一刻館イベントホール
- 1 名前:名無し客:03/11/22 23:52
- ここは一刻館内での各種イベントをとり行なうためのイベントホールです。
使用規定は以下の通り。
○イベントの主催、及び入場は自由です。
イベントを開催する場合、最初にイベントルールを貼っておくことをお勧めします。
○当ホールにもスペースの限りがございます。
混乱を回避するため、複数イベントの同時開催はお控えください。
○イベントの参加者は主催者の定めたルールを守りましょう。
○当ホールはイベント会場です。
それ以外での使用は御遠慮ください。
なお、当ホール開設記念としてロボット乗りスレッドの基地祭イベントが行なわれます。
詳細は>>2-5あたりを参照してください。
- 2 名前:瀬戸口隆之@ ◆o2ONiKid.s :03/11/22 23:53
- ―――レディースッ!アンド・ジェントルメン!!
野郎共、お嬢さん方、皆さん大変長らくお待たせいたしました。
これより、ロボ乗りスレ主催、第一回ミス一刻館コンテストを開催いたしまーす!
(わぁぁぁぁぁぁ…!ピュー♪ピュー♪パチパチパチ…)
司会は俺、お耳の恋人こと、ロボ乗りのプリンス、瀬戸口隆之と―――
- 3 名前:クルツ・ウェーバー ◆URUZ6oKCII :03/11/22 23:54
- 百発百中愛の狙撃手、クルツ・ウェーバーでお送りしまーっす!
さぁ、いよいよ満を持して始まったミス一刻館コンテスト!
ここ一刻館に集った、押しも押されぬ、キラ星の如く輝きまくっている一刻館の美女・美少女たち!
この豪華絢爛、百花繚乱、できれば俺も一人欲しいっ!(何)なお嬢さんおネエさんの中から、
栄えある初代ミス・一刻館に輝くのはどの娘なのかっ!?今後の展開が見逃せないぞぉ諸君っ!
それでは、本コンテストのルール説明、いってみよーかぁっ!?
- 4 名前:瀬戸口隆之@タキシード ◆o2ONiKid.s :03/11/22 23:55
- はいは〜い♪それではルールを説明します。
まず、>>5からは受け付けタイムだ。名無し諸君はお嬢さん方の受付が終わるまで静かに待っていてくれよ。
お嬢さん方が緊張したらいけないからな。
エントリー資格は女性なら他スレの方々でもオーケー。
エントリー受付をする場合は、こんなふうなテンプレを使うとわかりやすくていいね。
名前 :
年齢 :
職業 :
出典 :
主な活動スレッド:
自己アピールを一言!:
受付は今日から16日後まで。お嬢さん方は奮って参加してくれよな。
受付終了後はアピールタイム!各自2-3レス以内で好きなパフォーマンスをやってもらう。
お嬢さん方は存分に自分の魅力をアピールしてくれ。
どうやら今回は水着でのアピールも特別に許可されるようだぞ。
自信のあるお嬢さん方は挑戦してみるのもいいかもね。
水着の場合、○○@水着と表記してくれれば助かるな。
アピールタイムは名無し、キャラハンを問わずにコメント可だ。勿論、俺達もコメントするぞ♪
名無し諸君、キャラハン諸君はどんどんコメントしてくれ。
た だ し 、野次は駄目。こいつは基本だ。
そしてパフォーマンスが終わったら投票開始だ。
自分が好きなお嬢さん、気に入ったお嬢さんに投票してくれ。
投票期限は大体10日間。
君の一票がミス一刻館を決める、よ〜く考えて投票してくれよな。
なお、集計結果は後日、俺達と特別司会者のダウゲ=ベルガーが発表するぞ。
さてさて、今回はどのような麗しき姫君にお会いすることが出来るのでしょうか。
それでは、第一回ミス一刻館コンテスト、受付スタートだ!!
- 5 名前:セネス=CTN=クロフォード@黒スーツ ◆iCENESsApo :03/11/25 21:58
- 「・・・・・・・・はあ」
・・・こうしてため息をつくのも、今日何度目だか分からない。しかし、今私が置かれた状況を
思うと、懲りずにまた繰り返さざるを得ないのである。現在私は、イベントホールの受付で、
いつものボディスーツとは違う黒いエージェントスーツを着て、書類を前にペンを握っているの
だった。
何故こんな事になってしまったのか。そもそも、このイベントホールでミスコンテストをやると
いうことで、私の部隊がイベント中の警備を任されたのだ(普段の格好でないのは警備を
するには目立ちすぎるからである)。私はミスコンに興味などなかったのだが、暇なときに
会場をぼんやりと眺めていたのを上司に見つかり、
「そんなに出場したいのなら出ればどうだ?」
と誤解されてしまったのである。私はすぐに誤解を解こうとしたのだが、それを聞きつけた
部下達が、
「隊長が出るのなら我々も応援しますよ!」
などと調子に乗りだし、それが広がっていつの間にか、私以外の人間全てが異様に盛り
上がってしまった。こうなるともう引っ込みがつかなくなり、私が何を言っても無駄である。結局、
私はミスコンに出場せざるを得なくなってしまったのだった。
(こんな事ならちゃんと休憩室でぼんやりすればよかったか・・・)
などと後悔してももはや後の祭りである。
「・・・・・・・・はあ」
やはり、ため息が出てしまう。しかしいい加減、覚悟を決めねばなるまい。
どうせ優勝を狙っているわけでもないのだから、気楽にやればいい。戦場で殺し合うよりは
よっぽどマシだ、と私は多少投げやりな気分になると、書類にペンを走らせ始めた。
名前 :セネス=CTN=クロフォード
年齢 :32歳(肉体年齢21歳)
職業 :軍人、戦闘機パイロット
出典 :サンダーフォースV
主な活動スレッド:一刻館STG総合スレッド「Last Letter・・・」、キャラハン達が一つのクラスに
いたら?等
自己アピールを一言!:・・・特に取り柄も持たんつまらない女だが、それでもよければ応援
してくれ。
- 6 名前:鑑 純夏 ◆sumIkA7S02 :03/11/27 15:52
- もうすぐ武ちゃんと御剣さんの誕生日。
プレゼントはどうしようかなぁ…。
2人分は、私のお小遣いじゃ厳しいし、今度アルバイトする予定のお店は、開店が延期されちゃってバイト代は当分見込めないんだよね。
「鑑様。それでしたら、これに出場されては如何でしょう」
月詠さん? 相変わらず神出鬼没だね。
『これ』…ミスコン!?
「ロボ乗りスレッドは、一刻館でも屈指の予算が使用されているスレッドです。――であるならば、そこが主催するイベントの賞金も相応のものであると予想されます」
でもでも、私なんかが出たって優勝なんか無理だよっ?
恥ずかしいだけだってば。
「僭越ですが、鑑様は基は悪くありません。万が一の可能性もございます。――それに、普通のヒロインにはない属性も幾つかお持ちです」
そ、そうかな? 悪くないかな?…で、普通にない属性ってなに?
「…(コンマ5秒)。お、お元気なところとか?」
今の間は何!? しかもなんで疑問形!?
「そ、それに……そう。考えてることがすぐ顔とアンテナに出る素直さ、普通ならば3年は意識不明になる交通事故でもぴんぴんしている頑丈さ、なにかと武様を星にしてしまう手の早さと攻撃力―――本当に人間ですか?―――などもあげられます」
それ、誉められてるのかなぁ…。
なんか無理矢理付け足したような…。
「なにより、ミスコンへ挑戦する気概もなくて、冥夜様に勝てると思わないことです。鑑様の武様への思いは、その程度ですか」
む!
いーよ! 出るよ!
優勝狙っちゃうんだから!
御剣さんも武ちゃんも関係ないけどさ!
名前 :鑑 純夏(かがみ すみか)
年齢 :17歳
職業 :高校生
出典 :マブラヴ
主な活動スレッド:近日立つ予定の【喫茶 一刻館 館内支店】(仮名)スレッド
自己アピールを一言!:もう、いけるとこまでいっちゃうよ! スレが立ったら、そっちも応援よろしくねー!
- 7 名前:謎の美女 ◆TSMAgIUS4A :03/11/27 16:04
- (イベントホースの隅を通りかかる、相変わらず貧乏な某探偵)
探偵「ミスコンか、流石に俺には関係ないよな・・・ん?」
(そのとき、不意に背後に気配を感じて振り返るが・・・)
某財閥総帥「・・・ウィンフィールド、 や り な さ い 」
執事「は」
/ ←探偵 ,,,__,,,、、 -‐'''"゙ヽ,
●■ヘ ・,, 、 r‐"´ ,,, |_
\ 7 ’・\\゙ , / // i --、_,,..、-‐''" ヽ.
゙\ ’ ,\\\ // / / / """ ノ
・ ’、 丶 \ \’ / // / " ;;;;、--‐‐'''""`'i
’ ’’丶\ ,, -‐''"゙゙`フ! ヘ、 ,, ! ノ!
,r''"゙ ‐''゙|;;/;‐、;`l ,-" ,| ""ー、 -‐'''"`ヽ
/‐'" ;;;;;;:::::::/ ヽ/ノ /" ,,イ ,゙!
/ <. /_ヽ i'"´ l,ヽ ノ
/ / / ミ` ー-=-t'゙ノ'! ,ー''ヽ-、, _/ \゙、 ┌‐''"´
/// / ∠ -t,,r;;--、,,イツ、 ゙''''´ノ ヽ | / / / ;'/゙'| ミ ヽヽ, メ、 ,,ー‐'' ノ
// /// /,r‐'フ /,メ、j / |ゝっヾ/ | ミ `ー、_` ヽ丶 / `''i.
/// // く //;;;// 、;`'ー- - 1_, ,,、/‖ ゙| ミ`  ̄`''ー''" ̄ /
/ // ノ ^゙;;;;;//,r‐'''゙゙ ̄ ̄`ー/ / / ‖ ゙"、 ミミ ミ / / /
// / ‐''' ̄ ̄;;;;、-"゙/ / ノー´ 从ノ ‖ ヾ, /ミ、 ミ,,/ /
/ /;;;;;/;;,/""/ / ソ` ゙, ノ ゝ \ ゙ー-、,,,/゙゙""" / /
;;;;;;/;;/;/ / | / / 丿/`;:: ー-== ノ\ / //
//;;;;/ / / / i, ::::: / ''ー ,,- '"ヽ |
探偵「げふっ!・・・な、何が一体・・・・ガクッ(昏倒)」
執事「・・・では、あとは任せましたよ」
メイド×3「イエッサー!」
(部隊袖から現れたメイド部隊が探偵を何処かに運び込み、うち一人が
書類の項目を埋めておいていく)
名前 :Unknown
年齢 :20代前半
職業 :探て・・・もといUnknown
出典 :斬魔大聖デモンベイン
主な活動スレッド:ロボット乗りが集うスレ(?)
自己アピールを一言!:頑張りますさかい、応援してや!(代筆:メイドA)
・・・⊂⌒~⊃。Д。)⊃
(メイド達が去り、残されたのは、何故か気絶している何処かで見たような容姿の
美女が一人)
- 8 名前:ヘイゼル=ミリルドルフ@ちょっと露出度の高いドレス ◆FDTENRINBk :03/11/27 16:32
- 「なになに・・・水着じゃなくても許可?あーん久々に水着着れると思ったのにぃー」
「というか、良いんですの?片胸がないのに水着なんか着て、まぁよかったです、これで私も出場できますから。」
応募要綱の所をみて悔しがる一人の女性・・・元G機関長、レーヴェンツァーン=ネイロルと
と逆に喜ぶ女性・・・元『救世者』ヘイゼル=ミリルドルフ。
ヘイゼルは係員から応募用紙を貰いながら、さっきの答えをを待った。
「いいわよ、場合によってはパットでも入れてもよかったし、正直に人工心臓使ってるから
片胸ないですーって言うつもりだったし、それよりもよかったわねぇ水着限定じゃなくて。」
応募用紙の欄を覗き込みながら答えるレーヴェンツァーン。
小さな声で「スリーサイズとかはなしかぁ」とか言っているが無視
「ええ、まぁ正直肩の"あれ"はやはり見せるのきついですし
しかしすみませんでした、もし水着限定なら出てくれませんか?なんて言って」
書き終わった用紙を係員に渡しながら言う。
控え室を覗くと妙にため息ばかりしているセネスさんしかいないが後からどんどん増えていくだろう。
「いいわよ、どーせ暇だったし。大尉もなかなかこっち来てくれないし。
昔は仕事忙しかったせいでこういうお祭り騒ぎにでれなかったしね、まぁ本番では応援させてもらうわ」
「ええ、よろしくお願いします。出る事隠してるからベルガーさんびっくりするでしょうねー
たまには私がそれなりにキレイだという事思い出してもらわないと」
そういうと彼女は意気揚揚と控え室に入っていった。
名前 :ヘイゼル=ミリルドルフ
年齢 :26歳
職業 :教師
出典 :都市シリーズ・第2期伯林
主な活動スレッド:キャラハン達が一つのクラスにいたら?、一刻館でもライトノベル総合スレ等
自己アピールを一言!:えーと、こういうのには慣れてませんがよろしくお願いしますね
- 9 名前:アイビス・ダグラス@ジャケットなし ◆IBISu6AG36 :03/11/27 19:32
- 「…ミスコン?」
ツグミが持ってきたチラシを見て溜息混じりにぼそり、と呟く。
端から見て、不機嫌そうに見えるのは…ここ数日の食事が芋料理ばかりだからに違いない。
『ええ、そうよ。ミス・一刻館コンテストね』
平然と答えるツグミ。
その間も、ジャガイモの皮むきの手は止まらない…ってまた芋…
「で、これに出るって言うの?」
『ええ、アイビスがね』
…え?
「…なんであたしが」
『それはもちろん、優勝してもらって生活を改善してもらうのよ』
そりゃあ、優勝すれば賞金も出るだろうし、この超低空飛行な生活も改善できるだろうけど…
「なんでツグミが出ないのよ」
『今のトレンドは貧に…もとい、スレンダーだからよ。グラマーなのは流行じゃないわ』
…暗に自分はグラマーだと言いたいの、ツグミ?
『それにアイビスなら女性票も稼げるかも知れないし』
「…どーいう意味よ」
まあ、別に出るだけだったら構わない、か…
『あ、行く時にはジャケットは脱いでいくのよ? 露出度高い方がウケがいいから』
「いや、寒いんだけど…」
『外宇宙はもっと寒いわよ』
「意味わかんないよ!」
名前 :アイビス・ダグラス
年齢 :21歳ぐらい
職業 :恒星間航行船パイロット
出典 :第二次スーパーロボット大戦α
主な活動スレッド:ロボット乗りが集うスレ
自己アピールを一言!:あー、その…よろしく。
・
・
・
あたしは記入の終わった応募用紙を受け付けに渡し、控え室の扉を開けた。
ジャケットは結局脱いできた(涙)
- 10 名前:フェイ-イェン@人間もーど ◆wwKVR014bc :03/11/28 03:47
- ○月×日 晴れ
今日はお姉さまと一緒に遊び…じゃなくて、社会見学に行く日なんだっ♪
(そーいう名目じゃないとお姉さま、一緒に来てくれないからねー)
心配していたシャドウやアジムの徴候もなかったし、お天気もよかったので
まずは安心安心っと。
で、今回のお出かけ先はロボット乗りスレッドの基地祭。
え? リリンに身元保証されてるお姉さまはともかく、追われる身のあたしが
こんな基地にいることがバレたらまた大騒ぎになるんじゃないかって?
けど今回は大丈夫なんだ♪
あらかじめ基地の人たちにお願いしておいたから、今回のお祭りの間は
見て見ぬふりをしてもらえることになってるんだ。
(もちろんあたしのほうも正体明かさないように気をつけるって約束だけどねー)
閑話休題っと。
てなわけで、あたしとお姉さまは連れ立って会場まで向かったんだけど―――
今更ながらって気はするけど、お姉さまってば、すっごく世間知らずなんだよね(汗
途中、信号に気がつかなかったり、メトロの切符が買えなかったりで
ホンッとに危なっかしいんだから―――
あたしが一緒にいてフォローしなかったら一体どうなってたんだろ?
ま、まあとにかく無事に会場にたどりついたあたしたちはそこで
面白そうな企画を見つけたんだ。
それは―――
ミ ス コ ン
これはもう出るしかないじゃない?
「あたしの おんなのことしての ちがさわぐ」ってやつよ!
(正体隠さなきゃいけないんで偽名でエントリーだけどね…)
もちろん、あたしが出るからにはお姉さまも一緒に出場ねっ!
あたしたち姉妹でワンツーフィニッシュをキメてやるんだからっ!
(お姉さまは「ミスコン」の意味がよくわかってないみたいだけど……)
名前 :F・Y・プラジナー(仮名)
年齢 :14才!
職業 :今は某所でウェイトレスやってますっ!
出典 :電脳戦機Virtual-Onシリーズ
主な活動スレッド:【電脳戦機】Cyber Imaginaly Space【Virtual-On】
Sisterly'Cafe〜妹が集まる喫茶店
自己アピールを一言!:みんな! あたしのこと、応援してねっ・
- 11 名前:エンジェラン@人間体 ◆6Jd7VR017. :03/11/28 03:51
- ○月×日 晴天
おとうさま―――
今日はあの子とともに社会見学に出かけます。
思えばわたし、これまで世間というものに直に触れる機会が
ほとんどないままに日々を過ごしておりました。
時間がなかった、というのは言い訳にすぎませんね。
わたしがその気になればいつでも外に出ることはできたのですから。
きっと、わたしの中にまだ残っている人々を恐れる気持ちが
わたしの足を躊躇わせていたのでありましょう。
リリンを助け、世界を守るために生きると誓っておきながら
まだまだわたしにはいたらないところがあったようです。
これからは、わたしもあの子のようにもっと積極的に世界というものに
触れていけるよう、努力いたしましょう。
正直、自然に世間を渡り歩いているあの子がうらやましく感じられます。
わたしもあの子のように屈託なく笑えるようになれればよいのですが。
さて、今回はC.I.Sを「飛ぶ」のはやめて、あの子の言う通りに
公共の交通機関というものを使って移動したのですが、
それはわたしにとっては実に新鮮な体験でした。
(以下、交通機関についての叙述数十行をスペースの都合により省略)
ふふ… 結局あの子に助けられっぱなしでした。
これではどちらが姉なのかわかりませんね―――
そして会場に到着したのですが……
妹は、見るもの聞くものが皆、初めてのものばかりで戸惑うわたしに
「一緒に『みすこん』なるものに出場しよう」
と言い出してきました。
その、『みすこん』というものが如何なるものなのかは存じませんが
あの子との大切な思い出をつくる機会であるのと、世界を学ぶ一助になるであろう
ことから、わたしも出場を決意いたしました。
「あの… 申し込み用紙の記入はこれでよいのでしょうか?
何やら妹がいろいろと書き直していたようなのですが―――」
※申し込み用紙には夥しい修正の後が。
修正後の筆跡は>>10のものと酷似している。
名前 :エンジェ(修正) A・プラジナー(仮)
年齢 :年はとら(修正) 17才です
職業 :オリジナ(修正) 学生
出典 :電脳戦機Virtual-Onシリーズ
主な活動スレッド:【電脳戦機】Cyber Imaginaly Space【Virtual-On】
自己アピールを一言!:みなさま、よろしくお願いいたします。
- 12 名前:ドロレス ◆LinksqNm82 :03/11/28 21:42
- (ホール前を通りがかるピンクのオービタルフレーム。ちょっと不機嫌そう。)
おやじごころと秋の空…。
なんて人の心はうつろいやすいの?
わたくしがこんなに尽くしてるのに、
おじさまったらわたくしを放って基地の職員さんと話し込んじゃって。
そりゃ、おじさまは昔は軍にいたから、
積もる話もあるでしょうけど……退屈です。
あら、美人コンテスト? 楽しそう。
そうね、これで優勝したら、おじさまもわたくしの魅力を再確認するに違いないわ!
名前 :ドロレス
年齢 :AIの設定では17歳程度
職業 :オービタルフレーム
出典 :Z.O.E Dolores,i
主な活動スレッド:ロボット乗りが集うスレ
自己アピールを一言!:女ドロレスの心意気見せてやるわよ!
- 13 名前:天狼清水@メイド服 ◆4/lf62HhYI :03/11/28 23:29
- それは、一枚のチラシから始まった…
「清水、こいつに出てみないか?」
「ん?」
兄貴が差し出した紙にチラリと目をやると、そこには
『ミス一刻館コンテスト!』
というタイトルがデカデカと書かれ、その下にはグラマーな女性が描かれていた。
「…兄貴、正気かい?」
「何でだ?」
この男は……。
「だいたい、何であたしが?」
「お前、お金に困ってただろ?」
…なるほど、賞金が出るんかい。
そりゃ、稽古に精一杯でバイトなんぞできんからお金には困っとるが…。
「あたしが出場したとして、優勝できると思うのかい?」
「おう」
…こ、この男は…多分本気で言っとるんだろうからタチ悪い…。
言ってやりたい事は多々あったが、相手は兄貴だ。
何を言ったところで聞きゃすまい。
それに、お金が無いくせにいろいろと欲しい物があるのも事実。
これ以上兄貴に借金するのも気が引ける…。
「………わーったよ」
「お、参加する気になったか?」
「まあね……水着で衆人に体を晒すんは気が進まんがね…」
「それなら大丈夫だ。 なんか水着でなくともいいらしい」
「そうなん? それなら問題ないか…さて、何を着ていくかね」
「あれにしろ」
「あれ?」
「夏休み中、バイトしてただろ。 あの制服」
「ああ……メイド服」
「多分、その方が受けがいいだろうからな」
「全く………男ってやつは………」
名前 :天狼清水(てんろうきよみ)
年齢 :15歳
職業 :八凪高校1年生
出典 :オリキャラ
主な活動スレッド:◆自分のオリキャラ◆なりきりスレッド 7
自己アピールを一言!:勉学、武芸に家事全般! 多芸さなら負けないさね!
- 14 名前:咲耶 ◆FXSAKUYA52 :03/12/01 09:29
- ――――その日は、何時もと変わらない放課後でした。
「ねぇ、咲耶ちゃん……どうしたの? 何だか難しい顔してるみたいだけど……」
ただ一つ、違うとすれば私の隣に居るのが、私の愛するお兄様っ♥……じゃなくて妹の可憐ちゃんだという事……。
お兄様ったら、『先生に仕事を押しつけられちゃって一緒に帰れないんだ、ゴメン』だなんて……私よりそんな仕事のほうが大事だっていうの!? これはきっとダイ・アモンのせいよ!!
「……ねぇ、咲耶ちゃん……?」
「あ、ううん。なんでもないわよ可憐ちゃん……ねぇ、折角だから喫茶店にでも寄っていかない?」
こういう時はエスプレッソでも心ゆくまで味わわないと、どうにもうこうにもやりきれないわよ……。
「寄り道ですか? でも、遅くなるとお母さんが心配しちゃうかもしれないし……」
可憐ちゃんって、こういうところで変に真面目よね。
「大丈夫よ、別に今日は帰らないって訳じゃないんだし。それに可憐ちゃんのお母さんには私から説明してあげるから、ねっ?」
―――はぁ……こんな台詞、私が言うんじゃなくてお兄様に言ってもらいたいなぁ……。
「……咲耶ちゃんがそこまで言うんだったら、可憐も一緒に行きます」
交渉は成立。そんなわけで私達姉妹は制服姿のまま繁華街に向けて歩き出した。
何時もの様に、馴染みの喫茶店に入店する。
店の中からは、最近ある事情から働き始めた顔なじみのウェイトレスの元気な声が聞こえてくる。
案内された席に座ると、隣から声が掛かった。
「あら? 咲耶ちゃんと可憐ちゃん、ごきげんようですの」
――――私の知り合いで、語尾に『ですの』と付ける女の子は三人しか居ない。
1人は俗称:毒舌2歳児、1人は俗称:天然系歌姫、そしてもう1人は――――
「あら、白雪ちゃんも学校の帰りなの? ごきげんよう」
そこにはトレードマークの大きなリボンにふわふわの縦ロールを揺らした―――妹の白雪ちゃんが居た。
白雪ちゃんはお兄様と私達が通う白並木学園ではなく、衛ちゃんや鈴凛ちゃんと同じ若草学院に通っているので私達とは違う制服姿だ。
エプロンを模した前垂れが、料理好きの白雪ちゃんらしくて可愛らしい。
ちなみに、挨拶の“ごきげんよう”は私が使い出した途端、姉妹の間で広まってしまった。(普段から使っていた亞里亞ちゃんは不思議そうにしていたが)
「はいですの。そう言えば咲耶ちゃん、これ……知ってましたの?」
そう言って白雪ちゃんがカバンから取り出したのは一枚のビラ。
『君こそクイーンだ! 第一回ミス一刻館コンテスト 主催:ロボ乗りスレ』
そんなカラフルでポップな字体の大見出しが躍る、ビラだった。
「えっと……これって、つまり」
「そうですの! 姫は咲耶ちゃんが出るに相応しいと思って持ってきましたの♥」
――――まさか白雪ちゃん、それだけのためにわざわざ待ち伏せしてたの?
「可憐も、咲耶ちゃんなら出そうだなぁって思うんだけど……」
……えーと、つまり可憐ちゃんは私の事をミスコン荒しとか自己顕示欲が強いとか、そういう風に見てたって解釈でいいのかしら……?
「……でも、こういうのって水着審査とかって付き物じゃない? 私、お兄様以外の男には例え水着姿でも見せたくないんだけど……」
―――流石に、私だって誰かの思惑通りに動きたくないわ。それに、プールや海ならいざしらず観衆の視線の集まる場所で水着姿と言うのは――――温泉の時に披露してる? あれは例外よ!
「もちろんその辺は抜かりないですの!」
そう言って、白雪ちゃんが示したのはビラの出場資格などについての説明文の一節だった。
「えーっと……『どうやら今回は水着でのアピールも特別に許可されるようだぞ』………?」
「そうですの、“特別に許可”、つまり咲耶ちゃんが水着を着ても着なくてもまぁーーーーーったく関係ないんですのっ!」
知らないうちに外堀は埋められていた、そうとしか言えない。
……というか、白雪ちゃんの言い方はまるで私の水着姿には何の魅力もないと言っているように聞こえないでもないのは何故かしら?
………でも、どうしてそうまでして私に出て欲しいわけ?
「だって、一刻館で頑張ってるの咲耶ちゃんだけだし……」
「こういう面白いイベントは客席から鑑賞するに限るんですの―――それに」
―――――もしかしたら、にいさまが咲耶ちゃんの応援に来てくれるかもしれないですの♥
その白雪ちゃんの一言で、私の気持ちは決まっていた。
(お兄様……お兄様は絶対に応援に来てくれるって、私は信じてるから……♥)
――――絶対に優勝して、お兄様にミス一刻館の栄光を捧げる為に。
「そうね……出場するわ、私」
そして今、私は舞台の袖で出番を待っている―――――
名前 :咲耶
年齢 :15歳
職業 :高校生
出典 :シスタープリンセス
主な活動スレッド:Sisterly'Cafe〜妹が集まる喫茶店
自己アピールを一言!:“G'sの女王”の称号は伊達じゃないわっ!
(私の晴れ姿、見ていてねお兄様っ♥)
- 15 名前:フロスティ・フェイ ◆COLDmEjybY :03/12/01 11:00
- 「お前がミスコンに出るだってぇ!?」
バーナード・シーカーは心底驚いた。
彼にとって、あのフロスティとミスコンの取り合わせは、それほど意外なものだったのだ。
―――お祭り好きのアイスなら兎も角、なんでこいつが?
「もしかして、あれか。”闇姫”の修理代のこと気にしてんのか? それだったら、ここの基地に全額払わせることで話がついてるから、いいんだぜ」
彼らがゲヘナからやって来たのは、演習で壊れた”闇姫”の修理部品を届けるためだ。
教団製、それも最新鋭のデッドリードライブである”闇姫”の修理代は馬鹿にならない。
普通ならドラゴンの一匹でも狩らなければ、捻出できない金額である。
それを交渉の末、全額を基地側に負担させることに成功した。
そこで、折角の祭りでもあるし、部品の輸送を理由に遊びに来たわけであるが―――
「いや違う。――極、個人的な理由だ。バーン達は気にせず、祭りを楽しんでいってくれ」
きっぱりと否定するフロスティに、バーンは何故だか嫌な予感がした。
祭りを楽しもうというのなら、悪いことじゃない。
むしろ、彼女にも普通の少女らしい感情が芽生え始めたのだと、歓迎すべきことである。
だがしかし、そんな生易しい相手ではないのが、フロスティ・フェイという少女なのだ。
念の為にも、一つ確認しておかなければならないことがある。
「なあ、フロスティ。お前、ミスコンが何か――っておい、どこいった?」
見回せば、彼女は既に受付を終えるところだった。
そして、受け付けの係員に火器の使用制限を尋ねているフロスティを見て、バーンは確信する。
―――あいつ。絶対に、ミスコンが何か、分かってねぇ!
名前 :フロスティ・フェイ
年齢 :15歳。
職業 :ドラゴンスレイヤー見習い。
出典 :コールド・ゲヘナ
主な活動スレッド:ロボット乗りが集うスレ
自己アピールを一言!:…生身なら、負けるつもりはない。
- 16 名前:アイス・フェイ ◆ICE/T6gymo :03/12/01 11:59
- ミスコンに出たくてお祭りに行こうって、言った訳じゃなかったのよ。
あたしなんかじゃ、ミスコンは場違いだと思ってたし。
あの子が出るって聞いて、あたしも出てみようかなって言ったのも半分は冗談混じりだったの。
その時バーンが、
「一人出りゃいいだろ。どっちが出たって同じなんだから」
なんて言うまでは。
挙句の果てに、
「2人とも出たら、ミスコンが血を見るイベントになっちまうじゃねぇか」
とまで!
同じってなによ! 一緒にしないで!
どうして、あたしが出たら血を見るのよ! あたしをそんな目で見てたの!?
あの子は良くて、あたしが出ちゃ駄目だなんてズルイ! 贔屓だわ!
絶対、出る!
って啖呵を切ってはみたものの…。
>>5>>7>>8>>11>>14
ううっ。プロポーションのいい人が多いなぁ。
水着審査とかは無いらしいけど…。
やっぱり、やめとこうかな…。
>>9>>10
あ♥
そうでもないかも♥
ようし!やるだけやってみよ!
目標!フロスティよりは上の順位!
名前 :アイス・フェイ
年齢 :15歳
職業 :陸上空母「アフェンドラ」の家事全般と機械整備
出典 :コールド・ゲヘナ
主な活動スレッド:誰かのスレ23 、砂上巡航戦艦『白蓮』にて――艦隊生活雑談スレ
自己アピールを一言!:うわ、緊張しちゃう…。と、とにかく、一生懸命やります!
- 17 名前:ダウゲ=ベルガー ◆FDTENRINBk :03/12/05 16:42
- 応募締め切り3日前age。
とりあえず、まだまだ枠には余裕があるのでどんどん参加してほしい。
ところで、今参加者名簿見たんだが・・・なんであの馬鹿いるんだ?
- 18 名前:武内優香 ◆CfVG760hxo :03/12/08 01:17
- ――ボクは正直ミスコンなんて出る気はなかったんだ。
学校帰りにポスターを見たボクの親友で同じ道場のライバル・八島聡美が
「ねーねー優香も出てみたら?」
なんて言うもんだから、つい売り言葉に買い言葉で
「聡美が出るならね」
とか言ってみたり。そんなこんなのいつもの軽口合戦が、いつの間にか「組み手で
負けた方が罰ゲームとしてミスコンに出る」ことになっていて。
…そして、そういう時の聡美はめっぽう強かったりする。いや、ボクがそういう時には
ポカ負けしちゃう悪いクセがあるのか。
そういうわけで、片目を少し腫らしたまま申し込み用紙を書いているボクがいる。
でも、どうせ出るなら勝たなくちゃダメだよね…なんてことを思う自分がちょっとヤだ。
名前 :武内優香(たけうち・ゆか)
年齢 :18
職業 :高校生/レストラン「ハンナミラーズ」勤務
出典 :格闘ゲーム「ヴァリアブル・ジオ」シリーズ
主な活動スレッド:
【ティナ・アームストロング】この体が、わたしの武器よ【プロレス・K-1・PRIDE】
などあちこちを放浪中
自己アピールを一言!:こんなボクでよかったら…ヨロシクっ!
- 19 名前:ダウゲ=ベルガー ◆FDTENRINBk :03/12/08 17:56
- 応募締め切り日だ。
最後のageをしておくので、
参加者は応募用紙に必要事項を書き込み係員に渡してくれ。
明日からは>>4でも言ってるようにアピールタイムだ。
>>4の説明を読んで各自好きにしてくれ、ウチのバカ猫以外は。
名無しもアピールタイム中は書き込み可なので応援するように、以上。
それじゃあ、次は…またスレが落ちた時か、結果発表時だな。
それじゃあな。
- 20 名前:セネス=CTN=クロフォード@黒スーツ ◆iCENESsApo :03/12/18 17:33
- 「・・・パフォーマンス?」
その言葉を聞いて、私は眉をひそめた。どうやら参加者は、ステージで観客に何かして
みせねばならんらしい。
(とはいえ、人に見せて盛り上がらせるような特技など、私は持ち合わせていないしな・・・)
ちょっと困った。・・・会場の外に出て、飛行機の一機も与えてくれれば、アクロバット飛行
でも見せてやれるのだが、流石に無理があるし、観客を全員私のために外へ移動させるわけ
にもいかん。どうしたものか。
(・・・・・・・・ああ、そうだ。あれならいいかもしれない)
一つだけ思い当たる節があり、私は観客席の最前列に控えている部下達の方へ視線を
向けた。
「少尉」
ちょうど私の正面に座っていた、精悍そうな青年に声をかける。・・・彼は私の意志を一番
最初に誤解して、ミスコンに出なければならなくなった原因を作った人間の一人である。
「は?・・・あ、いえっ!何でしょうか!」
突然呼ばれて間抜けな声を出してしまったためか、慌てて姿勢を正している。私は彼の
手を引いて、ステージに上がらせた。
「私はこれからパフォーマンスでナイフ投げをやる。・・・向こうの壁に背を付けて立て」
「・・・そ、それは自分に的になれということですか!?」
案の定、少尉はかなり驚いた。しかし私はニヤリと笑って、彼の肩をぽんぽんと叩く。
復讐、というほどのものでもないが、ちょっとした仕返しだ。
「心配するな。休憩時間に何度も見せてやっただろう。私が今まで一度でも的を外した
ことがあるか?」
「そ、それは・・・ありませんが・・・」
「上官を信頼しろ。君が動かずにじっとしていれば、絶対に体に当たったりせん」
「・・・・・・・・」
少尉は渋々ながら承知したようだった。ステージの端の壁に背を付け、気をつけの
姿勢になる。
「・・・では」
私は持ってこさせたナイフを、五本手に取った。
- 21 名前:セネス=CTN=クロフォード@黒スーツ ◆iCENESsApo :03/12/18 17:33
- 数メートル離れた場所から、少尉の体を正面に見据える。・・・いざこうして投げる段に
なると、やはり一本くらい急所を外して体に当ててやろうか、などという考えが脳裏を
よぎったが、流石に自制した。
・・・精神を集中し、狙いを定める。敵機の背後を取ったときと同じだ。
「・・・・・・・・・・フッ!」
まず一投目。投げたナイフは一直線に飛んでいき、ドカッ!という音を立てて、少尉の
右肩の近くに突き刺さった。少尉は身を強張らせたようだったが、流石にいっぱしの
軍人である。体は微動だにしなかった。
「ハッ!」
二投目。今度は左膝のすぐ隣だ。かなり正確にナイフをコントロールできている。私の
腕も落ちてはいないようだ。
続けて三投目。左肩の上に刺さる。顔の近くに飛んできたためか、少尉が息を飲むのが
気配で分かった。
ここまでは順調だ・・・という安心が油断を呼んだのか、四投目を投げる時、ほんの
少しだが指先でナイフが滑った。
(しまった!)
体に刺さってしまったか、と焦ったが、幸い狙いから少し下にずれただけで済み、ナイフは
少尉の右脛の近くに刺さった。
(ふぅ・・・)
危ない危ない、と思わず汗をぬぐう。・・・次で最後だ。
私は改めて少尉の全身を正面から見据えた。一度深呼吸をし、体の緊張を落ち着ける。
・・・狙うは一点。
「・・・・・・・・・・ハァッ!」
ナイフが勢いよく手から離れた。投げた時の感触で、間違いなく正確にコントロールできた
という確信がある。狙い違わず、ナイフは少尉の頭の数ミリ上に突き刺さった。
「・・・・・・ふぅ」
私は安堵して小さく息をつき、少尉に向かって
「ありがとう少尉。もう戻って構わんぞ」
と声をかけた。少尉は私とは対照的に、
「・・・はぁぁ〜〜〜〜〜っ・・・」
と大きく息を吐いて、席へ戻っていった。・・・まあ、これでしばらくは私に頭が上がるまい。
調子に乗って今回のようなことを引き起こすこともないはずだ。
最後に私は観客席に向かって、
「・・・以上だ」
とだけ言い、一礼してステージを下りた。
- 22 名前:天狼清水@メイド服 ◆4/lf62HhYI :03/12/20 16:39
- 「……あたしの番さね」
あたしはそう呟くと、いつもどおりの足取りでステージに立った。
演目は、既に決まっとる。
観客席で待機(というか観賞)していた兄貴を呼び出し、
三尺ほどの長さの木の棒を受け取る。
「俺は、あんま棒術得意じゃないんだけどな〜…」
あたしが持っているのと同じ棒を手にし、兄貴がのたまう。
「つべこべ言わんと、さっさとやるよ」
「おう、分かった」
兄貴が棒を構えるのと同時に、
あたしは兄貴へと打ちかかった。
- 23 名前:天狼清水@メイド服 ◆4/lf62HhYI :03/12/20 17:08
- カンッ!
という乾いた音が場内に響き渡る。
あたしはスカートを翻しながら、その場で横に一回転。
勢いを保ちながら横合いに、兄貴へと棒を叩きつける。
カンッ!
兄貴の棒から、再び乾いた音が響く。
兄貴はあたしと同じくその場で一回転すると、
袈裟の軌道を描きながらあたしに棒を打ち付けた。
カンッ!
横に倒したあたしの棒から、乾いた音が立つ。
あたしが廻って棒を打ち付け、兄貴はそれを受け止める。
兄貴が廻って棒を打ち付け、あたしはそれを受け止める。
カンッ! カンッ! カンッ!
打ちを袈裟、薙ぎ、突きと変化させながら、
お互いに打ちと捌きを繰り返す。
カンッ! カンッ! カンッ!
丁寧に、息を合わせ、打ち合わされる棒と棒。
その様はまるで舞っているかのような――。
カンッ! カンッ! カンッ!
“壊す”武術ではない――“魅せる”武術。
今此処に、それは在った。
カンッ! カンッ! カンッ!
そして、幾合もの演舞の後。
二人とも棒を廻しながら、それを空中へと放り投げた。
「「………!」」
同時に跳び、同時に棒を掴む。
そして棒の回転の勢いを、そのままお互いへと叩きつけた。
カンッッッッッッ!!
一際高い音――終わりの合図――が、場内に響き渡った。
あたしと兄貴は同時に着地し、向かい合って一礼。
あたしは服の乱れを整えながら観客席へと向き直り、一礼。
そして兄貴は観客席へ、
あたしは舞台裏へと帰っていったのだった。
- 24 名前:F・Y・プラジナー(仮名)@控え室 ◆wwKVR014bc :03/12/24 04:51
- エントリーをすませたあたしたちは、係のおにーさん(結構美形♪)に
誘導されて、この控え室へとやってきた。
これからアピールタイムだっていうんで、周りのライバルたちもみんな
その準備で大わらわなんだけど……
はぁ……
お姉さまったら、やっぱりミスコンがどんなイベントだか分かってないみたい。
セネスさんや清水さんがナイフや棒の準備をしてるのを見て、これから
みんなでバトルすると思っちゃってるみたいだし――――
あっ、ちょっとちょっとお姉さま!
ここでリバースコンバートはナシだってばさ!
いい? お姉さま。
ミスコンってのは、喧嘩するところじゃなくて、女の魅力を競い合う場なの。
あの人たちはたまたまああいったワザが得意だから武器を用意してるだけな
んだよ?
だからあたしたちもあの人たちに負けないようにみんなのハートをガッチリ
掴むパフォーマンスをやらなくっちゃいけないんだけど――――
え? あたしの力を使えば一発だって? いや、それはなしだよ、うん。
だって、あれを使ってみんなに勝ってもなんて言うか……ズルイじゃない?
やっぱりこういった勝負っていうのは、正々堂々とやらなくっちゃね!
……と、いうわけでまずはライバルたちの戦力分析。
敵を知り、己を知れば百戦危うからずってやつだよねっ!
だ、だからバトルじゃないんだってば、お姉さま……
- 25 名前:F・Y・プラジナー(仮名)@控え室 ◆wwKVR014bc :03/12/24 04:56
- 〜F・Y・プラジナーのライバル研究レポート〜
>>5 セネス=CTN=クロフォード
うーん、いつ見てもクールでカッコいいよね、セネスさん。
いつもと違う黒のスーツ姿もビシッと決まってるし、のっけから超強敵登場!?
…けどね。
あたしたちにはセネスさんにはない、「若さ」っていう武器があるんだからねっ!
あたしは14、お姉さまは17。
この若さのパワーで真っ向からSHOOT! 撃ち落としてあげるんだからっ!!
>>6 鑑 純夏
初めて見る人だねっ! どうやらハイスクールのお姉さんみたいだけど…
な、なんだかすごい元気そうな人だね。
なんでもあの(自主規制)なメイド長さんの知り合いだって話を聞いたから
ちょっと警戒しなくちゃいけないよね。
このおねーさんはいい人みたいだけど、影であの人が暗躍しそうだからねー。
ところであの触角(?)、さっきから表情に連動して目まぐるしく動いてるように
見えるんだけど…… 気のせいだよね?
>>7 謎の美女
………………(絶句)
(着替えるときはついたて立てとかないとね――――)
(あと、お姉さまにはナイショにしておかないと――――)
>>8 ヘイゼル=ミリルドルフ
このお姉さん(そう言わなきゃ怒られちゃうもんね)も美人だな―――
いわゆるアダルトなオトナの魅力ってやつ?
残念だけど、こればっかりはあたしもお姉さまも縁がないんだよねー。
…あ、なんでだろ?
あのお姉さんが一瞬猫みたいに見えた――――
>>9 アイビス・ダグラス
あ、アイビスさんも出てるんだ。 しかもジャケットを脱いでくるなんて…
おそらくはツグミさんのいんぼーだね、コレ。 敵ながら見事な策略ってやつだねー。
そーいえばそもそもこのイベントの主催はアイビスさんたちだったもんね。
基地の人達から参加者がいても不思議じゃないよね(>>7は見なかったことにしとくけど)
けど、勝負には運営サイドも一般参加も関係ないんだからねっ!
お姉さん、いつもやさしくしてくれるけど、今日だけは鬼にならせてもらうよっ!
- 26 名前:F・Y・プラジナー(仮名)@控え室 ◆wwKVR014bc :03/12/24 04:57
>>12 ドロレス
えーっ!? あたしたち以外にもロボットが? (ま、あたしたちは人間の姿してるけど)
しかもなかなかにかっこかわいいし……
うぅー、こうなったらあたしもVR-modeになって勝負を……
しちゃいけないんだったっけ。 正体、ばらすわけにはいかないからねー。
けど、この人とはどっちが美少女ロボNo.1なのか、いずれ決着つけないとね……
>>13 天狼清水
この人は一見ふつーのハイスクールの生徒みたいだけど――
……ふっふっふ。
あたしの情報分析能力を甘くみちゃあいけないんだからね。
メイド服に隠したその身のこなしと身体つき、何かスポーツ、それも格闘技系で
鍛えてるとみたねっ!
>>14 咲耶
あっ、咲耶さんも出てるんだ。 喫茶店ではいろいろとお世話になってますっ!
今回あたしもこのミスコンに出るんでよろしくお願いしますねっ!
そうそう、こちらがいつも話してるあたしのお姉さまなんだよっ!
どう? 美人でしょ?
あ、あと今回あたしはちょっとワケありで本名名乗れないんで、その点も
お願いしますね。
…っと、挨拶はさておき。
うぅ〜、また一人、強敵登場だよ〜。
>>15 フロスティ・フェイ
うわ…この人、なんだか一人だけ殺伐としたオーラを放ってるよ―――
そもそもなんでミスコンに出場するのに鉄砲やら手榴弾やら持ち歩いてるのよ?
(一瞬目が合ってしまいました。)
あ、こ、こんにちわ〜、お、お互いがんばりましょーね〜。
(そそくさ)
こ、これはまたお姉さまに勝るとも劣らぬ勘違いな人がいるみたいだね――――
>>16 アイス・フェイ
え? さっきの人と同じ顔だけど、オーラが全然違う?
双子の姉妹かなにかなのかな?
こっちの人はなんだかふつーの感覚の持ち主みたいだけど…
>あ・
>そうでもないかも・
(ピキ)
な、な、な、なによっ!! ひ、人が気にしてることを……
あなたなんかにはぜーーーーーったい負けないんだからね!!
>>18 竹内優香
あ、あのハンナミラーズの制服とダイナマイトボディは……
嘘っ!? あの伝説のウェイトレス竹内優香さん!?
直接話したことはないけど、あたしもウェイトレスの端くれとして、
この人の噂の数々は耳にしているんだよねー。
…あたしもお店の制服持ってくればよかったかな。
しかしなんでこうもまた強敵が続々と現れるのよ!?
うーん、こうして見渡してみると、みんな揃いも揃って強敵ばかりだよね。
けど、あたしもお姉さまも負けないんだからねっ!!
正々堂々と戦って、優勝をモノにしてみせるんだからっ!!
- 27 名前:咲耶 ◆FXSAKUYA52 :03/12/26 12:17
――――――ステージで繰り広げられる、体育会系スキルの披露。
パフォーマンスの準備をしながら横目で見ていた私は、少し陰鬱な気持ちになっていた。
「………方向性、全然変わってるじゃない」
このまま行くと、瓦割りや殺陣といった格闘技系のパフォーマンスに評価が偏重して行きそうに思えたから。
「………そういうのは私じゃなくて、むしろ春歌ちゃんの担当なんだけど」
だからと言って愚痴ばかり漏らしている訳にも行かない。
だって、私は―――――
ステージの上でスポットライトを浴びる私。
衣装は、白のブラウスと濃紺のフレアスカート。コケティッシュな感じが若さを強調している。
もっと露出度の高い衣装を用意しても良かったが、流石に私より胸の大きい人が何人か居る
―――どうも顔に見覚えのある体格の良い女性??が居たが気にしない事にしよう―――以上、それは切り札にもならないだろう。
それならば、私が行うパフォーマンスは―――これしかない。
「……私は、歌を唄います。曲は」
両手で包み込んだマイクに意識を集中し、深呼吸。
「 " Love Destiny " 」
管弦楽器の重奏がメロディを紡ぎ出す。目を閉じて、私はリズムを合わせていく。
- 28 名前:咲耶 ◆FXSAKUYA52 :03/12/26 12:18
- 「♪逢いたいアイアイアイアイのに 逢えないアイアイアイアイ今夜は
窓を打つ雨より 激しい嵐に揺れてる……
逢えないアイアイアイアイから もっとアイアイアイアイ募るよ
燃え尽きてもいい これが最後の真実………♪」
観客席が沸き立ち始めたのが、はっきりとわかる。
そういえば、こんな大勢の前で唄うのは学校の合唱コンクールの時以来だったと思う。
「♪瞳閉じたら “二人”になれる…
今 たとえ この部屋一人でも It's my only Destiny……♪」
歌に込めるのは、この世にたった一人の私の大事な人への思い。
「♪誰かを思う時 苦しくなるなんてね
これまでの自分が 次々に崩れてく……♪」
他の誰かにわかってもらおうなんて思わない。わかってもらわなくても良い。
だって、この歌は私の大事な貴方にだけ伝えたいんだから――――
「♪逢いたいアイアイアイアイのに 逢えないアイアイアイアイ今夜は
勝手に溢れてく 激情を止められない
だからアイアイアイアイ逢いたい だけどアイアイアイアイ逢えない
もう戻れはしない これが最後の真実……♪」
メロディが間奏に入る。
簡単なステップで繋ぎながら、私の目は観客の中の“あの人”を探す。
「♪ねぇ 不思議 彼を想って泣ける 夜があるって
まるで Love Song……♪」
その時、私は確かに見た。
熱い眼差しで、私を見守るお兄様を………♥
「♪だからアイアイアイアイ逢いたい だけどアイアイアイアイ逢えない
もう戻れはしない これが最後の真実………」
万雷の拍手。私は一礼して舞台袖に下がる。
こうして私のパフォーマンスタイムは恙無く終了した。
- 29 名前:謎の美女 ◆TSMAgIUS4A :03/12/31 14:37
- ・・・さて、そして気が付いたら既に出場することになってましたとさ。
ってなんでだよオイ!? 普通気付くだろっていうか受付の時点で気付けよ頼むから!(注:
気付けません
>>20-
しかもそんなこんなでこっちが悶えてるウチにパフォーマンス始まってるし(汗
ど、どうする? もうこうなったら最後まで隠し通すしかねえぞ。いや別にばれて失格になる
のは全然かまわねーんだが知り合いにこんな姿見られたら普通に死ねる。しかも当たり前の
様に参加者知り合いばっかだし((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル
しかも・・・(>>11)一番ばれてヤバいのが身近にいるしよ。こんなんでまた人間不信がぶり
返したら泣くに泣けねえぞ。
とはいえ・・・どうするかな。体育会系のパフォーマンス(>>20-23)は先にやられちまってる
し、歌(>>27)なんて歌えるわけねえよな。つーか大声出したらそれだけでバレる。何とか
しねーと・・・。
謎の古本屋女主人
『おやおや、苦戦してるようだねぇ九郎君』
・・・あんたいつからそこにいた。
謎の古本屋女主人
『まあいいじゃないか、細かいことはさ』
いや全然こまかくねーだろ・・・つーかアンタ俺の代わりにでてくんない? 応援するからさ。
謎の古本(略
『うーん、それも面白そうだけどね・・・・・・・・・・・でもこのまま九郎君が悶えてるのを見てた
方が面白そうだから遠慮しておくよ(にっこり)』
帰れ(即答)
謎の(略
『アハハ、じゃあそんな九郎君に僕からのプレゼントだ。頑張って優勝するんだよ、九郎君』
いやしたくねーって! それに何を・・・って、このコンパクトは。
謎(略
『使い方は分かるだろう? それじゃ、またね〜』
って待てよオイッ!・・・・クッ、もう消えちまった。一体どこから出入りしてんだあの人は(汗
・・・にしても、まさかこいつを使えってのかよ。
- 30 名前:ドロレス ◆LinksqNm82 :04/01/04 00:04
- 「さあ、そろそろわたくしの番ですわ!」
待ってました、とばかりに立ち上がるドロレス。
劇中では前世(?)とも言えるドロレス・ヘイズの姿や幼女の姿など、
実体ではないにせよ人間の姿を取った事もある彼女だが、
今ここにいるのは情け容赦なくロボそのもの。
よくもまあ、ミスコン参加が受理されたもんである。
「ド〜ンと一発、かましちゃうわよ♪」
うきうき気分を表現するようにアンテナをぴこぴこ動かし、手近な端末に手をかざす。
機体表面を走るエネルギーラインの輝きが増し、基地内LANにアクセス。
メタトロンコンピュータの圧倒的性能にものをいわせて、あっさりセキュリティ突破。
直後、会場内のモニター類とスピーカーが、一瞬のノイズの後に乗っ取られる。
映し出されるはピンクのオービタルフレーム。
- 31 名前:ドロレス ◆LinksqNm82 :04/01/04 00:05
- 「はーい、皆さん! お待たせしました。オービタルフレームのドロレスです」
カメラ目線のドロレスのバックには基地の滑走路。
彼女だけは特別に、外でのアピールが許可されている。
だって会場に入れないし。サイズ的に。
つくづく、よくミスコン参加が受理されたもんである。
或いは受け付けの人間は「ドロレスの搭乗者」が、
ミスコンに参加するのだと勘違いしていたのかも知れない。
「それでは、始めますわ」
ふわりと、羽根が舞うように浮き上がり、滑走路の中心に移動。
ほとんど重量を感じさせない動きで降下。
つま先のランディング・ギアが展開、地面をとらえる。
感触を確かめるように、つま先でトントンと軽く地面を蹴る。
それから、カメラに向かって優雅に一礼。
「ミュージック、すたーと!」
会場の音響スタッフを無視し、自前で音楽をかける。
滑走路表面を削るように滑走。
火花を散らしながら緩やかに旋回、加速する。
曲の勢いが激しくなったところでジャンプ、空中で独楽のようにスピン。
ここにきてやっと、観衆はドロレスの意図を悟る。
フィギュアスケートの再現!
17メートル近い巨体が速く、軽やかに舞う。実に豪快な演技。
いや、動作そのものは流麗で女性的なんだが。
曲調に合わせてジャンプコンビネーション。一度目のジャンプは二回転、二度目は三回転。
フライング・スピン。着氷……もとい、着地後八回転。
遠景から全体像を見れば人間の演技と同程度のスピードに見えるが、
縮尺を考えると実際には人間の演技の10倍以上の速度と移動距離である。
広大な滑走路のほぼ全幅をリンクとして、縦横無尽に利用している。
たまに落ちてる障害物や人間も、センサーで捉えてるから後ろ向きに滑ってても平気だ。
まあ、鼻先をかすめていかれた連中の大半は腰が抜けていたりするけど。
スピンはサイドウエイズ・リーニングで八回転。
次いでスピン・コンビネーション。二回の姿勢変更を行いつつ各足六回転の合計12回転。
最後は軽快なステップから、勇壮なジャンプで決め。着地もばっちり。
カメラに向かって、優雅に一礼。
腰を抜かしている観衆に愛想良く手をふる。
演技がうまくいったので上機嫌だ。
「ふふっ、おじさま、きっとびっくりしますわ!」
- 32 名前:ジェィムズの災難 ◆LinksqNm82 :04/01/04 00:06
- その頃、ジェイムズ・リンクス氏(49歳、運送業)は、
ドロレスの管理者とゆーか保護者とゆーか、
そんな感じの責任を問われて基地職員に追い回されてる真っ最中であった。
「ま、待て! これには深い事情がっ!」
「基地のセキュリティを最深部までブチ抜いといて何を言いやがる!」
「ふてぇ野郎だ、引っ捕らえろ!」
- 33 名前:武内優香 ◆CfVG760hxo :04/01/05 01:41
- 「あちゃ〜……」
演武と試割りを披露しよう、ボクはそう思っていた。
だけど、ナイフ投げや棒術の演武、そして巨大ロボットのスケーティングといった
派手なパフォーマンスの後ではあまりにも地味に過ぎる。
かといって歌や踊りなんて空手バカ一代のボクにはとても務まるはずもない。
仕方なくボクは愛用の使い込み過ぎてよれよれになった道着とたくさんの杉板を
カバンにしまい込んで溜め息をついた。
と、控え室にノックが響く。
「優香ー、雪美さんから預かりもの」
八島聡美が何やら紙袋を持って現れたのだ。
************************************************************
『こんなこともあろうかと』
そう一言だけ書かれた紙袋の中身。それは鮮やかなサンライトイエローの…
―――布の面積がお世辞にも大きいとは言えないハイレグビキニだった。
よっぽどこのまま逃げ帰ろうかと思ったよ、ボクは。
でも、ここで引き返したら女がすたる。
ボクは覚悟を決めて、手早く着替えるとステージへと向かっていった――――
- 34 名前:武内優香 ◆CfVG760hxo :04/02/15 01:28
- >>33のつづきっぽい何か。
************************************************************
「はぁー…やるんじゃなかったぁ」
後の祭りと世間では言う。
「ビキニカラテ」実写版…というかアレもそういや実写取り込みだったっけ。
やってる本人が大マジメで空手の型を披露しようと、着ているモノがアレでは…。
そりゃお客さんはウケた。間違いない、と思う。
ミスコンで勝つためにはベターなタクティクスだ。さすがにTV局でディレクターを
している雪美さんはボクよりもボクの持つ武器をしっかり把握している。
だけど……。
「うわぁうわぁうわぁ〜……これって”やっちゃった”だよねぇ…」
着替えることすら忘れて、武内優香は控え室の壁に頭を打ちつけ続けていた。
- 35 名前:謎の美女 ◆TSMAgIUS4A :04/03/01 14:07
- ニトクリスの鏡、それは現実と虚構の境目を曖昧にする。
いやまあぶっちゃけ、大規模な幻惑魔術が可能になるわけだ。この場合、なんで
ナイアさんがそんな物持ってるのかとか既に断片は回収したはずだろとかいうツッコミを
いれてはいけない。つーかご都合主義は彼女らの専売特許(?)だし。
そんなわけで、とりあえず声で正体がばれるという可能性はだいぶ低くなった。要は
鏡を使って声を変質させりゃ良いだけなんだから。しかし・・・、
一体、何をやれと?(汗
生憎芸達者とは口が裂けても言えない身の上。やれることと言ったら歌うか踊るか
だが、そのどちらもとっくに他の参加者がやった後だ。
どうするべきか・・・と考えてると、もう次の参加者がステージにあがってた。
>>33-34
・・・あれは凄いな、完全に勝ちに行ってる(何
なんつーか、男って生き物の一番どうしょうもない部分をよく分かってるよ、うん。
なんか本人も大ダメージ受けてるっぽいけど。
- 36 名前:F・Y・プラジナー(仮名) ◆wwKVR014bc :04/04/04 06:18
- さて、次はあたしたちのパフォーマンスタイムの番だけど……
本来なら一人ずつっていうのがルールなんだけど、ちょっと司会のお兄さんに
無理言ってあたしとお姉さま、二人一緒にパフォーマンスっていうことにさせ
てもらったんだ。
だって、せっかくお姉さまと一緒なんだもんね。
いつも別れ別れなんだから、こういうイベントのときくらいは、ね。
(それにお姉さま一人じゃいろいろあぶなっかしいし)
で、パフォーマンスに何をやるかだけど……
あたしの身軽さとお姉さまの力を合わせてやれる演目はないかな?
って考えて、最初は二人でフィギュアスケートをやるつもりだったんだ。
けど、それはさっきドロレスって子がやっちゃったんであえなくボツに。
こーいうことはファーストインパクトが大事だもんね。
(ホントは対抗してあたしたちもVR-modeで勝負したいんだけどねー。)
と、ゆーわけで作戦変更。
大急ぎで作戦会議をした結果(っていうかほとんどあたしが考えたんだけど)
あたしたちは二人でイリュージョンを絡めたダンスをやることにしたんだ。
身体を使った大技はあたしが、マジシャン役はお姉さまの担当ね。
タネも仕掛けも大アリだけど、気にしない気にしないっ!!
- 37 名前:A・プラジナー(仮名) ◆wwKVR014bc :04/04/04 06:20
- >>36続き
あの…本当にこの格好でよいのでしょうか?
妹が指定した服装は先程の(>>33-34)方ほどではないにせよ
その…肌の露出面積が多くてこまってしまうのですが。
それにこの奇妙な飾りつけは一体何なのでしょう?
妹が言うには「これが勝利の鍵」とのことですが……
……わたし、ウサギの耳と尻尾の形をした鍵というのは初めて見ました。
「お姉さま、準備はできた?」
色違いでお揃いの格好―――
ワンピースの水着に網タイツ。蝶ネクタイにウサギの耳と尻尾という衣装に
身を包んだフェイ-イェンがやってきます。
ピンクを基調としたその衣装は、活動的な妹にはよく似合うのですが―――
―――お父さま、教えてください。
わたしたちのこの服装は、みなさまの前に立つのにふさわしいものなのでしょうか?
「ほらお姉さま、もう出番だよ!
早くステージにいかなくっちゃ!!」
妹に手を引かれて、わたしはみなさまの待つステージへと向かいます。
- 38 名前:F・Y・プラジナー(仮名) ◆wwKVR014bc :04/04/04 06:21
- >>37続き
あたしはピンク、お姉さまはパープル。 色違いでおそろいのデザインの
バニースーツという衣装でステージに立つあたしたち。
観客の人たちの視線が容赦なく降り注がれる中、あたしたちは配置につく。
司会のお兄さんたちがあたしたちの名前(偽名だけど)を紹介してくれたら
いよいよあたしたちのパフォーマンス開始!
あたしのアクロバットが炸裂し、お姉さまの氷の技が唸る!!
二人の息はカンペキで、演技はパーフェクトに決まっていた!!
同時に実体を解いて姿を消して、互いに座標を入れ替えて出現だなんていう
タネも仕掛けも大アリな大技も華麗にクリアーした。
お姉さまの呼び出した氷龍の頭に乗って、客席の頭上を一周して回るだなんて
派手なアクションも見事に成功した。
他にもあんな技やこんな技を完璧なチームワークで一通り全てこなし終えて
パフォーマンスタイムはあたし的に10.00をつけちゃえるデキでもって終了した。
ま、あたしたち姉妹がホンキになったらざっとこんなもんよ♪
なんといっても宇宙一の美少女姉妹なんだもんねっ!!
ほら、お姉さま。
みんなあたしたちのこと、大注目してくれてるよ!!
あたしたちの優勝はマチガイなしだねっ!!
パフォーマンスを終えても、コーフン醒めやらぬあたし。
ついお姉さまのもとに駆け寄って抱きついちゃった。
この瞬間、あたしは得意絶頂、サイコーの気分だった。
――――そう、次のお姉さまの一言を聞くまでは。
- 39 名前:A・プラジナー(仮名) ◆6Jd7VR017. :04/04/04 06:22
- >>38続き
――沸き上がる歓声
――万雷の拍手
わたしたちのパフォーマンスは大好評のうちに幕を閉ざしました。
戦うこと以外にもこのように、みなさまに喜んでいただく力の使い方があるとは
正直、これまで考えてもみませんでした。
お父さま―――
また妹に一つ教えられてしまいました。
わたし、姉なのにこれではいけませんね。
妹が満面の笑顔で駆け寄ってきます。
両手を広げ、その小さな身体を受け止めたとき、わたしはあることに気づきました。
ふふ、丁度よい機会です。
姉として、妹に大切なことを教えてあげましょうね。
「頑張りましたね、フェイ-イェン。
ところで―――
パッドがはみ出てしまっていますよ。」
- 40 名前:F・Y・プラジナー(仮名) ◆wwKVR014bc :04/04/04 06:26
- >>39続き
凍った。
それはもう思いっきり凍った。
どれぐらい凍ったかというと、心臓がピッキーンって凍り付く音がリアルで聞こえたくらいに。
かろうじて眼球のみを動かして自分の胸元のあたりを見てみると……
ガ―――――――( ;゜Д゜)―――――――ン!!!!!!!
このパフォーマンスの為に用意した秘密兵器がずれて半分程露出しちゃってる!!!!!?????
あまりのショックに悲鳴すらあげることなく、あたしはお姉さまの腕の中で意識を失った―――――
<プラジナー姉妹(仮名)のパフォーマンス、終了?>
- 41 名前:ヘイゼル=ミリルドルフ@ちょっと露出度の高いドレス ◆FDTENRINBk :04/04/12 21:40
- さて、どんどん周りの皆さんがパフォーマンスをしている中
私はその皆さんの様子を見てみる事にしました。
横でベルガーさんが苦い顔でこっちを睨んでますが無視する方向で。
>>20-21(セネスさん)
さすが、セネスさんですねー。
奇麗ですし、あの服装でナイフ投げというのも審査員に印象が残りますし…
>>22(清水さん)
メ、メイド服で棒術とはっ、普段学校で見る姿と全然違いますねぇ。
しかしあんな事ができるなら直人君も普段からもう少し抵抗しても…やはり妹には甘いのでしょうか?
>>27-28(咲耶さん)
技披露ばかりになっていた所で歌とはさすがにやりますね。
若いのもポイント高いですし…それにこの歌どなたに捧げているのかわかりませんがとても気持ちがこもってますし。
>>31(ドロレスさん)
えっ、ロボット? ベ、ベルガーさんいいんですか? あれ。
(ベルガーより参加者名簿を見せられる)
…つまり姿はあれでも中の魂は17歳の女性なんですね。
ま、まぁ他にも実は…な方もいられますし…
しかし、インパクトありすぎですよー、あれは。
>>33-34(優香さん)
……さすがミスコン真っ正面に水着で来るとはさすがですねー。
って、演舞終わった後、そのままの格好で壁に頭を打ち続けているのは…
ま、まぁ確かにあれは恥ずかしいですけど、そこまで…。
>>36-40(プラジナー姉妹さん)
ま、まぁ今回の基地祭に来るという話は聞いてましたが…。
氷の龍とは呼ぶの反則ですよー、せっかく風水で水竜とか呼ぶつもりだったのに。
あら? でも何やら妹さんが気絶しているのは気のせいでしょうか?
次にまだパフォーマンスしてない方もチェックを…。
>>6(純夏さん)
しかし、若い方多いですねー、肉体的に20代後半は私だけですか…。
若く見られる時もありますが実際若い方を見ると悔しいですねー。
私があれくらいの頃にはもうベルガーさんと出会っていていろいろ巻き込まれていて(以後思い出に浸る)
>>7(謎の方)
あら? 普段見かけない方ですけ…ど? でもどこかで見たような?
……ま、まさかあの人は…そうですか、あの方そういう趣味があったんですのね。
(絶望的な誤解をヘイゼルは謎の人から受け取りました)
>>9(アイビスさん)
ジャケット脱いでくるなんて…勝つ気まんまんですね。
しかし負けてはいられません、ベルガーさんを見返さないと。
>>15-16(フロスティさん&アイスさん)
おや、目的はある意味私と同じですね。
お互い大変ですよね、鈍感な男の人が近くにいると。
さてそれでは私の出番ですね、しかし…何をしましょうかねぇ。
- 42 名前:ヘイゼル=ミリルドルフ@ちょっと露出度の高いドレス ◆FDTENRINBk :04/04/12 21:41
- 一応風水をやるつもりだったので指輪型神形具(デヴァイス)はつけてきているが…
「竜はさきほど他の方にあっさり呼ばれてしまいましたし…」
そう呟きながら舞台に上がる。
そもそもヘイゼルが風水師である事は学校などの活動で大体知られているので面白くない。
もっと人々を「あっ」と驚かせられるような、こう、派手な……
「そうですっ!!」
そしてヘイゼルは少し危険だが思い切り派手な事をする事にした。
舞台に上がると司会者のお二人に何があっても驚かず、終わったと思ったら次の人にまわしてくれても良いと伝え、
振り向き客席に向かって一礼、その中にレーヴェンツァーンがいるのも確認しつつパフォーマンスを始めた。
まず、彼女は相手がその場にいるかのようにワルツを踊り始める。
舞台の全てを使い軽やかに踊り続け、曲が終わりに差し掛かったその時……
つけていた神形具を逆の腕のドレスの袖の部分に接触させ、何かを呟いた。
そして、彼女が着ていたドレスは形を変えて、全てさまざまな花の花びらになった。
会場の客達のざわめきが広がる、そりゃそうである。
ドレスが花びらに変わり、一瞬女性の白い肌が見えたかと思ったらその女性が消えていた。
舞台には大量の花びらしかない、花びらの山しか。
会場のざわめきの中、司会者2人は
「以上、ヘイゼル=ミリルドルフさんのパフォーマンスでしたぁ」
と約束通り進行を続けてくれている。
「…成功ですねー、タイミングが合わなかったらえらい事になってたでしょうが」
そう思いながらヘイゼルは、その花びらの山の中にいた。
猫の姿で。
彼女は正確には人ではなく人間の父と猫人(ウェアキャット)の母から産まれた猫人であり、
獣詞変(オルタード)という力を使う事ができる、つまり自分の意志で猫の姿になったりする事ができるのだ。
今回はその力を使い、ドレスを風水で花びらに変えた瞬間に獣詞変で自分の姿を猫に変え花びらの山の中に隠れる。
危険だが目立つには打ってつけのパフォーマンスだった。
さて、後は気付かれないように花びらの山から抜け出て控え室に戻り、着替えるだけだ。
彼女はそう思うとそれを実行にうつした。
控え室のドアノブに猫の姿では手が届かずベルガーに説教されながら開けてもらう事も知らずに。
- 43 名前:謎の美女 ◆TSMAgIUS4A :04/04/14 12:15
- さて――こうなったら覚悟を決めて、やるしかない!
>>42と入れ替わりに舞台に立ち、前のパフォーマンスの片づけが終わるのを待って
俺――もとい、私は高らかに声を上げる。
『三番! 事情により匿名希望!』
;y=( ゚д゚)プシュ
『ガン=カタ演舞、行きます!』
もはやこの芸はノリと勢いだけが全て。とにかくBGMを流してもらい、同時になぜか
流れてくる副総裁の声に合わせて“カタ”を披露する。恥ずかしがったら負けだ!
頑張れ俺――もとい私!
「ガン=カタは拳銃を総合的に
使用する格闘技である」
(゚д゚ ) フゥゥー・・・
(| y |)
「この格闘技を極めることにより…」
ハッ! ( ゚д゚) ;y=‐ ;y=‐
(\/\/
「攻撃効果は120%上昇」
( ゚д゚) ;y=‐ ハァー・・・ハッ!
(\/\
\ ;y=‐
「防御面では63%上昇」
ー=y;―
|
(゚д゚ ) フッ! ハッ!
ー=y;_/| y |
- 44 名前:謎の美女 ◆TSMAgIUS4A :04/04/14 12:35
- (>>43続き)
その瞬間、突如として舞台上の至る所に飛び出してくる大量の的、的、的!
薄い板きれにテロリストだのゴロツキだの人質だのの絵がペイントされたそれは、
実際に対テロ部隊の訓練にも使われるとか何とか。多分――というか間違いなく
用意したのは不確定名:古本屋女主人なあの人だろう。やけに芸が細かい辺り、特に。
『ガン=カタとは、膨大な銃撃戦のデータ分析から敵の弾道を予測し・・・』
右にテロリスト、左に誘拐犯。即座に両手を広げてそれぞれに銃口を向け、躊躇う
ことなくベレッタM92FSの引き金を引く。
『もし敵対者が幾何学的な配置であるならば、その動きは統計から予見できる』
普段から弾道操作に頼ってる、なんて思ってもらっちゃ困る。ベレッタの九ミリパラは
狙いなんかつけなくてもテロ屋の両肩を撃ち抜き誘拐犯の銃を飛ばす・・・実際には
絵だから銃を弾き飛ばせるワケじゃないが。
『ガン=カタでは銃を最大限に活用し、最も効果的な攻撃位置に立つことで最大の
ダメージを最大の人数に与えることができる』
上下左右に前後ろ、次から次へと飛び出してくる的を黙視すると同時にトリガー、
トリガー、トリガー。
一発の無駄弾もなく撃つ、撃つ、撃つ。相手がただのペイントでも急所はしっかり
外して、なおかつ確実に戦闘力を奪う場所へ弾丸を叩き込む。
『そして敵の銃撃は、データから位置と弾道を予測し、回避する』
銃弾がきれたら袖口に仕込んでおいたリロードギミックでマガジンを装填し、それ
でも足りないと判断したならあらかじめロングマガジンを投げておくのがここでの
たしなみ。
もちろん、人質に当てたり観客席へ流れ弾を飛ばしてしまうなどといったはしたない
クラリックなど存在していようはずもない。
つまり!
『ガン=カタを極めたものは無敵になる!』
バーン!
ー=y; ( ゚д゚) ;y=‐
\/| y |\/
客席に背中を向けてキメポーズ。これにて終了!
- 45 名前:クルツ・ウェーバー ◆URUZ6oKCII :04/04/22 00:23
- ――――はい!
8人目、エントリーナンバー3番・匿名希望さんのガン=カタ演舞でしたっ!
ロングスカートに白い上着のいかにも女性を強調する服装ながら、
歴戦の戦士も顔負けの華麗なガン捌きがいい感じにミスマッチで女戦士って感じでグーだったぜぇ!
はい皆さん、盛大に拍手ー――――っ!!
(SE:ぱちぱちぱちぱちぱちぱちぱちぱち・・・・・・!)
・・・さて、ぶっちゃけ気づいたらわりと長いことお付き合いいただいている
このミス・一刻館コンテストも、すでに8人! 参加してくれた美女&美少女の全パフォーマンス中、
実にその3分の2が昇華されたことになっちまうわけだけどぉ―――(キィ――――…
・・・・・・だぁくそ、ハウリングかっ!? おとなしく直りやがれ、このこのっ!
(マイクをいらだった様子で叩く。『ボン、ボン』というあの音とともにマイクの状態回復)
――あーあー・・・本日は快晴なり快晴なり。ニイタカヤマノボレトラトラトラッ! オーケー!?
・・・よっしゃ、回復したな。ゴホンっ!
あー失敬失敬っ!ともあれみんないずれ劣らぬ、あっと驚くような!
俺たちの目を惹いてやまないパフォーマンスを見せてくれましたっ!
・・・・・・さて、参加者パフォーマンスのうち3分の2が終了したところで――ちょっとハーフタイム!
付き合ってくれてる会場の皆も、そろそろ一息つきたいだろ?
今までが今まで息をもつかせぬパフォーマンスだったからなぁ! そーいうわけで、ここでちょっと休憩タイムだぁ!
まだ残ってるお嬢さん方の素敵なパフォーマンス、万全の状態で拝みたいもんなぁ、やっぱさ! そうだろみんな!?
――はいそこの席番号E−52! こんなお嬢さん方の祭典に野暮なツッコミは厳禁だ! ライフルで撃っちまうぜぇ!?
・・・・・さてそーいうことで、休憩時間が終わったら残り5人のおぜうさん方の演技だ!
次はどんなお嬢さんのパフォーマンスが俺たちをあっと言わせてくれるのかなぁ!? 好奇心と期待に悶えて乞うご期待っ!
・・・・・・こらそこっ、てめぇだ席番C−18!
某トリビアのパクリだなんて言わない! 額に風穴開けっぞぉ!?
(アイビス、優香、アイスちゃん、フロスティ、純夏ちゃんへ:メール欄参照)
- 46 名前:席番C−18:04/04/23 19:56
- パクリったらパクリじゃねぇか。ネタがないからトリビアなんぞを使いやがって
やかましいっ
俺は武内優香ちゃんを見に来たんだ
司会なんぞすっこんでろぃ
黒服登場(がっしりとした体つきで、歴戦をくぐってそうだ)
なんだ?てめえら、なにをする、やめry(こきっ)
黒服退散(終始無言)
席番C−18を落とした後引きずりながら…
- 47 名前:鑑 純夏 ◆sumIkA7S02 :04/04/24 12:42
- あれ? 何時の間にか月詠さんの姿が見えなくなってる。
今後のことはお任せください、なんて言ってたのに。
「>>20-21が終わった辺りからいませーん」
「凄い画素数のデジカメ持って、セネスさんを追って行きました〜」
「まー、安心しろって。私らが今後の戦略はちゃんと伺ってるからさ」
代わりにいるのは、月詠さんとこの3バカ……じゃなくて、神代さんたち3人。
激しく不安だなぁ。
「「「安心してお任せくださーい! はい、これステージ衣装でーす」」」
そう言って差し出された衣装は、サランラップみたいなレオタードのあちこちに機械部分がくっついた服。
(御剣財閥よりみなさんへ・参考映像は大人の事情により貼れませんので、大変お手数ですが気になる方はマブラヴ本編もしくは、お近くのグーグル検索をご利用ください)
……えーっと。
これを着るの?
「勿論です。こういうイベントでは衣装による第一印象こそが大事なのです。……って真那さまが言ってた」
そ、そんなこと言ってもなあ……。
神代さん、これ、何のコスプレ?
「コスプレとは失礼な! 御剣財閥の系列会社が開発した、ロボットパイロット用の特殊スーツだぞ! 耐G能力と機体が破壊された場合のサバイビリティの高さは、折り紙付きなんだ!」
……どっちもミスコンに関係ないじゃない。
もしかして、私をだしに新製品の宣伝する気なんじゃないだろうね。
「「「……」」」
ちょっと、なんで3人とも視線を逸らせるの!?
月詠さん! 月詠さんはどこ行ったのさー!?
「つべこべ言わずにさっさと着てくださーい」
「後がつかえてるんですよ〜」
「ていうか、無理矢理着せちゃえ!」
「「「それー!」」」
きゃー! いやー! お母さーん!?
- 48 名前:鑑 純夏@サランラップスーツ(仮称) ◆sumIkA7S02 :04/04/24 12:44
- パイロットスーツ名義のサランラップスーツを着せられた私は、舞台の上に押し出された。
うわわっ。
予想以上に人がいるよ〜。
みんな呆れた顔でこっち見てる……ような気がする。
ううっ。お母さんゴメンナサイ、私はもうお嫁にいけません……。
最前列の人なんて、口あんぐり開けちゃって……。って、どこかで見た顔のような。
「す、純夏。お前、何やってんだ、そんな所でそんなかっこで」
たたたたっ武ちゃん!? どーしてここにっ!?
「本物のロボに見て触れるんだぞ、俺がこのチャンスを逃すわけないだろ。……ミスコンはついでに覗きに来ただけなんだけどな。まさか知ってる顔がいるとは思わんかった」
こんなチャンスは逃して欲しかったよ……。
「けどお前、幾らなんでもそのかっこはないだろ。おばさん達が泣くぞ」
好きで着てるんじゃないよっ!
じろじろ見るな、武ちゃんのエッチ!
「バーカ。お前のそんなかっこ見たってなんともないっての」
……む。
「そりゃお前が、エントリーしてる他の女の子といい勝負をするにはインパクトは大事かもしれんが。いや、他に手段なんてないだろうが。そこまで自分を捨てるのもどうかと思うぜ」
……誰のためにこんなこと……
「……純夏? お、おい? なんで軽快なステップでこっちに来るんだ!?」
してると思ってんのさ、バカー!
「げふっ!?」
- 49 名前:鑑 純夏@サランラップスーツ(仮称) ◆sumIkA7S02 :04/04/24 12:44
フェイントと拳に勢いを乗せるために、上体を揺らしながら。
ステップは常に前へ前へ。
『あれは伝説のデンプシーロール!? チャンプ以外にも使いこなせる者がいたなんて!』
『予想外の展開ですぅ〜』
『まっくのーうちっ。まっくのーうちっ!』
舞台裏の神代さん達の声も、観客の姿ももう気にならない。
なんてゆーかもう、悟りとは違う境地へ感情が上り詰めた私に見えるのは、目の前でぼろ雑巾になってく武ちゃんのみ!
『可愛さ余って、憎さ百倍ですね』
『あっ、真那様おかえりなさーい。いい映像は撮れました?』
『ええ、バッチリと。それより予定変更です。あれではもうパイロットスーツの宣伝どころではありませんし、フォローに入りますよ』
ふらふらと、もう立っていられなさそうな武ちゃん。今、楽にしてあげるよ……!
渾身の力を込めた左拳。其処から放たれる技は常に必勝の一撃。
その名も――
ドリルミルキィファントムッ!!
「ガガーリンっ!」
意味不明の言葉と共に派手に空中を飛んだ後、ザシャアッて擬音で顔面から地面に落下した武ちゃんはピクリとも動かない。
『今です!』
『『『はーい!』』』
月詠さんの号令で、舞台裏からレフェリー姿の神代さんが飛び出して、
「無制限一本勝負、ウィナー! 鑑純夏ー! 以上でこちらのパフォーマンスは終了!」
そんなことを言いながら、私の手をとって高だかと掲げる。
ああ、でも。
なんだか、とても虚しい勝利だよ。
例えばそう、試合に勝って勝負に負けたような……。
- 50 名前:アイビス・ダグラス@ジャケットなし ◆IBISu6AG36 :04/05/15 13:37
- ミスコンのパフォーマンスなんて、あたしにどうしろって言うのだろう。
実際問題、あたしはパイロットとして必要なことしかしたことがない。
チェルシーにいた頃はそんなことはなかったけど…いや、あのころのことを思い出すのは止そう。
どちらにせよ、人前で何かをやる、というのは慣れていないのだ。
…他の子たちはどんな事してるんだろう。
それ以前に、誰がいるのかも確認してなかったっけ…
改めて、控え室を見回してみる。
>>5 セネス
セネスも参加するんだ…
でも、スタイルいいな…勝ち目なさそう…
>>8 ヘイゼル
…はぁ(胸とか見てため息)
>>18 優香
優香も、か…
これは無理っぽいね、あはは…はぁ(ため息)
>>14 咲耶
咲耶、だっけ、あの娘。
あ、そうだ。喫茶店の方に行って、例の巨大パフェにチャレンジしなきゃ…
にしても、かわいい娘だね…
>>6 純夏
あ、ええと…どこかで見たことあるっけ。
あの娘もかわいいね…(しゅん)
- 51 名前:アイビス・ダグラス@ジャケットなし ◆IBISu6AG36 :04/05/15 13:37
- >>13 清水
あの娘も参加者、かあ…
んー、かわいい顔立ちしてるな、この娘も…
でも、なんでメイド服なんだろう。メイドさんなのかな?
>>10 F・Y・プラジナー
>>11 A・プラジナー
激しくどこかで見たような。
具体的には基地で。
…ま、いいか、お祭りなんだし。
>>12 ドロレス
オービタルフレームで参加…?
え、違う…ひょっとして、オービタルフレーム『が』参加、ってこと…?
なんか、もうめちゃくちゃな気が…
>>15 フロスティ
>>16 アイス
フロスティにアイスか…
やだな、あたし最下位とかなっちゃいそうだ…(しょぼん)
>>7 ??
…え?(汗)
- 52 名前:アイビス・ダグラス@ジャケットなし ◆IBISu6AG36 :04/05/15 13:38
- 滞りなく(何)プログラムは進み、あたしのパフォーマンスの順番が回ってきた。
う〜、どうしよう。
肉体派なことをやろうにも、先に(>>22>>23や>>34)やられてるしなあ…
う〜。
悩んだところで、時間は待ってくれない。
「え、エントリーナンバー五番、アイビス・ダグラス、です…」
照れる。
自分の顔が茹で蛸みたいに真っ赤になってるのがはっきりとわかる。
こんなのなら、アルテリオンでネオジオンの中枢に一機駆け、とかいわれる方がマシ…
『大丈夫よ、アイビス。ほら、前に一度打ち合わせしたでしょ』
…ツグミ。
人の服に盗聴器とイヤホンマイクを仕込んでおくのはどうかと思うよ。
『そんなことはいいわ、こちらの準備はオッケー、始めるわよ!』
「ちょ、ちょっと、あれは…マズいと」
『もう遅いわ、さあ、レッツスタートッ♪』
そして、舞台が暗転した。
- 53 名前:アイビス・ダグラス@ジャケットなし ◆IBISu6AG36 :04/05/15 13:40
- (ナレーション:イルイ)
カツやキースにいつも言い負かされて損をしてるアイビスは、
弁論上手になろうと決意。広告で見た「議論教室」に向ったが……
アイビス「ここがそうかな…?」
ドアの横には
『議論教室・5分500円・10分800円』
との看板が立っている。
アイビス「すみませーん」
声「どうぞ」
どこかで聴いた声がする。
アイビス「今の声は…????」
ドアを開けるアイビス。殺風景な部屋の中には机と椅子があるだけ。
一人ポツンと座っているツグミ。
アイビス「ツ、ツグミじゃないの」
ツグミ「いえ、違います。人違いです」
アイビス「何を言ってるのよ。ツグミでしょ? 何してるのよこんな所で」
ツグミ「いえ、私はツグミではありません」
アイビス「ツグミでしょ」
ツグミ「違います」
アイビス「ツグミでしょうったら!」
ツグミ、無言で看板を指差す。
ツグミ「恐れ入りますが、まずは料金を払っていただけますか」
アイビス、いぶかしみながらも500円を出す。
アイビス「解ったよ。じゃあとりあえず5分コースで」
ツグミ「ありがとうございます。……さて、私はツグミではありません」
アイビス「何言ってるのよ。ツグミでしょ。バイトなの?」
ツグミ「違います」
アイビス「解った解った。もう細かい事は言わないよ。で、議論教室はここなの?」
ツグミ「さっきそう言いましたけれど?」
アイビス「いや、今初めて聞いたよ」
ツグミ「いえ、確かに言いました」
アイビス「言ってないよ。絶対言ってない」
ツグミ「絶対言いました」
アイビス「いいや、言ってない」
ツグミ「いいえ、言いました」
アイビス「言ってないって!!」
ツグミ「確実に言いました。私のこの口で申し上げました」
アイビス、ふと冷静になる。
アイビス「待ってよ……ひょっとして議論って今やりあってるような事なの?」
ツグミ「それはともかく、私が言った事は認めていただけますか」
アイビス「いや違う。それ以前にこんなのは議論じゃない」
ツグミ「議論です」
アイビス「議論なもんか。ただの口喧嘩じゃない」
ツグミ「いえ、立派な議論です」
アイビス「違う。議論じゃない」
ツグミ「議論です」
アイビス「ただ反対の事オウム返しに言ってるだけじゃないのよ」
ツグミ「いいえ、ただ反対の事オウム返しになんて言ってません」
アイビス「ほらみなさい。今だってしてるじゃない」
ツグミ「してません」
アイビス「下らない…いい加減にしてよね」
ツグミ「いえ、下らなくはありません」
アイビス「ただ否定を繰り返すのが議論じゃあないでしょ」
ツグミ「いえ。ただ否定を繰り返す事こそが議論です」
アイビス「議論ってのはもっと知的なものでしょう? これじゃ単なる否定じゃない」
ツグミ「そうでしょうか?」
アイビス「そうだよ」
ツグミ「私はそうは思いません」
アイビス「違うって」
ツグミ「違いません」
アイビス「チガ――」
ツグミ、アイビスの反論を遮って机の脇のベルをチーンと鳴らす。
- 54 名前:アイビス・ダグラス@ジャケットなし ◆IBISu6AG36 :04/05/15 13:41
- ツグミ「ありがとうございました。お時間です」
呆気にとられるアイビス。
アイビス「え、何。終りなの」
ツグミ「終りです。お疲れ様でした」
アイビス「ようやく議論になってきたのに」
ツグミ「5分経ちましたので」
アイビス「まだ5分経ってないよ」
ツグミ「経ちました」
アイビス「見なさいよこの時計を。まだ3分程しか経ってないじゃない」
ツグミ「すみません。これ以上の議論はできないのです」
アイビス「なんだって?」
ツグミ「追加の料金をお支払いいただけない限り、議論はしません」
アイビス「だってまだ5分経ってないじゃない。おかしいじゃないの」
あさっての方を向いてしまうツグミ。小さく口笛など吹いている。
アイビス、肩をワナワナと震わせながらも財布から金を出す。
アイビス「解ったよ。じゃあもう5分。500円」
硬貨を机に叩きつけるアイビス。受け取るツグミ。
ツグミ「ありがとうございます……」
アイビス「それじゃあ……」
ツグミ「『それじゃあ』とは……どうかなされましたか」
アイビス「何? お金払ったでしょう。さっきの続きよ、続き」
ツグミ「お金は頂いてませんが」
アイビス「はあ? 今払ったじゃない。ポケットに500円入れたでしょ」
ツグミ「入れてません」
アイビス「入れた。入れた。入れたあああ!!」
ツグミ「いえ、入れてません」
壊れかけのアイビス、急に明るい顔になる。
アイビス「なんだ。こうして議論してるって事はお金を払ったって事じゃない。はははは」
ツグミ「いえ、違います」
アイビス「現にこうして議論してるじゃない。お金をあたしが払ったって事でしょ」
ツグミ「いえ、今は私の休憩時間です。休み時間に議論をするのは自由ですから」
アイビス「ウワァァァァンーーーーー!!」
部屋を飛び出していくアイビス。隣の「苦情部屋」と書かれた部屋に飛び込む。
同じような間取りの部屋。机にはスレイらしき人が座っている。
もはやスレイがいる不条理には気が回らないアイビス。
アイビス「ああスレイ。ちょっと苦情があるの、聞いてよ。隣でさ……」
スレイ「そんな事よりも私の苦情を聞いて欲しいな。もう兄さまは毎日毎日私がアプローチをかけているというのに……」
アイビス「いや、それよりもあたしの話を……」
スレイ「私みたいに才色兼備のどこにいったい不満があるのかと聞いてみれば、困ったような笑顔でごまかすだけでいやその笑顔もいいとは思うんだが……」
アイビス「あの、ここは……」
スレイ「私の苦情をアイビスが聞く部屋だが?」
アイビス「ウワァァァァンーーーーーー!!!!!!」
(「おしまい」と書かれた幕が落ちてくる)
(元ネタ:空飛ぶモンティ・パイソン 第29話「議論教室」および月姫Python(サイト:仮想冷水器)「#06...."翡翠の議論教室"」)
- 55 名前:クルツ・ウェーバー ◆URUZ6oKCII :04/09/07 23:36
- ――――はいっ!
>>47-49
9人目・エントリーナンバー2番、鑑純夏ちゃんとほか一名 (酷)の、
ちょっと目の毒目の保養なサランラップスーツ着用でのボクシングパフォーマンスと!
>>52-54
10人目・エントリーナンバー5番、アイビス・ダグラスちゃん!
そしてアシスタントのツグミ・タカクラ嬢&スレイ・プレスティ嬢によるショートコントでしたっ!
ありがと―――――――っ!! みんな拍手―――っ!!
――――さあて、いよいよ終盤・クライマックスまで押し迫ってきた
この第一回ミス・一刻館コンテスト! 栄えある初代ミス・一刻館に輝くのは果たして誰なのかっ!?
まだまだ予断を許さない状況だぁ! そして、そんなところに重・大・発・表!
諸君、耳の穴かっぽじってよーく聞いとけ! 後で公開しても知らねえぞ!?
えー、ぶっちゃけた話この後
9月10日(金)からいよいよラストバトルだ!
ここまで魅せてくれたお嬢さん方も、
これからパフォーマンスをかましてくれるお嬢さんも入り乱れての最終決戦!
ガンガンに盛り上がっていくんで、参加してくれる美女美少女魅惑のおねーさま方も
気合入れてラスト・パフォーマンスの準備よろしくっ!!
さて、俺個人としてはまだまだ波乱含みで結果の見えないこのミスコンっ!
ひょっとしたらもう一波乱起こっちまうかもなあ!? いやむしろ起こしちまえ!
…さぁ祭りもラストだぜ? 踊るお嬢に見るお嬢! 同じ美女なら踊らにゃソンソンっ!!
――ってなわけで、飛び入りも大歓迎だ!
いきなり現れてみんなの喝采とトロフィーかっさらおうっていう剛毅なお嬢さん、参加待ってるぜぇ!
……そして、ここまでついてきて祭りに付き合ってくれるオーディエンス諸君!
そんなこんなでみんなもいい加減に煮詰まってることだと思う! お兄さんはよく分かるっ!
だがしかしっ! はじめチョロチョロ中パッパ! 赤子泣いてもフタ取るな!
ってな訳で、ここらでもっぺんクールダウンだ! いやどの辺が「てな訳」かと突っ込まれても非常に困るが!
まあ具体的に言えば、今から10日(金)の最終決戦開始までの間、再度の休憩をとるわけだ。
ちなみに、雑談大いに結構だ! むしろ奨励するっ!
――このイベントホールもいっぺん開放するんで、決勝までの間みんな互いに
自由に雑談やらナニやらしつつヒートアップしててくれ!(笑)
――こらそこ!
誰だ、言ってることがヒートとクールで矛盾してるって無粋なこという奴は!?
た・だ・しっ!
待機時間の間ここを開放してるからって理性のタガまで解放すんのはNGだ!
具体的には会場内での狼藉・乱暴・闘争・荒らしその他の迷惑行為!
ちなみに、もしルールを破っちまった奴は
某アッシュブロンド囁き兄さんから提供の黒服アラストルの皆さんに連行してシメてもらうのでそのつもりで!
――それじゃみんな……盛り上がっていこうぜっ!!
- 56 名前:名無し客:04/09/08 00:44
- 一向に話が見えて来ないのですが…。
簡潔な実況をお頼みしまーす。
- 57 名前:名無し客:04/09/08 03:50
- >>56
去年の12月頃から女キャラミスコンのパフォーマンスがあったんだけど、
最近どうにも活気がなくて(一番最近のパフォーマンスが5月中ば、それから4ヶ月近く動きなし)
このまま立ち消えになるのもなんだしということで、仕切りなおし。
折角のイベントなんだから、みんなでもっと盛り上げていこうよ、と。
ま、簡単に言うとそんな所。
- 58 名前:ヤン・ジュンギュ@観客席 ◆URUZ9hWc/Y :04/09/09 01:10
- ―――さて、大佐が行きたいって言うもんだから一応送ってはみたけど…
どこ言ったんだろう、大佐殿は? 合流するって言ってたカナメの姿も見えないし。
うれしそうな顔して車降りた後、喜び勇んでどっか行っちゃったけど……転んでないかな?(汗
――――それにしても、またしてもアッシーか僕は……_| ̄|○
しかし、まあそれなりに客はいるんだな……
せっかくだし僕もちょっと見ていこうか。
>>57
うわ、そんな曰くがついてたのか………でもま、また盛り上がってくれるんならいいかな。楽しそうだし。
>>55
うーん、クルツの奴いつにもましてはっちゃけてるなあ……
それにしてもテンション高すぎないか? 微妙にR&R入ってるし(汗
>>56
………ほら、こんなところについてけてない人が。
あ、ちょっといいかなそこの席番>>56の人?
よーするにあそこでクルツの絶叫してたあのしゃべりだけど……多分
●9月10日(金)の夜22:30から、
<b>ミスコンのラスト・パフォーマンスをノンストップ(祭り)で始めて、
●しかも参加側が飛び入りも認めちゃってて 、
●それで、今からその開始時間である9月10日の22時30分までの間、休憩時間として
自由に雑談しても大いに結構なところとして開放してる……
そんなところじゃないのかな。僕があいつの言うことを整理した限りでは。
あ、やっぱり乱闘騒ぎや会場荒らしの類はNGらしいけど。
……それにしても、テッサ――もとい大佐殿、どこいったんだろうなあ?
カナメもいるって話だったけど、どっかで転んで怪我してなきゃいいけど…
- 59 名前:セネス=CTN=クロフォード@黒スーツin控え室 ◆iCENESsApo :04/09/10 12:14
- …やれやれ、何とかパフォーマンスは乗り切ったか。
しかし、本来の仕事を部下に任せて、こんなところでのんびりしているのも気が
引けるな…。
少し、会場の見回りでもしてくるか。
(廊下に出る)
- 60 名前:ネル・オールター ◆b5l.oNELLk :04/09/10 12:36
- さて……。
企業のイメージアップを図るために、イベントに飛び入りで参加してくれ、か……。
やれやれ……、イベントって言っても何をやればよいのか……?
とりあえずは、会場の下見をして何をできるのか、確認しておかないと……。
- 61 名前:セネス=CTN=クロフォード@黒スーツin廊下 ◆iCENESsApo :04/09/10 12:39
- >>60 ネル女史
(廊下の移動中に、知った顔を見つける)
…おや、ネル女史ではないか。こんなところまで仕事かね?
- 62 名前:ネル・オールター ◆b5l.oNELLk :04/09/10 12:51
- >>61 セネス嬢
ふむ……。
まあ、仕事、なんでしょうかね……?
上のほうから、イベントに参加してくれって言われましてね。
とりあえずは、会場の下見をして何をしようか考えているところです。
といっても、何をやればよいやら。
- 63 名前:セネス=CTN=クロフォード@黒スーツin廊下 ◆iCENESsApo :04/09/10 13:14
- >>62 ネル女史
…それは、オペレーターの仕事の範囲内なのか…?(汗) どちらかというとモデルや
キャンペーンガールのような…。
まあ、貴女は美人だからな。それが仇になったと諦めるしかあるまい。
>といっても、何をやればよいやら。
私もまさにそこで困っているんだがね…。まあ、他の参加者がかなり凄すぎるから、
あまり回りを意識せん方がいいと思うぞ。
- 64 名前:ネル・オールター ◆b5l.oNELLk :04/09/10 13:36
- >>63 セネス嬢
最近は、上の命令は無茶なものばかりで……。
まあ、やれといわれたらやるしかないんですがね。
>私もまさにそこで困っているんだがね…。
そういえば、セネスさんも参加者でしたね。
いっそ、真那メイド長との共同で何か出してみては?
ま、たしかに他の参加者がすごいことになってますからねえ。
とりあえず、ゆっくり考えますかね?
- 65 名前:セネス=CTN=クロフォード@黒スーツin廊下 ◆iCENESsApo :04/09/10 14:02
- >>64 ネル女史
>最近は、上の命令は無茶なものばかりで……。
>まあ、やれといわれたらやるしかないんですがね。
その辺は軍も同じだな。まあ、私は成り行きで参加することになったんだが。
>いっそ、真那メイド長との共同で何か出してみては?
…彼女と共同というのは、色んな意味で危険すぎる(汗)
まあ、多分テレビ中継を見て応援してくれているだろうから、それで十分さ。
- 66 名前:ネル・オールター ◆b5l.oNELLk :04/09/10 14:15
- >>65 セネス嬢
ふーむ……。
残念ですね、面白くなりそうだったんですが……。
ま、飛び入りもできるそうですしね。
そうなったら、確実に面白くはなりそうですねえ。
あの人、行動力とかありそうですし。
大体にして、私は本来司会とかそういう役どころなはずなのに……。
うう……、人間どこで何を間違えるかわからないものですね……。
- 67 名前:小野阪 千彰@廊下 ◆helpsmrWDM :04/09/10 14:17
- ええと、会場の椅子は楓音さんが指揮を取ってくれてますし、
大道具は大輔さんが運び込んでますし、放送設備のチェックは詩織さんで、
徹さんが女子更衣室の前の監視……。
後は……
(シフト表を持って呟き中)
- 68 名前:セネス=CTN=クロフォード@黒スーツin廊下 ◆iCENESsApo :04/09/10 14:21
- >>66 ネル女史
>あの人、行動力とかありそうですし。
行動力は、ある。ひたすらある。間違った方向にある。
>大体にして、私は本来司会とかそういう役どころなはずなのに……。
>うう……、人間どこで何を間違えるかわからないものですね……。
私だって、本来ここには警備任務で来ているんだ。どこをどう間違えたのか…。
まったく。
>>67 千彰嬢
おや、こんにちは。
…会場の運営を手伝う依頼が来たのかね?
- 69 名前:小野阪 千彰@廊下 ◆helpsmrWDM :04/09/10 14:25
- >>68 セネスさん
あ、今日は。
ええと運営の手伝いと言いますか、雑用ですね。
列整理とか、パフォーマンスの前準備に後片付け、
女子更衣室に不審者が出ないように、いま無敵の監視が行ってます。
- 70 名前:セネス=CTN=クロフォード@黒スーツin廊下 ◆iCENESsApo :04/09/10 14:27
- >>69 千彰嬢
ふむ、裏方仕事というわけか。私達だけではなかったんだなぁ。
>女子更衣室に不審者が出ないように、いま無敵の監視が行ってます。
…無敵の監視…?何者なんだ。
まあ、参加者の女性たちはほとんどが只者じゃないから、いざとなったら不審者ぐらい
自力でどうにかできると思うが。
- 71 名前:小野阪 千彰@廊下 ◆helpsmrWDM :04/09/10 14:34
- >>70 セネスさん
うちの事務所のみの特別依頼「透明人間」です。
ちょっとした事故で透明人間になってしまった人が、うちの者でしたので。
最初はバイク便とか、着ぐるみとかだけしか出来なかったんですけど、
最近は、こういった依頼を受けてるんです。
透明人間ですからね、不審者が入ろうとして、あたりを確認してる目の前に居ても、
気付かれないんです。
問題は、本人が更衣室の中に入るかもって事なんでけど、
その点は、暇があったら、楓音さんにも見てもらうようにしてますし。
- 72 名前:ネル・オールター ◆b5l.oNELLk :04/09/10 14:45
- >>67 千影嬢
……ん?
会場のセッティングの方でしょうか?
ふむ……。
なかなか手際は良いですねえ。
がんばってくださいね?
>>68 セネス嬢
>行動力は、ある。ひたすらある。間違った方向にある。
ふむ。
それを、何とかして正せませんかねえ?
……、無理かな。
美少年を見ると追っかける悪癖があるそうだし……。
- 73 名前:セネス=CTN=クロフォード@黒スーツin廊下 ◆iCENESsApo :04/09/10 14:45
- >>71 千彰嬢
透明人間…。軍にも光学迷彩装甲を使った兵器はあるが、生身でやる人間もいる
とは…。本当に、君のところには色んな人がいるようだな。
>問題は、本人が更衣室の中に入るかもって事なんでけど、
…まあ、名前からして男性のようだからな。普通の人間でも、監視は二人組みで
行うのが普通だし。
- 74 名前:セネス=CTN=クロフォード@黒スーツin廊下 ◆iCENESsApo :04/09/10 14:50
- >>72 ネル女史
正そうとはしているんだがな。今だに成果は上がっとらん。
基本的には真面目で優秀だから、よりたちが悪い。頭も切れるし。
- 75 名前:ネル・オールター ◆b5l.oNELLk :04/09/10 15:00
- >74 セネス嬢
むー……。
優秀な分、性格に難があるタイプというのは結構いますが……。
彼女に関してはいろいろ……。
本当にいろいろ、難があるらしいですからねえ……。
- 76 名前:小野阪 千彰@廊下 ◆helpsmrWDM :04/09/10 15:00
- >>72 ネルさん
あ、はい。頑張ります。
えと、参加者の方ですか?
>>73 セネスさん
でも、その透明な徹さんでも適わないのが楓音さんです。
「理屈じゃないけど、徹が見える範囲に居るのならどんな姿勢かも判る」って言ってますね。
(遠くの方で三連爆発音)
あ、由宇子さんが低カロリー花火の着火実験するって言ってましたけど、
どうも上手くいきそうです。
- 77 名前:ネル・オールター ◆b5l.oNELLk :04/09/10 15:04
- >>76 千影嬢
まあ、参加「予定」者ですね。
まだはっきりしてないんですよ。
パフォーマンスもまだ決まってないし……。
- 78 名前:名無し客:04/09/10 15:07
- 名無しで失敬。
>>ネルさん
「ちかげ」じゃなくて「ちあき」ですよ。
- 79 名前:セネス=CTN=クロフォード@黒スーツin廊下 ◆iCENESsApo :04/09/10 15:09
- >>75 ネル女史
彼女は、9まで完璧なのを1の大きな欠点で台無しにしているタイプだな。
いや、台無しになっているわけじゃないが、あの奇癖がなければもっと友人として付き
合いやすかっただろうなぁ…。
美少年好きはともかく、百合のほうは私が原因で目覚めさせてしまったようだし、意図
したことでないとはいえ、私が責任を取らねばならんだろう…。
>>76 千彰嬢
…姿が見えなくなる透明人間を、さらに見破る能力…?ECMとECCMみたいだな。
>(遠くの方で三連爆発音)
(一瞬、身構えかかるも、千彰の言葉を聞いて安堵する)
なんだ、着火実験か…。仕事が仕事なのでね、つい爆発音を聞くとテロか何かと思って
しまうんだよ。
- 80 名前:ネル・オールター ◆b5l.oNELLk :04/09/10 15:19
- >78
……はい?
千影 ×
千彰 ○
本当だ……。
……えーと、千彰さんすいません……。
>>79 セネス嬢
まあ、何かしらの欠点があるほうが。
そのほうが、面白いでしょうしね。
……その欠点にもよるけど。
でも、いいコンビだと思いますよ?
いや、百合とかそういうのは抜きでですよ?
わかってるとは思いますけど一応。
- 81 名前:小野阪 千彰@廊下 ◆helpsmrWDM :04/09/10 15:20
- >>77 ネルさん
パフォーマンスですか……。
一口に言っても、歌に踊り、楽器の演奏、小咄に手品、色々ありますからね。
是非、頑張って自分に一番だと思えるパフォーマンスをして下さいね。
>>78さん
どうも、ご丁寧に有り難う御座います(深々
>>79 セネスさん
いえ、徹さんは「見えなくなれる」んじゃなくて、「いつも見えない」透明人間なんです。
日常生活がおくれなくて不便してますね。
爆発音はうちでは日常茶飯事ですから、テロとは結びつきませんね(苦笑
防爆用の扉代は、結構高かったですけど。
- 82 名前:セネス=CTN=クロフォード@黒スーツin廊下 ◆iCENESsApo :04/09/10 15:26
- >>80 ネル女史
確かに好人物ではあるし、友人としてなら上手く付き合えると思っているよ、私も。
…欠点の方は…半分くらいに抑えてもらえれば、あばたもえくぼで済ませられるん
だが。
>>81 千彰嬢
…いつも見えないって…それじゃあそこにいるのかいないのかすら分からんでは
ないか。よく社会生活を送っていられるものだ…。
>爆発音はうちでは日常茶飯事ですから、
…それはそれで物騒だな。爆発音が日常茶飯事なのは私も同じだが。
- 83 名前:小野阪 千彰@廊下 ◆helpsmrWDM :04/09/10 15:36
- >>82 セネスさん
ええ、ですからいつもはフルフェイスとライダースーツ、手袋にブーツって姿ですけど、
酷く蒸れるそうです。夏場は完全にへばってましたね。
そして、その格好で駄目な場合は、透明な服を着て、楓音さんと一緒に行動してますね。
用事があるなら、楓音さんに代行してもらうそうです。
- 84 名前:ネル・オールター ◆b5l.oNELLk :04/09/10 15:37
- >>81 千彰嬢
ふむ、そうですね。
まずは、私に何ができるか。
そこからですね。
そういえば、千彰さんは参加はしないんでしょうか?
>>82 セネス嬢
まあ、確かに悪い人ではないですよね。
一部を除いて非の打ち所はない人物ですから。
ま、とりあえずは。
百合だの何だのいわれようと。
これからも、いいコンビでいてくださいね?
- 85 名前:小野阪 千彰@廊下 ◆helpsmrWDM :04/09/10 15:43
- >>84 ネルさん
私が出る予定はありませんけど、楓音さんは、気が向いたら出てみようかって
言ってましたね。恵さんもお祭り好きですし。
今頃、どんなパフォーマンスにするか計画を練ってると思いますよ。
- 86 名前:セネス=CTN=クロフォード@黒スーツin廊下 ◆iCENESsApo :04/09/10 15:47
- >>83 千彰嬢
ふむ、なるほど。やはり自分で制御できない特殊能力を持つと、色々苦労するもの
なのだなぁ…。
>>84 ネル女史
もちろんだ。友達付き合いはこれからも続けていく。
…正直、彼女ほど親しい友人は貴重だからな…。
…しかし、、テレビ中継にラジオ中継。会場の広さと観客の人数を見るに、相当力が
入っているな、このコンテスト…。
まあ考えてもみれば、大規模な催しでなければ、一小隊とはいえ軍が動くはずも
ないからな…。コンコード社が宣伝に利用するのも道理だ(苦笑)
- 87 名前:ネル・オールター ◆b5l.oNELLk :04/09/10 15:48
- >>85 千彰嬢
ふむ、残念ですね。
とりあえずは、その楓音さんや、恵さんに期待しましょうかね?
さて、これは私も負けてられないかな?
- 88 名前:ヤン・ジュンギュin廊下 ◆URUZ9hWc/Y :04/09/10 15:52
- ―――うーん、あれから大佐から電話あったんだけど……なんなんだろ、この届け物?
なんかカナメも必要な物だっていってたけど、答えてくれなかったし―――
しかし僕、またアッシー?
もうこのキャラ定着しちゃってるのかなあ、というかこんどこそアニメに出られるのかなあ……(涙
――それはそうと大佐、どこにいるんだろう…
- 89 名前:セネス=CTN=クロフォード@黒スーツin廊下 ◆iCENESsApo :04/09/10 15:54
- >>88 ジュンギュ君
…む?
(きょろきょろと辺りを見回している青年に近づく)
君、どうかしたのかね?誰か探しているようだが…。
- 90 名前:ネル・オールター@コンコード制服in廊下 ◆b5l.oNELLk :04/09/10 15:56
- そろそろ何を着ているかとかどこにいるかとかはっきりさせます。(汗
>>86 セネス嬢
この企画には相当力を入れてますからねえ。
企業もそれだけ疲弊しているのでしょうね。
何か、派手な……。
それこそ、一刻館全体規模での派手な企画が求められていますからね。
これに目をつけたのは自然な動きでしょうね。
ま、それで苦労するのは私のような役どころの人たちなんですがね……(苦笑
参加することに意義があるとはいえ……ね。
- 91 名前:ヤン・ジュンギュin廊下 ◆foH6/sRNCE :04/09/10 15:59
- >>89 セネスさん
――あ、あなたは……確か参加者のセネス大尉、でしたっけ?
えーと、すみません。
アッシュブロンドの三つ編みの女の子に届け物を頼まれてるんですけど、どこにいるのか分からなくって。
今言ったような女の子、どこかで見かけませんでしたか?
あ、僕……ですか? 僕はヤン・ジュンギュ。
彼女の―――まあ知り合い、といったところです。
- 92 名前:小野阪 千彰@廊下 ◆helpsmrWDM :04/09/10 16:01
- あら、もうこんな時間ですね。
楓音「千彰さん。椅子終わったから」
あ、はい。……次は、小道具の搬入と整理です。
すみません、用事がありますので、失礼します(一礼
楓音「全く、徹ったら案の定、更衣室の中に居たんだから」
あらあら(汗。
それで、その徹さんは?
楓音「簀巻きにして会場の照明を飾り付けてやったわ……」
暑そうですね……。
- 93 名前:ネル・オールター@コンコード制服in廊下 ◆b5l.oNELLk :04/09/10 16:03
- >>88 ヤンさん
……あれは、ミスリルの隊員でしょうか?
大佐、大佐と発しているからには軍属でしょうが……。
そこの方、どうなさいましたか?
- 94 名前:セネス=CTN=クロフォード@黒スーツin廊下 ◆iCENESsApo :04/09/10 16:15
- >>90 ネル女史
まあ、目立つといえばこの上なく目立つからな。もし貴女が優勝なり、なにがしかの
賞を受賞するなりしたら、「「コンコード社社員の」ネル・オールターが優勝(受賞)した」
と、大々的に発表するんだろうな。
…どういう利益が生まれるのかは、よく分からんが。ネームバリューが付けば何でも
いいのか?
>>91 ジュンギュ君
うむ、そうだ。…階級をつけたということは、君も軍属か?
…アッシュブロンドの三つ編み?もしかして、テレサ嬢のことか?彼女もここに来て
いたのか…。
残念ながら、私もどこにいるかは分からんよ。会場内を歩き回っているのなら、それ
こそ見当も付かんが…ただ、参加者として来ているのなら、参加申込所か控え室の
方にいると思うし、観客として来ているなら、座れる席を探しているだろうから、その
辺りを探してみたらどうかな?
…む?
(襟元の通信機から発信音が鳴る)
…私だ。
「すみません、大尉。4番出入り口まで来てください。どうも観客同士のいざこざで、
喧嘩になっているようで…」
お前達だけで対処できんのか?
「喧嘩事態は収められますが、拡大する騒ぎを押しとどめるには人数が足りません」
チッ…仕方ないな。すぐ行く。
…というわけだ。少々用ができたので、私は失礼する。
では。
(退場)
- 95 名前:ネル・オールター@コンコード制服in廊下 ◆b5l.oNELLk :04/09/10 16:17
- さってと……。
そろそろ、うちあわせもしておかないと……。
いけませんから、ね。
申し訳ありませんが、皆様。
今日はこの辺で。
- 96 名前:ヤン・ジュンギュin廊下 ◆URUZ9hWc/Y :04/09/10 16:32
- >>94 セネス大尉
あ……はい、まあ。
一応、クルツたちの同僚………こういえば、分かってもらえるとは思いますけど。
>残念ながら、私もどこにいるかは分からんよ。
>会場内を歩き回っているのなら、それこそ見当も付かんが…
>ただ、参加者として来ているのなら、参加申込所か控え室の方にいると思うし、
>観客として来ているなら、座れる席を探しているだろうから、その辺りを探してみたらどうかな?
そうですか………わかりました。
(けど、こんな極秘封印されたケースなんかこんなところで観戦するのに要るのかな……?)
……とにかく、どうも。
とりあえず僕もあちこち探してみます。
>>93 ネルさん
あ、そっちのかたもどーもすいません。お騒がせしました……
(今の服装……どっかの傭兵斡旋企業の制服じゃなかったか?
この一刻館っていうのも、ずいぶんと幅広い人がいるもんだな……(汗)
――と、こんなことしてる場合じゃなかった。
大佐殿どこだろ、ホントに………
>参加者として来ているのなら、参加申込所か控え室の方に――
……まさか、控え室か?
とにかく探してみるか……
(フェードアウト)
- 97 名前:ドロレス@パフォーマンス第2弾準備中 ◆LinksqNm82 :04/09/10 21:33
- 薄暗い格納庫の片隅に蠢く巨大な影。
静かに、ページをめくる音。
付近に散乱しているのは無数の少女漫画。
かなりの数が積み重なっている。
ページをめくる音がする度に、
ピンクの機体にグリーンのエネルギーラインが走る。
いろいろ脳内で盛り上がってるらしい。
うふふふふふふ
――震えて眠れ。
- 98 名前:ビリー・カーン ◆HATEFc.kUA :04/09/10 21:59
- 「ミスコン……ですか」
そのコトバを聞いたとたん、俺はとっさに訊き返してた。
「それはやっぱ、あの、フルコンみてェな格闘技の一種か何か……? 」
おっと、バカにすんじゃねェよ。そりゃ俺だってミスコンテストくらいは知ってるさ。
だがそいつがギース様の口から出たとなると、うっかり何か全く別のモノみてェに
俺の耳に響いてきやがったんだ。
「品評会だ。女のな 」
分かり切ったコトをわざわざ説明して下さるギース様の表情は、いつもそうなんだが、
ちょっと感情を窺い知れねェカンジだった。
ひどくつまらなそうにも見えたが、同時に、同じくらい面白がっていらっしゃるようにも思えた。
「そのミスコンだが……お前が出席しろ 」
「……あー……? 」
「審査員だ。私の代わりに出ろ 」
有り難ェコトに、俺がバカな勘違いをする前にギース様が問題の要点を切り出してくだすった。
「いつものくだらん社交活動の1つだ。協賛企業の関係で、顔を出しておく必要がある。
……だが、今回私は他に用事が出来た。だから代役を立てる。そういうことだ 」
言いながら、ギース様は1枚のチケットを俺に差し出した。
「お前は用心棒だが、KOFなどで名が売れている。うってつけだろう 」
俺はそのチケットを手に取るには取ったが、おそらくすげェサエねェツラになってたと思う。
だってまァ、考えてもみろよ。この世界に生きる男として、アホヅラ下げて女の採点なんて
とてもじゃねェがみっともいいモンじゃねェ。
ギース様ご自身だって、きっと元々気の進まねェ招待だったハズだ。
「……ちなみにギース様、ご用とは…… 」
「その日はカブキの公演がある 」
「……そりゃスケジュールは知ってますが……その、失礼ですが、公演はミスコンの
前に終了だったかと…… 」
「そうだ。だがその後、一座の立女形のカブキ役者と会食の約束が出来てな 」
なんてこった。俺のボスは白塗りのオカマとのディナーを楽しみたいばっかりに、俺に
面倒を押しつけようとしてらっしゃる。
「……ビリーよ 」
「はい、何でしょう 」
「女形とは、お前の考えているような種類の人間ではない 」
「……何でお分かりになったんですか? 」
ギースタワー最上階、執務室の重厚なデスクをはさんで、俺とギース様の目がカッチリと
合った。
しばらくして……
俺はため息を押し殺して視線を外すと、チケットをポケットにツッ込み、一礼をして
ギース様の前から下がった。
ダメだ。
訊いた時点で俺はとっくに負けてる。
それに……元々、あのお方は俺よりいつも一枚も二枚も上手でいらっしゃる。
こうして、俺は生まれて初めてミスコンってのの会場に足を踏み入れたってワケだ。
- 99 名前:クルツ・ウェーバー ◆URUZ6oKCII :04/09/10 22:41
- ――――あー、あー、マイクテスっ!
……ゴホン。
えー皆様、大変長らくお待たせいたしましたっ!
ただいまから、一刻館イベントホール設立記念・第一回ミス・一刻館コンテストの決勝戦を行います!
さあ、予選でみんなを魅了したお嬢さん方! そしてこれからさらなる演技でもっと俺たちをあっといわせてくれるお嬢さん方!
初代ミス一刻館の栄冠を勝ち取るのは一対誰なのかっ! 波乱含みの予感をさせつつ乞うご期待だぁ!
- 100 名前:ジュヌヴィエーヴ・デュドネ:04/09/10 22:52
そもそもジュヌヴィエーヴはお祭騒ぎが嫌いではない。
ただ一歩退いた立場から眺める事がほとんどだったし、それで満足してもいた。
それは彼女がヴァンパイアであり、更にそれを隠して生きて来なければならなかったから
に他ならない。
では、今はどうなのだろう?
自ら吸血鬼の長生者(エルダー)と名乗っても糾弾される恐れのないこの地とは云え、事も
あろうにミスコンテストに参加するとは。
やはり浮かれているのだろうか。
髪をセットする手を止めて、ジュヌヴィエーヴは鏡台の前で自問した。
鏡には何も映っていない。この控え室の鏡が特別なのではなく、大多数の吸血鬼が持つ特性
を、彼女もまた備えているに過ぎない。
ジュヌヴィエーヴは先ほど提出した申し込み用紙の内容を反芻してみた。
名前 :ジュヌヴィエーヴ・サンドリン・ド・リール・デュドネ
年齢 :1416年生まれ
職業 :その時代によって色々
出典 :ドラキュラ紀元、ドラキュラ崩御
主な活動スレッド:なし(過去、吸血大殲スレッドにて闘争経験有り)
自己アピールを一言!:まだまだお若いかたには負けないわよ。
間違ってはいない。何一つ。
判らない事があるとすれば、自分の外見だろう。金髪で青い瞳の、ひたむきに“生きて”いた
十六歳の自画像はもう記憶の彼方だ。姿形だけは当時と何ら変わっていない筈だが。
遂に馴染めなかった二十世紀と同じ様に、人々の方もジュヌヴィエーヴ程度の美貌など――
もし自分に美しさがあるのなら、だ――受け入れないかもしれない。
ひょっとしたらいい笑いものかも、と不快でない苦笑がこみ上げる。
だが道化になるのもいいだろう。何せ今はお祭なのだから。
会場の方から響いて来る歓声に耳をすませ、どうやら自分も浮かれているようだとジュヌヴィ
エーヴは結論づけた。
- 101 名前:クルツ・ウェーバー ◆URUZ6oKCII :04/09/10 22:52
- はい、こちら決勝から解説についてくれることになったダウゲ・ベルガー氏です!
「・・・・・・ん、まーよろしく頼む。
うちの馬鹿も参加してるわけだが、一応そこは俺は世界で二番目に公平な男なんで気にしないでくれるとありがたいんだが」
それではいい加減みんなしびれも切れて禁断症状起こしかねないと思うので―――
全選手、入場!!!
- 102 名前:エンジェル隊 ◆GA.kfZG5TQ :04/09/10 22:54
- エンジェル隊。
豆鉄砲の弾丸よりも速く!
プラレールの機関車よりも力は強く!
紋章機を使えば銀河系もひとっとび!!
「なんだあれは!」
「鳥だ!」
「ロケットよ」
「あ、夢見たい☆エンジェル隊!」
そうです、エンジェル隊です!
遥か銀河系の遠い彼方、トランスバール星から地球にやってきたしんのびしょうじょ達!
人間の能力をはるかに超えたりはしていないスーパーガール軍団!
川の流れを変え、鋼鉄をひねるぐらいはロストテクノロジーを乱用すれば朝飯前。
彼女らは名無し客と名乗って正体を隠したりもせずに、卑怯千万の裏工作正々堂々と勝負
するため、こうして馳せ参じてきたのです!!
フォルテ「そーいうわけで」
ヴァニラ「私たちエンジェル隊一同」
蘭花「このミス一刻館コンテストに」
ミルフィーユ「ばばんがばーんっと」
ミント「参加させていただきますわね。」
- 103 名前:セネス=CTN=クロフォード@黒スーツ ◆iCENESsApo :04/09/10 22:55
- 会場の方向から、大きなざわめきが聞こえてくる。いい加減、自分が諦めの悪い人間
だということを自覚しつつも、私は今、自分がこの場所にいることに疑問を感じずには
いられなかった。
「………むう」
腕組みをして、軽くうなる。私が控えている舞台袖には、私以外のミスコン参加者
達も揃っていた。…改めて見直すと、錚々たる顔ぶれだ。ますます自分が浮いている
と感じざるを得ない。
これから入場デモなのである。そういえば、最初のパフォーマンスのときは、軽く
挨拶しただけだった。その場の思いつきと勢いだけで、パフォーマンスを何とか通過
したが、あれは予選ということだったのだろうか。どうやらこれからが本番らしい。
(…正直、もうネタは尽きているんだが。また手段を講じねばならんな…)
頭をひねった。これは下手をすると戦場より過酷かもしれない。なにせこういう
経験が皆無なのだ。人間、「こういう場合はこうすればいい」という予備知識がないと、
心細いものである。上手く立ち回ることができない。
(…しかし、別に上手くやる必要もない、と考える手もあるか)
そう思って、私は多少開き直ることにした。優勝を狙っているわけではないのだから、
自分がやれるようにやればいい。
「…うむ」
誰に言うともなしに呟くと同時に、司会者のクルツ君が入場を叫んだ。
「行くか」
舞台に出る。相変わらず仕事着の黒いスーツ姿だったが、周りにいるほかの参加者
たちも結構奇抜な格好をしたりしているので、かえって地味だ。
横から挨拶を述べるためのマイクが渡ってきた。手に取る。
「あー………私にどこまでできるか分からんが、応援してもらう以上は、最善を尽く
したいと思う。以上」
我ながら面白みのない台詞だ、と思いつつ、マイクを手離した。
- 104 名前:ワタナベぽえみ(M):04/09/10 22:55
「だ〜か〜ら〜小林も出場するんでッス!」
「出場するんですって言われても・・・これがなにか判ってるの?」
受付の前で少女が騒いでいる、彼女の名はワタナベぽえみ
『ああん?今自分のこと小林っていってたじゃねえか、ボケてんのか?』
等と思いになられる方もいる事でしょう!しかし彼女の本名はワタナベぽえみ、日々声優をめざし精進を、って既に
声優の仕事しているのでもう声優じゃん、と思わんでもないのですが、この際そのことは置いときましょう。
とにもかくにも彼女は何故か己の事を自信満々に『小林』と呼ぶ、しかもそれが異様なまでの説得力を誇っている。
何故か?それは今回の話とは全くもって関係ないので割愛させてもらおう。
「もちろんッスよ!いくら小林が学校の成績が悪いからって馬鹿にしないでください!
要するにこのミスコンってのに参加すればお金がもらえるんでッス!」
「いや、確かに優勝すれば賞金はでるけど・・・」
「小林これでもうチビで貧乏、略してチビンボーとか呼ばれたり、オーディションの会場までキックボードで行かなくても
すむようになるんでッス」
「いやだから・・・ミスコンってどういうものだか知ってるの?」
「知りません!」
「知らないの!?」
余りにも自信たっぷりに、当たり前の事だといわんばかりに、それ以外の何者があるのだるかと思わんばかりに答える
ぽえみに軽いめまいを覚える受付。
「小林が思うところミスコンって食べ物をどれだけ食べれるのかを競うものかと、ご飯代も浮いてこりゃラッキー!」
「全然違う!!」
「すんまそん。んじゃついでにミスコンって何か教えてください!」
「・・・要するにそれぞれパフォーマンスや水着審査をして誰が一番美人か決めようって大会なの、君みたいな子供じゃ」
「でもさっき小林ぐらいの子がいなかったっすか?なんであの子がよくって小林がだめなんですか!?」
「なんでって・・・」
受付係は改めてぽえみをみる、背はかなり低く、短くまとめられた栗色の髪とその体中から発散される元気により、
その姿は愛くるしい少女というよりは、腕白は少年といったところか。
正直ミスコンより朝のラジオ体操に出ている方がよっぽどしっくりくるだろう。
「はっは〜ん、さてはお兄さん小林を侮っていますな。
さっきの話だとつまり峯不二子を決めるオーディション見たいなもんッスね!
それなら小林に勝機あり!
なんたって小林声優の卵っすから!いや既にヒヨコレベルといっても過言じゃありません!」
「全然わかってない!!」
「ねぇ、ルパ〜ン、ルパ〜ン(はぁと)」
全く話を聞かずにさっそく練習(?)するぽえみを見てさらに頭が痛くなる受付係。
(まあ、確か変り種というならロボットなんてのもいるしなあ、それに比べたら・・・
そもそも不参加資格ってのもなしだし、文句言われても俺が参加規約を決めたわけじゃないし・・・)
そんなこんなで
「いえ〜〜い!ワタナベぽえみこと小林!誠心誠意がんばりまっす!」
ねぇ、ルパ〜ン、ルパ〜ン(はぁと)」
小林ことワタナベぽえみ、一刻館ミスコンに参戦。
- 105 名前:咲耶 ◆FXSAKUYA52 :04/09/10 22:58
- ――――ある日突然、あなたに12人もの妹ができたらどうしますか?
それも……とびっきりかわいくて
とびっきり素直で
とびっきり愛らしくて
とびっきりの淋しがりや。
しかも、そのうえ……
彼女達はみんなみんな、とびっきり!
お兄ちゃんのコトが大好きなんです……
でも、残念なことにお兄ちゃんと妹は
現在離れ離れに暮らしていて……
実際に会うことができるのは、
2ヵ月に1回と決められた“お兄ちゃんの日”だけ。
大好きなお兄ちゃんと自由に会えない妹は……
さみしくて、いつもお兄ちゃんのことばかり想ってしまいます。
「神様……どうか、早くお兄様に会えますように
私の大事な大事なお兄様……会えないでいると……
淋しい気持ちでいっぱいになっちゃうよ……」
だから、ようやく2ヵ月に1度の
「お兄ちゃんの日」がめぐってきて……
2人が会えたときには、
妹は世界中の幸せを独り占めしたみたいに、
とってもとっても……幸せ
もちろん兄妹なんだけど、気分はまるで楽しいデート!
