女子高生が密やかに集うスレ

1 名前:名無し女子高生:04/02/10 03:15

ふふっ。

2 名前:鑑 純夏 ◆sumIkA7S02 :04/03/21 19:38

このスレは、女子高生か女子高生のコスプレした人の地下雑談スレだよ!

3 名前:ギロンちゃん ◆GIRONw/aiE :04/03/21 20:00

ここで生まれた新キャラは、もれなく女子高生になります。
(↑前女子高生ででっちあげられた、女子高生大悪獣)


4 名前:ギロンちゃん ◆GIRONw/aiE :04/03/21 20:04

て、訂正ぎろん〜(汗
前女子高生→×
前女子高生スレ→○

5 名前:神楽 ◆cs4dKAGURA :04/03/22 20:33

地下・・・なのか・・・?ここ・・・(汗

6 名前:後藤育美 ◆eU15oiqaNY :04/03/23 01:16

みんなっ! 素敵な恋してるっ?
ボクはてんで縁がないやー、ははは…

7 名前:羽瀬川鈴穂 ◆SUzuXIoNEs :04/03/23 01:52

>>5
『ちゃんと板の最下層近く=すなわち地下にあるんだから、地下でいいんじゃないですか?』
(……と書き込まれた、A4のスパイラルノートを開いて掲げる)


8 名前:神楽 ◆cs4dKAGURA :04/03/23 10:50

>>6
・・・してない。
部活が忙しいからそれどころじゃないよー。
今年こそインターハイに出たいからな!

>>7
・・・なんで喋らないんだ・・・?(汗
ま・・・まあいいか・・・
(変った人だな・・・汗)
私が書き込んだときはけっこう上のほうにあったんだよな〜。
管理人さんがsageてくれたみたいだ。

9 名前:羽瀬川鈴穂 ◆r8ZiSuZUHo :04/03/23 14:49

>>8
・・・・・・。
(ちょっとしゅんとした様子でペンを取り出し、ノートに新たな文面を書き足す。以下はその内容)

『・・・・・・ごめんなさい。
 私、ちょっと子供の頃の“事故”の後遺症があってしゃべれないんです。
 だから普段はこうやって筆談で会話するんですけど・・・』

>上のほうにあった
『あ、そうだったんですか。
 私がこのスレに気付いた時は、もう最下層に下がってたから…つい』

>>7
(少々自身ありげに、胸を張ってノートを開く)
『ええ、それはもう十分に。
 強力すぎるライバルが2〜3人いるからうかうかしてられません』

10 名前:羽瀬川鈴穂 ◆k6Iky3CKoY :04/03/23 14:51

(ちょっとばつ悪げに、>>9の文面に訂正を加える)

『× >>7
 ○ >>6』

11 名前:加藤 祭 ◆oa1X0FzSSw :04/03/24 02:28

ウチが見落としとったんやろか。
竜王スレってあんなにあったかいな。

ちゅーか、遅レスにもほどがあるで竜王さま(笑

12 名前:紐緒結奈 ◆/hYUINAVlU :04/03/24 16:24

…蕎麦屋の二階では、世界征服キットが作りにくいわね。

13 名前:神楽 ◆cs4dKAGURA :04/03/24 20:57

>>9
あ・・・ご・・・ごめん・・・。
そんな事情があったって知らなかったから・・・(汗
私はなんでこう、ガサツなんだろう・・・(泣

14 名前:羽瀬川鈴穂 ◆r8ZiSuZUHo :04/03/25 15:02

>>13
・・・・・・!?
・・・! ・・・・・・!!(あたふた
(神楽が泣き出したのを見て、急におろおろし始める)

『え・・・ええっと、その―――
 別にそんなに気にしなくていいですから、ね? ちょっと不便だけど、私もう慣れちゃってますし・・・
 ああ、ほら! 落ち着いて!』

・・・・・・!
(上の文章をノートに一気になぐり書くと、意を決したように三つ編みのリボンに手をかけ――引き抜くように解く)


15 名前:羽瀬川鈴穂@<宵藍の侵奪者> ◆yjXMbVamPA :04/03/25 15:23

>>14(>>13の続き)
(三つ編みが解け、腰まで伸びる黒の長髪がきれいな蒼色に変わっている)

――――ふぅ。ようやっと“こっち”の方にも出て来れたか・・・
しかしまたあいつ、急に「交代」なんかしやがって。またタナロットが何かやりやがったのか?

(神楽に気がつき、声をかける)
おう、どうした? アタシはアタシだぜ。さっきまで話してた羽瀬川鈴穂だよ。
・・・・ああ、どうして喋ってるのかって?
ちなみにさっきまでの「私」――黒髪の方のあいつは、件の“事故”のトラウマで失語症になっちまっててな。
もしかするとこうしてアタシというもう一つの人格ができちまったのかも、その反動の一部なのかもしれねぇが・・・・・・

とりあえず、アタシのほうはこんな風に問題なくくっちゃべれるし・・・問題なんかねえよ。
あいつも大丈夫って言ってただろ?
――とにかく、問題なんかねぇんだからもう気にしてんじゃねえぞ!
んな事気にしていちいちメソメソ泣いてるんじゃねえ!! ガキじゃねーんだからな! わかったか!!?

16 名前:名無し客:04/03/27 11:04

おわっふ

17 名前:島津 由乃 ◆ccYOSINObk :04/04/15 01:27

クロスオーバーはともかく・・・あの嘘予告は面白かったわ。
私が吸血鬼なんて、楽しそう(笑

18 名前:斎木和音:04/05/01 23:19

あんまし人がいねーみてーだし、ここに居座るか〜。
人の少ないとこなら猫を被る必要もないしな〜。

(だら〜っと横になりながら)

19 名前:羽瀬川鈴穂 ◆r8ZiSuZUHo :04/05/03 01:26

>>18
(;〇-〇).。oO(猫を・・・・・・かぶってるの?
        厳密には違うけど――二つの顔があるなんて、なんか私みたい)
(木陰からどこぞの金持ちな球団の星を目指すスパルタ野球親子を見守る姉のごとく>>18を見ている)

20 名前:斎木和音:04/05/03 17:16

ルドルフ……おハルさんと仲良くやってるよな……。
(相変わらず和音さんは気付くのが遅い)

>>19
あら……ご、ごきげんよう鈴穂様。
横になって思索にふけっておりましたのよ。
(わざとらしく胸の前で手を組んで瞳をきらきらさせながら)

(……あ〜、しかしあの野球親子は異常だよな〜……)


21 名前:斎木和音:04/05/04 20:06

あ〜……くたびれたな〜。
俊介さんに千葉のディズニーランドに連れて行ってもらえたけど、やっぱ家が一番だのう……。
もちろん俊介さんと一緒だったから楽しかったけんどもな〜。

(ぐて〜っと寝そべりながら)

22 名前:斎木和音:04/05/06 23:15

GWも終わっちまったのう。
すっかり夜型になって今朝も俊介に怒鳴り声で起こされてしまった。
1日1回は叱られるんだよな……。

でも、それがちょっと嬉しいんだ〜(へらへら)

23 名前:加藤 祭 ◆oa1X0FzSSw :04/05/12 18:10

岡崎律子さん・・・早過ぎるで・・・。・゚・(ノД`)・゚・。

24 名前:名無し客:04/06/18 15:44

女子高生のみなさんに質問です。

将来の進路、考えてますか?
また、友達は考えていそうですか?

25 名前:島津 由乃 ◆ccYOSINObk :04/06/18 16:13



     /     ヽ    `丶、、
   /    、   、  __  `ヽ\ー 、
   /     ヽ、 ヽ、 `゙ヽ、 ヾヾ:、 ,.ヽ
 /      _,..-‐===三、''ーヽ、YX´,ィ´
/     /´ _,.. -‐''ニニ=、、 !' Y ',
       、/-=三==--、ヾ !/!| }'
        `7ニ=''´,r'',ニ=‐ァ''ヾ、!/r〈'
__ ‐--、,,..../´ィ´/´∠.. '´    `゙''! |
ヾエアーァ''´∠/彡'/`丶、_`ヽ、    !|l
`゙'''ヽ`゙/´´ノ{ //c、_ 、     、ヽ、 / リ
  `ヽ、 ''"ー-!メ/ !   `     `゙r-< !
 、   ` `ヽヾi          =、、rヽ、ノ
 、ヽ   -‐'ニ',     '     `ヽ、 ヽ
、_,,.ヽ--、 __,,,_∧  ヾ、;    _//ヽ
 ゙ー   \ /  ',  `    _彡彡イト',
       丶、,,_丶--‐‐ァ'´-、 ヽ
、_         `ヽ、 / ヽー-、 !
 \ ̄`丶、       \  `ヽ
                ヽ   !
        ヽ       ヽ、 ',  r'


(・・・ぐったり

26 名前:藤堂志摩子 ◆D4DGsIMaKo :04/07/02 07:29

……いけない、最後のご挨拶だけなのに途中で寝てしまったみたい。
宵っ張りなんてするものじゃないわ。

27 名前:島津 由乃 ◆ccYOSINObk :04/08/18 01:35


     /     ヽ    `丶、、
   /    、   、  __  `ヽ\ー 、
   /     ヽ、 ヽ、 `゙ヽ、 ヾヾ:、 ,.ヽ
 /      _,..-‐===三、''ーヽ、YX´,ィ´令ちゃんの、ばかぁ・・・
/     /´ _,.. -‐''ニニ=、、 !' Y ',
       、/-=三==--、ヾ !/!| }'
        `7ニ=''´,r'',ニ=‐ァ''ヾ、!/r〈'
__ ‐--、,,..../´ィ´/´∠.. '´    `゙''! |
ヾエアーァ''´∠/彡'/`丶、_`ヽ、    !|l
`゙'''ヽ`゙/´´ノ{ //c、_ 、     、ヽ、 / リ
  `ヽ、 ''"ー-!メ/ !   `     `゙r-< !
 、   ` `ヽヾi          =、、rヽ、ノ
 、ヽ   -‐'ニ',     '     `ヽ、 ヽ
、_,,.ヽ--、 __,,,_∧  ヾ、;    _//ヽ
 ゙ー   \ /  ',  `    _彡彡イト',
       丶、,,_丶--‐‐ァ'´-、 ヽ
、_         `ヽ、 / ヽー-、 !
 \ ̄`丶、       \  `ヽ
                ヽ   !
        ヽ       ヽ、 ',  r'
(↑結局寝こんだ)

28 名前:セネス=CTN=クロフォード@私服 ◆iCENESsApo :04/10/22 21:46


プシュー………ブロロロロロ…

(リリアン前のバス停に、黒いセーターと白いスラックスの上へ、白いコートを羽織った
格好で現れる)
…さて、着いたはいいが、校門前からでは校舎しか見えんな…。
「薔薇の館」はどこなんだ?

29 名前:支倉 令 ◆RosaFamrTI :04/10/22 21:48

カリカリカリカリカリ…。(進めていたペンを止めて)

ん、そろそろ時間か…。
志摩子、お願いがあるんだけど校門まで行ってお客様を迎えに行ってもらえるかな?。
私はこっちの用意をして置くから。

30 名前:藤堂志摩子 ◆D4DGsIMaKo :04/10/22 21:50

>>29 令さま
お客さま、ですね。
分かりました。ではお迎えに行ってまいります。


31 名前:藤堂志摩子 ◆D4DGsIMaKo :04/10/22 21:55

>>28
(マリア様の前を抜け、校門の方へ。
 白いコートを着けた背の高い人影を目にして)

ごきげんよう。
セネス=CTN=クロフォードさまですね。
ようこそ、リリアン女学園へ。
『薔薇の館』はこちらになります。
ご案内させていただきますので、どうぞこちらへ。

32 名前:支倉 令 ◆RosaFamrTI :04/10/22 22:01

(薔薇の扉を押し開けて)

ごきげんよう、ようこそ薔薇の館へ
さぁ、こちらへどうぞ。
志摩子、ご苦労様。

(ギシギシと軋ませながら階段を上り、ビスケットの扉を開く。)

33 名前:セネス=CTN=クロフォード@私服 ◆iCENESsApo :04/10/22 22:02

>>31 志摩子嬢
>ごきげんよう。
>セネス=CTN=クロフォードさまですね。
>ようこそ、リリアン女学園へ。
(声をかけてきた女生徒に気付く)
ああ、Leb wohl, Fraeulein.(ごきげんよう、お嬢さん)
いかにも、私がセネス=クロフォードだ。

>『薔薇の館』はこちらになります。
>ご案内させていただきますので、どうぞこちらへ。
ああ、君が案内役なのか。ご丁寧にどうも。よろしく。
では、ついていくとしよう。

…存外、敷地が広いな。並木道がこんなに長いとは思わなかった。

34 名前:セネス=CTN=クロフォード@私服 ◆iCENESsApo :04/10/22 22:07

>>32 令嬢
お邪魔します。
今日はお招きにあずかって、光栄に思うよ。え…と、黄薔薇様…だったかな?
…会議室は二階か。
(令について階段を上る)

35 名前:藤堂志摩子 ◆D4DGsIMaKo :04/10/22 22:13

>>33 セネスさま
>…存外、敷地が広いな。並木道がこんなに長いとは思わなかった。
こちらを抜けると校舎になります。
薔薇の館は中庭にありますから、もうすぐそこですね。

>>32 令さま
(薔薇の館の扉が開くのを目に)

お出迎えありがとうございます、令さま。
こちらが、今日のお客さまのセネス=クロフォードさまです。
セネスさま、どうぞこちらへ。



36 名前:支倉 令 ◆RosaFamrTI :04/10/22 22:18

http://www.appletea.to/~charaneta/ikkoku/img/1040000025/36.jpg (67KB)

ではどうぞ、こちらにおかけになって下さい。
ただいまお茶の用意をしますので。

(紅茶と共に、ガラスの器に盛られたゼリーを差し出す)
今日のために用意しました、黄桃のミルクゼリー添え・目玉焼き風味です。

最近読んだ本で、戦闘機のパイロットは一般の兵士の食事に加えて牛乳と卵が
付いていたという記述がありましたので、それを意識して作ってみました。
どうぞお召し上がりください。

37 名前:セネス=CTN=クロフォード@私服 ◆iCENESsApo :04/10/22 22:28

>>35 志摩子嬢
>薔薇の館は中庭にありますから、もうすぐそこですね。
成る程。離れのような場所なわけか。
(銀杏を踏まないように気をつけて歩きつつ)

>セネスさま、どうぞこちらへ。
ああ、ありがとう。

>>36 令嬢
>ではどうぞ、こちらにおかけになって下さい。
では失礼して。
(勧められた椅子に座り、隣の席に脱いだコートを置く)

>今日のために用意しました、黄桃のミルクゼリー添え・目玉焼き風味です。
…ほう、これは…。一見簡素に見えるが、実に美味しそうだ。

>最近読んだ本で、戦闘機のパイロットは一般の兵士の食事に加えて牛乳と卵が
>付いていたという記述がありましたので、それを意識して作ってみました。
ああ、昔はそういう習慣もあったようだね。まあ、栄養価の高いものを摂るのが重要
なんだろうが…今はみんな好きなものを食べているよ(笑) 無論、栄養バランスを
考えた上でだが。
…ああ、喋っている暇があったら食べるべきだな。では、いただきます。

…うむ、桃が甘酸っぱくて美味しいな。確かに、こういうデザートなら食事つけても
良いかも…。

38 名前:藤堂志摩子 ◆D4DGsIMaKo :04/10/22 22:44

>>36 令さま
>最近読んだ本で、戦闘機のパイロットは一般の兵士の食事に加えて牛乳と卵が
>付いていたという記述がありましたので、それを意識して作ってみました。

昔のことだと牛乳も卵も貴重品だったのでしょうね。
ご年配の方にうかがったお話だと、勤労奉仕で飛行機の発着場で働いていた方が
「おやつに羊羹が出た』といって大変喜ばれた、ということだそうです。
砂糖が貴重品だったからだそうですけれど、今からだと到底考えられないお話ですね。

>>37 セネスさま
>ああ、昔はそういう習慣もあったようだね。まあ、栄養価の高いものを摂るのが重要
>なんだろうが…今はみんな好きなものを食べているよ(笑) 無論、栄養バランスを
>考えた上でだが。

そういえば、戦闘機のパイロットでいらっしゃるとうかがったのですけれど、普段は
どの様なお食事をなさっておいでなのですか?


39 名前:セネス=CTN=クロフォード@私服 ◆iCENESsApo :04/10/22 22:53

>>38 志摩子嬢
>そういえば、戦闘機のパイロットでいらっしゃるとうかがったのですけれど、普段は
>どの様なお食事をなさっておいでなのですか?
ふむ…。まあ、さっきも言ったとおり人それぞれだが、基本的には健康に気を使った
食事をしている。体が資本…というより、命がけだからな。大袈裟な話でなく、不健康な
生活をしているパイロットほど致死率が高い。
…と、物騒な話をしたな。すまん。
私の場合、和食派なので炭水化物は白米で摂る。あとはサラダや、卵料理かな。
飲み物は基本的にコーヒーを。

…そういう君達はどうなんだね?好みとか、食生活で気をつけていることとか。

40 名前:支倉 令 ◆RosaFamrTI :04/10/22 23:07

>>39(セネスさま)
>…そういう君達はどうなんだね?好みとか、食生活で気をつけていることとか
そうですね、私の場合だったらやっぱり栄養のバランスを考えながら
いろいろ作ってます。
でも、昔からの癖でちょっと高たんぱくな食事になりがちになりますね。

由乃は昔からよく熱を出して寝込むんですが、熱を出すって凄く体力を消耗するんです。
ただずっとベッドに横になっているだけなのに、どんどんやつれていって…。
ですから、元気な時には少しでも体力をつけてもらおうと思って、
高たんぱくな食事を作るようになったんです。

今は、「こんなにカロリーの高いものなんて食べられるわけ無いじゃない」
って文句を言われるんですけどね…。
そういいながらきっちり残さず食べてくれるんですが。

41 名前:◆Kana/lWMBI :04/10/22 23:09

メッセージカードとともに、一輪のバラが届きました。

「セネスさん、そして令ちゃん、志摩子ちゃん。
第一回お茶会開催おめでとう!

セネスさん、いつかは薬ありがとね。
おかげでバッチリよくなったわ。

そして薔薇のお二人さん、お客さんが来たからって緊張なんてしてないでしょーね!?
緊張は失敗のもと。
別にカッコつける必要もなし、マイペースで、楽しくお茶飲めればそれでいーわよ。
……っていっても、リリアンの二人なら、いくら緊張してもマナー失敗したりはしないか。
あたしじゃあるまいし、ね。あはは……。

それじゃ、楽しいお茶会になるように、あたしも祈ってるわ!


PS.お金がなくて、薔薇一輪しか買えなかったの。ごめんね。


42 名前:セネス=CTN=クロフォード@私服 ◆iCENESsApo :04/10/22 23:13

>>40 令嬢
>そういいながらきっちり残さず食べてくれるんですが。
ふふっ、いい妹さんじゃないか。
私は料理が出来ないからなぁ。食べてもらう喜びっていうのは、感じたことがない。
実家では、いつも食事を姉さんや妹に作ってもらっているし。
…ああ、私は孤児院の出でね。今でもたまに帰るんだ。姉や妹っていうのは義理の
姉妹さ。

43 名前:藤堂志摩子 ◆D4DGsIMaKo :04/10/22 23:14

>>39 セネスさま
>体が資本…というより、命がけだからな。大袈裟な話でなく、不健康な
>生活をしているパイロットほど致死率が高い。

そう……なんですか。
いいえ、ごめんなさい。どうしても、その、生死と直接繋がっている世界というのが
実感が湧かなくて……。

>…と、物騒な話をしたな。すまん。
>私の場合、和食派なので炭水化物は白米で摂る。あとはサラダや、卵料理かな。
>飲み物は基本的にコーヒーを。

お気になさらないでください。
つい、取り乱してしまって。お気を悪くなさらないで。

ドイツの方とうかがっていたのですけれど、和食派でらっしゃるのですね。
そういえば、紅茶よりもコーヒーの方がよろしかったのではないでしょうか?
あいにくインスタントの物しかないのですけれど、よろしければご用意させていただきます
が。

>…そういう君達はどうなんだね?好みとか、食生活で気をつけていることとか。
私も、和食の方が好きですね。
これからの季節だと大豆や、銀杏や、色々なお野菜が出回る時期ですから、煮物や炊き
合わせがおいしいですし。

44 名前:支倉 令 ◆RosaFamrTI :04/10/22 23:15

ん、お届け物?。

>>41
一輪の薔薇とメッセージカード、この筆跡は…。

どうもありがとう

(花瓶に薔薇を生けながら)
セネスさま、志摩子、私たちを応援してくれる人からの差し入れですって。

45 名前:藤堂志摩子 ◆D4DGsIMaKo :04/10/22 23:22

>>41
あら、薔薇の花が……?

お気遣いありがとうございます。
>>44 令さま
ええ、そのようですね。
できればお顔をお出しいただいても良かったのですけれど、今はお心遣いに
感謝しましょう。

46 名前:セネス=CTN=クロフォード@私服 ◆iCENESsApo :04/10/22 23:25

>>41 メッセージカード
…ふむ、これは彼女からか。どうやら風邪も治ったようだな。
後で礼を言っておかねば。

>>43 志摩子嬢
>いいえ、ごめんなさい。どうしても、その、生死と直接繋がっている世界というのが
>実感が湧かなくて……。
いやいや、君達はそれでいいんだ。生き死にの問題になんて、関わらないに越した
ことは無い。
…それに、私は別段高潔な目的があって軍に入ったわけではないが、君達のような
子が平和に暮らせるのなら、私としても仕事のしがいがある。

>ドイツの方とうかがっていたのですけれど、和食派でらっしゃるのですね。
育ちのせいかな。実家では無国籍に子供達を引き取っていたので、食事の内容も
無国籍になってしまったんだな。

>そういえば、紅茶よりもコーヒーの方がよろしかったのではないでしょうか?
>あいにくインスタントの物しかないのですけれど、よろしければご用意させていただき
>ますが。
ああ、それじゃあお願いしようか。

>これからの季節だと大豆や、銀杏や、色々なお野菜が出回る時期ですから、煮物や
>炊き合わせがおいしいですし。
銀杏は…そういえば食べたことがないな。大豆の煮物はたまに。

47 名前:支倉 令 ◆RosaFamrTI :04/10/22 23:26

>>42 セネスさま
>ふふっ、いい妹さんじゃないか。

ええ、本当に私の大切な(プティ・スール)です。

>私は料理が出来ないからなぁ。食べてもらう喜びっていうのは、感じたことがない。

流石に『いきなりは無理っ』って言う料理も有りますが、簡単に出来る料理も結構あるんですよ。
今日ご用意したゼリーだって、材料と秤と鍋と器さえあれば本当に簡単に出来ますから。
あ、よろしければ後でレシピを書きますのでぜひ挑戦してみてください。

>実家では、いつも食事を姉さんや妹に作ってもらっているし。
>…ああ、私は孤児院の出でね。今でもたまに帰るんだ。姉や妹っていうのは義理の
>姉妹さ。

…そうでしたか。で、でもある意味本当の私たちが言うところの姉妹(スール)ですよね。
年上の者が年下の者を導く。
年上の者は年下の者を守る。
年下の者は年上の者を支える。
スールの関係とはそうあるべきですから。

薔薇と言えば…セネスさまは何か情熱を燃やしている事ってありますか?。
いや、何ていうか…薔薇と言えば「情熱」って単語が反射的に脳に浮ぶものなので。

48 名前:セネス=CTN=クロフォード@私服 ◆iCENESsApo :04/10/22 23:36

>>47 令嬢
>流石に『いきなりは無理っ』って言う料理も有りますが、簡単に出来る料理も結構
>あるんですよ。
>今日ご用意したゼリーだって、材料と秤と鍋と器さえあれば本当に簡単に出来ます
>から。
>あ、よろしければ後でレシピを書きますのでぜひ挑戦してみてください。
い、いや。挑戦自体は前々から何度かしているのだが…その、作った料理を食べた
人が、必ず救急車で運ばれるので…。
以前、友人にクッキーを作って食べてもらったことがあるのだが、その場で卒倒した
からな…。

>年上の者が年下の者を導く。
>年上の者は年下の者を守る。
>年下の者は年上の者を支える。
>スールの関係とはそうあるべきですから。
私達の場合は、そこまで堅苦しくないかな。自然にそういう風になるんだが。
だってほら、家族だし。

>薔薇と言えば…セネスさまは何か情熱を燃やしている事ってありますか?
情熱…ねえ。そうだな…。
物騒だと思うだろうが、戦うことに情熱を持っている。まあ、パイロットの本能という
奴だな。常に心が強い相手と戦うことを求めているんだ。
…最近はそういう気持ちも薄れたがね。昔は自分から戦うことを取り除いたら、何も
残らないと思っていたからなぁ。

49 名前:支倉 令 ◆RosaFamrTI :04/10/22 23:49

>い、いや。挑戦自体は前々から何度かしているのだが…その、作った料理を食べた
>人が、必ず救急車で運ばれるので…。

…それはある意味凄いですね…
由乃は不器用だけど、そこまで酷くないからなぁ…。

>物騒だと思うだろうが、戦うことに情熱を持っている。まあ、パイロットの本能という
>奴だな。常に心が強い相手と戦うことを求めているんだ。
>…最近はそういう気持ちも薄れたがね。昔は自分から戦うことを取り除いたら、何も
>残らないと思っていたからなぁ

戦いを求め続ける人って本当に居るんですね…。
あ、決してそれが悪いとか言うわけじゃないんです。ただ、やっぱりそういう人を
目の当たりにして驚いてしまって。

私も剣道をやってますし、強い相手から学びたいと言う気持ちは確かにあります。
でも私の場合のそれは旗が上がれば終わり、礼が終われば終わり、面を脱いだら終わり、
つまりあくまで安全圏内の戦いで野話しでして、命をかけるなんて事はとても…。
                                          ―――由乃が関わるなら話は変わるけど





あ、すみません変な質問をしたせいで暗い雰囲気になってしまって。
セネスさまの方から私達リリアン生に聞いてみたいことってありますか?。

50 名前:藤堂志摩子 ◆D4DGsIMaKo :04/10/22 23:51

>>46 セネスさま
>いやいや、君達はそれでいいんだ。生き死にの問題になんて、関わらないに越した
>ことは無い。
>…それに、私は別段高潔な目的があって軍に入ったわけではないが、君達のような
>子が平和に暮らせるのなら、私としても仕事のしがいがある。

そうおっしゃっていただけると助かります。

>育ちのせいかな。実家では無国籍に子供達を引き取っていたので、食事の内容も
>無国籍になってしまったんだな。

そうだったのですね。
では、そうすると皆さん賑やかで、お食事の時間も楽しくてらっしゃるのではないでしょう
か。
私は兄弟や姉妹がいないから、うらやましいですね。

>ああ、それじゃあお願いしようか。

では、少しお待ちください。
お砂糖とミルクはいかがなさいますか?

