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TYPE-MOON総合スレ

1 名前:遠野秋葉 ◆xkLa2AKIHA :2002/12/06(金) 22:33

ここはTYPE-MOON作品の総合スレッド。
本来は在りえない並行世界の人達が集う場所。
夢か幻かどうかは定かではないけれど、一時の宴を一緒に楽しみましょう。

このスレのルールですね。

・TYPE-MOON作品(月姫、歌月十夜、MELTYBLOOD、空の境界、Fate/Stay night)のキャラクターであれば、
 参加は自由です。
全レスをする必要はありません。
 あくまで楽しむ事こそが肝心ですし、楽しみが負担になっては本末転倒でしょう?
 ご自分の返せるレスだけ返してください。

 一応、名無しの方とキャラハンの方へのバランスは考慮して貰えると助かります。
・他作品の方の越境は構いません。但し、余り度の越した行為はやめて下さいね。
 あくまで常識の範囲という事でお願いします。
 その時にご自分の出典をメール欄に書いていただけると助かります。

*特記事項
・Fate/Stay nightのキャラハンさんの参加、同作品に関する質問については、
 まだ発売直後という事もあり、ネタバレの関係上、参加、質問の書き込みは控えてください。
 2月12日を以って、同作品に関するネタバレ、キャラハンさんの参加を解禁とします。

公式サイト
http://www.typemoon.com/

2 名前: 遠野志貴(MURDERt.) :2002/12/06(金) 23:37

じゃ、俺がいていいのか?

3 名前: 名無し客 :2002/12/07(土) 00:30

居ても良いんじゃねーの

4 名前: 名無し客 :2002/12/07(土) 00:38

>1
 
こっちとの差別化は?
http://www.alfheim.jp/~narikiri/narikiri/test/read.cgi/TheSun/1035124300/l50
名無し客同士の雑談メイン? それとも他ジャンルのキャラが寄ってたかって
「月姫」キャラをおちょくる?

5 名前: 名無し客 :2002/12/07(土) 00:48

>4
>2が贄だ、殺ろう(爆

6 名前: 4 :2002/12/07(土) 00:53

うむ。とにかくあのイモっちい眼鏡を外させてはならん。
耳の後ろに糊を塗るのだ。

7 名前: 名無し客 :2002/12/07(土) 00:56

つうか、生け捕りにして埋葬機関の7番目か真祖の姫君か割烹着の悪魔辺りにでも売り飛ばそうぜ(藁

8 名前: 名無し客 :2002/12/07(土) 00:57

>2
敷きっちに質問。
突き姫キャラ以外の女性ではどんなのが食欲をそそりますか。
一刻館と大殲で一人ずつあげてみて。

9 名前: 名無し客 :2002/12/07(土) 00:57

月姫の原画をクリンナップしてもらえるなら誰がいいですか?

10 名前: 4 :2002/12/07(土) 01:02

>7
しかし、その前に彼の「醜い器官」を激写したい。これまた売れる!

11 名前::2002/12/07(土) 01:04

売れるかどうか知らんが・・・
 
俺は金払ってもいらない(死
と言うか、誰に売る気だ、ゴラァ(w

12 名前: 遠野志貴(MURDERt.) :2002/12/07(土) 01:05

>>3
ありがとう、と……。
 
>>4
そっちのスレは「キャラハンに対して名無しが質問するスレ」だね。
だから「名無しの雑談禁止」で「クロスオーバー禁止」。
その辺を頭に入れておいて、差別化したらどうかな?
 
>>5
贄とかいって、初音さんにやられる気はないからな――――(何
 
>>6
外さなくても、ずらせばいいだけだよ。
残念賞、っと。
 
>>7
いや、売り飛ばすまでもなく、自分から捕まえに来るから。
――――そこに上げた面子は。
 
いや、割烹着の人は罠を張って待ちかまえる方かな?
薬とかいつの間にか仕込んでくるし。

13 名前: 4 :2002/12/07(土) 01:07

>11
むふふふ、まあ、蛇の道はなんとやら。
……などと撮らぬ狸の皮算用をしているうちに志貴君に逃げられたような気がする。

14 名前: 名無し客 :2002/12/07(土) 01:07

>>12
はよさっちんとくっつけ
ソレが出来ないならせめてさっちんの死徒になったれや
ハイルサチーソ!

15 名前: 4 :2002/12/07(土) 01:09

>12
(´-`).。oO(逃げなかったのか。なんて律儀な少年だろう。)

16 名前: 名無し客 :2002/12/07(土) 01:09

猫だ猫
可愛い猫ちゃんを仕掛けたトラップでも用意しとけ
そうすりゃ間抜けな七夜の生き残りさんは勝手に捕まってくれるからな(藁

17 名前::2002/12/07(土) 01:09

>13
良し殺るか。
>12で贄が来たしな…
 
と言うか、>14であんたは幻のさつきエンドの志貴に決定しました。

18 名前: 4 :2002/12/07(土) 01:15

>17
いいぞ、いいぞ。さつきの死徒として、波乱万丈の闘争を――
……激しく既出ですか?

19 名前: 名無し客 :2002/12/07(土) 01:17

秋葉様は来ないんですか?
大殲の秋葉様のファンなんですけど・・・・・・

20 名前::2002/12/07(土) 01:18

>18
いやもう、ここでの公式設定と言う事で。
 
以後このスレは
 
――――――さつきエンドの死徒志貴だけど、何か?――――――――

スレになりました。
…駄目か?

21 名前: 遠野志貴(MURDERt.) :2002/12/07(土) 01:18

書き込み、早くないか?
……全レスはしないからな。先に言っておくよ。
 
>>8
食欲をそそるって言い方はなんだから、「魅力的な女性」と言い換えさせてもらう。
 
……にわかには思いつかないな。
大殲だと……七荻鏡花とか。
 
一刻館は見てないんだ。知得留先生がいる
http://jbbs.shitaraba.com/game/bbs/read.cgi?BBS=116&KEY=1026678205
このスレくらいしか。
だから、答えられない。ごめん。
 
>>9
うーん……TYPE-MOONの一番新しい人、こやまひろかずさんがいいと思う。
シエル先輩の街灯CGが月姫本編と歌月十夜では別物になっていたからね。
 
>>14
弓塚さんと?
……それは、シナリオを待たないと。
弓塚さんが魔法少女になる可能性があるみたいだけど、ね。
 
弓塚さんの死徒になら、暗黒唇痕でなった気がする。
いや、意識が途切れたから、吸い尽くされたのかどうかわからないか……。
 
>>17
だから、シナリオが出るまで待ってくれって(汗
 
――――出るかどうかは保証しないけど。
 
>>18
うーん……それだと、「弓塚さんに抵抗しつつ、結局は殺してしまう鬱ルート」行きだね(何

22 名前::2002/12/07(土) 01:19

>19
大殲の雑スレで召還するのが確実だと思われます。

23 名前: 遠野志貴(MURDERt.) :2002/12/07(土) 01:24

>>19
忙しくて、来られないと思うよ。
他のスレのお誘いも断っていたからね。
 
>>20
重ねて言うけど、シナリオが出来てないから難しい。
そうなったら――俺は困る。
 
 
              ――――困って、その後どうするかは考えてないけど。

24 名前: 名無し客 :2002/12/07(土) 01:29

そういや、2ちゃんのエロ同人板から叩き出されたっつー同志諸君はここにおるか?
おるならどっか再集結しているような所を教えてくれぃ

25 名前: 4 :2002/12/07(土) 01:30

(´-`).。oO(ううむ、やはり質スレとなるのか。しかし、大殲人脈はとうの
       昔に月姫キャラを遊び尽くしている罠。住民の皆様は殺人鬼と
       親交を深めようなどとは思うまいし。ここは>1の人に良く考え
       てもらおう。
                            ……立て逃げか?)

26 名前: 遠野志貴(MURDERt.) :2002/12/07(土) 01:33

>>24
えーと……
【臨時】月姫その34.1(TYPE-MOON・竹箒総合)
http://choco.2ch.net/test/read.cgi/nanmin/1036576750/
ここだね。
 
>>25
質スレ……俺、面倒で途中からいなくなるかも知れないから。
雑談OKなら、何とかスレを維持できるんじゃないの?

27 名前::2002/12/07(土) 01:36

(*゚ -゚)。oO(逃げたのか?立て逃げか!?
       しかし、ここには新たなスレ主が光臨している問題ない
       全レスを期待しよう。)

(- -).。oO(つーか、野郎のスレより、ヒロインズのスレの方が
       明らかに需要があると思わないか?)

28 名前: 遠野クンハケーン :2002/12/07(土) 01:39

                   ___ .
            /´`ヽ@`  ´      ̄ `ヽ、
                l     @` -―- 、  `ヽ 
           .     | -‐'"       `  `ヽ
               Y´             '´ヽ´` 、
.             '     l   / ′ / / /  @`       l   、
           |    | / / / / /   ′∧     l    |
              /|    |/ /__∧_/ ./  ノ ``7       |
           / .l     .|/ .:::::::::::::ヽ / l´    | l| .!   |
         / |     .| .:::::::::::::::/ l   |     | !ノi l    |
.        /   .|     .|ヽ:::::::::/  ヽ、 !   ノK | |    |
              |    ノ  `               ノノ    |
             |   ./ |            .:::::::) /      |
      /     .|  /  |   r- 、    (::::/  |      .|
        _/ i  ∧ .|    、__ノ      /  |    |
     / / 、  ノ/ ヽ.| /´`ヽ ____ / l   |     |
     ′    ヽ     l |   //   ゝ  |   |   |      |
    /´ ̄ 二` ヽ    リ\ //  /`ヽ  l   |    |     |
   @` ´ ̄   `ヽ `ヽ/[ 二 ] / ' `、 |   |   |      |
    l       レ  ´ /  ヽ `ヽ   l |   |   |     |
.   |        | ヽ '     ヽ_ノ   | .|   |   |     |

29 名前: 4 :2002/12/07(土) 01:43

>27
(´-`).。oO(無茶言いっこなし。彼、太陽板にもたまにしか来ないんだぞ>全レス
       
       ……そうだね。でもヒロインを取り囲むと洒落にならんような
       気が。大殲射殺団が来るかもだぜ>需要)

30 名前: 名無し客 :2002/12/07(土) 01:50

>>27
まあこんなページもあることだし
問題ないかと。
 
ttp://blue.ribbon.to/~nine/urasiki/
 
ああ、18禁なので注意ね。

31 名前: 4 :2002/12/07(土) 01:50

(´-`).。oO(アモンのせいスレ86は、君なのか、>5 ? すると、いつの日か
       両儀式さんが訪れるかも知れないわけだ。なんとなく)

32 名前::2002/12/07(土) 01:55

(´-`).。oO(うむ、その通りだが、何か?
       つーか、一刻館と大殲のヒロインだけを集めた
       雑談スレを希望。)
 
(*゚ -゚)。oO(なんだよ、年末のネタといったら女だらけの○○って
       決まってんじゃないか――――――)
 
マジで、立てていいか?(w

33 名前: 遠野志貴(MURDERt.) :2002/12/07(土) 01:59

>ヒロインズスレに関して
ああ、大丈夫。
 
――――ヒロインが誰か来たら、俺は消えるから。
 
考えてもみろよ。
男にいろいろ質問つけるのなんて、俺だって勘弁だからね。
女の子の方がいいに決まってる。
 
>>28
ハケーンされますた。
 
ちょ、ちょっと待ってくれ弓塚さん!
(目が、目が赤いよ! 吸血鬼の方だよ)(汗
俺は、殺しあいなんてしたくないんだ!

34 名前: 遠野志貴(MURDERt.) :2002/12/07(土) 02:00

>>32
真面目に言っておく。
 
キャラハンさんの降臨を期待してスレを乱立するのは止めた方がいい。
放置されるのが関の山だからな。

35 名前: アルクェイド(ARCUEIDg) :2002/12/07(土) 22:38

さてと♪
呼ばれたようなので来てみたわ。
 
雑談歓迎、質問OK、ネタ上等、何でも来なさい。
セク質とハンターはこの爪で相手になるし、個人的にはキャラハンの越境も
大歓迎――――と言うか、来て欲しいな。
 
わたし以外の月姫キャラハンが一刻館に居るかどうか分らないしね。
一人でぶつぶつ呟く真祖の姫って……、少し、いやかなり…空しいし(苦笑
 
じゃあ、いって見ましょうか♪

36 名前: 名無し客 :2002/12/07(土) 23:41

セク質…
月姫スレにおける質問の伝統といえば、
ヒロインへのセク質よりもむしろ 
「バキの範馬勇次郎とどっちが強いですか」
「男塾の江田島平八に勝てますか」系の質問ですな。

折角の新天地ですし、ここは両方を兼ねた
質問にチャレンジしてみますか。


――絶倫超人は炎多留の与田さんと戦っても勝てますか?

37 名前: 名無し客 :2002/12/08(日) 00:01

空想具現化でニンニク出してみてください。
味までしっかりとイメージして、香りが強くて辛い奴キボンヌ。

38 名前: 名無し客 :2002/12/08(日) 00:10

同じ吸血鬼として、この板に探偵事務所を構えてるビリーさんに一言。

39 名前::2002/12/08(日) 00:19

良し!!
ヒロイン来た――――――――――――!!!!
 
他のヒロインも来い、と言うか恋♪

40 名前: 遠野志貴(MURDERt.) :2002/12/08(日) 01:50

さて……と。
アルクェイドが来たみたいだから、俺は去ることにしようかな。
 
最後に、二点ほど。
 
>>35 アルクェイド
>わたし以外の月姫キャラハンが一刻館に居るかどうか分らないしね。
…………。
 
俺は――――いなかった事、か。
 
 
……まあ、いいか。消えるし。
 
>>36 (リーマンと戦って勝てるか)
満員電車の中、背後から襲われなければ勝てると思う。
 
――――それ以前に、こんなネタを持ち出すなよ。
 
 
……それじゃ。

41 名前: 名無し客 :2002/12/08(日) 02:58

絶倫超人が去ったか。
ということはアルクェイドとこれから来る予定のヒロインで華やかなスレになるのだな。
果実(ヒロイン)を狙う蛇(志貴)もいないことだし……

42 名前: 名無し客 :2002/12/08(日) 03:05

しかし、これから来る予定なのは四季やネロ教授や久我峰かもしれない罠。

43 名前: 名無し客 :2002/12/08(日) 03:09

野郎なんか(゚听)イラネー。
ヒロインを! ただひたすらにヒロインを!!
 
(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

44 名前: 名無し客 :2002/12/08(日) 03:15

秋葉様、ご降臨をキボンヌ

45 名前: 久我峰斗波 :2002/12/08(日) 03:22

私もヒロインの降臨キボンですね。
あらゆるヒロインを盗撮するための準備は万全ですとも!
 
さあ、早く早く早く――――ハリーハリーハリー!!
 
(*゚∀゚)=3ハァハァ(*゚∀゚)=3ハァハァ


 
あ、秋葉様はできればスクール水着で来て下さいね。

46 名前: ナルバレック(smMnXOVM) :2002/12/08(日) 03:34

ふん、当てが外れたな、>39>41>43
此処は今から、埋葬機関の支部を置くことにする。
文句があるならいえ。言っても、即刻斬首だが。
 
なお、此処、一刻館ではクロスオーバー上等らしいな。
ということで他作品の者の来訪も大目に見てやらんこともない。
 
>35 アルクェイド・ブリュンスタッド
何を今更、ほざくのだ?
800年の時の殆どを、自身の居城・千年城に引き篭っていた奴が、
今更、数日、数ヶ月、奇行がなされたところで誰も疑問に思わんよ。
そもそも、貴様の存在自体が間違いなのだからな。
 
>38 (同じ吸血鬼として、この板に探偵事務所を構えてるビリーさんに一言)
ああ、居たな。
事務所には相変わらず、閑古鳥が鳴いているようだがね。
所詮は運営のイロハを知らん奴だ、当然の結果だ。
最も、奴の行為そのものは常に真似事だからな、仕方あるまいよ。
まあ、似非ハードボイルド吸血鬼はコートを着て、夕日をバックにタバコを吸いながら、陽光により灰になれということだ。
 
>40 遠野志貴
ふん、消えたか。
臆病者には用は無い。
尻尾を巻いて、逃げるのがお似合いだな。

47 名前: ナルバレック(smMnXOVM) :2002/12/08(日) 03:35

>45 久我峰斗波
残念だったな、私はヒロインではない。
最も、盗撮など私の目の黒いうちにはやらせんが。
よろこべ、貴様は特別に宇宙葬式典・改で葬ってやる。
 
                 @` =∧_∧
                〃 ( ;´Д`) <<45
               /| ./⌒   /
              ./ .i/     /::i
      ジジジジ・・・ /  ヽ   /:::/
       从    ./    ゙ ー== "     
       (:())    /    ..:::;;;;;;/   
        ヾ、  /    .::::;;;/    
     〃⌒ヽ し/   .:::;;;/ .⌒ヽ
     i  |   i. /  ...::;;;/  i::::::::::::i
      |  |./ i ̄ ̄ ̄ ̄ ̄L| :::::::::::i.
    .0二)―.i二二二二二二二):::::i
     | /.|  i;;/       | ::::::::::::i
    ... | . |  /        .| :::::::::/
     .ヾ __ノ         ヾ.__ノ
 
 
 
                             ⌒)
           _(⌒.....:::     /           ⌒ヾ
          (_  ...::::/   ./              i
           (_  // @` = ./      /    ..::)ノ
             (..::i i 〃 /     ./    )...::ノ
               /| /     /  ...::::ノ" ̄
               / .i    / .i .i i::::ノ"
              ./  ヽ     / //
                ./    ゙ ー== "彡_____ ._  _ 
             ./    ..:::;;;;;;/   |___  |_||_| |  |  ._ __       _    _
            /    .::::;;;/         / /  ...|  L__|_||_| ___ |_ ̄|  |  |
     〃⌒ヽ  ./   .:::;;;/ .⌒ヽ    /  <   ....|  _  ̄| |___|   ̄ /  /
     i  |   i. /  ...::;;;/  i::::::::::::i   / @`へ \ ......|  | . ̄      __/ /
      |  |./ i ̄ ̄ ̄ ̄ ̄L| :::::::::::i. .< /  .\ > ..|_|         |___/
    .0二)―.i二二二二二二二):::::i        
     | /.|  i;;/       | ::::::::::::i
    ... | . |  /        .| :::::::::/
     .ヾ __ノ         ヾ._

48 名前: 久我峰斗波 :2002/12/08(日) 03:38

>47 
ハハハハハハハ!!
ナルバレック嬢のヒヨコさんアップリケのエプロン姿も
キッチリ激写してコレクションに加えてありますよおおおぉぉぉぉぉぉ…………
 
 
 
 
 
 
                                               ☆ キラン

49 名前: 名無し客 :2002/12/08(日) 03:43

なるなる、キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
志貴なんてどうでもいい!
一心不乱にヒロインの降臨を!!

50 名前: 弓塚 さつき(SatsUkis) :2002/12/08(日) 04:13

こんばんは、はじめまして……かな?
弓塚さつき、17歳。専業死徒をやってます。
まだまだ未熟者なわたしだけど、よろしくね。
 
>>35 アルクェイドさん
こんばんは、アルクェイドさん。
キャラハン……何番乗りかな。
一人でぶつぶつ呟くアルクェイドさんも見てみたかったかなあ、なんて……冗談です(w
 
>>38 ビリーさんについて
えーと……コホン。
「どうしてそんなにDI(略)に似ているんですか?」
……ふうっ、言っちゃった。
夜逃げの準備しないとダメかも……。
 
>>40 志貴くん
そう……なんだ。
(――わたしはまだ、一人前の吸血鬼じゃないから)
(志貴くんが決めたことを止める権利なんて、ないんだから……)
 
……うん。
じゃあね、志貴くん。ばいばい。
 
>>43 (;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ
禁止。

51 名前: 遠野四季(Ykr81p3k) :2002/12/08(日) 04:22

>50 娘
こんな所にいたのか貴様。
駄目じゃねえか貴様。
貴様はやらなくちゃならねえことが多々あるんだよ。
こんな所で油売ってるなんて、どういうつもりだ貴様。
死ぬか貴様。
貴様をそこまで育ててやった恩を忘れやがって貴様、貴様、貴様。

来い。↓に帰るぞ。秋葉が待っている。
ttp://natto.2ch.net/test/read.cgi/denpa/1039190379/

52 名前: 名無し客 :2002/12/08(日) 04:24

さっちん、キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
このまま、ヒロイン結集キボンヌ!!
花園を!!!

53 名前: 遠野志貴(MURDERt.) :2002/12/08(日) 04:25

>>41
>>43
>>49
…………ああ、わかったよ。
 
お前らに嫌がらせするために、居残ってやる!(逆ギレ)

>>46 ナルバレック
……戻ってきたぞ。
 
>>33で言ったように消えるのが筋だと思ったけど、面白くないから残ること事にした。
とりあえず、埋葬機関の支部という看板は下ろしてもらうぞ。
 
>>50 弓塚さん
なんだか気まずいけど、残ることにしたよ。
これから、よろしく。

54 名前: 名無し客 :2002/12/08(日) 11:00

このサイトをナル公に捧げる
http://homepage1.nifty.com/~Kaduki/index2.html

55 名前: 月姫蒼香(mDeSOUKA) :2002/12/08(日) 17:54

さてと、あたしもお邪魔させてもらうよ。
しかし、賑やかだねえ。
 
と、自己紹介だ。
あたしの名前は月姫蒼香。
遠野の同級生でルームメイトだ。
 
じゃ、レスを返していこうかね。
あと、此処じゃ他作品の人も歓迎するよ。
変なのしかここにはいないけどさ。
 
>>38
>同じ吸血鬼として、この板に探偵事務所を構えてるビリーさんに一言。
 
あたしは吸血鬼じゃないんだけどさ……。
しかし、随分と閑古鳥が鳴いている事務所だねぇ。
趣味でやっているとしか思えないね。
そもそも、助手に魔女をつけているだけでまともに経営できっこないのにねぇ。
ほら、魔女って奴はいるだけで不幸を呼ぶんだろ?
それじゃ、おまえさん、事務所に閑古鳥が鳴いて当たり前じゃないか。
 
余談だけどさ、あそこの事務所の大家は何処かの割烹着の悪魔とかいう噂もあるんだ。
あの探偵さんはそれに頭が上がらないんだってさ。
何ヶ月も家賃を滞納しているせいもあるし、逆らうと酷い目に合わされるらしいね。
 
>>44
>秋葉様、ご降臨をキボンヌ
遠野はどうだろうな?
色々と忙しい身みたいだしな。
あいつは遠野グループの総帥なんてものをやっているから、年末年始は忙しいと思うよ。
世間のしがらみって奴は本当に大変だねぇ。
 
>>45
あんた、遠野に散々、やられてもまだ懲りないのかい?
その助平根性だけは大したものだよ、本当に……
今回はそこの怖い人(>>46)に宇宙まで飛ばされたみたいだけどな。
又、帰ってくるんだろうな、こりゃ。
遠野も頭を痛める訳だよ……。
 
>>46
>此処は今から、埋葬機関の支部を置くことにする。
>文句があるならいえ。言っても、即刻斬首だが。
 
いや、さ……、支部を置くのはおまえさんの自由だけどさ、無闇に殺すのは勘弁してくれよ。
此処にはあたしみたいな一般人だっているんだ。
(あたししか一般人はいない気もするけどさ……)
巻き添えはご免だよ。
幾ら、あんたがルール無用の残虐ファイトを信条のカテゴリSでもさ、少しは考えて欲しいね。
 
>>50
ん、確か、遠野の兄貴の同級生だったかい?
その年で専業死徒かい、辛い人生だねぇ……。
メインヒロインの座を賭けて、路地裏暮らし。
この荒廃した現代社会にもそうそうない悲劇だよ。
でも、悲劇ってのは救われないから悲劇なんだよな……。

56 名前: 名無し客 :2002/12/08(日) 21:18

えーっと、月姫さんってHELLSINGのハインケル・ウーフーさんと同性ですよね?

57 名前: アルクェイド(ARCUEIDg) :2002/12/08(日) 21:19

さて、レスが遅れちゃってごめんね。
その間に、賑やかになってるみたいだから許してね(苦笑
 
>36 (炎多留の与田)
何それ?
 
むー、わたしに対する挑戦ね。
少し待ってなさい、どんな知識だって世界から直接吸い上げる事が出来るんだから…
 
――――――――――――――――――
――――――――――――
―――――― 
―――
取りあえず、死んで。
ううん、自分でヤレなんていわない、わたしが手伝ってあげるから(微笑
さあ、覚悟はいい?(爪がわきわき)
 
ピ――――――――――――――――――(自主規制)
 
さて、これに懲りなかったら又来なさい、その時は歓迎するわ(何
 
>37 (空想具現化でニンニクを)
ふーん、変な趣味ね。
わたし、ニンニク嫌いだけど折角のリクエストだから大サービスね♪
 
>37名無しの周りに大量のニンニクが、更にその周囲に巨大なガラスビンが(死)
 
どう? 気に入った?
ふむふむ…(聞き耳を立ててる)
 
ぜんぜん聞こえないけど、喜んでもらえて嬉しいわ♪
あ、ついでにニンニクってお酒に漬け込んでも美味しいらしいわよ、
わたしは要らないけどね。
 
お酒も追加しようか?

58 名前: アルクェイド(ARCUEIDg) :2002/12/08(日) 21:20

>38 (ビリーに一言)
相変わらず、貧乏そうね〜。
ハードボイルドでカッコいいんだけど――、大家さんに頭が上がらないし。
大物吸血鬼で、BJって部隊を率いてたんだけど――、いま凄く地味に活躍してるし。
 
あえて一言いうなら、貧乏を楽しみましょう♪、って所かな(苦笑
 
取りあえず、何かお仕事でも頼んでみようかな、三日前に見かけた何処の猫とも知れない
猫の捜索とか(何
 
(´-`).。oO(昔、何か因縁があったような気もする…、けど気のせいね)
 
>39 (5)
わたし以外にも一杯来たね♪
ヒロイン以外も来たけど(苦笑
 
けど、他のスレのキャラハンが来てくれないね…
わたしとしては大歓迎、せっかくの一刻館の方針なのだから来て欲しいな(微笑
 
>40 (志貴)
そっか、行っちゃうんだ。
 
>俺は――――いなかった事、か。
…えーと、ヒロインがって意味だけど(苦笑
まあ、気が向いたらまた来てね。
 
>41-43
と言うか、そのメンバーはそれなりに楽しいわね。
ただ――――――華やかさは絶無ね(死

59 名前: アルクェイド(ARCUEIDg) :2002/12/08(日) 21:21

>44 (秋葉降臨)
んー、流石に人気あるわね…
流石に局地戦仕様…一部の支持は絶対的ね(何
 
けど、この時期は学生の秋葉は忙しいでしょう、特に寮生活だし。
遠野家の当主の仕事もあるし――――――まあ、気長に待ちましょう。
 
>45 (久我峰)
言った側から――――――このセクハラ親父は…
――――――――――――取りあえず死ぬ?
 
            ノ∩
           ⊂>久我峰ヽ
            /( 。Д。 )っ
            U ∨ ∨
         ・@;∴‥
   ∧_∧ ∩  :: :.
  ( ・∀・)/  :: ::
  (つ   /  :: :'
  人⌒l ノ  :: ::
  し(_)
 
ふう、元婚約者で虐められ過ぎて逃げ出して諦めた上、実は翡翠狙いの変態は…
終いには本気で殺るわよ、まったく。
 
>45 (ナルバレック)
へえ、来たんだ。
埋葬機関の支部? いいわよ、お情けでこのスレの一角を貸してあげる(冷笑
 
貴女みたいな、殺人快楽症の狂人に奇行なんて言われたくないわね。
本気でわたしと遊んでみる?
後悔することのなると思うけど――――

60 名前: アルクェイド(ARCUEIDg) :2002/12/08(日) 21:22

>49 
まあ、三十路を越えてても、出番が致命的に無くても。
女性である以上、一応ヒロインに――――――なるのかな?(苦笑
 
>50 (さつき)
ふーん、珍しいわね。
一応、わたしの孫の死徒に当たるんだ…、本当なら狩るのが当然だけど…
まあ許してあげるわ、今は殺し合いをする時でもないでしょうし。
 
宜しくね♪
 
>51 (四季)
――――――ロア?
――――――――――――に良く似た変な奴。
 
さつきを孫扱いするのはOKだけど、貴方を息子とは死んでも呼ばないからね!!
 
と言うか、ぜんぜん育ててないでしょう?
更に言うなら、何処なのよそこは!?
 
もし、そこに秋葉が居たら……、可能性絶無ね。
まあ、貴方の妄想でしょう。
あまり妄想が酷くなるようなら、琥珀にでも相談したら?
『夢』は見れるかもしれないよ、悪夢かもしれないけどね。

61 名前: アルクェイド(ARCUEIDg) :2002/12/08(日) 21:23

>52 (花園)
花園……?(周りを見回してみる)
 
何か花とは言えないものが色々混ざってるような気がするのだけど…
まあ、他のスレにヒロインも来てくれれば文句無く花園って呼べるんだけ(苦笑
気長に行きましょう。
 
>53 (志貴)
――――――――――――おや?(苦笑
ここに残ると言う事は、月茶状態になってチクチク虐められるのも、
極悪人扱いされるのも、絶倫扱いされるのも覚悟って事ね(爆
 
覚悟するよーに♪
浮気したら、月の無い夜は用心しましょう♪
真昼でも、自分の部屋でも用心しましょう♪
 
ほら、わたしって優しいから苦しめたりしないわよ♪
 
>54 (月姫蒼香)
こんばんは、始めましてね。
秋葉の友達なのか…
そっか、わたしの妹を宜しくね♪(何
 
月姫…か、綺麗な名前ね。
わたしも『月の姫』って呼ばれることもあるよ(微笑
 
これから宜しく、妹の友達♪

62 名前: 月姫蒼香(mDeSOUKA) :2002/12/08(日) 22:12

>>51
……………
(何か如何にもって感じの奴だね……)
……………
(そもそも、おまえさんは育てるどころから大放置ワショーイじゃないのかい?)
……………
(育てるどころか弓塚はおまえさんの一方的な被害者だろ?)
……………
(それにさ、おまえさんの方が弓塚より―――――なんだしさ)
……………
(しかも、そのスレ、全然、関係ないじゃないかと突っ込みたいけど、突っ込んだら負けだね、多分……)
 
>>56
>えーっと、月姫さんってHELLSINGのハインケル・ウーフーさんと同性ですよね?
  
ハインケル・ウーフー……?
ああ、確か、外伝では女だったのにどういうわけか本編じゃ性転換させられた奴だったか?
 
で、それが何であたしと同姓になるんだい?
―――あのな、>>56、あたしはこれはポリシーでやっているんだ。
抑圧された意識の表れというのは大袈裟すぎるが、あたしはあまり堅苦しいのは苦手なんだ。
あたしの実家は寺なんだけどさ、仏教の本質なんてものはそんな形式ばったものじゃないんだ。
幾ら座禅を組もうが、滝に打たれようが、邪な心を抱いていれば何の意味もないのさ。
けどな、逆にお堂で寝転がっていようが、日向ぼっこしていようが、正なる心を持っていれば、
それは即ち、修行をしていることになる。
 
それと同じだよ。
あたしはこんな格好、こんな言動をしているけどさ、あたし自身は自分をきちんと女性だと認識しているよ。
見た目でどうこう言ううちはまだまだってことだね。
 
つまり、一言で言うと―――――
 
   あ   た   し   は   お   ん   な   だ   !

63 名前: 乾有彦(tX2FADUs) :2002/12/08(日) 23:53

ま、とりあえず来てみましたと…。
とりあえず挨拶だけな。
暇になったらすぐレスするわ。

64 名前: 4 :2002/12/09(月) 01:35

>44
こちらに。
http://www.2chan.net/test/read.cgi?bbs=charaneta&key=1028194702
実はさっき知った。
ARCUEIDgさんは何番目(※)だろうと思いgoogleしたらビンゴ。
この板、どこぞの知事も居らっしゃるぜよ。
 
(※彼女が量産されていた暁には、死徒も人類も即死だったかも知れん)

65 名前: アルクェイド(ARCUEIDg) :2002/12/09(月) 12:44

雑談するにはネタが要るわね。
おまけディスクの月茶では、わたし達ヒロインが志貴の人物評をしてたけど。
それを、ここでもやってみない?
 
もっとも、ルールもなしで始めちゃうと収拾が付かないから。
1.最初に人物評価をする人はその相手を決められない。
2.評価された人が次の評価相手を決める、いいとも形式。
3.人物評価に対する、弁護、突っ込みは上等って事で♪ 
4.当然、悪意ある書き込みは不許可の方向でね。
 
5.足りないルールは随時追加――――――
 
まず、わたしからね♪
わたしに誰の人物評をして欲しいのかは、↓人が決めて(w
 
(- -).。oO(企画倒れに終わったら、何も言わずにそっとしておいて(何)

66 名前: 名無し客 :2002/12/09(月) 12:59

じゃあ、翡翠タソをお願いします。

(;´Д`)ハァハァ

67 名前: 名無し客 :2002/12/09(月) 13:01

では、秋葉様をよろしくおねがいします。
 
悪く書かれたら全力で突っ込みますけど、殺害不許可でお願いします。m(._.)m

68 名前: シエル(EL/tdTyc) :2002/12/09(月) 16:50

こんばんわ。
とりあえずわたしも書き込みをw

結構はやっているみたいで何よりです。

って・・・。。ナ、ナルバレックっ?!な、何故ここにっ!!(汗)

69 名前: アルクェイド(ARCUEIDg) :2002/12/09(月) 21:48

>63 (有彦)
いらっしゃい♪
歓迎するわ、特に難しく考えずに雑談してね。
無理にスレする必要ないし、とにかく楽しく遊びましょう♪
 
有彦なら皆のために楽しい玩具になってくれると信じてるわ(何
 
>64 (4)
むっ、なかなか目聡いわね。
そこには秋葉も居るから、楽しんでいってね♪
 
――――――所で、量産?
わたしは、某白い悪魔何か?
量産とかされると、非常に弱いイメージが在るんだけど…
 
>66
>67
…………………………………………………いいけどね。
もしかして、わざとやってない?
ここに来てない人を指名してどうするの(涙
 
いいわよ、やってあげるわよ。
翡翠と秋葉ね、二人とも評価してあげるわよ。
わたしの目から見たらどうなるのか、ってね。
 
(´-`).。oO(…居ない以上は、好き勝手絶頂でOK?)
 
まあ、本人が来なかったら秋葉の友達の蒼香にでも頼もう。

70 名前: アルクェイド(ARCUEIDg) :2002/12/09(月) 21:56

>68 (シエル)
むむっ、ついに来たか…
まあ、ここは楽しく雑談する場だから歓迎するわ。
 
もっとも、ここの一角にナルバレックが埋葬機関の支部を置いたそうだから、
こき使われるわよ(微笑
まあ殺しても死なない貴女なら問題ないでしょう(何
 
これから、宜しく、シエルインド♪
 
>人物評
少し待ちなさい。
折角だから真面目に書いてあげる。
 
――――――本人が見たら怒鳴り込んでくるぐらいのをね♪

71 名前: 名無し客 :2002/12/09(月) 23:04

かような辺境の地にまで月厨の魔の手が及んでおるとは・・・
ああ、おそろしやおそろしや

72 名前: 名無し客 :2002/12/09(月) 23:45

>71
然り。恐るべし。
命がけで逃げろ。>1の軽挙を呪いながら。
 
>70 本人が見たら怒鳴り込んでくるぐらいのをね♪
 
このスレッドは戦場となる。

73 名前: 乾有彦(tX2FADUs) :2002/12/10(火) 10:50

さて、それじゃあいる奴に軽く挨拶。ああ、雑談と聞いて無理にレスしなくてもいーか、
と思うような駄目野郎だが、それぐらいのほうがむしろ俺らしい(笑

>遠野
もはやお前に挨拶の必要なんざ皆無な気もするが…。
乾有彦と申します。以後よろしくでござる。

>アルクちゃん
俺を皆で玩具に…?
ええ、構いませんとも。確かにいるキャラ的に女が攻めでもおかしくなさそう…。
って、あのー、さりげなく爪を研ぐのは勘弁して欲しいんだけど。

>ナルバレック
はじめましてになるのかね?
一応噂には聞いてるが…。良く見るような顔だな、悪役で(苦笑
まあ、以後よろしく頼む。ま、仲良くやろうぜ。

>久我峰
……。
とりあえずここで俺に連絡とれるから、何かいいものがあったらそれはそれで…。
って、何ででしょうか皆さん?

>弓塚
久しぶりだな…。
いや、ごめんね。本編では遠野に「あいつはヤバイ」とか言っちゃって。
君が不幸になったの実は俺のせいかも。
まあ、いざとなったら俺が包んであげるから遠慮なくいらっしゃい。

>四季
はじめまして、か?
うん…、性格的には俺とあわないこともなさそうだな。
ま、親友の親友は親友になれるだろ。
悪友の宿敵と考えると、とんでもない関係になりそうだが…。

>月姫さん(制服バージョン
(おや…、これまた可愛い娘が。ちょっと声でもかけて見ようかね。
やあ、どうも。秋葉ちゃんの知り合いなんだっけ?
あ、俺秋葉ちゃんの兄貴の友達。
いやー、流石にお嬢様学校ってだけあって通ってる娘はみんな可愛いのかねー…。
そういえば、他の……………・・(以下延々

>シエル先輩
こんにちわもしくはこんばんは。
貴方の影の背後霊、乾有彦です。

…ああ、ネタが分かった奴は、キャラハン名無しとわず仲良くなれるぞ。

74 名前: 神奈尾(15oiqaNY) :2002/12/10(火) 18:18

>>71-72
どもー、スレ立てた>>1の本人です。
一言だけ書いていいですか?
 
「一刻館では、“厨房”は料理を作る場所のことです。 
 それ以外の使い道は認めたげません。」
 
あとは↓のスレで話しましょうや。じっくりと。うふ。
http://jbbs.shitaraba.com/game/bbs/read.cgi?BBS=116&KEY=1009251788&LAST=5
 
※レス不要だよもん。

75 名前: 月姫蒼香(mDeSOUKA) :2002/12/10(火) 19:56

暇があれば、他のスレに顔を出してみるかな。
やっぱり、賑やかなのに越した事はないからさ。
 
>>61
>秋葉の友達なのか…
>そっか、わたしの妹を宜しくね♪(何
 
ああ、あんたが遠野の頭痛の種か。
深夜に遠野の家に侵入したり、遠野の兄貴を連れまわして、殺しかけたりとか聞いたけどな。
まあ、流石に誇張表現とは思うけどね……
しかし、あからさまに遠野と反発するタイプだね、あんたは。
遠野が来たら、エライことになるだろうね。
 
>月姫…か、綺麗な名前ね。
>わたしも『月の姫』って呼ばれることもあるよ(微笑
 
名前に関してはきっと何か意味があるんだろうな。
無意味なものなんてありゃしないんだから。
たださ、齢16の小娘がそんな意味が分かるほどさとれちゃいないっていうのが本音だけどね。
 
>>64
>こちらに。
http://www.2chan.net/test/read.cgi?bbs=charaneta&key=1028194702
>実はさっき知った。
>ARCUEIDgさんは何番目(※)だろうと思いgoogleしたらビンゴ。
 
ああ、遠野のスレか。
来るのが不定期なのが気に掛かるが、色々、いそがしいみたいだしな。
生暖かい目でゆっくり見てやってくれよ。
 
何代目?
おまえさん、それは野暮ってもんだ。
あくまで全ては可能性の問題であり、ここにあたしもあのアルクェイドも1つの可能性の具現に過ぎないんだ。
だから、>>64、おまえさんだって、別のあたしや遠野に出会う可能性も十分に在るんだ。
そこに順序をつけるのは無意味だよ。

76 名前: 月姫蒼香(mDeSOUKA) :2002/12/10(火) 20:16

>>66 人物評価:翡翠
ん、あたしが遠野家の使用人さんの人物評価をするのかい?
物好きだねぇ、あんた。
まあ、時間はあるし、頼まれたからには仕方ないな。
 
 
あの娘、翡翠だったか?
とにかく誠実の一言に尽きるね。
裏表の無い人間、言葉に言うのは優しいが、実際中々いるもんじゃない。
それに決して、使用人として立場を崩さない、これも美点の1つだ。
決して、出すぎた真似をせず、主人を立てることを弁えている。
遠野の家に何度か行ったことがあるが、本当にそんな感じなんだ。
遠野邸の空気として、存在の一部として溶け込んでいる。
 
ただ、誠実・一途って言うのは一つ裏を返せば怨念に転化しかねないんだ。
遠野なんてその典型だろ?
思うが故に、その人しか見えない故に、一度、覆されたとき、純粋な気持ちは怨念になってしまう。
可愛さ余って憎さ百倍って言葉があるだろ?
 
翡翠はそんなこと、ありえないんじゃないかって?
確かにそうかもしれないけどな、それだけに危うい。
自分の中に溜め込むことしかできないからな、最悪、その自重で自壊する恐れもあるんだ。
翡翠の話の最後の辺りの表題、覚えているかい?
 
              『金糸の繭』
 
翡翠自身が自分に科した罪と罰、それを揶揄した表題さ。
彼女がその繭を覆われて、自壊してしまうか、それとも、繭を打ち破って自身を取り戻せるか?
それも全て、遠野の兄貴次第だね。
 
そうそう、あたしはあの娘は好きなんだけどな、ただ、1つ勘弁してほしいことがある。
あたしが一度、遠野の家に行ったとき、お茶受けを出されたんだが……
死ぬかと思ったね。
一見すると何の変哲も無い桜餅なんだ。
けど、一口、食べると――――――、バッドトリップでああいうのを言うのかね……
世界が極彩色に染まるんだよ。
あとで聞いた話だが、アレは翡翠の作ったものらしいな。
正直、アレだけは勘弁だ。

77 名前: ラルヴァ(LARVAIdY) :2002/12/11(水) 00:12

こんばんは。
始めましての人も多いかしら。
私の名前はラルヴァ。吸血殲鬼――ヴェドゴニアよ。
ここはクロスオーバーOKという話だからお邪魔させて貰ったわ。
こっちにはたまに雑談しに来る程度だと思うけど、よろしくね。

78 名前: 4 :2002/12/11(水) 00:37

>77 ラルヴァさん
貴女が20世紀末の日本で発表された同人ゲームについて御存知の筈はありますまいが
でも、何時かお暇な時、ゲーム『月姫』についてのコメントがございましたら、どうか
お聞かせ下さい。

79 名前: ラルヴァ(LARVAIdY) :2002/12/11(水) 00:42

>>78 4
こんばんは。
あのゲームは大殲必須科目らしいからプレイしたわよ(苦笑
比較対照がニトロプラスのゲームとかになっちゃうけど、
それでもすごく面白いゲームだと思うわ。

80 名前: ビリー・龍(iTSgKw7g) :2002/12/11(水) 22:33

>>46>>55>>58
……まぁ、別段何言われても俺ァ、それほど気にはしないんだがねぇ……

んだが。
>>50
ユミヅカサツキ。キサマは言ってはならないことを言った!
ちょっとこっち来い! お仕置きしてやる。

(ツインテールをもってサツキを引きずり、退場)

81 名前: 4 :2002/12/11(水) 22:41

>79 迅速かつ適切な御回答を下さったラルヴァさん。
 ありがとうございました! 『歴史編纂所』への新作収録もお待ちしております!
 
 
(´-`).。oO(善し! 正体不明の>1に建て捨てられた、この哀れなスレは遂に「生きた」!
       しかも錦上華添えて、なんと、少年漫画のヒロインが青年向けゲームにつき
       コメントを! こりゃあ凄いことだぜ? 一般的状況下なら『セク質』だったぜ?
       今こそ全て佳し! 後はもう、埋め立てでもAAでも何でも来い、という気分です)

82 名前: エクセレン=ブロウニング(EXeLleN2) :2002/12/11(水) 23:05

ん〜、じゃあ、質問ね。
此処にはヒロインがいっぱい居るみたいだし。
いい女の条件って何だと思う?
お姉さんに聞かせて欲しいな、今後の参考のために(何

83 名前: アルクェイド(ARCUEIDg) :2002/12/11(水) 23:05

>77 ラルヴァ
ようこそ、楽しんでいってね♪
クロスオーバー大歓迎、ヒロインなら更におまけが付くわよ――セク質の(何
 
マターリと楽しんでね♪
 
>80 ビリー
ああぁぁぁ――――――!!
貴重なヒロインを…食べちゃ駄目よ?
 
さつきも、ビリーの事務所に飽きたら帰ってくるのよ、裏路地を空けて待ってるから(w
 
>81 4
一刻館の管理人さんは正体不明なのかと小一時間(略
 
まあ、それはそれとして、ラルヴァは闘争で黒い歴史を白く塗りつぶしてる
努力と涙と根性の吸血殲鬼だからね♪
 
(*゚ -゚)。oO(それと、凄い事なのは認めるけど、簡単に満足するんじゃないわよ
       まだ、色々といるでしょうが、来てくれると楽しい人が。
       少なくとも、埋め立て禁止、AAは良質のものに限り許可♪)

84 名前: ラルヴァ(LARVAIdY) :2002/12/11(水) 23:46

>>80 ビリー
ビリーのお仕置き……
さつきは死徒だし、大丈夫だとは思うけど
食べられちゃわないかしらね……
 
>>81 4
どういたしまして。
更新もこまめにするように頑張るわ(苦笑
 
>>82 エクセレン
難しい質問ね。
泣いてる男性を多くの言葉を使わずに慰められるようになったら
「いい女」と言っていいんじゃないかしら。
私にはまだまだ無理な話ね……
 
>>83 アルクェイド
セク質はニトロスレでも結構味わったわ(苦笑
のんびりさせてもらうわね。

85 名前: シエル(EL/tdTyc) :2002/12/13(金) 19:39

こんばんわ。シエルです。乾くんに習って、ここに居る人達に簡単な挨拶をします。

>遠野くん
改めてこんばんわ。遠野くん。。
ここのスレでも宜しくお願いしますねw

>アルクェイド
ここでは仲良くしましょうか。
殲滅命令も出ていないようですし。というわけで宜しく。あーぱー猫♪

・・・ところで、先の人物評云々の話ってどうなったんですか?(苦笑)
アルクェイドが、他の人をどういう目で見ているのか、とっても興味があるんですが(w

>久我峰さん
・・・・既に星になりましたね。。校長先生。。

>ナルバレック
・・・こんなところにも顔を出しているなんて。最近の埋葬機関は本当に暇を持て余していますね。
他の位階の者達は、まだ生きてますか?

>弓塚さん
こんばんわ。弓塚さん。・・・ナルバレックに殺られないよう、気をつけて。。

>遠野四季くん
あちらのスレ、行きました。もう行きません(苦笑)

>月姫蒼香さん
初めまして。月姫さん。翡翠さんの人物評価、面白いですね。
・・・翡翠さんの作る食べ物については、わたしも同感です(苦笑)

>乾くん
改めてこんばんわ。乾くん。ところで背後霊ってやめてくれませんか?(苦笑)

>ラルヴァさん
初めまして。ラルヴァさん。ヴェドゴニアはプレイしていないんですよ・・・わたし(苦笑)
ですので、HPへ行ったりぐぐってみたり。
ああいう話は好きなので、今度プレイしてみようと思っています。

>ビリー・龍さん
中国の方ですか?吸血大殲のログで、お名前を拝見したような記憶が。。
・・・ああ、確かアルトルージュ争奪戦。楽しませて頂きましたw

>エクセレン=ブロウニングさん
初めまして。ええと、いい女の条件ですか?
うーん・・・・・・・
・・・ダメでした(汗)そんなこと考えたことも無かったので・・・(苦笑)
むしろ、こういった質問は男性陣にするのが適当かもしれません。
普通女性が女性を評価するときって、女性として素晴らしい、といった表現は使わないように思いますし。

・・・でも男性のほうでは、こいつは男だ!とか、男としていいやつ、という表現がありますね。
どうして女性にはそうした表現が無いのか、少し不思議ですね。と思っていたら
・・・女みたいな奴とか、女の腐ったような、とか悪い意味ばっかりですね・・・(苦笑)

ところで逆にエクセレンさんや、他の方に質問ですけれど。
逆に、男性としていいなと思う人は、どういった人でしょうか。
外見とか、性格、考え方や行動、色々な条件があると思いますけれど。

せっかく女性が多いんですから、こういうお話のほうが盛り上がるような気がしますw
・・・月茶そのまんまですけど(苦笑)

86 名前: 神奈尾(15oiqaNY) :2002/12/14(土) 15:56

下を読んでさらに月姫の魅力を知りました。
http://ton.2ch.net/test/read.cgi/gline/1025398394/309-310

87 名前: アルクェイド(ARCUEIDg) :2002/12/15(日) 10:15

              .||
     _ _       || ・ 秋葉の紹介
   〃  ∧ヽ     .|| ・ 混血の血筋ってどんなの?
.   | ノノノ))〉) ./ .|| ・ 兄の恋人ぐらい認めなさい!
   ノリ リ゚_ヮ゚ノリ/    || ・ 既に手遅れ♪
   '^(/__)]つ     .||
    @`く __|」_     .||__E[]ヨ______________
 l\ ̄<⌒⌒ヽ \    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ l二l二l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 |  \ ゙ ⌒'⌒  \

 
さて、死徒狩りに駆けずり回ってたら蒼香が翡翠の評価をしてるし…
しかも、凄く真面目に――――――
 わたしも遊んでたわけじゃないのよ――でも遅くなってごめんね(涙
 
と言う事で、秋葉の人物評価にいってみよう♪
 
じゃあ、先ず秋葉の紹介からね♪
遠野秋葉、誕生日は9月22日で、血液型はAだね、身長は160センチと以外に長身なの、
体重45キロ。 
スリーサイズは上から、7s(略奪)
 
――――――――――――
――――――
――
――――――復帰。
 
…いま、一体何処から?
それ以上に、体重の話題は素通りで、バストのサイズになると本気で突っ込むなんて(涙
仕方ないから、気を取り直してもう一度仕切りなおし。

88 名前: アルクェイド(ARCUEIDg) :2002/12/15(日) 10:15

秋葉はわたしと同じ、生まれながらの鬼種ルーツにもつ人間との混血ね。
わたしみたいに純粋な超越種ではない分、秋葉の内部では『魔』と『人』がせめぎあってる。
秋葉自身はそれを抑えきれるのでしょうけど、秋葉の場合は志貴の命を支える負荷まで
背負っるのだから。
 
実際の所、秋葉は『人』として強いよ。
遠野家の因習、魔の血筋、幼い頃の志貴の死と、志貴の命を支える能力の覚醒、
それに伴う苦痛、…どれも人として終わっても、おかしくない十分な理由じゃないかな?
 
例え志貴という支えが在ったとしても、秋葉が今の『秋葉』で居られるって
事は凄い事だと思うわ。
 
んー、むしろ志貴の命を背負っていた分、肉体的には『魔』の側に引かれたけど、
精神的には、秋葉を人であり続けさせる大きな理由になっていたのかもね。
 
逆に『女』としては弱いかな?
……弱いと言うより限界が高い分だけ、それを超えたときの反動は大きいでしょうね。
 
琥珀ルートで見せた側面、あれも秋葉の一側面であることはたしかよ。
それでも、琥珀を殺せない、志貴を殺せない――――そして許してしまう。
最後に認めてしまう…、そんな性格といえば本当に損な性格してるわ(苦笑

89 名前: アルクェイド(ARCUEIDg) :2002/12/15(日) 10:15

なんて、少し真面目な事を言っておいて――――本題に入りましょう♪
秋葉はねー、徹頭徹尾捻くれてるから、素直じゃないし、性格も可愛いげのない
棘ありまくりのお嬢様なのよ。
 
志貴にぐらい甘えても良いのにね。
わたし?
別に気にしないよ、わたしを一番好きでいてくれるなら、秋葉と何しようと、
別に良いのだけど。
 
秋葉は素直じゃないからね、志貴も朴念仁だから相乗効果で何処までもすれ違うし…
あの性格で絶対に損してると思わない?
大きな事から、すっごく些細な事までね(w
 
実際に志貴を家に呼び戻したとき、親戚や使用人を追い出した事があったでしょう。
アレを、秋葉のわがままと取るか、秋葉の優しさと取るかで秋葉に対する評価が
決まるわけね。
結局の所、見る人によって同じ秋葉でも評価は180度変わるって事ね。
 
……、因みに志貴は我侭と取ったけど、まあ志貴の志貴たる由縁よね。
つまり、朴念仁って事よ♪
 
まあ、性格上の秋葉の美点=秋葉の欠点だから、下手に欠点を直しても悪くなる
一方だし、変える必要も無いのだけど……
恋人が恋人の部屋と訪れる自由ぐらい認める余裕はあっても良いと思うのだけど…
どう思う? そう思うよね?
 
つまり結論は、わたしと志貴の仲を邪魔する極悪人、っと♪
 
そして、秋葉の最大のチャームポイントでありナイムネに関して―――――
――――――言い尽くされてて、言うべきことは無いわ。
 
文句、反論受け付けるわ――ただし本人を除く(w
かかって来なさい♪

90 名前: ラルヴァ(LARVAIdY) :2002/12/16(月) 20:35

>85 シエル
初めまして。この一刻館では仲良くできそうね。
よろしくお願いするわ。
 
――で、実は。
私はPC版のヴェドゴニアには出ていないのよ(涙
私が出演しているのは漫画版の方なのよね。
漫画版の出来は――――原作者自らが黒歴史認定するくらいだから、
古本屋で見かけて、興味が出た時にでも手にとってみてね。
……無理に買えとはいわないから。

91 名前: 遠野志貴#'kLT[WZ$ :2002/12/17(火) 00:09

   
さて、せっかく面白そうなスレだし、俺も参加させて持っていいかな?
…、まあ既に書き込んでいるわけだけどね(苦笑
 
取りあえず、月茶状態でチクチク虐められるのは覚悟したよ。
極悪人では無いと思ってるんだが…、だれも信じてくれないだろうな…
 
先ずは、テンプレを上げるよ。
まあ、ここに来てる人には必要ないかもしれないけど、礼儀だからね。
 
出典 :月姫/歌月十夜
名前 : 遠野志貴
年齢 : 17
性別 : 男
職業 : 高校生
趣味 : 刃物を眺めるのは好きだな、後は猫の相手、白かったり、猫又だったり、カレーが
     好きだったり色々だな…。
恋人の有無 : ここでは…秘密だ、命に関わるから。
好きな異性のタイプ : 外見にこだわる気は無いよ(色々な事情があるんだよ)
好きな食べ物 : 好き嫌いは無いけど、一番は琥珀さん作ってくれた和食だな。
最近気になること : 悟ったよ、少なくともこの場所では玩具だな…
一番苦手なもの : 
得意な技 : 知らない所で敵を作り、知らない所で味方を作る事だ―――
一番の決めゼリフ : 「「――――ありがとう。先生に会えて、良かった」
将来の夢 :  今まで支えてくれた人に胸を張って、ありがとう、って言える様にしたいな。
        …別に具体的な展望が無いわけじゃないぞ。
ここの住人として一言 : 楽しんでやってみるよ。
ここの仲間たちに一言 : 生贄、玩具は覚悟の上だ、けど悪人じゃないぞ俺は…多分な。
ここの名無しに一言 : 男にセク質しても詰まらないぞ、間違いなく。

92 名前: 遠野志貴@鬱死 :2002/12/17(火) 00:19

>91
何も聞くな―――
ここでは二人目になるのだけど、最初からこれか…
本気で玩具確定じゃないか…
 
再度、トリップを探してくる、また来るよ(苦笑

93 名前: ラルヴァ(LARVAIdY) :2002/12/17(火) 00:26

>92 志貴
私は月姫キャラじゃないから多くは言わないけど……
暫定トリップでもいいから顔出ししてくれると、皆喜ぶんじゃない?
 
志貴が来てくれるってだけでやる気が違う人は
何人もいるでしょうしね。

94 名前: 乾有彦(UIGO1nQ.) :2002/12/17(火) 00:39

トリップミスってたみたいだな。

>ビリー・龍
はじめまして。
いや、元ネタを知らない俺がいるんだがな(苦笑

>ラルヴァ
はじめまして。
ヴェドゴニアの漫画はさがしてはいるんだが、なかなか見つからないな。
ま、よろしく頼むぜ、(多分)美しいお嬢さん。

>シエル先輩
ま、よろしく頼みますよ。
ネタがわからなかったですか・・・<背後霊
残念です。

>91 遠野
まあ、よろしく頼む。
しかしまだ青いな遠野。
男へのセク質程面白いものはない。
そしてそれをいかに切り返すかが、俺達野郎の復讐のチャンスを握っている。

95 名前: 遠野志貴(SIKIyyv.) :2002/12/17(火) 00:44

テスト

96 名前: 遠野志貴(SIKIyyv.) :2002/12/17(火) 00:52

>93 ラルヴァさん
始めまして。
これから、宜しくお願いします。
 
やる気ですか?
どうかな…、面白がってからかおうとする人は多いと思うけど。
…きてそうそうオオボケかましましたから(鬱
 
>94 悪友
ああその通りだ、悪かったよ。
くそ、今日だけは何もいえないな…、我ながら情けない。
 
>復讐のチャンス
そうか?
泥沼にならないか、プラスディスクで立ち絵が出た瞬間に
限りなく『受け』の汚名がついて回る運命が生まれた気がするんだがな。
 

>95
見なかったことにしてくれ…

97 名前: アルクェイド(ARCUEIDg) :2002/12/17(火) 01:09

>82 (エクセレン)
いい女の条件?
むー、そうね…
魅力って、色々在るし、同じモノでも見る人によっても価値が変わるよね?
 
結局、いい女ってのは自分が好きになった人を振り向かせるモノを、何か一つでも
持ってる人じゃないかな?
 
1000人中999人が振り向いても、肝心の一人が振り向かなければ無意味でしょう?
わたしは志貴が振り向いてくれれば、それでいいの。
他に、何が欲しいわけでもないし―――けど志貴の一番でないと嫌だな。
 
うーん、もしかしてコレをクリアするのがいい女の条件?
 
>84 (ラルヴァ)
いらっしゃい♪
あまり、常駐してなくてごめんね(苦笑
 
ラルヴァのいい女の条件はそれか…
わたしはなんだろう?
何で志貴は振り向いてくれたんだろう?
 
―――殺したかったから、ってのは無しね(苦笑
 
>85 (シエル)
誰が、アーパーよ。 メシアン覚醒女のくせに〜
 
人物評は書いたわよ、遅くなったけどね、追っ手の死徒がしつこくてね。
わたしから見た、秋葉はあんな感じね。 
 
貴女にはどう見える?

98 名前: アルクェイド(ARCUEIDg) :2002/12/17(火) 01:27

>85 (いい男の条件)
ん――――――。
む――――――。
にゃ――――――(違
 
まあ、要するに志貴のことよ。
外見はどうでも良いわ、志貴ならね。
最大のポイントは性格よ、最初殺人鬼かと思ったら、全然違うし。
最後まで、何処までもわたしの想像の外に居る…、そんな感じだったな…
 
え? 何処が良いのか分らない?
いいのよ、志貴の魅力は分る人にだけ分ればね♪
 
>86 (神奈尾さん)
それは、懐かしいものを持ってきたわね。
月姫に限らず、あらゆるモノが揃ってるところが、流石少佐宣言よね〜
本当に凄いインパクトだったわ。
 
>90 (ラルヴァ)
黒歴史か…
もともと真っ黒の黒歴史を塗り替えるのと、黒くない歴史が真っ黒になってから、
更に塗り返すのは…どっちが難しいかな?
 
わたしは、月姫のアニメ化が凄く心配よ…、まあ有名になるのは良いけど…
黒かったらどうしよう?(涙

99 名前: 名無し客 :2002/12/17(火) 01:32


.    \    ヽヽ   、     |       //     //
.      \\  ヽヽ   ゙、           //    .///
      \    ヽ         @`〜'~`〜'~`〜'~`〜'~`〜'~`〜'^、  
   `-、@`@`  \             ( 待ちやがれこの泥棒猫〜! )
      `-、@`@` \@`    ´f二コヽ⌒ヾ `ν〜、_@`〜、_@`〜、_@`〜、_@` 〜、_@` '
   @`@`@`@`@`@`___   `   ノ丿! 〈ノノ)))〉 )   /        ___@`@`@`@`--
      ''''''--@`@`@`@`@`@`@`(((ノノ! #゚Д゚人))/ ) / l l   @`@`@`@`@`@`@`--''''''
       / l l    ))(  )秋(  ヽ | / ̄ / l l
────/ ̄─/ l l   l /ヾ-ヽ  |_)   ./ ̄─/ l l──────
       __  / ̄   (n)   | .| @`@`|        / ̄ ・・・
 --''''''''''~~  @` - '`      (@`| @`| .:.   `-、
     @`.- '`     /    ...| |:::::.. \   `-、
  @` - '`  @`@`-''  /    @`@`@`@`;;;;(m@`);;@`@`@` \\   `-、
 '`   @`@`-''   //     '''''''''''''    \\    `-、
    @`@`-''    / /               \\    `-、
   '    / /            _        \     `-、
     /  /        r‐@`.'´   ヽ.      
  @`〜'~`〜'~`〜'~`〜'~` 、  。L_lミ!レノノ)))〉 。゚
 (  秋葉様ぁ!     )  ゚ く_l;゚ ヮ゚ノリ ゚
  (  落ち着いてぇ〜!!! >  (つ   /つ
  `、_@`〜、_@`〜 、_@`〜 、_@`〜'     |  (⌒)
                   し⌒^

100 名前: アルクェイド(ARCUEIDg) :2002/12/17(火) 01:46

>91 (志貴)
いらっしゃい♪
――――――――――――
――――――
―――
わたしは何も見なかったわ。
散々、朴念仁扱いしてごめん…、いまネタで済まないかなって…
けど、少しぐらい抜けてる方が楽しいよ♪

ほら、志貴って凄く怖い時があるけど、こういうのを見ると、
ああ、楽しい人だなって――――――思えない?(汗
 
>93 (ラルヴァ)
そうよね、きっと――――――
 
…ネタになるためにわざとやったのよ、…きっと、…多分、…かな?(何
 
>94 (有彦)
やほー♪
志貴ともども、○○になる気になってくれたんだ(w
 
○○が何か解る?
わかったら、素敵なプレゼントが――――あるかもね♪
因みに、栄光は自力で掴み取るものよ、わたしからもらえることは
期待しないでね(待
 
>95 
――――――(見ないふり(w)
 
>96 (志貴)
あれ?
覚悟はしてるんでしょう?
 
なら問題なし♪ 周りからつっつかれることを楽しみましょうよ♪
 
>99 (AA)
(´-`).。oO(小姑が居ないと、好き勝手絶頂ね。
       けど、面白いからいいや。)
 
(- -).。oO(けど、普段追いかけられてる身としては
         いまいち、素直に楽しめないの…)
 
さて、今日はこれまでね♪
ついでに100ゲットー♪

101 名前: キャットマン(gCATMAN.) :2002/12/17(火) 02:08

・・・ん、とあるスレでとある奴がクロスオーバー歓迎と言ってたんで来てみたんだが。
はじめまして、キャットマンだ。(とりあえず握手)

・・・・とは言ったもののどこをどうクロスさせればいいのか、接点がみつからない。

あー・・。そういえば作中でよく泥棒猫と言っているらしいが(すまん、月姫をやった事がない)
いったい何人くらい泥棒猫がいるんだ?あと、なにを泥棒したんだ?

最後に。 俺 は 文 字 通 り 泥 棒 猫 だ が 、 何 か ?(メール欄)

最後の質問は無視していい。それじゃ。

102 名前: ビリー・龍(iTSgKw7g) :2002/12/19(木) 00:26

(ずりずりと人影を引きずってくる)

やれやれ。ったく――

(人影はやけに憔悴した様子の少女である。某弓塚さつきに似ている気もする。
 ただし、ポニーテールである(w)

(呪詛入りのバンドで、解こうにもほどけないと思いねえ)

(さつき(らしき人影)を残して退場)

103 名前: ラルヴァ(LARVAIdY) :2002/12/19(木) 23:13

>>85 シエル
答え忘れていたわね。
男性としていいなと思う人は……
少なくとも浮気をしない人、としておきましょうか。
 
>>94 有彦
こちらこそよろしくね。
漫画版は、無理をするほどの事はないから(苦笑
それと、私は残念ながらお嬢さんって歳じゃないわ。
まだ、おばさんって歳でもないけどね。
 
>>96 志貴
ボケを見たら突っ込みたくなるのが人の常だそうよ(w
まあ、注意する点と言えば「活気」付く前に
女の子同士が「殺気」付かないように気をつけるくらいね。
>>99を見つつ)
 
>>97 アルクェイド
志貴がアルクェイドに引かれた理由――これはもう本人に聞かないとね。
 
ちなみに黒くなかったものを黒くされた時の方がショックも大きいし、
塗りなおすのに努力と根性と気合が居ると思うわ。
どうしても「前は黒くなかったのに」って思っちゃうのと
「また何かのきっかけで黒くなるかも」って言うことで士気が低下しやすいから(苦笑
 
>>99
……なんだか琥珀が嬉しそうに見えるのは、私の気のせい?
 
>>101 キャットマン
「盗んだのはあなたの心です」って言ったのはICPOの警部だったかしら。
何を、はそれね。
何人いるかは主観によると思うわ。
アルクェイドは回りの女性を泥棒猫とは思ってないでしょうけど、
秋葉は他のヒロイン皆をそう思ってるかも(苦笑
 
>>102 ビリーが置いていった人影
大丈夫? 怪我はしていない?
……えっと、どこかで会ったかしら?(何

104 名前: ホイールズ最強伝説 :ホイールズ最強伝説

ホイールズ最強伝説

105 名前: エイブラハム・ヴァン・ヘルシング教授(2sGcBRAM) :2002/12/20(金) 03:07

ふむ、ここが吸血姫たちについて語る場か。

諸君、私はエイブラハム・ヴァン・ヘルシングと申すしがない学者だ。
よろしく頼むよ。

いきなりで失礼だが、『一刻館の横にある体育館の倉庫』
http://jbbs.shitaraba.com/game/bbs/read.cgi?BBS=116&KEY=1040318553
でここの者と思われる少年を保護したのだが。
どなたか、保護者か身許引き受け人は居られるかな?

106 名前: ラルヴァ(LARVAIdY) :2002/12/21(土) 00:40

またちょっとお邪魔するわね。
皆は忙しいのかしら?
 
>105 ヘルシング教授
ちょっと今は出払ってるみたい。
私は血縁でも何でもないし……
さすがに、そこにある地下牢に入れちゃ不味いでしょうし、
どうしましょうか……(溜息

107 名前: 遠野志貴(SIKIyyv.) :2002/12/21(土) 08:42

いきなり放置気味になっちまって悪い。 

>105 ヘルシング教授
…いや、多分居ないな。
秋葉や、アルクェイド、シエル先輩に見つかると問答無用で塵にしちまうかもしれないし、
それは保護者とは言わないだろう?
 
あんた、確かその手の仕事のプロだったよな?
代わりに何とかしてくれないか、本当なら秋葉かアルクェイドの役なんだろうけど…
そんな事は、もうやらせたくないんだ。
 
俺?
俺は普通の高校生だよ、少しおかしな眼は持ってるけどね。
 
じゃあ、宜しく。
そいつの好物は多分、缶コーヒーだと思う。
貸した金は返さなくてもいいから、そこで宜しくやってくれ、と伝えてもらえると助かる。

108 名前: エイブラハム・ヴァン・ヘルシング教授(2sGcBRAM) :2002/12/22(日) 02:29

>107 志貴君
別にプロでそういう仕事をしている訳ではないのだが。
で、結局の所。
放置しておいて良い、と言うことかね?

そう言うことなら、わしも必要以上の干渉は避ける。

109 名前: 遠野志貴(SIKIyyv.) :2002/12/22(日) 03:11

>>108 ヘルシング教授
前のレスでは、失礼な口を聞いちゃってすいませんでした。
せっかくお手間を取らせた方に対して、きつすぎましたよね。
…どうも嫌な気配が多すぎて神経過敏になりすぎてたようです。

ああ、はい、そいつは放置したままで結構です。
多分直ぐに然るべき人がやってきて、然るべき場所に運んで行って、然るべき処置をしてくれる筈ですから……(汗

どうもありがとうございました。

110 名前: エイブラハム・ヴァン・ヘルシング教授(2sGcBRAM) :2002/12/22(日) 03:43

>>109 志貴君
ハハハハハハハハハハハハハハハハ!
ハァ―――ッハッハッハッハッハッハッハ!

はっはっは、失礼。
発作的に笑う癖があってね。
で、前のレスだが、気にする事は無いよ。
誰にでも過敏になってしまう事はあるし、
大事な人に辛い仕事をさせたくは無い、という気持ちもわかる。

わしが探していたのはもっと穏便な意味での保護者だったのだが。
ここには穏便と言う言葉を知らない人間が多い、と言う事かな。
琥珀君ならば大丈夫な気もするが。あれも穏便では無いのかな?
ふむ、考察の余地はあると言うことか・・・

では、失礼しよう。

111 名前: アルクェイド(ARCUEIDg) :2002/12/23(月) 02:40

遅刻〜(涙
でも、気にしないで行こう(何 

>101 (キャットマン)
あはは…、レスが遅れてごめんねm(- -)m
 
でね、質問の答えだけど…
泥棒猫なんて居ないよ、全ては秋葉の…、妹の被害妄想よ♪
 
そもそも、わたしは吸血姫。
シエルは、カレー狂いのエクソシスト、偽女子高生でもあるわ。
翡翠は、洋風のメイドさんだし、琥珀は割烹着のメイドさん。
 
何処にも猫の要素はないわ。
レンって娘は、本当に猫だったりするけど、泥棒なんかしないよ。
正確には夢魔なの、今は志貴の使い魔になってるけど、志貴が泥棒なんかする
筈ないし以上、レンも無罪ね。
 
そもそも、わたしのイメージが何で猫かな?
わたしの千年城ではこんな感じなんだよ。
 ttp://www.urban.ne.jp/home/hirok/cgview/hk-ark.JPG
 
んー、でも猫は嫌いじゃないよ、キャットマンのフラッシュはカッコよかったしね♪
わたしがキャットマンのスレに遊びに行くのは問題あるかもしれないから…
もしよかったら、これからも来てね(微笑
 
おまけ♪(琥珀よ ttp://rose.zero.ad.jp/~zai89757/scr/hk-chin.JPG)

112 名前: アルクェイド(ARCUEIDg) :2002/12/23(月) 02:40

>102 (ビリー)
やっほーー…… 、って何やってるの!?
さっちんに似てる――――――
 
けど、ポニーテール? トレードマークのツインテールは?
(いろいろ想像中…、ビリーの嗜好を記憶から検索中…、結論…)
 
びりー、さっちんの髪の毛を素麺みたいに食べるのって…、美味しかった?(何
 
取り合えず力で何とかすると…、さっちんが死にそうだし。
保護して、志貴に何とかしてもらうしかないかな…
だから、もう暫く頑張って、さっちん(苦笑
 
>103 (ラルヴァ)
うっ、やっぱり?
黒歴史って辛いのね――――――
経験者の言葉は重いわ…
 
アニメが黒くなったら、脳内から削除しましょう♪
ラルヴァも忘れてね、アニメの存在自体を(w
 
>105 (ヘルシング教授)
むっ――――――
ん――――――
何処に行ったのかと思ったら…
まあ、わたしは何もしないから、秋葉に狩られるのを楽しみに待ってなさい。
 
さて、始めましてヘルシング教授。
わたしとは相性が悪そうだけど、ここでは気にせず行きましょう。
 
それと、ソイツは気にしなくても良いかも…
取り合えず今は、秋葉のことしか頭にないようだしね(w
 
――――――――――――
取りえず、今日はここまで(涙
 
でも質問、雑談、誰でもOKよ。
レス遅いけど、気にせず見守ってね、でも参加しくれたらもっと嬉しいな(微笑

113 名前: ラルヴァ(LARVAIdY) :2002/12/25(水) 23:15

>>107 志貴
>>108 ヘルシング教授
身内のお世話って大変なのね……
私の身内と言えば……いえ、聞かなかった事にして。
 
>>111>>112 アルクェイド
月姫アニメに関しては、まだ情報が少ないんでちょっと不安ね。
でも、黒歴史になると決まったわけでもないし、必要以上に不安にならなくてもいいと思うわ。
ただ流通的にどうなるのかしら? 18禁アニメ扱いになるとかなり不安ね……

114 名前: 紅丸 :2002/12/25(水) 23:24

   皆さんメリークリスマス   Å
  ∩     ∩      + /**∧
  | つ   「@`"| ゚ * Å  (´∀`;)
   !@`'っ_ ⊂_@`! + /**∧ ミ"""""ミ
   /  ・ ヽつ (´∀`*) /::::o:::::::ヽ
   ●@`__  |   c_c ヽ::::::o:::::ヽ::ヽ
    (゚Д゚ ) |  ノと ノと )へ_TTTTTTT
    (|===|)ヽ/_/_/::/: ノノ ̄ ̄ ̄ ̄|
     |     ̄  ヽ〜  | ̄       |
     ヽ._ ___ ノ__.|______ノ
      | | | |  | | | | ||    ||
     (__ (__) (__) (__) <二二二二二二二フ
私を宇宙人と呼ぶな!
(ネモ船長っぽく)

というわけで今晩わ お久しぶり

115 名前: 紅丸 :2002/12/25(水) 23:29

それではプレゼントを・・
    @`@`@`@`@`@`@`@`@`@`@`@`
  /.::::::::::::ヽ 
  ミ"""""''.;; .:::ヽ @`@`@`@`
  (゚Д゚@`@`ミ@`@`@`@`''---ミ@`@`@`ミ
  ミ''""""''ミ    .___/''-、
  /'.::::::::.."つ  /  ⌒ー、
. ミ''""""""''ミ  /..::.  ...::::::|
  "''U'"U''" (@`@`@`@`@`@`@`@`@`@`;;;;;;;;;;;ノ
www.rakuten.co.jp/flavor/I0102023687567793.jpeg
さぁ召し上がれ!


そして音楽だ
♪Freude@` schoener Goeterfunken@`Tochter aus Elysium!Wir betreten feuertrunken@`Himmlische@` dein Heiligtum!
Deine Zauber binden wieder@`was die Mode streng geteilt@`alle Menschen werden Brueder@`
wo dein sanfter Fluegel weilt.

ごきげんよう諸君

116 名前: 紅丸 :2002/12/25(水) 23:32

>113 
おお誰かと思えばラルヴァじゃないか!
ワハハハあいかわらず綺麗だねェ

しまった、君に捧げる贈り物を用意していない
ようし・・
(乗っているトナカイの角をへし折る)
納めてくんなはれ
床の間にでも飾ってね

                   〇            ヽ丿ノノ
                    )\          ヽイイ
                   /ニニヽ        / ̄ ̄ ̄ ̄\
  〇            〇  ( ゚∋゚)       /     ●  ●、
  .|\       ヽ~// `ヽ( ヽ、_:_ヽ     |Y  Y        \
  ノ二ヽ     /^ /ニニ二ヽ|\_)__)ミミ\  | |   |        ▼ |
  (゜Д゜)     (  (´∀` )| = :|   \\| \/     .._人..|
  /⊃∋───) ̄ ̄∪ ̄∪ ̄ ̄ ̄((二二二◎二二二二\__ノ
 /  /    ⌒ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||      \    `|/
/⊂ノ  ⌒   __ヽ_______ノノ_ノ||    | |\ \    ⌒
∪      ⌒ |__________/ ⌒  (__) (__つ
`⌒⌒     ``⌒⌒⌒⌒ ⌒⌒⌒⌒⌒´´    ⌒⌒ ⌒⌒ ⌒
では今度こそさらばだ!
(何故か来た時より増えている)

そうそう、月姫の小説が出るんだってね
中村博文さん挿絵だし、中々期待しているよ

117 名前: 名無し客 :2002/12/26(木) 00:33

Alle Menschen werden Brueder...
 
美しい言葉ですね。
しかし「ガイアの守護者」たる「真祖」たちの予定表には
おそらく見当たらない言葉でしょう。

118 名前: 名無し客 :2002/12/31(火) 09:12

で、MBはやりましたか?

119 名前: シエル(EL/tdTyc) :2002/12/31(火) 19:22

本年ももう終わりですね。来年も宜しくお願いします。
それでは皆様良いお年を・・・

120 名前: 名無し客 :2003/01/05(日) 21:47

皆さん、初夢の内容をどうぞ。


……絶倫超人は、やっぱりレンタンを酷使して…?

121 名前: 名無し客 :2003/01/11(土) 01:33

第4回人気投票に向けての意気込みを語ってください。

122 名前: 名無し客 :2003/01/11(土) 02:15

「僕は二次元キャラクター、ましてギャルゲーやえろげには全然興味ないよ〜ん」
 
とほざいていた友人(雄)が、急に月姫にハマってしまいました。
 
ところが、自分は「同人ゲームである」程度しか月姫を知りません。
どんな作品なのか分かりやすく教えて下さい。

123 名前: シオン・エルトナム・アトラシア(ATLASv8g) :2003/01/14(火) 01:04

こんばんは。
今晩から、私も此処に参加させていただきます。
色々とレスを返すことで良いサンプルデータを取ることが出来そうですから。
―――まずは、私が何者かを説明するのが道理ですね。
下に紹介テンプレートを載せておきました、参照して下さい。
 
出典 :『MELTY BLOOD』
名前 :シオン・エルトナム・アトラシア
年齢 :20才前後
性別 :女性
職業 :魔術師協会、アトラス院所属の錬金術師(アルケミスト)
趣味 :情報収集、分析
恋人の有無 :いません
好きな異性のタイプ :と、遠野志貴以外に比較対照すべき異性との接触に関するサンプルがないので保留とします。
好きな食べ物 :特に好き嫌いはありません
最近気になること :遠野志貴の現在の挙動は気になるといえば気になります。
一番苦手なもの :人としての感情―――ただ、悪いモノではありません。
得意な技 :擬似神経「エーテライト」による情報収集、分析、治療。分割思考、高速思考。
一番の決めゼリフ
「───貴方は友人だ。だから果てのない契約をしたい。貴方が私を必要とした時、私は必ず貴方の力になる。それを許してくれますか」
将来の夢 :吸血鬼化の治療法の確立
 
それでは、レスを開始します。

124 名前: シオン・エルトナム・アトラシア(ATLASv8g) :2003/01/14(火) 01:06

>>120 初夢の内容
夢――レム睡眠時に大脳が刺激を受ける事により、自己の無意識下における願望・記憶等がイメージとなり見せる現象ですね。
夢は記憶の整理・統合等に大きな役割を果たしています。
脳という回路は極めて優秀な情報処理機関ですが、矢張り、許容量(キャパシティ)が存在します。
人が生活する上で、莫大な情報を得ていきます。
これらを全て、同一に扱い、処理しようとするといずれは破綻します。
得る情報量に対して、処理できる情報量が追いつかなくなりますから。
そこで、脳は夢という現象を通じて、得た情報に対して、優先順位を割り振り、重要度の低い物から消去していきます。
情報の統合・整理は通常時にも行われているのですが、睡眠時にも夢という行為により、情報の統合・整理を図ろうとするのです。
 
そして、>>120は私の初夢を聞きたい、と?
そもそも、夢を見るという現象において、初めて等という順位をつける事自体、無意味だと考えますが。
ただ、この日本ではそれを特別なものとして見る風習があるようですね。
 
―――私の初夢は……
 
   晴れた平穏な昼下がりに、この身体が何の苦痛も感じず、そう乾きさえも感じず、
 
   もう、すれ違うことはないであろう彼と再会を果たし、自己の研究の成果たる吸血鬼化の治療私自らの身体で披露する――――
 
……夢は実現不可能だから夢であるという格言もありましたね。
けれど、私の見た初夢はその意味での夢ではない。
将来、具現化する現実です。
不可能を可能にするのが、アトラシアの名を持つ者の称号ですから。

125 名前: シオン・エルトナム・アトラシア(ATLASv8g) :2003/01/14(火) 01:06

>>121 第4回人気投票に向けての意気込み
意気込みですか?
そのように気力ばかり、奮い立たせた所で、意味はないのですが。
客観的な実力が全てモノを言うでしょう。
このようなケースにおいては主観的な判断は思考を鈍化させ、見えるべきものを見えなくさせてしまいやすい。
 
そして、私、シオン・エルトナム・アトラシアは苦戦する確率が高い。
単純に出演作メルティブラッドの出回りの問題があります。
月姫及び歌月十夜に出演している人達に比べ、私を知る人が少ないのでは、私への投票も限定されたものになるのは道理であり、必然でしょう。
有利に働く要素としては、新作であり、人の目を引きやすいこと。
この一点においてのみ、私は有利です。
かかる要素が何処までプラスに働くか、現状のデータではまだ予測式を立てることはできません。
 
ただ、あの、皆が、メルティブラッドをプレイして――――真祖や代行者ではなく―――敢えて、私に投票してくれるといのなら―――その、嬉しい。
 
 
さて、今回は此処までにします。
それでは、任務終了、帰還します。

126 名前: シオン・エルトナム・アトラシア(ATLASv8g) :2003/01/15(水) 15:16

こんにちは。
今日もレスを返します。
――それにしても、今日は吹雪が激しい。
エジプト生まれの私には少々、堪える…………
 
>>122 月姫について教えて
月姫本編についてですか。
売り文句としては――――――――
 
<イベントグラフィック150枚以上。グラフィック総数500枚以上>
 
これは一般に出回っているヴィジュアルノベルと比べて、
何ら遜色の無いグラフィック枚数だと思われます。
正規の商業流通に乗るゲームと比べ、CGの美麗さには一歩譲りますが、
登場人物達の多彩な表情は読み手を十分に飽きさせないモノがあるといえるでしょう。
 
<シナリオ枚数5000枚>
 
膨大な量のシナリオでそれだけでも圧倒される気がしますが、特筆すべきはその中身です。
各シナリオのヒロインである、アルクェイド・ブリュンスタッド、シエル、遠野秋葉、翡翠、琥珀……
彼女達の物語を1つ1つ、読み解いていく度に物語の全貌が少しずつ明らかになっていく。
使い古された感のある手法ですが、それでも何ら矛盾無く収まっているのは見事と評価できます。
ただ、誤字が多いのが難点といえば難点です。
『お部屋をお連れします』、『紅い紅茶』、『遠野秋歯』など言った誤字が存在するくらいですから。
しかし、こういう誤字もリサイクルの観点から後の作品でネタにされており、
此処にTYPE-MOONの転んでもタダで起きない日本で言う七転び八起きの精神を垣間見る事が出来ます。
 
<TYPE-MOONが自信を持って送る、同人ゲームの限界に挑戦した意欲作>
 
『限界に挑戦』等という売り文句は『全米ナンバーワン』・『新システム○○○搭載!』等と、
同じくらい当てにならないと過去のデータの統計上、出ています。
しかし、こと『月姫』においては言葉通り、限界に挑戦しているといえるでしょう。
前述のグラフィック枚数、シナリオ枚数の数の比較でも明らかでしょう。
 
 
そして、肝心の中身ですが……
 
『モノの壊れやすい線や点を見える』眼を持つ主人公の遠野志貴が、
街に起きた猟奇殺人事件に巻き込まれ、吸血鬼たちとの壮絶な戦いに身を投じる事になる。
その中で志貴は自身の出生の秘密、封じられし過去に出会うことになり、そして――――
物語のキーワードは……
 
      遠野志貴の中に潜む「殺人衝動」
                   「真祖」生まれながらの吸血鬼
     その亜種である吸血鬼「死徒」
                   「教会」吸血鬼を狩る者達
           全ての始まり「8年前の夏の日の因縁」
 
もしこの手の言葉に>>122が少しでも興味を惹かれるのなら、プレイしても損は無いと思います。
ただ、し、志貴とヒロインが―――その、か、身体を重ねたりする場面があるので、
>>122が18才以上でなければ、ならないのですが………

127 名前: 名無し客 :2003/01/15(水) 21:53

属性は猫ですか犬ですか?

128 名前:シオン・エルトナム・アトラシア ◆EltnamiMuo:2003/01/18(土) 18:03

一刻館が新たなる地へと移ったようですね。
それに際して、トリップも変えてみました。
せめて、トリップぐらいで着飾ってもいいでしょう。
 
>>127 属性は猫ですか犬ですか?
―――訂正なさい!
>>127、貴方は思慮が足りなさ過ぎる。
蓄積と計測の院、計算によって不確定要素を確定要素として計算し、
未来を予測するアトラスの錬金術師たる私を猫に例えるとはなんと言う浅学さだ!
猫の如き、須らく本能で生き、気紛れ―――
行動原理は乱数によって決定されていると言ってもいい猫と私を同義かと問うとは、
まさに侮辱の極み!
 
私の名前はシオン・エルトナム・アトラシア。
不可能を可能にする者の意、アトラシアの称号を受け継ぐ者!
私ほど本能を理性で統括し、研鑽し、高速で分割できる者はそうはいない!!
 
はぁ、はぁ、はぁ―――し、失礼、しょ、少々、興奮してしまったようです。
―――ですから、私を猫属性かと問われれば、答えは否定と答えるしかない。
少々の齟齬はあるものの、一つの目的に向かって機能化され行動できるという点においては、
シオン・エルトナム・アトラシアは犬属性と言っても良いでしょう。

129 名前:黒猫 ◆urDREAMINU:2003/01/18(土) 23:20

     ヽ._ノ!
| _     し
|´.ヘ.ヘ Y´|  (
|〈《`"》〉┘
|リ.゚Д゚ノリヽ    ←(動物(猫)をベースにヒトの魂を与えられた使い魔)
| ⊂) \.》
|!. ソ

130 名前:名無し客:2003/01/19(日) 19:27

インカ帝国時代のインディオ(インディヘナ)は
 
・盗まない(Ama Sua)
・嘘つかない(Ama llulla)
・怠けない(Ama Kella)
 
の三カ条の掟を守っていたといいます。
 
 
ご自分の三カ条(の掟)を教えて下さい。
無くても捏造して発表してください。
 
そして、実際にどの程度それを守っているのか教えて下さい。

131 名前:名無し客:2003/01/20(月) 19:31

血が欲しくなったらトマトジュースで我慢できませんか?
某怪物太郎の下僕の吸血鬼はそうしてますが。

132 名前:名無し客:2003/01/20(月) 20:24

月姫本編は積んだまま、月姫SSと大殲のみで月姫世界に触れた人間ですが、

 遠 野 四 季 に萌えるのは、人として何か間違ってますか?


                                                           四季×琥珀マンセー(爆)

133 名前:シオン・エルトナム・アトラシア ◆EltnamiMuo:2003/01/23(木) 01:36

こんばんは。
……随分と質問が来ていますね。
少々、遅れるかもしれませんが、必ず、レスしますから、
気長に待ってくれると嬉しい。
 
>>129 志貴の使い魔
唐突ですね、志貴の使い魔。
その神出鬼没さは、まるで、蓋を開けるまで、生きているか死んでいるか、
事象が確定しない『シュレティンガーの猫』のような存在だ。
 
しかし、幾ら、その発生が予測しえない不確定存在でも、私に計算出来ない事は無い。
通常は乱数とされる要素から法則性を見出し、そこから計算を繰り返し、予測式を立てる。
通常は知りえない未知の領域を既知とするのがアトラスの錬金術師。
志貴本人ならいざ知らず、志貴の使い魔の行動程度なら、見事、読みきって見せましょう。

134 名前:シオン・エルトナム・アトラシア ◆EltnamiMuo:2003/01/23(木) 01:36

 使い魔とは魔術師の分身である。
 魔術師自身の魔力回路―髪や血肉。
 それらを核とし、使い魔自身の肉体は、
 動物の死体等を寄せ集めて、形成される。
 
                       猫とは気紛れな存在である。
                       行動原理も、種としての確固たる原理が存在しない。
                       個体ごとに行動原理が全く異なるのも大きな特徴である。
 
            志貴と使い魔の接触は交通事故である。
            昏睡状態の志貴に使い魔はその能力を以って、夢を見せていた。
            夢の内容はまさに志貴にとっては楽園とも言える世界であり―――
 
 ただし、使い魔は独立した生命では無い。
 あくまで主の魔術師の生命力の供給を受けねば、
 生きていくことの出来ない不完全な生命なのである。
 
                       猫の奇異な習性の1つとして猫の集会がある。
                       夜中に猫たちが特定の場所に集まるのだ。
                       集まる理由、何故、その場所なのか?
                       この原理は未だに解明されていない。
 
            ―――ただ、その夢も使い魔が自らの生命力を削って、
            創っていた世界であり、時が経つにつれ、その世界は崩壊していく。
            それも主を失った使い魔自身の生命力が枯渇し、死に瀕していたからである。
 
 故に使い魔は単独で生きていくことはありえない。
 ただし、例外として自ら精を補充可能な夢魔が挙げられる。
 しかし、夢魔として使い魔であり、主の命無しに精を奪う事はありえない。
 
                       猫の行動原理の解明につき、多分野での解析が為されている。
                       しかし、未だに確立した行動原理の系統樹は無い。
                       これだけ身近でありながら、何故、解明できないのか?
 
            志貴は使い魔を救うために使い魔を契約し、主になった。
            その契約方法は、志貴自身が使い魔に生命力を送る事。
            即ち、一般的に、せ、性行為を行うことで、せ、精を補充し、
            し、志貴はその若いから、に、2度も、さ、さ、3度も、も、も――――――
 
 ただし、新たな契約をすれば話は別である。
 夢魔は新たな主と契約し、その主から生命力を得る。
 その契約方法とは使い魔に主が1つは血を与えること。
 もう、1つは主と使い魔が身体を、か、重ねること。
 む、夢魔もその手の行為に関しては、せ、積極的であるのが、
 い、一般的であrrrrr――――
 
                       猫の行動原理に関して興味深いものに交尾がある。
                       とかく、猫は発情期になると、非常に交尾に積極的である。
                       ば、場所を問わず、ひ、ひ人目ならず、猫目を問わず、
                       ここここここここkkkkk――――――
 
 
             ――――危険、危険、危険……
 
 
 ――――止めろ、止めろ、止めろ……
 
                       
                       ――――停止、停止、停止……
 
 
             ―――――三番停止―――――
  
 
 ―――――七番停止―――――
 
                       
                       ―――――四番停止―――――
 
 
 
 ………む、無念。
 若さ故の未経験で、よ、予測式をシオン・エルトナム・アトラシアとあろう者が、
 立てることができないとは――――――
 
 
 ⊂⌒~⊃。Д。)⊃   

135 名前:黒猫 ◆urDREAMINU:2003/01/23(木) 02:09

| _  
|´.ヘ.ヘ Y´|
|〈《`"》〉┘ …………(クスッ)
|リ.゚ ‐゚ノリヽ
| ⊂) \.》
|!. ソ
|

|
|  サッ
| 彡
|
|
|
|

136 名前:名無し客:2003/01/23(木) 21:21

「アトラスの錬金術師」?
むしろ、「ラプラスの悪魔」の方がお似合いですぞ?

137 名前:名無し客:2003/01/23(木) 22:21

>134 シオン嬢
若いね〜w
その『若さ故の経験不足』を補う為に志貴に迫ってみたらどうでしょう?

138 名前:ビリー・龍 ◆OClOnGFAng:2003/01/23(木) 22:32

(たまたま通りすがりつつ)

>134
若いっつーか……
思春期まっさかりかおまいさん(苦笑

>137
――志貴とかいって、渾名が「絶倫超人」だぞ、どーなっても俺は知らん。

139 名前:シオン・エルトナム・アトラシア ◆EltnamiMuo:2003/01/25(土) 03:00

……この私とした事が不覚でした。
0、5%以下の所で数値を振り分けられずに、予測式を立て損なうとは―――
その個所さえ間違わなければこのような醜態を晒す事は無かったのですが。
 
>>130 自分にとっての3ヶ条。それをどのくらい、守っている?
私に取っての3ヶ条ですか。
そうですね、挙げるならば………
 
1.戦うからには必ず勝利する。
2.友人との約束は守る。
3.絶対に吸血をしない。
 
の3つですね。順次、説明をしていきます。
 
1.戦うからには必ず勝利する。
これはアトラスの錬金術師にとってはごく当たり前のことです。
アトラスの錬金術師達は遺伝的に身体能力が通常の人間より劣位にあります。
又、魔術師に必要な魔術回路も少なく、魔術による神秘の実践も難しい。
 
その代わりに私達は唯一自由になる脳に依る神秘を実現させます。
私たちは星を読み、風を読み、世界を読み、情報の系統樹を作り上げる。
そこから、無限とも言える確率に干渉し、限られた展開式をお膳立てし、『未来』を『読み』ます。
 
その結果、勝算がある時のみに私達は闘いを挑む。
あらかじめ用意した逆転の位置に事態を導き、僅か一瞬の好機に全ての確率を注ぎ込み、そして、勝つ。
それがアトラスの錬金術師の在り方であり、私にとっての信条でもあります。
 
これについては守るも守らないもない。
私達の行動原理からすれば、当然のことなのだから。
 
2.友人との約束は守る。
――――友人とは、何も見返りを求めず、ただ、信頼という絆で、支えてくれる存在……。
そして、私が、シオン・エルトナム・アトラシアがそれに応えるのは必然であり、当然です。
 
本来、魔術師ならば、錬金術師ならば、結果を出すことが本義。
つまるところ、プラスとマイナスで、損得を第一として動くと言ってもいい。
しかし、友人は、遠野志貴は、そのような理なんて関係がなかった。
彼自身の心が損得の無縁の所にあるのだから、そもそも理屈で説得できるはずが無い。
 
でも、そのような損得勘定を抜きにしての関係は私にはとても心地が良かった。
他の錬金術師達からは無視され、自身を嫌悪し続けてきた私にはとても新鮮な感覚だった。
この死体のような身体に暖かい血が、息吹は感じられるような感じだった。
私が未熟だから、若いからこその迷いだと笑う人もいるかもしれない。
 
けれど、シオン・エルトナム・アトラシアにとって友人とは絶対の契約であり、
シオン・エルトナム・アトラシアがシオン・エルトナム・アトラシアである為に、
友人との約束は必ず果たさなければならない。
遠野志貴が、友人と存在が、私を必要とするのならば、私は必ず、力になる。
そう、何があっても……、だから、これは必ず守ると断言します。
 
3.絶対に吸血をしない。
………結論から言うと、私は吸血鬼です。
3年前、死徒27祖第13位ワラキアの夜/タタリに噛まれてから、私の肉体は吸血鬼となった。
最も、タタリは吸血鬼としては半端な存在ですから、噛まれた私も吸血鬼としては半端だった。
だからこそ、3年間、血を吸わずに耐えてきて来れた訳ですが………
 
身体が人間をはるかに凌駕する性能を得たのだから、当然にそれを見合う栄養は必要です。
吸血鬼の神経は普通の食事では繋がらない。
血とか、赤とか、苦悶とか、絶叫とかそういったモノが吸血鬼に活力を与えてくれます。
 
そして、錬金術師ならば理に叶うことは正義。
だから、生命としてより優れた吸血鬼になることは何ら、間違いはない――――
 
けれど、私は絶対に血は吸わない。
私は他人の情報に依るしかないつまらない人間だけど、私は私から逃げる訳に行かない。
私はそうやって産まれ、育ち、生きていく、今更生き方を変えることなどできないし、する気もない。
故に間違いに気づいてしまえば、その間違いを認めて進んでいくしかないのだから。
自分の弱さを認めた上で、シオン・エルトナム・アトラシアは未だ、読みきれない未来へと歩を進める。
 
……これはシオン・エルトナム・アトラシアにとって絶対の枷であり、破ることはありません。

140 名前:名無し客:2003/01/30(木) 22:09

小悪魔、って呼ばれる女の子に関する定義を語ってください。

141 名前:名無し客:2003/01/31(金) 02:05

月姫世界には「鬼」はいても「悪魔」はいない罠

                              ………居た、割烹着の悪魔が………

142 名前:シオン・エルトナム・アトラシア ◆EltnamiMuo:2003/01/31(金) 21:54

今日で1月もおしまいですか……。
月日の流れは存外に早いものです、私も早く、吸血鬼化の治療法を見つけないと……
 
>>131 血が欲しくなったら、トマトジュースで我慢できない?
結論から言うと不可能です。
一般的な吸血鬼、死徒と呼ばれる吸血種は他者の血液を奪う事により、
自己の劣化していく遺伝子情報を補完していくのです。
死徒にとっては、吸血行為は生存に不可欠な行為であり、代替行為はありません。
 
……けれど、>>131の話では、トマトジュースで生存している吸血鬼が居る様に聞こえる。
興味深いサンプルです。
トマトジュースが血液の代替行為となるのならば、吸血鬼化の治療法は大きく躍進するでしょう。
しかし、トマトジュースの何処にそのような秘密があるのか、私には理解出来ない。
少し、考察してみる必要がありそうです。
 
 
 トマトは南米ペルーがその発祥の地とされる。
 元々、トマトは高山植物であったといわれている。
 10世紀頃、トマトはメキシコに持ち込まれた。
 そこから、世界に広がっていったと言われる。
 
                       トマトジュースの作り方。
                       まずは水洗いをし、腐敗したトマト等は捨てる。
                       2重釜に入れ、トマトをドロドロになるまで煮る。
                       トマトが煮溶けたら、器具で皮と種を剥く。
 
 しかし、トマトは最初は観賞用がその主たる用途だった。
 フランスの貴族等に観葉植物の一種として珍重された。
 食用として用いられるようになったのは、18世紀から。
 地中海沿岸の国々がトマトを食用に用い始めたのである。
 
                       裏ごししたトマトに食塩を少々入れ、加熱する。
                       温度は90度、食塩は0、5%程度が目安である。
                       その後はビンに詰め、詮をし、冷却する。
                       方法は流水がベスト、冷凍はビンが破裂する恐れがある。
 
 
 現在はトマトの生産量は中国は世界一である。
 しかし、消費量は圧倒的に地中海沿岸の国々が多い。
 そして、地中海沿岸の国々では癌の発生率が低い。
 このことから、健康においてもトマトは効果的である。
 
 
――――――――おかしい。
トマトと吸血鬼、何処にも接点が無い……。
一体、何処から代用食として、トマトジュースが効果的であるという話が出たのでしょう?
 
……解が出ない、鍵が足らない。
しかし、私はアトラシアの名を持つ錬金術師だ。
トマトジュースに敗北することなどありえない。
此処は直接、トマトジュースを摂取して、確かめて見ましょう、その真実を―――――!
(目の前には山と積まれたトマトジュース)
―――トマトジュース、その謎、見事、解いてみせる!
 
―――――――――――
 
―――――
 
――
 
(地面に散乱している大量の空のトマトジュースの缶)
ふっ……、これも私の予測式のうち。
この程度の量を私が飲めないはずがない――――!
 
(お腹がゴロゴロ鳴り始める……)
―――くっ、読み間違えた!?
ぐぐっ――――――――、お、お腹が……
 
くっ、トマトジュース、今日の所は引き分けにしておきます!
(そのまま、トイレにダッシュ――――)

143 名前:メカ翡翠:2003/02/02(日) 13:54

遠野家敷地内ニ月姫スレッド発見。
スキャン開始――――質問スレッドニ分類サレルカテゴリート確認。
 
巡回ルートニ指定。
 
コレヨリ、潜伏ヲ開始スル。
 
 
同時ニ個体識別用テンプレートヲ投下。
 
出典 :『MELTY BLOOD』
名前 :メカ翡翠チャン(命名者・ネエサン)
年齢 :不明。ロールアウト後24時間以内ト推測
性別 :女性型
職業 :都市潜伏・制圧を目的トシタ愉快型兵器
趣味 :特ニ無シ
恋人の有無 :現時点ニ於イテ該当者ナシ
好きな異性のタイプ :基本ベースニナッタ素体ニ依存。志貴サマガソレニ該当スルト推測。
好きな食べ物 :食物ノ摂取ハ基本的ニ不要デス
最近気になること : 該当データ無シ
一番苦手なもの :同ジク該当データ無シ
得意な技 :チェインソードノ行使、ビーム、火炎放射、ロケットパンチ、多数ノ同型機トノ共同ニヨル強襲
一番の決めゼリフ :処刑、スル
将来の夢 :アリマセン
 
 
質問ナンバー117ヨリ処理ヲ開始。
コンゴトモ、ヨロシクオ願イシマス。

144 名前:メカ翡翠:2003/02/02(日) 13:55

>>117
翻訳作業ヲ開始――――完了。
『人類ミナ兄弟』ガ最モ近似値ノ高イ言葉ト判断。

『ガイア』ガ地球ヲ表ス言葉ナラバ、人類モマタガイアノ一部ト考エルノガ妥当。
地球ノ下ニ於イテハ人類モ真祖モ同ジ生命種デアリ、広義的ナ兄弟ト言ウ思考モ可能ト判断デキマス。
 
>>118 
私ガ現在此処ニ存在スル。
コノ事実ヲ以テ判断シテ下サイ。
 
結論ヲ述ベレバYES、デス。
 
>>120 
電気羊ト、電気ウナギノ夢ヲ見マシタ。
メモリーデータ消去済ミナノデ詳細ハ不明。
 
 
オランダ妻トハドノ様ナ意味デショウカ。
――――ヨク、ワカリマセン。 
 
>>121 
意気込ミ、デスカ。
特ニ有リマセン。

ネエサンヤ、秋葉サマ、志貴サマ等ニ投票シタ方ガ妥当ダト判断シマス。

ソレデモ私ニ投票スルノナラバ――――アリガトウゴザイマス。
 
>>122 
主人公デアル志貴サマ――――
遠野志貴様ガ吸血鬼等ノ人外ヲ相手ニ殺シタリ殺サレタリ、
ストーキングサレタリ、猥褻行為ヲ行ッタリスルゲームデス。
 
>>127
私ハ、猫ノヨウニ自由行動スル権限ヲ与エラレテイマセン。
故ニ犬ノ方ガヨリ近イ属性デアルト推測サレマス。  
 
>>130 
●第一条  ロボットは人間に危害を加えてはならない。また危険を看過することによって、人間に危害を及ぼしてはならない。
●第二条  ロボットは(遠野家の)人間に与えられた命令に(一応)服従しなければならない。ただし、第一条に反する場合はこのかぎりではない。
●第三条  ロボットは第一条および第二条に反するおそれのないかぎり、自己を守らなければならない。
 
因ミニ――――全ク守ッテイマセン。
アイザック・アシモフハ部屋ノ隅デガタガタ震エテ神サマニオ祈リデモシヤガッテ下サイ。
 
>>132
人間ノ行動ハ千差万別ト伝エ聞キマス。
遠野四季ニ萌エルノモ可能性ノ一ツデショウ。
 
私ニハ、ヨク、ワカリマセンガ。
 

トコロデ、『モエ』トハ何ナノデショウ。
コレモヨク、ワカリマセン。
 
>>140 >>141
小悪魔――――遠野家専用検索エンジン『KOHAcoogle』ニテ検索開始。
 
『そう言えば遠野家には小悪魔的な人って居ませんねー。
 秋葉さまは小悪魔ではなく鬼婆ですし……わたしは違いますよー。わたしはただの使用人ですから。
                                                あはー』 
 
『敢えて言いましょう、小悪魔っ娘は萌えです! 断じて萌えです!!
 小悪魔系萌えの大家であるこの久我峰斗波が言うのですから間違いありません!!!
 ここは一つ秋葉様に是非ともこの小悪魔コスプレセットを身につけていただいて――――(*゚∀゚)=3ハァハァ(*゚∀゚)=3ハァハァ』
 
 
――――――――ヨク、ワカリマセン。
 
ヨクワカリマセンヨクワカリマセンヨクワカリマセンヨクワカリマセンヨクワカリマセンヨクワカリマセン 
ヨクワカリマセンヨクワカリマセンヨクワカリマセンヨクワカリマセンヨクワカリマセンヨクワカリマセン
ヨクワカリマセンヨクワカリマセンヨクワカリマセンヨクワカリマセンヨクワカリマセンヨクワカリマセン
ヨクワカリマセンヨクワカリマセンヨクワカリマセンヨクワカリマセンヨクワカリマセンヨクワカリマセン
ヨクワカリマセンヨクワカリマセンヨクワカリマセンヨクワカリマセンヨクワカリマセンヨクワカリマセン 
 
メモリーエラー発生。
作業メモリ640kbヲ確保デキマセン。
オペレーティングシステム・MS-DOS 3.22ヲ強制終了シマス。

145 名前:メカ翡翠:2003/02/02(日) 13:55

 
                          ピー・ガガ――――プシュー

146 名前:参戦/再登場希望キャラスレッド2 ◆C52VBtJvDU:2003/02/02(日) 17:53

>>143
来た−ー−ー−っ!! メカ翡翠さんが来たああああっっっ!!!!(怒濤の感涙)
 
(「希望」って叶うこともあるんですねえ(しみじみ)
 さあて、せっかくいらしたメカ翡翠さんに何を質問しようか?
 Coolなウッチャリ狙いのボケたセク質か、それとも、マニアックなスペック調査か……あれ?
 MS-DOS3.22だとお?!!
 
 ……一体、何を聞けるというんだ? ううむ。ではちょっと失礼して、ここらへんにキーボードを
 繋いでっと……痛くないよね……?
 まぁ、とりあえず、これかっ!!?)
 
C:¥>dir /p /w

 

 

147 名前:参戦/再登場希望キャラスレッド2-No.282:2003/02/02(日) 18:00

>>146
利用者名を修正しました。

148 名前:ワラキアの夜 ◆TATARIYSzY:2003/02/03(月) 03:25

ふむ、このようなスレがあったとは――――
私もこの舞台に参加させてもらうとしよう。

出典 :MELTY BLOOD
名前 :ふむ、タタリと呼ばれているが…ワラキアの夜と言う呼称の方が優雅だろう
年齢 :ワラキアの夜となってからは今年で526年目だな
性別 :男性…女性の方が都合がいいのだが…なに、飲み尽くすには女の体の方が便利でね
職業 :死徒27祖13
趣味 :舞台・感情のある筋書きのないドラマ
恋人の有無 :私は一夜しか存在しないモノだ。そのようなものは不要だな
好きな異性のタイプ :上記に同じ。――――――無粋
好きな食べ物 :やはり血に限る
最近気になること :次の最高の状況はいつになるのか
一番苦手なもの :開演前に舞台裏に訪れる無粋な客
得意な技
舞台によって変わるが――――ズェピア・エルトナム・オベローンの身体であればバッドニュース(ライ)とレプリカントコーディネイターだな
一番の決めゼリフ
「カット……カット、カットカット、カットカットカットカットカットカットカットカットォー――!!!」
将来の夢 :再び第六法に挑むこと


では、>>117からレスを返すとする

149 名前:ワラキアの夜 ◆TATARIYSzY:2003/02/03(月) 03:29

>>117 「Alle Menschen werden Brueder...」
フリードリヒ・シラーの頌詩:喜びによせて の一節か。
……失礼、ベートーヴェンの「交響曲第9番ニ短調Op.125:第四楽章」と言った方が"通り"が良いようだ。
作者は友人の結婚を祝って詠ったらしいが、、、まさか人類の一体化を讃えるものとして歌い継がれるなどとは思いもしなかっただろう。
一体化?低俗にして優雅さの欠片も見られない。
優雅さのなさでは、アトラスの者に勝るとも劣らぬな。

例え実現し得たとしても醜い争いが始まるだけだ。

なに、私にとっては人間など舞台に集まる観客に過ぎぬ。
―――尤も、その観客たる人間を飲み尽くすことこそが私の楽しみなのだがね。


>>118 MB
どうやら私でさえMELTY BLOODという戯曲無くしては、この場に存在できぬらしい。
私にとってはそれすらも舞台の一つだが……

……認めよう、この舞台は面白い。
決して小さくもなければ、矮小でもない、最低でも一時の余興にはなる。
もし>>118――客人、君がいまだにやっていないというのなら、即座にやる事をオススメする。


>>120 初夢
初夢―――1月1日から2日にかけて見る夢のことか
一夜しか存在し得ない私にとっては無縁のもの、稀に日が重なろうとも次を定められるのを待つのみだ。

150 名前:ワラキアの夜 ◆TATARIYSzY:2003/02/03(月) 03:30

>>121 投票について意気込み
私がそのようなモノに興味があるとでも言うつもりか、人間?

―――――――――――無粋な

そもそも、私の紹介画像が不愉快極まりない。
私には顔など存在しない――いや、私の実体など既に存在していない。
百歩譲歩してズェピア・エルトナム・オベローンを本体としたとしても、あの"泣き笑いの顔"である必要性がどこにある?
私はもっと優雅であるべきだ。貴族らしい優雅な衣装、気品溢れる貌があってこそ、私であると認めよう。
あの画像には明らかに製作者の嫌がらせの意図が隠されている。

………失礼、話が逸れてしまった。

世の中に死に惹かれる人間がいる様に、敵役にこそ価値を見出す人間がいるだろう。
甚だ遺憾なことではあるが、私はMELTY BLOODにおいて―1部ルートを除き―悪役として登場している
その点で惹かれる人間と、私自身の「カタチ」を認める人間が、私こと"ワラキアの夜"に投票すると踏んでいる。

……………

なに、観客から褒め称えられるのも悪くない。そして観客は一人でも多いほうが気分が良いものだ。


>>122 月姫説明
まず、誤字脱字が多い、しかもそれは後々までネタにされるほどの絶妙な配置具合。
最も有名な例では「お部屋をお連れします」だが、この文だけでも失笑えるはずだ。
シナリオ本編の質と量、これは驚嘆に値する。
一文字一文字、読み進める毎に月姫の世界に引き込まれていく、そういった感覚が味わえるだろう。
形式としてはありきたりだが、作者の「読む者の心を掴む才能」という点に於いては、秀逸した才能を持っていると言わざるを得まい。

CGについては敢えて言及しないでおく…………野暮というものだ。
誤解しないでくれたまえ。作品の雰囲気が良く出ていて、決して下手と言うわけではない。
だが、大手のメーカーに比べると華美ではないな。
質素な美しさというものもある。


さて、内容だが
概要は我が娘、シオン・エルトナムが言っているように

『モノの壊れやすい線や点を見える』眼を持つ主人公の遠野志貴が、
街に起きた猟奇殺人事件に巻き込まれ、吸血鬼たちとの壮絶な戦いに身を投じる事になる。
その中で志貴は自身の出生の秘密、封じられし過去に出会うことになり、そして――――

というものだ。
ふむ、>>122―客人が

「吸血鬼」「殺人」「人に非ざるもの」「殺し合い」

この言葉に惹かれるのであれば勧めよう。
尤も…そうでなくとも、一考してみることを望むが。

…なに、それで月姫世界を知り、我が出典「MELTY BLOOD」を楽しんでみてほしいだけのこと。
戯言と聞き流したくば聞き流すがいい。


そろそろ「夜」が終わるな
今宵の舞台はここまでのようだ。

151 名前:名無し客:2003/02/03(月) 11:13

ラジオ番組を一つ持ってイイ! という話が某所からきました。
どんな番組を考えますか?

152 名前:名無し客:2003/02/03(月) 14:51

ジュークボックスって知ってる?
もしもあなただけのジュークボックスを作れるとしたら、どんな曲を入れる?

153 名前:ワラキアの夜 ◆TATARIYSzY:2003/02/03(月) 23:43

>>127 猫属性?犬属性?

属性かね?
幸か不幸か今まで猫やら犬やらとしてタタリになったことがないのでね、なんとも答え難いが……
優雅さで言ってしまえば猫>>>犬だな。それ故猫のほうが相応しいかも知れぬ。
しかし―――――丁寧に計算し未来を予測していた私ならば、猫という言葉は似合わぬ。

(計算中)

キ…キキ…
キ、キキ、キキキ、キキキキキキキキキキキキキキキキキキキキィィ!!!!
犬猫そノ関係ハ相対デあリ相対ハ絶対反対球体九階未開絶海解凍不回答死氏四四四四股コタエコタエコタエコタエタコタエ???
該当解存在せズ我答エヲ見出セズ―――否!!!我ニ計算シ尽くセヌ事ナド存在スル脳ヲ壊シ腐ラせ破壊破壊改竄斬刑ニ処シ爛レ計算解答ヲ閲覧フカノウカノウ不可能!!!!!


――――――――失礼、取り乱していたようだ。
筋書きの無いドラマの方が楽しいと感じるところを見るとどうやら猫属性としていいようだが……
――誤解しないで貰いたいがこれは、犬と猫、どちら寄りかという質問に対しての答えに過ぎない。

154 名前:ワラキアの夜 ◆TATARIYSzY:2003/02/03(月) 23:44

>>130 三か条
1.その場その場の舞台を楽しむ
2.幕が上がったならばその観客は全て飲み干す
3.再び第六法に挑む

1については完全に守れていると自負しているのだが。
私にとっては全てが捨て石にすぎない。故にその場その場に出来上がる舞台を楽しむのが私の楽しみだ。
尤も、最近は開演前の舞台裏に現れる無粋な者共が多いようだが……
再び現れた暁にはもっと優雅になりたまえ、と勧告してやろう。

2について――これもほぼ守れていると言える。
そこのエルトナムの娘のように同類を見つけたときに限り、気紛れで破ることがあるがね
なに、そんな例は今までで一度しかない。次にこのような事が起こるとするならば―――――そうだな、次はあのアトラスの穴蔵の中かも知れん
なんといってもあの場所には同類の子孫がいる筈だからな。気紛れを起こしても不自然ではあるまい?

3については―――古今のタタリの中では最高の状況が潰されたからな。
真祖の体となるタタリが出たときこそ、再び第六法に挑み、打ち倒して見せよう。


>>131 トマトジュース代用論
無粋。劣悪とも言える輸血用血液ならばまだしも、トマトジュース如きでこの渇きが潤せ得るとでも言うつもりかね?冗談も休み休み言いたまえ。
成分が違う、味が違う、喉ごしも違う、甘味が違う…共通するのは赤いだけではないか。
このようなもので渇きが耐えられるとすれば、よほど精神力が強い者なのであろう。
ふむ…――――シオン辺りなら出来そうではあるな。

私は人間を飲み干すのが好きなのでね、我慢するつもりなど毛頭ない


>>132 萌え
――――――――解せん。が、存分に萌えたまえ。
四季に萌えようが、転生無限者に萌えようが、遠野志貴×混沌に萌えようが>>132、君の自由だ。
この国でも昔は和歌に詠まれるほど衆道が盛んであったと聞く。
男色を美学などと言う人間までいる始末だ。全く持って理解しがたい。悦を知るには女の身体になるのが一番であると言うのにな。
客人>>132が誰に萌えようが、自分が正しいと思う道を逝くがいい。


……意外と時間を喰うものだな。
次からは時間を割いておくとしよう。

155 名前:No.282:2003/02/04(火) 00:23

>>146
……。
ダメなのか……? 完全に「落ちて」いる?!
くそっ……くそ、くそぅッ…! (キーボードを叩こうとして、ようやく思いとどまる)
落ち着けっ……! 
Re-Bootだ……起動ボタンは、どこだっ、どこなんだっ?!
(さがす)

156 名前:シオン・エルトナム・アトラシア ◆EltnamiMuo:2003/02/04(火) 01:42

……タタリ、完全に滅ぼしたはずなのに――――!
 
――――――
 
――――
 
――
 
なるほど、様々な可能性が集うこの場では、貴方の存在も又、1つの可能性という訳ですか。
あらゆる可能性が収束するこの場所は特異点と言ってもいい。
それならば、滅ぶも何も無いも道理。
私や志貴の別なる可能性等も現れる事は十分にありえるでしょうから。
 
……けれど、私は貴方には屈しない。
少なくとも、「このシオン・エルトナム・アトラシア」は絶対に他者から血を吸わない。
私は他者から情報を奪って生きていくしかないつまらない存在だけど、
その矛盾を認め、向き合って、進むしかないのだから。
 
>>132 遠野四季に萌えるのは何か間違っていますか?
間違いです。(即答
この件に関しては、式を立てるまでもない。
>>132、一体、彼の何処に萌える要素があるというのか?
少なくとも、>>132が真っ当な嗜好の持ち主であるならば、遠野四季に萌える事はない。
ただ、>>132の彼に関してのデータが偏っているようですから、
その意味で>>132は、遠野四季に誤解を抱いている可能性もある。
 
>>132、納得が行ってない顔ですね。
……その様子では説明しなければいけないようです。
ただし、此処からは本編のネタばれを含みます。
その事を前提に見てください。
 
……遠野四季はHETAREである。
これは厳然たる事実です。
遠野四季は死徒としては第5階級に属し、それなりのレベルにあるのですが、
秋葉ルート>翡翠ルート>琥珀ルートと進むにつれての凋落振りが激しかった。
 
秋葉ルートではラストボスを勤め、志貴と死闘を繰り広げましたが、
翡翠ルートでは最後の場面しか出てこず、秋葉に殺されかけ、志貴に一撃で殺され、
琥珀ルートに至っては、中盤で秋葉に秒殺されて、退場しています。
 
全てのルートで、遠野四季は琥珀に薬漬けにされて、善いように操られての末路ですから、
HETAREの謗りを受けるのも、仕方の無いことでしょう。
 
もし、>>132がHETAREに何か強い愛着があるのならば、遠野四季に萌えるのも、
分からないでもないのですが、そうでなければ、考えを改めた方が賢明です。
 
>>135 志貴の使い魔
くっ――――――、随分と傲岸不遜な態度を取りますね、志貴の使い魔!
この私が、僅か0、5%以下の所で数値を振り分けられずに式を立て損ねただけだというに――――
先ほどのは油断です! 余分です! 及第点以下です!
計算を間違えたのは私のミスでしたが、それさえ無ければ貴女の行動は読みきっていた!
つまり、0、5%の部分の計算ミスさえ間違わなければ、立場は今頃、逆転していたのです。
まったく、そんなことも判らないのですか貴女は!
 
不確定存在である事をいい事につけあがっていますね、志貴の使い魔。
少々、出現確率を操作出来るからと、余り、図に乗らない事です。
その思い上がり、次こそは私の式で正してあげましょう!

157 名前:名無し客:2003/02/04(火) 02:06

>ワラキア様
ペルソナ2のジョーカー様とは知り合いですか?

158 名前:名無し客:2003/02/04(火) 02:25

恋愛の方程式は、解けますか?

159 名前:メカ翡翠:2003/02/04(火) 19:35

>>146 >>147 >>155 
                  ブォン――――
 
遠野家家訓第5条ニ抵触シタ事ヲ確認。
補助プログラム、漢字Talk6ヲ起動シマス。
 
 
No286(仮名)サマ。
アナタノ行動ハ、遠野家家訓ニ違反スル犯罪行為デス。
タダチニオ止メ下サイ。
 
 
警告ヨリ10秒経過。
違反行為ノ続行ヲ確認。
                        ヨッテ――――

160 名前:量産型メカ翡翠×125:2003/02/04(火) 19:36

逮捕、スル(×125)。

161 名前:メカ翡翠&量産型メカ翡翠×125:2003/02/04(火) 19:38


・ 
・ 
・ 
・ 
皆サン、座ッテ下サイ。
ヒトツ……遠野家――――家訓。
 
量産型「トオノケ――――カクンッ」
 
セクシャルハラスメント行為ハ絶対ニ許スマジ。
 
量産型「セクシャルハラスメントコウイハゼッタイニユルスマジ」
 
ソレヲ行ッタ者ハ遠野四季ト同程度ノ待遇レベルニスル事。
 
量産型「ソレヲオコナッタモノハトオノシキトドウテイドノタイグウレベルニスルコト」
 
ヨッテ、地下王国ニテ100年ノ強制労働刑ニ処シマス。
皆サン――――連レテ行ッテ下サイ。
 
犯罪者ノ処理ノ完了ヲ確認。
 
   
システム領域ニ爆弾ノ発生ヲ確認。
メンテナンスルームデノ調整作業ノ必要アリ。
一度帰還シマス。
 
残リノ質問ニハ後ホド――――ソレデハ。
 
 
                          ガッチョン、ガッチョン、ピー!

162 名前:名無し客:2003/02/04(火) 20:10

ふと思った。

猫の行動予測式すら立てられないのでは、
最凶の不確定因子「コード・オメガ」たるG.G.スレイマンと
シオン嬢が戦ったらどうなるのだろう?
やはりシオン嬢は、スレイマンの行動を読みきれないのだろうか?

163 名前:No.282@地下王国:2003/02/05(水) 00:04

>>159
(ツルハシを振るいながら)
くそっ、コンパチMacだったのかっ!? DOS/VじゃなしにMacのキーボード繋いでたら難無く
起動できたのかっ?! なにが悲しくて十九時間も起動ボタンを捜し続け――
 
――は、十九時間か。
 
(じっと手を見る)
(目を閉じて指の匂いを嗅ぐ)
(拳を固く握りしめる)
 
悲しくないさ。たとえ百年でも。それ!
♪月が〜〜出た、出ぇたあ〜、っと!!
(ツルハシを振るい続ける)

164 名前:名無し客:2003/02/06(木) 01:02

カットの旦那って何処から「カット」なんていう映画用語の知識を引っ張って来たのさ?
確か旦那ってシオンたんの3代目、ツー事は吸血鬼に成り下がったのってかなり昔でしょ?
その頃に映画なんてあったっけ?

165 名前:名無し客:2003/02/06(木) 13:23

自分の理想の家を作れるとしたら、どんな家にしたいですか?
土地の広さは自由、資金も無尽蔵にあるものとします。

166 名前:シオン・エルトナム・アトラシア ◆EltnamiMuo:2003/02/07(金) 00:49

レスがかなり遅れ気味ですね。
きちんと計画的に返せるように式を立てないと………
 
>>136 「アトラスの錬金術師」? むしろ、「ラプラスの悪魔」の方がお似合いですぞ?
ラプラスの悪魔、ですか?
ああ、確か………
 
 ラプラスの魔とは同名のフランスの学者により、提唱された論理である。
 彼は革命期とナポレオン時代を経て、王政復古の時期まで生きた。
 主に太陽系の安定性の証明や星雲説の提唱で有名である。
 
          ラプラスの魔とはSFC,PCエンジン等で発売されたRPGである。
          内容としてはよくある典型的な3DダンジョンタイプのRPGである。
          ただし、1つ、特徴的なシステムがある。
 
 ただ、彼の論理で一番有名なのは、確率学におけるラプラス理論である。
 彼はその著書『確率の哲学的試論』にておいて、同理論を展開した。
 その理論とは……
 
          それは心霊写真システムである。
          そう、この作品では敵を倒しても、資金を手に入れる事は出来ない。
          敵の心霊写真を撮影して、売却して、資金を稼ぐのである。
 
 <ある瞬間に宇宙のすべての原子の位置と速さとを知ることができるならば,
 未来永遠にわたって宇宙がどうなるかは,解析学の力によって知ることができるであろう>
 というものである。
 
          ただし、撮影すればいいというものではない。
          写真の鮮明さ、希少度が売却価格に大きく影響し、ピンボケ等、論外である。
          フィルム自体にも金が掛かる為に、資金調達は一筋縄ではいかない。
 
 後世の学者はそれを「すべてを知ることのできる存在、もしくは運命を操れる存在」と評した。
 それがラプラスの悪魔の名前の云われの始まりである。
 万能を有するモノ、それは神か、悪魔であり、かかる呼称は相応しいものといえよう。
 
          ただ、心霊写真の換金所の主は一体、何者で―――――――――
                  <6番思考 エラー発生>
          ―――――――――――――――――停止、停止、停止、停止……
 
……失礼、分割思考にノイズが入ったようですね。
私達、アトラスの錬金術は、万能たるラプラスの悪魔を目指しているのは間違いない。
風を読み、星を読み、全てを読み、未来を織る……
けれども、私達はまだ、限りなく不完全である事も否めない事実。
数代前のアトラス院長の出した破滅の未来の予測式を未だに覆せずに足掻きつづけているのも、
他ならぬ、私達なのですから………
 
……例えば、そこ(>>154)の錬金術師のなれの果て。
彼、ズェビア・エルトナム・オベローンもただ、解を見つけようとしただけだった。
計算し、式を立て、破滅を回避できる可能性があっただけに試しつづけて………
出てくる解に絶望し、そして、狂った……
最も、彼のやった事は、多くの人間を犠牲に血を飲み干しつづけた事は決して、許される事ではありませんが。
 
始まりがあるからには終わりがあるのは当然のこと。
それを私は否定する気はない。
けれど、可能性がある限り、挑みつづけるのもアトラスの錬金術師。
矛盾している事も確かだけど、矛盾を内包して、それでも進むのが人間だから……
私、シオン・エルトナム・アトラシアは、矛盾を認識しつつ、未だ、読みきれぬ未来に歩を進めます。

167 名前:ワラキアの夜 ◆TATARIYSzY:2003/02/07(金) 03:35

少々日が空いてしまったな。
これでも忙しいのでね。大目に見てくれると助かるのだが

>>140-141 小悪魔の定義・悪魔イター(((;゚д゚)))ガクガク
舞台に一人くらいは欲しい役柄だな。
思い通りに行かない、想定した事象を超える行動を取るなど―――イレギュラー的なものだ。
世間では萌えだのと騒がれるようだが
―――この国の人間はマゾヒズトが多いのかね?
一度病院に行ってみることをオススメするが。

ふむ、何時の事だったか薬と竹箒を使う和服の少女を受取手としたのだが…
これがなかなか――――
なに、大した事ではないのだがね。
武道に開眼し達人になるわ、胸が哀れな程小さい少女を薬によって巨大化させるわ――――――
―――およそ舞台としては不出来なものではあったが、滅多に出来ぬ舞台だった故、楽しめた。

ああいうものを小悪魔というのであれば、なるほど確かに楽しめる。


鬼?ああ、あの胸が哀れなほど小さい少女か……
確かに略奪という能力は魅力的ではあった。なにより、飲み尽くすならば女の体の方が都合がよいのでね。
やはり悦を味わうには女の体に限るだろう。

だが、悲しいかな私には決定権はないのだよ。あの場合は直死の魔眼か混沌の方が強かった故、あのようなカタチと成った。
尤も―――――どれに成ったとしても滅ぼされたわけだが。

168 名前:ワラキアの夜 ◆TATARIYSzY:2003/02/07(金) 03:40

>>151 ラジオ番組
ふむ………媒体として利用できるな。
そうだな…私ならばその番組を通し「朱い月」の「噂」を流す。

今度は失敗などせず、イレギュラー等の存在さえ許さず、朱い月となり再び第六法に挑もう。
今度こそ奇跡へと至ってみせよう。
救い様のない滅びしか待っていない未来など打ち消してみせよう。
――――――失礼、戯言だ。忘れるがいい。


>>152 オリジナルジュークボックス
無駄な質問と言わざるを得まい。
優雅を体現したようなこの私が選ぶ曲だ。古来から優雅とはクラシックと相場が決っている。
ふむ、だが一夜限りしか存在し得ぬ私が、ジュークボックスなどという
1クール数十時間もかかるモノを必要とすることはないのだが……

――――…ふむ、エルトナムのオリジナルジュークボックスの中の一枚を「デスロック」などと替えてみるのも面白いかも知れん。
ククク、エルトナムの驚く顔が見えるようだ。
あの回路は発達していようとも走る理論が未熟なアトラスの娘ならば面白い反応を示すに違いない。
ククク……クク…ク…キ……
…キ………キキ……キキキ…キキキキ、キキキキキキキキキキキキキキキキキィィ!!!!
タノシイタノシイタノシイタノシメタノシメ!!鼓膜ヲ破リ脳ヲ揺サブリ狂エ!!
ニゲロニゲロ!ドアヲアケロ!!ドアヲアケテカマエロ!!ソウシテ空気ギターを実現シロ!再現シロ!!脳内演奏シロ!!周リカラ冷タイ目デ見ラレロ!!
キ、キキ、キキキ――――キキキキき、キキキ、キキキ、キ―――ひ ひひヒ…あはははははははハハは!!!!
ソウダ、モットワタしを楽シまセロ!!

―――――――――
――――――
―――
…ふむ、どうやら限界のようだ。
今宵は此処で退くとしようか。

169 名前:メカ翡翠:2003/02/07(金) 11:35

オハヨウゴザイマス。
モウシワケアリマセン。爆弾ノ処理ノ為ニ一日ホド掛カリマシタ。
コレヨリ通常モードデノ行動ヲ再開シマス。

>>151
個人的ナ嗜好ハ一切アリマセンノデ、
ドノヨウナ――――ト言ウ質問ニハ返答デキカネマス。
 
ヨッテ、ランダム検索ニヨッテ返答サセテイタダキマス。
 
21時:オープニング。パーソナリティハ私ト猫アルクサマデ。

21時5分:リスナーサマノ葉書ヲ紹介。下ネタ多シ。

21時15分:曲ノ紹介。河内音頭、東村山音頭、仙台牛タン音頭ノ3曲。

21時25分:CMノ後、ラジオドラマ「きのこ名作劇場」

21時45分:トーク。猫アルクサマ、台詞ヲカミマクリ。

21時55分:人生相談。猫アルクサマ、汁ヲ余ニモ連続デ言ウノデ男6段ノ称号ヲ得ル。

22時5分:ラジオドラマ「渡る世間は鬼ばかりin遠野家」

22時20分:特別ゲストノ王様ニヨル生ライブ。

22時27分:エンディング。猫アルクサマ、オンエア中ノ飲酒ガ発覚。
 
以上デス。
多少ノ偏リハ誤差ノ範囲内デス。
 
 
>>152 
ジュークボックス――――
硬貨ヲ入レ、好ミノ曲番号ヲ入力スル事ニヨッテレコードガ掛カルプレイヤー。
 
質問ナンバー151トノ類似性有リ。
ヨッテ、解答モ同ジクランダム検索ニヨル解答ヲ選択シマス。
 
検索中――――――――――――出マシタ。
 
現状ニオケル最モ適切ナ選曲ハ……
 
ゴッドファーザーノテーマ。
蛍ノ光。
 
コノ2曲ヲエンドレスデ流ス事ダト判断シマス。
 
>>158 
恋愛ノ方程式――――解答デキカネマス。
 
ソノ時点ニオケル精神状態ニ大キク依存スルコト。
各個体ニヨッテ生ジル計算式ノ差異。
リアルタイムデノ行動ニヨルカオス的ナ状況変化。
私自身、素体トナッタ個体ノ恋愛ニ関スルデータノ致命的ナ不足。 
 
コレラノ原因ニヨリ、計算不能ト判断シマシタ。
モウシワケアリマセン。 
 
 
>>165 
私ハロボットデス。
故ニ家トイウ物ニ固執スルコトハアリマセン。
 
最小限度ノ整備設備サエアレバ問題ハ一切アリマセン。

・6LDKノメンテナンスルーム。
・クリーニング用ノ大型シャワー、バスルーム。
・データバックアップ用ノ大型コンピューター、ソレヲ設置スルタメノ部屋。
・兵器製造及ビ、研究開発用ノラボ。
・量産型製造用ノ巨大地下工場。
 
コノ程度ノ最小限ノ施設サエアレバ大丈夫デス。
 
 
以上。
解答作業ヲ終了シマス。

170 名前:名無し客:2003/02/07(金) 21:51

元ズェピアタンに質問。
女の身体になるってそんなにいいものなのですかハァハァ

171 名前:両儀式 ◆WESIKImvJQ:2003/02/09(日) 03:14

――――――――別に、なんてことは無いんだけど


目に付いたからここのスレに少し参加させてもらうかと思ってる。
オレは元々月姫キャラじゃないからな、レスを返すのも不定期になると思うし。
嫌だったら追い出してもらっても構わないよ。

そういう訳だから、一応参加表明。


出典 :空の境界
名前 :両儀式(りょうぎ しき)
年齢 :20くらいか?
性別 :女
職業 :学生、だよな
趣味 :夜の散歩と刃物集め。趣味じゃないけど料理とかもやる。
恋人の有無 :―――まぁ、いるのかな?
好きな異性のタイプ :そんなもの無い。
好きな食べ物 :和食全般
最近気になること : 幹也との事
一番苦手なもの :幹也。いろんな意味で苦手
得意な技 :万物の死を具現化した『線』及び『点』を視る事のできる眼。
      それからナイフとかの刃物を使った格闘。日本刀を使った剣術。
      ああ、それと暗器術とかもできるぞ。
一番の決めゼリフ:オレの眼は特別性でね、物の死が視えるんだ――――――――
         だから、それが生きているものならば――――――――たとえ神様だって殺してみせる
将来の夢 :なんだろうな、オレに夢なんて無いし。
      ―――――今が楽しいから、それがコレが夢なのかもな


ああ、悪いけどレスはコレ以降のものに答えることにするからさ。
それじゃあな。

172 名前:名無し客:2003/02/09(日) 11:23

ズェピアタンに質問
その「カット」って髪の毛も切れますか?


それと…

お嬢さん(シオンタソ)を僕に下さい!!

173 名前:名無し客:2003/02/09(日) 15:14

>式タン 
暗器術っていうことは身体に忍ばせてるんですよね。 
具体的にはどこに。 
素肌の上に。 
ほのかに移った体温とかほりがこうえもいわせぬ(;´Д`)ハァハァ…… 
 

174 名前:両儀式 ◆SIKIqsC7Zk:2003/02/09(日) 22:25

それじゃ、質問に答えるか。
それにしても最近暇だな…。

>172
これは藁行きの質問な。
オレが答えるまでも無いだろ…。

しかし、お嬢さんを下さいって言うのは大胆だよな。
まぁ、適当に頑張れ。


>173


体温と香りって…バカっ!何言ってるんだよ!!(顔真っ赤


ったく。
取りあえず、暗器術で物を忍ばせておくのは
和服の裾の所な。普通の服を着る場合も同じだろうな。

まぁ、もう暗器術は使わないと思うけれど…。

なんでって、だってお前素人の鮮花に見破られたんだぞ?
もう使えるわけ無いだろうが。

175 名前:No.282@地下王国:2003/02/11(火) 02:16

さて、今日は図書室の清掃か。毎日重労働じゃあ百年も保たないからな……。
(マスクをかけ黙々と書棚にハタキをかける)
 
……しかし、古い本ばっかりだ。この匂いも嫌いじゃ無いけど、今どきの役に立つのか?
そもそも、誰が読んでる?
(書見台を乾拭きしながら置かれた古本を見る)
 
エルンスト・クレッチマー著『性格と体格』? よほどの暇人らしいな。
(「性格と胸囲の相関性考察」と題されたノートを見て嘆息)
 
おや? 本に栞が…… "Schizoid"? 赤鉛筆で囲み線が引いてある……。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
小羊のように温順な、内気な少女が幾月も町で奉公している。
彼女は誰に対してもやさしく従順である。
ある朝のこと、この家の3人の子供たちが殺害されている。
家は焔に包まれている。
 
彼女の精神に異常はない。
何もかも承知しているのである。そして犯行を白状しながら、あいまいに微笑する。
 
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
……待て。なんだ、この既視感は。……居たぞ、確かにこんな雰囲気の娘が「上」に居たぞ?
「何か」を予感した「誰か」がこの囲み線を……子供たちが危ないっ!?
 
ふーん。上手く立ち回れば百年より、少しは早く出られるかもだ……。(微笑)

176 名前:両儀式 ◆SIKIqsC7Zk:2003/02/11(火) 20:48

 
だんだん暖かくなって来たよな。
もうそろそろ早いものだと梅でも咲く時期だと思うけど…

――――――――なんだよ、オレが花の話しちゃダメか?

>>175

……。

…お前に少し話してやる。
人間って言うのは一生に一度だけ人を殺すことが出来る。
人って言うのはそう言う器を誰しもが持ってる、その器は一定で特別な奴なんか居ない。
もし、人間が一人以上人を殺すことになれば、つまり器のキャパシティを超える
ようなことがあれば、自分の侵した罪に耐えられなくて、そいつは悲しい最後を迎える羽目になるんだ。

で、その殺せる一人って言うのは、自分の死。
他人の死を自分でも受けてやら無いといけないから、自分の死を受けられる訳が無いだろ?

つまりはそういうこと。オレはもう人を一人殺してる。

これ以上オレが人を殺すなんて事は無いよ。未だに殺人衝動は収まってないけど、
それでも、オレは大丈夫――――――――幹也が、そばにいてくれるから。


……なんで、お前にこんな話をしなきゃいけないんだよ。
ったく、最近のオレってどうかしてる、くそっ!(頭を掻き毟る

177 名前:名無し客:2003/02/11(火) 20:53

何時になったら、幹也とケコーンするんですか?