そして妹は、お兄ちゃんのそばにぴったりくっついて……
心配そうにお兄ちゃんの顔をのぞき込み、
こう……言うのです。
「お兄様は……私のコト、好き?」
妹達はちっちゃい頃からずっとずっと
ただ純粋にお兄ちゃんのコトが大好きでした。
やさしくってステキで世界にただ1人、
自分だけの大切なお兄ちゃん……。
だから、いつもいつもお兄ちゃんと一緒にいたくて、
いつもいつもお兄ちゃんにかまってほしくて……。
ここに登場するのはそんな素直な女の子達……。
外見も性格もちがう12人の妹達ですが、
想いだけはみんな同じ……そう
「……お兄様、ラブよっ♥♥♥」
- 106 名前:エーフィ・C・ハウサー ◆p1a4SYSTEM :04/09/10 23:02
問題があると云うのなら、まずは舞台設定から問題だ。
ガタガタと無造作に揺れるワゴンの荷台。折り畳んだ足を両手で抱えて、時速90キロ超でカッ飛んで
いくワゴン――目的地は未だ不明、ただし目的は明瞭。三時間以上も狭いハコに閉じ込められれば、流
石に身体の節々も痛くなってくる。
「……本を忘れたのが致命的かな」
一人ごちる。
一人でいる時は大概、本を読むか音楽を聴くか、何かしら別事に意識を集中させている。特にこの両者
は「音楽を聞きながら本を読む」と云った両立が出来るので、普段の私においてはベストだ。物事を考え
るのは好きでも、無意味に下らない事を考え始めてズルズルと惰性で過ごすのは性に合わない。
しかしまあ、ならば意味のあることを考えてもみようか。無味な鉄色の荷台に十四そこらの少女を押し
込んで走る車が誘拐以外のなんだと云うんだろう。無意味に壁に浮いた赤錆を数えてみる。三秒で飽き
た。ポケットからイヤホンを引き摺り出し、MP3プレイヤーのスイッチを再生し、
「誘拐っつーのは、自分で頼むモンじゃねーよな」
「そりゃあね」
イヤホンを耳から外す。どうやら小さな独り言、耳聡い彼は聞き咎めていたらしい。
ワゴンの上客は合計三名、私を除けば運転席に一人、後部座席に一人。
荷台から後部座席によっと飛び移り、やあ、と挨拶。よお、と無造作に返す我が家の長男、職業:司祭。
首には如来の凡字入りペンダント、黒のTシャツにストレートのジーンズ。誰が見ても「司祭」の二文字は
連想できないが、つまりこれは一種のカムフラージュなのだ、ということらしい。
片方のイヤホンだけ耳に嵌めて、視線は窓から外さない。その横顔だけ見れば十人並みを超過して整
ってはいる物の、考えている事は大方、耳に入ってくる歌詞の事くらいだろう。面倒な事を考えない性質な
のだ。話題も自分からは振らない。だから話し掛けるとなれば、必然的にこちらからとなる。
「少しだけ、ビックリしたかな」
「何が」
「君が着いて来てくれて」
そこで漸く、視線はこちらへシフト。
「……つまり、来ないと思ってたワケだ」
「当然だろう。君の忙しさを知っているからこそ、私は貯金を崩してバス代を作ったくらいだからね。ふふふ、
ダメと解っていても頼んでみて良かったよ。君が車で送ってくれるとは思わなかったからさ」
ガタガタ揺られて三時間。猛スピードのワゴンで向かっている先は、別に何も特殊な場所じゃない。弟妹
が見付けてきたチラシ、序にハガキ。ミス・コンテスト優勝者には豪華優勝商品と賞金が――所で我が家、
この家族、ドイツ人である所の私と日本人のこの長男が同居しているように、絆の強さ云々は別としても血
の繋がりはない。問題はそこじゃなく、問題は全員が生活する環境、イコールで孤児院、つまり生活費は
教会から支給されているという事実だ。お金は無くても困らないが(偽善とされる言葉の筆頭だろう)、あっ
て困る事はない(真理だ)。チラシを見付けた弟妹、最初は長女のメアリ姉さんに相談した物の、そこは清
貧なシスターを目指す長女、「偽善」からでも何でもなく、「お金が無くても、私達は父の御心で生きられて
います」で敢え無く却下。さて、またも問題だ。長女は17歳、次女は16歳――しかし、次女は家を離れて
いる。弟妹が最終的に回ってきたのはつまり、この私だった――と云う、消去法の結論。
「優勝しなければ」賞金が入らない事実はさておき、家族推薦の元で出場する事になった――が、何せ
場所も遠い。交通手段に車を選べたのは幸い、兄の知人が車を用意してくれたからだ。
「……運転してんのは俺じゃないけど」
再度、兄の視線がシフト。後部座席から離れて約一メートル、運転席でF1ドライバーさながらの手捌き
がハンドルを操っている。問題はここが高速道路でも何でもなく、制限速度も六十キロだという事だろう。
アポロ11号が月へ行くのにもこんな速度は出さない。ご愁傷。
兄の知人が車を用意した――兄の知人、つまり、ソレ。
ともあれ長い金髪が椅子の後ろに垂れているのを見るに、その正体が女性というのは容易に知れる。知
れる、と云うのはつまり私はドライバーと面識がないからで、向こうが面識を持とうとしないからだ。私がこ
の車に乗り込んだその瞬間から正体不明のドライバーはこちらを一瞥もしなければ、ただただその卓越し
た技術でこの鉄のハコを操っている。まあいい。いいけど。いいけど、そんなロコツに嫌わなくても。どうで
もいいが修道服でワゴンを飛ばす光景はハタから見るとインパクトが充分過ぎやしないか。
やれやれ。
- 107 名前:エーフィ・C・ハウサー ◆p1a4SYSTEM :04/09/10 23:03
- >>106
「ま……それはいいよ」肩を竦める。片方だけ垂れた残りのイヤホンを兄の膝から持ち上げて耳に嵌めた。
キツめのディストーションヴォイスが突き込まれた。「どうかな、時間には。間に合いそう?」
「間に合うには間に合うだろうけど……ホント、何すんだよ、行ったって」
「それは決まってるじゃないか、つまり――」ミスコ、
「――警備だ」
――ン。
云ったのは、勿論にして私じゃない。
初めて聞いた声。ネイティヴに近いソプラノは、運転席から聞こえたモノだ。
案の定と云うかなんと云うか、目を丸くしているのは隣に座る兄だった。
「警……備?」
「警備だ」
また聞こえた。淡々と響く透き通ったソプラノは綺麗な反面無機質で、その無機質が装った硬質さを持っ
ているから始末に終えない。今までだんまりを決め込んでいたのは、予想通りに私が原因らしい。しかし待
て、待ってくれ。それは少々――大分、話が違う。私は警備に行く予定だったろうか?
「待てお前、今から行く場所は解ってるよな」
兄が私の言葉を代弁した。そう、それが問題だ。
が――運転席の態度は冷然と、
「――――――」
早口で住所が告げられる。間違いない。その場所で目的地は合っている。ただ警備、という不似合いな単
語が解らない。然るに表情を見れば兄も同感のようだ。
「……警備って、何を警備するんだよ。ミスコンって、何だよ。単語の意味間違えたっけ。ミスがミステリーサ
ークルだったりミス・重要人物だったりするのかよ」
「――馬鹿か、貴様は。それを見ろ」
その声が聞こえた瞬間、凄い勢いで何かが飛んできた。灰褐色の物体――丸めた新聞らしい。危なげなく
片手でキャッチした兄が眉を潜めるより早く、運転席からは「最初のページを読んでみろ」と指示が出ている。
最初のページ――"美術館付近で不審車両目撃多数"、"期日限定公開中の美術品目的か"――いきなり不
穏な記事が一面を飾っていた。美術館は会場の真隣。イヤガラセか。しかも司祭の兄に「警備をしろ」とはど
んな了見だというのか。町内会で警備を担当してはいるけど、それが評判になったとか。ありえない。
ともあれ――兄がそれを了承したのは表情で解ってしまう。諦観の瞳と溜息で、兄は新聞を放った。
「……全然知らなかった」
「だろうな。それまで情報が公だった訳でもない。ニュースをチェックしてさえいれば、それなりに情報を掴め
るだろうが」
「無理だな。音楽聴いてる」
「無理で構わん。働いて貰えればそれで結構だ」
「……美術品の警備に? 何の為のガードマンだよ」
「ちょっとした用事だが……構わんだろう? どうせ貴様もヒマそうだったんだ。妹を送ったら、兎に角一度連
絡を入れろ」
「……ヒデぇ」
つまる所、兄はここでリタイア。
やれやれ、遣る瀬無い事で。
ガタンガタンと車体は揺れる。
一路、ワゴンは会場へ。
- 108 名前:アイビス・ダグラス@プロジェクトTD制服 ◆IBISu6AG36 :04/09/10 23:05
- 「よしっ、っと」
さすがにあの格好を続けるわけにもいかない。
スレイに無理を言って彼女の予備の服を借りた。むろんツグミには内緒だ。
…絶対阻止しに来るから。
「…懐かしい、な」
今、着ているのはスレイの…いや、プロジェクトTDの制服。
かつて星々の海を渡ろうとした愚か者たちが集った場所、その思い出。
赤と黒のその制服に身を包み、舞台に戻る。
舞台では、既に参加者の入場が始まっていた。
遅れるわけにはいかない。
…ちょっと、胸元が空き過ぎなのはきっと気のせいだ、うん。
- 109 名前:千鳥かなめ ◆Kana/lWMBI :04/09/10 23:07
- うみゅ……おいしーわね、このイカ焼き。
あっちのお好み焼きとタコヤキも美味しかったけど……。
それにしても、さすがにミスコンね。
人の出も凄ければ、出てる出店の数も凄いわ。
あ、おじさん! そのトライデント焼き二つ!
「……ねえ、カナちゃん?」
ん? どしたの、キョーコ?
「そろそろ時間だと思うんだけど……いいの?」
あ、いけない。もうこんな時間?
ふふ……いよいよね……あたしの真の実力を見せる時よ!
見てなさい、一千万の観客のみんな! あたしの魅力に酔いしれるのよ!
「ねぇ、カナちゃん……本当にやるの?」
当ったり前でしょ! あたしが負けるとでも思ってるの?
「でも、みんな凄い人ばっかだよ?
カナちゃん……正直言ってこーいうのには、あんまり向いてないんじゃないかな……」
何言ってるのよキョーコ! あたしが負けると思ってるの?
……と言いたいトコだけど、あんたの気持ちも少しだけ分かるわ。
「だったら、今からでも遅くないよ。棄権しよ、ね」
ふふ……甘いわよキョーコ。
確かにあたし一人じゃ勝てないかもしれない。でもあたしには、リーサル・ウェポンがあるわ!
「リーサル・ウェポン?」
あんたもよく知ってるコよ。ま、期待しといて。
んじゃそろそろ、あたし行くから!
「あ……行っちゃった……。
カナちゃんはイベントの前になるといつも見境が無くなっちゃうから……大丈夫かな?」
名前 :千鳥かなめ
年齢 :17
職業 :高校生
出典 :フルメタル・パニック!
主な活動スレッド:【銃と】フルメタル・パニック! 総合スレッド【ハリセン】
自己アピールを一言!:あたしに投票しなかったら……必殺のハリセンが唸るわよっ!!
- 110 名前:小野阪 千彰+α ◆helpsmrWDM :04/09/10 23:08
- えーと、楓音さん。本気で出るんですか?
「当ったり前じゃない。徹に『お前より美人が大勢居るぞ』なんて言われた挙句、
汗かいたんでシャワー浴びてる隙に、下着と服を盗まれて、脱衣籠の中に
これしか残ってなかったんだから」
……はぁ(汗
それで、コンテストに?
「そうよ。何か?」
……楓音さん、目が据わってますよ。
そう言えば、恵さんからこんなメモを預かってるんですけど。
「鏡で……ふうん。面白そう」
それじゃ、観客席で応援してますからね。
「じゃ、行って来ます」
(葉賀楓音、飛び入り)
- 111 名前:アズラエル@ボン太君着用 ◆Z3azraelx2 :04/09/10 23:11
- 事の発端は「ミスコンの警備員が不足している」という話である。
この一刻館にはいろいろな事情や過去を背負った者が存在し、共存している空間である。
そしてその中には何らかの事情で他者に狙われている者も多い。
逆恨みなどが原因の者やストーカーならともかく、中には
彼らを守るにはそれなりの力が必要となるだろう。
故に優秀な能力を持つライアのサイボーグ兵に白羽の矢が立ったのだ。
私も一刻館に籍を置く身。協力を惜しむつもりなど無い。
しかし、ここで問題が……「サイボーグ兵の姿は威圧的すぎる」という指摘が一部で出たのだ。
確かにこの機械の体を剥き出しにした姿はミスコン会場にはそぐわないだろう。
そこで相良宗介からきぐるみの提供という話が出てきたのだ。
彼の話だと行動に全く支障のない物だそうであり、私と部下達ももそれを着ての警備についてOKを出した。
「……ふもっふ(相良からの提供と言う時点で、『これ』である事に気が付くべきだった)」
私の呟きに部下の一人が反応する。
「……ふもっふ(隊長……何故我々はこの様な事に……」
私はそれに対し、こう返すしかなかった。
「……ふもっふ(言うな……)」
我々が着ているのは鼠とも犬とも判らないきぐるみ……。
そう、かくして私とその部下達は「ボン太君」を着用して警備を行う事になったのだ。
- 112 名前:テレサ・テスタロッサ:04/09/10 23:14
- ―――初めは、カナメさんに誘われたことがきっかけでした。
『ねぇ、テッサ! ロボ乗りスレの主催でいまミスコンやってるって話じゃない?
結構面白そうよねえ………ねえ、行ってみない? 一緒にさ』
『ミスコンですか……ウェーバーさんがやってましたよね、確か。
いま決勝前の休憩、でしたっけ・・・・・・・・・ええ、仕事が終わったら行ってみます。なんだか楽しそうですし』
『うっしゃ、決まり! そんじゃ待ってるからね!』
……今思えば、あの時カナメさんの目にはかなり尋常じゃない光が宿ってた気がしますが、それはさておき。
今わたしは、ミスコン出場者の控え室にいます。
「……で、ここどこなんです、カナメさん」
「どこって――ミスコンの会場だけど?」
「……じゃあ質問を変えましょう。どうして今わたしたち、ここにいるんです?」
「ミスコンに出るからよ」
「誰が?」
「あたしと、あんたが」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「――えぇえええぇぇえぇっ!? 」
- 113 名前:クララ博士 ◆LunCletxNg :04/09/10 23:15
- (竜太郎の日記)
9月10日 (金)
天国のジョンおじさん。この日記を読んでくれてますか?
あなたがぼくに託した「良心に恵まれない子供達」は、今も元気にやっています。
「悪の秘密結社の首領」の仕事にも、もう慣れてきました。
でも――これは何なんですか!
今日いきなりクララちゃんがぼくのところに来て言うんです。
「首領、一刻館征服作戦の橋頭堡を造る計画です。
わたくし自ら出向いてこれを行い、成功させて御覧に入れます。
ですから、ここにサインをお願いします」
いいえ、それだけなら慣れてますから、どうってことはないんです。
問題はそこじゃないんです。
その計画っていうのが……ミスコンへの出場ですよ!?
もちろん、ぼくだってクララちゃんはかわいいと思います。
でも、あんな人外美女の集まる所で、車椅子に乗ったただの女の子が勝てるわけないじゃないですか!
露出度が必要以上に高いミーアさんならともかく……。
もちろんぼくはそう言いました。
そしたらクララちゃんは悲しそうな目をして、そっと呟くんです。
「……猫将軍にできることがわたくしにはできないと、
首領はそうお考えなのですね……」
ここまで言われたら、まさか「イヤ」とも言えないじゃないですか!
何で? どうしていつもこうなるんだよー!
――首領、日記もよろしいですけど、わたくしのほうも見ていてください!
それでは、<UNCRET>の威信と名誉にかけて、勝利をもぎ取ってまいります!!
名前 :クララ博士
年齢 :……秘密です
職業 :秘密結社<UNCRET>幹部
出典 :秘密結社でいこう!(角川スニーカー文庫)
主な活動スレッド:ラノベスレを予定
自己アピールを一言!:……わたくしには秘策があります。
- 114 名前:鑑 純夏@サランラップスーツ(仮称) ◆sumIkA7S02 :04/09/10 23:16
- はあぁ〜
大きな溜息を一つついて、控え室を後にする。
武ちゃんとあんな事になっちゃってもう出場する意味を感じないのに、何故かあの恥ずかしいカッコのままステージに向かっちゃう私。
今やめたら、開催側の人が困っちゃうだろうからな〜。
ステージに出る。
凄い歓声がして…私は思わず、満面の笑顔で手を振って応えてしまっていた。
おまけにカメラに向かってVサインまで。
きっと、会場の熱気が私をおかしくしてるんだよ。
だけどああ…このコンテストで私、イロイロなモノを捨ててってるような気がする。
- 115 名前:テレサ・テスタロッサ ◆MytHRIlPXY :04/09/10 23:18
- >>112
・・・・・・・とまあ、完全に不意を衝かれた形ではあったのですが――
カナメさんの熱意に打たれ<s>(半ば脅迫っぽい形でしたが)<s>、
納得した結果ここに落ち着いてるわけでして。
「あ、そろそろ来るころですね」
「誰が?」
ガチャ、と控え室のドアが開き――入ってきたのは、ヤンさん。
サガラさんやウェーバーさん、メリッサの同僚で、わたしの部下です。
「あ、大佐殿・・・・・・・・・ここにいたんですか。
それじゃ頼まれた品は、ここに置いときますんで」
こんなところでも律儀に敬礼しながら去っていく彼を見て苦笑しつつ、彼の置いていった荷物を開ける。
「―――注文どおりです! クルーゾーさん、兄沢さん、ありがとうございます!」
「ねえテッサ、もしかしてこれって・・・・・・」
そう、そこに入っていたのは巷で大人気の女性ヒーロー・プリキュアのコスチューム。
彼女が衣装の話を切り出してきたので、以前にも洗ったこれを二人で着るにはいい機会だと思い、用意させたのだ。
むろん、わたしの衣装はホワイトのほう。これは譲れません♪
しかし、問題は――――
「ごめんテッサ。プリキュアって、何?」
・・・・・・・・・そういうことで。
まったくその女性ヒーローコンビを知らなかった彼女に簡単なカンペを渡しつつ、開始時間を待ち――
「千鳥かなめさん。テレサ・テスタロッサさん。そろそろ待機をお願いいたします」
「いよいよですね。緊張しますけど・・・・・・
カナメさん、準備はいいですか?」
「大丈夫……あたしとあんたなら勝てるわ。
今日はあたしとあんたで、ダブルウィスパードなんだからね」
しっかと握られる手の感触を心強く思いながら―――わたしたちは会場に向かう。
- 116 名前:◆p1a4SYSTEM :04/09/10 23:18
- >>107
空は快晴、空気は良好。
『イベントホール』と明瞭明確に目的を題された看板を門に置くのは、ドーム型の巨大な会場だ。一見すれ
ばローマのコロッセオを想起させるが、その要素は拳闘でもなければ剣闘でもなく、本日の項目には「ミス・
コンテスト」と題される通りの内容が中では催されている。
軽い頭痛と、眩暈のするような陽気。陽気の所為で眩暈がしたのか、それとも「ミスコン」等という見慣れな
い単語を目にしたからか。どちらでも構うまい。自分には縁もない事だ。そもそも契る相手でもなしに人前で
肌を晒すとは何事か。貞潔を解っているのか。
イタリアはローマ/ヴァチカン、教皇庁異端審問局カタリナ派に所属する審問官であるセシル――セシル・
ヴィルキエは、苛立ちを押し殺して(そもそもどうして苛立っていたのやら)会場に視線を向けた。会場から歩
いてくる知人を視認して、「遅いぞ」と短く呟く。
「悪い。……で、美術館に行くって?」
ドーム隣の美術館――既に警備厳重といった様相のそれを一瞥すると、中肉中背の日本人は皮肉げに笑
った。ヴァチカン宗教騎士団、「マタイ」所属の司祭は、どうやらこの如何わしい饗宴に妹を送り出したらしい。
何を考えている――まあいい。
首を振った。状況は一秒一分で変化するのだ。
「いや、その必要は失せた」
「そりゃ結構。でもまたなんで?」
「展示されてるモノが何か知ってるか?」
「あー……いや、そう云えば」
「ルーブル流れのヴァチカンの聖遺物で、目撃された不審車両は中東系のテロ組織の線が強い」
「そりゃ大変だ」
「だが、ここからが本題だ。結論から云うと、テロリストは排除した。予想の線は的中で、紛争地域の残党だっ
たらしい」
「おめでとう。それじゃ改めて会場戻って良いか? 目の保養になるらしいからさ」
「……」
「冗談だよ」
「……ふん。だから、ここからだ。排除した――が、予想よりも少ない。目撃した不審車両の人数にしては、僅
かに数が足りてない――それと」
「それと、なんだよ」
「美術館から走り出てきた人影を、そのイベントホールで目撃したという証言がある」
沈黙が落ちる。
青年は背後を振り向く。セシルは髪を払い、強引に沈黙を蹴り破った。
「……そろそろ目撃証言の顔からモンタージュ写真が出来上がる筈だ。――ソレと貴様。コンテストの参加者
名簿を見たか?」
「あー……え? そりゃまたなんで」
「貴様の妹が向かった会場付近で、強いエーテルの乱れが観測された。観測者は聖遺物の監視に向かった
審問局員二名、ただ何れも無事に帰還している」
「……」
「私の祖国で、有名な吸血鬼が居てな」
「ああ」
「ジュヌヴィエーヴ・サンドリン・ド・リール・デュドネ――シャンダニャックの正統だが、滅びた、という話は聞い
ていない」
「……ま、有名だな」
「コンテスト会場で、それらしき姿が確認された」
破られる、沈黙。
紡がれる、言葉。
場を包んだ停滞の封を破ったのは、方耳に付けたイヤホンでリズムを取っている、青年。空を流れていく雲の
青と白のコントラストを、何処か無機質な瞳で眺めている。だから、気付く人間は少ない。この世の全てを見下
すような冷淡さ――青年の事を僅かにでも理解している者がその瞳を覗いたなら、その虚無性と、透き通り過
ぎた意思に身震いするだろう。何かを見る瞳。モノを見る瞳。モノを壊すのに躊躇しない、子供のように冷淡な瞳。
大伽藍のような、何もない、空白の視野。
セシルは嘆息して、青年は首を傾げる。
「……で、素手で警備しろってか。構わねーけどさ」
「それは心配ない。……ワゴンの座席の後ろを見てみろ。丁度――シートの真裏だ。床板が開くようにしてある」
云うが早いか、青年は云うより早くワゴンに歩み寄るや、後部座席から身を乗り出して――出てきた時には、
その両手に漆黒の物体数個。グロック17三丁と、スペアのマガジンが幾つか。
この国に不釣合いな黒いカタマリを両手で回し、青年は口元を歪めていた。
「あの車さ、なんだ。いつから俺達は007になったんだ」
「さて……いつからだろうな」
「ま……いいけどさ、別に、っと。さて、俺はボンド気取ってくる」
云った瞬間、その両手からは黒いカタマリが消えている。奇術めいた素早さで収納される凶器。会場へ歩き出
す青年の背を遠く見て、セシルはもう一度嘆息する。
随分と、込み入った馬鹿騒ぎになってきた物だ。
- 117 名前:ヘイゼル=ミリルドルフ ◆FDTENRINBk :04/09/10 23:20
- 「えっ、アレ本番じゃなかったんですか?」
ベルガーに説教されて凹んでいた彼女は愕然とした
あれだけの事をしたのにまだ予選だったとは予想外、
つまり本番ではアレ(>>42)以上の事をしなければいけない…
「わ、わかりました。急いで準備します」
と言ったのが5分前、今彼女は・・・・・・空にいた。
他の参加者が普通に舞台袖から出て行く中、審査席にいたベルガーは嫌な予感がしていた。
「あのバカがいない…何をするつもりだ?」
クルツがどんどん参加者を紹介していき……
「次は予選では大マジックを見せてくれた、ヘイゼル=ミリルドルフさんどうぞー」
すると、急に空が暗くなった。
会場の上に何か大きい物体がいる
「やっぱりなぁ、バカはいくつになってもバカか」
審査席で頭を抱えるベルガー
空にはヘイゼルが操る強臓式航空戦艦"疾風"(シルフィード)が浮いていた。
影を作ったのはこの"疾風"だった。
「皆さん驚いてますね、これで皆さんへの印象付けはOKと」
そう言うと彼女は舞台の近くまで降下した"疾風"から舞台へと飛び移った
審査員席にいるベルガーにウインクしながら
- 118 名前:小野阪 千彰 ◆helpsmrWDM :04/09/10 23:20
- >>110
楓音さんの書類です
名前 :葉賀楓音
年齢 :大学2回生
職業 :大学生兼便利屋アルバイト
出典 :わーきんぐDAYS(Studio e.go!)
主な活動スレッド:【ご依頼】便利屋HELPS:一刻館事務所にようこそ【承ります】
自己アピールを一言!:徹には後で思い知らせてあげるわ。
- 119 名前:テレサ・テスタロッサ ◆MytHRIlPXY :04/09/10 23:24
- >>115、>>109
・・・・・・そして、ウェーバーさんのアナウンスと共に、ついに決勝戦開始です。
カナメさん、それじゃ行きますよ!
「え、えーと・・・・・・光差す世界に汝ら闇黒、住まう場所なし?」
――違いますよカナメさん。光の使者、ですってば!
小声で聞いてくるカナメさんにウィスパードのみに使える能力“共振”で説明しつつ、アピールを促す
「う、うー・・・
光の使者、ウィスブラック!」
「光の使者、ウィスホワイト!」
『『ふたりはウィスパード!!』』
――決め台詞がちょっと苦しい上に恥ずかしかったけど、そこはご愛嬌ですっ!
- 120 名前:千鳥かなめ ◆Kana/lWMBI :04/09/10 23:28
- >>115
「ワオ! 思ったより随分賑やかになってるわね」
楽屋からちょっと客席を覗いてみて、あたしは思わず声を上げた。
辺りを埋め尽くす人、人、人。
ふふ……これでこそ、あたしの晴れ舞台にふさわしいってもんよ!
ミスコン。
思えばこの類のコトには、とかく不運がつきまとってたのが今までのあたしだったわ。
ミス陣高の時には、うっかり倉庫で爆睡してて不参加。
そのせいで「恋人にしたくないアイドルナンバー1」とかいう不名誉な称号まで……くうっ!
だからこそ! 今度のミスコンでは絶対に失敗するわけにはいかないのよ。
そのために……わざわざこのコまで引っ張り出してきたんだから。
改めて決意を確認すると、あたしは隣りの「相棒」に声をかけた。
「大丈夫、テッサ? 緊張してない?」
そう。このアッシュブロンドの「大佐殿」こそが、あたしのリーサルウェポン!
テッサの「守ってあげたくなるお姫サマ」なキャラ立ちの破壊力は、あたしも十二分に知ってるもの。
勝負に臨む今のあたし達は、それぞれ白と黒のドレス姿。
テッサが知り合いの店長さんからもらったらしーんだけど……プリキュア?
ちなみに、あたしがブラックで、テッサがホワイト。
どー考えてもあたしがホワイトのほうがいいと思うんだけど、なぜかテッサが頑固にこだわったのよね……。
ま、それはいいとして。
問題なのは、あたしが実は「プリキュア」を知らないっていうこと。
だから今、あたしは必死で説明書を読んでる。
「えーっと……コミューンにカードをスラッシュ……手を繋いで必殺技……っと……」
「千鳥かなめさん。テレサ・テスタロッサさん。そろそろ待機をお願いいたします」
――っと。もう時間ね。
あたしは説明書を置いて立ちあがる。そして、テッサの手をぎゅっと握り締めた。
「大丈夫……あたしとあんたなら勝てるわ。
今日はあたしとあんたで、ダブルウィスパードなんだからね」
手と手をしっかり繋いだまま、あたし達は向かう――決戦の場所へ!
……もう片方の手では、念のためにポケットに隠しておいた、毒霧と栓抜きの感触を確認しつつ。
- 121 名前:アリス・L・マルヴィン ◆/901/mQF5Y :04/09/10 23:29
- 「全員、動くなッ!我々は帝国陸軍情報部第3課パンプキン・シザース小隊だ!!‥‥あれ?」
突如、会場に軍服を着た女性と、同じ服を着た巨漢が乱入してきた。
が、なにやら戸惑っているようだ。
「少尉、もしかして‥‥間違えたんでしょうか?おかしいな、准尉の情報だと此処の筈なのに。」
「おのれ、オレルドめ、私をはめおったな!帰るぞ、伍長!准尉には一言言っておかねばならんッ!」
だが、周りの雰囲気がソレを許してくれそうになかった。
ジーっと「出場しろ」視線を放ってきている観客達。
少尉と呼ばれた女性は思わず、「うっ」と呻いて後ずさりした。
「少尉、出場するしか道は無いようですよ‥‥。」
伍長と呼ばれた巨漢は「仕方ありません」といった表情で少尉を見た。
「や、やむをえん‥‥。う、うむ、民衆と共にこういった行事に参加するのも戦災復興には必要なことだ、そういうことにしておこう。」
(アリス・L・マルヴィン乱入)
名前 :アリス・L・マルヴィン
年齢 :レディに年齢を聞くものではない。若いとだけ言っておこう。
職業 :帝国陸軍情報部第3課実働部隊小隊長。階級は少尉だ。
出典 :パンプキン・シザース
主な活動スレッド:私自身は活動していないが、部下のオーランド伍長が軍人スレッドにいる。
自己アピールを一言!:行くぞ!ミスコン出場、用意!突撃ィ!
- 122 名前:兄沢命斗 ◆ipxaNimATE :04/09/10 23:32
- >>99-120
「ついにこの日が来たか……っ!」
右手にパンフレット、唇に歯の食いしばり、胸にエプロン、そして頭に赤く煌くサンバイザー!!
――――彼の名は、アニメ店長・兄沢命斗っ!!
「いやー、セネス先生応援しようと持ったら咲耶居るんだもんなー! 萌えーっ!」
――――どうやら、不純な動機で店をサボタージュして観戦に来た様だけである!!
「それにアイビスもいるしミントたんも居るし! とりあえずドロレスの写真は伝鬼の奴のお土産にでもするか!」
――――とにかく、ただの観客である!!
「そして何より、テッサたんからの特別依頼を受けて、突貫作業で間に合わせたキュアブラックコスチューム! そしてカードコミューンもう一個!」
――――そして思わぬ出費に、心の中で熱い涙を流す男である!!
「だが、元は取れる! 取って見せる! キング・オブ・ハートの名に掛けてぇぇぇぇぇぇっ!!」――――少しばかり情熱がスパークした、どこにでもいるバカである!!
「うぉぉぉぉぉぉぉっ、燃え萌え〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」
――――とにかく! 今日は観客である!!
- 123 名前:エーフィ・C・ハウサー ◆p1a4SYSTEM :04/09/10 23:33
固い通路を踏みしめる。
控え室は人が多くて、どうにも好きになれずに部屋を出たのだ。ガヤつく気配は嫌いだけど、
我慢して耳からイヤホンを外す。モーツァルト/レクイエムの「キリエ」から世界は一転、喧騒
と熱に溢れた人の声へ。
しかしどうも参った、早まった。
そう、どうやら出場自体を早まったらしい。
周囲の出場者は、誰も彼もがこちらより年上、その上にスタイルも整っていると来た物だ。
僅かばかりに発達していないこの華奢な身体、不利は承知していた物の、ここまで不利とは
想像だにしていない。マズい。非常に。
アレとかアレとか>>120アレとか。
「……ふ」
メリハリの付いた身体、と云うヤツか。
まあいい。
いいだろう、別にいい。
私は私でやるだけだ。
>>108あ、同士発見。
- 124 名前:アイス・フェイ ◇ICE/T6gymo:04/09/10 23:35
- アピールタイムは簡単なお料理を作って審査員に試食してもらおう。
そう考えてたあたしは、食料品店の前で絶望感に打ちひしがれていた。
何故なら、其処に並ぶのは見た事もない食材ばかり。
ブタにウシって、どんな動物のお肉なの?
火吹き蜥蜴は?
砂甲蟲は?
野菜も名前は似てても全然違う。
このダイコンなんて、真っ白だよ。食べられるの?
一々味を確かめてから、レシピを考えてる時間の余裕なんてもう無いし、どうしよう。
フロスティは何をするつもりなんだろう。
あの子にできそうな事なんて、とかく物騒なものしか思いつかないんだけど……まさかね。
- 125 名前:千鳥かなめ ◆Kana/lWMBI :04/09/10 23:39
- >>119
テッサとともに、あたし達は前に出る。
……うわ。凄い人だわ……改めて思うけど。
っと、名乗りよ名乗り。
えーっと、「天が呼ぶ地が呼ぶ人が呼ぶ」……じゃなくて、えっと……。
「え、えーと・・・・・・光差す世界に汝ら闇黒、住まう場所なし?」
(――違いますよカナメさん。光の使者、ですってば!)
あたしの名乗りに、すかさずテッサが<共振>でツッコミを入れる。
うぅ……こーいう時は便利よねウィスパード。
えーい!! こんなのはノリよノリ!!
「う、うー・・・光の使者、ウィスブラック!」
「光の使者、ウィスホワイト!」
声を合わせて、あたし達二人は叫ぶ!
『『ふたりはウィスパード!!』』
……恥ずかしーけど、そんなの考えてちゃダメ! ここで負ける訳には行かないのよ!
行くわよ……カードをコミューンに……ラウズ!
『マッハ』『キック』『サンダー』
『ライトニングソニック!!』
(――え、ちょっとカナメさん、それ違……)
テッサが何か共振して来たけど、無視!
目の前のトランポリンを使い、空高く舞い上がる――手を繋いだテッサもろとも!!
ウィスパードスペシャル・プリキュア・ダブルキーック!!
うぇーい!!
二つの心が一つになれば、一つの正義は百万パワー!!
あたし達の蹴りは、目標のベニヤ板を貫き、破壊し、あたし達はそのまま質量保存の法則に従ってその先の……。
……プール!?
ザッパアアアンッ!!
- 126 名前:I・C・ブルース@観客席 ◆JJ9SXfOz0Q :04/09/10 23:39
- (相変わらすサングラスはかけたまま、煙草をくゆらせながら)
さて、参加者もだんだん出揃ってきたね。
一部どうも場所を間違えて乱入してしまったようだが>>121、それもまた一興というところかな?
こちらの方も随分ヒートアップしている>>122し、いよいよ本番だ。
――――それにしても、Ms.千鳥たちはあの格好で参加か。
なんともまあ、意表をついたパフォーマンスだ。ふふふ。
- 127 名前:アイビス・ダグラス@プロジェクトTD制服 ◆IBISu6AG36 :04/09/10 23:47
- …周りを、見る。
ヘイゼル(>>117)は、まあいい。
重機持ってくるのはどうかと思うけど…
かなめ(>>120)とか…勝てっこないよっ。
そ、そうだ。
こんなこともあろうかと、ってツグミが策を用意してたっけ…
ええと(ごそごそ)
…まず、第一の策、か。
……
…………
………………
風船。
…息吹き込めって言うの!?(何)
- 128 名前:Kresnik ◆WEISS0lzjQ :04/09/10 23:52
- >>116.>>123
通路の壁に凭れかかる。
参加者に有名人が居るかどうかは知らないが、ともあれこんな普通人に話し掛ける人間も居ない
だろう。特徴の無い外見に少しだけ感謝して、携帯(型の無線機)を短縮する。
呼び出し三回で返事がきた――『もしもし?』
「あー、っと、ハロー、もしもし? 聞こえてる?』
『がなるな。聞こえている。……どうした、一体。現在位置は』
「なぁ……作戦行動はいいけどさ、お前。もうちょっと普通にしろっつーか、普通の格好して動いてる
イミねーっつーか、なあ。お前さ、いつもの調子で歩いたりしてないよな。ガチガチの任務姿」
『……云われなくても』
――解ってないだろ。
言葉半分飲み込んで、ザワ付く廊下を睥睨する。司祭服なんぞを着てれば目立つのは当然、セシ
ルはセシルで着替えを買って別行動で動いているようだ。ここの構造は簡単で、コロッセオ型のドー
ム内には複数の控え室と四つの入り口、競技会場になるドーム中央は吹き抜けの天井、ただし天上
の高さは数十メートル。
入り込んだ可能性を探るのが俺達の目的なら、早い話が出入り口を固めて(もう要員が固めている)
内部を調査すればいいだけ。未だ行動を起こした様子は無く、察するにこのまま観客に紛れて逃げる
気だろう。
笑わせる。
セシルが北と東、俺は西と南。フロアを探索しつつ、控え室から出てくる人間の顔を確認。漸く半数
を確認した所で、そういえばフィーのコンテストはどうなってるのだろう、と思い出した。
……アイツ、何か出来たっけ。
「西側、クリア。引き続いて探索するよ、オーヴァー」
『諒解した』
……やれやれ。
さっさと始末して、妹の応援に回るとしよう。
- 129 名前:名無し客:04/09/10 23:53
- 神父キター!
猫っぽターゲットはもうロックオン済みか!?
みんな気をつけろ!
……ひんにう萌え。
- 130 名前:謎の美女 ◆TSMAgIUS4A :04/09/10 23:55
- 「──ふぅ、何とかパフォーマンスも切り抜けたな。後は……」
『貴公、待て』
「は?」
俺がミスコン会場の廊下を歩いていると、いきなり後ろから呼び止められた。振り返ると
、
そこにはどっかで見たような金髪金眼の──
『タイが曲がっているぞ』
「……おい」
思わず半眼で睨み付けるが、そいつは気にもとめずに俺の服の襟元に手を伸ばしてきやが
った
つーか触るな。
『身だしなみには気を遣え、■■■■■■が、いつも見ているのだぞ』
「いやわけわかんねーし! しかも何げに検閲されてるじゃねえか!!」
『ふ、貴公も細かいことを気にする男だな』
「細かいのか!? 本ッ当に細かいのか!?」
頭痛がしてきた。俺がこいつを見間違えるわけもないし、こいつが俺を見間違えることも
ない。何しろ、俺とこいつは不倶戴天の宿敵同士なんだから。
……何をトチ狂ったのか、ブラックロッジの大導師、魔人マスターテリオン御自らが
こんなわけのわからねー企画の会場にいらっしゃいやがった(意味不明
「だいたい、何でテメエがこんなところにいやがる!? ……ッ、まさか、この会場に
集まってる要人を狙ってブラックロッジの襲撃が──!」
『馬鹿を言うな。こんな面白い余興をわざわざ自分で台無しにするほど、余は無粋では
ないぞ』
思わず声を荒らげた俺に、この野郎はやれやれとばかりに肩をすくめやがった。畜生、
やっぱむかつく。
「って、だったら何でテメエがこんなところにきてんだよ!?」
『決まっているだろう。無論、貴公の艶姿を見物に、だ』
「……は?」
一瞬、本気で思考が止まりかけた。
だってのに、こいつは至極楽しそうに笑いながら、俺に追い打ちをかけてきやがる。
『なかなかに見物だったぞ、さっきの出し物は。しかし、やはり勝負は最後の水着審査まで
終わってからでなければな』
……何か今、こいつは聞き捨てならねえことを仰りやがりましたが?
「って待てぇぇぇぇぇぇ!! 水着審査だぁ!? 聞いてねえぞオイ!!」
『貴公もつくづく未熟よな。ミスコンとなれば水着審査、これは我が父上も認める宇宙の真
理では
ないか』
「どんな真理だそりゃあああああっ!」
咆吼。冗談じゃねえ、舞台にあがって演技するだけでもいっぱいいっぱいだってのに、こ
の上
水着審査だと!? 幻術で誤魔化すにも限度ってもんがあるぞ!!
「できるか! 今でも色んな意味でギリギリだってのに、水着審査なんかやれるわけねえだ
ろうが!」
『ほう、ならばどうする気だ? マスター・オブ・ネクロノミコン』
「決まってんだろ……逃げる! 自由に向かって! 勝利と平和と俺の尊厳を護るために勇
気ある
逃走を!」
力一杯拳を握って宣言する俺。だが、こいつはまた、どうしょうもなくかんに障る仕草で
肩を
すくめやがった。
『フッ、大舞台を前に逃亡を宣言するとは情けない……と言いたいところだが、貴公の分か
り
やすい行動原理はなかなかに心地よいぞ。
しかし──余が容易くそれを許すと思うか?』
「へっ、やるってのかよ。上等だ! こんなこともあろうかと持ち込んでおいた、魔導書「
ネクロ
ノミコン新訳・機械語写本」!」
と、俺は拘束具よろしく体を締め上げる女物の服(ちなみにタイなんぞ最初からねえ)か
ら、規則的に穴の空いた無数のパンチカードをぶちまけた。何でこんなものを持ってるのか
は我ながら謎だ。
『ふ、良かろう。余は生身で十分だ』
「後悔するんじゃねえぞ! マスターテリオン!」
『後悔させてみよ! マスター・オブ・ネクロノミコン!』
『「はあああああああああああああああああっ!」』
(謎の美女、会場裏手で人知れず戦闘開始──勿論ミスコンはリタイア)
- 131 名前:アリス・スローン@観客席 ◆ALiCE.s7Ec :04/09/10 23:56
- (いつものスーツ姿でイベント会場へと足を運ぶ大英博物館卿)
まったく、女の水着姿なんて見ても楽しくないんだがな。
どうせやるなら、美男子コンテスト!とかにすればいいものを……
(適当なベンチに腰掛け参加者一覧を見る)
ふーん。なかなか粒ぞろいだな。
女子高生にパイロット、軍人までもか――ああ、やはり飛び入りも居るな。
ま、ぼくも参加して良かったがぼくが参加すれば優勝確実だからな。
今回は、見送っておくか。
(辺りを見まわし)
あー、出店は無いのか?
まだ時間がかかりそうだしな。
- 132 名前:テレサ・テスタロッサ ◆MytHRIlPXY :04/09/10 23:57
- >>125
さて、決めポーズも決めたところで。
これからプ○キュアとしての演技を――――
『マッハ』『キック』『サンダー』
『ライトニングソニック!!』
―――え!?
ちょっとカナメさん、それ違―――
そういおうとした暇もあらばこそ。
「きゃああああああああ!?」
カナメさんに手をつかまれたまま、空中高くへジャンプ!
本物のホワイトなら何とかするんでしょうけどわたしの運動神経では……あああああ!?
カナメさんの蹴りと同時に、偶然にも回転かかと落としか浴びせ蹴りかのような形になりつつ
ダブルキックが板に炸裂。粉々に板を粉砕です!
―――で、そのままその先―――プールへ、わたしたちは仲良く転落。
「………!?」
カナメさんはあわてていますが、そこはわたしも水商売の女。・・・え、用法違いましたっけ?
とにかく、水は私の領分ですっ!
飛び込んだ際に回転していた勢いを使い、カナメさんを引っ張ったまま見事にターン。
即席のシンクロ張りに水中から体を出し、彼女をリードしながら踊るように泳ぎつつ―――プールサイドへ。
「・・・・・・ふう、ちょっとびっくりしちゃいました。
カナメさんってば段取りいきなりなんですから。カナメさん、大丈夫ですか?」
……憂いを込めた表情で、なぜか観客目線になっちゃいましたが――ため息一つ。
- 133 名前:Kresnik ◆WEISS0lzjQ :04/09/10 23:59
反応は一瞬、行動はそれに次ぐ一瞬。
身体は電速となって反応した。
>>129の背後に回り、口を抑え、鳩尾に一撃、首を捻り、弾き飛ばし、物陰で抑え付けてロッカーに
放り込む――
――その間、僅か1秒!
『――もしもし? どうした、何か――」
「……いや」
『だったら』
「コンテストを楽しむに当たっての障害を、ちょっと」
『……? まあいい、気を付けろ』
- 134 名前:I・C・ブルース@観客席 ◆JJ9SXfOz0Q :04/09/11 00:08
- うーん、プールに転落とは。いやはや実に豪快なパフォーマンスだ。
>>131
ん?こんなところでスーツ姿・・・いや、それもスーツの女性か。
さすがに目立つものだ。といって私が人の事を言える訳でもないのだが・・・
しかしあの顔、どこかで見たような…確か、あれはヨーロッパの方だったか?
>>133
――ところで、クルースニク神父殿は何をなさっておいでなのか。
- 135 名前:アリス・L・マルヴィン ◆/901/mQF5Y :04/09/11 00:11
- (マズイッ!このままでは‥‥)
>>125のパフォーマンスを見てアリスは慌てた。
凄まじい存在感と、その、なんだ、あの奇抜な衣装。会場の目は完全にあちらへ向いている。
「こちらも打って出るしかないッ!伍長、これを持て!」
アリスは厚めの鉄板を付き添いのオーランド伍長に持たせると、持っていた細長いもののカバーをはずした。
現れたのは剣。かつて馬上戦闘を行った騎士達のために考案された剣『メーネ』である。
剣を振る際に間違って愛馬の首を刎ねぬよう両刃になっており、腕の振りで斬るのではなく
その重量で相手を斬る武器である。これならば女性であるアリスでも強力な斬撃を繰り出すことが
可能だ。
「ハッ!」
そして彼女はその剣を構え、脚甲をつけた足で蹴り飛ばして斬撃を加速させ、鉄板へ振り下ろす!
‥‥オーランド伍長が持っていた鉄板は見事真っ二つに切断された。
「どうだ!」
ふふん、とアリスは自慢げに腕組みをして仁王立ちした。
- 136 名前:エンジェル隊一同 ◆GA.kfZG5TQ :04/09/11 00:19
- 〜〜控え室にて〜〜
あらあら……
なんですの、このどんよりとした重苦しい空気は?
もしかして皆さん揃いも揃って予選落ちですの?
『ああ、あたしら全員』
『思いっきり予選落ちしちゃったもんね・・・』
『残ったのはミントさんだけです。』
『あーあ、自信あったのにな――――』
↓以下、回想シーン
- 137 名前:クルツ・ウェーバー ◆URUZ6oKCII :04/09/11 00:20
- >>102-
……ありゃ。どの娘もこの娘も結構派手でやんの……(汗
さて、ここからの飛び入りも増えて
どんどん賑やかになってまいりました、ミス一刻館コンテスト!
ちょっと気の早かった、水も滴るいい女たち(>>132)も出ちゃったけど、ここいらで選手入場はひとまず終了!
さあここから――――ん?
これは………
おーっと、ここで残念なお知らせだ!
ガンカタ演舞をかましてくれた謎の匿名希望ドレス美人(>>130ほか)と、
前評判の高かった武内優香ちゃん(>>18)の二人、急なアクシデントもあってドロップアウトすることが決定しちまったぁ!
おにーさん正直悲しいぞっ!?
……だが、そこの穴埋めるためにもここに生き残ったお嬢さん方には頑張ってもらいたいっ!
つーことで………ここからはフリースタイルだ!
集まってくれたお嬢さん方、ここからは君たちの魅力が引き出せる最高のやり方で、自由にやっちまってくれ!
ちなみに水着も大いに可! さらにポロリもあればなおのこと―――がっ!?
(どこからともなく飛んできたパイプ椅子が直撃)
……ね、姐さん狙いやがったな……っ!?
―――ともあれ!
さあみんな、ガンガンやってくれいっ!!
- 138 名前:フォルテ・シュトーレン ◆GA.kfZG5TQ :04/09/11 00:20
- ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::; --------------、`'-、:::!
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::; -< / \ ヽヽ ``''‐ヽ
:::::::::::::::::::::::::::::::::_r‐く \ /ヽ \ ヽ__ヽ___ヽ \
::::::::::::::::::::::::::::::::レ‐、\ ヽ∧ ,.-\ ヽヽミレ'´ ヾ \\
:::::::::::::::::::::::::/|'´ \V ∧ヽ ( ・ヽ| リ !ヽ \ヽ
::::::::::::::::::::::::| | ミ V ハ.!-‐‐''"´/.| | | | !、 ヽ
:::::::::::::::::::::r‐rL..., ヽ ! / || | | | ト、
::::::::::::::r‐┘|L..-r‐‐ `ー─''´ || | | | r'ニニニ
、:::::::::::::l二,`l| r',.ィ, !ノ r─‐| | | | |:::::::::::::::
`ヽ、::::::::ト'ヘート 7 ヽ、 | (_! | | | |:::::::::::::::
i:::::| | ヽ! ,.=` ヽ j | | | |:::::::::::::::
|::::| | l '´ 、 V | | | |:::::::::::::::
|::::| | ヽ | | | | /:::::::::::::::
.j:::::| | ゙ヽ、 | | | l/::::::::::::; -
/:::::::| | | `ヽ、 | / / /::::::::/
「1番! フォルテ・シュトーレン!!
銃の乱れ撃ちやるぜ!! オラオラオラオラオラオラ!!!!!」
『危険行為のため、失格』
- 139 名前:蘭花・フランボワーズ ◆GA.kfZG5TQ :04/09/11 00:21
- >>137
,.._,. -‐〜.-┐
_,,. ---.、,-ァ'" ./i. !`'7^ヽ、
r''゙⌒゙ヾ;、 ゝ',/./ ! ././1レ'゙ 、ヽ、
. 人 j,ゝ'゙ / .l r| l. トミ彡', 、. ', `‐、
l ヽ、__r'/./ / /.} .ノ! ' ト‐ァ ', ',. ', L__
. 〉-- 、 l/{ ' ./,イ_l,ゝ,廾.ト,. ト、|゚ !、 l, l. | 、 ゙ミヽ,
レ-、. ゙) |. /!.Ll_レt−ミ ヽl. \,-,ノ、}j l l l} .ト、 レ' ',
/ ,ノ-/7~V .|{`!゙ ヾ、ン ` ,. --ノ'j1 /ヽ,` | /`' l
(ぅ/ // / /` Y゙ ̄ ., ;'゙「~,Yキ' ノ'rヽト、___,..-}
. | l/ / ん!. /゙). '゙ ヽゞノy' |1,ヽ、__ ,r‐‐|゙ヽ
|. ! |./V-/ /. t‐-,、_ .,d゙ .r|. ',l '., ゙Y. ,.-{ ',
. l レ |.| V .ムヽ、 `ー' .,' ム ム,l ヾ、ヽ、 `^ヽ,.゙ゝ l
V ∧! f/ゝ' ,) ヽ、 _,..、-l. レ;''゙~','、 ヽ ヽ`ー、 ゙'" l
/ ./ ヽ| ̄{. ' )゙ヽニ゙/ 、ゝ! |'ヽ、__',ヾ;、. ヽ.\ ヽ ヽ ヽl
/ ,./ _,ゝ ヽ, ヽ():|()) ` ,}-.}| / ',,.\、 ヽ,.', \ \
', r'"jゝ''"_,ノ,〉、 \ ',.l/_/ ,/`<、 jl `ー--' .',. \ ヽ
「2番! 蘭花・フランボワーズ!! カンフーの演舞を・・・
……………
…………
………
ワァオ!! 客席C-34に爆熱いい男はっけ〜〜ん。
ね? ね? あんた名前は?
今夜ヒマ? 車持ってる? お買い物行かなーい? それから晩ご飯とか・・・・」
『パフォーマンス中に客席の男性を拉致デートに誘って消えたので失格』
- 140 名前:ヴァニラ・H&ノーマッド ◆GA.kfZG5TQ :04/09/11 00:22
_, 一 ー 、 、
_,.-',;ιi ;o;i、、i;, ` 、 ` 、
,/ _,へ` `ー',.'"、_ \ `.、
/- '" ` ヽ' 、 ` 、. \. \
,.'',^',' / / ' l , l 、 、 \ ヾ:.. ヽ
/,.,, ,/' //',, ', ' ', ,.i i `、`、 `、 `、::...|
/,',/./ / .i' i i' !' !' .i .,| .,| i 、 `.`、 ::}ヾ|
. /'//.i' .i' ./i/ i' .:;:ノ./,!/.| .|、 .i ' `i、 l/::`{
. |'/.{ .| .:/ー|-|t|'、 ..:/ノノノノ~ヾT'、T`, i:..}| \: }
{. |::|、:lK''T゙゙o、ヽ;' '' /,.'T'''''o'iァメ/ |:ノ}il.! /、/
. ` ヾ|ヾ!. _'、;;;ノ 'j;;;;;;;ノ .,!ノノ/llll!,!./Y
ヽ、|=┐ 丶 ,__,.._-//''"' !//:::》
/ヽ‖ - || ̄:::/:/,.-一i'''ヾ::/
. /'.:/.`ヾ、 ,リ.:;;:/.,/' |:::ヾヽン
. // `、-┬'i'"T/'ノ/ |::::::ヾゝ
. /' :/ |`/。'j~~~/"/l| ,,.. - .!ヾ、::,!
//' ,.. -'-|/"::: /,..://:::::::::::::::::`ヽ
/' ,./ ./::,.'、/";:::::/";:/''::::::::::::::::::::::::::::::`、
. //' /::,/ーノ':::::::///::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
/', '/ ,.'==`'`ー':^::::::'///;;;;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}
「3番、ヴァニラ・H ……
神に祈ります――――」
『――――失格』
「ああ、なんですかあなた! ヴァニラさんは全世界、いや全宇宙の平和のために
無私の精神で祈りを捧げて――――って、無視かよおい。」
- 141 名前:ミルフィーユ・桜葉 ◆GA.kfZG5TQ :04/09/11 00:23
- 、ー- __...,ヽ __,,,,...,-..':::: /:.,,-、::::-::::_-`l__ -_/ | ,/ |
. _ `Tヽ-,/ ヽ^/-'へ、__./ `ー'~^\::Y' .|' |
``=ニ,| { `/ , , , ヽ 、\ | ノ
_/;`t,. l .//'l 'l i , i, (!/` /、ヽ ' ,`.` 、、\ノ'`1/'^~`ー-,
. // ,r^/.,' ' ,' , l ./ ! ' `'.. `ヽ_i_`!ヽ` \、} /
|`ゝ-,_,. V /. / _/-,|大i.i ::i.)|^|、`、`ヽ、 i ヽヽヽ~ヾ~
|,' ././ ,/ ,| i |,'/|'_;;'、;_从、 ::川 |.=;=ミ、、|i::. }:. }、| | |
! |/|_《 /| :| ::|:}i!',o::ヾ ``ヽ.:::i'ノ'ノ'r::o`:γ.i!|::/::. |、_`_|‐-ゝ
. |' (/ 》|,ヘ ::|、:|.i!{:::::::;;:}. `' {::;;:::::.| i!|/l::/l::: /\|
^`|':`i.、ミゞ`ヾ-‐' . ゙ー`' '/ノ;}/: |:: |
. / ::,!:::|`-!、'' '' ー¬ '' '' ,/-'^:|:::.ヽ |
/ /::;;;|::::.ヾ、 、 `ー' _,ィ::'/''.:::::/;;;;_ .ヽ
/ /'~:::::ヾ:: 、ヾ、|`_.l 、._,. .イ┐|/ .::::/:::::::`丶\_
/ _/::::::::::::::::ヾ::. 、` !:|-,~`ー,-'^~_;|/,' ,'::::/:::::::::::::::::::ヽ.\ _
_/ //::::::::::::::::::::;;;ヾ::. `ーヾ:::`l゜|、゜~:::/ ',' :::/;;;;:::::::::::::::::::::ヽヽ.\_
/._//|:::::::::::::::,,/,.- `、:. |::::(゜ )::::/ //--、` 、;:::::::::::::::ヽ \ \_
////::|::::::::::;;// ヾ::. ヾ::.`i'.::::ノ .:i| | \ヾ:::::::::::::::ヽ. ヽ 、.\
/'./ /::::ト-‐' , -'^ |:::. |:: | :::| ::/|| `ヾ. 、:::::::::}::::.ヽ `、
「4番! ミルフィーユ・桜葉!
皆さんのために美味しいケーキ作っちゃいまーす!」
:
:
(30分経過)
ふぅ、やっと下ごしらえが終わりました!
これから生地を一晩寝かせてからオーブンでじっくり3時間焼いて―――
『タイムオーバーにつき、失格』
- 142 名前:ミルフィーユ・桜葉 ◆GA.kfZG5TQ :04/09/11 00:23
- >>142
L,,, _,,(y''" \_''ヽ,' "'''ー、,
,r''" ,r''"/ ., , / , \ i-、,`\`ヽ
.i,,,__,/ ,r'// / ,r' / / , \,, 'ー,ヽ'、
/ // / / / .,' ,/ / , , `!r┴''''"7 _,,,_
 ̄i/ / ./ ∠/∠レ,,! .,' // / , .i /'" ./
,,.レ∨! ./! ./'";;;;;r`ヽ、レ! ,//, ,/ / | ./ ,/
,.-''":::::::::::∨,レ';;:-:;;;;i,_,i;;! ', /"/メ、i ./!. , i,,,.イ '''"`''ー-、,,_
,/::::::::::::::::::::::::',/ '、;ー;;;;;;;;;;;;;r' .` _,r;;;;;;;;;ヽ! ',. ,' ., ',_ノ ,,.r'"
.ト、;;:::::::::::::::::::::::::i `'--‐-''" !;;;;;;;;;;i'⌒ヽト、,!,,_ ,' .! i i ,,_,,..-''"
.',. `''ー、;;;;;;;;:::::::'、 , i;;;;( );;;;ゝ,ノ;ノ / / /i .| ! .!
`、 `>',\ r‐、,_ `''、;;;;;;;;;;;;;ノ.レ' ,/ .// ノ/ .イ
\ /_,,..-`'\ー-、`''ー-、 `''''" ∠-''/,,.-'"7/! ∨ ',
く | __,,,..-く\_ `''ヽ、,,) ,,.-'‐,-‐''":::::::::::::::::'、 i, !
/ ./! ,,..く:::::77''''''''7"" ̄ .,r'"::::::::::::::::::::::::::::::::i .i.!|
/ /レ', ''" ノ/,r=ニ二}、_ .,.r'"`''ヾ::::::::::::::::::::::::::::::i/,リ
./ rr‐''":::::! .i"i''" l. l | ). ヾ:::::::::::::::::::::::::|
./ .,,,..| |:::::::::::::'、, ,ノ''". ', i i ./ ヾ:::::::::::::::::::::|
/ '" '、'、::::::::::;;;;::`''7i _,,.-'ゝ--、 ヾ::::::::::::::::;!
,' ヾ==-//! '、,,__,,,..-'''":::::;:! `'''''==/
', /=' .レ|i:::::::::::::::::::::::/ /
「えぇ〜〜! そんなぁ〜〜」
- 143 名前:千鳥かなめ ◆Kana/lWMBI :04/09/11 00:24
- >>132
「しまった……」
あたしは呟く。まさか目標の先がプールだなんて……。
このびしょ濡れぶり、まるでダムでも決壊させたみたいじゃない!
――あれ?
気付いてみると、さっきのプリキュア服じゃなくなってる。
これは……衣装の下に着ていたスクール水着じゃない!
するとあのコ、あたしを引きずり上げたばかりか、衣装まで水中脱がしたってコト?
うみゅ……さすがは潜水艦の艦長。やるわね……!
って、どーすんのよ!
テッサに対抗すべく用意したあたしの切り札、これで使っちゃったじゃない!
ったく……前回テッサが陣代高校で見せたあの破壊力を、あたしも使ってみようと思ったのに!
前に会った親切な人が
「彼女の人気は貧乳よりもスクール水着のパワーですよ。かなめさんも着てみたら?」
って勧めてくれたから、わざわざ用意したのに!
あたしが震えてると、
同じくスク水(胸に大きく『てっさ』って書かれてる)に着がえて手を振っていたテッサが声をかけてきた。
「……ふう、ちょっとびっくりしちゃいました。
カナメさんってば段取りいきなりなんですから。カナメさん、大丈夫ですか?」
「……あんたねぇ」
その視線は同じ女のあたしでも思わずドキリとするほどで……ああ、もうっ!
さすがあの変人集団を束ねるだけのコトはある、天性の役者ってワケね?
「ううん、何でもない。
よくやったわよ、あたしも――あんたも」
答えてあたしはため息をつく。
あたしが主導権を取っていたハズが……いつの間にかテッサに取られてたらしーわ。
(千鳥かなめ&テレサ・テスタロッサ、『二人はウェイスパード』終了)
- 144 名前:アズラエル@ボン太君着用 ◆Z3azraelx2 :04/09/11 00:25
- 会場の各地点に散らばった部下達や、後方で情報収集に専念させている部下達から次々に報告が届いてくる。
「ふもっふ、もふ、ふもふも、ふもっふ(我々とは別の機関のエージェントと思われる者がこの会場に潜伏しているとの情報が 届きましたが、いかがいたしましょうか?)」
「ふも、もっふる、ふも、ふもっふ(観客席に要警戒リストに入っている人物を発見いたしましたが、いかがいたしましょうか?)」
その度に私が返す答えは一つ。
「ふもっふ、もふふもっふ!(手を出すな。しかし監視は怠るな!)」
AEXを数体持ち込めていたのならともかく、今のこの状況下で彼らに対して手を出すだけの戦力も余裕も無い。
- 145 名前:セネス=CTN=クロフォード@黒スーツ ◆iCENESsApo :04/09/11 00:26
- (…さて、どうしたものか…)
結局あの後、観客に見せて喜ばせられるようなネタは思いつかなかった。先程の
ナイフ投げにしたって、かなり苦し紛れのものだったし…。
(とはいえ、この状況で「皆さんに披露できるようなものは何もありません」などと
言えるか…?)
言えるはずがない。あまりにも盛り上がりすぎている。何しろ現在、一人の例外も
なく、観客達は舞台に向けて期待を込めた視線を集中…
「………?」
…させてはいなかった。たった一人だけ、例外がいる。最後列の右端の席に座って
いる、地味な色合いのジャケットと揃いの帽子を目深に被った男が、これから演技
披露だというのに、舞台にほとんど眼を向けていない。
彼が視線を向けているのは…
(…私の部下達、か)
むしろ会場のそこかしこに立っている、黒服を着た男たちだった。明らかに挙動
不審である。
「さあ!いよいよセネスさんの演技披露だ!!」
クルツ君の声が響き、観客全員が意識を舞台に集中させた瞬間、
「…!」
その男は、隣の席に座っていた身なりのいい女性の鞄に手を入れた!
私は咄嗟に舞台袖に引っ込ませてあった、先程のパフォーマンスに使ったナイフを
乗せたテーブルから、束ねられた中の一本を手に取って、観客席の最後方へ向かって
走り出した。
そのとき、まさに男は鞄から財布を抜き取っているところだった。
「…!チッ」
向こうも私の動きに気付いたのか、すばやく財布を懐に収めると、隣の女性の腕を
掴んで強引にひねり上げ、喉元に右手に持った刃物を突きつけた。
「キャァァァァッ!」
「止まれ!このおん…」
言い終わる前に、私はナイフを犯人の右腕に向けて放っていた。やはり実戦である
ためか、部下を的にしたとはいえ、見世物だった先程のナイフ投げとは集中力が違う。
狙い違わず、一直線に飛んだナイフは目標に突き立った。
「ぐぁっ…!」
たまらず刃物と女性を手放す。ひるんだ隙に、私は犯人に向かって全速で肉薄し、
下からすくい上げるように、顎めがけて拳を放った。
「がっ!」
腕に鈍い感触が返ってくる。殴られた犯人はその勢いで後ろの壁にぶつかり、崩れ
落ちた。私は相手が昏倒したことを確認し、ネクタイを使って両手を後ろ手に縛り
上げた。
「こちらサンダーフォース・リーダー。各機…じゃない、各員、会場のB−15の席
まで来い。スリの現行犯を捕縛した。主催者側の警備員に引き渡すから、そちらも
つれて来るように。以上」
襟元に仕込まれた小型通信機を通して、部下に命令を飛ばす。犯人の懐を探り、
出てきた財布を持ち主の女性に手渡した。
(やれやれ、やはりこの手のイベントに犯罪は付き物のようだな…)
そう思ったところで、ふと周囲を見渡すと、
「……………………」
会場中の視線が、私に向かって集中している。そして、
「…ワァァァァァァァァァァァ!!!」
割れんばかりの歓声と拍手が木霊した。…これも演技の一つと思われたのだろうか。
それとも、演技以上に楽しめたからそれでよし、ということなのだろうか。
(どちらにせよ、肝が太いと言うかなんと言うか…。この場合、観客を不謹慎だと
思うべきなのか、アクシデントで乗り切れて助かったと思うべきなのか…)
私が複雑な表情を浮かべると同時に、警備員を伴った部下達が駆けつけてきた。
- 146 名前:ミント・ブラマンシュ ◆MINTq0w5Z2 :04/09/11 00:26
- 「こほん… 5番、ミント・ブラマンシュと申します。
私は歌を歌わせていただきますわ。
曲は…… 夢見たい☆Angel隊!! 」
/´ ̄``ー-- ..,,,,__
/ ,' ,.ィ7 `` 、
, ' i / / ヽ
,. ' ,. -----ヽ / ,. --‐‐‐ ‐ ヽ
/ ,. '" / ,. ----- 、 \
___/./ / ,ノ---- ., `ヽ、 ヽ
r_'´ 7/ .l ,.- 、i〔__,. -‐‐‐‐`` \ 、i
レ' /´ 7 、 、 、ヽ ヽ \
/ ,'/ ヽ、\ __ヽヽ ヽヽ!` 、
/ l' , .l i ヽi´ヽjヽ iト ヽ ', ` 、
___ ,,.-‐' / l iィ´i~ヽ ヽ l i l,.ィ`ヽレi ', ` 、__
// /il i/l. ゝ,.--、\ヽ,ノ ´ir';;;;;;i 〉| iト、 /
/,.イ /i ilヽ l.、/iしi;;;;| └─' ! ! i iリ`ー── ''"
イ// , ' i l ヽレi{ ヽ;;ツ ` _ 、 / i リ
∠ / .// ./ iヽiト、tヽ く´ | /レ⌒))
`ー-.il‐.l /l il l ヽ,_ゝ-ゝ.., ヽ l /、 `ー'ノッ- 、
リ |i ヽ! ` i ゝ / ` ー-- - '' -' ノ '/ | ___ ヽ
i´,/1~´``ヽ__ゝゝ-|__,.-'__,.' -ァ‐''´ /7 ー.、
/⌒ヽー`く´ ̄ ,.--(_)ー.、 ./ 7´レ' / i ヽ
r‐〈 l \ ヽ/ / \`ー`ゝ'1ノ´~~〈 / i
i ヽ r─ 'へ ヽ / i__|- \,/ il 、 ヽ,/ ,.ィ
「お・ま・た・せ Everybody! ハイなんです いつでもギンギン!!
ポチも 社長も ジゴロも 大佐も……
(以下、よいこの事情にて省略いたしますわね)」
『合格! 合格! 合格!………』
…ま、私の手にかかれば予選突破など、楽勝ですわね。
- 147 名前:(有)ドラゴンプロ社長@観客席 ◆WzRGMryh32 :04/09/11 00:27
- 絵板を代表してセネスねーさんを力の限り応援するッス!!
(観客席に護摩壇を設置。
勢いよく炎を燃やしながら次々と出場者の名前が書かれたお札を投げ込む)
怨敵退散!セネス必勝祈願!!
暗黒の闇にうごめく古の神々の力を借りてセネスねーさんの勝利を祈るんじゃ―!!
- 148 名前:ミント・ブラマンシュ ◆MINTq0w5Z2 :04/09/11 00:29
- >>137
>>139-143
>>147
〜〜回想終了〜〜
まったく、天下のエンジェル隊ともあろうものが情けないったらありゃしませんわね。
ま、これも日頃の行いの違いというものなのでしょうけど。
とにかくこういう時は慰めの一言もかけてさしあげるのが仲間というものですわね。
「■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■」
(↑哀れな敗北者の皆さんへの慰めの言葉。 文面はご想像にお任せいたしますわ。)
『うっせぇこのやろう!!
審査員のやつらにはこのいぶし銀の魅力ってのがわからなかっただけなんだよ!』
『あぁ〜ん!! ジョージがぁぁぁ!! マイケルがぁぁぁ!!
バカバカバカ!! アタシのバカぁぁぁぁぁぁぁ!!』
「う〜〜ん……
やっぱりアップルパイにしたほうがよかったかなぁ?」
「神よ………」
ハァ……
何と言いましょうか、その…… 哀れですわね。 負け犬の遠吠えは。
そんなことよりも、この状況を利用して私が優勝するための手を打っておくといたしましょうか。
この人たちを放っておいたら私にやつあたりの妨害工作を始めかねませんもの。
不安要素は事前に取り除いておくのが上策ですわよね。
「ところで皆さん、ちょっとお願いがあるのですが。
私、なにも賞金を全額独り占めしようなどとは思っておりませんわ。
私たちエンジェル隊は一心同体、かけがえのない仲間どうしですものね。
このミスコンに優勝した暁には皆さんにも賞金を山分けする、とお約束いたしますわ。
ひとり頭、2,000,000ギャラ、決して悪い金額ではありませんわよね?
そのかわり、是非皆さんに協力していただきたいことがあるのですけど……」
(ふふふ、放っておいたら皆さんのことですもの、やつあたりで私の優勝を
妨害しにかかってくるに決まっておりますからね。
ここは賞金を山分けにすることで皆さんを味方につけておくといたしましょう。
ついでに他の参加者の足も引っ張ることも出来て、一石二鳥ですわ。)
!!!!($∀$)!!!! ×4
フォルテ
『いや〜、持つべきものは友達だよな。
で、そのお願いって一体何だい? あたしらでできることなら何だってやったげるよ。』
(お金!お金! あんな銃やこんな銃……)
蘭花
『そーそー、この蘭花ちゃんにどーんと任せちゃってよね!!』
(お金がいっぱい! イケメンもいっぱい! )
ミルフィーユ
『え〜〜!? そんなにいただいちゃっていいんですか!?
ミントさん! ありがとうございます!!』
(キッチンのオーブンを新しくしたかったんですよね―――)
ヴァニラ
「神の御加護をあなたに――――」
ノーマッド
「ヴァニラさんが協力するということはつまり、私も協力するということです。」
(お金―――)
ふふ。 予想通り。
全員この話に乗ってまいりましたわね。
「……こほん。
何、大したことではありませんわ。
この私の実力をもってすれば、このままでも優勝はたやすいことなのですけどね。
でも賞金ゲットを確実にするためには、少しばかり目障りな方々が……
つまりはそういうことですわ。
どうです? おわかりいただけまして?」
「らじゃー!!」×4
(エンジェル隊の4名、参加者たちへの妨害工作開始)
- 149 名前:名無し客:04/09/11 00:30
- >>144
ボン太くんだー! 風船ちょーだい!
- 150 名前:オーベルシュタイン@観客席 ◆eOZ5DRYICE :04/09/11 00:31
- (>>147と大きく距離を開けつつ)
・・・・・・・・・・・・・頑張りたまえ、色々と・・・・・・・・・・・・・。
- 151 名前:アリス・スローン@観客席 ◆ALiCE.s7Ec :04/09/11 00:31
- いりなり転落か。豪快な事だ。
>>130
ん、あれは……
(博物館卿の目が光る)
いや、気のせいか。
―――少し、面白くなってきたかな。
>>133
ああ、あの神父、あの娘のお兄さんか。
挨拶でもしておこう。
「やあ――」
その間、僅か1秒!
……今何か起こったか?
取合えず後回しだ。
>>134
ん?(同じく観客席の男に気が付く)
ほう…なかなか良い男じゃないか。
「こんにちは。そっちも1人でミスコンの見学か?」
(無難に挨拶)
ほう、今度は団体組か。
- 152 名前:ベルギム・E・O ◆H9YRLgHoXg :04/09/11 00:33
- (いつの間にか観客席の中にまぎれてどでかい椅子が出現。しかも回っている)
私の名前はベルギム・E・O。とっても強い魔物です。
1000年も石にされて、とても退屈してたのです。
なんだかとても楽しそうですね。
(気味の悪い目でじっとステージを見つめている)
- 153 名前:フロスティ・フェイ ◇ICE/T6gymo:04/09/11 00:34
- >>124
ナイフ投げに始まり、棒術、空手、ガン=カタ、氷の龍の召還、デンプシーロール、
人型機動兵器による演舞(?)、一瞬にして猫と入れ替わる変わり身―――
ここに至り、フロスティのミスコンへの勘違いは極まってしまっていた。
「どいつもかなりの戦闘能力だな。だが……」
すなわち、闘って闘って闘い抜いて生き残った者がNO.1となるバトルロイヤルだと。
ちなみに歌については、あの女の声アイスに似ているな……と思っただけで都合良く聞き流していたりする。
「火力なら、こちらのものだ」
言ってスカートを跳ね上げ、内側から鈍く光る金属の塊を取り出す。
それを見た観客達がどよめいたのは、彼女の身長の半分もあるそれを膝丈ほどの
スカートから取り出したのを手品とでも勘違いしたからかもしれないし、
スカートの奥のチラリズムに反応したのかもしれない。
だが恐らく、それが対魔獣用・炸裂焼夷弾であると気づいてどよめいた者は少なく、
見た目12・3歳の彼女がこんな場所で、本気でそれを使用するつもりであろうことに
気づいてどよめいた者はさらに少ないだろう。
「こいつを対人で使えば、どんな相手だろうと一発だ」
- 154 名前:フロスティ・フェイ ◇ICE/T6gymo:04/09/11 00:35
- >>153
一発で何!?
物騒なもの手にして物騒な事呟いてんじゃないわよ!
あたしは臨戦体勢のフロスティの腕にしがみ付いた。
急いで戻って大正解。
あわやイベント会場が阿鼻叫喚の地獄絵図と化しちゃうところだった。
あんたね、ミスコンを血で血を洗うバトルロイヤルだとでも勘違いしてんでしょ。
バカ。
いい?
このミスコンっていうのは、集まった人達の中で誰が一番女としての魅力があるかを競うものなのよ!
武器を扱う技能を見せるのもその一環!
本当に闘うためのものじゃないの!
- 155 名前:セネス=CTN=クロフォード@黒スーツ ◆iCENESsApo :04/09/11 00:35
- >>147 社長
…ふと見ると、観客席にやけに見慣れた顔が。
「…社長?仕事はどうしたんだ仕事は…」
なんとなく、こういう場には来るんじゃないかと思っていたが、まさか本当に来るとは…。
とりあえず、応援されたからには応えねばなるまい。
「…あー、ありがとう。できる範囲で頑張…」
と言いかけたところで、社長の奇行が始まった。あろうことか観客席に護摩壇を設置し、
周囲に松明を焚きながら闇に祈りを捧げているのだ。
あれでは応援どころか、私に呪いが降りかかりかねない。
「やめんかァッ!」
流石にナイフはまずいので、素早く駆け寄って社長の後頭部に踵落としを叩き込む。
普通の人間なら危険だが、まあ社長だから大丈夫だろう(何)
「…応援してくれる気持ちはありがたいが、周囲の迷惑になる行為は慎んでくれ。一応、
私は警備としてここに来ているんだからな」
- 156 名前:フロスティ・フェイ ◇ICE/T6gymo:04/09/11 00:38
- >>154
「女としての―――魅力?」
悪びれた様子も無く物騒な物を床に置き、
首を傾げるフロスティ。
「つまり、女としての魅力があると認められたら賞金を貰えるんだな。……ふむ」
暫し考えた後、ぽんと手を打ち。
「そうか。だから下着姿のような、女と解かりやすい衣装のほうが受けてたのか。ならば私は全部脱いでしまえば……」
- 157 名前:アイス・フェイ ◇ICE/T6gymo:04/09/11 00:39
- >>156
脱ぐなー!
どうして戦闘以外の事だと、そういう短絡思考になんのよ、あんたは!
あんたとあたしとは、遺伝子レベルで同一人物なのよ。
あんたの裸は、あたしの……あーもう! 何度も言わせないで!
とにかく脱ぐのはなし!
むしろ、ああいう自分を捨てちゃうようなパフオーマンスをしたら、女としてお終いよ!
だいたいなんで、ミスコンになんて出ようと思ったのよ。
バーンにいいとこ見せたいんだと思ってたけど、違うみたいじゃない。
なんだか賞金目当てみたいな口ぶりだったわね?
- 158 名前:フロスティ・フェイ ◇ICE/T6gymo:04/09/11 00:40
- >>157
「女としてお終い……なのか? それは嫌だな」
目を丸くして脱ぎ掛けていた服を整えた。
会場の一部から、失望の溜息が漏れたのには気づかない。
「だが、私はなんとしてでも、賞金を手に入れなければならない。……お前と買い物に行った時に貰ったドレス、先日の演習で着ていたら破れてしまってな」
高級なものではあったが、所詮は着飾るための衣装だ。戦闘時の衝撃や感応ワイヤーとの接触、さらには脱出に使った爆薬の影響でズタボロになってしまったのである。
「ああも脆い材質とは知らなかったとはいえ、演習に身につけてしまったのは私の落ち度だ。
諦めようとも思った。だけど……」
声のトーンを落とし、フロスティは続ける。
「まだ、あれを着ている私を、バーンに見てもらっていない」
だから、同じ物を作ってもらおうとその手の店をまわってみたのだが、とても自分の所持金でなんとかなるような金額ではなかったのだと。
- 159 名前:ハニー(M):04/09/11 00:41
- はにほーはにほー
(文字通り『埴輪』のような姿をした奇妙な生物が観客席に)
…眼鏡っ子はいないの?
- 160 名前:アイス・フェイ ◇ICE/T6gymo:04/09/11 00:41
- >>158
う……。
そんな事言われたら、フロスティへの対抗意識だけで参加したあたしの立場って(汗
この子ってば、時々そういう乙女チックな思考になるんだもんなぁ、反則よ。
…………。
ええいっ。
仕方ないわね。
こうなったら、あたしも協力してあげる!
二人一緒なら、賞金手に入れる可能性は2倍よ!
あたしかあんた、どっちかが賞金を貰えば、それで2人分のドレス作っちゃえばいいんだから!
さ、そうと決まったら二人で何かパフォーマンスやりましょ!
えぇと、料理……は、拙いわね、色んな意味で。
じゃあ何をやろうか……?
その時。
パフォーマンスで頭がいっぱいだったあたしは、足元にあったそれに気づかず、蹴倒してしまった。
それ―――フロスティがさっき床に置いた、物騒な物を。
- 161 名前:本多正信(M):04/09/11 00:42
- これは現か幻か。
気がつくと弥八郎は見なれぬ場所にいた。
「はて…確か玉縄の城でわしは――」
そう、確かに玉縄城で弥八郎は病に臥せっていた。
いやそれどころか――
「まあよい」
弥八郎の明晰な頭脳は、ただ現実を受け止めた。
現実を受け止める。これこそ、修羅場を生き抜く上で書かせぬ才能の1つである。
「しかし、この喧騒はいったい。何か祭であろうか?」
- 162 名前:フロスティ・フェイ ◇ICE/T6gymo:04/09/11 00:43
- >>160
「あ……」
__,,:::========:::,,__
...‐''゙ . ` ´ ´、 ゝ ''‐...
..‐´ ゙ `‐..
/ \
.................;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::´ ヽ.:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.................
.......;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙ .' ヽ ゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;......
;;;;;;゙゙゙゙゙ / ゙: ゙゙゙゙゙;;;;;;
゙゙゙゙゙;;;;;;;;............ ;゙ ゙; .............;;;;;;;;゙゙゙゙゙
゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;;;;;;;;.......;............................. ................................;.......;;;;;;;;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙
゙゙゙゙i;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;l゙゙゙゙゙
ノi|lli; i . .;, 、 .,, ` ; 、 .; ´ ;,il||iγ
/゙||lii|li||,;,.il|i;, ; . ., ,li ' ; .` .; il,.;;.:||i .i| :;il|l||;(゙
`;;i|l|li||lll|||il;i:ii,..,.i||l´i,,.;,.. .il `, ,i|;.,l;;:`ii||iil||il||il||l||i|lii゙ゝ
゙゙´`´゙-;il||||il|||li||i||iiii;ilii;lili;||i;;;,,|i;,:,i|liil||ill|||ilill|||ii||lli゙/`゙
´゙`゙⌒ゞ;iill|||lli|llii:;゙|lii|||||l||ilil||i|llii;|;_゙ι´゚゙´`゙
´゙゙´`゙``´゙`゙´``´゙`゙゙´´
- 163 名前:バーナード・シーカー&メル ◇BURN3FCH.w:04/09/11 00:44
- >>162
バーナード・シーカーは赤い毛並みの子猫と共に観客席にいた。
彼にはミスコンなどはどうでもよかったものの、見に行かなければ後でアイスが煩いからである。
「しかし……。どうも、悪い予感がする。あの2人が競い合うと碌なコトになんねぇんだよな。絶対、なんかあるぞ」
「何言ってるのよバーン」
事が起こる前から疲れた様子のバーンを、メルが諭すように――惑星ゲヘナの猫は喋るものだ――言う。
「その時の為に貴方がここにいるんじゃない」
「オレは厄介事の防壁かよ!?」
―――そして厄介事は、当然のように起きた。
**********************************************************************************
その爆発は大きかったものの、軽傷者1名を出しただけに留まり、コンテストはその後もつつがなく行われたという。
- 164 名前:I・C・ブルース@観客席 ◆JJ9SXfOz0Q :04/09/11 00:45
- >>147
・・・何かの儀式だろうか?
いや、とにかくこんなところで火をたくのは危険だぞ。
>>151
おっと。これはどうも、こんにちは。
(立ち上がって一礼)
ええ、少し時間があったので。私もこういう催しはさほど嫌いではないので、
ちょっと足をのばしてみようかと。貴女もその口で?
それにしても、舞台はおろか観客席の方もなんだか妙なことに>>147・>>152なってきましたね。
- 165 名前:名無し客:04/09/11 00:48
- (訂正:>>154の言は、アイス・フェイのものです)
- 166 名前:(有)ドラゴンプロ社長@観客席 ◆WzRGMryh32 :04/09/11 00:52
- >>155
ちょっと耳からなんかでたッス…
ごめんなさいもーしません…反省してます。
仕事?会場の近くに神楽ちずるの肩パットはんぺんの屋台を出してるッス。
はい…わかりました。普通に応援します…
と、いうわけで
セネスねーさんの勝利を祈ってひたすら念を送り続けるッス!!
フオオオォォォォォォォォッ……!!
- 167 名前:咲耶 ◆FXSAKUYA52 :04/09/11 00:54
- ――――突如、会場の照明が全て消えた。
今、この場を支配するのは完全な暗闇。そして、無数の呼吸音。
そして、一筋のスポットライトが舞台の一角を照らし出し―――立ち尽くす、黒尽くめの男を浮かび上がらせた。
その鋭い射貫くような視線をサングラスで隠し、黒のレザーコートでその身を包みこんだ一人の男を。
「……ついに完成したぞ……、究極のライダーが!」
男は、声を震わせ、拳を振り上げ、熱に浮かされた様に語り出す。
「これこそ一万年前の、バトルファイトの再現だ!
今こそ支配種の座を、究極のライダーの力で人類から奪い取る!」
- 168 名前:咲耶 ◆FXSAKUYA52 :04/09/11 00:55
- >>167
「そうはさせないわっ!」
舞台上に踊り出る、一人の少女。
その名は―――――ダディーァナザン咲耶。
「……そうか、この俺の邪魔をすると言うのか……もう、恐怖心は克服できたのか?」
男――伊坂――の言葉に、咲耶は拳を強く握り固める。
「ええ……おかげさまでね……」
―――――脳裏に浮かんだのは、最愛の兄の笑顔。
―――――そして、最後の言葉。
「俺の元に居れば、より強い力を抱かせてやったものを……愚かな」
「だからこそ……あんたは……あんただけは……私のこの手で、倒すっ!!」
咲耶は、その手に銀色に輝くベルト―――ギャレンバックルを取りだし、自らの腰に装着した。
その手に、新しい強さで蘇った想いを握り締めて――――生まれ変わる為に、叫ぶ!
「変身っ!」
バックルより照射された、紅き輝きを走り抜けた咲耶の姿が変わる。
赤と銀のボディスーツ、角を模した髪飾りを身に付けた、“仮面ライダーギャレン”の姿へ……!
「フ――――ならば」
咲耶の変身を目の当たりにした伊坂は、一歩前に足を踏み出す。
瞬間、足元から煙が吹きあがりその姿を覆った。
――――人間に擬態した姿をかなぐり捨てた、その姿は孔雀の祖たる不死の存在。
ダイヤスートの上級アンデッド・カテゴリーJ、ピーコックアンデッド。
「始めようか……、バトルファイトを!」
- 169 名前:咲耶 ◆FXSAKUYA52 :04/09/11 00:56
- >>168
変身の勢いのままに、咲耶が拳を突き出す。
「てぇぇぇぇぇいっ!」
(これならば避け切れ……何っ!?)
伊坂は自身の胸部に吸いこまれる様に打ち込まれた、その拳に驚愕した。
(バカな……以前よりもキレが増しているだと?!)
――――恐怖を克服した、今の咲耶に迷いなど無い。有るのは覚悟のみ。だからこそ――――
「はぁぁぁぁぁぁっ!」
蹴りを。
突きを。
迷うことなく、最短で、打ち抜いていく!
その時、会場のスピーカーから誰かに語り掛ける、優しい声が流れ始めた。
『お兄様……
お兄様とのとの思い出は数え切れないほどあるけど……
お兄様を思い出させるものは数え切れないぐらいあるわ……』
- 170 名前:アリス・スローン@観客席 ◆ALiCE.s7Ec :04/09/11 00:56
- >>161
ほう。サムライか。
……コスプレってやつかな。
>>164
「まったくだ。どこの人外魔境だここは」
(と、言いつつ握手を求める)
「僕は大英博物館卿のアリス・スローンだ。
こうして出会ったのも何かの縁だし、どうだ? 一緒にコンテストを見ないか?」
- 171 名前:咲耶 ◆FXSAKUYA52 :04/09/11 00:56
- >>169
「くっ……!」
苦境に立たされた伊坂は、その手に巨大な剣を構築した。
「これで、どうだ!」
袈裟懸けの大振り。
しかし、皮一枚、紙一重で軌道を見極めた咲耶はほんの少し身体を反らせるだけ―――
腰のホルダーから引き抜いた醒銃ギャレンラウザーをヒップショットで速射!
「グッ! ハ、ガァァァァァッ!」
苦悶の声を上げ仰け反る伊坂。
そして咲耶は、その手から剣を奪い取り―――――
「せぇぇぇぇぇぇぇいっ!!」
真っ直ぐに、切り付けた。
>>
―――――例え不死の存在であろうと、痛みは痛みでしかない。
一方的なまでの戦闘。話にならないワン・サイド・ゲーム。雲泥の差。
(―――――1万年分の執着……っ! そう生半なことでは心は折られない……っ!)
一度は膝を付いた伊坂だが、勝利への執念は桁外れである事は言うまでもないこと……!
「ならば……これなら……!」
その背から、漆黒の羽根が舞い上がる。それは、必殺の威力が込められた魔弾。
かつて、恐怖心に捕われていたギャレンを苦しめた、ピーコックアンデッド最大の必殺技でもある…!
―――――だが、伊坂は忘れていた。
目の前に居るのは、かつてのままのギャレンでは無いと。
その力を殺いでいた、恐怖を克服したギャレンである事を。
そして、なによりも――――愛する者を奪ったのが自分である事を…!
「遅い……遅いわっ!」
無造作に引き抜いたギャレンラウザーで、迷い無く狙いを定め。
振り絞られた声と共に、引鉄を何度も叩き付ける。
無感情で無機質な金属音が響き、切り札であった羽根は次々と打ち落とされていく。
「バカなッ……!」
「てやぁぁぁぁぁぁっ!」
引鉄は止まらない。ただ撃ち続ける。新たな標的を。
『そしてなにより……
なによりお兄様の笑顔が忘れられないのっ……』
- 172 名前:咲耶 ◆FXSAKUYA52 :04/09/11 00:57
- >>171
ギャレンの銃口は、ピーコックアンデッド・伊坂の身体を揺れることなく捕らえ。
その火線は、容赦なく抉るように撃ち抜いていた。
――――――もう、終わりにしよう
伊坂を見つめるギャレンの視線は、そう語っているように思えた。
ギャレンラウザーのカードフォルダーを展開し、三枚のラウズカードを抜き出す。
「まだだ……! このバトルファイトに勝利するまで、俺は……!」
なおも立ち上がり、ギャレンに向かっていくピーコックアンデッド。
『遅いかな……今頃言うのって
私は……』
≪Drop≫
一枚目のラウズカードを覚醒。
カードに封印されたホエールアンデッドが蠢いた。
「俺は……!」
『私は………!』
≪Fire≫
二枚目を覚醒。
ファイアフライアンデッドが赤く燃え上がった。
- 173 名前:咲耶 ◆FXSAKUYA52 :04/09/11 00:57
- >>172
『私は、お兄様に心の底からラブだったの』
「俺はぁぁぁぁぁぁっ……!!」
掴みかかれる距離に詰め寄ったピーコックアンデッド。
しかし、再び火を吹いたギャレンラウザーがその距離を無限に引き伸ばしていく。
≪Gemini≫
そして、最後の覚醒。
ゼブラアンデッドがその身を二つに分け、分裂を完了した。
『お兄様のことをとてもとても大切に思っていたのよ―――』
《Burning Divide》
三枚のカードのヴィジョンが、ギャレンの身体に吸い込まれ、新たな力を目覚めさせる。
ギャレンラウザーをホルダーに放り込み、腰を落として更なる力を蓄え――――――
「――――――はぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
全力で前に向かうように!
二度と迷わぬように!
その全てを燃やし尽くす様に!!
―――――想いを込めて蹴った大地の反発で、天高く飛翔する!
- 174 名前:咲耶 ◆FXSAKUYA52 :04/09/11 00:58
- >>173
刹那、ギャレンの姿が二つに分かれた。
舞台奥側のギャレンは、手前のギャレンと違い仮面を被っている以外は全く同じ格好だ。
≪ゼブラジェミニ≫の効果によって生み出された、実体を持つギャレンの分身……!
そして、空中で二分の一ひねりを加えた二人のギャレンの、炎を纏った必殺のキックが!
「お兄様ぁぁぁぁぁぁぁっっ!!!」
思いの丈を迸らせるような咆哮と共に、ピーコックアンデッドの頭部へ連続二発、炸裂する!
- 175 名前:咲耶 ◆FXSAKUYA52 :04/09/11 00:58
- >>174
そして糸が切れるように、倒れ伏すピーコックアンデッド・伊坂。
その身を包む様に、爆発が起きる(室内であった為、煙が多い爆発ではあったが)
「何故だ……何故俺が……負ける……?!」
カシャ、という耳馴染まぬ音を立ててピーコックアンデッドのベルトのバックルが開く。
そこに刻まれていたのは【◆/J】―――上級アンデッドである事を示す刻印。
そしてギャレンは腰からプロパーブランクと呼ばれるアンデッドを封印する為のカードを取りだし、
――――ひらり、とピーコックアンデッドの胸の上に落とした。
次の瞬間、閃光と共にピーコックアンデッド・伊坂は姿を消し
封印前のカード・プロパーブランクは然るべき場所に封印されたカード・プライムベスタへと姿を変え
ギャレンの掌中へと戻っていった……。
(ナレーション:小杉J郎太)
「こうして上級アンデッド・伊坂ことピーコックアンデッドは封印された。
だが、全てのアンデッドを封印するまで戦いは終わらない! 運命の切り札を掴み取れ、仮面ライダーギャレン!!」
―――――舞台に向けて手を振る二人のギャレン。
途中で増えたもう一人のギャレンが、観客からの声に応えて仮面を脱いだ――――
「えっと……これが本当の仮面ライダーギャレン……なんちゃって」
(演技終了)
- 176 名前:セネス=CTN=クロフォード@黒スーツ ◆iCENESsApo :04/09/11 01:01
- >>166 社長
耳から何か出ていると聞いて、流石にちょっとやりすぎたかと思ったが、どうも
ぴんぴんしているようだ。やはり社長、妙な意味で只者ではない。
「…まあ、反省しているのならいい。応援してもらう分には、私もできる範囲で頑張る
から」
珍しく社長が素直なので、私もあまりきつくは言わないことにした。一応社長も
大人だしな…。
「では、私は戻るぞ。おとなしく観戦していてくれ」
と背を向けた直後に、何やら背筋がぞわっとしたので振り返ると、社長が目から
光を放ちながら、なにやら妙な思念を私に向けて飛ばしていた。
「…………」
( ・∀・) | | ガッ
と ) | |
Y /ノ 人
/ ) < >__Λ∩
_/し' //. V`Д´)/
(_フ彡 /<<社長
特に迷惑行為というわけでもないので、とりあえず一発だけ殴ると、私は今度こそ
舞台袖に戻った。
- 177 名前:ミルフィーユ&ヴァニラ&ノーマッド ◆GA.kfZG5TQ :04/09/11 01:04
- 〜〜控え室にて〜〜
ミルフィーユ
「皆さ〜ん! どうもお疲れ様でした〜。 おいしいケーキの差し入れでーす!
こっちが苺ショートでこっちがアップルパイ。
それからチーズケーキにモンブラン、ガトーシャンティに抹茶ロールもありますよ!
他にもたくさん作ってきたのでどんどん食べちゃってくださいね〜〜♪」
ヴァニラ
「こちらには甘栗とうぃろうもあります……」
ノーマッド
「流石はヴァニラさん。
洋風だけではなく和風と中華にも対応する心配り。
まるで慈愛の聖母のようですね!
皆さん、どれもみんなおかわり自由食い放題、願いごとバイキングですので
遠慮なくどうぞ、ぐふふふふ。
(ミルフィーユさんのケーキはともかく、甘栗とうぃろうは
ロストテクノロジー保管庫から持ち出した食べたら巨大化しちゃう甘栗と
食べたら子供になっちゃううぃろうですけどね……。)」
控え室に以下の差し入れを置いていきました。
・ミルフィーユの特製ケーキ各種(無害)
・天津甘栗(食べたら着ている服もろとも巨大化します:有害)
・うぃろう(食べたら子供になってしまいます:有害)
- 178 名前:I・C・ブルース@観客席 ◆JJ9SXfOz0Q :04/09/11 01:05
- >>161
あれは・・・なんだ?侍のように見えるが・・・参加者だろうか。
それにしては随分いかついコスチュームだが、はて。
>>170 スローン卿
ああ、これは失礼。(さっと手を出し、握手)
挨拶が遅れました。私はブルース・カール・バーンステイン。
人からはI・C・ブルースと呼ばれていますが、しがない流れの根無し草です。
大英博物館卿・・・ああ、貴女があの。
いや、お誘い頂いて光栄です、スローン卿。私でよろしければ、ぜひ。
しかし、またなんとも派手なパフォーマンスですね。>>171
なんというか・・・ミスコンとは思えない迫力がある。
- 179 名前:小野阪 千彰 ◆helpsmrWDM :04/09/11 01:06
- 『次は飛び入りの、葉賀楓音さんです』
アナウンスと共に、舞台の袖から白いビキニを着た楓音さんが出て来ました。
いつものように、ひざ下まである焦茶色の長髪を白いリボンでポニーテールにまとめています。
舞台の真ん中、楓音さんのパフォーマンスが始まる直前に舞台に運び込まれた大き目の姿見――
幅は1m半、高さは2m足らず、枠は太い木で出来ているもの――の前まで来ると、突然、
観客席に背を向けて髪をいじり始めました。
鏡の中の楓音さんは真剣な顔をして、当然、鏡の前の楓音さんと同じ動きをします。
髪型がキチンと決まったのか、楓音さんは大きく一つ頷いて観客席の方に向き直りました。
が、鏡の中の楓音さんも観客席の方を向いています。
- 180 名前:小野阪 千彰 ◆helpsmrWDM :04/09/11 01:06
- >>179
観客席のどよめきが伝わったのか、鏡の前の楓音さんが振り返るそぶりを見せると、
鏡の中の楓音さんも、何食わぬ顔で鏡の前の楓音さんが映っているかのように、すぐさま後ろを向き、
鏡の前の楓音さんと同じ表情で、鏡の前の楓音さんと同じ仕草をしました。
すると、鏡の前の楓音さんは、今度は鏡の上に置いてあった布を手に取り、鏡の表面を磨き始めました。
鏡の中の楓音さんも、全く同じ仕草と表情で鏡の表面を磨いていますが、手にしている布の色が違います。
鏡の前の楓音さんは薄赤い布で、鏡の中の楓音さんは薄青い布で鏡を磨いています。
鏡の前の楓音さんがそのことに気付き、一歩大きく後ろに下がって鏡の中を指差すと、
鏡の中の楓音さんは、手を一つ叩いて透明だった鏡を曇りガラスの様にしてしまい、鏡――
だったもの――の裏側から枠に何か白い物を掛けました。
あれは――ビキニの上です。
もはや曇りガラスのつい立となった鏡の後ろ側左から、女の人の右足がゆっくりとつま先から
太ももまで出てきて、そのまま、つま先をピンと伸ばし、高々と持ち上げました。
ある意味当然のように、つま先には白い布きれが引っかかっています。
足が下ろされ、続いて右手が枠を後ろから掴み、つい立を押しやるようにして肩まで。
つい立の前の楓音さんが、慌ててつい立の後ろから伸びる手足を押さえようとしますが、
すばやく引っ込められ、今度は右側の後ろから左手がスッと伸ばされました。
つい立の前の楓音さんはその手を睨みつけながら、つい立の枠の左側の半ばと下を掴み、
「いい加減に……しなさい!!」
怒り声を気合に変えて、つい立を持ち上げてしまいました。
- 181 名前:小野阪 千彰 ◆helpsmrWDM :04/09/11 01:07
- >>180
つい立の後ろの手の持ち主は、楓音さんとは似ても似つかぬ身長、体型の女の子――
黒のセパレーツを着ています――。
「恵、何やってるの?」
「いやー、ばれちゃった。んじゃ楓音ちん、コンテスト頑張ってねー」
引きつった笑みを浮かべ、冷汗を流しながら女の子――早河恵さん、うちのメンバーです――は、
観客席に手を振りながら早足で舞台袖に引っ込んで行きます。
楓音さんは、舞台袖奥から来た男性スタッフさん3人に、持ち上げたままだったつい立を渡し、
思い出したように観客席に向かって手を振ります。
その後ろをよろけながらつい立を運んで行くスタッフさんたち。
楓音さんは腰に当てていた左手を口にあて、少し考え込むような仕草をして、
「えー、これで、私のパフォーマンスを終わります」
と、宣言しました。
…………いいんでしょうか、これで(汗
- 182 名前:クルツ・ウェーバー ◆URUZ6oKCII :04/09/11 01:08
- ―――おぉおぉぉおっ!? なんかいろいろ乱痴気騒ぎに盛り上がって参りました!
なんか爆発とか騒動とか物騒なものも混じっちゃいるが、そこはそれヒートアップにゃ欠かせねえ要素だ!
>>167
……ってなんだなんだ、会場が真っ暗に!?
>>167-175
――――おおっとぉ!? こんどはまたしてもヒーロー!
仮面ライダーギャレン( 可 憐)ちゃんの必殺シーンでしたっ!!
咲耶ちゃんなのに可憐なのは気にしない方向で!
さぁ、まだまだ度肝を抜く演技だらけで混迷を魅せ続けるミス一刻館コンテスト!
解説のベルガーさんにここで一つ意見を場聞いてみます!
ベルガーさん、コメントどうぞ!
- 183 名前:ビリー・カーン ◆HATEFc.kUA :04/09/11 01:09
- zzzz……ふァッ!?
……あァ、良く寝た……
今は……本戦か?
……ナンか、予選と本戦の間のインターバルが、妙に長かった気が……
さァて、予選で俺の目を惹いたビキニカラテちゃんは……っと。
け、欠場だってェ!?
…………クッ………。
……だがまァ、他にもオンナは居る。
つーか、何だかんだ言ってすげェ楽しくなってきてんじゃねェか俺。
しかし……このコンテスト、ナンかイロケとかキレイってより…………
………女闘美系?
- 184 名前:sage:sage
- sage
- 185 名前:堂島コウ ◆19wVAppleA :04/09/11 01:11
- 「・・・・・・で」
ミスコンメインステージ横、司会・審査員席。
「なにゆえおれはこんな場所にいるのでしょうか」
悪魔のミカタこと堂島コウは、その座席の一つに腰かけていた。
ついでに彼の状況をもう少し仔細に報告すると、
コウの席の右隣ではステージ上と同等、いやそれ以上のハイテンションで
マイクに向かって実況をがなりたてまくる金髪碧眼のコウに負けるとも劣らない美少年。
さらに左隣には何やら少々うらぶれた印象のあるサングラスに黒尽くめの男。
そして最後に、コウの両腕は。
がっしりと両側の男二名につかまれた状態だったりする。
「なんだよコウ、テンション低いんじゃねぇ? もっとハイになっていこーぜ、イェー!」
「・・・ま、折角来たんだ、楽しんで行くのがいいさ」
口々に勝手なことを口走る両サイドのふたり。
さて、ここで実に簡単に、前述のコウのぼやきの回答を示しておこう。
要するに。
堂島コウは、ちょっとした顔見知りであったこの二人に。
半ば無理矢理この審査員席まで借り出されたのだった。
もっと言うなら、これはそのまんまズバリ、拉致である。
ここで普段の彼ならば、「ミスコンの審査員」と聞いた時点で胸高鳴り心踊り、
鼻歌でも歌いながらじっくりばっちり観戦に興じる、といった所なのだろうが。
その堂島コウが事ココに至り乗り気な姿勢を見せないのには、理由があった。
一つにはこの会場の雰囲気が一種異様な空気を漂わせていた事。
もう一つにはそれに伴い、先ほどからどうにも嫌な予感がコウの脳裏からぬぐえないこと。
こういう時のコウの予感は大体当たるのである。それも悪い予感に限って。
「・・・はぁ。何事も起こらなければいいけど・・・あ、既に起こってるか」
何となく諦めを含んだ呟きを漏らしつつ、コウはステージ上で繰り広げられる阿鼻叫喚の地獄を眺めた。
- 186 名前:鑑 純夏@サランラップスーツ(仮称) ◆sumIkA7S02 :04/09/11 01:14
- ええーっ!?
本選ってまだ他に何かやらされるの月詠さん!?
「そのようですね。わたくしも、とんと気がつきませんでした。―――書類を良く確認していなかったもので。
ただ、水着審査のほうは敢えて行う必要はありませんね。露出度下がるだけですし」
確認してなかったってそんな、無責任だよ!
どどどどーすんの、何やればいいの。
武ちゃんはもうボロボロで、どうこうする場所残ってないよー!?
「お前の芸は俺をボコボコにする事だけかよ!?」
あ、武ちゃん生きてた?
「そりゃ生きとるわ!」
「武さまに何かあると、冥夜様に顔向けができませんので…月詠家秘伝の丸薬にて――― 一時的ではありますが、強制的に」
「一時的!? 月詠さん、ソレ、時間が経過したら俺どうにかなっちゃうって事ですか!?」
「今暫らくは元気ですから。というわけで、鑑様。ご存分に」
「ちょっと待てー!?」
不憫な武ちゃん…。
女心が解からなかったために、若い身空でこんな目に…。
「おおい、純夏さん? やる気満々ですか、もしかして(汗」
武ちゃん、これはもう他の誰のためでもない。
私自身の女としての勝負なの。
解かって!
「純夏、お前…。そうか、良く解かった。俺だって男だ! 大切な幼馴染のために、人肌脱ぐさ。
―――さ、やってくれ」
そう言って全てを受け入れるかのように、目を閉じる武ちゃん。
そんな…そんな事言われたら私…。
「純夏…」
武ちゃん…。
私…私!
一撃で楽にしてあげるから!
「この流れで殴られるのかよー!?」
どりるみるきぃディメンション!
宇宙どころか、別次元まで吹き飛ばしちゃうほどの勢いで武ちゃんが吹っ飛んでく。
ごめんね、武ちゃん。
賞金入ったら、何かプレゼントするから!
「うーん、ですけれども。
前とほとんど同じ芸では、アピール度が弱かったですね」
ええー! そんな今更ー!?
- 187 名前:アリス・スローン@観客席 ◆ALiCE.s7Ec :04/09/11 01:17
- >>178
「と言うか――」
(混沌とする会場――闇鍋との表現はピッタリ、を見まわしつつ)
「根本的なことを聞くが、これはミスコンなのか? ミスター・ブルース」
なんだか自信が無くなってきた。
やっぱ参加しなくて正解だったかなこれは(汗
「あれ(>>171)とか、どっかの百貨店の屋上でやってそうヒーローショーじゃないか。
まったく、こいつ等はミスコンの何たるかを分かっていない」
(なんとなく火がついたご様子の博物館卿)
「そもそも、女性の美を競い合うと言うのはだな。
古代ギリシア神話のトロイ戦争の発端と――」
(語りモードに入ろうとしています)
- 188 名前:ゼフィール王子 ◆zEfhYrPOA. :04/09/11 01:18
- こちらに知り合いの方がミスコンなるものに出場しているとお聞きし、
陰ながら応援に参りましたが・・・。
この阿鼻叫喚の修羅場は、一体なんの騒ぎなのでしょうか?
ミスコンとは、女性が各々の美しさを競う余興だとお聞きしましたが、
これでは心配ですね。護衛のものを一人、彼女につけた方がよいのかもしれません。
>>166
あ・・・。
- 189 名前:ダウゲ=ベルガー ◆FDTENRINBk :04/09/11 01:19
- >>182
「了解、とりあえず今回は俺運営側から何言ってもいいと許可でてるんで
全ての苦情は向こうに言うように、ちなみにパフォーマンス前の印象なので」
そう言い俺はコメントを読んだ。
>>100
ん、どこかで見たことあるような気がするが。
まぁいい、飛び入りしてくる根性は認めていいんじゃないか?
>>102
いきなり5人で乱入とは…
というか自分達で『しんのびしょうじょ』というのもアレだよなぁ
>>103
お、ある意味本命だな。
さて、次は何をしてくれるやら
>>104
えーと、次は……
なんだこのプロフィール? 小林なのか?ぽえみなのか?
なんか別の意味でバカがきたぞ
>>105
見た目は普通だし、きれいというよりカワイイだな。
しかし12人、いやその兄がいるから13人かの子供作った親父は世界で一番の鬼畜だな
>>108
ん、服装変えたのか?
昔のあの服装だな、胸元だけサイズ合ってないが。
>>113
ふむ、車椅子で眼鏡、金髪とは好きな奴はとことん好きだろうな。
ただ外面アレだと内面どうだかわからんがな、
プロフィールみるとなんかヤバそうなこと書いてるしな
- 190 名前:Kresnik ◆WEISS0lzjQ :04/09/11 01:21
- >>151
「―――――」
今。
今一瞬、猫の。
猫の気配が。
気の所為。
気の所為か。首を振って、居住まいを直す。任務は継続中。
急がないと。
>>128
「南半分クリア……あー、くそ。妙だな」
思わず溜息が漏れた。そりゃ漏れもする。この疲れは尋常じゃない。何せ楽屋を虱潰しに
探す以上、婦女子の居る場所には入れない。それは何処の強姦魔だ。必然、誰もが消えた
隙に確認、ソレを繰り返す羽目になるのだが――数が尋常じゃない。何せ会場がデカい所
為か、調べる総数のケタが跳ね上がっているのだ。
誰を呪えば良いか解らない。取り合えずアスタロトに侮辱の言葉を投げ掛けて、58部屋
目を後にした。
壁沿いに歩く。人の数は時間増しに増えて行き、今となっては楽屋を調べるのも一苦労。
自販機でコーラを一本買って――ふと、会場に続く階段を視界に入れた。長い階段の先に
は客席、その先には特設のステージがある。
フィーは――妹は、今頃何処にいるのか。
「……ちょっと休憩」
肩を竦めて階段を下りる。
客席の空いた部分に身を滑り込ませて、周囲の客の顔を一人残らずアタマのデータベー
スと称号――適合者、なし。
……そりゃまあ、こんな所で見物してるテロリストが居る訳もない。
コーラのプルタブを開けて、何とはなしにステージに目をやった。
演目の名前に目を向ける。参加者の名前は――
- 191 名前:ダウゲ=ベルガー ◆FDTENRINBk :04/09/11 01:21
- >>114
また自分を捨てたエライ奴が…
そんなにこのミスコンにはいいものが出るのか?
賞金は聞いているが…しかしあの服装は駄目だろう、いろいろと
>>117
すまん、初めにああ言ったがあえて差別する。
バカかキミは? そこまでして勝ちにいきたいのか…
>>118
いきなり水着とは…のちのち水着審査なのになぁ。
ある意味損だろうに…で、なんか怨念みたいなもの感じるのは気のせいか?
>>119
……いや、ある意味とんでもない方向からきたって
しかも黒の方なんかヤバそうなもの持ってないか?オイ
って勢いありすぎてプール行きか水着審査楽そうだな
>>121
(どうみても場所間違えて乱入だよなぁコイツ、このプロフィールもあわてて書いてるし)
とりあえずセネスと違うタイプの軍人だな、さて何をしてくれるやら
>>123
このメンバーでは一番年齢は下か。
逆にそれが目立っていいかもな
「さて、このメンバーで平穏に終わるとは思えんがどうなるやら
他の審査員(>>183>>185)も覚悟しておくように、以上」
- 192 名前:本多正信(M):04/09/11 01:21
- >咲弥演目
「……」
弥八郎はその光景を心底呆然とした面持ちで見ていた。
一体これは何の冗談であろうか。
自分は大御所の忍・風魔の幻術にでもたぶらかされているのか?
「いや。これはもごうことなき現実じゃな」
幻術でなければこれは一体なにか。
と、弥八郎の脳裏で閃くものがあった。
「そうか。歌舞伎の新演目の披露であろう」
この時期の歌舞伎は、まだ後世の物とは些か異なる。
その源流といった方が正確であろう。
この誤解は無理からぬ誤解であった。
弥八郎に女性の美を競い合う、などという概念すら存在しないのであるから。
もっとも――
ミスコンと云う物を知っていても、これをそうだと認識出来るかは甚だ疑問であるが。
「うむ、素晴らしい演目で御座った」
ぱちぱちぱちと、骨と皮だけの手で拍手を咲耶に送る。
- 193 名前:実況席with上城睦月 ◆KumOg4Q4Ic :04/09/11 01:26
- 「はいこんばんは。こちらは実況席です。
今日は解説に<最強最強と連呼して厨っぽい>と巷で評判な仮面ライダーレンゲル、
上城睦月君に来てもらっています! 拍手!」
「厨っぽいって何ですか……あ、睦月です。
で、何で俺が呼ばれてるんですか!?」
「いや、ブレイドネタが二つも被ったので、解説をと。
いや、他の3人が捕まらなかったんですよ。だから残りは睦月さんしか……」
「……変身して殴っていいですか、俺。
すでに警官数人に重傷おわせてるんですけど」
>>115他 二人はウェイスパード
「と言うワケでこの二人。
プリキュアネタと見せかけて実はライダー!
どうです睦月さん?」
「……コミューンでラウズカード使えるんですか?」
「そのあたりは気にしない! ノリですよ!」
「そんないい加減でライダーがつとまるんですか?」
「ライダーじゃなくてウィスパードですから!」
「……はあ」
「でもダブルライダーキックはいいですよね。憧れます俺!
俺も剣崎さん達といつか……」
「あー、無理ですね。あなたのは相手の首を挟み込んでへし折る技ですから。
そんなことはどうでもいいですから、どうですプリキュアキック?」
「……やっぱり変身していいですか、俺?」
「それは後で。で、萌えました?」
「スクール水着はいいんじゃないですか?
胸は……アッシュブロンドの子が望美以下、相方が望美以上、ですかね……。
あ、今のオフレコで! 望美に聞かれたら何て言われるか!」
「あ、これ生です。では次」
「……え、ちょっとナレーターさん!?」
>>167- 仮面ライダー咲耶
「で、どうです? 再現度高いでしょ、こっちは?
……睦月さん?」
「いいですよね、橘さんは! 死んだ恋人って言う動機があって!」
「……何を言ってるんです?」
「すいません、ちょっとやなコトを……。
ていうかお兄さん死んじゃったんですか……あの年で。かわいそうですね」
「いえ、観客席で手を振ってます。
ただの演出みたいですね」
「……………橘さん、あれ認めていいんですか!?」
「で、どうなんですか現役ライダーとして」
「いえあのラウズカードシステム、どうなってるんですか?
分身してますよ!?」
「だからそのあたりはノリで……で、萌えました?」
「それもノリなんですか!?
えーと、俺にはよく分からないけど……。
でも、特訓されるならあのギャレンの方がいいです」
「えー、前にも言いましたがこれ生です。
スタジオに、望美さんという方からお電話が来ていますが……」
「うわ、望美!? 違うんだ、ちょっと待っててくれ……望美ぃ!?」
「で、このあたりでまとめを」
「……ミスコン。
たった一つの座を巡って闘うこれもまた――バトルファイト!」
「何言ってるんです?」
「行くぞ……俺は最強のライダーなんだ……負けない……誰にも……」
「睦月さん? もしもーし!?」
「行くぞ……変身!」
「わ、カテゴリーAに憑りつかれてる?
うわ、<アラストル>が乱入してきました! 戦いです!
なんかもう私ダメっぽいです! さよなら、さよなら、さよなら」
- 194 名前:I・C・ブルース@観客席 ◆JJ9SXfOz0Q :04/09/11 01:27
- >>187 スローン卿
少なくとも事前に聞いた話ではそのはずです、が・・・さすがに私も自信がなくなってきた。
鉄板を剣で一刀両断>>135といい、豪快なパンチで男性を吹き飛ばす今のパフォーマンス>>186といい、
いつの間にか別の会場へ来てしまったのだろうか?
ああ、そういえばかのトロイの戦争もきっかけはトロイの王子の女性関係をめぐるいざこざだったとか?
女性の美しさをめぐる争いとはこの時代から始まっていたと思うと、興味深いものがありますね。
(それに答えて相槌モードに)
- 195 名前:ビリー・カーン ◆HATEFc.kUA :04/09/11 01:31
- >>191
あァ、にィちゃんにィちゃん、俺ァよ、ナニがどうなってンのか
サッパリだぜ。
アレか?
全員でアバレ回って、最後に舞台に立ってたオンナが優勝なのか?
- 196 名前:アイビス・ダグラス@プロジェクトTD制服 ◆IBISu6AG36 :04/09/11 01:31
- …結局、風船は膨らまして…使ってみた。
「…うわ、揺れる揺れる♪」
何喜んでるんだろ、あたし orz
と、ともかく、これで行こう!
(胸が不自然に膨らんでいる)
でも、胸はともかく…アピールするネタがないなあ。
あ、そうだ、第二の策…
これを読めばネタになる、か、どれどれ…
イルイ。…聞こえているか、イルイ……。
返事は、しなくていい……ただ、聞いていてくれればいい。
ねえ、イルイ。…あたしたちは、この一年、一体何をして来たんだ? あたし達の一年間は一体何だったんだ? …まだ何も答えなんか出てないじゃない。
覚えている? あの時、スレイたちが襲ってきた最中、初めて出逢ったあたし達は、上の連中に無理矢理戦争を押し付けられて、何も分からないまま、地球を守る戦いに放り出された。
あたしは無我夢中で闘った!
でも終わってみれば周りの連中はそ知らぬ振りで、後の事しか考えちゃいない。でもそれで、あたし達の一年が終わってしまっていい訳がない…!
確かにあたしは戦争に勝った。でもそれは全て、あなたがいてくれたからなんだ。…そうだよ…あたしとあなたとで戦って来た勝利じゃない。だから、これからも一緒でなくちゃ、意味が無くなるんだ…!
ねえ、イルイ。…決戦の朝、あたしは言ったよね。優勝したら、あなたに聞いて欲しいことがあるって。
あたしは、操縦する事しか出来ない不器用な女だから…こんな風にしか言えない。
あたしは、あなたが…あなたが……、あなたが、好きだッ! あなたが欲しいいいぃぃぃっ!
イルゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥイッッッッッッッ!!!
…何考えてんのよツグミのバカァァァァ!!!!!
- 197 名前:sage:sage
- sage
- 198 名前:名無しファーザー@自宅:04/09/11 01:35
- (乱入ですらなき一コマ)
――――最強キャラでミスコン突撃じゃよ、名無しスキー?
「は…?いや、なんだその幼稚極まる犯罪者以下な発想は」
自己の欲望をトレース・オンした愉快痛怪キャラが因果地平を揺るがす無敵パワーを駆使して強敵粉砕。
ナオンというナオンを強制フラグで惚れさせた挙句ハーレム固有結界「タイプ:菊地庭園」発生にて死角無し。
わし率いるわし評議会で24時間に及ぶ会議の元、そんな最高の策が捻出可決された。
【満場一致までの間、実に2秒】
「お前な…そもそも夏とかとっくに終わったんだぞ。
というか犯罪行為殴り殺してでも―――う、お前、さっき一体何を仕込ん(パタッ」
(クロロホルムはママの味、トンカツ編)
フホホ、流石正統派の麻酔は威力がちがいますな。
屁のツッパリは要らんですよ。
どうせ最強なんてものはナンバーワンでオンリーワンじゃしにゃー。
わしを持ち上げない男キャラなんぞ無用の長物じゃぜ?
ペタッ
『エターナル全方位無敵大将軍 ヨン様カッコイイ佐衛門ゴッドキングツヴァイ』
・エターナル銀河にあるエターナル大星雲のエターナル銀座横町のエターナルトキワ荘。
そんな矢沢栄吉がうらやむほど凄い豪邸に住む全方位無敵大将軍こそがヨン様(以下略)である。
その地位は将軍様以上大統領以上であり、ルー・テーズも蝶野も畏まる(と京極堂は馬鹿にするように答えたそうな
趣味は蝶全方位カッコイイ射撃であり、地球の100倍強い熊3兆頭を一秒間で瞬殺した。
この時のポーズは蝶ヨン様カッコイイポーズと呼ばれ、これ以降2億年ほどSPA!でコーナーが作られた過去がある。
(企画を持ち込んだのは大将軍本人らしい、と石原都知事が溜息混じりに漏らしていた。ロイター発)
特技はウクレレ。これで太陽系を殴り壊した事もある。その際全宇宙の神が怒ってやってきたが
ヨン様(略)の全方位オーラにより男は10秒で即死、女は全て一目ぼれした。
【色々とやり過ぎて反省している、だが私は謝らない】
主題歌:エターナル全方位無敵大将軍 哀・嵐戦士
(ベベン)
よおお おまちどう
エターナルで 全方位を可及的速やかに凌駕する その名も全方位無敵大将軍
指先一つでダウンなやつらが 荒野を走る死神の列 (図ったなシャア)
ムエタイも ロシア人も その間実に2秒 (気の毒すぎてとても突っ込めない)
俺が正義だ ジャスピオン ズババンズババン 結晶だ
とうぜんルックスもイケメンだ 見ているマリア様もイチコロさ
「マリア様、貴様見ているなっっ!」
DIO様が相手でも無敵だぜ 全方位大将軍
時を止めても 知らないというだけで 無視して動いた事もある(実話)
けど 飛行機だけはカンベンな
ところで ゴッドとキングってなんだ 食えるのか?
いや分かってるねん 分かってるねんで?
- 199 名前:名無しファーザー改めエターナル(以下略)@会場前、というか外:04/09/11 01:36
- >>198続き
ペタッ ペタッ
ふむう。
独創的な突起物一つとっても無敵さと刹那さと心強さが漂うわしの全方位無敵っぷり。
こりゃ会場に集うナオン達のハートをサーチアンドデストロイしたも当然だにゃー。
これだからヨン様カッコイイ佐衛門は辛いぜ。(破壊?)
ほれ、この男坂溢れるロードを超えればもう少しで会場ですぞ?
- 200 名前:アリス・スローン@観客席 ◆ALiCE.s7Ec :04/09/11 01:42
- >>196
「そう、その通りだ」
(相手が乗ってきたので益々拍車がかかる)
「――3人の女神は、不和の女神エリスの投げ入れたリンゴを巡り誰がもっとも――っ!?」
(>>190猫っぽ)
な、なんだ…今何か悪寒が走ったんだが――
「――ミスター・ブルース。今、何か変なモノが居なかったか?」
(ペルシャ猫を思わせる鋭い目つきで周囲を見まわす)
「……ん?」
(>>196)
「あたしは、あなたが…あなたが……、あなたが、好きだッ! あなたが欲しいいいぃぃぃっ!」
ここにも同性愛か(辟易とした表情)
まったく、神崎といいどっかの学園といい――ん?
>(胸が不自然に膨らんでいる)
「……ぷっ」(思わず噴出す)
「見てみろ、ミスター・ブルース。涙ぐましいヤツも居るもんだな。
あーっはっはっはっは!」
- 201 名前:ベルギム・E・O ◆E.Ocy4waNk :04/09/11 01:42
- 派手な芸が多くていいですね。ベルギム・E・Oはとても楽しいです。
時々妙な気配(>>185、>>190)を感じますがまあいいでしょう。
>>197
ウッハッハー!マキシマム・GOOD!私も一緒に回りたい。
(やたら気に入ったらしい)
- 202 名前:ドロレス ◆LinksqNm82 :04/09/11 01:46
- 「さあ、女ドロレスの心意気見せてやるわよ!」
ぱっと滑走路に銀色の花吹雪が舞う。
基地の倉庫から失敬してきたチャフである。
陽光を反射してきらきらと輝く中を、二機のオービタルフレームが軽やかに飛翔。
そう、二機である。
「頑張りましょうね、ラプターさん!」
「ぴ−」
ぶつけたか何かで、頭部パーツがちょっと歪んだラプターが「任せとけ!」と言わんばかりに胸を叩く。
やる気は充分らしい。
音楽が流れ出して演技開始。
今回はちゃんとスタッフに申告してある。
音楽は会場の音響スタッフが流しているし、滑走路脇には客席まで用意してある。
全開は後で結構大変で、おじさまに怒られてしまったし。
ドロレスがラプターさんに向かって手を差し伸べる。
ラプターさんはドロレスの背後に立ち、左腕で軽くウエストを抱きながら、もう片方の腕をつなぐ。
しかし、女役のドロレスが股間にご立派なコクピットがついてるのに対し、
男役のラプターさんの方が無人機故に股間のコクピットがないのは如何なモノか。
真剣な表情で見つめ合い――どっちも表情無いけど、立ち居振る舞いからそんな感じだと察しろ――演技開始、静かに滑り始める。
リズムを的確に拾い、鮮やかなステップワーク。
滑走のスピードが上がる。
ランディングギアのエッジが滑走路を削る音と共に、両機が宙に浮き空中でくるくると回転。
全く同じタイミングと回転速度。ばっちり息が合っている。
次いでドロレスのビールマンスピン。
脚を後ろ向きに頭の上にあげ、ランディングギアのエッジを伸ばした両手で持ちながら高速で回転。
反り返る姿勢なので股間のコクピットが思いっきり強調される。
いい、何も言うな。黙れ。
半身のように息の合った演技でバックスケーティングをしてきた二人(?)が、
右足のアウトサイド・エッジでジャンプ。
踏切で体重のかかったエッジが鋭い音をたてて滑走路を削り、二人の身体が宙を舞う。
高さもスピードも申し分のないジャンプ。
三回転の後、もう一度後ろ向きにアウトサイド・エッジで着氷――もとい着地した二人は、
その勢いを利用して2度目のジャンプを行った。
片足を後方に伸ばしたキャメルスピンからヒップリフト。
細やかなエッジワークでサーキュラーステップシークエンスを滑っていたのが一転、
放り投げたり振り回したりの大技が続く。
ツイストリフト、オーバーヘッドリフト、スロウジャンプ。
ラプターさんのパートナーを守るような、やわらかいホールドが演技をまろやかにする。
ラプターさんは上半身チューブ状の鶏ガラボディで、
見た目のシルエット的にはドロレスより圧倒的に貧相だが気にしたら負けだ。
最後は死と再生を意味するデス・スパイラル。
ラプターさんが伸ばした手の先で、上半身を倒してラプターのまわりをドロレスが高速で回転。
- 203 名前:フォルテ・シュトーレン ◆GA.kfZG5TQ :04/09/11 01:49
- >>202
〜〜会場から南東に2km地点にて〜〜
ターゲット確認。 電映クロスゲージオープン。
…ロックオン完了。 ミサイル発射カウントダウン開始―――
10―― 9―― 8――
さぁて……
ドロレスとかいったっけ。 あんたに恨みはないがこれも先立つもののためだ。
悪いが、消えてもらうよ。
――2 ――1 ――0
全弾発射(ファイア)ぁぁぁ!!
(ドロレスに向けて板○サーカス風ホーミングミサイルを発射)
- 204 名前:クルツ・ウェーバー ◆URUZ6oKCII :04/09/11 01:50
- ――おわぉ。
しっかしまたみんなやることが派手だねえ―――(汗
>>195 バンダナの兄さん
………ちょいちょい。
その反応見るに―――――お兄さん、初めてだね? でなきゃモグリか(笑
ああ、ちなみに今はフリー・パフォーマンス時間だから。
ちなみに今大会の詳しい段取りなんかは――
(ミスコンのパンフを見せる。ちなみに内容は下記のリンクのとおり)
http://www.appletea.to/~charaneta/test/read.cgi/ikkoku/1087923355/186-195
―――と、ここに書いてあるとおりだから。
大会本部にお問い合わせがあるならそちらの番号まで。
……じゃ、楽しもうぜ!?
- 205 名前:ドロレス ◆LinksqNm82 :04/09/11 01:50
- ドロレスは本来、マス・コントロールシステムで大量の無人機を統制することが目的の指揮官機だ。
そのため、センサー系統も相応に高性能である。
ミサイルの存在そのものは放たれた瞬間どころか、
ロックオンするための照準波を向けられた段階で察知している。
しかし演技は決して止めない。
例えどんなトラブルがおきようと、ちゃんと最後までやり通す。
すっ転ぼうとトチろうと、曲は流れ続けるのだ。
「あ、失敗しちゃった。もう一度最初から」は素人のやること。
むしろアドリブで流れを微調整して、トラブルをプログラムの一種だと思わせる様にリカバリーする。
そう、それがプロの演技者というもの。別にプロじゃないけど。
そもそも、こういうイベントでライバルが妨害工作を行うのは当たり前のことだ。
さっき読んだ少女漫画もそうだったし。
――わたくし、こんな事じゃくじけないわ! いいえ、むしろ主人公みたいでいい気分。うふふ。
回転しながら飛来するミサイル群を複数同時ロックオン。
しかし迎撃はしない。
あの位置では破片が観客席に落ちかねない。
もっと至近、滑走路上まで引きつけてからでないと。
――まだだめ。もうちょっと、もうちょっと……今!
ぴたりと回転が止まる。
ぐっと溜め込むように胸前で両腕を交差。
観客の声に応えるように勢いよく両腕を開くと、
指先から放たれたネイルレーザーが流麗なラインを描いて的確に一つずつ、飛来する全てのミサイルを撃墜。
一連の流れに不自然さはなく、最初からそういう演出だったかのように、
ドロレスとラプターさんの周辺で鮮やかなグリーンの光条と爆炎が乱舞する。
まるでイルミネーションと、タイミング良く打ち上げられた花火のよう。
「あらら、ちょうど花火みたい。これなら自前で用意した分は使わなくて良いですわ」
- 206 名前:I・C・ブルース@観客席 ◆JJ9SXfOz0Q :04/09/11 01:51
- …ミス・ダグラス、どうも一杯食わされたのか?
>>200 スローン卿
(突然話が止まったので少し驚いた顔をする)
?スローン卿、なにか・・・は?変なもの?
と言うと・・・いえ、正直どこを見てもなんというか…変なものばかりが目につきます。
なにか不逞の輩でも目にされたのですか?
>(胸が不自然に膨らんでいる)
恐らく、あれもパフォーマンス…なのでしょう。
確かに彼女にはその手のことにまつわる話が色々…いえ、失礼。なんでもありません。
- 207 名前:死刑台のエレベーター ◆LinksqNm82 :04/09/11 01:53
- その頃、ジェイムズ・リンクス氏(49歳、運送業)は――
「ぜー、ぜー、うじゃうじゃ出てきやがって……ぬおおぉッツ!? また来やがった! こっちは一人なんだぞ。手加減しやがれぇ−−!」
ドロレスが失敬した多数のチャフ及びミサイルに対しての責任を問われ、
黒服アラストル軍団に追いかけ回されていたという。合掌。
- 208 名前:アズラエル@ボン太君着用 ◆Z3azraelx2 :04/09/11 01:54
- 近くにいた名無し(>>149)の為に風船を用意しながら、あちこちに目をやる事は忘れない。
エンジェル隊の面々が参加者の一人と話をしていたり、
参加者の一人が銃を出そうとしていたり、
埴輪や鎧武者、護摩壇などが観客席に現れていたり、
青年が一人、参加者に吹き飛ばされたり、
挙句の果てにはギース・コネクションの大物、ビリー・カーンが審査員席に居たりと
もはや一刻館らしく何でも有りの混沌地帯と化している中、私はそれでも必死に職務を遂行しようとしていた。
しかし、そこに報告が届いた。
「ふもふもふも!ふもっふ、もふふも!(隊長大変です!不審者が、妙な歌を歌いながら会場の前に!)」
……そう、来るべきものが来たのだ。私と部下がここに居る理由。不審者から参加者と観客を守る事。
「ふもっふ!ふもふもっふ!もふふもっふ!(行くぞ!A班はここに残留!B班は私に付いてこい!)」
私と共にボン太君きぐるみを纏った部下達が動き始める。
- 209 名前:ウィングコンボイ ◆4WINGC1sfA :04/09/11 01:54
- やあ諸君。私はサイバトロン総司令官、グランドコンボイ――もといウィングコンボイだ。
今日もここで「レース」が行われていると聞いたので来たのだが……。
どうやら私の知っているレースとは違うようだな。
もしカーレースなら、
「私が最後の障壁だ!」
とことごとく妨害してみせようと思っていたのだが……うむ。
>>203
……む。ミサイルだと!?
なるほど……これもアピールの一環と言うことか。
ならば私も協力しよう。行くぞ……必殺の全方位射撃……
メテオストーム!!
私が放つ無数の閃光が、ミサイルを貫通し華と散らす。
空を彩る無数の爆光……。
そう、私もキッカーに聞いて知っている。
これが地球の花火と言うものだ!!
さあ、彩りは出来たぞ諸君!
大いに振るい、その力と技を見せつけてくれ!!
ところでキッカー、ミスコンとは何を競うのだ?
- 210 名前:フォルテ・シュトーレン ◆GA.kfZG5TQ :04/09/11 01:58
- 〜〜ステージ裏手にて〜〜
(ドラグノフのドラ●もんを手にして登場。)
(↑自主規制)
>>205
>>209
くっそ〜〜。まさかあれだけのミサイルを全部たたき落としやがるとは……
まあいい。
あいつがダメなら今度は他のやつを―――
へへへ……
手頃そうなターゲットがぞろぞろいるねぇ。
これからステージから退場するハメになるとも知らずに可哀相に―――
(ジャカコッ)
さて。
ターゲットはよりどりみどりだけど……
ま、適当に決めるか。
だ・れ・に・し・よ・う・か・な っと。
(アリスを照準の中央にポイント。)
よぅし、あいつ(>>135)にしよう。
あンたに恨みはないが、これも仕事なんでね。
この宇宙怪獣もイチコロの超強力麻酔弾で大会終了までおネンネしてもらうよ!!
(アリスを麻酔銃で狙撃)
- 211 名前:アリス・L・マルヴィン ◆/901/mQF5Y :04/09/11 01:59
- 会場の反応を見てみる。‥‥どうやら鉄板を真っ二つにする程度ではインパクトが足りないらしい。
新たなパフォーマンスを考えていると、首の後ろがムズムズする。
たいていの場合、よくないことが起こる前兆だ。とっさに周りを見回すと‥‥居た、>>210狙撃手だ!
「クッ!」
アリスはなんとか狙撃を回避しようとするが、相手はすでに引き金を引こうとしている。
気づいた伍長が行動を起こしているが銃弾の方が早い。
(間に合わないッ!?)
その時、アリスは(麻酔弾だとは知らずに)死を覚悟した。
- 212 名前:ベルギム・E・O ◆E.Ocy4waNk :04/09/11 02:01
- >>203 >>209
おや?今度は花火大会ですか。いいですね。
私も参加しましょう。ダリアー!!