>銀杏は…そういえば食べたことがないな。大豆の煮物はたまに。

日本や中国以外では、あまり銀杏を召し上がられる方はいらっしゃられないそうですね。
召し上がる機会があれば、是非お試しになって。
和食がお好きなら、きっとお気にいられるはずですから。

大豆の煮物もそうですけれど、これからだとかぼちゃや大根も甘みが増しておいしくなって
きますし、それは少し楽しみですね。

51 名前:セネス=CTN=クロフォード@私服 ◆iCENESsApo :04/10/22 23:57

>>49 令嬢
>…それはある意味凄いですね…
自分でも原因はよく分からんのだ。何故レシピどおりにやっているのに人が
倒れるんだ…。

>戦いを求め続ける人って本当に居るんですね…。
>あ、決してそれが悪いとか言うわけじゃないんです。ただ、やっぱりそういう人を
>目の当たりにして驚いてしまって。
軍隊じゃそれほど珍しくはないよ。特に空軍ではね。
CTNになるような人間は、ほとんどそういう意識の持ち主だ。

>セネスさまの方から私達リリアン生に聞いてみたいことってありますか?
ふむ、そうだな…。私は13のときから軍の幼年学校に行っていたから、普通の学生
生活は小学校までしか体験していないんだ。
だから、高校生活の楽しみとか、教えてもらえないかな。

52 名前:セネス=CTN=クロフォード@私服 ◆iCENESsApo :04/10/23 00:02

>>50 志摩子嬢
>では、そうすると皆さん賑やかで、お食事の時間も楽しくてらっしゃるのではない
>でしょうか。
そうだね。食事時に限らず、基本的にいつも賑やかだよ。
ちょっと騒がしいけれど。

>私は兄弟や姉妹がいないから、うらやましいですね。
ふむ、君は一人っ子だったか。やっぱり、生まれたときから一緒にいる相手という
のは、特別なものだよ。

>お砂糖とミルクはいかがなさいますか?
ああ、ブラックでいい。コーヒーは苦い方が良いんだ。目が覚めるから(笑)

>召し上がる機会があれば、是非お試しになって。
>和食がお好きなら、きっとお気にいられるはずですから。
そうか。では今度、食べてみるとしよう。
自分で作れないのが残念だがな…(苦笑)

53 名前:支倉 令 ◆RosaFamrTI :04/10/23 00:10

私の場合共感する事ですね。

同い年の同級生と同じ授業を受けて、
同じ問題に苦しんでみたり、
同じ課題を一緒に乗り越えてみたり、
ちょっと前に進んでいる人に友達と一緒に憧れてみたり…。

とにかく色々な気持ちを同級生や仲間と、
そして今だから言えるけど(スール)の由乃と共感できることが
私の学校での楽しみですね。

54 名前:セネス=CTN=クロフォード@私服 ◆iCENESsApo :04/10/23 00:15

>>53 令嬢
共感、か。成る程…。やはり、同級生と仲良くできる、というのが大きな違いだな。
うらやましいよ。

…嫌な話になるがな、軍の幼年学校というのは、蹴落とし合いの意識が非常に強い。
軍のドアはそれほど広くはないからな。入るには他人を押し出さねばならん。中には
ライバルを排除するために、陰謀を巡らせる者もいるそうだ。
私は小細工など使わず、正々堂々と戦って勝ったがね。一応、これでも首席で卒業
している。


55 名前:藤堂志摩子 ◆D4DGsIMaKo :04/10/23 00:34

>>51 >>52 セネスさま
>だから、高校生活の楽しみとか、教えてもらえないかな。

春には桜が咲くのをみたり、秋には銀杏を拾ったり……そうした時間を、大切な友人と
過ごせることですね。

以前は、そうした繋がりを持つことに臆病だったこともあって、あまり深く関わることを
避けていたこともあったのですけれど……
でも、ある機会があって、周りの方々の心遣いに触れて、リリアンが私にとって本当に
大切な場所だと気付かせてくれた、だから。

>ふむ、君は一人っ子だったか。やっぱり、生まれたときから一緒にいる相手という
>のは、特別なものだよ。

リリアンの姉妹スールともまた違うということですと、私にはあまり想像が付きませんけれど、
何となくですが……お話しになっている表情を見ると分かる気がします。

>ああ、ブラックでいい。コーヒーは苦い方が良いんだ。目が覚めるから(笑)

はい、ではブラックで。

>そうか。では今度、食べてみるとしよう。
>自分で作れないのが残念だがな…(苦笑)

では、もしよろしければ今度お持ちいたしましょうか?
こちらで拾ったものがありますから、お会いすることがあればその時にでもお渡しいたします
けれど。

56 名前:支倉 令 ◆RosaFamrTI :04/10/23 00:37

さてと、そろそろ時間ですね。
この辺でお開きにしようと思いますがいかがでしょうか?。
それとも、もう少し続けますか?。

57 名前:セネス=CTN=クロフォード@私服 ◆iCENESsApo :04/10/23 00:39

>>55 志摩子嬢
>以前は、そうした繋がりを持つことに臆病だったこともあって、あまり深く関わることを
>避けていたこともあったのですけれど……
…私にも、ちょっと身に覚えがある話だな。
軍隊で、しかも最前線のパイロットなんてやっていると、いつ死ぬか分からないからね。
自然と、人間関係も希薄になっていくんだ。
今はここ(一刻館)で、大勢友達が出来たからいいけどね。

>何となくですが……お話しになっている表情を見ると分かる気がします。
ふふ、そうかな?血が繋がっていなくてもね、やっぱり暖かいものだよ。家族っていう
のは。

>では、もしよろしければ今度お持ちいたしましょうか?
ああ、ぜひお願いしたいね。また今度会ったときにでも。

58 名前:セネス=CTN=クロフォード@私服 ◆iCENESsApo :04/10/23 00:41

>>56 令嬢
ああ、もうそんな時間か。楽しいと時間の流れが速く感じるな。
話のきりも良いし、そろそろお開きかな?

59 名前:藤堂志摩子 ◆D4DGsIMaKo :04/10/23 00:51

>>57 セネスさま
>今はここ(一刻館)で、大勢友達が出来たからいいけどね。

そうですね。
私も、一刻館こちらで多くの方にお会いできて、色々なお話をうかがうことができて、
本当によかったと思います。
そうでなければ、こうしてセネスさまのお話をうかがうこともなかったでしょうし。

>ふふ、そうかな?血が繋がっていなくてもね、やっぱり暖かいものだよ。家族っていう
>のは。

ええ、本当に……心を許しあえる方がいるということは、いいことですね。

>ああ、ぜひお願いしたいね。また今度会ったときにでも。

では、いつでもお渡しできるようにしておきますから。

>>56 令さま >>58 セネスさま
あ、そういえば……もうこんな時間。
では、そろそろお開きにいたしましょうか。

60 名前:支倉 令 ◆RosaFamrTI :04/10/23 00:56

えーと、それでは。

本日のお茶会はこれで終了と致します。
セネスさま、本日はありがとうございました。

61 名前:セネス=CTN=クロフォード@私服 ◆iCENESsApo :04/10/23 01:01

うむ、私も楽しかったよ。こちらこそありがとう。
では、リリアンの生徒達に幸多からんことを祈る。
Auf Wiedersehen.(さようなら)


62 名前:藤堂志摩子 ◆D4DGsIMaKo :04/10/23 01:03

セネスさま、本日はおいでいただきありがとうございました。
では、表までお送りいたします。


63 名前:藤堂志摩子 ◆D4DGsIMaKo :04/10/23 01:04

それでは、どうもお疲れさまでした。
ごきげんよう、セネスさま。(深々と一礼)

64 名前:支倉 令 ◆RosaFamrTI :04/10/23 01:46

あ、言い忘れ。
今夜のお茶会のご意見・ご感想は
こちら
薔薇の館@ビスケット扉の向こう(避難所)
http://www.jfast1.net/~charaneta/test/read.cgi?bbs=ikkokuRH&key=1095703578
のスレッドまでよろしくお願いします。
それでは皆様ごきげんよう。

65 名前:島津 由乃 ◆ccYOSINObk :04/10/29 21:37

さて、あと30分!
祐巳さん、用意はいい?
覚悟はきまった?

66 名前:千鳥かなめ ◆Kana/lWMBI :04/10/29 21:58

――カァ。

何者かの気配を察知したかのように、カラスが鳴く。
と、いきなり凄まじい暴風が吹き荒れた。
大量の埃が渦を巻き、轟音が響く。誰もが目を開けていられないほどの

謎の轟音は来た時と同じように唐突に小さくなり、それとともに風も静かに凪ぎていく。
そしてそこにはいつの間にか、一人の少女の姿があった。
肩まで届く長い黒髪をたらし、手にはボストンバッグを携えた、一人の女子高生の姿が。



……ふぅ。
ちょうどこの上を通る<ミスリル>のヘリがあったから、便乗させてもらっちゃったけど。
まあ、ECS搭載だから、誰にも気付かれてはいないでしょ。

で、ここがリリアンね。
うわ……さすがのあたしも緊張するわ。
慣れてないのよね、こーいうのは。

えーい、ここまで来たらやるっきゃない!
陣代高校友好特使として、ここは一発決めてやろーじゃないの!
……相変わらず大袈裟なネーミングセンスなのよね、林水センパイは。

何はともあれ、千鳥かなめ……行くわよっ!
お邪魔しまーす! 千鳥ですけどー!

67 名前:島津 由乃 ◆ccYOSINObk :04/10/29 22:04

>>66
おっと、お客さまがいらっしゃったみたいね。
薔薇のつぼみの名にかけて、今夜のお茶会、失敗は許されないわ!
気合入れていくわよ、祐巳さん!

――――――――――――――――

ごきげんよう、千鳥かなめさん。
招待を受けてくださってありがとうございます。
ようこそ、薔薇の館へ。

68 名前:福沢祐巳 ◆iZ6oqEYUMI :04/10/29 22:04

お、遅くなって、ご、ごめんなさい(汗)
ま、まだ覚悟完了できてないけど、が、頑張るよ。


69 名前:福沢祐巳 ◆iZ6oqEYUMI :04/10/29 22:07

>>66 かなめさん
ごごごごご、ごきげんよう、かなめさん。
よよよよ、ようこそ薔薇の館へ、おいでくださいました。

70 名前:千鳥かなめ ◆Kana/lWMBI :04/10/29 22:08

>>67,68
あ、どうも……じゃなくて、えっと……。
ごきげんよう!

そーいうワケで、今日はお招きに預かりました千鳥かなめです。
よろしくお願いします!
……んじゃ、早速中に入らせてもらうわね。


あー、あれが有名なマリア像ね?
……まさか監視カメラとか仕込んであったりしないでしょーね?
ほら、よくサスペンスドラマなんかであるじゃない。目の所にカメラが、ってヤツ。
これがホントの「マリア様が見てるわよ」……なーんちゃって。

……いや、ゴメンほんと。
どーしてもこういう殺伐とした生活してるもんで、ついつい。


で――有名な薔薇の館はどこなの?


71 名前:福沢祐巳 ◆iZ6oqEYUMI :04/10/29 22:11

>>70 かなめさん。
か、監視カメラ!?
え、あ、えーと、薔薇の館は此方です、台風の影響で、例年に増して銀杏が落ちているので踏まないように(ぐちゃ)ゔあ゙……

72 名前:福沢祐巳 ◆iZ6oqEYUMI :04/10/29 22:13

(TT*)。。oO(ど、どうして私ってこうドジなんだろう……遅刻しちゃうし、銀杏は踏むし……)(TT)

73 名前:島津 由乃 ◆ccYOSINObk :04/10/29 22:13

>>68-69
だーいじょうぶだって!
お茶会なんてね、気合があればなんとかなるものなのよ(耳打ち

>>70
どうぞどうぞ。
硬くならず、気楽にかまえてくださってていいですからね(微笑

紹介が遅れました。
私は島津 由乃。黄薔薇のつぼみ(ロサ・フェティダ・アン・ブゥトン)です。

74 名前:福沢祐巳 ◆iZ6oqEYUMI :04/10/29 22:19

>>73 由乃さん
(小声で)そ、そうなの……?、で、でも、どうしても緊張しちゃうし
(由乃さんの自己紹介を聞いて、思い出したように)

>>70 かなめさん。
あ、ご紹介が遅れて、申し訳ありません。
私は福沢祐巳、紅薔薇のつぼみ(ロサ・キネンシス・アンブゥトン)です。

75 名前:千鳥かなめ ◆Kana/lWMBI :04/10/29 22:20

>>71-73

あー、ども御丁寧に。
んじゃ、お言葉に甘えて。

(グチャ)

……って、うわああああっ!?
何なのよこの銀杏は!
これ、全部炒って食べたら美味しいでしょーけど……これを踏まずに歩けとゆーのは拷問ね。
えーい、気にしないでGO! よ。

(グチャグチャチャシトシトグチャシトピッチャン)

ほら、こーなって来ると、この臭いもそこはかとなく風流なような……。
……無理?

ま、いーわ。
とりあえず、えーと……どこの席に行けばいいのかしらね。

76 名前:島津 由乃 ◆ccYOSINObk :04/10/29 22:24

>>70
マリア像にカメラ?
千鳥さんたら、面白いこと考えるんですね。
そんな、隠しカメラだの盗聴器だのの仕掛けられている高校なんて、あるはずないじゃないですか。


>>71-72
あちゃー。
祐巳さん、落ちついて。
こんなこともあろうかと、玄関に雑巾用意してあるから。
ホントは、お客様用に用意してたんだけどねー。

>>75
ああ、千鳥さんもこちらの雑巾で足をお拭きになってね。

千鳥さんは、今夜のメインゲストですから、そちらの真中の席へどうぞ。

空いている席は、飛び入りの名無しさんとお客様ようです


77 名前:福沢祐巳 ◆iZ6oqEYUMI :04/10/29 22:26

>>75 かなめさん。
(・・*)。。oO(な゙っ、あ、あたり一面の銀杏を物ともせず、むしろ踏むつけて行くなんて)
こ、これは流石に……あ、後で掃除しておかないと。
申し訳ありませんが、雑巾で靴の裏を良く掃除してから、薔薇の館にお上がりくださいね。(・・*)。。oO(私がお姉さまに怒られるし)
えーと、席は此方です。

78 名前:千鳥かなめ ◆Kana/lWMBI :04/10/29 22:28

>>76-77
>そんな、隠しカメラだの盗聴器だのの仕掛けられている高校なんて、あるはずないじゃないですか。

あはははは……そーよね。
あるわけないわよね、そんな高校。
まして幾度となく靴箱が爆破されている高校なんて、絶対にあるわけないのよね!!

で、と……。

(ボストンバッグをごそごそ)

えーと、まあ、いろいろお土産を持ってきたわけなんだけど。
まずは林水陣代高校生徒会長からの親書。読むわね。

親愛なるリリアンの諸君、ごきげんよう。
伝統ある貴校と我々陣代高校の交流は、実に有益なものになると確信している。
貴校においても、伝統ある高校に得てして付き物の閉塞感を払拭し、
かつ我々においても、伝統あるリリアンと交流があるということは、一種のステータス・シンボルとなる。
これは貴君らにとっても悪い話ではないはずだ。
貴君らの判断が双方にとって有益である事を望むものである。


……どこの脅迫状よ、これ。
あのヒトのセンスは相変わらず分からないわ……。

79 名前:福沢祐巳 ◆iZ6oqEYUMI :04/10/29 22:35

>>78 かなめさん。
く、靴箱が爆破!?
な、何か凄い具体的ですけど、毎日そのような目に合ってるんですか?
って、そ、そんな訳無いですよね、わ、私ったら、何を聞いてるんだろ、あはは(汗)

>親書
え、えーと(汗)かなめさんの高校の生徒会って何時もこんな感じなんですか?(酷)

80 名前:島津 由乃 ◆ccYOSINObk :04/10/29 22:37

>>78
>幾度となく靴箱が爆破されている高校なんて、絶対にあるわけないのよね!!
うふふ。千鳥さんてば・・・。
そんなの、戦地の高校でも滅多にないと思いますよ。


>親書
ご丁寧に、どうもありがとうございます。
さすがは、噂の陣代高校生徒会長さんね。
こういうことをきちんとできる方は、なかなかいらっしゃらないものですよ。

では、林水さんの希望に添うためにも、実りの在るお茶会にいたしましょう。

81 名前:島津 由乃 ◆ccYOSINObk :04/10/29 22:39

>>79
あっ、いけないっ。
お茶とお菓子の用意しとくの忘れてた・・・!
祐巳さん、祐巳さん!
なにかお茶菓子はない!?(耳打ち

82 名前:福沢祐巳 ◆iZ6oqEYUMI :04/10/29 22:45

http://www.appletea.to/~charaneta/ikkoku/img/1040000025/82.jpg (31KB)

>>81 由乃さん
お茶菓子?えーと、確かハロウィン用に作ったクッキーがあったかと思うよ。
えーと……これかな?


83 名前:島津 由乃 ◆ccYOSINObk :04/10/29 22:52

>>82
祐巳さん、ナイス!
じゃあ悪いけど、私が話しをして時間稼いでいる間に、お茶の用意をお願い!(耳打ち


>かなめさん
・・・さて。
千鳥さんも陣代高校では生徒会に所属しているんですよね。
私達も、選挙はあるとはいえ、来年の山百合会――他の高校で言うところの生徒会ですね――を背負う立場になる可能性が高いんです。
そこで、この機会に他校の生徒会活動についてお聞きしてみたいのですけれど、宜しいかしら?

84 名前:千鳥かなめ ◆Kana/lWMBI :04/10/29 22:54

>>79-80
あは、ははははは……。
何か「噂の」とか、嫌な広まり方してそうだけど、まあいいわ。
……否定する材料持って無いし。

で、おみやげおみやげっと。
後は……ああこれこれ。ソースケからの推薦図書。
えーと、「これを読んで、君達も有事に備えて欲しい」……嫌な予感が。

・「図説死刑全書」(マルタン・モネスティエ)
・「図説自殺全書」(同じくマルタン・モネスティエ)
・「酷刑」(王永寛)
・「虫の味」(篠永哲、林晃史)

……何よこれ。こんなの女の子に読ませる本じゃないわよ!
あのバカに期待する方が間違いだったわね。


で、次は……(さらしに巻いた長ドスが出てきました)
あー、これは……。


(陣代高校生徒会室in回想シーン)

あ、お蓮さん。ちょーどいいところに!

『あら? どうなされました、千鳥さん』

いや、あたしさ、「ごきげんよう」がデフォルトのお嬢様ガッコのお茶会にお呼ばれしてるのよ。
でも普段からデフォルトで「ごきげんよう」を使うのは、お蓮さんくらいしか知らなくて。
だから、心構えとゆーか、そういうのを教えてくれないかなって。

『そうですね……平常心、でよろしいのではないかと。
慌てず、焦らず、相手のことを思いやって行動すれば、自然と気持ちは相手に伝わるものです。
そうでしょう?』

……あー、そうね、ありがと。

『ああ、折角ですから、私からもなにか差し上げた方がよろしいでしょうね。
ではこの長ドスなどいかがでしょう』

え、いや……さすがにそれは……ちょっと……(汗

『あら? 私の組――失礼、会社の皆様なら喜んで受け取ってくださいますのに。
まあ、血は掃除の時に面倒ですものね。
でも、これは守り刀としてでも御持ちになってください。
それに……ドスは良いものなのですから』

は、はあ……。

(回想終了)


とゆーわけなのよ。
何も考えずに受け取って。気持ちと思って。


85 名前:福沢祐巳 ◆iZ6oqEYUMI :04/10/29 22:55

>>83 由乃さん。
了〜解、あ、その前に、お茶は何がいいか、聞いて来てくれるかな?
……一応、銀杏茶もお勧めしてね?志摩子さんが後で(静かに)怒るから。

86 名前:福沢祐巳 ◆iZ6oqEYUMI :04/10/29 23:00

>>84 かなめさん
えーと……お気持ちだけ頂いておきます。(汗)
え゙?返品不可なんですか?
そ、そんな……あ、あんまりです。
せ、せめてその物騒なものだけは、お持ち帰り出来ませんか?

87 名前:島津 由乃 ◆ccYOSINObk :04/10/29 23:05

>>84
>推薦図書
・・・・・・・・・。
えーと・・・。
陣代高校の生徒会にも、個性的な方がいらっしゃるのね(汗
まさか、陣代高校では、本当にこういうものが必要・・・なんてことはありませんよね?
噂はあくまでも、噂だろうし・・・。

>で、次は……
ま、まだ何かあるんですか(警戒

>長ドス
こ、これは!?

この波紋、この反り! このドスは良い物だわ!
しかもサラシつきだなんて!
ドスはやっぱり、サラシ巻いて持たないと気分出ないわよね!

で、こうやって腰だめに構えて「命ぁ取ったるけんのう」っと、広島弁で!
その長ドス渡してくれた人、よくわかってるわ!

88 名前:福沢祐巳 ◆iZ6oqEYUMI :04/10/29 23:07

>>87 由乃さん
よ、由乃さん?ま、まさか、本はいいとして、神聖なマリア様のお庭に、
物騒なものを、置いていって貰うわけじゃないでしょうね……?

89 名前:千鳥かなめ ◆Kana/lWMBI :04/10/29 23:08

……あー、なんかロクなお土産ないわね。
これ持って来て良かったわ。

はい、紅茶のテイーバッグ。ダージリンね。
前に祥子さんがお薦めしてたから。あたしはホントは、セイロンが一番好きなんだけどね。

>>81-83

おー! ハロウィンのクッキーね。
いーじゃない。あたしもアメリカに住んでた頃は、叫んだものよ。

トリック・オア・トリート!


>そこで、この機会に他校の生徒会活動についてお聞きしてみたいのですけれど、宜しいかしら?

ん……そーね。
まー、ぶっちゃけた話、林水センパイの技量に負う所が多いのよね。
センパイが会長になってから、予算は増える、自由度は上がる、
はっきりいって、生徒会の域を超えた権力を持つようになったのよ。

大体あのセンパイ、手段は選ばないとこあるし。
先生くらいなら、平気で騙しちゃうヒトよ。
だからあたしは副会長とは名ばかり、実際は雑用ね。
妙なキャバクラもどきに潜入させられそうになったり……随分苦労したわ。

ただ林水センパイも、どーもソースケに権力を与えすぎとゆー気がするの。
おかげでいつもソースケは好き勝手に……そしていつも後始末はあたし……ハァ。

それに、あの二人見てると、時々疎外感……みたいなもの、感じちゃったりするのよね。
対等に分かりあってるあの二人見てると、自分の能力とかに疑問が色々……。

って、こっちばっかり話してるのも不公平よね。
そっちはどうなのよ?
その――「薔薇のつぼみ」ってのになって、何か変わったりした?
それに、ここ女子校よね。
他所の学校の生徒と禁断の恋とか、そーいうロマンスはあるの?(ワクワク)

90 名前:島津 由乃 ◆ccYOSINObk :04/10/29 23:10

>>85
あ、それもそーね・・・


>かなめさん
千鳥さん、お茶は何が宜しいかしら?
コーヒーに緑茶に紅茶に銀杏茶と、一通りは揃っていますから好きな物を仰って。
全部、インスタントですけど。

91 名前:島津 由乃 ◆ccYOSINObk :04/10/29 23:22

>>88
えー。
駄目かな?
令ちゃんに持たせたら似合うと思うのよ、私。
ほら、近頃物騒だし、私達の戦闘力の低さを補うためにもこういうのが1本くらいあったほうが・・・。

>>89
林水生徒会長の手腕は、この近隣高校の間でも有名ですよ。
でも千鳥さんの口ぶりだと、噂以上に凄い人のようね。

ソースケさん?
先ほどの本を選んでくれた方でしたっけ。
林水生徒会長にそれだけ信用されているのなら、趣味はともかく有能な方なんじゃありませんか?
その後始末・・・というのはソースケさんの補佐なんでしょう?
それを一任されている千鳥さんも、それだけの能力があると信頼されているんじゃないかしら?
私達薔薇のつぼみも、薔薇さま方の補佐が主な仕事だけれど、信頼されているから任されているという自負はありますよ。

で、薔薇のつぼみになってから、ですか・・・

92 名前:島津 由乃 ◆ccYOSINObk :04/10/29 23:29

>>89
私の場合、高校入学と同時に「つぼみ」になったので、そうでない高校生活を知らないんですよね。
もっとも、中学以前にまで遡っても、薔薇のつぼみになって生活が変わったという事は・・・

むしろ、お姉さまが薔薇さまであるおかげで、変わったことのほうが多いわ!
へんな虫がつくわ、お姉さまのお姉さまには<いいようにからかわれるわ!
他校の男の子と恋愛? そんなの、する暇があったら、虫や姑をなんとかするわよ!


・・・あっ(汗
ご、ごめんなさい。
今、色々と鬱憤が溜まっていて、つい・・・。


93 名前:◆URUZ7h3pLo :04/10/29 23:31

―――その頃、陣代高校生徒会室では。

「失礼します……
 む、美樹原か。君だけか?」
「ああ、遅かったですね相良さん」
「すまない………それで、千鳥は?
 俺も彼女と一緒に、会長閣下に呼び出されていた用件だったはずだが」

「かなめさんなら、リリアンの山百合会に呼び出しがあってそちらにお一人で向かわれましたが」
「―――何っ!? こうしてはおれん、急がねば…!
 美樹原、閣下にはよろしく伝え置いてくれ!」(あわてて生徒会室を飛び出す)
「はい、確かにお伝えしておきますね。行ってらっしゃい、相良さん」(にこ

「――やあ美樹原くん。相良くんはどうしたかね?」
「ええ、先ほどこちらに来て、リリアンに急行すると仰ってました……あ、そういえば」
「どうしたのかね?」
「そういえば、どういう用件で先方にうかがうかお伝えしてませんでしたわね――」

   ※    ※    ※

リリアン女学院の山百合会に呼び出し……?
情報に乏しいのでよくは知らんが、たった一人で千鳥を呼び出すとは一体?
――それに、山百合「会」。
以前千鳥と美樹原を拉致した連中も龍神「会」と名乗っていたな……まさかまたその手の武装集団か?
そして、女学院内とはいえ、もしや捕らえられた末に拷問にでも…!?


……一人で行かせてしまったのは俺の失策だ。
待っていろ、千鳥――――!

94 名前:福沢祐巳 ◆iZ6oqEYUMI :04/10/29 23:31

>>89 かなめさん
な、何か独裁者って感じですね(酷)
「薔薇のつぼみ」になってから、ですか。
う〜ん、お姉さまや山百合会のために、雑用の日々にせいを出すようになった、くらいですかね?

>>91 由乃さん
た、確かにそうかもしれないけど、い、いやほら、銃刀法違反で捕まっちゃうかもしれないし(汗)

95 名前:千鳥かなめ ◆Kana/lWMBI :04/10/29 23:32

>>85-88

あー、なんかいろいろモメてるっぽいけど、とりあえず理解者がいてよかったわ。
うん、きっとお蓮さんも喜んでくれてるでしょ。
……いや、あっちの話題でお蓮さんと話が合いそう、ってゆーのもどうかと思うけど。

>>90-91
あー、んじゃさっきあたしが渡した紅茶でも。
一応それなりのお店で買って来たから、おいしいはずよ?
ティーバッグだって、きちんと蒸らしをかけてあげれば、充分美味しいんだから。

>その後始末・・・というのはソースケさんの補佐なんでしょう?
>それを一任されている千鳥さんも、それだけの能力があると信頼されているんじゃないかしら?

あー……いや、そう改まって……照れるわね、はは。
信頼されてる、かぁ。
まー、あのバカの後始末できるのはあたししかいない、って自負はあるわよ、もちろん。

あ、そうだ。折角だから、おみやげにもならないおみやげだけど。
はい、あたし特製のハリセン!
某所では1200円という高値で取引されていたとゆー、至高の一品よ。
お友達にツッコミ倒す時にでも使ってちょーだい!



……え? ひょっとして、そんなことしない?(汗


96 名前:相良宗介 ◆URUZ7h3pLo :04/10/29 23:34

>>93
(―――というわけで、人目を避けつつリリアン敷地内に潜入。
 木をつたって、話が行われている部屋の外壁の死角、その外側の窓の桟を足場に
 窓のすぐ隣(室内から死角)壁に張り付いている)

千鳥…今行くぞ、待っていろ…!(ぼそ


>>84-88
(宗介自身も窓をおいそれと覗けないので、音を聞いて様子を探っている)
……む、この声は――?
(「ドス」「血」「物騒」というキーワードに過敏に反応。そして――)

>「命ぁ取ったるけんのう」
…何!? いかん、彼女が危ないっ!

千鳥ぃぃぃぃぃぃぃぃっ!!
(窓をぶち破って室内に飛び込み、グロックを構える)


――全員そこを動くなっ!
千鳥、無事かっ!?

97 名前:島津 由乃 ◆ccYOSINObk :04/10/29 23:43

>>94
それもそうね・・・。
残念だけど、令ちゃんが捕まっちゃうのは嫌だし。
これはお返しするしか、ないかぁ。

>>95
いえ、ありがたく使わせていただくわ。
浮気の虫が働いた時、一々ロザリオを突き返すのもなんだし、これで叩いて溜飲を下げることにさせていただきます。

>>96
な、なに!?
(ハリセンを受け取り、長ドスを渡しかけた姿は、ハリセンを取り上げ、長ドスを突きつけた格好に見える――かもしれない


98 名前:千鳥かなめ ◆Kana/lWMBI :04/10/29 23:45

>>92,94

あー。鬱憤たまってるのね。
お互いストレス溜まることが多いわ。
まあ、あたしの場合その主原因は……。

>>96
>千鳥ぃぃぃぃぃぃぃぃっ!!
>――全員そこを動くなっ!
>千鳥、無事かっ!?

……その主原因は、こいつなんだけど。

あのね、ソースケ。
前も似たようなコトがあったと思うけど、あたし達は楽しくお茶を飲んでるだけなの。
そこで襲撃? あたしはてっきり<アマルガム>かなんかが攻めて来たかと思ったわよ。

……まあ、とりあえず。

どりるみるきぃディメンジョン!!

