何か分かるのかもしれませんが…
お役に立てず、申し訳ありません。
（指輪をクレスに返す）

（現在位置：上層・中央省庁区　墓地？）

525 名前：◆cMasterAQo ：04/02/12 00:29

>>523-524
＜クレスの持つ、Ｈのカギも、穴にぴったりだった。
　…どうやら、どの鍵穴に挿してもいいらしい。
　ここに至れば、あとひとつの鍵が必要、ということは明白のはずだ＞



＜指輪の表面に刻まれているのは、紛れもなくルーンの文字。
　…だが、他の契約の指輪に施されているそれとは、かなり異質なものだった。
　言うなれば、万物の理（ことわり）に沿ってではなく、異なる世界をも内抱するような…＞

526 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/02/12 00:38

>>524
…確かにそうかも。
（「同意だ、こノ猫かぶりっぷリハ…」）
（マサカドゥスを無視して同意する一人と一振り）

という事は、虫眼鏡か何かが欲しい…か…望遠鏡はあるけど、これじゃ無理だし。
（「うム…刻印の力ハるーん文字の様な気モするンだが…実際ニ見ない事にハ何とも言えン…」）
（そう言い指輪を受け取ると、元の道具袋へと入れた…）
またフェイスレスさんに会っら、文字を見てもらおう。

>>525
…やっぱり、合うよな。
（呟くと、グラシアと同じ様に右側へと回す）

（現在地：上層・中央省庁区　墓地？）

527 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/02/12 00:48

>>525
後一つ、鍵が必要なようですね…
…他の鍵も、統治者が持っているのでしょうか…？

うーん…一体何の文字だったのでしょうか…
もう少し召喚術に関しても学んでおけばよかったですね…

>>526
でしょう？　本当にわがままで…
（『ってか本気でひどいよみんな…！
今度チビの体乗っ取って悪戯しまくってやるーっ！』）
…やめなさい…！

何か辞書でもあれば、解読できるかも知れませんけれど…
今は何も出来ません。
一体どんな力を持った指輪なのか…気になりますね。

…眠くなってきましたね…
すみません、先に休みますね。
（『おやすみ…』）
（Ｋの鍵を差した墓石にもたれかかるようにして就寝…）

（現在位置：上層・中央省庁区　墓地？）

528 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/02/12 01:02

>>527
我が儘さは多分一番かもね…
（「…悪戯は止めロ、落書きなドその程度ノ悪戯ですラ犯人ガお前なら殺意を覚えル」）
いや、それも問題ありますよ…絶対。
（「殺意は冗談ダ…お前は、つまらン洒落を連発する癖ニ、冗談もわかラんのか…」）
…（…つまらん洒落って…酷い…僕は面白いと思うのに。
　　 絶対、こういうキツイ所とか、嫌味とかは正宗さんが一番だろうなぁ…）

…辞書…かぁ…クラースさんがいれば、解るんだろうけど…いないしな。
まあ…フェイスレスさんの知識を頼るしかないか。
（「拡大鏡ガあれバ、るーん文字かどうカだけは解るンだがナ…」）

分かった…おやすみ。
（「あァ、よく寝てオけ。」）
…さて、僕達も寝て体力を回復しましょうか…殆ど歩いてませんから、疲れてはいませんけど。
（「寝溜めガ出来れバいいんだガな…人間はソれも無理か。」）
そりゃそうですよ…じゃあおやすみなさい。
（グラシアより少し離れた壁際に腰を下ろし、もたれかかる…そして、瞼を閉じて眠りについた）

（現在地：上層・中央省庁区　墓地？）

529 名前：◆97if46KF6s ：04/02/12 01:14

―――クレスの道具袋の中に在る紙に文字が新たに浮き出…或いは消える…

持ち物（重要物のみ）
クレス・カードキー 契約の指輪「琥珀」 銅鏡 無銘、正宗
グラシア・ちびっこハンマー 勾玉
リューガ・カードキー Dの鍵 魔術兵器“我、埋葬にあたわず”
瀬戸口・Jの鍵 Mの鍵
ウル・カードキー『転送装置管理用』
メイ・管理チップ（レベル1までの施設の使用認証用）

状況
・3ndレンジャー、ウルの説得？により行動を共に。
・瀬戸口。ニーナと言う少女が人間空気浄化装置である事を反政府組織「トリニティー」リーダー・メベトから　聞かされる。
・外の世界の汚染は既に消えている、かも…しれない。
・外へ出るには最低4つの鍵が必要。内1つのMの鍵は瀬戸口の手に。残り3つは…どれなのか不明。
・タントラ、瀬戸口に倒された筈が復活…半幻獣化し、死者の魂と幻獣を融合させる能力を持ったが…倒された。
・冥王ジェダ、「真の救済」の為に魔界・人間界の者達の魂を1つにする事を計画…
　それをなす為の「神体」創造に「価値ある魂」を求めるが…倒された。
・メイ、バイソン将軍に洗脳された。
・ウルチームが発電所の屋上から、中央省庁区へ進む為の転送ゲートを開いた。
　尚、ウルの持つカードキーは発電所のセキュリティーも自由に操作可能
・ミクトラン…行方不明。諸葛孔明の身体を使っていたアンセム…正体を現し倒される。
・ロボカイ、アンセムの攻撃により胴体破損…頭部のみに…身体を造る為クレス、グラシア、ロボカイ…一度中層へ…
　身体造りは完了したが、以前使えた内蔵武器の一部は使用不能。尚、隠し武器としてドリル、仕込み刀を両手に搭載。
・オルドレイク、イスラの反乱にあう…イスラからグラシア達の殺害宣言が出されたが…
・上層、居住区の発電所…セキュリティが一部復活。
・実はパイは、フェイスレスの変装…何故騙したかは不明。部屋へ誘い込まれローラーが迫った時…姿を明かす。
・リューガ…一人で“そら”に往く為、想いの鎖を断ち切る事を決める…
・リュウ、オールドディープ…龍による侵食により…体調が思わしくない。
・統治者の一人、クピト…グラシアに倒される。
・リュウの侵食、瀬戸口の施した精霊回路により一時的に止まる。
・グレーターデーモン調整室に出現…だが、瀬戸口とブータ…リュウとニーナにより倒された。
・統治者のトップらしき人物…エリュオン、グラシアと接触。
・中央省庁区通路、リューガとボッシュの決戦により崩壊。後にリューガの手によって氷漬けに…
　だが…何かが起こりつつある。
・中央省庁区、下層…人の原型を留めた龍という以外明確な正体は不明だが、何者かが出現。
・クレスとグラシアが、Hの鍵、Kの鍵を三つ在る墓石らしきものの鍵穴へと差した。

現在状況
中層：居住区・月代
上層：居住区　宿・ ベガ ロボカイ
上層：居住区　宿屋前・アリシア&ユン+レミー
上層：居住区　表通り・ホワイト
上層：居住区　発電所前・ネフェルピトー
上層：居住区　発電所、内部（詳しい場所までは不明）・イフ
上層：居住区　発電所4F・ソル（背徳の炎）
上層：中央省庁区　ターミナル？医療カプセル内・メイ
上層・中央省庁区　換気口、中継地点・フェイスレス
上層・中央省庁区　墓地？・クレス グラシア　ウルチーム（構成：ウル、3rdRアルフ）
上層・中央省庁区　調整室・瀬戸口＆ブータニアス
上層：中央省庁区　深部・リューガ
上層：中央省庁区　統治者会議室・猫ワルク？


不明：アンバー&メカヒスイ オルドレイク+無色の派閥幹部 ケン ヒカリ　イスラ


行方不明・死亡、消滅など
アンセム（世界を闇に還す、闇の探求者…マサカドゥスによって滅ぼされた魔王が新たな肉体を求め…
　　　　　 闇の扉を開いたアンセムと一つになった存在。そして…諸葛孔明の身体を借りミクトラン以下数名を利用。
　　　　　 他の世界などの優れた魂を集めていた…グラシア、シャドウナイト、ロボカイに倒されかけ…
　　　　　 闇に飲まれWofcに変化したが…ミクトランの手助けによって何とか助けに駆けつけた…
　　　　　 クレスと正宗の力も合わさり…全員の猛攻後最後は光に飲まれ…消滅）
オルテンシア（換気口、中継地点でクレス、フェイスレスと対峙…空間を操る能力、炎、氷、雷の術が使え…
　　　　　　　　 フェイスレスを氷漬けにしたりなどして強敵だったが、死角からの攻撃ニ対一などに弱く弱点も有った。
　　　　　　　　　最後は二人の動きを同時には見切れず致命傷を受け…フェイスレスに倒された）
クピト（グラシアと二度対峙し、二度目の対峙の際放った炎に呑まれ…消滅。
　　　　 …統治者は歯車に過ぎないらしいが…）
ジェズイット（統治者「メンバー」の一人…リフト前にて瀬戸口、イフと激戦を繰り広げた果て…
　　　　　　　瀬戸口の急所への斬撃、イフの回し蹴りを喰らい死亡）
シャドウナイト（ジュリアスの魂を取り戻すという目的を果たし、ガルーダに乗り帰還…だが、無事に帰れたかは不明）
ゼノ（体内に爆弾を仕込まれ爆死）
タントラ（半幻獣化&ダオスの魂を取り込んでおり、脅威の再生力を有したが…
　　　　　氷漬けにされ、最後にクレス、グラシア、シャドウナイト、リューガの猛攻を受け次元の狭間へ送られる）
ダオス（傷付いていた所を、仮面の男によって刺され死亡…魂はタントラに吸収される）
デモネド（リューガと闘い、魔力による加速での流星の様な飛び蹴りに…身体が裂かれ倒された）
ボッシュ（上層、中央省庁区通路にてリューガと決戦。神罰剣・堕天によって切り裂かれた後、
　　　　　 ヴェクサシオンの手によって首をはねられる…その亡骸は氷の中へ）
ミクトラン（KHの扉から溢れる闇を扉を閉じて止めようとし…扉諸共行方不明に…生死は不明）
冥王ジェダ（魔次元空間内でウル、ソル、月代、メイ、ロボカイに倒される…復活出来る様で、100年程かかるらしいが…）
ライル（発電所、変電室でグラシア、パイと対峙…最終的に連撃をグラシアに見舞われ…倒れた）

（？は、ハッキリしない事項、及び居場所が正しいか確定しない人物）
（問題の指摘・訂正などがありましたなら連絡所までお願いします）

530 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/02/12 22:39

……ん…
（…ゆっくりと瞼を開け、目を覚す）
ふあ…うーん…
（瞬きを何度かすると、ゆっくり辺りを見回し始める…と、人が目に入った）
…ウルさん…か…ここに来てたんだなぁ。
（一言、確認する様に呟き、起こさない方が良いという考えに至り、刀を抜くと布で軽く手入れをし始めた）

（現在地：上層・中央省庁区　墓地？）

531 名前：◆cMasterAQo ：04/02/12 22:42

>>530
＜相変わらず、墓場のような雰囲気で、生物の気配は、
　グラシアとウルのそれ以外は、一切無い。
　…シャッターが開く様子も見受けられない以上、
　この場所は、現時点では行き止まりも同然だった＞

532 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/02/12 22:51

>>531
（刀の手入れを終えると、鞘へと収めながら…）
多分、もう一つの鍵が無いと行き止まりと変わり無いんだろうな…
（呟いた…「グラシア君が起きたら、これからどうするか相談しよう…」…そう思いながら）
…今の内にこっちも手入れしておこう。
（随分前から使っている両刃剣…エクスカリバーを抜くと、刀と同じ用に布で手入れを始めた）

（現在地：上層・中央省庁区　墓地？）

533 名前：◆cMasterAQo ：04/02/12 22:54

>>532
＜ひとつ、小さな震動が来た。
　地震などでは無さそうだ。
　だが、何かがのたうつような揺れではある＞

534 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/02/12 23:03

>>533
ん…？
（部屋が小さく揺れると、布を動かす手を止める…
　地震…最初はそう思ったが、揺れ方が違う）
…なんだか、また嫌な予感が…
（「杞憂…ナらばいいんだガな…」）
あ、起きたんですか。
（「まァ、手入レをサれれバ分かルからな…」）
ですよね…何時も手入れ、手入れって五月蝿いですし。
（「当然だ。…デ、話を戻すガ…今の所ハ今起こったラしき揺れハ調べられン。
　 だカらまァ…あまリ気にするな。」）
…確かに…そうしておきますか。
（そんなやり取りをしながら、剣の手入れも終わり…鞘へと収めて布も仕舞った）

（現在地：上層・中央省庁区　墓地？）

535 名前：◆cMasterAQo ：04/02/12 23:06

>>534
＜今度は、揺れと共に、ズゥゥ…ン、という音がしてきた。
　下の方で、何かが暴れているのだろうか。
　数十秒後、また揺れが来る。今度は少し大きい。
　…次第に、上に登ってきている？＞

536 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/02/12 23:17

>>535
（今度は、揺れと共に鈍い音が聞こえてきた）
…また。
（「…むゥ…またカ…我まデ、嫌な気がしてきタぞ…」）
（その後…数十秒の間を置いて、再び揺れを感じる…）
（「………三度目ノ大気の振動…」）
大きいですね…少しだけ…
（それだけ言うと立ち上がり…）
……
（軽く気を張る…自然に発生した揺れでないとすると、この揺れは人為的な物…
　何があっても良いように…だ。）

（現在地：上層・中央省庁区　墓地？）

537 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/02/12 23:21

ん…
（揺れを感じ、軽く身じろぎをしながら目を開ける）
おはようございます。
（軽くクレスたちに頭を下げて立ち上がる）
何か、ありましたね…？
（『…この前の揺れと、原因は一緒かな？』）

（現在位置：上層・中央省庁区　墓地？）

538 名前：◆cMasterAQo ：04/02/12 23:23

>>536
＜揺れは何度か続きながら、次第に小さくなっていく。
　直線距離的に震源が遠ざかっているのだろう。

　…震源は、かなりの高速で移動しているようだ。
　今、クレスのいる場所までは、まだかなりの距離があるだろうが…＞

539 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/02/12 23:29

>>537
…っと…起きたんだね。
（気配を感じ、声を聞くと顔は向けずに言い…）
ん…さっきから揺れててね…段々大きくなって来てるし。
（「…似たようナ事があっタのか…？」）
（クレスはグラシアの言葉に、軽く応え…正宗はマサカドゥスの言葉に反応して、訊いた）

>>538
…小さくなった…けど…
（「…油断ハ出来んナ…しかシ、震源は何だ…いくラなんデも、人では無イだろうが。」）
何でしょうね…

（現在地：上層・中央省庁区　墓地？）

540 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/02/12 23:34

>>538
…何かが、目覚めた…？
（ふと、そんな風に感じて呟く。
何かの正体までは分からないが…）

>>539
ええ、これだけ揺れていれば…
（クレスの言葉に軽く頷くと、剣の柄に手をかける）
（『ん、ああ。おじさん達が寝てる最中に、ちょっと地震がね。
あの時はかなり下のほうに震源を感じたんだけど…近づいてきたのかな？』）

（現在地：上層・中央省庁区　墓地？）

541 名前：◆cMasterAQo ：04/02/12 23:40

>>539-540
＜揺れは、収まった。
　また、いつ始まるか、わかったものではないが＞

542 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/02/12 23:44

>>540
…流石に寝てられない…か。
（「…ふム…そうか。
　 自然発生しタ地震でハ無い様ダが…な。」）
というより、緊張感無いんですかね…僕達…その時起きませんでしたし。
（「統治者ト、刃を交え疲れていタだけダろう。」）
…まあ確かに、会う直前に…でしたけど…

>>541
収まった…か。
（ふ…と、周りに集中し、張り詰めていた気が抜けた）
…どうも、気になるなぁ…
（「…あァ…」）

（現在地：上層・中央省庁区　墓地？）

543 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/02/12 23:50

>>541
止まった…？
（気になるのか、軽く足元をかかとで叩いてみる）

>>542
ええ、いくら何でも…もう空も近いでしょうから。
（『だねぇ…普通の地震なら、あんな速さで震源が動くわけないしね』）
あの時の地震は、あまり大きな物でもなかったですから…
緊張感がないというよりは、堂々としているのではないでしょうか？
（『かなり無理のある説だと思うけどな』）
…黙ってください。
（きつく勾玉を握りしめた）

（現在位置：上層・中央省庁区　墓地？）

544 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/02/13 00:02

>>543
…そう言われてみると…そうかもね。
（「あァ…震源は何なんだカ…」）
あはは…別にいいよ。
普通に疲れてたのかもしれないし…結構、無理してるから…いつも…
（「特に、我ハな…馬鹿な主ヲ持つと疲れル…」）
（溜息交じりのような感じで正宗は言う…）
…はいはい、すいませんね…今回は特に…わざわざ付き合わせましたし。
これは…グラシア君も、カイさんも同じですけど。
（「…ふン…お前ノ気が済ンだなラ我は良い…一応、お前ガ我の主だかラな。」）

（現在位置：上層・中央省庁区　墓地？）

545 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/02/13 00:09

>>544
統治者側からのコンタクトの率も上がってますからね。
もしかしたら、あのシャッターの向こうには青空が広がっているかもしれませんよ？

無理したら駄目ですよ…身体を壊したらどうするつもりですか？
（『おじさんも大変だね…主のお守りも疲れるんだよね、結構』）
そういえばあの件に関しては、謝ってもらっただけで終わってしまいましたね…
色々やってもらおうかと思っていたのですが…
（緊張していた顔が緩み、楽しげな笑みを浮かべ始めた）

（現在位置：上層・中央省庁区　墓地？）

546 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/02/13 00:20

>>545
…まぁね…
このシャッターの向こうが外だとしても、今の僕達じゃ出られないからなぁ。

いや、身体が丈夫なのも取り柄だし。
（「…全くダ…ま、お前ノような性格ノ者ガ主だったら、お守りドころかこっチから願い下げだガ。」）
言い過ぎじゃ…って…痛い所を…
（楽しげなグラシアの笑みを見ると、苦笑しながら頬を掻いた。
　…その仕草は、クレスが悪い分、かなり弱い立場に居るという事を表していた）
ちなみに訊くけど、色々…ってどういう事？
…まあ…カイさんには土下座とかしなきゃならないんだけど…

（現在位置：上層・中央省庁区　墓地？）

547 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/02/13 00:29

>>546
やはり、外に行くには鍵が必要なのでしょうね…
明日は、一度会議室の方に戻ってみましょうか？

（『僕もおじさんみたいな主は嫌かなー…口うるさそうだし』）
ふふ、こればかりは譲れませんよ。
（色々、の中身を聞かれて硬直…暫く間をおいてから）
………お菓子をおごってもらうとか？
（『…子供だ…てか、具体的に考えてなかったんだろ。
どうせなら、高級料理店でフルコースおごらせるとかさー。
それならチビの体貰って僕が味わうから』）

（現在位置：上層・中央省庁区　墓地？）

548 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/02/13 00:39

>>547
…だろうね。
うーん…危ないかもしれないけど…
別に引火させるような事とかしなければ大丈夫かな？

（「無駄に喧しイよりハましだろうガ…」）
…う…ま、まあそうだろうけどさ…
（と、そう言葉を返すとグラシアの動きが止まり一瞬間が開く…）
……
（「……）
（無言になり、聞こうとしていたが…グラシアの言った言葉を聞くと）
……そんな事でいいの…？
（「…といウよリ、まさかどぅす…小僧は子供だロう…
　 まァ、普通な子供ノ生活をシて無いらしイが…それヲ考えルと不思議では無イ…
　 大体、ふるこーすなどこの主夫ガ普通に作りそうだゾ？」）
…主夫は止めて下さい、主夫は…料理は自然に身に付いたんですよ。

（現在位置：上層・中央省庁区　墓地？）

549 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/02/13 00:49

>>548
火を使う物…インフェルノも駄目ですし、火花が出る以上スパークも駄目ですね…
…クレスさんも、使えなくなる技が結構ありそうですけれど。

（『僕のどこが喧しいのさ、失礼しちゃうね』）
だって…他に思いつかないんですから仕方がないでしょう？
いや、うちの世界の人になら「溜まった書類の整理お願いします」とか
「帝国と共和国の小競り合いを一人で治めてきてください」とか言えますけれど。
（『ふふん、分かってないねおじさんは。
美味しい物を食べる事もさることながら、高い金を払わせる事に意義があるんだよ』）
マサカドゥスの言葉は無視してください。
で、今度何かお菓子をおごってくださいね？
（ちょこんと首を傾げてクレスを見上げる。
…餌を求める子犬にも似た期待に満ちた目で）

（現在位置：上層・中央省庁区　墓地？）

550 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/02/13 01:05

>>549
…色々あるね…うん…それと、剣の打ち合いも火花が…
はぁー。

（「充分、喧しイ…少シは落ち着きトいうものヲだな…」）
はいはい…言い合うのもいいですけど、そこまでにしておいた方がいいですよ。
（と、グラシアの言葉を聞くと…）
…（…国同士の小競り合いを一人で治めるって…難しいよな…）
（一人そんな事を考えていた）
（「…ふン…我は、そんナ事に意義なド見出せんナ…」）
ああ、わかった…正宗さんは、突っかかってるけど言っても止まらないし。
お菓子くらいなら別にいいよ…って言っても、あんまり本格的なのは無理だけどね。
（こんな目を見ると、断れても断りたくなくなるんだろうな…と、考えながら返答を返した）

（現在地：上層・中央省庁区　墓地？）

551 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/02/13 01:13

>>550
私は杖を使うとして…クレスさんは素手ですか…？

（『まったく…』）
とりあえず、マサカドゥスは本音を言わずに収めると言う事を学んでください。
（またも勾玉を片手で押さえ込む）
ええ、約束ですよ？
…（何を頼みましょうか…いつか見かけたリンゴ飴とか、ケーキとか…
考えるだけでも楽しい物ですね…！）
（見るからに楽しそうに笑いながら、また墓石にもたれかかる）
それでは、私は先に休みますね。
おやすみなさい。
（少したったころには、幸せそうな寝顔の子供がそこにはいた…）

（現在位置：上層・中央省庁区　墓地？）

552 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/02/13 01:30

（業務連絡：移動の動きが無いので、>>529のまとめ表を参考にして下さい…）

>>551
まあ…無手でも、普通の人よりはいけるし。
…流石に、剣とは全然感覚が違うけど…
（そう言うと苦笑…剣が使えないのは痛い…この笑いは、それを物語っていた）

（「…主ニ制されテどうすル」）
…僕もかなり制してますけど？はっきり言えばどっちもどっちですよ…
（「一緒ニするな…奴ノ方が…」
そこまで…言い訳は無しです。
（「………分かッた」）
（と、そんなやりとりをしてると楽しそうに笑っているグラシアに気づく）
…（よっぽど、嬉しい…のかな…？）
あ、ああ…それじゃあおやすみ…
（そう言った後に、そのまま眠るグラシア…リンゴを食べながら、寝顔を見た）
やっぱり…見た目は普通の子供だよなぁ…
（「…マ、十五だからナ…お前よリ二つ下だガ、そノ二年は大きイ。」）
…そう…ですよね…でも、僕より大変な立場にいると思いますけど。
（「うム…我等も、そろそろ休むか…」）
ですね…
（リンゴを食べ終え、元寝ていた場所に昨日と同じ様に座り込み…瞼を閉じた。
　だが…すぐには寝つけず、結局はイメージトレーニングを始め…眠ったのは一時間程後だったそうな…）

（就寝：上層・中央省庁区　墓地？）

553 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/02/13 22:39

（目覚めて立ち上がり、軽く服のほこりを払う）
ふう…久々に楽しい夢を見れました…
やはり、寝る前の精神状況は重要ですね。

（現在位置：上層・中央省庁区　墓地？）

554 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/02/13 22:43

…うん…
（グラシアが起きた事に気づき…目を覚ました）

>>553
ふあ…おはよう…
（グラシアへそう挨拶をすると何やら考え始めたのか、まだ寝惚けているのかボーっとしだした）

（現在地：上層・中央省庁区　墓地？）

555 名前：◆cMasterAQo ：04/02/13 22:45

>>553-554
＜また、震動が起きている。
　震源が動いているようだ。
　…やはり、次第に近くなっている＞

556 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/02/13 22:48

>>554
あ、おはようございます。
…クレスさん？
…（今までの事を考えると、寝ぼけてそうですが…
いえ、きっと何かを考えていらっしゃるのでしょう。そうに決まっています）

>>555
地震、ですね…近くなってます…
（『地震で地下都市全部潰れました、なんて事にならないといいけど』）
…縁起でもない。

（現在位置：上層・中央省庁区　墓地？）

557 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/02/13 22:52

>>555
（揺れを感じると、身体をピクリと震わせた）
…またか…
（一言呟くと立ち上がった）

>>556
（立ち上がると、マントの埃を払う様にかるく叩き）
あ、ごめん…ちょっと考え事をね。
…まあ、震源についてとか統治者の持ってる考えとか…だけど…
（両手の拳を何度か握りながら言った…）

（現在地：上層・中央省庁区　墓地？）

558 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/02/13 23:01

>>557
ああ、すみません、邪魔をしてしまって。
…私のあった統治者の一人は、自分を歯車、だと言っていました…
哀しい考え方ですよね…

…下にもう一度行きましょうか？
残りの鍵を探すためにも。
（そういって、魔方陣の方を指差す）

（現在位置：上層・中央省庁区　墓地？）

559 名前：？？？？ ◆cMasterAQo ：04/02/13 23:02

＜中央省庁区、中層の一部は、すでに気温４００℃に達している。
　熱源は、言うまでも無く、震源だ。
　人型の龍は、小休止を繰り返しながら全力疾走していた。
　彼の踏んだ床は赤熱し、煮立ち、ぽこぽこと音を立てる。
　宮殿のような風情は、マグマの底に沈んだ遺跡さながら。
　龍の纏った、その蒼く輝く炎は、この世界を燃やし尽くす時まで止まらない。
　それを見て、生きているものがいれば、そのような思いに囚われる者もいるだろう。

　…龍は、疾る。上に向かって＞

560 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/02/13 23:06

>>558
いや、別にいいんだけどね。
（と…「歯車」という言葉を聞くと…）
…歯車…か…確かに、僕が戦った人もそんな感じだったかな…

そうだね…ここに居ても鍵を持った誰かが来るかわからないし。
…ウルさんはいるけど…持ってるか判らないからな…
（そう言って、ウルの眠る方向を一瞥した後）
行ってみようか。
（そう言い、道具袋を肩に掛け…魔方陣へと歩き出した）

（現在地：上層・中央省庁区　墓地？）

561 名前：◆cMasterAQo ：04/02/13 23:08

>>558　>>560
＜魔方陣の機能には今の所、支障は無いようだ。
　程なく、統治者の会議室に転送される＞

562 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/02/13 23:12

>>560
ついでに言えば、彼らは一人を除いてかなりのご長寿さんの集団のようです。
（『下手したら900歳位みたいだし』）

ええ、いつ来るかもしれない皆を待つより、探しに行った方がいいでしょう？
（荷物を持つと、ウルのほうを見て軽く頭を下げる。
そして、>>561の魔法陣に乗った）
…まだ誰も、来ていないようですね…

（現在位置：上層・中央省庁区　墓地？→上層・中央省庁区　会議室）

563 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/02/13 23:19

>>562
…それ、凄いね…
（「…我ト同じ程ノ時ヲの中を存在していルか…」）
あ、起きてたんですか…
（「ああ、かなリ前かラな。」）

まあ…ね…っと。
（肩に道具袋を掛け直すと、魔方陣の上へ乗り…会議室へと転送された）
みたいだね…まあ、取り敢えず早く行こう…
まだあの臭いもするし。

（上層・中央省庁区　墓地？→上層・中央省庁区　会議室）

564 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/02/13 23:25

>>563
ここにあった歴史年表のファイルを読んで知ったんですけれどね。
あれは一体どこにおいたんでしたっけ…？

それで、どっちに行きます？
クレスさんと会った廃墟の方か、私が通ってきた廊下の方か。
（ガスの臭いがいやなのか、ハンカチで口と鼻を覆っている）

（現在位置：上層・中央省庁区　会議室）

565 名前：ヴェクサシオン ◆cMasterAQo ：04/02/13 23:26

>>562　>>563
＜統治者の椅子のひとつに、一人の初老の男…金髪に、眼帯、
　腰に大振りの剣をぶら下げた、剣呑な雰囲気の男が
　机に肘をつき、顎に手を当てて座っている＞


…戻って来たか。
このカギがあれば、先に進めるのだろう？

＜剣にかかっていた手を持ち上げる。
　クレスやグラシアが拾ったカギと同じものを、
　その手の中でぶらぶらと弄んでいる＞

566 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/02/13 23:36

>>564
歴史年表か…
まあ、それはグラシア君に聞けばいいしなぁ。

…廃墟の方に行ってみようか、取り敢え…
（極力息を吸い込まないようにしているのか、声量は小さい…が…
　言葉を飲み込む）

>>565
何故言葉を飲み込んだか…人の気配に気づいたからだ。
その男は椅子に座り、雰囲気に鋭さは無いが…発している重圧を感じ取ったのか…

『…戻って来たか。
　このカギがあれば、先に進めるのだろう？』

男の言葉を聞くと共にクレスの顔付きが鋭く変わる。
統治者…間違いは無い。

「…ええ、その鍵がありさえすれば…先へ行けますね。
　尤も―――話し合いで貰えはしないでしょうけど…」

剣は…使えない…言葉を発しながらそんな事を思っていた。

（現在地：上層・中央省庁区　会議室）

567 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/02/13 23:40

>>566
ええ、何か気になる事があったら言ってくださいね。
それではもう一つの魔法陣に…
（そこまで言いかけて言葉を飲み込む）

>>565
（『あ、前トイレにいたおじさんだ。…やっぱり統治者だったんだ』）
ええ…それがあれば、地上に出れるでしょうね。
…くださいます？
（無理だろうな、と思いながらも問いかける。
両手は、ホーリーハートを握り締めていた）

（現在位置：上層・中央省庁区　会議室）

568 名前：ヴェクサシオン ◆cMasterAQo ：04/02/13 23:46

>>566
まずは、名乗ろう。

我が名はヴェクサシオン。
古きよりの法に従い、剣を以ってこれを裁く者なり。

…貴殿には、以前、我が息子が世話になっているはずだな？
意趣返しも適わぬ我が子への手向けというわけではないが…
首級を、頂戴する。


>>567
これだけでは、無理だな。

＜それだけ言って、カギを懐に仕舞う＞


だが、我等統治者にとって、このカギは生命。
欲しくば、我が首も共に取るが良い。

＜剣の柄に、手をかけた＞

569 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/02/13 23:56

>>567
「…分かった…って、言っても今はそんな暇ないけど。」

グラシアの顔は見ずに、眼前の男を見ながら言葉を返した。

>>568
「……クレス・アルベイン…
　剣に生きる…と、言えば大袈裟ですけど一応こう言っておきましょうか」

ヴェクサシオンが名乗ると、クレスも名乗り…
道具袋を置き、無手のまま身構えた。

『…貴殿には、以前、我が息子が世話になっているはずだな？
　意趣返しも適わぬ我が子への手向けというわけではないが…
　首級を、頂戴する。』

息子…それを聞いて考えを巡らす。
…クレスの中で該当しそうな人物は…一人…
手向け…もう倒れたのか…？クレスがその考えに至り、口を開いた。

「…ボッシュ…ですか…確かに、一度は剣を…二度目…あっちは拳でしたけど交えましたね。
　僕の首を取るというのは、そんなに簡単では無いですよ。」

（現在地：上層・中央省庁区　会議室）

570 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/02/14 00:03

>>568
そうでしょうね。
（杖を胸の前で構えたまま１歩下がる）
私は神子グラシア…短い間ですが、どうぞよろしく。
鍵は、なんとしてでも私たちが貰います。
…（私の使える攻撃呪文はこの場では危険すぎる以上…
クレスさんのフォローに回った方がよさそうですね）

>>569
私はあなたの援護に集中します。
だから、クレスさんは、あの人に勝つ事だけを考えていてください…

（現在位置：上層・中央省庁区　会議室）

571 名前：ヴェクサシオン ◆cMasterAQo ：04/02/14 22:47

>>569-570
オールドディープの力を前に生き残った貴殿の力量、
もとより軽視するつもりも無い。

全力でお相手いたそう。

……いざ。


＜剣に手をかけたまま、その場に佇んでいる。
　…出方を待つ気だろうか＞

572 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/02/14 23:33

>>570
『私はあなたの援護に集中します。
だから、クレスさんは、あの人に勝つ事だけを考えていてください…』

援護してもらえるのは助かる…が…
このガスが充満している部屋の中では、グラシアも自分も全力は出せない。
加えて、グラシアには多彩な魔法があるが、自分は無手…
一般人の二倍から三倍程の戦力にしかならない。
だが、敢えてそれを顔色に出さずに口を結び…

「助かるよ…ただ、無理はしないで。」

ガスを風か何かで飛ばせればいいんだけどな…言葉の後にそう思った。

>>571
『オールドディープの力を前に生き残った貴殿の力量、
　もとより軽視するつもりも無い。』

眼前の男はそう言った…思わず軽く笑ってしまう。

「ははは…」

あの時、クレスは攻撃を殆ど加えず相手の攻撃を避ける事に集中していたのだ。
―――あの時の状況は一対一…力を合わせても自分が勝つ見込みは二割から三割。
生き残るには、その判断が最良…そう思って。

『全力でお相手いたそう。

　……いざ。』

そう言って男は剣にてをかけたまま動かない。
…こっちの出方を待つ気か…そう考え、ならば先手を取る…
そう思い、左腕の盾を少し前に出して構え―――
前傾姿勢で地を蹴りヴェクサシオンに向かい…飛び出した！

（現在地：上層・中央省庁区　会議室）

573 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/02/14 23:42

>>572
あなたも…無茶は出来るだけしないでください。
…（ある程度は無茶をしないと勝つ事は難しいでしょうけれど…
無茶に対するフォローは私が…）

（クレスが>>571に飛び出した瞬間、ヴェクサシオンめがけてフリーズボールを投げる。
青いガラス玉は弧を描きながら、男の頭めがけて落ちていく）

（現在位置：上層・中央省庁区　会議室）

574 名前：ヴェクサシオン ◆cMasterAQo ：04/02/14 23:56

>>572-573
＜飛び出したクレスを見ると、
　鼻から軽く息を吹き、鍔に指を当て、抜刀。
　同時に、衝撃波が発生する。
　ナラカとリケド、ボッシュが放っていた、麒麟翔、だ。

　それを撃ち出した直後、大きく前に足を踏み込み…
　命中の確認すらせず、剣を、今度は大きく縦振り。
　縦一文字の衝撃波がクレスに襲い掛かっていく＞


＜さらにその剣を手をひねって裏返し、
　円を描くように剣を回す。
　グラシアの投げた青いガラス玉を打ち砕く＞


…ぬぅ！？

＜球体から噴出する冷気に一瞬戸惑うものの、
　ひねった手を元に戻し、今度は逆側に円を描く。
　冷気の大半は、剣風により前方へと放出された。

　…ヴェクサシオンの身体のあちこちが凍り付いてはいるが、
　本人、まったく意に介していない＞

575 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/02/15 00:15

>>573
『あなたも…無茶は出来るだけしないでください。』

飛び出す前にグラシアの声が聞こえた…

「…（大丈夫、身体が壊れる様な無茶はしないよ…）」
（「その通りだ…無茶をされて一番困るのは我だ」）
「…手厳しいですね」

呟きながら駆ける。

>>574
拳の間合いに入る前の抜刀…そして発生した衝撃波。

「ちっ…！」
（「…抜刀だけで衝撃波を形成するとは…この隻眼の男…強い」）

舌打ちと共に跳躍し、クレスはなんとかそれを躱すと…
ヴェクサシオンの二手目は縦一文字の衝撃波。

「くうっ！？早い…」

空中で、重力に反せはしない…縦一文字の衝撃波到達前に何とかテーブルに着地。
―――そしてすぐさま、左方へ跳びそれを躱した。
その時、グラシアは行動を起こしていた…
凍りつかせるためか、動かす為かは判らないが…ヴェクサシオンへフリーズボールを投げて。

『…ぬぅ！？』

フリーズボールを砕き、冷気に戸惑ったように声を発したが…
身体全体が凍りついてはいない。

「…ここまで来ると流石…としか、言えませんね。」

苦い顔をしながら一言呟き…右の手を掌底の形にして腰を回し…

「獅子戦吼ッ！！」

獅子を象ったような闘気を纏わせ、腕を振り抜きヴェクサシオンへと打ち放った！

（現在地：上層・中央省庁区　会議室）

576 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/02/15 00:34

>>574
（ガラス玉が割られた瞬間、狙い通り相手の行動が封じられると思った。
が、それも一瞬の事。
放たれた剣風によって、こちらを包んだ冷気の中で顔をしかめた）
ちっ…これで凍りつかないとは…そのうち特別性の物を作る必要がありそうですね…！
（ヴェクサシオンと自分との間に障害物を挟もうと、机の裏側に回りこむ）

>>575
…（クレスさんより、敵の方が早いか…？）
（道具袋から、一足の小さなブーツを取り出す）
封じられし力よ…
（手の中のブーツから溢れた虹色の光が、クレスを包み始めた）
サポート、いきます！
（メール欄参照）

（現在位置：上層・中央省庁区　会議室）

577 名前：ヴェクサシオン ◆cMasterAQo ：04/02/15 22:45

>>575-576
＜机の裏側に回りこみ、支援に徹するグラシアには一瞥だけくれて。
　今度こそこちらの間合いに踏み入り、獅子の如き闘気を叩きつけんとする
　クレスに、ヴェクサシオンもまた、獅子の牙にて応えた＞


…獅子、砕！！

＜空気が破裂するような音と共に繰り出されるその突きは、
　彼の息子のそれと同じ…いや、格段に鋭い。
　二流の戦士がそれを受けることになれば、
　その一突きのみで、全身がズタズタにされかねない。

　獅子戦吼と、真っ向から衝突し、あわよくばそれを打ち破らんと…＞

578 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/02/15 23:07

>>576
『封じられし力よ…』

―――闘気で形成された獅子の顔が宿る掌底がヴェクサシオンへ向かう。
獣の咆哮のような風切り音が響く中…グラシアの声が聞こえた…
それと同時に、自分の周りを虹のような七色の光りが包む。