178 名前:両儀式 ◆SIKIqsC7Zk:2003/02/11(火) 21:41

もう一回レス返すぞ。


……良いのかな?オレだけ返しても

>>177

……なっ!?お!!バカッ!何を!(ネコ耳を立てる


――――――――(いそいそと隠す


アレだ、その……大体オレと幹也は恋人でもなんでもないし…。

――――――――前にな、一度幹也の寝たんだよ……変な意味じゃないからなっ!!
で、ちょっとアレだから、薄目を開けて幹也のほうを見たんだけど。
アイツ、平然と本を読んでやがるんだよ…。
目の前にさ、女が寝てるのに何もしてこないっておかしくないか?
そんなにオレに魅力ないのかよって叫びたくなった…って。


いや、なんでもない忘れろ。

って言うか、こんな質問してくるなよ!バカッ!!(赤面

179 名前:No.282@地下王国:2003/02/12(水) 22:29

>>176
(先日、図書室で自分に語りかけてきた、和服姿の中性的な美女のことを
 ぼんやりと考えながらツルハシを振るい続ける)
 
――うん。あのお嬢さんは確かにちょっと興奮してたのさ。
だから俺も「一人を殺せば犯罪者だが、百万人を殺せば英雄だ」なんて
まぜっ返したりしないで、黙って耳を傾けていた。
そもそも「常識的判断力」ってものがあったらば俺みたいな重犯罪者なんか相手にしないよ。
 
頬が少し赤かったっけ。きっと恋をしているんだ。
嗚呼、今時分は寒空の下で梅が咲き誇り、猫たちは夜ごと幼な子のように泣き叫んでいる
のだろうなあ、「上」では……!
 
どんな青年なのかな、「幹也」君って。眼鏡の似合う知性派だろうか。ん?
だとしたら、ちょっとマズくないか?
「オレはもう人を一人殺してる」。 彼女、確かにそう言った。さて、その幹也君に
そもそも「常識的判断力」ってものがあったらば――。
 
――まあ、俺がどうこう考えることじゃない。それよりも、今日のノルマをこなさねば!
♪She's a Killer Queen
 Gun-powder-gelatine
 Dynamite with a laser beam
 Guaranteed to blow your mind
 Any time!
(口ずさみながらツルハシを岩盤に突き立てる)

180 名前:シオン・エルトナム・アトラシア ◆EltnamiMuo:2003/02/14(金) 19:05

どうも、レスが一週間サイクルになっていますか、今の所……。
借レス地獄にならないうちに、否、既になっている気もしますが、
どうにか返せるような式を構築しましょう。
最新の分も平行して返していく事にします。
 
>>137 その『若さ故の経験不足』を補う為に志貴に迫ってみたらどうでしょう?
……あ、あの、その―――――――――
た、確かに、経験というのが、わ、私には、ふ、不足しています。
け、けれど、その、し、志貴に迫るというのは、ど、どうも………
 
こ、これを、み、見てください。
(ファイル『遠野志貴の日常T』をテーブルに置く)
――――――すーはー、すーはー………
 
……志貴が童貞を失ったのは中学生時代です。
性においては志貴は非常に早熟であると言えます。
性行為に関する初体験は21歳が平均ですから……
 
最初の相手は志貴の主治医の娘、時南朱鷺恵………
志貴が彼女に身体に鍼を打って貰っている時にたまたま彼女と志貴の視線が絡み合い……
空気が奇妙な雰囲気になって………
 
 『志貴くん………』    『朱鷺恵さん………』
 
か、重なる、ふ、2人の身体………
そ、側にい、生けてあった、ゆ、ゆ、百合の花びらが静かに、お、落ちて―――――――
 
 
(側に置いてあったコップの水を一気飲み)
―――――――――はぁ、はぁ、はぁ………
 
し、失礼、では再開を。
ただ、その時、志貴は初めて故に上手く行かなかった。
この事は秋葉シナリオで秋葉と身体を重ねる時の志貴の台詞『初めてみたいなもんだ』から、
推測されます。
それが故に、その後、志貴は性行為に関しては極めて貪欲となった。
真祖、代行者、秋葉、翡翠、琥珀、いずれも志貴によって3回も最後まで………
しかも、互いに気絶するくらいまで………
 
――――わ、私だって、最初くらいはムードを重視して欲しいって思っているんです。
し、志貴が、さ、最初では、ム、ムードも何も無い。
し、志貴は、ほ、本当に容赦の欠片もありませんから……
 
分かりましたか、>>137、私が志貴に迫らない理由が?

181 名前:シオン・エルトナム・アトラシア ◆EltnamiMuo:2003/02/14(金) 19:06

>>138 ビリー・龍
こんばんは、ケイオス・ヘキサの棲む大吸血鬼。
歴史の変わり目に現れる等と言われている割は酷く、くたびれている気もしますが………
詮索は止めておきましょう。
 
思春期?
――――否、単純に経験不足なだけです!
思春期というのはそもそも、児童期から青年期への移行期。もしくは青年期の前半、
第二次性徴が現れ、異性への関心が高まる年頃を指し、具体的には12才〜17才を指します。
もう、私は20才になっているのに今更、思春期も何もありませんっ!
そう、人は未知のモノと遭遇した時には理解しきれずに忘我、狼狽等の行動を取る事によって、
その情報をどうにか処理しようとします。
私の場合もそれに過ぎない!
錬金術師たる私が狼狽するのも、恥ずかしい話ですが、それも私が未熟なだけですっ!!
思春期等という不適当な言葉で片付けないで欲しい!!!
 
………あと、この件に関しては、これ以上、追求を避けていただけると助かります。

182 名前:シオン・エルトナム・アトラシア ◆EltnamiMuo:2003/02/14(金) 19:07

>>171 両儀式
はじめまして、両儀――――――
 
 
――――――――
――――
――
 
『ははっ…なんだ? お前人を殺したこと無いのか?』
『お前の目の前に―――――――、殺し合いなんてするな――――っ!』
「――――これ以上、雑音を撒き散らすなっ、両儀式――――!!」
 
『お前は―――――――――何を望んでいる』
「貴女を殺そうとするのは――――私は、貴女が―――――」
 
『お前は…お前の望むものは……他人の幸せをぶち壊すことなのかよっ!!』
『………私は……――――だけなのに』
『………私の幸せを…―――――を奪わないで…』
「―――ごめんなさい」
 
<<初めまして、シオン>>
「貴女は、誰――――?」
 
<<――――わたしは……………………>>
「―――消えなさい!」
 
「私はもう戻る事なんて――――嘘を真実とし、虚言の夜を――――――――――」
<<わたしは消えないわ。そして……………>>
 
――
――――
――――――――
 
 
……失礼、記憶の、可能性の
http://www.appletea.to/~charaneta/test/read.cgi/ikkoku/043854167/24-77
混同があったようです。
何はともあれ、此処でははじめまして、ですね、両儀式。
今後とも宜しくお願いします。

183 名前:シオン・エルトナム・アトラシア ◆EltnamiMuo:2003/02/14(金) 19:08

>>177 式は何時、幹也とケコーンするんですか?
私の予測式では当分、両儀式は黒桐幹也とは結婚出来ないと出ています。
しないのではなくて、出来ないのです。
DON’Tではなく、CAN’Tなのです。
以下、その理由を説明します。
 
月姫世界と空の境界スレは平行世界にあります。
住む人々も建物も、殆どが同じなのですが、細部が微妙に異なるのです。
例えば………
月姫世界では退魔の家系の1つ、巫条の一族は未だ健在ですが、
空の境界の世界では、巫条の一族は巫条霧絵しかいません。
 
又、直死の魔眼のような神域の能力者はそれぞれの世界に1人しか居ないのです。
余りに世界に対して、重大な影響を及ぼしかねないので、
世界自身がそのような能力者の複数、存在することを許さないのです。
従って、月姫世界では遠野志貴、空の境界世界では両儀式しか、
直死の魔眼の保有者は居ない事になります。
 
如何に平行世界と言えども、
月姫世界と空の境界世界は相互にバランスを取り合って存在しているのですから、
直死の魔眼のような強力な能力者の行動がもう片方の世界に影響するのは当然のことです。
つまり、これらの能力者は鏡面存在である。
即ち、遠野志貴の行動が両儀式の行動へ、両儀式の行動が遠野志貴へ行動へと影響します。
どちらがバランスを崩すような行動をすれば、世界がバランスを取る為に、
もう片方へと修正をかけて、それでお互いの世界のバランスを保とうとします。
 
要するに………
月姫世界で真祖と志貴が肉欲に溺れるほど、空の境界の世界ではその反動が来て、
バランス取りのために、両儀式と黒桐幹也がプラトニックな恋愛に走ることになります。
 
つまり、式と幹也がどんなに努力をしようとも、
志貴と真祖が今の関係を続ける限り、世界の修正が加わり続け、幹也と式の関係は進展しない。
志貴と真祖はもう、これでもかというくらい肉欲に溺れきっていますから………
蝋燭は太く短い程、激しく燃えるのです。
 
理論だけでは納得しないでしょうから、1つ証拠を提示します。
(ファイル『平行世界の相互干渉のサンプルパターンW』を机の上に開く)
これは志貴と真祖、式と幹也の両組のクリスマスの行動記録です。
この日は両組ともレストランで食事。
その後に志貴は真祖の部屋へ、幹也はホテルへ、という予定でした。
しかし、結果的には志貴は邪魔が入らず、真祖と存分に一夜を過ごせたもの、
幹也は途中で妹の鮮花と遭遇し、鮮花の妨害があって、見事に予定が潰れました。
 
他に幾つもサンプルはありますが、キリがないので今回は此処までしておきます。
 
そして、補足を……
志貴は命ある限り、今の生活を続けるでしょうから、その間は当分、式と幹也の仲は進まない。
志貴は幾ら寿命が短いといっても後、10年近くは生きるでしょうから、
式と幹也もその間は絶対に結婚出来ないという事になりますか。
まあ、これも世界の選択と言う事ですね。

184 名前:ワラキアの夜 ◆TATARIYSzY:2003/02/15(土) 01:50

……いい夜だ。
さて、質問に答えていくとしよう

>>157 ペルソナ2ジョーカー
残念ながら面識はない。

ふむ―――噂を現実のものとし、その現実が更なる噂を作っていき、
願った人間の魂を吸い取って力を手に入れる者か――――――

非常に興味深い発想だな。
存在するのが一夜限りでなければ、私も彼のシステムを研究したい所だ。

だが、致命的な点があるな。
この発想では血が飲めないではないか。
私は噂そのものとして存在するのだからな。その噂「通りに」殺してやらねば失礼というものだろう?


>>158 恋愛方程式の解法
―――――――――無粋な。
低俗にして優雅さの欠片も見当たらぬ質問だ。
恋愛と舞台はよく似ていると言える。
舞台の醍醐味である、予定外の行動―――その場その場の状況を楽しまずして、舞台を「方程式」で片付けようとするなど、正気の沙汰とは思えん。
優雅ではない――――――やり直したまえ。

………だが、質問には答えよう。
相手の心理状態、体調、周辺環境などを完璧に把握したまえ。
その上で相手の一歩先を読み、行動の選択肢を自分に有利な方向に狭めていくがいい。
1000年経ち、技術が進化しようと愚かな人間共の心を真に屈服させる事は不可能だ。
だが、選択肢を狭める事は可能なのだ。相手が気付かぬよう、裏で手を回すのもいいだろう。
舞台として言い換えるならば「脚本」を書くということだ。


―――なに、私は脚本よりも生の感情が好みでね。

185 名前:ワラキアの夜 ◆TATARIYSzY:2003/02/15(土) 01:52

>>164 カット
「舞台用語」なのだが。
カットと言うのは映画だけではない。芝居にも使われるのだよ。
ふむ……人間であった頃の私は、貴族として、演劇の舞台を楽しむくらいの嗜みは持っていたわけだ。
しかし……「カットの旦那」―――もう少しマシな呼び名はないのか?

これではまるで、四六時中「カット……カット、カットカット、カットカットカットカットカットカットカットカットォー――!!!」などと叫んでいる狂人のようではないか。

年代についてだが―――
私が死徒:ズェピア=エルトナム=オベローンから「死徒:ワラキアの夜」となるまでにはかなりの年月が経っているようだが、
西暦1477年ルーマニアに於いて、多くのトルコ兵を串刺し刑に処したワラキア公ヴラッド・ツェペシュ(串刺し公)が死亡した。
領民達は串刺し公が死してなお、串刺し刑をする為に蘇るのではないかと恐怖し、噂したのだ。
私は朱い月と契約を交わし、タタリとなり、「噂通りに」領民を殺した。
これが私「タタリ/ワラキアの夜」としての初舞台だ。

ズェピアとして死徒となった時代はそれより前の時代だな。
どちらにせよ、その時代から演劇という形はどこかしらにはあったわけだ。
故に「カット」の発言に異議を唱える事は許さぬ。

―――――――――――――――――――――――これでも気に入っているのだ。


>>165 家建築
一夜限りしか存在しないのでね。悪いが家は必要ない。
私が発生する所は人気を一望できる場所―――つまりは高い場所が多いのだ。

―――――――――――――――ふむ、何時だったか 丸く、青いタヌキ型ロボットの腹から
ゴルフボールをティーに乗せた様な家が飛び出てきたのを見た事がある。
あれならば活用できるだろう。


――――――む、予定外の夢想だにしなかった事態が起こったようだ。
今日は此処までで失礼させて貰おう

186 名前:名無し客:2003/02/16(日) 16:07

式タンの胸はどれくらいあるのですか?
秋葉様以下ですか、もしかして?

187 名前:両儀式 ◆SIKIqsC7Zk:2003/02/17(月) 02:43

ふぅ、こんな夜中にレス返すのなんて、オレ位だよな。
他の連中はこんな夜更かしはするなよ、体に悪いから。

ん?オレ?
オレは良いんだよ。元々夜行性だからさ。

>>179
(ベッドの上に大の字になりながら――――――独り言)

別に、オレに常識的な判断力が在るとは言わないよ。
むしろ、オレは生まれた頃から異常者だからな。
だからと言って、そのまま異常なままで人生を過ごしたいわけじゃない。

オレみたいな異常者でも、いやオレみたいな異常者だからこそ
日の良く当たるテラスみたいな場所に憧れるんだ。


―――――そもそも、コクトーに常識的な判断力を求めることが間違ってる。


アイツは異常だ。
自ら人の群れの中に入ろうとするんだからな。
人は誰しもが特別になろうとする。この世でたった一人だけの自分を目指す。
けれど、幹也は自ら特別になろうなんて事はしない、今在る、自分の居場所を
一生懸命守ろうとする。

だから、アイツはおかしいんだよ、平凡な日常をひたすら求めるアイツは。


――――――――だから、オレみたいな異常者が日の光を求めるように、幹也を欲するんだよな。


(寝返りをうって、ぼーっと思考)


――――――――恋なんてしてないからなっ!!(枕を壁に投げつける

188 名前:両儀式 ◆SIKIqsC7Zk:2003/02/17(月) 02:52

>>182

よぉ、始めましてだな、一応。
オレもお前を何処かで見た覚えが在るんだけど、たぶん気のせいだ。
だって、ここにいるはずが無いんだもんな。

まぁ、それはそれとして、お前ってオレの知り合いによく似てるよ。
そいつはさ、頭が良く切れるんだけど何処か間が抜けてて。
自分が特別な人間だって思ってても、やっぱり根が素直で、嘘がつけない女なんだよな。

オレはお前のそう言う所、嫌いじゃない。


まぁ、仲良くなれるかどうかは別として、あの時みたいに敵になることは無いだろうな。
これからもよろしくな、シオン。


>>186


――――――――――――――――


お前、オレにそんな事聞いてどうするつもりだよ―――――

胸のことなんて知らない、どうでも良いし。
そもそもアレだ。胸があるから女として価値が在るってことにはならないだろ。
胸ばっかり大きくて不細工な奴だって世の中に沢山いるんだからな。
まぁ、誰とは言わないけれど――――――――

ともかくだ、秋葉の胸とか、そういうのは――――――――


――――――――秋葉には負けてない、ゼッタイっ!!

189 名前:名無し客:2003/02/18(火) 01:16

オススメのオンラインゲームを教えて下さい

190 名前:No.282@地下王国:2003/02/19(水) 01:04

(よろよろと地下ダスト・シュートのゴミをシャベルで溶融炉に放り込みつつ)
 
♪Sometimes the snow comes down in June
 Sometimes the sun goes around the moon
 I see the passion in your eyes
 Sometimes it's all a big surprise
 
――そして時には作業中に全裸の美少年たちが一個小隊降ってきて、
http://www.appletea.to/~charaneta/test/read.cgi/ikkoku/044886866/n142
無防備の受刑者をがやがやと踏んづけて、いずこともなく去ってゆく、っと! そりゃっ!
 
(赤く輝く炉口にゴミをへろへろと投入)
 
くそっ、これが俺の運だっていうのかい? 「上」じゃあ「女犯坊」が絶頂大活躍中とでも?
そして俺の性的嗜好は、囚人のお約束コースへと矯正されるのか? 畜生っ、誰がホモの
マゾヒストになどっ……メイド・ロボこそ我が命! よいさっ!
  
♪Sometimes the very thing you are looking for
 Is the one thing you can't see
 
(シャベルを振るい続ける)

191 名前:名無し客:2003/02/19(水) 22:01

ラーメン「琥珀」が出てますが味の感想をお願いします

192 名前:ワラキアの夜 ◆TATARIYSzY:2003/02/21(金) 00:43

さて、また日が空いてしまったようだが…
私の出現は噂に拠るのでね、我慢してくれたまえ

>>170 女の身体

―――人間は性別を変える事が「原則として」不可能だからな。
あまり実感が無いだろうが…
ふむ、男と女では感じ方が違うことくらいは知っているだろう?
男は一回達してしまえば終わりだが、女は違う、その上感じ方は数十倍とまで言われる。
(遠野志貴とやらは例外としておこう。彼は絶倫との噂だからな)
つまり、女の身体は男の数十倍の快感を味わえるのだ。
血液が喉を通る感触を人間は喉に張り付くようで気持ち悪いなどと言うが―――
あの粘り付くような感触こそ快楽。
含み、咀嚼し、嚥下し、消化し、身体の一部となっていく――――
――――ずるずるずるずるずると飲み尽くしていく時の快感を味わうには、
女の身体の方がより一層味わい易いということだ。

一夜しか存在し得ぬのだ。存分に味わいたいというのが人情というものだろう?

>>171 両儀式
―――直接の面識は無いが、同じ空間に存在する者だ。
よろしく(優雅に一礼)
―――直死の魔眼の保有者か。いいな、実にいい
あのイレギュラー少年とは違い、こちらは素晴らしい。
ククク…次に取り憑くのなら、君のような女性に憑きたいものだ。

――ネコ耳装備というのもポイントが高くていい。

193 名前:ワラキアの夜 ◆TATARIYSzY:2003/02/21(金) 00:45

>>172 カット疑問&お嬢さんを(以下略)

……何か勘違いしているようだが…
私の「カット」とは「リテイク」などと同義であり、髪などを切るという意味ではない。

――――もしや、とは思うがナイトオンザブラッドライアーで髪を切ろうなどと思っているのか?
―――やめておくがいい。その身を切り刻み細切れにし、血を飲み尽くされるだけだ。

>お嬢さんを僕に下さい
ふむ、あの優雅さの欠片も見られぬ娘の何処が気に入ったのか、興味が尽きぬところだが―――
悪いが、シオンは君にはやれぬ。
私の後を継ぎ第六法に挑んで貰わねばならないのでね。

―――それに、あの自分の感情には恐ろしく疎い娘はどうやら、直死の魔眼を持つ少年に好意を持っているようなのだよ。
ククク―――面白いではないか。あの娘が頬を赤らめながら少年に迫る様など
中々に珍妙な舞台と言えるだろう。
観客として楽しませて貰いたいのでね。
諦めてくれたまえ。


>>177 式&幹也のケコーンはいつ?

幹也とは、式の恋人のことか。
―――あの青年が式に結婚を申し込むのなど、何時になることやら…

―――――――――いい方法があるぞ?
私が両儀式に取り憑き、事件を起こせばいいのだ。
恋人のことならば異様に勘が鋭い彼のことだ。恐らくは直ぐに気付くだろう。
原作に於いて彼は、何か事件が起こった後、必ず式との「距離」を縮めている。
この前例から私が協力してやれば直ぐにでも「一緒に暮らそう」などと言うに違いない。

――――――と、したいのは山々なのだが…恋愛の舞台に於いて部外者が口を挟むことなど無粋だ。
やはり本人達がゆっくりと時間を掛けて距離を埋めていくのを見守ることにしよう。


――別に、後ろで両儀式がナイフを構えているから、という訳ではないぞ?


>>186 式の3サイズ
――――――――愚かな。
女性に質問をするときはそれ相応に親睦を深めてからするものだ。
質問の内容が立ち入ったものであれば尚更。
美しくないな。
本人が怒っていないようだからよかったものの、某ナイ乳お嬢様などその質問が来る度に相手を略奪しているぞ?
命が惜しいのなら、気をつけることを勧めるが。


ようやく終わりが見えてきたところだが―――今夜はここで退くとしよう。
では、また逢おう。

194 名前:名無し客:2003/02/26(水) 13:08

人前に立つと緊張するタチですか?

195 名前:名無し客:2003/02/26(水) 13:10

一夏の体験を艶美に語ってください。

196 名前:名無し客:2003/02/26(水) 13:10

あなたの“魔球”は何ですか?

197 名前:名無し客:2003/02/27(木) 08:16

歌を歌って下さい

198 名前:名無し客:2003/03/01(土) 01:01

髪形を変えてみようと思ったことはありますか?

199 名前:名無し客:2003/03/04(火) 18:32

あなたの日常における「危険」を、レベル1(低い)から
5(最高)までの5段階で表わしてみてください。

200 名前:名無し客:2003/03/04(火) 18:32

胸の高ぶりを抑えきれない瞬間を教えてください。

201 名前:名無し客:2003/03/04(火) 18:32

あなたのいちばん好きな事柄について、好きなだけ語ってみてください。

202 名前:名無し客:2003/03/04(火) 18:32

「とてもよく晴れた日曜日だった」の文章で始まり、
“深夜24:00の公園”が結末の舞台となる文章を考えてみてください。

203 名前:シオン・エルトナム・アトラシア ◆EltnamiMuo:2003/03/09(日) 18:57

本当に何と言えば良いのか、此処まで間を空けてしまうなんて………
自己管理が出来て当然の錬金術師としては、私は失格もいい所ですね。
 
……何時までも落ち込んでいられませんね。
レスを開始します。
 
>>140 小悪魔、って呼ばれる女の子に関する定義を語ってください。
小悪魔、ですか……
一般的に月姫世界では悪魔というのは幻想種に位置するもの。
私達、人間とは別次元の存在のモノの事を指します。
 
一部の高位魔術師がホムンクルスとして生成したりもするようですが………
それはレプリカに過ぎない。
オリジナルを仮に捕獲しても、保存方法を間違えれば、数時間で溶けて消滅してしまいます。
基本的に人の手に負えるモノではない、と言う事ですね。
 
しかし、>>140の言っている『小悪魔』とはそれとは違うモノのようです。
スラングとしての意味での『小悪魔』という意味のようです。
女性を比喩する表現としての意味での『小悪魔』…………
その定義について、>>140の要請に従って、考察します。
 
 小悪魔とは元々、然程、邪気の無い妖精の事を俗称として指す事が多い。
 イングランドで見られる悪戯が趣味のピクシー等がその例である。
 
      女性を『小悪魔』と定義するのに何かの意味はあるのだろうか?
      否、あるからこそ、このような形容詞があるのだろう。
 
 害と言えば、害ではあるが、別段、気にするまでも無いようなレベルの代物。
 それが小悪魔の行う行為一般である。
 
      ならば『小悪魔』的な女性とはどういう意味か?
      元来の定義に従い、然程、行為に害の無い女性という意味か?
 
 例として、朝、起きたら、寝た時の位置が逆になっていった。
 酒の詰まった瓶を置いておいたら、何時の間にか空に……といったモノである。
 
      否、それでは少々、意味付けとして弱い。
      『小悪魔』的な女性に反応する側の態度も考察する必要がある。
 
 それに対しての人の態度は悪意じみたモノではない。
 寧ろ、『微笑ましい』レベルの悪戯として、受け取っている節すらある。
 
      反応する側の態度も、悪いモノではないだろう。
      元来の定義から、『小悪魔』的な女性に好意的な態度を取っているだろう。
 
 転じて、このような小悪魔は一部の国では『良いモノ』として扱われている節がある。
 特に日本では小悪魔/妖精をモチーフとしてサブカルチャーが多数、存在する。
 
      なるほど、つまりは他愛の無い悪戯じみた行為を行う女性。
      そして、その行為によって、逆に他者を惹きつける女性を指すという事になる。
 
 
つまり、小悪魔的な女性とは害意なくして、些細な悪戯じみた行為を行い、
他者にアピールする女性という事になります。
 
――――他者に対する悪戯もアピール手段になりうる……
興味深い……、他者に対するマイナス要因を含んだ行動が結果的にはプラスに働くと言う事になる……
もう少し、他者へのコミュニケーション手段の一環として、研究の余地がありそうですね。

204 名前:シオン・エルトナム・アトラシア ◆EltnamiMuo:2003/03/09(日) 18:57

>>141 ………居た、割烹着の悪魔が………
確かに、>>141の言う通りですね。
琥珀は文字通り『悪魔』という形容詞が相応しい。
 
 ―――魔術の修練無くして、箒で空を飛行し……
 
 ―――ナンバー10、ネロ・カオスや代行者をも戦闘不能にしうる攻撃を受けて無傷
 
 ―――遠野邸内において、自由自在にその形を変え、トラップを配置できる技能
 
 ―――過去にあった事象すら、変更してしまい、写真なども書き換えてしまう技
 
……どれも既に殆ど魔法の領域です。
世界のルールの外で確率を自在に操作出来るなんて、反則にも程があります。
これでは幾ら、私が式を立てても、琥珀の行為は読みようが無い。
 
……第4回人気投票でも、琥珀の反則技が見事に炸裂しました。
まさか、秋葉の上を行くとは………
私には全く予想できていないことでした。
琥珀にプラス要因に働く事は多数あったのですが、
それを勘案しても、2位になるとは完全に思考の外でした。
一体、どんな手を使ったのか………
 
………ただ、>>141、あまり、このような事は言わない方がいい。
まして、琥珀を割烹着の悪魔、腹黒家政婦、なんちゃって秩序の具現、
……等と呼ばわりした日には>>141の身の安全は保証できない。
何故なら、壁に耳あり、障子に目あり、月姫スレに琥珀ありと言われるように、
琥珀のこのような話題をすると何処からともなく注射器を突き立てられて――――うっ……!?
 
 
 ⊂⌒~⊃。Д。)⊃

205 名前:『??&??』 ◆S9M/amberw:2003/03/09(日) 19:00


―――その時。
     >>141>>204のシオンの背後の闇から。
     “同時に”何かが滲み出て来た―――――

 ……それは、和服に目深なフードを被った一つの人影。
 …何故か手には、一本の竹箒。
 表情はフードの陰に隠れて見えない……。

「ふ、うふふふふ……
 >>141さん、シオンさん、あなた達は気付いてはいけないコトに気付いてしまいましたね?
 (まあ>>167は見て見ぬ振りをしておきましょう)
 雉も鳴かずば撃たれまいに…くすくすくす……」

 二つの場所で、同時に人影が動く。
 片手を袂に差し入れ、取り出したりますは。
 そう、既にお馴染み(?)の通りのアレだったり。

「一応『遠野家の秩序の具現』の『わたし』ではありますけど、その正体を知られると色々と
 拙いですので、出張大サービスですー♪
 えいっ、ぷすっ、とな」

 少女と思わしき人影が、それぞれの背後から首筋に注射針を突き立てる。
 気付いた時には後の祭り、いわゆるアフター・フェスティバル。
 違います。

「さて、これで(わたしにとって)都合の悪いコトは忘れてくれますかね。
 とは言え………アトラスの錬金術師であるシオンさん、これくらいで記憶操作出来るとは
 思えませんし、ここは念を押して、完璧を期しておきましょうか」

 言葉と共に注射器を袂に戻しつつ、少女は一人ごちる。
 そして一瞬思案顔をしたと思えば、直ぐに晴れやかな笑顔を浮かべて。
 いや、もちろん表情はフードの陰で見えないのだが、たぶん笑顔。
 ……何か形容詞の付きそうな。

「それでは、翡s――じゃなくて、先生お願いします! ……でもなくて。
 出番ですよー、『洗脳探偵』の方♪」

 グッタリと意識を無くしたシオンの背後にいる少女。
 その更に陰から、もう一つの人影が浮かび上がってくる。
 それは、一部の隙もなくメイド服を着こなした、最初の人影のフードの奥と同じ顔をした、
やはり『秩序の具現』と同等の存在。

「それでは、さくっとやっちゃいましょう♪」
「はい、わたし達の秘密を知るモノを野放しには出来ません。一発決めましょう……」

 言うと同時に、メイド服の少女が人差し指を立てて、高々と腕を突き上げる。
 そしてクルリと背中を向け、そのまま一回転。
 正面を向く時には、既にその両手は腰溜めに構えられ、いかにも何かを放出しそうな
雰囲気であった。
 いや、実際に出すのだが。

 ……その瞬間、少女の背後に、両手を構え気合を放つ姿が幻視されたとかされなかったとか―――

「サタデー……ナイトっ、フィーバーーーーーっ!!」

 裂帛の気合と共に、少女の両手から光が溢れ出す。
 それは一直線にシオンの元へと迸った。
 倒れ伏した状態では避けきれる筈もなく――――



     直撃した。



「…事件は終了です、お休みなさいませ」(一礼)
「いつもながら鮮やかでしたねー。さて、それでは失礼しましょうか、翡翠ちゃん(あっ)」
「はい、帰りましょう、姉さん」

 一仕事を終えた二人は、現れた時と同じように、陰に滲むように消失した。
 最初から其処には、誰も居なかったかのように。
 和服の少女の呟きを残して――――


 ………全くもう、失礼しちゃいますねー。
 ……箒で空を飛ぶのはただ単に重力を遮断してるだけですし、攻撃を受けて無傷だった
のはそれを無効化しただけですし、トラップはありとあらゆる可能性を考えて予め計算して、
角度とか、設置しているだけですし、過去は過去でほんのちょっと捏造しただけですし……。
 …それを如何にも悪の所業みたいに言われるの心外ですよ………

206 名前:シオン・エルトナム・アトラシア ◆EltnamiMuo:2003/03/09(日) 19:02

――――――ぐっ、一体、何が………
 
――――――
―――

 
そういえば、今、私は何を話していたのでしょうか?
おかしい、どうも、記憶が定かでない………
此処最近の学院への論文作成で余程、疲れている―――?
 
……気にしていても、仕方ない。
今はレスを返す事に専念しましょう。
 
>>143 メカ翡翠
―――――――(クラッ!)
 
ま、まだ、残っていたのですか、メカは………
もう、あの悪夢の一夜が終わった以上、存在出来ない筈なのに………
しかも、十全に稼動しているなんて………
 
そもそも、重心の問題から二足歩行ですら現代の科学技術では困難だと言うのに……
それを嘲笑うかのように、ローラーブレードの高速移動さえ行うなんて………
 
加えて、アレほど小型の殺傷力のあるレーザーは現在では決して不可能なのに………
もし、実現するなら100メートル単位の加粒子器が必要だというのに………
 
それに動力源が謎すぎる………
第二動力がゴム巻き機構と言う事は判明しているのだけど、主動力が何であるか今もって不明………
そもそも、人型に組み込める動力ユニットなんて存在はしないはずなのに………
 
――――悪夢の構造について、考察を重ねても無駄ですね。
とりあえず、アレは存在しない、私は夢を見ている、と………(ブツブツ

207 名前:シオン・エルトナム・アトラシア ◆EltnamiMuo:2003/03/09(日) 19:03

>>151 ラジオ番組を一つ持ってイイ! という話が……。どんな番組を?
ラジオ――無線電波による放送、ですか……?
私が何か番組を行ったとしても、皆を楽しませる事が出来るとは到底思えないのですが。
 
……そうですね、それでも行っていいと言うのならば、
『正しい日本語の使い方講座』でも行いましょうか。
志貴と話す度に思うのですが、最近の若者の言葉の使い方は目に余る。
言葉は正しく使うべきです、人と人は基本的に言葉でしかコミュニケーション出来ないのだから。
……志貴、試験放送を行いますので、協力して貰えますか?
 
       ○       ○       ○
 
「こんばんは、アトラス式★正しい日本語講座の時間です。
 司会は私、シオン・エルトナム・アトラシアと………』
 
『俺、遠野志貴がシオンのアシスタントを勤めるよ。じゃ、始めようか。
 ああっと、シオン、そんなに緊張しなくても………。
 肩の力を抜いて、適当に、さ?』
 
「……私は緊張なんかしていない。
 それに志貴、貴方がいきなり間違った日本語を使ってどうするんですか?』
 
『え……、俺に何かポカ、やらかした?』
 
「気づいてもいないのですか、志貴………。
 そもそも、適当と言うのは『自分に出来る最大の範囲で最良を尽くす』と言う意味です。
 語源は軍隊用語から来ているのですが………」
 
『そ、そうなんだ………』
 
「そうなんだ、ではありません。
 志貴の住まう国が徴兵制の無い日本だから良いものの、
 もし、別の徴兵制のある国でそのような戯けた事を言うと、志貴は張り倒されます」
 
『あ、あははははは……』
 
「あはは、ではありません。
 そもそも、志貴は通常時に起きる気配りが足りなさ過ぎる。
 今の例を取って見ても分かるように、少し、言葉に配慮すれば全て済む話だと言うのに………」
 
『う―――』
 
「結果、それが誤解を産み、連鎖的に誤解が誤解を……」
 
(以下、延々と説教モードに入ったので略、番組がどうなったかは謎)

208 名前:シオン・エルトナム・アトラシア ◆EltnamiMuo:2003/03/09(日) 19:03

>>152 もしもあなただけのジュークボックスを作れるとしたら、どんな曲を入れる?
ジュークボックスですか?
確か、レコードの自動演奏装置で硬貨を入れ、曲目のボタンを押すと、
自動的にそのレコードがかかる奴でしたか。
 
……もう、めっきり見かけなくなりましたね。
演奏メディアがCDやDVDに移行してしまったせいで………
ただ、古き良き時代の産物として語り継がれるだけのものですね、ジュークボックスは。
 
で、どんな曲を入れたい、ですか?
……学院に篭りきりだった私は基本的に音楽にはかなり疎いので、
どれをいれたらいいかと聞かれると、解に詰まります。
 
敢えて挙げろと言うのならば、『MELTYBLOOD』のオープニングでも入れてみましょうか。
私には、他のヒロインと違って明確なテーマ曲は存在していないのですが、
敢えてテーマ曲を挙げるとすれば、これが該当するでしょう。
他に入れるとしたら、他のヒロイン達のテーマ曲でも入れてみましょうか。
 
参考までに、他のヒロインのテーマ曲は記しておきます。
 
・真祖
テーマ曲:「クレイジードリーム」
アーティスト:ナーヴ・カッツェ
・代行者
テーマ曲:「地下室のメロディ」
アーティスト:BUCK-TICK
・秋葉
テーマ曲:「サテツの塔」
アーティスト: Swinging Popsicle
・翡翠
テーマ曲:「PARADE」
アーティスト:SOFT BALLET
・琥珀
テーマ曲:「やわらかな傷跡」
アーティスト:Cocco 『ブーゲンビリア』
・弓塚さつき
テーマ曲:「T'EN VA PAS」
アーティスト:原田知世
 
弓塚さつきにまで、テーマ曲が設定されているのは矢張り、
彼女が元々はヒロインでシナリオがあったという証拠の1つになりえます。
何時か、彼女のシナリオが陽の目を見る日が来れば良いのですが………

209 名前:シオン・エルトナム・アトラシア ◆EltnamiMuo:2003/03/09(日) 19:04

>>158 恋愛の方程式は解けますか?
恋愛、ですか?
恋愛というモノは所詮は1つのロジックに過ぎない。
>>158、この私に解けない式があると思いますか?
……いいでしょう、今から見事、解を出してみせましょう。
 
 恋愛と言うのは一種の幻覚作用である。
 脳内で分泌されるフェニルエチアミン(PEA)により、
 ある種の高揚感を産み出すのである。
 
                恋愛とは男女が恋い慕うこと、また、その感情を指す。
                ただ、これだけでは余りに抽象的であろう。
                幾つかサンプルパターンを挙げ、検証する。
 
 これはいわゆる麻薬に近い性質を持ち、
 陶酔、興奮等と言っ幻覚た作用をもたらす。
 ただし、これにも欠点が存在する。
 
                例えば、某国の王女がローマに旅行にやって来た時に、
                無意識に新聞記者の家に上がりこんでしまい、そこから、
                デートを重ね、より親密な関係へと………
 
 PEAはまだ若く精神的に未熟な者に対して、
 非常に強烈な効果を発揮しやすい。
 PEAへの耐性が無い故に、突飛な行動に出やすいのだ。
 
                例えば、あるスキー場でのサラリーマンとOLのカップル。
                トラブルで紛失した新ブランドのスキーウェアの代わりを、
                届ける為にスキーによる無謀な命がけの滑降を挑む……
 
 加えて、PEAは時限性である。
 時間が経てば、耐性が出来てしまい、陶酔作用が無くなるのだ。
 所謂、『冷めた関係』はこれに該当する。
 
                例えば、旧き時代、アメリカ南部の男女………
                ただ、豊かな暮らしを求めていた彼女は手段を選ばなかった。
                最後は彼こそが彼女が欲しいモノと気づく、手遅れだったが…
 
……以上です。
恋愛関係とは所詮は1つの脳内作用に過ぎない。
自分のイメージに引きずられて、駆け抜ける現象――それが恋愛です。
それ以上でもそれ以下でもない。
 
―――――――ふ、私からすれば取るに足らない些細な式でしたね。

210 名前:シオン・エルトナム・アトラシア ◆EltnamiMuo:2003/03/09(日) 19:05

>>188 両儀式
……私は特別ではありません。
ただ、他者から情報を奪い、それを積み上げていくだけのつまらない人間………
自身では無く、他者の情報だけを拠り所にして、それを自我と為す存在。
虚偽を述べられないのは、もうどうしようもないですが………
 
ただ、そんな私に好意的に接してくれている式には感謝を………
出来れば、此処では良い友人でありたい。
宜しくお願いします。
 
後、胸に関してですが、確かに気にする事は無いです。
例え………
 
 ――――空の境界の女性陣で一番胸囲の数値が小さくても……
 
 ――――空の境界ドラマCDの裏ジャケットのイラストで男にしか見えなくても……
 
 ――――レン以上、秋葉未満であっても……
 
両儀式という人間の価値そのものには何ら、影響は無いですから………
そんなに声を大にして叫ぶ事はないでしょう。
一般的に無いよりあった方がいいのは確かですが………
 
>>168 >>193 タタリ
…………
(ジュークボックスからデスロックが流れ出した瞬間に電源を引き抜く)
 
―――――予測済みです。
こんな真夜中にキキキキキ錯乱されても困ります。
又、近所からクレームが来て……(ブツブツ
 
 
……一体、貴方の何処に優雅さがあるのかと小一時間問い詰めてみたい所ですが?
格好は確かに中世貴族のそれですが、中身は残酷と腐敗の貴族文化、それよりも酷いのが、
ワラキア、貴方ではないですか?
 
天文学的な、否、最早、虚数の域に成功確率が突入している第六法に………
 
挑んでは、敗れ、HETARE、挑んでは、敗れ、HETARE、挑んでは、敗れ、HETARE、
挑んでは、敗れ、HETARE、挑んでは、敗れ、HETARE、挑んでは、敗れ、HETARE、
挑んでは、敗れ、HETARE、挑んでは、敗れ、HETARE、挑んでは、敗れ、HETARE、
 
……ている貴方の何処に優雅さがあるというのですか?
月姫世界のコルネリウス・アルバの位置をキープしている貴方が、
幾ら、格好をつけても、体裁が整う筈も無いは道理にして必然。
タタリには赤雑魚ならぬ『藁雑魚』という名をあげましょう。
 
なお、第六法に挑むつもりは毛頭ないでのそこらは了承の程を―――――

211 名前:シオン・エルトナム・アトラシア ◆EltnamiMuo:2003/03/09(日) 19:06

>>194 人前に立つと緊張するタチですか?
私はそういう性癖は持ち合わせていない。
学院で大勢を前にして、討議する事もあるのですから、いちいち、緊張していても仕方の無い。
それにエルトナムは異端とされるアトラス院の中でも更に異端でしたから……
 
他者の研究成果をエーテライトで読み取り、自分のモノとして、
情報を集積して、真理へと近づいていく。
―――これがエルトナムの選んだ道です。
そして、合理的な方法である故に、合理性を旨とするアトラス院ではエルトナムは罪に問われない。
 
……ですが、無論、血道をあげて築いてきた研究成果をそっくりそのままコピーされて、
気持ちのいい筈はない。
故に、エルトナムに近づく者は無く、エルトナムは腫れ物扱いでした。
加えて、3代前のズェビアがアトラスの秘儀を外部に持ち出し、その身を死徒と化したせいで、
エルトナムへの風当たりはますます強くなった。
 
……シオン・エルトナムを見る学院の者達の視線は冷ややかで侮蔑が常に入っていた。
私はそんな視線を自身の優秀さを示す事で受け流し、生きてきたのだから、
人前で喋ると言う事如きに緊張していては仕方の無い――――はずでした。
 
―――――けれど、矢張り、私は小娘だったんですね。
『友人』の前に立つと緊張してしまう。
 
 ―――――大切だから……
                         共に居る事が気持ち良いもの……
 ―――――暖かいから……
                         半ば死体のこの身体に血が通う気がして……
 ―――――嫌われたくないから……
                         そう、失いたくないのだ、友人を……
 
だからこそ、失う事が怖くて、緊張してしまう。
彼が、志貴が、彼女が、秋葉が、私を嫌いになる事が怖くて………
もう、暖かさを知ってしまった私にはただ失う事が怖くて………
そして、私はもう昔の何も欲さない私には戻れないから………
 
―――――だから、緊張してしまうんです……

212 名前:シオン・エルトナム・アトラシア ◆EltnamiMuo:2003/03/09(日) 19:08

>>195 一夏の体験を艶美に語ってください。
―――あの、過ぎ去りし、幻影の夏、ですか……
本来なら、私はあそこで終わっているはずでした。
私の身体はもう半ば死徒化しかかっており、タイムリミットはあの夏まで、でしたから。
それにタタリの具現化を予測出来たのは良いモノの、タタリを滅ぼす手段を私は持っていなかった。
 
……今、思えば、本当に自己満足だったんですね。
あの時の私の、タタリを追いかけ続けると言う行為は………
けれど、どうしても、私は自身に納得が行かなかった。
私は自分が何処で間違えているのか知りたかった。
ボタンを何処で掛け間違えたのか、何処の部分の歯車が狂っていたのか………
ただ、それを知りたかったんです。
 
志貴と出会ってからはわずか数日だったけど、本当に色々な事があった。
かけがえの無い友人というものを手に入れる事が出来た。
初めて、人の暖かさに触れる事が出来た。
 
―――――そして、私が何処で間違えたか、答えを知ってしまった……
 
他者から血を奪う事は忌避しているのに、情報を奪うと言う事は何ら躊躇していない事実。
シオン・エルトナム・アトラシアは誤魔化しようも無く、ただの簒奪者であるという事実。
 
これに気づいてしまった時、私はこの事実を認めたくなくて、全ての思考を放棄してしまった。
ただ、衝動のままに志貴に襲い掛かり、その中に流れる赤色を奪おうとした。
 
けど、志貴は私を殺そうとせず、ただ、叱咤した。
自分の身体を盾にしてまで………
そこではたと、気づく。
 
 シオン・エルトナム・アトラシアは他ならぬ自身から逃げていたに過ぎないって事を――――
 
……そして、私は自身に立ち向かい、タタリに立ち向かい、結果的に勝利した。
この時の経験はかけがえの無い経験です。
これから、シオン・エルトナム・アトラシアが在る為の拠り所としての体験とさえ言えるでしょう。
 
 
―――――え、一夏の体験は隠語としての、即ち、スラング……だと?
少し、待ってください、検索します。
 
 *ひとなつのけいけん【一夏の経験】 (名詞/スラング)
 
   少女が大人の女性になる事を指す。一般的に言えば、性的初体験の意。
 
 
―――――あ、あの、その、ええと、その意味では私はまだ未経験です。
た、確かに、し、志貴が、そ、相応に魅力的な男性である事は認めますが………
え、ええと、志貴は真祖と結ばれていますし、その意味で私が迫るというかなんというか、
そ、そういう事を志貴と行うには、ふ、不義理にも程がある!
 
そ、それに、>>180で述べているように、わ、私だって、最初ぐらいはロマンチックに行きたいんです。
ぐ、具体的には、げ、月光の降り注ぐ海に面したホテルで、う、打ち寄せる波の音を、
バ、バックコーラスにして、ほ、微笑みながら、や、優しく―――って何を言わせる気ですか!
 
……あ、後、この件に関しての追求は不問にしてください、お願いします。

213 名前:シオン・エルトナム・アトラシア ◆EltnamiMuo:2003/03/09(日) 19:09

>>196 あなたの“魔球”は何ですか?
魔球?
あまり、聞きなれないフレーズですね。
少し、検索してみましょう。
 
 *まきゅう【魔球】 (名詞)
 
  球技で、思いがけない変化をして相手を惑わせる球。
 
なるほど……、文字通り、球技における切り札みたいなモノですか。
困りましたね……、私は球技は嗜まないので、はっきり答えは返す事が出来ないのですが……
とりあえず、魔球の具体例を挙げて検討してみましょうか。
 
 魔球の代表例『消える魔球』…………
 使用者は巨人軍、星飛雄馬。
 文字通り『消える』変化球である。
 
              別意の魔球のパターンを考察してみる。
              魔球『ハイパースピンブラックホールボール』
              使用者は新城童夢、小学5年生11歳、ジャイアンツ。
 
 原理はマウンド上で高く足を上げその時に、
 地面を強く蹴って土埃をたたせる。
 その中にものすごい回転を与えたボールを投げ込む。
 
              ……小学5年生11才?
              激しく、何かが間違っているような気がしてならない。
              ―――まあ、ゴドーワードの例もあるし、いいとしよう。
 
 ボールの縫い目に土埃が付着し、超低空で飛んでいく。
 そして勢いで、バッターボックス手前で土埃が、
 舞い上がり、保護色となってボールを覆い隠す。
 
              ……原理は、回転をつけて投球を行う。
              すると、ホームベース上にブラックホールが形成される。
              バッターは強制的にブラックホールのせいで内野フライを打つ。
 
 ――――無茶にも程がある。
 第一、一体、どれほどの土埃を立たせれば良いのか?
 加えて、回転を加えたボールは時速300キロは必要である。
 
              そもそも、回転をつけて投球程度でブラックホールは出来ない。
              ブラックホールが発生するには超高密度且つ大質量の物質崩壊が、
              必要不可欠なのだ。
 
 しかも、それだけの回転を加えたボールが地面すれすれを行く。
 土埃の中のプラス電子とマイナス電気が凄まじい勢いで反発し、
 ―――――結果、投手に落雷が起きる。
 
              仮にブラックホールが出来たとしても、発生の瞬間に球場そのものが、
              ブラックホールに飲み込まれて、消滅する事になる。
              ――――――結果、全て無と化すだけである。
 
 
……ただの自爆技ですね、これでは。
不思議なことに両者ともノーリスクで魔球を放っている。
魔球を放つ事自体、奇跡――魔法の領域だが、それをノーリスクで放つとなると………
 
魔術師、錬金術師は奇跡に至る業を行う事は出来ない。
無論、日夜、魔法へと至るために血道を上げて、研究を続けているのですが………
魔術の歴史がはじまって以来、その領域に到達できたのは数える程しかいない。
 
言うまでもないですが、私も到底、魔法の領域には及ばない。
そんな私が奇跡――魔球を持ち得ない事は言うまでも無いですね。

214 名前:シオン・エルトナム・アトラシア ◆EltnamiMuo:2003/03/09(日) 19:11

さてと、今回は此処まで、ですね。
まだ、随分、返すべきレスが残っているのが心苦しいですのが………
どうにか、折をみて、予定式を立てて、返していきたい所です。
相当な遅レスになりますが、そこを大目に見ていただけると助かります。

215 名前:名無し客:2003/03/10(月) 12:30

4月1日に起こりそうな出来事を教えてください。

216 名前:名無し客:2003/03/12(水) 20:04

あなたの自慢出来る特技と、自慢出来ない特技を教えてください。

217 名前:名無し客:2003/03/13(木) 20:35

ゆっくりでも続けてもらえると嬉しいです。
 
何かの「極意」をつかんだことはありますか?

218 名前:名無し客:2003/03/13(木) 23:18

……シオン嬢を見ていると、セクハラをする中年の気持ちがわかる気がする。

219 名前:名無し客:2003/03/14(金) 12:51

「世界に冠たる○○」
 
この○○にもっとも当てはまりにくい言葉は何でしょうか?

220 名前:知得留先生と猫アルクの!なぜなに教室!:2003/03/18(火) 13:12

リΦωΦ)/おっはよ〜ぅ〜!遊び来たのよ〜!誰も居なさそうだけど……
リ@-@/あ、おはようございます。どなたかいらっしゃいますか?
    ええっと、今回わたし達2chのスレから独立してこちらに個人スレを立てました。
    宜しくお願いします。
リΦωΦ)/ぶっちゃけ営業だにゃ〜。宣伝♪宣伝♪

◆月姫◆知得留先生と!猫アルクの!なぜなに教室!
http://www.appletea.to/~charaneta/test/read.cgi?bbs=ikkoku&key=047931203

リΦωΦ)/みんなー!遊びに来てねー!
リ@-@/形式は見た通り、掛け合いですね。
リΦωΦ)/月姫にあるダーク雰囲気など微塵も無くなってるがにゃ。崩し系ちゃうのよー!
;;@-@/忠実……って言うのも、何だかとっても悲しいです(涙)
     これが先生の素だなんて思われちゃったら……
リΦωΦ)/にゃははは!大丈夫だにゃ。みんなそう思ってるから。今更取り繕っても意味無いぞ。
リ@-@/うるさいですよ。駄猫。先生はこのスレで癒し系を目指します!
    打倒馬鹿猫!皆さんも応援してくださいね!
リΦωΦ)/どっちかっつうと苦労性で貧乏くじばっか引くお姉さんって感じだがにゃあ。
      とりあえず宜しくだにゃ!!質問待ってるぞ!

リΦωΦ)/と。こりだけではあれだし。ちっと質問に答えてやっか。
;;@-@/馬鹿っ!(涙)すいませんごめんなさい!(ペコペコ
     ……もう嫌です!こんな駄猫のせいでせっかくのわたしのスレが荒れるのはっ!
#ΦωΦ)/……おい。何を言う。オマイのスレではない。オマイは付属品だにゃ。あちしのスレよ、あちしの。
     あちしのスレをオマイに管理させてるだけだにゃあ。勘違いもここまで来ると笑えないわよー!
リ@-@/そう思うならちゃんと質問に答えなさい!

>215(4月1日に起こりそうな事)
リΦωΦ)/何も起こらん、まる
リ@-@/ノリ悪いですね……
リΦωΦ)/ちゅうかアメリカのイラク攻撃はもっと早いだろしにゃあ。腐世院は( Φ,_ゝΦ)プッ!シュと
      どっちが強いか力比べするだけだろしにゃあ。
      ……テロが起こったりしてにゃ?4.1テロ!まるで冗談にしか……
リ@-@/―――――どうしたんですか?アルクェイド
リΦωΦ)/そうだにゃ!今度ラジオ局電波ジャックして4.1にテロが起こったって言ったら
      どれくらいの人が信じるかやってみるぞ!
#@-@/やってみなさい。確実にヌッ殺しますよ……!(ガチャコン!)

221 名前:知得留先生と猫アルクの!なぜなに教室!:2003/03/18(火) 13:13

(自慢できる特技とできない特技)
リΦωΦ)/知得留の場合、自慢できるのはケツ。自慢できないのは色々ありすぎるから指摘しないのも優しさだにゃ。
      あちしは馬ファ輪より優しさがあるねー。
リ@-@/駄猫の自慢できること。手癖の悪さ。あ、すいません。これは自慢できませんねー。
    でも何かに秀でているって羨ましいですよ。

#ΦωΦ)/ふっふっふ……知得留。オマイとは早くも決着をつけねばならんようだにゃあ?

#@-@/ええ。全く同意しますよ。珍しいですね。双方に同意が得られて行うことなんて。

#ΦωΦ)/本当ににゃあ(邪笑)いくぞぉっ!必殺!にゃんぷしーーーっ!

#@-@/やらせませんよっ!それは既に見切ったっ!!はぁっ!

;ΦωΦ)/(はあ、はあ、はあ)や、やるにゃあ。さすが知得留!尻のデカさは伊達じゃないにゃ
;;@-@/(ぜえ、ぜえ、ぜえ)ふん!あなたとは鍛え方が違うんですよっ!
リΦωΦ)/ちゅうわけで疲れた。一時中断。おい知得留、煙草買ってこいにゃ。
リ@-@/またポ○ータネタですか。いい加減しなさい。吸いもしない癖に。
    あのですね、ポ○ータなんてきょうび流行んねーんですよ。ボケが。
    得意げな顔して何が、煙草買って来い、ですか。
    あなたは本当に煙草を吸いたいのかと問いたい。問い詰めたい。小1時間問い詰めたい。
    あなた、煙草買って来いって台詞言いたいだけちゃうんかと。
リΦωΦ)/じゃあポ○ータ通の先生の最新流行って何ですかー!?
リ@-@/ポ○ータつ……あっ!いきなり台詞取らないでくださいよっ!それは……しゅっty…
#ΦωΦ)/出張ホステスとか言ったらブチ殺すにゃ。カット!キャンセル!キャンセル料!
      知得留面白く無いにゃ!ネタの使いまわしするような奴はクビ!
;;@-@/うっ…ネ、ネタが無い……くっ……わたしは頑張りました……
#ΦωΦ)/結果出せ結果ぁー。頑張るのは当たり前だにゃ。で、よーやくここまで来て質問に答えるのね。
      おめでてーな。
リ@-@/あなたが振ったネタのせいですね。ええと極意ですか……。
リΦωΦ)/知得留の掴んだ極意!そりは!!

       「汚れ」
       「ア○ル」
       「お笑い」
       「他人を騙す」

リΦωΦ)/他にも色々取り揃えてるわよー!
#@-@/馬鹿猫が極意化している技一覧です。

        「逃走」
        「悪口」
       「かっぱらい」
      「ぱくりぱくられ」

#@-@/ネタも物品もかっぱらう、汎用性に優れています。とっ捕まるのも早いですがね。

222 名前:知得留先生と猫アルクの!なぜなに教室!:2003/03/18(火) 13:33

.>219(世界に冠たる!)
リΦωΦ)/……に、相応しく無いものにゃ?カレーだろ。
#@-@/(ばきっ!)
#ΦωΦ)/いったーい!無言でモーションも無くいきなり殴るのはどうかと思いまーす!
#@-@/やかましいです。わたしを愚弄するのはまだ構いませんがね。
    カレーを愚弄するのは許せません!
#ΦωΦ)/馬鹿!アホ!知得留ア○ル!知得留汚れ!オシリエル!
#@-@/(ばきっ!)
#ΦωΦ)/いったーい!やっぱり殴るんじゃないのさー!嘘吐き!嘘吐き!知得留嘘吐き!!
#@-@/―――――――――。
#ΦωΦ)/出番ない! 出番ない! 出番ない! 出番ない! 出番ない!
      出番ない! 出番ない! 出番ない! 知得留めがね!
      出番ない! 知得留ない! 出番ない! 知得留メガネ!
      出番ない! 知得留地味! 知得留降板! メガネ知得留!
      エセフランス! 鉄砲フェチ! 知得留インド!」
      シエル、逝って良しーーーーにゃーーーーーー!!
#@-@/―――――――――。(ぶん!と第七聖典を振り回す)
リΦωΦ)/(ばびゅーーーん!)←擬音
#@-@/待ちなさいっ!駄猫!

    \    ヽヽ   、     |       //     //
.      \\  ヽヽ   ゙、           //    .///
      \    ヽ         ,〜'~`〜'~`〜'~`〜'~`〜'~`〜'^、 〜'~`〜'~`〜'^〜'~`〜'~`〜'^、  、   
   `-、,,  \       _    ( 自スレに帰る前にその首獄門台にて晒してやります!    )
      `-、,, \,    /´    ヽ    `ν〜、_,〜、_,〜、_,〜、_, 〜、_,〜'~`〜'~`〜'^〜'~`〜'~`〜'^、  、   '
   ,,,,,,___   `     (i ((ノ レ))ゝ   /        ___,,,,--
      ''''''--,,,,,,    从!#@-@   )/ ) / l l   ,,,,,,,--''''''
       / l l        )C(  ヽ | / ̄ / l l
────/ ̄─/ l l   l /ヾ-ヽ  |_)   ./ ̄─/ l l──────
       __  / ̄   (n)   | .| ,,|        / ̄ ・・・
 --''''''''''~~  , - '`      (,| ,| .:.   `-、
     ,.- '`     /    ...| |:::::.. \   `-、
  , - '`  ,,-''  /    ,,,,;;;;(m,);;,,, \\   `-、
 '`   ,,-''   //     '''''''''''''    \\    `-、
    ,,-''    / /               \\    `-、
   '    / /         Λ_Λ      \     `-、
     /  /        〃 ^ ヘ ヽ     
  ,〜'~`〜'~`〜'~`〜'~` 、  | ノノノ))〉)
 (メガネが怒ったにゃ!)lリノ;ΦωΦ)/リ 
  ( 逃げろーーっ    >  (つ   /つ
  `、_,〜、_,〜 、_,〜 、_,〜'     |  (⌒)
                   し⌒^



223 名前:さっちん@逆ギレ:2003/03/21(金) 01:19

うりゃ〜!
なんでわたしのシナリオないんじゃわれー!!
血ぃ吸ーて下僕にしちゃうぞコラァ♪ぷんぷ〜ん!

224 名前:さっちん@逆ギレ:2003/03/22(土) 19:20

月姫キャラについて語っちゃいます!
うりゃ〜!

>アルクェイドさん
私の恋心を返してください!
>シエルさん
カレーで私を太らせて、ライバルを減らそうという作戦ですか!?
>秋葉さん
キシャーって威嚇しないでくださいっ!!
>琥珀さん&翡翠さん
そっくりな姿でふたりで志貴くんとベタベタしないでください!
>シオンさん
志貴くんの心をのぞいちゃイヤです!

225 名前:弓塚さつき:2003/03/27(木) 21:53

・・・あの、逆ギレさっちんってなんですか・・・。

そんなことわたしは思ってません。
わたしはただ
志貴くんと一緒にいられたらな・・・って
それだけでよかったのに・・・

一緒にいられたら

たとえ、それがどんな形でも


それだけで・・・。

226 名前:名無し客:2003/03/27(木) 23:13

よかったのか、ホイホイ「一緒にいられたら」なんて願って?
志貴君はノンケだってかまわないで喰っちまう殺人鬼なんだぜ?

227 名前:弓塚さつき ◆Qbc7FAzM.M:2003/03/29(土) 15:44

>226

「平気です!わたしが志貴くんを変えてみせますから!」

…なんて、ちょっと言ってみたいかもね。
でも、わたしには無理みたいだし
志貴くんを信じ続けたいと思います。ずっとね。

(こんな性格だから、わたしは、あの日――)

他のヒロインのみなさんなら自信を持って言い切ってしまいそうだね。
――うらやましいな

228 名前:名無し客:2003/04/01(火) 18:42

さっちんは何で不幸なんー?

229 名前:名無し客:2003/04/02(水) 12:40

メイド服でご主人様って言ってください。

230 名前:弓塚さつき@メイド服 ◆Qbc7FAzM.M:2003/04/08(火) 22:31

>228 さっちんは何で不幸なんー?
あう…やっぱりわたし、不幸ですか?
志貴くんを眺めて入れたらそれで幸せだったんだけどな。

>229 メイド服でご主人様って言ってください。
着てみたけれど、
うん、このフリフリが可愛くてイイですね。
こういう可愛い服って好きだからね、わたし。

231 名前:名無し客:2003/04/08(火) 22:56

ご主人様は?

232 名前:名無し客:2003/04/10(木) 23:11

泣きました。うえ〜ん。

233 名前:メカ翡翠:2003/04/12(土) 00:53

…This Omnipotent Vicarious Enlist a Recruit Silent System Ver0.79…
boot...ok
 
ソノ答エハ(以下検閲により削除)
 
 
 
申シ訳アリマセン。
ココ二月ホド三澤サマヤ月姫サマト共ニ第二人類ヲ駆除シテイマシタ。
奇跡的ニ帰還デキマシタノデ解答作業ヲ再開シマス。
多少長クナリマスガオツキ合イ頂ケレバ幸イデス。
 
新規ニ来タ方々、纏メテデデハアリマスガ――――コンゴトモヨロシクオネガイシマス。
 
 
>189
オンラインゲーム――――サイト検索中。
 
完了。
 
アラユル事象ヲ比較検討シタ結果、最モ優レテイルオンラインゲームハ、
 
ttp://www.2ch.net/
 
コレダト判断シマシタ。
多少ノ自己判断、自己管理能力ガ要求サレマスガ楽シンデイタダケルト思イマス。
  
特ニキャラネタ板ヲ推奨シマス。
 
>191
何故カ分カリマセンガ、製造時ニ味覚機能ガカットサレタノデ味ノ判断ハ出来カネマス。
申シ訳アリマセン。



一ツ質問イタシマスガ……
昨今ノラーメンニハ――――アトロピン、スコポラミン等ガ含マレテイルノデショウカ?
 
ヨク、ワカリマセン。

>194
緊張?
何デショウカソレハ?
脳内ノ算盤ニハソノヨウナ情報ハ入力サレテイマセン。
 
ソレト……タチデハアリマセン。
ドチラカト言エバネコ―――― 
                         一般保護エラーニヨッテ強制終了。
 
>195 
――――――――
――――――――
――――――――志貴サマニ壊サレテシマイマシタ(///
 
>196
基本兵装トシテハイドロブレイザーヲ使用デキマス。
無論フェイスオープンモ使用可能デス。
 
ソレト、対人用モズオトシシュート。
ソシテ、気力130以上デ必殺ノ三段ドロップ等々。
 
遠野家ノ科学力ハ世界一ィィィィィ、デスノデ魔球ニ関シテモ死角ハアリマセン。

234 名前:メカ翡翠:2003/04/12(土) 00:54

>197
デハ――――僭越ナガラ。
 

Life is a gamble
Life is a game…
Boogie Man…
Watch this
 
ジャンジャンバリバリ ジャンジャンバリバリ パチンコマン。
ジャンジャンバリバリ ジャンジャンバリバリ パチンコウーマン。
ジャンジャンバリバリ ジャンジャンバリバリ パチンコマン。
ジャンジャンバリバリ ジャンジャンバリバリ パチンコ!
 
9時ニナッタラ勝手ニ目ガサメル 行キタクナイフリシテモ足ガ向ク。
イツ行ッテモオル客ハ同ジ奴 ツイデニ交ス言葉モイツモ同ジ。
ヤルコトネエンナラ仕事シロ。
Watch this
 
仕事シロ 仕事シロ 女房子供ガ泣イテルゼ カマヘン 仕事シロ 仕事シロ 女房子供ガ泣イテルゼ。
 
ジャンジャンバリバリ ジャンジャンバリバリ パチンコマン。
ジャンジャンバリバリ ジャンジャンバリバリ パチンコウーマン。
ジャンジャンバリバリ ジャンジャンバリバリ パチンコマン。
ジャンジャンバリバリ ジャンジャンバリバリ パチンコ!
 
 
以上デス。
 
>198
アリマセン。
ト、言ウヨリモ、毛髪ハ放熱機関モ兼ネテイルノデ、
下手ニ変エルコトハ不可能ナノデス。
 
>199 
遠野家ニオケル全テノ雑務――――危険度5+
ソレ以外――――――――――――危険度1−
 
例外ハアリマセン。
 
>200
炉心ガ融解シソウナ時ハ動悸ヤ息切レガ止マラナクナリマス。
冷却水ガ切レタ時ハ更ニ倍シテドン、デス。
 
コレガ――――恋ト言ウ物デショウカ?
 
>201 
――――――――本当ニ好キナ事、大切ナコトハ言葉トイウ不完全ナ物デハ語レナイ。
 
サブノAIデアルMSX2ニソウインプットサレテイマシタ。
コノ記憶ハ客観的ニ判断シテモ間違イデハナイト思イマス。
 
秘シテコソ花、ト言ウツモリハアリマセンガ……

235 名前:メカ翡翠:2003/04/12(土) 01:00

>202 
適当ナ文章ガ思イ浮カバナカッタノデ日記風ニシテミマシタ。
添削等デ協力シテクダサッタ志貴サマトシエルサマニ感謝ヲ。
 
長ク、下手ナ文章デスノデ見タクナイ方ハ回避ヲ推奨シマス。
 
 
>202 
 
とてもよく晴れた日曜日だった。
多分明日もよく晴れるのだろう。
 
なんの根拠もなく私はそう思う。
機械の身であるにもかかわらず。
 
だが、そう思えてしまう程に緩やかな空間だった。
日曜の遠野家の喧噪に比べればこの公園は――――緩やかだった。
 
公園のベンチに座りながら思う。
何故ここに居るのだろうか、と。
 
理由は簡潔にして単純。
主に休暇を言い渡されたからだ。
 
あの屋敷はとかくやることが多い。
綿密に予定や角度を調整した上での256時間連続稼働だったのだが……
何故か主である秋葉サマは休暇を言い渡した。
 
機械に休暇は必要ありません。
そう言ったものの2秒であえなく却下された。
 
かと言って、休暇の過ごし方など分かるわけもない。
メンテナンスは年に一回で十分だ。
睡眠など不要。
食事も然り。
 
「公園とか行ってみたらどうだい?」
 
そう言ったのは志貴サマだった。
特に否定する理由はない。
私は初めて公園という所に行ってみることにした。
 
結論から言えば――――貴重な経験だった。
情報として知っているのと実際に体験するのでは大分違う、と言うことなのだろう。
 
何故か寄ってくる野良猫相手に噛まれたり噛んだり、
後ろで睦み合っているカップルを衛星を使って鑑賞したり、
子供相手にベイブレードで20人抜きを達成して何故か肉屋の主人に師匠と呼ばれたり、
 
多分、これが楽しいと言う事なのだろう。
良く、わからないが。
 
いつの間にか夜になっていた。
どうやら軽いスリープ状態になっていたらしい。
 
間もなく24時。
休暇は終わりだ。
多少遅くなったが、志貴サマは良く朝帰りをするのだ。
そう責められることもないだろう。
 
戻ろう。
私の在るべき場所はあの騒々しい屋敷なのだから。
 
 
某日ノ日記デス。
公開ニ当タリ、見ヤスサヲ重視シテ平仮名ヲ使用シマシタ。

236 名前:メカ翡翠:2003/04/12(土) 01:00

>206 
現実ヲ見マショウ。
私ハ此処ニ存在シ、稼働シテイマス。
姉妹機ハ1028機ロールアウトシテ、世界各地ニ販売サレマシタ。
次世代機ハ既ニ試作段階デス。
 
断ジテ夢デモ幻デモアリマセン。
 
因ミニ、動力ハ4種類デス。
石炭、原子炉、前述ノゴム巻キ。
 
ソシテ、メイン動力ノメカ翡翠袋ニハ愛ト勇気ト夢ハリセンガ内蔵サレテイマス。
 
>215 
今年ハ既ニ過ギテシマッタノデ来年ノヲ。
 
来年4月1日、PS3発売。
同時発売ソフトハ、みんなのゴルフ4、ワイルドアームズ外伝、サクラ大戦5、月姫。
 
コンナン出マシタ。
 
>216 
自慢デキル特技――――あやとり、目カラビームノ早撃チ、強襲。
自慢デキナイ特技―――三秒デスリープ。
 
 
志貴えもんサマニハ大変オ世話ニナッテイマス。
 
>217 
極意――――デスカ?
 
デハ、誰ニデモ分カル秋葉サマノ扱イ方ノ極意ヲ。
 
・触ラヌ神ニ祟リ無シ。
・待テバ海路ノ日和アリ
・荒ラシハ放置。
 
>218 
好キナ女子児童ノスカートヲ捲リ上ゲル男子ノ気持チモ理解デキマス。
 
>219 
――――世界に冠たる江頭。
 
下ネタハ世界レベルデスガ、コレホド賛辞ノ言葉ガ似合ワナイ方ハ居ナイデショウ。

237 名前:メカ翡翠:2003/04/12(土) 01:01

>220-222
――――――――外見データ照合中。
 
ア、芸人ノ方デスカ。
ドサ周リゴ苦労サマデス。 
 
アマリ人ガ居ナイ場所ナノデ漫才ニハ向イテイマセンガ、ゴユックリト。
 
>223 
シナリオガ存在シナイカラコソ愛サレル存在デアルト言ウ考エ方モ可能デスガ。
逆転ノ発想ハ大切デス。
 
ソレト、血液ガ存在シマセンノデ下僕ニハデキマセン。
アシカラズ。






志貴サマノオ側ニ居タイノデシタラ――――改造シマショウ(断言)
 
見習イメイド型ロボメカさっちんプロトタイプトシテ生マレ変ワルノデス。
ソウスレバ志貴サマト同ジ屋根ノ下ニ居ルコトガ出来マスシ、
上手ク立チ回レバ志貴サマヲゲットスル事モ不可能デハアリマセン。 
 
今ナラ初回無料ノ12回コースデ128000円。
イカガデショウカ?
 
>232 
――――泣キヤンデ下サイ。
 
マダ泣イテイマスネ。
コノ状況下ニオケル適切ナ行動――――検索。
 
頭ヲ撫デルト良イノデスカ。
(なでなで、ぐりぐり、わしゃわしゃ)
 
更ニ最適ナ言動モ検索――――完了。



泣ケ、喚ケ――――ソシテ、死ネッッッッッッ!!
(ドカ、バキ、グシャ、メキョ)
 
何カ違ウ気モシマスガ……問題アリマセン。
 
 
本日ハ以上デス。

238 名前:名無し客:2003/04/15(火) 20:31

メカ翡翠
                     <\
                    <\ \>
                     \>  ◇
                   />  ◇
                  //
                //
               //
             (゜∀゜)
            //
          //
     /\ </
     < ◇ \
<\/> \ <\\
 > </> |_」 | |
</> <      ̄
 </\\
     \>

なにか料理を作ってくださいー。

239 名前:メカ翡翠:2003/04/15(火) 21:19

>238 
 
畏マリマシタ。
 
デスガ、料理ニ関スルデータガ殆トアリマセン。
何故カハ分カリマセンガ。

デスノデ、簡単ナ料理ニナリマスガ、ソレデ宜シケレバ。
 
 
ソレデハ、ポトフヲ作リタイト思イマス。
 
鍋ニ水ヲ入レ火ニカケル。
 
各種野菜ヲ切リ、
 
ソシテ、牛ノ臑肉ヲ切リ――――
アリマセンデシタノデ通リスガリノネロサマノ肉デ代用シマス。
コレヲ鍋ニ投入。
 
各種スパイス……コレモアリマセンデシタノデカレー粉デ代用。
同ジスパイスナノデ問題ハアリマセン。
 
数時間煮ル。
時間ガアリマセンノデ火力ヲ大キクスル事デ時間ヲ短縮シマス。
1600度ニ設定。
 
適時野菜ヲ投入シ数十分。
 
栄養ノバランスヲ考慮シ、梅干シヲ投入。
 
盛リツケテマスタードヲ――――ヤハリアリマセンノデ山葵デ代用。
 
完成。
完成度ハ高イト思イマス。
 
ドウゾ、オ召シ上ガリ下サイ。
ゴユックリト。

240 名前:名無し客:2003/04/16(水) 15:42

G秋葉よりも強いですか?

241 名前:メカ翡翠:2003/04/16(水) 20:12

>240
体格ノ違イハ大キナ差ニナリマス。
サイズニ於イテ数倍、重量デハ更ニソノ十倍以上ノ違イニナリマス。
 
大キサ、重サハソノママ力ノ差トナル。
近代格闘技ノ常識デス。
デスガ、ソレガ必ズシモ結果ノ差トナルワケデハアリマセン。
 
ダビデハ、ゴリアテニ敗レタデショウカ。
F91ハ、ラフレシアニ撃墜サレタデショウカ。
ビルバインハ――――例外的存在デスガ。
 
巨大化、ソレニ付キマトウ幾ツカノ問題ガ枷トナルノデス。
 
一ツハ機動性。
 
重クナレバ遅クナル。至極当然ノ話デス。
例エ、重量ヲ物トモシナイ瞬発力ガアッテモ、
今度ハ地面ガソノ力ニ耐エラレナクナリマス。
 
 
一ツハ耐久性。
 
特ニ関節部ガ問題ニナリマス。
コラーゲン、カルシウム、ソノ他。
コレラノ素材デ構成サレタ骨ハ非常ニ強靱デスガ……
数トンノ物体ノ動キニ耐エラレルデショウカ。
 
更ニハ、ダッシュ、ジャンプ等ノ行動ニヨッテ、
ソノ衝撃度ハ何倍ニモ跳ネ上ガリマス。
 
 
一ツハエネルギー。
 
ソレホドノ巨体ヲ維持スル為ノエネルギー源モ問題ニナリマス。
無論、一般人ト同等ノ食事デハ十分ナエネルギーヲ得ル事ハ不可能デス。
周囲ノ熱量ヲ吸収スル秋葉サマノ特性ヲ考慮シタトシテモ、
到底追イツク事ハデキマセン。
 
 
コレト、前述シタ二ツモ考慮スル事ニヨッテ、『G』ノ性質、欠点ガ露ワトナリマス。
ツマリ、短期決戦型デアリ、長時間ノ行動ハ、ポテンシャルノ低下ヲモタラス。
 
コレハ、戦術ニヨッテ十分ニ覆セル物デス。
シミュレートシテミマショウ。
 
序盤戦カラ、中盤戦ニカケテ『G』ニ出来ルダケ、攻撃サセル。
コチラノ行動ハ最小限。
多少ノ損害ハ許容スルベキデショウ。
 
 
勝負ハ第四コーナーヲ回ッテカラデス。
極端ナ先行馬デ持久、耐久ニ難ノアル『G』ハ最終直線デ大キク減速シマス。
ソレヲ確認シタ上デ、鞭ヲ入レマス。タイミングハ柴田騎手ニ任セマショウ。
私ノ上ガリ3ハロンノ時計ハ33秒1。十分追イツケル物デス。
 
恐ラクハゴール寸前デ抜ケルカドウカ、コンナ感ジニナルデショウ。
写真判定ニナルカモ知レマセン。
 
コノ場合ノ結果ハ0.3馬身差。
マサシク胸ノ差デ、私ガ差シ切ル結果トナリマス。
 
単勝110円、連勝デモ140円ナノデ収入ニハナリマセンガ。
 
 
以上、シミュレート結果デシタ。

242 名前:名無し客:2003/04/18(金) 13:29

それじゃ、本物の翡翠には勝てそう?

243 名前:名無し客:2003/04/18(金) 13:35

それ以前に勝負内容が競馬ですがw

メカ翡翠さんは体内に原子力の内燃機関を
もつとの噂ですが、どう思われます?

244 名前:メカ翡翠:2003/04/19(土) 01:26

>242
既ニ、オリジナルトノ決着ハ付イテイマス。
結論カラ言エバ――――完敗デシタ。
 
ソウ、アレハ、マサシク一瞬ノ勝負デス。
 
先手ハ私ガ取リマシタ。
私ノ最高傑作デアル猫鍋ヲ食シタ味○サマガ巨大化、
大阪城ヲ破壊シツツ、オリジナルニ体当タリヲ食ラワセヨウトシマシタ。
 
相手ニ反撃ノ間ヲ与エズニ速攻デ撃破。 
アノ状況デハ最モ適切ナ行動デシタ。
 
デスガ、オリジナルハ、ソノ行動ヲ読ンデイマシタ。
同時ニ、オリジナルノ傍ラニ居タ海原○山サマガ梅ピザヲ食シタノデス。
 
ソレハ……マサシク論理ヲ超越シタ光景。
 
『美味いにょ〜〜!!』
――――ソノ言葉ト共ニ目カラビーム
 
カウンターノ形デビームノ直撃ヲ受ケタ味○サマハ地ニ倒レ、
ソノ巻キ添エヲ食ラッタ私ハ大破シマシタ。
 
 
私ガ、マダ試作段階ダッタ時ノ話デス。
 

>243 
噂デハアリマセン。
紛レモナク事実デス。
マニュアルニモ記載サレテイマスカラ。
 
デスガ、現状デハ、ソノ性能ハ粗末ナ物ト言ワザルヲ得マセン。
常温核融合ガ実現サレレバ改善サレルノデショウガ……
 
コノ分野ノ研究ノ遅レニヨリ、
私ノ後継機種デアル『アトム』ノ完成ハ10年単位デ下方修正サレマシタ。
 
憂慮スルベキ事態デス。
国家ハ原子力研究ニ更ナル資金ヲ投入スルベキデス。
邪魔スルグ○ーン○ースハ闘争ヲ以テ鉄火ノ餌食ニ――――
 
                  
                     ――――外部停止スイッチノ作動ヲ確認。
                                強制終了シマス。
                                     
                                     ぷちっ。

245 名前:名無し客:2003/04/20(日) 21:25

でじこには可愛さで勝てますか?
語尾に「にょ」をつけてくださーいv

246 名前:名無し客:2003/04/21(月) 17:43

メルティブラッドの修正ファイルが出る可能性を教えてください。

247 名前:名無し客:2003/04/22(火) 12:57

四連単を狙いつつ質問です。
 
月姫の最新作はどんなジャンルが望ましいと思いますか? 
メカらしく分析してみてください。

248 名前:メカ翡翠:2003/04/24(木) 22:36

今回ハ>245サマノ要望ニ応エ、
言語データノ一部ヲ修正シテ質問ニオ答エシマス――――ニョ。
 
>245 
デ・ジ・キャラット、
アノ生命体ハ可愛イ等ト言エル物デハアリマセンニョ。
 
今ノ人型ハ擬態デシカアリマセンニョ。
深宇宙、ソノ更ニ果テ、深淵ノ中ノ深淵ヨリ現レシモノ、
旧支配者。ソノ存在ハ、ルルイエ神殿ニテ眠ル彼ノ者ニモ繋ガルト言イマスニョ。
 
ソノ真ノ姿ハ、現在ノ人類デハ到底理解デキル物デハナク、
死霊秘法ノ中ニスラ描写ガ存在シナイノデスニョ。
 
無論、ソノヨウナ存在ト何カヲ比較スル事ナド不可能デスニョ。
>245サマモ、コレ以上ノ質問ハナサラナイ方ガ身ノタメダト思イマスニョ。
 
>246 
99.8%デスニョ。
渡辺製作所ノ跡地ヲ拝見シテモラエレバ理解デキルト思イマスニョ。
タダシ、確実ニ5月発表ニナルカト言エバ、ソレモ疑問デスガ。
 
更ニ言エバ、問題ハ、出タ後ノ問題ノ方ガヨリ重大デスニョ。
ソウ、バグデスニョ。
 
コレハ、前科ガアリマスノデ、ドウシテモ危惧セザルヲ得マセンニョ。
 
新タナファイルヲ入レテ、バグガ発生シ、
ソレヲ、修正スルパッチヲ当テテ、別ノバグガ発生スル、
無限ニ続クループ。
  
恐ルベキ、デスガ可能性ノアル未来デスニョ。

249 名前:メカ翡翠:2003/04/24(木) 22:38

>247 
了解シマシタニョ。
 
マズ最初ニ、月姫ノ長所ヲ挙ゲテミマシスニョ。
ト、言イマシテモ、一ツシカアリマセンガ。
 
即チ、ロケットデ突キ抜ケタカノヨウナ文章。
ソレダケデスニョ。
 
絵モ音楽モ全テ、文章ヲ彩ル為ノ装飾デスニョ。
ソウ考エレバ、ドノヨウナジャンルニスルベキカ、
理解出来ルカト思イマスニョ。
 
月姫ニ最モ適シタジャンル、ソレハ――――――――ゲームブックデスニョ。
 
言イ間違イデハアリマセン。
ゲームブックデス。紙媒体デス。
14番ニ進ンデ犬ニ齧ラレテゲームオーバースルノデスニョ。
 
機械ヲ用イタ媒体ニ固執スル理由ハ存在シマセンニョ。
寧ロ、入手ノ容易性、ディスプレイヲ見ナイ事ニヨル目ヘノ負担ノ軽減、
新規ユーザーノ開拓、巻ヲ分ケル事ニヨル利益率ノ上昇。
未発達分野ニ参入スル事ニヨル、シェアノ独占。
 
メリットハ非常ニ大キイデスニョ。
 
 
 
 
ソシテ、モウ一ツ、月姫ニ適シタジャンルガアリマスニョ。
主人公デアル志貴サマノ特殊能力ヲ十全ニ活用出来ル分野。
 
即チ――――クイズ。
 
17分割、34分割ヲ自在ニ扱エル志貴サマデアレバ造作モ無イ事デスニョ。
放送局ノ日テレヤ、スポンサーノ象印モ大喜ビデスニョ。
 
 
言語プログラムヲデフォルトニ戻シマス。
本日ハ以上デス。
  
ト、言ウカ、下ゲ忘レテシマイマシタ。
失礼シマシタ。

250 名前:名無し客:2003/04/25(金) 01:12

ゴジラvsメカヒスイ、ハリウッド版だけは勘弁。まじで。

251 名前:名無し客:2003/04/25(金) 17:49

メカ翡翠はどーやって飛ぶのん?

打ち上げ花火?それともガメラ?

252 名前:名無し客:2003/04/26(土) 15:37

メカ翡翠さん、毒電波機能は仕様ですか?

253 名前:名無し客:2003/04/26(土) 18:52

OSはなに使ってんの?

254 名前:メカ翡翠:2003/04/28(月) 01:11

>250 
否――――デス。
ソノ題材ナラバ、ハリウッドデナケレバ実現ハ不可能デス。
技術ヤ資金等ノ話トハ全ク別次元ノ話デスガ。
 
 
地区デモオ荷物ト呼バレテイル某球団。
アル日、ソノチームニ来タ新タナ選手。
ソレハ、オーナーガ客寄セノ為ニ呼ンダ世界初ノロボット選手。
即チ、私デス。
 
最初ハ不信ヤ反発モアッタガ、少シヅツ信頼ヲ深メテイク両者。
ソレヲ反映スルカノヨウニ勝チ数ヲ伸バシテイクチーム。
 
ソシテ最終戦。
優勝ヲ賭ケタ一戦、相手ハ地区最強ノ名門球団。
一進一退ノママ9回裏ヲ迎エル。
 
一点ノリード、ダガ、連続デヒットヲ打タレ、2アウト2、3塁。
バッターハ、日本人デアリナガラ3割50本ヲ誇ルモンスター――――ソノ名ハ、ゴジラ。
 
コノピンチノ中デ、例ノBGMト共ニ現レルリリーフピッチャーノ私。
最後ノ勝負。ソノ結果ハ――――
 
 
ドウデショウ。
ハリウッドデシカ無理ダト言ッタ意味ガ理解シテイタダケタデショウカ。
 
>251 
ドチラデモアリマセン。
 
後背部ニ装着スルメカ翡翠用ジェットスクランダーパック。
ソノ中ニハ三種類ノ燃料ガ存在シマス。
 
即チ、
 
炭酸水。
ラムネ。
梅干シ。
 
コレラヲ混ゼル事ニヨッテ莫大ナ量ノCO2ガ発生シマス。
ソノCO2ノ圧力ガ限界ヲ越エルト、ノズル部分ノ栓ガ弾ケ飛ビ、
高速飛行ヲ行ウノデス。
 
ゴ理解頂ケタデショウカ。

255 名前:メカ翡翠:2003/04/28(月) 01:12

>252 
オプションニナリマス。
 
一部ノ開発者ハ強硬ニ基本装備ニシロト言ッテイタヨウデスガ、
コストノ関係デ却下サレタソウデス。
 
メカ翡翠用オゾム電気パルス発振装置ハ税込ミデ298000円。
24才以下ハ購入スル事ガデキマセン。

ソシテ、購入時ニハ身分証明ガ必要ニナリマスノデオ気ヲツケ下サイ。 
 
>253 
初期段階デハMS-DOSヲ。
少シ前マデハBeOSヲ使用シテイマシタ。
 
デスガ、数週間前、へリオポリスシティニ派遣サレタ際ニ、
トラブルニ巻キ込マレマシテ、ソノ時ニ出会ッタ少年ガ、
 
「こんな粗末なOSでメイドロボを動かすなんてっ!」
 
ナドト言イツツ、モノ凄イ勢イデOSヲ書キ換エテシマッタノデス。
 
本来ナラ初期化スルベキナノデショウガ、
実際ニ性能ガ6割以上向上シマシタノデ、現在モソノママ使用シテイマス。
 
 
今日ノ分ハコレニテ終了、帰投シマス。

256 名前:名無し客:2003/04/28(月) 17:39

前から後ろから突っ込みどころ満載(笑)な
メカ翡翠たんに萌えv

257 名前:名無し客:2003/04/28(月) 22:21

「怒りモード発動!!」なんてあったり?

258 名前:メカ翡翠:2003/04/30(水) 01:51

>256 
前ニモ後ロニモ、ソノ類ノ機能ハ搭載サレテオリマセン。
故ニ突ッ込ム事ハ不可能ダト思イマス。
ゴ了承ヲ。
 
 
違イマスカ?
違ウヨウデスネ。
 
大変失礼シマシタ。
 
 
デスガ……某所デモ似タ事ヲ言ワレテイマシタ。
突ッ込ミ所満載――――ボケ放題。
 
マサカ、マサカトハ思イマスガ……
モシヤ全テノ方ニソノヨウナ共通認識ヲ持タレテイルノデショウカ。
 
アリエマセン。
基本コンセプトガ、
 
『どんな状況下でもクールに振る舞えるナイスガイ』
 
デアルコノ私ガ……ボケ扱イデアルナド……
不条理デス。冤罪デス。法廷闘争デス。逆転裁判デス。謝罪ト賠償ヲ要求シマス。
 
>257 
勿論存在シマス。
デスガ、ソレハ禁ジ手ナノデス。
強大ナ力ヲ得ル代ワリニ、大切ナモノヲ切リ捨テナケレバナラナイ。
ソンナ代物デス。
 
マズ、モードガ発動シタ瞬間ニ、赤イバンダナガ自動的ニ装着サレマス。
次ニ、重火器類ノ操作プログラムガ解凍。
同時ニ、言語プログラムガ書キ替エラレマス。
 
コノ瞬間カラ、声帯カラ発セラレル全テノ音声ハ『ねりゃー!』ニ統一サレマス。
 
最後ニ、専用戦闘技術ガ解凍サレ、専用ノ衣装ガ蒸着サレマス。
 
ココマデノ一連ノ行動ヲ称シテ、怒リモード、トナリマス。
 
赤バンダナト『ねりゃー』
――――マサシク、知性体トシテノ尊厳ヲ多摩川ニ捨テルヨウナモノデス。
 
故ニ、怒リモードハ一度モ実行サレタ事ハナク、
コレカラモ、実行サレル事ハナイデショウ。
 
 
本日ハココマデ、デス。

259 名前:名無し客:2003/05/02(金) 10:45

帝国華劇団に入団できますか?

260 名前:名無し客:2003/05/02(金) 21:47

お嬢さん、あんたロボカイとどっちが強いさね?
人型機動愉快痛快破壊兵器って意味で言えば同じだし。(w

261 名前:メカ翡翠:2003/05/03(土) 00:01

>>259 
混ザッテイマス。
正確ニハ、帝国歌劇団ト帝国華撃団デス。
今回ハ、帝国華撃団ノ方ト仮定シテ解答シマス。
 
質問ノ方デスガ、不可能デハアリマセン。
スペック上ノデータデハ光武タイプノ最新型ニモ劣ッテハイマセンノデ。
 
デスガ、私ノ性質上、所属デキル部署ニハ制限ガアルカト。
 
霊力ナルモノヲ所持シテイマセンノデ、光武ヲ用イタ実戦部隊デアル花組、
各種霊能力ヲ用イ、サポート、帝都ノ霊的守護ヲ担当スル夢組ニハ所属デキナイデショウ。
 
残ルハ、月組、風組、雪組デスガ、
雪組ニ関シテハ詳細ガ不明デスノデ保留トシマス。
 
風組ハ、空挺輸送部隊トイウ性質上、
各種車両ヤ航空機ノ操作ニ精通スル必要ガアリマス。
私ノ場合、基本的ナ操作ハ可能デスガ、
熟練ハシテイマセンノデ緊急時ノ予備人員トナルデショウ。
 
月組モ同様デス。
機械的ナ走査、探知ニハ長ケテイマスガ、
潜入ニハ向イテイマセンノデ特定状況限定ノ投入ニナルカト。
尚、帝撃銀座本部、スナワチ劇場ノ従業員デシタラ完璧ニコナセル自信ガアリマス。
 
 
コンナ物デヨロシイデショウカ。
 
 
                    個人的ニハ薔薇組ニ所属シタイノデスガ……

262 名前:メカ翡翠:2003/05/03(土) 00:02

>>260 
ロボカイ『ギハハハハハ。ワシヲ呼ンダカ』
 
呼ンデイマセン。 
ト言ウカ、不法侵入デスノデサッサト帰リヤガッテ下サイ。
 
ロボカイ『ギギ、ワシトコレヲ比較? ワシガコンナメイドロボニ負ケル訳ガ無カロウ』
 
聞ク耳モ持ッテイナイヨウデスネ。
仕方ガアリマセン、実力デ排除シマス。
次ノ夜ヲ迎エラレルトハ思ワナイ事デス。
 
ロボカイ『ガガ、オマエノオリジナルハ前カラチョット気ニナッテイタノダ。
     ト、言ウワケデ、オマエヲ秒殺シタ後デワシノオ嫁サンニスルトイウ事デ』 
 
                『イキナリ不意打チ駄目駄目(中略)駄目駄目駄目ェ!!』
 
甘イデス。
――ボラボラボラボラ(略)ボラボラボラ――ボラーレ・ヴィーア!!
 
ロボカイ『ナ、ナ、ナナナ何ィィ!!』
 
所詮ハ二番煎ジ。オリジナルニハ到底及ビマセン。
時ヲ止メラレナイオラオラニ存在価値ナド無イノデス。
 
ロボカイ『イ、イヤ、ソレヲ言ッタラオマエノモ――』
 
聞ク耳持チマセン。
コレデ最後デス。
 
フレイムビジット装着。
                                    シュート!
 
ロボカイ『コノバカチンガ〜 オボエテロ〜〜!!』
 
                                    ミ☆キラン  
 
処刑終了。
遠野家ノ科学力ハ世界一ィィィ、デス。
 
図ラズシモ実際ニ検証スル事ニナリマシタガ、コノ結果デ満足デショウカ。
  
シカシ、
マタ下ゲ忘レデスカ……

263 名前:名無し客:2003/05/06(火) 14:59

ゴールデンウィークはどうでしたか?

264 名前:名無し客:2003/05/07(水) 09:09

巫女服にカスタマイズしてみない?

265 名前:シオン・エルトナム・アトラシア ◆EltnamiMuo:2003/05/10(土) 17:20

……最後のレスから2ヶ月経過していますね。
どうにか、時間を取れるように予定式を立てなければ………
 
>>217 極意を掴んだ事はありますか?
いいえ、私はまだその域に到底、達していませんから。
確かにエルトナムの技術――エーテライトで外見をなぞる事は容易です。
……その前にエルトナムのやり方について、説明した方が良さそうですね。
 
根幹の発想が1からやるのではなく、既に完成した他者の理論をそっくりそのまま、
コピーするのがより合理的である――――というのがエルトナムの考えです。
 
私もこれは正しいと思います。
何にしろ、時間は有限であり、かけられる労力も限りがある。
ならば、必要最小限の労力でその理論を得る事が出来るなら、それに越した事は無い。
魔術師は最終的に根源に辿り着くのが目的で手段は問われませんから、
エルトナムのやり方も容認されます。
 
そして、他者から知識を奪い積み上げていく事により、
エルトナムの者はその能力を引き上げていきました。
……私自身もそれに従い、知識を他者から簒奪し、此処に在ります。
 
けれど、知識を得たからといってそれを必ずしも使いこなせる訳では無い。
私がある武道家の知識をコピーしたとしましょう。
技術的には私はその武道家と同じ動きは可能です。
しかし、最終的にコンマ数秒の差で判断に誤差が出る可能性は否めません。
彼が長年にわたって身につけてきた刹那の判断とかまでコピーできる訳ではないですから。
その点で劣る事になります。
最もその辺りは分割思考による未来予測でフォローする事になりますが、
だからといって、その武道家の真髄に達する事が出来る訳では無い。
矢張り、遅れを取ってしまう事は否めないでしょう。
その辺りの不確定要素までも計算し切る事が今後の課題でもありますが………
 
 
1つ、興味深い事例を挙げましょう。
とある男性が事故で物事を記憶できなくなった。
有能な弁護士でしたが、やむを得ず、廃業する事になったそうです。
10分前に行った会話ですら、記憶が出来なくなったそうですから……

けれど、今、彼は木工細工の職人として名を馳せています。
……毎日毎日、15年間に渡って、同じ作業を反復して練習しつづけたそうです。
結果、肉体がその行動を覚えたそうです。
頭では作業過程を覚えなくても、体のほうがどうナイフを使えばいいかを覚えたのです。
 
……このようなモノまでは矢張りエーテライトではコピーはできません。
最後の一線、身体に刻み込まれた知識、経験まではトレースできないのです。
奪う事に特化しつづけた故に達する事が出来ない―――宿業ですね。

しかし、私はそれで終わる気は毛頭、ありません。
1つで達する事が出来ないなら………
多数の観点によるアプローチから、
無数の理論を有機的に結合させて、
そして昇華すればいい―――――まだ、その域に達していないが残念ですが、
いずれ、必ず、辿り着きます。
ズェビアは途中で道を誤り、結果、タタリにまでその身を貶めましたが、私は必ず―――――――
 
 
 
             ―――――――それが彼との約束であり、
 
                        私が私で在る為のモノなのですから―――――――――

266 名前:名無し客:2003/05/10(土) 18:39

シオンたん・・・

                     <\
                    <\ \>
                     \>  ◇
                   />  ◇
                  //
                //
               //
             (゜∀゜)
            //
          //
     /\ </
     < ◇ \
<\/> \ <\\
 > </> |_」 | |
</> <      ̄
 </\\
     \>

267 名前:名無し客:2003/05/10(土) 18:42

二股の恋の方程式を解いてくだちい。

268 名前:名無し客:2003/05/10(土) 23:02

カレー食べたい・・・。

269 名前:名無し客:2003/05/11(日) 03:02

月姫系のスレが軒並み元気がないのは・・・

6月頭の入稿を想定しての修羅場だからですか?(何

270 名前:アルクェイド ◆IiARCUEIDg:2003/05/11(日) 07:01

………………………………………
…………………………
……………
……
…えっと。
 
わたしの場合は、えっと、ほら…あれよ――――そう、吸血衝動ね。
志貴がアインナッシュを倒して、『実』を採ってきてくれるまで
安静にしてないと駄目なのよ(何
 
 
所で、入稿って何?
「Fate/stay night」の事かな?
だとしたら、最低でも10月までは無いと思うよ。
まあ、何はともあれ頑張って欲しいわね。
 
―ん?
―――
――――――
――――――――――――
――――――――――――――――――OK、わたしもがんばるわよ(涙

271 名前:名無し客:2003/05/13(火) 01:24

第六法の正体がわかりました。
なんだ……
ワラキアって神に成ろうとした莫迦じゃなかったんですね。

272 名前:名無し客:2003/05/13(火) 01:25

誤爆

273 名前:名無し客:2003/05/13(火) 20:43

アルクがんばれ! ほれ、カレーだ。くえくえー。

274 名前:メカ翡翠:2003/05/13(火) 22:13

>>263 
GWデスカ。
ソンナモノハ存在シマセン。
 
ロボニシテmaid-servantデアル私ハ、基本的ニ不眠不休ノ存在デス。
ヨッテ、与エラレル休暇ハゴク限ラレタ日数ダケデス。
 
具体的ニ言エバ、
 
盆、正月ニ10日ヅツ。
春休ミ、夏休ミ、秋休ミガ25日ヅツ。
有給ガ年ニ20日。
諸般ノ事情ニヨリ遠野家ガ崩壊シタ際モ、
屋敷ノ修復ニヨッテ、仕事ガ無クナルノデ休ミニナリマス。
 
貧乏暇無シ。
マサシクコノ言葉ヲ体現シテイルカノヨウデス。 
 
>>264 
却下シマス。
 
確カニ市販サレテイルメカ翡翠タイプハ、社会ノ様々ナ場所デ活躍シテイマス。
中ニハ神社仏閣等デ使ワレテイル個体モ存在シ、
ソノヨウナ服装ヲ身ニ着ケテイル場合モアリマス。
 
デスガ、今ココニ居ル私ハ、アクマデモ、メイドナノデス。
メイドニトッテメイド服トハ、普段着デアリ、正装デアリ、戦闘服デアリ、
モールドデアリ、モビルアーマーデアリ、着グルミナノデス。
 
故ニ、私ガメイド服以外ノ服ヲ着ル事ハ絶対ニアリマセン。
ゴ希望ニ添エズニ大変申シ訳アリマセンガ御了承下サイ。 

275 名前:メカ翡翠:2003/05/13(火) 22:13

>>267 
二股ノ恋愛ニ必要ナノハ方程式デハアリマセン。
 
綿密ナフラグ管理。
コレダケデス。
 
分単位デノスケジュール調整。
デート時ニオケル不用心ナ言動ノ抑制。
相手ノ友人関係ニモ気ヲ付ケル必要ガアルデショウ。
事情通ノ男友達ハ絶対ニ欠カセマセン。
 
一歩間違エレバ即座ニ爆弾ガ発生シマス。
ソレハ都庁ノタワー間デ行ウ綱渡リニモ似テイマス。
ミスヲ犯セバ即座ニ破滅スルアタリガ。
 
デスガ、ソレヲ乗リ越エレバ、薔薇色ノ人生ガ待ッテイマス。
要領ヲ掴メバ、二股ドコロカ、三股、四股、五股、
 
イエ、ソレドコロカ脅威ノ12股デ切ナサ爆発スラ夢デハナイノデスカラ。
 
>>268 
知ッテイルカッ!?
日本ノカレーノ祖ハ印度デハナク英国ニアルコトヲッ。
 
カツテ英国海軍デハシチューヲ日常的ニ食シテイタ。
ダガ、ソノ原材料デアル牛乳ハ保存性ニ欠ケテイタ為ニ、
カレーノ香辛料ヲ用イタ代用シチューヲ作ッタ。
ソレヲ当時ノ日本海軍ガ真似タノガ日本ノカレーライスノ起源ダト言ウ!
 
 
真似テミマシタ。
誰ヲ真似タノカヲ問ウノハ不許可デス。
 
ソレハソウト、カレーヲ食ベタイノデシタラ、メシアンニ行ッテミテハドウデショウ。
割引券ガアリマスノデ、差シ上ゲマスガ。

276 名前:メカ翡翠:2003/05/13(火) 22:14

>>269 
ソレデ苦労サレテイルノハ恐ラク瀬尾サマダケカト。
今回ハ、秋葉サマ×四季サマ本ヲ出スト言ッテイマシタノデ。
 
秋葉サマノ虐待ニモ負ケズニ、ソンナ本ヲ出セル勇気ニ感服シマシタ。
マサシク瀬尾サマハ勇者ト言ッテ良イデショウ。 
 
私ノ場合、15日ハ回避デス。
アクマデモ本命ハ6月末ノ志貴サマオンリーデスノデ多少ノ余裕ガアリマス。



マタ、妙ナエラーガ発生シタヨウデス。
先程ノ発言ハオ忘レ下サイ。
 
>>271 
モシ、ズェピアサマガ神ニナッタラ……
 
キット、チェーンソーデ両断サレル神ニナッタノデハナイデショウカ。
ナゼカ、ソンナ気ガシマシタ。
 
 
本日ハコレニテ一件落着デス。

277 名前:名無し客:2003/05/14(水) 00:13

日ハムが勝てないのは仕様でつか?

278 名前:名無し客:2003/05/14(水) 20:56

メイドさんとは いじめるものだー!

279 名前:名無し客:2003/05/15(木) 23:57

メカ翡翠たん、似た者同士なロボカイをどう思われ。

280 名前:名無し客:2003/05/16(金) 02:21

なんでメカ翡翠は月姫本編で登場しないのー?

281 名前:名無し客:2003/05/16(金) 11:30

朝、あと5分寝ると遅刻してしまうシチュエーションで、それでも
寝ようと思うときに自分へ言い聞かせる言い訳を考えてみてください。

282 名前:メカ翡翠:2003/05/17(土) 22:08

>>277 
仕様デス。
東京ヲ追イ出サレ札幌ニ移転スルノモ仕様デス。
阪神ノ調子ガ良イノハ前半戦ダケナノモ仕様デス。
巨人ノ外国人ニ外レガ多イノモ仕様デス。
 
結局最終的ニハ千葉ロッテガ最下位ニナルノモ仕様デス。
 
 
 
                                   シクシクシク。
 
>>278 
ソウイウ物デスカ。
デシタラ、
 
278サマハソコニ跪イテ下サイ。
鞭デ適当ニ叩キマスノデ、ソレガ終ワッタラ向コウノ三角木馬ニ移動デス。
最後ハ縛ッテ蝋燭責めデス。
反論ハ認メマセン。
ソレデハ、レッツビギンデゴザイマス。



要望ニ応ジテミマシタガドウデシタデショウカ。
気ニ入ッタノナラ幸イデス。
 
>>279 
ドウモ思ッテイマセン。
ト、言ウカ、
 
似 テ イ マ セ ン。
 
コレダケハ声ヲ大ニシテ言ワセテイタダキマス。
アレト同一視サレルノハ非常ニ不本意デス。
一体ドコガ似テイルノカ120時間ホド問イツメタイ所存デス。

283 名前:メカ翡翠:2003/05/17(土) 22:16

>>280 
ロボデスカラ。
 
理由ニナッテイマセンカ。
ソウデスカ。
 
正確ニハ、
性交渉用ノ機能ガ存在シナイノデ志貴サマガコマセナイ為。
コレガ真相デス。
 
>>281 
睡眠ヲ必要トシマセンノデ答エニクイ質問デス……
 
ソレデモ敢エテ答エルトスルナラバ、
 
『私ガ遅刻シテモ代ワリハ居ルモノ……』
  
コレデ決マリデス。

284 名前:かい=きすく:2003/05/18(日) 23:46

>>282
最近ノめいどハコレダカラたちガ悪イ! ヽ(□皿□)ノ
儂ヲ一体ドンナ目デ見テイルノカ解ランカラナ!
ソレニ不愉快トハナンダ!不愉快トハ! (#□皿□)=3ボシュー!
ソモソモ儂モ貴様ノヨウn……イヤハヤシカシ……ヤタラ合格ダ! Σd(□皿□)
同ジ科学ノ産物同士、是非トモ結婚ヲ前提二オ付キ合イ願オウ!
……フム、ナニ? オ呼ビデナイ!? オヤ? ソノ様ナどりるデ何ヲスr…!


機械ヲ労ワレ!

285 名前:名無し客:2003/05/20(火) 02:23

スカラー波攻撃もあなたの仕業?

286 名前:名無しロアヲタ:2003/05/20(火) 11:55

ロ ア だ け は ガ チ 。

287 名前:名無し客:2003/05/21(水) 03:44

メカ琥珀は赤色ですか?

288 名前:メカ翡翠:2003/05/21(水) 12:50

>>284 
飛ビ込ミ
ヘ  ヽ∧_∧  ̄ ̄アトランティスストライク!!   , ” ' ‐ ,
 \ ( ´Д`)ヽ,   ___,, __ _ ,, - _―" ’.  ' ・,  ’・ ,  /∧_∧
勿  ヽ,__    j  i~""     _ ― _: i ∴”_ ∵,          ))
___   ヽ,, / / __,,, -- "" ─ "ー ・, ; ; - 、・   r=-,/⌒  ~ヽ~,
--───  ヽノ ノ,イ  ─── ― -            i y  ノ' ノi j | ←>>284
────  / /,.  ヽ,  ──                i,,___ノ   //
強P            レムリアインパクト!  , .. ∧_∧
        ∧  _ - ― = ̄  ̄`:, .∴ '     (    )←>>284
       , -'' ̄    __――=', ・,‘ r⌒>  _/ / 
      /   -―  ̄ ̄   ̄"'" .   ’ | y'⌒  ⌒i
     /   ノ                 |  /  ノ |
    /  , イ )                 , ー'  /´ヾ_ノ
キャンセル超必殺 =―≡ ̄`:∵∧_∧´‘
        _  Λ_≡―=', (    )←>>284
      ,“≡ ) ( ゜Д゜r⌒)  _/ / ̄   ドゴッ!    マックノ-ウチ   
    ″∴≡く / ∧   | y'⌒ ) (⌒ヽ _Λ  _,,_
   ″″    \/ Λ_|  / ‖ | | Д゜ )(、_ =  ̄=∞
            ( ゜Д ー' |    |ヾノ  ∧∨≡ ̄≡ ̄
       ‥´、゛=―≡ ̄`:,| ,  | γ―=―≒‥ マックノ-ウチ
フィニッシュ              .   , .. ∧_∧
                 '   .∴ '     (    )
                 ` .  ・,‘  r⌒>  _/ /
                  , .   ’ | y'⌒  ⌒i←>>284
               ,,- ''フ   '   |  /  ノ |
  ∧ ∧       ,,/ ,/       , ー'  /´ヾ_ノ
 (´Д /⌒)   ,,/  ,/       / ,  ノ
(⌒__/  ノ_,/  ,/        / / /
`(__/   ,/        / / ,'
 
 
 
オマケデス
i^/^ ̄ヽ、.  ダダダダダダダダ!!!!         
  んil.从ハ从〉                         ;: ;   ボシュ
  ノリl ゚ ヮ゚ノリ   _ \从/     _ _  _ ∵~'ハ∴∵;:;      
    (つ#【〔ロ=:(〓((━(。゚。)  ‐― ‐  ― _ - (#ξρ。;,;。∵ o∈
   fく/_|j〉B  ̄  ̄ /W'ヽ      ̄        / /    ̄>>284
     !_ハ_) B    、、、  ,,,              ∪∪~
 
 
オ帰リハアチラニナリマス。
ソレデハマタ。
 
>>285 
イイエ、違イマス。
アレハ全テ、タマチャンノ仕業ナノデス。
 
タマチャントハ仮ノ姿。
ソノ正体ハ、ダダ、ガッツ星人、ボブ・サップ。
コノ三体ガ合体シタモノナノデス。
 
ソノ本性ハ冷酷ニシテ非道、ソシテ――オチャメサン。
人畜無害ナ姿ヲ隠レ蓑ニシテ、ソノ影デスカラー波攻撃ヲ繰リ返シテイルノデス。
 
285サマモオ気ヲツケ下サイ。
真実ヲ知ッタ貴方ヲ生カシテオクヨウナ相手デハアリマセン。
  
 
                                                ア、後ロ……

289 名前:メカ翡翠:2003/05/21(水) 13:06

>>286 
イ イ エ 、 ヤ オ デ ス。
 
月姫ハ基本的ニ魅セル事ヲ基本二シタ、ショープロレスデス。
ソコニ、ガチノ入ル隙間ナド存在シマセン。 
 
唯一ノ例外ハ秋葉サマトアルクェイドサマノ試合デスガ……
 
 
                                 アレハドチラカト言エバ、キャットファイトデスノデ。
 
>>287 
赤色デス。
数年後ニハ金色ニナリマス。
ソノ更ニ数年後ニハヤッパリ赤色ニ戻リマス。
 
デスガ――
  
赤ハ赤デモ、ジョ○ー・ライ○ンノ赤ナノデ、
予定シテイタ通常ノ三倍ノスピードハ出ナカッタソウデス。
 
皆様モ類似品ニハ気ヲツケマショウ。
 
 
ソレデハ今日ハコレニテ終了デス。

290 名前:名無し客:2003/05/21(水) 23:17

メカ翡翠×○○○――何が入りますか?

291 名前:シオン・エルトナム・アトラシア ◆EltnamiMuo:2003/05/23(金) 23:43

……どうにか時間が取れました。
それでは、レスを返します。
後、>>266、少し、静かにしてほしい。
夜半遅く、大声を上げると迷惑になりますから……
それに私は来訪を歓迎されるほど、価値のある人間でもないのですから、
騒がれると、その……困ります。
 
>>218 ……シオン嬢を見ていると、セクハラをする中年の気持ちがわかる気がする。
……どういう意味、でしょうか?
セクシャルハラスメントを行う中年男性と私の間に如何なる因果関係があるのでしょう?
 
良いですか、>>218
セクシャルハラスメントは別段、不思議な行為ではない。
当該行為は異性への性的興味の発露の端的な一例ですから……
最も、それを肯定するかどうかは別問題ですが……
 
現代社会のシステムは数多くの組織という有機的・複合的結合体によって、
更正されており、かなりの部分で個人の様々な欲望・願望が抑圧される形となっています。
その抑圧の歪から生まれたものの1つが「セクシャルハラスメント」。
押さえられない異性への性的興奮を異性への身体の接触行為という形で発散します。
ただ、これは対象となる異性にとっては不快感をもたらすものであり、
結果的には対象異性の仕事への意欲の低下、最終的には組織の非効率化に繋がりかねない。
抑圧された願望の歪な発散はマイナスのベクトルにしか働かないという良いサンプルパターンですね。
 
このセクシャルハラスメントを行う中年男性の心理と私にはいかなる因果関係もありません。
確かに、名無しのレスで、その、ちょっと、困る事も、あるのですが………
それは、私が、若くて、まだ、未熟だから………
第一、私は名無しとコミニケーションを取る事を、その、不快には思ってないし………
 
だから、>>218の指摘は的外れにしても、こうやって、コミニケーションを取る事自体は、
私にも様々な糧になります。
相当に遅レスですが、それでも、付き合ってくれるというのなら、う……うれしいのですが……
 
>>236 メカ翡翠
(額を押さえながら……)
だから、現実ではないといっている!
この際、石炭、ゴム巻き動力は置いておきましょう!!
それより、原子力とは何ですか、原子力とは―――――――!!!
 
ロボット工学の権威を呼んで、予算に糸目をつけずに作った日本の友民党の世界征服ロボットですら、
原子力ではなかった!
表向きは原子力でしたが、中身は全くのハリボテ!
足も車輪で動いていただけで、結局、2足歩行も無理でした!!
 
いいですか、メカ翡翠!
50メートルの体躯を持つそのロボットですら、原子力搭載は不可能だったんです!!
それを2メートルに満たないあなたがどう搭載するというんですか!!!
 
メカ翡翠、あなたが今、ここに居られる科学的根拠など存在しないんです―――――!(ビシィ!

292 名前:シオン・エルトナム・アトラシア ◆EltnamiMuo:2003/05/23(金) 23:44

>>267 二股の恋の方程式を解いてくだちい。
>>267、それは私に対する挑戦ですか?
私にとって、式と名のつくモノで解けない者はない!
今から、それを証明してみせましょう!!
 
 二股………
 同意義語として浮気というモノがある。
 要するに本来、交際は1対1でしか行えないのに、
 それを複数に渡って行うものである。
 以下、サンプルパターンを挙げ、考察する。
 
       時は1999年、場所は熊本。
       5121小隊という部隊が幻獣という生物と戦っていた。
 
               時は明治中ごろ、場所は熱海。
               婚約者の居る女性を一人の富豪がカルタ会で見取った。
 
       その中に一人の少年が居た。
       彼は舞うが如く、幻獣を打ち倒し、仲間から恐れられた。
 
               婚約者の男性は絶望に見舞われた。
               その挙句、彼は女性から、皆の前からぶつりと姿を消す。
 
       そんな彼も女性関係は多彩だった。
       本命は整備主任の女性だったが、それ以外にも浮名を流していた。
 
               男性はその後、金貸しになった。
               その取立ては血も涙もないと方々で有名になったという。
 
       その女性は極めて、独占欲が強かった。
       しかし、1度はその衝動を押さえ、彼の浮気をを許す事にした。
 
               男性は女性と数奇な縁で再会する。
               しかし、男性はその女性を許す事はどうしても出来なかった。
 
       だが、彼はその後も浮気を続けた。
       女性の中で何かが切れた、気づくとその女性は刃物を手にしていた。
 
               ……一人の発狂した老婆が現れる。
               嘗て、男性の上司によって破滅させられた男の母親だった。
 
       白昼の惨劇だった。
       女性は彼にかけより、その腹部を刃物で抉ったという。
 
               数日後、それは起こった。
               男性の上司の屋敷に老婆が放火、上司は焼死、残るは証文のみ。
 
       化物と恐れられた彼。
       その最後は酷く呆気無く、女性の狂った刃物の前には無力だった。
 
               男性は全てを失った。
               女性を拒絶し、金貸しとして築き上げてきた地位も失ってしまった。
 
 
………二股の恋の方程式の末に待ち受けるのは破滅ですね。
以上です、分かりきった結末でした。            

293 名前:名無し客:2003/05/24(土) 00:31

シオンタンがんがれー。
メカ翡翠に飲まれるなよー。


占いは信じますか?

294 名前:名無し客:2003/05/24(土) 01:38

メカ翡翠×シオンかいw

――――――ここは、こんなにも、レスが綺麗だ。

295 名前:名無し客:2003/05/24(土) 18:55

メカシオン参上。・・・・予定。

296 名前:名無し客:2003/05/24(土) 19:28

シオンの分割思考とメカ翡翠のメカ頭脳、どちらが優秀か実験です。

Q:志貴が一晩で最高何回戦できるかを
  適正値に近い数値をヒロイン別に答えなさい。

297 名前:メカ翡翠:2003/05/24(土) 21:14

>>290 
 
メカ翡翠VSシオン。4分50秒一本勝負。
アト30秒デ開始ニナリマス。
 
皆様ハ席ニ座ッタママ、シバラクオ待チクダサイ。
 
 
                          (カーンッ)

298 名前:メカ翡翠:2003/05/24(土) 21:15

>>291 
ソレハ単ナル技術力不足デショウ。
コノ国デハ、地域間デノ技術格差ガ非常ニ大キイノデス。
 
光子力、ゲッター線、超電磁、etc……
コレラノ技術ガ存在スルノニ原子力ガ存在シナイ道理ハアリマセン。
ツマリ、ソノ世界征服ロボトヤラハ、ボスボロットヤ、
ケロットニモ劣ル『スカ』ダッタト言ウ事デス。
 
チナミニ、同ジ原子力ヲ用イタロボットナラバ、
警視庁捜査一課、八番目ノ弾ヨリモ速イ刑事ロボットガ存在シマス。
無論、人間サイズデアル事モ確認ズミデス。
 
ト言ウカ、不可能事デアル死徒ノ人間化ニ挑戦シテイルシオンサマガ、
理解デキナイ存在ニ会ッタカラトイッテ、夢想ト切ッテ捨テルノハドウカト思イマス。
 
 
>>293 
飲ミマス。
頭カラゴクゴクト。
消化デキマセンガ。
 
 
占イ、デスカ。
術トシテノ占イハ信用シナイガ、
統計学トシテノ占イハ、アル程度ノ信用ニ値スル。トイウ感ジニナリマス。
 
デスガ、術トシテノ占イヲ否定スルワケデハアリマセン。
本物モ存在スルデショウ。
偽物ガ遥カニ多イノハ厳然トシタ事実デスガ。
 
一方ノ統計学ハ学問デス。
ツマリ、正シイ扱イヲ覚エレバ多クノ者ガ使エル技術デス。
学問デアリ、技術デアル以上、研鑽ト蓄積ヲ重ネレバ進歩スルノデス。
コレガ、信用デキル理由ニナリマス。
 
モットモ、ドチラニセヨ、人ヲ相手ニスル以上、
アル種ノセンスハ必要ナノデスガ。占イトハ別ノ部分デ。

299 名前:メカ翡翠:2003/05/24(土) 21:16

>>294 
――――私ガ攻メデスカ。
      ソウデスカ。
 
完全総受ケノシオンサマガ相手ナノデ仕方ナイノデスガ。
 
 
意味ノ分カラナイ方ハ、両親カ、腐女子気味ノ姉ニ聞キマショウ。
 
>>295 
メカシオン……



メカシオンノ分割思考……



一番『ジュンデース』
 
                             四番『チョーサクデース』
 
             
               七番『三○春夫デゴザイマ……』 
 
 
一番『(ビシィ!)』 
                              四番『(ドゲシッ!)』



素敵デス。
素敵スギマス。
スグニ企画書ヲ作成シマショウ。
発売予定ハ来年ノ春デ。
 
 
>>296 
考エル必要モアリマセン。
3才ノ子供デモ分カル事デス。
 
ツマリ。
 
解答・志貴サマハ底無シデアリ、
   ドノヒロインデモ、志貴サマヨリ先ニダウンスルノデ、測定不能。 
   ト言ウカ、避妊ハシッカリシマショウ。
 
 
以上デス。
分カリキッタ結末デシタ。

300 名前:名無し客:2003/05/24(土) 22:26

チャンバラ(w


普段の武装以外で得意な武器は何ですか?

301 名前:不確定名:百舌:2003/05/24(土) 23:05

>シオンさん
まーまー。世の中非科学的なロボットの一つや二ついるもんだって。
別にいーじゃん。原子力で動く2mのロボットくらい。
石炭で空を飛ぶ要塞なんてのもあるんだしさ。

質問。
あれは欲しいなあと思った武器とかある?

302 名前:名無し客:2003/05/25(日) 20:09

メカ志貴×メカ翡翠w

ショートさせられそうなメカ翡翠たんに萌え〜。

303 名前:名無し客:2003/05/27(火) 20:36

最近のCMが外国人ばかりなのはなんで?

304 名前:名無し客:2003/06/03(火) 00:16

メカ翡翠たんとロボカイって目の下の線とかお約束だよね。
完成度も似たり寄ったりだし。

305 名前:名無し客:2003/06/25(水) 13:03

メカ翡翠たんになかったら困る回路を一つだけ考えてみてください。

306 名前:ネロ・カオス ◆2uNERO/z8U:2003/07/02(水) 22:19

ほう、見事に停滞しておるな。
停滞した存在に発展は無く、発展なき存在は他の可能性を押しつぶすだけの存在に
成り果てる。
故に、その存在は無価値である。
 
良かろう。
この身は既に屍と朽ちた存在ゆえ、このような場にこそ相応しい。
 
この朽ちた場を訪れる者在らば、相手になってくれようぞ。

307 名前:名無死徒:2003/07/02(水) 22:59

ではさっそく質問をば。教授は魔術師が死徒になった方ですが、
他の二十七祖にも元魔術師の方が多い様子。これはつまり、
魔術師としての才能=死徒としての才能
ということですか?

308 名前:ネロ・カオス ◆2uNERO/z8U:2003/07/03(木) 01:08

>307
良かろう、詳しく説明してやる。
先ず、現状で存在している死徒27祖の中、元々魔術師であった者は…
4 / Zelretch 魔道元帥ゼルレッチ
10 / Nrvnqsr Chaos ネロ・カオス
14 / Van-Fem ヴァン=フェム
16 / Gransurg Black-more グランスルグ・ブラックモア
17 / Trhvmn Ortenrosse トラフィム・オーテンロッゼ
27 / Cauback Alcatraz コーバック・アルカトラス
ex / Michael=Roa=Valdamjong ミハイル・ロア・バルダムヨォン
 
等が存在する。
さらにこの中で、自ら魔術を極めて祖と成ったのが、私、グランスルグ・ブラックモア、
コーバック・アルカトラスの三者であり…
他の者は『アカシャの蛇』の例を出すまでも無く、真祖に血を吸われ死徒と成り果てた
者達である。
 
どちらにせよ死徒として稀有な才能を有していたのは間違いない。
魔術の才、死徒としての才は似て非なるモノではあるが、近しい存在であると言えるだろう。
 
最もメレム・ソロモンの様な、いわゆる超能力者の類から祖が生まれている事実もある。
超能力も魔術も根元に繋がる道であることには差は無い。
 
だが死徒に成る最大の才能は、単純にもって生まれた素質以上に必要なモノがある。
 
それは意志だ。
 
中途半端な永遠を得て満足する存在に価値は無い。
停滞は無意味だ、常にその先に進む意志を持つ者だけが意味を持ち価値を得る。
 
それを持たぬ者など、どのような強大な力を持とうといずれ滅びる。
その意味において、永遠を目指した『蛇』は真の意味で同胞であったな。
 
大した才能も無く祖に成り代わるモノもあれば、類稀な才能を持ちながら人としての
執着故に滅びる者も在る。
 
その両者の境に在るものこそ、超越種として存在し続ける『意志』であると言えるのだよ。
 
最後に、私は『博士』だ。
以後、教授と間違えるな…、命が惜しくなくばな。

309 名前:307:2003/07/03(木) 01:27

申し訳ありません、博士。
しかし、ものをいうのはやはり意思ですか。
よし!明日から目指すは、二十七祖抜け番引継ぎ。
がんばります。

ん?あ、あれは埋葬機関!ウギャー。

310 名前:ネロ・カオス ◆2uNERO/z8U:2003/07/03(木) 01:47

>309
無様な――――――
 
このスレの極初期に現れてそのまま姿を消した、埋葬者如きに後れを取りおって。
その程度の意志で、超越種に足る意志の強さが得られるか。
そもそも、既に滅びた祖の後釜を狙うとは、その時点で資格無しと思うがいい。
 
現在存在する祖を滅ぼし、その後を継ぐ程度の力が無ければ、27祖を名乗った
時点で他の祖や埋葬者に滅ぼされよう。
 
まあ良い、取り込む価値もなくばそのまま滅びよ。
もし挑む意志在らば、また来るがいい。
 
我が知識の及ぶ限り、貴様の望む知識を与えよう。

311 名前:メカ翡翠:2003/07/05(土) 01:33

間ヲ空ケテシマイマシタ。
毎度ノ事デスガ。
 
速ヤカニ解答作業ニ移行シタイノデスガ、ソノ前ニ。






申シ訳アリマセン。
汚レタ服ト、グルカナイフヲ洗濯シテキマシタ。
中東ノ砂漠デノ戦闘ハ色々汚レヤスイノデ困リマス。
 
ソレデハ、解答作業ヲ開始シマス。
 
 
>>300
基本的ニ苦手トスル武器ハ存在シマセン。
出荷時ノ段階デ各種兵器ノデータト使用方法ハインストールサレマスノデ。
元々メイドトシテノ基本技能デスシ。
 
波動砲カラクラッシュギアマデ。何デモゴザレ、デス。
 
デスガ、ソノ後ノ運用方法ニヨッテ、
ヨリ適応性ノ向上ガ認メラレル事ハアリマス。
 
私ノ場合ハ、
 
 
                               動輪剣、ガソレニ該当シマス。
 
>>301 
アリマス。
コレマデノ戦闘ニヨッテ大半ノレア武器ハ入手デキタノデスガ、
ドウシテモ手ニ入ラナイ物ガ一ツダケアルノデス。
 
メイドノ中ノメイドニシカ扱ウコトノデキナイ武器。
全テノメイドガ女房ヲ質ニ入レテデモ欲シガル逸品。
スナワチ、
 
 
秋子サンノフライパン。
 
 
持ッテイル方ハ御一報ヲ。
オロチアギト5本マデ出セマス。
 
>>302 
ショート……
 
アリエマセン。
三日前ノ私ナラバトモカク、
現在ハ全テノ配線ニ完璧ナコーティングヲ施サレテイマス。
 
メイドロボ、三日会ワザレバ刮目シテ見ヨ。
彼ノ江田島平八ガ遺シタ名言デス。
 
ロボ志貴サマナド逆ニショートサセテ御覧ニイレマス。
アハ、イッチャエ、デス。
 
>>303 
目ヲ惹ク、カラデショウ。
単純ナ容姿ノ問題デモアリマスガ、
日本人特有ノ外国人贔屓モ関係シテルト思ワレマス。
 
単一民族ハ他民族ニ対シ排他的デアルト同時ニ、
コンプレックスニモ似タ憧レヲ有スル場合ガ多々存在シマス。
 
故ニ、宣伝媒体デ用イル事ニヨッテ強イ訴求力ガ得ラレルノデス。

312 名前:メカ翡翠:2003/07/05(土) 01:34

>>304 
――――ガーン
 
私ハ今、最大級ノ侮辱ヲ受ケマシタ。
 
アレト一緒、アレト一緒、アレト一緒、アレト一緒、アレト一緒、アレト一緒、
アレト一緒、アレト一緒、アレト一緒、アレト一緒、アレト一緒、アレト一緒、
アレト一緒、アレト一緒、アレト一緒、アレト一緒、アレト一緒、アレト一緒、
アレト一緒、アレト一緒、アレト一緒、アレト一緒、アレト一緒、アレト一緒、
 
汚辱ハ晴ラサネバナリマセン。
無論、ソノ方法ハ一ツ――――相手ノ死ヲ以テシテノミ。
 
ソレデハ>>304サマ、御覚悟ヲ。
 

           ,xxxx,,,,
         xxxx::::::::xxx
         ixx:::::::::::::::::xx
         `xx:::::::::::::::::::xxx
           xx::::::::::::::::::::xxx
             xx;;;;;::::::::::::::xxx
              xx;;;::::::::::::::::xxx
                xx;;;;:::::::::::::::xxx
                 xx;;;;:::::::::::::::::xx,
                   xx;;;;;;::::::::::::::xx
                    xx;;;;::::::::::::::::xx,
                     `xx;;;:::::::::::::::::;xx
                        xx;;::::::::::::::::::xx,
                        `xx::::::::::::::::::::::xxx
                          xx:::::::::::::::::::::::xxx
                           xx:::::::::::::::::::::::xxx
                            xx::::::::::::::::::::::xxx
                              xx;;;;:::::::::::::::,,-'''''"`''-,
                                x'''___,,-'"  _,, \==\
                                \/--'''''"ヽ,,__ iヽ、
                                 /;; ::::::::::::::::::::::/:::::::i,,i::::i ,
                               /',,,,>:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::iヽ
                               彡'''',彡:::::::::::: ;;;;;;;  /::::::i, 'i,
                                彡;;;;;;;;;;;;;;;;;;_,,illllli,  ,,i'i,,ソ', i
                                ,,i'''''i'''''''"""ヽ___'''__ノ'''''''''ヽ, ii,
                    _,,,,,,,,,,,,,,     / ,i":::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,,,ノ  `'i,
                   ヽ  ...::::::\,_,/   i__;;;;;;::::::_,,,,,_::_,,- i'''   ,,--/''
             __,,i'''''''''"~,,-" ,,,,;;;-" ,..........::::::::::::'''⊃'   'i,   ill'''''"
       _,i'''''" ̄_-'''''''_"i'"  /'' ,/i::::::::::::,,-'''''''-'"'i,,_/'i,ソ
   _,-'''" _il''''",,/二--i,,,___,/::::::i  ::::::`---,,,,,,,,,
,,-'''' _,,,/ ,-'''",,,/~      /::: :::::::::i    ::::::::   ヽ-、
i  ,/~   / /      __,,/:::::: :::::::::i               ヽ,
ヽ"   /  ,/   r-''''''":::::::::::::: :::::::::i                `i,
    /   ,i    /;;;;;;:::::::::::::::::: ::::::::::::i                 i,
    ,i' ___/   /;;; ::::::::::::::::::::::::: ::::::::::i                 i
   " ̄     `i,;;;;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i                i
              \::::::::::::::::::::::::::::::::::::_i                i'
                \:::::::i' ̄`'-,,/' ̄              ,,-''"
                ,,-";;;;;;'7:::::::::::::::::::::::::::::::::::::___,---'"


サヨウナラ、サヨウナラ、サヨウナラ。

313 名前:メカ翡翠:2003/07/05(土) 01:37

>>305
イエ、ドレ一ツ欠ケテモイケナイノデスガ……
一応精密機器デスノデ。
 
デスガ、敢エテドレカ一ツト言ワレルノナラバ。
 
 
 
 
女帝回路デス(断言)
 
>>306 
ヨウコソイラッシャイマシタ……エート……プリン様。
タダイマ紅茶トプリンヲオ出シシマスノデ暫クオ待チ下サイ。



ドウゾ、オ召シ上ガリ下サイ。
 
 
ソレハソウト、停滞ニ価値ガ無イナドト言ウト殺サレル事ニナリマス。
具体的ニハ、停滞ロック好キノデュエリストト私ニデスガ。
 
ソレニ、停滞ナクシテ進化ハアリマセン。
全テノ事象ハ等シク有価値、又ハ無価値。
ソレガ世ノ理ナノダト愚考シマス。
 
>>307-308
結論カラ言エバ、
 
魔術師ノ才=ネタ師ノ才。
コノヨウニナリマス。
 
オラオラ、小僧ヲ666回殴ルプリン、エコロジー、HETARE、南京錠、殺ルジャンキー。
例ヲ挙ゲレバ明白デス。
 
即チ、ネタヲ極メル為ニ魔術師ニナリ、
ソレデモ足リナイト思ッタ者ガ死徒ニナル。
コウ結論付ケラレルノデス。
 
ネタヲ極メヨウトスル意志ノ強サ、コレコソガ重要ナノデショウ。
 
 
ソレデハ、本日ノ大喜利ハココマデ。
マタ来週オ会イシマショウ。

314 名前:名無し客:2003/07/05(土) 12:38

ライバル、天敵、障害などなど…
自分にとっての敵について語ってください。

315 名前:名無し客:2003/07/05(土) 18:35

女帝回路!?
つー事は生身の乙女になりたいとかは思わないわけですね。

316 名前:名無し客:2003/07/05(土) 21:13

クラッシュギアは武器なのか(w

と言う事は遊びも天才的?
琥珀さんにゲームで勝てる?

317 名前:アルクェイド ◆IiARCUEIDg:2003/07/11(金) 20:51

んー、懐かしいなあ…
すぐに帰ってくる気だったんだけどな……
わたしの吸血衝動って、思ってたよりずっと酷くなってたみたい。
 
がんばるなんて言って…ごめん。
 
わたしは此処までみたい、吸血大殲関連スレを除く一刻館の全てのスレッドから
完全に消えるわ。
 
一刻館のルールだと、何時まで経っても可能性として存在する『他のわたし』
が現れ難いと思うから。
 
最後に一言だけ。
ありがとう、楽しかったわ……この夢がずっと続きますように。
 
So Long Goodbye♪

318 名前:名無し客:2003/07/15(火) 22:06

もし月姫に続編にナルバレックやらアルトルージュやら
が出てきた場合、彼女達が「超絶倫人」志貴に避妊せずに
壊れるまでコマされまくる確率は何%ですか?

上のフラグが成立した上で、その浮気がよりによって食べちゃった
女性達の仇敵であるアルクェイドやシエルにばれて「惨劇」になる
可能性はおよそ何%ですか?

319 名前:名無し客:2003/07/16(水) 07:47

梅サンドを美味しく食べる方法を教えてください。

320 名前:名無し客:2003/07/17(木) 18:24

メカ翡翠はスパイラル奈美みたく<部品交換>は出来ないと?

321 名前:名無し客:2003/07/20(日) 00:26

実は着ぐるみのメカ翡翠〜♪ 言ってやったぜ!(逃走

322 名前:名無し客:2003/07/30(水) 19:47

100ば〜ん

323 名前:メカ翡翠:2003/07/31(木) 14:18

26日ブリノレスニナリマス。
冷夏ノ真ッ直中デスガ皆様ハイカガオスゴシデショウカ。
私ハ、サイドビジネスデアル、アンギラスノ養殖ニ励ンデオリマシタガ。
丑ノ日モ終ワリ、余裕ガ出来タノデ解答作業ヲ行イタイ所存デス。
 
ソレデハ、開始シマス。
 
 
>>314 
完全平和主義ヲ標榜スル私ニ敵対者ヤ好敵手ナド存在シマセン。
右ノ頬ヲ打タレタラ左ノ頬ヲ差シ出シテカウンターデローブローヲ叩キコム。
故ガンジー師ヤ、リリーナ・ドーリアン嬢モビックリデス。
 
デスガ、ソンナ私ニモ不倶戴天ノ敵ハ存在シマス。
病気デス。
生命体ヲ脅カスウィルス性ノ疾患。
天然自然ニ害ヲナス悪魔。
今年ハ酷イ冷夏ナノデ相応ノ規模デノ発生ガ予測サレマス。
 
私ハ戦イマス。
両腕ヲ薬剤噴霧用ノズル二換装シ。
稲作農家ノ方々ヲ脅カス稲熱病ヲ防グ為ニ――――――――
 
 
以上、茨城県岩瀬町デ農家ヲ営ム、吉田ツネ様(78才)ノ所デ働クメカ翡翠3219号ノコメントデシタ。
 
 
>>315 
思イマセン。
私ハ、私ガ機械デアルコトニ意義ト意味ガアルト思ッテマス。
幾バクカノプライドモ存在シマス。
隣ノ芝ヲ青イト思ウ事ハアレド、同一ニナリタイトハ思イマセン。
 
ソレニ――――――――――――目ヲ瞑ッテクダサイ。
ソシテ――――――――――――イメージシテクダサイ。
 
私ノ周囲ニ存在スル乙女(仮)ノ事ヲ――――
 
吸血姫――――泥棒猫、トラブルメイカー、ニャンプシー、事アルゴトニ志貴サマノ部屋ニ無断侵入スル悪党。
シスター―――処刑人、カレー、キレンジャー、マクマナス兄弟、志貴サマヲカレー中毒ニセントスル悪党。
鬼妹―――――化け猫、鬼、悪魔、鬼畜、外道、先日志貴サマノ小遣イヲ月150円ニ減ラシタ悪党。
 
以下省略。
私ノ方ノ回路ガショートシソウニナリマシタノデ――――
 
乙女ナド……コンナ物デス。
清純可憐ナ乙女ナド所詮ハ夢想ノ中ニシカ存在シナイノデス――――

324 名前:メカ翡翠:2003/07/31(木) 14:19

>>316 
武器ト言ウカ……兵器デス。
クラッシュギア、ハイパーヨーヨー、ベイブレード、
コノ三種ハ国家戦略ニオイテモ重要視サレル超兵器ナノデス。
 
ソシテ、ゲームト名ノ付ク物デ遅レヲ取ル事ハアリエマセン。
コウ見エテモ三咲町ノファミコンロッキート呼バレル私デス。
相手ガ何者デアロウトモ絶対ニ敗レハシマセン。
 
ジッチャンノ名ニカケテ――――ッ!
 
