【闘争】女達の戦場

1 名前:名無し客:03/12/16 12:31

http://appletea.to/~charaneta/test/read.cgi/ikkoku/048757319/l50
このスレの女性版

ルール
倒れるまで戦う。
但し相手の命までは奪ってはいけない。

・原則として共闘は禁止。セコンドの乱入はフェアじゃないよな?
・マターリ進行。殴りたい時に殴れ。
・ケンカの続行が難しければ、最終手段として逃げ帰るのも有り。
・二週間以上、相手からの反応が無い場合は、いなくなった扱いとする。
・乱入上等。ヨソ様のケンカにも堂々と割って入れ。
・「きかなかった」は無し。何故効かないのか、どうやって避けたのか、詳しい説明を求むぜ。


2 名前:名無し客:03/12/16 12:39

腕に自身のあるご婦人方はどうぞ。

3 名前:ラシャ ◆dRwigWn59g :03/12/16 23:09

・・・・・・・なんだここは・・?


・・・・全ての敵に勝てば・・・望みの物をくれるのか?

4 名前:ラシャ ◆dRwigWn59g :03/12/16 23:29

・・・・私の望み・・それは・・・仲間と・・帰る場所だ・・。
それを得られると言うならば私はいくらでも戦うぞ。


さあ、最初の相手は誰だ?

5 名前:名無し客:03/12/16 23:48

ゴブリンが現れた!!

6 名前:ラシャ ◆dRwigWn59g :03/12/16 23:58

>>5
なんだ・・・ザコか。

行け、礼武達。
(礼武達が>>5を滅多ざしにしている)

・・・・どうやら。大した奴はいないようだな。

7 名前:名無し客:03/12/17 00:00

ゴブリンは仲間を呼んだ!!!

しかし誰も来なかった!!!!

8 名前:ラシャ ◆dRwigWn59g :03/12/17 00:06

>>7
ふん・・・。
(滅多刺しにされている>>7を横目に)

さあ・・・最初の相手は誰だ?
(>>7は相手と認識してないらしい)

9 名前:ラシャ ◆dRwigWn59g :03/12/17 00:20

どうした?もう終わりか?


・・・・・この一刻館に、大した女は居ないのか?

フフフフフ・・。

10 名前:ラシャ ◆dRwigWn59g :03/12/17 00:31

ふ・・・・この調子ならば、男の方のような激しい相手は
望めそうにないな・・・。

楽勝だ。

11 名前:ラシャ ◆dRwigWn59g :03/12/17 01:19

終わりのようだな。

これで・・仲間と帰る場所が戻ってくるだろうか・・・。

12 名前:ラシャ ◆dRwigWn59g :03/12/17 01:40

(退場)

13 名前:稲葉美守 ◆lpYqKZtsus :03/12/17 13:13

(トリップが違うのは別の場所からレスしてるからだ)

ほう・・・・面白そうな場所じゃないか。
普段は自分から喧嘩仕掛けたりはしねーんだけど、ここでは特別だ。

14 名前:稲葉美守 ◆lpYqKZtsus :03/12/17 13:14


出典 :漫画及びアニメ「うさぎちゃんでCUE!」
名前 :稲葉美守(いなば・みかみ)
年齢 :17歳だな。
性別 :女だ。
職業 :不良・・・っつーかスケ番だな。
趣味 :特にねぇ。しいて言えば屋上と部室棟でくつろぐ事。
恋人の有無 :あたしみたいなワルに居ると思うか?
好きな異性のタイプ :よくわかんねーよ。
好きな食べ物 :特にねぇよ。
最近気になること :的木・・・・とあのウサギの事・・。
一番苦手なもの :観月とミミカ・・・あいつらマイペースすぎるぜ・・。
得意な技 :
一番の決めゼリフ :「じゃあ行こうぜ。相棒」
将来の夢 :・・・・あたしにはんなもんねぇよ・・。
ここの名無しに一言 :かかってきな。名無し、キャラハン関係なく相手をしてやるよ。

15 名前:名無し客:03/12/17 16:44

巨大な土蜘蛛が現れた!

