トキ課長・一人マンガ夜話

1 名前: トキ課長(6VqeIz0.) :2002/11/22(金) 02:57

ということで、僕がテーマに選んだマンガについてひたすらに
一人で語り続けるだけのスレッドである。

主なルールは以下の5点である。

・テーマとするマンガは僕が独断で選択。
・名無しより取り上げてもらいたいマンガがあればリクエストは受け付けるが、
 知らないマンガをリクエストされたところでわざわざ読んでまで
 取り上げるようなことは無いのでそのつもりで。
・テーマのマンガについての意見を書き込むのは自由。
 ただし僕がレスをするとは限らない。
・ここは質問スレッドではない。
・しかし、ネタスレッドではある。
・ネタなので、僕の偏見にマジレスしない。
・僕は特別天然記念物である。
・なので、僕はとても偉い。
・このルールで9点目であるが気にしない。

2 名前: トキ課長(6VqeIz0.) :2002/11/22(金) 03:03

ということで、最初に取り上げるマンガであるが、まだ決めていないのである。

あと、>>1には書いていないがテーマは僕が語り尽くしたと判断した時点で
(要するに飽きてきた時点で)新しいものに変わるのである。

そのように大事なことを何故>>1に書いておかんのだっ!!
これというのも●●が■■■なせいであり、僕が悪いのではないぞっ!!
(上記の伏字部分には好きな単語を各自補完するように)

とりあえず、テーマ募集である。

3 名前: (m4sAkUrA) :2002/11/22(金) 03:07

>>1
というか、五角形じゃないよね♪

4 名前: (m4sAkUrA) :2002/11/22(金) 03:09

と、まあ古びたネタをやってみるわけであるが、
それしかネタが思いつかなかったのである。

ちなみにこのトリップはお絵描きコミュニケーションノートに晒されているので騙り放題である。
くわわっ。

5 名前: トキ課長(6VqeIz0.) :2002/11/22(金) 03:13

>>3
ふむ。
つまり貴様は「五角形(=ペンタゴン)ではない」と言いたいわけだな。

ペンタゴンを否定→CIAなど敵ではない→やっぱり諜報機関ならMI6が最高
→MI6といえばバンコラン→ということでパタリロをリクエストします

ということか。
ええい、回りくどいわっ!!

しかしまあ、せっかくリクエストが来たのであるから取り上げてやるとしよう。

ということで、第一回のテーマは

「パタリロ西遊記」

6 名前: (LZbB4TnE) :2002/11/22(金) 03:15

(ノノεθ)<鬼太郎国取り物語は?)
(●)ノ<引退したんじゃね―のか、おめーは!)

7 名前: トキ課長(6VqeIz0.) :2002/11/22(金) 03:34

>>4をさりげなく流しつつ、テーマ本「パタリロ西遊記!」の紹介である。

http://www.s-book.com/plsql/sbc_book?isbn=4592175611

以上。

つまりまあ、割と知られてはいるが現在も連載が続いているのは知られていない、
別冊花とゆめかどこかに連載されているが明らかに他作品から浮いている、
いっそのことヤングアニマルにでも移った方が良いのではないかと思われる
「パタリロ!」の番外編である。

と、書いたところで元の「パタリロ!」を知らなければなんのことだかわからんだろうが、
「パタリロ!」を説明するのは非常に面倒なので省略である。
どうせ74巻しか出ていないので、知りたければ自分で読んだ方が速いであろう。

8 名前: トキ課長(6VqeIz0.) :2002/11/22(金) 03:38

>>6
それはつまり、

鬼太郎といえば水木しげる→水木しげるといえばカタ(削除)→隻腕といえば盾雁人

ということで、「闇のイージス」をリクエストするということだな。
違うと言っても訂正など受け付けんぞ。

まあ、僕の気が向いたら取り上げるかもしれんので覚悟しておくように。
何の覚悟をすれば良いのかわからんだろうがとにかく覚悟である。

ちなみに、僕は「覚悟のススメ」は読んでいないし読む予定もないので
リクエストしても無駄である。

くわわ。

9 名前: トキ課長(6VqeIz0.) :2002/11/22(金) 03:48

>>7はなんだか、「パタリロ!」の説明しかしていないような気がするな。

まあどちらでも良いのだがもう少し説明しておくとしよう。
ネタを捻るより説明で埋めた方が楽であるからな。

で、「パタリロ西遊記!」であるが、中身はあくまで「西遊記」なのである。

「西遊記」の原作を読んだ人間がどれほどいるのか知らんがとにかく「西遊記」である。
ありがちなキャラクタの名前だけを拝借したものではなく、主要なエピソードは
原作の「西遊記」のものをアレンジしたものであろう。

といっても、僕は「西遊記」の原作など読んだことはないので(文庫で10冊ほどあるらしいが)
どこまで忠実なのかはわからんがとにかく忠実なのである。

10 名前: トキ課長(6VqeIz0.) :2002/11/22(金) 03:58

と、ここまで書いておいて作者の名前を出していなかったな。
作者は「魔夜峰央(まや・みねお)」である。

この作者を語る上で外せない3つのキーワードは
「落語・ミステリ・ホラー・ベタ・やたら多いネーム」である。

落語とミステリは、時に古典落語やミステリを元ネタとした話を描くということだが、
それは「パタリロ!」での話であり原作が別にある「パタリロ西遊記!」では
関係が無いので割愛。

11 名前: トキ課長(6VqeIz0.) :2002/11/22(金) 04:11

ということで話を本筋に戻すとしよう。
これからが本筋であるからといって、これまでの話が裏筋なのかなどと
考えてはいかんぞ。

【会話(ネーム)について】
他人を誉めるのは非常に納得いかんのだが、この作者の書く会話というのは
非常に上手いのである。
画面に対してネームの量がやたらに多いこともあるのだが、他の作者では
ここまでネームを増やしたらとても読めたものにならんだろう。

とにかく会話のテンポが良く、ギャグの外し方、ずらし方が上手いのである。

ギャグのセンスについては個人の嗜好もあるであろうが、ここは僕が偏見に満ちた
意見をひたすら書き続ける場所なので、つまりは全肯定である。
苦情は受けつけんぞ。

12 名前: トキ課長(6VqeIz0.) :2002/11/22(金) 04:11

【絵について】
黒くて線が細い。


                           以上。

13 名前: トキ課長(6VqeIz0.) :2002/11/22(金) 04:15

と、これで終わらせてしまうのもどうかと思うが、
突き詰めると「黒くて線が細い」ということに尽きるのである。

では、突き詰めなければどうなるのかというと、このようになるのである。

黒ベタが非常に多い絵なのである。
今はどうだか知らんが、なんでも墨汁を二度塗りしているらしく、その生原稿は
とにかく美しいという話であるが、そんなことは印刷物を見ている僕には
関係無い話であるな。

そして線である。

14 名前: トキ課長(6VqeIz0.) :2002/11/22(金) 04:29

何を使って線を描いているのかは知らんが、細く一定の太さでペンのタッチが
無い線である。

マンガ家の絵の上手さにも多くの要素があるが、いかにキレイな線を描けるかというのが
もっとも重要視される要素であると言われている。
誰が言っているのかというと僕が言っているだけなのだが。

デッサンなどは多少の狂ったところで即座に気付くものでもないが(無論見る人間の目によるが)
線の印象というのは誰が見ても一目瞭然なのである。

線が震えている、などというのは論外だが、そうでなくとも繋がった一本の線の太さが
途中で太くなったり細くなったりしていると、見た目の印象が良くならないのである。
ただし、曲線のRに合わせてタッチをつけている場合にはその限りではない。

少年ジャンプで西遊記を題材にしたマンガも書いていた田中加奈子(字が合ってるかは知らん)
などは、線で損をしている作家の代表であろう。

15 名前: トキ課長(6VqeIz0.) :2002/11/22(金) 04:37

で、魔夜峰央のマンガでは、細目の線が常に一定の太さで描かれているのである。

となるとどうなるかというとだ、パッと見小奇麗な絵に見えるのである。
同時に冷たさや硬さを感じさせる絵になるということでもあるが。

つまり、スポ根物や劇画にはもっとも向かない絵ということだが、「パタリロ!」も
「パタリロ西遊記!」も熱血とは縁遠いものなので問題は無い。
問題が無いなら最初から言わなければ良いと思うかもしれんが、その通りである。

16 名前: トキ課長(6VqeIz0.) :2002/11/22(金) 04:44

と、ふと気が付くと、「パタリロ西遊記!」の話をするはずがいつの間にか
「パタリロ!」の話になり、魔夜峰央についての話になり、ついには
マンガ全般の絵に話になりと果てしなく脱線しているのであった。

脱線したならば本筋に戻せば良いのだが、裏筋も裏筋で良いものであり
これではまるで下ネタのようでやはり下ネタなのだが時間も時間なので
下ネタも良いであろう。

なので、このレスは必ず午前4時に読むように。

17 名前: トキ課長(6VqeIz0.) :2002/11/22(金) 04:47

そして脱線したまま「パタリロ西遊記!」については終了である。

いったい「パタリロ西遊記!」の何を語ったのかもよくわからんが、
初回はこの程度で良いだろう。

どうせこんな長文を読んでる名無しもおらんだろうしな。
少なくとも僕はこんな長い文章のレスなど読まんぞ。

ということで、次回のテーマを募集しつつ、完。


くわわ。

18 名前: (LZbB4TnE) :2002/11/22(金) 05:02

つまりは私のスレも読んでないということがわかったので課長のレスのあれは
なんだったのかという疑問を残してみる。

おめこすきけ?

19 名前: トキ課長(6VqeIz0.) :2002/11/22(金) 05:14

>>18
とまあ、僕のレスのあれがなんだったのかという疑問が発生したわけだが、
何が疑問なのかいまいちわからないのでさりげなく極自然に流すとしよう。
確実にわかるのは、僕は長い文章を読まないということだけである。

そして、疑問とリクエストが残ったわけだな。

「おめこすきけ?」とはおそらく「スキトキメキトキス」と書こうとしてミスタイプし、
かつ途中で続きがわからなくなってしまい疑問形となったのであろう。
「スキトキメキトキス」といえば逆さに読んでも「スキトキメキトキス」となる
恋の呪文であるのは説明不要だろう。

「スキトキメキトキス」といえば「さすがの猿飛」のアニメのOP曲の歌詞
→「さすがの猿飛」は日曜の19:00にオンエアされていた
 →日曜の19:00といえば「タッチ」をやっていた時間
  →「タッチ」のあだち充は現在ボクシングマンガを連載中
   →ボクシングマンガといえば「太郎」(細野不二彦)
    →細野不二彦といえば「さすがの猿飛」

と、いうことで「さすがの猿飛」をリクエストするということだな。
が、原作はほとんど記憶に無いので、理由無く却下である。

くわ。

20 名前: トキ課長(6VqeIz0.) :2002/11/23(土) 01:38

>>4
僕の口調を騙っている
 →僕に憧れてついに自分を本物と思ってしまった
  →というか僕が偽物だ
   →本物は一つで良い

つまり、「ZERO」(里見圭・画/愛英司・原作)をリクエストしたいというわけだな。
どうしてここの連中は回りくどい言い方しかできんのだ。

くわ。

21 名前: トキ課長(6VqeIz0.) :2002/11/23(土) 01:46

どうでも良いが、名無し客の書き込みが一つも無いな。
名無し客が僕にリクエストしたくないはずはないからこれはつまり、
あえて書き込まないことで僕にメッセージを伝えようとしているのだな。

あえてレスを書き込まない
 →無言で思いが伝わると信じている
  →すなわちテレパシー
   →テレパシーといえば工藤静香の「禁断のテレパシー」
    →工藤静香といえば「後ろ髪引かれ隊」
     →「後ろ髪引かれ隊」といえば生稲晃子
      →生稲晃子といえば「麦わらでダンス」
       →「麦わらでダンス」はアニメ「ハイスクール奇面組」の主題歌

つまり、「ハイスクール奇面組」をリクエストするということか。
ふむ。

22 名前: トキ課長(6VqeIz0.) :2002/11/23(土) 01:53

ということで、ここまでにリクエストが来ているのは、

>>6「闇のイージス」(作・七月鏡一/画・藤原芳秀)(>>8参照)
>>4「ZERO」(冬目景)(>>20参照)
>>21「ハイスクール奇面組」
>>108「ぼのぼの」(いがらしみきお)
>>888「百億の昼と千億の夜」(作・光瀬龍/画・萩尾望都)
>>1024「サムライガン」(熊谷カズヒロ)

といった所だな。

ふむ。

くわ。

くわわ。

23 名前: トキ課長(6VqeIz0.) :2002/11/23(土) 01:56

一つのテーマ作品をとことんまで語り尽くすつもりで
実は飽きたらやめるのがこのスレッドの絶対に譲ることができない
コンセプトであるが、ここらで趣向を変えるとしよう。

ということで、>>22でリクエストされた作品について1レスずつのコメントである。

24 名前: トキ課長(6VqeIz0.) :2002/11/23(土) 02:05

「闇のイージス」(作・七月鏡一/画・藤原芳秀)

面倒なので作品についての詳細は省略である。
勝手に検索するがよかろう。

これは現在もヤングサンデーにて連載が続いておるアクション物であるな。
本誌における連載では最近とてつもないキャラクターが登場したが、
単行本派の人間のためにここでは伏せておくとしよう。

なんという素晴らしい配慮か!!
まったく、感動の涙が止まらんだろう止まらんだろう。

で、中身についてだが、最近登場した某キャラクタのインパクトが
それ以前のエピソードを忘れてしまうほどに強かったので、
何も語ることは無いのである。

どうでも良いが僕はこの原作者の七月鏡一と、大沢在昌と広井王子の三人を
“日本三大ケレン味作家”と呼んでいる。

(念のために言っておくが、僕は広井王子のゲームは一つもやったことがないので
 これは当然「王立院雲丸の生涯」に対する評価である)

とまあ、こんなところである。

25 名前: トキ課長(6VqeIz0.) :2002/11/23(土) 02:08

「ZERO」(松本大洋)

これはだな、神の手を持つと言われる長嶋ファンのボクサーが羊のうたを唄う話である。

……どんなマンガだ。

26 名前: トキ課長(6VqeIz0.) :2002/11/23(土) 02:12

「ハイスクール奇面組」(新沢基栄)

学園もののギャグマンガであるな。
アニメ化された際には主題歌を「うしろ指さされ組」が唄っていたのは
説明する必要もなかろう。

「うしろ指さされ組」とは、高井麻巳子とその他一名からなるおニャン子クラブから
派生したユニットである。

高井麻巳子のおニャン子クラブ会員番号は16番である。
若くしてこの世を去ったのは非常に惜しまれることであった。

くわ。

27 名前: トキ課長(6VqeIz0.) :2002/11/23(土) 02:16

「ぼのぼの」(いがらしみきお)

ラッコ。4コマ。実はまだ続いている。

その昔、カルピスのキャンペーンで音に反応して動く
「ダンシングぼのぼの」のプレゼントがあったことは誰もが知るところであろう。
そのCMに出演していたのが斉藤由貴だったことは説明するまでもない事実である。

斉藤由貴が出ていたCMと言えば、AXIAやNECや青春という名のラーメンが
記憶に新しいところである。

28 名前: トキ課長(6VqeIz0.) :2002/11/23(土) 02:16

「百億の昼と千億の夜」(作・光瀬龍/画・萩尾望都)

SFだったような気がする。

29 名前: トキ課長(6VqeIz0.) :2002/11/23(土) 02:18

「サムライガン」(熊谷カズヒロ)

どうでも良いが僕の本棚には

「サムライガン」
「サムライガン月光」
「トライガン」
「トライガン・マキシマム」
「スプリガン」

が並べて置いてあるのである。

くわわ。

30 名前: 名無し客 :2002/11/23(土) 15:46

ほえ〜。「恋愛カタログ」はまだかなあ?

