一刻の最下層で愛を叫ぶスレ〜鞘と剣の物語〜
- 1 名前：名無し客：2005/05/30(月) 06:39:08
- 注意書き
このスレッドは基本的にFateルートを基準とした主人公によって構築されています。
けど場合によっては英霊化したりしなかったりします。
一人を選んだり選ばなかったりもします。
悩んで悔やんで、繰り返して道を歩いていく。
その全部が衛宮士郎という一人の人間です。
この設定に嫌悪感を覚える方は閲覧をお控えください。
- 2 名前：◆Sword.jHE. ：2005/05/30(月) 07:39:42
- （ぺたり）
[衛宮家家訓]
・sage徹底のこと。
・お隣さんとかに迷惑をかけないこと。
・アニメ化に準ずる話題は、家主の許可が下りるまで一切禁止。
・おやつの盗み食い禁止。腹が減ってるなら、ちゃんとそう言うこと。
・獅子とか虎とかへの餌付けの禁止。最近何かと物騒だし。
・性質上、設定ルートが頻繁に変わるかも知れないけど、気にしたら負けだ。
・爆破その他、破壊活動の原則禁止。人の住んでる家を壊さないでくれ。
・食材の差し入れ大歓迎。食費が浮いて助かる。
- 3 名前：名無し客：2005/06/01(水) 22:31:19
- つ 【豆】
- 4 名前：名無し客：2005/06/01(水) 23:08:39
- マーボー豆腐は刺激で血行を良くし、ダイエットにも良いというのは本当でしょうか。
- 5 名前：名無し客：2005/06/01(水) 23:10:21
- 叛逆は英雄の特権という言葉についてどう思いますか。
- 6 名前：sage：sage
- sage
- 7 名前：衛宮士郎 ◆Sword.jHE. ：2005/07/06(水) 21:27:00
- http://charaneta.sakura.ne.jp/ikkoku/img/010000100/7.jpg (24KB)
>>3
お。豆か？
ちょうど明日の献立で、甘い一品が足りなくて悩んでたんだ。さんきゅ、助かる。
――――……さて。
折角の、それもスレの一番最初にもらった差し入れだ。
適当にやっつけてしまうのは気が引ける。
ちなみにもらったのは白花豆という真っ白な豆。
この手の大粒豆は餡子のように潰すには向いていない。
手間暇かけて煮豆にしちまうのが最上だろう。
大きめのボウルに豆をあけて、水に浸して一晩置く。
この作業を怠ると、皮が硬くてとてもじゃないが食べれたものじゃなくなっちまう。
水気を軽く切って、ホウロウ鍋（臨時収入を叩いて買ったル・クルーゼだ）にひたひたの水と、
豆より一割ほど目方を減らした砂糖、それに一つまみの塩を入れて煮る。
コツは最初は強火で、豆が踊り始めたらすぐに弱火に切り替える事だ。
焦って強く煮すぎると表面が割れて綺麗に出来ない。
じっくり煮込む事、およそ二時間。
本来なら冷やしていただく豆だが、出来立てのアツアツもまた捨て難い美味さがある。
作り手だけの特権ってやつだ。
舌の上で溶ける自然な甘さがたまらない。
>>3に感謝しながら、ひとしきり堪能して、ラップを敷き詰めたタッパーに入れて冷蔵庫に入れておく。
さて、どこかの虎に全部食われないようにしないと。
- 8 名前：衛宮士郎 ◆Sword.jHE. ：2005/07/06(水) 21:30:13
- ぐあ……やっちまった。
画像添付するんなら、本文はもっと下にするべきだった。
初っ端から失敗とか、たるんでる証拠だ。
けどまあ、失敗したからって安直に削除依頼とかはしたくないし。
いい教訓ってことで残しとこう。
そう。やり直しなんて出来ないんだから――――
- 9 名前：名無し客：2005/07/08(金) 17:11:26