16 名前:稲葉美守 ◆lpYqKZtsus :03/12/17 23:01

(取り合えず、場所はどこにすればいいんだ?)

>>15
「ほぉ・・・何が来るかと思ったら、蜘蛛化け物かよ」

・・・ほんとうは同じ人間と戦いたかったんだが・・まあいい。
他に誰か来るまでの時間つぶしだ。

「かかってきな!」

17 名前:稲葉美守 ◆lpYqKZtsus :03/12/17 23:53

(>>16の続き。)

「へ!」
余裕の笑みを浮かべて土蜘蛛の攻撃を回避する美守。
弁天の奴らよりもとろい攻撃なんかにあたるかよ。

「はぁ!」

攻撃を回避しつつ蜘蛛の持つ足をチェーンで攻撃する。
さすがに図体のでかい奴は丈夫だねぇ。

18 名前:巨大土蜘蛛:03/12/18 00:29

>>17
攻撃を回避され美守のチェーンで攻撃を受けバランスを崩す
しかし口から糸を吐く

19 名前:稲葉美守 ◆lpYqKZtsus :03/12/18 00:39

>>18
あんま、答えてないみたいだな。
チェーンは命中したがバランスを崩したぐらいで、土蜘蛛は大して
傷ついてはいないようだ。

「何ぃ!?」

離れた美守に向け土蜘蛛が糸を吐いた。

「く・・・・」
直撃は避けた。だが糸が体に絡みついた。

「へ・・・ただでかいだけじゃないようだな・・・」
苦笑いを浮かべる美守。

20 名前:巨大土蜘蛛:03/12/18 00:48

>>19
吐いた糸に獲物がかかり
そのまま突進しながら牙で服を切り裂く
だが獲物の目の輝きを反撃のチャンスを狙っていた…

21 名前:稲葉美守 ◆lpYqKZtsus :03/12/18 01:02

>>20
美守が糸に絡まると蜘蛛は突進してきた。
そのまま、牙で美守のセーラー服を切り裂いた。

「な・・・・!?」

美守は怒りに満ちた目で蜘蛛を睨み付ける。

「このぉ・・・・スケベ蜘蛛がぁ!」
糸を引きちぎり、体制を立て直し蜘蛛の顔面に蹴りをお見舞いする。

さらに距離を取り、体制を立て直す。
勿論、胸を隠すのも忘れてない。

22 名前:ワダツミ ◆4464lxlzd2 :03/12/18 01:22

(抜群のスタイルを持つ褐色の少女が現れる)

お・・・・面白そうな事やってんな・・・。



23 名前:ワダツミ ◆4464lxlzd2 :03/12/18 01:39


出典 :漫画「ワダツミ」
名前 :ワダツミ
年齢 :忘れた。いくつだっけか?
性別 :じじぃによると女って奴らしい。
職業 :漁師か?多分。
趣味 :海で泳ぐこと、喧嘩。機械魚狩り。
恋人の有無 :なんだそりゃ?
好きな異性のタイプ :?(答えに困ってる)
好きな食べ物 :椰子の実。
最近気になること :海で会った女。
一番苦手なもの :ある男(ヤロー)。
得意な技 :大剣による一撃。
一番の決めゼリフ :「それじゃあ、突撃ぃ!」
将来の夢 :なんだろうな?
ここの名無しに一言 :ま、楽しくやろうぜ♪。

24 名前:ワダツミ ◆4464lxlzd2 :03/12/18 01:45

>>20-21
「面白そうなことやってんな」

争う両者の後ろから声をかける。
剣を持つ褐色の女性が立っている・・・。


25 名前:巨大土蜘蛛:03/12/18 08:40

>>21
糸を引き千切った人並み外れた腕力と懐まで接近してきた運動能力
から繰り出される強烈な蹴りを受け牙が全部折れ後方に吹き飛ばされる。

26 名前:パワードアキラ:03/12/18 11:44

>>25
蜘蛛が吹き飛ぶ。
強烈な蹴りを叩き込まれ、牙と体液を撒き散らしながら。

そして蜘蛛にとっての不運は、さらに続いた。
吹っ飛んで宙を舞っている最中、横合いから物凄い速度で突っ込んで来たバイクに跳ね飛ばされたのだ。
ちなみにバイクは前輪を上げたウィリー状態。端から撥ねる気満々だったらしい。