31 名前: トキ課長(6VqeIz0.) :2002/11/25(月) 22:11

>>30の正体は5つ後のレスで。

ということで、某所にて集計したアンケートに基づく結果の発表である。

得られた回答数は4。
水増しして手を加えて追加改竄すれば、統計学的に信用できる数字であると
言えるであろう。

なお、回答者の内訳は
猫1、竜王1、幽霊1、殺し屋-1-、であり号泣しながら蹴りまくりである。

32 名前: トキ課長(6VqeIz0.) :2002/11/25(月) 22:23

まず最初はこの回答である。
ちなみに質問は「好きなマンガを答えよ」である。

>トキみたいな課長なんだけどやっぱトキな奴が出演している作品を覗いて全て。

つまり、僕が出ている作品をこっそり覗いて頬を赤らめているということだな。
しかし、本を痛めないように大きく開かず、隙間からそっと覗くように読むくらいなら、
読書用と保存用を買えば良さそうなものだがな。

その上僕が出ている作品全てが好きだとは、実に良い趣味をしておるな。
わざわざ説明しなくともわかるであろうが、僕が出ている作品とは、
「けだもの会社」(全3巻)「からまん」(全1巻)であり、作者はともに唐沢なをきである。

なお、レギュラーではなくゲスト出演した作品には
「クライングフリーマン」「ONE-愛になりたい-」「ホットロード」等がある。

33 名前: トキ課長(6VqeIz0.) :2002/11/25(月) 22:35

そして次の回答である。

>ボーダーであるな。
>境界にいる人間どもの行き様に、我はロトの子孫の強さを見た。

作者名も書かず実に気の利かない回答である。
こんなことなので(以下誹謗中傷)ある。

「ボーダー」(作・狩撫麻礼/画・たなか亜希夫)
http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Theater/5493/list2.html

で、これのことなのかどうかはわからんがこれのことであろう。

狩撫麻礼が原作を書いている、ということが実に大きなポイントである。
ボーダーを語る上で、狩撫麻礼について外すわけにはいかんだろう。
というかむしろ、狩撫麻礼について以外のことを語る必要は無いというか
語りようがないのである。

なにせ、たなか亜希夫のマンガは読んだことがないからな。
くわ。

34 名前: トキ課長(6VqeIz0.) :2002/11/25(月) 22:41

次は猫の回答である。
けだものが大きな顔しているようでは、この板の品位もたかがしれていると言えよう。

>昔は読んでたが最近はさっぱりだな・・・・
>強いて言うなら「トライガン」「人魚の傷」だ。他にもあるけど。

そして猫の回答が最もマトモなのである。

割とまともなのではあるが、何故「人魚の傷」なのかが疑問に感じないわけでもない。
まあ、「闘魚の里」などと書かれるは多少マシではあるがな。

そして「トライガン」である。
「トライガン・マキシマム」ではなく「トライガン」と書いていることにもおそらくなにかしらの
意味があるのであろうが無いのかもしれない。

おそらくは、少年キャプテンの回し者なのだろう。

35 名前: トキ課長(6VqeIz0.) :2002/11/25(月) 22:49

で、貞子の回答である。

>恋愛カタログ・・・
>最近読んでいないけど好き・・・
>とっとと終われ・・・と思うくらいの進展の遅さがたまらない・・・
>最初は「そんなすぐに告白?」と思うくらいの進展の速さだったのに・・・

あー、検索する気にもならんので以下は推測に基づく憶測であり、
偏見に満ちた妄想である。

おそらくは恋愛物なのであろう。
そして貞子が好みと言っていることから、連載時期は昭和初期と思われる。
さらには、現在でも連載が続いているのであろう。

進展が遅い、というからには主要な登場人物は変わっていないのであろう。
昭和初期から現在まで同じ人間が恋愛ドラマをやらかしているということは、
登場人物がマトモな人間でないことは明らかであるな。

人魚の肉を食って不老不死となっているのに違いあるまい。
つまり、「人魚の森」のパクリといったところか。
くわわ。

36 名前: トキ課長(6VqeIz0.) :2002/11/25(月) 23:06

などと言っている間に新たな回答が来たようである。
実にフレキシブルでスピーディな対応ができる僕は偉大である。

>ヤッタロウ   「オイラは『ジョジョの奇妙な冒険』だぜ!
>      金がなくて全巻持ってねぇが、あの独特な世界に惚れちまってよぉ。」
>スカシー@ブンシン「ボクは『動物のお医者さん』かな。
>      ありきたりな恋愛とかもないし、シュールなギャグも面白いよ。」
>プルルンmk2 「『うしおととら』が好きです。
>      まゆこちゃんに似てるってよく言われるの♪」

……また猫か。

で、まずは「ジョジョの奇妙な冒険」(荒木経惟)であるが、語り始めると
訳のわからん連中が集まりそうなので省略である。

次に、「動物のお医者さん」(佐々木倫子)だが、個人的事情により省略。
その個人的事情がどのような事情なのかは最上級機密である。

最後に「うしおととら」(藤田和日郎)なのだが、そんなことよりも。

三人中二人(二匹というべきか)が北海道出身の作者の作品を挙げているのは
決して偶然ではあるまい。

と、お茶を濁しておくのである。

37 名前: トキ課長(6VqeIz0.) :2002/11/25(月) 23:57

そして更に噂屋とやらの回答である。

>「ドラえもん」。理由は、とても面白いからです。
>「怪奇版画男」も面白かったです。

「ドラえもん」というのは良くわからんが、僕が知らんのだから
マイナーなマンガなのであろう。

それに対し、「怪奇版画男」は文芸春秋漫画賞をも受賞した実に有名なマンガである。
ちなみに、この賞は他に「かいしゃいんのメロディー」(大橋ツヨシ)や
「ぼくんち」(西原理恵子)がとっていることからも、権威ある賞であることがわかるだろう。

これはだな、本編の絵はもちろんだが、枠線だのネームだのに至るまで全て
版画で描かれているとい実にエポックメイキングな作品なのである。
さらには二色刷りや四色刷りの版画まで登場するという実に実に素晴らしい作品である。

全てが版画で描かれていると思えば、内容の稚拙さ下らなさも許してやりたくなるものである。

38 名前: トキ課長(6VqeIz0.) :2002/11/27(水) 01:44

どこぞの小学生よりの回答。

>えっとねえ、ピンク!ピンクの色が好きだよ。
>でも、白も良いよね〜♪あ、でも、水色もきれいかもしれないね。
>やっぱり、淡い色が合うんじゃないかな?そう思うよ。

小学生の分際で岡崎京子の「PINK」を好むとは、実に後ろにいる人間の
素を感じさせる回答であるな。
それだけならまだしも、吉田基已の「水と銀」とは、まったくもって小学生
らしからぬ好みであるな。(その上タイトルを間違えているしな)

吉田基已は最近新刊が出たばかりであるが、諸事情によりここでは語らん。
決して語らんぞ。
いもうとのくになど僕は知らん。

くわ。

39 名前: トキ課長(6VqeIz0.) :2002/11/27(水) 01:45

続いて

>現在ジャンプで連載されている「HUNTER×HUNTER」
>設定をないがしろにせず、細かく考えている点が良い。

……設定以外の諸々がないがしろにされているではないか。

40 名前: トキ課長(6VqeIz0.) :2002/11/27(水) 01:50

次は霧舎学園の某キャラの回答。

>そうですね・・・
>『破天荒遊戯』の啖呵の切り具合、息抜きに最適な『狼には気をつけて』、
>『デッドコメディーズ』と『デッドゲーム』の文坂は病蜘蛛を思い出しますが格好良いので許容範囲内、
>『HELLSING』の少佐の戯言具合、『ヤマトナデシコ七変化』の変身振り、『外道校長藤堂源三郎』の浪漫回路、
>『QED』の薀蓄、『うまんが』の下劣さ、『エンジェル伝説』は心のバイブルですが、『極上天使』ははずせません。
>『ブラックラグーン』のアクションと、『浪漫倶楽部』の優しさと、『アルプス伝説』のイカレ具合と、『ハネムーン・サラダ』の情念と。
>抜けるように哀しい『神童』、切れ味が光る『アフター0』、突き刺さるような『仮面天使』、
>『勇者カタストロフ』の不条理、『ももえサイズ』の不可解、『いろは草紙』の不親切。
>『王ドロボウJING』の言語センスには震えが来ますし、
>――――失礼。

>好きなものを語りだすととまらない性質なので。

41 名前: トキ課長(6VqeIz0.) :2002/11/27(水) 01:51

>>40
マンガばかり読んでいては頭が腐るぞ。

くわ。

42 名前: 響良牙(FF9jWBAo) :2002/11/27(水) 02:18

今だ!あかねさんゲットオォォォォ!!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄
    ∧∧@`..@`、、.@`、@`、、..@`_       /i          (´´
   ;'゚Д゚、、:、.:、:@` :@`.: ::`゙:.:゙:`''':@`'.´ -‐i       (´⌒(´
  ⊂'、;: ...:⊂ @`:. :.、.:'@`.: .:: _;.;;..; つ  ̄  ̄≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
      `"  ''`゙   ´´         (´⌒(´⌒;;
                 ズザーーーーーッ

43 名前: トキ課長(6VqeIz0.) :2002/11/27(水) 02:26

ふむ。
既に>>1に書かれた内容とはかけ離れたスレッドになっているな。
一つのマンガについて語り尽してなどいないではないか。

まあ、いずれそのようになるとは思っていたが、まさか最初に
「パタリロ西遊記!」を語ったきりでいきなり脱線するとは予想していなかったが
予想していなかっただけで別に不思議でもなんでもない。

それから、無意味なネタレスは徹底的に無視するのでそのつもりでいるように。

44 名前: トキ課長(6VqeIz0.) :2002/11/27(水) 02:36

>>40
それにしても、知っているマンガがほとんど無いではないか。
「破天荒遊戯」とはおそらく、「破壊魔定光」のミスタイプだろうな。
「狼に気をつけて」は「ハンター×ハンター」の作者の初期短編であろう。
「ブラックラグーン」は「ワイルダネス」があれば充分であり、
「QED」はメフィスト賞である。
「有閑倶楽部」は月曜ドラマランドでドラマ化されていたな。主演は国生さゆりである。
「演神」とはずいぶんと古いマンガであるが、良い作品であった。
「ももいろシスターズ」よりも「はにーすぃーとティータイム」であり、
「いろは草紙」は「人形はこたつで推理する」のパクリだな。

くわ。

45 名前: 響良牙(FF9jWBAo) :2002/11/27(水) 02:43

>>43
女は良くておれは駄目か?

それじゃ、海野つなみの『西園寺さんと山田くん』についてでも語ってもらおうか。

46 名前: トキ課長(6VqeIz0.) :2002/11/30(土) 00:26

>>45
ふむ、「となりの山田くん」であるか。
いしいひさいちの代表作であるな。
何をとち狂ったのか知らんがスタジオジブリがアニメ化したので
妙に名前が知られることとなってしまったが、観てないのでその話は略。

で、本来のマンガについて語るわけなのだが、その前に一つ言って
おかなければならない重要な事項があるのである。
これだけは先に言わなければまったく話が進まないのである。

と、ここまで引っ張ればおおよそ内容の見当がつくかとは思うが、
僕は「となりの山田くん」を読んでいないのである。

なので、語ることは何も無いのである。
くわ。

47 名前: トキ課長(6VqeIz0.) :2002/11/30(土) 00:34

そして、管理人スレの振りをした雑談ネタスレッドからのリクエストである。
まったく、リクエストならばここに直接書けば良いであろうに、
面倒なことをする者がいたものである。

>225 神奈尾(15oiqaNY) 2002/11/29(金) 21:37
>重大なことに気付いた管理人。

>>206
>萌絵さん、これは恋のはじまりですよ。
>クラスのモテない男の子が、
>クラスの美人の気をひきたくて
>椅子に画鋲を置いたりバケツに豚の血をいっぱいに注いだり、というアレです。

さて、この駄文が何をリクエストしているのか、
凡庸な一般人にはわからんだろうが、とても偉く賢く気高い特別天然記念物の
僕にはわかるのである。

48 名前: トキ課長(6VqeIz0.) :2002/11/30(土) 00:39

まあ、無能な人間どもでも、多少の知識がある者であれば、
「バケツに豚の血」というフレーズから、映画「キャリー」を思い出すだろう。
とはいえ、この板にそこまでの教養がある者など2%ほどしか
おらんであろうがな。

が、ここはマンガを扱うスレッドなのである。
それではこの文章が何のマンガを意味しているのかと言うと、
「GS美神 極楽大作戦」なのである。

つまりだ、いじめとしてバケツに入った豚の血をぶちまけるというのであれば、
それは「キャリー」なのだが、その直前にある一文
>クラスの美人の気をひきたくて
というのがポイントなのである。

49 名前: トキ課長(6VqeIz0.) :2002/11/30(土) 00:47

クラスの美人の気を引くために意地悪な行為をするというのはよくある
古典的なシチュエーションである。
が、それをエスカレートさせ、「キャリー」での「豚の血かけ」までやらかし、
そこまでするのか、とギャグにしたのは他でもない、椎名高志である。

ここまで言えばこれ以上の説明など不要であろうが、上記のネタは
椎名高志の初期連載、「椎名百貨店」(週刊サンデーに連載されていた四コマであり
後に月刊で連載された読切連載ではない)にあったものである。

つまりまあ、>>47の管理人の書き込みはだな、一見管理人オリジナルのネタのようで
実は昔の誰も覚えていないであろう四コママンガからのパクリなのである。
偶然の一致では無いという根拠は何も無いが、僕がそう思ったのだから
そういうことなのである。

くわ。

50 名前: 名無し客 :2002/11/30(土) 04:44

人造人間とかロボットとかが出て来る漫画について語れや。この鳥。

51 名前: トキ課長(6VqeIz0.) :2002/12/01(日) 02:33

>>50
鳥とはなんだ鳥とはコノヤロウっ!!
貴様そのような態度で生きて明日の朝日を拝めると思っているのかっ!!
といってもどうせもう寝ているのだろうがっ!!