――気合のこもったパンチが相良宗介の体を吹き飛ばす。
         さらにその襟首を掴み、



地獄の断頭台・ロサ何とかスペシャル!!

――全身全霊、プラス薔薇の力も借りて投げ飛ばす。
       もんどりうって倒れ込む相良宗介の、その着地際にとどめの……


カードラウズは面倒だから省略、
ライトニングブラスト!! うぇーい!

――流れるように決まる連撃、

――その間、実に2秒!!


……ふぅ。
これがミスコンであたしが得た技の三連発、名付けて「ミス一刻スペシャル」よ!

――とゆーわけで。
ねえ二人とも、これからミスコンのお話でもしよっか?(爽やかな笑顔で)

99 名前:福沢祐巳 ◆iZ6oqEYUMI :04/10/29 23:46

>>95 かなめさん
えーと、先ほど頂いた紅茶ですね。
じゃあ、少々お待ちください。

>>96
「それ」が部屋に入ってきたのは、私が紅茶を入れる為の準備をしようと思った、その時だった
いきなり窓を突き破り、此方に銃を向ける青年……私は案の定パニックに陥ってしまった。
「な、ななななな……」
体を動かす事はおろか、声も出せないなかった。
事態を把握できぬまま「それ」の脅威が去るのを待つしかなかった。

100 名前:福沢祐巳 ◆iZ6oqEYUMI :04/10/29 23:54

>>98 かなめさん
「あ……れ?」
気がついた時には、全てが終わっていた。
……我ながら、何も出来ないとは情けない。
取りあえず、気を取り直して、かなめさんに質問をしなくちゃ。
「えーと……お知り合いの方ですか?」


101 名前:相良宗介 ◆URUZ7h3pLo :04/10/29 23:56

>>97 島津
(由乃の、くだんの状況を見て)

―――貴様、彼女に何をしているっ!?
(銃口を由乃の額にポイントしなおして)

>>98 千鳥
とにかくまだ無事でよかった、千ど――――――

……なっ!!?
どりるみるきぃディメンジョン!!

………!!?(声もなくぶっ飛ばされ)

地獄の断頭台・ロサ何とかスペシャル!!

……!!
(なす術もなく脳天を打ち付けられ)

ライトニングブラスト!! うぇーい!

ぐはぁぁぁぁぁぁっ………!
(なぜか格闘マンガっぽく無駄にかっこいい断末魔)

……な、なぜなんだ、千鳥・・・・・・?
(結局、血まみれで倒れ伏してます)

102 名前:島津 由乃 ◆ccYOSINObk :04/10/29 23:59

>>101
え?
じ、銃!?
ヤクザ!?
それとも志摩子さんのお父さんの関係者!?
(硬直

>>98

えー・・・と。
それ(、、)千鳥さんの、お知り合いの方・・・なの?
”ソースケ”って呼んでいたようだけど、この人が生徒会長の信頼厚い、有能なソースケさん?
イメージと随分違っちゃったわ。

いや、そんな何事もなかったかのように爽やかに微笑まれても。
いいの、この人をほっといて?
痙攣しているみたいだけど・・・。

103 名前:福沢祐巳 ◆iZ6oqEYUMI :04/10/30 00:03

>>102 由乃さん
い、いや、この人は兎も角、志摩子さんのお父さんはヤクザ屋さんじゃないよ(汗)

104 名前:千鳥かなめ ◆Kana/lWMBI :04/10/30 00:10

>>99-100
>えーと……お知り合いの方ですか?

知り合いも知り合い、これが件の戦争バカ、相良宗介軍曹殿よ!
ったく……またどこでどーいう勘違いして来たんだか分からないけど。
いつもみたいに爆薬を使わなかっただけでもまだマシよ。

>>102
>ヤクザ!?

あー、いや、ヤクザはむしろお蓮さん……さっきの長ドスの持ち主のお父さんで。
こっちはヤクザ屋さんよりも性質が悪い……戦争屋よ。
で、あたしがこいつの後始末役の千鳥かなめです、どうぞよろしく!


>>101
(倒れ込むソースケの頭部の横に、ガッ! と栓抜きをつき立て)

……これ以上妙な真似したら、これでぶん殴って放り出すわよ?
いい? 返事はマム・イエス・マム! よ、軍曹!

(ったく、このくらいしとかなきゃ押さえにもならないわよ……)

105 名前:島津 由乃 ◆ccYOSINObk :04/10/30 00:14

>>104
・・・いつもはもっと凄いの?
にしても、長ドスに銃。
陣代高校って任侠映画みたいよね。
まさか本物じゃないでしょうけど・・・(銃を持ち上げ

わ、重い。こういうのは詳しくないけど、結構本格的な玩具なんじゃない?(銃を構えて

>>103
あはは、そうだったわね。本業は住職さんだっけ。
文化祭でのヤクザみたいな格好が印象深くて、つい。
第1印象って怖いわねー。

いかにも、懐から銃を取り出して、こう。パーンと(引きがねを引く

(銃声。
(壁に開く穴
(反動でひっくり返る由乃

ほ、本物・・・!?

106 名前:福沢祐巳 ◆iZ6oqEYUMI :04/10/30 00:20

>>104 かなめさん
何か……手馴れていらっしゃいますね。
仲もお宜しいようですし、お付き合いなさっていらっしゃるんですか?

>>105 由乃さん
(銃声で一瞬ビックリするものの、由乃さんが倒れたので我にかえる)
よ、由乃さん大丈夫?
だ、駄目だよ、勝手に人のもの使っちゃ(違)

107 名前:相良宗介 ◆URUZ7h3pLo :04/10/30 00:20

>>104 千鳥
―――り、了解しt(ごり
(側頭部に栓抜きが押し当てられて)

……マ……マム・イエス・マム。
しかし、流石にこれは痛いじゃないか、ちど・・・・・・・

――いや、なんでもない。
(むくりと起き上がると、直立不動の姿勢に。
 そのあとぐるりとその場のメンバーを見回すと)

――騒がせて申し訳ない。どうやら、俺の勘違いだったらしい。
すまなかったな、許せ。(平然と謝罪)

108 名前:福沢祐巳 ◆iZ6oqEYUMI :04/10/30 00:24

>>107 相良さん
あ、えーと、いえ、幸い怪我人も出ませんでしたし……
割れたガラス代と、壁の修理代さえ頂ければ(酷)
(・・*)。。oO(それにしても……此処2階よね?どうやって窓から入ったのかしら……)

109 名前:島津 由乃 ◆ccYOSINObk :04/10/30 00:25

>>106
大丈夫、ちょっと手が痺れるだけ・・・。
じゃなくて!
何落ちついてるの、祐巳さん!
銃よ!? 本物よ!?
カチコミよ!?

110 名前:福沢祐巳 ◆iZ6oqEYUMI :04/10/30 00:29

>>109 由乃さん
よ、由乃さん落ち着いて(汗)
私も銃はビックリしたけど、由乃さんが倒れたから我に返ったんだよ。

111 名前:千鳥かなめ ◆Kana/lWMBI :04/10/30 00:30

(手の中でクルクルと栓抜きを玩びつつ)

懐かしいわね、これも。
この前のミスコンで、あたし「消える水着」っての着せられちゃって。
とっさに、近くにいたボン太くんの中の人を、毒霧とこの栓抜きで殴り倒して、
かわりに入れ替わって難を逃れたのよ。
もともとソースケ作だからハッチ強制排除スイッチの場所は知ってるし、
センサー系も充分麻痺させるコトができるのも分かってたから。

それにしても、あの時は大変だったわ。
テッサと二人で……

>>105
>(銃声。
>(壁に開く穴
>(反動でひっくり返る由乃
>ほ、本物・・・!?

――!!
何やってるの! そんなのに触っちゃダメ!

(由乃から銃をひったくり、投げ捨てる)

いい?
あんた達は……ううん、あたしもそうだから、あたし達は。
こんなものに触れるべきじゃない。銃なんて撃つべきじゃないのよ。
約束して。もう二度と銃には触らないって。

……みんなは、あたし達みたいな世界に来るべきじゃないのよ。


>>106
>仲もお宜しいようですし、お付き合いなさっていらっしゃるんですか?

へ?
や、やだもう……そんなことあるわけないでしょ!
あたしとこいつは、そりゃいい関係だし、それなりに修羅場くぐって来た仲間だけど、
でもだからってそんな……やだもう!
そんなこと言わないでよ、もう! このこのこのっ!
(照れ隠しにハリセン乱舞をお見舞いしました)

>>107
>すまなかったな、許せ。

……許せですんだら警察は!……ああもう、いい。
とりあえずアンタはそこの席に座って、じっとしてなさい!


112 名前:福沢祐巳 ◆iZ6oqEYUMI :04/10/30 00:33

>>111 かなめさん
い、痛い!痛いです、かなめさん!
あ、謝りますから、ハリセンを……(ビシ!)きゅう……(気絶)



113 名前:相良宗介 ◆URUZ7h3pLo :04/10/30 00:38

>>106-107 福沢
>お付き合いなさってるんですか?
――ああ、彼女には色々とよくしてもらっている。
なかなかに悪くない関係を醸成できているつもりだが、何か?

…少なくとも、俺は。

それから、手違いとはいえ俺のミスで割ったガラスだ。
もちろん弁償はする、安心しろ。

>>105 島津
―――待て、止せ! 素人がそれに触…!
(由乃が誤射)

>>108-109
……とにかく、これは素人には危険な代物だ。
すまないが返してもらうぞ。


(そこで携帯に着信)
――はい、こちらサガラ。・・・・・・・・・え!?
はっ、了解いたしました。それでは。


(かなめの傍に寄り、耳打ち)
……千鳥。
大佐殿もどうやら、こちらに来られるらしいのだが。

>>111 千鳥
(グロックを投げ捨てられて)
――ち、千鳥!?

……短慮だぞ、千鳥。
これをもし下を歩いている誰かが拾ったらどうするつもりだ?
むざむざそいつに武器をこちらから提供することなど、愚の骨頂―――
(ハリセンでバシバシしばかれる)

……い、痛い、痛いぞ千鳥!
やめ…!

>>112
――福沢!?

……千鳥、少々やりすぎたのではないか?

114 名前:島津 由乃 ◆ccYOSINObk :04/10/30 00:41

>>110
落ちつけったって、だってこれ文化祭のときみたいな勘違いじゃなくて、本当の・・・

>>111
>こんなものに触れるべきじゃない。銃なんて撃つべきじゃないのよ。
>約束して。もう二度と銃には触らないって。
う、うん・・・(ぼーぜん
かなめさんまで、落ちついてるし・・・。
というより、物凄く手馴れた感じなんだけど。
私の認識が間違ってるの? このくらいのことで、驚いてちゃ生徒会活動はやっていけないのかしら・・・

・・・そうね、志摩子さんのみならず、祥子さまや令ちゃんだって、銃の一つや二つじゃきっと驚かないわ。
そちらの相良さんも交えてお茶会を続けましょう。

ミスコンの話だったわね?
千鳥さんは、ミスコンで優勝なさったわけだけど、それで何か生活に変化はあった?
例えば、お付き合いを申し込まれることが増えたとか。

115 名前:名無し客:04/10/30 00:45


    /ノ 0ヽ
   _|___|_  下がってろウジ虫共!
    ヽ|・∀・|ノ     訓練教師のようかんマン先任軍曹がじっくりかわいがってやる!
    |__|          泣いたり笑ったり出来なくしてやる!
     | |


    /ノ 0ヽ
   _|___|_ _, ,_
    |・∀|  (‘д‘ )
   ∠|/  l二l==⊂彡
    |___,|
      | |


    /ノ 0ヽ
   _|___|_ 上出来だ、頭が死ぬほどファックするまでシゴいてやる!
   ヽ|・∀・|ノ     ケツの穴でミルクを飲むようになるまでシゴき倒す!
    ( () )
    |__|
     | |


116 名前:島津 由乃 ◆ccYOSINObk :04/10/30 00:46

>>112
私達もミスコンには飛び入りで参加したんだけど、流石に芸を練る暇かせないと、
いい成績は残せないわね。
祐巳さんは、かなり健闘したけど・・・・・・って、祐巳さん!?

大丈夫?
傷は浅いわ、しっかり・・・ああっ、気を失ってる!
め、メディーック!?

117 名前:千鳥かなめ ◆Kana/lWMBI :04/10/30 00:49

あー、修理代は後で纏めて陣代高校生徒会までお願い。
たぶん林水センパイが、C会計でも使って何とかしてくれるから。



>>113
>なかなかに悪くない関係を醸成できているつもりだが、何か?

だから、「付き合い」ってのはそーいう意味じゃなく……。
……あー、この朴念仁じゃいくら言っても無駄かしらね……。

>……千鳥。
>大佐殿もどうやら、こちらに来られるらしいのだが

へぇ……面白くなりそうじゃない。
ところで、祐巳ちゃんは?

>>112

って、気絶してる!?
うわ……どーしよ。

>……千鳥、少々やりすぎたのではないか?

うん、ごめん。素直にゴメン。

118 名前:福沢祐巳 ◆iZ6oqEYUMI :04/10/30 00:55

>>116 由乃さん
う、う〜ん……こ、此処は?
あ、あれ?由乃さん?
え、えーと、私は……そうか、かなめさんのハリセンを食らって気絶しちゃったんだっけ(汗)

119 名前:島津 由乃 ◆ccYOSINObk :04/10/30 01:00

>>112
こういう時、映画なんかどと「えい!」って活を入れれば目が醒めるものなんだけど・・・。

実際にはどうやればいいんだろ?
こう、首をごきっとやればいいのかな。せーの・・・

>>118
あ。起きた。
残念、1度試してみたかったんだけど・・・。
ま、いいか。今度、令ちゃんに試してみれば。

気がついた、祐巳さん?
さあ、お茶会再開するわよ。何事もなかったかのように!

120 名前:福沢祐巳 ◆iZ6oqEYUMI :04/10/30 01:03

>>120
な、何をしようとしていたの?由乃さん(汗)
(・・*)。。oO(あ、危なかった)

>気がついた、祐巳さん?
>さあ、お茶会再開するわよ。何事もなかったかのように!
ご、誤魔化したわね……まぁいいけど。

121 名前:千鳥かなめ ◆Kana/lWMBI :04/10/30 01:04

>>115
お腹がすいたところにちょうどいいのが。出たわねようかんマン。

(もぐもぐ……)ちょうど小腹が膨れたし、ンじゃ続き行きましょーか!

>>114
>千鳥さんは、ミスコンで優勝なさったわけだけど、それで何か生活に変化はあった?
>例えば、お付き合いを申し込まれることが増えたとか。

いや、それが全然(汗
どこかで「ミス・コンバット」なんて呼ばれてたけど、
なんかそんな認識なんじゃないか、って最近思えてならないわ。
あの決着自体、なんだか女性的魅力とは完全に別次元でついたような気もするし。

残されたのは、あの時の賞金だけ。
これも使おうと思えばすぐに無駄遣いできるんだけど、
せっかくだから何か有意義に使おうと思ってるうちに……箪笥預金よ。

あーあ。
いっそ、あれ使ってクリスマスにイベントホール貸し切って、
「ベリー・メリー・クリスマスパーティ」でもやろーかしらね。

122 名前:相良宗介 ◆URUZ7h3pLo :04/10/30 01:07

>>117 千鳥
>修繕費
―――わざわざ助け舟を……すまない、千鳥。

>だから、「付き合い」ってのはそーいう意味じゃなく……。
>……あー、この朴念仁じゃいくら言っても無駄かしらね……。

……む? 何をまた困った顔を――千鳥?

>>118 福沢
……気がついたか。大丈夫か?
どこかまだ頭痛とか吐き気、或いはめまい等はしていないか?

(再度携帯に着信)
――はい、こちらサガラ。
なに、そろそろ到着か……?

――千鳥。そろそろお付きになる頃らしい……
そういうことで、俺は出迎えに行ってくる。気をつけてくれ。
(そう言い残し、部屋をいったん退出)

123 名前:テレサ・テスタロッサ ◆MytHRIlPXY :04/10/30 01:15

(陣代高校の制服姿で、マリア像の前で右往左往)
えーと、リリアン女学院は……ここでいいんですよね。
それで、薔薇の館は……?

「……こちらにおいででしたか、大佐殿。お一人で?」
いえ、校門まではヤンさんに送ってもらって。それで、薔薇の館がちょっと…
「左様でしたか……では、自分が案内します」

(数分後、薔薇の館の茶会部屋に到着。ドアを開けて――)

ごきげんよう♪
………えっと、たしかここリリアンじゃこうするのがルールでしたっけ?

124 名前:福沢祐巳 ◆iZ6oqEYUMI :04/10/30 01:15

>>122 相良さん
あ、はい、大丈夫です、特に頭痛とかはないです。
え?あ、はい、ごきげんよう。
また何方か起こしになるんですか?かなめさん。

125 名前:福沢祐巳 ◆iZ6oqEYUMI :04/10/30 01:18

>>123 テッサさん。
(突然入ってきた人に驚きつつ)
ご、ごきげんよう、か、かなめさんのお知り合いの方ですか?
(・・*)。。oO(じ、陣代高校って、リリアンに負けず劣らず、綺麗な子ばっかりね。)

126 名前:島津 由乃 ◆ccYOSINObk :04/10/30 01:18

>>121
まあ、確かに、女性の魅力とか関係ないんじゃないかって出し物も多かった気はするわね。
どこかの軍隊の実弾演習もかくや、というほどの騒ぎだったもの。
あれだけ火薬の使われたミスコンは、世界初じゃないかしら。
ロボ乗りスレッド主催の出し物だし、アレで良かったのかもしれないけどねー。

そういえば、かなめさんとコンビ組んでた女の子は学校のお友達だったの?

>>123
あら・・・良いタイミングね。

ごきげんよう。
ようこそ、薔薇の館へ。
やっぱり、陣代高校の方だったんですね。

>>124
それじゃ、祐巳さん。
あらためてお茶の用意をしましょうか。

127 名前:福沢祐巳 ◆iZ6oqEYUMI :04/10/30 01:21

>>126 由乃さん
そ、そう言えば、いろいろあって、お茶をお出し出来なかったわね(汗)
えーと、少々お待ちくださいね、今お茶をお出しします。
えーと、相良さんと其方の方(テッサさん)も、紅茶で宜しいですか?

128 名前:島津 由乃 ◆ccYOSINObk :04/10/30 01:28

>かなめさん、テッサさん
それで、二人の出し物はあのミスコンでも、随分と派手なほうだったんだけど、
どうしてあれを出し物にしたの?


129 名前:テレサ・テスタロッサ ◆MytHRIlPXY :04/10/30 01:38

――ご苦労さま、サガラさん。

「では大佐殿、自分はドアの外で――」

いえ、別にそんなことしなくても結構ですよ。
この室内に居てもいいと思いますけど?
(言いつつ、宗介をはさむ形で着席)

「……了解しました」
(それだけ言うと、かなめとテッサにはさまれる形で座ることに)

>>125-128 ユミさん、ヨシノさん
……あ、はい。初めまして。
陣代高校に留学してる、テレサ・テスタロッサです。
どうぞよろしくお願いしますね♪


>かなめさんのお知り合い?
ええ、自慢の友達です♪
カナメさんやサガラさんを初め、みんなとっても良くしてくれてますから。
ね、カナメさん?(にこ

>えーと、相良さんと其方の方(テッサさん)も、紅茶で宜しいですか?
ええ、わざわざすみません…ありがとうございます。


>ミスコンはなぜあのパフォーマンスを?
えーっと……あれはもともと、わたしがさる所から頂いた衣装が発端だったんです。
しかもそれが、もともとコンビで着る物だったから……それで、ミスコンの話を聞いたとき
片割れにカナメさんを選んで、この二人で着る衣装で何かやらないかって持ちかけたんですけど…

130 名前:千鳥かなめ ◆Kana/lWMBI :04/10/30 01:40

>>126-128
……お、来たわね。

>ご、ごきげんよう、か、かなめさんのお知り合いの方ですか?
>やっぱり、陣代高校の方だったんですね。

あー、紹介するわ。あたしの同級生で、テレサ・マンティッサ……じゃなくて、テスタロッサ。
テレサ・テスタロッサよ。
(ま、この人達相手なら、本名でいいわよね)

うちのガッコの留学生なのよ。
運動神経ゼロだけど泳ぎだけは得意で――そして、あたしの友達。

>それで、二人の出し物はあのミスコンでも、随分と派手なほうだったんだけど、
>どうしてあれを出し物にしたの?

あ、あれね。
あれはいろいろ複合的なモノがあったのよ。

元々はあたしが「ミス陣高の時の雪辱を!」って持ちかけたんだけど、
そしたらテッサも乗り気で、あの衣装を用意してくれたのよ。

ただ、――プリキュア? あれはあたし全然知らなかったの。
で、カードでヒーローものだっていうから、てっきり仮面ライダーかと……あはは。
ま、結果としてド派手に蹴り決まったんだし、ついでに水着アピールまでしちゃったし。
結果オーライってヤツよね、うんうん。

131 名前:島津 由乃 ◆ccYOSINObk :04/10/30 01:46

>>129
>片割れにカナメさんを選んで、この二人で着る衣装で何かやらないかって持ちかけたんですけど…
そうなんですか。
お二人とも・・・いえ、三人とも仲が宜しいんですね。
私達は女子高ですから、そういった男の人の友達がいるのは、羨ましいな。


>祐巳さん
(テッサとかなめ、挟まれたソースケの顔を見やり。
ははーん。
見て見て、祐巳さん!
あれはきっと三角関係ってやつよ!
共学の高校じゃ、良くあるって聞いたけど、こんな風に実際に見れるとは思わなかったわ!(耳打ち

132 名前:福沢祐巳 ◆iZ6oqEYUMI :04/10/30 01:48

>>129 テッサさん。
あ、初めまして、テレサ・テスタロッサさん。
私は紅薔薇のつぼみ(ロサ・キネンシス・アンブゥトン)をさせて頂いています(って言い方変だけど)福沢祐巳って言います。
はい分かりました、では紅茶を持ってきますので、少々お待ちくださいね。


133 名前:テレサ・テスタロッサ ◆MytHRIlPXY :04/10/30 01:48

>>130 カナメさん
――ええ、あの時はいきなり台本と違う行動しちゃったんでびっくりしちゃいましたよ。
いきなり違うカードをカードコミューンでラウズして、ライダーキックですよ?
……そりゃまあ確かにちょっとあたふたしましたけど。

――でも、プールに落ちてからはわたしの領分でしたからね。
おかげでそこは上手い具合にカナメさんを予定通りにリードできて、一応体裁は整ったから…
カナメさんの言うとおり、結果オーライ……ってところですか(苦笑

134 名前:島津 由乃 ◆ccYOSINObk :04/10/30 01:51

>>130
かなめさんの水着アピールは、後半のほうが凄かったと思うわ。
なんかもう、限界ギリギリ、寧ろ片足は踏み越えてそうな早着替え。

祐巳さんやお姉さまも水着でのパフォーマンスをしたけれど、あれほどのインパクトは・・・ね、祐巳さん。

135 名前:福沢祐巳 ◆iZ6oqEYUMI :04/10/30 01:51

>>131 由乃さん。
(紅茶をいれつつ小声で)
あれが噂の三角関係なの?
確か、お姉さまが、男の方がしっかりしていれば、そうならないって、言っていた気がするけど。
……見た目によらないんだね(酷)

136 名前:福沢祐巳 ◆iZ6oqEYUMI :04/10/30 01:54

http://www.appletea.to/~charaneta/ikkoku/img/1040000025/136.jpg (34KB)

>>134 由乃さん
な、何よ!文句があるなら自分も出ればいいじゃない!
わ、私は安来節までおどったのよ?

と……かなめさん、相良さん、テレサ・テスタロッサさん。お待たせいたしました。

137 名前:島津 由乃 ◆ccYOSINObk :04/10/30 01:57

>>133
プールに入ってからのテッサさんは、見違えるように動きが良かったよね。
運動に関しては、私も下手の横好きで得意じゃないから、あれだけ泳げるテッサさんは羨ましいわ。

・・・ところで、陣代高校っていまだに、スクールネーム入りスクール水着なのね。
あれはもしかして、林水生徒会長の趣味?


138 名前:千鳥かなめ ◆Kana/lWMBI :04/10/30 01:59

>>129
>カナメさんやサガラさんを初め、みんなとっても良くしてくれてますから。
>ね、カナメさん?(にこ

ええ、それはもう!(にこにこ)

あたしもよーく、よぉぉおぉくっ! 面倒みたげてるのよ。
それこそ、和式トイレの使い方からオンボロ潜水艦の艦長さんの助け方、
鬱モードの兵隊さんへの活入れ方、ハイジャック犯のやっつけ方まで。
ねえ、ソースケ、テッサ?(にこにこにこ)


>>134
>かなめさんの水着アピールは、後半のほうが凄かったと思うわ。
>なんかもう、限界ギリギリ、寧ろ片足は踏み越えてそうな早着替え。

いやあれは、>>111で言ってるとおり、アクシデントだったのよ。
まさか――あんなことになるなんて、予想もしてなかったわ。
ああ、そうそう。
あの時、ボン太くんの中の人をぶん殴った栓抜きがあるんだけど、これもお土産に追加しとく?

(ちょっぴり赤いものがこびりついてる栓抜きを差し出しました)


>>131
>>135
>あれはきっと三角関係ってやつよ!
>共学の高校じゃ、良くあるって聞いたけど、こんな風に実際に見れるとは思わなかったわ!(耳打ち

>確か、お姉さまが、男の方がしっかりしていれば、そうならないって、言っていた気がするけど。
>……見た目によらないんだね(酷)


あー、そこ。しっかり聞こえてるわよ。
ったく、人を珍獣扱いしない! またハリセンお見舞いするわよ?

……だから、そんなのじゃないのよ。
そりゃ、概ね良好な関係を築いてる自信はあるけど。
でも、恋愛とまで踏み出してはいないって。

(そう……あたしは本当は、あいつのこと何も知らないんだ。
どこで、どうやって育って、そして今どう思っているのか。
頼りにしてる。でも、どこか――怖いとも思う。

あたし達の関係は、あの北朝鮮の夜から進展してないのかもしれない。
あたし達はまだ、あの闇の中を出口を求めてさまよってる……)

139 名前:テレサ・テスタロッサ ◆MytHRIlPXY :04/10/30 02:00

>>132 ユミさん
フクザワ・ユミさん……じゃあ、ユミさん、って呼んでいいですか?
あ、わたしのことはテッサって呼んでください。
友達は……みんなそう呼んでくれてますから。

ロサ・キネンシス・アン・ブゥトン……
確か、フランス語でしたっけ?
「紅薔薇のつぼみ」でしたよね。日本語に訳すと。
そういえばこのリリアンって、姉妹制度とか薔薇さまとか言う単語と関わりが深いって聞きますけど…
どんな具合になってるんですか? わたし、ちょっとその辺が気になって。

>>131 ヨシノさん
>お二人とも・・・いえ、三人とも仲が宜しいんですね。
>私達は女子高ですから、そういった男の人の友達がいるのは、羨ましいな。
あはは……ありがとうございます。
陣代高校は共学ですけど………やっぱり、何ていうんでしょうか。
自由で、とってもいい人たちばっかりで。来て良かったな、って正直思ってます。

>(由乃の視線)
………あら、どうかしたんですか?(にこ
(さりげなく宗介の腕に手を回す)

140 名前:島津 由乃 ◆ccYOSINObk :04/10/30 02:02

>>135
そ。
三角関係ってのは、間に挟まれた人が優柔不断だから起こるのよ。
立場は違えど、私達黄薔薇姉妹も似たようなものじゃない?
だから、わかるの。
趣味はともかく見た目はしっかりしていそうなのに、ハッキリしない人なのね、きっと。
テッサさんもかなめさんも、罪深い人を好きになったものだわ・・・(憐憫の目で三人を見る


>>136
ごめん、ごめん。
祐巳さんの安来節は、インパクト充分だったわよ。
会場中、爆笑の渦だったもん
それは順位を見ても明かだしね。

え、私?
私は無理よ。
だって、水着じゃ手品の種を隠す場所がないんだもん。

141 名前:島津 由乃 ◆ccYOSINObk :04/10/30 02:10

>>138
>あたしもよーく、よぉぉおぉくっ! 面倒みたげてるのよ。
最初の一つ以外は、高校生活どころか、日常生活にも関係なさそうなんだけど・・・。
陣代高校の日常っていったい。

>アクシデントだったのよ。
アクシデントを一瞬で利用してしまうあたり、かなめさんは機転がきくのね。
栓抜きは・・・。

・・・いや、いいわ。
うちのお姉さまは、それでツッコミいれれるほどには頑丈じゃないし。

>ったく、人を珍獣扱いしない!
あっ、聞こえちゃったか。
ごめんなさい。
私も年頃だし、自分のことはともかく他人の恋愛には興味あってね。
リリアンじゃ、ほとんど聞けない話題だし・・・。

で、「まだ」ってことは、これから発展する可能性は大いにあるわけね?