- 負の感情はありますか？
- 10 名前：名無し客：2005/07/08(金) 17:11:52
- 誓いを教えてください
- 11 名前：名無し客：2005/07/12(火) 18:08:31
- 直上に衛宮屋敷があるのはおかしいと思われます。
あっちを遠坂邸スレに変更して、こっちで衛宮屋敷を名乗りましょう！
- 12 名前：セイバー ◆T.Fate/PDk ：2005/07/14(木) 20:29:36
- …………。
（ぺたり）
[衛宮家家訓補足]
・ 朝の挨拶は欠かさずに。稽古も欠かしません
・ 土曜日は一緒に買い物に行くこと
・ 街中で知り合いでもない女性を目で追わない
・ 出来れば湯浴みは一番始めが好ましい
・ 食事の手抜きは許しません
・ 門限は18時。 それを過ぎたら家には入れません。
ふぅ。
. -- ─ - 、
／ |l
! __ ﾘ── ＜ ﾄ._
. --＜ / ´￣｀ヽﾄ. _
ｨ7´ / ´￣｀ヽ ＼〉
/ / / / ヽ. ＼ ヽ V〉
. / ｌ ｌ / i ヽ i ﾄ.〉
| /.ｌ ´「｀! ト、 ! i l |／j 〉
レﾊ ll〃)ﾍ.Ｎ ＼´!￣ｌ｀ヽl |／j 〉 シロウ、今日も稽古です。
// |{::i| ヽ、 rテ〒く j |／jく 、 欠かさずする事に意味があるのです。
. /⊂⊃ｰ' |{;:::;:::jハ ハノ ヽ＼ さあ、 道場へ
i /.＼ ゞ== '/ /) ﾉi. i i
|' / ＼ _ ⊂⊃ /イ ./ | |
|ｌ/-──'＞r┬‐ ´// / ノ /ｌ 乂ﾉ
/´￣＼> ,. -く /.| 〉 // /- ､/ `ｆ´￣
. 〈_〈 rｧ ﾉー'´ トー'___〉レ' 〉/ !
|H| /`ー‐( 〈＼_/ i .|
(_.ｰ'_.) / `ｰ'-＜ | !
|i l| / / ＼ | ＼ |
|i l| 〈. / 、 ＼! ＼j
|i l|. ＼i l ヽ __ノ 、
|=1 _t____j＿＿Vrｧ水へ
|i l| /水> ノ ｀ヽf´ ヽ
. ヒj （__ __ﾉ t ____ノ
￣ ￣
- 13 名前：名無し客：2005/07/14(木) 21:35:28
- 先生！ まず蘇生法を習得すべきです！
- 14 名前：名無し客：2005/07/24(日) 06:41:12
- スレタイ代わってるしｗ
- 15 名前：衛宮士郎 ◆Sword.jHE. ：2005/07/25(月) 02:42:51
- >>10 誓いを教えてください
―――身体が動かない。
叩き伏せられた自分を、どこか他人事のように眺めている。
地に這い蹲った姿は、羽をもがれた蝶に似て不様だ。
動ける筈がない怪我なんて事は、意識が戻ったその瞬間に理解できた。
肩口から腰まで。それも心臓に近い左肩から胴体を袈裟に切り裂いている。
鎖骨から肋骨まで、アクリル棒をカッターで切ったみたいにズッパリと切れてて、
骨に守られていた臓器はバターみたいに滑らかに抉られている。
肺、胃、肝臓の一部、腎臓、大腸、小腸の悉くが切断された。
ショック死していないのが奇跡なほど、問答無用で致命傷だ。
一拍置いて、痛みと呼ぶのが憚れるほどのモノが身体を走り抜ける。
ぎちん
息を吐き出すだけで気が狂いそうなほど。
いや、そもそも息ができていないのか。
片方の肺があったところに刃が通ったのだ。これで呼吸できてたらそれこそ人間辞めてる。
目を閉じれば解放される、なんて死の誘惑さえ甘美に感じるくらいの痛み。
いっそ死ねていれば楽だろう。
ぎちんぎちん
でも死ねない。崩れる事は許されない。
ここで目を閉じたら、終わってしまう。
あいつを残して？