だいたいだな、そのような漠然とした言い方でいったい何を語れと
言うのだ貴様はっ!!
ふざけるのもそこまでにせんかっ!!

52 名前: トキ課長(6VqeIz0.) :2002/12/01(日) 02:46

そもそも、人造人間と言うのはつまり、人に造られた人間ということであり、
そんなものが出てくるマンガといっても飽きれるほどあるのである。

とりあえずここでは、サイボーグや人造人間を除外した、
完全に一から造られた者が出てくるマンガに絞って話を進めるとしよう。

サイボーグや人造人間を入れてしまうとだな、「サイボーグ009」や
「仮面ライダー」や「仮面ライダーBLACK」(以上、石ノ森章太郎)や
「仮面ライダーZO」(原作・石ノ森章太郎/画・島本和彦)や
「仮面ライダーSPIRITS」(原作・石ノ森章太郎/画・村枝賢一)や
なんかが入ってしまうからな。

……微妙に片寄っているではないか。

53 名前: トキ課長(6VqeIz0.) :2002/12/01(日) 02:54

それでは、完全な人造人間では何があるかと言うと、だな。

「人造人間キカイダー」(石ノ森章太郎)や「キカイダー02」(原作・石ノ森章太郎/画・MEIMU)や
……と、まだ片寄っているではないか。

54 名前: トキ課長(6VqeIz0.) :2002/12/01(日) 03:01

人造人間というから片寄るのであるな。
つまりは、アンドロイドである。
となると、だ。

「究極超人あ〜る」(ゆうきまさみ)は主役がアンドロイドであるし、


……と、ここまでレスを書いたところで一度中断である。

55 名前: トキ課長(6VqeIz0.) :2002/12/01(日) 03:04

>>52のレスの意味がわからんではないかっ!!

>とりあえずここでは、サイボーグや人造人間を除外した、
>完全に一から造られた者が出てくるマンガに絞って話を進めるとしよう。

人造人間の話をしているというのに、人造人間を除外してどうするというのだっ!!
除外しているのは「改造人間」だろうがっ!!
それくらい読んでいてわからんかっ!!

ふざけるのもいいかげんにしろっ!!
不愉快だっ!!
今日のレスはここまでであるっ!!!

56 名前: 名無し客 :2002/12/01(日) 15:02

んじゃあ、もう良いや。次、冴えない予備校生が美少女の形をしたちょっとエロチックなパソコンを拾って一緒に暮らすなんて話は無さそうだがもしあったとしたら語ってくれ。

57 名前: 名無し客 :2002/12/03(火) 12:10

お題「枕」

58 名前: トキ課長(6VqeIz0.) :2002/12/03(火) 19:05

>>56
つまり、CLAMPの「ちょびっツ」を取り上げろということだな。
見え見えのボケには乗らんぞ。

って、貴様はこの特別天然記念物にして国際保護鳥であるところの
この僕が、CLAMPなどという少女漫画家のマンガなど読んでいると
思っているのかっ!!

まあ、「ちょびっツ」はヤングマガジンに掲載されていたので青年向けなのかも
しれんが、同じことであるっ!!
僕はその昔から、講談社のマンガがどれもこれも(以下削除)

と、いうことで今回のテーマは「ちょびっツ」である。

59 名前: トキ課長(6VqeIz0.) :2002/12/03(火) 19:10

と言ったところで、>>50の人造人間についてのレスが途中でぶっつりと切れているのだが、
ついでなのでまとめて語ってしまおうではないか。

つまりだ、「ちょびっツ」に出てくる『人型パソコン』というのもだ、
いってみれば人造人間であり、アンドロイドなわけである。

でだ。
外見が人間そっくりのアンドロイドが出てきた場合に多くテーマとして取り上げられるのが
「人造人間のアイデンティティ」なわけである。
つまり、一見人間のようで人間でない存在の意義ということである。

「ちょびっツ」中で言うならば、パソコンと人間の恋愛は成立するか否か、
ということであろう。

60 名前: トキ課長(6VqeIz0.) :2002/12/03(火) 19:19

で、ここで脱線。

「人造人間のアイデンティティ」を裏返したのが、「改造人間の悲哀」である。
つまり、「サイボーグ009」や「仮面ライダー」であるな。
無理矢理石ノ森に結びつけようとしているようだが気にするな。

改造人間というのは、元々は極普通の人間だったものが、なんらかの事情により
機械の体となった存在、ということである。
異形の体となったことで、いかに自己のアイデンティティを確保するかというのが
要なわけである。

(ここでBGM挿入「青空(ザ・ブルーハーツ)」)

この手のネタで変わり所としては、自身がハエとの合成人間となってしまう映画
「ザ・フライ」や失われた脳を補完するために凶悪犯の脳を移植されてしまう
「変身」(東野圭吾)があるな。
面倒なので内容の説明などせんぞ。知りたければ勝手に見るように。

61 名前: トキ課長(6VqeIz0.) :2002/12/03(火) 19:29

でまあ、「変身」と言えば元祖はそのまま、「変身」(カフカ)であるな。
このくらいは一般教養として読んでいて当然である。
間違っても、『読書感想文の指定図書の中で最も薄かったから』などという
不純な動機で読んではならんぞ。

閑話休題。

で、「ちょびっツ」なのである。
これの場合は、完全に一から人によって造られた人造人間(パソコン)と人間の
関係について、ということが主眼となりそうなものなのであるが、
実際にはそうでもないのである。

というのも、「ちょびっツ」中でそのことについて深く触れていたエピソードというのが
ケーキ屋の店長の話くらいしか無いのである。
と、断言しているが他にあったかもしれないが覚えていないので省略。

そもそも、「ちょびっツ」に出てくるパソコンというのがだな、どう見ても普通に感情のある
人間として描かれているのである。

62 名前: トキ課長(6VqeIz0.) :2002/12/03(火) 19:42

「ちょびっツ」に登場するパソコンは、外見的にはほぼ完全な人間形である。
手袋を脱いだら指がマシンガンだったり、首から下に銀のウロコがついていたりは
しないのである。
その上、内面的にも実に人間的であり、とにかく人間なのである。

完全な人造人間が出てくる作品と言えば、「火の鳥・復活編」(手塚治虫)や
ブラッドベリの「歌おう、感電するほどの喜びを!」が思い出されるが、
「火の鳥」は読んだのがかなり前なので内容を覚えていないし、ブラッドベリに
いたっては、そもそも読んだことがなくどっかであらすじを読んだだけなので
ここで語ることはできないのであった。

でまあ、その2点に共通する点というとだな、どちらも家政婦のロボットが出てくると
いうことであり、その特徴として、
・ロボットは歳をとらない
・永遠の記憶力を持っている
という2点があるのである。

これらは人間との関係に大きな影を落とすことがすぐに想像できるであろう。
なにせ人間がどれだけ年老いても姿が変わらないのであるから、軋轢など
山ほどできようというものであり、軋轢が起きればそこにドラマができるのである。

が、「ちょびっツ」においてはそれらの点は特に触れられていないのである。

63 名前: トキ課長(6VqeIz0.) :2002/12/03(火) 20:40

で、ここまでろくすっぽギャグの無い文章が続いたのでそろそろ笑いを取るための
文章が来るかと思っているであろうが、ギャグ無しの文章はまだまだ続くのである。

人造人間とは多少ずれるが、ここで「アンドロメディア」(渡辺浩弐)を取り上げてみよう。
もちろん、SPEEDが主演した映画の話ではなく、原作の小説である。

簡単にあらすじをかいつまむとだな、とある芸能プロダクションが人気アイドルの
人格までもをコピーしたバーチャルアイドルを、バックアップとして作った、という話である。
この場合、肉体は存在せずCGで作られているのだが、メディアを通してしか
人の目に触れないアイドルの代わりであるので、それで充分なのである。

この設定の特筆すべき点としてはだな、造るのにえらく手間も金もかかる人造人間を
どこの誰が造るのか、という点に明確な一例を出しているところであろう。

また、肉体を持たない存在であるという点に関しても、現実ではP3だのASIMOだのが
二本足で歩いたと大騒ぎしている現状で、現実味のある人造人間の設定として
成功しているといえるであろうな。

無論、メディアの中にのみ存在する架空の存在が、実存するアイドルの代替となり得る
というのも忘れてはならないファクターである。

64 名前: トキ課長(6VqeIz0.) :2002/12/03(火) 20:45

で、そんなアンドロメディアであるが、これが映画化されるとだな、

>高校1年生の舞(島袋寛子)は、ある日何者かにひき逃げされて命を落とすが、
>天才コンピュータ・プログラマーの父(渡瀬恒彦)の手で、
>パソコン・ネットワーク上にAIとして再生する。

と、鉄腕アトムのパクリとしか言えんようなカビが生えまくったありふれた手垢だらけの
話となるわけである。
(以下映画についての罵詈雑言20行を削除)

65 名前: トキ課長(6VqeIz0.) :2002/12/03(火) 20:47

つまりまあ、人造人間物というのは結局のところ「フランケンシュタイン」に
行き着くということなのである。

行き着くまでの過程を思い切りすっとばしているような気がするが、
気になる者は各自で考えるように。

くわ。

66 名前: トキ課長(6VqeIz0.) :2002/12/03(火) 20:56

ふむ、「ちょびっツ」の話からものすごく脱線しているようだが、
これはこれで>>50宛てのレスとして成立しているので良しとしようではないか。

で、ここで「ちょびっツ」に話を戻すとだな、CLAMPというのは実に理屈っぽい
作家であるという感想に至るわけである。

と、ここで急にCLAMP作品全般についての話に飛んでいるように思えるかもしれんが、
僕はCLAMP作品は[ちょびっツ」の他には「新・春香伝」しか読んでいないので
大いに偏りや誤解や偏見があったとしても僕の知るところではない。

起きた事件や登場人物の行動について、実に細かく理屈をつけているのである。
それはそれで良いのだが、理屈が勝ちすぎて時に素直に飲み込めないような
行動や理由付けをしてしまうこともあるのである。

つまりまあ、車田正美のようなものなのである。
車田正美との違いは、理屈に筋が通っているかどうかという点であるな。

67 名前: (m4sAkUrA) :2002/12/03(火) 21:02

カードキャプターさくらって知ってる?

68 名前: トキ課長(6VqeIz0.) :2002/12/03(火) 21:11

でまあ、「ちょびっツ」なのだが。

先日最終巻が出たのであるが、どこか肩透かしを食らったような展開であった、
というのが僕の感想なのである。

それというのも、最後の最後まで「ちぃ(メインキャラの人型パソコンである)にしかできない
何かわからないがとてつもなく重要そうな事」というものを引っ張ったのであるが、
ラストでそれが明かされても大したカタルシスが無かったのである。

何しろ、ラスト前のクライマックスではそれが、さも世界の滅亡に直結するかのように
描かれているのだが、結局それは明かされることなくクライマックスは過ぎてしまうのである。
それは、それくらい重要な事項が物語の中心には置かれず、物語の中心はあくまで
主人公の本須和とちぃの関係であったためであろう。

つまり、「世界中のパソコンが機能を停止する」という大きな事件と、「本須和とちぃの関係の行方」
というのが同時に描かれてはいたのだが、本質的な部分では繋がっていなかったのである。
「世界中のパソコンが機能を停止する」という事件は単に、シーンを盛り上げるための
演出としての意味しかなかった、ということだな。

69 名前: トキ課長(6VqeIz0.) :2002/12/03(火) 21:20

>>67のような横槍が入ったので話を絡めるが、(ちなみにCCさくらはあらすじ程度しか知らない)
「さくら」にしても「ちょびっツ」にしても、とにかく大きな謎を出して物語を盛り上げるだけ
盛り上げ、謎を理屈で解決してしまう、というのが僕のCLAMPに対してのイメージなのである。

なお、大きな謎を出すだけ出しておいて解決しないのがゆでたまごであり、
理屈よりも勢いで解決してしまうのが宮下あきらや平松伸二である。

平松伸二というのは「ブラック・エンジェルズ」の作者であるが、その続編である
「マーダーライセンス牙&ブラック・エンジェルズ」にて、前作で額を撃ちぬかれて
死んだ松田鏡二というキャラが再登場したのである。

当然、主人公である雪藤は「死んだはずでは?」と問いかけ、読者も同じ疑問を
抱いたわけであるが、その疑問に対する松田の答えは

「俺は不死身だって知ってんだろ」
「細けえことは気にすんな」

の二つであった。

70 名前: トキ課長(6VqeIz0.) :2002/12/03(火) 21:29

とまあ、物語を盛り上げるためにぶちかました『謎』にどう収拾をつけるかにも
様々なタイプがいるのであるが、そんな風呂敷のたたみ方について
特筆すべきなのは藤田和日郎である。

この作者の場合、「うしおととら」にしても「からくりサーカス」にしても、
とにかく謎に対しての解答をやたらに盛り上げるのである。
CLAMPならば吹き出し二つ分のネームで済ましていそうな謎を、
単行本にして丸々一冊分はかけてじっくりと描いてしまうのである。

明らかに後付けのはずの説明であったりするのだが、それを強引に力技で
物語の核となるまで盛り上げてしまう作者なのである。
特に「うしおととら」の場合は、それらの数々の物語が最終的に一つの大きな
物語を描く形となるという、奇跡のようなことをやらかしているのである。

ちなみに、現在連載中の「からくりサーカス」では、過去に言ってしまった設定を
覆すための理屈を付けつつ話が展開しているので、最後にどうなるかは
まだわからないところである。

71 名前: トキ課長(6VqeIz0.) :2002/12/03(火) 21:41

でまあ、CLAMPは理屈っぽいというのが僕の感想なのであるが、
同じような印象を持っている作家としては、「冨樫義博」や「新井理恵」が
いるのだが、これにも多くの偏見が含まれているので(特に新井理恵)
深く考えないように。

とまあ、理屈が勝ちすぎている作家と、理屈を無視しすぎている作家を
並べて語ってみたのだが、結局それらはどっちもどっちなのである。
理屈が勝っているマンガは、じっくりと読み込まねば何の話だったか理解できんし、
理屈を無視していると、じっくり読もうと思っても読んでられないものとなるのである。

理屈というものは物語の勢いを殺し、勢いだけでは中身の無い作品となる、ということだな。

ふむ、どうやら結論めいた言葉が出てきたので今日はここまでにするとしよう。
くわ。

72 名前: 名無し客 :2002/12/04(水) 01:14

新井理恵は何を読みましたか?

