【萎え】双葉ほたるですが…【上等】

1 名前:双葉ほたる:2003/03/21(金) 06:54

ここは餓狼シリーズ総合スレ…じゃなくて私のスレッドです。
それだけ。好きに振舞ってくれてもいいよ。来てくれるだけで私、嬉しいから…。
みんな、来てくれるかな…。

2 名前:双葉ほたる:2003/03/21(金) 06:59

スレッドが立てられたし、少し寝よっと。
ちょっと疲れちゃった…カワイコぶってたら。
今日のお昼は残り物のカレーで済ませちゃおう、そうしよう。

イトカツ、あんまり文句言うとヒゲ抜くわよ。…ん、わかってくれたのね、イトカツ。
貧乏暇無しにお金無しなんだから、協力してね。

3 名前:名無し客:2003/03/21(金) 13:32

出たなドキュソ兄妹の妹
太陽で立て逃げかましたのはオマエか

4 名前:名無し客:2003/03/22(土) 16:37

騎乗位はやめれ!

5 名前:名無し客:2003/03/23(日) 02:05

ハムカツ食いたい

6 名前:双葉ほたる:2003/03/23(日) 12:01

いきなり返事が遅くてごめんね…水道止められたから水の確保に手間取っていたの。
イトカツ(=゚ω゚)「(ったく、世知辛い世の中だぜ)」

>3
あなたが最初のお客様です、ありがとう。やっぱりスレッドを立てて自分以外のレスが
初めてつくと嬉しいよね。
(=゚ω゚)「(何かクレ!腹減った)」
ちょっとお黙っててくれない?イ・ト・カ・ツ。(足蹴にして潰れない程度に踏みつける)
(=゚ω゚)「(ギャアアー!!何をするのだバカ女〜!うぎゅう…)」
さてと…DQNなんてあんまりだから二度と言わないでね?
何か誤解しているみたいだけど、私は立て逃げしたあの人じゃないよ。
逃げるくらいなら餓狼でもやっていればよかったのに、ね?

7 名前:双葉ほたる:2003/03/23(日) 12:05

>4
天翔乱姫のこと?あれだけはやめられないよ…超必殺で使えるのはこっちの方なんだし
強制停止技なんだから貴重なダメージ源だもの。それに当てたら相手にも精神的
ダメージが与えられるし、便利な技だよ?
騎乗位って言ってもね、本当に乱れる姫になったらもう誰が相手でも一分も
もたずにイ(放送禁止用語が混じるのでこれ以上は書けません)

8 名前:双葉ほたる:2003/03/23(日) 12:09

>5
(=゚ω゚)「(オッ…おれはハムカツじゃねーよォ!!ハムスターじゃなくてテンだ!!)」
くすくす…あなたはイトカツがハムカツに見えてしょうがないのね?
じゃ、私が材料費のほとんどかかってないハムカツを作ってあげる。
でもハムカツって言ったらハムえもんだよね…あのコーナー好きだったんだけどね。
カブタンはいまいちだと思わない?

9 名前:名無し客:2003/03/23(日) 12:30

ドットコム太郎をご存知ですか?

10 名前:名無し客:2003/03/24(月) 18:32

アケ板でめちゃくちゃ叩かれてるよ、ほたるタン。
過去の事だがね

11 名前:名無し客:2003/03/24(月) 22:53

貧乏グルメとか詳しいの?

12 名前:双葉ほたる:2003/03/25(火) 12:05

>9
ごめんね、私知らないの。だから検索してきたんだけど…さっぱりわからなかった。
ドットコム太郎さんってどんな人なのかしら…?
(=゚ω゚)「(まっ、オレみたいなナイスガイじゃねーことは確かだよな)」

13 名前:双葉ほたる:2003/03/25(火) 12:07

>10
みんな私の事嫌ってるの…?もし次回作があるなら、身の振り方を考えておかなきゃ
だめだよね。餓狼初の癒し系キャラになろうって思ってたんだけど、失敗しちゃったみたい。
世の中ってうまくいかないものよね。

14 名前:双葉ほたる:2003/03/25(火) 12:13

>11
うーん、そういう訳じゃないんだけど…ただ単に私、貧乏なだけだから。
お金がない時にお寿司が食べたい場合はよくベルムス巻きを作るよ。
(=゚ω゚)「(あーまったく、ひもじいばっかでやんなってくるぜー)」
ちょっとうるさいよ?イトカツっ。 ギュ〜〜〜〜
(=゚ω゚)「(ギエエーッ、く、苦しいのだ!やめろー!!)」
でね、ベルムス巻きなんだけととっても簡単なんだよ。手巻き寿司の要領で
マヨネーズを巻けば出来上がり!材料費が確か8円くらいで済むんだよ、すごいでしょ?
この料理はぷりん帝国って漫画であったの。

15 名前:名無し客:2003/03/29(土) 20:41

貧乏と聞いて連想するキャラは誰ですか?

16 名前:双葉ほたる:2003/03/30(日) 08:16

>15
貧乏?そうね〜…えっと。同じ餓狼MOWのキャラなら
お兄ちゃんかマルコさんかな?二人とも山にこもってるし、無職(と変わらない?)
なわけだし、いかにも貧乏くさいよ。あとロックさんにテリーさん、フリーマンさんも
ホームレスだし北斗丸君もお金なんてあったものじゃないよね。洗濯とかしてなさそう…。
(=゚ω゚)「(ったくよー、餓えた狼だからって貧乏人多くねーかぁ?)」
…何か言った?
(=゚ω゚)「(な、なにも言ってないのだ!)」

やっぱり格闘家って収入源に乏しいから、自然と貧乏な人が多くなると思う…。

17 名前:キング ◆kkKinG..Eo:2003/04/07(月) 12:57

で、テリーは最近元気なのかい? 

18 名前:名無し客:2003/04/07(月) 18:39

限界まで飛ばしてすぐに息切れして倒れる17才の青年をどうおもいますか?

19 名前:双葉ほたる:2003/04/09(水) 00:37

何気なくでもいいの…書き込みがあればスレッドは生きてるよ。
(=゚ω゚)「(ハァ…イライラするんだよ…こんなところにいると)」

>17
あ、どうも初めまして…。はらぺこ狼ことテリーさんの知り合いなんですか。
え、えっと…はい、すごく元気でしたよ。とても35歳とは思えないくらいに。
(=゚ω゚)「(なんかあのオッサン見るたびにみすぼらしくなっていってる気がするけど働いているのかぁ?)」

イトカツ、あの事は黙っておこうね。テリーさんがとある中華料理屋の裏口に回って、店員さんからお客さんの食べ残しを
分けてもらっていたなんて…私より貧乏暮らししているなんて、言えないよね。

20 名前:双葉ほたる:2003/04/09(水) 00:45

>18
それってロックさんの事かな?あの人悲しい目をしているけど、何があってあんな風になったんだろ…。
やっぱり貧乏暮らしが長かったせい?
限界まで飛ばしてはすぐに息切れして倒れる事と何か関係があるのかもね…。
何にしても主人公っぽさがビジュアル面とストーリーに出ているだけで実力が伴わないんじゃ、
やっぱり問題があるよね。次があった時は私くらいは越えていてもらわなきゃだめだよ。
結論としては、もう少し強くなってから出直して欲しいかな、って。
ところで17歳って青年じゃないっていうツッコミはなし?

21 名前:名無し客:2003/04/09(水) 01:58

馬鹿兄貴についてコメントを。

22 名前:名無し客:2003/04/09(水) 21:33

生活に必要な収入はどう得ているんですか?

23 名前:名無し客:2003/04/09(水) 23:05

ほたるの兄貴以前、2のキャラネタ板で、スレ立てていたよ。

24 名前:双葉ほたる:2003/04/10(木) 18:01

こんにちは。夕飯まで時間が少しあるから…。
今日の夕飯?えっと、今日インスタントラーメン食べたからその
残ったスープに卵とご飯を入れて、少し煮込んだラーメンおじやかな。
今は食材がないんだよね…。
(=゚ω゚)「(から揚げ食いてー)」

>21
…お兄ちゃんのこと?えっとね…正直私どうでもよくなってきたかも。
エンディングでいつまでも待つから、みたいなこと言ったけど…あんな風に
家出したかと思えば悪人に成り下がっている聞き分けのない馬鹿兄貴を
いつまでも待っててもどうしようもない気がするんだよね…。
(=゚ω゚)「(昔はあんな風じゃなかったんだぜ〜?でもこんな女に待っててもらっても
     嬉しくねーよなぁ)」
…イトカツ、あんまり減らず口言ってると必殺じゃん拳お見舞いするわよ。
(=゚ω゚)「(う、うぅ…オレ野生に帰ろうかな…)」

お兄ちゃん…いずれ私が引導渡してあげるからね。

25 名前:双葉ほたる:2003/04/10(木) 18:08

>22
生活に必要な収入?もちろんストリートファイトや賭け試合で稼いでいるよ。
でもこれだけじゃ本当に苦しいんだよね…。だから貧乏暮らししているわけなの。
後は短期アルバイトとか、靴磨きとかかな。
そういえば水商売でもどうだって誘われた事もあるけど、私にもプライドってものが
あるからできっこないよ。

26 名前:双葉ほたる:2003/04/10(木) 18:11

>23
うん、そうなんだよね…私も知ってるよ。
お兄ちゃんときたら足切りに遭っていなくなっちゃったみたいだね。
今はどこにいるんだろ…。いたらどうにかしようってわけでもないんだけれど。

27 名前:名無し客:2003/04/11(金) 04:29

風雲拳は暗黒空手より暗黒だと思いませんか?
手にブーメランを持っている時点で既に『空』手じゃないです。

28 名前:名無し客:2003/04/14(月) 09:29

ブレーキング対応技が役に立たないよ。

29 名前:双葉ほたる:2003/04/16(水) 23:32

野菜は何もつけないで食べても美味しいんだよ。ドレッシングをかけない分カロリーも下がるしね。
(=゚ω゚)「(20円くらいでコンビニに売ってるから買ってくるのだ!)」
イトカツ、贅沢は敵っていうのを忘れたの?

>27
風雲拳って、あの風雲スーパータッグバトルでおなじみのハヤテ師匠のことだよね?
空手にブーメランをミックスしたのはさすがだと思うけれど、素手じゃないから空手からかけ離れているよね…。
でもきっと、ハヤテ師匠だから空手を超えた格闘術を編み出したと思って喜んだんじゃないかな…?
私はハヤテ師匠は別に暗黒だとは思わないよ。だって斧を持ってる危ないプロレスラーさんやトンファーぶんぶん振り回す
警察の人がいるもの。でも拳銃なのに片手で乱射できる銃を持った警察の人の方が怖いよね…。

30 名前:双葉ほたる:2003/04/16(水) 23:35

>28
しょうがないよ…私のブレーキングはないようなものだもの。
北斗丸君やカインさんみたいに使えるものだったらよかったんだけどね…。
ロックさんもコマンド投げがブレーキング対応技だから出す機会が他の人より少ないのは
確かだよね。

31 名前:名無し客:2003/04/17(木) 11:04

他の格闘技大会で出てみたいのは?

32 名前:双葉ほたる:2003/04/21(月) 13:42

たった一人でも来てくれる人がいるから私は頑張れるの…。
(=゚ω゚)「(いつまでそう言っていられるのだ?相変わらずおめでたい女なのだ)」
…何か言った?イトカツ。
(=゚ω゚)「(べ、別に何も…)」

>31
他の格闘技大会?そうだね…私もキングオブファイターズにしか出てないよね(いろんな時系列が混ざって
オロチやらネスツやらが出てきたあっちのキングオブではないけど)。
ミリオネアファイティング(カプエス)とかサンシャインシティの乱(仮名、レイジオブザドラゴンズ)とかでも
戦ってみたいかな。特にサンシャインシティの方だったら二対ニで戦えるし、壁コンボとか出来るから楽しそう
だと思うの。でも組む人がいないのが問題だよね…。
ミリオネアファイティングは背景にいなかったから、出場する確率がまだあるんだけど…私じゃ出られない
気がするよ。後は古いところで言うと街頭喧嘩バトル(アーバンチャンピオン)とかメンマの塔の戦い
(イーアルカンフー)かな。こんなネタわかるのかな…。

33 名前:名無し客:2003/04/21(月) 14:11

格闘の総合のスレでも行って仲間増やせば?

34 名前:名無し客:2003/04/21(月) 15:07

あるいはキング女史や優香ちゃんのスレに出向いてみるとか。
この板に格闘家はいっぱいいるわけだし、相互交流するのも手かと。

35 名前:名無し客:2003/04/22(火) 00:44

続編は出ませんか?
打ち切りですか?

36 名前:名無し客:2003/04/22(火) 13:12

カレーは何日連続で食べられる?