「ちっ……体液のせいでバイクが汚れたじゃないか。化け物め」
バイクの進行方向の10メートル前方に吹っ飛ぶ化け物蜘蛛に一瞥をくれてそう吐き捨てると、
凶行の張本人はバイクを降りる。

「……オレも混ぜて貰おうか」

バイクの主―――全身を黒いライダースーツとドクロの描かれたヘルメットで覆い隠した人影は
そう呟くと、静かに天地上下の構えを取った。
「はぁぁぁぁぁあああ―――――海(ハイ)っ!」

出典 :格闘ゲーム「私立ジャスティス学園」&「燃えろ!ジャスティス学園」(CAPCON)
名前 :風間アキラ
年齢 :16歳、高校二年生だ。
性別 :・・・・・・ここの参加資格を見ればわかるだろう?
国籍 :日本人
職業 :聖純女学院の二年生…だが、今はそんな事は関係ない!
趣味 :・・・・・バイクいじり、かな。好きなんだよ、バイクが。
恋人の有無 :・・・・・・そんなものはいない。
好きな異性のタイプ :兄貴のように頼りに―――…う、うるさい!黙っていろ!
好きな食べ物 :特に好き嫌いは・・・ない。
最近気になること :…カプコン!オレの出るはずだったカプコンオールスターズを返せぇぇっ!!(泣
一番苦手なもの :しゃべる事だ――そんなに饒舌な方でもないのでな。
得意な技 :エアバーストなどに代表される連続技。手数で勝負するほうなんでな。
一番の決めゼリフ :「―――奥義!」
将来の夢 : 将来、ってほどのものでもないけど・・・平穏に学生生活を送ることかな。今までが今までだったので。
ここの仲間たちに一言 :・・・・・・久方ぶりに、暴れさせてもらうぞ。
ここの名無しに一言 : たまに足を運べなくなる事があるが・・・なるべく告知はするから勘弁しろよ。

※ちなみにヘルメットを取ると、本来の性格である歳相応の女の子らしい言動に戻ります。
 ただし、言動が変わるだけで戦闘能力自体はなんら変わらないのでご注意を(w


27 名前:稲葉美守 ◆lpYqKZtsus :03/12/18 17:32

>>24-26
美守の蹴りを受けふっとんでゆく蜘蛛。
様子から見てどうやら牙も全部折れてしまったらしい。

―――――そんなに強く蹴ったけか?

体液を撒き散らしながら宙を舞う蜘蛛に突然横合いから物凄い
速度で突っ込んで来たバイクに跳ね飛ばされた。
唐突の乱入に「お!?」と美守は声を上げた。
あのバイクは・・・まさか。

『ちっ……体液のせいでバイクが汚れたじゃないか。化け物め』
吹っ飛んでゆく蜘蛛を一瞥しそのバイクに乗っていた人物が降りてくる。

やっぱり・・・・あいつは!

『……オレも混ぜて貰おうか』
バイクから降りた全身を黒いライダースーツとドクロの描かれた
ヘルメットで覆い隠した人影はそう一言言うと身構えた。
見た事のない構えだった。

『はぁぁぁぁぁあああ―――――海(ハイ)っ!』

美守はにかっと笑みを浮かべた。

28 名前:ワダツミ ◆4464lxlzd2 :03/12/18 23:14

>>26-27
「へ!面白そうな奴らが集まってきたじゃねぇか」
現れた二人の少女を見てワダツミは笑みを浮かべる。
キツキツのホットパンツとTシャツに自分の背丈もあるような巨大な
刀――――竜宮刀――――を抱え大地に仁王立ちする。

普通の女性ならば恥じらいの一つぐらいは見せる物だが、野生同然の
世界で尚且つ男と同じように育てられたワダツミにそれを求めるのは
無理と言う物だった。

「さあ!はじめようぜ!」

ワダツミは叫び、竜宮刀を構える!