暗くなった視界の端で、倒れ付しているあいつを残して？
冗談。そんな事は出来ない。
『ほう、未練か。だろうな、アレはおまえには過ぎた宝だ。
その気持ちは分からんでもない。ならばこそ他の男の手に奪われるのは悔しかろう』
喧しい、黙れ。
目の前で耳障りな口上を続けている下種になんか、あいつは渡せない。
死ぬとしても、いや、死んだとしても、あいつだけは守らないと。
自分の、大きな、たった一つの一番大切な空席を埋めているヤツを守りきらないと。
強くて儚くて脆いあいつを、ありとあらゆる外敵から―――
抜き身の剣が傷つかないように、痛みを受け入れよう。辛さも受け入れよう。
あいつの全部を受け入れて、守って、孤独のままだった少女が、闇に囚われないように。
―――なにより、あいつ自身から守ってやらないと……！
ぎちんぎちんぎちん
片膝をつく。
たったそれだけの事が気が遠くなるくらいに長く感じられる。
だけどそれがなんだ。立ち上がれ。
まだ心臓が脈打ってる。魔力は生産され続けている。死んでない。生きている。
なら、まだ俺はセイバーを守ってやれる。
右手が火に翳しているように熱い。令呪がある左手じゃないのが残念だ。
消えそうな意識の中で、不純物なんて一つもない言葉を口にした後で、
死にかけている頭で一つの事だけがクリアに思える。
全霊を懸けて、
一つしかない命を懸けて、
声にならない声を振り絞って叫べ。
誓いは此処に。
衛宮士郎は、アルトリアという少女を守るのだと――――！
好きになった相手を
ぎちんぎちんぎちんぎちん――――――ガチン！
どこかで 何かが 壊れる 音が した
組み合った
それは起源。それは大禁呪。到達地点にして最期の場所。
剣製を起源に持つ衛宮士郎だけが持ち得る武器。
ありとあらゆる剣を生涯の戦友とする運命にある男のもの。
赤い英霊が持ち、その背から無意識下で受け継がれたイレギュラー。
その武器は未来の持ち主を生かそうとする。
迸る光の渦が繰り出され――――――
それは原点。それは宝具。遮断にして癒しの武具。
剣に助けられ、剣と融合に生きてきた衛宮士郎が持つ証。
抜き身の剣を守ろうとする想いが呼び起こしたもの。
アルトリアという少女が持ち、衛宮切嗣という男が使い、衛宮士郎に譲られた。
その鞘は、繋がったものと誓ったものを守ろうとする。
それになお勝る極光の刃が、盾が打ち出される…………！
――――ごめんな。俺、セイバーが一番好きだ。
だから―――――
俺が、おまえを守ってやる。
Resume――ＶＳギルガメッシュ／願い
- 16 名前：衛宮士郎 ◆Sword.jHE. ：2005/07/25(月) 02:44:04
- >>11 あっちを遠坂邸スレに変更して、こっちで衛宮屋敷を名乗りましょう！
>>14 スレタイ代わってる
いや、別に衛宮屋敷にする必要はないんじゃないか？
一応見たけど、あっちは基本ルートが違うみたいだし、同じ場所が二つあっても別にいいと思うんだが。
うちはうち、余所は余所。
好き勝手絶頂にやるスレなんだから、名前変えろとか口出しは出来ない。
それに……やりたい事があるから、衛宮屋敷とは名乗れない。
――――って……>>14、気付くの早すぎだ。
変えてもらったの２３日の夜中だぞ？ あと２、３日はバレないと思ってたんだが……侮りがたし、名無し。
いや、いっそのこと「衛宮邸の中心で（ｒｙ」にしようかとも考えたんだけどな。
それだと閉鎖的になっちまうし、どうせならもっと広い世界でってことでこの名前にしてみた。
―――かといってあんまり開けっぴろげにしすぎるのも問題だけど。
ただでさえややこしい世界なんだから、これ以上変な世界の奴に来られても困るというか。