142 名前:テレサ・テスタロッサ ◆MytHRIlPXY :04/10/30 02:11

>>136
――あら、ありがとうございます……おいしそうですね。
ん、いい香り…。

>>137 ヨシノさん
えっと……でも、わたし………運動音痴なんですよ、こうみえても。
水泳だけはもともと住んでるところの環境が環境だけに、必須技能みたいなものでしたし…
こう見えてもわたし、水商売の女なんです。(←用法誤用)
水泳が出来なかったら、なんか恥ずかしくありません? だから……これだけは頑張ったんですよ。

>>138 カナメさん
>あの時、ボン太くんの中の人をぶん殴った栓抜きがあるんだけど、これもお土産に追加しとく?
ええっ、そんなことまでしてたんですかカナメさん……!?
あなたらしいと言うか、何と言うか……(たじっ

>あたしもよーく、よぉぉおぉくっ! 面倒みたげてるのよ。
>それこそ、和式トイレの使い方からオンボロ潜水艦の艦長さんの助け方、
>鬱モードの兵隊さんへの活入れ方、ハイジャック犯のやっつけ方まで。
>ねえ、ソースケ、テッサ?(にこにこにこ)
………。(ビキッ、とこめかみが引きつる音が)

ええ、そうですよねえカナメさん。
今度わたしが恋愛関係のことで困ったら、最大限に便宜図ってもらえるんでしたよね♪
ねえ、カナメさん? くすくす…(にこにこにこにこ)

宗介(いつぞやの温泉旅館以上に、精神的圧迫が厳しくてたまらんのだが……(大汗)


143 名前:島津 由乃 ◆ccYOSINObk :04/10/30 02:12

>>139
っていうか、テッサさんはやる気満々みたいねぇ?(チラリとかなめを見る

144 名前:福沢祐巳 ◆iZ6oqEYUMI :04/10/30 02:16

>>139 テッサさん。
はい、いいですよ。
リリアンでは、同級生は名前で呼び合うのが自然ですから、むしろその方がいいですね。
えーと……じゃあ、テッサさんで宜しいですか?
はい、元はフランス語ですね。
えーとまず姉妹制度について説明しますね。
リリアン女学園に代々受け継がれた伝統で、普通の先輩後輩関係とは異なり、個人的に結びついた2人を姉妹(スール)と呼びます。
上級生が気に入った下級生にロザリオを受諾させる事で姉妹(スール)関係は結ばれます。
もともとは「姉が妹をを導くように全上級生が、全下級生の面倒を見る」という、学園の教育方針からこの制度は始またんですけど、いつしかそれが多くのカップルが自発的に出来上がるようになったようです。(続きます)

145 名前:島津 由乃 ◆ccYOSINObk :04/10/30 02:17

>>142
水商売!?
そうなの、慣れない日本でそんな仕事をしながら学校に通っているんだ・・・。
そのために、運動苦手なのに水泳だけはあそこまで上達させたのね。
偉いのね、テッサさん。

私の苦労ごとなんて、精々お姉さま絡みのことくらい――それはそれで重要なんだけど――だし、
それをなんとかするために努力してるわけでもなし・・・。
見習わないといけないな。

146 名前:福沢祐巳 ◆iZ6oqEYUMI :04/10/30 02:21

妹である下級生は上級生である姉の事を敬愛をこめて「お姉さま」と呼びます、姉は妹を名前だけで呼ぶ慣わしです。
実際の家族の姉妹関係と区別する為に、姉を指すときに「グラン・スール」、妹を指すときに「プティ・スール」、と称することもあります。

147 名前:千鳥かなめ ◆Kana/lWMBI :04/10/30 02:22

>>136

(コク……)あ、おいし。
渋みがほどよくおさえられてるし、何より色が綺麗よね。
紅茶にレモンをひとしずく垂らした時にパッと鮮やかに色が変わる瞬間、あたしは好きだな。


>>137
>・・・ところで、陣代高校っていまだに、スクールネーム入りスクール水着なのね。
>あれはもしかして、林水生徒会長の趣味?

……いや、林水センパイはむしろ、マネージャ―にこだわる人よ。
おかげであたしが、何の因果か知らないけどヤカンとか持たされるハメになったし。

陣代高校の指定水着は別にあるわ。
あれは、そこのテッサの友達(露骨にエッチ)が、純粋なテッサを騙して着せたのよ。
許すまじきはクルツ・ウェーバー! ね。

……あ、本名言っちゃった。


>>139、141
>(さりげなく宗介の腕に手を回す)

む……。

(こちらもさりげなく、宗介の首に腕を絡ませて引き寄せる)

>今度わたしが恋愛関係のことで困ったら、最大限に便宜図ってもらえるんでしたよね♪

ええ、それはもう。
あたしなりに最大限の努力は惜しまないわ、テッサ。
でもこういうことには、「相手の意思」もあるものね。
そればっかりはあたしでもどうしようもないわ、よ、ねっ?


>>143
>っていうか、テッサさんはやる気満々みたいねぇ?(チラリとかなめを見る

ええ、そうね。
ひっ・じょおぉぉっ・にっ! いいことだわ!

(ソースケの首に回した腕にいっそう力をこめる。
何となくどこかから呻き声が聞こえた気がするけど、あえて無視)


148 名前:テレサ・テスタロッサ ◆MytHRIlPXY :04/10/30 02:28

>>145 ヨシノさん
>水商売!?
>そうなの、慣れない日本でそんな仕事をしながら学校に通っているんだ・・・。
いえ、日本には短期留学で来てるんですけどね?
仕事は、あっちのほうで。
ただ……大変な仕事なのは確かです。気がついたら随分遅くなってることもままありますし。
まだお肌は荒れてませんけど、この分だとちょっと不健康かな…と自分でも思ってみたり。

>>144、>>146 ユミさん
………なるほど、そんな具合になってたんですか…ちょっと、面白いかも。(くす
そうなった場合、わたしのグラン・スールは――メリッサになるんでしょうね。

>いつしかそれが多くのカップルが自発的に出来上がるようになったようです
……か、カップル……!?
わ、わたし同性愛の趣味までは……でもメリッサが相手だったら、ちょっといいかも…
って、何考えてるのわたしは!? ああ――
(一人で困惑→赤面→まごまごのコンボ)


149 名前:福沢祐巳 ◆iZ6oqEYUMI :04/10/30 02:29

>>139 テッサさん。
(色々話が進んでいるのを無視して)

薔薇さまはリリアン女学園における三人の生徒会長──紅薔薇さま(ロサ・キネンシス)白薔薇さま(ロサ・ギガンティア)黄薔薇さま(ロサ・フェティダ)──のことで、山百合会幹部とも呼ばれます。複数形は「薔薇さま方」といいます。
また、それぞれの名称を花の学名(ルビ部分)で呼ぶ場合はそれだけで敬称を含むとされるため、「さま」付けしなくて良いです。例えば「ロサ・キネンシスさま」とは呼ばない(「ロサ・キネンシス」だけで敬称になります)。

そしてそれぞれの妹の事をつぼみといいます、たとえば私なら、紅薔薇さま(ロサ・キネンシス)の妹なので紅薔薇のつぼみ(ロサ・キネンシス・アンブゥトン)ですね。
そしてその、つぼみの妹の事をつぼみの妹(<アンブゥトン・プティスール)といいます。


150 名前:島津 由乃 ◆ccYOSINObk :04/10/30 02:31

>>147
そのクルツさんて人、日本人じゃなさそうなのに、スクール水着が好きなの?
日本の文化もワールドワイドになってきてるのかしら。


>火花を散らす、かなめとテッサ、焦っているソースケ
なんだかホントに、江利子さまと私に挟まれた令ちゃんを見ているようだわ・・・。
第3者視点でみると、物凄く笑えるけど情けない構図ね。
私達も、いつかハッキリと決着をつけないと!

151 名前:福沢祐巳 ◆iZ6oqEYUMI :04/10/30 02:33

……いろいろミスがありますけど、気にしないでください(汗)

152 名前:島津 由乃 ◆ccYOSINObk :04/10/30 02:34

>>148
ああ、国のほうで?
そうよね、水商売って夜遅い仕事らしいもんね・・・。それは大変でしょう。
苦労も多いでしょうけれど、健康には気をつけてね?
そして、短期でも日本での高校生活を楽しんでいってね?(目を潤ませながら

153 名前:島津 由乃 ◆ccYOSINObk :04/10/30 02:41

挟まれてる相良さんも、そろそろ限界みたいだし、助け舟出した方が良さそうね。
・・・・・・また、銃とか持ち出されても困るし。

>かなめさんとテッサさん
あのー。
二人とも、お取り込み中のところを悪いんだけど・・・。
そろそろ、お茶会終了の時間です。

154 名前:福沢祐巳 ◆iZ6oqEYUMI :04/10/30 02:43

>>140 由乃さん。
痘痕も笑窪……だっけ?
伊達食う虫も好き好きって言うものあったわね。

>会場中、爆笑の渦だったもん。
……もうそれは言わないで……リリアン瓦版にも出たし(泣)

155 名前:福沢祐巳 ◆iZ6oqEYUMI :04/10/30 02:45

>>153 由乃さん
ってもうそんな時間?
わ、私、あんまりテッサさんとお話できなかった_| ̄|○

156 名前:テレサ・テスタロッサ ◆MytHRIlPXY :04/10/30 02:47

>>147 カナメさん
>(こちらもさりげなく、宗介の首に腕を絡ませて引き寄せる)

宗介(うぐ…)

“―――カナメさん? そっちがそう来るなら…!”
(さらに宗介の腕を強く引き寄せる)

宗介(うぐぐ…!? く、苦しい…!)

>でもこういうことには、「相手の意思」もあるものね。
>そればっかりはあたしでもどうしようもないわ、よ、ねっ?
ええ、でもその人、まだはっきり意思表示してませんから……ね?(機械的微笑

宗介(……なぜここまで息苦しい状況に追い込まれねばならんのだ……?)(滝汗

>(ソースケの首に回した腕にいっそう力をこめる。
>何となくどこかから呻き声が聞こえた気がするけど、あえて無視)
宗介(―――く、首が絞まる…! 状況も含めて息が、呼吸が……!!)

>>150、>>152-153 ヨシノさん
>そのクルツさんて人、日本人じゃなさそうなのに、スクール水着が好きなの?
>日本の文化もワールドワイドになってきてるのかしら。
あの……一応彼、日本育ちらしくって(苦笑

>そうよね、水商売って夜遅い仕事らしいもんね・・・。それは大変でしょう。
>苦労も多いでしょうけれど、健康には気をつけてね?
>そして、短期でも日本での高校生活を楽しんでいってね?(目を潤ませながら
――ええ、たっぷり楽しませてもらってますからご安心を♪

え、もう終了ですか?
楽しい時間って、過ぎるの早いですね……ちょっと残念です。
(肩をすくめる。同時に、強く引っ張っていた宗介の手を離す)

157 名前:島津 由乃 ◆ccYOSINObk :04/10/30 02:51

>>154
恋愛ごとには優柔不断なだけで、他ではいい人なんでしょうね。
飛びこんできた時の様子だと、かなめさんの心配は本気でしていたみたいだったし・・・。
あら?
じゃ、テッサさんの方が不利なのかしらね?(耳打ち

まー、いいじゃない。
瓦版のおかげで、一年生の間での祐巳さん人気は上がったようよ?
あーあ。
私も何かやってれば、妹見つけるのも楽だったかもしれないなぁ。

>>155-156
楽しいと、時間の流れが速くかんじるものなのよね。
機会があれば、テッサさんを正式におよびして――あの。

相良さん、かなり顔色悪いようですけれど、大丈夫―――


158 名前:福沢祐巳 ◆iZ6oqEYUMI :04/10/30 02:51

>>147 かなめさん >>156 テッサさん
あ、あの〜お二人が相良さんを、お好きなのは分かりましたけど、あ、あんまり相良さんに無理をなさると、そのうち倒れちゃいますよ?


159 名前:相良宗介 ◆URUZ7h3pLo :04/10/30 02:57

“く、苦し………息が、息が………!!”
(↑呼吸困難により、顔面紅潮)

>>153 島津
“……む、ようやく終了か。これでやっと解放され―――――!?”
(テッサが手を離したため、バランスを崩してかなめの側によろめく。
 その際、懐からかなめの足元に一つの小さなリモコンが転がり出る)

160 名前:島津 由乃 ◆ccYOSINObk :04/10/30 02:58

相良さん、誤爆?

161 名前:千鳥かなめ ◆Kana/lWMBI :04/10/30 03:01

>>150,152
>そのクルツさんて人、日本人じゃなさそうなのに、スクール水着が好きなの?
>日本の文化もワールドワイドになってきてるのかしら。

クルツくんは日本人よりも日本人っぽいドイツ人だから。
確か子供の頃、日本にいたんだって話よ。
そーいえば、そこのテッサも沖縄にいたことがあるらしーわね。

……つかなんか嫌だけど。そんな日本文化。


>>156
>ええ、でもその人、まだはっきり意思表示してませんから……ね?(機械的微笑

ええそうね。彼の意思を尊重しましょ?(と笑みを浮かべつつさらに力をこめる)

>楽しい時間って、過ぎるの早いですね……ちょっと残念です。
>(肩をすくめる。同時に、強く引っ張っていた宗介の手を離す)

……ってどわあああっ?
いきなり手を離すんじゃないわよ!
おかげで目の前にソースケの顔が……うわわ……。
な、なんかドキドキするじゃない!

あーもう、緊張する。
紅茶も飲んでるし、おかげでトイレ行きたくなっちゃったじゃない!
ごめん、ちょっとトイレ借りるわね。

>>159

(かなめの足元のリモコン。
そこに立ちあがったカナメの足が乗り……)

――ポチ。

162 名前:島津 由乃 ◆ccYOSINObk :04/10/30 03:06

>>160
(は誤爆です。脳内削除してください)

>>161
>ごめん、ちょっとトイレ借りるわね。
どうぞ、ただトイレは外にいかないといけないから、案内・・・

――ポチ。
あら?

163 名前:相良宗介 ◆URUZ7h3pLo :04/10/30 03:10

―――ふぅ……ようやくひと心地つけた。
しかし何故大佐殿と千鳥は、そこまで俺を……?(汗

>>161 千鳥
(かなめの足元のリモコンに気づく)
―――あ、アレは!
待て千鳥、足を下ろすなっ………!(カチ


164 名前:福沢祐巳 ◆iZ6oqEYUMI :04/10/30 03:10

>>161-162
あ、由乃さんトイレのご案内御免ね。
私は食器を片付けて……

――ポチ。
……え?

165 名前:◆URUZ7h3pLo :04/10/30 03:11

>>161-164
そして――次の瞬間。
薔薇の館の外―――――マリア様のお庭に本来ありえない程大きな、
とてもとても大きな一つの轟音が響き渡る。
それは‥・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・爆音だった。



                           __,,:::========:::,,__
                        ...‐''゙ .  ` ´ ´、 ゝ   ''‐...
                      ..‐´      ゙          `‐..
                    /                    \
        .................;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::´                       ヽ.:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.................
   .......;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙       .'             らぜぽん              ヽ      ゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;......
  ;;;;;;゙゙゙゙゙            /                ゙:          ゙:                ゙゙゙゙゙;;;;;;
  ゙゙゙゙゙;;;;;;;;............        ;゙                              ゙;       .............;;;;;;;;゙゙゙゙゙
      ゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;;;;;;;;.......;.............................              ................................;.......;;;;;;;;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙
                ゙゙゙゙i;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;l゙゙゙゙゙
              ノi|lli; i . .;, 、    .,,            ` ; 、  .; ´ ;,il||iγ
                 /゙||lii|li||,;,.il|i;, ; . ., ,li   ' ;   .` .;    il,.;;.:||i .i| :;il|l||;(゙
                `;;i|l|li||lll|||il;i:ii,..,.i||l´i,,.;,.. .il `,  ,i|;.,l;;:`ii||iil||il||il||l||i|lii゙ゝ
                 ゙゙´`´゙-;il||||il|||li||i||iiii;ilii;lili;||i;;;,,|i;,:,i|liil||ill|||ilill|||ii||lli゙/`゙
                    ´゙`゙⌒ゞ;iill|||lli|llii:;゙|lii|||||l||ilil||i|llii;|;_゙ι´゚゙´`゙
                         ´゙゙´`゙``´゙`゙´``´゙`゙゙´´
(注意;イメージ映像です)

166 名前:◆ccYOSINObk :04/10/30 03:16

>>165
爆発の衝撃で大きく揺れる薔薇の館。(築ウン十年)

167 名前:相良宗介 ◆URUZ7h3pLo :04/10/30 03:19

>>165-166
………あの音は……まさか!?

テッサ「あ、あれ……確かマリア像の方角からだった気が…」

――製作中の小型C4<らぜぽん>、あんなところに落としていたのか……?(大汗
……しかし意外と、爆音は大きかったな。あいにく破壊力自体は視認できなかったが…

テッサ「サガラさん……そんなこと言ってる場合ですか?」(汗

168 名前:◆iZ6oqEYUMI :04/10/30 03:20

>>165 爆風で砕け散る窓、激しく揺れる薔薇の館。

169 名前:千鳥かなめ ◆Kana/lWMBI :04/10/30 03:26

>>163-166

え? ポチ……って何?

――ドグオオオオンッ!

なななな、何よこれ? イデでも発動したっていうの!?


>>167
……って、またあんたの仕業かいソースケェッ!!
このドアホ!
よりにもよってリリアンまで来て爆破してるんじゃないわよ!
このバカ! 常識ゼロ! 幼稚園から常識ってヤツを勉強しなおしてきなさい!
……あれ?

(ドスドスガッ、とソースケを蹴たぐり倒す足をふと止め)

よーく考えたら、爆発のきっかけって……何?
確かあたしがなんかのスイッチ踏んで……そしたらドカーン! って。
……ってことは原因あたし? もしかして。

は、ははは……。
お邪魔したわね、二人とも。こ、このバカは後でよーくお仕置きしとくから。
そういうことで……行くわよテッサ?
それじゃっ! ごきげんようっ!

(脱兎の如く逃げ出す――退場)


170 名前:テレサ・テスタロッサ ◆MytHRIlPXY :04/10/30 03:31

>>169 カナメさん
あ―――ちょっと、カナメさんっ!?

宗介「……痛いじゃないか、千鳥。
   ――大佐殿?」

そんなこと言ってる場合ですか、サガラさん!
ほら、カナメさんも行っちゃいましたよっ!? わたしたちも!

―――ごめんなさいごめんなさいごめんなさい……!!
後で必ず償いはしますから……! ご、ごきげんよう!
(宗介に引っ張られながら逃げるように退場)

171 名前:福沢祐巳 ◆iZ6oqEYUMI :04/10/30 03:41

>>169-170 かなめさん、テッサさん、相良さん。
(突然の爆風に呆然としつつ)
―――え?あ……ご、ごきげんよう……
よ、由乃さん?大丈夫!?しっかりして!!

172 名前:島津 由乃 ◆ccYOSINObk :04/10/30 03:42

>>165-166 >>168
ななな、何!?
何が起こったの!?

どこかの組の襲撃なの!?

>>167
>>169-170
爆破!?

それは一体、どういうことですか!
陣代高校では、いつもそんな・・・あーっ! 逃げたー!?

173 名前:福沢祐巳 ◆iZ6oqEYUMI :04/10/30 03:44

>>172 由乃さん
よ、由乃さん、そ、そんな事より、マリア像の様子を見に行かないと!

174 名前:島津 由乃 ◆ccYOSINObk :04/10/30 03:49

(呆然と食器や窓ガラスの散乱した部屋を眺める)
ちょっと・・・どうすんのよ、この惨状。

>>171 >>173
あー、祐巳さん。
私は大丈夫だけど、何が何やら・・・

>マリア像の様子を見に行かないと!
あ!

そうだわ! マリア様に何かあったら、祥子さま達にいいわけ出来ないじゃない!
急いで確認しないと・・・1

175 名前:福沢祐巳 ◆iZ6oqEYUMI :04/10/30 03:51

な、何が起こるか、ふ、不安だから、一緒に確認しましょうね?由乃さん。

176 名前:島津 由乃 ◆ccYOSINObk :04/10/30 04:03

>>175
そ、そーね。
もしかしたら、危険なテロリストの仕業かもしれないし・・・。

なら、身を守るために、祐巳さんはこのハリセンを。
私はこの長ドスを(返しそびれたらしい

――――――――――――


177 名前:ナレーション ◆ccYOSINObk :04/10/30 04:03


結論から言えば、マリア様は無事でした。
巨大な爆心地に、無傷で佇むマリア様のお姿は神々しく、敬虔なクリスチャンでなくとも
その奇跡に涙したことでしょう。

けれども、私達はそれどころではありませんでした。


178 名前:島津 由乃 ◆ccYOSINObk :04/10/30 04:04

祐巳さん・・・。
この後始末ってさ。
今日の朝、みんなが登校するまでに片付けられると思う?
私達だけで。

179 名前:福沢祐巳 ◆iZ6oqEYUMI :04/10/30 04:07

>>178 由乃さん
む、無理、絶対無理だよ、由乃さん(汗)
どどどどどど、どうしよう、こここここのままじゃ、お姉さまに……(悪い想像中)そ、それだけは絶対にいや!

180 名前:福沢祐巳 ◆iZ6oqEYUMI :04/10/30 04:16

>>178 由乃さん
こ、このまま黙っていれば、誰にも分からないよね(ぇ)
よ、由乃さん、逃げましょう!何処か遠くへ(爆)

181 名前:島津 由乃 ◆ccYOSINObk :04/10/30 04:17

そうよねぇ・・・。
こうなったら、てっとり早いのは三十六計逃げるにしかず、って奴なんだけど・・・・・・・・・

これで逃げたら、祥子さまはもっとお怒りになる気もするわね。
それこそ、烈火のごとく。徹底的に。嫌といっても許してくれないほど。

ま、私にはそれほどでもないでしょうけど、祐巳さんは・・・(目を伏せる

182 名前:島津 由乃 ◆ccYOSINObk :04/10/30 04:19

>>180
でも祐巳さんが、そう言うんじゃ仕方ないわ!
私も付き合う!

逃げましょう、徹底的に!

183 名前:福沢祐巳 ◆iZ6oqEYUMI :04/10/30 04:19

>>181 由乃さん
そ、そんな……_| ̄|○
ま、マリアさま、わ、私には未来は無いのでしょうか?†o(・・;) アーメン

184 名前:福沢祐巳 ◆iZ6oqEYUMI :04/10/30 04:20

>>182 由乃さん
そ、そうね、丁度結婚しちゃったし……
愛の逃避行よ!(違)

185 名前:◆iZ6oqEYUMI :04/10/30 04:27

こうして私と由乃さんは、愛の逃避行……じゃなかった、爆発の責任を逃れる為に逃げ出しました。
だけど、案の定、怒り狂ったお姉さまが、自らの家の力をフルに使い、その日のうちに捕まってしまったのです。
こうして、私と由乃さんは、お姉さまと令さまに、こってり搾られたのでした【完】

186 名前:◆iZ6oqEYUMI :04/10/30 04:43

【後日談】
爆発でボロボロになった、マリアさまのお庭と薔薇の館ですが、後日謎の援助金によって、無事復旧を遂げる事が出来ました。
これも、マリアさまのお力によるものなのかしら?

187 名前:島津 由乃 ◆ccYOSINObk :04/10/30 04:44

姉妹そろって、同じ事を忘れてた。

今夜のお茶会のご意見・ご感想は
こちら
薔薇の館@ビスケット扉の向こう(避難所)
http://www.jfast1.net/~charaneta/test/read.cgi?bbs=ikkokuRH&key=1095703578
のスレッドまでよろしくお願いします。



188 名前:福沢祐巳 ◆iZ6oqEYUMI :04/12/11 21:46

http://www.appletea.to/~charaneta/ikkoku/img/1040000025/188.jpg (3KB)

>>105 志摩子さん。
うん、安心してちゃんと苺のショートケーキ、買って来たよ。
今日はお客様、一杯来るから、ちょっと大きめだけど。

189 名前:◆EmSisTer.k :04/12/11 22:06

―――――背の高い門を、軽やかにくぐり抜けてゆく一台の車。
スマートなボディに高級感を纏った、いわゆるリムジンタイプ。

「すみません、じいやさん……わざわざ車を出してもらって」
「いいえ咲耶さま、お気になさらずに。私もこの門をくぐり抜けるのが楽しみだったのですから」

そんな軽口を叩きながら、運転席の女性は軽快な安全運転を続ける。

そう、今日はリリアンの山百合会主催のお茶会。
白並木学園と若草学院の名誉にかけて……

「……私の通っている、学校の名誉はどうしたんだい……?」
だって、千影ちゃん何処の学校に通ってるのか私達にも言った事無いじゃない。

ともかく、今日は粗相の無いように振る舞わなきゃダメだからね。特に四葉ちゃん。
些細なことがお兄様の顔に泥を塗る事にもなっちゃうんだから。

「……咲耶ちゃん、兄やのお顔に泥団子ぶつけるの……?」
……亞里亞ちゃん、これは言葉の綾だから気にしちゃダメ。


190 名前:藤堂志摩子 ◆D4DGsIMaKo :04/12/11 22:10

……そろそろ、お客さまのいらっしゃるお時間ね。

祐巳さん、私はお客さまをお迎えに行ってくるから、祐巳さんは薔薇の館で
お茶のご用意をお願い出来るかしら?
6人というお話だったから、少し大変でしょうけれど……

191 名前:福沢祐巳 ◆iZ6oqEYUMI :04/12/11 22:13

うん、分かった。
私は薔薇の館でお客様をお迎えする、準備をしておくね。
6人分かぁ……事前にケーキ買っておいて良かったね。
志摩子さん、お出迎え宜しくね。

192 名前:藤堂志摩子 ◆D4DGsIMaKo :04/12/11 22:24

>>191 祐巳さん
「ええ。
では、行ってきます」

>>189
 マリア様の前を抜けて背の高い門の向こう、ちょうど車道に面したところで
一台の大きな自動車が停車ランプを点滅させている。
 運転席に座る、黒を基調とした少し時代がかったようにも見えるワークドレスを
着けた一人の女性に声を掛ける。

「ごきげんよう、本日のお客さまですね。
私が山百合会で白薔薇さまロサ・ギガンティアをさせていただいている、藤堂志摩子です。
来客用の駐車場はこちらにありますので、お車はそちらにお停め下さい。
『薔薇の館』までは、私がご案内させていただきます」

193 名前:◆EmSisTer.k :04/12/11 22:30

―――しばらく、車を走らせているうちに見えてきたのは
落ち付いた佇まいの、2階建ての建物――――『薔薇の館』だ。

「ところで咲耶さま、車はどちらに止めたらよろしいのでしょうか?」
「……あ、私もそれはちゃんと聞いてなかった」
なにしろ、急な事だったからそう言った細かい事までは電話で聞けなかったし。

「咲耶ちゃん、そういうのって山百合会の人が教えてくれるんじゃないの?」
「四葉の推理によれば、車を止める為の場所が必ず何処かにあるはずデス!」

「……では、一度車を停めてから臨機応変にということでよろしいでしょうか……?」
じいやさんもやや呆れ顔……というか苦笑しながら車を走らせると――――

>>192
>「ごきげんよう、本日のお客さまですね。
>私が山百合会で白薔薇さま(ロサ・ギガンティア)をさせていただいている、藤堂志摩子です。
>来客用の駐車場はこちらにありますので、お車はそちらにお停め下さい。
>『薔薇の館』までは、私がご案内させていただきます」

緩やかなウェーブのかかった、艶やかな髪。
日本人形のような端整な顔立ちの、<ruby>白薔薇さま(ロサ・ギガンティア)
が出迎えてくださった。

「それでは亞里亞さま、私は駐車場に車を停めてきますので、お姉さま達の言う事を聞いてくださいね」
「はい……でも、じいやも……来て……?」
「……そうですね、それでは私も後ほど」