29 名前:パワードアキラ:03/12/19 01:49

>>27
オートバイから下り、戦闘空間に応じて構えを取る。
―――程なくして、自分を獰猛に、嬉しそうに、且つ清々しい気持ちで見る視線に気が付く。
その気配に視線を這わせていき―――そこにいたのは、ぼろぼろのセーラー服にチェーンを携え、
心底楽しそうにこちらに野性的な笑みを浮かべる一人の少女。見知った顔だった。

「あいつか・・・・・・!」
ヘルメットの奥の顔が、自分を見つめる少女のそれとまったく同じように緩む。
久方ぶりに出会った、力ある友人。
再開と、彼女と戦えるという事に対する歓喜が、アキラの戦意をさらに高めていく。

「美守・・・・・・こんな所で会えるとは以外だったよ。
 一度、お前とは思い切り闘ってみたいと思ってたんだ。
 そう…あの時の雨に濡れ、怯えて逃げ回るウサギだったお前とは違う、気合の入ったお前にな!」

>>28
そして、いまひとり。
ヘソまで出したタンクトップと腿を丸出しにしたホットパンツには窮屈そうな肢体の女。
あふれる闘気を隠そうともせず、奇妙な大剣を自分達に向けて構えている。

「剣か……得物がでかい分、忌野雹より厄介かもな。
 ――だが、相手にとって不足はない! どこからでもかかって来いっ!」

それだけ言うと、アキラは構えを変える。
天地上下の構えから、上半身はそれを小さく、下半身は力を溜める様な構えへと。
それは状況に応じて様々な形に応用できる変幻自在の構え、破天の構。

(三つ巴な上に相手の出方が分からない以上、先手にはうかつに移れない・・・
 だがこれなら、変化に応じていくらでも対処が利く。狙うなら後の先!)

30 名前:稲葉美守 ◆lpYqKZtsus :03/12/19 22:44


>>29

顔はヘルメットに隠されていたので、どのような表情をしているのかは
判らない。だがなんとなく、直感と言う奴か。アキラが自分と同じように笑みを
浮かべているような気がした。

『美守・・・・・・こんな所で会えるとは以外だったよ。
 一度、お前とは思い切り闘ってみたいと思ってたんだ。
 そう…あの時の雨に濡れ、怯えて逃げ回るウサギだったお前とは違う、気合の入ったお前にな!』

痛いとこつくじゃないか。
美守の背中の一部分―――アキラの一撃を受けた―――が疼いた。

「久しぶりだな・・・。あの時の、お前の一撃は効いたぜ・・!」

美守はチェーンを捨てた。
そこらのごろつきを相手にする時とは違う。この勝負にはいらない物だからだ。
取り合えず褐色の女は後回しだ・・今は――――

「リベンジだ」

美守は小声でそう呟く。
ラクスとハロには内緒だ。

「はぁあああああああああああ!!」

美守は叫びと共に駆け出した。アキラ目掛け真っ直ぐに。

31 名前:ワダツミ ◆4464lxlzd2 :03/12/20 01:38



>>29-30

黒いヘルメットを被った女はどうやらセーラー服を着た女とは顔見知りのようだ。
二人は因縁ありそうな会話をしている。

――――面白くねぇ。俺だけ蚊帳の外かよ。

そうふて腐れると、剣を構えるワダツミにヘルメットの女が言った。
かかって来い。そう言うとヘルメットの女は奇妙な構えを見せた。口だけではなく、
身体でも何時でもこいと言っているようだ。

強ぇなこいつ。それも、かなり。

ワダツミは闘気に溢れた笑みを浮かべ、さらに竜宮刀を深く構える。
突然、セーラー服の女が動いた。真っ直ぐヘルメットの女に向かって行く。
クソ!先を越されたぜ!
一瞬遅れて、ワダツミも竜宮刀を振り上げ走り出す。

「オラオラオラァ!俺を見くびると痛い目に合うぜ!」

32 名前:パワードアキラ:03/12/20 19:06

>>30
「―――来たか」
手に持っていたチェーンを放り出し、咆哮しつつ向かってくる美守を見据え、アキラは呟く。
武器を捨て、徒手空拳でこちらに向かう。それは純粋に、対等に拳を交わしたいという意志の表れ。
チェーンの存在に、自分の親友の一人であるスケ番を思い浮かべ、刹那の間奇妙な親しみを覚えるが―――そこはそれ。

「フッ・・・・・・そうこなくっちゃな!」
――今はその純粋な気持ちに、こちらも渾身で応えるのみ!