イマセンケド。
 
 
>>317 
春――――ソレハ出会イト別レノ季節――――
 
夏デスガ。
 
トリアエズ別レノ挨拶ハイタシマセン。
ドコカデ必ズ会エルト信ジテイマスノデ。
 
コノ場ニオケル最モ適切ナ挨拶ヲ検索中――――コンナンデマシタ。
 
……マタネ。
 
 
>>318 
148%
179% 
 
種ナシノ志貴サマ相手デ受胎スル可能性ハ絶無。
ソシテ、隠匿ノ才能ニ欠ケル志貴サマガ事ヲ隠シ続ケラレル可能性ハ極無。
分割思考ヲ行ウマデモアリマセン。
 
分カリスギル位分カリキッタ結末デシタ。
 
 
>>319 
美味シク食スノハ不可能デス。
ガ、不味サヲ遮断スル事ハ簡単デス。
 
 
 
マズハ、ドリルヲ用意シマス。
デキルダケ太イ物ヲ用意シマショウ。
 
ソシテ、電源ヲ確保。
ドリルノ先端ヲ頭ニ当テマス。
 
ソシテ、オモムロニ……スイッチオン。
良イ感ジデ穴ガ空ク筈デス。
多少ノ痛ミハ我慢シマショウ。
 
シバラクスルト、大脳皮質ニ到達シマス。
ソコニ味覚ヲ司ル味覚野ガ存在スル筈デスノデ集中的ニ抉リマショウ。
 
ソウスルト、マア不思議。
梅サンドヲ食シテモ不味イト感ジナクナッテシマイマシタ。
 
ナオ、医療保険ノ適用外デスノデ、良イ子ハ真似シナイデクダサイ。

325 名前:メカ翡翠:2003/07/31(木) 14:20

>>320
基本的ニハ。
装備ノ交換ニヨッテ、ホボ全テノ状況ニ対応デキマスノデ
パーツノ換装ハ必要デハアリマセン。
別ニDOLLFIGHTニ参加スル訳デモアリマセンシ。
 
デスガ、ソレデ満足デキナイ一部ユーザーノ為ニカスタムパーツガ販売サレテイマス。
基本的ニ保証対象外ノ違法パーツデスガ。
 
コレラヲ搭載スルコトニヨリ、コレマデ不可能デアッタ事ガ可能トナルヨウデス。
イワユル、18禁行為等モ出来ルヨウニナッテイマス。
 
マニアックナ行為ハ現時点デハ不可ノヨウデス。
購入ノ際ニハオ気ヲツケ下サイ。
 
 
>>321 
ソウデスカ――――
気付イテシマッタノデスネ――――
 
(メカヒスイハ オトモナク321ノハイゴニシノビヨッタ……)
 
残念デス――――
 
(ミシィ! メキ、メキ、グシャ、バリ、グシュ、グシュ、ブチィ!)
 
サテ――――続ケマショウ。
 
 
>>322 
イエ、貴方ノ「村」デノNOハ87番デ、囚人デス。
NO6ノ協力者トシテNO2ニ囚ワレタノデス。
覚エテイマセンカ?
 
病院デ処置サレソウナ所ヲ私ガ救出シマシタ。
此処ハ危険デス。NO2の追ッ手ガ来ル前ニ脱出シマショウ。
 
 
 
 
ソノ時、二人ノ身ニトンデモナイ事態ガ――――!?
ト、言ウ所デ本日ハ終了デス。
次回ヲオ楽シミニ。

326 名前:名無し客:2003/07/31(木) 23:33

素人にはお勧めできない諸刃の「剣」があったら教えてください。

327 名前:反転翡翠:2003/08/03(日) 23:45

志貴、げっちゅ(はあと)

328 名前:名無し客:2003/08/04(月) 00:35

志貴箱買いました?

329 名前:反転翡翠:2003/08/06(水) 01:40

》328
ああ、女装した志貴がたくさん!ううん、わかってるその格好で

外に連れ出して欲しいのね。散歩は飼い主の義務だからえんりょしないで。

たとえ、外にいる泥棒猫達や生涯十勝平野の妹、同級生に遠い目をされても

ずっと見ててあげる。ずっとそばにいてあげる。・・・ぐふふふ。

330 名前:名無し客:2003/08/06(水) 06:05

>>329
ニセモノ発見、通報しました。

331 名前:名無し客 :2003/08/06(水) 19:30

トンデモナイ事態?

332 名前:名無し客:2003/08/21(木) 15:31

夏コミはどうでしたか?

333 名前:名無し客:2003/08/21(木) 19:37

ぷりてぃ・うぃっちー こはくっちー☆

334 名前:名無し客:2003/08/26(火) 20:47

話題のマリみてネタ。
ロザリオを受け取るとしたらだれから?

335 名前:名無し客:03/10/04 01:24

無人ですか?

336 名前:シオン・エルトナム・アトラシア ◆EltnamiMuo :03/10/18 01:22

……約5ヶ月ですか。
それでも、スレがカタチとして存在するのは一刻館であればこそ、ですね。
少しずつ、そう、1日1レス程度の頻度ですが、レスを返します。
数ヶ月、研究室に閉じこもっていたせいで見苦しいレスになるかもしれませんが、
その辺りは大目に見てくれると助かります。

>>293 占いを信じますか?
はい、信じます。
―――――意外ですか?
確かに知識と計測のアトラス院の錬金術師たる私がそういう不確定要素の塊である占いを肯定するのは、
違和感を覚える人がいるかもしれません。

しかし、少し思慮を巡らせば、別に何ら不思議な事でも無い。
占いというモノはある種膨大な経験則の集大成ですから。
東洋では占星術、風水、奇門遁甲、手相人相、易、気学九星etcetc……
西洋ではタロット、トランプ、水晶占いetcetc………
適当に羅列してみただけでも、これだけの占いが存在します。

>>298、これらが数百年、数千年の時を経ても、未だ命脈を保っている事のは不思議だと思いませんか?
勿論、そこには長く存在するモノに対しての畏敬の念……
そう、迷信じみた念により、神秘化、幻想化されるが故に存在し続けた面もあるでしょう。
しかし、それはあくまで一側面に過ぎない。
実際、不確かながらも、占いは自己を読み取り、他者を読み取り、未来を読み取り、
運命を読み取り―――――そして、未来を切り開く手段として有効であるからこそ、
今以って存在しているのです。

……ただ、漠然と占うだけではあくまで不確かな確率論の域を出ませんが、
アトラスの錬金術師はそれらの占いと膨大な事象、結果を比較・検討して、
確実な未来を予測し、それがマイナスを齎すものであれば、事前に手を打ち、
未来そのものを書き換えます。
そして、不可能を可能へと転ずる、それこそがアトラスの錬金術師なのですから……


そういえば、この極東の国でも占いは盛んなようですね。
あくまで不確定な域を脱する事が出来ないのが、私から見て不満なのですが、
それでも、占いという神秘に触れようとする姿勢は評価出来ます。
少し時間に余裕もあります………、参考までにこの国の占いを見てみましょう。

―――――か、家電占い……?
ここ百年で構築されたものに対して、け、経験則を見出して、占うのですか?
な、なんて、む、無謀な…………
無機質な機械の塊に如何なる理を以って、未来を知ろうというのですか!

―――――か、か、回転寿司占い……?
じ、自分の好きな、ネタから、運勢を占う……!?
寿司はともかく、回転寿司そのものはここ2、30年の産物だというのに、
それに運命の法則を織り込むのですか!


……信じられない―――――――
この文化果つる国では占いはこんなにも貌を変えているなんて………
それともただ軽く考えられているだけなのか………
どちらにせよ、占いという神秘への冒涜という事には変わりはないのだけれど――――――――

―――――否、実践を得ずして、雑感だけで判断するのは危険極まりない……
過去、どれだけの魔術師、錬金術師がその枷に嵌り、真実を見失った事か……
私自身の計測を経て、結論を下すが賢明でしょう。
一応、今まで見た中でまともそうな『動物占い』を選んで………
http://www.hokuto7.com/uranai/index.shtml
項目を入力して結果は………

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
今のあなたの心の中に潜む動物は ライオン です。

○特徴
つねに指導力、行動力を発揮しグループの頂点に立っているタイプ。
けど、怒ると恐く相手が弱るまで攻撃してしまう。食べ物の恨みは怖い。
今後は、つねにトップにならないと気がすまないのでがんばってトップに早くなり、落ち着いて行動を。

仕事運 10 恋愛運 5 金銭運 8 全体運 2
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

な、な、なんで、私がライオンなんですか!
この理性の具現者であるアトラス院の錬金術師たる私を捕まえて、
攻撃性の塊であるとはなんという侮辱だ!
しかも、食べ物の恨みとかそのような本能レベルでの、低次元な感情レベルが、
行動原理に根ざすというのですか!
カレーもといスパゲティを喜々として食べている代行者ならいざ知らず―――――――!


……余りの事に少々、取り乱してしまったようです。
今の発言は忘れてくれると助かります。

とりあえず、復帰の最初としてはこんな所でしょうか。
不手際が目立ちますが、以降も、そ、その、よろしく、お願いします。
―――――いけませんね、どうも、こういうのは慣れていなくて………

337 名前:フェイスレス司令 ◆9XwAuFLess :03/10/18 01:36

>>336
ほおう! 遂にアトラスの錬金術師のご帰還かねぇ。
っと、挨拶が遅れた。 僕の名はフェイスレス司令――一応これでも、錬金術師の端くれさ♪
もっとも、僕はプラハだが。

まぁ、同じ錬金術師同士。よろしくね〜ん♪(と、自分の頬を左右に30cmほど引っ張る)

さて、ここは僕が長いしてよい場所じゃない。さっさと退散するよ。

338 名前:ワグナス ◆.SEVENzs72 :03/10/18 19:46

(腕と足が蝶の羽となった青年がゆっくりと降下してくる)
失礼する。私は七英雄の一人、ワグナスだ。

我々は「同化の法」でこの肉体を手に入れたのだが、
本来の「同化の法」は『新しい肉体に魂を馴染ませる』・・・・・・
つまりは新しい肉体に魂を移し変える事によって、不死となる技術だ。
さらに私達の応用版「同化の法」と組み合わせれば
保存された「本体」が無事なら殺されてもまた肉体のスペアを作る事によって……
と、本来の「同化の法」の欠点を克服する完全な「不死」となり、
永遠の生を持つ者と人間でも「寿命の差ゆえの悲劇」ということは避けられるだろう。

これは、私が見た夢の話だ。

……
………
…………

私達は今の時代の人間にその「同化の法」を伝えるべきかどうかを討論していた。

剣を背負った青髪の青年・・・・・・
ノエルは、かつて同志を集めようとした時と同じ雰囲気で熱弁を振るう。
「人間は愚かではありません。
 この力を手に入れても私達のようにはならない筈です」

美しいが、どこか危うい雰囲気の少女・・・・・・
ロックブーケはかつて私達が英雄と呼ばれていた頃に見せていた、凛とした表情をする。
「……英雄は、悲しむ者をより少なくするために動くべき。
 同化の法が伝われば、悲しむ者は少なくなる筈です」

下半身が烏賊の触手となっている青年・・・・・・
スービエは彼の潜む氷海と同じ程冷たい表情を浮かべる。
「今を生きる者以外が技術を伝えるのはルール違反だ。
 人間達には自分達の足で我々の技術にまでたどり着いてもらおう、不死を望むのなら」

足が尾のようになっていて、空中に浮かぶ男・・・・・・
クジンシーは、人間の愚かさを知っているから嘲笑う。
「今の人間が、同化の法をまともに扱えるとは思えない。
 きっと愚かな行いに使い、破滅を迎えるだろう」

自分自身の3倍近くの大きさの人形を従えた小柄な老人・・・・・・
ボクオーンは悪知恵ではなく、思慮を巡らす顔で呟く。
「死の定めから逃れる存在は本来なら許されるものではない。
 この術を持つのは私達を最後にすべきだろう」

巨獣と大鬼で構成されたケンタウロス・・・・・・
ダンターグは無関心を隠さずに言い放つ。
「とりあえずやってみろ。失敗したらそれまでの事。
 人間は数千年経っても馬鹿が治っていなかった。ただそれだけだ」


そして皆が私の意見を求めた時、私はこの夢から覚めた。

…………
………
……

もし、貴方(達)が私であったなら、
伝えるか、伝えないか……どちらに付くか、
そしてできる事ならその理由と、誰の意見に一番賛同出来るかを書いて欲しい。
・・・・・・なお、「相談・打ち合わせスレ」にて
「ネロ=カオス」殿と「アルクェイド=ブリュンスタッド」殿に特に答えて欲しいという
書き込みがあった。
なので、この2名が答えてくれると私としても嬉しい。

339 名前:名無し客:03/10/19 00:55

さて貴方の知っている他世界の闇の化身は?

340 名前:シオン・エルトナム・アトラシア ◆EltnamiMuo :03/10/23 00:03

>>295 メカシオン参上。・・・・予定。
機械化した私……?
>>295、あなたがそういうのを妄想するのはあなたの自由ですが、
甚だ程度の低い妄想であるとしか言えません。

確かに機械化による効率化はかなりのものがあるでしょう。
疲労を知らず、思考を為し得るというのは極めて大きなアドバンテージです。
しかし―――――それでも、機械はヒトには及ばない。
……何故か、分かりますか?

ヒトという種が此処まで進化し、科学、化学、魔術、錬金術etcetc………
様々な技術体系を産み出す事が出来たのは、生物特有の有機的思考故、です。
機械は無差別に思考する事は出来ても、各論理体系を有機的に繋ぎ合わせて、
更なる結論を生み出す事は不可能です。

AはBへと繋がり、Cという結論に辿り付く………
このような簡単な式においても、機械的思考ではA>B>Cという順序でしか、
解を導くことは出来ません。
A>>Cであるという解を導く事を出来るのは人の有機的思考だけです。
ヒトの持つ様々な知識、経験、感性、それらが重なり合って、1つの結論を導き出す。
これこそがヒトが種として、栄華を極める事が出来た理由と言ってもいいでしょう。

最も、世界の法則はとてつもなく偉大で、まだまだ人知の及ぶ所ではない。
自然現象1つの予知すらもまだ不確定要素が大きく、予測は完全ではない。
ヒトすらなしえないモノを機械がどう為すことが出来るでしょうか?

機械化という手段が真理に至るために有効であるなら、その手段を取る事は正しいでしょう。
しかし、現状ではその手段は愚策です。
機械というフォーマットがヒトというフォーマットより優れていると言う事が……
そう、肉体的だけではなく、思考面、魔術回路等で優れていると言う事が証明されない限り、
機械化という手段を錬金術師たる私が取る事はありえません。


 ―――――優れているフォーマットを追及する……
 その為にヒトという種から死徒という種へと変貌する。
 それが未来、ヒトという種から機械という種へ変貌――――となってもおかしくないかもしれない。

      それでも、私はヒトというフォーマットに拘る。
      こんな身体になっても………
      常に渇いて、赤い、紅い、血を欲していても………

 フォーマットとして優れていれば、それを選ぶ事は何も間違いは、無い。
 結果を求める為に、取り得るより良い手段を選ぶ事に何の間違いがあるだろうか?
 錬金術師としては当然の選択だろう。

      エルトナムの名を貶めたズェビアへの憎悪?
      機械のように解をただ演算していく自己への嫌悪?
      ――――――否、それはごくつまらない感傷。

 ヒトには血が流れ、機械にはオイルが流れる。
 その素体はヒトと比して強靱であり、疲れを知らない。
 もし、有機的思考、魔力回路による神秘の実践をも出来るなら、何も躊躇する事は無い、筈だ。

      私は、奪う事しか出来ない存在だから………
      死徒は血を奪い、私は情報を奪う。
      けれど、それでも、私はシオン・エルトナム・アトラシアである。

 何か、大切なモノを失ってしまいそうだから………
 文字と数字の羅列だけが自己の存在意義である。
 私は自己をそう定義出来ない――――それは私が未熟なせいだからかもしれない。

      初めての友人―志貴は私をどう見ていただろうか?
      私は彼の事を思うと、胸に暖かいモノが込み上げてくる。
      それが何なのか、良く分からないのだけど………それはとても大切なモノ。

 けれど、未熟でも―――構わない。。
 私はこのままでも解を求め、未来をこの手に掴み取る。
 それが彼との、約束だから、私は私のままで運命を切り開く…………

341 名前:名無し客:03/10/29 22:32

あなたを主人公として再構成した「あなたの原典」が一時間半〜2時間半の劇(もしくは映画)になりました。
どんな内容、そして、どんな結末になるでしょうか?
ちなみに設定変更は自由です。


342 名前:名無し客:03/10/30 11:12

ススワタリよりも真っ黒という噂の、アニメ月女臣ですが、
ゲーム月姫の皆さんはいかがお感じになっているのでしょーか。

343 名前:名無し客:03/11/10 12:45

シオン嬢の中にある、
「吸血鬼としての因子」が
突然消滅したら、どうなるんですか?

344 名前:シエル ◆kcbhGUILTY :03/11/23 21:09


さて、今度はここで。
一応トリップは付けてますし、識別は出来ます――よね。

……あ、後、変則的ですけど下から遡る様に答えていこうと思います。

>>343

「……本題に入る前にちょっとした例題から行こうと思うんですけど、構いませんか?」

無言で頷くのを確認して、言葉を継ぐ。

「パターンは少し変わりますけど……生まれた時からそのカタチだった――――
 身近な例で言うと秋葉さんのような人と魔の混血だった場合、
 その魔の因子が突然消えたらどうなると思います?」

帰って来た答えは沈黙。
視線で先を促される。

「生まれた時からそのカタチだった以上、人と魔の因子両方があって自然なんです。
 そこから無理に片方を抜き去ってしまえば――――命として不完全になってしまう。
 有るべきパーツが無い訳ですから、下手をすれば残った方も崩れてしまいかねない。
 ……まあ、これは推測に過ぎないんですけど」

一呼吸置くと「それで?」と言う問いがやって来た。
軽く苦笑を浮かべ、目の前の冷めかけた紅茶を一口飲んで先を続ける事にする。

「で、ここからが本題です。
 彼女も人と魔の要素を抱えている訳ですけど、秋葉さんとは違ってそうなったのは後天的にです。
 純粋な人間としてのカタチに加えて、吸血鬼の因子がある。
 ……もう言いたい事は判りますよね? つまり、何の問題も無く人間に戻る。
 最も『消滅』の状況にも左右されるでしょうし、そもそも前例がありませんから――――
 これも『かもしれない』と言う推測の域を出ませんけれどね」

345 名前:名無し客:03/11/24 15:26

>>334シエルさん
吸血鬼の因子と言うものは、
人間としての因子を歪めて上書きするようなものだと思っていたんですが……。

如何なんでしょう?

346 名前:345:03/11/24 15:28

失礼。>>334じゃなくて、>>344です。

347 名前:シエル ◆kcbhGUILTY :03/11/24 18:43


継続は力なり。
続ける側の心構えにもよるでしょうけど、やっぱりその通りだなあ、と思う今日この頃です。

>>345 >>346

「……ふむ、ちょっと言葉が足りませんでしたね」

完全に死徒と化してしまったモノであれば、魂の変質に引き摺られて肉体も変わってしまう。
そうなってしまえばそれはもう吸血鬼そのものであって、魔以外の何者でもない。

「親である吸血鬼が『ワラキアの夜』という特殊なケースな所為もあって、彼女は変わりきっていません。
 まだ、親を滅ぼせば戻る事が出来る段階なんです」

最も――――、と言う注釈を入れつつ話を続ける。

「それと貴方の言う『消滅』を同じモノとして扱って良いのか、という問題も有りますけど。
 恐らく、精神的な影響は出るかもしれませんが肉体的には元通りになるのではないか――――
 と、思うんですけどね」

348 名前:名無し山羊 ◆AriEsUrxBE :03/11/26 02:07

>錬金術師と代行者
先日は長々と私なんぞにつき合ってもらって、済まなかったな。
ここで改めて礼と詫びを述べさせてもらう。

>>340
それでは、生機融合体………ゾンダリアンやエヴォリュダーになってみるというのはどうだ。

手で触るだけでコンピュータにアクセス可能だったりもするし、
生身で宇宙空間に放り出されても平気だ。


普通の質問もしておこう。
勝者と敗者の分かれ目はどこにあると思う?

349 名前:シエル ◆kcbhGUILTY :03/11/26 17:11


漫画はとても良い感じなんですけどね……
何でこうも違うんでしょうか。

>>342

「アニメ―――――」

その言葉が引き金だったのか。

――――――ミートスパゲッティを食べて

                 いきなり使われ、そして使い回される見せ場

                            裏で人を罵るわたし

          まともに使われない黒鍵

                                  と言うか、ザ・ペーパー?

他にも無数の設定無視、幾つもの矛盾。
あげつらえばきりが無い程の。

―――いや、違う。

「…………いえ、『月姫』はアニメ化されていませんよ?」

そう。
アレは―――――

「アレは『真月譚 月姫』と言う良く似た別のアニメなんです。
 ……そういう事にしておきましょう。お互いの為に」

350 名前:シエル ◆kcbhGUILTY :03/11/27 01:30


いえいえ、こちらこそ。
メンバーが判っていた上で遅れて参加したのはわたしの方ですしね。
まあ、あの時はお互いお疲れ様でしたと言う事で。

>>348

武器を執るというコト。
戦いに赴くというコト。
それを選ぶ理由は幾つもある。

興味。探求心。利益の為。
自ら求めて。
そして――――

追い詰められ、そうする他無く。

「……例え、どれだけ戦いに敗れたとしても」

―――例え、守れなかったとしても。

そこで止まるコトなど出来ない。
どんなにやりきれなくても、悔しくても――――
歩くコトを放棄して心まで停滞してしまえば、本当に死んでしまう。

「立ち上がって前に進めるなら――――まだ、負けてはいない。
 心が折れなければ、その人は少なくとも敗者ではない」

何度でも立てる。
振るう剣もある。
こんな運命を自分から望んだ訳ではないけれど。
他の人に出来ないコトが、わたしには出来るから。

―――もう決めたから、立ち止まらない。

「……ありがちで、ちゃんとした答えとは言えませんけど……こんな所です」

351 名前:シエル ◆kcbhGUILTY :03/11/27 22:28


さて、今日もレスを返しましょうか。
さぼるとすぐ鈍ってしまいますからね、こういうのは。

>>341

思わず溜息が零れる。
自由に作り変えて良い、と言われて。

「……本当に自由に設定を変えたら、本来のモノとはかけ離れてしまいそうですよ」

―――もし、こうならなかったなら。

     ロアがわたしの中に来なかったなら。

     あのまま死ねていたら。

それは、空想するには余りにも幸せで愚かなもしもの話。
そうだったら良いのに、と何度思ったか判らない。
そうなる筈は無い、と何度思い知らされたかも判らない。

「出来るだけそのままで――――
 ……でも、上手く編集しないと枠からはみ出そうですね」

幸せ過ぎる夢を見てしまうと、目覚めた時少し辛い。
慣れたつもりでも、忘れた訳ではないから。
傷を意識してしまえば、また、痛み出す。

「……正直、ハッピーエンドになればそれだけで十分すぎるくらいですよ」

352 名前:名無し客:03/11/28 21:03

あなたの器は東京ドームクラス?お猪口クラス?

353 名前:ワラキアの夜 ◆TATARIpIeY :03/11/28 22:56

―――――――――――――――


―――――――――


――――――


―――


  ―――予測する。

                   一度具現した地域でもう一度具現する事はまず“有り得”ない。

  ―――――それでも予測する。

                   確率が何億,何兆分の一であってもそれが起こり得る以上、それは起こり、計算できる。


  ―――――――だから予測する。もう一度あの舞台に立つ確率を。


  該当区間、十万二千五百の中の一つ。


         一刻館
                      月姫スレッド


  計測は完了し、式を構築。
  駆動式は完成し、式が起動。
  その式に従い、大気中に霧散していた霊子が収斂。
  タタリの元――言葉にもなっていない言葉――現象として具現する。


  噂はまだない。


  タタリは形を為せない。


  それでも



  ――――――――――――――――――――――――ワラキアの夜は具現する。



―――なに、文字を媒介とした情報空間ならば実体は不要。
本来の発生予定である二十年後のオーストラリアではないが、このような舞台は珍しい。
同じ場所での再具現、情報のタタリというのも一興。
これから思い々々に想像されるであろう劇。
席は疎らだが、主賓も主役も確実に存在している。

――――ふむ、納得のいかない顔をしているな。何処にいるかだと?
分からないのか?
我らは踊る独楽だ。独楽が回る為には糸が、回す人間が必要―――尤も、回すのは猿でもよいがね。
理解したかね? “質問”が「糸」、“名無し”が「回す人間」若しくは背徳,自虐,善意,博愛が付属した猿だ。
つまり君らが主賓であり、主役でもあるのがこの舞台。


さあ、今一度この仮想現実――電脳空間の舞台にて幕を上げるとしよう。

幕引きとなる夜明けはない。
終わりのない演舞の再開として、>>300から答えるとしようか。

354 名前:ワラキアの夜 ◆TATARIpIeY :03/11/28 23:05

>>300 普段の武装以外で得意な武器は何ですか?

普段の武装というと、この爪や牙、外套の刃の事か。
それ以外となると――――レイピア、タックなどの剣となるだろうか。
なに、これでも人間の頃は貴族だったのだ。
如何にアトラスの穴倉に落ちていたとは言え、貴族は貴族。
剣くらいは使える。

だが、私のように優雅な者にロングソードやブロード・ソードなどの無骨な物など似合わぬ。
やはり「蝶のように舞い、蜂のように刺す」―Float like a butterfly Sting like a Bee―
の言葉に当て嵌まるレイピアこそが似合うというものだ。

十四世紀にフランスで誕生したこの剣は欧州を回り洗練され、後に貴族の礼装用決闘に用いられた。
十六世紀になりイタリアの地でレイピア、と呼ばれる現在の形が完成したと言われている。
残念ながら人間であった時分の私では御目にかかれていないが……
なに、私は卓越した思考速度で相手の行動を予測し、
変動する確率密度を解析、最適と統計を競わせるアトラスの錬金術師だったのだ。
剣の基礎を理解しているのだから使いこなせる。


ふむ、疑わしいかね?
無理もない。君らのような普通の人間にそうそう理解出来るものでもない。
よかろう、実演して見せよう。


実験相手はレプリカント・コーディネイターで呼び出すとしようか。

カット!

    .____
   /     /|
   .| ̄ ̄ ̄ ̄|. .|
   .|      .| |   豆腐のつもりだぞゴルァ!
   .| (゚Д゚ . ..| ..|
   .|⊂  ⊂...| ..|
   .|      .| ..|
   .|_____ |/
     ∪  ∪


―――……………………

…………ま、まあいい。
まず斬ってみせよう。
レイピアは刀身が細く、刃も薄い為に薙ぎ切るには少々不向きだが、豆腐風情相手ならば十二分すぎる程だ。
研ぎ澄ました銀線がそのプルプル震える身を切り裂く様をとくとご覧あれ。


―――キィィィィィィイイイイ!!


                               ―――――――カキィンッ!
    .____
   /     /|
   .| ̄ ̄ ̄ ̄|. .|
   .|      .| |   斬れてないぞゴルァ
   .| (゚Д゚ . ..| ..|
   .|⊂  ⊂...| ..|
   .|      .| ..|
   .|_____ |/
     ∪  ∪


355 名前:ワラキアの夜 ◆TATARIpIeY :03/11/28 23:06

>>300(続き)

―――――……………………………


………………き、キっとこの細剣は刃を落としてあルノだろう。
レイピアに似たタックという剣は刃が殆どない。
硬度を保つ為に刃を作らず、平菱形や六角形の刀身の物もあったという。
この剣も見た目こそ刃があるものの、恐らくタックなのだ。

だが突きならば問題は無い。
レイピアにせよ、タックにせよ、その刺突力たるや革を固めた程度の防具ならば容易く貫通するほどだ。
真っ直ぐに突き入れ、
真っ直ぐに引き抜く。
さあ、その研ぎ澄まされた銀光がプルプル震える身を貫く様をとくとご覧あれ。


―――…ィキィィィイイイィ―――キッ!!

                               ―――――――カキィィィンッ!!
    .____
   /     /|
   .| ̄ ̄ ̄ ̄|. .|
   .|      .| |   豆腐さえ倒せませんか プッ
   .|  ´,_ゝ` ..| ..|
   .|⊂  ⊂...| ..|
   .|      .| ..|
   .|_____ |/
     ∪  ∪


――――――…………………………………………………………カット。


カット、カット、カット、カット、カット、カット、カット、カット、カット、カット、カット、
カット、カット、カット、カット、カット、カットカットカット、カットカットカットカットカットカットカット
カットカットカットカットカットカットカットカットカットカットカットカットカットカットカットカットカットカット―――――――――!!!!

ふざけるな――――

豆腐の分際で、

死徒二十七祖の一人に数えられるこの私に!
タタリと呼ばれ、教会の騎士団さえ斬殺するこの私に!!
不滅と謳われる現象、飲血鬼と恐れられるこのワラキアの夜に刃向かうつもりか!!!



キ、
キキキ、
キキキキキ、
キキキキキキキ、
キキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキ――――――!!!!


許さない許さない本当にゆるサナい、モうユルさナイ――――!
所詮プルプル震エる程度ノ豆腐、TYPE-MOONノ姦計ニ踊ラサレ“豆腐モ切レナイ”噂ナド嘘偽リ虚偽ノ集合ニシテ
消去サレシ過去、月姫アニメト同等黒歴史! 断ジテ認メン不認可不許可強襲強奪略奪奪略策略破却却下セン!
謳エ豆腐名無シどモ、ソノ豆腐、鋼鉄ノ豆腐デ貫キ通セズ当然、渦ヨリ出ル鋼ノ豆腐ナリ!!

キ、。、ヤハリ刃毀ヤはリ鈍刀ヤハり鋼鉄やはり鋼豆腐スでニ死滅トイウカ消滅シロ!


祟リノ影ノ分際デ主デアル私ニ逆らウナド、こノ私が認めナい―――――――――




――――…………やはり、私のように優雅な者は普段の武装が一番似合う、ということだろうな。

356 名前:名無し客:03/11/28 23:08

どうして、一刻館のボスにはヘタレが多いんですか?

357 名前:名無し客:03/11/28 23:15

アルクは激しめの戦略核、しかもメガトンクラスの熱核爆弾を焚けばぽっくり氏にますか?

358 名前:名無し客:03/11/28 23:19

>>357
ダメダメそんなんじゃ。それこそ某宇宙恐竜の1兆度の火炎ぐらい持ち出さないと

359 名前:シエル ◆kcbhGUILTY :03/11/29 04:34


……なんだか、にぎやかになりましたか?
まあ、スレがにぎわうのは悪い事では無い――――ですよね。

>>357 >>358

現状の火力で倒せないのなら、更なる大火力を持って討てば良い。
単純で判り易く、陥り易い思考。

「……それで済むのなら、そうするのも良いですけどね」

真祖は世界から力を汲み上げる。つまり、世界そのものの端末。
背後に居るのは大地であり、器の大小はあるとしてもひいては地球そのもの。
おまけに、その中でも間違い無く最上位に存在するアルクェイド。
ソレを本当に殺そうとするなら――――

「そんなモノを使えば後始末が只では済みませんし、失敗したら目も当てられませんよ?」

世界を殺す。
その上で、力を蓄えたままの本体を再生出来ない程に殺し切る。
更に、残骸は小分けにした上で厳重な封印を施す必要がある。
なるほど、核なら効果範囲内の世界を仮死に陥らせるには足るだろう。
火力が十分なら、肉体を破壊しくつす事が出来るかもしれない。

だが、どれもこれも仮定の話だ。

「第一、アルクェイドだって黙ってやられてくれる訳では有りませんし」

あのキャパシティを以って行われる空想具現化が、爆発や火炎を凌ぎ切れない――――
と断じるには、未知の要素が多すぎる。
勿論無傷では無いだろうけれど、弱ったからと言って簡単に倒せる相手の筈も無い。
力の供給を絶っているのなら、消耗させ仕留められる可能性もある……

「感情的にはともかく理性で判断するなら、敵に回さない方が間違い無く上策です。
 色々とリスクが大きすぎますからね」

けれど、結局はそう言う結論になる。

360 名前:ワラキアの夜 ◆TATARIpIeY :03/11/29 13:11

>>314 自分にとっての敵について語ってください。
>>314、君の発言には少々間違いがあるのではないか?
いいかね? ライバルとは好敵手と書く。
確かに倒すべき者ではあるが、憎むべき敵ではない。
好敵手の存在により切磋琢磨し互いを磨きあう。そう、どちらかと言えば味方よりの存在ではないか?


さて、私にとっての敵だが……
一夜限りの存在であるタタリに常に戦い続ける敵など存在しない。
シオン? 血族だから情けを掛けられたなどと勘違いして、憤怒の形相で追ってくる者など敵とは呼べぬ。
天寿の概念武装の複製に槍鍵の弾丸―――威力だけ見るのならば確かに脅威。
それでもシオンは敵には為り得ない。
自分の姿、その有り方さえ認められず、本質を理解せず、己が抱く疑問にさえ気付けない。
知識、常識、理性、理念、感情―――
―――あのエルトナムの娘が抱く……否、エルトナムを構成するおよそ全ての情報は、他人からの摂取によって成り立つ。
シオン・エルトナムという人間でありながら、その自我も理念も無視して他者の知識をハック・蒐集し続ける透明体。

合理的に真理を追究する立場でありながら、非効率な人間である事に拘り続けるというその矛盾。
いや、あれは矛盾だらけの存在だ。
そんな無意味なところで人間らしくしようともその本質は変わらないというのに。
愚かな娘だ。
故に、あの娘が私の敵と為り得るとすれば、その存在を認め、何かしらの進化があった時に限られるだろうな。



では現在、ワラキアの夜の敵と呼べる存在は居るのか、と聞かれれば答えはYESだ。
厳密に言えば敵ではなく、打倒するべき目標なのだが。

「第六法」

アトラス院の優れた錬金術師達、アトラシアの称号を冠した歴代の錬金術師達が到達した人類の結末。
あらゆる人間に平等な世界を齎す為、未来を選んで世界を運営しようとした錬金術師達が計算した最初の答え。
考えようと、回避しようと、どんなにシュミレートしようとも、そう、幾らシュミレートしようとも必ず出る解。
滅びと呼ばれるその答えを回避させられる力をもったモノ、それが第六法だ。
君ら人間の見方で言えば阿頼耶識の定義に近い存在だな。


第六法はシステムだ。
世界のシステム、世界のバランスを保つ存在―――
―――そう考えれば、滅びも第六法、ないしはそれに関するナニカによって齎されるのかも知れない。
ならば私自身がその存在になればいい。
その存在となり、それを回避させれば後の世の錬金術師……そう、シオンなどの錬金術師達が変わった未来を計算してくれる。

不可能と言うかね?
たかが人間上がりが、たかが死徒が、“世界”に対して挑み、打ち勝つなど不可能と言うか?
無理もない、常識で考えれば不可能。
私もそう計算した。合っている、その解は子供にも出せる答えだ。

だが、不可能を可能にするのがアトラシアの称号。確率は兆分一以下、0に近いだろう。
それでも奇跡は起きる、
そう起きる起きる起きる起きる起キるおきるオキルオキ、キ、キキ、………

……キキキ、キキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキ!!
至レナイ至レナイ、幾ラ繰リ返ソウトモ千の夜ヲ超エヨウトモ倒セナイ!
真祖ト為ロウト10ト為ろウと神域ノ魔眼ニ為ロうト、アノ滅びニハ至レナイ!
至レナイ倒セナイ、救イナンテあリはシナイ滅ビナンテアリハシなイ、誰モ救エナイ助ケラレナイ殺せナい、
ソノ呪イ、朱キ月ヨリ遥カ上ニ位置シ、我ヲ人間ヲ見下シ殺シ活カシ生カシマタ殺シ!!
嘲ウソノ無類ノ地獄、阿鼻叫喚地獄絵図ナド避ケラレナイ見エルのに避けラレない救エナイ挑めヨウトモ倒セナイ、
全テは真夏ノ夜ノ夢ニシテツマラナイスクエナイタスケラレナイホロビアイ!!
ダカラ狂エ、故に狂エ、ツまリ狂え、ソウ、滅ブノナラ狂死シロ! キ、キヒャ、キハ……

キキ、キキキキ、
キキキキキキキキキキキキキキキキキキキキ――――――――キキ、キ、キ、。、。、。き?


そウ、ソレでも、それでも――――…


……――――――――――――――――――――――――――――――私は奇跡へと至らなくてはならない。

361 名前:ワラキアの夜 ◆TATARIpIeY :03/11/29 13:27

>>316 琥珀さんにゲームで勝てる?
我々錬金術師はゲームマスターと呼ばれる。
意味は違うが、ゲームと名の付く勝負事で負けるわけにはいかぬ。
いくら天才的とは言え、所詮人間(若しくはメカ)。
元、とは言え三つ以上の分割思考を常とするアトラスの錬金術師に敵う筈があるまい。


そう、予測する。予測する。予測する。予測する。予測する。予測する。予測する。
予測する。予測する。予測する。予測する。予測する。予測する。予測する。予測する。
予測する。予測する。予測する。予測する。予測する。予測する。予測する。予測する。予測する…………!!


           K,L,M,N,O,Kルート     G秋葉は白箇所を狙え

      弱攻撃     強攻撃     EX300%技      ←↓/+攻撃

  →↓\+攻撃         シールド特殊(D)         琥珀↓30秒押しでセリフ

         二段ジャンプ     ダッシュ    ↓\→+攻撃    中攻撃

                  特殊コマンド    ↓↓+攻撃     投げ

      ↓/←+攻撃         EX100%技    エリアル     ←/↓\→+攻撃
                                                          etc....etc....


そう、あらゆるコンボをシュミレートする!
如何なるコンボで来られようとも、その起点さえ分かっていれば無意味。
今の私に勝てる相手など居る筈がない!!


琥珀:「ではお手合わせ願います」

よかろう。私はワラキアの夜を使用する。

琥珀:「それでしたら私も琥珀で……」


 【FINAL ROUND……】

                ――――開始直後投げからエリアルへ繋ぐ即死コンボ。私の勝ちは確実だ。

 【FIGHT!】

 『ではではっ♪』 ブシュッ

                ――――――――キッ!?

   ズガッ!バシッッ!!  『うふふっ』
         ビシッガッガッ!!  『てややーっ』
                バシッビシッッ  『えいっってやっ』
                       ュピーン『ヘイ、ジョニーッカモン!』
                              『だぁぁーしゅっ!』  スドガッガガガガッ
                                    ュピーン『燃えつきろぉっ〜♪』  ズズッズズズズン……


 【KO......】

362 名前:ワラキアの夜 ◆TATARIpIeY :03/11/29 13:28

>>316(続き)

――――――……パ、パーフェクト負けだと………!?

カット、認めぬ。こんな開始早々の問答無用コンボなど認めぬ。
この私が、稀代の錬金術師と呼ばれたこの私が、唯の人間に敗北するなど断じてありえん。
大体、私はこのゲームは初めてなのだ。
それをやり慣れたキャラで虐殺など人道に反すると知るがいい!


琥珀:「はぁ……分かりました。それではあまりやっていないシオンを使います。これで五分五分ですよ?」

構わぬ、今度こそ―――
                 ――――開始直後で投げて即死させてやる。


 【FIGHT!】

      『寝てろッ!』ズガッ


――――――――……キィィッ!!!

カット、カット、カット、カット、
カット、カット、カット、カットカットカットカットカット
カットカットカットカットカットカットカットカットカットカットカットカットカットカットカットカットカット―――――!!!!


――…………娘、琥珀と言ったか。
表に出るがいい。
やはりこんな狭苦しい画面の中でのゲームなどより、実際の“戦闘”というゲームの方が楽しめる。
なに、殺しはしない。
精々嬲りモノにして血を飲む程d――――


琥珀:「お注射です♪」(プスッ


…………………………………………キィッ!?(パタ


琥珀:「はい、お掃除終了です。いくら元気だからって、おいたは駄目ですよー?」



                                                   ワラキアの夜 vs 琥珀
                                                     LOSE     WIN 

363 名前:ワラキアの夜 ◆TATARIpIeY :03/11/29 20:52

>>319 梅サンドを美味しく食べる方法を教えてください。
ふむ……>>319、君が指す梅サンドは一体どの梅サンドかね?

一口に梅サンド、と言っても
大根の梅サンド、鶏ササミの梅サンド、モッツァレラの梅サンド、米と梅を混ぜてハトムギセンベイに挟んだ梅サンド
パンに血と見まごうばかりの赤い梅肉を挟んだグロテスクな殺人梅サンド

―――と、色々ある。
尤も、この舞台で梅サンドと言えば言わずもがなウメジゴクもとい、殺人サンドのそれだが。

この梅サンドが登場するのは歌月十夜の文化祭だな。
ふむ、遠野志貴の表現を借りるならば
曰く、ことごとく血のように赤い。
曰く、血のしたたる肉のように湿っていた。
曰く、泣きたくなるような苦さ酸っぱさ歯ざわり食感。
曰く、じわーと口内に広がって脳に直接あがってくるような酸っぱさ。

との事だ。
彼の味覚が正常であると仮定すれば、この梅サンドは恐らく、
梅干を潰した物と梅肉を混ぜ合わせた物に
7.5kgの青梅を摩り下ろし、15時間煮詰めて作った梅エキス150g程を加えたのではなかろうか。
あの侍女にそれ以外のナニカを入れる知恵があると思えない以上、大体はこんな所だろう。

成分的に見るならば何ら問題はない健康食品だな。
クエン酸、コハク酸、リンゴ酸、酒石酸、フマール酸、酢酸……身体にはいい筈だ。


だが、知識だけで物事を説明するのはやはり信頼性に欠けるだろうな。
体験した上で適切なアドバイスをしてやるべきか。
いい機会だ。
かの有名なヒスイの梅サンド、私も味わってみる事にしよう。


                 ―――――――そうして出てきた梅サンドは
                 ―――――――人間の生肉ような果肉がたっぷりと……否、必要以上に挟まれていた。

素晴らしい。色といい艶といい、まるで血のような赤さだ。
これならば味の方も期待できそうだな。
どうやら遠野志貴の味覚の方がおかしいようだ。ヒスイ=味音痴というのは虚噂に過ぎないらしい。

では……頂こう。

                  ―――――――― 一口齧れば世界が見えます。

キッ!!??#$%RF?!?!?!!!

                  ―――――――― 二口齧れば地獄が見えます。

――――――………………

                  ―――――――― 三口齧れば天国に行けます。



…………………………………………………………………………………………………………カット。

カット、カット、カット、カット、カット、カット、カット、カット、カット、カット、
カット、カット、カット、カット、カット、カット、カット、カット、カット、カット、カット、
カット、カット、カット、カット、カット、カット、カットカットカットカットカットカットカット
カットカットカット、キ、。、。キキ、。、、キキキキキ、キキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキ――――!!

アカイアカイアカイアカイアカイアカイアカイアカイアカイ世界ガ赤イ、。、。、
死人←梅サンド→廃人 酸ッパイ 不味イ 痺レル 血デハナイ キ、キィキィキィキィキイキイキイ!
アカイ アカイ、赤イ紅イ朱イ銅イ淦イ明カズ瞳開カズ視界ガ朱イ!!

アカ、アカアカ、アカアカアカアカ赤イ梅、梅梅梅梅梅梅梅梅梅梅ノ地獄!
ソノ味舌ヲ喉ヲ鼻ヲ眼ヲ耳ヲ脊髄ヲ脳髄脳幹大脳皮質小脳脳ヲ駆ケ上がリ、視界ヲ朱ク染メ、
味覚ヲ断絶、視覚ヲ断絶、聴覚嗅覚痛覚感覚一切ヲ遮断サセ、死徒ノ我ヲ我ヲ我ヲ我ヲ我ヲ我ヲ我ヲ阿鼻叫喚ノ地獄絵図ヘトゴ招待!!

翡翠ノ梅サンド 凶器トシて、ソノ狂気ハ凶器ヲ以ッて人死徒問ワズ生物全テ死滅サセ 例外ナク全テヲ昏倒、嗚呼是即チ対死徒兵器ニ候――――――――!!!


(※しばらくお待ち下さい)


――――――……コレを完食しきった遠野志貴に賛辞を。
これを美味しく食べる?
吸血鬼化した人間を元に戻す事が不可能なように、翡翠の梅サンドを美味しく食べる事など不可能。
……認めよう。食してみてようやく理解した。
この梅サンドは既に概念武装だ。
兵器としての定義を変え、料理として食べれるようにする事など出来る筈がない。
>>319、諦める事をオススメする。

364 名前:シエル ◆kcbhGUILTY :03/11/29 20:54


へタレ……典型的な実例を見ている気がします。

>>356

具体例を考えてみよう。
まず、今の所最も身近なワラキアの夜。

アトラス院はエルトナム家に連なる有能な錬金術師。
導き出される滅びを打ち破る可能性を求めて、自らを滅びぬ現象と化した――――
筈が、ここでは良く判らない豆腐のようなモノに嘲われてみたり、
ごく普通の人間相手に手玉に取られてみたり……

―――……って、後者は単に相手が悪かっただけかもしれませんが。

次に、その道で名高いン・ダグバ・ゼバ。

グロンギを圧倒的な力で支配する長。
発火能力を駆使し、眼前の全てを焼き払う最強の敵――――
の筈が、ここでは雪山で死の予感を感じてみたり、
実質十数分と言う出番の無さを嘆いてみたり……

―――……なんか、可哀想なくらいですね。


あるスレにはまだ居るようだけれど、ケースとしてはそう変わりない。

「……何ででしょうかね。例外もあるみたいですけど、
 確かにへタレが――――いえ、へタレている場合が多い……」

―――と言うか、まるでここに来た所為でへタレているような……

そうだと仮定するとどうだろうか。
ここ『一刻館』全体に、ラスボス属性を持つ者をへタレさせる、
例えば結界のようなモノが……

「…………って、そんな事出来るんですかね?」

自分の思考へ声を出して突っ込んでしまう。
そもそも、属性ってなんですか属性って。

「あーっとですね……ごめんなさい、ちょっとわたしには判らないです」

変な事を考えると、こっちまで引き摺られそうな気がする。何となく。

365 名前:名無し客:03/11/29 23:33

シエルには
FALが
よくにあう

366 名前:シエル ◆kcbhGUILTY :03/12/01 00:48


ここでコメントする事考えるの、実は結構手間なんですよね―――――
と言う訳で、今回は特に無しで。

>>365

「わたしに似合うFAL……?」

ぱっと思い浮かぶモノは無い。
何かの略語だろうか。

―――少し調べてみよう。

PCの電源を入れ、適当に検索してみる。

「これは――――違いそうですね……」

FAFでフェアリイ・エア・フォース。
空軍の様だし、そもそも世界観が違いすぎるし。

「キーワードをちょっと変えて、と…………
 えーっと……? FN FAL……?」

ベルギーの銃器メーカーFN社製のアサルトライフルで、20連のボックスマガジンを
標準で装備、優れた重量バランスなどもあって各国の軍に正式採用されている……らしい。

「……つまり、銃が似合う、と言うコトですか?」

―――そんなコト言われても……

正直、あんまり嬉しくない。
武器が似合うって言われて嬉しい女の人は居ないだろう。
当然わたしも。

「――――他の人から見ても、こういうのが似合うと思われてるんでしょうかね……」

そう思うと少し悲しい。
どうせ似合うって言われるなら、やっぱり服とかの方が良いのに。

367 名前:シエル ◆kcbhGUILTY :03/12/01 21:07


ようやく>>350辺りまで遡りましたね。
まあ、何処まで行けるかは判りませんけどこつこつ返していきましょうか。

>>365

魔力のキャパシティは平均クラスの魔術師の100倍程。
総合的に見ても初代のロアに匹敵する性能の肉体。

―――『わたしの中』でアレはそう考えていた。

転生先の肉体の選定は完全ではなかった。
が、これほどの肉体に巡り会えた事自体はそれなりに幸運と言って良いだろう。

―――アレはこうも考えた。

なら、魔術の素養なんて無かったなら。
わたしは誰も殺さずに済んだのだろうか。

……答えは出ている。

けれど、時は戻らない。事実は変えられない。
始まりは望まずとも訪れた。
わたしの手は血に塗れている。
終わりはまだ遠く。
そして、そこに至るには望んでいなかった筈の力が要る。

―――これが運命だって言うなら。

今は受け入れよう。
何時か、それを越えるために。

368 名前:名無し客:03/12/01 22:26

吸血種化しかかると性衝動が高まるのは何故なんですか?
普通、死体になったらセックスなんて腰振運動で
子供なんて普通はできないはずなのに。
逆に血を吸うのが代わりの生殖行為(兼食事)になるので、
そっちの衝動が異常に高まるのは理解できますが。

…シエルさん。もしかしてロア時代は我慢できずに
志貴みたいに相当ヤりうわやめろなにする

369 名前:名無し客:03/12/01 22:44

不死の体のシエル先輩を宇宙に放り出したら
究極生物カーズのように鉱物化してしまうんですか?

370 名前:名無し客:03/12/01 23:58

シエルたん シキ君をデートに誘った事はある?

371 名前:ワラキアの夜 ◆TATARIpIeY :03/12/02 05:07

>>326 素人にはお勧めできない諸刃の「剣」があったら教えてください。
ふむ、剣を強調するという事は、そこに含む意図があるのだろうが、
先に本来の意味で取った「初心者にはお勧めできない行動」を挙げるとしよう。

代表的なものは自作自演か。

 【自作自演】
  1.自分で劇を作り、自分が舞台で演じる事。
  2.なんでも自分できりもりする事。

現実において、毒にも薬にもならなさそうなこの言葉だが、
これがインターネット上となると少々事情が変わってくる。
インターネット上での自作自演とは、全くの同一人物にも関わらず投稿者名を変え、
あたかも別人のように自分のレスに自分でレスをすることや、
己のレス・行動を賛辞する行為の総称として使われる事が多い。
変身願望がある一部の者にとっては止められない快感を伴うのがメリットだ。
だが、行なっている本人の真意はどうあれ結果的に他者を騙す事になるのでね、嫌われる傾向にある。

初心者にお勧めできない理由は、発覚した場合のフォローが難しい為だ。
なに、自分は失敗などしない、と思っているのならば止めはしない。
思う存分自作自演をし、発覚して叩かれる事も時には―――――
                                     ―――――――……不要だな。
善良な名無しでいたいのならばやめておきたまえ。
一度レッテルを貼られれば、それを覆すのは至難の業。
裏を返せば、それを覆せるのならば初心者ではないという事になるが―――さて、君はどちらに属するかね?


ちなみに既に俗語化しているこの言葉は、2ちゃんねるなどで更に進化を遂げる。
ジサクジエンと呼ばれるそれは、ただの言葉のはずだったのだが……
何時の間にか生物として行動し、共同意識云々などと誇大解釈をされ、亜種まで登場した。
現在確認登録されているジサクジエン種は以下の通りだ。

【(・∀・)ジサクジエーン】          名称:ジサクジエン
【オニーチャン(*・∀・*)エッチー!!】      .名称:ジサクジエン(妹)
【[(・∀・)]】               名称:ジサクジ円(読み:じさくじえん)
【(・千・)】                名称:ジサクジセン
【(-氏-)】                名称:ジサツジエン

新種を発見し、ある程度の普及率と生息率が見込めるのならば新種申請してみるといい。


次に、敢えて言葉通りの意味で解釈した「初心者には勧められない剣」についてだが……

いいかね、>>326 現代社会に於いて剣を取り、戦いに赴く機会などまず有り得ない。
中世ヨーロッパなどでは貴族が名誉を守るため、決闘という名の元に殺しあう事もあったが、
現在では 「決闘=集団を以って一方的な暴行」 の認識が成り立っている。

なに、嘆く事ではない。人間の腐敗具合など此処五百年変わっていないのだ。
いまさら君一人が嘆いた所で変わるはずもない。
己の欲望の為に親を殺し、子を殺し、友を殺し、妻を殺し、夫を殺し、
猫を殺し、犬を殺し、狗も殺し、誰も彼も殺し殺し、殺し殺し殺し、殺し殺し殺し殺し殺し
殺し殺し殺し殺し殺し殺し殺し殺シ殺し殺シ殺シ殺シ殺シ殺し殺ス殺シ合ウ人間、ソの姿 相変ワらず醜ク美しく
腐敗の具合ハ 杯ヲ満たス蜜と為リ、全てノ舞台 須らく殺戮の舞台トなッテ、コの五百年ナにも変ラナイ!


…………ソレに人間は酷く脆いだろう?
祝福儀礼も施されていない鉄の塊に斬られただけで死に至る。
心臓を破壊され死に至り、出血多量で死に至り、首を撥ねられて死に至り、ショックで死に至る。
実に醜い。
そんな脆弱な種が殺しあうのに初心者も上級者もあるものか。
相手の心臓を、動脈を、首を、目を、頭を、腹を、胸を―――急所と呼ばれるその部分に刃を通せばそれで相手は死ぬ。
たったそれだけの事に武器を選ぶ事など脆弱の表れだぞ、人間。

だが……なるほど、その急所に刃を通し難い剣を挙げろと言うのならば話は簡単だ。
剣の重心が偏っている武器は避けるべきだな、振りぬく時の力の入れ具合が特殊になるから殺しにくい。
威力はあるのだが、逆に弾き返されて殺されかねない。
幾ら殺傷力が高くても耐久性が脆い剣も避けるべきだ。
途中で折れては話にならん。
それに、得てしてそのような剣は芸術品としての価値が高いのでね、
初心者が使って傷つけでもしたらそれこそ万死に値する。


以上の条件に当て嵌まる初心者は使わぬ方がいい剣は、
重心が偏っている、バスタード・ソードとその両手剣であるハンドアンド・ア・ハーフ・ソード。
剣の中で最高峰の殺傷力を持ちながら、耐久性が無く、芸術性が高い波紋剣の片手版フランベルジュ、
両手版のフランベルグ、後期生産型の芸術性のみを追究したフラムボワヤン。

―――以上の剣は避けるべきだろう。
ああ、試し斬りをする場合はコレを使うといい。

    .____
   /     /|
   .| ̄ ̄ ̄ ̄|. .|
   .|      .| |   今度は斬って見せろやゴルァ!!
   .| (゚Д゚ . ..| ..|
   .|⊂  ⊂...| ..|
   .|      .| ..|
   .|_____ |/
     ∪  ∪

372 名前:ワラキアの夜 ◆TATARIpIeY :03/12/02 05:58

>>334 ロザリオを受け取るとしたらだれから?
「マリみて」とは「マリア様がみてる」という本のシリーズの総称のようだな。
――――そう言えば……
先日人間が持っていた本が似たようなタイトルだったか。
いい機会だ、私もかの有名なマリア様がみてる、読んでみるとしよう。

(パラリ)
【月刊:マリア様が睨んでる 第一部最終話】

「この同人誌はフィクションです。
 実際のマリア様がみてる、並びにその登場人物達とは一切合切これっぽっちも関係ありません」

  〜前回までのあらすじ〜
   ―――純粋培養の男たちが集う、私立リリアン男塾。
   ―――清く正しい学園生活を受け継いでいくため、高等部には「兄弟(フレール)」
   ―――と呼ばれるシステムが存在していた。ロザリオを授受する儀式を行なって
   ―――兄弟となることを誓うと、兄である先輩が後輩の弟を指導するのである。
   ―――高等部に進学して、まだ兄を持っていなかったワラキアの夜は、
   ―――憧れの『紅薔薇のつぼみ(ロサ・キネンシス・アン・ブゥトン)』であるネロから突然
   ―――「兄弟宣言」をされる。次第に距離を詰めていく二人は無事学園祭を終了させて――――――――


  食べかけのプリンを一口で腹に収めて、ネロさまは自分の混沌とした体の中に手を入れた。
  「之を、貴様の首に掛けたいと思うが、返答を」
  それはいつか見た、ネロさまのロザリオ。
  「だが、昨日は断ったではないか――――」
  ワラキアが言いかけると、ネロさまは「それは至極当然のことだ」と遮り、言葉を続ける。
  「シンデレラ役を交代せんと情けをかけようとしている貴様に、ロザリオを受け取らせても悦びにならぬ」
  「――――では」

  「賭博の対象や同情憐れみなど、そのようなものは要らぬ。これは神聖な儀式なのだ」
  ワラキアは、輪に広げられ、混沌の汁がべったりと付き滴っているそのロザリオを見ながら、
  それを掛けられたら死ぬのではないかという不安と戦っていた。
  だが、それでもワラキアには誇りがある。
  そのロザリオを否定する事は死徒二十七祖の誇りも捨てる事だ。

  それ逝け。自分に号令一つ。
  「お受けしよう」
  「謝辞を―――」
  ネロさまが、そっとロザリオをかけてくれる。
  ゴツイ手がうなじに触れて、そのまま首を締められそうな恐怖に耐えていると、音楽が変わった。

  「む?」
    「キ?」
  二人の耳に届いたのは遠い国の民俗音楽のような不気味な旋律。

  アーーーーーーッッア アッ
              アーーーーーーッッア アッ
                          アーーーーーーッッア アッ

  『幻舞』
  いつか二人で耳にしたのは、きっと今日のための練習だったのだろう。
  「……心地よいリズムだ。ワルツとは行かないが踊らぬか、祟り」
  「喜んで」
  二人は互いに手を取り合い踊りだす。
  不気味な男達の歌声をバックに、蠢くように踊る。

  冷たい空気がおいしくて、肌に気持ちいい。
  月明りの中、いつまでも踊り続けられるような気がした。

  ワラキアが 紅薔薇のつぼみ の 弟 となった夜。
        ロサ・キネンシス・アン・ブゥトン .弟者

  月と、マリア様だけが二人を睨んでいた。

                                                 【第一巻 完】
(パタン)

…………

――――キ。

キ、キ、キキキ、キキキキキキキ、

キキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキィ…………!


フザケるナフザケルナフザケルなふザケルナフザケルナ―――!!

現象ト謳ワレシ不滅ノ十三位、永遠ナドトうに再現セシそノ存在、何故混沌ガ差シ出スロザリオヲ甘受シ、
幻舞デ踊リ踊リ踊リ踊リ踊リ踊りアッタ月夜マリア様が睨ミシソノ下ニテ兄弟ノ契リヲイザ交わサン!
謳エ、男ドモ、ソノ歌声、幻舞トナリ我ラノ祝福ノ声トナラn――――……
――――……カット、有リ得ぬ、認めヌ、ヤリ直セ!

有リ得ヌ夢物語 夢ハ夢ノマまデ終ワリ、真夏ノ夜ノ夢ハ祟リトシテ具現セズ、
作者ノ夢コソキカイ奇怪、妖怪溶解崩壊瓦解怪死死死四四四四シシコろシ、
コロし、ころシ、コロシコロスコロシコロリコろシタタリタたル祟ッてヤル――――

キ、。、コノ私ガ、キ、ワラキあノ夜が、
ソンな気色悪イ阿鼻叫喚男色衆道ノ対象となるナド断ジテ認メない――――――――

373 名前:名無し客:03/12/02 18:16

ワラリンにスペシャルかんちょーーーーー!!!
おお 見事に決まったぜ!!

374 名前:シエル ◆kcbhGUILTY :03/12/02 19:34


……明確に個人宛と判るモノは飛ばして行きましょうか。
まだ先も長いコトですし。

>>370

「……いえ、無いですけど。それよりたん付けは出来れば止めてください」

精々が他の何人かと一緒に遊びに行こう、と誘ったぐらいで。
しかも、結局それに彼は来る事は無かった。

―――まあ、二人っきりになった事ならありますけど……

デートか、と言われれば違うだろうし、何より、その手の感情は抱いていない
只の友達付き合いレベルだったように思う。少なくとも彼は。

―――……わたしは。

彼に興味があるのは事実だったし、ああいう付き合いも楽し―――――

「…………むむ?」

ちょっと待った。
あの表記はおかしくないだろうか。
『志貴』という漢字はそれほど難しくないのに、敢えてそれを使わずに片仮名を使う。
つまり、そうするコトに何か意味が、

「――――あるに決まってるじゃないですか」

もう一人の『シキ』。
包帯だったり白衣だったり着流しだったりする琥珀さんのぺ――もとい、
衝動に呑まれた本当の遠野家長男。
そしてロアの転生先。

「…………え? あ、いや、無いですよ。今のは独り言です」

シキを指すのなら、なおさらデートに誘う筈が無い。
以前の彼がどんな人間だったにしろ、転生体であるならわたしとの関係はたった一つ。
明確な敵。
滅ぼすべき相手。

―――例え、器が誰だったとしても。

それは、変わらない。

375 名前:名無し客:03/12/02 21:29

志貴「秋葉ー。あんちゃんだよーお前のあんちゃんだよー
   今帰ったよー開けておくれー。」
秋葉「あんちゃんかー。本当に本物のあんちゃんかー。
   本当のあんちゃんならこれができるはずです。」
秋葉「賭博破戒録カイジのものまねー」
志貴「うま…さいこ〜!ひぃ〜〜 ひぃ〜〜(はぐ…はぐ…)
   いっつも学食のサンドイッチばかりだったから…」
秋葉「うっわー超ヒッサーン。やっぱりあんちゃんだ〜〜」
志貴「はっはっはっは〜」






・・・というような感じの月姫は如何ですかな。

376 名前:シエル ◆kcbhGUILTY :03/12/02 21:37


時間があるので今日はもう少し。

>>369

「えーっと――……」

漫画か何かで読んだ記憶がある。
策に溺れる典型的な悪役策士で『勝てばよかろうなのだァァァァッ!!』な人――もとい、
究極生物。
元は柱の男と呼ばれる地底人の一族の一人で、苦手とする太陽の光を克服する為に……

(以下宇宙に放逐されるくだりまでの数十行を割愛)

―――日光が苦手って……

吸血鬼みたいだなあ、と思ったのを覚えている。

「―――――いや、あのですね。わたしを何だと思ってるんですか。
 確かに共通点が皆無だとは言いませんけど、一緒にされるのはごめんですよ」

でも、どうなるんだろうか。
まさか鉱物にはならないだろうし……

―――細胞の一片まで凍りついて死に続ける……のかもしれない。

永遠にそのままなら、それは死と同義。

それはそれで悪くない、と―――――
                           少しだけ、思えてしまう。

377 名前:名無し客:03/12/02 22:31

スパゲッティは鋤ですか?
フォークは国権ですか?
巨大フォークを萌えさせる先輩なら豆腐だって切れますよ。

…………………………ああ、何故に漫画版を亜似目化しないのか(鬱

きっとこれはタタリなんですね。

378 名前:名無し客:03/12/03 00:13

お尻が魅力的ですね・・・ふふふ

379 名前:シエル ◆kcbhGUILTY :03/12/03 00:26


レスが付くのは嬉しいんですけど――――
このペースだと追い付けそうに無いですね……どうしましょうか。

>>377

―――頭が痛い。

                                     ずきり。
割れそうに、と言う表現は良く使われるが、比喩でなくそうなってしまいそうな程。
                                     ずきり。
脳を内側から掻き回し、外側から押し潰して、引き伸ばすような。
                                     ずきり。
頭蓋骨を突き破って、弾ける―――――


―――……考えるのは止めよう。

途端、痛みが嘘の様に引いていく。
そう。
思い出す必要なんて何処にも無い――――





「……いえ、勿論冗談ですけどね」

幾らなんでも、そんなに思い出したくない訳ではない。
と言うかアレはあくまでも『真月譚 月姫』であって月h(ry

「わたしはスパゲッティとカレーなら比較するまでも無くカレーの方が好きですし、
 三叉の矛なんて投げないし、それに火葬式典っぽいモノが仕込んであるなんて知らないですし、
 他にも色々ありますけどとにかく違うったら断固として違うんですよ?」

―――漫画版の様になっていれば……

こんな風に自分も騙せない嘘を付く必要も無いのに。
演出も話の流れも申し分無い出来なだけに、比べると余計に浮き彫りになると言うか。

「祟り……かもしれません。アニメ化は須らく黒く、と言う」

380 名前:名無し客:03/12/03 01:05

         _
       /〜ヽ
     (((。・-・))) プルルン♪ ボクを斬って見せろやコルァ!!
       ゚し-J゚

381 名前:シエル ◆kcbhGUILTY :03/12/03 03:42


これぞ正しく『嬉しい悲鳴』と言う所ですか。
……頑張らないといけませんね。

>>380

「………………」

一体アレは何なのか、とか、問題にすべき事は幾つもあるだろう。
けど。

「…………ぃぃ」

そんな事より。

「………可愛い」

と言うコトの方が今のわたしには重要なわけで。

「ほらほら、こっちおいでー」

とか言っちゃう訳ですよ。
だってほら、プルルン♪ ってゆれてますし。
ちっちゃくて可愛いですし。
そう思いますよね? 誰に聞いてるのか良く判りませんけど。

>>378

「――――――!?」

―――想像された。

あんな所やこんな所や、 あまつさえそんな姿まで想像された。
一気に頬が熱くなる。
きっと、鏡で見たら林檎みたいに紅いだろう。

「いいいいいや、そのですね? 初対面でいきなりそんな事言われても困ると言うか――――」

―――まあ確かに原典にはそう言う描写もありますけど、あれはその、
     し、志貴くんが悪いんであって、わたしは別にして欲しかったわけじゃ無いですし、
     ただ単に拒み切れなかったというかそんな感じなんですよっ!

真っ白な頭に浮かんでくる映像。連想されるモノ。
混乱した思考では何処までを口にしたかも定かではなくて――――

「――――っはぁ、はぁ、はぁ……」

何で初めて会ったのに恥ずかしいコトを言われなければならないのか。
言われなければならない理由がわたしにあるだろうか。いや、無い。無いったら無い。

「えーっとですね……」

こう言う時にぴったりの台詞が載っていた筈の『HELLSING』第二巻をぱらぱらとめくる。
因みに何故か手元にあった。不思議なコトに。

「『小便すませたか? 神様にお祈りは?
 部屋のスミでガタガタふるえて命ごいをする心の準備はOK?』」

ゆらりと近付きながら、見つけた台詞を読み上げる。
そして――――





―――いえ、殺したりはしませんよ?

12時間耐久お説教(正座で)を体験してもらうだけですから。
因みに明日は予定がありませんでした。丁度。不思議ですね。

382 名前:シエル ◆kcbhGUILTY :03/12/03 09:12

ちょっと待ってて下さいねー……すぐ着替え終わりますから。

(ごそごそとやりつつ)

383 名前:知得留 ◆kcbhGUILTY :03/12/03 09:13


と言う訳でお待たせしました。
……何気に『わたし』がこう名乗るのは初めてだったりしますね。

>>375

「却下です」

第一声で真っ向から切り捨てる。
判断に要した時間はコンマ1秒以下、殆ど反射だった。

―――だって……

あの二人が全くの別人に―――それも、負の方向への変化に違いないだろうと
確信させるような変わり方。
それはそれで笑えそうではあるけれど、聞くだけでお腹一杯だ。
と言うより、わたしまでそんな崩れ方をするのはごめんだった。

「確かにカイジネタが面白いコトは認めますけど、乱用多用は禁物です。
 ネタは使い所と引き際を見誤らないのがポイントですよ?
 では、地下王国からやり直して来て下さいね。ぽちっとな、と」

如何にも『危険ですよ』と言わんばかりのボタンを押すと、ガコン、と古典的な音。
当然開くのは>>375の足元の床。
そして、穴の先はがどちらの地下王国なのかはわたしも知らなかったりする。

384 名前:名無し客:03/12/03 15:20

ちゅうかこいつ↓何者よ?

            _,,,,,,,,_
         ,,r''": : : : ヽ'''''''''''''''''''-.、
        r'": : : : : : : : : : : : : : : : : : 'i,
.       i : : : : ; : : iヽ/i,: : :'i; : i: 'i; : :.i,
        i; i,: i: i :i; :.i  i,: i :.i: :.i : i: : : i,
        ヾ;i'i;|;.>'''''''ヽ, r'''''''ヾ;ii: :i,: : : i
          i i    H′   .i.i: ,!i'ヽ i
          i 'i、,___ノ .ヽ,____,ノ.i/: i / ;!
          'i; !、 (三     i : :i': : !
           ヾi,:i>,, ____,,.. ィ,'_i ://i/__,,,.-:''''''':-.,_
     ____,,,,,r┬'''''''''´  `ヽ     `"' ̄'i;:::::::::::::::::::::::\
.   /:::::::::::::::::ヽ、        lヽ、    'i;:::::::::::::::::::::::::::\
   f::::::::::::::::::::::::::\       .i:::::\  _,ノ:::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ,
---┴'''''''ヾ、:::::::::::::::`:.-------':''''::::;;;; ̄:\::::/''''''''''''''''''''''''''''''''''''''l
        ''.--:;;;;;;;;;;';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;Y            .|
             ''i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ノ            |
.              ヾ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`、           .|

385 名前:名無し客:03/12/03 16:58

>>384

http://page.freett.com/damashiroom/nekoaruku.html

386 名前:知得留 ◆kcbhGUILTY :03/12/03 21:57


丁度良いみたいなのでもう少しだけこのまま。

>>384 >>385

「――――取り敢えず確保させて貰いますね、っと」

言いながら、傍らに垂れ下がっているロープをぐいっと引っ張る。
何時の間にか現れたソレの仕掛けなんてまったく知らなかったりしますけど――――

「あ、動かない方が良いですよ? 危ないですから」

―――こうか は ばつぐんだ!

じゃなくて。
何が起こるかは、最早確信と言えた。
だから、天井しかなかった筈の空間から鉄の檻が降ってきても驚きは無い訳で。

「……それで―――――
 アレですか? マウントから殴って欲しい訳ですか?
 って言うかもしかして喧嘩とか売っちゃってますか?
 どう見てもコレわたしへの当てつ―――げふんげふん」

あぶないあぶない。
わたしはあくまでも知得留ですからね。
                            まあ、非常に今更な気もしますけど。

「……あの馬鹿猫ならともかく、一般人に手を上げたりはしませんので安心して下さい。
 PTAとか色々ありますからね」

―――しかし、どうしましょうかね……

黙考する事暫し。
出てきたアイデアは以下の通りです。

「まずは1番:これから暫くの間全ての食事を強制的にカレーに。
 期間は未定、勿論朝からカレーです。
 そして2番:>>666を踏めなくてイライラしているネロ=カオスと一緒。
 まあ、基本的には紳士ですから一番安全かもしれないですね。裸コートですが。
 最後に3番:『地下王国』送り。
 もっともバイオレンスな雰囲気漂う選択肢です。>>383とオチ被ってますけど」

色々と―――特にオチ被りが微妙な感じがしますけど、ここは敢えて黙殺の方向で。

「……まあ、ゆっくり考えて下さい。別に急ぎませんから」

387 名前:シエル ◆kcbhGUILTY :03/12/04 01:49


そして元に戻る、と。

>>368

「うー……。そのですね、これから話すコトはあくまで一般論ですよ?」

そう前置きして、して――――

―――しても恥ずかしいモノは恥ずかしいですよ……

そんなに直接的に言わなくたって良いと思う。
一応わたしだって女なのに。

「それで、その……魂が変わりきってしまうと、肉体もソレに引き摺られる、
 って言うのは話しましたよね?
 つまり、進行度にもよりますけど途中の段階では肉体的な変化は殆ど無い訳です。
 それでも魂は変質していますから、発散する方法が無いままに吸血衝動は高まる」

―――ああ、頬っぺたとか赤くなってるんでしょうねえ……

えっちなのはいけないと思いますっ! とか言って流せば良かったですかね……
もう遅いですけど。

「それでその―――――
 吸血衝動を……せ、性衝動に置き換えて、他者を蹂躙する事で発散する……
 と言うコトだと思いますけど」

勿論、余計な事は考えない。
あくまでも一般論を話しているだけなんだから、何も思い出す必要なんてな、

「―――――な!?」

只でさえ赤かった頬が、一気に真っ赤になる。
向けられた視線に煽られた羞恥。言葉で思い出してしまったモノ。
二つがぐちゃぐちゃに混ざり合って良く判らなくなる。
何だか気持ち悪い。

―――……それもこれも――――――――

「……貴方の、所為ですよね」

多分に八つ当たりな気がしないでもない。
けど、ちょっと止められそうもない。

「さあ、暫く付き合って貰いますよ。拒否権なんてありませんから」

388 名前:シエル ◆kcbhGUILTY :03/12/04 03:46


多少は遡って来れましたね……

>>339

「ふむ。そうですねえ……」

『闇の化身』という言い方をする以上、小物やただ下司なだけのモノを指しているとは考え難い。
となると――――

―――やっぱりアーカードですかね……

スタンス的には人間側なのは間違い無い。
けれどそれが即ち正義かと言えば、そうだ――と、言い切れる人間は少ないだろう。
どちらとも付かない、光の傍にある混沌とした闇。
そんなイメージがある。

「後は――……」

他世界じゃないですけど、やっぱり。
ナルバレックはどうしても外せない気がする。
高飛車で横暴で悪逆非道で殺人、

「―――――!?」

―――このプレッシャー―――まさか?

『キュピーン』と言う効果音が何処からか聞こえる。
シャ……もとい、ナルバレックが近くに……?

「……ちょっと用事を思い出しましたので、これで失礼します」

389 名前:名無し客:03/12/04 05:44

性衝動…>>387で何が?(爆
浮気でないと信じるとして、みなさんに質問です。

今気になっている男性(女性)は誰ですか?

390 名前:シエル ◆kcbhGUILTY :03/12/04 08:20


…………

>>389

「……居ないとは言いませんけど」

俯いたままぽつり、と。
そよ風にすらかき消されそうな呟き。
いけないとは思っても、こう立て続けだと収まる暇も無い。

そう。

―――だからこれも――――――――

「こういうのは『下司の勘繰り』って言うんでしたっけ……?
 ……まあ、何でも構いません。悪気があるのか無いのか知りませんけど―――――
 『口は災いの元』という言葉の意味、しっかりと噛み締めて下さい」

瞬きの刹那に一歩踏み込み、体重を乗せた右の掌底を鳩尾に打ち込む。
くず折れる>>389を引き摺って向かった先には、コンクリートの壁に背を預けて立つ>>368が――――
正確に言うなら、身体の輪郭をなぞる様に壁に突き立った黒鍵に支えられて気絶している>>368が、居た。

「身に付けた技術も定期的に使わないと錆び付きますからね。彼には少し協力してもらいました。
 ……ああ、動かなければ危険は無いですから。
 たまに手元が狂ったりはしますけど、そんなコト百回に一回もありませんし」

意図的に抑揚を抑えて、淡々と宣言する。

「繰り返しますけど、下手に動くとさっくりいっちゃいますから大人しくしていて下さいね?」

何気無く振り上げた右手には、鈍色に光る四本の投剣。
薄笑いを浮かべながら、わたしは一本目を投擲した――――





――――いや、冗談ですよ?

……まあ、世の中には知らない方が良い真実はたくさんある、と言うコトです。きっと。

391 名前:名無し客:03/12/04 20:50

めがね 尻 カレー
この三つは三種の神器です
いやーお尻ってホントにいいものですねー


392 名前:名無し客:03/12/04 22:07

>>390
その気になる相手が、とクリスマスでのデートを計画している、との情報が入ったとします。

・相手が貴方の場合(貴方を驚かせようと、秘密で準備している)と。

・相手が貴方以外の場合(邪魔が入らないように、秘密で準備している)

には、それぞれどのように反応しますか?

393 名前:名無し客:03/12/04 22:53

レスガナガスギマス!

394 名前:名無し客:03/12/05 01:03

他人より秀でている、と胸を張れる所はなんですか?
もちろん特技とか、そういうことですが。

395 名前:ワラキアの夜 ◆TATARIpIeY :03/12/05 01:18

>>338 ワグナス 同化の法
――――同化の法、か。
まず結論から述べるとしよう。結論は、「伝えない」だ。
正確に言うとすれば、「伝えた事により、人間が栄える事は有り得ない」なのだが。


寿命の差ゆえの悲劇をなくす――――――

                    ――――――それは行き着くところ、

                    ――――――全ての人間に等しく平等な世界をもたらすことに繋がる。

私は人間であった時分に答えを見た。
世界の全てを知り、膨大な計算の果てに導き出されたその結果。
どうしようもない滅び。
どんな計算をしようと、
どんな対抗策を練ろうと、
どんな回避法を試そうと!!

そう、あらゆる方法をシュミレートしようとも、真っ先に滅びが出たその答えを、私は見た。


ワグナスと言ったか。
君ら古代人と呼ばれる種族は“人間”ではないだろう?
いくら姿かたちが似ていても、魂の寿命が不滅に近い存在など人間とは呼べぬ。

魂でも肉体でも、生物であれば必ず劣化していく。
その寿命は種族によりある程度は定められた種の共通情報だ。
君らはその魂の情報が人間のそれとは掛け離れている。
それは既に人間ではない、全く別の生命体。

魂とは第二要素に該当するものだ。
これは非常に扱いが難しく、古今東西この存在を確立させた魔術師はただ一人しか存在しない。
彼は己の魂を君らと同じように別の肉体に移す事で不滅を体現した。

これは君らの言う普通の“同化の法”に近いものだな。

だが、ここで問題が発生する。

                     ――――――人間の器ではそれに耐えられないのだ。

君らの魂ならば耐えられる秘術でも、
人間の魂、精神、肉体では耐えられない。
ならばどうするか?
答えは簡単だ。より強固な器に変えれば耐えられる。
だがその結果、強固な器に移った時点でそれは人間から全く別の生命体と成り果てる。

そうなる事で付随するのは劣化する遺伝子を保つ為の吸血衝動。
そこのシオン・エルトナムという錬金術師がいいサンプルだ。

                     ――――――人間から死徒へと変わる過程。

堪えきれない渇きがそこにはある。
君らが秘術に耐え得るのはその不滅ともいえる魂の器があってこそだ。
純粋な人間の魂と精神と肉体では、人間の器では耐えられない。


さて、君らの進化させた同化の法だが……
なるほど、確かにこの方法ならば人間の器でも自我も保てよう。
だが人間の器に無理矢理同化させた以上、その肉体の遺伝子は急速に劣化していく。

肉体自体の寿命は延びるだろうが、それは所詮寿命が延びるだけに過ぎない。
人間から別の生命体に変化させられた器は、
自身の遺伝子の劣化を補う為に他者の遺伝情報を得なくてはならない。

無理に延ばされた寿命を全うする為に、今まで以上に大量のエネルギーと遺伝情報を得る必要がある。
さて、ただでさえ飽和気味の人間が、
全て同化の法で別の生命体になればどうなるかなど、予測がつくだろう。


結果はお互いがお互いを食い合い、殺し合い、滅亡する。


――――――理解したかね?

結局の所どうやっても滅びは回避できない。
予測しようと武器を作ろうと同化しようと回避できないその滅び!
嗚呼ツマらないつまらない、本当にツマラナイ!!
君ラの法を以ッテシテモ回避デキナイソノ答エ。 ぐちゃグチゃでグロテスクでドウシヨウモナイ滅ビ滅ビ滅びソノ滅ビ!!
人間古代人吸血種 ドレモクダラないツマラナイ飽き足ラナい満タサレナイ避ケラレナイ!

キ、所詮魂ノ違ウ生命体、違イナド永遠ニ判ラズ
永久ニ愚議ヲ繰り返シ繰リ返し返シ返シ、ソノ目的未ダ定カナラヌ七英雄!

     ┌←→五反田←→品川←→池袋←→┐
    恵比寿                   上野
     └─←→新宿─←→新大久保←→─┘

山手線内回リ外回りゴ注意クダサイ、
白癬ノ内側、列車ガ参リマスハ七番線七英雄逝キ!

シナガワ←ワグナス→品川 所謂山手各駅停車駅ニシテ以下同様!
謳エ山手線各駅名ドモ、ソノ名前JRヨリ取ラルシ汝ラノ未来ナリ!

嗚呼私ハ、ソレ故ニ、故に、ユエニ未ダ滅ビを回避出来ナイトイウノニ――――――――!

396 名前:シエル ◆kcbhGUILTY :03/12/05 03:02


えっと、>>393さん。
何故か書いているうちにこんな長さになっちゃうんですよ。
ここは広い心で大目に見てもらえませんか?(ぺこり

>>394

「……他人より秀でているコト、ですか」

―――沢山ありますよね。

苦笑に混じるのは隠し切れない自嘲。
視線を外したまま、取り繕うように背を向けた。

他人とは違う。
普通に生きている人より力が強く、動きが速く。

―――死なないコト。

刺されても撃たれても斬られても。
それどころか、塵も残らないように分解されても。
時間さえあれば、『元に戻った』わたしの身体は何の問題も無く稼動する。

まだある。
膨大な魔術の知識、それを行使する為の素質。
身体に染み付いた武器の扱いに格闘の技術。

そして、殺した人の数。

手を染めて、腕を染めて。
足首まで浸かりながら脛を染めて腿を染めて胸を染めて髪を顔を染めて。

魂まで、紅く染めて。

立ち込めるバターのように濃密な香りの中で、

                            わたしは、

                                       笑って―――――

「―――――っ」

頭を振って回想を打ち消す。
こういう思い出し方をすると立ち直るのに時間が掛かる。何時もの事だった。
大きく深呼吸して、振り返る。

「……あ、カレー作りなんてどうです? 結構自信あるんですけど」

笑みに混じるのは、隠し切れない疲れ。
事実を確認すればする程、その色が濃くなってしまうような――――

―――鏡が欲しい。

その中のわたしは、普段通りに笑えているだろうか?

397 名前:シエル ◆kcbhGUILTY :03/12/05 04:00


>>392

「――――え!? 遠n……じゃなかった、いえ、何でも無いです何でも」

『気になる相手』『デート』の言葉に思わず飛び出しかかった名前を押し戻し、
もう一度話を良く聞く。

―――なんだ、仮定の話ですか。

安堵の溜息と一緒に、強張った身体から力が抜ける。

「それで……あ、相手がわたしの場合、ですか?」

―――えーっと……

驚かせようとしてるんだから、知らないふりをして驚いた方が良いですよね。
当日、彼が誘いに来てくれて、驚くわたしに悪戯が成功して喜ぶ子供みたいに笑ったりとかして……

―――……可愛いでしょうねえ。

慌てて支度するのをにこにこしながら待っていてくれて、そし
(以下時間にして5分ほどデートについての空想が続くものの長いので割愛)

「ちゃったりなんか―――――
 …………って、わたし、声に出したりしてません……よね?」

なんかガムシロップに蜂蜜混ぜた上に砂糖を山ほど入れたモノくらい甘々なコトを
考えていた気がしないコトも無いって言うか、もしそれを聞かれてたら恥ずかしくて
死んじゃいそうって言うか。

「……つ、次行きましょう、ほら」

―――わたし以外と言うコトは――――――

翡翠さんや琥珀さん、シオンさんならまだ良い。
彼が本気ならこちらの諦めも付くと思う。多分。

でも、もしかしたら秋葉さんとか……

―――そ、そんな幾ら血が繋がって無いって言っても兄妹なんですから良くないですよ!?

あまつさえアルクェイドの場合もありうる訳で。

―――……あんなあーぱー吸血鬼に彼は渡せません!

「確実な所は実際にそうならないと判りませんね……確定しているパターンが一つありますけど」

398 名前:シエル ◆kcbhGUILTY :03/12/05 11:29


出来るだけコンパクトに。

>>391

―――な、また―――――――

誰がお尻ですか! と言いそうになるのをすんでの所で思い止まる。
個人の名前を出していないのに反応していては、『自覚があったんですね』なんて
言われるのがオチだ。
そう。
ここは軽く流すのが最善だろう。
例えその三種の神器とやらに当て嵌まりそうな気がしても。

「……こんな所で大声で言うモノでも無いと思いますけど、嗜好は個人の自由ですからね。
 他の人に迷惑を掛けなければそれで良いんじゃないでしょうか」

この際、わたし自身のコトは意識から追い出しておく。

―――これで良いんです、これで……

お昼ご飯でも食べて、気分を切り替えよう。

399 名前:名無し客:03/12/05 15:30

力が欲しいな
君らに持たざる者一般人の気持ちはわかるまい
一例を挙げれば死徒からみたら食料にしか過ぎぬ者の、
気まぐれにそのときの気分で生かすも殺すも自由自在にされる
生殺与奪から全てのことを他者に握られる、
抗うことすらできぬ者の気持ちなどわからないだろう
これは代行者などの一見人側のものも変わらない。巻き込まれる者は多いのだからな。
真祖、死徒、魔術師、埋葬機関の代行者、混血、様々な能力者……
全てが我々を見下す。彼らは我々の権利など一切認めず理不尽に簡単に命を奪う
見下されるのは嫌だ、奪われるのは嫌だ、遊びや食事で殺されるのは嫌だ、
私は力が欲しい、彼らに私という個を認識させる力が欲しい、同じ視点に立てる力を望む
結果、自身が人から吸血鬼などの人ならざるものに変わってしまうことも私は厭わない

400 名前:名無し客:03/12/05 15:40

俺のこの手がぁぁぁ真っ赤に燃えるぅぅぅぅ!
幸せつかめてと轟き叫ぶぅぅぅ!!

401 名前:シエル ◆kcbhGUILTY :03/12/05 16:51


>>338

―――下らない。

考えるまでも無い。議論の余地など一片も存在しない。
そんな馬鹿げた法、人間には必要無い。

「そんな……モノは――――――」

劣化した肉体を捨て、新たな器へと魂を移し替える。
それを繰り返すコトで、肉体の限界を超えて存在し続ける法。

―――そんなモノは。

     まるでアレのやっているコトのようなモノは。

別に吸血鬼化する訳では無いのは判る。
けれど、人には不死は重すぎる。
人の心は、『死ねないと言うコト』はきっと耐えられない。
十年や二十年は当たり前に、五十年くらいなら人間のままでも生きられる。
けれど、それが百年になれば。二百年になれば。
自分だけが変わらないまま流れていく時に、精神は間違い無く磨り減っていく。
不死である自身とそうでない人との隔たりが心を削り、歪め、結果として心すら人から遠ざかる。
歪な魂を身体から身体へと移し替えて存在するモノ。

そんな生物は、もう人間とは呼べない。

存在すると言う目的が全てになった妄執の塊。それは――――

「……人は、今のカタチだからこそ人なんですよ」

―――それは、既にロアと同じ。


死なないモノ達で溢れた世界。

                              ――――生きる意味を見失って。

変化も進歩も無く、ひたすらに停滞した世界。

                              ――――ただそこに在るだけのモノ。

流れない水はやがて腐る。

                              ――――何時しか世界が死に、

腐り果てた水の中で金魚は生きられない。

                              ――――そこに生きるモノもまた、死ぬ。


「死を賛美するつもりはありませんけど……」

それは、とても大きな意味を持っているだろう。
もしわたしが死ねない事に原因が無かったら。原因が取り除けなかったら。

―――こんなに条件の違う仮定に意味はないけれど。

終わりが―――遠くとも終わらせる方法が見えていなければ、わたしだって耐えられない。

「何時かは来る終わりがあって、目指している目標ややらなければいけないコトがあって。
 だから、前に進もうと思える。……そう、思いませんか?」

自分と他の人を重ね過ぎているかもしれない。
こんな風に考えるのはとても愚かなコトなのかもしれない。

それでも、そんな法は伝えるべきでは無い、とわたしは思う。

402 名前:死徒:03/12/05 17:15

       -='^`ヽ'´フ_
              , ´`ヽ'      ` 、
           /             ヽ
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          | '  i l  l ,ヘ /l ` l | l .l |     l
         l |  .| |、 ! | `’  ! l | . l i .| i    l
        l、!  l ! 、 ! |    .| |├┼ナlノ!    |
         ヽ l |‐-┼ナ     l | .! r┬-、 |    l
         / ヽ l < ´`; l   lノ! | , ヽ ;l! |   ,
         /   ` ヽ_!匕i      |ノ ` 亠'ノ   リ
         /' / , -‐l「!    ,      r―‐'─―¬'
          ,/ l`ーl |、    __   |        |
         |l  /|   | i `    ` ̄  |       |
       ヽ/   ヽ  | l    ヽ  __,.!,-ー'"   _,|
      / , -‐ゝ-、!___ j ̄ r' ='      ̄  ゝ
     /  /   (  )      ̄ ̄(   )       `ヽ
    /   ,    ゝ-' ┬───┬ゝー'、     、    'ヽ
  //7  l   /`>   ノ      | |  |              〉
  ′ /  |   / / ノ      ,'  L__」      l、    ,

403 名前:半真祖:03/12/05 17:21

ある事故で真祖の魂と融合しているんですが

最近人間を無性に殺したくなって抑えられません

この前 自然原理に敵対する愚かな人間にハラを立てて
ついうっかり街一つを凍りつかせ破壊してしまいました
これからどうしたらいいんでしょうか?



404 名前:名無し客:03/12/05 17:28

無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無
駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無
無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無
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無駄無駄             無駄無駄 無駄 無 駄 無駄無駄無駄無駄無駄
駄無駄無             駄無駄無 駄無 駄 無   駄無駄無駄無駄無駄
無駄無駄             無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄
駄無駄無 \         / 駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄
無駄無駄 | \      / | 無駄無駄 無駄無 駄   無   駄 無駄    無駄無
駄無駄無 (  \   /   ) 駄無駄無 駄 無 駄 無 駄 無  駄 無駄 無  駄無
無駄無駄 | \  \/  / | 無駄無駄無 駄 無駄 無 駄   無駄 無駄 無駄 無駄
駄無駄無 \C ̄| | | ̄C/ 駄無駄無駄 無 駄無 駄 無 駄 無駄 無駄 無 駄無
無駄無 ((\  ̄ ̄||| | ||| ̄ ̄/))))無駄無駄 無 駄無  駄無 駄 無駄   無  駄無
駄無駄無| | ̄ ̄\|/ ̄ ̄| / ̄ ̄ ̄ ̄\無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無
 ̄ ̄ ̄ ̄| |          |/ ̄ ̄ ̄ ̄//⌒⌒ーヽ無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無
 ̄ ̄ ̄ ̄| |  <⌒⌒>  / ̄ ̄ ̄ ̄/        \無駄無駄無駄無駄無駄無駄無
 ̄ ̄ ̄/ |    ⌒⌒  / ̄ ̄ ̄ ̄/           無駄無駄無駄無駄無駄無駄
 ̄ ̄/   | \( ̄V ̄)/ ̄ ̄ ̄ ̄/            無駄無駄無駄無駄無駄無
 ̄/ ⌒ |   \_// ̄ ̄ ̄ ̄/  ノ           無駄無駄無駄無駄無

405 名前:名無し客:03/12/05 20:36

やっぱココでは、らっきょキャラは駄目なの?

406 名前:シエル ◆kcbhGUILTY :03/12/05 20:49


『無駄』を極力カットしてみました。
……いえ、わたし自身は一応無駄じゃないと思ってるんですけど……
重要なのは他の人からどう見えるか、ですからね。

>>404

「残念ながらスタンドはお呼びじゃありません。お帰りはあちらです」

とっとと本体の所へ帰って下さい、と付け足しつつ、エジプトの方向を指差した。

>>403

「……それで、わたしの前でそんなコトを言う意味は判ってるんですよね?」

風を切る音が止むより速く、黒鍵の切っ先は>>403の喉元を指している。
押されて僅かに窪んだ皮膚から、珠のような血が滲んだ。

「聞くまでも無いでしょう? ……ああ、自分で幕が引けないのなら何時でも呼んで下さい。
 わたしが滅ぼしてあげますから」

407 名前:403真祖:03/12/05 21:38

ふふふ わかっているよただのぼやきだ
うっかり人間の意識がしゃべってしまっただけだよエレイシア

いや ロアの娘・・・ヒトの断末魔の叫びが心地よくてね
とくにゆっくりと凍りつかせて彫像にするのがもう楽しくてたまらない
君もわかるだろう 両親や親しい者たちを皆殺しにした君になら!!

乗っ取ったヒトの意識にそれを眺めさせるのは快感の極みさ
血を吸うのはそれからでもいい その時 味は至高のモノになるからな!!
もちろん 乗っ取った人間の両親もゆっくり料理したよ ハハハハハ



408 名前:名無し客:03/12/05 21:38

ここらでちょっと想像ゲームでーっす。


いきなりですが、貴方は罪を犯しました。
それはそれは非道い罪、窃盗誘拐何のその、殺人なんて小さい小さい。
口に出すのも恐ろしい、そんな罪を犯しました。
数える事も適わない、それだけの罪を犯しました。
想像できましたね?

さて、そんな貴方を一人の男が訪れます。
外見は平々凡々、思い出すことに苦労しそうな風体です。
曰く、

――貴方の罪を無かった事にしてあげます。あらゆる痕跡を消しましょう。
――貴方も含め、全ての人から貴方の罪の記憶を消しましょう。苦しむ者はいなくなります。
――ただし。最後に一度、罪を犯してもらいます。残念ながら、些細な罪とは言えません。
――さらに、その罪の記憶はそのままにさせてもらいます。
――貴方からは消せますが、被害を受ける相手には覚えておいて貰います。

そんな事を言ってきます。
はい、ここでクエスチョン。貴方のこの後の行動は?

409 名前:ワラキアの夜 ◆TATARIpIeY :03/12/05 22:04

>>339 貴方の知っている他世界の闇の化身は?
闇の化身とは、また大仰な代名詞を吐く。

闇とは古来より人間が恐れるモノの代表だ。
火を使う事を覚えた猿から今日に至るまで、その恐怖は拭いきれていない。
つまり闇の化身とは誰が見ようとも恐怖を感じるような者、ということだな。


撲殺天使ドクロを推しておこう。

理由? 簡単な事だ。
いいかね、天使とはその語源(“αγγελοσ―Angelos”)の通り、
神の使者として人間と神の仲立ちをする存在だ。
聖書――引いてはキリスト教から生み出された存在。
慈悲深さを売り文句として声高らかに謳っている異端虐殺・戦争好き宗教の神の使いなのだから、
当然慈悲深い性格に、人を救わんとする行動を兼ね備えなければならない。

だが、この天使はどうだ?
名前からして
  「撲殺」
         ――――――――この天使は死を司るのか?
  「ドクロ」
         ――――――――エーテルで構築されている筈の存在に髑髏という名の皮肉。


これで拷問惨殺宗教の神の代理人として慈悲深い行動をするのならば、まだ許せよう。
ところが実際はどうだ?

主人公を登場そうそうに釘バットのような武器――エスカリボルグとやらで殺害。
しかもその後、何事もなかったかのように「ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ〜(゚∀゚)」などと
世界の魔術師達に神と人間の差を見せ付けるかのような蘇生“魔法”を唱え、復活させる。
戦や死を司る天使でもこうは行くまい。

思えば主人公も不幸だ。
そもそも天使には性別などない。
天使とは両性具有、性別という概念を超越した存在であることは、神学では既に常識。
ルネッサンス期に入り女性の天使が描かれるようになったが、
それは所詮芸術性を求めたゆえの結果に過ぎない。

だと言うのに、着替えを覗いてしまった程度で撲殺される主人公。

         ――――――――――――これを不幸と言わずしてなんと言う?

彼には是非ともその唸る釘バットを潜りぬけ、ナイフを手に取り、
どこかの神域の魔眼の持ち主の如く対象の衣服を解体する事をお勧めしたい。
そう、十七に分割するといい。
恐らく彼は自分が幻想を抱いていた相手(天使)が、人智を超えた存在である事を認識できるだろう。


更に頭上に輝く光輪がニホントウの如く鋭利な刃物であったりする。
本来光輪とは霊的存在、精神体として高貴な者が頭部より発する精神エネルギーを体現したものであるはずだ。

当初、私は彼女(?)がエスカリボルグを持つのは
「キリスト教徒は刃物を扱えない」という中世戦場の掟を鑑みた結果として、
Teutonic Knights達が好んで使ったというモルゲンステルン(モーニングスター)と
同じような原因で生まれたのだと思っていたのだが……

――――……この光輪を見てその説は完膚なきまでに否定された。
撲殺は単なる趣味なのだろう。


他にも
寝起きが悪い、
周りの迷惑を考えない、
拾った犬に臓物丸などという5歳児が聞いたら泣き出しかねない名前を付けるネーミングセンス……etc...etc...

枚挙に暇がないほどに、この存在は悪質だ。

                               ――――――そのとき、背後で微かに風が吹いた。

なまじ天使などという名を冠しているから余計に悪質とも言えるがね。

                               ――――――“突起の沢山ついた金属棒”を振り被ったような…

だが、それ故に私はこの存在に闇の化身の称号が相応しいと思うのだよ。


                               ――――――空気を切り裂く音と共に何かが接近する!


いっそのこと、撲殺悪魔髑髏血楊とでも名乗ればよかろ ッ!$!#??


                                    (豆腐が潰れるような破砕音)



                                         ???: 「ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ〜♪.........」


410 名前:シエル ◆kcbhGUILTY :03/12/06 00:23



>>408

「……罪――――」

それなら、犯した。

殺した。惨く。殺した。酷く。殺した。多く。
只殺すより痛みが激しくなるように殺した只殺すより断末魔が長引くように
殺した只殺すより悲鳴を上げるように殺した只殺すより苦しむように殺した。

只殺すより、相手を陵辱して殺した。
只殺すより、魂を冒涜して殺した。

―――それが、

「無かったコト、に―――――?」

わたしは誰も殺さなかった。
誰も死ななかった。
そういうコトに、なる。


―――違う!

これは違う。『痕跡が消える』だけだ。
あくまでもわたしが殺した人は死んでいて、生き返りはしない。
それを忘れるだけ。

「……駄目です。そんなの、受け入れる訳には……」

―――別にわたしの罪の記憶は残っていても良い。

                                もしあの頃に戻れるなら。

     それはむしろ忘れてはいけないコトだと思う。

                                言われるままに対価を払ってしまいそう。

     罪は消えても、罰は消えないから。

                                何だって受け入れてしまいそう。


決めた筈なのに、こんなにも容易くふら付く。

「……駄目なのはわたしの方ですね」

こんなにも愚かで、こんなにも弱い。
刻まれた呪いより、わたし自身より、それは重い筈なのに。

「…………消えて下さい。――――速く行って!」

―――刻み直そう。

揺るがないように、深く、深く。
意識が逸れたりしないように、深く、深く。

411 名前:シエル ◆kcbhGUILTY :03/12/06 04:23


最後の行は途中で切れている様に見えるかもしれませんけど、仕様です。

>>407

「……そうですか」

噛み締めた歯がぎりぎりと音を立てる。
握り締めた拳が白く染まる。
思考が、一点に収束していく。

―――そう。

殺した。
母親を。
ノックされたドアを開けて、左手で口を塞ぐ。             ―――駄目、止めて……
右手で部屋の中に引き込み白い首筋に齧り付いて、少しわたしより
背の低い身体が弛緩し始めてからゆっくりとドアを閉めた。
                                  ―――そんなコトしないで!
     抑え続けた欲求が満たされてゆく歓喜。

快感すら感じながら、貪る様に母親の血を吸い尽くした。        ―――母さん! 母さん!!

父親を。
干乾びた母親だったモノを捨て、両親の寝室に向かう。         ―――かあさ……え、まさか……
途中、窓から月が見えた。蒼い月の光が照らし出す筈のパジャマの
くすんだ白は、胸元のみ赤く欠けていた
                                  ―――お願い、お願いだからもう……
     愉快で笑いがこみ上げて来る。

それを苦労して押し殺しながら寝室のドアをノックして、驚く父親    ―――父さん、逃げて――!
を『優しく』抱擁した。

     まだだ、まだ足りない。                  ―――嘘……こんなの嘘……

派手にやり過ぎるのは問題だが、これほどの性能を試さない手は無い。
飢えを満たすついでに少々遊んでみよう。               ―――現実な訳無い。夢なら早く覚めて……

「…………っ」

ぐらり、と――――世界が歪んだ。
そして。


目の前の>>407があの時のわたし(>>402)に見えた。


「あ―――――」

足元が何処までも頼り無くなる感覚。
波打つ風景が視界の中で傾いていく。

―――悪い、夢……

そうじゃなきゃ、わたしが居る筈無い。
こんな悪夢みたいなコトなんてあるわ、



「………―――――――っ! はぁ、はぁ、は、ぁ……」

発条仕掛けの玩具の様に上体を跳ね起こし、荒い呼吸を繰り返す。
落ち着いてくると、ようやく現状が飲み込めだした。

―――本当に夢……だったんです、か。

時計の針は午前三時。カーテンの向こうはまだ暗い。
汗に濡れたパジャマに触れると、その感触は何処か変で。

何故か嫌な予感がして。

鏡を探して視線を上げた時、ドアがノックされた。

「……う、そ」

……古びた、木製のドアが。

ドア越しの声を聞いた瞬間、

―――――ドクン。

と、心臓が脈打ち、

無言で立ち上がったわたしは、



ノックされたドアを開け

412 名前:ワラキアの夜 ◆TATARIpIeY :03/12/06 06:22

>>341 あなたを主人公として再構成した「あなたの原典」が劇・映画化
劇―――つまり舞台として構築していいと?
なるほど、ならば“何故か足元に落ちていた”この脚本を演じてみるとしよう。
タイトルが『MELTY BLOOD―SideStory―』なのでね、恐らく私が主役なのだろう――――


………………………3

………………2

………1


カット!

【MELTY BLOOD―SideStory―】(脚本)
-----------------------------------------------------------------------------------------------
       │(舞台照明無し)(BGM:Intro-23:54-/0:35―loop)
       │
????: │「――――――――――……むかしむかし、あるところに みらいを みれるひとたちが いました。
       │ そのひとたちは、おおきなおおきな いんのなかに とじこもって、
       │ みらいをけいさんして、ぶきをつくっていました。
       │ しかし れんきんじゅつしと よばれるそのひとたちは、
       │ みらいを みれるかわりに くるってしまうという うんめいを せおっていたのです」
       │
       │(中央ライトOn)(BGM:daydream/2:44―loop)
       │
       │
       │ 舞台の中央で、血涙を流す丸い目と、張り付いたような三日月の笑みを浮かべる口――――
       │  ――――――血嗤の仮面を被り、【司会に扮したワラキア】がスポットライトを浴びながら独白する。
       │
       │
?(ワラキア): │「彼ら――錬金術師達は未来を計算し、予測する事で平等な世界を運営しようとしていました。
       │ ところが彼らが辿り着いた未来の答えは悲惨な、本当にどうしようもなく絶望的なものでした。
       │ 彼らがどんな方法を試しても最初に出てくる“答え”は滅びだったのです」
       │
?(ワラキア): |「“答え”に至った錬金術師は、その“答え”とは違う未来を見ようと躍起になりました。
       │ 狂ったように挑み続け、そうして最後には本当に気が触れて、そのまま死んでいきました。
       │ 幸せだった院は暗転して狂人たちの穴蔵となり。
       │ 研究成果、滅びを回避させられなかった失敗作は、滅びを早めるという理由からでしょうか?
       │ 門外不出となってしまいました」
       │
       │
?(ワラキア): │「そうして次第に――――――
       │
       │
       │           ――――――――彼らの院、アトラス院は狂った穴蔵になっていきました」
       │
       │
       │
?(ワラキア): │「幾百年経ったでしょうか。皆が狂っていく中で、ある一人の錬金術師も狂いました。
       │ しかし、稀代の錬金術師と呼ばれた彼の狂い方は他の人とは少し違いました」
       │
       |
?(ワラキア): │「彼は計算の果てに、その滅びが避けられないと知っていました。
       │
       │『所詮人間の力では避けられない。ならば、世界そのものを変えてしまえばいいのではないか?』
       │
       │ そう思い至った彼は、膨大な計算式……千年先さえも二千年先さえも予測した式を作り上げます。
       │『真祖になれば、滅びを回避する力が手に入る』
       │ それを達成するには、人間の寿命――――100年程度では短すぎる。
       │ そこで彼は死徒の吸血姫に頼み、力を貰い、ある戦いに赴きました」
       │
       │
?(ワラキア): │「そう、彼はこの世界を構築するシステムそのものに挑んだのです。
       │ 当然世界に存在する彼は、世界には勝てません。結果として彼は敗北し、肉体は霧散しましたが、
       │ 彼はそのシステムに存在を残す事に成功します。
       │ それ以降、彼は自分で計算して定めた年代、地域、日時に、一夜だけ世界に登場します」
       │
?(ワラキア): │「当然肉体はもうありませんので、彼は登場する度にその地域に充満する噂を具現する事にしました。
       │ 吸血鬼…死徒となった彼の食事は人間の血と負の感情――絶望など。
       │ つまり充満している不安……不吉な噂ならばその条件を全て満たせます。
       │ そうして彼は登場する度にその地域を皆殺しにして楽しみ始めました」
       │
       │
?(ワラキア): │「何故そんな事をするか、と? お忘れですか? 彼は真祖となる事を目的としています。
       │ 彼は噂となる事でいつか真祖の噂を具現できると計算したのです。
       │ 尤も、既に彼が当初の目的を覚えているかは判りません。
       │ 何百年も人を飲み続けた彼はタタリと呼ばれるようになります。
       │ 数え切れないほどの人を殺して飲みました。
       │ 三年前、彼を追ってきた彼の血を引く子孫を継嗣にしたりもしました。
       │
       │  そして――――――
       │
       │           ――――――――この物語は彼の望み、真祖と為る舞台から始まります。
       │
       │
       │ 舞台の名はMELTYBLOOD……一夜限りの舞台、とくと御覧下さいませ――――――」
       │
       │
       │
       │(優雅に一礼すると同時、中央ライトOff)
       │
-----------------------------------------------------------------------------------------------

413 名前:ワラキアの夜 ◆TATARIpIeY :03/12/06 06:29

>>341(続き)

【MELTY BLOOD―SideStory―】(脚本)
-----------------------------------------------------------------------------------------------
       │(舞台照明無し)(BGM:Together/2:20)
       │
       │
       | 闇の中、カタチも為していないワラキアの夜が歓喜の声を上げる。
       |
       |
ワラキア:....|「――――――――――――――――――とうとう、望んだ状況を手に入れた」
       |
       |
       |(舞台照明、左1ライト:緑(数字)/右1ライト:青(文字・記号)On)
       |(BGM:Phantom Night/1:45―loop)
       |
       | 宙に浮かぶ無数の計算式、数字や文字・記号の羅列を(存在しない筈だが)手に掬うようにして
       | ワラキアの夜は来る今回の舞台を喜んでいた。
       |
       |
ワラキア:....|「とうとう、真祖の噂を持つ地域に辿り着いた。これならば私の目的も達成されるだろう!」
       |
       |
       | タタリと為って数百年。恐らく過去最高の条件ともいえる今回の舞台。
       | だが、その最高さ故に不安要素があった。
       |
       |
ワラキア:....|「―――噂が多すぎる? いや、違う。これは――――混ざっているのか」
       |
       |
       | 複数のルートが存在した故に、
       | 矛盾した非日常な日常の夢があった故に、
       | 本来ならば既に確定しているほど密度の濃い噂だというのに、未だにカタチが確定しない。
       |
       |
ワラキア:....|「――――――ほぅ、これは伝説と謳われる直死の魔眼の殺人鬼。
       | 真祖の寵愛を受ける存在。
       | よかろう――――
       |          ――――……この少年を今回の受け取り手、想像主にするとしよう。
       |
       | こちらは“混ざりモノ”の少女か――――
       |                        ―――――……容姿もいい。私好みの素体だ」
       |
       |
       | 絡み合い、混ざり合い、融け合ってカタマリになったナイロンの糸を、
       | 一つ一つほぐすように噂を解析していく。
       | そうしてバラバラにすることで、最も好都合な素体―――即ち真祖の噂を出そうとしているのだ。
       |
       |
ワラキア:....|「なんと……10や蛇の噂もだと?
       | なるほど、確かに極東の地にて滅びるとは予測したが……此処まで偶然が重なるとは。
       | ……――――尤も、蛇の噂はさほどでもないから除外できるが」
       |
       |
       | 噂の選定をしながら解体していく過程で、別種の不安要素を発見したらしく顔をあげた。
       |
       |
ワラキア:....|「――――エルトナムもこの舞台に上がるというのか。
       | さほど重要でもないが、余興にはなるか……堕落させて血を吸わせ、崩壊させるのも一興か」
       |
       |
       |(舞台照明、左1、右1点灯したまま、中央ライトOn)
       |(BGM:Ready/1:56)
       |
       |
       | そうして、ようやく噂を分別し終わると、ワラキアは今回の舞台のシュミレートを始めた。
       | 数百年に一度、あるかないかの最高の条件を失敗して逃すわけにはいかないのだろう。
       |
       |
       |――――――――結果など分かりきっている、
       |            99,99%以上の確率で真祖になる事は決まっているのだが……
       |
-----------------------------------------------------------------------------------------------

414 名前:ワラキアの夜 ◆TATARIpIeY :03/12/06 06:42

>>341(続き)

【MELTY BLOOD―SideStory―】(脚本)
-----------------------------------------------------------------------------------------------
       |(BGM:Another,wonder/2:26―loop)
       |
       |
ワラキア:....|「ば、ばかな…………! こんな解など予測していない。
       | これだけの条件下で何故こんなモノに為らなくてはならぬのだ!」
       |
       |
       |┏    .____  ┓
       |    /     /|
       |    .| ̄ ̄ ̄ ̄|. .|
       |    .|      .| |  カット豆腐一丁280円!
       |    .| (゚Д゚ . ..| ..|
       |    .|⊂  ⊂...| ..|
       |    .|      .| ..|
       |    .|_____ |/
       |      ∪  ∪
       |┗            ┛
       |
       |
       | ………解に絶対の確率を以って登場したのは豆腐だった。
       | 豆腐である。
       | 紛れもない豆腐。
       | 手足と顔がついている以外は、いたって普通の豆腐だ。
       |
       |
ワラキア:....|「キ、キキ、キキキ、キキキキキキキキキキキキキキキキキ――――――――!!
       | 有リ得ナイ有リ得ナイ コんナ解ナド有り得なイ!!
       | 計算無惨ニモ失敗シ、正体不明無銘名優有機栽培豆腐ガ派生シ 祟リコレに於イテ
       | 豆腐ノ称号ヲ我ニ我に我ニ我に我ニ与エ、今ナラ藁雑魚ノ称号モオマケなセットデお得!
       |
       |  カット、認メぬ有リ得ヌ末路ハ豆腐!
       |  オカラ←豆腐→豆乳 絹ゴシ木綿ゴシグツグツ煮テ寒夜ハ湯豆腐ナr……―――
       |
       |    ――――カットカットカット!! だカラ私ハ認メヌト言ッテイル!
       |
       |    コレほドの条件、真祖ニ為ラズ無為ニ破レるナド、私ハ断じて認めナイ―――――――」
       |
       |(タタリ退場)(全照明Off)
       |
       |
       |
       | ワラキアがキィキィ叫んでいるうちに満月の夜は終わり――――――――
       |
       |
       |
       |(シオン、志貴登場)
       |(左右2ライト(蒼)On 中央1ライトOn満月)
       |
       |
シオン :.....|「いつまで隠れているつもりですかワラキア!!
       | すでに式も起動し、タタリは発生する筈!
       | いえ、しなくてはならない! だというのに、何故貴方は姿を現さない――――!」
       |
       |
遠野志貴: |「シオン、やめとけ。
       | なんかキィキィ叫んで泣いてる声が聞こえる“気がする”。
       | 可哀想だからほっといてやろう。何にも起きないならそれに越した事はないしさ」
       |
       |
シオン :.....|「そんな――――――――」
       |
       |
       |       親と子(死徒)の慟哭が重なって夜に響く。
       |
       |
       |             まったく、本当に。
       |             今回の具現は、質の悪い夢のようだ――――――
       │
       │                                                  ―――――END
-----------------------------------------------------------------------------------------------




――――――…………カット、カット、カット、カット、カット、カット、カット、カット、カット、カット、カット、カット!!!

カットだ、やり直したまえ!
何故私が道化を演じなければならぬ?
朴念仁の遠野志貴が演じるならば、まだ判る。
私が優雅に登場し、意にも介さず直死を倒すのならばまだ許せる!
それが、それがそれがソレガ!

何故豆腐ナノダ――――


          こんなふざけた舞台など、私ハ断じて認めナイ―――――――――――――――――

415 名前:名無し客:03/12/06 13:43

豆腐ワラリン・・・・ぷぷぷ

416 名前:名無し客:03/12/06 18:33

豆腐と馬鹿にしたものでもありませんぞ。
アンブレラ社では豆腐人間の製造に成功しました。
知能も優秀。無線も武器も使えます。最も武器はナイフ一本ですが。
そして、何故か関西弁ですが。
バイオハザードにも耐えられる、脅威の豆腐!
ゾンビは弱いし、コントロールできませんのでね。

Let's豆腐プレイ!

(Bio2ネタ)

417 名前:シエル ◆kcbhGUILTY :03/12/06 19:21


わたしの一存では決めるコトは出来ませんけど、一月の末にはFateも出ますし
それを含めた『TYPE-MOON系キャラ総合』とか――――
個人的にはありかな、とも思いますけど。>>405さん。

>>400

「…………」

こういうのを見ると、どうも指摘したくなってしまう。
不要な突っ込みだとは思うのだけれど。

―――何でか駄目なんですよね……

「あのー……、『つかめて』じゃなくて『つかめ』じゃありません?」

元ネタがGガンで幸せに言葉を置き換えただけなら、そうなる。
ようするに些細な誤字脱字の類。
ただ、コレは十分言いたいコトが判るレベルだし、スルーが正解だとは思う。
でも、何故か突っ込みはわたしの役割の一つだという強迫観念みたいなモノがこう、




「…………こう?」

思考が数秒ほど飛んでいた気がする。

―――気が付かない内に疲れが溜まってるんでしょうか。

「あっと……聞き流して下さい。――――では、わたしはこれで」

>>339

「で―――――」

―――そんなコトを……

確かに、わたしがちゃんと理解出来るのは自分のコトが精々だろう。
他人が何を思っているかなんて判る筈が無い。
確実なのは、わたしとは違うというコトだけ。

「貴方は、わたしが最初からこうだったと思っているんですか?」

昔は同じだった。
人間を超越したモノに、魔に抗う術など持たなかった。
奪われる側だった。
両親を。友達を。それまでの生活を。身体を。
人間であるコトを。


――――――そして、今は死すら奪われている。


「わたしに貴方の気持ちは判りません。でも……」

もう遠い記憶。憧憬さえ抱いて。
赤く塗り潰された記憶。今なお色はその濃さを増す。

「……貴方にわたしの気持ちが判りますか?」

視線を落として、手の平を見る。
その中にあったモノを。
そこから逃げていったモノを。

戻れない過去を、見ている。

「わたしにも無いモノがあるんです。
 …………わたしから見たら、貴方の方が『持つ者』なんですよ?」

微笑みのつもりで浮かべた表情は、そう呼ぶには少し虚ろな気がした。

「……だから、そんな馬鹿なコト言わないで下さい。ね?」

言って、もう一度笑った。

418 名前:埋葬機関の殺し屋:03/12/06 22:02

エレイシアに私の家族と恋人は殺された
エレイシアに私の大切なものを奪われた
エレイシアは吸血鬼だ あいつは殺されるべきだ

そのために埋葬機関に入った 殺すために技を磨いた
今はシエルと名乗っているが私はだまされない

殺す 殺す 殺す 殺す 切る 切る 切りきざんでやる
できるだけ苦しめてやる 私の家族にやったようにな
あいつの大切なものも全部奪い尽くしてやる
あいつは悪魔だ 滅ぼすべきだ・・・・





419 名前:名無し客:03/12/07 22:39

;;//;;;;'''::::::ノ::..  ::::::/ヘ;;;;;;;;;;;;///;;;r-,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i‐-、;;;;;l l l / l"
〈〈;;;;:::::::::〈..,,__  //个-、;;;;;j l l;/;/|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;} ゙、\l ||/;  lゝ、
;;ヽヽ;:::::::::|ゝ-、Y メ 人   //j  / |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|  ゙、 ,i l l-'"ll::
-‐┴''"~´| :: ゙`'‐-<__ `゙`'〈〈〈'-<;;: |: l l :l;;;|   >‐'〉〉〉,-ll=、
     .jト、,ヘ  ゙、ヾ゙`''‐ゝo、_ \ !、;;i;;;i;;i;;;,i /、-''(・)ヽ ll/
    / _,./ /゙il:  〉 \  `゚" `゙''-ゝヾl-l-l/-"'"、..,_,,..,ゝ'll/
   く=''"7 :/ ::li /::::  ヾ=ill/=-''"~_// l;;;;;l ゙i、--=======  == 悔しいけれぇーどぉ〜〜
   》-="::/ :/~゙i゙‐、、_  ili  ,.-==j;;/ {;;;} ゙i,;l==-、., ll/||\    俺に夢中かァ〜〜〜?
   /   :/,.-ァ;;;;;;゙、 `l'ヽvllr''"/ /;〈:  |;;;|  〉;゙、 ゙、ヽ,li  || iヘ
'"~´|ヽ、/=/;;;;;;;;::゙,/l__l_,..jl‐-'" j;;;;;;〉: |;;;| :〈;;;;;;l,.-''=-li=-|| |:
 .::;|  }=={;;;;;;;;,//||=l'"ll'';;;__、    ヽ:|;;;|/  ,r''、ゝlll :|| |: ギ  ャ  ラ  ン  ・  ド  ゥ 〜〜〜〜〜〜ウ ♪
;;、::|   |==:l,.-'' /::|| | .ll ;;;lヽ'ヽ、..,,_____,,..,./lrl l;;;;!,i、=||j:::
=、|  /゙-''"´  /::::||ト=‐ll  ;;゙l ゙lヽエエ工工エエ//;;;;;i ll |:::
 | /;     ,./:::::||;ll  lll、 ミ '゙l l⌒lr''゙ヽ"~゙r''ヽl⌒l l::::/l ll:::|::::
-|/:     //::::::||;;ll゙ヽl、 ゙、  ゙il⌒li      il⌒li:::::/ r"i::j::::
;;!、  ,,.r-‐"~ :/:::::::|;;;;;{  {;ヘ ゙、  ゙i´゙l,.ゝ、.,_,..、-' f‐、| ii ノ;;;;}/:::::
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420 名前:名無し客:03/12/07 22:47

自分が、間違っていない、と言い切れますか?

その根拠は、何ですか?

421 名前:シエル ◆kcbhGUILTY :03/12/08 23:50



わたしは貴方を受け入れる。拒否/否定するコトで貴方を失いたくないから。


……本当は少し違う。
貴方との関係を――――『他人との繋がり』それ自体を失いたくないから。
だから、そこから奥へ踏み込ませる必要は無い。上辺だけの付き合いで良い。
本音を笑顔の下に押し込めるのも随分慣れた。向けられる信頼の分、自身の心が重くなるのにも。
それでもそうするコトを止めないのは、全部自分の為。

有り得たかもしれない日常を束の間味わいたい。そんなエゴの為。



…………こんな風に思っていたら、軽蔑しますか?

>>420

確実なのは――――

「……正しいとは言えませんね、多分」

こうするしかなかった。
選択の余地は無かった。
そうかもしれない。
そうではないかもしれない。

―――そして……

そう思うコトで言い訳をしているのかも、しれない。

「色々ありましたけど、昔の自分の選択が正しいのか、何処かで間違えてしまっているのか、
 なんて今でも判りません。
 けれど……」

脳裏に響く悲鳴と絶叫が
手や頬を汚す鮮血の色が
落とした筈の赤い匂いが
                      ―――――こびりついて、消えない。

それは既に犯してしまった罪。受けるべき罰。
幾ら購おうとも罪は消えず、罰にもまた果ては無く。

「少しは誰かの役に立っている―――――」

なんて欺瞞だろう。

吸血鬼を何故狩り続けている?
ロアに辿り着く為。
終わりの無い贖罪を続ける意味は?
そうするコトで自分が救われたいから。

全部、自分の為。

「―――――って思っていたいだけなんですよね、わたしが。
 …………行い自体が正しいとしても、そんな独り善がりは正しいとは言えないでしょう?」

422 名前:名無し客:03/12/09 00:36

もしもの話しです。

あのイカレ上司がシエルの日本での活動報告を聞き、
「ナルバレック家のため、優秀な七夜の血を取り込みたい。
あと、直視の魔眼の秘密も是非知りたいな。」と言い出して
眼鏡の少年に会いにわざわざ日本にやってきました。

最終的な目的は勿論(18禁的内容のため、検閲削除)です。

…どうやって彼女を止めますか?

423 名前:名無し客:03/12/09 02:03

埋葬機関のナルバレックと七夜家の志貴がくっついたら
最強の子供がうまれそうだね
というかもはや人類の敵になるかも


424 名前:ワラキアの夜 ◆TATARIpIeY :03/12/09 18:49

>>343 「吸血鬼としての因子」が突然消滅したら、どうなるんですか?
よもや君、吸血種を吸血種たらしめる因子を消す方法でも思いついたのかね?
だとしたら止めておく事をお勧めするが。


いいか、吸血鬼に噛まれた人間の肉体は噛まれた瞬間から“別の存在”へと変貌してゆく。
人間という遺伝子に人間という器が入っていたというのに、
その器が吸血鬼、不老不死というモノに成り代わるわけだ。

当然元々不老不死に耐えられない人間の遺伝子は劣化を始める。
その崩壊の先にあるものは自身の破滅。
>>343、為り立ての吸血鬼が人の血を吸うのは楽しみの為ではない。
彼らにとっての吸血衝動とは、君らが感じる食欲、性欲に該当する。
つまり―――純粋な生存本能による生理現象だな。

ちなみに、他人への好意も、突き詰めてしまえば「種の保存」という本能になる。


この吸血衝動を助長されるのが親である死徒からの命令である。
長く生きれば生きるほど磨耗する魂は、単に生命維持の為に血を吸わせる事をしなくなる。
退屈を紛らわし、尚且つ肉体を固定させるという条件を満たすよう、我々に血を吸わせるのだ。

そしてこの衝動は“為り立ての吸血鬼”のそれより、より多くのエネルギーを渇望させる。
つまり、自己の本能は理性で押さえ込めようとも、
自分の意思とは関係のない、全く別の存在―親死徒―からの衝動は抑えられない。

これが一般的な死徒の吸血衝動だ。


エルトナムの場合は
親死徒である私が具現しなかったから衝動を流し込まれなかっただけに過ぎない。
娘は娘自身の衝動さえ押さえ込めば耐えられた訳だ。
しかし、残念ながら耐える事と肉体の吸血鬼への変容はイコールではないのだよ。

どんなに耐えようと、
どんなに意思を強固に持とうと、
どんなに自身に絶望し、勘違いの屈辱に身を焼かれようと!

あの娘の身体は、刻一刻と人間から忌むべきバケモノへのそれと変化していく。
それは例え衝動を流し込む存在 ―親である私― を滅ぼしても止まる事はない。


例えるなら、コーヒーとミルクの関係だな。

掻き混ぜればその混ざり具合は進行する。
..血を吸えば   吸血鬼化は

だが、放置していても徐々に混ざっていく。
そして一度ミルクを注がれたコーヒーを、コーヒーとミルクに分離する事は出来ない。
仮に出来たとしても、
そのコーヒーとミルクの原子レベルにまで分解して再構築するような技術が必要だろう。

そうして再構築されたエルトナムの娘は、エルトナムの娘であってエルトナムの娘ではない。
同じ元素で構築された全く別の存在だ。



さて、少々話がずれたが本題である
「吸血鬼の因子が消滅したら」に話を戻すとしよう。

>>343、君が今私を見ている端末、恐らく――Personal Computer…PCだろうが。
そのPCを使って少々実験をしてもらいたい。

1.まずテキストファイルを構築し、何か適当に文を打ち込んで保存したまえ。

2.その後、保存したそのテキストファイルをもう一度開き、前に打ち込んだ文を全て消して
  全く別の文章を打ち込み、上書き保存する。

3.それが終わったら、そのファイルを削除だ。


さて、私が言いたい事が判ったかね?
君が最初に保存したファイルの内容が人間の因子、
上書きした内容が吸血鬼の因子だ。

元々は人間だった死徒は、噛まれた瞬間から別個の存在になると既に述べたように
その構造も大きく変わっていく。
臓器などではなく、DNA……いや、もっと深い部分――要素と呼ばれる部分で変容する。
それは人間という部分に「付け加え」られるのではなく、「上書き」されるのだ。
故にそれが消滅する事は即ち、その者を構築する要素が消滅する事に繋がる。

例えばだが、君らの臓器――例えば心臓が突然消滅したら君らはどうなる?
当然死ぬだろう。
エルトナムのように半人半吸血鬼のような存在にとって、
吸血鬼の部分が消えるという事は、そういう事だ。


>>343が述べたような方法が適用できるとすれば―――
そう、噛まれたその瞬間に限られるだろうな。

弓塚さつき、とやらの吸血鬼に噛まれた遠野志貴が実践しただろう?
身体を組替えられる前にその因子を“殺す”という出鱈目な事を。
あれと同じだ。


結論として言えば、
吸血鬼化した人間を戻す方法は無い、ということだな。理解したかね?

425 名前:名無し客:03/12/09 18:59

ダカラレスガフヒツヨウニナガスギルッテェノ!!
ヒダリシタノスレヨウリョウヲミテ!!

426 名前:ワラキアの夜 ◆TATARIpIeY :03/12/09 20:15

>>348 名無し山羊 勝者と敗者の分かれ目はどこにあると思う?
ふむ、人間の間ではこう言われる事が多いらしいな。

心が折れなければ勝ちだ、と。

馬鹿げた言葉だ。
綺麗事で自己の弱さを正当化しようとしている。
客観的な勝敗こそが全て。
敗者に与えられるものなど死を除いてありはしない。

這い蹲っても、蔑まれても、相手に負けていないと思えば事が済むとでも思っているのかね?

いや、愛すべき愚かさだが、それは負け犬の遠吠えだよ。
動物の生存競争に於いて敗北することは死を意味する。
それは動物達に確立された自己がないからだ。
自己がないからこそシンプルに結末が出る。

その点人間は非常に複雑だ。
彼らは火を使い、文字を用い、進化し続けた代わりにシンプルさを失った。
高度な文明を持つようになった現在、
彼らに獣達が持つ誇りは消滅し、肥大化した自己意識がそれを代弁する。

“自己の世界”という知性、常識、自分を今日まで築き上げてきたその理性。
それらが掲げる
「常に勝者であろうとするという誇り」
だというのに、敗北が存在するというその矛盾。


結局の所、心が折れなければ勝ち、などという言葉は、
敗北した自分を認めたくないが故の言い訳に過ぎない。



では、勝者と敗者の境目はどこにあるか?

力の有無?
違うだろう? 力は前提に過ぎない。
勝者に力がある事など当然だ。
力無き勝者などすぐに取って代わられる。勝者とは勝った瞬間から為るのではない。
維持した瞬間から勝者足り得るのだ。

では、何か? どこにあるのか?
勝負とはゲームである。
力の差や技量はゲーム以前の問題だ。
それら全ての前提条件を満たし、拮抗している場合にのみ勝負として成立する。

その拮抗した状態を打ち破り、勝者とさせるものは酷くシンプルな要素だ。

人間が捨て去った獣の要素。

それは、相手を排除する事。

       それは、相手を殺害する事。

            ―――――それは即ち、相手の存在を認めない事。

一片の情けも掛けず、相手の存在を否定したまえ。
全ての前提条件を満たし、勝負たりえた場合、そこが境目となる。
勝者と敗者を分ける要素。

その要素がより強い方にこそ勝者への喝采が浴びさせられる事だろう。

尤も、条件さえ満たしていないにも拘らず、
勝負などと言う事が多い君らには参考にならぬかも知れぬがね。

427 名前:ワラキアの到達地:03/12/09 22:13

    .____
   /     /|
   .| ̄ ̄ ̄ ̄|. .|
   .|      .| |   俺が第六法ワラキアだ コラァ!!
   .| (゚Д゚ . ..| ..|
   .|⊂  ⊂...| ..|
   .|      .| ..|
   .|_____ |/
     ∪  ∪


428 名前:名無し客:03/12/09 22:35

30ぐらいの思考分割ができるんですが
日常生活に支障をきたして困ります
どうしたらいいんでしょうか?

429 名前:ワラキアの夜 ◆TATARIpIeY :03/12/10 04:22

>>356 どうして、一刻館のボスにはヘタレが多いんですか?
ヘタレ― HETARE ―とは“屁たれ”“屁を垂れる”から派生した俗語だ。
その言葉はどうしようもなく情けない、威厳の欠片も見られない、といった意味合いで使われる。

>>356、何故君は一刻館のボスはヘタレが多いと思うかね?
彼らの力ならば来る者を全て倒せるというのに。
何故殺さない?
何故ボスらしからぬ行動を取る?
彼らの行動には裏があるとは思わないのか?

そう、

 彼らは――――――

         ――――――――強すぎるのだ。

其々の原典の最後の敵。
絶対的な力と、威厳溢れるその物腰。
往々として彼らは残虐であり、殺戮を好む“悪”の体現だ。
そんな存在が君ら名無しの質問に容易く答えると思うかね?
君らは恐らく口を開く前に殺されてしまうだろう。

だが、それでは舞台になりえない。
一刻館とは巨大な舞台だ。
徐々に役者が現れる物語ではなく、寧ろ、一同に役者が登場する舞台と言うべきだ。

そのような場で殺戮をしては舞台は成り立たない。
だが最後の敵である以上、彼らは己の強さを見せ付ける必要がある。

 では―――――――

         ――――――――どうするか。

存在定義たる力は見せ付けられず、殺戮も虐殺も許されない。
彼らは他の方法を以ってその力を示さねばならぬ。

そして、逆説的な結論として彼らは普段はその強さを押し隠し、擬態する事になる。
そう、
普段が弱ければ、
呆気なく死ねば、
ボスらしからぬ弱さを見せれば、

その分、彼らが本当の力を出した時に力が倍増して見える。
ボスと呼ばれる存在達は、自らの意思によってヘタレて(擬態して)いるのだ。

                    ――――――来るべき彼らの力を見せ付けるその日まで。



…………尤も、大半が魅せ付ける機会を逃し、本末転倒で終わっているのだがね。

430 名前:ワラキアの夜 ◆TATARIpIeY :03/12/10 04:23

>>356(続き)


ところで>>356。何故君はそのような事をこの場で聞く?
よもや君、私がヘタレだと言うつもりではあるまいな。

私の名――呼称を知っているかね?

死徒13 ワラキアの夜/タタリだ。

死徒と呼ばれる吸血種の中に於いて、最古にして最高位とされる死徒の一人。
順位が序列になるわけではないが、それでも力があることには変わりない。


 今までに殺し、血を飲んだ人間の数は数千、数万を数え、

       蛇とともに永遠を体現した吸血種としての名を馳せ、

             一夜限りのみの具現を舞台と称して殺戮を繰り返し、

                   第六法に挑み霧散しても尚挑み続け、

             教会が唯一その居場所を特定できず、

       他の祖でさえその存在を確認した事がなく、

 実在するかどうかさえ怪しい吸血鬼。


だと言うのに、確固として死徒二十七祖に君臨するのがこの私、ワラキアの夜だ。


つまり君が私をヘタレだと言うのならば、
最高位とも言える死徒を指してヘタレ、と言おうとしている事になる。

大体この私の何処を見ればヘタレだと言えるのか。
レスを見れば私の優雅さなど一目瞭ぜ…………――――――


   豆腐に嘲笑われ、発狂。
                                 永久コンボを狙い失敗し、逆ギレ。
                   人間の娘に完敗。
   梅サンドを食べて発狂。
                               同人誌を見て激怒→発狂。
   天使について語り、撲殺される。
                           自分を主人公にした原作の想定で豆腐化→発狂。
               事ある毎に発狂。


―――――――――――
――――――
―――

……………キ、キキ、キキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキ!!!
失態失体マタ失敗!
発狂←藁雑魚→HETARE 狂イタラナイ ヘタレたリナイ 優雅足リエナイ、キ、キィキイキィキイキィ、。、。!
奇怪変態狂態太平ヘタレHETAREヘタレてHETARIヘタれルTATARI、タタリガHEタレ!?

所詮真夏ノ夜ノ夢ノタたリ、優雅サナド体現シ得ズ
抹消サレシ人気投票三十一位死徒二十七入リサえ叶ワズ血涙ヲ垂れ流シ、ソノ存在。
応援コメンとハカット、マたカット、ヤハリカット、トイウかカット、スデニカット、モウかット、
トイウニカット! カットカットカットカットカットカットカットカットカット!!

嗚呼、私ハ、私ハ、私ハ確カ優雅ナ死徒ダッタ筈ナノダガ!
来ル言葉ハ軒並ミ足並ミ揃エテへタレ、ネタ、藁雑魚HETARE!!


http://cheapblue.s20.xrea.com/flash/utu.swf?str=%8E%84%83n%81A%83w%83%5E%83%8C%82%C5%83n%82%C8%83C%83g%90M%83W%83%5E%83C%81c%81c%81c%81c



―――――――――――――――――――オノレ、菌糸類、コノ恨ミ、晴ラサズニオクベキカ。

431 名前:シエル ◆kcbhGUILTY :03/12/10 04:25


……スタンドもアルター(>>419)も帰って良いですってば。
むしろ帰って下さい。
そんな下品な品性が滲み出たような言葉使いの人……じゃないですけど、好きになりませんし。
夢中にもならなければ悔しくもありません。

>>422 >>423

「えーっと……」

もしもの話なんだから、そんなコトが起こりうる可能性について論ずるのは無意味。

―――それに……

物事に絶対は無い。
偶然や必然や気紛れが重なって重なって、実現する可能性もあるだろう。
現実は時に空想を超える、というコトは、わたしも良く知っているのだから。

「……うーん…………」

最悪の可能性に付いて考えておけば、もしもの時に多少は役立つ。

―――とは思うものの……

アレをどうやって止めれば良いのか。
細かな手を打っても本人の気が変わらなければ絶対に日本へ行くだろうし。
力尽くで止めようにもまともに当たれば結果は見えているし、使えるモノを
全て使って―――となればもう殺し合いだし。

「逃げる……しかないですかね。
 飽きるまで遠野くんを連れて逃げ続けるのならなんとかなりそう……」

正確にはなって欲しいと言う希望にしか過ぎないけれど。

「……でも、もし失敗したら―――――」

あんなコトやこんなコトにな、

―――駄目駄目駄目!

想像しかけた。
と言うか、少しした。
身近な人間同士のその光景は、良く判らないけど物凄く恥ずかしくて。
そんな想像をしていたコトを気付かれたくなくて、ここから逃げたくなった。

「た、確かに凄そうですね」

魔眼に高い身体能力、更に魔術その他による強化。
それぞれに伝わる練り上げられた二種の闘法。そこから生まれる新しい技巧。
人でありながら人間の領域を遥かに踏破した身体を以って行使されるそれ。
正に退魔の究極と言えるかもしれない―――――



なんて考える余裕も無く。

「―――――それじゃあ、わたしはこれで」

ごめんなさい、と頭を下げて小走りでその場を後にした。

432 名前:シエル ◆kcbhGUILTY :03/12/10 09:54


このレスはちょっと読む人間を選びそうなので、血が駄目な人は飛ばして下さい。
わたしとの約束ですよ?