「ごきげんよう、<ruby>白薔薇さま(ロサ・ギガンティア)
本日は、お招き頂きありがとうございます」

194 名前:藤堂志摩子 ◆D4DGsIMaKo :04/12/11 22:48

>>193
 運転席の女性を駐車場へと誘導し、その場に残った方々を『薔薇の館』へと
案内する。
 降りてきたのは5人、およそ同年代から幼等部くらいまで。
 挨拶下さったのは咲耶さん、とおっしゃる頭の両側で束ねた髪が特徴的な年長と
覚しき方で、やや大人びた印象を受ける。

 マリア様の前の道を過ぎ、『薔薇の館』へ。
 二階建ての古い建物の前で、改めて皆さんへとご挨拶する。

「改めまして、ようこそ、『薔薇の館』へ。
お茶会は二階で行われますので、どうぞこちらへ。

なお、今回はゲストの方の他に、途中で参加されたい方々にも開放させていただいて
おりますので 、よろしければ

http://www.jfast1.net/~charaneta/test/read.cgi/ikkokuRH/1102426127/

こちらへご連絡下さい」

195 名前:福沢祐巳 ◆iZ6oqEYUMI :04/12/11 23:00

お客様が、薔薇の館においでになったのは、私がお客様をお迎えする準備を追えた時だった。
「ご、ごきげんよう。ようこそ「薔薇の館」へおいでくださいました。
私は山百合会で紅薔薇のつぼみ(ロサ・キネンシス・アンブゥトン)を務めさせて頂いている、福沢祐巳です。本日は、どうぞ宜しくお願いいたしますね。」

196 名前:福沢祐巳 ◆iZ6oqEYUMI :04/12/11 23:12

http://www.appletea.to/~charaneta/ikkoku/img/1040000025/196.jpg (20KB)

皆さんの席は此方です。
どうぞお掛けになってください。
今、紅茶をお入れしますから、少々お待ちくださいね……はい、お待たせいたしました。
どうぞ、お飲みになってください。今、お茶請けのケーキをお出ししますね。


197 名前:◆EmSisTer.k :04/12/11 23:13

>>194
マリア様の前を通りすぎ――立ち止まってお祈り出来ないので、心の中でお祈りして――
先ほどちらりと見えた『薔薇の館』へ向かう。

それにしても――――と、私は後ろを振り返った。
千影ちゃんは……いつものように気配を感じさせないくらいに静かに歩いている。
四葉ちゃんは……やはり、いつものように落ちつき無く周囲をチェキチェキと観察している。
可憐ちゃんは……ちょっと、おっかなびっくりだけど、亞里亞ちゃんの手を引いて歩いている。

……心配性が過ぎるのかしら、私。

>「改めまして、ようこそ、『薔薇の館』へ。
>お茶会は二階で行われますので、どうぞこちらへ」
と、白薔薇さま(ロサ・ギガンティア)が丁寧な挨拶をしてくれた。

「それでは、お邪魔します……」
先陣を切ったのは可憐ちゃん。
………私が一番に入らなかったのは別に面倒だからとかそういうわけじゃないんだけど。

>>195
そして、2階の応接間では
>「ご、ごきげんよう。ようこそ「薔薇の館」へおいでくださいました。
>私は山百合会で紅薔薇のつぼみ(ロサ・キネンシス・アン・ブゥトン)を務めさせて頂いている、福沢祐巳です。本日は、どうぞ宜しくお願いいたしますね。」

「……ごきげんよう……」
今度は千影ちゃんと亞里亞ちゃんが。
……今度ばかりは、本当に不意を付かれたわけで。

「ごきげんよう、紅薔薇のつぼみ(ロサ・キネンシス・アン・ブゥトン)
……私も一呼吸遅れて、挨拶を返した。


198 名前:藤堂志摩子 ◆D4DGsIMaKo :04/12/11 23:23

>>196 祐巳さん
「ありがとう、祐巳さん。ご準備お疲れさま。
私もお手伝いするわ」

>>197
 それでは、と全員が席に着いたところで口を開く。

「皆さま、ようこそおいで下さいました。
もしよろしければ、皆さまのご紹介をうかがいたいのですけれど……
よろしいかしら?」

199 名前:福沢祐巳 ◆iZ6oqEYUMI :04/12/11 23:33

http://www.appletea.to/~charaneta/ikkoku/img/1040000025/199.jpg (3KB)

>>198 志摩子さん。
あ、志摩子さんありがとう。
御免ね、お客様のお相手をしないといけないのに……
それじゃあ、>>188のケーキを切ったやつがあるから、
一緒にお客様にお出ししようか。

200 名前:◆EmSisTer.k :04/12/11 23:38

>>196>>198
6人分の席に、めいめいで座っていく。
ただし、正面から見て亞里亞ちゃんの左の席はじいやさんのために空けて座る。

お紅茶とお茶請けが、白薔薇さま(ロサ・ギガンティア)紅薔薇のつぼみ(ロサ・キネンシス・アン・ブゥトン)
の手によって目の前に並べられる。

その最中に、じいやさんが遅れて入って来た。
「申し訳ありません、少々勝手がわからなくて」

無事、全員が席についたところで
(>>133)
>「皆さま、ようこそおいで下さいました。
>もしよろしければ、皆さまのご紹介をうかがいたいのですけれど……
>よろしいかしら?」
と、白薔薇さま―――藤堂志摩子さんから話が振られた。

「それでは、まず私から。 咲耶です、白並木学園の高等部に通ってます」
「はじめまして、可憐って言います。」
「……千影でいいよ……」
「四葉デス、どうぞよろしくお願いしますデス」
「亞里亞です……よろしくお願いしますなの……」
「私のことは「じいや」と呼んでくださって構いません。
―――亞里亞さまが自分の世話をする人につけるニックネームのようなものですから」

………自己紹介がぞんざいに聞こえるのは多分気のせい。気のせいなんだってば。

201 名前:藤堂志摩子 ◆D4DGsIMaKo :04/12/11 23:54

>>199 祐巳さん
 人数に合わせて八等分されたケーキの白いクリームと、ほのかに香る紅茶の
鮮やかな赤。
 八人で着席するとほとんど隙間もない程になるテーブルの上に、赤と白、奇しくも
二人の薔薇の色が揃った。

>>200
「ええと……こちらから咲耶さん、可憐さん、千影さん、四葉さん、亞里亞さん、そして
じいやさんですね。
咲耶さんたちはご姉妹だそうですけれど、他にも姉妹の方々がいらっしゃるそうですね。
私は独りっ子だからよく分からないのですけれど、ご姉妹が多くていらっしゃるというのは
どういったものなんでしょう?
よろしければ、お聞かせ願えますか?」

202 名前:◆EmSisTer.k :04/12/12 00:09

並べられたお茶とお茶請けのケーキにまず最初に手をつけたのは亞里亞ちゃん。
フォークで上品に小さく切って、こぼさぬ様に慎重に口に運んでいく。

「フムフム……この紅茶は四葉の推理によればダージリンのセカンドフラッシュデスね!
――――でも、『正しい紅茶の入れ方』を実践していないから香りが少々弱い気もするデス」
……四葉ちゃん、それってイグ・ノーベル賞受賞してなかった?

「咲耶ちゃん、このケーキ美味しいよ」
……可憐ちゃんは私とお兄様の躾が良かったのかしら。

(>>201)
>咲耶さんたちはご姉妹だそうですけれど、他にも姉妹の方々がいらっしゃるそうですね。
>私は独りっ子だからよく分からないのですけれど、ご姉妹が多くていらっしゃるというのは
>どういったものなんでしょう?
>よろしければ、お聞かせ願えますか?」
と、志摩子さんから質問が振られる。

「そうねぇ……姉妹が多いって言うのは、友達が多いのと同じ感覚かしら?
ほら、割りとみんな歳が近いし、それにみんなそれぞれの家で暮らしてるから自立心も強いから、
姉妹って言うより友達に近い感じなの」


203 名前:福沢祐巳 ◆iZ6oqEYUMI :04/12/12 00:20

>>202
皆さん別々の家に暮らしていらっしゃるんですね。
という事は、皆さんそれぞれ、別な方と同居しているって事ですか?

204 名前:◆EmSisTer.k :04/12/12 00:29

>>203 祐巳さん
>皆さん別々の家に暮らしていらっしゃるんですね。
>という事は、皆さんそれぞれ、別な方と同居しているって事ですか?

「ええ、そうなりますね」
祐巳さんの質問に答えたのはじいやさん。
「亞里亞さまのお屋敷では手足の指では足りぬほどの使用人を抱えてまして―――
ええ、もちろん私もそのうちの一人ですが―――、亞里亞さまの面倒を旦那様と奥様から仰せつかっております」

「で、四葉と春歌ちゃんは一人暮しデスね。四葉はイングランドのグランパにで、春歌ちゃんが
ドイツのグランマに育てられてたんデス」
「私を含む他のみんなは、大体親戚に預けられてるのよね。
ほら、親が外交官やってるって風の噂には聞いたことは有るんだけど……」

……今度もいささか投げやり感漂うが、それも精神疾患の一種くらいにみてください。

205 名前:藤堂志摩子 ◆D4DGsIMaKo :04/12/12 00:36

>>204
 お話をうかがっていると、ふと気付いたことがあって。

「そういえば、お兄様がいらっしゃる、ということですけれど……
お兄様はいつもはどちらに?」

206 名前:福沢祐巳 ◆iZ6oqEYUMI :04/12/12 00:40

>>204

>「亞里亞さまのお屋敷では手足の指では足りぬほどの使用人を抱えてまして―――
>ええ、もちろん私もそのうちの一人ですが―――、亞里亞さまの面倒を旦那様と奥様から仰せつかっております」

じいやさんと呼ばれている人が、私の質問に答えてくれた。
……でも何で「じいや」なんだろう?ニックネームって言っていたけど……

「そ、そんなに多く、メイドさんがいらっしゃるんですか?」(・・*)。。oO(お、お嬢様ってお姉さま以外にもいるんだ)

>「で、四葉と春歌ちゃんは一人暮しデスね。四葉はイングランドのグランパにで、春歌ちゃんが
>ドイツのグランマに育てられてたんデス」
>「私を含む他のみんなは、大体親戚に預けられてるのよね。
>ほら、親が外交官やってるって風の噂には聞いたことは有るんだけど……」

「い、イングランド?ど、どどどどど、ドイツ?」(・・*)。。oO(う、宇宙人だ……)

「み、皆さん、お金持ちなうえに、個性的な方と同居なさっているんですね。」(汗)


207 名前:◆EmSisTer.k :04/12/12 00:51

>>205 志摩子さん
「お兄ちゃん、ですか……? えぇと、今日は確か……」
可憐ちゃんの言葉を遮る様に四葉ちゃんが手帳を取り出した。

「クフフゥ、四葉がチェキした兄チャマの秘密から推理すると……
今日は、放課後にお菓子屋によって買い食いして、それから、夕御飯はカップラーメンで済ませてるはずデス!」

……ずいぶんと具体的なのね、四葉ちゃん。

「そうじゃなくて、お兄様は一人暮ししてるの。
それと、みんなで会えるお兄様に会える日が前は決められてたんだけど、
春歌ちゃんと四葉ちゃんと亞里亞ちゃんが日本に来てからは、そう言う決まりも無くなったの」

「亞里亞……兄やに遊んでもらうの好き……♥」


>>206 祐巳さん
>「そ、そんなに多く、メイドさんがいらっしゃるんですか?」
「……いえ、そうではなくて庭師の方や専属のコックの方も居りますから。
定期的に屋敷の使用人でダービーを開催したりなどもしますので。」

「亞里亞ちゃんで思い出したけど……じいやさん、
今度のクリスマスパーティーは亞里亞ちゃんのお屋敷で開いても大丈夫ですか?」
「構いませんが、走りまわったりしては困りますから」
「アハハ……それは大丈夫デス。四葉もだいぶしっかりしてきマシタから」

>「い、イングランド?ど、どどどどど、ドイツ?」(・・*)。。oO(う、宇宙人だ……)
>「み、皆さん、お金持ちなうえに、個性的な方と同居なさっているんですね。」(汗)

「……いや、私は……自分の家がお金持ちだと思った事は無いね……」
「そうだよね、可憐もお金持ちの子だって思った事無いし」


208 名前:福沢祐巳 ◆iZ6oqEYUMI :04/12/12 01:11

>「……いえ、そうではなくて庭師の方や専属のコックの方も居りますから。
>定期的に屋敷の使用人でダービーを開催したりなどもしますので。」

あ、失礼しました、メイドさんだけじゃないんですね。(・・*)。。oO(庭師さんやコックさんも居るのか)(汗
亞里亞さんの同居先って、スケール大きいですね。(汗)
ダービー……ですか?何かのイベントですよね?

>「亞里亞ちゃんで思い出したけど……じいやさん、
>今度のクリスマスパーティーは亞里亞ちゃんのお屋敷で開いても大丈夫ですか?」
>「構いませんが、走りまわったりしては困りますから」
>「アハハ……それは大丈夫デス。四葉もだいぶしっかりしてきマシタから」

「クリスマスパーティ……確か大勢妹さんがいらっしゃるとお聞きしていますから、豪勢なものになるんでしょうね。」

>「……いや、私は……自分の家がお金持ちだと思った事は無いね……」
>「そうだよね、可憐もお金持ちの子だって思った事無いし」

「え?あ、そうなんですか?な、何かスケールに違いが……あ゙、し、失礼しました。」

209 名前:藤堂志摩子 ◆D4DGsIMaKo :04/12/12 01:11

>>207
>「そうじゃなくて、お兄様は一人暮ししてるの。
>それと、みんなで会えるお兄様に会える日が前は決められてたんだけど、
>春歌ちゃんと四葉ちゃんと亞里亞ちゃんが日本に来てからは、そう言う決まりも無くなったの」

「そう……お一人で。
お離れになっていては寂しくないでしょうか?」

 重ねているつもりはなかったけれど……、自分でも知らないうちにそうしていたのか。
 兄と姉という違いはあれ、離れてしまう辛さは分かっているつもりだったけれど。

>「そうだよね、可憐もお金持ちの子だって思った事無いし」

 咲耶さんと可憐さん、お二人が並んでいるのを見て、先刻から気になっていたことを
ふと思い出した。

「確か……咲耶さんと可憐さん、お二人はミスコンテストの時にご一緒させていただいて
いましたね」

210 名前:◆EmSisTer.k :04/12/12 01:30

>>208 祐巳さん
>亞里亞さんの同居先って、スケール大きいですね。(汗)
>ダービー……ですか?何かのイベントですよね?
「同居先ではなく、亞里亞さまの屋敷でございますからお間違いないよう……。
ダービーは、身内の間での余興ですから」

>「クリスマスパーティ……確か大勢妹さんがいらっしゃるとお聞きしていますから、豪勢なものになるんでしょうね。」
「そんな事無いですよ? みんなで集まって料理を作って、プレゼント交換してって言う…」

>「え?あ、そうなんですか?な、何かスケールに違いが……あ゙、し、失礼しました。」

「んー……特別お金持ちだなぁ、って感じるのは亞里亞ちゃんのお家だけかなぁ」
「あのプールとか凄かったよね、ちゃんと海水が流れるプールとかウォータースライダーとか、人工のビーチとか」
「……そういえば、屋敷の中に……メリーゴーランドもあったね……」




>>209 志摩子さん
>「そう……お一人で。
>お離れになっていては寂しくないでしょうか?」

「可憐……子供の頃は一緒だったのに、どうして離れ離れに暮らさなくちゃダメなのかなぁって思った事もありました。
でも、離れて暮らしているとお兄ちゃんが可憐にとってどれだけ大事な人なのかがわかるんです」

>「確か……咲耶さんと可憐さん、お二人はミスコンテストの時にご一緒させていただいて
>いましたね」


…………。

「……あ、あれ見てたんですか?!」
「そういえば、お二人も出場していませんでしたか?」
「四葉、あんまり珍しいからお姉さんのパフォーマンス、ビデオでシッカリとチェキしたデスよ」
「……春歌ちゃんが出場しなかった事を悔やんでたね、そういえば……」

「……私としては、あまり良い結果が出せなかったからやっぱり今でも不満は残ってるけど、
お兄様が励ましてくれたから、最後まで頑張れたと思ってるわ」

211 名前:福沢祐巳 ◆iZ6oqEYUMI :04/12/12 01:47

>「同居先ではなく、亞里亞さまの屋敷でございますからお間違いないよう……。
>ダービーは、身内の間での余興ですから」

「え゙、あ、亞里亞さん、個人の物のお屋敷なんですか?」(・・*)。。oO(ま、ますます凄いなぁ)
「よ、余興ですか?何かそう言われると、気になっちゃいます。」

>「んー……特別お金持ちだなぁ、って感じるのは亞里亞ちゃんのお家だけかなぁ」
>「あのプールとか凄かったよね、ちゃんと海水が流れるプールとかウォータースライダーとか、人工のビ>ーチとか」
>「……そういえば、屋敷の中に……メリーゴーランドもあったね……」

「あ、亞里亞さんって、お金持ちなんですね。」
(・・*)。。oO(お姉さまのお屋敷でも、そんなの見た事ないよ)(汗)

「お屋敷事態が、リゾートホテルみたいなんですね……何かスケールが違いすぎるというか。」(汗)

>「……あ、あれ見てたんですか?!」
>「そういえば、お二人も出場していませんでしたか?」
>「四葉、あんまり珍しいからお姉さんのパフォーマンス、ビデオでシッカリとチェキしたデスよ」
>「……春歌ちゃんが出場しなかった事を悔やんでたね、そういえば……」

「ゔ……え、えぇ、由乃さん……私の親友で黄薔薇のつぼみ(ロサ・フェティダ・アンブゥトン)なんだけど、無理やり参加させられて……。」

「ゔえ゙、ももももももも、もしかして、わわわわわわ、私の安来節もビデオに残っていたりします?」
「も、もし残っているようなら、出来ればその部分だけ、削除しておいて欲しいです……」

212 名前:藤堂志摩子 ◆D4DGsIMaKo :04/12/12 01:53

>>210
>「可憐……子供の頃は一緒だったのに、どうして離れ離れに暮らさなくちゃダメなのかなぁって思った事もありました。
>でも、離れて暮らしているとお兄ちゃんが可憐にとってどれだけ大事な人なのかがわかるんです」

 その答えを、心のどこかで望んでいたのかも知れない。
 離れている、その距離がどれだけ大事なものかを思い知ることが出来たから。

「可憐さんは、お兄様のことを好きでいらっしゃるのね。
他の方々もそうかしら」

>「……あ、あれ見てたんですか?!」
>「そういえば、お二人も出場していませんでしたか?」
>「四葉、あんまり珍しいからお姉さんのパフォーマンス、ビデオでシッカリとチェキしたデスよ」
>「……春歌ちゃんが出場しなかった事を悔やんでたね、そういえば……」

「ええ、舞台袖でですけれど、拝見させていただいたわ。
私と祐巳さん、あと今はいらっしゃらないけれど令さまも出させていただいて。
……少し、恥ずかしかったけれど、とても楽しかったわ」

 ――この際、「ビデオで」という言葉は気にしないことにしておこう。

「そういえば、春歌さんとおっしゃる方も、何かなさっておいでなのかしら」

>「……私としては、あまり良い結果が出せなかったからやっぱり今でも不満は残ってるけど、
>お兄様が励ましてくれたから、最後まで頑張れたと思ってるわ」

「お励ましくださる方がそばにいらっしゃると、それだけで心強くなれるから。
……とすると、その場にお兄様もいらしたのかしら」

213 名前:◆EmSisTer.k :04/12/12 02:05

>>211 祐巳さん

>「ゔ……え、えぇ、由乃さん……私の親友で黄薔薇のつぼみ(ロサ・フェティダ・アンブゥトン)なんだけど、無理やり参加させられて……。」
「……さすが由乃さんね。自分だけ安全圏から、みんなに試練を与えるなんて―――――」

何度か顔を合わせたことのある彼女は、本当に手術をしてから変わったと思う。
今日、くる事の出来なかった鞠絵ちゃんも手術が成功すれば、あんな風に正確が変わるなら――――

……変わって欲しくないわね。


>「ゔえ゙、ももももももも、もしかして、わわわわわわ、私の安来節もビデオに残っていたりします?」
>「も、もし残っているようなら、出来ればその部分だけ、削除しておいて欲しいです……」

「ああ祐巳さん落ちついて。四葉ちゃんがチェキするのは何時もお兄様の事だけだから――」
「イエイエ、ミスコンの内容は1秒たりとも逃さずチェキして、編集して、兄チャマに贈ってあるデス♥
題して、『咲耶ちゃん奮戦記in一刻館ミスコン』デス!

もちろん、お姉さんのパフォーマンスも特典映像として収録済みデス♥」

>>212 志摩子さん
>「可憐さんは、お兄様のことを好きでいらっしゃるのね。
>他の方々もそうかしら」

「それはもう……ねぇ」
一同、一斉に首を縦に振る。じいやさんも紛れて頷いていたような気がするけど見なかった事にする。

>「そういえば、春歌さんとおっしゃる方も、何かなさっておいでなのかしら」
「………何か、っていうか………」
「日本文化、って名の付くものの全てをお稽古で習ってる、って感じで」
「えっと……お茶に、お華に、書道に着付け、舞踊に薙刀、弓道に合気道……で良かったデスか?」
「そんなところだったわね」

>「お励ましくださる方がそばにいらっしゃると、それだけで心強くなれるから。
>……とすると、その場にお兄様もいらしたのかしら」

「確か、みんなといっしょに観客席に居たのよね」
「2回目のパフォーマンスの時は、私達裏方に回ってたけど……」

214 名前:藤堂志摩子 ◆D4DGsIMaKo :04/12/12 02:27

>>213
>「それはもう……ねぇ」

 頷く姿に、どこかほっとする。

>「確か、みんなといっしょに観客席に居たのよね」
>「2回目のパフォーマンスの時は、私達裏方に回ってたけど……」

「……そう。
私はお会い出来なかったけれど、どんな方なのかお教え下さる?」

>「………何か、っていうか………」
>「日本文化、って名の付くものの全てをお稽古で習ってる、って感じで」
>「えっと……お茶に、お華に、書道に着付け、舞踊に薙刀、弓道に合気道……で良かったデスか?」
>「そんなところだったわね」

「先程ドイツにお住まいだった、とうかがっていたけれど、日本の文化を大事になさっている
方なのね。
リリアンでは教育を通してカトリックの理念を伝える、という方針ですけれど、皆さまの学校は
どの様なところなのでしょうか」


215 名前:福沢祐巳 ◆iZ6oqEYUMI :04/12/12 02:28

>「……さすが由乃さんね。自分だけ安全圏から、みんなに試練を与えるなんて―――――」

「え?由乃さんをご存知なんですか?もう!そうなんですよ!由乃さんったら、自分でやらないのをいい事に目茶苦茶言ってくるし……この間の喫茶店の事だって、元はと言えば、由乃さんなんですから。」

>「ああ祐巳さん落ちついて。四葉ちゃんがチェキするのは何時もお兄様の事だけだから――」
>「イエイエ、ミスコンの内容は1秒たりとも逃さずチェキして、編集して、兄チャマに贈ってあるデス?
>題して、『咲耶ちゃん奮戦記in一刻館ミスコン』デス!

>もちろん、お姉さんのパフォーマンスも特典映像として収録済みデス?」

「あ、な〜んだ……それなら……って良くないですよ!そ、そんな……と、特典映像だなんて……」orz

あ、話が盛り上がっていますが、そろそろ終了のお時間ですね。

216 名前:◆EmSisTer.k :04/12/12 02:33

>>177 雛子ちゃん
ありがとう、雛子ちゃん!



いいオチ期待してるから!(頼る気満々


217 名前:藤堂志摩子 ◆D4DGsIMaKo :04/12/12 02:36

>>215 祐巳さん
 ふと、気付けば。

「あ、ごめんなさい、祐巳さん。
もうそんなお時間なのね」

218 名前:福沢祐巳 ◆iZ6oqEYUMI :04/12/12 02:39

>>217 志摩子さん。
残念だけど、楽しい時間もそろそろお終い。

「うん、もうそんな時間だよ。楽しいとあっという間に、時が過ぎちゃうね。」

219 名前:◆EmSisTer.k :04/12/12 02:40

>214 志摩子さん

>「……そう。
>私はお会い出来なかったけれど、どんな方なのかお教え下さる?」

「お兄様は……一言で言うと温かい人、かな」
「……私も、そう思うよ……もう少し言葉を増やすなら、『暗闇を指し示す導きの光』……かな……?」


>「先程ドイツにお住まいだった、とうかがっていたけれど、日本の文化を大事になさっている
>方なのね。
>リリアンでは教育を通してカトリックの理念を伝える、という方針ですけれど、皆さまの学校は
>どの様なところなのでしょうか」

「ええと、可憐とお兄ちゃんと咲耶ちゃん、あとここに来れなかった花穂ちゃん・雛子ちゃんに……」
「亞里亞も……、兄やと一緒……」
「そうそう、亞里亞ちゃんも一緒ですね。私達の学校は小中高一貫教育のミッション系で、
校内にチャペルもあるんですけど、結婚式も挙げられるんですよ」

「四葉の学校には、衛ちゃんに白雪ちゃんに鈴凛ちゃんが通ってるデス。
若草学院もハイスクールまでエスカレーターですけど、白並木と違って女子校なんデス……」

「……で、私は別の学校に通ってるんだ……」

>>215>>217>>218

と、言っている内にどうやらお開きの時間と相成ったようだ。



220 名前:雛子 ◆YRLHInAkO6 :04/12/12 02:59

「それでね、それでね、咲耶ちゃんと可憐ちゃんと千影ちゃんと四葉ちゃんと亞里亞ちゃんと、
亞里亞ちゃんのじいやさんとで、『おちゃかい』なんだって」

 おにいたまが「おそくなるとシンパイだから」って、ヒナもいっしょにみんなをおむかえに
いきました。
 おててをつないで、おにいたまといっしょで……くしししし、ちょっと遠いけど、ヒナ、
おにいたまといっしょだったら、ぜーんぜん平気だもん♥

「えっと、えっと、『りりあんじょがくえん』って、このへんだよね?」

 おっきーな門があって、ヒナの学校とおんなじでマリア様もいて……

「……あ、おにいたま!
 亞里亞ちゃんのおくるまだぁー!」

 いつもお出かけのときに、じいやさんのウンテンしてるおっきーなおくるま。

「おにいたまー、はやくはやく、みんなおむかえだよー!」

 ヒナ、みんなをさがして、ぴゅーって走っちゃいました。
 おにいたまが、おっかけてきて……おっかけっこみたいで、なんかドキドキしちゃう♥

「咲耶ちゃん!
 可憐ちゃん!
 千影ちゃん!
 四葉ちゃん!
 亞里亞ちゃん!
 ヒナ、おにいたまとおむかえなのー!」

221 名前:◆EmSisTer.k :04/12/12 03:08

>>203 志摩子さん
それじゃあ今から退場のレスを書いてしまいますね。


………時間が時間だから私自身のレスポンスが………。


222 名前:藤堂志摩子 ◆D4DGsIMaKo :04/12/12 03:20

>>219
>「お兄様は……一言で言うと温かい人、かな」
>「……私も、そう思うよ……もう少し言葉を増やすなら、『暗闇を指し示す導きの光』……かな……?」

「温かい……光。
きっと、とても素敵な方なのね」

>「そうそう、亞里亞ちゃんも一緒ですね。私達の学校は小中高一貫教育のミッション系で、
>校内にチャペルもあるんですけど、結婚式も挙げられるんですよ」

>「四葉の学校には、衛ちゃんに白雪ちゃんに鈴凛ちゃんが通ってるデス。
>若草学院もハイスクールまでエスカレーターですけど、白並木と違って女子校なんデス……」

>「……で、私は別の学校に通ってるんだ……」

「とすると、リリアンと同じですね。
お聖堂で結婚式はさすがにないけれど……江利子さまなら『プロポーズした場所だから』
とおっしゃって御式を挙げられるかも知れないわ」