ダリア「ケケケケケー!・・・ディオガ・リュウスドン!!」
(ベルギムの口から超特大の怨霊のかたまりが爆裂!)
ミサイルだかなんだか知りませんが、私も負けてはいません。
さあ、次に出てくるのはどんな芸ですか?
- 213 名前:アリス・スローン@観客席 ◆ALiCE.s7Ec :04/09/11 02:03
- >>206
「いや……何か悪寒というか」
何ていえばいいんだ?
生存権に関わる重大な何かが通り過ぎた気がしたんだが――
「ま、まあいい。
それより、あっちの方だが。あれがパフォーマンスか?」
(>>196のアイビスの姿をもう一度見る)
「あれは、どー見ても――」
(メテオストームやらミサイルやらその他色々)
「ミスター・ブルース。どっか安全な場所に移動しないか?
かなり切実にその必要性を感じるんだが」
- 214 名前:ビリー・カーン ◆HATEFc.kUA :04/09/11 02:04
- >>204
バカにすんじゃねェ、要項っくらい目ェ通してる(させられた)ぜ!
っていうかよ、ミスコンだろ?
おイロケはァ〜!?
ナンかレニー・ハーリンが監督した映画みてェな絵ヅラになってンじゃねェか!!
- 215 名前:小野阪 千彰+α ◆helpsmrWDM :04/09/11 02:06
- 「ふぅ……」
あら、楓音さん。服は見つかったんですか?
「一応ね。恵の変装セットの中にあったわ。木を隠すなら森の中とでも思ったのかしらね」
水着審査はどうします?
「さっき拓海くんが持ってきてくれたもう一着の水着で何とかするつもり。
……で、ここの後片付けも依頼に入ってるの?」
ええ、入ってますよ。
「もう、勘弁してよ……」
- 216 名前:デビルサターン6@会場上空らしき場所:04/09/11 02:06
- <i>デビルサターン6って知ってるかい?
昔今も惑星クロノスでイキに暴れまわっているって言うぜ。
今も世ン中荒れ放題、ボヤボヤしてると後ろからうっへりだ。
どっちもどっちも…どっちもどっちも!!<i>
そう―――何時だって馬鹿は来る。
というか来ちゃった。またしても。
下水を伝ってマンホールから、
運送トラックの中から、
コンテナから、
ダンボールから、
重機に紛れてユンボの影から、
そして今、貨物に紛れ輸送用ジャンボから飛び降りて。
痛みを知らないようで知ってる機械の体。
盛り沢山のお宝(ミスコン参加者)を攫って売却、デビルサターンがやらねば誰がやる。
そんなわけで、
「ほな六身合体−−−−−−−!やでぇ」
一度やってみたかった―――そんな数年来の密やかな願望を胸に。
30秒は掛かる変形をたっぷり、コーラを飲んだらゲップが出る位のゲップぶりで
濃厚な六身合体ついに完了。
だがこの後僅か数秒の出番ではない。ついでに言うと光の速さで歩かない。
六身合体なのに。
眼下に広がるのはコロシアムの如き威容のイベントホール。
ミスコン会場の襲撃―――彼ら宇宙の荒くれ、ギャンドラーの狙いはそれだった。
何せ各組織のVIPにレアもののOF、更には特別に賞金も掛けられている
オリジナルヴァーチャロイドまで参加しているというのだ。
これは営利誘拐をしなければ損であろう、と考える奴がいたのは当然ともいえた。
流石でびるさたーんしっくすはちがう。
ミスコン襲撃なんて、がっくやぶりの100ばいやばいぜ。
「ウェッヘッヘッヘ…流石にあいつらも上から来るぞ気をつけろ、とは思わんやろうなぁ」
これまでの隠密行動はこの瞬間への布石。
軍事衛星に補足され、増援の到着までの僅かなタイムラグを付いた今回の悪巧み作戦。
敷地内の警備は地上部隊を中心とした(当然といえば当然だが)歩兵戦力。
ミスリルとてアマルガムとて、上空での急襲は想定外であろう。
ギャンドラーのコンピュータで算出された時間、占めて30秒。
30秒。
30秒だ。
30秒あればいい。
それだけあれば――――イナフだ。
「そして仕上げをごろうじろ…とのう?
今回はこれだけで終わりちゃうで、むしろこれからが真骨頂や!」
ああ、何ということだろう!
突如デビルサターン6の体が、高速回転をしながら落下を始めたぞ!
いや、これは唯の落下ではない。
ベアークローだ、手にはベアークローが付いている!
説明しよう!
両腕のNO3、NO4のベアクロー2つで100×2の200万パワー
両足のNO5、NO6の無理矢理つけたブースター で200×2の400万パワー
下半身のNO2のド根性で400×3の1200万パワー
そこに上半身のNO1の閃きを足し、バイカンフーと同じ超人強度1200万パワー!
頭の本人は何もしてないけど1200万パワー!
「言わんでええ事をバラさんでええっちゅうんじゃアホ!」
その速さ実に当社比1.5倍!
正に神速。正に一本の光の矢!
これならユニクロンだって貫通してみせるぜ。けどバッファローマンだけは勘弁な。
ともかく、この高速突撃で防衛網を突破して会場に吶喊する。
その後は正にショータイムだ。どさくさに紛れて攫い放題。
「待てぃ!」と何時出てくるあのアフォが出てこなければイナフだ。
日本語が間違っているがイナフだ、間違いない。
- 217 名前:ウォルコット・O・ヒューイ(M):04/09/11 02:06
- >>177
おお……これはみなさん、ご苦労様です。
お茶も持ってきましたから、どうぞ御自由に。
それにしても、これは随分おいしそうですなぁ……。
……誰も見てないようですし、ここはこのうぃろうを一口……。
おお、これはなかなかでちゅな……でちゅ?
(子供になりました)
>>209
わー!(パチパチ)
いけー! ぐらんどくろーす!
- 218 名前:ジュヌヴィエーヴ・デュドネ:04/09/11 02:07
急に全照明が落とされ、イベントホール中がざわめく中、ジュヌヴィエーヴは舞台の袖から
姿を現した。
闇はヴァンパイアにとって障害ではない。靴音を立てず、舞台中央までゆっくりと歩む。
スポットライトが点いた。舞台に立つジュヌヴィエーヴの姿が照らし出される。
着ているのは深い藍色の夜会服だ。大きく開いた胸元には紅い薔薇が一輪。
長い金髪はアップでまとめ、サテンのドレスによく合う清楚さを演出している。
ジュヌヴィエーヴはドレスの裾をつまみ、軽く膝を折って会釈した。古き一族の誇りを以っ
て口を開く。
「私はジュヌヴィエーヴ・サンドリン・ド・リール・デュドネ。まだ血の温かいあなたがた
人間が吸血鬼と呼ぶ、夜に住まう生き物。
今宵はシャンダニャック直系の継嗣たる私から、まごころをこめてこの一曲を――」
どこからともなくピアノとバイオリンの音が流れてくる。
伴奏に合わせて静かに躯を揺すりながら、ジュヌヴィエーヴは歌い出した。
青春のグラスは砕けた。
春の光あせて、
すえたワインだけが残される。
『接吻(デア・クース)』と云う曲だ。二度目の大戦の前、ベルリンで流行っていたらしい。
戦後に当地を訪れた際、とあるバーで、店の内装と同じ位うらぶれた歌手が口ずさんでいた。
知らず知らず、その歌手のような淋しくかすれた声になる。ジュヌヴィエーヴにとっては
容易い芸当だ。己の経てきた歳月を、少し振り返ればいいだけなのだから。
ああ、まなこおとろえ、唇も青ざめた。
テーブルにはもう誰もいない。
ああ、せめてキスを。
冬が来るまえに、もう一度だけ、キスを。
六世紀近い時の重みを乗せて、ジュヌヴィエーヴは最後の調べを歌い終えた。
スポットライトの光が狭まっていく。
ジュヌヴィエーヴは胸の薔薇を取った。そっと口づける。
闇の子(ゲット)を作る為のそれではない。当たり前のキスだ。
光が消える最後の一瞬、ジュヌヴィエーヴは観客席に向かって薔薇を放った。
再び降りて来た暗闇のベールが、薔薇の花の飛んで行く先を覆い隠した(>>190)。
- 219 名前:デビルサターン6@会場上空らしき場所:04/09/11 02:09
- >>209
だが。
<b>突っ込んでくる<b> (デビルサターン6が)
突っ込んでくる (アケボノウイングコンボイの一斉射撃に)
<b>突っ込んでくる<b> (丁度いい具合に)
そう、突っ込んでくる!(まるでお約束のように図らずも)
そこを ガツンされるだ!!
__,,:::========:::,,__
...‐''゙ . ` ´ ´、 ゝ ''‐...
..‐´ ゙ `‐..
/ \
.................;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::´ ヽ.:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.................
.......;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙ .' ヽ ゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;......
;;;;;;゙゙゙゙゙ / ゙: ゙゙゙゙゙;;;;;;
゙゙゙゙゙;;;;;;;;............ ;゙ ゙; .............;;;;;;;;゙゙゙゙゙
゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;;;;;;;;.......;............................. ................................;.......;;;;;;;;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙
゙゙゙゙i;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;l゙゙゙゙゙
ノi|lli; i . .;, 、 .,, ` ; 、 .; ´ ;,il||iγ
/゙||lii|li||,;,.il|i;, ; . ., ,li ' ; .` .; il,.;;.:||i .i| :;il|l||;(゙
`;;i|l|li||lll|||il;i:ii,..,.i||l´i,,.;,.. .il `, ,i|;.,l;;:`ii||iil||il||il||l||i|lii゙ゝ
゙゙´`´゙-;il||||il|||li||i||iiii;ilii;lili;||i;;;,,|i;,:,i|liil||ill|||ilill|||ii||lli゙/`゙
´゙`゙⌒ゞ;iill|||lli|llii:;゙|lii|||||l||ilil||i|llii;|;_゙ι´゚゙´`゙
´゙゙´`゙``´゙`゙´``´゙`゙゙´´
<font size=7 color=#ff0000>>「って何やねんそれはあああああああああああああ!」</font
ああ無情。アーム嬢ではない。
気合150、無駄に魂必中が掛かったような威力溢れるメテオストームが見事に…南無三。
いや、偶然って怖いね。
これは馬鹿の所為で花火が一つ増えたという、それだけのお話。
だから―――怒らないで貰いたい。
怒らないでったら。
(デビルサターン6:退場)
- 220 名前:クルツ・ウェーバー ◆URUZ6oKCII :04/09/11 02:10
- >>211
――なにか心ここにあらずという形で、飛び入りしてくれた軍服のコが目の前を横切る。
うーん、それなりにいい女。声かけちまおっかなー………否、かけようっ!
「あ、お嬢さん……お疲れさん。なかなか渋かったぜ?
そう、この大会終わったら俺と――――――……!?」
>>210
・・・・・・・そこまで言ったところで。
俺の狙撃手としてのカンが、この目の前の女性を狙う殺気を感じ取った。
「伏せろ!」
とっさに目の前の女性を押し倒し、隠し持っていた携帯型ライフルを抜く。
そして即座に照準―――スコープを覗く暇もなかったので、完全に殺気頼りのカン狙いではあるが――、発砲。
この喧騒で誰も気づいていないが、狙撃は確かに成功した、その感覚はあった。
見ちゃいないが、これもスナイパーのカンってやつだ。
「……危なかったな。大丈夫かい?」
白馬の王子様的スマイルを浮かべつつ、俺は彼女に手を差し伸べ、助け起こした。
- 221 名前:蘭花・フランボワーズ ◆GA.kfZG5TQ :04/09/11 02:13
- え〜〜 水着ぃ、水着ぃ、水着はいらんか〜〜
ついつい水着を用意するのを忘れてしまったアナタ!!
そんなおっちょこちょいなあなたに朗報だよ〜!!
何と! 今なら水着を大バゲーン!
特別出血大サービスで、何と!!
今回に限って水着をタダで進呈しちゃうよ!!
スク水からちょ〜きょーあくなビキニまで何でも揃ってるから遠慮なく着ていってね〜。
(ただし着用したらきっかり5分で消滅しちゃうロストテクノロジーの水着だけどね、キシシシ。)
(何も知らずにこれを着ていったが最後、一番いいところで大恥をかくことになっちゃうんだから!)
(控え室にサイズ、スタイルともに様々な水着を置いていきました。)
(ただし、着用してから5分が経過するとその水着は消滅します。)
- 222 名前:I・C・ブルース@観客席 ◆JJ9SXfOz0Q :04/09/11 02:13
- だんだんミスコンというより軍隊の演習場にでも迷い込んでしまったかの呈を奏してきたぞ。
>>213 スローン卿
私は荒事にはそれなりに慣れているのでさほどでもないですが…
女性がいるとなると話は別です。確かにこの場合は離れたほうがいい。
・・・しかし、もはや人の波で出入り口がどこなのかもわからない熱狂振りだ。
- 223 名前:セネス=CTN=クロフォード@黒スーツ ◆iCENESsApo :04/09/11 02:14
- スリを警察に引き渡した私は、控え室に戻ってきた。するとそこには二人の少女…と
一匹の動物?がいて、お菓子をご馳走してくれるという。
「…ほう」
私も甘いものは嫌いではない。丁度小腹も空いたところだった。
「丁度いい。では私もいただかせてもらうとしよう」
どうやらケーキと甘栗とうぃろうがあるようだ。私は甘栗を食べようとしたのだが…。
…ぞくり。
「…!?」
手に取ろうとした瞬間、何やら得体の知れない怖気に襲われた。そう、これはいつも
戦場で味わっていた感覚。危険信号だ。
(確か以前、真那女史に一服盛られたときも、こういう感覚に襲われたような…)
あのときは気のせいだと流してしまったが、その結果があの幼児化だ。二度も同じ
ことを繰り返すわけにはいかない。何より今はコンテスト中なのだ。
私は何食わぬ顔で甘栗に伸ばした手を引っ込め、丁度近くにあった一口サイズの
チョコレートケーキを手に取った。ぱくり。
「…うむ、美味しい」
飲み込んでからしばらく待ってみたが、体に変調はない。どうやら大丈夫だったよう
だ。
私は安堵しつつ、自販機で買っておいた缶コーヒーの蓋に指をかけた。
- 224 名前:ワタナベぽえみ(M):04/09/11 02:15
- ワタナベぽえみこと小林はパフォーマンスをすべく舞台にたっていた!
「ねぇ、るぱ〜ん、るぱ〜ん(はぁと)」
でもやってる事はさっきと変わらなかった!
あ、でも文字の色を変えるぐらいはしたようだ。さっきのは見にくかったからな。
しかしそのようなぽえみに周囲の視線は冷たかった、そもそも観客のほとんどは野朗、もちろん目当ては可愛い女性
(の水着姿orあられもない姿、そしてポロリ)を目当てにやってきた、伝説とつけたくなるような飢えた狼達である。
それが目の前に現れたのがチンチクリンとはまさにこれ!と言わんばかりの少女。
ボーイッシュというレベルを超えたその存在感がかもし出す雰囲気に思わず
「萌えねえよ」
とつぶやくものがいるほどである!
「ガビーン!(擬音)」
そしてその言葉を(普段は人の話を効かないくせに)小林イヤーで聞いたぽえみはショックをうけた、
おもわず効果音も自分で出してしまった、やはりここはSEに任せるべきだと判っていても。
それぐらいショックが大きかった!
『萌え』
それは男塾でいえば江田島平八、ガンダムで言えばテム・レイの回路といえるほど最近のアニメ、ゲームおいては
特に重要視されている要素である!
これさえあれば例えミエミエで狙いまくりのキャラ&設定で
『いくらなんでもこれにひっかかるほど世のオタクは馬鹿じゃないだろ』
と思ってる人間が
『バーカ!バーカ!お前らみんな人間の屑だ!死んじまえ!!』
等と憤ってしまうぐらい凄まじい威力を誇るものである!
(そんな馬鹿な!)
ぽえみは思った
確かに小林は背も小さいし胸も無いしおまけに頭が悪いときたもんだ!
こりゃ笑うしかないなワッハッハッ!な感じであるがそのかわりに小林は声優だ!
声を演じれば可愛らしいお姫様や妖艶なお姉さん。峯不二子のような悪女にだってなれる!
なのに小林ボイスを聞いた観客が『萌えない』なんて!
いくら小林が未熟とはいっても、演じているんは峯不二子。『萌え』ないはずがないのに!
- 225 名前:アリス・L・マルヴィン ◆/901/mQF5Y :04/09/11 02:16
- 「う、うぅぅん‥‥」
アリスは軽く打った頭を抑えながら、差し出された手に掴まり起き上がる。
そして、手を差し伸べた相手>>220と目が合った。お互いみつめあう男と女。
お互いに手を握ったまま1,2分程見つめ合った後、アリスは口を開いた。
「いい腕をしているな。陸情3課に入ってみるつもりはないか?ちょうど人員が足りないんだ。」
さわやかな笑顔の何かに期待していたような男はガックリと肩を落とした。
- 226 名前:ワタナベぽえみ(M):04/09/11 02:16
- ベンベン、ベベン♪
ショックを受けるぽえみの耳にシャミセンの音色が聞こえる。一体だれがこんな所でシャミセンを?
だがぽえみにはわかった。
「お父ちゃん・・・」
音色が語りかける・・・
娘よ、確かにお前は未熟だ・・・しかし、それゆえに日々の努力を怠らずに精進を続けているじゃないか。
自信を持て、お前の今ある思いをすべてぶちまけてやれ。
例えそれが『萌え』でなくとも、それこそがお前でないと表現できないものなんだ・・・・
わかったよお父ちゃん・・・
ぽえみのボルテージが凄まじい勢いで上がっていく、それが頂点に達したその瞬間ぽえみは叫んだ!
「ク○リンのことかー!!!」
叫びと共に、ぽえみから凄まじい光が放射され、フェロモンでまくりなピンク色の光が辺りを包んだ。
これこそが魔法の光。
さあ、今こそ変身の時!
光の中でぽえみの体が変貌していく。
髪がピンク色に変わり、急速に伸びていく。
洗濯板のような胸が、ドドーン!と大きくなり、上下にぷにぷにと揺れる。
ショートパンツがスカートに変わる。
何処からとも無くコアランダーが現れ背中に装着され、ヴェスバーに変形する。
お尻に可愛い尻尾が生える。
額にアクセサリーが装着され、その中央の宝石部分に『ぽ』の字が浮かび、同時に左手にステッキが出現した。
これがッ!これがッ!魔法少女ぷにぷに☆ぽえみぃだッ!
そいつに触れる事は死を意味する!
小 林 現 象 !()
- 227 名前:ワタナベぽえみ(M):04/09/11 02:17
ウオォォォォォ!!
場が一気に盛り上がる、なにせモノホン魔法少女の生変身である!
前の席では見えた、見えない、いや心の目で見るんだ。等と何のことを言っているのか、わかっちゃいるけど
あえて言わない論議すらおこっていた!
なにせ元気いっぱい!それ以外は?というぽえみから、乳ドーン!尻ボーン!ヴェスバーガキャン!である!
故にもともと美少女が変身した魔法少女よりも、このインパクトは強い!
しかも服装がなかなかにきわどかった!素晴らしい!
会場はいまにも『おっぱいがいっぱい』を歌いださんばかりの熱気に包まれていた!
(やった!やったよお父ちゃん!)
ぽえみ、いやぽえみぃはその反応に感無量となった。
(小林の声でこんなにも多くの人が感動してくれるなんて!小林もついに『萌え』を会得できたッス!)
でもやっぱりどっかズレていた。
「よ〜し、こうなったら小林、今度はいっちょ『燃え』る必殺技ヴォイスを炸裂させて尻小玉をぬいてみせる!」
抜くのはドギモだ。
(この前見たアニメ誌にイカス技の名前を見つけたから覚えておいてよかった!さすが小林!
あれを実際やりながら叫べばメチャメチャ格好良いこと間違いなし!
名前の意味はよくわかなかったけど、そこら辺は小林の想像と演技力でカバーだ!)
「そこのお兄さん!」
ぽえみぃが適当に観客の中から一人を選ぶ。
え?僕?
ヽ_/j_
r`s/-、`r、
(l゚ー,!゚ー' .リ__
,r-―;ヽ  ̄ ノj´: .ト,
l:{ _j (´二´ノ, ― ' イ
己が哀れな犠牲者とも気付かずに、スケベ面をさらしながらぽえみぃの誘いのままに、男がステージにあがった瞬間
- 228 名前:ワタナベぽえみ(M):04/09/11 02:19
「48の小林技のひと〜〜〜つ!!!!」
∧_∧ ∧_∧
=≡.:,;:・∀・ )_ -.=;: ・∀・)
―/´(λ) 三 ( λ:;ミ
=/⌒"/ l ヽ⌒ヽィ =≡⌒'/ ノ i⌒';;;二つ
とノ⌒´ ノヽ、_`ヽ_` 三 ⌒´ 人 `ヽ 彡
=/´⌒^⌒` `ヽ´ 三 ー=⌒^⌒ヽ |
三;: ( ツー-,_ノ 三 ー-、= ノ ノ,.
-≡,,;: ,;: / / / = ヽ、-=;: ヽ \ '彡
-=,:. =;: / / / ー≡;:, 〉 〉 \ 三;:. `ヽ、
二.: .;' / | | ;;;= -'! i i .-=.:;; \ \;;;-
=≡.,; ≡.ノ | | -:;= -=;:', | :;≡ ) ,.=. )-
==;;´ ノ ノ .,;:≡ -:;,= ヽ、ヽ - =.;:.__ノ__ノ
ー=(_(__/ ヽ、_)__) ))
/⌒`つ
⊂( 、Ц,)〉
V ̄VU
∬
∧_∧
( ・∀)っ
/ ⊂ ノ
/ / ,て_) /
(__ノ 彡 /
/// /
//
..::::::::::
\从 / ..;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
| ヽ、ヽ、||
|| | \ \
. || ∧_∧ ノ |
| ||,.-( ・∀)/ ||
|| / ノ ノ
\_二つ,.;:'"⌒ヽ,
/ イ ,イ /
|| ( ⌒ヽ、ノ / / |
||| ヽ、.,_ ヽ( ヽ ||
| //⌒'´..`_,.ノ ヽ._つ |
|| / し( 、ц , )\ \ ||
|| / / V ̄V \ \ ||
ロサ・キネンシス・アン・ブゥトン!!
| || | |
| || | |
| || | |
| ヽ、 | | | |
||\ ヽ ∧_∧ .| |
|| ヽ ( ・∀・)、 ( ヽ、
|| / ,ゝ 〉と ノ
∩ / ⊂二__,.ノi | |
| | ( ⌒ヽ、,.ィ | / i
| ト´ヽ、.,_ ヽ、| / ,ノ
ヽ /⌒'´..`_,.ノ⌒__ノ
< し( 。ц。 ) >
|/ V ̄V \|
|/ V V V
ロサ・キネンシス・アン・ブゥトン(ぽえみぃ命名)を受けボロクズとなった男を下敷きにしたまま、
ポエミィは観客の方向に振り向く。
どうだ!
これが燃え!
これこそが必殺技!
今日の晩御飯はゆでたまごに決まりだ!
『あんたいろいろ間違ってるよ!!』(全員)
「す〜んまそ〜ん」
- 229 名前:F・Y・プラジナー(仮) ◆wwKVR014bc :04/09/11 02:20
- >>36-40
なんでなんでなんでなんでこーなるのよ!
あんな大恥かいちゃって、あたしもうお嫁にいけないよぅ……
って、この際そんなことはどーでもいいんだけど。
それよりも重要かつシンコクなのは、あたしのドジのせいで
お姉さまにまで迷惑かけちゃったこと。
もうダメ、あたし、パパにも合わせる顔がないよ……
「!?」
俯いていじけモードになっていたあたしの肩にそっとかかるお姉さまの手。
やさしい感触。
けどそのやさしさが今は痛い。
だって、お姉さまと一緒に楽しい思い出を作るはずだったのが
あたしのせいで優勝はもー絶望的になっちゃったんだよ?
けどお姉さまったら、いつもみたいに優しくしてくれて……
いや、お姉さまが優しいのはよくわかっているよ?
だからこそ、その優しさに甘えたくはないの。
なのに今のあたしってば…… カッコ悪いよね。
「お姉さま……」
振り返ってお姉さまへ向き直る。
はは、参っちゃったな。 お姉さまってば、いつも通りの大マジモード。
あたしのコト、真剣に心配してくれてるよ。
こーなったらもぅ、いじけてなんてられないよね。 コレ以上お姉さまに心配かけちゃいけないし、
何よりお姉さまの言う通り、勝負はまだついちゃいないんだから!!
「うん、そうだよね。
勝負はまだこれからなのに、諦めちゃいけないよね!!
それに一度始めたことは、最後までやり遂げなくっちゃ!1」
目もとに滲んだ涙を拭うと、あたしは勢いよく立ち上がる。
よーっし、エンジンかかってきた!
あたしたちの大逆襲、みんな見てなさいよ!
うかうかしているヒトも勝ち誇っているヒトもみーんなぶっちぎってやるんだから!
――あ、その前に顔洗ってこなくっちゃね。
- 230 名前:クララ博士 ◆LunCletxNg :04/09/11 02:20
- ……そんなこんなで本番が来たわけだけど……。
他の人の凄いパフォーマンス見ていると、なんだかぼくまで緊張してきた。
こんな人達相手に勝ち目があるの?
そんなぼくの心配とは正反対に、クララちゃんはいつものように紅茶を飲んでいる。
そして、飲み終わった紅茶をマニュピュレーターで万能車椅子に収納すると、ぼくに向かって一礼した。
「では行ってまいります、首領」
「あ……うん。頑張って」
思わずそう返したぼくに満足げな笑みを浮かべると、クララちゃんはしずしずと会場に向かっていく。
何をやるつもりなんだろう……。
……自慢の童話怪人でも呼ぶ?
……それとも、いきなりドッキリの水着姿?
……それともそれともまさか、また会場襲撃!?
ありえる。ありえるよ!
何たって「テレビの悪役」がそのまま出てきたような作戦ばかりしてるのが<UNCRET>だもの。
戦隊ショーみたいに、「この会場は我々<UNCRET>が乗っ取った!」って……。
「止めなきゃ!!」
「お待ち下さい、首領!」
思わず飛び出しかけたぼくを止めたのは猫耳娘……ミーアさん?
なんでここに……って今はそれどころじゃなくて!
「どうして! クララちゃんが会場を滅茶苦茶にしちゃうよ!」
「ご心配は不要です。博士には秘策があります……あれを」
ミーアさんの指差す先。
クララちゃんがそっと車椅子に手を置き、そして立った。
……それだけ。
- 231 名前:堂島コウ ◆19wVAppleA :04/09/11 02:20
- さて、アピールタイムを眺めること暫し。
>>132 >>142
>>167-169 >>171-175
ものすんごく唐突に始まったヒーローショー(×2)。
しかも前者は意味なくスク水。後者はあまりにひどすぎる駄洒落。
(女子高生2名の艶かしいスクール水着はバッチリしっかり堂島コウの網膜に刻み込まれたが)
>>162
ステージ上で炸裂する爆薬。なすがままに吹き飛ぶ見知った顔の女の子。
>>181
ストリップショー。(ここでちょっとドキドキしたのはやはり堂島コウが健全な高校生男児だからである)
>>186
正面からいい感じのブロウを食らい星と化す男性(これがアピール?)
>>196
女から女(と思しき名前)へ、愛の告白。
(なるほど、これは確かにアピールだ。ただし、ごく一部の特殊な趣味の人に向けて)
>>203 >>205
ステージ上空で始まるドッグファイト。気分はもう戦争。
「で、だな。クルツ?」
大概どうにも我慢ができず、コウは相変わらずの超ハイテンションで
饒舌に解説を続ける隣の金髪少年に思わず問うてみた。
「・・・このアピールの、どこをどう採点しろと言うんだ? そちらは」
当然、まともな返答には一切の希望を持つ事無く。
- 232 名前:A・プラジナー(仮)@控え室 ◆wwKVR014bc :04/09/11 02:21
- >>229
あの子は先程の失敗が余程堪えたのでしょうか。
こうして控え室に戻ったあとも俯いて押し黙ったままです。
困りましたね。
私にはこの「みすこん」というものの詳細はよくわかりません。
それに何といっても、あの子が悲しんでいる姿を見ていたくはありませんからね。
ここは一つ、姉らしいことをしてやらなくてはなりませんね。
スチールのロッカーの前で座り込んでいる妹の側に私も腰を降ろします。
そして膝を抱え込んで俯き続けているあの子の肩にそっと手をかけました。
触れた肩ごしに妹の温もりが伝わってきます。
「何をしているのです? 顔をあげなさいフェイ-イェン、いやファイユーブ。
まだ全てが終わったわけではないのでしょう? 途中で諦めるなんてあなたらしくありませんよ。
いつもの元気なあなたはどこに行ってしまったの?」
妹の瞳をまっすぐに見つめながら、そう問いかけます。
こういうときは、励まして勇気づけてやるのが姉たるものの務め。
そうでしたよね、お父さま―――
- 233 名前:クララ博士 ◆LunCletxNg :04/09/11 02:21
- >>230
「……って、それだけ?」
秘策って、あれなの?
派手なパフォーマンスも何もなくて、ただ立つだけ?
そんな……あんなのじゃ勝てる訳がな……。
立った……
ぼくの思考を止めたのは、会場のざわめきだった。
そのざわめきは、次第に大きくなって行く。
立った……
立ったぞ……
クララが……
クララが……!
戸惑うぼくを尻目に、会場の声はしだいに大きくなって行って、そして一つになっていく。
クララが立った!!
「おお! さすがは博士!」
いやあの、感心してないで説明してくださいよミーアさん。
「はっ! 申し訳ありません、首領!
では御説明いたします。
日本人とは、クララが立てば反射的に泣いてしまう民族なのです!」
な、なんだってー!
そんなの、聞いたこともないぞ!?
ぼくの戸惑いは頂点に達してるけど……ミーアさんは淡々と説明をしていく。
「条件反射です、竜太郎様……ではない、首領!
多くのバラエティで繰り返し放送されたあのシーン。
それにより、日本人はあのシーンで泣かないものは非国民と思うようになったのです!」
いや、それはちょっと無茶じゃないかな……。
「ならば首領は、バラエティで泣いている人のうち、
何人があそこまでの経過を知っていると思いますか?
なぜネロはルーベンスの絵の前で死んでいるのかご存知ですか?
なぜラスカルが別れなければならなかったのかご存知ですか?」
い、いやそれは……。
一応知っているけどさ……。
「それは首領が童話作家志望だからです。
普通の凡人は、切り取られたシーンだけを見て、ただ泣いているのです。
そこに経過も理由も必要ありません。
ただシーン! それだけがあればいいのです。
……さすが博士。
童話を熟知した博士ならではの見事な作戦だな……」
そ、そういうもんなの?
なんかイマイチ腑に落ちないけど……。
――でも、いいか。
会場全体からの拍手を受けるクララちゃんを見て、ぼくはそう思った。
だって――クララちゃんが、あんなに楽しそうなんだもの!
(終了)
- 234 名前:名無しファー様改めエターナル(略)@会場前:04/09/11 02:23
- >>208
―――――――。
………。
?
ギャワー
(未知との遭遇、モノリスは無し)
警備員A「ふも、ふもっふ!(おい、そこの不審者!」
ガシッ
っていきなりオンドゥルルギッタンディスカこれはー!?
警察?というかふも、フモって何ディスカ?
こんな混生魔王なキメラ大王十傑集が何故きてるんディスカー?
わしが幾等全方位最強長将軍だからってこの理不尽な試練はないのじゃよー!
もっとこう、ぬるぽですがガッは無しというくらいの温い馴れ合いでなければならないと
思いますがどうディスカ!ナベツネも思いやりの心を持てと言いてえー!
ジタバタ
- 235 名前:アリス・スローン@観客席 ◆ALiCE.s7Ec :04/09/11 02:24
- >>222
「それじゃ、エスコートはお任せしようか」
こんな所に長居してると、身が持ちそうにないな。
――そうだな、このままブルースをホテルにでも誘うのも良いかな。
(等と考えていると)
「――ん? いつの間にこんなに人が…って、うわ!? おいっ! うわーーー!!」
(人ごみに押されてブルースと引き離される。
そのまま流れに飲まれていく博物館卿――そのまま一時退場)
- 236 名前:ミント・ブラマンシュ@控え室 ◆MINTq0w5Z2 :04/09/11 02:34
- >>178
あら?
どなたが置いていったのかは存じませんが、気が利いておりますのね。
丁度小腹も空いていたところですし、私も一ついただかせてもらいますわね。
あーん。
……もふもふ。
このうぃろうと甘栗、中々にいけますわね……
何だか既視感を感じる味と舌触りなのが少々きにかかりますけども……
ま、美味しいからヨシ! 無問題ですわよね♪
係員
『ミントさーん。
そろそろ出番ですからステージの方へおこしくださーい。』
あら、そろそろ出番のようですわね。
では栄光と勝利の待つステージに向かいましょうか。
- 237 名前:アリス・L・マルヴィン ◆/901/mQF5Y :04/09/11 02:34
- ガックリと肩を落とした男をアリスが不思議そうに見ていると、どこからともなく犬がやってきた。
陸情3課の伝令犬、マーキュリー号だ。その犬がつけている筒から伍長は何か書かれている紙を取り出す。
「少尉、大尉からです。「大規模な麻薬取引の情報を得たので踏み込む。早く戻ってこい。」以上です。」
「ふむ、そうか‥‥。私は行かねばならん。ありがとう。貴方に助けられた恩は忘れない。」
アリスはガックリと肩を落としたままの男とギュッと握手をして、伍長と共に会場から出て行った。
(アリス・L・マルヴィン退場)
- 238 名前:sage:sage
- sage
- 239 名前:I・C・ブルース@観客席 ◆JJ9SXfOz0Q :04/09/11 02:34
- >>235 スローン卿
了解しました、スローン卿。
(さっと立ち上がる)
…さて、エスコートを引き受けたはいいが…予想以上に人出がきついな。
まずいぞ、このままだと人の波に飲まれ…
――しまったな。完全に見失ってしまったぞ。
私としたことが…これでは見物どころではないな。やむを得ん、かき分けてでも探し出そう。
しかし、これは骨が折れそうだ――――
(人ごみの中に入ってアリスを探し始める。そのまま退場)
- 240 名前:ミルフィーユ・桜葉 ◆GA.kfZG5TQ :04/09/11 02:37
- http://www.appletea.to/~charaneta/ikkoku/img/1069512742/240.jpg (55KB)
ミルフィーユ
「それではアルバイトで雇ったサクラのみなさん! 出番です!
ミントさんが一番人気があるように見せかけるために
思いっきりばーんってやっちゃってください!!
それでは私のあとに続いてくださいね〜
Yeah! あ しぇきしぇき〜〜 」
ノーマッド
『あの、ミルフィーユさん。
その手に持っているのはもしかして司会の人のマイクじゃありませんか。
会場全体に我々の裏工作が喧伝されてしまってますよ……』
ミルフィーユ
「えぇ〜!?」
- 241 名前:ミント・ブラマンシュ@ステージ ◆MINTq0w5Z2 :04/09/11 02:38
- 今晩は、ミント・ブラマンシュでございます。
また一曲歌わせていただきますわね。
曲は……ギャラクシーBANG☆BANG(裏:某社応援歌Ver)ですわ!
それでは、ミュージックスタート!!
,,.r''";;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ、;;;;;;;;;;;;;iノ;;;;\
/;;;;;;;;;;;;;;;;;;::、;;;;;;;;;;;:--、;;;;;ヽ、;;;;;;ト、;;;;;;;i
,/,,.-‐,.r''"::::::;;`ヽ'";;;;;;;:::::`ヽ;;;;;;;;;| \;;!
[_,,,../:::::::::;;;:-'''`::'""'''ヽ、::::::\;;;;| ||ヾ、
-,='"/::::::::::::'"::;::;::::::::::::::::::::::ヾ:::::::ヽ;|. ム ヽ
,,.-‐'''"7:::::::::::/::::/:://::::::::::::::::::::::::i::';:::::::';\
_,,.-''" /;':::::::://;;/'''ナト、/:::::::i::i:::|:::::i:::!::::::::ト、:`、
ヾ、,, __,,,"!::/!:/レ レ-=-、ハレ|::/レ''`ソト、!::!::::::::! \
`''''''''"レL、:::|/:|::!. '"l;;;;;;ソ '" ァ;;;'ヽ"レ|::::::::| \
`'`'''レ'n'、`~''''' l;;;;;ソ '/ノ!:::::/i、. `ヽ、 ♪ GA ドキドキ 株価が ばーん
,,! | \ ,,,,_ ``~ /'",レ::/ハレ`''ー-、、、、-` GA あたふた 株主 がーん
_,,.-‐`!_|'",,.`ヽ、 `ー'' _,,..-''",/-,'、 .__
ゝ .,.r'" `ヽr'三三i ,,,,_ '、|_| .|'''"": : : : i なーんでどうして? ピンチ!
7ヽ,'" ,.r''" |三三;;|、,, ./''" i`''i; : ;-''"レ''" しゃーれになんない(どきどき)
! ヽ、/ く r',,,,\`、`ヽ/、,!,/`ヽ ゝ;,;.-''": : :
\ `\,,,,,r''''ー-、ヽ i、/| i ヽ ヽ/i: : : : : : : : トラブル光線 ぶるぶる
ゝ、 `ト--、```''ー、' !|,,/ヽ-、,r''''"\ : : : : : : 株主大騒ぎ(あたふた おっけー)
./:./`i'ー''''"ヽ`''"、ニ三,` .!、,,,___!r''⌒`ヽ; : : : : :
/ : : `L、i,_,,i、,,,ノ`;;;;;|.r‐、| ノ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;!-、、;,;_
.7`'''ー-,Lヽ, /;;;;;;;;;;;;!'| |'`'''`''ー─----─''": : : : :
__,/;,;,;,:.:r''" '、_ ゝ::;;;;;;;ノ | |ヽ、,/く; ;``ヽ、、: : : : : : : : :
(ドクン)
- 242 名前:ミント・ブラマンシュ@巨大化 ◆MINTq0w5Z2 :04/09/11 02:39
- </b><font color=royalblue>(>> で食べたうぃろうの効果でムクムクムクっと巨大化)
/´ ̄``ー-- ..,,,,__
/ ,' ,.ィ7 `` 、
, ' i / / ヽ
,. ' ,. -----ヽ / ,. --‐‐‐ ‐ ヽ
/ ,. '" / ,. ----- 、 \
___/./ / ,ノ---- ., `ヽ、 ヽ
r_'´ 7/ .l ,.- 、i〔__,. -‐‐‐‐`` \ 、i
レ' /´ 7 、 、 、ヽ ヽ \
/ ,'/ ヽ、\ __ヽヽ ヽヽ!` 、
/ l' , .l i ヽi´ヽjヽ iト ヽ ', ` 、
___ ,,.-‐' / l iィ´i~ヽ ヽ l i l,.ィ`ヽレi ', ` 、__
// /il i/l. ゝ,.--、\ヽ,ノ ´ir';;;;;;i 〉| iト、 /
/,.イ /i ilヽ l.、/iしi;;;;| └─' ! ! i iリ`ー── ''"
イ// , ' i l ヽレi{ ヽ;;ツ ` _ 、 / i リ ♪無茶したって 平気 空売りしちゃって(ついつい)
∠ / .// ./ iヽiト、tヽ く´ | /レ⌒)) お祭り気分で 後は神様に祈りましょ(ぱんぱん)
`ー-.il‐.l /l il l ヽ,_ゝ-ゝ.., ヽ l /、 `ー'ノッ- 、
リ |i ヽ! ` i ゝ / ` ー-- - '' -' ノ '/ | ___ ヽ
i´,/1~´``ヽ__ゝゝ-|__,.-'__,.' -ァ‐''´ /7 ー.、
/⌒ヽー`く´ ̄ ,.--(_)ー.、 ./ 7´レ' / i ヽ
r‐〈 l \ ヽ/ / \`ー`ゝ'1ノ´~~〈 / i
i ヽ r─ 'へ ヽ / i__|- \,/ il 、 ヽ,/ ,.ィ
.〉、 l --、l´ l-.| / ヽ ./ ´ ̄ ノ
\ -'| il |, | ,' i/、___,-'´
 ̄/ lヽ ,.|-.|-.,__ | l
l i }イ,.-|-.|‐‐--| ,'
l l_/ヽ__ゝ`ー〈,-, ,' /
! ,. -ァ'´ー-‐く´\___~`ヽ /
,-、 レ' /, そ-ア´ ヽ/
/ \ ゝ{ ,.-─-.、__ー-、´ --- 、ノ ヽ
r──' -- ..,,`_ 、 }ト、___,. --'‐‐‐‐-.、__ノ r‐、/´~7--- -- ...,,_
| `>i イ^ー、__ ノi^ト、 /ヽ'"i /´ー'´~``ー-、 ``ヽ
', ,. '" /`t / _ノヽ| .| レ' ,.-ァ_ノ ', ヽ `ー-、 /
', ,. '" / i ``i|\__l_,j_/ ! l ゙、.゙、 \ `ヽ、
/ / .i l i l ', ',. \ 〉
ヽ / ! i| l l i. ', ヽ , '
ヽ , ' l,.-‐‐ -i|-、 l |-‐‐‐‐- 、l ', ヽ/
ヽ , ' l l| ヽ, ノ' l ', ヽ
ヽ ,.'___ l l iー ', i .l ', 〉
ヽ _ゝ、 .l l ,' i i i /
`ヽ、l l l i-ァ.,_ ,' i /
(ドクン)</font></b>
- 243 名前:アズラエル@ボン太君着用 ◆Z3azraelx2 :04/09/11 02:41
- 部下達が>>234を輸送車へと連行していく。
ジタバタしているが、サイボーグ兵の腕力なら捕まえておく事は容易である。
「ふもっふ(アマルガムのメンバーでしょうか)」
「ふも、ふもっふふもふも、ふもふもっふふも、もっふるふもっふ」
(いや、審査員の中にギース・ハワードの腹心、ビリー・カーンが居たことを考えると
ギースと敵対しているクラウザーやルガール、ビッグの手の者かも知れません)」
興奮ぎみの様子で推測する部下達に私は
「もっふる(後は彼を尋問して、しっかりと背後関係を調べるとしよう)」
こう言い、そして
「ふもっふ(輸送車に乗せろ)」
まだ任務は途中だ。まだ気を抜くわけには行かないのだ。
- 244 名前:Kresnik ◆WEISS0lzjQ :04/09/11 02:41
- >>218
背筋が凍った。
殺意に、凍って、爆ぜた。意識が沸騰する寸前、アタマはヤケに明瞭な視界でステージを
捉えている。
手に納まった薔薇。
丁寧に刺の抜かれたそれを握り潰して、ステージ上に視線を送る。
ソレの背中がステージから消えるまで、ただ。ただ、視線を送って――危うく懐に伸ばし掛
けた手を、ギリギリで押し留めた。
「……ヤベぇ」
殺そうかと思った――隣に座っていた男が眉を潜めた。
ハイハイ、ごめんなさいね、独り言ですよ。
席を立ち、階段を上り、歯軋りいていた事に気付いて入り口の壁を殴りつけた。大分派手な
音を立ててコンクリートが砕けて、慌てて廊下に出る。嘆息する。携帯で連絡を入れようかと
思ったが、どうもそんな気にもなれないらしい。
「誘ってんならいつでも乗ってやるんだけど、なぁ」
――クソが。
呟いて、廊下を踏み締める。
探索に戻ろう。話はソレからだ。
- 245 名前:巨大幼女みんと☆ぶらまんしゅ ◆MINTq0w5Z2 :04/09/11 02:42
- <font color=royalblue>(巨大化した上に>>236で食べた甘栗の効果でお子さま化!)
i~ `i,,,_
i"~ ̄~"─--,,___ ___,,,-───-r"~ .,,-,, ヽ-─"~ ̄ ̄ ̄|
|  ̄\  ̄ .i,_ l,_ ,i ,ノ ~~/ ̄ ̄~~ |
| \ ~i ~ ,i ./ |
| ~i, _,,-─"~~"─-─"~"~~=~-~,`./ |
| `l,-", /´ ̄ヽ、 _,,_ ,へ^ ヽ ヽ、 |
| ///`´`´ゝz> ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ ヽ \ |
| ,/./ /⌒ヽ/ /! l l i l´`´`ヽ \ |
\ // i / /_,/!_/__!,,. l l l l j \.ヽ.|
/ / / / |/_,, ! l ト|、__!ヽ`i ̄´ヽ、 `、\!
/ /j /iレ'" ) i゙ \!\| -ヽ!-ヽ| ! i | ヽ あ、あぅ〜〜〜・・・
/ ,ィi ! }〈{`ーo'゚/ /⌒}ヽ | | ! `、 こ、こわいでちゅ〜〜
ー '"´ リ | !cゞ=-ソ ,;`ーo'゚ | j } | i | ヽ
_l ( ' ' ' ' ' ' ゞ,,,,O,,ハ〉' ! l 人 |
| `ー-‐'`>、 、_ ' ' , ,`゙゙'o/ヽ / /ハ | \ |
/`ー--‐'´//>、__` ̄` ' '_〈 `ー/ノレ ハj \|
! / i /\ `'ー‐--‐フ' }ヽ`ー--〈
(巨大幼女みんと☆ぶらまんしゅ、パフォーマンス途中でリタイア!?)
</font>
- 246 名前:◆WEISS0lzjQ :04/09/11 02:45
- >>244.>>123
フザけている。オスカルは思う。
何がフザけているといえば、何もかもがナメていた。
簡単な仕事の筈だった。簡単な。テロへの警戒が強い国とは云え、一度中に入ってさえしまえば、
それこそアメリカの片田舎で銃を抜くよりも銀行でホールドアップする方がラクな国だ。
ラクな国。ああ、そうだ。そうだとも。
その筈だった。その筈――その筈じゃないか。
美術館から、ヴァチカンに返される直前の聖遺物を強奪する。脅迫のネタ、IRAとの交渉のネタ。
歯噛みする。ガチガチと歯を鳴らす。ガタガタと歯を鳴らす。
数時間前の光景が脳裏から離れない。完全武装した小隊三チームで美術館の裏に回る――飛
び込む/美術館の周囲、ヤケに多い司祭達。目的の品が教会に関連する以上、それはならば必
然なのだろう。
気の毒だが――と。
SMGの引き金に指を掛け、こちらを見て愕然とする神父の一団に銃口を向け、
神父の一団、その全員の両手に、一瞬でハンドガンが握られていた。
マーク・リードもかくやと云うレベルの、それこそ在り得ない反応だった。
顔面のマスクを覆った粘液の正体――隣で突っ込もうとした、マイルズの慣れの果て。その隣、
レオとジョゼフは頭がなかった。ベグは顔面に穴が三つ空いていた。おいおい、好物だからってス
パゲティを同時に三箇所から食べる気か? ――脚が震え、肩が震え、背を向けて駆け出せたの
は幸いだった。銃声は続く。走る。数秒――銃声が止み、全てが終わった事だけは、解った。
解っている事。
逃げなければいけないという事。
美術館の柵を飛び越え、来ていた迷彩服とマスクを剥ぎ取り、幸いにして多国籍なサラボウル状
態の会場(イベントホールか?)に紛れ込む。
ほとぼりを冷ます。冷ま――
意識が、醒めた。
壁に張り付き、ロッカーの陰に身を隠し、身体に血糊は付いてないかを確認する。視線の先、人の
良さそうな司祭が数人――レオとジョゼフの頭を月までフッ飛ばした司祭が二人。くそったれ、なん
だ。なんなんだ。この国は。世界一安全だとか云ってたのは、誰だ。
控え室の一つに身を隠す――ダメだ、連中はこっちを探している。移動しなければ袋のネズミ、明
日のエクスプレスを飾る事もなく、死体はネズミかサカナのエサにされるだけだ。洒落にならない。
考えろ――
重い足で控え室を出ると、人込みに紛れて移動する。あの司祭達の姿はない。逃げ切る。逃げて、
とにかくここを離れる必要がある。
どうすればいい。考えろ。考え――
壁に背を付けた少女の姿を認識し、思考を回転させ、オスカルは結論を出した。掌で十センチのフォ
ールディングを起こし、逆手に握り込み、周囲から人気が失せたのを確認し、少女との距離を確認し、
一瞬で確保出来る距離へと間合いを詰める。
逃げるなら、人質は必要だろう。
簡単で明快で――たった一つの、冴えた結論だ。
- 247 名前:クルツ・ウェーバー ◆URUZ6oKCII :04/09/11 02:45
- >>225
――――い、いや。半ば予想はしてたが………やっぱそっちかい。
かなりガクッと脱力させられたが――そこはめげないクルツくん。
「……あー、陸情3課、ねえ……いや、一応俺もそっちのご同業みたいなもんなんだけど。
それはそうと……<ミスリル>、って知ってる? よければお姐さんこそ俺の職場で一緒に――」
……と、メゲずに再度お誘いをかけようとしたところで。
>>231
「で、だな。クルツ?
かなり疲れたような声が横から飛んできて、アプローチを阻害しやがった。
「・・・このアピールの、どこをどう採点しろと言うんだ? そちらは」
――堂島コウ。俺とベルガーとで引っ張ってきたゲスト評論家2号だ。
そんな風に声をかけられる間に、あの軍服おねーさんが去っていく。ちきしょう・・・・・・・!
けっきょく網中の大鵬を逃がすことになってしまった無粋者の台詞に、俺は不機嫌に返した。
「――考えるな、感じろ」(どーん
―――と。
そこで腕時計に目をやると―――
「ぬぉ、もうこんな時間か!? ホントにこういうとこ来ると時間の感覚なくなるな…」
さて、そろそろ祭りも終盤。当初の予定時間もかなりキている。
そろそろ合図の頃合か。
マイクを片手に、テンションを上げなおして―――
「さぁ、ここまで野放図に<font size=5 color=blue>盛り上がってきた
今回のミスコン! 残念ながら終了時間も押し迫ってまいりましたぁ!
さああと15分!まだここからひと波乱あるのかぁ!? おにーさんは期待してるぞ、お嬢さん方!
ついでにこっちの兄さん(>>214)も言ってるがお色気も大希望!
こーなったら水着もオッケーだ! さあもう少しだ、ガンガン行くぜぇ!?」</font>
- 248 名前:ミント・ブラマンシュ ◆MINTq0w5Z2 :04/09/11 02:46
- >>245
きーーーっ!!
最後の最後にタグミスだなんてぇぇぇぇっっっっっ!!!!!
そういうことですので皆さま、機能していないタグは各自の脳内テキストエディタにて
あぼ〜んしてくださいますよう、お願いいたしますわね(一礼
- 249 名前:セネス=CTN=クロフォード@黒いレオタード ◆iCENESsApo :04/09/11 02:47
- 水着審査。
いわゆるミスコンには付き物のアレである。やはり来たか、という感があった。
(しかし、私に水着を選ぶセンスなんぞないぞ…)
控え室で、頭を抱える。まさか自分の人生において、水着選びで困ることがある
とは思ってもみなかった。
しかし、いつまでもぐずぐずしてはいられない。結局、クローゼットの中に私が
所持しているものと、同じデザインの水着があったので、それを着ることにした。
舞台袖まで、水着の上に上着を羽織って歩く。…これはこれで結構恥ずかしい
ような気もしたが、考えてみると、普段のパイロットスーツの上に、コートを着た
格好で歩いているのと大して変わらないことに気付き、堂々とすることにした。
履いているのが主催者側の用意した黒いハイヒールなので、歩きにくくてしょうが
ない。
「………む」
舞台袖に到着した。すでに観客席の方からは、異様などよめきが漏れてきている。
企画が企画だけに、皆の期待も大きいようだ。
「…よし、行こう」
今更迷っても仕方がない。早々と覚悟を決め、上着を脱いで舞台に出る。
…途端、会場が凄まじい歓声に包まれた。そのあまりの轟音に、私は表面上は
何とか平静を保っていたものの、内心は身構えて後じさらないようにするのに必死
だった。
「…まさかこれほどとは…」
思わず小声で呟く。たかが女一人の水着姿でここまで盛り上がれるとは、男と
いうものは理解しがたい…と思ったが、よく見ると観客席には黄色い声を上げて
いる女性も大勢いた。やはり理解しがたい。
「……………」
とりあえず、このまま突っ立っているわけにもいかない。私は観客に向かって
軽く会釈をして、歩き始めた。
とはいえ、私に愛想を振りまいたり、ポーズをとったりするなどという気の利いた
ことができるはずもなく、やや大きめに舞台の上を円を描くように廻ることにした。
…天井に設置された照明からの光で、真っ白な肌が輝いているのが、自分でも
分かる。おそらく、瞳と唇の赤さも際立っていることだろう。運営側の手腕なのか、
この会場の舞台装置は舞台に立つ者を魅力的に見せる効果があるようだ。
(こんな青白い女のどこがいいんだか…)
私は、自分がいわゆる「美人」(というかどちらかといえば「美形」)であると
いう自覚はあるが、そのことに自信を持ったりすることは、昔からできなかった。
容姿の美しさに、それほど価値を見出すことができなかったのだ。そういう人間は
そもそもミスコンに出場してはいけないと思うのだが、成り行きでこうなって
しまったのだから、仕方がない。
(……しかし、これは…)
軍隊育ちのためか、私は一般の女性に比べて「恥じらい」という感情がやや薄い。
普段なら水着姿ぐらいなんということもないのだが、こういう場でこれほどの人数に
注目されていると思うと、やはり気恥ずかしさを覚える。肌の白さで目立ちにくいが、
赤面したりしていないだろうか。
そもそも、私は目立つのは苦手なのだが…。
「………っと」
そうこうするうちに、舞台を一回りしてしまっていた。最後に私は、精一杯の作り
笑顔――苦笑いになっていたかもしれないが――を小さく浮かべて一礼し、舞台袖に
引っ込んだ。
- 250 名前:支倉 令 ◆RosaFamrTI :04/09/11 02:51
- 「はぁーーーーーーーっ」
緊張と、自分の押しの弱さ…と言うより由乃の押しの強さへのうんざりとした気持ちが混ざり合った
溜息が漏れる。
「ここまで来たんだから、覚悟を決めて。頑張ってね、令ちゃん」
自分は裏方だから〜と言って舞台袖で手をひらひらさせる由乃がちょっぴり恨めしく思える。
ここはミスコン出場者用の更衣室。私、支倉令は水着に着替えている真っ最中であった―――。
―――話は10分ほど前に遡る―――
私達は観客席で飲み物を飲みながらステージ上で繰り広げられているミスコンを見ていた。
すると由乃が突然。
「よし、行こう」
と言い出した
「「「何処にっ!」」」
当然私達は由乃にその答えを聞いたのだが…。
しかしその答えを聞く前に由乃は駆け出していた。ミスコン事務局の方へと。
そして何時の間にか私達―――私、祐巳ちゃん、志摩子―――がミスコンに飛び入り参加する事が
決定してしまったのだ。
―――そして現在―――
「はぁーーーーーーっ、ごめんね、祐巳ちゃん、志摩子。」
「令ちゃん、いい加減にその溜め息止めて。それと、どうして令ちゃんが謝るのよ」
「だって、由乃が勝手に私たちを振り回してるんじゃない。それを姉として…。」
「いい、ここにリリアンの誇る三薔薇さまが二人もいるのよ。戦わずして負けるなんて、私絶対に嫌だから」
「じゃあ、何で私まで?」
「祐巳さんは紅薔薇さまの代わり。大丈夫、ポイントは令ちゃんと志摩子さんで稼ぐから」
「…私、期待されていないんだ…。」
「ごめんね…祐巳ちゃん」
「ほらそこ、湿っぽくなってないで用意が出来たら早く行きなさい」
…由乃が皆に迷惑をかけている手前、私が先陣を切らなければならない。
そう覚悟して私はパレオをしっかりと縛り、竹刀を手にした
- 251 名前:F・Y・プラジナー(仮名) ◆wwKVR014bc :04/09/11 02:52
- >>232
で、具体的にどーやって大逆襲するかなんだけど。
残るチャンスはただ一つ。
水着審査しかないよね。
いや、他にも機会はあるのかもしれないけどね。
どうせならみんなが一番注目しているところで乾坤一擲、全てを賭けるべきじゃない?
お姉さまだってそう思うよね。
で、作戦だけど。
もうまだるっこしい筋書きとかプロットなんてのは一切ナシで!!
水着でもって歌う!! ただこれあるのみよ!!
なお、パッドはナシの方向で!!
あたしは二度も同じ過ちを繰り返したりはしないのだ!!
それでいいよね、お姉さま?
- 252 名前:F・Y・プラジナー(仮名) ◆wwKVR014bc :04/09/11 02:53
- >>251
そしてあたしとお姉さまは再びステージに立つ。
スポットライトに当てられた小さな身体を覆うのは、色違いでおそろいのデザインの水着が一枚だけ。
これ、ハッキリいってかなり恥ずかしい。
あたしはピンク、お姉さまはバイオレットってイメージカラーそのまんまなのはいいとして
こんなにギリギリのデザインのビキニで、しかもパレオもなしじゃ、ね。
チラリ、とお姉さまのほうを見たけど、やっぱり顔赤らめてるし。
けど、もう今さら後には引けないんだよね。
こーなったらあたしだって女の端くれよ。
きっぱりと覚悟を決めて、勝負に出てやるんだから!!
お姉さまと視線を交わして、互いにうなずきあう。 覚悟完了だね。
じゃ、いくよ。 お姉さま。
あたしたちのステージ、みんなの眼にしっかりと焼き付けてやろうね!
- 253 名前:ビリー・カーン ◆HATEFc.kUA :04/09/11 02:55
- >>208,>>243
……視線……か?
殺気じゃねェな。フン、まァイイ。
……確かに殺気じゃねェ、が……とりあえず、ココに居りゃいずれ
命を落とす可能性は大アリだぜ。
…………遺書、書いとくかなァ…………
『 拝啓 ギース様
この文をごらんになっている時、俺はこの世に居ないでしょう。
もし俺が死んだら…… 』
……えーと、言っとかなきゃならねェコトって……そうそう、
『……俺が死んだら、ギースタワー屋上に干してある洗濯物を
シケらないうちに取り込んでください……… 』
……………。
ナンか違うな………
- 254 名前:A・プラジナー(仮名) ◆wwKVR014bc :04/09/11 02:56
- >>252
照り返すスポットライト。
そそがれる視線。
わたしにとってはどれも不馴れで、怖いとも思えるものでした。
ですが、立ち直ってくれた妹のためにもここで後込みするわけにはいきませんね。
精一杯の勇気を振り絞って妹と一緒にステージの中央へと踏み出します。
でも、この格好……
やっぱり恥ずかしい………
お父さま―――
わたしたちに勇気をください……
恥じらいをかみ殺して妹のほうを見やると、あの子の頬も赤く染まっているのがわかります。
しかしこんなプレッシャーに負けるわけにはいきません。
妹と手を繋ぐと歌い始めました。
♪ La La La La La La La La ――――――
歌詞もなければメロディーもない、ただ心のままに出てくる歌です。
わたしたちはヒトではなく、この身体もかりそめのもの。
ですが心だけは本物のはず。
ならばわたしたちの想いはきっと皆さまにも届きましょう。
そうでしたよね、お父さま――――
- 255 名前:千鳥かなめ ◆Kana/lWMBI :04/09/11 02:56
- あー! そーいえば水着審査があったのよね……。
ここで挽回しないと、他の人どころかテッサにまで負けちゃうわ!
あ、でもスク水はさっき使っちゃったんだっけ……どうしよ?
>>221
あ、水着売ってる。
しかも……タダ!?
すみません! それ一つ!
……ふふ。
このちょっぴりきわどい水着で、あたしの魅力がスパークよ!
<b>「こーなったら水着もオッケーだ! さあもう少しだ、ガンガン行くぜぇ!?」</</b>
クルツくんの放送が聞こえて来る。いよいよ出番ね。
さあ、千鳥かなめ……行くわよっ!!
と、そこで気付く。
水着が……。
水着が消えかけてる!?
これは……罠!?
さてはあの水着売り、誰かの手の者だったのね!?
うぉのれい……でもあたしは諦めないわ!
そう……行動する、だからあたしは千鳥かなめなのよ!!
希望を求め、あたりを見回して……いた、ボン太くん!
いざという時のためにソースケに渡されてた閃光弾を――スパーク!!
――カッ!!
次の瞬間、そこにあたしの姿はなく、代わりにいるのは一匹のボン太くん。
そして、いかにも今書きました、という感じの看板を上げる。
「千鳥かなめの水着から早変わりショー、終了」
……ごめん、ボン太くんの中の人。
ちょっと着ぐるみ拝借させてもらったわ。
毒霧と栓抜きの直撃は少し痛かったかもしれないけど……許してね?
- 256 名前:名無しファーザー改めエター(ry@会場前、恐らく:04/09/11 02:57
- >>243
じゃが…エエーイこんな所で無敵が死ぬかといえばNONなのじゃよ!
このヨン様カッコイイ太郎ゴッドツバメが一番好きな事は、最強と思っているやつに
ノーといってやる日本人になることじゃぜ!
うおー、蝶全方位カッコイイ射撃ー!
【ただの隠し持ってたスタングレネード】
警備員C「ふもっ!(あ、コイツ何しやがる!?」
警備員B「ふも、ふもふもっ!(逃げやがったぞ、追え!」
【大脱走】
ヘヘへ、今こそワンモアチャンスの到来じゃぜ。
あと少しでタッチダウンが完成して黒沢ばりの最強伝説が幕をあける。
これは来週の嘘予告ではない。
ダダーッ
(まるでホバー)
>>209
警備員A「ふもっふ(あ、流れ弾」
/ __,,:::========:::,,__
●■ヘ ←わし ...‐''゙ . ` ´ ´、 ゝ ''‐...
\ 7 ..‐´ ゙ `‐..
/ \
.................;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::´ ヽ.:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.................
.......;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙ .' ヽ ゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;......
;;;;;;゙゙゙゙゙ / ゙: ゙゙゙゙゙;;;;;;
゙゙゙゙゙;;;;;;;;............ ;゙ ゙; .............;;;;;;;;゙゙゙゙゙
゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;;;;;;;;.......;............................. ................................;.......;;;;;;;;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙
゙゙゙゙i;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;l゙゙゙゙゙
ノi|lli; i . .;, 、 .,, ` ; 、 .; ´ ;,il||iγ
/゙||lii|li||,;,.il|i;, ; . ., ,li ' ; .` .; il,.;;.:||i .i| :;il|l||;(゙
`;;i|l|li||lll|||il;i:ii,..,.i||l´i,,.;,.. .il `, ,i|;.,l;;:`ii||iil||il||il||l||i|lii゙ゝ
゙゙´`´゙-;il||||il|||li||i||iiii;ilii;lili;||i;;;,,|i;,:,i|liil||ill|||ilill|||ii||lli゙/`゙
´゙`゙⌒ゞ;iill|||lli|llii:;゙|lii|||||l||ilil||i|llii;|;_゙ι´゚゙´`゙
- 257 名前:F・Y・プラジナー(仮名) ◆wwKVR014bc :04/09/11 02:58
- >>254
お姉さまと二人で曲目も歌詞も楽譜もないメロディーを歌って歌って歌いまくった。
この小さなムネを思いっきり強調する水着姿でだけど。
けど、そんなことはどうでもいいんだ。
ムネは小さくってもその中にあるハートは誰にも負けない。
そんな気持ちをこめて歌った。
お姉さまとあたし、二人の絆と想い。
色んなことがあったけど、やっぱりみんなのことが大好き。
そんな気持ちをこめて歌った。
もういなくなっちゃったパパや、一人でなにもかも背負い込もうとしているリリン。
そして今もきっと泣いているあの子に「あたしたちはここにいるよ」って。
そんな気持ちをこめて歌った。
これはお姉さまとあたしのココロの歌。
歌詞なんてない、ただただココロの中から沸き出してくるモノを
声という媒体でもってひたすらにアウトプットする。
ただ、それだけなんだけどどうしちゃったんだろう?
声だけじゃなくて、涙まで出てきちゃった。
全然悲しくないのに、あたしもお姉さまもどうかしちゃったの?
ふとそんな疑問も沸き起こったけど、そんなことはどうでもよかった。
ミスコンとか勝負とか、そんなこともどうでもよかった。
これは、あたしとお姉さまの魂のハーモニー。
あたしたちのこの想い、みんなに届いたよね?
- 258 名前:名無しファーザー改め(全略)@外:04/09/11 02:59
- >>256続き
ペタッ ヨロヨロ
いきなりのアリエナイザー発生な超展開とは…最強とは恐ろしいにゃー。
じゃがわしはあきらめない。最強が諦めるなどというシナリオは全方位無敵大将軍には存在しないのじゃよ。
何故ならわしは最強テムジン大将軍ゴッドツイン…じゃったっけ?
とにかく撤退ならぬナオンもよろめく転進方向修正を―――
あ。
ウーーーー。
ワンワンワンワン
ワンワンワンワン
ワンワンワンワン
ワンワンワンワン ワンワンワンワン
ワンワンワンワン
【犬、襲来】
ゲ、ゲゲェーー!
わしの無敵振りを揺るがすインフレとみせかけたデフレスパイラル発生ぇー!?
【犬とのダイヤグラム差 1:9】
逃げちゃ駄目というより逃げ道がないのじゃよー、よって迎撃せねば生き残れない。
蝶全方位カッコイイしゃ、ギャワー!
ワンワンワンワン
【無敵、敗北】
でえーいこのままでは行きたくもないバッドエンドへ直行してしまう。
目覚めろハート、燃え尽きるほどヒート!
ご都合の名の元に何でもいいから覚醒するんじゃよ、わしの秘めたるパワー!
『やあ、私は大司教マクスウェル。
にっくき化物と異教徒どもを滅多打ちにしてやりたい』
おおマクスウェル大司教。
そこな最強の意味も分からん犬どもに神罰を加えてやって?
『よし任せろ。
これより宗教裁判の判決を行う!
被告!!ヨ(略)!!
被告!!というか貴様!!
判決は 死刑!
死刑だ!
死刑死刑死刑死刑死刑死刑死刑死刑!!』
ギャワー!そこで何故わしが問答無用で死刑ですかー?
これはヘルシング機関の横暴じゃよー!もしくはブタッキー少佐あたりのー!
やればできる子にならなくても良いのですよ!?良いのですか?
『 死 刑 執 行 ! ! !』
ワンワンワンワン
ウエーン
ゲハハハハハハ
ウエーン ギャワー
ズカッ ズカカカカッ ワオーンワオーンワオーン
⊂⌒~⊃。Д。)⊃
【全方位無敵最終奥義 異端審問(される)】
(ファー様:退場)
- 259 名前:島津 由乃@ ◆ccYOSINObk :04/09/11 03:01
- >>250
, -─ ‐-
/´ `ヽ、
/ / \\
./ / i、 丶\
/ / / ヽ ヽ ヽ
/ // 〃 / / / j l l ',、ヽ
l l_l」Ll」|_ ! | イ /| !| | l ! |
| ! ! ,ぇ=┬、ソl`レ' レ',_l_l_! l| ! l|
l | ,__l |´i‐:::::イ r::┬ミ / |||
| l ! l | ヾ:::と- 7::::ノ file://l| l ! !
l ヽ ヽ| | |  ̄´ 、`⊂ /イ|! / j/
ヽ\ ヽ八〉 ー_- ノ`!/レ'/
\ ノ` . < 川l l/
`トイ ` i´ ぐY)
」Y゙)__ lt---┴<二77
/(人) `ー-、  ̄ヽ //
/___(人)___ \ \ file://\
/二二!マ゙二二`ニニ \ } file://____ヽ
〃 ゞ入 `ヽK⌒ヽ `ヽ、
// ゝ)、 `7ー个─一---、>
∠. / j ゝソ、 / | l \
/ ハ ゝン、 / 〉 l \
/ / ヽ `く_)、 ! / V´ \
./ / ヽ ゝ_)y! / ヽ }
/ _ / | `Y゙ レ' ヽ /
| ´ ``ー-、__/ l`ヽ ヽ /
ゝ `ヽ、 ヾ ) l /
さてさて。
令ちゃんと志摩子さんの薔薇さまだけじゃなくて、祐巳さんも祥子さまの代表として出る以上、
私だけ見てるわけにも行かない。
各種BGMセットOK!
曲は3人の芸に合わせての完璧なチョイス。
私に出きるのはここまで。
あとはマリア様に3人の勝利を祈るのみ。
さあ、いつでも始めていいわよ、3人とも!
- 260 名前:葉賀 楓音(M) ◆helpsmrWDM :04/09/11 03:03
- 水着審査の時間になっている。
今、着ているのは薄い水色の競泳水着。
さっき、拓海くんに持ってきてもらったものだ。
何か説明書きも渡され、一応読んだが時間の都合もあり、その機能は試していない。
舞台を慣れないハイヒールで一周し、さらに中央で1回転。
首の後ろで手首を交差させ、胸を張り出し太ももを強調する姿勢に立つ。
恥ずかしいけど、仕方がない。この姿勢でないと、次にやりたいことが出来ないのだ。
そして、背中の辺りにある肩紐に指をかけて、
一気に引っ張る!
内側に。
競泳用水着の裏地が見えるかと思えば、何処がどうなっているのか、着ている本人にも
解らないが、露出度の高い、一見セパレートにも見えるワンピースの水着に変化する。
色は黒、胸の前で紐を結んで胸部を固定するタイプで無論ハイレグヘソだし。
思わず赤面してしまうが、ポーズは崩さない。
「徹のことだからこういうの見たら何か反応する筈」
目を笑みの形にしたまま、観客席を見渡す。
(居た……!!)
見間違いようのない黒のフルフェイスと同色のライダースーツ。
獲物を見つけたことは相手に悟られてはいけない。
回れ右をして、早足になってしまわないように注意しながら、舞台袖に進みつつ、徹の位置を記憶に刻み込む。
人出とその流れを予測して、さらに獲物の行動パターンを重ねる。
更衣室ですばやく着替えて――十数秒――予測されるポイントに先回り。
「さて、と。
――命乞いをしなさい。アンタに出来るのはそれだけよ」
悪役のような台詞と共に、殴打音を響かせつつ徹を連行する。
(退場)
- 261 名前:支倉 令 ◆RosaFamrTI :04/09/11 03:05
- 「ふぅっ」
今の呼吸は溜息ではない。剣道の面をつける直前と同じで、
自分の気持ちを切り替えるいわば私のスイッチを入れるための呼吸。
人前で水着なんてとんでもないと思っていたが、
もう引き返す事が出来ないところまで来てしまった。
そうなった以上…最早前進あるのみと言う変な覚悟が決まってしまった。
「飛び入りなのでエントリーナンバーはありませんが、
誰が呼んだかミスターリリアンこと
3年菊組、支倉令
黄薔薇()の名に恥じぬよう、精一杯頑張ります
今の私の心身を包むのは白地に大きな黄色い花がプリントされたワンピースの水着。
腰に巻いたパレオを翻さないように、ゆっくりとすり足で歩くのが私のアピール。
そして、その手にあるのは…竹刀。
「不調法物で、特技はこんな物しかございませんが…私の今まで築き上げた物を、御覧下さい」
ふぅ…もう一度だけ息を吐く。全身に鳥肌が立つような感覚に包まれながら、
でも、そんな緊張の中でも自分を見失わずに、目の前の的に神経を集中させる。
頭の中で一つのイメージが湧いてきた。後は―――そのイメージと自分の動作を重ね合わせるだけ。
いやぁぁぁぁっ
真っ直ぐに振り下ろす面ッ
───────────────────────────−──────―
────────‐───────────−────────────―─‐
─‐────────────‐────────‐∧_∧ ───‐──―──‐
─────‐∧ ∧,〜 ────────────‐(;´Д`) ────―─‐──‐
──−──‐( (⌒ ̄ `ヽ───_ ───────‐ / /─―/ヽ────―─‐
──―───‐\ \ `ー'"´, -'⌒ヽ──────‐| | /‐─‐/ | | ─────―
―‐――──‐ /∠_,ノ _/_───‐―──―─‐| | /─―/ | |―────―‐
─────‐ /( ノ ヽ、_/´ \―────‐──‐∪ ./──,イ ∪ ────―─
────‐ 、( 'ノ( く `ヽ、 ―────―‐| /−─/|| | ──−───―
───‐‐/` ―\____>\___ノ ──────‐|/──/ || | ────‐─―‐
───/───―‐/__〉.───`、__>.―‐―───‐─―‐| || | ─────―─
──/──‐──────────────―−───‐(_)_)─────―─
─/────────−────────────‐──────────―‐
───────────────────‐─────────―─────‐
「以上、私のアピールでしす。お粗末様でした」
祐巳ちゃん、志摩子…後は頼んだわよ。
やり遂げた充実感とともに、私はステージを降りた。
- 262 名前:堂島コウ ◆19wVAppleA :04/09/11 03:09
- >>247
「ははぁ・・・感じろ、ね」
期待していなかった通りの返答に、誰の目にも明らかな『苦笑』で応えて、
コウは再びステージに目を向ける。
そしてクルツがなにゆえ不機嫌になっていたのか、その時の堂島コウには
知る由は全く無い。
目を向けた先のステージでは、
>>209 >>212
闖入者を巻き込んで更に白熱するドッグファイト(というよりもう完全に戦争)
>>226-229
幼女からいきなり大人へと変身し、地獄の断頭だロサ・キネンシなんたらとかいう
殺人技をぶち極める人。(・・・人?)
>>230 >>233
なんか立ってみた少女。
(心の中で『いやいや、泣けない泣けない』と思いっきりツッコミを入れていたのはヒミツ)
>>245
あまつさえ歌歌いながら巨大化する顔見知りの着ぐるみ娘。
もうどこから何をどうコメントしていいのかわかりやしない。
唯一まともなアピールと呼べたものは>>218の唄だけであったが、
それですら本人が吸血鬼とカミングアウトしてしまっているものを
まともと呼んでしまってもいいのか甚だ疑わしい。
種族差別でも何でもなしに。
・・・・・・そして、最終的な結論は。
「考えるな、感じるんだ」→→→→→→→→→→→→→→→→無理。
至極当たり前のモノだった。
- 263 名前:ジュヌヴィエーヴ・デュドネ:04/09/11 03:09
- >>246
ジュヌヴィエーヴは、曰く云い難い音響がこだます通路を控え室の方へ向かっていた。
ここは本当にミスコンテストの会場なのだろうか。
首をひねりながら衣装の具合を確かめる。それはそうと、仕掛けが上手くいくといいが。
廊下の先にその姿をみつけた瞬間、ジュヌヴィエーヴは猫科哺乳類の敏捷さで走り出して
いた。
華やかなイベントには相応しくない風体の男が、より相応しくない行動を取ろうとしている
制止の声をかける必要はないとジュヌヴィエーヴは判断した。その暇もない、とも。
ジュヌヴィエーヴは自分のドレスを剥ぎ取った。重たげな夜会服は途端に一枚の布に変わり、
白いセパレートの水着と、それを身につけているスリムな肢体が露わになる。
数瞬前にはドレスだった藍色の布を放り投げる。ヴァンパイアの力で投じたドレスは、狙い
すましたかのように暴漢の頭と上半身に巻つき、その視界を阻害した。
水着審査用の仕掛けだったのだが、こんな所で使う羽目になるとは。
苦笑と一緒に飛び掛り、もがく男の多分顎の辺りへ拳を叩き入れた。呆気なく、男は崩れ
落ちる。
首を振って崩れた髪形をほどき、ジュヌヴィエーヴは襲われかけた少女に駆け寄った。
「怪我はない、ミス――?」
- 264 名前:ユーゼス・ゴッツォ ◆JFEJUSEStg :04/09/11 03:17
- >>261
そして―――――
⊂⌒~/ /⊃:V:)⊃
何時の間にか斬られていたのも私だった。
(誰にも――斬った当人にも気付かれず、即座に片付けられて退場も私だ)
- 265 名前:エーフィ・C・ハウサー ◆p1a4SYSTEM :04/09/11 03:18
- >>263
「……え?」
気付けば、どうにも理解できない状況だった。
目の前には水着の(水着審査の後だろうか)女性、足元には不審な男。右手にナイフまで持っている
辺り、かなり完璧だ。「不審者です」と顔に書いてあるようなモノで、詰まる所コイツは私を狙っていたと
いう事か。いやはや、どうも。どうにも。
ここに来てから――どうも、本当にロクな事がない。
肩を竦めて、「いいえ」と首を振る。
「ありがとう、お姉さん。お陰で何とも――」
そこまで云った瞬間、倒れていた男がバネ仕掛けのような勢いで起き上がった。
声を掛ける間もなく立ち上がった彼はあっという間に姿を消して――
「……無かったけど、どうも助かったな、これは」
本当。
……遥々ナイフで襲われに来たんじゃないっていうのに、こっちは。
- 266 名前:咲耶 ◆FXSAKUYA52 :04/09/11 03:18
http://www.kotobukiya.co.jp/item/jpg/colabosakuya_all.jpg
(G'sマガジン2002年9月号表紙参照)
今回、咲耶が用意した水着は、以前着た馴染みの有るものだ。
オレンジマーブル模様のビキニ、アクセントは輪を二つ並べたペンダントと、腰に下げたホルスター(もちろんモデルガンだが)。
水着のセクシーさと銃のバイオレンスというミスマッチが、
少女と大人の境目という年頃の咲耶の魅力を余すところ無く引き出している――――そう言っても過言ではないだろう。
豊かな胸元、くびれた腰まわり、すらりと長い脚―――
それの全てを見せつける様に舞台を練り歩いたところで、咲耶の水着アピールは終了した、
- 267 名前:クルツ・ウェーバー ◆URUZ6oKCII :04/09/11 03:19
- >>261
――――と、支倉令ちゃんの剣道パフォーマンスでした!
さてここで、非常に残念!もう時間が―――お?
なにやら一通の書状を持ったボン太くんが――――
(……なんだよ、ソースケ?)
―――おおーっと! 書状ではなくボードだ!
そしてボン太くんの高々と掲げたボードには……「30」の数字!
ロスタイムです! 30分までのロスタイムが宣言されました!
……さて、これはチャンスだぜ美女・美少女諸君!
まだまだ不完全燃焼のお嬢様方、これがラストチャンスだ!
ここで最後の一頑張り見せて、お客のみんなの度肝をもうひと抜きしてやろうじゃねえか!?
――さぁ、フィナーレも近い! 最後に笑うのは誰だ!?
ここまで付き合ってくれた観客のみんなも乞うご期待っ!
- 268 名前:ビリー・カーン ◆HATEFc.kUA :04/09/11 03:20
- 水着審査。
タワムレに遺書なんか書いてる間に、どうやらやっと本番がはじまったらしい。
しかし考えてみりゃ水着審査ってのは妙なモンだ。
水着ってェと露出度が高ェような気がするが、女の中でもっとも評価に値する
部分は全部隠されちまってる。
コレじゃ正しい評価なんてしようがねェじゃねェか?
混乱しまくってた舞台がやっと静かになり、照明が落ちる。
そして、女どもが次々と舞台の上に現れた。
- 269 名前:ヘイゼル=ミリルドルフ ◆FDTENRINBk :04/09/11 03:25
- 「はぁ、この状況ではもうミスコンどころではないですねー」
フリーを待っているといきなり出場者の一人が巨大化し、しかも幼児化してしまった。
その人のお友達の方々は適当に待っておけば戻ると言っているがそうもいかない。
「まぁ、やりたい事はやりましたしこれで満足です」
そう呟くと彼女は近くの係員を呼び、出場登録を取り消してもらった。
(ヘイゼル=ミリルドルフ、巨大化したミントを治すためリタイヤ)
- 270 名前:本多正信(M):04/09/11 03:27
- >>261
『3年菊組、支倉令 黄薔薇(ロサ・フェティダ)の名に恥じぬよう、精一杯頑張ります』
勇ましい掛け声と共に、見目麗しい少女が竹刀を構える。
真っ直ぐ、剣筋と体が直線にならぶ。
気のせいか辺りの喧騒も静まったかのよう――
「……」
その様子を弥八郎はジッと目を凝らし見つめている。
弥八郎は武に疎い。
だが、何人もの武芸者やいくさ人を見ていている。
目はそれなりに肥えていた。
『いやぁぁぁぁっ 真っ直ぐに振り下ろす面ッ』
閃光一線!
「見事!」
ないことに思わず声を張る。
何人もの武芸者を見てきた弥八郎をしてそう言わしめす程の一刀であった。
そのまま堪らず>>264へと駆け寄る。
「じゃがしかし――竹刀で斬り捨てるとは。
宗矩はおろか、彼の剣聖上泉信綱とてここまでの芸当は出来るであろうか」
そう云って何度も頷く弥八郎であった。
- 271 名前:◆p1a4SYSTEM :04/09/11 03:27
- >>265
――クソ。
クソが。
クソが!
走り、折れた腕をブラ下げ、オスカルはカツンカツンと廊下をひた走る。唾棄する言葉は喉で絡んで、意
味のない単語になって落ちるだけだ。
意味のない単語。意味のなくした襲撃。意味を求める為の逃走。
出口は――出口は固められたか。まだ可能性はあるのか。
壁に身体を擦るように出口を目指す。脚に力は残っている。まだ走れる。まだ、まだ逃げられる、ハズだ。
死ぬのは。
意味もなく死ぬのは、厭だ。
まだ、まだ――
人込みが流転する。視界の内で引っ繰り返る。人込みの数が白濁して、陽炎のようにぼやけた人の海へ
今にも突っ込みそうになるのを堪え、正面から歩いてきた女――少女か――の脇を通り抜け、
「――廊下は走らず、お静かに」
鈴のような声を聞いた瞬間、身体から力が抜けるのを感じた。
脚が崩れ、体が前のめりに崩れ、
なんで。
何で倒れ、身体を探って、首に触れて、ああと納得した。
この突起。これはナイフの柄だ。刺殺タイプの有名品、マークUの長い柄。
昔使った事があるから憶えてる。視察向きのナイフは、突き込むだけで対象の命を、
――――
ロッカーに残骸を蹴り込んで、セシル・ヴィルキエは嘆息した。
開始から数時間、漸く見付けた目標は、余りにも呆気ない幕切れで――ともあれ、連絡は必要だ。
携帯に連絡、呼び出し音は八回目。
「――もしもし」
『なんだ』
「これで終了だ。引き上げて構わない――ただな」
『ただ?』
「ここに来るまでに重傷を負っていたらしい。呆気なかったよ、実に」
『……何せよ、ご苦労様。それじゃ俺は戻る。そろそろ……妹の出番だろうからさ』
携帯を切って、連絡事項を確認し、軽く伸びを一つ。
「妹、か」
任務は完了。
審査も終り掛けの会場――出口と会場の入り口を一瞥して、出口を選ぶ事にした。
- 272 名前:◆p1a4SYSTEM :04/09/11 03:42
- >>263.>>271
携帯をポケットに突っ込んで、廊下を歩き――見覚えのある人影と、
ついさっき見た人影を、視界に入れた。
一人は妹、一人は――年の頃16歳、その実何年生きたのやら。靡くブロンドも眩い、フランス最古の
吸血鬼。フィーはこちらに気付くと、こちらの視線を手繰って眉を潜めた。待ってくれ、勘違いだ。ソレは
在り得ない。コイツ()相手に。
「……兄さん?」
「ああ。仕事が終わったからさ。様子を見に着たんだけど――そろそろだろ? 審査」
「そうだけど。……あのさ」
「じゃ、急げよ。客席に回ってるから」
眉を潜める。その表情の意味する所、「何のつもり」か。
視線を俺と吸血鬼の間で彷徨わせる事数回、フィーが肩を竦める。
「さっき、この人に助けられてね」
「良かったじゃないか。だから急げって」
交錯する視線。時計に目をやる――フィーは俺の視線を追って、漸く。
「……解った。浮気しないようにね」
「馬鹿」
漸く、折れた。
「じゃあ」とこちらに――正確には俺と、傍らのコイツ()に手を振ると、ゆっくりと会場方面へ姿を消して
いる。そろそろ終盤、目的も終り。
そろそろ審査も終わり、俺の仕事も終り。
だから――
「……初めましてだったかな。有名人」
改めて、挨拶を返した。
「ジュヌヴィエーヴ・サンドリン・ド・リール・デュドネ――現代フランスの最古株、シャンダニャックの忘
れ形見。……妹を助けてくれて、感謝するよ」
――フロントサイトの向こう、水着の吸血鬼に視線を添えて。
- 273 名前:ビリー・カーン ◆HATEFc.kUA :04/09/11 03:47
- >>249
一人目の女は、黒い水着を着たクールビューティーだ。
白い肌とスリムな体型、短くカットした髪。
ほぼカタチとしては完璧だ。素っ気ないデザインの水着が、却ってこの女そのものを
引き立ててる。
あァ、そうだ、この女は覚えてる。確か予選で、ナイフを投げてたっけ。
狙いを定める時のシャープな目つき、前進からにじみ出る緊張感。
……イイねェ。是非ともお願いしてェってカンジだ。
確かココの協賛がコネクションと結びついてるから、その関係で何とか……
……なァんて回りクドいコトをするまでもねェ。
からかい半分で声かけて、頬の一つも張られるのもおタノシミだ。
そんで、コッチを蔑んだような目で見てるトコを強引に……キヒヒ……
>>250
お次は日本人……か? 東洋人の女のコ。
お人形みてェにカワイイが、ちッと俺の好みには幼ェんだよな。そりゃ日本人は若く
見えるって言うがよ。
この年頃だと、水着もおイロケってよりは健康ってカンジだなァ。
シナイ? を持ち出して……へェ、なかなかキマってるじゃねェか。
舞台袖で、トモダチらしいコ達が一生懸命見守ってやがる。
ヘヘッ、無邪気なモンだなァ。
こういうコ達っての目にゃ、この世の中も俺のソレとは全然違ったキレイなモンに
映ってんだろうなァ……
>>251
次は姉妹揃って登場……コレも妹の方はずいぶんガキだなァ。水着じゃなくっても
イイんじゃねェかってカンジだ。
確かに、二人ともヘンに生命感がねェくらい、キレイな見た目じゃあるんだが。
……水着で歌ァ!?
へェ……変わった曲だが、なかなか悪くねェ。2人のハモり具合がイイ。
そうそう、この2人の予選も印象的だったな。
あんな小せェのに、すげェイリュージョンでよ。
きっと、すげェ貧しい国とかに生まれて、ガキの頃に売りトバされたンだろうなァ。
そんで、鬼のような親方に毎日ブン殴られて芸を仕込まれ、喰うモノも喰えねェで……
……ウウッ……2人で支え合って来たんだろうなァ……
…………チクショー、涙で目が霞んで舞台が見えやがらねェ……
- 274 名前:藤堂志摩子@水着姿 ◆D4DGsIMaKo :04/09/11 03:52
- >>227 >>250
「ロサ・キネンシス・アン・ブゥトン!!」
どこからか聞こえる声もそぞろに、なぜか舞台袖で控えている自分自身を冷静に見返す。
服装の乱れは……ない、と思う。多分。
……水着だから確認するにも周囲の目が気にはなるのだが。
由乃さんの提言で一刻館主催のミスコンテスト、というものに出場することになったの
だが、まさか「水着審査付」とまでは思いもよらなかった。
出し物を用意する、ということだったので急遽お扇子と手拭い、藤の枝を揃えられたの
は僥倖だったが、お着物を、という段になって
「大丈夫、志摩子さんの分はちゃんと用意してあるから♪」
という由乃さんの言葉に一安心したのも束の間。
「……この姿で踊るのは、さすがに先代の薔薇さま方へのお見送り会の時にも予想してい
なかったわ」
白薔薇をイメージしたらしい真っ白なワンピースと同色のロングパレオ、さすがに肌の
露出を抑えているのはリリアン生らしいが、それにしても……。
と、気付けば出番が回ってきていたらしい。
パレオには不似合いな塗りのお扇子と手拭いを差し、枝垂れ藤を手に照明の落とされた
舞台へと進み出る。下浚えもないので距離感がつかみにくいが、多少の融通は利く程度の
広さはあるようだ。
♪若むらさきに とかえりの 花をあらわす 松の藤浪
背筋は曲げないように、手指の先まで神経を行き渡らせる。
♪鏡山 人のしがより この身のしがを
♪かへりみるめの 汐(しお)なき海に 娘すがたの はづかしや
裾捌きもパレオの長さが相まって、何とか様になっているよう。
♪わしが小まくら お手まくら
♪空もかすみの夕照りに 名残惜しみて 帰る雁金(かりがね)
ようやく終わりの段、テンポの良い舞を終えると、客席に向けて。
「リリアン女学園、2年松組・藤堂志摩子で、演目は『藤娘』でした。皆さま、お目汚し
ながら最後までのお付き合いありがとうございました。それでは、ごきげんよう」
深々と頭を下げると、そのままゆっくりと退場する。
……今になって、顔から火が出るほど真っ赤になっている事に気付いたのだが、それは
もう後の祭り。
- 275 名前:アズラエル@ボン太君着用 ◆Z3azraelx2 :04/09/11 03:55
- 車内で待機していた、ボン太君未着用の部下達が怪我人や死体を運んでいくのを見届ける。
……少女に真っ二つにされた仮面の男。
――恐るべし黄薔薇ファミリー。
……ロッカーに片付けられていたテロリスト達。
――どうやら「あちら」はしっかりと任務を遂行したようだ。
……犬に散々噛み切られた謎の存在。
――本当になんだったのだ、「これ」は。
……彼女に吹き飛ばされた少年。
――どりるみるきーぱんち。
……体中を極められた上に地面に叩きつけられた男。
――地獄の断頭台という技だったか?
何故か、溜息が出た。
- 276 名前:福沢祐巳@水着姿 ◆iZ6oqEYUMI :04/09/11 04:01
- 令さまや志摩子さんのアピールは終わった。
それにしても由乃さん、自らが発案者なのに、裏方に回るなんてずるいと思う。
今更言っても、状況は好転しない、私は志摩子さんに、選んでもらった、水着を握り締め、
今からマリア様に、二度と踊る事はしないと、誓ったはずの、安来節をもう1度披露することになる。
しかも今度は、山百合会のメンバーだけではない、会場に詰め寄せる、お客さんにも見せなければならない。
しかも水着を着て……もう今更どうしようも無いと思って、半ば開き直って、やる事にした。
私はほっかむりを被り、顔をザルで隠しながら、水着姿で舞台上に登場した。
「ご、ごきげんよう、2年松組、福沢祐巳、精一杯頑張ります。」
既に音楽は流れている、私は一定のリズムに合わせて、別名泥鰌掬いと呼ばれるそれを、踊りだした。
ある一定まで、曲が流れたので、私はついにかごで隠していた、自らの顔を会場に晒す。
私の顔を見て、既に多くのお客者さんが、笑い出している。
こうやれば、やけだ……半ばそう思って、ついに重要なその台詞を言った。
「あらえっさっさ〜」
会場は笑いの渦に巻き込まれた、もしかしたら、私は泣いていたかもしれない。
少なくとも、笑顔を顔に貼り付けて、一生懸命踊った。
やがて、音楽も終わりを告げる、私は最後にこう台詞を残して締めくくった。
「以上で、私のアピールは終わりです、皆さん、有難う御座いました。」
そう言いつつ、私はかごで顔を隠しつつ、舞台裏に下がった。
……明日からは、当分恥ずかしくて、外に出れない……(T_T)シクシク
- 277 名前:ジュヌヴィエーヴ・デュドネ:04/09/11 04:12
- >>272
とんでもない人間の身内を助けたものだと、ジュヌヴィエーヴは内心嘆息した。
ジュヌヴィエーヴは、魔女狩りやカトリックが主宰するヴァンパイアハンター組織に追い
立てられた事が何度かある。
こちらに銃口を突きつけた男の眼光の鋭さは、その尖兵達と同種だった。
聖なる神を崇め戦う彼等の目と等しく、しかしどこかが違う。
しいて云うなら純度が。悪臭芬々たる汚水と、岩肌よりしみ出たばかりの清水が同じ水分とは
思えないように。
「お見知りおき頂いて光栄だわ、神父様」
皮肉っぽく、と云うより皮肉そのものの口調で云う。
「感謝される程の事ではないし――それに、お礼代わりに下賜される銃弾なら結構ですから」
- 278 名前:ビリー・カーン ◆HATEFc.kUA :04/09/11 04:15
- >>255
今度の女もまた結構若い……だが、カラダつきは十分にオトナだ。
具体的には胸回りとか。
舞台袖から登場、ぷりぷりと歩いて……
…………んっ?
………………………んんっ?
この女、水着が……スケて来てやしねェか!?
うっわ、すっげェ。ひょっとしてそういう演出?
おいおいおいおいおい…………降臨しちまうのか、この場に? 女神が。
…と、次の瞬間、モノ凄ェ閃光が会場を覆った。
しばらくしてようやく視力を回復してみると、舞台の上には……
「千鳥かなめの水着から早変わりショー、終了」
…………ナメてンのかァ!?
>>260
お次のコもキュートなジャパニーズガール……ナンかこのコンテスト、ホンッと
日本人が多いなァ。
やっぱギース様が関係してる企業が協賛だからか?
しかしこのコ、ちょっと変わってるぜ。
着てきたのが水色の競泳用水着たァね。
ヘタにシャレた水着なんかより、あるイミよっぽどヤラしいぜ。
だが、このコはよっぽどダイタンらしくって、堂々と気取って歩いて来ると、
ピシッとポーズをキメて、パパッと水着の早変わりをやってのけた。
そしてそのままキレイに退場。
いやァ、何てマトモなんだ。妙に感心しちまったぜ。
……ただ、舞台中央で客席を見渡した時、一瞬エモノを狙う雌豹の眼になってたのが
一点気にはなったが。
- 279 名前:エーフィ・C・ハウサー ◆p1a4SYSTEM :04/09/11 04:29
- >>272
水着の美人と二人きり。
は、いいだろう。いいご身分じゃないか、兄さん。私の貧相な身体には目もくれないなら、
つまりはそういう事。まあいい、いいだろう。別にいい。水着が似合わないのは承知の上だ。
妹の競泳用水着でピッタリな私じゃ、精々ソレが限界だ。
……やれやれ。
本当――に。本当に、やれやれだ。
ステージ裏に楽屋側から回って、そういえば水着は持ってこなかったな、と思い出す。
参った、流石に水着審査という訳にもいかないだろう。
壇上に上がって、
「……うわ」
思わず声が漏れた。そりゃあ漏れる。漏れもする。
そういえばパフォーマンスが必要とは聞いていたけど、アレか。>>261アレとか>>274アレと
かアレとか>>276アレ。……はぁ、なるほど。なるほどね。いいよ、解った。諒解した。
パフォーマンス。さて、全然考えてもいなかった。
何をすればいいかと云われても、出来る事は少ししかない。ポルノ女優紛いの格好をすれ
ばいいって物でもないし、そもそもそんな検閲削除モノの事をするイミがない。
さて、ならばここは。
「えー……っと。あー……」
ここは――
無意味な言葉がだだっ広いホールに反響する。
言葉。
声――
司会用のマイクを取り上げる。
音量を調節して、
「……○○番、エーフィ・C・ハウサー、歌、歌います」
すぅ、と息を吸う。
歌う。別に歌は嫌いじゃないし――それに。
学芸会で何も考えずにステージに上って、何も意識せずにアドリブするようなモノだ。大丈
夫、多分。多分、問題なんてない。馴れてはいないけど、問題は、別に。
「Tanz...mein Leben...tanz()」
メロディはない。楽器もない。
あるのは歌、喉、声帯がそれぞれ一つ。
何も問題はない。人の声。音が何かと問うのなら、最初に音楽を作った音、ソレその物――
歌こそがポップミュージックだろう。
「...Tanz mit mir()」
ただ、だからと思う。
言霊。
言葉こそは、尤も人の心を意味とするモノだろうから。
「Tanz mit mir noch einmal()」
そもそも、歌詞は考えてなかった。考えた事もなかった。
それでもいい。言葉には力がある。考えた傍から吐き出す。言葉を次ぐ。
口に出して、即興で考え、即座に紡ぐ。メロディを喉で紡いで、無理矢理歌のフォーマット
に変えた。全くお笑いだ。
――何処の誰の歌ですか?
――今作りました。
ふん、いいじゃないか、私らしい。
一分。
二分――アドリブを繰り返す。歌にならない歌、現在二分三十秒。
「Fur kurze Zeit warst Du das Licht()...」
――だが。
一泊置いて、そろそろ喉が限界だと感じた。
ああ、やはり馬鹿らしい。今日の私は調子が狂っている。
リズムを取るのは構いやしないが、ここはバックミュージックの一つも欲しい所じゃないだ
ろうか。そもそも歌詞と動きが合ってない。自分でそのおかしさに苦笑して、頭に浮かんだ限
りの言葉を歌に変えて吐き出している。これが馬鹿らしいと云わずして何と云うんだ。
「Tanz...mein Leben...tanz()――」
……三分。
丁度三分か、それを一、二秒で超えたか。ロクに動かしてない身体の限界に気付いて、リ
ズムを刻む身体を止めた。枯れ掛けた喉に強引にブレーキを掛け、歌詞の作成を中止する。
タイトル――なし。即興作、即興劇。
マイクの電源を切って、一礼。
舞台の袖に引っ込んで、やれやれと溜息一つ。
……随分とまあ、ワケの解らない一日なコトで。
本当――に。
ずるずる。
壁に背を付けたまま床に座り込んで、馬鹿みたい――と、乾いた笑いで締め括った。
- 280 名前:エーフィ・C・ハウサー ◆p1a4SYSTEM :04/09/11 04:55
- >>277
「……ふん」
フロントサイトの向こう――十字線の奥。一センチ引き絞るだけの指先を、トリガーガードの外へ。
銃身を指先で回して、その勢いで懐へ放り込んだ。さて、これで。
こちらは素手、向こうも素手。
違いといえば、向こうが吸血鬼でこちらは人間だということ位か。
「アンタは有名だからな、デュドネ。……ちょっとしたアイドルだぜ、アンタ? ポップ・スター級には
有名だ。マクラの下に古びた絵ェ入れて、アンタを殺す事を夢見てるヤツを三十人は知ってるよ」
カラ()の両手を振る。
水着の吸血鬼――これで人間だったらさぞかし最高なんだろうが、状況が違う。非の打ち所の
無い外見は、根差す所が最低のカラ()だ。
ただ――
「どうした」
ポケットに手を入れる。
軽く目を閉じて、首で出口を促した。
「……行かないなら、殺すぜ。目を瞑ってても、お前等の臭いは解るんだ()」
この上なくシュールな格好のアンバランスと、会場へ消えた妹。
俺は下らない事を云っていると、口の端で笑っておいた。
- 281 名前:エーフィ・C・ハウサー ◆p1a4SYSTEM :04/09/11 04:56
- >>280
名前欄は「Kresnik」で。
ごめん。兄さんと取り違え、ミスだ。
- 282 名前:ビリー・カーン ◆HATEFc.kUA :04/09/11 05:09
- >>274
……おっと、さっきの女のコのクラスメートだ。
コッチも出てたんだな。
へェ、ヤマトナデシコってカンジか?
日本舞踊かァ…………
………………………………………………………
……あー、ナンかアレだ、俺の目がヨゴレてるってコトか知れねェが、
腰の布が長めとはいえ、水着で日本舞踊って、ナンつーかヒワイだなァ。
あるイミ、ビキニカラテと同系列じゃねェか?
>>276
Oh〜、ジャパニーズ・カミカゼ・ガール!!
……いやァ、捨て身だなァ。
>>279
そんで、最後に出て来たのは……白いワンピースの女のコ。
……ありゃ?
そりゃ確かに、水着だからどうってワケじゃねェボリューム感だが……
そのコはフラフラとマイクに寄ると、歌い出した。
ドイツ語…………俺はこのコトバを聞くと、重苦しい城の景色と、どこか
カビくさいような薔薇の臭いを思い出す。
うーん……あんましミスコンってカンジじゃねェっていうか……
まだ全然若ェのに、退廃的っていうか、ナンでこんなに投げ遣りなんだ?
………さァて、コレで(水着審査は)全部、か。
- 283 名前:ジュヌヴィエーヴ・デュドネ:04/09/11 05:18
- >>280>>281
「それじゃ、遠慮なく」
と答えながら、ジュヌヴィエーヴは少しならず驚いていた。
この手合いは、ヴァンパイアと見たら灰になってもその上に聖水と唾を振り撒く連中だと
ばかり思っていたたし、事実そうに違いないのだ。
では何故見逃すのか。彼の肉親を助けたからか?
有り得ない。ハンターと云う人種は、そんなに甘い存在ではない。
「“さよなら”は中国語で再見(ズァイジェン)だけれど――できれば二度とお逢いしない事を
祈るわ。あなたの神様に」
先ほどまではドレスだった布で躯をくるむ。歩き出した。
後ろから撃たれる心配はしなかった。彼らは必要なら出会い頭に撃って来る。
鮮やかに藍色の布を翻しながら、ジュヌヴィエーヴは軽快なメロディをハミングした。
ショッキング・ブルーの『ヴィーナス』。世に溢れる大半の歌と同じ、愛の歌だ。
誰も彼も――自分でさえ愛せなくなっていく多くの吸血鬼達と違い、時にジュヌヴィエーヴは
この歌のような愛の女神になる事もできる。
嘗て一人の人間を心から愛し、また愛されたように。
ならば――人が示してくれた「有り得ない」親愛に応えるのもいいだろう。
歩きながら、ジュヌヴィエーヴは少し肩をすくめた。
- 284 名前:クルツ・ウェーバー ◆URUZ6oKCII :04/09/11 05:33
- ―――――さ……さて!
トリを勤めたのは飛び入り参加者のエーフィ・C・ハウサーちゃんでしたー!
即興で歌を作る、というのもまた風変わりで面白い視点だと個人的には思うっ!
……さて! 獣を超え人を超えロスタイムという時間まで飛び越えて(ぇ
大いに美女美少女その他もろもろが入り乱れたこの第一回・ミス一刻館コンテスト!
現時刻をもって飛び入り含むすべての出場者のパフォーマンスが終了しましたっ!
みんな!! ありがと――――――っ!!!
- 285 名前:クルツ・ウェーバー ◆URUZ6oKCII :04/09/11 05:46
- ……さて、皆のパフォーマンスはこれで終了したわけだが、
むしろ勝負を決めるのはここからが本題だぁ!
そう、この乱戦の中誰がもっとも魅力的だったかを決める――
決・選・投・票!!! コレだぁ!
さて、それではルールを説明しよう!
ちなみに打ち合わせスレに紹介されていたときとは投票ルールが変わったので注意!
まず諸君、この一刻館の板トップを見てくれ!
ミスコン関連の見出しの近くに、投票所のリンクがあるはずだ!
そして、そこにある投票用フォームに参加者の項目があるはずだから、
「この娘のパフォーマンスに惚れた!」「この子カワイイねえ」「面白いッ!」
そう思った子に、君たちの清き一票を投じてくれい!
ちなみに期間は現時刻から、12日(日)の23時59分まで!
君の一票がミス・一刻館を決める! みんな、ふるって投票してくれ!
- 286 名前:クルツ・ウェーバー ◆URUZ6oKCII :04/09/11 06:06
- ―――っと、忘れてた………補足!
まずは投票について!
・投票は一人につき一票!
・それから、投票する際にコメントは無しで!コレは集計側の事情もあっからな!
・そして、投票終了直後からから開票。そしてそのあと結果発表をここでやるからな!
・ちなみに、レス番まとめは各自、やりたいと思ったら投票終了時刻までに頼むぜ!
・それから、エピローグ・後日談の類は―――結果発表から一週間までの間をメドに上げてくれ!
そのあと、このイベントホールはまた解放するからな!!
――と、連絡事項は以上。
付き合ってくれた客の諸君、お嬢さん方、ひとまずご苦労さん!
そして――本当の戦いはこれからだからな!? 乞うご期待っ!!
- 287 名前:ダウゲ=ベルガー ◆FDTENRINBk :04/09/11 21:02
- さてと、とりあえず投票も始まっているし予想モードにでも入るか。
と言う事で参考になるかわからんが一言コメントを出しておく
後、参加者各員には許可もらっているからな。
ジュヌヴィエーヴ・サンドリン・ド・リール・デュドネ(>>218)
「オイオイ、吸血鬼って本人が言ってるぞ、客席見たらヤバイ奴いるし…
とりあえず歌は上手かったがなぁ、一応対抗として推しておく」
セネス=CTN=クロフォード(>>145>>249)
「今回の本命だろ、普段見れない姿も見れたしどこぞのメイド長も大喜びだ」
ワタナベぽえみ(>>224>>226-228)
「変身ヒロインがなんかエライ技してたな…しかも本人いるしなロサ・キネンシス・アン・ブゥトンて」
咲耶(>>167-169>>171-175>>266)
「協力者まで引っ張りだしてのライダーショーと正統派の水着が客にどこまで受けるかだよな」
エーフィ・C・ハウサー(>>279)
「飛び入りなのにトリをさせられるとは大変だと思いつつ歌でしめるとはなかなか。
スタイルが良い出場者ばかり(何名か除くが)の中でどれだけ頑張れるかだな」
- 288 名前:ダウゲ=ベルガー ◆FDTENRINBk :04/09/11 21:03
- アイビス・ダグラス(>>127>>196)
「いろいろと捨て去りながら頑張ってくれたがこれがプラスに動くかマイナスになるかだな」
千鳥かなめ(>>125>>143>>255)
「テッサ嬢と票が割れる可能性もあり、ただ皆は普段を知ってるからなぁ」
葉賀楓音(>>179-181>>260)
「普通にミスコン参加してるなフリーも水着もそこそこだし、ただ今回は普通じゃないからなぁ」
テレサ・テスタロッサ(>>119>>132)
「上にも書いたようにかなめと票が割れそう。元々の人気もあるからな。
ある意味フルメタのヒロイン決定戦か?」
- 289 名前:ダウゲ=ベルガー ◆FDTENRINBk :04/09/11 21:04
- クララ博士(>>230>>233)
「パフォーマンスで一部の客が「クララが立った」で反応してたのが気にはなるが…なんだアレは?」
鑑 純夏(>>186)
「予選と同じネタなんだよなぁ、あの服装でどれだけ票とれるかだな」
アリス・L・マルヴィン(>>135)
「プリキュアに対抗して鉄板割ってもなぁ、しかもクルツをスカウトしてるし」
アイス・フェイ&フロスティ・フェイ姉妹(>>153-154>>156-158>>160>>162-163)
「爆発オチとはある意味王道だな、けが人も0みたいだしな」
- 290 名前:ダウゲ=ベルガー ◆FDTENRINBk :04/09/11 21:05
- ドロレス(>>202>>203?>>205)
「まぁ、予想はしていたがすごいな結構目立ったし客の印象もいいんじゃないか?」
支倉 令(>>261)
「さすが剣道部主将、見事だな斬られたのはユ(略)だが」
F・Y・プラジナー&A・プラジナー姉妹(>>254>>257)
「さて、ここもきっちり歌でしめてくれたな予選でのハプニングがいい方向に出ればだが」
藤堂志摩子(>>274)
「また水着で日本の古典芸能とはなかなか、好きな人は好きだろうな」
福沢祐巳(>>276)
「福沢時空発生か?水着で安来節とはすごいな、こちらも対抗とみていいんじゃないだろうか」
と言う事で後は結果待ちだな、授賞式をお楽しみと言う事で…
- 291 名前:堂島コウ ◆19wVAppleA :04/09/12 01:51
- はいどーも、堂島コウです。
何やら野犬さんといっしょに予想やれ、と強制的に名を仰せつかったので、
とりあえずの途中経過とおれ的本命予想をやってみたいと思います。
まずは、ttp://www.adexy4.com/mvote02/comvote.cgi?id=ikkoku
にある投票所の途中経過を報告。(1:10現在)
1位 セネス=CTN=クロフォード 6 14.6%
2位 千鳥かなめ 5 12.2%
3位 ジュヌヴィエーヴ・デュドネ 4 9.8%
3位 福沢祐巳 4 9.8%
5位 エーフィ・C・ハウサー 3 7.3%
6位 テレサ・テスタロッサ 2 4.9%
6位 ミント・ブラマンシュ 2 4.9%
6位 支倉 令 2 4.9%
6位 藤堂志摩子 2 4.9%
このよーになってるようです。
現在の1位は見てのとおりセネスさん。
一刻館ではお姉さま人気がやたら高いから、とりあえずは順当な結果と言えるでしょう。
年齢の割にやたら初々しくて可愛かったしね、セネスさん。
アピールタイムが参加者の中で一番まともだったのも高ポイントの理由じゃないかと。
次いで、今現在の一刻館で一番の注目株こと千鳥かなめちゃん。
順当な位置につけてるね。
本人の可愛さもさることながら、アピールタイムの
派手さとアピール性が良いバランスで成り立っていて非常に楽しめたのも良かったな。うむ。
一緒にアピールタイムに参加したテレサは少々遅れを取っているようだけど・・・
ここからの大逆転は充分に有り得るし、彼女もあわせて注目するべきだろう。
そして3位は同率で二名だな。
一人はいきなり会場で「吸血鬼」と堂々宣言しちゃったジュヌヴィエーヴ・テュドネさん。
あの美貌も人外のものと言われれば成る程納得が行く。
例の一種異様な雰囲気さえかもし出していたアピールタイムに魅了(されて
しまった方々の票なのだろうか、これは。
・・・しかし何より、人外云々の話を抜きにしてもあの人の周囲にはどうにもきな臭さが漂ってるんだよな。
彼女こそが、今回のミスコンに波乱を巻き起こす要因となるんじゃないか・・・なんてね。
そして同率3位のもう一人は、福沢祐巳さん・・・
・・・・・・あの安来節で?
うーん、このミスコンの客が求めてるのってそーいうのでよかったのか。
何はともあれ、現在までリリアン女学園勢ではトップを独走しているのは彼女。
このままの勢いを維持できるかどうかが鍵だな。
更に更に、単独で5位に食い込んでいるのは、エーフィ=C=ハウサーちゃん。
アカペラの唄―――うん、こいつは確かに届いた。
目からだけじゃなく、耳と心に、ね。
ドイツ語・・・かな、発音を聞く限りじゃ。意味はサッパリ分からなかったけど、
彼女が、『何かを為そうとしている』―――、その意思が、伝わった。
んで、ソコから下は横一列・・・とはいえ、まだまだ誰が抜け出してきても
おかしくはない、そんな状況だね、こいつは。
最後になったけど、おれの優勝予想をここに書いておくことにする。
◎千鳥かなめちゃん
○セネスさん
○テレサ
▲エーフィちゃん
▲リリアン女学園勢
▲ブラジナー姉妹
と、こんなところかな。この面子の中じゃ、やっぱかなめちゃんのパワーは頭一つ抜きん出ている様に感じた。
・・・同じ『小説出身者』のよしみもあるけど、それだけじゃ無しに、ね。
何やら無意味に長くなったけど、とりあえずお付き合いありがとう。
これにて『堂島コウの途中経過発表&優勝予想コーナー』を終わりたいと思います。
後は唯座して結果を見守るのみ―――何が起こるにしても、期待しといて損はないぜ?
お粗末。
- 292 名前:ビリー・カーン ◆HATEFc.kUA :04/09/12 16:22
- おっと、水着審査ひとつコメント抜けてやがったぜ。
>>266
ぐっ……15歳だって? コレで……?
お、お、お兄ィさんは許るさねェぞ!?
そんな、ビキニにガンなんて、男の欲望の具現化……ッ!
えェい、却下だ却下ァ!!
いくらカラダがち、超ステキだからって、15ってったらまだガキじゃねェか!
アニキってヤツも、ちゃんと監督しとけェ!
妹にナンかあったらどーすンだァ!!
……よっし、コレで今度こそホントに全部だな。
さァてどうすっかなァ……
♪ど・れ・に・し・よ・う・か 〜
…………OK、このコにキマリ、っと(ポチッ
- 293 名前:開票速報:04/09/13 00:23
- 総数61票。
1位 千鳥かなめ 11票 18.0%
2位 セネス=CTN=クロフォード 9票 14.8%
3位 ジュヌヴィエーヴ・デュドネ 7票 11.5%
4位 エーフィ・C・ハウサー 4票 6.6%
4位 福沢祐巳 4票 6.6%
6位 テレサ・テスタロッサ 3票 4.9%
6位 咲耶 3票 4.9%
8位 アイビス・ダグラス 2票 3.3%
8位 ドロレス 2票 3.3%
8位 プラジナー姉妹 2票 3.3%
8位 ミント・ブラマンシュ 2票 3.3%
8位 支倉 令 2票 3.3%
8位 藤堂志摩子 2票 3.3%
14位 アイス&フロスティ 1票 1.6%
14位 アリス・L・マルヴィン 1票 1.6%
14位 エドワード・エルリック 1票 1.6%
14位 クララ博士 1票 1.6%
14位 ワタナベぽえみ 1票 1.6%
14位 鑑 純夏 1票 1.6%
14位 武内優香 1票 1.6%
14位 葉賀 楓音 1票 1.6%
- 294 名前:ダウゲ=ベルガー ◆FDTENRINBk :04/09/13 00:37
- おいおい結果出たのにあげなくてどうするよ、しかし見事にコウの予想的中だな。
16時すぎまでは同数だったのに最後の追い上げで逆転。
予想外にテスタロッサと票が割れなかったのは予想外か…。
ま、とりあえず俺のコメントはこんな感じで
- 295 名前:クルツ・ウェーバー ◆URUZ6oKCII :04/09/14 23:34
- ――――はい!
嵐と混沌、そして群雄割拠な盛り上がりを見せたこの第一回ミス・一刻館コンテスト!
怒涛のアピールタイム終了からはや二日、その間続けられていたみんなからの投票も期間満了!
そしてっ!
これより皆さんお待ちかねの―――結果発表に移りたいと思いますッッ!!
さて、栄えある初代ミス・一刻館の栄冠を勝ち取ったのは一体どのおぜうさんなのかっ!?
ここは伝統にのっとって期待感を高めてもらうために、まずは下の順位から順に発表していこうっ!!
――さ、まずは第14位!
14位 アイス&フロスティ 1票
14位 アリス・L・マルヴィン 1票
14位 エドワード・エルリック 1票
14位 クララ博士 1票
14位 ワタナベぽえみ 1票
14位 鑑 純夏 1票
14位 葉賀 楓音 1票
※14位 天狼清水 1票
※14位 武内優香 1票
※14位 謎の美女 1票
※14位 ヘイゼル=ミリルドルフ 1票
―――さてさて、この群雄割拠のきわみにあったミスコンアピールタイム!
各員努力は見て取れて面白かったが、ちょっとパンチ力で上位に譲ったか?
ひとまずみんな、Thank You & Nice Fight!
ちなみにここでちょっと補足だ!
14位の名前目録のうち、最下部の※のついた4人のことだが――
まず天狼清水ちゃんは、投票時には名前がなかったわけだ。
しかし参加者の名前を登録する時点ですでに参加者には一票が入るという投票システム上、
参戦はおよび演技はしたが都合で登録ができなかった彼女に対する救済措置として、
便宜上こういう形を取らせてもらった。
それからほかの三人。
匿名希望謎の美女、ヘイゼル=ミリルドルフ嬢、武内優香嬢はすでに大会内で
棄権・リタイアを表明しているわけだが――
(※謎の美女&武内優香嬢:http://www.appletea.to/~charaneta/test/read.cgi/ikkoku/1069512742/137)
(ヘイゼル嬢:http://www.appletea.to/~charaneta/test/read.cgi/ikkoku/1069512742/269)
ミスコン審査委員会の協議の結果、それまでのレス(演技)でもお客を楽しませた事を評価し、
あえてノミネートする運びになったということをここで補足しておこうっ!
- 296 名前:クルツ・ウェーバー ◆URUZ6oKCII :04/09/14 23:37
- ―――さて、次行ってみようか!?
第8位!!
8位 アイビス・ダグラス 2票
8位 ドロレス 2票
8位 プラジナー姉妹 2票
8位 ミント・ブラマンシュ 2票
8位 支倉 令 2票
8位 藤堂志摩子 2票
―――おおっと、ここでもダンゴ状態!
勢力均衡実力拮抗の乱戦区か、ここはっ!?
それではここから一人ずつ、このクルツお兄さんからコメントして行ってみようっ!
まずはアイビス・ダグラス!
予選では頼りになる(?)相方ふたりの援護も受けて偉大な先人の流れを汲むショートコント!
そして決勝ではOG2出場決定もあって再度引っ張り出された、胸の余るプロジェクトTDの制服を着ての大告白!
大好きなイルイへの告白ということもあって、その度胸を俺達に見せ付けてくれましたっ!
次に参加者最大級の体躯の大きさを誇る唯一のOF参加者、ドロレスちゃん!
予選では宙をすべるようなスケート、決勝ではパートナー&花火を用意しての文字通りの大演技!
これはもうまさにデカァァいっ説明不要っ!? そのスジの方にも好アピールだ!
お次はF・Y・プラジナーちゃんとA・プラジナーちゃんのプラジナー姉妹!
予選ではアクロバット&氷の竜という大掛かりだったものなのに対し、決勝では
二人とも奇をてらわずに真っ向から水着になり、そして歌詞も極端な変調もないが心に響くメロディーのみの歌!
彼女達の人格もあってか文字通りに癒されたと感じるのは俺の錯覚ではないだろうっ!
それから、ほぼ全員落選した中で唯一生き残ったエンジェル隊のクールなお嬢、ミント・ブラマンシュちゃん!
エンジェル隊の中で唯一まともな歌と踊り、そして最後は巨大&ロリっ娘化の二段構え!
正直お兄さん二つの意味で度肝抜かれちゃったが、これもまたアピールバトル!
観客への印象付けは成功したといえるだろう!
さらにその次は、美少女お嬢様揃いと評判なあのリリアン女学院から参加の黄薔薇さま()、支倉令ちゃん!
水着姿に竹刀と言う奇抜ながらも新鮮な凛々しさの格好で、なんと竹刀で標的を一刀両断!
さすが剣道少女、さすがミスターリリアン(ぇ)! 妹さんも大喜びだ!
真っ二つになった仮面のなにか(>>264)もきっと本望だろう、多分!
そして8位勢の最後を飾るのは同じくリリアン女学院から出場の現・白薔薇さま()、藤堂志摩子ちゃんだぁ!
演ってくれたのはなんと驚き、白い水着で日本舞踊だ!
これまた意表をつく組み合わせだが、その流麗さが不思議とマッチ!
楚々たる振る舞いとあいまって清涼感あふれる魅力が出てたなぁ、こいつは!
- 297 名前:クルツ・ウェーバー ◆URUZ6oKCII :04/09/14 23:42
- ――さぁ、これで残る参加者は上位7名!
君の投票したあの娘はいま第何位だ!? さぁまだまだガンガン行くぜぇ!
それじゃここからさらにレベルが高くなるとご近所でも評判の―――
第6位っ!!
6位 テレサ・テスタロッサ 3票
6位 咲耶 3票
さあ、ここからは群雄割拠混沌の坩堝を抜けて頭角を現してきたお嬢さんになるわけだが――
ヒーローネタで一気に注目を集めた美少女二名がここにノミネートだ!
それではコメント行ってみようっ!
まずは俺・マオ・ソースケの大上役でありながら親しい友達でもある
我等が女神ダヌーの部族()戦隊を束ねるお姫様、テレサ・テスタロッサちゃん! 通称テッサ!
彼女はカナメとともに決勝からの飛び入り組だが、
相棒のカナメに気後れる事なくふたりはプリキュアで威風堂々と入場!
なぜかキュアホワイトの衣装が恐ろしく似合っていたのも好印象に華を添えたぁっ!
そこからのダブルライダーキックでちょっとカナメに引っ張られちゃいたが、キック後のプールダイブからは攻守逆転っ!
いつもの運動音痴などどこ吹く風の華麗なる泳ぎでうまくカナメをリードしつつ、ラストで水から上がってみれば
水も滴るいい女! 俺様チョイスの『2−4てっさ』のゼッケンも眩しいスク水姿でフィニッシュだ!
これは個人的に萌えツボを手堅く抑えてると思うがどーですかお客さんっ!?
そしてお次は―――『お兄様、ラブよっ♥』でお馴染みのお兄様爆愛ツインテール妹()、咲耶ちゃんだぁ!
緒戦では武闘派・アクロバチックなアピールが多くを占める中、ある意味もっともアイドルらしく歌で勝負!
お兄さんへ思いを伝えるその真摯な姿勢、このクルツおにーさんも実はしっとり感動したのは秘密だっ!(笑
そして決勝に入ってからは、カナメ&テッサに引き続きスーパーヒーロータイム!
“サクヤ”つながりで仮面ライダーギャレン に変身だぁ!
宿敵孔雀()アンデッドを相手に、愛する人への心情を吐露しつつの死闘!
そしてトドメは―――やはりといえばやはりというか愛する兄の名前を絶叫しつつ、
3枚カードラウズから怒涛のバーニングディバイドでフィニッシュ!
振り返ってみればこちらも萌え・燃え両面からの二面同時攻撃! これもバーニングディバイド効果か!?(ぇー
萌え&燃え両面からの攻撃が功を奏したのか、わりと高位につけた二人の美少女!
しかしそれでも上には上がいる!
そしてまだまだ結果発表は続く! 最後までお付き合いよろしく、諸君っ!!
- 298 名前:ノーマッド ◆GA.kfZG5TQ :04/09/14 23:55
- 〜〜その頃、コンピュータルームにて〜〜
うふふふふ。
今の世の中は電脳時代ですからね。ネットワークを制するものが勝利するんです。
このイベントもまた然り。勝敗を分ける肝心の投票結果は、こうやって
コンピュータを使って管理しているわけです。
ですからこうやって、ちょっとそこに侵入してデータを改竄してやれば
労せずして優勝が手に入ってしまったりするんですねー。
っと。 アクセスできました。
こんなザルな防壁、私の前では意味を為しませんからね。
それでは投票データ上書きのスタートです……
ヴァニラさん。ヴァニラさん。ヴァニラさん。ヴァニラさん。ヴァニラさん。ヴァニラさん。
ヴァニラさん。ヴァニラさん。ヴァニラさん。ヴァニラさん。ヴァニラさん。ヴァニラさん。
ヴァニラさん。ヴァニラさん。ヴァニラさん。ヴァニラさん。ヴァニラさん。ヴァニラさん。
ヴァニラさん。ヴァニラさん。ヴァニラさん。ヴァニラさん。ヴァニラさん。ヴァニラさん。
ヴァニラさん。ヴァニラさん。ヴァニラさん。ヴァニラさん。ヴァニラさん。ヴァニラさん。
ヴァニラさん。ヴァニラさん。ヴァニラさん。ヴァニラさん。ヴァニラさん。ヴァニラさん。
ヴァニラさん。ヴァニラさん。ヴァニラさん。ヴァニラさん。ヴァニラさん。ヴァニラさん。
ヴァニラさん。ヴァニラさん。ヴァニラさん。ヴァニラさん。ヴァニラさん。ヴァニ………
(投票データに本戦にノミネートされていなかった人物の名前が
大量に上書きされました。当然全て無効票です。)
- 299 名前:クルツ・ウェーバー ◆URUZ6oKCII :04/09/14 23:59
- さぁさぁさぁ、ここからは更にランクが上になってきた! ベスト5だ!
上位五傑、その演技と魅力でさらなる客からの支持をもぎ取ったのはいったい誰だぁ!?
そーいうわけで行ってみようベスト5以降の結果発表! Here We Go!!
第4位っ!!
4位 エーフィ・C・ハウサー 4票
4位 福沢祐巳 4票
さて、トップ3に次ぐ視聴者・ROMの皆さんの支持を得ることになったのは――
福沢裕巳ちゃん、エーフィ・C・ハウサーちゃんの二人だ!
一方はクール、もう一方は感情豊かなのが対照的といえるかもしんないっ! さてコメント行ってみよかぁ!
まずはさっきのパフォーマンスタイムでもトリを勤めた、ここ一刻館でも
その知名度といろんな意味での(例:ブチ)切れ者っぷりでは随一のKresnik神父の妹さん、
実は結構読書家のお嬢さんことマーガレット孤児院からの参加者、エーフィ・C・ハウサーちゃん!
彼女も他の大勢の参加者と同じく決勝からの飛び入り参戦組だが、なんとそのパフォーマンスは
歌詞・曲ともに即興での歌唱というまったく新しい機軸のやり方!俺としたことが不覚にも少々意表を衝かれちまった!
歌自体はちょっと最後は尻すぼみで終わった感があったが、全く前人未到の方法で、それでも何かを生み出そうとする
そのひたむきさに感じ入る客も多かったと思われる!
水着姿も派手さこそないものの、その慎ましやかで飾らない佇まいが健気さを際立たせたのは疑いないだろうっ!
それに続いてはリリアン三人娘の中でも最高位につけてしまった、紅薔薇のつぼみ()こと福沢祐巳ちゃん!
彼女も先刻の二薔薇と同じく決勝からの参戦ではあるものの、ここへ来て順位で彼女達にかなりの差をつける事となりました!
さて、他の二人に負けじと水着姿で出撃した彼女の演技はと言うと――なんとドジョウ掬い!
三薔薇の演技のトリと言う事で思い切って踊ってくれ、会場のウケも取って見事にオチまでつけてくれたドジョウ掬い。
確かに華やかさ・カッコよさは他の二人に一歩を譲ったが――彼女特有の微笑ましい人為()もあって
会場のみんなに暖かい笑いを提供したのもまた事実! ある意味他の二薔薇にはない部分がこの差を生んだのかも!?
さてさっきも言いはしたが一方はクール、一方は元気で勝負したこの二人のお嬢さん方!
キャラこそ対照的だが共通する“健気さ”が、ここまでの位置に彼女達を押し上げたのか!
答えは結果がすべてを語っているといえなくもないか!?
- 300 名前:クルツ・ウェーバー ◆URUZ6oKCII :04/09/15 00:02
―――――さぁさぁさぁさぁお立ちあい!
ここまでいろんな意味で波乱に次ぐ波乱を起こしてきたこのミス・一刻館コンテスト、
その結果発表もついにここから最後のクライマックス!
ベスト3の発表です!!
さあこのミス一刻館コンテストの上位三傑!
なみいる美女・美少女の名演・怪演・萌え燃えパフォーマンスを退けてここまで上り詰めた佳傑(?)3名!
順番に一人ずつ発表していくぜ! レディース&ジェントルメン!! 準備はいいか!?
それでは―――――
第三位!!
ジュヌヴィエーヴ・デュドネ 7票
さて、ついにここまで来てしまったぜベスト3の発表だ!
この栄えある第一回ミス・一刻館コンテスト―――その第三位につけたのはこれまた決勝から参加表明してくれた、
謎めいた美貌とスタイル、そしてそのオトナな物腰が魅力の吸血鬼おねーさま、ジュヌヴィエーヴ・デュドネ嬢でしたっ!
ここまでの順位で元気・武闘派、お色気、イロモノその他様々な演技がなされて来た中で
彼女の演ってくれたパフォーマンス(>>218)は――やはりこうしたコンテストの王道というものなのか、正統派に歌で勝負だ!
もしかしたらドイツ人である俺の爺さんやひい爺さん辺りも聞いてたかも知れねえ
『接吻』というしっとりとした曲を、彼女自身のたおやかな美しさともからめてムーディーに歌い上げてくれた!
不肖このクルツくんも、思わずグッと来ちまったぜ! これこそまさにヒトを超えた妖艶さってやつか!?
吸血鬼ということもあってそのミステリアスさ加減も際立ったのも、ここまで躍進した一因と言えましょうっ!!
まだまだ、ベスト3発表はまだ止まらないっ! ノンストップでラストまで直行だぁ!
無論途中下車はナシだ! 終点までお付き合いよろしく頼むぜ、みんなっ!?
- 301 名前:クルツ・ウェーバー ◆URUZ6oKCII :04/09/15 00:09
- そして―――――このミスコン人気投票において最上点近くで雌雄を決することになった二大巨頭!
終盤近くまで互角だったこの死闘()を制したのはいったいどちらか!?
それじゃ能書きはこの辺にして―――行ってみよーかぁあっ!!?
第二位ッッ!!!
セネス=CTN=クロフォード 9票
さあ、いよいよ頂上決戦ですっ!!
この一刻館の顔たるお嬢さんを決定するミス一刻館コンテスト、その準優勝につけたのは――――
まさに“一刻館のお姉様”という言葉をその一身で体現しているクールビューティー、セネス=CTN=クロフォードっ!!!
その中性的だが十分男女双方を振り向かせるに足るそのスタイル、その美貌!
さらにはそれを誇らない、そっけなくも清々しく、そしてカタい様で結構気さくなその言動!
この時点で前々からの人気が相当なものであることは十分伺えるだろうっ!!
予選ではある意味ソースケにも通じる、少々無骨ではあるがそれでもクールだったナイフ投げというパフォーマンス!
投げたナイフも百発百中、そしてファンの皆のハートまでも射抜いちまったか他者にかなり差をつけてのこの得票!
某メイド長もこの様を見て狂喜乱舞していることでありましょうっ!!(ぇー
そして決勝では、その天与のルックスを十分に生かした水着審査(>>249)もさることながら
会場におけるスリ行為を鋭く発見、即撃退! カメラも見ていた決定的瞬間な、あの一瞬の捕り物劇!
多少アクシデントという要素も絡んでいたとはいえ、彼女のシャープなカッコよさを十二分に垣間見せてくれました!
しかも演技が終わった後でも>>155、>>176など思い余ってちょいとやりすぎたメーワクな観客(笑)に対しても
しっかりとお仕置き&説教という、一刻館の良心との呼び声の高さに違わない彼女らしい心配り!