37 名前:双葉ほたる:2003/04/23(水) 20:22

最近闘幻狂にはまっています…お金がないのに決死の覚悟で…。
(=゚ω゚)「(SNKでもなけりゃ格闘ゲームでもねーけどよー)」
どうでもいいけど主人公の朱星寒さんってお兄ちゃんに似てる気がする…。

>33
…もしかして私、寂しそうに見えたの?
(=゚ω゚)「(そりゃそうだ。オメー友達おれしかいねーし)」
イトカツ。口が過ぎるわよ〜?(壁におもっくそ叩きつける)
(=゚ω゚)「(あんぎゃああああああああ!!!!!)」
仲間を増やすの?うん…でも私だけの個人スレだから他のキャラハンさん、来づらいかも
知れないね…。とりあえず他のスレにもお邪魔してみようかな?ありがとうっ…。

38 名前:双葉ほたる:2003/04/23(水) 20:27

>34
キングさんや…優香?さんのスレがあったんだ…?実は私、一刻館に来て一月経ったくらい
なんだよね。他のスレとかいろいろ見て回ってないの…。
これを機会に他のいろんなスレを見てこようと思うよ…。
(=゚ω゚)「(オメーゲーセンによく出入りするわRB2やりまくってるわでネット自体…)」
余計な事は言わなくていいんだよ?イトカツ。

39 名前:双葉ほたる:2003/04/23(水) 20:32

>35
餓狼シリーズの続編?私も出て欲しいんだけど、何と言ってもSNKがないのがね…
もう絶望感に浸らせてくれるよね…。餓狼のスタッフだってかたやサミーに行った、カプコンに
行った…などなどで散り散りになっているみたいだよ。
プレイモアに作ってもらったら、あのレイジの時の悪夢が蘇りそうだから怖いよ…。
打ち切りにするには惜しい出来だし、やっぱり続編は欲しいよね…。
(=゚ω゚)「(続編を出すっつー話はどこにもなさそうなのだ!)」

40 名前:双葉ほたる:2003/04/23(水) 20:36

>36
カレーライス…最近はレトルトのものしか食べてないわ…。
二ヶ月前のとあるカレー屋で食べたチキンカレーがとても美味しかったなあ…。
(=゚ω゚)「(よくもまあ体壊さねーなこの女…)」
ちなみにカレーライスなんだけど、私子供の頃からとっても好きだから…多分五年連続で
食べられると思うよ?
(=゚ω゚)「(あほか。ぜってーウソだ、ウソウソ。信じるなよ!)」

41 名前:名無し客:2003/04/23(水) 21:06

>38
【Valiable.Geo.】ハンナミラーズ一刻館店 (優香さん)
http://www.appletea.to/~charaneta/test/read.cgi/ikkoku/047391254/l50
 
フフン、イリュージョンダンスを受けてみるかい? (キングさん)
http://www.appletea.to/~charaneta/test/read.cgi/ikkoku/1037153440/l50
 
他にも地下の方でくつろいでる格闘家の人達がいるよ。探してみたら?

42 名前:ティナ・アームストロング ◆Tina7/L7Sc:2003/04/25(金) 12:55

ここには始めて書きこむわねー。
 
わたしとしては、マスクマンのグリフォンマスク選手の
その後が気になるんだけど、あなたは知ってる?

43 名前:名無し客:2003/04/26(土) 12:52

というか、どこでその格闘技、身につけたのか?

44 名前:双葉ほたる:2003/04/27(日) 13:04

お兄ちゃん…今泉に行くからね。
(=゚ω゚)「(どこやねん)」

>41
あ、わざわざURL貼ってくれたの?ありがとうっ。
ちょっとだけ見てみたけど…この板じゃ越境は日常茶飯事になってるんだね、よかった…。
(=゚ω゚)「(面白い掟の板なのだ)」
とりあえずこの後は書き込みに行ってくるよ…本当にありがとう。

45 名前:双葉ほたる:2003/04/27(日) 13:10

>42
こんにちは…そして初めまして、さらにいらっしゃいませ。
(=゚ω゚)ノ「(ぃよう!)」
えっと…ティナさんも自スレを持ちながらもいろんな所へ出向いて、この板の皆と
交流を深めているんですよね。私も、お邪魔させてもらいますね。
(=゚ω゚)「(おれもいるのだ!遊びに行くのだ!)」

えっと、グリフォンさんですか?ええと…あの大会の後にプロレスラーとして復帰した筈
ですけど、あれから見てませんね。いくら何でもシン・ジーナスさんみたいに地下プロレスに
自分を売り込みに行ったりはしてないかと思います…。
(=゚ω゚)「(つーかシン知ってる奴いるのかぁ?)」

46 名前:双葉ほたる:2003/04/27(日) 13:21

あ、うっかりニ連続であげちゃった…。
(=゚ω゚)「(バーヤバーヤ)」

>43
私の中国拳法?この型はお父さんから教わったものだけど…。でもやっぱり中国とは
かけ離れている技もあるよね…道場で習ってて、いつも思ってたよ…。
(=゚ω゚)「(おやっさんも変なヒトだったよなぁ)」
勝者になるために強くなれ!って言ってたけど、その結果が全キャラの中でも相当下の
部類なんだから…お兄ちゃんみたいに中国拳法でも剛系のものを習えばよかったんじゃ
ないかな…。
(=゚ω゚)「(おめーじゃどう足掻いてもあれ以上強くならねーよ)」

47 名前:名無し客:2003/04/29(火) 12:54

口だけの男って最低だな。

48 名前:名無し客:2003/04/30(水) 10:25

ナコルルに一言。

49 名前:双葉ほたる:2003/05/04(日) 17:19

最近色々あるみたいだよね、ニュース見てると…。花粉症の心配してる場合じゃないのかな。
(=゚ω゚)「(あの布団が間違ってセカンドサウスに来たりしねーだろーな…)」

>47
口だけ…?それって、お兄ちゃんの事?確かにお兄ちゃん、口先ばっかで全然お父さん
ボコる事出来てないもんね…妹としてちょっと情けないかも…。
(=゚ω゚)「(必死だな)」
ゲーム中じゃ鬼みたいに強くても、お父さんには敵わないなんて…お父さんはどれだけ強いのかな?
(=゚ω゚)「(あの脅威のゲージ溜め能力と超必の性能が良すぎるんだろ)」
とりあえず私がお兄ちゃん倒さなきゃ始まらないよね…さっさと叩き潰してあげようっと。

50 名前:双葉ほたる:2003/05/04(日) 17:23

>48
ナコルルさんに…?多分一言じゃ済まないけど…。

私、あなたが羨ましいよ…ゲームのヒロインと言っていい存在だけじゃなくKOFや
カプエス、パソゲーにまで進出して、さらにはアニメ?羨まし過ぎるよ…。
その人気を私に少し分けてくれないかな…?
(=゚ω゚)「(ム・リ。オメーはいつまでたっても幸せになれねーよ)」
イトカツ…夢も希望もない事言わないの!(槍下砲炸裂)←ゲームが違いますなぁ
(=゚ω゚)「(うべっし!!!そりゃないぜ…)」

51 名前:名無し客:2003/05/06(火) 14:27

その程度の腕で戦うのは無謀だと思いませんか?

52 名前:名無し客:2003/05/06(火) 17:46

カプエスのオファーは来ましたか?

53 名前:双葉ほたる:2003/05/08(木) 18:51

『○○県に現れたたまちゃんは…』
最近のテレビの話題と言ったらたまちゃんだよね…。もうしつこいくらいに見るよ。
(=゚ω゚)「(フーン 単なるアザラシ如きが住民票もらってんのか)」
でも私はやっぱりテンが好き…。あ、もしああいう人目につく所にイトカツがいたら
あんな風に色んな人に持ち上げられて話題になるのかな…?
(=゚ω゚)「(まあおれってカッコイイし、目立つのだ!)」
それだったらもしかして、イトカツを想う会はジェイフンさんが…?う、う〜ん…。

>51
…うん、確かに私は全然未熟だし、修行が全然終わってもいないのに
格闘技大会に出たりしてるんだよね…。無謀過ぎにも程があるけど、これも全部
お兄ちゃんのためだったもの…。今じゃもうお兄ちゃんを、最終的にはお父さんを
コテンパンにやっつけたいからどうでもいいかな…。やっぱり強くならなくちゃ
って思うよ…。そんなんだから私の戦法は待ちが基本になるんだね、だっさいよ…。
(=゚ω゚)「(最弱にならなかったよかマシなのだ)」
私もそう思う…。でも私だって武闘派一家の娘だし、まだまだ強くなれる筈
だもん…がんばらなきゃ、ね!

54 名前:双葉ほたる:2003/05/08(木) 18:56

>52
残念ながらまだ来てないよ…新作が出るって事で、アルカディア見てみたんだけど
私なんてどこにもいなかったもん…。まだ全キャラ発表されてないけどね…。
サムライスピリッツの人達が新しく出るみたいだから羨ましいな…。
(=゚ω゚)「(色とかいうねーちゃんとデブ忍者だっけ?)」
うん、色さんは分かるけど…どうしてアースクエイクさんが出るんだろ…。
納得がいかないよね…。
(=゚ω゚)「(あいつらよか存在感ねーのかもなー)」

55 名前:名無し客:2003/05/14(水) 10:13

彼らがSNKを想う会だったら、どんな活動をしてると思います?

56 名前:名無し客:2003/05/14(水) 10:19

一流の殺し屋は、遠くで聞こえた撃鉄の音にも反応するそうです。
あなたにもそんな瞬間がありますか?

57 名前:名無し客:2003/05/16(金) 11:27

朝、あと5分寝ると遅刻してしまうシチュエーションで、それでも
寝ようと思うときに自分へ言い聞かせる言い訳を考えてみてください。

58 名前:双葉ほたる:2003/05/16(金) 13:24

潜在版鳳凰脚の無敵時間で攻撃をすり抜けつつ反撃が出来るようになりたいな…。
(=゚ω゚)「(猶予は3フレームなのだ、ガーキャンやった方が早いのだ)」

>55
あの人たちがSNKを想う会だったら…?そうだね…。
SNKの本社があった大阪で餌をばらまいたりとか、社員をしつこいくらいに撮影したり
とか、かな…?
(=゚ω゚)「(なわけねーだろ、人間相手にんなことすんのテレビ局の連中だけだよ)」
そうだよね…。じゃあ影からSNKの営業を支えているとか…。
(=゚ω゚)「(どんな風になのだ?)」
やっぱりネオジオランドで一日1コインとか、SNKの商品を買って売上に貢献したりとかかな…?
あ、もちろん想う会のメンバーはSNKサポーターズに入会しなきゃダメだね。
(=゚ω゚)「(そいつは効果的なのだ。けどそんなことする奴はいないのだ)」
既に会社が倒産してるしね…。版権もあっちこっちに行っちゃったみたい。

59 名前:双葉ほたる:2003/05/16(金) 13:26

>56
う〜ん、私はよくわからないよ…殺し屋でもないし…。
ただね…。
チャリーン
…あ、500円みっけ…。
(=゚ω゚)「(こんな風に金の音には反応したりするのだ)」

60 名前:双葉ほたる:2003/05/16(金) 13:31

>57
なんだかウィダーインゼリーのCMみたいな話だね…私もあれのお世話になった時期があったっけ…。
(=゚ω゚)「(しかしあと5分って微妙な時間なのに、それでも寝たくなるのは何故なのだ?)」
さあ…?とりあえず私流の自分に言い聞かせる言い訳は…
どんな僅かな時間でも、寝るときは寝るのみ…!
とか言ったりして。
(=゚ω゚)「(まーおめーは時間は守る性格だからたった5分寝るなんてこたぁしねーよな)」
…うん。貧乏暇無しだもんね…。

61 名前:名無し客:2003/05/16(金) 13:33

ビール瓶切りと氷柱割りと超必殺技伝授、どのコースを選びたいですか?

62 名前:名無し客:2003/05/16(金) 13:36

子供の頃、大きくなったら何になりたかったですか?

63 名前:名無し客:2003/05/26(月) 11:45

得意なウインタースポーツは何ですか?