>>218 祐巳さん
「そうね。
お名残惜しいけれど、ではそろそろ」

と、お開きのご挨拶をさせていただこうとしたその時に。

>>220 雛子さん
>「咲耶ちゃん!
> 可憐ちゃん!
> 千影ちゃん!
> 四葉ちゃん!
> 亞里亞ちゃん!
> ヒナ、おにいたまとおむかえなのー!」

 どうやら、妹さんとお兄様とがお迎えにいらしたらしい。



223 名前:咲耶 ◆FXSAKUYA52 :04/12/12 03:22

>>220
―――――――ちょうど、終わり時間になったとき。

「咲耶ちゃん!
 可憐ちゃん!
 千影ちゃん!
 四葉ちゃん!
 亞里亞ちゃん!
 ヒナ、おにいたまとおむかえなのー!」

窓の外から、聞き馴染みの有る声。

いち早く、窓から顔を出して辺りを見ていた四葉ちゃんが二人に気づいた。
「キャッホー、兄チャマー♥ それに雛子ちゃんもー♥」

「それじゃあ祐巳さん、志摩子さん。
私達お迎えが来ちゃいましたから、ここで失礼させていただきますね。
また、機会があったら喫茶店の方に足を運んでくださいね」


「それでは、ごきげんよう……」
(退場)

224 名前:福沢祐巳 ◆iZ6oqEYUMI :04/12/12 03:28

>「それじゃあ祐巳さん、志摩子さん。
>私達お迎えが来ちゃいましたから、ここで失礼させていただきますね。
>また、機会があったら喫茶店の方に足を運んでくださいね」

「本日は、お越し頂いて有難うございました。はい、今度は普通に行きますね(汗)。」
「それでは、咲耶さん、皆さん、又お会いする日まで……ごきげんよう。」

225 名前:藤堂志摩子 ◆D4DGsIMaKo :04/12/12 03:38

>>223 咲耶さん
 その瞬間、皆さんの表情に灯るのは、まさに温かな光。

>「それじゃあ祐巳さん、志摩子さん。
>私達お迎えが来ちゃいましたから、ここで失礼させていただきますね。
>また、機会があったら喫茶店の方に足を運んでくださいね」

「こちらこそ、おいでくださってありがとうございました。
よろしければ、今度はお兄様も、他の妹さん方もご一緒に。
では、ごきげんよう、皆さま」



226 名前:藤堂志摩子 ◆D4DGsIMaKo :04/12/12 03:44

ご覧になっていた皆さまも、本日はありがとうございました。
お茶会についてのご意見・ご感想などは、こちらの

薔薇の館@ビスケット扉の向こう2(避難所)
http://www.jfast1.net/~charaneta/test/read.cgi/ikkokuRH/1102426127/

スレッドへお願いいたします。

今夜のお茶会はこれで。
また後日お会いいたしましょう。
ごきげんよう、皆さま。

227 名前:藤堂志摩子 ◆D4DGsIMaKo :05/01/22 22:00

お知らせいたします。
今回のお茶会ではゲストの方々のご意向で、名無しの方や他キャラハンの方の乱入は
ご遠慮させていただきます。

会議用チャットはROM可ですので、ご覧になる限りは特に制限は設けません。
ただしネタばれなどがある場合もございますので、良識を持って対応お願いいたします。

それでは皆さま、本日のお茶会をよろしくお願いいたします。

228 名前:七荻鏡花 ◆gox9SAToRI :05/01/22 22:02

「んー」

部活……というか、狭間での訓練の終わった後、あたしは一通の手紙を前に唸っていた。
手紙、と言っても山百合の飾り枠の付いた封書だ。むろん開封済みなのだが……

「……あたしが、リリアンにねえ」

そう。
あたしの目の前にある封書は、リリアン女学園高等部生徒会――通称、山百合会からの招待状なのだ。
なんでも、お茶会への招待状らしい。
別にそれはそれで構わないのだけれど……一人で行くのも、ねえ。

そう思って何人かを選抜しようと思ったのだが……
まず、最初に考えたのはいずみ。
これは順当に通しよね。
亮は……保留。
で、次がマナちゃん……だけど、これは却下。
マナちゃん連れて行くと色々と濃い話題になりそうだし。
壮一……可もなく不可もなさそうだけど、見た目がアレよね。

「……消去法で、いずみと亮かな」

そう決めたあたしは、席を立った

229 名前:羽村 亮 ◆qvxHEROsHs :05/01/22 22:04

>>228


「招待状、ねえ」

 半信半疑、と言うのが声に出た。
 当然と言えば当然だ。
 リリアンと言えば天下無双一騎当千のお嬢様学校じゃないか。

 しかも男子禁制。

「俺が行っても大丈夫なのか?」

 別に行きたくない、と言うわけでも無いんだが(むしろ禁断の花園を一目見て見たいというのは
思春期の青少年にとって当然の好奇心だと断言するッ!)、行ったはいいが変質者扱いなんてオチは
全力で拒否したい。

 チキンと呼びたくば呼ぶがいい。
占い師に会えば女難の相と宣告されるのは間違い無い俺にとって、安易に悪魔の誘惑に乗る事は
確実なる死を意味する!

『このチキン野郎!不甲斐ないぞ、貴様!』
『なんて言う腰抜けだ!!そんな羨ましい誘いを拒否するなんて、ボクには信じられない!!』

…なんだろう、ここに居ないはずの人間の声が聞こえる。

 でも、こいつら俺が行ったら行ったで『貴様、一人でいい思いしやがって!!』とか言うに決まってる。
たとえ新開さんがいずみ先輩一筋でも、そのいずみさんが一緒に行くからにはやっぱり言うだろう。

 とりあえず、日本には『君子危うきに近寄らず』と言う言葉があるんだ。
この誘いは無かった事に…

「なあ、鏡花。せっかk・・・」

 くだけど、ちょっと用事があるんだ。この誘いは無かった事に」と続けようとしたその瞬間、
鏡花と目が合った。
そして、俺はこれが決して断れない誘いであると言う事を理屈ではなく本能で理解した。

「快くお招きに応じさせて頂こうと思います」

結局、俺に出来るのは口でクソ垂れる前と後にSir!と付けかねない心境でそう言う事だけだった。

230 名前:羽村 亮 ◆qvxHEROsHs :05/01/22 22:06

>>229
追伸〜


 結局、「クソ、テメェだけイイ思いしやがってコンチクショウ!」と叫ぶモモに
 散々ヘッドロックを食らってその日の部活は幕を閉じた。


 何で俺ばっかりこんな目に…

231 名前:火倉いずみ ◆IZUMIsjkws :05/01/22 22:07

>>228>>229>>230  リリアンお茶会 (またの名を 恋のスキルアップ!)

今日もこの街は平和です。

私たちの街、大津名市も…あの事件の後からは少しずつ平穏を取り戻しつつありました。
光狩と呼ばれる化生達が人の欲望を肥大させ、具現化させた世界を地上に作り上げるという
恐るべき計画。この街は当にその渦中にあった。ほんの一ヶ月くらい前までは。
でもね、その災厄は亮くん、鏡花ちゃん、三輪坂さん…不肖この私も含めた天文部のみんなの
力で、なんとか一応の解決を見たんだ。

そして今。
その戦いを通して成長したみんなは、それぞれの道を以前にも増してまっすぐに進んでいる最中です。
恋、スポーツ、趣味に、勉強…。
勿論火者としての役割についてもまだまだ私たちの季節はこれからなんだ。

かく言う私も、第一志望の短期大学への進学に向けて日々、勉学に努力しつつあるつもり。
今だって放課後の部室の片隅、一人で黙々と参考書と格闘しているのでした。
数学Uの参考書を一ページずつめくり、練習問題の解法を一つ一つ頭に入れる為、手と目が必死に動きます。
今の時点で既に3時間以上は粘っていたよ。
でもね…やっぱり相手は厳しかったの。
シャープペンシルを動かす音が止まってから早10分。けれどもその10分にはめぼしい戦禍は全然なし。

私の左側でポット代わりの三角フラスコから、ぽこぽこ湯気が沸き立っている。
その音だけがリアルで私はちょっと悲しくなってきた。
家から持参したマグカップ(ミスタードーナッツのおまけのヤツ)にそこからお湯を注いで
リプトンのティーバックをゆっくり入れた。今日、既に6杯目のお茶。もっと多いかもしれない。
普段は殆ど入れないけれど、そこにスティックシュガーをきっちり入れて…
それからぐるぐるかき混ぜた。

わたしは実に困っていた。数式は神代文字よりも謎に満ちているってつくづく思う。
ぐるぐるぐるぐる。
数式は私の空の頭の中を所狭しと駆け回る。
その時に、なぜか小さい頃に友達から借りた漫画の一部が思い出された。

『傑作。αがβをκらったらεした。それはどうして?だって』

…どうしてなの?わたしは今でもその答えは出せていない。教科書をぱさりと伏せて、いつもの癖で
鼻歌なんかを歌いだしちゃった。出ました。必殺いつもの現実逃避。

「♪そーれがどうしーたーぼくどらえーもー」

がちゃ。

「ん」。そんな懐かしい歌を遮るように、部室隅の備品器具庫を片して勝手に作った自習スペース
のドアが開いた。ツーテールの髪と少し切れ長のすんだ瞳。天文部員で親友の鏡花ちゃんだ。

232 名前:火倉いずみ ◆IZUMIsjkws :05/01/22 22:09

>>231 続き

「気分転換にもいいんじゃない?」

少し呆れたような顔をして鏡花ちゃんは、私に事と次第を説明してくれた。
その鏡花ちゃんを見て。
やっぱり彼女は制服でも変わらず、細かいところでおしゃれで可愛いなーって思いしらされる。。
 そして今更ながらに考える。─────これはマズイ。
私は最近ちょっと女の子としていけない気がする。
視線が傍のお茶用ビーカーにとか、自分の体。とりわけ少し寒くなってきたから履いた、もこもこの靴下とか、
体育用のずんどうで原色のジャージとかに行ってしまう。
・・・・・・・・・・・・・(≧−≦*)
 リリアン女学園。そこはすごく有名な…明治時代からずっとかわらないセレブなお嬢様学校なんだって。
清楚で丁寧な女の子達が粛々と歩く学び舎。
そこは当然、横断歩道を焦って渡ったり、授業中にお寝坊する生徒なんか全然いる由もないんだろう。
───うん。それは、絶対に行ってみたい!!

「ええ、是非ご一緒しましょう、鏡花さん」

物事はまず、形から。
 目と口の形を整えて、背筋を伸ばして「にこ」と微笑む。
そう、この作戦は名づけて「リリアンタイム 恋のスキルアップ」。
 マコトからは「嬢」なんて呼ばれている私だけれど。
そこで私は本物のお嬢様たちを観察して、もっと女の子らしさを磨いて来ようと決心したのでした。
なんといっても、その…亮くんも一緒に行くんだし、ね…。

233 名前:福沢祐巳 ◆iZ6oqEYUMI :05/01/22 22:11

http://www.appletea.to/~charaneta/ikkoku/img/1040000025/233.jpg (25KB)

今日は3人で、ゲストさんをお迎えする日。
私達3人は、来るべきゲストさんに備えて、各自でお茶会の準備をする事になった。

私の担当はゲストさんにお出しする、お茶請けのご用意。
お茶請けは今日のゲストである、いずみさんのリクエストにより、キムチをお出しすることになった。

早速、私は買ってきたキムチを、由乃さんがご用意してくれた容器に移し替える。
(ttp://www.kimchiya.com/image/teiban/hakusai_m.JPG)

後、他のゲストさん用に(それと私達の分も)密かに買ってきたケーキも切り分け、お皿に移し変える。
(ttp://mother-mary.jp/choco.JPG)

これで私の準備は万端、後はゲストさんをお待ちするだけになった。


234 名前:藤堂志摩子 ◆D4DGsIMaKo :05/01/22 22:13

http://www.appletea.to/~charaneta/ikkoku/img/1040000025/234.jpg (16KB)

「いらっしゃるお客さまは3人だったわね」

言いながら茶葉をティースプーンで6杯、温めたポットに入れるとゆっくりとお湯を注ぐ。
ポットの中でゆったりと広がる紅茶の葉を泳がせてから、上からティーコジーをかぶせておく。

「こうしておけば、お客さまがおいでになるまで冷めないわ。
……そういえば、もうすぐかしら?」

傍らでテーブルのご用意をしている由乃さんに声を掛ける。


235 名前:島津 由乃 ◆ccYOSINObk :05/01/22 22:15

http://www.appletea.to/~charaneta/ikkoku/img/1040000025/235.jpg (67KB)

よし、テーブルの準備はOK、っと。

>>234
ええ、そろそろのはずね。
2人とも準備はいい?
今日のお客さまは、天文部一行とは仮の姿。
その実、かなりの猛者ぞろいとの噂よ。

いつも以上に気合を入れていきましょう!
山百合会の底力をみせるわよ!


236 名前:島津 由乃 ◆ccYOSINObk :05/01/22 22:48

>>235
そう。
本日のゲストは、私立桜水学園天文部御一行さま。
でもそれは表の顔。
新聞部に協力してもらった事前調査によれば……調べたのが三奈子さまだというのが一抹の不安だけれど……
裏では、この世にはびこる暴漢達を倒してまわっている猛者だという。

凄いわ。
現実にそんな人達がいるなんて。
現代に生きる必殺仕事人じゃない!
きっと飄々としながらも、常に気を張り、獲物を狙う鷹のように目を光らせているんでしょうね。

だから、せめて今日くらいは、心穏やかな時間を過ごしていただきましょう。
私に協力できるのは、そのくらいしかないんだから。
うー、なんだか緊張するわね・・・


>>228-232
「お待ちしていました。ようこそ、リリアン女学園へ!」

237 名前:七荻鏡花 ◆gox9SAToRI :05/01/22 23:04

>>236
「ごきげんよう、本日はお招きに預かりまして光栄です」

そしてにっこりと微笑しつつ優雅にお辞儀。
いつもと態度が違うと言うなかれ、TPOに応じて変えるのは嗜みの一つよ。

今回のホスト役は三人、二年の藤堂志摩子さん、島津由乃さん、福沢祐巳さん。
藤堂さんは落ち着いた感じの正統派美少女ね。
島津さんは三つ編みの文学少女……でもないわね、吊り目の気の強そうな子。
福沢さんは髪の両側を結んだ、ちょっとあたしに似た髪型の子。ちょっと緊張してるみたい。
三者三様、みんな個性的で綺麗な子だ。リリアンって美人しか入れないのかしら?

ともあれ、その三人の案内で、お茶会の席に通される。

……予想は、してたわよ。
でもね、まさかね、本当に用意してるってのはまさかよね。

なんで、キムチが、でん、とあるのよ。
それも三人分。

……ちょっと、頬が引きつったのは仕方のない事よね、うん。

238 名前:藤堂志摩子 ◆D4DGsIMaKo :05/01/22 23:29

>>237 鏡花さん

「ごきげんよう、皆さま」

ビスケット扉を開いて、おいでになったのは3人。
最初にご挨拶があったのは、確かお名前が七荻鏡花さん。
明るい色の、やや長めの髪を頭の両側で結って、その真ん中には意志の強そうな顔が。
どことなく由乃さんに似ていなくもない顔立ちで辺りを見回し……

 テーブルの上に置かれたキムチに少しだけ表情が固まる。

……祐巳さん、やっぱりキムチとお茶は合わないのではないかしら。

一緒においでになったのは火倉いずみさん。
眼鏡を掛けた、落ち着いた雰囲気の女性という印象が強い。
……確か、キムチはこの方のリクエストというお話だったと思うけれど。

そして、もうお一人、羽村亮さん。
ここで唯一の男性という立場らしく、少しだけ落ち着かない様にも見える。

「……そういえば、由乃さんのお話だと、この方が武道を嗜んでらっしゃるとか?」

239 名前:福沢祐巳 ◆iZ6oqEYUMI :05/01/22 23:32

>>237 鏡花さん

>「ごきげんよう、本日はお招きに預かりまして光栄です」

そういって、今日のゲストの鏡花さんは、優雅にお辞儀された。
流石にモデルをやった経験もあるだけに、何事も卒がない……それに美人だし。
でもキムチを見たら、ちょっと頬が引きつったのは気のせいかな?

もう一人のゲストの方も、大和撫子という感がする。
どうやら桜水台学園の方も、リリアンに負けず劣らず(私は違うけどね)、
美人の人しか入れないみたいだ。

あと一人の方は、二枚目っといった感じの美形さん。
でも柏木さんの事例もあるから、油断しちゃいけないよね。

「ごきげんよう、本日はようこそおいでくださいました、
 リリアン女学園を代表して、皆さんを誠心誠意おもてなしさせて頂きますね。」

240 名前:羽村 亮 ◆qvxHEROsHs :05/01/22 23:56

 いや、緊張するなあ。
 思ったよりは普通の所だけど、やっぱり雰囲気が違う。
 校舎だって古くてかなり歴史がありそうだし…

 今回のメンバーも、タイプは違えどみんな結構可愛い子ばっかりだし…
 ダメだ、嬉しいより先に緊張が…

 とにかく、硬くなってても仕方がない…とりあえず、挨拶くらいは。

「ああ、招待いただいて恐悦至極…ってこれじゃ時代劇だ…何て言えばいいんだろ?
 …
 …あー、その、俺は羽村 亮。よろしく」

 ダメだ。やっぱり気の聞いた言い回しや丁寧な言葉遣いなんて出来ない。

 ああ、なんか俺一人でここの雰囲気をぶち壊しちまわないかなあ…

 って、あれ?

 …一体、何だ。

 この洒落た雰囲気でいかにも上流階級チックなお茶会の席上で、異様な存在感を放っているこの物体は。
 …俺がぶち壊すまでもなく、既にひびが入ってないか、この雰囲気…

>>238 志摩子さん
>「……そういえば、由乃さんのお話だと、この方が武道を嗜んでらっしゃるとか?」

 げ、そんな事まで知られてるのか?
 ひょっとして、俺たちの活動まで知られてるんじゃないだろうな?
 等と不安を抱きつつ、

「あ、いや…まぁちょっとした護身術程度でしかも我流もいい所だし、武道って程の物じゃないよ」

 とだけ答えておく。
 一応、秘密だからな…俺たちの活動は。

>>239 祐巳ちゃん

「ああ、よろしく、祐巳ちゃん」

 言ってしまってから気がついた。
 何やってるんだ、俺は。

 初対面の女の子に下の名前で、しかもちゃん付けはまずいだろう。

 でも、この子にはどうにもそう呼んでしまいそうになる雰囲気があった。
 親しみやすさと言うのか弄りやすさと言うのか。

 どことなく、真言美ちゃんに似てるよな…


241 名前:福沢祐巳 ◆iZ6oqEYUMI :05/01/23 00:20

>>240 羽村さん。

羽村 亮さんと名乗ったその人は、やっぱりキムチを見て顔を引きつらせてる。
う〜ん、火倉いずみさんって人からの手紙では、
皆の大好物だって書いてあったんだけど……なんでだろう?

──と私が思案顔をしていたら、羽村さんが私に話しかけて来た。

>「ああ、よろしく、祐巳ちゃん」

……初対面からチャン付けで呼ぶなんて、やっぱりこの人は柏木さんと同類なんだ。
しかも自己紹介していないのに、既に名前と知っているなんて……
私は羽村さんが、今日のゲストさんであると言う事を忘れて、警戒心を抱いてしまった。
(羽村さんへの警戒心が+1増えた。)

「……失礼ですが、羽村さんとは初対面ですよね?
 もう知っているかも知れませんけど、私リリアン女学園で、
 紅薔薇のつぼみ(ロサ・キネンシス・アン・ブゥトン)を務めさせて頂いている、
 福沢祐巳って言います、此方こそよろしくお願いしますね。」

242 名前:藤堂志摩子 ◆D4DGsIMaKo :05/01/23 00:26

>>240 羽村さん

>「あ、いや…まぁちょっとした護身術程度でしかも我流もいい所だし、武道って程の物じゃないよ」

つい、思っていたことが口をついてしまっていたらしい。

「ごめんなさい、そう言えば自己紹介もまだだというのに……。
皆さま、どうぞお席へ」

促しながら自己紹介へ。

「私は、リリアン女学園で白薔薇さまロサ・ギガンティアを務めさせていただいています、
二年藤組、藤堂志摩子と申します。
皆さま、本日はお招きに応じてくださってありがとうございます。
よろしければお茶をご用意させていただいていますので、お召し上がりください」

と、そう言えば。

「……皆さま、お砂糖はいかがなさって?
よろしければお取りいたしますけれど」

243 名前:島津 由乃 ◆ccYOSINObk :05/01/23 00:28

>>237
……あ、顔がひきつった。
まさかお茶会でキムチが出てくるとは思ってなかったんだろうなぁ。
私も祐巳さんが言い出したときは冗談だろう、って笑ったし。
祥子さまがいらっしゃれば、間違いなく許されなかったでしょうね。

でも一瞬で笑顔を取り戻すのは流石。
それでこそプロ! 現代の必殺仕事人よ、鏡花さん!
三味線のバチを構えたら似合いそうなだけのことはあるわ。


>>240
>「ああ、招待いただいて恐悦至極…
やっぱり緊張してる。
見知らぬ場所にいるんだもの、当然よね。
いわゆる、敵陣にやってきたような心境なのかもしれないわ。
なんとか緊張をほぐして差上げないと。

>「あ、いや…まぁちょっとした護身術程度でしかも我流もいい所だし、武道って程の物じゃないよ」
「我流! いいですね、我流。そのほうがらしい(、、、)です」
イメージ的には花屋さんとか簪屋さんかしら。


「・・・っと、失礼しました。私は島津由乃。黄薔薇のつぼみ(ロサ・フェティダ・アン・ブゥトン)です。
みなさん、本日はよろしくお願いしますね」

244 名前:火倉いずみ ◆IZUMIsjkws :05/01/23 00:42

>藤堂さん、福沢さん、島津さん、鏡花ちゃん、亮くん

やっぱり、みんな奇麗…そして、しっかりしてそう…。

それが正直な第一印象でした。生徒会長の一人の藤堂さんは、ウェーブが奇麗に
かかったロングがつやつやと輝いてるし、髪を編みこんでいる島津さんも
ほっそりとした感じがとてもお嬢様っていう。そんなイメージです。

福沢さんはくりっとした目が可愛くて、すごくいいなって思いました。
亮くんはちょっと福沢さんがお気に入りの予感…
確かに、こんな人たちと友達になれたら素敵だよね…。何故かちょっと心にぴし、っと
痛さが走りました。
でも、そう思って私も必死にご挨拶しないとダメだよね。
一応、ここでは年長者なんだから。

「ごきげんよう。生徒会の皆さんお手ずからお出迎えいただき、大変恐縮です。
 桜水台学園、天文部長3年生、火倉いずみです。よろしくおねが───」

─────テーブルの上。

朝鮮泡菜!!
(↑中国ではこう書く)

この学園は────
丁寧な挨拶の前でも、私は凄く戦慄した。

私ははキムチが好き。それはもう、マリア様とかお釈迦様とか氏神様に幾ら誓っても
誓い足りないくらいのレベルです。
でも、その私も…(ちらりとテーブルを見て)
紅茶のお茶請けにキムチ、っていうのはちっとも考え付きませんでした。s(・・;)…。

そして、このきむち

元号が明治から三回も改まった平成の今日でさえ、18年間生きていても見たことのない実物。
この学園は温室育ち純粋培養キムチが箱入りで出荷される、という仕組みが未だに残っている
貴重な施設なのかもしれない。
もしかして、戦争の後、日本に残った朝鮮半島の秘密キムチ工場がここにあるとか…
(・・*)。。oO

変ないめぇじが膨らむ膨らむ。

いけない!
私はそう。ここにレディを磨くために来たの。
これはきっと私たちは薔薇様にためされているんだ。
ここで失敗なんてしたら…

リリアンA:桜水台学園の文科系クラブの部長って、きむちバカなんですってよ?
リリアンB:まぁ!あの桜水台が。おほほほほ。ご冗談はカンバセだけにあそばしてよ。
A&B :おほほほほ!!

・・・・・・・・o(*><)oそんなの、ダメッー!!

私は必死に思考した。そんなコトになったら、廃部とか、良くても予算がマイナスで…
新しく購入した備品の投影機のローンがパァになっちゃったりして…大変なことになる。。

245 名前:火倉いずみ ◆IZUMIsjkws :05/01/23 00:43

>>244 続き

(゚‐゚*)。。oO(でもいずみ。出されたものに手をつけないのは最低のマナー違反って
        いうのは当然中の当然…)

(・・;)エ−ト..(っていうことは、うん。)
\(*^ ^)/ (これが答にきまり!!がんばったね、いずみ!!)

こほん。
咳払いをひとつして。藤堂さんがお砂糖をくばりに回ろうとするときに、私も立ち上がる。

「お口に合うか、わかりませんが」

そういって、私は何処からともなくマイキムチを取り出した。
そして、白薔薇様、二人のつぼみさんの順番で席にお配りする。
相互にもてなしあえば、きっと問題はどこにもなくって、仲間になれる筈だから。
ほら、美味しいものは皆で食べればもっと美味しくなるはずだし。

246 名前:七荻鏡花 ◆gox9SAToRI :05/01/23 00:56

>>238>>239>>240

あちらのご挨拶を受け、席へ……
と、その前に。

「あ、自己紹介がまだでしたね。
桜水台学園天文部二年、七荻鏡花です。本日はよろしくお願いしますね」

CFの時並みに作った笑顔……
うーん、まだまだ修行が足りないなあ。落ち着かないと。

>>241>>242
ちょっと落ち着けないかも。
……何初対面の子にコナかけてんだか、コイツは。

ヨクみたいなマネは似合わないからしなくていいってのよ。
思わず、ちょっと足を踏んじゃったじゃない。
ヒールじゃないことを感謝しなさいよね。

>>243
何か勘違いしてない、この子?
……でも、むしろあたしたちのあちら側の顔を知ってる、って言うことなのかしら。
カマ、かけてみようかな。

「亮が武道やってるなんて言うの、どこから聞かれたのかしら?
全国どころか、地方大会にも出たことないんですよ、彼」

微笑を浮かべつつ、わざと探るような視線。
反応を、視る。

>>244>>245
……いずみ、アンタってやっぱり凄いわ。
なんか全部が一切合切吹っ飛んだ気分よ……

247 名前:福沢祐巳 ◆iZ6oqEYUMI :05/01/23 01:15

>>244-245

>「ごきげんよう。生徒会の皆さんお手ずからお出迎えいただき、大変恐縮です。
 桜水台学園、天文部長3年生、火倉いずみです。よろしくおねが───」

大和撫子風の女性──火倉いずみさんが、キムチを見たとたん、
自己紹介を中断させ、目を見開いて、驚いているご様子だった。

(・・*)。。oO(やっぱり、いくらお好きなものでも、お茶請けにキムチはお気に召さなかったのかな?)

と私が思っていたら、なにやら思案に暮れる顔。

(・・*)。。oO(私の百面相って、客観的に見たらこういう感じなのか……)

普段の自分が如何に情けないかを自覚していたら、
突然いずみさんが、お砂糖を配ろうとする志摩子さんと共に立ち上がった。

>「お口に合うか、わかりませんが」

そう言って、いずみさんが配って行ったのは、
私が用意した、三倍辛いキムチよりも、もっと辛そうなキムチ。

「え゙?」

私は大の甘いもの好きで、逆に辛いものは苦手な方。

(・・*)。。oO(で、でも、折角のご好意を無碍にも出来ないし……ええい!ままよっ!!)

私は勇気を持って、通常の5倍は辛そうなそのキムチを一口食べた──

248 名前:福沢祐巳 ◆iZ6oqEYUMI :05/01/23 01:22

「っっっっっっっっ!!!!」

一口食べただけで、余りの辛さに私は言葉を失った。
私は目の前に紅茶があることも忘れて、水を求めて水道の方へ勢い良く走っていった。

249 名前:島津 由乃 ◆ccYOSINObk :05/01/23 01:25

>>244
なにやらキムチを見て、呆然としている風ないずみさん。
あれ? この人の注文でお茶請けはキムチになったんじゃなかったの?
もしかして、またしても祐巳さんのドジっ子スキルが発動!?

>>245
・・・考えてる考えてる。
きっと、どういう反応をしたらいいのか分からないんだろうな。
ここは、何事もなかったかのようにキムチを片付けて・・・

>「お口に合うか、わかりませんが」

「・・・え゛」

何処から取り出したのだろう、いずみさんが私達に差し出したのは――キムチ

しかもこちらが用意したものよりも、ずっと赤いんですけど。

これはどう捉えればいいの?
キムチのお茶請けを喜んでいただけてその返礼、それとも、こちらの失礼に憤慨してマイキムチでお礼参り?
マイキムチなんて持ってきている以上は前者かしら?
いや、そもそもマイキムチってどうよ?