『サポート、いきます！』

ああ、補助魔法か…クレスがそう思った時…
声と共にグラシアの魔法が発動、自分の身体が軽くなった。
…身体が軽くなり、素早い動きが可能になる…イコール、守りに入る速度も上がり、防御力も上昇。
普段ならば、互角…もしくはそれより少し劣る程まではこれだけで行けるだろう…
―――だが、今…クレスは剣が使えない…剣を打ち合えば、火花がガスへ引火する可能性。
二対一でも、それだけで圧倒的不利を強いられる…先程の冷風でいくらかガスは飛んだが、元を締めなければそれも意味は無い。

「…ありがとう、グラシア君。」

…グラシアの方は見ずに、小さく口内で礼を呟く。

（「やれやれ…破損したガス管がどこにあるか判らんのが痛いな。」）
「…（ガス管って…ああ、成程…ただ漏れっていうわけじゃないんですよね。）」

この部屋からどう抜け出し、そして抜け出すならばどうやって相手を誘い出すか。
攻撃と共にそんな事を考えていた…

>>577
『…獅子、砕！！』

空気が爆ぜたような音と共に、相手が繰り出してきた鋭い…獅子の名を冠した突き。

「…く……はァァァ！！」

突きを押し込め様と気合を込める。
篭手は嵌めている…加えて闘気も生半可な攻撃では四散しない…
相手へ飛ばす場合とは違い、直に纏わせているのだから…
そして…ぶつかり合った剣と闘気…
―――互角…いや、僅かにヴェクサシオンの突きが力は強い。

「…ちぃっ！」

こっちの力が崩される…そう思うと忌々しそうに舌打ち。
まだ自分の力が打ち崩されない内に床を蹴って右方へと身を引く…

（「…行くか…？」）
「…（いや…まだ少し早いです…）」

距離を取り、低い姿勢で構えたままヴェクサシオンの出方を伺っている。

（現在地：上層・中央省庁区　会議室）

579 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/02/15 23:19

>>577
…（こちらは無視、ですか…）
（『チビ、今のうちに蝋燭に向かってフリーズボールを投げろ！
ここの明かりが消えてからガスが充満した。
って事は原因はあれかもしれないんだ』）
…（凍らせて何とかなる物なんでしょうか…？
とりあえず、やってみます！）

凍りつけっ！
（ヴェクサシオンがクレスに向かって獅子の牙のごとき突きを繰り出した瞬間。
自分の事を気にしていないと確信し、
四方の壁めがけて、4つのフリーズボールを投げつけた）

（現在位置：上層・中央省庁区　会議室）

580 名前：ヴェクサシオン ◆cMasterAQo ：04/02/15 23:31

>>578-579
＜身を引いたクレスに、すかさず次の突きを繰り出す。
　若干スクリューの加わった、蛇ののたうつような突き。
　本来ならレイピアで繰り出すような技を、
　この隻眼の男は大振りの剣でやってのけている。

　そして、突きを繰り出すその影から、
　懐から取り出した短刀を、蝋燭の立っていた
　ガス管に向けて投げつける。

　カン、と小気味いい音がすると同時に、
　プシュー、という音がし始めた。

　…フリーズボールは、そこまで凍らせ切るだろうか＞

581 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/02/15 23:43

>>579-580
「っ！？」

回転を加えた突きが放たれる。
しかも、普通ならばレイピア、もしくは小剣で繰り出す突きを大剣で…だ。
これに驚くなという方が無理…だが、その所為で動くタイミングが一拍遅れた…

「…！空間翔転移ッ！！」

…剣が無くとも、転移は出来る。
現れる場所に、ヴェクサシオンの背後をイメージし…クレスの姿が消える。
突きは躱した…今度はこちらの番だ…

「飛燕連脚ッ！！」

ヴェクサシオンの背後に着地すると共に、小さく跳躍し…
二段の蹴りの内、一撃目の飛び蹴りを放った。
…グラシアがフリーズボールでガスを止められるか試している事には気づいてない…

（現在地：上層・中央省庁区　会議室）

582 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/02/15 23:54

>>580-581
ガス管に短刀が刺さったそのすぐ上の壁にガラス球が当たった。
砕け散ったガラスが床に落ちるより早く、冷気が溢れた。
青く透き通った氷が、壁とガス管、そして短剣をも閉じ込めていく。

「これで、これ以上ガスが吹き出るのは阻止できましたね…！
剣を抜いても大丈夫です、クレスさん！」

クレスがヴェクサシオンの目の前から消えたの見て、とっさに短剣を投げつけた。
短剣は真正面からヴェクサシオンの方に飛んでいく
（クレスさんの攻撃と私の攻撃、どちらかさえ当たればそれでいい！）

（現在位置：上層・中央省庁区　会議室）

583 名前：ヴェクサシオン ◆cMasterAQo ：04/02/16 00:08

>>581-582
＜突きをかわしたクレスの瞬間移動。
　オルテンシアが倒されたという時点で、
　この可能性は考えていないでもなかった。
　だからといって、瞬間移動する敵をどうこうできるわけではない。
　空間を自由に移動できるとして、自分ならどこに出るか…

　そこに、グラシアが投げつけてくる短剣。
　その一撃が、予測をつけた。
　二人がかりで戦うなら、挟み撃ちの状況の方が有利。

　剣を翻し、短剣を弾き飛ばすと同時に、
　それを勢いとして、背後に向かって居合いのように剣を振り上げた。
　牽制目的の、『めくら打ち』の一閃だ。

　だがクレスは予想以上に早い。
　全く同時に飛んでくる跳び蹴りに、
　ヴェクサシオンは剣を振り抜きつつ、飛びのかざるを得なかった＞


…剣を抜かずに、これほどまでとは。
成る程、ボッシュの剣が通じぬわけだ。

584 名前：クレス・アルベイン＠額にバンダナ無し ◆97if46KF6s ：04/02/16 00:25

>>582-583
『これで、これ以上ガスが吹き出るのは阻止できましたね…！
　剣を抜いても大丈夫です、クレスさん！』

空中でグラシアの声が聞こえる。

「…（よし、これで剣が使える…）」
（「だが、まだガスは残っている…火は使えないぞ…」）
「…（わかってますよ…）」

そして、ヴェクサシオンへ当たった瞬間にニ撃目の回し蹴り…
それに続く三撃目の突きに移ろうと剣の柄に手をかけたが…手応えはない。
飛び退かれ、蹴りを躱された…その時…ヴェクサシオンが口を開く。

『…剣を抜かずに、これほどまでとは。
　成る程、ボッシュの剣が通じぬわけだ。』

淡々と言う…だが、これは自分一人だけの力ではない。

「買い被り過ぎですよ…大体、グラシア君に補助されなければここまで早く動けないですしね。」

言葉を返し、剣を抜こうとした瞬間…

（「…待て…我にやらせろ…」）

自分の右腰に帯刀している刀が…思念でそう言ってきた。

「……（……そうですね…それじゃあ、任せます…危なくなったら同調しますからね。僕の身体ですし…）」
（「それで構わん…」）

一瞬の間の後に、剣の柄から手を離し…バンダナを額から外し腕に巻きつける。
そして…それを終えると刀を抜いた…

「…さて…じっくりと剣の手並みを拝見させて貰おう…」

クレスの身体を借りた刀が口を開く…そして…
刀の柄を右手でしっかり握り込むと、八双の構えを取った。

（現在地：上層・中央省庁区　会議室）

585 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/02/16 00:38

>>583-584
「ちっ…逆に足を引っ張る結果に…！」
仕込んでいた糸を手繰り寄せ、弾かれた短剣を回収しつつ、舌打ちをした。

（今あるガスに対する対策はまだとっていない…なら！）

杖をその場に落とし、剣を抜くと、机の影から走り出た。
そのまま勢いをつけ、二度、三度と振るう。
発生したかまいたちが、それぞれ違う軌道を取り、ヴェクサシオンに向かう。
（当たれば幸運、当たらなくてもガスをちらすことはできる！）

（現在位置：上層・中央省庁区　会議室）

586 名前：ヴェクサシオン ◆cMasterAQo ：04/02/16 22:33

>>584-585

「買い被り過ぎですよ…大体、グラシア君に補助されなければここまで早く動けないですしね。」

＜そっけなく返すクレスに、隻眼の男はほんのわずかに微笑する。
　他人に付与されたものにせよ、その能力についていける正確な判断力があってこそだ。
　眼前にいるこの少年は、おそらく、死地に身を置くことでそれを身に着けてきたのだろう＞


神などというものがいるのならば感謝しよう。
手加減の要らぬ敵を、我が前に送り出してくれたことに。

だがこのヴェクサシオン、戦いを楽しむ趣味は無い。
貴殿は危険だ。我が獣剣技の粋を結して討たせてもらう。


…む。

＜剣が抜かれる音がした。
　咄嗟に振り向き、同時に剣を振り上げ衝撃波を放つ。
　うかつな一撃を繰り出した瞬間に、真っ二つにする算段は出来上がっていた。

　…だが、グラシアの振るった剣から真空刃が発生する所までは想像していなかった。
　衝撃波は真空刃と衝突し、ただの強風となってグラシアの服をはためかせるに留まった。
　今ので、ガスも飛んでしまったようだ＞


クピトを倒したのは貴殿と聞いた。
…この程度で封じておける相手ではなかったということか。

＜そして、クレスに向き直る。
　目下、危険度が高いのは、こちらだ＞


…………？

＜バンダナを外した、クレスの目つきが違う＞


「…さて…じっくりと剣の手並みを拝見させて貰おう…」

＜口調も違う＞


貴殿は……まあいい。

＜剣を、脇構えに構え、一歩ずつ歩み寄っていく＞

587 名前：クレス・アルベイン＠額にバンダナ無し ◆97if46KF6s ：04/02/16 23:01

>>585-586
グラシアが剣を抜きヴェクサシオンへと、かまいたちを放つ。
だが、それは衝撃波によって相殺された…多少驚きの色は浮かんでいるが…
恐らく…かまいたちを発生させるとは思っていなかったのだろう…だが、部屋に残っていたガスはこれで散った。
よくやった…と言うように、軽く口の端を上げる身体を借りた正宗。

『貴殿は……まあいい。』

そして…変化に気付いているのかどうかは判らないが、それだけ言いクレスと正宗へ歩み寄って来るヴェクサシオン。

（「…まぁ…いきなり僕とは似ても似つかない口調と目つきになったら驚くよなぁ…」）
「…（ふん…今は関係無い…）」

構えは八双のまま…そこから、刀を下から上へ振り上げる…
その剣筋から小さいが、無数の風の刃が発生し、近づいて来るヴェクサシオンへ向かった。

（現在地：上層・中央省庁区　会議室）

588 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/02/16 23:07

>>586-587
真空刃を放った直後の隙をつかれ、衝撃波が放たれた。
ただ、幸運だったのは真空刃がヴェクサシオンの放った衝撃波を相殺してくれた事。
強風の中、微かに唇を持ち上げた。
（狙いは果たせましたね…）

「そうですか…あの人は、クピト殿、でしたか…」
死者を悼んでいるかのように、軽く俯いた。
だが、口の中では雷を呼ぶための詠唱が始まっている。

クレスが──いや、正宗が攻撃を仕掛けたのを見て、術を完成させる。
「来たれ、裁きの雷よ！」
何本もの雷の柱が、ヴェクサシオンの周囲に落ちる。
風の刃を避けるなら、その雷の中に身を投じざるを得ないように。

（現在位置：上層・中央省庁区　会議室）

589 名前：ヴェクサシオン ◆cMasterAQo ：04/02/16 23:21

>>587-588
＜振り上げた剣の先より襲い来る風の刃。
　ひとつの身体に二つの人格。
　思った通りのようだ。剣閃も違う。

　そして、全く同時に、雷が周囲を取り囲む。
　先ほど、真空刃を放ってきた少年の仕業だ。
　…なるほど、かわせぬようにか。

　だが、相手の思惑に乗ってやる義理は無い。
　その場から、足を大きく前方に踏み出し…
　猛烈な衝撃波を伴った突きを、クレスに向けてその場から打ち込む。
　衝撃波の壁を以って風の刃を中和し、
　余力を持って一撃のもとに心臓を撃ち貫く。

　それが、ヴェクサシオンの思惑であった。
　周囲を取り巻くだけの雷が、果たしてその場からほとんど動かない
　自分に命中するだろうか＞

590 名前：クレス・アルベイン＠額にバンダナ無し ◆97if46KF6s ：04/02/16 23:39

>>588-589
『来たれ、裁きの雷よ！』

グラシアが雷の術を使う…ヴェクサシオンの周囲に落ちる雷。
さて…これをどうする…正宗の思考はそう考えながら、構えを戻す。
…その時…意外にも、ヴェクサシオンは前に足を踏み出し攻撃を仕掛けてきた…
―――風の刃を自らの突きで造った衝撃波の壁で中和して。

「…成程、敵を倒すならば、前に出るのが最善だ。」
（「ちょ…何落ち着いてるんですか…」）

ゆらり…と、木の葉が舞う如き動作で横へ飛び退く。
遅すぎず、速過ぎもしない動きだが確実に風の刃を破った衝撃波の壁を躱す…
そして、距離も開く…お互いの剣の間合いでは攻撃を加えられない距離が。

「…こういう事だ…」

そうクレスに対して小さく呟き刀を納め…重心を前へ置き…

「…水衝閃！」

柄を握り、抜刀…風を切り裂き刀を横一閃に…返す刀で再び縦に振るった。
すると、今度は水の刃が十字の形でヴェクサシオンへ向かって行く…

（現在地：上層・中央省庁区　会議室）

591 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/02/16 23:49

>>589-590
（『あー、確かに動かないで風の刃を相殺すれば問題ないね』）
「のんきな事いわないでください！」
向こうには聞こえていないだろう相棒の言葉につい反応してしまい、舌打ちをする。
（いわれた事に間違いはありませんが…悔しいですね…）

周囲を取り囲ませていた雷を一本に纏め上げ、ヴェクサシオンの左後方から斜めに落とす
（動かないなら、そこを狙えば良い…！）

術を制御しつつ、近場にあった椅子を手に取る。
「当たれっ！」
短い叫びと共に、椅子を投げつけた。

（現在位置：上層・中央省庁区　会議室）

592 名前：ヴェクサシオン ◆cMasterAQo ：04/02/17 00:09

>>590-591
＜飛びのき、突きをかわしたクレスが、
　今度は十字に剣を振るい、形成された水の刃を打ちつけてくる。
　同時に、雷が左側から飛来し、椅子まで飛んでくる。
　手段や武器を選ばない、悪くは無い戦いぶりだ＞


…獣剣技、参る。

＜水の刃に自ら突っ込んでいき、雷と椅子をかわすと、
　剣を居合いのように振り、まずは一閃。
　刹那の間を置き、下から上に第二閃。
　全力を込めた二撃が、水の刃を打ち払うと、
　さらに大きく一歩踏み込み、クレスを間合いに収める。
　…剣こそ届かないが、剣の威力は十二分に届く距離＞


獣剣技、屍（し）重奏！！

＜獅子砕と同じような、破砕音の直後。
　大上段から振り下ろされる一撃、いや、二撃が、
　巨大な岩塊のような重圧を持ってクレスに襲い掛かる＞

593 名前：クレス・アルベイン＠額にバンダナ無し ◆97if46KF6s ：04/02/17 00:30

>>591-592
何本もの雷が纏り、ヴェクサシオンの後方から落ち…
…ついでとばかりに、グラシアは椅子も投げる。

『…獣剣技、参る。』

だが…ヴェクサシオンはその言葉と共に雷と椅子を避けクレスへ突っ込んで来る。
そして、自らが造った水の刃を剣で打ち払うとまた一歩踏み込んだ…躱せ切れない…

「ぬぅ…ッ！聖障…」

拙いと感じ、刀を持ったまま右手を翳し左腕の盾を斜め上に構える…
元々、盾は使わないが…使えない訳ではない。

「壁！！」
『獣剣技、屍（し）重奏！！』

光りの壁を何とか前面へ形成出来たが、凄まじい圧力を持った振り下ろしのニ撃に耐えられるか…
―――…壁が一撃目を退ける…が、その光りの壁は消えた…

「ぐ…まだだ…」

そう言い重心を低くして、次の攻撃に備える。
―――…二撃目…盾でなんとか受けたが、左腕が衝撃で痺れた。

「ちっ…何とか…と、言った所か…だが…黒曜突・連っ！」

忌々しげに舌打ちし、二歩踏み込み…間合いに捉えると三連続の突き繰り出す。

（現在地：上層・中央省庁区　会議室）

594 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/02/17 00:40

>>592-593
「もう一つ！」
またも椅子を投げつけると、机の影に隠れ、膝を着く。

「少しの間、一人で耐えていてください…」
祈るように呟くと、首から提げた勾玉をそっと抱きしめる。

（『共鳴、だね？』）
（ええ…今のままで防戦一方です…
あなたの術なら、炎を使う術以外で、威力の高い物が多い…）

勾玉が淡い光を放ちだした。
静かにお互いの魔力が共鳴を起こし始める。
…今のグラシアには、外界の景色も音も届いていない。

（現在位置：上層・中央省庁区　会議室）

595 名前：ヴェクサシオン ◆cMasterAQo ：04/02/17 22:49

>>593-594

ぬぅっ………

＜二歩の踏み込み、繰り出される三連続の突き。
　……速い！！
　咄嗟に剣を起こし、盾とする。
　最初の一撃が脇をかすめ、血が滲むが意に介さず。
　というより、痛みに気付く時間すらない。
　二発目を剣の横腹で受ける…衝撃が手から全身に伝わる。
　そして、三発目を、また剣の横腹で受けた瞬間、
　すぐさま剣の鍔をクレスの剣先に引っ掛け、
　自らの剣の上方を片手で握り…手袋をしているのである程度は平気…
　そのまま、ぐいと押し、クレスの剣を自らの剣の下に押し込めてしまう＞


…もらった。

＜そして、クレスの剣の上を滑るように、鳩尾を狙った突きを繰り出す＞


…ぐぬぅっ！！

＜だが、グラシアの投げた椅子が右肩に直撃。
　突きのポイントが僅かに脇にずれた＞

596 名前：クレス・アルベイン＠額にバンダナ無し ◆97if46KF6s ：04/02/17 23:10

>>594-595
『ぬぅっ………』

一撃目は相手の身体を掠り…ニ撃目は剣の腹で受けられた。
そして…三撃目…
ヴェクサシオンは、ニ撃目と同じ様に剣の腹で受け…その後に鍔を刀の切っ先に引っ掛けた。

「くぬ…っ…」

拙い…押し込められる…そう思うも、後の祭り…
ヴェクサシオンは剣の上方を握るとクレス…の身体をした正宗を押し込めに入る。

『…もらった。』

その言葉と共に鳩尾を狙った突きが放たれる…

「…っ…！」

身を捩り、躱そうと試みた…その時。

『…ぐぬぅっ！！』

グラシアが投げつけた椅子が、ヴェクサシオンの右肩へと当たった。
突きの軌道が僅かに身体から逸れる…

「くっ…危機一発…か…」

身を捩っていた為、なんとか掠る程度で済んだが、その部分は鎧の繋ぎ目。
血が下の服へ少量滲んだが…気にしている暇は無い…この間合いを離さなければ。

「喝！」

刀を引くと胸を狙い、前蹴りを放つ…
これが当たらなくとも避ける為に離れれば…それでいい…そう思いながら。

（現在地：上層・中央省庁区　会議室）

597 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/02/17 23:22

>>595-596
2人の剣がぶつかる音がしたその時。
勾玉が放っていた光が、ほんの微かに強くなった。
そして一瞬だけ、室内に強い魔力が溢れた。

（…自分ではない力…使えます、ね…）

まぶたを開けて立ち上がる。
金緑に変わった目で、ヴェクサシオンを見つめながら手を伸ばす。
「全てを縛り付ける鎖よ、わが意のままに動け！」
鈍い色の鎖が、ヴェクサシオンの剣と腕、足めがけて伸びる。
剣と体術を封じるために。

（現在位置：上層・中央省庁区　会議室）

598 名前：ヴェクサシオン ◆cMasterAQo ：04/02/17 23:39

>>596-597

＜こちらの間合いから逃れるためか…
　蹴りを放ってくるクレス。
　…この足を、串刺しにして仕留めるか。
　そうは思ったのだが。
　背後から、何かが来る気配に気がついた。

　やるべきことはひとつ。
　危険な相手が自ら離れる瞬間に、標的を変更し、仕留める。
　その場から咄嗟に跳び、地面を転げながら、蛇のような鎖を回避。
　その状態からさらに跳び、グラシアの間近に着地＞


さらばだ。

＜こちらも、蛇ののたうつような、
　スクリューのかかった突きをグラシアの鳩尾に見舞う＞

599 名前：クレス・アルベイン＠額にバンダナ無し ◆97if46KF6s ：04/02/17 23:51

>>597
蹴りを繰り出すと、グラシアから魔力が溢れるのを感じた。

「…（ふん…共鳴か…）」
（「みたいです…ね…」）

『全てを縛り付ける鎖よ、わが意のままに動け！』

グラシアのその言葉と共に…ヴェクサシオンから鈍色の鎖が伸びて行く。
避け切れまい…そう思った時、ヴェクサシオンは跳躍してクレスから離れ…
地面を転がり鎖を躱し…再び跳ぶ。

「ち…好きにはやらせんぞ…」

蹴り足を床につき、体勢を立て直すと壁へ寄り刀を突き立て…

「石撃…！」

グラシアの近くの壁が振動する様に小さく震えると、そう大きくは無い石が四つ程飛び出…
突きを放つヴェクサシオンへ向かった。

（現在地：上層・中央省庁区　会議室）

600 名前：◆97if46KF6s ：04/02/17 23:56

（>>599訂正：レス番、>>597-598
　　　　　　　 ×　ヴェクサシオンから鈍色の〜
　　　　　　　　 ○　ヴェクサシオンへ鈍色の〜）

601 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/02/18 00:04

>>598-599
鎖を回避されたのを確認したのと、目の前にヴェクサシオンが着地したのはどちらが先だったか。

「しまっ…」
とっさに床に手を着き、両足を蹴り上げた。
ヴェクサシオンの放った突きが左足を掠めたが、そのまま剣を蹴っ飛ばす。
回る視界の中で、正宗が放った石が見えた。
後方に着地したときには、赤い染みが床に転々とついていた。

（止血している暇は、ない…！）
「大地の力よ！」
幻の宝石がヴェクサシオンの頭上に現れる。
宝石は砕け、鋭い土の槍と化して降り注いだ。

（現在位置：上層・中央省庁区　会議室）

602 名前：ヴェクサシオン ◆cMasterAQo ：04/02/18 00:19

>>599-601
＜剣を突き出すなり、眼前の少年は素早く後転。
　こちらの剣を蹴りつけてきた＞


むっ………

＜巨大なディクを大量に切り捨ててきたヴェクサシオンは、
　これしきのことで剣を取り落としたりはしないが…一瞬、ひるんだ。
　そこで近くの壁が震動、突如、石つぶてが四つ程、襲い掛かってくる＞


むん！！

＜剣を二振り、石を叩き落す。
　その時、グラシアはすでに離れてしまっていた。
　何やら術式を練り上げているのは見てわかる。
　…真上を見上げる。砕けた光の破片の中から落下してくる土の槍＞


ふん…ぬぅっ！！

＜とにかく、転げて回避する。
　統治者とて人間。受ければ死ぬ攻撃はある。
　それを受けないからこその強さなのだ＞


ふん！！

＜グラシアの間合いへと半ば駆け込むように入っていき、
　大上段から剣を振り下ろす…＞


＜当然、今、クレスに対しては何もできない＞

603 名前：クレス・アルベイン＠額にバンダナ無し ◆97if46KF6s ：04/02/18 00:36

>>601-602
グラシアは自力でヴェクサシオンの一撃を躱す。
そこへクレスの身体を借りた正宗が放つ石飛礫が到達。

『むん！！』

だが、見事と言える剣捌きで壁から飛び出した石飛礫全てをを叩き落し…
グラシアが術で作り出した土の槍を転がり避ける。
その時、正宗は壁から刀を抜き…鞘へ収めると駆け出していた…
鎧の下の傷から流れる血が、一滴床へ落ちる。

「…好きにやらせんと、言っている…」

距離を多少詰めると、足を止め…

「…飛連斬！」

刀を勢い良く抜刀し、横薙ぎに振るった。
すると、横一文字の厚い風の刃が生み出され高速でヴェクサシオンへ進み行く…

（現在地：上層・中央省庁区　会議室）

604 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/02/18 00:44

>>602-603
立ち上がる間も無く、剣が振り下ろされた。
「つっ…！」

鈍い金属音がした。
そして、両手にいやな衝撃が伝わる。
鼻先で、ヴェクサシオンの剣をラグナロクで止めることが出来た。。
が、この状態が続けば不利なのはこちら…
どう考えても、純粋な力ではグラシアの方が弱い。

（何か、何か手を…）
術の方に余力を裂こうにも、一瞬でも剣から集中を解けば真っ二つにされる状況。
今出来る事は、ただ鍔迫り合いを長く続けようとする事だけだった。

（現在位置：上層・中央省庁区　会議室）

605 名前：ヴェクサシオン ◆cMasterAQo ：04/02/18 00:53

>>603-604
＜剣を合わせ、ぐいと押す。
　鍔迫り合いの状態だ。
　あわよくば、このまま押し切り、一刀のもとに切り伏せるつもりだったが、
　クレスがそれを許さない。

　勢い良く抜刀された刀から、またしても真空刃が放たれる。
　たったひとつだが…威力は段違いだ。
　今度は、相殺は危険と判断した。
　鍔を押し込んでグラシアを弾き飛ばそうとし、
　そのまま横っ飛びに逃げた。

　…壁が背になる。
　背水の陣とでも言ったところか＞


そろそろ、決めさせてもらおう。

606 名前：クレス・アルベイン＠額にバンダナ無し ◆97if46KF6s ：04/02/18 01:15

>>604-605
―――ガキィン…という、剣を剣で受けた鈍い音の後に鍔迫り合いの状態に陥っているグラシア。
だが…正宗の放ったその真空刃を避ける為に、ヴェクサシオンは横へ跳ぶ。

「…む…躱したか…良い判断だ。」

その行動を見て呟くと…
今度は刀を下から上へ振るい、そのままではグラシアのいる場所まで到達するであろう、風の刃の軌道を逸らす為にまた風を作り出す。
…風の刃は天井へと当たり、その当たった一部分が砕けた。
そして、壁を背にしている相手へ向き直ったその時…

『そろそろ、決めさせてもらおう。』

その言葉が耳に入る…次の一撃が最後の勝負…
そう思うと、自然に刀の柄へと込める力が増す。

「…では、来るが良い…全力で相手をしよう。」

そう言うと…邪魔とばかりに左腕の盾を外し、床へと落とす。

（「…邪魔ですか、盾は…」）
「…（ああ、元々刀を振るうのなら要らんしな…片手で刀を扱い、強者を相手にするのは些か辛い。）」

一瞬だけ自分の主と意志を交わすと、左手で柄尻を持ち身体の右横に刀を構えた。

（現在地：上層・中央省庁区　会議室）

607 名前：グラシア＠魔力共鳴（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/02/18 19:35

>>605-606
ヴェクサシオンの剣に弾き飛ばされ、仰向けに倒れこんだ。
その際、剣は手から離れ、後ろの床に落ちた。
鈍い金属音が聞こえる中、出血している左足を引きずりながら立ち上がる。
「っ…ここが正念場、ですね…」

自分と正宗がそれぞれ傷を負っている事ですでに不利…
そう考え、両手を合わせ、癒しの力を集め始める。
「奇跡よ、起これ！」
集まった魔力は、淡い青の光を放ちながら宙に浮いた。
光が、自分達の傷に触れる。
出血が止まり、傷口がだんだん閉じていく…

（現在位置：上層・中央省庁区　会議室）

608 名前：ヴェクサシオン ◆cMasterAQo ：04/02/18 22:18

>>606-607

「…では、来るが良い…全力で相手しよう」

＜左腕の盾を捨てるクレス…
　両手での剣術こそ本領なのだろう。
　つまり、このヴェクサシオンを前にその実力を温存していたというのか＞


ふん。

＜軽く笑った直後、今まで以上に厳しい表情となって。
　剣を、ふわりと右に振り上げ、その姿勢のまま静止する。
　見ようによっては、オーケストラの指揮者のようでもある。

　…グラシアは感じただろうか。
　無数の刃が彼を取り囲むような気配を。
　敵は目の前のヴェクサシオン一人。
　だが、その殺気は、あらゆる方向からグラシアに降り注いでいる＞


獣剣技、伍重奏。
受けてみよ。そして生き延びてみよ。

609 名前：クレス・アルベイン＠額にバンダナ無し ◆97if46KF6s ：04/02/18 22:39

>>607-608
『奇跡よ、起これ！』

―――グラシアが癒しの力を集め…魔力を宙に浮かばせる。
その魔力が発する光りが腹部脇の傷へ触れる。

「……癒しか…幾分か、楽にはなったな…」

傷が塞がり始め…鎧の下の服から滲み出していた出血も止まった…

『ふん。』

眼前のヴェクサシオンは軽く笑うと表情が変わり、タクトを持ち…上に上げ、指揮者のような構えを取る。
だが…殺気が向いているのは、クレスと正宗では無くグラシア。

「……む…」
（「…狙いは…僕達じゃない…」）

そう思った時、ヴェクサシオンが口を開いた。

『獣剣技、伍重奏。
　受けてみよ。そして生き延びてみよ。』

…面白い、そこまで言うのならば我は行くのみ。
そう思うと、摺足で五歩程横…グラシアの方へ寄ると、左手を柄から離し前へ翳す。

「…ふッ！聖障…連壁…」

言葉と共に、光りの壁が前方に出現…一枚、二枚、三枚…横へと広がって行く。

「躱してみよ………躱せるのならばな。」

そう言い…左手を押し出すと、連なった光りの壁がヴェクサシオンへと進んで行く。
同時に、正宗も壁に続いて駆け出した。

（現在地：上層・中央省庁区　会議室）

610 名前：グラシア＠魔力共鳴（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/02/18 22:49

>>608-609
足の痛みが引いていく中、身動き一つしないで目をつぶる。
（…狙いは私、か…）

殺気に包まれる中、静かにその時を待つ。
（全ての精霊達に望む…私の言葉を聞き、私に力を貸してくれる事を…）
グラシアの足元から、微かに風が沸き起こる。
術発動前にあちらが動けば、自分の死と引き換えに魔力の暴走が起きる。
そうすれば、いくら統治者と言えどただではすまないはず。
こちらの術発動が早ければ、それはこちらの勝ち。
（…クレスさんと正宗殿が、みすみす私を殺させるわけはないですし。
私は、必ず賭けに勝つ…！）

エレメンタル・ダスト…！
（術発動の声が会議室に響いた）

（現在位置：上層・中央省庁区　会議室）

611 名前：ヴェクサシオン ◆cMasterAQo ：04/02/18 23:03

>>609-610

動かぬか……

ふん！！

＜術式を練り、魔力を高めていく少年目掛けて、
　剣を前方に軽く振り下ろす。
　全方位の殺気が実体化するように、
　無数の刃の幻影…これの正体も真空刃だろう…が、グラシアと、
　迫り来るクレスへと降り注いでいく。
　無論、クレスが発生させた光の壁が、まずは立ち塞がることになる＞


フン！！

＜光の壁に、刃の幻影の先鋒が突き刺さる。
　…光の壁は刃を打ち消し、ほとんど影響を受けていないが＞


フンフンフンフンフンフンフンフンフンフン！！

＜剣を、目にも止まらぬ速さで四拍子のように振り、
　光の壁に刃の幻影を叩きつけていく＞


ハァァッ！！

＜…この攻撃は、光の壁によって全て阻まれるものではない。
　全方位から降り注いでいるが………

　ヴェクサシオンは、技を使いながら、一歩たりとも移動していない＞

612 名前：クレス・アルベイン＠額にバンダナ無し ◆97if46KF6s ：04/02/18 23:22

>>610
魔力が一点に集まるように感られる…グラシアは詠唱体勢に入った…
そう考えるともう迷いは無い。
―――…一気に……斬る。

「…（方位を守る蒼龍、白虎…我が呼掛けが聞こえるのならば、風の鋭さと大地の力を持って…我が刃の手助けをせよ）」

『フンフンフンフンフンフンフンフンフンフン！！』

光りの防御壁にヴェクサシオンが生み出した、刃の幻影が叩きつけられる。
それも全方位から…

「…とっとと…決める…！」

顔を顰めながら、光りの防御壁に阻まれずに上から自分へ降って来た刃…横から向かってきた刃に構わず駆ける。
その刃は腕を掠め、頬を掠め…その傷口から血が流れるが、気にする暇は無い。
敵を倒すのならば前進あるのみ…強者を相手に無傷など有り得ないのだから…
そして、距離が詰まる。

「…先に言った通り、全力だ…食らえ…」

左手を前へ翳した…刃が叩きつけられている光りの壁は進んでいく。
…これがぶつかり、剣を振るう手さえ崩せれば…その好機を逃さず次の手は確実に入れる…
そう決意しながら、翳す左手に力を込めた。

（現在地：上層・中央省庁区　会議室）

613 名前：グラシア＠魔力共鳴（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/02/18 23:31

>>611-612
その場から動いていないヴェクサシオンを中心として、六芒星が床に浮かび上がった。
それぞれの頂点から、違う色の光が放たれ、中央へと収束していく。
魔力の奔流が、ヴェクサシオンに襲い掛かる。

しかし、こちらも無事ではない。
身動きしていなかった事が災いし、幻影の刃達の直撃を受ける事になった。
「う…あぁぁっ！」
血しぶきが、後ろの壁にべったりとつく。

術の制御を終え、力なくその場に崩れ落ちた。

（現在位置：上層・中央省庁区　会議室）

614 名前：ヴェクサシオン ◆cMasterAQo ：04/02/19 00:01

>>612-613

………おのれ。

＜グラシアの術が完成した。
　未然に斬殺して防ごうとしていたが…
　伍重奏は、それまでに光の壁を砕くには至らなかった。
　足元に広がる魔方陣。

　一瞬の間を置いて、魔力の奔流がヴェクサシオンを包む＞


…ぐぉぉ…ぉ…おおおお！！

＜光の束の中から、全身を灼きながら、なおも剣を脇に構えて
　大股で外に逃れようとする……

　だが、そこに＞


「…先に言った通り、全力だ…食らえ…」

＜光の壁が、全力を以って叩きつけられた。

　剣が宙を舞い、遠く離れた床に突き刺さった。
　だが、ヴェクサシオンはなおも立ち上がり、懐刀を抜き放つ。
　そして跳ぶ。一気にクレスを間合いに収め…＞


獣…剣技、弐重奏！！

＜彼の息子と同じ、瞬速の二段突きを、短刀で放つ。
　無論、その威力は、今まで持っていた剣に及ぶべくもないが…
　紛れも無い、剣聖に連なる者の二撃だった＞

615 名前：クレス・アルベイン＠額にバンダナ無し ◆97if46KF6s ：04/02/19 00:23

>>613-614
ヴェクサシオンの周りに魔力が増幅されるとされる、六芒星が出現…
其処から魔力の光りが放たれ、上でその光りが収束し流れて行く。
左手を翳したまま、それを見ていた…その時…

『う…あぁぁっ！』

後ろからグラシアの叫びが耳に届いた…だが、振り向かない…いや…振り向けない。
振り向いたら、その時点で集中が途切れる…
…そして、光りの壁はヴェクサシオンへ到達し衝突…
――男の身と剣が弾き飛び、剣はザクリと床へ突き刺さる。
―――だが、立ち上がった目の前の男の目は死んでいない…
その考た刹那…懐刀が視界に入る。

『獣…剣技、弐重奏！！』

躱す事は可能だが、動いてしまえば準備していた二の太刀は入れられない。
ならば…最小の動きによって、負うであろう傷を浅くするのみ…
―――身を横に逸らす。
ヴェクサシオンの放った瞬速の二段突きは鎧の繋ぎ目…そう、先に傷を負った部分とその少し上を掠めている。
一度は癒しの力によって塞がった傷口が、また開いた…前の一撃より深く…

「…懐刀とは…な…だが…我等の勝ちだ…」

傷の痛みにより、顔が苦痛に歪んだ。
だが、左手は柄尻を握る…そして身を低くし、構えるは正眼。

「断突……断斬……無明王多段撃！！」

―――突きは全てを断ち貫くように。
―――斬りは全てを引き裂き断つように。
フェイスレス相手に一度使った技だが…その威力は地と風の加護を受けている分段違い。
突きと斬りの嵐を起こす様に…刀が…振るわれる…

（現在地：上層・中央省庁区　会議室）

616 名前：グラシア＠魔力共鳴（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/02/19 00:31

>>614-615
「う、うぅ…」
床に、赤い水溜りが出来ていく。
そんなか、無理やり腕で上半身を支えて顔を上げた。
（最後、まで、見届けないと…
それが、私にできる、最大限の敬意の払い方、だ…）

肩で息をしつつ、もう一度癒しの術を使おうと気力を振り絞る。
力が抜け、冷たい床に頬を寄せながらも詠唱は止めなかった。
「癒しの、力よ…」

（現在位置：上層・中央省庁区　会議室）

617 名前：ヴェクサシオン ◆cMasterAQo ：04/02/19 22:43

>>615-616

「断突……断斬……無明王多段撃！！」

＜本来の得物を飛ばされ、満身創痍のヴェクサシオンに…
　その、全てを貫き、断つ刀を受け止めることは、最早叶わなかった。
　受け止めた短刀が折れ、血しぶきと共に宙を舞う＞


…ここで果つるも我が宿命。
貴殿らの勝ちだ、異界の剣士。
そして、異界の術士よ。

＜膝を折り、座ったまま首を垂れる＞



最後に聞きたい。
貴殿の……剣技…の……流派………

＜言葉を紡ぎきることなく。

　剣聖の生涯は、幕を閉じた＞

618 名前：◆cMasterAQo ：04/02/19 22:47

>>617
＜その手から、カギが零れ落ちた＞


―――――重要アイテム　Ｖのカギ―――――

619 名前：クレス・アルベイン＠額にバンダナ無し ◆97if46KF6s ：04/02/19 23:11

>>616-617
―――全てを貫くと共に全てを斬る剣閃が、受けに入った短剣を弾き飛ばしヴェクサシオンの身に刻まれた。
宙を舞う相手の身体…クレスの身体を借りた正宗はそれを見送る事なく、よろめき床へ膝をついた。