64 名前:双葉ほたる:2003/05/26(月) 16:05

あれから10日も経ってたよ…ごめんね。
(=゚ω゚)「(さっきまでゲーセンにいたくせによく言うのだ)」
イトカツ。余計なことばかり言ってるとキン肉バスターお見舞いするわよ。
(=゚ω゚)「(…お、おおそうだった。ゲーセンに行ってみたら餓狼MOWやってる兄ちゃん
     いたよな!)」
うん…今時珍しいよね。きっとDC版持ってないんだね、あの人…。ジェイフンさん使い
だったから、私がドンファンさん使って乱入しようと思ったんだけど、気付けばその台、
対戦台じゃなかったんだよ…ちょっとつまらなかったな。
(=゚ω゚)「(まっチャチイ店だからしゃーねーわな)」

>61
どのコースって…これ龍虎の拳のボーナスステージなの?
(=゚ω゚)「(そうみたいなのだ、選んでやってみろなのだ)」
じゃあ超必殺技伝授で、ファイナルアンサー…。

『超必殺技伝授!!』←野太い声で
[341236421+BCDで超必殺技を出せ!!]
…なにこのコマンド…天覇封神斬みたいでめちゃくちゃ難しいよ…。
(=゚ω゚)「(これが出来れば無敵時間24フレームの強制停止時間10フレームで合計
     ダメージ69のすごい超必殺技が出せる!)」
…本当に?だったらかなりすごいね。
(=゚ω゚)「(そんな気がした)」
ギュ〜〜〜
(=゚ω゚)「(うべえ゛え゛え゛え゛!!!!内臓が、内臓が反転する〜!!!)」

65 名前:双葉ほたる:2003/05/26(月) 16:16

>62
子供の頃の夢かぁ…私、7歳くらいの時に買って食べたクレープがすっごい美味しくて
クレープ屋さんになりたいなって思ってた時があったよ…。
(=゚ω゚)「(よくある話だな。それ以前はどうだったのだ?)」
…お兄ちゃんのお嫁さん…。
(=゚ω゚)「(まじで?…ガキの頃なら許される話だけどおめーの今の年だったら相当
     やべーぞ…)」
うん…ていうか一部じゃそれネタにされてね、私が(以下全文削除)

66 名前:B・ジェニー:2003/06/22(日) 15:03

あらん、質問がこないと進まないわよねん。
つーワケであげっ!全員しゅっぱーっつ!

ちなみに兄弟ネタならともかく、ロックとテリーは親子ネタなのよねん。
まあ血は繋がってないらしいけど、それ以前の問題があるわよね。
んじゃ、しっつもーん!どんな女にあこがれるかしらん?
お姉さんに教えてごらんなさ〜い?

67 名前:双葉ほたる:2003/06/23(月) 22:20

あ…久しぶりに来たら書き込みがあったんだね…うん、よかった…。
(=゚ω゚)「(めでたしめでたしなのだ)」
終わらせてどうするの?
(=゚ω゚)「(駄スレが一刻館から抹消される)」
…とりあえずここにアイロンがあるんだけど顔に当ててもいい?スチームで…。
(=゚ω゚)「(や、やめるのだ!!それは起きないヤツを起こす方法なのだ!!)」

>63
ウインタースポーツ?そうだね…雪上ドッジボールとかかな…ロシアへ遠征に行って
ボール投げ合って雪崩に遭ってへろへろになるのが面白いよ。
(=゚ω゚)「(ちゃーちゃららららーらーちゃーちゃららららーらーちゃーらららららーらー
     ちゃーらららー×2♪ずんちゃんちゃんちゃんずんちゃんちゃんちゃん…
     ってそりゃくにおくんだろ!!しかもわかる人いるのかこのネタ!!!)」
さあ…ノリツッコミにしては凝ってるとは思うよ…。本当のところ、得意な
ウインタースポーツなんてスキーくらいしかないよ…お父さんもお兄ちゃんも教えて
くれなかったし…学校で習った程度だから得意もなにもないけどね…。
(=゚ω゚)「(得意とか言うんなら何か得意技とかあるのかよ?)」
よくぞ聞いてくれました…私の最も得意とする技は直滑降!くねくねくねくね曲がって
滑り降りてないで、スピード命で一気に頂上から駆け抜ける…これが勇気の証だよ!
スピード感とスリルは自動車で150`オーバーした時よりずっとあるから
一度試してみてね…。
(=゚ω゚)「(よ、良い子のみんなは真似しちゃいけないのだ!!)」

68 名前:双葉ほたる:2003/06/23(月) 22:43

>66
とうとうこのスレにも餓狼MOW関係者が来たんだね…スレが始まって
三ヶ月と二日後、B・ジェニーさん来訪と…。
(=゚ω゚)「(おいおい日記に書くほど嬉しかったのかよ)」
うん…あ、挨拶が遅れました…ようこそ初めまして…ジェニーさん。
(=゚ω゚)ノ「(いよぅ!)」
ところでロックさんとテリーさんは親子ネタとして扱うんですか?それは知りません
でした…確かに他に分類のしようがないような気がしますけど…。
(=゚ω゚)「(おい、金髪姉ちゃんが質問くれたのだー)」
えっと…どんな女性に憧れるか、ですか…?それはもちろん、ジェニーさんみたいな
色気のある、魅力的な女の人になれたらいいなって思います…。
(=゚ω゚)「(おめー貧相な体つきしてるもんなー)」
一言よ・け・い!! グシャッ
(=゚ω゚)「(あぶぼっ!!!???)」
でもそれだけだとちょっと面白味がないからピーチ姫様みたいにしょっちゅう何らかの
悪者にさらわれては救出してもらうヒロインもいいなって思うし、某ギャルゲーの
真似してお兄ちゃんLOVEを貫き通して本当の禁断の愛に生きる女の子にもそれなりに
憧れちゃいます…あ、あれは血はつながってないんだっけ?
(=゚ω゚)「(後半はデタラメだと思った方がいいのだ…)」

69 名前:名無し客:2003/06/24(火) 10:21

ジェニーの姐御ハッケーン!
質問に答えてくれますか? っていうか是非答えてほしいです。
相変わらず野郎どもを踏みつけてマスか?
 
>ほたる
北の国に憧れますか?

70 名前:B・ジェニー:2003/06/26(木) 20:50

あらん。私にも質問くれてありがとねん♪〜♥
でもほたるちゃんの場所にお邪魔するわけだから、キチンと挨拶しなきゃいけないわよね?
ほたるちゃん、私ってば来れる日もマチマチだけど、お邪魔しちゃっていいかしらん?

それじゃ今日はこれで全員てったーい!しからばグッバーイ!!

71 名前:双葉ほたる:2003/06/27(金) 22:49

そういえばエスカプもそのうち出るけどカプエスの新しいのも出るんだとか聞いたよ。
(=゚ω゚)「(まじかよ!!もう作らないつもりじゃなかったのかよ!!)」
2D格闘から完全撤退…だったはずなんだけどね…どうなのかな。もし出るんだったら私…
(=゚ω゚)「(無理だろ)」
イトカツ、まだ何も言ってないわよ…。
(=゚ω゚)「(おめーの考えくらいお見通しだっつうの)」

>69
北の国…北の国、から?あの番組、もう去年で終わったんじゃなかったっけ…。
(=゚ω゚)「(詳しく知らんけどほたるつながりだ絶対)」
そういえば登場人物の中に私と同じ名前の子がいたんだっけ…ほとんど知らないんだけれど。
(=゚ω゚)「(それはさておき北国ってどうよ?大抵ラーメンがウマイよな!!)」
んん?そうだっけ…?私は知らないけど、北国は一度行ってみたいかな…広い大地と真っ白な景色、
氷に覆われた海…見てみたいよね。
(=゚ω゚)「(オウヨ!けどこれ、憧れっつーか興味があるだけじゃねーのか…)」

72 名前:双葉ほたる:2003/06/27(金) 22:58

>70
(=゚ω゚)ノ「(いよぅ!また遊びに来てくれたのか〜嬉しいねぇ!)」
こんばんはジェニーさん…。また来てくれたんですね…。

このスレでの事なんですけど、ここになら好きな時に来てくれていいですよ…むしろ歓迎
します。個人スレのつもりなんて最初からなかったわけですから。
ジェニーさんが来てくれると嬉しい人は(私含めて)いますので、今後ともどうぞよろしく…。
(=゚ω゚)「(ま、そういうワケだから気楽にやってくんな!)」

73 名前:名無し客:2003/06/28(土) 22:12

ほたるたんに来てほしいよか〜ん


質問

自分が「力」を持たなかったら何してた?

74 名前:双葉ほたる:2003/06/28(土) 23:22

燃焼系♪(TOPアタック発動)燃焼系♪(TOPアタック発動)餓狼MOW式♪
…これって結構疲れるよ…カロリーだいぶ消費出来るんじゃないのかな?
(=゚ω゚)「(おめー危ねーよ、バス停でんなサマーソルトキック連発してたらバス待ちの
     人蹴り上げるんじゃねーのか?)」
大丈夫だよ、天翔乱姫じゃないからとどめを刺したりしないもの…。
(=゚ω゚)「(あーなるほど。ってオイ、そういう問題じゃねーっつうの)」

>73
という訳で呼ばれてやって来ました…。あの、待った?
(=゚ω゚)「(何が待った?なんだよおめー、どっかのギャルゲーみたいに校門トコで待ち伏せしてんじゃ
     あるまいしよー)」
…四の五の煩いってば、イトカツっ。 グイッ(ひげを引っ張る)
(=゚ω゚)「(ひててひてて!!ふおお、やへるのら!!!)」

えっと…もし私が力を持たなかったら?私が格闘家としての実力を持っていなかったらって事だよね…
平平凡凡だとは思うんだけど、普通の女の子として過ごしていたと思うよ…。
私、争いごととか嫌いだし、お父さんとお母さんの子供じゃなかったらきっと武道の道に
携わる事なんてなかったんじゃないかな…?
(=゚ω゚)「(じゃねーの?オメー格闘技の才能ないしな。…ちょっと待て。その『もし』があったと
     したら今ごろ普通に女子高生になって学校で勉強してんのか?)」
…だと思うよ。何か言いたそうだね…。
(=゚ω゚)「(兄貴追って旅してないで学校行けよ)」
………。だ、大丈夫だよ、中卒のままで終わるつもりはないから。いつかきっと…。

75 名前:B・ジェニー:2003/06/30(月) 20:24

おっ邪っ魔っするわねん〜♥
それじゃちょちょいと質問に答えちゃおうかしらん?
あなたたちラッキーよん。なんせ私と話できたんだから。

>69
ノンノン、失礼しちゃうわ。別にSM嬢じゃあるまいし、毎日踏みつけてなんかいないわよ。
つーか踏みつけるくらいなら、ジャストディフェンスしてA・B・C。
そういえば踏みつけるで思い出したけど、私を足蹴にしたあの黒髪、どーしてるかしら?
今度会ったら倍踏みつけてやるんだから。んー、でもそれじゃ甘いわよね。
やっぱり踏みつけて、鼻からスパゲッティくらい食べさせないとダメかしらん?

最近ケンカもしてないし退屈なのよねー。今日辺り酒場に繰り出して暴れてきちゃおっかな♪

>ほたるちゃん
あらん、よろしくしてねん♥
と、ところで私ってば、小さい動物って苦手なのねん。
あ、こっち見た…な、な〜んか、顔はかわいいのに、怖そうな「イタチ」ねん。

>ジェニーさんみたいな色気のある〜
あらいいのよん。私みたいな大人の女に憧れても。ほほほ。
あれ、でもほたるちゃん…ちょいと、失礼。
…………(ブラつけてないのね)。
いくつだっけ?16?
が、がんばるのよ、未来は信じるものなのねん。

>某ギャルゲーの真似してお兄ちゃんLOVEを貫き通して〜
それもいいわよね。ところで、カプエスがダメならいっそのことギャルゲーとか作っちゃえばいいのにね。
どうせキャラゲーとか言われてるんだから、そのくらいしてもいいと思うのよねん。
そうすればほたるちゃんも、晴れて普通の女子高生…って私はやっぱり出番なさそうじゃん。

>燃焼系♪(TOPアタック発動)燃焼系♪(TOPアタック発動)餓狼MOW式♪
どうでもいいけど私のTOPアタックと似てるわよねー。
→挑発も似てるし、意外と似た者同士かも知れないわ。
じゃあこれからも期待できるわよん。私は昔からパーフェクトボディー♥だったけどねん。

じゃあバイバイ、また来週〜♪

76 名前:名無し客:2003/08/01(金) 10:29

もし仮に、「吸血大殲」にいけにえを提供すれば一生遊んで暮らせる大金が手に入るとしたら、
誰をいけにえにします?

77 名前:名無し客:2003/08/30 23:10

ほたる生きてる?