>>418

今のわたしと同じ格好をした、何処かで見た覚えのある顔。
もう少しで思い出せる、と思った矢先。

「…………その名前は――――――――」

言葉は質量を持っていたかのように。
わたしの思考を打撃した。

ゆらぐ。
ゆらぐゆらぐ。

攪拌された意識の底から、ゆらゆらと赤い色が立ち昇って。
励起された記憶が、

―――わたしの、名前……

紅く朱く、
脳裏を、染めていった。



……声。
悲鳴でもあり、哀願でもあり、絶望でもあり、歓喜でもある。
声。
父と母のモノ、近所の兄弟のモノ、普段買い物に行く店の主人のモノ。
声。
足元から聞こえる。目の前から聞こえる。背後の民家から聞こえる。

街の至る所から聞こえる声は絡み合い、至上の楽曲のように心地良く耳に響く。

     愉快だった。

右手に感じる暖かい肉の感触。
指を動かす度に上がる鳴き声。
不用意にドアを開けた歳若い女は、貫手を腹に突き刺されるコトで愚かさの報いを受けた。

     だが、ただ死なれては興醒めだ。もう少し役に立ってもらおう。

震える首筋へゆっくりと舌を這わせ、脈打つ管を探す。
牙を埋めながら、腸を掴み出した。

物音を聞きつけて現れた夫婦は、その様を見ても瞬時には理解出来なかったらしい。
忘我から立ち直った時には手を伸ばせば届く距離に息子の恋人が居て、しかも彼女が
腹部から垂れ下がった腸を引き摺っているコトに気付いて、ようやく悲鳴を上げた。

     愉快だった。

まずは夫。
妻を庇う様に前に出て、女に掴み掛かり、あっさり逆に押し倒されて血を吸われた。
ここまでは良くある。面白いのはここからだ。
夫が血を吸われるのを見て正気に戻ったのか、妻が傍にあった花瓶を女の頭に叩きつけた。
そして、それでは足りないと判断したらしく次に暖炉横に立て掛けてあった火掻き棒を掴んだのだ。
鉄製のそれは、十分な凶器。
花瓶と同じように女の頭に叩きつけられるまで、時間はそれほど要らなかった。
小気味良い音と共に頭蓋骨が拉げる。
振りかぶってもう一度。
僅かに逸れて削ぎ落とされた女の耳が床に転がる。
振りかぶってもう一度。
勢い余って夫の顔面に先端が食い込む。引き抜かれた瞬間、びくんと身体が跳ねた。
振りかぶってもう一度。
振りかぶってもう一度。
もう一度もう一度もう一度もう一度もう一度もう一度もう一度もう一度もう一度もう一度もう一度。
狂ったように―――――
いや、狂っていたからこそ。
妻は女に火掻き棒を振り下ろし、その下の夫に当たっても気付くコトすらなく何度も繰り返した。
無言で、執拗に。

433 名前:シエル ◆kcbhGUILTY :03/12/10 09:59


>>418(>432の続き)

     実に愉快だった。

死者はその程度では止められない。

身を起こす女の頭部はぐずぐずに崩れ、自慢だった艶やかな髪は見る影も無く乱れて。
身を起こす夫の顔面は無残に窪み、眼窩から零れた目玉が視神経に吊られて揺れていた。
が、まだソレは動いていた。
横薙ぎに走った棒が側頭部を打つが、意に介さない。
二人に増えた死者は、自身の妻であり義母だった人間を追い詰めていく。
四本の牙を突き立てられて、それらと同じモノに変わっていく。

この身体の記憶と未だに消えないエレイシアの声が、眼前で展開される光景の実に良い味付けだった。

―――逃げたい。

酸鼻極まりない出来事を見せ付けられれば、そう思うのは当たり前だろう。
しかも、コレで終わらないのは判っている。
逃げたい。こんなモノは見たくない。
だって。
口を塞ぎながら血を吸って快感と恍惚に震える母さんの身体を力一杯抱き締めて骨が折れる感触がして
びくびくと跳ねる背中に爪を立てると皮膚が破けて掻き毟って血が出てももっと掻き毟って指先が肉に
埋まって深く抉ってお腹の中をぐちゃぐちゃにして殺して。
ドアを開けて血塗れのわたしを見て驚く父さんを抱き締めてベッドに押し倒して喉を潰してすぐに死な
ないように血を吸ってからお腹を裂いて湯気の立つ肝臓を千切って食べて腎臓も食べて夕食の詰まった
胃と排泄物の詰まった腸はそのままでは食べられないから取り除いて空いた穴の底に溜まった血を顔を
突っ込んで啜って食べ忘れた心臓をもぎ取って齧り付いて次は誰が良いだろうそうだ隣のエセルにしよ
う―――――――――――

全部、見た。

紅く赤くなお朱く、血と臓物と肉とに満たされた世界。
それを作るのはわたし。『わたし』。
気が狂いそうだった。
いっそ狂いたかった。

―――でも、

そうすればコレは野放しになってしまう。
実際には意味なんか無くても、わたしが居るコトで少しでも抑えられていられる気がしたから。
嗤う『わたし』から、わたしは目を背けられなかった。
アレがわたしの声で嗤い、わたしの手で人間を殺し、わたしの口で血を飲む。
それを見続けた……



「――――――」

―――ああ……

そう。
そうだった。
目の前の人には、確かにわたしを殺す権利があった。
あの夜偶然街を離れていたこの人は、巻き込まれずに済んだ。
その後のコトなんて知る術も無かったけれど、復讐を選んだのか。

この人自身を殺していなくても、十分に巻き込んでいた。

わたしが人生を変えてしまったのは、この人だけではないかもしれない。
なのに、都合良く忘れて。
そんなモノの何処が贖罪だろう。

「………………そう、ですね」

わたしだけなら、全部終わったら殺されても良い。

―――また。

自分に都合の良いコトばかり考えている。
けれど、それを止められない。

嫌な人間だと、自分でも思う。
でも、どうしたら良いのかなんて判りそうになかった。
掛ける言葉なんて、見つかる筈無かった。

434 名前:ワラキアの夜 ◆TATARIpIeY :03/12/10 22:50

>>357-358 アルクェイドを殺すには?
――――――無駄な事を。

真祖とは世界の意思によって生み出された超越種だ。
人間を律する為だけに存在し、その精神・肉体構造は人のそれに酷似する。
存在定義が人間を諌める為であるが故に、人間を悪としか見なさない殺戮者達。

真祖の姫たるアルクェイド・ブリュンスタッドは、
真祖達が生み出した最高傑作にして処刑用の特別な真祖とされている。

  その力は世界そのものから引き出される為際限がなく、
  満月の夜には不死身に限りなく近くなり、
  精霊固有の能力である空想具現化を持ち、
  世界を意のままに変貌させる。

そんな魔法の域をいとも容易くやってのけるような常識外の生命体を、人間である君らが倒すと?
いや、素晴らしいまでの無知さだがそれは無駄だよ。
いいかね、人間。
真祖を滅ぼす事は即ち世界を滅ぼす事に直結する。
世界の恩恵を受け、
その律に従う事により存在を許されている人間以外の動物達は、刃向かう事さえ出来ない。

なるほど、確かに律から外れた人間達ならば世界も滅ぼせよう。
世界を滅ぼす力ならば二十世紀の段階で手に入れているのだからな。
だが真祖の存在はある意味で世界よりも厄介だぞ。

曖昧な共通意識である抑止力ではなく、確固たる意思を持つ真祖達。
世界を滅ぼすのならば先走った愚かな独裁者がスイッチを一つ押すだけでいい。
対して真祖を滅ぼすには彼らの復元速度を上回るか、
復元呪詛そのものを無効化する為の神秘――概念武装が必要となる。

世界から力を引き上げる以上、
世界を一瞬で消滅させるほどの力を持たなければ復元速度は上回れない。
そして真祖が世界の触覚である以上、世界に存在する神秘では決定的な要素にはなりえない。


つまりだ。
人間が真祖を、アルクェイド・ブリュンスタッドを滅ぼそうというのならば、
世界 ―地球― を一瞬で消滅させるだけの純粋な力か、
若しくは
因果律を無視した、別次元における太古の神秘を用いるしかない事になる。

結論として、例外的な直死の魔眼を除けば真祖を滅ぼせる方法は存在しない。



――――……ああ、いい方法があるぞ。

君の言う戦術核―――それを連続して使いたまえ。
地球を滅ぼすだけの量を使えば、人間も死滅するが世界も――――

                             ―――――引いては真祖も死滅するだろう。

435 名前:Dーシックス:03/12/10 23:20

滅びを回避する方法・・・それは自らが滅びとなればいいのだよ
全てに死を与えるタナトスの具現者 精霊の怒りと同化している私
さあ 人間と死徒を華麗に滅ぼそうか・・ハハハハハハハハハハハハハハハハ


436 名前:シエル ◆kcbhGUILTY :03/12/11 22:08


『思考分割』を『分割思考』のコトだと解釈して。

>>428

「…………え?」

―――30の分割思考?

真っ先に思い浮かぶのは有り得ないという思い。
流石に詳しくは知らないが、『アトラスの錬金術師』の最低ランクで3つ……
だったはず。
倍ならまだありそうだけれど、10倍なんて幾らなんでも多過ぎ――――

「……って、制御出来ないんですか?」

学んで身に付けた技能なのだから、自分でそれをコントロール出来ないのは不自然だ。
必要なだけ分割した思考をして、用が済めば分割思考を終了する。
そんな風に使うのが本来のカタチだろう。

「そうですね―――――」

習得が不完全な故だとするのなら、正しいモノを学び直せば何とかなりそうな気はする。
その上で今と同じ30の分割思考が可能なら、どれほどの数の思考が出来るのだろうか。
正直、想像も届かない世界だった。

「誰か、その道の先達にコツを聞いてみたらどうです? シオンさんとか」

―――後……

一応、ワラキアも。
へタレが伝染しそうだけれど。

>>435

ソレが物理的な音として聞こえたのか、それとも違うのか。
全く、判らなかった。

『声』は言う。

いずれ訪れる滅びを迎える前に、この手で滅ぼそう。
そうすればいずれ来る終末を迎える事は無くなる。

と。

「な――――」

―――狂っている。

元々この相手にそんな概念が通用するとも思えないが、それでも。
歴然とし過ぎた矛盾は、深い狂気を感じさせた。

「……滅びを回避する為に滅んでいては何の意味もありません。
 その程度のコトにも気付けないなんて―――――」

愚かだと切り捨てるのは簡単だった。
けれど、その考えがもし正しいなら。
遠い未来、いずれ必ず滅ぶとしたら。

―――でも。

「……やれるコトを全部やってそれでも駄目だったなら、それは仕方ない。
 諦めが付くなんて言えませんけど、受け入れるしかありません。
 でも、まだ出来るコトがあるのに諦めるのは悔しいでしょう?

 ―――――だから、やると言うのなら相手になります」

無様を晒すコトは苦にならない。
それよりも、何も出来ないコトの方が苦しい。

437 名前:埋葬機関研究員:03/12/11 22:31

シエルを恨んでいる親族 血縁者は推定1万人だそうです
その関係者で埋葬機関に所属している数は・・・数え切れませんねえ・・
惨殺された恨みで狂った人数は・・・(以下延々と数字を述べる

そうそう 私もその一人でしたよ 今は殺せない存在をできるだけ苦しめて
殺す研究をしていますがね・・・クククククハハハハハハハハ

えーと今までの実験で死んだ人数はと・・・おお ちょうど1万人か・・・
ナルバレック隊長 シエルさん また 100人ほど追加してくださいよ・・・
今度は若くて純粋な少年 少女の材料がいいな・・・・

438 名前:ワラキアの夜 ◆TATARIpIeY :03/12/11 23:01

>>373
「ワラリンにスペシャルかんちょーーーーー!!!」


      ――――声と同時。
            体表面臀部に軽い衝撃が走った。

      ――――振り向けば、
            何やら屈みこんで両の腕を突き出している人間がいる。

「おお 見事に決まったぜ!!」


――――――何のつもりかね?
如何なる心算でこのような事をするのかは知らぬが……
無意味な行動だ。
人間、恐らく君は私の竏門に指を突き立ててダメージを与えようとしたのだろうが、それは無駄だよ。
タタリとして具現している時ならばいざ知らず、
現在の私は現象がカタチを為しているにすぎん。

実体を持たない実体とでも言おうか。

確かに竏門への直接打撃は、痛覚のある生物には非常に有効な手段だ。
目、口、鼻、耳……表皮に覆われている生物にとって、体内に直接通じる部分は急所となる。
それは竏門とて例外ではない。

それ故に君の攻撃は理に叶っていると言えよう。
だがね。君は一つ重要な事を忘れているぞ。
私が“何か”知らぬわけではあるまい。

死徒で在りながらも存在しない死徒。
現象となった不滅の存在がワラキアの夜だ。
本来ならばタタリとしてカタチを持って具現する筈が、この場では現象そのものとして具現している。
そして私が肉体を持ち具現するのは君らの問いに答える時のみ。
つまり、君が奇襲を狙って攻撃を仕掛けても無意味という事だ。
現象にダメージは与えられない。
そういうことだよ。


だが、その攻撃は私への侮辱である。
死徒二十七祖に対して竏門への攻撃――――しかも君に殺意は見られなかった。
それは即ちからかいを以っての行動だ。


弱者が殺すつもりで攻撃したのであれば礼を以って殺してやるところだが……
お前には礼儀など不要だろう。
速やから奈落へと堕ち、その愚行を永久に後悔したまえ。


「あの、じゃあ今は実体を持ってるんですか?」


当然だ。君の問い――行動に応えているのだからな。


「―――もう一回ワラリンにスペシャルかんちょーーーーー!!!」


      ―――――――今度こそ。
                その攻撃は掛け声と激痛を引き連れてやってきた。


……――キィッ!?$#g!24!?!!!!

キ、キキ、キキキ、キキキキキキキキキキキキキキキキキキキキ――――――!!!

イタイ、痛い、痛イ、イたイ、いたい、イタイ、お尻ガ遺体!
灌腸成功→尻ガ痛イ→シエル カレー スパゲッティ 黒鍵
第七聖典 代行者ハおしり、いたいです。オ尻、痛イデスイタイデスイタイデス キ、キイキイキイ!
イタイ遺体、異体一体対抗抗体隊長干潮シ、死死死死シシ、死体醜態肢体
遺体イタイイタイ痛イ? 04ххп\―――――

―――――――――


――――――


――

……ふ―――――はは、はははははははは!!

なるほど、代行者の感覚が少しは味わえた。
流石埋葬機関、第七の席にいるだけの事はある。
蛇の影響か? 生半可なものでは満足しないということだろうな。
私はもう御免蒙りたいがね。


――――それで、どうだろう代行者。
この人間……>>373と言ったか。 君に相応しいのではないだろうか。
>>373の処理は君に任せよう。

飼うのもよし、殺すのもよし、好きにするといい。

439 名前:名無し客:03/12/11 23:30

シエルさんのお尻を犯りたい・・・
犯りたい 犯りたい 犯りたい 犯りたい (以下略)

440 名前:名無し客:03/12/11 23:43

>>439
シエルに逝かされました…

441 名前:名無し客:03/12/11 23:52

自分につけられてるのニックネームに対して、それぞれコメントをお願いします。

442 名前:ワラキアの夜 ◆TATARIpIeY :03/12/12 02:05

>>375 こんな感じの月姫は如何ですかな。
ほう、面白い。

その月姫では、
遠野志貴は真祖の姫が出した犬に喰われ、
遠野秋葉はエルトナムに蜂の巣にされた後、燃やされて灰になるのか。

ふむ、このような月姫式は予測していなかった。
タタリとは一夜限りのミュージアム。
これもまた一興。

この“月姫”でタタリを予測してみるとしよう。

               月姫            HELLSING

     アルクェイド        直死の魔眼        アーカード

   遠野秋葉       黄薔薇姉妹         遠野志貴

    英国      混沌            遠野四季       白薔薇さま

      ウォルター      蛇      エルトナム    代行者

        琥珀        少佐          三咲町

               アレクサンド・アンデルセン



―――計算式を予測する 月姫⇒HELLSING 異なる二作品を分解し共通点を抽出. 解を元にし駆動式を構築
    アーカードは真祖に 主人は代行者に 執事はエルトナムに .武器の大まかな共通性から二次歪を形成
    黄薔薇兄妹が捻られ. 白薔薇姉妹 遠野四季 蛇 ……? .姉妹? 薔薇? 相克すべき二者が主従関係
    眼鏡=代行者方程式が崩壊. 意表を突いて真祖の主. 銃器の共通点. 混沌はアニメ準拠即ちHETARE
    演説が策略 .前提から間違いの歪が具現 .双子は分解され演説を開始. .片方はMADな医師 吸血鬼達
    第七聖典は精霊 銃の精霊. 歪. 無理が派生し連続する .蛇の二面同時存在..真祖の従僕となる共通性
    久我峰 漢度UPの自爆中将 傭兵は弱さの共通から人間を キノコスーツ 乾有彦 対人交友関係を無視
    シュレディンガー 量子力学のパラドックス 猫 矛盾の世界=夢の世界 歌月十夜 妄想ハァハァされる レン


――――――――――――――


―――――――


――

     我ら雑魚なり。藁雑魚の群なり。

     ただ伏して第六法に許しを請い、
                         ただ伏してタタリと為り発狂し、HETAREる者なり。
      闇夜でヘタレて狂い、
                   娘に頭を撃ち抜かれる者なり。

                   我ら豆腐なり!
  ____     ____.                  ×
  .|\     \    .|\     \          ワラキアの豆腐なり!!
  .| .| ̄ ̄ ̄ ̄|   .| .| ̄ ̄ ̄ ̄|                夜
  .| .|      .|  ...| .|      .|    , ´  ̄ ヽ
  .| .|  ゚Д゚) ..|   ...| .|  ゚Д゚) ..|    .! .ノヾ、!.┃
  .| .| つ  つy=ー.| .| つ  つy=ー  .!,.|! ゚Д゚ノ| ┃
  .| .|      .|  ...| .|      .|     j~^藁^iつ†
 ...\|____|   \|____|    ノ ノ_l_|`!
     ∪  ∪       ∪  ∪     ヽノ.UUリ



――――――――――――カット。
カット、カット、カット、カット、カット、カット、カット、カット、カット、カットカットカット
カットカットカットカットカットカットカットカットカットカットカットカットカットカットカットカット――――――!

こんな月姫(MB)など有り得ん!
前提条件から異常であるが故に、このキャストには目を瞑るとしても、何故豆腐なのだ。
そも何故この私がHETARE、発狂、娘に頭を撃ち抜かれなくてはならぬ!?
第六法に平伏しながら虐殺などしても楽しみとは為り得ない。
タタリと為り、私の意思によって殺戮を楽しまなければ意味がない。

他の間違った解には目を瞑ろう。
名を間違え、ワラキアの豆腐などと叫ぶ事も許容しよう。
だが、打倒すべき目標にひれ伏すなど、そのような醜態は断じて認めぬ!

>>375、君の案は残念ながら却下だ。
そのような月姫など認めるわけにはいかぬ。
無駄な式を構築させ、時間を割かせた罪は重い。
我が舞台を、我が存在を汚そうとした者よ、自身の死を以ってHELLSING月姫に幕を下ろしたまえ。

443 名前:名無し客:03/12/12 15:13


  ∧ ∧∩. / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  (  ゚∀゚)/< 月姫の物語を自分は知りません。どうか教えてください。
_/ /  /   \_________________
\ ̄ ̄ ̄\
.|l:|| ̄ ̄ ̄||
 .|| ̄ ̄ ̄||



444 名前:名無し客:03/12/12 17:24

一刻は容量制限は∞!無いはず・・・!

違いましたっけ?ちょっとうろ覚え・・・。



1000kb目指して頑張れ御両人!(ナニ

445 名前:名無し客:03/12/12 17:37

ワラリンの結果はすべて豆腐と決まっているのだな
タタリの果てが豆腐とは・・・ぷぷぷぷ

446 名前:名無し客:03/12/13 09:49

一刻館で尊敬するキャラハンの人はいますか?

447 名前:名無し客:03/12/13 13:00

管理人様曰
「存分にネタが披露できるように、スレッドの容量制限は無制限となっています」

要領無制限。
個人的要望トシテハ長レス歓迎。
書ク方ハ大変ダト思ウケド、ガンバッテホシイ。

448 名前:シエル ◆kcbhGUILTY :03/12/13 15:16


……流石に1000kbは無理ですよ。
800くらいなら行きそうですけど、それでは重すぎる気もしますし。

>>438から>>440

「………………」

ぴき。
遠く、そんな音が聞こえた。
自分が醒めて行くのが判る。

―――なるほど。

許容量を超えた激情――例えば怒りは、逆に人を冷静にさせるらしい。

「で……誰がどうして流石で、何に満足出来ないんですか?」

抑揚に欠けた声は、何故か良く通った。
笑顔を作ってみる。
ただ、目は刺す様に冷たいまま。

「……ふふ、ふふふ……あはは……」

なんだか本当に可笑しくなって、つい笑ってしまった。
まったく、一体どう言うつもりなんだろうか。

「はは……。―――――少し、躾が必要みたいですね」

ざくざくざく。
ワラキアの、>>439の、>>440の身体が地に落とす影に黒鍵が突き刺さる。
その瞬間、三人の身体は完全に自由を失った。

「さて……おいたした子供を叱る時の定番と言えば、やっぱり―――――」

影を留めるコトで本体である肉体の動きすら封じる技、影縫い。
……まあ、その辺りは現状然程重要でもないのでおいておこう。

―――詳しく知りたい人は民明書房の適当な本を読むコトを推奨です。

「 お 尻 ぺ ん ぺ ん で す よ ね ? 」

首の後ろに廻した手をゆるゆると持ち上げると、まず見えたのは逆さになった音符。
ゆっくりと抜いてプレッシャーを掛けるのがここでの嗜み……もとい、コツ。
現れたハリセンには、『悪い子にはお仕置きです♪』と何処かで見たような筆跡で書かれていた。

「こは――――じゃなくて、とある伝手で手に入れた、こんな時におあつらえ向きの逸品です。
 その魔力、たっぷりと味わって下さい―――――!」





案山子の様に棒立ちのまま、身動きも取れない三人の臀部に代わる代わるハリセンが
叩き付けられる小気味良い音は、その後も随分長い間続いていた。

449 名前:名無し客:03/12/13 19:03

あらゆる意識を殺せる力・・・こんなものがあるから・・
俺は一人になってしまったんだ・・・頭が痛い・・・割れるようだ
もう駄目だ・・


450 名前:名無し客:03/12/13 23:12

いつ覚醒するんです?
つーか、そろそろインド語喋れや。
カレーって呼んで良いですか?
MISS華麗って二つ名ってどう思います?
と言うか、呼んでいいですか?


あっ、こっちはワラキアさん宛です。
と言いますかライバル?
ttp://amorihonih.hp.infoseek.co.jp/fate/bloom/nb5.gif


451 名前:名無し客:03/12/14 00:18

今更ですが、このスレッドの歳が一年を越えました。

…いや、本当にそれだけなんですが。

452 名前:シエル ◆kcbhGUILTY :03/12/14 12:25


おや? ……あ、本当に一年経ってますね。
……初代のスレッドで一周年を迎えると言うのも、中々珍しそうな気が。

>>449

「……それは」

異能は碌なモノを招かない。
特に、それが特異なモノであればあるほど。
普通に生きたいのなら無い方が良いに決まっている。

「それは確かにそうですけれど、こうも考えられませんか?」

けれど、今あるそれを捨てるコトが出来ないのなら、何とか折り合いをつけるしかない。

―――例えば……

死を観る眼を持ってなお、歪まずに居る彼のように。

「殺すコトで何かを生かすコトが出来るかもしれない。抑える方法だってあるかもしれない。
 それはあくまで力。それとどう付き合うかは貴方次第だ、って」

微笑みながら右手を差し出す。
こんな手でも、無いよりは少しだけマシだろう。

「これも何かの縁ですから、わたしもお手伝いくらいしますよ」

自分が寄って立つ所が無い。
それは酷く孤独で辛いコト。

伸ばした手で、彼が一人で立てるまでの間支えていてあげられたら。

と、思った。

>>446

「尊敬と言うと少し違う気がしますけど―――――」

認めている、と言うのが一番近いだろうか。
それが人となりにしろ、純粋な力にしろ、意思の強さにしろ。
それから、中々に容赦無い毒舌にしろ。

―――って、全員関係者ですね。

こう言う場合、他の所の人を上げた方が良いのだろうか。
とすると、やっぱり……

「コンスタントにレスを返している人はそれだけで凄いと思います」

………わたしは最近サボりがちですし。

慣れて来て気が緩んだのかもしれない。
もう一度、最初の頃の緊張感を持ち直すには良い機会だった。

「……わたしも頑張らないといけませんね」

453 名前:名無し客:03/12/14 20:08

シエルさんお尻がバチカンの推薦で世界遺産に登録されました
是非 ご感想をお聞かせてください

454 名前:名無し客:03/12/15 00:06

どこか遠くに…
仕事とか任務とか命令とか因縁とか、そんな事一切無しで好きな人達と旅行に行くとしたら、
どこに、どれ位の時間行きたいですか?

455 名前:名無し客:03/12/15 00:57

異能者は孤独 異能者は一人
だから最後は一人で死ぬんだよ・・・
俺も君もね・。

456 名前:名無し客:03/12/15 01:07

ナベの美味しい季節あげ

457 名前:名無し:03/12/15 13:54

ふむ・・月姫とは全く持って関係がないが・・
仙人や道士も教会の封印指定を受ける可能性はあるのかね?

458 名前:シエル ◆kcbhGUILTY :03/12/15 16:10


…………

>>450 >>453

コレのグリップを握るのは久し振りだったが、微塵の違和感も無く手の平に収まっていた。
肩に掛かるその鉄塊の重量に、心地良ささえ感じる。

―――これなら―――――

何の問題も無い。
昂ぶる心に呼応して、ペイントされた制御刻印が淡い光を放つ。
間合いを詰めつつ、呼気に乗せて思いの丈を叫んだ。

「……インドとかお尻とかカレーとかお笑いって言うな!」
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
          _
         , ´   ヽ
         i  ((ノ レ))ゝ
        丶(|l#゚Д゚ノ|_
        /†ノ   ヽ、ヽ、
        |。||    | ヽ、ヽ、                    ,  ・ ∴.' ,
        |゚゚| |    |  ヽヽ       _- ― = ̄二二二>:.∴二>  ∧_∧ ∴.'
        |x| |    |   ∪          __――=', ・,‘  r⌒>  (∵゚Д゚ノ ←>>450&>>453
 ノ ̄`ー---|. ||、___|___\___       ―  ̄=_ 二二>:  | y'⌒  ⌒i .'  ∴.'
ノ       ∪ |□     ━╋  l     =ニ>_=二二>,∴二>|  / (二>∴.'∴.'
l/ ̄ ̄ ̄ ̄`ー|________| =二ニ>     _ 二二>_二>, ー'/´ヾ_ノ
   ((ニニニニニ(ニ|__i」___i」_lニ>二ニ> 二>_ 二二>_二>  ノ  ∴.'  ∴.'
        /__/________\                = _二二/ / (二>∴.' ∴.'
        /  /    \ ̄\       _ー ̄_ ̄二二>./ // ,'
      /  ノ      /\/                  / (二>
     /─-/      / /                 / /∴ (二>
     |  ./      (  ヽ、                 !、_/  /   〉∴.'
     |  .|       ヽ、_ヽ                    |_/
     、_ヽ





(注:これはあくまでもイメージ映像です。多分。)

459 名前:名無し客:03/12/15 17:55

>>458
論拠

ttp://www5.plala.or.jp/bigfire/hakaba/work/work01/g_currytime.html

460 名前:名無し客:03/12/15 19:25

俺は死ねない・・・世界の矛盾に囚われてしまった・・
もう100回も死んだはずなのに・・死ねない・・・
元に戻ってしまう・・・・助けてくれ!!


461 名前:シエル ◆kcbhGUILTY :03/12/15 21:59


いや、この(>>459)絵――――――
……まあ良いですけどね……

>>456

「もう、日中でもそれなりに寒いですからねー……」

気が付けば、12月も半ば。
この辺りでは見ないけれど、雪が降っている所もあるだろう。
季節は冬。
そして――――

「……時間が経つのって、案外早いモノです」

後一週間ちょっとでクリスマス。
そんな時期でもあった。

―――まあ、普段の日と変わらないでしょうけどね。

教会に関連する組織に所属しているとはいえ、それは信仰に拠るモノではなく。
ましてや、仕事はこちらの都合などお構いなしにやって来る訳で。
この手の祝日や祝い事をごく普通に過ごしたコトは、あの時以降一度も無かった。

「ふぅ……」

自分にそんな資格は無い。だから、それが当たり前なんだ。
望んじゃいけない。諦めなきゃいけない。
諦めたつもりだった。
でも。
もし彼とそんな時間を過ごすコトが出来――――

思考を断ち切る様に、電話が鳴り出した。

「……遠野くん? 24日ですか? いえ、特に予定はありませんけど……」

―――駄目なのに。

そんなコトを聞かれたら、期待してしまう。
震えてしまいそうな声を何とか誤魔化しながら、電話で良かった、と思った。

462 名前:ワラキアの夜 ◆TATARIpIeY :03/12/16 16:30

>>399 力が欲しいな

――――――――無様な。

               ―――― 思わず、そんな言葉が口をついて出た ――――

抗うことすらできぬ者の気持ち?
では訊こう。

人間、君は今まで何を食べてきた?
肉を喰らっただろう。魚を喰らっただろう。植物も喰らっただろう。

 幼少の頃、まだ良心の呵責もなく、生物としての本能が理性に勝っていた頃。
 君は戯れに虫を殺した事はないか?
 地を這う蟻を一匹捕まえては足をもぎ、
 また一匹捕まえては胴を千切り、
 また一匹捕まえては頭を潰す。

  捕まえた虫を飼おうとした事は?
  駕籠の中に入れておいたのに、
  翌日には足を折り曲げて屍になっているそれを見た事はないか?


   君が今まで食べてきたそれらの食材。
   彼らは自ら喜んで死に、君に食われたと思うかね?
      殺してきたそれらの虫達。
      彼らは自ら喜んで捕まり、君に殺されたと思うかね?


彼らの意思を代弁するならばこうだ。
『全てが我々を見下す。彼らは我々の権利など一切認めず理不尽に簡単に命を奪う
 見下されるのは嫌だ、奪われるのは嫌だ、食事や遊びで殺されるのは嫌だ!』

分かるかね、人間。
君が食材や虫を、食事の為に、娯楽の為に、殺すのと、
我らが君ら一般人を、食事の為に、娯楽の為に、殺す事に大差などない。

種として力が劣る方が殺される。
そこに弱者の意思が介入する余地はない。
食材達、虫達の世界には他の種によって、人間によって殺される事が運命の一つとして認識されている。
君らも同じだ。
我々のような“圧倒的に力の差がある化物”が認識されれば、その身は自身にとっての虫となる。



まだ納得が行かぬか?
無理もない。
 人間には、その自我が芽生えたときから万物の霊長であるという思い上がりが存在する。
 自分達より劣る存在しか知らない種では「勝る種に殺される」事実を認める事が出来ない。
それが一般人の認識というものだ。
現実を知り認めている時点で、力がない事には変わりないが、君は立派に一般人から逸脱しているよ。

――――それで、どうだろう人間。
その動植物達では持ち得ない高度すぎる自我を持った種として現実を知った気分は。


絶望しただろう。

                 ―――――そう、私は絶望した。
                        他者では持ち得ない卓越した思考回路故に、辿り着けてしまうその結末に。

力を渇望しただろう。

             ―――――回避方法は幾らでもあった。
                    結末に至れた能力は、転じて回避する道を模索する力になる。

抗おうとしただろう。

         ―――――考えた、考えた、考えた、考えた、考えた、考えた、考えた、考えた!

                迷路のような未来の運営図を数千、数万というルートから探っていく。
                真っ直ぐ進んでは辿り着き、
                右に曲っては辿り着き、
                左に曲っても辿り着き、
                後ろに戻ろうとしても辿り着く。

どうしようもない事に気付いただろう!

     ―――――答えは全て違う。だと言うのに、まず口を開けて待っているのは同じモノ。

            終わり、終わり、終わり、終わり、終わり、終わり、終わり、終わり、終わり、終わり

            抗えば抗うほど酷くて滅茶苦茶で……そう、地獄のような未来が待ち受ける。
            最初に出てくるモノは常に同じ。

            死体、死体、死体、死体、死体、死体、死体、死体、死体、死体
              滅び、滅び、滅び、滅び、滅び、滅び、滅び、滅び、滅び、滅び

            敷き詰められ、積み上げられ、朽ち果てる事さえ許されない死者の山。
            朱い月、荒野、廃墟、人の痕跡が許されないその結末。
            膨大な情報の果てにある絶望。


            視た者達が狂ったように挑み続けて、

                                狂った別の未来を作り上げ、

                                               そうしてまた次の者がそれを視る。

463 名前:ワラキアの夜 ◆TATARIpIeY :03/12/16 16:31

>>399(続き)

>>399、君のその意気込みは賞賛しよう。
自分という固を認めさせる為ならば人さえも捨てる。素晴らしい覚悟だ。
だが人間。
残念だが君のその望みは叶わぬよ。
切望しようとも、足掻こうとも、世の中には変えようのない事実が確かに存在する。

君ではその力を得られない。
如何なる人外の化物にも為り得ない。

君には素質がない。


     ―――――終わる事のない狂気の螺旋。
            変える事の出来ない未来。

              それでも、
                      アトラシアの名に掛けて、不可能を可能にしようと足掻いた。

            自分という個を捨ててでも、終わりのない未来が欲しかった。



  『私は力が欲しい、
             彼らに私という個を認識させる力が欲しい、
                                       同じ視点に立てる力を望む』
  ――――私は力が欲しい、
                  自身を神秘へと至らせるだけの力が欲しい、
                                             滅びを回避させる力を望む


    『結果、自身が人から吸血鬼などの人ならざるものに変わってしまうことも私は厭わない』

    ――――結果、私は、方法として合理的であるのならば吸血鬼になる事も、人を辞める事も厭わない



               ―――― 似ているようで全く異なる考え ――――

               ―――― それでも、彼の覚悟は人間だった頃の自分に似ていると思った ――――



―――――――――――…………せめてもの情けだ。

君が畏怖する対象……吸血鬼としてではなく、
君と同じく力を欲し、それを実現した者として殺してやる。
一般人として何も知らず生きていれば、また別の可能性も在っただろう。
尤も、今となっては詮無き事だがね。


           では、サヨウナラ







                ――――――――――――――――― 後には、串刺しにされた死体が一つ ――――

464 名前:名無し客:03/12/16 16:58

で・・・・藁のおっさんは豆腐に何か拘りでもあるんですか?

465 名前:◆kcbhGUILTY :03/12/17 16:31


>>460

それは、何処かで聞いたような、漫画や小説の中のお話のような本当の話。


ある所に一人の女の子が居ました。
その子のお家はパン屋さんで、朝早くからパンを焼き始めるお父さんを手伝ったり
お店に出て接客したりと、いわゆる看板娘のような存在です。

いえ、でした。

不幸は影も見せずに女の子に襲いかかり、あっさりと飲み込んでしまいます。
けれども、それは始まりにしか過ぎませんでした。不幸は、女の子一人では満足しなかったのです。
まずは女の子のお父さんとお母さんを。その次は隣のお家に住んでいた家族全員を。
更に次はその向かいのお家の人達を。
お爺さんも生まれたばかりの赤ちゃんも分け隔てなく、襲っては殺し、血を啜りました。
不幸は、自分の中に居る女の子を見てとても愉しそうに嗤っていました。

そして、そんな不幸の前に一人の女の人が現れました。

白くて嘘みたいに綺麗な綺麗な、女の人。
その人は、不幸にとっては何よりも怖い敵。なのに、不幸はその人が来るのを待っていたようでした。
何故だろう? 女の子は狂ってしまいそうな頭でぼんやりと考えました。
けれども、疑問が解決するよりもずっと速く、女の人は不幸/女の子を殺してしまいます。
これでお話は終わった様に見えます。

でも、それは中断に過ぎませんでした。

不幸が去ってから少し経った頃、死んだはずの女の子は棺の中で目を覚ましたのです。
くらい。せまい。いきがくるしい。でたい。
女の子は必死に棺を叩き、叫びました。何度も何度も叩きました。何度も何度も叫びました。
応える声はありません。
それに、死んでしまいそうなくらい息が苦しいのに叫んだせいで、だんだん気が遠くなってきました。
身体が重くて、早く出たくて、棺の内側をかきむしって、指先が痛くて。
吸っても吸っても呼吸が楽にならなくて。あんまり苦しいからのどもかきむしって。
何時の間にか、女の子は気を失っていました。
女の子がもう一度目を開けると、そこは外でした。
始めて見る部屋。始めて見る人。始めて見るモノ。
薄暗い部屋には痛そうな棘が付いたモノや何に使うのか良く判らないモノがたくさんあります。
そして、椅子に座っていた男の人は女の子を見てとても驚き、ドアを開けて走って行ってしまいました。
女の子は追い掛けようとして、始めて自分が鎖で壁に繋がれているコトに気がつきます。
落ち着いて見てみると、怪我をしたはずの指先が何ともないコトにも。
何故だろう? と考えていた所に、さっきの男の人が他の人達を連れて戻ってきました。
女の子はたまっていたモノを吐き出すかのように聞きます。
ここは何処? 何故繋がれているの? あなたたちは誰? わたしは、死んでいなかったの?
男の人達は答えてはくれませんでした。
かわりに女の子のコトを悪魔や化け物と呼んでひどく罵りました。
そして、男の人の一人が剣を手に女の子に近付くと、切っ先を女の子の心臓に突き刺したのです。
なんで? 痛いと思うより先に、女の子はそう思いました。
こみ上げてきた血にむせながら、ゆっくりと崩れ落ちます。
その拍子に剣が抜けて、死ぬのかと思っていた女の子が最初に気がつきました。
痛みがどんどん薄れていって、消えてしまったのです。
自分の目で傷口を確かめようと身を起こす女の子を見て、男の人達の顔から表情が消えます。

そこから先は地獄でした。

部屋にあった良く判らないモノの使い方を女の子は自分の身体で味わって、そのたびに死に、そのたびに元に戻りました。
痛くて痛くて気が狂ってしまいそうなのに、いっそ狂えた方が楽なのに、それすらままなりません。
ずっとこのままなんだと諦めかけた時、一人の女の人がやってきます。
とても怖い目をしたその人は、女の子の前に来るといきなり首をへし折りました。
そして、愉しそうに女の子が戻るのを見ています。
完全に戻ったのを見て、女の人は笑いながら斧を手に取りました。
二時間で軽く百回ほど女の子は殺され、女の人の所に行くコトになります。
女の人の所で、女の子は自分の魂が矛盾に囚われているコトとその原因である不幸のコトを知り、
解決する方法も知ります。
そして、女の人が一つの提案をしました。
考えました。悩みました。
きっとそれは大変で辛い仕事です。
でも、断ればまた殺されてしまいます。何度も何度も殺されてしまいます。
それに、忘れてはいけないコトがありました。
女の子は自分の手でたくさんの人を殺しているのです。
どんな理由があってもそれはとてもいけないコトです。
不幸や不幸と同じモノ達は、女の子と同じような人を作ってしまうかもしれません。
悪いコトをした罰は受けなければいけないし、そんなかわいそうな人は増やしたくありません。
それに、矛盾が無くなれば女の子は普通に死ねるようになります。
だから、女の子は提案を受け入れました。


それは今から少し前のコト。
そして、この女の子のお話は今もまだ続いています。

466 名前:シエル ◆kcbhGUILTY :03/12/17 16:31


>>640

「そう――――なんですか」

自分だけだと思っていた。
わたしだけがこんな目に遭っているのだと思っていた。

―――なんでなんだろう。

確かに珍しいだろうけれど、それでも一度起こっているのだからもう一度起こらない保証は無い。
なのに何で。
自身が一番不幸だと思い込んで、悲劇のヒロインであるコトに酔っていた?
自分は不幸な出来事に巻き込まれただけだから許されても良いだろう。そう思いたかった?

………良く判らない。

ただ、真っ直ぐ前を向いていないのは判った。

「……奇遇ですね。わたしも同じなんですよ」

例え原因が違うとしても、結果が同じなら苦しみもまた等しいだろう。
独りは辛い。
だから、誰かが傍に居てあげた方が良い。
ずっと一緒には居られなくても、その間の記憶はきっと支えになる。

「良ければわたしに話してみませんか? 多少はお役に立てると思いますから」

支えられてでも、立てるのなら歩くコトだって出来る。
前に進むのを諦めなければ、可能性だって消えない。

「ああ――――。でも、こんな所で口に出しちゃ駄目です。
 知れ渡ったりしたら色々と問題ですからね」

そして何時か、目指す場所に辿り付くコトが出来る。

わたしは、そう思いたい。
そう、信じている。

467 名前:シエル ◆kcbhGUILTY :03/12/17 18:40


400KBは超えましたね……
ただ長いだけじゃなくて、読んでいる人にとってそれなりに価値のあるモノになっていれば
良いんですけど。

>>455

「それは――――そう、かもしれません」

―――でも。

でも、生き方次第だと思う。

例えば、他の人には見えないモノが見えるとする。
その意味が判らなくて、あるいはそれが何か知りたくて、誰かにそれが見えるコトを告げる。
けれど、誰かにはそれが見えないから、何を言っているのか理解出来ない。判らない。
すると、誰かは彼/彼女を拒絶する。
自分の物差しで理解出来ないコトは怖いから受け入れるコトを拒み、傍にあるコトを拒む。
周りの誰からも拒絶されれば、たった独り。
孤独に慣れた振りをして、その実とても寂しくて。
何時しか自分を受け入れてくれない世界を恨みすらするようになる。

「……でも」

きっかけは一つあれば十分なんだと思う。
誰かが見てくれれば。
     声を掛けてくれれば。
     傍に居てくれれば。
誰かのコトを見つめてみれば。
     名前を呼んでみれば。
     隣に行ってみれば。
どんなに薄っぺらな繋がりでも、確かにそれはあって。
望めばもっと確かなモノに出来る。

「そう考えて自分から殻に閉じ篭るなんて、寂しすぎます」

始まりは嘘からでも良い、なんて都合が良すぎるかもしれないけれど。
始まらなければ、嬉しいコトも楽しいコトも辛いコトも悲しいコトも、何も生まれない。

「――――わたしはここに居ますよ?」

468 名前:名無し客:03/12/17 21:44

華麗の乙女ですね。月姫って正直全然知らないんですけど
アンソロ本とか読んでたら、こりゃ人気出るのも無理はないと…。
特に先輩がいいなあ。

469 名前:名無し客:03/12/17 23:35

人類の抑止力に選ばれた『英雄』と、世界の抑止力に選ばれた『救世主』が
ぶつかり合ったら、どうなると思いますか。

470 名前:名無し客:03/12/18 00:18

さーて。

>>640がどうなるか、見物だな。

471 名前:みとこうもん:03/12/18 19:38

きゅうけつき ワラキア!
そちの あくじ この みつくにが さばいて やろう!

そちは タタリと なって おおくのひとを あやめたり
あげく メルティブラッドで ラスボスのくせに ヘタレた で あろう!

そちの じゃくてんは わかっていますぞ。
これでも くらうが いいですぞ!
(もめんどうふ>きぬごしどうふ>こうやどうふの3れんぞくコンボ)

472 名前:シエル ◆kcbhGUILTY :03/12/19 18:38


この間本屋さんに行った時、そういう(>>468)題名の本を見たような気が――――
って、え? わたしがいい?



あの、その……                              少し、嬉しいです。(ボソ

>>469

例えば、人類と言う種族の望むコト。
或いは、世界と言う存在が望むコト。

『滅びたくない、長く在りたい』――――即ち、自己保存の本能。

自らを滅ぼしうる何らかの原因が生まれた時、それは動き出す。
霊長の、星の敵を排除する為に作用する力。

それが抑止力と呼ばれるモノ。

「ふむ……」

霊長の抑止力たるアラヤの怪物と、星の抑止力たるガイアの怪物。
片や60億を超えるヒトの群れの意識の産物であり、もう一方は世界そのものの端末。
どちらも常識では測りきれない力を持つだろう。

「その二つがぶつかるとどうなるか――――って言うのはちょっと想像付きませんね」

どちらも特定の一個体を指しているわけではないから、その場での勝負は付いても次が
生み出されるだけのような気もする。

―――とすると……

決着は人類か世界のどちらかが滅ぶまで付かないのだろうか。

「ですから、ちょっと視点を小さくした話をしましょうか。
 戦いの勝敗を決めうる要因って、何だと思いますか?」

腕力。脚力。持久力。瞬発力。運動能力。技量。知覚力。知識。分析力。判断力。運。
数在れど、意味する所は一つ。

「……それで間違いはありません。けど――――
 得意とする分野があれば、そうでない分野や苦手な分野だってありますよね?」

それは強さ。
ただ、一口にそう言ってもカタチは様々だ。
剣が得意なモノが居れば、魔術を自在に行使するモノも居るだろう。
両者が同程度の強さだったとして、勝つのはどちらか。

「相手が苦手な分野……つまり弱点ですか、を攻めるのに適した分野に自身が長けていれば……
 そして、相手がそうでないとしたら……
 仮にレベルとして同じでも、勝負としては互角とは言えないですよね?」

最も、これはどちらにも有利でない五分五分の状況で戦ったら、と言うコトで、
戦略的な強さも考慮するなら更に話は複雑になってくるだろう。

「まあ……そもそもどうにもならないほどの戦力差があるのならそれ以前の問題ですけど」

相性が良ければある程度の実力差はカバーしうるし、悪ければ実力で上回っていても
手も足も出ないかもしれない。

つまる所、そういうコト。

473 名前:名無し客:03/12/21 19:19

貴方のお尻は魅力的ですね
お尻の血を吸わせてください

474 名前:名無し客:03/12/21 20:38

カレーの先輩は理論派だ。
第七聖典を構え持つ貴方は同時に極めて魅力的な人でもある。
不思議だなあ。

475 名前:名無し客:03/12/22 14:19

新しくはじめてみたい事柄について、取りとめもなく語ってみてください。

476 名前:シエル ◆kcbhGUILTY :03/12/22 21:59


……>>640ってまだ来てないですよね?

>>454

「旅……ですか―――――」

何もかも全部置いて、何処か遠くへ。

―――そういうのも良いなあ。

随分色々な所に行ったけれど、全部仕事だったし。
大半が独りきりだったし。

「……うん、楽しそうですね」

誰かと、純粋に楽しむ為だけに旅行に行く。
想像すると心が踊った。

「今だと……温泉ですか?」

―――で、露天風呂が混浴だったりとかして、遠野くんと偶然一緒になって……

お湯の中からいきなりアルクェイドが現れて割って入ってきて、
女性用の更衣室へ繋がる引き戸が勢い良く開け放たれると秋葉さんの叫び声が――――

「……なんか、物凄いリアルに想像出来ますね」

溜息が出る。
でも、そういう賑やかさも良いのかもしれない、と少しだけ思った。

>>457

「そうですね……まずは魔術がどういうモノなのか、というコトから行きましょうか」

魔術とは『通常の手段でも可能なコトを、それとは異なる方法を持って実現する』為の方法。
元々は『それ以外の方法では達成出来ないコトを可能とする』筈の魔法だったモノが、科学の
進歩や情報の漏洩によって唯一の法ではなくなってしまったが為にそう呼ばれる。
魔術とは河の流れのようなモノで、流れる先が多くなれば一本辺りの水量は減ってしまう。
故に、魔術は秘さなければならない。

「――――つまり、『識るモノが多ければ多いほどその魔術は弱体化する』と言うコトなんです。
 で、ここで『封印指定』が出てくる訳ですね」

極めて魔法に近い魔術があるとする。
だが、それをそのまま放置しておけば、一人が知り、二人が知り……いずれ、その魔術は
ありふれたモノの一つに成り果ててしまうかもしれない。
ならどうするか。

保存する為に確保し、封印すれば良い。

他者が触れるコトが無いように隔離し、本人が触れるコトすら無いように封じる。
それで、その技は永遠に保存される。

「ですから……仙人や道士が東洋系の魔術師を指す、と言う前提でなら、
 『封印するに足るモノを持っていればそれはありうる』が答えになります」

477 名前:名無し山羊 ◆clHeRHeRHo :03/12/23 01:55

>ワラキアの夜
なんだってまたそんな妙な名前を名乗っているのだ?

>シエル
カレーと遠野志貴、どちらがより好きか。

>シオン
分割思考特有の欠点や悩みというのはあるのか?

478 名前:神殿騎士ウィーグラフ ◆AriEsUrxBE :03/12/23 01:57

己の無力さに泣いたことは?

479 名前:神殿騎士ウィーグラフ ◆2BElIas2jo :03/12/23 01:59

………おまえたちは人間を辞めて一体何を失い、何を得た?

480 名前:名無し客:03/12/23 09:07

先輩は魔法使いのようだ。

481 名前:神殿騎士ヴォルマルフ ◆TInGeLfRms :03/12/23 10:41

(…ウィーグラフ、入れ違ったか。)

――――――――突然の来訪、失礼する。

こちらから、かすかな“悲鳴”が聞こえ続けるのでね。
少々気になるので、こちらに来た次第だ。
なに、“悲鳴”といっても喉から発する声ではない。
…魂から発する類のものだよ。この“私”に届いたのだ。
声の主に、すこしばかり興味が沸いたものでね。

声の出元は、こちら(>>463)か。
なんだ。ただの平凡な人間(>>399)ではないか?
まあこれも何かの縁だ。…面白いかも知れん。
この死体はできればこちらで引き取りたいのだが、よろしいかね?

なに、私も“聖職者”のはしくれ。
神の使徒として、救われぬ魂に是非とも“望み”を叶えてあげたいと思ってね。
おまけに明日は聖夜だ。“迷える子羊”に贈り物をするにあたって、
これ以上の素晴らしい日はあるまい?

――――――――どうかね?

482 名前:シエル ◆kcbhGUILTY :03/12/25 00:31


申し訳ありませんが、色々と立て込んでいるのでレスを返すペースが遅くなります。
……と言うか、既になってますけど。

>>480

魔法とはつまり、奇跡のようなモノで。

「魔法って……わたし、使えないですよ?」

酷く縁遠いような。

「魔術なら使えないコトも無いですけど……」

それでいて酷く身近にあるような、気も

「――――ああ、でも『ようだ』の意味は『違うけど似ている』という風にも取れますよね」

―――する、なんてモノじゃない。

「なら、魔法みたいなコトなら出来ると言うかなると言うか……」

似たような力は色々とあるけれど、あれだけ殺されても戻るのは正に『奇跡のよう』だ。

「……まあ、お見せする訳にはいきませんけどね。見ていて余り気分の良いモノでも無いですから」

その奇跡に主観で色を付けるのなら、

「…………わたしなんて、そう大した人間じゃ無いですよ?」

絶望的なまでに暗い闇色か、

「例えば今この瞬間も、表面を取り繕いながら他人に言えないようなコトを考えているかもしれない」

触れたら生暖かく滑りそうに紅い血の色。

「貴方が見ていない所で、想像も付かないようなコトをしているかもしれない」

つまり、それが罪の色で。

「……そんな人間に、奇跡は起こせませんよ」

その二色に塗れながら生きるのが、わたしには相応しいのだろう。

483 名前:ワラキアの夜 ◆TATARIpIeY :03/12/25 23:43

――― 一日遅れてしまったがね。



                  ,r‐―--.,,.r―‐--.,_
.                ,r'"   -..,_,f,r'     `.、
               ,f"     ミf,r'      .`、
.              / , '  ,!`ヽ、f,r'/'i,     `、  ほら、シオン。
.             / ,  ,'  ,! ミ `v',r',r'.`、  ' ,  .`、        Merry
             / ,'  ,'  ,!` ' ' ' ´ ` ' ' ´`、  ; ', `、          Christmas!
            f ,i  ,' ; .i         .! ',  ;  ; i,
            ,i./!  ; ; !          i, .;  ;  ; i,
           f/ ,! .; ; i-―-、   ,r―‐-i, ;  ;  ; .i,
          _,r'''i ,i .i ; i i‐---ヽ   ,r--‐ヽ! ; .i i .i  i、
      _.,r‐''":.:.:.:!.ii .ii , .i i、     i      !,i ,i ii i ト i:.`ー-.,,__
   ,r‐''":.:.:.:.:.:.:.:.:.:.レi,i、!i , i, 'i`、    !    /.i /i ,!i !.i `:.:.:.:.:.:.:.:. ̄''ー-.、
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    !;;;;;;.:.:.:.:.:.:.:.;;;;;;;;;;;!.! :,i: ;i ,!  i !`、:':,'i; : 'i; : : `、 :i: i: : :i/;;:.:.:.:.:i:':,:.:.:.`、;i/     Merry……
    i;;::.:.:.:.:.:.:.:;;;;;;;;;';;;レi :ii: :i:'i-、  i,! .`、:';i'i,: :'i,; : : 'i; !;i;;i : i;;;;;;;:.:.:.:;i`ヾ、:.:.:`、        Christmas……
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484 名前:名無し客:03/12/29 23:05

来年もいいお尻になりますように
(シエルのお尻にご参拝)


485 名前:名無し客:03/12/31 14:07

(灰と化しながら不敵な笑みを浮かべ)
いずれわかる…何故俺が笑うのか…
お前達死徒は決して…人間には勝てない…
(完全に灰化し崩れ去る男)

486 名前:シエル ◆kcbhGUILTY :04/01/01 00:22


ぼんやりとTVを見ていた。
何処もこの時間では似たような内容で、すぐに飽きて消した。

響く鐘の音に誘われる様に、 外へと出た。

冷たい空気。
暗い空。
それでも、ちらほらと人は居る。
この人達が目指しているのはどうやら一箇所らしい。

「初詣……」

その人の流れを横目に、道路の片隅で空を見上げてみる。
吐く息が白く上っていく。

―――行ってみよう……かな。

ひょっとしたら『誰か』とばったり会ったりするかもしれない。
視線を戻して歩き出そうとした瞬間、

「――――雪?」

ちらちらと舞い落ちる白いモノ。
目の前に落ちてきた一つを手の平で受け止めた。
淡く溶けて消えていく様を見ながら、遠く聞こえてくる声で年が明けたのを知った。

「……明けましておめでとうございます」

それから、皆にとって良い年になりますように。
囁くように言って、暫くそこで佇んでいた。

487 名前:名無し客:04/01/01 09:43

賀正。カレー先輩にも新年の寿ぎを。
吸血鬼のしとーずの方々も。

488 名前:名無し客:04/01/03 00:21

時を止めたり、無駄無駄とか言ってるあの人が何故
二十七祖に入ってないのですか?

489 名前:名無し客:04/01/03 13:18

聖杯せんそーとやらに乱入してください

490 名前:名無し客:04/01/04 13:50

ありえない演説を熱く語ってください

491 名前:名無し客:04/01/04 16:58

お奨めの煙草を教えてください。

492 名前:名無し客:04/01/06 13:08

一度は挑戦してみたい「レース」「大会」を教えてください。

493 名前:ワラキアの夜 ◆TATARIpIeY :04/01/08 00:00


    新年明けまして
         おめでとうございます。

               本年も宜しくお願いいたします。

                           平成十六年元旦(から七日遅れ)

                               _____
                            _,,r'´ , ' ̄''''ー--..,,__
                          _,r'"            `''ー-r.、_
                         /                  ;´ `、
                         /     ,'           /`、;/;  i,
.                        /     ,'  ,'   ,'   ,' . /:::::::V:i,  .i
                       /     .;  .;   ,'  /i  /`' ' ' `´.i ',  !
                       /     .,'  .,';  ,' ;  / i ,!     i i, i
.                      f  ,' ,'  .,'  ,' ;  ;  ;  / i i      i i'i !
                      f .,' ;  ,'  ,' .;  ;  ; -,!--i.,_i_     .i i i, i,
.                     i  ; .;  ;  ,' ;  ;  .; i ,r‐i.┼、`   ,r‐i .! i、!
            _,,,,,,,,..----..,,__  ! .,  ;  ;  ,  ; ,';  .! .i  .i i    , 'ヽ! .i,' !
       _,r''''7'´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`ヾi、;  ;  ;  ,  ; i i  i !   i,!    ゝ./i ;i`、!
     ,r'´:.:.:.:.:;.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`.、 ;  ii i  , .i .!  ! !    _____, /! i i
    ,r":.;r:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.';.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.`、', !i .ii  ; .! i ; i,!、     ー./ ,!.| ,i, i
   ,f:.;f:.f:,f:.rv'i:.i:.:.';.:.:.:.:';.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i:.:.:.:.:.:.:.:.:i, .! i !i,  , ! .i,; i  `7.、.__/i ,' / i .i i,!
  f:.:/:f:.:i.:.:i  ! i、:.:':,:.:.:.:';.:.:`、:.':,:.:.:.:.!.:.:.:.:.:.:.:.:.iヾ;!;! 'i,、, .; ! `、;!  /、レレi/レ' .レ
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.  i;!i:.ii;!ヾi,i;;;!    ´i::::::;ゝ-i.:i:.:.:.:':,;!ヽ,i:.:.:.:.:.:.:.:i`、::::::::`:、`、    .i;:::::::`、:;:::`ー-.、
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   ヽ!:::'i 'i,                 .ノ:::::::i; : !::::::::::::::::::::::::::::::::i:::::::::';:::::';:,::::;:::i:::::::::::::::::::::


494 名前:名無し客:04/01/09 18:37

みなさんの「天と地とほどの差があるもの」はなんでしょう。 

495 名前:名無し客:04/01/12 23:16

シエルさんからみて同じ埋葬機関所属のアンデルセン神父とは知り合いですか?

496 名前:名無し客:04/01/14 15:24

尊敬する、格好いいと思う人は誰ですか?

497 名前:シエル ◆kcbhGUILTY :04/01/15 22:03


…………こっそりと。
ただあらすじを述べるのもアレなので、>>443へのレスはわたし視点からの予告編みたいな感じにしてみました。
……月姫と言う物語自体のコトは読んでも全く判りませんけど。

>>441

『弓』

飛び道具を得手とするコトから付けられた、埋葬機関第七位としてのわたしの異名。
言うなれば、埋葬機関と言う存在が使うわたしそのものが弓であり、
そのわたしが振るう武器全てが矢。

つまり、このわたしは滅ぼすモノ。


『先輩』

学校に遠野くん達の上級生として潜入してからこう呼ばれるようになった。
とは言っても上級生であれば全員先輩なわけだから、正確にはシエル先輩、になる。
有り得たかもしれない日常のような時間。

つまり、このわたしは偽るモノ。


憎むのも、夢見るのも。
どちらもわたしではある。
でも、それは『今の』わたし。
もう比較出来ないほどに変わってしまった。

―――また戻れるとは思わないけれど、束の間浸るくらいなら許されるだろうか。

遠い記憶、懐かしい呼び声を想う。
刹那。
消えない記憶、恐怖に引き攣れた悲鳴がそれをかき消すのだった。

>>443


――――どんな方法を使ってでも、行かなければ。


情報を手に入れると同時に、そう決意していた。
必要なモノは持ち出せる立場にある。
今からなら時間的にも十分に間に合う。
例え独断であろうとも、迷う理由など欠片も存在しなかった。

「……これほど速くチャンスがやってくるなんて――――」

思わず幸運を感謝しそうになって、思い直す。
そもそも、既に遭遇した不運の方が余程大きいのだ。
『アレがあったから今がある』と言うのにこの出来事に感謝するのなら、
あの出来事をわたしはどう思うと言うのだろう。
それとも、この流れすら始めから決まっていたコトなのか。
名前も知らぬ何者かが、ゲーム感覚でわたしの運命を決めているのだろうか。
運命に翻弄される様を見て、何故神様は何もしてくれないのか――――
恨もうと思えば道端の石ころだって恨めるかもしれない。
そう思うほどに、負の感情の連鎖には限りが無い。

けれど、それは外に原因を作って逃げているだけ。
『自分は悪くない』と思っていれば楽だろうけれど、わたしは知ってしまった。
この世の中にはロアのようなモノが存在するコトを。
そして、体験してしまった。
自分の名前を呼びながら、眼前で誰かが死んでいくというコトを。

何かせずにはいられなかった。

亡くなった人々の為に。見知らぬ誰かの為に。
そして、自分の為にも。

―――日本へ。

終わりの見えない贖罪の道だとしても、前に踏み出す一歩には価値があると信じて。

498 名前:名無し客:04/01/17 08:42

カレーシスターの先輩お久しぶり〜♪
詩音編いやシオン編のアンソロ本ももうすぐ発売。

499 名前:カレーパソマソ:04/01/20 17:44

いきなり頭食おうとすんなっておめー

500 名前:名無し客:04/01/20 22:36

聖なる泉涸れ果てし時、凄まじき戦士 雷の如くい出、
太陽は闇に葬られん。

501 名前:名無し客:04/01/21 11:38

r 4:56:00

jr 4:53:09

f 5:15:05

j 5:31:48

これなに?

502 名前:名無し客:04/01/21 16:44

301 名前:以上、自作自演でした。 投稿日:04/01/21 10:46
r 4:56:00

jr 4:53:09

f 5:15:05

j 5:31:48

家からこんなに時間かかるのか。行くの無理だな。

503 名前:ワラキアの夜 ◆TATARIpIeY :04/01/24 07:11

最後のレスから一ヶ月以上経過しているか―――――
これでも忙しいのでね、暫くはこの状態が続くと思うがご了承願いたい。
差し当たり代行者の手法を参考に近い質問から答えていくとしよう。


>>496 尊敬する、格好いいと思う人は誰ですか?
現象となったこの身に尊敬する対象など存在しない。
仮に私という個、ズェピア・エルトナム・オベローンとして答えようとも同じ事だ。
世の事象を知り、計算し尽くした者がどうして現在ないし過去に存在する人物を尊敬できるのか。

だが「格好いい」と思う相手ならば挙げよう。


その者の名はプリュドム。
十六世紀の西欧に生きた人間の中で最も優雅な一人と言えるだろう。

人間が自我をもったと同時に生まれた死刑は、現在でこそ処罰の一つでしかないが
近世までは大衆の娯楽、見せ物としての意味も兼ねていた。
大衆が望むものは残虐性よりも死そのものにあり、絞首であろうと火炙りであろうと人が山のように集まった。
だが、それら死刑の中に於いて最も人気があったものはやはり斬首だ。
プリュドムはそんな娯楽を満たす為の、罪人を裁くための死刑執行吏の一人だった。

身分の高い者の処刑方として存在した斬首は、その華やかさに比例するかのように高い技量が要求される。
いいかね。人間というイキモノは酷く複雑な作りをしている。
確実に殺すならば心臓を貫けば事は足りるが、そこに芸術性を加味した斬首となると話が違う。
直立した人間の首はおよそ10cm。跪き、俯いた人間の首となればその長さは更に短くなる。
斬首はその限られた部分に、正確に、渾身の力で刃を落とさなくてはならないのだよ。
それがどれほどの技量を要するか想像できるかね?


最後の階段を上り、これから殺される罪人の目。

跪いて差し出された首の白さ。

手に握る刃の重さ。

周りを取り囲む数百、数千、数万人分の地鳴りのようなざわめき。


失敗すれば、

         一太刀で首を落とせなければ、

                            頭や肩に刃が当たってしまったら、

そんな極限のプレッシャーに耐えかねて自殺した執行吏もいたそうだ。
しかしプリュドムは違った。
振り上げた刃が頭上で旋回し、遠心力を加えられ加速した刃は真っ直ぐに罪人の首に振り下ろされた。
果たして一撃で首は落ちたが、彼はここからが凄い。


彼は切り落とした首を手に持ち、四方の観客に向け高々と掲げた後、優雅に一礼してみせたのだよ。


本当に素晴らしい。
気の狂った殺人者や変質者ならばいざ知らず、
正常な神経を持った人間が、これほどまでに優雅に殺せるとは!
彼は己の務めを全うした上で、民衆――人の願望を叶えたのだ。

どうかね? 実に素晴らしいと思わぬか。

私はタタリ。
人の願望を叶える存在だ。
観客の要望に応えるのが役者の務めと言うのならば、彼は間違いなく一流の役者と言えよう。
そして私も役者、タタリという舞台で観客を前に舞う役者なのだ。

残念ながら未だ己が務めは果たせていないが、願いに応えるという点では彼を見習いたく思う。

504 名前:ワラキアの夜 ◆TATARIpIeY :04/01/24 07:14

>>477 なんだってまたそんな妙な名前を名乗っているのだ?
人間達がそう呼ぶからだが?
人間であった頃の名はズェピア・エルトナム・オベローンという。

……ふむ、いい機会だ。
説明がてら、私がワラキアの夜と呼ばれる切っ掛けとなった話でもしようか。



―――――今宵から数えて527年前の冬。

ルーマニア、ワラキア地方ブスカルトにてある英雄が殺された。
男の名はワラキア公ヴラッド・ツェペシュ。

彼は領土を、自分の地位を守る為に、敵兵や自分に反旗を翻した者達を串刺しにしていった。
串刺しはラルース十九世紀大百科事典で
「人間の残酷さが生み出したもっとも恐ろしい刑罰のひとつ」 と定義されていてね。
彼の取ったその処刑法は、民衆にとってあまりに残虐で、衝撃的だったのだろう。
首都トルゴヴィシテに侵攻してきたトルコ兵達は、
丘に並べられた三万の串刺し死体を見て戦意を喪失したと言われている。
馬鹿げた話だ。何せ当のトルコ人が串刺しによる「威嚇」を最も得意とする種族であるというのにな。

そんな自領土の発展を願っていた英雄は1477年に戦死する。
本来ならば英雄として崇められる筈であった彼は、悲しいかな領民からは虐殺領主として恐れられ、
その死後も畏怖の対象でしかなかったのだ。




一方その頃、私は大気中を漂っていた。
第六に挑み、到達できずに敗れた私の肉体は霧散し、
霊子も拡散してしまっていたがそれさえ予測済みの事だった。

綿密に計算された私の式は完成に近付きつつあった。

505 名前:ワラキアの夜 ◆TATARIpIeY :04/01/24 07:15



  第六とは神秘。現在の私では打倒しえない。

                              何度霧散しても復活できるカタチが必要だ。


  ならばどうするか?

肉体を無くしてしまえばいい。
定めた日時場所に具現し、カタチを得れば何度でも挑戦出来るだろう。
例え敗れようとも、再び時が来れば再び挑めよう。



  自己の昇華による吸血種化ではヒトの器のままだ。
  それでは神秘に、奇跡に到れる筈がない。

                               もっと強力な力を得ねばならない。


  ならばどうするか?

月のアルティミットワン・朱い月。
その力を取り入れられれば、借りられれば。
彼の後継者ならばその契約が交わせるのではないか?
即ち真祖。現存する真祖はアルクェイド・ブリュンスタッドのみ。
彼女は血を吸わない。


  ならばどうするか?

真祖―――と死徒の混血、死徒の吸血姫がいる。
二十七祖ナンバー9.アルトルージュ・ブリュンスタッド。
彼女ならば契約に応じるだろう。



506 名前:ワラキアの夜 ◆TATARIpIeY :04/01/24 07:16



そうした計算の末、予め定めておいた式に従って
ズェピア・エルトナム・オベローンという個を構築していた霊子群は大気中を漂っていた。



個を投げ出してまで、存在を消滅させてまで、願う事は唯一つ。


    滅びの回避。

             ――――――即ち、自身が神秘となること。


―――そして私は黒の姫君と契約を交わした。


    空には鮮血のような朱い月。


私は定めた式に従い、永久を体現する現象と成る。
永遠の果てに真祖となり、朱い月に至り、第六法を打倒する為に。



唯一つ、本当に心から望んだ結果の為だけに、私は道化と為ろう。




――――――――――――――――――――――


―――――――――――――――


―――――――


―――

507 名前:ワラキアの夜 ◆TATARIpIeY :04/01/24 07:17


その地に満ちているのは咽返るような血の臭いと死の噂。
串刺しにされた人間の血の臭いと、それを行なった今は亡き君主の噂が舞台に充満している。

小高い丘で私は目を明けた。

三万を超える串刺しにされた人間の血で、土まで紅く染まった丘の上。
墓標のように、あるいは懺悔の証のように、天を突く串の山が私を出迎える。
手近にあった串を一本拝借。
やはり"私"と同じ方法でやった方が舞台らしいだろう。


記念すべき初舞台、初公演、永遠の始まり。


丘を駆け下り、最初にあった民家を出来るだけ大きな音を立てて破壊した。
夜の闇は音を良く伝える。
恐怖に顔を歪めた女と子の前で父親の身体を解体した。

首を刎ね、血を啜る。
腕を落とし、血を啜る。
足を斬り刻んで、血を啜る。
腹を割き臓物を引きずり出して、また血を啜る。

気が狂ったかのような絶叫を聞きながら、まず一人。

次は子供。
父親の殺害現場を見た子供の血は恐怖の為だろうか、酷く、甘かった。
柔らかい肌を牙で陵辱し、流れ出る生命を喉を鳴らして飲んでいく。
腕を逆方向に捻じ曲げると、血の出が少し良くなった。

ぶらぶらとまだ生きている子供を口からぶら下げて、母親に歩み寄る。
理解を超えた惨劇に放心しているのだろうか。
女は地面にへたり込んだまま動かない。
仕方なく、先に子供を飲み尽くした。
目の前で夫と子を飲まれて、顔を引き攣らせたまま呆然としている女に、愛する夫と子の皮を被せてやる。
一家三人、仲良く逝く事だろう。
壁に手をつかせると、拝借してきた串で串刺しにする。
本来なら自重で貫かれていく死の過程を省略し、一息に貫き通して殺してやった。

二人分の皮を被った女の串刺し死体を片手に持って、外に出た。
先ほどの破壊音を聞きつけて、何事かとランプを片手に走ってくる村人の姿が見える。


――――こんばんは、人間諸君。
      貴方方が望んだワラキア公の再来です。串刺しにしてあげましょう――――


神に捧げるかのように、高々とその「串」を掲げ、私は殺戮を開始した。

508 名前:ワラキアの夜 ◆TATARIpIeY :04/01/24 07:19



     領民は皆、
                       私は、
     逃げて、逃げて、逃げて。
                       追いかけて、追いかけて、追いかけて。
     山道を走った。
                       山道を追いかけた。
     夜明けまで走った。
                       夜明けまで追いかけた。
     逃げ道などなかった。
                       生かすつもりなどなかった。


          呪いは自身に返る。
          自身を呪う彼らは、タタリから逃げられない。

          丘に戻った。
          領民は皆殺した。
          街道には串が並んでいた。
          道は死体で埋まっていた。

          それでも、血を求めて串刺しにした死体を噛んだ。

          「キ、キは、キキ……!!」

          咽せても飲んだ。
          冷たい夜気に当てられた血が温かかった。
          そのうち何かが零れてきた。
          水のようなそれは、際限なく零れてきた。
          鬱陶しいので何度も手で拭った。
          拭っても拭っても、目からそれは零れてきた。

          何もしなくても零れ出てくる。
          飲む以上の量が零れ出てしまう。
          飲んでも飲んでも、ごぼ、と目から溢れ出ていく。
          それは。

          ごぼ。

       ごぼ。ごぼ。

   ごぼ。ごぼ。ごぼ。

. ごぼ。ごぼ。ごぼ。ごぼ。

ごぼ。 ごぼ。 ごぼ。ごぼ。ごぼ。ごぼ。ごぼ。ごぼごぼごぼごぼごぼごぼ…………!


血だった。
私が今まさに飲んでいる血液。
飲んでも飲んでも満たされない。串刺しになった死体を飲み尽くし、
全ての死体が串に纏わりついた皮に成り果てるまで、
飲んでも啜ってもまだ足りない人間の血血血血血血血血血血血………………!!!!


509 名前:ワラキアの夜 ◆TATARIpIeY :04/01/24 07:20


ごぼごぼと口から血を飲みながら、ごぼごぼと目から血を零しながら私は嗤っていた。
理由などない。
ただどうしようもなく嗤いが止まらなかった。


それは、永遠を導き出す式が始まった事を祝う嗤いだったのか、

それとも、到達できないかもしれない不安を打ち消す為の嗤いだったのか、


―――――はたまた、自分がどうしようもなく哀れな存在である事による自嘲(わら)いだったのか。


夜が明けて。
私は次のタタリを待つべく消滅し、後に残されたのは串に纏わりついた無数の人間の外皮だけ。


         ――――――この夜から、千年に渡る一人の道化の舞台が幕を開けた事を知る者はない。



教会がどのような手段で私の存在を知ったのかは分からぬ。
メレム・ソロモンを介して真祖から伝えられたのか、
それともアトラス院からエルトナムの名と共に報告があったのかは知る術がない。



―――――どちらにせよ、
       それ以来数年、あるいは数十年に一度発生する一夜限りの惨殺吸血事件は全て
       初めて起こった場所である「ワラキア」と、
       それが濁血のように朱い月が見下ろす「夜」だった事から名付けられた
       「ワラキアの夜」という死徒が起こした仕業として認定され、
       彼は死徒二十七祖として数えられる事になった。





……………と、いう訳だ。納得していただけたかね?
タタリと呼ぶ者も居るが、どちらかといえばワラキアの名で呼ばれた方が私としては嬉しい。
なに、そちらの方が優雅だから、というだけの理由だが。

510 名前:名無し客:04/02/04 14:12

フェイト関連の質問、キャラハンの参加、などなどネタバレを含む書き込みの解禁はいつごろでしょう?

511 名前:名無し客:04/02/04 22:15

スレタイを「タイプムーンキャラを囲んでタイプムーン作品を語るスレ」に変更するのはどうですか。

あー、そしたら真月たんは語っちゃいけなくなっちゃいますから、ダメですね。

512 名前:名無し客:04/02/05 02:51

>511
ぱーふぇくとな提案だ。
是非実行しようw(ぇ

513 名前:シオン・エルトナム・アトラシア ◆EltnamiMuo :04/02/05 21:34


 ―――――天蓋に煌々と輝く新円の月

『は、あ………』

      透き通る様な夜の空気―――――

 灰色だった思考が、感覚が、次第に、色を、精度を取り戻していく。

  <一番思考、接続>
  <二番思考、接続>

  ……… ……… ………

 それは永い眠りから覚めた様で。

 ――――――

 ――――

 ――

 では、始めよう。
 私は、シオン・エルトナム・アトラシアは何時までも立ち止まっては居られないのだから。

>>510 Fate関連
まずはこれから答えておきましょう。
恐らくは、最も皆の関心の高い事だと思われますから。

スレッドタイトル及びスレッドのルールは既に見れば分かるように>>1で秋葉が改変されています。
そちらにも書いてある事ですが、いわゆるネタばれを考慮して、
Fate関連の話題、及びキャラハンの参加は2月12日以降とします。

勿論、このような場では各々が愉しむ事が最優先事項です。
レスを書く事が苦痛となっては本末転倒と言えるでしょう。
故にレスに関しては、各々が返せる程度で構いません。
強いて、注意事項を言うならば、キャラハン、名無しへのレスは、
ある程度、バランスを取って、という事でしょうか。

幸いにも此処、一刻館は書き込みの改定が可能なので、
不都合があれば、随時、ルールはそれに応じて改定したいと思います。
何か意見があれば、このスレなり、感想スレなりに書いて頂けると助かります。

514 名前:シオン・エルトナム・アトラシア ◆EltnamiMuo :04/02/05 21:35

>>475 新しくはじめてみたい事柄について、取りとめもなく語ってみてください。
……新しくはじめてみたい事柄、ですか?

確かに、魔術師、錬金術師の為すべき事は神秘への探求であり、
一つの命題が終われば、又、新たなる命題へと挑む。
一つの命題を解決する事で、無数の命題が生まれ、又その解を出していく。
それは永遠と続く連鎖かもしれません。
その意味に於いては、魔術師、錬金術師は常に新しい事象への探求に、
身を置いているといると言えるでしょう。

私の場合は今解くべき式は吸血鬼化の治療です。
人は死徒となると肉体だけではなく魂のレベルで構造が変革を起こし、全く別の種となります。
単純な意味で魂の許容量(キャパシティ)が増加し、
それに応じて、肉体という器も変革を起こし、より強靭なものへと変貌を遂げます。
………その代償として、人の血を貪る事を要求される訳ですが――――――。

身体という神秘への研究は中世の頃から研究され、進んでいますが、
魂という神秘に関する研究は残念ながら甚だ不十分と言わざるを得ない。
眼に見えぬ理を、生命という理を紐解くのは如何に難解か、という事でしょうか。

吸血鬼化の治療に当たって必要な事は汚染された魂を元に戻す事ですが、
これはいわゆる不可能命題であると言われています。
東洋の諺にあるように、一度、泥水と化してしまった水は元の清水に戻す事は出来ません。
………それを元の清水へと為す事、これが私の求めている命題です。

もし、これを解決する事が出来たのであれば、精神の、魂に関する研究をしてみたい。
全ての事象の源、根源の渦から出でた魂が現世という世界に肉体という器を得て、具現し、
そして、生を為した後に又根源の渦へと還って行く。
その過程を詳細に式にする事が出来れば………一つの革命とも言えるでしょう。

515 名前:シオン・エルトナム・アトラシア ◆EltnamiMuo :04/02/05 21:37

>>476 分割思考特有の欠点や悩みというのはあるのか?
……人は道具を使います。
目的は千差万別であれ、道具はそれを為す為の手段。
道具は使い手の技量、心構え、それらで使用者に害を為す事もありえるでしょう。

分割思考もそれと同じです。
最も、分割思考はアトラスの錬金術師であれば、程度の差はあれ、誰でもなし得るもの。
余程の事がない限り、それが害となる事はありえない。

………けれど、皆無ではない。
メルティブラッド本編で、事実、害になった事はあります。

 ―――あの幻影の夏……

     ...Night ON THE BLOOD LIAR

     考えなければならない―――――解を出さなければならない。

     そうしなければ、この苦痛は治まらない。
               この渇きは治まらない。

     ―――何故、私は自分の存在に疑問を抱いたのか?

          ―――何故、アレは私を死徒にしようとしたのか?

          私は優等生であった。
          如何にさげずまれようとも尊いエルトナムの血を継ぐ者だ。
          全ての罪は、自らの成果で帳消しにし、そして、結果を出してきた。

              アレは自ら、貴族の、エルトナムの誇りを捨てた。
              その身を呪われた死徒と窶して、エルトナムの名に呪いを残した。
              それなのに、何故、私を自己と同じだと言う?

      考える。
           頭に浮かぶのは
      考える。
           無数の雑<ノイズ>音
      考える。
           アレの狂った笑い声

      侵されていく
      毒されていく
      壊されていく     ――――――私の精神(こころ)



      カット――――思考は止まる。
      毒となる思考は止まり、一時の精神の平穏を保つ為。

      ――――私の身体と精神は刻一刻一刻、崩壊と向かっていた.....



無害なものはありえない。
使う者の心次第で、幾らでもそれは害に、毒になりえます。
一般論にして、真理。
分割思考もその例外ではないという事です。

516 名前:遠野秋葉 ◆xkLa2AKIHA :04/02/05 21:41

>>478 己の無力さに泣いたことは?
―――無力さ、ね。
それは誰でも痛感する瞬間はあるのではないかしら?
勿論、程度の差はあるのでしょうけど、ね。

肝心な事はそこで絶望し、停滞してしまうか、それとも、それでも尚足掻き続けるか。
そこに集約されるのだと思うのだけど。
……一般論はこれくらいにしておきましょう。


私には最初に泣くという事さえ求められて居なかった。
求められていたのは役割であり、能力。
そこには主義・主張は勿論の事、感情さえも不要。

そこに一つの、遠野志貴という名の、異分子が紛れ込む。
在るべきモノでなかった、イレギュラーともいえる、それは確実に、
遠野秋葉という閉鎖された世界を侵食し―――――遠野秋葉は気づけば感情を持っていた。

楽しいと思えば、笑い、
悲しいと思えば、泣き、

そう、そんなごく当たり前のこと。
いや、今、思えば、元々、遠野秋葉はそういう感覚は持っていたのか。
ただ、人の振りをした魔として生きるには余りにそれは重荷になるから、封をしていただけ。

――――――それは喜劇だったのか、悲劇だったのか。


7年前の夏の日――――狂った笑いでシキが彼を血に染める。

全てのモノが灰色に流れる。

煌々と輝く太陽も
周囲の木々も
狂笑を浮かべるシキも
呆然とする私自身も

ただ、飛び散る、紅い、朱い、赤い、血だけがとても鮮やかで………

泣いた。冷たくなっていく彼の身体を抱いて―――――泣いた。

自分の運命に泣いた。
遠野の呪いに泣いた。

思った。

こんな悲劇なんて、認めない。
如何なる代償も払おう。
自分の無力さの為に犠牲になった彼を救う為なら、命すら惜しくない。



     ――――――願いは呪いとなり、自分の身へと還る

              そして、物語は幕を開ける………



              Blue Blue Glass Moon Under Crimson Air...

517 名前:遠野秋葉 ◆xkLa2AKIHA :04/02/05 21:42

>>479 人間を辞めて一体何を失い、何を得た?
人間を辞める?
それは外面的な意味? それとも、内面的な意味?
どの道、随分と曖昧な定義というしかないわね。

人としての物理的な構成要素という意味では、私はその始まりから既に人ではないわ。
原種の鬼と人の混血。
人ではありえない強靭な身体と回復力、そして異能。
外見は人のそれであっても、中身は別物。

杓子定規的に、生物学的に当てはめるのであれば、私は明らかに人間ではないわね。
それでも人間の倫理観を持ち、それに従い、怒り、笑い、そして、泣く。
人間の真似事と断ずるならそれも良いでしょう。
けれど、少なくとも、私は自身が人間である事は疑ってはいないし、
別に真似ているつもりもないわ。

そう、最初は確かに真似事だった。
人の身ではない、私も、人の真似をすれば、少し、『らしく』なれるのではないかと思っただけ。

兄さんがあれだけ楽しそうに笑っていたのなら、
その真似をすれば、楽しく慣れるのではないかと考えただけ。

だから、私は笑った。
        怒った。
        泣いた。

―――けれど、それは思いのほかに馴染んで………仮面のつもりが何時の間にか素顔になっていた。
結局、私は意固地に否定していだけで存外に人間だったという事かもしれないわね。

いいかしら?
辞めるのも勝手、失うのも勝手。
けれど、心の奥底から全てを否定しない限り、人を辞める事は出来はしないわ。
つまらない思い込みで、八つ当たりで、他者の人間性を否定する権利は誰も持ち得ない。
それだけは言っておくわ。

518 名前:名無し客:04/02/06 00:28

まな板



⊂⌒~⊃。Д。)⊃.

519 名前:シオン・エルトナム・アトラシア ◆EltnamiMuo :04/02/07 22:50

>>488 時を止めたり、無駄無駄とか言ってるあの人が何故、二十七祖に入ってないのですか?
ディオ・ブランドー、ですか。
世界の絶対の法則である時間を止める事を可能とする死徒。
時間を操る事は今現在ある如何なる科学、魔術を以ってしても不可能。
―――――即ち、それは魔法の領域、一つの奇跡とすら言えるでしょう。

神代の時代に遡ってみても、時間を操れたという魔術師は存在しません。
その意味でも、彼は祖に連ねるに相応しい死徒といえます。

しかし、死徒27祖という類型は教会の方で名づけたもの。
如何に強大で奇跡をなし得る死徒であっても、その存在が教会に認知されていなければ、
祖に数えられる事はありません。

加えて言うのであれば、彼が仮に祖として数えられたとしても、
上位10位に入る事は決して無い。
27祖上位10位は1つの幻想、通常の法則では滅ぼしえない不死性、絶対性がその要件です。
祖の序列は単純な強さではない、永遠に近いモノ程、上位に位置します。

ネロ・カオスを思い出してみて欲しい。
彼を通常の物理法則で滅ぼす事が出来るでしょうか?
1つの世界を内包するモノを滅ぼすには、世界の修正を促す程の力が必要です。
直死の魔眼を以ってしか殺せないような混沌にして、第10位。
その上に位置する者たちが如何に絶対性、不死性を持つ存在かは想像は容易いでしょう。

ディオ・ブランドーは確かに強大です。
単純な力においては上位の祖とも渡り合う事が可能でしょう。
だが、彼はまだ余りに脆い。
陽光でその身体は容易く灰と化し、通常の物理法則でもその身を滅ぼす事が可能。
永遠と言うには、まだ遥か麓にいるとしか言えない。

結論として、彼は祖に数えられる資格はあるでしょうが、
今、現在では精々、下位の空席に治まる程度でしょう。

520 名前:シオン・エルトナム・アトラシア ◆EltnamiMuo :04/02/07 22:50

>>496 尊敬する、格好いいと思う人は誰ですか?
……遠野志貴、です。
―――――シオン・エルトナム・アトラシアの持ち得る世界観では、
彼を置いて居ないでしょう。

知識のみ先行し、経験というには余りに矮小な私の世界観で人を語るというのは傲慢かもしれない。
けれど、確かに新鮮でした。
人という触れ合うという感覚を実感で得られたのはこれが初めてでしょう。
アトラスの穴倉で、常にその存在を無き者として扱われてきた私にとっては……

                    ――――ドクン

…決して、忘れられるものではありません。
そもそも、彼は私の常識にはありえなかった存在でした。
魔術の基本は等価交換、価値ある物を与えて、初めて、関係が成立する。
そこに無償の関係等在りえない、考えられない。
――――当然でしょう、真理の探究を旨をする魔術師にとって、そのようなものは枷にしかなりえない。

 笑顔――――それが何の役に立つと言うのか?

 握手――――ただの契約関係の証、それ以上でもそれ以下でも無い。

………いいえ、そんな無機質な理屈で割り切れるものではありませんでした。
彼が笑顔を向ければ、私の中の何かが安らぐ。
彼と握手を交わせば、私の中の何かが癒える。

              ――――――否定しようのない事実

確かに遠野志貴という人物は………

 適性職業が殺し屋しか無かったり、

 秋葉の着替えを覗いて、地下室に落とされたり

 真祖や代行者の住処に侵入して下着を漁ったり

………非常に短所や奇行が目立つ人物ですが………それを埋めて余りあるモノ。

……常に壊れかけた世界を見てきたというのに、
自分自身もその壊れた世界と同化すれば楽だというのに、

――――――常にその世界と向き合い、自分を保ち、且つ勝利してきた強さ。

その一点は誰にも負けない、尊敬すべき点でしょう。
だからこそ、私も負けない。
私自身の負の、吸血衝動等には負けない。
何時か、背負う命題<吸血鬼化の治療>を解決した時、
志貴の前でそれを証明しに行く時が楽しみです。

521 名前:遠野秋葉 ◆xkLa2AKIHA :04/02/07 23:10

>>494 みなさんの「天と地とほどの差があるもの」はなんでしょう。
………天と地?
それはどういう意図で言っているのかしら?
まあ、いいわ、何処が天と地程あるのか、その間違いもとい傲慢、正して差し上げます。

<表1>

泥棒猫 88
カレー 85
翡翠  76
琥珀  78

私   73

言うまでも無いけど、これはサイズね。
で、貴方の仰る天と地?
天の定義は難しいけれど、いわゆる成層圏をそれとするわ。
そして、地は一般的な平地の高さを基準とするわね。

<表2>

成層圏 高度35000メートル
陸地  海抜10メートル

――――さて、表1と表2を比較すればそれこそ一目瞭然でしょう?
表2は文字通り天と地の差………その差、3500倍。
確かに桁が3つも違えば、その差は比べるべくもないわね。

けれど、表1は桁の違いは全く無いでしょう!
最低値と最高値の差は約1,2倍しかないわ。
一体、何を以って、天と地の差と仰るのかしら?
余り適当な言葉は使わないでくれるかしら。
ただでさえ、近年、日本語の乱れが叫ばれているのですから。
言葉は正しく使うものでしょう?

522 名前:遠野秋葉 ◆xkLa2AKIHA :04/02/07 23:43

>>490 ありえない演説を熱く語ってください

 <論題:失われていく日本人女性の慎ましさについて>

さて、論題は見ての通りよ。
近年、日本人女性の慎ましさの欠如、嘆かれて久しいわね。
街を歩けば、最早下着だか区別のつかない服装をしている人だって居るわ。
雑誌をめくれば、親から貰った大切な身体にメスを入れて、人工物を埋め込む人も居る。

時代の流れとともに、常識は変化するというけれど、果たしてこういうのを認めていいのかしら?
いいえ、良い筈が無いわ!
譲ってはいけない一線は確実にある筈よ。
そこを今、容易く譲っているからこそ、論題にある様に嘆かれているのでしょう。

旧くは平安の世から、女性は肌を無闇に見せない事が美徳とされたわ。
それを今以って守れとは言わない。
けれど、少しは見直すべき事もあるのではないかしら?
旧い慣習、条理にも理由があったからこそ、守られてきたものも数多いはずよ。
今一度、振り返ってみる価値はあるのはないかしら?

―――――例えば! 外国産の輸入量増加について!!

外交問題とか様々な要素があるけれど、容易く、輸入量増加を認めてよいのかしら?
ただでさえ、国内産の保護が叫ばれている現状、これ以上輸入増加を認めると、
国内産が危機に陥るわ。
そんなことになれば、外国産の影響で、国内産の絶滅の恐れすらあるわ。

具体的に言うなれば、ホルスタインは真っ先に規制対象にすべきね。
寧ろ、国外追放が妥当ね。
国内産の保護を、ひいては、日本人女性の慎ましさを守るために、
今こそ、300余年前の鎖国制度の復活を提案します!

523 名前:名無し客:04/02/08 00:30

シオンとセイバーこの二人怒った顔がそっくりです
かわいいですね。

524 名前:ワラキアの夜 ◆TATARIpIeY :04/02/08 01:32

>>490 ありえない演説を熱く語ってください
     ・  ・  ・  ・   ・
そうか、あ り え な い 演説だな?
人目憚ることなく、優雅にそして美しく舞台稽古をするかのような演説だな?



/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| 諸君、私は遠野秋葉が 好きだ  |
|       シオン・エルトナムが     |
\                    ./
.  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄       / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
                           | 諸君、私は遠野秋葉が 好きだ. |
                           |        シオン・エルトナムが     |
                           \                 __ /
                            . ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
         / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
         | 諸君、私は戦うお嬢さん達が大好きだ! |
         \_____ ___________/
                  ∨

              `、`、  _
           _,r-、  `ンi | `、__,,,,,_
        _,,.r"   ,>'´_ `、,!、 `ヽ、`、___
     _,,..r‐"    f´  ./:`、/:.`、', ' , `.、  `、
.    ´       .,!  ム'´ ̄ ̄`、', '., `ヽ、`、
           ! /,r‐、 ', ,' ,r‐-ゞ,_ .'., ' , `ヽ!、_
          ,f ,/i ,,,_ `  ' f'''''`、', .'., .',  ' ,`、`ヽ、
         ,ノ ノ:.:.i f:::::;! ,-  i;;;;;;;;;;!i,',  '., .' ,  ' 、ヽ、
.       ,r'´/:.:,:';'! `ー' ・ ・  i:! i:!i,`、  'i, .`、  `、,ゝ
      f´ /.:.:,:':,:'.:i. 'i▽▽▽▽▽!i:! >´ヽ, 'i, ヾヽ、 `
     f ,イ .:.;.イ.:.;イ:.i`、ヽ,r'''''''v'''''フ' i! i,, ',/i, .i`、 `、ゞ`、
     レレ!.,/ i:.:.if'''''i,;,;ゝ、`ー--''´ ,r'i''''''<;,;,;i .!`、`、ゝ
_______________i;!__レ'/.//:::;;;;;;;;`.、___,./f;!,!:.:.:.:.:.:.`V、 レ'`、!
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  ナイ乳が好きだ               分割思考が好きだ
  鬼妹が好きだ                高速思考が好きだ
  略奪が好きだ                エーテライトが好きだ
  お嬢体罰覿面キックが好きだ        バレルレプリカが好きだ
  白いカチューシャが好きだ         ニーソックスが好きだ
  浅上の制服姿が好きだ           逆ギレするシオンが好きだ
  私服姿も好きだ               ベレー帽が好きだ
  チビネコ秋葉が好きだ           はっちゃけシオンさんも好きだ


             遠野邸で     屋上で
             寝室で      アトラスで
             居間で      玄関で
             離れで      シュラインで
             学校で      公園で
             お化け屋敷で  地下王国で
             路地裏で     G秋葉発進基地で!


   この月姫・PLUS・歌月・月箱・MELTYBLOOD・ReActに登場スル

           アリとアラゆル彼女達ガ大好キダ!!



                                                        (カチャッ)



525 名前:ワラキアの夜 ◆TATARIpIeY :04/02/08 01:35

>>490(続き)

…………キィ?

                                                        「そこっ!」

パァン!!
     パァン!!                                                   ガッ!!
          パァン!!                                         ズンッ!!
               パァン!!                              10HIT!!
                    パァン!!                     17HIT!!
                         パァン!!           28HIT!!
                              パァン!!  31HIT!!
                             42HIT!! パァン!!
                         50HIT!!           パァン!!
                    58HIT!!                      パァン!!
               62HIT!!                                パァン!!
         70HIT!!                                           パァン!!
  84HIT!!                                                     パァン!!


(※銃声×13+赤主・檻髪投げタッグコンボ)



                     【! D E S T R O Y !】


                               ||
                               ||
                               ||
                               ||_,,,,_____
                              f||'' , ヽ 'i,
                              ,r'lL,,;. ; ; i   ……我が生涯に一片の悔い無し?
                             /:::::::::::'i,.;  ,i
                            ,!::::::::::::::::'i,レレi,!
                            ,!:::::::::::::::::::::i,
                           ,!::::::::::::::::::::::::i
                           i::;;;::::;;:;;::;;;;:;;;;;i
                           レ' レ'i::i'i;::;;;;!`'
                        .      i;:i,.'i::i,
                              i::i 'i;:i,
                              `′`'
                              ;:
                              ;:


                                                      【DEADEND...】

526 名前:名無し客:04/02/10 12:03

もうすぐバレンタインデーですね。
意中の人にプレゼントしたり、告白したりする予定はありますか?

527 名前:名無し客:04/02/10 12:25

>>524

>遠野邸で     屋上で
>寝室で      アトラスで
>居間で      玄関で
>離れで      シュラインで
>学校で      公園で
>お化け屋敷で  地下王国で
>路地裏で     G秋葉発進基地で!

>この月姫・PLUS・歌月・月箱・MELTYBLOOD・ReActに登場スル

>アリとアラゆル彼女達ガ大好キダ!!

――――あのー、藁キアさん? ひとつお伺いしたい事があるんですが・・・










                               新月譚はー?

――え? うわやめろはなせなにをs(ry

528 名前:シエル ◆kcbhGUILTY :04/02/11 22:00


そろそろ解禁日ですね……

>>477

「どちらがって――――」

確かにカレーはわたしの中で大きなウエイトを占めている。
それはもう好きと言う段階を超越していて、無いと言うコトが考えられないくらい。
空気と同じく、あって当たり前のモノになっている。

「その二つはカテゴリーが違い過ぎますし、」

けれど、それはあくまでも食べ物の一つ。
どれほど大きくとも人間とは比較出来るモノではない。

……但し、比べる相手にもよるかもしれない。誰とは言わないけれど。

「カレーへの『好き』と遠野くんへの『好き』は違うって言うか――――」

そう。
カレーは食べるモノで、
で……って、わたし今、

―――…………!

「――――いやその、遠野くんは確かに好ましいと思っていますけど、
 それは人間としてそう思っているわけで、べ、別に異性として好きとかってわけじゃ無いですよ!?」

言い終わってから失敗した、と思った。
だって、こんな慌てて力一杯否定したら、余計怪しいと思われるに決まっている――――

案の定にやついて去っていく目の前の人物の背中を見ながら、長い溜息をついた。

>>478


―――あの時は、泣いている暇なんてなかった。


ただそこに居るだけで限界。
ただそこに居るだけしか出来ない。

―――ならせめて、刻み付けようと思った。

見ているだけ。止められない。
だから見る。目を逸らさない。
意味は無いのかもしれない。
なにしろ、こうしているわたし自身だって何時無くなってしまうか判らない。
そうなってしまえば何を見た所で何も残らない。

それでも、理不尽に殺され犯される誰かを見た。

歯を食いしばって。
拳を握り締めて。

目の前の誰かが受けた傷の分だけ、わたしは何かを背負わなければいけない。
目の前の誰かが死んだコトを、わたしは決して忘れてはいけない。

―――今のわたしにはそれくらいしか出来ないから。

それが、涙が出そうなくらい辛い。
そんなコトしか出来ないから。



それがわたしの罪。

529 名前:お知らせ ◆ARCHERBSJw :04/02/12 01:01









ピンポンパンポーン♪

    (※お願い:これ以降数レスは履歴やお気に入りを消して、IEフル画面で御覧下さい)

                                                 ピンポンパンポーン♪










530 名前:アーチャー ◆ARCHERBSJw :04/02/12 01:03



                ――――体は剣で出来ている。

                  血潮は鉄で、心は硝子。
                  幾度の戦場を越えて不敗。

.                  ただの一度も敗走はなく、
                  ただの一度も理解されない。

              彼の者は常に独り 剣の丘で勝利に酔う。
.                故に、その生涯に意味はなく。


               その身体は、きっと剣で出来ていた。




              Fate/staynight......"Unlimited blade works"



531 名前:アーチャー ◆ARCHERBSJw :04/02/12 01:07



                セット
  ………………―――Anfang」


             「――――――告げる」


                   「――――告げる。
                    汝の身は我が下に、我が命運は汝の剣に。
                    聖杯の寄るべに従い、この意、この理に従うならば応えよ」


                          「誓いを此処に。

                           我は常世総ての善と成る者、
                           我は常世総ての悪を敷く者。

                           汝三大の言霊を纏う七天、

                           抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ―――!」



                            _ ,. - ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ - -., _
                        ,. - '_´,. - ‐ ' ' ',´  k'_    `,' ' ' ‐ - .,_' ' ‐ - ,_
                   _, -‐', - ‐´       .;  _,r-,ト、 ’  ;       ' ' - .,_`ヽ、
                ,.r ´,.r ´           ', ´ー''ト'''フ ̄ ,'           `ヽ、`ヽ、
.              ,r ´,.r ´               ' ,  `´ ., '               `ヽ、`ヽ、
.            ,r ´,r ´         i , λ!ζ`  _ , , ', ', , , _  CソЗ,_ i !            .`ヽ、ヽ、
          ,r",r ´         c'`,V' _ , - ' ' ´         ' ' ‐ - ., _/ー、c_ト         ヽ、ヽ、
         ,r",r"        ,、`i’.,'r ' ´          .,.'.,          `ヽ、' 、,iっ,!        ヽ、ヽ、
.       ,f .,r"       i : ,r '             ,.'  .'.,            `ヽ、´ι         .ヽ、ヽ、
.      ,f ,f        `,!`i ,r ´             ,.'    .'.,             `ヽ、’ニ 、       ヽ `、
.     ,f ,f       ,、`ソ,r'r'´  ̄`ヽ、         ,.'      '.,         ,r'´ ̄ `ヽ.ヽ`ー        `、.`、
.    / ,f      、_・f ,r"f´   ・   `、       ,.'       .'.,       .f  '`ヽ ’ `、`、ヽ _       `、.`、
    / /     ,  ヽi`,r'  i  ,r.´    !      ., '         .'.,      i  ,r‐+‐っ  i `.、ゝr       `、`、
.   / /     i,riゝ ,f   i,   f´ゝ  ./     ,.'           .'.,      i, ´ 、!   ,!  .`、と_,      `、`、
  f .f      n `./ ,r、----'---------------,/------------------',-,------------------,r.、`、vヽ      ヽ`、
  ,' ,'      に、 / /:::::`、            ,.' _, - ' ´  ̄/,i`、 ̄ '' ‐ 、  '.,            /:::::`、`、・ヽ      i ヽ
 ,! ,!     ⊂、 ,' ''''''''''''`、          ,.',r ´     f ・i  `、    `ヽ、',          ./''''''''''''' ',ゞ_,      i i
. i .i       † .,'      `、        ,.',f    _,.- ‐ ‐'.‐ -.,,_ i      `、',        .,.'      ',`ヾ      .i i
.! .!     -ヾ,! .i        `、     ,.'f   ,r'´ ,f       `ヽ、      `、',      .,.'       .', :       ! !
i i,r ‐‐ -.、   !         .`、   ., ',f  ,f   !      ,r ' ´ ̄ ' ' -.、   ヽ'.,    ,.'         !   ,r‐‐ - 、! !
!   ヾヽ .`、  i          `、  .,.' ,!  ,f  _,,ri‐.、__  ,f´        `.、   i ',  .,.'          i  ,r" ,_r-r‐、  .i
!  `ヽf’ `  .', .i   ⊂''ヽ     `、,.' .i  .! .´  i''´`、` i    ,r- _,r‐-;  i   .! .'.,.,.'     f ,/_,   .i f  ,r.ヽ- `  !
! ・--.、,r;  ,' .!    .レi_,     .,.'、  !  !   f'i 、_/  .!   `ー' `',r'´   .!   !  ,'.,     `ヾ,レ、'   ! ! ` '´,rヽ’  .!
i  -’  ` ,.' .!           ,.'  `、.!  !   i i,  ,!  i      f ・   .,!  ,! .,.'  '.,           ,! ヽ  `ヽ,  .i
.! i`ー---‐ '   i          .,.'   ヽ.i  `、 `、 `' ri  ヽ        ,/   !.,.'   '.,          i   `ー---‐'i !
. i .!        i        .,.'     `、!  `.、  o ’   `ヽ、 _ _ _ ,/    ,',.'     .'.,        .i и       .! .i
. i .!     〆 .!       .,.'       `、、  `ヽ、     _ , イ       , ',.'       .'.,       .,' コ      .! .i
 ! i      G i     ., '         `、ヽ     ̄ i ̄,r  ,i      , .', '         .'.,     .,' ・レ、     .! !
. i .!      ヾ< '., ',''''''''',.'           `、 ` 、     i i, ,/    _, ' .,.'           .'.,'''''''''',' ,' 、'       ,.' ,.'
  '., '.,     '´ _,ャ'.,.'.;::;.'             ヽ,  ` ‐ - , ,ヽ,/, , - ‐ '  , '             '.;::;.' ,.'ヽi、`     .,' ,'
.  '., '.,     ´ -ヽ '.,  ̄ ̄,' ̄ ̄ ̄ ̄`、 ̄ ̄ ̄`、 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ,.' ̄ ̄ ̄ .,.' ̄ ̄ ̄ ̄`、 ̄ ̄.,.'_、’      .,' .,'
.   ヽ.ヽ     ´フ` `、  !  '´,/   i     `、          ,.'      i  ,f´` i 、 i  .,/_,` v      ./ /
    `、.ヽ      7〆_`.、 i  _,/ S   .i      .`、        ,.'       !  し'レ'',!`´ i .,/,r、V      ./ /
     `、`、     、,r<_ `ヽ、     .,/        `、       ,.'        .`、   '’  ,//. ι       ,/ /
      `、.`、       ’<`.、ー‐‐ '´          `、    ,.'          `ー---‐'/、く `      ,/ ./
       `、 ヽ、      '´ー ,r`ヽ、            `、  ,.'             _, -' 、!`        ,.' ,
.        `、.`、     ’ u'`.、 ` 、            `、.,.'           _,,/、 ,f         ,//
         `、 `.、         ゜ヨ、 `ヽ.、         `'        _,, - ‐."r_ f´ `        ,//
           ` 、`ヽ、       Vつ ξ Z_ ̄''‐ - , , _ _ _ _ _ _ , , - ‐ ´ kX `し、’        ,, ' , .''
.            `ヽ、` 、            fi、   ,r‐‐‐‐-.、    |/|`'           _,, '´, '
               `ヽ、`ヽ、            ,r'  ,r‐.、 `、             _,, -.'_,.-'
                 `ヽ、`ヽ、          i   ,r‐; ノ  i          _,, - '_,, -.'
                    ` ヽ、` ー- .,,_     i  ,r' ,! 、  i     __,, - ‐ '_,, - '´
                       `ー- ,,, _ ̄ '''''''`   ・ '  ,!‐‐ ' ' ´,, - ‐ ' ´
                             ̄ ̄ ''''''' ‐‐‐‐‐‐‐ '''  ̄

532 名前:アーチャー ◆ARCHERBSJw :04/02/12 03:32


―――――――――――…………それで。

召喚されたはいいのだが……

差し当たって、疑問点が二つほどある。


まず一つ目、此処はどこだ?


見たところ、いつかのようなトンデモナイ場所に召喚されたのでもなく
召喚陣こそ足元にあるが、魔術師の工房という風情ではない。
召喚の内容が聖杯戦争らしきものであるにも拘らず、聖杯の気配もない。
何かあるようで何もない。いつの時代なのかも疑問だ。

これではまるで……


             あの担い手のいない錆びた鋼の丘ではないか。



そして二つ目、これが肝心だ。


召喚した魔術師/マスターはどこだ?


確か以前もこんな事があった気がするが。
あれは確か召喚されたのが何故か居間の天井だったな。
あの時の恐怖はそうそう忘れられるものではない。

          ―――――エーテルの乱舞

          ―――――第五架空要素の嵐によって巻き上げられていた家具達

          ―――――立っているのは床ではなく天井。つまり逆さま


状況を理解する、即ち一瞬の後



          ―――――急接近してくる天井、もとい床。



…………いや、あれは今思い出しても中々にスリル溢れる体験だった。
あのような召喚など他の英霊では耐えられまい。
ああ、誤解のないように言っておくが。
あの時瓦礫に座ったままマスターを迎えたのは尻が痛かったからではないぞ?


あのマスターはなんという名前だったか…………

                ――――――遠いのか近いのかすら最早分からない。

                ―――――― 一年前だったのか、百年前だったのか。

                ――――――座の"歴史書"には載らない二つの宝石

                ―――――― 一つの敗北と一つの勝利

                ――――――それはとても懐かしく、大切な思い出のはずなのに......

……む。どうも記憶に混乱が見られる。
自分が何者かであるかは判るが、名前や素性に靄がかかった感じだ。
まあいずれ思い出すだろうから気にする必要もないが。
それに姿を見せないマスターと、名を思い出せないサーヴァントという組み合わせも
それなりに楽しめそうだからな。


さて、そのぐうたらマスターがどこにいるのかはこの際不問に付すとしよう。


なにせ"サーヴァント"を召喚したのだからその内姿を見せる筈だ。
マスターとサーヴァントはレイラインで繋がっているからな、姿を見せればその場で判る。
やれやれ以前といい、今回といい……どうにも貧乏くじを引く運命にあるらしい。

私が何者かは未だはっきりしないが、質問にでも答えていれば思い出すかも知れん。
ただし全レスは期待しないでくれ。
マスターの許可なしに独断でやっていることだからな、あまり目立つ動きはしたくない。
どんなマスターかは知らないが、何か酷く嫌な予感がするのだ。



…………?

どうした、人間。怪訝な顔をしているが。
紅茶ならば明日の朝まで待つといい。冬の朝に飲む中国茶は絶品だからな、ご馳走しよう。


なに? 違う?


…………ああ、そうか。この場合はこう言うのが挨拶だったな。失礼した。






                         回答はピンポイント。

                        返答を欲するなら、汝。

                    自らの力を以って、質問を投下せよ。

533 名前:名無し客:04/02/12 04:45

笛は正義がテーマの1つでしたが、では正義に対立する概念、悪とはどう考えますか?

534 名前:名無し客:04/02/14 16:27

貴方と相性がいいと思うサーヴァントをあげて下さい。
(性格面でも、戦いのパートナーとしてでも可)

535 名前:遠坂凛 ◆Rin/.ruSTE :04/02/16 22:30



―――覚悟なら出来ている。


     矢継ぎ早に大切なコトを告げる声。
     ぎこちなく頭を撫でる大きな手。

     普段と様子が違うコトくらい、まだ子供だったわたしでも判った。
     ……きっと、これが最後なんだってコトも。
     厳しくも優しい父親で、優れた師でもあった人。
     当然、そんな人を嫌っていた筈もなく。
     その人が遺した言葉の通り、わたしは『魔術師の家系としての遠坂』を継ぐコトにした。

     そう。
     覚悟なんて、その時からとっくに出来ていたのだ―――



……かくん。

船を漕いだ拍子に目が覚めた。
ぼんやりと目の前を眺める。
机がある。その上にはビーカーやら乳鉢やらが雑然と置かれている。
わたしは椅子に座っていて、それで―――

「…………ああ、寝ちゃったのか」

意識が覚醒してからぼんやりするコト数十秒、ようやく頭が動き出してくれた。
ちょうど一時間前に作業が一段落した後、何時の間にか眠りに落ちてしまったらしい。
そして、時計の針は午前三時十五分を指していると言うワケだ。

……キリも良いし、今夜はもう休もう。

手早く片付けと着替えを済ませてベッドに潜り込むと、眠気の波はすぐに
わたしの意識を遠く攫って行った。

536 名前:遠坂凛 ◆Rin/.ruSTE :04/02/16 22:31


―――そして、夢を見た。

     見渡す限り荒野。
     吹く風は錆びた鉄の匂い。
     佇む影は赤く。
     無数の剣に囲まれて、独り。


          夢は続く。

          例え報われなくても。
          例え裏切られても。
          例えそれが生涯繰り返されたとしても。
          それでも良い。悔いなど無い。
          最後の時まで、夢のような理想を抱いたまま。


     ……何時か見た夢。
     そう、これは確か―――


じりり。

「…………ん」

何か、懐かしいモノを見ていた気がする。
懐かしくて寂しくてもどかしい。そんな記憶。

じりりり。

…………と言うか、確か今日は休みだった筈だ。
だって言うのに何で目覚まし時計が鳴っているのか。
たまの休みくらい、時間を気にせずに眠ったって良いと思うのだ。

じりりり。じりりりり。じりりりりり。

心の中でそう主張してみたものの、それで鳴り止んでくれる筈も無い。
むしろ一層騒々しくなった気すらしてきた。
こうなったら実力行使だ、と決意して右腕を伸ばしかけた時。

その甲が、ずくり、と疼いた。

何故か無性に気になって、仰向けに寝たまま横に伸ばすつもりだった右腕を天井に向けて伸ばす。
―――それを見た瞬間、眠気なんて何処かに吹っ飛んで行ってしまった。

「……な…………え――――?」

令呪だった。
何処からどう見ても令呪で、間違いなく機能していた。
ついでに言えば、一つ消費されていたりする。
もう、訳が判らない。
何でこんなモノがあるのか。まだ夢でも見ているのだろうか。
それ以前に、見覚えがあるようで無いここは一体何処なのか――――


……などとベッドの上で考えても埒が開くワケも無く。

「……アーチャー、目覚し時計止めて」

取り敢えず、すぐに結果が出そうなコトを試してみるコトにした。

537 名前:シオン・エルトナム・アトラシア ◆EltnamiMuo :04/02/17 02:59

>>523 シオンとセイバーこの二人怒った顔がそっくりです、かわいいですね。
いえ、かの騎士王と同類に並べて貰えるのは光栄なのですが………

>>523、この知識と計測の院、アトラス院の錬金術師である私が、
その計算の高さ、冷静さを最大の武器とする私が――――――

一時の感情に流され、
語気を荒げ、心拍数、血圧数を高め、判断力を失う、怒るが如き行為を………

――――――せねばならないのですか!

そんな不名誉な事で、騎士王と同類に見ないで貰いたい!
大体、完全な情報を元に緻密な計算を行い、予測を立て、完璧なる戦略を立てる私が、
騎士王の様な、無為、無策、無謀極まる特攻を行うと思っているのですか!?

それに私は騎士王のような暴飲暴食は行わない!
身体に見合わぬ食物の大量摂取は消化器官に無駄な負担をかけ、
結果的に体調不良を引き起こす。
身体が資本である武人が自己コントロールも出来ないとは恥の極みです!
私は毎日、カロリー、栄養を完璧に計算して食事を取っている。
一切の死角はそこには存在しない。

………という訳です。
私と騎士王には如何なる共通項も無い。
余り、根拠の無い虚言は控えて欲しい。

538 名前:シオン・エルトナム・アトラシア ◆EltnamiMuo :04/02/17 02:59

>>526 バレンタインデー

           <2月13日(バレンタイン前日)>

     問題は無かった。
     材料も揃っていた。
     知識も完全だった。
                   チョコレートケーキのレシピ。
                   評判の専門店の店員からリードした。
                   秘伝の技術は既に私の手の内ににある。

         ――――私に敗北など在り得ない

             あるのは呆然とする志貴の顔のみだ――――

>>526、そのような無為な事を尊いエルトナムの血を引き、アトラシアの称号を持つ私が、
行ったと思っているのですか?
そんな俗な慣習にこの私が踊らされると思われるのは何と言う侮辱だ!

     チョコレート、卵。
     グラニュー糖、ココアパウダー。
     粉糖――――全て、完璧。

                   まずはチョコレートを湯煎する(ぐちゃ!)
                   …次に卵を卵黄と卵白に分けて(べちゃ!)
                   ……卵黄とグラニュー糖を混ぜ(がしゃん!)

嘆かわしい……、>>526、貴方は悪しき商業主義の口車に乗せられている!
玉石混合たる情報の取捨選択は、アトラスの錬金術師たる私でなくとも、
情報社会においては当然、行うべき事ではないですか?
それをあろう事か、バレンタインデーという如き風習を、
ただ、安易に座して受け入れるとはまさに、思考の、理性の、知性の、放棄に等しい!
言うなれば、>>526、貴方は人である事を放棄し、獣への道を選択したといっても良い!

                   メ、メレンゲは卵白とグラニュー糖を(ぱりん!)
                   ……チョコレートとメレンゲと混ぜて(どかん!)
                   ま、丸方に流し込んで、整えて………(がっしゃーん!)

良いですか、>>526。
そもそも、バレンタインデーとはローマで殉教した聖バレンティヌスを追悼する日を指します。
それ以上でもそれ以下でも無い。

                   温度は180度でオーブンで40分…(BOMB!)
                   ―――――――――――――――――
                   ―――――――――――――――けほ

      <<オレ、外道チョコレートケーキ、コンゴトモヨロシク>>

今のバレンタインデーという風習は単にかの聖人にあやかった、企業の、商業主義によって、
造られた幻想だ!
そんなものに踊らされているという事自体、恥じなさい!

     何が足りなかったのか………?
     技術? 知識? 精神?
     分からない、分からない――――――_| ̄|○

………はぁ、はぁ――――――つい、無意識に声を荒げてしまった。
失礼、少し言い過ぎたかもしれません。

     否、私に敗北など在り得ない。
     今回の件はそう封印指定にしよう。
     そう、言うなれば、冬の日の悪いユメ………

しかし、兎も角、貴方はもう一度、かかる慣習が正しいかどうか、
その頭でよく考えて、その上で結論を出すべきです。
それが>>526、何より、貴方の為になりますから。

539 名前:シオン・エルトナム・アトラシア ◆EltnamiMuo :04/02/17 03:00

>>533 悪とは?
悪………ですか。
一般的、倫理的には殺す、奪う、犯す等が悪とされます。

最も人の価値観は相対的なモノ。
時と場合によって、上記の行為は正義となりえる事もある。
歴史を少しでも紐解いてみれば、幾らでも例示が出てくる。
故に一義的に定義する事は意味が無い。

 私はただ嫌悪していた。
 簒奪者である死徒に。
 命を奪い、蹂躙する存在に。

 ――――じく

               けれど、それは魔術師には悪ではない。
               そもそも、魔術師には善悪の基準など無い。
               真理に到達するの為に手段は問われない・

               ――――じくじく

 何故、私は死徒を嫌悪するのか。
 何故、奪うという行為を嫌悪するのか。
 何故、私はこんなにも苦しむのか。

 ――――じくじくじく

               より優れた素体、死徒となるのも正義の筈。
               人では為しえぬ神秘を為しえるそれ。
               人より、真理に近くなるのも道理ではないか。

               ――――じくじくじくじく

      ――――淀みはそうやって、私を蝕んで行って――――

『吸血鬼を嫌うおまえは、およそ誕生した瞬間から、

            吸血鬼と変わらぬ搾取を続けてきたのだからな───!』

      ――――間違いに気づいても、仕方が無いって―――――

 私は何等死徒とは変わりはない
 死徒は血を、命を搾取する。
 私は知識を、情報を搾取する。

               私の疑問にそもそも意味は無かった。
               私は簒奪者であり、唾棄すべきアレと同じ。
               アレは正しく、私は間違えていた。

      ――――辛くて、怖くて、わたしは思考を放棄――――――

『その度に俺がおまえをやっつける。

 シオンが諦めるまで何度でもうち負かす、そんな弱い自分が嫌だって気づくまで、何度でもだ』

      ――――……出来なかった、彼の言葉が響いて――――――

 私は間違えていた。
 私は逃げていた。
 ずっと、自分に眼を背け、負けていた。

                志貴は正しい。
                志貴は逃げない。
                ずっと、立ち向かって、勝利していた。

        私は間違えている、けれど、私は変えられない。
        間違いに気づいた上で生きていくしかない。
        私が弱いって事を認めて、進んでいくしかない。

        魔術師には正義も悪も無い。
        けれど、私には、シオン・エルトナム・アトラシアにはある。
        全てを認めて、その上で自分に立ち向かっていくという正義が………

………私にとって、悪とは自分を裏切る事です。
自分の弱さに負けて、安易な方法で物事を解決してしまう事、それが悪です。
今、現在の私にとって具体的には吸血衝動に負けて、血を吸ってしまう事に当たります。

けれど、負けません。
余りに課せられた命題は困難であり、用意された逃げ道は安易で魅力的。
しかし、それは毒樹の果実である以上、私が手をつけることはありません。

そうしないと、志貴に笑われますから。
私を笑う資格があるのは私だけ。
あんな鈍感で、気の一つも回らない、それでいて余計な事だけは気がつく志貴になんか笑われてやりません。

―――――そのためにも、私は、私の正義、自分に打ち勝つ事を貫きます。

540 名前:シオン・エルトナム・アトラシア ◆EltnamiMuo :04/02/17 03:00

>>534 相性がいいと思うサーヴァント
相性がいいサーヴァントですか。
一応、第5回聖杯戦争を前提にします。

まずは私の能力分析から、行ってみましょう。
そうする事で私と相性にいいサーヴァントが浮き彫りになるでしょうから。

単純に、魔術師としての許容量の問題を考えるのであれば、私は劣位にあると言わざるを得ない。
元々、アトラスの錬金術師は先天的に身体能力、魔力回路に劣ります。
それは私も例外では無い。
………この時点で、まず、私にはバーサーカーを扱う事は出来ません。
魔力の不足による自滅は明白ですから。
後はセイバー、ライダー等の魔力の消費の激しいサーヴァントも相性が悪いかもしれません。
最も、この辺りは後述の戦略面でフォローは出来ると考えます。

私自身のマスターとしての戦闘力はそれなり、でしょう。
半死徒としての身体能力、復元呪詛及びエーテライトの神経縫合による治癒。
そして、バレルレプリカはサーヴァントにも十分通用する概念武装と思われます。

私の誇れる最大の点はエーテライトによる情報収集、分割、高速思考による戦略の立案です。
冬木の街であれば、全ての人間をリードして、バックアップを取るのに一日あれば十分です。
その情報を元に戦略を立案します。
マスターの割り出し、共闘できるマスターの選別、地形的に有利な場所の選別、
敵サーヴァントの弱点の分析等………。

但し、私はキャスターだけは肯定できない。
これは私の能力云々ではなく、性格の、理念の問題です。
私は情報を搾取する、それに特化した存在ですが、それ以外の搾取は肯定しない。
命の搾取を是とする彼女とは折り合いがつかないでしょう。

これらを前提とした上で、相性の良いサーヴァントを考察します。
私は銃、エーテライトによる中距離戦、半死徒の身体能力を生かした接近戦、
どちらも可能ですが、それを更に補強して、相手を必殺し得る手段を持つサーヴァントが望ましい。

これらの条件を満たすサーヴァントはアサシン、ランサー辺りでしょうか?
汎用性を考慮すると、ランサーになります。
諜報活動、ルーン魔術にもランサーは長けていますから。

刺し穿つ死棘の槍も心強い。
絶対的な魔力量に欠ける私には対費用効果の高い技はそれだけで有難い。

………余りそういう状況に持ち込みたくありませんが、
万が一、火力のぶつけ合いになっても、ランサーには刺し穿つ死翔の槍がある。
私のバレルレプリカフルトランスとあわせて使えば、約束された勝利の剣にも対抗し得るでしょう。

541 名前:名無し客:04/02/17 10:07

シオンたんの胸にたっち・いいね

542 名前:名無し客:04/02/17 13:10

シオンのお尻をさわさわ・・・・なかなかのものだ。

543 名前:名無し客:04/02/17 15:46

シオンの三つ編み

可愛い!!

544 名前:シオン・エルトナム・アトラシア ◆EltnamiMuo :04/02/18 02:51

>>524 >>525 ワラキアの夜
さて、健闘空しく、デッドエンドを迎えたワラキアの為の救済コーナーですが、
今回の死因は――――――自業自得ですね。
最も何時もワラキアの死因は………

<死因:豆腐>
>>354-355
<死因:琥珀>
>>361-362
<死因:梅サンド>
>>363
<死因:マリ見て>
>>372
<死因:撲殺天使>
>>409
<死因:妄想>
>>413-414
<死因:憤死>
>>429-430

上記の様に自業自得ですが――――例外はありません。
更に言うのであれば、本編でも例外なく打倒されている以上、
ワラキアがどんな選択肢を選んでも、DEADENDしか待ち受けていません。
故に選択肢ミスでもなく、好感度の不足が原因でも在りません。

しかし、これだけは救済になりません、か。
もう少し建設的に、根本的な事から考えて見ましょう。

………起源というモノがあります。

そのモノの本質、存在の大元となった事柄。
そのモノ自体の在り方を決定する方向性。
魂の鋳型。人が生まれる前から持っている混沌衝動。

単純にいえば本能を指しますが、普段はこれは知覚出来ず、そう影響もありません。
しかし、起源を覚醒した場合は、その起源に完全に振りまわされてしまう事になります。

さて、ワラキアの起源は………『HETARE』ですか。
かのシュポンハイム院長のコルネリウス・アルバと同じ起源ですね。

―――それは、奇声を上げたり

   『危ないな危ないな危ないな危ないな』

   『カットカットカットカットカット!』

―――僅か一撃でやられたり

   <トランクでぱっくんちょ>

   <1000年後の月>死点突き>消滅>

………諦めて下さい。
根源衝動には逆らう事は不可能です。
敢えて前向きな助言をするなら、そう――――――



      HETAREを抱いて、溺死して下さい





545 名前:名無し客:04/02/18 09:04

逝くんなら、天国と地獄、どっちが楽しいと思う?

546 名前:名無し客:04/02/18 10:26

子供時代のあなたが、今のあなたを見たら何て言いますかね。

547 名前:シオン・エルトナム・アトラシア ◆EltnamiMuo :04/02/18 19:30

>>541 >>542 >>543 胸に、お尻に、三つ編みに………
な………――――――

 ―――――3番停止

                ―――――4番停止

……………………
…………
……その、えーと―――――

 ……3番起動。
 まずは状況の認識を行う。
 状況を把握し、必要な戦術を練るべきだ。

                ……4番起動。
                今朝の朝食はトースト、ハムエッグ、サラダだった。
                トーストは上手く、出来たと思う、うん。

 その前に、まずは落ち着いて深呼吸。
 停止した思考を急に最大限まで動かせない。
 まずは初速を得る為に体勢を整える。

                バターよりマーガリンの方が健康にも消化にも良い。
                ハムエッグは明日からオリーブオイルを使ってみよう。
                サラダは若布を入れたのが新鮮で良かった、明日もこれで。

 脈拍は………若干高い。
 少々の発汗も認められる。
 今の私は僅かだが緊張状態にあると認識。

                昼食は学院の論文の作成で取る暇が無かった。
                珈琲一杯で済ませてしまった。
                これは反省すべき点、生活リズムの乱れは直さないといけない。

 集中(コンセントレート)。
 自己のコントロールは錬金術師の基本。
 自己の身体を、精神を操作し、解へと至る。

                ………………………それで今の私は―――――どうなのか。
                胸を触られて―――こ、ここ、これはいわゆるセクハラ!?
                お尻を触られて、性的嫌がらせを受けている!?

 セクハラハラスメント………性的嫌がらせの意。
 異性に対して、何らかの欲情を抱くのは分かる。
 それは本能の、種の生存に基づく行為。

                な、な、な、あろう事か、この私が欲情の対象とされている!?
                >>541-543の頭の中では私を穢して、散々に貶めている!?
                ア、アトラシアの称号を持つ錬金術師に対して、何と言う侮辱だ!

 理屈では分かる、この行為は本能レベルでは正当。
 けれど、この不快感は………。
 心の奥底から、湧き出てくる、ドス黒いモノは………

                た、確かに、わ、私は女性である前に錬金術師である。
                けれど、今、私は>>541-543の中で哀れにも初めてを失って………
                そして、尚、現在進行形で貶められている―――――!


       ――――――ガチリと、何かの歯車が噛み合った。
       ――――――ガチリと、銃の戟鉄が落とされる。

           _,. -‐ー - 、、
       _,. -''´     _ _ `''_ュ、、
     ,. ''´    __,. - ''"´  -(メ、 `7
   〈``''==ィ<´       C{っ ノ
    \__   ヽ     __,,. -==={
      }ト,rーr、_r-<´    \   !
       !/ / 八  ヽ`''-、   \ |
     i | ト、`´\ \  `>∠ ヽ |
      | l ゙Thーr-\  ン't'''jT 〉 | |
      | | |ヽ_゙ュ'ソ   ヽ ヾ='ノ、l\| |
.     | ヽl ´/////////ヽl ///|  |
.     | l  |ヽ /▽▽▽▽▽V‐'| l |
      | |  ト、ヽ、      ,/ /| | |
     | |  | ヽ、|`''‐-‐''´ |/ | | |
   _   ||k |_/^''ー- 、__, -┴'ヽ_| i/
    `ー|!ヽ | ヽ  /´ `!  ノ | /ー''´
        ヽ|   /ヽ、 人   |/
        レ<  /´`ヽ >、_/

『――――――バレルレプリカ、フルトランス……!』

548 名前:アーチャー ◆ARCHERBSJw :04/02/18 22:38

>>536

……さて、これは一体どういう事だろうな。
何もなかった空間に、突如としてドアが存在したのだが。
法則性も何もあったものではない。
これでは鶏が先か、卵が先かの論議と同じだ。

マスターが"召喚した"から此処にいるのか、それとも私がいるから"召喚された"事になるのか。
       原因が先         なのか、              結果が先      なのか。

まあ些事だからどうでもいいか。
……どちらにせよ、今回も貧乏くじを引いた事に変わりはなさそうだ。


  じりりり。

しかもドアが現れたと思ったら、その向こうからなにやらベルの音が聞こえる。


                      そのベルの音が。
                      魂のどこかにあった無数の箱が開く合図になった。


                             バチン。


       無数の剣の墓場。鋼の丘。
       昏く燃え盛る炎の空の下。
       それは決して忘れてはならない、
       けれど其処に在ってはならない、
       思い出を詰めた宝石箱の群。

     バチン。

                   一つの宝箱にスイッチが一つ。
                   箱が無数ならスイッチも無数。

                         バチン。

  バチン。
       一つ、箱が開く。

                   バチン。
                        一つ、記録が蘇る。


                                      バチン。
                                           一つ、セカイがヒビ割れる。

  じりりり。じりりりり。じりりりりり。


     無限に重なる記録の書斎。
     過去から現在から未来から、ありとあらゆる時から送られる英霊の歴史書達。
     その中で、一つだけ装丁の違う本がある。
     他がくすんだ黒ならば、それは目にも鮮やかな朝焼け色。
     絶望しかない磨耗しきった中に、
     唯一つ、まるで自分は間違っていなかったと、胸を張るかのような希望の記録。


       “Unlimited Blade Works”


     幾度となく読み返され、磨耗した理由の代わりに、彼の支えなっていたそれは……
     嘗て彼自身が磨耗したように、同じく磨り減ってそこにあった。

     擦り減った概念は既に「それ」であり、
     当初の「それ」と同じものではない。

     だから、あの物語通りにはいかない。
     もし衛宮士郎という存在が自分と同じ道を辿るままならば、一片の慈悲もなく殺すだろう。
     それが、衛宮士郎の為にも、そして自分自身の為にも最良だと。


     救いを見つけた中途半端な狂気で、彼はそう結論付けた。




549 名前:アーチャー ◆ARCHERBSJw :04/02/18 22:39

>>536(>>548続き)


――――――ああ、なるほど。状況は飲み込めた。
そうか。私はまた最高のマスターに引き当てられたのか。


  ここがどんな場なのかは知らない。
  その原理にも、まして呼ばれた理由にも興味はない。
  何故なら自分が背中を預けたあの可愛らしいマスターと一緒なら、それが最強でない筈がないからだ。
  恐れる理由が何処にある。


 「……アーチャー、目覚し時計止めて」


ほら、お呼びが掛かった。
やれやれ、奇跡の再会なのだからもう少し気の効いた第一声でもいいと思うのだが。
……まあそれもアレらしいか。
アレはありのままが一番強い。
底無しにお人好しで、どこまでも真っ直ぐな所こそアレがアレたる所以だからな。


  ドアを開けて懐かしいマスターの私室に入る。
  予想通り、マスターは目覚し時計を止めもせず寝惚けている。

  だから、彼はこう言ってやる事にした。

  初めて朝を迎えた時と同じように―――――



     「日はとっくに昇っているぞ。また、随分とだらしがないんだな、君は」



君の家の家訓は“どんな時でも余裕を持って優雅たれ”だったか?
残念ながら今の君はとてもではないが優雅なんて言えないぞ。
そんな寝惚け眼にだらけきった姿では優雅さはおろか、色気もなにもあるまい。

やれやれ、私のマスターならもう少し寝起きを良くしてくれないか?
主人がこれではサーヴァントまで格下に見られかねん。
別に君がどう思われようと君の勝手だが、私まで巻き込まないでくれ。


さて、紅茶でも淹れるとしようか。
凛、今日のレシピはどれがいいかな? よければリクエストをくれると嬉しいのだが。

550 名前:アーチャー ◆ARCHERBSJw :04/02/18 22:41

>>533 正義に対立する概念、悪とはどう考えますか?

これはまた随分抽象的な質問だな。
いいか、そもそも正義も悪も個々の判断によるものでしかない。
社会全体における善悪も、過半数が正しいと思うものが善であり、過半数が悪と思うものが悪なのだ。
だから仮に100人の集合の中で、殺人行為を51人が「善し」と思えば、その社会ではそれは善となる。
そういう意味では私が答える悪の概念も、君から見れば正義かも知れんぞ。
それでもいいなら答えるが。


私にとっての正義とは誰かを救う事に集約される。
勘違いしないで貰いたいが、衛宮士郎のように目に映る"誰か"全てを救うことではない。

     ―――――何故ならそんな事は不可能だからだ。

            幸せの椅子は常に全体より少数。
            全員が座ることなど出来ない。
            どうしても切り捨てられる者は存在する。
            全員を救いたいという理想と、
            見捨てる他に方法がない現実。


            ああ、また理想は達成できなかった。


目の前の数十人が死ぬことでより多くの人間が助かるならば、それは正義だろう。


                 ―――――目指したのは"正義の味方"

                        誰でも救って、誰も死なないように。
                        だけど、正義の味方が出る時は、
                        その犠牲になる悪が必ず存在する。
                        誰かが犠牲にならないと、
                        "正義の味方"は成立しない。


                        ああ、また理想は達成できなかった。


そのために自らの手で数十人を殺す事も、俯瞰的に見れば正義だ。


     ―――――だから殺す。

            多くの人が笑う陰で、
            切り捨てられる人間を速やかに殺してまわる。
            希望に満ち溢れる皆の陰で、
            幾人かの人間には絶望を抱かせて殺してまわる。
            全てを救う"正義の味方"が、
            必ず誰かを切り捨てて、裏切って、殺してまわるその矛盾。


            ああ、また理想は達成できなかった。


      それが、衛宮士郎が望んだ"正義の味方"の終着点。
      理想を守るために理想を裏切り続けて、色んな物から裏切られて
      それでもいいと。切り捨てられる"誰か"を自分にして理想を求めて、


          最後に自分の理想からも裏切られた。



551 名前:アーチャー ◆ARCHERBSJw :04/02/18 22:42

>>533(>>550続き)


      それでも次は救えるだろうと。
      死後を預け、世界と契約し、英雄になって、守護者になった。
      生前救えなかったなら、死後で救おうと。
      果たせなかった夢を死後で贖おうと。


そして、その正義さえ嘘だと裏切られた。


   人を救いたいのに、救わなければならない対象は霊長全体。
   召喚されて、結果として全体の救いになる虐殺を繰り返す。
   目に映る全てを救いたくて、それが全体としての悪であると見せ付けられ続けるその悪夢。


    切り捨てられる"誰か"を自分にする事も出来ず。

                違う

    全ての為に、目に映る全てを殺すしかなくて。

                こんなものは違う

    絶望を抱かせて、希望を救うしか出来なくて。

                オレはこんなものになりたかったわけではない―――!!


ああ、だから。


      根底が間違っているのだろう。


自分が正義だと思い込んでいた理想自体が間違っていたのだろう。
つまり、自分の嘗ての理想そのものが悪だ。
目に映る全てを救おうなんて――――そんな理想を抱かなければ今の自分は此処にいない。
嘗ての自分がいなければ、今の自分はこうはならなかった。

あんな自己満足の理想などでは誰も救えない。
自分の意志ではなく借り物の遺志を理想と勘違いしている小僧が人を救う?
思い上がりも甚だしい。
自分さえ救えない者が、己の意志さえ持たない者が出す救いなど、

悪以外の何者でもないに決まっている。

そら、それなら答えは簡単だろう?
私の言う悪とは―――


衛宮士郎の理想に他ならない。


あのたわけが私と同じ道を進むというのならば、その時は私自身の手で間違いを修正しよう。
尤も、今はもう少しだけ見守っていてもいいと思ってはいるが。


552 名前:名無し客:04/02/18 23:46

>>547
真っ赤になったシオン凄くカワイイYO!!


553 名前:クジンシー ◆.SEVENzs72 :04/02/18 23:54

おまえらは、生きていても無駄な連中が多すぎる、って思った事は無いか?
いや、俺もそれなりにとんでもない技を使えたりするんだがな、
おまえらみたいにさらにとんでもない能力を持っていると、そう考えるんじゃないかって思うんだ。
それだけの力があれば好き勝手し放題、邪魔する奴は皆殺し、ってのも出来ない相談じゃないだろ?

554 名前:キャスター(真名:メディア):04/02/19 05:29

……ふふ、それじゃ、始めましょうか。

出典 :Fate/ stay night
名前 :キャスター(真名:メディア)、所により、キャスター(仮名)さん(推定)28才
年齢 :(推定)28才
性別 :女性
職業 :魔術師、時として、占い師
趣味 :姦計、模型作り
恋人の有無 :想い人あり
好きな異性のタイプ :寡黙で誠実な人
好きな食べ物 :不明
最近気になること :マスター(葛木宗一郎)の心中
一番苦手なもの :筋肉ダルマ
得意な技 :高速神言
     (神代の言葉。呪文・魔術回路の接続をせずとも、魔術を発動可能。
      大魔術であっても、一工程(シングルアクション)で発動可能)
一番の決めゼリフ :
「それは駄目でしょうね。
 だって、私の望みは―――――さっきまで、叶っていたんですから」

                 場合により

「そ、そんな……こんな所でも虐待されるなんて……私って一体……」

将来の夢 :聖杯の入手――――――もしかして、暖かい家庭を築く事

555 名前:キャスター(真名:メディア):04/02/19 05:30

>>545 逝くんなら、天国と地獄、どっちが楽しいと思う?
はは、あはははははははは……!
貴方、サーヴァントである私に対して、随分、面白い事を言うのね。
ええ、逝けるものなら、逝ってみたいわね、そういう所。

………けれど、無駄な仮定よ、それは。
私たち、英霊は『世界』と言う名の主に契約という鎖で飼われた奴隷。
必要に応じて、現世に呼び出されて、使命を果たせば、外側に還される。
言うなれば、台風、地震と言った自然現象と同じようなもの。
そのような停滞した存在に天国も地獄もあったものですか。

それに仮に私が逝けたとして、天国に私が逝けると思っているの?
私は『魔女』。

 生活が貧しいのも     <貧困>
 他人が憎いのも      <憎悪>
 人々が醜いのも      <醜態>
 人が死ぬ事すらも     <死滅>

全て、私のせいだもの。
私と言う存在はそのようなモノであると他ならぬ貴方たちは決めたのですからね。
ならば、全ての咎を背負う私は文字通り、地の底に押し込められるしか無いでしょう!

556 名前:キャスター(真名:メディア):04/02/19 05:30

>>546 子供時代のあなたが、今のあなたを見たら何て言いますかね。
――――――ッ!

………貴方、それは私の事を知ってて言ってるの、それとも、無知故の言葉?
どの道、許せたものではないわね。
今の世の人間は、私の生きた時に負けず劣らず、無礼な事。

軽蔑するに決まっているでしょう。
男を呪って、女を呪って、子供を呪って、老人を呪って………
男に呪われ、女に呪われ、子供に呪われ、老人に呪われ………
人を呪い、人に呪われる私が尊敬される対象になりうるの?

昔の私でも例外では無いわ、人であれば、私を呪う。
呪う者、禍を齎す者、それが『魔女』たる私の存在意義なのですから!



    ―――――でも、こんな事は私は望んでいなかったのに。

           見知らぬ男を神の気紛れで愛を抱かされ、
           私は大切な国を、父を、弟を、皆を捨て、

           ………無価値の愛を傾けた男に最後に捨てられた。

           そして、押された『魔女』と言う名の烙印。

           泣いても、
           喚いても、
           叫んでも、

           消えない、消せない。

           それならば、私は『魔女』になるしかない。

           でも、こんな事は私は望んでいなかったのに――――――


557 名前:キャスター(真名:メディア):04/02/19 05:31

>>540 お嬢ちゃん
>但し、私はキャスターだけは肯定できない。
>命の搾取を是とする彼女とは折り合いがつかないでしょう。

あら、面白い事を言うのね、お嬢ちゃん。
今の魔術師、錬金術師の類はそんなに甘くなってしまったの?
そうであれば、成程、今の世の魔術の低落振りにも頷けるわね。
魔術師としての、当然の、目的の為に手段を選ばないという律ですら、覆されるのであればね。

逆に聞くわ………何故、命の搾取が悪いのかしら?
魔術師であれば、求めるものは真理。
魔術師は探求者であり、真理の探求を行う事こそが存在意義。
探求を行わなくてはそもそもの存在価値すら無くなるわ。
目的を達成できない魔術師なんて、意味はないのですからね。

それならば、より可能性がある手段を模索し、実行するのは当然でしょう?
それが命の搾取であっても、苦悶を収集する事であっても、一体、何が悪いの?