「く…ここで…刀を付いて倒れるなどという醜態は晒せん…」

全身に力を込め…軽く身体を起こし顔を上げ…相手を見据える。

『…ここで果つるも我が宿命。
　貴殿らの勝ちだ、異界の剣士。
　そして、異界の術士よ。』

ヴェクサシオンは膝を折って座ったまま静かに言う…

『最後に聞きたい。
　貴殿の……剣技…の……流派………』

だが―――続く言葉を完全に言い切る前にヴェクサシオンは事切れた。

「ふん…我の剣技は…我流だ…尤も…古の剣豪の技も参考にしてるがな…
　クレスは……自分の父親も会得していたらしき、アルベイン流だ…貴様と直接剣を交えてはいないが…」

淡々と倒れているヴェクサシオンへ向け呟く…

「…ゆっくり……眠れ…隻眼の剣聖…」

そう呟き終わった時点でクレスの身体は床に崩れ、正宗の意思は刀へ戻った…
―――本来の意思が身体へ戻る。

「痛ぅ……」

そして…元の身体に戻ったクレスは無理矢理身体を起こし、その場に座り込んだ。

（現在地：上層・中央省庁区　会議室）

620 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/02/19 23:25

>>617-618
これ以上は無理と、魔力の共鳴を解いた。

倒れたまま、もう一度顔を上げる。
宙を舞う剣士の最期を見届けるために。

「…貴殿の魂に、安らぎあらんことを…」
たった一言。
それが、自身の死を見つめている剣聖に対する言葉だった。
倒れたヴェクサシオンをじっと見つめながら、聖印を切る。

「あなたを倒した以上…その死を無駄にしない為にも、私達は空に行きます…」
這いずるようにしてヴェクサシオンの手から落ちた鍵の元まで進む。

（現在位置：上層・中央省庁区　会議室）

621 名前：クレス・アルベイン＠額にバンダナ無し ◆97if46KF6s ：04/02/19 23:41

>>620
集気法…
（気を集め、自らの負った傷を幾分か癒すと…壁に手を着いて立ち上がる。
　塞がり切らない傷があるのか、顔を顰めながら…）
痛た…グラシア君…大丈夫…？
（刀を収め、腕に巻いたバンダナの結び目を解きながら声をかけた）

（現在地：上層・中央省庁区　会議室）

622 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/02/19 23:49

>>621
何とか…生きてます…
（Vの鍵を手に取ると、微かに笑った）
今、回復しますね。

…奇跡よ、来たれ…
（青い光が、2人を包み込んだ）

（現在位置：上層・中央省庁区　会議室）

623 名前：クレス・アルベイン＠額にバンダナ無し ◆97if46KF6s ：04/02/20 00:00

>>622
…それは…見れば判るけどさ…
（グラシアの表情を見ると、そう言い苦笑した）
……（今回ばかりは…正宗さんも疲れたのか、呼んでも答えないし…なぁ。）
（そして、青い光りがクレスとグラシアを包む…クレスの傷が癒え始める…）

それじゃあ…戻ろうか…？

（現在地：上層・中央省庁区　会議室）

624 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/02/20 00:11

>>623
クレスさんも…大丈夫、ですか？
（気だるげに立ち上がると、ため息をついた）
（『…ま、2人ともご苦労さん』）
………

ええ、あと一つ鍵穴もあったことですし…
（亀ほどではないが、普段に比べればかなりゆっくりとした速度で歩き、
会議室を出ようとする）

（現在位置：上層・中央省庁区　会議室）

625 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/02/20 00:21

>>624
…ん…？身体は…なんて言うのかな…かなり力を持っていかれた感じがするかな…？
珍しく本気で、方位を護る精霊…みたいなものなのかな？
その力も借りたみたいだし…この感じは当然だとは思うんだけど。
（バンダナを額に締め、盾を左腕に嵌めながら言う…そして…）
僕は代わった後、何もしてませんけどね…
（マサカドゥスにそう言うと、床に突き刺さったヴェクサシオンの剣を床から抜き…
　倒れている近くへ墓標の様に刺し直した）
……統治者の役目…お疲れ様でした…ゆっくり…休んで下さい。
（そして…魔方陣の方へと足を向ける）

まあ…これで先に進めるかどうかは判らないけどね…行こう。
（グラシアへ追いつくとそう言い、魔方陣へと乗った。）

（上層・中央省庁区　会議室→上層・中央省庁区　墓地？へ…）

626 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/02/20 00:28

>>625
肉体の傷ならいくらでも癒せますが…
あちらに着いたら、ゆっくり休んで、少しでも回復しましょう。
（『この僕が、珍しく、褒めてあげたんだから、素直に受け取っておけばいいのに』）
……受け取って何か要求されるのはいやだと思いますけれどね…

(魔法陣に乗り、数秒後にはあの墓地のような場所へ着いていた)
ここは…何も変わりがないようですね…
（薄暗い辺りを軽く見回し、すぐにシャッターの方を向く）

（現在位置：上層・中央省庁区　会議室→上層・中央省庁区　墓地？）

627 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/02/20 00:38

>>626
…まあ…元々、「僕」が使えない力を使ったんだから…
負担が身体に来るのは当然だしね…休ませてもらうよ。
（そう言い、転移を終えるとマサカドゥスに言葉を返した）
……いや、僕が殆ど何もやっていないのは本当の事ですし…
というか…自分で珍しいって言うのもどうかと思いますけど。

…確かに変わりは……無いね…
急ぐ事もないだろうし、少し休もうか？

（現在地：上層・中央省庁区　墓地？）

628 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/02/20 00:44

>>627
（『他人を簡単に認めてあげると思う？　僕の目は厳しいんだ』）

ええ…やっぱり私も疲れていますし…
（まだ鍵を使っていない墓石にもたれかかるように座り込む）
それでは、おやすみなさい…
（軽く頭を下げてから目を閉じる。
視界が暗くなってすぐに、深い眠りに着いた…）

（現在位置：上層・中央省庁区　墓地？）

629 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/02/20 00:52

>>628
…厳しいと言うより………やっぱり言うのは止めておきます。
（マサカドゥスに言葉を返そうとは思ったが、言葉を切る。）

ああ、それじゃあおやすみ…
（グラシアが眠るのを見ると、自らもゆっくりと道具袋を下ろし…
　座り込み、瞼を閉じて眠りについた）

（現在地：上層・中央省庁区　墓地？）

630 名前：◆97if46KF6s ：04/02/20 01:01

―――クレスの道具袋の中に在る紙に文字が新たに浮き出…或いは消える…

持ち物（重要物のみ）
クレス・カードキー 契約の指輪「琥珀」 銅鏡 無銘、正宗
グラシア・Vの鍵 ちびっこハンマー 勾玉
リューガ・カードキー Dの鍵 魔術兵器“我、埋葬にあたわず”
瀬戸口・Jの鍵 Mの鍵
ウル・カードキー『転送装置管理用』
メイ・管理チップ（レベル1までの施設の使用認証用）

状況
・3ndレンジャー、ウルの説得？により行動を共に。
・瀬戸口。ニーナと言う少女が人間空気浄化装置である事を反政府組織「トリニティー」リーダー・メベトから　聞かされる。
・外の世界の汚染は既に消えている、かも…しれない。
・外へ出るには最低4つの鍵が必要。内1つのMの鍵は瀬戸口の手に。残り3つは…どれなのか不明。
・タントラ、瀬戸口に倒された筈が復活…半幻獣化し、死者の魂と幻獣を融合させる能力を持ったが…倒された。
・冥王ジェダ、「真の救済」の為に魔界・人間界の者達の魂を1つにする事を計画…
　それをなす為の「神体」創造に「価値ある魂」を求めるが…倒された。
・メイ、バイソン将軍に洗脳された。
・ウルチームが発電所の屋上から、中央省庁区へ進む為の転送ゲートを開いた。
　尚、ウルの持つカードキーは発電所のセキュリティーも自由に操作可能
・ミクトラン…行方不明。諸葛孔明の身体を使っていたアンセム…正体を現し倒される。
・ロボカイ、アンセムの攻撃により胴体破損…頭部のみに…身体を造る為クレス、グラシア、ロボカイ…一度中層へ…
　身体造りは完了したが、以前使えた内蔵武器の一部は使用不能。尚、隠し武器としてドリル、仕込み刀を両手に搭載。
・オルドレイク、イスラの反乱にあう…イスラからグラシア達の殺害宣言が出されたが…
・上層、居住区の発電所…セキュリティが一部復活。
・実はパイは、フェイスレスの変装…何故騙したかは不明。部屋へ誘い込まれローラーが迫った時…姿を明かす。
・リューガ…一人で“そら”に往く為、想いの鎖を断ち切る事を決める…
・統治者の一人、クピト…グラシアに倒される。
・リュウの侵食、瀬戸口の施した精霊回路により一時的に止まる。
・グレーターデーモン調整室に出現…だが、瀬戸口とブータ…リュウとニーナにより倒された。
・統治者のトップらしき人物…エリュオン、グラシアと接触。
・中央省庁区通路、リューガとボッシュの決戦により崩壊。後にリューガの手によって氷漬けに…
　だが…何かが起こりつつある。
・中央省庁区、下層…人の原型を留めた龍という以外明確な正体は不明だが、何者かが出現。
・クレスとグラシアが、Hの鍵、Kの鍵を三つ在る墓石らしきものの鍵穴へと差した。

現在状況
中層：居住区・月代
上層：居住区　宿・ ベガ ロボカイ
上層：居住区　宿屋前・アリシア&ユン+レミー
上層：居住区　表通り・ホワイト
上層：居住区　発電所前・ネフェルピトー
上層：居住区　発電所、内部（詳しい場所までは不明）・イフ
上層：居住区　発電所4F・ソル（背徳の炎）
上層：中央省庁区　ターミナル？医療カプセル内・メイ
上層・中央省庁区　換気口、中継地点・フェイスレス
上層・中央省庁区　墓地？・クレス グラシア　ウルチーム（構成：ウル、3rdRアルフ）
上層・中央省庁区　調整室・瀬戸口＆ブータニアス
上層：中央省庁区　深部・リューガ
上層：中央省庁区　統治者会議室・猫アルク？


不明：アンバー&メカヒスイ オルドレイク+無色の派閥幹部 ケン ヒカリ　イスラ


行方不明・死亡、消滅など
アンセム（世界を闇に還す、闇の探求者…マサカドゥスによって滅ぼされた魔王が新たな肉体を求め…
　　　　　 闇の扉を開いたアンセムと一つになった存在。そして…諸葛孔明の身体を借りミクトラン以下数名を利用。
　　　　　 他の世界などの優れた魂を集めていた…グラシア、シャドウナイト、ロボカイに倒されかけ…
　　　　　 闇に飲まれWofcに変化したが…ミクトランの手助けによって何とか助けに駆けつけた…
　　　　　 クレスと正宗の力も合わさり…全員の猛攻後最後は光に飲まれ…消滅）
オルテンシア（換気口、中継地点でクレス、フェイスレスと対峙…空間を操る能力、炎、氷、雷の術が使え…
　　　　　　　 フェイスレスを氷漬けにしたりなどして強敵だったが、死角からの攻撃ニ対一などに弱く弱点も有った。
　　　　　　　 最後は二人の動きを同時には見切れず致命傷を受け…フェイスレスに倒された）
クピト（グラシアと二度対峙し、二度目の対峙の際放った炎に呑まれ…消滅。
　　　　 …統治者は歯車に過ぎないらしいが…）
ジェズイット（統治者「メンバー」の一人…リフト前にて瀬戸口、イフと激戦を繰り広げた果て…
　　　　　　　瀬戸口の急所への斬撃、イフの回し蹴りを喰らい死亡）
シャドウナイト（ジュリアスの魂を取り戻すという目的を果たし、ガルーダに乗り帰還…だが、無事に帰れたかは不明）
ゼノ（体内に爆弾を仕込まれ爆死）
タントラ（半幻獣化&ダオスの魂を取り込んでおり、脅威の再生力を有したが…
　　　　　氷漬けにされ、最後にクレス、グラシア、シャドウナイト、リューガの猛攻を受け次元の狭間へ送られる）
ダオス（傷付いていた所を、仮面の男によって刺され死亡…魂はタントラに吸収される）
デモネド（リューガと闘い、魔力による加速での流星の様な飛び蹴りに…身体が裂かれ倒された）
ヴェクサシオン（上層中央省庁区…会議室にてクレス、グラシアと交戦。
　　　　　　　　 獣剣技で二人を苦しめたが、グラシアの放った術が獣剣技、五重奏を崩し…
　　　　　　　　 クレスの身体を借りた正宗の攻撃を受け、倒れた）
ボッシュ（上層、中央省庁区通路にてリューガと決戦。神罰剣・堕天によって切り裂かれた後、
　　　　　 ヴェクサシオンの手によって首をはねられる…その亡骸は氷の中へ）
ミクトラン（KHの扉から溢れる闇を扉を閉じて止めようとし…扉諸共行方不明に…生死は不明）
冥王ジェダ（魔次元空間内でウル、ソル、月代、メイ、ロボカイに倒される…復活出来る様で、100年程かかるらしいが…）
ライル（発電所、変電室でグラシア、パイと対峙…最終的に連撃をグラシアに見舞われ…倒れた）

（？は、ハッキリしない事項、及び居場所が正しいか確定しない人物）
（問題の指摘・訂正などがありましたなら連絡所までお願いします）

631 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/02/21 23:52

……すぅ…
（寝ている間に何回寝返りを打ったのか、
もたれかかっていた墓石から少しはなれた場所で横になっている）

（現在位置：上層・中央省庁区　墓地？）

632 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/02/22 00:00

…ん…うん…
（瞼を開け…静かに壁から身を起こす…）
ふあ…腰がちょっと痛いなぁ…まあ横になって寝てないし、当然か。
（欠伸をし、静かに独り言を呟くと背筋を伸ばしグラシアの寝ている場所を見たが…）

>>631
…あ…寝る時と、場所が違う…
寝返り何回打ったんだろ…
…（相変わらず、正宗さんも起きる気配が無いしなぁ…）
（呟き、数秒ぼうっとすると、立ち上がり）
グラシア君、起こさないとな…ふあ…
（欠伸をすると、グラシアの寝ている場所へと近づいて行く）

（現在地：上層・中央省庁区　墓地？）

633 名前：◆cMasterAQo ：04/02/22 00:04

>>631-632
＜相変わらず静まり返っていて、墓場のような雰囲気に変化は無いが…＞

634 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/02/22 00:09

んー…
（目が覚め、眠る前と見える景色が違う事にきょとんとする）
あれ…？

>>632
おはようございます…
（軽く頭を振りながら起き上がった）
…何で鍵穴のある石から離れた場所にいるんでしょう…？

（現在位置：上層・中央省庁区　墓地？）

635 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/02/22 00:14

>>633
…やっぱり、少し不気味だよな…
（昨日は疲労の為か、気付かなかったが相変わらずの雰囲気に一言呟いた）

>>634
ん、おはよう…
（足を止めると、起き出したグラシアヘ挨拶を返す）
離れた場所に寝てた理由は多分、寝返りでも多く打ったんじゃないかな？

（現在地：上層・中央省庁区　墓地？）

636 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/02/22 00:25

>>635
ああ…道理で節々が痛いと思いました。
（納得がいったと両手を軽く叩く）

さて、それでは…鍵を使いましょうか。
（最後の鍵穴の墓石に歩み寄ると、しゃがみこむ）
これで、何かが起きるはず…
（そっと鍵を差し込んだ）

（現在位置：上層・中央省庁区　墓地？）

637 名前：◆cMasterAQo ：04/02/22 00:28

>>636
＜最後のカギが刺さると…
　一瞬置いて、部屋中が微震動しながら、
　前方のシャッターが開いていく…

　その先には、同じような部屋。
　そして、同じような墓石…石柱が、ひとつ＞

638 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/02/22 00:34

>>636
…あー…やっぱり、身体の節々も痛いか…
（両手を軽く叩いたのを見ると、そう言って苦笑）

うん、そうだね。
（しゃがみ込むのを見ると、自分の寝ていた場所へ戻り道具袋を肩にかけ…
　墓石のような物の近くへと歩み寄る…）

>>637
（と…部屋が軽く振動しながら、シャッターが開き始める）
…やっぱり、これを開く仕掛け…か…
（その様子を見て呟いたが…少し先が見えると、クレスの表情が曇った…
　同じ様な部屋、同じ様な墓石のような物が見えたからだろう…やがて、シャッターは完全に開く）

（現在地：上層・中央省庁区　墓地？）

639 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/02/22 00:39

>>637
（振動に顔を上げ、シャッターの方を見る）
開きましたね…！
（ぱっと表情が明るくなったが…シャッターの向こうの部屋と石柱を見て
げんなりとした表情になる）

>>638
……クレスさん。
地上は、遠いですねー…
（何処か遠くを見ながら、乾いた笑い声を上げた）

（現在位置：上層・中央省庁区　墓地？）

640 名前：◆cMasterAQo ：04/02/22 00:47

>>638-639
＜青い、小さな光が、ふわふわと浮きながら現れる。
　グラシアが、かつて一度見た光だ＞

641 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/02/22 00:53

>>639
（乾いた笑いと、声を聞くと…曇った表情が元に戻り、ふ…と息を一息吐き出す）
…まあ…そう簡単には出れはしないだろうし…
距離としては、もう近いかもしれないけど…かなり遠いみたいだね。

……取り敢えず、調べて…
（と、言いかけ…視線があるものに向く）

>>640
（ふわふわと浮いて現れた青い光りへ…）
急に…なんだ…？
（その光りには近づかず、その場に留まったまま光りを見ている）

（現在地：上層・中央省庁区　墓地？）

642 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/02/22 00:57

>>640
（以前見たときと変わらない青い光を見ると、すぐに真面目な表情に戻る）
やはり、来ましたか…

>>641
気をつけてください。
あれは…統治者の一人、エリュオン殿が来る予兆です。
（『統治者の元締めの事だよ。
流石に僕らをほっとけないんだろうね』）

（現在位置：上層・中央省庁区　墓地？）

643 名前：エリュオン ◆cMasterAQo ：04/02/22 01:02

>>641-642
＜光は次第に、次第に大きくなり…
　やがて、雷撃のような光を発して、
　一人の人間の姿を形作る。

　見た目は若い…白髪の男。
　だが、血走るように全身を走る青い光を湛えている＞


…………………。

＜石柱の前で、背を向けたまま…黙っている＞

644 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/02/22 01:08

>>642
成程…統治者の元締めが来る予兆…ね…
（そう、グラシアとマサカドゥスの言葉を繋げ呟くと道具袋を床へと落とす）
人気者というかなんというか…随分、歓迎されてるな…本当に。
（苦い顔でそう言うと、左手に力を込めた）

>>643
（と…その時…光が大きくなって行き…さらに、強い光を発すると人間の姿を形作る）
…っ……
（目の前の、若そうな白髪の男は無言で背を向けている…
　そして…クレスは無言でその背中を見ていた）

（現在地：上層・中央省庁区　墓地？）

645 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/02/22 01:15

>>644
あまり嬉しくはない歓迎のされ方ですけれどね…
（ふっと息を吐き、杖を握る）

>>643
（以前と同じように出てくる人影…
知らず知らずのうちに、杖を握る手に力がこもる）
…（さて…何の御用でしょうね…？）
（背を向けたまま、何も語らない彼をじっと見つめていた）

（現在位置：上層・中央省庁区　墓地？）

646 名前：エリュオン ◆cMasterAQo ：04/02/22 01:20

>>644-645

………………。

この、最後の封印は、
統治者の最後の一人のカギがなければ解けない。

＜グラシアの方を一瞥して＞


ファイルを見た君ならば、検討はつくはずだな。

……ここを開いたとして。
その先に、空は果たしてあるのか？

もし、空が無かったら？
もし、汚染が浄化されていなかったら？
もし、汚染がこの狭い世界に流れ込んだら？

647 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/02/22 01:32

>>645
それはそうだけど…
（それだけ言い、クレスも左手を剣の柄へ持って行き…添えた）

>>646
（暫くの無言の後…白髪の男は口を開いた…）
………
（それを黙って聞き…深呼吸を一度するとクレスもまた、口を開く）
―――もし、空が無かったら…ある所まで行くだけです。
汚染の話は初耳ですけど…
それが浄化されていないで、この地下へ流れ込んだら…まず収集のつかなくなる事態に陥りますね…
でも…それはもしもの話でしか無いわけで、実際には汚染は浄化されている可能性があります。
自然の力は侮れませんからね…
（目の前の男の目を真っ直ぐに見たまま…そう言った）

（現在地：上層・中央省庁区　墓地？）

648 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/02/22 01:45

>>646
（黙ってエリュオンの話を聞いていたが、不意に口元を緩ませる）
……ふふっ…
ああ、すみません。
あまりに、自然界を下に見た発言だと思いまして。
馬鹿にしすぎていますよ。。

千年、経っているのでしょう？
それでも汚染の浄化が出来ていないと思っているのですか？
その汚染は、人の作り出したものです。
人は、自然の中の一部でしかない。
そんな存在の生み出した汚染を、千年かけて浄化できていないわけないでしょう。

私は知っています。
一度滅びた世界が千年後には美しい姿を取り戻した事を。
（グラシアの脳裏にあるのは、故郷の海の碧と、空の蒼、草木の緑。
それらが、過去に創造主の手によって奪われかけ、それでも復活したことを知っている）

（現在位置：上層・中央省庁区　墓地？）

649 名前：エリュオン ◆cMasterAQo ：04/02/23 00:11

>>647-648

＜しばらく黙ったまま、無表情のまま、
　二人を見ているが…再び口を開く＞


…それは、楽観だとは思わないのか？
自然の力は侮れない。
ただそれだけの理由に、この狭い世界の人間全ての生命を賭けられるのか？

人類に、次は無い。
それでも、「そら」を開くか？

650 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/02/24 21:47

>>648-649
……
（楽観…確かに、そうかもしれない…エリュオンの言葉に少し無言で考え…口を開く）
まあ、確かに僕達のこの考えは希望的観測かもしれませんよ。
こんな考えにこの世界全ての人の命を賭けるのは…多少分の悪い賭けでしょうね…
でも…いつかは、空の下に出なきゃ…何も変わりはしませんよ？
（言葉を一度切ると、一息吐き…一拍の間が空く）
……それに「もしもの可能性」を考える事は悪い事じゃ無いでしょうけど……
考え過ぎると、前には進めませんし。

（現在地：上層・中央省庁区　墓地？）

651 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/02/24 22:36

>>649
さあ？　扉を開いた結果、人類がどうなるかはわかりませんよ。
大丈夫かもしれないし、駄目かもしれない。
どちらになるかは、それこそ、神か自然の意思でしょう。

でも、これだけは分かります。
危険だから、どうなるか分からないから。
そうやってずっと地下のこの世界にいることは、逃げている事ではありませんか？
どうしても不安なら、中央省庁区以下を封鎖し、外の空気が入らないようにすれば良い。
その後で私達が扉を開く。
あなたは、何処か安全な場所でデータを取り、その情報を元に外へ移住する事を認めるか禁止するか、
どちらかを選べば良い。
（『安全な場所で』に、わざとアクセントを置く。
何百年と生きているのに、外の状況を少しも確認していないのは怠惰だ、と指摘するように）

（現在位置：上層・中央省庁区　墓地？）

652 名前：エリュオン ◆cMasterAQo ：04/02/25 23:17

>>650-651

………………。

ならば、何も言うまい。
私は、この世界の守護者であることを自らに課した。
それだけだ。

＜石柱に寄りかかり、二人を睨む＞


ここから先は通さん、と言っておこう。

＜姿勢こそ戦闘態勢ではないが、
　術式を練る準備はすでに完了している。
　寄らば、撃つ。下がれば、良し。
　対峙したまま動かず出方を見続ける＞

653 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/02/25 23:44

>>651-652
そうですか…
（エリュオンの言葉を聞くと、グラシアを横目で一度見遣った後にそう言い…）
…人間に守護者なんか要らないと思いますけどね…
（続けて呟くと、左手の中にある剣の柄を握り…
　勢い良く引き抜くと同時に、剣圧で作り出した一段の衝撃波をエリュオンへと放った）

（現在位置：上層・中央省庁区　墓地？）

654 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/02/26 21:06

>>652-553
…誰か選ばれた人だけが他の者を守護して…
その結果、被守護者達に自立意識が消えていく可能性が高いと思いません？

通させて、もらいます。
（杖を構え、その場から動かない。
クレスの攻撃にどう動くか…それで相手の能力の一部を見極めようとしている）

（現在位置：上層・中央省庁区　墓地？）

655 名前：エリュオン ◆cMasterAQo ：04/02/26 23:14

>>653-654
そう、人類に守護者など必要ない。
だからこそ、私は倒されるために立っている。

…パダーマ。

＜オルテンシアやクピトのそれと同じ、
　基本的な、だが決して非力ではない、灼熱の爆炎が
　術式をほとんど練ることなく発動され、衝撃波に正面からぶつけられる。
　炎は全方位に拡散し、室内の温度が一気に上がる＞


…………ふん。

＜ほとんど同時に地面から浮き上がり、
　ジェットか何かが噴射するかのように
　クレスに向かって一直線に飛んでいく。
　上体をわずかに庇うようにひねりつつ＞

656 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/02/26 23:28

>>654-655
…！
（自分の放った衝撃波に炎がぶつけられ、かき消されるのを見ると同時に剣を右手へ移した）
……倒される為だけというなら…尚更要りません。
（そして呟き、自分へ向かって飛び出す…否、飛んで来たエリュオンを見るとすぐさま腰を捻り…）
真空…破斬ッ！！
（力を溜めるように一瞬の間を空けると剣を横薙ぎに振るう！そこから生まれ…エリュオンへ向かい、進むのは真空の刃）

（現在位置：上層・中央省庁区　墓地？）

657 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/02/26 23:38

>>655-656
は…？
それはどうかと思いますけれど…倒されるための守護者なんて無意味です。

（そばの墓石の陰に隠れ、炎をやり過ごす。
上半身だけ身を乗り出し、口の中で唱えていた術を解き放つ）
雷よ、来たれ！
（エリュオンの速度からすると、即座に方向転換は難しいだろうと考え、
クレスの前に雷を落とす）

（現在位置：上層・中央省庁区　墓地？）

658 名前：エリュオン ◆cMasterAQo ：04/02/29 12:33

>>656-657
権力は、倒されることによって正常な交代を遂げた。
少なくとも、我々にとってはな。
守護者も倒せぬ者が、守護者は不要などと…言えんとは思わないか？

…むぅっ。

＜宙で身体をひねり、真空破斬をしのぐ…が、少しかすめたのか、
　若干血がしぶく。他の統治者のような、絶対的な防御力は無いらしいが…
　同様に雷…こちらは、半ば転げるようにして方向を転換し、回避すると、
　右前方からクレスに蹴りかかった＞


ペンタ・ストローク。

＜最初の一撃に続き、高速回転しながら蹴りと突きの四連撃。
　合計、五連撃が飛んでくる＞

659 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/02/29 20:42

>>658
…そういう交代の仕方だったなら…言えないかもしれませんよ。
（横薙ぎに振り払った右手の剣を戻引き構え直しながら、一人呟くように低い声量で言う）
でも……誰かがそれを終わらせる事も出来た筈…

（と…自分の放った真空の刃がエリュオンの身体を掠り、血が少量しぶくのが見える。
　その時、自分の前に落ちるグラシアの雷…そのまま打たれるかもしれないと思い、緊張感が少し薄れたが…）
ッ！？
（そのまま転げるように方向転換次をし、回避したのを見ると薄れた緊張感が戻った。
　だが…右前方からの蹴りに一瞬気付くのが遅れた）
くっ…
（蹴りの一撃を、咄嗟に剣の刀身の腹で受け止めるが…それを契機にして続く蹴りと突き。
　一撃、ニ撃、三撃と剣の腹で受け、盾で受けたが…）
…捌き切れない…ッ…！
（次に続く四撃目まで手が回らず、苦い顔で漏らしたその時…
　鎧に蹴りが入り、衝撃で後ろへと押され…体勢が崩れた）

（現在位置：上層・中央省庁区　墓地？）

660 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/02/29 22:05

>>658-659
戦い、命を奪い合う事だけが、権力の移り変わりではない。
それに、自ら守護者を止めて静かに暮らすと言う手もあったはずです。
誰かが庇ってくれないとなったら、民衆は自分の手で歩き始めたでしょう。

危ない！
（雷を避けられ、クレスに蹴りかかったのを見て、とっさに道具袋を投げつける。
袋は回転しつつ、エリュオンの方にまっすぐ飛んでいく）

しまった…全部の道具を…仕方ない。
（舌打ちすると、クレスが傷ついた場合を想定してヒールの詠唱を始めた）

（現在位置：上層・中央省庁区　墓地？）

661 名前：エリュオン ◆cMasterAQo ：04/03/01 22:49

>>659-660

…ふん。

＜回した足を大きく振り上げ、踵をクレスの脳天に打ち下ろす。
　その命中を確認する事もなく、もう片足で蹴り飛ばそうとし、
　その勢いを以って離脱する。
　空中に浮いているからこそ可能な芸当だ＞


民衆が自らの手で歩き出す…それが楽観だと言うのだ。
この狭い世界は、たったひとつの過ちで滅亡しかねん。
ならばこそ、正しき者を見極める役目を担う者が必要だったのだ。
この閉ざされた世界を開く者をな。

我々は間違っているか？
…ならば、倒すがいい。


…ババル。

＜腕から、電撃を放ち、
　今度はグラシアに向かって、それを射出する。
　地面を削りながら、雷光が殺到する＞

662 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/03/02 00:14

>>661
う…っ！？
（体勢を崩した所への踵落し…ふらつきながらも左腕の盾で受け打撃の力を流す。
　だが…更に続く離脱する為の蹴りが再び鎧に入った…）
…ちっ。
（舌打ちしつつ、再び崩れかけた体勢を整え…剣を構え直し口を開く）
………世界を開く者なんて、他人の事を考えれてしっかりと自分の意思を持った人で十分。
少なくとも僕はこう思います…
貴方達の考えは間違ってはいないかもしれないけど…僕は進む道を開くだけ。

（言葉を言い終えると、剣を一振り…そして一拍の間を置き、エリュオンがグラシアへ雷を放った瞬間…）
魔神…連牙斬ッ！！
（縦一文字に剣を振るい、剣圧により生み出した多段の衝撃波をエリュオンへ放った！）

（現在地：上層・中央省庁区　墓地？）

663 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/03/02 00:57

>>661-662
その考えが…傲慢なんですよ。
正しき者を見極める？　ふざけないでください。
あなた達は創造主でもなんでもない！
こうは考えられませんか？
今まで、世界が開かれる可能性の芽を摘んでいたとは。

今は…たとえどんな道でも進んで、おひさまが照らす大地に行くだけです！

ちっ…！
（クレスが手傷を負っていないと見ると、ヒールを使うための集中を解いた。
後ろに大きく跳びながら、自分がさっきまでいたところに剣を投げ、突き立てる。
避雷針代わりに使うつもりらしい）

（現在位置：上層・中央省庁区　墓地？）

664 名前：エリュオン ◆cMasterAQo ：04/03/02 22:24

>>662-663

…くっ。

＜放たれた多段の衝撃波を、今度はかわし切れなかった。
　幾つもの打撃に打たれ、壁に叩きつけられる。
　…だが、その顔は苦痛に歪むこともない＞


…傲慢は承知だ。
だからこそ我々は倒されねばならん。
過ちを以って過ちを正さんとしてきた我々はな。

私利私欲にかられ「そら」を目指す者達は、
手段を問わず葬ってきた。
そうした者達に世界の覇権を明け渡せば、
今度こそ人の滅びは確実だということを
我等、統治者はこの眼で見て知って来たからだ。
それは、この先に「そら」があっても同じ事。


…パドラーム。

＜グラシアの剣が雷を引き寄せ、ほぼ無力化したのを見ると、
　壁に寄りかかったまま、渦巻く火炎の奔流を
　クレスとグラシアの二人に叩きつけようとする＞

665 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/03/02 23:01

>>663-664
…っ…
（自分の放った衝撃波は完璧に入り、エリュオンの身体は壁に叩きつけられたが…
　表情を見ると、全く効いていないようにも見えた…その時…）

っ！？うあぁぁっ！
（クレスとグラシアへ、火炎の渦を叩き付けようと放たれた。
　その流れに…クレスは飲み込まれ、壁へと叩きつけられたが…熱に焦がされながらも立ち上がる…）
く…っ…はぁ…はぁ…確かに、私利私欲で「そら」に立とうという…人達だっていたでしょうね…
でも…そういう…考えじゃなかった人…だって、いたと…思いますよ…
（そう言い返すと、離れた間合いのまま跳び…）
次元…斬ッ！
（次元を斬り裂き、中へと剣を入れ…斬りつけようとエリュオンの前へと刃を出した）

（現在地：上層・中央省庁区　墓地？）

666 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/03/02 23:50

>>664-665
どうして私利私欲にかられて「そら」を目指したと分かる？！
あなたはあなたの葬った人ではない。
他人の思考を完全に読めるわけは……！

（叫んでいる途中で迫り来る炎に巻き込まれた。
避ける事が出来ず、一瞬で火炎の流れに消える。


炎の中に、小さな影が跪いていた）

…（こんな…こんな炎に負けない…
神よ…私に力を…神聖なる炎を操る力を…！）

（髪や皮膚の焦げるいやな臭いが辺りの空気に混じる。
同時に、呪文を詠唱する低く小さな声も響き始めた）

（現在位置：上層・中央省庁区　墓地？）

667 名前：エリュオン ◆cMasterAQo ：04/03/04 15:23

>>665-666

＜次元斬を、回避できなかった。
　どうやら、先の衝撃波はかなりこたえていたらしい。
　ばっさりと斬られ、倒れ伏す…＞


では、お前達が私ならどうしたか。
その答えを聞きたいものだな……


これで終わりではない。

＜青い光となって、消えていく…
　存在そのものが薄れて、無くなっていくように。

　…やがて、元から何も無かったかのように、気配は消滅する＞

668 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/03/06 09:16

>>666-667
…はっ……はっ…
僕が…貴方の立場にいたとしたら…統治者を解散させます。
人の上に立った事なんか…ありませんしね…治安も、レンジャーに任せます…
だから…これ以外、何もしませんよ…するとしても精々…汚染が消えているかの確認や、レンジャーの行動観察だけ。
（肩で息をしながら、自分の刃を喰らい倒れたエリュオンへと言葉を返した…）

（だが…青い光になり、姿が消え、気配も無くなると…）
……く…行っ…たのか…
（一言呟くと、そのまま膝を折り…頭を垂れた）

（現在地：上層・中央省庁区　墓地？）

669 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/03/06 21:35

>>667
…術を詠唱する事もなかったですね…

外の空気汚染の度合いを調べてましたよ…
同時に……汚染を消すために積極的な行動をしていたでしょう…
都市の…治安は警備隊に…政治は…市民達自身に…
（消えた気配へと呟きながら、その場に倒れる）

（『チビ、その手！』）
ああ…焦げてますね……意外と痛くない物です。
そういえば喋ると口が引きつるような……
（地面に倒れたまま、自分の両手を見てぼんやりと呟いた）

>>668
クレスさん…大丈夫、ですか…？

（現在位置：上層・中央省庁区　墓地？）

670 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/03/06 21:47

>>669
（グラシアの言葉が耳に入ると、頭を上げ）
………一応は…ね…
（小さく返した…だが、マントは既に焦げ落ち、腕や足には火傷が…）
つ……統治者をまとめるだけあって…一番出鱈目な強さ…かもなぁ…
（独り言のように呟くと、地面に手を触れ…真後ろの壁へ身体を預け、痛みに顔を顰めつつゆっくりと立ち上がった）

（現在地：上層・中央省庁区　墓地？）

671 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/03/06 22:53

>>670
ああ…火傷してますね…今治します。
（微笑もうとしたが、顔の皮膚が引きつるのでやめた。
自分の方は二の次で、クレスの火傷を治す。

グラシアの露出している皮膚の大半は火傷で白くなり、一部は黒く焦げている。
さすがに炎の中にいた以上、重傷は避けられなかったようである）

672 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/03/06 23:09

>>671
……僕より…グラシア君の方が酷いと思うけど…ね…
（…グラシアを、横目で見ながらそう言うと苦笑…無理も無い…クレスは露出している部分の大半が足や腕…
　顔に至っては、咄嗟に盾と剣で覆った為…髪が多少焦げる程度で済んでいるのだから）

…………はぁ…
（だが、グラシアの性格ならば確実に他者を優先する。
　クレスの吐いた溜息はそんなグラシアに対してか、別の事に対してか…）
ああ、もういいよ…痛みは随分引いたし。
（グラシアの癒しの術で大半の火傷が癒えると、左の拳を何度か握り剣を鞘へと収めた）

（現在地：上層・中央省庁区　墓地？）

673 名前：名無し客：04/03/06 23:30

猿が落っこちてきた

674 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/03/06 23:31

>>672
そんな…痛くないですし…大丈夫、ですよ…？
（自分の顔がどうなっているのかまったく分かっていない。
手が焦げている事は認識しているが、痛くないから大丈夫だと思っているらしい）

……無理、してませんよね？
（ため息を別の意味に取ったのか、少し顔をしかめた…ように見える。
とりあえず自分の傷を癒し始めた）

>>673
（『猿？　どこから落ちてきたんだよ…』）
…可愛いですね…

（現在位置：上層・中央省庁区　墓地？）

675 名前：名無し客：04/03/06 23:33

『グラシア』

676 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/03/06 23:40

>>673
（落ちてきた猿を見ると、少しだけ目を細め…）
………なんでまた、猿が…
（目線を外し、一言呟いた）

>>674
いや…痛くなくてもさ…
（見ると痛々しい…と、言おうとしたが気付いていないと感じ取ると言葉を飲み込んだ）

…ん？いや、全然無理はしてないよ。
傷もだいたい治ったし。
（そう言うと、軽く微笑んだ）

（現在地：上層・中央省庁区　墓地？）

677 名前：名無し客：04/03/06 23:41

『グラシア、クレス』



　 , '´ ￣￣ ` ､
　i　r-ｰ-┬-‐､i
　|　|,,＿ 　 ＿,{|
　Ｎ| "ﾟ'`　{"ﾟ｀lﾘ　　　　　やらないか
　 ﾄ.i 　 ,__''_　 !
／i/ l＼ ー .ｲ|､