78 名前:◆ODy0sGEESE :03/11/02 18:19


 嘗て、そこにあったのは名も無き寂れた街―――――


 ある時を境に人が来た

         商人が来た

         騎兵隊が来た

         白人が来た

         黒人が来た

         無法者が来た

         ―――いつしか――――その街はサウスタウンと呼ばれ―――――――


         欲望の渦巻く街と成った――――――


 そこにあるのは混沌。
 金、女、麻薬―――――ありとあらゆる欲望が渦巻き、そこに多くの者が飲まれ、消えていった。

 悲鳴、パトカーのサイレンが鳴り止まない夜は無い。
 その音の裏で強者が弱者を喰らい、生を為していく―――――――――――




 男は街の中心に聳え立つ摩天楼の最上階から街を見下ろす―――――
 彼の名はギース・ハワード。
 この欲望の魔都、サウスタウンの支配者。



                   ――――――そして、餓狼の伝説の幕を開けた男である。
 

79 名前:ギース・ハワード ◆ODy0sGEESE :03/11/02 18:20

出典 :餓狼伝説シリーズ
名前 :ギース・ハワード
年齢 :45才(リアルバウト餓狼伝説時)
性別 :男性
職業 :ハワードコネクション総帥
趣味 :不特定(凝り性だが飽きっぽい)
恋人の有無 :無し
好きな異性のタイプ :『ギースは鼻をフン、と鳴らしたのみだった』
好きな食べ物 :ステーキ(レア)
最近気になること :SNKの遺産の迷走・暴走
一番苦手なもの :無し
得意な技 :烈風拳・レイジングストームに代表される気孔全般、当て身投げ
一番の決めゼリフ :ザコは大人しくしていろ。
将来の夢 :―――この街、サウスタウンで眠れるなら、これ以上に望む事は無い。
ここの住人として一言 :寂れ果てた地下スレ、ドブネズミの棲家には相応しい所だ。
ここの仲間たちに一言 :見てのとおりだ、ここには誰も居らん。
ここの名無しに一言 :ふん、ただの余興だ、レスを返すのはな。

80 名前:ギース・ハワード ◆ODy0sGEESE :03/11/02 18:21

ギースはデスクの上に溜まった書類=レスを見ると、呟いた。

『ふん、それでははじめるか。あまりに興にそぐわんものには答えんがな』

>>18 限界まで飛ばしてすぐに息切れして倒れる17才の青年をどうおもいますか?
ギースは表情1つ変えずに吐き捨てた。

『ドブネズミだ。それ以上、何を言えというのだ?』

ギースは思う。

 私が憎い―――憎むなら、それも良かろう。
 たが、その枷をも食い千切れんようではただのドブネズミだ。
 野良犬にも劣る。
 憎いなら、その憎しみを糧として、枷を食い千切るべく戦えばいい。

 それを出来ぬなら、ただ無為に足掻くだけなら、まさにドブネズミだ。
 この街に棲まう腐狼の牙にかかり、無様な骸を晒すがいい。

『―――何処で、奴が野垂れ死のうと私の知った事では無い』

そう、漫然と言い放すギースの顔に表情は無い。

 狼の餓えは、乾きは、他の獲物の叫び、血、そして肉でしか癒える事は無い。
 何時もカラカラに渇いて、餓えている。
 それを癒す為には獲物の喉笛を食い千切るしかない。
 そうでない、自分が弱り果て、食われるだけだ。

『私に何か奴が言いたいのなら、己がドブネズミでない事を証明するがいい』

ギースはそう言い放つと椅子を返し、再び、眼下の街を見下ろした。

81 名前:名無し客:03/11/02 18:26

聞き間違えたままパクっちゃうのはどうかと思うんですが

82 名前:ギース・ハワード ◆ODy0sGEESE :03/11/02 18:44

>>81 聞き間違えたままパクっちゃうのはどうかと思うんですが
唇を歪めて、ギースは笑う。

「ほう、中々、あざといな、>>81よ。
 邪影拳は聞き間違いから編み出せた技という話か。
 ALL ABOUT餓狼をはじめ、色々な媒体に載せられているエピソードだな」

嘗て、自らが主宰したキングオブファイターズでギースはアンディ・ボガードの斬影拳を見た。
如何なる経緯で自ら使ってみようと思ったのだろうか?
本人は余興のつもりだったのかもしれない。

しかし、実の所はどうだろう……?
ギースの過去からの怨念、ジェフ・ボガードの息子達……
だが、彼等はギースと同じく間違いなく餓狼だった。
餓えて、渇いて、その苦しみを癒す為に、ギース・ハワードに牙を剥いた。

ギースがアンディ・ボガードの斬影拳を元に邪影拳を考案したのも、彼等に対する無意識の敬意の表れだったのかもしれない。
ギース・ハワードという狼のアンディ・ボガードという狼への敬意―――――

「最初は聞き間違いだったがな、今更、変える気もせん。
 既に全く、別の技なのだからな」

ギースの述べる通り、邪影拳と斬影拳は全く異なる技である。

―――斬影拳は不知火流の歩法を以って、神速で相手の懐に接近して、その急所に肘打を叩き込む技。

―――邪影拳は両の掌に気を溜め、相手に突撃し、それを開放させる技。

ギース・ハワードという男が自己のスタイルに合うように作り上げた斬影拳が邪影拳なのである。
彼の持つ常軌を逸した気の容量を以ってすれば、気を使ってのアレンジはある意味、当然なのかもしれない。

83 名前:ケン・マスターズ(ゼロ):03/11/02 21:59

お、サウスタウンのオッサン発見 ちょいと質問残していくか

街のボスに収まる気は無いくらいは分かるがな テリーに負けなかったら大方世界進出
するつもりだったんだろうし で、だ アンタは征服するという過程が好きなのか?
それとも結果のみに重点を置いているのか?そこん所が知りてえな

84 名前:ギース・ハワード ◆ODy0sGEESE :03/11/03 02:15

>>83 ケン・マスターズ
ギースは突然の来訪者に唇を歪めて笑った。

『ふん、誰かと思えば貴様か。相変わらず、貴様も変わらんな。
 リュウを越えられたのか?
 何処ぞのドブネズミに洗脳されているようではまだまだ目的達成は無理そうだがな』

ドンと足をデスクに乗せ、倣岸不遜な笑みを浮かべて、ギースは問いに答える。

『勿論、両方だ。そうでなくては意味が無い。私自身の生きているという意味がな』

ギース・ハワードという男にとっては過程も結果も紛れない真実である。
彼は今までの結果―――この摩天楼からの風景を愛している。
自らの野望の具現のこの街を愛している。
支配者となり、積み上げたこの摩天楼。
それが例え決して天に届かぬバベルの塔だったとしても、それは彼にはこの上なく大切なモノなのだ。
それはギース・ハワードという男の生きてきた証明に他ならないのだから………

『私が結果だけ追い求めると思ったか? ふん、だとすればそれはとんだ勘違いだ』

ギース・ハワードの心は常に餓えている、渇いている。
それは無限に続く砂漠のようで決してオアシスに変わる事はないだろう。
けれど、スコールがギース・ハワードという砂漠に降り注ぐ瞬間は確かに存在する。

そのスコールとは彼がその牙で噛み砕く獲物の――――――

         血であり

         肉であり

         断末魔である

その瞬間にギース・ハワードの心は瞬間ながら、確かに満たされるのだ。
決して補えない、埋める事の出来ない心の間隙を彼は獲物の犠牲により埋めている。
そして、その獲物の骸の山を登り、彼はギースタワーという名の摩天楼の最上階に立っている。    

85 名前:名無し客:03/11/03 03:22

40代の若さで巨万の富を築いてるっぽいですね。
しかも喧嘩も強い!
正直ここまでくるのに、死ぬ程の苦労があったと思います。
自分がここまで来れたのは、どんな動機があったと思われますか?

86 名前:ギース・ハワード ◆ODy0sGEESE :03/11/03 03:45

>>85 自分がここまで来れたのは、どんな動機があったと思われますか?
ギースはその質問を聞くと、静かに目を閉じた。
その瞼の裏には在りし日の自分が浮かんでいた。


 そのドブネズミは何時も穴倉を、路地裏を彷徨っていた。
 栄耀・栄華を誇る摩天楼とは対照的にその蟻の巣のような路地裏は、
 錆びと腐臭と暴力の臭いに満ちていた。

ギース・ハワードは考える。

――――何時、そのドブネズミは天を仰いで、天を望んだのだろうか……?

    ………ああ、そうだ、あの日だ。

    あの日、そのドブネズミは天を仰いだのだった―――――

 その幼かったネズミは生きていく為に初めて盗みという悪事を犯した。
 何を盗んだかは覚えていない。

 ……だが、直ぐにそのネズミは捕まり、立ち上がれない程に叩き付けられた。


        ここで――――死ぬのか………


 しかし、その時、霞む視界でそのネズミは見たのだ。
 路地裏の隙間から、ネズミを嘲笑うかのように光輝く摩天楼の列があったのだ。
 ネズミは思った―――――――――――


        こんな場所では死ねない……!

        いや、絶対に死にはしない……!!


 気がつくと彼はその小さな天に向かってありったけの声を振り絞っていた。
 ―――――1匹の狼はそうやって、生まれていったのだ。

87 名前:名無し客:03/11/03 18:39

現在一刻館に居る他のラスボス(下記リスト参照)の方をどう思いますか?
パッと見た目でもいいので、感想を述べてください。
(但し、原典を知らなければ無理にお答え頂かなくても構いません)

○フェイスレス司令(からくりサーカス/人形使いが人形のメンテナンスをするスレ)
○ソークス(wizardry外伝1/ラスボスに向かって言ってはいけないセリフ@一刻館スレ)
○カオス(ファイナルファンタジー1/ラスボスに向かって言ってはいけないセリフ@一刻館スレ)
○竜王(ドラゴンクエスト/竜王に献策するまでもない質問・雑談スレ)
○七英雄(ロマンシングサガ2/雑談スレ等)

88 名前:名無し客:03/11/04 06:58

>261 名前:武内優香 ◆CfVG760hxo 投稿日:2003/04/24(木) 22:50
>>>258
>ギースかぁ…。
>ボクは「飢えて死なないための武器」として拳を用いたことがないから断言は
>できないけど、あの人はやっぱり間違ってるよ。
>誰かを踏みにじってお金や権力を手に入れるための道具として格闘技を使う
>なんて、ボクにとっては理解できないし許すこともできない生き方だから。

>「心・技・体」のバランスが狂ってしまったら、空手は己自身を滅ぼすんだよ。
>欲望のために振るわれる拳は……最後は自分に返ってくる。

>>>259
>うん、それはいつものこと。自分を鍛えるっていうことは自分との対話だから。
>心を研ぎ澄まし、内なる自分の声を聞くんだ。
>それに気づかないままに強さだけを求めると>>258で言われてるギースみたい
>なことになっちゃうんだよ、きっと。


と嘗てあったハンナミラーズスレのウエイトレスがコメントしていますが、
何かギース様から仰りたい事はありますか?

89 名前:名無し客:03/11/04 14:44

ギースタワーにはどんなテナントが入っているのか教えてください。

90 名前:ギース・ハワード ◆ODy0sGEESE :03/11/04 18:34

ギースは側に控えている秘書――リッパ―に言った。

「>>87のリストに在る奴等の資料を持って来い。話はその後だ」

そして、ギースは次の書類へと眼を通す。

>>88 武内優香の言葉に対するコメント
「はっ――――――」

ギースはそのコメントを見て鼻で笑った。

 ――――馴れ合い、温い闘いに幸せを感じる野良犬の戯言――――

それがギースの武内優香のコメントを見て思った事であった。
餓えた狼の心は決して野良犬は理解出来ない、ギースはそう断ずる。

ギース・ハワードは確かに彼女の言う通り、他人を踏みにじり、金や権力を手にして来た。
だが、それはギース・ハワードという狼が自身へ立てた誓いそのものである。

 泥を啜り、腐肉を喰らっても、必ず、あの聳え立つ摩天楼の頂上に立つ―――――

否、それは誓いというより最早ギース自身に刻まれた呪いのようなモノだっただろう。
ギースは何としても強くならねばならなかった、力を欲さなければならなかった。
ギース・ハワードという男の過去には他者が想像も及ばない呪いの烙印が施されている。

 幼き日に父、ルドルフに捨てられ――――

 暗いドブネズミの巣で母、マリアは過労が祟り、死に至り――――


   彼は吼えた――――それは父に対する呪詛であり、母を護り切れなかった悔恨


 彼は父を殺そうと思った。
 そうでなければ、母の哀しみは晴れない。
 そうでなければ、自分の時間は動かない。

 ――――父は居た、ヨーロッパの名門シュトロハイム家の当主として……
 ――――母を捨て、自分を捨てた父はのうのうと権勢を振るい、その生を謳歌する。

 それはどれ程の屈辱か。
 許せない、その首に刃を突き立てて、その血を啜っても、まだ足りない。
 だが、そうしなければ、ギース・ハワードは前に進めない。

 彼は父の居城に忍び、父をその手で殺そうとする。
 息を潜め――――――父をその手にかけるその寸前……1人の少年がギースの行く手を阻んだ。
 少年の名はウォルフガング・クラウザー。
 憎むべきルドルフの息子であり……ギースの弟であった。


 クラウザーに殴られ、蹴られ、身体が動かなくなっても、なお、痛めつけられた。
 立ち上がることすら出来ない身体に更に無情の追い討ちがかけられ、傷が刻まれた。

 どれだけの時間が経ったか……?
 どれだけの血反吐を吐いたか……?
 どれだけ弟の嘲笑を浴びたか……?