73 名前: 名無し客 :2002/12/04(水) 01:25

藤田和日郎について語らすとアツそうなので、
「うしおととら」「からくりサーカス」について語って欲しいところではあります。
 
自分も氏の作品好きなんで。

74 名前: トキ課長(6VqeIz0.) :2002/12/04(水) 01:34

>>57
「枕」ということはつまり、「あずまんが大王」(あずまけいしん)について
語れということであるな。

しかし、あの形の枕は横向きに寝た場合にはどれだけ意味があるのであろうか。
と、鳥類らしからぬ発言をしたところで終了である。

75 名前: トキ課長(6VqeIz0.) :2002/12/04(水) 01:45

>>72
新井理恵については「ペケ」を多少読んだだけである。
もしかすると僕が読んだのは「ペケ」ではなく、駒井悠の
「そんな奴ァいねえ!!」だったかもしれんがまあ、どちらも
似たようなものなので問題はなかろう。

と、ここで「あずまんが大王」と「ペケ」、そして「そんな奴ァいねえ!!」の
4コマ作品が立て続けに出てきたことであるので、その辺りを深く
掘り下げることとしよう。

76 名前: 紐緒結奈(YUINAVlU) :2002/12/04(水) 02:00

「マイペース!ゆず★らん」は当然掘り下げの対象に入っているわね?

77 名前: トキ課長(6VqeIz0.) :2002/12/04(水) 02:29

キャラクターと銃器について語り合うスレ
http://jbbs.shitaraba.com/game/bbs/read.cgi?BBS=116&KEY=1038921077

上記のスレッドにて、Cz75について語った所なので、銃が出てくるマンガについて
語るとしようと思う所存なのである。

とりあえず、銃が出てくるマンガを思いつくままに挙げてみるとしよう。

「ガンスミス・キャッツ」(園田健一)
「トライガン」「トライガン・マキシマム」(内藤泰弘)
「パイナップルARMY」(原作・工藤かずや/作画・浦沢直樹)
「ジーザス」(原作・七月鏡一/作画・藤原芳秀)
「THE EDGE」(長沢克泰)
「ジオブリーダーズ」(伊藤明弘)
「ワイルダネス」(伊藤明弘)
「LAWMAN」(伊藤明弘)
「ベル・スタア強盗団」(伊藤明弘)

……やはり片寄ってしまったな。

78 名前: トキ課長(6VqeIz0.) :2002/12/04(水) 02:35

ところで、僕は以前より「モーゼル好き」であることをカミングアウトしているわけだが、
>>77で「ジオブリーダーズ」を挙げているからといってそれが
「紅の流れ星」の真似をしているのだろうと考えるのは間違いである。

僕のモーゼルに拘りを持つようになったのも「ジオブリーダーズ」を読む前からであるし、
なによりも、僕がただマンガで読んだキャラの真似などをするはずがないというのは
僕が特別天然記念物であることからも明らかであろう。

それに、僕がモーゼル好きになったのは、「ジーザス」に出てきた
“鷹”の真似であるからな。
決して梅崎某の真似ではないのである。

くわ。

79 名前: トキ課長(6VqeIz0.) :2002/12/05(木) 23:24

さて、次は何について語るべきか。

>>73で「うしおととら」及び「からくりサーカス」へのリクエストが
来ているが、それはスペシャルウィーク用にとっておくとして、
今回をどうするかである。

>>75では四コママンガについて掘り下げると言っているし、>>76でも
関連した書き込みがあるが、僕が本当のことを言うはずがないので
それも却下である。

そもそも、一回目が「パタリロ西遊記!」であり、二回目が「ちょびっツ」と
二回目にしてもうジャンルに偏りが見られるのである。

80 名前: トキ課長(6VqeIz0.) :2002/12/05(木) 23:38

つまり、インローに投げた次は外角高めへ投げるのが常識なのであるから、

「パタリロ西遊記!」(少女マンガ誌掲載)
「ちょびっツ」(青年誌掲載だが描いているのは少女マンガ家)

と、来ているのだから次に考えられるのは、

・池上遼一のようなコテコテの劇画系
・あるいは藤子不二雄のような幼年誌系
・無難に少年誌系を
・手堅く青年誌系
・しつこく少女マンガ系をもう一度
・やはり四コマ系
・いっそ、エロマンガ系
・思いきってレディースコミック
・我を忘れて同人誌で

と、いったところである。。

81 名前: トキ課長(6VqeIz0.) :2002/12/05(木) 23:43

で、実は次に何を取り上げるのかは既に決めているのだが、
それはまだ秘密にしておくとしよう。

というより、当てられるものなら当ててみろ、といった所である。
くわ。

と、いうことで、リクエスト及び、次回テーマジャンル予想を募集して
お茶を濁すのであった。

くわわ。

82 名前: 名無し客 :2002/12/06(金) 00:07

>お茶を濁すのであった。
 
なるほど、次は茶道漫画ですか。

83 名前: トキ課長(6VqeIz0.) :2002/12/06(金) 00:55

>>82のような強引なボケは置いておくとして、
誰か真面目に予想する者はおらんのか。

ふむ、やはり何か賞品が必要なのか……。

84 名前: 名無し客 :2002/12/06(金) 01:01

ジオブリーダーズで一番の銃の名手は、成沢あゆみ女史です。
これは譲れません。

真紀ちゃんの方が「毒にも薬にもならない美人」だと思う

85 名前: トキ課長(6VqeIz0.) :2002/12/06(金) 21:58

>>84
む、誤爆か?

……と、思ってしまうほど遅いレスであるな。
で、僕の見解としてはだな、

>ジオブリーダーズで一番の銃の名手

は、「ドラグノフの小荘」であり、

>「毒にも薬にもならない美人」

は萌で決まりである。

なお、異論がある場合は漫画板の伊藤明弘スレッドで。
http://comic.2ch.net/test/read.cgi/comic/1037511319/

ここでの話題は終了である。

86 名前: トキ課長(6VqeIz0.) :2002/12/06(金) 22:00

と、いうことで引き続き、

『とても偉い天然記念物様次に語るマンガのジャンル予想』を

募集である。

正解者には目も眩むような豪華景品をこの板の管理人か
誰かが出すであろうから、そのつもりで。

くわわ。

87 名前: トキ課長(6VqeIz0.) :2002/12/08(日) 00:19

割と本気で予想募集age

88 名前: 名無し客 :2002/12/08(日) 00:27

猟師漫画というのはどうでしょうか?
谷口ジロー『ブランカ』や矢口高雄『マタギ』などの隠れた名作が多いですし。

89 名前: 名無し客 :2002/12/08(日) 00:30

ふむ…
条件は>80のうちのどれか、ですか?

ならば、此処は意表をついて「無難に少年誌系を」「我を忘れて同人誌で」の
二つを同時に満たす稀有な漫画……

『BASTARD!!』を予想します。
無論、ダイ・アモンのせいです。

90 名前: トキ課長(6VqeIz0.) :2002/12/08(日) 00:36

>>88
横道にそれつつとりあえずレスするとしよう。

猟師物などというジャンルが本気であると考えているのか
わからんが、この手のジャンルで僕が勧めるのは
「父物語 斧」(原作・安房野遊人/作画・本庄敬)である。

厳密には猟師でなかったかもしれんが、他に思いつくものが
なかったのだから仕方あるまい。

まあ、「銀牙 流れ星銀」(高橋よしひろ)も最初の方だけを
読む限りは猟師物になりそうな雰囲気がなかったでもないが、
あれは結局忍術物になってしまったからな。

と、いうことで「父物語 斧」なのであった。

くわ。

91 名前: トキ課長(6VqeIz0.) :2002/12/08(日) 00:52

>>89
条件はむしろ、>>80に書いていないなにか、である。
>>80に書いておらず、かつジャンルとして確立していると言えば
おのずと答えも知れることであろう。

というか、別に個別の作品名まで答えなくて良いのだがな。

で、「BASTARD!!」(萩原一至)だが、ウルトラジャンプを何ヶ月休載
しているのか真剣に知りたいところである。

それに、僕の好みで言うならば「BASTARD!!」よりも連載前に掲載された
「WIZARD!!」であり、さらに好みを押し付けるなら「WIZARD!!」と同時期に
掲載された「あぶない☆エンジェル」を描いた上水流了と十津川菜生の
方がさらに好みなのである。

消えてしまったのが実に惜しまれるコンビであった。
くわ。

92 名前: 名無し客 :2002/12/08(日) 21:11

>>80に無い条件……ミステリーDX系とか?
いや、そんなジャンルあるかどうか知りませんが。

93 名前: 名無し客 :2002/12/08(日) 22:05

えーと…小学○年生とか、でつか?

94 名前: 名無し客 :2002/12/09(月) 07:39

>>93
 高瀬直子 「およげ!ことりちゃん」
 立原あゆみ 「うさねこちゃん」

95 名前: 名無し客 :2002/12/09(月) 17:01

「「動物のお医者さん」」じゃないんですか?

96 名前: 名無し客 :2002/12/11(水) 02:06

「ホモ漫画系」ましくは「やおい漫画系」でどうだッ!!
 
自分にとっては未知のジャンルですが。

97 名前: トキ課長(6VqeIz0.) :2002/12/11(水) 02:58

>>92-96
ふむ、ことごとく外れである。

98 名前: トキ課長(6VqeIz0.) :2002/12/11(水) 03:10

>>92
なぜだかわからんが、ミステリー系は妙な方向に独立してあるな。
表紙を見る限りではレディースコミックやホモマンガと区別がつかんのだが、
元々読むつもりもないので問題ではない。

>>93
そもそも僕が今なおそんなもんを読んどると思ってるのかっ!
だいたい、そんなジャンルを長々と語れたら怖いわ。

>>94
……素で驚いたではないか。
http://www.ne.jp/asahi/leaf/man/old/tachihara.html

>>95
そもそもジャンルではないではないか。
それよりも、何故括弧が二重なのかは非常にどうでも良い。

>>96
んなもん僕にとっても未知のジャンルに決まっておろうがっ!
「風と樹の詩」も「TOMOI」も知らんわっ!
……微妙に古いが気にするな。

99 名前: トキ課長(6VqeIz0.) :2002/12/11(水) 03:35

ここまで引っ張ると、実は正解など最初から用意していないのではないかと
勘ぐる者がおるかもしれんが、正解は間違いなく用意しているので
要らぬ心配はせぬように。

と、いうことで引き続きジャンル予想募集である。

いつまで募集するのかというと、正解のジャンルのマンガを読み直して
語るべき内容を思いつくまでである。

くわ。

100 名前: トキ課長(6VqeIz0.) :2002/12/11(水) 03:37

あと、高尚な特別天然記念物であるこの僕のスレッドで、
キリ番がどうのといった書き込みは厳禁である。

というかネタレスはいらん。

101 名前: トキ課長(6VqeIz0.) :2002/12/11(水) 03:39

ネタレスは以下のスレッドに書き込むように。

http://jbbs.shitaraba.com/game/bbs/read.cgi?BBS=116&KEY=1036841853

ふむ、スレッドが複数あると使い分けができて便利であるな。
くわ。

102 名前: トキ課長(6VqeIz0.) :2002/12/12(木) 02:01

さて、先日より伏せている次に語るマンガのジャンルは
まだもう少し伏せたままにしておくとして、それまでの暇つぶしを少々。

管理人スレッドよりの転載である。

>339 神奈尾(m4sAkUrA) 2002/12/11(水) 18:18
>で、課長!
>椎名高志は今後どういう漫画を描けばいいと思いますか。
>やっぱ4コマ属性なのかね、彼。

椎名高志とは、週刊少年サンデーにて「GS美神極楽大作戦」や
「ミスターライオン」などを連載していたマンガ家である。
現在も少年サンデーにて「一番湯のカナタ」を連載中であるな。

103 名前: トキ課長(6VqeIz0.) :2002/12/12(木) 02:06

現在も連載中の作品があるというのに、今後のことを聞くとは
どういうことなのか理解しかねるが、現在連載中の作は
(略)なので次を考えるのに良いタイミングなのかもしれん。

次はヤングサンデーで連載という噂もあるな。
ヤングサンデーといえば、先日突然連載が4本同週に終了(一本は第一部完だが)
するという、わかりやすすぎるテコ入れ真っ最中の崖っぷちNo.1雑誌である。

ちなみに、崖っぷち雑誌のNo.2はサンデーGXであろう。
……小学館の明日はどっちだ。

104 名前: トキ課長(6VqeIz0.) :2002/12/12(木) 02:12

そういえば、4コママンガについて語ると言っていたような気がするな。

宣言した以上はやらねばならぬのだが、4コマと一言でいっても
コボちゃんからフリテンくんまで実に多岐に渡るものであり、
その歴史を語るならば、アルタミラの洞窟に残された壁画から
まんがクラブに至るまでの歴史を語る必要などあるはずもない。

と、4コマの話が出てきたところで椎名高志について語る気はまったく
なくなっているように見えるかもしれんが、4コマを語りつつ最終的に
椎名高志論に行き着く予定なので心配しないように。

くわ。

105 名前: トキ課長(6VqeIz0.) :2002/12/12(木) 02:22

つまり、現代における4コママンガ及び4コママンガ専門誌というのは

(検閲により4コママンガの歴史に関する記述15行を削除)

であり、そもそもマンガの基本というのは絵と文字である以上は4コママンガも

(不適切な表現が含まれる現代マンガ論に関する記述33行を削除)

なので、椎名高志の存在が意味するものは、少年マンガというジャンルの

(なんとなく57行削除)

しかるに、椎名高志とは規格が複数存在するDVDのようなものなのである。

ふむ、少々長く書き過ぎてしまったな。
くわ。

106 名前: トキ課長(6VqeIz0.) :2002/12/16(月) 23:07

で、さんざん引っ張ったはいいが引っ張りすぎて面白味も欠けてきた
次テーマの発表である。

>>80にあれだけ書いておいてそれ以外、なのだから誰か一人くらいは
わかるのではないかと思っていたが、結局誰もわからなかったか、
わかったがわざわざ書こうとは思わなかった、ジャンルとは

107 名前: トキ課長(6VqeIz0.) :2002/12/16(月) 23:16

ということで、アメリカン・コミックについてである。

これだけ待てば誰か当てるかとも思ったのだがな。
(ちなみに、アメコミと言う者がいたならその場合はバンド・デシネ
 (フランスのマンガである)にジャンル変更していたのである)

誰にもわかなかったということは、それだけジャンルとして衰退しているのであろうな。
そんな誰も思いつかなかったようなジャンルを語る価値があるのか
疑問ではあるが、とりあえず語らないことには進まないのである。

で、進まないと何が問題なのかというと、このような辺境の地の片隅の
スレッドが止まったところで何も問題ではないのだがな。

108 名前: トキ課長(6VqeIz0.) :2002/12/16(月) 23:26

さて、アメコミといえば日本のマンガとはシステムそのものから
大きく違うのである。

つまり、日本のマンガのように特定の作者というのは存在せず、
いくつかある出版社が作品を管理しているのである。

日本で言えば映画のシステムに近いと言えないこともないというか
言った者勝ちなので言った僕の勝ちである。

つまり、「ゴジラ」を制作するのはあくまで東宝であり、作ごとに
監督や脚本が変わっても「ゴジラ」は「ゴジラ」であるのと同じように、
「バットマン」も60年以上続く中で数多くのライターや絵描きが
交代しながら作り続けられてきたのである。

109 名前: トキ課長(6VqeIz0.) :2002/12/16(月) 23:34

それと、もう一つの特徴として、完全分業製というのがある。
日本でも原作と作画が分かれているのはよくあることだが、
そんなものではなくさらに分業なのである。

別に資料を見ているわけではないので、曖昧な記憶で書くが、

・ライター(シナリオを作る人間であるな)
・ペンシラー(鉛筆描き、つまりは下書きである)
・インペラー(最近死亡したらしい)
・インカー(墨を入れる人間である)
・カラリスト(色を塗る人間だな。最近はPCで塗るのが主流である)
・テロリスト(政治的理由で要人を暗殺する者)

などがいたはずである。
それから、描き文字を描く専門の人間がいたような気もするがよく憶えていない。

110 名前: トキ課長(6VqeIz0.) :2002/12/16(月) 23:39

とはいえ、実際にはペンシラーとインカーを兼ねる人間もいるし、
名の売れたアーティストならシナリオも作画も一人でやる場合も
あったような気がするので、万一詳しい人間が違うと思っても
流すように。

で、特に重要なのはライターとペンシラーである。

ライターが重要なのは特に説明もいらんであろう。
同じくペンシラーも絵柄を決めるのであるからそれは重要である。

実際にアメコミのアーティストで名が売れるのはライターとペンシラーが
ほとんどである。

111 名前: トキ課長(6VqeIz0.) :2002/12/16(月) 23:42

と、アメコミのシステムについて書いてはみたが、これではまだまだ
説明が不十分であり、正しいかどうかも定かではない。

が、これ以上の説明は面倒であるし、資料を調べるのも手間なので
興味のある人間は各自調べるのが良い。
もしもこれらの事をわかりやすく解説しているサイトがあったなら、
遠慮なくここに貼るように。

112 名前: トキ課長(6VqeIz0.) :2002/12/16(月) 23:52

さて、ここより個別の作品について語るのであるが、
疲れたので続きはまたいずれ、である。

くわ。

113 名前: トキ課長のストーカー :2002/12/26(木) 00:12

で、アンブレイカブルのイライジャの話はいつになったらしてくれるのですか?