いいねえ、こーいうの俺も好きだよ!?
男女問わず幅広い層から票を集めた結果たるこの高得票数も、こうした彼女の人柄を考えれば十分に納得だろうっ!
- 302 名前:クルツ・ウェーバー ◆URUZ6oKCII :04/09/15 00:18
――――そしてっ!!
激闘の末、そんな難攻不落なセネス姐さんをも制して第一位に輝いた女の子!
この栄えあるイベントホール開設記念・ロボット乗りが集うスレ一刻館基地主催
第一回ミス・一刻館コンテスト、グランプリ!!
初代ミス・一刻館の栄冠を勝ち取ったお嬢さんは―――彼女だっ!!!
第一位ッッッ!!!!
千鳥かなめ 11票
―――――――そう、すでに開票速報などを見てご存知の向きも多いと思うが!
このイベントホーr(中略)ミス・一刻館コンテストの初代優勝者は………
戦争ボケにハリセン一閃! 非常識には飛び蹴り炸裂!
容姿端麗スタイル抜群! 気合十分アクセル全開! 時には乙女、時にはガサツワイルド!
災難続きそれでも負けない囁かれた者()な元気娘の……
千鳥かなめ嬢に決定しましたっっっ!!!!
さて、彼女もこのミスコンを盛り上げてくれた数多のお嬢さんと同じく、テッサとコンビでの飛び入り組からスタート!
最初はそれほど小慣れていない様子(>>119)でしたが、登場決めポーズから調子を取り戻したのか一転してアクティブに!
プリキュア衣装から意表をついてカードコミューンでの三枚ラウズ→ライトニングソニック(>>125)という荒業をやってのけ、
相方のテッサとともに見事に標的を一撃粉砕鉄脚制裁、そしてそのままプールへダイブ!
水中でもその適応力の高さからかテッサのリードにうまく従い、
水から上がれば同じくちょっとフライング気味のスク水披露(>>143)!
ただし全く同じスク水ながら、両者の萌え刺激ポイントは全くの対照的!
ほっそりとした肢体のテッサに対して、こちらは健康的に出るトコも出た好スタイルのないすばでぃ!
健康美と清楚美――互いに互いのコントラストを高めあうミックスアップ効果もあってか、高い好評を博しました!
だが、ここで終わらないところが“行動する”千鳥かなめの千鳥かなめたる由縁()かっ!?
さらにこの後も自発的に、俺の水着OK宣言(>>247)に合わせて新たな水着(>>255)で会場に再登場!
だんだん水着が透明度を増していくという鼻血モンの演出の後、閃光手榴弾()が一閃!
しまいにボン太くんへの早代わりという俺ちょいガッカリなオチの男心をもてあそぶ演出で再度のアピール!
同じコンビの相方であるテッサに差をつけたのは、この旺盛な行動力か!?
また、彼女自身も2位のセネスとは違う意味で気取らない、ざっくばらんなその人為()!
そしてカナメ自身の原動力である、爆発的な元気とキップのよさ!
この爆発力が、“難攻不落のお姉様”ことセネス姐をも下す鍵になったのではないだろうかっ!
……ま、結局みんな、自分が魅せられたお嬢さんに入れたわけだし――そんな能書きはどうでもいいとして。
<i>、<font size=5>初代ミス・一刻館の栄誉を手にしたカナメ嬢にみんな、どうか盛大な拍手をっ!!</i></font>
おめでと――――――っ!!!!
- 303 名前:クルツ・ウェーバー ◆URUZ6oKCII :04/09/15 00:29
……さあ、長らくお付き合いいただいたこのミス・一刻館コンテストも
ついに結果発表も終了、グランド・フィナーレ!
まず、最後にもう一度各賞受賞者の再掲示だ!
優勝:千鳥かなめ
準優勝:セネス=CTN=クロフォード
第三位:ジュヌヴィエーヴ・デュドネ
――さらに、この後特別ゲスト審査員である
堂島コウ、ダウゲ=ベルガー、ビリー・カーンのお三方から審査員特別賞の発表があるので、そっちも見逃すなよ!?
……そーいうことで、ここでこの長きにわたって続いたミス・一刻館コンテストも、ここで一応の全プログラムは終了だ!
ついては、新たなイベントができるようにこのミスコン会場も撤収する予定だ!
一応、撤収のメドはいまから一週間後としておく!
参加者のお嬢さん方、およびキャラハン・名無し問わず観客の諸君は
忘れ物(後日談、エピローグなどのやり忘れ(ただしやりたい者は任意という事で))がないように気をつけてくれよ!?
<b><i>―――さて、ここまでこぞって名乗りを上げ、このミスコンを盛り上げてくれたお嬢さん方!</b></i>
<b><i>そして名無し・キャラハン問わずお付き合いいただいた観客諸君!</b></i>
只今をもって、このイベントホール開設記念
第一回ミス・一刻館コンテストの閉会を宣言するっ!
みんなお疲れさんっ! そして、ありがと――――――っ!!!!
- 304 名前:アルケミストな兄弟 ◆HAGANEaWcA :04/09/15 01:58
- >>295
∝V#゚听V 「ちょっと待てー!?
とんでもない間違いがあるだろ、ソレ!?」
∧/ ^w^ V 「やあ、兄さん14位だって。 やったね」
.''''^゙゙゙~"'''ー二"''ー、 ,l|゙'''― ,,,_
: ,..ノ''ッ、゙!ly-/《 `''ー ..,、
. _..-'″ ,il>.ヽ, !.,リ : `''ー
/´ ,!.i「,,. li t.
./ l゙/ . 、, ./ . l |t
/ iリ/ l : l
./ .l゙〃 ! .; .l
/ /.l,! !│ l
./ .,i . / .l′ ゝ! .l. . │
/ . i′ .i゛ ,! ! .l ′ l. ! .|.
././,! ." .l゙ |'丶 : l '" .,. |..! il.
: テ゛ l ..l ゙'t、 ‐l: ‐l. .ッ゛ lll |.!
.| .! .l゙.''ー ..,,_ ` liルl、|,,ッ゙il.,.y'゛._,,,....|エ .!.!
.| " l、 .`゙'''"":゙゙゙"``゛ ̄゛. | ! | } 「やってねー!」
.| ".il ゙'ー ..,,,,,,,,,.../ .. .''------―l'.!.「゙!
.| -|:| .´ : .! .!
.| 川 |,'l
l ,゙.! l′l
.! .゙,! ‘ .|
l ! !
.! .ヽ !
." .l ゙'i,, _..-'''-、 !
.i |.l .! `'-、 .,,,,..i;;ニ,゙,,,,,,,,,,,,,,,,,,゙ュ .. : | il
〉l .l ,! `'-、、 _,,.. -;;,,,,,i .ilil
: ゝ..l ,! `'''―ー┬ー''',,iiiiiiiilllllllllllllll,illll!
l.! ii liillllllllllllllll!!!!!!゙゙゙゙~.;::;:
!i,,,l!!!!゙゙゙´::::;::'_,,iy:::::.:::::
_,,ill'゙゙´::::::_x;;lirl`-゙´;:::::::::::
,,,illl゙゙´::::::_.illl!“´:;:;:;:;:;:::::::;::;:::::::::
∧/ ゜w゚ V 「そっか。兄さんはエントリーしてないんだから、票を入れてもらう資格はないんだよね」
∝V#゚听V 「それ以前の問題だ! これミスコンだろ!?
なんでオレの名前が挙がるんだ!」
_, ._
∧/ ゜w゚ V 「我侭だよ兄さん。
折角、『カッコイイから』ってコメント付きで入れてもらったのに」
∝V*゚听V 「・・・そうなのか?」
∧/ ^w^ V 「うん。ボクずっと投票結果チェックしてたから、間違いないよ」
∝V ゚听V 「・・・まあ、そういうことなら―――」
入れてくれた奴、サンキュー!
/ ,ハ} /,ヘ \
, / /ヾV//ハ \
/ / /ヾミ从彡ヘ ヽ
/ / l , l l| 、 \
l / / /l ! l |ヽ, | }\〉
|/ //| i / | | l| l ! !
!レ1/l! | l l .| ,1イ_l |l i |
゙iレi´゙| i | l_ l | ,イf_):::i゙ || f´ ̄`ヽ
ヾ! ! | l| / 二ー_--ソ ′ ゞ゙ソ li} ! }
「 ̄ハ | | /| /´ ̄`゙` −‐' | | !
| i iヽヘ |/ |/ | | /
| | | i ∧ l| i _ i〉 /!/ 、___/
| | | |{l l || ,ィ._____,、 //  ̄ ̄}__
く ̄「} ヾ{ソヾ,ヽト、|!\ { _ __, ,二ン / レ, -‐ '" l`lヽ
} lj / ゙ 二‐-、` .`ー‐ '"´ /,ィ"[__ | コ}
>" ` ニ! ` ー-----r'r=/ | r┘ , -‐ '"フ ノ ノ
, -'" || 〃 { ゝ_人二 -─ '" ̄`゙ヽ-、
ヾ, 〃 | r‐ヒ___ | l}
` =、_,〃 レ' {l ___」 _______」 l}
r‐H‐┐ ! ゞ _| , -‐ 二´ -──<
| | ト--く__r'´ |
だができれば、ミスターコンテストの時に入れてくれ!
- 305 名前:武内優香 ◆CfVG760hxo :04/09/15 21:07
- 時間はだいぶ遡る。
ミスコンテストの第一次審査終了後。
いくら手詰まりだったからといって、「『ビキニカラテ』生実演」というあまりにアレな
パフォーマンスをつい勢いで披露してしまった武内優香は、控え室で「我ながら何
やってんだか」と自己嫌悪に陥っていた。
「これじゃ旭神館の看板に泥を塗ったようなものだってば〜…」
そんな時、優香の携帯電話が着信音を立てた。
「もしもし、武内ですけれど…って、えりりん?」
電話の主はエリナ・ゴールドスミス、通称えりりん。優香とはVGで拳を交えた友で
ありライバルの一人である。
なぜか初対面からウマが合い、共通の親友である久保田潤の存在もあって結構な
仲良しだ。
「どーしたの?急に電話してくるなんて」
電話口のえりりんの声がどうも穏やかな様子でないことから、優香は不審に思って
事情を聞く。すると―――。
###―――――――――――
「ゴメン聡美、本選は棄権するって伝えといて!」
私服に着替えた優香は、いつものずだ袋を担いで控え室を飛び出していく。
「それはいいけど、そんなに慌てて何かあったの?」
そう訊ねる聡美。
「えりりんがちょっとタイヘンみたいでさ、手を貸してって。真奈美と綾子さんでも足り
ないっていうから結構ヤバいんじゃないかな」
「それならコンテスト終わってから…って言って止まる優香じゃないか」
「アハハ、そーいうワケだからお願いね!」
「でもあたしとの賭けはどうするの」
「お店のダークチェリーパイ1ホールでチャラにしてくんない?」
「…しょうがないわねぇ」
…自分の功名よりも友のピンチに拳を振るうことを選ぶ。武内優香とはそういう女
なのだ。
- 306 名前:セネス=CTN=クロフォード@エピローグ ◆iCENESsApo :04/09/15 23:16
- 「…準優勝?」
控え室でその報を聞いたとき、私は最初聞き間違いかと思った。
あれだけのメンバーが揃って、あれだけのパフォーマンスが炸裂した中、ナイフを
投げてスリを捕まえただけの私が、二位?
よくて中堅所だと思っていたのに…。最近の若い子はよく分からない。いや、観客が
若い子ばかりだったというわけではないのだが。
複雑な気分である。準優勝という栄誉に輝いたのだから、どうでもよさそうな態度を
取るのは、私より順位が下になった参加者達に失礼だ。しかし、元々成り行きで参加
したのだし、高い順位を狙っていたわけではないから、大喜びする気分でもなく…。
「………はあ」
結局、私の口から出たのは、なんとも曖昧な返事だった。軍人としては情けないこと
だろう。
「だが、表彰式などがあっても、残念ながら私は出席できない。これからまたすぐ、
次の任地に向かわなければならんのでね」
そう、ここでの任務は終わった。コンテスト終了と同時に、私の部隊は警備の任を
解かれている。次の仕事が待っているのだ。
私は既にいつものパイロットスーツとロングコート姿に着替えていた。やはり、この
格好だといつも以上に気が引き締まる。では、と結果を知らせにきた係員に短く挨拶を
し、きびきびとした動作で廊下に出た。ドアを閉めるとすぐに副官がやってきて、隣を
歩き出す。
「目的地はどこだ?」
「北米です。テロリストが宇宙シャトルの打ち上げ基地を占拠しました」
「数は?」
「小規模ですが、なかなかやるようです。先行した統合政府軍の北米基地部隊は、
既に全滅しました」
「少数精鋭、我々と同じか…。面白い」
自然に、口元がにやりと歪む。やはり私には、まだまだこういう凶暴な気持ちが必要
らしい。
報告を受けながら、ホールの外に出た。近くの発着場には、既にサンダーフォース隊
専用大型ステルス輸送機「Arbalest」が待機している。
私はタラップを上り、入り口をくぐりかけたところで、振り返ってホールを見た。
「…………」
ミスコンに参加したのは予想外の出来事だったが、楽しかった。今日のことも、私の
大切な思い出の一つになるだろう。たまにはこういう、息抜きのような任務もいい。
(だが、やはり私の居場所はここなのだ…。少なくとも、今は)
視線を前に戻した。もう振り返らない。金属の匂いがする機内に入る。
「行くぞ。総員第一種戦闘配備!」
「ハッ!」
副官の返事を聞きながら、私は格納庫に向かった。その途中、通路の窓から北米の
方角を見る。わずかだが、黒煙が上がっているのが確認できた。自分の表情が険しく
なるのが分かる。
…今度は、本物の戦場だ。
レス番まとめ >>5 >>20 >>21 >>103 >>145 >>155 >>176 >>223 >>249
- 307 名前:ジュヌヴィエーヴ・デュドネ:04/09/17 22:56
自分が三位に入賞した事をジュヌヴィエーヴが知ったのは、ブリスベン行きの機上の人となっ
てからだった。
意外だった。まさかこれ程上位に食い込めるとは予想もしておらず、喜ぶより先に驚いた。
空港で買い求めた夕刊の記事は二度読んだが、備え付けの雑誌が退屈な代物だった為、彼
女は今も紙面に目を通していた。
栄えあるトップに輝いたカナメ・チドリと云う少女、それよりやや小さく、二位のクロフォード大尉
なる女性士官の顔が一面を飾っている。ジュヌヴィエーヴの写真はない。
くすりと笑った。彼女の姿を写真に撮ったり、声を録音したりする事は出来ない。
カメラを持ち込んでいた一般客はともかく、報道関係者は困ったのではないだろうか。
新聞をたたんでラックに仕舞った。背もたれに深く身を沈める。
ふと、会場で向けられた銃口を思い出し、ジュヌヴィエーヴは改めてぞっとした。
一度は見逃されたとは云え、そのまま授賞式に出る程、彼女は大胆ではない。その足で荷物
を纏め、遁走したのだ。様々なルートを使ったから、教会の追手は撒けただろうと思う。
また一方で、それも含めて見過ごされた可能性も考えている。
目を閉じた。
あの青年神父は、ひょっとすると優れた聖職者なのかもしれない。少なくとも強く、純粋では
あったのだ。善良かどうかは知れたものではないが、それはジュヌヴィエーヴの判断する事で
はない。
どちらにせよ、彼に懺悔を聞いて貰いたいとは思わない。多分相手もそうだろう。
にしては、さほど不快な印象もないのがジュヌヴィエーヴは不思議だった。これは三位入賞の
嬉しさがまだある所為か、不意にかけられた親愛ゆえか。
それとも全く別の理由からか。
ジュヌヴィエーヴにはわからない。
どこかの詩ではないが、あの神父の神ならぬ彼女は天に在り、なべて世は事だらけなのだ。
あの時の出来事を反芻しながら、ジュヌヴィエーヴはまどろみの中へと潜って行った。
レス番纏め(カッコ内はKresnik、エーフィ・C・ハウサーのレス)
>100 (>190)>218 (>244 >246)>263 (>265 >271-272)>277 (>>280-281)>283
- 308 名前:ビリー・カーン ◆HATEFc.kUA :04/09/19 02:05
- 髪をゲイシャみてェに結い上げたブルネットの美人が、黄金のバスタブに
満たされた真っ白な泡の中から、俺を手招きしてた。
俺はその首筋にちょっとクチをつけてみて、泡がセッケンなんかじゃなくって、
全部生クリームだってコトに気付いた。
『ベイビー、お願い、あたしをキレイにしてちょうだい 』
おいおい参ったぜ、俺はそんな甘いモンはスキじゃねェんだがなァ……
……なんて考えてるウチに目が醒めた。どうやらまた寝ちまってたようだ。
ステージの上では表彰式が続いている。
天井知らずにテンションの高ェ司会の兄ィちゃんの声を聞きながら、俺は急に
息苦しいカンジがしてきた。
出場者の熱気がマトモに吹き付けてくる審査員席にずっと居たせいで、女のコの
甘ったるい体臭がカラダ中に染みついちまったって気がする。
どうりで夢見が悪ィワケだ。
元々こんな席にゃ俺なんかは場違いだ。そろそろ帰るか。
席を立とうとしたトコに、男が一人近づいて来た。
腕に腕章を付けていて、そこには『ミスコン実行委員会』と書かれている。
…………えェ、ナンだって? 審査員特別賞?
あァそういやそんなモンあったっけ。
俺はその男の差し出す紙片とペンを受け取ると、おとなしく席に座り直した。
うっかり忘れるトコだったが、コイツも一応コネクションのシゴトの一つだからなァ。
渡された紙片には、特別賞の受賞者名と、その選考理由を書く欄があった。
さて…………
- 309 名前:ビリー・カーン ◆HATEFc.kUA :04/09/19 02:07
G・ハワード賞(代理人−B・カーン)受賞者:
プラジナー姉妹
選考理由:
とにかくすげェ感動した。
見た目のカワイさはモチロン、ド派手でキレイなパフォーマンス/歌の高度な芸と、
それを身に付けるまでの泥を掴み血ヘドを吐くような壮絶な半生は見る者のココロを
揺さぶらずにはおかねェ。
特にクライマックスシーンの、空港で倒れた病気の妹を抱いて
『助けて下さい!! 』
と絶叫する姉ェちゃんの姿は、俺のココロのアカデミー賞を一気に5部門ほど制覇しちまった。
この賞をきっかけにしてさらに芸を磨き、スターダムにのし上がって、過酷な運命を
見返してやって欲しい。
そして革ジャケットの内ポケットから、ギース様から預かってきた副賞の『キョート・ナラ
一週間ツアー』目録と小切手帳を取り出し、小切手に5万ドルの金額を記入すると、
紙片と一緒に実行委員会の男に手渡した。
プレゼンテーションがどうとか男が言っていたようだが、俺はそのまま立って出口に向かった。
冗談じゃねェ。
ステージに上がってニッコリ贈り物なんて俺のガラじゃねェよ。
やるだけのコトはやったから、後はスキにすりゃイイ。
あのフザケた理由をそのまま読み上げるとも思えねェから、委員会とやらが勝手に
おざなりなキレイ事でも並べてくれりゃ好都合だ。
ギース様の代理って役目から考えて、あの姉妹はベストな選択だった。
キュートで、クリーンで、微笑ましくって……『事業家』としてのギース・ハワードが
選ぶのにピッタリのイメージを持っていた。
例え世界中の皆がハワードの別の顔を知り、怖れていたとしても、また、ギース様自身、
その恐怖を時に自ら見せつけ、利用していたとしても……『表の顔』はそらぞらしいほど
清潔に見せかけておくくらいでイイ。
それに、もしシゴトの事が無くっても………
きょうだいってのの良さは、俺だって分かりすぎるほど分かってるからな。
- 310 名前:小野阪 千彰+α ◆helpsmrWDM :04/09/19 16:50
- 参加者、見学者、運営者それぞれの胸の中に色々なものを残し祭りは終わった。
そして会場には、胸の中以外に残された物質的な物――ゴミ――が散乱している。
小さな方形になっている金属箔(>>202)、護摩壇と松明そしてその灰(>>147)、
会場上空で迎撃されたミサイルの破片(>>205、>>209)、などと言った妙なものもあるが、
基本的には一般の会場と同じ物――紙コップ、空き缶、ペットボトル、
オニギリの包装、パンの袋、紙テープ、菓子袋、クラッカー、ペンライト、女性用下着、新聞紙、
団扇、靴片方、Tシャツ、財布、紙吹雪、生乾きの吐寫物、横断幕、マスゲームのボード、
弁当箱、割り箸、携帯電話、甘栗の殻、風船、ホイッスル、ホーン、遺書(>>253)等々――
だが、その量と会場の広さが共に桁違いである。
「で、徹さんは、今どうなってるんです?」
「あそこで鉄球付き足枷が動いてるでしょ。アレよ」
「徹さんも大変ですね(汗」
「そんな事ないわよ。乙女の服を盗んだんだもの。
この仕事が終わったら、暫くは足腰立たないようにしてやる(怒」
「楓音さん、早く仲直りしてくださいね(愁」
「ん……まあ、それは兎も角、由宇子ちゃんが滑走路に落ちてきたおっきなガラクタを嬉々として漁ってたけど」
「なんでもあれ、変形合体ロボの残骸(>>216)らしくて、
関節構造とか出力系とかを、大輔さんロボ作る時の参考兼素材にしたいって言ってましたよ」
「あ、あははは(汗、……はぁ(嘆息。
さて、次はロッカーの中の忘れ物点検ね。……なんで血痕がロッカーの扉の内側に付いてんのよ。(>>133)OTL」
結局、後片付けにはコンテスト――という名の大騒ぎ――の終りから2日かかった……。
- 311 名前:エーフィ・C・ハウサー ◆p1a4SYSTEM :04/09/20 01:18
- >>281.>>283.>>307
――日差しが鬱陶しい。
建物から踏み出した第一感想、以上。
「お疲れさん」
出た瞬間、頭に声と手が降ってきた。ただいま、と応えるのも面倒で、そのまま熱を吸い込んだ
アスファルトを歩く。私の短い歩幅などすぐに追い付かれるのは当然で、隣を歩く兄は歩調を私に
合わせてくれていることくらいは解る。
兄の足元を見て歩く。何の変哲もない白いスニーカーは実は安全靴で、この靴で兄に蹴られた
日にはホーストもサップも二度とリングには上がれない。どうでもいい事を考えて、それを知って
いるのは何人だろう、とまた考える。
「授賞式はいいのかよ」
「面倒だ。そもそも即興劇に何を期待する訳でもなし」
あの後は結局、式が始まる直前――所か、自分のステージが終わった直後に会場を抜けた。
「水着審査」と題してあったクセにワンピースのままで舞台に上がった挙句、コーラスもバックミュ
ージックもなしに歌って帰ってきただけの私に、目立つ要素など有ろう筈もない。
そもそもこの体型で水着審査は無理がある。誰が喜ぶんだ――A.一部の特殊な趣味の人間く
らい。ご愁傷。無論、兄も喜ぶまい。
それより何より、私が気になるのは彼女――暴漢をアッパーカットで沈黙させた、水着姿のあの
人だ。彼女と兄が何を話したのかは知らないし、興味もない。問題は、そのまま平然と兄がこうし
ている事だけだ。
だから、「それより」と切り出した。
「食事にでも誘わなかったのかな」
「……「妹を助けて下さってありがとう御座います。お礼にこれから食事でも」――ってか? そう
しようと思ったんだけどな」兄が鼻を鳴らす。「ワインしか飲めないらしい」
「それはまた」
結構なグルメで。
私はそれ以上何を話しても無駄と悟り、兄もそれを解っている。数歩の間隙を置いて、兄は世間
話でも切り出すように言葉を落とした。
「歌ったんだっけ? ……悪い、見れなかったから外に来た人から聞いただけ」
云って、兄はこちらに視線を落とす。目が合うのを敢えて避けていたように、その表情は少々ば
かり申し訳なさそうで――小さく、笑っておいた。
「それは重畳。あんな芸とも云えない芸、君に見られたら赤面が過ぎて顔が破裂してしまいそうだ。
……そうだな、せめて楽団一つかバンドの一つでもサポートに付けてくれたならもう少しマシなモ
ノが出来た自信はあるんだけどね。マリリン・マンソンの"リトル・ホーン"を大声でとかさ」
「個人審査じゃねぇな、それ」
「そうだね」笑って、一伸び。空にはうだるような暑さを演出する太陽が中天にご出勤。三日くらい
南極で休暇を取って欲しいけど、そうなると温暖化問題やらでまた騒がしくなるか。「……っと、帰
りもあの車?」
「ああ」
そこで私を見下ろして、兄はどうしてだ、と訝しげに尋ねた。
どうしても何も――私の脳裏には、モデル然としたシスターが浮かんでいる。運転するには聊か
年齢が足りないんじゃないか、と思うのは、ここが免許を取る年齢に煩い日本だから。冗談、そん
なのはどうでもいい。問題は彼女が私に向ける態度だ。
「いやね。あのお姉さん――と云っても、私とそうは違わないだろうけどまあ、取り合えず彼女。な
んだか私のこと嫌ってないかな。理由は見当が付くけどさ」
君の事だけど、とは口に出さない。当の本人は「うーん」と顎に手を置き、
「そうでもないだろ」
……多分、と小声で付け加えたのを私は聞き逃してない。まあいい、つまりはそういう事だ。どう
やら運転の達者な彼女、この兄の"妹"であるところの私をあまり良くは思っていないのだろう。私
の性格を知った上で嫌ってくれたなら兎も角、恐らくそれは先入観以前、それこそ妹だ――と云う
だけの理由で。
さもありなん。
兄の本質を知っているのなら、"家族"など似合う筈がない。
一割の優越感、九割の虚無感。
沈黙。金なるはだんまり。何とも云えない無音が場を占拠し、そろそろ役目を終える蝉が遠慮な
くミンミンと大合唱する。
虫の声だけが、無意味に広く響き渡る世界。
無駄な考えに逃避できる50メートルは過ぎて、黒いワゴンが見えてきた。ワゴンの正面には、扉
に凭れ掛かるように彼女が。腕を組み、行きとは違って私服姿が似合っている。個人的には修道
女なんてやってないで、今すぐにでもモデルに転向するのをオススメしたいくらい。
無言で帰るのも味気ない。話し掛ける切欠は掴めない。とりあえず片手を上げて、どうにかこう
にか言葉を模索し――
「ただいま」
「……ああ」
そんな、単純な返答で修道女は組んでいた腕を解く。
挨拶に短く答えると、彼女は運転席に回り――
「お疲れさま、エーフィ」
「え?」
運転席に乗る直前、そんな事を云い置いてシートに上がってしまった。
「……な?」
兄は私の頭に手を置いて、軽くポンポンと叩いてくれた。
"そうでもないだろ"の解答がこれか。肩を竦め、後部座席に身を滑り込ませる。
がたりがたり。
帰還まで三時間――行きほど、窮屈じゃなかった。
- 312 名前:エーフィ・C・ハウサー ◆p1a4SYSTEM :04/09/20 01:22
- >>311
静謐な聖堂の奥、執務用の机を挟んで男女一組。
「ええ。生憎と素体"Z"――「デュドネ」の身柄確保には失敗しました。何を思ったのか。人間の饗
宴に姿を表すとは意外ですが……事実は事実。情報を集めたこちらには失礼と思いますが、情報
収集が甘かったと云わざるを誰も思わないでしょう。加えて、連中は写真にも写らない――さぞか
し記者団も困っていたでしょうが」
彼女の要件は的確。
用件を述べるのに数秒、要件を纏めるのに二秒、結論を伝えるのに五秒。
発した言葉に、一寸の隙も見当たらない。
見る者は連想するだろう。
有能に過ぎる、天才の生徒。
向き合う、有能な、秀才の上司。
上司は質問する。――どうして部外者に協力を求めたのか、と。
彼女は即答する。
「その方が効率が良かったからです。身体能力面、技術面のみで高位吸血鬼と拮抗できる人間
は稀少ではないでしょうか」
彼は汗を拭い、質問する。――どうして我々では不十分と判断できるのか、と。
彼女は即答した。
「族を逃がしたのは誰だったでしょうか。手落ちと云う外無い失態です」
彼は言葉に詰まり、弱々しくうめく。――「彼」が一件を口外する可能性は、と。
彼女は即答した。
「――口外しないように、これから賄賂を贈ってこようと思っています」
彼は――
ただ、背中を向けた彼女を見送り、重い扉が締まる音だけが残った。
- 313 名前:ダウゲ=ベルガー ◆FDTENRINBk :04/09/20 01:34
- >>303
「さて、クルツから紹介されたところで俺からの特別賞の発表をさせてもらう。
ちなみに何故か横に付き添っているバカには何もやらん」
ビリーの特別賞の発表と入れ替わりに舞台に立つ俺…となぜか横にいるヘイゼル。
いきなり「やりたいことはやりましたから」と結局出場はやめたらしい。
ならあの入場はなんだったんだ? と俺は聞きたいが先に仕事は済ませるべきだろう。
「では発表する、俺からの特別賞は勘違いで乱入とはいえキチンとネタまで見せてくれた
アリス・L・マルヴィンにやりたいと思う、このある意味とんでもないメンバーでよく頑張ったよ」
それだけ言うと俺達は舞台袖へと去る。
さてと…横にいる猫のお嬢さんの機嫌を損ねないように帰るとしましょうか。
この後結局機嫌悪くするような事を言って別のあるイベントへ繋がったとか繋がらないとか
(続く…かもしれない)
- 314 名前:◆p1a4SYSTEM :04/09/20 01:37
- >>312
ワゴンが滑り込んだ先は、美術館最寄の教会だった。
異端審問局、日本○○支部・特設本部――そんな所か。少々広めのゴシック式洋装は、ウチの
教会に比べて十数倍から数十倍の費用が掛かっているのは想像に硬くない。悲しきかな、現代ま
で連綿と続くカトリックの絢爛主義。我等が教会はカトリックなのにアメリカ南部の朽ちた教会同
然なのは、これ如何に。
セシルが奥の執務室に消えて数分、天井のシャンデリアと豪勢な樫の扉に抱いた感想。ちなみ
にフィーは外のワゴンで、シートに凭れて音楽鑑賞中だ。コンビニで買った文庫を読みながらだっ
たが、恐らくは十分と持たずに読破されるだろう。
僅かに慌しい司祭達は、如何にも"最近来た"と明らかなコーカソイド系の数人――察するに審
問局員、セシルの同僚。美術館を護っていたのがこの連中だ。
――厄介事のタネ。
思わず恨み言を吐きたくなって、主の御前だと自分に云い聞かせる。
ああ。でも主よ、何だか今日の俺はスゴい不憫です。
心で呟いて、脇に立っている司祭(イギリス系、身長180センチ前後……あ、くそ。俺より少し(結
構?)高い)を見上げる。
「……えっと、コンニチハ」
コンニチハ、と何とも厭そうな笑みが返って来た。
主よ、コイツ殴っていいですか。主よ。
「何の用ですかな、野蛮で粗暴な騎士団員が()このような場所に?」
ああそう、知っててくれて光栄です。野蛮で粗暴な騎士団員、俺。
ポーカーフェイス。意識して笑ってみせる。
「……そっちこそ。珍しい所で会うじゃないか、審問局のエリートさん方。イタリアでエスプレッソは
飽きたとか? 日本来たなら緑茶飲めよ、緑茶」意識して唇を吊り上げる。120%の皮肉を込めて、
「ああ」と思い出したように声を上げる。「――こっちは何処かの()無能サンが警備にしくじってくれた
お陰で、最愛の妹の演技を見逃しちまってさ。気分転換にコーヒーでもと思って」
「……それはそれは」
視線が落ち着かない司祭は、左胸に掌を沿えてこちらを伺っている。膨らんだサイズからしてベ
レッタ一丁、またはSIGが一丁。バレバレだよ、と云ってやりたい。
「お勉強に終始して、身体がナマってると思うね。自衛隊並に()」
ひくりと頬を攣らせて、ヤツが笑う。
「試してみましょうか()」
「試してみたらいい()」
ヤツが笑い、
俺も笑い、
ヤツが懐に手を突っ込んだ瞬間――
――懐から引っ張り出した文庫本を、顔面に突き付けた()。
トム・クランシー、「日米開戦」。イギリス人のこの彼、「日英開戦」があれば良かったと思うが、
生憎とクランシーはアメリカ人だ。初期の作風が好きな俺としては、新しく書いて欲しいとも思わ
ない。
頬には緊張、凍り付いた嘲笑。
"業務上不適切"な諍いを好まない審問局員が自ら取った行動に対する自戒ではなく、それは
顔面に突き付けられた一冊800円、古本屋で100円の文庫に対する生物的反応だろう。さもありな
ん。これが一キロの銃火器だった日には、彼のアタマはザクロになって飛び散っている。
そして。
「――ばぁん」
俺は鼻で笑い、彼は無言。
クーラーの効いた書斎でお勉強に勤しむ局員サンと違って、こっちは四六時中駆け回って布教
活動だ。生憎とカラダは必要以上に鍛えられているのだ。
我ながら子供じみた張り合いだな、等と考えたその時、
「――何をやっている、馬鹿者」
- 315 名前:◆p1a4SYSTEM :04/09/20 01:46
- >>314
とまあ、遠慮仮借ない侮辱が部屋の奥から飛んできた。
数メートル先、腕を組んだセシルは呆れた、とでも云いたげな視線をこちらに固定中。
「……馬鹿馬鹿ってな、お前。前々から思ってたけどさ、あのさ、俺とお前、十歳くらいトシ離れて
るよな、確か。もうちょっとこう、優しい呼び方は」
「馬鹿は馬鹿で充分だ。――厭なら私に敬意でも抱かせろ」
つまりそれは聖人にでもなれ、という事だ。
セシルはツカツカと歩み寄りながら、今度は視線を局員に向ける。仮にも審問局幹部、部下の
躾がなってないのは問題じゃないか。視線で訴える。無視された。
「……貴方もだ。審問局員が騎士団と張り合ってどうする。肉体能力では私達が劣るのは当然、
揉め事など吹っ掛けても仕方ないと解っているでしょうに」
「セ、セシ――」
「それに、この馬鹿の云う事も一理ある。美術館の警備は私達の仕事だった筈だ。……あのよう
な低俗な輩、どうすれば取り逃がす羽目になったのか」
「……」
「死体は三番ホールのロッカーに蹴り込んでおきました。始末、頼めますか」
「え、ええ」
曖昧に頷く局員。態度が俺の時と180度違うのが腹立たしい。
セシルは尚もこちらに歩きつつ、軽く小首を傾げて見せる。
――幾分、芝居がかった雰囲気で。
「しかし妙でした。幾ら私達の身体が人間の域を幾らも凌駕してないからといっても、果たしてあ
の程度の族を逃がすなど……思いませんか?」
セシルはそこで微笑んで、彼の元へとカツンカツンと歩いていく。
正面一メートルで足を止めると、
「……所で、身内の弔いくらいは、やはり引き受けられるのですか()?」
「――――ッ!」
友好的に開いた右手は脇に垂らす。
にこり、と審問局の死神は絶望的なまでに優しい微笑みを浮かべ、
そして、今度こそ――
「、のっ……!」
今度こそ。
彼は銃杷を引き摺り出し、セシルは脇で開いていた右手を――
一閃させた。
そして。
「うーわ……」
「日米開戦」を投げ捨てて照準したグロックを手持ち無沙汰にブラ付かせ、思わず呟く。
そう、加勢なんて必要ない。
ぼとぼと、ぼとぼと。
擬音で表現すればそれが正しい。頭部を数等分、胴体に至っては数十等。手首足首まで抜け
目なく刻まれた切れ目に沿って、人体のパーツが床に落ちていく。無数の肉片になって散乱した
"彼"にそれ以上の言葉はなく、それ以上の意味はない。
ともあれ。
「――地獄で恥を知って来い。クズめ」
右手に真っ黒な刀身を有した西洋刀を提げたセシルは、唾でも吐き掛けるような表情で肉片を
見下ろしている。知っている人間は知っている。"聖剣"の、セシル。聖とはヒジリ、混じり気のない
「生」で、不純物を許さない命の在り方だ。不貞を許さず、悪を赦さず、裏切りを断罪する。
「……容赦ねーの」
「クズに似合いの末路と腐臭だ。――本来なら、これ()で葬送ってやるのも勿体無い」
瞬間の現状だけ説明すれば簡単で、カラだった右手を一閃させる瞬間――いや。
一閃した時には、その手にあの物騒な光物が顔を出していただけだ。それこそ空間にポケットで
もあったかのように、空間から生まれたように。
これの何処が「私達は騎士団の人間に劣る」、だ。悪魔より嘘吐きな人間は、と聞かれたら真っ
先にコイツの名前を挙げようと思う。
軽く血振りすると(跳ねた血が信者席に付いた。掃除が大変だ)、黒い刀身は何事も無かったか
のように黒い艶を取り戻す。更にセシルは刀身を一振り――次瞬には真っ黒なソレは、世界から
綺麗に消失していた。
奥の部屋から慌しく駆け出してきた局員はこっちを見るなり息を飲み、それより早く「少々」と声を
上げたセシルの元へ、フラフラと夢遊病患者のように歩み寄り、「アレを片付けて貰えませんか」
「あ、あれは」「ゴミです。報告書は追って出しますので」「は、はい」――慌しくUターン、奥の部屋
へと舞い戻っていく。戻る寸前、
「あ、貴方は――ど、何処へ」
「ああ、支部長から聞いていませんか?」
セシルは俺の肩を軽く叩き――
「珈琲を飲みに行くんです」
当然だ、とでも云うように踵を返した。
- 316 名前:堂島コウ ◆19wVAppleA :04/09/20 02:46
- >>303
金髪男ことクルツ・ウェーバーが最高潮のテンションで一気に結果を読み上げ、
コウ自身なんだかよくわからないまま参加させられていた『ミス一刻館コンテスト』は
一応の閉幕と相成った。が。
「・・・審査員特別賞? 聞いてないぞオイ」
最初から最後まで何も説明しないクルツ、そしてベルガーだった。
(ベルガーは何の気後れもなくそれを発表していた>>313 所から見ても、
あちらには当然のように話が行っていたらしい)
軽い混乱状態をきたしたコウの手元に、しかし容赦なく発表を終えたサングラスの男―――
ベルガーからマイクが手渡される。(ほれ、お前さんの番だ)
いやいやんな事言われたっておれそんなの全く考えてなかったし
むしろ無理矢理審査員やらせといてアポなし特別賞ってなんだよこん畜生と、
コウが一通り脳内で悪友二名への罵倒の言葉を流す程度の間が、ミスコン会場に存在した。
しかし場の静寂はそれ以上は続く事無くあっさり終わった。
急激にコウの思考に思い起こされた一人の参加者の姿と、それを賛美する言葉と共に。
「あー・・・えーと。おれが選んだ特別賞は」
アクの強い(否、強すぎる)参加者のパフォーマンスの中。
「皆の耳に強烈に残る即興の唄を披露してくれた―――」
そう。彼女の歌声は。
例え意味などなかったとしても。
文字通り強烈な言霊となり、コウの心に届いたのだ。
「総合第4位を獲得した―――」
あるいは、コウが彼女を選んだ理由は。
彼女が偶然顔見知りで、それでいてかの歌を歌っている時の姿が
普段とまた違った一面を覗かせていたから、なのかもしれない。
しかし、だとしても。
あの歌がたとえメロディも踊りも出鱈目で、尻切れ蜻蛉に終わってしまっているとしても。
そんな事関係ねぇ、と言い切ってしまえるような何かを、
堂島コウは確かに感じたのだった。
「エーフィ・C・ハウサーちゃんに、けって――――――あれ?」
コウの末尾の素っ頓狂な言葉が、律儀にマイクに拾われて会場に響き渡る。
かなり赤っ恥なシチュエーションだが、この場合コウに否はないだろう。
今まさに、コウが特別賞を与えんとする参加者に向けて、コウが壇上に視線をめぐらせたとき。
当の受賞者が、会場から忽然と消えてしまっていたのだから。
(堂島コウ薦:審査員特別賞・・・エーフィ・C・ハウサー
ただし、当の本人はその事実を知ることはなく。>>311)
おわる。
- 317 名前:◆p1a4SYSTEM :04/09/20 04:09
- >>315
案内されたのは、商店街に軒を連ねる質素な喫茶店だ。
フィーを送り届け、「少し寝るよ」と部屋に戻ったフィーを見送り、私服を変えて車に戻って十数
分――如何にも「珈琲専門店」と云った装いの店内は、少しキツめの冷房に冷やされている。
メニューを見て驚く。未知の単語。なんだハワイコナって。
等と品書きに目を通していると、セシルは店長に(店長しか居ないのだ)さっさと注文を済ませ
てしまったらしい。肩を竦め、店内をぐるり見回し――視線をセシルへ。
「結局、組織内の内ゲバだった訳か」
「少々違う。……単に、局を抜ける序に聖遺物を持ち去ろうと考えた不届き者がいた、というだけ
だ。連中と内通していた痕跡は――そうだな、今日中には裏付けが取れる」その"不届き者"は今
や肉片、今頃モップ掛けでもされている頃だろう。「……身内の恥を晒すようで、情けないが」
「別に」お前の所為じゃない、と次いだ。「それより、なんで急に珈琲でデートだよ」
ごとん。
何の音かと云えば、セシルが片手に保持していたグラスがテーブルに落ちた音だ。垂直に落
ちたのが幸いして、なんとか水がブチ撒けられた様子はない。いや、それより。
セシルさん?
「で、」
「で?」
「で――でで、ででデート!? ち、違う! わ、わわわ私は、た、たたただ、」
「いやいいって。焦んなくて」
こほん、と軽く咳払い。
セシルは氷の入ったグラスを揺らし、
「つまり、賄賂だよ」
「賄賂――ねぇ」
まあ、いいけど。
「審問局のゴタゴタなんかに興味ねーし……っかし、大変だな。そっち()。ハンパに色々考える分、
要らねぇ考え持つんじゃないかなぁ、とか」
「否定はしないよ」ずず、と。グラスをテーブルに置いたまま、セシルは少しふてくされたように水
を啜る。そうしていれば歳相応の十五歳だか十六歳だか一七歳だか、ともあれ"色々背負い込ん
だエリート"には見えない。と――睨めあげるようにこちらを一瞥、「何も考えずに暴れ回る騎士団()
とは違うからな」
「うわ、やっぱり可愛くねぇ」
俺は云って、セシルは笑った。
運ばれてくる珈琲にクリームを、ついでにシロップをブチ込んだ所で「それでは風味が死ぬ」と
セシルにお叱りを受け、「それがいいんだ」と反論。そんなこんなで十数分。で。
「……それで」
「それで?」
それで、美味い珈琲だよ。――云うと、「違う」、と即答される。
しかし美味い珈琲だと思った。ファミレスの四分の三の値段だったのに、味で云えば三倍でも
足りない。しっかり蒸らしているのが解る淹れ方は、バイト君ではちょっとマネ出来ない味だ。
「それで――想像が付かないか」
「それで、ねぇ。「それで、これからどうするか」「それで、あの時どうしたか」――いつどこゲーム、
「それで」版かよ。……冗談、殴るなお願い。……悪いけど、ホントに心当たりがない」
「"それで、デュドネをどうしたのか"――正解を導くのが難しいとは思わなかったが?」
「それかよ」半分予想していた、と口には出さない。「どうしたもこうしたも……会わなかったから
な、仕方ない。会ったならそりゃ幸い、世界で初めてシャンダニャックの血統を絶滅させる栄誉
に預かれたんだが――ああ、デュドネは"子供()"作らないんだよな」
「その通りだ」
珈琲をひと啜り、セシルはその味について解説を始めた。豆が何処産だとか、酸味とコクのバ
ランスについてだとか、素人に解り易いんだか解り辛いんだかの薀蓄数秒。
で。
「所でな」
「んー?」
「美人だったか、デュドネは」
「そりゃもう」
……。
…………。
あ。
「ウソ待った今のナシ。やり直しッ。やり直しを要求するッ。ゆ、誘導尋問っ!?」
「ダメだ。……そうだな、これで貸し借りなし、ここは各自自腹を切ろう。ヴァンパイアを前にして
引き金を躊躇う――笑い話だな。よりにもよって、抹殺派最右翼のお前だ」
なんかヒドい事を云われている、ような――それより。
「って、うわ!? うわうわ何だよそれっ!? さっきお前、奢りだからって一番高いの選んでな
かったっけ!?」
「私に云うな。貴様の落ち度が問題なんだ」
さらりと流して、セシルは珈琲に口を付ける。奢らなくていいと解るや否や、飲む動作にも躊躇
いが消えている。最悪だ。
……しかしまあ、仕方ない。
財布を持ってきたのをズボンの上から確認して、舌の上で珈琲を転がした。……勝利の味が
薄れている。
「けど、今回はアイツから退いたんだ。話以上に好戦的じゃないらしい」
「相手がお前だからな」
「関係ない」
「奈落の底を見て退かないヤツは珍しいモノだよ」
「奈落はお互い様だ。シャンダニャックってな、ヴラドより古い血筋は珍しい」
――本当に、珍しい。
希少価値で云えば、シーラカンスよりも新種のランよりも高価ではある。惜しかった、と云えば
否定は出来ないし、馬鹿な事をした、と云えばそうだろう。
ただ。
あの時の俺は、間違ってない、とも思うだけで――とは、口に出すのは止めておいた。
- 318 名前:◆p1a4SYSTEM :04/09/20 04:14
- >>317.他
無意味に話をする事、十数分。
お代わりの珈琲、実に三杯。セシルはお得意様だと云うが、急に来た俺がこんなにバカバカ飲ん
でるのは問題とは云えまいか。人の良さそうなマスター、顔が合ってもニコニコしてるだけだけど。
流石に席を立とう、と決意したその瞬間、セシルが口を開いた。
「付き合わせて悪かった。彼女を……妹を見てやれなかったんだろう」
「いいよ、別に。本人がいいって云ってんだし」
「そうか」
「そうさ」
「所でな」
「ああ」
「美人は多かったか」
「そりゃまあ」
「……」
「……いやその、そりゃ、そういう場所だし、多いんじゃないかなあ、とか」
会場のあの人とかブロンドのあの人(あの子?)とか。……あ、名前聞き忘れた。
――と、ナイフのような視線が真正面から。
「い、いや。別に。別に何も考えてない、けど」
「ふん、まあいいが。……そういえばエーフィ――いや、彼女だがな」
「エーフィ、でいいだろうさ。フィー、でも。気にしないよ、アイツは」
「……ああ。その、……エーフィ、だが」照れたように語尾を濁らせ、セシルは珈琲を掻き混ぜる。
クリームも砂糖も入ってないのにそうする辺り、焦っているのか抜けているのか。「会場で知り合
いを見たとか云っていたな」
「会場――ああ」確か、ワゴンの中で。「云ってたな」
「詳しくは聞き取れなかったが――貴様の喧しい音楽の所為だが――見学者か?」
「何でも審査員をやってたらしい。高校生だったかな。友人……まあ、俺も会ったことあるんだけ
どさ。ちょっと前に。芸能人と同じ苗字の。えーと、ドウジマ」
「ほう。あの手の娯楽の審査員は、男が定番だと思っていた」
「男だよ」
「何?」
「男だって」
「それは、なんと云うか――意外だな」
「何がだよ」
「お前の性格だ。妹に近寄る男は片っ端から排除、と想像していた」
「あのな……何処のシスコンだよ、俺は」
云いつつ、あの彼を思い出す。アレから会ったりしてるんだろうか。いやいい、別にいい。心配
はしてない。フィーは十四歳だし。あっち高校生だし。
気付けば、何気なく掻き回していた珈琲が渦潮の如くに回転している。表面張力が崩れれば
決壊は確実と見て、ゆっくりスプーンを引き抜き――くすくすと笑っているセシルと目が合った。
「な、なんだよ」
「いや、別に……ふふ」
「ふふ、じゃ、ね……あー、くそ! いいだろ別に」
「は、あはは。いや、済まない。……意外だったが、悪くないな。はは、いや、すまん、どう
も普段のお前の姿とは――その、ギャップが、は、あはは!」
「ど、どんな風に見てんだ、俺のことっ!」
「いや……は、あはは。いや、いいさ。いいんだ。はは……ああ、私にも妹がいたからな」
(本当に)おかしそうに笑って、セシルは目尻を拭った。
「大切にしてやれ。家族を護る為に在ろうとするお前は、嫌いじゃない」
セシルは少しだけ寂しそうにそう云って――
「そうだな」
――俺はただ、頷いておくことにした。
- 319 名前:エーフィ・C・ハウサー ◆p1a4SYSTEM :04/09/20 04:30
- >>312 修正
静謐な聖堂の奥、執務用の机を挟んで男女一組。
「ええ。生憎と素体"Z"――「デュドネ」の身柄確保には失敗しました。何を思ったのか。人間の饗
宴に姿を表すとは意外ですが……事実は事実。情報を集めたこちらには失礼と思いますが、情報
収集が甘かったと云わざるを誰も思わないでしょう。加えて、連中は写真にも写らない――さぞか
し記者団も困っていたでしょうが」
↓
静謐な聖堂の奥、執務用の机を挟んで男女一組。
「ええ。生憎と素体"Z"――「デュドネ」の身柄確保には失敗しました。人間の饗宴に姿を表すとは
意外ですが……姿を表した事実は事実。こちらには失礼と存じますが、情報収集が甘かったと云
わざるを得ないでしょう。加えて、連中は写真にも写らない――さぞかし記者団も困っていたでしょ
うが」
眠かったのかな。なんだこの支離滅裂。
最後まで迷惑掛けて、ゴメン。削除した方がいいならそうしておくね。
- 320 名前:◆helpsmrWDM :04/09/20 19:20
- 掃き集められる大量のゴミ。その中に誰かのメモがあった。
メモは喧騒の記憶の欠片を示し、気付かれる事なくその役目を終える。
レス番纏め
>>110 >>118 >>179-181 >>215 >>260 >>310
- 321 名前:愉快なリンクス一家 ◆LINKSmg0W6 :04/09/21 01:41
- 司会のアナウンスがドロレスの名を読み上げる。
ジム「……8位か。まあ、がんばったな」
ドロ「むー、納得いきません! ぜったい優勝できると思ったのにー!」
ジム「ふくれるなって。こういうのは、ウケる客層とか、色々あるもんだからよ」
ドロ「そういうものなんですか?」
どことなく、しょぼんとしたドロレスの声。
ガタイはでかくても心は乙女。結構ナイーブなのだ。
何かフォローを入れるべきか?
懐から「良き父親になるには」を取り出す。
子供が落ち込んだときは、確かこのあたりのページに……
ぱらぱらとページをめくり……開きかけたページを閉じる。
嘆息。娘が落ち込んだときに、自分の言葉で慰め一つ言えなくて何が親父か。
ジム「あー、何だ。その、薔薇を綺麗と思う奴もいれば、百合が好きな奴もいる。今日はたまたま「お嬢ちゃんの日」じゃなかったのさ」
ドロ「はあ」
ジム「俺は薔薇が好きだがね」
ドロ「わたくしも、薔薇が好きです。前におじさまが薔薇の花を持っておばさまにプロポーズするビデオフォトを見て……」
よしよし、のってきた……って。
ジム「な、何!? アレを見たのかお嬢ちゃん! 棚の奥底に仕舞っておいたはずだ!」
ドロ「はい。ピートさんが見つけてきてくれました。おじさま、可愛かったです」
(注:劇中でホントに猫が持ってきました)
ジム「ま、まあいい。しかし……」
モニターに映る眼下の風景を見下ろす。
ホールを埋め尽くす観衆。雰囲気を盛り上げるべく、あちこちに配された飾り付け。ステージを照らすライト。
ジム「まさか、俺がミスコン表彰式のステージに上がることになるとはな」
苦笑。外からコクピット内部を見ることは出来ないが、このことを知ったら皆、何と言うだろうか。
ドロレスがちょろまかした基地の備品。
その責任を追及すべく、ジェイムズを捕らえるべく放たれた黒服アラストル軍団。
流石に生身では逃げ切れず、滑走路からイベントホールへと移動中のドロレスに乗り込んだら、
そのままステージにまで上がる事になってしまった。
ジム「ベクタートラップで自分格納してまでホール内にまで潜り込むとは思ってなかったぜ」
ドロ「せっかく、衣装だって用意したんですよ? 遅れたら台無しですわ」
ドロレスが肩を揺すると、資材用のシートを使って作った特大ドレスがひらりと揺れる。
切ったり結んだり重ねたりして、いろいろ飾りを作ってあり、なかなか手が込んでいる。
ドレスから盛大にはみ出しているコクピットのことは言うな。
ついでに、その中の人のことも忘れろ。
ジム「それにしても、野郎どもの野太い声援を聞いてると、何か尻がむずむずしてくるな」
ドロ「しょうがないじゃないですか。終わるまで我慢してくださいね、おじさま」
ジム「ロボットに追い回されて汗かいたから、冷えたビールでもやりたいんだがな」
ドロ「またお酒ですか? もう、少しは減らした方が……」
かくして衆人環視の中、コクピット内での内緒話は続くのだった。
- 322 名前:咲耶 ◆FXSAKUYA52 :04/09/22 22:47
- 「――――はぁ……」
祭りの終わり独特の寂寥感。胸を埋め尽くすのは、ため息の嵐。
「お疲れ様でした、咲耶ちゃん」
「あ、うん、可憐ちゃんもお疲れ様……」
――――悔しい。ただそれだけ。
折角の晴れ舞台を、愛するお兄様に見てもらったのに。
結果が追い付いてこなかった。みんなで頑張ったのに。
「残念だったね……みんなで、一生懸命練習したり準備したのに」
「そうね……お兄様に合わせる顔が無いわ……」
頑張った。本当に頑張ってきたと思う。
衣装を作ったり、市販品に手を加えて本物顔負けの出来映えにしたり、アクションの練習をしたり。
全力で頑張ったのに。
- 323 名前:咲耶 ◆FXSAKUYA52 :04/09/22 22:47
- 「―――あのね、可憐、お兄ちゃんから咲耶ちゃんへの伝言預かってるの」
「………お兄様から!?」
どうしよう。こんな無様な結果で。合わせる顔なんて無いのに。
「『一位は文句無く咲耶だよ、僕が言うんだから間違い無い』って」
「………!!」
―――私は泣いていた。堰を切って溢れ出した、その涙は止められない。
慰めとかじゃなくて、お兄様の本心から出た言葉だって、すぐにわかったから。
悔しくて泣いてるんじゃなくて、嬉しくて泣いているんだって。
「……ありがとう、可憐ちゃん。私、お兄様のところに行ってくるわっ」
「うん、わかってる。咲耶ちゃんが泣いてた事、みんなには内緒にしておくから」
―――――走りだそう。愛する人と一緒だから、私は迷わない。
(レス番纏め:>>14 >>27 >>28 >>105 >>167-169 >>171-175 >>266)
(Special Thanks:>>193【上城睦月】)
- 324 名前:クララ博士とゆかいな幹部達 ◆LunCletxNg :04/09/22 23:30
- ……一票。
それが、クララちゃんに与えられた答えだった。
「そ、そんな馬鹿な……」
ぼくの隣りでミーアさんが、膝を落とした。
いや、どう考えても妥当な結果としか思えないんだけど。
だいたい、何であそこでみんなが「クララが立った!」なんて……。
「せっかく戦闘員をサクラとして観客席に潜り込ませておいたのに……」
「って、潜り込ませてたの!?」
む、無茶苦茶だ。
というより、なんでまわりの人達は気付かないんだよ? 誰か通報しようよ!
隣りに、全身タイツで言葉の頭に必ず「イー!」ってつける人がいるのに、誰も怪しまないの!?
思わず頭を抱えたぼくと正反対に、クララちゃんはいつもと変わらない落ちついた様子で紅茶をすすってる。
そして、ティーカップを置いて、ぼくの方を見た。
「まあ、予想の範囲内ですね、首領」
「……ホントに? 気にしてないの?」
「ええ。準備期間と予算の不足で、洗脳音波発生装置も間に合いませんでしたから。
今回は、この一刻館に<UNCRET>の名を知らしめた、それでよしとしましょう」
……クララちゃんがそう言うなら、それでいいんだろう。
それに結構、みんなのイベント見てるのも楽しかったしね。
「うむ。メロ大帝、感動した。ここ一刻館、幹部クラスいっぱいいる」
「まあ、あたし達の本業はこんなお遊びとはワケが違うんだからね。気にしててもしょうがないさ」
「お兄ちゃんも出ればよかったのにー!」
「エーックス! これはミスコンだ! 男性の竜太郎様が出れるわけないだろう!」
「では、皆さん楽しまれたようですし、そろそろ帰りましょうか、竜太郎さん」
そうだね、和世さん。みんな楽しんでくれたみたいだし……。
……みんな!?
「み、みんな、何でこんな所にいるの!?」
「前に申し上げませんでしたか? 今回は一刻館征服の橋頭堡造りが目的だと」
ってことは、まさか……。
「ふふ、こうも強者ばかりだと腕の振るいようもある!
首領! この一刻館征服の命、何とぞこの獣魔戦将に!」
「いいえ、ここはわたくしの童話怪人が、今回の雪辱を」
「メロ大帝、頑張る。一刻館、我ら<UNCRET>のもの」
「みんなずるーい! エッちゃんは? エッちゃんは!?」
イベントホールの人ごみの中で、堂々とそんなことで喧嘩してる幹部のみんな。
それを見て、またぼくはいつもの台詞を言うハメになった。
なんで? どうしてこうなるんだよー!
(レス番まとめ:>>113、>>230、>>233)
- 325 名前:千鳥かなめ ◆Kana/lWMBI :04/09/23 00:04
- はぁ……やっと終わったわ。
ったく、何なのよあれ……いきなり水着とか消え始めるし。
なんかもう、いろいろ最悪ねこれ……。
「お疲れサマ、カナちゃん!
凄かったよ。プリキュアでダブルキック、おまけに早変わりなんて……。
これが前に言ってた『リーサル・ウェポン』なの?」
あー、キョーコ。
いや、そうじゃなくて。
あの衣装はテッサが用意したものだし、最後の早変わりは完全にアクシデントだし。
あたしが言ってたリーサル・ウェポンってのは、テッサのコトよ。
ほらあのコ、結構人気あるじゃない。
だからテッサ引っ張り出せば勝てるって思ったんだけどね……これじゃ無理っぽいかも……。
「ふーん……。
でも確かに、凄いのは凄かったけど、なんだかよく分かんないトコもあったよ。
混沌としてるっていうのかな、よく分かんないけど」
えー? もう、しょうがないわね。整理したげるから、ビデオで見なおす時の参考にしなさいよ?
えーと、テッサとの合同アピール「二人はウェイスパード」が、
>>109(>>112>>115>>119)>>120>>125(>>132)>>143(カッコ内はテッサね)
で、あたしの水着アピールが>>255ね。
分かった?
- 326 名前:千鳥かなめ ◆Kana/lWMBI :04/09/23 00:05
- >>291
あれ? 堂島くん?
堂島くんが特別審査員だったのね。
ま、彼の性格考えれば、別に違和感ないって気もするけど。
「ねぇねぇカナちゃん! 優勝候補だって! 凄い凄い!」
ええー? いや、いくら何でもそれは買いかぶりすぎでしょ。
さすがにあそこまで失敗しといて、優勝は無理だと思うわよ。さすがのあたしも。
「んー。そうかな……?
あ、もう結果発表みたいだよ」
あー、ホントだ。クルツくん出てきてるわ。
さーて、あたし達はどのあたりにいるのかしらね?
>>295
まずは14位ね。
こーしてみると、なかなか豪勢な顔ぶれが揃ってたのね、このイベント。
「んー。なるほどなるほど。
で、カナちゃんがライバル意識燃やして火花散らしてたのは誰なのかな?」
いや、散らしてないけど火花なんて。
ま、そーね……アイスちゃんとフロスティちゃんには注目してたかな。
なんかフロスティちゃんには、ソースケに通じるもの感じるじゃない。
……あのオチも。
後は、ワタナベぽえみちゃん。
もう何がなんだか分かんなかったけど、ただ、あのロサなんとかって技……。
いいかも。
今度ソースケがバカやらかしたら、あれお見舞いしたげよーかしら。
鑑 純夏ちゃんの「どりるみるきぃディメンション」ってのもいいわね。
ふふふ……。
「さ、相良くんが何だか可哀想になってきちゃった……。
ところで、あのエドワード・エルリックって人、出場してたかな?
その前に、どう見ても男の人の名前だと思うんだけど」
……何なのかしらね、あれは(汗
>>296
で、次は八位?
やっぱりリリアンの人は強いわねー。順当にいい位置を占めてるわ。
ブラジナー姉妹(どっかで見たコトあるよーな気がするのよね、妹のほう)の歌も良かったし、
ドロレスちゃんのもド迫力・ド派手で、まるで実戦みたいだったし。
――とゆーか、上のほうでドッグ・ファイトやってた気もするんだけど……。
「ラジオでカナちゃんが言ってた『羞恥心かなぐり捨てた』ってコトでは、
アイビスって人もいいセン行ってたと思うけどなぁ。
あ、それとミントって人も凄かったと思わな……どしたの?」
そーね。そーよね。凄かったわよね、ミントちゃん。
凄すぎて、あたしの水着まで消そうとしてくれたのよね。わざわざ友達使って。
「カ、カナちゃん!? 目が据わってるよ!?」
そう? そんなことないわよ?
ああ、そうそう。聞いてよキョーコ。あたしね、栓抜きを万能ナイフに変えたの。
それと、知り合いの子が送ってきてくれたの……「蝶々に形が似ていることが名前の由来」のナイフを。
よく切れるわよ? それこそ着ぐるみなんて切り刻めるくらいにね……ふふふ……。
「お、落ちついて、ね?」
ええ、落ちついてるわよ。これ以上ないってくらい。
それはそれとして、ミントちゃんは許せないわね。
あの着ぐるみ達は……皆殺しだ()!!
「ああ、カナちゃんがキレちゃった!
誰か! 誰か止めてくださーい!!」
……とまあ、冗談はこのくらいにしておきましょ。
「じょ、冗談だったの? どう見ても本気……」
シャーラップ! ほら、6位が発表になるわよ?
- 327 名前:千鳥かなめ ◆Kana/lWMBI :04/09/23 00:06
- >>297
うーむ。テッサがここに来たかぁ……。
もう少し上に行くと思ったんだけど。
ま、いーわ。あたしとしては、ぶっちゃけあのコにさえ勝てれば、ってトコもあったし。
自分で誘っといて何だけど、あのコにだけは負けたくないもの。
「またまた、カナちゃん!
ホントはどっちが上かじゃなくて、相良くんがどっちに投票したのかが気になってるんでしょ?」
な、ななななな……何いきなり言い出すのよキョーコ!
そんなコトあるわけないでしょ! あんな朴念仁にあたしの魅力が分かるとは思えないし!
「ふーん? そうかなぁ?」
な、何よその目は!
それよりも咲耶ちゃんよ、咲耶ちゃん。
しょーじき、あれ見た時「負けた!」って思ったもの。
ちょっぴり爆発がしょぼかったの除けば、まさにテレビそのままの大迫力だったし。
いっそ後楽園遊園地でバイトした方がいいんじゃないか、って思ったわよ、あたし。
それに引き換えあたし達は――うっかりハプニングで大変なことになってたし。
おかげでプロバーブランクのカード投げるの忘れちゃったわよ。ハァ。
「んー。その前に、ひとつ根本的な指摘していい?」
? なに?
「……番組間違えてたよ、カナちゃん」
……次行きましょ、次。
>>299
4位はエーフィちゃんと福沢裕巳ちゃんかぁ……。
まぁ、さすがにエーフィちゃんの歌は凄かったわね。
アドリブであそこまでできるって言うのは……何てゆーか、退廃的な雰囲気も出してたし。
「そういえば、そこで神父さんが何かモメてたけど、何だったのかな?」
神父さん……ああ、エーフィちゃんのお兄さんのクルースニクさんね。
もめてた? また「猫っぽ!」とか叫んでたのかしら、あのヒト。
……それはともかく。
ドジョウ掬いって、アリなの?(汗
「うーん……斬新性が受けた……のかな?」
- 328 名前:千鳥かなめ ◆Kana/lWMBI :04/09/23 00:07
- >>300
で、デュドネさんが3位。
まー、あのヒトもどこかの女優かオペラ歌手か、ってくらい堂に入ってたもんね。
吸血鬼とか言ってたけど……まさかね。あれも演出なんでしょ、きっと。
「あー! 思い出した!
神父さんともめてたのこの人だよ!
確か最後は神父さんが銃口をそらして、『行け』って……」
へぇ? 吸血鬼のきの字を聞けば見境無しの、あの神父さんが……ねぇ?
なかなか小粋なコトするじゃない!
正直、ちょっぴり見直したわ。
「あ……いよいよ2位の発表だよ!?」
>>301
おー! さすがはセネスさんね!
「でもあの人、結構パフォーマンスは地味だったんだけどなぁ……」
ま、そりゃそーかもしれないけど。
でもあの人、頼りになるし面倒見いいし。慕ってる人も多いのよ。
いわゆる「日ごろの積み重ね」って奴ね。うんうん。
「日ごろの積み重ねかぁ……カナちゃんが一番苦手な分野だね」
……おーきなお世話よ!
- 329 名前:千鳥かなめ ◆Kana/lWMBI :04/09/23 00:08
- >>302
「この栄えあるイベントホール開設記念・ロボット乗りが集うスレ一刻館基地主催
第一回ミス・一刻館コンテスト、グランプリ!!
初代ミス・一刻館の栄冠を勝ち取ったお嬢さんは―――彼女だっ!!!」
(わくわくどきどき)
「第一位ッッッ!!!!」
(ごくっ……)
「千鳥かなめ 11票!!」
え……。
ええええええええっ!?
- 330 名前:千鳥かなめ ◆Kana/lWMBI :04/09/23 00:09
- あ、あたしが……1位!?
そりゃ確かに、前に
「優勝する確率は100%!」
とかって大見得きったコトあるけど、でもあれはあくまで気構えとか、そーいう問題よ?
いくらなんでもあれで優勝だなんて……嘘でしょ!?
「わー! 凄いよカナちゃん! おめでと!」
あー、ありがとキョーコ……じゃなくて!
どーすんのよ! あたし優勝しちゃってるわよ!?
「うーん、とりあえず……」
「さて! ここで見事ミス一刻に輝いた千鳥かなめ嬢の挨拶です!」
「あれ、なんじゃないかな?」
あ、挨拶っ!?
それこそ考えてないわよあたし!
だいたい、優勝の挨拶って、一体どんなのやればいーのよ!?
「言ったでしょ? あんた達なんかに誰が負けるもんですか!」とかって威張ればいーわけ?
えーと、たとえば……。
- 331 名前:千鳥かなめ ◆Kana/lWMBI :04/09/23 00:11
- `‐、.,__ ,r'::::;;;;;;,.‐'::::::::: : : : : :::::,.: :::;;;;;/,..,,;;;;;;;;;;;;;;;;;i:;;l : ::, :: :::: : : : :::゙、 ',: : : : : :::::: ', ∩
`','"::::::,.-'"::::,.-''":, ': : ::::::/: ::;; ,",' `i;;;/`゙''‐-i::;;} : ::::i, ::::::: : : ,':::::}:::゙、: : : ::::::::::::.゙、 ||
,r':::,‐''"/::::,.r': : :::/: ::: :::::/,: :;;/"/ ,';;;,´ i;;,i,i: :: :::,': ::::: : ::i ::::,゙:::::::',: : :::::::::::: ::i. ||
, '.、'" , '::/: : ::::, ':;: ::: ::::,'=i:::;/;,'' i;;,.' ,';,",': :::::::i'"}::::: :::i ::::i:: :: :: , :::::::::::::: ::l ||
´ /;;;,': : : :::::,':::/: :::,'':/ !::,"'il`ヽl i ,';,' /::::::::/ ,": :::::,':::::/: : : : :',::::::::::::::__r‐ォ||
/ ,r,: : :::::::,"::,': ::::,'::,'_,.-v=、 ! リ -‐/,'‐":::://:::::::,.ri:/'`l,: : : ::::::::::::::::::// |//\
i ,.' i: : ::::::,":::i:: :::::i::::〃,r''::: `i /' ,´::::," /:::::,.‐'-/、_ i :: ::::::::::::::::://i´V /
l/ l: ::::::,":::,'i:::::::::l゙,r´ i::::::::,,,,.l ' ,.、' -',"',"',..'-、 ,' ,i' ::: ::::::::::::::::://l ゙,,..i ,/
l l 'i:::::i:::::,':{::::::::i ゙ ゙、 ::::lll,' ," r'":::: ヽ、 /::::::::::::::::::::::://_,i、 `ヽ
iツl::::l ゙,::i,、゙、::::{ `゙' ' ' ''''゙ , li:::::lllll;;;/ヽ /:::::::::::::,,..、-‐''" ヽ、
゙、i i l {::::゙'、;'、 〃 ..,,_i::::::''''ノ /::::, ":::::に__,,..、-‐、 i
ヽ ',i 'i::: l ゙ヽ ,ノ ``゙゙''''"//:::::::,..-‐'''""~ ̄`゙、 |
゙/::::ヽ ` i, ,./‐''/:,.-‐'' ,,,r‐‐、 l 'i
/: ::::::::\ -‐''" ,/:::に,,...-''"`ヽ、 i |
,.i'": : :::::::::/\  ̄`゙`'''‐--‐ _,.',.-‐''(= \i ',
,.-'7:: : : :::;;;;;;/ ,..-\ `''‐ -‐''" ,.-'".>‐r''''"'i、 `'‐、 ` ノ
,.r-‐'i" /;;/: : :::;;;;;// .\ _,,..-‐',.-/ / /{. ' ,r'´
副会長かなめ様が華麗にミス一刻の座をGET!! みんなあたしにひれふしなさい!
かなめは神!! ハリセンツッコミは「戦争バカも一撃だ!!」
Kaname is champion!! Kaname is beautifull!!
>セネス 戦闘機乗り? 今はASの時代よ?(プ
>デュドネ どんなに歌がうまくても、吸血鬼が神父さんの目を逃れるのは不可能よ!(プププ
>エーフィ ドイツ語の歌? ここにいる誰がその意味分かるのよ(ワラ
>福沢祐巳 あんたリリアンだったっけ? あまりに捨て身過ぎてわからなかった(w
>テッサ 同じウィスパードでも、魅力も能力もあたしには勝てないってことね(ゲラ
>咲耶 あんたはあたしとネタが被ってるのよ(プゲラ
ソースケ様堂島コウ様ベルガー様ビリー・カーン様
すいません調子こいてました許してくださいおながいします
(元ネタ:デオキシスのガイドライン
ttp://that3.2ch.net/test/read.cgi/gline/1089897970/)
- 332 名前:千鳥かなめ ◆Kana/lWMBI :04/09/23 00:12
- 「……却下。
却下却下却下あっ!!
こんなの喋ったら刺されるわよあたし! それこそミスコン参加者全員に!」
思わず頭をぶんぶん振るあたし。
何よこのネタ。こんなの人前で喋れるわけないじゃない!
「ねぇ、カナちゃん?」
一人頭を抱えるあたしを(どこか可哀想な人を見るような目で)見ていたキョーコが、
あたしの肩をツンツン、と叩く。
「迎えが来たよ?」
キョーコの指差す先には、いかにも屈強そうな男が二人。
その二人が両側からあたしの身体を挟み、ステージへずるずると引きずって行く。
これって迎えって言うより、拉致じゃない!
「キョ、キョーコ! 止めてよこの人達!」
「頑張ってねー、カナちゃん!」
「頑張ってね、じゃなーい!!」
手を振るキョーコの姿は人ごみにまぎれて見えなくなり、
かくしてあたしはステージまで。
「さーて! いよいよ今回の主賓のご登場だ! 拍手ー!!」
無責任に煽りたてるクルツくんの横を、あたしはずるずると引きずられてく。
えーい、こうなったらしょうがない。腹くくるしかないわね。
すれ違いざまにあたしはクルツくんの首根っこを引き掴み、指示を出した。
クルツくんの驚いた顔がニヤリとした顔に変わるのを確認し――あたしはステージに立つ。
「えー、その……チャンピオンに選んでもらった、千鳥かなめです」
挨拶とともに涌き上がる拍手、その数数千。
生徒会演説とかで人前で話すのには慣れてるあたしだけど、さすがにここまでの人数は初めて。
ますます緊張が増してくる。
「皆さんのご投票により見事一位に選ばれました事を、
えー、その、光栄、こーえい、コーエイは三国無双、真がつかないのは黒歴史……」
だー! 何言ってんのよあたし!
「さてここで、主催者側より花束の贈呈です」
動揺するあたしに向けて、ゆったりとした笑みを浮かべながら男の人がやって来る。
きっとここの偉い人なんだろう。
その男の人が、笑みとともに花束を差し出し――。
――倒れた。
「へ?」
思わず呆気に取られるあたしに、倒れた男の人の後ろから声がかけられる。
「危なかったな、千鳥。
花束に銃器や毒ガスの類を仕込んでの暗殺計画は、しばしば見られる。
いまや君はこの一刻館の重要人物だ。暗殺の危険性は十二分に……どうした、千鳥?」
こ、こいつは……。
震える拳を握り締め、あたしはゆっくりと微笑んだ。
「えー、会場のみなさん。
最後にあたしの十八番、ハリセン乱舞をご披露いたします。
お相手はこの……戦争ボケ大馬鹿野郎に務めてもらうわよ……」
「ま、待て千鳥、その手のハリセンはどこから……」
「問答無用!!」
- 333 名前:千鳥かなめ ◆Kana/lWMBI :04/09/23 00:13
- http://www.appletea.to/~charaneta/ikkoku/img/1069512742/333.jpg (27KB)
スパパパパパパンッ!!
- 334 名前:千鳥かなめ ◆Kana/lWMBI :04/09/23 00:14
- なかば生ける屍と化したソースケが、係の人に手早く回収されていく。
それを見て、あたしはため息一つつく。
ったく、こんなとこまで来て、何で……。
とは言え、これでいつものペースが少し取り戻せたのも事実なのよね。
内心密かに感謝しつつ、あたしはマイクに向かった。
――あたしが。
あたしがここに参加したのは、なんでだったのかな?
今さらかもしれないけど、そう思うの。
もちろん、今までの雪辱戦だとか、理由ならいくつも思いつく。
でも、それだけじゃないわ。
口ではともかく本音では、優勝できるなんて全然思ってなかった……ホントは、ね。
いやそれに――明らかに混沌として既にミスコンじゃなかったし、これ。
……ホントに、最初は軽い気持ちだった。
だけど、テッサとみんなの前でアピールして、水着審査やって、そしてみんなと騒いで……。
そうやってるうち、あたしもだんだん夢中になってきた。
今までしばらく見てなかった、懐かしい顔に会えた。
なんだかよく分からないドタバタ騒ぎに巻き込まれた。
思いっきり、笑えた。
――そして、とっても楽しかった。
だから、あたしはこのイベントには意味があったと思う。
誰が勝った負けたじゃない、もっと大事な意味。
それを言葉で表すコトは難しいけど。
ただ、これだけは言えるわ。
あたしは、こうやって来たことを、本当に良かったと思ってる。
あたし達のアピールを楽しんでたこと。そして、あたし達を楽しませてくれたこと。
本当に嬉しかった。すごく楽しかった。
だから、お礼を言わせて。
「楽しい時間だった。ありがとう、みんな」
- 335 名前:千鳥かなめ ◆Kana/lWMBI :04/09/23 00:15
- ……と、そこまで挨拶したところで。
見慣れた顔がこっちに来ているのに気付いた。
さっきのあたしみたいに両側を屈強な男に囲まれ、半分拉致られる感じで。
どうやらクルツくんは、きちんとあたしの頼みの一つを果たしてくれたらしい。
ニヤリと笑って、あたしは彼女に声をかける。
「遅かったじゃない、テッサ」
「か、カナメさん? ひょっとしてわたしをここに呼んだのはカナメさんですか?
何でわたしを……」
「『何で』? そんなの、決まってるじゃない!」
戸惑ってるテッサの肩を抱いて、あたしは笑う。
「言ったでしょ? 今日はあたしとあんたで()ダブルウィスパードなんだから、って。
あたし達はコンビなんだから、この賞はあたしとあんたの二人のもの――そんなのは当然でしょーが!!」
そして、あたしはテッサと繋いだ手を掲げ、
目の前の幾千幾万の観衆のみんなに、
高らかに、
勝利の、
Vサインを突き出した!!
「……と、こんなもんじゃ終わらないわよ?
このお祭り騒ぎ、まだまだ楽しんでもらわなくっちゃ!」
あたしの叫びと共に、照明が一斉につく。
そこにずらりと用意された、楽器の数々。
それを弾くのは、<ミスリル>の中でも楽器がうまいと評判のみんな。
もちろんクルツくんとマオさんも、それぞれの楽器を持ってバッチリ待機してもらってる。
これが、あたしがクルツくんに頼んだもう一つのコト。
テッサを見にここに来てた<ミスリル>のメンバーに声かけて、急遽作ってもらった臨時のバンド。
臨時とは言っても、以前ちょっとした一件で集まって練習してたことがあるメンバーばかりだから、
腕の方はあたしも十二分に信頼できる。
もう一つのマイクをテッサに渡し、そしてあたしは声を張り上げる。
「んじゃ、千鳥かなめミス一刻館奪取記念、スペシャルコンサート!
張りきって行くわよ!?
最初の曲は、もちろんあたしの十八番――JBの、『セックス・マシーン!!』」
- 336 名前:千鳥かなめ ◆Kana/lWMBI :04/09/23 00:16
- ……コンサートは、大いに盛りあがってる。
「セックス・マシーン」をソウルフルに歌い上げた後は、JB繋がりで『モナ・リザ』を哀切を込めて。
そして後は、坂本九からアニソンまで、もう見境無しに。
喉が枯れるまで、あたしは熱唱し続けた。
――熱くなれ! 夢みる彼方へ 焼けつくほどに手をのばせ……
メロディーに乗せて絶叫しながら、あたしは思う。
確かに、この時間は熱かった。
時間にしてみればほんの短いものにすぎないのかもしれないけど――それでもあたしには最高だった。
だって、自分の全部を、精一杯ぶつけられたんだもの!
……でもそれは、それを受けとめてくれる相手がいたからできたこと。
<i>――夕暮れ時は淋しそう とても一人じゃいられない……
そう。誰も一人じゃいられない。
あたしがこのイベントが嬉しかったのは、そこに居場所があったから。
テッサが……そして、一緒に笑ってくれるみんながいたから。
だからあたしは――思いっきりやれたのよ。
そして、ここにいるみんなと同じように、あたしを受け入れてくれるヤツがいる。
変人で、戦争ボケで、なのに放っとけない……あいつが。
――行かなくちゃ 君に会いに行かなくちゃ 雨の中を……
あいつがいる。
だからあたしは、頑張れる。
あいつがいれば、どんなことだってなるようにできるって信じられる。
その想いを曲に込め、さらにあたしは旋律に乗せて言葉を紡ぐ。
――二人で 逃げ場所探して 走った 天気雨の中……
……時間が今で止まればいいと思う。
この楽しい時間が、ずっと続けばいいって、そう思う。
でも、それは無理。
だからあたしは、明日からまた歩き出さなくちゃいけない。
どんな辛いコトがあるか分からないけど、でもあたしは走り続けなくちゃいけないから。
だからせめて、その時隣りにいてくれるのは、あいつであって欲しい。
そしてあいつと二人で守っていきたい……このみんなを。あたしの大切な人達を。
「んじゃみんな! これで最後よ!
最後に締めるのはしっとりとしたこの曲!
カーペンターズで……Yesterday Once More!!」
――When I was young I'd listen to the radio……
流れてくるメロディーに乗せて歌いながら、あたしは近い未来に想いをはせる。
確かに、これからどうなるかは分からない。
ひょっとしたら、凄く辛いコトが待ってるのかもしれない。
でもあたしは、そこに耐えていけると思う。
だってこんな素敵な思い出があるんだもの。
確かに「今」は、やがて過去のものになる。
だけど、その思い出は消えないで、あたしの支えになってくれる。
だからあたしは、どんなものにも負けない。
――――あたしは、そう信じた。
- 337 名前:千鳥かなめ ◆Kana/lWMBI :04/09/23 00:16
――It's yesterday once more……
- 338 名前:支倉 令 ◆RosaFamrTI :04/09/23 02:10
- , ----、,.----- 、
/ /⌒ V⌒ヽ `ヽ、
/彡/ `ヽ、 \三ミ、 \
// / / //|ハ ヽ ヽ ヽ``ヾ、 ヽ
/.// / // !|| ヽ ヽ ! ヽ \ ヽ
/二>|/ / /| || | ||ヽ ヽ ヽ ! ト 、 ヽレ----、
く /|ミミ|.l | | || |ハ| ヽ ヽ ! ト、 | `ーッ|`ヽ、 /
∧,イ ト、ミ| | |_|_|L⊥レ ヽ|L..|__!ト、. ト三彡//!ヽ `フ
/! / |`rヘ!| | レテミ、! 彡テ=ミ、 ||彡//j | ヽヽ
|| |L.. |Y`ニ|V |::illir:| |:::illir:}ヾ 〈> レ'/L|__,ィ' |
|| | || |` ヽーi C、::::ノ ⊥:::::つ rL// /|| | l |
|!ヽ| || ヽ `'ヘ 〈i ,ィ/ /// |/ /
! ヽ |ト、ヽ、 ヽ /'´ 〃/川 /
ヽ ヽト、 ゙ヽ、 \ ⌒ ,.イ / // //
ヽヽ\ _| ヽ、____,. '′ト、 / //
ヽヽ __ノ / | ト、 `''-、/ 〃
__,. -‐'´ 〈 / | / `゙''-、
__r' | | `ー ヽ / /7`-、
:::::ヽヽヽ ヽ--、 ,.--/ / / /::::\
:::::::::ヽ ヽヽ ヽ / // /:::::/::::|
:::::::::::::\ \\ ヽ / // /:::::::::/:::::::|(注・イメージ映像)
「はぁ…どうして私ったらこんな事しか出来ないんだろう。」
着替えも終えて一息つき、そろそろ由乃の待つ観客席に戻ろうかとした時にその溜息混じりの落ち込んだ声が聞こえてきた。
「祐巳ちゃん…。」「祐巳さん…。」私と志摩子の声がハモる。
舞台の上ではその意外にも思える度胸の良さで乗り切ったが、舞台を終え水着を脱ぎ終えた時に張り詰めていた心の糸が緩み、
普段着に着替え終えた時、自分のやった事が脳裏に蘇り、その結果、自己嫌悪に陥ってしまったようだ。
「令さまはあんなに凛々しかったのに…志摩子さんはあんなに可憐だったのに…。」
口にせずとも、それに続く言葉は何と無く分かった。
『それに引き換え自分は「あらえっさっさぁ〜」』
確かに、居合切り?や日舞に比べれば凛々しさや可憐さは劣る。
確かに見た目は美しくない…と言うか、はっきりいえば無様である。
そして、とっさに思いついたパフォーマンスがその無様な安来節しかあの瞬間思いつかなかったと言う
自分の事がとても無様に思えているのだろう。
でも、
「祐巳ちゃん、他の人の事ははっきり言えないけれど、少なくとも私たち3人の中で
一番お客さんの事を喜ばせたのは祐巳ちゃんだよ」
お世辞でもなく、慰めでもなく、客観的な意見として私ははっきり言った。
「そんな…令さまや志摩子さんがアピールを終えた時には拍手が飛んでいましたが、
私が安来節を終えた時は…。」
「終えた時…何が祐巳ちゃんに飛んできた?。」
「へっ」
と言う声と共に一瞬あっけに取られた顔をしたけれど、その時の事を思い出したのかすぐにまた俯いて
「たくさんの拍手と…それ以上の笑い声です」
そう、たくさんの笑い声だった。でも、祐巳ちゃんは多分笑い声の意味を履き違えている。
「だったら、大成功じゃない。」
「笑われた事がですか?」
- 339 名前:支倉 令 ◆RosaFamrTI :04/09/23 02:11
- うん、当然の質問。でも、そう返すと言う事は祐巳ちゃんは本当に分かってないらしい。
自分の取った行動の意味と、その結果を。だから、姉()の祥子に代わって教えようと思う。
祐巳ちゃん自身が気づいていない、祐巳ちゃんの持っている魅力を。
「ううん…観客を笑わせた事。祐巳ちゃんはたくさんのお客様を笑わせた事に成功したじゃない。」
「えっ?」
「祐巳ちゃんは、お客様に笑ってもらおう、喜んでもらおうと思って安来節を選んだんでしょう?」
「い、いや、あれはそんなたいそうな物じゃ…。」
「じゃあ、無意識にそんな選択ができる祐巳ちゃんがとってもいい子なんだよ。
私なんて、どうやって自分をかっこよく見せるか。それしか考えなかった。いやられなかった。」
これは本当。だからあんな真似―――もし父が見たら、剣の道への侮辱として破門されかねない事―――が出来た。
「でも…」
ここは一気に行く、元気を取り戻しつつある祐巳ちゃんに疑問の挟む余地を与えない為。
「でも、祐巳ちゃんは違う。祐巳ちゃんは人を喜ばせる為に安来節を選んだ。
そもそも、その安来節だって卒業される薔薇さま方を喜ばせる為、つまり人を喜ばせるために身につけたんでしょう?」
「え、ええ…。」
「私の剣道や志摩子の日舞は自分を磨く為、そして今日の舞台は磨いた自分を見せる為。
つまり、私たちのあの舞台は最初から最後まで自分の為の舞台だったの。…でも、祐巳ちゃんは違う。そうでしょう?。」
―――志摩子、勝手に悪役にしてごめん。―――心の中で志摩子に詫びる。
「…はい。」
「お客さんが見ていたのは、安来節の見た目の面白さと皆を喜ばそうとするその心。
最後に帰ってきた大爆笑と大歓声は祐巳ちゃん、あなたが観客の心を打ったその証なの。わかった?」
「はいっ」
元気な祐巳ちゃんの返事が返ってきた。うん、良かった。
- 340 名前:支倉 令 ◆RosaFamrTI :04/09/23 02:12
- 出場者玄関から外に出るとそこには、片手にはクレープ4つ、
もう片手には缶入り紅茶4本が入っているビニール袋を引っさげた、満面の笑みの由乃が待っていた。
―――人の苦労を知らないで――― 一瞬そう脳裏に浮んだが、すぐその言葉は消えた。
なぜなら由乃に振り回されるのは別にいつもの事だし、
どこかで振り回される事を喜んでいる私がいるからだ。
一緒に巻き込んでしまった志摩子と祐巳ちゃんには申し訳ないが。
「みんな、お疲れ様!。はい、これは私からの差し入れ」
令ちゃんはこれが好きだったよね。とか言いながら私にアイスクリーム入りのストロベリークレープを差し出し、
祐巳ちゃんにはプリン・ア・ラ・モードクレープを、志摩子にはナッツ&バナナチョコクレープを差し出していた。
フルーツソースと生クリームだけの物より一つランクが高いのは、後ろめたさの表れだろうか?。
ふと祐巳ちゃんの方を振り返る。うん、大丈夫みたいだ。クレープを頬張りながら由乃とじゃれあっている。
この様子じゃ、どうにか持ち直したみたいだ。
「さ、後は審査結果を待つだけ。席は確保しておいたから、ゆっくりと休みましょう。」
これで皆への罪滅ぼしはすんだ、とばかりに気楽な様子で席へと向う由乃。
そんな由乃の背中を見ながら、私は二人にもう一度、出場前の更衣室のように謝ろうかと思った…。
のだが、それをさえぎるかのように
「少々恥ずかしかったですが…でも、とても楽しかったですね。」
いつものようにふわふわとした笑みを浮かべながら志摩子が言うと
「あ、あは、そうだね。志摩子さん。あと、令さまもとっても格好よかったですし」
志摩子と私を交互に見ながら祐巳ちゃんも続く、こうなってしまっては「ごめんね」とはいえない。
せっかく今日のミスコン飛び入りが楽しい思い出になっているところに、水を差すわけには行かないから。
…祐巳ちゃんは完全に楽しかったで終わらせられなさそうだけど。
(そりゃ万人の前で、しかも水着姿での安来節だもんな…。)
しかし、こう言った状況を楽しめる志摩子って…案外大物かも。
それはともかくとして、二人は楽しそうに笑いながら歩いている。
だから私も、
「二人とも、協力してくれてありがとう。二人が付き合ってくれたから私も思いっきりやれた。
きっと、今回の飛び入りを仕組んだ由乃も喜んでくれてると思う。本っ当にありがとう」
ちょっと先回りして、頭を下げて御礼を言った。
なんだかんだ言って、事の発端は由乃の我侭だから。
「そんな、御気になさらず黄薔薇さま()。本当に楽しかったですから」
「そうですよ、それに最終的にやると決めたのは私たち自身ですから」
少し慌てた二人の声が聞こえてきた。
出場者三人でそんなやり取りをしていたせいだろうか?
先に進んでいた由乃とは距離が離れてしまい一人だけのけ者にする形になってしまった。
それに腹を立てたのか、怒鳴り声にも似た大声で由乃が叫んだ。
「三人とも何ぐずぐずしてるのよ、せっかく人がいい席を4つも確保しておいたのに」
わたしは先ず祐巳ちゃんと志摩子に向って振り向き、由乃に見えないように片手を軽く上げウインクを交えながら
「ごめんね、我侭な妹で」
とこっそり二人に言うと、今度は一人腕を組みながら席に座って待っている由乃のほうに振り向いて
「ごめんごめん、すぐ行くから!」
大きく手を振りながら、そう返した。
- 341 名前:支倉 令 ◆RosaFamrTI :04/09/23 02:13
- そして、いよいよ結果発表の時がやってきた。
「大丈夫、素材そのものなら決して負けてないんだから」
そう言って拳を強く握っているのは言うまでも無く由乃。
と言うか、なぜ出場していない由乃がこんなに力んでいるんだろうか?。
それはともかくとして、私も妙な緊張感に包まれながら司会者のマイクに耳を傾ける。
なんだかんだいっても、例えミスターリリアンと呼ばれようとも他人の眼が気になるお年頃。
女の子としてどれだけ評価されるのかは気になってしまうのだ。
「―――さ、まずは第14位」
数名の参加者の名前が挙げられるが私たちの名前は無い。
「―――さて、次行って見ようか!? 第8位
―――
―――
8位 支倉 令
8位 藤堂 志摩子
―――おおっとここでも団子状態…。」
「あ、私と志摩子8位だって。」
「本当、良かったですね。」
「えっと…私は?」
「失格だったりして」
「由乃、せっかく体を張って出場した祐巳ちゃんにそんなこと言わないの」
「うーーーんでも、令ちゃんと志摩子さんが8位止まりか…。」
「こんな物じゃないの?飛び入りなんだし、それよりも一歩前に進めただけでも私は驚きだよ。
ねぇ、志摩子、祐巳ちゃん?」
「ええ、私もそう思います。それに祐巳さんはまだまだ上位の可能性がありますし」
「え、そそ、そんな事」
「大丈夫、客席から見てたけどざるを持った祐巳さん、ステージの上で輝いていたから」
「さっき失格かもっていったくせに…。」
ステージ上の私と志摩子を含む8位の方々への寸評を聞きながら、自分の名前が出た私と志摩子は
ちょっとした興奮状態で今日のステージを振り返っていた。
そして、
- 342 名前:支倉 令 ◆RosaFamrTI :04/09/23 02:14
- 「第6位っ!!――― …。」
コールと共に司会の人が第6位の人の名前を読み上げる。しかし…。
「あれ?、私の名前が呼ばれない」
そう、まだ祐巳ちゃんの名前が無いのだ。
「これはもしかしたら…もしかするかもよ。」
「え、もしかしたらって…。」
「ふふふっ、祐巳さんは皆さんから愛されてますものね」
「えっ?、えっ?。」
「祐巳さん、もっと自分に自信を持って。大丈夫、もし祥子様がここにいたら
『私の妹の祐巳ですもの、当然の結果よ』って胸を張りながら大意張りしてるところよ。」
祐巳ちゃんを置き去りにして私達3人は盛り上がる、
が、祐巳ちゃんは一人
「お姉さまか…お姉さまがお出になれば優勝は確実だったろうな…。私なんかよりずっとお綺麗だし」
と祥子に思いを馳せている。
しかし、正直なところ仮に祥子が居たとしても、
「祥子?だめだめ。祥子はこんな場所にでないって。『何で私が見世物にならなくてはいけないのっ!』
ってな具合で一喝して終わり」
祥子の反応と言えば、こんな物だろう
「では、令さまはなぜそうなさらなかったのですか?出場にはあまりお気が進まないようでしたが?」
「ぐっ…」
言い返せない私。って言うか志摩子、その言い方だとこのミスコン参加、結構乗り気だったの?。
「あ、そろそろ4位の発表みたい」
「祐巳さんが何位まで昇っているのか、楽しみね」
わ、私の情け無さはそこら辺においておいて…。
名前の挙がらない祐巳ちゃんは一体何位なのか?もしかしたら入賞?
私達4人は、そんな事を考えドキドキしながら成り行きを見ていた。
- 343 名前:支倉 令 ◆RosaFamrTI :04/09/23 02:15
- そして…この瞬間がきた
そーいうわけで行ってみようベスト5以降の結果発表! Here We Go!!
第4位っ!!
4位 エーフィ・C・ハウサー 4票
4位 福沢祐巳 4票
さて、トップ3…。
「「「祐巳ちゃん(さん×2)、4位だって」」」
互いの手を取り合い、そして叩き合いながら喜ぶ私達3人を尻目に、祐巳ちゃんといえば…。
あ、笑顔。やっぱり嬉しいよね…。
あれ、なんだか笑顔が凍った…気のせいかな、段々顔がゆでだこの様に赤くなっていく。
あぁっ、なんだか段々落ち込んでいく…演目が安来節だった事、まだ気にしているのかな?…。
あーあ、『しゅーん』ってツインテールまで一緒にしぼんじゃってきちゃった…。
なんて声かけたら言いのかな…?、私はあれ以上言う事も無いし…
って由乃。ちょっと、祐巳ちゃんのほうに向って…一体何をするつもり?
「祐巳さん、何シュンってしてるのよ。
まぁ、トップ3に入れなかった事はショックだったかもしれないけど、でも大健闘じゃない。」
と、肩を叩きながら高笑いしている由乃。
いや、由乃。祐巳ちゃんの気持ちも考えたら?…と思っていたら。
「私も、祐巳さんが4位を取る事が出来てとっても嬉しいわよ。おめでとう、祐巳さん」
と志摩子も続く。すると、
「うん、そうだね由乃さん、志摩子さん」
の声と共に立ち直り、司会から「4位」と呼ばれた時以上にいい笑顔になっていく。
私が変に気を使う事も無かったかな、この3人の絆は私が思っているよりも深そうだ。
この一連の復活劇を、一歩離れて見ていた私はつくづくそう思った。
祐巳ちゃんが元気を取り戻すと、いきなり由乃が立ち上がり
「それじゃ、改めまして。令ちゃんと志摩子さんは8位、そして祐巳さんは堂々の4位を祝して」
と言いながら、空高く飲みかけの紅茶の缶を高々と掲げる。
私と志摩子、そして百面相をしていた祐巳ちゃんもそれに続き、
4人の手と4つの紅茶の缶が空に掲げられると
「「「「かんぱーいっ」」」」
と、四人声を合わせて叫び、今日の結果を喜びながら缶をぶつけ合った。
由乃の我侭に端を発したミスコン乱入、色々あったけど最終的には本当に楽しかった。
少しだけ由乃の我侭に感謝すると共に、結局舞台に上がらなかった由乃がちょっとかわいそうにも思えた。
『由乃も舞台に上がればよかったのに…そうしたらこの色々なした気持ちを、本当の意味で共感できたのにな』
そんな事を考えつつ、頭の中で今日の日記の原稿を書いていた時、志摩子から声をかけられた。
「令さま。私、一つだけお聞きしたい事があるのですが…。」
「あ、令ちゃん。私も聞きたい事がある。」
「あ、あの、令さま。私からもいいでしょうか?」
「な、何かな?志摩子、由乃、祐巳ちゃん」
3人に詰め寄られ、少し後ずさりながら尋ねると、一糸乱れず質問する声がハモった。
「「「令さま、舞台の上で何を切ったのですか?」」」
…。
……。
………。
「えっ?」
間の抜けた声が、紅く染まり始めた空をこだました。
(リリアン組レス番綴り >>250 >>259 >>261 >>274 >>276)
(おまけ、切られた人(?)>>264 私のパフォーマンスの評価>>270 残骸を片付けた人>>275)
- 344 名前:F・Y・プラジナー(仮名) ◆wwKVR014bc :04/09/23 05:55
- はぁ……。
控え室に戻って、水着からいつもの服に着替えながらつい溜息を漏らす。
いや、ムネのことじゃないよ? (それはそれで悩みのタネではあるんだけど)
この溜息のモトは、せっかくお姉さまと一緒に頑張ったのに結果が出せなかったってコト。
あーあ……
やっぱり8位じゃ悔しいよね――
小さな背中でそー語りながらスカートに足を通す。
っとと、ホック引っ掛けちゃった。もどかしいな。 ま、仕方がないけど。
今回はあたしたちは普通の女の子ってことになってるからね。
いつもみたいにリバースコンバートで衣服データをポンっと書き換えて
着替えしゅーりょーってわけにはいかないし。
それにこうやって普通に着替えるのもそれはそれで楽しいしね。
スカートを履いてからお姉さまのほうを振り返る。
ゆーうつな表情を見られないように、精一杯の笑顔をつくりながら………
…………
………
……
…そして、凍った。
―――ね、お姉さま?
どうやったら服を後ろ前に着ておいて気づかずにいられるのか、
一から十に到るまで懇切丁寧に教えてもらってもいいかな?
- 345 名前:A・プラジナー(仮名) ◆6Jd7VR017. :04/09/23 05:56
- >>344
8位、という結果に妹は不本意だったようですね――
落胆した表情を見せまいとしているようですが
わたしにはあの子の気持ちがわかります
ともに母というものを知らず
ともに父よりこの現し身をさずかったあなた
血を分けた、と言ってよいのかはわかりません
それでもあなたはわたしにとって、大切な妹の一人です
あなたを助けて
あなたに笑顔になってもらうためならば
姉として喜んでこの身をささげましょう
あなたにとっての喜びは
わたしにとっても喜びだから
―――そのために、こうやってわざと服を後ろ前にしてみます
これで妹が少しでも笑ってくれれば、わたしは喜んで道化になりましょう。
- 346 名前:F・Y・プラジナー(仮名) ◆wwKVR014bc :04/09/23 05:58
- >>345
で、お姉さまのボケにツッコミを入れようとしたその時。
壁に据え付けられていたスピーカーからあたしたちの名前を呼ぶ声(>>308-309)が。
え?
ええっ?!
えええええええええええええっ!?
あたしたちが審査員特別賞だって!?
…………ふっふーん♪
やっぱり見てる人はちゃんと見てるんじゃない♪
そりゃ、グランプリは逃しちゃったけどさ。
でも、やっぱりあたしたちはそれだけで終わったりはしないんだよね!!
と、いうわけでお姉さま?
またステージのほうに行かなくっちゃいけないからさ。
早くその格好をなんとかしようよね……
- 347 名前:A・プラジナー ◆6Jd7VR017. :04/09/23 05:59
- >>346
再びステージに立つわたしたち。
どうやらわたしたちは投票による順位とは別に「審査員特別賞」なるものをいただけるようです。
受賞のお話を聞いた途端に妹の表情がパッと明るくなったのですから、
選んでくださった審査員の方に感謝しなくてはいけませんね。
……と、思ったのですが既にその方は何処かへと立ち去った後でした。
残念ですね。 せめてお名前だけでも伺っておきたかったのですが。
「G・ハワード賞(代理人−B・カーン)」。
もう一度、賞の名称を読み返してみると、そこには審査員の方のお名前が。
神というものが存在しているのかどうかはわかりませんが、わたしの願いは叶ったようです。
このB・カーンという人に今度お会いしたら、妹の分も含めてきちんとお礼をいわなくてはいけませんね。
賞の名称がリリンのブラックリストの筆頭にあがっていた人物と
同じなのが少々気にはなるのですが―――
- 348 名前:F・Y・プラジナーことフェイ-イェン ◆wwKVR014bc :04/09/23 06:03
- >>347
どうしよう。
いや、まさかこんな豪華な賞品がもらえるなんて夢にも思ってなかったからさ。
再びロッカー室に戻ったあたしたちの前には50000$という大金と
キョート・ナラ一週間ツアーの目録がある。
困っちゃったな。
審査員さんの好意はすっっっっごく嬉しいんだけどね。
けど、あたしもお姉さまも一緒に旅行に行っている時間なんてないんだよね。
それにお金のほうも住所不定無職で未成年、しかも保護者不在なあたしは
貯金口座なんて持ってないしね。
(持っていてもすぐにあの連中に差し押さえられちゃうだろーけど。)
そーいうわけで、まず、お金は全部お姉さまに預かってもらうことにした。
お姉さまならあたしと違って身元もしっかりしているからね。
そして旅行のほうだけど、これもお姉さまに譲ることにした。
あたしの代わりに誰か(といっても多分リリンだろーけど)と一緒に
ゆっくり楽しんできてねってことで、ね。
え? あたしには何もないのかって?
ううん、そんなことはないよ。
だってお姉さまと一緒に…… いや、それだけじゃないよね。
みんなと一緒にこのかけがえのない楽しい時間を過ごすことができたんだもん。
あたしにはこの思い出っていうタカラモノだけで充分だよ。
それに、お姉さまにはもっともっとみんなや世界のこと、知ってもらいたいしね。
そしたら、お姉さまもきっと心から笑ってくれるようになるだろうしね!
- 349 名前:A・プラジナーことエンジェラン ◆6Jd7VR017. :04/09/23 06:08
- >>348
はじめて妹と一緒に何かをやりました。
はじめてイベントというものに参加しました。
――そして
はじめてオリジナルVRとしてではなく
一人の女として多くの人々に認められました。
個人的によくしてくれた人はこれまでにもありました。
ですが、このように名前も知れぬ人々に
女として見ていただいたのはわたし、はじめてです。
そしてファイユーブ、いえ、フェイ-イェン。
ありがとう。
あなたには一つ、教えられましたね。
人間とわたしたちとは、決して遠いものではないということを……
――お父さま。
わたし、今日のことは絶対に忘れません……
F・Yプラジナー&A・プラジナー姉妹のミスコンメモリー纏め
>>10-11 >>24-26 >>36-40 >>229 >>232 >>251-252 >>254 >>257 >>344-349
- 350 名前:千鳥かなめ ◆Kana/lWMBI :04/12/24 01:22
「あー、オーライ、オーライ、ストップ」
あたしの声にあわせて、2機のM9がツリーを設置していく。
M9と同じかそれ以上の、巨大ツリーだ。
会場に設営されたそれは、まさにクリスマスの象徴だった。
一通り終えて、あたしはほっ、一息つく。
かつて、あたしがミスコンで優勝した、その思い出の会場。
そこが、この記念すべき日のパーティの場になる。
そう思うと、ちょっぴり感慨めいたものも湧いて来る。
……まあ、その賞金も、この場所のレンタルで消えちゃったけど。
さて、そろそろ用意しないとね。
まずはしおりかしら。
- 351 名前:千鳥かなめ ◆Kana/lWMBI :04/12/24 01:23
「千鳥かなめの
ベリー・メリー・クリスマスパーティに
ようこそ」
本日は御来場頂きまして、まことにありがとうございます。
このパーティは、多くの隠し芸と料理を味わいながら、
この一夜限りの聖夜を楽しんでもらおうというものです。
なお、このパーティは仮装パーティとなっております。
いつもと違う衣装でのご来訪をお勧めします。
方法は「@スクール水着」「@メイド服とサングラス」などを名前欄の後につけていただければOKです。
それでは次の注意を守った上で、お楽しみください。
・キャラハン間での「殺伐」「闘争」と呼ばれる行為は禁止させていただきます。
・トリップ漏洩などの緊急時以外の削除は、終了後に。
なお、管理陣よりのご好意により、主催者側でも削除はうけつけます。
ただしその場合は、「通常削除か透明削除のみ」となります。
名前欄のみ、メール欄のみは削除できませんからお気をつけ下さい。
・それ以外、非常時には主催者側の指示にしたがっていただくことがあります。
その他相談・打ち合わせは以下のスレッド
http://www.appletea.to/~charaneta/test/read.cgi/ikkoku/010000024/l50
または以下のチャットまで
http://edge.on.arena.ne.jp/cgi-bin/free/chat.cgi?ID=35554(参加者用)
http://edge.on.arena.ne.jp/cgi-bin/free/chat.cgi?ID=36373(見学者用)
お気軽にどうぞ。
- 352 名前:千鳥かなめ ◆Kana/lWMBI :04/12/24 01:23
- http://www.appletea.to/~charaneta/ikkoku/img/1069512742/352.jpg (24KB)
会場見取り図は、このようになっています。
テーブルはビュッフェ形式で、世界各国の料理を取り揃えました。
お気軽に立食しつつパーティをお楽しみ下さい。
雑談のみでも大歓迎です。
なお、会場・ステージは巨大ですので、
小さくは妖精から、大きくは巨大ロボットまでふるってステージでアピールしてもらうことができます。
- 353 名前:千鳥かなめ ◆Kana/lWMBI :04/12/24 01:24
- 以下がタイムテーブルです。
12月24日 22:00開始
1:主催者挨拶
2:プレゼント交換
3:ステージで隠し芸大会(並行で、ほかの皆様は食事と雑談をお楽しみください)
プレゼント交換について
交換の方法は、以下のようになっております。
参加者の皆さんは、一度目を通していただくようにお願いします。
交換希望者は、こちらの宣言後、
プレゼントの中身を明記の上、捨てトリップでおいてもらいます。
締め切り後、投下順に番号をわりふり、トリップ判定で順列を決定。
その順列のとおりにプレゼントが渡されます。
(例
1:千鳥かなめ ◆123456789「ハリセン」
2:テレサ・テスタロッサ◆abcdefghij「おしるこドリンク」
3:相良宗介◆STUVWXYZAB「グロック」
4:林水敦信◆ABCDEFGHIJ「扇子」
5:美樹原蓮◆789123456「長ドス」
となった場合、順列ともらえるプレゼントは
1:林水敦信「ハリセン」
2:相良宗介「おしるこドリンク」
3:テレサ・テスタロッサ「グロック」
4:千鳥かなめ「扇子」
5:美樹原蓮「長ドス」
となります。)
また、トリップ判定のしかたについては、シミュスレの
「トリップは始めの桁で値が大きい方を勝ちとする。
(アルファベット大文字>アルファベット小文字>数字>記号)
・アルファベットはA、数字は1が最強
・記号は全部互角」
を使うこととします。
なお、判定は主催者側が行います。
疑問などある場合は、遠慮なく上記スレにお申しでください。
隠し芸大会について
基本的にはミスコンと同様。
それぞれに芸を披露してもらいます。
参加者は、パーティスタートまでに、ホールであらかじめ参加表明をされておくことをお勧めしますが、
飛び入り参加も大歓迎です。
また、それ以外の皆さんも、料理を楽しみつつ、積極的に雑談・寸評などされていただければ嬉しく思います。
終了後には、管理側のご好意により提供された投票CGIによる人気投票も行います。
みなさん、頑張ってください。
- 354 名前:千鳥かなめ ◆Kana/lWMBI :04/12/24 01:25
- ……ふぅ、これでよしっと。
後は本番を待つだけね。
……さあ、すてきな聖夜になるわよ!!
- 355 名前:千鳥かなめ@ミニスカサンタ服 ◆Kana/lWMBI :04/12/24 21:30
- 料理良し、会場設営良し。
そしてあたしの衣装もよし!
うん、あとはみんながそれぞれの衣装で来てくれるのを待つだけね。
よーし、会場開放!!
- 356 名前:白雪 ◆gvppv.HIME :04/12/24 21:51
- 今夜はクリスマスパーティ、姫も腕によりをかけて準備してきましたの♪
チョコクリームたっぷりのブッシュ・ド・ノエルに、チョコとプレーンのマカロンで
作ったマカロンタワー♥
マカロンタワーの頂上にはお星様までついて、姫特製マカロンのクリスマスツリー
ですのよ。
……とーっても甘くて、お口の中でとろけちゃいますの♥
にいさまも一口食べれば、きっと姫のスウィーツの虜になっちゃうこと間違いなしですの。
いや〜ん、にいさまったら、姫もいっしょにた・べ・て……ムフン♥
……あ、いけませんの。
姫ったらにいさまにお届けするの、すっかり忘れちゃってましたの……。
というわけで、咲耶ちゃん、あとはお任せしましたのよ?
【退場】
- 357 名前:ジェイムズ・リンクス@完全装備サンタ姿 ◆LINKSmg0W6 :04/12/24 21:55
- 長男の場合。
《親父か? シンディと食事に行く事になったから今日はキャンセルだ。二人で仲良くな》
Σ(゚Д゚;)エッ! 1 HITS!
長女の場合。
《あ、パパ? ごめーん、友達とコンパする事になったから。また今度ね》
Σ(゚Д゚;)エエッ! 2 HITS!
次女(?)の場合。
《わたくし、レベッカさんにパーティに誘われたんです。行って良いですか?》
Σ(゚Д゚;)エエエッ! 3 HITS COMBO!
(会場に現れる中年男)
(上から下まで完全装備の本格的サンタ姿が、空回ってて実に痛々しい)
……まあ、みんなガキじゃねえんだからよ。
やっぱり、若いモンが望むのは、恋人との甘い思い出だよな。
家族ですごすクリスマスなんてのは、子供の頃だけで充分だよな。
いいんだ、俺にも覚えがある。何も言わねえ。
子供達よ、楽しいクリスマスを。
年の瀬に一人。
じっと手を見る
- 358 名前:不確定名:姉御肌の中学生 ◆UdxfCERESg :04/12/24 22:03
- >>356
……何かすごい勢いで出て行った子がいるけど……。
ええっと、ここね。
……って
――――ケーキの準備が出来てる。orz
ま、まあまだ食べる人もいるでしょうし。
わたしからはこれ、ベリーのリングケーキに粉砂糖をあしらって、柊の葉っぱの形に
抜いたラングドシャを添えたクリスマスリース風ベリーケーキ。
まだ忙しくてこっちに戻れないけど、みんなはその分楽しんで行って。
それじゃ、良いクリスマスを。
(退場)
- 359 名前:セネス=CTN=クロフォード@サンタ服(白ヒゲ付き) ◆iCENESsApo :04/12/24 22:05
- …やれやれ、実家に帰ったときに子供達のために着た物が残っていて良かったよ。
仮装しないと入られないらしいからな、ここは。
さて、メリークリスマス。サンタさんだよ、と。
(会場を見渡して)
…まだそれほど人は集まっていないようだな。
- 360 名前:千鳥かなめ@ミニスカサンタ服 ◆Kana/lWMBI :04/12/24 22:06
- ――さて、10時ね。
それではみなさん、お待たせいたしました。
只今より、
千鳥かなめのベリー・メリー・クリスマスパーティ!
――ありがとうスレッド完走、そしてあたし達の誕生日だよスペシャル――
の開始です!!
- 361 名前:李香緋 ◆WzRGMryh32 :04/12/24 22:10
- ようやく始まったッスね。
このパーティーで、ドラゴンプロは天下をとるっ!!
- 362 名前:堂島コウ ◆19wVAppleA :04/12/24 22:11
- おおっとと・・・もう始まってる?
いやーやっぱ、クリスマスパーティって聞いたら来ないわけには行かないよな。
ここなら知り合いも多く来そうだし、つうかそれ以前に主催者が知り合いだし。
(会場をぐるりと見回して)
ほうほう、なかなかいい会場じゃない。
こりゃなかなか楽しいパーティになりそうだ、っと・・・。
- 363 名前:ジェイムズ・リンクス@完全装備サンタ姿 ◆LINKSmg0W6 :04/12/24 22:13
- (袋からとっておきのワインを出す。嘆息)
ワインは封を開けた瞬間から酸化し始める。
つまり、開けたからには一本飲み切らねばならないわけだ。
(手酌で飲み始める)
- 364 名前:ダンテ@ライダーズジャケット&デニムのジーンズ ◆DANTEOlcmY :04/12/24 22:15
- 「ほお・・・・ここがクリスマスパーティの会場か。」
ライダーズジャケットにデニムのジーンズ、そして背中には大剣を背負い
黒ブーツを履いている足のホルスターに愛用の二丁拳銃を携え首にスカーフを
巻いた銀髪の男が大きな白い袋を持って会場に現れる。
そして会場の雰囲気をを見てこう呟いた。
「くそ・・・・剣と銃はおいて来るべきだったな。」
- 365 名前:オーランド伍長&ステッキン曹長@トナカイ ◆/901/mQF5Y :04/12/24 22:15
- 「クリスマスパーティー、ですか?」
ある日の午後、ハンクス大尉に呼ばれた俺は突然クリスマスパーティーに出るよう命じられた。
クリスマスくらい、仕事を忘れて楽しむようにというはからいだ。
少尉は舞踏会、准尉達は食糧配給任務。というわけで一緒に行くのは雑用担当のステッキン曹長。
「うわ!楽しそうですね、伍長さん!」
思っていたよりずっと広い会場にはしゃぐステッキン曹長。‥‥確かに広い。
「じゃ、いきましょー!」
ステッキン曹長手作りのトナカイアクセサリー(角に赤い鼻、鈴のついた首輪)をつけた俺は
同じアクセサリーをつけた彼女に引っ張られるように会場へと入ってゆく‥‥
- 366 名前:セネス=CTN=クロフォード@サンタ服(白ヒゲ付き) ◆iCENESsApo :04/12/24 22:18
- …意外と豪勢だな。酒と料理がこんなに…。
あ、ドイツ料理がある。
(近くのテーブルにあったドイツビールを手に取りつつ、料理に手をつける)
…人も集まってきたようだな。
- 367 名前:千鳥かなめ@ミニスカサンタ服 ◆Kana/lWMBI :04/12/24 22:19
- 「ではここで、主催者の挨拶です」
司会の言葉と共に、あたしがゆっくりと歩み出る。
手にはカンペ。
スレッド完走へのお礼、そしてあたし達の誕生日のこと。
それを林水センパイに頼んで、綺麗にまとめてもらったのだ。
あたしは歩む。
しずしずと、おしとやかに、そして……。
……こけた。
ええいっ! こんなドレスきたのが間違いだった!
これじゃテッサじゃない!
こーなりゃヤケよ。
あたしはマイクを引っ掴み、全身全霊をこめて叫んだ。
「みんな! エンジョイしてるっ!?
一年に一度のお祭よ!
楽しまなきゃ損でしょ!
さあ、歌って! 芸して! 食べて! 笑って!
今年一年のイヤなこと、ぜーんぶふっとばしちゃいましょ!」
……なんか忘年会の挨拶みたいになってきたけど、かまいはしない。
あたしはコップをかかげて、大声で叫びをあげる。
「ベリー・メリー・クリスマースッ!!」
- 368 名前:李香緋@パワーレンジャー ◆WzRGMryh32 :04/12/24 22:21
- 仮装パーティーであることをすっかり忘れてたよ……これで良しと…
ん?電話だ……
あたしっす……OK,社長の確保に成功したね。
じゃ、「例の場所」に送っておいてねー
さて、行くとするかぁ……
- 369 名前:堂島コウ@悪魔のミカタ ◆19wVAppleA :04/12/24 22:25
- あ、やべっ。
ここって一応仮装パーティだったんだっけ・・・ええと。
いきなり言われても衣装用意してないし、とりあえず・・・
(何処からともなく取り出した黒染めのマントを取り出して、普段着の上に羽織る)
そして、おれは未成年ゆえお酒はダメだから、こいつを・・・と。
(テーブルの上からオレンジジュースの注がれたコップを手にとって)
>>367
OK、ベリーメリークリスマス!
- 370 名前:Dr.ワイリー@雪だるま男:04/12/24 22:25
- 今日は世間一般ではクリスマス。
皆でわいわいと騒ぐ日である。
ワシもワイリーナンバーズとパーティの一つもやる予定だったのじゃが……
ワイリーナンバーズは全員がクリスマスのバイトへの出撃が確定し、
フォルテもどこかへ消えている。
よって、クリスマスパーティは明日に持ち越し!
ワシは一人で暇!
そこでワシは退屈しのぎにこのパーティに出る事にした。
「そう言えば、スター達はどこかのパーティのスタッフとして雇われたみたいじゃが……」
ワシはそう呟きながら会場へ入り、そして一秒後……
「何やっとるんじゃ、おまえ達ー!」
スタッフとして働いている「自給戦隊アルバイター」を見て吹いた。
――どうやら、退屈だけはしないで済みそうじゃな。
- 371 名前:春歌@獅子の女王 ◆yBLoHaRUkA :04/12/24 22:26
- (>>356)………と白雪ちゃんは申してましたけど。
咲耶ちゃんは兄君さまと、『二人だけのイヴを過ごすのっ!』と―――――
ええ、泣き言など申しませんわ!
ヤマトナデシコらしく、粋にこのパーティーを楽しみますから!
………それにしましても、この衣装は……露出が……。
- 372 名前:ナレーション ◆Kana/lWMBI :04/12/24 22:27
- 30分より、プレゼント交換となります。
皆さんは各自、23:00までにプレゼントを、捨てトリップで投下してください。
- 373 名前:セネス=CTN=クロフォード@サンタ服(白ヒゲ付き) ◆iCENESsApo :04/12/24 22:28
- >>367
会場に、女の子の大声が響いた。見ればステージ上で、主催者であるかなめ嬢が
マイクを持って叫んでいる。
「…相変わらず、元気のいい子だ」
苦笑しながら、私はビールの注がれたコップを軽く掲げた。
「…ベリー・メリー・クリスマス」
- 374 名前:オーランド伍長&ステッキン曹長@トナカイ ◆/901/mQF5Y :04/12/24 22:33
- 「伍長さん、あれ見に行きましょー!」
「落ち着いてください、迷子になりますよ」
はしゃぐステッキン曹長を抑えつつ、料理に口をつける。
‥‥うまい。
>>367
主催者の少女の挨拶に合わせて俺もコップを手に取った。
中身はジュースだ。‥‥酔っ払っては曹長を見失ってしまうかもしれないし。
見れば曹長もジュース入りのコップを手に持っている。お互いアイコンタクトでタイミングを取り‥‥
<font size=5>「「ベリーメリークリスマス!」」</font>
- 375 名前:セネス=CTN=クロフォード@サンタ服(白ヒゲ付き) ◆8wXdY0x0ec :04/12/24 22:37
- ふむ、プレゼントか…。
お菓子は子供達にあげてしまったし、かといって気の利いたものなど持っていないし
なぁ…。
…仕方ない。私が愛用している白コートのスペアを出そう。特殊繊維で出来ていて、
対刃、対弾性に優れたすぐれものだ。
…デザインは、なんということのない普通のコートなのだが。
- 376 名前:島津 由乃@サンタ服+シルクハット ◆ccYOSINObk :04/12/24 22:40
- ttp://www.tekipaki.jp/~myu/GGG/Xmas/xmas_yoshino02.htm(※イメージ画像です)
折角のクリスマスイブに、わが姉は用事があるという。
可愛い妹を聖夜にほったらかしだなんて、なんて薄情なんだろう。
ふんだ!
どこのどなたと過ごされるのかは知らないけれど、勝手にすればいいわ!
私達は私達で楽しみましょうね、祐巳さん、志摩子さん!
「ベリー・メリー・クリスマース!
あんど
ハッピーバースディ、かなめさん、テレサさん!」
- 377 名前:藤堂志摩子@兎耳サンタ ◆D4DGsIMaKo :04/12/24 22:41
- かなめさん、テッサさん、本日はお招きいただきありがとうございます。
……由乃さん、あまりはしゃぎすぎないようにね。
- 378 名前:Dr.ワイリー@雪だるま男:04/12/24 22:42
- >>367
嬢ちゃんの言う通りじゃ。
今年一年、ロックマンにしてやられたばかりじゃったが、それを忘れてパーッと騒ごうか。
メぇぇぇ〜〜リぃぃぃぃクリっスマぁぁぁーーースぅ!!ひゃーーはっはっはっはっはぁーーーっ!!
……別世界の何かが一瞬ワシに乗り移ったような気がしたが、まずは挨拶じゃな。
- 379 名前:ジェイムズ・リンクス@完全装備サンタ姿 ◆LINKSmg0W6 :04/12/24 22:42
- 元気だなかなめ嬢ちゃん。
若いモンは良い。若いモンは。
「メr−・クリスマス」
さて、プレゼントだっけか。
うちのガキども向けのは使うわけにもいかねえし、どうしたもんかな。
……よし(メモ用紙に書き書き)
「エンダー号乗船券」
俺の船、エンダー号への乗船券だ。
ちょいと無重力を体験するだけでも良いし、
時間の都合がつくなら航海についてきても良いぜ。
月辺りならそれほど時間もかからないしな。
こっちも航海中は暇なんでな、話し相手ができるのは歓迎だ。
なお、船内では冷蔵庫内の酒が飲み放題(←というより、酒しか入ってない)
- 380 名前:堂島コウ@悪魔のミカタ ◆3kFxj0.X6U :04/12/24 22:42
- さて、んじゃ早速ケーキでもいただきましょーかね。
(手近にあったケーキを切り分け、もしゃもしゃと食べ始める)
・・・んー、甘さ控えめ、おいしいケーキ。
って、このケーキ、なんだか懐かしいような、いつぞや食べた味だなぁ・・・
これ、やっぱり彼女が?
(コウが食べたのは>>358のケーキだったりする)
>>372
あ、プレゼント?
これはバッチリ、パーティ用のを持ってきてるんだぜ。へへ。
おれからは・・・
(プレゼント用に梱包された小さな包みを取り出す)
舞原家謹製『みすてりぃサークル』ユニT。
(ユニT=ユニフォームTシャツの略)
それにプラスして、三束元生部長直筆の『みぃクル』認定証。
このプレゼントを貰った人は、もれなく『みぃクル』外部会員となるって寸法だ。
さーて、誰に当たるかな・・・と。
- 381 名前:李香緋@パワーレンジャー ◆2yFleHB.2A :04/12/24 22:42
- プレゼント交換っすか。
んじゃ、売れ残ったCDを100枚まとめて置いとくとするっすかね。
プレゼント=ドラゴンプロのCD
〜収録内容〜
ドラゴンドリーム―愛の道―……社長&香緋
涙のせにょ−る―more発狂mix―……高嶺 響
白いギターと心のウクレレ―VSエディション―……高嶺響&ミスX
一条あかりのお笑いメドレー―アンガ―Special―……一条あかり
おまえんち、くさくねえ?……オロチ ……etc
- 382 名前:オーランド伍長&ステッキン曹長@トナカイ ◆YWpgc6cIb. :04/12/24 22:44
- >>374
隣のステッキン伍長に声を合わせたせいか、思いっきり裏返ってしまった。
二人で顔を見合わせ、プッと噴き出す。俺は恥ずかしさのあまり顔を真っ赤にしてしまった。
>>372
放送が流れる、どうやらプレゼント交換の時間のようだ。
プレゼントについてはステッキン曹長に一任したのだけれど、いったい何を準備したのか?
俺は気になったので聞いてみた。
「プレゼントは手袋ですよ。この間の生地が余ってたので使ってみました」
- 383 名前:ジェイムズ・リンクス@完全装備サンタ姿 ◆TJYN8YMgSc :04/12/24 22:44
- と、こりゃいかん。
もう酔ったかな?
そんなに弱くない筈なんだが……
(プレゼント用トリップはこちらを使用)
- 384 名前:福沢祐巳犬耳サンタ ◆iZ6oqEYUMI :04/12/24 22:45
- ごきげんよう、かなめさん、テッサさん。
お茶会のお礼に、このようなパーティに招待してくださって、ありがとうございます♪
<font size=1>よ、由乃さん、お、落ち着いて(゚ー゚;Aアセアセ
- 385 名前:ゼフィール王子 ◆zEfhYrPOA. :04/12/24 22:46
- こちらが、クリスマス・パーティーの会場なのでしょうか?
かなめさんが主催者だとお聞きましたが、随分な盛況ぶりですね。
いつもと違う衣装ということで、甲冑姿で参りましたが…。
この姿では、場違いなようですね。着替える時間もないようです。
仕方がありません。このままで押し通しましょう。
>>367
では、「ベリー・クリスマス。」
- 386 名前:春歌@獅子の女王 ◆5Fcjl88crw :04/12/24 22:46
- >>367
メリー・ベリー・クリスマス!
……ワタクシ達的には、これで合ってますのよ?
プレゼントですか……。
確か、兄君さまへのプレゼントの候補がありましたわね……。
【プレゼント:ドイツ・ゾリンゲン製高級爪切りセット+ワタクシ手ずから爪を切って差し上げます♥券】
- 387 名前:パワーレンジャー ◆WzRGMryh32 :04/12/24 22:48
- 隠し芸大会までもう少し。
準備も終了したし。
あたしも移動しとこーかね
うっひっひっひっひっひっひ……
- 388 名前:藤堂志摩子@兎耳サンタ ◆AEfPOlZ0KM :04/12/24 22:49
- >>367
メリー・クリスマス、かなめさん。
……そういえば、クリスマスプレゼントの交換会があったのね。
では、私からはこれを。
天使さまの像がついたクリスタル製のベルと、マリア様のおメダイです。
- 389 名前:会場に郵送(チルド扱い)された小包@差出人支倉 令 ◆uTxdtLlhqo :04/12/24 22:49
- 「このプレゼントをを受け取ってくれた方へ
メリークリスマス&ハッピーニューニューイヤー
幸せなクリスマスが過ごせますようにという祈りと真心を込めて作りました。
世界中の皆に、そしてこれを受け取ったあなたに、マリアさまのご加護がありますように
支倉 令」
中には一通のメッセージカードとブッシュ・ド・ノエルが封入されている。
- 390 名前:テレサ・テスタロッサ@メイド服VMC仕様 ◆MytHRIlPXY :04/12/24 22:51
- 「い、急がないと……!」
息が上がる。しかし時計の針はそれでもなお早く動く。
わたしのペースなどお構い無しに、どこまでもマイペースに。
とにかくわたしは走った。走り続けていた。
昼にたまりに溜まっていた残務をようやく片付け、今日の夜からのパーティを楽しみにしていたのに…
先日からの疲労が溜まっていたらしい。
うとうとしていて、ふと時計を見上げたら―――
そういうわけでわたしはひた走りに走っていた。
元来運動なんて、そんなに得意じゃないのに。
そして、ホールへたどり着いたそのとき……会場ではカナメさんの挨拶が終了しようとするところだった。
「あ、ま、間に合っ――――」
そこで気を抜いたのがまずかったのか。
―――ガッ
足がもつれる。出そうとした足に出した足が引っかかる。そして―――
>>367
『ベリー・メリー・クリスマ―――――』
「あ……あ、きゃあああああ!?」
ずるべたーん!
……盛大に挨拶を占めようとするカナメさんの前で大転倒。
ううう、せっかくのクリスマスパーティ(しかも誕生日の)でどうしてこんな目に…!
「あ、あはは……こんばんわみなさん。ベリー・メリー・クリスマース……あは、ははは…」
……妙な視線を集めつつ。
起き上がり際に真っ赤な顔で照れ隠ししながら、わたしは小さく挨拶をした。
- 391 名前:島津 由乃@サンタ服+シルクハット ◆ccYOSINObk :04/12/24 22:52
- そうそう、交換用のプレゼントを出しておかないと。
つ†
「1日黄薔薇のつぼみの妹()になれるロザリオ〜!」(SE:ピロリロリ〜ン
これを持てば、1日だけ私のことをお姉さまと呼べるという、とても便利なロザリオなのよ。
>>377
せっかくのイブだもの、はしゃがないのは勿体無いわよ、志摩子さん。
>>384
それと祐巳さん。
私は、至極冷静よ?(微笑
- 392 名前:Dr.ワイリー@雪だるま男 ◆juYmOe1MOM :04/12/24 22:54
- プレゼント、か。
フッフッフッ、このワシが何も準備をしていないとでも思っていたのか?
小さな箱に入れた「アレ」を、ストーンマンに持って行かせる。
現在製作中の「ターボマン」のプロトタイプとして作製した
「変形型自動車・ターボジョー」!
スイッチ一つで人型になる画期的な自家用車!
人型時には簡単な命令をこなすだけの知能を有する、ワシの自信作じゃ!
あの箱の中にはそれの起動キーが入っているのだ。
「さて、ワシのプレゼントを貰える一番の幸せ者は誰なのかな?」
- 393 名前:ゼフィール王子@甲冑姿 ◆c.qKRABiTQ :04/12/24 22:54
- プレゼント交換ですか。
以前、狩りで野兎を仕留めた際にその仔を一羽捕まえましたので、
それを贈り物としましょう。
頂いた方は、大事に育ててください。
【プレゼント:仔兎一羽】
- 394 名前:島津 由乃@サンタ服+シルクハット ◆RzaMTyqfOQ :04/12/24 22:56
- >>391
トリップ訂正!