>>31
「オラオラオラァ!俺を見くびると痛い目に合うぜ!」

「―――!」
そこへ―――わずかに遅れて、さっきの大剣の女が駆けて来る。
その手にした奇妙な大刀を振りかざし、こちらも全力で。
流石にいくらアキラと言えども、二正面から、しかもこの二人ほどの力量の持ち主と
同時に仕掛けられては分が悪すぎる。捌ききれる自身はない。
まったく同じタイミングで来るなら一緒くたに吹き飛ばすと言う手も使えるのだが、生憎と時間差攻撃である。

――集中しろ、集中しろ、集中しろ。
余計な感情を排除し、頭の中を純粋に戦闘のための思考に特化させる。
そう・・・今は、この状況を抜け出すための戦い方に徹しろ。
そして―――

「むぅぅぅぅぅ・・・・・・・・・・・・・・はっ!」
最初に突っ込んで来た美守に両手をかざし、そこから気の柱を杭打ち機の如く打ち出し、足を止める。
兄直伝の技、硬気功塊。

次いでこちらに打ちかかる女に向き直ると、その上段構えの得物に向かって、側面への飛び回し蹴りを放つ。
武器が大きい分、反応して捌くのも一手間のはず。そう踏んでの先制攻撃。
一発目の蹴りはとっさに反応され、空を切る。
だがそのままの回転で二発目、三発目の蹴りが、女の手元を狙って繰り出される!

33 名前:稲葉美守 ◆lpYqKZtsus :03/12/20 21:10


>>32
走り出した美守をヘルメットの中から見るアキラの目は純粋にこちらの
気持ちに答えているようだった。

『オラオラオラァ!俺を見くびると痛い目に合うぜ!』

美守に遅れて褐色の女も走り出したようだ。
しかも向かう先は同じ。

アキラはどう出る?
恐らく、あの褐色の女は相当な使い手だ。それにあたしも加えて二人を
同時に相手にする事は難しいはず。
そう思ってる内にアキラの様子が変わった。
恐らく、対策を考えていると思われる。余計な感情は一切感じられない。
純粋に戦いに徹しているのだ。

『むぅぅぅぅぅ・・・・・・・・・・・・・・はっ!』

後、僅かに迫った時、遂にアキラが動いた。
突っ込む美守に向け両手をかざし”何か!を撃ち出した。

――――――これは!?

「うぁ!」

見えない何かに美守は唐突にブレーキをかけられる。
だいぶ前に似たような技を見た。これは――――。

ブレーキを掛けられた美守は方向を転換して回り込むようにアキラに
接近する。

―――――――あの技は、やばい!

とするなら、隙を見て懐に潜り込み一撃を与える。

それだけだ!

34 名前:ワダツミ ◆4464lxlzd2 :03/12/20 23:56



>>33
まずは一発食らわしてやる。
ワダツミは竜宮刀を振りかぶり、ヘルメットを被る少女に襲い掛かる。

だが少女の反応は極めてすばやく上からの襲撃に対し側面へ飛んだ。
さらにそのまま、回し蹴りを放つ少女。

「ちぃ!」

こちらの弱点をついた攻撃だった。
竜宮刀は破壊力は大きいが、これを使うと反撃への反応がどうしても
遅くなる。

なんとか一撃は交わしたが、そいつはその回転を利用し連続した蹴りを放ってくる。
ガキン!と言う音と共に竜宮刀に二回目の蹴りがあたる。さらに三回目の蹴りはワダツミの
手元に命中する。

「つぅ!」

竜宮刀が地面に落ちた。やっぱまだ、慣れてないな。
だがな。竜宮刀なんかなくったってな!