678 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/03/06 23:48

>>675
……今、誰かに呼ばれたような…

>>676
痛くないと言う事は…そう酷い傷でもなかったと言う事ですよ。
（治療に時間がかかるな、とは思いつつも顔には出さない）

ああ…ならいいんです。
あなたも大概無茶をなさるから…
（少しずつだが火傷が癒えていく）

>>677
（『……誰？　てかいやーな予感…』）
やらないかって…何をでしょう…？
（癒しの術を使いながら、首を傾げた）

（現在位置：上層・中央省庁区　墓地？）

679 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/03/06 23:57

>>678
……感覚が麻痺する事もあるけどね。
まあ、グラシア君がそう言うならいいけど…
（言葉を返すと一息…）

確かに、それについては反論出来ないけど…
（バツが悪そうに言うと…）
ふっ…
（気を集め、多少残っている自分の火傷を癒す）


>>677
（…と…そこに聞こえてきた声…）
…っ……？なんだか…悪寒が…
（何やら嫌な予感を感じ、地面へと目を伏せた）

（現在地：上層・中央省庁区　墓地？）

680 名前：名無し客：04/03/06 23:58

『グラシア、クレス』


　 , '´ ￣￣ ` ､
　i　r-ｰ-┬-‐､i
　|　|,,＿ 　 ＿,{|
　Ｎ| "ﾟ'`　{"ﾟ｀lﾘ　　　　　やめないか
　 ﾄ.i 　 ,__''_　 !
／i/ l＼ ー .ｲ|､

681 名前：◆cMasterAQo ：04/03/07 18:01

>>678-680
＜エリュオンが消え去った後は…
　何の気配も無い。
　カギを手に入れる以外、進む方法は無いようだ。
　眼前のシャッターを、丸ごと破壊する手段でもあれば別だろうが…
　おそらく、核爆発にも耐えうる代物だ＞

682 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/03/07 23:34

>>680
……（…一体何をやめようって言ってるんだ…？）
（聞こえて来た声に…某高校の生徒風に心の中でつっこんだ）

>>681
…気配は…完全に無くなったな。
鍵も…無いか…
（呟きながらシャッターを見上げる…
　見た目からして頑強そうなこのシャッターを開ける手段は、鍵しか無いのか…と、思いながら）

（現在地：上層・中央省庁区　墓地？）

683 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/03/09 22:50

>>680
……一体なんなんでしょうね……？
（首をかしげながら術を続けた）

>>681
（あらかた火傷が癒えた所でヒールの使用を止める）
（『気配はないけれど…本当にあれで終わりかな？』）
まさか…アンデットではあるまいし…復活はしないでしょう。
で…どうやってここを開けましょうか…
（戦闘前と変わらずに閉じたままのシャッターを見てため息をついた）

（現在位置：上層・中央省庁区　墓地？）

684 名前：キツイわに：04/03/10 00:05

中央省庁区の中でも下の方の廊下。
ピンクのわにがいつの間にか入り込んでいた。
わには、這って歩いていない。
足ではなく、尾で身体を支えている。
器用に尾を使い、ぴょんぴょん飛び跳ねて前へと進んでいた。
変なわにであった。

わにには、どこに誰がいるのか分からない。
誰かが起きて、わにを見つけない限り、わにも他人を認識しないだろう。

685 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/03/11 01:13

>>683
（グラシアが負った火傷の治り具合を見ると、そちらに顔を向け）
…取り敢えず、どうしようか？
鍵を持ってる人は他にいると思うから…探す事も出来ると思うんだけど…

（現在地：上層・中央省庁区　墓地？）

686 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/03/11 23:33

>>685
（起き上がると、少し首をかしげるようにしてクレスを見返す）
……少し、移動します？
会議室周辺がどうなっているかは良く分かりませんし…
（『まさかどっかの棚に、ここの鍵が入ってるって事はないと思うけど』）

（現在位置：上層・中央省庁区　墓地？）

687 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/03/12 21:30

>>686
……
（顎に手を当て少し考え…）
だね…ここでじっとしててもシャッターを開けられる訳じゃないし。
まあ、マサカドゥスさんの言うように、鍵は見つけられないかもしれないけど…
（置いていた道具袋を肩にかけながら、グラシアとマサカドゥスへと言った）

（現在地：上層・中央省庁区　墓地？）

688 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/03/13 23:34

>>687
それじゃ、少し歩きましょうか。
目的は歩いているうちに見つかるでしょう。
（さっき投げた道具袋を拾うと、魔方陣の方を指差す）

ただ…結構荒れましたから、本当に何も見つからないかもしれませんね…

（現在位置：上層・中央省庁区　墓地？）

689 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/03/15 20:14

>>688
まあ、何も見つからないって決まってる訳でもないし…
（グラシアへ言葉を返すと、魔方陣へと歩を進め）
自分の目で確かめない事には…ね。
（魔方陣の前まで行くと、その上へと乗った）

（現在地：上層・中央省庁区　墓地？）

690 名前：◆cMasterAQo ：04/03/15 21:17

>>688-689
＜魔方陣によって、また統治者の会議室に転送される。
　さらに崩落が進んでいるようだが…ディスクがひとつ、落ちている。
　どこから出てきたのかは検討もつかないが＞

691 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/03/15 23:46

>>689
そうですよね…何もする前から諦めてはいけませんよね。
（『ま、崩れてきた天井に潰されないよう気をつけとけばいいんじゃない？』）
（クレスの後を追い、魔方陣に足を踏み入れる。
そして何度も通過した会議室へ…）

>>690
うわ…これは…
これ以上ここで暴れたら、多分床か天井が抜けますね…
（会議室を壊した一因は自分でもあると思い、顔をしかめた。
ふと、落ちているディスクに気がつく）
あれ…クレスさん、あそこに落ちてるのはなんでしょう？
（クレスのマントを引っ張って、ディスクを指差す）

（現在位置：上層・中央省庁区　墓地？）

692 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/03/18 15:26

>>690-691
まあ、諦めてたらやる気も起きないし…
…天井は…流石に崩れてきたら、危ないかな。
（マサカドゥスの言葉に苦笑しながら会議室を見回す）
……あー…随分、崩れて……？ん？落ちてる…？
（もう既に一部が焦げ、少量の煤まで付着し、ボロボロになっているマントを引っ張られ…
　グラシアが指を差した方へと目をやると、落ちているディスクに気付く…）
んー…何だろう…取り敢えず、拾っておいた方がいいかな？
（そう言うと、ディスクへと近付き…手を伸ばした…）

（上層・中央省庁区　墓地？→上層・中央省庁区　会議室）

693 名前：◆cMasterAQo ：04/03/18 21:34

>>691-692
＜ディスクに、特に罠が仕掛けてあるわけでもなし。
　何事もなくディスクを掴むことに成功する。
　当然だが、ディスクは単体では用を成さない。

　…グラシアが最初にここに来た時よりも、壁の亀裂は増え、広がっている。
　上にも行けそうだし、下にも行けそうだ…
　「そら」に続く道とは、到底思えないが＞

694 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/03/19 02:04

>>692
それ、なんだか分かります？
（クレスの後ろから覗き込み、ディスクを眺める）
……綺麗ですけど…何でしょう？

>>693
ロープか何かあれば、下まで様子を見に行けそうですね…
（『降りるだけなら僕の教えた魔法でいけるんじゃない？
…戻ってくる時はバンダナ君見捨てる事になるけど』）

（現在位置：上層・中央省庁区　会議室）

695 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/03/20 00:17

>>693-694
…うーん…確か、ディスクって言ったと思うけど。
（一度、廃校で目にした事のある手の中の物の名をグラシアへと教える…
　尤も、記憶媒体という認識はしてないが。）
まあ、使い道は判らないけど…
（と、手の中のディスクを見ながら言うとマサカドゥスの言葉が聞こえ）
………ん？
…僕の場合、そこの亀裂からロープも何も使わないで降りるのは無理ですけど、戻って来る事は出来ますよ…？
この場所をイメージすれば転移出来ますし。

（現在地：上層・中央省庁区　会議室）

696 名前：◆cMasterAQo ：04/03/21 00:30

>>694-695
＜亀裂の下は…また大きな通風孔に繋がっているようだ。
　もっとも、途中で崩落して塞がっているのではないかと疑うような
　壊れ具合で、直接降りるのは困難を極めるだろうが＞

697 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/03/21 23:25

>>695-696
へえ……どこから出てきたんでしょうね。
もしくは、誰が落としたのか…？
（ディスクについての知識が０だけに、勿論何に使うものかは分からない。
ただ、落ちていた場所が場所だけに重要な物なのかも知れないと思っただけである）

翼の魔法を使えば、クレスさんを支えながら降りる事は可能ですよ。
登るのは私ひとりでしか出来ませんけれど…
（亀裂を一瞥して首を傾げる）
降りてみますか？　それとも、この階層を徹底的に探しますか？

（現在位置：上層・中央省庁区　会議室）

698 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/03/28 19:13

>>696
…深そうだな…それに、何処に繋がってるんだろ…
（横目で亀裂を見て、呟いた）

>>697
うーん…何処かから落ちたって考えるのが妥当かな？
（そう言い、ヴェクサシオンが落としたとは考えられないし…と、付け加えた）

……鎧とか剣の分、重くて支えるのは大変そうだけど大丈夫？
大丈夫そうなら、降りるのもいいけど…
（自分の体重に鎧などを加えた重量を考えると、支えて貰って降りるのに少々抵抗があるのか…
　弱めの口調でそう言う）

（現在地：上層・中央省庁区　会議室）

699 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/03/29 23:49

>>698
ここまで荒れた場所でよく壊れてませんでしたよね。

浮くというより、落下速度を緩める事にしかなりませんし…背負うよりは楽です。
それでは、降りてみましょうか。
（翼の術を唱えたところで固まった。
どうやって自分より背の高い人間を支えつつ、穴の中に入るかと考え込む）

700 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/04/02 20:49

>>699
だね…

なら、いいんだけど…それじゃあ、お願いし…
（と、言いかけ…グラシアの考え込んでいる様子に気付いた）
…もしかして、支えるの難しい…かな？

（現在地：上層・中央省庁区　会議室）

701 名前：◆cMasterAQo ：04/04/05 19:45

>>699-700
＜視認できるギリギリの場所に、
　なんとか二人分降りられそうな出っ張りがある。

　…そこに至るまでに、また複数の出っ張りに
　邪魔をされることになりそうだが、無理をすれば、あるいは…＞

702 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/04/17 22:43

>>700
あ、いえ、支える事は難しくないです、はい。
えっと…先に降りてもらった方が簡単かな、なんて思ったので…
……お願いしても、いいですか？

>>701
その気になれば、魔法を使わずに下まで行く事が出来そうですね…
かなり難しそうですけれど。


（現在位置：上層・中央省庁区　会議室）

703 名前：クレス・アルベイン ◆97if46KF6s ：04/04/24 10:44

>>701
ん…？
（亀裂を良く見ていると、出っ張りに気づいた）
降りられる―――かな？でも、厳しいような…うーん…

>>702
あ、そうかな？
んー…取り敢えず、降りられそうな場所もあるし…
グラシア君は、翼の魔法で後から降りて僕は出っ張りから…っていうのはどう？
これなら、もし降りてる途中で僕が落ちても、支えてくれれば大丈夫だし。

（現在地：上層・中央省庁区　会議室）

704 名前：瀬戸口隆之＆ブータニアス ◆o2ONiKid.s ：04/05/02 21:30

……ん……。
少し、寝すぎたみたいだな。
（もたれかかっていた壁を支えにして立ち上がり、身体の状態を確かめる）
よし、痛みはあるが特に異常ない。…リュウやニーナは大丈夫だろうか？

上層・中央省庁区　調整室

705 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆aOq1GRACIA ：04/05/02 21:35

>>703
はい、わかりました。
…気をつけてくださいよ？
足を滑らされたりすると、私の心臓に悪いですから。

（現在位置：上層・中央省庁区　会議室）

706 名前：リュウ＆ニーナ ◆cMasterAQo ：04/05/02 21:39

>>704
＜リュウも、ひたすら熟睡していた。
　やはりオールドディープの力を使うことによる負担は
　完全になくなるわけではないらしい。

　一方、ニーナは起きていて、瀬戸口の方を見て、
　何か言いたそうな顔をしながら、自分の汗をぬぐった。


　……異常に熱い。まるで溶鉱炉の傍にいるかのようだ＞

707 名前：瀬戸口隆之＆ブータニアス ◆o2ONiKid.s ：04/05/02 21:48

>>706
とりあえずは二人とも無事か。…よかった。
それにしても…この熱さは異常だ。
外は、どうなってるんだ？
（ニーナにリュウを連れて後ろに下がっているように言い、扉を開く）

上層・中央省庁区　調整室

708 名前：キツイわに：04/05/02 21:56

ピンクのわには、中央省庁区の下の方の廊下を進んでいた。
わににはわになりの考えがあるのかもしれないが、顔からは読み取れない。
ただただ、尾を使って前へと飛び跳ねているだけだった。

709 名前：◆cMasterAQo ：04/05/02 21:57

>>707
＜付近には、これといった異常はなかった。
　…だが、二つ先の曲がり角が、一種、鍾乳洞のような様相を呈している。
　天井、床、あらゆるものが原型を止めていない。
　高熱は、そこから放たれている。

　明らかに、何者かによって溶解させられた跡だ＞

710 名前：瀬戸口隆之＆ブータニアス ◆o2ONiKid.s ：04/05/02 22:10

>>709
うっ……
（廊下から流れてくる調整室以上の熱気に眉を寄せ、左腕で顔を隠す）
なんだこれは…まるで火事の現場みたいな熱さじゃないか。
どうなってるんだ。俺が気付かないうちに、何があった？

あそこから出てるみたいだな。
（…壁を溶解させるほどの熱量。なるほどな、それならこの気温も頷ける。
　しかし、ここらにはそんな熱を出す物は無い。一体誰が…）

…ニーナ、これから俺は外の様子を探って来るんだが、
君はどうする？リュウとここに残るか。それとも二人で着いて来るか。
俺としてはここに残って、帰りを待ってて欲しい所なんだが…。

上層・中央省庁区　調整室

711 名前：ニーナ ◆cMasterAQo ：04/05/02 22:23

>>710
きゅう…………

＜ニーナはリュウの方を見て、しばらく考える。
　…ここ、中央省庁区には、安全な場所なんか、どこにも無さそうだ。
　次に何が起こるのかも、わかったものではない＞


……うん。

＜意を決したように、リュウの手を取り、ぶんぶんと振る。
　リュウを起こすことにしたらしい。

　…そして、リュウも、上半身を起こし、瀬戸口の方を見た＞

712 名前：フェイスレス ◆eGKaonaSII ：04/05/02 22:33

「ぬ…うぅ……」

　ようやく傷も癒え意識を取り戻す。
　周囲は相変わらず滅茶苦茶に破壊されたまま。


「どれくらい眠っていたのか。クレス君は――と、流石におらぬな」

　周囲に誰も居ない事を確認し立ちあがる。
　体の各部を調べてみると、損傷はそれほどでもない。
　これならばこのままでも問題は無さそうだ。

「さて、どうしようか」


（現在位置：上層・中央省庁区　換気口、中継地点）

713 名前：◆cMasterAQo ：04/05/02 22:42

>>712
＜幾度かの震動が中継地点も揺さぶった後ではあったが、
　状況は、さほど変わっていない。
　天井までの、かなりの距離を、瓦礫を伝って登らねばならないようだ。
　垂直跳びで三十メートルでも達成できるのなら、話は別だろうが＞

714 名前：瀬戸口隆之＆ブータニアス ◆o2ONiKid.s ：04/05/02 22:43

>>711
…体の調子はどうだい？リュウ。

どうやら俺達が寝てる間に何かあったらしい。この熱気でわかるだろう？
で、だ。この熱気は廊下の二つ先の曲がり角のあたりから流れてきている。
どうにもめちゃくちゃな熱量で壁が溶かされてるみたいなんだ。
誰がどうしてやったかは知らないがね。
とりあえずはそこに行って見ようと思うんだ。状況の把握するのも含めてな。
多少熱いかも知れないけど、我慢してくれよな。お二人さん。

状況は飲み込めたな。それじゃ、出発してみようか。

上層・中央省庁区　調整室

715 名前：リュウ＆ニーナ ◆cMasterAQo ：04/05/02 22:48

>>714
………………。

＜リュウは、何も言わずに頷いた。
　明らかに異常なのは、温度でわかる＞


嫌な予感がする……

＜それだけ漏らして、立ち上がる。
　ニーナも、持っている杖を、ぎゅっと握りなおした。
　瀬戸口に続いて、部屋を出る…＞

716 名前：フェイスレス ◆eGKaonaSII ：04/05/02 22:53

>>713
　部屋の中心で上を見上げる。
　ここを出るには天井まで行くより他に術はなさそうだ。

「とはいえ……さすがに届かぬな」

　どうやら瓦礫を上って行くしかないな、と呟くと瓦礫の山に足をかける。

「ま、フリークライミングよりはましだろう」

　とは言え足場は単なる瓦礫だ。
　いつ崩れてもおかしくはない。細心の注意を払い上って行く。


（現在位置：上層・中央省庁区　換気口、中継地点）

717 名前：◆cMasterAQo ：04/05/02 22:58

>>716
＜穴に近づくと共に、猛烈な熱気が上層に渦巻いているのが
　嫌でも感じられるだろう。何かが起こっている。
　うかつな場所に迷い込めば、突然、髪や服に火がつく可能性もあるだろう＞

718 名前：瀬戸口隆之＆ブータニアス ◆o2ONiKid.s ：04/05/02 23:00

>>715
（グラシアの術でもないし、フェイスレスの溶解はこんな熱を出すはずが無い。
　クレスも違う。リューガも、恐らくは違うだろうな。
　…俺達の知らない誰か、と言うのが一番可能性が高いな）

用心してけよ。何が出てくるかわかったもんじゃないからな。
（ブータはうんうんと頷いている…様に見える）

上層・中央省庁区　廊下

719 名前：フェイスレス ◆eGKaonaSII ：04/05/02 23:07

>>717
　穴から吹きつける熱風。
　どうやら上層で何か起こっている様だが、顔無しの居るこの場所からは様子を窺い知る事は出来ない。

「ま、虎穴に入らずば――とも言うしな用心しながら進むしかないか」
（他に道もないことだしね）

　段々と天井に近づくに連れて熱風の温度は上がり、ジワジワと顔無しの体力を削っていっていた。

（現在位置：上層・中央省庁区　換気口、中継地点　天井穴へ）

720 名前：？？？？ ◆cMasterAQo ：04/05/02 23:08

＜龍は、中央省庁区の上層に達しようとしていた。
　相も変わらず灼熱を撒き散らし、自ら作ったマグマの上を滑走する。
　古風な調度、紅い絨毯などは一瞬のうちに炭化し、熱気の中で石となり、
　溶解した床や壁に沈んでいく。

　…「そら」は、近い＞

721 名前：リュウ ◆cMasterAQo ：04/05/02 23:19

>>718

これは………
＜曲がり角の様子を見て息を呑む＞


…ものすごい熱を持った何かが、
このあたりを通っていったのか…

＜また別方向の通路には、延々と同じように溶解して固まった後の通路が続いている。
　上行きの魔方陣が配置されている場所に近い…ことは、知る由もないが＞


そんな熱を出せるのは…………俺の知る限り……

＜言いながら、自分の両の手の平を見つめる。
　己自身の持つ、『力』そのものを見るように＞

722 名前：◆cMasterAQo ：04/05/02 23:23

>>719
＜穴を登りきった、そのすぐ先には、何かの光が漏れる曲がり角がある。
　…一方、その反対側の薄暗い通路からは、猛烈な熱風が吹き抜けてきている。
　そちらにも、行って行けなくもないだろうが………＞

723 名前：瀬戸口隆之＆ブータニアス ◆o2ONiKid.s ：04/05/02 23:24

>>721
…多分お前さんの思っているとおりだろうな。
こんなことが出来る奴は、そういない。
だが、お前さんはずっと寝てた。こんな事できるはずがない。

……もう一人、同じ力を持った奴がいる可能性があるな。
あまり信じたくないことだが。

…上へ向かっているのか、この穴は。

上層・中央省庁区　廊下・焼け跡前

724 名前：◆cMasterAQo ：04/05/02 23:32

>>721 >>723
＜さほど影響を受けていない通路も多い。
　そこを通って各所に移動することは充分に可能である。

　また、溶解した通路も未だに熱源となってはいるが…
　なんらかの冷却の手段があれば、安全に通ることはできるだろう＞

725 名前：フェイスレス ◆eGKaonaSII ：04/05/02 23:38

>>722
「よっこらしょっと……」

　瓦礫の山から穴へと這い上がり上層へと抜ける。
　昇り抜けたそこはどうやら通路の様だった。

「ふむ。どうやら向こうに何かありそうだが」

　と言いつつ、反対側――熱風の発生源と思われる方に目をやる。
　ずっと暗い通路の向うから熱風は来ていた。

「……この原因が気になる。調べてみるか」

　放置しておくきにもなれず、顔無しはその暗がりの奥へとすすんだ。

（現在位置：上層・中央省庁区　通路？）

726 名前：瀬戸口隆之＆ブータニアス ◆o2ONiKid.s ：04/05/02 23:43

>>724
ここは溶解した通路は避けていくのが得策だろうな。
幸い、一直線に進んで周りにはあまり被害がないようだし、ルートも多そうだ。
ここは、遠回りして上を目指した方が安全そうだな。

溶解した道を冷やしていくという手もあるが、それじゃニーナが疲れるだろうし。
…見える範囲に階段みたいな物はないな。移動しようか。

移動中

727 名前：◆cMasterAQo ：04/05/02 23:48

>>725
＜しばらく置くに進んでいると、何かが燃えているような、
　または、何かが煮えているような、ゴゴゴゴゴ、というような音が
　奥の方から小さく聞こえてくる…赤い光も漏れてきている。

　…だが、これ以上進むとなると、何か、熱を遮断する方法が必要だ。
　すでに付近はサウナをとうに超えたような気温である＞

728 名前：◆cMasterAQo ：04/05/03 00:00

>>726
＜各所に並ぶ、調整室………
　最早、稼動するセキュリティーもない。
　防衛するガードもいない。
　一週間ほど前まで、この狭い世界の統治機関として機能していた
　このテクノロジーの城は、最早、巨大な霊廟と化しつつあるようだった。

　…Ｔ字路に突き当たる。
　左側は、溶解した道の方に、右側は、そうでない道に続いている。
　右側の方には、『熱源』は移動していないらしい。
　そちらの方から熱気は全く来ない＞

729 名前：フェイスレス ◆eGKaonaSII ：04/05/03 00:03

>>727
　既に熱量は、耐え難いほどにまで膨れ上がっていた。
　いかに顔無しでも、このまま何の手も打たず進む事は不可能である。

「とはいえ、この状況では何も出来ないねぇー。しかたない、気になるがここは後回しにしよう」

　不確定要素を放置しておくのは癪に障るが。かと言ってこんな所で無理はできない。
　キッパリと気持ちを切り替え通路を元着た方へと引き返して行く。

（現在位置：上層・中央省庁区　換気口、中継地点通路）

730 名前：瀬戸口隆之＆ブータニアス ◆o2ONiKid.s ：04/05/03 00:04

>>728
ふむ、分かれ道か…。右の方は大丈夫みたいだな。
このまま熱気でやられちまうのは好ましくない。
右を進もう。

731 名前：◆cMasterAQo ：04/05/03 00:19

>>729
＜戻ってきた先にある、もう一方の光は……
　この中央省庁区に入る時に使った、魔方陣と同じものから
　放たれていたものだった。
　まだ、機能はしているようだが…＞

732 名前：フェイスレス ◆eGKaonaSII ：04/05/03 00:27

>>731
「ほおう、これは何時ぞやのと同じヤツかな」

　通路の先にあった光の正体を見て顔無しが口を開く。
　そこにあった魔方陣は、以前に使った魔方陣（一種の転移装置か？）と同じもであった。

「となると、これも何処かに繋がっているのだろうが……」

　と、顔無しは自分の工具を一本取り出すとその魔方陣の上に乗せる。

「先ずは様子を見ないとね」


（現在位置：上層・中央省庁区　通路・魔方陣）

733 名前：◆cMasterAQo ：04/05/03 00:33

>>732
＜数秒後に工具は消滅した。
　…ように、顔無しには見えるだろう。
　機能している以上、それは当然だった。
　それが正常なものかどうかは、己が目で確かめねばならない状況に
　変わりはなかったが、少なくとも、乗った瞬間爆発、などということは無さそうだ＞

734 名前：フェイスレス ◆eGKaonaSII ：04/05/03 00:45

>>733
　暫しタイムラグの後消える工具。
　どうやら、乗った瞬間に発動する類の罠ではなさそうだ。

「までも、この先がどうなっておるかは、自分で確かめんとなぁ」

　引き返す道がない以上、どうせ進むしかない。
　他に道があるとすれば、あの熱風の向うだが、それを突破する術が無い。

「ええい、ままよ。鬼が出るか蛇が出るか――ま、行って確かめるとしましょうかね」

　そう軽口を叩きながら、恐れる様子もなく魔方陣へと足をかけた。



　やがて、顔無しの姿はも工具と同じく消失する。


（現在位置：上層・中央省庁区　通路・魔方陣）

735 名前：瀬戸口隆之＆ブータニアス ◆o2ONiKid.s ：04/06/04 22:43

（変わり映えの無い道を無言で歩く。コツコツという足音だけが廊下に響いていた）

……静かなもんだな。もうここらには人はおろか、生き物さえいないみたいだ。
前の騒ぎで皆やられたか、最初からいなかったのか…

ブータ「・・・・・・」

現在位置：上層・中央省庁区　？階通路

736 名前：リューガ＝クルセイド ◆RYuGAbqSjM ：04/06/04 23:06

「う……」

（リューガ＝クルセイド、中央省庁区・深部にて目覚める）

「随分、永い眠りだったような気がする」
　やや虚ろな声でそう呟き、立ち上がる。
「さて……探さなければな、俺が「そら」に辿り着くために、殺さなければならない奴らを」

（現在地：中央省庁区・深部）

737 名前：◆cMasterAQo ：04/06/04 23:11

>>735
＜廊下の途中。
　一体の、炭化して砕け散った人形(ひとがた)が落ちている。
　辛うじて蒸発はせずに、吹き飛ばされたという感じだ。
　…言うまでもなく、幾度も戦ってきた改造兵士の成れの果てである＞

738 名前：◆cMasterAQo ：04/06/04 23:22

>>736
＜付近は、異様な熱気に包まれていた。
　火山の中のような…太陽それそのものが、今の今まで、
　手に触れられるような距離に存在していたかのような。
　並の人間では、十分と持たずにまいってしまうだろう＞

739 名前：瀬戸口隆之＆ブータニアス ◆o2ONiKid.s ：04/06/04 23:30

>>737
（黒く焼け焦げ、辛うじて人型をとどめているそれを
瀬戸口は見た。眉をしかめる）
…こいつも、最早人にすら見えないように改造され、
こんな風な最後を遂げるとは思っていなかっただろうな…
弔ってやりたいが、ここじゃそれもできないか…

…先へ進もう。

上層・中央省庁区 ？階廊下

740 名前：リューガ＝クルセイド ◆RYuGAbqSjM ：04/06/04 23:31

>>738
　歩いていくうちに、周囲が熱気に包まれ始めた。
「……何だ。この熱量の発生は、何処から……」
　改造人間の肉体が発汗し、体内に埋め込まれた冷却装置が作動して体温を維持する。
「まあいい、他の気配もなし……調べておくか」
　淡々と呟き、熱気の中を勘を頼りに歩き始めた。

（現在地：上層、中央省庁区、深部）

741 名前：リュウ＆ニーナ ◆cMasterAQo ：04/06/04 23:39

>>739

リュウ「…これをやった奴が目指しているのは……」
＜炭化した死体を尻目に、歩きながら、上を見上げる＞

リュウ「………『そら』だ。
　　　　　間違いない。何故か、わかるよ」
＜その身体から、オールドディープの力がわずかに漏れ出す。
　まるで何かに共鳴しているかのように＞

ニーナ「…………あっ」
＜リュウを相も変わらず心配そうに見ていたニーナは、
　廊下の先に階段を発見する。その先には、なにやら光が＞

742 名前：◆cMasterAQo ：04/06/04 23:50

>>740
＜歩を進めるごとに、熱気は高まっていく。
　一度溶けて冷え固まったような部分が随所に見受けられ、
　未だにグツグツと音を立てている部分もある。
　…この熱を追っていけば、確実に何かがいるのは確かだ＞

743 名前：◆cMasterAQo ：04/06/05 00:00

>>741（補足）
＜熱源の類ではない。
　どちらかというと照明か何かのような、淡い光である＞

744 名前：リューガ＝クルセイド ◆RYuGAbqSjM ：04/06/05 00:07

>>742
「うん、近いか……だが」
　呟き、不意に視線を自分の腕に落とす。永い休眠状態のせいか、あるいはそれ以前の
戦闘の影響か、未だいくつかの回路が眠ったままだった。
「戦闘のためには、一度再起動する必要があるな。無理矢理起こす手もあるが」
　そういって、熱量が発生している方向を見る。
「……焦らずとも逃げ去る類の物ではないか。まあいい、逃げたとしてもすぐに追いついて
やろう」
　ニヤリと口元を歪め、リューガは脇道に逸れた。比較的熱の影響が少ない場所を
選んで、背を壁に預ける。
「待っていろ。誰であろうと、俺の前に現れたなら皆同じ場所に送ってやる」

　――休眠モードへ移行。再起動開始。

（場所：上層、中央省庁区、深部）

745 名前：瀬戸口隆之＆ブータニアス ◆o2ONiKid.s ：04/06/05 00:08

>>741
そうか…上に…

…明かり？どこから…
（光がさしてくる方へと歩いていく）
階段だな。この先から光がさしてる。
（…このまま先に進んでもいいが、あの死体を作り上げた奴と
鉢合わせるのは危険だな。
おっさんは何も感じてないらしいが、ここは相手の存在を感知できるリュウに聞くのが得策か）
リュウ、この先に何かいるかわかるか？

746 名前：リュウ ◆cMasterAQo ：04/06/05 00:17

>>745
………何か、は、わからないよ。
だけど、アジーンが言ってるんだ。
やつを先に「そら」に出しちゃいけないって。
そうなれば、二度と「そら」は見られなくなるって。

747 名前：瀬戸口隆之＆ブータニアス ◆o2ONiKid.s ：04/06/05 00:25

>>746
それはまずいな…
そいつは一直線に『そら』へ向かっているのに対して、
こっちは回り道をしなければならない。
どうあってもそいつの方が早い。
急いで先に進もう。多分、時は一刻を争う。

748 名前：リュウ ◆cMasterAQo ：04/06/05 00:59

>>747
でも、ニーナをどうしよう？
アジーンになれる俺はともかく、
ニーナは………

＜そこまで聞いていたニーナは、
　杖を振り上げて、明後日の方角に術を放った。
　曲がり角まで、地面全てが凍りつく。
　そして、改めてリュウの顔を見上げる＞

…わかったよ。
だけど、まずいと思ったらすぐに戻ってもらう。

749 名前：リューガ＝クルセイド ◆RYuGAbqSjM ：04/06/05 22:54

（……再起動、完了）

「さて、動くか」

　壁から背を離し、再び深部を探索し始める。昨夜の熱気は、果たして移動せず
とどまっていたのか否か――

「まあ、どちらでも同じことだ」

（現在地：上層、中央省庁区、深部）
（活動再開）

750 名前：◆cMasterAQo ：04/06/05 22:58

>>749
＜上の方からだろうか。
　ゴゴ……ン、と、やや大きな音が聞こえたと思うと…

　突然、天井が崩れ始めた。
　『熱源』が、二、三段上の層を横切っていったらしい＞

751 名前：リューガ＝クルセイド ◆RYuGAbqSjM ：04/06/05 23:11

>>750
「チッ……！」

　不意に上方を何かが横切ったと感じるや、突如として崩れ始める天井。咄嗟に腕を
掲げて頭をかばい、破片をかわしながら地を蹴る。

「手間が、省けたな！」

　言い放ちながら跳躍し、何と落ちてくる瓦礫に飛び移って更にジャンプ。そこから次の
瓦礫へ、次の次の瓦礫へ、と飛び移って逆に上へ上へと昇っていく。
　――何とも非常識な運動性能。

　流石に破壊の大元である階層までは辿り着けなかったが、黒天使はそのまま一階層
上に飛び移った。

（現在地：上層、中央省庁区、深部→？？？）

752 名前：瀬戸口隆之＆ブータニアス ◆o2ONiKid.s ：04/06/05 23:17

>>748
できれば安全な所に置いて行きたいところだが…
何があってもおかしくない状況だ、仕方ないか。
ただ、危なくなったら俺達に構わず逃げるんだ、いいね？
…大丈夫。リュウは見た目よりしぶといし、
俺も悪運だけは強い。そう簡単には死にはしないさ。

…それじゃ、行くか。
（剣鈴を握り直し、階段へと足を進めていく。あとにブータが続いた）

現在位置：上層・中央省庁区 ？階廊下（上の階へ）

753 名前：◆cMasterAQo ：04/06/05 23:27

>>751
＜例えるならば、マグマの底に沈んだ古代遺跡。
　至る所で炎が燃え、床には溶けた岩、
　文字通り溶岩としか言えないものが対流し、灼熱を吹き上げている。
　そして、所々に見られる、調度品らしきもの…
　あるものは炭化したまま原型を止め、
　あるものは床の上で赤熱したまま転がっている…＞

>>752
＜空間を跳躍し、転送された先には、尋常ではない熱気が漂っている。
　生身の人間が、二十分も生存していられるかどうか、という領域だ。
　何らかの冷却手段を持たねば、とてもではないが持たない。

　…他のルートを探すという手段も、取れなくはないのだろうが＞

754 名前：◆cMasterAQo ：04/06/05 23:38

>>751
＜推測さえも難しい状態だが…どうやら、まだ
　中央省庁区の上層の一角であるらしい＞

755 名前：リューガ＝クルセイド ◆RYuGAbqSjM ：04/06/05 23:41

>>753
「ここは……」

　一階層昇っただけで、熱気が改造を受けたはずのリューガの肌すら焼いていく。
稼働状態にあるダイナモの魔力が表皮をガードしていなければ、火傷していてもおかしく
なかった。
　いや……ここから先に進むならば、あの床に流れる溶岩の上を通らねばならない。
いかに改造人間とはいえ、このままでは自殺行為と言うしかないだろう。

「だが、引き返すのは流儀に反するな」

　にやり、と口元を歪め、担いでいた棺に手をかける。

「我、埋葬にあたわず（ディグ・ミー・ノゥ・グレイブ）！」

　ガシャン、と一瞬にして棺から魔導兵器が出現し、その砲口を溶岩の流れる床に向けた。

「術種選択、凍結弾（フリーズスペル）！」

　発射される低温の魔力。その直撃が、溶岩の一部を冷え固めて“道”を作った。
　しかし、その“道”の熱気にあぶられて少しずつ熱量を取り戻していく。時間はあまり
なさそうだが……。

「さて、行くか」

　当たり前のように“道”を踏みしめ、彼は炎熱の回廊を歩き始めた。

（上層、中央省庁区、深部“灼熱回廊”）

756 名前：瀬戸口隆之＆ブータニアス ◆o2ONiKid.s ：04/06/05 23:42

>>753
（階段を登る途中、景色が歪み始める。
それは、空間を跳躍した時のそれに似ていた）
ブータ『む…、空間転移か。未だに作動している箇所があったようだな』
ああ、辛うじて動いてる、そんな感じだな。
どこに出るかわからないぞ。
（しばらくすると視界は元に戻り、
かわりに尋常ではない『熱さ』が瀬戸口達を襲う。
そこはまさに灼熱の地獄だった）
くっ…なんて熱さだ。
どうやら例のそらを目指している奴が通って間もない所らしい。
この熱さを何とかしないとこっちが持たないか…
お嬢さん、さっきので何とかできないかい？

757 名前：邪公・ザ・ロード ◆cMasterAQo ：04/06/05 23:52

>>755
＜恐竜…サイクロプスとイノシシを足して二で割ったような
　顔を持つ巨人は、これだけの熱量の中、未だに生存していた。
　赤熱した鎧に焼かれる左肩の先はすでに無く…
　『熱源』にやられたのだろうか…
　鬼は、己の存在意義を守るべく、
　巨大なハルバードを残された右手に持ち、
　マグマに脚を焼かれながら、
　侵入者を串刺しにせんと飛び掛り、全体重をかけて突き出す。

　生命を絶たれるまで、前進をやめることはないだろう。
　何故ならば、それが彼の生み出された理由なのだから＞

758 名前：ニーナ ◆cMasterAQo ：04/06/05 23:59

>>756
＜言われるまでもないようだった。
　この熱に耐えかねたニーナは、即座に術を編み、
　部屋に放った＞


……ううぅん！！

＜杖を振り上げると同時に放たれた冷気は、
　最上級の攻撃術式、グレイゴルのそれであった。
　所々で「したたり落ちていた」天井や床を固め、凍らせ、
　熱さと寒さを数秒にして逆転させる＞


……………ふぅ。

＜急場の危機をしのいで気が抜けたのか、
　その場で、どさっと腰を落とした。

　数秒後、いけないいけない、とばかりに杖をついて立ち上がるのだが＞

759 名前：リューガ＝クルセイド ◆RYuGAbqSjM ：04/06/06 00:00

>>757
　灼熱の中、そいつは突如として襲いかかってきた。
　隻腕の巨人、この熱量にも怯むことなく武器を振り上げ、突き下ろすは守護者か
支配者か。何にせよ、リューガを狙っていることは間違いない。

「ほう……」

　そして、それを目にしたリューガは楽しげに口元を歪め、まるで遊び道具を得た子供の
ように無垢な表情で――同時に、無垢なまま狂ってしまった子供の貌で、笑う。

「良いだろう、貴様も俺の「そら」を阻むというなら――」

　刹那、振り下ろされるハルバードをかわして跳躍。着地と共に、天地上下の構えをとる。

「変――」

　ダイナモが唸り、魔力が黒い装甲を構築していく。そこに降臨するは、闇の鎧に身を
包んだ最強にして最悪の昏き天使！

『――神！』

（現在地：上層、中央省庁区、深部）
（状態：リューガ＝クルセイドから黒天使サンダルフォンへ）

760 名前：瀬戸口隆之＆ブータニアス ◆o2ONiKid.s ：04/06/06 00:08

>>758
（ニーナの放った冷気は、溶解しかけていた
壁や天井を凍てつかせ、空気すら凍てつかせた。
それを放ったニーナはというと、気が抜けたのか
腰を落としている）
ご苦労様。大丈夫かい、お嬢さん。
疲れたならおぶっていこうか？

761 名前：邪公・ザ・ロード ◆cMasterAQo ：04/06/06 00:18

>>759
＜眼前に黒き天使の降臨を見た巨人。
　途端に、取り巻く空気が変わったことには無論気がつき、一歩後ずさるが…
　意に介さぬといった風に、ハルバードを横一文字に振るい、薙ぎ払おうとする。
　力任せではない。技に裏打ちされた疾さを備えた一撃だ。