- 395 名前:ダンテ@ライダーズジャケット&デニムのジーンズ ◆Jf4AfOETYQ :04/12/24 22:58
- ダンテは白い袋を持ったまま料理が並べられている席へ移動する
そして適当なお酒を選び・・・・・
>>367
「ベリーメリークリスマス!」
と少女がいるステージに向かってそういい持っていたグラスを掲げる。
>>372
そしてゆっくりと酒を飲んでいると放送が流れてくる。
どうやらプレゼント交換の時間のようだ。
その放送を聞いたダンテは持ってきた袋を降ろす。
プレゼントは魔界探索セット。
中身は霊石エリキサ 賢者の石 イエローオーブ バイタルスター等
魔界を安全に探索するのに必要な物が入っている。
- 396 名前:テレサ・テスタロッサ@メイド服VMC仕様 ◆NS7AV7dNuk :04/12/24 22:59
- そうこうしている間に、もうプレゼント交換の時間も締め切り前。
急いできた物だから、もう何を出していいのか……!
……しかたありませんっ!
なぜか一緒に持ってきてしまっていた――[クルーゾーさんの秘蔵アニメビデオ一式]ですっ!
これでも、喜んでもらえますよね・・・・? 一部の方には(汗
- 397 名前:福沢祐巳犬耳サンタ ◆DrTAufkV6U :04/12/24 23:00
- >>388 >>391
志摩子さんと由乃さんが、それぞれクリスマスプレゼントを箱の中に仕舞っていった。
私も、自分で用意した、クリスマスプレゼントを出さないと。
「あ、私もこれを……あんまり変わった物は、持ってこれなかったですけど……」
そう言って、私が出したものは、「髪留め用のリボン式」
二人のプレゼントに比べると、見劣りしちゃうけど、変わりに精一杯の気持ちを込めたつもり。
- 398 名前:ナレーション ◆Kana/lWMBI :04/12/24 23:02
- プレゼント投下終了!!
みなさん、ありがとうございました。
只今主催者が割と必死になって集計してるので、しばらくお待ち下さい。
- 399 名前:◆iZ6oqEYUMI :04/12/24 23:03
- プレゼントは「髪留めのリボン一式」です……orz
- 400 名前:島津 由乃@サンタ服+シルクハット ◆ccYOSINObk :04/12/24 23:15
- >>360-399
なんていうか、その。
随分と色んな人がきているみたい。
なのに、私より年下の女の子って春歌ちゃんだけ!?
というかロボとかおじさまとかまで―――
まあいいか。
ちょっとくらい毛色の違う人のほうが、江利子さまも納得するでしょ。
そーいう人よね、あの人は。うん。
- 401 名前:Dr.ワイリー@雪だるま男 ◆juYmOe1MOM :04/12/24 23:17
- >>379
周りは若いモンばかりで、ワシは浮いているのか?と思いながらチキン片手に歩いていたワシだったが
少し若いくらいの男とぶつかった。
ワシはニヤ、と笑いチキンの一つを差し出す。
「おまえさんもどうじゃ?」
- 402 名前:李香緋@パワーレンジャー ◆WzRGMryh32 :04/12/24 23:18
- <某所にて>
(電話中)
うい、うい、わかったっす。
(終了)
……割とみんなえーかげんなものをもってきてたんだなあ。
もう少しへぼい物をもってくりゃよかったかな?
まあいいや、いらない物が処分できただけでも良しとするッス
そういえば……>>387で名前欄しくじっちゃったい……
あたしなんだよ……>>387
- 403 名前:ジェイムズ・リンクス@完全装備サンタ姿 ◆TJYN8YMgSc :04/12/24 23:19
- しかし、ティーンエイジャーばっかりだな。
酒の味のわかる大人はいないのかね?
>>401
(チキンを受け取り)
おお、俺より年上に出会うとは!
何だか安心したぜ。
――飲むか?
- 404 名前:福沢祐巳犬耳サンタ ◆iZ6oqEYUMI :04/12/24 23:21
- >>400 由乃さん
う〜ん、確かに誰が取ったとしても、これだけ個性的な方々なんだから、
江利子さまも、さぞ吃驚するだろうね。
……ねぇ由乃さん、つかぬ事を聞くようで悪いけど……
もし相手の方が男性の場合だったらどうするの?
それに、女性でも年上の方もいるようだし……
- 405 名前:藤堂志摩子@兎耳サンタ ◆D4DGsIMaKo :04/12/24 23:22
- >>391 由乃さん
そうかも知れないけれど……あまり騒ぎすぎて、他の方のご迷惑になっても
いけないでしょう?
>>375 セネスさま
……あ、セネスさま。
以前、お茶会の時には大変お世話になりました。
そういえば、あの時にお約束させていただいた銀杏を幾つかお持ちいたしましたから、
よろしければ。
- 406 名前:エーフィ・C・ハウサー ◆p1a4SYSTEM :04/12/24 23:25
HD<だから、『Yの悲劇』を楽しむなら、まずは『グリーン家殺人事件』が必須だろう。
jabberwock<言い切り過ぎだね。まるで中堅ミステリファンのような狭義さだ。
HD<オレはそうは思わないな。基盤なくして作品を楽しむのは、理解を書いたままで座りが悪い。
Alice<それはいいけどさ、アンタら今日のイベント知ってる?
HD<イベント?
Alice>そうそう。知らない? 商店街も参加してるって。
snatch<あー、クリスマスイベントとかいうアレっすか。
Alice>ん、それだね。
jabberwock>有名じゃないか。私は行かないけど。
snatch<アリスさん、行くんすか?
Alice>仕事仕事。今日中にゲンコ上げないとダメだし。
snatch<じゃあチャット入るなよ! アンタ色々失格だよ! 文章書くくせに文章に依存すんなよ!
アンタそれでもプロかよ! いいよもう死ねよ!
jabberwock<正論だね。
Alice>……アンタら殺していいかな。
HD<それってどこ?
jabberwock<興味でもあるのかい?
HD<オレは時間、今日余っちゃって。少しだけなら見てこようかなって。
snatch<あ、ここ。→http://www.appletea.to/~charaneta/test/read.cgi?bbs=ikkoku&key=1069512742
HD<thx.
jabberwock<面白いとは思えないけどね。人が多いって云うだけでどうかとすら思う。
Alice>出たな人間ギライ。
jabberwock<何とでも云ってくれたまえよ。ホールでイベント? これで殺人事件でも起きるのな
らベタなミステリと言ってもいいけどね。
HD>ベタ? 前提とルールがないなら推理でもミステリでもないだろう。
jabberwock<どうだろうね。今はエラリーの時代じゃない。殺人があって論理的でもない推理が
あるのなら、それでもミステリとして罷り通る。
HD>云ってくれるな。事実だが……それを云うなら、そもそも殺人事件自体が不要だろう。
jabberwock<その通りだ。だが先人達に倣うなら、猟奇性は必須とは思わないか。
Alice<どうでもいいけどさ、このイベントもう始まってるよ。
jabberwock<あ。
HD<あ。
ウイン、とプリンタがA4サイズの紙を吐き出した。
PCの電源を落とす。
窓の外は雪で、隣の部屋では兄と姉と弟妹、それからその友人達の声。
すっかり忘れていたが、イヴだ。
半分以上忙殺されて、何をしていたのか何をすればいいのか、そもそも日本がクリスマスを
お祭り騒ぎにしている理由が解らないミトラ教の異端の祭りをどうしてこうも祝おうとするのか、
意識が飛んでいた。論理のない飛躍に頭痛がする。
疲れている――のだろう。
部屋を出て玄関へ――姉の声。「フィー、どこへいくの? もう遅いわ」「ちょっとね。大した
用事でもないし、すぐに帰ってくるよ。何かほしいものはある? コンビニなら寄ってもいい」
「ないわ。気を付けてね、フィー」
姉の声は軽やかだ。兄がいなければ、私をこんな時間に外出させたりはしない。
一緒にいられるだけでいい――そう思っているのだろう。
同感だ。家族だけなら。
コートを羽織って外に出る。地図をプリントアウトした地図を一瞥、記憶。
見上げた空は雪模様で、歩く度に新雪がさくさくと音を発てる。
パーティーを覗いたはいいが、ロクに参加せずに外に出た。まったく、客が多過ぎる。兄を尋
ねて来た人間も。家族の祝いに何のつもりだ。帰って騒いでいればいいだろう。
言葉を飲み込んで、最終間際のバス停でバスを拾った。
着いた会場は、家にも増して騒がしかった。
snatch<そういえば、アリスさん。
Alice<何?
snatch<書けよアンタ。なにチャット見てるんだよ。
Alice<うっさいわボケぇ! カスぅ! んで何よ。
snatch<HDさんのHNって、なんでああなんスか?
Alice<んあ、気付いてなかったの?
jabberwock<Humpty Dumpty。落ちて壊れて元に戻らない……聞いた事はあるだろう。
snatch<あ、それ。でもなんでそんな名前なんすかね。俺ら、一応名前選べたワケっしょ?
アリスさんが三番目、あんたが二番目で、あの人が最初で……最初に選ぶ名前にしては
ちょっと選択ビミョーな気がするけど。
jabberwock<アレは有名だよ。
Alice<簡単じゃん。
snatch<じゃ、何?
Alice<アタシらみたいの集めた時点で、あいつが一番壊れてるからっしょ。
snatch<なる。
jabberwock<壊れたモノは戻らないってワケさ。
- 407 名前:Dr.ワイリー@雪だるま男 ◆juYmOe1MOM :04/12/24 23:26
- >>403
ま、今日は無礼講らしいから、多少飲むなら見逃してやっても良いと思うんじゃがな。
「ワシも安心したわい。ワシより年上の人間が来ているとは思ってないが、
少し年下くらいの奴も居ないのかと不安になってきていた頃じゃしな」
チキンの代わりに差し出されたビールをグッ!と飲む……美味い!
久しぶりにみんなで飲む酒は美味いわい!
- 408 名前:島津 由乃@サンタ服+シルクハット ◆ccYOSINObk :04/12/24 23:26
- >>404-405
男の人?
年上?
関係ないわ!
そんなの誤差範囲よ。
無理を通して道理を蹴倒すのが、聖夜の奇跡ってものでしょ。
それよりも、食べて飲むわよ、祐巳さん!
志摩子さんも、ほら!
令ちゃんなんかより、ずーっっと楽しんで、自慢話して悔しがらせてあげましょうね!
3人で!
- 409 名前:セネス=CTN=クロフォード@サンタ服(白ヒゲ付き) ◆iCENESsApo :04/12/24 23:27
- >>405
見覚えのあるふわふわした髪が目に付いた。あれは…志摩子嬢だったか。
と、彼女の方も気がついて、話しかけてきた。
「ええと…ごきげんよう、だね。それと、メリークリスマス」
彼女は先日、私がお茶会に参加したことに対する謝辞を述べ、約束していた銀杏を
手渡してくれた。
「ああ、これはどうも。…そういえば約束していたなぁ。失礼だが、忘れていたよ」
ありがたく受け取る。…今度、料理の材料に使おう。他人に作ってもらうんだけど。
- 410 名前:オーランド伍長&ステッキン曹長@トナカイ ◆YWpgc6cIb. :04/12/24 23:27
- >>398
プレゼントを交換し終えて、周りは雑談を始めた。
馴染みの猫どもにもうまいもんを食わせてやろうと思い、隣の曹長にばれないよう食事を
とる振りをしながら、持参した袋に料理を詰めていた。
ふと周りを見回すと、>>403がニヤニヤしながらこちらを見ていた。
「あー、ど、どうも」
よい対応が思いつかず、曖昧な挨拶をする伍長。
その頃、ステッキン曹長はかなりきついと知らずにスクリュードライバーというカクテルに
口をつけようとしていた。
- 411 名前:堂島コウ@悪魔のミカタ ◆3kFxj0.X6U :04/12/24 23:29
- さて、せっかく来たんだから誰かと談笑でも・・・おや。
>>400
>>405
確かきみたち・・・ミスコンに出てた女の子だよね?
リリアン女学院の生徒さんだとかいう。
ちょっと、お話に加わっても良いかな?
・・・・・・あ、別にナンパとかそんなんじゃないよ。
話し相手が居なくて寂しかったからさ。
- 412 名前:クルツ・ウェーバー@バーテンダー服 ◆URUZ6oKCII :04/12/24 23:30
- ……へへっ、このカッコするのもいつぞやのクリスマス以来だな。
テッサもなんかあのときのカッコのまんまで――――って、
>>390
あ、こけてるし、それも盛大に。
ま、お約束っつーとそうなっちまう訳なんだが……ここまでベタとはね。
――さて、カナメの主催で始まったこのパーティだが…
やっぱこうしてみると綺麗どころも結構多いねえ。
あっちにも、こっちにも、そっちにも各界の美女がめじろ押しって感じで。
やっぱここは……アレですな。声を掛けるってのが男としての礼儀ってなモンで!
(丁度遠めに、「獅子の女王」なコスの女の子(>>386)を発見)
ん? ありゃあ―――まさかルネちゃん?
ここんとこ姿見てなかったが――いや、彼女と違う黒い髪……
ええい、彼女であってもなくても構わんっ! スタイルもかなり良さげだしっ!
(>>386に近づいていって)
やあ、こんばんわお嬢さん。
こっちに美味い酒があるんだけど……一杯どうかな?
- 413 名前:春歌@獅子の女王 ◆yBLoHaRUkA :04/12/24 23:34
- 宴もたけなわ……というにはまだ早い時間でしょうか。
それでも、会場には知己を見付け旧交を暖め合う人達で溢れているようです。
あぁ、ワタクシはどうすれば良いのでしょう………。
>>412
>やあ、こんばんわお嬢さん。
>こっちに美味い酒があるんだけど……一杯どうかな?
え? あっ、あの……ワタクシはまだ未成年ですし、そのっ――――
(兄君さま……世の殿方は、もしかすると兄君さまよりも積極的な方ばかりなのでしょうか……?)
- 414 名前:千鳥かなめ@ちょっときわどいミニスカサンタ ◆Kana/lWMBI :04/12/24 23:35
- みんなお待たせ!!
やっと集計が終了したわ。
つーわけで、結果発表!!
ミスがあっても、それも偶然の一部と見て気にしちゃだめよ。
まずはリスト。
1:>375セネス=CTN=クロフォード@サンタ服(白ヒゲ付き) ◆8wXdY0x0ec 「白コートのスペア」
2:>379(>383)ジェイムズ・リンクス@完全装備サンタ姿 ◆TJYN8YMgSc 「エンダー号乗船券」
3:>380堂島コウ@悪魔のミカタ ◆3kFxj0.X6U 「舞原家謹製『みすてりぃサークル』ユニT」
4:>381李香緋@パワーレンジャー ◆2yFleHB.2A 「売れ残ったCDを100枚」
5:>382オーランド伍長&ステッキン曹長@トナカイ ◆YWpgc6cIb. 「手袋」
6:>386:春歌@獅子の女王 ◆5Fcjl88crw 「ドイツ・ゾリンゲン製高級爪切りセット+ワタクシ手ずから爪を切って差し上げます券」
7:>388藤堂志摩子@兎耳サンタ ◆AEfPOlZ0KM 「天使さまの像がついたクリスタル製のベルと、マリア様のおメダイ」
8:>389会場に郵送(チルド扱い)された小包@差出人支倉 令 ◆uTxdtLlhqo 「ブッシュ・ド・ノエル」
9:>391(>394)島津 由乃@サンタ服+シルクハット ◆RzaMTyqfOQ 「1日黄薔薇のつぼみの妹(ロサ・フェティダ・アン・ブゥトン・プティ・スール)になれるロザリオ」
10:>392Dr.ワイリー@雪だるま男 ◆juYmOe1MOM 「変形型自動車・ターボジョー」
11:>393ゼフィール王子@甲冑姿 ◆c.qKRABiTQ 「仔兎一羽」
12:>395ダンテ@ライダーズジャケット&デニムのジーンズ ◆Jf4AfOETYQ 「魔界探索セット」
13:>396テレサ・テスタロッサ@メイド服VMC仕様 ◆NS7AV7dNuk 「クルーゾーさんの秘蔵アニメビデオ一式」
14:>397福沢祐巳犬耳サンタ ◆DrTAufkV6U 「髪留めのリボン一式」
したがって、
1:藤堂志摩子◆AEfPOlZ0KM 「白コートのスペア」
2:福沢祐巳 ◆DrTAufkV6U 「エンダー号乗船券」
3:ダンテ ◆Jf4AfOETYQ 「舞原家謹製『みすてりぃサークル』ユニT」
4:テレサ・テスタロッサ ◆NS7AV7dNuk 「売れ残ったCDを100枚」
5:島津 由乃@ ◆RzaMTyqfOQ 「手袋」
6:ジェイムズ・リンクス ◆TJYN8YMgSc 「ドイツ・ゾリンゲン製高級爪切りセット
+ワタクシ手ずから爪を切って差し上げます券」
7:オーランド伍長&ステッキン曹長 ◆YWpgc6cIb. 「天使さまの像がついたクリスタル製のベルと、
マリア様のおメダイ」
8:ゼフィール王子◆c.qKRABiTQ 「ブッシュ・ド・ノエル」
9:Dr.ワイリー ◆juYmOe1MOM 「1日黄薔薇のつぼみの妹
(ロサ・フェティダ・アン・ブゥトン・プティ・スール)になれるロザリオ」
10:支倉 令 ◆uTxdtLlhqo 「変形型自動車・ターボジョー」
11:李香緋 ◆2yFleHB.2A「仔兎一羽」
12:堂島コウ ◆3kFxj0.X6U 「魔界探索セット」
13:春歌 ◆5Fcjl88crw 「クルーゾーさんの秘蔵アニメビデオ一式」
14:セネス=CTN=クロフォード ◆8wXdY0x0ec「髪留めのリボン一式」
に決定しましたっ!
拍手っ!
- 415 名前:島津 由乃@サンタ服+シルクハット ◆ccYOSINObk :04/12/24 23:42
>>411
――むぐ?(←ケーキをホールこどがっついてた
んぐんぐ。ごくん。
ごきげんよう(微笑
そういうあなたは、ミスコンで解説をしていらした方ね。
ええ、構いませんよ。
こういう場所では、初めてお会いする人と仲良くお話するのが楽しいんですから。
私は島津由乃です。
あなたは?
- 416 名前:福沢祐巳犬耳サンタ ◆iZ6oqEYUMI :04/12/24 23:43
- >>408 由乃さん
あ、あはは……そ、そうなんだ(汗)
(・・*)。。oO(さ、流石に男性は無理なんじゃ)(汗)
よ、由乃さん、そ、そんな風に食べたら、体に悪いよ(゚ー゚;Aアセアセ
──って、よ、由乃さん!そ、それはお酒だから、飲んじゃ駄目だよ!!
- 417 名前:ダンテ@ライダーズジャケット&デニムのジーンズ ◆DANTEOlcmY :04/12/24 23:43
- ダンテは酒の入ったグラスを持ちつつ会場内を歩き回る。
すると甲冑に身を包み大剣を背負った王子らしき人物を見かける。
(俺以外にも大剣を背負っている奴がいるとは驚いたな)
そう思いつつ冑に身を包み大剣を背負った王子らしき人物の元に近づき・・・
>>385
「メリークリスマス!よう、楽しんでいるか?」
と言いつつグラスを掲げる
- 418 名前:セネス=CTN=クロフォード@サンタ服(白ヒゲ付き) ◆iCENESsApo :04/12/24 23:44
- >>414
「ほほう、私が当たったのは髪留め、か」
しかし…と、私は首を捻る。私の髪はこのとおり極めて短い。リボンを使うところがない
のだ。そもそも私はそういうお洒落をするような女ではない。
「あー…貰っておいて申し訳ないんだが、これは私の妹達にあげてしまっていいだろう
か?祐巳嬢」
一応、お伺いを立ててみる。
- 419 名前:藤堂志摩子@兎耳サンタ ◆D4DGsIMaKo :04/12/24 23:46
- >>408 由乃さん
……そういえば、令さまはご予定があるとおっしゃっていたわね。
でも由乃さん、男の方が妹()になっても、リリアンにはご入学できないのでは
ないかしら。
イエズス様もその様な奇跡は起こされないような気がするのだけれど……
>>409 セネスさま
ちょうどクリスマスですし、この衣装を着させていただいていることですから、
クリスマスプレゼントとお思いになられて。
(>>414)
……あ、プレゼントの交換ではセネスさまのコートが当たったようですね。
これから寒さも厳しくなることですし、ありがたく着させていただきますね。
ありがとうございます、セネスさま。
>>411
はい、ええと……(>>415)……解説をしていた方?
ごきげんよう、申し遅れました。私、藤堂志摩子と申します。
- 420 名前:ジェイムズ・リンクス@完全装備サンタ姿 ◆TJYN8YMgSc :04/12/24 23:46
- >>407
ああ、一人でしんみり飲む酒も悪くないが、そいつはここ10年でやり尽くした。
陽気に飲める方がうれしいね。
>>410
身のこなし、しゃべり方。
軍人ってのは独特の雰囲気がある。
慣れてくると一目見ただけで、
どういう兵科のどれぐらい年季の入った奴かも見当がつくようになる。
あんまり、こういう場所には慣れてない奴みたいだな。
元ご同業のよしみだ、ちょいと助け船でも出してやるか。
「もっと気楽にした方がいいぜ」
こういう場合は、初速を稼ぐために度数の高い奴を飲むのが良い。
バーテンダーからウォッカをロックで受け取り、手渡す。
「景気づけだ、一杯いっとけ」
- 421 名前:エーフィ・C・ハウサー ◆p1a4SYSTEM :04/12/24 23:47
- >>406
手に息を吐き掛けて、会場の空気に慣れさせた。
外気との温度差は軽く十度以上で、これが北海道やフィンランドの温度差のそれに比べて遥か
にマシとはいえ、日本の気候に慣れてしまうとやはり寒さは辛い。
見回し――
しかし、これはまったく。
「カオスだね……」
呟く。
どうなっているか解らない。状況がバラバラだ。さながら筋書きのない演劇といった所だが、そ
れを見るのではなく体感、まして自分が加わったとして、それは果たして面白いのだろうか。
疑問だ。或いはこれは「ライ麦畑」のような状況かもしれないが、現実を謳うにしてはこの事態
はあまりにも現実離れしている。あれだろうか。鎧をきた人間や剣を下げた(トゥヴァイハンダー
だろうか、あれは?)人間が平然と歩いているのは、深夜番組で見たコスプレの祭りか何かの類
なのか。何れにしろ、パーティーではあるのだろう。
何れにしろ――
「……『結末らしい結末』は期待しない方がいいか」
今の気分には、バッドエンドですら生温い。
こうまでの混沌なら、それはそれで面白いかもしれない。
しかし、まあ。
「相手がいないイヴ、というのもね」
どうにもこうにも、入場のタイミングすら逸していたようで。
- 422 名前:Dr.ワイリー@雪だるま男 ◆juYmOe1MOM :04/12/24 23:51
- >>420
一人で飲む酒はやり尽くした、か。
ワシもあいつらを作る前はそうじゃったからな――
「おまえさんもか。気が合うの。
ささ、そう来るならば今は飲もうじゃないか、ググッとな」
そういって新しいビール缶に手をつけようとして……
不慣れな奴にいきなりそれは辛いんじゃないか?
と押えようと……
――――>>414の発表で凍りついた。
- 423 名前:堂島コウ@悪魔のミカタ ◆3kFxj0.X6U :04/12/24 23:51
- >>415 >>419
ああ、ええと・・・ごきげんよう。(一礼)
そうそう、あの時はおれ解説をしてたんだよ。つっても、
クルツと野犬氏に無理矢理付き合わされただけなんだけど・・・
あ、おれは堂島コウ。
聖堂の堂に半島のしまで堂島。
見ての通りの“悪魔のミカタ”・・・なんてね。
- 424 名前:ゼフィール王子@甲冑姿 ◆zEfhYrPOA. :04/12/24 23:54
- >>417
いつもと違う衣装と聞き、
平常時でない→戦闘時と解釈して場違いな物々しい衣装で
こちらに赴いてしまい深く恥じていたところ、
同じように物々しく武装した方に声を掛けられた。
以前お会いした事がある御方だ。名は、ダンテさん。
こういった場合、同じようないでたちの方と
一緒にいるほうが安心感が沸く。
「メリークリスマス!」
つられるように、シャンパンの入ったグラスを掲げる。
- 425 名前:ナレーター ◆Kana/lWMBI :04/12/24 23:56
- さて、ここからはあの! ミスコンと同じ、隠し芸大会になります。
出場者のみなさんは、はりきってどうぞ。
それ以外の皆さんは、ビュッフェの食事を楽しみながら、
この1夜をすごしてくださいませ。
- 426 名前:オーランド伍長&ステッキン曹長@トナカイ ◆YWpgc6cIb. :04/12/24 23:57
- >>414
プレゼントはクリスタルのベルにマリア様のおメダイ。
おメダイはともかく、クリスタルのベルなんて使う機会がなさそうなので帰ったら
3課の事務室においておこうと思った。
>>421
「景気づけだ、一杯いっとけ」
どうやら料理を袋に詰めている事は問わないようだ。
俺はほっとした。そして勧められるままウォッカを口にする。
グイッと飲み干して、相手の名前も知らないことに気がついた。
雰囲気からして元軍人のような気がするが‥‥あんまり決め付けないほうがいいだろうと判断する。
「ありがとうございます。俺はランデル・オーランド。陸軍情報部第3課に所属しています」
場の雰囲気もあってか、口が軽くなる。
「情報部といっても戦災復興が仕事ですからスパイみたいな事はしたことはありませんよ」
‥‥その頃、ステッキン曹長はべろんべろんに酔っ払っていた。
- 427 名前:クルツ・ウェーバー@バーテンダー服 ◆URUZ6oKCII :04/12/24 23:59
- >>413
振り向いたその、ルネちゃんルックのお嬢さんは――彼女本人ではなかった。
声は似てたけど。
その見返り美人さんは、カナメの友人のレンちゃんにも通じるような――
ヤマトナデシコの見本として飾られそうな日本美人だった。
「―――いや、大丈夫大丈夫。
今日はめでたい日なんだしそのぐらい、神様も許してくれるさ。
ちょっと君が知り合いの娘に似た格好してたんでね。つい声掛けちまった。
もっとも―――」
手の中のカクテルグラスにシャンパンを注ぎ、
彼女の肩に手を回す要領で差し出しつつ。
「今はキミ自身に、ちと興味がわいたかな?」
- 428 名前:福沢祐巳犬耳サンタ ◆iZ6oqEYUMI :04/12/25 00:00
- >>414
「エンダー号乗船券」……?何の船なのかな?
えーと、我侭言うようでなんですけど……
私1人って言うのも何なので、お姉さまや他の皆とも乗っていいですか?
>>418 セネスさん
私の「髪留め用のリボン一式」は、セネスさんに当たったらしい……とセネスさんが話しかけて来た。
>「あー…貰っておいて申し訳ないんだが、これは私の妹達にあげてしまっていいだろう
か?祐巳嬢」
「あ、はい、セネスさんにプレゼントしたものですから、
ご自分でお使いになら無いなら、どうぞ妹の皆さんにプレゼントしてあげてください。」
>>423 堂島さん
──と、私が目を離していた隙に、その人は私には目もくれず
由乃さんと志摩子さんにだけ、ナンパをしているらしい。
……どうせ私は可愛くないですよ……
「二人とも、こういう人って、気をつけたほうがいいよ。柏木さんみたいかもしれないし。」
- 429 名前:島津 由乃@サンタ服+シルクハット ◆ccYOSINObk :04/12/25 00:01
- >>414
どうやらプレゼントの交換が終了したらしい。
私の元へ来たのは、手袋。
それも、どうやら手作りのものらしい。
手作りか・・・今年も令ちゃん、何か作ってくれているのかな。
とと、いけない、いけない。
今夜は、あーんな薄情で情け無用の人のコト考えてあげたりなんて絶ぇっ対しないんだから!
それよりも私の妹になった人は・・・
Dr.ワイリーさん?
えぇと、どの人かしら――(ピキッ
>>416
そ、そうなのよ。
老若男女の境なんて、イエズス様の前には関係なし!
放してー!
飲みたい気分なのよ、とってもー!
>>419
志摩子さん・・・
奇跡を起してもらわないと困るわ、私。
>>423
見ての通りだと、奇術師とかハリーポッターのコスプレかと思ってた。
悪魔そのものじゃなくて、悪魔のミカタなの?
よく解からないけれど、珍しいところに目を付けたコスプレですよね。
黒いマントって、この会場だとかえって目立ちますし。
- 430 名前:セネス=CTN=クロフォード@サンタ服(白ヒゲ付き) ◆iCENESsApo :04/12/25 00:04
- >>419
「ああ、私のコートは君に当たったか。咄嗟に用意したものだから、サイズが合うか
どうか分からんが…まあ、丈や袖が余るようなら切ってしまうなりなんなりしてくれ。
それはもう君の物だから、好きに扱ってくれてかまわんよ。
…しかし、防刃性だの防弾性だの、普通の女子高生にはまるで必要ないな…」
そう言って、私は苦笑を浮かべた。
- 431 名前:島津 由乃@サンタ服+シルクハット ◆ccYOSINObk :04/12/25 00:05
- >>428
祐巳さん、外国旅行をすっとばして、いきなり宇宙旅行かぁ。
祥子さまを超えたわね(笑
そうなの?
柏木さんみたいなら、安心なんじゃない?
あの人男の人にしか興味ないって噂だから。
- 432 名前:千鳥かなめ@チャイナ服(着がえた) ◆Kana/lWMBI :04/12/25 00:08
- 「はふぅ……」
あたしはぐだー、と横たわった。
間違ってる。
絶対このパーティ間違ってる。
なんで主催者が、集計までやらされてるのか。
普通は、専門の係がいるもんなのに。
――でもまあ、それも終わり。
後は、
「食べて、飲んで、遊ぶッ!!」
バネのように飛びあがり、そのままビュッフェに向かって走る。
ぐっ、とガッツポーズ。その心で見つける皿。
そのまま突貫。
――奪取成功!!
片手にチキン、もう片手にはドリンク。
その二つを交そのまま野獣の精神で喰らいついていると、
>>425
お。
いよいよ隠し芸大会が始まるらしい。
(思えばあたし、前はああやってステージにたって、
そしてあんな芸見せてたのよねー)
あの時は見せる側、今日は見る側。
そんなことも考えると感慨もあったり。
「まあ、どんなものか……このあたしが見てやろうじゃないの」
にやりと笑い、あたしは手を上げて叫んだ。
「あ、すいませーん。飲み物おかわりおねがいしまーす」
- 433 名前:堂島コウ@悪魔のミカタ ◆3kFxj0.X6U :04/12/25 00:12
- >>414
おや、プレゼントの結果発表か。
おれのところに来たのは・・・何? 「魔界探索セット」?
(中身をちょっとだけ覗いて見て)
・・・なんなんだこの怪しい薬やら石やらの詰め合わせは。
ひょっとしておれ、ものすんごくレアな物を貰ったんじゃなかろうか・・・。
後で舞原家に渡して詳しく鑑定してもらうとしようかね。
>>428
ん? どうしたの膨れっ面して。
あ、そうそうちゃんと君の事も覚えてるよ。
ほら・・・あれ。安来節の子。
>>429
ああ、コスプレって言ってもマント着ただけだしね。
ある意味手抜きってゆーかなんつーか。
けど別に違和感はない・・・よね? きっと。どうだい?
それより君たちの格好・・・最近はミミつけるのが流行ってるのかな?
- 434 名前:春歌@獅子の女王 ◆yBLoHaRUkA :04/12/25 00:12
- >>427 クルツさま
戸惑う私を尻目に、目の前の白人の男性は私に近付いて参ります―――
>「―――いや、大丈夫大丈夫。
> 今日はめでたい日なんだしそのぐらい、神様も許してくれるさ。
> ちょっと君が知り合いの娘に似た格好してたんでね。つい声掛けちまった。
> もっとも―――」
「は、はぁ……この衣装は、とある方()から勧めて頂いたものでして……
ワタクシ、良く出自がわからないのです。
それに、ヤマトナデシコたるもの、殿方の前でお酒を飲むなどはしたないと――――!」
>「今はキミ自身に、ちと興味がわいたかな?」
言葉と共に、差し出されるシャンパングラス。
「………折角のお祭りですし、少々羽目を外しても宜しいかもしれませんわね。
Danke Schon.……ですわ」
>>414
シャンパングラスを受け取り、口をつけたワタクシの耳に届いたのは、プレゼント交換の結果でした。
「アニメビデオ一式ですか……亞里亞ちゃんか雛子ちゃんならば喜びそうですけど……」
- 435 名前:支倉 令とリリアンダンス部有志 ◆RosaFamrTI :04/12/25 00:12
- 「ビー」とブザー音が会場に響き渡る。
と、同時に会場の照明が落とされていき薄暗くなる。
そして、会場に一つのアナウンスが流れていく。
「これより、支倉令&リリアンダンサーによる「リリアンサンバ」が始まります
舞台のほうにご注目ください。」
- 436 名前:ジェイムズ・リンクス@完全装備サンタ姿 ◆TJYN8YMgSc :04/12/25 00:12
- >>414
>「ドイツ・ゾリンゲン製高級爪切りセット+ワタクシ手ずから爪を切って差し上げます券」
……
ま、可愛いモンじゃないか(←異性としては完全に守備範囲外なので冷静)
身内のモンには見せられそうにない光景だが。
>福沢祐巳 「エンダー号乗船券」
ふむ、考えて見りゃ若い嬢ちゃんが多いから外泊ってのは問題があったかもな。
日帰りで無重力体験しといてもらうのが良いか。
>>428
>お姉さまや他の皆とも乗っていいですか?
ああ、構わないぜ。みんな誘ってくればいい。
自分の住んでるところを客観的に眺めてみるってのは、
経験して損になるような事じゃない。
人間は400万年も地面を歩いてた。
重力から解放されるってのは、それだけで視野が広がるぜ。
ただ、俺の船は貨物船だからな。
サービスは期待しないでくれよ。
- 437 名前:エーフィ・C・ハウサー ◆p1a4SYSTEM :04/12/25 00:13
「……やれやれ」
適当なテーブル、窓際の一つを見付けて椅子に腰掛ける。
窓の外は静寂で、窓の内側はカオス。
華奢な壁一つを隔てればこうまでの違いがあるのも面白いが――面白い、だろうか。
何が面白い。騒然とした光景か? トリミングを繰り返して継ぎ接ぎして、既に膨れ上がったノイ
ズのようになった人の声か? 馬鹿らしい。逃げているだけだ。嘆息。
バス代を使って夜に足を運んで、私は何をやっている。
まったく――
「溜息つく位なら、最初からくるなっつーの」
「……」
小突かれた頭。
振り返り、そこに、見知るには過ぎた兄の顔を確認した。
「……イヴだよ、今日」
「イヴだな」
「お客さんはどうしたのかな」
「まだいるんじゃないかな」
「フラれたとか?」
「馬鹿云え。俺のクリスマスは明日、いや今日だからな。イヴに騒ぐのは止めたのさ」
兄は小さく笑い、私は笑わなかった。
「どうしてここに?」
「PCのログ見た。自動ログ取得だろ、お前のチャット」
「……プライバシーの侵害って言葉を、君は少しは勉強した方がいい」
「ハッキングで一番怖いのがソーシャルハックだろ? お前も思い出せよ」
「……そうか」やれやれ。「まったく、君は」
今度は笑って、グラスにシャンパンをついで差し出した。
「それじゃ、少しはエスコートしてくれる気があるんだろうね」
「少々ならな、リトル・プリンセス」
笑う兄を見て――馬鹿らしい、と胸中で独りごちた。
ガキのように、実際ガキな私は拗ねていただけか。やけに晴れた心中の暗鬱に、自分が少しイ
ヤになる。
「しかしな、フィー」
「ん?」
「エスコートって、ここをか?」
「……ああ」
兄の視線の先、混沌の会場。
なるほど、ここをどうやってどう動くのか。
「多分ね」
「大変そうだな」
「多分ね」
- 438 名前:支倉 令とリリアンダンス部有志 ◆RosaFamrTI :04/12/25 00:13
- 腕にフリフリがついたシャツ
――由乃に言わせれば”カナリア”らしい――
と白いピシッとしたチノパンに身を包み私は舞台袖でスタンバイをしている。
この舞台を踏むのも2度目。
この前は飛び入り参加と言う形だったけど、今回は違う。
クリスマスパーティーにかくし芸大会があると知ったその日から
今日の日のために、私は色々と準備をしてきたのだ。
全ては、
ヘタレの汚名を返上する為
そう、この舞台は前回失敗に終わったRH-大作戦の延長、
黄薔薇さま()として、そして由乃の令ちゃんとして
何時までもヘタレの汚名を着せられているわけには行かないのだ。
それにしても…
リリアン ダンス部員A(仮)「さぁ、行きましょう。令さま」
リリアン 発明部員B もちろん(仮)「私たちは客席から応援しています」
リリアン 手芸部員C しつこいようだが(仮)「ああ、発明部と手芸部とダンス部の努力の結晶が今花開くのですね」
…結構大事になっちゃったけどいいのかなぁ?。
元々は舞台演出のアイディアを発明部に相談しに行っただけなのに、何時の間にかダンス部有志がバックダンサーを買って出て
その衣装を手芸部が提供してくれる事になっちゃったんだけど…。
- 439 名前:支倉 令とリリアンダンス部有志 ◆RosaFamrTI :04/12/25 00:14
- 真っ暗な舞台に一筋のスポットライトが下りて行く。
, '´ トヽ
! ノノハ)〉
ヾ(|!゚ヮ゚ノ!
⊂《《)!Y!》》つ
|Y|
.iララ
その光の先に居るのは――私。そう、文字通り舞台の幕は上がったのだ。
「叩け拍手 響け歌声 踊れ聖夜のひとときを
誰も彼も 浮かれ騒ぎ 愛のことばがあふれだす」
アカペラの歌声がイベント会場に響き渡る。
まるで観客全員に訴えかけるように両手を広げつつ、クリスマス用に編集した歌詞を歌い始める。
そして一呼吸後、
ちゃーちゃらちゃらちゃ ちゃっちゃっちゃじゃん〜〜
あのメロディが流れ出し、それにあわせて両手のフリフリをこれでもかと言うほど振り回す。
静から動へ。この一連の演出は発明部員B 説明不要だと思われるが一応(仮)さんの演出である。
特記事項として、彼女は熱狂的なジャニーズファンで参考と称して数本のビデオを貸してくれたことを付け加えておく。
それはともかくとして、私が1パートを踊り終えた直後舞台は光に包まれる。
それと同時に背後に待機していたダンス部員有志達によるバックダンサーが浮かび上がり、私とともに踊りだす。
衣装は私と同じ、体育祭の応援合戦に使ったサンバ服に、要所要所へスパンコールをつけたものである。
スパンコールの予算は手芸部が負担してくれたんだけど…いいのかなぁ、こんなに甘えちゃって。
いやいや、今は集中集中。
「この聖夜に マリアさまの 前で祈り捧げ
耳を澄ませば 聞こえてくるよ 想うあの人の声
オーレオレ リリアンサンバ オーレオレ リリアンサンバ」
舞台の端から端へ踊りながら動き、要所要所で流し目&ウインクを入れていく。
ダンス部員 だからいい加減飽きたかもしれないけど(仮)Cさん曰く、
舞台に立つ人間はそこに立った瞬間から
自分が一番かっこいいと思わなければいけないそうだ。
逆に言えば、そう思えなければ舞台に立つ資格なんて無いと言うことだ。
で、私はそのアドバイスに従い自分で出来る限りかっこよく歌い、踊っていた。
「あぁ、踊ろう プティ・スール
ええ、お姉さま
マリアさまの前で 踊り明かしましょう
サンバ ビバ サンバ
リ・リ・ア・ン サンバ〜
ファサッ
., '´ トヽ
..ヾシシノハ)〉 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
.∩イ(|!゚ヮ゚ノ! < オゥ・レイッ!
..《《《)!Y!》》σ ..\_____
| .ノ.>
.|ラノ
- 440 名前:オーランド伍長&ステッキン曹長@トナカイ ◆YWpgc6cIb. :04/12/25 00:14
- 話し込んでいると、服のすそをステッキン曹長が引っ張ってきた。
酔っ払っているらしく、顔を真っ赤にしている。
「?なんですか、曹長‥‥ってお酒飲んだんですか!?しかもこれ、かなり度数が高い‥‥」
「そんなことはどうでもいいじゃないですか〜、伍長さん、あっちの人>>429が私たちのプレゼントを
受け取ってくれたみたいですよ〜」
俺もそちらを向いてみると確かにそのようだ。ちょっと話しかけてみた。
「どうも、その手袋ですが軍用コートの生地を使ってますからかなり頑丈ですよ。
‥‥ちょっと、というかかなりサイズが大きいですけどね(笑)」
- 441 名前:藤堂志摩子@兎耳サンタ ◆D4DGsIMaKo :04/12/25 00:15
- >>423 コウさん
ごめんなさい、あの時は周囲のことに目が行かなくて。
ええと……悪魔の「ミカタ」さん、ですか?
いえ、マントを着けていらっしゃるからてっきり、何かマジックでもご披露なさるの
かとばかり。
……でも、どうして「ミカタ」なのかしら。
>>428 祐巳さん
宇宙旅行……?
でも、良かったわね、祐巳さん。
これで火星に行かれたもう一人の祐巳さんにお会い出来るわ。
>>429 由乃さん
そう……でも、これで妹()が決まれば、山百合会も安泰ね。
- 442 名前:支倉 令とリリアンダンス部有志 ◆RosaFamrTI :04/12/25 00:15
- 間奏で1パート踊った後、ダンス部員が私に群がってくる。
そして、その人ごみが段々と解けていきその中心から―――
キンキラキンと黄色く輝く着物を着流した私が登場する
「キャ━━━━ヽ(〃▽〃 )ノ━━━━!!!! 」
恐らくは発明部員&手芸部員の皆だと思われる黄色い声援が聞こえてきた。
きっと早着替えの成功を喜んでくれているものだと思う。
舞台は再び暗転し、私一人がスポットライトを浴びてサンバを踊る。
この暗闇の中、観客の目が私に集中している隙に、バックダンサーの皆は早着替えを行っているのだ
2番に入る直前、再び照明が全開となった時には舞台はカナリヤから一転、キンキラキンの時代劇風へと変わる。
さぁ、ここからの後半戦。
リリアンの誇る黄薔薇さま()として、
舞台だけとは言わず、この会場全てを黄色く染めていこう。
私は黄色く反射する衣装を身にまとい、黄色い声援を受けながら舞台の上で踊った。
- 443 名前:支倉 令とリリアンダンス部有志 ◆RosaFamrTI :04/12/25 00:16
- 「サンバ ビバ サンバ〜」
さぁ、最後の締めだ。
舞台から見て右側の客さんに向って流し目&指差しをしながら
リ・リ・ア・ン
そして、今度は左側のお客さんに向って流し目&指差しをしつつ
リ・リ・ア・ン
締めは中央のお客さんに流し目&指差しで
リ・リ・ア・ン サンバ〜
ちなみに元の歌では繰り返しが無いのだが、私を含めたリリアン生は
この歌はこの部分を3回繰り返すと言う先入観があるのに加え、
演出的にも3回繰り返した方がいいと言う意見も出たので、発明部の人がカラオケのメロディを編集してくれたのだ。
そして、これが終われば最後の締め。
オゥ レイッ
ふわさぁっと少し色素が薄いベリーショートの髪を掻き揚げた後、
少しのステップとターンでこのサンバを締める。
衣装を用意してくれた手芸部の皆、演出を買って出てくれた発明部の皆、
振り付けとバックダンスをやってくれたダンス部の皆、本当に有難う。
うん、これでヘタレは返上できたはず
協力してくれた皆への感謝の気持ちと、自分の芸の出来に満足感を覚えながら私は舞台を降りた。
- 444 名前:◆DEKOAv90wQ :04/12/25 00:16
- (電報が届きました)
祝電
由乃ちゃん。
大層立派な妹ね。
とても驚いたわ、意外性においてこの上無し。
見抜けなかったわ、この私の目を以ってしても。
これは素直に負けを認めざるを得ないわ。
流石は令の妹、私の自慢の妹の妹だわ。
今後とも藁わせてちょうだいねよろしくね、由乃ちゃん。
- 445 名前:Dr.ワイリー@雪だるま男 ◆juYmOe1MOM :04/12/25 00:17
- >>429
ロザリオを首に掛け、荒れ狂う少女へと近づく。
「気持ちはよくわかりますが、そんな酒の飲み方は良くはありませんよ……お……お、おお、『お姉さま』」
たとえ一日だけといえどもスールとなった以上「お姉さま」と呼ぶのがしきたり。
ワシといえどもそれに逆らうわけには行かず……。
今はただ、この少女がトラウマを背負う事のないように心の中で祈るだけじゃ。
- 446 名前:ダンテ@ライダーズジャケット&デニムのジーンズ ◆DANTEOlcmY :04/12/25 00:18
- >>414
「みんなお待たせ!!やっと集計が終了したわ。つーわけで、結果発表!!」
その声を聞きダンテは結果発表のリストを見る。
すると堂島コウ@悪魔のミカタ が出した「舞原家謹製『みすてりぃサークル』ユニT」
が当たっていた。それを見たダンテは顰めっ面をしつつ・・・・
「ほう・・・・・随分と面白い物が当たったな。」
>>424
自分がグラスを掲げたのにつられるように
「メリークリスマス!」
といいつつ相手もシャンパンの入ったグラスを掲げてきた。
その声を聞きダンテは話しかけた相手が前に会った事のあるゼフィール王子だと
いう事に気が付く。そして・・・・・
「お互いに物々しい格好だな、ゼフィール王子。
だが、同じような格好をした人物に会えてよかったぜ。
正直、こんな格好をしているのは俺だけだと思っていたからな。」
と苦笑いをしつつそういう。
- 447 名前:藤堂志摩子@兎耳サンタ ◆D4DGsIMaKo :04/12/25 00:20
- >>430 セネスさま
そうですね。セネスさまと私とでは丈が合わないようですし。
仕立て直して着させていただくことにします。
……でも、「防刃性」や「防弾性」の生地って、普通に縫ってしまっても
だいじょうぶな物なのでしょうか?
- 448 名前:李香緋@パワーレンジャー ◆WzRGMryh32 :04/12/25 00:21
- (会場にスクリーンが登場、そこに大写しになる香緋)
会場のみなさーん!みえてやすかー?
今、あたしは銀河帝国の宇宙空港にいるッスー
これより、前代未聞の隠し芸を行いまーす!
挑戦するのはなんと!われらが有限会社ドラゴンプロ社長だー!わー!
社長「ねえ、香緋。俺、そんなこと聞いてないんだけど。
というか、お前、俺になにさせる気だよっ!!」
- 449 名前:エーフィ・C・ハウサー ◆p1a4SYSTEM :04/12/25 00:22
- >>425
アナウンスを胡乱に聞いて、さてと兄に話題を振った。
「らしいよ」
「……隠し芸、ってもな。お前、何かできる?」
「私に云わないでくれないか。速読なら自信があるが、果たしてそいつが「芸」と云えると思うのか
い? 芸であるからには、ある程度は見た目に派手じゃないといけない。寧ろそいつは君の方が
得意じゃないのかな。外に工事現場があったろう。あそこでロードローラーを借りてくるんだ」
「何すんだよ」
「持ち上げるのさ。そして振り下ろす」
「『ロードローラーだッ!』ってか。フザけんな。どこの世界にロードローラー投げる神父がいるん
だっつーか、お前な」
「出来ないのかい?」
「できるけどさ、そうじゃなく」
「ふふ。例えば、こう、ナイフ投げとか――」食事用のナイフを拾う。手の中で回して、ついでにリ
ンゴを真上に放った。人差し指と中指のスナップを効かせて手首を捻る。「――と」
ごとん。
リンゴが机に落ちてくる。芯に垂直に突き立ったナイフを持って、「どうだろう」と兄に渡した。
「フィー」
「ん?」
「それ、ウチでやるのは止めような」
「なんでさ」
「何でもだよ。……ふん、商品とかあるのかな、これ」
「さあ、どうなんだろうね。……もう少し、様子を見てみようか」
- 450 名前:李香緋@パワーレンジャー ◆WzRGMryh32 :04/12/25 00:22
- 何の変哲もないただの樽、
なんと!この樽に生身のまま乗って大気圏突入を行いまーす!
社長「マジかっ!冗談じゃねえ、こんなことお前がやれよ!
お前だって、生身で大気圏突入しただろうが!」
アー、アー、聞こえなーい、聞こえなーい。
それじゃ、早速いってみよーか。オラ、さっさと入れッ(樽の中に社長を蹴り入れる)
社長「じょ…冗談じゃない、二度も生身で大気圏突入してたまるか!
ふんごおぉぉぉぉ……だ…駄目だっ!!飯食ってないから力が……」(社長、樽の中に)
- 451 名前:島津 由乃@サンタ服+シルクハット ◆ccYOSINObk :04/12/25 00:23
- >>433
ええ。
こういうのは誉め言葉になるかどうか、迷うんだけど・・・
違和感ないというより、むしろ似合っていますよ。
耳?
そういえば、2人とも耳が――ああ。
きっと、2人が共通して親しい、とある先輩の差し金じゃないかしら?
そういう遊び心に富んだ方が、いらっしゃるのよ。
- 452 名前:ジェイムズ・リンクス@完全装備サンタ姿 ◆TJYN8YMgSc :04/12/25 00:24
- >>428
ああ、言い忘れていたな。
俺のエンダー号は大気圏内に降りられない。
完全に宇宙空間用なんでな。
軌道エレベーターのセントラルステーションに来てくれ。
連絡してくれれば待機しておく。
注:軌道エレベーターのグランドステーション(地上部分。ここからリニアレールで登ってける)
= 南米ガラパゴス沖。
- 453 名前:福沢祐巳犬耳サンタ ◆iZ6oqEYUMI :04/12/25 00:24
- >>431 由乃さん
工工エエェェ( ̄□ ̄;)ェェエエ工工
う、宇宙旅行煤i ̄□ ̄;)!!
た、ただの船じゃなかったのね(゚ー゚;Aアセアセ
う〜ん……でも一応気をつけたほうがいいと思うよ。
>>433 堂島さん
な!
し、失礼な!私は福沢祐巳っていう立派な名前があるんですからね!
>>441 志摩子さん
工工エエェェ( ̄□ ̄;)ェェエエ工工
わ、私ってもう1人いたの?し、しかも火星に……?し、知らなかった……
- 454 名前:李香緋@パワーレンジャー ◆WzRGMryh32 :04/12/25 00:25
- ようやく入ったね。んじゃ、カウントダウンといこうか?
社長「ちょっと待て香緋!お前本気で……」
15…14…13…
社長「マ…マジ?ちょ…おいっ!わー!誰か助けてくれ―――!!」
9…8…7…長いからもういいや。それじゃ、れっつごー!
社長「たッ!助けてシュワちゃ――――――ん!!」(社長、地球に向けて射出)
- 455 名前:李香緋@パワーレンジャー ◆WzRGMryh32 :04/12/25 00:26
- (地球に向けて進んでいく社長の乗った樽。)
さーて、行ったすね。あとは見守るだけか……
あ、電話だ、はい、もしもし……
あ、オペレーターさん?うん、今、社長を打ち出したところ
で、何の用?
え?突入角度が浅い?このままだと大気圏にはじかれる?
ホントだ……今はじかれたよ……社長……
(大気圏にはじかれ、宇宙の果てに飛ばされる社長の乗った樽。)
- 456 名前:李香緋@パワーレンジャー ◆WzRGMryh32 :04/12/25 00:27
- http://www.appletea.to/~charaneta/ikkoku/img/1069512742/456.jpg (49KB)
そして社長は星になった……
- 457 名前:李香緋@パワーレンジャー ◆WzRGMryh32 :04/12/25 00:28
- ………………………
失敗したっす……それももっとも豪快な形で……
ヤバイ……何とかして取り繕わなければ……
えー……以上、生身での宇宙遊泳の隠し芸でしたー……
あとの処理は主催者側に丸投げするッス!!
どうせ死んでもあたしは困らないしー。
- 458 名前:島津 由乃@サンタ服+シルクハット ◆ccYOSINObk :04/12/25 00:31
- >>435
――何。
今、物凄く――とても聞きなれた名前が聞こえたような気がしたわ。
いやぁねぇ。
こんな処で幻聴だなんて。
お酒の匂いで酔ったのかしら。ははは・・・
>>438
は・・・・・・・・・・・・
>>439
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(怒
>>443-444
れ
- 459 名前:福沢祐巳犬耳サンタ ◆iZ6oqEYUMI :04/12/25 00:31
- >>436 ジェイムズさん。
>日帰りで無重力体験しといてもらうのが良いか。
「ひ、日帰りで体験できるんですか?
な、何かとっても凄いですね。」(゚ー゚;Aアセアセ
>ああ、構わないぜ。みんな誘ってくればいい。
「我侭を聞いてくださって、ありがとうございます。
山百合会一同、貴重な体験をさせていただきますね。」
>ただ、俺の船は貨物船だからな。
>サービスは期待しないでくれよ。
か、貨物船ですか?(・・*)。。oO(お姉さま乗ってくれるかなぁ)
い、いえ!無重力状態を体験できるだけでも嬉しいです。
- 460 名前:藤堂志摩子@兎耳サンタ ◆D4DGsIMaKo :04/12/25 00:33
- >>438 >>439 >>442 >>443 令さま
……令さま、こちらにいらしておいでだったのね。
お疲れさまでした、令さま。
>>453 祐巳さん
……以前、「双子の祐巳さんが火星にいらっしゃる」とおっしゃっていなかった?
あ、でもこれから可南子ちゃんも一緒にお探しになるのね。
- 461 名前:支倉 令@黄色のラメ入りの着物 ◆RosaFamrTI :04/12/25 00:33
- えーと、由乃は何処にいるのかな?
あ、いたいた。
由乃、別行動になっちゃってゴメン。この通り。
で、
どうだった?さっきの舞台
我ながらかっこよく出来たと思うんだけど。
- 462 名前:セネス=CTN=クロフォード@サンタ服(白ヒゲ付き) ◆iCENESsApo :04/12/25 00:33
- >>428
「ああ、そう言ってくれると助かる。…何しろ、私は髪がこれだからね」
そう言って、私は自分の頭を軽く指差す。肩までも伸びていないショートカットだ。
リボンを結ぶ余地は無いし、無理矢理結んでも不恰好になるだけだろう。
>>447
「…あー…そういえばそうか。
そのコートの生地には…たしか、ケブラーとかが使われてるはずだから、普通の
鋏じゃ歯が立たないかもしれない。多分、縫い針なら通ると思うけど…」
そうは言ったが、あまり自信が無かった。自分でも、あのコートを縫い合わせたりした
ことはなかったし。
「まあ、もしどうしようもなかったら私に一旦返してくれ。軍のほうで裁断してもらうから」
- 463 名前:堂島コウ@悪魔のミカタ ◆3kFxj0.X6U :04/12/25 00:35
- >>438-439
>>442-443
・・・・・・・(呆然と一連のショーを見送って)
・・・ええと。
ちょっと落ち着こう。
その上で聞くけどさ、そこな女学生の皆さん。
(今会話している三人に向けて)
・・・こういうのって、リリアン的にはアリなわけ?
前の安来節もそーだけど。
>>441
ああ、別にマジシャンとかではないよ。
真似事くらいなら出来るけどね―――ほら、こんな風に。
(手を何気なく振ると、その指の間にはそれぞれ一枚づつリンゴの絵が刻印されたコインが)
・・・まぁ、といってもお遊びみたいなもんだなこれは。とても芸なんてレベルじゃないよ。
何で「ミカタ」かって?
そうだな・・・例えば「ファウスト」って話を知ってるだろうか。
メフィストフェレスに出会ってその魂を捧げたっていう男の話。
あの逸話のファウストが、一番イメージとしては近い・・・かな。
そう、神にミカタする人間も居れば、悪魔にミカタする人間も居る・・・その程度の話だよ。
>>451
似合ってる? そりゃよかった。
何せ急ごしらえのコスだったもんだから、不安もあってね。
先輩ねぇ・・・リリアンってガチガチのお嬢さま学校だと思ってたんだけど、
案外そうでもないのかな・・・さっきのパフォーマンスといい。
- 464 名前:佐藤聖 ◆SEIi0LvCYU :04/12/25 00:36
- >>438-439
>>442-443
ふむ、江利子に「行ってみたら」って伝言があったので行ってみれば…。
令がマツケンサンバ…もとい、リリアンサンバ踊ってるし。
なかなか滅多にみられないものを見せて頂いたよ。来た甲斐があったかなー(笑)
……と、あそこにいるのは志摩子に、祐巳ちゃん、由乃ちゃんではないか。
- 465 名前:オーランド伍長&ステッキン曹長@トナカイ ◆YWpgc6cIb. :04/12/25 00:39
- >>425
「伍長さん!行きますよ、ステージが私たちを待ってるんです!」
隠し芸に触発されたのだろうか、べろんべろんに酔っ払い、顔を真っ赤にした曹長が
ステージに上ろうとしていた。曹長を一人にしておくわけにもいかないので
雑談をいったん止めて続いてステージに上がる。
「行きますよ、伍長。私の真似をして踊ってください。
出だしは軽快に、勢いが大切!はい!」
ほっぺに人差し指をつけて腰から上を右に軽く曲げる。‥‥凄く恥ずかしい。
「「パ・パ・パ パンプキン♪」」
「もう一回、テンポ良く!」
同じように人差し指をほっぺにつけて、今度は腰から上を左に軽く曲げる。
‥‥穴があったら入りたい。
「「ラ・ラ・ラ パンプキン♪」」
「声を低く、エネルギーを溜めるように!」
腕をクロス、そのまま柔軟体操のように腰を前に曲げる。
‥‥顔から火が出そうだ。
「「パァ〜ンプキ〜ン‥‥」」
「そして抑圧からの解放!」
腰を前に曲げた体勢から、腕を広げて跳ねる。手はチョキを形作っている。
「「シザァース!」」
‥‥もし准尉たちに知れたら、これをネタに物笑いの種にされてしまうだろう。
と後のことを考えて軽く現実逃避。
「これが秘密兵器!ファナティック・ダンス!」
調子に乗って笑う曹長を見て、彼女にはお酒を飲ませないようにしようと俺は誓った。
- 466 名前:クルツ・ウェーバー@バーテンダー服 ◆URUZ6oKCII :04/12/25 00:40
- >>434 春歌ちゃん
とりあえず、彼女もなんだかんだ言って悪い気はしていない模様。
グラスも受け取ってもらえたし。
「……Danke. そう言ってもらえると嬉しいね。
しかしドイツ語ですぐ返せるなんて――もしかしてキミ、ドイツにいたことでも?」
丁度いい取っ掛かりが出来たので、会話のつかみとして聞いてみようとする――と、ここでプレゼントのお知らせ。
>>414
アナウンスで読み上げられていく、ルーレットで回されたプレゼント。
テッサの出したあのプレゼント……実は俺が細工したあのビデオなんだよなあ。
さて、誰のところに――――
>13:春歌 ◆5Fcjl88crw 「クルーゾーさんの秘蔵アニメビデオ一式」
……って、ええ!?
―――冷や汗が大量に吹き出る。
ヤヴァイヤヴァイヤヴァイヤヴァイダヴァイなんて言ってふざけてていーのか的にヤヴァイ。
このあまり世俗慣れしていないお嬢様な彼女のところに、ンなモンが渡ったら……!!
あのビデオは俺がクルーゾーの純真につけ込んで、色々とアレがナニっぽい具合にイヤな方面で
精神的ダメージを与えまくるような改竄を多数施してある。そんなものをこの娘が見るとなったら…!
……いかん、背徳感もないではないが流石に女の子にアレ見せるのは気が引けるっ!
「な、なあ、キミ。
今キミがプレゼントで引き当てた、ビデオなんだが――」
……冷や汗かきまくった顔で、ぎこちなく切り出してみる。
- 467 名前:復讐の紫炎@ライブ衣装 ◆wkDVxiori. :04/12/25 00:40
- ライブの帰り、ふと思い出したイベント。
立ち寄るか、否か。
「そう言えば飯が出るらしいな…」
打ち上げで酒しか飲んでいない体が空腹を訴える。
フリーターで一人暮しの身にはこの上なくオイシイ条件だ。
立ち寄ろうかと考えたが、一つ問題もある。
これが仮装パーティーであると言う事。
幸い、ライブ衣装のまま帰宅した事だ。
………普段と何ら服装の変化は無いが。
これで決まりだ。
賑やかな場はそれ程好きでは無いが、飯の為だ。
誰かが絡んでくれば適当にあしらえばそれでいい。
入場してみれば、隠し芸の最中のようで誰にも気付かれた感は無い。
「行くか…飯を食いに…」
男は気付いていない。
自分がどれ程目立つ風貌をしているのかを。
- 468 名前:春歌@獅子の女王 ◆yBLoHaRUkA :04/12/25 00:45
- >>425
―――そうなのですか。
以前、咲耶ちゃんの行ったパフォーマンスはそれなりに好評でしたがワタクシには
あれだけの情熱を込めた隠し芸は無理です。十全な用意をしていないのですから。
「申し訳ありませんが、ワタクシ席を外しますわね」
そう前置きして、ワタクシは(>>434)一端あの方との会話を打ち切りました。
「皆さま、御笑覧くださいませ! 4番、春歌!」
。
__ __ ゚ 。
. /|[》"┴- 、 ⌒Y⌒ 。
. / , '/~~iベ`ヽ ゚ U 。
/ .i〃ノノリ ))) 〉 __U / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
, ' /| | l (l_[ l]. |l l /ヽ |
i イ l[〉l|ヽ" lフ/|K! !/_」 < 水芸ですわっ♥
.人! !|,ヘゝ∧ リ /じ/ |
( ノ) / i、//〉`-‐'ヽi´ \_____
( ! '^7'´ミi ◎`o\
/ @ /し7 ヽ`" ノ
/ __//vヽ、  ̄
ゝ、J 1 l ! l| ))
i. !.l. l|
,' .l.i |l
. / / i !|
/ / ! |l|
〈 / / .l.!!
. /ヽ/_, ヽj」!
ヽ、 ゝL ` ァ 、
゙ ´  ̄
――――そして!
。
゚ 。
⌒Y⌒ 。
゚ U 。
__U
l /ヽ
__ __ !/_」
. /|[》"┴- 、 /じ/
. / , '/~~iベ`ヽ⌒ヽ
/ .i〃ノノリ ))) 〉◎ ゝ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
, ' /| | l (l_[ l]. |l 〃 .|
i イ li>!|ヽ" lフ/!Kl < 秘技・遠隔水柱ですわっ!
.人! !|,ヘゝ∧, 'リ |
( ノ) / i、//〉 \_____
( ! '^7'´ミi
/ @ /し7
/ __//vヽ、
ゝ、J 1 l ! l| ))
i. !.l. l|
,' .l.i |l
. / / i !|
/ / ! |l|
〈 / / .l.!!
. /ヽ/_, ヽj」!
ヽ、 ゝL ` ァ 、
゙ ´  ̄
(>>473の方の頭頂部から水柱が噴き上がります)
- 469 名前:ミント・ブラマンシュ@TV版 ◆MINTq0w5Z2 :04/12/25 00:48
- ――数時間前、エンジェルルームにて――
「な、何ですってぇぇ!!」
ふぅ、思わず声を荒げてしまいましたわ。
だって、中佐ったらよりによってこんな日に「緊急任務です!」などと言って
突然召集をかけるんですもの。
しかも任務の数は一つではないとのこと。
はぁ……
今年は最後の最後まで、ついていませんわ。
日頃の行いには自信がありますのに、これは一体どういうことなのでしょうね。
『…はい、蘭花さんは惑星LV426で回収された未知の宇宙生物の卵を衛星軌道上に設置された
冷凍保管庫に移送してください。
非常に危険な生物とのことですから、くれぐれも慎重に取り扱ってくださいよ。
それからミントさん。 あなたはラッキーですよ?
あなたの任務はエンジェル隊を代表して、クリスマスパーティーに出席する
というものですからね。
何でも仮装パーティーとのことですから、それに相応しい格好でお願いしますよ?
それからヴァニラさんの任務ですが玩具会社のアルバイトとして……』
(ぴこ)
あら? まあ……
やはり神様は善き行いをきちんと見ていらっしゃいますわね♪
経費は全額軍の負担でコスプレパーティーだなんて、なんと素晴らしい任務でしょう。
これはもう、私のコレクションから選りすぐりの逸品を選んで着ていかなくてはなりませんわね!
でも…… 困りましたわ。
あれもこれもみんな捨て難いんですもの。
かといってここで迷っていたらパーティーに間に合いませんし。
ええい!
こうなったら全部コンテナに詰めて持参していくより他、ありませんわよね♪
――回想終了――
- 470 名前:ミント・ブラマンシュ@会場入り口前 ◆MINTq0w5Z2 :04/12/25 00:48
- >>469
で、会場入り口に到着したのはいいのですけれど……
く…… まさか……
こんなことになっているだなんて……
整備の方が私と蘭花さんの荷物を間違えて積み込んでいただなんて、
とんだ誤算ですわ!
荷物をとりに戻る時間などありませんし、かといってこのままでは
パーティのルールを破ってしまう――
いえ、そんなことよりもこの私の矜持にかけてこのまま普段の格好のまま
パーティーに参加するわけには参りませんわ!!
もうこの際なりふりなど構ってはいられませんわね。
使えるものはなんでも使ってコスチュームを仕立て上げなくては……
(コンテナを物色しています)
- 471 名前:島津 由乃@サンタ服+シルクハット ◆ccYOSINObk :04/12/25 00:51
- >>441
そ、そうね。
決まってしまえばこっちのものよね?
>>444
え?
電報ですか、私に?
・・・令ちゃん、直接謝れないからって電報で謝ろうってんじゃないでしょうね。
どっちにしても許してあげないってのに。
どれどれ・・・
―――――――!?
ぐくっ!?
あ、あの人は・・・!
やっぱり、どこからか見て私の狼狽ぶりを楽しんでいるのね!
>>445
――ふ。
ふふふふふ・・・
いいわ、もう。こうなったら誰でも。
ごきげんよう。
ありがとう、心配してくれて。
そうね、妹の前で姉が酔っ払うなんて、あってはいけないことだわ。
よくできた妹ができて、私は幸せよ、ワイリー。
さあ、いらっしゃい。
私のお姉さまに、貴女を紹介するから。
>>461
あらぁ、お姉さま。
とても素敵なダンスでしたわ。
流石は、私の自慢のお姉さまですこと。(ギロリ
・・・ところで、お姉さま。
この度、私の妹が決定しましたので紹介いたしますね。
さあ、自己紹介して、ワイリー?
- 472 名前:エーフィ・C・ハウサー ◆p1a4SYSTEM :04/12/25 00:51
- >>450
「うわぁ」
「うわぁ」
同音異句に云って、大写しのスクリーンを見上げた。
馬鹿だ。企画者が。以前にクイズの商品が「冷凍人間」とかいうとんでもないクイズ番組があっ
たと聞いたことがあるが、それにも増して無茶だ。経済難の時代だから余計に。
主に身体の張り方の面で。
「でさ。参加する気、あれでもあるのか?」
「無茶じゃないのならね……どうしようかな」
http://c18.inlive.co.kr:8990/
と、不意に音の曲調が変わった。どう聴いてもラウドな爆音にしか聴こえないそれに、どうして
こんなモノが、と首を捻る。
「音楽、ねぇ。……あれとかどうだい、兄さん」
「あれ?」
聴き入っていたらしい兄を小突いて、ステージを指差した。>>441-443
「……マツケン」
兄が呟く。
私が頷く。
サンバ。
「ちょっと、それもな」
「ちょっと、それもか」
兄の沈黙が痛かった。
- 473 名前:ゼフィール王子@甲冑姿 ◆zEfhYrPOA. :04/12/25 00:51
- >>414
プレゼントの発表を聞く。私が貰ったものは、
どうやら「ブッシュ・ド・ノエル」なる洋菓子の一種らしい。
身体を作る為に栄養価の高いものを取ることはあっても、
洋菓子のような嗜好品の類はあまり口にしないので、
一人では食べきれるものではない。
後で、皆で分け合うことにしよう。
できれば、ダンテさんやセネスさんが持ってきたような
実用性の高い道具や防具を手にしたかったのだが、
それは口にすまい。
それよりも、私が贈った仔兎を見て、
ドラゴンプロマネージャーがギラついた目をして
よだれをたらしているが、ひどく気がかりだ。
あの贈り物は、間違っていたのかも知れない・・・。
>>>446
「ええ。確かに物々しい姿かもしれませんが、普段袖を通さない服装の中で、
一番落ち着くものがこの甲冑姿だったものですから。やはり、貴方もそうなのですか?」
- 474 名前:李香緋@パワーレンジャー ◆WzRGMryh32 :04/12/25 00:51
- (ものすごい勢いで会場に戻ってきた。)
はー…は―…
思わず逃げてきてしまったッス。
うう…き、緊張で手が震える……
大丈夫…あたしがやったわけじゃない…あれは不幸な事故ッス、
いわば、不可効力ッス
とりあえず老酒でも飲んで落ちつくッス……
- 475 名前:ミント・ブラマンシュ@フェイスハガー付き ◆MINTq0w5Z2 :04/12/25 00:51
- >>470
できましたわ!
まさか荷物の中にこんなマスクがあっただなんて思いもよりませんでしたわね♪
もしかして私、ミルフィーユさん並にラッキーなのでしょうか?
ま、これも天はいつでも正しいものの見方をするということの現れですわよね♪
↓マスク?のイメージ画像
ttp://www.bekkoame.ne.jp/i/atb/guild/images/dec2003/facehugger_life.jpg
しかしこのマスク――
どうして覗き穴がついていませんの?
前が見えなくって歩きづらいったらありゃしませんわね―――
(あっちによたよた、こっちによたよたしながら会場内を散策)
- 476 名前:福沢祐巳犬耳サンタ ◆iZ6oqEYUMI :04/12/25 00:52
- >>438-439
>>442-433 令さま
れ、令さま……?い、一体なのをなさってるですか……?
>>460 志摩子さん
そ、そう言えば以前、可南子ちゃんにそんな事を言った覚えが……
し、志摩子さん、あ、あれはたとえ話で、実際に火星に行ったわけじゃないから(汗)
>>463 堂島さん
>・・・こういうのって、リリアン的にはアリなわけ?
え、えーと(汗)り、リリアンは比較的、自由な校風ですから……ありなんじゃないんでしょうか……多分
- 477 名前:Dr.ワイリー@雪だるま男 ◆juYmOe1MOM :04/12/25 00:54
- 「フム……もう少し会場を明るくしたいの」
そう思ったワシはアルバイター達に号令をかける!
「アルバイター、フォーメーションC1!」
「このパーティにご出席の皆様、「自給戦隊アルバイター」のパフォーマンスを見てくださると幸いでございます!
まずはスターマンから、スタークラッシュ!」
まずは口に薔薇を咥えたDWN037「スターマン」の周りに無数の細かい星が出現する。
この星屑は圧縮されたエネルギーを物質化したものであり、本来はスターマンの周りに張り巡らせる事でバリアとして
使うのだが……
「次はクリスタルマン、クリスタルアイ!」
水晶で覆われたクリスタルマンの前に、無数のパチンコ玉小の水晶が現れる。
本来はこれを飛ばす事によって攻撃手段とするのだが、今回は……
「……グラビティーマン、グラビティホールド!」
にゃはは〜と笑うグラビティーマン。グラビティホールドは天井や床に重力の特異点を発動させる。
スターマンの周りの星屑とクリスタルマンの周りの小水晶が会場の天井近くに浮き上がって行き……。
「最後はジャイロマン……ジャイロアタック!」
天井近くに待機していたプロペラロボット、ジャイロマンが回転を早めると、
会場各地に散らばって行き……
星屑と水晶が、まるで星と雪のように会場へと降り注ぐ。
ロックマンと戦うときとは違い、これはすぐに消滅するのじゃがな。
それでも、こいつらを作ったワシですら
「美しい……」
と呟いてしまう光景じゃった。
- 478 名前:春歌@獅子の女王 ◆yBLoHaRUkA :04/12/25 00:56
- >>468
調子が出てきたワタクシは、さらに調子に乗っていきました。
。
゚ 。
⌒Y⌒ 。
゚ U 。
__U
l /ヽ
__ __ !/_」
. /|[》"┴- 、 /じ/
. / , '/~~iベ`ヽ⌒ヽ
/ .i〃ノノリ ))) 〉◎ ゝ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
, ' /| | l (l_[ l]. |l 〃 .|
i イ li>!|ヽ" lフ/!Kl < もう一つっ!さらにもう一つ!
.人! !|,ヘゝ∧, 'リ |
( ノ) / i、//〉 \_____
( ! '^7'´ミi
/ @ /し7
/ __//vヽ、
ゝ、J 1 l ! l| ))
i. !.l. l|
,' .l.i |l
. / / i !|
/ / ! |l|
〈 / / .l.!!
. /ヽ/_, ヽj」!
ヽ、 ゝL ` ァ 、
゙ ´  ̄
(>>484、>>489の指先から水が噴き出します)
- 479 名前:李香緋@パワーレンジャー ◆WzRGMryh32 :04/12/25 00:57
- 老酒を飲んでいたらどうにか落ち着いてきたッス……
そうこうしていたら、無償に腹が減ってきたので何か食うことにしたんだけど……
さっきから王子が怪訝そうな顔をしている……
なに?この兎、食用じゃないの?そう思っていたら、
あろうことか王子の頭頂部から水柱があがったっす!!
- 480 名前:千鳥かなめ@チャイナ服(着がえた) ◆Kana/lWMBI :04/12/25 01:01
- 皿に盛ったスパゲッティーをフォークでからめとり、口にほうりこむ。
行儀悪いが、なーに、かまうもんじゃないわ。
あたしが主催者ってことは、あたしが主役。
すなわちっ! 完全なる自由! 食べ放題ッ!
>>438
と、そこで出てきたのはリリアンの令ちゃん。
ちょっぴりオシャレな衣装に身を包んで。
きっと、お嬢様学校らしいすてきな踊りを……
>サンバ ビバ サンバ
>リ・リ・ア・ン サンバ〜
>オゥ レイッ!!
ブッ!!
思わずあたしはスパゲッティ―を吹き出した。
前の人が顔をしかめながら離れてく。
マ、マツケンサンバ?
なんなのあれ……。
この前の祐巳ちゃんもそうだったけど、あれがリリアンの伝統なの!?
イロモノ、が!
唖然とするあたしの耳に、さらなるナレーションが届く。
>>450
>なんと!この樽に生身のまま乗って大気圏突入を行いまーす!
……な。
「何考えてんのよっ!」
思わず声に出た。
そんな、どこぞの議長が「無駄死にではないぞ」ってなぐさめてくれそーな。
やめなさい……と言う前に樽は発射され、
――星になった。
>以上、生身での宇宙遊泳の隠し芸でしたー……
なんかなげやりなナレーションが入って終了。
あたしは思った。
……このイベントにかこつけて暗殺考えてる奴がいるんじゃないか、って。
- 481 名前:堂島コウ@悪魔のミカタ ◆3kFxj0.X6U :04/12/25 01:01
- >>453
ああ、悪い悪い。
ふくざわゆみ、ちゃんね。バッチリ覚えた。
んじゃ改めて、よろしくお願い。(一礼しつつ右手を差し出す)
>>461
あ”。
・・・ええと。見させて頂きましたけど。(目を逸らして、言い辛そうに)
・・・・・・なんていうか、ステキな舞台でしたね。うん。(苦笑に近い笑顔を浮かべつつ)
>>464
ん、この人は・・・みんなの知り合い?
というか、この人が件の先輩さん?
>>471
(爺さんに「お姉さま」呼ばわりの惨状を見せられ)
・・・・・・それでいいのか、ヨシノさん。
というか今おれは反射的にそこの爺さんを殴り倒したくなったんだが、
これは人としてとても正常な欲求ですよねマリア様。
>>476
ああ・・・そう。アリなんだ。
いや、もうよく分かった。
ちょっとばかしおれの中でのリリアン女学院に対する認識を改める事にするよ。
情報提供ありがとね。
- 482 名前:藤堂志摩子@兎耳サンタ ◆D4DGsIMaKo :04/12/25 01:06
- >>461 令さま
大変お疲れさまでした、令さま。
ええ、皆さん喜んでいらしたようですし、私は日舞しか知りませんけれど……
少し雰囲気が違って、良かったのではないでしょうか。
>>462 セネスさま
でも……そのためにセネスさまにお手数をお掛けするわけにもいきませんし。
切らずに丈を詰めることも出来ますから。
和服では生地を切らずに丈を詰めることもありますし、それと同じだと思えば。
>>463 コウさん
でも、隠し芸なのですから、皆さまが楽しんでいただけるならそれで。
私もミスコンテストの時には、そのつもりで舞わせていただきましたし。
……でも、最後にファウスト博士は、その魂を天使さまに助けられましたから。
私は、神様を信じるという道を選んだから、コウさんのお考えとは全く違う物に
なるでしょうけれど……
>>464
……お姉さまっ!?
>>471 由乃さん
そうね。
山百合会のお仕事も手伝っていただければ、祥子さまや令さまのご負担も
減るでしょうし。
それに……確か、江利子さまとのお約束があるとおっしゃっていたでしょう?
>>476 祐巳さん
そうなの……残念だわ。
……では、祐麒さんが火星においでになったのね。
- 483 名前:佐藤聖 ◆SEIi0LvCYU :04/12/25 01:07
- んー、仮装パーティーだったのね。着替えてこないと・・・・
なんか私だけ浮いているような気がするし・・・
>>444
というか江利子もここのどっかで隠れて見てそうだねぇ。
堂々と見てりゃ良いのに、由乃ちゃんからかって遊ぶつもりだわね(苦笑)
蓉子連れて来りゃ良かったかなー?
私だけで何かもったいないような気もするし。
おっと、着替えてくるか・・・
- 484 名前:島津 由乃@サンタ服+シルクハット ◆ccYOSINObk :04/12/25 01:07
- >>453
火星に行ったら、天使のような祐巳さんによろしくね。
そうだ、彼女を連れてかえってきたら可南子ちゃんと瞳子ちゃん、どっちも妹にできるわね、良かったじゃない。
私の妹も負けてないけどね!
>>463
なしよっ!
ああ、その先輩はリリアンでも変わった部類に入る人だから。
それとね。
さっきのパフォーマンスは忘れて!
――と。
そろそろ私達の出番ね。
それじゃ、堂島君、また後で。
- 485 名前:支倉 令@黄色のラメ入りの着物 ◆RosaFamrTI :04/12/25 01:09
- >471
よ、由乃…眼が怖いんだけど…。
>この度、私の妹が決定しましたので紹介いたしますね。
え、そ、そうなの?この時期にいきなり?
いや、由乃が決めたなら文句はいわないけど…。
>さあ、自己紹介して、ワイリー?
え、えーと…こ、これは何の冗談なの?
いや、ごめんなさいワイリーさん。由乃が何かご迷惑をかけてしまったみたいで。
そ、それにしても…皆の目線(>>476祐巳ちゃん他)がなんだか悲しいけど…。
失敗だった? だ、だって今年流行った歌だし、何よりリリアン生に地番受け入れられる曲だと思ったのに…。
>>464
あ、聖さま。ごきげんよう、お久しぶりです。
先ほどの舞台も御覧いただけたのですか?その…どうだったでしょうか?
もしよろしければ一緒に食事でもしながら感想を聞かせてください。
きっと、志摩子も喜ぶと思いますので
- 486 名前:千鳥かなめ@チャイナ服(着がえた) ◆Kana/lWMBI :04/12/25 01:10
- ……芸は続く。
>>465
……なんか卑猥な感じのするダンスだ。
物凄く卑猥だ。
ああテッサ。
あんたの言う通りね。
規律がゆるんだ兵士は、ただのならず者だわ……。
あたしはそんな目でそのダンスを見ていた。
>>468
そして、水芸の少女。
いやまあ、いいんだけど、王道だし。
どうせなら、「親の因果が子に報い〜」くらいはやってほしかったけど。
と。
水がでた。
あっちこっちのヒトから。
「な、なんつーか……端迷惑な芸だわ……」
そう、呟くしかなかった。
あたしに当たらないことを祈って。
- 487 名前:メリッサ・マオ@ディーラースーツ ◆URUZ2MA4eI :04/12/25 01:11
- パーティの喧騒の片隅で、警備に当たっているソースケを捕まえて愚痴る。
「……あーあ、楽しいのはいいんだけど…これも仕事って事かしらね」
「仕方あるまい、会場の警備も立派な任務だ」
「はいはい、あんたはそれでいーわよねソースケ。カナメ守るのなら本望なんだから……ん?」
……おかしい。
酒のコーナーでバーテン役をやっているクルツの姿がない。
アレだけ口すっぱくして普通にやれつってたのに、またあいつは・・・・!
――もともと期待なんか半分もしちゃいなかったけど。
毎度のことながら頭に血を上らせつつ、ナンパに行ったうちのバカ部下を探しに行く。
もはやルーチンワーク化している悲哀が直の事悲しく、それがさらに怒りの火に油を注ぐ。
>>466
―――そして。
果たしてあのバカは歯の浮くようなバカヅラさらして、
かなり際どいカッコした黒髪の子となにやらムーディに談笑している。
こっちが仕事中で色々神経すり減らしてる中で、何をコイツは………!
「な、なあ、キミ。
今キミがプレゼントで引き当てた、ビデオなんだが――」
「ビデオがどうかしたの、ク・ル・ツ・君……?」(にっこり
なにやら必死になって顔色を変え、彼女に懇願するようなツラをしているクルツに近寄り、肩を叩く。
「ん、何だ、姐さ――――――――!?」
「全くあんたは!」
↓マオ _ _ .' , .. ∧_∧
∧ _ - ― = ̄  ̄`:, .∴ ' ( ) ←クルツ
, -'' ̄ __――=', ・,‘ r⌒> _/ /
/ -―  ̄ ̄  ̄"'" . ’ | y'⌒ ⌒i
/ ノ | / ノ |
/ , イ ) , ー' /´ヾ_ノ
/ _, \ / , ノ
| / \ `、 / / /
j / ヽ | / / ,'
/ ノ { | / /| |
/ / | (_ !、_/ / 〉
`、_〉 ー‐‐` |_/
「一体!」
. , .. ∧_∧
' .∴ ' ( )←クルツ
` . ・,‘ r⌒> _/ /
, . ’ | y'⌒ ⌒i
↓マオ ,,- 'フ'フフ ' | / ノ |
∧ ∧ ,/,/ ,// , ー' /´ヾ_ノ
(`Д /⌒) ,,/,,/ ,// / , ノ
(⌒__/ ノ_,/ ,/// / / /
`(__/ ,//`/ / / ,'
('' )' ,/´つ / /| |
| ノ / !、_// 〉
{ } / |_/
\_/
______
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「何べん言わせりゃわかんのよこのクソバカ野郎っ!?」
| || | |
| || | |
| || | |
| ヽ、 | | | |
||\ ヽ ∧_∧ .| |
|| ヽ ( `Д´)、 ( ヽ、←マオ
|| / ,ゝ 〉と ノ
∩ / ⊂二__,.ノi | |
| | ( ⌒ヽ、,.ィ | / i
| ト´ヽ、.,_ ヽ、| / ,ノ
ヽ /⌒'´..`_,.ノ⌒__ノ
< し( 。ц。 ) >←クルツ
|/ V ̄V \|
|/ V V V
……と、制裁完了。
「あ、ごめんなさいねえ。
コイツ仕事中だってのに、どーも不真面目な点が多くって……
ホレ、仕事にもどんな」
クルツのバカが声を掛けていた女の子に頭を下げると、
ぼろクズになった部下の襟首を掴んで引きずっていく。
『離せ、ビデオが、ビデオがまずいんだ……姐さん……!』
…なんかノイズが聞こえた気がしたけど、当然放置とゆーことで。
- 488 名前:Dr.ワイリー@雪だるま男 ◆juYmOe1MOM :04/12/25 01:16
- >>471
「ええ、『お姉さま』……」
そう答え、ワシは由乃『お姉さま』に付いていく。
と言うより付いて行かざるを得ない。
ここで何か下手な事を言ったら……殺される!
>>485
「それが、その……「一日限定」とは言え本当にそうなってしまったのです」
あああ、これでトラウマを背負う乙女がまた一人。
ワシは今日ほど罪悪感を感じた事はない。
何人もの人にトラウマを植え付けてしまったのじゃからな――。
ワシは内心で
『遠慮なく殴ってくれ……そちらの方がまだ救いがある……頼む』
と>>481の若者に訴えかける。
ワシはどうでもいい!しかし、これでは……この嬢ちゃんが哀れじゃ!
- 489 名前:福沢祐巳犬耳サンタ ◆iZ6oqEYUMI :04/12/25 01:18
- >>461 令さま
れ、令さま……その、と、とても素敵でしたよ?……あははは……
>>481 堂島さん
え?あ、はい此方こそよろしくお願いします(思わず握手してしまう)
>>482 志摩子さん
い、いや、だから……火星には祐麒も私もいないよ(汗)
って、聖さまが来てるの?どこどこ?
>>484 由乃さん
よ、由乃さんもそんなこと言って(汗)
か、火星の話はたとえ話で、実際に双子がいるわけじゃないんだってば(゚ー゚;Aアセアセ
- 490 名前:李香緋@パワーレンジャー ◆WzRGMryh32 :04/12/25 01:23
- すきっ腹に酒が入ってぐでんぐでんになったあっし。
ボーっとした頭で、プレゼントの交換結果に目をやる。
そういや、あのくっだらねえCDは誰にいったんだろ。
そう思っていたら、かなりやばめな結果が……
『4:テレサ・テスタロッサ ◆NS7AV7dNuk 「売れ残ったCDを100枚」』
まずい……あのCDあまりにも売れなかったうえに
売れた奴のほとんどは、そのひどい内容に
すさまじいクレームが来て返品になったんだ。
それがあんないたいけな少女に……
あたしはその少女の行く末を案じ、そっと目を閉じるしかなかった……
- 491 名前:オーランド伍長&ステッキン曹長@トナカイ ◆YWpgc6cIb. :04/12/25 01:28
- 「うぅ、早く忘れたい‥‥」
元居た座席に戻ると隠し芸の恥ずかしい思いを忘れるべく酒を妬け飲みする。
このペースで行けば明らかに二日酔いコースだ。
ちなみに諸悪の根源、ステッキン曹長は‥‥寝てしまっていた。
- 492 名前:ケン:04/12/25 01:29
- 「疾風迅雷きゃぁーっ!!」
けたたましい叫び声と共に壁を突き破り金髪の青年がコマの様に体を高速
回転させながら現れた。
「真打ち登場って奴だな!!いつまでも背景で留まりはしねえぜリュ…」
威風堂々とピースをしながら喋る青年は途中で気付いた。
ココハドコダ―――?
…何となく気まずそうな沈黙の最中、壁に空けた穴へ戻り
「じゃあな!」と最後まで爽やかに逃亡
一体何がしたかったのかは彼のみぞ知る…
- 493 名前:福沢祐巳犬耳サンタ ◆iZ6oqEYUMI :04/12/25 01:30
- 既にクリスマスパーティは終盤、参加者の方々が、色々な隠し芸を披露している。
私達がこれから披露しようとしている事は、それらに比べればたいした事は無いかもしれないけど、
気持ちのこもり具合では、負けないつもりでいる。
「かなめさん、テッサさん。本日はご招待してくださって、ありがとうございます。
私達は、皆さんとは違い、特別な芸は披露できませんけど……その代わりに
本日は山百合会2年生一同、クリスマスの日をお祝いして皆さんの為に一曲。」
- 494 名前:堂島コウ@悪魔のミカタ ◆3kFxj0.X6U :04/12/25 01:31
- >>482
むぅ、そんなもんかな。それじゃおれも隠し芸出ればよかったかも・・・ね。
どっちにしても今からじゃ遅いけど。
>神様を信じる
あ、そう考えればおれのこの格好って
リリアンの皆さんの《敵》になっちゃうのかな。今更の話。
とはいえ、おれも何かを信じるっていう考え方を否定はしないよ。
ただ『信じる』ことに心酔さえしなければ・・・ね。
>>484
いや、忘れようとしても忘れられません。ごめんね。
けどこういうの(>>465)とかこういうの(>>468)とか見てたら、
さっきのもあんまし違和感ないような気もするなぁ・・・
あ、ヨシノさんもやるんだ隠し芸。
頑張ってきなよ、応援してるから。
>>489
うし。(ぎゅっと手を握り返す)
それじゃユミちゃんも隠し芸、緊張しないようにがんばんな。
- 495 名前:藤堂志摩子@兎耳サンタ ◆D4DGsIMaKo :04/12/25 01:31
- >>493
ttp://classic-midi.com/midi_player/mbox/mbox_Ave_Maria_G.htm
鍵盤の上に指を。
曲はグノーの「アヴェ・マリア」。
マリア様に天使が現れ、御子の受胎を告げられたという祈りの歌。
この良き日に、この地にある全ての人々に……マリア様、どうかお祈りください。
- 496 名前:千鳥かなめ@チャイナ服(着がえた) ◆Kana/lWMBI :04/12/25 01:33
>>477
……と思ったら、今度はまともだった。
光と雪のシャワー。
それはあまりに綺麗で、
「……あ」
声がもれた。
そのままじっとそれに魅入る。
ふと、そこで思った。
(ソースケは、どこにいるんだろ)
会場のどこかにはいると聞いてるんだけど。
でも、今まで一度も会っていない。
……これ、一緒に見たかったんだけどなぁ。
- 497 名前:福沢祐巳犬耳サンタ ◆iZ6oqEYUMI :04/12/25 01:34
- >>495
めでたし 聖寵充ち満てるマリア、
Ave Maria, gratia plena,
主 御身とともにまします。
Dominus tecum,
御身は女のうちにて祝せられ、
benedicta tu in mulieribus,
- 498 名前:島津 由乃@サンタ服+シルクハット ◆ccYOSINObk :04/12/25 01:34
- >>497
御身は女のうちにて祝せられ、
benedicta tu in mulieribus,
ご胎内の御子イエズスも
et benedictus fructus
祝せられたもう。
ventris tui Jesus.
3人の声が重なる。
赤白黄色、合わせてサーモンピンクの声、というところかな。
今だけは、確執も怨嗟も忘れて歌に集中しないとね。
これは単なるパーティの余興というだけでなく、今日が誕生日の友達へのプレゼントでもあるんだから。
- 499 名前:ミント・ブラマンシュ@フェイスハガー付き ◆MINTq0w5Z2 :04/12/25 01:35
- (あっちにうろうろ、こっちによたよたとしながら)
む、むむむむむ……
前が見えないと周りに誰がいてどんなコスプレをしているのかもよくわかりませんわね。
このマスク(?)、前衛的且つ独創的なデザインは評価に値しますけれど
実用性については最悪ですわね。
――そうですわ!
化粧室に行ってちゃっちゃとドリルで覗き穴を開けてしまうといたしましょう。
そうすれば問題ナッシング、ノープロブレムですわよね!!
そうと決まれば、まずは会場係の方に化粧室の場所をお伺いいたしませんと―――
>>487
散々に道に迷った挙げ句にようやく警備の方らしき人物を発見。
客が探し求めているというのにすぐに出てこないだなんて教育がなっておりませんわね!
プンスカプーのプン!! ですわ!
煮えたぎる怒りを飲み込んでから、用件を告げます。
名門ブラマンシュ家の人間たるもの、どんなときでも平常心を忘れてはいけませんものね。
「あの……
こちらは警備の方、ですわよね?
申し訳ありませんけど、その…… お化粧室はどちらにございますのかしら?」
ふふ、マスク越しにでも声に気品というものが感じられますでしょう?
中佐がエンジェル隊の代表に私を指名したのも当然というものですわ♪
しかしこのマスク、ときどきしゅるしゅるとかワキワキと動くのですけど。
何処のどなたが作ったのかは存じませんが、ギミックの出来については満点をさしあげられますわね。
- 500 名前:藤堂志摩子@兎耳サンタ ◆D4DGsIMaKo :04/12/25 01:35
- >>498
天主の御母聖マリア、
Sancta Maria, Mater Dei,
罪人なるわれらのために、
ora pro nobis peccatoribus,
今も臨終のときも祈り給え。
nunc et in hora mortis nostra.
- 501 名前:ジェイムズ・リンクス@完全装備サンタ姿 ◆TJYN8YMgSc :04/12/25 01:36
- 飲みながら周囲の喧噪を楽しむ。
未成年が多いので、消費されていく酒の大半は俺が飲んでいたりするが、まあ大した問題ではない。
どんなことがあっても、いつもの酒は、変わらず俺を酔わせてくれる。
目一杯酒を楽しんで、ほんの少しだけ酒にすがる。
若々しい笑い声達に包まれて、思い出すのは遠い日のクリスマス。
最後に家族でクリスマスを迎えたのはいつだったか。
また、家族みんなであんなクリスマスを……
否、諦めるには速い!
『良き父親になるには()』
をポケットから探り出す。
「拒否されたからといって、短気をおこしたり、諦めたりてはいけない」
――これだ!
酔い覚ましに冷水を一杯飲むと、敢然と立ち上がる。
年末年始にはイベントがたくさんあるのだ。
クリスマスでつまづいても諦めるには速い!
決めたからには行動あるのみ、大晦日と新年に備えねば!
かくして酒の力と若者達の生気にふれて復活した中年は再び家族との絆を取り戻すべく走り始めるのだった。(退場)
- 502 名前:ゼフィール王子@甲冑姿 ◆zEfhYrPOA. :04/12/25 01:37
- 私とそう年頃の変わらない女性が陽気に踊ったり、
無謀極まりない隠し芸で知り合いの方が星になったりと、
こちらの頭の理解がついていけなくなりつつあるなかで、
それは突然起こった。
>>468
>「皆さま、御笑覧くださいませ! 4番、春歌!」
>秘技・遠隔水柱ですわっ!
>(>>473の方の頭頂部から水柱が噴き上がります)
突然、私の頭から水柱が盛大に吹き上がり、全身を盛大にぬらす。
周囲のものが歓声をあげるが、私自身はそう嬉しいものではない。
だが、このように皆が芸を楽しんでる場で感情的になり、
興を削ぐわけにもいかないだろう。
私は、目の前で苦笑しているダンテさんに断りを入れてその場を立ち去り、
会場内を歩き回って全身を拭く適当なものを探していたが、
その中で致命的に危険な光景(>>475)を見た。
- 503 名前:福沢祐巳犬耳サンタ ◆iZ6oqEYUMI :04/12/25 01:37
- >>500
アーメン。
Amen.
- 504 名前:島津 由乃@サンタ服+シルクハット ◆ccYOSINObk :04/12/25 01:38
- >>500
アーメン。
Amen.
- 505 名前:藤堂志摩子@兎耳サンタ ◆D4DGsIMaKo :04/12/25 01:38
- >>500
アーメン。
Amen.
- 506 名前:春歌@獅子の女王 ◆yBLoHaRUkA :04/12/25 01:38
- >>466
>「……Danke. そう言ってもらえると嬉しいね。
> しかしドイツ語ですぐ返せるなんて――もしかしてキミ、ドイツにいたことでも?」
「ええ、少し前までお婆さまのいらっしゃるドイツで生活していましたから……」
微笑み返し。
―――どうやら、この方もドイツ出身のようですのねっ♥
と、会話が弾むかと思われたその時。
………汗が滝のように吹き出、顔色まで青ざめているのがわかります。
「どうか、なさいまして……?」
>「な、なあ、キミ。
> 今キミがプレゼントで引き当てた、ビデオなんだが――」
「はぁ……」
何か、都合の悪いものだったのでしょうか?
兄君さまから聞いた、いかがわしいビデオを偽装して保有しているご学友のお話――――まさか!?
>>487
と、見る間にタフそうな女性に連続技で意識を断絶されるこの方は――――。
>>468
というわけで、ワタクシはさっさとステージの方に向かったので断末魔までは聞き遂げられませんでした♥
とっぴんぱらりのぷぅ。
- 507 名前:佐藤聖@サンタさん ◆SEIi0LvCYU :04/12/25 01:41
- 着替えて出てきた。
親切な方が貸して下さったので後でお礼を言わなければ。
>>450
えーと。(汗)
昔なんかの隠し芸番組で見たような気がするけれど、スケールがでかいねぇ・・・
私はしばらく開いた口がふさがらなかった。
>>481
初めまして、ですね。
祐巳ちゃん達の先輩にあたります。藤堂志摩子の姉で前白薔薇さまと言った方が分かりやすいかな?
よろしくお願いしますね。
>>482
んー、ヤッホー、志摩子。(右手を上げて)
江利子に呼ばれてここまで着たんだけど驚かせてしまったかな?
悪い悪い(笑)
これから出番とか行ってたけど何やるの?私のことはいいから行ってらっしゃいな。
>>485
ごきげんよう、令。久しぶりだね、いつ以来だったかな?
途中からしか見られなかったけれど良い?
運動会で踊っていたって江利子に聞いていたけれど、あれだったの?
まぁ・・・ね、良かったよ。
(ちょっと私の顔が引きつってるのは気のせいだと思うことにした)
- 508 名前:ダンテ@ライダースジャケット&デニムのジーンズ ◆DANTEOlcmY :04/12/25 01:42
- >>473
「ああ、俺もあんたと同じ理由でこの服装を選んだんだ。
どうやらお互いに気が合うようだな。」
と言いつつ周辺をキョロキョロと見回し始める。
- 509 名前:支倉 令@黄色のラメ入りの着物 ◆RosaFamrTI :04/12/25 01:46
- >>507
歌詞は違いますし、運動会の時はこの服にはスパンコールはついてませんでしたけど、
でも、大体あんな感じでしたね。
あ、由乃達がステージに上がったみたいです。
一緒に見ましょう?
>>493 >>495 >>497-498 >>500 >>503-505
気が付けば、拍手をしていた。
心に染み渡るようなその歌声に、私は聞き惚れていたのだ。
歌だけを見れば、静さんを初めとして上手な人は多い、
でも、たとえ身内びいきだといわれようとも…
本当に心に染み渡る優しく暖かい歌声だった。
そして、それに応える為に――私は手を馬鹿見たく叩いていた。
よかったよ、由乃、志摩子、祐巳ちゃん。
- 510 名前:復讐の紫炎@ライブ衣装 ◆wkDVxiori. :04/12/25 01:48
- 誰かの頭から水が上がり、それを誰も気に留めない混沌とした空間。
気に留めている人間もいるだろうが、構わず談笑を続けている。
「随分可笑しな場所に足を運んだものだ…」
そう言い放つ男も、ベースを背負い、黙々と肉ばかりを食い続け、
混沌とした空間を作り上げるのに一役買っているのだが。
肉を食い飽きたのか、酒に手を伸ばす。
随分金を掛けたのか、酒にしろ、飯にしろ、良い物が揃っている。
赤ワインに口を付け、喉を潤す。
血の色にそっくりなそれは、少々不快だが美味い事には変わりない。
血の色に似たワインを口にしたからだろうか。
何処からか血の臭いが漂う。
それも、生きた人間から漂う臭いではなく、屍から沸き立つ臭い。
「………何処かで、誰からか嗅いだ事のある臭いだな…」
その臭いの発生源を辺りを見回し、探し出す。
こんな混沌とした空間だろうが、こんな臭いを放つ者だ。
この男が易々と見逃す事は無い。
「……見つけた…」
餓鬼と二人で何かを眺めている男。
そいつが臭いの発生源。
「取り合えず、話し掛けてみるか…
如何にも見覚えのある男だからな…」
そう言い放ち、男と、男とも女ともつかない餓鬼の所まで歩み寄る。
「……貴様か…
こんな場所に顔を出すんだ。
その不快な臭いは落として来るべきだと思うぞ?」
第一声からこれでは喧嘩になっても仕方の無い事だが、この男は気に留めない。
高圧的な物の言い方しか出来無いのだから。
- 511 名前:藤堂志摩子@兎耳サンタ ◆D4DGsIMaKo :04/12/25 01:50
- >>503
>>504
>>505
声が重なり、ハーモニーを形作る。
「ご静聴いただき、ありがとうございました。
イエズス様の降誕の日に、お誕生日を迎えられたかなめさん、テッサさん。
おめでとうございます。
この歌を、私たち3人からの贈り物とさせて下さい。
――そして、マリア様のお見守りがお二人にありますように」
- 512 名前:オーランド伍長&ステッキン曹長@トナカイ ◆YWpgc6cIb. :04/12/25 01:50
- 「そろそろ帰らないと明日の仕事に障りが出るな」
俺は随分酔っ払っているらしく、思っていることを口に出してしまった。
近くで眠りこけている曹長を肩に担ぎ、俺は会場を後にする。
「むにゃむにゃ、面白かったですねぇ、伍長さん」
曹長は楽しい夢を見ているようだ。
たまには息抜きも悪くない、俺はそう思った。
(退場)
- 513 名前:島津 由乃@サンタ服+シルクハット ◆ccYOSINObk :04/12/25 01:52
- 唄っている最中は忘れようとしていた現実も、舞台を降りるとともに目の前に突き付けられるわけで。
>>485
私は本気よ。
これも全ては天の采配。
言うなれば、イエズス様の御心のままに定められたこと――
よもや、それを受けいれられないなんて言わないよね。
私だって諦めているのに!
>>488
なにをびくびくしているの?
しゃんとしなさい、ワイリー。
貴女は1日だけとはいえ、黄薔薇のつぼみの妹なんですからね。
胸をはってよ、胸を。
・・・ほとんど自棄な私。
- 514 名前:佐藤聖@サンタさん ◆SEIi0LvCYU :04/12/25 01:55
- >>489
>って、聖さまが来てるの?どこどこ?
「祐巳ちゃん、ここにいるよー?」
・・・と言おうとしたものの、隠し芸があるらしく志摩子、由乃ちゃんと舞台に向かっていった。
残念。
>>493 >>495 >>497-498 >>500 >>503-505
途中水芸やら何かを披露している子もいたし、あちらではドツキが始まったようで賑やかである。
私は食事をしながらしばらく令と雑談し、楽しむことにした。
すると、祐巳ちゃん達が舞台に上がって挨拶していた。
しばらくして歌声が流れ始めた。
以前聞いた静のも良かったが、志摩子・由乃ちゃん・祐巳ちゃんのも静とはまた違った良さがあった。
なんて言ったら良いのかな・・・。うまく説明は出来ないが。
――――やがて歌は終わった。
私は気がついたらあの子達に拍手を送っていた。
久しぶりに聞いた、とても心に残る歌だった。
- 515 名前:セネス=CTN=クロフォード@サンタ服(白ヒゲ付き) ◆iCENESsApo :04/12/25 01:56
- …プレゼント交換以降、観客に徹していた私だったが、はっきり言ってここまで
凄まじい隠し芸の応酬になるとは思ってもみなかった。
(…参加しなくてよかった…)
素直にそう思う。社長は樽に詰められて大気圏に突入しようとするし、春歌嬢は
水芸を披露するし(どうなってるんだ、あれ?)、令嬢は踊り狂うし、山百合会の
三人は歌うし…もう、本当にとんでもない。
「………む」
腕時計を見る。とうに日付は変わっていた。
「…しまった。家の猫に夜食をあげないと」
おそらく、一人(?)では食事も出来まい。名残惜しいが、帰り支度をすることに
した。
(…しかし、付け髭をしていることには、誰も突っ込んでくれなかったなぁ)
まあ、そもそも私のような人間が、受けを狙うこと自体が間違っていたのだろうと
思いつつ、会場を後にした。
(退場)
- 516 名前:福沢祐巳犬耳サンタ ◆iZ6oqEYUMI :04/12/25 01:59
- >>514 聖さま
私達が歌を歌い終えて、舞台から降りたら、そこに佐藤聖さまがいらっしゃった。
「あ、聖さま!お越しになっていたんですね。
あ…… (時間を確認して)聖さまお誕生日、おめでとうございます♪」
- 517 名前:エーフィ・C・ハウサー ◆p1a4SYSTEM :04/12/25 02:00
- >>510
脇から話し掛けられた――
気付いたのは、兄がついとそちらに視線を向けたからだ。
「まずはよ」
ふと。
見上げた兄の声が、凍っていた。
「テメエは人に云う前に自分が直せよ」
ぞろり。
抜き身の刃が鞘から滑り出るような錯覚。更に云うなら、それは流布される「妖刀」だとか、そ
の類のモノと同質だ。
表情は笑っている。声も笑っている。ただ、気配だけが凍っていた。
ブリザードのような空気の質。
氷原のクレパスのように、空間が亀裂を入れられていく。
「で、用は? 血のバレンタインはあっても、血のイヴっつーのは気が効かねェよ。少なくとも、
そろそろクリスマスは本番だ。出るなら出ようぜ、外は今ガラガラだ。空いてるよ」
- 518 名前:島津 由乃@サンタ服+シルクハット ◆ccYOSINObk :04/12/25 02:01
- >>507
あれは聖さま?
まあ、こういうお祭りに顔を出さない人ではないとは思っていたけど。
ということは、やっぱり志摩子さん達のミミは聖さまの仕業かしら。
――良かった、私は対象外で。
猫耳なんて付けさせられなくて本当に良かった。
そういえば、聖さまもお誕生日でしたよね。
おめでとうございます。
江利子さま!?(ビビクン
やっぱり、この会場に来ていらっしゃるんですか、あの人!?
>>509
えへへ(思わず笑顔でVサイン。
はっ!?
むー・・・
ほ、誉めたって私の機嫌は直らないんだからねっ。
- 519 名前:Dr.ワイリー@雪だるま男 ◆juYmOe1MOM :04/12/25 02:02
ワシも歌声に聞惚れていた時、胸元の無線機から通信が届いた。
「博士ー!全員基地(仮)に戻ってきてますよー!」
「早くパーティやりましょうよ」
「早くしないと貴様の分まで飲まれるぞ」
フン!勝手な事を言いおって!
「わかったわかった。あいつらにも早めに切り上げるように言って、ワシも帰るわい!」
そう言って、ワシは土産に何個か料理を詰めて帰ることにした。
さて、ワシにとってのクリスマス第二幕、始まりじゃ。
(退場)
- 520 名前:千鳥かなめ@チャイナ服 ◆Kana/lWMBI :04/12/25 02:03
- >>493
そして、すてきな歌声。
合わさる旋律、合わさる歌声。
そしてそれを通じて、あたしの心にも合わさる彼女達の心。
「あ、りがとう……」
呟く言葉には、涙がまじってた。
ずっと、一人のクリスマスを過ごしてきたから。
だから、こうしてお祝いしてくれる友達がいてくれることが嬉しくて。
もう一人じゃないんだってことが嬉しくて。
「ありがとう、ほんとに……みんな」
もう一度、あたしは呟いた。
- 521 名前:次の隠し芸…らしきもの ◆1FKfVrid6U :04/12/25 02:06
- (突如、監視カメラの映像がスクリーンに写され)
ナレーション「一方そのころ―――」
(※良い子はメール欄を見てくれよ!)
- 522 名前:福沢祐巳犬耳サンタ ◆iZ6oqEYUMI :04/12/25 02:06
- >>478
──と、私が聖さまにご挨拶を終えたその時、いきなり水私の手から凄い勢いで出てきた。
「え?あ、え?、ななななななな、何これ!、とととと、止まらない」(゚ー゚;Aアセアセ
その光景に焦った私は、全身ずぶ濡れになってしまう……
- 523 名前:復習の紫炎(似) ◆BAND.0q49w :04/12/25 02:06
- 「おーい、今夜のイベントに搬入するのはこれでいいのか?」
「ああ、7年ぶりの起動だからな、壊すなよ」
「うわ、埃塗れだよ、これ」
「手入れもしてなかったからなあ、電源入れるぞ」
*****
ぎちぎちと関節が悲鳴を上げている。
しかしつぎはぎだらけのそれは意にも介せずベースを手に演奏を始めた。
が、がががががががが
ベースの振動に耐え切れなくなったのか、
かくん、と首が明らかに曲がってはいけない方向に曲がった。
ある意味、ホラーである。
それの無感情な虚ろな目はマヂで怖い。
更にベースから出る音は雑音だ。
7年もまともに手入れしてないのだ、まともに音が出るはずもない。
ピーキュルキュルキュルキュル
ノイズが走る。
音楽ではない、これでは音波兵器である。
<b>BONUS STAGE<b>
制限時間以内にこの人形を破壊しよう。
- 524 名前:堂島コウ@悪魔のミカタ ◆3kFxj0.X6U :04/12/25 02:06
- >>511
・・・・・・堂島コウは正直、総毛だった。
それほどまでに、三人のリリアン女学院の娘が奏でた
賛美歌の旋律は、美しく、荘厳で、神々しく、聞く者の五感全てを
強く感動させる物だったのである。
そいつは本当に妥協なく、罪も穢れも、何もかもを許してくれるような―――
それほどまでに優しい、包み込むような音だった。
「―――あれ?」
ふと、堂島コウの頬に一筋、暖かい何かが伝う。
「おいおい・・・なんだよ、これ。こんなの、柄じゃないってのに」
本当に全く持って、不覚である。
神に背いて、世界に背いて、自分の目的を果たそうとしている悪魔のミカタが。
自分の大事なものが―――時にすら、涙を流す事を自制していたはずの男が。
そんな彼が、賛美歌なんかを聞いて―――――
>>507
(慌てて頬を拭って)
あ、ああ、ええと。初めまして。
おれは、堂島コウといいます。ひとつよろしく。
姉、っていうのは・・・例のロザリオを渡すっていうアレですか?
>>513 >>516
お、戻ってきたね。
・・・本当に、すげぇよみんな。
お見事、としか表現の仕様がない。
こういうときボキャブラリーの貧困な自分が呪わしいと言うかなんと言うか。
うん。
- 525 名前:デビル“サンタ”6@往年の泥棒コスチューム ◆1FKfVrid6U :04/12/25 02:08
- かくて世紀の大悪事、かけて銀河を駆け渡る。ハードな悪党邪にキメて、
外道で笑えばHappyじゃないか、誰が呼んだかデビルサターン
Be happy!Gaddes ser!
どでかい悪事をワルだくむ!
ヌキアシサシアシ シノビアシ ヌキサシサシアシ シノビアシ
∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧
(゚Д゚ ≡ ゚д゚) (゚Д゚ ≡ ゚д゚) (゚Д゚ ≡ ゚д゚) (゚Д゚ ≡ ゚д゚)
./ つ つ ./ つ つ ./ つ つ ./ つ つ
・・・・・〜(_⌒ヽ 〜(_⌒ヽ 〜(_⌒ヽ 〜(_⌒ヽ
)ノ `Jззз )ノ `Jззз )ノ `Jззз )ノ `Jззз
(BGM:♪ででん、ででん、ででんででんででん♪と、泥棒御用達の
ピンクパンサーのテーマ)
(※知らない人はお父さんお母さんに聞いてみよう!)
さぁて、ウィスパードイーターの居るホールっちゅうんは此処か。
……つうか何時かのミスコンホールかい。忘れもせえへんわンな所。
そういえば、ワイ等の方は全員ちゃんと揃っとるやろな?
ちょっくら点呼とって見るかい。番号!
NO,1「1」
NO,2「2」
NO,3「3」
NO,4「4」
NO,5「5」
NO,6「6」
NO,1「7!」
_, ,_ パーン
( ‘д‘)
⊂彡☆))Д´) >>NO,1
アゴゥ…ってドツきおったな!?
おとんにもドツかれた事ないのに!
NO,6「隠密行動中に大声立てる馬鹿がいるか、アホ」
NO,5「自分で点呼とって数増やす馬鹿がいるか、バカ」
NO,3「それにお前、位置的にはいかりやポジションだろうが」
NO,2「志村ポジションもやってどうする」
NO,4「というかおとん誰だ」
オドレら…そないな理由でリーダーのワイをドツいたんかい…。
ああ、もうわーった、わーった。今度はしっかりやるから堪忍せいや。
ほないくで、番号!
NO,1「1」
NO,2「2」
NO,1「3!」
NO,4「4」
NO,1「5!」
「「「「「・・・・・・・」」」」」
パーン _, ,_ パーン
パーン_, ,_ ( ・д・) _, ,_パーン
( ・д・) U☆ミ (・д・ )
⊂彡☆))Д´>1 ☆ミ⊃ パーン
, ,∩彡☆ ☆ミ∩, ,
( ) パーン ( )
パーン パーン
⊂⌒~⊃。Д。)⊃ お、オドレら恨みでもあるんか…。
「「「「「ああ、デビルサタンだからな」」」」」
サタンじゃあ、仕方ないのう( ´∀`)…ンなわけあるかい。
(むくり)
ま、ツカミはオッケーちゅう事でそれは置いといてやな。
…後でキッチリ話し合うのはそりゃ当然やが。
レナウンとかいう兄ちゃんからもろた情報によればや。
ここの目と鼻の先…おーおー、アレやな…でボンクラどもがパーティーやらかしとるゆう話。
それもウィスパードっちゅう、レアもんの地球人がメインでのう。
「…というか看板にデカデカと書いてなかったか?」
「広告にも出てたしな」
「ガデス様からの命令もあったし」
「しかもレナウンじゃなくてレナードだろ」
「あのいけすかねえ地球人な」
ハーーーゴチャゴチャとやかましいわ!
ンな細かい経緯をぼやかずにこれから作戦を聞かんかいボケー!
ゲフン…あー、ちゅうことで今回はスニークミッションという訳や。
むかっ腹立つ話やが、正面からやとまた凹されかねん。
足音は立てず、迅速かつ隠密に襲撃するんがココでのたしなみ、
はしたない無限バンダナなど装備しよう筈がないっちゅう訳でのー。
で、オドレラ準備はええか?ちょいと確認とるで。
「見取り図」 NO,6「インプット完了」
「光学ステルス」 NO,3「ほっかむりとマジックヒゲの完全装備」
「暗視ゴーグル」 NO,2「とっくの昔に義眼じゃよ」
「その他潜入ツールは」 NO,4「唐草模様の風呂敷の中」
「そうは言うがな、大佐」 NO,5「性欲をもてあます」
ウエヘヘヘ、EXELLENT…!(閣下
流石はバブルガムブラ…もといアマルガムとかゆう所から入手した潜入装備や。
ワイ等ギャンドラーにもフィットするBe Cool…な仕様になっとる。(グリニデ
ほな、作戦名―――名づけて。
ウィスパード、ゲットやで!
(※警備用の隠しカメラには全く気づいていないようだが)
- 526 名前:相良宗介@ボーイ服 ◆URUZ7h3pLo :04/12/25 02:10
- >>487
マオが、クルツを引きずって戻ってくる。
何時もの光景とはいえ―――毎度毎度クルツもマオも、よく懲りない物だ。
それより、大佐殿と千鳥はどうしているだろう。
会場の喧騒に意識を向けなおし、ぐるりと見回してみたところで―――
>>499
「あの……
こちらは警備の方、ですわよね?
申し訳ありませんけど、その…… お化粧室はどちらにございますのかしら?」
目の前にいる、少女に気づいた。
大体背格好は小学生〜中学生ぐらいで、青い髪をした軍服の少女。
どこかの軍人だろうか?
「あ、ああ・・・・化粧室か。
それなら、この会場の壁を伝って右側の突き当たりに入り口がある」
――だがそれより何より。
彼女の顔面にがっちりと組み付いた、海老だかカブトガニだかサソリだかよく分からない生き物。
最近はこんな物が流行っているのだろうか? しかも時折動いている。
パーティでこんな物が喜ばれるとは知らなかった……もっと勉強したほうがいいのだろうか?
浮かんで消える疑問と物思いをひとまず脇におき、俺はその少女に聞いてみた。
「……その、なんだ。仮面か? それとも…
何か生きているように見えなくもないのだが、剥がしたほうがいいのではないか?」
- 527 名前:藤堂志摩子@兎耳サンタ ◆D4DGsIMaKo :04/12/25 02:11
- >>489 祐巳さん
……え?
じゃあ、火星にはどなたがいらっしゃるのかしら……
お姉さまなら、ほら、あちらに。
>>507 お姉さま
ごきげんよう、お姉さま。
……いいえ、こちらにおいでになるとは思っていなかったので、つい。
……はい。それでは、行って参ります。
(>>493へ)
>>494 コウさん
今からでも、お出になられればどうかしら?
遅い早いではなくて、皆さんに楽しんでいただこうというお気持ちが大事でしょうから。
《敵》というわけではないでしょうけれど……そうね、例えば神様がお創りに
なられたのなら、それは何か意味のあることだと思うの。
敵やミカタという括りではなくて。
……『信じる』ということに心酔してしまうのは、多分、信仰とはまた違うものなのでは
ないかしら。
まだ信仰の浅い私からは上手く言えないけれど……
- 528 名前:※注 ◆1FKfVrid6U :04/12/25 02:14
- (>>525は>>521の続きである)
(※良い子のみんなはハイリンを忘れないようにしよう!)
- 529 名前:オメガコンボイ完全形態 ◆4WINGC1sfA :04/12/25 02:15
- 祝祭。
まさに大騒ぎというべきものだな、これは。
私のような巨体では、いささか肩身が狭いとも思う。
その時私の目に、見なれた顔が止まった。
>>525
「む……」
デビルサターン。
いつぞやのミスコンの時に、たしかメテオストームで撃退したはずだったのだが。
しかも……聞けば、主催者の誘拐だと?
許せん。
「そこまでだ、デビルサターン!」
彼らの前に立ち、敢然と叫ぶ。
「この会場で誘拐などと、この私が許しはしないぞ、デビルサターン。
なぜなら私は、サイバトロン軍総司令官――!!」
光に包まれ跳躍。
その身体を、さらに巨大なボディが包み込む。
グランドフォースを装着したこの形態こそ、オメガコンボイの完全形態!
「――グランドコンボイなのだからっ!!」
……もう、オメガコンボイと呼んでもらうことは諦めたらしい。
「デビルサターン。
私にいい考えがある。
それは私のグランドファイナルインパクトでお前を吹き飛ばし、
この夜の花火とすることだ。
さあ選ぶがいい!
ここで花火となるか、悪事を諦めるか!!」
(メール欄)
- 530 名前:李香緋@パワーレンジャー ◆WzRGMryh32 :04/12/25 02:15
- >>493 >>495 >>497-498 >>500 >>503-505
あの子達はどこだっ!!
ステージの上、こんな間抜けな空間の中、
さながら天界から舞い降りた天使のように気高く美しい三人……
彼女等を引き入れれば、必ずドラゴンプロは天下を取れる!!
そう思いながら、会場を見回していると……いた!!
あの雰囲気は見間違いようもない!
「うちでデビューしない」
そう声をかけようとしたところ……
犬耳の子とシルクハットの子の指から、壊れた蛇口のように水が流れていた……
あたしはみてはいけないものを見たかのような表情のを浮かべると、
彼女たちに背を向け……全速力で逃げるしかなかった……
- 531 名前:復讐の紫炎@ライブ衣装 ◆wkDVxiori. :04/12/25 02:15
- 心地良い殺気だ―――――――反吐が出る程に。
こうなる事は予想していた。
何処かでこうなる事を望んだ俺もいるのかもしれない。
血に塗れ、血で血を洗うしかない道を来た俺。
こんな安穏とした場所で、ただ飯を食っているだけでは物足りなかった。
―――――考えたくも無い事だな。
下らない事を考えるのは止め、この男を如何するかを考える。
反吐が出るほど研ぎ澄まされた殺気。
周りの空気も何処か凍りついた感がある。
この場を血で汚すのは気が引ける。
平穏な場に生きる人間には、真っ赤に咲く人間など見せる物ではない。
―――――この男の言う通り、外に出るのが無難か…
「……フン…お互い様だ。
貴様はやはり如何にも気に入らん。
外は確かに広々とし、貴様の死体を燃やすには充分だ。
来い。その臭いの元を断ち切ってやる…」
男からも殺気が溢れる。
眼前の男の殺気が妖刀であるならば、この男の殺気は留まる事の無い闇。
周りに広がるだけ広がり、立ち入った相手に死を齎す。
平穏な場も、この男がいるだけで平穏ではなくなる。
正しくは、血の気の多い二人の所為だろうが。
- 532 名前:ミント・ブラマンシュ@フェイスハガー付き ◆MINTq0w5Z2 :04/12/25 02:18
- >>526
いえ、このマスクは仮装ですから。
こちらのパーティでは皆さん何らかの仮装をするのがルールでございますでしょ?
ですから、私もこうやって仮面をつけているわけで。
ああ、動いているように見えるのはただのギミックですからお気づかいなく。
で。
客の仮装を剥がすだなんて、失礼ではありませんこと?
そんなことより早くお化粧室の場所を教えて…けほけほっ。
ほ、ほら! 早く教えてくださいまし!
まさかレディに恥をかかせるおつもりではありませんわよね!?
さぁ!今すぐお化粧室の場所を教えてくださいましな!!
- 533 名前:エーフィ・C・ハウサー ◆p1a4SYSTEM :04/12/25 02:21
- >>531
空気が凍り、世界が死ぬ。
殺伐殺伐。剣呑だ。西部劇で言うなら、「十歩歩いたら振り返って撃て」冗談じゃない。
とはいえまあ、こういう光景を「見飽きた」という人間は問題が有ると思う。
まして、それが中学生なら尚更に。
やれやれ。
聞こえるように溜息をついて、兄の後頭部を軽く叩いた。
「いいけどさ、二人とも。場所を弁えてくれないか」
パーティ(無料だけど)に乱入して、ただ暴れるだけじゃ(それはもう周りがやってくれた)迷惑
千万だろうし、第一それは芸というのか。
「……けどな」
「ともあれ、血はご法度だよ」
「チ……」兄はコーラのグラスを手に取って飲み干し、「オーケイ」
呟いた。それでよし。私は手を叩いて笑い、脇の彼を見上げ――
「……そうそう、ここはパーティだからさ。それに相応しく何かやろうじゃないか」
「……お前、どうしてそう飛躍する訳?」
「飛躍?」
微笑む。
「飛躍とは何かな。やっていることは単純だ。君達のケンカを止めたい。充分だろう? ロジック
としては不備がないし、何より余程に建設的だ。さて、何をやるか、だけどね」
何か。
その何かが見付からない。どうしたものかと首を捻り、>>
と。へえ。なるほど、ああいう正統派もアリか。
見上げる。身長は兄さんより僅かに高く、百八十を超えているだろう。風貌は一昔前のヴィ
ジュアル系と云った様子で、それそのままに背中にはギターだかベースだかを背負っている
のが窺い知れた。ライブの帰りか朝に備えるのか雇われミュージシャンか、さてさて。
まあ、それはいい。
「どうかな、お兄さん。私達と演奏でもしないかい? なに、単なるセッションさ。私は譜面さ
えあればコピーくらいならできるし、弦楽器だけならなんだろうと弾けるんだ」
「……ちょ、おい、フィー?」
兄が眉を潜める。「正気か?」大の正気だ。正気は狂気の一種らしいが、それを云うならこ
のカオスは狂気の象徴だ。だったら私だけが狂ってるなんて事はありえない。
「兄さんは――ヴォーカルくらいならできるだろう?」
「そりゃ……って、そうじゃねぇっつの」
「あはは。いいからいいから。さて、それじゃ私が場を繋げるよ。隠し芸とやら、私にだって出
来ない訳じゃないからね」
- 534 名前:福沢祐巳犬耳サンタ ◆iZ6oqEYUMI :04/12/25 02:22
- >>524 堂島さん
うぅ……全身ずぶ濡れ……あ、さっきの人……
「え?あぁ……ありがとうございます。
そんなに感激していただいて、私達も歌ったかいがあったというものです。」
>>527 志摩子さん
い、いやだから……多分火星には人間どころか生物すらいないと思うよ。
あ、聖さま、あんな所にいらっしゃったんだ……よく見つけられたね。流石元姉妹だね。
- 535 名前:ゼフィール王子@甲冑姿 ◆zEfhYrPOA. :04/12/25 02:24
- >>499
少女の顔面に禍々しい怪物がしっかりとへばりつき、
何か(おそらくは卵や幼虫といった類だろう)を生みつけようとしている。
しかも、どういうわけか本人だけはその危険性といったものを
まるで理解しておらず、今もなお平然としている。
いや、そうではない。
仮面か何かが、まるで生きているように見せているに違いない。
>>532で本人が言っているではないか。
どうやら、色々なことがありすぎて疲れているらしい。
第一、実際にそのような怪物が顔面に張り付いた場合、
大の大人であっても悲鳴をあげるだろう。
そう、これは疲れが見せる幻覚なのだ。
疲れを溜めているようではこの先の宴会も楽しめぬし、第一明日に差し障る。
そうであれば、話しは早い。
私は名残惜しい気持ちを抑えて、帰路に着いた。
(退場)
- 536 名前:エーフィ・C・ハウサー ◆p1a4SYSTEM :04/12/25 02:27
- >>533
何か→>>495-505
>何か。
>その何かが見付からない。どうしたものかと首を捻り、>>495-505
- 537 名前:相良宗介@ボーイ服 ◆URUZ7h3pLo :04/12/25 02:30
- >>532
――仮装だと言い切る少女。
最近の仮装とやらは、生の生き物まで使うのだろうか?
しかも教えたはずの化粧室を再度聞いてくる始末。
……色々な意味で余裕がないのだろうか?
常識外のことに困惑する頭を揉み解しながら、俺は彼女に再度答えた。
「――今も言ったと思うが、ここを壁伝いに右に行った突き当りだ。
我慢が出来ないなら急いだほうがいい」
……なんだ、マオ?
「………あの化け物仮面、キャメロンの映画で見たことある気がするんだけど……」
「…仮装でギミックなんだそうだが、何か問題でも?」
「いや、いい。あんたに聞いたあたしがバカだった」
……?
ワケが分からないのだが。
- 538 名前:堂島コウ@悪魔のミカタ ◆3kFxj0.X6U :04/12/25 02:31
- >>527
んー・・・でもやっぱ、やめとくよ。
こういう小手先だけのコインマジックはこんなデカイ会場じゃ見栄えしないし、
せっかくマジックやるならもっと大々的にやった方がいい。
それより何より―――みんなのあの賛美歌の後になんかやれ、だなんて、
そっちこそとっても残酷な話じゃないかい?
>例えば神様がお創りになられたのなら、それは何か意味のあることだと思うの。
んー・・・そいつはどうかな。
神様にしたって、たまには気紛れでも起こすかもしれないよ?
ただなんとなく。創造するのに理由なんて
本当はないのかもしれない・・・なんて思ったりもするわけだ。
あ、気を悪くしたらゴメン。少なくとも君たちの前でする話じゃなかったな。
信仰に関しては、うん、シマコさんがそう言うならそうなんだろうな。
その話は、なんとなく信じられる、そんな気がする。
>>534
―――って、あれ。
ユミちゃん、なんでずぶ濡れになってんの?
いや、ありがとうございます、じゃなくって、早く着替えないと風邪引くぞ? 季節が季節だし。
とにかく、更衣室にでもいって、濡れた服を脱がないと―――
いや、それはおれの仕事じゃないか。ああくそ。
- 539 名前:ミント・ブラマンシュ@フェイスハガー付き ◆MINTq0w5Z2 :04/12/25 02:34
- >>537
え〜っと、壁沿いに壁沿いに……
可及的速やかに移動。
とにかく人目のつかないところでこのマスクを改造してしまいませんと、
おちおち会場も歩けませんものね。
(ふらふら〜っとした足どりでステージ中央に迷い込む)
こ、こちらがお化粧室なのでしょうか?
なんだか随分と照明が明るくて開けた空間のようなのですわね。
マスク越しにも随分と明るいのがわかりますわ。
普通、お化粧室というものはこんなにギンギラギンに照らすようなものではないのですけど。
ま、まあそんなことよりも早くこのマスクに穴を開けてしまって
前が見えるように……
…………
………
……
:
:
:
……☆◎〜*&#%√!!!!!
な、何が起こっていますの!?
何か…が胸の……中か…ら―――
- 540 名前:島津 由乃@サンタ服+シルクハット ◆ccYOSINObk :04/12/25 02:35
- >>519
あっ。
こら、ワイリー!
何処へ行くのよ!
まだこの後に、会わせなきゃいけない人がいるのよ!?
呼びとめようとして――気付いた。
只今の時刻は12月24日午前2時過ぎ。
妹になれるロザリオの効果は1日だけ。
しまったー!
せめて期間を1週間にしておくんだった!
あああぁ、これで妹探しも振り出しに戻っちゃったか・・・。
残念だけど、ほんのちょっと――いえ、かなりホッとしているのも事実。
>>524
ありがとう、堂島君。
あんまり練習する時間がなくて、不安だったんだけどそう言ってもらえると嬉しいわ。
こんな大舞台だもん、リリアンの生徒として恥ずかしい芸をするわけにもいかないものね。
――カナリアダンスだなんて、持っての他だわ。
>>522
な、なにをしているの祐巳さん?
新芸?
ウルトラマンの真似?
唖然としていたら、私の指先からも!
あっ、(>>530)見てはいけないものを見たような顔をされた!?
違う、違うんです!