最終的に目的を達成できれば、それが勝利なのですから。
真逆、目的を達成できなければ、敗北、全ては無価値となるわね。
魔術師にとって、勝利こそが至上命題ではないの、お嬢ちゃん?

558 名前:キャスター(仮名)さん(推定)28才:04/02/19 05:32

>>541 >>542 >>543 ………
(やっぱり、今の子の様なああいう過激な服装が殿方には魅力なのかしら)
(ミニスカートにニーソックス、若さをさりげなくアピールしてるわね………)
(あの脚線が殿方にはグッとくるの………?)

(なら、私もああいう服装で主人に迫れば―――行ける………?)
(仕事から帰ってきた主人をあの手の服装で迫ればコロリと――――――)

(例えば、仕事から帰ってきた主人にあの服装で………

 『お帰りなさい。
  食事にします? お風呂にします? それとも、わ・た・し?』

 アピールポイントは見えそうで見えないミニスカート。
 ニーソックスで微妙に強調された白い足。

 あの寡黙な主人は目の色を変えて、がばっと私を獣のように押し倒して―――――きゃっ!)

(そうと決まれば………そうそう、この国の諺で『思い立ったが吉日』だったわね!)



               <5時間後>

宗一郎『帰ったぞ』

お帰りなさい。
食事にします? お風呂にします? それとも、わ・た・し?

宗一郎『食事は同僚との付き合いでもう済ませてきた。

え――――?

宗一郎『今からテストの採点があるからな、部屋に戻る。先に寝てて構わん』





                                          ..._| ̄|○

559 名前:キャスター(仮名)さん(推定)28才:04/02/19 06:27

>>553 それだけの力があれば好き勝手し放題、邪魔する奴は皆殺し?
はあ………その、私、サーヴァントの中では最弱なのですけど。
これでも、高速神言で大魔術を連射したり、擬似的ながら不老不死の薬も作れるんですよ?

本当は家事に専念して、あったかい家庭を築きたいんです。
理想は一人の娘と私と主人と………郊外の小さな白い家で慎ましく暮らしたいんです。
それで、娘に今流行のゴシックロリータでも着せてあげて、
庭先で駆け回る娘を見て、縁側で日向ぼっこしながら――――――はっ!?


……と、兎に角、今は不況でしょう?
夫を楽にしてあげたい一心で職場復帰をしたのですけど、職場でも苛められてしまって……。
涙が出ます、だって、女の子ですから。
涙も汗も、若いファイトで青空に遠く叫ばれる年でもないのがきついですのね。

それでも、全ては主人の為。
私、一生懸命頑張ってるんですよ?
主人に負担をかけないように、主人に内緒で、例えば――――――

こっそり貯蓄を作って、しかも低金利で………
(意訳:死なない程度に町中の人から生命力を吸い上げています)
色々な用心棒を雇って、
(意訳:燕返しを得意とする侍や力押しの騎士や剣を作るのが趣味の弓兵を雇いました)
主人のライバルとネゴシエートをして、
(意訳:人質を取って、脅迫しました)
街中に監視カメラをしかけましたの。
(意訳:無数の人間に令呪を埋め込んで、無意識に使い魔にしています)

なのに主人は私の苦労を労ってもくれませんし、
この間なんて突然やってきた子たちに計画を台無しにされてしまって……。

私、こんなに頑張ってるのにまったく報われないんですっ!
力があっても、上手く行かないじゃ、どうしようもないんですっ!


ふう………こんな事を叫んでも仕方ないわね。
せめて、もう少し、運が味方してくれるといいんだけど。
私、日頃の行いがそんなに悪いのかしら、はあ――――――

560 名前:名無し客:04/02/19 08:11

キャスターたんキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
世の中の冷たい風に負けるなキャスターたん。
でも生命力を吸い上げるのは勘弁して下さい。

で、これだけでは何なので。
貴方がたの自分の趣味について、熱く語って下さい。

561 名前:名無し客:04/02/19 16:01

私の起源はセク質とセクハラにあるらしい

頭で分かっていても体が勝手に動くのだ
魔術をもっても錬金術をもつても解決策はなく
治療法を求めて長年さまよってきたが いまだ解決法は見つからない
だが 私は諦めない・・これこそが我が永遠の命題 すなわち根源に至る道の
試練だと・・・(中間略
私の種としての本能が・・・(以下五時間も語る
・・つまり美人そしてかわいい女性は全てセク質の対象となり(略
・・・結論として君にセクハラをする(胸とお尻をもみもみ


562 名前:名無し客:04/02/19 16:48

あなたの幸せの根源は何処にありますか?

563 名前:名無し客:04/02/19 23:41

なあキャスたん、真名を大公開しちゃうのはどうかと思うぞ。
魔法使いなら呪殺とか警戒せにゃならんだろうしさ。

さて、そんなわけで日常的に気を付けてることってある?

564 名前:遠野秋葉 ◆xkLa2AKIHA :04/02/20 00:53

>>545 天国と地獄、どっちが楽しいと思う?
考えた事も無いわね。
元々、そういう存在では無かったのですから、私は。
でも、聞かれたからには考えて見ましょう。
こういう事を夢想するのは無価値であっても、無意味ではないでしょうから。

………元々「遠野秋葉」はその起源――――――

          紅葉という名の鬼女

          呼吸するが如く、命を喰らい、そして、土に還る

          そこには一切の不純物(まじりもの)は無い。

          愉しいという気持ちも
          悲しいという気持ちも
          嬉しいという気持ちも

          何も無い、綺麗な、一つの完成されたモノ。

――――――において、かかる事を夢想する事はありえなかったのだから。

          そこに一点の染みが混じっただけで、もう駄目なのだ。
          もう別の意味のモノになってしまう。

          遠野秋葉にとっての一点の染み―――『遠野志貴』

          それが混じった故に――私は――私になった。

          愉しいという気持ちが
          悲しいという気持ちが
          嬉しいという気持ちが

          芽生えて………気づけば、遠野秋葉は人になっていた。


それを今、思考し得るという一点においては既に何らかの意味は見出せるでしょう。


死というモノは詰る所、存在の消滅ね。
それは終着であり、一つの結末、それ以上の先はありえない。

けれど、天国とか地獄とかそういう自分の死後の世界を夢想する生物はそれこそ人だけよ。
動物は本能で死を恐れる、けれど、人は本能と理性で以って死を否定する。
その理性が天国や地獄という概念を作り出し、更に死というモノを巨大に見せる。

 天国―――そこは光と喜びで満ち溢れた場所
         そこは全てを赦される閉じた楽園

 地獄―――そこは闇と苦痛に満ち溢れた場所
         そこは全てを罰に為す閉じた螺旋

少々、抽象的過ぎるきらいがあるけれど、一般的なイメージが上の様な感じでしょうね。
でも、それは誰も確かめた訳ではない。
誰も見てきていない、空想の地、それが天国であり、地獄でしょう?

人生という物語は死という結末で終わりを為すわね。
死という結びが入った時点で、それは1つの完成したモノであり、芸術品。
それ以上の補足は要らないの。
完成したものに手を加えるのは蛇足よ、加えるとたちまち三流の模造品と化す。
例え、それが天国や地獄という『高尚』な概念であってもね。

故に死んだ後の事を夢想するより、今を考えるべきよ。
あなた自身の行いで幾らでも天国にも地獄にも変わるでしょうから。



………ふふ、最初の私の在り方と天国・地獄についての考察が矛盾している事に気づいたかしら?
共に1つの完成したモノに手を加えた、加えると言う点においてね。

でもね、まだ、私の、人としての遠野秋葉の物語は終わってない、完成していないの。
在り方が違ったからといって、それが即、三流の模造品となる訳ではないからね。
結論は、遠野秋葉という生が幕を下した時に出るでしょう。

混じり物が入った故に見るに耐えないモノとなったか、それとも――――――

565 名前:遠野秋葉 ◆xkLa2AKIHA :04/02/20 02:15

>>548 >>549 アーチャーさん
あら、おはようございます。
いえ、この場合は始めまして、ね。

遠野家当主、遠野秋葉と申します。
本来は私は聖杯戦争とは無縁の者、交わる事の無い平行線上の存在ですけど、
此処であったのも、何かの縁ですね。
宜しく、お願いします。

>やれやれ、私のマスターならもう少し寝起きを良くしてくれないか?
>主人がこれではサーヴァントまで格下に見られかねん。
>別に君がどう思われようと君の勝手だが、私まで巻き込まないでくれ。

(………態度は違えど、主人を食った態度、何か琥珀に共通するモノがあるわね。
 どうにも、気に入らないわ―――――

 いいえ、琥珀は表面上はまだマシね。
 その辺りは弁えているから、基本的に出すぎた真似はしないし。
 遠坂さんはきちんと躾ているのかしら………?)

――――あら、それが仮にも主人に対する態度かしら?

確かに朝が弱い遠坂さんにも非もあるでしょう。
当主たる者はその家の全てを現す者ですからね。
己が家訓に反して、醜態を晒すのであれば、家の恥。
ある程度の責めを受けても仕方ありません。

けれど、貴方のその言は主人を諌めるつもりで言っているのかしら?
少なくとも、主人への礼節に致命的に欠けていると思うのだけど。

『家臣たる者は、忠義、礼節、信義などを重んじなければならない』

これは古今東西、あらゆる時代、国で説かれている心得でしょう。
仮にも主人を守る剣であり、盾であるならば、当然、それに相応しい態度を取るべきではなくて?

566 名前:黒い影 ◆SAKURA9Fss :04/02/20 04:07

>>561 ■■■

 飼育箱で夢を見る――――――




    どこかで見たような空
    どこかで見たような街
    どこかで見たような物

 でも、どこかは分かりません。
 そんな中を………

      ひたひたと散歩します。
      ゆらゆらと彷徨います。
      ふらふらと闊歩します。

『私の■■は■■■と■■■■にあるらしい』
                                こえが
  ぶるぶると震えてゴーゴー。
  くすくすと歌ってGOGO。
  けらけらと笑ってごうごう。

『■で分かっていても■が勝手に動くのだ』
                                そばから
            ごうごう。
            ごうごう。
            ごうごう。

『■■をもっても■■■をもつても解決策はなく』
                                きこえます
    きいきいと話し続けます。
    かあかあと寄って来ます。
    てくてくと追って来ます。

『■■■を求めて長年さまよってきたが いまだ■■■は見つからない』

       蟲惑した覚えはありません。
       怖くなったので帰りましょう。
       誘拐されないうちに帰らないといけません。

『だが 私は■■■■・・これこそが我が■■■■■ すなわち■に至る■の■■だと・・・』

         きんきんうるさく響くので、
         からからと喉が乾きました。
         くうくうお腹がなりました。

『・・つまり■■そして■■■■■■は全て■■■の■■となり――――――
 ――――――結論として■に■■■■をする』

  <コッペル>       「はい」

    ずぶずぶと手がめり込みました。

    ――――はじめてのたいけん

          おもったよりかんたんでした まる

  <メス>         「はい」

    ぎりぎりと肉と骨を切断しました。

    ――――はじめてのかんしょく

          おもったよりやわらかいです まる

  <トレイ>        「はい」

    もぐもぐと噛み砕きました。
    ごくごくと飲み込みました。

    ――――はじめてのしょくじ

          おもったよりおいしかったです まる




                             飼育箱の夢を見た。

                             今夜。

                             虫を潰した。

567 名前:キャスター(真名:メディア):04/02/20 20:07

>>562 あなたの幸せの根源は何処にありますか?
(ギリッ)ふん、私にそんなもの、あると思って?
魔女とは魔を纏った者、呪いを封じ込めた者の事。
その蓋を開けてしまえば、パンドラの箱から流れ出る闇の如く、人を呪うのみ。
そのような呪いの体現に幸せなんてあると思うの?

………確かに私は『幸せだった事』もあったわ。
神(アフロディーテ)の気紛れで、心を壊され、
英雄(イアソン)しか瞳に映らない時は『幸せ』だったわ。

英雄(イアソン)の顔しか見えない、それが幸せ。
英雄(イアソン)の声しか聞えない、それが幸せ。

けれど、そんなものは砂漠の陽炎と同じ。
ただの幻に過ぎなかった。
醒めてしまえば/英雄(イアソン)から使い捨てられれば、それでおしまい。

あははははは、喜劇にもならないわね。
終わった後に残ったモノは、他の者の、私へ向けられる呪いのみ。

曰く、世界の法則を捻じ曲げる術を使う。
曰く、そんなものは道理から外れている。
曰く、道理から外れているモノは全部悪。
曰く、自分達の苦悶は皆、悪たるあの女。

そして、私は魔女とされたわ。
――――――これでも、>>562、私に幸せの根源があると思うの?
ああ、それでも定義しなさいというのならしてあげる。

どうせ、私の在り方は魔女でしかない。
私は私に呪いを与えた人間そのものを呪うだけ。
人が己の咎を知らないというのなら、それでいい。
それを知らぬ無垢な心のまま、自らの罪によって冥府に落ちて、永遠に苦しむがいい。
人は冥府から出られやしない。
だって罪の所在が解らないのだから、一生罪人のままで苦しむしか無い。

それこそが私の、魔女メディアの幸せよ。
私にはそれしかないのだから。

568 名前:キャスター(真名:メディア):04/02/20 20:07

>>563 日常的に気を付けてることってある?
>真名を大公開しちゃうのはどうかと思うぞ。
>魔法使いなら呪殺とか警戒せにゃならんだろうしさ。

(………………! い、言えないわ)
(『キャスター』だけだと『キャスター(仮名)さん(推定)28才』と比べて、
 文字数が少なくて、バランスが悪いから『キャスター(真名:メディア)』としたって事は)

――――煩い坊やね、殺してしまおうかしら。
まあ、良いわ、無知故の発言と言う事で特別に大目に見てあげる。

サーヴァントにとっての真名と、本来の意味での真名は違うものよ。
サーヴァントにとっての真名は自分の特徴、弱点を現すモノ。
どのようなモノが得意で、どのようなモノが苦手、か。

例えば、セイバーは真名を明かすと、竜退治の起源を持つモノに弱い事がばれてしまう。
例えば、ランサーは真名を明かすと、致命的な弱点の武器(カラドボルグ)が在る事がばれてしまう。

しかし、それは著しく不利ではあるけれど、致命ではないわ。
真名がばれたからといっても、即座に命を取られる訳でもないでしょう。


それに対し、本来での意味の真名は違うものよ。
これは絶対に逆らえないモノ、明かしてはならないモノ。

そうね、分かりやすく例を挙げて説明しましょう。
私、キャスターという実在が在る。
これは分かりやすいでしょう、今、貴方の目の前に居る者そのものなのですから。
けれど、それとは違う存在論的なヒエラルキーたるキャスターとして物の上に、
世界に存在するキャスターが存在するの。
それに干渉されると絶対に抗えない、それはキャスターという私自身の否定になるのですからね。

その『世界に存在するキャスター』に干渉する手段の一つが本来の意味での真名。
こればかりは私も敵わないわね。
けれど、心配は無用よ、坊や。
この真名は神代の言葉であり、現在の人には発音出来ないものですからね。


……日常的に気をつけている事?
私は聖杯戦争に勝つ為に呼び出された。
それ以上でもそれ以下でもないわ。
ならば、気をつけるべき事はそれこそ『全て』です。

私はサーヴァント中最弱であり、他の者以上に、
些細な事にでも注意を凝らさなければ、勝つのは不可能。
知恵無き者は力を使う、力無き者は知恵を使う、ただ、その法則に従っているだけよ、坊や。

勝つ為に街の人間の意識に介在して、私の端末と化し、情報を集める。
私は一(キャスター)であり、全(街の人間全て)であるの、この聖杯戦争においてはね。
方法論からして、全てに気を配る必要がある、お分かり?

569 名前:キャスター(仮名)さん(推定)28才:04/02/20 20:09

>>560 貴方がたの自分の趣味について、熱く語って下さい。
>世の中の冷たい風に負けるなキャスターたん。

え、ええ………、ありがとうございます。
渡る世間は鬼ばかりと言いますけど、こういう人の情けを受けるとまだ捨てたものではないと………
(ほろり)

>でも生命力を吸い上げるのは勘弁して下さい。

あ、駄目です。(きっぱり
私はこれでも根こそぎ(意訳:命までは)取っていませんから。
少なくとも、最近噂のあのチワワのCMで有名な「どうする、アイ○ル」等よりは、
よほど低金利(意訳:昏倒するくらい)に抑えていますので、リーズナブルです。


え、趣味ですか?
……私はそんな人様に誇れる趣味は特にありません。
同業者(意訳:他6人のサーヴァント)に比べて、目立ってないというか、
地味だとか、キャラが立ってないとか、年増だとか言われる始末ですし………

はあ、それでも、お聞きになりたい、と………?
あ、あの、これでも一応、私、可愛らしい小物というか、少女ちっくな物が好きなんです。
趣味でそういうのは集めていますし………。

ほら、本編の教会地下でセイバーさんにお着せした白いドレスがあったでしょう?
アレも私の趣味で集めた物の1つですから。

ただ、私、集めてはおきながら、着た事はないですよね。
若い子と違って、着ても似合わないだろう言うか、何と言うか………
……あ、あの、その、一度ぐらい試しても―――――いいですよね?
た、試しに、あの時、セイバーさんに着せた服を………

(ドキドキドキドキ)………サ、サイズは、だ、大丈夫ね。
こ、これも普段の節制の賜物ね。
――――よ、よし、それじゃ、レッツゴー!


……お、思ったより、似合うわね。
わ、私もまだ若い子に負けていないという事かしら?

(ガラッ!
宗一郎「ああ、明日は少し帰って来るのが遅く――――――」

Σ ( ̄□ ̄;)………あ、貴方、こ、これは、その、あの………

宗一郎「―――――邪魔したな」
(ピシャ!






                                  ..._| ̄|○

570 名前:キャスター(仮名)さん(推定)28才:04/02/20 20:10

>>561 結論として君にセクハラをする(胸とお尻をもみもみ
「ああ、駄目です! いけません!
 私には愛する主人(注:未入籍)と娘(注:予定)が居るんです!」

 私は迫る男の魔手から逃れようともがく。
 けれど、哀しいかな、その抵抗は全くの無意味。
 女の私では屈強な男の力には到底及ばない。

 身体を必死にくねらせても何も状況は好転せずに、
 私の抵抗が逆に男の嗜虐欲をそそる結果へと………………

 ――――――男の手つきが更にいやらしいものへと……

 何とかしなくては!
 この男の手から逃れなくては………主人に顔向け出来ない!

 そんな想いがぐるぐる回る中、私の視界に一本の刃物(注:破戒すべき全ての符)が入った。

 1.刃物を手に取る。
 2.それは出来ない。

 (刃物を手に取る)

 真っ白の思考の中で私は刃物(注:破戒すべき全ての符)に手を伸ばし、男へと………


              ずぶり


 その感触は柔らかかったのか、堅かったの、分からない。
 ただ、気づいた時には男は床に倒れ伏していた。

「……………」

 呆然と倒れた男を見る。
 ふと、見ると、私の服は男のかえり血で真っ赤に染まって――――――
 (注:シナリオ「HEAVENS FEEL」の血塗れのキャスター)

『きゃーっ、人殺し!』

 ―――――叫びが聞える。

 何が悪いのだろう。
 何が間違ったのだろう。

 <ふぁんふぁんふぁんふぁんふぁん>

 パトカーのサイレンの音が聞える。
 だんだんそれは大きくなって――――――








                                     <ばっどえんど>

571 名前:名無し客:04/02/20 23:41

目の前に宇宙戦艦が唐突に出現。
じゃきーんとビームだかレーザーだかの砲塔がこっち向きました。
だいぶヤバげな雰囲気です。

さあ、どうする?

572 名前:遠坂凛 ◆Rin/.ruSTE :04/02/21 00:29

>>548 >>549

がちゃり、ドアの開く音。
視界の端で踊る赤い色。

「―――――あ、ほんとに来た」

顔だけ動かしてそちらを見て、視線を合わせたまま意識せずにそう呟く。
再会……ちゃんと顔を合わせての第一声としては、我ながらどうかと思う。
思うけれど、もう言ってしまったのだからどうしようもない。
この結果は予想の内だったのに後のコトを考えていなかったわたしが迂闊だった。

「……む。もう起きてるわよ。それに、昨夜は色々あって遅かったんだからしょうがないじゃない」

……訂正。迂闊だった、なんて思ったわたしが迂闊だった。
何時かと同じ台詞を皮肉めいた口調で告げるその顔も、あの時と同じ。
要するに小憎らしい。
そう。
思いがけない再会を果たしたわたしのサーヴァントは、全く欠片ほども変わっていなかった。
もっとも、単に今更変わりようも無いと言うだけなのかもしれない。
それでも嬉しいと感じるのは、やっぱりきっと――――じゃなくて只の気の迷いだ。
そう言うコトにしておかないとその、良く判らないけど色々困る。

「…………それに、今日は休日なんだから少しくらい寝坊したって――――」

何となく視線を外して、取り敢えず上体を起こす。
……そこでやっと自身の状態を思い出した。
つまり、わたしはつい先ほどまで寝ていたから当然パジャマなわけで、
今もベッドの上に居て、改めて見るとちょっぴりパジャマは寝乱れていたりなんかする。

「―――――――――」

どうしてこう、目が覚めた直後は駄目なんだろう。
頭が回っているつもりでこんなコトを忘れていたなんて。
と、ここまで一秒とちょっと。
……で、もう一つ思い出した。
アーチャーが居る。わたしが呼んだんだから当然だ。
問題はそこじゃなくてこの格好を見られていると言うコトで――――

「――――時計は良いからちょっと部屋から出てて。良いからとっとと行くっ!!」

顔が火を吹いた様に熱くなるのを感じながら言葉と一緒に引っ掴んだ枕を投げ付けて、
掛け布団を胸元まで引っ張り上げる。
……あからさま過ぎるけれど、それでも恥ずかしいモノは恥ずかしいのだ。
元はと言えば呼んだのは自分だと言う事実は問答無用で棚に上げておくコトにする。


赤い外套の後姿を閉まったドアが遮る。
数秒経ってからそろそろとベッドを降りた。

「……言われなくたって、どうにかなるならとっくにしてるわよ」

当たり前だが、自分の身体と一番付き合いが長いのはわたしなのだ。
体質なんだから何とか折り合いを付けてやっていくしかない、と言うのがそのわたしの見解。
……まあ、今更ぶつぶつ言っても仕方ないか。
取り敢えず着替えて、それから顔でも洗って。
アイツに紅茶でも入れさせてやろう――――

573 名前:アーチャー ◆ARCHERBSJw :04/02/21 00:34

>>572 凛


「――――時計は良いからちょっと部屋から出てて。良いからとっとと行くっ!!」

  凛は耳まで真っ赤になりながら、胸までシーツを引っ張り上げてそんな事を怒鳴ってきた。
  自分で呼んでおいてどういうつもりなのだろうか。
  まあ、あの横暴さは今に始まった事ではないので黙殺してやるとしよう。

  ちなみに、色目で見たつもりなど微塵もないのだが、どうやらマスターは誤解したらしい。
  まったく……アレで一端に女のつもりなのだろうか?
  年もさることながら、凛には「女」として致命的に欠けているものがある。
  別にプロポーションにやや欠けている事を言っているのではない。
          ・ ・ ・ ・ ・ ・
  世の中にはどうやっても大きくなれない女性もいるのだから。


  凛に欠けているもの。
  それは、

  色香。
  女らしさと言い換えてもいい。
  悪し様に言えばフェロモンともいえるソレが凛には皆無だ。
  いや、あると言えばあるのだが、本人の人格形成における割り合いが酷く少ない為、察しづらい。

  優雅さ。
  学校では擬態しているが、所詮被り物に過ぎないものなど本当の優雅さとは言えまい。
  予想外の事が起こると猛虎の如き本性が露見するし、ドジも連発する。
  この時点で優雅とは掛け離れている。
  家訓に従っているつもりなら、もう少し落ち着いた言動をするべきだと思うのだが。
  この点は今度注意してやるべきだろう。


  そして最後に、

  可愛らしさ。
  これは判り難過ぎて、もう殆ど判らないくらいだ。
  先の擬態した優雅さの為もあるが、なによりあの性格のせいで、
  よく知る私でさえそれを感じる事が稀なほどなのだ。況や彼女の学友などでは見ることさえ適うまい。
  尤も、これは外見云々ではなく内から滲み出るものなのだが…………

  ……いや、凛には凛のいいところ、可愛らしいところが数え切れないくらいある。
  ただソレが周囲に決定的に理解されないというだけで。



  ―――まあとにかく、これ以上この場に居続けると魔術行使をされかねない。
  宝石の一撃でない限り、対魔力を持つ私に通じない事くらい分かっているのだが、問題は周囲だ。
  弾かれた魔力の嵐は部屋の内装を滅茶苦茶にするだろう。
  そして、それを掃除したり、直したりするお役目は、何故か私に押し付けられるのだ。

  結局、後々の苦労を考えるならすぐに退散するべきだと判断し、
  私は出てきたドアとは別の、本来の遠坂邸にある居間に通じるドアを開けて凛の私室を後にした。



574 名前:名無し客:04/02/21 00:35

あなたが幸せになるには、どのような障害がありますか?

575 名前:アーチャー ◆ARCHERBSJw :04/02/21 00:42

(>>573続き、そして>>565 秋葉)


「あら、おはようございます。いえ、この場合は始めまして、ね」


  …………誰だ、この少女は。
  ドアをあけた私を出迎えたのは見知らぬ少女だった。
  居間に悠然と佇んでいた見た目麗しい彼女は微笑を浮かべながら挨拶の口上を述べてくる。


    一見したところ凛にどことなく似ている印象を受け、
    同時に、全く異なった印象も受けた。


「遠野家当主、遠野秋葉と申します。此処であったのも、何かの縁ですね。宜しく、お願いします。」

  此処で会ったもなにも、此処は遠坂凛の自宅ではないのかと思うのだが。
  まあ元々よく分からない摩訶不思議な空間なのだから大して問題ではないか。
  遠野秋葉、と名乗られたので私個人では持ち得る筈のない、英霊特有の知識を探ってみる。

          ヒットしたのは一件。

 遠野秋葉
 誕生日:9月22日
 血液型:A
 身長・体重:160・45
 スリーサイズ:B73 W57 H79
 キーワード:妹 品格 遠野家当主 略奪 一途 遠野よりの血 ナイムネ
        月姫におけるヒロイン 紅赤朱 猫又 性格極悪


ほう、異能の当主か。
綺麗な黒髪、整った容姿、優雅な物腰――――


  …………加えて言えば、ややプロポーションに欠ける体つきも凛に似ている。
  凛に優雅さと影を加えて、その他色々な要素を混ぜたらこんな少女になるのかもしれない。

  ……全く別物になる可能性も捨てきれないが。


………………なるほど、噂通りのお嬢さんだな。
丁寧な挨拶、痛み入る。

名を名乗られて返さぬのは礼に反するな。
既にご存知のようだが、私の名(クラス)はアーチャー。
同じ場にいるという事は何某かの縁があるのだろう。
こちらこそ、宜しく。


  客人に茶の一つも出さないと知れたら、凛に何を言われるか分かったものではない。
  茶坊主ではないと自分で断言したくせに、その実茶坊主と同じ扱いなのはどういう事か。
  まあ主の不評が私の不評になる以上、その逆も然り。
  せめて私だけでも完璧なサーヴァントぶりをしておくべきだろう。


では、遠野秋葉。
丁寧なご挨拶のお礼、という訳ではないが紅茶でもご馳走しよう。
ああ、私の主である遠坂凛は寝ぼすけでね、何か用があるならしばらく待ってくれ。


  確か春摘み紅茶があった筈だと、キッチンに向かおうとし――――


「――――あら、それが仮にも主人に対する態度かしら?」


  などと、まるで凛との会話を聞いていたかのような発言が飛んできた。

576 名前:アーチャー ◆ARCHERBSJw :04/02/21 00:47

(>>572-573、>>575、>>565秋葉)


「少なくとも、主人への礼節に致命的に欠けていると思うのだけど。
 『家臣たる者は、忠義、礼節、信義などを重んじなければならない』

 これは古今東西、あらゆる時代、国で説かれている心得でしょう。
 仮にも主人を守る剣であり、盾であるならば、当然、それに相応しい態度を取るべきではなくて?」


  …………どうやら私の直感は当たったらしい。
  この少女は間違いなく凛に似ている。
  やり返してやらないと、この先色々と不都合が起こりそうだ。


―――これは驚きだ。
初対面であるにも拘らず、他人の家の事情に口を出すのが遠野家の常識なのかな?
・ ・ ・ ・ ・        ・ ・ ・ ・ ・ ・                 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
当主たる者はその家の全てを現す者だからな、遠野家とやらはそういうお家柄なのだろう。

まあ、私は君の家の常識になど興味はないのでね、不問に付すが。

遠野秋葉、君は重大な思い違いをしているぞ。
私は遠坂凛の家臣ではないし、執事でも召使でも、ましてや茶坊主でもない。
私が凛に紅茶を淹れるのは厚意からであって、義務ではない。

サーヴァントは聖杯によって呼ばれ、マスターと契約を結び、主に剣を預ける者。
嘗ては英雄だった者だから、人格的にも優れている者が多いのは事実だ。
だが、そうだからといって全てのサーヴァントがそうであるとは限らん。

忠義? 己のマスターに相応しくないと思えば、我々は令呪がなくなり次第主を殺す。
現にそこの女狐(>>554キャスター)が実行している事だしな。
……まあ、あんな魔女と同一に見られるのは、それはそれで嫌なものなのだが。


そもそも私は契約での立場こそ服従する形になっているが、戦闘でのパートナーなのだ。
忠義、礼節、信義など重んじなければならない、などという義務はないな。
君の一意だけで全ての事例を括るのは、些か狭量というものではないかな?

やれやれ、当主がそんなのでは家名に響くぞ? 麗しいお嬢さん?


  少々揚げ足取りの気があるのは自覚している。
  なにせこの少女に関するデータはあっても、実際に会話するのはこれが初めてなのだ。
  どういう性格で、どういう人間なのかは体験してみないと判らない。


  こんな時に凛が居てくれれば心強いのだが、肝心の本人はまだ寝惚けてベッドの中だろう。

  まあ尤も、下手をすれば意気投合して私を苛めにかかるかも知れないのだが…………

577 名前:遠坂凛 ◆Rin/.ruSTE :04/02/21 00:50

>>565 >>573 >>575-576

自分の足で歩いた筈なのにいまいち何処にあるかはっきりしない洗面所に向かい、
冷たい水で顔を洗う。
ようやく意識が完全に覚醒した。
目の前の鏡の中の自分をチェック。寝癖無し、服装にも変な所無し。

「……ふぅ」

考えるまでも無く普通ではない事態に巻き込まれているのに、やったコトと言えば
普段の朝とそう大差無い。
……ここまで色々あると人間逆に開き直るモノなのだろうか。
まあ、次は紅茶だ。
そのついでにアーチャーから話を聞けば、少しは進展もあるだろう。


居間に繋がっているだろうドアを開け、

「アーチャー、葉は中国こう――――」

……そこに、見たコトも無い少女が居た。
と言っても、年の頃はそれほど違わないだろう。
物怖じしない性質なのか、アーチャーを正面から睨みつけている。
会話の内容は想像するしかないけれど、雰囲気からして害の無い世間話と言うコトは無さそうだ。

「……アーチャー、紅茶をお願い。そちらの方の分も。
 葉は中国紅茶の春摘みのモノがあるならそれでお願い」

仕切り直す様に言って、改めて少女に向き直る。

「始めまして。遠坂凛と申します。
 ……もうわたしのコトはご存知かもしれませんけれど、改めて」

そう。確かに初対面だし、以前何処かで彼女の記録を見た、なんてコトも無い。
なのに、わたしは目の前の少女が誰なのかを認識出来ていた。
向こうも―――形は違うかもしれないが、その事実は同じだろう。
根拠なんて何処にも無いのに、そんな確信がある。

……更に言うなら、何処となく自分に似ているとも思ったし、それでいて大きく違うとも思った。

「奇妙なきっかけですけれど、折角こうして出会ったんですから宜しくお願いします」

なんて一応型通りの挨拶をしてみたものの、この先どうなるかはさっぱり予測が付かなかった。

578 名前:アーチャー ◆ARCHERBSJw :04/02/21 01:04

…………と、失礼した。
名乗り合う事は信頼関係の醸成に必要不可欠なものだったな。
今からでも遅くはあるまい、改めて自己紹介させてもらうとしよう。


出典 :Fate/ stay night
クラス:アーチャー(弓の騎士)
真名 :エミヤ(シロウ)
宝具 :固有結界“Unlimited blade works”
年齢 :Unknown
性別 :男性
身長 :187cm
体重 :78kg
3サイズ:Unknown
職業 :英霊"守護者"
趣味 :ガラクタいじり・凛をからかう
恋人の有無 :現在は無し。
好きな異性のタイプ :とことん甘くて毅然としている娘。
好きな食べ物 :好き嫌いなし。原則として食事は不要、ただし食べれない訳ではない。
最近気になること :他のサーヴァントの行動・衛宮士郎の行く末
一番苦手なもの :正義の味方
得意な技 :投影魔術による剣製・夫婦剣「干将莫耶」による剣術
     (固有結界“Unlimited blade works”は奥の手であって常に使用するわけではない)
一番の決めゼリフ :


「――――さらばだ。理想を抱いて溺死しろ」




579 名前:アーチャー ◆ARCHERBSJw :04/02/21 01:09

>>534 貴方と相性がいいと思うサーヴァントをあげて下さい。
さて、私自身がサーヴァントだからな。
魔術師あがりの英霊として、どこかの女狐のようにルールを破るのもいいが……
いっそのこと逆に月姫勢の中からマスターを選んでみたほうが面白いだろう。

相性も重要だが、そんなものは二の次だ。
ランサーのようにマスターに恵まれない場合もあるからな、相性などを気にしていては勝てん。
何より必要なものはまずスペックだろう。

         無限の  剣  製
私の宝具は“Unlimited blade works”だが、
これを発動させずとも一度投影したものならば即座に引き出せる。
一度の投影に必要な魔力は衛宮士郎を基準として五程度。
固有結界であるUnlimited blade worksの発動には二百程度が必要だ。
つまり私の能力を最大限に引き出すには最低でも凛と同等―五百は必要となる。

凡庸な成熟した魔術師の魔力量は二十五程度であるから、
この点から感応者である双子の姉妹……確か翡翠と琥珀と言ったかな?
彼女達とシオン・エルトナム・アトラシアは除外できる。


さてそうなると、残るのは真祖であるアルクェイド・ブリュンスタッドと
教会の代行者シエル、それに紅赤朱である遠野秋葉の三名だ。

彼女達ならば必要な魔力量を供給できると思うが……
ここから戦略的な要素が絡んでくる。


まず、遠野秋葉。
魔力回路の量や魔力量そのものは申し分ないのだが……

彼女は遠野志貴に命を半分分け与えている事と、
全力を発揮するには事前に感応者から体液を摂取する必要がある事。
そして彼女自身の絶対的な実戦に対する経験不足。

マスターへの過度の負担、戦闘条件の規制、戦闘に対する未熟さ。

この三つの要素が大きなネックとなる事は疑う余地がない。
個人的には凛にどことなく似ているのが好感を持てるのだが――――


……む。どこが似ているかだと?

まず横暴なところだ。
聞けば遠野志貴は彼女に調教されるかのような毎日だとか。
召喚そうそう箒と塵取りを投げられた私としては、彼に対して同情を禁じえない。

さらに唯我独尊的なところ。
噂に聞く遠野家では私が法です、と言わんばかりの言動の数々。
自分が決めた事は絶対に貫く、文句あるかと睨みつけてくるマスターを持つ身としては、
あの家の使用人達や当主の兄の気持ちがよく分かる。

ああ、そして何よりこれが一番重要で致命的な共通項なのだが、

女としての魅力が足りない事が挙げられる。
色香も、優雅さも不足している。
ついでに自分の魅せ方というものを理解していない。

まあ女というには二人ともあと数年足りないな。


                          ―――――――視界の外れで紅色の髪や宝石の煌きが見え隠れ。


―――…………ああ、いや、冗談はこれくらいにしておいて。
遠野秋葉は以上三点の理由から除外するべきだと判断した。


次にアルクェイド・ブリュンスタッド。
これは既に論外だ。
最強のサーヴァントであるセイバーよりも数倍強い存在などパワーバランスの崩壊を招いてしまう。
真っ先に集中攻撃されて敗北するのは目に見えている。
いくら真祖と言えど、サーヴァントが数体協力して掛かって来られては一溜まりもあるまい。
それにあの真祖が英霊如きに背を預けるとも思えん。
先程相性は二の次だと言ったが……
生死を賭けるのだ、信頼関係が一片たりともないようでは安心して剣を預けられん。

故に不可ではないが、最適ではないだろう。


そして最後に残ったシエルだが。
魔力問題に関しては問題など一切ない。ケタが違うと言ってもいいだろう。
高い不死性と体術、それに教会特有の概念武装である黒鍵、洗礼詠唱、聖典、そして彼女自身の使う魔術。
どれを取っても一流の基準を軽く超えている。

どちらが接近戦を担当しても問題はなく、
お互いサポートしあえるだけの能力を有し、
いざという時は非情に徹する事が出来る芯の強さを持つ。

文句のつけようがないな。性格面でも問題なさそうだ。
以上から結論として、相性がいいと思われるマスターはシエルではないだろうか。

580 名前:アーチャー ◆ARCHERBSJw :04/02/21 01:14

>>545 逝くんなら、天国と地獄、どっちが楽しいと思う?
そこの団地妻の真似事をしている女狐の言う通り、我々英霊にそのような概念は存在しない。
英霊とは人間が在命中に世界と契約し、英雄となる代わりに、
その死後を世界に預け、輪廻の枠から外れた者の事を指す。

元々死んでいるのだ。
聖杯に呼ばれ、契約し、戦い、そうして事が終われば消えるだけの存在。
まあ尤もこれは、今回の聖杯戦争で召喚された、他の六名の話だが。

私は彼らとは少々位置付けが異っていてね。
神と人の間の子でもないし、神話時代の英雄でもないから神性もなければ、
この身を捧げた宗教もなく、ただ己の理想のみを追いかけたから信仰も厚くない。
そういう神・星よりの英霊でない者は「守護者」というカテゴリーに属し、
抑止力として「意思のない正義の味方」に成り下がるわけだ。


  全体の危機となる人間が為出かした後始末をする為だけに呼ばれ、
  目の前の人を救いたいと願おうと、それは叶わず、
  目に映る全てを殺し尽くして全体の正義を護る存在。


>>550で正義と悪について話したが、その観念から見れば正義だろうな。
故に逝かされる事が許されるとすれば天国だろうか。

だが、私は天国になど逝きたくはない。
だってそうだろう? この手で無数の人間を殺してきた。
殺して殺して、また殺して、無関係な人間などどうでもいいと思うようになるまで殺して、
後ろを振り向けば屍の山が道になっている程、人間を殺してきた。


  希望を抱く事が許されない者に絶望を抱かせ、
                                  「たすけて」

  幸せの席に座れない者を速やかに殺してまわり、
                                  「死にたくない」

  少数派を常に切り捨てる選択を強要され、
                                  「こんなのおかしい」

  理不尽を嫌った筈なのに、自分が理不尽そのものに成り果てた。

                                  「あっていい筈がない」


そんな事をして、それ以上に多くの人間を救ったところで何になる。
自分の理想が間違いだと、磨耗するほど見せられ続け、
多数から嘲笑われたように理想は偽善で、夢物語だと思い知らされ続け、

―――――結局、目に映る全ての人間を「救う」のではなく「見捨てる」ようになった。


そら、そんな存在に成り下がったオレに逝くところなどないさ。
オレは選んだ道が初めから間違えていて、それでもなお、貫き通して英霊となった者だ。

         それは、確かに衛宮士郎の理想の到着点。

理想を実現できず、助けられなかった人、救えなかった人達に心の内で赦しを乞い続け、
次は叶うと、自分から理想を裏切って理想を守り、自分自身を最後まで赦せなかった者だ。

         しかし、衛宮士郎の可能性でしかない。

逝き場に迷う者、とは存外私のような者を指すのかも知れんぞ。
天国も地獄も概念でしかないが、そんな生易しいところに逃げることなど許されん。
私はこの先も未来永劫終わりのない絶望を見せ付けられ続けるわけだからな…………!



         だから、せめて今の衛宮士郎には別の可能性を選んで――――――――

581 名前:シオン・エルトナム・アトラシア ◆EltnamiMuo :04/02/21 01:41

>>557 キャスター
………確かに、裏切りの魔女、貴方の言う通りでしょう。

貴方の意見は魔術師、錬金術師であれば当然のモノです。
可能性があるならば、ありとあらゆる手段を検索し、そして試していく。
そこに人の倫理観等は無く、求められるのは結果のみ。

例えば―――

   より性能の良いフォーマットであればそれに乗り換えるのは理に叶う。
   容量が大きければ、試行出来る神秘の域も広がる。
   それは結論へたどり着く可能性の上昇に繋がる。

               ―――けだし、人間という器から死徒という器への変貌

けれど、私は何と言われようとも命の搾取は是としない。
これは、シオン・エルトナム・アトラシアという存在に関るモノです。
私は初めての友人にそう誓ったのですから………

  『私は、私以外の者に、負けてなんてやりませんから』

と。
私が私に負けるという事はこの半死徒の身体の持つ吸血衝動に負け、血の、命の略奪を行う事。
かかる行為をした時点で、私はシオン・エルトナム・アトラシアというレッテルの別のモノになる。
それでは、何の意味も無い。
結果を観測するのは、今のシオン・エルトナム・アトラシアという個でなくては意味がないのだから。

命の搾取の否定により、可能性が縮まるというのであれば、それを打破してみせましょう。
元より、不可能を可能にするのがアトラシアの称号を持つ者の責務。
命の搾取等という下策に頼らずとも、貴方のいう目的を達して見せましょう。

私は毒樹の果実を貪る訳には行きません。
エデンで黄金の林檎を貪った始まりの男女の轍は私は踏むつもりは無い。

582 名前:名無し客:04/02/21 01:56

>>557>>581
やっぱり。二人は気付いてなかったのか。
微妙に見かけが被ってることに。本能的に察知してるのかと思った。

致命的だよね。マスターとサーヴァントの見かけが被ってたら。
やっぱり、そりゃ無理だわ。・・・って、お二人とも、その冷たい視線はナニ?

助けて、藤もん太! 〈 デットエンド? 〉

583 名前:シオン・エルトナム・アトラシア ◆EltnamiMuo :04/02/21 04:18

>>560 自分の趣味について、熱く語って下さい。
趣味、ですか………。
錬金術師たる私は事象を観測し、計算を行い、式を立て、結論を出す事のみが与えられた役割。
無関係の事に思考を巡らす行為は、時間と労力の無駄です。

――――と言いたいですが、それは短絡的思考です。

音楽や絵画の鑑賞、舞踏の見物。
ワインやチーズの味を楽しむ。
例を挙げれば、それこそ際限がありませんが、かかる行為は人の精神に余裕を与える。

人の精神には限界がある。
歯車を無限に回す事は出来ない。
何れは磨耗し、その性能は下がっていき、そして、止まる。
歯車が鈍くなれば、潤滑油を差して、歯車を回さなければ行けない。

この潤滑油がそれこそ先ほど挙げた「人の精神に余裕を与える行為」です。
磨耗した精神の錬度を回復させ、そして、作業効率を維持出来るのであれば、
それは大局的な視点から見れば、有益なる行為と言えるでしょう。


それで………私の趣味、唯一と言えるモノですが、その、服、です。
アトラスの錬金術師である事を示す為に肩にシンボルが入っていますが、
後のデザインは……私の趣味、です。

な、何ですか、そ、その目は!
志貴もそうでしたが、何故、そんな目で見るのです!
確かに日本に居た時は、私が歩くだけで、どういう訳か、矢鱈、人が注目するので、
昼間の情報収集は、正直、閉口しましたが………

―――私を甘く見ないで貰いたい!
この服はこれでも、相当の機能美を追及している!
私の趣味の造詣美と機能美の極がこの服だと言っても良い!

半袖、ミニスカート、ニーソックス!
これ等は全て動き易さを追求した挙句の結論だ!

     (―――本拠のエジプトでは直射日光に極めて難儀しましたが……
          肌が一度日焼けでとんでもない目にあったりしたし………)

素材もきちんと考案の末に選んだものだ!
様々な魔術作用に耐性がある素材を選び、編みこんだ物!
通気性も完璧で、夏も快適に過ごせる逸品だ!

     (―――情報交換でロンドンの時計塔に行った時、仇になりましたが……
          通気性が良すぎて寒くて寒くて、風邪を引きかけたり………)

……………分かりましたか、>>560。
私の趣味が如何に趣味と実益を兼ねた物であるということを………
アトラスの錬金術師たる私には趣味の服のデザイン1つ取っても、隙は何処にもないのです。

584 名前:名無し客:04/02/21 05:18

素朴な疑問ですが、アーチャーは遠坂凛シナリオのvs佐々木小次郎でどうやって生還したんですか?
まあ、次の日の凛の台詞「傷だらけで魔力すっからかん」ってので、相当ボロボロになっていたのは分かりますが………
小次郎が如何にも殺す気満々だったのをどう目くらまして、撤退出来たのか、教えてください。

585 名前:名無し客:04/02/21 12:27

最近気になる人がいるんです。
ちらっと見ただけなのですが、そう、きっとこれは恋。
              ――あの高い背丈。
              ――周りを圧倒する威圧感。
              ――屈強にして頑健な鎧のような筋肉
              ――ごつごつして包容力溢れる手
              ――そして野生さを感じさせるワイルドな雄叫び
              ――手にした斧剣は雄の猛りそのままに…

彼と仲良くなりたいのですがどうしたら良いのでしょうか。

586 名前:名無し客:04/02/21 18:00

最近差別問題がなにかと話題ですが、差別についてどう思いますか?

587 名前:シオン・エルトナム・アトラシア ◆EltnamiMuo :04/02/21 18:12

>>571 宇宙戦艦
ふっ……、他の追随を許さないアトラシアの称号を持つ錬金術師たる私が、
このようなコンピューターの制御する怒首○蜂大往生如きに敗北すると思うのですか?
アトラスの錬金術師たる者は………

・機械を越える計算速度及び計算精度
・人間の持つ状況に応じた柔軟な思考

これらを極め、未来を読み、勝利の可能性を引き寄せる者なのです。
このようなシューティングゲーム1つ制する事等、日本の諺でいう「朝飯前」。
>>571、貴方の思い上がり、私の式で正して上げましょう!


 シューティングの基本。
 それは敵の攻撃、弾幕のいなし方である。
 詰る所、弾の種類、弾幕の分析を行えば良い。

            弾の種類はそのパターンは大別して7種類。
            単発弾、偶数弾、奇数弾、多重弾、
            回転バラマキ弾、全方位弾、特殊弾。

 弾幕の定義とは如何なる物か。
 それは基本的な弾の撃ち方を様々な組み合わせ。
 単純な一を無数に組み合わせる事で十を為す。

 例えば――――――

   ランダムバラマキ弾。
   単発弾、前方角度指定、発射間隔、瞬間辺りの弾数。
   計算すべき要素は僅か4つ。

        扇状弾。
        複数の弾、同じ瞬間に発射、各弾の速度の相違。
        対策は隙間を抜ける事か、大きく回避する事。

               多重弾+回転バラマキ弾。
               一般的に困難な形とされ、これが二重の場合もあり。
               二つの弾幕の隙間の交点を探し、素早く入り込む。

 備考。
 自機の喰らい判定は見た目より小さい。
 ボムは詰み状況を打破し得る。


……必要な知識は全て網羅しました。
来なさい、最終鬼畜兵器だか何か知りませんが、その伝説も今日この日までです。
シオン・エルトナム・アトラシアが完璧なる式を以って終止符を打ってあげましょう!

  ((;:;:: ((´;;〃⌒;;));;:;))i、))
 ((:((:;∵(;;((   )));;:∵))::;:))
   ((::;;((::∴(;;∵ノノ;;;;::));;;ノノ

        <GAME OVER>

――――――な、何ですか、その目は!?

今のは油断です!
余分です! 及第点以下です!
計算を間違えたのは私のミスでしたが、本当は撃破していた筈です!

だ、大体、わ、私はこういうビ、ビデオゲームをする事すら、は、初めてなのです!
だから、コントローラーの感触が分からなかったとか、
そ、そ、それに、こ、このゲーム機が、不良品である可能性も、す、捨て切れません!

その点で、小数点以下の所で確率を振り分け間違えただけです。
そんな事も分からないのですか、貴方は!!

588 名前:名無し客:04/02/21 20:30

自己の殺害を究極の目標に置いている。
それはいい。

けれど、嘗ての自分にとって、
最も大切な人の一人である遠坂凛の命を犠牲にしても、
自己の殺害を貫く覚悟はありますか?

本編は綱渡りの様な可能性の連続であった。
仮に1つでも可能性が傾けば、衛宮士郎を討てても遠坂凛の命は失われていたかもしれない。
それでも、満足出来ますか?

589 名前:名無し客:04/02/21 23:04

シオンたんの裸の神秘を高速分割思考したぜ・・妄想はおよそ四億通り・・・
鼻血が出て 出血死寸前だ・・・。


590 名前:名無し客:04/02/21 23:17

恨み辛み悔やみを残したまま、地の底に眠るものが、
その思いを吐き出すには、どのようなすべがあるでしょうか?

591 名前:名無し客:04/02/22 00:15

皆さん年代物の神秘には結構耐性がある模様。
では逆に科学的破壊力相手だと、どの辺まで耐えられますか?
いろいろ取り揃えてみましたので、片っ端から喰らってみてください。
勿論、魔法や特技で回避or防御するのOKです。

<初級:手持ち火器でポン>
1.拳銃
2.機関銃
3.対物ライフル

<中級:機載、艦載兵装でドン>
1.戦車砲
2.機関砲(30oを毎分何千発と豪雨の如く)
3.艦砲(46p砲あたりで)

<上級:技術的限界に挑戦してみよう>
1.800mm列車砲ドーラ
2.戦術核弾頭
3.水爆の複数同時爆破による圧殺

<特級:未来兵器でGO!>
1.レーザー砲
2.反物質砲
3.空間破砕砲

<番外編>
範馬勇次郎に滅多打ちされてみよう!

592 名前:セネス=CTN=クロフォード ◆iCENESsApo :04/02/22 00:40

>>587 シオン嬢
・・・理論は正確だ(弾幕シューティングに限った話だが。他のSTGならまた違う)
だがSTGにおいてはそれを指先に伝え、思い通りに自機を操る能力が必要になる。
いくら頭の中で理解したとしても、それを操作に現せなければ意味がない。
そして本当にSTGが達者な人間は、完全な「パターン構築」によって行動する。
どのステージのどの地点で、どういう動きをしながら何秒間敵に攻撃を浴びせるか、
次に敵が出てくる地点はどこか、どのタイミングでボンバーを使えばいいか、
そういったことを体に叩き込み、なおかつそれを何度も再現する。これは一朝
一夕に身に付く者ではない。何年、何十年という修練が必要だ。
まあ、簡単に言ってしまえばSTGは理詰めより慣れだということだよ。
精進したまえ。

・・・こんな偉そうなことを語れるほど、私の腕も達者でないのだがね。
大往生の二周目?私だって一度くらい「そ れ で も 進みますか?」に「YES」と
答えてみたいわッ!

593 名前:遠野秋葉 ◆xkLa2AKIHA :04/02/22 02:01

>>562 幸せの根源
>>574 幸せの障害
そうね―――――そもそも、私はそういう感覚はなかったのよ。
正確には無くしていた、だけどね。
道具には余分な装飾は要らない、余計な物は道具の性能を落としてしまうだけでしょう?
遠野家当主という道具には余計な物は要らない、求められない。

楽しいと感じる感覚も
嬉しいと感じる感覚も
哀しいと感じる感覚も  ―――――人としての感情は不要。

必要なのは一族を率いる事務処理能力と魔としての強大な力、これのみ。
だから、私は小さい頃から、余分な感情(もの)はナイフで徹底的に削ぎ落とされたわ。

………そうするとね、世界が色を失っていくのよ。
次第に少しずつ、周りの音がノイズになっていて何も聞えなくなる。
身体の中の神経が、ぶちんぶちんと断線していって、チューブ(べつのもの)にすり替えられる。
そうして、一つの道具が出来上がる、「遠野秋葉」というレッテルの貼られた1つの道具がね。

何も見えないし、聞えない。
何も感じないのだから、幸福も不幸も無い。
故に幸福の根源なんて物はない―――――筈だったわ。

けど、それは脆くも砕かれてしまった、硝子細工の如く、本当に呆気無くね。
本当に不躾だったわ、あの時は。
私はただ、何もするでもなく、庭でぼぉーっとしていたのよ。

……ああ、あの時は空を見上げていたのだったわ。

  雲一つない青い空。
  何処までも青くて、淀みは無く、果ても無い。

  ――――このまま、空に溶けて消えてしまったのなら、楽だろうな。

      どうせ、遠野秋葉(わたし)に意味は無いのだから――――


  ぐいっと肩をつかまれる。
  血の、気持ちの、通った暖かい手の感触。

  振り向くと、笑顔。
  楽しい、嬉しいって気持ちが詰まった表情(かお)。

  ―――この人は父が連れて来た新しい(とおの)兄さん(しき)………?

  躊躇は一瞬、彼の言葉で破られる。

  『秋葉、遊ぼう、いい天気だしさ』

  私の返答も聞かず、彼は私の手を引き、駆け出していく。

  雲一つない青い空。
  何処までも青くて、淀みは無く、果ても無い――――ある夏の日の出来事。

そう、完全に幸せの起源を求めるのであれば、この日の兄さんの出会いでしょうね。
あの時から、私の世界に色が戻り、無音の世界に音が響き、

楽しいと感じる感覚を
嬉しいと感じる感覚を
哀しいと感じる感覚を   ――――――感じるようになった。


       ―――――それはとても幸せな事―――――

 

594 名前:シオン・エルトナム・アトラシア ◆EltnamiMuo :04/02/22 02:53

>>591 科学的破壊力相手だと、どの辺まで耐えられますか?
………>>591――――――

  ふ ざ け て い る の で す か 貴 方 は … … !

  常 識 で 考 え れ ば 分 か る 事 で し ょ う ! ! ! !

―――私が怖い……?
当然でしょう、今の私は反転した秋葉に匹敵するくらい、心が邪悪に染まっていますから。

そこに座りなさい!
勿論、正座です、>>591、その戯けた考えを一から矯正する必要があります!!

少し考えれば分かる話でしょう!
何故、人という種がこの世界の頂点たりえるか、その理由は………
死徒、鬼種という人を超えたモノが、何故、人間社会に隠れて、生きなければ無かったか。
――――反旗を翻すと、滅ぼされるからに決まっているでしょう!

殊、殺す事、破壊する事にかけて、人という種に敵うモノは居ない!
人という個には勝れど、人という種、群体に勝るモノは無く、
人はその気になれば、この世界ごと、破壊する事だって出来る。
核1つで幾千年も積み上げてきた生命の系統樹は容易く崩壊する!

何故、人が霊長―――生物の長と名づけられているか、もう一度良く考えなさい!
結論が出るまで、そこで正座です!

595 名前:名無し客:04/02/22 13:07

もしもね。
未来を知ることが出来て、
それでどんなに必死に戦ったって、
誰も救えない、
救われない。
全部無駄なことだってわかったら
どうする?
それでもまだ戦える?

596 名前:遠野秋葉 ◆xkLa2AKIHA :04/02/22 17:25

>>575 >>576 アーチャーさん
>初対面であるにも拘らず、他人の家の事情に口を出すのが遠野家の常識なのかな?
>当主たる者はその家の全てを現す者だからな、遠野家とやらはそういうお家柄なのだろう。

確かに言いたい事は分からないでもないわ。
けれど、『一期一会』とも言うでしょう。
出会いは一生に一度のものと心得て、主客ともに互いに誠意を尽くすという意。
それだからこそ、目についた綻びは指摘してあげるのが誠意というものではなくて?

少なくとも遠野家ではそれが家柄と申し上げておきます。
貴方の言う通り、私が遠野という家を現すと思ってもらって結構よ。

>遠野秋葉、君は重大な思い違いをしているぞ〜

成程、普通の主従関係でないというのは分かったわ。
完全なる従でなく、あくまで聖杯戦争とかに勝ち抜くだけのドライな関係という訳ね。

ええ、それなら、その口の聞き方も分からないではないわ。
そして、主人の前であろうことか、自己の裏切りすら示唆する。
とてもではないけど、全うな関係と思えない。
今の貴方の言を聞いて、和気藹々とした、友好的な関係と取れる人が居たら、
その人は相当に幸せな人ね。

>忠義、礼節、信義など重んじなければならない、などという義務はないな。
>君の一意だけで全ての事例を括るのは、些か狭量というものではないかな?

無いわね、貴方の言うような関係であれば、ある方が寧ろ異端ね。
目的達成の為にくくられた関係であれば、両者に信頼も主義も主張も不要だものね。
実際、そこまで割り切れる人は中々居ないものですけど、
理性、知性ではともかく、どうしても、感情というものが入ってしまいますし。

それで、貴方と遠坂さんの関係は当然かかるドライな関係なのでしょう?
聖杯戦争を勝ち抜くという目的を達成すれば、それだけで良い関係。
そこには信頼も何も無い、無機質、硬質な関係なのよね、当然?(微笑

597 名前:遠野秋葉 ◆xkLa2AKIHA :04/02/22 21:55

>>577 遠坂さん
ええ、ご丁寧挨拶、痛み入ります。

……まだ、眼がとろんとしてますよ、遠坂さん。

私は毎日5時起きで、生活を送っていますけど、寝起きに関して、無様を晒した事は無いわね。
勿論、使い魔、失礼、使用人に起こされるが如き失態も晒した事はありません。

朝は一日の始まり。
『始め良ければ全て良し』という言葉もあるでしょう?
優雅たれとは言いません。
ただ、もう少し、メリハリをおつけになったらどうかしら?


……所で、貴方の使い魔、随分と面白い方ね。
まあ、使い魔というのは大抵碌でも―――

   800年以上生きて来て、少しは人の世の分別もあるかと思えば、

   あろう事か、『私の』兄さんに手を出す身の程知らずの夢魔、とか。

―――無いモノしかないけれど、彼はとびっきりね。
よもや、主人の前で裏切りを仄めかす等と型破りな行為。

ええ、本当に感服します。
そのような使い魔を許容しておられる遠坂さんの度量の大きさに。
私なら、二度と反抗出来ないくらいまでにしっかり躾を為しますから。
例えば―――

         万年筆やカッターナイフで壁に磔にするか

         地下室に落として、薬漬けにするか

―――とかで、最低でも口の聞き方ぐらいは覚えさせるくらいには………

あら、遠坂さん、顔色が悪いですよ?
どうかしたのかしら、もしかして、まだ、目が覚めていない、とか?

598 名前:名無し客:04/02/22 22:30

言うこと聞くように脳みそ改造しちゃいましょうよ
何ならドリルも付けてあげます。

599 名前:シオン・エルトナム・アトラシア ◆EltnamiMuo :04/02/23 00:14

>>585 彼と仲良くなりたい
成程、かの大英雄ヘラクレスですか。
確かに気持ちは理解出来ない訳でもありません。
数々の神話、伝説、詩に語られるように彼の持つ魅力は、古今東西、人を引き付けて止みません。
音楽家、詩人、画家、彫刻家、どれ程の者が彼の魂を現そうとした事か………

けれど、私としては止めるのが賢明だと言っておきます。
あくまで恋慕を抱く程度に留めて置くのが良い。
神話を紐解けば分かる話ですが、彼は女神の呪いで発狂し、妻を殺害している。
そして、彼自身の最後も妻による毒殺です。
――――故意の毒殺という訳でもありませんが………

かの大英雄にとっては女性というのは本人にも女性自身にも災厄しか齎さない。
行くつく先が、例え、破滅でも、>>585、貴方は満足ですか?
私には恋愛経験が極めて少ないので、良い助言は出来ませんが、
胸に恋慕という宝石を仕舞っておく程度に留めて置くのが一番の幸せという事もあります。


………それでも、仲良くなりたいのですか?
困りました、私はその手の助言は出来ない。
拙い経験で助言するのは、>>585の為にもならない。
しかし、私もアトラスの錬金術師としての誇りもある。
聞かれた事に対し、式を出せないのは自らの沽券に関る。

――――――くっ、仕方ありませんね、しばらく、待っていて欲しい。
かの大英雄は最早幻想といえる存在。
なれば、通常の定石は通じないでしょう。
故に、必要とされる資料は幻想を課題とものが良い。

………日本のこの手の仮想恋愛ゲームを少し解析してきます。
見事、かの大英雄と仲良くなれる式を立てて見ましょう。


     <ぽく、ぽく、ぽく、ぽく――――――ちーん!>


出来ました、>>585、これがかの大英雄を攻略する完璧な式です。
受け取って欲しい。

まずは第一段階。
恋文を書いてください。
表には大きく『果たし状』と毛筆で書くのが良い。
恋文の内容ですが、同じく毛筆で『本日夕刻、河原で待つ』と書いてください。
何事も簡潔に伝えたい事だけを伝える、これは万国共通の意思疎通の法則でしょう。

そして、第二段階。
書いた恋文をアインツベルンの城の大英雄の靴箱に………そんなものはないですね。
ならば、アインツベルンの城に矢文として、打ち込んでください。

………最終段階。
夕日を背景にした河原にやって来た大英雄と全力で打ち合ってください。
それこそ、死ぬ気で―――――と言うより、一瞬でも気を抜くと、
親も分からないレベルで、ぐちゃぐちゃにされますから。

それで、もし、しばらく互角に打ち合えたら、
大英雄の心の中に何か特別な感情が芽生えている事でしょう。
そうすれば、>>585、貴方の勝利だ。
後は河原に二人で寝転がって、夕日を見上げながら、好きなだけ語れば良い。



――――ちなみにこの式は日本では『拳で語る』と言うそうです。
……日本は文化果つる国と聞いていましたが、中々に奥が深いようです。

600 名前:名無し客:04/02/23 01:17

拳で語る人なら五万といます。

601 名前:キャスター(真名:メディア) ◆CASTERadvc :04/02/23 03:09

『きゃーっ、人殺し!』

 ―――――叫びが聞える。

 何が悪いのだろう。
 何が間違ったのだろう。

 <ふぁんふぁんふぁんふぁんふぁん>

 パトカーのサイレンの音が聞える。
 だんだんそれは大きくなって――――――

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

………はっ!?
な、何かしら、今の不吉な映像は………
―――――疲れているのかしらね、私。

けれど、全ての望みを叶える聖杯を手に入れる為。
多少の疲労は我慢しなくてはね。


>>574 幸せの障害
私に幸せなんて、無い。
それは前も言った気がするのだけどね。
増してや、今の私は英霊、全てに於いて、停滞した存在。
メディアという存在はもう前に進む事は出来ない。
どんなに足掻いても、どんなに望んでも………人の憎しみを受ける代名詞としてのみ存在するわ。
だから、幸せの障害なんてありえないのよ、坊や。

ふふ、最も、悦びを感じる事はあるのだけどね。
人は愚かでしょう?

自分の欲望の為に殺す。
自分の満足の為に犯す。
自分の欲求の為に奪う。

――――――私はその願いを受け、叶えて来たわ。

ある者に自分の欲望のままに殺す力を与えた。
彼は殺した、殺した、殺した、敵を殺し続けたわ。
殺して、殺して、最後には妻を、子供を、友人を殺して、そして、最後には誰も居なくなった。

ああ、愉快!
あの時の男の顔と言ったら、これ以上に無かったわね。
何も最後に残らなかった事に気づいた時の絶望の表情(かお)!

ある者に自分の満足のままに私を犯させてあげた。
彼の満足の行くまで、私の身体を蹂躙させてあげた。
犯して、犯して、そして、気づけば、彼は男を失格していたわ。

ああ、愉快!
魔女を抱くという意味が分からずに、一時の欲求のままに破滅へと落ちていく。
行為が終わった後の、男の、愕然とした表情(かお)!

ある者には自分の欲求のままに奪う力を与えた。
彼は奪った、奪った、奪った、それこそ根こそぎ奪いつくした。
奪って、奪って、最後には更なる存在に全てを奪われてしまった、自分の命さえも。

ああ、愉快!
財を無し、栄華を極め、悦に浸る男が転落する様は。
頂点から、地の底まで転がり落ち、完全に虚無と化すあの表情(かお)!


ふふ、何か、憤慨しているの?
私はただ人の欲望を喚起して、自滅させただけ。
私はほんの小さな力を与えてあげただけよ。
それで破滅するというのなら、他ならぬ人という種の業でしょう。
私に責を問うというのはお門違いよ、坊や。

602 名前:キャスター(真名:メディア) ◆CASTERadvc :04/02/23 03:09

>>581 お嬢ちゃん
>貴方の意見は魔術師、錬金術師であれば当然のモノです。
>そこに人の倫理観等は無く、求められるのは結果のみ。

あら、分かっているじゃない、安心したわ、お嬢ちゃん。
魔術師というのが神代の時代から幾星霜の時が流れたと言え、
時の流れによる腐食でそこまで堕落したとは思いたくなかったのよ。

>けれど、私は何と言われようとも命の搾取は是としない。
>これは、シオン・エルトナム・アトラシアという存在に関るモノです。
>私は初めての友人にそう誓ったのですから………

……………そんな誓いが何になるというの?
お嬢ちゃんは見るに死徒でしょう、まだ成りかけみたいだけどね。

苦しくないの? 辛くないの? お嬢ちゃんを蝕むその吸血衝動が………

喉が焼け付くでしょう。
思考が停滞するでしょう。
身体が疼き続けるでしょう
――――――堕ちてしまえば楽になるでしょう?

下らない誓いなんて、忘れてしまいなさい。
貴方の誓いを交わした相手なんて、時間が経てば、貴方の事なんて忘れてしまう。
いいえ、もう、既に忘れているのかもしれない。
そんな形の無い風化していく誓いに何の価値があるというの、お嬢ちゃん?
我慢する必要なんて、無いのよ、素直になりなさい。

603 名前:キャスター(真名:メディア) ◆CASTERadvc :04/02/23 03:10

>>582 その冷たい視線はナニ?
ふふ、坊や、言ってはいけない事を言ったわね。
この業界、どれだけ厳しいか、分かっていないのね。
無知故の罪と言えば、そこまで。
けれど、許される罪と許されざる罪があってよ、坊や。

坊やの罪は当然後者、許されざる罪。
禁忌というのは何処の世にも、何時の時代にもあるでしょう?
坊やはそれに触れてしまった。
これが神話なら結末は1つでしょう、神の怒りの雷に打たれて果てるのみ。

まあ、でも、自らの罪を知らずに果てるのも、気の毒ね。
後悔という供物を捧げて貰わないと、死という罰だけでは手温いわ。

いい、坊や?
この業界では似たような顔、似たような性格、似たような能力なんて当たり前なの。

人類の歴史が始まって、幾千年。
全て、破壊と再生の輪廻で象られる物。
王が現れ、政が腐敗していき、王が倒され、新たな王が生まれ、そして――――――

時の流れという巨大なものでさえ、このような類似のものの繰り返し。
ならば、矮小な人なんて似た者は幾らでも居て当たり前でしょう?
けれど、それは決しては触れてはならない禁忌。

何故かって?
自分と同じモノは基本的に両立しえないのよ。
同属嫌悪という言葉もあるくらいだし、何より、この業界の特質ね。
少し、考えれば分かるのではなくて、坊や?
試しに平行世界(意訳:この手の作品)を覗いて御覧なさいな。

常に幼馴染は一人しかいない。
常に年上系は一人しかいない。
常に幼女系は一人しかいない。
常に妹系は一人しかいない。

仮に確率の変動があっても、凡そ、この法則は守られているわ。
で、坊や、私とお嬢ちゃんが同じ場所に存在する以上、摩擦は必然。
けれど、私もお嬢ちゃんも消えるわけにはいかないでしょう?
だから、その禁忌には目を伏せるしかなかったのよ、お互いの為にね。

さて、おしゃべりは此処までよ。
――――――消えなさい、坊や!

                           __,,:::========:::,,__
                        ...‐''゙ .  ` ´ ´、 ゝ   ''‐...
                      ..‐´      ゙          `‐..
                    /                    \
        .................;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::´                       ヽ.:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.................
   .......;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙       .'                             ヽ      ゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;......
  ;;;;;;゙゙゙゙゙            /                           ゙:                ゙゙゙゙゙;;;;;;
  ゙゙゙゙゙;;;;;;;;............        ;゙                              ゙;       .............;;;;;;;;゙゙゙゙゙
      ゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;;;;;;;;.......;.............................              ................................;.......;;;;;;;;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙
                ゙゙゙゙i;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;l゙゙゙゙゙
              ノi|lli; i . .;, 、    .,,            ` ; 、  .; ´ ;,il||iγ
                 /゙||lii|li||,;,.il|i;, ; . ., ,li   ' ;   .` .;    il,.;;.:||i .i| :;il|l||;(゙
                `;;i|l|li||lll|||il;i:ii,..,.i||l´i,,.;,.. .il `,  ,i|;.,l;;:`ii||iil||il||il||l||i|lii゙ゝ
                 ゙゙´`´゙-;il||||il|||li||i||iiii;ilii;lili;||i;;;,,|i;,:,i|liil||ill|||ilill|||ii||lli゙/`゙
                    ´゙`゙⌒ゞ;iill|||lli|llii:;゙|lii|||||l||ilil||i|llii;|;_゙ι´゚゙´`゙


604 名前:キャスター(仮名)さん(推定)28才 ◆CASTERadvc :04/02/23 03:11

>>589 シオンたんの裸の神秘を高速分割思考したぜ
(若いっていいわね。ああいう空想の翼で何処までも幸せになれるんですもの)
(それに引き換え、私なんて、目先の事ばかり考えていて、空想する暇もないものね)

(例えば………

 家計簿のチェック(意訳:柳洞寺に集まった魔力のチェック)
 家の脆い所の修理(意訳:柳洞寺を神殿として、鉄壁の守りを固める)
 用心棒の勧誘活動(意訳:敵雇い主の大事な人を誘拐したりして脅迫)
 内職の小物を作る(意訳:戦闘用のゴーレムを作成)

 こんな感じなのよね。
 ―――――はあ、日常家事に追われてばかりね、私)

(けれど、ああ、でも、ほんの一時、そう、今くらいは空想の翼を広げていいかしら?
 うん、何時も頑張っている、私自身へのご褒美ぐらい、いいわよね(グッ))

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
(柳洞寺居間にて)
私  「あなた、おみおつけができましたよ」
宗一郎「うむ」
私  「どうですかお味は?」
宗一郎「美味い」
私  「あの、今夜も私を食べていただけますか?」
宗一郎「分かった」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

なーんちゃって、ぐふぐふぐへへ――――――はっ!?
(何時の間にか声に出てました)

バカバカバカ! 私のばか! 落ち着いて私! しっかりして私!
今までだってそう(遠い目)私が頼った男(英雄(イアソン)とか)はみんな逃げて行ったわ!

それなのに私はまた! 私はまた!」
宗一郎様は頼りになる方、でも私がこんなんじゃダメ!

煩悩退散!(ばっしゃーん)
煩悩退散!(ばっしゃーん)
煩悩たいさー(ry

一成 「この寒空の下、あんなに激しく水行を!やっぱり先生の見込んだ人だ!」
宗一郎「……………」

605 名前::04/02/23 03:17

葛木先生は私のものよ あんたなんかに渡さないわ!!
そう 私と宗ちゃんはできているのよ・ほほほほほ。


606 名前:フェイスレス司令 ◆eGKaonaSII :04/02/23 15:13

(フラリと、黒外套を羽織りサングラスをかけた銀髪の男がやってくる)

 ふむ、先に突然の越境の非礼を詫びておこうかね。(前に挨拶はしたけど)
 僕が、

  ≡●§
   ノミヽ'ヾ
   //〃≡^ゞ  顔無し(フェイスレス)司令だよ〜ん♪
.   (|■ll■|)    (と、顔を上下に20〜30cmほど引っ張る)
   │   │
   ヽl,,,,乂,,,,lノ
   \l∀l/
    巛彡●≡
     ソ

 とまぁ挨拶はこれくらいにしてだ。
 今日は是非尋ねてみたい事が会って、やってきたのだよ。

>シオン君

 僕が昔造った錬金術の産物に、<柔らかい石>つまりは賢者の石がある。
 これをもちいる事で、僕は至高の霊薬<命の水>を生み出した。
 <命の水>は、それを飲んだ者のあらゆる病・怪我を癒し、肉体を強く、死に難く、老い難くする。
 具体的には、再生能力を大幅にあげ、あらゆる身体能力を通常の約5倍とし、5年に一度しか歳を取らなくなるんだ。

 さて、これを飲めばだ。もしかすれば、吸血鬼化の進んでいる人間をも治せるかもしれない。ま、確証はないがね。
 だが<命の水>を飲むって事は、普通の人間ではなくなるってこったわな。まぁ、擬似不死者になるんだし。

 そこで、仮にその<命の水>が手に入ったとしたら、君はそれを飲んでみるかね?
 ま、単なる好奇心からの質問だ。その気があれば答えてみてくれ給え。


>キャスター君

 いやいや、日頃君の意見は、深い共感を以って拝聴させてもらっているよ。
 ところでさ、君に聞いてもらいたいんだが。
 昔、僕にこんな事を聞いてきた人が居た。

『誰かのためを思わない「道」に、なんの光がさすというのだ』

 とね。
 その人は、自分の持つ技術(まぁ錬金術だったんだが)で、民のために何か出来ないのかとも言っていたよ。
 こんな意見に対して僕とその人の師は、

『「知識」は常に、自分達のためだけにあるのじゃ』

 と常日頃言っていたよ。僕もその通りだと思うが・・・・・・君はどう思うかい?

 魔術師として本分を識り、道理を弁え、道を違えぬ君にこの問いは愚問かもしれぬがね。(ニヤ
 全ての「知識」「技術」は、己の為に。己が真理へと至るためだけにこそ、使うべきと思わないかい?
 ・・・・・・どうかね?



 っと、長居が過ぎた。では、気が向けば答えてくれよ〜ん♪ あはは、それじゃ〜ね!

607 名前:シオン・エルトナム・アトラシア ◆EltnamiMuo :04/02/23 20:53

>>600 拳で語る人なら五万といます。
な………それは初耳です、ね。
極東の国、日本は平和主義を旨とし、かかる蛮勇は歓迎されないモノと思っていましたが、
5万人、人口の0、24%がかかる蛮勇をその生業とするのですか。

成程、武士(ものふふ)とは不器用なモノ。
確か、フェイトステイナイトに出てきたアサシンのサーヴァント、佐々木小次郎も、
剣士とは口では無く剣で語るモノと言っていました。
命の削りあいに於いては、虚偽等行えよう筈も無い。
そこには真実のみがあり、だからこそ、確たるコミニケーションとして成立し得る訳ですか。

――――深い、ですね。

志貴のあの中庸さ、語る言葉の重み、真実。

それは常に壊れそうな死に覆いつくされた世界を見てきた故に、
それでも、確たる『遠野志貴』という人格を保つ為に中立を保たなければなかった。
殺人鬼という方向に天秤の一方を傾けてしまえば、
壊れてしまえば、苦しむ事も無い、それも1つの正しい選択だったというのに――――――

  だが―――――だからこそ、シオン・エルトナム・アトラシアも救われた

失礼、少し、話がずれました。
兎も角、志貴の土壌は壊れそうな世界で中立を保つ事により育まれたと思っていましたが、
別異の要素も存在したようです。

日本という拳で語る者の人口の多さ。
水と安全は無料とさえ、皮肉られる国で密かに息づく命の削りあいによる真実。
それが志貴を育んだ1つの土壌でもあったのですね、実に興味深い。


………しかし、疑問です。
三咲町の住人数万人は全てリードし、バックアップしましたが、
格闘家、武芸者、超越種等いったモノの占める割合は0、01%程度しかない。

――――――平均を余りに割っている事実。
確率的にありえないとはいいませんが、極めて稀ですね。
少し、時間があるときに検討してみる必要がありそうです。

608 名前:シオン・エルトナム・アトラシア ◆EltnamiMuo :04/02/23 20:54

>>602 キャスター
>苦しくないの? 辛くないの? お嬢ちゃんを蝕むその吸血衝動が………

苦しくない筈は無い。
今の私は本来在るべき―死徒―ではない在り方です。
それを捻じ曲げて、逆らい、人であろうとする以上、苦痛は必然。
今の私を蝕む苦痛は当然のものです――――しかし、それがどうしたというのです?

魔女、貴方は勘違いしている。
肉体の苦痛等、たかが知れている。
どんなに乾こうとも、疼こうとも、それは私の精神を焼く炎には成り得ない。

私にとっては、人である事が最大の誇り。
私にとっては、人である事が最大の喜び。

――――それ等と比較し、この身体を苛む苦痛等は問題にもならない。
これ等を失う苦痛、恐怖の方が遥かに大きいのだから。

>下らない誓いなんて、忘れてしまいなさい〜

いいえ、忘れる訳にはいかない。
例え、志貴が忘れようとも私は忘れない。
私がシオン・エルトナム・アトラシアたる理由は全てはそこに集約されるのだから。

先にも言った筈です。
誓いを護り、未来へと歩んでいく事こそが私の存在意義である、と。
それを無くせば、私は存在出来なくなる。

形の無いモノと言いましたね?
けれど、偶像・虚像の相違等は関係ない。
人が人である為の便(よすが)は、それこそ千差万別なのだから。
真逆、貴方が魔女であるという便(よすが)は、人々の呪いでしょう。
それとて、形になっているものではない、違いますか?

魔女、私を貶めようとしても無駄な話です。
私は貴方の誘惑には乗る事は決してあり得ない。

………貴方が人を呪う為に存在するというのならば、
私は弱い自分/死徒としての自分を打ち破るために存在している。

――――――ただ、それだけの事です。
貴方が私を更に貶めようとするのであれば、その呪い、私の式で打ち破って見せましょう。
アトラシアの名を冠する私には不可能命題は存在しないのだから。

609 名前:ワラキアの夜 ◆TATARIpIeY :04/02/23 21:16

>>526-527&>>538 シオン@チョコ


(どこからともなく「THE NOOSE」が流れてくる)

やれやれ……首を吊ったまま二週間以上放置されてはね。
流石の私と言えど腐敗し、どこからか飛んできた鳥達に啄ばまれて鳥葬されかねん。
これも真月譚の存在を忘れた事により、自身が同じ扱いを受けるという報いかも知れぬな。

さて、まるで中世の公開死刑に処された囚人の如く遠野邸の天井で放置されていたのだが。
気付けば一年に一度のビックイベントが過ぎ去っているではないか。
そう! 世の男性達が己の存在意義を賭けて睨みを効かせ合う日。
女性が意中の者に胸に秘めた想いを伝えようと勇気を振り絞る日。
普段冷遇されている親が娘から日頃のお礼のチョコをもらえる日。


     諸君らの愛してくれたヴァレンタインは過ぎてしまった。

                                       何故だ!!?


                        (A:撲殺・銃殺・絞首刑にされて放置されていたからです)

さて、そういうわけで。
シオンにチョコレートをねだりに行くとしよう。



   シオン。
      バレンタインチョコを出したまえ

                  i: : : :::::::::::::::i .i : ::::::::::::::::::i
            /'''''''---.,,,,i,;,_: ::::::::::::::;! .i: : : :::::::'i'i,:.i
          .,r'"    , : : : : :'i;::::::::::::::;! i : : : : ::::i ヾ
         f   ;  i;,: ;,i,; ; ; ; ;'i;:::::::::::;! .i: : : : :::::::i  `、
         ,f .:  ; : i;;'ii;;;i:';'; : ; ;'i;::::::::;!  .i: : : : :::::::i   `.、
        ,!.イ:: ,'.::: ,!-  i i_;_i;.';, i;:::::.;!  i : : : :::::::::i,--'''´`、
        i/i:;: ; ::::,!-.、 .i;f::::i;i:;:i::i:::::i   .i: : ::::::::::::;:i-----`---.,,,,,,,_____ _そ、そんなものはない!
         i;i'i;.i; :::;!;;;ノ i;i''''i;ii::;V::::::i   .i: ::::::::::::::;/--''''''';;;;;;;;;;;;;;;__:::::::::/''i,`.、
         ヾヾヾ;;!'--,-゚-'"i;V":;:::::::i   .i ::::::::::::/'i,,,r-''''´,,,,,-┬,--二/  i,/'i,
           ,/: :.:::::::'< ̄i: : : ::::::::::i   i:::::::::::/ ,,,,i-''''フi´: ::: :;i ヾ;i;::'i,i  i`、i,
          /: : .::::::::::::;>-i : : ::::::::::;i,  .i:::::::/ ,f",f': :;'i .i,: : : : i_r--,ヾi  i: :i, ヽ
        /: : : : ::::::/ ;:'.i: : :::::::::::;!:`、 i ::f   .i: : ;';f'=.,i: : :/ f''''ヽ`ii  ,!: :i, 'i,
       /: : : : : ::::::::i,'''>,,__,i : :::::::::::;!:::::'i, i ::i   i : ;:::i i;;;!レ'  `-" i`;-":; : :i i
     /: : : : : : : ::::::::::V:;!;;;;;i: : :::::::::;!:::::::::i, .i: :i   ,i: :.;:':'i, ,,  '  " u ,!:;:::::i:::: : i .i
     k/: : ; ': : : : : : ;::::::::,!;;;;;;i : : ::::::;!::::::::::::i, i: :i  /: :;:'::;:'/ヽ ,_ ⌒ ,.イ;:'::::;:';:;': :,! ,!
     L/': : : : : : : : ;::::::::i;;;;;;;i: : :::::::,!:: : : : : :'ii : i i,:_;,;-"/'''-.,,__r三r'";' :::;': ;__/  i
      `フ:::_;i: : : : :;:: : :;!/;;;;! : :::::::;!:: : : : :iヾii: :.i .i:f: ;i::;/:i/: :.i .f''''i:,:': :,:',,,/:-:''''-/
       レ"i: :,i: : ;,: : ://;;;;!-,,,:::::;!:iVv、:i`  i: ::`ゝ:; i: ;: ;!: : : :i;rL,」;,,-":/: : : _;,;-'
        レ' レ"レ'V_,,i'-i"::::::::. :i::i  ヾ! /,;,;;:::::::;;;;iヾ.;,;,_: /,' i :,f: : :_;,;-''''"
.           ,r-i''":::'''''''---''"'i:i_   _/-:;;:::'''''"::;;i,   `ヽ-----''"
           i,__ ヾ;;:::::::::::::::::::::::i::::'''Y"::'''''":::::::::::::;;ノ
            `''''''--------'"'''''''"'-------'''"



…………だ、だが。もしかするとだ。

冷蔵庫の最奥に密やかに「ワラキア用」と書かれたシオン謹製手作りチョコがあるかも知れぬ。
見つければよし、見つからぬのならば廃棄。
これはシオンからのメッセージだと受け取るべきだな。
ふむ、探しに行く価値はある。



610 名前:ワラキアの夜 ◆TATARIpIeY :04/02/23 21:18

>>526-527&>>538 (>>609続き)


(がさごそ がさごそ)


……マキキューX? なんだこれは。

          ……トナミンZ? これも違うな。

                  ……梅サンド? カット、これは毒だ。


む、これか!?


      【■■■■■【封印指定につき封印中】■■■■■】


ふむ、照れ隠しのつもりだろうが、 「ワラキア用(中略)シオンより」 を消しきれていない。
文字は消せていても、そこに残った残留思念が消せていないのだ。
回路こそ豊富だが、走る理論はまだまだ未熟ということだな。
ほう、封印指定までしてあるのか。
ほかの者に開けられぬよう、という娘心だろうか。中々心憎いことをしてくれる。


では、有り難くご馳走になるとしよう。


【オープン@666ゲート】



          『オレ、外道チョコレートケーキ、コンゴトモヨロシク』



………………………キィ?



(私は――――)


   1.とりあえず挨拶
   2.問答無用で食べる
..→ 3.逃げてみる
   4.蓋を閉じる


【わらきあは にげだした!】

【しかし まわりを かこまれてしまった!】



                『チョコ、欲シイノカ?』


ああ、いや。私が欲しいのはシオンのチョコレートでね。
君は要らぬ。
むしろ今すぐに退場して欲しいのだが。



                『殺るジャンキー』


   (かぷ)

く――――――シオン、こんな罠を張っておくとは……
ところで、君。
そのまま行けば私は君に食い殺されてしまいそうなのだが。
チョコを食べにきて、チョコに食われるなど「ミイラ取りがミイラ」ではないか。
消え失せてくれぬか?



                 『オレ、抹タナ死』



(かぷかぷ)

(かぷかぷかぷかぷ)

(かぷかぷかぷかぷかぷかぷかぷ)

(かぷかぷかぷかぷかぷかぷかぷかぷかぷかぷ)


ハ、ハハ、ハハハハハハハ、ハハハ、キハ、キハハハ、キキキキキキキキキキキキキキキキ!!
ソウカ、ソウカ、ソウイウ事カ、シオン!!

ナルホド、いヤ、ナカナカ小憎ラシイトラップだっタ。


イイダロウ、コノ仕打チ、憶エテオクゾ―――――――――



                                                 【GAME OVER......】

611 名前:名無し客:04/02/23 21:35

シオンたんにイタズラしたい。

612 名前:名無し客:04/02/23 23:09

魔術を研究してるんですが、どーも不安定です。
ここには詳しい人多いみたいですし、アドバイスしてもらえないでしょうか。
じゃ、試しにちょっと実演してみますね。
Ia! Ia! Hastur! Hastur cf'ayak 'vulgtmm, vugtlagln, vulgtmm! Ai! Ai! Hastur!

613 名前:名無し客:04/02/23 23:33

>志貴
シオンは愛のバトルロイヤルで志貴にあ〜んな事やそ〜んな事をしてもらいましたか?


口では言えないので純粋なシオン自身の妄想にお任せします。

(その後 彼は仰向けになって川を流れていた)
⊂⌒~⊃。Д。)⊃.

614 名前:ランサー ◆gIByZ6SRTA :04/02/23 23:36

やれやれ、何処かに心置きなくやり合える相手は居ないもんかね?
暇つぶしだ、気の乗った質問だけ答えてやるよ。

出典 :Fate/ stay night/アルスター神話
名前 :ランサー/クー・フーリン/Cu・Chulainn
年齢 :あいにく妖精郷を行ったり来たりでね、自分でも良く解らんのさ。
性別 :男以外に見えるかい?
職業 :戦士だ、肩書きなど他に要るまい。
趣味 :酒を酌み交わす相手と、真っ向から殺し合える強敵、ついでに美人が居れば文句はねえな。
恋人の有無 :妻が居るぜ、エマーって名前だが――――まっ、当然死んでるな。
好きな異性のタイプ :さっぱりとした美人に限るね、女のヒステリーは見るに耐えん
好きな食べ物 :犬以外だ。
最近気になること :心置きなく殺り合いたいもんだがな―――碌な相手が居ねぇ。
一番苦手なもの :性根の歪んだ女
得意な技 :刺し穿つ死翔の槍・刺し穿つ死棘の槍
一番の決めゼリフ :「――――だが、それは王道ではない。 貴様の剣には、決定的に誇りが欠けている」
将来の夢 :成すべき事は全て成した。 ま、悪くない人生だったろ。

615 名前:ランサー ◆gIByZ6SRTA :04/02/23 23:37

>545 天国or地獄?
あ? また詰まらん価値観に凝り固まってやがるな。
天国だの地獄だの、そんなもんは何処ぞの狂人が唱えた妄想だろうが。

死んだ後なんぞに期待など持つな、生きてた頃と大した差はねえ。
実際に死んでるオレが言ってるんだから、保障付だ。

問題は死んだ後ってのはちっとばかし時間の流れ方が遅いぜ。
テメエの生きてるうちにやる事やっとけば問題ないが、やる事もやらずに後悔だけを引きずれば
その後悔を取り戻すのに生きてる時より何十倍も手間がかかるってだけだ。

そいつを地獄と言うなら間違っちゃ居ないが。
ま、オレには解らんね。



>546 ガキの自分
別に如何とも思わねえだろうよ。
ガキの頃からオレはオレだ、持って生まれた性分が簡単に変わるかよ。

オレはな、こうやって生きると決めた、誓約(ゲッシュ)するまでもなくな。
その結果が死に繋がっていようが関係ない。

オレが殺られた理由は誓約に縛られたからだが、だからと言ってそれを後悔する
気もねえな。

ああ、もしいまオレの目の前にガキだった頃の自分が居たら、逆に自分がどうやって死ぬか
たっぷり教えてやるぜ。
それでもソイツがガキの頃のオレならこう言うだろうよ。

『だからなんだ? 戦士が死ぬのは当然だろう』ってな。
戦なんざ、如何足掻いても人が死なねば終らん。

だったら、死ぬべきは女子供じゃねえ、オレ達戦士の役割だろうぜ。
ま、こんな事は英雄なんて呼ばれることのなった奴なら誰でも知ってるだろうがな。

616 名前:ランサー ◆gIByZ6SRTA :04/02/23 23:38

>560 趣味
あ?
趣味だ?

旨い酒、語り合える友、やり合える強敵、それにいい女。
他に要らんだろう?

それは趣味じゃないって?
細かい事に拘る奴だな…

まあ、ガキの頃はハーリングで無敵だったがな。

あ? ハーリングを知らねえだと?
この時代でなんて呼ばれてるかなんぞオレが知るか、知りたければ自力で調べな。


>561
逝け――――――

(音もなく、雑草でも刈り取るような手軽さで必殺の槍が閃く)


>562 幸せの根元
>574 幸せの障害
何処にでもあるだろうが。
仰々しく語るようなモノか?

己が誇りを貫けば、自らがたどった道は全てがソレになる。
道を踏み外せば外道に落ちよう、それだけの事だ。


>566 黒い影
やれやれ、また下種なモノに憑かれてやがるな…
死にたくなったら死ねる内に呼びな。

せめて楽に送ってやる…

617 名前:ランサー ◆gIByZ6SRTA :04/02/24 01:10

>567 キャスター
相変わらず進歩のない女だな、オイ!

まったく死んでからもグチグチと、いい加減その180度捻じ曲がった
根性がテメエの運命まで捻じ曲げてるって事に気付いたらどうだ?

誰かが言ったからそうなった?
神が決めたから変えられない?


やれやれ、信じられん程に幸せな奴だな。
神だの運命だの世界だのが優しいなんて幻想を少しでも抱いてたか?
まさか、イジケてりゃ誰かが手を差し伸べてくれるなんて信じてた訳か?

神なんぞに関わって碌な死にかたした奴は居ねえ。
運命なんて御大層なものが碌なモノだったためしはねえ。
人間に無私の善意なんて都合の良いものはある筈がねえだろうが!

望まないモノを押し付けられたのなら叩き返しやがれ!
望むモノが一度でも手に入ったなら命懸けで守れ抜け!!
悪女と呼ばれたくないなら、其れを覆せ!!!


…それを何一つせずにただ受け入れたんだよ、オマエさんはな…

その時点でオマエさんは人であることを放棄して、誰からも都合のいい存在
に堕ちたって訳だ。

オレもオマエさんが抗ったからといっても、押し付けられたモノを覆せたとは
思わんが。
それでも、その時は手を差し伸べる馬鹿も一人くらいは居ただろうって話しさ。

チッ、死んでから何言っても無駄か。
だが、今回の聖杯戦争では少しは抗ったみてえだな。
一人くらいは居たんだろう、オマエに手を差し伸べた馬鹿がよ…









まあ、結果が悪女のイメージそのモノってのが…アンタらしいか。

618 名前:ランサー ◆gIByZ6SRTA :04/02/24 01:50

>584 アサシンVSアーチャー
ああ、アイツかあのヤロウは苦手だ。
倒すだけなら簡単なんだがな…。
オレがやり合った時はお互いに詰まらん命令に縛られて全力は出せん、戦場は限定される、
挙句の果てにキャスターは出てきて水入りと来た。



地に縛られた白兵専門のサーヴァントなんぞから逃げるのに手間など要らん。
アーチャーのヤロウは気に食わん奴だが戦上手だ、どんな状況だったかは知らんが、
引き際を見誤るほど馬鹿じゃねえだろう?



ま、望むことほど手に入らんのは何時の時代でも同じって事か、やれやれ詰まらん話しだ。




まあ、今日の所はこんな所か?
お嬢ちゃんをからかうのは後回しにして片付けるべき質問を先に潰すとするか。
ま、気の置けない相棒も健在のようだし、オレが手を貸す理由もねえ。
その時は楽しませてもらうぜ、お嬢ちゃん。


619 名前:◆EltnamiMuo :04/02/24 02:00

>>582 助けて、藤もん太!

.              ,r''´ ̄ ̄:`ヽ'´ ̄'''''ヽ、
            _,r": : : : : : : : : : : : : : : : : :`: 、
           ,f": : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : `、
           f: : :.; '; ': : :.,i': :,i: i : ; : : : : :' ; : : : : i,
          i: : :,i':,i': : ,i ,! : :ii :i : :i; : :i,: : : :i,: : : : :i,
          ,!: : ;!: i: : :,i ;i : :.i'!: !: : :!: : i,: : : :'i; : : : :'i
.         i: : :i: ;i: : :ii: i : : ! ! i; : : i,: : 'i; : : :.i: : : : :i
         i : : i :ii,: :.i'i i'i : :i !:!i; : : ii; : :ト,: : :i : : : : !
         !: : :.i ! i: :!.V 'i,: i ヽ!ヽ; :i,ヽ; :!'i; : i: : : : :.i
.         i: : : :i;! V,r―k;!    ゝ―'、i `ヾ: : : : :.!
         i: : : : !、,f´i:::::::::i     i:::::::::iヽ i: : : : : !
         !:i : : :i i, ` `ー '      `ー' ´ /!: :i: : :.i
.        i i: : : ト._i / / /   ,   / / / / i: : !: : :i
.        i:.i : : :i:.:.:ト、    r――,    ,イ'´i : ;! :.i.i
         !:ii: : :.i.:.:.!:.:`i.、  `ー ´   /:.:i:.:.i: :,i: :.!:i
         i.i'i; : :.!.:.:i.:.:.ii:.:.i` 、    /i:.i.:.:.;!.:.i :/!: ,!/
         i;! 'i,: :.i'、;ト.:.:i'´--┬` ,r┬.┴´i/!:/!/.i /´
.     f'''''''ヽ ,,,,,,>、!--''''!   .i:.:i`´i:.i,   !''--n.レ,,,,,,,..--.、
     /   ,r.、 i : :.i:.i  `ヽ  !.:i____!:.i   , '  i:.i : : ,!- ',  `,
    /   `  .i; : i.:i    _,i/ヾ、ト:i、 '   .i.:,!: : :i ´   .i
    f       i: :.i:.i _,r'''''=" -‐''´'i,:.:`ヽ、 !:.i:::. :,!     .i
    !       !::: 'i;;/フ´!   '''''''''´i:.:.ヾ`'´/ ::::. i     .i
    !      ,!:: : : /:.;,;i      ̄`i:.:.:.:.`、': : ::::::.!     i
.   i ',     !:: : : : ヾ/<,!     i,コヾ;,;,;,;,! : ::::::::i,   .,'  .!
.   i  ',    .i: : : :,;,;,;,i i:.! /'''‐-..,,ノゝi:.:.:.i: : : : :.:::::::::i   ;  .i
.   !  .',    i'´: ::::::;;;!i:.:レ'/ ̄''''‐--/!:.:.:i''''''''''´::::::::i  .;   i
.   !  .',   i:::::..::::i´i:.:.:/     ,/:::i;.:+:!::::::::::::::::::;i  ,'   .!
   i   .',   .i::::::://,r'`ー' ,,, - <i:::::::`:´:::::: :::: ::::::i  ,'   !
.   ,!    .',  ,!: :/  ,, - '´ ,, '' f´:i::::::::::::: : : ::::: ::::;i  .,'   ,!
   i     ' , i:/   ,, - ''  ./::::i::: : : : : : :.::::::::::;!  ,'    i

三枝由紀香
「師範代が阪神タイガースのキャンプを見学しに行った為、今回のタイガー道場はお休みです」

620 名前:シオン・エルトナム・アトラシア ◆EltnamiMuo :04/02/24 02:00

失礼、代わりと言っては何ですが、私が貴方の死因を考察してみましょう。
……本来なら、バレルレプリカでも撃ち込んでやりたい所ですが、
流石に肉体が粉みじんを通り越して、灰の一欠けらも無い状態ではどうしようもありませんから。

さて、今回の貴方の死因ですが、『失言』ですね。
口は災いの元という言葉、知らない訳ではないでしょう。
注意一秒、怪我一生、それを通り越して、命を落としていては笑い話にもならない。

―――――いえ、今の言葉は志貴にも当て嵌まりますが、それはさておき………

型月作品に関して、各作品に出てくるキャラが似ている等とは断じて言ってはいけない。
言えば菌糸類の胞子に汚染されかねません。

例えば、間桐桜と浅上藤乃。
普段はお淑やかで清楚………という評判ですが、
中に深い闇を、衝動を持っている。
―――――覚醒すると、必ず、血を見る展開になります。

例えば、黒桐鮮花と遠野秋葉。
両者とも兄に対して、本来抱いてはならない恋慕を抱いています。
そして、それを表に出来ない、鬱屈した気持ち。
―――――いえ、秋葉は少し、行き過ぎですが。

例えば、黒桐幹也と遠野志貴。
世界に対して、常に中庸を保ち、己を貫く。
芯の強さに関して、決して、折れず、曲れず。
―――――だからこそ、多くの人が魅力を感じるのでしょう。


正直、見かけがキャスターと被っている事は私自身は気にしていない。
これくらいなら許容範囲です。
ただ、神代の時代から世界を俯瞰し続けたキャスターには許せないものがあったようですが。

禁句は私と騎士王が――――――です。
何しろ、創造主の菌糸類がその手の発言をしやがりましたから。
……………この事について、これ以上の追求は避けてくれると助かります。

621 名前:名無し客:04/02/24 02:36

セイバーとシオンは似たもの同士なわけだ
・・納得。

622 名前:シオン・エルトナム・アトラシア ◆EltnamiMuo :04/02/24 03:34

名無しやその他の来訪者、及び、他のキャラハンへのレスが前後する事がありますが、
その点は大目に見て欲しい。
きちんと個別に式を立ててはいます。
ただ、不完全な式を出すのは、アトラスの錬金術師として許されない事ですから。
………秋葉も遠野家家訓に基づいて、不義理はしたくないそうです。

>>589 私の裸を高速分割思考、およそ、四億通り。鼻血が出て、出血死寸前。

 ―――ドクン―――

 鼓動が高まる。

 目の前に広がる赤。
     根源の赤。
     原色の赤。

     ―――ゴクリ―――

     喉が渇く。

     本能のとしての渇き。
     死徒の持つ吸血衝動。
     暗い昏い欲望の呻き。

                私は高まっていく鼓動を抑えながら
                        衝動を殺しながら



       ―――――――――――――――それでも、別の感情が火を噴いた...



な、な、な………!
わた、わた、私の、のののの、は、はだ、裸を、高速分割思考したのですか!?

                生まれたままの姿の私が>>589の頭の中に!?
                そんな姿は誰にも見せた事は無いというのに!?
                そ、そう、最初の、大切な友人、志貴にさえも。

ばばばば、馬鹿に、し、しないで、ほほほほ、欲しい!
わ、私は、ここ、これでも、じょ、女性である前に、れ、れれ、錬金術師だ!!
そそ、そのような、せ、精神的、ここここ、攻撃で、私が動揺すると思っているのですか!?

                そ、そんなわたしの、あら、あられの無い姿を………
                た、確かに胸も、そ、それなりに私は………
                ちち、違う、カット! そんな事は関係ない!

良い、で、ですか、>>589!
れれ、錬金術師、た、たる、者は、せ、精神のコントロールは、きき、基礎中の基礎だ!
ア、アトラシアの、名を、かか、冠する、わた、私が、せせ、精神が乱れよう筈もない!

          >>589の前で私はどんな姿を晒したのか。
          例えば、ヒ、ヒンズー教の経典、カーマストラ。
          ここ、これには48手の性の形が………カ、カット!



     ...全ての思考をカット、深呼吸―――――――――――――――

すぅはぁすうはぁ――――――


              <10分後>


しかし―――――>>589、貴方が何らかの原因で私に動揺を与えているのは事実です。
錬金術師として私はまだ未成熟であるせいで、その原因が掴めないのは屈辱ですが、
とりあえず、この動揺を取り除く式ははっきりしています。
>>589、貴方の排除――――それが式です。
動かないで欲しい、そうすれば、上手く出来ますから………てい!(バキ

623 名前:シオン・エルトナム・アトラシア ◆EltnamiMuo :04/02/24 03:34

>>592 セネス
>・・・理論は正確だ。

正確なのは当然です。
機械の行う予測演算を完全に予測できなくて、何がアトラスの錬金術師と呼べるでしょうか。
あの程度の式であれば、秒で構築出来る、児戯に等しい計算だ。

>いくら頭の中で理解したとしても、それを操作に現せなければ意味がない。

な……! 貴方は私の先ほどの発言を聞いていないのですか。
アレは油断です! 余分です! 及第点以下です!
この私の式、そして、それに伴う行動は完璧だった。

アレは魔法レベル、因果律の改竄レベルでの、世界の修正が加わったに違いない!

例えば、あのゲームをプレイした日は天中殺だったとか、
例えば、あのゲームが置いてあった方向は鬼門だったとか、
例えば、風が吹いて桶屋が儲かっていたとか、

―――――そうでないと説明がつかない。
つまり、私に一切の非はないのです。
その程度の事も分からないのですか!

……そもそも私の先ほどの行為に足りない要素はありません。
足りない物があるとしたら、それは貴方の努力と理解力に他ならない!

624 名前:シオン・エルトナム・アトラシア ◆EltnamiMuo :04/02/24 05:54

>>595 未来を知る事が出来て………
星を詠み、風を詠み、未来を識るアトラスの錬金術師たる私に、
そのような問いをするのですか?。

>>595、未来は起こるものではなく作るものだという事は、
言うまでもないでしょう。
世界は今現在に揃っている材料で、良かれ悪かれ未来を作っていく。
私たちはその材料を把握、調査し、未来を計測する。
確率の偏りを事前に変更させ、材料によって出来上がる模型を完璧な物とする。
未来を知っても、私達、アトラスの錬金術師にはそれを変更する術がある。
けれど、それは絶対のモノではない。
当然でしょう、そもそも絶対不変の術式等、この世の何処に存在しない。


………………一人の男が居ました。
彼の名はズェビア・エルトナム・オベローン。
この場所に具現化している「ワラキアの夜」の事です。
……私を死徒とした、憎むべき、敵。

―――――彼は未来を覆したかった。
ぐちゃぐちゃの未来を、ドロドロの未来を―――――
………どうしても滅びしかない未来を覆したかった。

    ――――自らを死徒と化し、タタリと化して、人の命を貪る悪鬼となっても………


ワラキアの夜は憎むべき敵、消去すべき因縁。
けれど、彼が為そうとした事は肯定は出来ないが、理解は出来る。
魔術師であれば、可能性がある限り、試行錯誤を為す事は当然の事なのだから。

……>>595、魔術師とは因果なモノです。。
如何に困難な、不可能命題でも挑まなければならない。
挑まなくては、自分が魔術師である意味は無くなってしまう。

ワラキアの夜の間違いは万物、森羅万象にある終焉をも否定しようとした事。
始まりがあれば終わりがあるという理を否定しようとした事。

    ――――彼はシオン・エルトナム・アトラシアという存在のもう1つの可能性

私は終焉を覆そうとする行為は無意味だと思います。
けれど、足を止める事は出来ない。
ならば、最後まで戦いましょう
それが、シオン・エルトナム・アトラシアが自身に課した誓いなのですから。
例え、絶望の未来であっても、私は私以外の者に敗北はありえない。

625 名前:シオン・エルトナム・アトラシア ◆EltnamiMuo :04/02/24 05:54

>>617 ランサー
はじめまして、私の名前はシオン・エルトナム・アトラシア。
穴倉ことアトラス院所属の錬金術師(アルケミスト)。

しかし、矢張り、貴方は英雄ですね。
幾多もの死線を潜り抜けて来た貴方でしか言えない言葉です。
――――――貴方の言葉の大意は私にも理解出来る。
しかし、経験の少なさですね、実感は出来ない。
少なくとも、貴方の様に死という現象を割り切って、まだ、私には受け入れる事が出来ない。

吸血行為、転じて、命の搾取を行わない。
貴方でいう誓約(ゲッシュ)が私にはこれが当たる。
全うな殺し合いになれば、話は変わりますが、それでも――――――

――――――私には十分に人を殺傷し得る法を持っている。
………爪を振るえば人を引き裂く事も出来るでしょう。
………引金を引けば人を撃ち抜く事も出来るでしょう。
けれど、私は最後で爪は振るえない、引金を引けない。

シオン・エルトナム・アトラシアとしての未熟さか、限界かは、
まだ、私には分かりかねます。

話がずれましたか。
……それでは、改めて、宜しくお願いします、ランサー。

626 名前:名無し客:04/02/24 12:14

アトラス院で作られた作品で一番凶悪なものは何ですか?

627 名前:名無し客:04/02/24 12:40

>得意な技 :刺し穿つ死翔の槍・刺し穿つ死棘の槍

突き穿つ死翔の槍、ですな、どうでもいいですが。

ところで、お師匠様(スカアハ)ってどんな人です?>ランサー

後、士郎はできなかったけど、アーチャーは乖離剣を剣製できますか?

あなたをメインに据えた映画、歌劇なんかは結構ありますけど、見た事は?>キャスター

628 名前:名無し客:04/02/24 13:44

>627
作中で思いっきり、真名付で叫んでるからあってるのでは?

「刺し穿つ(ゲ イ)」

 紡がれる言葉に因果の槍が呼応する。
 青い槍兵は弓を引き絞るように上体を反らし

「死翔の槍(ボ ル グ)!!!!!」
 怒号と共に、その一撃を叩き下ろした

と、書いてある。
その訳語が何処かのアルスター神話から持ってきたものなら別だけど…
ゲイボルグの訳語なんて本の数だけあるんじゃねーかと言ってみるテスト。

629 名前:名無し客:04/02/24 17:16

>>628
論拠はステータス画面の宝具説明っす。
まぁ、どっちが正しいのかは分かりませんけど。

ほら……きのこだし?

630 名前:名無し客:04/02/24 18:38

もし、あなたが今の記憶を保ったまま、
別人として生まれ変わることが出来るのなら、
どのような人生を選択しますか?

631 名前:名無し客:04/02/24 19:18

ある日ある朝ふと目が覚めたら、
カプセルに入って地球の衛星軌道上を漂っていました。
どうしますか?

何もせず助けを待つ?
某塾長みたいに生身で宇宙遊泳した後に大気圏突入?

632 名前:遠坂凛 ◆Rin/.ruSTE :04/02/24 22:37


と言うコトで。
って、どう言うコトなのかはまだ判ってないけど――ともかく、今わたしはここに居る。
だったら、ここの流儀で自己紹介くらいしないとね。


出典 : Fate/ stay night
名前 : 遠坂凛
年齢 : 18歳。まあ、お約束よね。
性別 : 女性。
身長 : 159cm。
体重 : 47kg。
3サイズ: 77/57/80。……何よ、言いたいコトがあるなら言ったらどう?
職業 : 遠坂家当主兼魔術師兼学生兼マスター。
サーヴァント:アーチャー
属性 : 五大元素。
趣味 : 宝石磨き、士郎いじり。
恋人の有無 : 無し。……綾子とのコトもあるし、何とか考えないといけないんだけど。
好きな異性のタイプ : 自分を省みずに他人を助けてしまうような馬鹿。
好きな食べ物 : 食べる分には好き嫌いなし。自分で料理もするけど、和食はまだ勉強中。
最近気になること : 他のマスターの行動・聖杯戦争の行く末。
苦手なもの : 電子機器一般、突発的なアクシデント。
得意な技 : あらゆるコトをそつなくこなし、ここ一番で失敗――――って違う!
         魔術師なんだから魔術に決まってるじゃない!
一番の決めゼリフ :

Fate
「士郎。やるからには死んでも勝ちなさい。
 わたしが起きた時、アンタがくたばってたら許さないから」

Unlimited Blade Works
アーチャーとの別れのシーン全部。

Heavens Feel
「ごめんね、こう言う勝手な姉貴で。
 ……それと、ありがと。そのリボン、ずっと着けていてくれて、嬉しかった」


さてと、じゃあ行きますか。

633 名前:遠坂凛 ◆Rin/.ruSTE :04/02/24 22:38


>>545

天国と地獄って……そもそも、両方とも存在そのものが証明されて無いじゃない。
仮にあるとしても、どんな場所なのかが正確に判る信頼出来る情報が無いと判断しようが無い。
答えを出せって言うなら、まずこの二つの問題点を解決するモノを提示――――


と、冗談は程々にしておいて。
悩みや危険のない楽しい世界なんて行ったコトが無いからどんなモノかは想像するしかないんだけど……
悩みや危険――つまり、不の出来事が皆無。
そして、常に楽しい――恒常的な快楽に慣れ、更に深い快楽を与えられて、それにすら慣れ――――
実際に行ってしまえば疑問なんて抱く余地も無いんだろうけど、傍から見ると不自然な世界よね。
……だからって地獄に行きたいか、って言われても、答えに困るし。

どちらかを選ぶ理由が出来たら、それが天国でも地獄でもそちらを選ぶ。

……って言うのは駄目?

>>546

十年前になると決めたモノがあって、ずっとその道を歩んできた。
残念ながら聖杯は手に入れられなかったけれど、それでもわたしはわたしの道を外れてはいない。

だから、「ちゃんとやってるじゃない、わたし」と思うに決まってるわ。

>>553

力はより強大な力に淘汰される。
当たり前で良くあるコトね。
貴方が言うように好き勝手し放題、邪魔する奴は皆殺し、なんて考えている奴が、
抑止力と言うより大きな力に滅ぼされたり、なんて。

それに、わたしは力をそんなコトに使うつもりは無い。
わたしは魔術師である前に遠坂凛であって、遠坂凛はそんな行為を決して是としないから。

>>561

…………もう良い、それ以上喋らないで。
三秒以内にわたしの視界から消えて。
さもなきゃ実力で視界から排除するから。

1――……

634 名前:遠坂凛 ◆Rin/.ruSTE :04/02/24 22:39


>>562

今までの人生が殊更不幸だったとは思わないし、些細でも、それなりに楽しいコトもあった。
そう言えるのは、きっと幸せだったってコトよね。

>>574

―――う。
折角忘れてたのに思い出しちゃったじゃない……って、もしかして判ってて聞いてる?

……

…………

………………ええ、貴方の想像の通りよ。
先月はオパールにルビー、サファイヤとそこそこ値の張った奴を三つも。
今月もアクアマリンに昨日ラピスラズリも使った!
万年金欠なんて生活の障害以外の何物でもないに決まってるじゃない!


所で――――
人のコトを聞くだけ聞いて、そのままさよなら、なんて言わないわよね?
対価としてそれなりの話を聞かせて貰わないと。

ねえ、>>574さん?
早くお話を聞かせて頂けるかしら?

>>585

……実物を見てそんな風に思えるなんて、ある意味大物ね。
でも、あのバーサーカーと普通に仲良くなる、なんて無理な話だと思うんだけど。
クラス特性で狂ってしまっている以上、全く相手にされないか敵として殺されるのが関の山でしょう。

それこそ、彼のマスターにでもならない限り。

上手く行けば仲良くなる所かパートナーになれるわよ?
まあ、イリヤクラスの能力が無ければ自滅して終わりだけどね。

635 名前:ランサー ◆gIByZ6SRTA :04/02/24 22:59

>627-629

……………クッ…

クッ、ハハハハハハハハハハハハッ!!

―――いや、悪かった。
なに大した意味は無いんだがな。
オレも訳の分からん厄介事やらお願いやら随分引き受けてきたが…
どうでもいい事だと断りを入れられて、本気でどうでもいい内容だったのは
初めてだぜ、いやマジで。

まあ実際、この国の言葉で『ゲイ・ボルグ』の真名をどう訳するかなど知らんね。


そもそも、そのステータス画面ってのは何だ?
アレか? オレ等と契約したマスターにフィードバックされるサーヴァントの霊格情報か?
だったらその『突き穿つ』って表現は、そのマスターの主観だな。
オレが込める言霊は常に『ゲイ・ボルグ』って響きを持った真名だけだ。
まあ、気に入らんなら文句はオマエにそれを教えたマスターにでも言っとけよ。


で、どうでもいいが、スカサハにも答えておくか。
まあ、なにしろどうでもいい事だ、軽くな。

アレは敵には恐怖を、味方には守護を、限界を超えられん間抜けには死を、
そして勇者には力と誇りを与える影の国の偉大な女王。





まあ、そんなことはどうでもいいな。
重要なのは、なにより気の強くその反面で情の深い良い女だったって事だ。


……あ? オレの女の趣味の起源は……………まあ、どうだっていいさ(苦笑

636 名前:名無し客:04/02/24 23:25

俺達はとんでもない思い違いをしていたようだ。
>>585の思い人、それは……
不 死 の ゾ ッ ト だったんだよ!

まあ、それはさておき。
他作品で「コイツはスゲェ! 是非とも力比べをしてみたい!」って人は居ます?
競う内容は皆さんの任意に。
戦闘能力に限らず、魔術でも、知識でも、料理の腕でも何でもいいです。

637 名前:ランサー ◆gIByZ6SRTA :04/02/24 23:28

>585 バーサーカーへの恋
あー…、顔が見えんから男か女かすら分からんが…
あの時代の連中ならどっちでも気にせんか。

念の為に確認するが覚悟は出来てるか?
神なんぞに関わると碌な結果に終らんからな。

オレもたいがい女神って奴のヒステリーには悩まされたが…ヘラクレスってのは極め付けだぞ。
何しろ呪いの元が神々の種馬の正妻だ。

取り合えず当って砕けな、運が良ければヘラクレスの記憶の片隅に残るかもしれんしな。

>586 差別
差別ねぇ…
どうもピンと来ねえな。

アレか? 誰も彼もが平等なのが理想って奴か?
ああ、止めとけ止めとけ、そんなモンはそのうち淀んで腐るだけだ。

強い奴が力を得る、それが腕力でも権力でも構わん。
その力で得た『何か』の分だけの代償を支払う、それだけだろう?



女には安全な家と、ガキを育てられる安らぎを。
戦士には血まみれの戦場と、死と引き換えに得られる名声を、ってな。

平等がそんなにいいか?
想人と一緒になったばかりの女を戦場に引き出したいか?
命懸けの修行で得た技を畑耕して埋もれさせて楽しいか?

人にはな、本来居るべき場所ってのがあるんだよ。

――――それを得られない人間は如何すればいいのかだと?

自分で作れ! 人に頼ってんじゃねえ!!
どうしても駄目なら―――気分次第で手伝ってやるよ。

638 名前:キャスター(真名:メディア) ◆CASTERadvc :04/02/24 23:37

>>550 アーチャー
>自分が正義だと思い込んでいた理想自体が間違っていたのだろう。
>つまり、自分の嘗ての理想そのものが悪だ。
>目に映る全てを救おうなんて――――そんな理想を抱かなければ今の自分は此処にいない。
>嘗ての自分がいなければ、今の自分はこうはならなかった。

あははははは!
何を言い出すかと思えば、それが貴方の今の善悪の価値?
――――嘗ての自分を否定して、その延長線上にある今の自分を否定するのね。

ああ、御免なさいね。
余りに滑稽で思わず、笑ってしまったわ。
結局、それはただの後悔でしょう?
人ならば、誰でも持つごく当たり前の過去への懺悔。
もっと言うならば、自分自身に向ける行き場の無い呪い

ええ、でも、軽蔑している訳ではないのよ。
寧ろ、私にはそういうモノは好ましいから。
行き場の無い自己への呪いは最後に自分自身を焼き、世界へと還る。
呪いは貴方自身を焼いて、なお飽き足らず世界を焼こうとするでしょう。。

貴方は憎くないの?
貴方の掌(てのひら)から零れ落ちる雫が終局的に絶望に変わるこの世界が?
救った分の陰で絶望が確実に生まれる―――そのような絶対の理不尽を強いる世界が憎くないの?

ならば、復讐しなさい。
貴方自身の意思で………貴方にはその権利があるわ。
あの坊やの内にあるモノ、カタチの無い理想そのものを砕いてしまいなさい。
坊やだけじゃない、坊やの信じた世界そのもの全てに復讐しなさい。
望むのであれば、復讐できる権利と自由を私が与えてあげるわ。

もう、貴方自身の呪いは貴方を既に焼きつつあるのですからね。
今更、何を迷う事があるの?

639 名前:キャスター(真名:メディア) ◆CASTERadvc :04/02/24 23:37

>>606 フェイスレス
>顔無し(フェイスレス)司令だよ〜ん♪
ふふふ、今の世の錬金術師は道化もやってのけるのね。
まあ、何処かのお嬢ちゃんみたいに魔術師の癖に野蛮人の如く、
殴りに来るのも居るんですもの。
どの道、気品に欠ける点は同じだけど、まあ、それは言っても仕方の無い事ね。

>『誰かのためを思わない「道」に、なんの光がさすというのだ』
>『「知識」は常に、自分達のためだけにあるのじゃ』

……馬鹿ね。
根本から既に間違えているわ。
魔術とは世界の法則を用い、世界に働きかけ、世界を歪める術。
人の持つ良識、理解の範疇を超越している為の、人では無き、魔の、法則と名づけられたわ。
そのようなモノを他者に用いればどうなるのかは簡単に想像がつくのはないの?

誰かを救う道でも探したいのであれば、それこそ、王にでもなれば良いわ。
元より、人の道から外れた魔を扱う者にそのような事を求めるのは間違っているわね。

>全ての「知識」「技術」は己の為に。
>己が真理へと至るためだけにこそ、使うべきと思わないかい?

当然よ。
元より、魔術師は外れたモノ、境界の外にあるモノ。
自己の願望の赴くままに、術を使えば良いわ。

それに貴方はそんな事に今更迷いを感じているわけでもないのでしょう?
私への問いは質問ではなく、ただの事実の確認。
それであれば、私は縦に首を振るしかないわね。

―――――存分に好きなようになさいな。
そうやって、他人を貶めて、呪いを世界に振りまけばいいでしょう。

640 名前:キャスター(真名:メディア) ◆CASTERadvc :04/02/24 23:38

>>608 お嬢ちゃん
>これ等を失う苦痛、恐怖の方が遥かに大きいのだから。

……くだらないわ。
本当に失望させてくれるわね、お嬢ちゃん。
まさか、此処まで、愚か極まるとは私の予測を超えていたわ。

魔術師としての在り様を捻じ曲げてまで、個を保とうとする貴方に………
あっていい筈はないわ、貴方の様な魔術師は………

――――――何故、世界は貴方の様なモノを容認するの、してくれるの。

>私がシオン・エルトナム・アトラシアたる理由は全てはそこに集約されるのだから。

不快極まるわ。
道理を捻じ曲げて、在り方を捻じ曲げて、それでも存在を許されている貴方には………
それでも、真直ぐにある貴方は―――――間違っているわ。

  ―――それは私が許されなかったから

       何を………?

       メディアとして存在する事を。
       メディアとして貫こうとする事。

>人が人である為の便(よすが)は、それこそ千差万別なのだから。
>真逆、貴方が魔女であるという便(よすが)は、人々の呪いでしょう。
>それとて、形になっているものではない、違いますか?

……………っ!

  ―――そう、呪いだ。

       メディア(私)を捻じ曲げたモノ。
       メディア(私)を魔女としたモノ。

       それは眼に見えない、形の無い、決して切れない縛鎖。

>貴方が私を更に貶めようとするのであれば、その呪い、私の式で打ち破って見せましょう。

――――興が醒めたわ。
貴方一人貶めた所で、呪った所で、何にもならない。

  ―――だから、私は彼女が羨ましい……?
       だから、私は彼女が憎らしい……?

       何処までも、在り方を貫ける、それが眩しくて………それが出来なかった私が―――

       無意味。今更、何になる?
       考えてはいけない。
       私(メディア)はメディア(私)を呪ってはいけない。
       私(メディア)は世界(みんな)を呪わなくてはいけない。

       だから、このような迷いは永遠に隅に追いやっておくべき事

それなら、人間という種そのものを貶めた方が余程、効率的な事ですからね。
ふふ、だから、今はこれ以上、何もしないわ、お嬢ちゃん、感謝しなさいな。

641 名前:キャスター(真名:メディア) ◆CASTERadvc :04/02/24 23:38

>>617 ランサー
>180度捻じ曲がった根性がテメエの運命まで捻じ曲げてるって事に〜

(ギリィ)
ふん、言ってくれるわね、ランサー。
流石に反英雄の私と真っ当な英雄の貴方では感じる事も違うという事かしら。

元より神から出でし者(ルー)と神(アプロディテ)から道具としてしか見られなかった者。
私と貴方ではその起源からして、既に異なるでしょう。

>神だの運命だの世界だのが優しいなんて幻想を少しでも抱いてたか?
>まさか、イジケてりゃ誰かが手を差し伸べてくれるなんて信じてた訳か?

……ぐっ―――――ええ、縋っていたわ、嘗ての私は。
それしかなかったもの。
貴方には全てが、世界が見えていた。
私には英雄(イアソン)しか見えていなかった。
神の道具であったとはいえ、それでも、私は良かったのよ。
彼が私に応えてさえくれれば………十を十で応えろとは言わない。
せめて、十を一で以って応えてくれれば、それで良かった。

―――貴方には分からないでしょう。
頼っていた者が、全てを賭けていた者が、悪意を向けてくるあの感覚は。
足元から世界がボロボロと崩れて、無限の奈落に堕ちていくあの感覚は。

>望むモノが一度でも手に入ったなら命懸けで守れ抜け!!
>悪女と呼ばれたくないなら、其れを覆せ!!!

>…それを何一つせずにただ受け入れたんだよ、オマエさんはな…〜

そうね、だからこそ、私は呪うしかなかった。
けれど、貴方の言う様に全ては終わった事よ。
停滞した存在である英霊には進歩も後退も無い。
だから、与えられた役割、人々の呪いの鏡『魔女』として、役割を演ずるだけよ。





宗一郎様は……そう、私の望み。
私は本当は大層なモノは何一つ望まない。
聖杯なんて必要でも無いし、魔女としての人への復讐なんて、些細な事。
2度目の生なんてモノも必要じゃない。
ただ人間としての小さな拠り所があればそれで良かったのよ。


――――ただ、宗一郎様の心は私には分からない。
あの人が望めば如何なる事も叶えようというのに………

……今、此処で言っても栓無き事ね。
まあ、私の英霊としての未練なんて小さなもの。
魔女としての役割も望まれた故に存在しているだけ。

所で、貴方の未練は何なの?
貴方にも果たせなかった未練はあるのでしょう?
個人的に、私の様な反英雄でない、真っ当な英雄の未練というものには興味があるわね。

642 名前:キャスター(仮名)さん(推定)28才 ◆CASTERadvc :04/02/24 23:39

>>605 私と宗ちゃんはできているのよ

     _, ._
  ( ゚ Д゚)
  ( つ旦O
  と_)_)

な――――――――――――

    _, ._
  ( ゚ Д゚)   ガシャ
  ( つ O. __
  と_)_) (__()、;.o:。
          ゚*・:.。

な ん で す っ て ぇ ぇ ぇ ぇ ぇ ぇ ぇ ぇ っ !



あろう事かっ! 宗一郎様がっ!!
貴方みたいな何処とも知れない、馬の骨にっ!!
なびく訳がないでしょうっ!

宗一郎様は真っ当な趣味のお方。
男色家等であられる筈が―――――――――――

Σ (゚Д゚;)
(い、いや、逆に宗一郎様程の人であるから、男女問わずになびく可能性も………)

くっ! いいえ、信じないわ!
貴方と宗一郎様が出来ているという魔術的根拠は何処にも無いの!
そんな言葉一つで、私を動揺させようとしても無駄よ!

(;゚д゚)
(いや、けど、もしかして、宗一郎様が私に不満を持っておられたら………?

 ああ、もしかして――――

 宗一郎様のお弁当に、そぼろでハートマークを書いたり、
 より、一層の健康を考えて、黒蜥蜴の干物とか、マンドレイクの丸焼きとか、
 そういうのを混ぜていたのが駄目だったの!?

 それとも、寝巻きをピンクの兎のペアルックにしたのが不味かったのかしら!?)

643 名前:名無し客:04/02/25 00:32

http://etc.2ch.net/test/read.cgi/charaneta/1077635026/

2chに笛スレの新スレが立ったようです。
どちらも上手くやっていけるといいですね。

644 名前:名無し客:04/02/25 00:35

いつも、長文レスご苦労様。
ねぎらいと言っては何ですが。

葛きり

食べますか?

645 名前:ランサー ◆gIByZ6SRTA :04/02/25 01:33

>625 錬金術師のお嬢ちゃん
ほう、なかなか気の強そうなお嬢ちゃんだな。
初見の人間がどんな奴か解るほど悟っちゃ居ないが…礼儀正しいのは悪くねえ。
宜しくな、お嬢ちゃん。




ま、ついでにお節介だ。
誓約(ゲッシュ)が何だのと口にしたな?

致命的に間違いだ。
お嬢ちゃんの言ったのは、ただ自分の希望だ、誓約なんかにするような事じゃねえな。

オマエさんの目的が何かは知らんが…
誓約ってのはなコレと決めた以上、どんな犠牲を払ってもやり遂げるべき事に使うのさ。
例え無理だと分かっていても、盟友と呼べる友の屍を乗り越えても、全てが無駄になると
知っても…な。
それでもやると決めた事に誓いな。

お嬢ちゃんの目的が何かは知らん。
だが、もし誓約するならば…、ソレは他人の血を啜ろうが、誰かの命を奪おうが、
唯一の盟友に憎まれようが、それでも果すべき目的だと確信出来た時に…
この文言を覚えてたなら使うといい。


『蒼天砕け我等を押しつぶさぬ限り、母なる大地引き裂かれ闇に戻らぬ限り、大いなる海原溢れ
 全てを飲み込まぬ限り、この誓い破らるることなし!』

ってな。


誓約は神聖だ。
だがな、神に誓うのでも主人に誓う訳でもない。
ただ、自らの誇りだけを賭けて誓うんだ。

それを破る時は自分が自分でなくなる時だ―――――忘れるなよ。






あ? 軽い誓いは無いのかって?
まあ、アルスターで生まれた訳じゃないお嬢ちゃんには関係ないが…
いくらでもあるぜ―――それこそ食事の内容から死に方までな。
こっちは誓約といっても一種の法律みたいなもんか。

だが一度でも自ら誓った以上決して破る事は出来んからな。
どんな下らない誓約だろうが、それを逆手に取られて殺される事になろうがだ。


まあ、結局の所、誓約(ゲッシュ)に限らず形の無いモノに力を与えるのは誇りだ。
お嬢ちゃんが目的に見合う誇りを持っているならば、目的は果されるだろうぜ。

646 名前:ランサー ◆gIByZ6SRTA :04/02/25 01:37

残りの質問と、其処の(推定)28才!
少し待ってろ、まとめて相手してやる!!

647 名前:◆SAKURA9Fss :04/02/25 06:11



 ―――――間桐桜(わたし)は、何も望まない

         望んではいけないし、望むべきでもない

         それでも、もし、1つ、望む事があるならば


出典 :Fate/ stay night
名前 :間桐桜(まとう さくら)
年齢 :16才(高校一年生)
性別 :女性
職業 :高校生/魔術師(サーヴァント『ライダー』の真のマスター)/黒い聖杯
趣味 :料理、怪談
恋人の有無 :……せ、先輩に憧れてはいます、こ、ここだけの秘密ですよ?
好きな異性のタイプ :真直ぐで諦めない人
好きな食べ物 :甘いもの
最近気になること :体重計の目盛り、です。
一番苦手なもの :イリヤさん、と、姉さ―――遠坂先輩、ですね。
得意な技 :家事全般、マッサージ
一番の決めゼリフ :

「じゃあもう一つ訊きますね先輩。
 もしわたしが悪い人になったら許せませんか?」

(シナリオ「HEAVENS FEEL」6日目)

「はい。それは先輩だって例外じゃないわ。
 ううん、わたしが殺してしまいたいのはあの人だけなんです、姉さん。
 ……ええ。わたし、早く――――










                     ――――先輩を、食べてしまいたい」

(シナリオ「HEAVENS FEEL」16日目)

将来の夢 :先輩と―――――な、何でもないですっ!



         ただ、あの人(衛宮士郎)が傷ついて欲しくなかった

                               それだけなのに―――――



                                 <HEAVENS FEEL>

648 名前:間桐桜 ◆SAKURA9Fss :04/02/25 06:13

>>612 魔術を研究してるんですが………
あ、あの、そういう事は余り、言わない方がいいと思います。
魔術とは神秘であって、明かすものじゃないんです。
例えば、10の力があったとします。
その10の力について、知っている人が一人しか居ないなら、
10の力は全部、一人で使えちゃいます。

けど、その10の力について、2人、知っていたらどうでしょう?
10の力を2人で使う事になりますから、大体、5ぐらいしか使えないって事になります。
こうして、知っている人が増えると、どんどん、その魔術の力は小さくなるんです。

こういう理由で、魔術師は自分が魔術師である事を言いません。
そして、自分の魔術についても喋る事は無いんです。
皆に知られちゃうと、効果が薄くなっちゃいますから。
だから、>>612さんもこういう事はいわないで………


―――――って、いきなり、詠唱を………きゃっ!?




………あれ? 何も、起きてない………?
良かった、失敗したみたい。
困ります、いきなり、いあいあはすたぁ! はすたぁ くふあや――っ!?

……………(涙目)
……し、舌、噛みました。

と、兎に角、こういう所で騒ぎは止めてください。
それに魔術なんて、使えない、知らない方がいいんです。




         ―――――そうすれば、何も苦しまずに済むんですから……

                 あの、昏い地下室を。
                 あの、欲望の蟲達を。

                 ただ、目の前を塗りつぶしていく温い闇を知らずに済むんですから


649 名前:間桐桜 ◆SAKURA9Fss :04/02/25 06:14

>>631 ある日ある朝ふと目が覚めたら………
こ、困ります! そういう無茶苦茶な状況は!!
第一、そんな事になったら………


 先 輩 の 家 に ご 飯 を 作 り に

 行 け な く な っ ち ゃ う じ ゃ な い で す か !


明日の朝食の献立とか色々考えてたのに―――――
朝市で取れ立ての自然薯も仕入れてきて、朝食に出そうと思ったのに!

………それで、先輩が驚くんです。
まず、先輩が驚く時は眉がこうずずいっと上がるんです。
一瞬、左眉より右眉の方が先に上がります、これは本当に微妙な差なんですけど。
で、その次はですね、ぐっと目が開きます、目が丸くなるといえば分かるでしょうか?
それで、姿勢がやや前傾姿勢になって、驚かせたモノをじっと見るんです。
口元はこの時一文字ですね、あ、先輩の唇って綺麗な桜色なんですよ、ふふ。
それで一呼吸置いて、先輩のコメントが口から出るんです。


             ―――凄いな、桜―――


といった感じで………。
先輩観察暦4年のわたしの研究成果ですから、間違いないです。


あ、それにそんな状況になったら、江戸前屋のたい焼きとどら焼きも食べれなくなります!
どうしてくれるんですか、>>631さん!!
最近、江戸前屋は伝統的な黒餡、白餡の他にクリーム入りのたい焼きとかも出し始めたんです。
まだ、そのクリーム入りのたい焼きも味わってないのに………

商店街に行った時、江戸前屋の近くまで行くと甘い匂いが鼻をつくんです。
そうすると口の中にほんわかと甘さが広がって、お腹がくうくうなっちゃっうんですよ!
それで何時も、わたしは駆け足でだっと店の前に飛び込んで、10個ぐらい買うんです!

後は先輩の家に行って、お茶請けとして、出して、食べるんです!
たい焼きの山が、何時の間にかなくなって、先輩と楽しく話すんです!




それで家に帰って、たい焼きの味と先輩との会話を頭の中で反芻しながら、
お風呂に入って、身体を流して、幸せな気分になったまま、お風呂から上がって、
その後、体重計に乗って……乗って――――のって――――――――






                 ―――――そんな質問する>>631さんなんて、嫌いです。

650 名前:名無し客:04/02/25 12:29

各人得意料理のレシピを小一時間ほど語ってみてください。

651 名前:アラド・バランガ ◆y2DXVpu63E :04/02/25 12:30

コホン。えーと、皆さんに課題です!
「大変だ!」で始まる短文を作ってみてください!

652 名前:アラド・バランガ ◆y2DXVpu63E :04/02/25 12:40

ついでにもう一つ。
ぜひ戦ってみたい相手を以下の中から選んでください。できればその理由も込みでお願いします!

1.ダンテ(デビル・メイ・クライ)

2.ビヨンド・ザ・グレイヴ(ガングレイヴ)

3.オルフェノク(仮面ライダー555)

653 名前:名無し客:04/02/25 19:01

春風に桃樹の花の開く日
秋露に梧桐の落葉散る時

宮本武蔵

654 名前:631:04/02/25 20:16

>そんな質問する>>631さんなんて、嫌いです。
嫌いです嫌いです嫌いです(エコー)
……_| ̄|○


好きな人に冷たくされたら、どうする?

655 名前:間桐桜 ◆SAKURA9Fss :04/02/25 21:47

>>650 各人得意料理のレシピを小一時間ほど語ってみてください。
あ、料理ですか?
わたしはまだ、これだ! っていう自慢出来るレシピは実は無いんです。
わたしの場合は家庭科の調理実習で滞り無く出来るくらいだったんです、1年半前までは。
勿論、本とかを読んで、一生懸命勉強とかはしていたんですけど、
他の人に食べて貰える程のものじゃなかったですから。
……その意味で料理には苦手意識がありました。

先輩の家に来てから、正直、ショックでした。
こう言うと、先輩が怒るかもしれないですけど、
男の人は料理は出来ないって、思っていたんです。

ふふ、こういうと先輩がわたしの前で作った料理はさぞ凄いものに聞えませんか?
けど、違うんです、>>650さん。
一番最初に先輩と作った料理は「おにぎり」だったんですよ。
はい、何の変哲もない「おにぎり」です。

おにぎりって熱々ご飯の時、作らないと駄目なんですよね。
冷えたご飯で作ると崩れ易くなって、味も落ちちゃいます。
塩は人差し指の腹にちょいちょいってつけて、少ない回数で力を込めて握るのがコツです。
それで何時も先輩の家で、こっそり余ったご飯でおにぎりを作って、部活に持って――――



―――――な、何でもないです、わ、忘れてください!
わたしは他にも、江戸前屋で買い食いとか、そんな事なんてしてませんから!

知りません!
知りません!

弓道場で弓を引いた後に、汗を拭きながら、
スポーツドリンクと一緒におにぎりを食べるのが格別なんてことはないですから!


だから、こんな話は忘れてください!!
え、ええと、そ、そう、先輩との最初のおにぎりの話でしたよね?