「・・・・・・美味しそうなキムチですね」

ぐるぐる回る思考の中から、やっとそれだけの言葉を紡ぎ出す。

「・・・流石はツワモノ揃いと言われる、天文部の総元締め。予想つかない反応ね。
志摩子さんと良い勝負かもしれないわ(ボソ」


>>246
そうか、裏の仕事は秘密だものね。
あまりそれに触れてしまうような話題は厳禁か。

「羽村さんが武道をやっているというのは、他校の噂に詳しい知人から聞いたんですよ。
私も私のお姉さまも剣道をやっているので、そういう話題が好きで、よく話を聞くんです。
・・・鏡花さんは、何かスポーツや武道はなさらないんですか?」

厳禁と考えた矢先にそう訪ねてしまう。
でもこのくらいなら、まだ大丈夫よね。
だって、鏡花さんもいずみさんも、見た目は全然戦える人に見えないんだもの、気になるわよ。
格闘スタイルとか流派とか。

250 名前:藤堂志摩子 ◆D4DGsIMaKo :05/01/23 01:32

>>243 由乃さん

……何故かしら、由乃さんが心なしかとても嬉しそうに見える。
やっぱり、事前にうかがっていたお話からだろうか、きっと由乃さんの頭の中では
池波正太郎の登場人物になぞらえた人物像が出来上がっているのかも知れない。

>>244 いずみさん
祥子さまや令さまと同じ学年だからだろうか、やっぱりいずみさんは落ち着いて見える。
とても礼儀正しく、

>「ごきげんよう。生徒会の皆さんお手ずからお出迎えいただき、大変恐縮です。
> 桜水台学園、天文部長3年生、火倉いずみです。よろしくおねが───」

……やっぱり驚いている。
そうよね、お茶請けにキムチというのは、どう考えても。
お気を悪くされないかしら、そう考えていると軽い咳払いと共に。

>「お口に合うか、わかりませんが」

――そう言って取り出したのは、美事に真っ赤な白菜キムチで。

>>247 >>248 祐巳さん
目の前にお出しされたキムチに、目を白黒させながらも「このまま手を出さないと失礼に
あたる」とお考えになったのか、祐巳さんは一口口にして。

>「っっっっっっっっ!!!!」

急に立ち上がると、水道の方へと駆け出し、ちょうど砂糖壺をお渡ししようとしていたこちら
に向かって……

「……きゃっ!」

いけない、手を滑らせそうになった先には羽村さんが――

251 名前:島津 由乃 ◆ccYOSINObk :05/01/23 01:39

>>247-248
祐巳さんってば。
スカートのプリーツが翻っているわよ。祥子さまがいらっしゃらなくて、本当に良かったね。

ふむ。
このキムチは想像以上に辛いらしい。
皆が祐巳さんに注目している間に、水を用意しておいて、と。

後はできるだけ会話をして、食べなくても済むようにしましょう。

252 名前:羽村 亮 ◆qvxHEROsHs :05/01/23 01:48

>>240 祐巳ちゃん
>……失礼ですが、羽村さんとは初対面ですよね?

 あっちゃあ…やっぱり怒られたか。しかも何か警戒されてるし。

 …でも、なんか物陰に隠れてこっちを伺ってる小動物みたいな雰囲気だなあ。
 その上、警戒心剥き出しでもどことなく隙だらけだし…

 どうにも、苦笑いしか出てこない。

「あ、ええと…ごめん、悪かった。
 福沢さん…でいいかな?
 その、福沢さんの雰囲気が後輩に似てるんで気安くなっちゃったけど…確かに失礼だった。謝るよ。
 …あ、名前知ってたのは招待状に乗ってたからで別に他意はないぞ?
 ナイデスヨ?ダカラナンデスッテバ…!」

 謝罪の途中、俺の『重ね』が横の鏡花の動きを察知する。
 ヤバい、その動きは危険だ!
 その認識と共に謝罪の言葉がどんどんしどろもどろになって行き…
>>246
 「………○◎■△ッ!!」

 本当に踏みやがった!しかも5回もぐりぐりと動かしやがった!

 だが、その時の俺に出来るのは引き攣った笑いを浮かべながら痛みに耐える事だけだった…

>>243 由乃さん
>「我流! いいですね、我流。そのほうがらしいです」

 ヤバい!

 …この子…変人だ!!

 一瞬見せた異様なテンションに思わずあっけに取られた。
 って言うか、「らしい」って一体何らしいんだ。
 しかも何か凄い期待されてるっぽいし!

 なんだ?
 ひょっとして謎の中国拳法とか日本古来の暗殺武術の使い手か何かと思われてたりするのか?

 あ、いや、この場合我流の方がらしいって事は…
 バ○か!?
 

253 名前:羽村 亮 ◆qvxHEROsHs :05/01/23 01:50


>>244-245 いずみさん
>「お口に合うか、わかりませんが」

 いずみさん…まさかとは思ってたけど…持って来てたのか!?

 ああ、もうリリアンの子たちに思わず同情の目を向けずにいられない。

 …ごめん、みんな。いずみさんはこういう人なんだ。

 この出来事にもめげずに、せめて強く生きてくれ…

>>247-248 福沢さん
…ああ、ついに犠牲者が。

 と、思った瞬間。

>>250

 途轍もなく辛かったんだろう。
 水が欲しいと顔に書いてある祐巳ちゃん(どうしても心の中ではそう呼んでしまう…)が、
 俺の後ろの方に駆けて行き…

>「……きゃっ!」

 背後で、小さい悲鳴が聞こえた。
 その瞬間、皮膚がピリピリする感覚とともに、先行動体感知能力『重ね』が発動した。

 自分に向かってくるものを、まず感知。
 放物線を描いて動く小さな物体。硬く、軽い。多分、志摩子さんが持っていた砂糖壷だ。

 そして、もう一つの動くものを肌が感じ取る。
 ぶつかって倒れ込む比較的大きくてやわらかい物体。小柄で、軽く柔らかい、女の子の身体だろう。
 衝突した祐巳ちゃんか志摩子さんのどっちかがバランスを崩し転んだのだろう。

 反射的に身体が動いた。
 振り向きもせずに背後に右手を伸ばし、砂糖壷を掴む。
 今ならまだ中身もこぼれていない。

 そのまま、椅子から転がるように飛び退くと倒れる体の下に自分の左腕から滑りこんだ。

254 名前:福沢祐巳 ◆iZ6oqEYUMI :05/01/23 02:01

>>253

志摩子さんにぶつかってしまい、思わずバランスを崩した私を救ったのは羽村さんだった。

──だけど今の私はそのお礼よりも、水が欲しかったので、思わず羽村さんを突き飛ばし、
   (そのせいで、折角受け止めた砂糖壷を落としてしまった)
   由乃さんが用意してくれた、水を思いっきり飲んで要約落ち着いた。
   それでもまだ舌がヒリヒリするけど……

「羽村さん、ありがとうございました。
 羽村さんって凄いんですね!とっさに受け止められるなんて!
 それと……申し訳ありません、折角砂糖壷を受け止めてくださったのに。」

私は羽村さんに助けていただいた事で、警戒心を弱めようとしたんだけど……

255 名前:福沢祐巳 ◆iZ6oqEYUMI :05/01/23 02:04

>>252

>「あ、ええと…ごめん、悪かった。
 福沢さん…でいいかな?
 その、福沢さんの雰囲気が後輩に似てるんで気安くなっちゃったけど…確かに失礼だった。謝るよ。
 …あ、名前知ってたのは招待状に乗ってたからで別に他意はないぞ?
 ナイデスヨ?ダカラナンデスッテバ…!」

……確かに羽村さんの言うとおり、招待状には私の名前も書いてある……だけど。

「……確かに私の名前は、招待状に書いてあるので分かるかもしれませんけど……
 だけど、顔写真が載っていないのに、何で私の名前って分かったんですか?」

……私はより一層、羽村さんに警戒心を抱いた。(羽村さんへの警戒心+2)

256 名前:島津 由乃 ◆ccYOSINObk :05/01/23 02:12

>>250
バタバタ走る祐巳さんが、志摩子さんに衝突。
志摩子さんの持っていたシュガーケースが、羽村さんの後頭部へ――

私は頭から砂糖を被った羽村さんの姿を想像する。
うわぁ、漫画みたいな展開。
美味しいなぁ、祐巳さん。


>>252-255
けれど、現実に起きたのはさらに漫画のようなこと。
羽村さんって・・・

「凄いっ。達人技だわ! 流石は我流!
それなら並の暴漢なんて一撃でしょう。
その間、実に2秒!
とか!」

257 名前:七荻鏡花 ◆gox9SAToRI :05/01/23 02:20

>>248
……心の中で合掌。

>>249
……ダメだ、マジで勘違いしてる。
こりゃ難儀ね。

「なるほど。でも亮に目を付けるなんて、その方も随分と奇特ですね。
……私? 私はそういうのはしませんわ。玉の肌が傷物になっては困りますから」

ちろり、と見つつそう返す。
気付かれるわけにはいかないから……

>>250>>252>>253>>254>>255>>256
……って、人の努力を水泡に帰すようなことをやるかなあ、まったく。
仕方ないんだろうけどさ……

後で二度ほど足をぐりぐり踏んでやろーっと。

>>251
せっこいこと考えてるなあ。
……でも、逃げられると思われたら困るわね。

「あら、島津さん。箸が動いていないようですけれど」

真っ正面から見つめつつ言う。
もちろん、目は外さない……さ、どう出るかしらね、うぷぷ。

258 名前:藤堂志摩子 ◆D4DGsIMaKo :05/01/23 02:22

>>252 >>253 羽村さん
たたらを踏んで、何とか踏みとどまりはしたけれど、祐巳さんの方が……。

そう思ったのも束の間、羽村さんは投げ出された砂糖壺と祐巳さんの双方とも、
鮮やかな手つきで受け止めた。

「祐巳さん、ごめんなさい。だいじょうぶ?」

とっさに声を掛けてから、

「……でも、ご謙遜なさっているけれどすごいわね」

由乃さんは(>>256 )大喜びしているようだし。

「……そういえば、いずみさんはキムチをお出ししてくださいましたけれど、これも
ご自分で?
こうしたお料理をなさるのは大変ではないかしら」

259 名前:福沢祐巳 ◆iZ6oqEYUMI :05/01/23 02:26

>>258 志摩子さん

「あ、うん、大丈夫だよ。
 私のほうこそ、ぶつかっちゃってごめんね。」

私ったら、志摩子さんにぶつかっちゃうし、心配をかけちゃうし。
乃梨子ちゃんがいたら、怒り心頭だろうな……

260 名前:火倉いずみ ◆IZUMIsjkws :05/01/23 02:32

>>247>>248

あ。福沢さん…。大変!!

今日のは香りを優先するために少しマイルドに作ったはずなのに。
やっぱり辛かったよね。


そしてけほけほ咳き込む福沢さんの横ではみつあみの島津さんが、鏡花ちゃんと凶悪ムード?
鏡花ちゃんも折角お招きにあったのに、ちょっとけんか腰。。。。
こちらも止めないとダメかな…
はぁ。折角の乙女化計画の日なのに。。。

ダメだよ鏡花ちゃん。島津さんみたいな華奢な人に喧嘩なんて売ったら。
鏡花ちゃんには悪いけれど、私は今現在、少しだけ島津さん派にならせてもらいます。
だって、島津さんはわたしの事を『藤堂さんみたい』って言ってくれたのを聞き逃さなかったから。
私もここの生徒会長さんみたいに貫禄があるって分かってくれた人なんだから。○いずみポイント +1(島津由乃)

と、思いつつも今、私は止めません。
今日の目的をきっちりと果たすため。

私はちょっとキムチで驚かせちゃったかもしれない藤堂さんにここぞとばかりにつめよって聞いて見る。
藤堂さんをよく知ることが出来れば、乙女度がアップできる気がするから。

>>258 自分で料理を?
「ううん。やっぱり美味しいものを食べたかったら、自分で作るのが一番、って祖母に教わったから。
 お店で、美味しいものが色々うってるでしょ?真似して作ってみて、上手くいったときって
 本当に嬉しくって…。それに、みんなに今日みたいに食べてもらえることもあるでしょ?
 ───藤堂さんも、自分だけの為がつらいって思うなら…、
 誰か、親しい人にも作ってあげてみようよ。そうしたら、絶対楽しいよ?私が保障するv」

261 名前:福沢祐巳 ◆iZ6oqEYUMI :05/01/23 02:32

>>257
どうやら、鏡花さんは、由乃さんも犠牲者にしたいらしい……
私は取りあえず、水を用意してこう言い返した。

「そういう鏡花さんも、キムチを全然お食べになっていないようですけど?」

……いずみさんのキムチに比べれば、可愛いものだけど一応3倍辛い奴。
   この際、鏡花さんも巻き添えにしてしまおう……

262 名前:羽村 亮 ◆qvxHEROsHs :05/01/23 02:34

>>255 福沢さん
>顔写真が載っていないのに、何で私の名前って分かったんですか?

 その疑問は当然だろう。
 俺だって名前を見ただけで顔がわかるような能力やカンは持っていない。

 理由は至って簡単で、当日に名前間違えて恥じかかないように、前もって調べておいたのだ。
 こういうことに詳し過ぎる友人(彼女と一緒になるため引っ越したはずだが趣味は相変わらずらしい)の情報網を使って。


 ただ、そう説明しても信じてもらえるかどうか…
 そう考えつつ一応説明を試みて見る俺だった。

 しかし、下調べして来た事が裏目に出るとはよくよく運がないよな…
 ああ、神様仏様…(リリアンならマリア様か?) 俺は最近、何か悪い事でもしましたか?

>>256 由乃さん
 まずい。

 なんだか知らないが、この子の期待に完璧にこたえてしまったらしい。
 もし俺を○キと勘違いしてるなら、地下闘技場最大トーナメントに参加させられる前に誤解を解かなければ!
 最凶死刑囚や海オウ戦だけは絶対に回避しなければっ!

「いや、だから達人とかそういうんじゃなくてさ…俺のは、ただちょっとカンが良くて
 周りの人や物の動きとかがわかるだけなんだ」

 って…この説明だけでも十分怪しい人のような気がして来た。

 ああ、また誤解を招きそうだ…

>>257 鏡花
>私はそういうのはしませんわ。玉の肌が傷物になっては困りますから

(…戦闘訓練暦は俺より長いくせに良く言うよなあ…まぁ、鏡花は基本的に後衛だけど)

 って言うか、いつの間にか戦いが展開されてるし。

>>258 志摩子さん
>でも、ご謙遜なさっているけれどすごいわね

「だから、それほどでもないんだよ……そうだ、まぐれ!まぐれなんだよ、さっきのアレは」

(…折角鏡花が誤魔化してくれたのに台無しにしちまったからなあ…ああ、もう今日はついてない…)

263 名前:島津 由乃 ◆ccYOSINObk :05/01/23 02:38

>>257
格闘技の経験はなし? ・・・すると、得物は飛び道具かしら。
折り鶴とかビー玉とか薔薇の花とか。
あるいはヨーヨーか剣玉か。

>「あら、島津さん。箸が動いていないようですけれど」
うっ、気付かれた・・・。

「あら、そうですね。
折角ご用意していただいたのに、私ったら」

拙い。
さっき祐巳さんにああ言っておいて今更、私まで同じ醜態をさらすのはバツが悪いわ。
あれ以上に身体張ったリアクションを見せて、受けを取る自信もないし・・・

「そういえばモデルをなさっているんですよね。
やっぱりそういう仕事の人は、格闘技はしないほうがいいのかしら」

こうなったら、話題を変えて話を誤魔化すのみ!

264 名前:福沢祐巳 ◆iZ6oqEYUMI :05/01/23 02:39

>>262 羽村さん

どうやら羽村さんには、ストーカーのようなご友人がみたい。
ますます持って怪しくなってきた。(羽村さんへの警戒心+3)

「……そうなんですか、
 それで鏡花さんやいずみさんも、
 そのご友人の情報で、彼女になさってんですか?」

265 名前:羽村 亮 ◆qvxHEROsHs :05/01/23 02:45

 いつの間にか、周りで赤い物体を巡って不穏な空気が流れている。


 …ああ、ハイソでセレブなお茶会のはずがなんかいつも通りの雰囲気に。
 仕方が無いので、いつも通りの行動に出る事にする。

 まず、自分の分を一気に口に放り込む。
 喉に詰まらない程度に勢い良く咀嚼し、やはり一気に飲み込む。
 砂糖壷から砂糖を大量に取り出して自分の紅茶に混ぜると、それを一気に飲み下した。

 顔が紅潮してくるのが自分でもわかる。
 だが、今回はこれだけでは終わらない。自分の物が片付いたら、次は…

「みんな、ちょっといいかな?
 俺、キムチは大好きなんだ。
 がっつくようで悪いけど、良ければみんなのをちょっと分けてもらいたいんだけど…」

 ああ、言ってしまった。
 自分の自己犠牲精神に乾杯。
 今ならきっと聖人に序列されても大丈夫さ!


266 名前:七荻鏡花 ◆gox9SAToRI :05/01/23 02:45

>>260
いずみはいずみで何か考えてるなあ……
この子のどこが華奢よ。神経ナイロンザイルみたいに図太いわよ。

まあ、止めないみたいだからいいけど。

>>261
ところが、思わぬ所からの機会射撃。
あっちゃあ、参ったなあ。
とは言え、まだこれならマシよね。
いずみのアレに比べりゃ……

「ええ、少々緊張していましたもので……では、失礼いたしますわね」

にっこりと極上の微笑み。
そしてキムチを口に運ぶ……
辛い、辛いけどそんなのはおくびにも出さず、優雅にゆっくりと食べる。

そして、口元を拭き、再度微笑みを福沢さんに向ける。

>>262
……下手打ったら、足ぐりぐり回数増やそっと。

>>263
話題を変えてきたな。
……本当にこの子格闘技とか好きなのね。

「ええ。私たちはこの身体自体が売り物ですから、傷つけては大変ですもの」

そういって、軽く見せつけるように腕を伸ばす。
ちょっと自慢の綺麗な腕。伊達にお金かけてないもの。

267 名前:藤堂志摩子 ◆D4DGsIMaKo :05/01/23 02:51

>>259 祐巳さん
「いいえ、祐巳さんがご無事で良かったわ。
羽村さん、ありがとうございます」
>>262 羽村さん
>「だから、それほどでもないんだよ……そうだ、まぐれ!まぐれなんだよ、さっきのアレは」

その割には……何と言えばいいのだろう、前もって分かっているような。
日本舞踊では、ないものをあるように見せることも舞の技法の一つとしてあるけれど、
そんな雰囲気を感じさせる。

「そう、かしら……」

あまりお聞きしてはいけないことなのかしら。

>>260 いずみさん
>「ううん。やっぱり美味しいものを食べたかったら、自分で作るのが一番、って祖母に教わったから。
> お店で、美味しいものが色々うってるでしょ?真似して作ってみて、上手くいったときって
> 本当に嬉しくって…。それに、みんなに今日みたいに食べてもらえることもあるでしょ?
> ───藤堂さんも、自分だけの為がつらいって思うなら…、
> 誰か、親しい人にも作ってあげてみようよ。そうしたら、絶対楽しいよ?私が保障するv」

と言われて、ふと昨年のバレンタインデーのことを思い出した。

「そう……ですね。
お料理とも言えないでしょうけれど、私も親しい方にお作りしたことがあって。
おいしいと言っていただけたときには、とても嬉しかったですから。

――お祖母さまがいらっしゃるのですね。
失礼ですけれど、ご家族のことをお聞きしてもよろしいでしょうか?」

これは皆さまに。
由乃さんと楽しくお話になっている鏡花さんや、羽村さんもどんな方がご家族に
いらっしゃるのかしら。

268 名前:福沢祐巳 ◆iZ6oqEYUMI :05/01/23 02:53

>>265
>>266

>「みんな、ちょっといいかな?
 俺、キムチは大好きなんだ。
 がっつくようで悪いけど、良ければみんなのをちょっと分けてもらいたいんだけど…」

>「ええ、少々緊張していましたもので……では、失礼いたしますわね」

(・・*)。。oO(羽村さんも鏡花さんも、喜んでキムチ料理を食べているみたい。
  やっぱりいずみさんのお手紙に書いてあった、みんなの大好物って本当だったんだ。)

「そんなに喜んで食べていただいて幸いです。
 まだまだ沢山ありますから、ご遠慮なさらずに食べてくださいね。」

私はそういって、まだ大量に残っていた、キムチを山盛りにして、
羽村さんと鏡花さんのお皿によそった。

269 名前:島津 由乃 ◆ccYOSINObk :05/01/23 03:02

>>261
祐巳さん、ナイス援護射撃!


>>262
勘がいい!
それこそ達人の条件じゃないですか!
鍛え抜かれ、研ぎ澄まされた第六感・・・それがあればこそ、
背後からの一撃を鍋蓋で受けとめることもできるんでしょう?

羽村さんは、箸で飛びまわる蝿を掴んだりもできそうですよね。

270 名前:火倉いずみ ◆IZUMIsjkws :05/01/23 03:02

・・・・・・・亮くん。
何か、必死・・・・・・・・・・・・。そんなにどうして弁明するの?
・・・・・・・・・・・うん、他の学校の生徒に悪く思われるのは色々よくないっていうのは分かるけれど。。

>>265 って思ったら、私のキムチを、愛するキムチを食べてくれるんだ。。
どんどんどんどん減るキムチ。
そんなに好きでいてくれたなんて─────

わたしは、足元にさりげなく置いておいた4時限風呂敷を見た。
中にはびーーっしりのキムチが蠢いていたけれど。
これは、残念だけれど、蓋を開けて匂いをかいで仕舞う専用のだから。

たべないよー、たべないよー。なくならないようにー♪(カレーパンの歌の節で)

ゴメンね、亮くん。明日からは精一杯作らせて貰うから。
心の中で、私は亮くんに謝った。心の底ではあんなに一杯たべれていいなー、って思いつつ。

>>267 藤堂さん
家族───ですか。
凄く、素敵な兄と…うん。おばあちゃんはなくなっちゃったけれど。
凄く好きだったよ──────はぁ。

うん、小さいときに男の子と混ざって遊んで、夜遅くなっちゃって。
兄と一緒に怒られて、物置に入れられちゃって。
そのときの事とか、今でも思い出すもの。
二人でつまらないことを言い合って、励まして。。。兄妹っていいよね。
そういえば、ここの生徒会のみなさん、って皆姉妹がいるって聞いたけれど。
もし、するのなら…。私と鏡花ちゃん、どっちを姉妹にしたい?

271 名前:藤堂志摩子 ◆D4DGsIMaKo :05/01/23 03:03

>>265 羽村さん
>「みんな、ちょっといいかな?
> 俺、キムチは大好きなんだ。
> がっつくようで悪いけど、良ければみんなのをちょっと分けてもらいたいんだけど…」

せっかくお出しくださったのに悪いけれど、全部をいただく自信は流石に。
そう思っていたところに、助け船を出してくれたのは羽村さん。

――でも、だいじょうぶかしら。
お顔の色が優れないようだけれど。

「ええ、ではまだ箸を付けていませんから、このままで」

取り皿に乗ったちょうど半分を羽村さんのお皿に移し替える。

272 名前:七荻鏡花 ◆gox9SAToRI :05/01/23 03:08

>>267
……家族、か。
正直、家族と言われても父にも母にもこれという感情はない。
別に家族仲が悪いとかではなく、純粋に「ない」のだ。

たぶん、それはあの人たちがあたしを見たことがないせい。
あの人たちの目はいつも姉さんに行っていた。
別に、それを不満に思ったことはないけれど……結果、あたしにとって両親というものはとても希薄になってしまった。

だから、家族と言われて真っ先に浮かぶのは姉さん――美里姉さんのこと。
優しくておっとりしててでも強くて素敵な姉さん。
……あたしは、そんな姉が大好きで大嫌い。

「別段面白いお話しがある家族ではございませんけれども、父と母、それに姉が一人おりますわ」

……でも、そんな風に思うあたしはもっと嫌いだ。

>>268
……容赦ないわね、この子ダヌキ。
そろそろ心の声も地がバリバリになってきた気がするけど気のせいよ、うん。

ともあれ、これではどうしようもない。
食べるか……って食べたら確実に死ぬ。
古典的だけど仕方ない。

「あっ!」

そういって何もないところを指さす。
かわいい子ダヌキちゃんは指さした先を見る……チャンス!

素早く亮の皿に2/3程うつす。
全部ってわけにはいかないしね……おかわり入れられそうだから。

273 名前:羽村 亮 ◆qvxHEROsHs :05/01/23 03:10

>>267 志摩子さん

「あー、その…うん。あんまり深く聞かないでくれるとありがたい」

 正直、これ以上聞かれたら白状しかねない。
 俺はこれだけ言って誤魔化す事にした。

>>268 祐巳ちゃん
>まだまだ沢山ありますから、ご遠慮なさらずに食べてくださいね

 俺の表情は、このとき確実にこの世の物ではなかったと思う。

「ああ、それ…は…す…ごくう…レ…シい…なぁ……」

 俺はそれだけ言うと真赤な刺激物を頬張った。
 ものすごい勢いで、鏡花の分も一気に。

 なんだか、他の人の皿の上からも俺のさらに移動しているような気がするが、
 それも全て俺が選んだ茨の道。さらば、愛しき日々よ。俺は今旅立つ。

 …意識が朦朧としてくる。

 顔色が真赤になった後に青紫になって来たのが自覚できる。

 全身を悪い汗が覆い尽くしたそのとき、ようやく最後の一切れを飲み下した。

 次の瞬間、行儀や礼儀を一切気にせず…と言うより気にする余裕もなく、
 ケーキを鷲掴みにして口の中に放り込んだ。

 ああ、生きているって素晴らしい…そう思った瞬間、俺は自分の意識を手放した。

274 名前:福沢祐巳 ◆iZ6oqEYUMI :05/01/23 03:11

>>270

>そういえば、ここの生徒会のみなさん、って皆姉妹がいるって聞いたけれど。
>もし、するのなら…。私と鏡花ちゃん、どっちを姉妹にしたい?

「はい、姉妹といっても仮の姉妹で、血縁関係ではないんですけどね。
 お二人のうち、スールになるならですか……
 あ、スールと言うのは、姉妹のことです。」

 「それで、ご質問の答えですけど、お二人の妹にはなれません……ごめんさい。
 私の姉は、小笠原祥子さま、ただお一人ですから。
 妹にするというのも、お二人の事を、まだ良くご存知ではないので、
 一概には決められません……申し訳ないです。」

275 名前:島津 由乃 ◆ccYOSINObk :05/01/23 03:12

>>266
祐巳さんの援護射撃もむなしく、鏡花さんはキムチを平らげる。
あのキムチじゃ火力不足だったか。
これは私も覚悟を決めるしかないの・・・(>>265)助かった!

「まあ、そうですか。それは幸・・・いえ、それでしたら私の分もどうぞ?」

にこやかにさりげなく、お皿を羽村さんへお渡しして、鏡花さんに向き直る。

「わあ、綺麗な肌ですね・・・」

本当に綺麗。
まあ、総合的には令ちゃんの方が綺麗だけど。

「モデルさんて、食事やなどもそうでしょうし、体型の維持など色々と気を使うことが多そうですよね。
学生生活との平行してお仕事なさるのって大変でしょう?」

裏の仕事もあるんだしね。

276 名前:火倉いずみ ◆IZUMIsjkws :05/01/23 03:26

>>274 福沢さん
(・・*)。。oO(お嬢様は、やっぱり一途、じゃないとダメっていうコトだよね…)

ふむふむ。なんて感想を思ってるばあいじゃなくって。。。あわわ。。。りょ、亮くん!

>>273
キムチの食べすぎできむちわるくなってる亮くんの元へ私は走った。
しっかりして。。この感じは食べすぎ、とはちょっと違うみたいだけれど…。
そんなにむりして食べてくれるなんて…

(・・*)。。oO(よっぽど、好きだったんだね…きむち)

私は横綱が怪我に負けずに復帰してきた時の首相みたいに感動したの。
だから、ちょっと膝に亮くんの頭を乗せてあげながら、こう言いました。

「ごめんね…私の特製、実は今まだ沢山残ってるの。隠したりしたから…
 亮くんが普通のキムチ、沢山食べちゃって…倒れちゃって。
 家に帰ったら、こっそり秘伝のをたっぷり食べさせてあげる。。。
 だから…今は…疲れたでしょ。ゆっくり寝ていて」


>>275 島津さん
むむ。どうも島津さんは、私たちの活動を察知している感じがする。。
だからちょっと会話に口を挟みます。

「ん。。私たちって天文部だから、夜の活動も多いしね…鏡花ちゃんはその中で
 本当によく頑張ってくれてるって思うよ。奇麗になる秘訣ってなんなの?
 私にも教えてよ、鏡花ちゃん」

277 名前:羽村 亮 ◆qvxHEROsHs :05/01/23 03:30

 (目が虚ろになり青く輝いている)
 ああ、なんだろうこの川は……向こう側でサカキさんが手を振ってる…

 …気付かなかった。
 今夜は、こんなにも、月が、キレイだ――――

(>>276 いずみさんに介抱されつつ―― )
>家に帰ったら、こっそり秘伝のをたっぷり食べさせてあげる

 ッ!