これは私達の意思でやっているんじゃ・・・・・・行っちゃった。
うぅっ、あの可哀想なものを見る目、もしかして私も令ちゃんをあんな目でみていたんだろうか。
反省。
令ちゃんを怒るのは、今日のところは止めといてあげよう。
人の振り見て我が振り直せ、とは良く言ったものだわ。
- 541 名前:佐藤聖@サンタさん ◆SEIi0LvCYU :04/12/25 02:36
- >>516 >>518 >>527
「祐巳ちゃん、由乃ちゃん、志摩子。
さっきから見てたけど、歌、すごく良かったよ。
うまく説明は出来ないけれど、聞いてて鳥肌が立ったぐらい。
お姉さん、すごく感動しちゃったよ・・・」
>「あ、聖さま!お越しになっていたんですね。
> あ…… (時間を確認して)聖さまお誕生日、おめでとうございます♪」
あ、今日は私の誕生日か・・・。
このごろ忙しくて誕生日だという事をすっかり忘れていた。
祐巳ちゃんの言葉が嬉しかった。
んで由乃ちゃんは・・・江利子の名前を出すと電気が流れたみたいにビビクンとなった。
・・・江利子は由乃ちゃんに対して何を言ったんだろうか?
大体予想はつくが。ここでは聞かないでおこう。
「江利子は見かけなかったよ。由乃ちゃんの方で何か知らない?」
- 542 名前:福沢祐巳犬耳サンタ@全身ずぶ濡れ ◆iZ6oqEYUMI :04/12/25 02:37
- >>538 堂島さん
えぇと……何でかは知りませんけど、手のところから水が出てきて……
はい、すいませんけど、着替えてきますね──って何でついてくるんですか!
もう!覗いたりしないでくださいよね!
- 543 名前:ミント・ブラマンシュ@フェイスハガー付き ◆MINTq0w5Z2 :04/12/25 02:37
- http://www.appletea.to/~charaneta/ikkoku/img/1069512742/543.jpg (23KB)
>>539
BOMB!!
(←イメージ映像)
- 544 名前:福沢祐巳犬耳サンタ@全身ずぶ濡れ ◆iZ6oqEYUMI :04/12/25 02:40
- >>540 由乃さん
>>541 聖さま
「聖さま、お褒め頂いてありがとうございます♪
っと、申し訳ないですけど、私こんな格好なので、着替えて来ますね」
「ねぇ由乃さん、他の服って何かあったかな?」
- 545 名前:春歌@獅子の女王 ◆yBLoHaRUkA :04/12/25 02:41
- ――――どのようなトリックだったのかは秘密ですが、
秘技・遠隔水柱は届くまでに少々時間がかかってしまうようです。
………。
>>502
まずは、甲冑姿の金髪の殿方の頭頂部より水柱が噴き上がりました。
………水も滴る、というよりも水が溢れる、ですわね。
>>522>>540
――――しかし、今度ばかりは様子が違っておりました。
ワタクシは「白糸のような水流」のつもりでしたのに、「蛇口を半開した程度の水流」が止めど無く
溢れているのですから――――!!
「大丈夫ですかっ!?」
ワタクシが駆け寄ると、水流は一瞬だけ強くなり止まりました。
……その最後の水流の影響でワタクシも濡れてしまいましたけれど。
- 546 名前:島津 由乃@サンタ服+シルクハット ◆ccYOSINObk :04/12/25 02:43
- >>541
そうですか、聖さまですらご存知ないんですか・・・。
でも!
この会場のどこかに潜んでいるのは確かなんです!
そうして、私の一挙一動を眺めて楽しんでいるんだわ!
くっ。なんて暇な人なのかしら!
きーっ!
>>544
・・・体操服なら(何
ついでに、5円玉もおまけするわ。
- 547 名前:復讐の紫炎@ライブ衣装 ◆wkDVxiori. :04/12/25 02:43
- >>533
―――――空気が…変わった…?
隣にいた、男だか女だか分からない、餓鬼に頭を叩かれただけでこうも変わるとは思いもしなかった。
やり場の無くなった殺気。
―――――如何したものか…これは。
やり場の無い殺気を持て余している所に、不快な、忌々しい音が聞こえる。
随分前に受けた可笑しな仕事。
精巧な俺の人形を作り上げ、それに楽器を演奏させる。
これの所為で、俺の評判は少しだけ土が着いた。
―――――丁度良い
持て余した殺気を全てアレ(>>523)にぶつける事にする。
取り合えず、この男は放置だ。
餓鬼の提案は後で答える事にしよう。
一足で忌々しい人形に近づく。
思考は既に本能に切り替わり、破壊する事に特化させる。
動きもしない人形に禁千弐百拾壱式・八稚女を放つ。
まるで、過去の因縁を全て破壊し尽くすように。
まだ壊れる様子は見受けられない。
精々、足と手が壊れた位だ。如何にも頑丈らしい。
―――――裏参百拾六式・豺華も序に放ったと言うのにな…
こうなれば、MAX禁千弐百拾壱式・八稚女、通称「人食い」を用いて破壊するしかない。。
その姿は何かを喰らう、人型決戦兵器に酷似しているが、本人の意図する所ではないのだが。
今度は完全に破壊。もう二度とこれが日の目を見る事は無い筈だ。
………恐らく。
取り合えず、餓鬼とあの男の場所まで、酷く落ち着いた様子で戻る。
確か餓鬼の提案は、何かのセッションだった筈だ。
―――――ただ飯で終わるのは些か忍びないな…
男の得意とするバンド演奏ならば、下手な隠し芸に劣る事は無い。
受けてやるのも一つの手だ。………男は気に入らないが。
「確か、バンドでの演奏だったな…いいだろう。
貴様等が俺の足を引っ張らないのであれば、付き合ってやる。
取り合えず、自己紹介だ。名前も知らない相手では組みにくいだろう?
八神庵だ。今夜の間だけでも覚えて置くんだな。」
- 548 名前:福沢祐巳@安来節の衣装 ◆iZ6oqEYUMI :04/12/25 02:45
- 工工エエェェ( ̄□ ̄;)ェェエエ工工
こ、これしかないの……?
うぅ……まさかこんな物をまた着る羽目になるなんて……
- 549 名前:テレサ・テスタロッサ@メイド服VMC仕様 ◆MytHRIlPXY :04/12/25 02:46
- ――さて。
あれからなにやらかにやらいろいろあってどんちゃん騒ぎの喧騒はまだ続いてる訳ですけど。
やっぱりクリスマスと言う事で楽しもうかとは思ったのですが。
前のクリスマスの、あの出来事を思い出してしまうと――やはりすこし気乗りがしません。
>>414
プレゼントルーレットでわたしの所へやってきたのは、零細芸能企業ドラゴンプロ
プロデュースの、売れ残りCD100枚。
……隊の皆に聞いてみても、全く好きな曲のランクに影も出なかったばかりか、
しょっぱそうな顔をそろえてしてしまうという評判。
どうすればいいんでしょう、これ?
CD詰め合わせを抱えて途方にくれていたところで――
>>541
ふと視界、会場の片隅に、一人のきれいな女性を見かけた。
みんなと気さくに会話していて、あけすけで、でもどこかノーブルな女性。
メリッサにちょっと似ているかな?
――以前顔をあわせたリリアンのみなさんと楽しそうにお話している事もあり…
その女性に興味がわいたので、近づいて声を掛けてみる事にした。
「あ……こんばんわ――ごきげんよう、です。
わたしもここ、いいですか?」
- 550 名前:佐藤聖@サンタさん ◆SEIi0LvCYU :04/12/25 02:47
- >>524
そ、リリアン女学園高等部独自のシステム、姉妹制度。
藤堂志摩子にロザリオを渡して姉妹の契りを結んだってことになるの。
他には令と由乃ちゃんがそうだったかな?
でもあの2人はもともと従姉妹同士だし、前から姉妹になろうねって約束していたみたいだし・・・
- 551 名前:李香緋@パワーレンジャー ◆WzRGMryh32 :04/12/25 02:49
- >>540
……恐ろしいものを見た……手から水をだだ漏れさせる少女……
新感覚アイドルということで売れないことはないかもしれないけど、
果たしてそんなアイドルに食いつくユーザーがいるのか……?
などと考えながら、ふと時計を見れば、もう2時半を過ぎていた。
よくみれば既に何人かは帰っている。
酒も食事も十分楽しんだ。思いがけず社長も始末できた。
もう夜も遅い。アッシも帰るとしよう。
この喧騒を離れるのは名残惜しくもあるが、構わないだろう。
どうせまたわずかながりの昼を過ごせば、また楽しい夜がやってくるのだ。
そう思えば足取りも軽い。
会場を離れようとして、言い忘れていたことがあったのを思い出す。
「この会場の看板は有限会社ドラゴンプロダクションの提供でしたッス。」(退場)
- 552 名前:エーフィ・C・ハウサー ◆p1a4SYSTEM :04/12/25 02:50
- >>547
八神さん。
口中で繰り返して、頷いた。
「決まりだね。兄さん、頼むよ」
「……マジでやんのか?」
「まじまじ。さ、ミハル姉さんがこの時間なら起きてるだろう。兄さんが呼んでやれば飛んでくるよ。
制限時間がいつまでかは解らないが、場は私が繋ぐから」
ブツブツ云いながら兄が携帯を取り出したのを確認して、背を向けてステージへ。
場が落ち着いてきた所で、とは姑息な気がしないでもないが、私は生憎と常人だ。
隠し芸もあくまで普通だし、アドバンテージを埋めるにはこうでもしなきゃどうしようもない。
「さてさて、みなさまお立会い……」
ぱん、と軽く手を叩き、ステージの上で両手を広げる。
袖を振れば、片手にナイフ、片手にリンゴ。
「大した事はないけれど、「芸」と云うヤツを披露させていただこうと思いますので――」
よっと。
フォールディングの刃を起こす。照明の照り返しを受けて輝くは、私のお気に入り。マ
イクロテック・ソコムの限定モデルだ。ナイフ界のロールスロイス。お小遣いを溜めるの
にどれだけ頑張った事か、
それはいい。どうでもいい。
リンゴを真上に放り投げて、
「――よ、っと」
すとんと落ちるリンゴは手の中へ。
かつら剥きにした皮は足元へ、手の中、裸のリンゴは六等分。
おそまつさま。
「……とくとごろうじろ、とか云うのを忘れたね。さてさて、それでは次は我が家の身内
と――ええと、八神さんのセッションで」
- 553 名前:堂島コウ@悪魔のミカタ ◆3kFxj0.X6U :04/12/25 02:51
- >>540
アレで練習時間がなかったって・・・? いやいや、そんな事全然ないって。
ホンッとうに感動した。これがリリアンの賛美歌、なんだな。
おれ、再びリリアンに対する認識改めたよ。
・・・って、ええ?
ヨシノさんも水? ウルトラ水流?
一体どーなってんだこりゃ。
>>542
ああ、いやいや、決して覗いたりとか、そんな事は―――
>>545
あれ、春歌ちゃん。
そういえばさっきの水芸は―――ああ、成る程。
この一連の水流騒ぎは、ズバリ君の仕業で―――
(びしょ濡れになったキワドイ衣装の春歌ちゃんを直視して)
・・・わお。(思わず顔を手で覆う。けどしっかり指の隙間から見てたりする)
- 554 名前:春歌@アンチK ◆yBLoHaRUkA :04/12/25 02:53
- 濡れたことによって生地がゴワゴワした着心地になり始めた事に辟易したワタクシも
(>>546>>548)着替えてくる事にしました。
仮装のもう一つの候補、レザー製の赤紫色の上下ツナギ。
………何か別のものを想像してしまいそうになりますわね。
【キング・オブ・ファイターズシリーズのクーラ・ダイヤモンドの衣装です】
ワタクシは体操服に着替えられた(なぜか鼻には5円玉)方に近付き、無礼を謝罪した。
「先程は申し訳ございませんでしたっ! ワタクシの不注意でこのような事態を招いてしまいまして……」
- 555 名前:ミント・ブラマンシュ@素顔 ◆MINTq0w5Z2 :04/12/25 02:54
- >>543
もぅっ!! 本当に吃驚しましたわ!!
まさか私の気づかぬ内に猫のミーコちゃん(二代目)が服の中に紛れこんでいただなんて!
しかもミーコちゃんが飛び出してきたときのショックで折角のマスクが外れてしまうだなんて!
それにいざここはどこかと見渡してみると……
な、なんということですの!?
まさかメインステージのド真ん中で大事なマスクを外して素顔を晒してしまいわしたわ!!
もし私がブラマンシュ家でなくてキ◯肉王家の人間だったとしたら
その場で命を立たねばならないほどの重大な失態!!
コスプレイヤーとしては決して冒してはならない重大な過ちですわ!!
ああもぅ皆さん!
後生ですから見ないでくださいまし!! 忘れてくださいまし!!
この場にミント・ブラマンシュなどという人間は存在していなかった、
そういうことにしておいてくださいましぃっっっ!!!!
(猫のミーコちゃんを連れて逃げるようにステージから駆けおりる)
- 556 名前:福沢祐巳@安来節の衣装 ◆iZ6oqEYUMI :04/12/25 02:58
- >>554 春歌さん
──私が着替え終わった時、私の指先から出てきた水を、
懸命に止めようとしてくれた方が、私に謝罪してきた。
「あ、いえ、お気になさらないでください。
あなたが悪いわけじゃないですし。」
──目の前の少女が、全ての元凶とも知らず、私はそう彼女を励ました。
- 557 名前:佐藤聖@サンタさん ◆SEIi0LvCYU :04/12/25 03:01
- >>549
令、志摩子達と雑談していると誰かが話しかけてきた。
「あ……こんばんわ――ごきげんよう、です。
わたしもここ、いいですか?」
祐巳ちゃん達とは顔見知りなのだろうか?
志摩子、由乃ちゃんも親しそうに話している。
私は特に断る理由はなかったのでその子に話しかけた。
「ごきげんよう、えーと・・・お名前は?
私は佐藤聖。そこにいる志摩子、祐巳ちゃん達の2つ上の先輩にあたるよ。
ええと・・・日本語でも大丈夫?」
- 558 名前:ダンテ@ライダースジャケット&デニムのジーンズ ◆DANTEOlcmY :04/12/25 03:03
- しばらくの間周辺を見回していたが目的としている相手は中々見つからない。
(こんなに賑わっている中からプレゼント交換相手はみつけるのは困難か。)
そう思いつつそのまま会場から去って行った。
(退場)
- 559 名前:春歌@アンチK ◆yBLoHaRUkA :04/12/25 03:05
- 着替えに至ったのは着心地よりもむしろ、
>>553
――――堂島さまの目付きに合ったと言う説が只今有力ですわ。
>>556
―――着替えてきた為か、ワタクシがそもそもの元凶であると気付いておられないのでしょうか?
それとも慈愛に満ちた大らかな心をお持ちなのでしょうか?
> 「あ、いえ、お気になさらないでください。
> あなたが悪いわけじゃないですし」
………どうも前者の様ですわね。
髪型も、衣装も変えてしまっていますから気付きにくいのかもしれません。
……それにしても、この衣装は首までファスナーを閉めると少々息苦しいですわね。
(胸元までファスナーを緩めると、胸がこぼれそうになる)
- 560 名前:堂島コウ@悪魔のミカタ ◆3kFxj0.X6U :04/12/25 03:07
- >>548
・・・ユミちゃん、またそれか。
なんつうか、他にもっといい衣装はなかったわけ・・・?
それでも鼻にマッチ棒刺してないだけまだマシか。
>>550
へぇ、シマコちゃんと・・・なるほどなるほど。
しかし本当に変わった、というか、訳の判らない、というか・・・
不思議な慣習が残ってるモンですね、リリアンも。
あ、遅れましたけど・・・
誕生日おめでとうございます。
さっきの賛美歌―――あなたへ送る歌でもあったんでしょ?
他の子がそう話していたし。
>>552
ありゃ、あっちでは―――へぇ。彼女も来てたんだ。
ってことは、お兄さんも此処に居るのか・・・?
さすがに、こんな場所にまで来てトラブルもないだろうけど・・・さて、ちょっと心配だな。
- 561 名前:デビル“サンタ”6@往年の泥棒コスチューム ◆1FKfVrid6U :04/12/25 03:10
- >>529
げえっ!?
ジャーンジャーンジャーンと関羽が増援でやってきそうなまでに、
いや、ちゅうかそれよりも明らかに恐ろしい憎いヤツ。
その名は、その名は、その名は、その名は――――
「「「「「「ゲェーーーー!? グランドコンボイ!?」」」」」」
(…肉襦袢と言いそうになったのは秘密や)
(おいおい、どうするんだよ?)
(戦力差は圧倒的じゃねえか、我がじゃない軍は)
(シッ!気取られるで!まぁココはわいにまかしとき。
ワイにもええ考えがある)
はっはっは、いや奇遇やのぅ。コンボイ司令官。
あ、ワイら?
これからパーティーにコントやりに潜入…ゲフンゲフン、もとい参加する所やさかい。
あーアレや。どこや。ココ山岡や。
(うわ寒っ)×5
折角のクルシメマス、やのうてクリスマスやからのぅ。
ボランティア代わりに芸の一つでも披露したろかい、ちゅう事になった訳や。たった今
あー、今の?
無論ネタや、ネタ。コントの打ち合わせの最中やっただけやで。
NO,1「それに、や。元々ココは戦闘行為はご法度となっとる。
それはワルのわい等や、ヒーロー面のオドレラも例外やあらへんやろうのー」
(クルン、と交代
NO,2「それとも、ま・さ・か、な?
天下のサイバトロン司令官サマがルールを破るっていうんじゃないだろうなあ?」
(クルンと同じく
NO,3「ともかく、今回俺達は普通にパーティー参加なんでな。
黙って見過ごしてくれよ」
(クルンと以下同文
NO,4「ま、そういう事だ」
(クルンと以下略
NO,5「ここは大人しく」
(クルンと(略
NO,6「引いておくのが」
(クルン(ry
2「互いの」
(ry
3「ため」
1「や」
3「で」
これぞ必殺、ローテーショントーク!!
(ヘッヘッヘ…グウの音もでえへんようやな?
流石頭脳労働担当のワイや、グラコン相手でもなんともないで。
ほなこれでトドメといこかのう。いや、今回は別に殺らへんが)
ほな、続きまして。
歌舞伎団十郎トォーク!!
カン、カン! 「イヨーウ!」 ポン!
カカン、カン! ポポン!
∧∧
( ゚Д゚)
⊂○ ○ヽ
| | ̄
/ /\\
/ / > /
(_) >
あー〜、そぉーれぇーぬぃー――――
…まぁこれはココまでしか完成しておらへん罠やが。
「「「「「なら最初からやるな!!」」」」」
- 562 名前:テレサ・テスタロッサ@メイド服VMC仕様 ◆MytHRIlPXY :04/12/25 03:12
- >>557
興味がわいたその女の人に同席を申し出ると、
その人はあっさりとOKを出してくれた。
「ごきげんよう、えーと・・・お名前は?
私は佐藤聖。そこにいる志摩子、祐巳ちゃん達の2つ上の先輩にあたるよ。
ええと・・・日本語でも大丈夫?」
御丁寧に自己紹介をしてくれるその女性……サトウ・セイさん。
だからという訳でもないけど……やっぱりここは自己紹介を返しておくべきかと。
「あ……はい。
わたしはテレサ・テスタロッサ……陣代高校二年四組に留学してました。
もしよければ……わたしのことはテッサって呼んで下さい♥
ユミさんたちとは、以前陣代高校とリリアン女学院の交流会のときに
一緒にお茶会に参加させていただいて……それ以来です。
あ、もうお分かりでしょうけど日本語も大丈夫ですから♪」
- 563 名前:Kresnik ◆WEISS0lzjQ :04/12/25 03:15
- >>552
どうしてこうなったのやら。
会話もなくステージ裏に回り、無口に突っ立つ赤毛のベーシストと向かい合う。それはいい。電話
を入れたから、そろそろ呼んでおいたヘルプは到着するだろう。
ステージの上ではフィーが>>552芸を終えて(いつ憶えたんだ、あんなの?)、時間とターンはこっ
ちに推移。
「……ちーっす。臨時のドラマーが必要だって? うおっし、それじゃアタシに任せとけー、ってか、
うわ。うわ。うわうわうわ!? 八神!? 八神さん!?」
到着していた。しかも割と唐突に。
ミッションスクールの生徒をさっき見たが、それと同じとはとても思えないラフな出で立ちで、ドラ
ムセットを引き摺る我が家の妹。
「……らしいけどな。んだよ、有名か?」
「有名っちゃ有名だけどね。流れのベーシストっつかさ。ジョン・ウェットンみたいな?」
「ベースじゃねーだろ……」
「んじゃデイヴでもダンバーでもいいよ」
薮蛇だった。
肩を竦め、「ま、そうか」、と継ぐ。
まあ、それなら話が早い。歌うだけならともかく、楽器まで担当させられるのはゴメンだ。
ドラムセットを組み上げる妹がふと「んで、なに演んの?」とこちらを見た。
何。
何って、そりゃ。
「……ピープル・オブ・シットとか」
「人数足んない足んない」
「リジェクション・ロールとか」
「デスヴォイス出来ないっしょ、兄貴」
- 564 名前:福沢祐巳@安来節の衣装 ◆iZ6oqEYUMI :04/12/25 03:15
- >>559 春歌さん
──とその時、目の前の少女が、まるで挑発するように、ファスナーを胸元まで緩めてきた。
────その時、私は何故か途方も無い、敗北感に苛まれた────
「うぅ……胸なんて……胸なんてぇ……」orz
- 565 名前:デビル“サンタ”6(因みに分離形態@往年の泥棒コスチューム ◆1FKfVrid6U :04/12/25 03:15
- >>561続き
…とまあ、コレはツカミでの。
何の芸やと?
ああ、まー折角や。念には念を…もとい、信用の証拠として今みせたる。
で、芸はな、えー
(えーと、えーと…)
(ぽく、ぽく、ぽく、
(チーン!
ドツキ漫才や。
例えばこう、手頃な手足担当(NO,4)を二人一組で引っ掴んで一気に壁へと―――
ほな、ワイの為に逝ってこんかーい!
| / |
| / ミ |
| / ミ |
| \、_,ノ 、_/ |
| _,ノ ∧__∧ ( | ガン!! ∧∧
| `) ('ヽ、 )) ___── (゚Д゚,,);====
| ヽ /  ̄ ̄ ̄ ⊂⊂ヽ ノ ==== (´´
| / ,- ヽ  ̄ ̄ ̄── ヽ )つ 〜〜 (´⌒(´
| '⌒)(__,/ ヽ__)(` | し
| /' '^\ |
あー…アカンのう。
まだ勢いちゅうか、こう、ノリが足らんな。
回復にはまだ時間が必要…
(ムクリ
NO,4「ほほう?イイ"作戦”だな、“リーダー”さンよォ…!(ビキビキィ」
あ、
(手頃な頭担当(NO,1)を二人一組で引っ掴んで一気に以下略
「「お前も逝ってこーい!!」」
∧∧
(゚Д゚,,);====
⊂⊂ヽ ノ ==== (´´
ヽ )つ 〜〜 (´⌒(´
し
う〜おぉ〜
(ノロノロ
ぐぅー〜あ〜〜で〜〜す〜すぅ〜〜〜わぁ〜〜〜むぅ〜〜あ〜〜〜〜
(ノロノロ
ぅおぅぉ〜〜てぅぁ〜すぅ〜け
(ノロノロ
| |
| ‖ ノノノノ -__「「「「「いいからとっとと行け!」」」」」
| ‖ (゚∈゚* ) ─_____ ___
|∧ 从ノ (ミ_(⌒\ ヽ _ ___
( (≡ ̄ ̄ ̄ ̄三\ ⌒ノ ノ)
|(つWつ  ̄ ̄\ ⌒彡) ノ =_
| \つ-つ \,__,ノ ノ
| | ) / / ≡=
| | / ノ ____
| | /ノ _─ (´⌒(´
| | ミ/= (´⌒(´⌒;;
⊂⌒~⊃。Д。)⊃ …誰や、今蹴ったん。
「「「「「さあ?」」」」」
(ヨロヨロ
……まぁ、ちゅうことや。
この体を張ったコントのリハの最中でのう。
(…絶対無理あるよな)×5
- 566 名前:オメガコンボイ完全形態 ◆4WINGC1sfA :04/12/25 03:16
- >>561 >>565
>「「「「「「ゲェーーー!? グランドコンボイ!?」」」」」」
「違うッ! オメガコンボ……」
言いかけて、なんとか押し止める。
いけない。これではまた、私もユニクロンの呪縛に支配されてしまうだろう。
「……で、理由とやらをきこうか」
答えは回転しながら返ってきた。
どこかアルファQを思い出しながら見ていると、今度は仲間同士でぶつけあっている。
……よくは分からない。
分からないが、つまりは冗談の範疇ということらしい。
「……なら構わない。
この特別なパーティ、おおいに楽しんでくれ」
私はきびすを返し、そこを後に――
- 567 名前:佐藤聖@サンタさん ◆SEIi0LvCYU :04/12/25 03:20
- >>562
「あ……はい。
わたしはテレサ・テスタロッサ……陣代高校二年四組に留学してました。
もしよければ……わたしのことはテッサって呼んで下さい♥
ユミさんたちとは、以前陣代高校とリリアン女学院の交流会のときに
一緒にお茶会に参加させていただいて……それ以来です。
あ、もうお分かりでしょうけど日本語も大丈夫ですから♪」
私が高等部を卒業してから山百合会の方で他の高校の方と交流会を開催したと聞いてはいたが、
この子達のことだったのだろうか。
・・・爆破されたって変な噂も聞いたけれど気のせいだろうか?
それ以前に爆破・・・って?(大汗)
私は気を取りなおしてテッサのほうに話しかけた。
「なるほど・・・、オーケー。
テッサさ・・・いえ、テッサ。こちらこそよろしくね」
私は右手を差し出した。
- 568 名前:エーフィ・C・ハウサー ◆p1a4SYSTEM :04/12/25 03:24
- >>563
帰ってきてみたら、話題が腐っていた。
どうでもいいだろう、それとかそれ。
「……マニアックなのはいいからさ。もうちょっと解り易いヤツで。ええとほら、何だっけ。ミハル
姉さんが好きなアイアンメイデンだかで、有名な曲」
「ザ・トゥルーパー?」
「それでもいいけど」
「あー、いや、ここは審判の日で。ほろうどびーまいねーむ」
だからどっちでもいいって。
姉のマニア話を打ち切って、肝心なことに気付いた。
楽器、ない。
「参ったな、せめてギターがないと……」
「ん? あったよ。ギターもベースもキーボードも」
「どこに」
「ステージ裏に。いやー、便利だよね。そりゃ幾らアタシでもドラムセット運ぶようなこんじょー
ないっスよ」
……デウス・エクス・マキナ。
そんな単語が頭に浮かぶ。
『嵐の山荘』か密室くらいに整ったこの薄気味悪さは何だ。
設備の良さにも程がある――云った所で始まらない。ギターをチューニングして、全員の調
子を確認。譜面を速読で憶え(これまた揃っていた。島田荘司のトリックくらい完璧に)、よし
と振り返る。
ステージの戦闘に移った兄(流石にカソックから着替えた)の背後で会場の位置を確認、見
知った顔があるのを更に確認>>560(久し振り、と手を振った)、ピックは慣れないので指で弦
を抑える。状態は揃って、状況はそろそろ時間的に限界だ。
「それじゃ、始めようか。……なんだっけ?」
「審判の日だって」
背中から姉の声が飛んでくる。
それそれ。
「"ホロウド・ビー・ザイ・ネーム"。アイアンメイデンのカヴァーから」
脇のお兄さんに目配せして、「大丈夫」のサイン。
指を走らせた。
- 569 名前:デビル“サンタ”6(因みに分離形態@往年の泥棒コスチューム ◆1FKfVrid6U :04/12/25 03:25
- >>566
おーう、またのー。
メェリィークリスマス!ヒャーッハッハッハー!
…ハッ、あーようやく帰りおったか。
ったく普段は何も考えずに『私にいい考えがある!』とボンクラ発言しよるのに
こういう時ばかり鋭いカン働かせよる。
「いーから侵入するの手伝え。今がチャンスだろ」
「ほっとけほっとけ、あーなったら当分止まらねえよ」
大体、何や?
ウイン○コンボイ?オメ○コンボイ?
ンなもん、アケボノで十分やっちゅう話や。
ちゅうかむしろマケボノやな。
バイカンフーのアフォより考えなしでガルバトロンに凹られよるし。
そりゃ前作の究極合体も移動手段で終わるわ!
「まぁアイツの言ってる事も本当だけどな」
「そりゃHETAREじゃ名前も呼んで貰えないよなあ…て、おい……」
つか、何であいつンな太りおったんや。
増加装甲、体型変化、大人の事情?違うの、ありゃ食いすぎや。
エネルゴン美味いからゆうて、大方稽古以外は食っちゃ寝ばかりしておったに違いないで。
朝もエネルゴン。昼もエネルゴン。夜はちゃんこでエネルゴン。
ごっつぁんです、ごっつぁんです、私にいい考えがある、とか言うてな。
アッヒャヒャヒャヒャ!今の傑作やで傑作!
こりゃこのネタだけでギャンドラー忘年会はスター確定やなあ!
「…」
「…」
「…」
「…」
「…やば」
アレや、もうあいつら相撲部屋作ったほうがええで。
『サイバトロン部屋、しかし全員ホモシャトルでアケボノみたいなっ!』て感じの奴。
あの偏平足でどんなパワーつこてもアンコ型、そして結うのはエネルゴンで大銀杏。
まぁどうせガチで闘ったらワイのフットワークでケチョンケチョンのたこ殴り―――
……あ?どしたん?
ンな急に押し黙りよってからに。
何かワイの後ろでもおるんk―――――
- 570 名前:堂島コウ@悪魔のミカタ ◆3kFxj0.X6U :04/12/25 03:26
- >>559
あ、春歌ちゃんも着替え―――ってうわ、これはまた目のやり場に困
(唐突にファスナーを緩め出す春歌ちゃんを見て)
!!
―――いや、その、それは不味いんじゃ―――うわ、うわ。
というか、日奈にそっくりの声でそんな扇情的な―――
いや、おれは何を言ってるんだ、こんなに取り乱すなんて、
落ち着け、落ち着けおれ、今更女の子の胸がなんだって―――
は、春歌ちゃん!
(つい大声を出しつつ、とりあえずはだけた胸元を隠してやろうと手を伸ばし―――)
- 571 名前:島津 由乃@サンタ服+シルクハット ◆ccYOSINObk :04/12/25 03:27
- >>545
春歌ちゃんの仕業だったのね・・・。
その水芸のおかげでお姉さまを許せるだけのゆとりができたし、そんなに恐縮しなくてもいいわよ。
それより、着物って濡れるのは良くないんじゃないの?
早く着替えて、着物は干しておかないと。
>>553
そこまで誉められるとは思わなかったわ(笑
本当に、急に予定が決まったから昨夜から、夜通しで練習したくらいだったのに・・・
堂島君やみんなに、こんなに喜んでもらえるなんて。
自分のしたことで、喜んでくれる人がいるのって幸せね。
>>559
もう着替えてるし。
流石は大和撫子、凄い早業ね。
だけど、その胸のファスナーは大和撫子としてはどうかと思うのよ。
ええ、皮肉でも嫉妬でもなくて。
うん、ホントに。
>>564
胸なんて飾りよ、祐巳さん!
男の人にはそれが解からないけど、私達のお姉さまはちゃあんと、知っていてくださるわ!
・・・でも、私のほうが上だよね。比べてはいないけど。
- 572 名前:福沢祐巳@安来節の衣装 ◆iZ6oqEYUMI :04/12/25 03:32
- >>571 由乃さん
そ、そうだよね!む、胸なんて飾りだよね!
そうだよ、お姉さまはそんなこと、気にしないもんね”
>・・・でも、私のほうが上だよね。比べてはいないけど。
よ、由乃さんまでそういう事を……
お、同じくらいでいいじゃない、どうせ50歩100歩なんだし(汗)
- 573 名前:春歌@アンチK ◆yBLoHaRUkA :04/12/25 03:38
- >>570
>―――いや、その、それは不味いんじゃ―――うわ、うわ。
>というか、日奈にそっくりの声でそんな扇情的な―――
>いや、おれは何を言ってるんだ、こんなに取り乱すなんて、
>落ち着け、落ち着けおれ、今更女の子の胸がなんだって―――
……堂島さま、どうかなさいまして?
あ、胸ですか? 少々ワタクシには小さかったようで、苦しくなってつい……
ど、堂島さま―――――――?
>は、春歌ちゃん!
き……
きゃあああああああああああああああっっ!!
(伸ばされた手を獲り、小手返し→腕拉ぎ十字固め→チキンウィングフェースロック→
ボストンクラブ→サソリ固め→ボーンアンドボー)
すっ、少しは自重してくださいませ!!
>>57 由乃さま
もっ、申し訳ありませんでしたっ!
いえ、今日は着物ではないので……
胸は……その、合気道に弓道に薙刀術と色々習っておりましたから……。
その影響ではないかと……あと、食生活の違いなども。
>>564>>572
……飾りだからこそ、豪華絢爛でなくてはならないという考え方も有るのでしょうけれど。
- 574 名前:復讐の紫炎@ライブ衣装 ◆wkDVxiori. :04/12/25 03:43
- >>568
特に何も打ち合わせず、即興で演奏に入る事になった。
正直な所、バンドを舐めているとしか言い様が無いが、仕方が無い。
寄せ集め。
これしか形容する言葉が見つからない、人間の集まり。
しかも、見知った人間ではなく、本当にただの寄せ集め。
―――――まともな演奏が出来るとは思えんな。
それでも与えられた役割はこなすしか無い。
曲目はアイアンメイデン「審判の日」。
以前何度か演奏した事のある曲。
ミスを犯す事など無いだろう。
舞台に上がり、演奏を始める。
―――――俺は俺の役割をこなすだけだ。
何度も弾いたフレーズを掻き鳴らす。
あくまで冷静に、だが激しく。
男の中の全てを吐き出すような音。
どこか激しく、どこか寂しげな音。
それがこの男を、インディーズながら、有名にした。
ふと、周りに目を向ける。
ギターのフレーズ。
恐ろしく正確に、繊細に、鳴らされるメロディ。
他の誰とも似つかない、この女しか鳴らせない音。
言葉で表現するには、些か言葉が足りない。
そんな音。
ドラムのリズム。
流石に力強さは男に劣るが、正確に打ち続ける。
下手な男よりも余程マシだ。
そして、ヴォーカル。
忌々しい限りだが、認めざるを得ない。
巧いとは言い難いが、人を惹き付ける。
これに関してだけは、下手なメジャーシーンにいる人間にも勝る。
――――――心地良いと感じるのは久しぶりだな。
ピックを投げ捨て、久しく使っていないフィンガーピッキングを使う。
弦を切る恐れもあるが、無粋なプラスチックの塊を使うよりも気分がいい。
客の歓声などは二の次だ。
今はこの演奏が、暫く続くと言う余韻に浸る。
それだけで充分だ。
- 575 名前:テレサ・テスタロッサ@メイド服VMC仕様 ◆MytHRIlPXY :04/12/25 03:43
- >>567
セイさんは、私の説明に多少怪訝そうな顔を浮かべる。
……一体何があるのだろう?
……こちらも少々疑問に思わなくもなかったが、気さくに微笑んで、こちらに伸びてくる右手。
「あ、はい。よろしく、セイさん」
こちらも右手を差し出してシェイクハンド。
こんな風に、ごく普通のひとの友達ができること自体は、純粋に嬉しい。
とくに、わたしのいるような世界に生きる者は。
「……へえ、二年先輩なんですか。それで……
あ、何かお姉さま、っていうことばがしっくり来るな、って思いまして。
わたしの友達にも、なんか貴女に感じがよく似た人がいるものですから」
ちょっぴりしどろもどろになりながら、答える。
リリアン特有のスール制度に照らし合わせるなら、
わたしはやっぱりメリッサをお姉さまと呼んでいたのだろうか?
- 576 名前:ヴァニラ・H&ノーマッド ◆GA.kfZG5TQ :04/12/25 03:43
- >>555
〜〜さて、その頃トランスバール本星の某所では〜〜
「あの〜、ヴァニラさん?
我々の任務は確か、こうしてサンタクロースの格好をして
マク◯○ーレントイズ社の新製品、『1/1スーパーリアルフェイスハガー』を
路上販売するというものだったはずなんですけど―――」
「…………」
「なのに紋章機のコンテナにはこうして大量の着ぐるみが入っていたというのは
一体どういうことなんでしょうね?
あ、いや、ヴァニラさんのミスなどではありませんよ。
先ほど荷物の積み込み記録をチェックしたところ、どうやら整備班の無能連中が
コンテナを間違えていたようですから。」
「…………」
「しかし困りましたね。
品物がなくては任務を遂行できませんし。
かといってこのまま路上で一晩過ごすというのも……
いえ、私は構いませんけどね。
というかヴァニラさんと2人っきりのクリスマスだなんてまるで夢のようです……」
「…………」
「あの、ヴァニラさん?
マッチなんて擦って何をするんですか?
―――なるほど、こうして任務にとって何の役にも立たない着ぐるみを
燃料代わりに燃やして暖をとる、というわけですか。
流石はヴァニラさんだ! その叡智、私などは到底及びませんね……」
「……ぽかぽか」
- 577 名前:堂島コウ@悪魔のミカタ ◆3kFxj0.X6U :04/12/25 03:44
- >>573
ぐ、
ぐげごがぎぎぐがぁぁぁぁぁっ!?
(チキンウィングフェイスロック辺りで情けなくもあっさり失神。
薄れ行く意識の中で堂島コウが思った事、それは・・・)
・・・ああ、おれってば、クリスマスの夜の最後の最後に、何やって・・・るんだ・・・ろ・・・ガクっ。
(完全に意識を喪失しつつ退場)
- 578 名前:オメガコンボイ完全形態 ◆4WINGC1sfA :04/12/25 03:48
- >>569
>ンなもん、アケボノで十分やっちゅう話や。
>ちゅうかむしろマケボノやな
「……ほう?」
>朝もエネルゴン。昼もエネルゴン。夜はちゃんこでエネルゴン。
>ごっつぁんです、ごっつぁんです、私にいい考えがある、とか言うてな。
「……それは……」
>『サイバトロン部屋、しかし全員ホモシャトルでアケボノみたいなっ!』て感じの奴。
>あの偏平足でどんなパワーつこてもアンコ型、そして結うのはエネルゴンで大銀杏。
>まぁどうせガチで闘ったらワイのフットワークでケチョンケチョンのたこ殴り―――
「……私のことかな?」
凍り付く雰囲気。
私はそのまま、ゆっくりと彼の肩に手をやる。
「ああ、聞いていた。
君の後ろでずっとな。
体型はさておき――名前のことは許せん。
受けてみろ! 私の最強の必殺技……」
私の手足のグランドフォースが光を放つ。
これこそが私の必殺技、
「グランドファイナルインパクトオッ!!」
その光は全てを破壊――
――――――はしなかった。
「冗談だ。こんな無粋な真似、こういう夜にすると思ったか?」
発射形態を解除し、私は微笑んでみせる――フェイスガードに覆われて、それは外からではわからないだろうが。
そう、こんな技は無粋だ。
安堵の色をみせるデビルサターンに、そのままの口調で告げる。
「こういう日には、もっと相応しい技がある」
手を掲げ、叫ぶ。
「エネルゴンセイバー!!」
剣と。
「マトリクスブラスター!」
銃。
そして、私。
この三つを一つとして。
私は放つ。
かつて、ある勇者が、この聖なる日に放ったという必殺技を!!
「トライアングルクリスマスビームッ!!」
虹色の光がまとめて6体を吹き飛ばし、空に虹色の花が開く。
そして私は、万感の想いをこめて叫んだ。
「メリークリスマスだ、みんな!!」
- 579 名前:春歌@アンチK ◆yBLoHaRUkA :04/12/25 03:55
- >>577
……現代プロレスリングにおいて、関節技における基本はただ一つ
「キャッチ・アズ・キャッチ・キャン」()。
つまり……骨の二・三本は間違いなく、てこの原理で……その……。
「もっ、申し訳ございませんっ!!」
――――その先は、救急車を呼んだり着替えたりで……。
楽しかったのか楽しくなかったのかうやむやのうちにワタクシは帰路へと着く事になりました。
どっとはらい。
(退場)
- 580 名前:エーフィ・C・ハウサー ◆p1a4SYSTEM :04/12/25 03:57
- >>574
へえ。
小さく呟いた。
念の為に云うなら、私に『バンドで演奏する』なんて概念は皆無だ。更に云うなら私がエレキ
ギターを握ったのはこれで二度目で、どちらかと言えばチェロ、更に云うならバイオリンの方が
三倍五倍は得意だ。
私に出来るのはコピーだ。
一度聴いた音なら、自分の指の力の問題を抜けば完全にコピーしてやれる。
何だろうが、どんな音だろうが。
音は要素だ。粒子のレベルまで分解した小さなファクターを紡いでやるなど造作もない。
ただし。
本物には及ばない。私のそれは全てのコピーであり、模倣でしかない。
姉さんの推薦通り、八神という彼の演奏は大した物だった。ゴシック調のメロディから刻む
ようなリフ(と、云うらしい)から、全てのテンポを正確に追ってくれている。
巧いという言葉で表現するのが適切だし、その上に「凄まじく」と付け足してもいい。
少なくとも、名前に寄りかかっているシーンの人間の数倍は上だ。
更に云うなら姉が巧いのも予想外だった。ただのマニアだと思っていた。正直ごめん。
で。
「……インディーズでバンドでも組んだらどうだい」
弾きつつ一人ごちると、兄はこちらに視線を向けて小さく笑った――ような気がした。
煽るように(近所迷惑な時間だ。防音は完全なんだろうか?)スピーカーに足を叩き付け、
指をステージから突きつけて吼えるように歌う。
歌うというより、吼えていた。
咆哮――
狼を連想させるハスキーさで、兄の声が空間を圧迫する。
ベースのリズムに合わせてテンポを僅かに変動させた。細かいアレンジも拾ってくれてい
る辺り、即興でこのレベルは在り得ないと言っていい。ドラムはドラムで適当なこちらの行動
にフィルを入れ、私は私のやるべきことを果たした。
楽しい。
と、僅かに。
少しだけ、思った。
- 581 名前:佐藤聖@サンタさん ◆SEIi0LvCYU :04/12/25 03:58
- >>575
「あ、はい。よろしく、セイさん」
私は右手を差し出してテッサと握手した。
アメリカの方なのだろうか?
ふと昔江利子に言われたことを思い出して、何故だか笑いが止まらなくなってしまった。
怪訝そうな顔をするテッサに、こう答えた。
「ごめん、ちょっと昔を思い出してしまったので笑いが止まらなかったの」
何とかごまかせたかな?
「……へえ、二年先輩なんですか。それで……
あ、何かお姉さま、っていうことばがしっくり来るな、って思いまして。
わたしの友達にも、なんか貴女に感じがよく似た人がいるものですから」
お姉さま…、か。
私のお姉さまとは随分お会いしていないが、元気でやってらっしゃるだろうか?
テッサの『お姉さま』と呼ぶ友人の方にもお会いしてみたいものだ。
突然テッサの言う、私に良く似た人に興味が沸いてきた。
- 582 名前:藤堂志摩子@兎耳サンタ ◆D4DGsIMaKo :04/12/25 04:12
- >>516 >>534 祐巳さん
……そういえば。
何となく、お姉さまがいらっしゃるような気がしたの。
……そう?
でも、もし火星に行って、祐巳さんや祐麒さんにそっくりな方がいらしたら
楽しそうね。
>>538 コウさん
私は、マジックのことはよく分からないのだけれど……
例えば、マジックはどなたが見ても不思議だからマジックなのでしょう?
私たちがさせていただいたのは、歌を歌うというただそれだけ。
もし、そこに何かをお感じになられるのなら、それはその方の心がそう感じさせたのでは
ないかと思うの。
……いいえ、そうお感じになられるのも、分かる気がします。
でも、もしそうなら……その理由を見つけるのが、私たちのあるべき「意味」なのでは
ないかしら。
>>541 お姉さま
「……ありがとうございます、お姉さま」
ただ、それだけを言うのが精一杯で。
だから、屈託のない祐巳さんの言葉がとてもうれしく思えた。
「お姉さま、お誕生日おめでとうございます。
ごめんなさい、何もご用意出来なくて……」
それだけ言うと、祐巳さんや由乃さんたちとお話ししているお姉さまの姿を
一歩引いたところで見守っていることにした。
多分、これくらいの距離が私には心地よいのだと思うから。
- 583 名前:島津 由乃@サンタ服+シルクハット ◆ccYOSINObk :04/12/25 04:14
- >>572
50歩100歩・・・ま、他の山百合会メンバーに比べたらそうだろうけどね。
いいのよ、令ちゃんが気にしてないんだから、私も気にしないの!
>>573
気にしないといいつつ春歌ちやんを見る目に、ちょっぴり敵意が宿ってみたり。
武術の効果か。
ってことは、剣道を始めた私もいつかは。
ふっふっふっ。
祐巳さん、一人で先に行ってしまう私を許してね――
>>573
>>577
って春歌ちゃん!?
それ入ってる!
良すぎる所に良すぎる角度とタイミングで入っているわよ!
ああっ、破滅の音が堂島君の体内のそこかしこから――――
>>579
・・・・・・
マリアさま。
堂島君に、どうか貴女のご加護を。
――悪魔のミカタだから駄目かしら?
- 584 名前:藤堂志摩子@兎耳サンタ ◆D4DGsIMaKo :04/12/25 04:14
- ……もう、こんなお時間になってしまったわね。
ごめんなさい、私はこれで失礼させていただくわ。
かなめさん、テッサさん、改めてご招待いただいてありがとうございます。
それでは、ごきげんよう。
- 585 名前:復讐の紫炎@ライブ衣装 ◆wkDVxiori. :04/12/25 04:15
- >>580
曲の演奏を終える。
―――――短いものだな。
―――――本当に久しぶりだな。
此処までアツクなったのは。
そう心の中で呟けるほど熱中していた。
ここ最近で組んだバンドよりも、この即興で作った寄せ集めの方が心地良い。
最近は後味の悪いライブしかして来なかった。
今夜行ったライブもそうだ。
観客のノリは良い。動員数も少なくは無い。
だが、今夜のこの場での演奏は如何だろうか?
観客の数はいつものライブよりも少ない。
観客のノリも普段に比べるまでも無い。
また、メンバーの技量に物足りなさも無い。
それなのに、心地良い。
―――――理由を探すのは後で良い。
そう一人呟き、舞台から降りる。
誰とも話す気にはならない。
暫くはこの余韻に浸っていたかった。
ふと目に付いた、ケーキに突き刺さった蝋燭。
気紛れに炎を点ける。
幻想的で、どこか寂しげな紫炎を。
自然に存在しない、不自然な炎。
蝋燭に灯してもその色に変化は無く、紫の灯りを携えたまま。
パーティー会場を後にする。
気分は良い。
―――――久しぶりに、ぐっすりと眠れるかもしれんな。
そんな事を思いながら。
(退場)
- 586 名前:テレサ・テスタロッサ@メイド服VMC仕様 ◆MytHRIlPXY :04/12/25 04:19
- >>581
わたしがメリッサのことを匂わせる発言をすると、その言葉に興を引かれたのか
セイさんはすこし好奇心が見え隠れするような顔をしてみせる。
それに乗じたというわけでもないのだが――
わたしは、我知らずメリッサのことも紹介し始めていた。
「あ、その……私が今いるところの、お姉さんみたいな人なんですけどね?
メリッサっていう女性で……仕事が出来て、腕っ節も強くて、かっこよくって。
……まあちょっと大酒呑みでヘビースモーカー気味ではありますけど…包容力もあって。
実際のところ、わたしが今働いてるところでも、初めはあんまり友達いなかったんです。
みんなわたしより年上で、まだ若い新参のわたしにはあんまり信用がないらしくって。
……でもそんな時、友達になってくれたのがメリッサだったんです。
わたしより9つ上でしたけど………今でも相談に乗ってもらったり、プライベートでも
いっしょにおしゃべりとかカタログ見たりとかするような感じですし」
……やけに饒舌になってしまった。
やっぱり、似たような感じの人というのにも話しやすさというのは出るのだろうか?
「……時にセイさん、貴女もリリアンのOG…ってことになるんですよね。
あなたの場合、スール制度の妹さんとかお姉さまとかって、どんな感じなんですか?」
……自分が言ったから言え、というわけでもないのですが。
今度はわたしが気になったので、聞いてみた。
- 587 名前:エーフィ・C・ハウサー ◆p1a4SYSTEM :04/12/25 04:30
- >>375
一刻も大殲も……両方なんじゃないのか?
ま、場所さえあれば俺達は動ける。
それだけだよ。
けど……なんでそんな面子なんだよ。
いいけどさ、そりゃ俺が悪いけどさ。
せめて電話してくれれば……ああ、携帯ごと変えたんだっけ。くそ。これだから俺の
仕事は、
って、いいよ、それはもう。
ま、フィーは解ってくれて……るかどうか解らないが、シャンパンの一本でも持って
帰るよ。日本酒ばかりだから買って帰るしかないけどさ。
……まったく、やれやれだ。
- 588 名前:福沢祐巳@安来節の衣装 ◆iZ6oqEYUMI :04/12/25 04:34
- >>582 志摩子さん
い、いや……多分いないと思うけど……もし私達のご先祖様が、
実は火星人だったらそれはそれで嫌かな……
>>583 由乃さん
き、気にしないなら、私との胸の差も気にしないでよ(汗)
む……私だって、お姉さまに気に入って頂いてるんだから、これで満足だもん。
- 589 名前:千鳥かなめ@チャイナ服 ◆Kana/lWMBI :04/12/25 04:35
- ――会場が賑わう一方、しばらく顔を見せていなかった主催者はというと。
「はーい! フルーツワッフルはいりまーす!」
えっさほいさと厨房の手伝いしてたわけで。
まあ、もともと料理好きだから、興味もって顔出しただけなんだけど。
そしたら、気がついたらなりゆきで手伝っている自分がいた。
「千鳥かなめの簡単料理:フルーツワッフルの作り方」
1:ベルギーワッフルをオーブンであたためます。
2:二つに切って皿にもりつけ、缶詰のシロップ漬けフルーツをそえます。
3:上からクリームをもりつけます。
4:お好みでトッピングしてあげるとおしゃれ♪
簡単料理だけど、これが案外いけるのよね。
甘いから、珈琲なんかにもぴったりだし、何より見た目がお洒落。
おかげさまでここでもなかなか好評みたい。
ううみゅ、まさに主催者冥利につき……
「……違うッ!!」
あたしは思わず叫び、天をあおいで慟哭した。
あたしは主催者。
そして主役のはず。
なのに、やってることは、
・プレゼントの集計
・食べた
・厨房で料理
「なんであたしが雑用で終わってるのよ!
まあそれも大事な仕事ではある。
あるけど、これじゃ『千鳥かなめの』って銘うった意味がないじゃない!」
脇のジュースを立て続けに3杯あおり、あたしは涙する。
なんか妙な味がしたけど、まあ、いいか。
……と、そこであたしは見知った顔を見つけた。
見知らぬ人と談笑してるテッサ。
さて。
あそこには、前にミスコンでくんだ相手がいる。
あたしはこのままじゃ目立てない。
となれば、答えは一つ。
「はい、ちょっとごめんねー」
会話に割り込み、あたしはテッサの首をずるずる引きずってステージに上がる。
そのままマイクを引っ掴み、声を張り上げる。
「はいはいはい、みんな注目ー!
主催者の千鳥かなめでーす!
今日はみんな、楽しんでくれた?
さて!
今あたしの隣りにいるのが、あのミスコンであたしとタッグを組み、
そしてあたしのスレッドの完走でも多大なる功績を残してくれた、あのテッサです!
というわけで、さっそく彼女に、この一刻での思い出、
そしてこのパーティの感想を聞いてみたいと思いますっ!
どーぞ!」
言って、マイクをテッサに突き出す。
これぞ秘技、他人任せ!
――それにしても、さっきから妙に眩暈がするんだけど。
まあ、夜遅いせいよね。
- 590 名前:デビル“サンタ”6(因みに分離形態@往年の泥棒コスチューム ◆1FKfVrid6U :04/12/25 04:46
- >>578
―――――は、はっはっはっは
COUNT DOWN
イヤヤナー、ジブン
―――5
マサカソナイナ陰口本気ノハズナイヤン
―――4
ダカラソンナ、
―――3
明ラカニ名前負ケシテル剣ト
―――2
何ノタメニ出タノカ意味ワカランノ銃デ
―――1
そないなアニメで一発しか出なかったオモチャやと剣デカ過ぎて最悪だった
上に銃がえ筒?ちゅうくらいまたデカ過ぎてどう保持するか素で考えたヨウナ
形態の一発芸をこれ使ったら生死不明確定のわーたわったーわーったゴメンゴメンゴメススンマヘンすんまへん
そんまそん後生やから堪忍してえカンニンぶくろの尾が切れたソラいかんな世の中に
ハ3つの大切な袋が一つは給料一つはカンニンもう一つは子袋テこれオヤジギャグやった
ははははは怒るでしかしオトウタyンおおととおとおおおおおoooooooおうガガガッガがが
がおがいがーベキベキべきべぎギギギギggggggggggggggg
―――――0
奥義:死、一瞬前
うわらば!
,,-' _,,-''" "''- ,,_  ̄"''-,,__ ''--,,__
,,-''" ,, --''"ニ_―- _ ''-,,_ ゞ "-
>NO,3 て / ,,-",-''i|  ̄|i''-、 ヾ {>NO,6
(" ./ i {;;;;;;;i| .|i;;;;;;) ,ノ ii
,, ( l, `'-i| |i;;-' ,,-'" _,,-"
"'-,, `-,,,,-'--''::: ̄:::::::''ニ;;-==,_____ '" _,,--''"
 ̄"''-- _-'':::::" ̄::::::::::::::::;;;;----;;;;;;;;::::`::"''::---,,_ __,,-''"
>NO,5._,,-'ニ-''ニ--''" ̄.i| ̄ |i-----,, ̄`"''-;;::''-`-,,
,,-''::::二-''" .--i| .|i "- ;;:::`、
._,-"::::/  ̄"''--- i| |i >NO,4 ヽ::::i >NO,2
.(:::::{:(i(____ i| .|i _,,-':/:::}
`''-,_ヽ:::::''- ,,__,,,, _______i| .|i--__,,----..--'''":::::ノ,,-'
"--;;;;;;;;;;;;;;;;;""''--;;i| .|i二;;;;;::---;;;;;;;::--''"~
 ̄ ̄"..i| .|i
.i| |i
i| |i
.i| >わい .|i
.i| |i
.i| ,,-、 、 |i
i| ノ::::i:::トiヽ、_.|i
_,, i|/"ヽ/:iヽ!::::::::ノ:::::Λ::::ヽ|i__n、ト、
,,/^ヽ,-''":::i/::::::::/:::::|i/;;;;;;/::::;;;;ノ⌒ヽノ::::::::::::ヽ,_Λ
;;;;;;:::::;;;;;;;;;;:::::;;;;;;;;:::/;;;;;;:::::::::;;;;;;/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::;;:;;;;:::ヽ
ナレーション「こうして、ご都合に漏れず邪悪なデビルサターンの脅威は去った。
だが、第二第三のデビルサターンが現れるかもしれない!
戦え!グランドコンボイ! 行け!グランドコンボイ!
何時の日か、ちゃんと名前を呼んでもらえるその日まで!!
因みに、その必殺技を使うと本当に生死が怪しくなるから控えたほうがいいぞ!
グランドコンボイ!!
尚、建物には影響が無かったのは言うまでも無い」
- 591 名前:佐藤聖@サンタさん ◆SEIi0LvCYU :04/12/25 04:50
- >>586
テッサは私に良く似た感じのするお姉さんという人について話し始めた。
話を聞いているとメリッサ言う方のイメージが大体掴めてきた。
私もメリッサという人に親しみが沸いてきた。
テッサが私に話しかけてきたのはメリッサと私に共通する何かがあったのだろうか?
ますます会ってみたくなった。
「……時にセイさん、貴女もリリアンのOG…ってことになるんですよね。
あなたの場合、スール制度の妹さんとかお姉さまとかって、どんな感じなんですか?」
「私のお姉さまは、今でも頭が上がらないよ。とても偉大な方で本当に何でも包み込んでくれるような方だった。
妹はそこにいる藤堂志摩子だよ」
…あれ?…っていない?
と思ったらステージにいるし(汗)
ふと携帯が鳴ったので少し失礼して会場を出たら緊急の用件が入って直に帰ってきてくれとの事。
私は急いで戻り、祐巳ちゃんと由乃ちゃんにテッサへ「急に帰ることになってごめんなさい。そして、ありがとう、今日は楽しかった。またお会いしましょう」の伝言をお願いして帰宅することにした。
ゆっくり話せなかったのが残念だが、またどこかですぐに会えそうな気がする。
私はそう思った。
(退場)
- 592 名前:島津 由乃@サンタ服+シルクハット ◆ccYOSINObk :04/12/25 04:55
- >>584
ごきげんよう、志摩子さん。
冬休み明けに、学校で会いましょう。
>>591
解かりました、伝えておきます。
お時間があれば、薔薇の館へもいらしてくださいね。
志摩子さんも喜びますから。
では、聖さま。
ごきげんよう。
>>588
まあまあ、そんなに落ちこまないでよ。
まだ祐巳さんも成長期かもしれないじゃない?(←勝者(のつもり)の余裕
さて、私達もそろそろ帰るとしましょうか? ほら、このパーティもお開きが近そうよ―――――
>>589
パーティの主役2人が舞台に上がる。
締めの挨拶でもするのだろう。
にしても、パーティの最中はかなめさんの姿をほとんど見なかったわね。
相良君と2人でロマンティックなイブを過ごしてでもいたのかしら?
妙に上機嫌なようだし。
- 593 名前:オメガコンボイファイナルモード ◆4WINGC1sfA :04/12/25 04:59
- >>590
「さて」
私は手元のマイク(TFサイズ)を手に取り、会場に向かって語る。
「ついに我々の戦いも、ひとつの終わりを迎えた。
応援してくれたみな、ありがとう。
忘れないでほしい。
誰の心にも悪があるように、誰の心にもまた正義があることを。
そして君達のなかに正義の心がある限り、私もまた、いつも君達のそばにいる。
だから勇気を持って貫いてくれ。
君達の正義を。君達の心を。
それが私の、一番の望みだ」
言葉をきり、そして会場を見回し。
最後の言葉を紡ぐ。
「さらばだ、我が友人達!
トランスフォォォムッ!!」
ボディが分離、巨大戦艦に。
その上にのり、私は去っていく。
ここにいる皆の心に、正義の心がいつまでも生き続けることを信じて。
――スクラップと化したデビルサターンをおいて。
- 594 名前:福沢祐巳@安来節の衣装 ◆iZ6oqEYUMI :04/12/25 05:04
- >>584 志摩子さん
ごきげんよう、志摩子さん。
また、薔薇の館で会いましょうね。
>>591 聖さま
はい、分かりました、必ず伝えておきますね。
今日はお会いできて、嬉しかったです。
またお時間があれば、何時でも薔薇の館にお越しくださいね?
それでは聖さま、またお会いする日まで、ごきげんよう。
>>592 由乃さん。
な、何で由乃さんがそんなに余裕なのよ……私と同じ位なのに……
そうだね……楽しかったパーティーも、もう終わりだね。
- 595 名前:エーフィ・C・ハウサー ◆p1a4SYSTEM :04/12/25 05:17
(>>587は誤爆)
>>585
コピーだった。
演奏はコピーでしかなかった――が、即興でこれなら充分だ。
第一、読書以外で「楽しかった」なんて感想を持てたのは久しくない。
それ以前に原曲を一度二度しか聴いた事がないから、演奏側でこうしてじっくりと聴くとは思
わなかった。不敬に過ぎる感想は飲み込んで、ステージを降りる。
ふと、触れたギターに違和感が有る。
弦が一本切れていた。
「……兄さん」
「ん?」
「私、そんなにはしゃいでた?」
「……そうだな」
兄は傍らのテーブル、ケーキに灯った蝋燭に目をやって「少しだけな」と微笑んだ。
揺らめく紫炎は色も変わらないまま、ただ軸をゆっくりと溶かしている。ありえない筈の色の
炎――兄はテーブルに近付くと、テーブルキャンドルの一つの上で、軽く指を弾いた。
ぽつり。
キャンドルに火が灯る。
それは。
白い――これも、在り得ない色の炎だった。
白。
終わりの色は、隣の紫炎に合わせて揺れている。
「……ま、いいんじゃないか? 俺は途中で抜け出した妹が心配で追ってきたんだー、なんて
言い訳しないで済むし。妹は別のパーティーで楽しんでました」
「パーティーに乱入して演奏してきました、よりもそっちのがマシに思えるけどね」
「待て。それナイショだぞ、メアリとか。……くそ、連れてくるだけって云ってあるんだからな、
これ。気付くとまた泣くから……」
「知ってるよ。あ、ミハル姉さん?」
「んあ?」
ドラムスティックをお手玉していた姉は間の抜けた声を上げ、「どしたの」と更に間の抜けた
声で接いだ。どうも演奏時しか尊敬できるような表情は出てこないらしい。
「クリスマスだっていうのに、姉さんはここにいてもいいの?」
「何がっスか? あ? 何? 聖夜の単語を一文字入れ替えるようなイヤらしい想像がアタ
シにも当て嵌まるとか思っちゃってンすか、フィーたん?」
「刺すよ」
「めっちゃごめんなさい」
頭を下げる姉。肩を竦める兄。私は軽く笑って、「さてと」と場を繋げた。
「それじゃ、これからどうする? 帰って寝るには中途半端だし、かと云ってこの眠さは少々
気分が悪い」
「うーむ」
ミハル姉さんは唸ったフリをして兄に視線を合わせ、「やっぱりあれっスよね。コーヒーと
か飲めると嬉しいなあ、とか」
「あ、俺はそろそろ帰、」
「奢ってくれるのか。そうか、悪いね、兄さん」
「……」
兄が溜息をつく。今日何度目だろう。私が小説を書くなら「溜息をつく」を何度も繰り返す
なんてやらない。時点で少ない語彙を絞って無理に場を繋いでいるようにしか思えない。
が、今日の兄は本当にそうだった。楽しそうに、溜息をついた。
だから、私も――これまた何度目か、使い古した表現で「微笑んで」みせる。ごつごつし
たレトリックも不要に、無駄な装飾も要らない。お互いにこれで充分。充分以上だ。
正直、クリスマスなんてどうでもいい。サンタもトナカイも知ったことじゃない。トリビアで
見たから充分だ。プレゼントは希望してもいいが、仮にプレゼントの希望を書く紙があると
したら、私はそこに「今」と書くだろう。以前の私は「家族」とでも書いただろう。
だから、今が一番だ。
今が、最高だ。
- 596 名前:エーフィ・C・ハウサー ◆p1a4SYSTEM :04/12/25 05:18
- >>595
「メリークリスマス、兄さん」
と、声に出して云ってみせる。
「メリー、フィー。ミハル」
「あ……ちょ、っとお? アタシの名前はフィーたんより後っスか? あれ? あれなんス
ね? ロリ? ロリな属性? ドイツ人だからとか? が、ガイジンにも属性が!? いや
それともその胸!? 何気に89のアタシより70に満たないフィーたんの方があはッ!?」
「姉さん。聖夜に沈んでみるかい」
「ふぃ、ふぃー、ちゃ、や、そ、それ、え、今の何? な、ナイフの柄でつ、突いた? み、ミ
ゾオチ狙ってなかった? "聖夜に沈む"ってかそのクライムノベルっぽいタイトルで死ぬ
のは、ちょ、い、イヤぁーッ!?」
外に出ると、世界は雪色だった。
銀世界、なんて表現を使うには馬鹿らしいが、少なくとも普段の味気ないコンクリートが
真っ白に染まっている様は目に楽しい。
「兄さん。――さて、私の愛する兄さん。愛する姉さん。打ち明けると、私がここにきたの
はね、単純だ。どうも気分が優れなかったからで、何をしているにも空虚だったからだ。
兄さんと姉さんが客人と話している気持ちすら理解できなかった――おっと、突っ込みは
もう少し後でしてくれ。うん、ごめん。そう、理解できなかったんだよ。私達は家族で、他の
人間はそうじゃない。解ってるよ、これは私達の在り方に矛盾するよね。本来他人である
筈の私達が家族を演じてるのはこの上なく滑稽だ。――そうは思わない。少なくとも、私
はそうは思わない。兄さんがそう思っても姉さんがそう思っても、世界中の誰がそう思っ
たとしても、私はそうは思わない。私達は家族だ。私達がいて、あとは世界がある。
それだけだよ。私は――そう思ってる。そう、思っていた。だから少し、訂正しよう」
一歩、二歩、新雪に足跡をつけて、くるりと振り返る。
「今日は、楽しかった。家族云々の話を抜いて、こうして兄さん達と遊べて。それと……
私のワガママに付き合わせてしまって悪かった」
兄と姉は顔を見合わせて、そこで少し眉を曲げる。
そして、殆ど同時に口を開いた。
「馬ァ鹿。今更気にするタマか、お前」
「そうそう……うあちょっとタンマ、その雪球――うあぶっ……な、なんで兄貴じゃなくてア
タシだけなんスか!?」
「愛情の差……嘘だよ。兄さんに投げても避けられるだけだからね」
「う、運動能力絶対主義!? 小学生かアンタぁぶっ!?」
夜は深くて、声は空に消える。
空気は冷たくて、イヴはとっくに終わっていて、クリスマスは本番で、日本は本番よりも
前夜の方が盛り上がる国で、それは今は世界中で、とにかくイヴは終わっていた。
家を出て、憂さ晴らしに他人様のパーティーに紛れて、くだを巻いていたら兄がきた。
姉を呼んだ。姉も着た。
兄は優しく、姉は優しかった。
空を見上げた。
この時、この瞬間。
やっと、クリスマスを、受け入れた。
「メリークリスマス、世界」
- 597 名前:テレサ・テスタロッサ@メイド服VMC仕様 ◆MytHRIlPXY :04/12/25 05:22
- さて、そんな具合に新しい友人――セイさんと親交を深めつつあったところで。
「はい、ちょっとごめんねー」
――ぐい
「……っ!? ぐぇ…!」
いきなり話の途中に割り込むと、その声の主――闖入者はわたしの襟首をむんずと掴み、
ずるずるとステージ上にわたしを引きずっていく。
こんな無遠慮な事をする人は――――私の知るかぎり二人しかいない。
一人は視界の隅で、ウェーバーさんと飽きもせずにいまだ口論を続けている。
そして、もう一人が――――
『はいはいはい、みんな注目ー!
主催者の千鳥かなめでーす!
今日はみんな、楽しんでくれた?
さて!
今あたしの隣りにいるのが、あのミスコンであたしとタッグを組み、
そしてあたしのスレッドの完走でも多大なる功績を残してくれた、あのテッサです!
というわけで、さっそく彼女に、この一刻での思い出、
そしてこのパーティの感想を聞いてみたいと思いますっ!
どーぞ!』
マイクを持って会場中によく通る声でまくしたてる、このチドリ・カナメさんだった。
――っていうかいまさらりと大事なことのたまいませんでしたか、カナメさんっ!?
「・・・・・あっ!?」
心の準備もないままにいきなりマイクを押し付けられ、前面に引っ張り出されるわたし。
うう、なんと言えばいいのか……
……ばくばく鳴る心臓。
落ち着け、落ち着け、落ち着け―――
深呼吸で、ざわめいていた心中をどうにか落ち着かせていく。
そして。
「……こんばんわ。
ただいまカナメさんからご紹介に預かった、テレサ・テスタロッサです」
まず深々と一礼し、そこからさらに続ける。
「一刻での思い出……というほどのものでもありませんけど。
わたしがここへ来たのは、こちらの基地に出向してきたウェーバーさん、サガラさん、メリッサのツテからでした。
その関係でわたしがこの地へ足を運ぶようになってから今までに、
たくさんの人と出会ってきて、いろんな見聞や意見交換、それにお友達にもなれたりしました」
ここにいる人、いない人。
様々な人たちのことを思い浮かべつつ、さらに続ける。
「時には共闘し、時にはだべったり、時には論争したり。
それらはみんなわたし達の活力に……戦う力になってくれました。
今もまだ色々と問題ごとは山積みですけど……それでも、支えになってくれた事は事実です。
これも、出会いは宝物、っていうんでしょうか?」
ちょっと水っぽい物言いにはにかみながら、わたしは続けた。
「それで、今日は12月24日――日付変わってもう25日になっちゃいましたけど。
今日はクリスマスの日であると同時に、わたしとカナメさんの誕生日でもあります。
丁度昨日、わたしたちのスレがうまい具合に完走できたというのも、神様の粋な悪戯みたいな物なのかな…とは思いましたが。
ともあれ皆さんには感謝です。
このパーティも、やっぱりいつもどおり騒がしいお祭騒ぎですけど……そこがまた楽しくっていいんですよね。
みなさん、どうもありがとうございます! これからもよろしく!」
――自分でもすこし、いやかなり照れる内容ではあるが。
とりあえず一息でそれだけ言い切り、大きく頭を下げて。
「ホラ、主催者さん。人に喋らせてばかりいないで、今度はあなたの番じゃありませんか?」
悪戯っぽい顔を浮かべて、カナメさんにマイクを返した。
- 598 名前:千鳥かなめ@チャイナ服 ◆Kana/lWMBI :04/12/25 05:50
- くぴり。
ジュースを飲みながら、あたしはテッサの演説を聞く。
>その関係でわたしがこの地へ足を運ぶようになってから今までに、
>たくさんの人と出会ってきて、いろんな見聞や意見交換、それにお友達にもなれたりしました。
……そうね、とあたしも頷く。
あたしも、スレを通じていろんな人と知り合った。
それはあたしにとって、大きな財産だわ。
>それらはみんなわたし達の活力に……戦う力になってくれました。
>今もまだ色々と問題ごとは山積みですけど……それでも、支えになってくれた事は事実です。
>これも、出会いは宝物、っていうんでしょうか?
……いいこというじゃない。
そう。
今のあたしがいるのも、みんなのおかげ。
だからあたしも、頑張れた。
……話を終えたテッサが、こちらを向く。
>「ホラ、主催者さん。人に喋らせてばかりいないで、今度はあなたの番じゃありませんか?」
ああ、そうね。
あたしもそう思い、マイクに手を……。
……あれ?
目が。
頭が。
世界が回る?
こ、これってもしかしてジュースじゃなくて、アルコール?
ああ、まずい。なんか身体が自由が、なくなる……。
……ま、いっか♪
「はーい!! テッサ艦長のありがたーいお話でしたー!
はい拍手っ!
拍手もできないのかあんた達ー。
あんた達はうじ虫以下の存在よー。なんちゃってー!」
あ、あれ? 何言ってるんだろ?
「じゃあ。2番かなめ、脱ぎまーす!!
……なんちゃって、嘘ぴょーん! 脱ぎませーん!
きゃはは、期待したえっちなひといるでしょー!」
や、やばい。
言動があたしじゃない。
前にも一度似たようなことが……やばい、理性を……。
「だいたい、これ見てよ。
このサンタさんの袋みたいなやつ、中身はみーんなあのバカから没収した武器よ?
信じられないわよねー!
そこで、大奉仕!
みんなにクリスマスプレゼント! まずは鉛弾よー!!」
袋から取りだしたマシンガンを両手に構え、撃つべし撃つべし撃つべしいっ!!
天井に穴が空き、シャンデリアがおち、机はひっくり返る。
ううみゅ、これこそまさに……。
「カ・イ・カ・ン♪」
ああずるい。
ソースケはいつもこんなことやってるのね。
それじゃあたしも行くわよー。
「んじゃ、とどめはこれよー!
手榴弾五〇個! みんな受け取れー!
そりゃー!!」
投げ付けた手榴弾は爆発、
爆発、
爆発ッ!!
――かくして、ホールは綺麗サッパリ外枠のこして吹っ飛んだのでした。
めでたしめでたし!!
<千鳥かなめのベリー・メリー・クリスマスパーティ:終幕>
- 599 名前:島津 由乃@サンタ服+シルクハット ◆ccYOSINObk :04/12/25 06:41
- >>597
始めは緊張した面持ちのテレサさんだったけれど、そのスピーチは堂に入ったものだ。
こういうことに熟れているうな、そんな印象。
会場が拍手で沸く中、マイクはかなめさんへと手渡され、
>>598
爆音
閃光
そして衝撃。
一瞬で戦場と化すパーティ会場。
先に帰った志摩子さん、まさかこれを見越していたんじゃないでしょうね!?
薄情ものー!
あっ、何かこっちに転がってき―――
また爆発オチなのー!?
__,,:::========:::,,__
...‐''゙ . ` ´ ´、 ゝ ''‐...
..‐´ ゙ `‐..
/ \
.................;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::´ ヽ.:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.................
.......;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙ .' ヽ ゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;......
;;;;;;゙゙゙゙゙ / ゙: ゙゙゙゙゙;;;;;;
゙゙゙゙゙;;;;;;;;............ ;゙ ゙; .............;;;;;;;;゙゙゙゙゙
゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;;;;;;;;.......;............................. ................................;.......;;;;;;;;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙
゙゙゙゙i;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;l゙゙゙゙゙
ノi|lli; i . .;, 、 .,, ` ; 、 .; ´ ;,il||iγ
/゙||lii|li||,;,.il|i;, ; . ., ,li ' ; .` .; il,.;;.:||i .i| :;il|l||;(゙
`;;i|l|li||lll|||il;i:ii,..,.i||l´i,,.;,.. .il `, ,i|;.,l;;:`ii||iil||il||il||l||i|lii゙ゝ
゙゙´`´゙-;il||||il|||li||i||iiii;ilii;lili;||i;;;,,|i;,:,i|liil||ill|||ilill|||ii||lli゙/`゙
´゙`゙⌒ゞ;iill|||lli|llii:;゙|lii|||||l||ilil||i|llii;|;_゙ι´゚゙´`゙
´゙゙´`゙``´゙`゙´``´゙`゙゙´´
・・・ああ、そうか。
陣代高校の人達って、こういう人達なんだ。
薄れる意識の中、私は手遅れぎみにそんなことを悟っていた。
- 600 名前:島津 由乃@サンタ服+シルクハット ◆ccYOSINObk :04/12/25 06:44
- >>598
島津由乃――退場()
- 601 名前:福沢祐巳@安来節の衣装 ◆iZ6oqEYUMI :04/12/25 07:07
- >>599
"それ”が由乃さんの目の前で、炸裂しようとしたその時、私はとっさに由乃さんの事を庇った。
「よ、由乃さん大丈夫?し、しっかりして!」
どうやら由乃さんは、ショックで気絶しちゃったらしい……
私は由乃さんを背負い、この場から逃げ出そうと必死だった。
「よいしょっと……由乃さん、大丈夫だからね?
私が、令さまやお姉さまのいる所まで、送るから……」
そう決意して、出口を目指すも、私の力では直ぐに限界が来た。
「はぁ……はぁ……由乃さん、大丈夫だからね……」
──とその時、私の目の前に"それ”が落ちてきた。
あぁもうこれまでなんだ……私はそう思ってしまった。
──ごめんね由乃さん、ちゃんと令さまのところに連れて行ってあげられなくて……
ごめんなさいお姉さま……一緒に年越し出来そうにないです──
私は咄嗟にロザリオを握り締めてこう叫んだ。
「お姉さま!」
──暫くたっても"それ”は爆発しない……どうやら不発に終わったようだ……
私はその後も必死に歩いて歩いて歩き続けた……
ふと気がつくと、いつの間にか薔薇の館についていた。
──もう2度とこういう騒動は勘弁して欲しいです……マリアさま。最後はそう呟いた……
(退場)
- 602 名前:千鳥かなめ ◆Kana/lWMBI :04/12/25 07:10
- 「――ぅあ」
あたしは、目をあけた。
くそ……頭が痛い。
記憶が……ああ、何が起こってるの?
会場は吹っ飛んでるし……。
「大丈夫か、千鳥」
声をかけられた。
聞きなれた……ああ。ソースケね。
朦朧とした意識の中、あたしは答える。
「ああ、うん」
そのまま、あたしはゆっくりと空を見上げる。
ホールの天井がなくなって、綺麗な星空が見えた。
前に北朝鮮で見たのと同じ――空。
「ねえ、ソースケ」
「……なんだ、千鳥?」
「あたしはね、良かったよ」
夢か現か。
その境すら曖昧ななかで、あたしは呟く。
「楽しかった。
みんなと一緒に馬鹿騒ぎしたこの5ヶ月。
凄く。
ああ、だからね。
あたしは思ってるのよ。
凄くいい5ヶ月だった。
凄くいい仲間だった。
凄く……楽しかった」
そこから先の言葉が思いつかない。
感謝? 称賛? ……どれも違う。
考えて。
そして、答えは単純な物だった。
「ねえ、ソースケ」
あたしは、その答えを口にする。
「あたしね、本当に大好きだよ……みんな」
そこで、あたしの意識は闇に落ちた。
- 603 名前:◆Kana/lWMBI :04/12/25 07:10
- 数時間後。
本当に意識を取り戻したかなめの手によって、
「あんたしかこんなことする奴いないでしょ!!」
と宗介はけたぐり回されることになるのだが。
それは別の話で。
少なくともそれまでの数時間。
二人は、廃墟でたった二人きりで、星の光に照らされながら、並んで。
――素敵な夢を見たのだった。
- 604 名前:◆Kana/lWMBI :04/12/25 07:12
- 皆さん、お疲れ様でした。
なお、投票の都合上、隠し芸参加者は、
26日までにレス番まとめをしておくようにお願いいたします。
また、後日談・フォローなどは、投票終了後1週間以内にどうぞ。
本日はどうもありがとうございました。
- 605 名前:(有)ドラゴンプロ社長@宇宙 ◆WzRGMryh32 :04/12/25 23:29
- 隠し芸参加 エントリーナンバー2番:ドラゴンプロ社長:生身での宇宙遊泳
レス番まとめ>>448>>450>>454-457
……まさか生涯に2度も生身で宇宙遊泳するなんて思わなかったぜ。
もう0気圧にも無重力にもなれたけど、流石にまだ熱いのと寒いのはきついなぁ。
それにしても、香緋の奴……おかしいと思ったんだよ。
アフリカから帰ってきたら、妙にやさしくて、なんか変だなーと思ったら、
案の定、無理やり拉致って徹夜で看板描かせやがる……
そのうえ徹夜明けでこんなことさせるし、たまったもんじゃねーや。ったく。
はぁ―――あ。おれもパーティー行きたかったなー。楽しかったんだろーなー。
まー、愚痴ったところでどうしようにもねーか。そもそも聞こえないし。
それにしても暇だ。
いい加減一人にも飽きてきたから、早く助けに来てほしいんだがなー。
- 606 名前:支倉 令とリリアンダンス部有志 ◆RosaFamrTI :04/12/25 23:58
- かくし芸参加 エントリーナンバー1番:支倉令とリリアンダンサーによる「リリアンサンバ」
>>435 >>438-439 >>442-443
- 607 名前:ミント・ブラマンシュ@TV版 ◆MINTq0w5Z2 :04/12/26 03:47
- ミント・ブラマンシュの飛び入り?自爆芸!
宇宙ではあなたの悲鳴なんて誰にも聞こえませんことよというか今度は戦争だ!?
レス番纏めをした後は南極でプレデターと握手!!
>>469-470 >>475 >>499 >>532 >>539 >>543 >>555
そして幸運の星に見放された図→ >>576
- 608 名前:エーフィ・C・ハウサー ◆p1a4SYSTEM :04/12/26 05:02
レス番纏め。
>>406>>421>>437>>449>>472 >>510(八神庵:共演) >>517>>536 >>547(八神庵:共演)
- 609 名前:エーフィ・C・ハウサー ◆p1a4SYSTEM :04/12/26 05:03
レス番纏め・二。
>>552>>563>>568 >>574(八神庵:共演) >>580 >>585(八神庵:共演) >>595-596
- 610 名前:祐巳&由乃&志摩子 ◆iZ6oqEYUMI :04/12/26 05:03
- かくし芸参加 祐巳、由乃、志摩子の山百合会2年生トリオによる「アヴェ・マリア(グノー)」
>>493 >>495 >>497-498 >>500 >>503-505
- 611 名前:オーランド伍長&ステッキン曹長@トナカイ ◆YWpgc6cIb. :04/12/26 16:00
- 隠し芸 酔っ払い曹長による「ファナテック・ダンス」
>>465
う〜ん、少ない‥‥
- 612 名前:春歌 ◆yBLoHaRUkA :04/12/26 21:37
- 【演目:水芸&サブミッションショー】
>>468>>478 >>573
(巻き添えを受けた……協力なさってくださった方々)
>473>502 >484>522 >489>540
>570>577
- 613 名前:アシュラ@舞台裏 ◆1FKfVrid6U :04/12/26 23:44
- (後日談らしき丸秘映像)
>>593
『一方そのころ――――(また?』
へっへっへ…まあったく、派手な爆発だぜ。
まあ、これで警備の目はあっちに全部向いているっていう寸法だ。
あいつ等も気づくまい。
デビルサターンどもはあくまで囮。情報をリークして監視させるよう仕向けたのも私d…
もとい、このアシュラ様だってことをな。
これで邪魔者も消えて一石二鳥。これで成功すればコマンダーランキング1位は
晴れて俺様のものだという事だぜ。ヒャーッハッハッハ!
ま、問題といえば―――――
「今、俺様が地雷原に囲まれていることくらいか――――」
※イメージ図
ノノノノ ノノノノ ノノノノ ノノノノ ノノノノ ノノノノ ノノノノ
( ゚∋゚) ( ゚∋゚) ( ゚∋゚) ( ゚∈゚ ) (゚∈゚ ) (゚∈゚ ) (゚∈゚ )
ノノノノ /⌒|/⌒ヽ./⌒|/⌒ヽ./⌒|/⌒ヽ./⌒|/⌒ヽ./⌒|/⌒ヽ./⌒|/⌒ヽ ⌒ノノノノ
(_゚∋ヽミ/彡丿\ミ/彡丿\ミ/彡丿\ミ/彡丿\ミ/彡丿\ミ/彡丿∈゚_)
(ノノノノ\ / ヽ / ヽ / . ヽ / ヽ / . ヽ / /⌒ノノノノ
ヽ(_゚∋彡/ ヽ /∨ ヽ /∨ ヽ /∨ ヽ /∨ ヽ /∨ ヽミイ ∈゚_)
(ノノノノ\| 丿 | | 丿 | | 丿 | | 丿 | | 丿 | | 丿. | /⌒ノノノノ
ヽ(_゚∋| / . | | / | | / . | | / . | | / | | / ミイ ∈゚_)
.( ノノノノ\ . | | .ノ . | | .ノ | | .ノ . | | .ノ | | .ノ. | /⌒ノノノノ
ヽ(_゚∋彡 . 彡彡 彡彡 彡∧∧ 彡彡 彡彡.. ミイ ∈゚_)
.( ノノノノ\ (;゚Д゚) | /⌒ノノノノ
ヽ(_゚∋ . / | ←俺様 ミイ ∈゚_)
( ノノノノ\ ノノノノ ノノノノ〜(,, UU)ノノノノ ノノノノ ノノノノ/⌒ノノノノ
ヽ(_゚∋彡 (_゚∋ (_゚∋ ∈゚_) ∈゚_) ∈゚_)イ∈゚_)
( ⌒\ ( ⌒\ ( ⌒\ /⌒ ) /⌒ ) /⌒ )|/⌒ )
ヽヽ个彡 .ヽヽ个彡 ヽヽ个彡 ミイ // ミイ // ミイ // ミイ //
)). | )). | .)). | | ( ( | ( ( | ( ( .| ( (
(( | (( | (( | | ) ) | ) ) | ) ) | ) )
ヽヽ. | ヽヽ. | ヽヽ. | | // | // | // | //
( ( | ( ( | ( ( | . | ノノ | ノノ | ノノ | ノノ
.ゝゝ| ゝゝ| . ゝゝ| .|ノノ |ノノ |ノノ |ノノ
′′ ミ ′′ ミ ′′ ミ 彡ヽ` 彡ヽ` 彡ヽ` 彡ヽ`
…というかな、何だってこんなビッシリと敷き詰めてやがる。
悪党の俺が言うのもなんだが、過剰防衛以外の何物でもねえぞこれ。
この丁度いい大きさからして、AS用とかいう代物だろうしな…
しかも踏んじまったから身動きもとれねえときたorz
…さて、どうした物か。
動いたら当然ドカン!だから足は退けられねえ。
とはいえこのままじゃパーティーもお開き、任務失敗になる。
クソ……仕方ねえ。リスクは高いが、此処は適当に助けを呼ぶしかねえな。
とりあえず、これを何とかしなきゃどうもならん。
「おーい!誰かー!誰か助けてくれー!!おーい!!」
・
・
・
・
「で、助けは来ることは来たが…」
S@ ̄ ̄`ヽ_____
/ .;;;. (●) ,.:::::::., \
./_ '''' ':::::::::' . ) 俺、グリムロック!
<|\____/∨∨|. /W
\_____|/__/
「誰だよコイツ―――――」
明らかに助けるいい考えどころか、ロクに知能も無さそうなヤツなんだが…。
S@ ̄ ̄`ヽ_____
/ .;;;. (●) ,.:::::::., \
./_ '''' ':::::::::' . ) 俺、グリムロック!
<|\____/∨∨|. /W 困ってるやつ助ける。
\_____|/__/
「って、しかも正面からヒョイヒョイ入ってくんなよ!?」
…もう俺様の隣にまで来やがった。無傷で。
しかもこいつの行動に驚いて、地雷の位置を確認するのも忘れちまったし…。
アア、クソッタレ…こうなったらアレしかねえな。
こいつをユックリ俺の居る場所とスライドさせて、地雷を爆発させないよう入れ替わるって訳だ。
そっからなら、まだ俺様のジャンプで如何にかなるかもしれん。
…それに、こいつも頭は悪そうだが言葉は分かるみてえだし。
「いいか?此処は無茶苦茶危ない場所なんだ!
ゆっくりと、とりあえずゆっくりと動くんだ。俺とこう、ゆっくりと場所を入れ替わるようにな」
おう…よしよし、いい感じだぜ。
さて、念には念を入れとかんとな。
急に押されたらアウトだ。こいつは大声で完全に聞こえるように、と…
「だから(急に)押すなよ!絶対に押すなよ!!」
S@ ̄ ̄`ヽ_____
/ .;;;. (●) ,.:::::::., \ (グリムロック、聞いたことある。
./_ '''' ':::::::::' . ) こういう時、確か―――――)
<|\____/∨∨|. /W
\_____|/__/
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
↓グリムロックのイメージ
○ ○ < 押すなよ!絶対に押すなよ!
|こ / |
>ヽ |⌒ |____|
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「分かった」
── =≡∧_∧ =>>俺
── =≡( ・∀・) ≡ ガッ ∧_∧
─ =≡○_ ⊂)_=_ \ 从/-=≡ r( )
── =≡ > __ ノ ))< > -= 〉# つ>>相方
─ =≡ ( / ≡ /VV\-=≡⊂ 、 ノ
── .=≡( ノ =≡ -= し'
――――――へっ?
カチッ
「ΣΣ(゚Д゚;)テメエ馬鹿―――!!」
__,,:::========:::,,__
...‐''゙ . ` ´ ´、 ゝ ''‐...
..‐´ ゙ `‐..
/ \
.................;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::´ ヽ.:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.................
.......;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙ .' ヽ ゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;......
;;;;;;゙゙゙゙゙ / ゙: ゙゙゙゙゙;;;;;;
゙゙゙゙゙;;;;;;;;............ ;゙ ゙; .............;;;;;;;;゙゙゙゙゙
゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;;;;;;;;.......;............................. ................................;.......;;;;;;;;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙
゙゙゙゙i;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;l゙゙゙゙゙
ノi|lli; i . .;, 、 .,, ` ; 、 .; ´ ;,il||iγ
/゙||lii|li||,;,.il|i;, ; . ., ,li ' ; .` .; il,.;;.:||i .i| :;il|l||;(゙
`;;i|l|li||lll|||il;i:ii,..,.i||l´i,,.;,.. .il `, ,i|;.,l;;:`ii||iil||il||il||l||i|lii゙ゝ
゙゙´`´゙-;il||||il|||li||i||iiii;ilii;lili;||i;;;,,|i;,:,i|liil||ill|||ilill|||ii||lli゙/`゙
´゙`゙⌒ゞ;iill|||lli|llii:;゙|lii|||||l||ilil||i|llii;|;_゙ι´゚゙´`゙
´゙゙´`゙``´゙`゙´``´゙`゙゙´´
- 614 名前:グリムロック ◆1FKfVrid6U :04/12/26 23:59
- 俺、グリムロック!編集終わったビデオ持ってきた。
しかし、助け呼んでた奴には悪いことした。今反省している。
だが、俺謝らない。
クリスマス特別ドキュメンタリー イベントホール警備カメラ24時!!
〜闘え!大地激走車両!
サタンじゃないよ、サンタだよ編〜
【デビルサターン6&グランドコンボイによるノンフィクションコント】
>>521>>525>>529>>561>>565>>566
>>569>>578>>590>>593
【おまけ:野望潰えるのも私d…アシュラ様だ】
>613
- 615 名前:復讐の紫炎 ◆wkDVxiori. :04/12/27 01:49
- (>>585の後日談)
あの時俺の感じた心地良さ。
アレは一体何だったのか。
一人きりの何も無い部屋で考える。
あの時に思った事。感じた物。
正体が掴めないと言うのは気味が悪い。
技術的に満足出来たからだろうか?
いや、アレならば今のバンドでも劣る事は無い。
観客の動員数や、ノリだったのだろうか?
これも無い。
普段ならば倍の人間が集まり、誰もが理性の枷を外している。
あの時は魅入る観客も少なく、談笑を続ける人間も疎らに居た。
ならばあの心地良さは何だったのだろうか?
最近組んだどのバンドよりも心地良さを感じた。
技術的には申し分無かったが、動員数や熱気では劣っていた。
それなのにだ。
「まさか、家族の温かさに触れたからか?」
あの三人は恐らく家族だろう。男は「兄」と呼ばれていた。
血の繋がりがあったとしても所詮は他人。今では連絡も取らない。
俺にはそんな物だ。家族など。
だが無条件に愛し、無条件に信頼する。其処に生まれる温かさ。
家族でしか生む事の出来ない雰囲気。
あの三人にはそれがあり、それが心地良かっ――――――
「……下らんな…今更そんな物には興味も、執着も無い。」
心地良さの正体など、クリスマスだったから。これで充分だ。
今更人の情を希うほど弱くは無い。
それに、今の強さはそう言った物を捨て去った事により得た物。
戻る事は出来ず、戻す事も出来ず、戻る必要も戻す必要も感じない。
だからアレは世界に与えられたクリスマスプレゼント。
神ではなく、世界。神は信じていない。何もせずただ眺める、その在り方が気に入らない。
そして、あの心地良さは間違っても人の温かさに触れたからではない。
そう考えなければやって行けなくなる。これまで進んできた道を違える事になる。
だから世界に、
「メリークリスマス、世界」
感謝を。
- 616 名前:復讐の紫炎 ◆wkDVxiori. :04/12/27 02:44
- 些か遅いかもしれんが、言葉に甘えて。
レス番纏め
>>467>>510>>517(共演:エーフィ・C・ハウサー)>>531>>533>>536(共演:エーフィ・C・ハウサー)
>>547>>552(共演:エーフィ・C・ハウサー)>>563>>568(共演:エーフィ・C・ハウサー)
- 617 名前:復讐の紫炎 ◆wkDVxiori. :04/12/27 02:44
- レス番纏め・2
>>574>>585
後日談
>>615
- 618 名前:告知!:04/12/28 05:16
- 以下は纏めレスの書き込まれているレス番になります。
(纏めレスが書き込まれた順、敬称略)
(有)ドラゴンプロ社長@宇宙
>>605
支倉 令とリリアンダンス部有志
>>606
ミント・ブラマンシュ@TV版
>>607
エーフィ・C・ハウサー
>>608>>609
- 619 名前:告知!:04/12/28 05:16
- 祐巳&由乃&志摩子
>>610
オーランド伍長&ステッキン曹長@トナカイ
>>611
春歌
>>612
グリムロック
>>614
復讐の紫炎
>>616>>617
- 620 名前:告知!:04/12/28 05:17
- クリスマスパーティ隠し芸人気投票
一年にたった一度の聖夜にふさわしい芸を披露したのは誰?
投票はこちらにて!
http://www.adexy4.com/mvote02/comvote.cgi?id=ikkoku
- 621 名前:◆Kana/lWMBI :04/12/29 03:31
- ただいま、隠し芸の人気投票が行われています。
参加者の皆さんは、以下のアドレスでご自分の名前の登録をお願いいたします。
http://www.adexy4.com/mvote02/comvote.cgi?id=ikkoku
また、反省会がRHにて開催されております。
参加者、ROM問わず、幅広い皆様のご意見をお待ちしています。
http://www.jfast1.net/~charaneta/test/read.cgi/ikkokuRH/1104003644/l50
- 622 名前:堂島コウ@悪魔のミカタ ◆3kFxj0.X6U :04/12/31 00:59
- こっそりエピローグ
(>>577からの続き。いちおう)
コウが次に目覚めた時、そこは見慣れた病室だった。
見慣れた、といっても実は二回目ってだけだったりするのだが。
この病院に運び込まれるのは、以前《知恵の実》―――というより
真嶋綾を巡ったボクシング対決で名誉の負傷を追った時以来のことである。
その時はまさかこんな情けない理由で再びこの病室に置かれるとは
思いもしなかったわけで、改めて自分が恐ろしく情けなくなる。
「月並みなセリフですけど・・・気がつきましたか、堂島コウ」
「うおわっ!?」
いきなり横から声をかけられ、ついコウはすっとんきょうな声を上げる。
「失礼な、私は化物か何かですか?」
「いやいやとんでもない。ハナちゃんはいつも可愛いさ」
眉根を寄せてちょっと本気で不快になったらしい、声の主――――舞原イハナに対し、
コウは慌ててフォロー(?)を入れる。
そこで自分のベッドの脇に座った少女の姿を確認し、ようやくコウは状況を理解した。
こんな情けない自分のために、彼女はまた看病をしてくれていたのだ。
恐らく彼女の観察眼なら、今回起こった事の顛末くらいは把握しているであろうにも関わらず。
そんなコウの思案を知ってか知らずか、イハナは大きく溜息をつく。
「・・・それはともかく。全く、なんて様ですか、コウ。彼女がちょっと冬月日奈に声が似ていたからといって、
あれほどの怪我を負わされるほど乱心するとは。油断が過ぎます」
ほらやっぱり。
自分の情けなさにほとほと嫌気がさし、コウはがっくりと項垂れる。
今回ばかりはけっこうショックである。
「・・・悪い」
「良いも悪いもありません。もしこれが《知恵の実》の所有者だった場合、
あなたはもう負けているんです。その意味はあなた自身が考えてください」
全くその通りである。堂島コウは心の中でますます項垂れた。
「ただ、怪我を直ぐ治せたのは、不幸中の幸い、といった所でしょうか」
はて?
そこまで言われて、コウはようやく気がついた。
あの時完全にバキっとイく感触がした割には、さっきから全く怪我の痛みを感じていない事に。
「あなたの持っていた包み―――クリスマスプレゼント、でしたか?
あの中に肉体治癒の効果を及ぼす道具が複数入っていたことを、科学班の調査で確認しました。
それも、骨折程度は即座に繋がるほどの効果です」
ああーなるほど。
そりゃそうだ、『魔界探索セット』だもんなぁ。
骨折くらい即座に直せる程度のアイテムは入ってないと、やってけないわな。
妙な納得をして、コウは頷く。
「さて―――現状把握は出来ましたか、堂島コウ。
ここからは、私自身の用件です」
「・・・はい?」
唐突にトーンを変えて(一般人からすれば本当に僅かな変化なのだが、
コウは敏感にその変化を察知した。長い付き合い故か、性分ゆえか)
イハナが呟いた一言に、コウは目を丸くする。
「舞原家クリスマスパーティ・・・今年は開催してない、とでも思いましたか?」
「・・・・・・あ”」
「私はいいんです。ただ、サクラを泣かせた罪は―――今ここで、償ってもらいます」
「いや、ここで? あの、ここじゃちょっと、人目もあるし――――ぽ」
「大丈夫です、人払いは完璧ですから。ではお覚悟を――舞原岩流『鉄鼠』
堂島コウは、一昨日に勝るとも劣らない、身も蓋もない悲鳴をあげた。
ちなみに今度は、骨は勘弁してくれたようである。
最後の最後で、堂島コウにとっては散々な(だが自業自得)クリスマスになってしまったようだけど―――
そんな事はお構い無しに、とりあえず世界は回り続けるのでした。何はともあれ、
<font size=5 color=red><b>Merry Christmas & A Happy New Year.</b></font>
こっそりおわる。
- 623 名前:ハイネセンニュース ◆WzRGMryh32 :05/01/18 23:47
- ニュースをお伝えします。
1月18日未明、惑星トーキュロン付近にて、
昨年12月25日以降、行方不明になっていた、有限会社ドラゴンプロ社長(33歳)が、
サイバトロン輸送部隊所属、スカイリンクス少佐によって発見、救助されました。
調べによりますとドラゴンプロ社長は12月25日に披露した隠し芸に失敗し、宇宙を漂流、
そのまま死亡したものとされていました。
なお、警察当局はこの芸の発案者である、李香緋(17歳)容疑者を営利殺人の疑いで近く逮捕する
と、発表しています。
ニュースをお伝えしました。
- 624 名前:千鳥かなめ ◆Kana/lWMBI :2005/07/07(木) 06:04:46
http://charaneta.sakura.ne.jp/test/read.cgi/ikkoku/1087923355/528
ってことで、イベント参加者はこのテンプレに記入お願いね。
もちろん飛び入りも大歓迎なんで、よろしくっ!!
名前:
出典:
活動スレ(あれば):
自己PR
んじゃ、まずはあたしから。
名前:千鳥かなめ
出典:フルメタル・パニック!
活動スレ(あれば):<囁かれた>女子高生が好き勝手絶頂にハリセンツッコミを入れるスレ
http://charaneta.sakura.ne.jp/test/read.cgi/ikkoku/010000024/
自己PR:今度こそっ! 今度こそ、ツッコミなら一刻に千鳥かなめありと見せてあげるわ!!
- 625 名前:シホ・ハーネンフース ◆GuBAlsamZA :2005/07/08(金) 18:24:31
- 名前:シホ・ハーネンフース
出典:機動戦士ガンダムSEED・SEED MSV・SEED Destiny
活動スレ(あれば):お 家 芸
http://charaneta.sakura.ne.jp/test/read.cgi/ikkoku/1111737800
自己PR:
―――ツッコミとは愛です。
ジュール隊長への愛ならば誰にも負けません。
それではよろしくお願い致します。
- 626 名前:ハリス警部 ◆CAPTzADMSM :2005/07/14(木) 18:27:36
- 名前:サディアス・ハリス
出典:映画「ポリスアカデミー」シリーズ
活動スレ:【ハリス警部の】ウィルソン分署一刻館出張所【お城】
http://charaneta.sakura.ne.jp/test/read.cgi/ikkoku/1110821295/
自己PR:What are you doing?!
プ『・・・って、え?え??』
プロクター!!一体、お前は、何をしてるんだ?!
プ『いや、警部忙しそうだったんで、代わりに登録を・・・・』
だから!なんで!「第一回千鳥かなめ杯争奪グランプリ」とかに
出なきゃならんのだ?!ようはボケツッコミコンテストだろうが!!
プ『えー。だって前、どんなコンテストだろうが競技会だろうが
優秀だー・・・て言ってたじゃないですかぁ。』
・・・・・・・・・・・・・・お前の脳には、虫でもわいてるのか・・・・・?
もういい!!こうなったら、出場して優勝を掻っ攫ってくれる!!
なぁに、最初に我々が出れば、インパクトに圧倒されて他の出場者は
棄権、俺たちの不戦勝間違いn
プ『あ、それはそうと、16日は僕たち遅番なんで、出番は2330時くらい
からですねー』
- 627 名前:安倍吉俊と糞先生:2005/07/15(金) 00:22:39
- 安倍「一週間スレの皆さん、遅ればせですがお世話になりました」
糞先生「ぼくらの七日間戦争は終わったけど、ぽっくん達のファイナルウォーズはこれからょ!」
名前:安倍吉俊と糞先生
出典:ニア・アンダーセブンの後書きとかそこら辺
活動スレ(あれば):なし
自己PR:
糞「糞先生、糞先生で、ございます。
打倒地民党、打倒強酸党、くたばれ孔明党で、ございます。
又吉イェイェスご推薦。糞先生、糞先生に熱きトイペを」
安「『ガイセン活動』は止せ! マジで出場停止になるぞ」
糞「わたくしの、わたくしによる、わたくしの為の脱糞。
王制フン古の大号令でございます」
安「糞して寝ちまえ! そして二度と起きるな! ――で、今回のコンテストにも是非参加したいと
思うのですが、あ、何か簡易プロフィールも要るようですね。
ではもう少し自己紹介などを。
えーと、職業は漫画家、イラストレーターです。キャラクターデザインで参加したアニメと
しては『serialexperiments lain』、『NieA_7』など。
脚本も手がけた作品は『灰羽連盟』があります。
三十四歳、独身。趣味は熱帯魚とかパソコン関係とか」
糞「一人前の男なら、宵の口、まず最初に「大」をするトイレットを確保しているべきだ。
――糞先生です」
安「俺が『NieA_7』の漫画をやった時の原作者だ、っつうような自己紹介をしろ! 普通に!
いくらハードボイルド調で語ろうが、下劣なウンウン話が卑しい街をゆく孤高のヒーロー譚に
なんか転化しやしねえんだよ!
……えー、下ネタの底辺を這いずっているような組ですが、宜しくお願いします」
- 628 名前:シン・アスカ&カガリ・ユラ・アスハ ◆LasOiegeiI :2005/07/15(金) 05:55:38
- な、なんだよここはぁ!
漫談? 冗談じゃない、ってかなんで俺がこんなことに来てるんだよ、これはぁ!
第一相方なんていないぞ、俺! レイもルナもいないみたいだし……。
「あれ? どうしたシン? こんなところで何してるんだ、お前?」
げ……アスハ?
って、まさかお前かよ相方は! 最悪だな、これはぁ!
お前にツッコミとか言って、ブラストインパルスのミサイルでも撃ちかけろってのか、あんた達は!!
「そんなことするなこの馬鹿!
そういうことするからお前、主人公失格って言われるんだぞ!
……真面目な話、オーブも財政厳しいんだ、どっかの馬鹿がぼこすかうちのムラサメ落としてくれたからな。
だから賞金でも何でも稼がないといけないだろ!」
落としたのは俺よりもフリーダムだろ!
なんで俺がオーブのためになんか!
そんなに金が欲しいのか、あんた達は!
「……一割」
え?
「賞金の一割やるぞ、お前に。
そういえば今月は100分の1ディスティニーにHGジンハイマニューバ2型にドムトルーパーが出るんだったな。
お前、結構小遣いが厳しいんじゃないのか?」
……やめてよね、主人公の俺に、だれも漫談で勝てるわけないだろ!?
俺とディスティニーがいれば、どんなヤツだってぶっつぶせるさ!
「相変わらず分かりやすいやつだな、お前」
名前:シン・アスカ&カガリ・ユラ・アスハ
出典:ガンダムSEED・DESTINY
活動スレ(あれば):ラ ッ キ ー ス ケ ベ
http://charaneta.sakura.ne.jp/test/read.cgi/ikkoku/1114661833/
自己PR:こんなイベント、俺とディスティニーで全てをなぎ払ってやる!
俺が優勝するさ、ライバルである出場者を全部滅ぼしてな!!
「潰すな! それに暴れるな! 少しは考えてから行動できないのか、お前は!」
- 629 名前:鳥居江利子プレゼンツ『黄薔薇三姉妹』:2005/07/15(金) 23:17:18
- ごきげんよう、参加受付はまだ間に合うかしら?
名前:ユニット名は、「黄薔薇三姉妹」で、メンバーは
黄薔薇さま()こと私「鳥居江利子」
黄薔薇のつぼみ()の称号を持つ私の妹()の「支倉 令」
そして、令の妹で黄薔薇のつぼみの妹()の「島津 由乃」ちゃんの3人ね
出典:マリアさまが見てる
活動スレ(あれば):現段階だと、こちら
Sisterly'Cafe RePure〜妹が集まる喫茶店2
http://charaneta.sakura.ne.jp/test/read.cgi?bbs=ikkoku/&key=1113481513
になるのかしらね? 今後、機会があればこちら
私立リリアン女学園 乙女達の日常 〜マリア様の聖心〜
http://charaneta.sakura.ne.jp/test/read.cgi?bbs=ikkoku/&key=1107435560
に由乃ちゃんの顔でも見に行こうかしら?
自己PR:まぁ、それは見てのお楽しみなのだけれど…
そうね、とりあえず主催者のかなめさんへ一言。
直接対決()での妹達の雪辱、この場でこの私達が晴らさせてもらうわ。
よろしく、お願いするわね。
それでは今夜はこの辺で、ごきげんよう。
- 630 名前:相良宗介 ◆URUZ7h3pLo :2005/07/16(土) 02:31:48
- ……やれやれ、しかしこの間の騒動
(http://charaneta.sakura.ne.jp/test/read.cgi/ikkoku/1081391665/755-838)の時はどうなる事かと思った……。
千鳥が無謀な単騎特攻()をかけるというので、よもやと思っていたわけだが…
……ともあれ、先日の一件が誤解で何よりだった――む!?
(>>624-の張り出し名簿に気がついて)
何故千鳥の名前がまた貼り出されているのだ!?
しかし、前回の件は誤解だったが万が一の事もある。やはり彼女を単独にはしておけん。
それに――――
(>>628をちらり)
……ザフトのエースパイロットまで名を連ねていて、しかもこんな危険な発言までしている以上なおの事だ。
やはり、俺も参加させてもらうぞ。
千鳥を……これ以上危険な目にあわせたりはしない!
名前:相良宗介
出典:フルメタル・パニック!
活動スレ(あれば):【4th】ロボット乗りが集うスレ 進むフォース・ザ・フォース【Force】 http://charaneta.sakura.ne.jp/test/read.cgi/ikkoku/1114661833/
http://charaneta.sakura.ne.jp/test/read.cgi/ikkoku/1087630016/
自己PR:千鳥の危険ないし障害となるものは、全てこの俺が排除する。
安心しろ、俺は素人ではない――専門家()だ。
- 631 名前:クルツ・ウェーバー&メリッサ・マオ ◆MytHRIlPXY :2005/07/16(土) 02:46:59
- (>>630で猛ダッシュをかける宗介の後姿を見届けつつ)
クルツ「あーあーあー……行っちまったよあのムッツリ自爆男。
相変わらずカナメのこととなると見境がなくなるんだからよ。
しかもあまりに見境がなくなってるあまり
自分のエントリー欄に>>628のアドまで書いてるし。若いねー」
マオ「ふーん、じゃああんたはジジイで決定?」
クルツ「んなっ……いきなり何素敵な戯言ほざいてくれやがりますかねこのお姉さmふごっ……!?」
(頬を思いっきり引っ張られる)
マオ「……さて、無駄話はそこまでよ。
カナメも最近危なっかしいし、ソースケは見ての通りの暴走列車。こうなると……」
クルツ「お目付け役も必要になるってわけかい、相棒のマオお姐さまよ?
大丈夫大丈夫、俺と姐さんが組めばもう天下無敵。そのままランデブーで優勝だって狙っちゃうぜ?」
マオ「そーいうことね……つかランデブー言うな。
正直あんたなんかと組むのは不本意の極みだけど……ほれ、さっさとエントリー用紙書いちゃいな」
名前:クルツ・ウェーバー&メリッサ・マオ
出典:フルメタル・パニック!
活動スレ(あれば):フルメタル・パニックの面々が好き勝手絶頂に使うスレ
http://charaneta.sakura.ne.jp/test/read.cgi/ikkoku/1040000004/l50
自己PR:
クルツ「んじゃま、参加するからにゃやるだけやりますよ。
会場のおねーさんおぜうさんがた、俺に惚れるなよ?……いでっ!」
マオ「……ったく、いくら音声入力だからってんなコメントまで入れんでいい!
あー、ども。ンじゃそゆ事で……まあひとつよろしく♥」
- 632 名前:アンヘル ◆jAngelsb6s :2005/07/16(土) 21:59:58
- さてさてミナサマ10時ですよ? 少し遅れてる? 気にしない気にしない。
若い子からお年寄りまでボケてボケてボケまくって、同じようにツッコンでツッコンでツッコミマしょう?
ただしお年寄りは大事にね? あんまり激しいと腰が抜けちゃって、タマシイ抜けちゃうよ?
半分生きてて半分死んでるってどんな気分なのかしらァ〜
っと、あんまり長々お話すると尺が短くなると怒られそうなんで、そろそろイキます?
そろそろイッちゃいたい? ガマン出来ないの? もうちょっとアンヘル様にお付き合いしてよ?
アンヘル様だって満足したいのよ? まだまだ夜は長いから大丈夫だって。
これくらいじゃあ、夜は明けませんよ〜って事でもう少し。
参加者もひとまず増えてきたんで、アンヘルオネーサンは嬉しいです。
ホント、ちょっとツマミ食いしちゃいたいなァ〜ってな具合でございます。
イジルと楽しそうなコ、多いですからねェ?
ぜんぜん司会進行らしくない進め方なんで、そろそろイキますか!
一夜限りの狂乱の中! 一体ダレが勝ち残るのか!
こんな事でバトルしてたらきりない気もしないでもナイんだけど、そこにはあえてツッコマナイ!
それじゃあ、千鳥かなめ杯争奪とかそんな名前のこのマツリ!
楽しい夜になりそうね? 永い夜になりそうね?
月が紅いかは知らないけれど? 分かる人だけ笑って許して?
アキコネーサンだってイッてるんだから!
それではミナミナサマ、お楽しみくださいねェ〜
- 633 名前:アンヘル ◆jAngelsb6s :2005/07/16(土) 22:12:07
- まっ、そんなこんなでこのイベントも始まりました。
一体ダレが栄冠を勝ち取るのかなァ?
一体ダレがポロリとかモロリとかしてくれるのかなァ〜
アンヘルちゃん気になって夜も眠れません。司会なんで眠れないけど?
さてさてさて、先ずはこの方からの挨拶から始まるそうですよ?
え〜っと、何て読むのかなァ〜? 漢字て難しくて分かんないわぁ〜
ん〜と、ちどり…ちどりあし…食べられる…食べる…贈呈品…食べたいわぁ〜…かなめ?
よし! 贈呈品イーターかなめちゃんからの挨拶だそうですよ?
プログラム通りだとね?
ってゆーか、昨日普通に読めてたじゃないとかツッコマナイでね?
ありきたりで安易過ぎるから?
安い手じゃ、オンナノコは落とせないわよ〜
ってなワケで、どうぞ!
- 634 名前:千鳥かなめ ◆Kana/lWMBI :2005/07/16(土) 22:27:17
- 「じゃかしいいいいっ!!
誰が贈呈品イーターよっ!!」
とりあえずお約束で司会のアンヘルちゃんを怒鳴りつけてからマイクを受け取り。
あたしは壇上に立ち、ゆっくりと会場を見渡す。
懐かしいこの会場。懐かしいこの壇上。
あのミスコン、そしてクリスマスパーティ。
この二つの伝説を生んだのも、やっぱりここだった。
そして今、あたしはここで新たな伝説を作るっ!
「うぃーっすっ! 暑いけど元気してる!? 千鳥かなめよ!
今日は暑いところイベントに集まってくれてどうもありがとうっ!!
あたしも嬉しいわ!」
そこでゆっくりと会場を見回し。
口調を変え、あたしは語りかけるように言葉を続ける。
「思えば長い苦難の日々だったわ。
近頃じゃ、あたしの行く先行く先爆発だと、根も葉もないことを言われたものよ。
その理由は全部あたし以外にあるって言うのにね!
あげくは贈呈品イーター、あげくは恋人にしたくないアイドル、あげくは原子力少女!」
怒りをこめて高らかに拳を突き上げ、
「これが許されていいものだろうかっ! いいわけがないわっ!
大体、あんた達のその言い草が気に食わないっ!
どうせまた爆発オチだろう。
爆発オチがワンパターンすぎて見え見えだ。
――よくもそんなことがいえるわね!!
ゆえにあたしは宣言するわ。
今日は不可抗力での爆発はしないとっ! そのためにこんなものも用意したのよっ!」
ごそごそとスカートの中から取り出す、これこそあたしの切り札!
その名も名高き、
「自爆装置(のスイッチ)ー!!」(ちゃらららーん!
とたんに、あたりが静まり返る。
ふ……決まったわね。
「はいはい、あたしがこのボタン押すと、この会場ごと跡形もなく吹っ飛びまーす。
もう不可抗力とは言わせない、押す時はあたしの意思で押す!
どう、これなら問題ないでしょう!?」
なんかブーイングが起こってるような気がするけど気のせいね、多分。
「だからみんなも頑張ってね。
ボケツッコミがつまらなかったら自爆、
料理がおいしくなかったら自爆、
太陽が黄色かったら自爆。
まぁそんな感じだから」
そう言い捨てると、あたしはきびすを返し、悠然と歩み去る。
うーみゅ……われながら完璧ね。
ま、あたしだってそうそう押すつもりもないし。
いわば電流爆破デスマッチみたいなもんで、気分盛り上げるためのものよ。
あたしだってそうそう見境なく押すほどバカじゃないわ。
とゆーことで。
あたしは一段高いところに作られた、チャンピオンの椅子にどっしりと腰を下ろし……。
「あ、千鳥さん。そこ違いますよー」
……え?
「何、そこがあたしの席じゃないの?」
「そこはツッコミチャンピオンのエーフィ嬢の席ですから」
む、みゅ?
ってゆーと、あたしの席は?
「はい、こちらにある、チャンピオン席……の隣のパイプ椅子にどうぞ」
「……。
押しちゃおうかな、自爆スイッチ」
- 635 名前:アンヘル ◆jAngelsb6s :2005/07/16(土) 22:31:51
- ど〜もありがとうございましたァ〜
清純派気取りの割に、その実汚れヒロインかなちゃんからのお言葉でしたァ〜
これじゃ、萌え萌え〜とか言われないのも分かるわねェ?
ホント、チョットは私を見習うべきじゃないかと思いますコトよ?
っと、そうそう。連絡事項のある人はこちらまでどうぞ?
http://www.jfast1.net/~charaneta/test/read.cgi?bbs=ikkokuRH&key=1120849415&ls=50
一時間3000円ポッキリくらいでサービス受けられると思うわよ?
でもしっかり飲んだ分の料金は貰いますからねェ〜
3000円は席代です?
で、太陽が黄色いと自爆だとォ〜?
それってエロエロマズイんじゃ?
若いコにはよくあるっしょ? 一晩中とかがんばるっしょ?
かなちゃんハゲミスギ? そーちゃんお疲れ?
まあイイやァ〜それじゃあ一夜限りのお付き合い!
みんな心もカラダもハダカにして騒ぎましょうね?
捕まっちゃや〜よ?
- 636 名前:アンヘル ◆jAngelsb6s :2005/07/16(土) 22:52:03
- さァ! ミナサンお待ちかねの芸人さんの登場です!
アンヘル様調べによるてきと〜紹介はまだまだネタが残ってるから、
このヒトの紹介だってネタまみれに!
ツッコミとは愛ですとの旗の下、どんなネタをしてくれるのかしら?
ザフトから来た鬼嫁! 裏切り者には姑のごとく対応だ!
実は傷男の何処がイイのか分からないアンヘル様です!
噂じゃマザコンなんだって? よく知らないけれど?
まあ、そんなこんなでイッてくださいね?
愛は最後に勝つのでしょうか?
それでは、シホ・ハーネンフースの登場です〜
ぶっちゃけ、スーパーフリーダムの方が面白くない?
名前的に、さ?
- 637 名前:シホ・ハーネンフース ◆GuBAlsamZA :2005/07/16(土) 22:52:59
- ♪ぱっぱっぱーらぱらっぱー ぱっぱっぱーらぱらっぱー
ぱーらぱっぱっらっぱっ ぱっぱっぱっらっぱ
(吉本っぽいテーマとともに手を叩きながら小走りに入場)
………はい、どうもー。
今日はガンダムSEEDシリーズのどうでもいい事を歌にしてきました。
ハイマット・フルバーストの時も仲間外れのMMI−GAU2ピクウス76ミリ近接防御機関砲。
♪どうでもいいですよ〜♪
セイバーのMA−M941ヴァジュラビームサーベルの、しっぽキーホルダー並みの存在感。
♪どうでもいいですよ〜♪
“宇宙クジラ”、エピデンス01の化石よりもお刺身にしてワサビ醤油でぺろりと。
♪どうでもいいですよ〜♪
アンチビームコーティングがビームを反射するという事実は大人になっても大切にしたい。
♪どうでもいいですよ〜♪
アーサー・トラインのミネルバ艦内、引いては軍内部での立ち位置。
♪どうでもいいですよ〜♪
プラント驚異の科学力、ラクス・クラインの胸の大きさ。
もう、♪どうでもいいですよ〜♪
街角によくある水葬風景。お好みによりパセリも添えて。
♪どうでもいいですよ〜♪
ニュートロンジャマーキャンセラージャマーキャンセラージャマー。
♪どうでもいいですよ〜♪
マニアックなファンを切り捨てる整形後のミーア・キャンベル。
♪どうでもいいですよ〜♪
……終わりです。
- 638 名前:千鳥かなめ ◆Kana/lWMBI :2005/07/16(土) 22:58:00
- 何とか自制して、自爆スイッチを床に置く。
ここで終わったらつまらないものね。
そう、お楽しみはこれからだ! ……って、昨日も言ったわねこれ。
>>637
そして記念すべき第一弾。
うーみゅ、なんていうかどこかで見たことあるよーなネタではある。
けど、あたしにとってはそんなことはどーでもいいわね。
このネタの記念すべき点は一つ。
ザフトの女性兵士の中でも1、2を争う人気といわれるシホちゃん。
それが、何と言うか……あたしと同じ、ううん、それ以上の、イロモノの座に下りてきてくれたこと。
あたしはパイプ椅子の上からひらひらとハンカチを振って、おしみない賛辞を贈る。
「ようこそシホちゃん、イロモノの世界にっ!!」
- 639 名前:アンヘル ◆jAngelsb6s :2005/07/16(土) 23:05:31
『イロモノ』同士は『惹かれ』合う。
なんて思っちゃったアンヘル様です。
鬼嫁っぽい? って感想はかなり違ったみたいですねェ〜
もうホント、どうでもいいですよ〜でございます。
ってゆーかねェ? シュールすぎて言葉もナイのよ!
もう少しツッコミ所残して欲しいわね!
ホラ、唐突に脱ぐとかさァ?
お堅い軍人さんに期待するだけムダ?
それもそうなのかもねェ〜
でも! お堅い女性の乱れっぷりが! 世の男性の! ココロを! ワシヅカミ!
ハイ、ごめんなさい。チョット突っ走りすぎました。
ってなワケで、おせんにキャラメル〜ビールはいかがですか〜
お安くしときますよ〜今なら手酌付ですよ〜
- 640 名前:名無し客:2005/07/16(土) 23:15:29
- 手酌!
いやマジすかそれそんならビール一杯いただきますですよ。
……そして寸止めだったら泣きます。
でもとにかく一杯ください、あとするめと。
ところで次の芸人さんまだかー、つぎー。
- 641 名前:名無しジュール隊員@応援兼観客:2005/07/16(土) 23:15:37
- >>637
(応援に来てる連中の端っこのほうで)
A「……。
つ【イザーク隊長のマザコソ癖】
…これもどうでもいいのかなあ」
B「馬鹿!耳に入ったらどうする!」
- 642 名前:アンヘル ◆jAngelsb6s :2005/07/16(土) 23:20:04
- 宴もたけなわ? ってな具合にゃあイカナイわねェ?
>>640
オッ? ビールいる? 飲む?
どれにする〜 テキーラもあるよ? アンヘル様ご持参の。コップないけど。
口移しは別料金となっておりま〜す?
それはさて置き、キンキンに冷えたのとヌルイのありますけどどっち?
冷えたヤツ? チョット高いよ? ウソっぽいけどね?
ハイ、ど〜ぞ。先ずコップね? お酌付だし?
ビールと言う名のコーラもあるからよっといでぇ〜
ついでに酔っといでぇ〜
芸人さんはしばしお待ちを〜
もう少ししたら準備が整うから〜
- 643 名前:シホ・ハーネンフース ◆GuBAlsamZA :2005/07/16(土) 23:20:59
- >>641 不埒者の隊員’s
……あなた達、私は「来るな」と名言したはずですよ?
まぁ、それは良いのです。良いのですが―――――
言うに事欠いて隊長をマザコン呼ばわりとは良い度胸ですねぽんこつども
(竹中直人の『笑いながら怒る人』リスペクトしながら)
明日はアステロイドを人体AMBACで30周してもらいますから楽しみにしていなさい。
- 644 名前:アンヘル ◆jAngelsb6s :2005/07/16(土) 23:21:58
- お次はダレだ? ってなワケで、てきと〜紹介スタート!
小学生が特に好むであろうこのネタを、あえて! あえて!
大人が使うコトに意味がある! マジで?
アンヘル様そんなの聞いたことナイんだけどなァ〜
だってぇ〜ぶっちゃけウンコウンコって、ねぇ?
シモネタならさァ〜もっと選んでもイインじゃにゃいの?
ワタシ清純派だからシモネタとか良く分からないけれど〜
それではイッてもらいましょう!
目くるめくオトコとオトコの愛です〜タブン。
安部吉俊と糞先生!
阿部に改名?
糞みそ先生に改名?
- 645 名前:安倍吉俊と糞先生:2005/07/16(土) 23:26:50
- 【激枯れ! 糞対談!! 一刻特別便】
糞「“便”はベンて読んでNE♪ ビッグベンてこーんくらいお・お・き・い・の、と身ブリ手ブリ
を交えて発音すると覚えやすいと先生思います」
安「大きいの、じゃねえ! 開口一番何いってんだお前は!」
安「前略、どうも、安倍吉俊です。好きな便器は和式、好きなトイペは工リ工ール」
安「人の名前騙って出鱈目をほざくな! 色が変わってないからバレバレなんだよ!」
というか、このステージ上に設置された簡易トイレの前で、俺が所在なさげに立っていると
いう今の状況をどう説明すべきなのか、トイレの中に篭ってるこの野郎、お願いします」
糞「ぽっくんがユーのヤサのドアをノックする。するときちゃまは中から『入ってます』という。
入ってるんじゃしょうがないな、とぽっくん帰る。
――何だ、お前んとこを訪ねた時の我々のリアクソンが、攻守ところを変えただけっち」
安「俺んちは便所かよ!! 大体リアクションてちゃんと発音しろ!」
糞「どっちも似たようなもんじゃねー野?」
安「どっちもちげーよ! 特に俺の家と便所は!
……てか、今回は一応トークショーなんだから弁えろよ。はい、どうも失礼しました。
皆さん今晩は、安倍吉俊です。――それと解説の方! 僕はイラストレーターだからって、
くそみそなテクニックなんか持ってませんからね!」
糞「はじめて使う便座の冷たさに身震いする。個室の個たるを知る……人それを『青春』という。
――きちゃまらに名乗る名前はないっ! 糞先生です」
安「堂々と名乗ってんじゃねえか!」
- 646 名前:安倍吉俊と糞先生:2005/07/16(土) 23:28:03
- >>645
糞「えー、という訳で、二十一世紀のトイレ・ライフをディスカッションしていくスカトロベリー
トークショーのお時間がやって参りました。
It's!(はじまるよ!)」
安「勝手に始めんなこの空飛ぶサーカス便所野郎! しかも嘘タイトルつけやがって!」
糞「そういや提供はどこなの? T○T○?」
安「してくれる訳ねえだろうが! 少しはものを考えろ!」
糞「無理にでもさせろや! 黄金の便器を作らせるとかすごい企画を通して那」
安「やってくれねえよ! 大体どこの金閣寺だよ!」
糞「これがほんとの金隠し」
安「死ね! 死んでしまえ!!
そもそも『ボケ・ツッコミ大会』だろ。トークするならボケ・ツッコミについて、とかの方が
いいんじゃないか?」
糞「このヴァン・アレン帯! ヴァレリアンティー!
脱糞は会議室で起ってるんじゃない、便所で起ってんだろうが!
ここは実践する場なんだよ。構造的な語りが欲しけりゃ、自称制服ポン刀美少女にでも振れ
ばあることないこと風呂敷広げてくれるYO! よく知らないけど」
安「知らないのにいきなり個人名上げるな! ……しかし、それは確かにそうかもしれないなあ、
実践する場っていうのは」
糞「じゃあスープカレーについて語る所から始めようと思うんだ」
安「五手先まで読めんだよ! 貴様がそんな安易なネタフリした果ては!!」
- 647 名前:不確定名:斜に構えた弟:2005/07/16(土) 23:29:00
- イベント、だそうだ。
ボケツッコミ大会。平たく言えば漫才の発表会。
とかく人はどんな状況でも笑いを求めるもので、
老若男女が一堂に会してお互いの業に笑う、というのは
なるほど悪いことではないのだろう。
この集会が額面どおりの内容ならば、だが。
おれは知っている。主催者を名乗る某原子力少女が、
漫才大会を隠れ蓑にゴロツキどもをあつめ、
この一刻館を転覆させようとしていることを。
おれの中のケモノがそう告げている。
3年も4年もかけて管理人達がコツコツ積み上げてきたものが
一夜にして破壊される、か。これほどの余興はめったにあるまい。
誰かにとっては無上の価値があるものが「あっ」というまに
無残にぶっ壊されるなんて考えただけでも癒されるぜ。
なぁそうだろ? ああ? 見て下さいザーボンさんドドリアさん
こんなにキレイな花火ですよ。
『おせんにキャラメル〜ビールはいかがですか〜
お安くしときますよ〜今なら手酌付ですよ〜』
売り子の声(>>639)を無視して、持参した発泡酒の缶を
「ぷしゅっ」と開ける。自ら望んで、暴利貪りまくりインフレ地獄に
飛び込むほどおれはカブキ者ではない。善良な中学生に
何バカなことおっしゃいますかアナタ。
- 648 名前:安倍吉俊と糞先生:2005/07/16(土) 23:29:35
- >>646
安「しかしさ、その名前にマッチしすぎた言動をどうにかする為に、まず改名でもしたらどうな
んだ、実際」
糞「んー、前にもいったかと思うけど、ふざけてるように見えるこの筆名は、それなりの覚悟が
あってのことだったりする訳」
安「ああ……『人を傷つける覚悟がなければ、ギャグなんてやってはいけない』だっけ?」
糞「まあ飽きたし『フンドルフ・ンコチビッチ』とか『アリャーリャ・コレミソジャナイノフ』とか
にパラダイムシフトすっか」
安「理念があったんじゃねえのかよ! 大体その胡散臭いオロシャ人みたいな名はなんだ!」
糞「ウンコフスキー艦長もいいな。実在した人だけど」
安「よりマズいだろ! そういうネタは弁えろっつっただろうが!」
糞「もっとギャル描けっていわれて、頭にマキグソ乗っけた“うん子ちゃん”てキャラをひり出し
た安倍先生(註:実話)、流石にいうことがひと味違いますわょ」
安「アァァァァァフアァァァァァァ!! いらん過去のほじくり返し禁止!」
糞「過去っていや、この前過去最高! なのに出会ったよ。むしろ出したよ」
安「……なあ心底不思議でしょうがないんだが、なんでお前はこの大観衆の前で自然体のシモ話が
出来るの?」
糞「きちゃないだろ。(サイズが)嘘みたいだろ。
流れないんだぜ、それで……」
安「ヴァーッタレ!! 俺の絶望のため息の花だけ束ねたブーケでも受け取ってくれよ!!
大体今回の主催者の女の子は、ホカ弁のから揚げが小さかっただけで自爆スイッチ押しを明言
してんだぞ。真剣に控えろっつってるの、爆死したくなければ」
糞「………………え?」
安「……そんな悲痛な呻きをもらすようなことか?」
糞「ミジンコ、にゃんこ、てんこもり、グリーンコーン、深呼吸、とんこつラーメン、三顧の礼、
ゲンナジー・ウドべンコ元外相、鐘が鳴りますキンコンカン……。
落ちつくんだ……。“ンコ”の入った言葉を考えて落ちつくんだ……。
“ンコ”は五十音の最終字にプッチモニがチョトついた、な感じの孤独な言葉……。ぽっくん
に勇気を与えてくれる」
安「どっかの神父を気取りたきゃ素数を数えろ!」
- 649 名前:ホーク姉妹in観客席 ◆S1wSEED/TI :2005/07/16(土) 23:30:17
>>638
>ザフトの女性兵士の中でも1、2を争う人気といわれるシホちゃん。
「意義あり!
多いに意義ありよ!
人気なら、そんなマニアックで画面に登場しても『あれ誰?』な視聴者が多数な人より、私たt」
「駄目だっては、お姉ちゃん!
そこで声高に主張したら、私達までイロモノ道に落ちちゃうよ!
正しい視聴者はちゃあんと、理解してくれてるから!
だから落ちついて!」
「放してメイリン!
誰がSEED DESTINYのヒロインか、この機会に教えなくちゃいけないのよ!」
「お姉ちゃんがヒロインだなんて事実、企画書にだって載ってないよ……」
「め、メイリン!?