114 名前: トキ課長(6VqeIz0.) :2003/01/03(金) 21:35

さて、正月なのである。
だからといって正月に相応しいネタを僕がやるはずがないのであり、
新年最初のネタは正月とは何の関係もない、縁起の悪いネタを
持ってくるであろうことは多くの人間が予想しそうなことなので、

『アイシールド21』

を語るのである。

115 名前: トキ課長(6VqeIz0.) :2003/01/03(金) 21:40

さてこの「アイシールド21」は現在週刊少年ジャンプに連載中の
アメリカンフットボールのマンガなのである。

いつもであれば作者名を併記するところだが、現在手元にジャンプが
無いので省略。
調べればすぐにわかることだが、正月からそんな手間をかけるほど
暇ではないのだ。

さて、正月なのである。
正月といえば、アメリカンフットボールの学生代表チームとと社会人代表チームが
日本一をかけて争う「ライスボウル」なのである。

ふむ、見事に正月らしいようなそうでもないような、絶妙な距離のネタである。

116 名前: トキ課長(6VqeIz0.) :2003/01/03(金) 21:48

ということで、アメリカンフットボールなのである。

はっきり言って、日本ではマイナーなスポーツだな。
最も盛んなのは意外なことにアメリカであり、アメリカ1のチームを決める
スーパーボールは数年前まで日本でも地上波で生中継されていたのだが、
現在はされておらん。
スーパーボールの中継をやめたことが、僕が日本テレビを嫌いになった理由の
一つであることは有名な事実である。

と、そんなことはどうでも良いのだが、とにかくマイナーなのである。

そんなマイナーなわかりにくいネタで連載を始めてしまうのが少年ジャンプの
少年ジャンプらしさたる所以であるということは周知の事実ではないのである。

117 名前: トキ課長(6VqeIz0.) :2003/01/03(金) 21:52

さて、この「アイシールド21」だが、これは原作付きのマンガなのである。
作者名は忘れた、というか最初から覚えていないし今手元にジャンプが
無いので知りたい者は各自で検索するように。
僕は面倒なので調べない。

この原作者は、少年ジャンプが行っているマンガ原作者向けの賞(ストーリーキングなんたら)の
入賞者である。
この賞を過去に受賞した者といえば、「ヒカルの碁」のほったゆみが思い出されるところである。

「ヒカルの碁」もまた、囲碁というわけのわからんジャンルのマンガである。
大多数の人間はルールもわからんかっただろうに、それを成功させたことはつまり、
世の中にはまだまだ「サイボーグじいちゃんG」の根強いファンがいたということの
証明にほかならぬ。

118 名前: トキ課長(6VqeIz0.) :2003/01/03(金) 21:59

で、アメリカンフットボールなのである。

ルールが複雑だとはよく言われることだが、やってることは突き詰めれば
ボールをゴールへ運ぶための陣取りであり、野球よりもシンプルと言える程度の
ものである。

目的はボールを前に進めることであり、そのための手段としては、
ボールを抱えて走る(ラン)か、前へ投げるか(パス)の二通りがあるのである。

抱えて走るのはある程度は確実に進めるが、成功してもそれほどの距離は進めない、
ローリスクローリターンな選択であり、それに対して
パスは成功すれば一度に大きな距離を稼げるが、ボールを落としてしまっては
失敗(元の位置からやりなおし)となり、更には投げたボールを相手チームに
取られてしまうと、その瞬間に攻守が入れ替わってしまう(インターセプト)危険もある
ハイリスクハイリターンな手段なのである。

119 名前: トキ課長(6VqeIz0.) :2003/01/03(金) 22:30

と、アメリカンフットボールのルールを説明していても仕方が無いし
そもそも真面目に説明するつもりもないので、適当にかいつまんで
説明するとしよう。

大きな特徴としては、選手の入れ替えが自由ということであり、
チーム内には数多くの役割を特化されたスペシャリストがいるのである。

例えば、オフェンスラインというポジションの者は、ボールを運ぶための道を
作る壁役であり、このポジションの者はひたすら相手チームの選手にタックルを
するばかりでボールに触れることはほとんど無いのである。
よって、頑丈さがあれば足が遅くてもかまわないのである。

それに対し、ワイドレシーバーはパスを受けるのがメインの役割となるポジションなので、
捕球力と走力があれば、ガタイは細くてもそれほど問題ではない。

120 名前: トキ課長(6VqeIz0.) :2003/01/03(金) 22:40

さらには、特定の場面でボールを蹴るだけのキッカーなる者もいるし、
ボールをキックする際に、ボールを蹴りやすくまっすぐ立てるためだけに
存在する者もいるのである。

つまり、何か一芸があればそれだけで活躍できるのである。

そして、アメリカンフットボールのプロリーグであるNFLは、秋から冬にかけて開催され、
この時期はメジャーリーグもNBAもオフシーズンであるため、
メジャーリーグとNFLの掛け持ちというのも可能なのであり、そうしている選手も
現に存在しているのである。

わかりやすく言うと、「うっちゃれ五所瓦(なかいま強)」で、元柔道部や元レスリング部の
選手が相撲部に呼ばれたのと似たようなものなのだが、これがわかりやすい例えなのかは
甚だ疑問である。

121 名前: トキ課長(6VqeIz0.) :2003/01/03(金) 22:44

それから確か、いつだったかのオリンピックの400mリレーで金メダルを取った
アメリカの選手の一人がNFLのどこかのチームに所属する選手だったことも
あったはずである。

激しく曖昧な情報だが、気にしないように。

あとはまあ、ボブ・サップが元NFLの選手だったとか、花田勝が大相撲引退後
アメリカンフットボールに転向しただとか、マイケル・ジョーダンがMLBに行って
戻ったのはなんだったんだとか、そんなところである。

122 名前: トキ課長(6VqeIz0.) :2003/01/03(金) 22:49

そしてこれから、アメリカンフットボールの魅力について、およびNFLの
見所を説明したいと思ったのであるが、なにしろ僕の知識は少々古い
(モンタナが49ersを追い出されたところで止まっている)ので、詳しい話は
またの機会にするとしよう。
ところで、ダン・マリーノはまだドルフィンズにいるのか?

と、知らない人間にはまったく意味のわからない言動が出てきたところで
ここまで、である。

「アイシールド21」についてまったく語っていないことは当初からの予定通りであり、
突っ込んだ者の負けなので突っ込まないように。

くわ。

123 名前: トキ課長(6VqeIz0.) :2003/01/03(金) 22:53

そして次回は>>113のリクエストに応えて、

アンブレイカブルのイライジャについて
 →イライジャと言えばイライジャ・ウッド
  →イライジャ・ウッドと言えば「ロード・オブ・ザ・リングス」
   →「ロード・オブ・ザ・リングス」と言えばファンタジー
     →ファンタジーと言えば「○○の○○○○○○」

ということで、アレについて語る予定である。

くわ。

124 名前:名無し客:2003/01/23(木) 04:56

つるのおんがえし。

125 名前:トキ課長 ◆mg6VqeIz0.:2003/01/26(日) 00:39

さて、本スレが終了した余韻を残す間もなく引き続いてこちらでレスである。

次に語るテーマなのだが、>>123で宣言した通り、

>ファンタジーと言えば「○○の○○○○○○」

と、伏字で発表していた作品について語る予定である。

126 名前:トキ課長 ◆mg6VqeIz0.:2003/01/26(日) 00:41

という予定であったのだが、

>「○○の○○○○○○」

これが何の伏字だったのか本気で思い出せないのである。
おそらく僕が読んだことのあるなんらかのファンタジー作品のマンガであったはずだが、
伏せすぎたせいでまったく思い出せん。

なので、他の何かについて語るとしよう。

くわ。

127 名前:トキ課長 ◆mg6VqeIz0.:2003/01/26(日) 00:47

ということで、新たなテーマである。

http://www.appletea.to/~charaneta/test/read.cgi/ikkoku/1036841853/n833
より、管理人のこの発言。

>>811 ムッシュ・ギイ
>ご活躍中の雑誌を購入しなくなって早二週間が過ぎ、
>すっかり縁遠い人になってしまった気がします。
>ともあれ、人形を適宜メンテナンスしながらのご活躍を期待してます。

この○○○な管理人が購入しなくなった雑誌とは、「週刊少年サンデー」の
ことであろう。

ということで、テーマは『週刊少年サンデー』である。
目標は、週刊少年サンデーがいかに面白く素晴らしい雑誌であるかを
とくとくと語り、管理人に再びサンデーを買わせることである。

128 名前:名無し客:2003/01/26(日) 00:50

週刊少年サンデーといったら、やっぱ「コナン」ですか?

129 名前:トキ課長 ◆mg6VqeIz0.:2003/01/26(日) 01:01

とりあえず、現在連載中の作品一覧である。

MAR:安西信行
焼きたて!! ジャぱん:橋口たかし
犬夜叉:高橋留美子
名探偵コナン:青山剛晶
史上最強の弟子 ケンイチ:松江名俊
ワイルドライフ:藤崎聖人
金色のガッシュ!!:雷句誠
MAJAR:満田拓也
うえきの法則:福地翼
ファンタジスタ:草葉道輝
美鳥の日々:井上和郎
KATSU!:あだち充
からくりサーカス:藤田和日郎
いでじゅう!:モリタイシ
天使な小生意気:西森博之
DANDOH!! Xi:作/坂田信弘・画/万乗大智
ふぁいとの暁:あおやぎ孝夫
D−LIVE!!:皆川亮二
モンキーターン:河合克敏
俺様は?:杉本ぺロ
鳳ボンバー:田中モトユキ
きみのカケラ:高橋しん
かってに改蔵:久米田康浩
神聖モテモテ王国:ながいけん
うっちゃれ五所瓦:なかいま強
望郷戦士:作/工藤かずや・画/北崎拓
激鳥シアター:上西園茂宣

130 名前:トキ課長 ◆mg6VqeIz0.:2003/01/26(日) 01:05

>>128のように一作品を取り上げるのではわざわざ“雑誌”をテーマにした
意味がないのである。

ということで今回は>>129に書き出した(どこかから掲載作品を探してコピー&ペースト
 すれば良さそうなものだが全て目次を見ながらタイプするのが僕が僕たる所以ではない)
現在連載中の全作品について短めに語るのである。

なお、作品名をタイプするうちに肩に力が入りすぎて勢いで現在連載中でない作品が
混じっている可能性が否定できないところであるが、それでも週刊少年サンデー非掲載
作が入っていない辺りがさすがである。

131 名前:トキ課長 ◆mg6VqeIz0.:2003/01/26(日) 01:06

というところで、疲れたので各作品についてのレスはまたの機会である。

くわわ。

132 名前:名無し客:2003/01/26(日) 23:48

何故水曜日発売(首都圏)なのに、少年「サンデー」なのか、
子供の頃から気になってます。
どうしてですかね?