まあ、とりあえず暫くはこのスレタイで行こうと思う。
>>12 セイバー
ああ――――稽古はいいんだが、その前に。
＞・ 朝の挨拶は欠かさずに。稽古も欠かしません
＞・ 土曜日は一緒に買い物に行くこと
＞・ 街中で知り合いでもない女性を目で追わない
＞・ 出来れば湯浴みは一番始めが好ましい
＞・ 食事の手抜きは許しません
＞・ 門限は18時。 それを過ぎたら家には入れません。
これ、なんだ？
一番上は分かる。
挨拶は基本だし、継続は力なり、って言うくらいだから稽古は欠かせない。
四番目と五番目も分かる。
一番風呂は気持ちいいし（お年寄りには身体のミネラル分を奪われるからお勧めしないけど）、
風呂好きのセイバーなら、いの一番に味わいたいだろう。
大体俺、寝坊とかしない限り、滅多な事じゃセイバーに作る食事で手を抜いた事なんてないし。
だってあんなに美味しそうに食べるのを見せられたら、
そりゃ料理人冥利に尽きるというか、ああ作ってよかったって思うというか。
けど他のは聊か――――
＞・ 土曜日は一緒に買い物に行くこと
土曜日に食材の買い出しに行くのは得策じゃない。
週末は世間様の休日も重なるから、旦那連れのオバサマ方が大挙として進軍してくるのだ。
わざわざ乱戦になっている所に突撃する将はいない。
そんな事はセイバーにも分かってる筈だけど。
あ、別に食材じゃなくてもいいのか。
普通に街を歩いて、色々見て回るのだって買い物って言えるし―――
―――はて。
これは俗に言うデートというものではなかろうか。
＞・ 街中で知り合いでもない女性を目で追わない
……いや、俺、そんなに女好きに見られてるのか。
普段からセイバーとか桜とか遠坂とかを見てる身としては、
そう目移りしたりしない自信くらいあるんだが。
そもそもそんなの一緒に歩いてる相手に失礼だし。
―――はて？
今までセイバーと街に出たのは数える程しかなかった筈だ。
その時に目で追った記憶もない。
……となると、これは牽制というやつかしらん。
―――――ああ、なるほど。
ん。分かった。ちゃんと守れるよう努力するよ。
一緒に買い物行っても、セイバーだけをちゃんと見てるって約束する。
でも最後のだけは頷けない。
うちには安定した収入ってものがないんだ。爺さんの遺産もあんまり残ってないしさ。
コペンハーゲンでのバイト代と、雷画爺さんの手伝いで入る臨時収入くらいだろ？
それから電気代、ガス代、水道代、保険って差し引いてったら聊か食費とかが心許ないというか。
まあ学費は遺産とか藤ねえの実家さんがどうこうしてくれてるんだと思うから除外できるけど。
主婦道の格言でこんな言葉がある。
「家計で削れるのは食費だけ」
ってな。
でもそれで食卓が貧しくなるのはセイバーだって嫌だろ。肉は二日に一度、とか。
そりゃ限りなく無駄が出ないような献立は作れるけど、
基になる食材の予算を削ったら、どうしても今よりボリュームに欠ける食事になっちまう。
俺はセイバーにもっと美味しくご飯を食べてほしい。
それに、世俗的な話になるけど、食費だけじゃなくて週末、一緒に遊びに行く金も増やしたいんだ。
だからせめて門限は二十一……二十二時にして欲しいんだが。
バイト終わったら真っ直ぐ帰ってくるから。それじゃ、駄目か？
- 17 名前：衛宮士郎 ◆Sword.jHE. ：2005/07/25(月) 02:48:03
- >>13 まず蘇生法を習得すべきです！
――――いや、待とう。
>>13、あんたが言ってる事は正しい。
正しいし、俺のことを考えてくれての発言だって分かってる。感謝もしてる。
けどさ、一つ訊いていいか？
な ん で 死 ぬ 事 が 前 提 な ん だ ？
おかしいだろ。