　邪公の貴族（ロード）の名は、伊達では無いのだ。＞

762 名前：リュウ＆ニーナ ◆cMasterAQo ：04/06/06 00:26

>>760

ニーナ「……………うんん」

＜大丈夫、とばかりに姿勢を正し、前を見る。
　リュウは何かを言いかけたが…それはやめて、
　瀬戸口の方に向き直った＞

リュウ「ひとまずは安心だけど…ひいき目に見て、三十分もすれば
　　　　　元の、あの状態に戻る気がするんだ…」

＜リュウとしては、ニーナにばかり負担がかかる状況は避けたいが…
　ここを進むより他に、適切な進路を思いつかないのも事実だった＞

リュウ「何か、手がかりでもあれば…」

ニーナ「…う〜ん」

763 名前：黒天使サンダルフォン ◆RYuGAbqSjM ：04/06/06 00:29

>>761
「轟！」

　繰り出されるハルバードの一撃を、棺を盾にして受け止める黒天使。衝撃に押され、
片足の足首までが溶岩に触れて煙を上げるが、アザトースの光を吹き上げる装甲は
その熱にすら耐えて見せた。

　そして、黒き天使はおもむろに巨人から距離をとるや、魔導兵器の砲身を敵に向けて
構える。

『術種選択――』

　この熱、この敵、全てを凍らせるために紡がれる極寒の術式！

『――吹雪（ブリザードスペル）！』

　瞬間、解き放たれた凄まじい冷気が、流れる溶岩も熔解する壁も天井も、全てを
凍り付かせてしまった。

（現在地：上層、中央省庁区、深部）
（状況：戦場が灼熱地獄から氷の世界へ）

764 名前：邪公・ザ・ロード ◆cMasterAQo ：04/06/06 00:36

>>763
＜生まれつきのその怪力に加え、長年の修練を得たこの鬼は、
　生半可な攻撃ならば、どこから来ても弾いてしまうほどの境地に達していた。

　…だが、それも。
　この光景を逆転させるほどの冷気の前には無意味だった。
　残されたのは氷の彫像。
　それに灯されていた生命もまた、すでにただの彫像に過ぎない＞

765 名前：瀬戸口隆之＆ブータニアス ◆o2ONiKid.s ：04/06/06 00:42

>>762
三十分か……どこまで続いてるかわからんが、
時間に余裕があるわけではないな。
何かないか…何か…
（周りを見渡すも見えるのは凍結した壁や残骸のみ。
手掛かりになりそうなものは、ざっと見、ないようだ）
とりあえず、何かないか探しに行こう。
ここにいても進展はなさそうだ。

766 名前：◆cMasterAQo ：04/06/06 00:53

>>765
＜どこからか…強いて言えば右側から、
　小さく何かが崩れる音が聞こえた。
　どこかで、何事かが起こっているようだが…＞

767 名前：黒天使サンダルフォン ◆RYuGAbqSjM ：04/06/06 01:04

>>764
　その一帯を、世界を満たす氷結地獄が完成したとき、巨人の命は潰え、遂に氷の彫像と
化していた。

『――氷、か』

　その、全てが凍り付いた世界を見渡して、黒天使は呟く。
　何もかもが凍り付き、なにひとつ動く物のない世界――それは、あるいは「そら」の
映し身であったのかも知れない。

『凍って、何もかも凍って塵になってしまえばいい。想いも、絆も、全て……』

　しばしの間その場にとどまり、そして黒い天使は、棺を手に再び回廊を歩み始めた。

768 名前：瀬戸口隆之＆ブータニアス ◆o2ONiKid.s ：04/06/06 01:04

>>766
ブータ『‥‥‥‥？』
どうした？おっさん。
（ブータは右側の壁の前まで歩いて行ってにゃんと鳴いた。
何か聞こえたようだ…）
この向こう側に何か…何かが崩れているみたいな音がするな。
こっちにいけそうな道は…なさそうだな。仕方ない。
（そう言うと瀬戸口は壁の隙間に剣鈴を突き立てた。
そしてできた切れ込みに手を掛け、全力で広げる）

769 名前：◆cMasterAQo ：04/06/06 01:16

>>768
＜壁は、わりと簡単に向こう側へと抜けた。
　高熱にさらされていた影響だろうか。
　その向こう側から、先ほどと同様の熱気が噴出してくる。

　壁に空いた穴の先には、いくつか通路が見えた…
　元はドアなどがついていたのだろうが、真っ黒になって
　崩れ落ちた塊が通路前に見られるのみである＞

770 名前：瀬戸口隆之＆ブータニアス ◆o2ONiKid.s ：04/06/06 01:22

>>769
くっ！
（吹き出してきた熱気から顔を背ける）
お嬢さん、すまないがもう一回頼む。
この先何回こんなことがあるかわからないから
さっきのより弱いので少し節約していこう。

771 名前：◆cMasterAQo ：04/06/06 01:29

>>767
＜極寒の術式の影響で、黒い天使の立つ場所ばかりか、
　階層そのものの気温が、先ほどまでいた下階層と同じ程度にまで低下していた。
　…とはいっても、ようやく人間が生きて出入りできるレベルではあるが。

　行く手には、崩落した換気口の入り口を見てとることができる。
　クレスの通ってきた道の一角であることなど、黒き天使には知る由も無いのだが＞

772 名前：リュウ＆ニーナ ◆cMasterAQo ：04/06/06 01:39

>>770
ニーナ「ううん！！」

＜瀬戸口に言われた通り、今回は
　『レイギル』クラスの冷気を放ち、
　進路上の安全のみを確保しておく。
　長いこと立ち止まることはできそうにないが…＞


リュウ「どこか調べる度にニーナに頑張ってもらわなきゃな…」

＜と、言いつつ、向こう側に出て周囲を見回す＞


リュウ「通路は沢山あるけど…そこからも見えるかな。
　　　　そこから真正面にひとつ。右側の奥と手前にひとつずつ。
　　　　左側にひとつ…あとは、換気口が、どうにか通れそうか…
　　　　少なくとも、この部屋自体には、何も起こっていないように見える」

773 名前：瀬戸口隆之＆ブータニアス ◆o2ONiKid.s ：04/06/06 01:46

>>772
そうか……よっ、と。
（向こう側に出る）
まず…換気口は大概の部屋に繋がっているはずだが、
何かあったときに対応できないからあまり行きたくはないな。
他は当たるも八卦当たらぬも八卦、行ってみなけりゃわからない。
しらみ潰しに行くしかなさそうだな。
どこから行く？

774 名前：リューガ＝クルセイド ◆RYuGAbqSjM ：04/06/06 01:50

>>771
「ッ……」

　不意に、黒天使の装甲が分解し変神が解ける。魔力の仕様と、気温が安全圏まで
下がったことに反応したのだろう。

「少し張り切りすぎたか、だが、世界を凍らせるにはまだ足りない。そして、「そら」へ
辿り着くにも……」

　呟き、そのまま崩れた換気扇に向かって歩んでいく。ほんの僅かながら、そこに見知った
気配がかすれつつも残っているような気がしたが……リューガが換気扇に辿り着くとき
には、既に完全なまでに消え去っていた。

「ちょうどいい、か」

　そう言って、換気扇の手前で腰を下ろす。枯渇した魔力を回復させるため、出力を
低下させて――いわゆる「一休み」の状態に入った。

（上層、中央省庁区、深部・換気扇前）

775 名前：リュウ＆ニーナ ◆cMasterAQo ：04/06/06 02:02

>>773
リュウ「ニーナがいなけりゃ話にならない時点で…
　　　　二手に分かれるっていうのは問題外だし…」

＜左側の通路を見て、ニーナに顔を向け、首をひとつ、こくん、とやる＞


ニーナ「うん」

＜ニーナは応えて、『レイギル』を左側の通路に放ち、一時的な安全を確保する＞


リュウ「虱潰しに…まずはここから」

776 名前：瀬戸口隆之＆ブータニアス ◆o2ONiKid.s ：04/06/06 02:13

>>775
ＯＫ。それじゃ、そこからだ。
さっきまで熱かったが、ここは直撃を受けてなかったみたいだから
まだ生きてるかもしれん。気をつけろよ。
俺が先頭でいくよ。お嬢さんと後ろはまかせたぜ？リュウ。
（軽口を叩きながら左側の通路へと進んでいく）

777 名前：リューガ＝クルセイド ◆RYuGAbqSjM ：04/06/06 02:22

（充電完了）

「ふん……」

　二、三度手を動かして魔力の回復を確かめ、壊れた換気扇に脚をかける。

「空気の通り道なら、原則的にどんな場所にも通じているはずだが……ここから上に
登れるか」

　何処か疑わしげにそう言いながら、換気扇の中へ消えていく――。

（現在地：上層、中央省庁区、深部→空気ダクト内）

778 名前：◆cMasterAQo ：04/06/06 02:31

>>776
＜さほど広くもない通路の先の広間に見えたのは、
　何かが崩れて落ちてきたような跡。
　音の原因はここにあるのだろうか？＞

>>777
＜ダクト内にある換気扇は、ほぼ全て動きを止めている。
　かなり狭いが、そのおかげで、生身の人間でも
　体力さえあれば上まで登っていくことはできそうだ。

　…壁の途中に、一箇所だけ窪み…というより、
　小さな部屋そのものが顔を出している。
　どうやら、換気扇の制御装置を置いてあるらしいが＞

779 名前：リューガ＝クルセイド ◆RYuGAbqSjM ：04/06/06 02:45

>>778
　何とか上へは登れるようだ。リューガはそのまま前進し、制御室……部屋と呼べるほどの
物ではないが――に目をとめる。

「制御装置か……俺には用がないが」

　再び換気扇を動かしたとしても、さしてメリットがあるとは思えない。道がふさがる可能性も
ある。だが、換気扇を動かせばあの熱気が少しはマシになるだろう。

「……ふん」

　しばらく考えたあと――結局制御装置に手を伸ばし、ここから下層の換気扇だけを
再起動させた。上の階層まで動かせば、移動の邪魔になると思ったのだろう。

「さて、行くか」

　そのまま、リューガの姿はダクトの中へ消えていった。

（上層、中央省庁区、空気ダクト内）

780 名前：エリュオン ◆cMasterAQo ：04/06/06 23:16

＜暗い、ただひたすらに暗い空間。
　非常灯のような光が数えるほどに見える程度の
　その場所で、白髪の男は佇んでいた＞

…………止めるものは無い、か。

だが、お前に「そら」を望ませるわけにはいかないのだ。
チェトレよ。

この先は、「そら」を開く者のみが通るべき道。
その中に、お前が数えられることだけは…

あってはならない。


＜無数の蒼い光が舞い、散っていく。
　闇に紛れて、男は、消えた＞

781 名前：瀬戸口隆之＆ブータニアス ◆o2ONiKid.s ：04/06/12 22:22

>>778
…ふむ、何かが落ちてきたような跡があるな。
とすると音がしたのはこの辺りか。
さて、音は手掛かりに成り得るのか、それとも…
（足を通路の奥へと運んでいく）

>>779
…ん？何か、さっきより涼しく…それにこの音は…誰かが空調を作動させたのか？
まぁ、いいや。とりあえずはこれで体力の消費は抑えられるはずだ。助かったな。

現在位置：上層・中央省庁区　壁の向こう、左側の通路

782 名前：◆cMasterAQo ：04/06/12 22:30

>>781
＜通路の先に進み広間に出ると、
　天井が崩落していることに気づかされる。
　未だ、たまにぱらぱらと細かい破片が落下してきている。
　つい今さっき、崩れたものであろう＞

783 名前：リューガ＝クルセイド ◆RYuGAbqSjM ：04/06/12 22:35

（空気ダクト内を、上を目指しつつ彷徨っている）

「……狭苦しいな、イライラする」

　どうやら、迷っているようだ。

（現在地：上層、中央省庁区、空気ダクト内）

784 名前：ウルムナフ・ボルテ・ヒューガ＆ウル（影）＆アルフ（３RDレンジャー）＆ティンダルス ◆v8HYUGAZaA ：04/06/12 22:38

（現在地：上層・中央省庁区の何処か）
全員：う・・・うーん
（目をこすりつつ起きあがる。）

785 名前：◆cMasterAQo ：04/06/12 22:45

>>783
＜上に登るにつれ、ダクト内の状態がどんどん悪くなっている。
　ひび割れなどが多く、場所によっては手をかけた瞬間に
　崩れ落ちる部分さえある。
　なにやら、上の方で大規模な破壊があった様子だ。

　…ともあれ、出口に近づいているのは確かなようである＞


>>784
＜目覚めたウルの周囲にあるのは、
　三つの墓石と巨大なシャッター。
　周囲には誰もおらず、冷えた空気が空間を満たしている＞

786 名前：瀬戸口隆之＆ブータニアス ◆o2ONiKid.s ：04/06/12 22:50

>>782
（瀬戸口の頭にパラパラと何かが落ちてくる）
ん？なんだ？上から何かが…
（頭に付いた物を払ってみる。どうやらコンクリートか何かの破片のようだ
　顔を上へと向けるとそこには崩れかけた天井があった）
これか、さっきの音の正体は。大方、ここらをサウナ状態にした奴の
暴れっぷりがここにまで影響をもたらし、崩落したってところか。
…うまくするとここから上の階層に上がれるかもしれないな。
……瓦礫を積み重ねて簡単な階段でも作るか？

現在位置：上層・中央省庁区　壁の向こう、左側の通路

787 名前：ウルムナフ・ボルテ・ヒューガ＆ウル（影）＆アルフ（３RDレンジャー）＆ティンダルス ◆v8HYUGAZaA ：04/06/12 22:51

>>785
ウ：（周囲には誰もいないようだな。）
そう思いつつ立ち上がり墓石の方へと歩き出す。
ウ（影）：本体の方を見ている。
（現在地：上層・中央省庁区・巨大さシャッターの前）

788 名前：リューガ＝クルセイド ◆RYuGAbqSjM ：04/06/12 22:54

>>785

「ッ――！」

　刹那、無造作に手を置いた部分がいきなり崩れ落ち、危うく転落しかけたのを両足で
踏ん張る。

「面倒な……だが、老朽化とは違うようだな。何かの余波でも受けたか」

　あるいは、あの熱気を生み出したヤツかも知れない――とリューガは考えた。

「まあいい、なんであろうと、俺の邪魔をするなら排除するだけだ」

　淡々と言い放ち、ダクト内の亀裂を何の気なしに覗き込む。

（現在位置：ダクト内）

789 名前：リュウ ◆cMasterAQo ：04/06/12 22:59

>>786
アジーンに手伝ってもらえば、
一ッ飛び…できるかも知れないけど、
俺だけ行ったところで、どうしようもないし…

いっそのこと、もっと壊して瓦礫を登る…
＜言いかけて、首を振る＞

そんなことしたら、ヘタしたら生き埋めだし…
何か、方法はある気はするんだ…


（現在位置：上層・中央省庁区　壁の向こう、左側の通路）

790 名前：◆cMasterAQo ：04/06/12 23:06

>>787
＜墓石には、それぞれひとつずつ、
　鍵穴のようなものが存在している…

　三つの、何かしらの鍵で扉が開くのだろう＞

>>788
＜覗き込んだ先は、崩落し放題の広い空間が広がっていた。
　温度は比較的低く保たれている。
　どうやら、あらゆる換気口の中継地点に位置していた場所のようだ＞

791 名前：ウルムナフ・ボルテ・ヒューガ＆ウル（影）＆アルフ（３RDレンジャー）＆ティンダルス ◆v8HYUGAZaA ：04/06/12 23:09

>>787に追加
（墓石を調べた後）
ウ：（確かここでは三つの鍵が必要だったな。
ならまずは他のメンバーを捜さないといけねえな。）
（そう思いつつアルフ達のいる場所に戻った後仲間を捜すために通路に出る）
（現在地：上層・中央省庁区・巨大シャッターの前から通路へ）

792 名前：瀬戸口隆之＆ブータニアス ◆o2ONiKid.s ：04/06/12 23:12

>>789
もっと壊すのを選択しなかったのは賢明だな。えらいぞ。
この様子だともう一回強い衝撃が与えられたら、あっという間に瓦礫の山。
生き埋めにすらならないだろうさ。

方法ね…男の勘ってやつか？勘は女性の専門分野だと思ってたんだが、違ったのか。

ブータ「‥‥‥‥（また無駄口ばかり叩きおって）」

さて、それじゃあどうするかねぇ？
いっその事、本当にリュウに俺たち二人を担いでもらって一ッ飛びでもするかい？
男に抱かれるのは趣味じゃないんだがな…

現在位置：上層・中央省庁区　壁の向こう、左側の通路

793 名前：リューガ＝クルセイド ◆RYuGAbqSjM ：04/06/12 23:17

>>790
「向こうも崩壊寸前か。よほど好き勝手に暴れ回ったようだな」

　さほど興味も無さげに言い捨て、しばしの間思考する。
　上へ昇ることだけを考えるならこのままダクトの中を進んでも良いが、リューガの目的は
彼自身と繋がりを持つ者達の抹殺だ。何より、狭苦しいダクトにはそろそろ飽きていた。

「言ってみるか」

　あっさりとそう言うや、亀裂を拳で叩いて通れるだけの広さにし、周りがボロボロと崩れる
のも気にせず広い空間の方へ飛び出した。

（現在地：中央省庁区・深部、換気口中継地点）

794 名前：◆cMasterAQo ：04/06/12 23:23

>>791
＜通路に出たものの…
　えらく狭く、行ける先は二部屋しか無いのが眼に見える。
　下に戻るのなら、最初に入ってきた魔方陣から戻るしかないようだ。

　先の二部屋の扉には、鍵などはかかっていない様子だが＞

>>793
＜この場所には、溶けたような跡などはどこにもない。
　『熱源』の仕業ではないようである。
　見上げれば、大穴。どこかの廊下にでも通じている様子だ。
　天井までの距離はかなりあるが…
　崩れ降り積もった瓦礫と、破損した壁の穴などのため、
　ダクト内ほど苦労はせずに済みそうだ＞

795 名前：ウルムナフ・ボルテ・ヒューガ＆ウル（影）＆アルフ（３RDレンジャー）＆ティンダルス ◆v8HYUGAZaA ：04/06/12 23:31

>>794
ウ：（一度下へ戻るか）

（そう考えて最初に入ってきた魔法陣へと向かっていく）
（現在地：上層・中央省庁区・通路から最初に入ってきた魔法陣へ）

796 名前：リューガ＝クルセイド ◆RYuGAbqSjM ：04/06/12 23:31

>>794

「上、か……」

　天井の穴を見上げて呟く。無論、「変神」して自前の翼で飛んでいくのが一番手っ取り
早いが、急ぐ理由もない。足場となりそうな瓦礫に脚をかけ、壁の亀裂に手を引っかけて
壁をよじ登っていく。

797 名前：リュウ ◆cMasterAQo ：04/06/12 23:36

>>792
時間も勿体無い、か…
＜後ろを向く…ニーナは頷いた＞

じゃあ…二跳びで行く。
きついかも知れないけど…
まずはニーナから。

＜すっ、としゃがみ込む。
　ニーナをおぶると、しっかり背に掴まったか確かめた上で…＞



　Ｄ　−　ＤＡＳＨ


＜竜の力を瞬時に引き出し、人間状態のまま
　高速で天井の穴の端を蹴り、上の階層に着地…
　数メートルかけて足を踏ん張り加速を相殺。
　ニーナを下ろす…＞

…ちょっときつかったか…大丈夫かい、ニーナ？
少し、待ってて…


＜再び天井の穴に手をかけてぶら下がり、そこから下に下りてくる。
　そして、瀬戸口の前でしゃがむ＞

じゃあ、男で悪いけど…

798 名前：◆cMasterAQo ：04/06/12 23:47

>>795
＜移動した先は、統治者の会議室…
　前に見たファイル（>>382 >>393）も放ってあるまま。
　下に戻るには、反対側にある魔方陣に入ればいい＞

>>796
＜よじ登った先は、どこかの廊下。
　右を見れば曲がり角から淡い光。
　左を見れば、暗がりの先からの謎の熱気＞

799 名前：ウルムナフ・ボルテ・ヒューガ＆ウル（影）＆アルフ（３RDレンジャー）＆ティンダルス ◆v8HYUGAZaA ：04/06/12 23:50

>>798
(ファイルには目もくれずそのまま反対側の魔法陣に入る）
統治者の会議室から魔法陣の上へ）

800 名前：リューガ＝クルセイド ◆RYuGAbqSjM ：04/06/12 23:52

>>798
　右か、左か、光か、闇か。

「――光か、闇か、か」

　ならば、考えるまでもない。



（……リューガは迷う様子もなく、左の闇の方へと進み始めた）

801 名前：瀬戸口隆之＆ブータニアス ◆o2ONiKid.s ：04/06/12 23:54

>>797
（人型のまま宙を翔け、上へと消えていくリュウ。 その姿はその昔、死線をともにした戦友、
ストライダー兎や燕達をほうふつさせた）

（生まれこそ違うかも知れないが、あれがこちらの世界の”神”の在り方なのかも知れんな…）

（そんな事を考えているうちに、リュウはニーナを上へ送り、瀬戸口とブータを迎えに来た）

ははっ、そう気をまわしなさんな。誰かに背負われるのもたまにはいいさ。

（ごそごそと荷物を邪魔にならないように整頓し、リュウの背中に取り付く）

…よっと、これでいいかい？

802 名前：◆cMasterAQo ：04/06/13 00:01

>>799
＜戻った先は、なんとも蒸し暑い空間だった。
　さらには、断続的な破壊によって、通路はかなりひどい有様になっている。
　…魔方陣から出ると、換気口中継点に通じる大穴が眼に入る＞

>>800
＜闇に近づけば近づくほど、熱気が増してくる。
　並の人間では到底耐えられないほどの熱風。
　そして、次第に向こう側から、何度も見てきた
　溶岩の赤い光が見えてくるのだ。

　…この先に、確実にいる。
　少し進めば、『熱源』がいる＞

803 名前：リューガ＝クルセイド ◆RYuGAbqSjM ：04/06/13 00:11

>>802
「……クク」

　思わず笑みがこぼれた。無邪気な、無垢とすら言える微笑みだったが、もしそれを目に
した者がいれば、その者達は例外なく怖気を感じ身震いしただろう。

　無造作に棺から魔導兵器を取り出し、砲身を振り回す。

「術種選択、凍結弾（フリーズスペル）」

　極寒の術式を振りまき、廊下を凍り漬けにして進むリューガ。それはまるで熱気を押し
返し、「熱源」に自らの存在を知らしめるかのような暴挙だった。

「クク――ククク、ハハハハハハハハハハッ！」

　狂ったような哄笑が響き渡る。それでもなお、笑い続けるリューガの声は、今の廊下と
同様に凍結しているかのようだった。

（現在地：中央省庁区、深部廊下）

804 名前：リュウ ◆cMasterAQo ：04/06/13 00:17

>>801
しっかり掴まっていないと…
どこか、折るかも知れないよ。
うん…多分、大丈夫……

＜確認してから、再び…＞



　Ｄ　−　ＤＡＳＨ


＜天井の穴の淵を蹴って、跳んだ先の壁を蹴り…＞


う、うわっ！！

＜蹴った壁が壊れて砕け散り、慣性は消えなかった。
　リュウが下になったまま落下、数メートル顔を地面に引きずることになる。
　誰かがこの周辺の温度を下げていなければ…地面は高熱だっただろう。
　その意味では幸いであったのだが＞


う、う…う……

＜リュウは、鼻血を出してしまった模様だ＞

805 名前：瀬戸口隆之＆ブータニアス ◆o2ONiKid.s ：04/06/13 00:26

>>804
こう見えても頑丈にできてるんでね。大丈夫、行ってくれ。
（リュウが瀬戸口の声に頷き、再度空を翔ける。そして壁を蹴り、勢いを殺そうとしたのだが…
壁は二度の衝撃に耐え切れず、砕け散った。瀬戸口（とブータ）を乗せたまま地面とキスをするリュウ）
お、おい、大丈夫……あ〜らら、これまた酷くいったな。
まぁ、鼻血と擦り傷だけですんだのが不思議なくらいだが。
ほら、ティッシュでも詰めておけ。
（リュウにティッシュを投げて寄越した）

806 名前：？？？？ ◆cMasterAQo ：04/06/13 00:53

>>803
＜黒天使に消し去られていく溶岩の赤い光の向こうに見えたのは…
　蒼い、ひときわ蒼い、灼熱の光。

　見間違うはずもない。
　黒天使自身が葬った、竜の化身。
　そこにいたのは、ボッシュ。
　オールドディープの力を引き出した姿。

　ただし、首は、己の腕に、いとおしそうに抱え込んでいる。
　…ここにいるのは、死したボッシュの肉体を完全に支配した、
　竜、そのものだ。古の超兵器が、己の意思で稼動しているのだ。

　そして、その意思は、近づくあらゆる者の脳裏に文字を送り込む＞



　そら


　そらへ


　そらを我が手に

807 名前：リュウ ◆cMasterAQo ：04/06/13 22:26

>>805
い、いたたたた………

＜ティッシュを受け取りつつ、立ち上がる。
　二枚ほど引き出して鼻を拭き取り、詰めて、
　残りを瀬戸口に返しつつも周囲を見回す＞


ここは…誰だ？
誰かが溶けた後を冷やしていったらしいけど…
そうでなけりゃ、鼻血じゃ済まなかった。
本当に誰なんだ？　あれだけの熱を…

＜座り込んでいたニーナを助け起こしながら。
　周囲はリュウの言う通り、明らかに一度は超高熱に晒された後だった＞

808 名前：リューガ＝クルセイド ◆RYuGAbqSjM ：04/06/13 22:27

>>806
（灼熱の回廊を凍り漬けにしながら進むリューガの目が、そいつの姿を捉えた）

「なに……」

　さしものリューガも、僅かに目を見開いて驚きの表情を見せる。確かにリューガの
目の前で死に、死体は氷の棺に封印したはずの男がそこにあった。

（そら……そらへ……）

　その脳裏に、ボッシュのなれの果ての言葉が聞こえてくる。その言葉にリューガは
一瞬驚愕し、しかし、続いて禍々しい笑みを口元に浮かべて見せた。

「そうか……だが、貴様は「そら」に辿り着けない」

　言い放ち、笑う。何処までも無垢で、邪悪に。

「あの「そら」は、穢れなき領域は――俺が手にするものだからだ！」

　同時に、手の中の魔導兵器が魔力の光を放つ。

「お前は俺の幻と共に沈め――術種選択、凍結弾（フリーズスペル）！」

　古の古代兵器に、極寒の魔弾が襲いかかった。

809 名前：ウルムナフ・ボルテ・ヒューガ＆アルフ(3rdR)&ティンダルス ◆v8HYUGAZaA ：04/06/13 22:27

>>802
ウ：（ずい分と蒸し暑い上になんだこの通路の壊れようは？）
（そう思いつつ大穴の方へ歩いていく）

810 名前：？？？？ ◆cMasterAQo ：04/06/13 22:43

>>808
＜最初から気づいていたのだろう。
　氷河の魔弾が発射されると同時に、
　まばゆく輝く竜人は、その片手を勢い良く振り上げた＞



　ウラガーン

＜瞬間的に台風が発生する。
　炎の台風…いや、数万度に匹敵するプラズマの台風が、
　魔弾を消し飛ばし、黒天使に殺到していく。
　針路上にある壁の破片などは、溶解、蒸発を通り越して
　瞬く間にプラズマとなり、超高熱が狭い空間に吹き荒れる。
　竜人の周囲に展開する光景。
　それは、熱と光のみが支配する、非現実的な世界だった＞

811 名前：◆cMasterAQo ：04/06/13 22:47

>>809
＜大穴の近くに来た途端、一際大きな震動と
　高熱が、奥の通路から押し寄せた。
　明らかに危険な何者かが、近くにいる。

　ある程度距離はあるのだろうが、気温は今の一瞬で
　優に４００℃を上回っただろう。早いところどこかに隠れないと
　『人間の身では』死ぬのに時間はそうかからない！！＞

812 名前：ウルムナフ・ボルテ・ヒューガ＆アルフ(3rdR)&ティンダルス ◆v8HYUGAZaA ：04/06/13 22:51

>>811
ウ：（く！ここは一旦隠れた方が良さそうだな）
（そう考え全員大穴の中へ隠れる）

813 名前：リューガ＝クルセイド ◆RYuGAbqSjM ：04/06/13 22:53

>>810
「ッ――！」

　氷結弾を呑み込んで広がる炎……いや、プラズマの嵐。もはや現実とも思えぬ光景を
まえに、彼は反射的に天地上下の構えをとっていた。

「変――」

　魔力の奔流……それを、プラズマの嵐が呑み込んでいく。

「――神ッ！」

　次の瞬間、灼熱の地獄の中に、漆黒の翼を持つ堕天使が降臨した。

814 名前：◆cMasterAQo ：04/06/13 22:59

>>812
＜大穴はかなり深かった。
　登るのに壁を延々と登らねばならぬほど…だったが、
　それだけに、ここに飛び込んだのは正解とも言えた。
　冷たい空気が下に溜まることもあり、高熱を避けること自体はできたのだ。

　…とはいえ、着地の仕方が悪ければ大怪我だが。
　二人と一匹は、落下している＞

815 名前：ウルムナフ・ボルテ・ヒューガ＆アルフ(3rdR)&ティンダルス ◆v8HYUGAZaA ：04/06/13 23:07

>>814
ア：うわーーーーーーー！
（叫びながら落下中）
ウ：（ティンダルスお前は俺の中に戻れ！）
そう命令するとティンダルスは光になって体の中に戻った。）
ウ：（ちっ・・・・・・しょうがないあれを使うか）
（ウルは目を閉じ精神を集中させる。そして・・・・・）
ウ：はあーーーーーーーーー！
（鳥人イカロスに変身！そして落下しているアルフを掴んだ後
羽を動かしバランスを取りつつ落下していく）

816 名前：？？？？ ◆cMasterAQo ：04/06/13 23:15

>>813
＜真の姿を現す黒天使。
　竜は、すでにその存在を知っていた。
　この身体の主が死す前から戦ってきた敵。
　『邪魔な存在』＞


邪魔


邪魔をするな


＜竜は、その拳を握り締め、跳ぶ。
　蹴った地面…一度は冷却されたとはいえ、
　すでに液体から気体になろうとしていた地面を吹き飛ばし、
　『邪魔な存在』に肉薄。
　そして、思い切り後方に右腕を振り上げ…＞



　ヴィールヒ

＜叩き付けた。
　熱ではない。運動エネルギーによる超破壊が
　世界そのものを蹂躙するかのように襲い掛かる＞

817 名前：黒天使サンダルフォン ◆RYuGAbqSjM ：04/06/13 23:17

>>813（続き）
　灼熱の中に佇むは漆黒の堕天使。その両手は拳を握り、正拳突きの余波を飛ばして
灼熱の嵐を切り裂いていた。

『フ……ハァハハハハハハハハッ！』

　笑う。楽しんでいるのか、喜んでいるのか。あるいは、哀れんでいるのかも蔑んでいる
のかも知れなかった。

『術種選択――』

　そして、再び魔導兵器の砲身を抱え上げ、吹き荒れる灼熱の嵐に向かって極寒の
猛吹雪を叩きつける。

『――吹雪（ブリザードスペル）！』

818 名前：黒天使サンダルフォン ◆RYuGAbqSjM ：04/06/13 23:26

>>816
『ッ！』

　彼が魔砲を放つのと同時に、その灼熱の存在が拳を振り下ろす。咄嗟に空の棺を盾に
しながら、ギリギリで後方へ跳躍し拳を回避した。しかし、その余波だけでも常人を挽肉に
変えるに十分な破壊力がある。黒天使の装甲は、怒濤の如き衝撃波に揉まれた。

『ぬ……クッ！』

　着地。踏みしめた足が、勢いのままに数メートルも床を削った。余波だけでこの威力、
もしあの拳の直撃を受けていたら、変神した彼ですら肉塊へと変わっていたかも知れない。

『ク、ククク……ハハハハハハ！　面白い！　俺もお前も一度は死者となった身だ。
一度地獄をくぐった者が舞い戻れば、強くなるのは道理かも知れん、だが……』

　魔導兵器を収め、今度は両拳を腰だめに構える黒天使。

『そらに辿り着くのは俺だ……貴様の強さ、俺が殺して俺のモノとしてやる！
　破ァァァァァァァァァァァ！！』

　そして、正拳突きの乱打が凄まじい衝撃波を飛ばし始めた。

819 名前：？？？？ ◆cMasterAQo ：04/06/13 23:48

>>818
＜発射された吹雪を切り裂き、意にも介さず黒天使に殺到し
　一撃をお見舞いした竜人は、それで仕留めきれるとも考えていなかったようだ。
　襲い来る正拳突きからの衝撃波から上半身を庇いつつ…＞


そら


そらは我が手に


手にするは


我のみぞ


下がれ、人間


＜地面すれすれを滑空するように跳ぶ。
　衝撃波の嵐を最小限の面積で受け流し、
　黒天使の足元に入り込み…＞


そらを穢す者は


地に這いつくばっていろ


　タルナーダ


＜両腕を同方向にぶん回し、真上に跳ぶ。
　今度は竜巻だ。足元から発生する超高熱の竜巻が
　地と天を一瞬で巻き上げ、消し去る滅びの風が
　黒天使を包み込もうと肥大し、巻き上がる＞

820 名前：黒天使サンダルフォン ◆RYuGAbqSjM ：04/06/13 23:54

>>819
『クッ……』

　瞬間、衝撃波を受けながらも接近してきた「そいつ」に、反射的に防御姿勢をとる。だが、
巻きあがった竜巻は黒天使の肉体をも巻き込み、サンダルフォンは天井に叩きつけられた。
だが――！

『地に、這い蹲るのは……』

　背中の装甲をひび割れさせながら、サンダルフォンの目は狂気を孕んで下を見下ろして
いた。竜巻を真上から見れば、その中心が無防備であることは明白。

『貴様だァァーーッ！』

　そこに、黒翼を展開した黒天使が、彗星の如く突撃して拳を振り下ろす！

821 名前：？？？？ ◆cMasterAQo ：04/06/14 00:13

>>820
＜その強大な衝撃に打ち抜かれたにも関わらず、
　竜巻の中心部を貫くように飛来する黒天使の剛の拳。
　両手、共に使って仕掛けた竜人は、防御体勢が間に合わない。
　頭突きで応えようにも、肝心の頭は左腕の中だ。

　…直撃。
　だが、為す術もなく吹き飛ばされるほど竜人は脆弱ではなかった＞


よかろう


這いつくばってやる


だが、人間よ


貴様は潰れろ


潰れて散るがいい


＜拳が接触するとほぼ同時に、竜人は回し蹴りを繰り出していた。
　黒天使の渾身の一撃は、確かに竜人を吹き飛ばし地面に伏せさせるだろう。
　だがその破壊力は回し蹴りの回転速度に上乗せされ、
　ほぼ、そっくりそのまま黒天使にも帰ってきていたのだ＞

822 名前：黒天使サンダルフォン ◆RYuGAbqSjM ：04/06/14 00:25

>>821
　拳は直撃。その威力は、確実に古代兵器に激突した。

　しかし――敵もまた、紛う事なき竜。

『ッ……！』

　拳が竜に叩きつけられると同時に、竜の放った回し蹴りが黒天使の胴体を蹴り上げた。
その衝撃は、黒天使の翼を持ってしてもあらがえぬほどの強撃だ。

『グッ――オオオオオオオオオオオオオオオオオオッ！』

　ひび割れ、砕け散る漆黒の装甲。砕けた仮面の下から、サンダルフォンは血と嘔吐物を
吐き出した。その肉体は再び天井に激突し……そして、今度は天井をぶち破り、ちょうど
その真上に位置していたらしい空気ダクトの中に叩き込まれた。
　しかも、それだけでは衝撃を殺しきれなかったらしく、黒天使の体はダクトの中で幾度も
バウンドする。

『ガハッ！』

　吐血する。その姿は、まるでボロ雑巾のようだ。
　だが……それでも黒天使は生きている。生きて、肉体の損傷を修復しようとダイナモが
唸りを挙げている。
　ここでは終わらない。次に血を吐いて這い蹲るのは、ヤツだ……薄れゆく意識の中で、
リューガはそう言い放ち、口元を歪めた。

「ククク……ハハハハ、ハハハハハハハハ……」

（現在地：中央省庁区、深部、天井裏のダクト？）

823 名前：？？？？ ◆cMasterAQo ：04/06/14 00:44

>>822
＜竜人の受けた打撃も、決して小さなものではない。
　黒天使の予告通り、はたまた自身の認めた通り、
　地に這いつくばった竜人は、ゆらりと立ち上がり、
　ありえない方向に曲がった肩を、強引に振り回し、
　何度も何度も壁に叩きつけ、元の状態に戻す。
　そして、天井に空いた穴を見上げ…＞


死に損ねたか


だが二度と動くな


煩ければ消すまで


動き回るな


このチェトレの眼前を


＜チェトレを名乗り…ふらり、ふらりと歩きながら、
　その場を去っていった。
　最初に凍らされた地面は、すでに元の状態に戻っていた。
　すなわち、ほとんど溶岩の状態に＞

824 名前：◆cMasterAQo ：04/06/19 00:22

>>815
＜無事に着地はできたものの………
　アルフは気を失っていた。
　ただでさえ極度の緊張下に置かれていたのだ。
　ここまで耐えてきたこと自体、３ｒｄレンジャーという
　彼への評価が不当なものである証拠ではあったが…
　目を覚ますには少しかかりそうだ。

　上を見れば天井の穴までの距離は結構ある。
　戻るには、地道に登るか、あるいは…『飛ぶか』＞

825 名前：ウルムナフ・ボルテ・ヒューガ（イカロス）＆アルフ(3rdR) ◆v8HYUGAZaA ：04/06/26 22:58

>>824
ウ：ふう・・・・・・何とか無事に着地出来たか。
（そう言いつつ気絶しているアルフを見た後天井を見上げる。
そして・・・・・）
ウ：これは飛んで行った方が早そうだな。
（そう呟いた後すぐにアルフを掴み再び飛び上がる）
現在地：大穴の中