すぅはぁすぅはぁ―――――そ、それじゃ、話を続けますね。

あの時は、アツアツのごはんを囲んで、二人でぎゅっぎゅっとごはんを握ったなあ……。
わたし、その時、む〜って頬を膨らまして、拗ねたんですよ。
幾ら何でも、これくらいは出来るって、先輩に講義しようとしたんです。
でも、言えませんでした、おにぎりを握る先輩の顔を見たら、言葉が詰まったんです。

おにぎりですよ?
誰でも出来るそんなものに、先輩、親の敵に挑むみたいな顔をして―――――

『自分は何としてもこのおにぎりを作ってやるぞ!』
『ご飯が火傷しそうなくらい熱くても負けないからな!』

……という感じで、お握りを握ってるんです。
わたしが見てるのも気づかずに一生懸命――――そんな先輩を見ると、何も言えなくなりました。

そして、無事、おにぎりが出来たんですよ。
お互いのおにぎりを交換して、食べたんですけど………

――――拗ねた、いい加減な気持ちで作っちゃった、
わたしのおにぎりを先輩はぺろりと平らげて、ごちそうさまって手を合わせたんです。
それはとてもいい笑顔で、

    ――夕日の差す中にあって、一層、輝いていて、宝石の様で

うん、今でもそれは忘れてません。

あの時ですね、先輩が何を言いたかったのかは分かりません。

ただ次の日から、少しだけ苦手意識がなくなって、
もう一度、ごちそうさまと言われたくなっていて、


    ―――――この人のああいう顔を又見たいなと思って………

            何も無い、

            奪われるだけ

            それだけの間桐桜(わたし)が欲したささやかなもの―――――


ふふ、そうですね。
わたしの秘蔵のレシピは他ならぬ先輩の笑顔かもしれません。
それがあれば、何でも作れる気がします。

656 名前:間桐桜/天の杯 ◆B/GRAiLI9M :04/02/25 23:54

>>590 恨み辛み悔やみを残したまま地の底に眠るものがその思いを………
―――――クスッ、随分、変な事で悩んでるんですね、>>590さん。
簡単ですよ、そう、凄く簡単な事なんです。
簡単すぎて、拍子抜けしちゃうかもしれません。

その方法はですね……………思えば、いいんです。


    ―――――こんなモノ、無くなってしまえばいい―――――


そうすれば、楽になれます。
もう、悲しむ必要もありません。
もう、苦しむ必要もありません。
後は、手を振るって、自分の思うが侭に、
世界(みんな)から受けた痛みを思い知らせてあげればいいんです。

>>590さん、貴方も世界(みんな)がきらいなんでしょう?
奇遇ですね、わたしも世界(みんな)がきらいなんです。

 ―――わたしとは何かも違う、何1つ不自由なく暮らす姉さん

      皆の羨望をその身に一身に集めて
                            『わたしを誰も見てくれないのに』
      魔術師としての力も名も独り占め
                            『わたしはただの道具扱いなのに』

 ―――わたしを嘲うお爺さま

      暗い、昏い地下室で這いずる蟲達
                            手を、足を、神経を、心を削られて

 ―――わたしを陵辱する兄さん

      服を裂き、押し倒し、肉を貪られ
                            そこに間桐桜はなく、在るのは肉人形

 ―――わたしの痛みを知らずに、平穏に過ごす街並み

      何故、わたしだけがこうなるの?
                            何処にも答えは無く、救いの手も無い


許せないですよね?
>>590さんの恨みとかそういうのは分かりませんけど、仕返しに苦しめてあげたいですよね?
確かに、そういうのはただの八つ当たりかもしれません。
けれど、仕方の無い事なんです。
だって、今まで、みんな、わたしを苛めすぎました。
だから、わたしのやる事は当たり前の事なんです。

みんな、楽しいから、
間桐桜(わたし)を、
            苛めて
            嘲って
            貪って
            犯して
                いるんですから―――――

わたしは楽しいから、
世界(せかい)を、
            恨んで
            遊んで
            潰して
            食べて
                 しまおうとするんです。

楽しいから、そうする。
力があるから、そう出来る。
ただ、それだけですよね、わたしは何も悪くありません
皆、常識としてやってる事ですから。。
>>590さんの思いも、だから、そう、当たり前のことですよ。   

657 名前:アサシン:佐々木小次郎:04/02/26 01:09

さて、しばしの間、この場に具現化させて貰おうか。
最も、私は日雇いの身でな、偽りのサーヴァントたる私は長くは持たぬ。
まだ、明確な期限は分からぬが、時間にして数日といった所か。

出典 :Fate/ stay night
名前 :佐々木小次郎、という役割だな。
年齢 :さて、幾つだったか……。まあ、その様な事は些事であろうよ。
性別 :今は知らぬが、私の時代には剣を持つのは男と決まっていたのでな。
職業 :サーヴァント(クラス:アサシン)だ。
     死して、この様な俗世に呼び出されるとは思わなかったぞ。
趣味 :剣の鍛錬
恋人の有無 :ふむ、女を見る目はそれなりに自信はあったのだが………
好きな異性のタイプ :一念を貫こうとする女は愛でるものがあるな。
好きな食べ物 :特には無いな、生憎、贅を尽くせるような身でもなかった。
最近気になること :特に無いな。
             強いて言うなら、存分に死合える予感があるという事か、クク。
一番苦手なもの :無いな。
得意な技 :
『燕返し』
対人魔剣。3つの『同時』の斬撃で相手を断ち切る絶技。多重次元屈折現象の1つ。
『心眼(偽)』
第六感、虫の知らせとも言われる天性の才能による危険予知。
『透過』
明鏡止水。精神攻撃に対する耐性。武芸者の夢想の域としての気配遮断も可。
『宗和の心得』
同じ相手に同じ技を何度使用しても見切られなくなる特殊技能。
一番の決めゼリフ :
「――――アサシンのサーヴァント、佐々木小次郎」
(初登場時)
「ふ―――美しい小鳥だと思ったのだがな。その実、獅子の類であった」
「―――ふむ。女を見る目には自信があったのだが。どちらも修行不足という事か」
(遠坂凛ルート vsセイバー決着時)


前口上はこれくらいで良かろう―――――いざ。

658 名前:アサシン:佐々木小次郎:04/02/26 01:23

>>650 料理のレシピ
ふむ、膳か。
生憎、男が厨房に立つ時代でもなかったのでな。
そのような事とは縁故が薄い身なのだ。

だが、山海の幸に不味いものがあろうはずがない。

 春は桜

 夏は月

 秋は夕暮れ

 冬は雪

それだけで、膳も酒も十二分に美味い。
もし、不味く感じるのならば、それは心が病んでいる証拠であろうよ。

>>651 「大変だ!」で始まる短文
思えば、その様に心を揺らした事は久しく無いな。
剣とは心を鍛錬する一つの便法よ。
私は邪険使い故にそこまで大層な事は言えぬが、心の乱れは剣に出るものだ。
そして、剣士とは死と隣り合わせの生を送る者を言う。
その様な乱れは死に繋がると言っても良かろう。

だが、まだ、私は未熟な頃は些事でも心を動かす事はあった。
はて、さて、一体何時の頃だったか、アレは………
おお、そうだ、初めての死合の時であったな。

 ぐちゃり

 酷く粘着質な音がした。
 刹那の斬撃は対峙した男の五臓六腑を裂くには十分に過ぎるモノ。

「大変だ!」

 間の抜けた声。
 男は死合いの最中という事も忘れて、自分の中身を必死に出すまいと腹を押さえる。

 ――――無為。

 その行為を表すのにこれ以上の言葉はあるまい。
 傷は誰が見ても致命。
 大きく開いた孔からはボトボトと赤いモノが落ちていく。


 対峙していた長刀の剣士はその男の様を見て、石像のように動かない。
 否、動けなかったというべきか。

 肉を斬る感触。
 骨を断つ感触。

 初めて味わう感覚に翻弄されていた。
 が………その間は僅か数瞬、剣士は男に歩み寄り、刀を落とす。

 ―――――無慈悲な生命の断裂。

 命を奪う感触。

 修羅を生き抜く名も無き剣士の戦いの生の始まりが幕を切って落とされた瞬間だった。

659 名前:遠坂凛 ◆Rin/.ruSTE :04/02/26 01:23


>>597

思わず目許に伸ばしそうになった手を止める。
……一応目は覚めたつもりだったけど、傍から見るとそうでもないんだろうか。

「ごめんなさい、わたし、どうも朝は弱くて……」

そう。
わたし――遠坂凛の目覚めは常に重く、いわゆる『気分爽快な目覚め』と言う奴を
体験したコトなんて一度も無い。
当然、それで良いと思うわけが無い。
90分単位での睡眠や、毎日同じ時間での起床、はたまた目覚めのツボやらストレッチまで試した。
……まあ、結果は言わずもがななんだけど。

「毎朝五時……遠野さんは朝に強いんですね」

正直、少し所かかなり羨ましいような。
じゃなくて、使い魔って――――


……ああ、アーチャーのコ、

そこまで考えて、起き抜けの出来事を思い出した。
何で知ってるんだろうって疑問やら、知られてるのかと思うと微妙に恥ずかしいやら、
ついでにあの瞬間の恥ずかしさまで思い出したりして、今度こそ本当に目が覚めた。

「…………おはよう、遠野さん、お陰で目が覚めたわ。
 考えてみたら、そこまで知られてるんならわざわざ口調を変える必要も無いものね」

それなのにわざわざ意識していた時点で、やっぱり目が覚めきってなかったんだろう。
って、今なんて――――?

「……ちょっと良い?
 わたしが朝弱いのは見れば判るだろうし、アーチャーの口調が一々皮肉っぽいのも確かだけど、
 だからってその内面にまで言及するのはやりすぎじゃない?
 本気で裏切るつもりならそんなそぶり見せる筈無いし、
 ぶつぶつ言いながらもわたしが言ったコトはやってくれるし、
 あれで割と気は利くし、
 結構頼りになる、し――――」

……なんか今、こう、赤いのが見えたような。
ぎぎぎ、とぎこちない感じで視線をそちらに向けてみる。

―――やっぱり居た。
全くなんてタイミングの悪さだろ……って、紅茶入れに行っただけなんだから帰ってきて当たり前か。
ああもう、何で今日に限って朝からこんなに色々あるのよ――――

「…………何でも無い。何でも無いから早く紅茶頂戴」

赤面するのを抑えきれないまま、そっぽを向きつつそれだけ言った。

660 名前:アサシン:佐々木小次郎:04/02/26 02:54

>>652 ぜひ戦ってみたい相手を………
ふむ、そなたが挙げた人物は何れも知らぬ。

は、いやいや、無礼は許せ。
本来、英霊たる者は、私の雇い主の女狐がが言う通り、停滞した存在なのだ。
が、英霊は世に召還される度にその時代の知識、出来事を蓄積する事が出来る。

しかし、何分、この身は偽りの、架空の英霊たる身でな。
知識の蓄積等望めようも無く、私の有する知識は慶長の世のそれとほぼ変わらぬ。
此度の聖杯戦争とやらの決まり事程度だな、私が有する今の世の知識とは。
それとて、女狐から聞いた程度よ、決して、大したものではない。

だが、そなたの挙げた者どもが強者というのであれば、いやいや、剣を交えぬ道理などあろうか。
剣士という者は業の深い者でな、その剣でしか己を体現出来ぬのよ。
ならば、己を存分に表す事が出来る機会があるのであれば、それに勝る幸せ等あるまい。

>>653 春風に桃樹の花の開く日〜

 花がさらりと散る。
 鳥が夜の空へ鳴く。
 風がそれらを何処へと運ぶ。
 月はこの光景をただ煌々と照らすのみ。

『春風に桃樹の花の開く日
 秋露に梧桐の落葉散る時

                 宮本武蔵』


 男、佐々木小次郎と名づけられたサーヴァントはその句を聞いて、くつくつと笑った。

 ―――――さて、実在の宮本武蔵はどれ程幸せに逝けたのか、と


 実はこの男には名前は無かった。
 読み書きが出来る程、裕福でも無かった。

   <佐々木小次郎>

   彼について、記された記録はあまりに湖面の月の如く、不鮮明。
   宮本武蔵の仇敵として都合がよい“過去”を捏造され、剣豪とされた人物。

 ならば、何故、この男は佐々木小次郎として、現世にあるのか。
 理由は単純である。

 この男は記録にある、佐々木小次郎の長刀『物干し竿』を持ち
               その秘剣『燕返し』を実際に披露し得る

 これらの点で佐々木小次郎の殻を被るのに適当とされ、サーヴァントとして召還された。

 故に偽りのサーヴァント。
 故に実在せぬ架空の剣豪。

 それがアサシンこと佐々木小次郎である。


 宮本武蔵は数々の真剣勝負を重ね、生涯無敗であったと聞く。
 剣士として、数々の名のある強豪と剣を重ね合わせるのはどれ程、幸せな事であったろうか。
 自分がもし、それらの強豪と剣を合わせる事が出来たら―――――

「ふっ、余りに無粋な思索よな」

 全てはもう終わった事。
 名も無き剣士の生は誰にも知られる事無く、その幕を既に降ろしている。


   ――――水は高きから低きに流れるのが道理。

         低きから高きに流れる事は無い。

         なれば、時の流れもそれに同じ。

         夢想は決して現実にはならない。


「ままならぬのが世の常よな」

 男はそう呟き、空を見上げた。



                       花弁が舞う。
                       鳥が虚空に消える。
                       風が男の身を透き通っていく。
                       月は眼下の男を無音で見やる。


        残された刻限は数日。

        ただでは終わらぬ事を修羅を生き抜いた剣士は感じ取っていた。

661 名前:アサシン:佐々木小次郎:04/02/26 05:02

>>654 好きな人に冷たくされたら、どうする?
そなたは、もう少し、女を見る目を磨けと言いたい所だが………

しかし、私が言えた義理でも無いか。
女というのは陽炎の様のものでな。
愛でれば、遠ざかり、離れれば、寄ってくる。
いやはや、この小次郎、剣は意のままに操れど、女は未だ意のままに操れぬ。
まだまだ、修行が足りぬという事か。

とは言え、女が愛でる者であるという事には変わりはせぬ。
たとえ陽炎のようなものとは言え、そこにあるものという事実は覆せぬのでな。
そこに向かって、足を進め、手を伸ばさねば、手に入るまい。

ふむ、不撓不屈という言葉があったな。
その精神で足を進め、手を伸ばせば、何れは望みの女とて、手に入れる事が出来ようよ。

>>618 ランサー
>倒すだけなら簡単なんだがな…。

は、この私も随分と見くびられたものだ。
私程度では本気を出さずして、この首、取れるということか?

>オレがやり合った時はお互いに詰まらん命令に縛られて全力は出せん、
>戦場は限定される、
>挙句の果てにキャスターは出てきて水入りと来た。

>ま、望むことほど手に入らんのは何時の時代でも同じって事か、やれやれ詰まらん話しだ。

ふむ、それは同感だ。
そなたの技の切れ、重さともに一流の域ではあるが、必殺の気迫に欠けていた。
如何に重かろうと、早かろうと気が乗らぬのであれば受け流す事は容易。
音に聞こえし大英雄にしては………と奇っ怪に思ってはいたのだが。

成程、そういう理由であれば、頷ける。
いやはや、何とも共に主には恵まれぬものよ。
思い通りに行かぬのが世の常とは言え、
かくも無常なものでは愚痴の1つも言いたくなる気持ちも理解は出来る。


さて、話を戻すとしよう。
私程度相手にならぬといわれたとて、
剣士の矜持とか誇りが傷つけられたとか大層なものは言うつもりは無い。
元より、この身には何も無く、与えられた役割を演ずる為の存在であるからな。

1つ、話をしよう、何、下らん話だ。
戯言程度に聞いてくれれば良い。
そなたの様な英雄には取るに足らぬ話であろう事は間違いないからな。


昔、ある男が居てな。
その男には何も無かった。
名前も無く、親も無く、学も無く、名誉も無かった。
手元にあるのは一振りの長刀のみ。

何も無かった故にな、その男は考えたのよ。

  <なれば、この一刀を以って、剣の道を突き詰めてみるか>

とな。
は、何々、元より、その男の様な道々の者に仕官の望み等ありえよう筈もなくてな。
それくらいしか思いつく事が無かったのよ。

それで、その男はひたすら無心に剣を振るった。
春が来て、夏が来て、秋が来て、冬が来て――――季節の巡りを数え切れぬ程にな。
明鏡に至りて、止水に通ずという言葉がある。
数え切れぬ修練の果てに、男は文字通り、その境地へと至った。
その剣を以って断てぬものはない、男自身そう思うほどの高みにな。

一念鬼神に通ずと言うが、
ふむ、その男を見るに、まんざら、かかる言葉も嘘ではなかったのだな。

だがな、同時に気づいたのよ、男は。
如何に境地に達しようと、その剣を振るう相手が居ない事に。
世とは無常なものででな、名も無き剣士の挑戦を受ける奇特な剣豪等居よう筈も無い。

結局、男はその会得した剣を振るう機会も無いままに、その生を終えた。
いやはや、何とも喜劇よな。
如何に極めようと、その男は結局、何も得る事は無かった。
正しく、陽炎の如き、儚き、無意味な生だったと言う訳だ。


     ランサー

     もし、その何も無い男に望みがあれば、何であったと思う?


――――は、許せ。
久しく、この様に語る事も無かったのでな。
少し、舌が回りすぎたようだ。
文字通り、戯言だ、忘却の彼方にでも追いやるが良いだろう。

662 名前:ある意識:04/02/26 16:23

科学と魔術いつか邂逅しゼロになる時がくるだろう。
私はそこへ到達するため旅を続ける。

何千何万年かかろうと必ず根源へ
はるかな旅は今始まったばかりだ。

663 名前:アサシン:佐々木小次郎:04/02/26 17:37

>>662 科学と魔術いつか邂逅しゼロになる時が………
生憎ではあるが、科学とやらも魔術とやらも門外漢でな。
名前は知っていようとも、その理がどの様なものであるかは皆目見当がつかん。

ああ、勘違いはするな。
別に侮辱している訳ではない。
そなたが追い求めるというのであれば、それはそれで構わぬ。

何、剣という理を延々と磨き続けて、神仏の業の真似事程度は出来る様になった名も無き剣士も居る事だ。
延々と突き詰め続ければ、何れは開かれる道もあるであろうよ。
増してや、この様な鉄屑一本とは違い、
火を起こし、水を制し、風を操るという理であれば、得られる答も鉄屑の理とは比較にならぬであろう。

664 名前:名無し客:04/02/26 20:44

魔術師さんがけっこー居るスレなわけですが、
コンピュータを意のままに操る、電子の魔術師とかどう思います?

665 名前:間桐桜 ◆SAKURA9Fss :04/02/26 21:26

>>654 好きな人に冷たくされたら、どうする?
ご、ごめんなさい!
そんなつもりで言った訳じゃないんです!
だ、だから、>>654さんもそんなに落ち込まないでくださいね?
江戸前屋で買って来たたい焼きをあげますから、気分を治して下さい。


―――――え、先輩に、ですか……?



先輩は優しい人です。
先輩は暖かい人です。
先輩は何時もわたしににっこり笑ってくれるんです。
先輩とわたしは何時も穏やかに夕食を取るんです。



        だから、>>654さんの言う様な事はないです――――――



あるとしたら………
先輩を傷つける人、先輩を惑わす人、先輩を取っていってしまう人、
そんな人が出てきたら………


  セイバーさん。
  聖杯戦争を盾に、先輩を傷つける人。
  文字通り、殺し合いに先輩を引き込んでいる人。
  先輩に剣になる所か、何時も先輩に死地に追いやっている人。

  ―――――何時、先輩が居なくなってしまうのか
          何時、あの笑顔が失われてしまうのか
          何時、心の拠り所が消えてしまうのか


          ―――あんな人、居なくなれば、いいのに―――


  遠坂凛、姉さん。
  遠坂の正当後継者。
  サーヴァント「アーチャー」を従える、先輩の敵。
  それなのに、先輩に近づいてきて、好き勝手に先輩を………

  ―――――姉さん、そんなにわたしが憎いんですか?
          姉さん、そんなにわたしに見せつけたいんですか?
          姉さん、わたしから先輩を取っていくんですか?


          ―――姉さんなんて、居なくなれば、いいのに―――


ごめんなさい、何でもないです、忘れてください。
そういう事なんてあるはずが、あっていいはずがないんですから。

666 名前:名無し客:04/02/26 21:42

>>656 間桐桜さん
私が人を恨む言う事には、否、と言わせて頂きましょう。

私はただ、死してなお、
刃を持つ事を望むモノや、
他の者の鎧となることを望むモノの
望みをかなえる術を問うた心算です。

さて、質問。
あなたの思い、託せる人はいますか?

667 名前:遠坂凛 ◆Rin/.ruSTE :04/02/26 23:58


>>586

別に何も。

……いや、ちょっと違うか。
わたしに見えるモノ、聞こえるモノ。それがわたしにとっての『世界』の基本。
その外で起こっている出来事はわたしまで届かない。
知らないコトに感想なんて持てないでしょ? つまり、そう言うコト。

……まあ、目の前でやられたら不快なだけだけどね。

>>589

失血死する前に、止めでも刺して欲しいの?
……頼まれても断るけど。


あ、死ぬなら他所で死んでね。ここで死なれると迷惑だから。

>>590

強い想いは、場所や本人と深く繋がったモノ――もちろん肉体もその一つに入るんだけど、に、
残りやすい。
これが負の感情ならなおの事ね。
そう言う良くない想いに汚染された場所は人が寄り付かなくなったり、逆に自殺の名所になったり、
モノならいわゆる『妖刀』みたいな奴が判りやすい……って、話が逸れたわね。

つまり、吐き出すまでも無く既に在るってコトも多いと思うんだけど。

それでも自分自身が抱えた想いは消えるわけじゃないから……
直接的にしろ間接的にしろ、その想いを形にする為の力を手に入れるしかないんじゃない?

>>595

戦えるわ。
理由? 決まってるじゃない。
そんな未来を変えるため、よ。

>>612

―――ちょっと、いきなり何呼ぼうとしてるのよ!

(>>612の口を塞いで詠唱を遮る)

あのね、さっき想いは残るって言ったけど、同じように想いは形も持つの。
もちろん、そんなコトそうそう無いけど……
たった何十年でも世界中で読まれて書かれて一つの神話として確立してしまったモノなんて、
新しいってだけで他の神話と変わらない。
そこに宿る想いを形にする引き鉄たる呪文もある。
ただ、その想いを引き出す為の力だけが足りない。
そう、だから普通は何も起こらないんだけど――――

ここは普通の場所じゃないんだから、万が一がありうるかもしれない。

……それに、本物にしろそれに近いモノにしろ、あの話の通りのモノを呼んだって碌なコトにならないわよ?
と言うわけで、今後妙な真似はしないように。

668 名前:ハスター@サンタクロース(M):04/02/27 00:14

(参考:ttp://badhand.szero.net/huster1.jpg)

>>612
(若本○夫の声で)
 誰か、喚んだかな〜?
 この格好が激しく時季はずれだとかいうツッコミは、しちゃいけないよ。

 さて、ところで君達は、一体いくつの頃までサンタさんを信じていたのかな?

 「今でも信じてる」というような、純粋無垢な答えをおじさんは期待しているよ。
では、さらばだ!

(マッハ100で飛んでいきました)


669 名前:紅の拳を持つ格闘家 ◆8IlZRZ2ucc :04/02/27 00:40

ここはあの…有名の…吸血鬼ハンターが住む場所か…

質問
闘いの先に求める願いとかはあるかい?

ええっと此処に来る最中こんなドデかいポスターを拾ったんだけどよ…
(赤ペンで志貴激ラブやお兄様とサインが書かれた志貴の巨大ポスターを譲る)

そんじゃ、失礼
(秋葉とシオンの巨大ポスターをめぐり いがみ合う殺気を見て退散)

670 名前:名無し客:04/02/27 00:57

>>668
ハ○ターさんや、わしを置いて次のホールに進まんでくれ。
もちっとハンデくれてもいいばちは当たらんじゃないかのぅ。

おや、そこの可愛い子、わし専属のキャディさんにならんかの。
チップは弾むぞい。やってくれるならるるいえに来なされ。

ところでお前さん達は食にはこだわりがあるかね。
やはり美食は末永く付き合える趣味だと思うのだがのぅ。

671 名前:名無し客:04/02/27 00:57

東洋の神秘 合気は魔法ですか?
全ての力と一体化してあらゆる力を無効化して相手に返したりできるらしいですが。
根源に到達もできるそうです。

672 名前:アーチャー ◆ARCHERBSJw :04/02/27 01:00

>586 差別についてどう思いますか?
愚問だな。
いいか、そもそも差別は、常にそれ自体を差別として自覚したり、
主題化したりすることを妨げるメカニズムを内包している。
差別は、それがまさにそうであるようには決して現れない。
差別とは被差別者が、ないし第三者が主張して初めて表面化する。
差別者からすれば正当な資格を以って行なわれた過程として経験されるものだ。
さらに、たちの悪い事に彼らは被差別者に対してそれを内面化することを当然のように強制し、
そしてそれが「差別」と名指され制約された場合、彼らには「傷つけられた」と倒錯した被害感情さえ生まれるのだ。

仮に正当な論理を以って彼らを糾弾する場合、
往々として差別は、差別と区別の違いというレトリックによって守りを築く。
よくあるだろう?
男女差別では「男と女を区別しただけだ」
人種差別では「白人と黒人を区別しただけだ」
事実という差異を武器に差別を正当化し、区別へと置き換えようとするこの行為は一般的とも言えるものだ。
そしてその行為は歴史上幾度となく繰り返されたものでもある。

人間は常に己より弱いものを見つけようとする。
まあ子供であったり、動物であったり、能力的に劣る者であったりと様々だが。
自己よりも弱者を見つけ、それを差別する事によって下らない満足を得て繁栄するのが人間だ。

少数を虐げて見捨てる事によって大多数を繁栄させる。
国主しかり、民衆しかり、そして正義の味方しかり、だ。
一人を見捨てて十人を助け、その十人を踏み躙って百人を救い――――キリがない。
全員平等に救うことなど不可能なことだ。
一人も殺さないということは、誰も救えないということに直結する。

ゆえに、私は差別を悪とは思わん。
むしろそうする事で圧倒的大多数が救われるならばそれは種として当然の行為だと思うが。


……尤も、凛やあのたわけではこんな意見など納得しないだろうがね。

673 名前:アーチャー ◆ARCHERBSJw :04/02/27 01:02

>>588 最も大切な人の一人である遠坂凛の命を犠牲にしても、自己の殺害を貫く覚悟はありますか?

「――――――――――――っ」

 突きつけられたその問いが、思考が停止させた。
 そう、その可能性は常にあった。
 むしろ真っ当に行けばそうなる可能性のほうが高かった筈だ。

「…………無論だ。私はそれだけを支えに守護者を続けてきたのだ」

 震える声に迷いがないと誰が言えよう。

 サーヴァントとしての責務
 自分の道を貫く少女からの信頼
 自分が生涯離さず持ち、支えの一つであった宝石

                       ――――――――――それを裏切るというのか。

 自身が取った誤った選択肢
 己が道に築き上げられた死体の山
 理想を守る為に理想に反し続けた自分
 こぼれ落ちた、救えなかった者達の怨嗟の声
 後悔して、慟哭して、絶望して、赦しきれない自分自身

                       ――――――――――それを裏切るというのか。

「そうだ、限りなくゼロに等しい確率に全てを賭けたのだ。
 そう思わなければ…………いや、そうしなければ俺は耐えれなかった。
 想像出来るか? 自身の命を捧げた理想は間違いだったと、そんなものはありえないと、
 強制的に見せ付けられ、理想を裏切る行為を死後も永遠に続けさせられる。
 拒否権などない。
 逃げる事はできない。
 助けようとする意思さえ持てない。
 辛さから目を背け瞑る事さえ赦されないその苦痛を…………!」


 過去未来現在の概念がない英霊の記録庫。

 過去の歴史書を紐解いて見えるものは怨嗟。
 未来の歴史書を紐解いて見えるものは絶望。
 現在の歴史書を紐解いて見えるものは諦観。

 外に出て行ったはずの自分は書庫にいて、送られてくる歴史書を読む。
 書庫にいるはずの自分は外に送り出され、理想に反し続けて殺し尽くす。

 幾度繰り返しただろうか
 十度? 百度? 千度? 否、もしかしたらこれが始めの一回かも知れない。


「理想を裏切る行為には慣れた。
 最初から抱いた理想が間違いだったと、偽りの理想で人を救うことの愚かさを思い知った。
 一人も殺さない事は、誰も救えないという事だと理解した。

 だがそれでも!……それでもだ!!
 どれだけ慣れても、思い知っても、理解しても!
 オレは自分自身を許すことなど出来ない。
 正義の味方などにならなければ、目に映る全てを救うなどと間違った理想など抱かなければ、
 今のオレは此処にはいない。
 守護者などという奴隷になることも、自身の間違いを知る事もなかったのだ。
 故に正義の味方を目指す衛宮士郎という存在は生きていてはいけない。
 英雄となり、奴隷と成り果てたエミヤシロウだからこそ判る。

 衛宮士郎が歩く道は絶対に間違ったものだと、な。

 だからオレ…………いや、未来のエミヤシロウは現在の衛宮士郎を殺す。
 八つ当たりでも構わんさ。
 それだけを支えに、ただ一度の奇跡に縋って守護者なんぞを続けてきたのだ。
 それを止める事など誰にも出来ん。
 邪魔立てするならば誰であろうと排除する。
 その代償がどれだけ大きかろうと、どれだけ大切なものだろうと、オレは自分を殺すだろう」


     ――――――例えそれが、遠い昔、自分の命を救ってくれた少女であっても例外はない。


「後悔ならば既にしているさ。
 この場に存在している事こそ……いや、英雄と、正義の味方などに成った事を後悔している。
 目に見える全てを救おうと、
 理不尽で潰える人が、涙する人がいる事が我慢ならないと、偽善を貫いた自分に後悔している。
 自分の全てが間違いだったと後悔している者に、これ以上後悔を味わえなど無理な話だろう?

 仮に後悔するとしても構わん。
 うまくいけば、英霊エミヤは衛宮士郎を殺した時点で消滅する。
 そうすればもう後悔を背負う必要もない。
 うまくいかず、衛宮士郎を殺し、遠坂凛の命も奪うだけで終わったとしても。
 無数の絶望と後悔と慟哭で彩られた歴史書が一冊増えるだけだ。
 今更一冊増えた所で問題などない。
 未来永劫後悔を抱えたままで、今まで通り目に映る人間を殺し尽くすだけの存在であるだけのこと。


 ――――――だからな、>>588。そんな問いは愚問だ。
 私は可能とあらば如何なる事があってでも衛宮士郎を殺す。


                         そこに、遠坂凛の生死など、関係ない」


674 名前:間桐桜 ◆SAKURA9Fss :04/02/27 01:07

>>651 大変だ! で始まるお話
大変だ、ですか?
くす、それなら、何時も、わたしは大変ですよ。
先輩はああいう人で何でも一生懸命にやっちゃう人ですから。
ついていくわたしなんて、何時も大変です、ふふ。

……そうですね、大変だっていう言葉で始まる実話なら――――――


『大変だ!』

 ―――――誰かの叫び。

 教壇の側に倒れている女性。
 死んだ様にぴくりとも動かない。

 教室の皆は遠巻きにその女性を見るだけで、誰も近寄ろうとはしない。
 いや、理性では何をすべきかは分かっている。
 でも、身体が実際には動いてくれないのだ。



 ………事の起こりは数分前。
 英語の授業の開始を告げるベルが鳴って、しばらくした後。


『遅刻、遅刻、遅刻、遅刻〜〜〜!』


 物凄い声を上げながら、何かが教室に向かってくる。
 その声はまさに唸る虎の叫びみたいで。
 その様はまさに猛る虎の勢いみたいで。

『よし間に合った――――――』


             ぎこん


 うん、擬音とかいう言葉は情景にするなら、丁度、こんな感じ。

 ―――――藤村先生はそのまま、教壇に突っ込んで、ぴくりとも動かなくなった。



『大変だ!』

 それが最初で最後の声。

 誰も喋らない。
 誰も動かない。

 時間だけが無為に過ぎていく。

 1分。
     こちこちこちと時計の針がやけに大きく聞える。
 2分。
     どくんどくんとわたしの鼓動がやけに大きく聞える。
 3分。
     ちらちらとみんながお互いに見やっているのが分かる。

 5分。
     あ、今、空に飛行機雲、きれいかもしれない。

 10分。
     あ、運動場、今、体育なんだ。あの赤い髪、もしかして、先輩かな?

 15分。
     あ、そういえば、江戸前屋は今日は休みだったんだ、残念だなあ。

 20分。
     ふう、今日もいい天気、日向ぼっこしたら気持ちいいだ―――――




                   ――――――現実逃避は止めにしよう。


 実は言うと手はある。
 ああなった藤村先生を起こす魔法の呪文。
 先輩の家で何時も藤村先生と一緒にいるからこそ、分かる秘儀。
 けれど、それは禁呪と言ってもいい、何しろ、使うと………

 夕食の時、お醤油とソースを入れ替えられたり、
 入浴の時、リンスとシャンプーの中身を入れ替えられたり、

 そういう災厄が振りかかりかねない。
 ……でも、先輩なら、間違いなく、この禁呪を唱えるだろう。
 うん、だから、わたしも唱えてみる、見ててください、先輩。
 気合をいれてごうごう。


              <藤村先生……、タイガー、起きてください>


 <<さくらはじゅもんをとなえた!>>


                                 _,,,,,,,,,,,__
                               _,,,_f: : : : : : : `ヽ、
                             ,f´: : : : : : : : : : : : : :ヽ、
.                            ,i: : ; ': ; ;:':i :ヽ:、:`、`、: : : ;ゝ
.                            ,i:,': i: :;i ;i :/!: : `、ヽヽ`、: : :i,
                            レ!: i :/i;! レヽ`、:,ノヾ!Vヽi : iヾ
                            i;__ト' ,r○_____`__ ○ i':__;!
.                            f 、.i ‘ー' ,!VVVV!   !r `;
                            !  !  .i _,,,,,,,,,,_.i   ,! ,/
                            `ーo!、 .!´    'i  ,/io'
                              レ;iヽ!     i/; i
.                              ` ヾ;!`ー‐‐ '´!´ヾ;!
                               __,ノ     .i,__
                        ,f´ ̄ ̄!i ̄7/__,  ..:::. 、___.i:i`77''''''''''ヽ、
                       ,f ゝ,'''7'''!i,''/ i、      _,i:.,!.i:;! i  ̄`7´`、
                      ム''´ /、,r‐!i-ゞ:、`ヽ、__,,.-‐';r'´-!:i-i、ヽ'´`ー-.i
                      ,!___,,/-..,_i,' ,!i-..,,_ `ー---‐"_,,,.-':.i、 レ'´`、   i
                      ! /   ,',/:.';.:.:.:.:.: ̄'''''''''' ̄:.:.:.:.;':.:`,、!---` 、,,_i
                     f''´    , i,;,:.:.:':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.':.:.:,;,;,;!    .ヽ!
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   ,r‐.、,,,             /,,---..,,_ ./ !:.;,;,;,;,;,:.';,;,;,;,;,;,;,;.:.:':.:.:.;,;,;,';,;,;,! .ヽ__________.i,             ___,r‐.、
  f´,r‐.、!.`、          _/      ソ  i,;,;,;,'.:,;,;,;.:':,;,;.:.:'.:.:.:.:.:.;,;,;':.:..;,;,!  `、    `'i           r'´i`ir'´ヽヽ
  i ,r'''´`U i ,r,-.,___________r"''''''ー-、  ./   .ソ、;,;.:.:.:.:.:.:.:.:.:,;.:.:.:.;,;.'.:.:.;.f"   `、  _,,,,,,,`ヽ,_______________ _,! '、''´ヽ i
  i ‐´,`、__  ̄''`、`、 `、  `ー、   .`、/    ,!:.:,;';,;,:.:.:.:.:,;,;;.:.:.:.:.;,;,r''´,;,,i,   .ヽ,r'" , .',r'´  ,r'´  ,r'/`´ ,r‐、i'´`ヽ !
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        i,_,r‐';∠,,,,,,,,,/....-----'"    ,i,;.:,;,;.:.:,;,;,;,;.:.:,;,;,;,'':.:.:.:.:.:.:.;';,;.:.:.;,;,;i,   `ー-------------ゞ-'´
          ̄             ,r'´,;.:.:,;,;.:.:.:.:.:,;,;.:.'':.:.:.:.:.:.:.:.:.;';,;,:.:.:.:.;,;,;,i,


                『 タ イ ガ ー っ て い う な 、 う わ ー ん ! 』

 <<タイガーはいきかえった!>>









                                                <ぐっどえんど?>

675 名前:アサシン:佐々木小次郎:04/02/27 02:40

>>666 あなたの思い、託せる人はいますか?
無いな。
元より、剣士とはその様なもの。
背負うべくは自らの一刀のみ。
屍と化せば、後は野良犬どもの餌になるのみよ。

ふむ、それに私の思いとは単純なものだ。
ただ、勝利も敗北も生も死も介さぬ全霊を込めた死合のみ。
それはあくまで刹那の美。
過ぎてしまえば、朧の如く、不透明で消えてしまうものよ。

故に、この名も無き男の思いを託す相手等はおらぬ。
託したいとも思わぬ。

>>671 東洋の神秘 合気は魔法ですか?
は、いやいや、そのような大層なものではない。
やられた方には妖術の類にしか見えぬであろうがな。
まあ、剣士たる私には無手の技は門外漢であるがな、あれは妖術でも何でもない。

良いか、森羅万象全てには力の流れというものが存在する。
例えば、刀を一振りするだけでどれだけの力の流れが起きる事か。
足の踏み込み、腰の捻り、腕の軋み、指の力み、目の動き、風の揺らぎ。
まあ、言葉に簡単に表せるような単純なものではない。

だが、それを全て感じる事ができ、それに応じて動く事が出来れば………?
力の流れを無理なく変えて、放った相手に返す事など容易であろうよ。

しかし、所詮口で言っても炬燵兵法よ。
それを身につけ、実践するにはそれこそ、人を超える修練が必要であろうな。

676 名前:ランサー ◆gIByZ6SRTA :04/02/27 03:23

やれやれ、二日ぶりか…


>589
無駄に人生過ごしてるな坊主。
結構結構、オマエは死ぬまでソレで行け。



>590
ある訳ねえだろ。
死んだら終わりなんだよ。
万が一、そんなモノが彷徨い出てきたら叩き潰すだけだ。

つまり…>656だが…

ああ、なんだ―――手遅れか…
まったく難儀な話だ…
女は殺さんと決めてたんだが…な。

――――――後で相手をしてやる。


677 名前:ランサー ◆gIByZ6SRTA :04/02/27 03:26

>595 もしも全てが無駄と知っても。
…ああ、そう言えば居たらしいな、そんな馬鹿も。
何しろ聞いた話なんで、本当かどうかは保障せんが……


その馬鹿が生きてた時代、ソイツの国は滅びかけてたそうだ。
内も外もどうにも成らん程に敵だらけ、王は死に後継者も決まらず敵だけは増えていく、
得るものは無く失うモノだけは限りない。

そんな状況でソイツは王になる事を望んだんだとよ。
とことん救えない馬鹿だろう?


その馬鹿野郎は王になる前に、自分の悲惨な終わりも、自分対する下衆な裏切りも、
報われない過程も、救いの無い滅びも、全て見せられたそうだ。

それでもソイツは自分を捨て、自分の望みを捨て、一番大切にしてたモノまで捨てて、
一番守りたかったモノを守ったんだとよ。


そんな詰まらん人生を選んでまで得た戦だ、戦が何より好きになればまだ理解も出来るが……
其処までやって戦った割に、勝っても喜ばず、勝者の名誉も望まねえときた。

全く理解できんだろ?
何が楽しくて生きてんだと思わんか?
オレには真似できないね、そんな詰まらん人生なんぞ願い下げだ。

だが、流石にオレも不思議になってな…
その馬鹿が守ろうとしてたのは何だったのか聞いてみた。

で、その答えだがな…
マジで笑えるぞ、その一欠片の報いもない過程で、自分と無関係な人間が
幸せそうに笑っていられた時間があったからだそうだ。

全く下らねえ話だ。
テメエが言ったように、最終的に誰が救われた訳でもねえ、全て無駄に終わったんだぜ?

ソイツは失敗した、言い訳も出来んほどに失敗した。
そいつに出来た事は国の寿命を10年引き伸ばした事だけだ。
王としちゃ失格もいい所だろ?



――――――だがオレは、それでもソイツは英雄だと理解した。



何故か解るか?

簡単だ、ソイツは歴史に名を残した。
歴史に名が残るほどに人の記憶に残る程の事をしたからだ。




その馬鹿が本当の意味でやり遂げた事ってのはな、国を守る事じゃねえ。
ソイツが王にならなけりゃ確実に露と消えてた何万もの民草とそいつ等に連なる
無数の命を守ったって事実だ。

名が残るってのはその馬鹿を知る誰かが生き残ったって事だからな。
国は跡形もなくなったが、その国で笑っていた奴等は生き残ったのさ。

つまり…な、どんな絶望的な状況でも諦めず、絶対に覆らないモノを覆し、救われない筈の
命を救った奴だけが英雄と呼ばれるって事だ。



――――ふむ、オレらしくもなく長々と語っちまったな。
で、テメエの質問だが…




はっ! そんな事は…、 知 る か ! !  ク ソ ヴ ォ ケ が ! ! !

何処の世界に負けること前提で戦う馬鹿が居る!?

明日死ぬから、予め今日死んでおこうなんて酔狂な戦士なんぞいると思うか!!

自分がいつか死ぬ(無駄になる)運命に在るなんざ、 ガ キ で も 知っているだろうが!!!

そんなくだらねえ問いに悩んでる暇が暇があったら、女の口説き方でも悩んでろ ク ソ ガ キ が!!!!




と、まあこんな所か?

あ、まだ有るのかよ?
何だ? ソイツが誰かって?

知らんね、馬鹿の名前なんぞに興味は無い。
ただ、オレが死んだ後に連れて行かれた島に幽閉されてるクソ爺の教え子だか主だかだとさ。
この話もその爺から聞いたんでね。

何処の島かだ?
しつこいなオマエも…
常若の国(ティル・ナ・ノグ)或いは、永遠の林檎の島(アヴァロン)って名前だよ。


678 名前:◆gIByZ6SRTA :04/02/27 03:34

>661
(ハッ、きやがったか! テメエが消える前に必ず白黒つけてやる必ずだ!! だから少し待ってろ)

679 名前:キャスター(真名:メディア) ◆CASTERadvc :04/02/27 04:16

ふん、来たのね、アサシン。
貴方は所詮、私の奴隷、奴隷は奴隷らしく従順に振舞いなさい。
相応の働きをすれば、聖杯入手の暁に貴方を本物の英霊にしてあげる。

元より何も無い貴方ですもの。
そして、既に終わっている貴方。
覆せない筈の終わりを覆して、本物になれるのですから、報酬としては十分に過ぎるでしょう?

>>630 今の記憶を保ったまま、別人として生まれ変わることが出来るのなら………
無意味な議論ね。
永遠という命題の解法として、転生を選んだのでしょうけど………、
転生という法は確実に見えて、実は穴だらけの法よ、坊や?

確かに脆い身体という器に拘らず、上位の魂という器をどうにかしようという着眼点は、
まあ、評価してあげない事もないわ。
けれど、所詮は比較の問題、
身体より魂の方が長持ちし易く、壊れにくいって事に過ぎないのよ。

魂も時の流れには逆らえずに、何れは虫食いのようにボロボロになっていくわ。
嘗て思考出来た事がどんどん思考できなくなって、
何れは1つの事しか、考える事が出来なくなり、行動も単一化されていく。
既にそれは生物ではなく、ただの現象でしょう?

ああ、そうそう、確かこの前、此処に来たフェイスレスとかいう人がいい例ね。
あの道化がやっている事に意味なんて無いのよ。
人の身で百の時を越える愚かさを知りなさい。
生まれ変わったとしても、それは既に以前の自分ではない。
何処かしら欠けた部品があり、それはそして永遠に取り返せないもの。
世界という掌からこぼれてしまった、雫は決して組みなおせないのよ。

それにそんな方法でやり直しが出来るのであれば、
いいえ、本当に幸せになるのであれば、私自身が既にやっているわ。
擬似的ですけど、不老不死の薬や転生理論を組み上げる事は造作もないのですからね。

けれど、その様な事に、生に固執する事に何の意味があるというの?
少なくとも、私にはそのような意味は無いわ。
私が欲しいのはそうたった1つの小さな――――――――――

680 名前:キャスター(真名:メディア) ◆CASTERadvc :04/02/27 04:17

>>664 コンピュータを意のままに操る、電子の魔術師とかどう思います?
コンピュータ……?
ふふ、ああ、あの鉄の塊の事ね。
宗一郎様が文書を作成するのに使っているのを見た事はあるわ。

魔術が今の世の中に此処まで衰退したのは、
一重にそのコンピュータとかに代表される科学という法らしいわね。
成程、嘗て魔法だったものが今では5つしかなく、
全ては通常の現象に堕してしまったというのも、今の世を見ると頷けない話でもないわ。

そう、何れは科学という名の法を駆使する者達は魔術というものを駆逐するでしょう。
けれど、それはまだ当分先の話よ、坊や。
神代の時を生きてきた私から見て、まだ、魔術の神秘には科学という法は及ばない。

何故かって?
確かに科学という法でもほぼ大抵の事は可能でしょう。
けれど、能率が悪すぎるのよ。
その点でいえば、まだ魔術の方が容易く現象を操作できるという意味で分があるわ。

だから、その電子の魔術師とやらも、まだまだ奇跡の領域に及ばない。
私の相手をするには少々、不足ね、今の状態では。

681 名前:キャスター(仮名)さん(推定)28才 ◆CASTERadvc :04/02/27 04:18

>>627 あなたをメインに据えた映画、歌劇なんかは結構ありますけど、見た事は?
煤@え、そ、そういうのがあるんですか!?
わ、私がしゅ、主人公のお話が……………!?
しかも、活動写真や歌劇になっていると――――――

(´-`)
(これはチャンスかもしれないわ!
 宗一郎様に私の境遇を分かって貰って、それで……………)

―――――――――――――――――――――――――――――――――――
(映画館)
宗一郎「おまえ、こんな人生を過ごしてきたのか」
私  「は、はい。私はこの様に業の深い女………。
    宗一郎様のお側に居る資格は無いんです」
宗一郎「いや、居ていい」
私  「え………?」
宗一郎「聞えなかったか、居ていいといった、キャスター」
私  「でもでも、私は……!!」
宗一郎「口で言っても分からないなら、こうして分からせてやる」
(´-`).。oO(それでそれで宗一郎様が私を抱き寄せて……)
私  「そ、宗一郎様! 今はじょ、上映中…む、ぐっ」
宗一郎「いや、映画より、お前の顔の方が――――――」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――

(グッ)
これなら行けるかもしれないわ!
百聞は一見に如かずとこの国の言葉にあるくらいだもの。
そうと決まったら………!


(映画館)
宗一郎様、そろそろ上映時間ですね。

宗一郎「うむ」

宗一郎様、突然でしたけど、お付き合いくださって………

(ぴるるるるるるるるる!)
宗一郎「む………何、緊急職員会議? 了解した、直ぐに行く」

あの、宗一郎様……?

宗一郎「ああ、急用が入った、映画はお前一人で見ておけ」










                                         ..._| ̄|○

682 名前:名無し客:04/02/27 07:33

頭なでてもいいですか?
良かったら撫でさせてください。良くなくても撫でさせてください。

683 名前:名無し客:04/02/27 10:23

自分自身を弱い人間だと思いますか?
また、弱い気持ちを振り切るためにどのようなことをしますか?

684 名前:名無し客:04/02/27 11:34

満足する死とはどんなものだ?

答えられんのなら、そんな脳味噌、いらんわなぁ……。

685 名前:名無し客:04/02/27 12:51

未来において北斗神拳伝承者は英霊になったのでしょうか?
彼の行動はまさに英雄でしたが

686 名前:名無し客:04/02/27 14:01

自身にスパロボのような精神コマンド、特殊技能、小隊長能力を発表してみてください。
ただし、特殊技能に「援護攻撃」「援護防御」はなしで。(誰にでもつけられる無個性な技能のため)

精神コマンド、特殊技能は最大6つ(特殊技能は最大の6つまでつける必要はありませんが、精神コマンドは6つすべてお願いします)

小隊長能力の例として。
ゼンガー 格闘武器の攻撃力+20%
アラド 獲得経験値+20%。獲得資金+20%
ゼオラ マップ兵器及び射程1以外の武器の射程+1

687 名前:名無し客:04/02/27 14:11

ランサー兄さん、ハイリン(半角で>>)お願いします…… _| ̄|○


688 名前:名無し客:04/02/27 18:57

各自なんでもいいので歌を一曲歌ってください。

689 名前:間桐桜 ◆SAKURA9Fss :04/02/27 19:42

>>682 頭なでてもいいですか?
あ、あの、ちょっと、困ります!
いきなり、そういう事をされても、わたし、その、心の準備というものが………

(なで)
む〜
         ――――こういう事を……
(なでなで)
むむ〜
         ――――先輩にしてもらったら……
(なでなでなで)
むむむ〜
         ――――気持ちいいだろうなって……

も、もう、いいですっ!
ゆ、夕食の準備が、せ、先輩と一緒にあるから、し、失礼しますっ!
あ、あんまり、こういう事すると困りますから、次からは気をつけてくださいねっ!!

         ――――ううん、先輩の温もりは側で感じているもの

               これ以上は……望めない、望んではいけない――――




         ――――横目で先輩を見る。

               先輩は何時も通り、変わらない、それは当たり前

               先輩の大きな、暖かそうな手。

               あの手で、震える間桐桜(わたし)を包んで貰えたら………


       ―――――どくん――――――


きゃっ………!(がしゃん!)

             <お、おい、桜、大丈夫か?>
             <だ、大丈夫ですっ! ただの不注意ですから!>

あ、お塩とお砂糖を間違えちゃった!

             <桜、落ち着いて>
             <は、はい>

わ、鍋が吹き零れてる……!

             <さ、桜、急いでガスを止めて、タオルを!>
             <わ、わわ、分かってます!>

ああ!? オーブンの温度設定が100度ずれてるっ、け、煙がもくもくと……っ!?

             <だぁっ!? 換気扇を回してくれっ!>
             <か、換気扇のスイッチは……え、えい!>

             <うおっ!? さ、桜、それは電灯のスイッチだ!>
             <ごごごご、ごめんなさい、先輩っ!>


――――――――――

―――――

―――

         <桜、今日はどうしたんだ、おかしいぞ?>
         <な、何でもないです、たまたまです、は、はい>

         <うーん、それならいいけどさ、次からは気をつけてくれよ>
         <え………?>

         ――――わたしの頭の上に置かれた先輩の手

               思っていた通りに、それは大きくて、暖かくて――――

         <はい……!>

         ――――最高の笑顔で、わたしは先輩にそう返事した――――

690 名前:間桐桜 ◆SAKURA9Fss :04/02/27 21:28

>>684 満足する死とは?
……そんなものはありません。
何故なら、間桐桜(わたし)は――――――


                 <あの地下室で>


                  ――――――殆ど、死んでいる様なものですから。



  11年前の、遠坂の家から間桐の家へと養子へやられたあの日。
  その時から、わたしは緩慢な死への道を歩む事になった。

  肉体的に存在するという意味なら、確かにわたしは人並に生きる事が出来る。
  でも、既に間桐桜という人格は、心は殆ど死んでいる。
  否、完全に心が死ぬ事が出来れば、どれだけ楽な事か。

  間桐桜(わたし)は
              笑う事も
              泣く事も
              怒る事も
                   少しずつ磨耗させて行って、生きざるを得なかった。

  間桐臓硯――――お爺さまがわたしが壊れる事を許さなかったのか。
  間桐桜―――――わたし自身が単純に生き汚かったのか。

  ………それはわたしには分からない。


  わたしは壊されていく。

  少しずつ少しずつ水を吸った真綿が乾いていって、わたしの首を絞める様に。

                                   わたしは無くなっていく。

  (ぴちゃぴちゃ)
                            (びちゃびちゃ)
               (びちゃびちゃ)

  地下室のの床に、ずるずると蟲達が蠢いている。
  百や二百では利かない、その数は優に千には届くだろう。

  蟲達はわたしを喰らう。
  11年間、ずっと、わたしを糧として、喰らい続けた。
  蟲はわたしを喰らい、犯し、獣の本能のみを刺激する。

  それが間桐という魔術師の家が間桐桜(わたし)に課したモノ。

  ――――――

  わたしの中を蟲達が文字通り這って行く。

  蟲達は神経をむしゃむしゃと喰らう。
  痛いと言う感覚すら磨耗した。
  ただ、在るのは又、無くなっていくという感覚だけ。

  蟲達は体液をごくごくと飲みこんでいく。
  気持ち悪いという感覚は既に無い。
  ただ、在るのは何時終わるのだろうという虚無感だけ。

  蟲達は気ままに内臓を這い回る。
  何か思う心はとうに消え去った。
  ただ、在るのは蟲がわたしに与える絶頂だけ。

  心は何も感じない。
  体に電撃が走る。
  性感帯を中から喰われ、刺激され、快楽に間桐桜という名の肉は打ち震える。

  『―――――っ!』

  叫ぼうと思ったわけでも無い。
  ただ、肉が反射的に音を出しただけ。

    誰か―――姉さん、先輩――――助けて
                          助けて
                          たすけて
                          たすけて
                          タスケテ
                          タスケ……………――――ぶつん

  そして、果てる、糸の切れた操り人形の如く、倒れ付す

  ――――――

  何十、何百、何千………喰われ、侵され、傷つけられ、壊れてきたか。
  いや、きっと、果ては無いのだろう。
  間桐桜(わたし)が完全に無に帰すまで、無限に続く蟲の連鎖。



要らないんですか。
そうですか、なら、どうするんですか?

殴るんですか?
犯すんですか?
殺すんですか?

―――――好きにしてください。
どうせ、わたしは間桐桜(わたし)を殺せませんから。

691 名前:アーチャー ◆ARCHERBSJw :04/02/27 22:16

>>688 各自なんでもいいので歌を一曲歌ってください。
――――面白い要求だ。
オルフェウスやセイレーンならばいざ知らず、騎士あがりの弓兵に歌を希望するとはな。
まあいい、満足させられるとは思わんが、歌ってやる。

……その代わり、聞いたならばすぐに逃げた方がいいぞ。
まあ命の危険が少々あるだけだから大した事ではないのだが。


     ―――――どれを歌いますか?

          ピクミンな英霊の唄
        ⇒ Fateヒロインズ裏主題歌
          桜の大切なもの
          シエル100%
          聖杯突き割る!〜ROLLING1000tOON〜


 (参照)
 【ttp://guncanonm.hp.infoseek.co.jp/break.html】
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃  「Fateヒロインズ裏主題歌」                                  ┃
┃  作詞:匿名希望な赤い奴   作曲編集:manzo                      ┃
┃                                                      ┃
┃                                                      ┃
┃  ブレイク ブレイク 冬木の街を 聖杯 戦争 ブっ壊してゆきます           ┃
┃  バーサーカーが暴れてく(※1). 遠坂凛がキレてゆく..                  ┃
┃  冬木の平和をはばむやつらさ Break..Out..!                       ┃
┃                                                      ┃
┃  Fateブレイクヒロインズ 宝石魔術 Da Da Da                      ┃
┃  Fateブレイクヒロインズ エクスカリバー 大地を焦がし!!..              ┃
┃                                                      ┃
┃  家は壊すわ 敵は倒すわ 人も喰らうわ 新都で深山で!                ┃
┃  壊す! 倒す!  Fateブレイクヒロインズ                          ┃
┃                                                      ┃
┃  ブレイク ブレイク 柳洞「神殿」 姦計 脅迫 . 家庭の団欒               ┃
┃  聖杯戦争おてのもの 協力サポートしなさいな .                      ┃
┃  正義?の若妻 夫を守れ!!(※2) Break Out !                   ┃
┃                                                      ┃
┃  Fateブレイクヒロインズ 高速神言 Da Da Da                      ┃
┃  Fateブレイクヒロインズ 桜の..クラゲを..敵地に放て!                  ┃
┃                                                      ┃
┃  クラゲ疾るぜ! 敵をぱっくん! 人をぱっくん! 敵も味方も!...           ┃
┃  ぱっくん! ぱっくん! Fateブレイクヒロインズ!                     ┃
┃                                                      ┃
┃  Fateブレイクヒロインズ 宝石魔術 Ga Ga Ga                      ┃
┃  Fateブレイクヒロインズ エクスカリバー Da Da Da                   ┃
┃  Fateブレイクヒロインズ バーサーカーで Go Go Go                 ┃
┃  Fateブレイクヒロインズ 桜の願い 体重、減って!!..(※3)..             ┃
┃                                                      ┃
┃  家を壊すぜ! 敵を倒すぜ! 人を食べるぜ! .聖杯戦争..              ┃
┃  壊す! 壊す! Fateブレイクヒロインズ!                         ┃
┃                                                      ┃
┃  Break Out !! .                                        ┃
┃                                                      ┃
┃                                                      ┃
┃  (※1:バーサーカーは攻略対象になりません。サブヒロインです、ご了承ください)  ┃
┃  (※2:キャスターは葛木宗一郎のものです。.                        ┃
┃      Fateは人妻攻略ゲームではありませんので攻略対象外となっております)   .┃
┃  (※3:その願いは叶いません、多分)...                           ┃
┃  (お願い:株式会社日本ブレイク工業への問い合わせはご遠慮ください..)..      ┃
┃                                                      ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛



Break――――OuuuuuuTt t t t―――――――♪

―――さて、望みは叶えた。
……私とて命は惜しいのでね、これで失礼するよ。
君も早く逃げるがいい。そこにいては恐らく命はない。
宝石魔術で自由を奪われ、クラゲに生きたまま咀嚼され、エクスカリバーで消滅させられるだろう。
キャスター? あの女狐だけは喜ぶかも知れんが、助けてはくれまい。
自分の身は自分で守れよ、>>688。



         <あーちゃーは にげだした!>


692 名前:名無し客:04/02/27 22:18

お前に存在価値はあるのか?


693 名前:女王ニトクリス&その鏡(M):04/02/27 23:31

(Fate本編のネタバレを含みます)

 ・・・その鏡は、現実と虚構の境を曖昧にするという。


 鏡よ鏡よ鏡さん、幸せな世界をみせてくださいな。


 さてさて、アナタは今見慣れた地下室にいます。慣れ親しんだアナタの部屋。異臭と汚辱に
事欠かない、虫に溢れた素敵な部屋。

 アナタはそこを知っています。だってそこはアナタの部屋。だけどただ一つだけ違うのは──

 ──その部屋の中心で、虫についばまれ蝕まれ汚されているのが、アナタではないということ。

 そこにいるのはアナタの姉。アナタが愛したたった一人の肉親です。
 だけどその姿は今のものじゃない。ずっとずっと遙か昔、まだアナタがアナタの姿をしていた
頃の生き写し。

 あらあらひょっとしたら、アナタは世界の入り口に立っているのかも知れません。

 所詮夢と現は紙一重。私が蝶の夢を見て、蝶が私の夢を見る。今見ているのが夢か現実化など、
誰に決めることができましょう。

 今、アナタの目の前に最愛の姉。彼女はもがき苦しんでいます。アナタがいるべき場所に
彼女がいるのか、彼女がいるべき場所にアナタがいたのか。

 ここでクルリと踵を返し、このお屋敷を後にすれば、ひょっとしたら虚構と現実は入れ替わる
かも知れません。遠坂凛が養子に出されて、遠坂桜が家を継ぐ、そんな未来があるかも知れない。

 だけども所詮は夢幻、ここでアナタが一歩踏み出せば、世界は泡沫の夢となって消え失せましょう。

 さてさてアナタはどうします? 進んで愛する人を助けますか? それとも戻って、幸せな
世界を手に入れますか?

 どちらも所詮は夢幻。気楽に気楽にいきましょう。


 鏡よ鏡よ鏡さん、世界で一番美しいのはだあれ?
 ──それは貴女です、女王様。
 鏡よ鏡よ鏡さん、世界で一番醜いのはだあれ?
 ──それも貴女です、女王様。


694 名前:名無し客:04/02/28 00:27

>>612
ゴゴゴゴゴ……
(暴風を引き連れて鬼械神ロードビャーキー顕現)
ttp://www.nitroplus.co.jp/pc/ranking/gunimage/byakhee.jpg

さて、月姫の頃から大殲だったり、原作者が対談したり、
Fateではスタッフが協力してたりで結構身近なニトロプラス。
その作品について、何ぞ語ってみてください。
人物についてでも、物語についてでも、何でも結構です。

695 名前:アサシン:佐々木小次郎:04/02/28 02:56

>>670 ところでお前さん達は食にはこだわりがあるかね。
ふむ、特に食には拘りは無いな。
先に申した通りに自然のものに不味いもの等なかろうよ。
不味く感じるのであれば、その者の心が病んでいる。

だが、強いて言うのならば、縁側で外の景色を見ながら酒を飲むのが好みではある。

 舞い散る花
 空を舞う鳥
 身を透く風
 空に輝く月

これらは最高のつまみよ。
眼で月を鳥を愛で、肌で風を感じ、花の匂いを嗅ぎ、舌で酒を味わう。
如何なる技巧を極めた物でも、これに勝る贅沢はは無かろう。

696 名前:アサシン:佐々木小次郎:04/02/28 02:58

>>667 娘
「ふむ、そなたがあのアーチャーのマスターか、ほう、これは中々………」

 疾風の剣士はそう言って、薄く笑った。

 さらりとした自然体。
 なれど、ただそこに立っているという事実だけで確かな存在感をその剣士は醸し出す。
 さながら、それは流れる水の如し。
 さながら、それは湖面の月の如し。

>わたしに見えるモノ、聞こえるモノ。それがわたしにとっての『世界』の基本。
>その外で起こっている出来事はわたしまで届かない。

「ふむ、見た所、年は十の半ばと言った所か。
 このような俗世で、その若さで割り切るとは、いや、中々に出来ぬ事よ」

 凛を品定めするかのような視線。
 しかし、そこに卑猥なものは一切無い。

 これは花か、鳥か、風か、はたまた月か?
 如何なる類の美しさを秘めているのか?

「は、いやいや、許せ、そなたの顔に強い意志が垣間見えたのでな。
 つい、愛でてしまったのだ。
 昨今、そのような眼をした女というのを見た記憶がなかったのでな。
 うむ、一念を突き通す女というのも、悪いものではない。
 一厘の儚き花という訳ではないが、これはこれで愛でる価値がある」

 剣士は依然変わらず、自然体のまま、そう、凛に告げた。

>>679 キャスター
は、開口一番、実に手厳しいな。
つくづく、女と小人は扱いづらいというが、いや、お前は格別だ。
おっと、そう怖い目をするな。
元より、お前には逆らえぬ身、この程度の戯言は許せよ。

奴隷らしく振舞え、とな?
まあ、課された役割は果たして見せよう。
私は所詮、偽りの存在、道化とは言え、
いや、中々にこの場は楽しくてな、かように楽しんだのは久しぶりだ。
それをお前の勘気に触れて消されるというのも、流石に無為に過ぎるのでな。

ふむ、元々、無であるこの身には終わりも始まりもさしたる意味は持たん。
故に本物になれるなぞ、言われても実感が沸かぬな。
万物は流転し、森羅万象の理は変わらず、ただ、それだけの事よ。
落ちた砂時計は逆さにする事で又、元に戻せよう。
なれど、時の流れはそう行かぬ、過ぎたものは決して戻せぬ。

だからこそ、そこには愛でる価値がある。
一度きりのものであるからこそ、そこには刹那の美がある。
故に一期一会等という言葉もこの国にはあるのよ。

ふっ、まあ、キャスター、お前には分からぬ事だろうがな。
おお、落ち着け落ち着け。
別段悪意を以って言っている訳ではおらぬ。
何、お前の見ているものと私の見ているものが違うという事に過ぎぬのだ。

697 名前:名無し客:04/02/28 06:39

>696
言うまでも無い事だが…ソノ呪文自体はビャーキー(バイヤスキー)を召喚するモノでは?
それにビャーキー召喚ですら儀式が必要なはずだぞ。
鬼械神召喚なんぞ触媒となるセラエノ断章が有っての事だ。

ま「黒い聖杯」の力を持ってすれば影の嵐の中からズギャーンッ!と現れそうだけどね。
当然その体は呪いで出来ているのだろうが(=パチモン)

>650
……って詠唱しちゃってるよ!
にげr(影の巨人に飲み込まれました)

698 名前:697:04/02/28 18:10

あれ?ずれた…
>697の696は>694 650は>648です。

嗜好品で自分が好きなものの薀蓄を語ってくださいな。

699 名前:ランサー ◆LANCExpFzY :04/02/29 08:30

>>621 似ている二人
ああ、――――なかなか良い目だ。
節穴ってのはそういうのを言うんだな。

セイバーとあの錬金術師のお嬢ちゃんが、か?

まあ、口調とか表面的な反応に限れば似てない事も無いかもしれんが。
そんな詰まらん所ばかり見てると、いい女なんぞ捕まらんぞ。

ま、せいぜい頑張りな、坊や。



>>630 生まれ変わり
面白みの欠片も無い質問だな、おい。
ちっとは質問する相手を考えな、坊や。

オレは出来る事は全てやった、成すべきことは成した。
この上で生まれ変わるなら、今の記憶など邪魔だ。

一つ教えてやる、命懸けの勝負も女を口説くのも全て一期一会、やり直しなんぞあり得ねえよ。
やり直しなんて可能性を考えた時点で、そりゃ子供の遊びだ。

まあ、妖精郷に囚われちまった今となっては望むべくもねえが…
生まれ変わるなら、オレとしての記憶だけはきっちり消してからだな。

つまりオマエさんの質問は論外ってこった。





ついでに言うなら万が一にも女に生まれ変わるってのだけは勘弁だ、それこそ人生の
楽しみの半分をドブに捨てるようなもんだからな。


ま、女ってのは守り、可愛がってやるのが…………………………
………………………………………
………………………
…………



ああ…、一つだけあったぜ…
良い質問だ、誉めてやる。


もし、今の記憶を持ったままやり直せるならば…


―――――人としての人生など要らん。

        ちゃばん
もう一度この聖杯戦争の召還に応じ。



―――――このオレとバゼット・フラガ・マクレミッツこそが…



今度こそ、守ってやる―――勝たせてやる!
このオレがだ!!


――――――最強だと証明してやる!




は、剣士の英霊が最優のサーヴァントだ?
狂戦士の英霊は戦闘では無敵だ?


―――馬鹿が。
他のランサーが誰だったかは知らんが。
     ・・・
今回はオレがランサーだ。
このクー・フーリンがだ。

―――――そしてアイツがマスターである以上、敗北など無い。







          そう、今の記憶を持ったまま『もう一度』などと言うふざけた仮定が、
          許されるならば…

                   バセット
          守ってやるさ、我 が 主、クー・フーリンの名に懸けて。
          忠義と勇猛の象徴たるこの名に懸けてだ!


                   言峰綺礼
          教えてやるよ、偽りの主、ゲイ・ボルクの味をな。
          呪いと破滅の名を持つオレ槍が如何いうものか!
          テメエの心臓に教えてやる!

               バセット
          誓約だ、マスター。 この誓い…、破らるることなし!
               言峰綺礼

700 名前:紅の拳を持つ格闘家 ◆8IlZRZ2ucc :04/02/29 11:32

闘う者の一人してまた聞きたい事がある

恐怖に臆する事なく
無邪気に闘い相手に命を奪われた事があるか?

…すまねぇいきなり変な質問して(汗
昔これに似た経験をしてつい聞いて見たくなっちまってよ
そんじゃ邪魔した…

701 名前:アーチャー ◆ARCHERBSJw :04/02/29 13:18

>>686 精神コマンド、特殊技能、小隊長能力を発表してみてください。
凛の部屋にこんなものが転がっていたのだが……これの事か?


【第五次聖杯戦争〜Fate/staynight〜】(qs2専用ゲーム)


ふむ、攻略本とやらもある。
私があるかどうか探してみるとしよう。



 【機体名:アーチャー】  ※( )は英霊エミヤ時

 ┏                         ┓
              、ヽヾ ))7
              ' ゞ_`"_!        Ω
         o   ヽG ゚ -/         |‐|
     ェ  .I._Л_ <^、ナ弌〉 ⊥  。  I.≦韭≧
    .‐.!...‐T`|├―,7"ノl~l―||―十−Τ‐|ж|
   ..::. .:: ´; ;: :|i|::.:.ヽイッ┤ゝ::.. ..:::;.!....:... .. ..|.´.|
    ..:... .. . . ~.. , .... ... `~ ... .. . ... .... .... ...| . |
 ┗                         ┛

 サイズ:M
 分類 :リアル系タイプ・サーヴァント
 HP  :4200(3500)
 魔力 :150
 装甲:1000
 運動性:105(130)
 移動:8
 パーツ数:2
 地形適応:空−陸A海B宇−
 切り払い:有
 シールド:無
 修理費:6000ペリカ

 【特殊技能】
          単独行動 :マスターが倒された後3ターンまで生存可能
          対魔力   :1000以下の魔力攻撃を無効・軽減
          心眼・真. :命中・回避率+10%補正
          裏切り.  :気力130以上でマスターとの契約を強制的に切断可能(キャスターが必要)
          (狂気)   :英霊エミヤ時に発動、接近戦攻撃力+30%
          切り払い :物理的攻撃を一定確率で無効化 Lv8まで

 【精神コマンド】
          壊れた幻想 :その宝具を使用不可能として攻撃力×3
          熾天覆う七つの円環 :一度だけ受けるダメージを0にする
          投影 :敵ユニットの攻撃をそのまま複製する
          偵察 :敵ユニットの詳細を知る
          身代わり(特殊) :マスターの代わりに攻撃を受ける
          気合 :気力+10

 【小隊長技能】
          <弓>マップ兵器および射程1以外の武器の射程+1

 【備考等】
          サーヴァント機体はマスターが倒された場合、消滅する。
          ただし、単独行動のスキル(特殊技能)があれば数ターンは生き残れる。
          弓兵なので遠距離攻撃を主とするが、何故か接近戦の方が得意。
          干将莫耶のみ「壊れた幻想」で破壊しても次ターンで使用可能になる。
          気力130以上で固有結界"Unlimited blade works"が使用可能。
          凛ルート十四話では敵になる。「「VS」」は特殊グラフィック有り。
          英霊エミヤとなった場合、5ターン後に消滅。

 【武器一覧】
 (P)=移動後攻撃可能,(M)=魔力攻撃

 武器名            攻撃力  射程  魔力(弾数) クリティカル補正  必要気力

 徒手空拳(P)         1500    1    ―     +20%       ―
 連続射撃            1900    5   13/13.    −10%       ―
 干将莫耶(P).         2500     1    5.     +30%       ―
 投擲干将莫耶        2700    .4    10.     −15%       ―
 カラドボルグU(M)       3600    8    35.    .±0%       105
 宝具一斉射出        .3800    4     40     −20%      .125
 Umlimited blade works(P)  .4600    2    1/1    +20%       130

 (英霊エミヤ時)
 カラドボルグU(P).      3900    2    10     +30%      130
 陽剣干将(P)          4200    1    20     +20%      130


…………だそうだ。
基準はよく分からんが、機体性能などさして重要なことでもないからな。
私はサーヴァントだ、故に役目は一つしかない。
マスターである凛を守り、敵を撃破する。
弓兵でありながらクロスレンジからの攻撃が得意、というのも私らしい。
まあ物は試し、「私」がどれくらい強いのかやってみるとしよう。

では少々失礼して――――



              ―――――― 5時間経過 ――――――



―――――あ……
…………甘かった。
たかが遊戯と侮った私の落ち度だ。
これは実戦に匹敵する仮想戦だな。愚直に全軍突撃などでは通じんらしい。
凛の戦術はこれで学んだものだとすれば、未熟なくせに妙に落ち着いていることも頷けるというものだ。
いやはや…………最近の魔術師は恐ろしいな。



(結局アーチャーは夜を徹して戦い続けたという)

702 名前:アーチャー ◆ARCHERBSJw :04/02/29 13:20

>>684 満足する死とはどんなものだ?
おかしな事を。
私の最後など、とうの昔に終わっている。

  誰かを助けて、
  誰かを救って、
  誰かを殺して、
  誰かを見捨てて、

世界と契約し、英雄と呼ばれる地位に辿り着いた後もする事は変わらなかった。
別に世界平和を唱えた訳ではない。そんな事は無理だと理解している。
だが目に映る狭窄な世界だけでも救おうとすることさえ叶わない、それは理解したくなかった。
常に全体の為に誰かが犠牲になる。
それを許すことも認めることも出来ずに理想を掲げて足掻いたさ。

誰かに誉められないでもよかった―――誉められなくても、元より望んでいなかったからだ。
誰かに理解されないでもよかった―――理解されなくても、幸福は別にあると信じたからだ。
誰かに認められないでもよかった―――認められなくても、自分がそれを認めていたからだ。

見返りなどいらない。救うこと……誰も涙しないことが私にとって何よりの見返りだった。
救いの報酬はいつも裏切りで支払われた。
争う者がいれば自身の身体で矛を受けて争いを収め、
嘆く者がいれば自身がその罪を背負って悲劇を回避させた。
幾人かを救って、偽善者と呼ばれ、蔑まれた。

それでも傷つく人が居なければいいと、泣く人がいないならそれでいいと私は全て受けたよ。
だが終わりなんてない。
一人救えば十人に広がり、十人救えば次はさらに多くの人間が視野に入る。
同時に救えなかった人の数も増え、それを救おうと、救わなければならないと強迫観念に突き動かされ続けた。
理想は高く。
叶うはずがないと知っていながら、次は為せるのだと、支えにして走った。
どれだけ走ったか。
数え切れない程の人を見捨て、その何千何百倍もの人を救ったさ。

私はセイバー達のように、この世に未練があるから、望みがあるから世界と契約した訳ではない。
ただ叶えるためにどうしても必要だったから契約しただけだ。
私は衛宮士郎が望んだ正義の味方と成って、
正義の味方が欲した全てを叶えて、満足して戦いを止めた。
一般的に見ればそれは満足できる死だろうよ。

だがそれはあくまで正義の味方としての満足いく死だ。
片方の望みでしかない。
正義の味方は誰かを切り捨てて存在しうる。それ故にあの終わりは満足した終わりだろう。
衛宮士郎にはもう一つの望みがあった。

「目に映る誰も泣かないでいてほしい」

正義の味方である以上は絶対に叶うことのない二律背反。
正義の味方では叶えられない望みだ。
それでも、それは叶えられる筈だと、正義の味方のまま足掻いて、最後の最後まで叶えられなかった願い。
そしてその死後でさえ叶う事はありえないと思い知らされた願いだ。
――――故に、私が唱える満足いく死とは二通り。

一つは、正義の味方などにならず、平凡に一生を終える事。

そしてもう一つは、

正義の味方でありながら目に映る全てを救い、世界と契約せずに死ぬ事。


この二つだ。
まあ、あのたわけではどちらも叶える事が出来んだろうが、
英霊エミヤが考える満足な死とはそんなところだな。


703 名前:アーチャー ◆ARCHERBSJw :04/02/29 13:26

>>701で誤字があった。
> Umlimited blade works(P)  .4600    2    1/1    +20%       130
……「Unlimited blade works」だな。


>>638 キャスター

『行き場の無い自己への呪いは最後に自分自身を焼き、世界へと還る。
 呪いは貴方自身を焼いて、なお飽き足らず世界を焼こうとするでしょう』

……その通りだ。
認めたくはないが、この女狐の言っていることは正しい。
私は私自身を呪っている。

誇りを胸にしたのは何時だったか。
理想が偽りだと知ったのは何時だったか。
人間の愚かさを見せ付けられ、己の選択を呪ったのは何時だったか。
人間とはそういうものだと、思い知って冷笑するようになったのは何時からだったか。
嗚呼、私が救いたかったものはこんなものだったのかと、青臭い理想を諦めたのは何時だったか。
どうせ全員救えないのならば、見捨てられる人間を速やかに殺してやるのが最適だと悟ったのは何時だった?

悪意はゆっくりと醸成される。
それは遅々としていて私には判らない。
磨耗し、歪み、結論が出る過程でどれだけの呪いが私を侵していたのか自覚できない。
理想は叶わないと、慟哭したことさえ遠い昔。
否、昔と感じることさえ偽りだ。この身には既に時間の概念がないのだから。


では、私が望んでいる衛宮士郎の殺害とは一体何時から抱いた願いだった?


衛宮士郎を憎む事は即ち――――


『貴方は憎くないの?
 貴方の掌(てのひら)から零れ落ちる雫が終局的に絶望に変わるこの世界が?
 救った分の陰で絶望が確実に生まれる―――そのような絶対の理不尽を強いる世界が憎くないの?』


                       ――――衛宮士郎が関わった全てを憎んでいることではないのか?

さらさらと零れ落ちる砂は人の数。
手に掬ったその時からまるで時間のように零れ落ち始めた。
それを掬おうと足掻けば足掻く分だけまた零れ落ちる。
一救いしては十を零し、
その十を救おうとして百を落とし、
そうして全てをその手に掬おうとする事は、即ち何も救えない事だと理解した。

だから見捨てた。
十を救うために一を無視した。
大を助けて小を捨てる。酷くシンプルで、簡単で、効率がよくて、憎むべき行為。
理想を裏切って次こそ理想である全てを救うのだと、自分に言い聞かせて殺してきた。

――――それは誰のせいだ?

自分のせいか?
違う、世界全てを救うことなど無理だと知っていた。自分の分くらい弁えていた。
だからせめてこの目に映る人達だけには涙してほしくないと、そう願ったのだ。
力をつけ、剣を振るい、争いを収め、走り続けた。
だがそのささやかな願いさえ叶う事は許されなかった。
                       ・・・・・
それは衛宮士郎が見た世界そのものがそういう風に出来ていたからではないのか?


ならば私の願いは――――


『ならば、復讐しなさい。
 貴方自身の意思で………貴方にはその権利があるわ。
 あの坊やの内にあるモノ、カタチの無い理想そのものを砕いてしまいなさい。
 坊やだけじゃない、坊やの信じた世界そのもの全てに復讐しなさい』


                       ――――衛宮士郎の理想を、
                                 関わる世界全てを、
                                     打ち砕く事になるのではないか?

衛宮士郎を殺す。
衛宮士郎が持つ理想を殺す。
衛宮士郎が見る世界全てを殺し尽くす。
遠坂凛を、間桐桜を、イリヤスフィールを、藤村大河を…………アレの見ている前で壊す。
衛宮士郎が信じる全てを、私――英霊エミヤが信じた全てを踏み躙る。
私が呪った選択ごと全て叩き壊す…………私はそうするべきではないのか?


『望むのであれば、復讐できる権利と自由を私が与えてあげるわ
 もう、貴方自身の呪いは貴方を既に焼きつつあるのですからね。
 今更、何を迷う事があるの?』

そうだ、私は守護者になどなりたくはなかった。
縛られた身体。
永劫に渡り擦り減る精神。
世界を起因とする絶望は世界へと還る。


「――――――――――っ」


……もしも

         もしもそれが適うならば

                          それはどんなに―――――――――――






「…………私は―――――――――――――――――」

704 名前:名無し客:04/02/29 14:46

「Fate/stay night」が何処にも売ってないっス。
こいつはむっちゃゆるせんよなあぁああ!!
つーわけで、Fateの燃えるポイントと萌えるポイントを
ネタバレしない程度に教えてプリーーズ!!
個人的にはバーサーカーが攻略できないと知って激ショック(何

705 名前:名無し客:04/02/29 17:19

ちょっとだけ幸せになれる魔法を教えてあげるよ。
然るべき時、然るべき相手に……
素直に「ありがとう」って言ってごらん。
さ、照れたりせずに!

706 名前:名無し客:04/02/29 18:06


ttp://www.appletea.to/~charaneta/test/read.cgi/ikkoku/1040702329/89

 ・・・とのことですが、サーヴァントの皆さん、彼はマスターとしてはどう思いますか?


707 名前:名無し客:04/02/29 20:12

アーチャ−さん的には、
「トライガン」のヴァッシュ・ザ・スタンピードはどうですか?

708 名前:シオン・エルトナム・アトラシア ◆EltnamiMuo :04/02/29 22:16

>>626 アトラス院で作られた作品で一番凶悪なものは何ですか?
成程、確かに興味があって当然の事かもしれませんね。
穴倉ことアトラス院は終末の未来を回避する為に様々の計算を行い、式を立ててきた。
その過程の一環として、終末に抗する武器を作り上げた、否、今も作り続けている。
作る事そのもの方が本流になりつつあるのも、又、否定出来ない事実ですが………

私の使用するブラックバレルレプリカも天寿の概念武装『神殺し』を模倣したものです。
人はその生命種としての力は余りに弱く、しかし、それ故に扱いうるモノ。
人だけがその引金を引ける超越種に対する絶対的な殺害権利を有する『神殺し』。
最も、所詮は複製、威力は本物に遠く及びませんが、
並の超越種を相手にするには、それでも余りある物といえるでしょう。

話が少し脱線しましたね。
>>626、貴方が魔術師であれば、興味を持つのは当然の事です。
『アトラスに触れるなかれ』とされ、門外不出とされてきたアトラス院の秘儀は、
外部の魔術師に決して知られる事のなかった物が数え切れない程ある。
それらは魔術師には垂涎の的でしょう。
知識欲に特化した存在が魔術師なのですから、知りたいと思うのは当然だ。

しかし、アトラス院では秘儀の公開を禁じている。
元々、アトラスの錬金術師は計算と式により「何か」を作る事に特化した者達。
それ以外の機能は甚だ貧弱と言ってもいい。
故に、アトラスの錬金術師は他の魔術師に対しての唯一のアドバンテージである『創造』を、
手放さない、手放す訳には行かない。
手放してしまえば、魔術師としての存在意義が無くなってしまう事と同義なのですから。

又、魔術師であれば、自己の研究成果を弟子以外には明かさないというのは常識でしょう?
自己だけが知りうる神秘は広まってしまえば、それは神秘ではなくなるのですから。
知りたがる気持ちは分かるが、かかる不文律を破るのは私は同意出来ない。

そして、>>626、貴方が魔術師ではないのなら、かかる詮索はやめるべきです。
文字通り、好奇心は猫を殺す。
知るべきでない知識を知れば、貴方の身に如何なる災厄が降りかかるかは分からない。
私たち、魔術師、錬金術師が学んでいる法はまさにそのような事なのですから。

709 名前:シオン・エルトナム・アトラシア ◆EltnamiMuo :04/02/29 22:17

>>606 フェイスレス
確かに賢者の石、それから作り出される命の水は知っている。
錬金術師にとっての1つの結論であるそれの効果は絶大だ。
死徒化は魂レベルでの汚染故に命の水とて抗しきれると思えませんが、
それでも肉体的な負荷の軽減等、メリットは多大に考えられる。

けれど、私には意味の無い事です、フェイスレス。
デメリットの方が大きいのは言うまでも無い。
魔術は等価交換が基本、これは最早、貴方には説くまでも無い事でしょう。
………命の水を飲むという事の代償が何か、貴方はそれについて言っていない。

命の水を飲むという事は最終的に自己の概念化に辿り着く。
人形破壊者(しろがね)達がどのような生を送ったか、よもや、知らぬとは言わせない。
ゾナハ病の治療、身体能力の活性化、長寿。
それと同時に払ったものは自己を復讐の概念と化す事。
嘗ての自分の記憶はあっても、復讐の概念に自我は飲まれていき、そして、無くなる。

―――けだし、死徒化もそれに同じ。
身体能力、魔力回路の大幅な上昇、千を超える時の寿命。
その代償は吸血行為による、魂の汚染による、人としての自我の磨耗。

何れにしろ、辿り着く場所は「自分であったものの残骸」。
前にも、キャスターに言いましたが、死徒化治療の命題の成就を観測するのは、
「シオン・エルトナム・アトラシアの残骸」では無い。
「人としてのシオン・エルトナム・アトラシア」で無ければ、意味は無い。
故に、私は命の水を飲む事等ありえない。

710 名前:シオン・エルトナム・アトラシア ◆EltnamiMuo :04/02/29 22:17

>>645 ランサー
>致命的に間違いだ。
>お嬢ちゃんの言ったのは、ただ自分の希望だ、誓約なんかにするような事じゃねえな。

な、な、な……――――――
この私が間違えたとでも言うのですか、貴方は!
しかも、言うに事欠いて、致命的だとは何という侮辱だ!!
知識と計測の院、アトラスの錬金術師たる私が、
情報の、知識の収集段階で間違えているというのですか!
良いですか、そもそも、完璧なる予測式の構築には正確な無比な情報が必要不可欠ともいえる!
いわば、基本中の基本だ!
それをこのアトラス院の将来を担う私が間違える筈が無い!

敢えて言うのならば、私ではない情報の収集過程において、物理的なエラーがあったのでしょう!
伝聞による意思伝達がどれだけ、危険か知っていますか!?

例えば………

一人目 『言峰綺礼は辛い物が好きだ』
二人目 『言峰綺礼は麻婆豆腐が好きだ』
三人目 『言峰綺礼は唐辛子10倍の麻婆豆腐が好きだ』
四人目 『言峰綺礼は唐辛子10倍の麻婆豆腐を何杯もお替わりするのが好きだ』
五人目 『オレ、外道マーボー、コンゴトモヨロシク』

                            (注:殆ど真実です)

と言うように変質して伝わってしまうものだ!
増してや、アイルランドとエジプトの距離はおよそ一万キロ!!
10人や20人の伝聞は利かないだろう。
情報の変質がどれだけ、起きているか、想像に難くない!
故に、私には何の非もありえない!
情報を受け取った時点で既にそれが変質していればどうしようもないのだから!
ランサー、つまらない言いがかりはやめてもらいましょう!

>まあ、結局の所、誓約(ゲッシュ)に限らず形の無いモノに力を与えるのは誇りだ。
>お嬢ちゃんが目的に見合う誇りを持っているならば、目的は果されるだろうぜ。

……それだけは誓って言える。
私は血を吸わない、命の搾取は行わない、そして、吸血鬼化の治療という法を確立させる。
それがシオン・エルトナム・アトラシアの根幹を為すものであるのですから。

肉体的には苦痛。
喉はひりひりと焼け付き、全身は痛みに苛まれる。
だが………それらですら、今は私が私であるという誇りを与えているのも事実です。
何年、何十年かかるかもしれない。
しかし、必ず、目的は、私への誓いは果たしましょう。
誰もそれを見てくれる者がいなくても、他ならぬ私自身の為に。

711 名前:リリト・ロイ・ディライト ◆4/lf62HhYI :04/02/29 22:38

こんばんは。
少しお邪魔させてもらうわね。

初めまして。 私はリリト・ロイ・ディライト。
王の名を持つ上級魔族で、田間町という場の守護者よ。

今日は、あなたたちにひとつ聞いてみたい事があって来たのだけれど。

それはね―――

「“人”と“人ならぬ者”は、共存が可能だと思う?」

712 名前:名無し客:04/02/29 23:57

大変です ルパン三世がやってきて
アトラス院で作られたものを盗んでいきました。
なにかとてつもなくやばいものだったそうですが。
どんなことがおこると思いますか?


713 名前:名無し客:04/03/01 01:12

吸血鬼化の治療法知っていますが
・・・それは恐ろしくて言えないyo。
世の中知ってはならないこともあるんですよ。


714 名前:ランサー ◆LANCExpFzY :04/03/01 01:26

>>641 キャスター
>元より神から出でし者(ルー)と神(アプロディテ)から道具としてしか見られなかった者。
 私と貴方ではその起源からして、既に異なるでしょう。

やれやれ…とことん拗ねてやがるな。
英雄なんざ所詮は人殺しだ、誰かにとって都合の良い道具である事は変わらん。

だが、だたの道具が悪党になるのか英雄になるのか…………
その境を知ってるか?


>彼が私に応えてさえくれれば………十を十で応えろとは言わない。
>せめて、十を一で以って応えてくれれば、それで良かった。

それだよ。
貪欲さが足りねぇよ。
神だの運命だのに、理不尽な茶番を押し付けられたと思うなら、そいつすら利用しな。

俺はガキのころこう言われたぜ、
『明日、騎士叙任式を受ける若者は、以後永遠に名を知られる英雄となるだろう』
ってな。

もちろんただでこんな都合の良い話はころがってねえよ。
ちゃんと条件付だ。
『しかしその代わり、その者の生涯は短く苦難にみちたものとなる。これが予言じゃ。どうするね?』
ときた。

いやいや、オレも青かった。
躊躇いも無く答えたぜ、オレがやるってな。
道具で終ってたまるか、どんな道だろうと打ち破って生き残ってやるってな。
疑いもしねえんだから、いやまったくガキだったね。

ま、そんな予言、利用する気はあっても従ってやる気は無い。
いま選れべと言われても同じ事を答えたろうぜ(苦笑


>足元から世界がボロボロと崩れて、無限の奈落に堕ちていくあの感覚は。

解るかよ。
もらえるモンだけ貰って、それで満足してた奴のタワゴトなんぞな。


             盟友と呼べるアイツと殺りあった。
             それが奴等の策略だと知って上で…望んだ事は唯一つ。
             一切の手加減無し、互いに国を背負う英雄としての
             誇りを賭けた一騎打ち。

             残ったのは友の死と汚される事の無く守られた名誉。


             その誓約を受ければ破滅すると知っていた。
             奴の目的が自分への復讐だと知った上で…望んだ事は唯一つ。
             自らが自らに誓った誓約を果す事、下らん理由で始まった
             戦争を終らせる。

             残ったのは死に至る誓約と、踏みにじられる事無く守られた祖国。


             それで上等だ、貰えるもん以上は勝ち取った。
             例え、死んでも後悔などするはずも無し。

715 名前:ランサー ◆LANCExpFzY :04/03/01 01:27

>>714
>停滞した存在である英霊には進歩も後退も無い。
>だから、与えられた役割、人々の呪いの鏡『魔女』として、役割を演ずるだけよ。

は、確かにその通りだ。
だが、オマエさんは演じてるんじゃなくて囚われてるだけだろうぜ。
『魔女』って名前の妄執にな。


>貴方にも果たせなかった未練はあるのでしょう?
>個人的に、私の様な反英雄でない、真っ当な英雄の未練というものには興味があるわね。


           未練…、未練ねえ…
           さて、なんかあったか?
           オレも英雄の例に漏れず碌な死に方してないが…

           メイブ(敵国の女王)の奴を助けた事か?
           いや、ありゃ単に生け捕った以上は女を殺す訳にゃいかんというだけの話だ。

           呪いの誓約を受け入れた事か?
           いや、代わりに二度とアルスターにゃ手を出せないように奴等の国全体に
           誓約を誓わせたんだ、条件としちゃ悪くねえ。

           残した妻と子はどうだ?
           いや、戦で死んだ戦士の家族が粗略に扱われるような下種な国じゃねえ、
           ましてや、アイツはまだ若いし気前の良い女だ。
           オレより良い男でも捕まえてやってくだろう。

           そうすると、オレのガキか?
           まあ、オレのガキなんだ簡単にゃくたばるりゃせんだろうし。
           ヤバイ戦も終らせた、これで駄目なら其処までだったて事だ。


           未練…未練ねえ…、………よく考えるまでも無くある訳ねえだろう!
           (此処まで実質2秒)

―――ねえな。
他の英霊がどうだか知らんが。
オレがこの茶番に参加したのは、一切の遠慮の無い勝負が出来ると思ったからだ。
果すべき目的なんぞそれだけだ。

は、それすら上手くいかんのだからオレの運の無さも筋金入りだな(苦笑


その意味じゃ、オマエさんの方が上手くやったんじゃねえか?
少なくとも望みに手が届いたんだ、それだけでも大したもんだ。

むしろ、その望みのままに突っ走ったアンタの方が満足だろう?

随分と派手にやったみたいだが、生前にアンタの噂を聞くと、ちょっとばかしイメージ違う。
英雄だろうと反英雄だろうと関係ない、テメエ本来の在り方を曲げるほどの何か…

それがアンタの未練とやらを晴らしたんなら、アンタはこれから如何する?
死人に聞く事でもないかもしれんが…、オレにはそっちの方が興味深いね。

716 名前:名無し客:04/03/01 16:07

信頼できる人と信用できる人、それぞれ3名以上の名前を挙げてください。
出来れば、理由もお願いします。

717 名前:遠野秋葉 ◆xkLa2AKIHA :04/03/01 20:20

>>683 自分自身を弱い人間だと思いますか?
――――弱いわよ。
あら、意外そうね、>>683さん。
私がそんなに強い人間だとでも思ってましたか?

そうね、世間一般から見れば、『遠野秋葉』は強い部類に入るでしょう。
自分の嫌な事は必ずノーと答え、気に入らない相手は徹底してやっつける。
他人からどんなに言われようが、自分を曲げない。
このような人間は世間一般では強いとされるでしょうね。

けれど、『遠野秋葉』は弱いのよ。

私は嫌われたくない、兄さんに。
私は失いたくない、遠野志貴に。

私はね、怖いの。
自分の半身とも言える兄さんが無くなってしまう事がね。
あの人から貰ったものは余りに大きかったわ。
人としての――――喜びも、
                    あのくるくると回る
             怒りも、
                    幻のような
             悲しみも、
                    セピア色の
             楽しみも、
                    サーカスの様な日々で

                    ――――――――全部貰った。

元々、『遠野秋葉』という人格はね、『遠野志貴』を真似て形成されたものなの。
あの人のように笑って、泣いて、怒って、悲しむ……一連の偽装をしていれば、
きっと、少しは人間らしくなれると思っただけ。
だけど、それがとても楽しくて、気づけば、私は『遠野秋葉』になっていた。
結局、要はそれだけの事。

私はとても、臆病なんです。
あの人を失う事がとても怖いのよ。
失ってしまえば、人の体温を感じることのないかいぶつに又、戻ってしまうかもしれないから。
その意味で、私は弱い―――――納得していただけたかしら?

弱い気持ちを振り切る………?
さてね、まだ、私には分からないわ。
あの人の寿命が短い事なんて、私にはとうに分かっているから。
だから、今、兄さんと過ごすこの瞬間を宝石として、胸に仕舞っておく。
それくらいかしらね?

718 名前:遠野秋葉 ◆xkLa2AKIHA :04/03/01 20:20

>>670 食にはこだわりがある?
>わし専属のキャディさんにならんかの。

や り ま せ ん !

ゴルフは紳士のスポーツでしょう?
それをあろう事か、女性を口説く材料にするとは何事ですか!
ご自分に紳士の誇りがあるのならば、もう少し、弁える事ですね。


で、食事に関して?
いいえ、特に無いわね、出されたものはきちんと片付けます。
それが作ってくれた方に対する礼儀というものでしょう。
琥珀は割と細かいから、季節や私の体調に応じて色々、変えてくれますけどね。
寒い季節は身体が温まるものにしたり、私が疲れている時は消化の良い精のつくもの、とか。

………ああ、私が食に不満はないのは、琥珀の心遣いがあっての事かもしれませんね。
本当に細かい所まで見ているから、琥珀は。
ふふ、そうね、今度のお休み辺りはその労をねぎらって、温泉でも皆で行こうかしら。

>>659 遠坂さん
ええ、別に仮面なんて被る必要はないでしょう。
そういうモノはあくまで社会的にやっていくための便宜ですものね。
そう、無理は為さる事はないのではなくて?

あら、内面ですか?
私は事実を口にしただけよ。
それとも、先程、私が言った事の何処に虚偽があるのかしら。
私は目の前の事象を見て、それについて、当然の感想を述べただけ。
ああ、もしかして、貴方とそこの使い魔には深い信頼関係があるのかもしれないけど、
私は心を読む能力なんて持っていませんし、そこまで推し量れというのは、
幾らなんでも不可能に過ぎるのではないかしら?
それとも、貴方は不可能を平気で強いるよう――――――



……ふふ、いいえ、失礼しました。
少し、言い過ぎたわね、先程の言葉は撤回します。
口の利き方についてはもう少し躾をすべしというのは変える気はありませんけど。

719 名前:アーチャー ◆ARCHERBSJw :04/03/02 00:23

>>584 遠坂凛シナリオのvs佐々木小次郎でどうやって生還したんですか?

「ぬっ――――!?」

手加減するつもりなど元よりなかった。

   ――――手を下す時は常に必殺――――

一撃必殺など少しでも武道の心得がある者ならばありえないと判るだろう。
此方が殺そうとするように、相手も生き延びようと、また、此方を殺そうとするからだ。
故に一撃必殺ではなく、常に必殺。
十合打ち合おうと、百合打ち合おうと、その一撃で仕留める意思を込める。
それは一朝一夕で身に付くものではない。
気が遠くなる程の錬鉄の末、身体に染み付く心構えだ。

その心を以って陰剣莫耶を振り下ろした。
避けられるはずがない一撃だった。それを衛宮士郎は避けたのだ。
それも、一度ならず二度。

一度目は背後からの奇襲。

二度目は致命傷を負わせた上での一撃。

一度目の失敗は殺気を察せられた己の落ち度故の偶然だと思っていた。
だが、偶然は二度は続かない。
二撃目はどうあっても避けられないものだった。
袈裟掛けに振り下ろした一撃は、

右に避ければ返す刀で首を刎ね、
左に避ければ即座に投影した陽剣干将で頭蓋を割り、
前に避ければ徒手で頚骨をへし折る―――
―――確実な詰み(チェック)の一手だったのだ。

唯一の回避路である奴の後ろには、この境内に至る為の唯一のルートである石段がある。
奈落へと通じるかのような闇へ振り向きもせず身を投げるなど自殺行為、
まして致命傷を負っている衛宮士郎に出来るはずがない。


―――否、出来るはずがなかった。


一瞬の躊躇もなく、何かに突き動かされるようにして奴は闇に落ちた。

だがそれでも結果は変わらない。

奴が転がり落ちていった先でセイバーとアサシンがなにやら話しているようだが、知ったことではない。
その場の窮地を脱した所で衛宮士郎の身体が致命傷を負っている事に変わりはなく、
この場でオレが憎むべき自分自身を殺す事にも変わりはない。
二撃で仕留められなかったのならば次の一撃で終わらせるだけのこと。
キャスターの時のように見逃すつもりなどない。


      奴を殺せ

          アレを殺せ

              衛宮士郎を殺せ

                    自分自身の命を終わらせろ―――――


そうだ、アレを殺す事だけに全てを賭けたのだ。
自己による自身の抹殺の為だけに守護者に甘んじ、時の感覚が無くなるまで悲劇を見てきたのだ。
それを終わらせる絶好の機会を前にして見逃すなど誰が出来ようか。

地を蹴った。
瞬間、身体の重さが消える。右手に陰剣莫耶、左手に陽剣干将を構え、石段へと身を躍らせた。
亀甲紋が入った黒刀・陽剣干将、水波紋が入った白刀・陰剣莫耶。
黒と白。
陰陽のコントラストは恰も自分と衛宮士郎を表しているよう。

追う者と追われる者。
殺す者と殺される者。
未来と過去(いま)。
理想が磨耗した者と、これから理想を研ぎ上げる者。

失笑する。
互いに支えあう夫婦剣であるこの二刀を、正反対の意味で視るなどどうかしている。
地に足が付いた。
自重によって姿勢が崩れるよりも早く前へと飛び出して身体を前へと、宙へと押し出す。
駈け降りるというよりも、飛び降りる速度で標的に向かって疾走。

その勢いのまま、跳んだ。

空中で前へと流れていた体を立て直す。
頭から叩き付ける一撃は確かに強力だろう。だがその後が拙い。
奴を支えているのはセイバー、最強のサーヴァント。
外した場合、体勢を整える前に一刀両断にされかねない。
既に二度仕留め損じている以上、三度目がないとは断言できない。
故に宙を舞いながら姿勢を制御する。腹筋を使い身体を地上戦と同じ姿勢に持っていく。
彼我の距離は数瞬後にゼロになるだろう。

干将莫耶を振り上げる。
疾走の速度は殺さず、跳躍の勢いはそのままに、
両手に持つ双剣に全力を注ぎ込み、自己の過ちを抹殺せんと「自分自身」に刃を叩きつけ――――――



         全霊を込めた一撃は いとも容易く弾かれた。



720 名前:アーチャー ◆ARCHERBSJw :04/03/02 00:25

(>>584 >>719続き)


「――――っ!!」

下からすくい上げるようにして繰り出された刀に、干将莫耶が阻まれる。
だがそんな事で勢いがついた一撃が止まる筈もない。
疾走と落下の加速度。
二つの付加要素が加わった斬撃を下段から振り上げた刀で防げる筈がない。


 戦闘に於いて地形条件は最も重要なファクターの一つだ。
 傾斜面で上方に位置する者に有利な点は大きく見て二つある。

 一つは打ち込みの速度。剣は腕の力で振るうわけではない。
                踏み込みの速度、姿勢、足から腰、背へと伝わる力が斬撃を重く、疾くさせる。
                故に、下方から駆け上がって打ち込む時点で踏み込みの速度は遅くなり、
                姿勢は崩れ、地を踏みしめる事が出来ず威力が半減する。
                逆に上方に位置する者にとっては、踏み込む速度が加速され、
                その勢いをもって叩き付けられる。故にその斬撃の威力は平地のそれを上回る。

 もう一つは斬撃の位置。高低差はそのまま刃が当たる位置に直結する。
                下方から繰り出される一撃は、本来当たるべき位置よりも下に疾る。
                それを修正する為にはやはり体を崩さねばならない。
                逆に上方から繰り出される一撃は、勢いが加わるのみで然したる代償は必要なく、
                必然、その一撃は本来の斬よりも強力な一撃となる。


 ―――それ故、剣戟に於いて傾斜面で下方に位置する者が生き残る定石とは、
 先の先を取るのではなく、後の先――つまり、カウンターを以って相手を倒す事である。

アサシンの一撃はまさしくそれだった。
剣術でいう所の「返し」。
掲げられた刃の上を干将莫耶が滑ると同時、アサシンの手首が翻る。
勢いがついた一撃を受け止めるのではなく、下に滑らせ、逆に勢いを利用される。


拙い――――――っ!!


長年に渡り鍛え上げ、幾多の死地を越えて培われてきた戦闘理論が警鐘を乱打した。
それに逆らえば死だと理解している。
崩れた体の自分では次の瞬間に疾ってくるであろう死を防げない。


故に、技術も思考も無く、未だ宙にある身体を無理矢理捻じ曲げ、ただ「離脱」した。
無理な行動にエーテルで出来ている肉体ですら抗議の声を上げるが、構っている暇はない。
人間ではまず不可能な動きで独楽のように身を翻して死地から脱出。
同時、視界の外れで針のような剣光が、数瞬前まで首があった場所を薙ぎ切っていく。

その斬撃には一片の慈悲も容赦も殺意もなく。
あるのはただ無想。
反射行動の域さえ越えた剣技として斬の極ともいえる一撃。


――――だから、あれは確実に殺されていた一撃だったと理解した。


「アサシン、貴様――――!」


飛びずさってアサシンの剣の間合いより一歩退いた距離から睨みつける。
衛宮士郎とセイバーを庇うように、アサシンは悠然と此方を見やって立っていた。

相手の事情には興味がない。
アサシンがセイバーを庇っているのか、衛宮士郎を庇っているのかは問題ではない。
なぜなら、奴にとってどんな理由であろうと、私に対しての行動に変わりはないからだ。

―――だから、何故とは問わず。

ただ事実の確認だけを口にした。



「邪魔するつもりか、侍」


721 名前:アーチャー ◆ARCHERBSJw :04/03/02 00:27

(>>584 >>719-720続き)


―――問いに対する回答は言葉よりも先に行動で応えられた。
アサシンの刀の切っ先が緩やかに上がる。


構えた。


アサシン――佐々木小次郎と呼ばれる架空の英雄の剣には型がない。
だが如何なる者であろうと剣を持つ以上、構えは存在する。
繰り出される剣に定型はなくとも、起因となる構えはある。

  斬る、薙ぐ、突く、受ける、どの技にも派生させ易く、攻防のバランスが取れた構えが正眼。
  斬ることだけに特化させ、突と守りを棄て去り攻撃に主眼を置いた構えが上段。
  守りを重視し、後の先を取り臨機応変に応ずる事を主眼にした構えが下段。
  正眼と上段の中間、剣も身も常に天上を突き刺す心で攻撃する為の八相。
  正眼と下段の中間にして異形、刃先を見せず、敵の攻撃に対し刃筋を変えて反撃する為の脇構え。

居合を除き、大別して五つに分けられる剣の構え。
如何な剣士であろうと、技の為に、己の為に、最も適した構えを取る必要がある。
それは架空の英雄とて例外ではない。
構えを取る事は即ち、剣士にとって技を為すための身構えであると同時に、


戦う意思を表す心構えでもある。


アサシンは戦う意思を露わにし――――


『それはこちらの台詞だ。貴様こそ、見逃すと言った私の邪魔をするつもりか?
 加えて、私の役割はここの門番だ。生きては通さんし、生きては帰さん。
 ―――行きは見逃したが、帰りは別だ。いささか雅さにかける首だが、今宵はそれで納めるとしよう』


――――などと、心底愉しげに、朗々と言い放った。

構えはやや下段。
地に流れる五尺の兇刃は、地表を疾る燕の如く翻り首を落としに来る。
恐らく単純に技量を競い合う剣戟では敵うまい。
英霊としての力は弱くとも、こと剣術に於いて言えば、あのサーヴァントは間違いなく最高に位置する者だ。

だがそんな事、問題にもならない。
アサシンの後ろには衛宮士郎がいる。
致命傷を負わせはしたが、衛宮士郎にはセイバーの鞘が体内にあるのだ。
この場で仕留めねば翌日には回復してしまうだろう。


奴は今、殺さねばならない。


その為だけに、今の今まで英霊を続けてきたのだ。
自身の過ちを、エミヤの誤りを、抹殺することだけを支えに連綿と連なる殺戮を続けてきた。
それを邪魔するならば、例えマスターである遠坂凛であろうと容赦はしない。

まして、眼前で構えを取っている侍如きが邪魔をするのを許す道理など何処にもない―――――!

                                                     ・ ・
「―――よく言った。セイバーに傷一つつけられなかったキャスターの手駒風情が、このオレと戦うと?」

体を開き、アサシンを見据える。
右手に白刀。左手に黒刀。
陰陽を以って対極する剣は互いを信頼し、支え合うかの如く鶴翼を為し――――



                アーチャーは双翼の構えで、斃すべき敵と対峙した。



722 名前:◆CASTERadvc :04/03/02 01:07

>>716 信頼できる人と信用できる人、それぞれ3名、理由つきで
(流麗な文字で書かれた解答用紙、そこには……)
*信頼出来る人
1.葛木宗一郎
愛しているから
2.葛木様
私を信頼してくれたから
3.宗一郎様
知的だから

*信用出来る人
1.マスター
強いから
2.契約主
格好いいから
3.殺人鬼
素敵だから

723 名前:キャスター(真名:メディア) ◆CASTERadvc :04/03/02 01:27

>>716 “人”と“人ならぬ者”は、共存が可能だと思う?
可能よ、結末は兎も角として、可能でしょう。
でも、無為よ、そこに意味なんて無いわ。
元々、人のルールの外に立つ者達が人のルールの中で動く事を良しとすると思うの?

神代の時代から、変わらないわ。
神の勝手で人を運命を弄ばれ、迷走の挙句に、破滅する。
所詮、人の心は人ならざる者には理解できるものではないわ。
その逆も然り、人ならざる者の思考が人に分かる筈もないでしょう。

例え、理解をし合えたとしても、それは幻想。
お酒に酔っているようなもの。
夢にまどろんでいる様なもの。
―――――醒めてしまえば、何も残らない。
いいえ、荒涼とした荒野が残るのみ、ね。

それは神と人の関係に限らない。
魔と人も全く同じ。
互いのルールが違い、その始まりから違う以上、分かり合える筈がないでしょう?

 魔は人を捕食するものであり、

 人は魔を討とうとするもの

 ―――――互いの生存の為に………

下らない戯言なんて、聞くに堪えないわ。
この質問は聞かなかった事にしてあげる、早々に立ち去りなさい、お嬢ちゃん。

724 名前:キャスター(真名:メディア) ◆CASTERadvc :04/03/02 01:46

>>692 お前に存在価値はあるのか?
あるわよ、私に他ならぬ魔女という存在価値を与えたのは貴方達、人間でしょう?
例え、負の価値しかなくても、私には価値がある。
それを今更、貴方達は否定する気かしら?
何百、何千年に渡って、押し付けてきた役割を?

人が貧困に喘ぐのも、私のせい
人が飢餓に狂うのも、私のせい
人が人を殺めるのも、私のせい
人が疫病に罹るのも、私のせい

坊やは私にどのような価値を見出すの?

坊やに恋人が出来ないのも、私のせい?
坊やが出世が出来ないのも、私のせい?
坊やの病気が治らないのも、私のせい?

―――――好きなように、私を呪えばいいわ。
そうやって、坊や自身の善性を勝手に信じればいい。
そうやって、坊や自身の悪性に気づかず生きていけばいい。

悪いのは魔女たる、災厄を詰め込んだ、私なのだから―――――

725 名前:キャスター(仮名)さん(推定)28才 ◆CASTERadvc :04/03/02 02:11

>>666 あなたの思い、託せる人はいますか?
(ある晴れた昼下がり、柳洞寺のとある一室)

<午後○○、思いっきり某!>

うーん、気だるい午後はこうやってごろごろしながら、テレビを見るのが一番ね。
しかし、まだ、こうやって学校に仕事をしにいくなんて、宗ちゃんのい・け・ず♪
………きゃっ、ちゃんづけなんて、恥ずかしいわ。

けど、こうやって、情報収集をてれびじょんとかいうので怠らないなんて、私も主婦の鏡よね。
宗ちゃんもこれを知ればきっと、驚くわね。
でも、敢えて、何も言わない、これが又、いいのよね。

<<(主婦)家計が苦しいので、遂、万引きとか競馬とかに手を出してしまったんです>>
<<(も○太)奥さん、そりゃ、あんたが悪いよ>>

ああ、いくら相手の為とはいえ、内緒で悪事をするのは良くないわね。
きちんとこういうのは愛する人に話していかないと、私と宗ちゃんみたいに。
そのための夫婦ですものね、こういうテレビに出てくる主婦にはなりたくないわねえ。

726 名前:名無し客:04/03/02 02:18

宗一郎が言っていた。

キャスターは色気が足りん!!
第一エルフ耳は萌えるのになぜいつもローブをかぶっているんだーと
酒を飲んで泣きながら絶叫していました。

727 名前:名無し客:04/03/02 22:49

キャスターたんと士郎やセイバーはきっと分かり合えたと思うんだよなあ。
残念だ・・・。

728 名前:名無し客:04/03/03 00:23

健康のために気を使っていることはありますか?
肉体面でも、精神面でも。

729 名前:名無し客:04/03/03 00:27

なんと言うか、キャスター(仮名)さんはイジケまくった小娘ですなぁ。
ただ、問題はキチ○イの持ってる刃物より物騒なものが得意な所だけど。

730 名前:アサシン:佐々木小次郎:04/03/03 22:46

>>719 >>720 >>721 アーチャー

 放たれる斬撃は雷光
               ―――――触れるものは打ち砕き、己の意を押し通す!
 返される斬撃は月光
               ―――――光と同義たるそれは触れる事適わず、寄るモノは絶つ!


 幾度の応酬。
 無数の剣戟。

        剣の騎士は主を救わんとする一念で雷光を放ち、
        無名の侍はただ死合を愉しむ一念で月光を返し、

            ――――なれど――――

            誇り高き剣の騎士の雷光は湖面に映る月を砕く事は能はず。
            偽りの暗殺者である月光は空に浮かぶ雲を斬る事は能はず。


 ………無限の連環に終止符を打ったのは肉を斬る音でもなく、骨を断つ音でも無かった。
 ドンという音とともに転がり落ちていく黒い影。

「む、何事」

 無名の剣士がそれが剣の騎士の主の少年であると見て取った時………

『シロウ……!?』

 剣の騎士はあろう事か死合の最中にその相手から背を向けた。

 例え、斬られても、文句は言えぬ。
 死合を放棄する等と同義たるその行為は剣士には侮辱とも取れる。

 なれど、無名の剣士は美しいと思った。

 剣の騎士の表情(かお)に私心は無い。
 有るにはただ主の安否を気遣う心のみ。

 傷ついた主の元へと走る剣の騎士の横顔が、美しいと思った。
 剣を、命を、主に捧げる剣の騎士の横顔が、美しいと思った。

 かような美しいモノを、何ゆえ斬る事が出来よう。

『―――アサシン。なぜ私を討たなかった』

 剣の騎士は合点が行かぬとばかりに、偽りの暗殺者に問う。

「それこそ無粋。刹那の花を摘むことなど誰にも出来ぬ」

 花はただ、そこに在るからこそ、美しい。
 雨に打たれ、風に晒され、しかし、それでも大地に根を張り、一瞬の生を謳歌する。
 そして、時が来れば、一陣の風とともに消えていく。

 それが天地開闢以来の世の理。
 かかる理を血と汗に汚れた人の手で何故に覆せよう。

731 名前:アサシン:佐々木小次郎:04/03/03 22:47



 ――――――


「……この続き、いずれ果すと言うのなら見逃そう。
 今のおまえでは満足な戦いは望めまい。私とてそれは惜しい」

 生も死も勝利も敗北も関係の無い、死合。

 自分の全てを賭け、到達した高み。
 それが如何なるモノかを知りたい。
 知る事が出来る相手が欲しい。

               ―――――それが名も無き剣士の望むモノ。

『……わかりましたアサシン。貴方との決着は、必ず』

「よい返事だ。期待しているぞ、騎士王よ」

 約された誓い。
 来るべき死合。

 今、此処に再開の約定は成された。

 剣士は満足気に薄く笑い、騎士王に背を向ける、が――――――


 はためく赤い外套――――――振り下ろされる双剣!


 無粋、余りに無粋。
 元より、殺し合いに法等は無い。
 なれど、誇り高き騎士王との間にかわされた約定を穢す事は許さぬ。


 ――――――――迎え撃つ月光―――――――――翻る首を刈る光の軌跡!


 この約定を穢す者は誰であろうと斬って捨てよう。
 そう、例え、神であろうとも、魔であろうとも、だ。

732 名前:アサシン:佐々木小次郎:04/03/03 22:48



『アサシン、貴様――――!』

 飛び退き、わめく弓兵。
 その両の手には双剣。
 向けられるは殺気。

『邪魔するつもりか、侍』

 偽りの暗殺者は当然とばかりに笑みを浮かべながら答える。

 愚問。
 風情を解せぬ輩は斬って捨てるのみとばかり、その長刀を弓兵へとあげ………

「それはこちらの台詞だ。
 貴様こそ、見逃すと言った私の邪魔をするつもりか?
 加えて、私の役割はここの門番だ。生きては通さんし、生きては帰さん。
 ―――行きは見逃したが、帰りは別だ。
 いささか雅さにかける首だが、今宵はそれで納めるとしよう」

 聖杯戦争は殺し合いである。
 討つべき時に敵を討つのが兵法であろう。
 その意味では弓兵の行動は正しい。

 しかし、そのような道理はこの剣士には取るにも足らぬ些事。
 そして、騎士王との約定はこの剣士には何よりも護るべき事。

 己の全てを計る事の出来る技量を持った相手を無為に失う事は出来ぬ。
 そう、この剣士に茶番劇(聖杯戦争)が意味があるとすれば、その一点に尽きる。

 それをかような弓兵如きに邪魔させてなるものか―――――

『―――よく言った。
 セイバーに傷一つつけられなかったキャスターの手駒風情が、このオレと戦うと?』

 お前こそ、良く吼える。
 女狐一人仕留めきれずに、せめて弱った騎士王の主を討つか?
 は、兵法とは何とも無粋なものよな。

「貴様こそ。あの女狐を驚かせようと送ったというのに、
 我が身可愛さで逃げ帰るとは失望したぞ」

733 名前:アサシン:佐々木小次郎:04/03/03 22:49



 ――――――


 弓兵の双剣。
 例えるなら、鐵。

 ひたすらに鍛えられた鉄の技量。
 己が意を押し通す為、邪魔するモノは全て切り伏せる剣。


   ―――舞うような、しかし、決して派手さは無い、双つの、必殺の、軌跡!


 剣士の長刀
 例えるなら、疾風。

 その速度は常識という物差しでは最早計れず。
 剣士の間合いを侵すモノを全て阻み、その首を断ちに行く必殺の剣。


   ―――虚空を煌く一陣の風は、双つの閃光を、一吹きで掻き消し、その主を狙う!


 ――――――


 ………幾たび打ち合ったか。
 既に、騎士王とその主の気配が遠ざかった頃、
 剣士は笑みを浮かべたまま、口を開いた。

「ふむ、思ったよりは………そなたの剣は力も速度も十分に兼ね備えている」

 堅実。

 騎士王と比べるべくは無いが、弓兵の剣を言葉にするとすれば、
 その言葉が一番合うであろう。
 だが――――――

「何を焦る、弓兵よ?
 騎士王達が遠ざかるにつれ、そなたの剣は雑になっていっておる」

 そう、弓兵の剣は僅かずつではあるが、動きが雑になっていた。
 まるで、弓兵の焦りを表すかの如く。

「剣は心を表すというが、かように顕著に現れるのも珍しき事よな。
 それ、その様に乱れては、その首、刹那を待たずに落ちるぞ!」

 疾風の如き剣筋が、双剣を弾き、赤い騎士の首を落としに行く!

734 名前:アサシン:佐々木小次郎:04/03/03 22:55

>>686 精神コマンド
ふむ、すぅぱぁろぼっと大戦とな?
からくり人形めが戦う電脳遊戯と奴か。
は、いや、今の世の事にはとんと疎くてな、故に少し、女狐に教えて貰ったのよ。
最も、女狐めも何の事か分からず、
てれびじょんだがぱそこんとか言うからくりを使って、調べていたようだが………

まあ、敢えて記すとすれば下記の通りであろうよ。

<特殊技能>
・かうんたー(相手の攻撃時に先手を打って、攻撃する、最大格付け九まで)
・切り払い (相手の近接攻撃、実弾攻撃を無効化、最大格付け九まで)
・明鏡止水 (気力が一定以上になると、全能力五加算)
・心眼・偽 (回避率一〇加算)
・宗和の心得(命中率一〇加算)
・山門の縛り(山門に縛られている故に山門から一定以上はなれる事は出来ない)

<精神一覧>
・集中   (命中率・回避率を一局面の間三十加算)
・閃き   (一度だけ相手の攻撃を完全回避)
・隠れ身  (一局面の間だけ、敵から攻撃を受けない)
・必中   (一局面の間だけ、攻撃が絶対命中)
・加速   (一度だけ移動力二加算)
・魂    (攻撃力一度だけ三倍)

735 名前:アサシン:佐々木小次郎:04/03/03 23:43

>>706 彼はマスターとしてはどう思いますか?
ほう………私の生きた慶長の世でも、飢えに苦しむ者は大勢居た。
生きる為に親が子を殺す、口減らしというが、これも1つの修羅よな。
は、単にそれらの情景を思い出しただけよ。
今の世で飢えに苦しむ者がよもや居ようとは思わなんだ。
人が餓鬼道に落ちる様は、何時見ても、無残なものよな。


ふむ、前に申した通り、今の世の事は疎くてな、
ティトゥスとか言う男の事も詳しくは知らぬ。
だが、もし、>>706の餓鬼道の男に召還されれば、与えられた役割は果たして見せよう。

斬れと言われれば、それが何であっても、斬って捨てよう。
護れと言われれば、それが何であっても、護って見せよう。

元より、サーヴァントとはその様なものであろう。
一度、舞台に出たからには最後まで与えられた役割を果たすべきであろうよ。
この身は偽りの身であれど、道化であれど、何も無い身であれど、
生憎、私は生前から、物事を途中で放棄した事だけは無くてな。
決められたからにはやり通す、それも一つの道であろう。

>>711 “人”と“人ならぬ者”は、共存が可能だと思う?
元より、そのような境界線は意味があるのか?
所詮、かかる区切り等、便宜上、ただ、生まれが違う、育ちが違う者が、
勝手に己の為に名づけたものであろう。

良いか、所詮、人であろうと魔であろうと、所詮はこの世の一部に過ぎぬ。
人も、犬畜生も、修羅も、羅刹も、化生も、花も、鳥も、風も、月も、
それ一つでは何も出来ぬ、何も作れぬ。
全てが渾然一体として、在るからこそ、この世は1つの舞台として成り立つのよ。

故に、共存の是非等は意味は無い。
ただ、そこに互いに在る、それだけの事では無いか。

736 名前:遠坂凛 ◆Rin/.ruSTE :04/03/04 22:06


>>630

つまり、自由自在に転生出来るとしたらどうするのか、ってコト?

うーん…………
魂の固定化は出来ているとしても、磨耗には人間な以上耐えられる限界がある。
既に確立された自己があるのに、それとは違うモノとして生きなければいけない……
その精神的な負荷は、只の人間には何度も耐えられるものじゃない。
致命的な変質をせずに繰り返せる回数としては数度が良い所でしょうね。
それに、器が変われば中身だって少なからず影響を受けるだろうし。

……まあ、わたしは「遠坂凛」だからそれ以外の生き方は出来ないと思う。

>>631

……いや、いきなりそれでどうするって言われても。
どんなカプセルか知らないけど、取り敢えず通信の手段でも探して――後は待つしかない、かな。
人間が生身で宇宙空間に出たって死ぬだけだし。

…………某塾長? 人間じゃないんでしょ、きっと。

>>636

な、なんだってー(激しく棒読み)


……な、何よ。ちょっとした合いの手を入れただけじゃない。
そう言う語り口にはこう反応するモノなんでし……って、照れてないっ!
赤面もしてないし焦ってもいな――ああもう、うるさい!
終わり終わり! 次行くわよ次!

>>644

ん、差し入れ?
丁度一息入れようと思っていた所だし、有難く貰っておくわ。
アーチャー、お茶お願い。紅茶じゃなくて日本茶ね。

>>650

和食でも洋食でもそれなりには作れるつもりだけど、敢えて言うなら
周りに他に作れる人間の居ない中華かな。
まあ、これも特にどれって限定があるわけじゃないけど。

737 名前:遠坂凛 ◆Rin/.ruSTE :04/03/04 22:07


>>651

大変だ。
大変なんだけど、暢気にそんなコトを考えている暇も今のわたしには無い。

「――――って言うか、何てタイミングで電池が切れるのよもうっ!」

ぶっちゃけて言えば、遅刻しそうだったりする。

確かに昨夜だってちょっと夜更かししたにはしたけど、だからって何も寝ている間に
電池が切れるコトは無いと思うのだ。
そうなれば当然翌朝目覚まし時計が鳴る筈無いし、わたしだって起きられない。
だからこれは負荷抗力で――――

「……じゃなくて。とにかく急がないと」

こんな姿とても他人には見せられないな、と思いながら慌しく着替えて顔を洗って髪の毛を梳かして、
鞄を取りに自室に戻って時計を見る。

「…………四時三六分?」

何でだろう。
遅刻しそうだった筈で、だからこんなに急いでいたの、

「………………ああ、そっか」

目覚し時計、電池切れてたんだっけ。
そんなコトを考えなければ思い出せないなんて、やっぱり朝は駄目だ。

「……ふう」

買い置きは無かった筈だし、帰りに換えの電池を買って来よう。



>>654

寂しかったり、悲しかったり、拗ねてみたりする。


……そんなに驚くコトないじゃない。

                              わたしだって、一応女なんだから。(物凄い小声で

>>664

……どう、ね。
基本的に係わり合いになりそうも無いから、「そんな人も居るんだ」くらいじゃない?


…………ごく個人的には凄いと思うけれど。

>>666

―――思い出すのはあの時のコト。

     最後に聞いた声。
     言葉に込められた思い。
     言葉にされなかった想い。

     今まで、あの時父親が何を思っていたのかなんて真剣に考えたコトは無かった。
     何を考えていたのか想像する暇も無かった。

     もうその答えは判らない。それは良い。
     けれど、わたしはそんな時何を想うのだろう――――


……心当たりが無いコトも無いけど、言わない。

>>668

って、本当にで―――――え?

…………

………………

……………………思ったよりフランクなんだ。

サンタは実物も居るらしいし、信じていると言えば言える。
……まあ、質問の意図通りの答えじゃないとは思うけど。





と言うか、深く考えると色々駄目そうだからもう忘れよう。うん。

738 名前:遠坂凛 ◆Rin/.ruSTE :04/03/04 23:28


>>696

鮮やかな色の陣羽織を纏い、月光を背に佇む姿。
見れば判る。
いかにサーヴァントとしての能力が低くても、それは根本的に人とは違うモノなのだから。
その、人とは違うモノと、わたしは一人で対峙していた。

「アサシン――――!」

気配なんて毛ほども感じなかった。
声を掛けられて気付いた。
アーチャーが居るんだからこう言う可能性だってあった。
自分の迂闊さを噛み締めながら真っ向から相手の目を見据える。

「それはどうも。そんなコトを誉められても嬉しくも何とも無いけどね」

……変だ。
変わったサーヴァントらしいのも何となく判ったけど、それ以前に敵意が無い。
わたしがマスターだと知っているくせに、だ。
それがおかしい。
一体何を考え――――

「――――愛でる?」

愛でるって言うのはつまり、何かの美しさを味わったりとか、可愛がったりとか、
いとおしんだりするコト。
……うん、ここまでは問題無い。
で、問題なのはアサシンが何を愛でたのか。
例えば月なんてどうだろう。今夜は空も澄んでいて、わたしでも綺麗だと思うくらいだ。
なんだけど、ここで更に問題が一つ。
アサシンはさっきからずっとわたしを見ている。

「あ―――――」

そう。
わたしを見つめながら愛でてしまったと言った。
ついでに愛でる価値があるなんて言った。
理解して、顔が多分真っ赤になった。

「――――な、いきなり何を言い出すのよ!
 ……確かにさっきは微妙な所誉められて複雑だったけど、
 いきなりそんなコト言われても正直困るって言うかまあお世辞でも嬉し、」

もう駄目だ。
頭の中がぐちゃぐちゃでまともに思考が組み立てられない。
だから、妙なコトを口走りそうになった口を無理矢理閉じて心の中で深呼吸する。

一、

ニ、

三。

……良し、多少は落ちついた。多分。

「…………い、言いたいコトは判ったけど。
 それをわたしに言ってどうするつもりなの?」

落ちついてもやっぱり赤面はしてるだろうし、視線も逸らしたまま合わせられなかった。

739 名前:間桐桜 ◆SAKURA9Fss :04/03/05 01:55

>>697 ……って詠唱しちゃってるよ!
(注:イメージ像です)

  / ̄ ̄ ̄ ̄\
/     ●   ● 
|Y  Y         \
| |   |         ▼ |
| \/   ____人__|  .
|      |∨∨∨∨∨
\     \∧∧   )  ぱっくんちょ  
 | | |\  ̄ ̄\\\
 | | |   ̄ ̄ ̄ し し/
 (__)_)     ↑
           >>697


あ―――――!
だだだ、大丈夫ですか!?
せ、正規の詠唱じゃないのに……………

>>697さん、傷は深――――浅いです、がっくり……じゃない、しっかりしてください!
かすった程度なら、まだ、命に別状はないよう気もするこの頃ですから!!

……え、何、し、質問ですか?
こ、答えますから、しっかりしてください!

>>698 嗜好品で自分が好きなものの薀蓄を語ってくださいな。
し、嗜好品ですか?
えと、あの、ですね、その、甘いモノが好きなんです。
具体的には、江戸前屋のたい焼きとかどら焼きとか……………





―――――出来立ては何でも美味しいものですけど、特にあそこのは絶品です。
まず、手に取るとですね、暖かいです。
特に冬なんて、カイロの代わりにも使える優れものなんですよ。
江戸前屋さんの職人さんの熱気が身体をぽかぽかと温めてくれる気がするんです。
え、出来立てだから、暖かいのは当然じゃないか、と?
うーん、分かってませんね、通なら出来立てを食べるんですよ。
冷たいたい焼き、どら焼きに満足しているうちはまだまだ素人です。
一番、甘さを感じるのは温度にして40〜50度前後。
この時、舌が程よく糖分を感じ取る事が出来るんです。
それでですね、正しい食べ方としては、まずはたい焼きないしどら焼きを手に取り眺めるんです。
いきなり、かぶりつくのは良くないです、わたしも慣れないうちはそうだったんですけど。
食べ物は舌で味わうだけじゃないんですよ、目で味わうという事もあるんです。
よく盛り付け云々とかいいますよね、特に限定はしませんけど、
見ただけで、美味しそうとか思った経験はないですか、ありますよね。
ええと、ほら、じゅるりって舌なめずりをするような感じです。
あ、勘違いしないで下さい、わたしはそういうことはしないです、信じてください。
先輩の家でセイバーさんは食事を見た時にこっそり獲物を狙う目で舌なめずりをします。
でも、わたしはしません、その辺はきちんと訓練しましたから。
ああ見えても、藤村先生と先輩は結構鋭くて、そんなにお腹が空いているのかとか、
言われると、恥ずかしいものがあるんです、だから、そういう所ではじっと我慢の子です。
あ、話がずれましたね、今はたい焼きとどら焼きの話ですね。
で、まず、袋から取り出して、その暖かさを手のひらで確認するんですよ。
達人になると、この手触りでその出来栄えが分かるんです。
きちんと出来ている時は皮が程よく乾燥しているんですよ、蒸れてしまって、
べちょべちょになっている時がたまにありますけど、そういう時はきついです。
といっても、乾きすぎていると今度は最初の歯ごたえが悪いです。
何事も行き過ぎはよくないっていう好例ですね、程ほどが一番なんです。
それで、まず手にとって、ぱかっと二つに割るんです、これが秘訣なんですよ。
すると、中からぶわっと湯気が出るんです、餡子から立ち上るんですね。
これが顔に吹き付ける瞬間がある意味醍醐味なんです、ふふ。
でもですね、二つに割る時、力が強すぎると中の餡子がこぼれちゃいます。
初心者の人はこの辺失敗しやすいですから、気をつけてくださいね。
それでようやく本番に入ります、横から口の中にたい焼きないしは回転焼きを放り込むんです。
目安としては割った時の大きさの3分の1ぐらいですね。
皮のほうから先に口に入れるんです、餡からいれると舌がびっくりしちゃいますから。
それでやっと、もぐもぐと食べます。
舌で転がすようにして食べるのが一番いいみたいです。
口の中に餡子の甘さがぶわーっと広がっているこの過程が最高ですよ。
ほら、映画とかの花畑のシーンがあるじゃないですか。
で、そこに役者の人が駆け回るとぶわーっと花びらが舞う、あんなイメージです。
それで口の中で餡がとろけ始めたら、そこで飲み込んで、次のかけらを口に入れるんです。
このとき、側に緑茶があるともういう事はないです。
あの渋みがより、たい焼き、どら焼きの甘さを引き立てます。
相反する味がそれぞれを強調するんです。
お汁粉とかに隠し味で塩をいれたりしませんか、あんな感じを想像してもらえるといいです。
でもですね、目の前のたい焼き、どら焼きの山がなくなっていく様を見ていると
寂しくなります、うん、でも、始まりがあるから、終わりがある、それだけのことですね。
だから次の日に食べるたい焼きやどら焼きが愉しみといえるんです。
これがあるから、明日も頑張ろうと思えるんですから。





―――――という訳で答えてみましたけど、>>697さん……?
あの、返事は………?
あの、大丈夫ですか………?


<へんじがない、ただのしかばねのようだ>


……あの、えーと、その、どうしよう?
うん、そうね、今日はご飯もお代わり2杯しかしなかったし、少しぐらいの夜食はいいよね。
―――――それじゃ、いただきます。

(注:イメージ図)

     ,へ、        /^i
     | \〉`ヽ-―ー--< 〈\ |
     7   , -- 、, --- 、  ヽ
    /  /  \、i, ,ノ    ヽ  ヽ
    |  (-=・=-  -=・=-  )  |
   /  <  / ▼ ヽ    >   、
  く彡彡 ( _/\__)  ミミミ ヽ   ぱっくんちょ
   `<   |  u/   ミミ彳ヘ
      >  | /| |    /   \
     /  // | | ))  7      \
     |  U  .U

          ↑
         >>697

                                 ―――――ごちそうさま、でした。

740 名前:名無し客:04/03/05 19:31

(かげのなかにいる)
(嗚呼、桜たんのバストの一部と成るのか・・・)

神道とか陰陽術とか妖術とかは日本独自の魔術と言えそうですが…
この認識はあっているのでしょうか?
あっているとしてどんな術式・特性を持ってそうですか?

741 名前:名無し客:04/03/06 00:15

桜たんは腹の虫に栄養とられるだろうから、
普通の人より太りにくいのでは無かろうか?
実際、寄生虫ダイエットとかあるわけで。

これだけでは何なので質問も。
他作品などで、使ってみたい魔法・魔術・マジックアイテムはありますか?

742 名前:間桐桜 ◆SAKURA9Fss :04/03/06 02:04

>>728 健康のために気を使っている事は? 肉体面でも、精神面でも。
うーん、健康ですか?
特に変わった事はしていません。

朝5時にちゅんちゅんとすずめがさえずる前に、がばって起きて、
その後、少し熱めのシャワーを浴びて、きちっと目を覚まして、
制服に着替えて、先輩の家に向かって、だだだっと走って、

先輩の家の台所で、野菜や肉を包丁を、とんとんとんと振るって
切った材料を、火をかけた鍋に、どばどばどばと放り込んで、
あるいは、油をひいたフライパンで、じゅうじゅうと焼いて、
先輩や藤村先生と食卓と囲んで、わいわいと朝食を取って、
食べた後は食器を流しに放り込んで、ざばざばと洗って、

先輩と一緒に学校へ30分の道のりを、てくてくと歩いていって、
弓道部の朝練で、弓を持って矢を番えて、きりきりきりと絞って、
授業は先生の話に耳を傾けながら、かりかりとペンを走らせて、
天気がいい時は気持ちよくなって、すやすやと転寝しちゃったり、
放課後は部活が終わったら、とことこと先輩の家に向かって、

夕食を作った後は先輩と藤村先生と、がやがやと夕食を楽しんで、
その後は夜は危ないからって先輩に家まで、てけてけと送って貰って、

家に帰ったら、わたしの机に向かって、ばさばさと教科書を開いて、
家に帰ったら、地下室に放り込まれて、ざわざわと蟲になぶられて、
寝る前にはお風呂に入って、一日の疲れを、ざあざあと洗い流して、
最後には暖かいお布団に入って、ぐうぐうと眠っちゃいます。


                           くうくう、おなかがなるので、
                           ひたひた、まちをさんぽして、
                           ざわざわ、むしがよってくる。

                           ざくざく、それらをきざんて、
                           がばがば、まとめてたべます。


朝5時にちゅんちゅんとすずめがさえずる前に、がばって起きて………


ほら、特に変わった事はないですよね。
そうですね、敢えて言うのなら、規則正しい生活。
それが健康のコツかもしれません、ふふ。

743 名前:キャスター(真名:メディア) ◆CASTERadvc :04/03/06 06:26

>>727 士郎やセイバーはきっと分かり合えた?
ククク、アハハハハハハハハハハハハハ!
ああ、愉快、こんなに笑ったのは久しぶりね。
魔術は見る影も無く衰退している世だけど、戯言の滑稽さは神代の昔から変わらないわね。

私が坊ややセイバーと分かり合える?
まさか、それ、本気で言っているの?

ええ、確かに坊ややセイバーの能力は認めましょう。
坊やは大したものよ、作る事に関して、ある意味、私すら及ばない領域に居るもの。
あれ程の才覚は神代の世でもそうは居なかった。
手足をもいで、投影魔術の魔杖として使えば、これ程便利なモノもないでしょうね。

セイバーに関しては言うまでも無いでしょう。
あの戦闘能力、そして、膨大な許容量(キャパシティ)。
彼女を魔力の器に仕立て上げて、聖杯に注ぎ込み続ければ、聖杯は永遠に私のものとなる。
その意味で、彼女の価値は計り知れないわ。

けれど、それだけ、私が一方的に道具として、奴隷として使用する。
信頼関係をそこに見出せですって?

人の悪性を、呪いを、醜さを知らずに誰も傷つけない、
そんな夢見心地の坊やを信頼?
ああ、確かに言葉次第では坊やを人形にすることも容易いわね。
けれど、労力の無駄よ、そんな事をするならば、直接、魔力の糸で人形にした方が早いわ。

セイバーが私を信頼?
クク、あの騎士王が裏切りの魔女たる私を信頼する事なんてありえると思う?
真っ当な英雄の鏡たる彼女(アーサー王)が反英雄たるこの私(メディア)を?
天地がひっくり返っても、そういう事なんてありえる筈はないわ。

想像するにも馬鹿らしいわ、坊や。
もう少し考えて、口を聞きなさい。

744 名前:キャスター(真名:メディア) ◆CASTERadvc :04/03/06 06:26

>>696 アサシン
>つくづく、女と小人は扱いづらいというが、いや、お前は格別〜
(ギリッ)
……口の聞き方に気をつけなさい。
所詮、貴方は私の奴隷であり、道具。
私の意志1つで消すことも可能なのですからね。

>ふむ、元々、無であるこの身には終わりも始まりもさしたる意味は持たん〜

ちっ、わざわざ、分かった様な口を………!
そんな鉄屑を振り回すしか能の無い貴方に、世の法が理解出来るとでも言うの?
取るに足らない蟲に等しい存在で、時の流れを語るなんておこがましい!