それじゃまるで俺が死ぬのが当然みたいじゃないか――――
（ふと、某スレが目に入りました）
＞死ぬのがお家芸の某主人公
…………
＞某主人公みたいに死ぬのしか取り得がない
…………………
……別に、好きで死んでるわけじゃないんだけどな。
そりゃ確かに選択肢一つ間違えただけでデッドエンド行ったり、
ちょっとからかっただけでロボトミー改造されたりはしてるけど、
それは俺の所為じゃないというか。むしろそんなものを書いた神さまの責任だと思うんだが。
大体さ、普通おかしいと思うだろ。
人間の身体って結構丈夫に出来てるもんなんだ。
急所さえ打たれなければ、かなりの衝撃にも耐えられる。それこそサーヴァントの拳にだって耐えられるくらいに。
それがどうして四つに重ねただけの竹、竹刀で死ぬんだ？
もうこの時点でどうかしてる。
むしろそんな事をしやがる奴らがどうかしてる。
俺はそりゃ少しは非があるところもあるけど、大抵に於いてはあんまり悪くない筈だ！
――――なので、どうかファンディスクではデッドエンドの数を減らしてください＞TYPE-MOONさま
『駄目でちゅ。ビックリドッキリエネミーに遭遇して喰われるんでちゅ』
…………
───── 体はタイガースタンプで出来ている。
ルートは３つで 死亡は四十回。
幾たびのルートを越えて死亡。
ただ一度の大往生はなく
ただ一度のゲームオーバーもなし
主人公はここに孤り
死亡後の道場で選択肢に戻る
ならば我が生涯に復活は不要ず
この体は無限のタイガースタンプで出来ていた
. . . : : : : : : : : : : : : : : : : : . . .
. . : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : . .
. : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : . .
: : : : : : : : : : : . . . . . . . . . .
. : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : 俺の人権どこですか？
. . . . . . . . . . . . . . . .(⌒´￣ヽ : : : : : : : : : : : : :
,-、 : : : : : : : : : : : : :７ /｀i } : : : : : : : : : : ji
! ! : : : : : : : : : : : j´ ￣ !,､_: : : : : : : ,r'ｲ! /
! ! : : : :/⌒′ ＼.: : /ﾉ |ｌ /
, ┘└ 、 _,.／ ⊂⌒~⊃｡Д｡）⊃ /j |l / /
(／〉〈＼) ⊂⌒~⊃｡Д｡）⊃ ↑ ﾞ''‐- ._ `′ |/ / ＜´ヽ.__
ｌ ｌ † _,. ‐' ↑ ｀''- ､/!!__/ ., `┐！
l │ ⊂⌒~⊃｡Д｡）⊃ ⊂⌒~⊃｡Д｡）⊃ /-┘
l └ '"~ ｀゛´ ↑ ↑ ∀─‐---
‐'⊂⌒~⊃｡Д｡）⊃←バッドエンドを迎えた俺 ｀"''ー- ..,__
- 18 名前：名無し客：2005/07/25(月) 08:49:06
- そうか……、ココはHF後の遠坂邸の如き役割をもつのか。
- 19 名前：名無し客：2005/07/25(月) 17:01:22
- お二人とも料理は好きですか？
- 20 名前：名無し客：2005/07/26(火) 00:28:56
- >剣
今、貴方の前に剣がある。
貴方が嘗て手にした王権の剣ではないが貴方に力を与える剣だ。
その剣を取れば貴方の一番大切なモノと引き換えに、一番大切なものを守れるだろう。