 ――――気づけば城の外にギースは打ち捨てられていた。


 ……ギース・ハワードに復讐と言う呪いがその時、刻まれた。
 父ルドルフを、弟クラウザーを必ず牙を突き立てて、その臓腑を貪ってやる。
 力が必要だ、誰にも負けない絶対の力が………
 その為にはどんな事もしよう、悪魔に魂を売っても構わない。

 この手をどんなに血に染めてもいい。
 この心をどんなに闇に落としてもいい。

 だから――――力を手に入れる。
 地の底から這い上がって、天で嘲笑う奴等を今度は地の底に叩き落してやる。


 ギース・ハワードという狼が脈動し始めたその瞬間である。



「己自身を滅ぼすか、ふん、聞いた風な口を聞くな」

そんな事はとうの昔に分かっている。
何人、自分に牙を剥いた者が居たか分からない。
彼はそれを悉く屠ってきた、自らの手で。

ギース・ハワードという男には無数の怨念が染み付いている。
それは彼に向けられた呪詛であり、彼に殺された者たちの怨瑳である。
だが、ギース・ハワードはそれをも喰らい、自らの力として来た。
その結果が今、ギースが居るこの摩天楼である。

この摩天楼は天に挑んだ男が立てたバベルの塔。
神話通りに何時、天の怒りに触れ、崩されるかもしれない。
否、彼の場合は自ら倒した者の怨念により崩されるかもしれない。

しかし、それをも既に彼は覚悟している。
現に自分に牙を剥く誇り高き狼達が居る。
彼等は何時ギース・ハワードを食い千切るとも限らない。

だが、それも考えない結末ではない。
ギース・ハワードは証が欲しかった。
自分が生きたこの街で、この環の中で眠れるなら、そう、これ以上に望む事は無い。
――――彼はそう考えている。

91 名前:ギース・ハワード ◆ODy0sGEESE :03/11/04 19:02

>>89 ギースタワーにはどんなテナントが入っているのか教えてください。
ギースは>>89の書類に眼を通すと、鼻を鳴らした。

「それはジョークか? 酷く粗末なジョークにしか聞えんが……まあ、いい」

椅子を回転させ、ギースはサウスタウンの夜景の方へと目を向ける。
無数に輝く灯は宝石のようでとても美しい。

「このタワーにはそのようなモノは存在せん。
 このサウスタウンの支配の為に造ったのがこのギースタワーなのだからな」

ギースタワーはギースの言う通り、サウスタウンの支配の為にある。
サウスタウンの行政は確かにサウスタウンの市長等が行っているが、
実質的な事は全てこのギースタワーで決められていると言ってもいい。

ハワードコネクションはサウスタウンの建設・鉄鋼・流通・通信・メディア関係を網羅している。
そして、裏ではギャンブル・麻薬・売春――――を取り仕切っている。
これらの業務から最大限、利益をあげる為にギースタワーには多数のスタップが居る。
彼等は逐一サウスタウンの情報をチェックし、最善の手を打つ。
無論、此処での最善の手とは「ハワード・コネクション」にとってということはいうまでもないが。

サウスタウンの支配を行う為に極限まで機能化した塔―――それがギースタワーなのである。
サウスタウンに住む人々は常にギースタワーを見上げる時は畏敬の念を持って見上げるのだ。

92 名前:豪鬼:03/11/04 20:18

・・・・勝者のみ・・・・真理とならん・・・・・

93 名前:名無し客:03/11/04 20:42

ギース様に一つ質問。

あなたの奥さんの弟―――義理の弟にあたるカイン=R=ハインラインと、
あなたの息子さん―――ロック・ハワードに何かコメントを一つ。
息子さんはあなたの宿敵・テリーに育てられてますが、それについても何かあったらどうぞ。

94 名前:ギース・ハワード ◆ODy0sGEESE :03/11/05 03:11

>>92 豪鬼
「……貴様、か」

ギースはその鬼の出現にそう呟いただけだった。
鬼の嘶きをギースはどう思っただろうか?

  なるほど、確かに貴様の言う事は真理だ。
  勝てば、望むモノが手に入り、敗北すれば全て失う。
  だが、貴様自身はどうなのだ……?

豪鬼という男は修羅である。
その存在は伝説にまで昇華され、誰もが畏れを以ってその名を口にする。
だが、ギース・ハワードにとって、豪鬼という存在は敬意を表するがさして巨大なモノではない。

……確かに豪鬼の『殺意の波動』は山を砕き、海を裂く。
最早、神域に達していると言えよう。
――――しかし、ギース・ハワードにとっては『殺意の波動』は愚者の拳である。

  貴様自身はその力に飲まれてはいないのか?
  貴様自身の意思は確かに存在するのか?

ギース・ハワードは知っている。
『殺意の波動』という力は自己の命を削り、究極的には破滅をも呼び込む力だと言う事を……

己を削り、心を削り、命を削り、得た拳――――確かに賞賛には値しよう。
しかし、ギース・ハワードには意味が無いのだ、そのような拳は。
豪鬼の何処に『殺意の波動』に飲まれて己を失っていないという保証が出来ようか?
確かに豪鬼は嘗て『殺意の波動』を身につけた先人達より高みに達していると言えよう。
けれど、それだけだ、高みに立っているという事は己を失っていない事とイコールにはならない。

故にギース・ハワードは『殺意の波動』に興はあっても、身につけようとも思わない。
制御不能の力など必要無い、使いこなせないモノに価値は無い。
自ら以って積み上げた力で獲物を狩り、その渇いた心を癒し、実感を得る。
感じる意思が無くては何の為の戦いだ?
ギース・ハワードに必要なモノはあくまで『実感』であるのだ。

95 名前:ギース・ハワード ◆ODy0sGEESE :03/11/05 03:55

>>92 カイン及びロックへコメント。テリーにロックが育てられた事はどう思う?
1.カインについて
「ふん、カインか……。私の後継者と称して、何やらやっているようだがな………」

……ギース・ハワードはカイン・R・ハインラインを無条件に評価していない。

確かにカイン・R・ハインラインは狼だ。
カインという男が嘗ての自分と同じ様にのし上がった事も知っている。
しかし、ギースはカインを自分と同じとは思わない。

「あの男の眼は綺麗すぎる――――」

ギースはカインをそう揶揄する。

 ――――セカンドサウスを嘗てのサウスタウンと同じ弱肉強食の街へ

これがカインの夢であり、野望であるが、そこは完全なカインの意思なのか?
ギースはそこに疑問を感じる。
ただ、カインは自分に追随しているだけではないか、と感じるのだ。

100%自分の意志で、餓えを癒す為に街を造る。
それならばいい、何も問題は無い、自分の想いのままにやればいい。
だが、そうでないならば、自分の意志でないならば――――――――

「まだ、あの男には完全に餓えきってはおらん。眼がボガード達のそれでは無い」

故にギースはカインを綺麗すぎると言う。
まだ餓えきっていない故の不完全………
――――それがあるからこそ、ギースはカインを簡単に肯定しないのである。

「カインのやる事は否定せん。己の好きにやればいい」

ギースはこう言う。

「……真に餓えた狼になり、弱肉強食の理を実行したいなら、もう少し地獄を見る事だな」

96 名前:名無し客:03/11/05 09:29

なんかこのギースのレス見てると
天獅子悦也氏の漫画を思い出すなぁ

97 名前:現場からの報告:03/11/05 14:03

以前視察なされた体育館裏の倉庫について。

現在、体育館裏の倉庫は二人の人物が時折出没する模様。
一人は高校生と思われる少女。もう一人はメーテル帽に蒼いマント
を着た少年。

この二人が何者なのかは現在調査中・・・。

98 名前:リッパ―&ホッパー ◆ODy0sGEESE :03/11/05 14:21

リッパ―
「今、ギース様は所用で外しておられる。>>95のレスの続きは後で為さってくれるだろう」
ホッパー
「その間に私達が>>96に答えておこう、ギース様が答えるには少し相応しくないかもしれないのでな」

>>96 なんかこのギースのレス見てると天獅子悦也氏の漫画を思い出すなぁ
リッパ―
「>>96よ、鋭い。此処のギース様は天獅子悦也氏のコミックをかなり参考にしておられる」
ホッパー
「実際、氏のコミックは上手く補完されているしな。掲載紙廃刊で今は格闘ゲームから離れて、麻雀をテーマとされているようだが」
リッパ―
「餓狼・竜虎シリーズに関して、膨大な関連作品があるが矛盾点も多い」
ホッパー
「例えば、ギース様のジェフ・ボガード殺害、これに関してメディア化された作品毎に異なっていたりする」
リッパ―
「餓狼伝説WAではOPでパンチとキックで殺していたり、覇王というゲーム雑誌では烈風拳でジェフを殺しておられた」
ホッパー
「極めつけの黒歴史はコミックボンボンの『催眠術でジェフを殺害』だが、最早、これは笑うしかない」
リッパ―
「此処のギース様は各メディアの情報をギース様なりに解釈して、レスしておられる」
ホッパー
「レスを閲覧する諸氏は?と思うところもあるかもしれないが、その辺は大目に見て欲しい」
リッパ―
「勿論、何か疑問があればギース様なりに答えてくださるだろう」

99 名前:名無し客:03/11/05 14:41

コミック版のギース様は黒歴史に入るであろうものも多々存在しているようです。
以下に挙げる二人のギース様は果たして本物だったのでしょうか?

○ゲーメスト連載版の「メカギース」

○石川賢版餓狼伝説2の「古代中国の魔人『武帝王様』の手下になっていたギース」



100 名前:ギース・ハワード ◆ODy0sGEESE :03/11/05 18:03

>>99 メカギースと石川版ギース
>>99の書類を見て、ギースは眉をひそめ、後ろに控えるリッパ―に言った。

「おい、これに関する資料を持って来い」


……数分後、リッパ―が持ってきた資料にギースは眼を通す。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○ゲーメスト連載版の「メカギース」
スラッシュというオリキャラの手で作られた機械仕掛けのギース。
眼から怪光線等が特徴。

○石川賢版餓狼伝説2の「古代中国の魔人『武帝王様』の手下になっていたギース」
武帝王に蘇らせられ、怪物軍団の長として君臨。
魔界で怪物軍団と共にテリー・ボガードたちと死闘を繰り広げる。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――

「……………」

凍りつくような静寂。
息の詰まるような瞬間。

「んんんんんー、許るさーん!! 私の名を此処まで貶めおって!!」

資料を握りつぶし、両手で机を叩いたギースの怒声でその沈黙は破られた。

道化と言うには余りに醜悪極まりない。
最悪の5乗はくだらない。
……ギースはそう思った。


ギース・ハワードは自身の名に誇りを持っている。
幼き日に自己の名に呪いを刻み、誓いを立てた。
――――どんな事をしても、どんな汚泥を被っても、必ず、天へと……

それをかかる醜悪な道化で貶められるのはギースには堪えがたい屈辱だっただろう。
普段冷徹怜悧なギースの彼らしからぬ怒声はその屈辱を感じてこそのものであった。



―――数日後、サウスタウンのありとあらゆる所から、>>99で出ている文献は消えた事を述べておこう。

101 名前:名無し客:03/11/06 09:52

ギース様の誇る数々の技について、解説をお願いします。

102 名前:冥王ジェダ:03/11/07 21:27

・・・ようこそ神体の間へ・・・・・・・・・「価値有る魂」を持つ者よ・・・・
我が「魂の救済」の糧となるかね?

103 名前:名無し客:03/11/07 23:50

お寿司を食べ過ぎたりして胴着に蛙がくっついてしまわれたのではないですか?

104 名前:ギース・ハワード ◆ODy0sGEESE :03/11/08 00:42

>>93 カイン及びロックへコメント。テリーにロックが育てられた事はどう思う?
2.ロックについて
「奴か……。>>80で言った気もするが、まあいい」

ギースはふと思い出す。
ギースタワーのこの部屋に幼いロックが血相を変えて飛び込んで来た事を………


 ロックは初めて対面する父に対して漏らした言葉は懇願だった。
 母さんを助けて――――――――それは何の偽りも無い心からの叫び。

 ギースが返したのは冷笑だった。
 少年の悲痛な叫びをただの一言で切り返した――――消えろ、と。

 そして、ロックの母、メアリはその日の夜に息を引き取り、
 ロックの心にギースへの憎しみが刻まれる。


ギース自身は気づいていただろうか。
ギースがやった行為は形は違えど、家族を見殺しにするという意味で、
嘗てギースの父ルドルフがやった事とギースは同じ事を繰り返していた事を………

――――気づいてなかったといえば嘘になる。
確かにギースは幼き日の自分の姿をロックに見た。
……だが、彼の狼としての矜持が甘い幻想に自身は浸る事を許さなかった。

助ける事は簡単だ。
ギース・ハワードは『力』を持っている。
思い通りにならない事など無い。
だが、助けてしまえば家族という名の甘い幻想の中に引き摺り込まれる。
家族というぬるま湯に己は削られ、牙を溶かされ、ギース・ハワードを失ってしまう。
それはギース・ハワードという存在の否定である。

手を赤く染めて、屍の山を登り、築き上げたモノが水泡に帰してしまう。
―――――今までの自分を否定する事は出来ない。
ギース・ハワードは力を手に入れるという誓いと野望に全てを奉げたのだから………
故にギースはロックを、ひいてはメアリを否定した。

「あ奴がどういう道を進もうが私の知った話では無い。
 野垂れ死のうが、どうなろうが、な」

淡々とギースはそう言って、もう興はないとばかりに次の書類へと眼を移した。

105 名前:名無し客:03/11/08 20:49

許るさーん

ここがポイントだ ナイス

106 名前:名無し客:03/11/09 16:58

ギース様なら立候補すれば上院議員の椅子も簡単に手に入りそうですが…
もしギース様が選挙に出馬したとしたら、どんなマニフェストを掲げますか?