「俺は今何を見たんだっ!?」

 ヤバい、もう少しで向こう側の世界にイってしまうところだった。
 目覚める直前、なんだかものすごいヤバい言葉を聴いたような気もするがその事は記憶の外に追いやる。

 とにかく、人心地つこう…

「済まないけど、お茶をもう一杯もらえるかな?」

>>264 祐巳ちゃん
>それで鏡花さんやいずみさんも、そのご友人の情報で、彼女になさってんですか?
(呑みかけた紅茶を噴き出しそうになってむせる)

「げほっ!ゴホッ! いや、いきなり何言いだすんだよ!
 それじゃまるで俺が二股かけてるみたいじゃないか!」

 星川じゃあるまいし。
 ちょっと失礼かもしれないが、俺は祐巳ちゃんにストーカー呼ばわりされた女誑しの友人を思い浮かべた。

「だいたい、いずみさんや鏡花が彼女ってのは一体どう言う根拠があって…ッ?」

 その瞬間、何か空気が変わったような気がしたのは気のせいだろうか。

>>267 志摩子さん

「家族…ねえ。あー、俺の両親は随分前から仕事で海外なんだ。
 それ以前も留守がちで俺はずっと一人だったし…
 ああ、でも今はそうでもないかな。無愛想なのとやかましいのが一人ずつ家族になったような感じだし」

>>269 由乃さん
>羽村さんは、箸で飛びまわる蝿を掴んだりもできそうですよね。

 …出来るな、多分。

 でも、「無理だってそんな事は」と言っておこう。後が面倒だし。

 …なんで、こうハイテンションなんだろう、この子は。
 ヤバいクスリでもキメてるんじゃないだろうな?

278 名前:七荻鏡花 ◆gox9SAToRI :05/01/23 03:36

>>273
亮、アンタの犠牲は忘れないわ……
ちゃんと墓には「ナンパ男ここに眠る」って書いてあげるから。

>>275
「ええ、ありがとう」

褒められて悪い気はしない。
少し微笑み返す。

「そうですね、食事には気を遣っていますわ」

『丼ものがつがつ食うけどな』

なんか、気絶してる亮のツッコミが聞こえた気がするけど気にしない。

「少し気を抜くと太りそうですし、体型維持は本当に大変ですよ」

これは事実。
結構体質的にそうなのよね……気を付けないと一発でアウトだわ。

……で、まだ由乃は勘違いしてるっぽい。

>>276
ナイスフォロー、いずみ。

「秘訣……ですか。そうですね、まずは自信を持つこと、かな。
自分は綺麗なんだ、綺麗になれるんだ、って思わないとダメ。
ダイエット法なんて言うのは結局その自信を外から付けさせるためのものだもの」

……特にいずみはかわいいんだから自信持ちなさい、とはさすがに言えなかったけど。

>>277
……とりあえず、ぐりぐり三回追加。

279 名前:藤堂志摩子 ◆D4DGsIMaKo :05/01/23 03:37

>>270 いずみさん
>家族───ですか。
>凄く、素敵な兄と…うん。おばあちゃんはなくなっちゃったけれど。
>凄く好きだったよ──────はぁ。

>>272 鏡花さん
>「別段面白いお話しがある家族ではございませんけれども、父と母、それに姉が一人おりますわ」

少し、立ち入ったことをうかがってしまったかも知れない。
鏡花さんは表面上平然としているけれど、どことなく余所余所しく聞こえる。

「ごめんなさい、いくら何でも失礼だったわ。
私は……そうね、父と母、それとお手伝いくださっている方が」

取り繕うように言ってから。

>そういえば、ここの生徒会のみなさん、って皆姉妹がいるって聞いたけれど。
>もし、するのなら…。私と鏡花ちゃん、どっちを姉妹にしたい?

「ええと……リリアンの姉妹スール制度のこともご存じなのですね。
そうですね、」

言葉を切って、少し考える。
いずみさんは落ち着いていて、どことなく江利子さまを思わせる雰囲気がある。
鏡花さんは、何となく由乃さんと似たところがあって、でもどことなく違う。
多分妹としても、また姉としてもこのお二人とはスールにはなれない。

「私には、お二人を妹としても、また姉としてもお支えする自信がありませんから。
ごめんなさいね」

>>273 >>277 羽村さん
>「あー、その…うん。あんまり深く聞かないでくれるとありがたい」

やっぱり、何かのご事情があるのかも知れない。

「ええ、分かりました」

>「家族…ねえ。あー、俺の両親は随分前から仕事で海外なんだ。
> それ以前も留守がちで俺はずっと一人だったし…
> ああ、でも今はそうでもないかな。無愛想なのとやかましいのが一人ずつ家族になったような感じだし」

「ええと……ご一緒にお暮らしになっている方が?」

280 名前:福沢祐巳 ◆iZ6oqEYUMI :05/01/23 03:40

>>276
>>277

いずみさんは気絶した羽村さんの為に、膝枕までなさったというのに、
羽村さんはいずみさんのことを、彼女じゃないなんて否定なさった。
やっぱりいい加減な人なんだ……私はさらに羽村さんへの警戒心を強めた。
(羽村さんへの警戒心+3)

さらに誰とは断言してないけど、お二人の事をご自分で家族とまで言っている
……と言う事は、3人は夫婦!?
ますます持っていい加減だと思った。
(羽村さんへの警戒心+5)

「羽村さんは鏡花さんといずみさん、どっちが大切なんですか!」

281 名前:島津 由乃 ◆ccYOSINObk :05/01/23 03:45

>>270
「お二人を姉妹に?
そうですね・・・」

鏡花さんは、なんとなく私とキャラが被ってる。
姉妹としてやっていくには合わないだろうな。

いずみさんは、何考えているのかわからないけれど、
志摩子さんタイプで、一緒にいて疲れることはなさそう。

これでどちらかと言われれば・・・

「私が騒がしいタイプですから、落ちついている
いずみさんがお姉さまの方が合うかもしれませんね」

>>276
「そうか、天文部だもの夜の活動が主ですよね」

なるほど、それなら宵闇に紛れて裏の活動をしても怪しまれないのね。
大変だなぁ。
そうそう、あんまりそっちの話題に触れちゃいけないんだったわね。
目の前の達人技に感動して、すっかり忘れていたわ。
それじゃ、部活の話に戻して、と。

「天体観測はどちらでされているんですか?
学校の屋上とか、皆さんで山に登ったりとか?」

>>277
謙遜・・・というよりは、正体を隠しているつもりなのね。
わかってます、それには触れません。

「うーん、やっぱり無理ですよね、小説の剣豪じゃあるまいし」

でも、ちょっとくらいは秘技とか見たいなぁ。


282 名前:火倉いずみ ◆IZUMIsjkws :05/01/23 03:46

>>278 鏡花ちゃんの教え
「奇麗になる、っていう意思───かぁ」
そういわれてみると、私にはそれはかけていたかもしれない。
でも、どうして今になって「奇麗になる」なんていう事を気にしだしたんだろう。

そう思って私はさっきまで私がちょっと看病していた亮くんの顔をみた。

「/////」

…もしかして。なんとなく分かった気がする。。。
やっぱり、私は亮くんのこと。・・なのかな?

>>264>>267  彼女さん?
(¬_¬) ジーーー☆ーーージ
亮くんが起き上がりしな、不穏当な言葉を話している気がする。
わたしは、キムチを食べた。しゃりしゃりと食べた。
亮くんのお皿によせられたぶんまでぱりぱりと。
そして言う。

「鏡花ちゃん。鏡花ちゃんって亮くんの彼女さん、なの?」  

283 名前:七荻鏡花 ◆gox9SAToRI :05/01/23 03:57

>>279
「いえ、失礼だなんて……お気になさらないでください」

気取られちゃうぐらいには動揺したって事よね。
……ダメだなあ。

>>280
……危うく紅茶を噴き出しかけた。
なんつー事聞くのよこの子。

……とは言え、興味がないわけじゃない。少し耳を澄ましてみる。

>>282
亮を見て頬を染めるいずみ……あーあ、意識しちゃってまあ。
なんというか、微笑ましい。

……ごめん嘘。
なんつーこと聞いてくるのよ、いずみ!

「別に、そんな関係になった覚えはありませんけれど?」

ちろりん、と亮の方を見る。
……余計な事言ったら殺すという意志を秘めた瞳で。

284 名前:羽村 亮 ◆qvxHEROsHs :05/01/23 04:00

>>278 鏡花
>亮、アンタの犠牲は忘れないわ……
>……とりあえず、ぐりぐり三回追加。
 うう、冷たい視線をヒシヒシと感じる…

>>279 志摩子さん
>ええと……ご一緒にお暮らしになっている方が?

「ああ、一緒に暮らしてるって訳じゃないけど、食事とかは一緒にしたりするな。
 簡単に言えばお隣さんだよ。同じ天文部のメンバーの祁答院マコトってヤツと
 その扶養家族のキララってのが偶然となりの部屋に引っ越してきたんで…
 まぁ、成り行きで家族っぽくなったかなあ…」

 まぁ、色々と面倒事も増えたけど、賑やかな毎日はそれ以前より確実に楽しいと思うし。

>>280 祐巳ちゃん
>羽村さんは鏡花さんといずみさん、どっちが大切なんですか
 ええっ!?
 何だよその質問!

 って言うか何で俺がこんな質問に攻め立てられなくちゃいけないんだ!?

「え、いや…なんでそんな?
 そりゃ、確かに色々とあったけど、二人とも今まで戦い抜いてきた大切な仲間だし
 どっちを選べなんて…そんな選択は…」

 どんどんしどろもどろに…
 ええい、冷静になれ、俺!
 こんな時は当事者に助けを…
>>282 >>283
 求められそうもなかった…orz

>>281 由乃さん

 …ある意味で火者向きかもな、この子は。
 物怖じしないし。

>うーん、やっぱり無理ですよね、小説の剣豪じゃあるまいし
 …この子はどうやら剣豪小説が好きなのか。
 俺も比較的日本刀系の剣をこのんで使っているし、割と気が合うかもしれない。

 秘剣・燕返しとか無明逆流れとか期待されても、あいにくそう言う技とは無縁だ。

 文字通り秘「剣」なら色々あるんだけどなあ。アメノオハバリとかオオマガツヒとか。
 …魔剣や神剣と言ったほうが近いかもしれない。

「まぁ、縁があればそう言うのも見られるかもしれない、かなぁ?
 ひょっとしたら俺みたいななんちゃってじゃなくて本物の達人に会えるかもしれないし」

285 名前:火倉いずみ ◆IZUMIsjkws :05/01/23 04:06

>>279 ん…
「そうだよね。もし、とかそういうのってありえないよね」

私の兄がもし亮くんだったとしても、それはやっぱり違うと思う。
きっちりとどちらも無理っていう藤堂さんは誠実な人だって思いました。

>>277 家族…
「そっか。マコト、元気に普通に暮らせてるんだね」

私は幼馴染の祁答院マコトの事を想いました。
あの子はちょっと、世間ずれしている所があるから…上手くやってるみたいでほっとする。
何か周りの空気は「家族みたいなもの」発言!に剣呑な空気を漂わせている気もするけれど。

>>280
(ドキドキ…

>>281 ドキドキしながら。
島津さんが私の妹だったら。
ちょっと考えて見ます。
「いずみー、朝はやくおきないとちこくするわよー(がんがん)」
「あ・・・由乃、おはよーーーーz−z−zzzzzz」
「そう、そんなに私の声で『ずみちゃん』は起きたくないって言うんだ」
「え…」

ちょっとスリリング。島津さんには私は鏡花ちゃんの方が似合ってるかも、って
ちょっと汗ジトで思ったりしちゃいました。

>天文関係

「そうね。今度、島津さんも参加してみる?
 目に自信があったら面白いことも教えてあげれるよ…私は目が悪いから、イマイチなんだけれど」

「たとえば」

そういって、北斗七星の載った写真をとりだしました。
ここの柄杓の柄の部分。柄杓の水を受ける部分から数えて「おおぐまのしっぽ」
の「しっ」にあたる数の星。。じーーっと見てよ。よくよく。

ここの星って実は二重星でね。大昔は暗い方の星を見えるかどうかで視力を試したんだって。
『しっ』、の『し』の星と小さい『っ』の星が並んでるって覚えると目の検査に使いやすいから。
参加できなくっても、こういう事をしってると。星空を見るのが楽しくなるんだよ。

観測は…うーん。。最近は学校の屋上が多いかなー。。。あんまり予算とか時間がなくって…。 

286 名前:島津 由乃 ◆ccYOSINObk :05/01/23 04:07

>>278
体型維持って大変らしいですものね。

私は、もっと筋肉をつけて体重増やしたいんですけれど、
食べても太らない体質らしくて逆の意味で大変です。

もういっそ、プロテインのお世話にでもなりたいくらい。

>>282-283
気がつくと、なんだか緊張した雰囲気に。
三角関係。恋の鞘当。
というか修羅場といったほうがいいかしら。

これが共学高校の醍醐味なんでしょうね。
まっ、でも、二股は良くないわね。
私だったらロザリオつき返しているところだわ。


>>284
そんな機会があればいいんですけれどね。
羽村さんは、なんちゃって達人かどうかは兎も角、恋愛の達人にはなる必要があるかもしれませんね。
それも早急に。

他人の恋愛問題には、関わらない方がいいでしょうね。
ここは傍観しておこうっと。
リリアンではあまり見る機会がないだけにいい勉強になりそう。

ああ――お茶が美味しい。


287 名前:福沢祐巳 ◆iZ6oqEYUMI :05/01/23 04:16

>>284

>「え、いや…なんでそんな?
 そりゃ、確かに色々とあったけど、二人とも今まで戦い抜いてきた大切な仲間だし
 どっちを選べなんて…そんな選択は…」

……羽村さんは不誠実すぎると思う。(羽村さんへの不信感+10)

私は普段の自分を棚に上げて、羽村さんに問いただした。

「そんな……選べないなんて!そんないい加減な事を!
 お二人のお気持ちはどうなるんですか!」

288 名前:島津 由乃 ◆ccYOSINObk :05/01/23 04:22

>>285
・・・?
私の答えを聞いて、何故こめかみに汗が滲んでいるのかしら?


みんなで天体観測か、楽しそうですね。それにロマンチック。
お姉さまはそういうの好きだから、喜んで参加しそう。

あっ、その星は聞いたことあります。
北斗七星に寄り添うように輝く星。それを見た人は寿命が縮まるって伝説があるんですよね。
昔の人は、視力検査にも命がけだったのかしら。

・・・羽村さん、その星がばっちり見えちゃってそう。

289 名前:火倉いずみ ◆IZUMIsjkws :05/01/23 04:31

リリアンタイム 恋のスキルアップ。
まとめ。

1.亮くんはちょっと浮気性なのかも。。。
2.奇麗になるためには自信を持つこと。
3.お嬢様、っていうのは真が強い人の事。
4.キムチは、お茶請けになりません。

そして、一番の真理は。

──────ああ、お茶が美味しい。

凄く楽しい人たちと話しているのに、なんとなくあの部屋のお茶用ビーカーが
懐かしく思い出されている私。

だから、私は止めました。

>>287 福沢さん
「ふたりの、きもち?」

わたしは、亮くんを…。そうかもしれないけれど。
私は亮くんじゃなくって、鏡花ちゃんの顔を見た。
さっき、否定していた鏡花ちゃんの顔を。

290 名前:羽村 亮 ◆qvxHEROsHs :05/01/23 04:35

…俺は、どっちかを答えなくちゃいけないのか?
 周囲の空気はもはやまさかの時のスペイン宗教裁判も真っ青の弾劾裁判だ。

 鏡花は口では>>223(別に、そんな関係になった覚えはありませんけれど?)とか言ってるが、
 かと言っていずみさんと言う答えを匂わせれば明らかに殺気が倍増する。

 いずみさんはと言えば、鏡花っぽい事を口走るとこの世の終わりみたいな表情をする。

 …オネガイデスカラ、ダレカ、タスケテクダサイ…

>>288
 ああ、俺にははっきりと見える。
 あの星の傍らに輝く死兆星が!!

>>287 祐巳ちゃん
>お二人のお気持ちはどうなるんですか!

 …ああ、そうか。
 俺は本当に大事な事をすっかり忘れてた。
 俺がどっちを好きだったとしても、向こうがどうとも思ってなければただの独りよがりだ。
 雰囲気でそれっぽくはなっていたけど、実際に聞いて確かめたわけじゃない。

「…いずみさん、鏡花は…その、どう思ってるんだろう?
 二人の気持ちが大事なら、まずそっちを先に確認しなくちゃいけないんじゃないかと思う」

 …ひょっとしたら、責任転嫁かもしれない。
 それ以下のただの時間稼ぎなのかも知れない。

 でも、俺が答える前にそれは絶対聞いておかなくちゃいけないことだと思った。
 ここで答えが返ってきたら、俺も覚悟を決めるしかない―――


291 名前:藤堂志摩子 ◆D4DGsIMaKo :05/01/23 04:41

>>283 鏡花さん
>「いえ、失礼だなんて……お気になさらないでください」

やんわりと、拒絶の意志が感じられる。
これ以上立ち入るのは止しておこう。
と、話題を変えて、

>>284 羽村さん
>「ああ、一緒に暮らしてるって訳じゃないけど、食事とかは一緒にしたりするな。
> 簡単に言えばお隣さんだよ。同じ天文部のメンバーの祁答院マコトってヤツと
> その扶養家族のキララってのが偶然となりの部屋に引っ越してきたんで…
> まぁ、成り行きで家族っぽくなったかなあ…」

「そう、ですか。
でも、そうした親しくしていらっしゃる方が近くにおいでになると、きっと楽しいでしょうね」

姉妹べったりではなかったから、想像はしづらくはあるけれど……ふと、乃梨子が
時たま遊びに来たときのことを思い出した。

>>285 いずみさん
>「そうだよね。もし、とかそういうのってありえないよね」

「そうですね。
よほどの偶然があれば、あるいは分かりませんけれど。
でも……」

もし、偶然に同じリリアンに通うことになって、知り合うことが出来て、同じ境遇であったと
したら。
考えたとしても、偶然が作り上げたいずみさんや鏡花さんは、今ここにいるいずみさんや
鏡花さんとは別人だろう。

「今の私には、姉として迎え入れてくれた方や、妹としていてくれる人がいますから。
そう言った方々のお気持ちを考えると」



292 名前:七荻鏡花 ◆gox9SAToRI :05/01/23 04:42

>>286
「食べても太らないって、羨ましいですね」

……実際、羨ましい。
太らないんなら、越野家の牛丼特盛り、いつでも食べられるじゃない。
ちー、いいなあ。

>>287
……なんか、ちょっと目を離した隙にエライ進み具合ね(汗)
予期しない方向に、だけど。

「ふたりの気持ち……?」

>>289>>290
いずみがこちらを見る。
……あー、もうっ。

「……気持ちも何も、別にどうとも思っていない、と言いましたけれど?」

……自分でも分かるぐらい、声が冷たい。
なんて言うか、冷静通り越してる。

293 名前:島津 由乃 ◆ccYOSINObk :05/01/23 05:14

>>292
「うぅん、よくそう言われるんですけどね。
それってきちんと食べたものを血肉にできていない、燃費の悪い身体ってことだから。
私としては、あんまり嬉しくないんです。
ちゃんと食べたら食べただけ、増えるほうがいいなぁ」


いつか男の人と恋愛することになれば、また違った考えになるのかもしれない。
いまの鏡花さんみたいに。

それにしても、なんだか気温下がってきた気がするな。
お茶を暖めなおしておこうかしら。

294 名前:藤堂志摩子 ◆D4DGsIMaKo :05/01/23 05:25

http://www.appletea.to/~charaneta/ikkoku/img/1040000025/294.jpg (5KB)

>>293 由乃さん
お茶……?

そういえば、ティーコジーを被せておいたから、ある程度は保温されているけれど
これだけお時間が経ってしまえば流石に冷めている。

「そういえば、皆さまお茶を淹れ直そうと思いますけれど、いかが?」

295 名前:???:05/01/23 05:32

 火倉いずみが、質問を受けてその答えを口に仕様とする。
 いま、その第一声がもれるかと言う、唇が微かに動いた―――

 ―――その瞬間だった。

 「「待てぇぇぇい!!!」」

 部屋の窓ガラスを割り、稲光のような速度で二つの影が部屋に飛び込んできたかと思うと、
 小さな影が羽村亮の顔面に沢村忠も驚くほどの真空跳び膝蹴りを叩きこんだ。

 そして、彼が思わずのけぞった瞬間大きな方の影が彼を受け止めた。
 次の瞬間、ルー・テーズもカール・ゴッチも手放しで賞賛するであろう
『臍で投げるジャーアマンスープレックス』が、芸術的なまでのブリッジを見せていた。

 押し入ってきた影の正体は、2人組の男だった。
 片方は大柄で屈強な体格、もう一人は小柄で敏捷そうな体躯だった。

 そして、二人とも見事なまでのルチャドール・スタイルだった。
 派手な紋様の入ったマスク…それぞれ抽象化された龍と虎を模している。

 冬場だと言うのに上着は着ずに薄手のTシャツ一枚。ズボンはぴっちりとしたタイツ。
 腰にはチャンピオンベルトまで付けていた。
 見事なまでのプロレスラーだった。

「俺の名はマスク・ザ・しっと1号!」

 虎マスクの大男が叫んだ。シャツにはアルファベットでSHINKAIと書いてある。

「オレはマスク・ザ・しっと2号!!」

 龍マスクの小男が叫んだ。タイツにロシア文字でмомосеと書いてある。

「たった今、不届き者に天誅を降した!!」
「この世に悪の栄えたためし無し!二股などと言う外道極まる悪党は我々が完膚なきまでに滅ぼした!」

「「では、さらばだ!!」」

 言いたい事だけ言うと、彼らはまた窓から去っていった。
 呆然とする一同を尻目に、気絶した羽村亮を抱えたまま。

 階下で、女生徒の叫びや警備員の怒鳴り声が聞こえ、それが遠ざかってゆく。
 遠くから、パトカーのサイレンが聞こえてきた。

 そろそろ、日が暮れる時刻だった。

296 名前:藤堂志摩子 ◆D4DGsIMaKo :05/01/23 05:43

と、席を立った瞬間。

>>295

「……あら?」

羽村さんを抱えて窓から立ち去るお二人の姿を見送ってから。

「困ったわね、羽村さんの分をうかがっていなかったのだけれど……。
ええと、鏡花さん、いずみさん?」

所在なさげに沸騰したポットのお湯を手にして。

「羽村さんのお茶を淹れ直そうとしたのだけれど、余ってしまって。
よろしければ、いかがかしら」

297 名前:島津 由乃 ◆ccYOSINObk :05/01/23 06:25

>>295
突然の闖入者が、”達人”の羽村さんを瞬く間に打ち倒す。
これは――今まで羽村さんが懲らしめてきた暴漢のお礼参り!?

覆面しているのがそれっぽい。
だけどでもプロレスラーだし、覆面しているのが正しいのかしら。

というか、ここ2階なんだけど。
ああでもルチャドールなんだし、空中殺法でなんとかなるのかしら。

いやいや、そうじゃなくて――
などと慌てる私の前で、

>>296
なんでもなかったかのように振舞う志摩子さん。

・・・ありがと、志摩子さん。おかげで落ちついたわ。脱力したともいうわね。

えーと。一応、確認しとこうかな。

「鏡花さん、いずみさん。これって事件なのかしら?」


298 名前:七荻鏡花 ◆gox9SAToRI :05/01/23 06:57

>>295
……いや、ちょっと待て。
あまりの早業にツッコミ入れ損ねたけどちょっと待て。

あ ん た た ち 何 や っ て る 。

とは言え、既に奴らは疾風のように去った後。
部室に戻ってからとっちめるしかないわね。

>>296
「ええ、でしたら頂けますか? 喉が渇いてしまって」

>>297
「事件? 何事かありましたっけ?」


平然と。
あれよあれ、こんなところで慌てるようなはしたない真似するわけにいかないものね。

そして、何事もなく・ ・ ・ ・ ・お茶会は幕を閉じた。

299 名前:島津 由乃 ◆ccYOSINObk :05/01/23 07:07

>>298
つつがなくお茶会は終了。
何事も平穏無事が一番よね、うんうん。


さて、今回のお茶会を総括すると・・・

二股は良くないってことね。
アレが最後のしっと・ザ・マスクとは思えない。
二股をする者がいる限り、第2・第3のしっと・ザ・マスクが現れるに違いないわ。

祐巳さんも、はっきり決めないとね?

300 名前:火倉いずみ ◆IZUMIsjkws :05/01/23 07:10

>>295>>297
「事件…うん。あったかもしれない」


しっとマスク……格好いいよ……。
亮くんを連れ去る姿を見て、わたしはそう呟いた。
どこのだれなんだろう…。こんな危機を救ってくれるなんて。
身近な人にもそういう人、居てほしかった。

ぼそりと私は誰にともなく、小声で言った。

「亮くんも、あの人たちくらい、きっちりと行動してくれればいいのに」

なんて、ね。

>>296
「うん、いただきます」

───あ、茶柱。

明日以降はきっと、いいことがありますように。
こうして、私のお茶会は多分平穏に幕を閉じました。

301 名前:謎のリリアンしっと・ザ・マスク1号2号(M):05/01/23 07:11

>>299 (注:BGMは「ジョーズのテーマ」でお読みください)

 突然の闖入者に騒然とするリリアン女学園。
 その校舎から僅かに離れた場所に立つ、通称「薔薇の館」を見上げる二つの――いや、
重なり合っているので一つと表現するべきか――影があった。

「ちょ、いいですこと、可n……しっとマスク1号さん?」
「分かっています、瞳k……しっとマスク2号さん」
「今回のことはあくまでも双方の目的、利害が一致しただけですから」
「言われるまでもありません。t……しっとマスク2号さんとはこのような形で協力する
とは思っていませんでしたが」

 被りものをしている上に声を潜めているため、聞き取りにくいはずだが、何故か二人の
意思疎通は無事に行われているようだ。
 しっとマスク1号、と呼ばれた長身の影は長い黒髪を赤いマスクから垂らし、しっとマ
スク2号と呼ばれたレースのラメ入りマスクの端から巻き毛を覗かせている小柄な影を、
背中合わせに背負っている。

「でも、本当にこのようなことで祐巳さまの目を覚ますことができると?」
「仕方がありませんわ。祐巳さまは鈍感だから、これくらいしないとお解りにならないの
ですわ」
「……私が言っているのは、今のこの可笑しげな体勢のことです」
「ふっ……分かっていませんのね、可南……しっとマスク1号さん。これは長身で力のあ
るあなたと、小柄ではありますが演技力に優れたこの私との由緒正しいツープラトン技な
のですわ」

 しっとマスク1号の背で胸を反らせながら、しっとマスク2号は答える。
 ……それはそれで参考にしたものがおかしい気がするが。

「では行きますわよ、可南子さ……しっとマスク1号さん」

 心なしか、マスクから覗く巻き毛がくるくると回転したように見えた。

『ドリル順回転、とっか―――ん!』

 見事にかけ声をユニゾンさせながら「薔薇の館」の扉を開け放つと、一つになった影は
古い階段を暴走する機関車のように駆け上った。


302 名前:福沢祐巳 ◆iZ6oqEYUMI :05/01/23 07:13

>>301
「あれ? どうしたの? 二人揃ってなんて珍しいね。」(*^-^)ニコ

to be countineud......?

303 名前:福沢祐巳 ◆iZ6oqEYUMI :05/01/23 07:56

っと、肝心なの忘れちゃった(゚ー゚;Aアセアセ

本日は、朝の8時までお付き合いいただいて、有難うございました。
何かご意見・ご感想等がございましたら、下記のスレッドまでお越しください。

薔薇の館@ビスケット扉の向こう2(避難所)
http://www.jfast1.net/~charaneta/test/read.cgi/ikkokuRH/1102426127/

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