――――そう、再び選択の時が来た。
貴方は貴方の一番大切なモノ結末を知っているだろう？
知らない筈は無い、彼は君だよ、鞘は剣をかたどる者だ。
故にかたどられたモノの結末はかたどったモノに等しい。
――――だが、かだどったモノには中身が無い。
故に其処には闇がある。
さあ、貴方の前には剣と蜜と闇がある。
選ぶのは貴方自身だ、だけど決して貴方の一番大切なモノに知られてはいけないよ。
- 21 名前：衛宮士郎 ◆Sword.jHE. ：2005/07/27(水) 05:42:49
- >>18 ココはHF後の遠坂邸の如き役割をもつのか。
どんな役割だと小一時間（ｒｙ。
いや、言いたい事がよく分からないんだが。
確か遠坂が留学した後ってあいつの家、桜がたまに掃除しにいってたくらいの無人家だったろ。
ここはそんな風にはならないぞ？
確かに俺とセイバーのスレではあるけど、同時にお客さんを迎える家でもあるんだから。
遠坂じゃないけどさ、うちは四方の門は開いてるし、常識の範疇内なら誰が遊びに来てもいいし。
大体、折角セイバーもいてくれるってのに、実質空き家なんて出来るか。
朝起きて、セイバーと軽く稽古して、朝飯作って。
日中は俺、学校だけどさ。その間だってセイバーはうちにいてくれるんだ。
帰ってきたらいつも家に“誰か”がいてくれて、活気がある。
夜寝る時だって独りじゃない。気配が、誰かがいてくれる。
そんな家だろ、うちは。
――――切嗣が死んでからもずっと変わらなかった、人の住む家。
確か切嗣は最初に「新しい家に、一日でも早く馴れなくっちゃいけないからね」なんて言っていたっけ。
家とは人が大切な誰かと住む為の場所だ。
例え、血が繋がっていなくても。
例え、その人はもう居なくても。
ここは、衛宮士郎にとって、大切な家族がいる場所なのだ。
藤ねえや桜のお陰ってのもある。
うちにはいつだって誰かがいてくれたんだ。これからもきっとそうだと思う。
今日って幸せな日が終わって、明日も同じような日で。
ずっと続けばいいって思ってる。
――――そして今。
まだ本当の家族じゃないかもしれないけど。
大事な人と一緒に。
一つ屋根の下。
だから、ここは、俺の家はそんな空き家じゃないって言い切れる。
俺とセイバーのスレなんだから。
- 22 名前：衛宮士郎 ◆Sword.jHE. ：2005/07/27(水) 05:44:04
- >>19 お二人とも料理は好きですか？
好きでもないけど、嫌いでもない、かな。
見ての通り、桜が来るまでは誰一人としてロクに料理も出来なかったから、俺が仕方なく覚えたというか。
そんな感じだし。必要は技術の母、ってな。
―――――あー…………もしかしたら好きかもしれない。
いや、ちょっと初めて料理を作った時のことを思い出したんだが。
……そりゃ酷いもんだった。
見よう見まねだったから、卵に火は通しすぎて焦げてたし、油は跳ねて火傷したし。
正直言って食べれたもんじゃなかった。
作った本人がおぼろげな記憶でも不味いって言うくらいだから、どれだけ最悪か分かるってもんだろ。
でも、切嗣は美味しいって食べてくれたんだったな、って。
それを見て思ったんだ。
ああ、料理って楽しいってな。だって俺でも、人を笑顔に出来たんだから。
だからそれから努力した。
料理本を見ながら野菜の切り方を覚えて、料理の「さしすせそ」を覚えて。
もっと美味しく作ってやろうって躍起になった時期もあった。
それにさ、経験ないか？
料理って、分量をきっちり量って、ちゃんとレシピ通りに作ればある程度は“類似した”モノを作れるだろ。
味――結果は微妙に違うけど、出来る効果は同じ。
魔術に似てるんだよ。