133 名前:名無し客:2003/02/01(土) 17:47

>>129 とりあえず、現在連載中の作品一覧である。
>神聖モテモテ王国:ながいけん

一瞬真に受けてコンビニに走りそうになったリトル愚かな僕。

134 名前:名無し客:2003/02/03(月) 15:22

七緒瞳たん萌え〜

135 名前:トキ課長 ◆mg6VqeIz0.:2003/02/13(木) 23:44

気がつくと前にレスをしてからずいぶん時間が過ぎているような気が
しないでもないがまあ、この程度であれば特に問題になるほどでもないであろう。
なにせここは一刻館であるからな。
二年ほど放置したとしても問題あるまい。

ということでサンデー連載の各作品についてショートレスである。
くわわ。

136 名前:トキ課長 ◆mg6VqeIz0.:2003/02/13(木) 23:44

MAR:安西信行
コテコテに狙った直球のファンタジーものである。
ここまで直球であると却って目新しいとさえ思ってしまうほどだ。
作者にネームバリューがなければ企画が通らないジャンルであっただろう。
どうでも良いが、うちに「ロケットプリンセス」の単行本があるのは何故だ。

焼きたて!!ジャぱん:橋口たかし
内容を一言で言うと「パン職人版将太の寿司」である。
これまた正統派の少年マンガ的マンガである。
少年マンガの王道を行くマンガではあるのだが、気がつくとここまで王道な展開の
マンガも珍しくなっている現状である。
ジャンプと言えば「友情・努力・勝利」であったが今となっては「才能・勝利」しかないような
マンガばかりであるがジャンプの話はテーマ違いなのでここまで。

犬夜叉:高橋留美子
サンデー誌上では「うる星やつら」「らんま1/2」に続く作であり、いずれもアニメ化されている。
連載作の映像化率は柴門ふみとどちらが高いだろうかなどと考えたが、
よく考えれば初連載作の「サトラレ」が映画とドラマになった佐藤マコトは
映像化率200%でありダントツである。

137 名前:トキ課長 ◆mg6VqeIz0.:2003/02/13(木) 23:44

名探偵コナン:青山剛晶
良く見ると「犬夜叉」のレスが内容にまったく触れていないな。
まあ、今さら僕が語る必要もないほどメジャー作であるから語る必要もあるまい。
ということでコナンも(以下略

史上最強の弟子 ケンイチ:松江名俊
そういえば中平正彦が「さくらがんばる」の続編か何かを描くようであるな。
何故このような話が出てくるのかわかる者はわかるであろうし、わからない者に
説明しようとすると長くなるので(以下略

ワイルドライフ:藤崎聖人
絶対音感とはなんなのか(以下略

金色のガッシュ!!:雷句誠
この春よりアニメ化される正統派のバトル物である。
前述の安西と同じく藤田和日郎のアシスタント出身の作家であるな。
だからどうしたと言われると返す言葉が無いので決してだからどうしたとは
言わないように。

138 名前:トキ課長 ◆mg6VqeIz0.:2003/02/13(木) 23:44

MAJAR:満田拓也
40巻ルールをぶち破ったサンデー誌上最長連載作である。
この作者のマンガを最初に読んだのは「健太やります」であったが、
とにかく読者の予想する展開を裏切るのが好きな作家という印象が強いのだが、
最近はその作風が悪い方向に向いてしまっているような感がある。
(オチ無し)

うえきの法則:福地翼
これまた正統派のバトル物であるが、まあそれだけである。
実際にはそれだけというほどつまらないわけではないが特に語るほどのことが無い
わけではなくそれなりに語ろうと思えば語れないこともないのだとは思うが
語る気力がいまいちわかずつまりは好みでないということである。

139 名前:トキ課長 ◆mg6VqeIz0.:2003/02/13(木) 23:46

ファンタジスタ:草葉道輝
一時はジャンプ連載の「ホイッスル」と内容的にもキャラ的にも被る点が多く読んでいて
軽く混乱していたものだが、内容的にはこちらの方が圧倒的に上である。
どのような点で上なのかは特に説明しないがとにかくそういうことなのである。

美鳥の日々:井上和郎
「みのりの日々」(井上博和)というマンガがヤングキングアワーズに連載されているのだが
何か関係があるのであろうか。
それともまったく関係が無いのかのどちらかである可能性が非常に高いと思われる。


……と、ここまで書いたところで飽きてきたので続きはまたいつか、である。
なお、そう言ったまま続きが書かれない場合もあるかもしれない可能性が
なきにしもあらずと言えない事も無いのだが神のみぞ知るところである。

くわ。

140 名前:名無し客:2003/02/14(金) 00:36

課長、からくりサ・・・・・・

141 名前:トキ課長 ◆mg6VqeIz0.:2003/02/17(月) 23:17

さて、>>37のレスであるが、

>それに対し、「怪奇版画男」は文芸春秋漫画賞をも受賞した実に有名なマンガである。

唐沢なをきが文春漫画賞を取ったのは「電脳炎」であり版画男が取ったのは別の賞である。
で、その別の賞がなんだったかは忘れたので各自調べて報告するように。

そしてさらに、>>49には

>椎名高志の初期連載、「椎名百貨店」(週刊サンデーに連載されていた四コマであり
>後に月刊で連載された読切連載ではない)にあったものである。

と、あるが、椎名高志が週刊サンデーに連載していた四コマ作品は
「教育的指導」とかなんとかいうタイトルではなかっただろうか。

これも記憶が曖昧なのでこのレスを読んだ者は責任を持って正確なタイトルを調べ
同様にこのスレッドに報告をすること。
これはこのレスを読んだ者全員の義務であるのでサボらないように。

それにしても、過ぎたレスであるのに放置することなく正確な情報を求めるあたり、
僕は実に立派である。
くわわ。

142 名前:トキ課長 ◆mg6VqeIz0.:2003/02/17(月) 23:24

さて、そろそろ以前(>>123)に宣言していたファンタジーマンガについて
語ろうかと思うのであるが、>>126に書いてある通り、

>「○○の○○○○○○」

が何の伏字なのか思い出せないのである。
この伏字に当てはまるマンガのタイトルに心当たりのある者は至急このスレッドに
報告するように。

ふむ、なんとも双方向でインタラクティブなスレッドである。
つまり、名無しからの報告があるまで僕はレスしないということだが。

くわ。

143 名前:名無し客:2003/02/17(月) 23:54

>142
「滅びのバーストストリーム」
すなわち遊戯王ですな。
そんな漫画にも詳しいとはさすが課長!

144 名前:トキ課長 ◆mg6VqeIz0.:2003/02/18(火) 00:26

>>143
文字数が合っとらんではないかっ!
キサマは数もマトモに数えられんのかっ!!

文字数にこだわっていてはネタにならないから多少数が違っていても
良い、というかむしろ数がまるっきり違う方が却って面白いかも、
などと考えるのは(以下略

145 名前:名無し客:2003/02/18(火) 00:41

>>142
どうしても、「無限のじゅうにん」しか浮かびませんでした。
なんとかしてください。

146 名前:トキ課長 ◆mg6VqeIz0.:2003/02/18(火) 00:53

>>145
住人を無理矢理平仮名にしてるにも関わらず文字数がなお足りないあたり、
苦労が垣間見えるがそこに目をつぶったところで無限の住人をファンタジーと
言うのはさすがに懐が深い僕であっても許すことはできんので
詫びの気持ちを形にして僕に捧げると幸福が訪れるかもしれないし訪れないかも
しれないしどちらになるかは本人の努力次第でありつまりは金次第。

ふむ、まったく意味がわからん。

147 名前:名無し客:2003/02/18(火) 01:03

○○の○○○○○○
のんのんばあとオレ
 
うむ、完璧。
 
さすが、課長!
水木作品を語ろうとしていたとは。

148 名前:トキ課長 ◆mg6VqeIz0.:2003/02/18(火) 01:13

>>147
ふむ、文字数的には完璧であるな。
さらには唯一伏せていない文字である「の」が副詞の「の」であると
思わせておいて実は固有名詞の一部であると解釈するあたり、
捻り方も見事である。

また、作品のチョイスとしても、水木しげるという他に超メジャー作を
持つ作者のマイナー作品というポジションからの選択は最適解の一つであると
言って良いだろう。

そしてもう一つの条件である「ファンタジーマンガである」という条件だが、
まあ水木しげるなら強引に言い張ればファンタジーだと言っても
ギリギリ許容範囲ではないかと言えないこともない、かもしれない。

惜しむらくは、一点のみ、

正解が「最後の竜に捧げる歌」(作/手塚一郎・画/外園昌也)だということのみである。

くわ。

149 名前:トキ課長 ◆mg6VqeIz0.:2003/02/18(火) 01:28

ということで、

「最後の竜に捧げる歌」(作/手塚一郎・画/外園昌也)

である。

これは「ファミコン必勝本」に連載された手塚一郎による小説をコミカライズした
ものであり、マンガ版では続編となる「最後の竜に捧げる歌II」が発表されている。

外園昌也と言えばアフタヌーンに連載されていた「犬神」がよく知られており、
現在もウルトラジャンプに「琉伽といた夏」が連載中であるな。

で、原作の手塚一郎だが、ベントスタッフの一員であり小説「ワードナの逆襲」といえば
わかる者にはわかるだろうし、これ以上の説明はしようがないのでここまでである。

ちなみに、原作の小説も書籍として発行されており、僕は二年ほど前にこの本を
ヤフーオークションで購入しているのは有名な話である。

150 名前:名無し客:2003/02/18(火) 21:04

>142 親父さん
『無限のリヴァイアス』とか、いかがです?

151 名前:さゆ:2003/02/25(火) 18:42

おかしいな、企画系スレにしか落とすつもりなかったのに、
気がついたら目についた質問スレにも落としていたぞ、と少々不思議な気分に浸っているさゆ12歳です。
 
そんなことよりアンケートです。
あなたにとって理想の恋人の条件とは何でしょうか?
三つ挙げて下さい。
あ、トキ課長は想像つくので別に聞かなくても良かったですね。そうですね。

152 名前:トキ課長 ◆mg6VqeIz0.:2003/02/27(木) 01:59

そんなわけで「最後の竜に捧げる歌」について語りかけたまま
一週間以上スレッドを放置している天然記念物が僕なのである。

しかしまあ、途中で放置しているにもかかわらず誰からも反応が無いのであるから、
これ以上語ることを望む名無しもいないということなのであろう。

そもそも、古い上にマイナーなマンガなのであるから興味を引かないであろうことは
わかっていたことであり、更にはとりたてて語りたいことがあったわけでもないので
問題は無い。

と、こう書いたなら古くなくマイナーでもないマンガを題材に選べば名無しが
僕の語りを望むように思えてしまうが、どんなマンガを選らんだところで
大差は無いであろう。

153 名前:トキ課長 ◆mg6VqeIz0.:2003/02/27(木) 02:13

それにしても、外園昌也も相当ベテランであるのだが
いつまで経っても絵の固さが抜けないマンガ家であるな。

さすがに「最後の〜」や「ギア・アンティーク」の頃のように、走りポーズが
明らかに不自然だったりはしないが、顔の輪郭線や表情に独特の固さが
あるように思えるのである。

まあ、これはもう未熟さと言うよりは作者固有のクセと考えるべきであるかもしれぬ。
ベテランともなれば絵が劇的に変わることもないであろう。
それにしても池沢さとしや柳沢きみおは年齢に関係無く画力の成長の余地が
ありまくりだと思うのだがどうか。

「個性的な絵」「味のある絵」と「ただの下手糞」の区別をどうつけるのかが、
今後の課題である。

154 名前:トキ課長 ◆mg6VqeIz0.:2003/02/27(木) 02:22

>>150
ここで一つ気の利いたレスをしたいところであるが、
知らない作品である上にひどくタイミングを外しているので
どうにもレスのしようが無いレスである。

と、これだけでレスを終わらせても構わないのであるが、なんとなく
気が向いたので検索してみたのである。

http://www.nifty.ne.jp/rstation/sunrise/ryvius/ryvius.htm

155 名前:名無し客:2003/02/27(木) 02:25

ギア・アンティークまで知っているとは、課長、やっぱり只者ではないな。
 
 
 
漫画ギア・アンティーク2が見つからなくてその存在を疑う名無しより。

156 名前:トキ課長 ◆mg6VqeIz0.:2003/02/27(木) 02:31

……マンガではなくアニメではないか。

別に断る必要はまったく無いのだがそれでも断っておくのだが、
僕はアニメはほぼ完全に守備範囲外である。

ほぼ、と書いたのであるから、多少は守備範囲に入る作品もあるのである。
おそらくあるであろう。
何かあったはずだ。

はて。

157 名前:トキ課長 ◆mg6VqeIz0.:2003/02/27(木) 02:36

>>151
そして荒らしまがいのマルチ質問レスである。
さゆというのは、かなり悪質な固定ハンドルであるのだが、ここの管理人の
管理がいい加減なのをいいことに悪事の限りを尽くしまくりの極悪人である。

と、下層スレッドを見ない人間に先入観を与えたところで質問への回答である。
本来このスレッドではマンガと無関係な質問には答えないのであるから、
あえて強引にマンガに絡めて回答するとしよう。

……何故僕が荒らし(犯罪予備軍)に合わせてやらねばならんのか、考えてみると
納得できないので考えないことにしよう。

158 名前:トキ課長 ◆mg6VqeIz0.:2003/02/27(木) 02:44

ということで、恋人にしたいマンガのキャラについてである。

「そんなものいると思うのかっ!! そんなことを考えるのは●●●が■■■■な、
 ★★性が著しく**した@@@だけであろうがっ!! この%%%がっ!!!」
……と言いたいのをグッとこらえてのレスである。

なお、板住人の特性を考慮してこのレスの一部を伏字にした。
どういう意味なのかは深く考えないように。

とりあえず、思いつくキャラクタを三人あげてみるとしよう。

・七尾こずえ
・森本桃子


である。

159 名前:トキ課長 ◆mg6VqeIz0.:2003/02/27(木) 02:52

と、書いてみて気付いたが、七尾こずえも森本桃子もスタンスとして
非常に近い立場にいるキャラクタであるな。
なお、何の作品に出てきたキャラクタなのかは説明が面倒なので各自で
検索するように。

さて、上記2キャラクタのスタンスであるがつまり、
「主人公に思いをよせるが、思いが叶うことのない二番手(以降)のヒロイン」
ということである。

どちらのマンガももう既に二十年以上前のマンガであり、かつ僕はほぼリアルタイムで
両作品を読んでいたわけだが、そのような昔から僕は

              「フラレナオンを狙え」

というMNOの鉄則を自然に会得していたのかと考えると目の前が暗くなる思いである。

160 名前:トキ課長 ◆mg6VqeIz0.:2003/02/27(木) 02:55

>>158で三人あげると書いておきながら二人しか書いていないわけであるが、
これは三人目が思いつかなかったわけではなく、三人目を書くと今後の僕のレスに
支障を来たすために伏せているのである。

どのように支障を来たすのかというと、

161 名前:トキ課長 ◆mg6VqeIz0.:2003/02/27(木) 03:04

>>155
僕が只者でないことなど、僕が特別天然記念物であることからも明らかであろうがっ!

というかだな、こんな時間に「ギア・アンティーク」を知っている人間からの
書き込みがあること自体が通常考えられない確率で発生する奇跡のような
偶然であるか、あるいは一刻館の住人と外園昌也読者の間に超自然的な
因果関係があるかのどちらかであるといえよう。

と、学術的にも興味深い考察が終了したところで今日のレスはここまでである。

なお、既に誰も覚えていないと思うので改めて書き記しておくが、
このスレッドでは常にテーマを募集中である。

くわ。

162 名前:名無し客:2003/03/01(土) 19:06

サンデーについて語ったついでに
ジャンプとかマガジンあたりを語ってみるのはどうでしょう?

163 名前:ミネア ◆DQ4eB0Y.v.:2003/03/02(日) 01:24

姉がギャンブル好きだということで、「賭博黙示録カイジ」「賭博破戒録カイジ」の
話題が私たちのスレに振られました。
 
漫画のことをよく御存知で、聡明で、大変お美しいトキ課長さんにぜひ、
カイジを含めた「ギャンブル漫画」について語っていただきたいのですが、
いかがでしょうか?