ワダツミはそのまま、少女目掛け拳を繰り出す。
先ほどの少女の蹴りと同じく反撃の暇を与えない連撃が
少女に放たれる。

35 名前:パワードアキラ:03/12/21 01:12

>>34
まずは武器を狙い、攻撃力を削ぐ。
その狙いの下に、飛び回し蹴りの三連撃―――旋蹴舞を放つ。
「沸ッ!」
一撃目。反応され、かわされる。

「―――むんっ! ぬぁああっ!」
二撃目、そして三撃目。
大剣の腹を蹴ってバランスを崩すことに成功し、そして三度目の蹴りが見事に相手の手を捉える。
女の手から剣が落ちる。チャンスだ。
後はこのまま、拾う隙も与えず一気に―――――!?

「・・・・・・ガッ…!」
次の瞬間、顔面に大きな衝撃。たまらず、大きくのけぞる。
ヘルメットをかぶっているとはいえ、流石にこのダメージは殺しきってくれなかった。
旋蹴舞は全身を使った飛び回し蹴りという性質上、三発目を振りぬいた直後の隙も小さくない。
その無防備な瞬間を狙われたか・・・!

だが、その失態を悔やむ間もなく、肩口と脇腹に拳が叩き込まれる。
「ぐ・・・・・お・・・!」
さらなる拳打が重ねられる中、それでもどうにかガードを固め、ラッシュに耐える。
此処でガードを固め、隙を見出して攻撃を捌き、この状況を打開する――――心算だったのだが。

>>33
拳打の嵐の中、自分の死角に回り込もうとするセーラー服の少女を、アキラの視界はその端に捉えていた。

―――マズい。
これではカウンターでラッシュを跳ね除けても、美守に対しては隙だらけだ。
そしてこのまま二正面での戦いを強いられる―――先の二の舞じゃないか! なら・・・

考えがそこに及ぶと、後はアキラの割り切りは早かった。
重ねられる拳の弾幕に耐え続け、その中の割と大振りな一撃を見出すと―――そこに集中してガードを固める。
そしてアキラの体は、大きく後方に舞った。

―――が、それなりの距離を飛んだところで宙返りして受身を取り、衝撃を殺して着地。
厳密には大きく吹き飛ばされたのではない。アキラの方から、拳の勢いを利用して後方へ飛んだのだ。
ラッシュに耐え続けた両腕は痛むものの、深刻なダメージには至っていない。
この二方向からの挟撃状態を避けて距離を取る―――これがこの窮地に対するアキラの打開策だった。

「・・・・・・痛ぅっ・・・!
 さぁ、仕切りなおしと行こうか?」

36 名前:稲葉美守 ◆lpYqKZtsus :03/12/21 01:35

>>35
行けるな。
走りながら美守はにやっとした笑みを浮かべていた。
アキラは褐色の女の連撃を防御するのが精一杯だ。
うまくいけば褐色の女諸共アキラを倒せる。

だが、アキラの次の行動は美守の予想を越えていた。
突然、アキラの体が視界から消えた。

――――どこ行った!?

走りながら後ろを振り向くとアキラが丁度地面に着地する所だった。
嘘だろ!?
しかし驚いてる時間はなかった。美守の前には褐色の女が待ち構えている。
褐色の女もアキラの行動は予測してなかったらしく。驚いたような
顔をしていたが、美守を敵と認識すると今度は美守に攻撃態勢を取る。

『・・・・・・痛ぅっ・・・!
 さぁ、仕切りなおしと行こうか?」』

着地したアキラが言った。やっぱすごい奴だ。

37 名前:ワダツミ ◆4464lxlzd2 :03/12/22 00:00

>>35-36
ワダツミの放った拳は少女の顔面を直撃した。三発目の蹴りを放った直後に。
ヘルメットの上からの一撃だが少女はかなりのダメージを受けたようだ。
しかし。

「く・・いちちちち!なんてカテ−もん被ってやがる」

ヘルメットのダメージだけではない。先ほど蹴りを受けた部分。
表情にこそ出さなかったが。

――――すげぇ力じゃねぇか。

腕のダメージに耐えながら、ワダツミは少女の身体に拳を叩き込む。
さっきのお返しも兼ねてな!
だがワダツミは少女がパンチを受けながらも後ろに気を配っている事に気づいた。
視線を前方にやるとそこには回り込んでくるセーラー服。

そうだ、コイツも居た。
だがその前に、目の前のこいつを倒してやるぜ!