それが凄く楽しかった時期もある。
嬉しかった。次は何を作ろうって思ったりした。
今でもなんだが、義務みたいなもんだったから、当時はそう感じなかったけどさ。
今、思い返してみるとそういう風に考えてたのかもなって。
ほら、今うちには――――
俺の料理を美味しいって、幸せそうに食べてくれるやつがいるから。
余計そう思えるんだろうけど。
もっと腕によりをかけて、美味しいご飯を作って、幸せそうな顔をさせてやるって。
今は朝昼晩、三食、あるいは二食、一緒に食べるのが俺自身も楽しいし、
翌日の献立を考える時、顔が頭に浮かんだりするんだ。
まあ、やっぱり必要に迫られて作ってる事は否定しないけど（実際、桜と遠坂以外誰も料理できないしな）
こういうのって好きって言えるんじゃないかな、と。
――――さて、とりあえずついてた質問には答えたし……
ああ、まだ答えてない前の質問には、後で答えるから、少し待っててくれ。
（書き書き）
六日ほど、留守にします。
衛宮士郎
よし、っと。
ちょっと出かけてくるんで、俺宛になにかあったら質問残しといてくれ。
…………ん。
（書き書き）
追伸
セイバーへ。
留守の間、よろしく頼むな。
それじゃ、行ってきます。
- 23 名前：セイバー ◆T.Fate/PDk ：2005/08/04(木) 21:08:51
- >>3
――――む。
豆ですか、たしか歳の数だけ食べるという話は聞いたことがある。
……ということはこれは頂いていいのでしょうか？３。
ああ、でもきっとシロウがこれを食材にして美味しい物を作るに違いない。
しかし今、私はお腹が空いているのです（悩
―――どうするべきか…
１ 構わない、我は食す。
２ いけない。 夕食まで待ちましょう。
３ 取りあえず、タイガー道場へ
……3は何なのでしょう？
いや、そうではなく。
やはり食べるべきではない。
きっとシロウが素晴らしい料理を用意してくれる
それを無下にしてはならない。
シロウ――――夕食お待ちしています(祈り
,. ‐‐‐‐ ｧ´ ＼ｰ┐
／ ´￣＞ V ﾍ
. // .／ . ﾄ、 ＼ iX 〉
ﾚ' / . l .| ＼ ヽヽ j//〉
i l __ｌ__,| ヽー 土|. ｌ||'/〉
| l . !´ l___| レ'::::::「 ｌ|| く ﾓｼﾞﾓｼﾞ
| i、 V ,ィ´:::::ﾄ、 八r;::| l|| } ﾓｼﾞﾓｼﾞ
| Nヽjﾊ 入rj ｀ | l|| メ
从 i ハ///´ . ///| l|| ＼
| i ｌ > . ､ ／| l||＼_／
| l |'儿 ＞ __.イ__ ,ﾘ /ﾘ 〉
| .ﾙ |____/_j￣||￣ レへー '
ﾚ'´ | ＼___八_ ／ 7ー 、
/⌒｀| ／L.j＼｀￣´ ､ ﾚ'´￣',
| }/ ／ / Vﾊ ＼ V!. |
| / / / o〉 ｌ. ', ヽ |
| i ＼ / / |_____〉 } / ,'
>>7
|┃≡
|┃"⌒ ヽ'^
ｶﾞﾗｯ.|┃〃ノﾉ）)
.＿_____|┃d!ﾟ∀ﾟﾉl シロウ、ご飯の用意が出来たのですね！！
| と ｙ l,)
＿_____.|┃ノｰＪ＿
- 24 名前：名無し客：2005/08/06(土) 17:34:07
- 果てを考えてみてください
- 25 名前：sage：sage
- sage
- 26 名前：sage：sage
- sage
- 27 名前：sage：sage
- sage
- 28 名前：sage：sage
- sage
- 29 名前：sage：sage
- sage
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