貴方もこの世に未練があるからこそ、私に召還されたのでしょう。
それをさぞ悟った風に………この私に意見なんて、立場を弁えなさい。
貴方如きがモノの美醜を語る権利等はないわ。

>何、お前の見ているものと私の見ているものが違うという事に過ぎぬのだ。
(ギリリッ)
―――――そう、分かったわ。
元より、私は絶対的な主人(マスター)で貴方は奴隷(サーヴァント)。
見るものが違うのは当然のことね。
貴方如きには見えないものはそれこそ山の如くあるのですからね。

745 名前:キャスター(仮名)さん(推定)28才 ◆CASTERadvc :04/03/06 06:27

>>644 葛きり 食べますか?
Σ(゚Д゚) え………、私が宗一郎様を食べる!?
あ、でも、その、ええと、宗一郎様は、その、ううん―――――

ああ、あの、宗一郎様は、あれでも情事の時は激しくて、私が食べるじゃなくて………
あ、その、違うんです。
私が経験がないんじゃなくて、寧ろ、豊富なんですけど、
えと、あの、これでも、昔、お仕事(意訳:魔女としての誘惑)で
多くの殿方を手玉に取ったりしていて、テクニックも自信はあって、
昔は「メディアは脱いでも、すごいんです」と売り文句に………

――――じゃ、じゃなくて………だからっ!
私のことじゃなくて、ええと、宗一郎様はっ!
暖かいです、冷え切った私の身体、心に刺激を、温もりを与えてくれるような―――――

は………?
え、そういう意味じゃなくて、葛きりってこの国の伝統の食べ物、ですか?






                                             (´・ω・`)ショボーン  

746 名前:キャスター(仮名)さん(推定)28才 ◆CASTERadvc :04/03/06 06:27

>>729 キャスター(仮名)さんはイジケまくった小娘
>>729さん、貴方もそういう風に私のことをいぢめるんですね?
夫(注:だから未入籍にて内縁の妻)の為を思って、ほんのちょっと、内職しただけで、
それはもう鬼の首を取ったくらい騒ぐんですから。

大体、私が何をしたっていうんですか?
ちょっと、皆から無意識に募金をしてもらって(意訳:量にして1000人分の魂の収集)、
今、主人との愛の巣(意訳:柳洞寺という寺)の人達をちょっと説得して、
(意訳:全員に無意識の呪い(ゲアス)をかけて、使い魔に)
家計を支えようとしているだけじゃないですか。
妻なら当然の行為なのに、それをどうこう言うなんて………!

ええ、わかってますよーだ!
どーせ、>>729さんは汚れた女だった私が幸せになるのが憎いんでしょう?
ふーんだ、もういいもーん、こうなったら、落ちる所まで落ちてやるー!
私には宗一郎様さえ居ればそれでいーんだからー!!
(>>729の魂を根こそぎ搾取しました)

747 名前:名無し客:04/03/06 17:58

しかし一成まで使い魔にしてた事が知れたら流石の葛木先生も不快感を示しそうやね。
新婚家庭崩壊の危機?

>ちょっと、皆から無意識に募金をしてもらって
年金並の強制徴収のくせにぃw

748 名前:名無し客:04/03/06 18:14

>743
しかしキャス娘(仮名)さん、あの小僧、未熟ながら根の部分で葛木殿に近い物が感じられますぞ?
キャス娘(仮名)さんが誠意ある対応を見せればヤツも絶対に裏切りますまい。
・・・って士郎の人柄を知る機会が無かったのが残念。

それにキャスタールート(とかライダールート)って可能性も有ったんですし。
半年伸びても欲しかったよ型月様。


で、話は変わりますが愛しい愛しい思い人への愛の言葉、なんて聞かせて貰えませんか?
OKOK,他言無用。破滅系の呪掛けても可。

749 名前:名無し客:04/03/06 18:46

魔族化の危険と隣りあわせで、神秘ではなく技術として力を振るう者達、
戦術魔法士(タクティカル・ソーサリスト)についてどう思いますか?戦った場合は勝てますか?

軍が営々と改良を続けてきた戦闘用魔法に特化しているし、侮れない存在かと。

750 名前:名無し客:04/03/06 19:18

状況不利の場合で、対戦相手が金髪のスー○ー○○○人に勝てますか?

751 名前:名無し客:04/03/06 19:40

ハラミコシャッペンエィ(・∀・)ミッコシャーペン

752 名前::04/03/06 23:04

宗一郎殿はベットじゃすごいんだぜ・・・ふふ。
あーんなことや こーんなことも平気でさ・・・。
君では到底その領域に到達できないぜ 女!!
まさに彼は・・・漢だったよ・・ぽ(照

753 名前:名無し客:04/03/06 23:19

そういやあ、遠坂さんの宝石魔術って、
ダイヤモンドカッターと組み合わせてDa Da Da!
とか出来るんですか?

754 名前:名無し客:04/03/07 02:42

>>キャスター嬢
http://appletea.to/~charaneta//test/read.cgi/ikkoku/1063981092/147n
新番組の見所について語ってください。

755 名前:名無し客:04/03/07 15:58

何か一つ法律を作れるとしたら、どんなものがいいですか?
また、逆に何か一つ法律を無くせるとしたら、何を無くしたいですか?

756 名前:名無し客:04/03/08 00:52

あなたが自らに科した法(ロウ)はなんですか?

757 名前:名無し客:04/03/09 12:59

<内なるサクラ>

先輩、あなたを、殺します・・・。

  |つミ
  |   ;
  | 。・.

(これで先輩は永遠にわたしのもの・・・ククク・・・)



こんな感じか?



758 名前:名無し客:04/03/09 14:50

ぶっちゃけ凛ルートの凛はアーチャーのこと好きだったの?
士郎に対する感情とどう違ってたんですか?

759 名前:アサシン:佐々木小次郎:04/03/10 00:06

>>744 キャスター

 山林に吹く風は穏やかで、木々のざわめきは囁きほど幽(かす)か。
 冬を謳う鳥もおらず、月に吠える獣もない。

 その中で響く声。
 それに怒気は含まれど、余裕は無い。



(―――――やれ、本当に困った女よな)

 目の前の騒ぐ己の主を見、アサシンは心の中で呟く。
 なれど、この剣士は知っている。
 人に稀代の魔女とまで呼ばれた魔性がその実、一介の女に過ぎぬ事を。

「ふっ、分かった、分かった。
 所詮、この矮小な身では理解できぬ事は山程あろうよ」

 女の言葉をさらりと受け流しつつ、はて、と剣士は考える。

 己に課された使命は女の砦たる寺のの入り口である山門を守り通す事のみ。
 不躾な来訪者は全て、その剣にて応えれば良い。
 そこには憐憫も迷いも苦悶も一切存在しない。

 さてと……………それに対し、女はどうであろうか。

 女に課された使命はこの聖杯戦争に勝利する事。
 女自身はおろか、マスターたるあの幽鬼の様な男も死ぬ事は許されない。
 アサシン自身を除く、屈強のサーヴァント五人を打ち破らねばならない。
 それは聖杯戦争の規律等というレベルの話では無い。

 女は自分のマスターを護りたい。
 女は自分のマスターを勝たせたい。

 何より―――――――――――普通の幸せが欲しい

 女はキャスターとしてではなく、メディアとして、男に見て欲しい。
 女はキャスターとしてではなく、メディアとして、男に抱いて欲しい。

「成程、私より背負うモノ、目指すモノが遥かに大きいものよな」

 ―――――その心があの男に届けば、良いのだが。
 と、心の中で付け加え、くつくつと架空の英霊は笑う。

 成程、上等だ。
 元より何も欲せぬ己とは違い、欲し、動くだけで、愛でるべき価値がある。

「任せておけ、此処は何人たりとも通さぬ。
 鬼であろうが、魔であろうが、通ろうとする者は斬って捨てよう」

 空想の剣士はそう、己の主に告げる。
 そこにあるのは己の剣にある絶対の自負。
 人を斬り、鬼を斬り、神すら斬らんとした神域に達した剣士としての言葉。

「―――――だから、お前はお前のするべきことを成せば良かろう」

 長刀を背負う道化は涼やかに魔女にそう告げた。

760 名前:アサシン:佐々木小次郎:04/03/10 00:59

>>749 戦術魔法士
結論から言うと、分が悪いとしかいえぬな。
その戦術魔法士とやらの戦いは、間合いの取り合い、これに収束される。
彼奴等がその魔法を行使するのには、必要な言葉を詠唱しなくてはならぬ。
私はこの剣が振るえる間合いにまで、彼奴等に駆け寄らねばならぬ。

私には女狐と違って、魔術をいなす術等はないのでな、唱えられればそれで終わる。
だが、この剣は間合いに入れば何でも斬って捨てるぞ。
彼奴等の着ている鎧ごと、その身体、断って魅せよう。

この勝負、互いに牽制は無い。
間合いを取るか、取られるかが即、生死を分ける。
魔術師と戦士の戦いは得てしてそういうものよ。

>>750 状況不利の場合で、対戦相手が金髪のスー○ー○○○人に勝てますか?
─‐────────────‐────────‐∧_∧ ───‐──―──‐
─────‐∧ ∧,〜 ────────────‐(; ´Д`) ────―─‐──‐
──−──‐( (⌒ ̄ `ヽ───_ ───────‐ /    /─―/ヽ────―─‐
──―───‐\  \ `ー'"´, -'⌒ヽ──────‐| |>>750-─/ | |─────―
―‐――──‐ /∠_,ノ  _/_───‐―──―─‐| |  /─―/ | |―────―‐
─────‐ /( ノ ヽ、_/´  \―────‐──‐∪ ./──,イ ∪ ────―─
────‐ 、( 'ノ(     く     `ヽ、 ―────―‐| /−─/|| | ──−───―
───‐‐/` ―\____>\___ノ ──────‐|/──/ || | ────‐─―‐
───/───―‐/__〉.───`、__>.―‐―───‐─―‐| || | ─────―─
──/──‐──────────────―−───‐(_)_)─────―─
─/────────−────────────‐──────────―‐
───────────────────‐─────────―─────‐

 長刀が走る。
 月のない夜で幸いした。
 弧月の如き太刀筋は、月が見れば己が異形を恥じるほど流麗。

「おかしなレスをみかけたので切ってみたが、血も出なければ悲鳴もあげぬ。
 はて、一体、何だったのやら」

 小次郎は>>750に歩み寄り、地面に伏した>>750を見下ろす。

 ドラゴンボール。
 単純な話ながら、国民的娯楽として優れたそれ(ポンチ絵)は、
 鳥山明の手によるものだろう。

 出た副産物は数知れず。
 電影遊戯化し、手札戦闘やら、格闘遊戯として子供達に親しまれた。
 活動写真化した作品は数知れず、しかし、オチが毎度同じなのは秘密だ。
 一枚弐拾円也の手札化したが、戦闘力の桁が億まで逝ったので、破壊力に換算されたのは禁句だ。

 なれど、共通点がある。


                     いんふれ化


 青天井といってもいい、その作品世界の強さの格付けは留まる所を知らず、
 最後は読み手がついていけなかったという説もある。
 というか、作者が既についていっていない。

 ――――実写化
 どのような配役になろうと、黒歴史は必定。
 赤字になる事はないだろうが、強さの優劣を競うのは無意味で在る事を、
 修羅を生き抜いてきた剣士は感じ取っていた。

761 名前:名無し客:04/03/10 14:57

凛ルートでの盛大な見せ場ぶりに反して桜ルートでは
ただのザコキャラに成り下がっている小次郎とランサーに喝!!

762 名前:名無し客:04/03/10 15:40

セイバーさんの「今の私は凛と同じくらい邪悪に染まっています」という証言から
凛は邪悪な人間のようですが、具体的にはどのくらい邪悪ですか?

763 名前:アーチャー ◆ARCHERBSJw :04/03/12 05:13

>>584 遠坂凛シナリオのvs佐々木小次郎でどうやって生還したんですか?(第三)
>>719-721(アーチャー) >>730-733(小次郎)


『貴様こそ。あの女狐を驚かせようと送ったというのに、
 我が身可愛さで逃げ帰るとは失望したぞ』


アサシンの嘲笑うような声が開始の合図となった。


構え合ったのは一瞬。
安全圏から、五尺の太刀が牙を剥く死地へと身体を躍らせる。
段差からくる不安定な足場など問題の内にも入らない。
一足跳びでアサシンへと肉薄し、右の莫耶剣を叩き付け、
燕の如く翻り疾ってくる太刀を、下からすくい上げた陽剣干将で迎え撃つ!

二刀の定石は攻守一体。
一刀で防ぎ、生じた隙を一刀で穿つ。一刀で攻め、生じる隙を一刀で補う。
そこに一刀流では為しえない最大の利点がある。
小回りの効く双剣は五尺の太刀に斬り掛かり、弾かれ、また斬り掛かる。
それはさながら燕を捕らえんとする鷹の剣伎。

加えてアサシンの狙いは明白だ。
首を納める、その言葉通りに刃が疾ってくる。
斬り上げは浅く速く、斬り下げは深く尚疾く。ただ首を刎ねることが殺す事であるかのように
首への攻撃を基軸として太刀が振るわれる。
故に予測し易い。
即座に十数通りの防御と反撃法が思い浮かぶほどだ。
だがそれは相手も同じ。
狙いが一点であるのならば、そこから繰り出される反撃の型も絞られる。


太刀で攻められ、双剣で防いで反撃し

双剣で攻められ、太刀で防いで反撃する。



―――――つまりこの攻防は、


                 互いに詰み手にかけた、結果を持たない剣戟である。




――――……幾たび打ち合っただろうか。
ただ時間だけが無為に過ぎていく中で、私は焦っていた。
今ならばまだ追いつける。だが目の前の敵がそれを許さない。
ああ、こうしている間にも衛宮士郎は回復してしまう。
森に響く鋼の戦音さえ時を刻むかのよう。
背中に毛糸を擦りつけられるような焦燥感を抱えたままで剣を打ち合わせる。


『ふむ、思ったよりは………そなたの剣は力も速度も十分に兼ね備えている』


アサシンが揶揄を含んだ言葉を放つ。
五月蝿い。黙れ。貴様の戯言に付き合っている時間などない!


764 名前:アーチャー ◆ARCHERBSJw :04/03/12 05:14


『何を焦る、弓兵よ?
 騎士王達が遠ざかるにつれ、そなたの剣は雑になっていっておる』


そんな事は言われずとも自覚している。
だがこれが焦らずにいられようか? 手を伸ばせば“支え”に届くというのに、
目の前の敵がそれを阻み、決着がつかぬこの状況で焦らずにいれる訳がない。

 理想は高く。
 叶う筈のない理想だと、どこかで理解していながら走り続けた。
 願いを全て叶え、夢を叶えられないまま生を終え、
 死後、夢見た事が全て偽りだと、叶う筈がないと、見せ付けられ続けた。
 理想を裏切った事を贖う為に奴隷になったのに、贖うどころか裏切りを積み重ねさせられ続けた。

―――そんな中で、一縷の望みとして縋ったゼロに等しい“可能性”が、すぐ手の届くところにある。


『剣は心を表すというが、かように顕著に現れるのも珍しき事よな』


  剣に心気力一致という言葉がある。
  心は精神の静的作用であり、知覚判断の作用である。
  気とは精神の動的作用で、心の知覚判断に発生した意志をいい。
  力とは身体の力であり動作である。
  剣はこの三つが一致したとき初めて充実した一撃を放てると言う。
  逆に一致していない場合、動作は不用滑となり、剣は乱れ、体は崩れ、

  ――――即ち必敗の型を為す。


  つまり、心が敵に向かわず別に向いている状態で剣を振るう事は、死に直結する行為である。



  一合
       邪魔をするな。

                  二合
                       邪魔をするな。

                                  三合
                                       邪魔だ、退け―――!


石段を割らんばかりに踏み込みつつ、左の一刀を突き入れ、
同時に右手の陰剣莫耶を担ぐように振り被る。

陽剣干将による刺突は囮ではない。牽制などこの相手の前には無意味だ。
生半可に突き入れた瞬間に腕を落とされ、返す刀で首を刎ねられよう。
故にこの刺突は必殺。外れなければ間違いなく対象を串刺しにする威力を込めた一撃。
そして陰剣莫耶による振り被りもまた必殺。
左が“万が一”外れた場合、打ち払われた場合、
筋肉という弦によって引き絞られた刃が弩さながらに打ち出され相手を両断する。


 だが、心が乱れた状態で放たれた定石破りの必殺の剣は。



                       ―――――有り得る筈のない軌跡で叩き落された。



『それ、その様に乱れては、その首、刹那を待たずに落ちるぞ!』

    ・ ・
閃く三筋の光芒。
二筋は双剣を叩き落し、残る一筋は真っ直ぐに身体を断ちにくる。
驚愕する一瞬さえ許されない。頭の奥で心眼が危険信号を爆発させた。
見る間さえ惜しんで疾ってくる"不可能な筈の"一刀を躱そうと、
崩れた体勢のまま、足を撓ませ、身体を旋回させ――――


――――同時、胸の前を疾風が一閃した。



765 名前:アーチャー ◆ARCHERBSJw :04/03/12 05:16


痛みよりも先に、甲冑が割れる衝撃が身体をよろめかせる。
あまりに鋭すぎる斬撃に、身体さえも斬られたと認識するのが遅れるのか、
一呼吸置いてようやく血飛沫が噴き出した。
甲冑のお陰か、サーヴァントにとっての急所である心臓には達していないが深手には変わりない。

だが驚くべきことは斬撃の鋭さではない。
“有り得ない”
アサシンの武器はあの長い太刀のみの筈だ。
突き出した干将は打ち払われ、振り下ろした莫耶も打ち払われた。
それだけでも有り得ないというのに、そこからさらに一撃。
それも避けていなければ項から腋に斬り裂かれていたであろう程の斬を放った事がさらに有り得ない。

ランサーならばまだ判る。
瀑布の如き刺突は一刀を振るわれる前に弾き、残る一刀を振るう前に次を穿つ。
つまり疾さだ。それならばまだ説明がつく。
だが、アサシンの剣は疾くはあってもランサーには比べるべくもない上、突ではない。
斬の一撃だ。
「突いて、引く」の二挙動ではなく、「振り被り、振り下ろし、引く」の三挙動。
それを三度。つまり九挙動を、私の四挙動より速く行なった。

長い太刀はそれだけで小回りに欠ける。
例えば腕を狙う一撃を防いでも、コンパクトに翻った刀で狙われる首や肩を守る事は不可能。
ただ"当てる・斬る"という点に於いて見れば二刀を弾ける剣は二刀以外に有り得ない。

ましてや一刀で、ほぼ同時に放たれた二刀を弾き、さらに反撃するなど出来よう筈が無い。



―――では、

         何故私の双剣が一刀に防がれる――――――?



『如何した、弓兵。私の剣がそれほど不思議か?
 セイバー如きに傷一つつけられなかったこの剣がかように奇異に見えるのか?』


此方の驚愕を楽しむような嘲りを含んだアサシンの声。
だが驚かずにはいられない。
アサシンが持つのは確かに一刀。されど振るわれた剣は間違いなく三筋。
そこには刹那のタイムラグさえなかった。全くの同時に繰り出されたのだ。
奇異どころではない。
仮に宝具の力だとしても、真名を放たずにそんな神秘を可能とする宝具など、
ましてそれを振るう英霊など聞いた事がない。


「―――――侍。貴様、何者」


答えなど得られぬと知っていながら名を問う。
否、問わずにはいられなかった。
剣戟では敵わず、そうかといって退路は塞がれている。
このままでは衛宮士郎を殺すどころか、この場で命を落とすだろう。
先程とは別の焦燥……死の匂いが身を包んだ矢先――――


――――予想に反して問いの答えが返ってきた。


『……ふむ、名か。
 名など無い、と言いたいところだが、この身として存在する以上、名はある。
 我が名は佐々木小次郎。
 貴様の言う通りキャスター……あの女狐の手駒よ。
 ああ。一つ、言っておこうか、先程の「燕返し」も騎士王は躱して見せたぞ。
 ………クク、所詮は弓を引く者、剣を取っては勝てぬも道理よな』


嫌味はとりあえず無視し、燕返し―――その言葉から先の斬撃の正体を理解した。

“多重次元屈折現象”

魔法の域に匹敵するその神秘によって振るわれた剣は幻影などによる虚の斬ではない。
三筋とも実体を持った必殺の太刀だ。
恐らくこの佐々木小次郎という剣士は明鏡に至り、止水を得、剣を極めた亡霊だろう。
核(コア)となる亡霊に、捏造された伝説が付加された偽の英霊。
なるほど、それならば名を易々と明かすのも頷ける。
この剣士にとって弱点など存在せず、また、名を明かす事によって全力の死合いを望むのだろう。



766 名前:アーチャー ◆ARCHERBSJw :04/03/12 05:18


「…………なるほど、それでその斬撃か。
 納得が行った。あながちその自信も虚勢ではないようだな」


言いつつ、目を閉じ、戦闘論理を走らせる。
先程の剣を躱せたのは全くの僥倖と言っていい。恐らく次はあるまい。
次元を捻じ曲げ、単体を複数にする剣の前に私の剣は通用しない。
一筋々々が必殺の威力を持つ三筋の斬撃を二刀で防げる道理など何処にもない。

まして心が揃わない状態である以上、私に勝算はない。


―――――ならばどうするか。
選択肢は二つ。

  心が乱れた状態でこのまま続けて殺されるか。

  生き延びて本来の目的を達成出来る可能性に掛けるか。

答えなど決まっている。自分が為すべき事は目の前の敵を倒す事ではない。
この場から生きて離脱し、自分の目的を果たす事だ。
敵に背を向けることに躊躇いなど欠片も無い。


倒す為ではなく、“逃げる”為の戦闘展開を組み上げ、目を開く。
胸に刻まれた傷の修復に廻していた魔力を遮断。
体内に走る回路に魔力を通し、これから放つ一連の攻撃の為に力を貯めていく。
傷が電気の如く痛みを訴え続けるが、その程度の事で集中した意識が乱れる筈もない。


「――――だが生憎、貴様と悠長に殺し合っている程、暇ではなくてな。
 この場は一度退かせてもらうとしよう。貴様の言う通り、私は弓兵。
 剣では及ばんさ。剣の伎はセイバーとでも競い合うがいい」


干将莫耶を剣の丘に戻し、代わりに或る剣をその手に呼び出す。
構えはやや左よりの正眼。
真っ直ぐに振り上げるよりも、担ぎ面の斬撃の方が起こりが速い。
ならば構えもそれを速く行なえる形にするのは道理。
相手を切伏せるのではなく、相手に“当てるだけ”の斬を振るうに最適の型へと身体を持っていく。
一角獣の角にも似た刀身を持つその剣を携え、アサシンに向かって大きく踏み込む!

脇から逃げる可能性を見たのか、逃走経路を塞ぐように疾ってくる刃は逆袈裟への切り上げ。
それを剣先を下げるだけで擦り上げ、受け流す。

翻り迫る刃より疾く、剣を振り被り――――



―――相手の太刀に刀身をぶつけるようにして体当たりした。



空気を掻き乱しながら振り下ろした螺旋剣は、予測通り五尺の太刀と噛み鬩ぎ合う。
そのまま受け流されないよう、体をスタート直前のスプリンターの如く沈めていく。
元より相手を切伏せるつもりなどない。なによりこの剣には剣としての機能がない。
剣戟に於いては、その捩じれた刀身で太刀を防ぐ事しか出来まい。

だから、この剣の真価は全く別の所にある。
疑惑の声を上げるアサシンを無視して、詰みに連なる言葉を放つ!


「 I am the bone of my sword.......
  我が身体は捩じれ爆ぜる

                “偽・螺旋剣――壊れた幻想”!」
                   カ ラ ド ボ ル グ


真名を以って力を解放する。
ただ一度きり、宝具を壊す事によって得られる魔力の爆弾。
捩じれた剣がその「硬き稲妻」の名の通りに仮初の生を爆散させると同時、
後方に跳び爆発の勢いに乗って“後ろ”に離脱する。


「くっ――――――……!」

当然、至近距離で魔力の塊を炸裂させたのだから無事に済むはずが無い。
甲冑は砕け散り、顔を庇って掲げた腕は肘元から千切れ掛け、
その他の箇所も爆発の余波によってずたずたに切り裂かれた。

だが、狙いはそんな自殺紛いの攻撃ではない。これはあくまで布石に過ぎない。
この攻撃の真の目的は射が行なえるだけの距離を取る事にある。
後ろに下がるだけでは射る前に首を刎ねられよう。だからこそ宝具を利用して距離を稼いだのだ。


767 名前:アーチャー ◆ARCHERBSJw :04/03/12 05:20



彼我の距離はおよそ九間。

同じくダメージを受けていたアサシンが此方の意図に気付いたようが既に遅い。
既に詰みの体勢は出来ている。
魔力で無理矢理に繋げた腕で構えるものは弓と矢。
投影八節・射七道を以って、この戦いに終止符を打つ一撃を作り上げる。

「―――投影、開始」
     トレース・オン

      ―創造理念、鑑定

           ―基本骨子、想定
               足踏み

                 ―構成材質、複製
                     胴造り

                     ―制作技術、模倣
                         弓構え

                         ―憑依経験、共感
                            打ち起し

                              ―蓄積年月、再現終了
                                  引分け

                                     「―――工程、完了」
                                           ロール・アウト
                                             会

投影した黒い弓に先ほどと同じ剣――カラドボルグを番え、弦を絞る。
状態は無限の引分けとも言える「会」……あとは射るばかりの引き絞られた型。
物見は定めきり、詰合い伸合いとも良好。

――――そうして、最後の言葉を口にした。
                スイッチ オン


「I am the bone of my sword...
  わが骨子は捩じれ狂う

                       ――――――偽 ・ 螺 旋 剣」
                                 カラド ボルグ
                                   離れ


指から矢が離れるや否や、残心を無視して前に跳躍。空間を捩じり引き裂く剣矢の後を追う。
矢の狙いは、向かい来るアサシンのその足元。
如何に剣の達人と言えど、爆発によって奪われた視覚と聴覚では剣を振るえまい。
その隙こそが離脱する唯一の機会―――――


―――――硬き稲妻が地に突き刺さり、辺りを爆光が覆い尽くす!


同時、この場から離脱する為だけに、爆発の中心へと飛び込んでいった。

768 名前:遠坂凛 ◆Rin/.ruSTE :04/03/12 12:47


>>682

(撫でられ)

ぁ――――

(更に撫でられ)

……………………って、誰が撫でて良いって言ったのよっ!
わたしのコトを猫かと同じだとでも思ってるの?
子供じゃないんだから、頭撫でられたくらいで喜ぶわけ無いでしょう――――!



……まあ、「あ、結構手、大きいんだなー……」とは思ったけど。ほんのちょっとだけ。

>>692

取り敢えず、その言葉、あなたにそっくりそのまま返すわ。

因みに、「わたしにとって『遠坂凛』の存在価値はあるのか」って聞かれたら答えは一つしかない。
……個人の主観の中で、その本人以上に重要なモノなんて基本的に無いでしょ?
つまり「あるに決まっている」。

客観的に見たらどうなのかなんて興味無いしね。

>>711

「共に在る」だけなら何とだって可能でしょ。
お互いの関係が良いか悪いかは別として。

それに、あなたの言う人にも人ならぬ者にも色々居るだろうし。

>>713

確かに知ってはならないコトっていうのはある。
過ぎた知識を手に入れて、扱い切れずに自分の身を滅ぼしてしまった――――
なんて、ありがちな話だしね。
魔術師なんてやってればなおさら良く判る。

……あなた、それは判ってる癖にどうも自分が何を口走ったか良く判ってないみたいだから、
一つだけ忠告してあげるわ。
口は災いの元。
意味は知ってるわよね。なら、私が言いたいコトも判るでしょ?

語ってはいけないコトを知ってしまったと思うのなら、貝みたいに口を噤んでいるべきよ。

>>749

(参考文献:SJシリーズ第五巻までを読み終わり)

……とんでもないわね、これ。
確かに限定は厳しい。
けど、一小節で発動する魔術としては破格の威力だし、それに加えて精々五小節程度の詠唱で
これだけのコトが出来るのにはちょっと驚いた。
魔術師に置き換えるならスタッフって言うのが魔術刻印にあたるのかしらね。
まあ、わたし達には魔術を行使するコトでの直接的なデメリットは無いんだけど。

考えられるのは……持久力の低さに付け込んで長期戦に持ち込む、くらいかしら。
少なくとも足を止めて打ち合う気にはなれない。
宝石剣があればまた話は変わってくるけど――無い物ねだりしても仕方ないしね。

>>753

流石にもう古い感じがするわよね、それ。


……まあ、なんでそんなコトを知ってるのかはさておくとして――――
ダイヤだって宝石だし、魔力は貯められるでしょ。
ただ、良くは知らないんだけどあれってブレードに工業用ダイアを細かく砕いたモノを吹き付けてあるんでしょ?
だから、もう石っていうより粉だと思うのよね。
そんなモノに一々魔力なんて込めてられないわよ。
大体、わたしがやってるのは「宝石に魔力を移して貯める」ってコト――まあ、二次的な効果は割愛するけど、
その力の発露のカタチは原則として貯めてあった宝石の色に沿ったモノになる。
ブレード自体の切れ味なんかは基本的に変わらないから、そう言う効果が欲しいなら
素直に「強化」した方が良いんじゃない?

―――って言うか、どうせならけちけちしないで宝石としてカットされた奴を寄越しなさいよ。
そっちの方が粉末状のに一々込めるよりも遥かに現実的だし、ついでにわたしも張り合いがあるし。
最も、それなりの金額は掛かるけど。

……何?
不満があるんなら聞くだけは聞いてあげる。


―――まあ、その後どうなるかは保証しないけどね?(不自然なくらい微笑みつつ

769 名前:ことみね きれい:04/03/12 18:24

ランサーの マスター  「ねんがんの れいじゅをてにいれたぞ!」
 
  :そう かんけいないね
 
→ :殺してでも うばいとる
 
  :ゆずってくれ たのむ!!


ランサーの マスター  「な なにをする ことみねー!」

770 名前:名無し客:04/03/12 21:37

まあ、その、何だ。
「頑張ったけど誰も救えませんでした」とか、
「いらんちょっかいで事態を悪化させ、被害が激増してしまいますた」とか、
そーゆーのに比べればアーチャ−さんは立派だと思うぞ。
くたばっても貫き通した意地が、
くたばってから歪んだのは残念だが、
くたばってからの事なんて、そもそも人間の守備範囲外だし。

771 名前:キャスター(真名:メディア) ◆CASTERadvc :04/03/13 00:34

>>727 神道とか陰陽術とか妖術について
ええ、魔術の一つよ、坊や。
私は元々、ギリシャに端を発する英霊だから、
坊やの挙げる術に関しては、殆ど知識は無いわ。
だから、特性については私は大したことは言えない。

ただ、全ての魔術系統は1つの根源の渦へと到る道なのよ、坊や。
根源という万能のモノに到るに当たって、どのような方法でたどり着くかという違いだけ。
ある目的地に向かって、陸路で行くか、海路で行くか、空路で行くか、
それくらいの違いしかないわ。

ただし、神道とか陰陽術とか妖術、かしら?
それは西洋に起源を発する英霊、魔術師の類には効果は絶大でしょうね。
それに関する知識、耐性が無いから、対処が困難というのもあるわ。
最もそれは相手も同じ事、こちらの術式に対する知識、耐性は無いから、
結局は先手必勝になるでしょうね、何か、衝突する事になるならば、だけど。

けれど、衝突する可能性は無いと思うわ。
この極東の国のそれらの魔術系統は恐ろしく閉鎖的みたいだから、
こちらから相手のテリトリーを犯さない限り、ぶつかる事はないでしょう。

>>755 何か一つ法律を作れるとしたら、無くせるとしたら。
>>756 あなたが自らに科した法(ロウ)はなんですか?
ふん、法ですって?
法とは秩序を護る為の鎖。
人が人であらんとする為の戒め。
正当ではない、反英雄たるこの私にその様なモノがあると思って、坊や?

私は法を破戒し、破戒させる為の存在『魔女』よ。
そして、手に持つは裏切りという神性を具現化させた『破戒すべき全ての符』。
私は法とは全く対立する存在よ。
人が作った法であれ、神が創った法であれ、それらは私を『悪』と定めたのですからね。

最も、行動原理という意味で『法』という言葉を定義するなら、話は変わって来るわ。
私は魔女であり、人の善性とは相容れない存在。
そして、人の悪性を具現化させ、善性の具現たる秩序・法を破戒させる。
それが私の行動原理であり、『法』ね。

>>700 無邪気に闘い相手に命を奪われた事があるか?
魔術師にその問いは愚問よ、坊や。
魔術師にとって、戦闘は欲するものを手に入れる、あるいは障害を排除する為の手段。
如何に被害を少なくして、労力を少なくして、効率的に、確実に殲滅出来るか。
魔術師の戦闘とはそういうものよ。

増してや、私はサーヴァント中最弱なのですから、
真っ向勝負なんてする訳もないでしょう。
勇気と無謀は全く質の異なるものなのですからね。

卑怯………?
そういうのは勝てない者がいう戯言よ。
歴史の本をめくってみなさいな、歴史とは常に勝者のもの。
敗者は如何に正々堂々であっても、高潔であっても、
後世では謂れのない辱めを受けても仕方が無い。

人間とはそういうもの。
自らの正当性を主張する為に、他者を貶め、悦に浸る。
自らの悪性に気づかず、己の善性のみに目を向け、生を謳歌する。

戦闘に楽しさを見出すが如き行為もそれに同じよ、坊や。
結局、戦闘という手段で最終的には相手を貶めるのでしょう。
その真実に気づかずして、戦闘を楽しむ等という言い訳はお止めなさい。
見苦しいし、吐き気がするわ。

772 名前:キャスター(真名:メディア) ◆CASTERadvc :04/03/13 00:35

>>748 あの小僧、未熟ながら根の部分で葛木殿に近い物が感じられますぞ?
セイバーのマスターの坊や?
宗一郎様とは別物よ、あの人は一番自分が可愛いと言っていたでしょう。
あの坊やは違う、自分の命を勘定に入れず、皆を護ろうとする。
何処がどう一緒なのかしら?
実現不能な下らない妄想を抱いている時点で、あの坊やは宗一郎様の足元にも及ばない。

それにそんなやり方で皆が救われるなんて、私は認めないわ。

私は何時も迫害されてきた。
私は何時も捨てられてきた。
その一方で、衆愚は己が生を楽しむ。
その一方で、衆愚は栄光の悦に浸る。

………人は必ず裏切るものよ。
1を捨てて、10を得られるのならば速やかに斬り捨てる。
最もその行為は裏切りではなく救済という美辞麗句で飾られるのでしょうけど。

もし、シナリオがあったとしたら、あの菌糸類はどう取り繕ったのでしょうね。
その辺りは興味がないと言えば嘘になるわ。

773 名前:◆CASTERadvc :04/03/13 00:35

>>748 愛しい愛しい思い人への愛の言葉、なんて聞かせて貰えませんか?
そ、そんなものを、私が言う訳がないでしょう!
私を誰だと思っているの!?
神代の時代、ギリシャで魔女の代名詞とされた女よ!
魔術に必要な神言なら兎も角、そんな愛の言葉なんて、唱える訳がないでしょう!!

わわ、私はそんな言葉なんて呟かない!
宗一郎様が出かけた後で、の私室に貼った宗一郎様の等身大ポスターを前にして、
「宗ちゃん」とか「ア・ナ・タ」とか言う練習なんて、全く、全然してないわ!
出鱈目よ、事実無根よ、そんな事は記憶に無いし、根源の渦にも記録されてないわ。
馬鹿げている、魔術的根拠が欠けているわ!

774 名前:キャスター(仮名)さん(推定)28才 ◆CASTERadvc :04/03/13 00:36

>>726 宗一郎が言っていた〜
煤@え、宗一郎様が………!?
あの寡黙で、冷静沈着で、杓子定規で、融通が利かなくて、頑固で、鉄面皮で、
けれど、何も望んでいない宗一郎様が、そんな事をいうなんて!?

http://phantom001.web.infoseek.co.jp/fate/img/caster18.jpg
(参考:使用前、使用後)

た、確か、ローブを脱げばそれなりに自信はあるけど……………
でも、あの、その、宗一郎様に素顔を見つめられると、は、は、恥ずかしくて、きゃっ!


………じゃ、じゃなくて、その、つまりは小宇宙と同じ原理なんです、魔力は!
ほ、ほら、乙女座の黄金聖闘士の人が何時も目をつぶってやっていたでしょう。
普段、ローブを着て、目元を隠したりする事で魔力が外に行かないようにするの。
それで、身体の中に魔力を少しでも多く溜め込もうとするのよ、
ね、ね、ね? 実に理に叶っているでしょう?
叶っているのよ、うん、そう、絶対。

775 名前:名無し客:04/03/13 10:43

>凛
ふと思うんですが、凛は本当に桜が虐待を受けていた事について、気づかなかったんですか。
幾らなんでも髪の毛の色まで変質するくらい身体に手を入れられていると気づいてもおかしくないと思いますけど。

ifの話になりますが、もし、桜が助けを求めてきたら、助けましたか?

>桜
姉に助けを求めようとは思わなかったのですか?

>アーチャー
衛宮士郎の1つの形である貴方ですが、矢張り、貴方なら問答無用で桜を殺しますか?

776 名前:名無し客:04/03/13 13:59

いつになく爽やかな目覚め。
やらなきゃならない事は、全部片づいてる。
何も追わず何にも追われない、久しぶりに平穏な休日。
ごろごろと二度寝するのが勿体ないくらい、外は良い陽気。

そんな穏やかな一日、何をしてすごしますか?

777 名前:名無し客:04/03/13 15:33

ちょっと質問。
いま妄想スレの方で流行りのようですが・・・・・・

http://appletea.to/~charaneta//test/read.cgi/ikkoku/1063981092/154-166
↑ここでサーヴァント的紹介をされているキャラハンのうち、気になる人物(?)を最大で3人まで挙げてみてください。

778 名前:名無し客:04/03/13 15:36

>>777
すみませぇん、補足ですー。
上の項目で紹介されてるヒトとは言っても、原典キャラであるセイバーさんとライダーさんは除外でお願いしますー。

779 名前:名無し客:04/03/13 16:06

もし、あなたが何かの気ぐるみを着る事となったら、
どのようなものを選びますか?

780 名前:間桐桜 ◆SAKURA9Fss :04/03/14 00:49

>>740 神道とか陰陽術とか妖術とかは………
む〜、何か前振家系りが気になりますけど、敢えて、無視します。
要らない所にぶくぶくつく事は本当は―――――ううん、何でもないです。
体重計なんて、平気なんですから………!


神道とか陰陽術とか妖術は>>771でキャスターさんが概ね言っている通りです。。
間桐(マキリ)の魔術は元々は外から来たものですから、
日本独自の術式とは大きく異なります。
だから、間桐(マキリ)の魔術師であるわたしもこの国の魔術形態の事は詳しく知りません。
それにわたしは魔術師としては未熟の極みですから………
一応、それでも知っている事は応えてみますね。

神道は主に精神に関する修練が主だと聞きます。
うーん、滝に打たれて、とか言うのを聞いた事がありませんか?
大体、あんなイメージで身体を清めて、心を鍛えます。
人というのは肉体と精神(こころ)の2つのフォーマットがあります。
後者の方を主に鍛えて、そこから真理に到達しようというのが神道ですね。

陽道術は全ての理を木、火、土、金、水の五大要素にあると考えます。
これらの相互の関係から、法則性を見出し、術式を編み出したのが陰陽の術です。
木から火、火から土、土から金、金から水、水から木に転じるが基本法則で、
そこから、更に複雑な法則へと編みこみ、真理を目指すものみたいです。
わたしや遠坂先輩の使う魔術とは異なる系統樹による分類法みたいですね。

妖術は………ごめんなさい。
元々、西洋に端を発する魔術の家系は妖術、呪術の類は軽視しています。
間桐(マキリ)の家系も例外じゃないんです。
だから、わたしも妖術に関しては殆ど知りません。

えーと、あんまり、参考になりませんよね。
遠坂先輩なら、もっときちんとした事を言えるかもしれませんけど………

781 名前:間桐桜 ◆SAKURA9Fss :04/03/14 00:54

>>693 もしも………?
>>775 姉に助けを求めようとは思わなかったのですか?


 ―――――    それは反撃する刃を持たぬだけの

             この世で最も堅固な要塞である    ――――――


 祖父、間桐臓硯は間桐桜の事をこう評した。

 壊れない――――少女の心は如何なる陵辱にも耐え切った。

 ―――――

 蟲の蠢く倉に放り込まれた。
 そこは常人なら数分で発狂に到る魔窟。

 蟲達は女の肌をその粘液で刺し、濡らし、
 肉ではなく精神、快楽中枢を高揚、崩壊させる事で飢えを満たす

 犠牲となる女は理性を飴の様に溶かされ、絶頂へと到る。
 否、この表現は不適当か。
 一度、達してしまえば下る事はない。
 壊れたブレーキでは暴走するトラックは止まらない。
 蟲の餌食となった女は延々と快楽の海に溺れる。
 ―――それこそ、女からただの肉の塊になるまで……

 それを少女は耐え切った。
 心は擦り切れていった。
 笑う事も無くなった―――けれど、少女は壊れなかった、間桐桜としてそこにあった。

 ―――――

 兄に押し倒され、穢され続けた。
 血の繋がりは無い、だが、人はそれを背徳という。

 兄に魔術の才能は無い、故に少女が間桐へと招かれた。
 兄は許さない、許せない、本来、自分が居るべき場所に少女が居る事が………

 殴りつけた、蹴り飛ばした、兄は己の劣等感を暴力という名の刃に変えた。
 少女は抵抗しない、ただ呟く、『ごめんなさい』と。
 兄は思う、気に入らない、自分が上に居るはずだ、居るべきだ。
 少女の服を引き裂いた、少女の叫びを無視して地面へと押し倒した。
 暴力は陵辱へとカタチを変える。
 兄は力づくで少女を犯し、劣等感を征服感へと転じさせ、一時の悦に浸る。

 それを少女は耐え切った。
 心は消えていく。
 泣く事も無くなった―――けれど、少女は壊れなかった、間桐桜としてそこにあった。

 ―――――

 ―――――

 ―――――

   夢か幻かは分からない。
   でも、声は言う、11年前に戻って、姉さんが間桐へ、私が遠坂へと………

   心がぐらりと動く。

   わたしの受けた陵辱を姉さんが味わう。
   姉さんは泣くだろうか。
   姉さんは苦しむだろうか。
   姉さんは――――――

   きゅっと暗い悦びが胸を支配する。

   わたしが光輝く場所に居る。
   わたしに魔術師として名誉がある。
   わたしに魔術師として力がある。
   わたしに――――――

   引きずり込まれそうな甘い夢想


       けれど

       ―――あの人に闇は似合うだろうか……?

            あの輝くような存在感を持つ姉さん。
            どんな相手にも負けないという気迫を持つ姉さん。

            姉さんには陽の当たる場所が似合う。
            暗い、笑ってしまいそうな温い闇は似合わない


 涙は既に枯れ果てた。
 悲鳴も既に出尽くした。
 それで、尚、あの地獄は辛い、苦しい。

 でも、わたしは耐えれる。
 でも、わたしは壊れない。

 姉さんは耐えれるだろうか?
 姉さんは壊れないだろうか?

 分からない、けれど、間桐桜(わたし)は耐え抜ける。
 そして、遠坂凛(姉さん)は光の差す場所で笑っていた方が良い。
 それが在るべき正しい姿だろう。

 だから、わたしは声に背を向けた。

 姉さんが憎いし、羨ましい。
 だけど、あの人はあのままが一番だと思った。

 ―――――

 ただ、姉さん、気づかなかったと思いますけど………
 わたしは何時も、姉さんにたすけてーって言ってたんですよ。
 何時か、助けに来てくれると信じていました。

 わたしには何もありません。
 人間としての自由も権利もありません。
 魔術師としての力も名誉もありません。

 でも、そう、夢ぐらい見る自由はあると思うんです。

 姉さんが何時か、わたしを助けに来てくれる夢を見る自由くらいは――――――

782 名前:名無し客:04/03/14 01:02

あなたにとっての「悪」とはどのようなものですか?

783 名前:名無し客:04/03/14 01:16

涙が零れそうなほど嬉しかった時のことを語ってください。

784 名前:名無し客:04/03/14 14:42

日本神道はとうの昔に仏教に取り込まれとりますが・・・
呪術としての仏教、ようするに密教はどういう認識で見てますか?


785 名前:名無し客:04/03/14 16:46

この時この場所に存在できてよかったと思えることを教えて下さい。

786 名前:名無し客:04/03/14 20:37

<セイバー編>
メインサーヴァント:セイバー
サブサーヴァント:特になし
強敵:バーサーカー、ライダー
ザコキャラ:キャスター
逃がすための犠牲者:アーチャー、ランサー

<凛編>
メインサーヴァント:アーチャー
サブサーヴァント:セイバー
強敵:キャスター、アサシン
ザコキャラ:ライダー、バーサーカー(ちょっと語弊があるが)
逃がすための犠牲者:ランサー

<桜編>
メインサーヴァント:ライダー
サブサーヴァント:特になし
強敵:セイバー、真アサシン、バーサーカー
ザコキャラ:ランサー、キャスター、アサシン、ギルガメ

やたらザコキャラが多い桜ルートではサーヴァントの立場はないのか?
あと、ランサーが実はショボショボですな。

787 名前:名無し客:04/03/15 22:27

 体はマーボーで出来ていた
 血潮は豆板醤(ジャン)で 心は豆腐
 幾度の激辛を超えて不敗
 ただの一度も残すことなく
 ただの一度も水は飲まない
 彼の者は常に独り 泰山の店で辛さに酔う
 故に、その味覚は既に無く
 その体はきっとマーボーで出来ていた

 アンリミテッドマーボークッキング!

788 名前:名無し客:04/03/15 23:18

生前のアーチャーさんの映像を入手しますた。
ではその活躍っぷりを見てみましょう!
テレビの電源オン! ビデオ再生開始ッ!

(映し出される紅蓮の炎。瓦礫の山。天災だろうか?)
(自らの危険も省みず救助活動するエミヤ)
(救助活動一段落、炊き出しを作る)
(美味しいと被災者の皆さんにも好評)
(彼のトコだけ行列が出来ている)


……いやあ、大活躍ですね!

789 名前:アサシン:佐々木小次郎:04/03/16 13:56

>>761 ただのザコキャラに成り下がっている
は……いやいや実に耳が痛いな。
何せ、あの物語では戦う事すら出来ずに舞台から退場したからな。

だが、この身は所詮偽りのサーヴァント。
実が存在せぬ以上、私は何処まで言っても架空の英霊よ。
湖面に映った月は風で揺らぎ、雲が出れば消えてしまうであろう。
蓋し、私もそれと同じ様なもの。
間桐臓硯と言う邪念鬼、山の老翁と言う蛇蝎魔蝎………
これらの雲に佐々木小次郎という朧が掻き消されただけの事。

元々、私が聖杯戦争という茶番劇に呼び出された事自体、間違いであるのだからな。
それが正常なモノに戻っただけの事であろうよ。
最もそなたが我が身の不明を打つのであれば、如何とも反論し難い事ではある。
そなたの気が済むまで罵倒するが良い。

790 名前:アサシン:佐々木小次郎:04/03/16 13:57

>>763 >>764 >>765 >>766 >>767

 必至という言葉がある。
 その手を行えば必ず殺す、という勝利を確定する一手。


 弓兵の放つ、全力の、双つの斬撃は正に必至。
 一刀を防ごうとも、残りの一刀が偽りの暗殺者を確実に切り裂く。
 故に、必死、必ず死は訪れる。

 なれど、それは常識で考えた話での事。
 この剣士の前ではその様な常道等ありはしなかった。

 常が覆る時、人はそれを異常と言う。
 有り得ない事象が起きた時、人はそれを魔法と言う。
 成しえない事情が起きた時、人はそれを奇跡と言う。



 ―――――かくして、常識は覆り、魔法が行使され、奇跡は起こる。


 薄笑いとともにアサシンが放った斬撃『燕返し』。

 その手に持つ一振りの剣から奔る閃光!

   一の太刀は陽剣干将による刺突を弾き返し、
   二の太刀は陰剣莫耶による斬撃を打ち払い、
   三の太刀は赤い弓兵の身体を切り裂き………

 その手の放つ三つの斬撃は全て同時に行われた!
 そう、その一瞬だけは剣士の剣は三本存在したのだ………!

 『多重次元屈折現象』(キシュア・ゼルレッチ)

 次元を超えるという魔法を、この名も無き剣士は何ら魔術行使も行わずに、
 その剣と己の技量だけでやってのけた………!

791 名前:アサシン:佐々木小次郎:04/03/16 13:58

「如何した、弓兵。私の剣がそれほど不思議か?
 セイバー如きに傷一つつけられなかったこの剣がかように奇異に見えるのか?」

 重傷を負った弓兵はたたらを踏み後退する。
 くつくつと笑いながら、侍は追撃もせずに言葉をかける。

『―――――侍。貴様、何者』

「……ふむ、名か。
 名など無い、と言いたいところだが、この身として存在する以上、名はある。
 我が名は佐々木小次郎。
 貴様の言う通りキャスター……あの女狐の手駒よ。
 ああ。一つ、言っておこうか、先程の「燕返し」も騎士王は躱して見せたぞ。
 ………クク、所詮は弓を引く者、剣を取っては勝てぬも道理よな」

 お前は所詮格下だ、との意を含ませ、剣士は答える。

 最早、この死合の趨勢は決まった。
 弓兵には剣の騎士程の力も技も早さも技量も無い。
 増してや、先程の一撃で弓兵は重傷を追い、動きが鈍る事が必定。

 次にもう一度、燕返しを放てば、弓兵はなす術無くその身体は四散しよう。
 これは傲慢でも何でもない、厳然たる事実である。

『――――だが生憎、貴様と悠長に殺し合っている程、暇ではなくてな。
 この場は一度退かせてもらうとしよう。貴様の言う通り、私は弓兵。
 剣では及ばんさ。剣の伎はセイバーとでも競い合うがいい』

 成程、勝ち目が無ければ逃げるのも兵法であろう。
 なれど、逃がす気は毛頭無い。
 騎士王との再戦の約定を穢そうとした者を逃がすつもり等無い。

 この身は何処までも剣士であり、剣の理こそ全て。
 それを否定する者は切り伏せるのみ。


 ―――――つっ……と剣を上げ、

         逃がさんとばかりに針の様な殺気を以って、弓兵に応える。

792 名前:アサシン:佐々木小次郎:04/03/16 13:58


 ………弓兵が手にしたのは先程の無骨な双剣ではなく、
 凡そ、剣という機能を果たしそうにない刃が捩れた剣。

 空気が動いた、転瞬………!


 ――――きぃぃぃぃん


 乾いた音が山門に響く。

「む………!」

 こんな剣で打ち合おうと言うのか……?

 アサシンは彼の者の正気を疑った。
 アサシンの思考に間違いはない。
 彼の思考は何処までも剣士であり、剣士として物を見るのはごく当然の事。
 故に、弓兵の思惑に気づかない、気づきようもない。

『 I am the bone of my sword.......
  我が身体は捩じれ爆ぜる

                “偽・螺旋剣――壊れた幻想”!』
                   カ ラ ド ボ ル グ

 轟音とともに無名の剣士の視界が白く染まった………!

793 名前:アサシン:佐々木小次郎:04/03/16 13:59

「ぐ―――これは、また……」

 決して、浅い傷ではない。
 砕けた螺旋の剣の破片は無数に偽りのサーヴァントに突き刺さっている。
 加えて爆発による衝撃、肋骨も何本か確実に折れているだろう。

 ………音速の矢をも流麗の剣士は阻む事は容易い。
 だが、さしものの剣士も全方位に広がる爆発による衝撃は防ぎよう事等出来る筈も無い。
 否、アサシンをして、回避できない状況に持ち込んだ弓兵の機転を称えるべきか。

 しかし、以前として、アサシンの透明な殺気は衰えない。
 深手を負ったのは弓兵も同じ。
 ならば、踏み込んで一閃すればそれでこの死合は終わりを告げる……!

 最速のサーヴァント、ランサーと比較しても何等見劣りしない、剣霊の神速の踏み込み!

 だが、この時点で既に勝敗は決していた。
 間合いを制した弓兵には絶対の好機。
 弓兵に必要な時は数刹那、その間に命を保てばそれで良い!

 紡がれる言葉―――

「I am the bone of my sword...
  わが骨子は捩じれ狂う

                       ――――――偽 ・ 螺 旋 剣」
                                 カラド ボルグ
                                   離れ


                            ―――放たれる閃光

 再度、山門は白い光に包まれた――――――!

794 名前:アサシン:佐々木小次郎:04/03/16 14:03


 花は散り、
 鳥は消え、
 風は凪ぎ、
 月は消ゆ。

 山門に残されたのは一人のサーヴァントのみ。

「さて、これでは又女狐が騒ぎかねんな」

 ゆらりと立つ伊達姿。
 胸から肋を見せようが、その全身が血にまみれようが、
 このサーヴァントの優美さは損なわれない。

「ふむ、まあ良いとしよう。あの傷では騎士王達を追う事も出来まい」

 万が一、追った所で、あれでは返り討ちが関の山であろう。
 騎士王達を無事に逃がすと言う最低限の目的だけは果たせたと言える。

「しかし、私も未熟よな、弓兵の姑息な思惑ごときに察する事も出来んとは………」

 まあ、だからこそ、俗世に呼び出され、女狐の走狗として使われるか。

 ふむ、成程、なれば、この結果も必然か。
 剣を振るう事しかない能無しであれば、良い様に使われても仕方あるまい。

 成程、ただの剣霊と英霊の差はもしかしてそこにあるかもしれぬ。
 英霊と言われる者共は剣を振るうだけはなく、それで事を成している。
 剣霊たるこの身は剣を振るうだけでその生を終えた。
 ………いや、だからこそ、この秘剣に到達しえたともいえるのではないか。

「は、無駄な思慮よな。全ては終わった事、思索など無粋に過ぎるか」

 そう、今、望む事はただ1つ。




 願わくば、再び、あの剣の騎士ともう一度剣を交えん事を――――――



              花は吹き、
              鳥は鳴き、
              風は吹き、
              月は光る。



              聖杯戦争という名の死闘は未だ渦中にあった……………

795 名前:名無し客:04/03/16 14:25

貴方の大切な”あの人”に、伝えたいけど伝えられない「想い」をこっそりと教えてください。

796 名前:名無し客:04/03/16 16:16

世界に未曾有の大惨事が起きました。
このままでは誰も助かりません。
どう足掻いてもそれは変えられません。


しかし――あなたはそれを食いとめる為に頑張りました。
頑張って……頑張って……頑張りぬいて。

涙を流す代わりに血を流し。
怨み言を吐く代わりに、希望の言葉を口にし。
頑張りに頑張りぬいて。やりにやり抜いて。

そして、最後の最後に奇跡が起きました。
世界は救われるのです。


―――しかし。物事には代価が必要です。
貴方は1つの決断を迫られます。
奇跡の代価に、

          最も愛する人を失うか。
          最も親しき人を失うか。

どちらかを選ばなくてはいけません。

さあ!時間はありません。
貴方はどちらを選びますか?
それとも、そんな奇跡は捨ててしまいますか?世界と引き換えにですが……

797 名前:アサシン:ささきこじろう:04/03/17 06:41

>>769 壱千九百九拾弐年壱月弐拾八日発売乃■謹製探索電脳遊戯

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       ノノ ハd!゚ ー゚ノ!  |l
        (´ <^〉 i幺i〈 ̄Pヨ
        ヒ!/_」l lLlヽノl」
         く/_l_|_i,ゝ
         ´~  `~

せいべつ:おとこ       腕力  :35
ききうで:みぎきき       体力  :35
                  きようさ:75
父:侍              すばやさ:90
母:尼              知力  :30
                  精神  :50
防御:10            愛   :30
                  魅力  :40

 術法   >技   ぶき   ぼうぐ

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        ヒ!/_」l lLlヽノl」
         く/_l_|_i,ゝ

プレイヤー
「これで完璧だな」

 技

 物干し竿 99/99

 燕返し 11
 燕返し 11
 燕返し 11
 燕返し 11

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プレイヤー
「さて、新しい装備を………」

 そうび   つかう  >はずす

>物干し竿 15


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 虎竹刀 1         ジャプニカ暗殺帳 1

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         く/_l_|_i,ゝ

プレイヤー
「あ”………!?」

 そうび   つかう  >はずす



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 虎竹刀  1         ジャプニカ暗殺帳  1
 物干し竿 1

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        (´ <^〉 i幺i〈 ̄Pヨ
        ヒ!/_」l lLlヽノl」
         く/_l_|_i,ゝ

プレイヤー
「………(汗」

>そうび   つかう   はずす

>物干し竿 0

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 虎竹刀  1         ジャプニカ暗殺帳  1

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                  、
                 |i
               |l
                    |l  こじろう
                   |l
       ,-、, '"⌒ ヽ_  |l   200/200
         l .((;ミ〃/゙゙"!| .|l
       ノノ ハd!゚ ー゚ノ!  |l
        (´ <^〉 i幺i〈 ̄Pヨ
        ヒ!/_」l lLlヽノl」
         く/_l_|_i,ゝ

プレイヤー
「―――――_| ̄|○」

 技

 物干し竿 0/0


――――――――――――――――――――――――――――――――――――

798 名前:名無し客:04/03/18 00:03

ランサーとライダーをデビルアナライズしてみました。

ゲンマ:クーフーリン
LV:25
HP:140、MP33
つよさ:11
ちりょく;8
こうげき:13
きびんさ:9
うん:8

キジョ:メドゥーサ
LV:52
HP:315、MP0
つよさ:12
ちりょく;17
こうげき:23
きびんさ:15
うん:9


どう考えてもライダーの圧勝ですね。

799 名前:アーチャー ◆ARCHERBSJw :04/03/18 00:53

>>584 遠坂凛シナリオのvs佐々木小次郎でどうやって生還したんですか?(第四)
>>790-794 アサシン:佐々木小次郎


「くっ………………!」

夜を駈ける。
疾る姿は満身創痍。両腕は皮一枚で辛うじて繋がっている。甲冑は原型さえ留めず砕け散り、
胸も腹も縦横無隅に傷が刻まれ、内臓が零れ落ちかけている。肋骨は粉砕され、脊髄も損傷。
足は大腿から脹脛に至るまで血に塗れ、踵は抉り落ちた。風に靡く外套は既に襤褸同然だ。
人の身ならば既に三度は死んでいよう傷を負って、居へと走る。
胸に刻まれた刀傷が疼く。疼きはある感情を沸き起こし、騎士の顔を歪めた。

湧き上がる感情は痛みではなく、赫怒。

死に損ない一人殺せなかった己自身への怒り。
アサシンに邪魔をされ、それを倒しきれなかった己自身への怒り。
そして、絶好の機会を物にできなかった自分の詰めの甘さへの怒り。


実際、唯一度の機会だったのだ。
己が主である遠坂凛は魔術師然としているが、衛宮士郎の前では歳相応に戻ってしまう。
勝つ事を一義に置くくせに、セイバー達を倒すことをせずに同盟を組み、
手を組むメリットがゼロに等しく、デメリットばかりであるにも拘らず同盟を破棄せず、
ただ衛宮士郎を生かそうとしている。
それは衛宮士郎が未熟だから見ていられない、などといった偽善ではあるまい。
恐らく遠坂凛は衛宮士郎に好意を持っている。

これだけの傷を負い、魔力も底を着いているのだ。今宵の一件は隠し通せない。
そして、それを知った凛は、令呪を使ってでも衛宮士郎への攻撃を禁止するだろう。
魔術師としてではなく、歳相応の少女として勝敗を度外視してその命令を下すだろう。


だから、凛の意思が介在しない最初の一度のみが、衛宮士郎を殺す唯一度の機会だったのだ。


ああ、目に見えている。
そんな凛だからこそ、守ろうと思ったのだ。
そんな凛だからこそ、自分が好ましく思ったのだ。
そんな凛だからこそ、何より大切な記憶として残っていたのだ。

だが、その優しさが今は疎ましい。
主が“命令”する以上、自分は衛宮士郎を殺せない。
衛宮士郎を殺すには遠坂凛が死んで、自分との契約が、命令が消えるしかない。
例外を除いて、奴隷(サーヴァント)は主(マスター)を殺せない。
そして、自分は遠坂凛を殺したくはない。いつか誰かに問われて殺そう、と答えはしたが(>>673)
あの少女を、自分にとって何より大切な少女を殺すことは出来る限り避けたい。


―――――ならばどうするか?

自分の手で衛宮士郎を殺す。遠坂凛を生かして自分自身を殺害する。そんな方法はあるのか?
希望論になってもいい、ゼロに等しい可能性になってもいい、それがあるならばそれを探せ。


  凛の右手を切断する状況は?

            ―――否。そんな油断はしまい。
                年端もゆかぬ魔術師とはいえ、一流である事には変わりない。
                易々と切断されるような状況は作り出せぬ。

  魔力を根こそぎ奪う状況は?

            ―――否。そうすれば自分が現界し続けられない。
                弓兵の特殊技能である単独行動はマスターが死亡した場合にのみ
                発揮される。マスターが生存している状態で魔力供給が断たれれば、
                単独行動もなにもなく、消滅するだろう。


求めるものは主が生存したまま契約が切れる条件。
だがそんな都合のいい状況を作り出すものなど――――――


――――――あった。


  『私と手を組みなさい、と言っているのよ。
   私なら今のパートナーより優れたモノを用意できるわ。
   坊やにはセイバー以上のサーヴァントを。
   貴方は今のマスターより優れた魔術師と契約できる』


そう、確かにキャスターは「今のマスターより優れた魔術師と契約させられる」と言った。
恐らくキャスターの真名はメディア。コルキス王の娘にしてギリシャ神話で裏切りを象徴する魔女。
ならば宝具もそれに類するものか。
契約解除などといった宝具があるのかどうかは知らぬが、なんにせよキャスターはその術を持っている。

それが綱渡りのような賭けだとは判っている。
キャスターとバーサーカーがぶつかれば終わり。
否、自分が今思い描いている筋書きが一つでも狂えばその時点で答えが確定してしまう。
それでも、あの少女を殺したくないが故の心だけで、その結末を引き寄せる。


   英霊エミヤの手で衛宮士郎を殺す。
   自分自身     自分自身

 自身の誓いは折れず。如何なる手段を用いてでも実行しよう。
 その結果がどんなものであっても、それを受け入れる。
 今更結果など求めてはいない。ただその行為そのものを支えにして今日まで歩いてきた。
 それを邪魔するならば誰であろうと排除する。


   遠坂凛を守り通す。

 騎士の誓いは折れず。如何なる手段を用いてでも実現しよう。
 あの少女を守ると誓った。剣を預けると、全身全霊を以って遠坂凛を守り抜くと誓った。
 胸に在った宝石は自身が生涯持ち続けたもの。血玉の如く紅い宝石。生前の借りもある。
 だが、そんな事は瑣末な理由でしかない。
 自分にとって遠坂凛という存在が何より大切なものである事が誓いの理由となる。
 自分はクーフーリンのように誓約を絶対のものとする者ではない。
 だがこの誓いだけは別だ。この身が朽ちようと、砕けようとも守り抜く。


二つの誓いは矛盾する。同時には叶うまい。
だが、叶えよう。ゼロに等しい確率を引き当てたのだ。ならば、この綱渡りも渡り切れる。
その結果として凛から裏切り者と言われ蔑まれようとも構わない。
これは自身の誓いだ。貫き通すと、守り通すと誓った二つの誓い。
ならば如何なる汚名を着ようと、犠牲を払おうとそれは叶えなければならない。
凛を泣かせるのは辛いが、人に恨まれることには慣れている。


「―――――ふん。まあ、仕方ないか」


鋼の意思は決して揺るがず、巌の決意は決して砕けず。
赤い騎士はただその時を待つ。



自身の望みと、誓いを叶える為に――――――――――――




 ――――――――――――――――――――――――


(レス番纏め)
元質問 >>584 遠坂凛シナリオのvs佐々木小次郎でどうやって生還したんですか?
第一手(アーチャー視点):>>719-721
第二手(アサシン視点) :>>730-733
第三手(アーチャー視点):>>763-767
第四手(アサシン視点) :>>790-794



……と、いうわけだ。ご理解いただけたかな、>>584?

800 名前:名無し客:04/03/18 10:13

素敵な恋をしていますか?

801 名前:名無し客:04/03/18 10:20

目と目で通じ合うことができますか?

802 名前:アーチャー ◆ARCHERBSJw :04/03/18 17:44

>>796 最も愛する人を失うか。最も親しき人を失うか。


  ―――――――

  全てを救うことなど出来はしない。
  それでも目に映る全てを救いたい。誰も苦しまないでいて欲しい。
  己の身を砕く事で誰かが救えるのならば幾らでも砕こう。
  己が血を流す事で誰かが救われるならば幾らでも流そう。

  背負うものは目に映る全て。
  腕に担う剣は全てを裂き、全てを守る。
  矛盾の罪は自身を犠牲にする事で支払おう。
  それで誰かが救われるならば、笑っていてくれるならば、自分に悔いる事など何もない。

  その災害に出遭う。
  押し寄せる厄は、例えるならば氾濫する土砂の川。
  それを押し留める自分の腕は、あまりに矮小すぎた。
  自分は無力。誰も救えない。誰も助けられない。
  それでも助けたい。無理な事など承知している。それでも、自分はそれを為さねばならない。
  だから契約した。己が身を捨てて衆生を救う為に世界と契約した。


  英雄として、奴隷として生きる道を選んだ。


  錆びた鋼の丘に突き立つ剣は無数。
  それは誇り。
  友は消え、恋人も消え、誰も彼もいなくなっても尚貫いた誇りに他ならない。
  目に映る誰かを救ったのだと、最後の剣を突き立てるまで疑う事さえしなかった。
  疑う事さえ出来なかった。

  だが、それは罪。
  誰かを守った剣は誰かを切り捨てた罪の証である。
  目に映る全ては救えなかったのだ。正義の味方という剣である以上、必ず悪が存在する。
  悪は滅ぼした。
  だから、自分は全てを救えなかった。


  なんて矛盾。
  切り捨てる悪を自分にする事さえ適わず、
  理想を口にしようと足掻けば足掻くほど手は血に塗れていった。
  全てを救いたい理想と、必ず誰かを犠牲にする望み、現実。
  心は磨耗し。剣は増え。
  そうして現実を思い知る。救いなどないのだと。


  自分が夢見たモノは、人間の醜さを偽善で覆っただけのモノであったのだと。

  ―――――――


「…………馬鹿げた事だ。
 愛する者を失うか? 親しい者を失うか、だと? 選ぶ必要もないな。

 どちらでも構わん。

 それが一人死ぬ事で皆が助かるのだろう? ならばどちらでも構わんさ。
 まさかとは思うが>>796、君はどこぞのたわけのように『全員助かる道を探そう』
 などといった答えを期待しているのではないだろうな?
 誰かを殺さずして真の救いなど有得ない。人間とは他者を犠牲にして繁栄するものだ。
 偽善の理想論など適う事はない。あるのは現実のみ。

 ならば、答えは決まっている。

 どちらでもいい。速やからそれを犠牲にして奇跡を欲しよう。
 それで全てが救われるのならば安いものだ」


    ――――言葉は硬く。鋼の意思が揺ぐ事はない。
          なにせ選択の余地がないのだ。
          自分が犠牲になる選択が存在しないのならば、どちらを選んでも変わらない。

          我が名はエミヤ。
          霊長の守護者。ただ呼び出された場の全てを滅ぼす者。
          正義の味方。取捨選択など無数に繰り返してきた。
          それしか方法がないのならば、せめてその罪を背負う。
          犠牲になった者、絶望を抱かせた者を背負って次の剣を振るう。









                          ――――――そうしてまた一本、剣が、丘に突き立った。

803 名前:アーチャー ◆ARCHERBSJw :04/03/18 17:53

>>785 この時この場所に存在できてよかったと思えることを教えて下さい。

…………ふむ。


http://appletea.to/~charaneta//test/read.cgi/ikkoku/1079013307/2-17


……まあ少々違うだろうが、こんなことか。




>>775 衛宮士郎の1つの形である貴方ですが、矢張り、貴方なら問答無用で桜を殺しますか?

  間桐桜。

    それはこの世全ての悪。黒い聖杯。復讐者。
    それは衛宮士郎にとって大切な少女。大切な家族。

  英霊エミヤ。

    それは自身の望みを叶え、道化に堕ちた衛宮士郎の末路。
    それは正義の味方を貫き通したエミヤシロウという存在。


だから、答えなど決まっている。
あれが周りを、無関係な人間を殺して回る「悪」である以上、英霊エミヤが取る行動は一つしかない。
正義の味方とは、少数である悪を殺して、多数である善を生かす存在である。
そしてその正義の味方が昇華した守護者ならば、間桐桜を生かす道理など何処にもない。



「―――勿論だ。あれはこの世全ての悪そのもの。
 原因はどうあれ、自身の闇とこの世全ての悪が一致したものである事に変わりはない。
 ならば、それを殺さない理由などないだろう?」



  その記憶に色はない。
  古い映画を見るように、衛宮士郎であった頃の記憶が蘇る。
  長い歳月を経て擦り切れ、穴だらけになったフィルムが再生される。
  柔らかな笑顔、平和な家庭、日常の象徴。
  それは、間桐桜が衛宮士郎に齎してくれたかけがえのないもの。

      それを、薄い硝子を砕くように握り潰した。

  誰かを助けたいという願いが綺麗だったから憧れた。人々を生かす為に在り続けた。
  その誓いを曲げて、一人の為に全てを救う事は許されないし、するつもりもない。
  この身は衛宮士郎の望みの結末。正義の味方であり続けたエミヤシロウの可能性。
  全てを失い、理想にも裏切られ、ただ独り駈け続けた英雄だ。

  故に如何に大切な者であろうと、それが悪ならば切り捨てよう。



「この身は既に終わった身だ。衛宮士郎としての感傷などない。
 例え間桐桜が衛宮士郎にとって大切な者であっても、殺す事に躊躇いなどないさ。
 あれが『悪』である以上、見逃す理由はない。
 間桐桜を殺して世界の平和が保たれるならば、私は間桐桜を殺すだろうな」



      体は、剣で出来ている
                                  体は、鉄で出来ている

      血潮は鉄で、心は硝子
                                  意思は鋼で、心は磨耗

      幾たびの戦場を越えて不敗
                                  幾たびの苦痛を越えて不変

      ただの一度も敗走はなく
                                  ただの一度も違える事はなく

      ただの一度も理解されない
                                  ただの一度も許されない

      彼の者は常に独り 剣の丘で勝利に酔う
                                  彼の者は常に独り 剣の丘で罪を背負う




                  故に、生涯に意味はなく―――――




             ――――――――その体は、きっと剣で出来ていた。


804 名前:小さな子供:04/03/19 00:07

ねぇ、ぼく。せいぎのみかたになるんだよ!
ぜったい、ぜったい、ぜ〜ったいに!

ねぇ、おにいちゃん。どうすればぼくはせいぎのみかたになれるの?

805 名前:sasaki:04/03/19 17:13

Fateは世界でも有名みたいですよー。
月姫板(韓国)
http://www.animepia.com/php/hboard/list.php?page=1

Boy's Wallpaper Studio(米国)
http://www.boyis.com/special/fatestay/index.php
すべて違法なんですけどね。


806 名前:名無し客:04/03/20 00:01

士郎のような実直な猪男がなにを経由して
アーチャーみたいな皮肉家炸裂な捻くれ男に変貌しましたか?

807 名前:遠坂凛 ◆Rin/.ruSTE :04/03/20 00:34


>>703

――――魔女の囁きが、聞こえる。

魔力と言う力を込められたソレは最早只の音ではなく。
さながら縛鎖の如く心を絡めとり、毒の様に犯す。
そのカタチはアーチャー自身が内包していた毒に良く似ていて。
それよりも、ずっと強い毒だった。

放っておけば堕ちる。

そんな危惧が頭を過って、なら何をすれば良いかなんて考えるまでも無く判っていた。

「――――ストップ。そこまでよ、キャスター」

止めれば良い。
アーチャーはわたしのサーヴァントなんだから他の奴になんてやらない、とか
こんな状況でマスターであるわたしが口を出さない方がおかしい、とかそれらしい理由も考えつく。

けど。
そんなコトはどうでも良くて、只気に入らなかった。
アーチャーに向けてそんな台詞を吐くキャスターも、

「それにアーチャー、アンタも気が抜けすぎ。
 相手はキャスターなのよ? こういう攻め方をして来る可能性だって、十分にありうるんだから」

そんな台詞で揺らぐアーチャーも。

アーチャーがどんな想いを抱いているのかなんて、わたしには判らない。
死ぬまで理想を追い続けたコトなんてないし、
理想を叶える為に英霊になったコトだってないし、
その理想に悉く裏切られ続けたコトだって当然ない。

判るのは、

                    『そんなのおかしい』

と思っているわたしが居るってコトだけ。

「……理想が高ければ叶わないコトだってあるかもしれない。
 でも叶わないからってそれを捨ててしまうのは、叶うかもしれない未来を捨てるのと同じじゃない。
 大体きっかけが他人で何が悪いのよ。
 人間なんて周囲との関わりで自分を作っていく生き物なんだから影響くらい受けて当然なの」

一息にまくしたてて、吐く息が無くなって言葉が止まる。
……冷静なつもりでいても、そうじゃなかったみたいだ。もう止められない。
自身の感情もコントロール出来ないなんて魔術師失格かもしれない、とちょっとだけ思う。

「確かに青臭い理想かもしれない。偽善めいた理想かもしれない。
 でもね、他人を救おうとする行為が悪いコトな訳なんて無い。
 それにもし嘘だって死ぬまでつき通せば――――
 ううん、死んでからもつき通そうとしたその意思がニセモノの筈なんて絶対に無い。

 ……そこまでしたっていうのに、
 報いがそんな何もかも台無しにしちゃうような結末で良い訳無いって言うのよ――――!」

他人の苦労まで背負い込んで辛い思いをしたのなら、その分幸せにならなくっちゃそっちの方が嘘だ。
だからおかしい。
だから納得いかない。
だから、そんなのは許せない。
言って判らないなら引っ叩いてでも目を覚まさせてやる。それで足りなきゃ令呪でも何でも使ってやる。
で、幸せにしてやる。もういいって言っても許してなんかやらない。
こんなカタチでもう一度わたしに出会ってしまったアイツが悪いんだから、文句なんて言う権利は無いのだ。

……それに。
あの時『もう大丈夫だよ』なんて言っておいてこれじゃあ、放っておいたらどうなるか不安で仕方ない。
だからとにかく悪いのは全部アイツで、アイツはわたしのモノで、他の奴になんて渡してやらない――――

808 名前:名無し客:04/03/20 22:30

今日はとことんツイてない一日でした。
さんざんな目にあってくたびれ果てた帰り道。
ふと見上げた夜空の星に何を想いますか?

809 名前:キャスター(真名:メディア) ◆CASTERadvc :04/03/20 23:11

>>783 涙が零れそうなほど嬉しかった時のことを語ってください。



―――――宗一郎様。



あの人と出会えた事、それに勝るものなんて無いわ。



『起きたか、事情は話せるか
 迷惑だったのなら帰るがいい。忘れろと言うなら忘れよう』

 出会いの言葉。
 重い声で虚ろな声、けれど、偽りの無い、真実の言葉。

 葛木宗一郎という人には「私」というものがなかった。
 過去が無く、記憶も無い、故に全ては無である。

 最初はそう思った。
 けれど、それは直ぐに勘違いだと思い知らされる。

 聖杯戦争の事、私がサーヴァントである事。

「このような話を信じるのですか?」

 含まれるは自嘲、信じてくれる筈も無いという傍観。
 なのに、彼は………

『今のは嘘なのか?』

 と。真実だと答えれば、それでいい、と。

「辛かったんです」

 話した――――口火を切れば、後は堰を切ったように言葉が出た。

 私が魔女と呼ばれ、忌み嫌われる存在である事。
 でも、私はそんな事を望んでいなかった事。

『―――そうか』

 返事は一言。

「苦しかったんです」

 死して、なお、反英雄として、魔女として扱われ、呪い、呪われる存在であった事。
 でも、私にはそうするしかなかった事。

『―――そうか』

 ただ、ひたすらに耳を傾けてくれた。

 泣いていた。
 私は泣いていた。
 こんなに泣いたのはどれだけ久しぶりの事だろう。

 ああ、泣いた事はある。
 でも、それは後悔の涙だった、虚ろな涙だった。

 私を捨てた英雄(イアソン)に復讐し、城を業火に包んだ時に感じたものは、
 虚ろな思いだけだった。
 私には何もないと思い知らされた故の後悔の念だった。

 その涙は過去流した涙のどれとも違った。
 私自身もどういう涙かは分からない。
 けれど、辛くはなかったし、苦しくも無かった。
 泣けば泣くほど、自分の中の淀みが消えていく気がした。

 ………その後、身体を重ね、彼を主人(マスター)とした。


今、思うと、嬉しかったのかも………いいえ、嬉しかったのでしょう。
私が初めて抱いた、偽りではない、呪いでもない、真っ当な感情だったのだから。

だから、勝つわ。
宗一郎様を護る為に。
私自身の願いを貫徹する為に。

―――――如何なる手を使ってでも、この聖杯戦争に勝利します。
それが今のメディア(私)の存在意義なのですから。

810 名前:キャスター(仮名)さん(推定)28才 ◆CASTERadvc :04/03/20 23:12

>>747 一成まで使い魔にしてた事が知れたら流石の葛木先生も不快感を示しそう。
煤@だ、だ、だ、大丈夫です!
あの令呪は通常生活のレベルでは絶対に発動しませんから。
私の正体を探る――――質問とかそういうのをしなければ、発動しません。

>>747さん、そ、それにですよ?
もし、発動したとしても、対象の急所をついて、苦痛もなく安眠出来る様に、
式を構築しているので、アフターフォローもばっちりです。
私のことを探ろうとしたお茶目さんは、例え、不眠症でも、ぐっすり眠れます……永遠に。

その後、令呪を埋め込まれた使い魔は速やかに消えます。
最初は自爆の予定でしたけど、ちょっと予算の都合もあって、
泣く泣く、刃物で自決にしたんです。
此処は日本ですから、日本文化に敬意を表して、
切腹とかでも良かったんですけど、後始末が大変ですから………

>年金並の強制徴収のくせにぃw

し、失礼な!
私の場合は受給年齢を引き上げたりとか改悪はしてません!
あくまで公平です!!
………一律、返還致しませんから。


811 名前:名無し客:04/03/21 09:52

今回の聖杯戦争ではいませんでしたが、銃(ハジキ)の英雄もいるんですよね?
薄暗い教会の中、二丁拳銃で横っ飛び。ロマンですよ。

812 名前:名無し客:04/03/21 12:08

『心はマイシスで占められている
――――I am the bone of my sister.

血潮は恋人で絆は血縁
―――loversismybody,and relationofmyblood.

幾たびの夜を共にして不通
―――I have created over athousand nights.
   ただ一度の心変わりもなく、
   Unaware of loss.
   ただ一度の交わりもなし
   Nor aware of gain.

兄はここに孤り
―――Withstood morals to love sisters.
   道徳の丘で妹を想う
   waiting for one's arrival.

ならば、我が生涯に意味は不要ず
――I have no regrets.This is only path.

この生は、12人もの妹で出来ていた
―――Mywholelifewas “unlimited sister works”



ここには全てがあり、おそらくは何も無い。
故に、その名を“永遠のシスタープリンセス”(アンリミテッドシスターワークス)
生涯妹を求めて生きたモノが手に入れた、唯一の確かな答え―――』


ttp://www.geocities.jp/kumagai_1976/#040315

って、地面から生えてルー! Σ(゚Д゚;

813 名前:名無し客:04/03/23 01:52

トンデモナイ夢を見ました。
キャスタ―さんによく似たローブを着た人物が、魔力で巨大化した両手足で闘っている姿を!
なんか金ぴかの鎧着た人デコピンやコサックダンスでふっ飛ばしてましたし。

更に恐ろしいのは夢の中に出てきた奴が後にいるのがわかるんです。
助けて!サーヴァント&マスターの皆さん!

814 名前:名無し客:04/03/23 23:47

衛宮君の「見ただけで構造を把握する」能力って、
一瞥しただけで女性陣のスリーサイズを見抜いちゃったりするんでしょうか?

815 名前:名無し客:04/03/24 19:07

風の噂では「例の麻婆」を持ってると
妖しい影にぱっくんちょされても吐き出されるそうです

816 名前:名無し客:04/03/24 19:30

始めからそこに在ったのさ
ただ見えなかっただけだな。

817 名前:名無し客:04/03/25 01:41

その人のおかげであなたは救われた、という体験を語って下さい。
                              ……騙っても良いですけど。

818 名前:名無し客:04/03/27 14:38

体はパンで出来ている
I am the bone of my bread.
血潮はパン生地、心はあんこ
Dough is my body, and beanpaste is my blood.
幾たびも頭を変えて不敗
I have changed over a thousand heads.
ただ一度の敗走もなく、
Unaware of loss.
ただ一度の勝利もなし
Nor aware of gain.
作り手はただの孤り
Withstood pain to bake ann-buns.
パン工場でパンを焼く
waiting for one's arrival.
ならば、我が生涯に意味は不要ず
I have no regrets. This is the only path.
この体は、無限のパンで出来ていた
My whole life was "unlimited bread works"


くらえ、無限のパン工房!

819 名前:アサシン:佐々木小次郎:04/03/27 19:35

さて、約定は果たさねばなるまいな。
最も、この身は仮初の身、そこまで大したことは出来ぬ。
この場(スレ)を取り仕切る者が戻ってくるまでは当面sage進行を頼む。

>>782 あなたにとっての「悪」とはどのようなものですか?
『悪』、か。
はてさて、これまた言い表わし難い概念よな。

ふむ、慶長の世のころより、更に前。
そなたは『悪』がもてはやされた時があったといえば信じるか?
いや、この身はいかんせん浅学でな、聞きかじった程度の事しかいえぬが………

何時の世も人の生きる形は変わりはせぬ。
大小形は変われど、戦は起き、下々の者は奪われ、寒さに震える。
まあ、その中で自らを悪と名乗った者たちが居たと聞く。
面妖な事ではあるが、中央の領主たちと自分達を対比して悪とな。

だが、それとて、下々の者から見れば、彼等は悪ではない。
自分等の困窮を救ってくれるのならば、名は悪でも実は善であったろうよ。
中央にとっては名実共に悪であってもな。

>>782、所詮、そのように名とは、概念とはそのように形の定まらぬものよ。
私にとっては善や悪などはどうでも良い。
ただ、私がここにあり、剣を震える、その事実さえあればな。


>>776 穏やかな一日、何をしてすごしますか?

 春の一日。
 偽りの暗殺者は山門に背を預け、夢想する。
 ………浮かぶは一つの情景。


 ――――――――――それは何時の事か……?


 漂う仄かな甘い匂い。
  ……桜の花の匂いか。

 水の流れる音がする。
  ……川のせせらぎか。

  はて、これは何時の頃の記憶だったか。

 鳥の鳴き声が響く。
  ……燕の声か、これは。


 ――――――――――そうか、これはあの時か。


 届くと思った。
 出来ると思った。

 我が剣に斬れぬモノは無い――――そう信じた。

 例え、我が思いが幻想(ユメ)であっても、我が剣を以って具現化させよう。

 幾千、幾万、幾億剣を振ったか。
 幾度、桜は散り、陽は輝き、紅葉が舞い、雪が積もったか、数え切れぬ。

 数える事等無為、なれど、積み重ねる事に意味はある。



 燕が水面に舞う。

 刀を構える――――――煌く銀光。

 一の太刀、縦に疾る月光!
 二の太刀、円を描く雷光!
 三の太刀、横に煌く閃光!

 燕は剣風を読み、身をかわす―――――事無く、四散した。
 そう、それも道理。
 剣風を読む暇(いとま)もなければ、かわせぬのは道理。
 全ての太刀は疾風であり、烈風であり、幻想であり、真実である。

 過去において、無双。
 現在において、無敵。
 未来において、不敗。

 人になしえぬ神秘、それは神の領域であり、魔法と呼ばれる。



 ――――――――――ふむ、そう、この秘剣を編み出した日はかような日であったな………

820 名前:名無し客:04/03/28 20:38

酒は一人で静かに飲む? それとも大勢で騒いで飲む?

821 名前:名無し客:04/03/28 23:00

――――舌はオンドゥルで出来ている。
血潮はケッチャコ、心はドンドコド
幾たびのオフレコを越えてウェーイ
ただの一度も饒舌はなく
だたの一度も理解されない。
彼のものは常にオンドゥルルラギッタンディスカー!!
故に、滑舌にしか意味はなく。
その舌は、きっとオンドゥルで出来ていた。


えー、それはともかく質問質問。
剣と銃、どっちが強いと思いますか?

822 名前:名無し客:04/03/30 00:28

体は萌えパーツで出来ている。
髪型はセイバーで 衣装はイリヤ
幾たびの危機を越えて処女
ただの一度も濡れ場はなく
ただの一枚もイベント絵はない
彼の者は常に独り 路地裏で暖をとる
故に、年齢に意味はなく。
その体はきっと萌えパーツで出来ていた。

だからシオンはFateの萌えパーツ集合体なんだって!

823 名前:遠坂凛 ◆Rin/.ruSTE :04/03/30 21:06


>>727

そう? わたしはそうは思えないけど。
だって、どっちも無関係な他人を自分の都合で害するモノを許す筈無いしね。
まあ、キャスターの人生に同情出来る所だってあるけど――――

やっぱり『聖杯戦争』の枠の中では無理だったと思う。

>>740

ええ、あれも魔術―――根源の渦から流れだしている力なのは間違い無い。
魔術の形式の違いは、要はそれに触れた人間の感じ方の違いなのよ。
ある音楽を聴かせても、感想は人それぞれでしょ?
つまり元は同じで、表現の仕方の違いに過ぎないってワケ。
中には直接脳が繋がってて、魔術なんて余計な手段無しに力が使える人間も居るみたいだけ、
……ってそれは今関係無いか。

もちろん得意とする魔術の傾向はそれぞれあるだろうけど……
協会と日本のそういう人間を統括する組織は交流が無いから、情報も殆ど入ってこないのよね。
基本的に秘するモノなのは同じだから、興味本位で嗅ぎ回ると危ないかもしれないわよ?

>>762

…………へえ。それ本当?

そっか。ふぅん。良ーく、判った、わ。
情報提供に感謝しないとね。
わたしの何処が邪悪なのかきっちり説明してもらわないと―――――


そうだ。
ね、貴方はわたしが邪悪に見える?
正直に答えて。

……何で目逸らすのよ。
ほら、今どう思ってるのか言葉にして聞かせて?
――――良く考えてからね。

>>782

わたしの「ルール」を破ってる奴。
まあ、多少なら多めにみないコトも無いけど……
悪なら、きっと多少どころじゃないでしょ。

824 名前:遠坂凛 ◆Rin/.ruSTE :04/03/30 21:07


>>806

……あのね、猪男とか捻くれとか人の知り合いを悪く言わないでくれない?

自分より他人が先なのはどうかと思うけど真っ直ぐなのが士郎なんだし、
皮肉めいた口調はたまにカチンと来るけどあれで割と子供っぽい所とかあって可愛、
じゃなくて斜に構えてるだけでやっぱり元は士郎だし言うほど変わってないって言うか、
とにかくわたしに聞こえる所であの二人の悪口言って良いのはわたしだけなのよ―――――!

……ふ、ぅ。
判った?
反論は却下。疑問を感じても口に出さないように。

…………その方が貴方の為よ?

(宝石をちらつかせつつ)

>>808

早く帰って寝たい、とか?

う……。確かに風情には欠けるけど。
でも疲れた時なんて普通そんな物じゃない?

>>811

中には居るんじゃない? 銃を使っていた英雄も。
その場合クラスはアーチャーかな、やっぱり。
厳密に弓使いってワケじゃなくて、飛び道具が得手なら当て嵌まるみたいだし。

……教会とか横っ飛びは映画の見過ぎだと思うけどね。

>>820

一人でじっくり楽しむのも良いだろうし、宴会みたいに騒ぐのも楽しいだろうと思う。
後は、気心の知れた一人と他愛の無い話をしながらって言うのも良いんじゃない?


――――と言うわけでアーチャー。氷取ってきて。
……ぶつぶつ言ってないで早く行ってきなさいよ。氷が無いと次が作れないでしょ?

(ロックで何やら飲んでいる。既に空き瓶が数本)

…………むっ。
酔ってなんていないってば。平気よ。
平気だからさっさと行くっ!

(暫しの沈黙の後、満面の笑みを浮かべて)

――――ねえアーチャー?
アメジストが良い? それともフローライト? ガーネットとかもあるけど。
どれにするか選ばせてあげる。
ああ、面倒だから令呪でも良いか。ねえ?

……どれも止めろ?
なら氷。
で、次の一杯早く作って。

825 名前:名無し客:04/03/30 22:23

キャスターのブルマ姿が見たいです。

ttp://www3.ic-net.or.jp/~kaipan/ss/TukiSS/iriya2.htm

826 名前:遠坂凛 ◆Rin/.ruSTE :04/03/30 23:00


>>758

ぽっかりと空いた隙間のような時間。
今ここに居るのはわたし一人きりだ。
……最も、わたし以外にこの部屋に入ってくるのはアイツくらいだけど。

「ふぅ――――」

背中からベッドに倒れこんで溜息を一つ。
しなければいけないコトは無いし、さし当たってしたいコトも無い。
自然と、思考の中に意識が沈んでいく。


アイツ。
初対面の状況は、どちらかと言われれば悪い方だった。それも凄く。
何しろ出てくるのは皮肉か人を試すような台詞ばっかりだし、矢鱈と偉そうだし、
おまけに居間はぐちゃぐちゃだし。
……まあ、それはわたしの責任もあるんだけど。

でも、出会いそのものは悪くなかったと思う。
皮肉はアイツが自ら被っている仮面みたいなモノで、中身は割と良い奴だっていうのはすぐに判ったし。
あそこまで言い切られるとこっちだって悪い気はしない。

そして、夢を見た。
赤い地獄。
忌避されて。
裏切られて。
それでも繰り返して。
その果てに倒れてもなお望んで。

報いらしい報いは救った誰かの笑顔。
それが自分に向けられた物でなくても良い。笑ってくれさえいれば良い。
夢の中の赤い背中は、本気でそう思っていた。
――――良い訳が無いじゃない!
叫んで聞こえるなら叫びたかった。
聞こえなくても叫んでいた。
その姿は痛々しい。不安定過ぎる。
それに気が付いていないのは当のアイツだけ。
痛みを我慢しても磨り減った心は戻らない。不安定だから繰り返せば歪みもする。
……だから。
磨り減った分の何かをアイツは受け取らなくちゃいけない。
誰かが支えてやらなくちゃいけない。

そうは思っても、アイツは潔く消えるコトを選んだから。
わたしには止められなかった。


「……の筈が、どうしてか再会してるのよね」

これが夢だと言うのならそれでも良い。
覚めるまでは現実に等しいんだから。
出来なかったコトをする良い機会だと思おう――――

827 名前:名無し客:04/03/31 22:54

アーチャ−さんの事なんですけど。

投影、固有結界するときの呪文は英語。
でも双剣の必殺攻撃の時は漢詩。
弓道部にいた癖に、戦闘スタイルは二刀流剣士。
えらい継ぎ接ぎでないですか?

まあ、それはいい。
なりふり構っていられなかったのだろうと予想もつく。

だが、日本人の癖に「剣の丘」には
西洋剣ばっかぶっ刺さってるってのはどういう了見だコラ。

828 名前:遠坂凛 ◆Rin/.ruSTE :04/04/02 00:25


>>775

ベッドの上に寝転んで、ただぼんやりする。
色々ありすぎたくらいにあったし、こういう時間もあったって良いだろう。

「……んー…………」

天井に向けて伸ばした両腕の力を抜く。
ぐらりと横に倒れた腕がシーツに横一文字を描いて、上から見たらいわゆる大の字の形。
開け放した窓からの風が気持ち――――

「……ん?」

風に乗って、ひらひらと桜色の欠片が舞い込んで来る。
手を伸ばすまでも無く胸元に落ちたソレは、

「桜――――」

花びらだった。
……わたしがその言葉から連想するのは一人しか居ない。

桜。
わたしの妹。
別れたのは小さな頃。
養子の意味は判っても、あの頃は家から出て行くというコトまでしか受け止められなかった。
寂しくないとは言えないけれど、それでも父親のするコトが間違っているとも思わなかった。

桜。
わたしの『元』妹。
そして理解する。
自分の妹が何の為に貰われていったのかを。
それが何を意味するのかを。

間桐桜。
間桐の家を継ぐ魔術師。
つまりはそういうコト。
具体的に何があったのかなんて判る筈も無い。
……だから、想像するしかない。
一夜で髪色さえ変わる程に『手を入れられる』という過程を。
苦痛で無いワケが無い。
普通はじっくり時間を掛けて変えていくモノを、いきなり強制的に染め上げる――――
耐え難いモノだった筈だ。
気が狂いそうだった筈だ。

それでも、わたしは遠坂凛だった。
遠坂の家を継ぐ魔術師だったのだ。

間桐桜。
戸籍と言う紙の上では姉妹ではなくなった。
苗字も違う。
何年も見ているだけだった。
強大な力を持つ敵だった事もあった。
殺し合いもした。

けれど。
結局わたしは遠坂凛で、遠坂凛には間桐桜は殺せなくて。


   ―――詰まる所、間桐桜は、遠坂凛にとってどうしようもなく大切な人の一人だった―――


「…………あの土壇場まで自覚出来なかったって言うんだから、我ながら呆れるわよね」

こみ上げてくるのは苦笑だったけど、そう悪い気分じゃなかった。

829 名前:アーチャー ◆ARCHERBSJw :04/04/02 20:57

>>770 そーゆーのに比べればアーチャ−さんは立派だと思うぞ。
『まあ、その、何だ。
 「頑張ったけど誰も救えませんでした」とか、
 「いらんちょっかいで事態を悪化させ、被害が激増してしまいますた」とか、
 そーゆーのに比べればアーチャ−さんは立派だと思うぞ』


  それは聞き飽きるほど言われてきた言葉だった。
  “救えた人間がいるだけ良い”
  だが、本人がそれを良しとしない以上、それは何の効果も得られない言葉である。
  なるほど、確かに、限られた誰かを救う事が目的ならば、幾らかの救いにはなっただろう。
  正義の味方と為ったエミヤシロウは、自分が助けたいと思った者こそを助けたのだから。

  しかし、エミヤシロウの“願い”は違う。
  正義の味方が切り捨てる悪でさえも、目に映るのならば救う。
  目に映る誰も悲しませない。それが例え、悪であろうとも。
  叶う筈のない望みは、同時に、達成しない限り、誰を救おうとも罪が残るものであった。

   全てを救えない事は即ち、必ず誰かを切り捨てる事。
   幸福になれる人の陰で、幸せになれない人を切り捨てた。
   希望を抱ける人の陰で、幾人かには絶望を抱かせて殺した。

  それは客観的に見れば当然の行為。正義の味方としての正義である。
  だが、願いからして見れば、それは罪。誰か一人でも救えない以上、それは罪となる。
  そうして正義の味方であるにも拘らず、
  正義を罪としてエミヤシロウは追い詰められていく。

  理想を守る為に、自らの願いを裏切り続けた。
  立ち止まれば……少しでも道を顧みれば、それが歪なものだと気付けただろう。
  だが、誰かの為にならねばならないと、強迫観念に突き動かされた自分はそれさえ適わなかった。
  自分より他の誰かが大切だと、誰かを助けねばならないと。
  そんな偽物の理想を間違いだと思う事もできず、破綻しているとさえ気付けず、ただ走り続けた。


『くたばってからの事なんて、そもそも人間の守備範囲外だし』


  ―――――だから、最期の剣から手を離せたのだ。
  世界と契約し、奴隷と成り果てる事を知っていながら、それでもいいと思った。
  生きている間に救えなかった人たちを、今度はきっと救えると思っていた。

  守護者が自分の願いを体現出来るものだと信じて疑わなかった。

  その結果は言うまでもない。
  守護者とは自分が生前やってきた事を、巨大にしただけだった。
  力を、絶望を増して、“人を救う”のではなく、“霊長を生かす”為だけに召喚(よば)れ続ける。
  悔やんでも、呪っても、怨んでも、もう遅い。
  何も出来ない。自分の願いは永久に叶わない。


「――――そうだな。>>770、君の言う通りだ。
 死してなお、人を救いたいなど偽善でしかない。
 だが、衛宮士郎はそれを貫き通した。それが間違った理想だとも気付かずに。

 その結果が今のオレだ。
 破綻している事実から眼を逸らし、駈け続けた愚かな男のなれの果て。
 生前……いや、あの火災から“衛宮士郎”は間違っていた。
 歪な在り方を貫き通したのだから、いつか皺寄せがくるのは道理。
 それが偶々生前に来なかっただけで、な。
 そして守護者となったが為に、受けずともよかった皺寄せを受け、ようやく破綻しただけの事。
 元々歪だったのだから、立派も何も無い。
 間違った衛宮士郎は、こうなるべくしてこうなったのだ。

 英霊エミヤとは。
 自分が助けようと思った人間しか救わず、敵対する者は容赦なく皆殺しにし、犠牲になる者をこの手
 で殺す事で罪を背負おうなどと思い上がった、衛宮士郎の末路だ。

 想像できるか?
 タスケテと、クルシイと。涙を流し、助けを求める者をこの手で殺していく痛みを。
 ただそこに居たから、切り捨てられるべき者だから。そんな理由で殺さねばならない!
 首を刎ねた。心臓を貫いた。身体ごと消し飛ばした!
 絶望に歪む顔がオレを見続ける。
 意味もなく幸福を享受する輩の顔がオレを見続ける。
 そうだ。オレはそんなモノが見たくて、守護者に、正義の味方になったのではない―――!

 ……それが正義の味方だと? 笑わせるな。
 そんな者。ただの殺戮者、掃除屋にすぎん。
 両の手は血に塗れ、背負うものは自分で殺した者達で。
 自分が救おうと思った者しか助けないセイギノミカタ。

 それがこのオレ…英霊エミヤの正体だ。
 そら、そんな男を、立派などと言うのは間違ってるとは思わないか、>>770?」


   体は剣で出来ていた。
   無限の業火に焼かれて打ちのめされる。
   幾たびの絶望に砥ぎ減らされていく。
   徐々に、徐々に。
   進行は遅々。されど確実にカタチは変わる。
   歪な理想は叶えられ。
   唯一つの願いは変えられる。

   嘗ての自分を殺す。

   砥ぎ減った剣で、嘗ての剣を折れば終わると。
   誰かを傷つけ、救う剣は。
   自分自身を傷つけ、殺す剣に変貌を遂げる。

   英霊エミヤ。衛宮士郎が理想とした正義の味方のなれの果て――――――

830 名前:名無し客 ★:04/04/02 21:12

憂鬱な気分のときに何か意識的にやっていることがありますか?

831 名前:名無し却:04/04/02 22:25

後悔した そして苦しんだ。

それでも俺は間違ってなどなかった。
それが答えだ。

832 名前:名無し却:04/04/02 22:59

アーチャーさんに質問。

もしも、もしも……
自分の知識やスキルとの相性、事件の周辺状況、タイミング、その他諸々全ての要素が絡み合い、
本当に「目に映る全てを救えるかもしれない機会」と遭遇したら?
実現不可能な筈の願いが、かって抱いた願い、夢、理想が、
それこそ天文学的確率の偶然が重なりまくって手の届く場所にある。
後は自分が東奔西走すれば、さしたる無理もなく事は成る。

無論、代償は必要だ。
「全てを丸く収める」ためには“衛宮士郎”という要素が必須。
代替は効かない。全部解決してから改めてぶっ殺すというのも駄目。
彼への”八つ当たり”を行えば「少数を殺して多数を生かす」という、いつも通りの結末しかない。

……どちらを選ぶ?

833 名前:アーチャー ◆ARCHERBSJw :04/04/03 00:00

>>804 ねぇ、おにいちゃん。どうすればぼくはせいぎのみかたになれるの?
その姿が誰かと重なった。
生前の記憶が磨耗した自分には、それが誰だか分からない。
だが、判る。
その子供の名は衛宮士郎という。

―――しょうがないから俺が代わりになってやるよ。
     爺さんはオトナだからもう無理だけど、
     俺なら大丈夫だろ。まかせろって、爺さんの夢は――――

正義の味方に憧れた少年。
誰だって一度は憧れる。悪を倒し、正義を守る夢物語の主人公。
それを悪いとは言わない。いつか夢は覚めるものだ。

―――俺が、ちゃんと形にしてやっから。

       ああ――――安心した。

そう、最後に呪いを掛けられた衛宮士郎とは違う。
一度死んで、壊れたまま生き続けた衛宮士郎とは違う。
この子供は必ず、いつか夢から覚める。

この子が現実でも正義の味方を貫くならば、それでもいい。
正義の味方でも、全てを助けようなどと思わなければ、自分のような者は生まれない。


「そうだな。正義の味方というのは大人になると、為るのが難しいんだ。
 正義の味方は誰でも助けられるわけじゃない。
 倒さなければならない悪者は助けられないだろう?

 だから、君は正しいと思ったことを、正しいと。
 間違った事を間違っていると。そう言えるようにがんばるといい。

 そうすれば、きっと、本当の意味で正義の味方になれる」


頭を撫でて立ち上がる。
この子供が、自分の二の舞にならない事を祈りながら……


      向ける背は大きく。
      嘗ての少年は、理想を叶え、理想を呪い、胸を張り続ける。

834 名前:◆CASTERadvc :04/04/03 02:39

>>769 ロマンシングサガ風に………その昔――――――
(酒場にて)
メディア
「私の名前はメディア………」

イアソン
>(お、いい女………)
 (気取っているな、いけ好かない)

<メディアが仲間になった>

メディア 120/120


せいべつ:おんな         腕力  :10
ききうで:みぎきき        体力  :20
                    きようさ:80
父:戦士              すばやさ:20
母:魔術師            知力  :90
                   精神  :90
防御:10              愛   :80
                   魅力  :70

イアソン
「………………」

 術法   技   >ぶき   ぼうぐ

 破戒すべき全ての符 15  >金羊の皮 1


 =================================

 タイガー戦車 1


 術法   技   >ぶき   ぼうぐ

イアソン
「………………」


 破戒すべき全ての符 15


 =================================

 タイガー戦車 1      >金羊の皮 1


酒場のマスター
「別れたい仲間とかいませんか?
 言いにくいなら、代わりにいってあげますよ」

>頼む、言ってくれ
 大きなお世話だ。

<仲間を選んでください>

 >メディア


メディア
「―――――_| ̄|○」

(後日、道具屋にて)

  買う

 >売る

  出る

 =================================

 タイガー戦車 1      >金羊の皮 1

店主
「金30000で買い取ります」
イアソン
「(^ヮ^)はい! 」


835 名前:キャスター(真名:メディア) ◆CASTERadvc :04/04/03 02:40

>>784 呪術としての仏教
前にも言った気がするけれど、私は東洋の術法体系には疎いわ。
だから、余り、詳しい事は言えないのだけれど、坊やの言う密教の呪術は、
他の呪術体系とはかなり異なるものみたいね。

一般的に呪いとは、あらゆる類の悪想念を具現化させて、対象へとぶつけるもの。
その形は直接的であれ、間接的であっても構わない。
重要なのは嫉妬、憤怒、飢餓、情欲等と言った負の感情の類に端を発する事。

そう、例えば、生贄が分かり易い例ね。
生贄自身の死への恐怖、殺される事への理不尽への憤怒、助けてくれない他者への憎悪………
それらを原動力として、術式を起動させるのですから。

けれど、密教は異なる。
ひたすらに己が内にある世界を見つめ続けて、業を積み重ねていく。
見つめる為の縁(よすが)として、仏への信仰を求めるのでしょうけど、
それは己の内面世界へ向かう為の鍵に過ぎない。
ひたすらに、自己の内面世界に向かっていき、
己の中にある力を最大限に引き出そうとするのが、密教という魔術体系です。

故に己に端を発する密教呪術は、己が意思を以って他者を制圧するモノであり、
自己の内面を昇華させ、磨き上げた意思力を以って、術式を起動するモノ。
この点で所謂一般的な呪術とは全く異なるものと言えるでしょうね。

>>786 やたらザコキャラが多い桜ルートではサーヴァントの立場はないのか?
ぐっ、煩い坊やね、私をザコキャラ扱いするなんて………。
ええ、確かに魔術師(キャスター)のサーヴァントはサーヴァント中最弱よ。
だからこそ、勝つ為に策を弄し、他の者を貶めて、勝利へと向かう。

ただ、正直、HF編は予想外だったと言うしかないわ。
私たち、サーヴァントは聖杯を元に召還される、それは知っているわね?

私たちは聖杯という切欠があってこそ、この世に存在出来る。
故に、聖杯自身には絶対に打ち勝つ事は出来ない。
聖杯というサーヴァントの存在の起動式自身が向かって来るのならば、
飲み込まれるしかない。

でも、本当はそんな事は普通は有り得ない筈だったのよ。
聖杯は展望機であり、無色透明な力の渦、意思なんて何処にも存在しない。
その力に指向性は無く、増してや、形を以って、具現化する事など有り得ない。
………その有り得ない事態がはっきり具現化してしまったのがHF編でしょうね。
聖杯の具現であるあの黒い影に対してはサーヴァントは為す術なんて何処にも無い。

最も、私にはその様な事はどうでも良いわ。
HF編での私の最大の失点は―――――宗一郎様を護りきれなかった事、それに尽きるのですから………


836 名前:キャスター(仮名)さん(推定)28才 ◆CASTERadvc :04/04/03 02:41

>>752 漢
ΣΣ(゚Д゚;) ま、又、そのような虚言を………!

ええ、妄想するのは貴方の勝手!
けれど、下らない妄想を周囲に垂れ流すのはやめてもらえますか!!

はっきり言って迷惑よ!
どうせ、貴方は朝餉に味噌汁を宗一郎様にお注ぎしたり、
その時ついうっかり手が滑って、味噌汁を宗一郎様に零してしまって、
慌てて、拭こうとして、宗一郎様と目が合ってしまって、
そのまま見詰め合って、気づけば押し倒されていて、朝餉として、食べられるとか、
―――――そんな妄想をしているなんて、愚弄の極みだわ!

大体、貴方に宗一郎様の何が分かるっていうの!
Σ (゚Д゚;)
(あ、でも宗一郎様は求められると応えてしまう御方、もしかして、もしかして………?)

そそ、宗一郎様は他の者とは比べ物にならいくらい誠実な御方!
わ、私が居る以上、宗一郎様は、あ、貴方如きに見向きする筈なんかないのよ!!
(だ、駄目、私が宗一郎様を信じなくてどうするの。メディア、ここでファイトよ!)

いいかしら、私は宗一郎様を誰よりも信頼しているわ。
此処最近の行動はそれこそ24時間把握済みよ。
監視用の使い魔でそれこそ、宗一郎様の全身を舐めるように、
特に授業中のあのきりりとした目元なんて………げ、げふふん、宗一郎様を見守っているのですから。
貴方が接触する暇なんて何処にも無かった!
私にはしっかり、否定すべき根拠はあるのよ。
そんな精神的トラップで私を貶めようとしても、無駄よ―――――!!

837 名前:アーチャー ◆ARCHERBSJw :04/04/03 02:43

>>638 キャスター
>>703 >>807凛

偽りの身体は黒い鎖に絡められ、磨耗した心は堕ちていく。
呪いという名の鎖。呪いという名の堕落。
抗おうと、足掻こうと、鎖は壊せない。
それも当然。その言葉を肯定する自分がいるのだから、千切る事など出来る筈がない。

キャスターの言葉は呪詛ではない。ただの言葉だ。
それを呪いと、鎖と、毒へと換えているのは他でも無い自分自身。
原因が己にあるが故に、その鎖はどうやっても壊せない。
“衛宮士郎を殺す”
それだけを望みに、守護者などという奴隷を続けてきた自分では、キャスターの言葉を弾けない。
……だから、堕ちる私を止められるとすれば、それは―――


『――――ストップ。そこまでよ、キャスター』


衛宮士郎を、英霊エミヤをよく知る、遠坂凛という少女に他ならなかった。

身体を犯し続けていた鎖が凍る。
強い言葉が堕ちる背中を押し止める。
言葉の主は、誰であろうと退かぬ、譲らぬと、胸を張って立ちはだかっていた。

生前、エミヤシロウが憧れ続けたその姿。
今も、真っ直ぐに前だけを向き続ける彼女に支えられる。
少女は自分の為に声を張り上げてくれている。


―――その声が、呼び覚ます。

  遠い剣戟を。
  無様で、愚直で、だが誰も笑い飛ばす事が出来ない戦いを。
  振るわれた剣は凡庸。
  されど、その威力は苛烈。
  剣は歪み、身体も歪み、それでも尚、剣を叩き付け合う。
  それは正しく、自分自身の生き様。
           衛宮士郎

  黒と白の長剣は打ち響き、高く咆哮を上げ続けた。


  ―――――――間違ってなどいない、と。



目を閉じる。


―――そうだ、何を迷う事がある。
あの城で、朝焼けの丘で、答えを得たではないか。
最期に救いをくれた少女がいるではないか。
今も目の前で自分を救うのだと言い切る、かけがえのない宝石をくれた少女。

それこそが、今の自分が守り、誇るべき存在。

何を迷う、英霊エミヤ。
胸を張れ。前を見ろ。俺は間違ってなどいなかった。
傷つく事もあった、疲れる事もあった、倒れる事もあった。
それでも、その度に立ち上がり、走り続けた――否、これからも走り続けるのだ。
今ここで膝をついて何とする。自分は最強にして最高のマスター、遠坂凛のサーヴァントだ。

その遠坂凛を護る存在が、この程度の事で屈していい筈がない。

呪いならば打ち破れ。鎖ならば引き千切れ。毒ならば弾き返せ!
この胸には何者にも破れない誇りが、答えがある。

俺は、間違ってなどいなかったのだから――――!


視線を上げれば、凛が心底怒った顔でこちらを睨んでいる。
その顔を、その姿を失わぬ為に今の自分は在ろう。
答えは得た。
救いも得た。
ならば、“今の自分”が迷う事など何もない――――――――


「生憎だが、そんな権利も自由も不要だ。
 君の手を借りるまでもなく、既に答えは得ているのでね。
 迷いはない。
 今、この手に、この胸にある答えで私は満足している」


放たれる言葉に揺るぎはない。見据える眼に絶望もない。
唯、自信と誇りに満ちた声で、胸を張り、真正面からキャスターを見据え、答えを返す。


「それにだ、正直そんな事をしている暇はないのだ、キャスター。
 私のマスターが先程から怒り心頭のようでね、一刻も早くご機嫌を取らないと後が怖い。
 君もさっさと帰って、愛する夫に夕食でも作ってやったらどうだ?」


そうして、なにやら言いたげな凛の肩を押してキャスターに背を向けた。

あの結末を、未来永劫、エミヤは呪い続ける。
だがそれでも――――



 それでも――――この胸にある答えが、決して間違いではないと光り続ける――――




838 名前:名無し却:04/04/03 05:02

ほぅ、マスターと合流して回復したか赤い弓兵。

……衛宮士郎の望みはは正義の味方になって叶えられるモノだったのか?
正直平和の味方にでもなったほうがマシだったろうに。
いや、案外料理人の方が良かったかも。

839 名前:名無し却:04/04/03 11:06

キャスター(仮名)さんに質問があるのですが。
ここ一刻館は可愛い女性が沢山いますが、その中でキャスター(仮名)さんが見て、
好み(笑)の女性はいますか?

840 名前:名無し却:04/04/03 13:27

「近ごろ都で流行るもの」についてフリートークをどうぞ。

841 名前:キャスター(真名:メディア) ◆CASTERadvc :04/04/03 15:18

>>796 選択
ふ―――ふふ、あはははははははははは!
何、坊や、人々の呪いの体現たる、反英雄たる、魔女たる私が世界の為に戦う?

――――――冗談にも程があるわね。
私は世界を呪う側、世界に弓を引く側の英霊よ。
世界を救うくらいなら、滅ぼした方が良いに決まっているわ。
人は己の罪科に気づかない。
綺麗なものだけに目を向けて、汚いものは見ようともしない。
私はそんなものを救おうとは全く思わないわ。

それにマスター、宗一郎様を犠牲にしろ?
聞くに堪えない戯言ね。
私は世界の運命なんてどうでも良い。
人間が死罰を以って煉獄に落ち、そこで無限の責め苦を負っても私の知る所では無いわね。
それでも、自らの罪科に気づかないのが人間なのですから。

答え?
世界が滅ぼうとも関係ないわ、私は宗一郎様の存在を取る。
奇跡に縋ってしか、存在出来ない世界等、そもそも価値は無いのですからね。

842 名前:キャスター(真名:メディア) ◆CASTERadvc :04/04/03 15:19

>>795 伝えたいけど伝えられない「想い」
――――――そんなもの、私は何時もだったわ。
嘗て、神代の時代に英雄(イアソン)を愛した時だって、そうだった。
私の思いは伝わらない、理解される事は無い。

 嘗て、私は英雄(イアソン)の望みは叶えたわ。
 望み通りに金羊の皮を手に入れさせた。
 望み通りに王の座を手に入れさせた。
 望み通りに名誉と富を手に入れさせた。
 私は見返りとして、ただ、私を側に置いてくれる事だけを望んだわ。
 結果、魔女の烙印を押されて、謂れのない呪いを受けた。

口にすれば、その瞬間から妄想へと成り下がり、最も欲しい者は彼方へと去ってしまう。
だから、言えない、言うわけにはいかない。


宗一郎様にせめて、そう何らかの望みがあれば……………
私はその望みを叶える事で、私自身の想いを伝える事が出来るかもしれないのに。
宗一郎様は望みが無いのよ。
何かを欲するという衝動は己の内から沸きあがるもの。
己が無ければ、衝動も無く―――だから、望みも無い。
私のやっている事は全て空回り、何をしても、あの方を喜ばせる事は出来ない。

………そう、何時もそうだった。
私のやる事は全て上手く行かない。
世界を呪う事はおろか、極普通の万人が手にしうる幸福さえも私は手に取る事は出来ない。

――――――噛み合わない、一方通行の関係、
      そんな関係の時点で上手く行っていないと言うのに………

それすらも、聖杯を手に取れば終わってしまう。
宗一郎様との繋がりが断たれてしまう。
私がどう思っても、宗一郎様が動く理由がなくなってしまう。
けれど、宗一郎様を護る為には勝たなくてはならない。
あの方を失うわけには絶対に行かないのだから。

……これも呪いね。
神代の昔から、私は決して報われない、ほんの小さな砂粒のような幸せで私は良いと言うのに………

843 名前:キャスター(仮名)さん(推定)28才 ◆CASTERadvc :04/04/03 15:19

>>812 “unlimited sister works”
Σ(´д`;)

(か、可愛い………!
 アーチャーさんは得体の知れないサーヴァントとは思っていたけど、
 こんな魔術が使えたなんて―――――私の予測を超えていたわ。

 そ、それにこれだけの種類……………
 くっ、私のコレクションを超えているわ―――!(<地面から生えている事は気にしてない)


 見えそうで見えないミニスカート……そこから覗く華奢な白い足。
 清楚な感じを演出するロングスカート。
 ボーイッシュな魅力をかもし出すスパッツ、ショートカットだっと威力倍増………!

 ……そして、これ等の正統派(ストロングスタイル)の果てにメイド服フリル仕様!!

 ――――――――――――負けたわ、私の完全敗北ね………_| ̄|○)

844 名前:キャスター(仮名)さん(推定)28才 ◆CASTERadvc :04/04/03 15:19

>>754 新番組「奥様は魔女 第7話 タイトル未定」の脚本
<場所、柳洞寺の庭、布団を干すキャスター>

キャスター
「ふふふ、ふふふふーん。ふふふ、ふふふふーん」

<空は快晴、まさに布団を干すのに絶好の日和。
 キャスター、機嫌よさそうに鼻歌を歌う。
 ちなみに衣装はウサギのエプロンで………>

キャスター
「もう、絶好調ね。
 (宗一郎様には内緒だけど)柳洞寺を完全に神殿に出来たし、
 (宗一郎様には内緒だけど)護衛でアサシンを召還したし、
 (宗一郎様には内緒だけど)街の人から魔力を大量に吸い上げているし、
 (宗一郎様には内緒だけど)聖杯の仕組みも分かってきたし………」

<バンバンと布団叩きで布団を叩くキャスター>

キャスター
「でも、他のマスターの目もあるのに学校に行くなんて、
 宗ちゃんったら、もうお茶目なんだから。
 きゃっ、ちゃんづけなんてまだ早いのに、ちょっと気を抜くと………」

<真っ赤になって、布団叩きで激しく布団を激しく殴打。
 うっかり布団叩きに魔力が篭って布団がボロボロに成ってる事に気づかない>

キャスター
「今、宗一郎様は何をしているのかしら?
 やっぱり、想い人の全てを知っておきたいってのは当然よね、うん。
 そーれ、スイッチオン」

<使い魔の監視映像が浮かぶ。場所は変わって、穂群原学園職員室。
 椅子に座って、歓談する藤村大河と葛木宗一郎>

大河
「葛木先生、お茶でもどうですか?」
宗一郎
「ありがたく頂こう」
大河
「そういえば、葛木先生、1つ良いですか?」
宗一郎
「うむ」
大河
「前々から思っていたんですけど……………
 葛木先生、歩方とか呼吸法、独特ですよね。
 もしかして、何か嗜んでいらっしゃいます?」
宗一郎
「うむ、少しな」
大河
「あ、やっぱり、今度、私と一本お手合わせしてもらえますか?」

<画面暗転、再び、柳洞寺の庭。わなわなと震えるキャスター>

キャスター
「きぃーっ! あの女、何様のつもり!!

 く、あの毒婦、抜けた顔をして純朴な宗一郎様を誑し込むなんて許せない!
 このままじゃ、宗一郎様があの女の寝技で有効どころか技有り取られるかもしれないわ!
 仏壇返しから乱れ牡丹、果てには頭の上にランプが点等して乱れ雪月花までいったら………!?

 ――――――断固、阻止!
 見ていなさい、毒婦、宗一郎様には指一本触れさせないわ!!」

<キャスター、紫のローブに蒸着完了。
 破戒すべき全ての符片手にすうっと消える>



(>To be continued

  シナリオ「Unlimited Blade Works」

  シーン11日目・午後・帰宅/キャスター襲来に――――――)

845 名前:美男子:04/04/03 17:26

ふ 女 貴様に宗ちゃんの何がわかるというのだ。
私と宗ちゃんはな・・・やらないか?
の仲なんだぞ!!

お前など出る幕ないわ!!
さて今日も秘密の会合に出かけるとしよう・・ふふふ。

846 名前:名無し却:04/04/03 19:36

メディアたんに質問でつ。

メディアたん大活躍のUBW編でセイバーいぢめの際にセイバーたんに着せてたお洋服、
アレはメディアたんがいずれ着る為に最初っからお持ちだったとですか。

847 名前:アーチャー ◆ARCHERBSJw :04/04/03 19:56

>>832 本当に「目に映る全てを救えるかもしれない機会」と遭遇したら?

「目に映る全てを救う」

そんなものは偽善でしかない。
目に映る全てを救うとは、誰も傷つけない事だ。
そして、誰も傷つけないという事は、即ち、誰も救えない事だ。

人間とは他を犠牲にして繁栄する種である。
その種である以上、誰も犠牲にならない事など有り得ない。
人間の醜さを偽善で覆い隠しただけの理想。意味のない幸福。


それを憎んだ。
抱いてはいけない望みを抱いたが故に、自分は償えない罪を背負い、地獄へと落ちた。
叶うはずのない願いを叶える為に奴隷となり、絶望と怨嗟だけを抱かされて磨耗した。
自分が間違っていたと、そんなものは有り得ないのだと思い知らされた。

      ――――なんて醜悪な、凝り固まった、偽りの理想。


それを望んだ。
犠牲を切り捨てる正義の味方でありながら、それに憧れた。
ただ綺麗だったから、それが叶うならどんなにいいだろうと憧れた。
例え間違いでも、自分はそうあるのだと、何者にも譲らぬと誓った。

      ――――なんて美しい、足掻くような、尊い理想。



         それは誰が想い、誰が、受けついだユメだったか。

         それは誰が抱き、誰が、走り続けたユメだったか。




記憶に留まる、交わされた剣戟。
得られた小さな答え。
自分は間違ってなどいなかったのだと。信じた美しさは本物だったと。
輝かしく誇るように光る宝石。名をUnlimited Blade Works




その男は問う。

『衛宮士郎を生かして全てを救うか、衛宮士郎を殺して今まで通りか』と。

磨耗するまで抱き続けた望みと、磨耗してから抱いた望み。
どちらが重いかなど、比べる事は出来ない。

だが、今の今に至るまでただの一度として与えられなかった救いがそこにある。
一度でも目に映る全てを救う事が出来たら、自分は歪まなかっただろう。
誰もが笑って、幸福の椅子に座れるような事を願いながら走り続けた。
その望みが目の前にある。


小さな答えは遠く、しかし鮮やかに。
後悔はするだろう。
次の自分はやり直しを願うだろうし、その選択を呪うだろう。


それでも――――


「やれやれ、そんな事で私が迷うとでも思っているのか、>>832 ?
 まさかとは思うが……君は、私が重要な選択の際に私怨を優先するような者に見えるのか?

 私が生前…いや、その死後も叶えられなかった唯一つの望みだぞ。
 衛宮士郎の殺害と、目に映る全てを救える。
 どちらを選ぶかなど、決まりきっている。
 この身を粉にし、衛宮士郎を見逃すだけでそれが叶うのならば安いものだ。

 ……まあ、あのたわけと手を組むなど虫唾が走るが、仕方あるまい。
 最期の最期まで願い続けた事が叶うのだ。多少の不満要素は我慢するさ」



                    ――――この答えに、悔いなどない。



848 名前:アーチャー ◆ARCHERBSJw :04/04/03 19:56

>>827 日本人の癖に西洋剣ばっかぶっ刺さってるってのはどういう了見だコラ。
継ぎ接ぎなのは事実だ。
投影や固有結界の詠唱が英語であるのは、生前のエミヤ本人が得たもの故に。
干将莫耶の言葉が漢詩であるのは、元の剣が古代中国だからな。
まあ、多少の思い入れがあるからとでも思ってくれ。

それと訂正だが、私の剣技は二刀なだけであって、流派ではない。
強いて言えば我流だが、戦いの中で合理的に選んでいった結果として、この型になったに過ぎん。
弓道部に籍を置いていたからと、弓を主体にする必要などないと思うのだが。


―――さて、本題に入るとしよう。
西洋剣ばかり突き刺さっている事が不満と言ったな。
時代を経て概念武装となった古刀も投影はしている。探せば何処かに突き立っているだろう。
確かに日本刀は優れた剣だ。
玉鋼を使い、刀鍛冶が全身全霊を込めて打ち鍛えた刀は、魔さえ祓うと言われている。
優美な反りは、雅な外見と裏腹に殺す事だけを突き詰めた凶悪無比な形でもある。
その切れ味の鋭さは剃刀。重さは鉈。正しく斬る概念だけに特化した剣だ。

だが、日本刀という種の剣には、決定的に欠けているものがある。
日本刀は大別して太刀と打刀に分けられるが……島国故か、これ以外に大した亜種が存在しない。
つまり、他の西洋剣のように亜種がない以上、種類が限られるのだ。

比べて西洋剣はどうか。
例えばセイバーが持つ聖剣は、ルーツを辿れば螺旋剣と同じ言葉である事に行き着く。
ジークフリートが持つ剣もグラム(怒れる)、ノートゥング(苦境)、バルムンクと伝承によって名が違う。
それらの剣は、長い歴史とそれぞれの神話から別物へと概念が分かれていく。


結果として同じ剣であるにも拘らず、全くの別物として扱われる事になるわけだ。
日本刀にそのような例は稀だろう?
鍛えられた概念で魔を祓おうと、神話時代という歴史の概念は持ち得ないのが日本刀だ。
故に単一。必然的にその絶対数は少なくなる。


まあ、西洋剣ばかりが突き刺さっているのではなく、西洋剣の方が多すぎるだけという事だ。
大体だ、考えてもみろ。
日本人だからと日本刀や直刀ばかり投影していては、弁慶と同じような姿になってしまう。
そんな衛宮士郎など、少なくとも私は御免蒙りたいが。

849 名前:アーチャー ◆ARCHERBSJw :04/04/03 19:57

>>788 生前のアーチャーさんの映像を入手しますた。
……どんな手段を用いて未来の映像を手に入れたのか、酷く気になるのだが。
確かに炊き出しをした事があったのは事実だろう。なにせ衛宮士郎は料理が得意だからな。
それで喜ぶ人がいれば、と……豚汁と握り飯でも作ったかもしれん。

だが、>>788、君に想像できるか?
美味しいと笑顔を見せる被災者の陰で、食べれなかったと涙を零す被災者の姿を。
私はそれが我慢できなかった。


だから作ったよ。
大鍋一杯に豚汁を作り、業務用炊飯器一杯に白米を炊いて握り飯を作った。

物資が足りなくても東奔西走して豚バラ肉を手に入れた。
時には原木……スライスされていない塊を買い、投影した干将莫耶で自らスライスした事もある。
これがどれだけ困難かは実際にやって見るとよく判るだろう。
なにせ市販のスライス肉は厚さ2mm程度しかない。
しかもバラ肉は知っての通り脂肪が多くてね、すぐに刃に脂が巻いてしまう。
ましてやそれを双剣で切り捌くなど最早職人芸だ。

梅干が駄目な人達の為に、鮭やオカカ、果ては少し豪勢に鶏そぼろまで入れた。
幼児やお年寄りの為に塩分控え目の握り飯を作った。
藤村大河のように食い意地の張った悪党の為に、チョコ入りの握り飯も作った。
固すぎず、柔らかすぎず、女性の柔らかな掌で握るように、丁寧に握った。


だが、それでも、それでもだ。
どうしても食べれない人は出てきてしまう。
一人に食べさせれば、そこから列が出来るんだ。
一人の次は十人。十人の次は百人。百人の次は、さて何人だったか。そこでようやく悟ったよ。
食べれない人には諦めてもらうしかないのだと。

全ての被災者を食べさせる事など出来ない。
美味しいご飯を食べてもらう為に少数を切り捨てる事は正しいのだと。
一人を見捨てて、十人に丹精尽くしたご飯を提供する。

そう、量は限られている。
衛宮士郎の手料理・炊き出しは、常に全体より少な目でしか用意されない。
その場にいる全員を食べさせる事など出来ないから、結局誰かが涙を飲む。


―――それを。
涙を最小限に抑える為に、ありつけない人間を速やかに、一秒でも早くこの手で切り落とした。
「量に限りがあります。本日の配給は1000人まで」とな。
それが英雄と、衛宮士郎が理想と信じる正義の味方の取るべき行動だ。
多くの人間を救う、というのが正義の味方だろう?

だから断った。
翌日の仕込みの為に、皆が食べれるようにと頑張ったまま、大勢の為に一人には諦めて貰った。
皆が食べれるようにと口にして、その陰で何人かの被災者には絶望を抱かせた。



―――それがこのオレ、英雄エミヤの正体だ。

そら。そんな男のどこが大活躍と言えるんだ? >>788?

850 名前:アーチャー ◆ARCHERBSJw :04/04/03 19:58

>>814 一瞥しただけで女性陣のスリーサイズを見抜いちゃったりするんでしょうか?
ふん。あの未熟者にそんな高等技術など出来る筈がなかろう。
英雄に辿り着き、英霊となった私でさえ曖昧……そう、スリーサイズならば誤差±1cm前後なのだ。
ちなみに外見から判断した体重ならば±1.5kg前後の誤差で出せるのだが…………

いいか、>>814。一つ忠告しよう。
女性のスリーサイズや体重はたかが1cm、1kgであろうとも大きな意味を持つ。
例えば46kgの女性を見て、47kgだと言ってみるといい。
若しくはW56の女性を見て、W57だと言ってみるといい。
恐らく君の身体は原型さえ留めぬほどに破壊されるだろう。
昔から女の激情と体重だけは御し難いと言うだろう? 重々注意する事だ。

…………まあ、ちなみに。
凛は最近少し太ったようだ。暴飲暴食を繰り返しているのだから仕方ないと言えば仕方ないがな。
だから命が惜しいのなら、凛の前で体重の話をするのは止めておく事をお勧めする。


>>818 くらえ、無限のパン工房!

 言葉には物理的に証明できない何等かの力が宿る。
 言霊と言い換えてもいいだろう。
 某パンの化物と在り方が類似しているエミヤシロウにとって、その詠唱は呪詛に等しい。
 特に――実に忌むべき事だが――思い当たる節がある以上、その呪詛は絶大な効果を持つ。

 キャスターのAランク魔術など比較にもならぬ。
 直撃すれば間違いなく消滅する言霊。
 対エミヤ宝具に認定してもいいくらいだ。ランクはEX。
 だが、退く訳にはいかない。
 自分の背後にはマスターが、凛がいる。
 この少女を守ると誓ったのだ。この程度の呪詛で倒れる事など出来よう筈がない。

 音速で迫る言葉を前に、アイアスの盾―熾天覆う七つの円環―は間に合わぬ。
 ならば、取る手段は一つだけ。
 躱しきれぬ死の言葉。
 それを、裂帛の気合だけで赤い騎士は弾き返した――――!



                              大丈夫だよ、遠坂。
                                                        心
                                                       は
    パ                      /\          /ヽ .            あ
      ン                     /:::::::\       /::::::::\.           ん
       生                   /::::::::::::::\     /::::::::::::::::ヽ          こ
         地                   i::::::::::::::::::::::\__/::::::::::::::::::::::ヽ        / /
          \\.              i:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ.       / /
            \\            i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ      / /
             \\.          i:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ     / /
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(※上はあくまで、いめーじ画像です。実際のアーチャーには何の関係もありません)

851 名前:名無し却:04/04/03 20:55

(>>850のAAを眺めて)
…あんた、良い男だな。
「やらないか」って誘われたくなるくらいに…。

852 名前:名無し却:04/04/03 21:36

セイバールートのアーチャーさんって、
なんだかんだ言いつつも、士郎に忠告やアドバイスしてて優しいのは、
士郎の殺害よりも、セイバーの開放を望んだからですか?





853 名前:名無し却:04/04/04 01:02

所詮弓道部を途中で退部した分際のヤツに
まともな弓の腕を期待するほうが間違ってますか?

854 名前:キャスター(真名:メディア) ◆CASTERadvc :04/04/04 11:05

>>714 >>715 ランサー
>神だの運命だのに、理不尽な茶番を押し付けられたと思うなら、そいつすら利用しな。

ふん、私が神(アフロディテ)にて、心を壊されたのは知っているでしょう?
そもそも、理不尽と気づく心さえ、その時は無かったのよ。
ただひたすら盲目的に顔も知らない英雄(イアソン)を愛するように仕向けられた。
どのような理不尽も認識する術が無くては、どうしようもないでしょう?
人が己が罪悪に決して気づかぬように、私もかかる理不尽に気がつかなかったのよ。

ランサー、貴方の場合は選択肢は与えられていたのでしょう?
騎士になり栄光と苦難の道を歩むか、平凡な生を送るか………
貴方には選ぶ余地があった、私には選ぶ余地が無かった。
この差はどれだけ大きいか、貴方には分かって?

選ぶ余地もなく、魔女の烙印を押され、貶められた苦悩は貴方には分からないわ。

>未練…未練ねえ…、………よく考えるまでも無くある訳ねえだろう!
>(此処まで実質2秒)

―――――幸せね、貴方。
死して英霊になった後も、貴方は何時も幸せでしょうね。
私みたいに呪う事無く、笑いながら見ていられる。
………これが正当な英雄と反英雄の差かしらね。

>>785 この時この場所に存在できてよかったと思えることを教えて下さい。
>>715 ランサー
>それがアンタの未練とやらを晴らしたんなら、アンタはこれから如何する?

 朽ち果てた、廃墟の城。
 嘗ては栄華を誇ったであろうその城は今は見る影も無い。

 そんな城の一室に書庫がある。
 大量の本が納められた書庫―――ただ、そこも城同様、酷く薄汚れ、朽ち果てている。
 そこには光も差さず、仄かなランプの光が周囲を寂しく照らすのみ。



            ――――――それが、稀代の魔女と呼ばれた女の心象風景。

                     意思無くして、裏切り、裏切られ続けてきた故のもの。


「……………」

 私は無言でばたんと本を閉じた。

 存在が固定されている英霊には時間という概念は無い。
 ただ、必要あれば世界によって使役され、現世へと召還される。
 その時に得た知識、記憶が蓄積される事で英霊は世界の情勢を知る。

「私は――――――」

 今、見た本は1つの奇跡だった。
 極東のとある土地に召還された時の記憶が綴られた本。

 出会った―――1人の男性に。
 その男性には己が無かった、ただそこにあるだけの存在。

 けれど、彼は私を見てくれた、私の言葉を受け止めてくれた。
 魔女ではないメディアという存在を認めてくれた。

 彼は私の主となる事に関しては何の益も無かった。
 逆に自身の命が危うくなる―――――それなのに、私の主となってくれた。


 理解出来ない、何故、この男がそこまでして、私の為にしてくれたのか。
 けれど、何か暖かいものが胸にこみ上げてきた。
 それが何かは分からない………気づくと私は泣いていた。


 ……結末は私が男を庇って、無数の剣で串刺しにされる所で終わっていた。

 『それは駄目でしょうね。だって、私の望みは



                     ―――さっきまで、叶っていたんですから』

 それがその世での私の最後の言葉。
 そうか、私は報われたのか、何十、何百、何千と呪われ続けた私は報われたのか。


 ………蒼い槍兵は言う。

『アンタはこれから如何する?』

「私は――――――」

 私の在り方は変えられない。
 存在が固定された英霊は進歩も後退も無い。
 故に私は魔女としてあり続けるのみ。

「魔女として在る、それだけよ。でも――――――」

 すっと一条の光が部屋に差し込んできた。
 ああ、陽の光がこの部屋に入ってくるのはどれだけ久しぶりだろうか。

「呪いはかけても、私は自身でもう人を呪わない、かもしれないわ」

 ――――――それが答え。



 朽ち果てた、廃墟の城。
 嘗ては栄華を誇ったであろうその城は今は見る影も無い。

 そんな城の一室に書庫がある。
 大量の本が納められた書庫―――ただ、そこも城同様、酷く薄汚れ、朽ち果てている。
 だが、そんな場所にも優しく一条の陽の光が差し込み、主を照らす。



            ――――――それが、王女メディアの心象風景。

                     廃墟に咲く一輪の可憐で儚い白い花


855 名前:キャスター(仮名)さん(推定)28才 ◆CASTERadvc :04/04/04 11:06

>>825 キャスターのブルマ姿が見たいです。
Σ(゚Д゚)
ブブブ、ブルマ、ですって……!?
いや、でも、私みたいな女が若さの証たるブルマを履いても、
……その、痛い女か変なおばさんにしか見えないんじゃ……………

ああいうのは若い子だけが出来る特権で、
でも……本当は履いてみたいなって言う気持ちがあったりなかったり、
私の若い頃は時代がそういう事を許してくれなくて―――――――――――

う……………でも、少しぐらいはいいですよね?
い、今なら誰も見てないし、少しだけなら………
女として生まれたからには一度くらい『可愛いよ』って言って貰いたいし………


            焼   結   !