ワダツミはとどめを刺すべくより一層強力なパンチを繰り出した。
パンチは綺麗に少女に叩き込まれ、ワダツミは勝利を確信した。

―――――何!?

次の瞬間、少女の身体が宙をまった。
回り込んだセーラー服の少女を越えて後方に着地。
あまりも瞬間的な出来事にワダツミは一瞬気を取られていたが
新たに自分の前に現れたセーラー服を認識すると即座に攻撃態勢に入る。

「いくぜ!おらぁ!」

ワダツミは前に出るとセーラー服の少女にハイキックを放つ。
褐色のスラリと伸びだ美しい足がセーラー服の少女を襲う。

38 名前:稲葉美守 ◆lpYqKZtsus :03/12/25 23:31

>>37vsワダツミ

そう考えて笑みを浮かべてると今度は美守が戦闘態勢を取っていた女と
対峙する形に入った。

女は素早い動きで美守目掛け足を持ち上げた。
長く健康的な褐色の足が美守の側頭部目掛け伸びてくる。

―――――キックか!

ガッと言う音が辺りに響き渡る。

「あぶねぇあぶねぇ」

美守が咄嗟に出した腕に、足の襲撃はブレーキを掛けられた。
しかし――――すげぇ蹴りだ。アキラに負けないぐらいの。

美守は足を払いのけ一旦間を取る。
三人は再び元の陣容に対峙する。

39 名前:パワードアキラ:04/01/09 00:27

>>37-38

「ふう……!」

わざと大振りの一撃を受け、その勢いを利用して距離を取る。
バツたちをはじめ、今までやりあってきた百戦錬磨のライバルたちとの戦いの中で見についた知恵の一つだ。
いい具合に目論見は成功し、アキラは挟み撃ちの状況から抜け出した。

三つ巴の状況の常として当然の理だが、
アキラという挟撃する相手を失った美守と薄着の女は、二人とも目標をお互いに定めて激突を始めた。
このぶつかり合いから一歩離れた状況は好機。狙われる立場から狙う立場へ。
一瞬の隙をうかがい、攻撃を仕掛ける腹積もりだったが――――
薄着の女が放った蹴りに押され、ガードをした美守が大きく後ろに下がる。

「ちっ・・・・・・また三つ巴か」

状況は、またも元の木阿弥、膠着状態に戻ってしまった。
一方がもう一方に攻撃を仕掛ければ、残った3人目に漁夫の利を与える事になってしまう。
ヘタをすれば仕掛けた者が一番割を食うゆえに、おいそれと仕掛けられないこのジレンマ。
だが、仕掛けなければいつまでも勝負がつかないのも事実。


「・・・・・・ええぃ、ままよ!」

アキラは腹をくくると、状況打破のためにアクションを起こす。
まずは攻撃を仕掛け、この均衡を動かす。このままでは何も始まらない!
先の薄着の女の一撃でバイザーにヒビの入ったフルフェイスヘルメットを脱ぐと、アキラは走る。
足の向く先は――――ヒビを入れた張本人、大剣を持っていたあの女。

「――――このヘルメット、実は気に入ってたんだからね!?
 ヒビ入れた落とし前として、早めに退場してもらうよ!」

脱いだヘルメットの下から現れたのは、先の張り詰めた男性的な気勢とはうって変わって
年相応・容姿相応の口調と声音で喋る、一人の女子高生の顔だった。

「・・・・・・えぇぇぇぇいっ!」

整った顔にショートの黒髪をなびかせ、さらに吶喊しながらヘルメットを振りかぶり―――投げる。
勢いをつけて投擲されたドクロ柄のフルフェイスヘルメットは、割と速い速度で、薄着の少女の顔面へ向かって飛ぶ。