107 名前:ビリー・カーン  ◆u.rQtjR.Zg :03/11/12 05:24

「失礼します!! 」

「ギース様! まさかこちらにおられるとは……
 …いえ、その、お仕事中にお邪魔致しまして申し訳ございません。
 ですが俺、全く知りませんで……こちらの噂は、偶然そこのバーで聞き込んだんですよ 」

「それで、どうしてもご挨拶だけでもと思いまして…出過ぎたマネでしょうが、こうやって
 顔を出させて頂くことにしました。勝手に動いた事へのお叱りは、覚悟の上です。
 ……しかし、ギース様、近くにおいでなら、俺にもそうおっしゃって頂ければ……
 …これじゃ、何のための用心棒だか……! 」

「……いえ。
 ……すみません、取り乱しちまっ…取り乱してしまいまして。
 勿論、何かお考えがあっての事でしょう。ギース様が、秘書共だけを連れて
 隠密裏にこういった場を設けるってのは。俺は今回のこの事に関しては必要のない駒だった、
 だから俺には知らされなかった。
 それだけのハナシです。当然、判ってるべきでした 」

「ですが、ギース様。僭越ながら、こうしてここを見つけた以上は、俺はこちらにも常に
 目を配らせていただくつもりです。それが俺の仕事ですから 」

「では…貴重なお時間を割いていただき、ありがとうございます。そろそろ、自分の
 持ち場に戻らせて頂くとします。
 必要な時は、すぐ呼んで下さい。……お待ちしています 」

「そうだ、あの…今度俺も、機会があればその質問ってやつをさせていただきたいんですが、
 いかがなものでしょうか? 当然、ギース様のお許しさえ頂ければ、の事ですが 」

「それでは。…失礼致しました 」

108 名前:ビリー・カーン  ◆u.rQtjR.Zg :03/11/12 05:29

…おっと……

ギース様、度々申し訳ございません。
ココの事をバーで喋ってたヤツのことですが、そのままにしておいても
よろしいですか?

必要があれば、そう迂闊に色々喋ったりできねェよう処理しておきますが。

109 名前:ギース・ハワード ◆ODy0sGEESE :03/11/12 19:38

サウスタウンの中央に聳える摩天楼には1つの巨大な空間がある。
そこには阿修羅像や仁王像が並び、ただ訪れる者を圧倒する。
だが、そこにはそれ以上の魔気を放つ男が居る。

>>101 技の解説@
男は毎日、そこでの鍛錬を欠かさない。
男が繰り出す突きや蹴りは1つ1つが恐ろしく重厚で、隙が無い。
まさに命を刈り取る為の技の数々――――男の生をそのまま体現していると言っても過言では無い。

……男の手が青く光り、振り上げる。
途端、蒼き死風が逆巻き、地面を削る。
男が最も得意とする技『烈風拳』。
文字通り、烈風の如き気の波が対象を粉々に粉砕する。

―――――気を使う格闘家なら世界に他にも数多く居るだろう。
だが、男がその者たちと一線を画している点がある。
男の放つ烈風は恐ろしく早く、そして隙が無い。
気の集中から放出、そして放出の際に生じる隙―――それが男には殆ど感じ取られない。
男の執念と才能と血塗られてきた生がそのまま男を無敵にしていた。

更に男の持つ並外れた気の容量は凡百の者たちが決して為しえない境地を可能にする。
まずは右の腕から青い風が走る。
続けて左の腕からも青い風が走り、二つの死風は1つとなり、巨大な風となって部屋を駆け抜けた。
……『ダブル烈風拳』。
仮に1つの烈風をいなしたとしても次なる烈風が対象を引き裂く。
男の身につけた魔技の1つである。

しかし、これだけではない、男の技には更に先がある。
男の右手が振り上げられ、烈風が走る。
男の左手が振り上げられ、更に烈風が走る。
そして、右手から次なる烈風の波が……間髪入れず、左手からも死風が走る。
幾多の烈風が部屋を走る、疾る、その勢いは留まる事を知らない。
………その無数の死風の嵐は巨大な仁王像を粉々に粉砕した。
これぞ、奥義『虚空烈風斬』。
無数の死風が確実に相手を黄泉に送る―――――
常軌を逸した気の連続放出という絶技を男は身につけていた。





――――そして、男、ギース・ハワードは袴を正すと、呼吸1つ乱さず、この空間を後にした。

110 名前:ギース・ハワード ◆ODy0sGEESE :03/11/12 20:54

何時もの様に鍛錬を終え、ギースは最上階の執務室へと戻ってくる。
そして、又、何時もの様にそこから街を見下ろす。
夜の帳が降り、無数の光が灯っていく街。
その光の下にはどれほどの人が生きているのだろうか?
光の裏の闇にはどれほどのドブネズミが蠢いているのだろうか?

だが、この街では誰もが必死に明日へ向かって生きていこうとしている。
その姿勢に一切の無駄は無く、惰性は何処にも存在しない。
誰もが生きる為に、あるいは天に上る為に牙を剥く。
それらをギース・ハワードは絶対の支配者の愉悦でこの塔の頂点から眺めるのだ。
……ギース・ハワードが最も自己の生を実感する瞬間でもある。

>>108 >>109 ビリー
『失礼します!!』

聞きなれた声とともにドアが開く。
現れたのはギース・ハワードが最も信頼する男、ビリー・カーン。
その名はサウスタウンではギースと同じく聞く者に恐怖と与える――――――死神の名。

『勝手に動いた事へのお叱りは、覚悟の上です。
 ……しかし、ギース様、近くにおいでなら、俺にもそうおっしゃって頂ければ……
 …これじゃ、何のための用心棒だか……! 』

ギースは焦るビリーとは対照的に無表情な瞳でビリーを見据える。
だが、別段、それを咎めるような真似はしない。
ギース・ハワードはビリー・カーンという男を知り尽くしているが故に止める事はしない。

『……すみません、取り乱しちまっ…取り乱してしまいまして。

 ―――だから俺には知らされなかった。
 それだけのハナシです。当然、判ってるべきでした』

そこでようやくギースの瞳に色が宿った。
話を続けろと無言でギースはビリーを促す。

『こうしてここを見つけた以上は、俺はこちらにも常に目を配らせていただくつもりです。
 それが俺の仕事ですから』

一瞬、ギースの唇が歪んだのをビリーは気づいただろうか?
いや、最初からこうなることをギース・ハワードは見越していたのかもしれない。
ギース・ハワードとビリー・カーン。
二人の関係は余人に推し量れるモノではない。
敢えてそれを言葉に引き直すとすれば、互いに絶対の信頼があると言う事になるのだろうが――――――

『そうだ、あの…今度俺も、機会があればその質問ってやつをさせていただきたいんですが、
 いかがなものでしょうか?』

そこでようやくギースは口を開いた。

「好きにしろ。どうせ、余興だ。
 後、何かあれば呼ぶ。それまであちらで控えていろ。
 最近はドブネズミども大人しいしな」

そうして、ギースはビリーに背を向ける。
聞えるのはビリーの言葉とドアの閉まる音。


――――ギースの唇ははっきりと吊り上がっていた。


      それが先程からの支配者としての実感の笑みか、それとも………

111 名前:ギース・ハワード ◆ODy0sGEESE :03/11/12 21:05

>>108 ビリー
ギースは側の内線電話を取った。

「ああ、ビリーよ、酒場スレはほっておけ。
 わざわざ相手にする事もない。
 お前がどうしてもというなら始末しても構わんが………」

112 名前:ロック・ハワード ◆Y3GvWINGSc :03/11/13 01:44

ドクン、ドクン、ドクン・・・・・・心臓が爆発しそうな勢いだ。
はあ、はあ、はあ・・・・・・呼吸が荒い。
まるで10キロのランニングを全力でやったような感覚。

いや、分かってる、分かってるさ、原因が何かってことは。
この扉の奥に奴が居るってことは・・・・・・わかってる。

扉を開ける。
そこに奴は居た。
奴はあの時と同じようにスーツ姿で凍りつくような笑みで俺を見ていた。

くそ・・・・・・俺は夢を見ているのか・・・・・・?
いや、これは現実だ、この吐き気をもよおすような感覚だけは誤魔化しようのないリアル。

「親父! 何をしにこの街へ戻ってきやがった!! あんたは一体、何をしたいんだ!?」

気持ち悪さを吐き出すかのように俺は奴に怒声をぶつけた。

113 名前:名無し客:03/11/15 04:26

タワーから落ちたと見せかけて空中合体して離脱なさったと言うのは本当ですか?

114 名前:ギース・ハワード ◆ODy0sGEESE :03/11/16 19:16

>>97 現場からの報告:FILE1 稲葉美守について
ギースは葉巻を吹かせながら、ファイルに目を通す。

「ふん、河岸を変えたか。
「校舎裏の部室棟」
 http://appletea.to/~charaneta/test/read.cgi/ikkoku/052059230/
 で活用しているようだな」

 あの女はあの場所がホームと言ったな。
 ふん………、ホーム、か。

ギース・ハワードは思い出す。
自分のホームを、生まれ育った場所を………
あの昏い路地裏を………


 あそこはまさにドブネズミの巣だったな。
 光も差さない、希望も無い、明日も見えない。
 ただ、目の前の糧を得る為に互いが腐肉を喰らう場所だった。

 ああ、希望はあったか。
 あの時の私には母――マリア・ハワードが希望だった。
 母の笑顔が光であったし、希望でもあった。
 薄汚いひび割れた部屋も今にも壊れそうなベッドも、母が居れば貴族の城と何ら変わりは無かった。

 だが、所詮はドブネズミの巣では母は生きていける存在では無かった。
 病魔は母を蝕み―――――そして、その命の灯を消し去った。

 ……その後は生きる為に何でもやったな。
 盗みも殺しも、そういわゆる悪と呼ばれる行為は何でもやった。
 そうしなければ、他のドブネズミの餌になって、骸を晒すだけだった。

 あんなに嫌悪して這い出る事を望んだドブネズミの巣は今は何故か懐かしく思える。
 あそこが私の、ギース・ハワードが誓いを立てた場所であり、出発点であればこそ、か。
 だから、どんなに時が経とうとその光景は脳裏に焼き付いている。


「ふん、あの女にとってはあの学校がホームであり、誓いを立てた場所であるならば、
 その誓いの為には牙を剥いて当然か」

ギースは葉巻を吹かしながら呟く。

「守りたければ、何者にも負けない牙を持つがいい。
 飢えた狼のように、眼を滾らせて足掻け。
 その誓いが強ければ、誰にも負けることはない」

>>112 野良犬
ドアが乱暴に開けられる。
そして、現れた人物をギースは椅子に座ったまま、傲岸不遜な笑みで迎えた。

『親父! 何をしにこの街へ戻ってきやがった!! あんたは一体、何をしたいんだ!?』

野良犬はギースに向かって、吼える。
酷く意味の無い吼えだと、ギースは思う。
……とても無意味であまりに馬鹿馬鹿しい問いだ。

「そんな事も分からんのか。だから、お前は野良犬だと言っている」

ギースは冷徹な支配者の表情で野良犬を嘲笑う。
血を分けた息子だろうと関係無い。
戦う意味も足掻く意味も分からぬ者は所詮、ただの野良犬だ。

「この街は私の街だからだ。どうしようが私の勝手だ。それでは不服か?」

言葉のカタチは問いの様相を為しているが、その中に反論を許す気配は一切無い。
否、野良犬が反論したとしても、ギースには決して届かないだろう。

「お前こそ、何をしに来た? 生憎、私は野良犬に対して裂く時間は今は無い。
 そんなに相手して欲しいなら、後日、こっちから行ってやる。……消えるがいい」

ギースはそう言うと興が失せたとばかりに、野良犬に背を向けた。

115 名前:名無し客:03/11/16 19:32

カッファンのような輩をどう思いますか?

116 名前:ビリー・カーン  ◆u.rQtjR.Zg :03/11/17 02:01

「失礼しま… 」

…ああ、お留守か。
それにしても……おいおい、ずいぶん下がってるじゃねェか。
普通じゃありえねェ。地殻変動みてェな何かか?