826 名前：◆cMasterAQo ：04/06/26 23:01

>>822
＜ダクト内部は、今までに通ってきた以上に狭い。
　叩き込まれた場所に戻るのが、一番楽なようだが…？＞

>>825
＜上に上がるにつれて…どんどん熱が押し寄せてくる。
　先ほどまでではないにせよ、このままでは危険だろう＞

827 名前：ウルムナフ・ボルテ・ヒューガ（イカロス）＆アルフ(3rdR) ◆v8HYUGAZaA ：04/06/26 23:06

>>826
ウ：（このままの姿だと不味いな。ここは一度フュージョンし直すか。）
＜そう思い近くに着地できる場所がないか探す。＞
現在地：大穴の中

828 名前：リューガ＝クルセイド ◆RYuGAbqSjM ：04/06/26 23:12

（倒れ伏したリューガの体から、しゅうしゅうと煙が上がっている。ダイナモが取り込んだ
魔力が全身を駆けめぐり、凄まじい速度で肉体を修復しているのだ）

>>826
「……ふ、ん」

　と、八割方修復を終えたところで身を起こし、狭いダクトを見回すリューガ。すぐ側には
彼自身が激突して開けた大穴がある。
　どちらにせよ、魔導兵器「我、埋葬にあたわず」を始め、荷物は全て先刻の部屋だ。
道具に執着するような性格ではないが、みすみす溶岩に呑み込ませるのも惜しかった。

「仕方がない、戻るか」

　淡々と言い放ち、自身が開けた穴へと近づいていく。

（現在地：天井裏のダクト）

829 名前：◆cMasterAQo ：04/06/26 23:21

>>827
＜折れたシャフトの一角が、近場の壁に突き刺さっていた。
　なんとか着地はできるだろうが…人一人担いだ状態では、少し心許ない＞

>>828
＜穴の下の空間は、やはり高熱が渦巻いている。
　…竜に多少のダメージがあったせいか、若干、熱量は下がっているが。

　『忘れ物』も皆、同じ状態で放っておいてあった＞

830 名前：リューガ＝クルセイド ◆RYuGAbqSjM ：04/06/26 23:38

>>829
「はっ！」

　無造作に穴の淵に手をかけ、熱された部屋に飛び降りる。そのまま放置されていた
荷物を回収すると、去っていった者の匂いを追うかのように鼻を鳴らす。

「ふん……チェトレ、と言ったな」

　そう言って、竜が去っていった方向を一瞥。

「何物であろうと、俺が「そら」に至ることを阻むことはできない」

　言い放ち、くるりと背を向けて最初に来た方向へ戻りだした。チェトレとは、「そら」を
目指している限り必ずもう一度戦うことになると確信しているのだ。

（>>798の地点へ移動）

831 名前：◆cMasterAQo ：04/06/27 00:02

>>830
＜大穴の向こう、もとより淡い光が漏れ出している曲がり角付近。
　…そこに何やら、微弱な青い光が集合し始めている。
　先に戦った『熱源』、チェトレと似たような、
　だがそれとはまた異なる気配を感じさせる。

　どちらかというとそれは、少年リュウのそれに近いものであった＞

832 名前：リューガ＝クルセイド ◆RYuGAbqSjM ：04/06/27 00:08

>>831
（気配に気付いて、足を止める）

「リュウ？　いや……」

　呟く、即座にそれを否定するリューガ。

「この気配、“メンバー”とやらか？
　どっちでも良い……姿を見せろ」

　淡々と、だが口元には狂気を含んだ笑みを浮かべて言い放つ。

833 名前：エリュオン ◆cMasterAQo ：04/06/27 00:23

>>832
＜青い光が収束し…一人の男の姿を取る。
　全身を血走るように走る、青い光のラインに包んだ、
　白髪の男…外見上の年齢は、二十台程度であろうが＞


彼等…メンバーはすでに務めを終えた。
私が最後の一人というわけだ。


ひとつだけ聞いておこう。

お前の欲する「そら」とは何だ？

＜眼前の男が、他のイレギュラーを襲撃していることは
　すでに知っていた。ならば、この男の底にあるものとは一体…？＞

834 名前：リューガ＝クルセイド ◆RYuGAbqSjM ：04/06/27 00:34

>>833
　出現する白髪の男――その問いに、リューガは無造作に佇んだまま、

「最後の一人、か……。

　――「そら」は、一切の穢れの無い領域だ」

　僅かに口元を歪め、まるで嘲笑うように、あるいは無垢な子供のように、彼は言葉を
続ける。

「誰にも傷つけられない、誰も傷つけることがない。
　俺を脅かすものが何もない、俺に脅かされるものが何もない。
　そう――何処にもない、確かにある、何ら欠けたることのない完全な世界」


　――それを、人は虚無と呼ぶのだろうか。


「全ての枷から解き放たれた者だけが辿り着くことのできる、至高の領域だ」

　そう言って、リューガは無邪気とすら言えるほど禍々しく嗤って見せた。

835 名前：エリュオン ◆cMasterAQo ：04/06/27 00:58

>>834
………。

この先が、お前の言う「そら」に至る道かどうかは知らん。
だが、どうやら…邪魔をしなければならないことは確かなようだな。

＜ふわり、と浮き上がる。
　…戦闘開始の秒読みに入っていた。
　あとは、火蓋を先に切るのがどちらか、の差でしかない＞

836 名前：リューガ＝クルセイド ◆RYuGAbqSjM ：04/06/27 01:02

>>835
「そのようだ、な……」

　笑い、無造作に棺に手をかける。
　リューガとエリュオン……どちらも互いを見据えたまま、重苦しい沈黙の中で強い
緊張感が張りつめる。そして――！

「術種選択――！」

　一瞬早く、リューガの手が魔導兵器「我、埋葬にあたわず」の砲身をエリュオンに向けて
いた。

「連射弾（ガトリングスペル）！」


　ガガガガガガ――ッ！と、凄まじい速度で砲口から無数の魔力弾がばらまかれた。

837 名前：エリュオン ◆cMasterAQo ：04/06/27 01:26

>>836
＜魔力弾の弾道から滑空しながら逃れ…＞

ババル。

＜指先から雷撃を断続的に打ち出しつつ接近していく。
　この狭い通路内、兆弾が幾度も身体をかすめていくが…
　穴の直前で地を蹴り、さらに壁を蹴ってリューガの間合いに飛び込むと＞


ペンタ・ストローク。

＜飛んできたのは回し蹴り。
　だがその一撃からほぼ間断無く、
　痛打の四連撃が、頭蓋、首筋、脇腹、腰をそれぞれ狙って襲い来る＞



…孤高のそらに何を望む？

838 名前：リューガ＝クルセイド ◆RYuGAbqSjM ：04/06/27 01:40

>>837
「フゥゥゥ……ハッ！」

　砲身から放たれる銃弾で雷撃を相殺しつつ、僅かに後ろに退いて間合いを調整する。
そして、不意にその手から魔導兵器が滑り落ちると共に、両手を広げ天地上下の構えを！

「変……神ッ！」

　次の瞬間、黒天使の足が蹴り上げた棺がエリュオンの回し蹴りを受け止める。そこから
放たれる四連打――対して、こちらも人外の域に達した武術でその全てをブロックする。

『孤高であることそのものを。空には、“僕”をおびやかすものは何もないのだから』

　言い放ち、黒天使は闘気を纏って正拳突きの構えをとった。

『破ァァァァァァァァァァァッ！』

　左右一撃ずつの、凄まじい衝撃波すら生み出す正拳突きが放たれる。

839 名前：エリュオン ◆cMasterAQo ：04/07/02 22:06

>>838

＜ガァン！！
　咄嗟に腕をクロスさせて正拳突きを防御するも、
　そのまま後ろにすっ飛ばされて壁に叩き込まれる。
　身体はめり込み、一瞬遅れて壁は崩落。
　瓦礫の山に埋まる『始原の唯人』…＞


ならば…何も言うまい。
全てを退け、そらを手に入れてみろ。

…ふん！！

＜数秒の間を置き、瓦礫を吹き飛ばして浮上。
　地を蹴り、壁を蹴り、天井を蹴り、
　ほぼ視認不能の速度で通路中を跳ね返りながら
　リューガの頭上を取り、全ての加速を乗せた踵落としを見舞う。
　その一撃の重さは、推して知るべし＞

840 名前：黒天使サンダルフォン ◆RYuGAbqSjM ：04/07/02 22:47

>>839

『ッ！』

　凄まじいエリュオンのスピードは、改造人間の動体視力をもってしても追い切れぬもの
だった。常人なら消えたようにしか見えまい。

　故に、リューガは視覚からの情報ではなく、研ぎ澄まされた直感と猛獣の如き闘争本能
だけでその攻撃に反応した。

（右……いや、上だッ！）

　瞬時に頭上を仰ぐリューガ。その目の前にいるのは、今まさに踵を降りおろさんとする
エリュオンの姿。
　ならば、リューガは真正面から拳を突き上げて迎撃する――否！　一瞬だけ早く敵の
動きに対応したリューガは、後ろに下がっても蹴りを受けるだけだと戦闘者の本能で
瞬時に悟り、何と逆に一歩前へ踏み出した！

『憤ッ！』

　踏み込んで、敵の足を肩口で受ける。ヒットしたポイントは、踵ではなく膝の裏から
ふくらはぎの辺りだ。重い衝撃が突き抜けたが、威力そのものは半減されている。

『シィィィィヤアアアアアッ！』

　次の瞬間、至近距離のエリュオンに向けて容赦なく突き出される右拳！

841 名前：エリュオン ◆cMasterAQo ：04/07/02 23:17

>>840

＜今度は防御の暇など無かった。
　回避を捨て、攻撃を以って最大の防御を為した
　黒き天使の右拳の衝撃が上半身を撃ち抜く。
　決定的なダメージであったはずだ。
　少なくとも殴った側に、その確実な手応えは伝わっているであろう＞


…なるほど。
この期に及んで侮りすぎていたらしいな。

＜しかし、その身から流れ出す血の一滴すらも無い。
　若干、全身から放たれる、淡い、青の光が弱まり
　全身の輪郭がぼやけたのみである＞


その力、正にオールドディープに匹敵している。
かのチェトレの器…ボッシュのように、
人を自ら外れる道を選び取ったか？

…まあいい。
そらへの道は、ここで行き止まりだ。

＜言い終えると同時に、指先から雷撃を放ち、
　それと全く同じ速度で黒天使に肉薄する。
　今度は足技ではない。
　付け入られる隙を極限にまで削ることを決断。
　高速回転しながらの拳の連打が
　ひっきりなしに襲い掛かっていく＞

842 名前：黒天使サンダルフォン ◆RYuGAbqSjM ：04/07/02 23:50

>>841
（とった――）

　エリュオンの胸をえぐる右拳。その感触に、黒天使は敵の死を予想した。しかし……

＜…なるほど。
この期に及んで侮りすぎていたらしいな。＞

『！』

　エリュオンは全身の光を微かに揺らがせただけで、無造作にこちらへ突進してきていた。
スピードは先刻同様の超高速。しかも先刻の蹴りと違い、反撃の隙を与えない連続打撃。

　ならば――と、サンダルフォンは自らも床を蹴り、エリュオンに勝るとも劣らぬ速度で敵に
接近した。そのまま、彼もエリュオン同様に神速の連打を繰り出す。

　そう、それは超高速でかわされる拳の応酬だった。エリュオンが突きを繰り出せば黒天使
の正拳が迎え撃ち、サンダルフォンがボディブローを放てばエリュオンが肘でそれを打ち
落とす。互いの拳と腕を痛めつけながらも、一歩も退かず打ち合っているのだ。

（速い、だが……）

　ほんの一瞬――文字通り瞬き一つ分の隙でいい。エリュオンの動きにごく僅かな隙でも
できれば、そこに蹴りを叩き込むつもりだった。だが、逆に焦ってこちらが隙を見せれば、
敵も致命的な攻撃を繰り出してくるだろう。
　そして、あるいは――わざとこちらから隙を見せ、敵の大技を誘ってその隙につけ込む
という選択肢もある。無論、あまりにあからさまな隙では敵に感づかれようし、また誘う
つもりで見せた隙が本当に致命傷となる場合もあるだろう。

　果たして黒天使――そしてエリュオンの選択は……

843 名前：エリュオン ◆cMasterAQo ：04/07/03 00:12

>>842
＜エリュオンは、選択した。
　この状況を無理矢理こじ開けにかかることを。
　突きを繰り出し、迎撃するサンダルフォンの拳とぶつかり合う。
　それは打ち合いに転じた数秒で、すでに数十発と交わされてきたが…＞


…ババル！！

＜エリュオンは、合わさった拳から雷撃を発した。
　炸裂する閃光が、互いの網膜を灼く瞬間。
　互いの攻撃と防御がゼロになる、まさに刹那＞


終りだ。

＜その刹那に、エリュオンは全てを賭けた。
　かつて竜を宿した右脚が、当時とさほど変わらぬ威力を持って、
　天使の首を刈り取らんと、死神の大鎌の如く振るわれた。
　この間合いならば、必殺必中。

　―――ただしそれは、眼前の敵手とて同じであった＞

844 名前：黒天使サンダルフォン ◆RYuGAbqSjM ：04/07/03 00:34

>>843
　数十度に渡り打ち合わされる拳、しかし、その瞬間！

『ッ！』

　突如として、エリュオンの拳が雷光を放った。一瞬――ほんの一種だけだが、光に
塗りつぶされる二人の視界。そして、文字通り無理矢理にこじ開けた隙にねじ込むように
して、エリュオンは必殺の蹴りを繰り出してくる。

（お前が――）

　だが――黒天使は、迫り来る蹴りをまるでスローモーションのように見据えていた。
いうまでもなく、エリュオンの蹴りは神速だ。普通に考えれば黙視することすら不可能に
近い速度を有している。スローに見えるのは蹴りが遅いのではなく、研ぎ澄まされた
黒天使の五感が時間を引き延ばし、一瞬を何十秒にも感じさせているのだった。

（先に動いた――なら）

　同時に、黒天使もまた動き出す。エリュオンの蹴りは確かに必殺の一撃――だが、この
間合いでそれだけの大技を繰り出した彼にも、当然のことながら隙が生まれている。

『俺は――その更に“先”を往く！』

　刹那、黒天使の片足が爆発した――いや、爆発したように見えるほど凄まじい加速で
蹴りを放っていた。この一瞬、ただこの一度きりエリュオンの速度を上回るために、彼は
拳の応酬を続けながら、密かに下半身のパワーを右足の一点に集中していたのである。
　その力はアザトースの光となって足下で爆発し、反動で床に大きな亀裂が入った。
同時に、黒天使の脚部装甲すらも自身の加速のためひび割れ、砕け散る。

　しかし……自ら片足をも犠牲にする覚悟で解き放ったフルパワーの蹴りは、

『破ああああああああ！アアアアアアアアアアアアッ！』

　エリュオンの蹴りが黒天使の首を狩るより一瞬だけ早く――本当に、一秒の何百分の
一かだけ早く――エリュオンの胴に深々と食い込んでいた。

845 名前：エリュオン ◆cMasterAQo ：04/07/03 01:02

>>844
＜スローの世界。モノクロの世界。
　爆発的な空気の流れさえコマ送りで感じる世界で。
　繰り出される自らの蹴り。
　わずかに遅れて繰り出される、黒天使の蹴り。

　彼奴の首を捉えるよりも―――

　ひび割れた脚が――――

　胴体に―――到達――――――＞




ごぅおおおおおおおおっっっ！！

＜世界に色が戻ると同時に。
　その威力が、スローにではなくエリュオンの胴を砕き、
　通路の奥へとその身体を瞬間的に運んでいった。
　衝突音。
　壁を、またしてもその身で以って打ち砕いたエリュオンが
　その直後に見たものは………＞

846 名前：黒天使サンダルフォン ◆RYuGAbqSjM ：04/07/03 01:12

>>845
　蹴り飛ばされたエリュオンの体が、壁にめり込むようにして激突した。流石に動きを
止めたエリュオンに対して、黒天使は無造作に……

『我、埋葬にあたわず（ディグ・ミー・ノゥ・グレイヴ）！』

　装甲の砕けた足で床を踏みしめ、魔導兵器を“喚ぶ”。漆黒の魔砲は即座に飛翔して
黒天使の手に収まり、彼はそれをエリュオンに向けて構えた。

『術種選択……』

　同時に、黒天使の体内に埋め込まれた魔導ダイナモと、魔導兵器の動力部が共鳴する
かの如く唸りを挙げ始めた。

＜……ィィィィィィイイイイイイ……！＞

　ダイナモによって吸収され、魔導兵器に蓄積された夥しい魔力は、正に一撃必殺！

『魔砲（カノンスペル）ッ！』

　次の瞬間、砲身から放たれた純破壊エネルギーの奔流が、壁際のエリュオンに
叩きつけられた。

847 名前：エリュオン ◆cMasterAQo ：04/07/03 01:26

>>846
＜光に、呑まれた。
　中の影絵が、何やら喋っている＞


…『私自身』が出向かず正解だったな。
でなければ、お前を過小評価したまま消滅させられたかも知れん。

私とお前、共に生き残っていれば…また戦うことになるだろう。


＜光が全て収まった時、何ひとつ残るものはなかった。
　破壊された通路がその場を埋め尽くしてしまったこともあったが…
　最後に残された言葉で、おのずと結論は出るであろう＞

848 名前：黒天使サンダルフォン ◆RYuGAbqSjM ：04/07/03 01:50

>>847
『……踊らされた、というわけか』

　跡形もなく消え去ったエリュオンの姿に、天使は魔導兵器を下ろして呟いた。不快げでは
あるが、怒りの色は薄い。最初の正拳で、手応えがあったにも関わらず倒せなかったとき
から、微かな違和感を覚えていた。
　何にせよ、黒天使は「そら」に辿り着くために歩み続け、戦い続ける。何人が立ちはだか
ろうと、全てを打ち倒して「そら」に到達する心づもりだ。

『誰も、俺が「そら」に辿り着くことを阻めはしない』

　呟き、変神を解いた黒天使……リューガは、自らが魔砲で吹き飛ばした通路の奥へと
足を踏み入れていった。

849 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆FORCE3vIf. ：04/07/03 22:27

（穴に一歩足を踏み出し翼の術を使おうとした瞬間、大きく床が揺れた。
足元がふらつき、そのまま穴の中に転んだ）
えっ…？！
（『馬鹿チビ、詠唱止めるな！』）
（穴の中の出っ張りで何度か身体を打ちながら、そのまま落下）

（現在位置：上層・中央省庁区　会議室　穴の中）

850 名前：◆cMasterAQo ：04/07/03 22:37

>>849
＜落下した先は…どうやら、またしても換気口の一角のようだ。
　すぐ傍の床（？）には金網。そこからとんでもない熱気が昇ってくる。
　まるで火山の中にでもいるかのように。

　すぐにでも、何かしらの防御を講じなければまずい＞

851 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆FORCE3vIf. ：04/07/03 22:48

>>850
うっ…身体中、打ちましたね…それに、暑い…
（壁にもたれながら立ちあがり、熱気の元らしい金網から離れようと後退する。
荷物を探り、フリーズボールを金網のほうに投げつけた）
これで、少しは気温が下がるといいのですが…どうやって上に戻りましょう。

（現在位置：上層・中央省庁区　換気口）

852 名前：◆cMasterAQo ：04/07/03 22:59

>>848
＜壊れた壁の奥には、非常階段が設置されていた…
　この状況下で、無事な場所はほとんど無いが、
　上に続いていることは疑いない＞

>>851
＜上を見ると…拳大の石ころが落ちてきた。
　所々で、ピシピシという音まで聞こえてくる。
　このまま真下にいては…危険＞

853 名前：リューガ＝クルセイド ◆RYuGAbqSjM ：04/07/03 23:02

（勘を頼りに通路を彷徨いている）

「どうも、方向を選び間違えた気がするな」

　言葉の割には気怠げに呟き……

「ん？」

>>852
　非常階段を見つける。何処へ続いているかは定かではないが、このまま通路をうろうろ
し続けるよりはマシだろう。

「戻るのも面倒だ……昇るか」

　淡々と呟き、頭上を仰ぎながら非常階段を上り始める。

854 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆FORCE3vIf. ：04/07/03 23:05

>>852
（落ちてきた石を避けその場から離れる）
…上に戻る前に、石の下敷きになりそうですね。
今は、落下物のなさそうな場所に行くことにしましょう…
（壁に左手を沿え、足元に注意しつつ移動を始める）

（現在位置：上層・中央省庁区　換気口）

855 名前：◆cMasterAQo ：04/07/03 23:13

>>853
＜階段は途中で瓦礫に潰されている。
　力技で撤去できなくも無さそうだが…
　天井まで埋まっているわけでもない。
　狭い隙間に入り込んでいくこともできる。

　…さらなる崩落が起きた際、無事でいられるかどうかは別問題だが＞

>>854
＜床は全面的に熱くなっている。
　何かをやって冷やさないことには、下の階に降りるのは不可能だろう。
　…狭い通路の先に、また狭い通風孔が右と上に続いている。
　やはり上からは、たまにパラパラと砂粒が降ってくるわけだが＞

856 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆FORCE3vIf. ：04/07/03 23:25

>>855
（フリーズボールを投げて道を冷やし、前へと進む。
それを何度も繰り返す）
なぜ、ここまで熱く…？
さて…右に行って生き埋めになったら困りますし、上に…登れますかね。
（砂粒から顔をかばいつつ、上を見上げる）

（現在位置：上層・中央省庁区　換気口）

857 名前：リューガ＝クルセイド ◆RYuGAbqSjM ：04/07/03 23:30

>>855
　非常階段は途中で瓦礫に潰されていた。

「面倒な……」

　呟き、無造作に瓦礫を払いのける。だが、ちまちまやっていても埒があかなさそうだ。
とはいえ、魔導兵器「我、埋葬にあたわず」では非常階段ごと崩れてしまいかねない。

　そこで、リューガは不意に右拳を腰だめに構え、深く息を吸い込み始める。

「ふぅぅぅぅぅ……」

　深く静かな練気……そして、

「破ッ！」

　見るものがいれば惚れ惚れするような見事なモーションで、リューガは右正拳を瓦礫の
山に叩きつけた。

858 名前：◆cMasterAQo ：04/07/03 23:35

>>856
＜こちらの通風孔は比較的無事だった。
　飛ぶことさえできれば、戻れるかも知れない…
　ただ、やはり狭いのがネックではある＞

>>857
＜破壊され飛び散った瓦礫の奥から、
　今の一撃で支えを失った瓦礫がリューガに向けて
　一斉に崩れ落ちてくる。

　だがその量は、せいぜい畳二畳分の押入れを埋め尽くす程度だ。
　黒の天使にとって、それは障害たりえるか…＞

859 名前：リューガ＝クルセイド ◆RYuGAbqSjM ：04/07/03 23:46

>>858
　眼前の瓦礫は、見事に砕け散った。しかし、目測を誤ったか、砕いた瓦礫の奥から更に
瓦礫がこぼれ落ちてくる。

「チッ」

　思わず舌打ち。しかし、体は止まることなく動いている。

「綻ッ！ 破ッ！」

　流れ落ちてくる瓦礫に向けて二発、三発と正拳突きを繰り出す。無論その一撃一撃に
魔力が込められ、変神後ほどの強さはないとはいえ一応衝撃波も発生している。

860 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆FORCE3vIf. ：04/07/03 23:48

>>858
飛んでみますか…大きな石が落ちてきませんように…
（今度は呪文を途中で止めずに、魔力の翼で飛ぶ）
入れますかね…駄目だったら、また身体を小さくしないと…

（現在位置：上層・中央省庁区　換気口→上層・中央省庁区　通風孔）

861 名前：◆cMasterAQo ：04/07/03 23:56

>>859
＜落下してきた瓦礫を砕いた後には、
　所々崩れかかった階段が顔を出した。
　…あとは、さしたる障害も無い。

　一番上まで登ってドアを開けると、情報端末が鎮座している
　薄暗い小さな部屋へと出た。別なドアもひとつある＞


>>860
＜どうやら問題なく登れそうではある。

　…だが、やはりそこは通風孔。
　一番上からは、ネズミ程度しか通れそうにない孔が
　四方に見当たるのみ＞

862 名前：リューガ＝クルセイド ◆RYuGAbqSjM ：04/07/04 00:07

>>861
　階段を上りきった先に、前にダクトで見たような端末が設置されていた。

　ドアもあったが、ひとまずは端末に歩み寄る。普段なら無視しているところだが、何か
……直感が囁いたのだ。

「ふん……」

　呟き、端末に近づいてそれを操作する。画面に現れたのは……

863 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆FORCE3vIf. ：04/07/04 00:07

>>861
…ネズミサイズにならないと、ここから出れそうにないですね…
出口があまり遠くありませんように…
（向かって左の孔の横に剣で印をつける。
荷物袋からちびっ子ハンマーを取り出し、自分の頭を軽く殴った）
さて、これで進めるはずですね…
（小さくなった身体で、印をつけた孔の中へと進んでいく）

（現在位置：上層・中央省庁区　通風孔移動中）

864 名前：◆cMasterAQo ：04/07/04 00:20

>>862
＜画面に現れたのは、地上へ続くエレベータを閉ざしている
　二つのゲートの状況であった。
　…うちひとつ、三つのカギを必要とするゲートはすでに開かれ…
　その先にある、もうひとつのゲートを開けるため必要なカギ、
　『Ｍのカギ』は現在、中央省庁区中層…すなわち、ここより下で、
　何者かが持ち歩いていること……を知ることができる＞

>>863
＜しばらく進むと、元いた場所…によく似た場所に出る。
　クレスがいないのだから、別の場所であることは明らかだった。

　通路の先は、例によって瓦礫で閉ざされていたが、
　そこに何やら、小さな鉱石の塊のようなものが落ちている。

　グラシアは知る由もないが、これはアイスシードと呼ばれる、
　活火山さえ一時的に鎮静化させるほどの氷の魔力を秘めた石である＞

865 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆FORCE3vIf. ：04/07/04 00:30

>>864
瓦礫だらけですね…はずれの道を選んでしまったのでしょうか…あれ？
（元の大きさに戻ると、他の石ころと見た目が異なる鉱石のそばまで歩み寄り、
しゃがみこむ）
この石は…何でしょうか？
（『冷気系の魔力を感じる…かな。結構強い感じの』）
貰っていっても良いのでしょうか…？
（辺りを見回してから、ゆっくりと石を手に取った）

（現在位置：上層・中央省庁区　通風孔→上層・中央省庁区　通路）

866 名前：リューガ＝クルセイド ◆RYuGAbqSjM ：04/07/04 00:45

>>864
「ゲート、それに「鍵」だと？」

　二つのゲート……その片方は既に解放されているようだ。加えて、どういう仕組みか
最後に必要な鍵の在処までモニターしている。

「中層……つまり、更に下層ということか」

　淡々と呟き、端末から離れるリューガ。目的の一つが下層にあるからと言って、来た道を
戻ればいいと言うわけでもない。
　特に考える様子もなく、リューガは今度こそ、もう一つのドアをくぐって先に進んだ。

867 名前：◆cMasterAQo ：04/07/04 00:48

>>865
＜一本道の通路が瓦礫で塞がってしまっている以上、
　ここはハズレ以外の何者でもないだろう。

　魔法か何かで発破するという手も無くは無いだろうが…
　それとも、地道に手作業で撤去するか＞

>>866
＜ドアの先には、狭い通路。
　正面と左側にドアが見えるのみ。
　それ以外何も無い。
　左側のドアは、ごく最近開けられたようで、
　空きっ放しになっているが＞

868 名前：リューガ＝クルセイド ◆RYuGAbqSjM ：04/07/04 00:59

>>867
「また、ドアか」

　正面か右か……気配が濃いのは右側だ。人の出入りがあったのか、開きっぱなしに
なっている。
　しかし――その瞬間、勘が正面の扉に何かをかぎつけたように思えた。

「……」

　数秒立ち止まり――リューガは、正面のドアに手をかける。

869 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆FORCE3vIf. ：04/07/04 01:02

>>867
…また戻るのも大変ですし…インフェルノで壊してしまいましょう。
天井が壊れない程度の力で。
（瓦礫から出来るだけ間合いを取り、インフェルノを唱え始めた）

（現在位置：上層・中央省庁区　通路）

870 名前：◆cMasterAQo ：04/07/04 01:15

>>868
＜カギがかかっていたが、リューガにとっては
　捻っただけで破壊できるような脆弱な代物であった。

　…中にあったのは、小さな培養槽。
　その内部に浮いているのは、小さな、しかし、異形の手。
　二体のオールドディープを見てきたリューガにはわかるだろう。

　…培養槽の下に、『ドリー』と書かれたプレートが下がっていた。
　ロシア語で、３、を意味する＞


>>869
＜中規模以上の魔法なら、問題なく発破できるだろう。
　安全の確保ともなると、保証はできなくなるだろうが…＞

871 名前：リューガ＝クルセイド ◆RYuGAbqSjM ：04/07/04 01:28

>>870
「ッ！」

　その瞬間、彼の目に飛び込んできたのは、培養槽の中で漂う小さな生命――小さな
異形。
　腕――だ。しかも、おそらくはボッシュやリュウと同じか、限りなく近いルーツのもの。

　しかし、その光景は……実験施設の様な室内の様子は、リューガの脳裏にもう一つの
記憶を呼び起こさせる。

　白い部屋、白い家、白い牢獄――。

「ッ、黙れ……」

　ギリ、と歯を食いしばり、過去の幻影を踏みつぶすかのように言葉を絞り出した。そして、
その場で踵を返し先刻の廊下へ戻ろうとする。

872 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆FORCE3vIf. ：04/07/04 01:32

>>870
来たれ、炎よ！
（いつもより威力を落とした白い炎が瓦礫にぶつかる）
……天井が崩れませんように…
（頭を抱え、物陰にしゃがみこんだ）

（現在位置：上層・中央省庁区　通路）

873 名前：◆cMasterAQo ：04/07/04 01:38

>>871
＜廊下から、開いたままになっていた
　右側のドアの向こうが見える……

　墓石のような、三つの柱。
　そして、その先にある、巨大な扉。
　どうやら、これが先に知ったゲートらしい＞

>>872
＜大きな音を立てて、瓦礫は吹き飛ばされた。
　…さしたる問題はなさそうである。天井も今のところ無事だ。
　瓦礫の先も、やはり一本道であった＞

874 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆FORCE3vIf. ：04/07/04 01:46

>>873
大丈夫、そうですね…
（少し小走りに瓦礫のあった辺りを通り抜ける）
さて…クレスさんと合流できるか、他の鍵が見つかればよいのですが…
（左手を壁に沿え、辺りに注意を払いつつ通路を歩いていく）

（現在位置：上層・中央省庁区　通路）

875 名前：リューガ＝クルセイド ◆RYuGAbqSjM ：04/07/04 01:49

>>873
「ここが……」

　――数多の障害と紆余曲折を経て、ようやく彼は辿り着いた。

　ゲート……「そら」へ続く扉、である。

　だが、ここで終わりではない。第一のゲートは既に開かれているが、その先のゲートを
開くにはもう一つの鍵が必要だ。そして……リューガ自身が断たねばならない「絆」も
また、残っている。

「……ふ」

　不意に、微かな、亀裂のような笑みがこぼれた。そして、リューガはゲートを一瞥し、
その場で再び踵を返す。
　彼が真の意味で「空」に辿り着くために……彼の手で断ち切らねばならない「絆」を
殺すために。

876 名前：瀬戸口隆之＆ブータニアス ◆o2ONiKid.s ：04/07/17 22:17

>>807
（あの高熱を凍てつかせるほどの冷気を扱う奴……
　俺の知る限りでは指を折るほどしかいない…誰か来ているのか、それとも…
　もっと他の予定外の侵入者なのか…）

…まぁ、今はそんな事はどうでもいいだろう。
とりあえずは無駄な体力を使わずに進めるってことだからな。
お嬢さんもその”力”を使い続けるのは骨が折れるだろう？

（敵対しないならまだいいが…だが、もし敵だった場合はまずい事になりそうだ…）

877 名前：◆cMasterAQo ：04/07/17 22:20

>>875
＜ゲートと共に、リューガの視界には転移魔方陣があったが…？
　他には、元来た道を戻るしかなさそうである＞

878 名前：リューガ＝クルセイド ◆RYuGAbqSjM ：04/07/17 22:28

>>877
　立ち去ろうとしたリューガの目が、転送用らしい魔方陣を見つける。

「ここにもか・・・しかし、どこへ繋がっているやら」

　呟きながらも、無造作な足取りで魔方陣へ向かう。どちらにせよ戻ることになろうが、
来た道を戻るよりはこちらを選んだようだ。

　まったく恐れた様子もなく、魔方陣に足を踏み入れる。

879 名前：リュウ ◆cMasterAQo ：04/07/17 22:29

>>876
その通り……だけど………
もし、あれだけの高熱を起こしたのが、竜の力だったら。
ここを、これだけ冷ましたやつは………

＜改めて、呆気にとられながら周囲を見回す。
　…やがて、崩落した各所の穴から、上に続いていそうな場所を見つけた＞


…ここは………
換気口……？
でも、中がどうなってるか……わかったものじゃない。

＜瀬戸口の判断を仰ぐように、顔を見上げる。
　他にも、探せる場所はありそうではあるが…＞

880 名前：◆cMasterAQo ：04/07/17 22:35

>>878
＜転送された先は、薄暗い、小さな会議室らしき部屋。
　だがここも、幾度もあった震動のせいだろうか、
　あちこち崩落して、原型を辛うじて留めている程度である。
　無数の蝋燭を模ったガス灯も、破壊されて最早用を為さない。
　どうやら中には誰もいない様子だが………＞

881 名前：瀬戸口隆之＆ブータニアス ◆o2ONiKid.s ：04/07/17 22:39

>>879
ああ、随分な化けモンだよ。人造とはいえ、神族の力に対抗しうるんだ。
例えるなら”大悪魔”か”大天使”、もしくは”大精霊”ってな感じだな。
ぶつかりあわない限りは…まぁ、ある程度までなら大丈夫だ。
もしやりあう事になったら、覚悟を決めなくちゃな。

（換気口の中を覗く。そして少し思案し、決断を下す）

……よし、登ろう。多少長いが、問題はないはずだ。

882 名前：ウルムナフ・ボルテ・ヒューガ（イカロス）＆アルフ(3rdR) ◆v8HYUGAZaA ：04/07/17 22:52

>>829
ウ：（二人が乗ったら崩れる危険性があるな。
　　　・・・・・しかたない。ここはイカロスの中にある風の力を借りるか。）
＜そう思い精神を集中させ風の力を溜め込む。そして・・・・・・＞
ウ：風よ俺の周囲に集え！
＜そう叫ぶとウル達の周囲に風の魔力が集まり飛行能力を伴った黄色い色をした球状の膜が出来る。
　その球の中にアルフを降ろし自分は折れたシャフトの一角に着地しフュージョンを解除する。
　そしての自分が装備していた金剛石の指輪を外し球の中に投げ入れた後・・・・・＞
ウ：うおおおおおおおお！
＜再び精神を集中させ今度は炎の火闘鬼である炎武にフュージョンしようとする。＞
現在地：大穴の中の折れたシャフトで出来た足場の上

883 名前：リューガ＝クルセイド ◆RYuGAbqSjM ：04/07/17 22:58

>>880
「ここは・・・」

　転移された先の会議室で、ややリューガは室内を見回す。ざっと見て部屋の中には
役に立つものはなさそうだ。誰かが・・・それもリューガが知る人物の気配が残留していた
が、無論、その気配だけで追えるものではない。

「ふん」

　小声で呟き、会議室のドアに手をかけた。

884 名前：リュウ＆ニーナ ◆cMasterAQo ：04/07/17 23:00

>>881
「…………………」

＜二人そろって息を呑んでいる。
　これからぶつかり合うことになるであろう
　相手の強大さを、視覚的に確認させられる羽目になっているのだ＞


リュウ「…登るのなら、先頭を頼んでいいかな…？」

ニーナ「……………きゅう……」

リュウ「ニーナが二番目、俺が殿を…殿を務めるからさ」

＜先頭を志願したいのは山々だったが…
　ニーナが一番後ろとなると、何らかの事故で落ちた際に
　支えるものが誰もいない。
　かといって、ニーナからしてみれば
　縦一直線に登るような場所で下に誰かいる、というのなら…
　服装的にパンツ丸見えである。だが下の誰かは上を見ないわけにはいかないし…

　ともかくリュウは、色々と考え込んでいたが、
　時間もないので、固まっていない結論を示すことにしたようだった…＞

885 名前：◆cMasterAQo ：04/07/17 23:08

>>882
＜ぐらり、ぐらり…と、足場が左右にかしいでいる。
　急がないと、二人まとめて………＞

>>883
＜ドアの外は破壊され尽くした廊下だった。
　震動の煽りを受けやすかったのだろうか。
　各所に底の見えない亀裂が発生している。
　廊下そのものを通るのは、さしたる問題も無さそうだが…＞

886 名前：瀬戸口隆之＆ブータニアス ◆o2ONiKid.s ：04/07/17 23:12

>>884
ははっ、そう心配しなさんな。大丈夫、お前さん達は俺が護るさ。
──約束なんでね。知り合いとのさ。

それにぶつかりあわなきゃいいだけの話だろ？
危険はなるべく避けるさ。俺だって死にたくないしね。

オーケー、わかった。それじゃ、後ろは任せた。
……覗くなよぉ？
（意地の悪い笑み）

887 名前：ウルムナフ・ボルテ・ヒューガ（イカロス）＆アルフ(3rdR) ◆v8HYUGAZaA ：04/07/17 23:18

>>885
ウ：（急がないと不味いな。）
＜そう思いつつ大穴の中の折れたシャフトで出来た足場の上から飛行能力を持つ
　風の球体に向かって急いでジャンプ！
　そして空中でじたばたともがきながら何とか球体の中に入る。
　ウル達が球体の中に入ると球体はゆっくりと上に向かって上昇し始めた。＞
現在地：風の球体の中

888 名前：リュウ＆ニーナ ◆cMasterAQo ：04/07/17 23:24

>>886
リュウ「…………………」
＜顔を真っ赤にして俯いた。
　ニーナは頭上に『？』を浮かべているが＞


リュウ「ともかく、登ろう………ほら、ニーナ。俺は一番後から」

ニーナ「………うん？」

＜怪訝な顔をしつつ、ニーナは瀬戸口の後に続き、
　換気口内の壁のとっかかりを掴んで登っていく…
　それなりに長く過酷な旅をしてきたためだろうか。
　どうやらニーナにここを登りきる体力は期待しても良さそうだった。