「・・・はぁっ!」

そしてそのヘルメットを追いかけるようにして―――アキラは、女に飛び蹴りを放つ。
先にヘルメットを顔面狙いで投げたのは、攻撃と牽制以外に、追撃の飛び蹴りへの注意を逸らす意味も込めて。
その後背に追撃の飛び蹴りを隠し、硬い黒地に描かれたドクロの絵柄が、薄着の少女に迫る!

40 名前:ワダツミ ◆4464lxlzd2 :04/01/09 23:09

>>38-39
『――――このヘルメット、実は気に入ってたんだからね!?
 ヒビ入れた落とし前として、早めに退場してもらうよ!』

走りながらヘルメットを脱ぎワダツミに向けそういい放つ少女。
脱いだヘルメットの下はどこにでもいそうな少女の顔だ。

――――へ。俺が退場だって?おもしれぇ!やってもらおうじゃねぇか!

ワダツミが身構えると少女は叫び。ヘルメットを投げた。
ワダツミの顔面目掛けて。かなりの速度で飛んでくる。

だが――――

「こんなもんで俺を倒せると…おもってんのかぁ!」

そう叫ぶとワダツミはヘルメットを右腕で弾き飛ばす。
バチン!と言う景気の良い音を立てヘルメットが宙に舞う。

――――!

宙を舞うヘルメットに気を取られ対応が遅れた。目の前に迫る少女の飛び蹴りに。

「…ぶはぁ!」

少女の蹴りはワダツミの顔面に直撃し、ワダツミの身体はそのまま後ろに
ぶっ飛んだ。一瞬意識が飛ぶほどの蹴りだ。

―――――こんな奴がいんのかよ!この世には。

地面に叩き付けられる音と共に砂埃が舞う。
だが――――野生児ワダツミは手足の痛みそして顔面のダメージにも屈せず
立ちあがる。

「クソ!この俺が…」

だが手足と顔面に受けたダメージは深刻だった。まだ戦えば確実に負ける。
仕方がねぇ!
衣を返しワダツミは剣を拾い上げる。

逃げるんじゃねぇぞ!後ろに向かって進むんだよ!

「やるなてめぇ!今日はこのぐらいで勘弁してやる!次に会ったら覚えてやがれ!」

少女の返事も聞く間もなくワダツミは猛然と走ってゆく。
どこまでもタフな女。野生児ワダツミ。

(ワダツミ退場)

41 名前:稲葉美守 ◆lpYqKZtsus :04/01/27 23:40

>>39-40
三人が対峙する状態から、真っ先に動き出したのはヘルメットを被る少女アキラだった。

アキラはヘルメットを外す。フルフェイスのヘルメットの中から現れたのは
美守と同じ年頃の、美守のそれとは少し違う雰囲気を持つ女子高生だった。

アキラはヘルメットを持ったまま走り出す。
向かう先は、先ほどの褐色の女。
アキラはそのまま走り、褐色の女目掛けヘルメットを投げた。

――――!

美守の位置からは見えたが、飛ぶヘルメットのすぐ後ろ。
アキラは飛び蹴りを放っていた。攻撃。牽制。追撃。の三つを
揃えた攻撃。

―――やっぱすげぇな。アイツ。

蹴りは、ヘルメットを弾いた女の顔面に直撃し、女は後ろにド派手に吹っ飛んだ。
決まったな。多分あの女はもう立てない。しかし、それにしても見事な蹴りだ。
まともに受けたら美守でも危ないかもしれない。

だが、次の瞬間、吹っ飛んだ女が立ち上がった。

「ゲッ!?」
美守は思わず声を漏らす。

なんてタフな女だ。アキラもすげぇがコイツもただモンじゃねぇ。

だが、褐色の女の方もダメージは大きいらしく、何やら喚くと衣を翻し
逃げ出す。

これで一人退場。二人ってわけか。

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