貴女まで裏切るの!?」
「はいはい、現実を見ようね、お姉ちゃん。
そんなんだからアスランさんにも頼られないんだよ。
ここにいると邪魔になるから退散しようね」
「メイリン――あんたって子は……」
- 650 名前:藤乃静留 ◆lTmjKoHiME :2005/07/16(土) 23:30:33
- あらあら、まだお客さんはあんまり入ってへんようどすな。
ま、ゆっくりと待たせてもらいましょ。まだ一組が終わっただけみたいですからなぁ。
/" ゙̄ヽ
ll l ノ、\ヾ
丿 l| ゚ ‐゚ノl| 書き割の出番は終わったのか…なんか意外にシュールな芸だったようだな
こら、書き割やなんてそういうこと言わんの。可哀想ですやろ?
ほら、ええところが開いてますえ。ささ、座ってゆっくり見物しましょ。
- 651 名前:安倍吉俊と糞先生:2005/07/16(土) 23:31:10
- >>648
安「……おい」
糞「……」
安「おいってば! こら!」
糞「……」
安「返事しろよ。――ったく、糞ばなし禁止された位で落ち込むんじゃねえよ……。
どうすりゃいいんだ俺は、こんな時」
糞「……笑えばいいと思うYO」
安「今頃前世紀のネタを持ち出すな! つーか全然元気じゃねえか!」
糞「これが世に言うセカンド・インパ糞であります」
安「何なんだよそのセカンド・なんとかって! ……いやいい! 黙れ言うな! どうせ」
安・糞「南極で、光の巨人がとてつもないマッキーンコしたの」
安「とかぬかすんだろってもろユニゾンしてんじゃねえか! 二人してカラーで思いっきり!」
糞「ハッ! 光る聖なる糞ってことは……もしかしてこれこそ伝説のHoly Shit?」
安「欠幹(意訳:Fuck が足りていないのではないですか)!!」
糞「うーん、まあもうちょっこりってとこかな」
安「罵倒語にマジレスすんじゃねえ!!」
- 652 名前:安倍吉俊と糞先生:2005/07/16(土) 23:33:49
- >>651
糞「シャラッポワ!! 自爆なんぞやらせん! やらせはせん!!
ぽっくんは他人の手で天には帰らんの世!」
安「……な、なんだ、このヒロヒコ・アラーキー先生の漫画のバックみたいな轟音は!?」
糞「“メメタァ”や“ドグチア”なんてオモシロ擬音してないよ?」
安「“ゴゴゴゴゴ”だよ! この簡易トイレの中からしてんだろ、うわ、白い煙も下のほうから!」
糞「なに、このトイレ搬入した時みたいに、ブースターで飛んで帰ろうかと思って」
安「……どんな方式で搬入してんだか知らねえが帰れ。さっさと帰れ」
糞「バカチン市国が! ユーも来るんだよ! この冥土インヘブンにな!!」
安「あ、あっ! トイレから巨大なマジックハンドが!?」
糞「状況解説乙の鼓動。――照準セット、キャッチング完了」
安「いやだー! 下ろせー! うわ本当に飛び始めたこのトイレ!?」
糞「ウェーハハハ、すぐさま人間が鹿のフンのように見えて気持ちいい高度までレッツナウ♪」
安「この糞ったれ! Fuck'n ass hole!!」
糞「おいおい、お世辞は止せよ」
安「罵ってんだよ!! ぎゃあああああああああああああ!!」
(高速急上昇した簡易トイレは、お空の星になって退場)
- 653 名前:駆け上がる紫炎 ◆Iori/GPRcE :2005/07/16(土) 23:34:11
何故こうも下らん場に連れて来られなくてはならんのだ? 貴様。
「俺が逆に聞きたいくらいだぜ…神楽にまんまと騙されなきゃ、誰が来るか。
ったく、何が八神も了承して下さいました、だ。
何が格闘大会ですよ? 暇潰しになりますよ? だ」
貴様の愚痴など聞きたくないが?
まあ、騙されたのは事実か…何がライブをして下さい、だ。
何処から如何見ても、寄席にしか見えんぞ。あの女め。
「それにしてもテメェ、なんでスーツにグラサンなんだ?
チンピラかホストにしか見えねえんだが、ソレが衣装か?
趣味悪過ぎだぜ。そりゃあ」
黙れ屑が。見たくなければ寄るな。
「まっ、見世物を見てるのは楽しめそうだしな。暇潰しには代わりねえ。
テメェと見なくちゃならないのが、酷く酷く悔やまれるけどな」
フン…楽しめる事などないだろうが、貴様が居るのは都合が良い。
後で顔を貸せ。殺してやる。
それまでは、精々楽しむが良い。
「ヘッ…お前に殺されるほど鈍っちゃいねえよ。
まあ良いぜ、それじゃあ見てるとするか」
どいつもこいつも、踊る阿呆に見る阿呆、か。
- 654 名前:佐山・御言 ◆uMAROIczlM :2005/07/16(土) 23:38:14
- それほど大きいとは言えないイベントホールの直ぐ脇に。
一般人から見れば少しばかり異形な影が二つ立っている。
一つは制服のブレザーを着込んだリーゼントに白髪交じりの少年―――佐山・御言だ。
そしてもう一つ―――人型と断定するにはいささか大き過ぎる影がある。
全長は軽く十メートルを超えるだろうその影は、巨大な人型、言わばロボットだ。
その色合いは青と白、それも唯のコントラストではなく―――
一言で形容するならば、侍女服を模したような色分けが為されている。
佐山の知る世界では「武神」と呼ばれる人型兵器である。
「さて………到着した訳だが。準備は良いかねヴァイオレット君」
佐山が傍らの武神に声を掛ける。ヴァイオレットと呼ばれた武神は
とても女性的な仕草で頬に右手を当て、
「お、押忍。でも……その、よろしいのですか佐山様? 私なんかがその…
このようなはしたない格好で」
「何、構わんよヴァイオレット君。もともと私が要望した事だ、君が気負うことは無い。
ただ君はいつも通りの君でいてくれれば良いのだ」
「押忍。ではその様に致します。……でも私ドジですから、どんな失敗を致すか、それが心配で……」
少しだけ顔を俯かせ、憂鬱な表情を作るヴァイオレットに、
「それもまた今宵の芸のアクセントとなるだろう。何、こういうイベントは楽しんだものが勝つのだよ。
成功も失敗も、皆笑い飛ばしてしまうといい」
佐山は激励の言葉を送った。
「お、押忍!」
答える声には漸く活力が戻り、佐山は得心したように頷いた。
「良い返事だ。では―――馳せ参じよう、ヴァイオレット君。笑いの耐えない戦場へとね」
言って、佐山は右手を鋭く振った。
「進軍せよ(!」
名前:佐山・御言&武神ヴァイオレット
出典:AHEADシリーズ 終わりのクロニクル
活動スレ(あれば):【君と私と】川上稔作品・総合質問雑談スレッド【全竜交渉】
http://charaneta.sakura.ne.jp/test/read.cgi/ikkoku/1115310571/
自己PR:究極の奉仕をヴァイオレット君が披露してくれることだろう。
それを私は、全力を持って受け止めよう。
佐山・ヴァイオレット組、電撃参戦。
- 655 名前:シン・アスカ ◆LasOiegeiI :2005/07/16(土) 23:38:37
- >>649
あれ? ルナにメイリン?
こんなとこに何しに来てるんだよ?
ってか何、あのおかっぱのヤツ知り合い?
なんかジュール隊長の後ろのほうでごたごたやってたような気はするけどさ。
にしても何なんだよこれはぁ!
まともに漫談やってないだろ、こいつら!
こんな中で何やれってんだよ、アスハのヤツ……。
でも、優勝しないと賞金でないしな……。
なぁルナ、なんかいい出し物のアイデアないか?
当たらない射撃とか以外にさ。
- 656 名前:シホ・ハーネンフース ◆GuBAlsamZA :2005/07/16(土) 23:39:45
- >>649
――――遠くから聞こえる喧騒に私は心の中でほくそ笑む。
3クール目まで恋愛対象にさえされなかった女性キャラに意味はあるのでしょうか、と。
>>650
そして、『ヘルズイヤーは地獄耳』という格言にあるように
書き割という言葉を捉える私の耳。
次にユニウスセブンが落とされたらメテオブレイカーに偽装した外部誘導式ロケットを破片に括りつけて
あの二人の頭上に空を落としてやる、と心に黒い炎を燃やす私でした。てへ♪
- 657 名前:アンヘル ◆jAngelsb6s :2005/07/16(土) 23:41:16
- >>652
…………
………
……お空に帰っちゃいましたね?
これももうツッコミようがナイんですが、かなちゃんお願い〜
ワタクシ一人じゃ手一杯なんですよ〜
ホントねェ?
でも、カレラの潔さには、感動したッ!
自分達を見失わないで汚れまくっていく姿には、感動しない方がムリ!
ってゆーか、感動する方がムリ!
嘘吐きは泥棒の始まりだけどこれだけはウソつかせて下さい!
じゃないとアンヘルちゃん死んじゃう?
お次のヒトはダレかしらぁ〜?
シモネタでせめるのも〜面白そうよねェ〜
ダレか汚れないかしらぁ〜?
- 658 名前:藤乃静留 ◆lTmjKoHiME :2005/07/16(土) 23:46:06
- ふふ…小学生はこういうの喜びますやろな。ま、ええんと違いますか?
こないな人がおらんと客席温まりませんよって。
/" ゙̄ヽ
ll l ノ、\ヾ うう、目が笑ってない…
丿 l| ゚ ‐゚ノl| しかし削除モノのエロトークを真顔でぶちかます静留が言えた義理じゃないと思うが…
何か言うた?
- 659 名前:アイビス・ダグラス&ツグミ・タカクラ ◆IBISu6AG36 :2005/07/16(土) 23:46:40
- ボケツッコミバトル…?
こんなイベントやってたんだ…
ちょっと覗いてみようかな。
(宙に舞う簡易トイレ)
(星となる簡易トイレ)
…あ、あはは。
なにあれ…ありえない…
「似てるけどキャラちがーう!」
(すぱーん!)
痛っ!!
な、なにすんのさ、ツグミ!
「何も何も、そんなプリ丸いュアネタで媚びを売るなんてアイビスらしくないでしょう!
私たちの夢はそんなにちっぽけだったの!」
…そ、そんな事ない…ってただ口をついただけじゃない!
プ○キュアネタなわけじゃないよ!
「どうだか…まあ、ネ○まネタでなかっただけよしかしらね」
どういう繋がりよ、それ!
「声優ネタだけど何か?」
…ゴメンナサイ。
と、とりあえず、観客席についてみてようよ、うん。
「そうね、ああ、アイビス、ポップコーンとジュースお願いね」
あ、うん。
ポップコーンはLサイズでいいよね?
「…パシリさえ板に付くあたりどうしたものなのかしらね」
ん?
何か言った、ツグミ?
「なんでもないわよ、ほら、早く」
- 660 名前:アンヘル ◆jAngelsb6s :2005/07/16(土) 23:46:47
- そいじゃあこれで、決まりよ!
てきと〜紹介も手馴れてきました〜
女三人よれば姦しいとはよくイッたもの!
昨日も使ったネタだって? 気にしたら負けかな、と思ってください。
まあまあ、そんな三人組の登場か?
百合の雰囲気が漂うのはそれはそれで、世の男性のココロをくすぐります!
萌え萌えですよ。萌え萌え。
かなちゃんじゃあムリ!
そんなワケでこのヒトタチ!
黄薔薇三姉妹!
黄薔薇大サーカスの方が面白そうよね?
芸名としちゃあさ?
- 661 名前:不確定名:ウサ・ギガンティア ◆6SiMaKo4MY :2005/07/16(土) 23:48:00
あら、少し遅れてしまったようね。
f`' 、
| \ ,、- ''l
ヽ 、 \ / l
`ヽ、ゝ ゙v−−y'゙ ,,ィ- / _,,,、、、,,_
,r', '´, ' , = 、-ッ'゙..:;:;::;::;::::::l`;,、
l i / / /ノ l.i !/ l. |..l:.|.l.:l::i::::';;;;,,` -、
' ! l´l| ´ || l; fil::lノ'jl ゙ ゙ ゙l| | l::.'、;;;;;;;;;,,,`''‐;
/ /.::゙ x :::.ノ; li:V.:: x :::.l:::i::i::`i:、;;;;;;;;;;ジ
{n`;Ti''V''フl''゙/ /;;;;゙'r.n、,._,、ィl::::i::i:::l:::}
ノ | |;/..:シ'、l/゙l{ /;;;;;/l:::/>X,i´!'/ヽ ''''''゙ でも、まだ始まったばかりのようですから。
( (. |. |::::::::::::| |:ト;'、`トミ;'、::::::::::::/;;;:/ ほら、もうすぐ黄薔薇ファミリーの出番ですよ。
` ''L)-、;;;;;、Lj-=-'゙ `'ミッ、;;-(ジ
- 662 名前:鳥居江利子プレゼンツ『黄薔薇三姉妹』:2005/07/16(土) 23:48:18
- 三人「ハイッ! ハイッ! ハイハイハイッ!
ハイッ! ハイッ! ハイハイハイッ!
ハイッ! ハイッ! ハイハイハイッ!」
私達の威勢のいい掛け声が、熱気渦巻くイベントホールに木霊する。
イベントホールに集う私達黄薔薇三姉妹は、今日は多少緊張した面持ちで、
背の高い緞帳を潜り抜けて舞台に立つ。
舞台上の私達の心身を包むのは、深い色の制服(夏服)
声がガタガタ震えないように、顔に冷や汗をかかないように、ハイテンションで押し切るのが
こういう場の入場のたしなみ。もちろん、緊張のあまり足をもつれさせるて転ぶと言う失態をする
姉妹など存在し様もない。(あ、こういう展開も美味しかったかも)
黄薔薇三姉妹
って、ひとりモノローグを思い浮かべている場合じゃ無いわね。
- 663 名前:鳥居江利子プレゼンツ『黄薔薇三姉妹』:2005/07/16(土) 23:48:49
- さて、威勢のいい掛け声と共に先頭を切って歩いているのは由乃ちゃん。
孫馬鹿って笑われるかもしれないけど、由乃ちゃんの笑顔の眩しさはリリアンでもトップクラスにあると思う。
由乃ちゃんの笑顔を前面に押し出しつつ、私達は当初決めた通りのポジションに付く。
私たちより一歩前に由乃ちゃんが立ち、その真後ろに令が立つ。
そして令に隣に私が立ち―――ツカミへの準備を完了させる。
三人「ハイッ! ハイッ! ハイハイハイッ!
ハイッ! ハイッ! ハイハイハイッ!
ハイッ! ハイッ! ハイハイハイッ!」
三人「いよぉぉぉぉぉぉーーーーーーっ」
コントラバスからソプラノへ。
高低差をつけた掛け声を発しながら、声にあわせて令は由乃ちゃんを肩車し、
肩車をされた由乃ちゃんは令の頭に抱きつき、私は令の肩にしなだれる。
そして、
三人「ごきげんよう、黄薔薇三姉妹でーすっ」
私達は、私達の舞台の火蓋を気って落とした。
- 664 名前:鳥居江利子プレゼンツ『黄薔薇三姉妹』:2005/07/16(土) 23:49:28
- 「はいっ、らっせぇーらぁっ、らっせぇらぁーっ
らっせぇーらぁっ、らっせぇらぁーっ」
令がしゃがみこみ由乃ちゃんを降ろすと、私達は向って左側から『私、由乃ちゃん、令』の順番で並ぶ。
なお、身長差のせいで目立たないが令は私たちより三歩ほど後ろに立っている。これも、演出の為の伏線だ。
さぁ、いよいよネタの始まりだ。
江利子「ごきげんよう。黄薔薇さま()こと、鳥居江利子でぇーす」
由乃「ごきげんよう。黄薔薇のつぼみの妹()こと、島津由乃でぇーす」
さぁ、そして今度は令の番。このツカミが成功するか否かは令次第なのである。
剣道の試合で見せる鋭い目つきで観客を睨みを効かせつつ、ツカツカと舞台中央に歩んでいく令に、
江利子「ああ、何だか男前な人が来たわよ」
由乃「いよっ、ミスターリリアン」
と私達二人は掛け声をかける。そして令は舞台中央、舞台の端ギリギリにたどり着き…
令「ごきげんよう、令さんです」
と精一杯の笑顔で観客に微笑みかける。
凛々しさを残した笑顔ではない、あくまで17の女子高生としての可愛らしい笑顔である。
ここからはノンストップで畳み掛ける。
江利子「うわ、可愛いらしぃっ」
令「愛読書は、コスモス文庫です」
由乃「うわ、ベタな夢見る少女」
令「趣味は編物です」
江利子「うわ、ベタな将来いいお嫁さんな女の子」
令「あ、後お菓子作りも得意です。今日は皆さまにカップケーキを焼いてきました」
由乃「うわっ、ベタな人気取り」
江利子&由乃「ベッタベタのボーイッシュに見えて実は可愛い女の子キャラだ―っ」
江利子「ハイッ! ドーンドーンドーン」
由乃「ベタベッタ」
江利子「ドッドーン ドッ ドーン」
由乃「ベタでーすっ」
私達が囃し立てている間に、令は手にしたカップケーキを客席に投げ込む。
流石に鍛えているだけあって、ケーキは観客席の中央から後方へと飛んでいく。うん、リハーサル通り。
当然、投げ込んでいるカップケーキは当然令のお手製である。
元ネタどおりの紙吹雪も考えたのだが、ツカミを考えているうちにこちらの方が令のキャラを生かせると
判断したので、こちらのパフォーマンスに決めたのだ。
令がカップケーキを用意した五個すべて投げ込んだのを見計らい、ベタベタコールを終了させる。
さぁ、ここからいよいよネタ。掴んだお客さんの心が離れる前にガンガンと攻勢に出て行く事にしましょう。
- 665 名前:鳥居江利子プレゼンツ『黄薔薇三姉妹』:2005/07/16(土) 23:50:33
- 江利子「改めましてごきげんよう。最初に説明をさせていただきますが、黄薔薇三姉妹といっても本当の姉妹ではありません」
令「私と由乃は従姉妹同士なんですけどね」
由乃「ええ、こっちは正真正銘」
江利子「二人とも、場を混乱させるような物言いは止めて頂戴。
要約して説明させていただきますと、リリアンには上級生が下級生を導く校風がありまして、
その中でも特に強く結びついた上級生と下級生のカップルを姉妹()と表現いたします」
由乃「ちなみに、ユニット名にある「黄薔薇」は山百合会…いわゆる生徒会幹部の名称で、他には「紅薔薇」「白薔薇」があります」
令「昔から、姉妹の関係は「包み込んで守るのが姉、妹は支え」と言われていますが」
江利子「『支え』ねぇ…。はぁ…。」
由乃「『守り』ねぇ…。はぁ…。」
令「いや、なんで二人で私のほうを見て溜息をつくんですかっ」
江利子・由乃「胸に手を当てて考えてみて?」
令「…orz」
江利子「ああ、そう言えば私達山百合会幹部に限って言えば「○薔薇ファミリー」って呼ばれる事も多いわね」
由乃「ちょっと待ってください、姉妹という関係でしたら問題は無いのですがファミリーと言う名称で呼ぶなら
先ほどの立ち位置に異議があります」
江利子「さっきの立ち位置って、令があなたを肩車して私が令にしなだれるあれのことかしら?」
由乃「ええ、そうです。黄薔薇をファミリーに例える場合の理想的な立ち位置は…
ほら、令ちゃん。舞台の上でいつまで落ち込んでいるの?」
令「え、あ、由乃」
由乃「話をちゃんと聞いていた? ほら、ちゃっちゃと立って。」
令「うん、こうかな?」
由乃「そう。それで私がこうやって令ちゃんの腕をとって…」
江利子「公衆の場は「令さま」もしくは「お姉さま」でしょう?由乃ちゃん。
それで、私は何処に立てばいいのかしら?」
由乃「そこで、恨めしそうに立っていて下さい。
べたべたな若夫婦とそれを恨めしく見ているお姑、
この立ち位置こそが、『黄薔薇ファミリー』の名にピッタリじゃ無いですか?」
江利子「令、ちょっとこっちに来なさい」
令「は、はい。お姉さま」 由乃「あっ、ちょっと令ちゃん」
江利子「(令に腕を絡ませて)あら、お姑さんはどっちかしらね?
大好きな従姉妹で幼馴染を、ふらっと現れた私に取られて悔し泣きするその姿。
大切な息子を他所の女に取られて嫉妬するお姑さんにそっくりじゃ無い」
由乃「うーっ」
江利子「それじゃ、これから立ち位置はずっとこういう形にして、
今度からユニット名を黄薔薇ファミ令「待ってください!」
私の腕を振り解いた令が叫ぶ
令「ちょっと待ってください」
由乃「令ちゃん…」江利子「令…」
令「少しは…少しは私の気持ちも考えてください。私の意見を聞いてください」
江利子「ごめんなさい、令」由乃「令ちゃん…ごめんね? 令ちゃんの気持ちを考えないで…でも…」
令「私は…私は…」
江利子&由乃「私は?」
- 666 名前:鳥居江利子プレゼンツ『黄薔薇三姉妹』:2005/07/16(土) 23:51:20
令「私は、旦那さん役ではなく、お嫁さん役がやりたいんです!」
しーーーーーーーーん
- 667 名前:鳥居江利子プレゼンツ『黄薔薇三姉妹』:2005/07/16(土) 23:51:47
- 令の悲痛な叫びがそうさせたのか、それともあまりに思いつめた表情がそうさせたのか?
あるいはその両方なのか…とにかく、会場には張り詰めた空気が蔓延した。
…誰か、「あんたら、みんな女の子やないかぁ!」というツッコミを入れる人がいないのかしら?
ここまでは当然計算通り、わたしは由乃ちゃんと軽く目線を合わせ、
江利子&由乃「却下!」
と、冷たく突き放す。
令「ええっ、そんなぁ」
由乃「この3人を見たら、夫役は令ちゃんしかいないでしょう?」
令「でもぉ…。」
江利子「じゃぁ、審判にかけてみる?」
令「審判って?」
ばさぁぁっ
私は、あらかじめ舞台に仕込んでおいたマントがかかった物体のマントを取り外す。
そこに現れたのは、デジタル数字で100まで表示できる電光掲示板
疑問と抗議を挟まれる前に、
江利子「さぁ、会場の皆さん。令はこの中では夫役以外ありえないと思う人スイッチ・ON」
ちゃぁーちゃらちゃらちゃらちゃーらんちゃーらん
ちゃぁーちゃらちゃらちゃらちゃーらんちゃーらん
ちゃーちゃんちゃーちゃんちゃん
お昼休みのあの番組の効果音と共に電光掲示板に表れた数字は…
令「そんなぁ…」orz
100
江利子「まさか100を叩き出すとはね…」
当たり前の事だが、誰もスイッチを持っているわけはない。完全な仕込である。
由乃「大丈夫、令ちゃんはちゃんと由乃を貰ってくれるんでしょう? ほら、シャンとして」
令「私…お嫁にいけないのかなぁ…。」
江利子「大丈夫よ、令」
令「お姉さま!」
江利子「最近は、「おもなるおっと」と書いて、”主夫”って言うのも流行っているみたいだから」
令「うぅっ…うぅっ…。」
さて、これでネタ第一部終了。お客の様子は…よかった、そこそこ受けているみたいね。
さぁ、ここで間髪いれずに小休止を兼ねたネタ第2部に突入よ。
- 668 名前:鳥居江利子プレゼンツ『黄薔薇三姉妹』:2005/07/16(土) 23:52:28
- 由乃「ところで令ちゃん? 私おなかすいちゃった。」
江利子「あのね、由乃ちゃん。今本番中…
令「はい、由乃。今日のおやつはプリンだよ」(舞台袖からクーラーボックスを持ち出し、中からプリンとスプーンを取り出し、渡す)
由乃「わーいっ、令ちゃんありがとう」
令「いえいえ、どう致しまし…どうしました?お姉さま?」
江利子「あのね、普通舞台の上でおやつは食べないでしょう?」
令「別にいいのではないですか? お姉さま。元ネタでも、普通に美味しくお菓子を食べるシーンとかありますし」
江利子「元ネタ言わない。だいたい…
令「あ、お姉さまの分もありますよ?」(きらきらときらめくゼリーとスプーンを取り出す)
江利子「え?」
令「ほら、お姉さまこの前メープルパーラーのパインゼリーが美味しかったって言っていたじゃ無いですか?
それで、私もちょっと研究をしてみまして、全く同じとはいきませんでしたが、
かなりいい線をいっている出来のものを創れるようになりましたので、ここに作って持って来ました。
はい、どうぞ」
江利子「そう、じゃあ頂くわ」
由乃「んぐっ。って、黄薔薇さまも食べるんですか!。」
江利子「そういう由乃ちゃんだって、令お手製のプリンを食べているじゃ無い。あむっ」
令「あの、喧嘩しないで下さい。それじゃ、私も…
江利子&由乃「駄目よ!」
令「えぇっ」
江利子「んっ、誰か一人はボケかツッコミをしていないと観客の皆さまが退屈するじゃ無い。あむっ」
令「だ、だって…」
由乃「『だって』、じゃ無いわよ。私は今プリンを食べるのに忙しいの。だから令ちゃん、場のつなぎをお願い。はむっ」
令「そんなぁ…私が作ったんだよ…プリンも…ゼリーも…」
江利子「そんなぁ…じゃ無いの。それとも何? 令は黄薔薇三姉妹としての責務を放棄するの?むぐむぐっ」
令「いや、黄薔薇さまだって責務を放棄しているじゃ無いですか」
由乃「分かってないわね? 元ネタのグループだって、一人がお菓子を美味しそうに食べている間に
残り二人が場を盛り上げているじゃ無い! 忘れたの!。カツッカツッカッ」
令「いや、忘れてはいないけど…私一人じゃどうにも」
江利子「そんな情けない妹を持った覚えはないわ、令。カツッカツッカッ」
由乃「ふぅーっ、やっぱり令ちゃんのお菓子は最高! はいっ、これ容器とスプーン」
令「うん…」(だまってクーラーボックスにそれを戻す)
江利子「こればっかりは由乃ちゃんに同感ね。はい、これもお願い」
令「はい…」(だまって(ry
さぁ、舞台はこれから一気にオチに突入。令、すべてはあなた次第よ
- 669 名前:駆け上がる紫炎 ◆Iori/GPRcE :2005/07/16(土) 23:52:59
「何か随分賑やかになってきたよな。祭りらしく漸くなったか」
その割に物足りなそうだな。殴り合いがそれほど好きか?
「馬鹿言え。さっきの奴等のを途中からしか見てないから不満なだけだ。
オッ、次ぎは女の子三人組か。楽しめりゃあ良いけどな」
随分傲慢だな。楽しませる事も出来ぬ割に。
「五月蝿え! これならユキ、連れてくれば良かったぜ」
- 670 名前:鳥居江利子プレゼンツ『黄薔薇三姉妹』:2005/07/16(土) 23:53:17
- 由乃「ところで令ちゃん、さっきの続きになるんだけど、ちょっと確認したい事があるの?」
江利子「ああ、私もちょうど令に確認したい事があるわ。」
令「あ、あの…なんでしょう?」
江利子&由乃「どっち?」
令「あの、どっちって?」
由乃「私と」
江利子「私。令はどっちを選ぶの?」
令「えぇっ!」
(令の右袖と手首をガッチリと掴むと、それらを自分の方へ引っ張りながら)
由乃「私よね? 令ちゃん。」
(令の左袖と手首をガッチリと掴むと、それらを自分の方へ引っ張りながら)
江利子「あら、私よね? 令」
令「痛い、痛い!」
江利子「あら、由乃ちゃん。あなたがあんまり引っ張るから、令が痛がっているじゃ無い。
由乃ちゃんは時代劇がすきなんでしょう? 大岡越前くらいは知っているわよね?」
由乃「あの話は、引っ張られているのが弱い子供だったから成り立つ裁きです。
令ちゃんはもう大人です。引っ張られるがままじゃなく、嫌な方をちゃんと振りほどくはずです」
令「痛い痛い痛い!」
由乃「令ちゃん、痛いのが嫌なら黄薔薇さまなんか早く振りほどいてこっちに来て!」
江利子「令、さぁ、過去を振りほどいて、私と一緒にこっちに来なさい」
令「痛い痛い痛い痛い! これ以上は止めて」
由乃「私、絶対令ちゃんを話さない」
江利子「私も、例え振りほどこうとしても絶対に食いついて見せるわ」
- 671 名前:鳥居江利子プレゼンツ『黄薔薇三姉妹』:2005/07/16(土) 23:53:50
- 令「だめ、これ以上引っ張られると千切れちゃう―ッ」
令が叫ぶと同時に、
ビリビリビリビリビリーッ
会場中に、何かが引きちぎられる音が響き渡る。
キャ――――――――――――ッ
絶叫に似た悲鳴が、イベントホールに木霊する。
そう、左右から強く引っ張られたせいで令の制服は真っ二つに裂けたのだ。
膝を少し曲げ手は体を隠すように覆っている、体操服&スパッツ姿の令がただそこに立っている。
- 672 名前:鳥居江利子プレゼンツ『黄薔薇三姉妹』:2005/07/16(土) 23:54:15
- 令の絶叫の『ッ』が後部座席を突き抜けようとしたころ、場の雰囲気は一転した。
江利子「ハイッ、ドーンドーンドーン」
令「ベタベッタ」
江利子「ドッ ドーン ドッドーン」
令「オチでーすっ」
そう、もみ合いの末に令の制服が破れると言う、このハプニングこそが落ちなのである。
由乃ちゃんは、あらかじめ用意したオチ用のカップケーキ5個を客席に投げている。
モーションはいいんだけどいかんせん基礎体力が無い。
ケーキは客席前列に投げられているようだ。うん、計算通り。
ケーキを投げ終えた由乃ちゃんがこっちに来て、三姉妹が一列に並ぶと
江利子「ドーン ドーン ドーンッ」
由乃「ベタベッタ」
江利子「ドッ ドーン ドッドーン」
令「へくちっ」
江利子「ドーン ドーン ドーンッ」
由乃「ベタベッタ」
江利子「ドッ ドーン ドッドーン」
令「オチでーすっ」
こうして三人並び、少しづつ少しづつ舞台袖に消えていくのが当初の予定だったんだけど…
ちょっとした悪戯心が浮んできて…私はそれを実行する事にした。
江利子「ドーン ドーン ドーン」
由乃「ベタベッタ」
江利子「ドッ ドーン ドッドーン」
そして、令の「へくちっ」を無視して令の腕に抱きつき
江利子「私達、ベッタベタでーすっ」
と大声で叫んでみた。さぁ、由乃ちゃんはどう出るか?
江利子「ドーン ドーン ドーン」(あ、怒っている怒っている)
由乃「ベタベッタ」(ここは普通にこなしているわね)
江利子「ドッ ドーン ドッドーン」(さぁ、どうでるのかしら? 由乃ちゃん)
令「落ち由乃「私達の方が、ベッタベタでーすっ」
うんやってくれる、由乃ちゃん。それでこそ、私の愛する孫。令を取り合うのも張り合いが出てくるわ。
どーん どーん どーん べったべった どっ どーん どっどーん
黄薔薇姉妹はべったべたでーすっ。
そんなことを考えながら、私は令の腕に抱きつき舞台袖へと下がっていった。
(黄薔薇三姉妹 完)
- 673 名前:ホーク姉妹in観客席 ◆S1wSEED/TI :2005/07/16(土) 23:54:36
- >>655
誰が射撃の命中率も出番も少なめの”いるだけキャラ”よ!?
当らない射撃だってね、たまに当ればそれだけでネタにされる立派な出し物なのよ!
「うわ、自虐ネタまで。
居たくて見てられないよ、お姉ちゃん……」
そこ五月蝿いっ!
だいたいねぇ、シンが私に絡んでくれないから、出番が少ないんじゃない!
「シンと絡んでも出番は増えないんじゃないかな。
ステラって子の例もあるし、むしろありがたくないフラグが立ちそうな――」
言わないで!
それでも私に残された道はシンと絡むしかないの!
「なんだか、落ちぶれたヨゴレ芸人みたいな台詞だね」
なのにシンときたら!
こんな所でも、アスハ代表と組んで出てるし!
そんなに目立ちたいのなら、アスハ代表に反論する隙も与えない、怒涛のぶちかましすればいいんじゃないの!?
それがシンのお家芸でしょっ。
「一方的に喋ってたら、漫才にならないと思うんだけど」
- 674 名前:千鳥かなめ ◆Kana/lWMBI :2005/07/16(土) 23:57:18
- にぎやかになってきたよーで何より何より!
これでこそ主催者の甲斐があったってもんよ!
――主催者がパイプ椅子ってのが釈然としないけど。
んで、みんなの芸を見てみますと、っと。
>>645-
おー、見事な下ネタ。
しかしこれで、実は灰羽の原作者とか、レキちゃん辺り見たらどう思うかしらねー?
まぁいいけど。微妙に面白いし。
ただ問題は!
このハリセンと自爆装置を使う機会がないってコトよ!!
くぅぅ……ツッコむ相手さえいれば!!
>>662-
っと、今度はリリアン組ね。
ふふ……確かにリリアン黄薔薇といえばイロモノの代名詞!
あたしにとっても強敵であることは事実。
けど、一度下した相手に負けることはないわっ!!
どこからでもかかってらっしゃいっ!
そのトリオボケツッコミ、ことごとくあたしがハリセンで地獄にたたき返してあげるんだから!!
――で。
>>654
……なんで巨大ロボがエントリーしてきてるの!?
何、こっちにはアーバレストが……やばひ、ソースケいないっ!
ええと、その……ま、なるようになるかっ!!
>>659
えーと、それにあれは……。
よし、ちょっとこのマイク借りるわね?
「みなさーん! そこにラクスちゃん並みの胸のゲストが来てくれましたっ!!」
うーみゅ、突っ込んで欲しいポイントをいち早くつかんで、正確にツッコむ。
やっぱりあたしこそが、ツッコミのプロに相応しいわね!!
- 675 名前:不確定名:斜に構えた弟:2005/07/16(土) 23:57:57
- >>653
あ、どっかで見たカオ。
……と思ったら、そうだありゃ草薙京じゃねえの?
格闘家の。なにやってんだろこんなとこで。
もしかしてヤツも転覆好き? しかも隣にいる仲睦まじい男は、
普段はヘボだ未熟だ分家の子せがれだペンペン草だと
公言して憚らない不倶戴天の怨敵I・Y(仮名)ではっ!?
そうか読めたぜ。仲が悪いのはあくまで営業用。
プライベートでは「京たん」「いおりん」と呼び合って
いつもいっしょにいるほどの仲だってんだな。
「いつも」いっしょに。
……で、どっちが受けなんだろう。
おれは善良な男子中学生だからわからないぜ。
くそっ使い捨てカメラでも持ってくりゃよかった!
そのスジで高く売れそうな構図なのに!
バカバカバカわしのバカ!
- 676 名前:アンヘル ◆jAngelsb6s :2005/07/16(土) 23:58:29
- >>671
萌え萌えキター! ってか?
いや〜イイですねェ〜体操服にスパッツって?
もうピンコダチね。ピンコダチ。
これまた分かる人だけ笑ってくださいね?
笑えたら笑えた出結構サミシイかも知れないけれど?
それはそれで、青少年はたくましい想像力を酷使しなくてもよくなりました!
ミンナ! 早く写真に収めろ!
萌え萌えオカズの出来上がりだぞ!
―――――着いて、来れるか?
- 677 名前:赤毛の少女 ◆mSTYrlov6I :2005/07/17(日) 00:00:08
- 「嘘つき……」
前にも私は裏切られた。
銀髪の彼女はきっとそうだと思ってたのに、違うって否定された。
絶対間違いないと思ってたのに……。
一通の手紙を見て、私はずっと楽しみにしていた。
今度こそは、そうだって。
彼女のような存在は、私みたいな存在にはとても希少で、だからとても楽しみだったのに。
彼女の一言は、それを否定していた。完膚無きまでに。
彼女も私を裏切ったのだ。
私は目立たないように抱えていた帽子を握りしめ、息を胸一杯に吸い込み、
「贈答品イーターってどういう事よ! ニンゲンだと思わせて、私を罠にはめたのね!」
私の声はホールの壁に跳ね返り、木魂のような響きを残した。
- 678 名前:藤乃静留 ◆lTmjKoHiME :2005/07/17(日) 00:01:30
- /" ゙̄ヽ
ll l ノ、\ヾ なあ静留、リリアンと言ったら風華学園とも繋がりがある名門校だったな…
丿 l| ゚ ‐゚ノl| そして薔薇さまと言えば由緒正しい生徒会役員の…
ネタはよう出来てますけど、体操服にスパッツ、言うんは思い切りが足りませんなぁ。
ここは観客の目ぇをしっかり掴むためにも最低でもブルマー、できれば下着。全裸ならGJ(ガツッ)
/" ゙̄ヽ
ll l ノ、\ヾ
丿 l| ゚ ‐゚ノl| 鼻血出しながら何言ってる静留ッ
それよりこのカップケーキ、なかなかええ仕事してますえ。なつきも食べへん?
/" ゙̄ヽ
ll l ノ、\ヾ
丿 l| ゚ ‐゚ノl| この状況でよく確保…ってその薙刀は何だ。巻きつけて獲ったのか…
- 679 名前:暗くてサッパリ見えない ◆mSTYrlov6I :2005/07/17(日) 00:01:45
- せっかくマルカジリにしようと思ってたのに、妖怪だったとはね!
贈答品イーター・タイドリーカヌム。
ん、ちどりかなぬ、だっけ?
ヒトを攫えると思ったのに〜、つまみに晩酌って思ったのに〜。
ヒトの躍り食い会場だと思ってたのに〜。
ん、暗くてよく見えない?
ライトアップ、ライトアップ!
照明寄越しなさい!
……、アレ、見えない?
あ、ごめん、使い魔ONだった。
いつもの癖で夜盲にしてたわ〜。
見える? OK?
我が名は夜雀ミスティア・ローレライ!
出典:東方永夜抄、東方花映塚(体験版)
活動スレ:【東方シリーズ総合】紅の郷、妖しの夢、永き夜に萃まる幻想。
http://charaneta.sakura.ne.jp/test/read.cgi/ikkoku/1115663115/
ローラレイとかソーラレイとか呼んだヤツには! もれなく風穴を開けるわ!
……なんでびびってないのよ。
なんだか私を指さしたり、笑ったり、贈答品イーターを見て青ざめたり。
変な反応ね。
斜め読みしてたから、どうも間違った解釈をした気がするわ〜。
(ガサガサ)
http://charaneta.sakura.ne.jp/test/read.cgi/ikkoku/1115663115/229
アレ……?
やっぱり千鳥足かなぬを奪い合いしつつ、お酒が貰える会場と読めるわね。
でも贈答品イーターは食べなくていいや〜。
私はどこかの亡霊と違って、悪食じゃないもの。
メイド人間や贈答品イーターはノーサンキューよ。
ああ、食べ物持参するとお酒くれるんだっけ?
はい、朱鷺鍋セット。
幻想郷名産よ〜(はぁと
とゆーわけで、お酒ちょうだい。
- 680 名前:不確定名:ウサ・ギガンティア ◆6SiMaKo4MY :2005/07/17(日) 00:02:05
まあ……令さまの制服が破れてしまって、だいじょうぶなのかしら?
これでは襟をひるがえしたりスカートのプリーツを乱したりといったところではないと思うのだけれど……。
f`' 、
| \ ,、- ''l
ヽ 、 \ / l
`ヽ、ゝ ゙v−−y'゙ ,,ィ- / _,,,、、、,,_
,r', '´, ' , = 、-ッ'゙..:;:;::;::;::::::l`;,、
l i / / /ノ l.i !/ l. |..l:.|.l.:l::i::::';;;;,,` -、
' ! l´l| ´ || l; fil::lノ'jl ゙ ゙ ゙l| | l::.'、;;;;;;;;;,,,`''‐;
/ /.::゙ x :::.ノ; li:V.:: x :::.l:::i::i::`i:、;;;;;;;;;;ジ
{n`;Ti''V''フl''゙/ /;;;;゙'r.n、,._,、ィl::::i::i:::l:::}
ノ | |;/..:シ'、l/゙l{ /;;;;;/l:::/>X,i´!'/ヽ ''''''゙ 志摩子さん……いえ、こういう出し物ですから。
( (. |. |::::::::::::| |:ト;'、`トミ;'、::::::::::::/;;;:/
` ''L)-、;;;;;、Lj-=-'゙ `'ミッ、;;-(ジ
でも、せめて中にもう一着お召しになっていた方が……
f`' 、
| \ ,、- ''l
ヽ 、 \ / l
`ヽ、ゝ ゙v−−y'゙ ,,ィ- / _,,,、、、,,_
,r', '´, ' , = 、-ッ'゙..:;:;::;::;::::::l`;,、
l i / / /ノ l.i !/ l. |..l:.|.l.:l::i::::';;;;,,` -、
' ! l´l| ´ || l; fil::lノ'jl ゙ ゙ ゙l| | l::.'、;;;;;;;;;,,,`''‐;
/ /.::゙ x :::.ノ; li:V.:: x :::.l:::i::i::`i:、;;;;;;;;;;ジ
{n`;Ti''V''フl''゙/ /;;;;゙'r.n、,._,、ィl::::i::i:::l:::}
ノ | |;/..:シ'、l/゙l{ /;;;;;/l:::/>X,i´!'/ヽ ''''''゙ そもそも落ちになりませんから、それ。
( (. |. |::::::::::::| |:ト;'、`トミ;'、::::::::::::/;;;:/
` ''L)-、;;;;;、Lj-=-'゙ `'ミッ、;;-(ジ
- 681 名前:駆け上がる紫炎 ◆Iori/GPRcE :2005/07/17(日) 00:03:36
>>675
「なぁ? やが…」 行くぞ。 「ああ」
「よう…聞いてれば好きな事言ってくれるなぁ?
どっかの馬鹿みたいに焔が滾ってきたんだが、良いか?」
何度言えば貴様は分かるのかが理解出来んが、逝くか?
「それじゃあ八神、三神技之弐辺りで捕まえとけ。
久々に…久々に、無式使うから」
良かろう…
- 682 名前:不確定名:ウサ・ギガンティア ◆6SiMaKo4MY :2005/07/17(日) 00:04:03
……そうだわ、中に剣道着を着ていれば……
f`' 、
| \ ,、- ''l
ヽ 、 \ / l
`ヽ、ゝ ゙v−−y'゙ ,,ィ- / _,,,、、、,,_
,r', '´, ' , = 、-ッ'゙..:;:;::;::;::::::l`;,、
l i / / /ノ l.i !/ l. |..l:.|.l.:l::i::::';;;;,,` -、
' ! l´l| ´ || l; fil::lノ'jl ゙ ゙ ゙l| | l::.'、;;;;;;;;;,,,`''‐;
/ /.::゙ x :::.ノ; li:V.:: x :::.l:::i::i::`i:、;;;;;;;;;;ジ
{n`;Ti''V''フl''゙/ /;;;;゙'r.n、,._,、ィl::::i::i:::l:::}
ノ | |;/..:シ'、l/゙l{ /;;;;;/l:::/>X,i´!'/ヽ ''''''゙ 物理的に不可能です。
( (. |. |::::::::::::| |:ト;'、`トミ;'、::::::::::::/;;;:/
` ''L)-、;;;;;、Lj-=-'゙ `'ミッ、;;-(ジ
- 683 名前:アンヘル ◆jAngelsb6s :2005/07/17(日) 00:08:06
- ちょっとちょっと、賑やかになりすぎなんじゃにゃいの?
アンヘル様の存在感が薄くなっちゃうんじゃないの?
良く見る二人から、スズメサンまで選り取りみどり?
清純派の女の子まで居れば、もうね、なんと言うかね、乱交パーティー?
乱れすぎちゃって大変なんじゃにゃいのかなァ〜
ダレも私の発言にツッコマナイから寂しくなってきたかなァ〜
一人でボケつづけるのは辛いんだけどなァ〜
かなぬちゃん食べられちゃうのかなァ〜
どうなるんでしょうねェ〜
ホント、楽しい夜になったわね?
永い夜になるわよね?
- 684 名前:名無しの超戦士1P&2P(M)@観客席:2005/07/17(日) 00:09:50
- 2P「…で、一つばかり訊きてえんだがな」
1P「トイレなら奥だぜ、相棒?
……おいおい、そんなに睨むなよ。言いたいこたあ分かる」
〜〜〜〜〜〜〜〜30分ほど前〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
1P「ピラミッドをぶっ潰したと思ったんだが…なんで市街地なんぞに出る?」
2P「へっ、デートを台無しにされたクレオパトラの腹いせとでも言いてえのか?」
1P「吹かすなよ。まあ、こいつは俺の経験から考えるに、だ…。
“また”時空を越えた…という事らしいぜ、相棒?」
2P「ふん、冗談にしては面白く無さすぎる話だ。
その上マンネリと来てやがる」
シルフィー「いらっしゃいませ♪
今日開催、お笑いライブのチケットなどいかがでしょうか?」
1P&2P「―――ってなんでお前が商売してやがる!?」
〜〜〜〜〜〜〜〜現在〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
1P「…で、シルフィーの持ってた時空転移装置とやらのエネルギーが溜まるまで、
暇つぶしにやって来たってわけだが…。
運命の女神ってのは性質の悪いジョークが好きらしいな」
2P「へっ、神さまなんてツラでもねえだろうが?
ま…こうなったら構わねえさ。どうせ当分は動けやしねえ。
折角のティーブレイクだ。楽しまなきゃ損だぜ」
1P「お前もティーブレイクなんてツラかよ。
ま、その辺は同感だ。せいぜいこのコメディアンショーを楽しんどくか」
>>642 司会らしきお嬢ちゃん
1P「ほう、こいつは中々魅力的なお嬢ちゃんだな。
ビール二つだ。あと適当にツマミでもくれ」
2P「携帯電話の番号は注文しねえのか?」
1P「へっ、てめえじゃねえんだ。俺は紳士的なんだよ」
>637 軍人のお嬢ちゃん。
2P「…今のは笑うところだったのか?」
1P「俺に聞くなよ」
2P「そりゃそうだ。こういう高尚なのが分かるのは俺くらいなもんだからよ」
1P「さらりと前言撤回してんじゃねえ。
……地獄耳の方がメインか、ありゃ?」
2P「いや、キャットファイトだな。
あっちの観客席を見りゃ分かる」
>安倍吉俊と糞先生
1P「どこにも下ネタってのはあるもんだ」
2P「ほう、こういうのが好きとは初耳だったぜ。
じゃあ俺が人間の役やるから、お前はトイレ役ってこったな
メインは譲るぜ?」
1P「勘弁しろよ。コメディアンやる気はねえ。
それに色を考えりゃトイレ役はてめえだろうが」
2P「…一度拳でコミュニケーションでもしてみるか?
相互理解のいいチャンスってやつだ」
(じりじりじりじりじりじり……)
- 685 名前:アイビス・ダグラス&ツグミ・タカクラ ◆IBISu6AG36 :2005/07/17(日) 00:10:59
- >>662-
あ、カップケーキっ!
「こういう時は素早いわね…」
放っといてよ。
あ、おいし♥
「幸せそうに食べてるわね、アイビス…出し物よりもこっちが大事みたいね」
>>674
へ?
ちょ、ちょっと、かなめ!
あたしただ見に来ただけだってばっ!!
「アレに見つかったのが不幸ね」
ツグミ、そんなに落ち着いて見てないでよ!
「私には関係ないし。貧乳で呼ばれてるのはアイビスでしょ」
う、ううっ…
- 686 名前:アンヘル ◆jAngelsb6s :2005/07/17(日) 00:13:36
- >>684
あいよ〜ビール二つですねェ〜少々お待ちを〜
今なら三千円でオプションつきますけどどうですか〜
たっぷりサービスしちゃうわよ〜
いつもお疲れっしょ? 闘ってばかりでさ〜
だから、マ・ッ・サ・ー・ジ・? いかがかしら?
番号はホラ、同伴とかしないと、ね?
- 687 名前:藤乃静留 ◆lTmjKoHiME :2005/07/17(日) 00:17:26
- >>675
>>681
/" ゙̄ヽ
ll l ノ、\ヾ
丿 l| ゚ ‐゚ノl| …気付いたか?
ええ、気付きましたえ。あれは「ダイアナ」の胞子…あれを使ってはるのは菊川さんどしたな。
(※チャイルド『ダイアナ』の胞子は遠隔誘導で飛行する監視カメラである)
/" ゙̄ヽ
ll l ノ、\ヾ ああ、最近知ったが奴は根っからの腐女子だ。
丿 l| ゚ ‐゚ノl| いわばあのツーショットは格好の妄想のネタ…虎視眈々と狙っていたのだろうな。
芸やのうてゲイを見に…いうところですのん?
/" ゙̄ヽ
ll l ノ、\ヾ
丿 l| ゚ ‐゚ノl| やめんか、不謹慎だぞ
- 688 名前:不確定名:斜に構えた弟:2005/07/17(日) 00:18:04
- >>681
おほっ! あのふたりホントに仲いいな。
チラッとアイコンタクト。最早言葉すら必要ない域に
達しているというわけですなウヒフハハ。
……ありゃ? 目が合っちゃった?
なんでこっちくるんだろ? おれの後ろにチームメイトの
神楽でも……いないわな。おりょりょ?
『「よう…聞いてれば好きな事言ってくれるなぁ?
どっかの馬鹿みたいに焔が滾ってきたんだが、良いか?』
聞こえてたんだぁ。
……ちょ、ちょっと待ってくれ。
おれはただの善良な一中学生だ。
あんたらに本気で殴られたら死ぬ。っていうかシヌ。
ちょ、ちょっとしたお茶目じゃねえか。なぁ?
いやもちろんおれは、あんたらが激しく憎しみあっていることを
ちゃ〜んとわかってるけど、ホラねぇ?
たまには冒険したくなる年頃なんだよ。
ヤダなぁ怖い顔ヤダなぁ。
ほ、ほら! おれ酒持ってきたんだよ?
よければ飲んでよ。うん、飲んでってよ。
あんたらたしかもう酒飲んでいい年なんだよな?学生服だけど
楽しく飲んでたのしく酔って愉快にやってくれよ。
ヤマタノオロチみたいに。ね?ね?
- 689 名前:エーフィ・C・ハウサー ◆p1a4SYSTEM :2005/07/17(日) 00:18:21
- >>634
「……で、いつの間にこんなことになってるんだろうね」
座り心地だけは最上級の椅子に座ったまま、カオスを眺めて一人ごちる。
つまり不条理ギャグとはそういうモノでありそこには一切のボケもツッコミも介在する
余地のない絶対的な神域なのだろう。イヤだが。
自爆スイッチ。
誰かツッ込めよ。
口には出さずに、額に指を当てた。
自爆スイッチ。
マジだろうか。
マジだろう。
これギャグだし。
>>652
「うーわ」
何か飛んだ。
いいから誰か普通にツッ込んでくれ。
ウサギを出そうとしたらウナギが出てくるくらいには不条理だ。要するに何でもアリで
とどのつまり一歩間違えば私まで巻き込まれるのは間違いない。
「……私、帰っていいかな、かなめお姉さん」
- 690 名前:シン・アスカ ◆LasOiegeiI :2005/07/17(日) 00:18:54
- >>673
な……なんだよルナ!
出番については俺だって人のこと言ってる余裕がないんだよ!
それに……漫才とかじゃ、ルナじゃ弱いしさ!
大丈夫だよ……守るから、多分! 三度目の正直だから!!
「お前の場合、二度あることは三度ある、じゃないのか?」
げげ、アスハ!
お前、なんだってこんなところに!
「そろそろわたし達も出番だからだ!
お前こそ、こんなところで油売ってていいのかよ!?
ほら行くぞ!
――ああそれと。
メイリン、か? アスランに手を出したら承知しないからな!」
あ、おい待てよアスハ!
くそ、それじゃ俺もこれで、またな!
忠告どおり、頑張ってぶちかましてみるさ! 俺のディス
「ごたくはいいから、行くぞ!」
おいこら! 引きずるな!
さすがバカ力はアスハのお家芸だなーーーーーーーー!(フェードアウト
- 691 名前:不確定名:ウサ・ギガンティア ◆6SiMaKo4MY :2005/07/17(日) 00:23:48
あら……気が付けば、随分たくさんの方がいらっしゃったわね。
f`' 、
| \ ,、- ''l
ヽ 、 \ / l
`ヽ、ゝ ゙v−−y'゙ ,,ィ- / _,,,、、、,,_
,r', '´, ' , = 、-ッ'゙..:;:;::;::;::::::l`;,、
l i / / /ノ l.i !/ l. |..l:.|.l.:l::i::::';;;;,,` -、
' ! l´l| ´ || l; fil::lノ'jl ゙ ゙ ゙l| | l::.'、;;;;;;;;;,,,`''‐;
/ /.::゙ x :::.ノ; li:V.:: x :::.l:::i::i::`i:、;;;;;;;;;;ジ
{n`;Ti''V''フl''゙/ /;;;;゙'r.n、,._,、ィl::::i::i:::l:::}
ノ | |;/..:シ'、l/゙l{ /;;;;;/l:::/>X,i´!'/ヽ ''''''゙ 何だか不穏な人も多い気がしますけれど。
( (. |. |::::::::::::| |:ト;'、`トミ;'、::::::::::::/;;;:/
` ''L)-、;;;;;、Lj-=-'゙ `'ミッ、;;-(ジ
そう? でも皆さん、とても和やかにお話しなさっているようだけれど?
f`' 、
| \ ,、- ''l
ヽ 、 \ / l
`ヽ、ゝ ゙v−−y'゙ ,,ィ- / _,,,、、、,,_
,r', '´, ' , = 、-ッ'゙..:;:;::;::;::::::l`;,、
l i / / /ノ l.i !/ l. |..l:.|.l.:l::i::::';;;;,,` -、
' ! l´l| ´ || l; fil::lノ'jl ゙ ゙ ゙l| | l::.'、;;;;;;;;;,,,`''‐;
/ /.::゙ x :::.ノ; li:V.:: x :::.l:::i::i::`i:、;;;;;;;;;;ジ
{n`;Ti''V''フl''゙/ /;;;;゙'r.n、,._,、ィl::::i::i:::l:::}
ノ | |;/..:シ'、l/゙l{ /;;;;;/l:::/>X,i´!'/ヽ ''''''゙ ……水面下では色々と凄いことになっていそうですよ。
( (. |. |::::::::::::| |:ト;'、`トミ;'、::::::::::::/;;;:/ 志摩子さんのお姉さまよりガチな人とか。
` ''L)-、;;;;;、Lj-=-'゙ `'ミッ、;;-(ジ
- 692 名前:◆MIMAJ.qMs. :2005/07/17(日) 00:25:15
- 待ちなっ!!!
―忘れ去られし幻想の 更に旧きは精神のカタチ
―消える事無きその姿 霞む事無きその勲
そう、私こそが幻想郷の祟り神!そして人間界の神!ウソだけど
その名も……『魅魔』っ!!!
(でも声だけで姿は見えません)
名前:―久遠の夢に運命を任せる精神― 魅魔
出典:東方封魔録 東方夢時空 東方怪綺談など
活動スレ:【東方シリーズ総合】紅の郷、妖しの夢、永き夜に萃まる幻想。
http://charaneta.sakura.ne.jp/test/read.cgi/ikkoku/1115663115/
(足の無いクラシカルな幽霊…もとい、悪霊)
さて、声だけで何処に居るのか気になるんじゃないかい…?
ふふふふふ…既に私は準備完了、弾幕開始OKって状態なのさ。
舞台は違えど、宴に勝負は変わりなし!さぁ…とくと見ていくんだね。
- 693 名前:駆け上がる紫炎 ◆Iori/GPRcE :2005/07/17(日) 00:26:46
>>688>>687
善良? 貴様が善良なら世の全ては面白いほどに、良い物だろうな。
世の塵を公言して憚らぬ、貴様がな。
「塵は塵らしく焼却されるもんだよな? やっぱ。
それも俺の手自らだぜ?」
で、何処まで焼いて欲しい? 姉に灰は届けた方が良いか?
「っと、そろそろ脅すのも止めとくか。
恐喝罪で逮捕とか、嫌だぜ? 俺。
まっ、その前にこいつでも焦がしとくか。花粉症になっちまうぜ」
胞子で花粉症が出るなどとほざく馬鹿は貴様ですか、と言いたいが邪魔だな。
で酒か…寄席で飲むには不味い酒でも構わんか。
「オイオイ、俺は今は学生服じゃねえだろ?
休みだぜ? 休み。良いよな…休みって」
年中休みの馬鹿は貴様しか居ないとも思うが、オロチの如くか。
酔いつぶれられては敵わんのだがな。
- 694 名前:―普通の黒魔術少女― 霧雨魔理沙 ◆0mM.SPARK2 :2005/07/17(日) 00:29:09
- ここだっけか? なんか楽しいことやってるってのは。
ま、招待状来てたし間違いじゃないよな。
まあ宴もたけなわってこのいい感じなカオスが宴なのかどうか知らないが、とりあえず盛り上がってるなー。
さてどこに座るかな、って
>>688
「なんだか久しぶりだぜ、そして楽しそうだがなんかしたのか?」
顔見知り見かけたので声かけてみた。
ちなみに楽しそうと感じたのは事実だったりするが。
- 695 名前:―普通の黒魔術少女― 霧雨魔理沙 ◆0mM.SPARK2 :2005/07/17(日) 00:30:37
- >>692
>待ちなっ!!!
…………へ?
え、いや、ええ……!?
- 696 名前:―久遠の夢に運命を任せる精神―魅魔 ◆MIMAJ.qMs. :2005/07/17(日) 00:33:50
- (ステージの中央から文字通り"せり上がって"登場 なぜかタキシード姿)
魅魔だよ……
弟子の腕前を見に行ったら、レーザーで見事に消し炭にされちまったよ…
魅魔だよ……
「魔理沙兎に比べると強すぎだよ!私の弟子だから当然だけど!!」
魅魔だよ……
スペ○ンカーをプレイ中、ポーズして少し離席したら、アホ毛がゲームオーバーにしてくれたよ…
…魅魔だよ……
「そのアホ毛、蘇生不能な位ベキベキに折ってやろうか!?……いや、言うより先に折ったけど」
魅魔だよ……
私は年増じゃないって何度も言ってるだろう!?
……少しへこむよ…
「私はちょーーーーーーーーーーっと年上のお姉さんだっ!!」
魅魔だよ……
新作発売延期のレスにネタと気づかず、一晩マジで涙を流しちまったじゃないか…
………魅魔だよ……
「紛らわし過ぎるんだっ!!…神主に何かあったかと心配しちまったよ」
魅魔だよ……
新作に私が出られる可能性は、どれくらいあるのかねぇ…
…………期待しちまうよ…
「出せっ神主ッ!久しぶりに祟るぞっ!!システム昔とあんまり変わってないしっ!!」
魅魔だよ……
久しぶりに霊夢に会ったら、『誰?』って素で聞き返されちまったよ…
………………魅魔だっての…
「アンタの所の神様を忘れてどうすんだい!!…いやまぁ、祟り神だけど」
魅魔だよ……
あまつさえ『とりあえず』という理由で針ネズミにされちまったよ…
…………………痛いねぇ…
「あんたはとりあえずで重傷者を出すのかっ!!…まったく、悪霊で助かったよ…それでも痛いけど」
魅魔だよ………魅魔だよ…………魅魔だよ……………
(そのまま舞台に"沈んで"いきました)
- 697 名前:千鳥かなめ ◆Kana/lWMBI :2005/07/17(日) 00:33:54
- >>679 夜雀
――来た。
本命が、本家が。
全ての食材の頂点に立つ、全てのイーターが望むものがっ!
つーかさりげなく妖怪扱いされてるのがむかつくけどっ!
「あー、はいはい。ありがと。
朱鷺鍋ね、確かになかなか食べられないわ。
後でありがたく食べさせてもらうわね、保護センターとかにつかまる前に。
中国との配合養殖モノはやっぱりまずそうだし」
とりあえず鍋は後ろに。
マイクを前に。
「――で。
一文字違いで大違い、本当にそうよね?
でもあたしは「千鳥」、千の鳥よ?
一匹二匹食べるんじゃないわ、そんじょそこらの決意じゃ間に合わないわね。
昔から恋人と朝寝するためなら三千世界の鴉を落としても、って言うけどさ。
その三分の一くらいは欲しいわけよ、あたしとしても――覚悟ってやつが。
あたし? あたしはもちろんあるわよ?
というわけで」
マイクを口元に。
吸い込んだ息を言葉に変えてそこに叩きつける!
「ここにいるこの雀!
これとっ捕まえて美味しく調理した人に、この限定大吟醸あげるわよ!
先着一名! この珍味をとっとと捕まえて!!」
- 698 名前:アンヘル ◆jAngelsb6s :2005/07/17(日) 00:35:48
- 何だか影がだんだん薄くなってきてる気がしないでもないアンヘル様ですが、
まだまだ元気に一人寂しくボケつづけますよ〜
ってなワケで、紹介文へとレッツゴー!
幻想郷からこんなヒト? 幽霊? まで飛び出した!
ってゆーか、足ある? 足あるの?
私見た幽霊サン足なかったから、チョット気になってみたり?
黒白素早いのが弟子だとかなんだとか?
年齢の話は禁句らしい!
それならあえてこう呼ぼう!
魅魔たんと!
それではどうぞ〜
結構苦しいかな? 流石に「たん」はねェ?
- 699 名前:ホーク姉妹in観客席 ◆S1wSEED/TI :2005/07/17(日) 00:38:08
- >>656
出番どころか台詞すらない人に勝者の笑顔を向けられた!?
「女は実行力ですよ?
設定だけはイロイロあっても、画面で説明されなければ書割と同じです」
我が妹ながら含蓄のある言葉だわ。
さすが、勢いだけで脱走を図るだけのことはあるわね。
私もこれからは、実行力で勝負しなきゃ。
「勢いで抱きしめたりキスしたりとか?
それってやっぱり落ちぶれた芸人……もしくはバラドル?」
あ、あれは勢いというか、シンが……その……
ちょっとシン、貴方からもなにか説明して――
>>690
ってアスハ代表!?
アスランばかりか、シンまで手なずけて!
しかも不吉な発言までしないでください! 私も、すっごく気にしているのに! 三人目は嫌ー!
「すみません、私一途なもので。
でも男の人が帰って来るのを待っているだけのヒロインって、今時流行らないと思いますし。
泣いていれば男が動くと思っていると、足元を救われますよ?」
- 700 名前:名無しの超戦士1P&2P(M)@観客席:2005/07/17(日) 00:38:13
- 1P「やれやれ、メール欄に原典を入れ忘れちまうとはな。
しまらねえ話だ」
2P「へっ、俺をトイレ扱いした天罰ってやつさ。
……で、メール欄てな何の話だ?」
1P「こっちの話さ」
>>662 黄色い三連星
1P「ああ、こいつは噂に聞いたことがあるぜ。
オオオカサバキってギャグだろ?」
2P「カンクロウ一家とかいう奴じゃなかったか?
それにしちゃえらくアレンジが効いてるがな」
1P「ジェットストリームアレンジって奴さ。
若さは振り向かないことだってな…にしちゃ突き抜けすぎてるたあ思うが」
【所詮80年代である】
>>680>>682
1P「…あと何だ。どうにも観客からの突込みの方が面白い予感がするぜ」
2P「へっ、次はエスパー気取りか?………奇遇な事もあるもんだな」
>>686
2P「おっと、こいつは意外に脈ありなようだぜ、兄弟?」
1P「鼻の下伸ばしてると痛い目に遭うぜ、相棒?
綺麗な花には決まってトゲがあるのが相場ってもんだ」
1P「さてお嬢ちゃん。
そいつも悪くはないが、マッサージが必要なほどヤワな鍛え方はしちゃいないんでね。
サービスは次の機会ってことで頼むぜ。
同伴も今回は結構だ、魅力的なあんたにゃ悪いがちょっと予定が詰まってるんでな」
2P「仕事人間は嫌われるぜ?」
1P「ストイックと言ってくれ」
- 701 名前:不確定名:ウサ・ギガンティア ◆6SiMaKo4MY :2005/07/17(日) 00:39:03
まあ、雀の方を捕まえて……ですって。
f`' 、
| \ ,、- ''l
ヽ 、 \ / l
`ヽ、ゝ ゙v−−y'゙ ,,ィ- / _,,,、、、,,_
,r', '´, ' , = 、-ッ'゙..:;:;::;::;::::::l`;,、
l i / / /ノ l.i !/ l. |..l:.|.l.:l::i::::';;;;,,` -、
' ! l´l| ´ || l; fil::lノ'jl ゙ ゙ ゙l| | l::.'、;;;;;;;;;,,,`''‐;
/ /.::゙ x :::.ノ; li:V.:: x :::.l:::i::i::`i:、;;;;;;;;;;ジ
{n`;Ti''V''フl''゙/ /;;;;゙'r.n、,._,、ィl::::i::i:::l:::}
ノ | |;/..:シ'、l/゙l{ /;;;;;/l:::/>X,i´!'/ヽ ''''''゙ そもそも食べられるんでしょうかね?
( (. |. |::::::::::::| |:ト;'、`トミ;'、::::::::::::/;;;:/
` ''L)-、;;;;;、Lj-=-'゙ `'ミッ、;;-(ジ
……銀杏な方がいらっしゃらないかしら。
f`' 、
| \ ,、- ''l
ヽ 、 \ / l
`ヽ、ゝ ゙v−−y'゙ ,,ィ- / _,,,、、、,,_
,r', '´, ' , = 、-ッ'゙..:;:;::;::;::::::l`;,、
l i / / /ノ l.i !/ l. |..l:.|.l.:l::i::::';;;;,,` -、
' ! l´l| ´ || l; fil::lノ'jl ゙ ゙ ゙l| | l::.'、;;;;;;;;;,,,`''‐;
/ /.::゙ x :::.ノ; li:V.:: x :::.l:::i::i::`i:、;;;;;;;;;;ジ
{n`;Ti''V''フl''゙/ /;;;;゙'r.n、,._,、ィl::::i::i:::l:::}
ノ | |;/..:シ'、l/゙l{ /;;;;;/l:::/>X,i´!'/ヽ ''''''゙ あの〜志摩子さん、何を考えてるんですか……?
( (. |. |::::::::::::| |:ト;'、`トミ;'、::::::::::::/;;;:/
` ''L)-、;;;;;、Lj-=-'゙ `'ミッ、;;-(ジ
- 702 名前:藤乃静留 ◆lTmjKoHiME :2005/07/17(日) 00:41:03
- >>693
/" ゙̄ヽ
ll l ノ、\ヾ いくら光学迷彩遮蔽をしていても、鍛えている相手には通じなかったようだな…
丿 l| ゚ ‐゚ノl| ダイアナの胞子がまとめて撃墜されたぞ
…本人はもう目的達成して帰ってはりますけどな。
あの抜け目のなさ、案外新執行部長の椅子は似合うんと違います?ふふっ。
(静留の目線の先には至福の表情で鼻血を出しながらスキップで帰る短髪に眼鏡の少女)
/" ゙̄ヽ
ll l ノ、\ヾ
丿 l| ゚ ‐゚ノl| 雪之…強くなったな…
>>697
/" ゙̄ヽ
ll l ノ、\ヾ
丿 l| ゚ ‐゚ノl| 雀は…
ああ、そないに美味しいものと違いますえ?頭はまあまあ珍味ですけど。
なんや、吟醸酒が欲しいんどしたら実家から取り寄せるんに…なつきは洋酒党と違ったん?
ほら、マンションの方にはギネスしか置いてへんやないの。
/" ゙̄ヽ
ll l ノ、\ヾ
丿 l| ゚ ‐゚ノl| お前と飲むと寄った隙に何されるか知れたものじゃないから嫌だ
- 703 名前:ミルフィーユ・桜葉 ◆LUCKYta1h6 :2005/07/17(日) 00:41:34
<会場より8,000光年ほど離れたはくちょう座X−1星系にて>
えーっと……
たしかここが今回の任務の会場がある星系ですね。
途中で紋章機が故障したり、卵の大安売りに寄ったりで遅れちゃってますし、急がないと!
……でもなんだか様子がおかしいですね?
文明のある星にしては随分と真っ暗なんですけど――
あ、きっと皆さん早寝早起きでもう寝ちゃってるんですね!
だからきっと星全体が真っ暗になってるんです!
そうとわかったら早速会場に向かいましょう!!
皆さんもう寝ちゃってたらイベントはどうなってるんだろうとかいう気もしますけど
きっと気のせいです!
そうと決まったらこのまま全速力であの天体に突っ込んじゃいましょう!!!
超時空弦推進機関、出力全開! ラッキースター、発進します!!
(注:はくちょう座X−1はブラックホールとして有名な天体です。)
- 704 名前:アンヘル ◆jAngelsb6s :2005/07/17(日) 00:46:02
- >>700
オメデトーゴザイマスネ? イエイエ、コッチの話です。
それはさて置き、オニイサン達も分かってないわねェ?
脈があるって事は据え膳食わぬはなんとやらじゃないの?
そんなに安いオンナになった気はございませんけどね?
まっ、マッサージはそう言うと思ったよ?
体付き見てれば分かるし〜ワタシも同じっぽいし〜
それでもこの場をお楽しみくださいネェ〜
たのしまなきゃ損よ?
どんな戦いでも、どんな笑いでも、ね?
- 705 名前:千鳥かなめ ◆Kana/lWMBI :2005/07/17(日) 00:46:06
- >>689
――で。
とりあえずそこに座ってるチャンピオン。
いつ来たのよあんたは。
まぁいいわ。
ついに鴨がねぎしょってやってきたんだから!!
>「……私、帰っていいかな、かなめお姉さん」
「まぁまぁ。
せっかく来たんだしさ、ほら、もう少し見て行きなさいよ。
あたしだっていろいろ悩んだのよ?
たった一つのお家芸奪われて。それはもう、ね」
そう、だからあたしは一刻の、ありとあらゆるネタキャラを研究した。
そして悟ったのよ。今が下克上の時と!!
「そう、今こそ下克上!
ってことでエーフィちゃん、来て早々で悪いけど!」
取り出したは、手に収まるサイズの小さな装置。
一見太目のサインペンに見えるそれは、しかしその上に赤いボタンが付いている。
その上にはご丁寧にダメ押しでドクロのマーク。
これこそ名高き――
「自爆装置ー!」
ってことでエーフィちゃん!
恨みは……ないけど逆恨みなら結構あるから、
「んじゃ、自爆行ってみよー!」
ボタンに指をかける。
あとはこれ、ここに軽く力を込めてポチっと――
- 706 名前:佐山・御言 ◆uMAROIczlM :2005/07/17(日) 00:46:49
- 「―――とうっ!」
声とともに、出し抜けにホールの屋根がぶち破られた。
轟音とともに驟雨のように降りしきる建築材の中、巨大な人影とその肩に乗る人影が共にホールに降り立つ。
佐山とヴァイオレットだ。
静まり返る場内を尻目に、佐山はよく響く声で初弾の挨拶をかました。
「ごきげんよう、諸君。私は佐山・御言、悪役を任ずる者だ」
そう言って改めて場内を見渡す。その雰囲気を見て、
……既に場は暖まっているね。絶好のタイミングだ。
成功への確信を得ながら、佐山は自己紹介を続ける。
「本日はお日柄も良く、絶好のお笑い日和と言った所だ。そんな今日と言う日に、
私と言う偉大な悪役が諸君に強制的に笑いを提供しよう。
簡単に言えば、今日の用件はそういった所だ」
簡単な口上を述べた後、傍らの武神に向き直る。
「そして紹介しよう。今日の私のパートナー、ヴァイオレット君だ。
今日は、彼女の全身全霊の奉仕をとくと御覧いただきたい」
紹介を受けたヴァイオレットは、
「お、押忍。皆様どうぞ宜しくお願いいたします」
侍女服調に色分けされた装甲の裾を丁寧な動作で摘んで、一礼する。
その動作を見た佐山は頷き。
「―――では、始めよう。ヴァイオレット君、後は手筈どおりに」
「押忍」
言ってヴァイオレットは、後に手を回して軽い動作で振った。
再び身体の前に差し出されたヴァイオレットの両手には―――
全長十メートルの巨大な箒が握られている。
それは巨大な竹で作られたとしか思えない、古風なデザインの竹箒だ。
同時に、佐山の前にも唐突に調度品が出現していた。
豪奢な作りのテーブルに、それとセットで作られたであろう椅子。
気づけば佐山はその椅子に当然のように着席し、寛いだ姿勢を見せている。
そしてヴァイオレットは、巨大な箒を両手でしかと握り締め、身体の横に持っていき構え、
「―――では、ご奉仕させていただきます。先ずは、この会場の掃除から」
宣言と同時に、全力で箒を動かした。
- 707 名前:不確定名:斜に構えた弟:2005/07/17(日) 00:46:54
- >>693
>貴様が善良なら世の全ては面白いほどに、良い物だろうな。
>世の塵を公言して憚らぬ、貴様がな。
それは取りも直さず、この世の中があんたのいう
「良い物」だという証なんだよ! ありがとう全世界!
素晴らしい人間賛歌! ね? おれ善良でしょ? 善良でしょ?
善良な一中学生を手にかけてもな〜〜〜んもいい事なんてないよ?
>>694
>なんだか久しぶりだぜ、そして楽しそうだがなんかしたのか?
この女は……いつぞやの指名手配犯!? 助かった!
この女を巻き込んで事をうやむやにできるぜ!
それが叶わぬ時は、ある事ない事吹き込んで
連中を二虎競食の計に陥れ、その隙におれは
麻宮流一子相伝の奥義「敵全大逆走」を繰り出す!
完璧だ! 神様ありがとうボクに魔法少女をくれて!
「ええとね、このふたりがお酒飲みたいんだって。
だからおれさまの手持ちの酒をわけてあげてたんだよ。
ホラ、おれって善良な一中学生だからさ(はぁと)
でもおれの持ってる安酒じゃ気に入らないのかなぁ」
よし、仕込みは完璧だ。鬼が出るか蛇が出ようが、
姉貴になんも言わんうちにこんなところで死ぬわけにはいかん。
利用できるものは何でも利用する。それが善良中学生クオリティ。
- 708 名前:―普通の黒魔術少女― 霧雨魔理沙 ◆0mM.SPARK2 :2005/07/17(日) 00:49:31
- >>696
……魅魔様だ。
マジ魅魔様だ。
てか何だってこんなとこに、しかもめちゃくちゃ意表突かれたし。
よし、あとで労いに行ってくるか。
なんか下手すると「からかいに」にシフトしそうな予感だがまあいいぜ、私と魅魔様の仲だし。
>>697
突然、主催(だったと聞いてるがよくわからん)の声が会場内に響き渡る。
つーか雀だ? 雀なんぞはそこらにいるが、まさか夜雀か?
来てるのか、あれ?
来てるしなー、>>679の方角に。
ならば時として妖怪を退治する魔法使い、この私が出張らないわけにはいかないよな。
そして酒持ってお師匠様のところにゴーだ。最高の筋書きだぜ。
まあでも
>>ようすをみる
- 709 名前:アンヘル ◆jAngelsb6s :2005/07/17(日) 00:53:02
- まだまだ続くよ? てきと〜紹介もミナサマ楽しんでね?
忙しい最中こんなヒトタチまで来てくれた?
良く知らないけど何か交渉してるんでしょ?
性交渉の合間に交渉してるんでしょ?
エロスも程々に?
ひるがえるメイドのエプロンドレスには! 冥土の! 土産が!
発音違うのは気にちゃやーよ?
でもミコちゃんは受け止めてくれるわよね?
日ハム以外は受け止めない? そんなァ〜
それでは、佐山・ヴァイオレット組でした〜
どっちもボケな気がしたんだけど?
気のせいですか?
と、以上悠長に話しながらも必死に箒を避けるアンヘル様でした!
- 710 名前:佐山・御言 ◆uMAROIczlM :2005/07/17(日) 00:53:54
- 「おでかけれすか〜、おでかけれすか〜 スミレレレ〜」
大音声で響く歌と共に、ヴァイオレットは彼女の全力でもって箒で会場を掃き続ける。
武神のスピーカーに乗せて紡ぐ歌は、彼女の敬愛する月読・京から教わった掃除の歌だ。
これを歌えば百倍掃除が巧くなる、かつてそう言われた彼女は忠実にそれを実行している。
そして、武神のサイズで行われた箒による左右運動は、当然の様に激しい突風を巻き起こし―――
客の幾人かと、佐山をテーブルごと中空に吹き飛ばしていた。
くるくると旋回しながら冗談のように舞い上がる無表情の佐山が視覚素子の目線上に到達した時、ヴァイオレットは漸く佐山の危機を知る。
「ああっ、佐山様!」
慌てたように箒を放り出し(これは客席に勢い良く飛んで行った)差し出された両手は、佐山の落下地点を覆い―――
先ず最初に、舞い上がった椅子がヴァイオレットの両掌の上に。
続いて佐山、テーブルの順に落下する。
そうして、先刻となんら変わらぬ寛ぎの風景が、ヴァイオレットの両掌に再誕した。
受け止められた佐山は、まるで何事も無かったかのように微笑を作り、
「成る程。グゥレイトな働きぶりだね、ヴァイオレット君。埃と塵と、それ以外の物が沢山払われた様だ」
賞賛の声を送った。
対するヴァイオレットは、乙女の如き恥じらいの仕草と共に、
「お、押忍。恐縮です」
と、謙遜の言葉を放った。
- 711 名前:エーフィ・C・ハウサー ◆p1a4SYSTEM :2005/07/17(日) 00:54:54
「”へんじがない。ただのしかばねのようだ”」
「……笑えないよ、それ。兄さん」
椅子の背凭れに横合いから背を預けていた兄を睨む。ひょいと肩を竦めると、兄は
傍らのテーブルに置いてあったオレンジジュースをストローも使わずに飲み干した。
氷を頬張ってガリガリと噛み砕く。
「ひゃってはぁ、へっひょくほれって」
「モノを口に入れたまま喋らない」
……マズい。
私も随分イライラしてるらしい。
状況が不条理だ。
状態が不安定だ。
なんなんだ、このカオス。
「……だってなぁ、結局これって、……」兄はそこで会場を一瞥して、「……結局、な
んなんだ?」
知るか。
「決定論的に最悪の疑問を上げてくれるなよ、兄さん――あ」
>>705
「……随分と熱心に見てたから、放心してたのかと思ったよ、お姉さ――」
――さ。
ん、じゃ、
ねえ。
自爆スイッチ。伸びた指。
傍らのテーブルからスイカを引っ掴む。振り被る。
「やめい」
問答無用で兄の逆隣の女子高生に季節の野菜をフルスイングした。
- 712 名前:不確定名:斜に構えた弟:2005/07/17(日) 00:55:23
- >>707
奥義の名前間違えた。
「敵全大逆走」=×
「敵前大逆走」=○
私が姉貴の為に焦っているだと? 馬鹿な、私は冷静だ!
- 713 名前:駆け上がる紫炎 ◆Iori/GPRcE :2005/07/17(日) 00:57:03
>>707
「お前の御託は良い。とにかく酒を寄越すんだ」
何処で覚えたんだ? そんな言葉を…まあ良いか。
で、善良な塵屑、か。
まあ、俺の邪魔をしないのであればそれはそれで善良だが…
それよりも何だ、発泡酒ばかりか。
「確かになぁ? どれもこれも発泡酒じゃ気が滅入るんだけどよ?
買ってこないか? 金は八神が持つ」
だそうだが、一っ走りするか?
紫炎が疼く訳だが、どちらにする?
>>702
「冗談は置いといてよ、気付いてるか? 八神」
貴様で気付くのなら気付いている。
まあ、害意も無いだろうと思ってな、捨てて置いているが?
「鼻血出してるヤツ、居たぜ?」
それぐらいは捨てておけ…その手の人間には改心も期待できん。
「穿いてない、らしいぜ?」
貴様…女に殺されるぞ?
「で、箒どうするよ? 大人しく見てるだけにするか?」
これしきで死ぬ奴もおらんだろう。
貴様は巻き込まれて死ねば良いと思わないでも無いが。
- 714 名前:藤乃静留 ◆lTmjKoHiME :2005/07/17(日) 00:57:43
- (>705)
なつきが「葱」という言葉に反応して硬直する。…堪忍な、なつき。でもうちは本気でなつきの風邪を
治したかっただけなんどす。
(>706)
舞台に現れたのは藤色の巨人。
その巨人が突然その身の丈に見合った大きさの箒を振りはじめる。これは――
うちは、瞬時に手の中に現れた真紅の薙刀で床を軽く叩き囁く。
「きよひめ」
客席床から鎌首を擡げた多頭の大蛇が、うちとなつきをかばう形でとぐろを巻く。
- 715 名前:―久遠の夢に運命を任せる精神―魅魔 ◆MIMAJ.qMs. :2005/07/17(日) 00:58:43
- (はてさて、ウケはどうだったんだろうねぇ…?)
舞台の下をすり抜けながら移動する。舞台袖あたりで出ればいいかな…
そう思いながら、ひょいと顔を出してみると。
…なんだかよく分からないモノがいた。(>>706)
大きい。アレはなんだ。鬼か?鉄で出来ているから鉄鬼?
いや寸法云々はどうだっていい。重要なのはソレがやろうとしている事だ。
>「―――では、ご奉仕させていただきます。先ずは、この会場の掃除から」
「まっ………!」
瞬間的に出した頭を引っ込める。タイミングとしては喰らいボム級。
…ほどなく頭上で凄まじい轟音が響き渡る。間一髪。
「…やれやれ…掃除と言うより破壊じゃないかい?」
タキシードのネクタイを緩めながら、私はそうぼやいた。
- 716 名前:―普通の黒魔術少女― 霧雨魔理沙 ◆0mM.SPARK2 :2005/07/17(日) 01:01:54
- >>707 いつぞやの酒好き
「酒? こいつらが?
それで怒ってるのか? 微妙にそんな空気じゃないが。
空飛ぶ魔法使いは、空気を読むのは上手いつもりなんだがな」
そう、場を読むこと自体は実は下手ではない。
つまり、私は わ か っ て て この発言をしてたりするのだが。
「ま、いいぜ。それなら私のを出すか。
こないだの礼でもあるぜ、あんた。金属製とはいかないけどな。
とっときのネクタr――――だあぁ!?」
>>707>>710
突然巻き起こる嵐。
つーかなんだありゃおい。ばかでかい人形がばかでかい箒を。
これはあれか? 私の箒に対する挑戦か何かか?
飛んで逃げるか。
いやいや目の前に知り合いがいる。黙って逃げるのは寝覚めが悪い。
なによりも、だ。
「――夜雀どこだ夜雀。つーか大吟醸!」
気になって何が悪い。
- 717 名前:不確定名:ウサ・ギガンティア ◆6SiMaKo4MY :2005/07/17(日) 01:04:15
すごいお掃除のなさり方ね。やっぱり大きくてらっしゃる方だからかしら。
f`' 、
| \ ,、- ''l
ヽ 、 \ / l
`ヽ、ゝ ゙v−−y'゙ ,,ィ- / _,,,、、、,,_
,r', '´, ' , = 、-ッ'゙..:;:;::;::;::::::l`;,、
l i / / /ノ l.i !/ l. |..l:.|.l.:l::i::::';;;;,,` -、
' ! l´l| ´ || l; fil::lノ'jl ゙ ゙ ゙l| | l::.'、;;;;;;;;;,,,`''‐;
/ /.::゙ x :::.ノ; li:V.:: x :::.l:::i::i::`i:、;;;;;;;;;;ジ
{n`;Ti''V''フl''゙/ /;;;;゙'r.n、,._,、ィl::::i::i:::l:::}
ノ | |;/..:シ'、l/゙l{ /;;;;;/l:::/>X,i´!'/ヽ ''''''゙ 志摩子さん……環境美化委員でしたよね?
( (. |. |::::::::::::| |:ト;'、`トミ;'、::::::::::::/;;;:/ スカウトしようなんて思わないでくださいね。
` ''L)-、;;;;;、Lj-=-'゙ `'ミッ、;;-(ジ
- 718 名前:千鳥かなめ ◆Kana/lWMBI :2005/07/17(日) 01:04:55
- >>710
とりあえずなんかいろいろ掃き清めてるらしい巨大ロボはおいておいて。
今あたしは万感の思いを込めてこの自爆スイッチを――
>>711
>「やめい」
いきなり横っ面からたたきつけられるスイカ。
あたしの顔面でそれは見事に割れてくれた。
全身赤い汁でびしょぬれになりつつ、あたしはそれでも微笑んでみせる。
「あはは……ありがとうエーフィちゃん。
おかげでもう、すんごく涼しくなったわ。
なんてゆーか、前に海水浴場でスイカ割のスイカ、ショットガンでソースケにぶっ飛ばされて、
一張羅の水着が台無しになった時のこと思い出すくらいね」
――ちょっと微笑みに余裕がないかもしれない。
自爆装置は……あ、壊れてる。
「でも、ご安心!
ほら、こんなところから自爆スイッチー」
スカートの中からスイッチを。
「ここからもー」
制服の胸元からスイッチ。
「あ、こんなところからもー」
束ねた髪の中からスイッチ。
靴底からスイッチ。
椅子の背もたれからスイッチ。
さっきエーフィちゃんが砕いてくれたこのスイカの中からも、あら不思議スイッチ。
「ってことで」
両手に5本ずつ、合計十本のスイッチを持ち。
さらに口には11本目を咥えて。
「じはく、はりひっていってひよー!」(自爆、はりきっていってみよー)
- 719 名前:名無しの超戦士1P&2P(M)@観客席:2005/07/17(日) 01:05:36
- 1P「全くどこもかしこも賑やかなもんだぜ。正にパーティーだ」
2P「ふん、騒がしすぎるくらいだ。これぐらいの方が俺は好きだがな」
>>688>>693
1P「あっちの連中、青春の1ページにしちゃ殺気が強すぎねえか?」
2P「パフォーマンスだろうよ。気にする事じゃねえ。
知ってるか、火事とケンカはエドの華ってな」
1P「サムライ譲りの薀蓄、痛み入るぜ」
>>696
1P「ありゃゴーストか?
明らかに床すり抜けてたぜ」
2P「はっ、今更驚く事でもねえ。
ちょっと前まで死んだファラオとランデブーしてたろうが」
1P「ま、そりゃあそうだがな。
……芸にしちゃあ哀愁漂う方が問題だ」
2P「おセンチの季節か?
アンニュイなんぞ、似合わねえ事この上ねえな」
1P「そのセリフそっくり返すぜ、モヒカン野郎。
こう見えても俺は結構デリケートなもんでな」
>>697
2P「ほう、こいつは気が効いてるじゃねえか。
ハンティングは俺たちの十八番だ。こいつは頂きだな」
1P「おいおい、今くらいはドンパチから離れろよ。
……しかし小腹が空いちまったな。
肉料理の一つでもあれば最高なんだが……」
1P「……勝負は早いもん勝ちでいいな?」
2P「さらりと抜け駆けしようとするんじゃねえ!」
【激しく臨戦態勢】
- 720 名前:暗くてサッパリ見えない ◆mSTYrlov6I :2005/07/17(日) 01:08:09
- >>697
あんたはこれまでに食った鳥の数を覚えているかしら〜。
一週間に一羽食べれば、一年に五十羽。
たった二十年生きればもう千羽よ〜♪
と言うわけで既にチドリ分は通過した地点よ〜。
でも大丈夫。
贈答品イーターは食指の外よ〜(はぁと
あれ。
食べるって、私?
毒アルヨ、多分。
ねえ?
……。
さすがイーター、亡霊とかと同種ね。
どこで夜雀珍味情報が流れてるのかしら。
まあそれはともかく!
夜盲「夜雀の歌」
真っ暗闇に〜、落ちてミスティア〜♪
オホホホホ、捕まえてごらんナサーイ、ぶわっとぅ!
>>706
なにあれなにあれ、でっかい!
ゴーレムかな?
ゴーレムじゃしょうがないわねでかくても。
チョン避〜け〜、チョン避〜け〜♪
ある日せっせと点稼ぎ〜♪
- 721 名前:ホーク姉妹in観客席 ◆S1wSEED/TI :2005/07/17(日) 01:08:49
- >>706
あれは……モビルスーツ!?
よし、こんなこともあろうかと持ってきていた、インパルスの出番ね。
ルナマリア・ホーク、インパルス出るわよ!
「はいはい、ブラストインパルス発進どうぞ」
ちょっとメイリン!
なんでブラストシルエットなのよ!?
射撃戦用の機体じゃ、私活躍できないじゃない!
「他のシルエットは整備が間に合わなかったんだって。
……って、ここまで乗ってきたんだから、気づこうよ、お姉ちゃん。
で、どうするの? 出ないの?」
……ここは様子見しておきましょ。
他にも戦力になりそうな人はいるし、こんな所で三人目になりたくないし。
- 722 名前:不確定名:斜に構えた弟:2005/07/17(日) 01:10:00
- >>713
>「確かになぁ? どれもこれも発泡酒じゃ気が滅入るんだけどよ?
>買ってこないか? 金は八神が持つ」
イヤサカ!称えよ! アサミヤ少尉
そこらへんのコンビニに兼酒屋に突貫します!
:
:
:
よ、よし、ヱビスビール1ケース。
これなら少なくとも品質面では文句いわれないはず。
金も向こう持ちだしな。あー早く帰んないと「遅ぇぞ」とか言って
フクロにされるかもしれん!
間に合え、間に合え、間に合え〜〜〜っ!
:
:
お待たせ! イベントホールよ、私は帰ってきたぁ!
そういうわけで、ヱビスをどうぞ。
- 723 名前:サディアス・ハリス警部@ホール裏口 ◆CAPTzADMSM :2005/07/17(日) 01:12:19
- ―――真打は、遅れて登場する。
日本の古い格言だ、とプロクターが言い出した時点で、疑うべきだった。
こいつがこういう事を言い出したときは、大抵良くないことが起きる。と。
だが、急な仕事に追われていた私の耳に、やつの気の抜けたコーラの
ような声は、一種の神からの啓示であった・・・・
プロクター!!なんか佳境に入っちまってるぞ?!
プ『大丈夫です!!どーせ誰も見てないから、さも当然のように参加していれば
誰も気にしません!!』
よし!!行くぞ!!プロクター!!仕事もボケも突っ込みもそつなくこなす、マルチハーパス
分署長の優秀さを、この地の住民に改めて重い知らせてくれる!!
プ『おー!!』
>>706
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
プ『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。』
ご奉仕させていただきます?
プ『なんか、我々、ぬるいですね・・・・』
- 724 名前:―久遠の夢に運命を任せる精神―魅魔 ◆MIMAJ.qMs. :2005/07/17(日) 01:15:23
- とりあえず現状として危険なのは依然変わりはないようだ。
危険は回避するのが上策。触らぬ魔界神に祟り無し。触ってもあんまり怖くないけど。
舞台下ってのは木枠とかが込み入ってて体貫通してるけど、悪霊なので問題無い。
場が収まるのを待ってから出ればいい。出ればいいのだが…
>「――夜雀どこだ夜雀。つーか大吟醸!」
「は!?魔理沙!?」
壁の向こう(具体的には客席)から聞こえた声。聞き間違えようが無い。魔理沙の声だ。
魔理沙向こうに居る→今現在色々と混乱→魔理沙も大変。
「魔理沙っ!!どこだい!?無事かい!?」
我も忘れて飛び出した。ネクタイ外し途中だったせいで胸元がはだけてるがそんな事は問題じゃない。
舞台下から客席側に飛び出して、周囲を見回す。魔理沙はどこに…?
- 725 名前:ミルフィーユ・桜葉 ◆LUCKYta1h6 :2005/07/17(日) 01:16:36
- >>671
EMERGENCY! EMERGENCY!
前方に大型で非常に強い勢力のブラックホールを確認!
機体が高収束重力圏に引き込まれるまであと10、9、8……
L,,, _,,(y''" \_''ヽ,' "'''ー、,
,r''" ,r''"/ ., , / , \ i-、,`\`ヽ
.i,,,__,/ ,r'// / ,r' / / , \,, 'ー,ヽ'、
/ // / / / .,' ,/ / , , `!r┴''''"7 _,,,_
 ̄i/ / ./ ∠/∠レ,,! .,' // / , .i /'" ./
,,.レ∨! ./! ./'";;;;;r`ヽ、レ! ,//, ,/ / | ./ ,/
,.-''":::::::::::∨,レ';;:-:;;;;i,_,i;;! ', /"/メ、i ./!. , i,,,.イ '''"`''ー-、,,_
,/::::::::::::::::::::::::',/ '、;ー;;;;;;;;;;;;;r' .` _,r;;;;;;;;;ヽ! ',. ,' ., ',_ノ ,,.r'"
.ト、;;:::::::::::::::::::::::::i `'--‐-''" !;;;;;;;;;;i'⌒ヽト、,!,,_ ,' .! i i ,,_,,..-''"
.',. `''ー、;;;;;;;;:::::::'、 , i;;;;( );;;;ゝ,ノ;ノ / / /i .| ! .!
`、 `>',\ r‐、,_ `''、;;;;;;;;;;;;;ノ.レ' ,/ .// ノ/ .イ
\ /_,,..-`'\ー-、`''ー-、 `''''" ∠-''/,,.-'"7/! ∨ ',
く | __,,,..-く\_ `''ヽ、,,) ,,.-'‐,-‐''":::::::::::::::::'、 i, !
/ ./! ,,..く:::::77''''''''7"" ̄ .,r'"::::::::::::::::::::::::::::::::i .i.!|
/ /レ', ''" ノ/,r=ニ二}、_ .,.r'"`''ヾ::::::::::::::::::::::::::::::i/,リ
./ rr‐''":::::! .i"i''" l. l | ). ヾ:::::::::::::::::::::::::|
./ .,,,..| |:::::::::::::'、, ,ノ''". ', i i ./ ヾ:::::::::::::::::::::|
/ '" '、'、::::::::::;;;;::`''7i _,,.-'ゝ--、 ヾ::::::::::::::::;!
,' ヾ==-//! '、,,__,,,..-'''":::::;:! `'''''==/
', /=' .レ|i:::::::::::::::::::::::/ /
えぇ〜!? なんですかそれぇ〜!?
そんなの聞いていませんよぅ〜〜
EMERGENCY! EMERGENCY!
機体が高収束重力圏に引き込まれました、空中分解まであと5、4、3…
―――BLACK OUT―――
- 726 名前:サディアス・ハリス警部 ◆CAPTzADMSM :2005/07/17(日) 01:18:32
- ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
プ『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。』
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
プ『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・重いんですか?知らせるの。』
・・・・・・・・・・orz
- 727 名前:駆け上がる紫炎 ◆Iori/GPRcE :2005/07/17(日) 01:19:19
>>722
「ん? 戻ったのか。やっぱ真吾の方が早いな。こう言う事じゃ」
ヱビスか…中々気が効くな。釣り程度はくれてやろう。
これで温ければ、承知はせんが。
「だよなぁ? 温いビールなんて、飲めたもんじゃないしよ」
さて、蓋を開けて…クッ…
「ハッハッハッ…見事に振られてた見たいだなぁ?
良い男だぜ? 水も滴っててよ」
- 728 名前:不確定名:斜に構えた弟:2005/07/17(日) 01:19:45
- >>716
>「ま、いいぜ。それなら私のを出すか。
>こないだの礼でもあるぜ、あんた。金属製とはいかないけどな」
よっしゃあ予備兵力ゲット!
これでおれが姉貴のところに帰れる確率さらにUP!
しかもネクタル? ネクタル? おれ話でしか聞いたことない!
神々が愛用する生命の酒? 不二家ネクターの間違いじゃないよな!?
もしかしておこぼれに預かっちゃったりして!?
イイヤッホーゥ!! 早く出せ! ネクタル出せ!
- 729 名前:佐山・御言 ◆uMAROIczlM :2005/07/17(日) 01:19:50
- 再び椅子に着席した佐山をそのままステージに下ろし、ヴァイオレットは一礼する。
「押忍。よく出来ましたを頂きました。では続いてお茶をお持ちいたします」
言って再び後手を回し、前に翳せば、その両手には芳醇な香りを発する紅茶とカップ、両者を載せる盆が有る。
ただし、当然のように武神サイズの。
直径二メートルはあろうかと言うカップに並々と注がれた紅茶は、良質な葉の芳しい濃密な香りを放っている。
その匂いに鼻をくすぐられながら佐山は満足げな表情で、
「うむ、ご苦労ヴァイオレット君。そこに置いておいてくれたまえ」
「押忍。どうぞお召し上がりを――――あっ!?」
言って盆を置こうとし、唐突に武神はバランスを崩した。
それは倒れる程には彼女を崩しはしなかったが、彼女の手の中のカップを滑らせるには十分な物だ。
スケートをするような華麗な動きで、盆の上のカップが滑って盆の淵を乗り越え―――
カップの中の内容物が、盛大に佐山の上にぶち撒けられた。
それのみに飽き足らず、淹れたての高温の紅茶は、ステージから溢れ出し、客席に小さな津波となって流れ込んでいった。
- 730 名前:エーフィ・C・ハウサー ◆p1a4SYSTEM :2005/07/17(日) 01:23:25
「……あ゛ー……駄目だ、なんか根本的に違う。違う、スイカ持ってフルスイングなんて
私のキャラじゃない……――笑うな、兄さん」
「笑って――いや、別に笑ってないって」
「ああ全く、なんなんだ、ここ……そもそもボケとかツッコミとか、どう考えても私の専門
外としか思えないよ」
「お前もやりゃ良いじゃねぇか。えーと、「女子中学生探偵見参、犯人はお前だ!」」
「オチはどこなのさ」
しかもパクリだ。
「……「じっちゃんの名に掛けて」とか」
「オチは」
「「犯人はじっちゃん」」
混ぜるな。
「「犯人は」」
「帰れ」
>>718
と、兄が不意に横に視線を向けた。
釣られて向けて、
頭痛が襲ってきた。
「おいおいおいおい」
「おいおいおいおいおい」
兄が言い、私はセリフをなぞる。
口調が揃う。
セリフが揃う。
いや。
だからヤバいからそれ。
何のつもりだ。
何のイヤガラセなんだ。
鮮血のようにスイカの汁を、阿修羅のようにスイッチを全身に。シュールと言えばシュー
ルで、前衛的と言えば前衛的だ。
問題は行動が狂気と大差ない点だけで、それが大問題だ。
何がこの人をこうまでさせるのか知らないが取り合えず本気でヤバ、
「……だからそれ、洒落になってな――」
い、と云うより先に、傍らの兄が消えていた。
風が踊る――
空気が揺らぎ、鼓膜が揺れた。
結論から言えば、確認と結果は同義でしかなかった。
閃く身体――重なる烈音11発。
見た時には、全て終わっていた。
ガンカタさながら、両手に広げた拳銃(グロックだっけ)二丁。
手品のように出現した銃火器を構えた兄は、スイッチの起爆部だけを吹き飛ばしている。
兄は肩を竦め、私は軽く息を吐く。
「……今日くらい、君に感謝した事はないかもしれないね、兄さん」
「そりゃどうも」
「……その人、見張ってて。頼むからさ」
「はぁ? 俺が?」
「何かしようとしたら猫耳付けて「にゃー」とか言わせてもいいから」
「心得た」
即答だった。
頭痛がした。
「あ」
「何さ」
「録音はアリ?」
「……アリでいいよ」
- 731 名前:名無し客:2005/07/17(日) 01:28:07
- 混沌と化したスレに救世主が!
.__
ヽ|・∀・|ノ ようかんマン
|__|
| |
- 732 名前:藤乃静留 ◆lTmjKoHiME :2005/07/17(日) 01:28:58
- >>729
/" ゙̄ヽ
ll l ノ、\ヾ …はっ!?
丿 l| ゚ ‐゚ノl| 静留っ!こんなところで清姫なんか…
なつき、堪忍な。せやけどなつきが危なかったんどすえ。
すぐに清姫の実体化を解くよって、大きな混乱は――
/" ゙̄ヽ
ll l ノ、\ヾ
丿 l| ゚ ‐゚ノl| いや、実体化を解くな!そのまま清姫を客席の壁に…デュラン!
なつき!?
/" ゙̄ヽ
ll l ノ、\ヾ こっちに流れる紅茶を凍らせる! ロードシルバーカートリッジ、撃てぇっ!!
丿 l| ゚ ‐゚ノl| .。oO(間に合うか…)
- 733 名前:不確定名:ウサ・ギガンティア ◆6SiMaKo4MY :2005/07/17(日) 01:34:16
大変、紅茶が……
f`' 、
| \ ,、- ''l
ヽ 、 \ / l
`ヽ、ゝ ゙v−−y'゙ ,,ィ- / _,,,、、、,,_
,r', '´, ' , = 、-ッ'゙..:;:;::;::;::::::l`;,、
l i / / /ノ l.i !/ l. |..l:.|.l.:l::i::::';;;;,,` -、
' ! l´l| ´ || l; fil::lノ'jl ゙ ゙ ゙l| | l::.'、;;;;;;;;;,,,`''‐;
/ /.::゙ x :::.ノ; li:V.:: x :::.l:::i::i::`i:、;;;;;;;;;;ジ
{n`;Ti''V''フl''゙/ /;;;;゙'r.n、,._,、ィl::::i::i:::l:::}
ノ | |;/..:シ'、l/゙l{ /;;;;;/l:::/>X,i´!'/ヽ ''''''゙ このAAだと全然大変そうには見えませんね。
( (. |. |::::::::::::| |:ト;'、`トミ;'、::::::::::::/;;;:/
` ''L)-、;;;;;、Lj-=-'゙ `'ミッ、;;-(ジ
でもよかったわ、ここにまでは来ないようで。
f`' 、
| \ ,、- ''l
ヽ 、 \ / l
`ヽ、ゝ ゙v−−y'゙ ,,ィ- / _,,,、、、,,_
,r', '´, ' , = 、-ッ'゙..:;:;::;::;::::::l`;,、
l i / / /ノ l.i !/ l. |..l:.|.l.:l::i::::';;;;,,` -、
' ! l´l| ´ || l; fil::lノ'jl ゙ ゙ ゙l| | l::.'、;;;;;;;;;,,,`''‐;
/ /.::゙ x :::.ノ; li:V.:: x :::.l:::i::i::`i:、;;;;;;;;;;ジ
{n`;Ti''V''フl''゙/ /;;;;゙'r.n、,._,、ィl::::i::i:::l:::}
ノ | |;/..:シ'、l/゙l{ /;;;;;/l:::/>X,i´!'/ヽ ''''''゙ ……えーと志摩子さん、一つ訊いていいですか?
( (. |. |::::::::::::| |:ト;'、`トミ;'、::::::::::::/;;;:/ そもそもここがどこなのか、とか単純な質問なんですけど。
` ''L)-、;;;;;、Lj-=-'゙ `'ミッ、;;-(ジ
……なぁに、乃梨子?(にっこり
f`' 、
| \ ,、- ''l
ヽ 、 \ / l
`ヽ、ゝ ゙v−−y'゙ ,,ィ- / _,,,、、、,,_
,r', '´, ' , = 、-ッ'゙..:;:;::;::;::::::l`;,、
l i / / /ノ l.i !/ l. |..l:.|.l.:l::i::::';;;;,,` -、
' ! l´l| ´ || l; fil::lノ'jl ゙ ゙ ゙l| | l::.'、;;;;;;;;;,,,`''‐;
/ /.::゙ x :::.ノ; li:V.:: x :::.l:::i::i::`i:、;;;;;;;;;;ジ
{n`;Ti''V''フl''゙/ /;;;;゙'r.n、,._,、ィl::::i::i:::l:::}
ノ | |;/..:シ'、l/゙l{ /;;;;;/l:::/>X,i´!'/ヽ ''''''゙ ……いいえ、何でもありません何でも。
( (. |. |::::::::::::| |:ト;'、`トミ;'、::::::::::::/;;;:/
` ''L)-、;;;;;、Lj-=-'゙ `'ミッ、;;-(ジ
- 734 名前:不確定名:斜に構えた弟:2005/07/17(日) 01:34:59
- >>727
> 「ん? 戻ったのか。やっぱ真吾の方が早いな。こう言う事じゃ」
あんな骨の髄までパシリストなやつと比べられても困りますがな!
聞くところによると、ヤツが焼きそばパンを買いに走ると、
そのあまりのスピードにドップラー効果を残しながら
あたり一面のものを空中に巻き上げるとか。
流石にそこまでの域に達するのはちょっと……。
と、とにかくおれさまは全知と全能の限りを尽くしましたという事で!
>さて、蓋を開けて…クッ…
ヒィー(((゚Д゚)))ガタガタ
……ぬ、温くはない! そうでしょ!?
「プルを引いた途端中身が噴出したら承知はせん」なんて
事前に言ってませんでしたよね!?
草薙さんもそんな言葉聞いてませんよね!? ね!?
- 735 名前:―普通の黒魔術少女― 霧雨魔理沙 ◆0mM.SPARK2 :2005/07/17(日) 01:35:48
- >>728
めちゃくちゃな状況で、なんだかすっごく欲しがってる。
そうかそうか、喜んでもらえるのは悪い気はしないな。
それじゃこんな大混乱の中、軽く振る舞うか。
あれ?
あ。あーあー。
「……すまん、今割った。リアルで」
簡潔に一言。
まあこの混乱の最中だ、致し方ないというもの。
それに美味いが、別に極めて珍しいものというわけでもないしな、幻想郷じゃ。
それより、服が酒で濡れちゃったのがなあ。ああもう。
>>724 魅魔様
>「魔理沙っ!!どこだい!?無事かい!?」
と、そこに魅魔様の声。
……ほんとに心配してるな、あの声は。
だったら、無事を知らせなきゃな。弟子のつとめだぜ。
「魅魔様ー、私はここだぜー魅魔様ー、あ、いたいた」
見えた。魅魔様。私のお師匠様。
とりあえず一安心だ。これで何をするにも……って
「……み、魅魔様。
あの、私は大丈夫だからさ……そのかっこ」
胸元が。
しかも今、目の前に善良かもしれない少年がいるんだが。
- 736 名前:『夜雀の怪』ミスティア・ローレライ ◆mSTYrlov6I :2005/07/17(日) 01:38:47
- >>716
って黒い人間。
大吟醸?
あ、朱鷺鍋の分酒寄越せー。
独り占めはずるいわよ、贈答品イーター・かなぬ!
>>719
おっ外〜の弾幕、おっ外〜の弾幕ぅ〜♪
ニンゲンさんも、ちょっとかすらな〜い?
私の弾はどこかの白黒見たくはしたなくないわよ〜。
風穴くらいしか空かないわ〜。
- 737 名前:―久遠の夢に運命を任せる精神―魅魔 ◆MIMAJ.qMs. :2005/07/17(日) 01:38:54
- …出てきたのはいいけど、出なきゃ良かったかもしれなかった。
>「押忍。どうぞお召し上がりを――――あっ!?」(>>729)
ざばりと司会が琥珀色で染まる。液体に飲み込まれたと気がついたのは次の瞬間だった。
流れに流され、客席の椅子に激突する。眼から星が飛び出した。
「ったたたたた…けほけほ…って、これって紅茶?」
舞台のほうを見ると、さっきの鉄鬼が転んでいた。…バカでかいティーカップも一緒だ。
「…………」
理解すると同時になんか空しくなってきた。借りてきたタキシードは水浸しだ。
ついでに。
>「……み、魅魔様。
> あの、私は大丈夫だからさ……そのかっこ」
見つけた魔理沙の第一声はソレだった。そりゃそうだろう。
見下ろしてみれば濡れ鼠のうえに胸はだけ。
とりあえずボタンをあわせれば胸元はどうにかなるが、濡れ鼠なのは変わりない。
「あー……まぁ、そうだね。うん…無事でよかった」
とりあえずそれだけ言うのが精一杯だった。
- 738 名前:名無しの超戦士1P&2P(M)@観客席:2005/07/17(日) 01:42:25
- >>704
2P「女心が分かってねえってよ」
1P「なに得意満面で言ってやがる、相棒。
ま、俺も人生の楽しみ方くらいは心得てるさ。
特にパーティーに関しちゃ得意中の得意でね」
2P「伊達に色々経験してきたわけじゃねえって事だ。
それに、損な事は嫌いな主義でな。
始まった以上は容赦はしねえ」
1P「遊びも戦いもな。真面目に楽しくやるのが俺たちのスタイルさ。
ファイターのお嬢ちゃん」
>>706
1P「次は何だ?
随分と派手なアトラクションがきたもんだな」
2P「気合が入ってるじゃねえか。こいつはまるで遊園地だぜ。
が、悪役だ?へっ、俺たちみてえなヒーローを前にして
大層なジョークを吐きやがる」
1P「そう興奮するなよ、心臓に悪いぜ?
キナ臭くなったら叩きゃいいだけの話だ」
2P「そっちも物騒な事は言うもんじゃねえな?
俺は面白いと言ったんだぜ」
1P「そいつは悪かったな。
…が、なんでホウキだ?」
2P「掃除機じゃ風情がねえんだろうよ」
>>710
2P「ハラショー!
中々見甲斐のある大道芸だったぜ」
1P「何時からウォッカの国の人になりやがった。
しかし、あれだけのデカブツであんな真似が出来るとはやるな。
すっとろい武神なんぞじゃ到底出来ない芸当だ」
2P「そりゃあ、あの悪党達に失礼ってもんだぜ。
天帝どものようなゴミとくらべたんじゃあよ」
1P「同感だ。
この調子で“奴”も掃除してくれりゃあ助かるんだがな」
2P「それじゃあ俺たちの仕事が無くなっちまうさ」
- 739 名前:千鳥かなめ ◆Kana/lWMBI :2005/07/17(日) 01:43:48
- >>730
――聞きなれた音が11発。
吹き飛ばされた起爆スイッチ。
構える神父さん。立ち上る硝煙。
「――ま、慣れてるけどこの手のことは」
とりあえず役に立たなくなった自爆スイッチを投げ捨てる。まだ予備あるし。
ってか、本気で致死性の爆弾仕掛けてると思ってるんだろーか、この二人。
(まさか、ね)
そう、まさかあたしだって、いくらなんでも致死性の爆弾仕掛けたりはしない。
これは、ミスリルの倉庫からパクってきた、くっつき爆弾。
そうラベルに書いてあったんだから、間違いない。
どんなのかよくわかんないけど……まぁ多分、トリモチが発射してべたべたとか、
せいぜいそのくらいだろう。
ミスティア……食材ちゃんならともかく、他の人なら心配いらないだろーし。
<くっつき爆弾=HESHの、戸田奈津子女史の誤訳。
実際は対戦車用弾頭の一種――であることを、千鳥かなめはまだ知らない。
なお、詳細についてはttp://sus3041.web.infoseek.co.jp/contents/shell_var/hesh.htm参照>
- 740 名前:駆け上がる紫炎 ◆Iori/GPRcE :2005/07/17(日) 01:45:01
>>734
>あんな骨の髄までパシリストなやつと比べられても困りますがな!
「オイオイ、そんな酷い言い種はないだろ?
アレでも一応、一応弟子なんだ。稽古なんて滅多につけないけどな。
でもまあ、中々早かったと思うぜ?
どうだ? 草薙流覚えてみるか? 真吾の後釜狙えるぜ?」
>……ぬ、温くはない! そうでしょ!?
……温くは無い。確かに…確かにな。
そして、この不注意は俺の責任としてケリは着けておいてやるさ。
俺も良い大人だ。これしきで、これしきでキレてなる物か。
…でだ、タオルは無いか。タオルは。
- 741 名前:アンヘル ◆jAngelsb6s :2005/07/17(日) 01:51:54
- まだまだイクよ〜?
疲れなんて何のその! 宴は永いのさ!
>>738
そうそう、真面目に楽しく!
そうでなきゃ損よねェ〜人生の半分はムダで出来てるんだからねェ?
でさぁ〜アンヘル様もそろそろ飲みたいのよねェ?
一杯いただけないかしら?
レイディのお願いよ? 聞いてくれるわよねェ?
- 742 名前:―普通の黒魔術少女― 霧雨魔理沙 ◆0mM.SPARK2 :2005/07/17(日) 01:53:51
- >>729
再びやばげな音が、って落ち着いてる余裕もないぞおい!?
ああ、かくなる上は――――
「ま、魔砲っ!!」
ファイナルマスタースパークが、超極太レーザーがいい香りの津波を吹き飛ばす。
ああ、作るの難しい符だってのに……まあ、火傷するよりかはマシか。
何か一緒に吹っ飛ばしたかもしれないが、気にしてる余裕など無いぜ。
>>737 魅魔様
でも魅魔様は食らってしまっていたらしい。ずぶぬれ。
私は酒濡れ。
なんだこの師弟。ははははー。
「……と、とりあえず魅魔様。これどうする?
面白すぎて笑えない状況だぜ。このまま変えるってのもアレだ。
それに、夜雀もいるらしいんだけど。
捕まえたら大吟醸とかどうとか」
話振ってみたり。
まあなんだ、どうにでもなれ。
あとで魅魔様と酒盛りだぜはっはっはー。
- 743 名前:不確定名:斜に構えた弟:2005/07/17(日) 01:55:50
- >>719
おれを笑う奴らがいる。
きっと、「うわいい年して『お姉ちゃん〜!』だってさ
ゲロゲロ恥ずかしいやっちゃなプゲラッチョ」とか
心中でおれを嘲笑っているんだ。おのれ許すまじ全世界!
>>729
とか言ってたら紅茶。代表的なところではアッサム、セイロンなどで
栽培される嗜好品。おれの日常的愛飲品は野菜ジュースなので、
正直その価値についてはまったく詳しくないわけだが。
だが、これだけはわかる。
淹れたての高温の紅茶は人体に有害っていうか死ぬ!
高波!紅茶の高波! たすけて!!
高台!高台!高台ってどこだ!?
>>733
そこが安全地帯かああああぁっ!!
なんか育ちが良さそうな女たちがいるけど気にしない。
それにしても、このおれより早く安全地帯を見つけるとは。
こいつらもあなどれん奴らだ。外見で判断するなという
いい見本だな。生き汚さはおれ以上か。
恐るべしリリアン。伝説の女学校。
- 744 名前:名無しの超戦士1P&2P(M)@観客席:2005/07/17(日) 01:57:00
- >>729
1P「続きがあるみたいだぜ、相棒?」
2P「ふん、あの程度で終わりじゃねえ事くらい知ってたがn」
バシャア!
1P「…で、こいつも想定の範囲内ってやつかい?
ミスター紅茶に濡れたナイスガイ」
2P「…そのニヤケ面を止めねえとダストワールドまで蹴り飛ばすぞ。
くそっ、タオルはねえのか、タオルは」
(>>737 >>740の付近も通りつつ)
つ【タオルセット】
シルフィー「タオルはいかがですか〜♪
今なら三枚2000円となっておりまーす♪」
1P&2P「・・・・・・・・・」
シルフィー「ありがとうございます♪」
1P「……相変わらず商魂たくましいこったな」
2P「……もしかしてこいつが黒幕じゃねえだろうな?」
- 745 名前:『夜雀の怪』ミスティア・ローレライ ◆mSTYrlov6I :2005/07/17(日) 02:00:03
- >>729
フフ、下界の者どもが流されていくわ〜。
……、なんで飛ばないんだろ?
ああ、そうか!
あのゴーレム引き連れたヤツも贈答品イーターみたいにニンゲンに擬態してるのね!!
熱い紅茶で泳ぐ生き物か〜。
外も広いなあ。
- 746 名前:ミルフィーユ・桜葉 ◆LUCKYta1h6 :2005/07/17(日) 02:01:59
- >>671
EMERGENCY! EMERGENCY!
前方に大型で非常に強い勢力のブラックホールを確認!
機体が高収束重力圏に引き込まれるまであと10、9、8……
L,,, _,,(y''" \_''ヽ,' "'''ー、,
,r''" ,r''"/ ., , / , \ i-、,`\`ヽ
.i,,,__,/ ,r'// / ,r' / / , \,, 'ー,ヽ'、
/ // / / / .,' ,/ / , , `!r┴''''"7 _,,,_
 ̄i/ / ./ ∠/∠レ,,! .,' // / , .i /'" ./
,,.レ∨! ./! ./'";;;;;r`ヽ、レ! ,//, ,/ / | ./ ,/
,.-''":::::::::::∨,レ';;:-:;;;;i,_,i;;! ', /"/メ、i ./!. , i,,,.イ '''"`''ー-、,,_
,/::::::::::::::::::::::::',/ '、;ー;;;;;;;;;;;;;r' .` _,r;;;;;;;;;ヽ! ',. ,' ., ',_ノ ,,.r'"
.ト、;;:::::::::::::::::::::::::i `'--‐-''" !;;;;;;;;;;i'⌒ヽト、,!,,_ ,' .! i i ,,_,,..-''"
.',. `''ー、;;;;;;;;:::::::'、 , i;;;;( );;;;ゝ,ノ;ノ / / /i .| ! .!
`、 `>',\ r‐、,_ `''、;;;;;;;;;;;;;ノ.レ' ,/ .// ノ/ .イ
\ /_,,..-`'\ー-、`''ー-、 `''''" ∠-''/,,.-'"7/! ∨ ',
く | __,,,..-く\_ `''ヽ、,,) ,,.-'‐,-‐''":::::::::::::::::'、 i, !
/ ./! ,,..く:::::77''''''''7"" ̄ .,r'"::::::::::::::::::::::::::::::::i .i.!|
/ /レ', ''" ノ/,r=ニ二}、_ .,.r'"`''ヾ::::::::::::::::::::::::::::::i/,リ
./ rr‐''":::::! .i"i''" l. l | ). ヾ:::::::::::::::::::::::::|
./ .,,,..| |:::::::::::::'、, ,ノ''". ', i i ./ ヾ:::::::::::::::::::::|
/ '" '、'、::::::::::;;;;::`''7i _,,.-'ゝ--、 ヾ::::::::::::::::;!
,' ヾ==-//! '、,,__,,,..-'''":::::;:! `'''''==/
', /=' .レ|i:::::::::::::::::::::::/ /
えぇ〜!? なんですかそれぇ〜!?
そんなの聞いていませんよぅ〜〜
EMERGENCY! EMERGENCY!
機体が高収束重力圏に引き込まれました、分解まであと5、4、3…
―――BLACK OUT―――
- 747 名前:サディアス・ハリス警部 ◆CAPTzADMSM :2005/07/17(日) 02:02:17
- <あぁいった以上、何かやらねば。>
顔を伏せ、しばし考える。結論。プロクターが天然なんだから、それに突っ込んで
いればイイ。署長の面目を保ちつつ、場の雰囲気をも両立させる、すばらしいアイデア!!
「我ながら、この冴えには惚れ惚れするな!!それも俺自身が優秀n」
顔を上げると、妙なものが目に浮かんだ。絶句。理由。目の前に紅茶の壁が出現したから。
突っ込みにしてはキツすぎる。そもそも、俺はボケてなどいない。
「プロォォオオオクタァアアアアアアアアアア!!」
爆発音(>>742)に吹き飛ばされながら、紅茶の怒涛の間から見えたプロクターは、
妙なウサギの人形(?>>733)の横で紅茶を飲んでくつろいでいた。
- 748 名前:駆け上がる紫炎 ◆Iori/GPRcE :2005/07/17(日) 02:02:48
>>744
女…タオルを…タオルを寄越せ。
その程度のはした金なら幾らでもくれてやる。
だからだ、寄越せ。早く、速く、疾く。
「その物騒な物言いで女の子に頼み事をするのはどうかと思うぜ?」
黙れ。クソッ…ビールで髪の色が落ちるなど…
- 749 名前:ミルフィーユ・桜葉 ◆LUCKYta1h6 :2005/07/17(日) 02:03:01
- >>703
う〜〜、も、もぅ駄目ですぅ〜〜!
このまま中心核まで落っこちて……
どんがらがっしゃん!!
あれれ? ここは一体どこなんですか?
わたし、確かブラックホールに吸い込まれて……
Pi!
「あなたは偶然にも次元の断層に飲み込まれて
ブラックホールの引力圏から脱出したのですよ。
理論上の存在でしかなかったブラックホール近辺の次元断層に遭遇し、
あまつさえ当初の目的地へとピンポイントで出現するだなんて
なんて悪運の強い人なんでしょうねえ。
憎まれっ子世に憚るとはよく言ったものですよ」
へぇ〜、そうだったんですか、ノーマッドさん。
よくわかりませんけど、ラッキーでした!
あ、そういえば私の紋章機は? ラッキースターはどうなったんですか?
まさか私の身代わりになってブラックホールに……
「あなたの紋章機なら先程エンジェル基地の格納庫に
ワープアウトしてきたのを確認済みです。
どうやらあなたとは違う経路を辿ってきたようですね。
しかしどうやったらこうも都合のいい展開が実現するんでしょうかね。
私の計算ではこのような偶然が重なり合うのは
ビッグバンから宇宙の終焉までの間に3回ほどあるかないか、といった
まさに奇跡的な確率なんですけどねえ。」
……えぇっと、つまり、ここは任務先の会場なんですよね?
そして時間は――
――よかったぁ、まだ間に合いますね!
それでは改めて会場のみなさんにご挨拶しましょう!
エンジェル隊、ミルフィーユ・桜葉!
ただ今よりこちらのイベントに参加させていただきます!!
……けど、これって一体何のイベントなんでしょうね?
- 750 名前:不確定名:斜に構えた弟:2005/07/17(日) 02:03:42
- >>735
ネクタルか。神ならぬ我が身が、それを味わえるとは
夢にも思わなんだ。素晴らしい。やっぱこういうのを
「日頃の行いの成果」っていうんですかね?
わーいこれでこそ賞金10万円を捨てた甲斐が……
>「……すまん、今割った。リアルで」
……。
.┌┐
/ /
./ / i
| ( ゚Д゚) <そんなバナナ……。
|(ノi |)
| i i
\_ヽ_,ゝ
U" U
- 751 名前:不確定名:ウサ・ギガンティア ◆6SiMaKo4MY :2005/07/17(日) 02:04:57
あら、どなたかお気付きになったようね。
f`' 、
| \ ,、- ''l
ヽ 、 \ / l
`ヽ、ゝ ゙v−−y'゙ ,,ィ- / _,,,、、、,,_
,r', '´, ' , = 、-ッ'゙..:;:;::;::;::::::l`;,、
l i / / /ノ l.i !/ l. |..l:.|.l.:l::i::::';;;;,,` -、
' ! l´l| ´ || l; fil::lノ'jl ゙ ゙ ゙l| | l::.'、;;;;;;;;;,,,`''‐;
/ /.::゙ x :::.ノ; li:V.:: x :::.l:::i::i::`i:、;;;;;;;;;;ジ
{n`;Ti''V''フl''゙/ /;;;;゙'r.n、,._,、ィl::::i::i:::l:::}
ノ | |;/..:シ'、l/゙l{ /;;;;;/l:::/>X,i´!'/ヽ ''''''゙ ふ、甘いですね。安地回避機能付きが近頃のデフォなんですよ?
( (. |. |::::::::::::| |:ト;'、`トミ;'、::::::::::::/;;;:/
` ''L)-、;;;;;、Lj-=-'゙ `'ミッ、;;-(ジ
……乃梨子、それってどういう意味?
f`' 、
| \ ,、- ''l
ヽ 、 \ / l
`ヽ、ゝ ゙v−−y'゙ ,,ィ- / _,,,、、、,,_
,r', '´, ' , = 、-ッ'゙..:;:;::;::;::::::l`;,、
l i / / /ノ l.i !/ l. |..l:.|.l.:l::i::::';;;;,,` -、
' ! l´l| ´ || l; fil::lノ'jl ゙ ゙ ゙l| | l::.'、;;;;;;;;;,,,`''‐;
/ /.::゙ x :::.ノ; li:V.:: x :::.l:::i::i::`i:、;;;;;;;;;;ジ
{n`;Ti''V''フl''゙/ /;;;;゙'r.n、,._,、ィl::::i::i:::l:::}
ノ | |;/..:シ'、l/゙l{ /;;;;;/l:::/>X,i´!'/ヽ ''''''゙ えーっと、多分志摩子さんに説明するには
( (. |. |::::::::::::| |:ト;'、`トミ;'、::::::::::::/;;;:/ 「シューティングゲームとは何か」からになると思うので。
` ''L)-、;;;;;、Lj-=-'゙ `'ミッ、;;-(ジ
- 752 名前:佐山・御言 ◆uMAROIczlM :2005/07/17(日) 02:05:23
- 「佐山様、佐山様!?」
紅茶の滝の中に佐山の姿を見失ったヴァイオレットは、必死に周囲に視覚素子の目線を巡らせる。
何しろ茶の温度は90度に近い高温だ。まともに浴びてしまえば相応の火傷を負う事だろう。
佐山様に何事かが起これば、私は、私は―――
焦りと共に周囲を捜索し続けていると、
「何処を見ているのかね、ヴァイオレット君。心配ない、私はここだ」
下方から声が掛けられた。
驚愕したヴァイオレットが自らの足元に視線をやると、そこには無傷の佐山が立っている。
紅茶が届くより前に零れ落ちる滝の死角、すなわちヴァイオレットの足元にまで走り込んで難を逃れたのだと、ヴァイオレットは分析する。
「佐山様―――!」
歓喜の声と共にヴァイオレットは丁重に佐山を救い上げ、自らの頭部に近づける。
「ご無事で何よりです佐山様。申し訳ありません、全て私の失態です。
どんな罰でも、どうか私にお与え下さい」
反省の声と共に、深く頭を下げるヴァイオレット。
対する佐山は、再び笑みを作り、
「何故謝る必要があるのかね? 私はこうして無事だった。故に私は君に何の咎めもする理由は無いよ。
それより、ヴァイオレット君の方は無事かね? 仮の身体とはいえ大事にしたまえ。
さもないともったいないお化けが出るよ?」
「佐山様………」
最早感無量といった様子で、ヴァイオレットは再び深々と一礼した。
そんな彼女に佐山は片手で労いのジェスチャーを示してから、
「以上、私達の演目は終了だ。ああ、ちなみにオチはないよ?
何かを期待していた諸君には残念だがね。
ではまた会おう、しょくn」
そこまで言ったところで―――
>>742の魔砲が佐山に直撃した。
超ごん太のレーザーに吹き飛ばされる中で、佐山は唯一つのことを思った。
ああ、この感覚は―――新庄君のツッコミだ。 と。
かくして恍惚の笑みを浮かべながら佐山が会場外に吹き飛ばされ、落ちがついた。
- 753 名前:藤乃静留 ◆lTmjKoHiME :2005/07/17(日) 02:09:22
- /" ゙̄ヽ
ll l ノ、\ヾ
丿 l| ゚ ‐゚ノl| …私たちの席の周囲を守るのが精一杯だったか…
(紅茶の氷山が周囲を取り巻いている)
清姫の掘った穴でいくらかは下に流れましたな…ま、少しは助けられたんやし、良しとしましょ。
ほなお帰り、清姫。
/" ゙̄ヽ
ll l ノ、\ヾ
丿 l| ゚ ‐゚ノl| デュラン、もういい…下がれ
(チャイルド2体が実体化を解く)
>>752
ああ、この物騒な出し物も終わりましたな。もう少し続いてましたら…
/" ゙̄ヽ
ll l ノ、\ヾ
丿 l| ゚ ‐゚ノl| おいおい静留、雪之の「ダイアナ」を引き裂いた時の顔になりかけてるぞ
- 754 名前:不確定名:ウサ・ギガンティア ◆6SiMaKo4MY :2005/07/17(日) 02:14:19
あら? いつの間にか同席なさっている方が。
f`' 、
| \ ,、- ''l
ヽ 、 \ / l
`ヽ、ゝ ゙v−−y'゙ ,,ィ- / _,,,、、、,,_
,r', '´, ' , = 、-ッ'゙..:;:;::;::;::::::l`;,、
l i / / /ノ l.i !/ l. |..l:.|.l.:l::i::::';;;;,,` -、
' ! l´l| ´ || l; fil::lノ'jl ゙ ゙ ゙l| | l::.'、;;;;;;;;;,,,`''‐;
/ /.::゙ x :::.ノ; li:V.:: x :::.l:::i::i::`i:、;;;;;;;;;;ジ
{n`;Ti''V''フl''゙/ /;;;;゙'r.n、,._,、ィl::::i::i:::l:::}
ノ | |;/..:シ'、l/゙l{ /;;;;;/l:::/>X,i´!'/ヽ ''''''゙ いいんでしょうかね、お巡りさんが救出作業しなくても。
( (. |. |::::::::::::| |:ト;'、`トミ;'、::::::::::::/;;;:/
` ''L)-、;;;;;、Lj-=-'゙ `'ミッ、;;-(ジ
- 755 名前:ミルフィーユ・桜葉 ◆LUCKYta1h6 :2005/07/17(日) 02:14:56
- あぁっ!
次元の裂け目の影響でリンクの数字がおかしくなっちゃってました!!
正確には
>>703 >>725 >>749 の順番です!
途中>>746に二重投稿しちゃっているのはきっと
ブラックホールの第三番目の惑星の人の陰謀です!
皆さんも気をつけてくださいね〜。
- 756 名前:―久遠の夢に運命を任せる精神―魅魔 ◆MIMAJ.qMs. :2005/07/17(日) 02:18:15
- 「お互いに草臥れた格好になっちまったねぇ…」
魔理沙を見てみる。酒の匂いがする。見なくても分かる位酒塗れだ。
そして私はずぶ濡れ。なんだか笑い出したくなってくる。
>「……と、とりあえず魅魔様。これどうする?