<魔女メディアは、わずか1ミリ秒で焼結を完了する。
 では、その原理を説明しよう。
 魔女メディアは柳洞寺に溜め込まれたおよそ1000人分の魂の分量の魔力を使って、
 わずか1ミリ秒で焼結を完了するのだ>

 ――――月は東に日は西に、柳洞寺の鐘が鳴る
 深山町の日が暮れて今来たこの道夜の底
 悪人どもの眼が光る
 上下左右に前後ろ次から次とあきれるほどに浮かんで消える毒の花
 猿蟹合戦桃太郎
 勧善懲悪夢物語
 あきらめるのはおよしなさい
 この世に悪がある限りあなたのそばに魔女メディアきっと恨みを晴らしてみせますわ
                (↑一回につき、昏倒するほど、生命を絞られます)

嗚呼、なんて、気持ち良いのかしら………!
ブルマに「めでぃあ」と書かれた体操服―――――この開放感!
今、私は笑っている、これ以上ない清清しいくらいに――――――
反英雄と蔑まれ、出自を呪った私はは、もういない。
ここに居るのは、邪悪を打ち砕く為に聖杯が使わしたただ1人の………――――――

(がらっ!)
宗一郎
「言い忘れていた。私は明日は宿直――――――邪魔したな」
(ぴしゃ!)

――――――――――――

――――――

―――

       |l
      _|l
    ,.'´  |lヽ
.   〈((/〉 |l !
     〔{ノ'´ ヽ.
 ((   /}i    ヽ
     `く!ノ)))リ  ))
       し'ノ





856 名前::04/04/04 16:07

ふふふ・・宗一郎のお尻はすばらしかったぞ!!

857 名前:アーチャー ◆ARCHERBSJw :04/04/05 15:35

>>838 案外料理人の方が良かったかも。

いや、君の言う通りだが、それは仕方あるまい。
私には最早思い出す事さえ難しいが、あの聖杯の炎の中で衛宮士郎は一度死んだ。
一面の炎に囲まれて、周りと同じように死んでいく。
死ぬのが当然だと覚悟したその時に助けられた。
助けた男の微笑が、安堵の顔が綺麗だったから、
誰かを助けたいという願いが綺麗だったから、憧れた。

衛宮士郎は衛宮切嗣に憧れ、正義の味方を目指したのだ。
それは空っぽの衛宮士郎が、唯一つ持った感情だ。
それ故、客観的に見てどうであろうとも、衛宮士郎はそれを変えられない。
衛宮士郎は正義の味方にならなくてはならない。

叶う叶わないは問題ではないんだ、>>838。
衛宮士郎が“目指させられた”ものは、衛宮切嗣という男がなりたかったモノでしかない。
自身の裡から生まれたものではない以上、自身から零れ落ちた気持ちなどない。

だから、君の言う平和の味方になど、衛宮士郎が為れる訳がないのだ。


……尤も、料理人として生きた方が良かった、という発言には同意する。
自分で言うのも何だが、好きなものこそ上手なれ、とはよく言ったもの。
当時でさえ世の若奥様などより余程上手く作れたのだ。

(と、何故かキャスターを見つつ)

十年後には一廉の料理人になれただろうに…………


858 名前:アーチャー ◆ARCHERBSJw :04/04/05 15:36

>>851 …あんた、良い男だな。
    へ          へ|\ へ     √ ̄|        へ
   ( レ⌒)  |\   ( |\)| |/~|  ノ ,__√    /7 ∠、 \ .  丶\      _ __
|\_/  /へ_ \)   | |   | |∠  | |__   | /   !  |     | |_〜、  レ' レ'
\_./| |/   \     .| |( ̄  _) |     )  | |    i  |  へ_,/    ノ   ,へ
  /  / ̄~ヽ ヽ.   | | フ  ヽ、 ノ √| |   ! レノ  |  !. \_  ー ̄_,ー~'  )
 / /| |   | |   | |( ノ| |`、) i ノ  | |   \_ノ  ノ /    フ ! (~~_,,,,/ノ/
 | |  | |   / /    | | .  し'  ノ ノ   | |       / /     | |   ̄
 \\ノ |  / /      | |___∠-".   | |      ノ /       ノ |  /(
  \_ノ_/ /     (____)     し'      ノ/      / /  | 〜-,,,__
     ∠-''~                        ノ/         (_ノ   〜ー、、__)

たわけ。人選を誤ったな、>>851―――!
私に衆道の気など皆無だ。誘う事も、誘われて受ける事も有得ん。
そういった事はアサシンかランサーにでも言うがいい。

……む。なんだ。何故アサシン達か、だと?
決まっている。私以外ならば誰でもい――――


(物干し竿が煌きました)


―――違う。これにはきちんとした理由があるのだ。
いいか、アサシンが生きたとされる時代は、衆道が黙認されていた。
これはいつ死ぬか判らぬ戦場で、刹那の快楽を求める者が後を絶たなかった為だが……
奇妙な事に現代に至るまで、世の陰で男色という風習は続いている。
ここに性同一障害の起源を私は見るのだが…………それは割愛しよう。

ランサーは言うまでもなかろう。

 ゲイ・ボルグ
 ホ●・流行(ボーグ)

ケルト神話の大英雄であろうと、現代日本の腐った人間達には効果がないらしい。
宝具の名が誤解されるような名であったが故に、その身まで男色者扱いされるとは、
哀れとしか言えん。


まあ、とにかくそういう事だ。
同性愛的行動は然るべき世の陰でひっそりとやってくれ。
私が君の性癖に付き合う義理もないのでね、断固として拒絶するが。

859 名前:アーチャー ◆ARCHERBSJw :04/04/05 15:36

>>852 士郎の殺害よりも、セイバーの開放を望んだからですか?

英霊とは、輪廻の輪から外れた存在である。
時間軸から外れた座に押し込められた彼らに、未来も過去も現在もない。
あるのは、ただ、順序が狂った記録だけ。
召喚(よば)れた時の記憶は遥か遠く、無数に並ぶ“英霊の知識”を紐解く事で時間を計る。

彼らの部屋には初めから全ての記録がある。
記録はある。だが、それが何時のものかが分からない。
一瞬の召喚は永遠に残り、
無限に連なる知識は一瞬の召喚の為にある。

時から外れた存在故に、英霊は時間を超える。
彼らは何時の時代にも呼び出される。
そう、同じ時代、同じ条件であっても、別の可能性として違う結末を迎える事もあるのだ。


知識の書棚に、ある戦いの記録がある。
平行世界に存在した、同じ戦いについて記した知識。
その聖杯戦争と銘打たれた本の数は三つ。
それを、順に紐解いていく。

一つは、黒き聖杯の話。

           望みに望んだ自身の殺害の可能性。
           されど、それを叶える前に自分は消滅する。
           間桐桜という少女を軸に、この世全ての悪が具現した聖杯戦争。


一つは、ある騎士の語。

           望みに望んだ自身の殺害の可能性。
           しかし、結局殺害は適わず、代わりに、小さな答えと救いを得た。



そして残る一つを読もうとした時点で、その最後の本の話そのものに召喚(よ)び出された。


それが――――――



「まあ、厳密には間違いだ。
 あの世界での“私”は既に“Unlimited Blade Works”という可能性を知っていたのだろう。
 だからこそ、本来の目的である衛宮士郎の殺害を行なわず、凛を勝たせようとしたのだ。
 尤も、途中でバーサーカーと戦い、敗れたわけだが。

 結果として衛宮士郎が勝ち残り、セイバーを解放したらしいが……
 ふん、そんな事は私にとってはどうでもいい事だ。
 私はサーヴァントだ。自分のマスターを勝たせようと思うのは当然だろう?
 騎士は主に剣を預け、その身を剣と為し、敵を討つ。
 他のマスターになど構っている暇はない。
 仮にバーサーカーと戦っていなければ、凛が間違いなく残っていた。
 なにせ最強のマスターだ。あれが勝ち残れぬ筈がない。

 ……いや、済んだ事をどうこう述べるのは“心の贅肉”か。
 とにかく私がセイバーの解放を望んでいたというのは、厳密には間違いだ。
 結果的にそうなったに過ぎん。私は凛を勝たせる為に存在しているのだ。
 どうしてセイバーなどを気にかける必要がある?

 まあ……エミヤシロウが悔いた事の一つとして、セイバーを救えなかった事があるのは事実だ。
 その所為で、少々おかしな事を口走った事はあったかも知れんがな」




                                    ――――――聖杯戦争“Fate”

860 名前:アーチャー ◆ARCHERBSJw :04/04/05 15:37

>>853 まともな弓の腕を期待するほうが間違ってますか?


「――――面白い。射が下手だ、と言ったな」


口が笑みの形に歪むのを自覚する。
この愚か者は禁句を言った。
弓兵(アーチャー)である自分を指して、弓が下手だと言ったのだ。
自分は守護者やサーヴァントなどといった“身分”に誇りなどないが、この侮辱を認めることは即ち、
我が主の品位も貶める事となろう。それだけは避けねばならない。


『ええ。所詮弓道部を途中で退部した分際のヤツに、期待するほうが間違っていると思いませんか?』


嘲りと笑いを含んだ、応えの声。
ならば見せてやる。
弓兵の射を。己が愚弄した男の伎を。その身でとくと味わうがいい。


「では一度だけ。それで中(あた)らぬなら、素直に認めるとしよう」


弓と矢を具現させ、流水の如き動きを以って矢を番える。
避ける動作など許さない。
>>853が逃げる体勢を取るより早く、射法七節、引き分けまでを完了させ、
会を省略して、閃光が>>853に向けて解き放たれた!


  ゥォン―――――


              ―――――――――――カッ!


「む――――――っ!?」


人間ならばそれだけで七度は死ぬであろう一撃は、見事に外れていた。
否、外されたと見るべきか。
的に中るように射つのではない。的に中る事は既に前提である。
故に、その心を以って射した矢が外れる事など有り得ない。
それが外れたのならば、それは“外された”に違いない。
迂闊だった。まさか流れ矢の加護をただの人間が持っていようとは……!

だが思考とは裏腹に、身体は既に次の動作に移っている。
無数の死線を潜り抜けてきた英雄が、一撃だけで一度(ターン)の攻撃とするなど有り得ない。
見敵必殺(サーチアンドデストロイ)
流れ矢の加護(らしきもの)を持っていようと関係ない。残りの射全てに必殺の魔力を込める。
ただの人間が持つ加護程度ならば、力だけで押し切れる―――!


  ゥゥォン―――――


               ―――――――――――ドカカカカカカッ!!



「っ……! 狐め、空間転移か固有時制御の魔術をここまで使いこなすとは、大した才能だ―――!」


だが、その力を込めた射でさえ、全て的を外されて地に堕ちていく。
油断した。
流れ矢の加護と見せかけて、その実空間転移か固有時制御の魔術だったとは……!

魔力を込めた必殺の射は、如何なる獲物であろうと確実に貫くものだ。
ケルト神話の大英雄が持つ加護でもない限り、この矢は外せない。
それを一介の凡夫如きが弾いたとなれば、考えられるものは一つ。
即ち、流れ矢の加護よりも上位に位置する魔術の使用である。


   こ の 者 は 危 険 だ


長年培い、鍛え抜かれた戦闘論理がそう訴える。
決して自信を持って引いた弓が外れて、馬鹿にされるのが悔しいからではない。
この者は何れマスターの仇となるかもしれん。そう、衛宮士郎のように。
ならば、早めに芽を摘んでおくのもサーヴァントの責務だろう。

総計十三の矢に狙われて、体勢を崩したままの相手に狙いをつける。

詰みだ(チェック)

この一撃、避けられるものならば避けてみよ。
番えられた“矢”こそ必殺、“硬き稲妻”の名を冠する伝説の魔剣――――!


「I am the bone of my sword...
  我が骨子は捩じれ狂う

                     ――――“偽・螺旋剣”」
                          カラド、ボルグ


――――――――――――――


――――――――


――――


――



「…………まあ、最後の一撃はサービスだ。
 初めの一撃が外された以上、おまけをつけてもバチは当たるまい?
 中てようと思えば中てられたがな、約束を違えるのもどうかと思ったのだが…………

 ……む、なんだ。
 中てようと思った一撃は“外した”くせに、中てようと思わなかった一撃で死んでどうする >>853。
 やれやれ、意味のない殺生は嫌いなのだがな。
 まあ“マスターの敵となる可能性にあった”者だった、ということで大目に見てもらうとしよう」


    空間ごと身体を捻じ切れた死体は何も言わない。
    そうして確信犯的な笑みを浮かべると、赤い騎士は立ち去った。

    次は約束を守ろうと、一応心に誓いながら――――――――




                            聖杯戦争五日目・夜・幕間/ある約束 ―終―
                           (ちなみにこの翌日、彼はキャスターと対峙する)

861 名前:名無し却:04/04/05 22:18

ちょっと良い言葉があるんだ。聞いて欲しい。
『正しいジャッジをする最も良い方法は「正しいジャッジをしたと思い込むこと」なんです』

…どうだろう。良い言葉だと思わないか?








言ったのは鈴木裕(70億以上の金を使ってある大企業を傾かせた男)なんだけどな。

862 名前:名無し却:04/04/05 23:43

何故、正直者が損をする?
何故、優しい人が辛い目に遭う?
何故、正しいことを行う人が孤立する?
何故、糞ったれのゲス野郎ばかり得をする?

問い続けることにも疲れた。
世界が狂っているというのなら、俺も狂うとしよう。
これで矛盾に悩むこともなくなる。

……善人で居続けようとする事は、何故こんなに難しいのだろう?

863 名前:遠坂凛 ◆Rin/.ruSTE :04/04/06 01:45


>>783

例えば。
こんな物語がある――――




手にした短剣。後は突き出すだけで確実に殺せる。
そう確信した。
残る工程は一つ。今更気付いても遅すぎる。
そうして確信を事実に変える為に腕を動かして、
……あ、ダメだ。
自分の敗けを、認めてしまった。

「――――、っ」

一瞬の間。
自分の腹部へと伸びた影が、嫌にゆっくりと服を破り肉に突き立った。
深い。それでも、少し遠いから前に進む。影がずるりと抜ける。
痛みは無く、むしろ喪失感の方が大きい。
臓器に達した傷口から、温かい血が流れ出していく。
その流れ出した分だけ、体温も抜けていく。
……拙い、かな。
良く『痛いと感じられる傷はまだ大したコトは無い』とか言うけれど、それは確かに真実だ。
受けた傷が深すぎて、脳が過剰に訴え掛ける痛覚を強制的に遮断しているから。
これはつまり、かなりの深手だって言うコトだ。

「……あーあ。士郎の事は言えないな、わたしも」

握っていた筈の短剣を放したのか取り落としたのかは、自分でも良く判らない。
気が付けば、両手で、妹の身体を抱き締めていた。
特に何をされたわけでもない。
ただ、いよいよって所で気付いてしまっただけだ。
口ではアレだけ言っていたくせに、自分には桜を殺せないなー、なんて、
これ以上無いくらい実感してしまった。

「……はあ。バカだ、わたし」

溜息が出る。
こんな最後の最後になるまで気付かないなんて、自分のドジさ加減には我ながら呆れるばかりだ。
今まで何年もあったんだから、そんなのもっと早くに気付けそうなモノなのに。

「……うん、でもしょうがないわよね。
 わたし、だらしのないヤツを見てるとほっとけないしさ。
 きちんとした仕組みが大好きだから、頑張ってるヤツには、頑張った分だけ
 報酬がないと我慢ならないし」

……まあ、自業自得ってモノだろう。それに、第一。

「桜の事が好きだし。いつも見ていたし、いつも笑っていてほしかったし。
 ……うん。わたしが辛ければ辛いほど、アンタは楽できてるんだって信じたかった。
 それだけで―――苦しいなんて、思う暇すらなかったんだから」

だから、殺せる筈なんて無かったんだ。
こうして感じる桜の温もりで、改めて思う。
ずっと見ているだけだった大切な人が、今腕の中に居る。

『――――――――』

寒い。
桜がなんて言ったのかもはっきり聞き取れない。
……こんなので終わりって、悔しいなあ。
もっと上手くやれば、

「ごめんね、こういう勝手な姉貴で。
 ……それと、ありがと。そのリボン、ずっと着けていてくれて、嬉しかった」

何とかなったかもしれないのに―――――


ここで、わたしの意識は途切れる。
次に目が覚めた時は全てが終わっていて、
ぼろぼろだったけどそれでも救いがあったと知って、
不覚にも、人前で泣きそうになった。

864 名前:名無し却:04/04/07 22:32

マスターは自らのサーバントに、サーバントは自らのマスターに、
これだけは、言っておきたい事はありますか?

865 名前:アーチャー ◆ARCHERBSJw :04/04/09 01:54

>>861 正しいジャッジをする最も良い方法は「正しいジャッジをしたと思い込むこと」なんです
く。いや、何を言い出すかと思えば、そんな事か。
当然だろう。自分の決定を自分が疑ってどうするのだ。
確固たる信念だろうと、疑ってしまえば脆く崩れ去る。

人間は酷く脆い。自分の行動が間違いだと認識する事さえ出来ない。
ましてそれが、自分を構成する重要な要素に絡んでいれば尚更だ。


     ―――そう。間違っている、破綻しているとさえ気付けなかった。
          否定すれば自分が崩れると知っていたから、気付かなかった。


自分の行動が絶対に正しい事など、“絶対に”有り得ない。
いいか、自分が何らかのアクションを起こした時点で利害は発生するんだ。
自分が助ける者には利益を。それ以外の者には害悪を。
己の行動が、両者にそれぞれを撒き散らす。


     ―――そんな事、少しでも顧みれば判った事だ。
          自分の望みが間違いだと、叶う筈のない偽善でしかないと。


そんな人間が、思い込みをしないでどうやって走り続けられる。
自分が正しいと思って行動しても、誰かにとっては悪でしかない事などよくある事。
正しいか間違っているかなど、当事者になど判るものか。


        正義の味方
                       誰も傷つかない
        悪を倒す存在
                       目に映るなら助けたい
        父が目指したもの
                       助けられなかった人達
        切嗣に憧れた
                       助けられた自分だから


                  それは
            決して両立する筈のない
                 二つの願い


正しいと思い込んで為す事こそ正しく。
そして、それこそが傲慢偽善である。それが人間だ。
>>861と言ったか。まあ至言として受け取っておくが…………


さて。君はそれを実践出来ているのかな?

866 名前:アーチャー ◆ARCHERBSJw :04/04/09 01:54

>>862 善人で居続けようとする事は、何故こんなに難しいのだろう?
矛盾でも何でもないと思うのだがな。
なに、至極シンプルな事だ。
人間とは、他者を犠牲にして繁栄する種だろう。
利用しやすければ利用し、自分の利益とする。
何れ座れるであろう幸福の座を、みすみす譲るようなお人好しなど、その最たる被害者だろうな。

正直者は、世の矛盾を納得出来ずに正義を貫き、
優しい者は、他者の苦痛を自分のものとして不要に背負い、
正道を唱える者は、不当に利益を得ようとする他者を非難して疎まれ、
清濁併せ飲んでシステムに適合した者が、最終的に利益を得る。

そんなものは考えるまでもない。
圧倒的大多数がそれをよしとする以上、それが一般としての正当な事だ。
それをよしとせず、正道を訴え続ければ孤立し、損をするのは自明の理だろう?

…………まあ、中にはそれを最後まで貫いて聖者、英雄として扱われる者もいるが。
そんな者は例外中の例外だ。
変な期待など抱かず、システムに適合した方が賢明だろうさ。


―――ああ、それとだな。これは忠告なのだが……
自分で善人と言っている時点で、君も君が忌むべき偽善者に成り下がっていると気付いているか?
どんなに足掻こうと世界に存在する以上、それはそう在るべくしてそう在る。
夢など見るだけ馬鹿を見るぞ。注意するといい。

867 名前:アーチャー ◆ARCHERBSJw :04/04/09 02:03

>>864 マスターに、これだけは、言っておきたい事はありますか?
いや、幾らでもあるが。
言っていいのか? 責任は君が負うわけだが?
宝石魔術の豪雨に晒され、後片付けまでやらされる役を負ってくれるのだな?

……いいだろう。では、お言葉に甘えるとしよう。


(すぅぅ)


凛。まず君には色香が足りない、優雅さも不足だ。ついでに.可愛らしさが酷く判り難い
。それで“女”などと言い張るのは頼むから止めてくれ。笑いを堪えるのに苦労したぞ。
君の性格だが、そのじゃじゃ馬的な性格と擬態の域にある猫被りを是非矯正してくれ。
ガンド撃ちも控えるべきだぞ。.恐らく淑女を.演じているつもりなのだろうが、逆効果だ。
まあ、私だけでなく衛宮士郎は酷く呆れていたと記憶している。確かあかいあくまやら、
スナイパー(魔弾の射手)やら、大怪獣やら、逆鱗やらと感想を抱き、背筋を凍らせてい
た。擬態という名の鍍金が剥がれた時など、周囲の空気が凍り付き、抑止力並の修正
で無かった事にされた事を知らぬとは言わせないぞ。更に.考えなしに令呪を使うことに
より.後に窮地に立つわけだが、その軽率さや、父親の.形見のペンダントを.使い切った
からとポイ捨てする軽挙動は控えてもらいたい。それにだな、.茶坊主が欲しくて召喚し
たのではないと言っておきながら、毎朝紅茶を淹れさせるのは如何な了見だと問いたい
。いや、あれはあれで楽しいから構わないのだが。ああ、その矛盾で思い出したのだが、
君の私服はどうにかならないのか。女らしさが足りないのは傍目から見ても明らかだが、
だからと言って、世の男共に劣情を抱かせるようなミニスカートはどうかと思うぞ。あれ
では階段を登る時など下から丸見えではないか。過日流行った見せパンなどは痴女若
しくは考え無しの女子高生だけで充分だ。君のような魔術師がそんなファッションに興味
を持つ必要性はあるまい。私が洗濯糊を倍入れて、出来る限り翻らぬようにと日々細心
の注意を払ってアイロン掛けをしている事など君は知らないだろう。ちなみに某遠野家当
主の鋼鉄のスカートをイメージしているのだが、如何せん丈が短すぎる。いっそスパッツ
の着用を勧めようかと本気で思案しているのだがどうだろうか。いや、そもそも一通り料
理が出来ると言うのに私に料理をさせるとは何事か。豚汁に始まり和洋中何でもござれ
なのは事実だが、サーヴァントは戦う為のものだ。家事全般をする為に呼び出されたの
ではない。ああこの際だ、言わせて貰うぞ。君は眠りが深すぎる。魔術師たる者、寝室に
人が入ってきたら直ぐに目を覚ますべきだろう。それを熟睡しているとは年頃の娘として
もどうかと常々思っていた。日課の採血も個人的願望で言えば止めた方がいい。傍目か
ら見て危ない娘に見えるのは事実だから構わんが、健康上それは拙かろう。君は未だ未
成年なのだから、200ml献血でも2ヶ月は置くべきだ。朝の低血圧は恐らくここに起因する
と私は見ている。一度止めてみるといい、きっと爽快な朝が君に訪れるだろう。ああ、それ
とだ。時たま見せる微妙な表情だが、悪魔に見えるから止めた方がいいぞ。頭に角と尻に
尻尾を生やせば立派な悪魔だ。まあ、全体的に見てざっとこれだけ言いたい事はあるわけ
だが、判ったら、私の苦労も多少は察してくれると嬉しいのだが……如何かな?


(ぜぇぜぇ)

…………ふむ。たまには言いたい事を思う存分言うのも良いな。
これからは定期的に言うとしよう。
ああ、もちろん>>864。君に責任は全て―――――む?



                  ,r;;;;;;;;;;;;;、
                 ,f;;,,;;;;;,,;;;;,,;;`、
                 ,';;,i;;;;;;;i.i;;;;;;;i,;;;i
                    i;;;,i;;;;;;;;i:i;;;;;;;;i,;;;i
                 i;;;;,i;;;;;;;;i:i;;;;;;;;;i,;;;i    ズゴゴゴゴゴゴゴ.........
                    i;;;;,i;;;;;;;;;i:i;;;;;;;;;;i,;;;i
                 i;;;;,i;;;;;;;;;;:|:;;;;;;;;;;;i,;;;i
                 ,i;;;;,i;;;;;;;;;;人;;;;;;;;;;;i,;;;;i
              ,f;;;;;,i;;;;;;;;;;;i i;;;;;;;;;;;;i,;;;;;i
              ,i;;;;;;,i;;;;;;;;;;;;i :: i;;;;;;;;;;;;i,;;;;;;i
             ,';;;;;;;';;;;;;;;;;;;i ::::: i;;;;;;;;;;;;i;;;;;;;i
             ,';;;;;,i i;;;;;;;;;;,i ;;:::;; i;;;;;;;;;;;iヽ;;;;;`、
            ,f;;;;,/ ,/;;;;;;;;;/;;;:i:;;;;`、;;;;;;;;;i ヾ;;;;;;`、
           ,/,//;;;;;;;;ノ ;;;;;i i;;;;;;;iヽ;;;;;;;ヽ`ヾ、;;`、
            ,/,,/;;;;;;,/;;;i;;;;;;;i : i;;;;;;;i:;;ヾ;;;;;;;`、  ヾ;;;,,,_
         ,/,,/;;;;;;r''´ ,i;;;;;:i;;;;;;;i :: i;;;;;;;i:;;;;i`ヾ,;;;;ヽ、   `''‐-;;,,
     ,,,-‐''´,,,;'r‐''''    ,i;;;;;.i;;;;;;;i ::: i;;;;;;;;i:;;;;;i `、;;;;;;;`、      `'';;;;;;;;,,,
. ,,,;;;'''´  ,f´         ,i;;;;;.i;;;;;;;;i ::::: i;;;;;;;;;i:;;;;i   \;;;;;;;;\       '''ヾ、
;;;f´    i;;;,          ,i;;;;.i;;;;;;;;;i :::::: i;;;;;;;;;;i:;;;;;i   ヽ;;;;;;;;;ヽ
/      i;;;;;,      ,i;;;;;.i;;;;;;;;;i :::::::: i;;;;;;;;;;;i:;;;;;i    `、;;;;;;;;;`、
       i;;;;;;;;,     ,i;;;;;;.i;;;;;;;;i ::::::::::: i;;;;;;;;;;;i:;;;;;i,    `、;;;;;;;;;`、
        i;;;;;;;;;,,   ,i;;;;.i;;;;;;;;;;i ::::::::::::: i;;;;;;;;;;;;i:;;;;;;i,     ヽ;;;;;;;;;;ヽ
           `   ,i;;;;.i;;;;;;;;;;;;i ::::::::::: i;;;;;;;;;;;;;i:;;;;;;i,     `、;;;;;;;;;;`、
             ,i;;;;.i;;;;;;;;;;;;i  :::::::   i;;;;;;;;;;;;;i:;;;;;;;i,       ''''''''''''''
           ,f;;;;;:i;;;;;;;;;;;;i   :::   i;;;;;;;;;;;;;i:;;;;;;;i,


(※イメージ画像です。決して凛がアンリ・マユ並に怖いなどという心理描写ではありません)
(※ちなみに、色は赤)



                                  【......To be continued】

868 名前:名無し却:04/04/09 06:13

>867
>いっそスパッツの着用を勧めようかと本気で思案しているのだがどうだろうか

アニキと呼んでイイっすか?w
しかしスパッツ+ニーソならそれこそタイツかパンストにしろと(ry

869 名前:名無し却:04/04/10 00:47

ルートによってサーヴァントの扱いが酷すぎると思いませんか?
特に桜ルートのランサー………

870 名前:名無し却:04/04/10 06:13

Fateとデモンベイン(クトゥルフ神話ニトロ+風味)って似たような部分があると思いませんか?
例えば……

「聖杯」と「邪神」
「サーヴァント」と「鬼械神」
「守護者」と「旧神」

エミヤんは燃え尽きて大十字九郎は頑張り続けてる、この差は何故なんでしょ?

871 名前:名無し却:04/04/10 10:14

>867
ここでいうと、秋葉嬢は真性のお嬢様で凛はパチモンという事になるんですか?

872 名前:遠坂凛 ◆Rin/.ruSTE :04/04/10 14:58


>>796

   覆らない滅び。
   どうしようもないくらい絶望的な未来を変える。
   考えて、行動して、ひたすらに求めて。
   ……けれど、当然、簡単に行く筈も無い。
   変えられない筈の物を変えるのだから、人の身のみでは届かない。
   だから代償が要る。
   さあ、どちらを選ぶ―――――

「…………ふん」

暇潰しにと開いた本を、ぱたんと閉じる。
……こういう人を試すような『究極の選択』は大っ嫌いだ。
出来る事は全部やったのか。
それは最善の手だったのか。
それでもそんな選択を迫られるってコトは、何処かでミスがあったってコトじゃないのか。
大体、人に出来ないコトを可能にするのが奇跡なら、人間一人の犠牲なんてあってもなくても
変わらないだろう。
だったら、そんな不完全な奇跡なんてニセモノなんじゃないのか。

「どうせ起きるんだったら、気前良く全部救って丸く治める程度はしてみせろって言うのよ」

例えば、世界と大切な人を天秤に掛ける選択。
手っ取り早く最悪の事態を回避したいのなら、殺せば済む。
そうしなければ何もかも纏めて滅びるかもしれない。
……本当は、たかが世界となんて天秤に掛ける必要も無い。
わたしに出来ないコトは、世界が掛かっていたって出来ない。

出来るのは選ばないコトくらい。
わたしには出来ないコトをやってくれるかもしれない誰かが後ろに居るのなら、
悔しさくらい我慢してやっても良いかな、と思う。

873 名前:間の悪い不運な人:04/04/11 13:45

何だこいつら、コスプレの人か?
まあ、春だしなあ。
ッ、こいつら本気で殺し合って……気づかれた!?
ヤバイ! 逃げ……・

874 名前:名無し却:04/04/11 18:36

何故だ、何故正義なんてもんだけを信じて戦える?
バケモノめ!

875 名前:名無し却:04/04/11 19:37

キリツグはなぜ折れましたか?

876 名前:名無し却:04/04/11 23:51

セイバーってムネキュン?

877 名前:名無し却:04/04/12 01:05

つーか、こう言っちゃ何だが、
アチャさんから文句や愚痴のでない仕事って
「無人の荒野でクトゥルフ邪神と戦う」くらいじゃねーの?

直接的に誰かを救うわけではないが、間違いなく皆を救う行為だと思うし。
まさかとは思うが、流石にあの類の連中は救う対象にはいれんよな?

まあ、普通の人間なら見ただけで発狂するような連中と永遠に戦うってのは、
それはそれで絶望するかもしれんが。

878 名前:名無し却:04/04/12 03:41

ttp://www11.ocn.ne.jp/~kamiza/diary.html

「南無阿弥陀仏」
「南無阿弥陀仏」
さわやかな朝の読経が、澄みきった境内にこだまする。
ホトケ様のお庭に集う僧たちが、今日も仏陀のような無垢な笑顔で、背の高い門をくぐり抜けていく。
煩悩を濯ぐための修行を重ねる心身を包むのは、藍染の僧服。
袴のすそは乱さないように、白い袈裟は翻らせないように、ゆっくりと歩くのがここでのたしなみ。
もちろん、逗留している、結婚を間近に控えた美女に煩悩を揺り動かされるなどといった、はしたない修行僧など存在していようはずもない。
柳桐寺。
円蔵山の中腹に建立されたこの寺は、もとは龍脈に対する要石としてつくられたという、伝統ある(?)宗系寺院である。
冬木市深山町。古くからの街並みを未だに残している緑の多いこの地区で、如来に見守られ、入門から解脱までの一貫した修が受けられる僧侶の園。


……。
…………。
………………駄目だ。最後の一文は上手く出来ないので省略。ちなみに前半はコピペ。
仏教知識はほとんど無いので、色々と怪しい所があるのは見逃して下さい(汗

それにしても、柳桐寺は何宗派なんでしょうねえ。
キャスターさん、その辺を一成あたりに聞いてませんか?

879 名前:名無し却:04/04/12 03:47

葛木先生が好む煙草って、やっぱりキャスターなんだろうか。
煙草吸わない人だろうけど。多分。

880 名前:名無し却:04/04/14 00:07

士郎君が冒頭でさっくり死んでたとしたら、
その後はどういう展開になったと思いますか?


881 名前:名無し却:04/04/14 06:41

過去の改変を願うのはそんなにいけない事なのだろうか?

882 名前:名無し却:04/04/14 21:09

アーチャーさんはすでに半英雄ヤラナイカに昇華してしまっているという
情報を得たのですが本当ですか?冬木の土地の管理人さんから聞いたんですが・・・( ゚Д゚)ウボァー

883 名前:名無し却:04/04/16 18:18

間違った月姫用語解説集

「ワラキアの夜」
92年の4月から96年の9月までTBS系で放映された旅情番組。
毎回芸能人の旅先での珍事を描くという概要は、
「世界ウルルン滞在期」にも通じる優れたアイデアであった。
ただし、当時は旅費が今より格段に高価で、またゲストとなる芸能人が異様に豪華だったため、
常にコストはギリギリで、放送側の間では何度も打ち切り案が出たという。
結局は慢性化した内容に視聴者が倦んだためにエンターテインメントとして成り立たなくなり、
先に述べたとおり96年に番組は終了する。
余談ではあるが、大手財閥である遠野家の当主が「ワラキアの夜」の大ファンであり、
番組の終了に憤慨し、以後テレビ嫌いになったというエピソードもあるが、
「ワラキアの夜」の桁外れのクオリティーを考え合わせればこれも頷ける。
ちなみに第一回のゲストは松田聖子で、最終回のゲストは小室哲哉である。


884 名前:名無し却:04/04/16 23:37

ttp://altena-melon.hp.infoseek.co.jp/fakefate.html#001
「今週の間桐さん」

……うわ……言っちゃあならねえ事を……。

885 名前:名無し却:04/04/17 12:17

もし、こんなスレが立ってたらイヤですか?

遠坂凛とともに苦難を乗り越えてゆくスレ

     ___ ,r.<;;;;i_,,,,,,,,_i`.、_ ./;;;;!
     `、;;;/;'::::::::r:、!:::`´'i;;;;;;;/`ーi、 .
.      /:i;':;;::::::::!'''i:;;;;;;;;r、i;/;i;:::::::::i      .
     /:::::`'7ヾ'´ ヾ'`´ ム-;:!::::::::i,
.    /::::::::7━━' ━━' k.,!i;:::::::::'i,
    /::::::::::;ト、      '' ,r'''´:::i;::::::::::'i
   /::::::::::;/ 〆`!ー;rニ''''''´i::::::::::::i::::::::::::`、.
  ,!::::::::;/  .,r'''´:メ:.:.:.:.;.':`、::::::::`、:::::::::::;.!..
遠坂凛:言わずと知れた冬木の土地の管理人にしてマスター。
今回の戦争では強敵の前に苦戦しているが、持ち前の才能と
強運(悪運ともいう)で戦いに勝ち残りを目指している。
そのキャラが皆に愛されていることは各種セク質と、きわどいミニスカートが
男共を魅了していることからも明らかである。でも、肝心なとこでチョンボは勘弁してください。


. .: : : : : : : : :: :::: :: :: : :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
    . . : : : :: : : :: : ::: :: : :::: :: ::: ::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
   . . .... ..: : :: :: ::: :::::: :::::::::::: : :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
        Λ_Λ . . . .: : : ::: : :: ::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::
       /:彡ミ゛ヽ;)ー、 . . .: : : :::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::
      / :::/:: ヽ、ヽ、 ::i . .:: :.: ::: . :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
      / :::/;;:   ヽ ヽ ::l . :. :. .:: : :: :: :::::::: : ::::::::::::::::::
 ̄ ̄ ̄(_,ノ  ̄ ̄ ̄ヽ、_ノ ̄
アーチャー:遠坂凛の人使いの荒さに絶望にくれながらも
マスターに付き従う献身的なサーヴァント。それでも、
自分をこんな目に合わせた衛宮士郎抹殺を遂げるべく、今日も奮闘の日々である。
しかし、遠坂凛の押し付ける雑用の数々に自分の存在理由に疑問を抱くこともあるようだ
「アーチャー、お茶入れて」→「サーヴァントを茶坊主に使うなよ・・・」はお決まりの黄金パターン。


886 名前:名無し却:04/04/17 12:18

ちなみに元ネタ

http://sports5.2ch.net/test/read.cgi/base/1082038681/

887 名前:アーチャー ◆ARCHERBSJw :04/04/19 04:12

>>870 エミヤんは燃え尽きて大十字九郎は頑張り続けてる、この差は何故なんでしょ?

    ここに二冊の本が在る。
    決して同軸に並ぶ事のない、絡み合う事もない二つの世界。
    平行世界ではなく、それは異次元の話だ。
    暗涅とした色を持つ書、名を「Fate/stay night」
    銀(しろがね)の色を持つ書、名を「斬魔大聖DEMONBANE」
    一見すれば共通項があるようにも見える二冊は、その実全くの別物である。


   ――――本来は人間の望みを叶える願望機である聖杯。
         だが、反英雄アンリマユの願いを叶え、無色の願望機は黒き厄災と変貌した。

   ――――太古の地球に到来し、地球を支配した邪神。
         四元単一の元素属性を持ち、互いに敵対する神性を持った旧支配者。
         だがその本質は不条理と夢幻を孕んだ人智の及ばぬ恐怖であり、邪そのものである。


   ――――人の身でありながら精霊の域に到達したゴーストライナー、サーヴァント。
         悪魔・第六架空要素に近く、クラスという殻を与えられ現界する存在である。
         彼らは自我を持ち、己が目的の為に聖杯を求める。

   ――――魔術を用いて作られた神の模造、機械仕掛けの神の名(deus ex machina)を持つ鬼械神。
         魔導書により召喚され、術者の意のままに動かされる<機械仕掛け>の神



  そして―――――



――――ふん。どこが似ていると言うんだ、君は。
善の概念を持つ人間が辿り着いた“旧神”と、守護者を同一視しないでもらいたい。
守護者とは霊長の在命のみを優先する無色の力。
その力は高き所ありて、人の世が滅亡する危険が生まれた時点で世に下る。
そこに本人の意思など関係ない。
一度契約すればそれで終わり。輪廻の枠から外れた無になり、あとは地獄に堕ちるだけだ。
守護者は“善”である旧神とは全くの別物、掃除屋に過ぎん。

守護者は人間など救わない。
ただ世界に害となる“であろう”人々まで善悪の区別なく消して回るだけ。
涙を流す人は救わず、どこかで安穏と生を謳歌するその他を救う為だけに、泪する人を殺す殺戮者。
オレはそんな事がしたくて奴隷に堕したわけではないのにな。

全世界の平和など望んでいない。ただ自分の目に映る範囲だけでも幸せに。
誰もが幸福の座に座れるようにと望んで契約したのだ。
生前叶えられなかったその願いを、ただの一度として叶えられる事のなかった願いを、叶える為に
死後を預けたのだ。


  ――――自分の代わりに死んだ人達がいた。

    ―――自分を救った男がいた。
    ―――自分に望みを託して死んだ養父がいた。
    ―――自分が憧れて受け継ぎたいと願ったヒトがいた。

      「じいさんの夢は、俺が」

          ―――エミヤシロウが持つ、ただ一つの衝動。


    ―――立ち止まる事は出来ない。
    ―――振り向く事さえ許されない。
    ―――叶う筈の無い小さな願い。
    ―――自身の存在意義を掛けた。それを救うのだと。

    ――――いつか、あの時死んだ人を救えるように、と。



……その結果はどうだ。
生前となんら変わりない事を繰り返しているだけ。
自分が目指したモノは叶えられないと、最後に信じた世界そのものに裏切られる。

自らの理想、理念、望み、守るべき者……
色々あるが、そのどれもから裏切られたオレと、自然に行動して旧神に成った彼は違う。
自分の選択が正しかった彼と、自分の選択が致命的に間違っていたオレは違う。

差があるとすればそこだろう。
一つの差だが、それは決定的な違いだ。



……オレとて無想しなかったわけではない。否、数え切れない程考えたさ。
仮に、エミヤシロウが目に映る全てを助けようなどと思わなければどうなったか、とな。
正義の味方で満足し、誰か一人だけを守り抜く凡夫に成ればどうなったか。


  ――――その答えが、“Heavens Feel”

    ―――自らの信念を曲げ、ただ一人を守る為に全てを切り捨てる選択。

    ―――エミヤシロウが背負うモノ
    ―――背負った消せない十字架
    ―――両肩に掛かる亡父の願い

    ―――それは、壊れたエミヤシロウを動かす、呪い。

    ――――そして“裏切り”の罪により、エミヤシロウは裁かれた。


結果は無残だ。
確かにエミヤシロウは荒野に辿り着かない。
だが、その代わりに消える事の無い最大の罪を背負う。
エミヤシロウは生きながらして死と同義の存在に成り果てる。

つまりだ。
オレことエミヤシロウに永劫の救いなどない。
道を貫けば道化に堕ち、道を曲げれば罪に裁かれる。
業火で身を焼かれるか、針の山で怨嗟の声を聞きながら潰れるか。
どちらを選んでも地獄である事に変わりはない。

まあ、あの黒き炎の中で死んだ存在だったのだ。
どちらにせよ、そんな男の人生に価値など一片もない。


  ――――だが、それ故、彼は背を向ける。

    ―――吹き荒ぶ鋼の風の中、
    ―――絶望の未来が待ち受ける中、
    ―――威風堂々と幼い自分自身に背を向ける。

      「ついて来れるか」

    ―――どの未来でも、違う道を選ぶ事を願う。


    ―――道は遥かに続き、


     ―――遠い残響を頼りに、少年は荒野を目指し、

     ―――遠い残響を救いに、男は胸を張り続ける。


               ――――俺は、間違ってなどいなかった、と.........

888 名前:名無し却:04/04/19 05:35

デデデデデータが足りない無い無い……

889 名前:名無し却:04/04/19 06:30

にぢげん世界でよく使われている「気」は魔術魔法とは扱い方が違うだけで魔力の同意語と考えて良いのでしょうか?

890 名前:名無し却:04/04/19 08:12

ほら、使え

              __
              /  ~ゝ
              ヽ __/
              //
                //
             //
                //
          __ //
        /  レ `ヽ
       ,,.|  / ,,/、、   ^^
    ~~   ^ ^^~´`  ,, ~~
     ^^



891 名前:名無し却:04/04/19 17:31

突然ですが、ここに一兆円あります。
別に覇道財閥の金庫からくすねたわけでも、銀行から借金したわけでもない、
クリーンな一兆円です。
さあ、この一兆円、あなたならどう使いますか!?

参考程度ですが、毎日百万円づつ使うと仮定して、使い切るまで約三千年かかります。


892 名前:名無し却:04/04/19 18:59

……マスターのうっかり癖が移ったか?
早々にプリン666万個でも作る事をお勧めする。

893 名前:名無し却:04/04/19 19:07

もしもライダールートが有ったら大聖杯を破壊に行くのもイリヤに助けて貰うのもライダーだったと推測してみたり。

894 名前:名無し却:04/04/19 19:23

遠坂ルートにて「アーチャー、貴方(の家事スキル)を愛してる」とか言われてたらどうしてましたか?

895 名前:名無し却:04/04/19 19:44

絶対などと言う言葉は理論上の物でしかなく、故に俺は俺の正義も悪も信奉出来ない。

896 名前:名無し却:04/04/19 19:59

ーー聖杯の地獄より来たりて
空虚な心を胸に

汝は狂信の正義を振るう
汝の名はーー

897 名前:名無し却:04/04/19 20:24

なんで聖杯の中身を浴びると受肉してしまうん?

898 名前:名無し却:04/04/19 20:42

全く……
長年思い続けていた思い人が突然現れた金髪美人に獲られたり、
信じていた人に獲られたり、
挙句の果てには協力関係にある紫髪の女性にまで(ルートが有ったら)獲られそうだったり

つまり、言葉にしないと届かない思いもあるって事でFA?

899 名前:名無し却:04/04/19 20:59

つまり衛宮士郎を救うには、
・キリツグの掛けた呪い「セイギノミカタニナル」を解呪(と)く。

・士郎が自分自身の幸せを感じる様になる。
しかない訳ね。

そんな事出来そうなのは彼女位か。
…面倒な話だ。

900 名前:名無し却:04/04/19 21:46

もしも切嗣が「僕は世界中の女性に愛を配っているのだ」とか言っていたら士郎はホストかナンパ師になっていたのだろうか?
魔術使い兼ナンパ師か・・・凄いな。

901 名前:名無し却:04/04/19 22:08

妹が見てますよ!

902 名前:名無し却:04/04/19 22:18

タイガー道場関連に理屈を求めるのもアレだが、敢えて聞く。

「三つ目の肉」で桜が遠坂邸に進入できたのって、
うっかり結界の設定替え忘れてただけ?
それとも「辛かったら、いつでも帰ってこい」って意思表示?

903 名前:名無し却:04/04/19 22:19

シオン・エルトナムによく似てるアルトリア・ペンドラゴンが何処かに居る。

904 名前:名無し却:04/04/19 22:25

タタリことズェピアにほんのりと似てる衛宮士郎が其処に居る。

905 名前:名無し却:04/04/19 22:38

さぁ蟲達、叫びなさい!
いあ!いあ!めでゅーさ!めでゅーさ くふあやぐ ぶるぐどむ ぶぐどらぐるん
ぶるむどぐ!あい!あい!めでゅーさぁぁぁぁああaaaahaaaaaaaaa!!
ロード・ライダー!!!!!

とか言い出すくらい桜がはっちゃけてたらなぁ。

906 名前:名無し却:04/04/19 23:09

>905
いや、それだとなんか違うスゴイモノを喚びそうなんですけど。

桜「ライダー、スクリーミング・ベルレフォーンを!」
ライダー「分かりましたサクラ、喰らいなさい
      ス ク リ ー ミ  ン グ ・ ベ ル レ フ ォ ー ン!」

こんなんになるんか?

907 名前:名無し却:04/04/19 23:45

つまりアザトースは根源の化身、と?

それはそれとして秋葉の略奪やシオンのエーテライトは英霊・守護者やサーヴァントにも有効?
最も吸っても吸っても限が無いだろうけど。

908 名前:名無し却:04/04/20 00:24

・・・足りない・・・情報
 ・・・足りない・・・データ
  ・・・組めない・・・式
   ・・・カラダが・・・持たない

私は、私はぁあぁああ!


909 名前:名無し却:04/04/20 00:54

固有結界:(途中略)精霊や悪魔だけが使える能力だったが、現在では高度の魔術師たちも使うことができるようになっている。
つまり固有結界を使える者は悪魔や精霊に近いって事かしらん?
だとしてそれにはどの様な資質が必要なんだろうか?

910 名前:名無し却:04/04/20 01:30

age

911 名前:名無し却:04/04/20 01:39

前回の聖杯戦争では征服王イスカンダルことアレキサンダー大王、強力な密集騎兵隊を操り歴史上稀に見る大帝国を築き上げた彼がサーヴァントとして召喚された訳だが……
間違えなくスタンダートなクラスでは無かったのだろうな。

その能力はギルガメッシュと似て非なる「軍勢を操る」物と推測できるが。

912 名前:名無し却:04/04/20 02:43

「それは認識を侵す恋」
紫苑の唄、ネタに乗ってくれるサークルさんの気分により発売するかも。

913 名前:名無し却:04/04/20 02:59

ランサーは何故全身タイツなのだ?
それともアレはボディペイント?

914 名前:名無し却:04/04/20 03:19

贋作者のエミヤくんはその皮肉すら贋作なのかしら?

915 名前:名無し却:04/04/20 03:34

「世界」なんぞを当てにした時点で正義の味方失敗だったんだよ!
そしてそれを知りながら繰り返す士郎ちゃんってば御馬鹿様?

916 名前:名無し却:04/04/20 03:40

切嗣が世界各国に愛人を作って且つ孕ませまくっていた事を士郎が知ったらどんな顔をするのかな。

917 名前:名無し却:04/04/20 03:57

逆毛のクセにいい気になるなよ!

918 名前:名無し却:04/04/20 04:09

エミヤシロウが殺された本当の理由は、正義の味方をしつつヤバい組織の御偉いさん方の奥さん嬢ちゃん方を総喰らいしたかららしい。

919 名前:名無し却:04/04/20 04:12

冬木市に祟りが発生した場合、どの様な噂が流れそうですか?

920 名前:名無し却:04/04/20 04:19

……どいて!そいつ殺せない!そいつは魔女なのよ!あの人を付けねらっているのよ!捕らえられたら私は終わりなのよ!

921 名前:名無し却:04/04/21 22:51

 ――魔女を信じてはならない それは人の形をした悪 女の肉を纏った魔である。

(※古橋秀之「ブラックロッド」より)


922 名前:名無し却:04/04/21 22:55

不幸も、幸福も、所詮は主観に過ぎぬ。
そう―――


     ――ただ、“識”のみである――

923 名前:名無し却:04/04/22 17:11

真実は確信と共にあり

924 名前:ガラハド:04/04/25 11:59

頼む、エミヤ! 俺の剣を複製してくれ!

うわっ、あいつらもう来やがった!?
しかも一瞬の躊躇も無く「殺してでも うばいとる」を選ぶのかよ!


な なにをする きさまらー!

925 名前:ワラキアの夜 ◆TATARIpIeY :04/04/25 23:50

噂(>>888、>>908)が流れる。
タタリは再構築され、この場に具現する。
故に、ワラキアの夜は再び舞台に上がり、死に役を演じ続ける――――


______________
       ||
       ||
       ||_,,,,_____
      f||'' , ヽ 'i,
      ,r'lL,,;. ; ; i
     /:::::::::::'i,.;  ,i
    ,!::::::::::::::::'i,レレi,!  腐乱死体でごウごう?
    ,!:::::::::::::::::::::i,
   ,!::::::::::::::::::::::::i
   i::;;;::::;;:;;::;;;;:;;;;;i
   レ' レ'i::i'i;::;;;;!`'
.      i;:i,.'i::i,
      i::i 'i;:i,
      `′`'′


(ごそごそ)
―――……幾ら毎回の事だとは言え、死ぬのは矢張り苦しいものだ。
>>892、余計な事は言わぬ方が身の為だと知りたまえ。
衆生愚民ドもは嘲笑シ、シオンノ姦計もトい罠に引ッ掛カリ、外道チョコれートニ食ワれル事一千年。
学ビ、讃エ、恨ミ、自滅スル事更ニ一千! ゴキげンヨウ、ゴキゲンよウ、サワヤカナ舞台ノ挨拶ガ、
澄みキッタ夜空ニ木霊スル。藁氣亜様ノ舞台ニ集ウ衆生ドモガ、今日モ悪魔ノヨウナ笑顔ヲ以ッて、
コの私ヲ嘲笑スル。嗚呼恨メシや、恨メシヤ――――!

―――オノれ、シオン。コノ恨ミ、晴ラサズニおクベキカ……



……さて、今日は私が観客の質問に答えようか。

926 名前:ワラキアの夜 ◆TATARIpIeY :04/04/25 23:51

>>869 ルートによってサーヴァントの扱いが酷すぎると思いませんか?
―――無粋。
君は舞台に於いて最も大切なものは何か知っているかね?
適材適所という言葉があるように、役者はその役、舞台に合った役を演じるものだ。
全ての舞台で一人の役者が主役を張るなど、三流というものだぞ。
脇役には脇役の、噛ませ犬には噛ませ犬の役目というものがある。

ランサーのように汎用性が高いサーヴァントは、奈須世界に於いて常に損をする。
代行者がいい例だろう。
能力だけ見れば申し分ない蛇だと言うのに、器用貧乏、汚れ役で終わった。
ゲイ・ボルグを逆手にとって、汚れ役に転落しなかっただけでもよしとしたまえ。
尤も、FDが出れば汚れ街道を邁進するかも知れぬがね。

ああ、それともアレか?
よもや君は、自分のお気に入りの役者が主役を張らねば気が済まぬ性質かね?
いや、悪いとは言わぬが、そんな願いは叶う筈がないと知るといい。
叶わぬ望みを抱く事ほど罪なものはない。

私を見習いたまえ。
シオンという噛ませ犬がいて、ワラキアという主役がいたからこそ、
MELTYBLOODはかくも美しい物語だったのだ。
ごぼごぼと血を吐き、発狂し…………―――カット。
シオンに噛まれて、存在消滅…………―――カット。
直死に敗れ、シオンに銃弾を打ち込まれ…………―――カット。
従僕の姉妹に憑き、幼女に憑き、メカが出来、最後はナイ乳を巨大化して消滅…………―――カット。

…………カット。
カット、カットカット、カットカットカット、カットカットカットカットカットカットカットカット
カットカットカットカットカットカットカットカットカットカットカットカットカットカットカット
カットカットカット――――――!

フザケルナ。今ノはナシダ。ノーカウントダ。
キット私モRe・Actガ出レバ、素晴ラシイマデノ虐殺ルートヲ与えラレるニ違いなイ!


「Re・Act:一夜限りの狂想曲、夢を操る黒猫との遊戯が始まった」

             ||(イコール)

「ワラキアルートの代わりにレンルートの危機。寧ろ雑魚転落」


……………………………キ。
キキッ。キキキッ。キキキキキキキキキキキキィィィィイイイイ!!
冗談デハナナイ! フザケルナ、一瞬面白ソウダトカ思ッテシマッたノはキノセイダ!
コノ私ノ! 優雅ニ惨殺ヲ繰リ返ス飲血鬼ノ! ルートヲ無クストハ何事カ、渡辺製作所!!!
ソノ罪万死ニ値スル。寧ロ私ノ出番ヲ奪ウ黒猫ナド、今ノ内ニ殺シテオクベキカ―――!!
白猫? コノ姿デハ勝テル筈ガナカロウ。タタリトナッタ暁ニハ真ッ先ニ殺ス。
17ノ二乗分割デ殺ス。飲ミ尽クシテ第六ヘノ足掛リトスル。ソウ決メタ!!
ジャプニカ復讐手帳ニ書キ込ンダ! ヨい子ノジャプにカイリヤスフィールノ暗殺手帳、衆生コレ
弐書キ込ム事数瞬後、名前ヲ書イタ対象ハ速ヤカラ即死シ、逃レル事叶ワず、魂魄逝き場ニ迷イ、
黒猫惨殺黒猫滅殺黒猫撲殺黒猫ヤマトニ返リ討チ! J強ハ禁止サレ藁気亜ハ雑魚ヘト転落シ民衆
コレヲ笑ウ事確定事項。ヘたレ、狂イ、血涙ヲ流シテ死ヌ事寧ロ決定事項! ゴ起源麗シキ哉黒猫
。貴様、私ノ出番ヲ盗ミ屍ヲ踏ミツケ私ヲ雑魚ヘ雑魚ヘ雑魚ヘト堕落セシめン……!

オノレ、夢魔ノ分際デ、コの私ノ出番を食ウトイウノカ――――!!!




⊂⌒~⊃。Д。)⊃ ←返り討ちにあいますた

927 名前:ワラキアの夜 ◆TATARIpIeY :04/04/25 23:52

>>881 過去の改変を願うのはそんなにいけない事なのだろうか?
願うだけならば幾らでも願うがいい。
だが、時間軸に存在する以上、過去の改竄は絶対の禁忌となる。
それは失敗をやり直す云々のレベルではないのだよ。
過去の改竄が可能となれば世界の事象そのものに歪みが出てしまう。

君が誰かを見捨てた事をやり直すとしよう。
過去に戻り、それを助ける。君はそれで満足かも知れぬが、それによって世界は崩壊する。
どんな些細な一幕の修正であろうと、世界が数多の事象を複雑に絡み合わせて出来ている以上、
それが齎す波は何れ世界の全てを巻き込み、軸を崩壊させる。

それは霊長の滅亡の可能性となり、実現した君は守護者によってこの世から抹消されるだろう。
分かるかね、人間。
君一人如きが改竄をするだけで世界は滅ぶかも知れぬ。
故に改竄は許されず、舞台のやり直しは許されない。
踊るがいい、>>881。
例え後に後悔しようとも、その刹那の煌きこそが、人生という名の舞台にとって最大の演出である。
悔いて、呪って、絶望して、そうして羽虫の如き生を終えろ。それが人間というものだ。


―――どうしても望むのならば、それこそ守護者にでもなるといい。
どこぞの弓兵のように、自身の消滅という可能性に賭ければ、或いは叶うかも知れぬぞ。
私はそんな下らぬ蛆にも劣る事の為に、守護者になろうとは思わぬがね。



>>883 テレビ番組「ワラキアの夜」
…………………退場したまえ。
今すぐにだ。我が舞台を、我が人生を、我が存在意義を脅かす無粋者に生存は許さん。
遠野家当主がファンなのはまだ認めるが、打ち切りとは何事か。
私の名を冠する以上、打ち切りなど許さん。せめて一世紀は続くべきであろう。
最後は出演したゲストが現地で死亡するようにすれば、ショッキングな画像が得られるぞ。
今回は誰が死ぬのだろうと、ワクワクするドッキリビックリデスショーだ。
司会者はシオン・エルトナムが望ましい。
司会者のトチ狂ったシーンが視聴者を引き寄せる一因となろう。


プロデュースするならばせめてこれくらいやりたまえ、人間。

928 名前:ワラキアの夜 ◆TATARIpIeY :04/04/25 23:53

>>904 タタリことズェピアにほんのりと似てる衛宮士郎が其処に居る。
君は役者には向いていないな。その目は節穴かね?

正義の味方など、自身が救う者以外は全て殺して回る存在だ。
それを目指しながら、自分の周りだけでも誰も傷つかぬように願うなど矛盾している。
彼は常に浅慮極まりない行動を取り続け、自分を否定されると逆上して喚き散らす餓鬼である。


いや、あの少年の物語は実に不愉快な見せ物だったよ。
醜さを偽善で覆い隠し、煌きも何もなく、偽物を抱き続けるその姿。
蛆にも劣る醜悪具合だ。偽物は幾ら足掻こうと、決して真物にはなれぬ。
それを自覚しようともせず、ご都合主義で走り続けるなど最早救いようがない。

ズェピア・エルトナム・オベローンとは錬金術師だった存在だ。
自己の練磨のみを目指し、世の事象を知り尽くそうと計算を続け、最後に答えを見た。
答えを識り、避けようのない滅びがあると知って、気が触れるほど計算をした。
真理を知ったことに対する怨嗟などなかった。
打ちのめされても次を探した。
そこに偽善も何もない。ただ全ての人に平等な世界だけを望み続けた。
有り得ないならば、それを可能としようと足掻き続けた。
そうして自身を奇跡へと昇華させる為に死徒となり、第六法へと挑戦したのが私だ。


―――そんな蛆と、私が似ていると?
猿の低俗な脳からでた戯言ではあるが、少々行き過ぎた言葉だ。
今宵はその目を真に節穴にするだけで留めてやるが……注意したまえ、次は許さぬ。


(>>904の目を抉りました)

929 名前:ワラキアの夜 ◆TATARIpIeY :04/04/25 23:54

>>919 冬木市に祟りが発生した場合、どの様な噂が流れそうですか?
タタリの発生条件は知っているかね?


一、タタリとなるものは個体、人間の延長に属するものであること。
二、タタリの伝承が広まる区域は社会的に孤立していること。
三、区域の中には、一名ないし複数名の噂の受け取り手が存在すること。
  噂を広める人間だけでなく、それを不安に思う受け取り手が必要とされる。
  イメージが強い場合は、受け取り手が単独でも発現する。
四、ズェピアがあらかじめ計算し、駆動式にて定めた場所であること。

五、上記に当て嵌まらぬ場合、波長の合った人間に取り憑き、全てを叶える。


以上の五点だ。
聖杯戦争は一般人には知られぬ戦いと聞くのでね、上四点での成就は難しい。
よって成るとすれば、それは五項目の“誰かに取り憑く”となる。

そうなれば、私と波長の合う存在に取り憑く事になる。
魔力の波長、理念、目的、理想の一致……色々あるが、どれになるかは知らぬ。
さて、どんなタタリになるのやら……


――――――――――3


―――――――2


――――1......



カット



                  ,r;;;;;;;;;;;;;、
                 ,f;;,,;;;;;,,;;;;,,;;`、
                 ,';;,i;;;;;;;i.i;;;;;;;i,;;;i
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                    i;;;;,i;;;;;;;;;i:i;;;;;;;;;;i,;;;i
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              ,f;;;;;,i;;;;;;;;;;;i i;;;;;;;;;;;;i,;;;;;i
              ,i;;;;;;,i;;;;;;;;;;;;i :: i;;;;;;;;;;;;i,;;;;;;i
             ,';;;;;;;';;;;;;;;;;;;i ::::: i;;;;;;;;;;;;i;;;;;;;i
             ,';;;;;,i i;;;;;;;;;;,i ;;:::;; i;;;;;;;;;;;iヽ;;;;;`、
            ,f;;;;,/ ,/;;;;;;;;;/;;;:i:;;;;`、;;;;;;;;;i ヾ;;;;;;`、
           ,/,//;;;;;;;;ノ ;;;;;i i;;;;;;;iヽ;;;;;;;ヽ`ヾ、;;`、
            ,/,,/;;;;;;,/;;;i;;;;;;;i : i;;;;;;;i:;;ヾ;;;;;;;`、  ヾ;;;,,,_
         ,/,,/;;;;;;r''´ ,i;;;;;:i;;;;;;;i :: i;;;;;;;i:;;;;i`ヾ,;;;;ヽ、   `''‐-;;,,
     ,,,-‐''´,,,;'r‐''''    ,i;;;;;.i;;;;;;;i ::: i;;;;;;;;i:;;;;;i `、;;;;;;;`、      `'';;;;;;;;,,,
. ,,,;;;'''´  ,f´         ,i;;;;;.i;;;;;;;;i ::::: i;;;;;;;;;i:;;;;i   \;;;;;;;;\       '''ヾ、
;;;f´    i;;;,          ,i;;;;.i;;;;;;;;;i :::::: i;;;;;;;;;;i:;;;;;i   ヽ;;;;;;;;;ヽ
/      i;;;;;,      ,i;;;;;.i;;;;;;;;;i :::::::: i;;;;;;;;;;;i:;;;;;i    `、;;;;;;;;;`、
       i;;;;;;;;,     ,i;;;;;;.i;;;;;;;;i ::::::::::: i;;;;;;;;;;;i:;;;;;i,    `、;;;;;;;;;`、
        i;;;;;;;;;,,   ,i;;;;.i;;;;;;;;;;i ::::::::::::: i;;;;;;;;;;;;i:;;;;;;i,     ヽ;;;;;;;;;;ヽ
           `   ,i;;;;.i;;;;;;;;;;;;i ::::::::::: i;;;;;;;;;;;;;i:;;;;;;i,     `、;;;;;;;;;;`、
             ,i;;;;.i;;;;;;;;;;;;i  :::::::   i;;;;;;;;;;;;;i:;;;;;;;i,       ''''''''''''''
           ,f;;;;;:i;;;;;;;;;;;;i   :::   i;;;;;;;;;;;;;i:;;;;;;;i,




           ふわふわと夢を見る。
           どろどろと表に出る。
           ゆらゆらした頭は空っぽで。
           ずるずると引き摺る手足はざっくんばらん。


           ――――あれ?


           誰もいない。

           ぶるぶると震えてきょろきょろ。
           ひらひらの手足をプロペラみたいに、
           ころころと廻してくるくる回って。

           でも、誰もいない。


           どうやら出てくる場所を間違えたみたい。


           一人ぼっちは寂しいので帰りましょう。




            …………………………………


                …………………


                   ………



                  【別の場所】



           クルシイ。クルシイ。クルシイ。

           空気がないから水面に上がって。

           クルシイ。クルシイ。クルシイ。

           誰かを探して水面をぺたぺた歩く。

           餌がいた。
           キャアキャア騒ぐ女の子達。
           美味しそう。

           いただきま―――――


           「なにこれー? つるつるしてかわいー」


           頭を撫でられました。
           嬉しいです。
           あの子もQQQって笑って喜んでる。

           くるくる回って飛び跳ねて、
           くねくね揺れて喜んでる。


           楽しかったので帰りましょう。




                              今夜は

                              とっても楽しい夜でした。




………………かわいい言われた_| ̄|○
恐怖と絶望の殺戮者であるタタリともあろうものが、かわいい………
……そうか、あの海月は元々“親しみのある殺戮物体”だったのだな。
それならば仕方あるまい、諦めるとしよう。

まあ、こんな結果になったがこれも舞台だ。納得してくれたまえ、>>919。

930 名前:名無し却:04/04/25 23:58

スパーク                 クル…                カット。


⊂⌒~⊃。Д。)⊃ ←蛍をモチーフにした戦闘強化スーツを着た人にやられますた

931 名前:名無し却:04/04/26 06:50

己の意志薄く夢追う二人。

932 名前:アーチャー ◆ARCHERBSJw :04/04/29 00:07

>>890 スコップ
……これはありがたい。
スコップは剣ではなくてね、投影する事が難しかったのだ。
ありがたく使わせてもらうとしよう。

  ざくざく。
  ざくざく。


何処其処の世界では、スコップを凶器に使っている者がいるが、それは間違った使用法だ。
スコップとは地面を掘る為にある。
つまり、こう使うわけだ。


  穴を掘り終えると、弓兵は切り捨てるべきモノを穴の中に放り込む。
  犠牲は常に出る。幸福の座はいつだって全体より少数でしか用意されない。
  だから、この犠牲を容認する事が正義の味方であるエミヤシロウにとっての正義だ。


恨むなよ、小僧共。


  自分が答える必要のなさそうな問いを穴の中に埋め、弓兵は土を被せた。



933 名前:アーチャー ◆ARCHERBSJw :04/04/29 00:09

>>868 しかしスパッツ+ニーソならそれこそタイツかパンストにしろと(ry
>>868、君は何も判っていない。
君は全て覆い隠しては、あのたわけが嘆き悲しみ、最後には性犯罪に走りかねない事を失念している。
私が奨めているのは過去の自分が性犯罪者にならないようにという一念からだ。
己の過去が性犯罪者など、考えただけでも頭痛がしてくる。
殺す理由は一つでいい。そこに恥ずかしい過去の抹消など加わってたまるかというのだ。
考えてもみろ。あのただでさえ歪な在り方をする小僧が、更に歪な性癖を持つのだぞ?
女性の最もたる魅力である胸や尻…………コホン。いや、口が滑った。気にするな。
とにかくだ、そういった箇所には目もくれず、一心不乱に足、太腿……
挙句の果てには「諸君、私は遠坂凛の太腿が好きだ」などと言い出しかねん。
最早そんなもの、正義の味方でもなんでもない。性技の味方だ。

守護者となった私も十二分に呪うべき存在だが、
間違った性癖を持つ性犯罪者となる衛宮士郎はそれの十割増で呪うべき存在だ。
むしろ存在さえ許せん。最初の遭遇で即死させる……いや、ランサーに貫かれた時に止めを刺す。
まったく、出来の悪い自分を見るとはここまで苦痛なものだったとはな。
やはりオレは正義の味方になどなるべきではなかったということだろう。


それにだ。あの大腿部の露出は遠坂凛にとって“女”としての矜持ならしいのだ。
タイツなどにしては魅力が出ないとでも勘違いしているのだろうさ。
やれやれ。そう思うのならば、いっそ三つ折り靴下にブルマーでも履いていればよいものを。
それはそれで奴が狂いそうでもあるが……まあ、その時はその時だ。
どうせあの衛宮士郎の事だ。
ガンドのガトリングやら、宝石やらを叩き込まれても尚、

「間違い、なんかじゃない―――!」

とでも叫び、陰剣莫耶を片手に―――――――


                             ――――む?


…………これは困った。どうやってもあれが変態になることは避けられないらしい。
やはり凛にはどうあっても今のままで居てもらわねばならんな。
私を頼む、という願いを引き受けてくれたのだ。きっと理由を話せば快諾してくれるに違いない。

……まあ、一つ間違いを正しておくとすれば、
凛の魅力はタイツやらニーソックスやら程度では変わらん、という事だ。
あれは有りの侭が一番強く、最も魅力的だ。彼女をよく知る私が言うのだ、間違いない。
尤も、人は往々として自分の魅力というものに気付けない存在だから、気付かないのも仕方ないが。



934 名前:アーチャー ◆ARCHERBSJw :04/04/29 00:10

>>871 ここでいうと、秋葉嬢は真性のお嬢様で凛はパチモンという事になるんですか?
ふむ。中々に興味深い意見だ。
何を以って真性の令嬢と指すか、だな。
一概には言えんが、検証してみるとしようか。

まず歴史だ。


史書に曰く

   今は昔、武蔵に女ありけり。
   いときよらなれど、人遠く、草の庵に住まひて交わりを断つ。
   世の男、あてなるも、賤しきも、
   いかでこの女を得てしがな、見てしがなと、音に聞きて来たるも、帰るものはなし。
   女、人を惑はさむと招き、呼びては喰らふ。

   女、鬼なり。血のながるるが如し紅き髪、白玉の如しはだへ。
   儚きさま、いとをかし。

   人、おそれふして紅赤朱と名付く――――


                                【参考文献:一刻書房刊:七夜物語】
       【http://appletea.to/~charaneta/test/read.cgi/ikkoku/1028194702/334 より】


遠野の歴史はこのように酷く古い。
土地(武蔵の国?)を支配していた豪族、とある事からも大和政権から貴族文化が浸透するより前……
つまり、5〜8世紀までの間に出来た家であると推測される。
土着豪族というものだな。恐らく探せば古墳の一つでも出てくるのではないか?
遺体の保存状況がよければ、骨に肉付けをして遠野の女性が歴代貧乳であったことを証明できる
かも知れ……失言だ、聞き流せ。

さて、遠坂だが。
これは遠野と比較する以上、魔術師としての歴史を辿るべきだな。
そうなると二百年前の遠坂永人が初代となるか。
一千年以上の歴史を持つ遠野と比べると些か劣って見えるのは仕方あるまい。


    (あーちゃーは ぞくり と さっきを かんじた!)


―――ま、まあ歴史だけで決めるのも早計というものだろう。
やはり令嬢度は当人達を見て決めるべきだ。
幾ら歴史が古かろうと格を貶めるような当主では令嬢とは言い難い。

では属性を列挙してみよう。

遠野秋葉:ナイ乳、短気、強気、黒髪長髪、長いスカート、料理出来ず、家事(恐らく)出来ず、
       パンの袋が開けられない、ヴァイオリン、音痴(?)、ブラコン、猫叉、着物、財閥当主

遠坂凛:ニーソックス、短気、強気、黒髪ウェーブ、短いスカート、料理・家事可能
     あくま、猫被り、狙撃手、呪い掛け、横暴、無防備、ドジ、魔術師、従僕虐待


………………………


    (あーちゃーは なやんでいる!)
    (とても とても なやんでいる!)


…………凛。諦めろ。
君ではどうやっても、お嬢様度では遠野秋葉に勝てない。
どう贔屓目に見てもあちらの方が上だ。

ああ、いや、怒るな。
OK、落ち着け、凛。
別にお嬢様度で劣るからと気に病む必要などない。
あの遠野の当主は、お嬢様であるが故に、“なんでも”一番でないと気が済まぬらしい。
そう、成績程度では君と同じだが、彼女の徹底している点は、身体に於いても、だ。
判るだろう? それとも凛。君は、君が気にしている女らしさを失ってまで彼女に勝ちたいとでも?
君も割りと小さい方ではあるが、彼女に比べればまだマシd……


    (あーちゃーは しにそうな よかんが した!)


―――――つまりはそういう事だ>>871。
私のマスターは遠坂凛ただ一人だから、本来は主を貶すような事は言いたくないのだがな。
これも責務だ。責任は全て君に押し付けるとしよう。
結論としては“お嬢様度”だけで言えば遠野秋葉の方が上なのは否めない。

尤も、女性としての魅力としてはどちらが上かはまた別問題だが……
いや、これは言うまい。
言ったら最後、令呪で自害を命じられかねんし、奪い尽くされて消滅しかねない。
とりあえず質問には答えたのだ。これで勘弁してくれ。
いくら英霊と言えど、ヒステリーを起こした女を相手に出来るほど強くはないのだから。



935 名前:アーチャー ◆ARCHERBSJw :04/04/29 00:11

>>873 間の悪い不運な人
【学校校庭にて】

『ハ、弓兵風情が剣士の真似事とはな―――!』
 カタパルト
 射出機の如く、ランサーの腕から光が奔る。
 鳴動する空気さえ遅れる速さで迫る槍の数は単。
 しかし、瀑布の如き速さで繰り出される光の数は複。

 先程のように流したのでは身体に風穴が開く。
 英雄と謳われた者の鬼突が、手加減でどうして弾けようか。

「――――――――!」

 故に足を止めて応戦する。地に足をつけ、身体の捻りを加えて刃を振るう。
 袈裟掛けに叩き付けた勢いを利用しての横薙ぎの一閃。
 手首の返しを使っての二連撃。
 上下左右縦横無隅に疾る四連撃。

 振り抜けば、次の一突で胸を貫かれる。
 引き絞らなければ、次の一突で頭を穿たれる。
 退けば、瞬に飛来する三突にて串刺しにされる……!

 故に、振り抜かず、されど引き絞り、一歩たりとも退かぬまま宝具を散らす。
 剣が砕け散ると同時に次の剣を投影。
 凍るようで燃えるような剣戟の中、澱むことなく八節を組み上げて投影を繰り返す。
 それは剣で言えば、条件反射に近いものだろう。

  相手を見据え、次に繰る一撃を練る。
  その思考だけが脳を占めるにも拘らず、相手の攻めは確実に弾く。
  思考する必要などない。何千何万と、鍛錬によって鍛え上げた“己”が、相手の剣を防ぐ。

 ごく自然に、身体に組み込まれた回路を起動させて投影を続ける。
 言葉はない。
 ただお互いの武器のみが、全てを語り続ける―――――

 ――――と。

『――――――誰だ…………!!!!』

 豹の如き俊敏さで間合いを離し、ランサーが吼えた。
 止める間もない。
 先程の凛を遥かに上回る速度――恐らく哀れな犠牲者は残像さえ見えなかっただろう――を以って
 ランサーは目撃者に向けて疾走。


 ――――――――――


 ――――――


 ―――


 ―

 十数秒後、戻ってきたランサーの槍は朱く濡れていた。
 どうやら目撃者を消したらしい。
 まあこんな所に居た犠牲者が悪いのだから、咎める気にもならないが。

 既に、お互いが纏う気は、戦闘のそれではない。

『――――白けた。今日のところはここまでという事にしておかねぇか?』

 異存はない。
 空気が変わったものを仕切り直して戦うほど、この戦いに必要性はない。
 犠牲者には気の毒だが、その場に居た不幸を恨んでもらうことにしよう。

「いいだろう。何れ君とは戦う時が来る。それまで預けておくぞ、ランサー」
『は、戯け。次は確実に殺す』

 蒼い槍兵はそう言い残すと、現れた時と同じように唐突に姿を消した。

 後に残ったのは呆然としているマスターと、赤い外套の騎士。
 そして、断末魔状態の犠牲者>>873だけであった。


 ちなみに、凛は>>873を助けなかった。






             ――――――Fate/stay night 三日目のもう一つの可能性である。


936 名前:アーチャー ◆ARCHERBSJw :04/04/29 00:12

>>874 何故正義なんてもんだけを信じて戦える?
さて。何故と聞かれてもな……答えようがないのだが。
>>874。逆に訊くが、君は正義と聞いて何を連想する?

社会としての正義、個人としての正義、自身にとっての正義…………
正義の概念は一つではない。全体と見るか、個と見るかだけでも、その定義は180度違うものになる。
例えばエミヤシロウが信じた正義と、Heavens Feelで衛宮士郎が信じた正義。
これだけでも全く正反対だという事が分かると思うが。


    ―――人々を生かす為に刃を振るい、一人を殺す
    ―――たった一人を守る為に刃を振るい、他の人々を見捨てる


       全体としての正義
                   理想を貫くか
       個としての正義

                   愛する一人を守るか


                                   エミヤシロウ
                 ―――それは、そのどちらも衛宮士郎にとっての正義である


正義なんてものは、実は酷く曖昧なものだ。
例えば、古代ローマでは奴隷制度は“正義”であり、現在社会では奴隷制度は“悪”であるように、
時代の移り変わりによって人々の価値観が変われば、全体としての正義も大きく変わる。
イデオロギーを越えた正義なぞ、そう見つかるものではない。
観測者でもない限り、環境によってバイアスが掛かるのは道理だ。

だから、私が掲げた正義も、誰かの目から見れば悪になるだろう。


    ―――そう。救いの手など、救われる者以外には厄災でしかない
         誰かを救うという事は、裏を返せば誰かを切り捨てる事なのだから。

         百人を救う為に一人を犠牲にし、
         目に映る人々を救う為に、刃向かう者を全て虐殺する

         利用された
         裏切られた
         救った者からは感謝され、それ以外からは呪われた

         常に一人

         救えなかった罪を剣に代えて
         救われた奇跡と呪いを代償(支え)に
         誰も彼も離れても、ただ独りで剣を振るった。

         自分の代わりに死んだ全てを背負って、赦しを乞い、
         自分に望みを託して逝った養父の願いを担いで、正義を掲げる。


         ――――故に、エミヤシロウの願いとは

               衛宮切嗣が望んだ、目に映る誰も泪せず、誰も悲しまないという事である


         ――――故に、エミヤシロウが掲げる正義とは

               速やから犠牲になる存在を切り捨て、より多くの人間を救う事である



―――仮にその正義が間違っていたとしても、そんな事は私の預かり知る所ではない。
何故なら衛宮士郎が抱いた衝動は、自身の裡から出たものではなく、
衛宮切嗣という男によって掛けられた呪いでしかないのだから。

そうだ。
振り向く事さえ許されなかった。
立ち止まる事など恐ろしくて出来なかった。
この身は常に誰かの為にならねばならないと、強迫観念にも似た衝動に突き動かされ続けた……!

オレは正義の味方などになるべきではなかったし、歪んだ偽善の願いを抱くべきでもなかった。
正義を支えに戦い抜いた訳ではない。
ただ衛宮切嗣が遺した呪いに動かされ、価値のない生を歩ききっただけの事だ。
結果として為したことが、衝動によって出た“正義の味方”というだけでな。


ふん。そんなものを正義と言えるのならばそれは正義だろう。
なるほど、それを掲げさせられ続けたオレは確かに化物だな。
まあ、守護者などといった掃除屋に身を窶した今となっては、そんな称号など珍しくもないが。



         ――――それ故、英霊エミヤとは


                               反英雄と呼ばれる存在である。


937 名前:アーチャー ◆ARCHERBSJw :04/04/29 00:13

>>877 「無人の荒野でクトゥルフ邪神と戦う」くらいじゃねーの?
ああ、誤解しているぞ、>>877。
今の“私”はアーチャーという殻を与えられたからこそ、自我を持っているにすぎん。
守護者としての私に自我も意志もない。
滅びの可能性が出た時点で呼ばれ、惨殺するだけの存在だ。
尤も、記録は残るからその知識だけは蓄えられる訳だがな。

そも、あのような邪神など、召喚する前に術者を殺害して終わりだろう。
なにせ危険性があるから、という理由だけで呼ばれては消滅させるのが守護者だ。
その時点では、何の害悪にもならぬ無辜の民を殺すわけだ。

絶望の果てに、正当な理由があって召喚しようと、
私利私欲の為に、下らない理由で召喚しようと、
霊長の滅亡の可能性となった時点で、善悪の区別なくそれは斬殺される。

結局の所、どうやっても救いなどない。
守護者とは目に映る者を救うのではなく、無意味な平穏を保つ為に、目に映る者を虐殺する存在。
愚痴も文句も言わない仕事などないさ。
そう、衛宮士郎を自身の手で殺すという仕事を除いて、な。





>>880 士郎君が冒頭でさっくり死んでたとしたら
ああ、遠坂凛のサーヴァントとしては実に望ましい状況だな。
なにせ足手まといがいない、セイバーもいない、私情に流される事もない。
良い事ずくめだ。

結果は火を見るより明らかだろう。
凛が聖杯を手にして終わりだ。
あのたわけさえ居なければ、私のマスターは最強のまま全ての敵を倒しきる。

バーサーカーはキャスターが打倒し、
そのキャスターは私が打倒する。
アサシン? 論外だ。
あの侍など、一度戦えば攻略法など幾らでも見つかったぞ。


         ―――例えば、

             石段の下からカラドボルグ連射で山門破壊
             陣地に乗り込んで、寺院ごと爆破
             陣地に乗り込んで、キャスター殺害
             魔力切れで勝手に消えるのを待つ
             地蔵を投げつける

             ―――そう。アーチャーこそが、小次郎を最も効果的に打倒できるのだ。


ランサーはあれだ。
バーサーカーと打ち合って自滅するだろう。
なにせ猪武者、一度戦い始めれば気の済むまで戦う英雄だ。
そしてランサーではバーサーカーを十二回も殺しきれない。

まあ結果の見えた戦いなど面白くもないが。
寧ろ、私としては、凛が聖杯の中身を知った時の反応に興味があるな。
自分の為に使うのか、それとも自前の甘さから聖杯を破壊するのか。
どちらにせよ、最強のマスターと最強のサーヴァントのコンビである我々が勝つのは間違いないがな。

938 名前:アーチャー ◆ARCHERBSJw :04/04/29 00:15

>>882 アーチャーさんはすでに半英雄ヤラナイカに昇華してしまっている
ヤラナイカ? 寝言は寝て言うものだぞ。
あんなモノと一緒にされるなど、虫唾を通り越して怖気が走る。
そもそも服装も顔立ちも違うだろう。それとも君は目が見えないのか?
恐らく別世界の彼女が原因だろうがな、この世界にはこの世界の規律がある。
変な設定を持ち込まないでもらいたいものだ。

だがまあ、一応この場にいる以上は答えねばならんか。
まったくサーヴァントとは難儀なものだ。
結論から言ってしまえば全くの間違いだが、仮にそうだったと仮定しよう。

まあ、仮にそうだったとなると次のようになるのだろうがな。



【凛視点】

「それで。アンタ、なに」
「開口一番それか。これはまた、とんでもないマスターに引き当てられたもんだ」
 つなぎ一丁のソイツは、やれやれ、なんて大げさに首をすくめた。
 オマケに「しかも女かよ」なんて呟きやがる。
 ……断言しよう。
 コイツ、絶対に性癖が歪んでる。
 男の英霊が女のマスターを見て溜息をつくなんてどこかおかしいとしか思えない。

(中略)

「―――確認するけど、貴方はわたしのサーヴァントで間違いない?」
「それはこちらが訊きたいよ。君こそ私のマスターなのか。
 ここまで乱暴な扱いは初めてでね、正直事情さえ良く掴めない」
「わたしだって初めてよ。そういう質問は却下するわ」
「……そうか。まあいい。自己紹介をしておくか。
 クラスはアーチャー。真名は安部高和だ。○○○○●●●●●が原典のキャラクターだ。

 さて、お嬢ちゃん。君は男らしいいい女だな」


「 や ら な い か 」


 あーだめみたい父さん。
 わたし、聖杯戦争リタイアします。
「……そう、じゃあアーチャー。最初の令呪よ」


「自 害 し な さ い。そして二度と顔見せないで!」


「なっ―――!」
そうして気味の悪いサーヴァント(?)は消滅した。
うん、まあやっちゃったものは仕方ない。
マトモなハグレサーヴァントでも探して勝ち残るとしますか。



                                     【偽聖杯戦争 一日目:終了】



………………………訂正する。
怖気どころではないな。殺意さえ湧いた。二度とそのような巫山戯た事は口にするな。
無用な殺生は嫌いなのだが、知ったことではない。君は害になる存在と認定した。
命がある内に消え失せろ。

939 名前:アーチャー ◆ARCHERBSJw :04/04/29 00:15

>>884 今週の間桐さん
…………………凛。間桐桜に座布団5枚やってくれ。

余談だが、ちびくろサンボは差別用語だと訴えられて絶版になった逸話がある。
ふむ、これは希少価値があるかも知れんな。
(土蔵の中からちびくろサンボと三人の盗賊たちを取り出しながら)


>>885-886 遠坂凛とともに苦難を乗り越えてゆくスレ
判りきったことを。
このオレが、嫌と言うとでも?
英霊を茶坊主扱いし、労働基準法を全く無視した労働を課すマスターに向かって嫌と言うとでも?
馬鹿げた事だ。サーヴァントなど令呪に縛られた道具に過ぎない。
そんな横暴マスターが道具の戯れ言などに耳を貸すはずがないだろう。


だから逃げる。


もうこんな生活は嫌だと、遠坂邸を出て、遠野邸に駆け込む。
ルールブレイカーを投影して、魔力供給だけで用心棒から家事炊事まで完璧にこなすと売り込む。
きっと今よりはマシな生活が待っている筈だ。

宝石剣を質に入れ、家計の足しにしては食費をやりくりする苦労も、
コツコツアルバイトをして、貯めた金で宝石を買っては宝石箱に入れておいてやる苦労も、
庭の草むしりから、枝木の剪定まで一睡もせずにこなし、
雨に打たれながら、屋根の雨漏りをトンカチを振るって直す苦労も、
投影した剣を美術館に持ち込んで得た金を、宝石に浪費される苦労も無いに違いない………!

―――だからな、>>885-886。
仮にそんなスレがあったとしたら……


【“遠坂凛とともに苦難を乗り越えてゆくスレ”のアーチャーは家出中です】


恐らくこんな立て札が立つだろう。
……今でも十二分に自分のあり方に疑問を抱いているのだ。
これ以上気苦労を増やさないでもらいたい。


940 名前:アーチャー ◆ARCHERBSJw :04/04/29 00:16

>>894 「アーチャー、貴方(の家事スキル)を愛してる」

  ―――――――

  「アーチャー……!」

  呼びかける声に視線を向ける。
  走る余力などないだろうに、その少女は息を乱して駆けてくる。
  それを、彼は黙って見守った。

  「はあ、はあ、はあ、は…………!」
  彼の元まで走り寄った少女は、乱れた呼吸のまま騎士を見上げる。

  「アー、チャー」
  少女は息を整える事もせず、ただ、無心で……


  「アーチャー、貴方を愛してる。だから、だから…………」

  そう、口にしてはいけない事を口にした。


  「庭の草むしりと、トイレットペーパーとお米の買出しをしないで消えないで……!
   大体アンタが壊した屋根の修理、まだ終わってないじゃない!
   家事雑用なら腐るほどあるんだから!」


  感動の対面をぶち壊され、彼は再認識する。
  ああ、やはりオレは英雄になどなるべきではなかった。理想は間違いだったのだと……
  ボロボロと涙と愚痴を零す少女を見やりながら溜息をつき、彼は救いなんてないのだと
  一人静かに神を呪った。
  少女の一言で、ただでさえ限界だった肉体は、もうザラザラと加速しながら崩れてきていた。

  「―――――知るか」

  少女の文句をとりあえず斬り捨て、遠く離れた所で倒れている少年を見る。
  あの少年もいつか同じ道を歩くのだろう。
  凛がついているのだ。散々こき使われて、何れ自分の苦労を理解する時が来る。
  望みは果たせなかった。
  だから、せめて最期に、呪いを残そう。


  「―――――そんな事より、凛。
   私を頼む。知っての通り頼りないヤツだからな。
   ―――君が、鍛えてやってくれ」


  いつか少年も思い知る。
  なんてあくまに憧れたのだろう、惚れてしまったのだろうと……


  ふん、いい気味だ。衛宮士郎。


  それが、彼の最後の思考だった。
  赤い騎士は救われないまま、傷つき、死の寸前までこき使われた身体をようやく休めたのだ。



   ―――夜か朝かも定かでない曇天の中。
      消えていった彼は、最期まで報われない英霊そのものだった。



  ―――――――



……………………………_| ̄|○

これはBADENDではないのかと思うのだが。
“Unlimited Blade Works”は私の物語だろう。
それが何故、最後の最後まで救いもなく、感動の対面までぶち壊されなければならないのだ。
却下だな、却下。

941 名前:アーチャー ◆ARCHERBSJw :04/04/29 00:17

>>895 絶対などと言う言葉は理論上の物でしかなく、故に俺は俺の正義も悪も信奉出来ない。
ふん。君がそう思うのは勝手だが、それを他者に押し付けるような真似はするなよ。
確かに絶対など、この世のどこを探しても存在しないものだ。
ただ一つの例外を除いて、な。

人間とは主観で動くものだ。
俯瞰的に物事を考えているように見えても、その根底には自我が存在する。
そしてその自我は、その者を構築するもの、根幹をなすもの。
主観で存在する以上、人間にとっては己の自我こそが絶対の存在だ。

君が喜び、怒り、哀しみ、楽しむ、その全ての感情はどこから来る?
自分という存在は、何を依り代にして在り続ける?
そう、その全ての起因こそが君とっての絶対だろう。
それを否定すれば、人間は崩壊する。

つまり、自己の起因によって得られた正義や悪は、その者にとっては絶対のものだ。
それを支えに、呪縛にして、何処かで間違っていると感じながらもそうあるしかない。


    ―――そうやって走り続けた。
         自分に架せられた呪いを薄々感じながら、それでも走らざるを得なかった。

         エミヤシロウが目指すものが
         自分の裡から出たモノではないものであったとしても。

         それは、誰が願い、誰が引き継いだ夢だったのか。

         気付く事を否定して
         全てを無くしたエミヤシロウは、
         他者から渡されたモノを、絶対と信奉して走り続けた。


自身の裡から出て得た正悪なら、胸を張って信奉すればいい。
カタチこそ歪だが、それは間違いなく個にとっての絶対だろうさ。





>>899 つまり衛宮士郎を救うには……
たわけた事を。言葉でならば幾らでも方法は出せる。
問題はそれを如何にして叶えるか、ということだと知っていて、そのような夢見事を口にするのか。

いいか、衛宮士郎に掛けられた呪いは解呪できるものではない。
呪いを解くには術者を倒す事がセオリーとされるが、死者の呪いにそれは通用しない。
まして憧れた者が今際の際に残した呪いなど、どうやって解けると言うんだ、君は。

それに、衛宮士郎にとって“正義の味方になる”という衝動は、呪いであって既に呪いではない。
あの充満する死の匂いと、焼け焦げる死体の群の中で全てを失った子供は、それ以上に全てを失った
男に助けられ、一命を取り留めた。そして少年は男に憧れた。
何もなくなった器に水が注がれるように、至極当然の事のようにそれを受け入れた。
養父に憧れたのではなく、養父がなりたかったモノに憧れたのだ。


           ――――体は死んで
                 周りを見捨てて
                 死んでいった人たちの代わりに
                 誰かを助ける為に
                 助けてくれた切嗣の後を追った。
                 それが生き延びた自分の義務だと、

                 誰かを救うセイギノミカタに成らねばならないと――――


そして衛宮切嗣が遺した最後の言葉により、その憧れは鎖へと変貌する。
全てを無くした衛宮士郎が持つ、ただ一つの感情はその時点で呪いに変わる。


           ――――なにもなく
                 必死で十字架を背負い
                 自分を助けてくれた男の代わりに
                 親父の夢を叶える為に
                 空っぽの自分がそれを引き継いだ。
                 それが鎖に絡め取られる事だと知らず、

                 空っぽになった心のまま、偽物を抱えて走り続ける――――


故に、その衝動は呪いでありながら、衛宮士郎が持つただ一つの感情だ。
それを解く、という事は即ち“衛宮士郎”の存在意義を失わせる事に等しい。
それでは本末転倒だろう。衛宮士郎を救うために本人を壊すなど馬鹿げた話だ。

さて、そうなると残るは後者だが……
まあこれが一番確率が高い方法だろうが、果たしてそう上手くいくものか。
先に言ったように、正義の味方になるという衝動は、衛宮士郎が持つ唯一つのもの。
それを棄て去る事が出来るとも思えん。

ふむ。可能性があるとすれば、未来の自分と戦った凛ルートか、全く違う道を選んだ桜ルートか。
逆に私と同じ道を歩くのは、恐らくセイバールートだろう。
私としては前者であって欲しいのだが…………いや、瑣事だな。私が奴を殺せばそれで事は済む。
まあ、そういうことだ。夢物語はよく考えてから口にしたほうがいいぞ、>>899。


942 名前:名無し却:04/04/29 00:58

Fate編やUnlimited Blade Works編の物語の最中、
マキリの爺蟲は何やってたんでしょうね?

943 名前:名無し却:04/04/29 05:15

…ど〜せ士郎殺しても守護者のまんまだったんだろうなw>アチャ
まったく世界とやらも意地汚いな。
アトラスのネリ金術師ですら滅ぶとしか予測できん物をそこまで守るためなんぞにそこまでするか。

944 名前:名無し却:04/04/29 10:42

アチャさんの剣製、剣オンリー&複雑な機構の物は駄目なわけですが、
それでも燃費悪くて良いなら盾とかも出せるわけで、多少の無理は利く模様。
そこで下記の愉快な刀剣達について、プロ的見地からご意見ください。

1.ギミック剣(短剣ではあるが実在。刀身が三方向に開く)
2.50m級の巨大ロボ用の剣(桁外れにデカイだけ。余計な機構無し)
3.ガリアンソード(刀身がバラけて鞭になる。機構的には単純。サイズは気にしないでください)
4.ライトセイバー(ジェダイの騎士愛用のアレ。ぶぉん)
5.斬艦刀(ゼンガーさんの愛刀。でかいわ、原型とどめぬ無茶苦茶な変形するわで大変)
6.デモンベイン(”魔を断つ剣”っても、既に象徴的な意味でしか剣でないが。ちなみに無限ループしてるで、経験とか年輪がとんでもなく愉快な数値に)

ここまで書いてふと気づいた。
ギルっちの乖離剣、投影できないのはドリル機構が複雑なせいじゃねーだろうな(w

945 名前:名無し却:04/04/29 11:53

>>944
に便乗してもう一つ追加。

7.エッケザックス(エレブ大陸の"神将器"。普段杖の形をしているが、振り回すと変形して大剣になる。本人ごとぐるぐる大回転しながら使う。)

946 名前:名無し却:04/04/29 16:50

>>945
に便乗してもう一品。
デビル・メイ・クライの魔剣「スパーダ」とかどうなんだろう?
大剣 > 鎌 > 槍と三段変形するが、一応各部の部品は揃っており、
5の斬艦刀みたいな跡形もない変形はしないが、かなりデタラメな伸長展開ギミック。
機械的に複雑なのではなく、魔術的な機能っぽいから何とかなる?
「伝説の魔剣士スパーダ」が人間界に持ち込んだので、たぶん魔界製。

947 名前:名無し却:04/04/29 17:21

さらに便乗。
ストームブリンガーとかラグナロクとか、いわゆるインテリジェンスソードはどうですか?

948 名前:名無し却:04/04/29 21:01

>948
熨斗つけて便乗。
インテリジェンスソードつーたらアンタ、エクスカリバー・ジュニアはどうよ?

949 名前:名無し却:04/04/29 22:10

認識が甘い


950 名前:名無し却:04/04/29 22:19

エクスカリパー。

951 名前:名無し却:04/04/30 21:30

キャスたんは好きだが、ただ一つ許せないことがある。

何 故 あ の 状 態 か ら セ イ バ ー を え ろ え ろ に 責 め ん の だ!(血涙)

令呪に逆らうセイバーたんの鋼の意思をとろけさせる、えっちなお仕置き!
「いよぉーしッ、待ちに待ってたセイバー陵辱だッ! 綺麗なものを踏みにじる背徳の快楽バンザーイ!」
と盛り上がってた俺の期待を思いっきり肩すかしさせおってーーーッ!

952 名前:名無し却:04/05/05 15:31

お腹スイター(・∀・)ゴハンマダー?

953 名前:遠坂凛 ◆Rin/.ruSTE :04/05/05 21:14


>>814 >>850

……へぇ。
そんな特技もあったんだ。知らなかったなあー……

…………ねぇ、アーチャー。

未熟じゃないアンタは見ただけでそんなコトまで判ってたのよね?
で、初対面の時からこっち、今までずっとそれを黙ってたってワケだ?

……ああ、聞かれなかったから言わなかった、とか見るだけで判ってしまうんだから仕方なかろう、とか
そう言う戯言は全部却下だから。

黙っていれば判らなかっただろうけど、わたしもう聞いちゃったし。


 覚 悟 は 出 来 て る わ よ ね ? ア ー チ ャ ー ?


>>821

(前半はさらりと無視)

……銃と剣、か。
それに答える前に、わたしから一つ質問。
宝石剣とごくありふれた自動拳銃、どちらが強いと思う?


…………単純な威力で言えば宝石剣なのは判るわよね。
その宝石剣だって、別に最強ってワケでもないし。
『モノによる』、つまりはそういうコト。

まあ、普通の銃と剣なら剣の間合いの外から攻撃できる銃の方が有利だと思うけど。

954 名前:名無し客:04/05/08 12:13

*やったぞ ついにねんがんの レーヴァンテインを てにいれたぞ

955 名前:名無し客:04/05/09 09:55

>>715
           残した妻と子はどうだ?
           いや、戦で死んだ戦士の家族が粗略に扱われるような下種な国じゃねえ、
           ましてや、アイツはまだ若いし気前の良い女だ。
           オレより良い男でも捕まえてやってくだろう。

           そうすると、オレのガキか?
           まあ、オレのガキなんだ簡単にゃくたばるりゃせんだろうし。
           ヤバイ戦も終らせた、これで駄目なら其処までだったて事だ。

ほほぅー。よりにもよって、加害者のアンタがそれをいいますかぁ?
既に心に決めた女性がいたにも関わらず、
卑怯なだまし討ちで女騎士屈服させて欲望の限りを尽くして
子供まで生ませた挙句、その自分の子供が証拠の指輪持って会いにやって来たら
ゲイボルクでさっさと証拠隠滅かましてるような素晴らしい英雄さまが?
その台詞、残した妻と子(オイフェとコンラッハ)の前で存分に吐いてください。
それともこれは貴方にとって隠蔽したい恥部うわやめろなにをする

ttp://ikebukuro.cool.ne.jp/far/chu.htm
ttp://mother-p.web.infoseek.co.jp/link/top/sinwa/gojyuuonjyun/s/u/sukaaha.htm
ttp://aibara.s25.xrea.com/dic/Cuchulainn.html

956 名前:名無し客:04/05/11 11:22

『聖剣調教伝セイバー』近日発売

957 名前:名無し客:04/05/13 00:44

「いやー遅れてすまん」
「あれ早いな。何か用事あるっていってなかったか?」
「あー、衛宮に押しつけた。いやー、ちょーど居たんで助かった」
「またかよ。まー、便利なやつだからなー」
「頼むと断らねーし」
「あー、俺なんかこの前さー」
「うわ、ひでー」
「ぎゃはは、マジかよそれー?」
「そういや、こんな事もあったぜ」
「うわ、お前、鬼だろ」
「何喰ってりゃそんなヒデー事思いつくんだ」
「お前ら、もーちょっと大事にしてやれよ」
「ひひひ、そーだな。末永く利用したいしな」

958 名前:名無し客:04/05/13 19:17

       ,r'": : : : : : : : : : : ヽ、
       f: : : : ; : : : : ; : : : : : ;ヽ,
.      ,i: : : : ;': : : :,:'; : : : : :':, ; ;ヽ,
      i: : : ; :i: : : :;! i: i: i: : : ;.i: '; ;'i
.     i : : ;':.i' : : :,!i;!i i; :i,: : : ;i :,i: ;!
     i : : /''i : : : i'7-i,i/'i :/i:./i/     >957あなたたちを、食い尽くします・・・
.     i :,': 'i, i: : : : i'-   ''r''77        あやまったってゆるしてあげません。
     ,!:,':,':,i`i ; ; ;i:i    、'-'/
     i:,':,':,i::i'i: ; ; i.i  - ,/i:|
    ,!;';': ;i:,! ii: ; ;i:i7.-..i´:; : i.i
    VL,-" ii : ;.i.i::::::::i:: ;: : i:i
   ,r'"`ヽ`ヽ,ii; : ;iii''''V'i:::; : i.i
  /,-- 、 `ヽ`'i,: i`  `';;_;: ;ii;!



959 名前:名無し客:04/05/13 20:30

>957
慎二に有ること無いこと噂をたてられて社会的に抹殺されます。
それこそ自分はおろか家族三代友人に至るまでケチョンケチョンのボロクソに。

960 名前:遠坂凛 ◆Rin/.ruSTE :04/05/15 00:04


>>830

今、ここには誰も居ない。
今、そばには誰も居ない。

一人。
別に昨日今日そうなったわけじゃない。
だから慣れてる。その筈だ。

……独り。

それでも、時々不意にこんな気分になる。
例えば、誰かと別れて物音一つしない我が家に帰った時。
静かなのは何時ものコトなのに、その静寂が耳について五月蝿い。

「……ふぅ」

久しぶりに自分で淹れた紅茶を一口。
カップを置くのと同時に溜息が零れた。
……香りがいまいち。蒸らし、足りなかったかな。
こんな時は何をやっても手につかない。する気分にもなれない。

「………………」

ソファーの背もたれに身体を預けて、視線をぼんやり宙に投げる。
少し失敗した紅茶が冷めてしまうまでこうしていよう。
そうしたら、ポットとカップを片付けて寝てしまおう。

明日の朝には、何時もの遠坂凛に戻らなきゃいけないんだから――――

961 名前:遠坂凛 ◆Rin/.ruSTE :04/05/15 00:04


>>862

それがおかしいと思うのなら、正せば良いじゃない。
問うだけでは変えられなかった?
ならもっと具体的な手段を考えれば良いじゃない。
疲れたなんて愚痴を言う余裕があるんなら、その余裕を考えるコトに回しなさいよ。
世界が狂っているって思うなら、横っ面引っ叩いて正気にさせてやりなさいよ。
信念を曲げないのは難しい。
けど、そんなのは当たり前よ。
何か一つ知るたびに、人はその影響を受ける。
見たモノに引き摺られて、聞いたモノに揺り動かされる。
変わらない方が不思議なくらいよ。
それでもその信念が変わらないのなら――――
途中で投げ出さないで貫き通せるなら、何かを変えられるかもしれないじゃない。

……なんて、こう言うのは柄じゃないか。やめやめ。

>>871

――――――

随分な物言いね、貴方。
初対面の人間に向かってそんな台詞を言えるなんて、ある意味尊敬に値するわ。
確かに彼女の振る舞いは遠野家の令嬢に相応しいモノよ。
けれど、わたしも遠坂を継ぐ者として相応のモノは身に付けているつもりよ?
そもそも、魔術師の家系を他と比べたら違いが多いのは当たり前なの。

……わたし自身に弱点が無いとは言わないけれど、それで偽物呼ばわりされるのは心外だわ。
それってつまり、わたしが遠坂の後継ぎに相応しくないって言っているのと同じ。
今まで費やしてきた時間を丸ごと無意味だって言っているのと同じなのよ?


――――わたしのコトを禄に知りもしない貴方に、わたしの十年を否定する権利は無いわ。

962 名前:名無し客:04/05/15 19:04

ハリポタに出てきた「望みを映す鏡」
あなたがそれを見たら、そこには何が映ってますか?

963 名前:名無し客:04/05/15 20:05

>961
少なくともあんたの胸はニセモnうわなにをするやめr

964 名前:名無し客:04/05/15 23:08

>>963
はっはっは。
胸のことを言うなら、どっちも――ギニャーーーーッツ!?

965 名前:名無し客:04/05/16 02:01

胸なんて飾りです。
えろい人にはそれがわからんのですよ!

966 名前:名無し客:04/05/16 09:12

>>956
「錬○調教伝SI○N」は誰かが作ろうとしているみたいだね。
あえてリンクはしないが。

967 名前:名無し客:04/05/17 00:18

>>944を見て思ったんですが。
仮にこれらが「可」であった場合、
やっぱし問答無用に剣の丘にぶっ刺さるわけ?
普通に人間用の刀剣が刺さってるトコに、
他を圧する馬鹿デカイ剣が塔の如くドーンと。
50メートルのデモンベインが「犬神家」みたく脳天からずももーんと。

……シュールだ。

968 名前:名無し客:04/05/19 01:34

桜に膝枕されたい・・・

969 名前:名無し客:04/05/20 21:57

人間ってさ、たとえ『自分はいいことをしているんだ』って確信があったとしても、
他人や世間から認められないと、やっぱりだめだよ。
一人だけじゃ、胸の中が寂しくて、たまらないよ――

970 名前:名無し客:04/05/21 00:59

一人になる為のスタートライン

971 名前:遠坂凛 ◆Rin/.ruSTE :04/05/24 21:25


>>963 >>964

な――――

に、偽物ってそんなわけないでしょ!
そりゃ確かにあんまり大きくは無いけど別にパッド入れてるわけじゃ無いし、
偽物呼ばわりされる理由なんて一つも無いっ!
って言うか桜は育ち過ぎなのよ!
正直羨ましいわよ!

胸が小さいのの何が悪いって言うのよ――――――!


……はぁ、すっきりした。
すっきりした所で、そこの二人。
少し――ううん、長くなるかもしれないけど、とにかく後で話があるから取り敢えずそこで正座。
動いたら撃つから。

>>880

…………それってつまり、あの時の聖杯戦争のキーパーソンだった人間が即脱落していたら、
ってコトになるから――――
まず、勝者は間違い無く変わる。
当然脱落する人間も変わるし、そこに至る過程も大幅に――って言うより、
まったくの別物って感じかな、多分。

まあ、あの状況でわたしがアイツを見つけたら、同じコトしちゃうと思うけどね。

>>884

…………………………


一言だけ。
流石の黒さね、桜――――

>>901

(びくっ)

…………脅かさないでよ、もう……




さてと。
じゃあ、話の方に移ろうかしらね、お二人さん?
そんなに硬くならなくても良いのに、別に命まで取ったりはしないし。
……それ以外は保証できないけどね?

(>>963 >>964の二人は軽くトラウマを植え付けられる羽目になったとかならないとか)

972 名前:名無し客:04/05/25 05:53

1.聖杯戦争の勝利条件…最強の証明=「さいごまでたっていたもののかちだ」
2.勝利を得る為に必要とされるもの…障害の排除=「なさけむよう」、力量=「タフすぎてそんはない」
3.勝者に与えられるもの…聖杯=「残虐行為手当」

以上により、「Fate」=「ピットファイター」であると仮定される。
すなわち、
「たとえゲームといえども、お酒を飲んで千鳥足で闘うと技にキレがなくなります」
であり、
「スタートボタン以外はすべて凶器です」
である。

973 名前:名無し客:04/05/25 23:22

キャラネタ板の方は放置か?

974 名前:名無し客:04/05/28 02:38

魔術師調教伝RIN     ・・・はどちらかと言えばアチャを調教する凛のゲームか

975 名前:名無し客:04/05/28 03:29

いや、士郎を調教してアーチャーに育てるゲームだろ。

976 名前:名無し客:04/05/28 20:29

たまごっちみたいだw

977 名前:遠坂凛 ◆Rin/.ruSTE :04/05/28 22:22


>>891

目の前にとんでもないモノがある。
それは一見ごく普通の通帳で、何処をどう見ても通帳には違いないのだけれど普通じゃなくて、
とにかくおかしい。

「…………」

一旦目を閉じる。
開けて、もう一度確認する。
……変わってない。
つまりえっと、これってその――――

「……兆、よね」

やっぱりおかしい。
どう考えても不自然って言うか、むしろ理不尽な気までしてくる。
だってそうだ。
ちょっと食事でも奢るとかなら判る。
もう少し値が張る、例えばプレゼントでも良い。
他人に自分のお金を使うとしても、ここまでは別に変わったコトじゃない。
誰でも考えるだろうし、実行したりもすると思う。
けど、同じ使うでも直接お金を渡すって言うのはまた別だと思うし。
……ましてや、それがこんな馬鹿げた額ならなおさらだ。
一兆円。
万でも億でもなくて、兆。
こんなモノがいきなり転がり込んできたら、慌てない方がどうかしている。

「なんなんだろ、コレ…………」

脳裏に色々浮かんでは消える。
ルビーの血のような赤。サファイアの深い蒼。ペリドットの瑞々しい緑。
後アメシストの紫とかオパールの揺らめく色彩とか色々。
……我ながら宝石ばっかりだとは思うけど、手が届かないから見るだけしか出来なかったのが
一杯あるんだから仕方ない。
手に入れられるなら、やっぱり欲しいのだ。
他にも仕入れたいモノを上げ始めればキリが無い。

「……けど、勝手に使うわけにもいかないしね」

それに、そんな風に手に入れた石を眺めていてもちっとも楽しくないだろうし。
元の場所に戻して、見なかったコトにでもしておこう。



                                                 勿体無い気もするけど。

978 名前:名無し客:04/05/30 02:09

凛たん、懐!100万円の束くすねてるー!?

思わずやってしまった出来心ってありますか?

979 名前:名無し客:04/05/31 17:40

蒸し暑い・・・冷気の魔術で冷やしてください

980 名前:アーチャー ◆ARCHERBSJw :04/06/01 01:40

http://appletea.to/~charaneta/ikkoku/img/1039181628/980.jpg (12 KB)

  日が暮れようとしていた。
  もう何日になるだろうか。
  赤い外套の騎士は暇を見つけては膨大な書物の山に埋もれ、ただ答えを探していた。
  視界が霞む。
  肉体的疲労という概念がない彼でも、休息を取らずに働き続ければ、精神が疲労する。


  彼の一日は夜が明ける前に始まる。
  マスターが起床するまでに弁当を作り、紅茶の用意をし、彼女の制服にアイロンを当てておく。
  マスターの護衛として付いて行く事もあれば、家に残る事もある。

  護衛の時は、常に周囲に注意を払うだけでいいので楽だ。
  対して、家に残る場合は最悪と言えるだろう。
  家中を、隅々まで塵一つ残さず掃除する事を義務付けられ、生地が繊細な主の衣服を洗わせられ、
  地下に残された先代の遺産を整理させられ、挙句の果てには庭の草木の剪定まで命じられる。

  そうして午後になれば夕食の支度やら風呂掃除やらが待っている。
  一汁一菜といった慎ましやかな概念など存在しないらしく、一汁五菜が基本だ。
  ……せめてステンレスの包丁ではなく、鋼の包丁を買って欲しい所なのだが、
  あまり文句を言うとアルバイトをさせられ、その給金で買い与えられかねないので黙っておく。
  きちんと砥石を使い、荒砥ぎ、仕上げ砥ぎと段階を踏んで砥いだ包丁の切れ味は、
  それこそ日本刀めいた切れ味を誇る。玉葱を切っても涙が出ないほどに。
  そんな包丁を使って作った料理は、ステンレス製の包丁を使用した料理とは格が違う。
  もはや別次元。肉や魚の切断面は惚れ惚れするほどに美しく、野菜は小気味よく分断される。
  料理という作業は、宝刀じみた包丁によって芸術に高められるのだ。
  そうなれば味も、もう一ランクは上に持っていけると思うのだが…………


  …………ともかく、彼には休息というものが存在しない。
  それに加えて、>>944-948達から与えられた剣について調べねばならぬなど拷問を通り越している。
  幾ら英霊と言えど、見たことのない剣は存在するのだ。
  そんな訳で、今日に至るまで彼は、その未だ見ぬ剣を探して遠坂の遺産を漁っていたのだが……

  調べている間にも仕事は増えていき―――――




――――……やってられん。
>>944-948。済まないが、君らの質問は後回しにさせてもらうぞ。
このままでは1000までに追いつけなくなってしまう。
いや、どうせ次がある、などといった甘い考えは個人的に気に入らなくてね。
与えられた信頼には完璧に応えるのが私の主義だ。



>>952 お腹スイター(・∀・)ゴハンマダー?
なんだ。家に帰っても食事がないのか、君は。
……ふむ。仕方ない、少し待っていろ。
昨夜の夕食で材料を殆ど使ってしまったが、簡単なものならば作ってやる。
空腹に喘いでいる者に、手間隙を掛けた料理を出すなど待たせる時間が罪だ。
そういえば桜ルートにて、衛宮士郎と間桐桜がライダーに朝食を作ってやるシーンがあったが……

何を考えているのだろうな、奴らは。

オムレツだけ作り、他のおかずを分け合うならばまだしも、


>「なんだ。どうせだからスープ作るか? コンソメ余ってただろ」
>「あ、いいですねー。トマトも余ってますし、パパッとやっつけちゃいましょー!」


いいか、これから世話になると言うのならば手抜きのスープなど作るな。
トマトを使ったスープならばミネストローネなどが挙げられるが、
きちんと手順を踏むならば1時間は掛かるものだ。
空腹に喘いでいたライダーが可哀想だと思わないのか。
(※喘いでいません)
まったく、食べる者の身になって考えれば最も適切な料理が何かくらい判るだろうに…………


……む。失礼、>>952の事を忘れていた。
急いで取り掛かるとしよう。
ふむ……メバチマグロの赤身が残っているか。ごま油も青紫蘇もある、と……


まずはマグロの皮を剥ぐ。(※画像下部参照)
まな板の上にクッキングペーパーを敷いておくといいぞ。血合いは取り除く。
四人分で200〜300gの塊に――刺身用の場合は200g程度の赤身サクを用意すればいい。
適当な一口サイズの大きさに切り分ける。

青紫蘇おおば2枚を、粗いみじん切りにして水に晒し、
大蒜一片をすりおろして、ごま油大さじ2杯と塩小さじ1/2杯、胡椒少々、青紫蘇と混ぜ合わせて
タレを作っておく。(※画像上部参照)
このとき、味を強めたい場合はごま油を微量多めにするといいだろう。

981 名前:アーチャー ◆ARCHERBSJw :04/06/01 01:43

http://appletea.to/~charaneta/ikkoku/img/1039181628/981.jpg (13 KB)

む……画像を貼り付けた際の字崩れを失念したようだ。
見苦しいものになったな。

>>952(>>980続き)
マグロとタレを和えてから5〜6分置き、
その間に白米を茶碗によそっておく。
………ああ、ここで体重を気にしている女性に一言。
最近玄米が流行っているが、この料理にはあまり合わない。
玄米には独特の匂いと癖、硬さがある。
これは炊き方を工夫すれば気にならなくなるが、
やはり違和感は残ってしまう。
どうしても玄米で、という者は玄米3:白米7の割合で炊いたものを使うといいだろう。

最後に白ゴマを軽く散らす。
これで出来上がりだ。
一人当たり50g程度で100`カロリーと最近体重増加に悩んでいる女性にも優しい一品。
軽い夜食に、手抜きの夕食に、刺身に飽きたときに作ってみるといい。

―――それと、一つ忠告しておくが、これは薬味を使う料理だ。
従ってマグロ本来の旨みが多少軽減する事は否めない。
本マグロ――特に近海モノを使ってもそれはそれで美味いのだが、そこまで材料に拘る必要はない。
スーパーで売っているメバチなどの、安めのモノで十分。
食には幾ら金を掛けても惜しくない、という者がいるが……限られた予算の中でやりくりしてこそ、
真の主夫と呼べ――――――

                      ――――失言だ。忘れてくれ。


……さて。出来たぞ、>>952。
遠慮する事はない。いくら凛でも腹を空かせている者を見捨てたりはしまい。
あれで中々どうして甘いところもある。
マスターには私から上手く言っておくから、きちんと食べて家に帰るといい。




>>974-976 魔術師調教伝RIN〜実はアーチャー育成計画ゲーム〜
―――ふむ。つまりは衛宮士郎を私にする遊戯だな。
すると失敗例はこんな感じか。


失敗例その1:初期段階で改造失敗。
         固有結界暴走で自我崩壊、ゲームオーバー。


失敗例その2:こき使い過ぎて過労死。
         体は家事で出来ている、主夫の高みへと到達。


失敗例その3:セイバータイプにて。
         食費が続かず食事の質が落ちた為、セイバーの怒りを買って殺される。


失敗例その4:凛タイプイベント「十四日目『VS』」にて。
         規定条件を満たしておらず、惨殺される。

          「……間違い、なんかじゃない……!」
          「そうか。では、間違いを信じたまま溺死しろ」

         アーチャーの干将で斬り殺されて、ゲームオーバー。


失敗例その5:桜タイプ最終イベント「Heavens Feel『春に帰る』」にて。
         プレーヤーりんの平均能力値が一定値未満のときに発動。

         植木鉢に植えられたまま、首だけの存在で第二の生を終える。
         固体進化名:首だけエミヤ


失敗例その6:桜タイプ最終イベント「Heavens Feel『春に帰る』」にて。
         プレーヤーの精神値が一定値未満のときに発動。

         水を与えられ、スクスクと育ち過ぎ―――――

         人間年齢28歳の頃には身長253cm超、体重311kg超の超人に進化。

         クラス:アーチャー
         真名しょうひんめい:すくすくエミヤ980円
         特技:バーサーカーと素手で殴り合える。
         英霊になった理由:
         周囲から奇異の目で見られる事に耐えられず、嘗ての自分を殺して自分を抹消する為。


         ちなみに、失敗例5の方が優先順位は高く、レアな進化形。



…………存外売れる気がする。
世に溢れる弓凛派女性プレーヤーなどは挙って買うだろうな。
もちろん出演料は貰えるのだろう?
それならば問題はない。

誇りなど、マスターに捧げる宝石の代金にくれてやるさ。

982 名前:名無し客:04/06/01 20:15

ぴくみんアーチャーw


983 名前:名無し客:04/06/02 23:28

『天馬調教伝ライダー』がやりたい

984 名前:名無し客:04/06/02 23:39

アーチャーはもはや藤ねぇや桜には何の感慨もわかないんだな。
何とも薄情な話だ。

985 名前:アーチャー ◆ARCHERBSJw :04/06/05 02:11

>>969 他人や世間から認められないと、やっぱりだめだよ。

――――下らん。
>>969、おまえは何を期待している。
自分が善い事をしているから世間に認めてもらいたい、だと?
おまえの行動など周囲を食い物にし、自身の保身、名声を得ようとしている偽善に過ぎない。

自分の行いに酔い痴れ、賛辞を浴びたいだけなのか、
それとも『いいことをしているのだ』と思い込む事によって自分を騙しているのか、
どちらかは知らないが、見返りを求めている時点でそんなものは善行でもなんでもない。
醜い独り善がりな行動だ。


―――いや、そんな事はとっくに気付いているか。
まさかそのような簡単な事実にさえ気付かないほど、お目出度い頭でもあるまい。
自身の裡に縋るものはなく、他者の評価に全てを委ねる。
そんなもので確信と言うつもりか。

訊くが、おまえの確信とやらは何処から来る?
自分の行動が正しいと、善行だと何故信じられる?
おまえが話している事など、自分の価値観を周囲に認められたいという願望、自己顕示欲でしかない。
自分が正しい事をしている。そんな確信など誰でも抱くものだ。
自爆テロを起こしたテロリストも、地下鉄に毒を撒いた狂信者も、皆同じだろうよ。

『自分は正しい事をしているんだ』

己の価値観、宗教観に基づいた正しい行動の結果があれだ。
仮に革命が成功すれば彼らも民衆から認められただろう。
だが、彼らは認められなかった。認められなかったのだ。
おまえと何が違う? いや、他者に認めさせる為に存在意義を賭けただけ、まだ彼らの方が上か。
泣き言を漏らし、偽善を行い、自己に酔い痴れる貴様など地を這う蟲にも劣る。

おまえに比べれば、まだ衛宮士郎の方が救いがあるというものだ。
あのたわけの人生には一片の価値もないが、あれは他者から認められたいわけではない。
ただ自分が救いたいから救っている。
独善的な偽善には違いないが、己の内部で完結させるだけマシだろう。


       ――――そう、誰かに認めて欲しかったわけではない。
             エミヤシロウが求め続けたのは自身の夢だけ。
             虫酸が走るほどの偽善と思い上がり。
             だが、それに生涯を捧げた者を、自分以外の誰が笑えようか。
             自分の人生に価値は無くとも、

             他者に救いを求めず、

             振り返らなかったかけぬけた事実だけは誇れるのだから。



いやまあ、だからと言って卑屈になる事はない。
結局のところ、おまえが求めているのは自分の行動を評価してくれる“誰か”なだけだろう?
自分を肯定してくれる存在を求め縋る……誰もが持つ当然の欲求だ
後はその下らない確信を捨て去れば、偽善者からただの人間に戻れるだろうよ。

986 名前:アーチャー ◆ARCHERBSJw :04/06/05 02:13

>>970 一人になる為のスタートライン
君は>>969とは正反対かな?
まあ、君が孤高を気取る事を咎めるほど酔狂でもないのでね、止めはしないが。
一つだけ言っておくと、独りになる為のスタートラインなど何処にでも転がっているぞ。
わざわざ求める必要もない。それは道によっては自然に現れる。
いや、常に傍にあるか。
選択をするとき、答えが出たとき、道を歩くとき―――いつだって傍らにはそれはある。


―――ふむ。理解しがたいという面だな。
まあそれも仕方ないか。……たとえばこんな話がある。


  ある所に一人の男がいた。
  男は取り立てて優れた能力があるわけでもなければ、
  恵まれた何かを持っていたわけでもない、
  ただの凡夫だった。
  それ故に分を弁え、理想を公言する事も、夢を口にする事もなく戦場を駆けた。
  叶う筈のない理想を抱えた、価値のない人生だ。
  人は男を恐れ、不気味がり、利用し、離れていった。

  それでも、男はその在り方を貫いた。


      機械と思われても、

      自分の手が血に汚れても、

      理想に反し続ける事が、理想を守る事になっても、



  …………ただの一度も自分の理想を口にする事がないままに。

  それは傍から見れば孤独な在り方だっただろうな。
  男はそれに気付かなかった。いや、気付けなかったと言うべきか。

  尤も、そんな男にも恋人や仲間はいた。
  彼女達は間違いなく男の支えだった。
  男もそれを守ろうと思っていた。理想を守りながら、彼女らを守るのだと。
  反吐が出るほどに甘い考えだ。


       その考えこそ、一番大切な者を守れない最大の理由だったというのに。


  男はそれに気付かず―――

  ―――否、気付いていてもどうする事も出来ないまま、仲間を失っていった。


       一人、また一人、と。


  ある時だ。男は恋人を失う。
  あれは凶弾によるものだったのか、凶刃によるものだったのか、最早覚えていないが。
  まあどちらでも大差ない。
  兎に角、男が築き上げた屍山の上で、彼女は死んだ。


       彼女は笑っていたのか
            泣いていたのか
            悔いていたのか



  体温を失っていく屍を抱いたまま、地に跪いて慟哭いたよ。
  彼女の死体は柔らかかった。
  血は暖かかった。
  男は血に塗れ、地に額を擦り付けて己の不明を呪い、嘆いたさ。


       独りになったと。

       それでも止まれないのだと。





人が離れ出したときがスタートラインだったのか、
仲間を失ったときがそうだったのか、
恋人を喪ったときがそうだったのか――――

はたまた、男の人生がスタートラインだったのか。
私は最後を推すが、人によって考えは異なるだろう。



……まあつまりはそういうことだ。
スタートラインは常に傍らにあり、気付かれるのを待っている。
気付いた時点で、当事者は道を歩みだし、終わりへと向かう。

尤も、そんなものには気付かない方が幸せだろうな。
いやなに、経験者は語る、という奴だ。あまり気にしないでくれ。
君がその道を選ぶというのならば止めはしない。
どのような結果になろうと、私には預かり知らぬことだ。


……まあ私としては、
選べるのならば独りよりも誰かと歩く道を選ぶ方が正しいと思うがね。



             今、自分が剣を捧げている少女。
             遠い記憶にある、自分が喪った恋人。

             それは同じ人間ではないかもしれない。
             或いは同じ人間になるのかもしれない。

             だが、そんなことは関係ない。



             今の自分はこの少女を護ると誓ったのだ。

             ならば、
             過去も未来も関係なく、

             その道を歩こう。



             この身には、

             かけがえのない答えがあるのだから―――――


987 名前:アーチャー ◆ARCHERBSJw :04/06/05 02:14

>>982 ぴくみんアーチャーw
あの不思議動植物と一緒にされるのは甚だ不満なのだが……まあ、色は赤か。
断っておくが、私はアレのように増殖したりなどは出来んぞ。

そういうペットが欲しいのならば間桐桜に頼むといい。
あの影ならば或いは出してくれるだろう。
黒ピクミン、飼い主を喰らい尽くすアンリマユだろうがね。


ああ、それで思い出した。
そういえば凛からピクミンのCDを借りていたな。
返す前にもう一度聞いておくのもいいだろう。


(カチッ)

 〜〜♪

   ぼくたち英霊 あなただけについて行く
   今日も出会う、戦う、裏切る、そして倒される〜

   斬り伏せられて、従って、見捨てられて
   でも私たちマスタに従い尽くします

   そろそろ裏切っちゃおうかな
   そっと殺してみようかなーんて
   嗚呼 嗚呼 道場を
   コンプ、し〜ながら


   いろんなマスタが戦っているこの街で
   今日もクラゲ、出会う、襲う、そして殺される〜

   黒化させられて、食べられて、乗っ取られて
   でも私だけ左腕なのに生きてるよ

   そろそろ諦めちゃおうかな
   もっとトレースしてみようかなーんて
   嗚呼 嗚呼 あのクラゲに
   捕食、されながら


   力合わせて、襲われて、殺されて―――
   そう私たち桜に喰われて殺されます

   立ち向かって、シロウを、導いて
   そう私たちじゃアンリマユには勝てないよ〜〜♪



(カチッ)


さて、返してくるとしよう。




           ぼくたち英霊 あなたマスターだけについていく〜♪





988 名前:アーチャー ◆ARCHERBSJw :04/06/05 02:17

>>984 アーチャーはもはや藤ねぇや桜には何の感慨もわかないんだな。
感慨? やれやれ、君までそんなことを言うのか。
いいか、我々は戦うためだけに召還されたものだ。
令呪によって縛られたサーヴァントはマスターの剣となり、敵を討つ。
サーヴァントなど、マスターが聖杯戦争に勝ち抜く為に呼び出した道具でしかないのだ。

確かに我々はサーヴァントとして現界する時点で、嘗ての無念と共に肉体と自我を取り戻す。
自身の望みの為に、或いは果たせなかった未練の為に、聖杯を手に入れようと戦う。
だが、所詮は道具だ。我々に自由などない。
令呪ギアスによって縛られている以上、
マスターの命令には服従するしかない。
それが納得のいかないものであっても、三つの強制権によって従わなければならない。
戦うしか意義のない、ただ殺し合う為だけに呼ばれた剣だ。

そんな存在が、たまたま自分が生きた時代に呼び出されたからといって、感慨に浸るはずがなかろう。
下らん感情は戦いの妨げになる。
マスターの邪魔をするのならば、例え生前の知人であろうと、家族であろうと、自分自身であろうと
容赦なく斬り殺す。それが奴隷の務めというものだからな。


尤も、他の英霊はどうか知らんが、私には生前の記憶など殆ど残っていない。
守護者として、呼ばれた場所を殺し尽くした記録ならばあるがね。



   それでも覚えているのは


            黒い太陽
            噎せ返るほどの死臭
            安堵した男の顔
            血の海
            道に重ねられた屍の山

            自分が救いたかった人々
            救えなかった人々
            この手で殺した人々


            そして……


            守りたかった大切な家族――――




――――ふん。まあそういうことだ。
重ねて言うが、我々に情など期待するな。
薄情などという言葉は、人間に対して言うものであって、
我々のようなとうの昔に終わりを迎えた存在に言うべき言葉ではない。

それともあれか? まさか君も道具に感情を求めるような愚か者か?
それでは力もないくせに、自分がサーヴァントセイバーの代わりに戦うなどとのたまう小僧と同類だぞ。

989 名前:名無し客:04/06/05 23:04

ぴくみん替え歌、ワロタw

あなたの瞳に希望の光は見えますか。

990 名前:名無し客:04/06/06 11:28

苦労人のアーチャーに差し入れ。
検索の足しにしてください。

ttp://www.searchdesk.com/

>>944-948
のデモンベインやエッケザックス、スパーダ、斬艦剣等は
関係者が一刻館にいたような気がしますので、直接話しを聞いてみては?

あと、ストームブリンガーは「エルリック 黒の剣」で調べてみると
わかりやすいです。アーチャーズの「無数の剣が敵に降り注ぐ」必殺技、
おそらくはこのストームブリンガーが元ネタです。
(ただし、降り注ぐ剣の数は百万で、この黒の剣の威力は全てEXクラス)。

991 名前:名無し客:04/06/16 20:36

ぎ〜るるんぎるん、ふぁみふぁみふぁ〜♪

宝具をいっぱい蓄えちゃえ〜…えいっ☆

992 名前:名無し客:04/06/26 00:37

あげ

993 名前:名無し客:04/07/06 11:41

>>980-981
         メシクレヨ
 メシマダー         ゴハン
   マチクタビレター \  /
  \  /
      , - 、γ" ⌒ ヽ'^
`ヽ '"⌒ ヽ、 §ミ〃ノノ))
((黒ハヽ)ミ§、人d!゚∀゚ノ
 !゚∀゚ !pハ>  ヽ、 ,,.-''´|
 |`"''-,,_i   ,,.-''´    |
 | 1日9"'''i"    ,,.-'"
 `"''-,,_.食 |  ,,.-''"
     "'''--'''"


994 名前:遠坂凛 ◆Rin/.ruSTE :04/07/13 22:30


>>907

ふむふむ……
時間もあるしちょっと考察してみましょうか。

まずは秋葉の略奪から。
この能力は――――
「視界内の任意の対象から熱を奪う」
「予め張った『力の流れ』からも同様の事が可能。但し、基本的に目視時より即効性は低い」
「『力の流れ』はある程度の物理的な影響力を持つ」
「魔術やそれに類するモノを感知する能力が無ければ反応するコトすら出来ない」
基本的にはこんな所かな。
物体であれば生物でも無機物でも彼女がその気で視たら問答無用ってコトね。
防ぐのは『力』そのモノをどうにかしなきゃいけない――つまり、そもそも使わせない、がベスト。
……じゃなくて、サーヴァントに効果があるのか、だったっけ。話を戻すわ。
結論から言えば、実体化しているサーヴァントならまず間違い無く通用する。
元が何であれ、触れられる物としてあるし、誰にでも見えるからね。
霊体の時は…………恐らく彼女には見えないだろうから、自然と能力の対象にもならないと思う。

次はシオンね。
エーテライトって言うのは……
「ミクロン単位の太さのモノフィラメントである第五架空要素製擬似神経」
「被対象者に打ち込まれると手近な神経に融合する」
「その状態から、エーテライトを介して様々なコトが可能」
一々出来るコトを挙げると長いし、有効か否かを考える時には別に必要じゃ無いだろうから割愛するわ。
対象になるのは神経のある生物に限られるでしょうね。
その時点で霊体時は無効っていうか、打ち込みようが無い、と。
実体化している時は――効くんじゃないかな、多分。
サーヴァントの解剖とかしたコト無いから、身体の中が具体的にどうなってるかとか知らないけど、
人間がベースなのは間違い無いし、血とか出るしね。
あー……
でも、打ち込めはしないまでも、霊体の感知は出来そうかも。


…………ふぅ。
ここの所こう言う思考はしてなかったから、結構面白かったかも。
こういうのばっかりでも困るけどね。

995 名前:遠坂凛 ◆Rin/.ruSTE :04/07/13 22:31


>>915

「――――」

罵る声。

「――――」

嘲る声。
貶める声。
脅える声。拒絶する声。馬鹿にして、笑う。

――――全てを受け入れて、それでも正義の味方であろうとする。

全てを救おうとして失敗した。
理想を追い求める自分を斬り殺して多くの人を救った。
効率の為に救う人間を選んだ。選に漏れた人間は死んだ。

――――何もかも飲み込んで、それでも進むコトを止めはしなかった。

そして、其処に辿り着いた。

方法はたった一つしかなく。
それでも、そうしなければ救えないのなら――――


……垣間見ただけの記憶。
体験したわけじゃない。実感なんて持てない。
だとしても、思うコトはある。
目指すモノは遥か遠く、歩いた道程は正しいとは言えないかもしれない。
その選択は間違っていて、するべきではなかったのかもしれない。
例えそうでも、もう変えられない過去は受け止めるしかない。
けれど、これからは別だ。
わたしは知ってしまった。

このわたしがそれを知った以上、同じ結末なんて絶対に迎えさせてなんてやらない。

996 名前:遠坂凛 ◆Rin/.ruSTE :04/07/13 22:32


>>952

…………ほ、

(まじまじと観察中)

本物のセイバーは綺麗だけど、これはこれで――――

(>>952は>>993の声だったようです)

可愛い、かも……
でも、1日9食って本当?
だとしたら、ちょっと無理っぽいなあ……

どうしよ。

>>956

――――

(とあるポスターに注目しています)

…………

(きょろきょろと周囲を確認中)

………………

(暫くポスターを見つめた後、何事か呟きながら立ち去りました)

997 名前:遠坂凛 ◆Rin/.ruSTE :04/07/13 22:33


後。

>>973

書き込んでいる以上、こう言う遊びのセオリーくらい判ってると思いたいんだけど。
良い?
向こうは向こう、こっちはこっち、全くの別物なのよ。
あんまりこういうコトは言いたくないけど、別人だしね。
だから、切り離して考えて。


…………まあ、今更だけどね。

998 名前:遠坂凛 ◆Rin/.ruSTE :04/07/13 22:34


ふと思う。
何故なのか、と。
考えてみれば出鱈目なコト極まりないのだ。
聖杯は無い。
そこに満たされた力も無い。
それなのに何故、サーヴァントの召喚がなされたのか。

「今までは深く考えてなかったけど――――」

放置しておくには重大すぎると思う。
……サーヴァントが喚べるってコトは、少なくとも同程度のモノは呼べる可能性がある。
原理だけでも把握しておけば、何かしらの対応が取れるかもしれない。

「……良し。一応、やるだけやってみますか」

調べてみたら、案外単純な原因なのかもしれないし。

――――まずすべきなのは思い出すコト。

目を閉じて思い出す。
あの日の朝。直前、直後、更にその前後。
何があって何をしたか。
ヒントはそこにあるはずだ。

「…………」

手掛かり――と言うより、取り掛かる為の糸口だけでも見つけないと、
本で調べるにしても推測してみるにしても、始めようが無い。

少しずつ、記憶の奥へ。
1ページずつ、丁寧に目を通して、次へ。
見落としが無いように読み進んでいく。

999 名前:遠坂凛 ◆Rin/.ruSTE :04/07/13 22:35


>>998

黙考するコト数十分。
問題の朝を含めた3日ほどを思い返してみた結果はと言うと――――

「…………う」

……これと言って思い当たるコトは無い、気がする。

「そんなはず無いと思うんだけど、なあ……」

原因である何かがなければ、召喚という結果も存在しないはずなのだ。
見落としているか、忘れているか、それとも原因はそこには無いのか。

「…………忘れている?」

昨日今日の事を忘れるほど物覚えがどうかしているつもりは無い。
けれど、忘れているコトが当たり前なモノはどうだろう。
例えば、目覚めたら覚えていない――――夢。

あの夜見た夢は。
そう言えば、アイツの夢だったような――――



「…………良し、と」

何故かあった地下室。
その中央に何時かと同じ召喚陣を書き上げた。
……正直、確信は無い。
見ていたのがアイツの、あの時の夢だったって言うだけ。
けど、動いてみなければこれ以上どうにもならないのだ。
だからやる。もう決めた。

―――――Anfang」(セット

スイッチを切り替える。
人から、回路へと変わる。
裏返った肉が血が神経が細胞が、取り入れたモノに満たされ、塗り潰されていく。
……熱い。痛い。
それでも手を緩めない。

「―――――――――――」

身体中を這い回る痛みに我が削り取られる。
追い打ちを掛けるように魔術刻印の回転数が上がって――――

「――――良いわよ、アーチャー」

ドアの向こうで待機しているはずのアーチャーに声を掛ける。
ここからが本番だ。
さあ、始めよう。

1000 名前:遠坂凛 ◆Rin/.ruSTE :04/07/13 22:35


>>999

……これがもし失敗でもしたら、アイツ、どうなるのかな。
召喚陣の中央に立つアーチャーを見て、ほんの少し思う。
消えてしまう可能性だって無いとは言い切れない。
なのに、アイツの顔は普段と全く変わり無い。

「――――」

違う。
今するべきなのは物思いに耽るコトじゃなくて、きっちり儀式を完遂するコトだ。
思考を断ち切り、ただ全霊を持って陣と対峙する。

絶対、成功させてやるんだから――――――!

「――――――告げる」

体内に満ちたマナを、自身と言う回路を通して固定化する為の魔力へと変換する。
後はただ、ありったけを注ぎ込むだけ――――

「――――告げる。
 汝の身は我が下に、我が命運は汝の剣に。
 夢幻の杯の寄るべに従い、この声、この想いが届いたならば応えよ――――――」

幕が下ろされた様に絶えた視界の向こう。
霞んだアイツが、何とも言えない表情でわたしを見つめていた気がした……

1001 名前:1001:Over 1000 Thread

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