　そしてリュウは、本当に『覗かず』に登っているため、
　先の二人よりもかなりペースがのろい＞

889 名前：リューガ＝クルセイド ◆RYuGAbqSjM ：04/07/17 23:31

>>885
　廊下もぼろぼろだったが、歩くには支障はなかった。リューガは時折黒い亀裂に視線を
向け、ときには覗き込みながらも、勘に頼って廊下を歩き始める。

「一応、戻ってるらしいな」

　呟く。もっとも一度あのゲートまでたどり着いた以上、どこへ行こうと戻ることには違い
ないのだが。

890 名前：瀬戸口隆之＆ブータニアス ◆o2ONiKid.s ：04/07/17 23:39

>>888
あらあら、純情というか素直と言うか…
ま、そこがいいところ何だろうがね、と。終わりか。

（軟派な外見とは裏腹に換気口を何なく登りきり、辺りを見回す）

891 名前：◆cMasterAQo ：04/07/17 23:41

>>887
＜…どうやら無事に、元いた場所まで戻ることができそうである。＞

>>889
＜ある程度進むと……廊下の一部が完全に崩落しきって生まれた
　人十人ほどは一度に落ちられるであろう大穴が見えた。
　下まで４０ｍはあるだろうか？
　底は見えないが、壁を伝って降りていくことはできそうだ＞

892 名前：◆cMasterAQo ：04/07/17 23:55

>>890
＜登り切り、見回した先は広い空間。
　…瓦礫だらけだが。
　上から、さらに新たな瓦礫さえ降り注いできていた。
　やがてそれも収まる。どうやら安全そうだ＞

893 名前：リューガ＝クルセイド ◆RYuGAbqSjM ：04/07/18 00:01

>>891
「む・・・」

　その穴は、彼を待ち構えていたかのように大きく穿たれていた。進むか、引き返すか
・・・しかし、直感は「行け」と命じていた。

「ふ――」

　リューガは棺を背負いなおし、そして、ためらうことなく穴に飛び降りた。

894 名前：◆cMasterAQo ：04/07/18 00:09

>>893
＜飛び降りた先は…またもどこかの換気口の一角だったが、
　着地の衝撃で脆くなっていた地面が崩れる。

　…行き着いた先は、中央省庁区の深部の一角。
　チェトレと戦った場所の近所のようだ＞

895 名前：瀬戸口隆之＆ブータニアス ◆o2ONiKid.s ：04/07/18 00:13

>>892
（揺れが収まった…どうやら割と安全なところらしいな）

おーい、こっちは大丈夫みたいだー！落ちないように気をつけろよー！

…それにしても広いな。だが、奴はここを通っていないみたいだ。

ブータ「特には敵意を持つ者もおらぬようだな。
しかし、気を抜いてはならんぞ、キッド」

ああ、わかってるよ、おっさん。

896 名前：◆cMasterAQo ：04/07/18 00:32

>>895
＜リュウとニーナも後ろからしっかり登ってきた。
　…どうやら、螺旋階段が最初にあって、
　それが崩落して今の空間となっているらしい。
　天井には穴が開いているが…
　そこまで行くのに、またしても登るしかないらしい＞

897 名前：瀬戸口隆之＆ブータニアス ◆o2ONiKid.s ：04/07/18 00:37

>>896
まったく、これまた疲れそうだな…

（瓦礫の山に近付いて登れそうか確かめる。
――割と大丈夫そうだ）

さて、お前さんら、疲れてないか？疲れてないなら
このまま登っていくことになるんだが…

898 名前：リューガ＝クルセイド ◆RYuGAbqSjM ：04/07/18 01:01

>>894
　飛び降りた先は、以前にも見かけたことがある場所だった。中央省庁区の深部で、
ボッシュ・・・いや、チェトレと戦った場所とも近い。

「しかし、さすがにもうヤツの気配はないな」

　呟きながら、気まぐれに前回の戦場へと足を向けてみる。

899 名前：リュウ＆ニーナ ◆cMasterAQo ：04/07/18 01:02

>>897
＜リュウはともかく、ニーナがややへたり気味だが…
　ニーナの方は、登る気のようだった＞


リュウ「……何か、長いロープでもあればなぁ」

＜あればいくらかニーナにも楽をさせてやれるのに。
　そうは思うものの、無いものねだりに過ぎないのだった＞

900 名前：◆cMasterAQo ：04/07/18 01:14

>>898
＜前回の戦場とおぼしき場所に向かう途中、
　またしても巨大な大穴がひとつ開いているのを見かける。
　…これはどうやら、元からあったもののようだが、
　色々と崩れ落ちてしまっている現状では、
　この穴が何の役目を為していたのか、わかる術はない＞

901 名前：リューガ＝クルセイド ◆RYuGAbqSjM ：04/07/31 22:34

>>900
（通路上の穴を発見）

「なんだ……崩れたものではないようだな。ま、今となっては変わらんか」

　苦笑し、気まぐれに壁の瓦礫や突起に足をかけて穴を降り始める。

902 名前：◆cMasterAQo ：04/07/31 22:45

>>901
＜大穴は、どうやら元は螺旋階段であったようである。
　案外深い穴の下には、例の如く瓦礫の山と、
　溶けかけた回廊が四方に続いているようだ…＞

903 名前：ウルムナフ・ボルテ・ヒューガ＆アルフ(3rdR) ◆v8HYUGAZaA ：04/07/31 22:49

>>891
＜長い時間をかけてゆっくりと風の球は上昇していき
何とか元いた場所まで戻ることが出来た。＞
ウ：ふうーやっと元いた場所まで戻る事が出来たな。
＜そう呟きつつ腕輪を拾った後気絶しているアルフを担いで風の球の外へ出た＞
現在地：上層・中央省庁区内の大穴が開いている廊下＞

904 名前：◆cMasterAQo ：04/07/31 22:56

>>903
＜大穴の上の空間は、現状、さほどの危険は無いようだった。
　…立っているだけで、火傷しそうな熱さでこそあるが。

　魔方陣に乗って上に戻るのでなければ、
　照明類が破壊され暗くなった回廊を進んでいくしかない＞

905 名前：ウルムナフ・ボルテ・ヒューガ（炎武）＆アルフ(3rdR) ◆v8HYUGAZaA ：04/07/31 23:07

>>904
ウ：（どうやらまだあの時の暑さが残っているようだな。
　　　・・・となるとアルフをこの熱さから庇いつつ先に進むしかないな。）
＜そう判断してアルフを一旦降ろす。
　そして例の腕輪を腕に取り付けてやった後再度アルフを担いで暗い回廊を進んでいく＞
現在地：上層・中央省庁区内の大穴が開いている廊下を移動中

906 名前：ドラッヘ ◆cMasterAQo ：04/07/31 23:19

>>905
＜突如、暗闇の中をガタガタと音を立てながら爆走してくる鉄の箱。
　よく見ればその足にはタイヤがついていて、それを稼動させて
　移動しているのだが…最早、機体全体が半壊状態である。
　中央省庁区下層に出没したセキュリティーメカの、おそらくは最後の一体だった。

　開いた箱の中央部から銃口が覗き、多量の弾丸をウルに向けて撒き散らす＞

907 名前：ウルムナフ・ボルテ・ヒューガ（炎武）＆アルフ(3rdR) ◆v8HYUGAZaA ：04/07/31 23:26

>>905
＜突然の物音に驚きつつ暗闇の中をよく見ると半壊状態のタイヤのついた鉄の箱が
　此方に向かって走ってくる。
ウ：げ!なんだこいつは!
＜と叫んでいる内に多量の銃弾が飛んできてもろに喰らってしまう＞
現在地：上層・中央省庁区内の大穴が開いている廊下

908 名前：ドラッヘ ◆cMasterAQo ：04/08/31 22:47

>>907
＜弾丸の命中を確認するかのように、
　きゅきゅっとブレーキの音を立ててストップ。
　そしてそのままとどめを刺そうとするかのように
　中央部の銃口を禍々しく光らせる。

　一瞬の間を置き、容赦なくそれは発射された。
　ただの一発でも石壁をこそぎ落とす一撃が、秒間数十発＞

909 名前：リューガ＝クルセイド ◆RYuGAbqSjM ：04/08/31 22:59

「……ん」

　不意に、>>908の音を聞きつけて動きを止める。

「騒がしいのがいるらしいな」

　興味でも引かれたか、方向を転換してそちらへ向かいだす。

910 名前：ウルムナフ・ボルテ・ヒューガ（炎武）＆アルフ(3rdR) ◆v8HYUGAZaA ：04/08/31 23:04

>>908
ウ：・・・・ち、また来るのか。
＜ドラッヘの禍々しく光っている中央部の銃口を見ながら呟く
そして・・・＞
ウ：・・・・だが、俺はまだここでやられるわけにはいかない！
＜そう叫んで六本ある手の中から小さな炎を作りだし
　ドラッヘに向かって投げつけた＞
現在地：上層・中央省庁区内の大穴が開いている廊下

911 名前：ドラッヘ ◆cMasterAQo ：04/08/31 23:09

>>910
＜小さな炎。
　そう、小さな炎だったのだが。
　半壊しているとはいえ、強固な装甲に守られた
　この鉄の箱には通じるとは思えないものだったのだが。
　その炎が、銃口に飛び込むとなると、話は別だった。

　弾丸の火薬に引火して、一度目の爆発。
　直後、自爆装置の爆薬により、二度目のさらなる大爆発。
　ほぼ至近にいたウルに、これがかわしきれるだろうか。

　そしてこの爆発は、>>909からも充分に確認できたはずである。
　ただでさえ崩れたり溶けたりした壁や天井が、
　衝撃に煽られて所々でガラガラと崩れて落ちてくる＞

912 名前：ウルムナフ・ボルテ・ヒューガ（炎武）＆アルフ(3rdR) ◆v8HYUGAZaA ：04/08/31 23:17

>>911
ウ：（な、何！）
＜自分でも予期していなかったドラッヘの爆発、そして崩れてくる壁や天井
　やはり間近にいたので回避出来なかった。
　そのままアルフと共に瓦礫の中に埋まってしまう＞
現在地：上層・中央省庁区内の大穴が開いている廊下

913 名前：リューガ＝クルセイド ◆RYuGAbqSjM ：04/08/31 23:22

>>911
「……！」

　刹那、爆発が見えるのと同時に周囲の壁や天井が崩れ始める。

「チッ――」

　面倒くさげに舌打ちし、リューガは無造作に棺から魔砲を引き出した。砲身を上向け、
詠唱。

「術種選択、衝撃弾（インパクトスペル）！」

　発射――落ちてくる瓦礫を無造作に弾き飛ばす。

914 名前：◆cMasterAQo ：04/08/31 23:29

>>913
＜弾き飛ばされた瓦礫は、
　派手な音を立てて>>912の瓦礫の山に衝突する。
　すると、ウルの周囲のそれが弾け飛び、
　生き埋めになってから数瞬で、彼はめでたく解放されることとなった。

　…ただし、首から上だけ＞

915 名前：リューガ＝クルセイド ◆RYuGAbqSjM ：04/08/31 23:32

>>914
　瓦礫が吹き飛ぶと、そこにどこか見覚えのあるヤツが……どうにも間抜けな格好だが
……いた。

「……何をやってる？」

　片手に魔砲を下げたまま、無造作に近づくリューガ。

916 名前：ウルムナフ・ボルテ・ヒューガ（炎武）＆アルフ(3rdR) ◆v8HYUGAZaA ：04/08/31 23:51

>>915
＜声が聞こえたのでそちらの方を向いてみると見覚えのある奴が
　近づいてくる。＞
ウ：鉄の箱の形をした敵と戦っていたら突然箱が爆発して
　　それに巻き込まれて瓦礫に埋まっちまったんだ。
＜そう言いつつ首からしたの部分を何とか動かそうと
　もがいてみる。＞

917 名前：リューガ＝クルセイド ◆RYuGAbqSjM ：04/09/01 00:07

>>916
「ふん……まだガラクタが残っていたか」

　淡々と呟き、瓦礫に埋まったウルを見下ろす。ほとんど面識のない相手のため、逆に
殺気はない。

「じっとしていろ……怪我をしたくなければな」

　気まぐれに拳を振り上げ、瓦礫の中に叩きつけるリューガ。遠当ての要領で瓦礫が
大きくえぐれた。掘り起こすなどという面倒な真似はしない男だ。
　無論、ウルにも相当に揺さぶられただろうが、一応リューガも手加減したのか、ダメージ
にはなっていないはずだ（多少目は回ったかもしれないが）

918 名前：ウルムナフ・ボルテ・ヒューガ（炎武）＆アルフ(3rdR) ◆v8HYUGAZaA ：04/09/07 21:47

>>917
「じっとしていろ……怪我をしたくなければな」
＜その言葉を聞いた瞬間嫌な予感がウルの頭の中を過ぎる＞
ウ：（おい！もしかして・・・・・）
＜唾をごくりと飲み込みじっとしながらそう考えていると・・・＞
ドゴーン！
＜リューガが気まぐれに振り上げた拳がウルが埋まっている瓦礫に叩き付けられた。
　瓦礫は音をたてながら崩れていきなんとか自力でも脱出出来る位の量になる。
　そして・・・・・・・・＞
ウ：サンキュウ、助かったぜ。
＜そう言いつつアルフを瓦礫の中から引っ張り出しながら
ふらふらとした足取りで瓦礫の中から脱出した。＞
　どうやら今の衝撃で多少目を回したらしい。

919 名前：呂雄 ◆yD1S100ReI ：04/09/20 23:26

（地上に「そら」が存在する地下都市とは別なる世界で）
一応、燃燈のダンナの修行も終えて極意は見えたが、まだ完全じゃねえ。
だが、今日こそはモノにしてみせるぜ！


――――行くぜっ！！
燃燈流仙術究極奥義！　営鎮抱一ほ―――――――

………な、何っ！！？
（空間のゆがみが生じ、飲み込まれる）



――――っぉおおぇわ！？　おわぁぁぁぁああああぁぁああぁっ！！！
（地下都市の直上――上空十数メートルに転移。
　超高熱の焔を纏ったまま、地下都市めがけて急速落下）


ぬおぉおおおおおっ！！！
（地下都市の天井に焔で風穴を開け――）


―――がっ！！！
（さらにその第一層の床をも焔の熱と突撃でぶち抜き――）



っ痛ててて……ここはどこだ？
それに――どこまで落っこちたんだ、俺は？
（上層・中央省庁区　エレベーターにほど近い位置に墜落）

さて、俺が落ちてきた穴は――――げ（汗
（穴はそれなりの大きさな上、天井がわりと高いので淵に飛びついて上がることも出来ない）

まいったなー……とにかく、地上に上がる手段を探さねえと。
ここがどこだかもまだわかっちゃいないし。
（呂雄、地下都市上層部中央省庁区内のエレベーター付近に落下。
　とりあえず状況把握のためにエレベーター付近を徘徊中）

920 名前：エリュオン ◆cMasterAQo ：04/09/20 23:30

＜最後のゲートの前、一本の石柱に寄りかかり、佇む、
　始原の唯人(オリジン・メンバー)、エリュオン。
　相変らず、表情らしい表情は無いが………＞


………………。

来たか。チェトレ。


＜その声に呼応するように、地面から火柱が上がり穴が開く。
　同時に飛び出してきたのは…人型の、龍。
　灼熱の空間と化した室内で、平然とにらみ合う二人。
　…三十秒は続いたであろうか。長い沈黙の後＞


…そうか。
どうあっても、ヒトを赦す気は無いようだな。

＜エリュオンからも、何某かの力が立ち上った＞

921 名前：◆cMasterAQo ：04/09/20 23:36

>>919
＜落ちた場所はホールのような、それなりに広い空間だった。
　周囲は全て鉄板で固められ、機械も多数見受けられる。

　見回せば、すぐに大きな自動ドアを発見することだろう。
　近づくだけで、開く＞


＜…と、同時に＞


尋常ならざる大震動が発生。


>>917-918
＜震動により、またも落盤が発生。
　飛びのく程度の時間はあったものの、
　二人は一瞬にして隔離されてしまった。

　天井の各所に大穴が開いた。
　もはや、上の階に上るには開いた穴をくぐればいいだけの話だろう＞

922 名前：呂雄 ◆yD1S100ReI ：04/09/21 00:05

>>921
―――さてと、この辺はいったいどうなってるんだかね。
殺風景な総鉄板張りの空間に、見たこともねえメカニカルな代物がゴロゴロ。
太乙だったら少しはわかるんだろうけどなあ………ん？

（ドアを発見）
お、こいつは――自動ドア？
なんかドアの横に上下の矢印とか数字とか書いてあるし――
エレベーターか何かか？

とりあえず、ちょいと乗って―――うわわわわわわっ！？

（大振動発生、よろめく）
―――っととと………なんなんだ畜生！
まさか俺が、制御失敗した営鎮抱一砲で突っ込んだからか！？

――とにかく、なんだかヤバそうだなっ！
早く上層に上がった方がよさそうだ……

（呂雄、エレベーターに乗り込み最上層へ）

923 名前：◆cMasterAQo ：04/09/21 00:33

>>922
＜―――残念ながら、その自動ドアの先にあったエレベーターは
　上りのエレベーターではなく下り。ここが上りの終点、一番上らしい。

　…ここから見えるのは、ひたすら長い下り坂と、
　その先を確認することもできない深淵。

　ところどころに微弱ながらランプが灯っているので、
　その闇の先を確かめに下に行くのはさほど難しくはなさそうだ。

　逆に、落ちてきた穴から上に戻るには…
　周囲に螺旋階段が張ってはあるが…

　またも大震動。

　…とにもかくにも、この震動をどうにかしなければ
　上になど登れたものではないらしい＞

924 名前：◆cMasterAQo ：04/09/21 00:46

>>923（追記）
＜…しかも、肝心のエレベーターは下にあるままのようである。
　つまり、この先に行くのなら、この下り坂を歩いていくしかない…＞

925 名前：呂雄 ◆yD1S100ReI ：04/09/21 00:47

―――さてと、移動すっか……って
なぬ！？　下り！！？
（目の前の光景にびっくり）


で、結局一本道ってわけか。
また多分に不本意な…今日は厄日か？

さっき俺が開けた穴から上に登るってのも
一応選択肢としちゃアリだが、現実味がうす――――ぬおぉっ！？
（大振動に脚をとられ、尻餅をつく）

……っててて。
こっちの下り道も可能性は未知だが、少なくとも望み薄の穴のぼりに挑戦するよかマシか…
しかたねえ降りよう。しかしどこまで続いてるんだ、この一本道は……？

（呂雄、坂下りを決意。
　とぼとぼと暗い一本道を降り始める）

926 名前：◆cMasterAQo ：04/09/21 00:55

>>925
＜暗い下り道を降りている間にも、幾度となく大震動が襲ってくる。
　…どうやら、何かが衝突し合っているようである。

　ある程度下ると、何やら気温が上がり始めた。
　下の方に何か熱源があって、それが何かを起こしているようだ。
　ここからでは、まだ何も見えないが＞

927 名前：呂雄 ◆yD1S100ReI ：04/09/21 01:05

>>926
（断続的な揺れに辟易しつつ）

―――つっ！　またかよ……
なんか降りるにしたがって回数も規模も酷くなってんぞ、この地震？
それになんだか暑くなって来ちまってるし…ホントになんだってんだよ、このおかしな場所は？


しっかしこんなぼんやりとした、しかも所々にぽつんとあるだけのランプじゃ状況もわかりゃしねえな。
おかげで足元も見づらいし…こんな光じゃ残光石で吸光してもたかが知れてるだろうし。

……そうだ、残光石があった！
じゃ、ちょいと応用で――残光石、第三次解放！
（残光石から光をわずかに開放。少なくとも自分とその足元が過不足なく見える程度には明るくなる）


――さて、鬼が出るか蛇が出るか……
（なおも降下中）

928 名前：ウルムナフ・ボルテ・ヒューガ（炎武）＆アルフ(3rdR) ◆v8HYUGAZaA ：04/09/21 01:06

>>921
突然大きな震動が起こり再び天井が崩れ瓦礫が落ちてきた！
ウ：（ちっ、またか。しかも今度の震動は相当大きい！
　　　まさかこの震動は何か嫌な事が起こる前兆なのか？）
＜そう思いつつ舌打ちをして気絶しているアルフを引っ張りつつ落ちてくる瓦礫を
　回避するが自分とリューガとの間に瓦礫が積もりリューガとは隔離されてしまう。＞
ウ：（この瓦礫の先にリューガが居るはずだが・・・・・・・・
　　　今は震動のした方へ向かう事を優先させるか。
　　　何か嫌な事が起こりそうな予感がぷんぷんするからな。）
ウ：おい、起きろアルフ！
＜そう判断したウルは気絶していたアルフの顔に数回のビンタを加え目を覚まさせる。
　そしてメディリファインとマナリファインを飲んで自分の体力と魔力を回復させた後
　一度フュージョンを解除。
　そして再び精神を集中させ今度はセラヴィーにフュージョン！
　その後アルフに自分の足をしっかりと握らせた後その場から飛び立ち
　天井に開いた穴を通りつつ全速力で上の階へと向かって行く。＞

929 名前：◆cMasterAQo ：04/09/21 01:19

>>927
＜明るくなって、周りの様子が見えるようになる。
　…だが、下り坂は下り坂でしかなかった。
　やはり鉄板張りが続いている。こけたりしたら痛そうだ。

　またしばらく歩き、周囲の気温がほとんどサウナになったところで、
　ようやく行く手に何やら赤い光が見えてきた。熱源は近い＞


>>928
＜天井を抜けた先は統治者の会議室跡。
　そこからさらに天井の穴を登っていけば…

　上る間にも、天井のあちこちが崩れ落ちてくる。
　気をつけなければ、あっという間に生き埋めだ＞

930 名前：呂雄 ◆yD1S100ReI ：04/09/21 01:31

>>929
（明るくなるも、やはり殺風景きわまる光景しかないのを目にして）

……使うんじゃなかった（嘆息
相変わらず総鉄板貼りの光景ばっかか……こんなんじゃ息が詰まるぜ。
しかも話しかける仲間もいねえし――――待てよ、息が詰まる？


そういえばなんか空気が酷くむわっとしてきたような……
しかしなんだな、深く下に潜るにつれて暑くなるなんて――ここはまさか火山か？
ゾッとしねえな、暑いけど。


（さらに汗をかきつつ、とぼとぼと歩いて）
と、ようやく別の光源発見―――
いや……この息が詰まるような通路の出口か、ありゃ。

赤い光、続く地震、そしてこの熱気―――やっぱ火山地帯なのか、ここは？
（勘違いしつつ、まだ下方に見えている赤い光の洩れる方向へ）

931 名前：ウルムナフ・ボルテ・ヒューガ(セラヴィー)＆アルフ（3rdR） ◆v8HYUGAZaA ：04/09/21 01:38

>>929
落ちてくる瓦礫を回避又は鎌いたちで破壊しつつ統治者会議室跡からさらに上へと向かって行く。

932 名前：◆cMasterAQo ：04/09/21 01:47

>>930
＜そして、ついに…下り坂の終点に到着する。
　目の前には巨大なシャッター。
　…中から外へと突き破ろうとしているのだろうか。
　真っ赤に赤熱して、こちら側に歪んでいる。

　…そこでまた大震動！！

　シャッターが破損し、そのまま灼熱の壁となって倒れてくる＞


>>931
＜最後の穴を抜けると同時に…灼熱の塊が飛んできた。
　人間の形をした何かが青い炎を噴出しながら、ウルの傍をかすめた。
　その炎の塊の温度は、優に八千度は超えていることだろう。

　…もうすでに、基本的にただの人間でしかないアルフが
　生存できる状況ではない。早急に手を打って
　安全な場所に隔離しなければ、数分と経たずに身体が煮えて死ぬことになるだろう＞

933 名前：呂雄 ◆yD1S100ReI ：04/09/21 02:04

>>932
（シャッターの前に立ち）
ふぅ……ようやっと下り坂も終わりってか。
んで、出口は出口だが―――
なるほど、真っ赤に焼けたシャッターだったとはな。

しかしこんなモンが真っ赤に焼けるとは……中はいったいどうなってるんだ？
しかも内側から外側（こ　　っ　　ち ）に向けて歪んでるし、なんかやな予感が――

ズシン！
（ひときわ大きな揺れとともに、真っ赤に焼けて壊れた隔壁（シャッター）が倒れこんでくる）
……だぁぁああっ！！！
イヤな予感的中かよっ！？　くそったれ！！



――天光招来……
円・天・陣っ！！


(円天規の“面”（＝リング状の刃である円天規の“穴”）をシャッターに向けてかざす。
　直後に輪の中から拡散する光の波動と無数の光の散弾が発生し、シャッターを迎撃、破壊する)


――どうやら、鬼や蛇がかわいく思える相手らしいな……！
（再度気を引き締め、円天規を構えなおしつつ、シャッターの吹き飛んだ部屋の中へ）

934 名前：チェトレ ◆cMasterAQo ：04/09/21 02:17

>>933
＜砕け散ったシャッターの先に…＞


…………………。

＜そこにいたのは、人の形をした龍。
　そうとしか形容しようのない、青い炎に包まれた「兵器」だった。

　人の形こそしているが、首は切られており…
　その首は、大事に小脇に抱えていた。
　切られた首はばっちり生きており、その青い光を放つ瞳が…呂雄を捉えた。

　それと同時に、呂雄は、直接頭の中に文字を書き込まれるような感覚を覚えた＞


人間だと


人間が「上」から降りてきただと


人間が我より先んじていたというか


＜なにやら、少なからず動揺しているようである。

　…そして、その「龍」の向こうには、ボロクズのようになって
　なお戦闘態勢を解かない、一人の白髪の見目は若い男の姿が…
　どうも、そちらも人外の雰囲気がぷんぷんしている＞

935 名前：呂雄 ◆yD1S100ReI ：04/09/21 02:41

>>934

（円天陣で粉砕されたシャッターの向こうに、二つの存在を認めて）

―――何だ、こいつら……ぐっ！？
（頭の中に文字が直接表示されて）


“人間だと”

“人間が「上」から降りてきただと”

“人間が我より先んじていたというか”

（―――なんだ、こいつは…！？
　普賢みたいに局所大気振動での伝達でもないし、仙術とも少し違う――
　何よりこいつからは兵器じみた気配しかしねえ！　異世界とはいえ、こいつも…宝貝か！？）

“人間だと”
（だがな―――あいにく俺は人間じゃねえ、妖怪だ。それも宝貝のな）

“人間が「上」から降りてきただと”
（「上から降ってきた」のもある意味正解だ。俺はどうやら宇宙から来たらしいからな）


“人間が我より先んじていたというか”

（ここからは実際に口に出して）
――先んじてたってのがなんだか知らねえが、ここまでいろいろ合致点があるってのも皮肉だよな。
少なくとも、俺は『最初の人』のテクノロジーとは全く異質なモノで作られたらしいしよ。
（苦笑しつつ、チェトレの動揺している間に白髪の男の下へ）


――おい、あんた!!
全身ボロボロ、傷だらけじゃねえか………大丈夫か！？　

936 名前：エリュオン ◆cMasterAQo ：04/09/21 02:52

>>935
＜傷だらけの白髪…真っ赤な瞳の男は声の主を一瞥する＞

…イレギュラーか。
だが、この段階に至っては、もはやどうでもいい。

あの「龍」を止めろ。
さもなくば、お前はこの縦穴の世界を自分の墓穴にすることになる。
むろんのこと、私もな。

＜それだけ言って、地を蹴り、壁を蹴り、
　目にも止まらぬ速さで「龍」ことチェトレに向かっていく＞

937 名前：呂雄 ◆yD1S100ReI ：04/09/21 03:04

>>936
龍……？　あの青く燃えてる、宝貝みたいな奴の事か？
（問いただす間もなく、エリュオンが飛び出す）

――って、おいっ！？
あんなボロボロで勝てるわきゃねえだろ、いくらなんでも！！


――ひとまずこの状況から脱するには、あいつをどうにかしろってか…
………ったく、しゃーねえか。行くぜ！　裁火陣！！

（焔色の仙術陣が足元に出現、攻撃力を強化。
　そのまま円天規を振りかざし、チェトレに突貫）

――くらいなっ！
（円天規で袈裟懸けに斬りつける）

938 名前：チェトレ ◆cMasterAQo ：04/09/21 23:00

>>937
＜エリュオンは「龍」に向かい、飛び蹴りを入れようとするが…＞

………………。

＜チェトレは腰溜めに力を込めるように半身を捻り、
　縮んだバネが戻るかのように、一瞬にして溜め込んだ力を解放し
　エリュオンを殴り飛ばす。
　…エリュオンは、呂雄の下ってきた坂の方に吹っ飛ばされ、
　幾度もバウンドしながら目視できない距離にまで飛んでいった＞


何者であろうが


知ったことか


我を阻む者の末路に変わりは無い


＜掲げられたチェトレの生首の目が光ったと思うと、
　その口が帯電を始め………
　青い炎、否、超高熱の光線が呂雄に向かって吐き出された＞

939 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆FORCE3vIf. ：04/09/21 23:22

（しばらく壁に手を付きながら慎重に歩いていたが、
大振動の発生と共にその場にしゃがみこんだ）
うわっ……！
こ、この、揺れは……っ？！
いったい何が……確かめないと……
（ゆっくり立ち上がると、前へと向かって歩き出す）

（現在位置：上層・中央省庁区　通路）

940 名前：ウルムナフ・ボルテ・ヒューガ(セラヴィー)＆アルフ（3rdR） ◆v8HYUGAZaA ：04/09/21 23:23

>>932
ア:（あ、熱い。このままじゃ体が燃えて灰になってしまいそうだ）
ウ:（ち、アルフをこのまま連れていくのは危険だな。だが・・・周囲にはアルフを隔離出来そうな場所はないし下へ戻ってアルフを隔離出来そうな場所を探している時間もなさそうだ
・・・・となると隔離出来る場所はただ一つ俺の精神世界であるグレイヴヤードしかないか）
＜そう判断したウルはアルフに持っている金剛石の腕輪を外して自分の足の爪に付けるように指示をし行動が完了した後アルフをグレイヴヤードに送りこみ隔離した。

941 名前：呂雄 ◆yD1S100ReI ：04/09/21 23:32

>>938
(突撃中、エリュオンが大きく殴り飛ばされるのを横目で見て)
なっ・・・・・・

畜生っ!!　これでもくらい―――――！！？

……くっ！！！
（きれいに光線によるカウンターを喰らい、エリュオンほどではないが大きく後ろへ吹っ飛ぶ）
―――ぐぁ!!!

野郎、やってくれるじゃねえか……
とっさに久方ぶりの“纏”（＝硬体術）を使わなきゃ、えらい事になってたところだぜ、畜生め！
（悪態をつきつつも、体のあちこちにかなりの火傷）

しかしうかつにゃ突っ込めねえな、こりゃ……気功！

（いいつつ、気功で体の傷を治癒しながら）
ひとまずこっちから突っ込むのはNGだ。
さっきの白髪がいてくれりゃまだ助かったんだが……

しかたない、だったら削げる所から削いでくか。

闇よ―――――戒めの束縛を！　重鎮陣！
（チェトレの足元に、闇色の八陣図が浮かび上がる。
　直後チェトレの影から、質量を持った黒い“闇”が這い出してきてチェトレに絡みつく。
　完全拘束するほどのものではないが、体のあちこちに伸びているため動きが鈍る）

――時間稼ぎにしかならねえが、治療が終わるまで持ってくれよ…！
（身構えて様子を伺いつつ、気功でなおも体を治療中）

942 名前：◆cMasterAQo ：04/09/21 23:50

>>939
＜断続的に続く震動のため…ついに、天井の一部が崩れ落ちてきた。
　この先何度でもこうしたことは起こりえるだろう。震源をどうにかしない限りは＞

>>940
＜無事に彼を隔離できたはいいが…
　状況は見ての通り（>>933-938）である＞

943 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆FORCE3vIf. ：04/09/21 23:57

>>942
っ……！
（崩れ落ちてきた天井を避け、顔を上げる）
今までの地震は、これの予兆だったようですね……！
（『で、どうする？』）
……もしかしたら、あの地上へ出れそうなゲートも
この地震で歪んで開いているかもしれません。
上へ、向かいます！
（天井が落ちた事で開いた穴から上に行けるか確認してみる）

（現在位置：上層・中央省庁区　通路）

944 名前：チェトレ ◆cMasterAQo ：04/09/22 00:07

>>941
…………………。

＜足元から現れた黒い何者かに纏わりつかれるも、
　「龍」は、あまり意に介してもいないようである。
　それよりも、摂氏数万度に達するであろう
　自らの火炎…プラズマの吐息を耐え切ったことが、よほど意外であったらしい＞


………………。

＜ふいに奥の暗闇…先ほど呂雄が降りてきた下り坂に生首の目を向ける。
　そして、また。頭の中に直接書き込まれてくるような思念の声が響く＞


そうか


勝ち目無しと悟ったか


＜下り坂の暗闇の奥から、無数の人影が押し寄せてくる。
　数十人は軽くいるであろう…
　エリュオンと同じ姿形をした者達の軍勢。
　違うのは、その瞳と全身から発せられる光の色が青い…ということだけ＞


＜チェトレは動かない。出方を待っているようだ＞

945 名前：◆cMasterAQo ：04/09/22 00:10

>>943
＜どうやら、上の階には簡単に行けそうだ。
　その先でも、天井の崩落が各所で起こっており、
　同じように上に行けるであろう場所が数多く見られた。

　…だが、次の震動が起これば、これら繋がった通路は
　一瞬にして階層もろとも封鎖される可能性が…高い＞

946 名前：ウルムナフ・ボルテ・ヒューガ(セラヴィー) ◆v8HYUGAZaA ：04/09/22 00:18

>>942
周囲の状況を見てみると人型をし凄まじい熱を発した何かが誰かと戦っている。
ウ:（ち、もうここは戦闘地帯って事か。）
＜そう認識したウルは戦っている者達を援助する為に
人型の物体に向かって連続で鎌いたちを放った！＞

947 名前：呂雄 ◆yD1S100ReI ：04/09/22 00:20

>>944
――――ぐっ……！
（気功による治癒を継続しながら）

……しかし、存外手酷くやられたもんだな。
俺が宝貝『百霊藩』の妖怪仙人で、しかも燃燈のダンナの修行で
炎への耐性得てなかったら黒コゲだぜ、こりゃ……っ！

（気功による治療を終了。
　重鎮陣の闇に絡みつかれてもまったく動きのないチェトレをみて）
――しかし、動きがねえな……だが好都合といえば好都合か？
このまま吹っ飛ばしてやらあ!!

――天光招来……
円・天・陣っ！！

（円天規の穴の面をかざし、チェトレにむけて光の波動と散弾を放射）

948 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆FORCE3vIf. ：04/09/22 00:21

>>945
これなら、行けますね……
（いつもの用に勾玉の力を使って翼を作ると、
天井の穴から上の階層へと飛ぶ）
穴が埋まる前に、急がないと……

（現在位置：上層・中央省庁区　通路　移動中）

949 名前：チェトレ ◆cMasterAQo ：04/09/22 00:28

>>946-947


愚か者めが


＜響く思念と共に、チェトレは叫ぶようにその胸を張り上げた。
　体内から噴出する爆風のようなエネルギーが、
　>>946の鎌いたちと>>947の光の散弾とを相殺し、
　同時に自らを拘束していた黒い何者かをも引きちぎった＞


それほどまでに早死にを好むのならば


その願い、叶えてやる


＜足を踏ん張り、猛烈な速度で空に飛び出した…が＞

950 名前：エリュオン ◆cMasterAQo ：04/09/22 00:33

>>949
＜ほぼ同時に、数十人のエリュオンが「龍」に到達した＞


私はお前のために「そら」を開かなかったわけではない。
これが私の自らに課した罰であり…そして、役目だ。

＜数十人が、地面や壁を跳ねながら加速を続け、
　チェトレに対し間断なく高速の蹴りや体当たりを叩き込んでいく。

　…チェトレは、若干ひるんだ＞

951 名前：◆cMasterAQo ：04/09/22 00:37

>>948
＜幾つもの穴を通り過ぎ…最後のひとつを通り抜けたところで、
　>>949の余波による震動が発生。
　間一髪だった。あと一秒遅ければ、瓦礫に頭を打ちつけ、そのまま生き埋めだっただろう。

　震動の原因はここに至れば明らかだった。
　>>950が今まさに目の前で展開している。

　>>946のウルや、>>947の呂雄の姿も見えるだろう＞

952 名前：ウルムナフ・ボルテ・ヒューガ(セラヴィー) ◆v8HYUGAZaA ：04/09/22 00:45

>>949
ウ:（チャンス到来だ！）
＜若干ひるんだ敵の様子をみてすかさずライトニングを放った＞

953 名前：王天君 ◆OUEKIA45kY ：04/09/22 00:52

>>946
（別方向からのカマイタチ、およびそれを放ったウルに驚き）
―――風の刃！？
太公望スース……なわけねえよな。

ひとまずどこの誰だかは知らねえが、感謝するぜ……………っ！？


>>949
………！？　くぉ！！
（チェトレの波動の余波でバランスを崩す）

…あの野郎、なんつームチャクチャな……！
……って、何！？　上空に逃げる気か！？
ちっ、こうなりゃ奥の手使うっきゃねえか――お！？

>>950
（エリュオン軍団の一斉攻撃を目にして呆然）
さ・・・さっきの白髪！？　しかもこんなに！？
あーもう、いったい何がなんだか……!!

（頭をがしがし掻きつつ）
―――とにかくあいつをブチのめすっていうなら、協力しない手はねえよな。
だったら―――やってやるぜ！　修行の成果を見せてやる！


――――全ての魂は、俺の前に無力だっ！！

　　　　　　百霊藩っ！！！

（この地下都市を漂う数多の魂魄が、呂雄の力で光の砲弾となり、
　チェトレの頭上から流星雨のように降り注ぐ）


……まだ外は雨降りだよ。
もう少しばかし――中で遊んでもらおうじゃねえか！

954 名前：呂雄 ◆yD1S100ReI ：04/09/22 00:53

>>946
（別方向からのカマイタチ、およびそれを放ったウルに驚き）
―――風の刃！？
太公望スース……なわけねえよな。

ひとまずどこの誰だかは知らねえが、感謝するぜ……………っ！？


>>949
………！？　くぉ！！
（チェトレの波動の余波でバランスを崩す）

…あの野郎、なんつームチャクチャな……！
……って、何！？　上空に逃げる気か！？
ちっ、こうなりゃ奥の手使うっきゃねえか――お！？

>>950
（エリュオン軍団の一斉攻撃を目にして呆然）
さ・・・さっきの白髪！？　しかもこんなに！？
あーもう、いったい何がなんだか……!!