164 名前:さゆ:2003/03/03(月) 19:33

あーだるー…
はっ!な、なんでもありません。
さて…トキ課長には散々なことを言われているようですが、
一応アンケートに答えてくださっているようにも見えるので、
回収しておきますね。
 
で、その三つの条件に当てはまる理想の人が二人、現れました。
けれどあなたはどちらか一人を選びます。当然ですね。
その場合に決め手となる条件一つをお答えいただきたいのですが…
トキ課長の答えでは微妙ですね。まあ良いです。一応質問しておきます。

165 名前:sage:sage

sage

166 名前:名無し客:2003/03/12(水) 22:13

ttp://news.lycos.co.jp/topics/computer/internet.html?d=12hotwiredi08&cat=8
なんとなく考えさせられてしまいました。忌憚なきご感想を。

167 名前:トキ課長 ◆mg6VqeIz0.:2003/03/29(土) 16:54

さて、いくつか書き込みがあるようであるが全て無視して新たなテーマである。
といっても今回は一つの作品を取り上げるわけではなく、もっと大きな流れについて
語りたいと思うのである。

その大きなテーマとは、

“物語の構造の変遷について”

である。

ふむ、実にスケールの大きな小難しそうな知的っぽくそれでいて胡散臭い、
まさに僕に相応しいテーマである。
くわ。

168 名前:トキ課長 ◆mg6VqeIz0.:2003/03/29(土) 16:54

100年に満たない日本のマンガの歴史はもちろん、それ以前から存在する
小説等の読物、さらにはシェイクスピアが残した数々の戯曲や、人類に文化が
発生した直後から語られていた神話に至るまで、全ての物語は共通の骨格を
有するものである。

つまり、数千年に渡り人類は数千とも数万とも、あるいはそれ以上の物語を様々な
形式で語り続けてきたのだが、それらの物語を極限まで換言してしまうと、
全ての物語は一つの共通した構造になってしまうということである。

ふむ、実に壮大で凄そうで偉そうで目からウロコが落ちそうで胡散臭い展開である。

169 名前:トキ課長 ◆mg6VqeIz0.:2003/03/29(土) 16:54

その、全ての物語が有する共通の構造とは、

“始まり・中盤・結末”

である。


ふむ。

170 名前:トキ課長 ◆mg6VqeIz0.:2003/03/29(土) 16:55

さて、ハッタリをかますだけかましたところで続きである。

“始まり”とは物語の導入部であり、「これから何が語られるのか」を伝える部分である。
物語の受取手を物語の世界に引き込む部分であり、これより後に語られる物語に
期待を抱かせるものである。

“中盤”とは物語の根幹をなす部分であり、その物語の持つ本質が伝えられるべきパートである。
受取手はここで、語られる事件や登場人物の葛藤を伝えられるのである。

“終盤”と物語の終わりであり、受取手が“中盤”で発生した事件や葛藤がどのように収束したのかを
ここで知るのである。
また、語り手が提出した様々な問題に対しての解答を示す部分とも言える。

語られる物語により、例えば二時間の映画であればそれぞれの部分がどの程度の尺で
描かれるかは様々であり、時には物語の意味的にこれらの順が前後する場合もあるが、
物語の本質としてこの三要素は揺るがないものなのである。

171 名前:トキ課長 ◆mg6VqeIz0.:2003/03/29(土) 16:55

と、前のレスに落ちが無かったことからもわかるように、前レスの文章は受け売りであり
僕が考えたものではないので、異論があるものはニール・D・ヒックスに文句を言うように。

172 名前:トキ課長 ◆mg6VqeIz0.:2003/03/29(土) 16:55

さて、長々と物語の三要素について書いてきたわけだが、この“始まり・中盤・結末”については
これから僕が語る内容とはほぼ無関係である。

では、物語の構造についてさらに細分化してみるとする。
物語とは登場人物の“行動”であり、“行動”とは遭遇する“事件”に対してのものであり、
“葛藤”を含むものである。

並べ替えると物語とは、
“事件発生→葛藤→行動→結末”
という流れを積み重ね、あるいは時に並列に並べつつ進行するものなのである。

ここまで単純化すると、中にはこの構造が当てはまらない物語も存在するかもしれないが
この形が基本であることは間違い無いので気にしないように。
どうせこの形を意図的に崩した新しい物語を構築しようとしたところで、余程の天才でない限り
前衛的とかエキセントリックとか言われて終わるだけである。

173 名前:トキ課長 ◆mg6VqeIz0.:2003/03/29(土) 16:55

さて、先程から“物語”という単語を多用しているわけだが、この言葉には二種類の意味があると考える。

一つは、登場人物が体験する事件や出来事であり、ストーリーや話の筋といった意味合いの
ものである。

もう一つは、物語の語り手(作者)が受取手に伝えたいと考えるものであり、寓意という言い方が
適切であろう。テーマやコンセプトという言い方も近い。
先のレスでは“物語の本質”という言い方をしたものである。

僕のように天然記念物ではない頭の悪い者のためにわかりやすく例を挙げるとしよう。
(決して語っている僕自身が整理しないと混乱しそうだからではない)

『アリとキリギリス』でいうと、“夏にキリギリスは遊び、アリは真面目に働いている”だとか、
“冬になりキリギリスが痛い目に遭い、アリは安泰”というのがストーリーである。

それに対して、“遊んでばかりいると何かあった時に酷い目に遭う”というのが寓意であり
この物語の本質である。

174 名前:トキ課長 ◆mg6VqeIz0.:2003/03/29(土) 16:56

せっかく例に出したのでもう少し『アリとキリギリス』について分析するとしよう。
この物語での“事件→葛藤→行動→結末”を考えてみる。

主人公をキリギリスとした場合、発生する事件は二つである。
“夏に働いているアリを見かける”と“寒い冬の到来”である。

次に、それぞれに対するキリギリスの行動である。
“アリを馬鹿にして遊び続ける”と“アリに助けを求める”が行動となる。

そして結末が、“どうしようもなくのたれ死ぬ”となるわけである。

175 名前:トキ課長 ◆mg6VqeIz0.:2003/03/29(土) 16:56

さて、こうして書き出してみると“葛藤”の部分が抜け落ちているのがわかるであろう。
つまり、『アリとキリギリス』という話は物語的には登場人物の“葛藤”が描かれていない
薄っぺらい物語なのである。

まあ、所詮童話であるのだから、と言ってしまえばそれまでであり、“葛藤”がなくとも
“本質”を伝えることはできているのだからそれで良いと言っても良い。
寓話としては充分なのである。

とはいえ、子供向けの童話でもない、立派に商業作品として発表されている物語であっても
この“葛藤”の部分がすっぽりと抜けている作品があったりもするのである。

176 名前:トキ課長 ◆mg6VqeIz0.:2003/03/29(土) 16:56

ここで二つの遊びを試みる。
遊びと言うからには不必要な部分であり、単に僕が考えてみたいと思っただけなので
読み飛ばしても構わない部分である。

というか読まなくてはならない部分などどこにも無いと言ってしまえばそれまでであるが、
僕は偉い特別天然記念物なので一字一句もらさぬように熟読するのが日本国民の務めである。
(但し、誤字脱字を発見した場合は速やかに忘れ、読まなかったことにするように)

>>174のレスで僕は、
>主人公をキリギリスとした場合
という書き方をした。ということは当然、アリを主人公として読むこともできるのである。

その場合発生する事件は、“夏に、遊んでいるキリギリスに馬鹿にされる”と
“寒い冬の到来”、“キリギリスに助けを求められる”となる。
同じく行動は“真面目に働き続ける”“蓄えで暖かく過ごす”“キリギリスを追い払う”となる。
そして“結末”は“寒い冬を乗り切る”となるのである。

177 名前:トキ課長 ◆mg6VqeIz0.:2003/03/29(土) 16:56

そうして見た場合に得られる寓意(語られた本質)は“真面目に働いていれば何かあっても安心”
ということになるがこれは、キリギリスを主人公として見た場合の本質である
“遊んでばかりいると何かあった時に酷い目に遭う”の対偶であり同内容なのである。

これはまあ、同じ話について考えているので当然なのではあるが、このことからは
まず作者として語りたい“物語のテーマ(本質)”がある場合に、その語り方は
複数存在しうる、ということがわかるのである。

また、このような二種の読み方ができたということは『アリとキリギリス』という物語に
ある程度の厚みがあるということであり、主人公以外の視点から物語が成立しない
(=脇役に存在意義・魅力が無い)話は薄っぺらい物語である、ということである。

178 名前:トキ課長 ◆mg6VqeIz0.:2003/03/29(土) 16:57

そして遊びのその2、である。
僕は>>175で『アリとキリギリス』の登場人物には“葛藤”が無く物語として薄い、と書いた。
ではこれらの登場人物(といっても人物ではないと今気がついたが無視する)を
“葛藤”させてみたならどうなるか。

“葛藤”とは“行動”の前段階で生じるものである。
キリギリスの“行動”は“アリを馬鹿にして遊び続ける”と“アリに助けを求める”であった。

となるとそこに“葛藤”を付け加えると“真面目に働いているアリを見習い、働くか遊ぶか迷う”
“アリを頼るか何もせずに諦めるか迷う”といったものが思い浮かぶ。

アリの視点ならば“夏に、遊んでいるキリギリスに馬鹿にされる”に対して
“キリギリスのように遊んでしまいたいと考える”という“葛藤”が存在しうるであろう。

これ以上詳しくは書かないが、登場人物に“葛藤”させることで物語に厚みが出る、ということを
想像するにはこれで充分であろう。

179 名前:トキ課長 ◆mg6VqeIz0.:2003/03/29(土) 16:57

さて、アリには他に“蓄えで暖かく過ごす”“キリギリスを追い払う”の二つの“行動”があったのだが
この二つに“葛藤”を付け加えていないのには理由があるのである。

まず、“蓄えで暖かく過ごす”に対して“葛藤”させるということは、他の行動の選択肢を用意すると
いうことであるが、寒い冬にそれを乗り切る蓄えがあるにもかかわらず、他の行動をさせる
(例えばあえて巣を出る、等)のには理由も必然性も無いのである。

そして“キリギリスを追い払う”に対しては、“キリギリスを助ける”という選択肢があるが、
キリギリスを助けると、この物語の“遊んでばかりいると何かあった時に酷い目に遭う”
という本質が成立しなくなってしまう。(あるいは主張が弱くなる)

なので、この二点については外したのである。
が、やはり現在発表されている作品の中には“葛藤させるために必然性の無い行動をさせる”
“目先のストーリーを優先して本質・テーマを見失っている”物語があるのである。

180 名前:トキ課長 ◆mg6VqeIz0.:2003/03/29(土) 16:57

もしどうしてもそこに“葛藤”を付け加えるのであれば、別の要素が必要となるのである。
“蓄えで暖かく過ごす”に対して“葛藤”させるのであれば、そのアリが冬にあえて巣を出る
必然性を付け加えれば良い。

例えば、そのアリは他のアリと険悪な関係になっていた、同じ地で一生を過ごすことに不満があった、
遠く離れた地に住む恋人が病魔に冒されているとの知らせを聞いた、などである。

ただし、この必然性もただ付け加えれば良いというものでもなく、その理由が“不自然でなく”
“納得できる”内容で“充分に説明されている”ものでなくてはいけない。
つまり、それまでにそこに至る描写がされていなければならないのである。

ここで不自然な理由を唐突に付け加えてしまうのが下手なシナリオということである。

181 名前:トキ課長 ◆mg6VqeIz0.:2003/03/29(土) 16:58

そして、物語の最後に“キリギリスを助ける”という選択をさせる方法である。
物語の本質を変えずに成立させるならば、“キリギリスがアリの巣を訪ねる前に充分に痛い目を見ている”
“助けられたキリギリスが心を入れ替える”といった展開が思いつく。

が、昔からあるジョークとして「キリギリスを助けないアリは薄情だ」などと言われているように、
ストーリー的にはキリギリスを見捨てる理由は無いので、これらを付け加えずにキリギリスを
助ける展開としてもストーリーは破綻しない。

つまり、“キリギリスを見捨てる”という行動に対しての動機は元々薄く、本質を活かすための行動
であるというのが透けて見える点が、この『アリとキリギリス』の物語としての欠点と言える。
(それでも本質を見失ってキリギリスを助ける展開よりはマシであるが)

182 名前:トキ課長 ◆mg6VqeIz0.:2003/03/29(土) 17:02

さて、あまりにも長くなってきたので話をまとめてみるとしよう。
ここまで脱落せずに読んでいるものがどれだけいるか疑問であるが、それを考えては
続きを書く気力が激しく失せるので考えないとする。

◆物語には語るべき“本質・テーマ”とそれを伝えるための“ストーリー”がある
◆両者を破綻無く自然に成立させなければ物語の完成度は落ちる
 (いわゆるご都合主義的展開である。この“都合”にはテーマ的都合とストーリー的都合がある)
◆物語は事件→葛藤→行動→結果の積み重ねである
◆事件・葛藤・行動には必然性が必要であり、必然性を生むには描写が必要である
◆説明のための描写は唐突にされるのではなく、自然な流れの中でされなければならない
◆一ヶ月も放置してたのに、今のこのスレの流れは不自然ではないだろうか
◆というかマンガと関係ない話であるような気がしないでもない
◆何を言うか、これからマンガの話になるのであるから、文句を言うでないわっ!!

183 名前:トキ課長 ◆mg6VqeIz0.:2003/03/29(土) 17:03

ということで、ここまでのレスは全て前振りなのであった。
なにしろここはマンガ夜話スレであるから、特定のマンガについて語っていない話は
全て余談であり無駄話でありおまけなのである。

それでは本日のテーマを発表するとしよう。
ずいぶん前のレスでテーマを挙げていたような気もするが、そんなことは誰も覚えていないで
あろうし、マンガ以外のテーマは論外なので改めて本日のテーマである。

本日のテーマは
『テニスの王子様』であるっ!!
くわわ。

184 名前:トキ課長 ◆mg6VqeIz0.:2003/03/29(土) 17:03

『テニスの王子様』について

主人公に葛藤が無いからつまらん。

                        ―終了―

185 名前:トキ課長 ◆mg6VqeIz0.:2003/03/29(土) 17:05

あまりにも長い文章を書いたため力尽きかけているので文章の一部を省略し
いきなり結論としたが、今日はここまでである。

くわ。

186 名前:sage:sage

sage

187 名前:sage:sage

sage

188 名前:トキ課長 ◆sdnexyTOKI:2003/04/01(火) 23:05

新トリップにて債権処理である。

>>162
ジャンプについては>>184で十二分に語ったので終了とし、
マガジンに関してはアレがナニなので省略とする。
実に複雑な事情があるのである。

>>163
ギャンブルマンガといえば福本マンガであるが、全く一切完全に読んだことがないのである。
僕にとってのギャンブルマンガと言えば西原理恵子の「まあじゃんほうろうき」であり、
西原理恵子といえば「ぼくんち」であり、「ぼくんち」といえば観月ありさであり、
観月ありさといえば「じゃじゃ馬ならし」であり、じゃじゃ馬といえば「ジャジャ」であるので、
いつの日にか「ジャジャ(えのあきら)」について語る日が来るかもしれないのである
という形でお茶を濁しごまかし先送りである。くわ。

>>164
>>163へのレスを5行も書いたため休息のためレス放置。

>>166
非常に残念なことに既に記事が読めなくなっていたためレス不能である。
やはり普段の行いの良さがこのような幸運な事態を招いたのであろう。

と、このように全てのレスにレスがついたようなついていないような状況のため
本日のレスは終了である。
くわ。

189 名前:トキ課長 ◆sdnexyTOKI:2003/05/24(土) 01:15

ということで、『ダイの大冒険』について語ってみようと思ったり思わなかったりである。

190 名前:トキ課長 ◆sdnexyTOKI:2003/05/24(土) 01:17

さて、この『ダイの大冒険』であるが、これは元々「ドラゴンスレイヤーIV」なる
RPGをベースとして作られたオリジナルストーリーである。
つまり、竜退治を生業とする一家とペットが迷宮を探索しながら(以下略)

191 名前:トキ課長 ◆sdnexyTOKI:2003/05/24(土) 01:18

と、実に中途半端なボケをかましたところで本題である。

192 名前:トキ課長 ◆sdnexyTOKI:2003/05/24(土) 01:20

この『ダイの大冒険』はドラゴンクエストを原作としているとはいえ、
その中身は実にまっとうな少年マンガであり、

193 名前:名無し客:2003/05/24(土) 02:54

あれっ!? 課長! 続きは?
『ダイの大冒険』、一時期すごく好きでしたよ。
 
なので、続きを激しく希望。

194 名前:ttt:2003/06/08(日) 23:28

『テニスの王子様』について

主人公に葛藤が無いからつまらん。

                        ―終了―

→ オモロイです!また激しく葛藤を希望!