……まあいい、何にせよ上げ、だ。
いつだって高みに立って他の奴らを見下ろしてる、それがギース・ハワードだ。
その逆は似合わないし、実際あり得ねェ。
だから……

117 名前:ビリー・カーン  ◆u.rQtjR.Zg :03/11/17 02:03

……OK,これでいい。



「では…失礼しました」

118 名前:名無し客:03/11/17 08:20

KOF2000で何度かモロにリリィを蹴飛ばしたワタクシは逝ってよしですか?
しかも、パンツ男を使って………

119 名前:ギース・ハワード ◆ODy0sGEESE :03/11/18 17:37

>>101 技の解説A
ここに『全米格闘技選手権 決勝戦』とラベルに書かれているビデオがある。
嘗て、ギースが自分の力を図る場の一端として、出場した大会である。
1つ、見てみる事としよう、ギース・ハワードという男を知る為に………



そこのでギースは余りに圧倒的だった。
格の違いを見せ付け、瞬く間に決勝まで勝ち上がり、そこで「それ」は起こった。


リングでギースと対峙している男がいる。
動かない、否、動けないのだ、蛇に睨まれた蛙のように。
殺気という不可視の刃を叩き付けられて、男は竦むしかなかった。
男が弱いのではない………
ギース・ハワードという男の格があまりに違いすぎた、ただそれだけの事である。

だが、その余りに緊張感に耐え切れなくなったのか、暴発した弾丸のように男は踏み込んだ。
男の力と体重が乗り切った右ストレート。
十分に力の乗ったそれは傍目から見ても必殺の威力があるように思えた。

だが、それはギースの左腕で受け止められた。
時間が静止したかのような不気味な一瞬。
次瞬、男は重力に逆らうかのように宙に浮き、頭から地面へと吸い込まれていった。

これぞ秘技『当て身投げ』。
伝説の武術『大南流合気柔術』の奥義。
相手の技の力と速度をそのまま利用して、地面という凶器に向かって叩き付ける。
あらゆる技をいなし、受け身すら取らせず、必殺のタイミングで返しの必殺の投げを放つ。
様々な流派に似たような技はあるが、当て身投げが違うのは文字通りあらゆる技を跳ね返す。
才能と刹那の見切りと修羅の経験がその極技を可能にする。
ギース・ハワードに放たれる技はギース・ハワードという巨大な壁に反響するかの如く、
跳ね返されるのである。

……リングに真っ赤な赤が広がる。
男はピクリとも動かない。
ギースはそれを一瞥した後、無言でリングを降り、立ち去っていった。

120 名前:名無し客:03/11/18 18:48

あんたにとっての強さって何?

121 名前:名無し客:03/11/18 21:23

ボヒョーハワードについて一言

122 名前:名無し客:03/11/19 01:09

ビリーとはどーやって知り合ったんですか?

123 名前:名無し客:03/11/19 01:21

デビュー作である「ザ・スーパースパイ」について一言おねがいします

124 名前:ビリー・カーン  ◆u.rQtjR.Zg :03/11/19 01:38

「失礼します」

「ギース様、お仕事中に失礼します。こ…… 」

「……ん…?
 …ハハァ、どうやら俺に用のある奴が紛れ込んでるようで……
 …言ってるコトから判断して、おそらくはそうだと思うんですが。
 お騒がせして申し訳ありません、ギース様 」

「それにしても、どうやってココまで入り込めたんだか……
 念のため、セキュリティ関係も再確認させておきましょう。
 まあ、恐らくは単に、ラッキーが重なったってトコでしょうが… 」

「…ラッキー?……ラッキーねえ…ハッ、どうだか 」


>>118
さて、と。
どうやら、俺に用事があるようじゃねェか。
いいぜ。聞いてやるよ。
…リリィについてだって?
フン、なるほど、そいつは興味深ェ。是非とも聞きたいね。

だが、ココじゃマズい。
ギース様に、見苦しい物をお見せしたくないんでなァ。
ほら、とりあえずコッチに来な!!
http://jbbs.shitaraba.com/bbs/read.cgi/game/116/1068998463/6
たっぷりと喋らせてやるからな…!


「では、失礼します、ギース様。
 ……すぐ片付きますんで 」

125 名前:ウォン・フェイフォン ◆8PXenoqsmM :03/11/19 20:14

また地殻変動が起きたみたいだな…
ま、せっかくだし…ageがてら質問を置いていこうかな。

ギース、あんたから見て、
驚嘆に値する…生命そのものの危険を感じた技ってのは、あったか?
良ければ、でいい。教えてくれ。

126 名前:リッパ―&ホッパー ◆ODy0sGEESE :03/11/20 00:44

>>105
リッパ―
「中々、詳しいな、>>105よ」
ホッパー
「ギース様の『許るさ〜ん』は初代餓狼のデモの台詞だな」
リッパ―
「なお、ネオジオCD版ではしっかり修正されている」
ホッパー
「まあ、初代餓狼は色々とおかしい所があるからな」
リッパ―
「アンディ・ボガードの『昇龍弾』と『空破弾』が入れ替わっていたり………」
ホッパー
「ジョー・東の『俺は優勝して、親父のように世界一強い男になるんだ』とかな」
リッパ―
「なお、どうでもいいが、SFC版餓狼では実はギース様には当て身投げは存在する」
ホッパー
「2369+投げボタンで出せるな。全然当て身投げではないのだが………」

127 名前:ウンブラ:03/11/20 00:47

・・・ワタシはウンブラ・・・。
ルイーナのメリオルエッセの一人だ・・・。
質問を置きにきた・・・。

格闘家と言う存在は常に己の誇りを賭けて戦う・・・。
それが生きがいなのか・・・。
しかし・・・もしも絶望や挫折・・・そして破滅に向かう局面に出くわしたのならそなたらはどう行動する?
ぜひ聞きたいものぞ。

128 名前:ギース・ハワード ◆ODy0sGEESE :03/11/20 01:11

>>102 冥王ジェダ
「ふん、愚か者が………!」

冥王の大義『魂の救済』をギース・ハワードは一言で斬って捨てた。
余りに愚か、相手にするにも足らない。
それが冥王ジェダに対して抱いたギースの感想だった。

「貴様はその大義とやらに酔いしれているのだろうがな………」

冥王ジェダの掲げるのはある意味、救済かもしれない。
滅び行く世界を1つに統合する事で生存を図る。
最広義の意味でなら、確かに救済かもしれない。
だが、ギース・ハワードにとっては、それは嘲笑すべき行為だ。

「貴様のやっている事は緩慢な自殺だ、それ以上でもそれ以下でもない」

1つになり、老いも疲労も無い。
喜びも哀しみも怒りも渇望も憎悪も何も無い。
呼吸しているという意味で生きるというのなら、それでもいいだろう。
だが、そんなモノは生ける屍であり、一片の価値も無い。

「失せろ、貴様と語る事などないわ」

ギースはそう吐き捨てた。
ギース・ハワードにとって、実感を得られない生は死と同義である。
それを是とする冥王ジェダはギースにとっては否定すべき対象でしかない。

129 名前:ギース・ハワード ◆ODy0sGEESE :03/11/20 01:33

>>116 >>117 >>122 >>124 ビリー/ビリーとはどーやって知り合ったんですか?
「相変わらず気が回る奴だ」

一礼して退室していくビリーを見て、ギースはそう呟いた。

「さて、私とビリーの出会いだと……? もう何年になるか……」

ギース・ハワードは目を瞑り、過去への回想へ至る。


 ああ、そうだ、あの時か。
 リッパ―が慌てた様子で、私に報を持ってきたのだったな。

 <コネクション傘下の鉄工所がストップしました!>

 何処のドブネズミだ……、私は最初そう思った。
 まあ、だが、ドブネズミには然るべき対価を払ってもらうだけだ。
 ドブネズミ自身の命でな。


 私が鉄工所に踏み入れた時、そこは文字通り地獄という表現が相応しかったろう。
 倒れている者をよく見ると何か鈍器で殴られたかのように頭蓋が変形している。
 又、別の者は腹に穴が開いている。

 ……一体、何があったのか?
 答えは直ぐに出た、事の元凶は隠れるでもなく、鉄工所の通路に佇んでいたからだ。

 その男は真っ赤に染まった鉄パイプを見て、笑っていた。
 狂人か……、最初はそう思った。
 だが、奴の目をよく見ると違う、ただの狂人では無い。

 ―――――この男は理由は知らんが、飢餓故に狂っている

 目の奥に何か確固たる光がある。
 それは狂気というモノに全てを明渡した虚ろなものではない。

 面白い――――私はそう思った。
 ただの狂犬なら用は無い、ここで消えてもらう。
 だが、こいつが狂犬ではなく、狼ならどうだ?
 護るモノのために牙を剥ける誇り高き狼なら………

 私は奴に近づき、振り下ろされる鉄パイプを掴んで奴の腹に蹴りを放った。
 だが、男は依然と鉄パイプを放さない。
 続けて、開いている手で奴の顔面に裏拳を叩き込んだ。
 しかし、それでも男は鉄パイプを放さない。
 相も変わらず目だけは輝いている。

 ……結局、奴は私の攻撃で気を失うまで鉄パイプを放さなかった。
 これが自分の牙だと言わんばかりに………

「リッパ―、直ぐにこの男を病院に運んでやれ」

 私はそうリッパ―に命令すると鉄工所を後にした。
 いい男を見つけたな、そう、思いながら……



「その後の事は言うまでも無いだろう。ビリーは私の右腕としてここに居る、それが全てだ」

……ギースはそういうと微妙に唇を歪めて、笑った。

130 名前:名無し客:03/11/22 17:52

エクスプロージョンボールはもう使わないんですか

131 名前:ギース・ハワード ◆ODy0sGEESE :03/11/24 04:07

「1つ、言っておくか。しばらく別用でタワーから離れる。1〜2週間程だと思うがな」

>>125 ウォン
「命の危機を感じた技か………」

 ギースの長い戦いの連続の人生で、実はそれ程命の危機を感じた瞬間というのは無い。
 確かに客観的に死の淵まで追い詰められた事は何度もあった。
 だが、意思の力において、ギース・ハワードを圧倒した者は彼のその人生においても殆ど居ない。
 換言すると、ギースに死の実感を感じさせた者は殆ど居ないのだ。

 だが、皆無ではない。
 ギース・ハワードという狼を心胆寒からしめた者も居る。
 死の実感を感じさせた者はいるのだ。

「――――極限流、リョウ・サカザキ。……懐かしい名だな」

  ギースの開催した第一回キングオブザファイターズ。
  組織に、ギースに、莫大な資金を齎す欲望の祭典。
  ―――――血を流す格闘家たちの裏にて賭けで黒い金が動く。

  だが、ギースにとってはキングオブザファイターズはそれだけでは無い。
  気を極めた武術『極限流空手』。
  その深淵を奪い取る事がギース・ハワードの真の目的だった。

  ―――サウスタウンを手に入れる為

  ―――己に呪いを刻み込んだ男、ウォルフガング・クラウザーに対抗する為

  ギースはどうしても極限流の秘拳が欲しかった。


  そして、ギースはリョウ・サカザキと対峙する。
  直にこの手で立会い、そして奪い取る。

  ……最初はギースが圧倒的に優勢だった。
  極限流の試合を見て、ギース・ハワードという天才はその真髄の一端を確実に己のモノとし、
  そして、極限流の技の見切りを手に入れていた。

    虎煌拳に対し烈風拳

    飛燕疾風脚に対し飛翔日輪斬

    暫烈拳に対しエクスプロージョンボール

  ギースという天才が編み出した技がリョウ・サカザキを追い詰めていく。
  そして、ギースは放つ。
  極限流最高奥義『龍虎乱舞』をギースなりに解釈した技『デッドリーレイブ』を。
  人の身体の潜在能力を気功によってその枷を外し、圧倒的な速度と威力を以って、
  文字通り殲滅する奥義。

  それを受けたリョウ・サカザキは無残にも屍となるだけかと思われた。
  だが………そこでリョウの動きが変わる。
  そこに居たのは1人の闘神だった―――――――――

  視認するのも困難な速度で放たれる連撃。
  反撃すら許されない、ただギースは打たれるだけ。
  一撃一撃がとてつもなく重い、ただ殺すという意思だけがそこの凝縮されている。

  ギース・ハワードはその瞬間に確かに恐怖したし、死も覚悟した。
  それほど、リョウの龍虎乱舞は圧倒的だったのだ。

「……アレはまさに修羅の拳だったな」

 ギースは懐かしむように呟く。

 ……結果的にリョウはギースにトドメを刺せなかった。
 リョウ・サカザキという男の持つ優しさ故か。
 ――――妹を、家族を守る誓いの故に殺せなかったのか?
 ギース・ハワードの生への執念故か。
 ――――復讐と野望への誓いのために生き延びたのか?