魔理沙がそう話しかけてきた。この状況だ。なんとか話を振った、って所だろう。
「そうだねぇ…騒がしい宴会ってのも、楽しくて好きなんだけど…」
私はタキシードのポケットに入れていたハンカチを絞って、魔理沙の顔を拭く。
ハンカチ自体元から濡れているので気休めかもしれないけど…
「こんなにずぶ濡れじゃ風邪引いちまうよ…夏場の風邪は長引くからねぇ。
大吟醸には心惹かれるけど、冷えない内に退散したほうが吉だね」
……まぁ、悪霊が風邪をひく事なんて滅多に無いだろうけど。
それでも気分的には引きそうだ。何より服が張り付いて気持ち悪い。
「それに…楽しむんじゃなくて、一緒に酒を酌み交わすのなら…もう少し、静かな方がいいような気がするよ」
未だに大騒ぎとなっている舞台やその周辺を見ながら、苦笑した。
上着を脱ぎ、雑巾のように絞って水気を取り、また羽織る。
「それに…何よりもちょっと疲れたよ。私にとっては久しぶりのバカ騒ぎだったんでね」
そうだった。よく考えたらこれだけ騒いだのは魔界に行ったとき以来の筈。
「というわけで、私は帰って寝させてもらうよ…魔理沙、冷やさないようにするんだよ」
そういって、私は未だ混沌状態のイベントホールから立ち去った。
- 757 名前:不確定名:斜に構えた弟:2005/07/17(日) 02:19:10
- >>740
>どうだ? 草薙流覚えてみるか? 真吾の後釜狙えるぜ?
い、いやぁ。おれはおれで、不熟ながら心得がないこともないんで。
たとえば敵前大逆走とか、はばかり爆破拳とか、
熟睡強襲蹴とか。それにおれは障害仕える相手は
姉貴オンリーと決めてるもんで……へへっ(時代劇の悪者)
> …でだ、タオルは無いか。タオルは。
え、ええと。ハンカチならありますがな。
姉貴がアイロン掛けしてくれたやつ。
「もぅ〜、ハンカチくらい持ってく持ってく!」とか
ムリヤリ持たされたもんだけどここにきて役に立つとは。
やっぱり姉貴はすごいや! おれ一生姉貴についてくよ!
- 758 名前:プロクター警部補 ◆CAPTzADMSM :2005/07/17(日) 02:20:51
- >>754
ウサギが喋ってる・・・・・・・・・・・・・・まぁ、いーか。
>いいんでしょうかね、お巡りさんが救出作業しなくても
なんだかんだで流されたのは警部だけだし。警部は、あの程度じゃ
倒れないよー。ギャグキャラ属性ってヤツを持っt(ry
ハリス『主人公属性だっ!!』
・・・・・・・・ほら。
ハ『What are you saying?!人の話を聞け!!』
- 759 名前:不確定名:ウサ・ギガンティア ◆6SiMaKo4MY :2005/07/17(日) 02:24:27
……だそうよ、乃梨子。
f`' 、
| \ ,、- ''l
ヽ 、 \ / l
`ヽ、ゝ ゙v−−y'゙ ,,ィ- / _,,,、、、,,_
,r', '´, ' , = 、-ッ'゙..:;:;::;::;::::::l`;,、
l i / / /ノ l.i !/ l. |..l:.|.l.:l::i::::';;;;,,` -、
' ! l´l| ´ || l; fil::lノ'jl ゙ ゙ ゙l| | l::.'、;;;;;;;;;,,,`''‐;
/ /.::゙ x :::.ノ; li:V.:: x :::.l:::i::i::`i:、;;;;;;;;;;ジ
{n`;Ti''V''フl''゙/ /;;;;゙'r.n、,._,、ィl::::i::i:::l:::}
ノ | |;/..:シ'、l/゙l{ /;;;;;/l:::/>X,i´!'/ヽ ''''''゙ それって、自分もギャグキャラだって言っているような気がしますけど。
( (. |. |::::::::::::| |:ト;'、`トミ;'、::::::::::::/;;;:/ ……しかも無事だし。
` ''L)-、;;;;;、Lj-=-'゙ `'ミッ、;;-(ジ
- 760 名前:名無しの超戦士1P&2P(M)@観客席:2005/07/17(日) 02:26:09
- 1P「しかし熱くねえのか、相棒?」
2P「この程度ならダストドラゴンの炎のほうがよっぽど効くぜ。
それにしても、俺たちだけで喋るのも詰まらねえ話だ」
1P「そのうち、津波から避難する奴らと鉢合わせでもするさ。
他じゃ流されてるところもあるようだからな」
>>738
1P「おっと、こいつは悪いな。
あんたが魅力的なもんで気が回らなかった」
2P「紳士にしちゃ、マナーがなってねえようだな。
それじゃ愛想をつかされちまうぜ?」
1P「したり顔で説教は止せよ、お前も同罪だろうが。
じゃあ俺からもあんたに一杯プレゼントだ。
もう一つばかり追加でな、折角だ。
あればスコッチでもワインでも構わないぜ?俺のおごりだ」
2P「何時になく気合入ってるじゃねえか。
お嬢ちゃん。こういう時は俺以外の男は獣だ、気をつけた方がいいぜ?」
1P「なに大人げねえ事を吹き込んでやがる」
>>748
【意外と席が近かったらしい】
1P「兄ちゃん、悪い事は言わねえから止めとけ。
下手に買うと追加料金やら抱き合わせで尻の毛まで絞られかねん」
シルフィー「失礼な。
天地身命に賭けまして、わたくしそのような真似などいたしません」
2P「……買ったタオルの1枚に薬物反応があるようなんだがな。
うちのサテライトが検出したぜ。
何のクスリか知らんが依存性の高いやつだそうだ」
シルフィー「………。
ついでに此方の栄養剤もいかがでしょうか♪」
1P「開き直って勧めるんじゃねえ!」
2P「タオルなら俺のが1枚余ったからこっちをやるよ、兄ちゃん。
こっちは変な反応はなしだ、問題はねえ」
- 761 名前:駆け上がる紫炎 ◆Iori/GPRcE :2005/07/17(日) 02:26:47
>>757
「ヘェ…生涯ねぇ。中々、やるもんだな。
惚れた女を守れるくらいじゃなきゃ、男は勤まらねえよなぁ?
草薙流は冗談だ。稽古つけるのが面倒だしよ」
下らん貴様の持論など要らん。反吐が出る。
何かを守って如何なると言う。
こんな場所で貴様と言い争っても仕方が無いが。
「まったくだ。で、姉さんのハンカチ貸してくれるみたいだが?
優しい優しい少年だな? お前」
タオルを買った、それは大事にしまって置くが良い。
物は形を残す、思いは消えていくがな。
- 762 名前:不確定名:斜に構えた弟:2005/07/17(日) 02:29:15
- >>754
……あ。不審者をみる顔だ。
さしずめおれの事を「まっ! お姉さまに恋するだなんて
畜生の所業ですわ抹殺すべきですわこれ誰かおらぬか!?」とか
蔑んでいるんだろう。ケッ勝手にしろ。どうせおれはみんなから嫌われてる。
今更お前等がそれに加わったところでどうって事ねぇよ。
おれには姉貴さえいればいいんだからな。
- 763 名前:エーフィ・C・ハウサー ◆p1a4SYSTEM :2005/07/17(日) 02:30:06
- >>751
「爆弾……ね。兄さん」
「あん?」
兄がこちらを見下ろす。
椅子に凭れるのに飽いたのか、遂に机に腰を降ろしたまま、今の今まで会場を投げっ放しの
視線で見守っていたようだ。
「君が仕掛けるなら――、爆弾を仕掛けるなら、何処に仕掛ける?」
「俺が? そうだな」兄はそこで顎に指を添え、「……会場の真下。でなきゃ、入り口と天井だな」
「意味は?」
「最大限の被害」
なるほど。
「……っても、テロリストの思考だぜ、これ」
「君はテロ思考な訳だ」
「経験に基いた一案だっつーの……」
「……ふん」
まさか、ね。
カツンカツンと床を蹴ってみる。
真下――
それこそ、まさかだ。
テロリスト。
テロ――
軽く首を振る。グラスを拝借して氷を放り込み、アイスコーヒーを注いだ。
まあいい。やる事だって暫くはないんだ。
私はゆっくり休んで――
「……う」
――休もうとして、兄が搾り出した声に振り向いた。
喉を絞るような声。
「う?」
「ううううううううウウウウウウウサウサウサウサウサウサウサウサウサウサ兎兎兎兎兎兎兎兎
兎兎兎兎兎兎兎兎兎兎兎兎兎兎兎兎兎兎兎兎兎兎兎がががッ!」>>754
……。
「……」
ずるり。
アイスコーヒーを啜る。
「……」
「な、撫で、撫でて、撫でッ、」
ずずずと最後まで啜って、
「黙ってくれ」
兄の顔面にカラのグラスを叩き付けた。
- 764 名前:◆URUZ7h3pLo :2005/07/17(日) 02:30:18
- 相良宗介は焦っていた。
今日は彼女が参加するということで、護衛の為に自分も参加するというイベントが開催されているというのに。
急な出撃任務がその日のうちに発生し、出向かねばならなくなった事を。
日本時間二二○○時――東南アジア某所にて
「……この機体で最後だ…!」
彼の駆る機体――ARX-7<アーバレスト>の撃ち放った散弾砲が最後の敵ASを沈黙させ、戦闘は終了する。
「やれやれ……ようやく片付いたな、ソースケ」
「……しかし既に開始時刻はとうに過ぎている。いまから向かって間に合うものか……?」
「やってみなきゃわかんない……というけど、正直微妙よね、さすがに」
「……それだ」
「え?」
「俺はいま、兵士としてはパートタイマー待遇が認められている」
「お前、まさか――――」
同僚二人の得心し、引きつった顔を尻目に――彼は腹をくくった。
「ウルズ7より各機へ! そろそろ作戦は終了時刻を迎えている。
俺の今回のパートタイムはここで終了だ、先に離脱させてもらう」
「……一応そういう取り決めにはなっていたが……だが待てサガラ。
まずは戦果報告を整理し、<デ・ダナン>に帰還してから――」
「あいにくと俺には休養がある、ついでに言うと説明している時刻も惜しい。
次の任務への速やかなる移行の為に、<font size=5>輸送機と<アーバレスト>はこのまま流用させてもらう</font>」
『なっ!!?』
「「あーあ、やっちまったよこのムッツリ突撃自爆男は……」
天を仰ぐ同僚二名、血相を変える上司一名。
『待てウルズ7、いくら何でも独断専行が過ぎ――』
「交信終了!」
強引に通信を切ると、うろたえる黒い隊長機のM9を尻目に輸送機に回収され、
明後日の方向へ飛び去る<アーバレスト>。
『ちっ、奴め、いったい何を考えている……』
「……ったく、しょーがねーんだからあいつはよ」
「ウルズ2よりウルズ1へ。パートタイマーとはいえ7の独断専行は看過しがたいわ。
そういうわけで6を同行してあたしがお目付け役と言う事で後を追うわ。通信終了」
『おい待て、マオにウェーバー! 貴様等まで――』
「文句は後で! そんじゃ後始末よろ〜♪」
一方的に通信を切ると、さらに二機のM9も同じく輸送機に収容。
呆然とたたずむ隊長機のM9を残し、三機の人型巨人機械は会場へ飛ぶ――
――日本時間○ニ三○時、一刻館イベントホール上空
……そして。
会場は予想通りというか予想の斜め上というか、既に混乱の坩堝と化して久しく。
「なんと言う乱戦状態だ………こんな状況下で千鳥は無事なのか?」
《ミズ・チドリの順応能力を考えれば、この程度なら問題はないかと》
「希望的観測はよせ、アル……
ゲーボ4、そろそろだ。カウントダウンを」
「イエス・サー! ……しかし勝手にこんなことして大丈夫なんですか軍曹? 俺たちまで責任が」
「全責任は俺が取る。やってくれ」
「まったく、後が怖いなあ………3、2、1………投下!」
「あのバカ、やりやがった……ゲーボ6、投下だ!」
「お目付け役のあたしたちの身にもなってよね……ゲーボ9()、投下!」
『了解。ウルズ2に6、愉快な見せもん期待してるからね』
「期待しないでよ、バーカ」
そして。
『世界一危険な美術品』と呼称される純白のAS。
そしてそれを追いかけてきた二体の世界最高水準の第三世代ASは―――――
- 765 名前:相良宗介 ◆URUZ7h3pLo :2005/07/17(日) 02:31:08
- >>764
| |
| | ,..._
,.r-、 ,ry | | ヒ;;;::}
ィt:、 ,:'::::// '''´ | | ,、.、 ,..,..._
{:::}::}/::::r'ノィー::、 | | ヾ、゙、//::::jr;::、
,rヾ''"ゞ=' 'ヾ.....⊃' ! ! ヽ''ヾ:、::;' `''",.=-、
ー'’._ ,r'う {::jj ,.、、 _,...::::::''ヽ ,.,´ {{::::::::ヽ.
,;'"'" ̄ヾ´,.., r::';;〃l'l::::;;:::::::f'_ ヾ'〃) `ヾ::::::/
〈::::::::/ノ ヾ,jヽ='. ,,ヽへ-(ヾ::゙、 ゞ',.,.、 //::::/
ヾ:::::゙、゙、 {{) {:::jj' ",,,,、 c;、ヽ=' ゙、::゙;ヾヾ/_
ヾ::::/:ノ ,,,,_ (:ヾ'''⊆|:::::|P,r,r:、 ,:'''7 ``' ゙/〃
゙ー' /:::::;}}`",.,rt:、゙´ //::::/ ゙ー',.r::::、 _`'’
r:::、、ヾ-''n.く:::;:::゙、゙、 ヾー' { ̄:::::ノ!,ィ'r':::|
|::::::| |''ヽ`_,,.`'ヘ;r'ノ,..-:、_ _ `='-'" | |:::::|
___. |::::::| |_`__|`ii'"''" /7 i'i::l´______|_|:::::|
___|:::「____|:::::::`::::::::::::::::::::}}f´ヽ、`,..,゙、}:::::::::::::::::::::::::::|
 ̄ ̄ ̄| ̄|::::::::::::::::::::::::::ゞヾ;;;jj{{;;;ノ{{:::::::::::::::::::::::::::|
:::::: [][]::|:::::|:_i二二二ユ;;::「 ,...., ,f;ノ「 ̄ ̄ ̄「|::::||ヾヾ ̄ ̄
、,...... ._: |:::::|]]]]]]]]]]]]]]]'i||__ ヾ-’_|::::|_____」」;;;;||_ `ヽ、_
,I、ー'_,!::| :::|--------/'|::::::'゙、 ,i'j:::::::::::::::::::::::::| ヽ...|、`ヽ、 |lllll
:|::::::::: |..|:::::|-------/;';'.|::::::::}}||::::::::::::,rr---:|ヽ. \ヽ、.|| .|lllll
:|::::::::: |,,!:'"-------/::;' :||「 ̄ ̄ ̄ ̄:|` ̄ ̄_|_\. ヽ、、l !lllll
TTTTTTTTTTTTTT:::;' :|l'| ̄ ̄「「「ニ|ニf(二二..))\ `゙、===
.LLLLLLLLLLLLL!::;' ::||'|:::::::::::::|.|.|..|ヾ;;|、;;;;;;;;;;;;;;;;! \ |:::::::
ニニニニニニニニ]' ::::|.|'|::::::::::::::|.|.|..|ヾ.| : :::::::::::::|゙、 `、!::::::
耳を聾する轟音と衝撃波を巻き起こしつつ。
混迷を窮めるイベントホール会場のど真ん中に―――――落下した。
「ウルズ7、現場到着!
千鳥、千鳥はどこだ……!?」
「…あらら、さっそくやってるよ、あのバカ」
「……この際、俺達も同じ穴のムジナだけどな」
(相良宗介、クルツ・ウェーバー&メリッサ・マオ、会場到着)
- 766 名前:『夜雀の怪』ミスティア・ローレライ ◆mSTYrlov6I :2005/07/17(日) 02:31:34
- >>758
ウサギが喋るのって珍しいのかしら〜(ぱたぱた
ギャグと銘打てば死なないわ!
でも難点は扉に挟まるとぺらぺらになったり、あらゆる罠に引っかかるようになるわ〜。
例えばブルー何とかと異様に腐れ縁になったり〜。
- 767 名前:―普通の黒魔術少女― 霧雨魔理沙 ◆0mM.SPARK2 :2005/07/17(日) 02:32:26
- なんでもいいが、最近は安地など珍しいんだがな、むしろ。
見えるぜ、私にもあいつらの位置が見える!
撃ったらいろいろと敵に回しそうだから撃たないが。
>>756 魅魔様
「ん、そっか。それじゃ仕方ないぜ。
弟子は魅魔様を立てるよ。だからまた今度、だぜ」
顔拭いてもらって――濡れてるのはご愛敬――体気遣ってもらって。
そして魅魔様は帰った。
……あ、さっきの芸について感想言うの忘れた。
ま、いいか。今度一緒に飲んでるときにでも。
さて、しかし私もどうするかな。
ぶっちゃけ、雀だなんだって状況でもない気がしてきたぜ。
- 768 名前:アンヘル ◆jAngelsb6s :2005/07/17(日) 02:33:57
- >>760
オッケ〜イ! アリガトね? オニイサンがた?
で、おごってくれんの? マジで?
んじゃね、安いテキーラなんか貰っちゃおうかしら?
こんな場所で高いお酒で気取るのもバカっぽいでしょ?
獣、獣ねェ? ワタクシそんなに安くありませんコトよ?
力になんか屈しませんしね?
何せ、鍛えてますから〜
- 769 名前:不確定名:ウサ・ギガンティア ◆6SiMaKo4MY :2005/07/17(日) 02:35:44
「お姉さまに」……?
f`' 、
| \ ,、- ''l
ヽ 、 \ / l
`ヽ、ゝ ゙v−−y'゙ ,,ィ- / _,,,、、、,,_
,r', '´, ' , = 、-ッ'゙..:;:;::;::;::::::l`;,、
l i / / /ノ l.i !/ l. |..l:.|.l.:l::i::::';;;;,,` -、
' ! l´l| ´ || l; fil::lノ'jl ゙ ゙ ゙l| | l::.'、;;;;;;;;;,,,`''‐;
/ /.::゙ x :::.ノ; li:V.:: x :::.l:::i::i::`i:、;;;;;;;;;;ジ
{n`;Ti''V''フl''゙/ /;;;;゙'r.n、,._,、ィl::::i::i:::l:::}
ノ | |;/..:シ'、l/゙l{ /;;;;;/l:::/>X,i´!'/ヽ ''''''゙ えーっと……良かったですね、ここにもガチな人がいて。
( (. |. |::::::::::::| |:ト;'、`トミ;'、::::::::::::/;;;:/
` ''L)-、;;;;;、Lj-=-'゙ `'ミッ、;;-(ジ
……あら? あちらに神父さまがいらっしゃるわね。
f`' 、
| \ ,、- ''l
ヽ 、 \ / l
`ヽ、ゝ ゙v−−y'゙ ,,ィ- / _,,,、、、,,_
,r', '´, ' , = 、-ッ'゙..:;:;::;::;::::::l`;,、
l i / / /ノ l.i !/ l. |..l:.|.l.:l::i::::';;;;,,` -、
' ! l´l| ´ || l; fil::lノ'jl ゙ ゙ ゙l| | l::.'、;;;;;;;;;,,,`''‐;
/ /.::゙ x :::.ノ; li:V.:: x :::.l:::i::i::`i:、;;;;;;;;;;ジ
{n`;Ti''V''フl''゙/ /;;;;゙'r.n、,._,、ィl::::i::i:::l:::}
ノ | |;/..:シ'、l/゙l{ /;;;;;/l:::/>X,i´!'/ヽ ''''''゙ あっちはあっちで違う方向性でガチですけど。
( (. |. |::::::::::::| |:ト;'、`トミ;'、::::::::::::/;;;:/
` ''L)-、;;;;;、Lj-=-'゙ `'ミッ、;;-(ジ
- 770 名前:アンヘル ◆jAngelsb6s :2005/07/17(日) 02:37:54
- >>765
ダレが呼んだのかこんな戦争ボケを!
チョットマズイっしょ? デストラクションダービーじゃにゃいんだから!
それでも場は弁えてくれると信じてるわよ?
まっ、このヒトにはボケしかないから心配しかナイんですけどね?
だってぇ〜普通じゃ考えられない行為をするのがボケキャラです!
ミンナ退避を〜
って、何だかてきと〜じゃなくなってきたけどこのヒトで!
相良宗介!
カシム、って名前の方が印象的ね?
毒々しい色放ってそうだよねェ?
それで、まだまだ続くよ〜っと。
下着でなんかヤっちゃったコトもあるそうですね?
ん〜さすが溢れる女の色気?
軽薄そうなオニイサンとセットで登場です?
何か関係疑っても良いのかしら、かしら?
オニイサンはオニイサンでイイ男なんだけどねェ?
チョット趣味じゃないアンヘル様でした!
それでは、メリッサ・マオ&クルツなんたら〜
これでもイイよね?
ぶっちゃけ。
- 771 名前:ホーク姉妹in観客席 ◆S1wSEED/TI :2005/07/17(日) 02:41:13
- >>729
出力最弱のブラストと言えども、そこはVPS装甲。
紅茶くらいはなんともないわ。
ザクとは違うのよ、ザクとは。
「いや、ザクでも平気なんじゃないかな――って、それどころじゃなくて!
お姉ちゃん、私! 私もインパルスに乗せて! 生身で熱湯は駄目! 私まで汚れ芸人道に落ちちゃう!」
ごめん、メイリン。
インパルスは一人乗りだから。
もうちょっとメイリンが細かったら乗せられたんだけど。
「うわ薄情!?
ていうか、この機会に亡き者にしようとしてる!?
しかもさりげなく、罵倒してるし!」
>>732
「ふぅ〜…助かったぁ」
チッ
無事でよかったわ、メイリン。
「…お姉ちゃん」
- 772 名前:不確定名:ツーアミーゴス(警部と警部補) ◆CAPTzADMSM :2005/07/17(日) 02:43:32
- >>759
>自分もギャグキャラだって言っているような気がしますけど
プ『えーと、僕は自力で脱出したんで、むしろヒーロー的ポジショ――』
ハ『そんなベタなボケはいらん。無事?だから俺には主人公属性と
いうものがあっ―――』
プ『またまたぁ、張り切ってボケないでくださいよぉ〜』
ハ『・・・・・・・・お前も相当なもんだね?』
>>763 テロな神父さんと妹
ハ『よし!そこだ!!食いとめろ妹さん!!』
プ『止めないんですかー。傷害罪とかで。』
ハ『民事不介入』
>>766 すーずめーがサンバ♪
>ギャグと銘打てば死なないわ!(中略)例えばブルー何とかと異様に腐れ縁になったり〜。
プ『ブルーギル?』
ハ『腐れ縁ってんだから、人間とかじゃないか?』
プ『そうだ!ブルー・スリー』
ハ『青三号?!』
- 773 名前:駆け上がる紫炎 ◆Iori/GPRcE :2005/07/17(日) 02:44:17
「オイ…何か混沌とした状況が更に悪化してねえか?」
今更何を…輪をかけて混沌とさせるもの、一興か?
例えば、死体で。
「お前が歌っても、混沌だろうな」
>>760
薬物如きで死ぬか。
それに、ボッタくるなら殺めるだけだ。
「物騒過ぎるだろ…お前。
オロチの解毒剤でもあったら買っとけよ。
その捻くれた性格も変わるかもしれないぜ?」
貴様の捻くれ具合には敵わんさ。
それはさて置き、貰おう。
血の匂いが移りそうで敵わんがな。
フン…何処からかもより濃い匂いが漂うが、捨てて置くか。
- 774 名前:アンヘル ◆jAngelsb6s :2005/07/17(日) 02:45:50
- >>772
そろそろ紹介しちゃうんだからッ!
うむ。キャラに合わないにゃあ〜
不祥事が絶えないこのご時世!
人が呼んだか、それとも魔が呼んだのか!
不祥事の塊とか思わないでもない警察官の登場です!
どんな失言を見せてくれるのでしょうか?
ワタクシ、興味津々でございますよ?
今日はどこで盗撮してきたとか〜どこかで事件をでっち上げたとか〜
気にならない? 気分はwwwwなるなるwwwwでしょ?
まあ、何か違うような気がしないでもないけれど?
芸とはね? てきと〜だから許してね?
ハリスオジサマとプロクターオジサマ?
- 775 名前:不確定名:斜に構えた弟:2005/07/17(日) 02:47:23
- >>761
>「ヘェ…生涯ねぇ。中々、やるもんだな。
>惚れた女を守れるくらいじゃなきゃ、男は勤まらねえよなぁ?」
……いやまぁ、なんつーか。ホントはそこらへんの
有象無象の女に惚れたほうがいいんだろうけど。
自分のココロってのは自分の意思じゃどうにもならんらしくて。
そうなるとやっぱりおれは……ね。
>タオルを買った、それは大事にしまって置くが良い。
>物は形を残す、思いは消えていくがな。
(助かった……!)
……でも、でもね。
思いを支えにして生きていかなきゃならない日も、
いつかきっとやってくると思う。その場にはいない誰かにしがみついて、
泣きたいのを我慢しながら生きてかなきゃいけない毎日。
ハンカチを抱きしめながら、ひとりで泣く夜。
うわああ鬱だ!
こんな欝を払拭するには酒飲むのが一番!
イッキいかせていただきますっ!!
んぐんぐんぐんぐ……。
……ぶへらぁ〜。
- 776 名前:シン・アスカ ◆LasOiegeiI :2005/07/17(日) 02:47:35
- http://charaneta.sakura.ne.jp/ikkoku/img/1069512742/776.jpg (69KB)
――力がないのが悔しかった。
だから俺は今、このディスティニーで全てをなぎ払う!!
ってことでこのディスティニーガンダム!
ビームライフル! シールド! ビームブーメラン兼ビームサーベル!
ビームシールド! ビームウィング! ビームキャノン! 対艦ソード!
そして俺のこの手が光って唸る、ディスティニーフィンガー!
こんなに武装一杯の最強のMS!
まさに最強! ここにいる誰ももう、敵じゃないぜ!!
ってことで、こいつの販促のために、この会場を吹っ飛ばして……
「やめろ!!」(どげし!!
- 777 名前:不確定名:ウサ・ギガンティア ◆6SiMaKo4MY :2005/07/17(日) 02:48:37
……でも、そろそろお出にならなくてもいいのかしら?
f`' 、
| \ ,、- ''l
ヽ 、 \ / l
`ヽ、ゝ ゙v−−y'゙ ,,ィ- / _,,,、、、,,_
,r', '´, ' , = 、-ッ'゙..:;:;::;::;::::::l`;,、
l i / / /ノ l.i !/ l. |..l:.|.l.:l::i::::';;;;,,` -、
' ! l´l| ´ || l; fil::lノ'jl ゙ ゙ ゙l| | l::.'、;;;;;;;;;,,,`''‐;
/ /.::゙ x :::.ノ; li:V.:: x :::.l:::i::i::`i:、;;;;;;;;;;ジ
{n`;Ti''V''フl''゙/ /;;;;゙'r.n、,._,、ィl::::i::i:::l:::}
ノ | |;/..:シ'、l/゙l{ /;;;;;/l:::/>X,i´!'/ヽ ''''''゙ 「勝負は戦う前から既に始まっている」ですか。
( (. |. |::::::::::::| |:ト;'、`トミ;'、::::::::::::/;;;:/ 何だか由乃さまがお喜びになりそうですね。
` ''L)-、;;;;;、Lj-=-'゙ `'ミッ、;;-(ジ
- 778 名前:シン・アスカ&カガリ・ユラ・アスハ ◆LasOiegeiI :2005/07/17(日) 02:48:54
- http://charaneta.sakura.ne.jp/ikkoku/img/1069512742/778.jpg (78KB)
げふ……何するんだ、馬鹿アスハ!
「バカはお前だ!
そういう厨っぷりをさらすから、なおさら出番がなくなるんだろうが!
な……なんだよその言い方!
大体そのモビルスーツはなんだよ!
「フェストゥムじゃないぞ!
こんなこともあろうかと開発していた、新型モビルスーツ「アカツキ」だ!
アカツキって……どう考えても百式だろ、これはぁ!
プラモが出てないからっていい加減な機体で代用するなよ!
さすが強引なのはアスハのお家芸だな!!
「黙れ! お前は少し錯乱している!
自分の目を信じるな! わたしを信じろ!」
信じられるか!
第一、俺の用意していたネタは、ディスティニーの全武装披露だぞ!
それを邪魔して……ってか墜落のショックで壊れたじゃないか!
弁償しろよこのバカ!
「後ろから蹴り飛ばしたくらいで壊れるのかお前の機体は!
普通に弱すぎるだろうが!!」
なんだと、こいつっ!
自分のその言葉で誰が傷つくことになるのか、ちゃんと考えたことがあるのかよ!
明らかにストライクフリーダム? の登場のほうが盛り上がってるとか言われて!
こっちのプラモはどうなる!
せっかく限定版出したってのにさ!
「知らないぞ、そんなものは!
というかわたし達はどうすればいいんだ!
お前が無茶するから用意してきたネタなんて吹っ飛んだぞ!」
こうなったら……ディスティニー再起動!!
ビームで全てをなぎ払ってやる!!
「だからやるな――!?」
――え!?
- 779 名前:◆LasOiegeiI :2005/07/17(日) 02:49:55
- >>765
| |
| | ,..._
,.r-、 ,ry | | ヒ;;;::}
ィt:、 ,:'::::// '''´ | | ,、.、 ,..,..._
{:::}::}/::::r'ノィー::、 | | ヾ、゙、//::::jr;::、
,rヾ''"ゞ=' 'ヾ.....⊃' ! ! ヽ''ヾ:、::;' `''",.=-、
ー'’._ ,r'う {::jj ,.、、 _,...::::::''ヽ ,.,´ {{::::::::ヽ.
,;'"'" ̄ヾ´,.., r::';;〃l'l::::;;:::::::f'_ ヾ'〃) `ヾ::::::/
〈::::::::/ノ ヾ,jヽ='. ,,ヽへ-(ヾ::゙、 ゞ',.,.、 //::::/
ヾ:::::゙、゙、 {{) {:::jj' ",,,,、 c;、ヽ=' ゙、::゙;ヾヾ/_
ヾ::::/:ノ ,,,,_ (:ヾ'''⊆|:::::|P,r,r:、 ,:'''7 ``' ゙/〃
゙ー' /:::::;}}`",.,rt:、゙´ //::::/ ゙ー',.r::::、 _`'’
r:::、、ヾ-''n.く:::;:::゙、゙、 ヾー' { ̄:::::ノ!,ィ'r':::|
|::::::| |''ヽ`_,,.`'ヘ;r'ノ,..-:、_ _ `='-'" | |:::::|
___. |::::::| |_`__|`ii'"''" /7 i'i::l´______|_|:::::|
___|:::「____|:::::::`::::::::::::::::::::}}f´ヽ、`,..,゙、}:::::::::::::::::::::::::::|
 ̄ ̄ ̄| ̄|::::::::::::::::::::::::::ゞヾ;;;jj{{;;;ノ{{:::::::::::::::::::::::::::|
:::::: [][]::|:::::|:_i二二二ユ;;::「 ,...., ,f;ノ「 ̄ ̄ ̄「|::::||ヾヾ ̄ ̄
、,...... ._: |:::::|]]]]]]]]]]]]]]]'i||__ ヾ-’_|::::|_____」」;;;;||_ `ヽ、_
,I、ー'_,!::| :::|--------/'|::::::'゙、 ,i'j:::::::::::::::::::::::::| ヽ...|、`ヽ、 |lllll
:|::::::::: |..|:::::|-------/;';'.|::::::::}}||::::::::::::,rr---:|ヽ. \ヽ、.|| .|lllll
:|::::::::: |,,!:'"-------/::;' :||「 ̄ ̄ ̄ ̄:|` ̄ ̄_|_\. ヽ、、l !lllll
TTTTTTTTTTTTTT:::;' :|l'| ̄ ̄「「「ニ|ニf(二二..))\ `゙、===
.LLLLLLLLLLLLL!::;' ::||'|:::::::::::::|.|.|..|ヾ;;|、;;;;;;;;;;;;;;;;! \ |:::::::
ニニニニニニニニ]' ::::|.|'|::::::::::::::|.|.|..|ヾ.| : :::::::::::::|゙、 `、!::::::
- 780 名前:『夜雀の怪』ミスティア・ローレライ ◆mSTYrlov6I :2005/07/17(日) 02:50:01
- ああ〜、紅茶の流れのように〜♪
と言うわけでお茶菓子を要求する〜。
>>731
ありがとう、ようかんマン!
i〜'~~|
|__|
| |
もしゃもしゃ。
- 781 名前:シン・アスカ&カガリ・ユラ・アスハ ◆LasOiegeiI :2005/07/17(日) 02:50:26
- 「シン、お前!?」
ち、違う俺じゃない!
俺の仕事じゃない、俺ならもっと派手にライフルで皆殺……じゃない!
落ち着けアスハ! 俺の言うことを聞くな! 俺は既に錯乱している!!
「錯乱してるのは充分分かる!
というかどうするんだ、わたしとおまえのMS、あの下だぞ!」
……。
ルナがインパルス持ってきてたな。
こっそりコアスプレンダー盗んで帰るか。
「おいこら!
こんなオチになってないオチでいいのか!
おおおおいっ!!」
- 782 名前:藤乃静留 ◆lTmjKoHiME :2005/07/17(日) 02:53:54
- >>765
/" ゙̄ヽ
ll l ノ、\ヾ
丿 l| ゚ ‐゚ノl| 404でもないのにスナられたッ!?(違
………
/: : /: : : : : : : /l: : : : : : : : : : : : \: : l: :
/: /: :/:./: : : : : /|::ト;: : : l: : : : : : : ',: ヽ',: |:
,': /: :/;:,': : : : : :/::|、:',ヽ; : |: |: : : : : :.l: : ',l: |:.
l::.l:.:i:.|ト:.:.:.:.:.:.:.:,':l:::| ヾ、',:..|:..l;:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:..|:.:l.
',:|:.l:ト'、:.:.: : : .i:::トヽ ',| |ハ: : : : ::,': : :l|:.:|. …どたばたとほんまにやかましいわ
ヽ:.:ヾヽ:;.:.:.:.:!::|:.:‐z=ニ_"´´`|: : : /: : : /: :l: ちょっと静かにさせましょか、清姫
`' 、:::fy、:.;:::|:. '`ソfr;j'ぇ、l: :ィ/: :/: :.:l::
`| / `ヽ ゙ ":.:.:.:. /ン /ィ´: : : :.,':::
l:y /: : : : : ,'::::
,':ゝ、 _ /: : : : : :,'::::::
/:..: : :7 _ _ _ /: : : /: :./:::::::
/: : : : :/`トー'''^ /: : : :/: : /:::::::::
/: : : : : /::::::`! ̄ /: : : :/: : :/:::::::::::
/ : : : ;' :/::::::::::人__ ,ノ: : : :/:: : /::::::::::::::
/" ゙̄ヽ
ll l ノ、\ヾ
丿 l| ゚ ‐゚ノl| ま、待て落ち着け…そ、そうだ、どこか別のところに行こう、もう少し落ち着ける場所へ
ま、なつきが言うならしょうがあらへんわ。
ほんまは終わってから誘おう思ってましたけど、ええ雰囲気のお店がありますえ
/" ゙̄ヽ
ll l ノ、\ヾ
丿 l| ゚ ‐゚ノl| …ふぅ、助かった…ここで怪獣大戦争なんかやられた日には舞衣に何言われるか
せっかく出口作ってくれはったんや、使ったらなあきませんな…なつき、清姫にしっかり捕まりぃ。
さ、行きましょか…清姫。
(地下から全貌を現したのは多頭の大蛇、というよりは蛇の頭を脚に持つ紫色の巨大な烏賊)
ほな、さようなら。
(ジェット噴射のように大烏賊は天井の穴から飛び去っていく…退場)
- 783 名前:『蓬莱の人の形』 藤原 妹紅 ◆HORAIgd3qU :2005/07/17(日) 03:00:18
- さて、ちょっと出遅れたけど。
酒よしつまみよしで一応服装も気を使って。
招待状が届いたからにはやっぱり出た方がいいわよね。
ということで到着………
うわ、どこの戦場よここ。
- 784 名前:エーフィ・C・ハウサー ◆p1a4SYSTEM :2005/07/17(日) 03:00:47
- >>772
「……だったら、次は君がやってくれないか。警部補さん」
平然と顔からグラスの破片を払う兄から視線を外して、混沌絶賛進行中の会場からも
視線を外す。行き場のない視線を彷徨わせていたら何かが踊り喰われていたから>>780
そこからも視線を外した。
チャカポコチャカポコ――と、聞こえないだけまだ正常なんだろう。
兄はウサギで会場はカオスで、そして私は被害者だ。
「い……」
(……居辛い)
物凄く。
心底そう思って、軽く目を閉じた。
このまま朝が来ればいい――
本気で願って。
- 785 名前:ホーク姉妹in観客席 ◆S1wSEED/TI :2005/07/17(日) 03:04:01
- >>776
「あ、シンの出番みたいだよ」
なんでモビルスーツを持ち出してきてるのよ、あの2人は。
そんなにまでして目立ちたいのかしら。
「…それは他人事じゃないと思うんだけど」
私がインパルスを持ってきたのは――そう、この会場の警備のためよ。
「そんな取ってつけたような言い訳しなくても」
>>778-779
「…暴れてるのシンのディスティニーだけど。
警備員として止める? インパルスで」
う…
>>781
「とか言ってるうちに、なにかの下敷きになっちゃった。
なにがしたかったんだろうね?」
こっちが聞きたいわよ!
まったく…ディスティニー初登場の回が盛りあがらなかったぶん、ここで決めればいいのに。
なにやってんのよ、シンのバカ。
「盛り上がらなかったって、そんな酷い。
私、命張ったのに」
- 786 名前:『夜雀の怪』ミスティア・ローレライ ◆mSTYrlov6I :2005/07/17(日) 03:06:23
- >>783
あ、妹紅だー。
食べる? ヽ|・∀・|ノ
さっき食べたけど>>780
結構いけるわよ〜。
- 787 名前:アンヘル ◆jAngelsb6s :2005/07/17(日) 03:08:51
- >>781
やっと来たけど、あんた今更ナニすんの?
こんな濃い連中に囲まれちゃったら、余計に影薄くなっちゃうよ?
ミラコロミラコロって、また言われちゃうよ?
オネーサンはオネーサンで、男の趣味とか疑われるよ?
アッ、でも凸大佐好きなんだっけ?
どっちにしろ趣味悪い?
紹介の方法をチョットだけ変えてみたけどいかがかしら?
ってなワケで、シンとアスハの夫婦漫才でした〜
シン・アスハとかで間違えそうよね?
二人で一つになって、どこまでいけるのだろ〜
一人では届かない〜だったかしら?
まっ、どうでもイイかァ〜
- 788 名前:千鳥かなめ ◆Kana/lWMBI :2005/07/17(日) 03:09:23
- 「あー、カオスねカオス」
ぱたぱたと手であおぐ。
ま、それでもいいんだけど――あ!?
(>>765)
落ちてきた。
それはあまりに巨大で、まさに――ASだった。
相変わらず派手な登場で…じゃなくて。
あの大きさの機体が落ちてきたら!
「ソースケ、あのバカ!
くっつき爆弾が作動するわよ!
あれ、床の下にじゅうたん代わりに敷き詰めてあるんだから!!」
ま、いいか。
どーせトリモチ爆弾だし、一部だけだし。
<くどいようだが、実際はHESHという超凶悪爆弾である>
- 789 名前:『蓬莱の人の形』 藤原 妹紅 ◆HORAIgd3qU :2005/07/17(日) 03:13:46
- 「……うわっと。ボケてたらこっちまで巻き込まれるわね」
いきなり破壊活動を始めたでかいのにそれへ華麗なるドロップキック(仮)を決めたでかいの(>>779)。
それをさりげなく安置へ移動して避ける。伊達に死ぬほど弾幕ごっこはやっていない。まあ死なないけど。
>>783
「ああ、あんたも来てたんだ。よく食われなかったねー」
やっと見知った顔を見つけてちょっと安堵。妖怪相手であっても、知ってるのと知らないのとでは雲泥だ。
―――と思ったら一瞬で異様な不安感に襲われる。
いや、なに食べてんだそこの鳥類。
「あー、ごめん。踊り食いは趣味じゃないから。……てか、まだ生きてるっぽいわよそれ!?」
半分かじられたにもかかわらずうごうごともがいている。
映像的にものすごく危険だ。なんと言うかそこのお嬢ちゃんのトラウマに―――
>>784
と、また知ってる顔発見。
今度は確実に常識人なので本当に安心した。
声でもかけにいこうか、と思ったけどこの状況で下手に動くと残機一つ減らしそうなので我慢。
とりあえず遠目から手を振ってみた。気づいてくれるだろうか。
- 790 名前:駆け上がる紫炎 ◆Iori/GPRcE :2005/07/17(日) 03:14:15
貴様の提案…やってみるか。ウクレレは持ってきたしな。
「エッ!? テメェ、まさか、アレでもやるのか?」
悪いのか?
「オイオイ…マジでやる気かよ? お前」
たまには余興も良かろう。
まあ、貴様の英会話も捨てた物ではないが。
「………言うな……」
名前:駆け上がる紫炎
出典:The King of Fighters
活動スレ(あれば):織月に集う欠片
http://charaneta.sakura.ne.jp/test/read.cgi?bbs=ikkoku&key=010000035&ls=50
自己PR: こんな余興に顔を出す気はなかったのだがな。
「その割にゃあ、ウクレレまで準備してたじゃねえか」
これは何時でも持ち歩いているのだが?
ベースケースの改造に些か手間取ったのも事実だが。
まあ、暫し待っていろ。歌詞を考えねばならん。
- 791 名前:不確定名:ツーアミーゴス(警部と警部補) ◆CAPTzADMSM :2005/07/17(日) 03:15:10
- >>784 妹さん
>「……だったら、次は君がやってくれないか。警部補さん」
プ『そんな危険な仕事は、したくないです』
ハ『・・・お前、いまワリと自分の職業の存在意義を否定したぞ?』
プ『やだなぁ。民事不介入とか言うと中学生には分かりづらいかと思って
意訳しただけですよ・・・・って、うわぁ?!』
>>765
| |
| | ,..._
,.r-、 ,ry | | ヒ;;;::}
ィt:、 ,:'::::// '''´ | | ,、.、 ,..,..._
{:::}::}/::::r'ノィー::、 | | ヾ、゙、//::::jr;::、
,rヾ''"ゞ=' 'ヾ.....⊃' ! ! ヽ''ヾ:、::;' `''",.=-、
ー'’._ ,r'う {::jj ,.、、 _,...::::::''ヽ ,.,´ {{::::::::ヽ.
,;'"'" ̄ヾ´,.., r::';;〃l'l::::;;:::::::f'_ ヾ'〃) `ヾ::::::/
〈::::::::/ノ ヾ,jヽ='. ,,ヽへ-(ヾ::゙、 ゞ',.,.、 //::::/
ヾ:::::゙、゙、 {{) {:::jj' ",,,,、 c;、ヽ=' ゙、::゙;ヾヾ/_
ヾ::::/:ノ ,,,,_ (:ヾ'''⊆|:::::|P,r,r:、 ,:'''7 ``' ゙/〃
゙ー' /:::::;}}`",.,rt:、゙´ //::::/ ゙ー',.r::::、 _`'’
r:::、、ヾ-''n.く:::;:::゙、゙、 ヾー' { ̄:::::ノ!,ィ'r':::|
|::::::| |''ヽ`_,,.`'ヘ;r'ノ,..-:、_ _ `='-'" | |:::::|
___. |::::::| |_`__|`ii'"''" /7 i'i::l´______|_|:::::|
___|:::「____|:::::::`::::::::::::::::::::}}f´ヽ、`,..,゙、}:::::::::::::::::::::::::::|
 ̄ ̄ ̄| ̄|::::::::::::::::::::::::::ゞヾ;;;jj{{;;;ノ{{:::::::::::::::::::::::::::|
:::::: [][]::|:::::|:_i二二二ユ;;::「 ,...., ,f;ノ「 ̄ ̄ ̄「|::::||ヾヾ ̄ ̄
、,...... ._: |:::::|]]]]]]]]]]]]]]]'i||__ ヾ-’_|::::|_____」」;;;;||_ `ヽ、_
,I、ー'_,!::| :::|--------/'|::::::'゙、 ,i'j:::::::::::::::::::::::::| ヽ...|、`ヽ、 |lllll
:|::::::::: |..|:::::|-------/;';'.|::::::::}}||::::::::::::,rr---:|ヽ. \ヽ、.|| .|lllll
:|::::::::: |,,!:'"-------/::;' :||「 ̄ ̄ ̄ ̄:|` ̄ ̄_|_\. ヽ、、l !lllll
TTTTTTTTTTTTTT:::;' :|l'| ̄ ̄「「「ニ|ニf(二二..))\ `゙、===
.LLLLLLLLLLLLL!::;' ::||'|:::::::::::::|.|.|..|ヾ;;|、;;;;;;;;;;;;;;;;! \ |:::::::
ニニニニニニニニ]' ::::|.|'|::::::::::::::|.|.|..|ヾ.| : :::::::::::::|゙、 `、!::::::
プ『KAMKAZE?!』
ハ『自爆テロか?!
ついに、あの主催者が、やらかしたのか?!』
- 792 名前:不確定名:ウサ・ギガンティア ◆6SiMaKo4MY :2005/07/17(日) 03:16:54
何だか、色々と大変なことになっているわね……。
f`' 、
| \ ,、- ''l
ヽ 、 \ / l
`ヽ、ゝ ゙v−−y'゙ ,,ィ- / _,,,、、、,,_
,r', '´, ' , = 、-ッ'゙..:;:;::;::;::::::l`;,、
l i / / /ノ l.i !/ l. |..l:.|.l.:l::i::::';;;;,,` -、
' ! l´l| ´ || l; fil::lノ'jl ゙ ゙ ゙l| | l::.'、;;;;;;;;;,,,`''‐;
/ /.::゙ x :::.ノ; li:V.:: x :::.l:::i::i::`i:、;;;;;;;;;;ジ
{n`;Ti''V''フl''゙/ /;;;;゙'r.n、,._,、ィl::::i::i:::l:::}
ノ | |;/..:シ'、l/゙l{ /;;;;;/l:::/>X,i´!'/ヽ ''''''゙ カオスというか……オクレ兄さんはさっさと退場しちゃいましたし(違
( (. |. |::::::::::::| |:ト;'、`トミ;'、::::::::::::/;;;:/
` ''L)-、;;;;;、Lj-=-'゙ `'ミッ、;;-(ジ
- 793 名前:エーフィ・C・ハウサー ◆p1a4SYSTEM :2005/07/17(日) 03:19:11
- >>789
……ああ。
なんか、やっと普通の。
普通の人。
「……」
ぱたぱたと手を振り返す――意図せず、振る手が強かったかもしれない。
顔を顰めている辺り、彼女が会場に抱く感想はこちらと同感だろう。
マトモそうな顔をしてマトモじゃない、常識人のフリをした非常識人が多過ぎて――漸く、
マトモにマトモな、誤謬なく正常な人間を見付けた気がした。
少し安心したら、どっと疲れが襲ってきた。
本気()でどうする気だ、これ。
- 794 名前:名無しの超戦士1P&2P(M)@観客席:2005/07/17(日) 03:22:50
- >>749
1P「おいおい、次はイリュージョンでもおっぱじまったか?
ありゃあ…明らかに時空を越えたって感じだったぜ」
2P「あの格好はトランスヴァールの奴等か。
それにしちゃ随分と可愛らしい嬢ちゃんだな」
1P「ああいうのが好みか?」
2P「今は、鉛玉を浴びてダンスを踊るお前の方がだがな」
>>752
2P「見事にオチが突きやがった。
へっ、悪党は世に憚れねえってことさ」
1P「……根に持つなよ、ハゲるぜ?
ま、やっこさんも予定外のハプニングみたいだがな」
2P「俺のはファッションだと言ってる筈だがな?
天罰覿面という奴だ。悪党には当然の裁きだろうぜ。
1P「だからって銃を構えるなよ。
カルシウムが足りねえんじゃないのか?
もしくは修行の方か?」
2P「いや、足りねえのは野郎の悲鳴だ。
……当然ジョークだぜ?」
1P「洒落に聞こえないんだよ、お前のは」
>>758
1P「今、主人公って向こうのカップが叫んでたが」
2P「コメディー映画の主役って意味じゃねえのか?」
1P「ああ、それなら納得がいくな」
2P「だろう?」
>>765
1P「勘弁してくれ、パーティーのメインディッシュは地獄の黙示録か?
こんな時くらいドンパチは御免したいんだがな」
2P「へっ、何を腰の抜けたこと言ってやがる。
これも俺達の運命だと思って諦めな」
1P「おいおい、誰が腰抜けだって?
……まあ、こっちももしもの準備だけはしとくか」
2P「…やらねえのか?」
1P「さっきのデカブツみたいにあれで芸をするつもりかも知れん。
妙な素振りを見せたらぶっ放せばいいだけさ。
それまでは大人の余裕で見物しとこうぜ」
2P「何かあっても責任は持たねえぜ。ケツは自分で拭けよ」
1P「冷てえな、それが相棒に対する仕打ちか?」
>>768
1P「テキーラか、OKだ。好きなだけ飲むといい」
2P「一杯から好きに飲めか?豪勢なこったな」
1P「ああ、後でお前からも慰謝料を貰うからな。
俺を獣呼ばわりした罰だ」
2P「セコい真似をするんじゃねえ。
そんな性根じゃ女にも振られちまうぜ?」
1P「鍛えてるか、確かにな。
肉食獣特有のしなやかな体を見れば分かる。
そこいらのチンピラじゃ命が幾つあっても足りないだろう。
そうだな、下手うったら俺でも危ないか?
まあ、それ以前に女相手に力づくなんてゲスな真似はやらんがな」
2P「相棒を無視するのはゲスな真似だとママに教わらなかったのか、てめえは?
こういう野郎だ、鍛えてても油断しねえ方がいいぜ?」
>>773
1P「死体は勘弁してもらいたいとこだな。日常を思い出す」
2P「オフの時くれえはゆっくりしたいんでな。
暴れたら相応のお仕置きをしなくちゃならねえ」
シルフィー「……オロチの解毒剤ですか。
………。
では体質改善コースなどいかがでしょう♪」
1P「とりあえず止めとけ青少年。多分捕らえて実験やらデータ取りとかやらかす気だ。
あれとは付き合いが長いんでな、眼で分かる」
2P「なんでも商品にしちまうからな。経験で分かる。
…へっ、あんた程じゃねえさ。どっちかといえば硝煙の匂いだからな」
1P「……ゴタゴタは止めとけよ、お二人さん?」
- 795 名前:ノーマッド@床下 ◆sJNOMADvzM :2005/07/17(日) 03:25:10
- http://charaneta.sakura.ne.jp/ikkoku/img/1069512742/795.jpg (1KB)
ところで皆さんは気がついているのでしょうかねえ。
ここは今、非常に危険な状態にあるのですよ。
具体的には足下にぎっしりと爆弾が敷き詰められているという
まさに地雷原状態というやつですね。
……と言うか。
誰です?
爆弾と一緒に私まで床下に敷き詰めていったウスラトンカチは?
はっきり言ってこれは非常に不愉快な状態ですよ。
誰でもいいからさっさとこの暗くて狭くて危険物だらけの場所から
出してもらいたいものですね。
- 796 名前:『夜雀の怪』ミスティア・ローレライ ◆mSTYrlov6I :2005/07/17(日) 03:25:15
- ニンゲン生きている内が花、とヒトは言うわ。
なかなかに良いことを言うと思うわねぇ、妖怪の私も。
つまりヽ|・∀・|ノも生きたまま喰われるのが一番幸せって事にはならないかしら!
つまり躍り食いこそ! 喰う側喰われる側双方にとって一番の幸せ!
って今思いついたんだけどどう?
(もぎゅもぎゅ
- 797 名前:(ただのようかんマンのかけら):2005/07/17(日) 03:32:28
- \ ヽ | / /
\ ヽ | / /
\ ヽ | / /
混 沌 と し た ス レ に よ う か ん の 救 世 主 が ! !
\ ヽ / /
`− 崇め奉れ ,,−''
`− __________ ,,−''
`−、、 | | _,,−''
` | |
!`ヽ |. ● ● .| i⌒!
───────‐ ヽ、 \|:. ├──┤ .:|ノ ノ ───────‐
\_|:::... ヽ、 ノ ...:::!_/
|::::::::::...  ̄ ...:::::::::::|
_,,−'' |:::::::::::::::........ ......:::::::::::::::::| `−、、
_,,−'' l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::! `−、、
,'´\ / |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| \ /`i
! \ _,,-┐ \:::::;‐、:::::::::::::::::::::::::::;‐、:::::/ r‐-、、 / !
゙、 `ー--<´ /  ̄| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | ̄ ゙、 >−一'′ ,'
y' `ヽ/ / | | | | ヽ ヽ '´ イ
でも雀に食われるの、ようかんだから。
__
ヽ|・∀・| ノ きゃー
| |
- 798 名前:名無しの超戦士1P&2P(M)@観客席:2005/07/17(日) 03:35:37
- >>776他 お家芸
1P「……で、コメントし忘れてたがこいつは新手の痴話喧嘩か?
デカブツ芸がメジャーだってのは分かったが」
2P「ふん、派手なぶん見がいはあったがな。これが最近のブームか?」
1P「俺に聞くなよ」
シルフィー「…ザフトのセカンドステージにエゥーゴのレア機体……
入手できれば1機で1億は、いえ2億の値で……(うっとり」
1P「とりあえず、プロモーションとしちゃ上々だったようだがな」
2P「後で回収がゴタつかなきゃいいがな」
>>783
1P「パーティーってのはどこだって戦場だぜ、お嬢ちゃん?」
2P「ゲンジ(源氏)の奴等みたいなファッションだな。
ヤマトナデシコって奴か?」
1P「ああいうのが好みなのか?」
2P「……二度目はジョークじゃすまさねえぜ?」
- 799 名前:相良宗介 ◆URUZ7h3pLo :2005/07/17(日) 03:42:56
- 百メートルを優に超える高度から、衝撃を殺しつつ両足を踏ん張って着地。
それまでの第二世代ASならバラバラとは行かなくても脚部の無視できないダメージは免れないところだが…
そこがM9に代表される第三世代ASの駆動系の強み。
すぐさま体勢を立て直し、周囲の状況把握に努める。
>>778、>>781
天を仰いでやけを起こす、片方はどこかで見かけたコンビ。
>>782
一瞬こちらに敵意のそぶりを見せるも、すぐに退散したイカと蛇の相の子の巨大怪生物。
「このような怪生物まで――こんな状態で千鳥は無事なのか?」
《軍曹殿、驚くべきポイントが違うと推測されるのですが》
「ええい、黙れアル!
無駄口を叩いてないで貴様も周囲状況把握に専念しろ!」
《既に遂行中です――終了》
>>781
《足元に機動兵器の反応あり、ただし生命反応、動力反応ともになし。完全に停止しているようです》
アルの報告にそちらの映像を出させると――
映っているのは、二機の機動兵器、モビルスーツ。
「これは……ザフトで猛威を振るっていた、あの新機体!?
パイロットがいない状態で、このように制圧できたことは朗報ではあるが」
《……軍曹殿、懸念すべき点はそこではないのでは》
そして……
>>788
ようやく探すべき対象――彼女の姿を発見する。
こんなところに彼女を放置しては置けない、早急に保護を!
外部スピーカーで彼女に呼びかけようとして――マイクが、彼女の声を拾う。
『くっつき爆弾が作動するわよ!
あれ、床の下にじゅうたん代わりに敷き詰めてあるんだから!!』
………何!?
「くっつき爆弾」。
誤訳で一躍有名となった言葉ではあるが、実際は<アーバレスト>の散弾砲にも使われている榴弾である。
そんな物を、どうして彼女が?
しかし、考えているひまもあるはずがなく―――
「ぐっ!!?」
__,,:::========:::,,__
...‐''゙ . ` ´ ´、 ゝ ''‐...
..‐´ ゙ `‐..
/ \
.................;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::´ ヽ.:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.................
.......;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙ .' <アーバレスト> ヽ ゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;......
;;;;;;゙゙゙゙゙ / ゙: ゙: ゙゙゙゙゙;;;;;;
゙゙゙゙゙;;;;;;;;............ ;゙ ゙; .............;;;;;;;;゙゙゙゙゙
゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;;;;;;;;.......;............................. ................................;.......;;;;;;;;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙
゙゙゙゙i;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;l゙゙゙゙゙
ノi|lli; i . .;, 、 .,, ` ; 、 .; ´ ;,il||iγ
/゙||lii|li||,;,.il|i;, ; . ., ,li ' ; .` .; il,.;;.:||i .i| :;il|l||;(゙
`;;i|l|li||lll|||il;i:ii,..,.i||l´i,,.;,.. .il `, ,i|;.,l;;:`ii||iil||il||il||l||i|lii゙ゝ
゙゙´`´゙-;il||||il|||li||i||iiii;ilii;lili;||i;;;,,|i;,:,i|liil||ill|||ilill|||ii||lli゙/`゙
´゙`゙⌒ゞ;iill|||lli|llii:;゙|lii|||||l||ilil||i|llii;|;_゙ι´
- 800 名前:アンヘル ◆jAngelsb6s :2005/07/17(日) 03:47:31
- >>794
ん? 意外に紳士な対応ねェ?
オネーサンちょいとビックリよ?
もっと粗野かと思ってたのにネェ〜
まっ、オイシイお酒アリガトね?
コンド訓練にでも付き合う? ガチンコでヤッてみる?
楽しそうよね?
それとも、別のがイイかしら?
なんてねェ〜
っと、オニイサン方とのお話の途中ですがてきと〜紹介!
KOFの看板が来てくれたァ!
ぶっちゃけ仲がよろしいんじゃないかと思うんですが、どうよ?
こんな事聞くと〜彼等に狙われちゃいますね?
ユキちゃんやら、彼女さんにも怒られますね?
ってゆーか、よく別れないわよねェ?
一年近く放置されてたのにさ?
さてさてそれじゃあ、ご紹介!
イオリン京様漫才です〜
- 801 名前:ノーマッド@床下 ◆sJNOMADvzM :2005/07/17(日) 03:50:01
- ところでここに敷き詰められた爆弾の起爆装置は
一体誰が所持しているのでしょうね。
もし万が一、いえ億が一程度の確率で
ヴァニラさんのように思慮深い人物であったのなら
私と周りにいる有象無象どもが生還できる確率が6%ほど上昇するのですがね。
>>788
ああ! なんということだ!
この空間における生殺与奪の権利があんな知能指数が低そうで
おまけに不細工で凶暴そうな牝に握られているだなんて!!
そもそもHESHをどう解釈したらくっつき爆弾などという訳が出てくるんです?
はっきり言って、脳細胞に致命的な欠陥があるとしか思えませんね。
それもエンジェル隊の野蛮人たちに比肩し得るレベルでですよ。
これでは私が生きてヴァニラさんの元に還る可能性は
限りなくゼロに近づいたと言っていいでしょうね。
このような見知らぬ辺境の星で原始人の手にかかって朽ち果てるのは
はなはだ不本意ではありますが、これもまた運命なのでしょう。
爆発の後はせめて、星になってあなたのことを見守らせていただきますよ、ヴァニラさん……
- 802 名前:駆け上がる紫炎 ◆Iori/GPRcE :2005/07/17(日) 03:51:30
俺の心の歌を…聴け!
「やっぱりそれなのかよ…」
一番!
♪チャンカチャンカチャンカチャンカ――――
俺は強い男〜 必殺技も派出で格好良い〜
変わり映えが無いとかは如何でも良い〜
俺とて必殺技は変えたいわ!
「悩んでたんだな…実は」
二番!
俺は孤独な男〜 とても孤独な男〜
最近彼女は出来たが〜
それでも尚、奴等の妄想は止まらんのか!
「……確かに、止まれよ。いい加減。
俺だって気色悪いしよ」
三番!
俺ナーバスな男〜 人食いとか言われると〜
悩みすぎて夜も眠れない〜でも〜ララッ!
普段から寝ない為それほど関係無い! オウイェ!
「オウイェがこれほど似合わない男も珍しいぜ」
四番!
俺は優しい男〜 とても優しい男〜
殺人マシーンとか言われているが〜
良いか貴様等、俺がストーリー上で殺めた人間はたかが知れているんだぞ?
それなのに何故大量殺人犯扱いなんだ!
「いや…ぶっちゃけ、一人も何十人も変わらないだろ?」
フゥ…いや、久しぶりに歌ったな。
「じゃあ、帰るぞ。ったく、俺まで突き合わさせ…」
五番!
「受けてみろ…草薙の拳を!」
(終了)
- 803 名前:ノーマッド@床下 ◆sJNOMADvzM :2005/07/17(日) 03:59:37
- >>799
ついに惨劇の幕が開いてしまいましたね。
どうやら爆発したのはここから北北西に80.6mほど行った地点に
設置されていた爆弾のようですが、このままではいずれ私の側の爆弾も――
あぁ…… ヴァニラさん。
私はもうすぐ、あなたの側へと参りますよ。
そして二人は永遠に―――
- 804 名前:エーフィ・C・ハウサー ◆p1a4SYSTEM :2005/07/17(日) 04:04:13
- >>791
いいよ知ってるから。
いいから>>796こういうのをさっさとどうにかしてくれ。
なんだその超理屈。
もういい。いいから誰かどうにかしてくれ。
ここを。全て。
神速で処理しろ。
ゴッドスピード。ゴッドスピード・ユー・ブラックエンペラー。
「……ああ、ったくもう」
本気でどうにかしてくれ。
「フィー」
「え?」
呼ばれて我に返った。兄は軽く私の頭を撫で――るように、右手でそのまま肩口に私の頭を押し
付けると、左手で腰を支えて、
抱え上げた。
「兄さ――」
「――口、閉じてろ」
瞬間、身体に衝撃。
砲弾が弾かれたように私は――正確には、兄に抱えられた私は混沌の上空に、文字通り上空に
飛んでいた。そして――その事実に抗議するヒマはない。
再度の衝撃。
身体を弄う風圧――肌に触れる熱波。
それは爆発、言うまでもなく問答無用の爆裂だ。
地上約25メートル、眼下はちょっと洒落にならない状況に陥っている。
兄はそのまま天井を構築するパイプを掴むと足元を一瞥、白煙が収まってきた時間と場所を見
計らって、「喋るなよ」――また飛んだ。
だしんと音がする。衝撃を殺し切れるような高さじゃないと思うけど、当の兄が平然としているの
だから構わないのだろう。両手でアブソーバーよろしくこちらへの衝撃を殺してくれた兄は、そっと
私を地面に降ろす。
着地点はさっきと同じ、ただし状況はさっきの八割増で損壊している。
跡形もない椅子と抉れ返った地面とを眺め渡して、それから会場を眺めて、それから漸く、本当
に漸く、大きく肩を落とす。
「……あのさ、兄さん」
「あー」
「さっきの話――ほら、テロリストの」
「ああ」
「マジだったね」
「マジだったな」
「予想済みだったとか」
「予想外だったから洒落になってないよな、これ」
「……そうだね」
そうだ。
倒壊した会場。
崩壊した理解。
もうダメだろ、ここ。
- 805 名前:駆け上がる紫炎 ◆Iori/GPRcE :2005/07/17(日) 04:05:09
「爆発を避けられたのは、三神技之壱のお陰だな。
感謝しろ。土下座しろ」
爆炎で爆炎を返すなどふざけた物だがな。
それにしても服が煤で汚れたではないか…そちらの賠償を願いたいのだが?
>>794
何だ…誰の手を煩わせる気も無いが?
貴様等が動く暇も与えずに殺すなど俺には容易でな。
たかが女や、其処に居る馬鹿などなら余程に。
「口だけは達者だな。
で、データねぇ…あんまり良い思い出がねえな。
まっ、どうせ八神だ。逝け」
貴様がな。
と、貴様も分かったか…分かった所で同じだが。
暴れるのも好かんのでな。貸し、とでもしておこうか?
それが互いの為だ。
- 806 名前:不確定名:ツーアミーゴス(警部と警部補) ◆CAPTzADMSM :2005/07/17(日) 04:10:23
- >>799 空から降ってきた恐怖の大王
>ちゅどーん
ハ&プ『わぁぁぁアアアアあああああああああぁぁあぁああああ?!』
ドンガラガッシャーンズガバギガラガラドズンヒュルルルルカンッカンッグギッ!!
<がれきの雨あられ>
ハ『ひどい!!あんまりだっ!!』
プ『あー、死ぬかと思った・・・って、警部!?どこへ?!』
ハ『何のつもりだ昆虫!!降りて来い!!俺がこの手でしょっぴいてや――』
プ『警部!!兵器っぽいモノにいきなり喧嘩売らないでください!!』
- 807 名前:『蓬莱の人の形』 藤原 妹紅 ◆HORAIgd3qU :2005/07/17(日) 04:11:45
- >>796
「いや、その理屈はおかしい」
真顔で突っ込んだ。
いや、生きたまま食べられるのってすごく痛いし。
放浪の旅の中、何度も野生の肉食動物に襲われた体験からして間違いない。
「そうね、想像してみな。あんたが、生きながら、どっかの亡霊に丸呑みされるところ。たぶんそんなこといえなくなるから……うわぁ」
……自分でも思わず想像して怖くなってしまった。
絶対にばつんとかばぐんとか、そんな感じの音がして一瞬で消えているに違いない。
>>797
「それと、あんたも食われるってのにわざわざ出てこない!」
ぐいぐいとよく分からない生物(?)を押しのける。
……うわあ、ほんとにようかんみたいな感触だぁ。
たしかにおいしそうには見えるけど。さすがにそれがうにうに動いてるとこう、魂的に
食べちゃいけない気が。
いやそもそもこれって普通の生き物なのだろうか。むしろ妖怪とかその辺?
>>793
向こうも手を振り返してきてくれた。心なしか嬉しそう。
まあ、確かに普通の神経じゃこの乱痴気騒ぎを楽しめないだろうなぁ。
ときおりちらちら視線を向けている先には、白衣を来たちょっとかっこいいお兄さん。
保護者なのだろうか、と思ったけど一秒で全力否定。
―――あんな目でウサギを追いかけてるのは間違いなく尋常じゃない。
何か取りついてるんじゃないだろうか。ちょっとだけ同情した。
>>798
と、男二人組みに声をかけられた。
「いや、私の知ってる宴会はもうちょっと静かな感じで……」
こう、歌詠んだり楽器奏でたり舞ったり。
やはり千年間の「かるちゃあぎゃっぷ」というのは大きいようだ。
と、なんだか大和撫子とか何とか。
どういう意味かまではよく分からないが、とりあえず素敵だとかそんなニュアンスに取る。
ひょっとして、これはお誘いなのだろうか。
「えーと、まあ相手もいなかったことだし。お酒の一献くらいならお相手―――」
そこまで言いかけたところで。
>>799
爆発。慈悲なく容赦なく満遍なく爆発。
至近弾だったので、ちょっと焦げるだけで済んだ。まあ火には強いからかまわない。
やけどならすぐ治るし。
しかし、さすがに高速で瓦礫が飛んでくるのはいかがなものか。
「うわちょっとまってこれはやば……!!」
悲鳴をあげてもどうしようもない。というか最後までいえない。
そして、
パキィ
私は容赦なく飛んできた瓦礫に頭を直撃され、意識を失った。
てか、即死じゃないだろうかこれは――――――
(デッドカウント:1)
- 808 名前:―普通の黒魔術少女― 霧雨魔理沙 ◆0mM.SPARK2 :2005/07/17(日) 04:16:17
- ……魅魔様も帰っちゃったし、あの馬鹿騒ぎもいつの間にか一段落ついてた。
つか、いつの間にあれはいなくなったんだ?
まあいいが(>>752)
んで、その後も芸は続いてたので眺めてたというわけだ。
まあ、夜雀は見かけたら捕まえるのでもいいしな。
ただ、ぼーっと
ぼーっと
ぼーっt――――――――>>799
――――おい!?
待て待て待て待て! 私は芸を眺めに来たんだぜ!? ただ楽しそうだから来ただけだぜ!
それがなんなんださっきから!
弾幕の範疇に入らない、ただの大爆発だ!?
私がなんかしたか!?
――などと考えたのは約一秒? もないはずだが。
考えたというか、ただの感情の暴走。
そして体は勝手に動く。回避運動だけはさすがに弾幕で鍛えられている。
貴重な符をもう一枚、そいつを箒に飛び乗りながらかざす。
間に合うか、間に合うのか――――!?
- 809 名前:―普通の黒魔術少女― 霧雨魔理沙 ◆0mM.SPARK2 :2005/07/17(日) 04:19:52
- そして、結論を出そう。
間 に 合 い ま せ ん で し た 。 び み ょ う に 。
飛び乗った箒、ズタボロ。焼けこげ。ちりちり。
使った符、無情に消費。
そして私は
あ ふ ろ。
うう、私の密やかな自慢のひとつが。つややかな金髪がー。
これ魔法で直せるのか? これから研究しないといけないぜ……
魅魔様がいなくて良かったような悪かったような、いやアリスや霊夢がいないのは確実に「良かったこと」だが。
まあ、それだけが不幸中の幸い――――
「あ゛、夜雀がいた」
- 810 名前:相良宗介 ◆URUZ7h3pLo :2005/07/17(日) 04:20:31
- >>799
「く……いきなりこれか」
もうもうと噴き上げる爆煙が晴れ――――ようやく視界が明らかになる。
足元に地雷方式で設置されていた粘着榴散弾()。
爆発の瞬間、とっさにラムダ・ドライバの防御力場を発生させたまではよかったものの。
至近であった事も不意だったこともあり、右脚部の装甲は剥がれ落ち、電磁筋肉も焼け、少なからず抉れ飛んでいる。
《損害報告――右脚部中破。
まだ稼動は可能ですが、長時間の使用は危険です》
「見れば分かる……しかし手酷くやられたものだ」
報告とダメージに渋い顔をしつつ、その大元となった少女――千鳥に呼びかける。
「千鳥! 一体何故こんなことを!?
よもや前回の雪辱とやらで、今度はこの一刻館に地雷を敷設しての急襲()をかけるつもりだったのか!?
あまりにも無謀すぎる、何故こうなる前に俺に相談を……っ!」
見る見る顔が苦渋に満ちる。
普段からそのバイタリティを遺憾なく発揮している彼女に、そんな鬱屈した一面があったとは。
彼女の闇に気付いてやれなかった自身に、俺はただコクピットで歯軋りするのみであった……。
- 811 名前:佐山・御言 ◆uMAROIczlM :2005/07/17(日) 04:25:58
- その時、佐山は再び会場に居た。
慌ててしまい少しばかりはしたない歩法で追いかけてきたヴァイオレットを会場外に残し、
再びの様子見のために、自らが吹き飛んで開けた穴から入場したのだ。
一歩中に入り、その惨状を見渡した佐山は
「ふむ……我々が切っ掛けとなったとは言え、混沌としているね」
素直な感想を述べると、ステージ後ろを通り過ぎつつ、
「しかし、こうなると……この催し物の勝者は、一体誰と言う事になるのだろうか」
あえてその疑問を、口にした。誰にとも無く。
そしてその問いに答えが来る前に―――彼らと同様、>>765天井より降ってきた巨大ロボット―――
「武神」ともまた違う。確か名称はASとか言ったか。
その内の一機が、何故か地下に埋まっていた爆弾を踏み抜き、
__,,:::========:::,,__
...‐''゙ . ` ´ ´、 ゝ ''‐...
..‐´ ゙ `‐..
/ \
.................;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::´ ヽ.:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.................
.......;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙ .' <アーバレスト> ヽ ゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;......
;;;;;;゙゙゙゙゙ / ゙: ゙: ゙゙゙゙゙;;;;;;
゙゙゙゙゙;;;;;;;;............ ;゙ ゙; .............;;;;;;;;゙゙゙゙゙
゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;;;;;;;;.......;............................. ................................;.......;;;;;;;;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙
゙゙゙゙i;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;l゙゙゙゙゙
ノi|lli; i . .;, 、 .,, ` ; 、 .; ´ ;,il||iγ
/゙||lii|li||,;,.il|i;, ; . ., ,li ' ; .` .; il,.;;.:||i .i| :;il|l||;(゙
`;;i|l|li||lll|||il;i:ii,..,.i||l´i,,.;,.. .il `, ,i|;.,l;;:`ii||iil||il||il||l||i|lii゙ゝ
゙゙´`´゙-;il||||il|||li||i||iiii;ilii;lili;||i;;;,,|i;,:,i|liil||ill|||ilill|||ii||lli゙/`゙
´゙`゙⌒ゞ;iill|||lli|llii:;゙|lii|||||l||ilil||i|llii;|;_゙ι´
再び佐山は、宙を舞うことになった。
今度こそ完全に消え行く意識の中で、佐山は考えた。
ああ、何と私は無粋なことを思ったのだろう。
この馬鹿騒ぎに、勝者など要らない。ただ、楽しみと思い出だけが残れば、それで良いのだ、と。
一方で、彼には後悔の念も残る。
それにしても、オチが二度ネタとはね―――私も焼きが回ったものだ。
客を飽きさせたかも知れぬという疑念を持ちつつ、佐山の意識は緩慢に消えていった。
(退場)
- 812 名前:『蓬莱の人の形』 藤原 妹紅 ◆HORAIgd3qU :2005/07/17(日) 04:27:01
- 降り積もっていく瓦礫。
燃えかすのように黒ずんだその姿は、まるで夜の闇に浮かぶ霊山のよう。
「――――――――」
それが、脈動した。
「どおおおおりゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
―――「リザレクション」
とりあえず蘇生した私は、うずたかく私の上に積みあがったにくい瓦礫を容赦なく吹き飛ばす。
使ったのは凱風快晴「フジヤマヴォルケイノ」。
火山弾に見立てた爆裂弾が一気に瓦礫を噛み砕いて消し去る。
……他にも色々と余計な弾が飛び散ったのは見なかったことにしておく。当たりませんように。
「まったく、せっかくの一張羅がぼろぼろじゃないのよ、もう!!」
符を使ったせいか、背中には燃え盛る不死鳥。そして―――目も当てられない状態になった服。
「あー、どうしようかしら、これ」
とりあえず惨状が参上した会場を見渡すと、
>>809
「あ」
すごいものをみた。
- 813 名前:『夜雀の怪』ミスティア・ローレライ ◆mSTYrlov6I :2005/07/17(日) 04:27:05
- >>799
でっかい金属製の人形が降ってきた瞬間、衝撃が響いた。人形が踏み抜いた床に爆弾が仕掛けてあったみたいだ。
火球が広がり、もうじき爆風が届くだろう。
なんで余裕かましてるのかって? そりゃもう余裕だからだ。白黒の最早弾幕じゃないビームとか。妹紅の淑女な
ヴォルケイノとか。そっちのがずっと痛い。
爆風と一緒に色々とモノが飛んでくる。テーブルの破片とか、不必要にとがったビール瓶とか。
真っ直ぐ飛んでくる弾は、チョン、と動いて回避終了。
さらにまとまってきたら、チョンチョン。
もっと来たらさらに、チョンと、またもや来たらも一つ、チョン、と。
一見避けようのない弾幕も、私の手にかかればスキマも同然。
この奥義を曰く『電動歯ブラシ』という。
……電動って何だろ?
「ふはははは。私は今! サイコロに、調子に乗って、犬!」
弾幕避けでハイになってるのか、変な電波が来た。
瞬間、私の視界を>>797がよぎった。
「あ、まだあったのねヽ|・∀・|ノ! 最後の一かけ!」
弾避けの最中だったことはもう忘れた。
ヒトは、三歩歩けば鳥はモノを忘れる、という。
だからこれはしょうがないのだ。
ごづん。
えらい勢いで飛んできたモノは、奇跡的に無事だった「純米酒黒牛」の瓶。
砕け散った酒瓶と共に、私の意識はどこかに吹っ飛んだ。
最後に思ったのは、(あ、良いアルコールの臭い……)、だけ。
ミスティア・ローレライ、全治三時間の重傷を負ってリタイア。
to be continued……
- 814 名前:クルツ・ウェーバー&メリッサ・マオ ◆MytHRIlPXY :2005/07/17(日) 04:30:10
- >>799ほか
(宗介の思考暴走っぷりと混沌振りを、半ば呆れた様子でM9で眺めつつ)
クルツ「……なあ、姐さん」
マオ「……何よ」
クルツ「このさい……もう、俺らがお目付け役やるまでも無く、気にする奴いないんじゃね?」
マオ「………言うな。 あたしも考えたくないのよ、それ」
>>810 ソースケ
(<アーバレスト>の拡声器での呼びかけを聞きつつ)
クルツ「あー……なにか大変な意思疎通の齟齬と誤解が発生してる気がすんだけどな、俺」
マオ「……今に始まったこっちゃないと思うけどね。 とりあえずこのドサクサなら大丈夫だと思うし…」
(再度ECSを展開、透明化してホールの端へ)
マオ「……とりあえず、出来るとこから残った爆弾の無力化()開始。
ったくカナメも、あたしらと英語で普通に会話してるくせになんで間違えるかね、HESHなんて……」(嘆息
クルツ「んじゃ、そーいうのは電子工学に強い姐さんに一任して。
俺はのんびりと、この昼ドラがはだしで逃げ出す愛憎劇を最後まで――」
マオ「のんきに見てるなッ!!(げしっ
………ったく、手伝わなきゃ中佐に言って減給もんだから」
クルツ「何ぃぃぃ!? そりゃ横暴だっていくら何でも!」
- 815 名前:アンヘル ◆jAngelsb6s :2005/07/17(日) 04:31:00
- アンヘルちゃんは爆発に巻き込まれないように走って逃げましたとさ。
割とマジで。あんな真剣に走ったの久しぶりよ?
改造されてて良かったと思う今日この頃、ミナサマいかがお過ごし?
でも〜服がちょいと焦げちゃってショック!
もう、革ジャン捨てるなんてモッタイナイなァ〜
リペアできるとイインだけどな〜
そんなお陰で、チューブトップに早代わり?
お色気倍増ですよ? 萌えちゃってもいいですよ?
そろそろ終わりっぽいんで、ミナサマ最後までお付き合いを!
一息ついたと思ったら次ぎは弾幕? マジで?
今日は厄日っすか?
チョン避けでイケルかしらぁ〜
手榴弾の用意なんてしてないのになァ〜
- 816 名前:ミルフィーユ・桜葉 ◆LUCKYta1h6 :2005/07/17(日) 04:32:05
- >>799
なんだか賑やかでとっても楽しそうなところです!
これならエンジェル隊のみんなも一緒に連れてくればよかったな。
こういうところには一人よりで来るよりもみんなで遊びに来た方が絶対楽しいですし!
ぐ〜〜、きゅるる〜〜
………う”
なんだか急にお腹が空いてきちゃいました〜。
でも大丈夫!
こんなこともあろうかとちゃんとお弁当を用意してきましたから!
今回のお弁当は腕によりをかけて作ってきた超デラックス弁当なんですよ〜〜
たくさんありますからみなさんも食べちゃって……え? 何!?
ヽ`
´
´.
__,,:::========:::,,__
...‐''゙ . ` ´ ´、 ゝ ''‐...
..‐´ ゙ `‐..
/ \
.................;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::´ ヽ.:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.................
.......;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙ .' ヽ ゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;......
;;;;;;゙゙゙゙゙ / ゙: ゙゙゙゙゙;;;;;;
゙゙゙゙゙;;;;;;;;............ ;゙ ゙; .............;;;;;;;;゙゙゙゙゙
゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;;;;;;;;.......;............................. ................................;.......;;;;;;;;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙
゙゙゙゙i;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;l゙゙゙゙゙
ノi|lli; i . .;, 、 .,, ` ; 、 .; ´ ;,il||iγ
/゙||lii|li||,;,.il|i;, ; . ., ,li ' ; .` .; il,.;;.:||i .i| :;il|l||;(゙
`;;i|l|li||lll|||il;i:ii,..,.i||l´i,,.;,.. .il `, ,i|;.,l;;:`ii||iil||il||il||l||i|lii゙ゝ
゙゙´`´゙-;il||||il|||li||i||iiii;ilii;lili;||i;;;,,|i;,:,i|liil||ill|||ilill|||ii||lli゙/`゙
´゙`゙⌒ゞ;iill|||lli|llii:;゙|lii|||||l||ilil||i|llii;|;_゙ι´゚゙´`゙
´゙゙´`゙``´゙`゙´``´゙`゙゙´´
- 817 名前:ミルフィーユ・桜葉 ◆LUCKYta1h6 :2005/07/17(日) 04:32:52
- >>816
――時系列は十億年ほど前へと遡る。
OVERLORD
「この宇宙に芽吹きし星の子らよ……
我が声を記したモノリスを汝らの許へと送る……
もし汝らが我が声を聞いたならば、我が許へと来れ……
さすれば汝らに宇宙の知識の全てを与えん……
モノリスが汝らの道を指し示すであろう……」
宇宙に生まれた知的種族たちをより高い次元へと昇華させるべく
宇宙の中心から虚空へと送り出された無数のモノリスは
悠久とも言える年月を経て無限の宇宙を流離い――
――或いは銀河の果て、漆黒の暗黒星雲に住まう鉱物生命体の元に
――或いはペルセウス座の水棲種族の都市に
――或いはオリオンのエネルギー生物たちの郡体に
――そして或いは太陽系の第三惑星のとあるイベント会場へと落下した。
- 818 名前:ミルフィーユ・桜葉 ◆LUCKYta1h6 :2005/07/17(日) 04:34:39
- あれ、私、生きてる?
あんな凄い爆発だったのにどうして……
あ、成る程〜、わかりました!
この大きな石版が私の前に落っこちて来て盾になってくれたんですね〜。
おかげで助かりましたぁ〜。
- 819 名前:千鳥かなめ ◆Kana/lWMBI :2005/07/17(日) 04:40:19
- >>799
>>810
――あ。
あ、あの……何この爆発。
ラムダ・ドライバのバリア張ったのに、アーバレストがダメージ受けてる!?
ってかこの爆発力の大きさ……え? ええっ!?
なに、トリモチ爆弾じゃなかったの!?
会場半分壊れてるし。
あちこち見回すと、
お兄さんに守ってもらって無事だったらしいエーフィちゃん(>>804)、
爆発を爆風で相殺してる人(>>805)、
アフロになってる人(>>810)、
吹っ飛ばされてる人(>>811)、
なんか生き返ってるっぽい人(>>812)、
エトセトラエトセトラ。
……やばい。
百以上埋め込んだ爆弾のわずか数個。
わずか数個でこの威力ってことは、もしあたしがこの自爆スイッチ押し込んだら?
会場どころか半径数キロ……。
>「千鳥! 一体何故こんなことを!?
> よもや前回の雪辱とやらで、今度はこの一刻館に地雷を敷設しての急襲(ツッコミ)をかけるつもりだったのか!?
> あまりにも無謀すぎる、何故こうなる前に俺に相談を……っ!」
……しかもダメ押しにソースケが。
じ、地雷!? あたしテロリスト!?
そ、そんな……ああ、ええと、どうしようっ!!
「え、エーフィちゃん!
どうしようこのスイッチ! やばいやばいやばい!!
あたしこんなんだとは思わなかったのよ! ただのトリモチ爆弾だって!
どうする? これ押したら、これあったらやばい、まずい、まずいっ!!」
そこで、ぽん、と手を打つ。
どうしてこんなに簡単な答えに気づかなかったんだろ。
あたしってバカよねー
「えーい」
ぽいっ、と。
自爆スイッチを全力で放り投げる。
ふぅ、これで危ないものはもう手元になくなったわ!
これで一件解決ね!!
「……って、解決してない!
何やってんのよあたしっ! パニクったからって!」
……ますます状況悪化してるっ!?
- 820 名前:ノーマッド@モノリスの下敷き ◆sJNOMADvzM :2005/07/17(日) 04:43:12
__/〜ヾ、、. / . /
,,,,,,-─ー'- 、 `i / /
,i';:;:;:`}:: 、. `ヽ、 | / /
. /::!;:;:;:;}::: .., .<""/"'//-、. /_,,,,,,,
|::::`''''":::: _., -`ヾ、.// ,/〜`ヽ,|j
|::::,-、:::::: *':; " ̄ ̄〜\=、_/=ニ^ 'i
}:::i;:;:;:;ヾ::' :' ;#` '+;: ,': ' `^^" ,,` _},.,
|::::!;:;:;:ノ:::::.. ' ` ' '. ┃| )ノ,!
ヽ::`〜:::::::::::::::::::::::::::::....... /ノ'
!、::::::::::::::::::::_;i-==、;:::::::::::::::::::::/
`ー-ー-一-!、_,..-`--一'''''"
助かってねーよ。
- 821 名前:駆け上がる紫炎 ◆Iori/GPRcE :2005/07/17(日) 04:44:00
「爆発の次は弾だとさ」
いい加減にして欲しい物だな。
貴様、俺の盾となる栄光を与えてやる。潔く、死ね。
「ヘッ…誰がお前の盾になんてなるか。
それよりも、そろそろ割とヤバクないか?」
ああ、そろそろ帰るか。
貴様との戯れもそろそろ飽きた。
弾に当たって死ぬのは貴様だけでも良いだろうしな。
「まあそろそろ眠いのも事実だよな。帰るか。
死ぬのはお前だと思うんだが、どうなんだろうか?」
グダグダ話すのも好かん。帰るぞ。馬鹿が。
「だな。次の撮影までは会いたくないもんだな」
せめて落ちくらいは付けろ。
まったく、これだから貴様は…
(退場)
- 822 名前:―普通の黒魔術少女― 霧雨魔理沙 ◆0mM.SPARK2 :2005/07/17(日) 04:50:44
- ともあれ、いつまでもここにいる理由もない。
つーか、下手にとどまって誰かに見られたらコトだ。
さっさと帰るか。
と思ってた私の目の前でさらに爆発。
といっても先ほどのよりは小規模、その代わり複数の小爆発。
見覚えがある。この爆発、いやスペル。
おいおい、まさかそうなのか?
夜雀ではなく、あいつだと?
そして、
出てきた彼女と
――目が合った。(>>812)
その姿、不死鳥を纏い、神々しさを醸し出す。
間違いない、蓬莱人。藤原妹紅。
ただしあちこち燃え落ちて目も当てられない姿の。
はっはぁ、はっはっはー。
「……まあ、なんだ、あれだぜ、蓬莱人」
もはや、やることは決まったも同然。
ならばと、私から口火を切った。それは、一種の契約を結ぶための言葉。
「 私 も あ ん た も 何 も 見 な か っ た 。
それでいいな? よし決定。
つーことで私は帰るからまたな」
はい契約成立。してなくても成立だ。返事は無用。
必要なのはただにっこりと笑うだけ、だ。
そして笑ったので帰った。誰にも見られないうちに。
夜雀がどうなったのかは、知らない。
(退場)
- 823 名前:エーフィ・C・ハウサー ◆p1a4SYSTEM :2005/07/17(日) 05:00:07
「……しかし、まあ」
辺りを見回す。
瓦礫と灰燼とホコリと白煙と、その他諸々の形が形を失った残滓の山。塵も積もれば山とは
なるが、結論、それは兵どもが夢の、と成り得ないのがこの場に於ける現実だ。
不条理の名の元に合切粉砕された塵芥には、同情も憐憫も禁じ得ない。
いや。
まて。
そもそも――
「こんな状況で生きてる人間……」
>>812
最後まで口にするより、視界の奥で何かが弾ける方が早かった。
烈音――続く快音。
顔面の前に伸ばされた兄の掌の中、スイカ大の瓦礫がぐしゃりと潰れて砂と帰す。
敢えて結果だけ述べるのなら、「顔面目掛けてブッ飛んできた瓦礫を兄が受け止めた挙
句に握り潰していた」、というだけの話ではある。あるが。
問題は、その後に起きた。
ぞん、と風を薙ぐような音がした――耳元を風が過ぎった。
「兄さ――」
ん。
言い終える直前、兄は私の前に移動している。
何故なら。何故――と、理由を問う必要はない。
兄が振った両腕の軌跡に合わせて、数度の破砕音。合わせて、落下する瓦礫の破片。
瓦礫の瓦礫――どうでもいい言葉遊びの更に奥、赤い焔が散っていた。
紅い羽を背負った人間――いや。
良く見れば、見知った顔だ。さっきも見た。
苛立ちを抑えたような表情で立ち尽くしている彼女は、さっき手を振ってくれたあの人だ
ろう。ついでに言うなら瓦礫をブッ飛ばしてくれたのも、多分。
爆心地同然の場所に居た彼女がどうして無事なのか、いや無事ならズタボロ以下の状
態に成り下がった服はどう説明するのか――とりあえず。
とりあえず兄の手を引いて、宜しくない状態の服装から視線を別方向に向けさせた。
「……ほら、見ない見ない」
「あ? あ――ちょ、ま、み、見てないッ、って、捻るなッ!」
>>819
――で。
「……無事で何より、かなめお姉さん」
こちらも無傷だったらしい張本人に視線を移動させる。
状況が解らないらしい。
こっちはもっと解らない。
額に指を。
胸に痛みを。
「で、どう収拾つけるのかな、これ」
- 824 名前:名無しの超戦士1P&2P(M)@観客席:2005/07/17(日) 05:00:28
- >>784
1P「言ったろう?俺はこれでも紳士だってな。」
ま、そうだな。機会があったら、今度は血生臭い世界とは無縁の
お付き合いと行きたいもんだ」
2P「へっ、獣みてえな気配出しといて何言ってやがる」
1P「外野は黙れよ。というかお前が言うな。
……それとだお嬢ちゃん、俺達は半端はできない性分なんでな。
興味本位で俺達と相手するなら、その時は本気でやりあう事になる。
命が惜しけりゃやめとくこった」
2P「これでも女子供を手にかけるのは好きじゃねえんでな」
>>791
1P「ちっ!いきなり偉い事になりやがったぜ!」
2P「愚痴を言ってる場合じゃねえ。さっさと防ぐぞ!」
【メガクラッシュ(ショットボタン連打)】
1P「やれやれ、危機一髪だったな」
2P「ああ、もう少しで黒焦げになるところだったぜ。
……ちょっとばかり残念な結果になってほしかったがな」
1P「…てめえ!何を期待してやがった!?」
>>805
1P「おい、何やらシルフィーの同類扱いされてるようだぜ」
2P「言い回しが悪かったようだな。ま、諦めな」
1P「俺のせいかよ!
まあ、貸し借りに関しては気にすんな。俺は気にしてねえ」
2P「俺の借りだろうが。
まあ俺も相棒と同じ意見だがな。この程度、気にすることでもねえ」
1P「と、そろそろタイムリミットか?」
シルフィー「そのようですね。
時空転移装置のエネルギーも程よく溜まったようですし」
1P&2P「「―――なんであの真っ只中で無傷なんだお前は」」
シルフィー「そんな貴方にご朗報♪
核爆発すら完全に遮断するバキュラフィールド発生装置、
今なら特別価格でこのお値段―――」
1P「何でもかんでも売ろうとするな。
宇宙に未曾有のインフレでも起こす気か」
2P「というか、バキュラならパチンコ玉でも256発受ければ破壊されるじゃねえか。
欠点を言わねえのは商売人としてサギだと思うがな」
シルフィー「………。
他に爆発物らしき熱源反応もありますわね。
ご退場はお早めになった方が宜しいかと」
1P「…はぐらかしやがったか。全く、長生きするぜ。
物騒な情報には感謝しとくがな」
2P「はなからこんなもんだと思ってたぜ。
さて、ここいらでパーティーも潮時のようだな。
あそこの穴から飛んで退場といこうか」
>>812
1P「というわけだお嬢ちゃん。悪いがこれからお仕事でな。
くそったれな戦場へ戻らなきゃならん」
2P「今度会うときがあったら、お茶でも飲もうぜ。
当然、こいつの奢りでな」
1P「ほう、お前の口説き文句にしちゃ可愛らしいな」
2P「ふん、てめえとは後でケリを付けた方がいいらしいな」
浮上。
飛翔するのは鋼の魂を持つ男達。
彼等は往く。
失われた世界を駆けに。
戦士は進む。
天帝バイオスを討つ為に。
それは自らの役目であり、世に存在する唯一の理由。
滅ぼされた人々の無念を受け生誕した、超戦士の宿命であるが故に。
名も無き超戦士達は往く。
己の戦場、失われた世界へと。
【退場】
- 825 名前:名無しの超ナレーション:2005/07/17(日) 05:04:44
- ――――そこから程なくして未曾有の崩壊劇が始まったとされるが、それはまた別のお話。
多分。
- 826 名前:ミルフィーユ・桜葉 ◆LUCKYta1h6 :2005/07/17(日) 05:10:37
- >>819
あれれ?
何かおかしなスイッチが転がってます?
……わかりました!
これはホールに仕掛けられた爆弾の解除スイッチですね!
きっと神様がみんなを助けるようにって、寄越してくれたに違いありません!
そうとわかったら早速皆さんを助けちゃいましょう!!
/`V`、 -==-ヾヽ、,,.-==-
,,r、| i .レ-、r‐==‐-、、,,_``ヽ、_
く,_ >=!/ '〜 ''" ̄`ヽヽ、`ヽ、
.,r'''フy'" , , / `"`!iヽ,`''ー
レ/ レ! -/'''ト/ァ、/ .,! ."`!レ-''7
'ゥ‐' レレ',,.--、 レ/./ /.ソ、! ! . i /,フ
/ノ ( i| " ! ハレ'レ' レ`'ト i-,='''!
,,.-''"_,,∠`'! ,,,__ ''⌒ヽリ ,'/ ./K,__」
,.r'" ,r'";;;;;;;`ヽ\ ! 7 .///// えいっ!
,' .,r' .,';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`,/\'ー'゙ __r-、ノ,/`"`
|/| /,';;;;;;;;;;;;;;;;;r''"`!;;;;;;`'''''",r''"`⌒', !
.リ i, `''ー'" ,ゝ;;(o);;;;;', ` / !
ハ`ヽ、,,, ,,.. i'\;;;!i;;;;;;::i`'ー'''"」/
`'''| '、' ', //''",,,..--,_,,..--、,,_
_,,,r<"`;;''7'、 ,'ー-‐'L:;;;;;;;;| 、`ヽ、
>, ヽ;;;r'' '、 <";;;;;;;;ゝ、,__,u' `ー'
./ .\ .>---─''''`ー''"、,,ノ _
,' .`''-、,,ro/.!i。 ! ┌'''''''──┐
| `" i'''" ┌┘ │
', | [二二二二二二二二
――ここで爆弾の起爆装置というものの仕組みについて考えてみよう。
無線による遠隔操作での爆破には、一般的には電波による信号が用いられる。
この会場に仕掛けられた爆弾においてもまた然り。
あらかじめ設定された周波数帯で、設定された起爆信号が
爆弾側に受信されたとき、初めて起爆するのである。
そしてもう一つ、見過ごすことのできない要因がここにある。
それは人間は微弱ながらも体内に電流を発している、ということである。
体内電流はパルスとなって周囲に微弱な電波を発生させる。
さらに惑星上においては地磁気というものが24時間常に駆け巡り、
また気象の変化次第では落雷という大出力の電流が発生することは
最早いうまでもないであろう。
そしてそれらの要因がある一瞬に集約されると―――
ほら、爆弾が止まっちゃいましたよ〜。
……このように、電波の干渉が起こって起爆信号が無効化されることもあり得るのである。
一部の不運な者を除いて、だが。
- 827 名前:『蓬莱の人の形』 藤原 妹紅 ◆HORAIgd3qU :2005/07/17(日) 05:19:51
- >>822
―――どう、反応したものだろうか。
なんというか、こう、形容しがたい。
ダンスでアフロをでかくしろ、とかそんなノリで行くのが正しいだろうか。
ああいやそれはまずい。
霧雨脅威のメカニズム、七色ギガ波動砲ことマスタースパークで焼かれる。
普通に気づかなかった振りをして応対すべきだろうか。
ああ、それは私が無理だ。たぶんものすごく気まずくなる。
そうだ、朗らかに「似合ってるわよ」とか言ってみてはどうだろうか。
そりゃ自殺だ。死なないけど。
……参った。完全に手詰まり起こした。
「……えーと」
そして、私が答えに窮していると、
『私 も あ ん た も 何 も 見 な か っ た 。
それでいいな? よし決定。
つーことで私は帰るからまたな』
なんかそれだけ早口で言われて、ものすごい勢いで帰った。
……。
見なかったことにしよう。うん。彼女の言う通りだ。
今日のアレは酒飲んで寝て忘れよう。
(その後、しばらく自分がアフロになる夢を見てうなされたのはまた別の話)
>>823
「あーあ、これじゃあ雑巾にもならないなぁ……慧音、直せるかなあ」
色々と便利な能力を持ってる友人を思い浮かべると、とりあえず何か代わりの服はないか
と見回す、と―――
「あ、えーと、うわやば」
見られた。慌てて燃える翼をしまう。
普段あんまり気にしてないだけに出しっぱなしだったことを忘れていた。
あー、驚いただろうなぁ、向こうも。
「って、あれ」
なんだかあんまり気にしてない。というかその前にお兄さんらしき人の首を捻ってる。
……ああ、確かにこの格好はまずいよね。健康的な人には目の毒だ。
「ありがと」
感謝の意を表明すると、とりあえず私は舞台裏辺りへ走った。衣装の一つや二つくらいは
たぶん残っているだろう。そして代わりの服を調達したら、とりあえずとっとと帰ろう。
彼女への事情の説明は後で。また会う機会もあるだろう。
―――しかし、今回は酷い目にあった。どうしてただ参加してただけなのに一回死んだり
しなくてはならないのだろうか。嫌な感じに呪いでもかけられたのか。今度輝夜に問いた
だそう。弾幕で。
そんなことを思いながら、私はひたすら走っていった。
……なるべく人目につかないように。
(退場)
- 828 名前:一部の不運なものたち ◆LUCKYta1h6 :2005/07/17(日) 05:37:05
- >>826
<同時刻、エンジェル隊基地にて>
「いいかい、こいつはすっごく敏感だからね。
間違っても床に落っことしたりするんじゃあないよ」
「言われなくてもわかっておりますわ。
ミルフィーユさんじゃあるまいし、
そんなドジを踏むような方はここにはいませんわよ」
「て言うか、どーしてアタシたちが不発弾の処理なんていう
物騒な仕事をやらなきゃいけないんですか?」
「………………信管の取り外し、終わりました
あとは爆薬を耐爆ケースに収容すれば任務完了です」
「おっしゃあ、さっさと片付けるよみんな!」
ヽ`
´
´.
__,,:::========:::,,__
...‐''゙ . ` ´ ´、 ゝ ''‐...
..‐´ ゙ `‐..
/ \
.................;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::´ ヽ.:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.................
.......;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙ .' ヽ ゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;......
;;;;;;゙゙゙゙゙ / ゙: ゙゙゙゙゙;;;;;;
゙゙゙゙゙;;;;;;;;............ ;゙ ゙; .............;;;;;;;;゙゙゙゙゙
゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;;;;;;;;.......;............................. ................................;.......;;;;;;;;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙
゙゙゙゙i;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;l゙゙゙゙゙
ノi|lli; i . .;, 、 .,, ` ; 、 .; ´ ;,il||iγ
/゙||lii|li||,;,.il|i;, ; . ., ,li ' ; .` .; il,.;;.:||i .i| :;il|l||;(゙
`;;i|l|li||lll|||il;i:ii,..,.i||l´i,,.;,.. .il `, ,i|;.,l;;:`ii||iil||il||il||l||i|lii゙ゝ
゙゙´`´゙-;il||||il|||li||i||iiii;ilii;lili;||i;;;,,|i;,:,i|liil||ill|||ilill|||ii||lli゙/`゙
´゙`゙⌒ゞ;iill|||lli|llii:;゙|lii|||||l||ilil||i|llii;|;_゙ι´゚゙´`゙
´゙゙´`゙``´゙`゙´``´゙`゙゙´´
「な、なんだったんだ今のは……?」
「誰よ!?
爆破のスイッチなんて押したのは?」
「おか…しいです…わ…よ。
し、信管は取り外した……はずですのに……」
「………………今日はアフロになる日」
- 829 名前:エーフィ・C・ハウサー ◆p1a4SYSTEM :2005/07/17(日) 05:47:27
- >>826
ばいばい、と手を振った。
どうして生きて、とか羽がどうだ、とか、もう一々追及するのが馬鹿馬鹿しい。
馬鹿馬鹿しい現状だ。
「……あー……」
そして首を振る。
夜は明けて、ついでに地面まで空けて、何の大会だかバトロワだか解らないままに終着した
馬鹿騒ぎは執着晴れたか晴れぬままに決着したらしい。してなかろうがこれ以上付き合う気に
はなれないし、とどのつまり私は果てしなく疲れて帰りたいのだ。
死人が出たのかと自問すれば――>>827、奇跡か奇術か、或いは事象が狂った偶然という
必然か、恐らくは出ていないのだろう。これギャグだし。
……だったらいいじゃん。いいじゃないか。
このまま帰ることに、何の問題もない。
「……兄さんさ」
「あー」
「警察に事情説明するのと、死人が埋まってるかもしれないガレキ掘り返すのどっちがいい?」
「いきなり最悪の二択だな、おい……」
とはいえ――
「……最悪かな」
「最悪――じゃあ、ねぇな。知り合いは死んでない」
「そういう事さ」
軽く伸びをする。
眠気が後頭部に重い。
……疲れた。
「所で、フィー」
入り口までウォークマンを弄りながら歩き、兄がぽつりと零した。
「結局――」兄はそこでガレキを振り返り、「……なんだったんだ、これ?」
最初にした、最悪の質問を繰り返す。
「……馬鹿騒ぎ」
私は呟き、
「納得」
兄は頷く。
本当に――全く、実に、疑いなく、これは。
「意味不明だ」
- 830 名前:メリッサ・マオ&クルツ・ウェーバー ◆URUZ2MA4eI :2005/07/17(日) 05:48:31
- >>814、>>819、>>825
「これで……15個目!」
さすがにあまりの自体の荒唐無稽さに、もう開いた口が塞がらず半ばどんよりした気持ちになったものの。
それでもまだ非難し切れていない人間もいる。
何の間違いでこんなことになったかは分からないが、それでも放置してはいられない。
ASの妨害電波装置で起爆信号を殺しつつ、一つ一つ丁寧に潰す。
精密なのか大雑把なのかよく分からないやり方ではありつつも、
あたしとクルツの連携で地雷は少しずつ無力化されていく。
「しかし姐さん、キリねえぜこりゃ……!」
「ぼやかないぼやかない! ある意味見せ場ここぐらいしかなさそうなんだから! ………!?」
そのとき。
あたしの目に、一つの信じがたい光景が飛び込んでくる。
>>826
カナメの放り投げた起爆装置の一つ。
そこにとてとて走り寄る女の子。 あまつさえ、集音マイクは
『これはホールに仕掛けられた爆弾の解除スイッチですね!
きっと神様がみんなを助けるようにって、寄越してくれたに違いありません!』
などと、とぉっても素敵な寝言ほざいてくれてるのを拾っちゃったりなんかして。
……ちょっと待てぃっ!
「だぁああああ、ちょっと待ったストップストップ―――!?」
間に合わない!
そう思った矢先――ボタンが押される。ポチっと。
………が。
「あ……あれ? 起爆しない……」
「どーなってんだ?」
各爆弾のステータスをチェックするが――見る爆弾見る爆弾、みんな機能を殺されている。
あの娘、一体どんな手品を使ったの!?
「……な、なんだかわかんねえが、もうこれ見る限り大丈夫そうだな?」
クルツが安堵し、M9の妨害電波発生装置のスイッチを切る――――その瞬間。
__,,:::========:::,,__
...‐''゙ . ` ´ ´、 ゝ ''‐...
..‐´ ゙ `‐..
/ \
.................;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::´ ヽ.:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.................
.......;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙ .' M9×2 ヽ ゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;......
;;;;;;゙゙゙゙゙ / ゙: ゙: ゙゙゙゙゙;;;;;;
゙゙゙゙゙;;;;;;;;............ ;゙ ゙; .............;;;;;;;;゙゙゙゙゙
゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;;;;;;;;.......;............................. ................................;.......;;;;;;;;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙
゙゙゙゙i;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;l゙゙゙゙゙
ノi|lli; i . .;, 、 .,, ` ; 、 .; ´ ;,il||iγ
/゙||lii|li||,;,.il|i;, ; . ., ,li ' ; .` .; il,.;;.:||i .i| :;il|l||;(゙
`;;i|l|li||lll|||il;i:ii,..,.i||l´i,,.;,.. .il `, ,i|;.,l;;:`ii||iil||il||il||l||i|lii゙ゝ
゙゙´`´゙-;il||||il|||li||i||iiii;ilii;lili;||i;;;,,|i;,:,i|liil||ill|||ilill|||ii||lli゙/`゙
´゙`゙⌒ゞ;iill|||lli|llii:;゙|lii|||||l||ilil||i|llii;|;_゙ι´
- 831 名前:クルツ・ウェーバー&メリッサ・マオ ◆URUZ6oKCII :2005/07/17(日) 05:49:14
- 解説しよう!
>>826で語られたとおりの偶然に偶然が重なった奇跡により、起爆電波は停止・次回命令電波へと変質し、
それを受信した爆弾の起爆効果をことごとく殺していった。
だがしかし、彼等のM9の出していた妨害電波により、その恩恵を受けられなかった爆弾はどうなるかというと―――
「………こーなるってことかよ」
無様にひっくりこけたM9の中で、悪態を一つ。
ソースケのと違い、爆心地から距離が離れていた事もあり、機体にさしたる損傷もなし。
それは俺の反対側で、似たようなカッコでひっくりこけている角つきM9も同じだろう。
しかしいくら今回出番とか影とかめっちゃ薄かったとはいえ………この扱い、納得いかんっ!
俺はゆらりと機体を音もなく立ち上がらせると、外部拡声器のスイッチをONにする。
『………あのさ、カナメちゃん』
妙に荒涼として自分でもあきれ返るような、声。
ふとおっとろしい気配に気付いて横を向くと、まるで鏡写しかのように同じポーズをとる姐さんのM9
『……一つ、ツッコませててもらいたいんだけど』
冬場のドーバーの水よりなお冷たい、姐さんの声。 ……あんたもか。
そして。
拡声器から流れる怒鳴り声は、見事なハーモニーを奏でた。
『“HESH”ぐらいちゃんと訳せっ!!』
……とても美しいなんてシロモンじゃ、なかったが。
- 832 名前:アンヘル ◆jAngelsb6s :2005/07/17(日) 05:53:27
―――楽しい夜になりそうね? 永い夜になりそうね?
そんな言葉で始めたこのイベントですが、何かもう朝っぽいです。
太陽が黄色く見えない朝ってのも久しぶりな気がしますけどね?
あんまり飲んでないし〜 お仕事疲れたし〜
それでも笑って過ごせたのは、まあ、良いかな?
相も変わらず爆発が起きるのはなんで分からナイのですがねぇ?
まっ、最後の大爆破が無かっただけ、マシかにゃ? タブン。
シテも実害ナイっぽいし? あの二人にはお気の毒〜
それにしても、色んな参加者のヒトが居ましたねぇ。
軍人さん、イイ大人なのにシモネタ、黄薔薇大サーカス、冥土とスーツの青年、
祟り神とか何とか、警官のお二人、シン・アスハ、看板二人組み、銀っぽい三人組、
ウサギさに、スズメさん、黒白素早いのに、薬で死ねないヒト、戦士二人に、
アホ毛と妹、ピンクのナニかとお菓子っぽいコ、神父ソンズ、斜めっぽいヒト、千鳥のかなちゃん。
まっ、こんなとこかしらぁ?
一杯居るわねェ? コレに見てるヒトも含めりゃもっと居るでしょうネェ?
いや、これはダレの人徳かしら?
かなちゃん? やっぱ。イロモノ同士は惹かれあう?
ん、それよりもやっぱ、アンヘル様脱ぎます宣言でしょ?
これ一番スゴイよねェ? 集客率的に!
ワタシのお陰! そう、ワタシってスゴイ!
ワタシイズナンバーワンっぽい!
よ〜し、どうせ最後だから脱いじゃうぞ〜
見れるかなァ〜ドウカナァ〜ホントに脱ぐのかなァ〜?
って、ナニよアナタたちは!
エッ!? 全年齢対象だからそれ以上はムリだって?
そんなこと知らないんだからッ!
脱ぐったら脱ぐ! ソレがお客様の期待!
期待は裏切っちゃダメにゃのって、まだ早いって。
ちょっと、だから、イヤ、連れてかないでぇ〜
っと、最後にカナちゃんからのご挨拶です!
って、マジで連れてくのかよ!
(たいじょ〜)
- 833 名前:千鳥かなめ ◆Kana/lWMBI :2005/07/17(日) 06:07:27
- とりあえず、スイッチは無効化された。
そして、とりあえず死人も出なかった。
これはずばり、ハッピーエンドと言っていいわよね、ね?
(――無理あるわよね、やっぱし……)
目の前の光景を見て、ちょっと後ずさり。
ってゆーか、既にあの爆発だけでドーム半壊してるし。
これ、弁償とか言われても耐え切れないしなぁ……。
>>832
>っと、最後にカナちゃんからのご挨拶です!
――え。
このタイミングで挨拶?
しかも向こうの方じゃ、二人仲良く同じポーズとって
>>831
>『“HESH”ぐらいちゃんと訳せっ!!』
……ハモられた。
「えーとその、きっと沖縄育ちのテッサのために誰かが気を利かせたせいでの誤訳だと思うし、
あたしだってまがいなりにも帰国子女なんだから、本来ならきっちり訳せたんだし、
ってか略語はとにかく分かりづらいんだからしょうがないでしょって言うか……」
冷や汗がたらーりたらりと、三面鏡張りの部屋に追い込まれた筑波の蛙のように出てくる。
あはは、えーと、その……。
「そ、そうよ!
今回、最終的には爆発阻止できたんだし、いつも爆破オチって汚名は晴らせたわ!
だから勝った、本日のイベント・完! じゃダメかな?」
――帰ってくるのは沈黙のみ。
あはは、えーと、その……。
「失礼しましたああああああああっ!!」
180度ターン、全力疾走。
その場から逃げ去るように走り去りながら、ふと思う。
(そーいやエーフィちゃんへのリベンジはどーなったんだっけ?)
ま、リベンジよりも何よりもとりあえず。
ここがにぎわってくれただけでも収穫あり、ってことで。
何せ、この日常はずっと続いていくんだもの。
その中でたゆまず続けられるものこそ、真のツッコミ。
そう、だからツッコミは終わらない。
――お楽しみはこれからだ!!
- 834 名前:不確定名:ウサ・ギガンティア ◆6SiMaKo4MY :2005/07/17(日) 07:24:42
あら……? おはようございます、皆さま。
f`' 、
| \ ,、- ''l
ヽ 、 \ / l
`ヽ、ゝ ゙v−−y'゙ ,,ィ- / _,,,、、、,,_
,r', '´, ' , = 、-ッ'゙..:;:;::;::;::::::l`;,、
l i / / /ノ l.i !/ l. |..l:.|.l.:l::i::::';;;;,,` -、
' ! l´l| ´ || l; fil::lノ'jl ゙ ゙ ゙l| | l::.'、;;;;;;;;;,,,`''‐;
/ /.::゙ x :::.ノ; li:V.:: x :::.l:::i::i::`i:、;;;;;;;;;;ジ
{n`;Ti''V''フl''゙/ /;;;;゙'r.n、,._,、ィl::::i::i:::l:::}
ノ | |;/..:シ'、l/゙l{ /;;;;;/l:::/>X,i´!'/ヽ ''''''゙ あの〜……志摩子さんが寝ていた間にすっかり終わってますから。
( (. |. |::::::::::::| |:ト;'、`トミ;'、::::::::::::/;;;:/
` ''L)-、;;;;;、Lj-=-'゙ `'ミッ、;;-(ジ
- 835 名前:サディアス・ハリス警部 ◆CAPTzADMSM :2005/07/17(日) 11:58:41
- ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
プ『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。』
ハッ?!いったいどうした、なにがあった?!
プ『いやもぅ、何が何やら・・・・』
死体こそないものの、テロ現場のごとき惨状を呈しているイベント会場。
到着した警官隊が見たものは、ボロボロの制服姿で立ち尽くす彼らの
上司だった。
警官A「あ、あの、署長?これはどーゆー・・・・・・・?」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・て、テロだ!!タレこみを受けて、張っていたのだが
残念ながら逃げられた。だが、俺とプロクターが市民を全員避難させていた
ので、負傷者はおらん!!
警官A「なんですって?!でもさすが署長!!」
当たり前だ!!俺は全米一優秀な、模範的警察k
警官A「それより、犯人はどーなったんです?!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
プ『・・・・・・・やっぱ主催者ですかねぇ』
明らかに、くっつき爆弾とやらを設置したあの女子高生が悪い。
殺人未遂、あるいは殺人(生き返ったけど)、傷害、暴行、
爆発物取締り規則違反、凶器準備集合罪エトセトラエトセトラ・・・
あー、ブレザーを着込んだリーゼントに白髪交じりの少年だ!!
変なロボットがくっついてるから、発見したら軍に任せとけ!!
プ『おぉ。』
なすりつけてみた。自分で悪役と言っているんだから、この程度どーってこと
ないだろう、と納得することにした。
- 836 名前:シホ・ハーネンフース ◆GuBAlsamZA :2005/07/17(日) 23:04:42
- <エピローグ>
「……昨日発生した一刻館イベントホール爆破事件の続報です。
当局は使用された爆発物の量から、テロ組織の犯行という見方を強めています。
また、現場で連合とザフトのMSが目撃されたという情報から、ロゴスの関与についても慎重に捜査を進めています……」
―――どうやら、今回の“爆破オチ”はそのような線で隠蔽されるらしい。
私は艦内の自室で、TVモニターから流れるニュースに耳を傾けながら洗いざらしの髪を乾かしていた。
出番を終えた後(>>656)、急な呼び出しが掛かり不埒者二名を伴い帰艦してみれば
裏切り者が「炒飯は火力が命だぜ、グレイトォ!」とばかりに艦の厨房を半焼させていて―――
今の今まで、その後始末に追われていたというこの状況。
もっとも、そのお陰でHESH大爆発という一歩間違えれば即死フラグでGEレクイエムの住人 ・д・
の仲間入りという好ましくない事態から逃れられたわけだけど。
「……爆発オチは万能かもしれませんが、大いなるマンネリズムを呼ぶ事は否定できませんね」
髪が乾いた所で、ハニワ柄のパジャマに着替えじゅーる隊長抱き縫いぐるみを抱いてベッドに向かう。
嫌な事が有った日は、こうして眠るのが一番なのです、誰が何と言おうと。
「それでは隊長、おやすみなさい(chu♥)」
―――――明日は出来る事なら良い日でありますように。
- 837 名前:名無しの超レス番まとめ@失われた世界から:2005/07/18(月) 02:18:10
- ・名無しの超戦士
>>684>>700>>719
>>738>>744>>760
>>794>>798>>824
・名無しの超ナレーション
>>825
presented by CAPCOM?
- 838 名前:―普通の黒魔術少女― 霧雨魔理沙 ◆0mM.SPARK2 :2005/07/18(月) 03:45:16
- 普通の黒魔術少女の普通のレス番まとめ。
(>>688)>>694(>>707)>>716(>>728)>>735(>>750)
入場、とりあえず「斜に構えた弟」に絡んでみる。
酒がいるというのでネクt(ry 出すつもりが、割る。
(>>692)>>695(>>696)>>708
魅魔様目撃
(>>729)>>742
紅茶津波→魔砲で吹き飛ばし。
ついでに何かぶっ飛ばしたか?(>>752)
(>>724)>>735(>>737)>>742(>>756)>>767
嵐やら紅茶津波やら食らったのち魅魔様と合流。
でもすぐに別れた。
(>>799)>>808>>809(>>812)>>822
その後きっと真面目に観客してたら大爆発。回避失敗。
いろいろと面白すぎて笑えん状態に。
しかもそれを妹紅に見られた。
もういいから帰還。
結果。さ ん ざ ん 。
ああもう。
- 839 名前:『夜雀の怪』ミスティア・ローレライ ◆mSTYrlov6I :2005/07/18(月) 12:45:07
- >>677>>679 乱入
>>720>>736>>745>>766 適当にだべる
>>780>>786>>796 つかう>ヽ|・∀・|ノ>セルフ
>>813 再起不能()
結果
瓦礫の下から抜けるのにすっごい苦労した。
なんか身に覚えのない焦げ目が付いてた。
起きたとき顔中が、固まった血でぱりぱりしてた。
あと、アルコール臭かった。
……、普段とあまり変わりないかな〜?
- 840 名前:安倍吉俊と糞先生:2005/07/18(月) 17:55:57
- 安倍吉俊と糞先生 レス番まとめ
>>645>>646>>648>>651>>652
糞「ちょっくしこの前のステージを思い返してみた訳だが。
例えるなら空をかけるひとすじの流れ糞、って感じの痔・エンドだった寝」
安「ルパンザサードを騙るな!! 寧ろ汚すな!!」
糞「いいンコ、悪いンコ、ふつうのンコ。三択でいったらどの評価だと思う?」
安「いいも悪いもねえ! ンコはみんな臭いだけだろうが!
敢えていうならお前が最低のゲスビッチ野郎なのはFAだ!!」
糞「F:ふんばった
A:後は水洗 ボットンじゃないよ の略か?」
安「汚い字を余らすな! そもそもお前は俳人じゃなくて廃人だよ!!」
- 841 名前:玖我なつき ◆lTmjKoHiME :2005/07/18(月) 21:15:43
- 藤乃静留と玖我なつきの行動記録だ。
>>650 客席に座る
>>658 糞先生のトークに静留がえらくおかんむり
>>678 静留、支倉令のスパッツに鼻血を出す
>>687 菊川雪之が暗躍
>>702 雪之、鼻血を吹いて遁走/雀の丸焼きはあまり美味しくない
>>714 静留、「清姫」を召喚
>>732 「デュラン」を召喚、紅茶の洪水を凍らせる
>>753 静留、深く静かにキレはじめる
>>782 静留、ついにキレる。なんとかなだめすかして会場から連れ出す
…骨折り損のくたびれ儲けとしか言いようがなかったな。
途中からは出し物の批評すらそっちのけになってしまった。はぁ…。
- 842 名前:ロボカイU:2005/07/18(月) 23:40:48
- イベントホールダカラ馬太目 人間ガイッパイイルト思ッタケド
ホトンド廃虚ナ馬太目 イベントホールデハナイカ
トリアエズ重傷者ノミジメナ姿ヲ写真ニトッテメールデオクッテカラ
救助活動ヲシヨウ
- 843 名前:シホ・ハーネンフース ◆GuBAlsamZA :2005/07/19(火) 00:08:28
- 機動戦士ガンダムSEED ですってね〜
Phase-1 「抱いた光」(>>637)
Phase-2 「笑顔の行方」(>>643)
Phase-3 「恩讐は空を焦がして」(>>656)
Phase-Final 「温もりの中で」(>>836)
混迷の展開に、飛びたてディープアームズ!
- 844 名前:アンヘル ◆jAngelsb6s :2005/07/19(火) 00:16:04
- えんじぇるずれぽ〜と?
>>632>>633>>635>>636>>639>>642>>644>>657
>>660>>676>>683>>686>>698>>704>>709>>741
>>768>>770>>774>>787>>800>>815>>832
こうやってあらためて見ると、意外や意外。
けっこう顔、出してるみたいねェ?
その割に影が薄いのはナンデだ! アンヘル様不人気?
まっ、気にしない気にしない、っと。
- 845 名前:―久遠の夢に運命を任せる精神―魅魔 ◆MIMAJ.qMs. :2005/07/19(火) 00:44:05
- とりあえず、私の動き(レス)をさくっと一覧化しとくよ。
>>692 高らかに宣言。テンプレもここだね。
>>696 ネタ披露。
>>715 舞台上で始まった混乱を舞台下で回避。
>>724 台風一過を待つも魔理沙の声に反応。胸はだけのまま飛び出す。
>>737 出てきたら紅茶でずぶ濡れ。魔理沙にも服を指摘されるし…濡れ鼠で対峙。
>>756 魔理沙の顔だけ拭いてやって退場。流石に疲れたよ…
という感じだったかねぇ?まぁネタは楽しくやらさせてもらったよ。
もうちょっとお付き合いできればよかったんだけどねぇ…ま、そこらは見逃しとくれよ。
…けど、あの時点で脱出できて正解だったかね。魔理沙はアフロにまでなったらしいし…
濡れ鼠になった程度ですんだのはご愛嬌か。…熱い紅茶だけどね。
つくづくこういうときは人間じゃなくて良かったと思うよ。
- 846 名前:始末書 ◆CAPTzADMSM :2005/07/19(火) 01:11:42
- 私、メトロポリス市警察警部補プロクターは7月16日深夜から翌未明にかけて
一刻館イベントホールにおいて発生した連続爆弾テロ事件に際し、警察に対して
誤解を与えかねない不適切な行動を取りました。お詫びします。
行動記録
>>626 登録して潜入捜査を試みました
>>723 実際に潜入、巨大ロボを発見しました
>>726 重かったです
>>747 紅茶津波と、魔砲とやらで警部が一時行方不明に
>>754 ギャグキャラ属性主人公属性で警部かむばっく
>>772 ブルーオイスター?知らんな、そんなやつは。
>>791 カミカゼ。あと、神父妹に危険な仕事を依頼され、断りました。
>>799 くっつき爆弾は、国際法違反のような気がします。使用場所とか。
>>835 事件解決。警部の優秀さが証明されました。
- 847 名前:佐山・御言 ◆uMAROIczlM :2005/07/19(火) 01:29:37
- ●佐山・御言の華麗なる行動記録
>>654 ヴァイオレット君と共に颯爽と登場。
>>706>>710 乱入。同時に第一演目披露。色々と吹き飛ばし吹き飛ぶ。
>>729 第二演目披露。周囲に紅茶が撒き散らされる。
ついでに>>742にてカウンターで何か撃たれる。
>>752 終了宣言。カウンター直撃。爆発オチ。
>>811 さらに爆発オチ。二度ネタにて切腹。
以上。
- 848 名前:不確定名:ウサ・ギガンティア ◆6SiMaKo4MY :2005/07/19(火) 02:20:54
- >>661 >>680 >>682 >>691 >>701 >>717 >>733
>>751 >>754 >>759 >>769 >>777 >>792 >>834
こちらがレス番纏めとなります。
f`' 、
| \ ,、- ''l
ヽ 、 \ / l
`ヽ、ゝ ゙v−−y'゙ ,,ィ- / _,,,、、、,,_
,r', '´, ' , = 、-ッ'゙..:;:;::;::;::::::l`;,、
l i / / /ノ l.i !/ l. |..l:.|.l.:l::i::::';;;;,,` -、
' ! l´l| ´ || l; fil::lノ'jl ゙ ゙ ゙l| | l::.'、;;;;;;;;;,,,`''‐;
/ /.::゙ x :::.ノ; li:V.:: x :::.l:::i::i::`i:、;;;;;;;;;;ジ
{n`;Ti''V''フl''゙/ /;;;;゙'r.n、,._,、ィl::::i::i:::l:::}
ノ | |;/..:シ'、l/゙l{ /;;;;;/l:::/>X,i´!'/ヽ ''''''゙ でも、いいんでしょうかね?
( (. |. |::::::::::::| |:ト;'、`トミ;'、::::::::::::/;;;:/ ただの賑やかししかしてませんよ、私たち。
` ''L)-、;;;;;、Lj-=-'゙ `'ミッ、;;-(ジ
- 849 名前:駆け上がる紫炎 ◆Iori/GPRcE :2005/07/19(火) 02:28:34
>>653 登場
>>669 見物
>>681 暴行計画
>>693 殺人教唆
>>713 恐喝風説得及び性的嫌がらせ
>>727 恐喝しながらも文句、そして天罰
>>740 談笑
>>748 恐喝風買い物
>>761 談笑
>>773 不穏な会話
>>790 出し物へと乱入
>>802 今更な感丸出しなネタ
>>805 不穏な談笑
>>821 退場
以上、纏めを終わる。
- 850 名前:◆MytHRIlPXY :2005/07/19(火) 03:47:16
- 作戦報告書
050719
記述者:ベルファンガン・クルーゾー大尉(ウルズ1・SRT責任者)
(前中略)
>>764
2200 敵武装勢力のAS全機を撃破、戦闘終了。
同時刻、ウルズ7、PT権限を濫用し戦場より独断で離脱。
2、6、これまた独断で7を監視目的で追跡。
(以下、ウルズ2、6、7三名の報告書より編纂。
各員の『イベント会場』における行動記録をここに記す)
>>765 会場へASで降下、着陸。 これによる直接の周囲への損害はなし。
>>799 降下の際、ザフト及びオーブのMSニ機を制圧に成功。
<天使()>の身柄を確認。
確保に移るも、“<天使>自身の手で用意・敷設された”とおぼしきHESH改造地雷により失敗。
>>810 >799の爆発により、<アーバレスト>、右脚部中破。マッスル・パッケージ損傷度70。(基地帰還後、全交換)
>>814 ウルズ2及び6、<天使>の敷設した地雷の無力化に着手開始。
>>830 ウルズ2及び6、HESH改造地雷を15基無力化に成功。
>826の謎の少女の行動により、残存全地雷機能停止。
>>831 電波異常により、2と6のM9被爆。損傷は軽微。
>833における<天使>の逃亡により、彼女の回収及び保護は失敗。ARX-7及びM9二機、会場より撤退。
「………これが、先日の大騒ぎの顛末ですか?」
「肯定です。 艦長、マオ・ウェーバー・サガラの軍規違反の件についてですが――」
「その件に関しては、今回は不問とします。それより――」
「ええ、彼女の用意した大量の爆薬の件ですな。
一介の女子高生にそこまでの武器商人とのパイプがあるとも思えませんが、はて」
「そうですね。この件に関しても調査は必要でしょう。ただそれより……」
「……それより?」
「……………不発弾の片付け、大変そうですね」
「「……………………はぁ。」」
(ちゃんちゃん♪)
- 851 名前:鳥居江利子プレゼンツ『黄薔薇三姉妹』:2005/07/19(火) 07:47:50
- ごきげんよう、こちらが私達「黄薔薇三姉妹」『ベタにベタを強調する、ベタベタ三姉妹』
のレス番つづりになります。
ツカミ
>>662 >>663 >>664
ネタ
>>665 >>666 >>667 >>668
オチ
>>670 >>671 >>672
それでは、ごきげんよう。
- 852 名前:不確定名:斜に構えた弟:2005/07/19(火) 10:56:34
●「弟王子」サブタイトルリスト
弟出撃す >>647、>>675
恐怖! 機動イオ・リン >>688
策謀の宙域 >>707(>>712)
信頼への限界時間 >>722
何も考えずに出せ! >>728
イオリンの顔 >>734
一刻に住む人々 >>743、>>762
天国なんてあるのかな >>750
姉よ! >>757
泣き虫弟 >>775
私はN.A.N.A.M.E...かつて弟と呼ばれた者 >>ここ。
オレはようやくのぼりはじめたばかりだからな。
このはてしなく遠い弟坂をよ……
未完
- 853 名前:ホーク姉妹in観客席 ◆S1wSEED/TI :2005/07/20(水) 01:15:46
- どうして漫才大会で爆発が。
これもロゴスの仕業なんですか、デュランダル議長。
『そう、全てはロゴスの仕業なのだよ。
爆破も、本編でブラストシルエットがほとんど使われないのも、君がヒロインからスピンアウトしてしまったのも』
許せない悪行の数々ですね。
とくに最後のやつ。
『だから彼等は倒さなければならないのだ。
そのために君の力も貸して欲しい』
それはいいんですけど、だったら私にもシンのお下がりでなくて、新型を…
『はっはっはっ。頑張ってくれたまえ、ルナマリア君。
君の活躍を期待しているよ。』
ちょ、ちょっと待って! 笑顔だけ残して去っていこうとしないでください!
せめて新しいシルエットだけでも……!
『……これが若さか』
誤魔化さないでください!
っていうかキャラが違います!?
「――ちゃん。お姉ちゃん」
あ、あれメイリン?
議長は?
ディスティニ―やレジェンドより強力な、私専用の新型モビルスーツは?
「夢でも見たんじゃない?
あの爆発からこっち、ずっと気を失ったままだったんだから。
2日も目を覚まさないから心配したわよ。
でも、どさくさ紛れに、ありもしない夢まで見たことにしないように」
そうか、爆発にインパルスも巻きこまれて……
インパルスに乗ってた私がこれなのに、あんたはよく無事だったわね。
「あんなの、乗ってたグフが爆発するのに比べたらなんてことないわよ」
なるほど!(ぽむ
ホーク姉妹in観客席。レス番まとめ
>>649 >>673 >>699 >>721 >>771 >>785
「今更だけど。
ここでも目立たなかったね、私達」
そのぶん、これから本編で目立てばいいのよ。
<それは無理だ>
ナレーターにまで否定された!?
- 854 名前:名無し客:2005/12/18(日) 20:08:08
- なんだか良く解りませんが御客様を募集してみますね・・・・・アゲ。
Powered by 0ch Script
■ 掲示板に戻る ■ ■過去ログ倉庫めにゅーに戻る■