195 名前:名無し客:2003/08/01(金) 11:30

鉄拳の「こんな」○○は××だ!も漫画に入りますか?

196 名前:トキ課長 ◆sdnexyTOKI:2003/08/26(火) 01:11

>>155
くわっくわっくわっ、ギアアンティーク2が見つからずに存在を疑うとは、
やはり名無しだけのことはあって愚かな短絡思考であるっ!!

いくら貴様がそのように考えたところで、ギアアンティーク2が存在するのは
確固たる事実なのであるっ!!
それは特別天然記念物にして国際保護鳥である僕だからこそわかるのだが、
ギアアンティーク2は存在するのであるっ!!

……昨日ブックオフで見つけたからな。

197 名前:トキ課長 ◆sdnexyTOKI:2003/08/26(火) 01:19

でまあ、ここから「ギア・アンティーク」と「ギア・アンティーク2」について
語っても良いのであるが、語らないのである。

何故なら、語ったところで誰も知らんだろうし、誰も知らないことを踏まえて
語ったところで、もし仮に興味を持った人間が読んでみたいと思ったところで
極めて入手困難である以上語っても意味がないと僕がこの高度な知性と
鋭い洞察力から判断したためである。

それにしても、あれほどの名作が埋もれたままでいるというのは実に惜しいことである。
読めば誰もがその奥深いプロットと練りこまれたシナリオに涙し、人間的魅力に
溢れたキャラクタに感情移入するであろう、稀代の傑作を読めないとは
まことに惜しい話である。

僕が珍しく手放しで誉めているが、これは決して読んではみたが大して面白くもなかったが
どうせ誰も読むことができないだろうから適当にふかしてもバレやしないなどと思っている
訳ではないので深読みしないように。

くわ。

198 名前::2003/08/31 08:13

ポケモンスペシャル…

199 名前:トキ課長 ◆sdnexyTOKI :03/12/03 23:46

意味のわからぬ>>198をボケるでもなくさらっと流しキリ番へのレス数調整をしつつ

200 名前:トキ課長 ◆sdnexyTOKI :03/12/03 23:50

このスレッドで語るべきネタも寝かしつつ
(日本橋ヨヲコを語りたいつもりなのではあるがいつになるのかは永遠に未定)
一刻館内の他スレッドでは返さねばならないレスが
洒落にならないくらい溜まりつつあるのだが、そんなものをさしおいてでも
とりあえずとり急ぎとりとめもなくトリートメントでトリップしながら

http://comic.2ch.net/test/read.cgi/comic/1069995248/

とこのスレッドを紹介したところで本日のレスは終了であり次回に続く。

くわ。

201 名前:名無し客:03/12/06 16:44

課長のレスの溜め具合はマジで洒落になりませんけど、
この辺りで酒池肉林と参りましょうよ。
肉は課長ってことで。

つーことで、何か語ってくれたもうれ。

202 名前:トキ課長 ◆sdnexyTOKI :04/01/02 03:30

>>201
ふむ、酒池肉林をテーマとしたマンガをリクエストするということであるな。
実に新年らしい(書き込まれたのは昨年だが)リクエストである。
やはり新年といえば酒と(2004年自主規制001号)である。

で、酒池肉林なマンガというと……、














……「なるたる」か?

203 名前:トキ課長 ◆sdnexyTOKI :04/01/02 03:38

※ 注 意 ※
「なるたる」のドコが酒池肉林マンガなのかと思った者は、その疑問を一生抱えて
墓場まで持ち込みそのまま成仏するように。

間違っても、変に深く鋭く発想を飛躍させ、かつ僕の総知識量を推し量り僕の好みとネタの傾向から、
「なるたる」と「ラブひな」を間違えて書いたなどと推測・推理・看破等しないように。

なお、本日はこれよりこのスレッドに200レスに渡り、『手塚治虫と藤子不二雄のすべて』について
語る予定であったが、謎の精神的苦痛により急遽中止とする次第であり素ボケのダメージは痛い。



……くわわ。

204 名前:名無し客:04/01/16 10:21

課長! マガジン新連載の「餓狼伝BOY」は
チャンピオン読者の何割かを引っ張ってこようという作戦ですか!

205 名前:トキ課長 ◆sdnexyTOKI :04/03/05 21:14

>>204
このスレッドにおいては、マガジンの話題は禁止である。
何故ならば、僕が読んでいないからであり、そもそも僕は講談社なる出版社が
日本テレビと同じくらいアレであり、講談社のマンガ雑誌で読んでいるのは
イブニングとアフタヌーンくらいのものである上に、アフタヌーンでも読んでいる
マンガは全体の半分ほどであり唯一まともに読んでいるのはイブニングだけという
状態なわけである。

で、イブニングなのである。
こうしてここで話題にしながらも、いったいどれだけの人間が読んでいるのか
非常に微妙な所であり、あそこまで続編だらけで良いのかと不安に思うことで
有名な雑誌である。

つまり、イブニングについて一言で語るならば、

206 名前:トキ課長 ◆sdnexyTOKI :04/03/05 21:15




            「恋風」と「ゲキトウ」


                                          くわ。

207 名前:トキ課長 ◆sdnexyTOKI :04/03/05 21:23

ということで、「恋風」についてである。
内容について、ポイントを絞って紹介するとだな、

・30前の男が主人公
・ある日、両親が離婚した都合から長年別に暮らしていた女子校生の妹と再会、同居生活が始まる
・妹に惚れられる
・妹の下着をクンクン
・「私、おにいちゃんが好き」
http://images-jp.amazon.com/images/P/4063520048.09.MZZZZZZZ.jpg

208 名前:トキ課長 ◆sdnexyTOKI :04/03/05 21:25

と、>>207の紹介に関しては一切の誇張も何も無く、端的に正確に内容を
表現しているのだが、これだけでは多少説明が不十分であると思われるので
もう一言だけ補足である。

・読後激しく鬱になる

……以上である。

くわわ。

209 名前:トキ課長 ◆sdnexyTOKI :04/03/05 21:28

さて、実に久し振りのリクエストなのである。

http://www.appletea.to/~charaneta/test/read.cgi?bbs=ikkoku&key=056781045

410 谷崎ゆかり ◆UYwMl8CsAs 04/03/04 21:29

>トキ課長・一人マンガ夜話
http://www.appletea.to/~charaneta/test/read.cgi/ikkoku/1037901441/l50
>天然記念物! 久しぶりに遊びに来ないかしらねぇ。
>お題は当然あずまんが大王。



210 名前:トキ課長 ◆sdnexyTOKI :04/03/05 21:32

思えばこのスレッドは、名無しのリクエストに対してこの天然記念物であり
博識であり高貴であり勤勉であり高貴であり希少であり特別であり天然であり
記念物な僕が語るという形式のスレッドなのである。

それなのに、リクエストが無いばかりに実に長い期間書き込みがなかったわけであるが、
(本気にしないように。なお、今からリクエストをしたところで応えるのは半年以降先である)
リクエストが来たのでそのレスである。

どうやら最近はこの一刻館に「あずまんが大王」のキャラクタが多数いるようである。
その上、どのキャラクタも好評を博しているようで、これは僕がこの作品について
語る価値があるというものであろう。

くわ。

211 名前:トキ課長 ◆sdnexyTOKI :04/03/05 21:32

ということで、次回のお題は

「よつばと!」

である。

212 名前:トキ課長 ◆sdnexyTOKI :04/03/05 21:34

なお、今回のお題決定の際には「よつばと!」と「魔法少女プリティサミー」の
二作品が候補となったが、『タイトルしか知らない作品など語りようがない』という
理由から「よつばと!」に決定した次第である。

どうでも良いが、「魔法少女プリティサミー」がマンガなのかどうかも僕は知らない。

213 名前:トキ課長 ◆sdnexyTOKI :04/03/05 21:39

それでは、次回予告が滞りなく終了したところで今回のレスは終了である。
次回のレスは年内の予定であるが、予定はあくまで予定であり予め定めたところで
さりげなく上げて終了である。

214 名前:名無し客:04/05/14 02:46

ここまで下がったという事で、そろそろ「よつばと!」を語っていただきたいんですが。
ところで、鳩サブレーって課長的にはどうでしょう。

215 名前:名無し客:04/10/29 15:28

課長、放置しすぎですよ〜
「はなうさぎ」とかどうですか?

かまってくれよ〜課長〜ォ〜


216 名前:トキ課長 ◆sdnexyTOKI :04/10/31 00:52

>>214
歴史ロマンSFファンタジックバイオレンス純愛レス
『よつばと!と鳩サブレーとダイヤモンド』
2006年公開!

>>215
ある意味タイムリーなレスである。


217 名前:名無し客:04/10/31 00:54

課長だ!
絶滅したかと思いました!

今週刊誌でやってる漫画について語って下さい!
小畑健のとか、藤崎竜のとか。

218 名前:トキ課長 ◆sdnexyTOKI :04/10/31 00:56

ということで、長々と放っておいた予告テーマを更に壮大に先送りにして
思いつきで『鼻兎』についてである。

ヤングマガジンアッパーズに連載され、雑誌休刊に伴い終了した
ラーメンズの小林賢太郎作のマンガである。

芸能人がマンガの連載を持つというのは酒井法子ののりピーマン以来の
出来事であるかどうか僕は知らない。
さて、これから「鼻兎」について、そのテーマと表現方法、ならびに
秘められたメッセージと表現技法について語るわけだが、その前に
“ラーメンズ”とはいったい何なのかを説明する必要があるであろう。

219 名前:トキ課長 ◆sdnexyTOKI :04/10/31 00:59

>>217
くわっ! 書き込みから二分で反応するとはキサマ何者だっ!!
キサマ、8ヶ月近く放置していたスレッドへのレスに二分で反応するとは、
さてはヒマ人だなっ!?

ヒマ人に構うヒマはあるが気力が無いのでしばらく放置である。
正式なレスは7年以内に。

220 名前:トキ課長 ◆sdnexyTOKI :04/10/31 01:08

で、ラーメンズである。

一時期はNHKの爆笑オンエアバトルに頻繁に出演し、高い確率でオンエアされて
いたので、そこで名前を知ったものも多いであろう。
また、何を誰がどう勘違いしたのかはわからんが、笑点にも出演していた。

位置付けとしては二人組みのコントグループ(二人組でもグループと呼ぶのかは知らん)
といったところか。
モジャモジャでメガネの片桐仁と普通っぽくて地味な小林賢太郎(カツ代の息子ではない)の
コンビである。

二人が演じるコントは昨今流行りのお笑いとは一線を画する、非常に上質で
構成・演出ともに良く練られたものである。
単に変な喋り方や声を張るだけの勢いやだからどうしたという毒舌で笑いを
取るようなものではないのである。

221 名前:トキ課長 ◆sdnexyTOKI :04/10/31 01:12

で、小林賢太郎である。
KFCのCMで電車の中で文庫本を読んでいる方である。
顔が面白くない方である。
モジャモジャじゃない方である。
普通っぽい方の人である。
地味で花が無い方の人である。

ぱっと見た感じ面白くなさそうな方なのだが、実際にコントを何本か見ると
そうではないことがわかるのである。

お笑いの二人組というと大抵は面白い方と面白くない方のコンビであるのだが
ラーメンズはそうではないのである。

事実、ラーメンズのコントはすべて小林賢太郎の作によるものであるし、
ものによっては小林メインのコントも数多く存在するのである。

222 名前:トキ課長 ◆sdnexyTOKI :04/10/31 01:26

そして、非常に芸達者なのも小林賢太郎の方なのである。
無論、片桐仁も並以上の多彩な芸を持っているのだが、明らかに幅が広いのは
小林賢太郎である。

「インタビュー」「ネイノーさん」「日本語学校アメリカン」「プレオープン」そして傑作
コントの一つに数えられる(無論数えたのは僕である)「小さな会社」等を
観ればそれは明確に理解できるであろう。

また、前述の「小さな会社」や「器用で不器用な男と不器用で器用な男の話」
「心理ゲーム」「超能力」「ドラマチックカウント」を観れば、その類稀なる構成力を
実感することができるはずである。

特に「ドラマチックカウント」における強引に計算されたセリフ回しは、特筆に価すると
言っても過言ではないかもしれないし過言かもしれない。

223 名前:トキ課長 ◆sdnexyTOKI :04/10/31 01:43

「心理ゲーム」「超能力」「男女の気持ち」では幾度となく世界観が揺るがされる
展開が仕掛けられ、それが観る者を心地よく裏切るのである。
そこにあるのは確かな構成力に基づく巧妙な罠であり、それはまるで上等な
ミステリィを思わせるものである。

そしてもう一方では、「日本語学校(フランス編)」「日本語学校アメリカン」
「アカミー賞授賞式」「タカシと父さん」「片桐仁教習所」といった、どこまでも
無意味でひたすらにバカな、ノリと勢いだけのコントも見事にこなすのである。

なお、この一連のレス内に書かれているのはラーメンズのコントのタイトルであり、
その気になればDVDで観られるはずなので内容が気になる、あるいは僕が何を
言っているかわからない、といった者はDVDを観れば良いのである。

またDVDを購入するのに抵抗がある者は幻冬舎より戯曲集が出ているので
そちらを読むのも良いだろう。
映像無しで戯曲のみを読んだだけでは面白さがまったく伝わらないコントが
大半であることを除けばの話であるが。

224 名前:トキ課長 ◆sdnexyTOKI :04/10/31 01:43

で、「鼻兎」である。

225 名前:トキ課長 ◆sdnexyTOKI :04/10/31 01:45

ラーメンズのDVDは持っているが
「鼻兎」は読んだことがないので
語ることができない。




以上である。
くわわ。

226 名前:名無し客:04/11/01 23:24

片桐仁つながりで
藤子・F・不二雄 「モジャ公」リクエストしてみます。

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