 おそらくはその両方だろう。

「結果的に、それでデッドリーレイブを完成出来たのだから、それで良しとするがな」

 ギース・ハワードは敗北の度に強くなる。
 死の淵から何度でも蘇り、更なる力を手に入れる。
 ギース・ハワードという狼のとっては敗北は自己の牙を更に磨く糧であるのだ。
 死を喰らい、生に渇望し、自己の死すらもその意思で超える――――それが『餓狼』なのだから。

132 名前:ギース・ハワード ◆ODy0sGEESE :03/11/24 04:21

>>115 カッファンのような輩をどう思いますか?
「キム・カッファンか。……ふっ、所詮、奴も偽善者ではないのか?」

 ギースはそう言って薄く笑う。

 確かにキム・カッファンという男は強い。
 自身の花郎徒精神―――正義という名の信念。
 それが放つ蹴りに重さを、斬れ味を与え、そして、身体に鉄壁の耐久力を与える。

 ―――信念が人を強くする。

 その言葉の体現であろう、キム・カッファンという男は。

「だが、餓狼にそんな善悪など必要ない。餓えを満たす為に戦う、それが全てだ」

 故にギースにとって、キムのいう正義は酷く薄っぺらいモノに思える。

 何を着飾っている?
 そんなに大義が欲しいのか?
 要は『邪魔』だから消えてもらう。
 それで十分だろう。

 それがキム・カッファンへのギースの実直な感想である。

133 名前:ギース・ハワード ◆ODy0sGEESE :03/11/24 04:37

>>130 エクスプロージョンボールはもう使わないんですか
「使わん、アレはもう必要のないものだ」

 エクスプロージョンボール。
 嘗ての若かりし頃のギースが使っていた技である。

 球状の気を込めた裏拳で相手の動きを一瞬止める。
 直後、両掌に気を溜めて、止まった相手を気を込めたアッパーで吹き飛ばす。

「何故、使わん、だと? 決まっている、役に立たんからんだ」

 まだ若い気を扱いきれないギースには接触しての気による必殺の一撃は十分に意味があった。
 だが、今は違う。
 全ての技に気を込め放つ事が出来る以上、エクスプロージョンボールを使う意味はないのだ。
 加えて、当て身投げによる気を使わずとも成し得る防御の極。

 それらと比較するとエクスプロージョンボールは必要とされる動作、消耗する気。
 全てにおいて効率が悪すぎるのである。

134 名前::03/11/25 19:26

・・・・汝 既に半髄黄泉の色に染まりて候・・・・・

135 名前:名無し客:03/11/28 22:12

キムかっつぁんは、なんとなく偽善者っぽいです。

136 名前:名無し客:03/11/30 17:37

小さい頃からその人格と能力で周囲に慕われつづけていましたが、
それを疎む国王たる父親に嫉妬の末に毒殺されかけ、
その後人格が豹変し、人間を滅ぼそうとしたとある軍事大国の国王をどう思われますか?

あ、父親に憎悪を抱いている事と強力な意思で覇業を成し遂げようとした点で、
ギース様と共通すると思ったので………

137 名前:名無し客:03/12/03 21:32

SVCギース様と2002ビリーの組み手を見てみたいんですが。

138 名前:ギース・ハワード ◆ODy0sGEESE :03/12/03 23:22

>106 選挙に出馬したとしたら、どんなマニフェストを……
「政権公約か。何処かの国では今年、一番の流行語だったらしいな」

ありえない仮定ではある。
ギース・ハワードが政治の世界に身を投じると言う事は………
ギースに政治における駆け引きが出来ない訳ではない。
否、寧ろ、そちらの意味でもギース・ハワードの才覚は十二分なモノと言えただろう。

「だが、選挙にしろ、何にしろ、所詮は1つの手段・過程に過ぎんのだからな。
 私が出る事などまずはありえんが、出るならば勝つ為の公約を挙げるだろうな」

各々の政治理想を掲げ、国の為、民の為、公約を挙げる。
理想としては、本来あるべき姿としてはそうだろう。
だが、ギース・ハワードに言わせれば………


       ――――どうしようも無い茶番だ。


政治家という連中が如何に無能で腐りきっているかをギースはよく知っている。
金の為には、権力の為には、人の生き血を啜る事も厭わない連中である。
最も、無能であるからこそ、利用し易いというのもあるのだが………

「今なら、中東の情勢につき、タカ派として強硬政策を掲げる公約を挙げるだろうな。
 ――――無論、それが受けがいいからだが、な」

それに理想を述べるだけなら、誰にもでも出来よう。
しかし、当選に到らなければ、政治家として活動する事すら出来ない。
過程である選挙で落選していては話にもならない。
だからこそ、確実に当選する手を考える――――そこに下らない戯言は介入する余地は無い。

139 名前:名無し客:03/12/04 16:53

餓狼3の秘伝書についてどう思いますか?

140 名前:ギース・ハワード ◆ODy0sGEESE :03/12/07 14:26

>>139 餓狼3の秘伝書についてどう思いますか?
「―――――無意味なものだ。2200年の妄想の産物だな」

秦の秘伝書―――――最強である者のみ所持し得る3巻の書物。

曰く、そこには秦の始皇帝の財宝の在り処が記されている
曰く、そこには世界の神秘が隠されている
曰く、そこには不老不死の秘法が記されている

……伝説だけが2200年の間、延々と語り継がれ、
秘伝書を巡って、血塗られた戦いが繰り返されて来た。


――――そして、時は流れ、現代。
魔都サウスタウンにて秘伝書を巡る戦いが勃発する。

闇の武器ブローカー、山崎竜二。
秘伝書に、祖先の魂に、取り憑かれた兄弟、秦崇秀、秦崇雷。
彼等がサウスタウンに死風を吹き込む。
………全ては秘伝書の為、不死身の完全体の為に。

「だが、所詮はドブネズミと幻想に取り付かれた亡霊だ、奴等は」

ギース・ハワードにとっては山崎竜二はただのドブネズミに過ぎなかった。
行き場の無い力を、牙をただ獣性のままに振るうのみ。
そこには誓いも野望も無い――――ギースに言わせれば、螺子の外れたネズミ。

ギース・ハワードにとっては秦兄弟ははただの過去から湧き出た亡霊であった。
不老不死という名の元に2200年ただ妄執に取り付かれつづけてきた亡霊。
ありもしないモノを求めつづける―――――ギースに言わせれば、救えぬ愚者。

――――そして、ギース・ハワードは許さなかった。
そのような妄執で己の野望を賭けた街を、サウスタウンを汚す事を………
ギースという男がその生の証を刻みつづけたその街。
何人たりにも侵させる事を許さない。

「不死身の完全体など、この世に存在せん。
 下らぬ妄執の対価は奴等に無残な敗北で支払わせた」

死闘の果てに秦兄弟は地に伏す事になる。
最後の秘伝書を手に取り、そして目を通す。

―――――案の定か。

それがギースの抱いた感想であった。

伝説の秘伝書の中身とは――――――――
気功の論理体系であり、経絡秘孔の奥義であり、複製身(クローン)技術の理論。

永きにわたって語り継がれた伝説は求める者たちの妄想で誇張されつづけただけのモノであった。
秘伝書そのものはそれはそれで価値のあるものであろうが、ギースには無意味なものだった。

「もともと秘伝書は何も教えてはくれぬ。
 最強の者が手にするという伝説のみが生き続けてきた。ただそれだけだ。
 2200年もの歴史の中で、すべてを揃え手にした者がこの私だという事実さえ残ればもう用はない」

そう、ギース・ハワードにとっては秦の秘伝書はただの最強の称号の証明。
それ以上でもそれ以下でもないのである。

141 名前:名無し客:03/12/12 22:11

餓狼3のギースタワー炎上をみて思ったことなのですが
ギースハワード氏と日本の戦国武将、織田信長がなんとなく似てる気がします。
それとギース様とは正反対に日本人で西洋かぶれなところとかも。
忠実な部下がいるところとかも(森蘭丸)
彼もまた狼ではなかったのではないかと思うんです。
日本に詳しいギース様ならご存知だと思います。
織田信長をどう思いますか?

142 名前:ギース・ハワード ◆ODy0sGEESE :03/12/13 22:37

>>120 強さって何?
「―――――欲しいモノを手に入れる為のモノだ」

ギース・ハワードにとって、強さとは一言で言えばそうなる。
手に入れる為に、牙を剥き、血を啜り、肉を喰らう。
――――――――己を阻むモノは意思と力で全て排除する。

それを邪道と呼ぶ者も居るだろう。
事実、ギースの嘗ての師、タン・フー・ルーはギースの拳を『邪悪の拳』と評した。

ギース・ハワードの眼は昏い呪いが秘められ、
ギース・ハワードの拳は無数の怨念を産み出す。

それは破壊と憎悪を振りまくだけで何も生み出さない――――故にタンはギースを破門するに到った。


だが、ギース・ハワードにとっては邪悪と言われようが何だろうが関係無い。
自分の欲するモノの為に、その為の手段として、力を求める事の何が悪なのか?
所詮、力を振るう事を恐れ、そして、力を使いこなせない枯れた老いぼれの下らない戯言だ。

ギース・ハワードの敵―ウォルフガング・クラウザー―は余りに強大。
世界中にその勢力は及び、そして、クラウザー自身も世界最強というに相応しい強さを誇る。

だと言っても、逃げる訳にはいかない、退く訳にはいかない。
逃げてしまえば、ギース・ハワードの存在を、全て水泡に帰してしまう。

貧困の中で死んでいった母―――マリア・ハワード。
彼女は喰うものも喰えず、着るものも着れず、ミイラのように枯れ果てて、死んでいった。
その母を見捨てた父、そして父の息子、クラウザー。
復讐しなくては………ギース・ハワードの全てを賭けて――――母の無念を晴らす。

だから、力が必要だ。
何者にも負けない力と、そして、手段としての組織が――――――


     それが、ギース・ハワードに最初に刻まれた誓いであり、呪い


……今はどうか?
クラウザーは倒れ、最強の証・秦の秘伝書全ても手に入れた。
実質、ギースの組織、ハワード・コネクションを阻める勢力は無く、
その気になれば、世界すらその掌に納める事も出来る。

ならば、ギース・ハワードは満たされたのか……?

「まだ、だ。この程度で、私は満足せん」

文字通り、天を掴んでも、ギース・ハワードの渇望はまだ留まる事を知らない。

まだ、彼には倒すべき、最大の敵が居る。
嘗て、ギースを、この摩天楼から突き落とした若き狼達。
――――――ギース・ハワードの人生において、最も恐れるべき、敬意を表すべき敵達。

決着をつけねばなるまい―――――――――――――そう、最強は1人でいい。

143 名前:ギース・ハワード ◆ODy0sGEESE :03/12/17 18:51

>>120 某軍事大国の国王について
ギースはその人物に関するファイルに眼を通した後、冷笑を浮かべ、言った。

「ベルン国王ゼフィールという輩か? ……下らん男だ」

なるほど、確かにギースとゼフィールに関しては共通項は多い。
父親ルドルフを/デズモンドを、憎悪し、世界を手に入れ/世界を滅ぼそう、とした。
力を以って他者を制圧し、目的を遂行しようとした点などまさに同じとは言えるだろう。
だが――――――――――

「人間が醜い? 醜いから必要無いだと? 戯言だな。
 己の弱さを他者に転嫁しただけの八つ当たりに過ぎん」

ギース・ハワードは常に生の実感を求めている。
生きる為に、他者を屠り、その怨念を刻み、そして、実感を得る。

それでも未だ満たされない――――――乾いている。
砂漠の砂が幾ら水を吸収しても乾いているように、
ギース・ハワードの魂は幾ら血を吸収しても乾いている。
満たされる事などありはしない。

「だが、求め、喰らい、足掻く事に人の真実はある。
 何も欲せず、ただ惰性のままに生きるのは死体と変わらん。
 奴の欲しているものは死人の世界だな――――くだらん」

欲しいから、手に入れたいから、護りたいから―――――人は必死にもがいて生きていく。

恋人の為
友人の為
名誉の為

動機は人それぞれだろう。
だが、その為に相手の腸を引きずり出して貪る事が出来る強い意思。
それに人の真実はある――――その理は誰にも否定は出来はしない。

ギースはそう考えている。
故にギースは人の持つ憎悪も憤怒も全て真実として、認め、受け入れ、それに価値を見出している。

「それを受け入れぬ事の出来ぬ者は愚者というしかない」

ギース・ハワードは自分がゼフィールと一緒だと思わない。
意志の強さという点では評価する事も出来ようが、真実を見れぬ愚者には語るべき言葉も無い。

144 名前:名無し客:03/12/22 14:01

神話・伝説の類をどう考えますか?

145 名前:ビリー・カーン ◆cHOWARDBsI :03/12/31 01:36

「……ギース様、今年もこれで終わりです 」

「まァ、年が変わったからって、いつもとおんなじ昨日と今日には
 変わりがないんですが 」

「そう、そういや前に、日本で誰かが言ってましたっけね? アッチじゃ
 年が変わる時に寺院がいっせいに鳴らす鐘の音が、人間の罪とか欲望を
 消し去るんだって 」

「ハッ、何というか、気楽な迷信ですねェ。おめでたいっていうか。
 ……だけど 」

「…………」

「……だけど、もし自分の罪や何かが全部消えて、まっさらになったら、
 そいつは一体、どんな気分のするもんなんでしょうかね……? 」

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