（頭をがしがし掻きつつ）
―――とにかくあいつをブチのめすっていうなら、協力しない手はねえよな。
だったら―――やってやるぜ！　修行の成果を見せてやる！


――――全ての魂は、俺の前に無力だっ！！

　　　　　　百霊藩っ！！！

（この地下都市を漂う数多の魂魄が、呂雄の力で光の砲弾となり、
　チェトレの頭上から流星雨のように降り注ぐ）


……まだ外は雨降りだよ。
もう少しばかし――中で遊んでもらおうじゃねえか！
　　

955 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆FORCE3vIf. ：04/09/22 00:54

>>951
もし判断が遅かったら…
（穴に落ちていく瓦礫を見ながら、軽く身震いをした。
そして辺りの状況を確認する）
あれは、龍とエリュオン殿、それにウル殿と……誰でしょう？
（とりあえず、ウルがチェトレと戦っているので
あの龍は敵だと見なし、剣を抜いて駆け出す）

>>949
来たれ、雷よ！
（青白い雷が、チェトレに向かって放たれた）

（現在位置：上層・中央省庁区　ゲート前）

956 名前：呂雄 ◆yD1S100ReI ：04/09/22 00:58

>>953
（―――どうやら魂魄の中に、以前封神した王天君の魂魄が紛れ込んでいたらしい。
　一時呂雄の体に重なってぼんやりと形作ると、その魂魄も魂魄弾の一つとして敵に飛んでゆく）

957 名前：チェトレ ◆cMasterAQo ：04/09/22 01:12

>>952-956


調子付くな


＜忌々しげな思念を飛ばしながらも、エリュオンの叩き込む連打の後に訪れた
　>>952と>>955の雷撃、そして、ひるんだ状態ではとてもかわしきれない
　無数の>>954の魂の弾丸がチェトレの身体を撃ち、
　全身を削り取られながらゲート側に吹っ飛ばされていく＞


ここは狭い


狭すぎる


「そら」


「そら」へ


＜今の攻撃で、初めて明らかなダメージを受けた。
　…ふらりと立ち上がり、エレベーター側に出ようと
　爆風を放ちながら疾走する。

　広い場所に出ようとしているようだが…
　それを見ていたエリュオン（達）の表情が変わった。
　「まずい、出すな！！」である＞

958 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆FORCE3vIf. ：04/09/22 01:28

>>957
逃げる…？
（追撃を仕掛けようとするが、爆風に煽られて後ろに吹き飛ぶ）
（『あんだけ大きいんだ、この場所じゃ全力なんて出せなかっただろうね
逆に言えば、広い所に出られるとこっちが不利になりそうだ』）
止めないと…これ以上暴れられて下の都市を潰させるわけにもいきません！

（現在位置：上層・中央省庁区　ゲート前）

959 名前：ウルムナフ・ボルテ・ヒューガ（セラヴィー） ◆v8HYUGAZaA ：04/09/22 23:18

>>954
「ひとまずどこの誰だかは知らねえが、感謝するぜ」
＜最初からチェトレと戦っていた人物にそう声を掛けられたウルは
　その人物の姿をよく見る為にそちらの方を向いた。＞
>>957
＜>>954の姿をよく見ていた影響で忌々しい思念には気づいたものの
　爆風を放ちながら上に向かって疾走していた事には気づかず
　爆風に煽られて>>958の近くまで吹き飛ばされてしまう。＞
>>958
ウ：・・・・・ち、油断しちまったか。
＜頭を何度か左右に振り立ち上がろうとしてふと横を見ると・・・・・＞
ウ：グ、グラシアじゃねえか！おい、大丈夫か！？

（現在位置：上層・中央省庁区　ゲート前）

960 名前：呂雄 ◆yD1S100ReI ：04/09/22 23:21

>>952、>>955
（ウルと、駆けつけて来たグラシアのダブル雷撃に気づき）
おおっ、またどっかから加勢してくれる味方が増えたってか！？　ありがてえっ！！

行けぇえええええっ!!!
（勢いづいたかのように、百霊藩を発動し続ける）

>>957
（チェトレへの全弾直撃、そして吹っ飛ばされるチェトレを確認して）
うっしゃ、効いた！！　これでどうだ！？

―――なっ、まだ立ちやがるのかあの首抱え騎士（デ ュ ラ ハ ン）野郎！？


（爆風を巻き起こし、ゲート側に向けて逃げるチェトレ）

………逃げる気か！？
しかもあいつの逃げる方向、それから「『そら』へ」って……出口もあっちにあるって事か！

“冗談じゃねえ！　ここみたいな場所じゃなくってだだっ広いところで戦われようモンなら……ますますやり辛くなる！
　―――仕方ねえ”

―――我が心明鏡止水、されどこの魂は烈火の如く。 （ブツブツ


燃燈のダンナ、例の力………
（目の前にまで迫りくる爆風の壁を前に、目を閉じ――）


使わせてもらうぜ！
（次の瞬間勢いよく開眼。明鏡止水状態に入り――全能力が上がった！
　同時に呂雄の体からも爆炎のようなオーラが発生し、自身に迫るチェトレの爆風を吹き飛ばす）
逃がすかよっ！　待ちやがれええええっ！！


闇よ――――戒めの束縛を！　重鎮陣！！
（チェトレの背中を追って走りつつ、重鎮陣を発動。
　逃走するチェトレを絡め取ろうと、その足元の影から闇が次々と手を伸ばす）

961 名前：チェトレ ◆cMasterAQo ：04/09/22 23:48

>>958-960
＜発生させた爆風はある程度功を奏していた。
　新たに出てきた方の二人は、追跡してこない。

　…だが、残りの一人と多数は違った。
　最初に戦っていたエリュオン（達）は、およそ半数が
　爆風の足止めに遭いながらも、残りの半数が目にも止まらぬ速さで
　チェトレを追撃し……残りの一人は、爆風の中で踏みとどまり、
　またしても足を絡め取る闇を発動する。
　チェトレは転倒し、その上から多数のエリュオンが急降下して踏みつけていく。最早、動けない＞


おのれ


おのれ


＜忌々しげな、声なき声が全員の頭の中に響いてくる＞

962 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆FORCE3vIf. ：04/09/23 00:00

>>959
ええ、私は平気です。
それより……あの竜は、一体何なんです？
（チェトレの方を見ながら立ち上がる）

>>960
凄い……あの方とウル殿がいるなら、
私は攻撃より回復に集中したほうがよさそうですね
（いつでも癒しの術を使えるように準備をする）

>>961
っ……あなたに暴れられると、下の都市が危険なんです！
大人しくしていてくれるなら、攻撃しません！
（頭の中に響いてくる声に一応説得だけはしてみる。
多分、無駄に終わるだろうとも考えながら）

963 名前：呂雄 ◆yD1S100ReI ：04/09/23 00:02

>>961
（重鎮陣に捕まって倒れ、エリュオン軍団にのしかかられるチェトレを確認して）
おおっ！！　ナイスコンビネーション。

―――さて、これで決まりだな……流石に実力はあったようだが、数が数だ。

（チェトレとエリュオンの群れに背を向けると
　ウルとグラシアの方へ歩み寄り、手を振りつつ声をかける）
おーい、さっきはすまなかったな。おかげで助かったぜ！

964 名前：ウルムナフ・ボルテ・ヒューガ（炎武）＆アルフ(3rdR) ◆v8HYUGAZaA ：04/09/23 00:03

>>961
＜再び頭の中に聞こえてくる思念。
　その言葉からチェトレが動けないという事がウルには分かった。＞
ウ：（敵は動けなくなっている。攻撃するならば今がチャンスだ！
　　　だが、俺はまだ動ける状態じゃねえ・・・・・・・・・・・
　　　仕方ないあいつにチェトレを攻撃させるか）
＜そう判断したウルはチェトレの背後にもう一人の自分影ウルを
　呼び出し拳に装備している鵺の爪で何回も殴るように指示を出した。＞

965 名前：ウルムナフ・ボルテ・ヒューガ（炎武）＆アルフ(3rdR) ◆v8HYUGAZaA ：04/09/23 00:09

>>962
ウ：俺もあの竜が一体何なのかは分からない。
　　だがとても危険な奴だということだけは言えるかもしれないな。

966 名前：呂雄 ◆yD1S100ReI ：04/09/23 00:16

>>961
“おのれ　おのれ　おのれ……”

“――うるせえよ、そんな状態の今のテメエに何ができるってんだ”
（なおも頭の中に響く、チェトレの怨嗟の思念に言い捨て、さらにウルとグラシアの近くまで寄ってくる）


>>962、>>964-965

さっきは助けられた。ありがとうよ。
―――ところでお前ら、ケガしてるみてえだな……大丈夫か？
まだ響くようなら、俺も治療の術が使えなくもないんだが…
（二人に声をかけ、手を差し伸べる）

967 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆FORCE3vIf. ：04/09/23 00:22

>>963、>>966
あなたがあの竜に大きな打撃を与えてくれたお陰で私たちも無事だったんです。
お互い様ですよ。
（にっこりと微笑んでから軽く頭を下げる）
平気です、私自身癒しの術を得意としていますから……
ところで、あなたは……？

>>945
得体の知れない危険な者、ですか。
（『外への最大の邪魔者って所じゃない？
図体の大きさからしても、あれをほっぽって外になんていけないと思うし』）
今ので、戦う力をなくしていてくれればよいのですが……

（現在位置：上層・中央省庁区　ゲート前）

968 名前：チェトレ ◆cMasterAQo ：04/09/23 00:23

>>962-963
＜多数に押さえ込まれ、身動きが取れなくなるも…
　抵抗をやめるつもりなど、毛頭ないのである。
　下の都市が危険。知ったことではない＞


「そら」


「そら」へ


＜渾身の力で片腕を振り上げ、持っていた自らの首を掲げると…
　なんと、自身の下半身に向かって、一点集中で超高熱のブレスを発射。
　エリュオン半数のほとんどがその一撃で消し飛び…
　チェトレ自身の下半身も当然、跡形も残っていない。

　残った上半身だけで、向こうに飛んでいくが、
　これあるを予期していたのだろうか。
　そこには>>964の影ウルが……………＞

969 名前：呂雄＠明鏡止水 ◆yD1S100ReI ：04/09/23 00:39

>>967
そうかい、お前さんがそういうならそっちは大丈夫そうだが……

（いまだ這いつくばったままのウルに眼を向けて）
こっちの旦那は、そうも言ってられねえ状態らしいな。
相当なダメージらしいが………待ってろよ、いま治してやる！

地よ、傷を癒せ――――『療地陣』
(三人の足元に緑色に輝く八卦図が展開され、傷を癒し始める)
さらに……
（倒れるウルの体に手を当てて）


――――喝っ！！！
（直に気功を、一瞬爆発させるようにウルの体に注ぎ込む）

……と、これで少しはマシになったと思うが、どうだ？

（グラシアに向き直って）
――俺は、呂雄。
まあありていに言えば………仙人だよ。妖怪でもあるが。
なんかいきなりここの上空に転送されて、
それで術の失敗でこの地下都市に墜落しちまったんだが――――

>>968
うゎおおぉっ！！？
（ブレスの爆発と、それに伴うエリュオン軍団の吹き飛ぶ様を目の当たりにして驚愕）

……んなムチャなっ！！？
いくらなんでも自分の下半身吹っ飛ばしてまで……なんて思い切ったヤローなんだ！？

970 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆FORCE3vIf. ：04/09/23 01:06

>>968
自分を犠牲にしてまで外に行こうと……
（『あれでも死なないとなると、それこそ跡形もなく消さないと駄目かな？』）
それでも、あの力が人に振るわれるのだけは止めないと……！
せめて、こちらに注意を向かせて時間稼ぎを！
（炎には冷気、とフリーズボールを投げつける）

>>969
私は、エルベセムの神子、グラシアと申します。
よろしくお願いします、呂雄殿。
転移の失敗と言う事は、また空間が不安定になっているのでしょうか…？
ここは、地下都市の、一番地上に近いところのはずです。
あの竜が外に行って何をしようとしているのかは分かりませんが……

（現在位置：上層・中央省庁区　ゲート前）

971 名前：ウルムナフ・ボルテ・ヒューガ(影) ◆v8HYUGAZaA ：04/09/23 01:40

>>968
＜予期せぬ突然の爆発。そして影ウルに爆風が襲い掛かって来た！
だが影ウルはとっさに防御の姿勢をとり爆風に耐える。＞
ウ（影）:（一体何が起こったんだ？）
＜そう考えつつ防御の姿勢をといたその時
上半身だけになったチェトレがこちらに向かってくるのが見えた。＞
ウ（影）:（これはチャンス到来だ！）
＜素早くチェトレに近づき鵺の爪を装備している拳で何度もパンチを叩きこんだ！＞

972 名前：チェトレ ◆cMasterAQo ：04/09/23 01:47

>>970-971
＜目前の影ウルに拳を叩き込まれ、
　またもほぼ完全に足を止められたところへ、
　グラシアの投擲したフリーズボールが命中。
　表面が氷結させられた、上半身だけの身体は
　ごとり、と音を立てて地面に落下した＞


到達する


「そら」に


＜凍りついた左腕を無理矢理動かし、
　持っていた頭を、前方に…投げた。

　飛んでいった頭は、呂雄の下ってきた、
　エレベーターの広い空間に、ついに達し…

　まばゆい光と、すさまじい熱を放ち始めた＞


＜残った半数のエリュオンは、落胆したような表情でそれを見守るが…
　数秒後、思い立ったように全員が再び飛び出した。

　今起こっている変化を、なんとしても止めようというのだろう＞

973 名前：呂雄＠明鏡止水 ◆yD1S100ReI ：04/09/23 22:14

>>970
神子………？
俺たち仙道や天然道士ともまた違う存在みたいだが――まあよろしく頼むぜ、グラシア。

転移の失敗……いや、転移のせいで
こっちの術が失敗した、というべきか。俺の場合は。
ところで二、三質問があｒ―――――！？

（まだ動き続けるチェトレに驚き、直後フリーズボールがチェトレを凍てつかせる）
……ナイス！　ふぅ……
これで今度こそ野郎もおしまいだろ。　攻撃着弾前にあの影（>>971）のラッシュも重なってたことだし。
ところで今の氷結攻撃……それも術か？　それとも宝貝（パオペエ）？

>>972
（チェトレの頭が搬出口に放り込まれた、その直後の爆光に気づき）

――――っ！！？
まだ何かあるってのか！？　それにあの白髪たちの血相の変えよう―――
おい、いったいあいつらは何だ？　それにあの生首の狙いは何なんだ！？

（疑問をグラシアに問いかけつつ、光の洩れる搬出エレベーターへ走り出す）

974 名前：ウルムナフ・ボルテ・ヒューガ（セラヴィー）＆ウルムナフ・ボルテ・ヒューガ（影） ◆v8HYUGAZaA ：04/09/23 22:25

>>969
＜呂雄の療地陣』による治療を受け大部分の傷が癒えた。
　ゆっくりと立ち上がりながら
ウ；お前の治療のお陰でだいぶ楽になった。
　　これで何とか動けそうだ。助かったぜ、ありがとよ。
　　で、俺の名前はウルムナフ・ボルテ・ヒューガ、通称ウルだ。
　　親父から受け継いだ特殊能力(ある特定の魔物の魂を自分の体に宿し
その魔物に変身する事が出来る）を持っているガラの悪い青年だ。
　　これからよろしく頼むぜ呂雄。

>>972
＜チェトレが凍った腕を無理矢理動かし投げた頭がエレベータ空間に
　到達し輝きだし出したのと残ったエリュオン達が落胆したような表情を
　しているのをみて影ウルは嫌な予感を感じとった。＞
ウ（影）：ち、何をしようとしているかはわからねえが・・・・
　　　　　これ以上お前の好きなようにはさせねえ！
＜そう叫んでチェトレを殴る為にエレベーターの空間の中へ飛び込んだ！
　無謀な行動かもしれないと考えつつも・・・・・＞

975 名前：エリュオン ◆cMasterAQo ：04/09/23 22:47

（業務連絡：連絡所スレがこちらに移動しました。http://www.jfast1.net/~charaneta/test/read.cgi/ikkokuRH/1085943432/l50）


>>973-974
＜残った半数のエリュオンのうちの一人が、呂雄とウルに向き直る＞

奴が真の姿を取り戻せば、最早止める手段は無い。
…今、始末するのだ。なんとしても。
持ちうる限り最大の破壊力を奴に叩き込むのだ。

＜それだけ言って、生首の発する光へと
　次々と飛び込んでいく。
　重力を帯びた拳が、全周囲からチェトレの生首に炸裂……＞

976 名前：呂雄＠明鏡止水 ◆yD1S100ReI ：04/09/23 23:31

>>974
魔物の魂魄を取り込んで、それに変化する……か。
なんか他人じゃねえ気がするな。魂魄を扱うところとか、他者の技を使うところとか。
…いや、俺も魂魄を操る力があるし、知り合いに変化の術を得意とするやつを二人知っているもんでな？

――まあとにかく………ウル、でいいよな。よろしく頼むぜ！

>>975
（走りながらエリュオンの一人の話を聞き）
―――かーっ、結局狙いはわからずじまいってか。

……とにかく、あいつを止めなきゃロクな事にならねえってのは理解したよ。

“……さて、どうする？　あのビーム吐いてたのはあの生首だ。
　円天規で斬りかかった所で、さっき（>>941）の二の舞は避けてえし…
　円天陣は拡散系だからこっからじゃ効果は薄い。重鎮陣もまたさっきみたいに破られたら…

　――そうだ！　だったら……”

これでどうだっ！！
(円天規を振りかぶると、横回転でチャクラムのように投げつけ―――)

天光招来………転輪疾走！!
円天大車輪・轢っ！！！

（高速回転する円天規の側面から、円天陣の要領で光の散弾を上下に撒き散らしながら
　チェトレの生首めがけて円天規が飛んでゆく）

これで吹っ飛びやがれ！！

977 名前：ウルムナフ・ボルテ・ヒューガ（炎武）＆アルフ(3rdR) ◆v8HYUGAZaA ：04/09/23 23:38

>>975
「奴が真の姿を取り戻せば、最早止める手段は無い。
…今、始末するのだ。なんとしても。
持ちうる限り最大の破壊力を奴に叩き込むのだ。」
＜一人のエリュオンが言った言葉を聞き考えこむウル＞
ウ：（最大の破壊力を持つ攻撃か・・・・・・
　　　俺の体内にはいろいろな魔物の魂が宿っている。
　　　その内の封印している例の二匹以外の何匹かは相当強力な力を持っているが
　　　あの竜を倒すのには力が足りなすぎる。
　　　となると封印していた例の二匹の魂を使うしかないか・・・・。）
＜と判断し一度フュージョンを解除し鳥の姿から人間の姿に戻る。
　そして・・・・・・・＞
ウ：（影ウル、封印していた例の二匹の魔物の魂を使う事にした。
　　　で、お前はあっちの魂を使いあいつにフュージョンしろ。
　　　俺はこっちの魂を使いあれにフュージョンする事にする。
　　　すぐに準備に取り掛かれ、いいな！）
ウ（影）：（了解した！）
＜そう、指示を出し自分もエレベーターの空間に飛び込んだ！
　そして例の魔物にフュージョンする為に落下しつつも精神を集中させ始めた。＞

978 名前：ウルムナフ・ボルテ・ヒューガ（炎武）＆アルフ(3rdR) ◆v8HYUGAZaA ：04/09/24 00:02

>>975
＜本体から変身の準備をしろと指示をうけた影ウルだったが
　精神を集中させる前に一発かましておいた方がいいだろうと判断し
　無謀にもそのままチェトレの生首に渾身の力を込め体当たりを仕掛けた！＞

979 名前：チェトレ ◆cMasterAQo ：04/09/24 00:28

>>976-978
＜次から次へと打ち込まれる極限までに加重された拳。
　その攻撃を受けて、生首の形がどんどん変わる。
　最早、一番最初の顔…すなわち、ボッシュの面影すら留めていない。
　明らかにダメージを受けているだろう……
　エリュオン（達）の無数の攻撃の二往復目が終わったところで、
　>>978の体当たりが直撃。壁まで吹っ飛ばされ、めり込む。

　そこに>>976の大車輪が飛来。
　この威力の前に、ただの生首は縦一文字に切り裂かれるかと思われた。

　だが。
　まばゆい光は止まらない。
　いや、むしろ、膨張している＞


これで満足か


では、消えるがいい


＜光の中に、残された下半身と上半身が引き込まれ、消える。
　そしてその中から、卵から雛が孵るかのように…
　ひときわ大きい胎動が地下都市全土を震わせる＞


＜一面が光に埋め尽くされ、天井からは瓦礫が降り注ぐ！！
　どうにかしてしのがなければ、これだけで生き埋めにされかねない＞

980 名前：ウルムナフ・ボルテ・ヒューガ＆ウルムナフ・ボルテ・ヒューガ(影) ◆v8HYUGAZaA ：04/09/24 00:59

>>979
＜影ウルの体当たりは見事に命中したがチェトレはやられなかった。
それどころか禍々しい思念を発しつつ真の姿へと変身！
その影響で周囲が破壊され瓦礫が降り注いでくる＞
ウ（影）:（ち、このままじゃあやばいぞ。）
＜降りそそぐ瓦礫の中を落下しながらそう考えたその時！＞
ウ:うおおおーーー！
＜精神を集中させていたウルが叫び声をあげに封印されし魔物天凱凰に変身！
その力の影響で周囲に衝撃波が発生し降り注いで来る瓦礫を砕いていく。＞

981 名前：呂雄＠明鏡止水 ◆yD1S100ReI ：04/09/24 01:25

>>979
（円天規がチェトレの頭に命中しそうになるのを見て）
うっしゃ、今度こそ………………何っ！？

（そこへ>>979の大異変、次いで崩落開始。
　呂雄、瓦礫を回避しつつ走り回って）
だぁあもうっ！！　これ以上何が起こるんだよくそったれっ！！？
……あれは！？

（瓦礫に打たれて気を失っているグラシアに気づき、駆け寄る）
ちっ……おい、大丈夫か！？
とりあえず円天陣でこの厄介な天井とガレキを……って円天規は今投げちまったし！
この状況じゃ……

（言いつつも、さらに上から天井の一部が崩落。
　グラシアを抱えたまま、横に飛びのいて回避）
………くっ、取りに行ってるヒマも無えっ！
どうすれば――


“――わらわ達の力、使うん？”


――なんだ！？
いま残光石から、声が………まさか！？


“くすくすくす………”


……ちっ！
まさかこんな、どことも知れねえような異世界で使うことになるとは思わなかったが―――
この際贅沢は言ってられねえ……か！


“――ただし、あくまで『仮』だ。テメエらは元に戻しちゃやらねえからな？”
“まぁ、ケチねん……ま、いいわん♥”


　　　残光石……解放っ！！！

（残光石から、あたりを埋め尽くす光にも劣らない無色の光が溢れ出し、呂雄とグラシアを大きく包む。
　光はそのまま大いなるヴェールと化し、瓦礫を一つたりとも寄せ付けない。
　展開された光のバリアは、見るものが見れば美しき地母神の抱擁にも見えただろう）

982 名前：チェトレ ◆cMasterAQo ：04/09/24 02:07

>>980-981
＜光の中から、一人の影が飛んで来て…壁にぶつかり、
　そのまま崩れてきた瓦礫に埋まる。
　…誰であるか、大体予想はつくだろう。

　続く震動の中、光の卵から、「雛」が姿を現しつつあった。
　…否。どちらかというと、蛹から孵化する蝶である。
　今までの狭苦しい肉体を捨て、溢れ返る力に見合った
　真の肉体を手に入れるための、それは脱皮であった＞


＜光の塊は膨張と収縮、その度に起こる爆風とを繰り返し、
　やがて、ひときわ大きい爆風が収まると………

　そこにいたのは、紛れも無い、巨大な龍。
　全身から高熱のエネルギーを湛え、
　蒼い苛烈な光がエレベーター内を照らす。
　それはまるで、ひとつの生きた太陽であるかのように。
　人の手によって創られた、最強最悪の超兵器。
　オールドディープ、チェトレの、本来の形態＞


…………………。


＜龍は、溜め息をつくように、肺の中身を吐き出した。
　たったそれだけで、付近の気温が急激に上昇していく。
　まるで活火山の中…やがてそれは、活火山の内部を巡る
　星の臓腑の温度に匹敵するようになるであろうことは、
　そこにいる者には当然と理解できるだろう＞

983 名前：呂雄＠明鏡止水 ◆yD1S100ReI ：04/09/24 23:05

>>982
(チェトレを光源とする光と天井の崩落が収まって、辺りを見回す。
　そして――――真の姿になったチェトレを目視）


――――オイオイ。
また随分と馬鹿でっかくなりやがって……（冷汗

ただ、このまま放って置いたらテメエは何もかもを滅茶苦茶にして逃げちまう。
それに、逃げ出したらその後どうなるか……ってのも、想像つかなくもねえからな。
ひとまず……
（意識を失っているグラシアを、安全圏になりそうな
　ひときわ大きなガレキの近くまで運び、その陰に寝かせておく）


ここで、大人しくしてもらうぜ！
（言葉と同時に、チェトレの足元めがけて走り出す）

984 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆FORCE3vIf. ：04/09/24 23:28

（意識を取り戻し、半身を起こして頭を押さえる）
うっ…ここは…？
…（私は…確か呂雄殿と話していて……質問に答えようとした時に
何かに頭を打たれてそれで…）

（何度か頭を振り、辺りを見回す。
そして、>>982に気が付いた）
あれは…先ほどの、竜？
（『あいつの息だけで気温が上がってる！？
一応チビだけは熱気用の結界張ってあげる』）
え、でも他の方は…
（『多分こんなかで、気温変化だけでやられかねないのはチビだけ』）
…そうかもしれません。
（勾玉の言葉にため息をつくと、荷物袋を漁りだす）

（現在位置：上層・中央省庁区　ゲート前）

985 名前：ウルムナフ・ボルテ・ヒューガ（天凱凰）＆ウルムナフ・ボルテ・ヒューガ（影) ◆v8HYUGAZaA ：04/09/24 23:33

>>982
＜天井の崩落が収まり光が収まると人型の姿を脱ぎ捨て
　真の姿になったチェトレが姿を現した。
　その巨大な姿をしっかりと目視する影ウルとウル＞
ウ：これがあの人型竜の真の姿か・・・・・これは相当楽しめそうだな。
＜そう呟きウルは上空からチェトレの頭の方へと近づいていく＞
ウ（影）：これからが本番って事か・・・ならこっちも本気で行かせて貰うぜ！
＜影ウルは精神を集中させ始めた。＞
　　　　　

986 名前：チェトレ ◆cMasterAQo ：04/09/24 23:35

>>983

………………。


＜翼を展開し、狭い空間を占拠した龍は、
　耳元の喧しいハエでも見るかのような目で
　呂雄を一瞥した後…片足を大きく踏み出す。
　単純明快だ。踏み潰してしまおうというのである。
　同時に響いてきた思念の声もまた、きわめてわかりやすかった。
　すなわち＞


五月蝿い


>>984-985
＜気づいてはいるが、現状では向かってこない限りは
　何もする気はないらしい。というより、存在を気にとめていない＞

987 名前：ウルムナフ・ボルテ・ヒューガ（天凱凰）＆ウルムナフ・ボルテ・ヒューガ(影・アモン) ◆v8HYUGAZaA ：04/09/24 23:54

>>986
＜チェトレの行動を見て少し不満げな表情をするウル。
　ならばとばかりに・・・・＞
ウ：そっちから来ないんだったらこっちから行かせて貰うぜ！
＜そう言ってチェトレに向かって手を上から下へと下ろした。
　するとその軌跡通りに衝撃波が発生してチェトレに向かって行く。
　影ウルの方は封印されしアモンに変身し地面に着地した。
　どうやら>>982の爆風で吹き飛ばされていたようだ。
　その後チェトレに向かって走りだした！＞

988 名前：呂雄＠明鏡止水 ◆yD1S100ReI ：04/09/24 23:59

>>986
（自分の頭上で、轟然と足を振り上げる 龍（ドラゴン））を見上げつつ）

へっ、図体がでかくなったからって態度までデカくなりやがったなぁオイ！

……うわっとっ！！
（チェトレの特大ストンピングを
　方向転換で悠々とかわし、その足元に転がっていた円天規に飛びついて）

だがな………一つ教えとくことがあるぜ！！
（転がりながら跳ね起き、円天規を振りかざして）

………これでようやく全力が発揮できる。
――本気でいくぜ！！
（全身からまたしても火焔の如きオーラが噴出。
　それと同時に、円天規の縁の刃が太陽の炎のような形に――『天陽規』に変化）

――くらいなっ！
（そのままチェトレの横手に回り、先刻振り下ろした脚に斬りつける）

989 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆FORCE3vIf. ：04/09/25 00:05

えーと……あった！
（黄色のブーツを荷物袋から取り出し、笑みを浮かべる）
秘めたる力、解放せよ……
サポート！
（七色の輝きが>>987と>>988を包み込む）
お2人とも、援護は私が！

>>986
何もしてこない間に……
白き浄化の炎よ、我が呼び声に答えよ…
（目を閉じ、意識を集中させた。
呪文詠唱によって起こった風が、周囲に渦巻き始める）

（現在位置：上層・中央省庁区　ゲート前）

990 名前：チェトレ ◆cMasterAQo ：04/09/25 00:26

>>988
＜横合いに回り、攻撃を加えてくる五月蝿いハエは、
　意外に鋭い牙を備えていた。
　鋼鉄を幾重にも積み重ね熱して打ち固めたかのごとき龍の皮膚を
　縦に裂き、予期せぬ痛覚に龍が顔をゆがめた。
　しかし、それは苦痛というより…不快感のそれであった。
　>>987の接近も、>>989の後方での小煩い動きにも気づいている。
　ここで龍の取った攻撃手段は、またも単純なものだった＞


五月蝿いと言っている


＜もう一度振り上げたその足で…今度は翼を羽ばたき、身体を宙に浮かせ…
　落下と同時に、思い切り地面を踏み鳴らした！！

　ただでさえもろくなっていた地面が、崩落していく。
　壁に掴まるか、チェトレの向こう側まで一瞬で移動する手段がなければ…
　そうでもなければ、浮遊し続ける手段か＞

991 名前：ウルムナフ・ボルテ・ヒューガ（天凱凰）＆ウル（影・アモン) ◆v8HYUGAZaA ：04/09/25 00:38

>989
＜グラシアが投げたアイテムから発せられた七色の輝きがウルと影ウルを包みこむ。
　その影響で素早さと防御力がアップ！＞
ウ：サンキューグラシア。
　　じゃあ、後方からの援護よろしく頼むぜ！
>>990
＜チェトレの踏みならし攻撃によって崩れていく地面。
　ウルはそのまま浮遊し続け影ウルの方は背中に付いている大きな翼を
　羽ばたかせ地面から飛び上がり空中へ逃げた！＞

992 名前：呂雄＠明鏡止水 ◆yD1S100ReI ：04/09/25 00:57

>>989
……お？　なんか体が軽くなった気が。ありがてえっ！
おっしゃ、まだまだこれからだｚ――――
(グラシアの強化による援護を受け、勢いづいた次の瞬間――)

>>990
（チェトレの足場崩落攻撃！
　ひび割れ、砕けて行く足場の中で――――）

……そう、来るか………っ！！
このままじゃ、俺は――――………！！？

（ついに呂雄の足元の地盤まで崩落しそうになった刹那、呂雄をいまだ覆っていた
　大きな地母神の姿をした無色の光が微笑み、目に見えて呂雄の周辺の足場の崩壊が遅くなる）

………粋な計らいしてくれるじゃねえか、妲己！
頼むぜ、烏煙の靴！！

（足場の完全崩壊の寸前、壁に向かって大跳躍。
　天陽規を壁に突き立ててバランスをとると、そのまま壁を走ってチェトレに追いすがる！）

逃がさねえぜ！！
全ての魂は、俺の前に無力だ―――――百霊藩最大出力！！！


万霊藩っ！！！！

（>>954よりさらに大きさも規模も、そして数も破壊力も増した魂魄の群れが
　まさに流星雨の如く、チェトレに向かって再度頭上から降り注ぐ！）

993 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆FORCE3vIf. ：04/09/25 01:03

>>990
来たれ、煉獄の……うわっ！
（地面の崩落で集中がとけ、インフェルノの威力が落ちた。
結果、チェトレに向けて放たれた聖なる火は白ではなく、橙色だった。

崩落に巻き込まれた本人は数メートル自由落下したところで、勾玉の力を借りて
翼で戻ってきた）

>>991
任せてください！
……でもだからといって無茶はしないでくださいね。
（多分無理だろうと思いなが楽勝を浮かべ、返事をする）

>>992
（『無茶苦茶強いじゃん、あの兄さん』）
ええ、心強い味方です。
（呂雄が攻撃後にもし落ちそうな場合は支えようと、移動を始める）

（現在位置：上層・中央省庁区　ゲート前）

994 名前：チェトレ ◆cMasterAQo ：04/09/25 01:19

>>991
＜人間（と思しき存在）ごときに痛みを与えられ、
　元の身体に戻れた気分にさえ浸れないチェトレは
　かなりのご機嫌斜めになっていた。
　巨大な翼を羽ばたかせたまま、その腕と爪でウルを捉えようと…＞


…五月蝿い

五月蝿い

五月蝿い


＜そこで、>>992と>>993の邪魔が入った。
　無数に降り注ぐ魂の流星雨が、
　龍の全身に新たな傷を穿っていく。
　橙色の炎の方は…残念ながら、ほぼまったく効いていない。
　龍自体が巨大な熱量の塊なのである。
　それさえも焼き尽くせる炎といったら…「そら」に浮かぶ太陽くらいのものだろう＞


焼き尽くされねば判らぬか


＜とは言うものの、真の力を出せなかった今まではいざ知らず、
　この狭い空間でうかつな方向にブレスを放てば、この地は壊滅。
　「そら」を目にすらしていない自分自身も生き埋めとなる。

　結局、龍が取った方策は…

　「逃げ」の一手。
　背を向けずに「そら」に向かって全速力で後退していく＞

995 名前：ウルムナフ・ボルテ・ヒューガ(天凱凰)＆ウル（影・アモン） ◆v8HYUGAZaA ：04/09/25 01:37

>>994
ウ＆ウ（影）:ここでお前を逃がすわけにはいかない！
＜逃げるチェトレを追いつつウルは両手を上から下に降ろし二つの衝撃波を発生させ影ウルは闇の力を両手にため込み始めた。＞

996 名前：呂雄＠明鏡止水 ◆yD1S100ReI ：04/09/25 02:06

（引き続き壁を疾走中）
―――おお、走れる走れる……！
流石霊獣『烏煙』の靴だ、武吉並みのスピードで走れるってのは嬉しいねえ！

>>994
うっしゃ効いた！！　今度の今度こそ効果アリだ！！！

（チェトレの様子がおかしいことに気づいて）
―――！？　今度は何だ！！？

（チェトレ、呂雄たちの方向を向いたまま上空へ後退開始）
……とうとう本格的に逃げ、か。
“こっち向きながら逃げるってのは、背中向けてちゃ逃げ切れないからこその応戦の構え。
　間違いなく逃亡戦の戦い方だよな。しかし………”

―――その体勢なら、背後からはどうだっ！？
（烏煙の靴の力で、チェトレすら追い抜きかねない速度で猛ダッシュ。
　側面からチェトレの背後へ回り込もうと、天陽規を振りかざしつつさらに加速）

997 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆FORCE3vIf. ：04/09/25 02:15

>>994
インフェルノはやはり無理ですか。
ちゃんと放ててもあまり効かなかったでしょうね…
……でも、逃がしはしません。
天罰です、喰らいなさい！
（自分に放てる最大級の雷を、チェトレの顔や翼めがけて何度も放ち、
一番遅れながらもチェトレを追う）

…（攻撃力自体は私が一番劣るのですから…
目や翼を狙って速度を落とす！）

（現在位置：上層・中央省庁区　ゲート前）

998 名前：チェトレ ◆cMasterAQo ：04/09/25 02:36

>>996
＜>>995の衝撃波と>>997の雷撃は、確かな効果を上げていた。
　左右の翼と眼球に対して加えられた攻撃は
　後退への集中を妨げ、確実にその速度を落としている。

　虎の子のブレスが使える環境下になれば、あの人間どもなど
　文字通り、瞬殺可能なのであるが…
　…これ以上、いいようにやられるわけにもいかなかった。
　攻撃力が思いのほか大きくダメージが馬鹿にならないのである。
　そして、それがまたチェトレには途方もなく不快だった＞


図に乗ったまま


死ね


＜後退していたチェトレは唐突に羽ばたきを止め、
　上り坂途上の地面に落下、床にめり込んだ前足の爪を
　一気に振り上げ、ちゃぶ台返しのように地面の塊を堀り上げ、持ち上げて
　呂雄の来る方向に対し「面」の攻撃で叩き潰そうとする。
　ほとんど、いきなり壁が目前に現れて、そのまま倒れてくるという勢いだ。
　言うまでもなく、>>995、>>997も、この攻撃の射程圏内である。
　何も対策を講じなければ、押しつぶされることは必然だろう。

　…これがあっさり突破されるようなら、
　>>996の呂雄には確実に背後を許すことになる＞

999 名前：呂雄＠明鏡止水 ◆yD1S100ReI ：04/09/25 03:06

>>998
(チェトレが抉った地盤が、呂雄の正面へ飛来する)
―――ぬぉぉおっ！！？
ぐ……がっ!!!

（いきなりの事に足を止めきれず、飛び来る岩石や鉄塊のうち最初の数発をモロに浴びる。
　……が）

………う、（ｷﾞﾘｯ
おおおおぁぁぁあああああああああっ！！！
（そのまま勢いに任せて、飛び来る瓦礫の中でもひときわ大きな物数塊を天陽規で強引に両断。
　やはりスピードの低下は否めず、追い抜けるだけのスピードではなくなるが、血まみれになりつつなおも追走）

……ぐ…っ！！
まだまだぁあああっ！！！

1000 名前：グラシア（１５歳Vｅr） ◆FORCE3vIf. ：04/09/25 22:49

>>998
（何とか竜と2人に追いすがりながら前へと進む。
そんなグラシアの目の前にひっくり返された地面が壁となって迫ってくる）
……！！
雷よ！
（この距離ではインフェルノで岩盤を蒸発させようにも間に合わない。
確実性に欠ける賭けに出るために前進を止めた。
そして自分の目の前に雷を放ち、それを盾に岩や鉄塊を防ごうとする）
…（神よ…どうかお守りください…）
（勾玉を握り締め、ぎゅっと目を閉じた）

（現在位置：上層・中央省庁区　ゲート前）

1001 名前：１００１：Over 1000 Thread

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もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。

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